サンジゲンで戦術なTVアニメ動画ランキング 2

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早速見ていきましょう!

78.9 1 サンジゲンで戦術なアニメランキング1位
蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1404)
7069人が棚に入れました
2039年、人類は温暖化に伴う急激な海面上昇により、地上での版図を大きく失った。
それに呼応するかのように、霧を纏う謎の軍艦群「霧の艦隊」が世界各地の海洋に出現、搭載した超兵器で人類の艦を攻撃し始めた。
人類は持ちうる戦力を投入し、最終決戦「大海戦」に臨むも、「霧」の圧倒的な武力の前に脆くも敗れ去った。
すべての海域、運搬経路を「霧の艦隊」によって封鎖され、政治経済は崩壊、人類は疲弊の一途をたどっていた―――――――
「大海戦」から7年。
士官候補生・千早群像の前に現れた「霧の艦隊」の潜水艦「イ401」。
敵であるはずの「イ401」、そのメンタルモデル「イオナ」との出会いは群像に、そして人類に何をもたらすのか?
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アルペジオ2周目の感想 & 「艦これ」との比較

(※アルペジオ劇場版が公開された2015年当時の投稿内容です。)

①1月末から総集編映画が公開され、その後に完全新作の続編映画の年内公開が控えていること(10月3日封切り予定)
②本作と同様に旧日本海軍艦艇をモチーフとした話題の新作アニメ『艦これ』がTV放送中であること(加えて両作はコラボしていること)
③最近視聴した、本作と同じ監督(岸誠ニ氏)&シリーズ構成(上江洲誠氏)の組み合わせのTVアニメ『結城友奈は勇者である』(2014年秋)が、予想外の良作で、このコンビの作品に俄然興味を持ったこと

・・・以上3つの理由から、本作品について2013年秋のTV放送時以来、2周目となる全話視聴を行い、レビューを全面的に書き換え、併せて「艦これ」とのコア・コンセプトの違いを考察してみました。


◆各回の評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- (2013年9-12月) =========
ネタバレレビューを読む
----------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)2、★(良回)7、☆(並回)2、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.3


※上の★表記のように、本作は外れ回が少なく(全12話で☆は2回)かなり濃い楽しみ方が出来ました。
※特に終盤の第8話後半から第11話までの展開は見事だと思いました。
※最終回(第12話)は本作としてはイマイチの感がありましたが、それでも悪くない出来と考えます。
※まとめると、現時点では自分にまだ上手く表現し切れない特有の面白さがある作品と考えますが、以下のように考察を進めて、なるべく明瞭に本作の美点と欠点を抽出していきたいと思います。

◇各話内訳
ネタバレレビューを読む

◇登場するメンタルモデル
ネタバレレビューを読む


◆内容考察

(1)本作の他にない美点
ネタバレレビューを読む

(2)明白な欠点
ネタバレレビューを読む

(3)現時点で評価保留の点
ネタバレレビューを読む


◆本作のハイライト

※現時点では以下の2点と考えています(ただし今後、第12話も追加する可能性が高い)。

◇第10話『その身を捧ぐ』
ネタバレレビューを読む

◇第11話『姉妹』
ネタバレレビューを読む

※なお、第12話『航路を拓く力』は、現時点では残念ながら、第10話・11話に比べると内容が幾分雑で感動が少ないように感じてしまいました。
→本作の私の全体評価を、もう一つとした原因のひとつ。
→ただし、この回については、前記した◇(3)現時点で評価保留の点、に直接関係する箇所なので、時間を置いて再々視聴し、考えを整理したいと思っています(その際には評価が変わる可能性が高いです)。


◆『艦これ』とのコア・コンセプトの違い

・アルペジオの艦は、ネタバレレビューを読む
・このメンタルモデルは、ネタバレレビューを読むに目覚めていってしまう。
(※ここが本作の最大の注目点)

・これに対して、艦これの艦娘(かんむす)達は、
ネタバレレビューを読むとして描かれている。
・ただし、艦娘たちは、
ネタバレレビューを読むがストーリーの端々(はしばし)から予感される描き方をされている。
(※ここがアルペジオとの最大の違い→アルペジオの艦は、ネタバレレビューを読む

・以上まとめると、『アルペジオ』も『艦これ』も、ネタバレレビューを読む
と要約できると思いますが、
その描き出されるネタバレレビューを読む
 ①『アルペジオ』の場合は、ネタバレレビューを読むにあるのに対して、
 ②『艦これ』の場合は、ネタバレレビューを読む
と考えます。

・このどちらに、より心惹かれるか(あるいは惹かれないか)、は個人の好みによると思いますが、私個人は現時点では、後者(艦これ)の側に、より強く心を惹かれています。

・いずれにせよ、1月末公開のアルペジオ劇場版総集編およびその後10月初めに公開予定の完全新作続編が楽しみです。


◆追記:続編映画の評価

(1)劇場版蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-DC   ★  4.0
(2)劇場版蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-Cadenza ★★ 4.5

※(1)は、約2/3がTV版の総集編、残り1/3(正味30分強)が新規の展開
※(2)は、フル新作で、TV版のコンセプトを引き継ぎつつ、この手の作品に求められる要件を十分に満たしてストーリーを完結させている。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 73

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

僕はストライク! マニアおすすめ!!

原作 漫画(2013年12月現在 既刊8巻) 未読

全12話

ジャンル:SF海洋アクションファンタジー


突如、世界各所に現れた、超兵器を搭載する“霧の艦隊”(正体不明の艦船群)と呼ばれるその軍艦群に人類は敗北を喫し、制海権を失う
“霧の艦隊”と戦えるのは、人類側についた“霧の艦隊”の潜水艦・イ401に乗る士官候補生の千早群像のみ。。。

霧の艦は、それぞれ自分の意思を持つ女性の姿(メンタルモデム)をしていて、
イコール艦艇のパーソナリティと言う設定。


“霧の艦隊”は、外観が第二次世界大戦時の艦艇を模しているので、海洋マニアにはたまりません。
だけど、中身は未来型なので現代の通常兵器では全く歯が立たない
そこで主人公が潜水艦のイオナ【イ401】の 艦長として霧と戦うんだけど、単艦で航行していく所が
自分の好きな漫画「沈黙の艦隊」によく似てるな~っと。

でも、あまりマニアックな専門用語が出てこないので、自分にはちょっと物足りなさを感じました。
もっと専門用語出てくれば、マニア心をくすぐられて、もっと良かったのにな~^^
でも、普通の人には、こっちの方がいいんだろうけどね。。。

話が進んでいくと、いろいろと突っ込み入れたくなる設定あったけど、海洋マニアな自分には、十分惹きつめられる魅力がありました。

それに、妙に納得できたのが
霧のメンタルモデルが皆 女性型なのは、「大抵の人類の言語で、艦船を指す場合に女性形で語られるから」って言う説明があったのでw
上手い事言うな~っと^^


キャラでは、ツンデレ タカオが好きかな ^^
一番 愛深き女性に感じました

それと「シャキーン」が可愛い 金髪ツインテール ハルナ

あと、コンゴウ役がユカナさんなんだけど、
「IS」のセシリアや「げんしけん」の大野さんの声のイメージが強いんですが、
コンゴウ役では、今までと全然ちがうキャラ声だったので、ちょっとビックリでした。^^;


映像綺麗だし、CGもそんなに違和感なかったです

OP&ED曲も良かった
特にOP曲、カッコいいですね!

原作がまだ続いていようなので、2期が見たいです!

海洋マニアや、「艦これ」が好きな人にはオススメです!


OP:「SAVIOR OF SONG」(第2話 - 第8話、第11話)
歌 - ナノ feat.MY FIRST STORY

ED:「ブルー・フィールド」(第2話 - 第4話、第6話 - 第8話)
   歌 - Trident(渕上舞、沼倉愛美、山村響)
  「Innocent Blue」(第5話、第9話)
   歌 - Trident(渕上舞、沼倉愛美、山村響)
  「Our Story」(第12話)
   歌・作詞 - ナノ


PS:面白かったので、原作漫画 購入しようか検討中です ^^;

投稿 : 2025/02/15
♥ : 88

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

うれしい~♪♪♪蒼き鋼のアルペジオ、映画化なのです♡♡♡♡♡

今日、お昼休みに何気なくネットを見てたら・・・・
蒼き鋼のアルペジオ、映画化決定のうれしいニュースが!
ヽ(≧▽≦)ノ ワーイ ウレシイナ♡

発表は6月29日とのことで、千葉・舞浜アンフィシアターで開かれたイベントで発表されたとのことです(イキタカッタナ~)。

映画は2015年に2回上映で、最初がアルス・ノヴァの総集編、2本目が新作とのことでした。でも、こちらは都会じゃないし、近所の映画館ではあまりアニメは上映されませんので、そのときは遠征するしかないですよね。p(*^-^*)q

第1回目の総集編ではオリジナルストーリーも少し入るようですので、とても楽しみです。早く来年、来ないかな~


【2013/12/30】
最初見たときは淡々としていて、後半こんなに盛り上がるとは思いませんでした。

ハルナとキリシマあたりから面白くなって、10話ではタカオが~~~で、涙、涙でした。最終回、コンゴウを説得するイオナ、荒れるコンゴウの場面ではゆかなの演技が圧倒していました。
作品的にもクオリティが高く、2期もぜひ作ってほしいです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 76

74.5 2 サンジゲンで戦術なアニメランキング2位
アルスラーン戦記(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1089)
5947人が棚に入れました
東西を結ぶ陸路の中心地・エクバターナを王都に掲げ、各地からの人や物資、そして豊かな文化が集まる強国パルス。この国の王太子として生まれた少年・アルスラーンは、幸福のうちに国を引き継ぐはずだった。土煙が舞う平原に、パルスの誇る騎馬隊が葬り去られるその日までは……。パルスの豊かな領土を狙って、異教徒の国・ルシタニアが侵攻を開始。初めての直面する本物の戦いに、不安を隠しきれない"気弱な"王太子・アルスラーン。彼の不安が的中したかのように、戦場には不穏な空気が渦巻き始める。敵の策略にはまり、これまでにない脅威を感じるパルス軍と、混乱する戦況に翻弄されるアルスラーンの父王であるアンドラゴラス三世……。駆けつけた「戦士の中の戦士」の異名を持つ騎士・ダリューンとともに、次々と襲いかかる敵、そして過酷な運命へと立ち向かうアルスラーン。運命という名の嵐が吹き荒れるなか、彼は信頼できる仲間たちとともに"王太子"として最初の一歩を踏み出す!

声優・キャラクター
小林裕介、細谷佳正、浪川大輔、花江夏樹、KENN、坂本真綾、梶裕貴、菅生隆之、田中敦子、津田英三、大川透、安元洋貴、三宅健太、小西克幸、桜井敏治、子安武人、斎藤志郎

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

少年は、やがて王となる・・・「ヤシャスィーン!」

私はこの作品に触れるのは今回が初めてですが、1991年〜1995年の間に劇場版アニメやOVAが制作されていたようですね(wikiより)
正直最初は視聴を迷った作品でした。物語の大筋が、2014年の秋アニメから2クールで放送された「暁のヨナ」と被っていると思ったからです。
しかもヨナは、お気に入りの棚序列22位の作品(2015年10月時点)・・・同じ系統の作品だとどうしても見劣りして映ってしまう・・・そんな懸念が頭の中で生じていました。
そこで、数話見てどうするか決めよう、と思い視聴を始めました。

この物語の主人公はパルス王国の王太子アルスラーン・・・パルスは国王アンドラゴラス三世が戦で無敗を誇っていることも手伝って発展した豊かな国・・・その様な中で、両親から疎まれながらも臣下と剣の稽古をしたりしながら過ごしてきました。
アルスラーンが14歳の時、侵略してきたルシタニアを向かい打つべく初陣に臨むのですが、味方の裏切りと敵の策略によってパルス軍は大敗を喫してしまうのです。

戦場ではぐれたアルスラーンは、絶体絶命の危機を迎えてしまうのですが、戦士ダリューンに助けられ九死に一生を得る事ができました。
ここから14歳の王太子アルスラーンに課せられた「パルス奪還」に向け、壮大な物語が動き出すのです。

振り返って見るとヨナとは背景こそ一部かぶっている部分がありましたが、物語の展開は似て非なるモノだったと思います。最初の心配は稀有だったようです^^;

この作品の見どころはアルスラーンの人柄に惹かれ、彼の周りに協力者が少しずつ集まっていくところです。最初は小さなさざ波でしかなかったアルスラーン一行が大きなうねりに変貌していく様は迫力があります。
それは、アルスラーンが臣下を身分や経歴にこだわらず、己の力全部をアルスラーンに貸してくれる人物を選んだからにほかなりません。

当然甲冑で身を包んだ戦士もいますが、流浪の楽士、女神官、山賊を生業とするゾット族の娘、同盟国の部下など、何もかもバラバラな彼らがアルスラーンの側近なのですが、アルスラーンを守りパルスを再興するという目標に対しては誰もが同じ・・・熱い気持ちを持ち合わせています。

それにしてもアルスラーンはまだ14歳なのに・・・他人の心を掴む事に関しては天才的です。
優しさや救いといった施しだけが人の心を動かすのではないという事を本能的に理解しているんでしょうね^^;
機会を与えること・・・許すこと・・・目線を合わせること・・・
きっと時と場合に応じて正解はいくつもあるのだと思いますが、アルスラーンの選択には感心するばかりでした^^

物語は悲願の道半ばで終わってしまいました。物語の行方は当然気になるのですが、一人だけ特別に気になる人がいます・・・それはエステルです。
ルシタニアの騎士を目指した彼女は、熱心なイアルダボート信者・・・
信仰自体は決して悪いことではありません・・・でも異教徒だかといってを相手を皆殺しにする教えは本当に正しいと言えるのでしょうか・・・だって相手は人間なんです。
過去信仰上の違いから歴史上何度も人は同じ過ちを繰り返してきました。
そこに立って前に進むのは自分と自分の意志・・・例え道を違えたからといって神さまはゼロクリアになんかしてくれません・・・だから自分の行動に対して責任を取るのも自分・・・だと思うんですけれど^^;
エステルがアルスラーンを始めとする異国の民族や文化に接し・・・何を感じるのかは気になるところです^^

オープニングテーマは、
UVERworldさんの「僕の言葉ではない これは僕達の言葉」
NICO Touches the Wallsさんの「渦と渦」
エンディングテーマは、
藍井エイルさんの「ラピスラズリ」
Kalafinaさんの「One Light」
カラオケで「僕の言葉ではない これは僕達の言葉」を歌ってみましたが撃沈^^;
エンディングはどちらも格好良かったです(こちらはカラオケで何とか^^;)

2クール計25話の作品でした。
よりテレビのCMで「少年は、やがて王となる・・・」と流れていたので、きっと続編はあるものだと思っていますが・・・良いんですよね^^;?

投稿 : 2025/02/15
♥ : 30
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

王道のお手本

<全25話観終えて>
全話通していつも地に足が着いた脚本で、
偉人伝の王道の、「王となる道程」が
ブレずにしっかりと描かれてましたね。
ラストシーンのオーケストラも雄大で素晴らしかった。

特に不満や中弛みを感じることもなく、
1話から最終25話まで童心に返って楽しめました。

大河ドラマのような展開だったと思います。
フィクションにありがちな刺激的な急展開などあまりなく、
ゆっくりと詰将棋を楽しむような感覚が心地好かったし、
あたかも実話を基にした伝記のようなリアリティを感じられた。

時折、ナルサスの絵画ネタとか、
ギーヴとファランギース、エラムとアルフリードとの絡みなど
真面目な戦記物なのに、クスッと笑えるシーンを
さりげなく挿入するセンスもいい感じ。

また、最初から最後まで素直に楽しめたのは、
原作やOVAにはノータッチで、
白紙の状態のまま完走したためかもしれません。


★最終話:第二十五章「汗血公路」感想
ネタバレレビューを読む

ヒルメスの闇はどこまでも深い。
アルスラーンたちは、その闇を討ち砕き、
王都を奪還し、奴隷制度を廃し、
希望に溢れる王政を実現することができるのか。

続編が生れることを切に願います。

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以下は、初投稿時のレビューです。(2015/08/10)
ネタバレがあるわけではないですが、長いのでタグで閉じます。
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/15
♥ : 28
ネタバレ

かしろん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

王道な面白さ

【6話まで見て 何となく、内容修正】
原作未読。
田中芳樹を読んだこと無し。アニメ銀英伝は全部見た。

吉川三国志、横山三国志に心躍らせ、
角川スニーカーのロードス島シリーズを発売日を心待ちにしながら読み、
富士見ファンタジアのスレイヤーズの発音し難い敵キャラにツッコミを入れ(※黄昏よりも暗き存在、に反応してしまう恥ずかしさ)、
ドラゴンランスの読みにくさに100ページ位で投げ出し、
ファミコンドラクエ1で街の人に話しかけるには東西南北の方角指定をしなければならなかったことをリアルタイムに経験し。
そんな私の感想。

【6話まで見て ベタな王道を楽しむ】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/02/15
♥ : 7
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