コンディショナーおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのコンディショナー成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月21日の時点で一番のコンディショナーおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.4 1 コンディショナーアニメランキング1位
Dr.STONE NEW WORLD(第3期)(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (201)
749人が棚に入れました
全人類が、謎の現象により一瞬で石化して数千年――。超人的な頭脳を持つ、根っからの科学少年・千空が目覚めた。文明が滅んだ石の世界ストーンワールドを前に、千空は、科学の力で世界を取り戻すことを決意。新たな仲間を集め『科学王国』を作りあげる。しかし、そこへ霊長類最強の高校生・獅子王司率いる『武力帝国』が立ちはだかる。人類の浄化を目指し、強大な武力によって科学の発展を阻止しようとする司。科学vs武力の戦いは激闘の末、千空たち科学王国が優勢となり、両国は遂に和解する。仲間の謀反によってコールドスリープ状態になった司、そして、全人類を復活すべく、科学王国は石化光線の発生源、地球の裏側・新世界を目指す!世界に飛び出て石化の謎を解き明かす!石の世界ストーンワールド大航海時代がついに開幕する――
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

進撃の巨人に繋がるミステリー

●「石神伝説」と「科学万能主義」は相反し矛盾する

「巨石文明」を再現したストーンワールドでは、科学技術は全く以て意味をなさないか
蛇足以外のなにものでもないような気がします。

世界各地に点在する文献や神話や伝承の類を調べてみるならば、{netabare}巨人や鬼やドラゴンなどの
未確認生物が実在したとしか思えないくらに、点と線が繋がり過ぎて、どうしてこれ程までに
内容が一致するのか、科学的に反証するのが不可能なように思えてなりません。

【ネフィリム】とは聖書に記された言葉でありまして、ざっくり説明しますと
【堕天使の血族】であり、【巨神族】や【鬼神族】などをも意味するものであります。

【堕天使の血族】は【ハイランダー】であり【ネフィリム】でありまして
ギリシア神話の【サトゥルヌス】=【土星神サターン】が【巨神族】の長であるのは
つまり【ネフィリム】ということを意味します。

【堕天使】の後継者たる【ネフィリム】はその能力により地上を支配する神となりますが
大洪水で化石となり、後の人類から「石神」として崇められたというのが、
「石神伝説」の顛末でございます。

「進撃の巨人」の石化し壁の中に埋もれた巨人、「ひぐらしのなく頃」のオヤシロ様、そして
【ティターンズ(=巨神族)】が登場する「Zガンダム」あるいは「∀ガンダム」で地表から
発掘されるモビルスーツなどは「石神伝説」が背景にあると考えられるわけであります。

以上のことはただの神話でしかないと言われたらそれまでなのかもしれませんが、
「石神伝説」に意味がないとしたら何故「石神」という名前を敢えて取り上げたのか?
逆に問いただしてみたくなります。

「ストーンワールド」では「石化光線」なるある種の「魔法」が存在します。

「魔法」とは【ネフィリム】の種族と密接な関係があり、
ストーンワールド=「巨石文明」を支配していたのは【ネフィリム】でありました。

【巨神】や【鬼神】の類は大昔の大洪水で一掃されたのですが、【ネフィリム】の血族は
しぶとくも生き延びたようでありまして、「彼ら」特有の思想性は至る所で
誇示されているようであります。

【ネフィリム】の血族の特性はギリシア神話の【ティタノマキア(=巨神大戦)】に
よく表れておりまして、彼らは強欲で権力欲がすこぶる強く、王座を巡って親子同士
兄弟同士で殺し合うというある種の野蛮性を持ち合わせております。

要するに王族だとか貴族だとかいう身分に異常なまでに執着心を持つような類は
【ネフィリム】の血族ということになるわけであります。

世界を統べる2大王家と言えば【ヘッセンカッセル家】と【サボイア家】であります。

【サボイア家】は中世に金融業などの事業を始め、成り上がった貴族でありますが
褐色の肌が特徴的だったことから、【ヴェネツィアの黒い貴族】と呼ばれる影の実力者であります。

金融業と言うと「ユダヤ人」がルーツみたいな話をよく耳にしますが、古代社会において
金融業が栄えていたのはどう考えても【バビロン文明】でありまして、【バビロン文明】の担い手は
「ユダヤ人」ではなく【アモリ人(あるいはアムル人)】であります。

【アモリ人】は、【カナーン人】や【フェニキア人】と人種的には一致します。

【ヴェネツィアの黒い貴族】と呼ばれる「イタリアンマフィア」の正体は
【フェニキア人】だったというわけであります。

【フェニキア人】と「ユダヤ人」はぱっと見区別がつきにくいことを利用して、
都合の悪いことはすべてユダヤ人に押し付けてしまった結果生まれたのが
「ユダヤ人の陰謀論」であります。

更に悪いことには、【バビロニアタルムード】という【バビロン文明】の由来の宗教思想を
ユダヤ人が受け入れてしまったことにより、識別するのはほぼ不可能な状況だったりします。

【フリーメイソン】と言う「黒魔術研究機関」が生まれるきっかけとなったのは
【フェニキア人】のカリスマ石工職人【ヒラム・アビフ】の影響によるものであると言われています。

【フェニキア人】は高度な文明と専門知識を有しており、商売も得意だったりしますので
必然的に勝ち組となり、世界を統べるポジションを手に入れられるというわけであります。

【アシュケナユダヤ人】(=ドイツ系ユダヤ人)の【ロスチャイルド家】は
金融業に携わることにより貴族に成り上がりましたが、彼らがもし本当にユダヤ系だとしたら
頂点に君臨する【フェニキア人】には、恐らく敵わないでしょう。

バビロン文明の後継者たる【フェニキア人】はかなり特殊な民族で、勝つべくして勝ち
必然的に絶対的な権力を握るのであります。

「血は水よりも濃し」という言葉の通り彼らには極めて独特な人種的性質を持ち合わせています。 {/netabare}

その謎を解く鍵が【ネフィリム】という概念にあるのかもしれません。
【ネフィリム】は「石神」であり、【ネフィリム】は天才科学者であったりします。

【ネフィリム】については↓こちらの動画を参考にしてみてください。
https://youtu.be/v2wIwOxxhlM



●ストーンワールド=巨石文明

アニメの中で科学技術を描くより、{netabare}「石化光線」という魔法現象を描く方が早い話コスパが
いいと言いますか、石化光線を描けるならその手の表現で話が成り立つわけなのですが
何故わざわざ科学技術の描写をするのか正直謎であります。

アニメ内で科学技術と魔法を対峙させることにはほぼ意味がなく、異なる文化の違いを
強調できても、無駄にアンバランス感が出るだけのように思います。

石化ではなく、硬質化とか氷漬けになるなら、科学の力でなんとかなったのでしょうが
石化した人間が生きているのはどう考えても科学的には説明不能でありまして
科学の偉大な力を大々的に推し出してる主人公たちの活躍の意味合いが石化光線の怪奇により
希薄化するように思えて仕方がありません。

とは言え作者は、「巨石文明」の知識が十分過ぎるほどあるからこそ「Dr.STONE」という
タイトルのストーンワールドが描けてるわけでありまして、科学王国の科学技術などは
むしろフェイクということを意図しているとも考えられるわけであります。

「巨石文明」と言えば【呪術】との関係性が深く、縄文文明でも
【呪術文化】の傾向が当然の如くあったわけであります。

「もののけ姫」や「新世界より」等でも【呪術】が密接に絡む世界観を描いておりまして
本作もその系統の世界=「巨石文明」を描いているわけであります。

巨石文明には【呪術】という魔法が当然の如くありますので
石化の魔法があっても何の不思議もありません

魔法で石化するのはいいのですが、それを科学技術で解除できるとなると
「なんで?」となるわけであります。

オオアラシなるキャラの被り物はエジプト文明のファラオの被り物に似ていたりするわけですが
それよりも決定的なのがスイカの被り物であります。

スイカの被り物の元ネタはどう考えても【ジャック・オー・ランタン】でありまして
「ハロウィンパーティー」で用いられる「かぼちゃ頭」であります。

「ハロウィンパーティー」の由来は【ケルト民族】の宗教=【ドルイド教】の
宗教儀式である【サウィン祭】にあります。

【ドルイド教】の神官のことを【ドルイド】言いまして、
これが「黒魔術師」のプロトタイプであるという話であります。

早い話が「この世界」には「奇跡も魔法もある」のです。

魔法という概念の由来となるものの一つが【ケルト民族】の【ドルイド教】であるわけですが
【ケルト人】と言えば、土地を追われて漂流した【フェニキア人】と結びつき
混血の子孫が生まれたことを強調しておくべきでしょう。

【呪術文化】について考える時真っ先に繋がるのは【バビロン文明】の後継者たる
【フェニキア人】であり、これと融合した【ケルト人】でありまして
彼らの思想傾向や文化などが至る所で明確に示されるのであります。

科学万能主義よりももっと大事なことは【呪術文化】でありますので
巨石文明の表現をしつつさり気なく、その手の思想傾向をぶっ込んでくるということであります。

これは「彼ら」の神話に由来する話ですが、太古の昔に怒れる「創造主」が大洪水を引き起こし
「ノア」の一族以外のすべての人々とすべての文明を崩壊させたため、
滅ばされた側の(生き残り?の)子孫は「創造主」の側に復讐を果たすべく
「彼ら」の生存戦略を実行、そして現在に至り、未来の「ハルマゲドン」に
向かっているということであります。

太古の昔には「彼ら」が信奉する【亜人の神々】が世界を支配していたのですが
「創造主」の逆鱗に触れ大洪水で一掃されたということであります。

とある【鬼神】あるいは【巨神】が「創造主」の制裁を恐れ許しを請いに赴いたところ
「創造主」は悔い改めを要求したのでありました。

結局悔い改めはなされず、【鬼神族】の類は大洪水に飲まれ、大量の土砂と水圧、そして
冷水の複合的作用により化石となったという話であります。

恐竜の化石は、「竜」という【ドラコニアン】の神が太古の昔に実在していたということの
証明なんだとかいう、そんな説も存在します。

【鬼神族】の類が恐ろしくなったのは、「創造主」が御使いたちに命じて、大洪水から逃れようと
しがみつくための木が残らないようにと、あらゆる木々を切り倒させたのを目の当たりに
したからでありまして、御使いたちによるこの木の伐採の逸話が、「ジャックと豆の木」の
元ネタと言われたりしています。

また、【鬼神族】の類が「創造主」に許しを請いに行ったという話は、
「ひぐらしのなく頃」のオヤシロ様であるところの羽入の例の台詞
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」に繋がるわけであります。

化石となった【鬼神族】は「石神」であり、「石神」の欠片はパワーストーンとなり
魔石となるのは筋が通る話のように思います。

宝石職人は「ユダヤ人」の比率が多いなどと言われていますが、恐らく「自称ユダヤ人」とは
【フェニキア人】化したユダヤ人か、ユダヤ人を名乗る偽者であると考えられます。

石を神聖視するのは石像を神聖視するのと同じことで【偶像崇拝】に該当しますが
【偶像崇拝】はユダヤ教の最大のタブーであり、ユダヤ教の思想に反するわけであります。

【フリーメイソン】には秘密があると言われますが、その秘密のカギは
【フェニキア人】が握っているのであります。 {/netabare}


●「石化現象」に見られる宗教対立?

まるで科学万能主義をゴリ押しする使命を背負わされたかのような立ち位置にある主人公
ではありますが、 {netabare}「石化の原理」については全く以て説明する気が無いようであり
石化という魔法現象に対して科学王国の面々は当たり前のように対抗していくのでありましょう。

龍水が【海賊】の血統であり、彼の側近フランソワがLGBTであるならば、
【海賊】は【フェニキア人】であり、LGBTは【ソドム】の民の暗示ということになるでしょう。

石化させられたのは【海賊】の龍水であり、LGBTでありますので
【フェニキア人】と【ソドム】の民が意識されるのであります。

【ソドム】の民はその罪故に(創造主の怒りの杯が満ちた後に)街ごと焼かれ
唯一生き残ったのは賢者ロトの家族のみでありました。

ロトはアブラハムの甥にあたる「ユダヤの民」でありまして、「ユダヤ人」と言えば
「選ばれた民」であり、「選民思想」が意識されるのであります。

「選ばれた民」にとって【ソドム】は堕落の象徴であり、忌むべき象徴でありまして、だからこそ
純血でない種族の【フェニキア人】も堕落の異教徒というような扱いになるのであります。

【フェニキア人】が憑りつかれていた【バアル信仰】は【偶像崇拝】という
「ユダヤの民」にとっては最大のタブーでありまして、この異教徒の罪に染まるものは
「十戒の掟」=「血の贖い」の儀式により厳しく断罪されるのであります。

【バビロン】、【フェニキア】では【鬼神バアルの信仰】が、
「古代エジプト」でも似たような【偶像崇拝】の信仰があり、この対比により
「純潔のユダヤ人」との宗教対立の構図が見えてくるのであります。

堕落の異教徒【カナーン人】、【ソドム】の堕落の民、堕落の罪を犯した【鬼神族】
すべてが断罪され、「怒りの杯」の裁きを受けることになります。

【フェニキア人】にしてみたらユダヤ的選民思想には反発を覚え、【反逆】の民として
ユダヤ主義に対抗して行くべきということになるでしょう。

本作における「石化光線」には恐らく「選民思想」という思想的背景があり
【反逆の種族】の立ち位置にある主人公などの連合軍がこれに対峙するという
図式が徐々に示されていくのであろうと予想できるわけであります。

「ひぐらしのなく頃」の雛見沢症候群なる病に侵された雛見沢の民は【鬼神】を拝み
「進撃の巨人」のパラディ島の民は「巨人の壁」を崇拝するという意味で、どちらも
【偶像崇拝】の種族でありまして、その罪故に迫害され裁かれるという点では
【ソドム】の民と同じ立ち位置にあると言えるわけであります。

「惑星のさみだれ」の「ビスケットハンマー」も「断罪」を表しておりまして、
選民思想を掲げる裁き主の側に対抗しようと【獣】の騎士団が立ちはだかるわけであります。

「【ルシファー】とビスケットハンマー」というサブタイトルも、当然
【フェニキア人】と「ユダヤ人」の宗教対立を意識しているのだということになるでしょう。

「選民思想」と言えば古代の「ユダヤ人」でありますが、
【優生思想】と言えば現代の「ヨーロッパ貴族」であります。

「選民思想」と【優生思想】とは、そのルーツを辿るならそもそも対立関係にあり
【優生思想】とは【フェニキア人】の血族に見られる思想傾向であります。

ユダヤの「選民思想」に対抗しようとして生まれたのが【優生思想】であるのには
とても皮肉なものを感じますが、彼らの「生存戦略!」の本質も
「ユダヤ人」を自称している?「偽りのユダヤ人」の本質も、
宗教思想の分析によりどちらの陣営に属るのかが見えてくるという話であります。

「ユダヤ人」とは現代のタブーであります。世にも奇妙な話ですが・・・
何故か【(バビロニア)タルムード】が現代の「ユダヤの経典」になっているとのことであります。

要するに「古代ユダヤ人」は堕落して【フェニキア人】勢力に敗退したということで
かつては敵対関係にあった【バビロンの信仰】に屈服したのでありましょう。

勝者の「生存戦略」に従い世には「拝金主義」を含む【偶像崇拝】が蔓延しました。
人々はやがて【獣の像】を拝むことになるでしょう。

例え【アイドル】の不祥事が発覚したところで世の根本は揺ぎ無く
この先も彼らの「生存戦略」はゴリ押しされて行くのでしょう。

「ストーンワールド」の開拓民が【新世界秩序】を作り出すという暗示が示されたのであります。{/netabare}


●百億パーセント!科学王国の勝利だぜっ!?

ジャンプ系作品がご都合主義まみれなのは今に始まったことではなく、 {netabare}そもそもフィクション
でありますので、ご都合主義を肯定的に捉えられないならすべてのジャンプ系作品が
視聴不能ということになります。

主人公石神千空の目のところにあるのは、「刺青」であり「痣」であります。

元ネタはどう考えても【呪術文化】であり、【黒魔術】との関係性が明白なことは
「ハリーポッター」の目の上、額の部位にある「N」状の刻印と一致することからも
確認ができるわけであります。

ハリーポッターの「N」状の傷は「稲妻」を表しているとのことでありまして、
実はガンダム系の「閃光ハサウェイ」の「閃光」や「サンダーボルト」と
同じ種類のものということになります。

要するに【⚡】は重要なシンボルということであります。
「石神村」の人も「宝島」出身の「ソユーズ」も所有している盾には【八芒星】のマークがあります。

宝島の住人アマリリスの頭には「触覚」が生えておりますが、頭のあの位置にあるなら
それは「アホ毛」と同じく「角」を表しているということになります。

千空の髪型がパンクヘアーみたいに必要以上に逆立っているのも「アホ毛」の応用表現であります。

【⚡】や【@】(=渦巻き模様)、【八芒星】、【角】と、すべてが【呪術文化】由来であり
「龍水」はどう見ても海の民の「海賊」を表しているとしか思えません。

【呪術文化】に属し、【海賊】の種族と言えば【フェニキア人】であり、
【伝説のマスターメイソン】と称される「カリスマ【石工職人】」は
【フェニキア人】の血統である【ヒラム・アビフ】でございます。

オカルト組織【フリーメイソン】の創始者とも言われる【フェニキア人】を
意識しているとしか思えない映像表現をこれだけしつこいことやり尽くしておいて、
「百億パーセント!科学王国の勝利だぜっ!?」とか千空ちゃんにさらりと
言わせてしまう思考回路などには「ジーマーでバイヤー」なものを感じます。

ジャンプ系の所詮フィクション物語なので、オカルト脳全開の「石化光線」で
人類70億以上がすべて石化したとしても何の問題もないのかもしれません。

考えようによっては何らかの事情により人類が石化する可能性が全くないとも言い切れないのかも
しれませんが、問題はそのように石化したのを元の生きた状態に戻せるということでありまして、
石化する原理や石化を解除して元の生きている状態に戻せるという説明が、果たして
「科学万能主義」に基づく理屈で説明可能なのか?と言ったら、恐らく
それは無理ということになるでしょう。

結局のところ「科学万能主義」というのは、マルクス主義や共産主義と同じような
カルト宗教並に説得力がなく、全く以て筋が通らない机上の空論ということになります。

「進化論」が正しいと言い、「人間は猿から進化した」と言うならば具体的な事例を示すのが
そもそも科学という思考回路の正しい在り方ではなかったのではないでしょうか?

石化光線で石化し、解除液で石化が解けるとしたら、その仕組みを実証的に示し、
その理屈を明らかすることこそが科学的思考であるはずです。

巨石文明やストーンヘンジは【呪術文化】との関係性を明示します。
【縄文文化】やその世界観を意識した「新世界より」にも
【呪術文化】と密接な関係性が確認できますし
「メイドインアビス」における「アビスの呪い」も同じことであるわけです。

結局のところ【呪術】と【錬金術】と「科学」は一本の線で繋がる関係性にあり
【呪術】と「科学」が完全に矛盾するとしたら、人類の文明史のすべてが
書き直されなければならない事態に陥るでしょう。

「ストーンワールド」とはピラミッドやモアイ像など謎過ぎる建造物でお馴染みの
ミステリー要素満載な巨石文明のことを示唆しているわけでありまして、そのような
巨石文明の要素を好き放題羅列しておいてそれで「科学王国万斉!」というのは
理屈としては完全に無理があり過ぎるということになるわけであります。

「石神」と言えば「イースター島」の【モアイ象】のことであり、
「イースター」と言えば女神【イシター】であり【イシュタル】であります。

「神」のことは「神話」で説明できますが、科学理論では説明不能な話であります。
「人類を創造したのは神である」というのは「神話」であります。

「人類は猿から進化した」というのは「科学的な」理論なのかもしれません。しかし実際
猿から人類が生まれた実例を示せたわけでもなく、理論の正しさを実証したわけでもありません。

「人類は猿から進化した」という理論は学者のただの独り言でしかなく、
科学という世界の「神話」でしかないというのが結論であります。

今まで70億以上の人類が生まれているのにも拘らず、
進化した人類の類が生まれた事例は一件も聞いたことがありません。

学者が言うには進化には膨大な時間がかかるらしいですが、70億の事例の他に
あともう何百億倍の事例があれば進化論の正しさを証明できるのか?
「科学王国万歳!」の人に問い詰めてみたいところであります。

「科学王国万歳!」の主人公は化学薬品や便利な発明品を作りますが、
ドラえもんの四次元ポケットやマジカルデストロイヤーズで不都合があるのかと言えば
ご都合主義という意味では、むしろ魔法の類の方が便利という結論になるでしょう。

科学的に説明するのにそもそも無理がある「石化光線」を持ちだした時点で
「科学王国万歳!」の思考は破綻してるのですが、百億パーセントの自信のみで
「科学王国万歳!」の物語は今後も続くようであります。

個人的には毛沢東がやった「文化大革命」と同じ類の信念や拘りを感じます。
そもそも人間とは思想的な生き物であり、ある種の思想に毒されるのは
逃れられない宿命なのでしょう。

だからこそ、科学万能主義やジェンダーフリー論や神道の文化などなどに
より敏感であらねば、思想的中立や思想的自由は維持できないというのが持論であり
教科書に書いてあろうが、マスコミによる権威付けがあろうが、
正しいかどうかは各自が判断すべきだという結論になるわけでございます。{/netabare}



「Dr.STONE」、「石」神千空、「石」神村
【「石」化】、そして進撃の「壁の巨人」

答えは既に出ていますが、【石化】の謎を実際どう描くかが最大の見どころであると言えます。

「化石{netabare}燃料」とは植物が化石化したものと言われています。
「TRIGUN」では「プラント」となる動力源が描かれていましたが、要するに
答えと言いますかヒントはここにあるわけです。

【フリーメイソン】は「石工職人」の商業ギルドでありますので【石】の秘密を知っています。

「アクアマリン」や「ルビー」などの「宝石」も石であり、宝石商と言えば
(アシュケナ系)ユダヤ人であります。

【占星術】に【数秘術】、そして【石】の秘密についても詳しい【フリーメイソン】は
何でも知り過ぎでございます。

但し「Dr.STONE」は科学万能主義の人なのでオカルト主義者の【フリーメイソン】とは相容れません。

しかしながらファンタジー系作品で描かれる魔法使いの証としての「痣」が
千空などのキャラには記されており、現実世界の魔術師の類は「刺青」を入れているわけですが
これと同じものが科学万能主義者にあるのは、妙なミスマッチ感があるとも言えます。
千空の目のところの痣はハリーポッターと同じもので、ゆずりはの「渦巻き」のやつは
ナルトの松果体の位置にあるチャクラ模様と一致します。

名前が「【石】神」ですから完全なる確信犯です。

「進撃の巨人」だけでなく「ひぐらしのなく頃に」の「羽入」の
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」に繋がるある事件が謎解きの背景にあるのですが
科学万能主義とか進化論とかと矛盾してしまうので、本作の石化の着地点が今一つ見えません。

カルト宗教の教祖様が無理やりハルマゲドンを起こそうとして?とかならば
科学万能主義の意味合いが強調されそうですが、全人類石化した現象を
科学万能主義と矛盾しないような形で説明するのは難易度高すぎるようにも思います。

冷静に考えてみたら進撃の巨人では何故巨人が石化するのかについて説明していませんので
本作においても石化の謎には触れない可能性も否定できません。

だとしても然るべき時が来たら、【石神】にはどういう意味があるかについては
自説を披露する予定であります。

フランソワは男の名前であるということはお約束のLGBT設定ということで
今期作のLGBTごり押し率が異常過ぎて軽く眩暈を覚えてしまいます。 {/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 3
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「唆るぜ、これは」待望の第3期

1話目から、{netabare}泣かせに来るのは反則。
目から汗が・・・{/netabare}

原作は完結しているから、第3期で全部やる感じ?

8話~12話
{netabare}
「頭首」vs 科学チームの準備が、科学チーム側に手札が揃っていく回だった。
{/netabare}

7話
{netabare}
科捜研の男からの第一村人発見へ。
そして、ソリューズ君天才だった件。
ソリューズ君、頭首の血縁者???

石化できる頭首勢力 vs 生き残った人々

コハクという戦力が残っていたのは幸い。
スイカも活躍する流れになるのかな?
{/netabare}

6話
{netabare}
パワーチームの名無し君、拾われ子なのに、
今まで気が付かなかった石神村の人々よ・・・
(ここツッコんじゃダメなとこだけど)

ソリューズ君は、次回、生まれ故郷に着きそうでなにより。
戦闘とか無いと良いね。
{/netabare}

5話
{netabare}
1年かけて大型船の製作。

居残り組の都市開発は、見れないのかな?
あくまで原因究明組がメインだろうし。

しかし、銀狼、おまえ・・・姑息さが仇となったねw
{/netabare}

4話
{netabare}
文明レベルが一気に上がった回!!
凄く考えて作られているので、観ていて面白い!

ホワイマンは、やはりイカレタ科学者なのかな?
{/netabare}

3話
{netabare}
トリュフ探しからのまさかの石油発見。

そして、石化時代の黒幕と思われる人物?組織?からの
モールス信号。

ストーリーが、一気に加速するワクワク感。
{/netabare}

2話
{netabare}
フランソワという性別不明の龍水の執事兼シェフが石化から復活。
有能過ぎる。

そして、龍水、自己中ではなく、人物評もできる男!
{/netabare}

投稿 : 2025/02/15
♥ : 2

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

やはり面白い!凡百のなろうとは一線を画しています。

 10話(最終話)まで観ました。2023.06.27

 いや〜良い所で終わってしまいました。次のクールが楽しみです。

 復活後、何年も経っているのに子供が増えないのはおかしい気もしますが、主要キャラが妊娠とかすると話が複雑になるので、まぁ気にしない方向で今後も見守ろうと思います。

………………………………………………………………………

 知識チート主人公が現代技術で文明崩壊後の世界を舞台に大活躍!

 専門知識を持っている視聴者からしたらおかしい部分は多々あるかもしれませんが、なるほどと思わせる作りは見事です。

 知識→アイデア→実験室で作成→工業化という、プロセスを丁寧に描いているのが、高感度高いです。

 頭の悪いなろうは、一足飛びに工業化、量産化を達成してしまうので、リアルティも技術に対するリスペクトの欠片もないのが難点ですが、本作品は違います。

 復活した21世紀人と、過酷な生活を生き抜いてきた子孫達との食事等に対する感覚の違いも面白いです。

 とても続きが気になります。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 3

64.6 2 コンディショナーアニメランキング2位
老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (210)
622人が棚に入れました
『⽼後に備えて異世界で8万枚の⾦貨を貯めます』の、原作は⽇本最⼤級の Web ⼩説投稿サイト「⼩説家になろう」で累計 1 億 2,000 万PV 超えした⼩説。18歳でありながら中学⽣に⾒られてしまう童顔⼩柄な少⼥・ミツハが両親と兄を事故で失い天涯孤独になるところから物語が始まる。 ショックによる⼤学受験失敗、両親の保険⾦を狙う輩、進学か就職か、家の維持費や⽣活費など数々の出費・・・これからの⽣活に悩んでいたミツハはある⽇、謎の存在から「こちらの世界」と「異世界」を“⾏き来”できる能⼒を与えられる︕ そこから彼⼥が思いついた将来設計とは、⼆つの世界で10 億+10 億の合計 20 億円<8 万枚の⾦貨>を貯めるというもの︕ そう、頼れる者のいない彼⼥の安泰な⽼後のために︕!
ネタバレ

大貧民 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

アニメ化失敗!

((中盤まで見て思うアニメ版のここが駄目))
多くのアニメ化が失敗した作品にも言えることですが。
・戦闘シーン、アクションがしょぼい。立ち位置が変。動きが変。
・余計なシナリオの追加。要らないシーンだったり、キャラの解釈に合わない行動だったり。、
・本来原作ファンが見たかったシーンを削る。
・演出が間延びしていて、話が進まない。
・原作の面白さをアニメ制作側が理解していない。(これは決定的な大問題)
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アニメ化にあたってか、電子書籍サイトでコミカライズ版が1巻無料になっており、読んでみたら面白い。見事にハマって、コミカライズ版の既刊10巻を購入して読むと最高に面白い。

もしも、異世界を行き着できる高性能どこでもドアがあったら、もしくは異世界に行き着できる凄いテレポーション能力があったらどう使う? という物語。
主人公の性格が、適度に良識があって適度にリアリストで適度にえげつない。
見ていて共感できる。
チート能力がとにかく強力便利なのだが、ただ転移と翻訳の二つだけで、主人公が現代地球の物を上手く使いこなしているのが小気味良い。
魔法で練金したり、魔法で必殺技を決めたり超絶剣技で大切断したりするのに飽きたりした人にお勧めしたい。


最初に出会ってゆく、村人、領主、王様、傭兵たちが善い人なのはご都合的かも知れないが、店舗経営、戦争、領地経営とやってゆくところが、好みに合っている。

ただ、こうした経営物、戦略物って、アニメ化すると途端に陳腐な作画や演出だったりして、面白くなくなるものが少なくないので、そこは心配だが、コミカライズ版同様に面白さが出せれば間違いなく面白いはず。

1話を視聴して、コミカライズ版に比べると情報量が減っているのは残念。
セリフでのパロディネタがだいぶ削られている。好き嫌いが別れるところだが、残念。対オオカミもちょっとあっさりと物足りない。

ちなみに、一般的には資産1億円で富裕層とされる。10億円あればかなりの富裕層。資産運用だけでけっこう贅沢な暮らしが出来る。

2話目視聴
車で移動中のお店の看板が意味ありげに次々映して行く演出が意味不明。
実は、原作では {netabare}ミツハが普通車の免許をとるのはこの少し後で、村から領都へ行くのも、歩きだったのがアニメでは乗合馬車に変わっており、途中下車の遣り取りがあったり{/netabare}する。
致命的な作画ミスなのが、 {netabare} 民間軍事会社にて一番最初に拳銃の講習を受ける際、ワルサーPPSのマガジンを抜いてからスライドを引いてチャンパーに銃弾を送って、ミツハに渡して射撃している。マガジンを抜いてそんなことはできないので、本来はマガジンを抜くのではなく、射撃をする前にマガジンを差し込むのが当たり前。 {/netabare}アレ! となって見直してみてもやはり、 {netabare} マガジンを抜いている、これでは撃てる筈が無いのだが。銃を他人に渡す前にマガジンを抜いてチャンパーに残弾が残っていないか確認をする動作にも見えるので、それだと受け取ったミツハがマガジンを差し初弾を装填する作業が抜けており、 {/netabare}どちらにしても挙動が可笑しいことになる。

3話目
原作小説や漫画だと {netabare} ボーゼス家の執事シュテファンがボーゼス伯爵にミツハに会うことと、その際に家族で会うことをやんわり進めており、アニメのボーゼス伯爵邸の門番達がミツハのどうみても庶民ならざる風貌に違和感を持たずに、執事なりに確認もしなかったのが不思議に思える。
ミツハが策を弄するシーンを入れたかったのだろうが、{/netabare}やり方がどうにも稚拙に見える。
食事のシーンでも原作では {netabare}ミツハは「問題解決のコンサルタント」を当初から標榜してから「連作障害」の話に持ってくるのだが、今後の展開から「問題解決コンサルタント」は雑貨と共にもう一つの仕事の柱になるので飛ばさないで{/netabare}ほしかった。

アニメのペース配分がかなり遅く感じる。どうも、テンポが悪く感じる。半分でテンポよく進める方が作品が引き締まるぞ。
原作小説の○巻あとがきで、作者の {netabare}『ここまでで第一部、アニメ化された際に1クールで』みたいな記載があるのだが、このペースだとおそらく、中途半端な所で終わりそう{/netabare}。

4話目
王都に着いてからの話。小説や漫画では、{netabare}同行したボーゼス家の使用人たちとの遣り取りから、不動産屋、ボーゼス王都邸での遣り取り、ミツハの店舗の改装などのための職人たちとのやりと{/netabare}があったのだが、全カットされており、ボーゼス王都邸の執事たちが{netabare}ミツハを令嬢扱いしてみせたり、不動産屋に圧をかけたり{/netabare}と、お人好しだけでは無いボーゼス家の一端を見ることが出来た筈なのに非常に殘念。
また、本来なら職人たちへのリスペクトなどを見ることが出来たのだが、全カットされており、非常に殘念。Aパートでやって欲しかった。
お店を手に入れるまでのエピソードがカットされたために、開店前のいくつかのシーンの後は、ライナー家編に繋がる最初のお客様たちの話から、 {netabare}鮮魚は王都では食べられないのに鱗取器を仕入れた{/netabare}ミツハのやらかした失敗が発覚。それはそれで結果オーライだけど。
ここらへんのエピソードもBパートだけで納められると思うので、不動産屋やボーゼス王都邸でのエピソードは是非にやって欲しかった。

本作は、異世界なろう系にありがちな、スローライフ系では無く、サクセス系、ストラテジー系だと思っているので、もう少しキビキビ勧めた方が良いと思う。その一方で面白いエピソードは削らないで欲しい。原作にあった {netabare}ボーゼス王都邸での{/netabare}遣り取りは、作品のスタンスを示すものとして欲しかった。原作ファンはそういうところに惹かれている筈なんだけどね……。

5話目
だいだい流れは原作どおりだけれども、元の世界の幼なじみの実家の酒屋に酒を仕入れる事やコスプレ好きが高じて洋裁屋をやっている店長へこちら側の服飾ファッションを伝えたりするシーンなどが削られており、お仕事主体の本作を、アニメ制作側は相変わらず判っていない。

6話目
原作どおりやれば良い作品になるのに、なんで改変したがるかな……。
なんだろ、この茶番、寸劇は……。脚本家はオリジナリティ出したいんだろうな……止めてくれ。

原作の面白さって、ミツハのテンポの良いノリツッコミと昭和の人間しか分からないパロディネタ。チートな魔法とかではなく、現代の地球のものや現地の人を上手く使って成功して行くところなんだがな……。

10話目
監督や脚本家は原作ちゃんと読んで無いのか、それとも原作はモチーフぐらいにしか思っていないのか?
もともと原作への理解が低いと思ったけれど、余計な「作りたいアニメ像」というものがあるのかも知れないな。迷惑な!

投稿 : 2025/02/15
♥ : 9
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

主人公の「ぶっ壊れた倫理観」が1周回ってクセになるw

【レビューNo.126】(初回登録:2024/6/2)
ラノベ(なろう発)原作で2023年作品。全12話。
世間的にはいろいろ問題アリであまり評価が高くなさそうですが、謎に捨て
がたい魅力があるのなっとw

(ストーリー)
両親と兄を突然交通事故で失い、その上崖から転落して死んだと思った主人
公・山野光波(ミツハ)。
しかしその際に、謎の生命体のかけらを引きちぎったことで(地球ではない)
中世ヨーロッパ風の異世界と元の世界を自由に行き来する能力を得た。
将来を危惧した彼女は、老後まで安泰なように日本円で20億円相当
→ 異世界金貨換算で8万枚 (それそれの世界で10億必要)
を貯めることを目標として、異世界で商売を始めるために動き出す。

(評 価)
・主人公の「ぶっ壊れた倫理観」が1周回ってクセになるw
 本作の魅力は何といっても、主人公の「ぶっ壊れた倫理観」ですね。
 人によってはその時点でアウトな作品ではあります。
 {netabare}・商売の始まりは人脈から
  ・貴族とのキッカケ作りにまずは”当たり屋稼業”
  ・同情を買うためなら自身の童顔、不幸話の切り売りも躊躇なく
 ・コンプライアンスなんてどこ吹く風
  経営方針は「ぼったくれ!」「でっちあげろ!」「嘘を言い張れ!」
 ・(水着姿を咎められ)グラビア雑誌を異世界に持ち込み
  「私はおかしくない!!」と自分の正当性をゴリ押し
 ・裏金・自民党も顔負け
  現実世界の闇の換金ルートで脱税行為
 ・”雷の姫巫女”として国の窮地に立ち上がるも・・・
  ・戦闘前にハイテンションな演説(先導者として兵士を煽りまくる)
  ・戦の報奨金はひと芝居でちゃっかり吊り上げ
 
 → 異世界の人々の純真さにつけ込み、口八丁で丸め込んでいくミツハw
 → 普段は「Win-Win」といいつつも、肝心なところでは「ぼったくれ!」
   「でっちあげろ!」と本音ダダ洩れなミツハw{/netabare}

 個人的には、そのぶっ飛び具合や清々しいまでの守銭奴ぶりが1周回って
 クセになる、そんな作品ですね。

・”ご都合主義”のサクサク展開が何故か心地いい
 ミツハの特種能力は
 「現実世界⇔異世界を自由に行き来できる」
 ということで、それを活かした商売で金貨を荒稼ぎしていきます。
 {netabare}・雑貨屋経営
  便利グッズや衛生用品等を現実世界で安く仕入れ、異世界で転売ヤー
 ・レストランや社交会のプロデュース業
  新鮮な食材やレトルト食品の持込みやレシピ展開、また社交会における
  効果的な演出等様々なお客さまニーズに対応
 ・死の商人
  現実世界で傭兵団とのコネを作ると(元々は護身術の習得や金貨の闇換
  金ルート作りが目的)、国の有事に際しこれら傭兵団も異世界に派遣

 そして物語としては
 ・上述商売での無双ぶりやそれに伴い広がっていく強力な人脈
 ・横やりを入れてくる悪徳貴族との対決(スカッと展開)
 ・最後の山場”雷の姫巫女”としての防衛戦{/netabare}
 何かと”ご都合主義”が目につく作品ではあります。
 しかし何というか
 ・「ぶっ壊れた主人公」×「”ご都合主義”のサクサク展開」
 の組み合わせが、妙に相性がいいというか・・・
 「はじめから主人公がアタオカだから、細かいことは気にするな!」
 そういう考えるより頭空っぽで楽しめ的な作品なのかなっとw
 
「こういう作品が面白いというのは、人としてどうなのか?!」
という感じではあるのですが、個人的には原作者の思惑にすっぽり嵌ってし
まったのかなっとw
原作者FUNA先生は『平均値』や『ポーション』の作者でもあるようですが、
底意地の悪さや小賢しさ等を包み隠さず切り売りしている様は、さすがミツ
ハの生みの親らしく、逆に潔くていいんじゃないでしょうかw

投稿 : 2025/02/15
♥ : 17
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ちょっと面白い。ポテンシャルは感じますが作品は中途半端でした。

1話「何をやりたいか」でなく働く前からFIRE狙い…寂しい時代です。

{netabare}  18歳であまりの夢の無さにちょっと涙がでます。働く前からFIRE狙いですか。異世界への妄想の設定と合わせてあまりの現実の辛さがダイレクトに反映しすぎでしょう。寂しくなりますね。

 利殖も考えないで10億円+10億円をためるって…税抜きで100歳まで年収1000万円以上という発想が、世間知らずというかなんというか…「何をやりたい」という夢ではなく、苦労しない隠遁が今の夢なんですね。わからなくはないけど…シビアすぎます。

 異世界ものとしては、今期題名に興味もって狙ってた作品です。内容は珍しく行き来できるんですね。ちょっとアニメの作画と演出が安っぽいのが心配ですけど、ストーリー…というよりブラコン娘のキャラに興味がでました。ただ、1話見た限りでは期待値は低めにしておいた方が良さそうですね。 {/netabare}


2話 あれ?かなり面白い…かも。ミツハの行動力が良いです。

{netabare} 設定にいろいろ無理はあります。民間軍事組織が武器調達とか金の裏換金とかやるとも思えませんが、ヒロインの行動力と交渉力で全部「有りだな」になります。

 老後に備えてFIRE狙い…ではあるんでしょうけど、いろいろ計算して異世界と現世の行き来能力と遺産を利用して、時間、金、労力を投資してるのが面白いです。というか、やっぱりキャラですね。まあ、魅力的なキャラをつくりましたね。EDはメチャメチャ可愛いし。

 怪力幼女もちょっと笑いました。あと近所のおばさんが心配しているところとか演出もいいですね。

 1話目ではFIREマインドがちょっと寂しかったですけど、想像以上に行動的で、スローライフやチート能力、商会でマヨネーズ売るだけじゃないので結構面白そうですね。
 
 製作委員会の「ろうきん」というセンスもいいので、期待枠に昇格です。{/netabare}


3話 うーん。微妙ですね。設定と全体のストーリー、ヒロインはいいんですけど。

{netabare}  いいような悪いような。まず、お兄ちゃん出すぎですね。ブラコン設定必要ありますか?必要ならいいんですけどキャラデザの関係で画面が見苦しいのかテンポが悪くなるのか。

 現代と行き来するのは斬新でいいんですけど、なんというか「本好きの下剋上」のイージーモードチート武器付きみたいな感じですよね。
 いや、決してそれが悪いわけじゃないんですけど…なんででしょう。エピソードはいいけど説得力が今一つなのとアニメ演出かなあ。
 どうやって儲けるか、異世界を生き抜くかが大切な部分なのでそこの表現が不十分なのかもしれません。他の設定はある程度でいいですが、この金と生存の部分は勢いでごまかさず丁寧にやらないから乗れないのかもしれません。

 2話は良いと思ったんですけど、領主の家に来てからかなあ。ちょっと言語化するのが難しくて自分でも何といえばいいかわからないですが、キャラとストーリーは良いのに微妙に出来が悪く感じてしまう。不思議なアニメです。{/netabare}

4話 ポテンシャルは感じるが、エンタメが弱すぎます。

{netabare}  ミツハはいいですけどね。特にOPとEDのミツハは本当に可愛いです。もう少しぶっ飛んでると思いましたが、比較的普通でしたね。
 いきなりシャワーとかドライヤーとか…なんでもありですねえ。風呂屋やったほうが儲かる気がしますけど。
 とんでもスキルもそうですけど、レトルトととか食わせたら塩分過剰でおいしいわけはないと思いますが、そこはいいでしょう。そこは言いにしても、普通?

 まあ、保留かなあ。もうちょっと丁寧に作ってくれれば銃とかシャワーとかポテンシャルはある気はするのでが、丁寧な設定、笑い、驚き、感心、ワクワク、エロ…そういうエンタメがかなり弱いです。
 もう少し話数が進んでぶっ飛んだ展開なら見るかもしれません。キャラが可愛いだけに残念です。一旦休みます。

 4話なので点数は入れます。 {/netabare}


10話 なんかちょっと面白くなってきました。

{netabare} 軽い感じでアニメが見たかったので、一旦切りましたが再視聴してみました。10話を見たら面白かったので、遡って見ました。ミツハの無双を見る分には結構面白くなってきました。

 ミツハが本格的に活躍するのが6話くらいからなので、それ以降がいいですね。設定がやっとここで落ち着いたからでしょうか。
 ミツハはキャラデザは可愛いし面白い娘なので、なかなか目新しいです。全体的に作画、美術が安っぽいのでもったいない気もしますが、話がゆるーい感じなので、あまり気になりません。

 脚本、構成、演出そして作画。悪くない設定・キャラ・展開なのでほんの少しずつレベルアップしてもらえれば、もうちょっと人気が出たのでは?と思います。

 OPのアニメは本当にいいですね。本編よりかなりいいです。画面のエフェクトでノイズっぽいのが入っている意図がわかりませんが、何かの伏線?まあ、考えすぎですか。 {/netabare}


最終話まで。ポテンシャルは感じますが作品は中途半端でした。

 行き来できる異世界もの、あるいは現代の技術が使える異世界ものの典型例ではあります。キャラの魅力と老後に備えるという方向性、軍事プロバイダを使って俺TUEEEにしなかったところが面白かったです。

 作品としては中盤の設定の説明が一段落してから、要するに王族と係わってからが面白くなり始めたかなあという感じでした。最後の4、5週は毎週ちょっと楽しみでした。

 評価的にはアニメ全体の要素、作画・キャラデザ・演出・ストーリー…ちょっとずつ水準に足りていなかったですね。組み合わせで考えると相乗効果でかろうじて及第点の作品にはなっていた感じ、という印象のアニメでした。

 キャラ造形や設定にポテンシャルは感じるんですけどやっとこれからと言うところで終わってます。設定の説明が面白いアニメではあるんでしょうけど、そこの出来が兄の登場とか1回登場した森の家族とかを切ってしまっているので、尺の使いかたがもったいなかったです。
 戦闘や緊迫感がある部分と店のパートとがなんとなくバラバラな印象もあります。

 それとストーリーの方向性が金儲けですから、よほど話を作り込まないと凡百の作品の展開になることが予想できます。マヨネーズかリバーシとかまあそう言った展開でしょう。戦闘が主体の「GATE」みたいにそっちを主流にするほうがまだ面白いかもしれません。

 ということで、まあまあ、と言う言葉がぴったりのミツハありきのアニメでした。ミツハの点でキャラだけ4にします。声優さんもキャラにあっていたので3.5にしました。





 









 

投稿 : 2025/02/15
♥ : 20

53.7 3 コンディショナーアニメランキング3位
アラフォー男の異世界通販(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★☆☆ 2.6 (23)
156人が棚に入れました
アラフォーの独身男・ケンイチは、突如として異世界に転移してしまう。わけもわからず危険な森をさまよう中で、巨大ネット通販サイト「シャングリ・ラ」が使えることに気づく。 それは異世界のアイテムを換金し、現代日本の商品を購入できる“チート能力”だった! 能力を駆使して商売を始めたケンイチは、瞬く間に商人として頭角を現していく。 「目指すは、異世界でのスローライフ!」 街はずれの森で自由気ままな自給自⾜の生活を送ろうとするが……。 才気溢れるケンイチに惹かれた少女たちが押し寄せ、さらには次々とトラブルに巻き込まれ―― アラフォー男は、念願のスローライフを実現できるのか!? 異世界ファンタジーここに開幕!

こま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

1話視聴。転移部分を早送りスキップ!そしてやる事はヤル主人公。

昨夜はお楽しみでしたね!
まあ見れないけどね。マンガで見れるらしい。早送りは笑ったw
とんスキと違って今の所、異世界に即した物を作ってそれを商売にしてるのが良かった。
例えば洗濯バサミの手に持って挟む部分が木。
刃物もあくまで日本で販売されてる範囲かつ違和感無い物を。
ちなみに異世界転移転生何時もの、香辛料は誰かが独占販売してる所為で売れないみたい。
売ったら捕まるよ!
続き観たいと思ったので様子見視聴。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

easy さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

「とんでもスキルで異世界放浪メシ」アニメ版11話の転売要素をパ、ごちそうさましました

誰もが指摘するアレ
誰もが義務として指摘しなければならないネット通販のアレ

名作映画「SEVEN(SE7EN)」作中で一番美味しい強制拷問のみを抜き取り、
拷問映画「SAW」を生み出した的なアレ(そこまでうまくいってない)

「とんでもスキルで異世界放浪メシ」
アニメ版では、第11話:商売は御婦人の為に
シャンプー・コンディショナーを水で薄め、商人に流す
原始人世界に生きる商人の妻、奥方コミュニティで大評判!

『転売』

一番美味しそうな部分だけ抜き取って書いちゃいましたーデヘヘ
みたいな

「とんでもスキル~」はワンコロ+スライムでハーレム要素が薄く、
旅として私はそこが良かったのですが、しかしこちら、女、女、女
初回から色欲まみれで劣化してますね

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

別に悪くは無いのですが、どこかで見た設定が気になる…

異世界に転生してきて持っている能力はネット通販のみと。
…まあ、良いんですけれどね。

主人公は普通のおっさんですが決して好感が持てないわけではないです。
ネット通販の使い方には一応独自性はあって、決して丸パクリというわけではないです。洗濯バサミが有用というのはなるほど、とも思いました。

というわけで、悪くは無いと思いました。

でも…。

能力が、とんでもスキルで異世界放浪メシ過ぎると思えました。

でも、なろう系ってほぼ全部設定流用でできているんですよね。
なのになんで本作だけ、うーんとなってしまったか。

やっぱりネット通販を持っているという能力がジャンルになるほどメジャーでは無いからかもしれませんね。

失格紋フォロワーはもう多すぎて、『未来に転生したら~が衰退していた』はジャンルとして、目くじら立てる気にはならないじゃないですか。
そこに追加の面白い要素があれば見れると思います。
でも、ネット通販はそんなありふれているというほどでもないので、丸パクリ感を感じてしまいました。

でも、実際使い方に独自性はあるし、後は主人公が今後魔法を覚えたり召喚獣を仲間したりせずネット通販一本でやっていくなら完全に独自性と言えるので、目くじら立てることはやっぱり無いのかな、とは考え直しました。

でも、見ている最中は同じ能力過ぎて気になっちゃいましたね…。

それにしてもオープニングのロボットは何だ。
演出じゃなくて本当ですかね。そうなると通販じゃないと思いますが。
微妙に気になりはしますね。余裕があれば見たいです。

投稿 : 2025/02/15
♥ : 0
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