コードネームで任務なTVアニメ動画ランキング 2

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80.6 1 コードネームで任務なアニメランキング1位
86-エイティシックス- 第2クール(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (448)
1511人が棚に入れました
東部戦線第一戦区第一防衛戦隊、通称スピアヘッド戦隊。サンマグノリア共和国から“排除”された〈エイティシックス〉の少年少女たちで構成された彼らは、ギア-デ帝国が投入した無人兵器〈レギオン〉との過酷な戦いに身を投じていた。そして次々と数を減らしていくスピアヘッド戦隊に課せられた、成功率0%、任務期間無制限の「特別偵察任務」。それは母国からの実質上の死刑宣告であったが、リーダーのシンエイ・ノウゼン、ライデン・シュガ、セオト・リッカ、アンジュ・エマ、クレナ・ククミラの5人は、それでも前に進み続けること、戦い続けることを選択する。希望や未来を追い求めようとしたわけではない。“戦場”が、彼らにとって唯一の居場所となっていたのだから。そしてその願いは皮肉にも、知らぬ間に足を踏み入れた新天地で叶うことになるのだった。
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

恋愛にオクテな二人が早く結ばれることを願います

この第二クールはギアーデ連邦を中心としてレギオンの大攻勢に立ち向かう様子を描いています。

正直、この物語は暗く陰気なイメージがありますが、最後は明るいハッピーエンドとなります。
特に第22話と最終話の23話はコロナの影響で半年待たされましたが、待った甲斐がありました。
この2話は大変素晴らしい内容です。
特に最終話の途中で、第一クールのエンディング「Avid」がBGMとして流れたときには思わず感動しました。
未来に希望が持てる素晴らしい内容となり、とても満足感がありました。


さて、物語の内容は…
シンたちが生きていました。
シンたちはギアーデ連邦に助けられていました。ギアーデ連邦はギアーデ帝国を打ち滅ぼした市民主体の政府です。
ネタバレレビューを読む

ギアーデ連邦の大統領はシンたちを軍隊から外して彼らに普通の幸せな人生を送らせたかったのですが、結局シンたちはギアーデ連邦の軍人としてレギオンと戦うことを選びます。

そしてシンにユージンという友達ができます。
シンは友達をつくりたがらない性格です。それはユージンが嫌いだからではなく。友達が先に死にゆくさまを見たくないためです。
でも…、ネタバレレビューを読む

そしてレギオンの大攻勢が始まります。その大攻勢はサンマグノリア共和国に対しても例外ではありません。
サンマグノリア共和国の政府高官や軍部高官たちは、圧倒的なレギオンの数に戦うことを放棄し死を覚悟します。
だが、レーナだけは86地区の人たちと一緒にレギオンと戦います。
レーナは今まで一緒に戦ってきた86の人たちの死を無駄にしたくはなかったのでしょう。
そして、わずかでも希望があれば、必死に抗いたかった。自ら希望を捨てることはしたくなかった。

ギアーデ連邦でも、レギオンの本体をたたくためにシンたちを中心に攻撃部隊が特別編成されます。


この物語を見ると、レーナが顔も知らないシンのことを凄く慕っている様子がうかがえます。
最終話の最後に見せたレーナの涙にはウルッとしました。
そして生きる目的を見いだせないでいたシンも、ようやくレーナとの未来に希望をたくしていることがわかります。
シンは第22話で、無意識にそう宣言したのです。

ただ、二人とも恋愛のオクテですので、二人の恋はなかなか成就できそうにありません。
早く二人が結ばれることを願います。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 42

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「再開」というよりは、まさに「第2部開幕」の趣き。延期にめげず最後まで観て良かった!

== [下記は第2クール初回視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第1クール目は2021年4~6月の放送でした。3ヶ月開けての10月放送開始の第1話を観ました。

前クールで廃線となった線路に佇むレーナが出てきていましたが、それを受けての冒頭のシーンというところで、前クールからの物語の継続性が意識された演出だったと思います。

一方で前クールの最終話では一つの物語としてキッチリと綺麗に終わっていたともいえるので、続編として何をするかというところではこれまで明かされていなかったギアーデ帝国に関する事柄を知る驚きを、作中人物たちと試聴者が共有できる構成で、まさに「第2部開幕」といったスタートでした。

ということで、今後もこういう感じで驚きたいので原作はアニメで観た以降は読むのを保留したまま最終話まで視聴したいと思います。

取りあえず、1クール目が面白かった人には間違いなくお勧めです。
== [第2クール初回視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2022.3.31追記:
残り2話、モルフォとの決戦クライマックスというところで中断してから3/5に総集編で再開。以後、3/12、3/19の2回で無事最終話まで放送されました。

狙ったのか偶然か、放送の遅れにより作中の最終話時系列3/20と最終話の放送日時が重なる(3/19 深夜24時 = 3/20 午前0時)などという話題もあり大いに盛り上がった最終回でした。

最後のカットと作品タイトルロゴ『86』の出し方とか、演出面でもかなり凝った作品だったんじゃないでしょうか。

ライトノベル原作なのですが結構真面目に戦争をしていたり、深刻な人種問題があったり、革命政権下で旧皇族の扱いは面倒とかいう生臭い話が出てきたり、爽快一辺倒の話ではまったくありません。

原作を読んでいてもちゃんと集中して読まないと頭に入ってこず、流し読みはできない感じで電撃文庫らしさを感じる作品ですね。

本作とか『天鏡のアルデラミン』とかもラインナップに入っている電撃文庫は、他のライトノベルのレーベルと比べても少しばかり懐が深い気がします。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 35
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

卓越した演出で理想的なBMGを描く作品

世界観:8
ストーリー:9
リアリティ:7
キャラクター:7
情感:8
合計:39

<あらすじ>
あの別れから半年。軍の迎撃砲を無断使用した咎により、少佐から大尉へ降格となったレーナだったが、シンたちスピアヘッド戦隊の遺志を胸に、新たな部隊で、今も絶え間なく続く〈レギオン〉との戦いの指揮を執り続けていた。そして「特別偵察任務」のなかで、〈レギオン〉との交戦の末に戦地に倒れたシン達。深手を負いながらも意識を取り戻した先で、彼らを待ち受けていたのは……。
(公式サイトより)


第1クールから続けての視聴です。
第2クールは、ネタバレレビューを読む

評価点の推移はこんな感じ。
(12話4.3→13話4.2→18話4.0→22話4.2→23話4.6)
ほとんどの期間、優良水準から落ちてしまっていたのですが、最終2話の巻き返しはなかなかのもので、1話単位での評価点が+4ポイント(特に4点以上からの+4)となることは過去にほとんどなく(まどマギ10話だけ?)、神回と言ってよいでしょう。私はその余韻でもう1周してしまいましたし、最終話は何度見ても涙腺に響きます。1クールを見た方、あるいはまだ1クールも見ていない方に対しても、最終話を見るために、視聴をおすすめしたいくらいです。

最後の出来が良かった点について、本作は最終2話をクール中に制作が間に合わず、約3か月放送を延期したという経緯があります。これには賛否あるようですが、私は時間をかけることでより良いものができるならかけてもらって構わないと歓迎するスタンスです。同じアニメ作品が作り直されることはほとんどありませんので、時間が足りずに中途半端なものが残るよりずっと良いです。時間をかけることでのマイナスは権利者側にはあるかもしれませんが、本作が評価され、関係者が評価され作品も2期に繋がれば、結局はプラスになる面も大きいのではないでしょうか。少なくとも作品自体として制作延期の成功例になったのは間違いありませんので、制作陣が万策尽きた場合にはこのような選択肢もあることを示したのも、本作の意義ではないかと思います。

さて、第2クールの感想を掘り下げていきたく思います。
ネタバレレビューを読む

ということで、久しぶりに世界にどっぷり浸かれた作品でした。
評価点は4.4~4.7の間で彷徨いましたが、とりあえずこの評価に落ち着きました。
第2クールは前述のとおり、最終話を除けば全体的に第1クールよりも見劣りし、良作レベルなのはご留意いただきたいですが、第1クール目の重さに耐えられ、楽しめた方は最後まで視聴すべきと思います。

(参考評価:12話4.3→13話4.2→18話4.0→22話4.2→23話4.6)
(視聴2022.8)

投稿 : 2025/02/22
♥ : 19

69.9 2 コードネームで任務なアニメランキング2位
スパイ教室 2nd season(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (139)
489人が棚に入れました
MISSON《愛娘》の後に起きる-
もう一つの《秘密の任務(ものがたり)》

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

MISSION≪愛娘≫の後に起きる―――もう一つの≪秘密の任務(ものがたり)≫。

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。
超が付くほど有名どころで旬な声優さんを惜しみなく投入した作品でしたね。

リリィ:天ちゃん
グレーテ:みっく
ジビア:奈央ぼう
モニカ:碧ちゃん
ティア:すみぺ
サラ:あやねる
アネット:ともりる
エルナ:いのりちゃん

どうです、この顔ぶれ…
色んな作品で主役を演じている方ばかりですよ。
これって凄いことだと思いません?

面子を見ただけで視聴意欲の湧きまくる作品も珍しいと思うんですけれど…
この作品は一切の妥協がありませんよね。

どの声優さんも、私にとって気になる声優さんで甲乙なんて付けられませんが、今ともりるの演技が少しきになっています。

この作品では「俺様」を一人称にする元気の良いアネットを演じていますが、ちょうど今放送されている「豚のレバーは加熱しろ」のジェス役は、キャラの立ち位置としてはちょど真逆…
個人的にはジェスが私の「どストライク」のキャラなんですよね(〃ノωノ)
ジェスの出来の良いフィギィアが販売されたらポチっと食指が動いてしまうかもしれません^^;

…って、また脱線してしまいました^^;

新人スパイの寄せ集めが、僅かな時間をクラウスと鬼ごっこの様な訓練を経て不可能任務に赴き、それを成功させる…
私たちは、他のスパイを知らないので彼女たちの技術レベルがどの程度なのかは良く分からないうちに物語が動いていきました。

だから、この第2期が彼女たちのスパイとしての本質を見ることができる構成になっていました。
各々に秘められた能力を駆使して任務に挑んでいく…
それぞれの立ち位置も微妙に相まって一筋縄ではいかない展開繰り広げられたのが、個人的には良かったと思っています。

さて、推しですが…
正直キャラについても甲乙付け難いです。
普通に考えれば物語の主軸を担うリリィ、グレーテ、ティアあたりを良きと思うのが自然でしょう。
実際、私もこの3キャラの魅力は相当だと思っています。
それじゃ、他のキャラと一線引けるか…と考えると、それも違うような気がするんですよね。

推しについては、物語をもう少し進めてから決めても遅くはないと思いたいです。
原作の既刊は15巻で、アニメ第2期までで原作5巻分のストックを使ったことになっているようですから…
原作のストックがメッチャ残っているではありませんか!
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、nonocさんによる「楽園」
エンディングテーマは、sajou no hanaさんによる「ニューサンス」

1クール全12話の物語でした。
物語も概ね綺麗に纏まっていたのではないでしょうか。
声優さんが良いと見応えありますね~^^
メッチャ堪能させて貰いました。
続編制作の発表…楽しみにしていますね♪

投稿 : 2025/02/22
♥ : 8

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

シーズン1よりよくなってて得した感じ

シーズン1がギリギリな評価だったのに対し、シーズン2はちゃんと楽しめた。
主な理由は、シーズン2でメインを張っているアネットちゃんとティアちゃんがこのアニメで好きなキャラだから。
全体に女の子を見せるのは上手くて、キャラクターコンテンツとしては良い方の作品。
女の子同士の関係に濃淡があり、関係性のオタクが楽しめる内容になっている。

特にティアちゃんが好き。
オタクコンテンツにはちゃんとしたビッチは少ないので、他では取りにくい栄養がある。
アネットちゃんとの関係も良い。


ただ、キャラクターのドラマではない部分のストーリー展開はひどい。
女の子は満点なのにストーリーが赤点なので、ストーリーが展開している時間は退屈なだけでなく、無駄な時間が使われているもったいなさを感じる。

見ていて退屈しない、万人が楽しめる作品というのはストーリーの部分が面白い作品だと思うが、その点は弱い。

投稿 : 2025/02/22
♥ : 0
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