2018年度のサテライトTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2018年度のサテライト成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月12日の時点で一番の2018年度のサテライトTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.5 1 2018年度のサテライトアニメランキング1位
博多豚骨ラーメンズ(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (421)
1861人が棚に入れました
「あなたにはどうしても殺したい人がいる。どうやって人を殺しますか。」

福岡は一見平和な町だが、裏では犯罪が蔓延っている。今や殺し屋業の激戦区で、殺し屋専門の殺し屋がいるという都市伝説まであった。
殺し屋、探偵、復讐屋、情報屋、拷問師etc――、
裏稼業の男たちの物語が紡がれる時、『殺し屋殺し』は現れる――。
第20回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作!

声優・キャラクター
小野大輔、梶裕貴、小林裕介、中村悠一、浪川大輔、小野賢章、悠木碧、前野智昭、松岡禎丞、平川大輔、浜田賢二、廣田行生、松風雅也

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

修羅の街、福岡…。(最終回第12話視聴終了: アニメのエピソード順は1巻→2巻→4巻→3巻でキリ良く締め。)

原作はメディアワークス文庫から刊行されており、あにこれのあらすじにもある通り、第20回電撃大賞の大賞受賞作です。

因みにこの回は大賞を2作が受賞しており、もう1作は『ゼロから始める魔法の書』です。同期作2作目のアニメ化となります。

あとがきで作者は「実際には平和な街」と書いていますが、作中の舞台である福岡市は「人口の3%が殺し屋」という、『BLACK LAGOON』のロアナプラとも比較しうるレベルの犯罪都市とされています。さすがに電撃文庫からは刊行できない感じの世界観ですよね(笑)。

登場人物も裏社会の人間ばかりで、少なくとも原作では普通に銃で撃たれたり首を搔き切られたりして死人が出ます。これ、アニメで本当にそのままなんですかね?

『BLACK LAGOON』、『GANGSTA』、『91Days』レベルの流血場面が予想されるので、そういうのが不得手な方は視聴を避ける方が無難だと思います。

およそタイトルからは想像のつきにくい内容のお話なので、視聴の判断の助けになればと思い放映前レビューを書きましたが、個人的には2018年冬アニメ本命作品の一つとして期待しています。
==[以上、第1話視聴前のレビュー]==

2018.1.14追記:
第1話を観終りましたがレビューを更新しそびれていました。原作通りで、特に流血や殺人は避けていかないようなので、このまま安心して見守ろうと思います。

おまけ:『デュラララ!!×博多豚骨ラーメンズ』という、公式コラボ(作者は『博多豚骨ラーメンズ』の木崎ちあき)が電撃文庫から刊行されています。なお、実現するか現時点では不明ですが、『デュラララ!!』の作者である成田良悟の作による2巻目の企画もあるらしいです。

2018.2.10追記:
第6話視聴終了。人殺しと博多山笠が同時進行する原作2巻のエピソードに突入。新キャラの猿渡くん登場。『デュラララ!!×博多豚骨ラーメンズ』にも登場するキャラなので、読むならこのエピソード後が良いかも?

何かこの感じだと原作2巻はアニメ2、3話で済ませちゃうかもしれませんね。作画はストーリーを追う上で支障はないもののちょっと微妙な気もするので評点を3.5にしておこう…。

2018.2.19追記:
小百合さんが出てきました。メインキャラとあまり関係のないエピソードはバッサリと整理して第2巻の内容はうまく2話にまとめ切りました。このアニメのシリーズ構成はわりといけている気がする。ああ、なるほど『食戟のソーマ』のシリーズ構成やってる人なんですね…。

ということで原作3巻に入るようです。次回を待て(笑)!

2018.2.24追記:
榎田くん当番回の原作4巻エピソードで、.mmm(エムスリー)登場。なるほど、「第1部完」的な原作3巻のエピソードを最終回にしたいから、独立性の高い原作4巻のエピソードを前に持ってくるということか…。

第8話の感じだと、原作4巻の話はたぶん8、9話の前後編で2話で片付きそう。残り3話で原作3巻ということで綺麗に1クールに収まりそうです。うん、これはなかなか良く出来ている…。

2018.3.6追記:
前回更新時の想定通り、原作4巻の榎田くん当番回は9話にて終了。10~12話の3話を使っての原作第3巻のエピソードで今期は終了だと思います。
(原作的にも、ここで終わっておくのがちょうどキリが良い。)

原作の方は1~8巻とこの3月に短編集の刊行が予定されています。評判が良ければ尺と原作ストック的には2期目はたぶん作っても大丈夫なんですけど、どうなりますかね…?

2018.4.2追記:
最終話の12話を観終わっていましたが更新が遅れました。

9話時のレビューに記載の通り、華九会の件が一段落つく原作3巻相当のエピソードで終了でした。

原作では各巻ごとで章タイトルが「一回表」とか「延長十回」などとなっていたのですが、アニメでは原作のそのあたりを意識してなのか、各話のサブタイトルが野球用語になっていましたね。

エピソード冒頭で一件本編とどんな関りがあるかわからない野球エピソードが挟まれると、クライマックスでそれが伏線として効いてくるという構成はアニメでもうまく原作を活かせていたと思います。

原作モノのアニメ化としては良かったほうじゃないでしょうか。肝心の本編ストーリーがアニメ視聴者層に受け入れられるのか危惧していましたが意外と評判は良かったように思います。原作ストック的には大丈夫な気はしますが、2期はあるのか…?

制作スタッフ、お疲れさまでした。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 53

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

犯罪の街「博多」で繰り広げられる男たちの生きざまをハードに描くサスペンスストーリー

2018年放送中のテレビアニメ まあ12話でしょう

原作 木崎ちあき 監督 安田賢司 構成 ヤスカワショウゴ 制作 サテライト

KADOKAWAメディアワークス文庫から刊行されている小説が原作

殺し屋が人口の3%を占めると言うハードボイルドシティ博多を舞台にした、
裏稼業の男たちの群像劇。

馬場善治 CV小野大輔 馬場探偵事務所の経営者 表向きは探偵
林憲明(リンシェンミン) CV梶裕貴 女装の殺し屋
斉藤 CV小林裕介 新米でやる気のない殺し屋

男だらけのハードな社会、女は犯されるか殺されるかって殺伐としてますが、
シェンミンが美人女子高生風なのでその分だけは華やかです。
女装は趣味だそうですのでホモでしょうね。

異常能力とか一切登場しない割に目を離せない展開ですね。今のところ。

3話視聴。シェンミンの女子学生風の服が血で汚れたので勝負服にお着替え。
普段着はどんなファッションなのかも気になります。
4話視聴。シェンミンと馬場がガチホモっぽい展開。
と思ったら、野球チームが「博多豚骨ラーメンズ」!?
5話視聴
シェンミンの服が同じ??
どういうことですか?穴が開いて血だらけになったはずなのに。
同じ服をたくさん持っているということなんですか?
服をたくさん買い出ししたはずなのに、遠出でも同じ服。
サリーちゃんならともかく、女装趣味の貧乏でもない男がこんなことでは、
B級からC級にランク落ちですね。

全体的に安易な展開が目立ちますが、作者が飽きてきたのでしょうか?
博多シティ、殺し屋稼業、草野球、この要素が繋がっていないような気がします。
ありがちな物語を適当につなげたような雑な作品の印象です。

キャラの掘り下げも特に驚きはなくありがち。
せっかくの萌えそうな女装主人公もつまらない扱いでしたね。
女性登場人物が少ない分、もっと繊細に描かないと人気は出ません。
かと言って女性に人気が出そうなカッコイイ男性キャラが多いとも思えず、
誰得作品に思えてしまいました。
この作品に描かれた博多シティがリアルであればなじみのある人には価値ある作品になるかもしれません。
行ったことが無いので分かりませんが、
この作品から博多の魅力が溢れていたとは感じられないです。

楽しんだ人も多いようなので、好みによるのかもしれませんが、
作品自体はあまり手間がかかっているようには見えませんでした。
やる気のないサテライトですが、
私も「長門有希ちゃん」が好きだったので、この作品が好きだという人の気持ちもわかります。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 41
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

はた迷惑なご当地アニメ(苦笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
博多を舞台にした殺し屋アクションアニメ。やってること自体はかなり血生臭いが、オシャレな雰囲気と会話で包むことで、かなりライトな作風になっている。

まあ、ライトなんで「観やすい」とも言えるけど、「安っぽい」「薄っぺらい」という印象は否めず、といった感じでした。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む

【余談~ 博多の人口の3%? ~】
ネタバレレビューを読む


【各話感想(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/08
♥ : 32

59.3 2 2018年度のサテライトアニメランキング2位
重神機パンドーラ(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (117)
530人が棚に入れました
2031年、「翔龍クライシス」の影響を受け、人類が絶滅寸前まで追い詰められた世界で、
クイニー・ヨウは道場の仲間たちと共に修行に励んでいた。
自分の「強さ」を見つめ直す毎日。それは突如として崩れ去った。
仲間を守ることが出来なかったという事実は彼女の心をひどく苦しめた。

7年後、クイニーはバウンティハンターになっていた。
一門を失ったという現実と向き合いながら彼女は荒野を行く、今日も『敵』を探して

声優・キャラクター
前野智昭、東山奈央、花澤香菜、津田健次郎
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

狂気の進化は胡蝶の夢を見る

あらすじ

ネタバレレビューを読む


量子論や宇宙物理学などで真理の探究を試みる途上。
有と無、混沌と秩序……。
いよいよ二元論も交えた万物の根源への到達が見え始めた時。
ふと古代の思想家もまた、陰と陽、始まりと終わり……。
こうした思索の中で、現代の科学者が肉薄した
宇宙の真理に最接近していたのではないか?
そんな夢想を抱く瞬間があります。

中国資本も導入して制作された本作もまた、
科学と陰陽論などの中国古代思想との交錯から着想が生まれたSF作品だと思われます。


加えて、生物の進化は時々、
無数の多次元世界という選択肢から
ベストなルートを取ったとしか思えないほど驚異的である。

さらに、多次元世界をも取り込んだ狂気の進化に追随した時、人は人でいられるのか?
人間やめずに加速する世界で生き残ることができるのか?

私にとっては、こうした量子論や進化論と古代思想を調理して生まれる、
視点の数々がスリリングなSF作品でした。


ただこの作品、構成、特に序盤が非常によろしくない印象。
最初の数話を科学者の主人公視点から世界観を伝達していく流れなのですが、
アニメでも使い古された量子論や多次元世界などの科学設定を、
エキセントリックな科学者の言動などを通じて伝えられても正直退屈でした。
シュレディンガーの猫とか見飽きたし……といった感じで私もリタイア寸前にw

加えてセリフ回し他、脚本も立ち上がりが特にぎこちなく……。
まるで故障明けの先発投手がいきなり四球連発で
無死満塁のピンチを招いたかのような自滅ぶり。
スタッフどうしちゃったの?やっぱり資金提供した中国に媚びただけのテキトーなアニメなのか?
と序盤は私も苛立ちを覚えながらの視聴でした。

倒れ気味のロボットアニメの看板の面目を保ちたいギャグにしたって、
必殺技にネタバレレビューを読むはないですw

私も五話辺りで、女性格闘家の視点から、中国の伝統思想と科学の交錯が計られ、
猫が白と黒、陰と陽を併せ持ったパンダになる頃になって、
ようやく視聴の意義を見出した感じでした。

BUMPの主題歌と何より西沢幸奏さんのシビれる挿入歌が無ければ、
私も完走できなかったかもしれません。


私見ですが、本作の場合は科学からの導入より、
女子格闘家辺りに主人公を設定して、
ローカルな中国伝統ネタから入って行った方が特色が出せたのかもしれません。
或いは“混沌”がもたらした災厄と苦闘の歴史を太古の昔から、
古代編、現代編、未来編でスペクタクル巨編として描いてみるとか。
ただ、それだとロボットアニメやめなきゃなりませんがw
設定上、機体を捨てられないジレンマも多々感じました。


世界観組み立てに用いられた諸要素に元々興味があった人間ですらこの有様なので、
数話我慢すればきっと面白くなるはず!とは私には保証しかねます。


萌えとは違うユルさの提供を試みた?中華料理と“家族”団らんの描写も特徴的だった本作。
ただこの近未来の料理素材は所詮マシンをも取り込んだ超生物“B.R.A.I(ブライ)”
堂々とメタルチップが異物混入するエビなどが料理提供され飯テロも不発気味w

古来よりあらゆる具材を医食同源の論理に取り込み完食を強いてきた……。
中華料理もまた狂気なりw

投稿 : 2025/03/08
♥ : 19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

契約の時、希望は彼らに託された…

河森さんのTVアニメ作品といえば、マクロスΔ以来でしょうか…?
マクロスΔは、2016年の放送なので「もう2年も経つのかぁ…」という印象です。

マクロスΔといえば、ワルキューレの人気が絶大でアルバムのリリースやライブ活動が今でも行われている上、先日『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』が公開されており、常にマクロスを身近に感じているからなんでしょうね。

こちらの作品も粒ぞろいの声優さんが出演されています。
奈央ぼう、花澤さん、かやのん、能登さんに瀬戸麻沙美さん…
この顔ぶれ…もう溜息しか出てこないですよ^^

この物語の舞台は、2038年の中国…
中国の翔龍(シャンロン)で、7年前に次世代エネルギー装置「量子リアクター」の爆発が原因で、世界中に人類を襲う特異進化生物「B.R.A.I(ブライ)」が出現してしまったんです。

翔龍での爆発から7年後、当時の事故を引き起こした張本人でこの作品の主人公であるレオンは、翔龍を離れて家族契約を交わしたクロエと一緒に暮らしていましたが、ある日突如襲ってきたブライに対し、レオンは対ブライ用に開発されたハイパードライブを起動させ敵を退ける事に成功したのです。
この件がきっかけとなりレオンはネオ翔龍への帰還が認められると共に、ネオ翔龍防衛軍が組織した特殊部隊パンドーラに加入することになり、物語が動いていきます。

マクロスΔの頃から、中華系の場面をよく見るなぁ…と思っていましたが、この作品は、河森監督と親交のある中国のプロデューサーが企画を持ちかけたのがきっかけになっているそうです。

河森作品の目玉となる今回のロボットは、多目的可変ビークル「MOEV(モーヴ)」と呼ばれる人型ロボットに可変する乗り物です。
このモーヴを駆使してブライと交戦するのですが、この作品の最大の特徴は戦う理由が単なる「敵味方」だけではないということです。
具体的な内容については是非本編で確認頂きたいと思いますが、存在理由、種の保存など生物が存続していく上で必要な営みは不可欠ですし、欲望や憎しみといった感情でも生物は戦う理由に位置付けることができます。

言葉が通じなくても、意思の疎通は図れなくても生物って戦えるんですよね。
寧ろ意思の疎通を図りながら戦う種族の方が少ないかも…
人間以外の生物は食物連鎖の範疇で、生きるための戦争を日々行っているのですから…

でもこの発想や視点は、人類がピラミッドの頂点に君臨しているからだと思います。
この作品の中では、人類よりブライの方が優位なんです。
進化も修正の早さも人類とは比べ物にならないくらい違いがあるんです。

進化に取り残される感覚…って、こういう感じを言うのでしょうか?
昨日通じた攻撃が今日はもう通じない…
それって、「自分の大切なモノを守り切れない」と同義だと思います。

そしていつも話をややこしくするのが、人類同士の負の感情から生まれた闘争心…
時には復讐、時には排他的な考えを持たない人はきっといないと思います。
そこまで聖人君子の人なんて多分いません…
でも、それを理性でコントロールしている人はきっと大勢いるんだと思います。

ブライを巻き込み人類同士が始めた大喧嘩…どの様にして矛を収めるのか、気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
ここで言えるのは一つだけ…
物語の展開は決して単純ではありません。
縦横無尽に動き回る展開はどこに向かって収束しているのか…?
きっと予想だにしない結果が待ってくれていると思いますよ。

オープニングテーマは「シリウス」
エンディングテーマは「Spica」
どちらもBUMP OF CHICKENさんが歌っています。

この作品の挿入歌が格好良かったので記載しておきます。
西沢幸奏さんの「Meteor」「New Generation」
中島愛さんの「悲しみと共に」
佐々木詩織、A.O.Iさんの「ギリギリDESTINY」
個人的には西沢さんの歌った2曲がお気に入りでした。

2クール全26話の物語でした。
途中、中だるみがなかったと言えば嘘になりますが、終盤から加速度的に面白さが上昇する構成になっています。
特に終盤は人間関係含めて激アツなシーンが目白押しです。
物語の内容についても、腑に落ちた着地点だったと思います。

最後に、ケイン・イブラヒーム・ハサン役を演じられた石塚運昇さんが8月13日に他界されました。
謹んでお悔やみ申し上げる共に、ご冥福をお祈りいたします。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 13

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

なげえぇ・・・

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:これ、マクロスっしょ?な?www歌と三角関係のないマクロス。きっとそう。
期待度:★★★★

全然マクロスじゃなかったけど、なんか終始説教臭く、なんかピンチになると天才(笑)ラウの機転で乗り越えていくだけ。
家族がどうとか。もうね2クール掛けてけっきょくそれ?、みたいな。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 11

63.5 3 2018年度のサテライトアニメランキング3位
Caligula -カリギュラ-(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (180)
674人が棚に入れました
「理想(きみ)を壊して、現実(地獄)へ帰る――。」


街中に響き渡る美しい歌声。
絶大な人気を誇るアイドル「μ」に見守られるように、
この街では穏やかな日常が流れてゆく。

式島律は、宮比市立吉志舞高校の1年生。
スポーツに勉強そして友達にも恵まれ、
青春真っ只中の充実した高校生活を送っていた。

時は経ち、2年生として迎えた入学式。
新入生代表として壇上に上がった少年は、
本来そこにいることがありえない人物で――

声優・キャラクター
沢城千春、上田麗奈、武内駿輔、梅原裕一郎、細谷佳正、村川梨衣、小澤亜李、高橋李依、田中美海、渕上舞、下田麻美、蒼井翔太、新田恵海、花守ゆみり、中村繪里子、斉藤壮馬、内田雄馬、大坪由佳
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

μとゆかいな仲間たち 略して!・・・略しません乙

2018.06.26記


ゲーム未プレイ。

途中断念しても良かったのですが惰性で最後まで観ることに。
全てにおいて説明不足かと思います。

第一話主人公の心理学語りがまずダメネタバレレビューを読むで、のっけから線を引いてしまったかもしれません。
気を取り直して、独特といわれる世界観を解釈しようと思いましたが、仕掛けや展開はそこそこ興味を引くものの結果的にはついていけませんでした。
なにせキャラの名前と顔が一致しない。そんなに数が多いわけでもないのにです。棲み分けもなされてるのかなされてないのか、とにかく魅力に乏しいキャラ達でした。

ネタバレレビューを読む
ネタバレレビューを読む
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うーん、設定は悪くない気がするのに。
キャラデザは嫌いではないのでそこだけ加点しときます。

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最終話観て追記
思ったよりきれいにまとまった。よかったよかった。
『幸せはいつも自分の心が決める』byみつをさん
ネタバレレビューを読む

ネタバレレビューを読む

あ、それと最終話でも『ジョハリの窓』出たよ



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2018.11.22追記
《配点を修正》


余談になりますが、その μ の周囲を固める“楽士”と呼ばれる取り巻きのうち一人にCV新田恵海さんが配置されてるんです。少なくとも私が観てる作品ではラブライブ以来でした。レアだと思います。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 39
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

神の座

ペルソナ×サクラダリセット。

主人公は通学中、ユング心理学を読み、
書店でアリストテレス、霊魂論を注文する少年。
幸せだと感じるほど充実した高校生活を送るが、
暗闇の中、不思議な声を聴いたことをきっかけに、
日常が不条理な方向へ、変化していく。

前情報をまったく知りません。
初回を見た素人の推論なので記載させて頂く。
ネタバレレビューを読む
その場合「神の座」には誰がいるのだ。

唐突にインサートされる暗い部屋と錠剤。
時間軸は平行線を失い、
気付き始めたものは混乱の渦へ。

最終話視聴追記。
ネタバレレビューを読む
物語は可もなく不可もなくでしょうか、
意外に真面目に制作されています。

お時間のある方はぜひどうぞ。

投稿 : 2025/03/08
♥ : 35
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

君は夜行列車に乗って、本気で新たな世界に行けますか?

[文量→小盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
わりと普通に観られる、厨二感の強いバトルもの。自分の中の「闇(病み)」と向き合う物語。

ちょっとだけ、キズナイーバーを思い出した。なんか皆、語るな~~~、と(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む

【余談~ 私のカリギュラ効果w ~】
ネタバレレビューを読む


【各話感想(自分用メモ)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/08
♥ : 22
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