1999年度のコロンブスの卵おすすめアニメランキング 1

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63.7 1 1999年度のコロンブスの卵アニメランキング1位
ルパン三世 愛のダ・カーポ~FUJIKO'S Unlucky Days~(OVA)

1999年7月30日
★★★★☆ 3.5 (54)
319人が棚に入れました
不二子の依頼でスイス銀行を建物ごと盗み出したルパン。建物内には旧ソビエト連邦の隠し財産などの大量の美術品が眠っていたが、不二子の本当の狙いは一つ。1492年、クリストファー・コロンブスがアメリカ大陸を発見した際、偶然入手した品物―無限の力を秘めると言う財宝のありかが記された「コロンブス・ファイル」と言う書類だった。持ち逃げしようとする不二子を難なく制し、そのことを知ったルパンは不二子と手を組む条件で良いムードになるはずだったが、突然打ち込まれてきたミサイルの妨害で手に手をとり逃げ出す羽目になってしまう。軍用ヘリを操る、異様にハイテンションな襲撃者に崖っぷちまで追い詰められた不二子は、降伏したふりをしてペンダント型爆弾でファイルを焼き払ってしまう。「暗記したから」と言う不二子だったが、その直後にハイテンションな男の攻撃により崖から落ちてしまった。数日後、トレジャーハンターを生業とする美女、ロザリアに保護された不二子。ところが、彼女はすべての記憶を失っていた。

千秋 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

普通に面白くてよかったワ。

TVSP11弾。今回は、不二子が○○ホニャララで新鮮。
他のノリはいつもどうり(*'-')//”パチパチ~☆

この前みたのがイマイチで、心配してたから。
これは全然普通だった!いつもどうり面白くて、一安心。

と、思ったのだけど、すいません。早速追記です;;
この後に見たのがいいので比べてしまうとやっぱり、インパクトは弱いかも><
普通に面白いのです。
ただ、何が弱いかというと、いい意味でのキャラたちのアクが出し切れてなかった;
例えば、ルパンの人間離れした動きが足りなかったり。渋さが足りなかった。
敵キャラは最初から弱いなって思ってはいたのですが、30分枠のtv版程度の敵キャラっていうか。
映画としての敵キャラとしてはインパクト薄かったです><

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

pyrite さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

全体的にぼんやりいまいち

普段と違うしおらしい不二子ちゃんが観れたのは良かったものの、それ以外いいところが特になかったように思えました。
話の途中に挟む小ネタが作品のテンポを悪くしているのに、あまり面白くないものが多いように思えて、いまいち盛り上がれず、敵も怖さや厄介さを感じさせない印象の薄い敵でした。
とっつあんもカッコイイシーンのないネタの為だけにいるようでモヤモヤします。
最後の方に海に浮かぶ不二子ちゃんが水面の背景に横たわった人を描いただけの作画だったところは脱力です。久しぶりに見たルパン映画でしたがざんねんでした…。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

峰不二子というキャラを愛でる以外は何もないです。

 峰不二子の名を冠していなければ、そしてDアニメで無料で無ければ多分見なかった作品です。
 今「峰不二子という女」もチェックしていましたので、ちょうどいいので視聴しました。

 本作はTVスペシャルということで、それほど高級な作画でも脚本でもなく、正直面白くはないです。要するに峰不二子を愛でられるかどうかです。

 キャラデザはいいです。結構リアルよりで足が極端に長い造形は、今の太ももムッチムチと比べると90年代感があります。ただ、ちゃんと細すぎないで肉感はありました。

 不二子独特の尖った胸、くびれたウエストからヒップラインという記号も、ちゃんと不二子的に描かれています。
「化物語」で腰の形で女子を見分けるというギャグがありましたが、冗談ではなくこの不二子的ボディラインというのは、本当に不思議でそれだけで不二子を描いているってわかるんですよね。
 髪型と輪郭もあるんでしょうけど…なお、設定はB99.9、W55.5、H88.8だそうです。この有名なゾロ目サイズ。個人のプロフィールとして3サイズにキャラ性を持たせるのはこの人くらいでしょう。

 そして、なにより顔がいいです。不二子のきつさとエロさをちゃんと入れていながらも古臭さがない、ゼロ年代の萌え絵に浸食されていない感じになっています。
 気の強い不二子と記憶を失ったときの大人しい感じのかき分けが出来ていたと思います。

 TV版ですので過度な裸体はないものの、下着と緊縛シーンなど当然あるべき…というか無くてはならないシーンはちゃんとありました。
 可愛い峰不二子というのもたまにはいいですね。私的にはエロで悪女の方が好きですけど、ギャップ萌えがなかなか良かったです。

 中盤から出番が減った感じが物足りなく、どうせ峰不二子スペシャルをやるなら不二子中心に回せばもっと満足度が高いのに…と思いますが、99年作品ということでまだ、ルパンの名を冠した以上はルパンが主役というルールを守ろうという制作姿勢は感じられました。

 それから先代声優の増山江威子さんの声がやっぱりピッタリきます。ルパンに触れた時に見たのが1st、2ndシリーズとマモー、カリ城が中心だったので、しかたがないですね。
 その他のメンバーの声もまだ若々しくて、良かったです。

 対比となる女性のゲストキャラと比較しても、不二子のゴージャスさは良かったと思います。なお、ゲストキャラは「こち亀」っぽい顔だなあ、と思ってしまったら、ずっとそう見えてしまいました。

 ということで、永遠の美女峰不二子。50年以上あるルパンの歴史の丁度中間点ということで、バランスよくなかなかの造形に仕上がっていました。

 評価は…うーん、キャラはルパンシリーズにしては悪意がマイルドで大人しすぎますので、3.5点。不二子加算で4.5とします。ストーリーは無いようなモノです。劇場版なら酷評ですがTVスペシャルということで3点。
 音楽は特になく3点。作画はいいですねえ。90年代終わりからゼロ年代の線と発色は本当にほれぼれしますが、動きがそれほどでもないので4点。声優さんは懐かしポイント入りで4点です。

 エクセルサーガのナベシン氏が監督ということで、アフロが出てましたねえ。メタ的にはノイズになるのでちょっと余計な遊びだったかも。作画の雰囲気はエクセルにすごく似ていたと思います。言い忘れましたが髪の毛のツヤがいいです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6
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