ショートアニメで友情なTVアニメ動画ランキング 14

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のショートアニメで友情な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月03日の時点で一番のショートアニメで友情なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.1 1 ショートアニメで友情なアニメランキング1位
ヤマノススメ(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1289)
5371人が棚に入れました
インドア志向で高所恐怖症のあおいと、アウトドア志向で山が好きなひなたは幼なじみ。
しばらく離れていた二人は高校で再会し、幼い頃に見た山頂の朝日をもう一度見るために登山に挑戦することを決める。
そもそも登山素人のあおいと、父親の影響で山は好きだが経験や知識は初心者レベルのひなたは、少しずつ登山に関する知識を身につけ、登山仲間を増やしていく。

声優・キャラクター
井口裕香、阿澄佳奈、日笠陽子、小倉唯、荻野晴朗、儀武ゆう子、鳴海杏子
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ヤマノススメ入門編(※作品紹介レビュー)

「夏に見たくなるアニメ」シリーズ第 3 弾、登山系作品の紹介です。関東地方はぐっと気温が低くなりすっかり秋の気配ですが、秋といえば紅葉の季節。これからは山のシーズンということで、ヤマノススメをさせていただきたいと思います。


◆作品情報◆
ジャンル、原作、監督、話数、放送期間、アニメーション制作会社の紹介です。( wiki 参照)

{netabare} ジャンル:登山
原作:しろさん(漫画、コミック アース・スター)
監督:山本裕介さん
話数:全 12 話
放送期間: 2013 年 1 月~ 3 月
アニメーション制作会社:エイトビット{/netabare}


◆キャラ&声優さん紹介◆
キャラ名、(声優さん名)、二言紹介、で書いてあります。( wiki 参照)

{netabare} 雪村あおい(井口裕香さん)・・・本作の主人公。人付き合いが苦手でインドア趣味だった高校 1 年生。
倉上ひなた(阿澄佳奈さん)・・・あおいの幼馴染。ちょっと強引だけど元気あふれる高校 1年生。
斉藤楓(日笠陽子さん)・・・登山洋品店で出会った山友達。しっかり者で頼りになる高校 2年生。
青羽ここな(小倉唯さん)・・・高尾山で出会った山友達。天然系の森ガールっぽい中学 2 年生。 {/netabare}


◆あらすじ◆

高校に進学したあおいは一人、インドア趣味を満喫しようと考えていた。しかし、実は同じ高校に幼馴染のひなたも進学していて、強引に山登りに誘われることに。そこから始まる、思い出の景色を目指す物語。


◆オススメポイント◆

① 山に登りたくなる!

この作品は一言で言うと、「かわいい女子校生が山に登るアニメ」です。だから、軽音楽のけいおん!や麻雀の咲、戦車道のガルパンなどと同じ路線にあります。

かわいい女子校生がやっていると、どんなにマニアックなものでもついつい惹かれてしまうのが男心ではありますが、この作品はその点、よく作られていると思います。

登山といえば、けっこうハードなイメージがありますが、この作品を見てると「あれ?俺でもいけるかも」と思えてきます。また、楽しそうに山を登っている姿が描かれているので、自然と山登りに行ってみようかなという気持ちになってきます。そして、けっこう専門的な内容や実際の山の紹介もあるので、十分に参考になるところもありがたいです。

(私はこの作品を見て山に興味を持ち、聖地巡礼も含めて実際に登山に行ってきました。詳細は「余談」のところにあるので、興味のある方はご覧ください。)


② 全 12 話で 42 分

この作品は「 1 話 3 分 30 秒」のショートアニメです。なので、さくさくと見ることができます。それでいて内容もしっかりとしているので、「時間はないけどアニメが見たい」という人にはオススメです。


◆注意点◆

① ショートアニメはお好きですか?

実は私がこの作品を初めて見たときは、 1 話で辞めてしまっていました。当時の私は、「ショートアニメなんて邪道」だと決めつけていて、1 話だけでは山登りの魅力にも気づくことができなかったのです。

※今はまったく邪道だなんて思っていません。今期も楽しく「だんちがい」を見ています。

しかし去年の夏、セカンドシーズンが放送されていたので見てみると、なんだ普通に面白い。セカンドシーズンは 1 話 15 分に拡大されていたのもあって、想像以上に面白く、ファーストシーズンから出直すことと相成りました。 1 期が面白いかは、今まで書いてきたとおりです。2 期はより深く高くなっているので、もっとヤマノススメを楽しみたい方にはオススメです。


◆感想&まとめ◆

この作品が伝えたかったことは、「君と行く山登りは楽しいよ」ということ。登山はたしかに危険でハード。でも、正しい知識といっしょに行く仲間がいれば、きっと誰でも楽しむことができる。

もうすぐそこまで秋が来てる。みなさんも「ヤマノススメ」という近くの山に、足を運んでみてはいかがでしょうか。


~君と行く 楽し険しい 山の道~


最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。


オススメ度 ★★★★★★★☆☆☆



◇余談◇

『聖地巡礼 ~高尾山ノススメ~』

※私が先日行って来た、高尾山の登山記録です。みなさんの参考になればと思います。


{netabare} ヤマノススメを見てから 1 年の歳月を経て、やっと山登りに行ってきました。どこに需要があるのかまったくわかりませんが、勝手に紹介したいと思います。


△高尾山

東京都八王子市に属する「高尾山」は、関東山地の東南、都心から約 50 キロメートルに位置しています。標高は 599 m。都心からの交通の便にも恵まれ、日帰りでもゆっくりと山歩きが楽しめる国定公園で平成 19 年度に富士山と並んでミシュランの三ツ星に指定された素晴らしい山です。(高尾登山鉄道ホームページより)


▲日にち・天気

7 月 31 日金曜日。仕事が休みで、人が少ないと思い行って来ました。天気は晴れ。最高気温はたしか 33 度。


△服装・装備

T シャツにジーパンという出で立ち。くつはいつもランニングに使ってるランシュー。持ち物は小さなショルダーバックに水筒とタオルでした。


▲登山の流れ

聖地巡礼も兼ねていたので、あおい達が歩いた道をほぼそのまま歩いた感じです。

10 時 30 分、高尾山口駅到着。そこから、「 1号路」を通って頂上を目指しました。その日は夏真っ只中でとても暑かったですが、木漏れ日が涼しくて心地よい。道もだいたいコンクリート舗装されていたので歩きやすかったです。自然の中で身体を動かす喜びを感じながら歩いていました。

途中、あおい達が休憩した場所で私も休憩。「三福だんご」を頂きました。クルミ味噌のタレは香ばしく、けっこうボリュームもあって美味しかったです。一人で行ったのでパワースポットはほぼガン無視で進み、目安時間の 90 分で無事山頂にたどり着きました。

頂上ではお昼を食べながら 1 時間ほど休憩。お弁当を持っていくわけはなく、山頂にあったお店で「山菜おにぎり定食」を頂きました。値段はたしか 850 円。おにぎりに山菜と山菜の味噌汁が出てきたのですが、山菜がとてもいい味を出していました。おにぎりもとても美味しかったです。おそらく、お塩が美味かったのかな。

帰りは「 6 号路」を通りました。こちらは本格的な山道で、けっこう歩くのが大変でした。アニメで出てきた川の飛び石は、もっとゴツゴツしてたかな。途中小川があって、ゆったり休憩できたのはよかったです。この道を登りで歩いたらかなりキツかったと思います。そんなことを考えながら、ひなた達に習って私も「あいさつ」していました。

帰りも所要目安の 90 分で下山。途中ケーブルカーのある清滝駅まで迷ってしまいましたが、最後はお土産屋さんで「ソフトクリーム」を食べてご満悦。しかも BGM が私の好きな aiko だったから、もう大満足です。

とても楽しい高尾山登山でした。


△一人で山に登るということ

今回一人で決行してきました。が、結果的には一人でよかったのかなと思います。

まず、一人だと終始自分のペースで歩くことができます。登りの時、私の前を 3 人グループの社会人(男性 1 、女性 2 )が歩いていたのですが、 3 人のペースが合ってないみたいで少し大変そうでした。女性の内の一人はドイツ人だったのですが、その人サンダルで歩いていたので。(そりゃキツいでしょ)

あと、一人だと話をして無駄な体力を消耗しなくて済みます。誰かと話しながら歩くのももちろん楽しいでしょうが、疲れていると話をする元気なんてない。そして、沈黙が余計に疲れる、みたいな。

なんだか、一人での山登りを正当化している感じですが、実際に一人で山登りに来ている方もけっこういました。それこそ、もう定年したおじいちゃんから、女子大生くらいの女の子まで。

ただ、気もつけなければいけないのは、一人だと体調不良や事故などにあった時に困ること。高尾山は「たしか」携帯がつながるから大丈夫だと思いますが、これからの時期は天気も変わりやすいので注意が必要だと思います。もっと危険な山だと尚のことです。


▲感想

私の感想は、「意外とキツくて、意外とキツくない」でした。

道自体は勾配が急だったり予想以上に山道だったりで大変でしたが、体力的には無理なく最後まで登れたので思ったよりはキツくなかったです。(最近週に 1 回ランニングをしてくるくらいなので、体力は「並」だと自分では思っています。)

山の中で感じる自然と、身体を動かす喜び。今年の秋は、いろんな山に登ってみようかなと思います。一人でも、十分に楽しめることもわかったので。


~一人行く 意外と楽しい 山の道~


みなさんもよろしければ高尾山、訪れてみてください。


{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 35
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

5分アニメは、興味を持ちましたら、悩むより即見ちゃいましょう♪

本作第1期は、2013年1月放送。
5分枠のアニメ。全12話+Blu-ray映像特典1話。

第2期は、2014年7月現在より放送中。
15分枠アニメに昇格(?)2クール予定。


【前置き】

当時の私は、5分枠のアニメといえばホラー短編の「闇芝居」しか見たことがなく、本作にもあまり手が伸びませんでした。

「関連性の無い怪談を描くならまだしも、物語性のある作品を毎話5分では描き切れないでしょう。」

という、(今思えば古臭い?)気持ちが、どーしても強かったからです。

しかし、本サイトの評価では短編枠の中でもかなりの良作とのことで、自分のような偏見持ちの初心者には良いかな?、と思い視聴し始めました。



【あらすじ】

インドア趣味で高所恐怖症の主人公「雪村あおい」が、アウトドア志向の幼馴染「倉上ひなた」との再会をきっかけに、

「昔見た山頂の朝日を、また一緒に見よう!」

と、色々なアウトドア知識を身に付けながら、登山に臨むという内容。



【論じてみる】
{netabare}
最初の1話も見れば、上記の内容がすんなり頭に入ってきて、ドンドンと魅せてくれました。
5分枠と言っても実質、本編3分にエンデイング曲が30秒ですので、退屈に感じる暇も無いというのは、ある意味で新鮮でしたしね。

都心を中心に話が進むので、関西出身の私としては山の地名等は「何のこっちゃ」でしたけど、アウトドアグッズの情報は短い時間で分かりやすく解説されていて、見ていて非常に楽しめました。


ただ、やはり30分に慣れ親しんでいるせいで、当初は5分枠であることに戸惑いもありました。
ホント、話に入り込んだと思ったら一瞬で終わりますので。

しかし、これだけ短いにもかかわらず、各話の終わりが変なブツ切りになっておらず、むしろシナリオ構成としては丁寧に感じた程でした。
「5分枠なんだから、こんなシーン飛ばしてしまえ」ってシーンでも、丁寧にすくい取って描いていたという印象ですね。

短編アニメとしては珍しく、本作は各話のシナリオに連続性を持つのが特徴のようですが、これも一気見するには好感触だった気がします。
逆に言えば、週毎の視聴だと印象も少し変わったかもしれませんが。


丁寧といえば、作画に関しても「低予算」という5分枠アニメの概念を覆すかのような、手抜きを一切感じさせない美麗な自然の背景や、可愛くしっかり描かれたキャラクターデザインも好感触でした。
特にキャラデザに関しては個人的に、萌え萌えし過ぎていない絶妙のラインで、非常に好みでした。

声優さんも、全員ヒロインレベルに(井口裕香さん、阿澄佳奈さん、日笠陽子さん、小倉唯さん)豪華で、バッチリでしたしね。
3次元のご本人さん達はよく知りませんが、作品の臨場感を意識してプライベートでも仲の良いメンバーを揃えたようですね。

私的には、小倉唯さんの囁いたような…か細くも繊細な声が好きです。
小倉唯さんが演じた「青羽ここなちゃん」も、作中メンバーでは最年少ながら女子力の高い小さな山ガールで、これまた非常に可愛かったですしね。


……ただ、主人公の「雪村あおいちゃん」に関しては…、少々ネガティブというか…。
人見知り設定だから仕方無いかもなのですが、友達の行為(ひなた全般)を悪い方に捉えがちなウジウジした性格は、個人的には好きになれなかったです。

短い故に、どうしてもキャラクターの色々な面が見れないので、致し方無いところですが。
(2期を試聴していると、実際この気持は大分と薄まりましたしね。)

付け加えると、個人的には『可愛いは正義』だと思っているので、このキャラデザからの見た目だけで、そういう点も補って余りありましたけどね。
むしろこういう子には、思いっきりスパンキn(後述)
{/netabare}



【総評】

もし興味を持った方がいらっしゃいましたら、私がしていた見るか悩んでいた不毛な時間を早々に捨てて、視聴をオススメします。

非常に見やすく、絵もとても綺麗でキャラデザも可愛く、思った以上に山の知識も得られ、少~しほっこりともさせてくれる。
ハードルは上げませんが、このように総じて御興味を持っただけの内容では迎えてくれる良作ではないかと思います。

私的には、短編アニメを見るきっかけとなり、今後も他の短編アニメを見てみようかなぁと思わせてくれた作品となりました。
(そして、次に見た短編アニメ「pupa(ピューパ)」で、また考えを改めることとなる…。)


2014年7月より、2期が1話15分の2クールで放送中です。
時間が増えてもっと楽しく感じるか…、それとも退屈に感じてしまうか…。

そんな期待と不安がありましたが、今現在は前者のようです。
あの楽しげなオープニング曲を聴くのが、また待ち遠しいですね。
なつい~ろ♪ プ~レゼント♪


ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『倉上ひなた』声 - 阿澄佳奈さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『青羽ここな』声 - 小倉唯さん



以降は、主人公「雪村あおい」のウジウジした性格を矯正させる為の、私が考えた案をまとめました。

(※ここからの文には、暴力シーンやグロテスクな表現が含まれています※)
{netabare}

こういうウジウジした性格の子は、『スパンキング』して調教し、一度全てをさらけ出してしまうことが、社交性を身につける上で重要だと私は考えます。

つきましては、その叩き役を是非とも、私めにやらせていただければと強く願います。

勿論、心が痛むのは承知の上ですが、それも全て「あおいちゃんの為」と思い、耐える覚悟です。


ただ、やはりここは作中になぞらえ、登山グッズを用いて『スパンキング』するのが、本作ファンとして果たすべき規律ではないかと私は嗜好し……いえ…、趣向しました。

ちなみに、『スパンキング』とは、主に平手打ちや平らな物で尻を叩く行為を指す言葉であり、叩く物により実際に呼称も異なっていくようです。


『ウィッピング』(鞭)

『スリッパリング』(スリッパ)

『パドリング』(カヌー等で用いるパドル)

『ケイニング』(ケイン(木や竹を加工した棒)、杖など)


本作「ヤマノススメ」になぞらえて考えるに、あおいちゃんのお尻には、やはり
「トレッキングポール」(山を登る際に使う杖)
を使った、『ケイニング』が一番良いのではと、私は結論を出しました。

ちなみに、トレッキングポールは主に「ステッキ型」と「ストック型」がありますが、種類によっては鋭利で刺さるモノもありますので、登山グッズは用法を守って正しくお使い下さい。


ではでは最後に、一言。

『皆さんも、マナーを守って楽しく登山しましょう\(^o^)/』


私も、山であおいちゃんをケイニング中であろうと、すれ違う方々への登山マナーの一礼は、欠かさないつもりです。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 46
ネタバレ

しんばくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

晴れたら山へ出かけよう。【4.3】

物語:3.8 作画:4.3 声優:4.1 音楽:3.9 キャラ:4.1 【平均:4.0】                            (64.9)
物語:4.2 作画:4.6 声優:4.7 音楽:4.2 キャラ:4.7 【平均:4.5】セカンドシーズン                  (82.8)

ジャンル        :登山
話数          :5分×13話、15分×24話(セカンドシーズン)
原作          :しろ(漫画)
アニメーション製作 :エイトビット
監督          :山本裕介
シリーズ構成     :山本裕介(第2期)
脚本          :山本裕介(第1期)、ふでやすかずゆき(第2期)
キャラデザイン    :松尾祐輔
音楽          :Flying-Pan(第1期)、Tom-H@ck・yamazo(第2期)
主人公声優      :井口裕香
主題歌(1期)     :「スタッカート・デイズ」
OP(2期)       :「夏色プレゼント」             
            :「毎日コハルビヨリ」
ED(2期)       :「Tinkling Smile」作詞 - 磯谷佳江 / 作曲 - 小野貴光 / 編曲 - 大久保薫 / 歌 - 小倉唯
            :「スタッカート・デイズ」
            :「Cocoiro Rainbow」作詞 - 稲葉エミ / 作曲 - 奥井康介 / 編曲 - 百石元 / 歌 - 鳴海杏子
             
             作詞 - 稲葉エミ / 作曲 - Tom-H@ck / 編曲 - yamazo
             / 歌 - あおい(井口裕香)、ひなた(阿澄佳奈)、かえで(日笠陽子)、ここな(小倉唯)

参照元        :Wikipedia「ヤマノススメ」

【あらすじ】
人付き合いの苦手な少女・あおいは、高校生になったばかりのある日、いきなり親しげに話しかけてきた少女・ひなたから、高校生になった今こそ、一緒に山へ登ろう、と誘われた。人と関わるのが億劫な上に幼いころジャングルジムから落ちたために高所恐怖症のあおいは何とか断ろうとするが、ひなたの勢いに引きずられ、彼女の家へと連れて行かれた。 Wikipedia「あらすじ」冒頭

【特徴:イメージ→(*´ω`*)】
①ショートアニメ(1期5分枠、2期15分枠)
②ほのぼの、日常系
③ご当地アニメ(埼玉県飯能市)

【長所】
①ストーリーのある日常系作品
②モデル地域の長所が描かれている(山、散策ポイント)
③繊細な背景画
④主題歌が豊富

【短所】
①5分枠の場合、時間を置くと前回の内容を忘れやすい
②モデル地域に興味が湧いても遠方に住んでいる場合は訪れにくい

【短評】
{netabare} 本作はほのぼの系作品の弱点である冗長なテンポを克服していると感じた。主に良いテンポに感じたのは15分枠の2期ですが、その理由についてはこれより述べたいと思います。
 
 始めに長所①ですが、本作で特に優れていると感じたのはこの①です。物語内容はメインキャラである仲良し4人組みが登山の計画を練り、準備したり、学生らしい事をしながら幾つかの山を登ってステップアップしていくという内容です。なので物語構成は似たり寄ったりの日々を繰り返し描いた訳ではなく、一貫したストーリーによって構成されています。冒頭のテンポの良さについてはこの一貫したストーリーにあると思いました。また、ある程度先の展開が想像出来る物語でしたが張られた伏線はしっかり回収します。この伏線を回収するという部分が日常系作品でも珍しく、良く練られたストーリーに感じる事が出来ました。
 続いて②です。飯能市の観光における長所をしっかり描けてるので良いPRになっているのではないかと思いました。これは単に私が隣接する街の出身なので感じ取る事が出来ました。
 続いて③です。葉や山や岩肌などの背景に関してはこれ以上を望まないくらい繊細で綺麗に見えました。正直これ以上の出来具合にするには描くのが大変なのではないかと思いました。 
 最期に④です。ショートアニメにもかかわらず、上記の通り2期合わせた主題歌は6種類です。僅かな時間内でも変化を付ける事が飽きを防ぐ為の工夫に感じ、長所としました。尚、OPの動画は輪郭に線を付けないデザインでとてもオシャレに感じました。

 次に短所です。致命的な短所と言えないと思っているのですが一応書きます。
 ①ですが単純に短時間で強く印象に残るシーンが無く、1週経つと忘れてしまうのではないかと思いました。ギャグ作品との相性は良さそうですが、日常系は不向きに感じました。
 ②ですがアニメ自体に落ち度はありません。ご当地アニメの欠点でロケ地に行ってみたいと思ったところでどうしても時間や金銭の問題が発生してしまう為、中々訪れにくいと思います。偏見ですが作品の人気のはモデル地と周辺地域だけなのではないかと思いました。{/netabare}
 
【総括】
目のくりくりっとしたキャラデザインが可愛らしいほのぼの日常系作品です。それに、画面の真ん前で構えず、肩の力を抜いて観る事の出来る作品だと思います。1期はサラッと一気に観る事をお勧めします。2期は15分毎なので時間を取りにくい方でも観やすいと思います。また、日常系でもストーリーがあり、温かみのある物語でもあります。興味を持たれたら観る事をお勧めします。



【思った事、及び蛇足】

知ってる土地がロケ地だととこんなにもテンションが上がるものなのかと
自分でも驚いてます。
それに作中登場する山は小学校低学年の時に遠足で登りました。
(登るって程の高さじゃなかったけどw)


そういえば
1期放送以前に西武池袋線の車両にデカデカとステッカーが貼られているのを思い出しました。
「あの花」で味を占めたのか
大々的に宣伝してるなーって当時思いました。


それと
主人公達の通う学校ですが
私の弟も通ってました。
もう10年以上前に弟から聞いた話なのですが
「40kmハイキング死ぬかと思った。」
とか言ってるのを思い出しました。
「良かったね^^」と返したら。
「はーマジ マスにでも食われてこいよ。」とか言われた気がする。
・・・何処歩いたんよw


結局何処を歩いたのか聞きませんでしたが
確か山とか言ってたような。
それが確か2年の時だったような。
とまぁ、この学校では実際にハイキングさせてるようでした。


それともう一つ。
長野県出身の知人は中学の時に遠足で3000m弱の山に登ったと言ってました。
流石に文化の違いを感じましたね。
教育委員会公認なんですね。
というか伝統なんですかね。


作品と関係ないことばかり書きましたが
多くの方が良作だと書かれてるとおりの良作でした。
背景とか水の音とか綺麗でしたし
とても良く出来た作品だなと思いました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 15

72.6 2 ショートアニメで友情なアニメランキング2位
ヤマノススメ セカンドシーズン(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (814)
3651人が棚に入れました
インドア趣味で高所恐怖症の主人公・あおいと、
山が大好きで常に人を振り回す・ひなた。
幼馴染の二人は、
幼いころ一緒に見た山頂の朝日をもう一度見る為に、
登山に挑戦することに。
登山を通じてできた仲間に助けられながら、あの時見た山頂を目指す…。

声優・キャラクター
井口裕香、阿澄佳奈、日笠陽子、小倉唯、牧野由依、東山奈央、儀武ゆう子、久川綾、荻野晴朗

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

好きな作品

主題歌が良くてしかも、キャラクターがかわいい。岳人の歌まで作中で流れる。
山登りの知識も得られる好きな作品です。

この作品を見て富士山を登ったなあ。富士吉田口から。兎に角人が多いし、ごみも多い。奇跡的にご来光が見られて影富士も見られて嬉しかったが、あの人混みには正直うんざりした記憶がある。見動きとれなくなったせいで体が冷え込みすぎて頭が痛くなった。これも高山病?
でも、下山は火山灰土だから走りやすくて楽しかったような。御殿場ルートだったらもう一回行ってもいいなあ。

世界で一番遭難者が多い谷川岳にもいつか行ってみたいなあ。
この作品を見ると山を登りたくなってしまう。


OP
夏色プレゼント 歌 あおい(井口裕香)、ひなた(阿澄佳奈)、かえで(日笠陽子)、ここな(小倉唯)
毎日コハルビヨリ 歌 あおい(井口裕香)、ひなた(阿澄佳奈)
ED
Tinkling Smile 歌 小倉唯
スタッカート・デイズ 歌 あおい(井口裕香)、ひなた(阿澄佳奈)
Cocoiro Rainbow 歌 鳴海杏子


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
新一合目 テントに泊まろう!
ひなたの家でテントをはって、あおい・ひなた・かえで・ここな4人でお泊まり会。みんなで料理を作って、恋話?をして、歌を歌って楽しい時間を過ごす4人。翌朝、テントを抜け出したあおいとひなたは朝日を眺める。あおいが"富士山"に登ってみたいと知ったひなたは...。

新二合目 富士山を見に行こう!!
あおいが"富士山"で朝日を見たいと思っているのを知ったひなたは、かえでとここなと相談して富士山が近くに綺麗に見える山に登ってあおいを驚かせようというサプライズ登山を企画する。

新三合目 山に登るということ
サプライズ登山の行き先は"三つ峠"。富士山が頂上で初めて見える、少し険しいルートで登る4人。頂上までの道のりは険しい。何とか登りきったあおいがそこで見た景色は。

新四合目 降りた後のお楽しみ!
頂上で美しい富士山を見て、感動に浸るのも束の間、あおいたちは三つ峠を下る。思った以上にきつい下り。ふもとには温泉があるという。テンションがあがる4人。

新五合目 ゆるして、あげない!
過ってひなたが、あおいのスカートをずり下ろしてしまい、2人はちょっとした喧嘩になってしまう。謝られても素直になれないあおいは、許してあげるタイミングを逃してしまって...

新六合目 好きな事をするために
ひなたのお父さんから富士山での体験を聞いたあおいは富士山に行くことを決意するが、あおいのお母さんからの猛反対を受ける。どうしても諦めきれないあおいは...

新七合目 カワノススメ?
富士山に登るなら、体力もつけよう!ということでトレーニングもかねて?4人は川に泳ぎに行くことに。ひなたが「セクシーな水着で集合!」と言い出して...

新八合目 素敵な思い出を
いよいよ富士山に登る日が明日に迫ってきた。最後の準備を整える4人。だんだん不安になってきてしまったあおいは皆に相談したいのだが、言い出せない。

新九合目 初めまして、富士山
遂に富士山に登る日。富士登山は想像以上に厳しい。でも憧れてきた山であり、素晴らしい景色を見て、やっぱり来てよかったと思うあおいだった。

新十合目 富士山って、甘くない...
8合目の山小屋に向けて足を進めるあおい達。「今ホントに富士山にいるんだ...」感慨深くなり不思議な気分になる。しかし7合目を越えたあたりで急激に険しい斜面に直面。登るにつれて空気が薄くなりじっとしてても息が苦しくなってくる...。

新十一合目 もぉ、やだ!!
夜明け前に頂上に到着したひなたとここな。空の色がゆっくり変わり、御来光に照らされていく。皆で同じ東の空を見つめている一体感に二人は包まれている。そんななか、かえでにせめて夜明けでも...と山小屋の外に連れてきてもらったあおいは悔しくてたまらない。

新十二合目 Dear My Friend
富士山から帰って来たあと、何となくひなた達と顔を合わせづらいまま夏休みを迎えてしまったあおい。山登りを始める前には大好きだった刺繍をしてみても何だか気分が乗らない。そして部屋の隅には帰って来たときのままで荷物が置かれていて...。

新十三合目 不思議なホタルの物語
たくさんホタルを見れる場所があるので皆で行こうというここなの提案に、あんまり乗り気じゃなさそうなひなた。実は、幼稚園の頃あおいと一緒に行った湖での思い出に理由があって...。かえでも誘って皆で浴衣を着て集合した当日、あの日の真相が明らかになる。

十四合目 お母さんと霧ヶ峰!
「次、どこ登る?」そんなひなたの言葉に富士山から帰った時のことを思い出すあおい。お母さんを心配させちゃったから言い出しにくいな...。そう悩んでいると、ひなたがひらめいた。「だったらさ、お母さんも誘えば?」

十五合目 雨具の記憶 ねぇ、ゆうか。今なにしてるの?
部屋で服の整理をしていた楓は一着の雨具を見つける。それは中学生の頃にケンカしてしまった「ゆうか」との思い出が詰まっているものだった。誰の評判も気にせず大好きな山登りをしていた当時はケガをしてしまうこともしばしば。そんな彼女にいつも声をかけてくれるのは「ゆうか」だった

十六合目 思いをうけついで
4人は楓の家で集合し、北アルプスを縦走してきたという楓の写真を見せてもらう。あまりの断崖絶壁に驚く3人。しかしあおいとひなたの思い出の場所である谷川岳は「ロープウェイ」という難関が。谷川岳に登りたいあおいは、高所恐怖症をどう解決するのか?

十七合目 高いところって、平気?
「たまには山以外のところで遊ぼうよ!」というひなたの提案に、武蔵丘陵森林公園にそれぞれ手作りのお弁当を持ち寄って出かけた4人。広い園内には川や色んな遊具やがあってボリューム満点。しかしこの公園に来たのはとあるひなたの思惑があったのだ。

十八合目 アルバイト、始めます!
山登りをするのも結構お金がかかることに悩むあおい。家庭教師のアルバイトをやっているひなたは、買った雨具の思い出や体験を話し、いつもの様にからかってあおいをノセることに成功。あおいはとあるアルバイトを始めることを決意する。

十九合目 宿題が終わらないよぉ
バイトも充実して、谷川岳に向けての準備もばっちりで「全部順調で超イイ感じ!」と上機嫌なあおい。うきうきしているとお母さんから「夏休みの宿題、やっているの?」というセリフが。何ひとつ片付いていなかったことを思い出し青ざめるあおい...。谷川岳の前に宿題山脈を登る日々が始...

二十合目 ここなの飯能大冒険
谷川岳挑戦の前日、ここなは自宅のアパートでとある人からのプレゼントを見つける。嬉しさのあまりとある場所に「行っちゃおうかな...」とひらめく。プレゼントを携え、勢いよく扉を開けるここな。彼女の飯能大冒険が始まる!

二十一合目 思い出の山へ
小さなころ交わしたあおいとの約束、忘れられない思い出。「いつかまた、ふたりでこようね!」「うん、約束!」富士山に登れたんだから心配はないけど...でも、この約束が叶ったら、何かが変わっちゃったりするのかな...。ひなたの足がすこしずつ重くなってくる。

二十二合目 ともだちになろ?
ロープウェイとリフトも何とかクリアし、いよいよ谷川岳登山の本番!険しい道や崖もあって息が上がってきたけれど「富士山に比べたらこれくらい!」と自分を奮い立たせるあおい。行く手に見えてきた小屋の中で、とある人物と偶然の出会いが...。

二十三合目 約束
雨も本降りになってきた。雨宿りの小屋の中で食事をしたりサプライズ企画を実行したりと、楽しく穏やかなひと時を過ごす一行。皆の笑顔を写真に収めていくほのかにも、だんだんと変化が出てきて...。

二十四合目 さよなら、わたしたちの夏
明日は、飯能納涼花火大会!ほのかが群馬から遊びに来て、皆で花火を見て、お菓子と、紅茶と、たくさんのおしゃべりするんだ...楽しみ!と、うきうきのあおいだったが、ふとしたことでいつものごとくひなたとケンカになる。そして...。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 9

ギータ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

放送時間が拡大になったアニメってない…ですよね?

ヤマノススメ第1期全話分の動画がニコニコ動画にて無料公開されています。
1期未視聴の方には是非ともオススメしたいところですが、絶対視聴して欲しい!という気持ちまではいきません。
2期1話を見なければガンガンオススメしていたかもしれません。


【第1期と第2期について】
1期→3分1クール
2期→15分2クール

1期、2期と続いてきたアニメについては結構見てきたつもりですが、放送時間が拡大されたアニメを視聴するのは恐らく今回が初でしょう。
期待ばかり持つのではなく、『放送時間の拡大』についてもう少し考えた上で視聴するべきだったと1話見終わって感じています。

私は1期の3分間という形態が凄く好きでした。
1期のレビューにも書いてますが、30分やらなくてもいい、3分でも十分な魅力をもった作品だと思いました。
魅力的な作品であった大きな要点を2つ挙げます。
1つは、『ゆるふわながらもテンポが良い作品』であること。
日常アニメにはよくありがちですが、「だらー」というか「ぼけー」というか、なんかゆるーい感じの日常風景を描くことがよくあります。
もちろんそれが魅力になってる作品も多くあるし、とくにのんのんびよりはゆるい場面と動く場面のメリハリが素晴らしい作品です。
ヤマノススメはやってることはとてもゆるいんですが、3分という尺の都合も相まって、テンポ良く話が進んでいきます。
会話が全く途切れなかったり、画面が全く動かない場面を作らなかったり、静止画の場面にもキャラのデフォルトフェイスを入れたりなど、“静”となる場面が少ないです。
丁寧な作りのアニメとよく評価されるアニメですが、考えてみれば結構納得のいく描写をしてると思います。
このテンポの良さが1つの魅力であり、他のアニメには中々真似できないところだと思います。

もう1つは、『強調する場面の割合が多い作品』であることです。
「かわいい!」「カッコイイ!」「スゲェ!」という胸躍らせる場面、ここでいう強調する場面というのがどのアニメにも必ずあります。
ただ、この場面ばかりではアニメは成り立ちません。
いや、成り立っても評価にはまず繋がらないでしょう。
強調する場面は普通の場面とのメリハリがあるからこそ輝くし、ひたすら強調ばかりしてもハードルを自らの手で上げてしまうため、そのハードルを越えられなければ視聴者にはつまらなく見えてしまいます。
これも1期のレビューで書きましたが、ほぼ強調場面で作品を成立させられるのは私の中では『ちはやふる』だけです。
最近で言えば『キルラキル』なんかも近いイメージではありますが、これはこれで例外っぽいイメージもあります。
ヤマノススメはこれまた3分という尺の都合も関係していますが、短い分、どんどん魅力を詰め込んでいかないとあっという間に終わってしまうという事情があります。
逆に、普通のアニメでは有り得ないくらい強調する場面の割合を多くしても大丈夫なんです。
それは3分アニメだからこそです。
30分ひたすら強調されても、はっきり言ってくどいし、最悪飽きがきてしまいます。
しかし、3分ならくどくなる前に終わる、つまり自らハードルを高めることはないんです。
ヤマノススメは、3分と短いながらも非常に純度の高い、濃密な作品であると私は思います。

あとは完全に好みの問題です。
3分で短いと思うか、これで満足と思えるかです。
以上、ここまでが1期についての考察です。


予想以上に前置き長くなってしまった…
すいません、ここからが本題です。

じゃあ、3分から15分に拡大して、これまで述べたような魅力を兼ね備えた展開を出来るでしょうか?

まぁ冷静に考えれば無理だと思うんですよ。
今までのヤマノススメの魅力って、3分だったからこそというのが想像以上に大きい感じがするんですよね。
2期の1話を見て、すごく期待していたのに、思ったより心に響かない、逆にニコ動で1期の動画を見てめちゃめちゃ癒される。
この心境の変化が気になって少し考えた上で、このレビューを書くに至りました。

いや、2期も悪くないし、まったりした空気も心地いいし、尺がある分1期よりも1話の構成がしっかりしていて綺麗な作品になってると思うんですが、やっぱり何か足りないんですよ。
尺が長くなったのに足りないというこの現象。
たぶん、これが2期じゃなくて1期目の作品だったら「最高の日常アニメが来た!」と思って飛び跳ねていたと思うんですよ。
ただ、このセカンドシーズンに1期目の良かった所を求めてしまうと物足りない気持ちになってしまうわけで。
最悪、「1期とは別の作品」として視聴しなければこの先楽しめないかもしれないという考えさえ浮かんでしまいました。
でもそれって凄く寂しいことですよね。それだけは思ってもやってはいけないこと。

でもやっぱりある程度は考慮した上でこの2期を見るべきだとは思いました。
1期、2期と続けて視聴して、2期1話で私と同じように戸惑った方がいるかもしれません。
ただ、それだけで視聴断念にいってほしくないなぁと。
15分になって今まで通りを望む方が難しいと思うし、1期にはなかった魅力もこの先たくさんあるかもしれない。
そういう気持ちで私もこれから視聴していければなぁと思いました。

1期まだ見てない方に、1期を絶対オススメしたい気持ちになれないのはこのためです。
もしかしたら1期を見てない方が2期を純粋に楽しめるかも知れないと思ったからです。
ちなみにいつまでニコ動で無料配信されているのかは分からないので、見るなら早めの方がいいと思います。


色々思うところはありますが、やっぱり期待してしまいます。
これからどうなるか不安ではありますが、同じかそれ以上に楽しみな作品です。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 13
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ゆるふわだけじゃなく、人間として大切なことを気づかせてくれる物語

このアニメはゆるふわとして有名です。
主人公たちがとても可愛く、心を癒してくれます。

ですが、それだけじゃありません。
人間として大切なことを何気に気づかせてくれます。
そして、あおい、ひなた、かえで、ここなの性格がとても美しい。
彼女らの行動は、見ていて気持ちが良いです。
さらに、あおいとひなたの関係が凄く良く描かれており、思わず微笑みました。

以下、気になった箇所だけ選んで読んでいただければ幸いです。

■人間として大切なこと {netabare}
以下のようなことに気づきました。

 ①友達を大切にする
 ②親には自分の気持ちを真剣に伝え、理解してもらうように努める
 ③自分が本当にほしい物は、親にねだるのでなくバイトをして得たお金で買う
 ④一歩づつ、ゆっくりでもいいので前へ進む
 ⑤失敗しても、またチャレンジすればいい  
 などなどです。

例えば、親と疎遠な人は少なからずいると思います。
でも自分は今まで親に、自分の想いを熱心に伝える努力をしたかというと、あまり自信がありません。
親はいつも子供の幸せを願っています。
自分の考えを懸命に親に説明すれば、親もきっとわかってもらえます。


しかもこれらは、教え諭されるのでなく、見ていて自分で何気に気づくように描かれています。
だから、すんなりと心に入ってきます。

Openingソング「毎日コハルビヨリ」にも大切なことが唄われていました。
「世界で一番の絶景ポイントはいつも目の前のその笑顔」
とても素晴らしい表現です。思わず納得してしまいました。

だから、この物語を見ると、いつの間にか前向きになれます。
{/netabare}


■4人の性格について {netabare}
みんな可愛くて素直な女の子です。

あおい
 非力ですが、がんばりやさんです。
 そして、いつもみんなの和をとりもつようにしています。
ひなた
 太陽のように明るく元気です。
 たまには失敗しますが、小さいことは気にしません。
ここな
 いつも笑顔でみんなの心を癒してくれます。
 彼女の穏やかな話し方は、聞いていて和みます。
かえで
 年長者ですが、しゃしゃり出ることなく、
 みんなが困ったときに何気なくみんなをフォローします。
{netabare}
かえでは、富士山で高山病になったあおいを看護しました。
そのため、かえでは頂上には行きませんでした。
このときあおいは、「みんなに迷惑をかけた。特にかえでに迷惑をかけた」と感じます。
でも、かえではそんなことを全く気にしていません。
だって具合が悪くなった人がいたら、その面倒を見るのが当たり前だと彼女は割り切っています。
それが登山者の基本だから…
{/netabare} {/netabare}


■あおいとひなたの関係について  {netabare}

あおいにとって、ひなたは特別な存在です。
あおいは最初は内気で地味でしたが、ひなたのおかげでいつの間にか外交的で前向きになりました。

ひなたはいつも、あおいの背中を後押しします。
あおいの成長をひなたは自分のことのように喜びます。

ひなたがいたからこそ、今のあおいがいます。
そしてあおいがいたからこそ、いまのひなたがいます。
ケンカするほど仲が良いといいますが、
二人は何度もケンカをし、何度も仲直りします。
こんな仲が良い友達がいたら、それだけでも十分に幸せですね。(^_^)
{/netabare}


■余談: 高山病にならないための準備  {netabare}

富士山に初めて登る人は高山病になりやすいです。
一度高山病を発症したら、低いところに降りるまで治りません。
そして、頭がズキズキと痛くなり、何をしても苦痛に感じます。

高山病にならないように、以下のように心がけたほうが良いです。
・5合目で十分休憩をとり(できれば2時間以上)体を気圧に慣れさせる
・5合目から6合目までは、深呼吸をしながら、いつも歩く速さの2/3ほどでゆっくりゆっくり進む。
 なだらかな上り坂なので、ついつい早く進みたくなります。
 でも、体は富士山の気圧に慣れていません。気圧になれるためにもゆっくり進みましょう。
・六合目についたら、できれば10分以上休む。
・6合目から7合目までも同様に、深呼吸をしながらゆっくりゆっくり進む


高山病にならないためにも、焦らずゆっくりゆっくり登りましょう。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 61

76.8 3 ショートアニメで友情なアニメランキング3位
ソウナンですか?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (549)
2040人が棚に入れました
家もない…。食べ物も、水もない…。女子高生4人組は、どこかもわからない無人島でソウナンしてしまい大ピンチ! …のはずが、けっこう元気です! なんにもないから、なんでも作る! なんでも食べる! 知恵と勇気の無人島サバイバル!

声優・キャラクター
M・A・O、河野ひより、安野希世乃、和氣あず未、大塚明夫
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

括約筋肉少女帯

なんでもかんでもJK出しときゃいいと思ってんと違いますか?

・・・大見得を切って昨今のJK花盛りな風潮を揶揄した自分を殴っていただいて構いません。
えーあのー、、、JKいいね ボソッ

ここ2,3クールの15分ものの中では一番好き。


 タイトル 『ソウナンですか?』

Q なるほど。遭難した時に役立つサバイバル知識満載の教育系アニメですね?
  ↓
A そうなんですけどちょっと違います

Q となるとそのまんま愛でたり鼻の下を伸ばしたりするアニメなんですね?
  ↓
A いやほんとまぁそうなんですけどなんかちょっと違います


 {netabare}恥じらいを捨てた{/netabare}

 {netabare}または恥じらいの皮を一枚ずつ剥がす途上にある{/netabare}

 {netabare}若い娘さんの生命讃歌に目を細めるアニメです{/netabare}


修学旅行中の飛行機事故という絶望的な経験をしたのにクラスメイトや先生の話題なぞどこ吹く風 (笑)
原始的欲求と文明的理性との狭間でユルく葛藤する遭難者4名の観察日誌です。ちなみに原作は未読。


 それでも生きていかざるをえない!


かつてオーケンはダメ人間に向けそう語りかけました。
無人島サバイバルのような原始的環境において、恥じらいや見栄は不要であるとの現実。
昆虫食も尿による水分補給も肯定されちゃうのです。
だって生きていかざるをえないんですもの。

これがもう少し歳を取って分別のある大人になってればエロチシズムを感じたのかもしれませんが、親の庇護下にあるだろう女子高生たちから感じるのは、守られてる身分からの自立の胎動です。
・・・実際はだいぶユルイです。悲壮感がないなどとことさら目くじらを立てるほどではありません。アニメですから。


アイディアの勝利でしょう。
普段なら眉間に皺をよせてしまうデリカシーのない表現は置かれてる状況が免罪符となりました。
突発的なえっちい描写もそうは言ってもしゃーないだろうよと説得されてしまう環境下に生きる彼女たちであります。

 {netabare}とってつけた感がないのです!キリッ{/netabare}

よくあるラッキースケベやお約束水着回などに飽きがきてる方でも許すことが出来ちゃう仕様です。


なおメンツはこちら ↓

 鬼島ほまれ(CV M・A・O)
 鈴森明日香(CV河野ひより)
 天谷睦(CV安野希世乃)
 九条紫音(CV和氣あず未)

ダントツでほまれですね。遭難歴複数回のエキスパートの彼女。心地よいのは行動 / 言動になんら躊躇がないこと。即断即決は頼もしかったりギャップボケを生じさせたり、かといって他の三人に歩調を合わせる柔軟さもある。プランAで同意を得られないならすかさずプランBと次善策を講じます。そのプランBは周りの意見を咀嚼した上での最適解なのでいったんここでアクションに移れます。ズルズルと第3第4の案に流れたり話し合いでループすることもありません。
自称脇役マニアの私には珍しく主役鬼島ほまれが最も魅力的なキャラクターに映りました。


ついでに、回想に出てくるほまれパパ鬼島丈一(CV大塚明夫)とほまれとの掛け合いもじわじわくる。

{netabare}「いいか?ほまれ」で始まる回想 @ どこぞで遭難中
ここから丈一によるほまれへのサバイバルチュートリアルが展開される。例外なく自信満々である。なんというか屈託がない。
対するほまれのリアクションは一定。「うんっ!」その瞳はきらきらと輝いているのである。{/netabare}

手を変え品を変え繰り返される親子の会話シーンも毎週の楽しみでした。
OPEDの印象は薄いかも。サクッと15分の手軽さ。毎度次週が待ち遠しかったです。



※最終回ネタバレ

{netabare}私、何かを失った?
いえ、ちがうわ。
命をつないだだけよ。
うん。
きっとそうよ。
だって{/netabare}

それでも生きていかざるをえない、な満足の全12話でした。
置かれた状況がシビアであればあるほど、そこからの落差でお笑いが映えてくるものなんです。
徹頭徹尾シリアスに振れずギャグで貫き通した点も評価が高い一品です。


{netabare}紫音がひと皮むけて躊躇なくウ〇コハンドクリーム塗ってたらさらに点数上げてましたね、きっと。{/netabare}




■(余談)鬼島ほまれを雇いたい

仕事でも頼れるリーダーとして能力を発揮してくれそうです。
仮に彼女をヘッドハンティングできなくても育てる手というのもある。新人研修にはほまれ父を招聘し1年くらいどっかに放り込むとか。研修コストは飛行機代くらいだし。
雇用なので給与支払義務は生じるとしても帰還後の伸びしろに期待できそうです。
従業員も税法上 “ 非居住 ” 扱いで納税額を減免されますし、手をつけてない1年分の給与所得が口座に振り込まれてるわけですから、それほど悪条件ではないと 勘違いしてくれるかもしれません。
もちろんそんな会社に応募があるかどうかはまた別の話です。



視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴

-------

2019.09.18 初稿
2020.04.06 修正

投稿 : 2025/02/01
♥ : 60

TAMA さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

修学旅行…からの〜ソウナンですか!?

ガラケーの使い方ってあーゆー使い方があるんですね。…ま、こんな事が無ければ使わないやり方ですが(笑)


原作・未読。
アニメ・全話視聴。(全12話・15分アニメ)


修学旅行の移動で使ってた飛行機が飛行機事故を起こす。放り出され、たまたま同じになった同じ学校の女子高生4人(クラスは別)。救助が来るのを祈り、行き着いた無人島でサバイバル生活が始まる。
…ってとこですね。


微エロ表現だけなら「またこんな系か…」で断念したと思います。が、サバイバル知識が中々面白く、微エロ表現は観てもらう為の1つの動機になってたので全話視聴出来ました。
ちょっとやり過ぎだと思うのもあったけどサバイバル知識で調べると理に叶ってるので「なるほど」と頷けるものばかりでした。
ま、詳しく表現してしまうと尺が足りないだろうな。そこは仕方ない。

『鬼島ほまれ』のサバイバル知識(ほまれパパの教育の賜物)、『天谷睦』の趣味が「読書と料理が得意」と言ってた通り色々な場面で知識が披露されたり料理の時も肉を率先して屠殺(とさつ)したりとこの2人がサバイバルには向いてるタイプ。
『鈴森明日香』は元気娘だが若干アホ娘だが快活な娘。(ゲテモノ苦手)
『九条紫音』は家がお金持ちなのでまんまのお嬢様。なので我儘言いたい放題で「死んだ方がマシよ!」と言い、ちょいちょい困らせる。
しかし意外と手先が器用で他人を思いやるとこもある。
が、後半の2人は物語最初の方「食べ物さえあれば」や「シャワー」など結構我儘放題でサバイバル向きでは無い。

この4人で繰り広げるサバイバル生活なのですがタイプが違う現状の受け取り方をしてて面白かったですね。ま、普通に考えたらいきなり数分後何もないとこでサバイバル生活をしなきゃならない現実が来たら後半2人の様な我儘を言うのも納得はします。
で、現代社会で慣れてるから火さえ起こせない…ってなるんだろうな。


食べられるかのパッチテストはサバイバルやってる人はやりますね。一般人がパッチテストやるとしたら毛染め液とかかな。アレと似たような物です。
アレを容赦なくお尻にって…痒さだけで済めばいいが(苦笑)
二の腕にしてやれよ、『ほまれ』。


6話は結構考えさせられますね。お肉を食べる為に…って感じで。幼虫や昆虫で良質なタンパク質を摂るのも良いですがやはりお肉料理を食べたくなる。『セロトニン』不足から来るストレスなどでね。
そこでお肉の『トリプトファン』という必須アミノ酸を補給しストレス軽減に繋げるって感じです。(お米と一緒に食べるとなおよし)
かなり簡単に書きましたが、詳しくは栄養学へ。

話が逸れました。戻します。
ウサギの命を奪う事、それを捌く事、そして食す事…
最初の2つをやったある人物達は普段生活してるだけならやらない事だから普通に凄いなと観てました。屠殺なんか発狂したくなるだろうな。(食肉の処理方法は搬入から含めると約20工程以上)
そして食した後のあるキャラの「ごちそうさま」はグッと来ました。
因みにウサギ肉は淡白で鶏肉みたいですがやや噛みごたえがあります。調理法で変わりますがね。
フランス料理ではご馳走らしいです。


しかし最終話はちょっとビックリしました。
うん、でもよく考えれば座薬がそうだから…
ハハハ…


OP曲はなんか楽しそう。ソウナンするのに。
ED曲もなんか楽しそう。ソウナンしてるのに。

アイキャッチの「ソウナンですか?」は『こ○すば』や『みな○け』みたいな感じで使い方は良かったです。


サバイバルだけど所々はギャグ、美白や清潔を保つなど女子高生でありたい!ってのもあり、微エロ込みで男性向きな作品だなと感じました。
2期がもしあるなら観てみたいですね。だけど2019/10/29現在、既刊5巻だから無理かなぁ。
でも最終話の終わり方を観ると期待したい。


----


6話観て思いだしたのが私も高校生の夏休みの時、ある地方の農家さんのとこでお手伝いした事があって近くに牧場をやってる人にもお世話になりました。そこでなぜか鹿を屠殺するとの事で手伝ったんですが…何回か吐きましたね。
血とか内蔵とか生々しいのは勿論、死んでるけど目が合うと自分の震えが凄い。ナイフが骨に当たったり鹿の体温が…。
もう出来ないだろうなぁ。
なので6話のあるキャラが屠殺して声を上げるのはよく分かります。最後までよくやれたもんだ(汗)
魚だと三枚おろしとか出来るのに不思議ですね。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 9
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

遭難時の心得

アニメーション制作:Ezo'la、
監督:長山延好、シリーズ構成・脚本:待田堂子、
キャラクターデザイン:西尾淳之介、音楽:立山秋航
原作:岡本健太郎、さがら梨々

「なめくじは決して生食してはダメだ」
「ヘラジカの睾丸は生食できる希少な部位だ」
「パパ、タマ臭いよ」
という衝撃的なセリフからスタート。
修学旅行中に飛行機事故で遭難してしまった
女子高生4人が島に辿り着き、
そこでサバイバルする物語。
こう書くとかなりシビアな内容に思えるが、
実際には、遭難したときの豆知識と、
エロ描写&コメディ満載のストーリーとなっている。

トビウオを捕まえてからつぶして
内臓や血などから水分を補給する方法や
海に漂流しているときに見えている水平線は、
せいぜい4~5キロ先までなどということなど、
1話目から色々な豆知識を披露する。
{netabare}水分を分けるために殿様バッタを食べた口から
唾液を口移しで流し込むという笑い満載の展開。
また食べられるものかどうかを判定するために、
実の部分を切って断面を皮膚に押し付けてみるというのは、
万が一のときに役に立つかも。
こういうシーンで尻に実を押し付けるなど、
あざとい描写が色々あるが、観ているうちに
あまり気にならなくなってくる。{/netabare}

ところで、これを観ていて思い出したのだが、
私も子供のころにヤドカリを食べたことがある。
アウトドアに詳しい親戚の叔父さんと海に出かけて、
貝類とともにヤドカリも食えるということで、
浜辺で焼いて食べた。
気持ち悪さだけが記憶に残っていて、
味はあまり覚えていないのだが…
そういえば、私は食べてないのだが、
兄はその同じ親戚の叔父さんとヒトデを
食べたと言っていた。
今では浜辺で貝を焼いて食べていると、
すぐに監視員が飛んできそうだが、
昔はそういうのも大らかな時代だった。
潮干狩りに出かけても今ほど重量に
厳格ではなくて目分量のチェックだった気がする。

子供のころは海にもよく潜って遊んでいたが、
さすがに水深が10メートル以上もあるような場所では、
潜っているうちに恐怖感が強くなる。
しかも私が泳いでいたのは瀬戸内海だったから、
それほど海も綺麗というわけではなく、
ある程度潜ったら、真っ暗で遠い海底が見えて、
底まで行くのには、かなりの勇気が必要だった。
あれは、スキューバダイビングなら、
怖くないのだろうか。
私が暗所恐怖症なのかもしれないが。

動物を捕らえるときのトラップは、
ゴールデンカムイと同じような「くくり罠」が
紹介されていた。輪を針金なようなもので作り、
そこを通った振動によってトリガーが作動し、
吊り上げられるという仕組み。
リスは癖がなくて旨いらしい。
さすがに食べたことはないが…

それとウサギ実食の回では、
動物を仕留めたとしても気温が高い場所だと
1時間くらいで肉が腐敗してしまうことなども
しっかり描いている。
捌くのは普通は難しいが、
名人であるほまれの存在がリアリティを持たせてくれる。
サバイバル系のテレビや映画などで、
狩りの様子などを見たことがあるが、
しっかりとした処理をしていないと、
小さな虫がどんどん寄ってきて
すぐに大変な状態になってしまう。
せっかく食物を確保しても、
虫が湧いたグロテスクな有様を目にして、
生き抜こうとする心が折れてしまうのだ。

そういえば、子供のころにウサギのソーセージを
食べた記憶があるのだが、どんな味だったかは
覚えていない。普通に美味しかった気がする。
7話で登場する海岸に生えている
ハマボウフウという多年草が食べられるという。
漢方薬としても使用されるそうだ。
世界中のどこにでも生えているというのも
また興味深い情報だった。

キャラクターとしては、サバイバルの専門家である
ほまれを中心に、明日香、陸、紫音の性格が
それぞれ個性があって面白い。
特にストーリーが退屈にならないよう
紫音の我儘を上手く使っている。

最終回の衝撃の展開は、
おそらくほとんどの人が驚いただろう。
こういうやり方があるというのは、
知識としてもとても面白い。

ヤンマガでは現在でも連載中。
{netabare}そこでは、未だ遭難生活を続けている。{/netabare}
アニメのラストでほまれの父が
救助に向かっている様子が描かれたのだが、
彼女たちが家に帰れる日は来るのだろうか。
(2019年10月5日初投稿)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 59

63.8 4 ショートアニメで友情なアニメランキング4位
わかば*ガール(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (412)
1837人が棚に入れました
「ウルトラスーパーアニメタイム」内にて放映される。

見た目は清楚だがギャルに憧れているというちょっとズレたお嬢様・小橋若葉を中心とした少女たちの日常を描く。


声優・キャラクター
小澤亜李、井澤美香子、M・A・O、村川梨衣
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

お嬢様+ギャル=普通の女の子

女の子4人の日常のお話

普通の・・・
ごく普通のありふれた日常です


いままで私が観てきた“日常系”アニメ作品の中でも
最上位に入る普通さです

私の“日常系アニメ”のイメージといえば
だいたいの作品は“日常”とは言いながらも
そんな平穏な日常の生活に適度な刺激を与える
アイテムやキャラ設定のような
スパイス的な要素があるものがほとんど


“バンド”とか(お茶会も楽しそう)

“百合”とか(ゆるいのとかちゅーするのとか)

“喋るうさぎ”とか(喫茶店でうさぎのフルコースが堪能できる)

“異能”とか(“○○バトルは~”・・・ってタイトルの時点で既に日常を逸脱している)

“いなか”とか(都会にはない非日常)

タイトルそのまんまとか(ロボとか喋る猫が出てくる)

“金髪碧眼幼女”とか(物○シリーズ・・・じゃないよ^^)
(ちなみに同じ作者様の作品です)

どれもが
なにかが起こることを期待させてくれる
刺激のある“日常”です


でも「わかば*ガール」って
そんな刺激(?)要素がよくわからない
というか・・・
刺激そのものがない

刺激がないという意味で
似たような作品をあげるとしたら
「Aチャンネル」でしょうか

こちらもとても普通な日常のお話

ちなみにWikiによると

Aチャンネルは
「るん、トオル、ユー子、ナギの女子高生4人の日常を描く。天然のるんが放つボケに周囲の人間がツッコむギャグが主な内容となっている。」

一方
わかば*ガールは
「いわゆるお嬢様で女子高生の小橋若葉と、クラスメートとの日常を描く。」

と紹介されています

単純に比較判断できるものではありませんが
「わかば~」のほうが
より“Wikiでも書くことがない”くらい普通の日常なのかな?


お話は・・・
というよりこれくらい普通の日常アニメ作品の場合は
登場する女の子達のことを書いたほうがわかりやすいかもです


主人公の「わかばちゃん」は物凄いお金持ちのお嬢様で
頭の悪い女の子
(物凄い頭の悪いお金持ちのお嬢様ではない)

ちょっと女子力があるっぽい「もえちゃん」

パギャル(中途半端なギャルらしい)の「まおちゃん」

なんか腐ってる女子(腐女子です)の「しばさん」

なんだかインパクトの弱い子ばかり


そんな女の子達が日々
学校やお家(といっても出てきたのはもえちゃん家とわかばちゃん邸のみ)や
どこか洒落たお店で
“女の子”してる様子が繰り返される

とても普通の日常


そんな普通の女の子達の日常のお話なのに
なぜか“応援”して
なぜだか“感動”してしまいます


実はみんなそれぞれ
ちょっとした目指すもの
つまり目標がお話の中で出てくるんですね

多分誰もがつまらないと思うことなのですが
本人たちはいたって真剣です

わかばちゃんは{netabare}“ギャル”になりたい{/netabare}

もえちゃんは{netabare}もっと“運動ができるように”なりたい{/netabare}

まおちゃんは{netabare}“お嬢様(キャラ)”になりたい{/netabare}

しばさんは{netabare}学校の“ミスコンで優勝”したい{/netabare}


お話の展開がまったりとしているせいかもしれませんが

みんなとてもゆるい目標だけど(ミスコンは無謀に見えたが)
女の子達のゆるいながらも頑張る姿
そして
みんなで応戦する姿を見ていると
毎回ホロリと涙が落ちてしまいます

最後は“ゆるく”号泣してしまいましたよ(ToT


普通でしかも短い(一話8分間)お話ですが
女の子達のゆる~く頑張る姿がとても印象に残るお話でした^^



さて
そんな普通で刺激のない日常のお話の「わかば*ガール」でしたが
オープニングはなかなか刺激的でした^^

{netabare}{netabare}ここで
失礼ながら
わたくしごとではございますが

最近では飲みに行く度に
飲む相手が友人関係だろうが会社関係だろうが構わずに
カラオケでは必ずといっていいほど
“アニソン”を歌わせてもらってます

普通に受けそうな“なんたら48”とか“かんたら48”の曲をわざとはずし
よせばいいのに
一般ギャラリーが知るはずもないような最新のアニソンを
一般ギャラリーがドン引きしている前で
泥酔状態で躊躇なく歌っている自分がいます
(そして翌日後悔してる自分がいます){/netabare}


Rayさんが唄うOPテーマの「初めてガールズ!」
作品のイメージによくあってて
とても乗りがいい

何より
“若くて”!
そして
“かわいい”!!

{netabare}も~私にピッタリじゃないですか!!^^
(苦情・誹謗中傷はお受けいたしかねます(--!){/netabare}


というわけでいきなり
“youtube”に侵入し
“初めてガールズ! Full”で検索
そして
Google先生にて“初めてガールズ! 歌詞”で繰繰り
準備はOK~!!

早速レッスン開始とあいなりました^^


先にアニメ作品のほうで曲のイメージは掴んでいたので
メロディやキーの高さなんかは心得ています

リズムは普通かちょっと早めくらい?
キーは後半高めかな・・・?

な~んて
{netabare}ふっふ~ん自称“○○の歌姫”と勝手に思い込んでいる私には(○○には勤務先名が入る)
そんなの全く問題ないもんね~

{netabare}でわ・・・

{netabare}私の歌を聴けぇぇぇ~~~!!!(○ェリルかよ!!){/netabare}{/netabare}{/netabare}


{netabare}(ここから先は歌詞と私の歌いながらの“つぶやき(&絶叫)”をお送りします)

「Ping-Pong 鳴らして Ping-Pong-Pong 体験しよっ♪
Ping-Pong 鳴らして Ping-Pong-Pong がんばれっ♪」

{netabare}初っ端からかわいいフレーズ^^
ますます(自分が)かわいく見られるよ~^^!{/netabare}

(中略)

「新鮮だよいつも♪」

{netabare}私もピチピチだよ~^^{/netabare}

「おんなじ星の生物なのかい?聞きたくなるけど♪」

{netabare}ある意味宇宙人より宇宙人かもね~^^!てへっ(爆){/netabare}

(中略)

「わーいわーいって腕を組んでもっと仲良くなっちゃえ♪」

{netabare}えっ・・・腕組んでいいの?いいの~?(笑){/netabare}

(中略)


{netabare}さ~ここからサビいくよ~^^サビまくるよ~(爆{/netabare}

「初めてがいっぱいあるからね(おっけ~)♪」

{netabare}オッケ~!!(>o</~{/netabare}

「いっしょに体験しようよ♪」

{netabare}なになに?ナニするの~?^^{/netabare}

「初めては何回でもいいね(いいよ~)♪」

{netabare}いいんかい?!(笑{/netabare}

「いっしょに笑いだして♪」

{netabare}なんかわかんないけどアハハハ^^{/netabare}

「さあこれで合格だ!ガールズがんばって!!♪」

{netabare}ナニに合格したのかわかんないけどがんばるよ~^^{/netabare}

(間奏)

{netabare}2コーラスめ~!!{/netabare}

「騒然などいかが?」

{netabare}・・・なんか疲れた・・・{/netabare}

(中略)

{netabare}さ~2回目サビいくよ~(汗{/netabare}

「あーピンポンダッシュを♪」

{netabare}ピ、ピンポンだっしゅ・・・?{/netabare}

「もっと進化させたらディンドンダッシュ♪」

{netabare}でぃ・・・んどん・・・?{/netabare}

{netabare}えっ?えっ?・・・っていうか・・・ラップ??{/netabare}
{netabare}(このあとついていけなくなった){/netabare}

{netabare}・・・プチ(停止のクリック音)^^!


{netabare}いや~若いって羨ましいですね~(^^!

年増は早々に退散するとしましょう(汗


ということで
みんなでカラオケに行ったら
その場の空気を読んで
歳相応の曲を歌いましょ{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 13

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

夢は女子高生。そんな若葉が、みんなと過ごして気付いた本当の夢は…♪

「きんいろモザイク」と同じ原作者による作品というのを聞いて
気になっていた作品です。

個人的に主人公の若葉が序盤からあまり好きになれなかったので、
飽きずに観続けられるか不安でしたが、

ショートアニメ(8分程度)なのが幸いして
それなりに楽しく観続けることができました。

全13話です。(+未放送1話あり)


● ストーリー
小橋若葉(こはし わかば)は
憧れの女子高生になった。

同じクラスになった3人と仲良くなり、
女子高生ライフを満喫しようと張り切る。


◇小橋若葉(こはし わかば)
 …お嬢様。ギャルに憧れている。

◇時田萌子(ときた もえこ)
 …お菓子作りが好きなメルヘン少女。おっとりさん。

◇黒川真魚(くろかわ まお)
 …元気なお調子者。「~~っす。」というしゃべり方が特徴的。

◇真柴直(ましば なお)  
 …ボーイッシュで腐女子なメガネ女子。女の子らしさに憧れている。


お嬢様の若葉が、
友達と一緒に遊びに行くことにそわそわしたり、
学校行事を楽しんだり、

そんな日常的なお話が多いです。

家の都合でこれまで友達を作れなかった若葉が、
友達と一緒に学校生活を本当に楽しそうに満喫することで、

ありきたりな学校生活が
新鮮に見える不思議。笑

学校行事や友達と遊ぶことって、
学生時代の特権ですものね。青春だ♪


高校生になって初めて出会った4人が徐々に仲良くなる様子は
観ていて微笑ましい♪

初めは若葉の浮き具合がとても気になったけれど、
3人がいい子なのでいい感じに受け入れられていきましたね。


ギャグはあまり…。
真魚のボケと柴さんのスピードに乗ったツッコミはよかったけれど、

全体的に寒いギャグが目立ちました。
若葉の金持ちキャラによるギャグも好きじゃなかったな。
友達にお金を渡そうとするな!

感動的なエピソードも目立ちましたが、
こちらもあまり…。

8分という短時間で
世界観に浸りきれないからなのかもしれませんが、

それよりも友情や感動を前面に押し出してくる見え見えのストーリーに、
ひねくれ者の私は素直に感動できませんでした(笑)


どちらかというと微笑ましくて笑えるストーリーを期待していたのですが、
そちらは期待外れでしたし、
感動的なエピソードは中途半端だったし、

そもそも私が主人公の若葉を好きになれない時点で
お気に入りにはなりえない作品でした^^;笑


● キャラクター
お気に入りは真魚でした♪

「~~っす」のしゃべり方がうつってしまって、
普段の生活でも使いまくりですw

毎回髪飾りが違っていたりと、
見た目にも飽きなかった^^


そして萌ちゃん!

萌ちゃんとセットになった時の若葉はよかったな~。

萌ちゃんと若葉の
手つなぎスキップの可愛さは破壊力抜群でした…(*´Д`)


● 音楽
【 主題歌「初めてガールズ!」/ Ray 】

初めて聞いたときは
好きなのか嫌いなのかよくわからない曲でした(笑)

何回も聴いているうちに
その原因がわかりました。

曲時代は明るくて可愛くて好きなのですが、
初めや合間に挟まる「ピンポン♪」の掛け声が嫌いなのだw

このアニメで加えられた掛け声なのかと思いましたが、
原曲にも入ってました。

なんて余計な…。

しかし曲自体は好きなので、
この曲きっかけで最近はよくRayの曲を聴いてます♪


● まとめ
ちょうど1年で終わる、
全体の構成は見事でした♪

出逢ったばかりだった4人が
13話を通して積み重ねる絆は観ていて微笑ましかった♪

ただ、ギャグに関しては
もっとキレのあるボケ&ツッコミを楽しみたかった。

真魚と萌ちゃんの可愛さで
なんとか楽しめたようなもの。

悪くはないんだけど、また観たい!と
強く思うこともないだろうなー。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 22

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

いわゆるお嬢様で女子高生の小橋若葉と、クラスメートとの日常を描く。

「ごきげんよう! 小橋若葉ですわ」

小橋若葉、春から高校1年生。

正真正銘のお嬢様ですが、普通の女子校に入学しました。
新生活では見るもの全てが新鮮で、毎日はしゃいでしまいます。
そんな彼女の目標は……ギャルになること!?

変なお嬢様と個性派クラスメイトたちの交流を描く
4コマコメディ、いよいよTVアニメスタート!

各話リスト
一葉「夢は女子高生です」
二葉「Dカップでお願いします」
三葉「ギャルへの道のりは遠い」
四葉「これが包丁ですか」
五葉「お嬢様はずるい」
六葉「布の面積が少なすぎます」
七葉「もしかしてスナイパー」
八葉「ドンドコドコドコ」
九葉「若葉ちゃんフィーバー」
今回のエピソードでは、本作の主題歌を担当しているRayさんがCVを担当したキャラクターも登場しているので是非チェックを!!
十葉「それは無理ですわ~」
十一葉「堕落人間製造機械」
十二葉「その目をやめろ」
十三葉「普通の女の子」

『きんいろモザイク』でお馴染みの原悠衣さんが手掛ける4コママンガ『わかば*ガール』がTVアニメ化! 
変なお嬢様と個性派クラスメイトたちの交流を描く4コマコメディ、要チェックです!!

2015年夏アニメ注目の作品を紹介!
40本以上の作品が勢揃いした2015年夏アニメ。怒濤の新番組ラッシュを前にして、どのアニメを見ればいいのかとまどっている人も多いだろう。

■「ウルトラスーパーアニメタイム」
TOKYO MXとBS11でスタートしたオムニバスアニメ枠。ウルトラスーパーピクチャーズ(USP)が立ち上げに関わっており、サンジゲンやライデンフィルムなど、USP傘下の作品を中心に3本のショートアニメをオンエアする。2015年夏は、堀江由衣さんがキャラ原案と主演を務める「ミス・モノクローム-The Animation- 2」、荒ぶる黄獣が三度帰ってきた「うーさーのその日暮らし 夢幻編」、普通の女子高に通うお嬢様の日常コメディ「わかば*ガール」をラインアップ。秋以降もニュースアプリをアニメ化した異色作「ハッカドール THE あにめ~しょん」をはじめ、同枠ならではのユニークな作品が控えている。
USPのイメージキャラクター・スピカとスマ子は番組のナビゲーターを担当し、オープニングでは歌とダンスを熱演している。スピカ役は石原夏織さん、スマ子役は小倉唯さんと、声優ユニット・ゆいかおりの2 人が起用され、今後の企画も気になるところ。作品でコラボレーションなども行われるのか、予想の付かない展開でファンを盛り上げていく。

『わかば*ガール』は、原悠衣による日本の4コマ漫画作品。2010年から2011年に掛けて創作工房の雑誌『乙女通信』で第3話まで連載された。同誌の休刊により未完となっていたが、著者のブログ「Hara*Rira」に掲載された第4話、描き下ろしの最終話を加えて、2013年に、まんがタイムKRコミックスレーベルから単行本として刊行された。

2015年3月19日発売の『まんがタイムきららMAX』誌上で、本作がTOKYO MX、BS11の『ULTRA SUPER ANIME TIME 1stSEASON』内にて短編テレビアニメとして放映されることが発表され、同年7月より9月まで放送された。

2015年7月より9月まで、ウルトラスーパーピクチャーズが企画するアニメ枠『ULTRA SUPER ANIME TIME』で、『うーさーのその日暮らし 夢幻編』、『ミス・モノクローム -The Animation- 2』とともに、30分枠の3本立てショートアニメのうちの1本として放送された。1話約8分・全13話。なお、アニメーション制作のNexusはウルトラスーパーピクチャーズ傘下ではないが、同社が協力としてクレジットされている。

オープニングテーマ
「初めてガールズ!」
歌(第1話 - 第8話、第10話 - 第12話) - Ray
歌(第9話) - 一年藤組(小澤亜李、井澤美香子、M・A・O、村川梨衣) 第13話は未使用。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 25

66.3 5 ショートアニメで友情なアニメランキング5位
天体戦士サンレッド(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (267)
1410人が棚に入れました
『天体戦士サンレッド』(てんたいせんし - )は、くぼたまことの漫画作品。
ヴァンプ将軍率いる礼儀正しい悪の組織・フロシャイム(川崎支部)!! 宿敵・サンレッドの命を狙い、怪人たちが闘いを挑む!! なぜか怪人たちを応援したくなる!?

声優・キャラクター
髙木俊、鍋井まき子、山田ルイ53世、ひぐちくん、清水聖、イッキ、間宮くるみ、河西智美、斧アツシ

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「これは、神奈川県川崎市で繰り広げられる、善と悪の戦いの物語である。」

2008年放送のアニメ。
当時はテレビ神奈川とニコニコ動画だけで放送されていたそう。

たったそれだけの放送から人気が広がったというのは、すごいですね。
もともと注目度が高かったのかな?

1話が15分程度のショートアニメ。
全26話です。


● ストーリー
神奈川県川崎市。
そこには世界征服を企む悪の組織“フロシャイム”の支部があった。

フロシャイムの幹部である、ヴァンプ将軍。
そしてその部下の怪人たち。

彼らの前には強力な戦士が立ちはだかっていた。
そのヒーローの名は、天体戦士サンレッド。

川崎市では今日も、
正義と悪の戦いが繰り広げられていた。


ヒーローものだけど、
ただのヒーローものじゃないのがこの作品の面白いところ。

あらすじだけ見れば正義と悪の物語ですが、
キャラを見ればどっちが悪でどっちが正義なのかわからないw

正義のヒーロー・レッドは彼女の家でヒモ生活しているダメ男で、
乱雑な言葉遣いに容赦ない暴力という、ガラの悪い男ですw

そしてヴァンプ将軍率いる怪人たちは、
世界征服と打倒レッドを掲げ、今日もボコボコにされるw

レッドに怯え、
戦い以外の時は穏やかな雑魚可愛い怪人たちです。

そんな普通じゃないヒーローと怪人たちが川崎市で繰り広げる、
日常の物語。

バトルはレッドの一撃により一瞬で終わることがほとんどなので、
それよりも普段の日常を楽しむ方がメインになるかな。


5話までは正直何が面白いのか掴めなかったのですが、
最終話に近づくにつれて、気が付けばハマっていました。

一度この作品に足を踏み入れたら、
じわじわと癖になっちゃう系の作品ですね。

15分という長さもちょうどいい。
短いストーリーがいくつも合わさってできる1話。

最初はこの15分でも長く感じていましたが、
気が付けば普通に楽しめているという。

キャラの魅力が大きかったのだと思います。


● キャラクター
主人公の正義のヒーロー、レッド。

ダメ男で乱暴者。
気分で怪人たちを振り回す。

怪人は力でねじ伏せる。ストレス解消程度のノリで。
怪人たちが引くぐらいの輩っぷり、笑う。笑

ヒーローマスクは常につけているけれど、
ヒーロースーツは滅多に着ない。

Tシャツ短パン+サンダルがデフォルト。
怪人との対決はコンビニ行ぐらいの感覚?笑

怪人たちを弱いとは思ってるけど、馬鹿にはしてない。
かみ合わないやり取りに呆れてはいるけど、嫌ってはいない。

むしろ、良好な関係なのよね。
戦いもするし、ボコボコにもしちゃうけど、
一緒にお酒飲んだりご飯食べたり、友達みたいだったりもするw

怪人たちをやっつけた後の説教タイムは、ただのレッドの愚痴。
弱いくせに襲ってくんな!とか、ヒーローのする説教じゃないw

恋人のかよ子には、
どこか頭が上がらないところも人間らしくて好感持てたりする♪

まさか最終話、かよ子とレッドの話で
うるっとさせられるとは思わなかったわ(´;ω;`)笑


世界征服を企むフロシャイムの怪人たち。

レッドが強すぎて弱く見えるけど、
本当は強いらしい。

見た目は怪人だけど、
レッドよりも良識ある気がするw

レッド以外には手を出してないし、
人助けもしてるし、

ヴァンプ将軍はカリスマ主夫で、
ご近所付き合いも良好w

悪の組織の幹部とは信じがたいほど、
ヴァンプ将軍がいい人なのよね~。

面倒見もよくて、いい上司♪

なぜ彼の料理コーナーがあるのかは不思議でしたがw
まあカリスマ主夫だからしょうがない。笑

髭男爵の二人が声優で参加しているのですが、
意外にも上手でキャラにも合ってて、いい仕事してました。

ヴァンプ将軍を山田ルイ53世が、
戦闘員1号をひぐち君が演じています。

私のお気に入りの怪人はウサコッツですね♪
あれは可愛すぎるマスコットww

タレミミ先輩のダンディボイスも好きでしたし、
ウサコッツの可愛すぎる見た目&ボイスに癒されてました(*´ω`)


● 音楽
【 OP「溝ノ口太陽族」/ manzo 】

この曲普通にかっこいいんだがw
戦闘シーンは本編にはない詐欺ですがw

レッドのかっこいい戦闘シーンが見れるのはOPだけ!


【 ED「鶏タンゴ鍋」/ 森野熊八 】

歌っている方は、作中でヴァンプ将軍のお料理コーナーを担当している料理研究家の方だというww(手元だけ実写登場)

後から知って笑いましたww
普通に歌うまいww


● まとめ
レッドは常に暇そうにしてるけど、
かよ子の台詞通り、正義のヒーローが忙しい世の中なんて嫌だもんね♪

だからレッドはこのままダメ男でいいのかもしれない。笑

そしてそんなレッドとの対決を楽しむフロシャイムの怪人たち。

こんな正義のヒーローと悪の組織の関係もよいものだ^^

2期も楽しみたいと思います♪

投稿 : 2025/02/01
♥ : 16
ネタバレ

はにょ~♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ハニョー♪

怪人とお友達♡

{netabare}本作は、世界征服を企む悪の秘密結社である怪人組織フロシャイムと、彼らの野望を阻もうとする正義の味方サンレッドとの対峙構造を主軸として、ときに行われる戦い、馴れ合い、心温まる友情などを描く、特撮変身ヒーロー物のギャグ漫画である。
神奈川県川崎市(主に溝口などの高津区周辺)という極めて現実的かつ限定的な地域を舞台としており、物語には、マルイファミリー溝口 (cf.) や武蔵溝ノ口駅前周辺、溝の口駅西口商店街、高津市民館といった地元色に富んだ設定とネタがふんだんにちりばめられている。それらは、設定の上で施設名を変えられてはいても、デザイン等の強い相似性から当地域に詳しければ一目で特定できる描かれ方となっている(例えば、物語に登場する「溝の口病院」は、現実世界の帝京大学医学部附属溝口病院がこれに相当する)。
主人公は一応サンレッドとなっているが、物語の中核をなしているのは悪の組織側であり、フロシャイム川崎市支部幹部のヴァンプ将軍を始めとする怪人達が真の主人公であるような描写がされている。
怪人の性格は、良識人であるヴァンプ将軍を筆頭に、総じて人にも地球にも優しい連中である。
彼らは姿形こそ怪人であるが、普通に社会に溶け込んでおり、一般人と面識がある。また、フロシャイムなどの特定組織に所属しない“善良な一般市民の”怪人などもおり、悪の組織に所属しても根は善い怪人という者が多い。
その一方で、正義の味方を謳うサンレッドは粗暴な上、社会的にも非適応型でヒモとして暮らしていたりと、悪と正義の性格が逆転している。サンレッド以外のヒーロー達も素行の悪い者が比較的多く、乱暴者や、軽薄な男などが揃っている。
個々の戦いは基本的に、ヴァンプ将軍が公園などにサンレッドを呼び出して、その回の怪人と戦闘要員2人と共に闘いを挑むというものであるが、サンレッドはヴァンプ将軍を除く敵方の怪人と戦闘員を叩きのめし、虫の居所によってはヴァンプ将軍以下一同に説教を垂れる、無理を押し付ける、使い走りを強要する、などという展開になる。しかし、建前上は敵対しているが、相手が困ったときは助け舟を出したり、ときに友人として付き合うことなどもある間柄でもある。
作者が靴好きということで、怪人の名前などでそれにちなんでいる例が多い。また、同作者の漫画作品『GOGO!ぷりん帝国』とは世界観を共有しており、ぷりん帝国からのキャラクターがゲスト出演している。
なお、神奈川県にゆかりのあるイベントや企画とのコラボレーションを行うこともあり、実際にも地域密着型の作品となっている。例えば、テレビアニメにおける川崎フロンターレとのコラボレーション・アニメの制作や、高津区による区セールス事業などがそれである。他にもアキバプロレスにサンレッドとヴァンプ将軍および戦闘員1号が出場を果たしている(実際に戦ったのはサンレッド)。{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 0

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

成功した日常パロディ作品。「テロなんてガン無視だよ!。なめちゃ駄目、あの人を」。

 日常パロディー作品はある時期から花盛りとなった。シリアスな作品のスピンオフとして、既存のジャンルの脱構築として。だが、大抵はワンアイディアでやりやすいからくらいの志の低い作品が多く見られる。しかし、本作はギャグとしても、日常作品としても成功している数少ない作品である。


 本作は、最初は脱構築パロディーの出落ち的なスタートであるといえる。ヒーローがチンピラみたいで、悪の組織の方がマトモだったら〜。普通ならしょせんは出落ち的なワンアイディアに過ぎない感じで終わっていただろう。


 しかし、本作の強みはまずキャラの描き方の懐の深さ、単純にキャラ描写力の強さだろう。レッドやヴァンプ様だけじゃなく、他の怪人たちも実に色んな面があり、キャラがちゃんとこいつならこういう行動するだろうと納得させられる上手さがある。ギャップ萌えとかの為のフリに過ぎないような薄さや違和感がない。キャラが実に生きている。だからこそ笑えるし、愛おしい。


 特に、ヒモ状態なレッドの彼女である「かよ子」さんが実に良い!。普通ならこのポジションのキャラなんて扱いがぞんざいになってしまう可能性も多いにある。そこを単なる記号的な良い女ではなく、怒りもイライラもするけど生きている良い女として描いているのが偉い。


 最終回で友達にレッドについて愚痴を最初は言ってたけど、友達があんまり上乗りしてディスるんで思わず言った台詞「でも、そん社会不適合者が世界の平和を守ってるの!」はグッとくるものがあった。レッドもその台詞に相応しい面がちゃんと描かれてるからええ。


 第二に、本作は日常を舞台にすることでギャグとしても、日常系作品としても成功している。ギャグとしては、「孤独のグルメ」に代表されるセコくてしょうもない日常の笑いとして実に上手いし、なによりレパートリーが多い。流石に2期になると少々食傷気味になってきたけど…。


 さらに、日常系作品の肝である「優しい世界」として、小さい所にも幸せがあるというポイントで見てもよく出来ている。しかも、本作は只々「優しい」わけではない。レッドの立場はやっぱりアレだし、悪の組織「フロシャイム」は全然アホウで上手くいかないという優しくない面も描かれるからこそ、「優しさ」が心に染みる。


 正直2期は少しパワーダウンしたかもだが、1期は心からオススメです。山田ルイ53世の一番の仕事は「ルネッサ〜ンス」言うことやなく、ヴァンプ様を演じたことなんや!と主張したい。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 12

59.0 6 ショートアニメで友情なアニメランキング6位
小森さんは断れない!(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (279)
1284人が棚に入れました
優しすぎてお願い事をされると断れない女子中学生・小森しゅりを主役にした学園4コマ。力仕事の手伝いや友達に勉強を教えるうちにさまざまな能力を身につけ、そのぶん小森さんはさらに人に頼られる存在になっていく。NOと言えない性格と、受験勉強や友達関係など思春期の悩みが織り成す青春模様を描く。

声優・キャラクター
内田彩、小澤亜李、長縄まりあ

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

頑張り屋さんの小森さん^^

この作品の原作は未読ですが、内田さん、小澤さんの出演を知り早々に視聴を決めた作品です。
内田さんはラブライブで私の一推しキャラであることりちゃんのCVですが、1話目で小森さんを初見した際、ことりちゃんの面影はどこにもありませんでした。
改めて声優さんの演技の幅の広さを実感した・・・というところです^^

物語は主人公である小森しゅり(CV:内田彩さん)、親友の西島めぐみ(CV:小澤亜李さん)と根岸まさ子(CV:長縄まりあさん)の3人の中学校ライフを描いた作品です。

主人公の小森さんは身長が大きくて力持ち・・・だから色んな人から色んな手伝いをお願いされるのですが、彼女の凄いのは・・・タイロル通りなのですが「頼まれたお願いを断らないこと」なんです。

「頼む」のは、その人なら出来ると思っているから・・・
だから頼まれる内容にもよりますが、人から認めて貰える事は悪い気はしないと思います。
でも、「何でも」は難しいです。
やるべき事には本来優先順位がありますし、どうしても手が離せない時だってあると思います。
それは小森さんも一緒のはず・・・なのですが、小森さんは断らないんですよね^^;

断りづらい・・・という時と場合もあると思います。
思いを寄せる人から頼まれた場合、自分の中の本来の優先順位が崩壊してしまったり・・・
目上の人だったり立場の上の人からの頼みは正直断りづらいと思います。
頼まれたことを断るという事に罪悪感を感じてしまう時もあります。

それでも一番やっちゃいけないのは「出来ない」のに「出来る」と言って、結果的に出来なくて頼んだ相手に迷惑をかけてしまうこと・・・だと思います。
時には「出来ない」とはっきり断る事も大切です。

ここで話が終わってしまったら、ややもするとお互いに気まずくなってしまうかもしれません。
ここから先は対話の世界・・・どうしたら出来るようになるのか、こうすれば役に立てるとか・・・
きっと声かけ一つでお互いWin-Winの関係が築けるかもしれないと考えると、対話ってやっぱり重要ですね^^
どれだけ相手の事を思いやれるかで、可能性は無限大に広がっていく様に思います。
まぁ、小森さんみたいなスーパーウーマンだったら、こんな事を考える必要もないのかもしれませんが・・・^^;

主題歌は幽閉サテライトさんの「とあるいつもを」

1クール13話の作品でした。3分枠のショート作品なので、視聴はあっという間です。
小森さんと親友2人との掛け合いは日常系の王道ですが、奇をてらっておらず好感が持てる作品です。
もし、小森さんがリアルでいるなら・・・私も是非頼らせて欲しいですね^^;

投稿 : 2025/02/01
♥ : 20
ネタバレ

芝鯛(神出鬼没) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

タイトル通りでした

あらすじは省略させて頂きます

頼まれたら断れない!そんな小森さんの話。
良かった。ちゃんと動くし作画もよい。
キャラクターも可愛いし話が良くまとまっている。
ショートアニメとしては楽しめるのではないでしょうか。
それにしても中学生にしてはスタイル良いですね。
~1話の感想~
{netabare}
色んな人からもの凄く頼まれる小森さん。何か秘密があるのでは!?って話。
結局理由は分からなかった。
最後は友達が一緒に帰ろうと頼む。イイハナシダナー

2分ぐらいにしては上手くまとまっていたしテンポも良くて楽しめた。
キャラも可愛くて作画も良い。
次も楽しみです
{/netabare}
~2話感想~
{netabare}
開始15秒で4人の人に頼まれる小森さん。
断れないじゃなくて断る時間がないのでは?と思いましたw
学校では牛乳を飲んでくれとクラスメイトから頼まれる。
育ってますね・・・(失礼しました)
身長も高いから牛乳のおかげかな?羨ましい。
今からでも遅くないかな・・・・
そしてあっさり終わる。この手軽さが良いですね。
{/netabare}
~3話感想~
{netabare}
黄色い髪の子。西鳥めぐみちゃん。
モテたいとのこと・・・誰でもそうですねw
それに対して小森さん「好きです。付き合って下さい!」その後の恥ずかしがってる表情可愛かったですw

黒い髪の子。根岸まさ子ちゃん。
寝不足とのこと。小森さが一応断った・・・のか?

馬跳びの組でも人気の小森さん。
てかみんな楽したいだけだろw

なんとなく3人の中ではめぐみちゃんが一番かな。かわいい。

傘を仲良く3人で入る。いいエンドでした。

小森さんお願いです。時間を5分にしてください。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 7

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

体の大きさは心の大きさ

原作 クール教信者の作品は、性格イケメンな女性が魅力的です。

3分以内のショートアニメなので、展開が気に入れば
12話はすぐに終わってしまいます。

タイトルは「断れない!」となっていますが、ちゃんと断るところは
断る小森さん。

相手のためになることは引き受けて、ためにならないことは
断る意思は見習いたいです。

ただ小森さんへ頼み事を遭遇する回数が多いので
傍から見ると「自分でしなさい!」とイラっとする感覚がします。

物語の途中で登場する大谷くんの性格が男前なので
当初の小森さんの性格の良さを、さらに引き立ててくれます。

大谷くんが登場するくらいまではマンネリぽいので
そこまで視聴されて楽しめた方には、最期まで突っ走って
視聴してほしい作品です。

(余談)

「小林さんちのメイドラゴン」「旦那が何を言っているかわからない件」
「小森さんは断れない!」の3作アニメどれも好きですが
人によっては、好みが分かれると思います。

キャラクターの性格は、どの作品も好感が持てるところが素敵です。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 11

57.3 7 ショートアニメで友情なアニメランキング7位
オレん家のフロ事情(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (228)
1188人が棚に入れました
ひとり暮らしの高校生・龍己の家のおフロに、イケメン人魚・若狭が住みついちゃった!!
ちょっとワガママだけどかわいい居候の若狭、そして、クールだけど世話焼き屋さんの龍己。ふたりの暮らしをのぞいてみよう!! 変なお客さんたちもやってくるよ。

声優・キャラクター
梅原裕一郎、島﨑信長、木戸衣吹、花江夏樹、津田健次郎、鈴木達央、川原慶久

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

男性バージョン・・・あまりお目にかかったことがなかったような^^;

この作品は原作未読、事前情報無しで視聴を始めましたが、序盤で切ろうと思った作品でした^^;
今まで幾度となく見て慣れ親しんでいる姿の筈なのですが、まさかこのタイミングで男性バージョンにお目にかかるのは正直全くの想定外でした^^;

結局最後まで完走してしまいましたけれど^^;

途中からは作品への慣れと、木戸衣吹さんが演じる霞ちゃんが可愛かったので、結果的には普通に完走しましたが、序盤の感想は正直もう少し低空飛行でした^^;

それでも見続けた理由・・・
この作品のオープニングがメチャメチャ格好良いんです^^
それぞれのキャラもしっかり動いているし、伏線のような何かがありそうなオープニング・・・
作品に何かを期待したくなるようなオープニングなんですよね・・・

次は何か別の展開があるのかな・・・?
次こそは・・・ 次こそは・・・

と思いながら結局最終話を迎えてしまいました^^;

で、物語も8割強がお風呂場・・・
ショート作品ではありますが、考えようによってはそれだけの時間をお風呂に費やしてネタ切れしなかったのは凄いと思いますけれど・・・^^;
原作は未だ連載中で既刊4巻・・・作者のお風呂に対する情熱は理解できそうに思います^^

振り返ってみると・・・
主人公の龍己は優しすぎ・・・気の遣いすぎ・・・^^;
龍己の妹の霞ちゃんは可愛すぎ・・・^^
その他の登場人物は図々しすぎ・・・^^;
こんなキャラ設定だったと思います^^

オープニングテーマ
「致命傷」歌 - 摩天楼オペラさん
オープニングアニメとも合っていて格好良い曲です^^

1クール13話の作品です^^
登場人物はイケメンばかりなので、女性には人気あるの・・・かな^^;?

投稿 : 2025/02/01
♥ : 19
ネタバレ

れいれい。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

気軽にみられるショートアニメ。

原作未読。
5分という短いアニメなので気軽に
みられます!
というか逆に5分でよかったかも。
まったくもってギャグアニメなんだけれどOPの
かっこよさにツッコミをいれたくなる。w
なにがおこったwwww
割とBL臭ただようので苦手な方はあまり
好むような作品ではないかなと思います。
だって、 {netabare} 一緒にお風呂に入るんだもん {/netabare}



・設定
人魚が(男)が家にすみつくっていうめっちゃぶっとんだ
話。
しかも水ないとかわいちゃうからほんとにお風呂の中だけという
あの狭い空間の中でくりひろげられるストーリー。



・物語
一人暮らしをしている高校生龍己は河原で男の人魚を
助ける。
とりあえず、家に連れ帰ったはいいもののその人魚・若狭は
龍己の家のお風呂を気に入ってそのまますみついてしまう。
後々、若狭の友人たちが毎日のように家に集まってくることとなる…



・キャラ・作画
5分ということもあってでてくるキャラが少ないので
覚えやすい!笑
いろんな種類のキャラが出てくるので
かぶらないしいろいろな性格がみれるし。
わかさたちの図々しさが結構好きだったり。笑
本当にやられたらイヤだけど。
個人的には妹ちゃんがかわいくて好きです(*^_^*)
あのブラコンさが最高。笑



・キャスト
今人気が急上昇中のメンバーがそろい、
あ、この人ってこんな声なのね!なんて勉強になっちゃいました。笑
島崎さんとたっつんをキャストいれてくれたのは個人的に
うれしかった(●^o^●)


   

投稿 : 2025/02/01
♥ : 4

future☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

タイトルなし

.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

家で気ままな一人暮らしを送る男子高校生・龍己は、ある日川で行き倒れていた美青年・若狭を助けるが、実は彼は人魚だった。しかも、家の風呂を気に入り、そのまま住み着いてしまう。


.。o○ ○o。.キャスト.。o○ ○o。.

龍己:島﨑信長
若狭:梅原裕一郎
霞:木戸衣吹
三国:花江夏樹
真木:津田健次郎
鷹巣:鈴木達央
アヒルちゃん:川原慶久


.。o○ ○o。.放送日.。o○ ○o。.

2014年秋アニメ(2014年10月~放送中)

BS11 10/06(月) 23:54~


.。o○ ○o。.OP、ED.。o○ ○o。.

OP「致命傷」摩天楼オペラ


.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

1話「ウチのフロの特殊な事情」

2話「オレん家の切実な家計事情」

3話「若狭のトモダチ事情・鷹巣編」

4話「若狭のトモダチ事情・三国編」

5話「オレん家のハロウィン事情」

6話「オレん家の泡事情」

7話「オレん家の兄妹事情」

8話「いまどき男子の流行事情」

9話「ハダカのお付き合い事情」

10話「若狭のトモダチ事情・真木編」

11話「オレん家フロ事情☆七変化」

12話「若狭のおるすばん事情」

13話「若狭のおしごと事情」(最終回)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 6

58.7 8 ショートアニメで友情なアニメランキング8位
パンでPeace!(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (184)
803人が棚に入れました
みなみちゃんは今日から高校生。朝食に大好きなパンを食べて、最高の一日が始まります☆クラスメイトの「パン友」と一緒に毎日ハッピー! キュートなふわふわパン4コマ!を原作とした作品。

声優・キャラクター
木戸衣吹、山崎エリイ、豊田萌絵、大森日雅
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

パン友って何だろう?

登場するパンがどれも美味しそうに描かれています。
女の子たちのゆる~い会話とパンを食べている様子を見て安らかな気持ちになれるアニメです。
{netabare}
1話登場のたまごサンドに苺ジャムという組み合わせは想像だにしなかったので軽い衝撃を受けました。ぐぐってみたら愛媛県南部ではこの食べ方をする事がある様です。そのうち試してみて感想書くかも知れない。(良いジャム手に入ったので近日中に本当に試すかも知れない)

2話の「これは武器」はパン好きな家庭なら必ず誰かがやるギャグですね?のあちゃんがやると非常にかわいい。(ギャグのつもりでは無いらしいけれど)

1話、2話では主に女の子がパンを食べて楽しそうに会話していただけだったので物足りなさを感じましたが、3話ではパン作りのシーンが有り、本編が2分半程度の割には過程が中々上手く描かれていました。もう少し番組枠があれば、細かい所も説明出来たのではと思うと少しだけ残念でした。

4話は購買のパンを買って食べるだけ。見た目コドモにしか見えないのあちゃんですが、チャバタパン(私は食べた事も無いし聴いた事も無かった。)なんて知っていて博識。ただ者じゃない。

5話はゆうちゃんの回。漫画家志望らしい。この回でものあちゃんの妙な知識の片鱗が‥。ゆうちゃんがのあちゃんに頭ナデナデされているシーンは微笑ましかったです。

6話はふゆみ回。ふゆみに付き合って皆でダイエット。運動もそこそこに皆でパン作り。カリふわメロンパン食べてふゆみ大満足。のあちゃんの優しさも空気の様に描かれていてとても良かったと思います。沢山運動して沢山食べると言うダイエットの仕方は、食べ物からせっかく手に入れたカロリーを無駄に消費している様で私は好きではないですが、全然そんな話では無かったので楽しめました。これが本能に負けた人間の顔か‥。

7話は、のあちゃんが風邪でダウンして、チョココルネでお休み。のあちゃんの妹あみちゃんが登場しましたが、この子ものあちゃん萌えでした。

8話では、のあちゃんが新キャラの河合さんに餌付けされかかりピンチ!?ふゆみがそれに対抗します。のあちゃん愛と心配性がお姉ちゃんからお母さんにレベルアップしたふゆみ。「フランスパン担当」という言葉が登場してましたが日常で使う機会はあるのだろうか‥。

9話はメイド喫茶回。やはり今回もみんな(主にふゆみ&まい)で、のあちゃんに萌える回でした。クロワッサンは美味しそうでしたが、初回と比べてパンの存在感がどんどん薄れて行く様な気が‥。

10話ではふゆみとまいの間にパン友の兆しが表れる。めんたいフランスパンは私も食べた事があり、最初見た時は意外な気がしましたが、食べてみると非常に良い組み合わせである事が分かります。たらこ嫌いの人は無理だと思いますが、そうでなければ子供から大人までお勧め出来る、万人受けする様な美味しさを持つパンです。

ふゆみのぐぬぬ顔が似合い過ぎで、かわいくて笑えました。

最後まで見終えて、途中から登場キャラ、および私も、のあちゃんを愛でる事にばかり気をとられつつありましたが、毎回登場するパンはやっぱりみんな美味しそうでした。パンを通して広がる友情、面白かったです。

極めつけはやはり最終回、のあちゃんの深~い台詞で締めくくりましょう。

「ふたりがくれるフランスパン多すぎ。アイテムのとりすぎも状態異常になる。」のあちゃんのそこはかとない優しさと嬉しさの込められた、のあちゃんらしい、面白くて可愛いらしいせりふでした。

{/netabare}
男性視聴者から見れば、のあちゃん萌え要素は当然の様に受け入れられる所ではありますが、女性視点から見た場合はそうでは無いと思われます。どのアニメにも言える事ですが、異性の視点を想像したければ、全キャラクターの性別を逆転してみると良いです。そうすれば何故ボーイズラブが女性に好まれ、百合が男性に好まれるのか概ね理解出来ると思います。

それにしてもパン友なんて言葉初めて聴きましたが、高校生でパン友って実在するのだろうか? とか思ってましたが‥

10話視聴後、初回近くではネタ以上の印象しか抱けなかったパン友について、素直に気持ちを伝える事の出来ない人が、自分の気持ちを相手に伝える為に、用事を口実にして訪ねたり、料理を作ってあげたり、プレゼントをあげたりする、遠回しの好意あるいは照れ隠しの一種だと解釈出来ました。パンでワンクッション置いて、少しずつ相手に気持ちを伝えてゆくのが、パン友のあり方なのかも知れません。

本編2分半程度とかなり短いのですが、噛めば噛むほどに味の出るフランスパンの様に素敵なアニメだと思いました。

おまけ ~いちごジャム+たまごサンド試食の感想~
{netabare}
1話冒頭でみなみが食べていた、いちごジャム+たまごサンドを試食してみました。アニメではレタスらしきものが挟んでありましたがこれは省略。

たまごサンドと言えばゆで卵のみじん切りを想像する方もいるかと思われますが、触感や味が良いので今回は炒りたまごとさせて頂きました。

炒りたまごはジャムと合わせる事を前提としているので、無塩、胡椒無し、バター(今回試したのは普通のバター、無塩バターでも良いと思います。)のみでオムレツ並みの半熟に仕上げます。

予め※トーストしておいた食パンにジャムとほぼ等量のいりたまごを挟めて出来上がり。(簡単です)

味の方はどうだったかというと、一口で言えばスイーツ。さらに言葉を加えれば、いちご風味のシュークリームといった味わいです。ジャムの糖分に、たまごのこくが加わっているので、シューやカスタードクリームの砂糖+たまごの風味を彷彿とさせます。中々においしい組み合わせでした。

はちみつや他の果実のジャムを合わせてみても良いかも知れません。いずれ試してみようと思ふ。食というものはまことに奥の深いものです。


※8枚切り食パンを対角線上に切り、フライパンで両面を焼く。平均的な大きさのフライパンなら一度に大体2枚(4切れ)くらいまで焼けます。両面が焼き上がって硬くなった食パンの断面には簡単にナイフが入ります。三角形の食パンをポケット状に仕上げれば、ハム、カツ、炒り卵、レタスやピクルスなどを挟んで、手をあまり汚さずに食べられるサンドウィッチが出来ます。
{/netabare}
さらにおまけ ~少し珍しいパンの焼き方~
{netabare}
[乳酸菌のみで膨らむパン、超簡単サワードゥ・ブレッドの作り方]

サワードゥ・ブレッドは一般的に、小麦粉にライ麦を混ぜ、生地の中に乳酸菌と酵母の共生関係を作り出し、それらを同時進行で発酵させるものですが、小麦粉と空気中に存在する乳酸菌だけでも作る事は可能です。それでは作り方を以下に‥。

1.しっかりと手を洗いましょう。(結構重要)
2.大体400gの小麦粉に対して二つまみの塩、一つまみの砂糖を加え、水多め、油少々を加え、粉がべとつかずにまとまるまで捏ねます。(手に生地がくっつく様なら粉と油を適当に足す。)
3.生地をボール状にまとめ、蓋付きフライパンなどに入れ、なるべく清潔で、暗く温かい所で6時間~10時間程放置。
4.多分膨らんでいるので、ガスを抜いてもう一回捏ねる。(二次発酵させずそのまま焼いても良い。すると重い食感のパンになる。)3に戻る。3を二度経由しているなら5へ。
5.膨らんだ生地を250℃位に予熱した高温のオーブンに素早く入れ、一気に焼きます。こんがりと表面にきつね色が付いたら頃合です。大体15分弱で焼き上がります。

イーストを使ったパンと比べて膨張率が弱く、またほのかな酸味が有りますが、バター、マーガリン等との相性がとても良く、なかなかに美味なパンです。何よりありあわせの材料で手軽に作れるところが嬉しい。

私はまだ試した事はありませんが、ローラ・インガルス・ワイルダー(ドラマ「大草原の小さな家」とかでも有名)の小説によれば、この生地を使ってビスケットなどのお菓子も焼く事が出来るそうです。いずれ作ってみたいです。
{/netabare}
パンでPeace!、和めるだけでなく、そこかしこに面白い情報が見え隠れするよいアニメでした。

2期あれば是非また観てみたいと思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

パン好き女子高生が集まったら・・・アニメになっちゃいました^^;

この作品の原作は未読ですが、主題歌を悠木碧さんとあやちで構成されたユニット「petit milady」が担当されると知り視聴を決めた作品です。

これまで出演される声優さんで作品の視聴を決める事は多くありましたが、作品の主題歌だけで視聴を決めたのは、恐らくこの作品が初めてだと思います^^;
その位、私の中で悠木さんとあやちは崇高な存在だったという事になります^^

主題歌を歌う声優さんは、その作品に何らかの形で関わる事が多くありますが、この作品は純粋に楽曲の提供だけでした。
こういうのは色んなパターンがあって良いと思いますけれど。

レビューを書くためにwikiをチラ見したところ、気になる単語がありました。

「パン友」

いやいや、何でも「友」を付ければ良いってモノではないでしょう・・・^^;
でも、まさか自分が知らないだけで実は一般用語だった・・・というオチは恥ずかしいので「パン友」でググってみたところ、やはりこの作品による造語だったようです。
同じ「パントモ」という呼び方は歯科用語集の中に「歯列全部を撮影するパノラマ型のレントゲン」としてあるようですが・・・本作とはまるで関係ありませんもんね^^;

思わず「パン友」に突っ込みを入れてしまいましたが、実はこの作品はパンがお題じゃなくても成立するのでは・・・と思っていました。

なぜなら、この作品は女子高生4人組の「ゆるふわ」感が前面に押し出された作品なんです。
「ゆるふわ」感だけでみると、この作品中々の強者・・・ここまで押し出された作品も決して多くはないと思います。
パンはその「ゆるふわ」感の・・・刺身で言うツマ的存在だったように思えるんです。
勿論パンが「ゆるふわ」の代表選手なら細部まで拘った設定・・・という事になりますが、一番印象に残ったパンがフランスパンなのでイメージがちょっと合いませんでした。

特にお題が無くても4人組女子高生の「ゆるふわ」だけで成立する作品・・・だったように思える位の癒しパワーのある作品という印象です。

主題歌はpetit miladyさんの「青春は食べ物です」
前作は温泉幼精ハコネちゃんの「ハコネハコイリムスメ」に「コロコロ甘々温泉まんじゅう」が出てきましたから、食べ物繋がりがありますね^^
これから益々のご活躍を期待しています。

1クール全13話の作品でした。1話5分枠のショート作品なのでサクっと視聴する事のできる作品です。
この作品に感じた「ゆるふわ」感・・・GJだったのではないでしょうか^^?
こういう作品が毎クールに1作はあると心が和みます^^

投稿 : 2025/02/01
♥ : 19

のか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

3分アニメで良かったと思いますwww

原作未読 全13話

あらすじ・・・
パンが大好きな女子高校生たちの日常を描いたお話し


では感想を
1話が3分ぐらいのショートアニメwww

個人的には(内容が薄っ!)って思ってます(〃^∇^)o_彡☆あははははっ
ぶっちゃっけますと・・・
ほのぼの日常&萌え&百合のアニメって感じとしか思えませんでした。

(大家さんは思春期)
(旦那が何を言っているかわからない件)
(わかばガール)
などの類似作品には及ばずって思いました^^;

ツッコミどころも多数あり、15分アニメだったら心が折れていたかもしれないです^^

こうやって書くと出来が悪い作品に見えますが、3分アニメだし、少しほっこりするぐらいの感覚で見ると決して悪い作品ではないです。

まあこの作品を見るなら、類似作品の(大家さん)(旦那が)(わかば)をお勧めしますけどwww

作画崩壊はなかったものの、若干動きの少ない所が気になったりして^^;
キャラは萌えを意識していて可愛いと思いました。
音楽は普通~

ほのぼの日常、萌え、百合の成分が入った作品が好きな人にはお勧めです。 と言うか、その他の成分はありません^^;
気になる方は是非見ちゃってくださいwww


では最後に一言
絶望した~!萌え成分ばかりのアニメに絶望した~!!
やっぱり物語(ストーリー)って重要なんですね~!
(大家さん)(旦那が)の方が断然面白かったです~!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 6

64.9 9 ショートアニメで友情なアニメランキング9位
にゃんこデイズ(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (177)
643人が棚に入れました
高校生1年生の小長井友子は人見知りの女の子。
そんな友子は三匹の猫を飼っている。

陽気で活発なマンチカンのまー、
頭が良くてしっかり者なロシアンブルーのろー、
おっとりしていて泣き虫なシンガプーラのしー。

猫たちだけが友達だった友子に、ある日同じく猫好きな白鳥あづみという友達ができる。

友子と猫たちの日常、友子とあづみの友情、猫どうしの交流など、
個性的なキャラクターたちのモフモフゆるコメディー。

声優・キャラクター
木戸衣吹、山崎エリイ、小松未可子、上原あかり、大空直美、鵜殿麻由、荒浪和沙
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

確かに萌え豚オッサンの私ですが、それでもどういう視点で観れば良いか迷った(笑)

[文量→中盛り 内容→感想系]

【総括】
とにかく、「可愛い」に特化したショートアニメ。可愛いと言っても、「beautiful」よりは「pretty」の方。猫好きが楽しめるのか、幼女好きが楽しめるのかは、絶妙で微妙なラインです(笑)

【視聴終了】
{netabare}
猫、というより、猫耳を付けた幼女が猫っぽい行動をするのを愛でるアニメかなと感じました。まあ、レビュータイトル通りなんですが、自分的には少し、こっ恥ずかしかったっす(笑)

もう1つの軸としては、人見知りである友子が猫をきっかけに友達をつくっていく話。自分的にはこっちの筋の方が好きでしたが、まあ、本作の個性はこっちじゃないですね。

ふと疑問に思ったのは、幼女風人語使いの猫が、「この世界の常識」なのか、「猫好きな友子達の脳内変換」なのかということ。第8話でテレビに出てきた猫は普通の猫だったし、猫とガチ会話をしているのは友子とあずみだけで、モブと猫が会話をしているシーンはなく、もしかしたらあれは、猫好きに見える世界を具現化しているのかな? とも思った。

まあ、どっちでも良いんですが(笑) ただ、もし猫があんな感じでコミュニケーションをとれる世界だとしたら、「友達なんていらない」と思う人がいても不思議じゃないな、と。

とはいえ、そんなん考えてる変態は、私含めごく少数でしょうから、純粋な気持ちで「可愛い」を愛でるのが、正しい視聴方法なんだと思いますよ♪
{/netabare}

【余談 ~猫に好かれる方法~】
{netabare}
私は、サムネを見ていただければわかるように、猫好きです♪ でも、アレルギーなんで猫(動物全般)は飼えないっす(涙) だから、友達の猫や野良猫を無闇に可愛がっていますw

さて、猫に好かれる人ですが、それはズバリ、猫嫌いなお年寄り、らしいです。つまり、猫嫌いな人やお年寄り的な行動。

動作はゆっくりと、目線を低く、声のトーンを下げ、しつこくしない。これがポイント。

猫は警戒心の強い動物なので、こちらが急に動いたり、甲高い声や破裂音には敏感です。だから、猫を見つけて「わ~、猫だ~!」と言い、走って近づいたりするのは厳禁。また、猫なで声も苦手だそうですし、目をじっと見つめるのは(猫にとっては)威嚇行動だから、絶対にダメです(この辺、犬と逆)。こう考えると、「猫好きほど猫に嫌われやすい」というのは、よく分かります。

また、撫でる場所も凄く大事で、猫は、眉間の間と首の後ろを撫でられるのが好きだそうです。眉間の間は、表情筋が集まるところであり、ここを揉みほぐしてもらうとリラックスします。また、首の後ろは、母猫に噛まれていたところであり、ここもリラックスポイント。実際に剣道部は、この二点攻めで、何度も猫を寝かせています(笑)

あと、猫は基本的にワガママなので、自分の所から去っていく時に、追いかけることを嫌がります(犬は追いかけられるのは好き)。あまりしつこくせず、そう、「ヤツがまた甘えてくるまで、待つのw」

是非、実践してみて下さい!
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

コ、コミックキューン…だと!?

この作品の原作は未読です。私はショート作品は原則撮り溜めて一気に視聴する派なので、この作品も一気見した作品です。

ですが、1話冒頭からこの作品の視聴スタイルを思い切り間違えたと思いました。
本作の主人公である小長井友子の可愛らしさは、まぁそれなりで普通に可愛い感じです。
ですが、この友子の飼っている3匹のにゃんこ…決して侮れない存在だという事を嫌と言うほど思い知らされました。

兎に角、このにゃんこ達の可愛らしさは反則級…と言うより、こんな可愛らしくて何度もキュン死しそうになったにゃんこを見たのはきっと生まれて初めてだと思います。
もっと「可愛い」を表現したいのに…改めて自分のボキャブラリーの無さにがっかりです。

こんな萌え萌えなにゃんこ物語を連載しているのは「コミックキューン」という4コマ漫画専門雑誌。
これまで「パンでPease!」や現在放送中の「ひなこのーと」などを輩出してきた雑誌です。
確かにキャラの可愛い作品ばかり…
可愛いといえば、きらら系の専売特許かと思っていましたが、決してそんな事はないんですね。
コミックキューン系…どうやらこれからは要チェックな作品となりそうです。

因みに友子が飼っているにゃんこは以下の3匹です。
いたずら好きで甘えん坊なマンチカンの「まー」
美味しいものと可愛いものが好きで泣き虫なシンガプーラの「しー」
褒められるのが好きでしっかり者なロシアンブルーの「ろー」

知ってはいるんです。
このにゃんこの可愛さが「あざとさ」で出来ていることも…
1話冒頭からにゃんこに色々持っていかれた自分が半端無く「ちょろい」ことも…

でも駄目なんです…
一度気持ちが動いてしまったら、もう止まれないんです…
こんなにゃんこがいるなら絶対飼いたいと思います。

それとまだ発売はされていないようですが、にゃんこのフィギィアなんかが発売されたら間違いなくポチリと食指が動いてしまいそうです。
1/3~1/5スケールくらいの大きさで3匹揃えて並べてみたら…なんて事まで脳裏をよぎってしまうくらい強烈なインパクトのあったにゃんこでした。

それと密かに面白さを感じるのが「まー」の着ているTシャツです。
胸の部分に一言入ったTシャツがお気に入りの様ですが、そのセンスは抜群としか言いようがありません。
Tシャツは何点か販売されたみたいですが、こちらも気になっています。

気になると言えば、友子の友達の白鳥あづみですが、CVが大空直美さんなんです。
大空さんといえば、ガウリールのサターニャや装神少女まといのゆまちんというキャラのイメージが強いですが、このキャスティングには正直気付きませんでした。

主題歌は、every♥ing!さんの「にゃんこ is L♥VE!」
背景のアニメと合わせてみると中毒性が5割増しになった気がします。

1クール12話で3分枠のショート作品なので、サクッと視聴できる作品です。
「悩むより見る」作品だと思います。
擬人化にゃんこで癒されたい方にはお勧めできる作品だと思いました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 16

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ストレスフリーなアニメ。

【概要】

アニメーション制作:EMTスクエアード
2017年1月 - 3月に放映された全12話で1話あたりが2分程度のTVアニメ。
原作は、『コミックキューン』にて連載中の、漫画家“たらばがに”の四コマ漫画作品。
監督は、平池芳正。

【あらすじ】

人見知りでぼっちの女の子・小長井友子(こながい ゆうこ)は高校一年生。
家で飼っている3匹の猫を愛でるのだけが癒やし。
そんな友子が猫とコミュニケーションをとったり、
猫を通じて彼女の友だちができていくのを楽しむハートフルコメディらしい。

猫は擬人化されていて見た目はミニマムサイズな人間の幼女。
猫耳と尻尾がついてて普通に人間と会話できる生き物。

【感想】

webで無料立ち読み出来る原作を少し触った程度ですが、アニメ版は原作に忠実。
子猫ちゃんたちは擬人化された猫ということですが、ケモノっぽさを然程に感じられず、
ロリプニアニメに見えたりして。これが猫なら『デ・ジ・キャラット』も猫で通用するような。

アニメそのものは、ヤマも無くただの平凡な日常。
ストレスの溜まる展開もなく、スイスイと最終回まで行ける内容。
全話合わせてもTVアニメ1本分の長さだけあって、
気軽に、ほのぼのとした気分になりたいって人向け。

カワイイだけで満足できるのであれば、まあ…良いかなって感じのアニメだと思いました。
猫好きなら、『みかん絵日記』のほう が作者に共感できます。あれは、猫愛が重すぎですが。


単なる印象しか語っていませんが、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 36

68.3 10 ショートアニメで友情なアニメランキング10位
マナリアフレンズ(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (140)
629人が棚に入れました
ここは、《人》《神》《魔》あらゆる種族の入り混じる神秘の世界ミスタルシア 快活なマナリア王国のお姫さま"アン" 内気な竜族のお姫さま"グレア" ふたりの出逢いからマナリア魔法学院の生活がはじまる。

声優・キャラクター
日笠陽子、福原綾香、水樹奈々、羽多野渉、こやまきみこ、井上喜久子、内田雄馬、沢城千春

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

キャラ萌え勝負!「毒にも薬にもならない」よりはやや薬より…?(おまけ: 作中でサブタイトルに使われていた文字を読んでみた!)

== [下記は第3話まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
ゲームが本業と思われるCygamesが、本業の宣伝のために作ったようなアニメです。本作品の舞台ミスタルシアは複数のゲームに出てくるようなのですが、まったくプレイしない私には良くわかりません。

さて、そのミスタルシアにあるマナリア王国にはマナリア魔法学院という学校があり、本作のダブル主人公としてその学院で学ぶマナリア王国の王女アンと、竜族の姫グレアが登場します。

基本的にはこの二人を中心とした学院の関係者による、学院あるいは王都を舞台にしたお話ということのようです。ここまで観る限り二人の交友関係を中心とした完全に日常系のストーリーでしかなく、考察や伏線などの要素はほとんど考える余地はなさそうです。

結局、二人を始めとする「キャラ萌え」要素と「百合」要素で勝負しようという感じの作品なので、気に入る人は気に入るだろうという一方、特に「大嫌い」という人は出てこなさそうなある種「安全牌」的な作品と言えます。

毎話ともEDの背景画が数枚切り替わって、それが本編のエピローグ的になっているのはちょっと面白いかも。

そんな平坦なお話ですが、第3話では二人が王都散策中にある服屋を見つけて入店するというお話でした。

これ以上ストーリー自体には触れませんが、置かれていた服がどう見ても我々の世界の体操着とかそれ系な感じだったので「イベント・コスチュームはこうやってこの世界に供給されているんだよ」的なお遊び回だったのかなあと思いました。
== [第3話まで視聴時レビュー: ここまで] ==

2019.3.25追記:
第10話で最終回ということだったようです。結局、作中での経過年数は1年ということだったんでしょうか。全寮制の学院ですが、学年の変わり目には多くの学生が帰省するようですね。

王都出身のアンも実家である王の居城に帰るようで、たぶん遠すぎるからなんでしょうが寮に残るグレアは独り取り残されながら、これからアンと一緒に過ごせる時間はどれくらい残っているのかと思いを募らせるといった感じのお話でした。

おまけ:
『神撃のバハムート』などでも使用されていた作中の文字ですが、本作のサブタイトル表示にも使われています。どうやらアルファベットをベースに作られた文字のようで、解読は難しくないので読んでみると英語っぽく読めるみたいです。

各話サブタイトルで日本語の左側に出ていた物を英語表記に書き換えてみたものを並べてみます。

1. ANNE AND GREA
2. AGONY OF GREA
3. PRINCESSS HOLIDAY
4. TEST TIME
5. ACADEMY DOWN
6. FLOATING AT SEA
7. HIDE AND SEEK
8. BACKSTAGE CONFIDENTIAL
9. A SLICE OF LIFE
10. THE PAIRS PROMISE

3. は読めた通りに書いたらこうですが、英語的に正しくは’が入って「PRINCESS'S HOLIDAY」じゃなかろうかとかツッコミどころはあります。10. も「THE PAIR'S PROMISE」なんですかね?

まあ「読んでみたらこうでした」ということでご参考まで。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 36
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

なんか覗いちゃってすみません

ゲームはしてない


まあ明確なターゲットがあるんでしょうけど、、、

実は本作が『神撃のバハムート』系列の作品と聞いて、視聴にあたってはTVアニメ『神撃のバハムート GENESIS』と『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』で予習しました。
これだけ聞くとすごい気合いが入ってそうですが、よくある続きものの放送前に旧作を漁る的なやつです。両作品ともソシャゲ原作らしからぬ面白さで観て良かったと思える良作。

さて、『マナリアフレンズ』ですが、そういった予習は一切不要(笑)
15分一本勝負の百合百合ガチンコバトルです。

前クールの『やがて君になる』でまんざらでもないと思ったのも束の間、やっぱあたし無理!と思ってしまい撤退を視野に入れながら録り溜めてたものを観てるうちにうっかり完走しました。さすがの15分です。


■とはいえ良いところは良いのでは?

1.アンとグレア
アン:快活なマナリア王国の王女さま(CV日笠陽子)
グレア:内気な魔竜族の姫君(CV福原綾香)
それが男同士だろうが女同士だろうが関係なく、性格が陰と陽である鉄板の組み合わせです。


2.常にデレる
15分あっという間なのでこっちがじらされることはありません。アンはさっきまできゃんきゃん吠えてたのが突然顔を赤らめ、グレアは言葉に出せず恥じらいながら顔を赤らめます。
{netabare}あまりにもほっぺが赤くなるので第1回の頬を赤らめた回数を数えてみました。

アン⇒6回  グレア⇒6回

実質10分ちょっとの尺でどんだけデレてますの?というツッコミは置いといて、両者五分五分のいい勝負です。・・・と思っていたら見落としがありました。グレア特有の感情表現で、嬉しいと尻尾がピョンと上に跳ねるため、その尻尾ぴょこんの2回を含めると若干グレアに軍配が。。{/netabare}

もじもじしながら、「べっ別に・・・(以下略)」大解放中です。
そこにアンが「べっ別に・・・(同じく省略)」被せてきます。

笑い飯だと思えばイメージしやすいかもしれません。


3.綺麗
背景も人物も綺麗。神撃のバハムートでも感じたところですが磨きがかかってます。


このような感じで、王女さまと姫君といったやんごとなきお家柄のご令嬢が、これまた由緒正しい学園を舞台に〇〇したり××したり。
EDのピアノ曲は旋律がこれまたとても美しく、綺麗な絵と合わせて、耽美というか退廃的な雰囲気まで醸し出す。触れちゃいけない覗いちゃいけない世界な気がしてきます。
毎話のセレブの宴を庶民が覗き見るみたいな姿勢で毎週15分お付き合いする感覚でちょうどよいのかしら?


物語がないように見えて一区切りつけさせましたし、無理にとは言いませんが、30分枠だと匙を投げだしてしまうそこのあなた!
日笠陽子さんのロリボイスに釣られて15分×10回完走してみてはいかがでしょうか?



19.03.27 初稿
19.08.22 修正

投稿 : 2025/02/01
♥ : 35

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ミスタルシアを舞台に奏でる学院生活(ファンタジー)

この作品にパクっと食い付いた理由は三つ…

1.「神撃のバハムート」を冠名にしていたから。
2.「Cygames」の名前が目に入ったから。
3.日笠さんが出演されると知ったから。

「神撃のバハムート」の名前を見たら、テンションが上がっちゃいます。
これは反射…若しくは生理現象といった領域なのかもしれません^^;


ここは、≪人≫ ≪神≫ ≪魔≫あらゆる種族の入り混じる神秘の世界ミスタルシア

快活なマナリア王国のお姫様”アン”
内気な竜族のお姫様”グレア”

ふたりの出逢いから
マナリア魔法学院の生活がはじまる


公式HPのIntroductionを引用させて頂きました。
全10話のショート作品なので、導入部分はこれで十分…
きっとこの作品で大事なのはそこじゃないので…

物語が見始めたらまず気付くこと…
それは思わず溜息が出るような作画と、見惚れるばかりのキャラデザという
「最強」を兼ね備えた作品であること…

正直ビックリ…というか圧倒されたというか…
何かもう1話から全部持っていかれちゃいましたよ…

その原因が何かは分かっています。
全ては日笠さん演じるアンのせい…

もうアンが可愛すぎて悶えそうなんですけど…
天真爛漫さを武器に持つ最強のお姫様…
日笠さんとの相性も抜群過ぎなんです。

きっとアンの存在をこのアニメ以前から知っているのはゲームをプレイした人の特権なんでしょうね。
神撃のバハムート GENESIS / VIRGIN SOULのどちらにもアンは出てきませんでしたから…
私が忘れているだけなんでしょうか…?
でも、アンの様なキャラがそれなりに活躍したら絶対忘れないと思うんですけど…

お姫様の美少女…という点においてはグレアも一緒なんですが、個人的には完全にアンに軍配です。

どうしてアンみたいなキャラを作り出せるんだろう…?
どうしてこのアニメはこんなにも綺麗なの…?
3DCGじゃないんですよね…それなのにどうしてこんなにも緻密なの…?
視聴している間、頭の中はいつも???がグルグルでした。

つまり、何が言いたいのかというと…
アンにすっかりメロメロになってしまったということです^^;

何となく分かってたんです。
書き始めたら「アンが好き」しか出てこないってこと…
やっぱりそうなってしまいましたね。

1クール全10話の物語でした。
こういう心奪われる系の作品…大好物です!
これだからアニメはやめられないんですよねっ…!
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 14

61.0 11 ショートアニメで友情なアニメランキング11位
喧嘩番長乙女 - Girl Beats Boys -(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (98)
463人が棚に入れました
主人公「中山ひなこ」は、高校の入学式に向かう途中、 とあるキッカケから県下一の不良男子校「獅子吼学園」に通う羽目になる。 "これが獅子吼の入学式"という、壮絶な大乱闘を前に驚くばかりのひなこ。 あわやその渦中に巻き込まれるところに、「箕輪斗々丸」と名乗る少年が現れ―――。

声優・キャラクター
山村響、KENN、蒼井翔太、細谷佳正、柿原徹也、前野智昭、代永翼、近藤隆

TAMA さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

全部観なくても良かった。

アーティストを売りたいのか?って感じとストーリーの薄さ、何も残らない感が半端なかったです。
棒読みセリフが聞いてて苦痛…

スパイク・チュンソフトだからゲーム原作なのかな?あまりの酷さに調べる気も失せました。
語りパートをやられてもアニメ観ただけの人には『?』しかないです。

ケンカ描写も酷い、仲間になるきっかけもチープ、歌パートにはしっかり時間を掛けてストーリーは二の次、ガヤさえもチープ…
しかし1番許せないのが最終回!手のひら返し、最終回なのに起承転結のチープさの際立ち、乙女ゲーをバカにしてる…等々散々だと思わされました。
本当に何で観たんだろうと思います。途中断念で良かった。『ダンガンロンパ』の会社だから観たのに。

一応良かった点は作画はキレイでした。

私からはオススメしません。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 3

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

<40> これでも乙女ゲー。

女子が男子を喧嘩でぶちのめす学園ものショート。この内容で乙女ゲーってあたりにおかしみ。毎回 OP をバックにストーリーが始まるあたりはイイんだけど、内容はゲームのイベント ムービーに毛が生えた程度。

<45> これでも乙女ゲー。
1 話視聴。
タイトル通り、女子が男子を喧嘩でぶちのめす学園ものショート。この内容で乙女ゲーってあたりにおかしみ。しかも PS Vitaって。
バトル シーン中心のアニメ化なんだと思うけど、さすがに短過ぎて、ダイジェスト感溢れる仕上がり。まぁでもこんなゲームあるんだと分かっただけでも収穫。
観ようかなどうしようかな。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 2
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

クローズを乙女ゲーにしてみたら。

[文量→一言 内容→酷評系]

【総評】
もしくは、「藤岡ハルヒ」の喧嘩が強かったら、でしょうか。

多分、細かな設定とかストーリーとか、どうでも良いんでしょうね。とりあえず男どもが格好よくて、それを女子なのに倒せれば。

なんか色々、突っ込んだら負けって感じがしました(苦笑)

【視聴断念(4話)】
{netabare}
勿論燃えられないし、勿論萌えられない。何を楽しみに観れば良いのか分からなかったので、4話で切ります。悪しからず。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 11

66.4 12 ショートアニメで友情なアニメランキング12位
超可動ガール1/6(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (142)
409人が棚に入れました
三次元(現実)の女性に興味が無い硬派なオタク、房伊田春人。ある日、大好きなアニメのヒロイン・ノーナの美少女フィギュアを購入したが、突然フィギュアのはずのノーナが動き出した!一人と一機(?)のドタバタ夫婦的生活、始まる!

声優・キャラクター
羽多野渉、木下鈴奈、千本木彩花、M・A・O、森川智之、河西健吾、松田利冴、徳井青空、深町未紗、篠原侑

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

フィギュアに手を出すと取り返しのつかない事になる

この作品の原作は未読です。
私もフィギュアが好きで収集していますが、この設定は収集家の憧れでしょうね。
自分の大好きなフィギュアを買ったら、突然意志を持って動き出すなんて…

設定もさることながら、この作品の監督は「刀語」「デート・ア・ライブ」「うたわれるもの 偽りの仮面」を手掛けた元永慶太郎さんなんです。
放送前から俄然期待値の高い作品でした。


三次元(現実)の女性に興味が無い硬派なオタク、房伊田春人。
ある日、大好きなアニメのヒロイン・ノーナの美少女フィギュアを購入したが
突然フィギュアのはずのノーナが動き出した!
一人と一機(?)のドタバタ夫婦生活、始まる!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

私の知っている美少女フィギュアは、たまに1/4などのスケールもありますが、1/7か1/8が殆どです。
あまり1/6スケールは見ないなぁ…と思ってネットでググってみると、結構あるんですね。
「To LOVEる-とらぶる-ダークネス」の古手川唯や、「ヱヴァンゲリヲン」の綾波レイは知っていますが、殆ど知らないキャラばかり…その上、露出度の高いフィギュアが過半を占めているようでした。
こうして改めて見てみると、本当に色んなフィギュアがあるのを知りました。

レビューが逸れてしまいました^^;
現実の女性に興味の無い房伊田にとっては、我が家が天国に早変わりしたような感覚だったのではないでしょうか。
まぁ、現実は色々と厳しいですからね…
趣味に全力を投入できる訳でも、趣味に割ける時間もお金も限られてしまいますから…

でも、動くフィギュアって魅力的…
この作品を見て私も持っているフィギュアを改めて眺めてみました。

カードキャプターさくらのさくらや、フルメタのテッサが動き出したらどうしよう…
きっと可愛すぎて萌え死んでしまうかもしれません。
ローゼンメイデンの真紅に「紅茶を入れて頂戴」なんて言われたらきっと素直に入れるんだろうなぁ…
レムりんの護身用モーニングスターは、1/7でも当たったら痛いんだろうなぁ…とか^^;

これは妄想が止まらなくなりますね…^^;
失礼しました。

wikiには「大好きなアニメのフィギュアを買った青年と、何故か動きだしてしまったアニメのフィギュアの奇妙な日常を描く「夫婦生活ギャグ」漫画。」
と書かれていましたが、日常というより回を重ねるごとにハーレム要素が強くなったと感じたのは、きっと私だけじゃないなずです。

房伊田は硬派なオタクですが、決してイケメンなどではありません。
でもあのモテっぷりは一体何なのでしょう…
こういう作品を見ていると、モテる要素は顔だけじゃないということを如実に感じます。
現実でも絵に描いたような美男美女カップルなんてそうそうお目にかかれないですから。
でも一つ言えるのは、房伊田は大好きなフィギュアに対して身を挺することのできる男だった、ということです。
これこそがオタクの神髄なのかもしれません。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、A応Pさんの「それゆけ!恋ゴコロ」
エンディングテーマは、東城陽奏さんの「ONE」
どちらの楽曲も好きでしたが、個人的にはオープニングアニメの始まりのところで、フィギュアなんだけど年ごろの女の子っぽさが感じられるノーナのポージングが大好きでした。

1クール全12話の物語で15分枠のショート作品でした。
フィギュアの動きも可愛らしく、何より作品から滲み出ている優しさの心地良い作品だったと思います。
もし続編があるなら絶対視聴します!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 17
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

予想外でしたが、楽しめました。

原作知らず。ショートアニメ×12話。

観終わってみれば、なかなかの良作でした。

人は選ぶと思います。作中で描かれるものに嫌悪感がないなら、観て損はない作品と思います。「得」があるかは保証できません。

絵に描いたようなオタク・房伊田春人の家で、アニメ・ゲームのキャラクター1/6フィギュアたちが何らかの理由で自我と意思を持ち、動き出してしまう。それが「超可動」と呼称されるとのこと。
そんなフィギュアたちと春人との間で繰り広げられるドタバタ劇、と、ラブコメになるのかな?お話しが進むにつれて増えていく超可動ガールたちに囲まれる、羨むべきか否か判断しづらいハーレムものという側面もあります。それほどあまあましくないので、あんまり気にはなりませんが。

作画はほどほどに安っぽさを感じましたし、後半は崩れが目立ちました(特に主人公)。ですが、見るに堪えないレベルまでは落ちなかったと思います。少なくとも、超可動ガールズのデザインは悪くないと思う。

春人の初登場シーンでの口上は、痛々しいことこの上ないです。お話しの所々で、拗らせたオタク・マニアのネタやメタファクターネタが登場します。クスリとできるものもあれば、まったく知らないものもあり、ちょっと勉強になった気もします(なんのだ)。ちょいエロもあり。エロというよりは「スケベ」がぴったりくると感じましたが、そんな微妙な時代のずれも感じました。

全体としては人とフィギュアの間の愛情、友情を描いているのだと解釈しました。全体のお話しとしては、決して凝ったものではなく、言ってみれば良くあるお話しと思います。その全体の流れに沿い、終盤を除き、基本的に1エピソードで完結する短いお話しを繋いでいます。各エピソードは、短い中でも毎回しっかりとお話しをまとめています。「超可動の秘密」のネタ晴らしはちょっと安っぽすぎる気がしますし( {netabare} っていうか何の解決にもなっていない。不思議の理由を別の超不思議サムシングに押しつけただけ。 {/netabare} )、最終盤はやや展開が雑だったように思います。が、短い枠ならではのテンポの良さ、無駄のなさが視聴を推し進めてくれたと思います。

意外と深いテーマ(自己の存在証明、アイデンティティ探求とでも言うものかな)を、それでも明るくあっさりと盛り込んでいます。これ、結構見事な手際だと思うのですが、どうでしょう。

OP曲「それゆけ!恋ゴコロ」、結構好きなテイストの曲です。作品ともあっていて、良かったと思います。はじめはヒロインフィギュアが歌っているのだと思っていました。エフェクトかかった声だし、何となく系統が同じに聞こえたのですが。違うんですね。A応P、、、、アニメや声優さんとは完全に別のユニットということでいいんですよね?

[可動が稼働してたので修正]

投稿 : 2025/02/01
♥ : 19

Fanatic さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

オタク青年と美少女フィギュアの夫婦系日常コメディ☆

制作は「球詠」などのstudio A-CAT。
監督は「デート・ア・ライブ」「School Days」「刀語」等の元永慶太郎さん。
シリーズ構成は「ああっ女神さまっ」「School Days」等の日暮茶坊さん。

内容は、サブカル趣味の主人公・房伊田春人が購入した美少女フィギュアが何故か動きだし、そんな彼女たちとの奇妙な日常生活を描くコメディ作品。

美少女フィギュアは、可愛らしくデザインされていたと思います。
3DCGですが、それが上手くフィギュアっぽさを醸し出していただけでなく、パーツや仕草もいろいろ細かく動くのが妙に艶かしい……⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄

主人公の前でブラジャーが外れたり、すっぽんぽん(死語?)になったりと、地上派だとかなり攻めた部類に入ると思いますが、フィギュアだからセーフ!みたいな空気感がw
「美鳥の日々」のように、小人系ヒロインとの普通のラブコメ作品かと思ったら、お色気シーンも多く、完全に男性(&ビキニ好き?)向けの〝ザ・B級深夜アニメ!〟という感じでした。

メインヒロインであるノーナの声が、なんか独特だなぁと思ったら、CV木下鈴奈さんは、リアルアイドル出身の方なんですね。
声のお仕事もかなりされてますが、大半がモブで、私が聞いたことがある主要キャラは「魔王様リトライ」のトロンくらい。
ちょっと鼻にかかったような独特の声質で、本職声優さんの発声とは明らかに違うので好みが分かれそう。
(個人的には、慣れればまいっか、というレベル)

一応、春人とノーナの「夫婦系ラブコメ」的なものが軸にはなりますが、他にも美少女フィギュアがわちゃわちゃ出てきますし、恋愛にまつわるエピソードよりはオタクネタエピソードの方が多くて、どちらか言うとオタク系ギャグコメディといった感じ。

主人公のオタク度は、んー、どうなんだろう?
私もそこまで深階層の住人ではないので、どれだけコアに描けているかは分かりませんが、RPGの世界にヒロインと迷い込んで、宿屋の主人に「昨夜はお楽しみでしたね」とか言われたりする、ドラクエ風あるあるネタとかは、結構面白かったです。

予想とは若干違った内容でしたが、一話12分程度のショートアニメでテンポも良かったので、特に苦もなく完走できました。
フィギュアの美少女たちがみんな、最初はそれまで自分が過ごしていたアニメやゲームの世界の方がリアルなんだと勘違いしている点など、設定が一捻りされていたのがよかったです。
なんというか、マトリクス風の様相世界論的なリアクションを別次元から眺めているような気分になります。

完全に男性向けだと思うので観る人を選ぶと思いますが、客観的には狙いのターゲット層にきちんとサジェストできている良作なんじゃないでしょうか。
OP、EDも、可愛らしくて作品には合っていたと思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 6

50.4 13 ショートアニメで友情なアニメランキング13位
チャージマン研!(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★☆☆ 2.4 (123)
343人が棚に入れました
宇宙からの侵略者を相手に、超科学の強化服を装着して戦う少年ヒーローの活躍を描くSF冒険もの。21世紀後半。地球は高度な科学文明を築いていたが、そこに侵略者・ジェラル星人の魔手が迫る。はるか200万光年の彼方から来襲した強大な侵略者相手に戦うのは、スーパーヒーロー・チャージマン研。その正体は、特殊強化服で超パワーを得た泉研少年だった。陸海空を自在に進む愛機スカイロッド号に乗った研の戦いが続く。72年の先行作『アストロガンガー』で巨大ロボットアニメを手がけたアニメ製作会社ナックが、続いて挑戦した正統派SFヒーローアニメ。平日の夕方、毎回10分で1話完結の帯アニメとして製作放映された。
ネタバレ

takarock さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

恐怖!糞レビュー

        £

「ナレーション」
今日は「チャージマン研!」という糞アニメを紹介するんDA!
1974年の作品で全65話だけど1話実質5分半くらいのアニメなんだDA!
1話あたり50万円という低予算で作られて、
スタッフたちの熱意もまるで感じられないんDEATH! 分かるだろ?
ちなみにこの情報はwikiからパクっただけなんDA!

「タイトル」
恐怖!糞レビュー        ζ

ムスカ「レビューの途中ですが、臨時ニュースを申し上げます
今日朝方、アニメレビュー投稿サイトのあにこれに何者かによって糞レビューが投稿されました」

ムスカ「レビューの途中ですが、臨時ニュースを申し上げます
今日朝方、アニメレビュー投稿サイトのあにこれに何者かによって糞レビューが投稿されました」
(大事なことなので二度言いました)

研「パパ、これには何かある。僕調べてきます」

(アニメレビュー投稿サイトあにこれにて)
takarock「ふふふ、今日はいい糞レビューを投稿できたぜ」

研「これはひどい。お前、さてはジュラル星人だな!」

takarock「あっ!貴様はチャージマン研!!何を根拠にそんなことを!」

研「黙れ!僕の目は誤魔化されないぞ!こんなキ❍ガイレビューを書くのは
ジュラル星人に違いない!」

takarock「おのれ、こしゃくな。
糞レビューを広めることによってあにこれを滅ぼすという計画を邪魔しおって!」

研「やはりお前はジュラル星人だな!どうも怪しいと思っていたんだ!許さないぞ!」

研「チャージ ゴオォォォ!!!(やる気のない声)」

研「えい!!(光線銃発射)」

takarock(ジュラル星人A)「うわああああぁぁぁ!!」

研「  (光線銃発射)」

takarock(ジュラル星人B)「ぎゃあああああぁぁぁ!!」

takarock(ジュラル星人C)「たぁ!!(目からビーム)」

クルクル回転しながら研「それ!!(光線銃発射)」

takarock(ジュラル星人C)「いやぁぁああああ!!」        〆

(エピローグ)
研の妹キャロン「うーん、上手くレビューが書けない~」

研「お嬢さん♪ 少しはいいレビューが書けましたかね?ふふふ」

キャロン「もう~!お兄ちゃんのいじわる~!!」

研「アハハ、アハハハハ」






















(尺余り)完。                  ξ


「おまけ(シリアスギャグについて)」


{netabare}シリアスギャグとは、シリアスな話なのに何故か笑えるというタイプの笑いです。
元々は、制作側が笑わせようとする意図のない箇所を消費者があげつらって笑う、
早い話が小馬鹿にするということだと思います。
ネットの普及によって不特定多数の他者との情報の共有化が容易になったことによって
一般化した笑いのタイプだと私は思っています。
ニコニコ動画と言えば分かりやすいと思います。

シリアスギャグには、基本的に劇中にツッコミ役など存在しません。
ツッコミ役はユーザー側が担うことになります。
それも当然の話で、ツッコミ役が劇中にいるということは、
それはすなわち、制作側の意図した笑いということになるでしょうからね。
劇中のツッコミ役に頓珍漢なことを言わせてユーザー側にツッコませるというパターンも
ありますけどね。

そもそもツッコミというのはボケが生み出したズレ(ギャップ)を修正するということです。
上方漫才のツッコミ役が発する「なんでやねん」は
何故そうなるの?という意味で使われることが多いわけですが、
これをもっと突き詰めて言うと、
「通常(常識)ならこうなのに、何故そのようなズレが生じているの?」ということです。
笑いというのは、このズレ(ギャップ)なくして成立しないでしょう。

ズレの種類(お笑いのパターン)というのは、もはや出尽くされており、
このズレはこの芸人さんがやっていたパターンといった具合にすべて分類可能だと思っています。
ですので、ズレを認識できるかどうかというのは理屈によって可能ということです。
ズレを認識できるからこそ、それに対して「なんでやねん」とツッコめるわけですから、
ツッコミ役は論理的思考能力が求められることが多いということだと思います。
本作を楽しむ為には、このズレを認識できるということがまず求められます。

ズレは認識できる。ただ、それの何がおもしろいのか分からない。
どのようなズレを生じさせるかというのは発信者の感性なり個性によって様々であり、
それを受信者がおもしろいと思うかどうかというのは、これはもう好みの問題です。
発信者が意図しないで生じさせたズレは、通常天然系のお笑いと言われます。
陳腐な作画や音楽、空気を読まないキャラの言動等、
大きな括りで言えば、本作は天然系のお笑いアニメと言えるのかもしれません。
それが自分のユーモアセンスと合うかどうかは観て判断してみてください。

2つの要件を満たした場合、本作を最大限楽しむことができると思います。{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 33

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

問題作。

あらすじ

やあ、みんな!チャージマン研!は1974年の4月初頭から6月末まで放送されたSFヒーロー活劇なんDA!
西暦2073年、原子力によって科学技術が発達した夢の様な近未来、人類は幸せに暮らしていたんDA!
でも、母星に住めなくなった…かわいそうなジュラル星人、彼らは移民先に地球を選んで侵略をしに来たんDA!
しかも、住めなくなった原因が日本人がジュラル星に地球の植物を植えて生態系が破壊された…とひどい話だろう?
でも、人類にとって、それは知ったことじゃない、地球は人類の物!これは、生存権を賭けた戦いなんDA!
そして、このアニメは地球の平和を守るため!悪いジュラル星人の絶滅を心に誓った、
僕らのヒーロー・チャージマン研の戦いの記録なんDA!

登場人物

 泉研
チャージマン研の正体。変身じゃなくて変装らしい。(服は変わらないのに)
正義のためなら人間に犠牲者が出てもほとんど気にしない。ていうかしょっちゅう見殺しにしている。
むしろ、ジュラル星人抹殺を楽しんでるシリアルキラー。
友達だろうと、惚れてた美少女だろうと、正体がジュラル星人とわかると即SATSUGAI!
子供らしい可愛らしさを必死にアピールしようとしているが正直ウザい。ていうかマジキチww
変身するときのKVが未だに謎。やっぱりキチガイビクトリーなの?

 泉キャロン
研の妹。おしゃまな性格。家族の名前が博、さおり、研なのに何故ひとりだけ外人っぽいのか?
キラキラネームを昭和50年前に先取りしてたのか?まさに先見の明。

 研の両親
医者の父・博と主婦の母・さおり、一見優しくて素敵っぽい親に振舞っているが、
研が間違いなく彼らの息子だと納得できる狂気が時折垣間見える。

 バリカン
ヤカンのようなボールのようなブサイクなロボット。
マスコットキャラらしいが可愛くもなければ、かなりウザい性格をしている。

 吉坂博士
通称・生足博士。日本を代表する科学者らしいが明らかに不審人物。

 ボルガ博士
かわいそうなボルガ博士。

 チントン亭
「一体何がどうなってんの?」

 ジュラル星人
演技派だが弱すぎ。撃ってくださいと言わんばかりに、胸部に的がついている。

 魔王様
頑張れ!   

駄アニメとしてこれは、ネットではカルト的な人気がありますね。
私は、二年前ぐらいに全部見ました(物好きだな…)

とりあえず…レビューを!

 物語の評価 
社会派なテーマを盛り込んでいましたが、
今でなら放送事故レベルの危ないエピソードがやたら多いです!
色々とおおらかな時代だったんですよね。

 作画の評価
古いアニメということを考えても処理とか酷くて
最低レベルだと思います。
キャラデザは、ほりが深くてやたらと濃いですね。

 声優の評価
劇団近代座のひとたちが熱演してましたね。
でも、滑舌悪すぎて空耳のネタにされています。

 音楽の評価
キチレコとかいろいろ印象的な曲が多いですね。
あと、効果音が仕事しないことで有名。

 キャラの評価
主人公の研くんが一番頭がオカシイですね。
敵であるジュラル星人のほうがよほど人間的です。

 総評
あの鉄腕アトムの丸パクリ企画、スーパータロムが原型らしいです。
興味がある方は、スーパータロムで検索してみてください。
盗作で訴えられるレベルのヤバさで抱腹絶倒間違いなしです!

このアニメは珍味としてなら十分に面白いと思います。
でもやっぱり点数で評価されるには完成度が低すぎでしたorz

投稿 : 2025/02/01
♥ : 45

こたろう さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

最悪・最低も、極わまるとむしろ人気になるという不思議

世に三流といわれるものは数多くあれど、三流の中でも傑出していると際立ってしまい、イジるネタとしてネット上で話題になる・・・・そういう時代ですね。
チャージマン研!は、まさにその典型例。
動画サイトなどで検索してみると、そのカルトな人気ぶりが伺えます。
「昔の作品だから仕方ない」という一言では片づけられないカオス。ネタ作品として、これ程見所が満載なのも珍しい。
ツッコミに次ぐツッコミでアッという間の5分間です。
もう、視聴してて、忙しいったらありゃしないッスw


真面目に解説するのもアホらしいですがw、一応どんな内容かと申しますと、悪い宇宙人から地球を守る正義の味方、チャージマンの活躍を描いたお話。
研という少年が変身して未来チックな乗り物や光線銃を駆使して悪と戦います。まー、”男の子用TVまんが”ではありがちな設定です。悪者が悪さをして正義の味方がやっつける、めでたしめでたし、チャンチャン♪
毎回、これを繰り返すだけの五分間のショートアニメです。(全65話)
設定や作風はごくありふれた、古臭い泡沫作品と何ら変わりはありません。

さて、そんなチャージマン研!ですが、現代になって着目されるのにはもちろん理由があります。
動画サイトで、通称「チャー研」と呼ばれて愛される本作。特筆すべきところは、やはりその品質の低さ。
崩れまくる作画、紙芝居でも再現できるような動かない動画、棒読みで早口の聞き取りづらい声優、映像とズレるテンションの低いアフレコ、気まぐれにしか入らないSE、無音になるシーンもしばしば。
毎回が放送事故?といってもいいレベルです。

映像的に酷いのもさることながら、それにも増して凄まじいのが内容の破綻ぶり。突き抜けています。
たぶん、このアニメの制作現場で重要視されていたのは、ストーリーでも作画でも演出でもなく、”五分間持たせる事”、いわゆる尺稼ぎ。ただその一点のみ。
どこかからパクってきたエピソードで合間を繋いで、時間が来たらとにかく畳む。それまでどんな話が展開されていようと、だいたい最後は「もう、めんどくせぇ」って勢いでチャージマンは敵を皆殺しにして終わります。もうね、研が変身したら問答無用の虐殺タイムの始まりです。

敵じゃない一般人でも、不都合ならもちろん見殺しにします。ヒデェ利己的な正義のヒーローですw

ネタとして笑わせようとか、奇抜なことをやってやろうという意図からくるものではなく、なんというか「子供のみるものだから、テキトーでいいや」的なやっつけ仕事の産物なんですよね、コレ。まさしく子供だまし。子供をなめんな!アニメをなめんな!!って言いたくなっちゃいますが・・・・・予算、無かったんでしょうねぇ。

そのあまりの出来の悪さに大爆笑。
悪趣味ですが、嘲笑の対象として、これほど傑出したアニメは他にみたことがありません。

視聴なさるのなら、ニコニコ動画のコメント付きで。
みんなでツッコミながらみるのが、このテの作品のお約束ですw

投稿 : 2025/02/01
♥ : 38

60.2 14 ショートアニメで友情なアニメランキング14位
チーズスイートホーム(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (49)
220人が棚に入れました
元気でいたずらっ子な子猫のチー。生まれて初めてのお散歩で迷子になり、親切な山田家に拾われることに。
体は小さいけれど、態度は大きくて好奇心も旺盛なチーが、マンションや公園を舞台に小さな大冒険を繰り広げる。

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

抱きしめたい

普段はあんまり、愛玩ぽいものにいっさい惹かれない ^^; 私が…

この作品にキュンキュンきて、原作を買った時期がありました。
かわいい!なにこれ かわいい!!
って思ってる自分が不思議で。


時を経た今、この漫画(の続編?)が連載されている雑誌を他の作品のために買ってますが、あの時のような気持ちには、ならないのです。
コレが何故だか、わかります。

私はあの時、初めて妊娠していたかその直前でした。

その後身籠る直前にも、もう子供が着られない小さな肌着を見ていたら、しきりに愛おしさが込み上げてきて、何だろうこれは、抱きしめたい、と涙が出た覚えがあり、その後妊娠が発覚し、そういう事なのかな…?と、思いました。


赤ちゃんは親を選んでやってくる、というとスピリチュアルな気配にアレルギーを起こす方もおられそうですが
(また、産めない方はどうなんだというニュアンスになりますよね)
私は伝道師ではないのでよくわかりませんが

やってきた時、にもたらされたと思われる、あのとりとめのない優しい気持ちは強く確かに思い出されます。



今、友人のお腹の中にいる赤ちゃんが、出産後には生きられない身体だそうです。
また、そういったケースを見聞きするのは初めてではなく
ネットの情報を読んでいても、多くの親がその状況と向かい合ってきたのだと思います。
「赤ちゃんは普通に産まれてくるものだと思い込んでいたよ」

申し訳ない事に、普段は意識もなかなか出来ないのですけど
「選んできた方式」で考えれば、それでも受け入れてくれるお母さんを選んでやってきて、お腹の中に包まれてみたかったのかな、と思ったり
こうして私にも、あの時の気持ちを思い出させてくれたんだなーと思ったり

色々思いましたですよ。

ウェットなひとり言で 何が何やらですが
かわいい、と思う気持ちはたぶん自然なことで大事なんだな〜って話でした。




すみませんサンキューのお礼、行けてませんm(_ _)mありがとうございます。
個人的掃除ブームの間に、どなたから言ってないのかわからなくなって、もう行きづらい事に〜

投稿 : 2025/02/01
♥ : 31

Britannia さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

猫を飼いたい今日この頃

ショートアニメ、1話 約3分、全26話

人と猫の価値観の違いを再認識するのに参考になるかも(=・ω・=)
あーーー高級家具が!
ガリガリฅ(●´ω`●)ฅガリガリฅ(●´ω`●)ฅガリガリฅ(●´ω`●)ฅ
コラ!(=`ω´=)

家で飼う以上、猫に罪はない。
怒ったりしてはいけない(´; ω ;`)

躾は難しいが、猫は嫌な事は良く覚えてるみたいですね(●ↀωↀ●)✧
「お風呂・ドライヤー・病院・トイレ・遊び・爪とぎ」の話があります。

ようつべの、子猫動画が可愛すぎて気づけば数時間ฅ*•ω•*ฅ♡


          ;' ':;,,     ,;'':;,
         ;'   ':;,.,.,.,.,.,,,;'  ';,   っ
        ,:'           : :、
       ,:'ノ       \   ::::::::',   っ
       :'  ●     ●      :::::i.
       i ///(_人_) ////*  :::::i  
       ,i.     し'         :::::i     
      (⌒)        (⌒) ::::::::: /        
       ;, :'       ; : : ::::::::`:、
        ; ,:'        ';,. : : ::::::`:、

投稿 : 2025/02/01
♥ : 15

もちすい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

萌え泣き

とにかく、「かわいい」の一言につきます。
観ながら終始にやにやしていました。

人が泣くのって、悲しいときだけじゃなくて、他にも、嬉しかったり、悔しかったり、と、ベクトルは違えど、感情というものが一定以上に振り切った時に人は泣いたりすると思うのですが、私、これを観ていて“萌え”という感情が振り切れすぎて、なんだかうるうるきちゃいました。

つまり、“萌え泣き”というものがあるんですね。
そんな不思議な感覚をこの作品で知りました。。。

でも、かわいいだけじゃないです。
多少デフォルメしているところはあったりしますが、猫の習性や生態を割とリアルに描いているので、猫を飼ったことがある人には、「うんうん」と思わず頷いてしまう描写がよくありますし、猫を飼ったことがない人でも、「猫と暮らす生活ってこんな感じなんだ」と、疑似体験にもなるのではないでしょうか。

話数は104話あるのですが、1話が3分ぐらいなので、短い時間でちょこちょこ気軽に観れますよー。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 4
ページの先頭へ