2022年度のサイバーパンクおすすめアニメランキング 1

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70.6 1 2022年度のサイバーパンクアニメランキング1位
攻殻機動隊 SAC_2045 シーズン2(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (61)
261人が棚に入れました
近未来SFの金字塔「攻殻機動隊」、神山健治 × 荒牧伸志による2045年の未来像 全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる公安9課が、今再び電脳犯罪に立ち向かう 情報ネットワークとサイボーグ(義体)技術の発達により人々の意思が“電脳”に繋がれた近未来において電脳犯罪に立ち向かう全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる攻性の組織、攻殻機動隊。 1989年に士郎正宗により発表された原作コミック『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』を起源とし、アニメーション、ハリウッド実写映画など様々な作品群が展開され、その先鋭的且つ圧倒的な世界観とビジュアル表現により、全世界のクリエイターに影響を与えてきた近未来SFの金字塔が新たな未来像を提示する。 『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズの神山健治と、『APPLESEED』シリーズの荒牧伸志が共同監督としてタッグを組み、田中敦子、大塚明夫、山寺宏一ほか『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズのオリジナルキャストが集結。迫力のサイバーパンクアクションと、草薙素子たちの全く新しい物語が描かれる。制作はProduction I.G × SOLA DIGITAL ARTS。
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

思考の祝祭

神山健治&荒牧伸志監督、
士郎正宗原作の傑作サイバーパンク。

戦争が最も効率的な経済行為であると、
世界は持続可能な戦争へと突入した。
理想とする社会と拡大する貧富の差に、
{netabare}全世界同時デフォルトの発生、
その裏で生み出され、暗躍するもの、
新たな可能性、ポストヒューマンが誕生する。{/netabare}

圧倒的な面白さでしょう。
背景・美術に関しては現実に近い。

とある事件を探索中に失踪した、
トグサを追い公安9課は東京へと向かう。

廃墟東京でNと名乗る思想的群衆、
{netabare}彼らはビッグブラザーを信奉し、
望むものは、摩擦のない世界である。
私たちより少しだけ早く絶望した人たち。
秘密裏に介入する米帝特殊部隊、公安9課、
過去に例のない内戦を抱え込み、
三つ巴の戦いは、こうして激化していく。{/netabare}

人とそれ以外を隔てるもの、
意識、記憶ですら曖昧な境界線の上で、
見据える未来へと自らを信じ正義を為す。

最終話は議題に上がるでしょう。
{netabare}少佐はプラグを引き抜いたのだろうか!?
私は引き抜いていないと考えている。{/netabare}

ぜひ視聴をお薦めします。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 22
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