けみかけ さんの感想・評価
4.5
【参加型アトラクション系アニメ映画シリーズ第2弾!】サプライズも大いに期待して!!【3Dでレッツイゴー!!!】
既に6クール目に突入している『プリパラ』の映画、第2作目
劇中の3DCGで描かれるライブパートを再編集、一部台詞などを今作に即したものに変更しつつ、リアルタイムライブビューイングのような演出がされた観客参加型の映画
今作は『プリパラ』では初めてとなる3D視聴に対応してします
前作でも“おうえん上映”なるサイリウム持込や声援が許可された上映回が一部劇場で催されましたが、今回はおうえん上映の回数も大幅に増やしつつ鑑賞者を歌番組のスタジオ観覧者とした態で進行され、より積極的にコール&レスポンスを求めてきます
是非【恥ずかしがらずに大きく手を振りましょう!】
『アイカツ!ミュージックアワード』が事実上『プリパラ』の映画を盛大にパクっていましたがw何の因果か今度は『プリパラ』が『アイカツ』の後を追うように歌番組風の構成の映画を仕掛けてきたわけです
劇中ではライブステージとは別にサブステージ、と題された歌番組パートも挿入されます
(まあ、誰がどう観ても歌番組というより“コント番組”ですがw)
こういったトークライブ部分では1年半『プリパラ』で活躍し続けてきた新人キャスト達の成長をしみじみと感じれます
特にみれぃの“アイドル裁判”にはなんか嬉しくなってしまったw
メインのキャラはSoLaMi♡SMILE、Dressing Pafé、アロマゲドン、そして緑風ふわりの9人
やってること前回の映画と同じ?と思いきや「太陽のflare sherbet」がサクラシャワーverだったりとちゃんと本編の進行に即したモノにモデルチェンジされてる
それにキーヴィジュアルなんかを見ての通り、サプライズ的に“アノ娘”の歌もちゃんと入ってるんですよ!
しかも“目覚めの”で!!
ですよ!!!
ああ、色んなものが込み上げてきて思わず泣いてしまいました;;
そして全てのライブパートが終了、『プリパラ』らしいオチも着いたところで普通にエンドロール・・・と、思いきやまさかまさかで本当のサプラ~~~イズタイムに突入!
これにはまたも涙が浮かんできてしまい、『プリパラ』知らん人から見ればオイラただのキモいオッサンやんか・・・;
でも涙止まらへんかった・・・;
誠に残念ながらライブ以外の部分は『プリティーリズムオールスターセレクション』でお馴染み、10GAUGEが制作したSDキャラで作画されており、“突貫作業で作った”感が滲み出ているのですがwそれもまた『プリパラ』らしさ、じゃないかとオイラは思います
正直、他の女児向けアニメと『プリパラ』を同じ土俵で語るのは少し違うと思うのです(主に予算的な意味で)
それと黄木あじみ先生が未登場、コスモお姉様が回想シーンのみってのも流石に無理だったかぁ・・・と肩を落としたポイントでしたかね
が、それにつけても今回一番注目したいのは3D視聴への対応ですよ!
『アイカツ』と違って『プリパラ』にはメイキングドラマやドリームシアターライブというほとんど【演出家殺し】、【CG屋殺し】とも言うべきライブシーン演出があるわけです
これが3Dになると迫力が全然違う!
ガンッ!ガンッ!に飛び出してくるw
『アイカツ』では「あ~浮いてるなぁ」ぐらいだったのが『プリパラ』では「うわぁ!飛んでくるぅっ!」なんです!
どうせ観るなら絶対に3Dで観られることを強くオススメ致します!
ちなみに今作は、あくまで菱田さんのライブと依田さんの演出による『プリパラ』となっております
森脇監督の『プリパラ』が観たい方は次回作がそうであることを祈り待ちましょう(笑)