サークルで同人誌なTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のサークルで同人誌な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月22日の時点で一番のサークルで同人誌なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.8 1 サークルで同人誌なアニメランキング1位
げんしけん2(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (407)
2274人が棚に入れました
オタクのぬるく楽しい日々を描いた『げんしけん』の第2章。
オタク嫌いなオタク女・荻上を迎え、相変わらずゆるやかなオタクライフを満喫していた現視研の面々。しかし、笹原が会長に就任し現視研に転機が訪れる。
笹原が会長就任の際に公約し応募した、コミフェスのサークル参加の当選通知が届くのだった。ゆるやかなオタクライフから、新たな世界に踏み込んでいく「げんしけん」の向かう先は…!?

声優・キャラクター
大山鎬則、斎賀みつき、ゆきのさつき、檜山修之、関智一、乃村健次、川澄綾子、水橋かおり、石田彰、後藤邑子、甲斐田ゆき

たこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

^o^2

おおかたの予想通り前作よりはトーンダウン。
ドタバタとした日常アニメだった1期と比較すると
各キャラの人間的な成長を垣間見せるシーンがあったり
就活や卒業に関する苦悩を抱えていたりで
趣味がオタクという要素のみを引き継いだ
卒業を控えた大学生達の青春アニメと分類していいだろう。
設定上学年が違うので仕方ない事だが
一部キャラの登場が極端に減ったりするのはちょっと寂しい。
最後はほとんど中途半端で消化不良。
リアルといえばリアルなんだがもうちょっと綺麗にまとめてほしかった。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

見終わった後・・・二代目が楽しみです! (^ー^* )♪

原作 漫画 未読

全12話

1期、OVA 視聴済み


感想

今回は1期、OVAよりはちゃんと主人公がメインっぽくなっ
てました。
{netabare}
OPは、ちょっとガン〇ムSEEDのパロ入ってて、初めて観た時は笑いましたw (≧▽≦)vぶは!

1~3話は、コミックフェスティバル(通称コミフェス)参加の話でしたが、参加者側の裏事情が分かって面白かったです。
自分はコミフェスに行った事がなくて、一度は行って見たいんですが、これ観たら・・・
なんか、始発の電車で出かけ、会場で何時間も並んで待つなんて・・・
キツイですね。それに凄い人の数で、人酔いしそうです。><
同人誌には興味はないんですが、話の種に一度は行って体験してみたいですね!^^;
でも、暑い夏コミは無理かなw (> <) 

4話では、田中と大野さんがやっとくっ付いてよかったな~っと。
個人的には大野さんみたいな人、巨乳は関係なく好きですけどね! (●´ω`●) ってか、普通のがいいけどw ^^
{netabare}二人共、初キッスがディープキスなのは、ど~なのよ!でしたが。。。 (@゜Д゜@;){/netabare}

5話では、荻上の腑女子妄想が爆発!(*^▽^*)
笹原(攻め)と斑目(受け)が美化されてのBL
爆笑でしたw (≧▽≦)vぶは!

7話では、斑目、田中、久我山が卒業してしまいます。
卒業後も、斑目が弁当買ってサークルの部屋に来るのは、なんだか嬉しかったです。
居なくなるのは寂しいので。

10話では大野がアメリカに住んでた時の友達、アンジェラとスザンナが来るんだけど・・・
この時、斑目とアンジェラとの絡みで、アンジェラが英語で喋るんだけど、字幕がないから何言ってるか分からんかった。
あそこも字幕が欲しかったです。(-ω-) 
あと、この10話のラストで分かったんだけど、斑目って一般人の春日部 咲に惚れてたんですね~
前に無理やり「くじびきアンバランス」のコスプレさせられた姿を見た時から意識しだしたのかな~って思いました。
んで、アンジェラは斑目に惚れたのかな?

スザンナは、いろんなアニメの名セリフを言うんだけど、そのセリフが分かるので、余計面白いですね!
「エヴァ」「ドラえもん」「ラピュタ」「うる星やつら」等
ヾ(>▽<)oぎゃはははっ!

9話以降は、主人公の笹原の就職活動と、荻上主催の夏コミ参加の話が進んでいきますが・・・
ことごとく面接で落ちる笹原を見てると、こっちも辛くなりました。
11話で、萩上が初めて書いた同人誌が、最初の1冊売れた時、笹原の喜んでくれた満面の笑みに惚れたと云うか、意識しだしたのかな~?

11話のラストで、萩上が書いたBL同人誌を見てる二人の腑女子が笑えましたw 「も・も・も・・」その後のセリフって、やっぱり「萌え~」なのか? ^^;

ラスト12話で、春日部と萩上にはっぱ掛けられて、ようやくやりたかった編集業の会社に内定貰った訳だけど、よかったな~っと。
その報告を萩上に電話して、その後二人は良い雰囲気w
そんな感じで終ってしまいましたが、その後が気になりました。
あの後二人はどうなったのか?
その辺、3期の二代目で分かるのかな~?
でも、二代目って、声優さん達が皆変わってしまうみたいなので、個人的に、萩上役の水橋かおりさん、大野役の川澄綾子さん、斑目役の檜山修之さんが好きなので残念で仕方ないです。
(yTДT)y    ○|  ̄|_


最後に、斑目達の卒業、笹原と高坂の就職と、なんだか駆け足でした。
原作知らないので分かりませんが、駆け足だった分、ちょっと勿体無かった気がします。
もっといろんなエピソードが見たかったな~と・・・。
{/netabare}

結論

オタクあにめの「げんしけん」、やっぱり面白かったです。(≧∇≦)b
ので、直ぐに原作コミックを買って読みますw (=´ω`)ノシ 

PS:萩上見てると、なんだか こけし人形を連想するのは自分だけかな・・・?∑d(≧▽≦*)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

笹原も4年間頑張ってきた男なんだ。侮ってはいけなかった

今まではすごく濃いキャラたちに囲まれて少し埋もれ気味になってましたが、とうとう主人公が主人公します!

【短い感想】
げんしけんとげんしけんOVAで色々凄いところを挙げてきましたが、このシリーズはまだ凄いところがあるんです。
げんしけん2では顕著に描写されていますが、それは“時間経過”です。
これがすごく大胆かつ丁寧です。
シリーズ全て含めると4,5年くらいの時間経過であり、もちろん世代ごとに卒業していくし、新会員も入ってきます。
詳しくは後で書きますが、これだけ長い期間を描いているアニメはあまりないし、その年ごとのイベントなども充実していて、決して時間を飛ばしたりせず、その年ごとに描写するところはしっかり描写しています。

凄いところその2、それは笹原完士です。
はっきり言ってどの作品の主人公よりも平凡というか、どこにでもいそうな人物だと思います。
今までは主人公らしい描写が少なかったですが、ようやく、スポットが多く当たるようになり、彼の普通さが武器になり、魅力を発揮します。



【長い感想】
○時間経過
{netabare}凄いのは4,5年の長い期間に渡って展開していることだけではありません。
げんしけんの時間経過にはパターンがあります。
入学・新入会員歓迎→夏コミ→文化祭→冬コミ→卒業→入学
このようなサイクルになっていて、ほぼ毎年これら行事の描写があります。
そして、卒業と入会があるため、毎年同じメンバーではなく、世代ごとのメンバーでの描写になっています。
他のアニメではあまり見られない、世代交代やサークルの移り変わり、伝統継承といった描写があります。
まだすごいところがあります。
それは、就職活動や就職してからの社会人の描写です。
誰もが当たる壁、苦労する描写を世代ごとに描写しています。
主人公の笹原だけでなく、先輩の久我山だったり、2代目で言えば大野の描写もあったりします。
卒業した後のメンバーの描写も結構多く、ほかのアニメで見られないことがたくさんあると同時に、登場人物の扱い、それぞれの描写が非常に丁寧な印象です。
価値観の違いのぶつけ合い、オタク描写、恋愛に加え、就職などの現実問題を扱い、さらにはそれを世代ごとに描写している。
こんなアニメほとんどないと思いますよ。
マジでclannadレベルのことをやっているアニメだと思います。{/netabare}


○笹原完士
{netabare}はっきり言ってげんしけんの中では逆に特殊な存在だと思います。
周りが濃すぎて、普通なキャラが逆に浮くみたいな。
そして、実力派声優陣がそろっているげんしけんの中で、笹原担当の声優さん(大山さん)はあまり声優として活動していない方で、失礼ながらもあまり演技が上手くないんですよ。
これはスタッフが意識していたのかもですが、笹原を意図的に普通の平凡なキャラにしていた気がするんです。
理由はなんとなくですが、笹原の視点、考えでげんしけんを見せるためなんじゃないかと思いました。

笹原の挫折や悩みってかなり一般的な、誰でも抱きそうなものだと思うんですよ。
実際、私も同じ気持ちになったことがあります。
「自分もそうだったなぁ」「うわぁ…分かるわー…」ってな感じで、すごくグサっとくるんですよ。
ただの共感とはまた違う、すごく自分に近いような、自分と重ねて考えてしまうキャラでした。

100%自分と同じ考えを持つ人なんていません。
それでも、近い考えを持つ人、近い境遇を味わっている人って絶対どこかにいると思います。
笹原の普通さ、一般的な感じがより強い共感をもたらしたのかなと思います。
げんしけん2は主人公としての立ち位置が強かったですが、最後にこれだけの描写ができたのは、笹原の4年間の描写があったからこそだと思います。
主人公していないときの描写があるからこその笹原です。{/netabare}


○げんしけんにさえ入らなければ…
{netabare}これが本当に共感できるんですよ…
誰もが一度は思うことだと思います。
何もかもうまくいかなくて、現状を否定し、もしものストーリーを考えてしまうといった感じで。
私も何回も「大学に入らなければ…」って考えましたよ(笑)
逃げたくなること、否定したくなることってたくさんあると思います。
ただ、それを行動にしてはいけない。
それを行動にしたから笹原は咲さんに一喝されました。
一度逃げてしまえばクセになってしまいます。
逃げた先は楽だから。
人間なんだから誰でも楽したい、楽を知ってしまったらそれを求めてしまうのは自然なことだと思います。

どれだけ辛くても、大変でもそれを行動にしてはいけない。
過去を否定してはいけない。
今回の場合は楽しかったこともたくさんある、言ってしまえば青春と呼べるもの。
過去を変えれたからといって今よりもいい状況になれるとは限りません。
過去の出来事、過去の行動があるからこその自分であり、過去の自分を受け入れ、今の自分を受け入れるべきだと思います。
少しズレましたが、私が普段思っていることを載せてみました。
最終的には経験が役に立ったし、久我山もあれだけ喧嘩しながらも同人誌を描いてよかったと言ってました。
役に立った以上に、かけがえのない大切なものとしてこれからも残っていくと思いました。
なんだかんだ「やっていなければ」と思いながらも、それ以上にやっておいて良かったと思えるもんもだと思います。
そんなのその時の状況や気持ちの持ちようでしょ?


進む一歩が 大きすぎるなら 今は半分でいい   surface『.5(HALF)』{/netabare}



【最後に】
1話目からめちゃくちゃ引き込まれました。
ハラグーロの後処理からの作家さんのあの考え方、あれこそが柔軟な考え方っていうものですよね。ああいった考えができる大人になりたいなぁ。

あとは伝説のマダラメ総ウケとか、荻上の感情変化などまだまだ見所はたくさんある作品です。
それでも今回はやっぱり主人公笹原に注目してもらいたいなぁと思いました。

あと、EDがめちゃめちゃいいです。
特に2番以降を聞いてもらいたい。
それと特殊EDの演出具合もめちゃめちゃいいです。
このあたりも楽しんで視聴出来た要因の1つです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

55.9 2 サークルで同人誌なアニメランキング2位
ドージンワーク(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (75)
441人が棚に入れました
ある日、長菜なじみは友人でクラスメイトの露理に誘われて同人誌即売会の売り子に行くことになる。そこで幼馴染のジャスティスと出会い、カルチャーショックを味わうも、二人に影響されて同人活動を始めるようになる。
同人誌を書き始めたものの、素人のなじみは当然絵も漫画もまるでダメで売り上げは一桁部数どまり。ヒットを目指し頑張る中、ファンや仲間、ライバルの出現など、なじみの楽しい毎日が始まる!


声優・キャラクター
浅野真澄、斎藤桃子、安元洋貴、こやまきみこ、阪田伊都、波多野和俊

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

きららの黒歴史

タイトルどうり、同人誌活動のお話。
何の知識もない一般人の女の子が、金が儲かるという不純な理由で同人活動を始めてハマっていくというコメディです。
原作は、まんがタイムきららに掲載。4コマ誌では珍しく日常系ではない作品です。

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ちょっと脱線しますが、ここで、まんがタイムきららについて解説。
マンガ雑誌としてマイナーですが、近年のアニメファンにとっては無視できないコンテンツを産み出しているので、4コマ誌オタク(自称)の私としては、その掲載作について語ってみたいと思います。
ちょっとお耳汚し、失礼します。

きらら系列の漫画でアニメ化されている作品は、現在以下のものがあります。(放送時期順)
 ・ひだまりスケッチ
 ・ドージンワーク
 ・けいおん!
 ・かなめも
 ・GA 芸術科アートデザインクラス
 ・夢喰いメリー(非4コマ誌「まんがタイムきららフォワード」に掲載)
 ・魔法少女まどか☆マギカ(アニメがオリジナル。KRコミックでコミカライズ)
 ・Aチャンネル
まどマギやメリーは4コマではありませんが、なかなかの顔ぶれ。

で、このアニメ化作品の漫画ですが、雑誌の中で人気作であったかというと全然そんな事ないんです。
そこそこ悪くない及第点の作品ばかりです。
けいおん!なんて「何でこれがアニメ化?」と当初叩かれていたもんですが、今では芳文社の看板なのはご存知のとうり。

さて、ここからは私見。
きららという雑誌は、萌え4コマというジャンルを拓いた専門誌。読者ターゲットは当然オタクな人々です。
極端な話、掲載されている漫画はどれでもオタク≒アニメファンにはウケる要素を含んでいます。
GAのレビューでもちょっと書きましたが、4コマ誌の漫画というのは傑出して面白いものはありません。
別に貶してるわけじゃなく、そういうヌルさが特色なんです。だから日常系ばかりになっちゃうんですがね。
つまり、素材として大差無いってことは、その素材を料理する腕にかかってくるって事で・・・・
上記の作品でいえば、京アニやシャフトが製作した作品がどうなっているかを考えれば一目瞭然ですね。

アニメ化しやすいが、ヒット作に仕上げるには高い技能が必要。
これがきらら原作の特徴だと言えます。
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話を戻して本作ですが、きららのアニメ化作品2弾。
政治的な何かが働いたのかわかりませんが「何でこれがアニメ化?」と、けいおん!同様に不思議がられていました。
残念な事に、ドージンワークの製作会社は京都アニメーションではありません。シャフトでもありません。

面白いか面白くないかは言わずもがな、ですね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ドージンギャーグ

やはり4コマ漫画原作のアニメは個人的に合うようです
明らかに低予算なところも憎めないですね

1話、15分程度のアニメです
残りの15分は声優さんが何やら実際に同人誌を作っていたようですが、
私は特に興味がなかったのですっ飛ばしました(ごめんなさい)
斎藤桃子さんとこやまきみこさんがお好きな方にはおすすめです


本作は作品名のとおり、同人活動のおはなしです
ある日、長菜なじみは同人誌を既に書いている友人の露理に同人誌即売会の売り子として会場に連れられます
そこで影響を受け(儲かることを知り)、なじみが同人活動をしていく物語です

潔いまでに完全金目当てのなじみが笑えました
絵は下っ手くそで全然売れないのがまた面白かったです
ストーリーはあってないようなもので、
基本的には同人活動をするなじみたちの日常を描いたものだと思われます
個人的にはとても楽しませて頂きました


4コマ漫画で一番大切なのはキャラの個性とネタの面白さですよね
ドージンワークはその二点がしっかりしていたと思います

なじみは自分の欲望に素直で楽しい女の子です
サークル名「ビューティーラブハウス」
ペンネーム「ビューティーラヴ」
酷すぎワロタ

露理は淡々と話すおとなしめな雰囲気…
ではありますが、彼女は快楽主義者で一言一言がかなりツボです
なじみとの会話のキャッチボールは見所です
サークル名「パンツ革命」
ペンネーム「ブルマ子」
ひっ酷いとかのレベルじゃねぇ…

なじみのライバルとなるかねるさんもいいキャラしてました
声が特徴的で阪田伊都さんの演技は上手いのか下手なのか微妙なところです
ただ、私はかなり好みです

他にも長菜なじみの幼なじみ(何だか分かりにくいw)
や可愛いお子ちゃま、なじみに恋する青年など、
個性豊かなメンツが揃っていて良かったと思います


上で記したキャラたちが繰り出すギャグ、ネタは
なかなかに面白いもので1話1話笑ってました


OP「い~じゃん!友情」 歌ーMAKI
ED「夢みる乙女」 歌ー水橋舞

OPがこの作品に合ってて好印象です
い~じゃんい~じゃんい~じゃんい~じゃん
ってのがサビ始めの歌詞なのですが、
本作の適当なところ(褒め言葉)が巧く表現されていると思います



漫画に声を当ててるだけのシーンもあり最初は不安でしたが、
その不安はすぐに吹き飛ばされました
単純に面白かったからです

低予算感は否めません
ただ、そこがまたいいというかなんというか…
安っぽい演出など私は嫌いじゃなかったです
むしろ好きです

気楽に、そして喜楽に観れるのでおすすめです
ですが、視聴の際はハードルを下げてご覧くださいまし

投稿 : 2024/12/21
♥ : 30

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

創作活動

コンビニのバイトをクビになった長菜なじみ(おさな なじみ)。
同人誌を書いている露理(つゆり)は長菜を誘って同人誌即売会へ売り子として行く事となる。
その場で長菜の幼馴染のジャスティスと出会い、同人誌が儲かる事と知り、長菜は同人誌を書く事となった。

アニメとしては1話が約13分という短さ。
完走するには優しい設定です。
ただし声優さんが出演している実写部分を含めるとDVD1枚あたりの視聴時間が長くなります。
アニメが短いので、どうせなら実写部分にも付き合ってあげましょう。
テレビ未放送分の実写が長くなる要因の1つだと思いますが、これはサービスとして受け止めたほうがいいかな。
原作者本人が登場した事には驚きましたがw

本作品の特徴は何と言っても同人誌を扱っている事。
アニメや実写パートを含めると初心者でも分かる同人誌講座のように思えます。
実写パートでは1から同人誌を作る過程が描かれているので、同人誌に興味のある人やこれから同人誌を作ろうとしている人には参考になるのではないでしょうか。

ただ同人誌創作の辛さや苦しみは あまり描かれていません。
もちろんアニメ作品なので同人誌作りの楽しみだけを描いて視聴者の夢を膨らませることも必要だという事も理解できます。
自分としては単純に本作品を鵜呑みして簡単に同人誌が作る事ができるとは思ってもらいたくないです。
二次創作の同人誌とはいえ作品を完成させるのは難しいものです。

コミケなどで同人誌を作っている人達を簡略に描いた作品。
難しい事を考えるよりも同人誌を作って売る楽しさが伝わる作品でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 24

61.3 3 サークルで同人誌なアニメランキング3位
こみっくパーティー(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (63)
381人が棚に入れました
第1志望の美術大学に落ち目標を見失っていた千堂和樹は、幼馴染の九品仏大志に半ば強引に同人誌の世界へ引き込まれる。しかしその画才により、和樹は同人界でたちまち頭角を現していく。
ただ、創作意欲は人一倍だが私生活面はやや物臭な和樹になにかと世話を焼く高瀬瑞希や同人誌作家の猪名川由宇&大庭詠美、こみっくパーティースタッフの牧村南といったヒロインたちを巻き込んで、壮大かつコミカルな同人界のサクセスストーリーが展開する。
果たしてその先にあるのは…!?

声優・キャラクター
菊池正美、茶山莉子、茂呂田かおる、石川静、馬場澄江、山田美穂、園崎未恵、むたあきこ、遠近孝一、こおろぎさとみ、こやまきみこ、菊地由美、百々麻子

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

今こそ!共に同人誌を作ろうではないか !

やっぱオタ系アニメは良いですね、他のアニメにない親近感を感じます
まぁ設定はあくまでフィクションの域を出ませんが
コミケ他同人誌即売会に参加したことのある人もそうでない人も、十分に楽しめる作品だと思います


売る人買う人即売会、今作は「創作」をテーマに、同人活動に真髄に迫らんとする主人公:千堂和樹による、笑いあり涙ありの同人誌サクセスストーリーです
流石に、制作サイドが同人業界に精通しているだけあって、即売会取り巻く環境の描写は一見の価値があります
キャラクターのサークル名には、原作の原画担当のみつみ美里女史や甘露樹氏のサークル名が由来になってたり、その他同人用語が多く飛び交います
故、多少のこと同人知識があるとなお良いですね

後のドージンワークと同じく、創作オタ系アニメであり、
買い専が常の私としては共感半分といった具合なのですが
見てると、サークル参加って楽しそうだなぁと思わせてきます
コミケを基にした即売会が主軸に据えてあるわけですが
ところで、あの欲望と愛憎の渦巻く災禍の中心・コミックマーケットに参加されたことはありますか
毎夏毎冬、まとめサイトを大いに賑わせる
東館大手壁サークルに並ぶも結構、お気に入りの島サークルを渡り歩くも結構
同人誌漁りはもちろんのこと、一般参加者やサークルさんとの交流、諧謔に富んだスタッフの格言の数々、コスプレ広場や企業ブースも、待機列で見る有明の日の出さえ、筆舌に尽くしがたい
最近はマナー違反や徹夜組問題に加え、条例云々のこともあって雲行きの怪しいコミケ事情ですが
大志も熱弁を奮うように、オタクのシャングリラ、紙のコロッセオであるのがこのコミケ
その楽しさは折紙付きです、行ったことのない人は是非参加してほしい
暗黙知を了解しつつ、あるいは高度な情報戦に惑わされず、真の価値を見出す喜びを体感せよ

話が長くなってしまった
作画、声優については、まぁ2000年代初期にして、まぁ良かったんじゃないでしょうか
音楽はOPが良いですな、「君のままで/元田恵美」

キャラは良し!
そりゃまぁ現実の同人誌界とは乖離してますが、置いといて
ヒロイン:高瀬瑞希からしてレベルが高いわけですが
個人的オススメは、長谷部彩ちゃんと立川郁美ちゃんです
無口ッ娘さいこおおおお小学生ひゃっはああああああ

そして、アニメ史上最強にして最高のオタク、九品仏大志
同人誌で世界征服を企むキチg(ry究極超人
その情熱は他のオタク達の追随を許さず、今なお神話となり語り継がれるその発言の数々
彼を抜きにしてこのアニメは語れません
少年よ、大志を目指せ


なかなかに楽しませてくれました
これを見れば、あなたのリビドーも満たされる・・・?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

ヒロ(4代目) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

コミケ じゃなく こみパ だよ。

どんな 内容かというと。

美大に落ちた 千堂和樹 が 悪友の 大志 に
そそのかされ 同人業界(蛇の道)に突き進むお話です。

簡単に説明すると 同人からの 成り上がりストーリー。
こみパに参加する 女の子と仲良くなったりしながら
自らのスキルを磨いていくような 感じのお話。

ゲームがそっちの方面で結構人気あったので実際に
こみパが実施されたりと・・・。色々ありましたよね。

お気に入りのキャラは やっぱり 詠美ちゃん様です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

saccho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

感想

非オタの男子高校生がオタクの友達にそそのかされて同人誌作りを始めるお話です。いつくか同人誌作りを扱った作品のはあり,それらのほとんどがオタクをネタにしていますが,この作品はそうではありません。主人公は,同人誌を作る楽しみ,買って読んでもらえる喜びのため同人誌を作っています。同人誌作りをとおして,挫折しながらも主人公が成長していく姿が描かれています。ラブコメ度はあんまりありません。主人公がヒロインにデレませんので。古い作品で画質はそれなりですが,そこそこ楽しめましたので,興味がある方は見てください。それと,この作品を見る前に「ToHeart」を見ておくと第1話の冒頭シーンが楽しめると思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6
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