コメディで家族なおすすめアニメランキング 41

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのコメディで家族な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月05日の時点で一番のコメディで家族なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

93.8 1 コメディで家族なアニメランキング1位
小林さんちのメイドラゴン(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (1704)
8190人が棚に入れました
朝、会社に出ようとしたらドラゴンがいた。
茫然とする小林さんの目の前で、そのドラゴンは角あり尻尾ありのメイド服を着た美少女へと変身した。
トールと名乗るそのドラゴン娘は「今日からメイドとして働かせてください!」と申し出る。
どういうことか分からず尋ねると、昨夜酔った勢いで小林さんが家に誘っていたようだった。
「人を雇う余裕はない」と断る小林さんだったが、会社に遅刻してしまいそうな時間だと気づき―。

声優・キャラクター
田村睦心、桑原由気、長縄まりあ、高田憂希、高橋未奈美、小野大輔、中村悠一、加藤英美里、後藤邑子、石原夏織
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

鶴の恩返しならぬ竜の恩返し? 萌えあり、神話・伝説ネタあり、ほっこり笑えるホームドラマ

ある日ある夜、お酒に酔った小林さん、前後不覚の千鳥足、足向く先は何と山、そこで会ったはドラゴンさん。つるぎ刺さった巨体見て、絆され助けたその翌日に、メイドラゴンのトールさんがやって来た。

OLでオタクで死んだ魚の目(笑)の小林さんとメイドラゴンのトールさんが織り成すの笑い多めの日常もの。

多忙で笑いのない日々を送っていた小林さんのお家に、ドラゴンだけどメイドで、天真爛漫で元気印のトールさんが住み込んで、賑やかな生活のはじまり、はじまり~というお話。寂しさの立ち込めていた小林さんちに新たな家族?の到来で赤々と火が灯った様です。

トールさんが小林さんの服を口に含んで洗濯?したり、自分のしっぽを切って食卓に出したりとギャグは概ね万人向け(笑)クトゥルー神話ネタで一部視聴者を置き去りにした「※1這いよれニャル子さん」みたいな、分かる人にしか分からない神話・伝説ネタとかも若干ありますが、あまりくどくないので気にせず楽しめると思います。酔っ払った小林さんの持ってた一升瓶に"竜殺し"とかの小ネタも笑えました。鬼殺しより遥かに強烈そう‥。

でもあれこれ知ってると面白い場面も‥。私的には1話の電話越しからトールさんに怖ろしげな支持を出すファフニールさんの声(小野大輔さん)に爆笑。彼の※生い立ちとか末路とか考えると無理もない台詞でした(笑)

大まかな印象はありがちなご主人様とメイドのお話で、トールさんが強大な力を持っている所とか、小林さん好き好き(笑)な所は、上でも引き合いに出した「這いよれニャル子さん」に良く似ていますが、女性同士のお話なのでやらしさが全然無くて、老若男女見やすいアニメになっているのではないでしょうか? 主人公に一目惚れというよりは助けてもらった恩返しという所にも好感が持てました。

ご近所さんや商店街の人たちも一緒になって物語に絡んでくる場面などもトールさんが妙に馴染んでいて何となしに顔がほころんでしまいます。ツノあるのに‥(笑)ツノは出せるけどしっぽは出せないという所はトールさんと小林さん以外の人間達との距離感を表している様でした。ツノは出せるんだ‥(笑)

2~3話
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2話ではトールさんを慕う同じくドラゴンの幼女のカンナちゃんことカンナカムイちゃんも登場し、ホームドラマ色やほのぼの色がより強くなった印象。お父さん役の小林さんとお母さん役のトールさん、子供役のカンナちゃんとくれば、まるで仲の良い3人家族ですね(笑)

3話には、電話の声の印象ではかな~り怖そうだったけど、実の所は割と優しいファフニールさんが人間の姿で登場。いつもニコニコ穏やかなケツァルコアトル=ルコアさんも加わり、ますます賑やかな雰囲気に。
{/netabare}
4話
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カンナちゃんが小学校に通い始めるというお話。

文房具から体操服から上履きまで、結構色々買い揃えなければなりません。ランドセル38000円もするんだ‥とか小林さんみたいに思いつつも6年間使える上等なものなら安いものですね。小林さんの僅かな動揺を見逃さず、カンナちゃん気にしてましたが、こちらもとてもリアルな描写でした。ちょっとした言葉の端でも子供はお金の話に敏感に反応する事があるものです。小林さんの方もちゃんとそれに気付いてて、言葉じゃなくて行動で「大丈夫だよ」って伝えられた様で‥こういう気遣いは大人として見習いたいものですね。

そして場面変わって小学校。おっとりだけど何でも出来ちゃうかンなちゃんはあっという間にみんなの人気者。小林さんの言いつけで、カンナちゃんの学校生活を監視するトールさんは過保護で文句たらたらなお母さん(お父さん)状態。気持ちは分かりますが、全国のお父さんお母さん真似しちゃいけませんよ? 木の枝の上に横たわったり、草むらの影から頭を出したりしながら人類批評するトールさんの図がちょっとドラゴンっぽくもあり、シュールでもあり何気に笑えました(笑)

後半はいい年した大人(ドラゴンだけど)が子供と一緒になって思いっきり(殺さない程度で)爆風ドッヂ。島本和彦先生の漫画「炎の転校生」とかから脈々と続く、ありがちで伝統的なギャグなんですがフツーに笑えました。ファフニールさんいつになく燃えてるなぁ(笑)地面えぐれたり木とか折れたり色々とメタメタになってましたが、ツノとかしっぽ隠すよりもそっちを心配した方が良いかもとか思ったり‥でもルコアさんが全部元に戻せるそうでヨカッタヨカッタ?

終幕前の子供間のマジやべぇ伝染には‥(汗)でした。子供の前で軽率な言葉は使わない様にしたいものですね。

今回も楽しいお話でした。
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5話
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今回は小林さんの事をもっと知りたいトールさんのお話とファフニールさんのお家探しのお話、トールさん、人間の超能力に驚愕というお話の3つ。お約束のカンナちゃんと才川さんの「萌え~(笑)」なオマケもあちこちにありました。盛り沢山ですね。

最初のお話はトールさんが認識阻害(透明人間みたいになる事)を使って小林さんの職場見学するというもの。

人の働く姿をドラゴン視点から見下ろすトールさんでしたが、どことなく興味深げ。

でもパワハラ上司の登場でそんな心持ちも一転、小林さんを罵倒する所長の姿を見て激怒、を通り越して殺意を抱くトールさん。憎き敵を抹殺せんと‥足かけて転ばせただけ(笑)これも小林さんへの愛ゆえですね。

繰り返し同じ言葉で罵倒する人って現実にもいますけど、このアニメで描かれている様に、特に社会的地位のある程度高い年かさの人に多い気がします‥。自分よりも落ち着いていたり、優れていたりする人間に対して攻撃的になるのは、多分自分が見下されていると思い込む心の裏返しなので、怒りの燃料は主に劣等感と被害妄想、ゆえに無尽蔵、なので非常に性質が悪いのです。

所長の2度目の登場シーン、ここでもほぼ同じ問答が繰り返されトールさんのささやかな復讐あり、所長、殺されなかっただけでも幸いでした。小林さんに感謝しなければなりませんね‥パワハラの証拠録られてクビになったけど。リアルでもこういう風に因果応報が上手く機能してくれるといいんですけどね‥(汗)

それはそれとして、人に頼られ、黙々と仕事をこなす小林さんの姿を見て、トールさん、ますます小林さんの事が好きになった様子。恋する人の美点を見つけて歓喜してしまう所など女の子っぽくて可愛らしかったです(笑)

次のお話はファフニールさんのお家探しのこと‥「人類など滅ぼしてくれん」とか突発的に口走るファフニールさんですが、テレビゲームにご興味を持たれた様で(笑)街頭での呆然とした面持ちでのエアプレステ?笑かさせて頂きました。

トールさんの指示に従って人間のやり方で人間界に住む事に決めたファフニールさん、不動産屋さんに「お予算は?」って聞かれて金塊をゴトって‥流石です。いくらでも持ってますものね、この人(笑)

あれこれあって、行き着いた先はオタクモードの「ヤンス」の語尾が面白い滝谷君のアパート。快くファフニールさんを同居人として受け入れてくれました。かな~りいい人。ファフニールさん、ゲーム狂の素質が見え隠れするので滝谷君と仲良く出来そうですね(笑)良きゲーム仲間の誕生?楽しいコンビになる予感がします。

最後はトールさんがテレビで見た人間の超能力に興味を持つというお話。最初のお話の延長上にあるお話ですね。好きな人やものに関する事なら何でも知りたい!と思うのは、人でもドラゴンでも同じな様です(笑)小林さんの事を知りたい、小林さんは人間だから人間の事も知りたいという様に‥よ~く分かります。トールさんの愛と笑いに溢れたお話でした。

今回も充実した内容でした。次回もとても楽しみです。
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6話
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新キャラのジョージーさんと翔太君の登場回。

OPで竹とんぼみたいにくるくる回ってるメイド姿の人がジョージーさんなんですが、才川さんのお姉さんで、メイドさんではなく、ただのメイドマニアの人でした(笑)

今回登場したジョージーさんといい、小林さんといい、女性でメイド好きの人って稀だと思いますが、漫画「エマ」の作者の森薫先生とか思い出すと、重度のメイドマニアって案外女性に多いのかもって気になります。(服着れるし)

続いてはお約束の才川さんとカンナちゃんパート。部屋で一緒にゲームとかして遊んでいただけなんですけど、事ある毎にカンナちゃんと密着してしまう才川さん大変でしたね(笑)

性差のはっきり表れる前の子供時代の方が、男女ともに心も体も中性的で、同性や異性の区別無く好きになっちゃう事が多いと思うので、描写は色々とあざとかったんですけど、わたしには割と自然で微笑ましい光景に見えました。

翔太君とルコアさんのお話では、ルコアさん、気まぐれに翔太君の作った魔法陣から現れたものだから最初は悪魔と間違えられ、結局は風貌や態度から淫魔と見なされてしまいました(汗)3話ではトールさんがファフさんの姿に注文付けてたシーンもありましたし、ルコアさん元神だし、外見の融通は利くと思うんですけど‥ルコアさんもトールさんみたいに今の自分の姿を気に入っているのかも知れませんね(笑)

このお話では"魔法使いの家系"という言葉も出てきましたが、メイドラの世界にはハリー・ポッターにあるみたいな魔法界らしき場所がある様子。トールさんの元いた世界との関連は今の所不明。

最後は滝谷君とファフさんの同居生活のお話。2人が仲良くプレイしてた対戦ゲームは「※スパイVSスパイ」(パロディですが)。レトロゲーマーとしてはチョイスが渋くてこういうの見るだけでも嬉しくなります。

でもアニメ内で頻繁に見られる、ゲーマー=ネトゲ廃人=アイドルオタクというテンプレはちょっと控えて欲しい気が‥。3つとも当てはまる人もいるにはいると思いますけど、大抵はどれか一つか二つだと思うので(笑)

ゲームは情報媒体が基板だったり光ディスクだったりするだけで、本や映画と同じで内容は千差万別。誰だって数学の問題集と芸能人のゴシップ本を一緒にしないですよね‥。当然ゲームにも色々あります。ゲーム文化の歴史はまだまだ浅いので、一般的な認知が甘いのは仕方ありませんが、こういった混同は"ゲームはゲームでしょ"という誤解を生む原因になるので、この作品に限らずきっちりと区別して欲しいと思う事はあります。

それはそれとして、ファフさん、イベントのオタ芸?練習とか食事の片付けとか案外人間の世界に馴染む為の努力もしている様で(笑)尊大な口調とは裏腹に結構健気でした。

今回も短編3つ+の構成で飽きずに楽しめました。次回にも期待。

※:VSをアンドと読む。すなわちスパイアンドスパイ。敵を倒すのは目的ではなくあくまでも手段という、アクションながら知恵比べに重点を置いた割と珍しいタイプの対戦ゲーム。罠の仕掛け合いや白兵戦などで相手を出し抜きつつ、フィールド内に隠されたアイテムを集め先に脱出するのが目的。続編とかもある。
{/netabare}
7話
{netabare}
今回は水着回、後半にコミケのお話。

海の家を見て何の気無しに口にした小林さんの言葉の端から、小林さんの家族に興味を持ち始めたトールさん。トールさんに訊かれて小林さん、自分の家族を"普通の家族"という言葉で表現。彼女の社会的立場や温厚な人柄とかを見ると、かなり恵まれた環境で育った人だという事が察せられますので、謙遜した表現というか、事実から大きく外れた表現と感じました。日本人は特に、とかく自分を普通と思いたがる癖がありますよね(汗)

作中で触れられたのは人とドラゴンの常識の違い云々の話でしたが、人同士の家族を比べてみても、それぞれの持つ常識にあれこれと違いはあるものです。国とか地方とか、環境が大きく異なれば尚更の事。どっちが恵まれているとかは一概には言えませんが、小林さんの言う普通の家族ってかな~り貴重なものなんじゃないかと思われます。出来れば"いい家族"と言って欲しかったシーンでした。

次のコミケのお話はその場にしかない一体感、ライブ感を知るトールさんのお話。このあにこれでも新しく参加する人もいれば、去って行く人もいます。代わりになる人など一人も無く、今ここにある巡り合わせはこの時だけのもの。嬉しい事も寂しい事もありますが、この場に身を置く限り、一期一会の気持ちでその時その時を大切にしたいものです‥。

オマケのカンナちゃんパートでは、夏休みの理科の宿題に昆虫採集が含まれている事(選択性ですが)とプリントに"集めた昆虫を貼ろう!"って書いてあるのに唖然。しかもバッタ、チョウ、セミの指定が‥(汗)

虫に防腐剤注射したり、ピンで刺したりするのは知ってますが、"貼る"とはこれ如何に? 昆虫の死骸をボンドとかで紙に貼っつけて提出するんでしょうか? 見るからにおぞましいプリントの束になりそうです(汗)まぁ選ぶ子供(特に女子は)少ないと思いますが‥。

カンナちゃんはと言うと、虫を貼り付ける欄に食感を擬音とかで書いただけでした(笑)貼り付けられるにしても食べられるにしても虫たちの末路は同じですね。合掌‥。

水着回の後にコミケネタと今回は2本立て、単純なギャグになりがちな舞台やテーマを扱ったお話でしたが、家族における親子の関係、人同士の繋がりについてちょっと考えさせられる、メイドラらしい、しみじみとしたお話でした。

他のアニメだと水着回を捨て回みたく思ってるブリキ男としては嬉しい誤算。

次回も楽しみです。
{/netabare}
8話
{netabare}
最初のお話はお弁当対決。

審査員役のファフさんの立ち居振る舞いが堂に入っていて、グルメマンガ張りだったのには笑えました。

お題目はサラダ、肉、デザートの三種、定番からゲテモノ!まであれこれ登場しましたが、弁当作りの経験割とあるやつとしてはトールさんのシーザーサラダは量さえ加減すれば、お弁当箱とは別の密閉容器に入れて有りだとか、小林さんのベーコンエッグは弁当にはおかしいとか思ったり‥。ベーコン使うならアスパラとかにんじんのベーコン巻き、タマゴ使うなら玉子焼きがあたりが妥当なんじゃないでしょーか? 色々と気になってしまいました。最後にヘンテコ生物食べてしまった小林さんがちょっと心配になったお話でもありました(笑)

次のお話では新キャラのエルマさんが登場。いつぞやのシーンのトールさんの台詞の中で彼女と死闘を繰り広げたと言うリヴァイアサン(レヴィアタン)がこの人の様です。中々の純朴(天然)キャラですが、何の冗談か小林さん勤めてる会社にしれっと入社しちゃいました。PC見た事も無いのに入れるSE関係の会社なんて無いと思うので魔法でも使ったんではないでしょ~か?

最後は人に求められるのに慣れていないと、どう応じて良いか分からないという小林さんのお話。愛される事に慣れていない人は愛する事も苦手だったりする事がありますが、小林さんは両親から愛されて育ったはずなのに、何でそんな風になっちゃったんでしょうね? 愛情の匙加減が分からない様です。わたしも多過ぎたり少な過ぎたり、若干そんななので、ちょっと心に痛いお話でした(汗)

最初のお話に"仲良くケンカ"というファフさんの言葉がありましたが、あれも上の話と同じで、ある程度の互いの信頼無くしては出来ない事ですから、小林さんもトールさんに甘えていると見て取れます。愛情表現にも色々とあるのです(笑)

本筋とは関係ありませんが、神と敵対しているはずのトールさんが指で十字架を作ってポーズ決めている図には大きな違和感が。何かの伏線だったりして‥。
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9話
{netabare}
今回は運動会のお話。

前回の小林さんの"求められる事に慣れていない"理由の一端が描かれました。

運動会に両親揃って来てくれると子供はそれは嬉しいものですが(特に低学年の子は)こういうのを見ると家族の人が誰も来てくれなかった子の事も思い出してしまいます。そういう子は大体の場合、友達の家族とかと一緒にちょっと萎縮した面持ちでお弁当を食べるのです。子供にも寄りますけど‥。そう言えばみなみけにもそんなエピソードがありましたね‥。

今回のエピソードを見ても分かる通り、愛情表現の不器用な小林さんもトールさんもカンナちゃんも、欠けたものを互いに補い合って助け合って生活している者同士。これはもう立派な家族と言う印象でした。こういう家族の形もあってもいいんじゃないかとわたしも時たま思います。現実では法律やら何やらで不可能だったり、手続きが面倒だったりするんですけどね(汗)
{/netabare}
10話
{netabare}
今回はほぼ演劇の話一本、老人ホームでボランティア上映と言うお話。

演出担当のファフさんが料理回に続いて例の感じのキャラになっていたのには若干のマンネリ感が‥。でもお約束の笑いは頂けました。ご馳走様でした(笑

上映会の話。結局出来上がったのは、童話にアニメに、老人向けという事で忠臣蔵要素を加味したごたまぜ劇でした。見ていてちょっと恥ずかしい気持ちになるのはルコアさんの衣装のせいではなく(笑)素人の作る劇というのはこのアニメで描かれている様に得てしてオリジナリティが希薄で、どこぞから借用したものの継ぎ合わせである事が多いので、それを見ている気になるからなんでしょうね。わたしも子供の頃そんな劇に参加した事がありました。まぁ劇の内容はともかく、子供が頑張っている姿を見れれば大抵の大人は満ち足りた気持ちになれるんじゃないでしょうか(笑)

オマケはクリスマスのプレゼントのお話。サンタの姿を一目でも見たいという気持ちが子供の眠気を強力に退けると言うのはよくある話ですが、例に漏れずカンナちゃんも頑張ってました(笑)

サンタの存在を疑い始めた頃、わたしも同じ様な事した事ありますが、結局の所、大人の愛と辛抱強さの前には負けてしまってました‥。幼少期を思い返した時、私は大人に関する良い思い出をあまり見つけられないのですが、愚直ながら愛情を注いでくれた人もいたのだと改めて思い出させて頂いた次第。感謝したいですね。

サンタの存在をいつまで子供に隠し通せば良いのか、そもそも隠す必要はあるのか? 疑問に思う方もいるかも知れませんが、私的にはなるだけ隠しておいた方が大人も子供も楽しめるので良いのかと(笑)ネットの普及してしまった現在では秘密を死守するのが困難でしょうけど(園児とかでもサンタ信じてなかったりして?)‥この世には不思議な事が沢山あるのだと夢中でいられる時代というのは、儚くも貴重なものだとも思いますので。
{/netabare}
11~13話
{netabare}
最終話にかけて各話レビューサボっちゃいましたので色々と端折って。

11話は年末年始の小林家の様子を描くごく普通の日常もの、12話はトールさんの過去のお話、最終13話はトールさんとそのお父さんの親子のお話という流れ。

後半にかけて小林さんの態度が若干横柄になり、トールさんの遠慮が薄くなりましたが、これはとても自然な流れで、二人の信頼が強まった事の表れと私は感じました。やはり最初の印象から遠からず、小林さんとトールさん、何となく夫婦関係みたいに見えます(笑)

最終回の中盤、トールさんを失った後の小林さんの心境もよ~く理解出来ました。人との繋がりが深ければ深いほど、その人が去ってしまった時の喪失感は強くなるものです。でもトールさんすぐに戻ってきてくれて良かったですね(笑)

最後はトールさんのお父さんと小林さん&トールさんの対決というお話。

お父様の言う秩序の話ですが、トールさんが人間界に下っても、便乗や混乱は起きないとわたしには思われました。これまでのお話にも異界からいろんな人が来て人間と仲良くやってる描写がありましたし、ドラゴンだって何人か来ていますものね。ファフさんとかルコアさんの方が影響力ありそうですし‥。そんななのでお父様が理屈を盾に無理に説得している様にも見えてしまいました。そとみは厳格で怖そうでしたけど、本当は娘が可愛くってしょうがない優しくて心配性な、割と普通なお父様だったのではないでしょーか?

小林さんがトールさんを"私のメイド"と言うシーンは今回のハイライトですね。好意を素直に受け、与える事が出来る様になった小林さんの成長が伺えました。

その後もあれこれと問答がありましたが、大まかな流れとしては、ドラゴンと人間の立場の違い(人間同士で言うと身分の違いとかに置換出来そう?)はあるものの「娘さんを私にください!」「娘はやらんっ!」な古典的なお芝居に近かった気がします。ただそこに至るまでの過程はちょっと変わったファンタジーで、概ね小林さんとトールさんのラブストーリーという体で上手くまとめた最終回だったのではないでしょうか?
{/netabare}

小林さんの同僚の一見爽やかイケメンの滝谷君も面白い。オタク話になると声の高さもテンションも異常に上がり、出っ歯が生えてメガネ着用、語尾には何故か「ヤンス」が付いてしまいます。もはや変態!もとい変身としか‥それにしてもスゴい変わり様です‥(笑)

スゴい変わり様と言えば、小林さんの酒癖の悪さはかなりのもの(汗)こちらはちょっと不快に感じる人もいるかも知れません。アニメではこういう表現が割と目立ちますが、酒飲み本性違わずという言葉がある様に、しらふでも怒りやすい人は酒を飲んでも怒りやすく、怒らない人は怒らないというのが私が経験上知っている酒飲みの性質です。酒を飲んで人格が豹変する様に見えるタイプの人はしらふの時でもぴりぴりしていて、怒りを抑えている印象を受ける事が多いのです。小林さん、多忙過ぎてストレス相当溜まってるんじゃないかな?とか余計な事考えちゃいました。明るいトールさんとかわいいカンナちゃんとの生活で心癒されて、酒癖の悪さも治るといいですね(笑)

あとちょっとした事ですが、場面が変わる時に表示される格ゲーの必殺技コマンドとか、一見ほぼ無意味なんですけど、シンプルながら気持ちを切り替えるいい演出になっていたと思います。これのおかげでだだ漏れ感が無く、快適に視聴出来る気がしました。

OP「青空のラプソディ」は溌剌としていて動きも多くて見てるだけで楽しくなってしまいますし、ED「イシュカン・コミュニケーション」もちょっぴり邪悪なドラゴン視点の歌詞が印象的。

行き場を失ったドラゴンさんたちが小林さんちに集まって、擬似家族みたいになっていく、笑かされほっこりさせられるアニメです。



最後まで見終えて

原作者のクール教信者さんが重度のおっぱい好きなそうで(笑)趣味全開の描写が毎回の様に有りましたが、男視点からでも目に余るものがありました。女性からはひんしゅく買いそう‥。おっぱいが揺れるのってオタクアニメでは定番の表現だと思いますが、メイドラのはちょっと度が過ぎる‥。よく言えば奔放に作られていると言えるし、悪く言えば節操が無い気がします(汗

全編を通して、日常ギャグ、家族ドラマとして安定した作りだったと思います。キャラ魅力も十分。登場人物の大半をうら若い女性が占めてしまうアニメよりも、このメイドラの様に、滝谷くんやファフさんみたいな男性キャラ、商店街のおじさんとか近所のおばさんみたいなモブキャラ、才川さんや翔太君みたいな子供キャラを、バランス良く登場させているアニメの方が私はずっと落ち着きます。「みなみけ」なんかでも保坂先輩とか藤岡(あえて敬称略)がいなかったら、雰囲気全然違っただろうなぁとか思い出したり(笑)

ちょっとわざとらしい演出が気になるルコアさん関連のお話が苦手でしたが、全編を通してとても楽しく視聴させて頂きました。

2期あれば是非見たいアニメです。

駄文お読み頂きどうもありがとうございました。


※1:人間の真尋君に一目ぼれしたニャル子さんこと邪神"ニャルラトホテプ"とその愉快な仲間たちが繰り広げる、アニメ、特撮、クトゥルー神話ネタ多めのラブコメ&ドタバタギャグアニメ。

※2:財産の為に弟と共謀し父を殺害、後に武力で弟も退け呪われた指輪を含む財宝を独り占め。ファフニールは元々人(もしくはドワーフ)の姿でしたが、洞窟に納めた宝を守るために竜の姿に変身し、その上に横たわりました。宝を奪われる恐れの為、毎日決まった時刻に湖に水を飲みに行き、その時の他は洞窟の外に出なかったという‥。

※:スピンオフ作品(web漫画)「小林さんちのメイドラゴン カンナの日常」も面白いですよ。ニコニコ静画(http://seiga.nicovideo.jp/manga/?track=home)で無料で読めます。(ちょっと重いのでコメントOFF推奨)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 60
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

感情的な場面の積み上げ…という京アニの手法の典型例?

追記 改めて再評価してみました。破壊と悪意、自己保身や欲望があるので日常系ではないと思いますが、だからこそ面白かったと思います。ブラックユーモア的…というとちょっとオチが人情味的すぎますね。

 で、本作を見ていてちょっと思ったのが、京アニのアニメって、面白い、感動的という評価をされてもテーマの深さで評論の対象にならないですよね?ちょっと気が付いたことがあります。京アニのアニメの作成の手法についてです。

 面白そうな「場面」をしつこいくらいに積み重ねているというか…その作品のニーズに対して感情に訴えかける「場面」をこれでもか、と入れてくる感じですね。それを驚異的な作画と感情たっぷりの演技・演出で飾るので、心を強引に揺さぶってきます。

 だから感情は動かされますが、後になにも残らないのでしょう。テーマが無くモチーフと設定しかないからだと思います。逆に言えばだから普通はアニメ化の選択をしない4コマや4コマモドキのマンガ、特に評価が高くない(失礼)原作を、面白いアニメに仕上げられるのだと思います。原作改変が批判されない理由も、この辺にあるのでしょう。

 つまり原作のつまみ食いして良い意味でも悪い意味でエモい場面にどんどん変換して行く感じでしょうか。だから視聴中、視聴後感は感情が高ぶってものすごくレベルが高く感じるんですけど、後になって振り返ると「あれ?」何を得たのだろう?という感じですね。

 京アニの作品が2期になってより感情的になるのは、この動かすべき感情の「ニーズ」がはっきりするからでしょう。ですから私は京アニの2期は、1期の微妙なバランスのチューニングがずれてしまっていてほぼすべて嫌いです。

 特に「らきすた」以降かなあ…「けいおん」はこの手法が上手くいった例でしょうね。ここで、この4コマ的なマンガをアニメにする独特のアニメ制作手法を完成させた感じでしょうか。

 それ以前にフルメタのふもっふの評価が高くてセカンドレイドの人気がない理由もこれが原因でしょう。境界の彼方も深そうでいて内容が無くエモい場面とセリフばっかりですしね。原作をきっちり映像化した「氷菓」と「聲の形」が良かったですね。
 ユーフォの特に2期とヴァイオレットは更にこの感情を強引に揺さぶる手法を進化させた感じですね。


 違う話ですが、本作の小林さんですが、後半に行くにつれ、小林さんが聖女になって行くのは、ドラゴン達がボケで小林さんがツッコミに回ったからだと思います。当初は小林さんも特に対トールではボケてたんですけどね。その比率が下がってゆく気がします。話を回すためにドラゴンの種類を増やしたからこその変化でしょう。

 あとケツァルコアトルが不気味なのは目が見えないから…そして目が見えた時の目の異様さ、でしょうね。



以下 1回目のレビューです。

{netabare} 結論から言って面白いです。といっても日常系やギャグとして面白いというのではなく、価値観がまったく違うドラゴンという種族が、小林を中心とした人間との出会いで考え方に変化が起きる話としてです。また、考え方の変化も必ずしも人間の道徳をそのまま受け入れるのではなく、可能性を感じる程度でとどまることです。

 ファフニールがその意味では一番わかりやすくて、人間の文化と同居人との生活で、人間世界を破壊するデメリットを感じ同居人に対する信頼は得ますが、それでも人間そのものに対しては距離を置きいつかは決別する可能性も理解しています。ですので、ファフニールのパートはギャグにしてもどこかダークな雰囲気が漂います。

 もちろんカンナおよびカンナと才川についてが癒しパートとなります。が、才川の性格や今までの孤独を考えると、あのメイド萌えの姉の存在が少々異質に思えてきます。カンナに対する才川の異常な執着が、才川の両親との関係性の歪みの象徴に見えて少し切なくなります。

 トールそのものも人類をあからさまに信頼していませんし、人命に価値を置いていません。もちろん大量に殺戮を繰り返していたのでしょう。つまり、小林を含めたこの世界の人間は、トールがいる限り死と隣合わせにいるわけです。エルマとの対立もあります。むき出しの悪意に癒しはありません。原作がそうなのか京アニチューニングかわかりませんが、1期を見る限りギャグとして振り切れない裏の設定を強く感じました。

 小林という人物。文句を言いながらもトールやカンナを受け入れて仕方なく同居を始めるというところまではいいのですが、カンナの小学校の道具を用意するところは「こんなにいい人なんだよ」というエピソードが表面にですぎました。このチューニングが以後続いて行きます。

 小林というキャラが謎でした。マイペースで人情的ではあるのですが。我々が漠然と善と見做す価値観を物語に当て嵌めて生まれたような人物像ですね。というより、小林が本当はそうじゃないんだけど「善」とか「道徳」に縛られて、自分の本来の欲望とは違う価値判断をしているというか。だから酒を飲むと性格が変わるのかもしれません。モノローグはたっぷり見せてくれているんですけど内面が見えない人物でした。
 ひょっとしたら現代人の感覚に近いのかもしれません。善悪の判断とか行動の基準が外部の価値判断に縛られているというか。いや、なんか違いますね。そこまで不自然ではありません。カンナによる母性の発露とトールとの出会いによる成長?最終回を見るとそうかもしれません。でも、やっぱり謎でした。この辺りは2期を見終わると言葉になりそうなので追記するかもしれません。

 ケツァルコアトルと少年の部分はなぜか全く面白くありませんでした。エロが過剰というよりも、ケツァルコアトルの少年の扱いが愛情故というより玩具にしか見えないせいかもしれません。このケツァルコアトルというキャラも内面が分からず少々不気味です。いざというときに仲間になる感じもありませんし。
 あと、トールのしっぽを食べるとか舐めて奇麗にするとか、少しリョナというかグロ的な部分もあって、少し気持ちが悪くなったこともありました。

 これらを考え合わせると本作を単純にギャグとみるには「行間」にあるダークな部分や寓話的な何かが表現されすぎています。まして「日常系」にはとてもではないですが、見られませんでした。

 とはいえ、アニメ作品としては面白いです。ドラゴンと人間の価値観の違い的なストーリー部分ですね。ギャグとしてもまあまあですが、笑えたところはあまりなくほっこりもしませんでした。人情もの…でしょうかね。あとはカンナが可愛いくらいでした。どちらかといえば演出とかアニメ表現とかメタ的な視点で、アニメの出来の良さを楽しむという意味で面白かったということかもしれません。

 ただ、京アニのハルヒ、けいおん、氷菓、ユーフォの流れの超一級の作品ではなく、演出と細かいエピソードの積み重ねで何となく話を進めて行く、らきすた、日常の次くらいの流れに属する作品かなあと思いました。ただ、この2作よりはストーリー性がありますので、あるいはまったく違う系統なのかもしれません。 {/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 26
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

日常の大切さを知る系アニメ

[文量→大盛り・内容→考察系]

【総括】
祝! 2期放送開始ヽ(´∀`)ノ

一言で言うと、「流石、京アニ」。

この時期は「響けユーフォニアム」など、シリアスで芸術性の高い作品が続いていた(そしてそれが大好きだった)けれど、むしろこういう日常系が、本来の京アニらしいんだよな、と、京アニの守備範囲の広さを再確認。

癒し、萌え、を求めている方は是非! 私は、残業の後に観るようにしてましたw

作画は抜くところは可愛く抜きつつ、魅せるところではガッツリ魅せてくれ、かなり良かったと思います。

あと、OP、EDはどちらも良かったです。OPは私の好きな「fhana」さん(河合荘の主題歌)。EDも可愛らしくて良い感じ。久々に、どちらも飛ばさずに全話観ました♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
このアニメの成功の大きな要因は、小林さんを、中性的ながらも「女性」にしたことだと思います。

話の筋的には、小林さんが男であっても成り立つものばかりです。というか、もし、萌えの方向にもっていきたいなら、「男性」の方が良いくらいです。

この作品は、「日常系」ではありますが、トールの背景には大きなシリアスがありますし、「いつか死が二人を分かつまで」という「期間限定の日常系」です。もし定義するならば、「日常の大切さを知る系」と言っても良いでしょうか(小林さんの社畜感含めw)。

そういう作風の中で求められるのは、「萌え」や「燃え」以上に「癒し」。その「癒し」を演出する上で、小林さんを女性にしたのは、必然性がありますね。

例えば最終回、トールと終焉帝の戦いに小林さんのが割って入るのだけれど、もし小林さんが男だったら、どうしたって打算的な部分が入ると思うんですよ。いわゆる、「男女間に純粋な友情が成り立つか否か」という命題的なアレですよ。

うん、やっぱりなんか違ってくると思う(終焉帝にしたって、娘が現状から逃げて男のところに転がり込んでたら、流石に最後まで許さないでしょうしw)。

トールは小林さんを愛し、小林さんもトールを愛しているけれど、その愛は、「恋愛」に属するものではなく、キリスト教における「隣人愛」に近いものだと感じました(いや、私はキリスト教徒でもなんでもないですが)。だから、この作品は「百合」ではないのかな、と(まあ、トールは怪しいですがw でもあくまで、トールは小林さんを尊敬し、敬愛していると思うのです)。

私はこのへん、「のんのんびより」に近いものを感じました。サンクチュアリ感というか、なんというか。自分的にどストライクでした(音の少なさ、台詞感のたっぷりとした間、というのも共通点ですね)♪

この作品、キャラの良さも光りました。

特に、小林さん。小林さんの良さは、1拍おくところなのかな。

ガーッと感情的になることは少なく、必ず考えてから言葉を発します。その思いやり方が実に微妙で絶妙で、「あぁ、優しい人間ってこうだよな」と思います。小林さんの言葉で、心に残ったものはいくつもありました。

例えば、第2話の「誰かを信じたから友達や恋人になるのではなく、友達や恋人になった後に誰かを信じられる」というのは真理をついていると思うし、第7話の「大体の人って、大人になったんじゃなくて、子供でいれなくなっただけ」とかは色々考えさせられた。第8話の「あの子はメイドだけど、友達でも良いと思ってるよ」は、温かい言葉だし、第11話の(いつも通り尻尾を食べさせられそうになり)「来年も再来年もムリ」という発言は、来年も再来年も一緒にいることが前提ってことで、これ、最終回での終焉帝との問答の伏線になっていたのですね。

などなど、他にもたくさん。これだけ名言が出るアニメも珍しいです。

それだけ思慮深く、ともするとドライな小林さんが最終回に発した、(トールがもう戻らないと聞き)「マジか……」の一言は、胸に突き刺さりました。「マジか」なんて、もしかしたら日本人が一番日常的に使っているかもしれない言葉にここまで実感を込められるのは、逆に新鮮でした。

他にも、トールのドラゴンならではの思考回路や、倫理観、突拍子のない行動も笑えたし、そういう「異種間コミュニケーション」も見所のひとつでした(そこも書くと更に長くなるから割愛します)。
{/netabare}

《以下ネタバレ》

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
衝撃の開幕(笑) かなり良い設定とテンポ。1期にひとつは必要な作風だね。私の尻尾焼き、は笑った(笑) 最後にちょいシリアス。

2話目
カンナカムイ、アイヌの神様だね。「誰かを信じたから友達や恋人になるのではなく、友達や恋人になった後に誰かを信じられる」ってのは、なかなか深いと思う。戦闘シーンの作画は、流石に京アニ!
ふ~ん、なんかやっぱり深みがありそう。

3話目
なんか、いいほんわかさ。「のんのんびより」「甘々と稲妻」以来だな。小林さんの枕元に、寝たまま電気消せるスイッチあった。面倒くさがりの小林さんらしく、細かい作画○。ケツァルコアトルって雄の蛇神じゃなかったっけ? 酒飲んで妹に手だしたはずだし。

4話目
文房具の進化って、計り知れないよね。余談ですが、最近個人的ヒットの文房具は、1位スタンプのり 2位ライフスタイルツール。トールの人間評がいちいち辛辣w 才川さんもなかなかナイスなキャラw

5話目
ルコア、ファフニール、それぞれが人間世界に、それぞれのペースで溶け込んでいるのが良かった。

6話目
ガチのメイドおたく(笑) ホントに刺激的で平和な世界。

7話目
水着回。小林さん、貧乳でgood(笑) 蟹食うなや(笑) 史上最も残酷な西瓜割り(笑) 「大体の人って、大人になったんじゃなくて、子供でいれなくなっただけ」……深いな。コミケを観て、「訓練なしに統率とれてる」って、流石ドラゴン的思考w

8話目
いつもと少し違う作風、小林さんの「あの子はメイドだけど、友達でも良いと思ってるよ」は、温かい言葉。新キャラ登場。OPにいたのに、ホントに「やっと」出てきたね(笑) 百合なんだけど、なんか好きな百合だ。「友達はいたけど、親友はいなかった」……響くな~。

9話目
運動会、相変わらず良い話。余談だけど、最近の学校って、運動会の選手宣誓で、「最後まで戦い抜く」じゃなくて、「最後まで競技する」って言うそうですね。

10話目
婆さんの笠、燃やしたw 爺さん達、大喜びw

11話目
お正月、いつもの尻尾ネタ。でも小林の「来年も再来年もムリ」という発言は、来年も再来年も一緒にいることが前提ってことですね。良い感じ♪

12話目
どんな掃除の歌だw ここで0話に戻るんですねw 酒でグダまいて意気投合かw

13話目
小林さんの動揺。「マジか」の一言が、逆に新鮮。そして、1話目に戻る。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 78

87.3 2 コメディで家族なアニメランキング2位
SPY×FAMILY(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (917)
3030人が棚に入れました
人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている―― 世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。 東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。 西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。 その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。 内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。 〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。 だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった! 3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。 ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

余計なことは考えない。偽家族のやり取りをただ楽しむ

30手前の独り身女性だとスパイ容疑て。
魔女狩りに近いものがあるな。女性のほうが独身でも幸せに長生きしていられるイメージはありますけども。むしろ男の生涯独身で長生きはあんまりイメージないなあ。最近は変わってきているでしょうが。
ヨルさんの余所行きの一張羅がよりによってそんなに露出度高いなんて。

嫁の探し方よ。独身女性の個人情報コピーてさすが国家のスパイ。

アーニャが基本的には表情豊かで可愛くてたまらないのを楽しんでいた。種﨑敦美さんの演技も素晴らしくて好き。

打算が3人ともにあって仮初めの家族を形成しているんだけど、話が進むにつれて絆が強まってこれから本当の家族になるんじゃないかなと期待して見ていました。
家族愛に最近つい涙が出てしまうのです。可愛い娘の頼みは断れないし、娘に良い立場になってほしいし、危険からは守ってあげたい。きっかけは変でも子供を想う気持ちははっきり分かる。
お受験は大変だけども。面接にこぎつけて問題を起こしながらも用意周到に立ち向かっていく姿と合格してもはや素直に心から喜んでいるんじゃないってシーンは好きだった。
アーニャもアーニャなりに父と母の役に立ちたい。良い娘でありたいとなんとも健気ではないか。

家族を作らせるのって仕事ばかりで自らを犠牲にしてきたロイに家族の温かみや守るべきものがいると頑張れるんだぞということを国が教えてあげようとしているように思えるんだよなあ。

ダミアンのツンデレと実は敵方のヨルさん弟がどう関わっていくか気になる。
{netabare}キスするよう言っといて直前で止めようとするなんてとんだシスコンじゃ。{/netabare}


OP
ミックスナッツ Official髭男dism
ED
喜劇 星野源
主題歌は内容にぴったりすぎる。映像もかっこよい。
隠し事だらけ継ぎ接ぎだらけのhomeだし、本音は歯に挟まってるし。
さらには不安だらけ成り行きまかせで仮初めまみれの日常。
多分、ここから本物の家族になるでしょ。
内容は完全に喜劇。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている--世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。東国""オスタニア""と西国""ウェスタリス""は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。西国の情報局対東課〈WISE〉""ワイズ""所属である凄腕スパイの〈黄昏〉""たそがれ""は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。その名も、オペレーション〈梟〉""ストリクス""。内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。〈黄昏〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった!3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。


【MISSION:1】 オペレーション〈梟(ストリクス)〉
西国(ウェスタリス)情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉は諜報員(エージェント)〈黄昏(たそがれ)〉に、東国(オスタニア)で戦争計画を進めるデズモンドの調査を命じる。〈黄昏(たそがれ)〉は精神科医ロイド・フォージャーに扮し、標的と接触できる名門イーデン校に子供を入学させるため孤児のアーニャを引き取る。実はアーニャは他人の心を読む超能力者だった。ある日、〈黄昏(たそがれ)〉を狙うマフィア組織にアーニャが連れ去られてしまう。ロイドは任務の仕切り直しを考えるが……。

【MISSION:2】 妻役を確保せよ
市役所事務員ヨル・ブライアには、殺し屋〈いばら姫〉という秘密の顔がある。ヨルは独り身の女性がスパイ疑惑をかけられる風潮に不安を感じていた。一方、イーデン校の面接試験に向けてアーニャの母親役を探すロイド。彼は訪れたブティックで偶然ヨルと出会う。ヨルの心を読んで殺し屋と知ったアーニャは、自分のためにも彼女を母親役にしようとロイドを促す。

【MISSION:3】受験対策をせよ
ロイドとアーニャの家にヨルが引っ越してきた。家族の体裁が整い、次は面接試験の準備だ。しかし今のアーニャとヨルでは、まともな面接すらできそうにない。そう判断したロイドは、上流家庭の一般常識や3人の間で共通認識を作るため家族で出かけることに。劇場や美術館を巡るが、アーニャたちにはなかなか響かない。さすがの〈黄昏(たそがれ)〉も挫けそうになるが…

【MISSION:4】 名門校面接試験
ついに決戦の日! 準備を整えたロイドたちはイーデン校の面接試験へ向かった。校内に入った途端、ロイドは何者かの視線を感じ取る。それは陰から受験者を採点する教員たちの監視の目。試験は既に始まっていたのだ。採点を行う寮長(ハウスマスター)ヘンダーソンは、ロイドたちフォージャー家の立ち振る舞いに注目し、彼らが名門イーデン校の面接試験を受けるに相応しいかを見極めるべくさらなる試練を指示する。

【MISSION:5】 合否の行方
この日はイーデン校の合格発表。しかしアーニャの受験番号はなく絶望に沈むロイドたち。そこに現れたヘンダーソン。面接でのロイドたちを高く評価して、アーニャが補欠合格者の1番手であることを告げる。そして3日後、補欠合格の連絡が! フランキーも駆けつけてお祝いで盛り上がり、頑張ったアーニャにご褒美をあげることに。アーニャのお願いとは!?

【MISSION:6】 ナカヨシ作戦
アーニャの制服が仕上がった。ロイドはWISE(ワイズ)の作戦会議のため、制服の受け取りをヨルに任せて隠れ家(セーフハウス)へ。そこでオペレーション〈梟(ストリクス)〉完遂のために、イーデン校で“星(ステラ)”と呼ばれる褒章を8つ獲得し特待生になる必要があることを確認する。一方、制服を手に入れたアーニャは大はしゃぎ。しかし裕福なイーデン校生徒を狙う者も多く、アーニャに目をつけるチンピラ集団が現れる!

【MISSION:7】 標的(ターゲット)の次男
入学初日、デズモンド家の次男ダミアンを殴り飛ばして“雷(トニト)”を食らってしまったアーニャ。早くもクラスで浮いてしまい落ち込むが、ベッキーと友達になって学校が楽しくなっていく。そしてダミアンに殴ったことを謝ろうとするが、なかなか言い出せない。オペレーション〈梟(ストリクス)〉遂行のためにロイドも学校関係者に変装しては、陰からアーニャに仲直りを促すのだが……。

【MISSION:8】 対秘密警察偽装作戦
東国(オスタニア)の防諜機関・国家保安局は、国内の治安維持を目的としたスパイ狩りや市民の監視を行い、「秘密警察」と呼ばれ恐れられている。ヨルの弟ユーリも実は秘密警察の一員で、姉や周囲には正体を隠して国を陥れるスパイを追っている。そんな彼が、突然フォージャー家を訪れることに。秘密を抱えたフォージャー家と、裏の顔を持つユーリが相まみえる!

【MISSION:9】 ラブラブを見せつけよ
ユーリに偽装夫婦と怪しまれたロイドたちは、本物の夫婦であることを証明するためにキスをすることに。オペレーション〈梟(ストリクス)〉のため即座に対応しようとするロイドとは逆に、とてもシラフではできないと、ワインをガブ飲みして泥酔するヨル。そんな姉を見るユーリも、同じく泥酔して正常な判断ができず……。

【MISSION:10】 ドッジボール大作戦
イーデン校1年生の間で、今度の体育の授業で活躍した生徒には“星(ステラ)”が授与されるとの噂が広まっていた。アーニャは“星(ステラ)”を入手するためにヨルの特訓を受け、「ほし、つかむ」と決意を固める。そしてセシル寮とウォルド寮によるクラス対抗ドッジボール戦が始まった!勝利に意気込むアーニャたちの前に、怪童ビル・ワトキンスが立ちはだかる。

【MISSION:11】 〈星(ステラ)〉
イーデン校の懇親会に出席するためには、子供が特待生になる必要があるが、勉強が苦手なアーニャは大苦戦。そこでロイドは勉強以外で“星(ステラ)”を獲得する方法としてアーニャに社会貢献をさせようと考えるが、アーニャはボランティア先の病院で失敗ばかり。そんな最中、アーニャはプールで溺れる子供の声を超能力で察知して--!?

【MISSION:12】 ペンギンパーク
〈WISE(ワイズ)〉の任務に忙殺されて、この日もロイドはヘトヘトになって帰宅。そんな時、彼は自分が家族をないがしろにしているという近隣住人の噂話を聞く。わずかな疑惑がオペレーション〈梟(ストリクス)〉に支障をきたすことを恐れたロイドは、仲の良い家族を周囲に見せつけるため、次の休日に水族館へ行くことに。しかしそこでも〈WISE(ワイズ)〉の新たな任務が発生してしまい……!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

スパイ要素が微妙すぎる。

{netabare}
人気漫画と聞いていただけに期待外れ。
面白く無い部類のコメディアニメだった。
OPEDのヒゲダン、星野源といい、無理やり流行らせた作品と言う印象かな。

このアニメは完全なギャグアニメをしたいのではなく、本筋の話を成立させた上でのコメディアニメをやりたい作品なんだろうけど、本筋の話が適当すぎる。

まずタイトルにもあるスパイ要素が酷すぎる。
1話の時は結構いい感じだなと思ったんだが2話。
なんでヨルさんにばれないのってレベルで、スパイであることを隠す気もない行動。この回だけに限ったことじゃない。
街中で特に意味もなく目立ったりするし本当にスパイなんですかねと言いたくなる。
極めつけは5話。アニオリらしいがあの回はマジでない。
遊園地でスパイ組織総揚げでアーニャのために茶番に付き合うという。
もうこの回で主人公のいるスパイ組織が茶番組織にしか見えなくなってしまった。
この回は特に、合理性とかを完全に無視したギャグアニメになっていて、結局このアニメはシリアス要素に期待して見るべきなのか完全なギャグアニメとして見るべきなのか分からなくなった。
スパイらしい要素を描くなら、例えば補欠合格になった時点で合格確定者を暗殺(はアニメ的にまずいとしても何らかの方法で通えないようにする)、ステラの獲得のために何かしらの自作自演工作を行うなどの展開をやるべきだった。
尤も、確かこの二つは作中でも最終手段的なものとして心の声として描かれていた場面があった気がするけど、実行に移してくれないとスパイらしいことやってるなとはならない。

それと、主人公の子供が泣かない世界を作るためにスパイになったというのも目的と行動が一致しているように思えなくてあまり刺さらず。

まあスパイ要素は置いておいて、これはコメディ作品と言うことで、ギャグ部分はどうだったかというとこれは主観だがそんなに面白くなかった。
ギャグがなぜ面白いかなんて言語化できないけど、たぶん、構図が毎回同じで飽きてしまったことかな。
アーニャが予想外のことをして...と言う構図。
アーニャ絡み以外の部分で面白い要素を作れていない感。
それと、アーニャを見ていると面白いというよりも馬鹿さへのいら立ちの方が上回ってあまり好きになれなかったというのも大きいかも。
アーニャが好きだったなら評価も変わってたかもしれない。

もう一つ駄目な点として雰囲気作りが雑すぎる。
第二次世界大戦中か直後のヨーロッパが舞台らしいが、ところどころ現代を感じるものがあったりで引っかかる。
現代風のオフィスにパソコンが置かれているような感覚でタイプライターが置かれていたり、ものすごく高精度な盗聴器だったり。
一番酷かったのはアーニャがラピュタパロのセリフを言う回かな。一気に現代まで感覚が引き戻されるw
そもそも「アニメ」という単語を聞くだけで現代感があるからヨーロッパ舞台なら尚更そこは「カートゥーン」と言ってほしかったな。
MANGAと言うワードも出てきたしその辺ほんと滅茶苦茶

良かった回としては、ヨルの弟が家に訪問する回。
秘密警察のユーリとスパイの黄昏の接触と言うことで、一歩間違えればスパイばれする状況で会話の一つ一つに緊張感があり良かった。
会話の中でトラップを仕掛けたり、相手の細かな発言を見逃さずに秘密警察であることを特定したりと、スパイものとしての面白さもあった。
その上で、二人の自然な会話の中で行われている過剰に精密な駆け引きがギャグにもなっていて、この回はまさに自分が求めていたような回だった。
その後にヨルに対して、ここまでの仲だからと言って簡単に信頼せず秘密警察の息がかかっているのではないかと疑念をかける部分も完璧。
真意を確かめるにあたって、スパイらしく変装し、かなり綿密な戦略の下で一芝居打つのもまさにスパイアニメと言った感じだった。

今後こういう回が増えるなら手のひら返して絶賛すると思う。

あと、OP映像石浜真史にしては微妙だった。サビ部分の音合わせは好きだけど、サビ前はどうだ?活かしてるだろ?感が強くて。
人気作だから気合入れすぎて却って駄目になったパターン?
ED映像はめっちゃセンスあると思ったけど。
↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
人気作。普通ここはクロスワードじゃなくて数独だろw
てかクロスワードって海外にもあるんだ。
ああ、心を読み取ってクロスワード解いたのか。
何で日本語? その能力のことはもれなかったのね。
こいつ何者。粉塵爆発。まあまあだな。
子供が泣かない世界を作るためにスパイになったって意味不明じゃね。

2話 ☆4
ごり押しOPED OP映像それっぽさはあるけど全然センスを感じないな。殺し屋をやってるってことは弟はしらないの? 条件きつすぎだw
密輸組織の話いる? スパイ既にばれそうw
さすがに言い訳適当すぎんか。

3話 ☆4
アーニャ可愛い。
アニメの話、しかもラピュタパロとかやってくるの世界観ぶっ壊しなんだよな。時代設定のわりに違和感を感じる。
スパイが余計なことして目立つなよ。
これもしかして微妙?

4話 ☆8
もう一枚ありそう。今気づいたけどこれもしかしてギャグ漫画だった? 服結局破れてるじゃんw 親より子に質問しろよ。
いや、志望動機は子供に聞けよ。
てか今適当に校内歩いたら殺せるのでは。リテラシーがない質問だな。急に任務見捨てて切れるのはどうなの?
まあ一話で言ってたな子供が泣くのを見たくないって。
そういった面では整合性が取れてるのか。
ただスパイ=極悪非道なイメージだから子供よりも任務を優先してほしかった感はある。

5話 ☆1
誰かを暗殺しろよ。
ここでだれも暗殺しない辺りスパイっぽくはないんだよな。
は? これガチのギャグアニメなの。
任務を本気でこなそうとするんじゃなくてやりたいのはギャグなのね。なにこれ感がすごい。物理攻撃魔女。

6話 ☆7
料理に暗号ってよく考えられてるな。教師になった方が早くね?
なろうにいそうなチンピラ。てかそんなガバガバなら普通に殺せるくね。は?
まあ本筋かつコメディ多めの回は。

7話 ☆6
茶髪の子かわいい。小学生なのにピタゴラス
ロイドが仲良くなった方が早くね。
こういうサイコパスノリ嫌いだわ。お前スパイだろw

8話 ☆8
スパイ側もこれぐらいの空気感ならリアリティあっていいんだが、スパイ側はお遊びなんだよな。黄昏って主人公か?
ほんとスパイ組織もこれぐらいしっかりしてたら文句なしで面白い作品なのに。てか弟は警察で本人は殺し屋なの?
今回は結構裏組織感あっていいな。

9話 ☆7
情緒不安定弟 しょけえええ これ前回に話まとめられただろw
ヨルを疑ってかかる所はスパイらしくていいな。
けどこのタイプの盗聴器って。これって舞台現代?
時代背景分からなくなるぐらい現代的なものと前近代的なものが混在してる。怪しすぎるな。
けどまあこういう調査をするのは初めてスパイらしいと思った。

10話 ☆4
開幕エレガント。アーニャ出るとつまらんなこのアニメ。
ドッジボールってヨーロッパにもあるんかな。
6歳とは。強いやつ一人いるとだいたい強いよね。
滑ってるぞ。くどい!
ドッジって不意打ちじゃないと大体キャッチされる説ある。
てか外野に回せw うーん、ハズレ!w

11話 ☆4
有能じゃん。試験結果の改竄できるならもう何でもできるじゃん。
スパイなら自作自演で事件起こせ。諸リスクってなんだよ。
MANGAってこの時代絶対海外で一般的じゃないでしょ。
これほんとに時代どうなってんの。
建物も小道具も全部が現代的なわけだけど。
都合良すぎ...。
スパイものならこういう都合のいい展開をを自作自演で作れよって思う。ん?結局自作自演だったの? 今後の話?
それとも子供突き落としでもした?
心読める設定ギャグ以外に活かせんのかなぁ。

12話 ☆4
全然スパイも殺し屋もしてないよね。唐突に重いスパイ任務
ばれるだろw 1時間ぐらい待たされそう。いや引き止めろw

曲評価(好み)
OP「ミックスナッツ」☆7.5
ED「喜劇」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 17
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ちょっと分析的になぜ私が本作に惹かれないか考えてみました。

 断念したといいながら、ちょっとだけチェックいれてました。

 いやあ、面白いですね。このアニメの存在が。コミックも含めてですけど。これが売れるという構造は非常に興味があります。

 まずヨーロッパ某国という場所、スパイ、殺し屋のリアリティについては、意味はないです。ここについて指摘したり我慢できないという人はほぼいないと思います。いるとすれば議論のための議論でしょう。

 ヨルの殺し屋設定について、例えば「ヒゲをそる女子高生を拾う」「スーパーカブ」で法律が云々言っていた人ってどう考えてるんだろう、という疑問すら持ちません。この叩きって、結局、叩くための叩きでした。それは深夜アニメ独特の作法みたいなもので、叩くために見る、という人たちのものでした。
 スパイファミリーの購買層は、こういうまあ歪んだ楽しみ方をしない、メジャー層なんだと思います。だからこそ、売れるんでしょう。

 ちょっとマンガのテイストは違いますが「呪術廻戦」の視聴者層とかぶっているのではないでしょうか。
 どうして本作がそう言えるのか。「呪術」もそうですけど萌えがないですね。性消費があからさまではないです。ヨルにそれを見出すことは不可能ではないですけど、30前のお姉さんですからちょっと違いますよね。まして、アーニャにエロを見出す人は病気ですから放っておきましょう。

 で、30前の殺し屋美人がキスにビビる。これはもう完全に子供向けの系譜です。そして、微笑ましいです。つまり、女子も少年少女にも読みやすいということです。
 逆に、正直いえばどんなつまらない異世界ものでも、この点ではまだなろう系の異世界ものの方が私には合っています。

 で、本作には残酷な描写はあるんですけど、全然生々しくないですね。殺される人はNPCみたいなものです。肝心のいつものキャラが手にかからなければ、それは殺しではない、ということでしょう。

 1話1話で話が切れているので、頭を使わないで済みます。で、家族の話なのでちょっとした感動も含んでいます。エロがない、毒がない。電車の中で電子書籍とかで読むには最高な造りになっています。

 秘密を持った3人が疑似家族になる。心を通わせて本当の家族になる。というのは昨今の流行のモチーフです。スパイとか殺し屋とかいろんな要素をいれて深さがあるように見せながら、実は舞台設定だけという感じです。そこにテーマ性を入れません。
 他の疑似家族モノとちがって、貧困問題やコミュニティ、アイデンティティの問題は入りません。あるのは「秘密」を原因としたギャグと愛情があるだけです。「コータローは一人暮らし」の対極です。

「よつばと」と比較しても面白そうです。「よつばと」は大人が大人の視点で子どもの行動を見て微笑ましさに笑う感じです。本作は大人の目線が完全に子供と同じ水準です。ヨルもフォージャーもつまりはアーニャと同じ水準で物を考えています。その滑稽なところが面白さになっています。

 作者がおそらく俯瞰して書いているのでしょう。面白さを計算してあえてテーマ性を入れないようにしている感じです。そのひっかかりの無い純粋な面白さが、本作の魅力になっているのでしょう。感じでいえばもうちょっと年齢層は高いですが浦沢直樹の「YAWARA」に近い雰囲気がします。これがメジャー向けの作品の作り方として成功しているんだとおもいます。

 この趣味嗜好の差を無視して批評でディスりあっても仕方ないですよね。

 例えば、ドラえもんが名作で面白い作品なのは、万人が認めるでしょう。でも、わざわざ成人男性がレアケースを除いて毎週楽しみに見るか、といえばあり得ません。定食屋に単行本が置いてあれば面白がるでしょうが、じゃあ続きを買うかと言えばそんなことはしません。

 怪傑ゾロリやアンパンマン、デンジャラス爺さんならなおさらです。U10くらいでしょう。
 じゃあ、本作や呪術廻戦なら?ドラえもんよりは年齢層は高いかもしれません。ワンピースくらいでしょうか。そう、つまりメジャーになる要因は作家性のない純粋で軽い面白さなんだと思います。

 ということで、考察厨のアニメオタクで、深夜アニメ、SF、萌えが好きな私が好きな分野ではないという理屈付けです。
 考えてみれば歴代マンガ売り上げトップ10のうち、今でも面白く読めるのって2作くらいです。

 なお、ドラえもん、ワンピースの他、ドラゴンボールと名探偵コナンが入ってますね。スパイファミリーと年齢層はあうのでは?この2作は初めの数巻ならまだ読めますが、それ以降は無理です。ナルトもつらいなあ。ゴルゴ13は別の意味でもはやギャグですが。
 歴代10位で読めるのは、ブラックジャックと美味しんぼ…かろうじてこち亀かなあ。

 ただ、全部圧倒的な名作で素晴らしい作品なのは言うまでもありません。スパイファミリーもここまで行くといいですね。

 


以下 視聴時のレビューです。

1話 ということで、超話題作。{netabare} ラッピング電車があったということは相当気合いが入ったビッグコンテンツなんでしょうね。

 もうちょっと対象年齢層が高めの話を想像していましたが、U15向けでまあ大学生くらいまでは面白がる人もいるかもね、という感じでしょうか。 
 ですが、そう思っていた呪術廻戦とかが売れているから、本作ももう少し幅広いんでしょう。
 むしろ深夜アニメに慣れ過ぎて感覚がおかしいのは私かもしれません。(オタでははい)一般の人が受け入れるマンガの面白さってもともと本作のような感じなのかもしれません。

 多分ですけど、リアリティラインのチューニングを合わせそこなうと醒めてしまうと思います。スパイの現実がどうこう言いだすべきではなさそうですね。
 少年少女の心になって「家族になってゆく」プロセスまたはギャグを楽しむんでしょう。スパイものとしてのドキドキは期待しないほうが良さそうなんでしょうか。

 なお、1話目は娘役の「超能力」設定で心が折れかけましたが思い返して、少年の心で視聴中です。うーん。面白さがわからない。
 後は奥さんしだいでしょう。配信サイトの紹介だと早見沙織さんなので清楚キャラ? {/netabare}


2話 まあ、少年向けのギャグということで。

 サイフォンでコーヒー淹れてるのに何でポットからコーヒー注いでいるんだ?とか、ミックスナッツでピーナッツ入りは安物(OP歌詞)だし木の実と勘違いしてるのって無知すぎるだろうとか、まあ、言いたい事はいろいろあります。

 リアリティライン…つまり設定の作り込みやキャラ造形はリアリティを出すことを諦めた、ドタバタギャグの作り込みですね。荒唐無稽でも面白ければいいやという、少年誌的ギャグの作風ですね。
 これは大人が見るのはちょっとなあと言う内容です。ヒューマンドラマパート次第ですけど、テンプレかなあ…

 なにより内面ですね。藤子不二雄的な少年向けの系譜です。少年向けであることと作品のレベルは違いますので、本作のレベルは高いのかもしれませんが、少年少女またはその心がないと無理でしょう。
 3人の主人公はさておいて、あの情報屋の設定とかいじわるOL3人とかのキャラはちょっと真面目に視聴するのは厳しいかなあ。

 力が入った作画ですし、早見沙織さんの天然ボケに癒されるので時々見るかもしれませんが、毎週追うような感じでもなさそうですね。一応今期の初断念にしておきます。これは重ねていいますが、対象の年齢層が私では無かった、というだけの話で作品のレベルの話ではありません。
(なお、マガジン、サンデー系は少年向けでも読めるんですけど…ジャンプ、コロコロ系の少年向けは特にですね。U15向けとU12向けの違いなんでしょうね)

 なぜ深夜アニメなんでしょう。日曜日の朝向けの気がしました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 34

82.4 3 コメディで家族なアニメランキング3位
有頂天家族(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (1682)
8079人が棚に入れました
京都には人間と狸と天狗が住んでいる。下鴨神社・糺(ただす)ノ森に暮らす下鴨家。狸界の頭領であった父・総一郎は、ある日何の前触れもなく狸鍋にされたのだが、その経緯は今も謎に包まれていた。残された四兄弟のなかでも偉大な父の「阿呆の血」を色濃く継いだ三男・矢三郎は「面白きことは良きことなり」をモットーに、生真面目だが土壇場に弱い長兄・矢一郎、蛙の姿で井戸にこもっている次兄・矢二郎、臆病ですぐに尻尾を出してしまう末弟・矢四郎、そしてタカラヅカ命の母に囲まれて暮らしていた。隠居中の大天狗・赤玉先生の世話を焼いたり、神通力を得た人間の美女・弁天に振り回されたり、はたまた五山送り火の夜空で宿敵・夷川家と空中決戦を繰り広げる日々の果てに、突如下鴨家を襲う絶体絶命の危機! 父が鍋にされた真相が明らかになるなか、固い絆で結ばれた一家の運命はいかに!

声優・キャラクター
櫻井孝宏、諏訪部順一、吉野裕行、中原麻衣、能登麻美子、井上喜久子、石原凡、佐倉綾音、梅津秀行、飛田展男、西地修哉、畠山航輔、樋口武彦
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

今期一番まとめが完璧だった!(最終話まで

全13話。原作小説未読。

京都を舞台に、狸と天狗と人間が入り乱れて繰り広げる波瀾万丈のハイセンスコメディドラマ!


●関連URL
・番組公式サイト:http://uchoten-anime.com/
・番組公式Twitter:http://twitter.com/UchotenAnime


※相関図
http://p.twpl.jp/show/orig/wjOMs


最初はたぬき合戦ぽんぽこ的なジブリ風のアニメになるのかなぁと想像していたんですが、まさかの四畳半風味!
なんか主人公のセリフ回しが凄く四畳半っぽい。
四畳半凄い好きだったので期待値8/10。
絶対最後まで見る。


原作未読の人向け、ネタバレ無し補足説明

・主人公・矢三郎はタヌキ
 天下の大ダヌキ・下鴨総一郎の息子四兄弟の三男

・赤玉先生は天狗
 4兄弟のもと先生。赤玉ポートワインが好物。弁天にベタ惚れ。昔は名を馳せていた凄い天狗だった

・弁天(鈴木聡美)
 天狗の赤玉先生にさらわれてきた、もと人間
 修行の末、ほぼ天狗になった
 大人になったのか、もともとの性格なのか、先生をほったらかしで遊び回っている

・金曜倶楽部
 京都の重鎮たちのよりあい。月イチで宴会をする。メンバーを七福神の名で呼び合う
 忘年会で毎年タヌキ鍋を食うのがなわらし


○総評
いやぁ実に良いアニメだった。
弁天キャラが全然好きになれなかったので途中で見るのを放置していたが実に良いアニメだった。
この辺で断念した人もいるのではなかろうか?惚れた理由は結局明かされなかったって言うか最初のあれでって事なのかな。
最後まで魅力は感じなかったが。
しかしこのアニメ弁天の話が中心ではない。人間と天狗と狸の三つ巴の話なのである。
主軸は要するに勢力争い見たいな話。なのでちょっと話がややこしいので一気見とかの方がお勧めかも?
キャラの名前や誰が何処の勢力かとか覚えてないと分かり辛い話かもしれない。
簡単に言うと大人版たぬき合戦ぽんぽこ?ジブリ?みたいな感じw
萌え路線のアニメにうんざりした人やジブリ好きにはお勧めの作品です。
あと化物語っぽい会話劇も特徴かな。じっくり話聞いてないとわからなくなる感じがあるかも。


各話感想
{netabare}2話
ママンの話かな。なんで主人公はいつも女装してるんだろう。
アニキはカエルに化けてるのね。
招き猫はさっきの双子が化けたのかな?
何故口が動かないんだ。手抜きなのか化けてるから動かないのか。
虎でけぇ!なんか妖怪大戦争みたいになってきたw
何処噛んでるんだよw
結局オカッパ双子も狸だったのね。
兄さん絶望先生っぽいなwさすが同じ作者のデザイン。
母上なんで狸になっているんだろう。
母上また人間に化けたか。
父上は弁天に食われたのか?金曜クラブに食われたのか?
うーんそのうち鍋にされて食われちゃいそうな予感がしてきた。
弁天はやっぱ敵なんだな。何故惚れたし。


3話
うーーん弁天が本当に良くわからない。なんで惚れたんだ?
なんか漂うビッチ臭が気に入らない。
しかし相変わらず背景の映像が綺麗だなぁ。良くも悪くもジブリっぽい。
クジラのしっぽが引っ張ってみたいとか意味がわからない。

弁天にイラっとしてから見てなかったが再開。


4話
母上はなんでいつも宝塚の格好なんだろう。
先生入り口で何してんだwなんともへそ曲がりなじいさんだw
弁天キャンセル多いなw
ちらし寿司食べたくなってきた。なんとも便利な茶釜エンジン。
たんぽぽくらいの毛玉って随分ちっちゃいんだな。
蔵馬天狗vsヤクシボウ&父上って事か。偽如意ヶ嶽事件。
なんかホント弁天イラっとするキャラだなぁ。
なんという花火戦争w
風神の扇子かなんかなのかな?
貴重な燃料ワインを飲むなw
風神雷神の扇無くしちゃったのか。
逃げの弥三郎w


5話
金曜クラブのトップは弁天なのかな?
お茶飲んでる相手は誰なんだ。今日も牛丼かw
なんで慌てているのか。ダルマに変身したか。
箪笥の引き出しに入ってるのは金角と銀閣の妹だったのか。
あぁそういやあの空飛ぶ家壊したらって約束してたっけ。
ってか胸が口元と一緒に動いてるw
すき焼きうまそうだ。ホテイさんと肉の取り合いw
この集まりは人間の集まりなのか。
この弁天の上から目線な感じがうざいなぁ。
ホテイさん見とれすぎだろw
狸は雑食なのかな?雷を怖がるってもしかして母上か?
食べちゃいたいほど好きなのだ。なんだこの人もかw
弁天ホント嫌なキャラだなぁ。わがまますぎる。まるでバブル女だな。


6話
連れ去っちゃったのかよw師匠となった赤球を蹴り落としたとか何がどうなってんだw
ホテイさん無理し過ぎだろw
父上が食われた夜にホテイさんは惚れたのか。
ん?弁天泣いてるのか?
葉巻のポイ捨てかよ。まぁフィルター無いから問題無いか。
なんで握り飯と酒持ってんだよw
焼きおにぎりはうまいよなぁ。味噌焼きオニギリが好きだ。
一風変わったと言うより一昔前のバブル女じゃないか。
毒の入ったものでも食うもんなぁ人間は。発酵食品だの腐ったもんでも食うしな。
なんか銀の匙みたいになってきた。
狸に食われるのが良いだと?ホテイさん上級者すぎて付いて行けない。
昔そう言った狸がいたって父上か。やっぱりか。
立派な狸だからおいしいって理論はおかしいだろ。
やっぱり母上を救った人だったのね。
キスしただけで惚れたとかって理由なら実に下らないな。まぁよくある話でもあるけど。
弁天はなぜ泣くのだろう?


7話
酒は飲めるうちに飲んでおくことだ。良い事言ったように見せかけてそうでもない罠。
弟可愛いな。先生天狗風を吹かすって天狗じゃないのかw
香水ってファブリーズ?w先生力が無くなってるww
なんともうまい流れを作ったもんだ。ちゃんと風呂行くきっかけを作ったわけか。まるで秘書とか官僚みたいだ。
それでも先生なかなか入る気無いのかww子供か!w
どうしようもないエロじじいだなぁまったくw
おい股の手ぬぐいで殴るなきったねぇww
今度は風呂に使ったら出ないのかよwwまったくどうしようもない大人の子供はこれだからたちが悪いw
何気に弥三郎を気にかけてるのな。
なんだなんだここは両国の風呂なのか?夷川親衛隊とはなんだ?タダ飲みの愚連隊なのか。
まーた金角と銀閣か。相変わらず弱いこの小物感が実に良いキャラしてるw
誇大広告って四文字熟語じゃねぇw前の樋口一代もあれだったがw鉄のパンツってなんだよw
いやいや兄上おまえが風呂に放り込んだんだろwアッー水風呂はやめたげてw
捕まった日誰かとぐでんぐでんになるまで飲んでいたのか。一体誰と…弁天か?
なんとカエル兄貴と飲んでたのか。
もしかしてカエルから戻らないのも責任を感じてとかかな?
酔っ払った父上をほったらかしにしたのか。やっぱりそれで責任を感じて井戸から出ずにカエルから戻らずにいるのか。
生きている限り必ず別れはやってくるからな。ある程度一線置いて事前に受け入れておかないと辛いものになってしまうんだよね。
あれなんか深い話になってきたかな?


8話
おや兄さんえらくゴキゲンの悪い声だ。
元気そうだね阿良々木君、何かいいことでもあったのかい?を思い出した。
京都で一番やる気のない狸とは誰の事だ?カエルの兄様か。
弥三郎の許嫁に恋しちゃったのか。えびす川カイセイ…
父上になんでも相談してたんだな。人間ならそうそう無いだろうなこういうの。父親と仲良くやっている友人を見た事が無い(男限定だが)。
うーむしかし酔っ払っている風ではなかったよなぁホテイさんの話だと。
勝手に勘違いして責任感じちゃってる感じかな。なる程ねぇ。
しかし間々で入ってくる絶望先生風?のMOBがシュールw
乳ではなく父だろw何がそんなにおっぱいに魅力があるのかわからない。おっぱいよりケツだろ!
父上に最後にあったのは先生だったのか?化けられる身ではないとはいかに?
え?死んだ後の話なのか?それとも先生の妄想なのか?それとも死ぬ事を覚悟しての発言なのか?
母上だったのかこの人。変身するとわけわからんな。
カイセイが好きだった事を言っちゃうのか。なんだ母上は知ってたのか。
弥一郎(´;ω;`)ブワッ
「1つの大きなさよならが残された者達をつなぐこともある」名言(/_;)


9話
なんかややこしくなってきた。カイセイの名は父が考えたのか。
ちょwホテイさんバームクーヘンどんだけ重ねてるんだよw
なんという大食いw一口で飽きるわこんなのw
後三週間で狸狩りが始まるのか。
あぁなるほど双子の妹ちゃんがカイセイだったのか。未だ姿を見せないから覚えられない。
弁天の前だと化けれないってどういう事?魅了されちゃってって事なのかな?
さてどちらが後釜になるのやら。師匠に託しちゃうんかいw
女の子はオシリを冷やすと子宮に影響があるからなっておいお前は男だろw
先生相変わらず動かないのなwきっかけ作るんだろうなまたwなんともツンデレであるw言い換えれば不器用ってとこか。
実にうまく交渉したもんだな。
だからなんでそんなシリを温めたいのよwカイセイの声!?いい加減姿を表したらどうなんだ…
なる程女湯から話してたのかw割りと可愛かったw
妹ちゃん兄貴をバカアニキと言いつつも慕ってるんだな。
生天狗か。まぁ狸の天敵だもんな。
元許嫁だったのかよ。今は違うのか。あれ?そういやどっかでそんな話あったような…
謝罪のコメントはなんだったんだろうか。


10話
偽えもんを決める日がやってきたか。
父上に憧れていたのか兄貴。夷川が何か企んでるのか。
父の死んだ日だったのか。兄貴気をつけろよってなんか死亡フラグな気がしてくる…
弟ちゃんまた騙されてるのかよ。やっぱり閉じ込められたか。
ヤジロウはほっとけばいいって完全にフラグだよな。
フライドチキンを食べるカエルってなんかシュールだな。歯が無いのにw
父上の最後の言葉…
何か大変嫌な事が起こりそうなのか。雷神が来たのか。
風神雷神の扇拾った奴は誰なのか。
恐らく金曜クラブに拐われたか…?
鍋にされるのかやっぱ。おじさまを鍋にしたのは私の父だと!?妹ちゃん姿現すの初めてじゃないか。
なる程妹ちゃん変身したまま話聞いてたのか。弁天…
なんで兄弟を売ったんだ。そしてまたこいつの策略か。


11話
弁天は味方になるのか。弁天うぜぇ…
都合よく天狗だの人間だの言いやがって。ツンデレかよ。
淀川教授なんで変身して店員になったんだ。母上まで捕まってたのかよ。
なる程薬を混ぜるためだったのか…って金閣銀閣だったのかよ。
あーあ皆捕まっちまったか。完全に悪代官w
なんだよその鉄のおむつw
そういやカエルの兄さんだけか捕まってないの。
なんだ妹に弱いのかよw
卑怯極まりないな夷川。まるで天狗や人間のする事…
ドナドナドーナードオナー…
おっ妹ちゃん赤色灯に気付いたか。見つかるの早っ!何故巴投げw力つええw


12話
カエルの兄ちゃんまた変身出来るようになるのかな?電気ブランで燃料投下か!?
キタ━(゚∀゚)━!
なんつう酔っぱらい運転w逆に捕まえたかwなんだこいつらが扇持ってたのか。
「おもしろきことはよきことなりー」
自転車は押して歩きましょう。ってのがシュールw
電車の外の背景が永遠ループしてるんだが…やっぱりか。
なっいつの間に電話をしてたんだ!おいおいET並に空飛んでるなw空飛べるのかよwww
そーっと所じゃねぇwwwぶっ飛んだぞw
檻を開ける作画省きやがった。
母上の事か…潜入捜査かよwなんだ弁天さっきの耳打ちで告げ口したのかと思ったら違うのか?それとも…
選挙のほうがせまってきているのか。先生ナイスタイミングwwしかも泥酔状態w間に合ったか。
うわっ金曜クラブも来たのか同じ所に…何か大変なことになりそうだな。
うおー凄い盛り上がり方が良い!遂に次回最終回!


13話
人間と狸と天狗の三つ巴。さてどう結末が着くのだろうか。
むしろ弁天が何を企んでるんだ…
あっそうだ!ホテイさんそういえば母上助けたんだったっけ…鳥肌立った。
遂に鉢合わせたかw
ん?なんでそこまで夷川が母上に固執するんだっけ?
さすがホテイさん!w待ってました!いいぞもっとやれ!w
まぁ矛盾があるのが人間だよな。さぁて弁天どう動く?
っと思ったら師匠www何してんのww浮気の現場wうまいなw
アッー!全部ふっとんだーw先生激おこプンプン丸w
師匠相変わらずちょろいなww
あれそういやカエルの兄さんもう変身戻れるのにw
ヤジロウ兄さんとお母さんの会話でなんか泣けた(´Д⊂ヽ
ホテイさんと話してる時の後ろで弟の仕草が可愛いw
カイセイちゃんマジヒロイン!
最終的にこのセリフに落ち着くな。「おもしろきことはよきことなり」
いやぁ今期最高にうまいまとめだったのではなかろうか?実に良いアニメだった。
本当に面白かった。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 63
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

一つの大きなサヨナラが、遺された者達を繋ぐこともある。

2013年7月放送。
全13話。


【前置き】

原作者は、メディア芸術祭アニメーション部門大賞のアニメ「四畳半神話大系」も書かれた『森見登美彦さん』。
(本作は、森見作品の中では「毛深い子」という愛称で呼ばれていたりするそうですww)
そして制作は、安定と信頼の作画で定評ある『P.A.WORKS』。

『森見登美彦』に『P.A.WORKS』
どちらも、私にとっては名前を聞くだけで条件反射してしまう単語です。
事実、本作の放送が始める少し前、来期のアニメ一覧を眺めていた中で本作『有頂天家族』を見つけた時も、私の…今思えば「阿呆」の血が無性に騒いだのを覚えています。

『うむ。これは、見ないわけにはいくまい。

 これも、阿呆の血のしからしむるところだ。』

なんて台詞、本作を見る前は出る筈も無かったわけですけどね。



【あらすじ】

千年の都・京都。
ここでは古来より、人に化けた「狸」と「天狗」が、人間に紛れ暮らしておりました。

狸一家『下鴨(しもがも)家』の三男であり、偉大な亡き父から「阿呆」という一点の血を受け継いだ主人公『矢三郎(やさぶろう)』も、その中の一人。
狸界では「名家」であることも顧みず、彼は日々をただ面白可笑しく過ごしていました。

しかし周囲では、その偉大な亡き父の遺志を継ぐ、次期頭領を決める「偽右衛門(にせえもん)選挙」で、躍起立つ者(狸)が出始めておりました…。



【論じてみる】
{netabare}
正直、序盤の数話は
「本当にこれから、四畳半の時のようにドンドンと面白くなるのかな?」
と、半信半疑でした。
理由として、キャラの立ち位置や関係性が分かりにくく、どういう風に話が進んでいくのかも明確でないので、続きが全く気になる感じになれなかったのです。
上記のあらすじにしても、第1話の時点ではよく見えてこなかったですし。

第4話「大文字納涼船合戦」にしても、内が見えないキャラクター達がドンチャン騒ぎをしていても一緒に楽しめるワケもなく、ただただ温度差を感じました。
「四畳半神話大系」の実績が無ければ、まず間違いなく切っていたことでしょう。


ただ、P.A.WORKSの作画は流石の一言。
久米田康治さんが描く、角張った特徴的なキャラクターデザインをアニメ的に上手く表現しながらも、緻密に描き込まれた舞台背景は、見ているだけで心地良かったです。

京都という舞台上どうしても人通りが多いわけですが、そのモブも事細かに動きますので、スタッフの職人魂を感じましたね。
退屈な序盤を視聴継続出来た要因としては、この作画は非常に大きかったと思います。


そして中盤より、やっとこさ

「偉大なる父親狸が、狸鍋にされ人間に食べられてしまった。」

というエピソードを元に、徐々にそこに関わっていたキャラクター達が浮き彫りになっていき、少しずつ物語にも魅入るようになっていきました。

ストーリーとキャラの立ち位置が明確になってくると、序盤とは打って変わりの面白さ。
もぅ毎週、楽しみで仕方無くなっていました。

特に第8話「父の発つ日」にある、次男であり蛙でもある「矢次郎(やじろう)」の回想語りは、胸に響きましたね。


『その当時の俺は、厄介な問題を抱えていた…。

 俺は大いに悩み、その想いを父に打ち明け…判断を仰いでいた。


 俺は…、カタのつけようのない恋をしていた…。』


作中ずぅぅっと引っ張ってきた次男坊の本心。
そして、それを軸に語られる偉大な父の死の真相。

あくまで自分の中でですが、数多あるアニメ作品の中でも間違いなく、私にとって数少ない『神回』と言える一話でした。


ラストに関しても、とんでもないドンデン返しはありませんが、良い意味で予想通り気持ち良く楽しく終わっていたので、本作としては丁度良い塩梅でした。
予想が出来てしまい、そのまま予想通りでも、その絵が見たくて楽しみで仕方無い。
そんな気持ちで、ラスト3話は見ていた気がします。
{/netabare}



【偽右衛門 下鴨総一郎】
{netabare}
さて…「毛深い」だけでなく中々「味のある」キャラクターの多い本作。
その中でも、特に魅力的で味わい深いキャラクター、偉大な父親狸『下鴨 総一郎(しもがも そういちろう)』について、じっくり語りたいと思います。

この父親は、まさに「カッコイイとはこういうことさ」と言わんばかりの立ち振舞いでしたね。


山に化けることが出来る程の、非凡の化け力を持っていた父。
しかし突然、狸を食べる会「金曜倶楽部」に捕まった父親は、その人間達に鍋にされ食べられてしまっていました。

中盤、その父を食べた張本人の一人、大学教授の「淀川 長太郎(よどがわ ちょうたろう)」と矢三郎は奇しくも出会うのですが、そこで語られた父の最期は、想像していたものとは随分と違っていたのです。

その淀川は、人間であるから狸を食うのは当然と言いながらも、「食べることは愛すること」とも言い、狸に対し深い愛情を抱いていました。
そんな淀川に対し父は、狸界のタブーを破り…こう言葉を交わしていたのです。


「俺はコレまでにやりたいことは全てやり、子供達も大きくなった。

 末はまだ小さいけれども、兄たちが居るから…あとは助け合って立派にやっていくであろう。

 俺は種をまき、そこそこ育てた。

 一匹の狸としての役目は全うしたんだ。

 残された日々は天恵である。つまりは儲け物である。

 したがって…、まあ…ここであなた方に食われたところで一向に構わない。

 食いたければ食うが良い。」


狸が喋ったことに驚く淀川にも井を返さず、


「貴方ならば喋っても構わんかな…と、ふと思ったのだ。

 我が生涯最後のイタズラと言うべきか、阿呆の血のしからしむるところだ…。」


と、落ち着きながらも…「狸らしい」個性そのままに、それから食べられるまでの時間を、父は淀川と語り合っていたのでした。

父親の最後となったこのエピソードは、はたから見た残酷さとは裏腹に、まるで長年信頼しきった間柄のような会話を見せており、良い意味での違和感を生む演出がなされていました。
しかしまぁなんと潔い狸(おとこ)でしょうね、惚れ惚れいちゃいましたよ。


そんな父を想い返し、矢三郎は終盤前(第8話の最後)に、こう語っておりましたね。


『この世にサヨナラするにあたり、我らの父は、偉大なるその血を律儀にも四つに分けた。

 長兄は、責任感だけを受け継ぎ、

 次兄は、暢気な性格だけを受け継ぎ、

 弟は、純真さだけを受け継ぎ、

 私は……、阿呆ぶりだけを受け継いだ。

 てんでバラバラの兄弟をつなぎとめているのは、海よりも深い母の愛と、偉大なる父とのサヨラナである。

 一つの大きなサヨナラが、遺された者達をつなぐこともある。』


私はこの2つのシーンが作中でも大のお気に入りで、特にこの矢三郎の台詞の一連シーンでは、演出や音楽の挿入も抜群に良かったのも重なり、不覚にもボロ泣きしてしまいました。
正直、今もこの台詞を読み返すだけで、目頭が熱くなってしまう程です…。


下鴨家を始め、本作を彩るキャラクター達は皆どこかで、この父と繋がっていて、良くも……そして悪くも触発されていました。
それほど、この父親狸『下鴨総一郎』は、大きな存在だったんですね。

今もサントラで、このシーンの曲を聴いています。
曲のタイトルは、『一つの大きなサヨナラ』です。

アカン、泣けてきてしまった……。。。
{/netabare}



【総評】

初見では、序盤で人物設定や世界観が掴み辛く、馴染みづらい点は大きなマイナス。
原作ファンや前知識を持つ人でなければ、ここで切ってしまう人も多かったのではないでしょうか。

ですが後半は、そのマイナスを補って十二分に余りのある、大変面白く心動かされる「馬鹿馬鹿しい狸活劇」となっておりました。

しかし、いやはや序盤の悪印象から、まさかボロ泣きに発展するとは……。
これだから、物語は追ってみないと分かりません。
勿論、数多ある原作の中からアニメ化された作品なので、誰が見ても面白くない内容だなんてことはありえない、と思って一応追ってはおりましたが。
(と言いつつも、やっぱり自分には合わないケースがよくありますので、こういう風に覆るケースは珍しかったです。)


私は、ラノベ作品によくあるような、いわゆる萌え系のアニメも喜んで鑑賞します。
付け加えるなら、本作と同時期に放送されていたアニメを見て、「小学生は最高だぜ!」とも言っていた、本当どうしようもない阿呆の萌え糞豚です。

それでも、このような大人の鑑賞にも十分耐えうる、でもそれでいてカッコ付けて高尚ぶらずに面白いものを描く、こういう作品も大好きです。

この作者が描く「阿呆」に、私はたまらなく魅力を感じてしまうんですよね。
それが面白い出来事に繋がり、それが面白い周囲を呼び込んできてくれるのですから。

そして、まさに『四畳半神話大系』がそうであったように、それが周囲を巻き込んだ「良きこと」にも繋がっていくのですから…☆彡


まさに「面白きことは、良きことなり。」でした。

読んでいただき、ありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『下鴨 総一郎』声 - 石原凡さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『夷川 海星』声 - 佐倉綾音さん



以降、獣に当てた駄文なので〆ておきます。
{netabare}
さて…、これまで美少女にのみ、その欲情を露わにしていた私ですが…。


本作を見てからというもの、私は

『美少女』

ならぬ

『美少狸』

にまで、欲情の目を向けてしまいかねないようになってしまいました。

これに限っては、オスだろうが問答無用で手を出しかねない勢いである。


野生の狸は危険? 気性が荒い? 疫病も持っている?

ノープロブレム。

本能の赴くままに行動している時の私の気性の荒さは、野生の狸を凌ぎます。

爪も使います。

歯も使います。

舌も出します。

何より、私もこの通りの病気持ちです。


以降、私が京都に赴いた際は、町に隠れ住む『美少狸』は、決して私に近づいてはいけないと警告しておきます。


もし私に発情期があるとするならば、狸とだけは同時期でないことを願ってやみません。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 43
ネタバレ

しんばくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

たぬき・天狗・人間 さて、どんな話でしょう。

物語:4.3 作画:4.7 声優:4.3 音楽:4.2 キャラ:4.6 【平均:4.4】                           (82.4)

ジャンル        :コメディ、群像劇
話数          :全13話
原作          :森見登美彦(小説)
アニメーション製作 :P.A.WORKS
監督          :吉原正行
シリーズ構成     :菅正太郎
脚本          :菅正太郎、檜垣亮
キャラデザイン    :久米田康治(原案)、川面恒介
音楽          :藤澤慶昌
主人公声優      :櫻井孝宏
OP           :「有頂天人生」作詞・歌 - milktub / 作曲・編曲 - 宮崎京一
ED           :「ケセラセラ」作詞 - 林英樹 / 作曲 - 佐藤純一 / 編曲・歌 - fhana

参照元        :Wikipedia「有頂天家族」

【あらすじ】
 千年の都・京都。ここでは古来より、人に化けた狸と天狗が、人間に紛れて暮らしていた。糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家の父であり、狸界の頭領「偽右衛門」でもあった総一郎はある年の瀬、人間たちに狸鍋にされ、帰らぬ狸となってしまった。遺された息子たち「下鴨四兄弟」の三男で「面白く生きる」がモットーの矢三郎と、それを取りまく狸と天狗と人間たちの奇妙で多彩なキャラクターが繰り広げる奇想天外なコメディドラマ。 Wikipedia 有頂天家族「物語」より

【特徴】
①独特のセリフ回し
②コメディだけどシリアス
③家族、兄弟
④事件の真相
⑤好事家

【長所】
①謎多きキャラの行動が意味深
②微笑ましい家族模様が描かれている
③狸、天狗、人間の関係が面白い
④独特のセリフ回しが見所

【短所】
①日常会話で使われる事の無い語句を多用するため、煩わしく感じる事もある
②一見すると何について描いた物語か分かり辛い

【理由】
{netabare}[ 長所 ]
①作中にしっかりヒントが隠されていました。この謎は物語の引きの強さに寄与していると感じました。
②物語の温か味を感じられる部分です。また、感動する部分は家族関係の話になります。
③3つの種族が狸界の下鴨家と夷川家の争いに深く関わる物語です。この3種族の事情は各個にあり、物語の構成を面白くしていると思いました。 
④本作の目立つ特徴のうちの一つ。特に主人公である矢三郎のセリフが個性的。

[ 短所 ]
①要するに、人によっては何を言っているのか分からないという事になるかもしれません。よって、独特のセリフ回しは長所にも短所にもなると考えます。
②作品のジャンルがはっきりしません。楽しめる事が出来れば大した問題ではありませんが、結局何を描いた物語だったのかが分かり難く感じる事もあると思います。{/netabare}

【総括】
 様々な要旨を題材とした作品です。どの様な作品かという事をはっきり断言出来ませんが、【特徴】【長所】に挙げたような事を描いた作品でした。そして物語は最終話でしっかり締まります。また、上記には挙げませんでしたが作画、音楽共に綺麗で、キャラに至っては扱いも丁寧です。更に、キャラデザインはクセが少なくとても見易いです。尚、笑いを取るタイプのコメディ作品ではありませんが総じてクセが少なく見易いので、万人にお勧め出来る作品だと思いました。



【思った事・蛇足】

●どんな内容?
群像劇、家族愛、その他諸々描かれていましたが
私が思うに本筋は何かと言うと

『下鴨家、夷川家、両狸一族における頭領の座を掛けた争い』

だと思います。
その争いの中で家族愛だったり、種族ごとの群像劇が描かれていました。



●見所が多いと思ったキャラクター

1.矢三郎
  群像劇というよりこの矢三郎メインで進行する物語でした。
  主人公で下鴨家の三男。

2.矢二郎
  カエルから元に戻れなくなった下鴨家の次男。

3.弁天様(鈴木聡美)
  うーん・・・ ちょっと変わってました。
  天狗の妙技を赤玉様に伝授された人間。
  金曜倶楽部メンバー

4.布袋(淀川長太郎)
  大分変わった人でした。
  大学の農学部教授。
  金曜倶楽部メンバー



●好事家
この表現で正しいのか分かりませんが
人生を面白おかしく生きるキャラクター達が多数登場します。

観終えると
人生を面白おかしく生きる方法を模索したくなる!
…かもしれませんw



●阿呆の血のしからしむるところ

意味:アホの血統がそのような愚行を行わせているのだ。

私「あほうのちからしむところ…??」(汗)


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視聴前はタイトルやサムネ画像から作品の雰囲気を想像出来ず
積極的に観たいと思える作品ではありませんでした。
それにジャンルはコメディとwikiに書かれており
笑いのツボに入らなかったら楽しめないかもしれないと
そんな風に思ってました。


しかし
いざ観てみると違いました。


コメディはコメディでも
「笑いを取るタイプのコメディ」ではありませんでした!
コレ重要です!
更には話が進むにつれてシリアス度が上がります。


こんな具合に書くと「堅苦しい雰囲気なのか?」と思うかもしれませんが
そういう訳ではありません。


あらすじにも書かれていますが
ある日、主人公を含む狸一家(下鴨家)の父が人間に食べられてしまうのです。
そして物語は
偉大な父が人間に捕まってしまうという経緯に
徐々に隠された真実が明らかになって行くといった構成になります。
(※勿論明らかになった後も物語は続きます。)
なので
真実に迫るにつれてしんみりする場面や
家族の温もりを感じる場面などがあり
笑いとは程遠い内容だと思いました。


ですが!
描かれるキャラクター達は
わがままな天狗のおじいちゃんだったり
おかっぱ頭の四字熟語を使いたがる双子の狸だったり
はたまたやる気のないカエルだったり。
他にも個性的なキャラクターが登場し
これらのキャラクター達のおかげで堅苦しい雰囲気にならず
最後まで気楽に見ることが出来ました。




総括に書きましたが
兎に角クセが無く見易いので
万人にお勧め出来るのではないかと思います。



●グラフ[物語の転機が分かってしまう可能性あり※閲覧注意]
http://shinbakuns.blog.fc2.com/blog-entry-31.html

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14

82.7 4 コメディで家族なアニメランキング4位
まちカドまぞく(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (659)
2415人が棚に入れました
15歳のある朝、封印されし「魔族」の力に目覚めた吉田優子の任務は、ご町内に住む「魔法少女」を倒すこと!? ツノと尻尾は生えたけど、力は普通の女の子以下な優子が“月4万円生活の呪い"解除めざして奮闘する、逆転マジカルヒロインストーリー!

声優・キャラクター
小原好美、鬼頭明里、高橋未奈美、高柳知葉
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

これで勝ったと思うなよぉ!!

原作未読
魔法少女枠かな?完全にダークホースでした。

お話のざっくり概要
優子はある日、突然魔族として覚醒。
普通の女子には生えないものが生えてしまいました。
その後あだ名が定着してしまい、本名で呼んでくれるのは母だけ。
魔法少女から生き血を奪う為、鍛錬の日々…小遣い月500円にUP!
だが、魔法少女は片手ダンプ…その戦力差は圧倒的!!!
ドアストッパーと共に魔法少女から筋トレ指導を受けるが
夢の中で好き勝手やられたりと散々な日々
ご近所に2度見され気まずくなり回覧板デビュー待ったなし
だが、懸命に頑張る努力のへっぽこ娘「時は来た…(イケボ)」
ってな感じ

書いてるうちに混乱してきました(苦笑)
魔法少女物かな?と視聴前は少し身構えてました。
そんな必要無縁のへっぽこ娘に癒されるアニメ。

主人公であるシャミ子は、へっぽこ魔族です。
もう清々しいぐらいに。
でも、怖くても家族の為に魔法少女へ挑み続ける
…けなげ(ホロリ)すっかりファンになりましたw
モデルは多摩市。
めっちゃみた事あるような既視感を感じます。

●魔法少女(モモ)戦について
なんというか魔法少女側は命かかってるからかなり強いんですよね。
対するシャミ子は…まぁ、へっぽこです。
情けをかけられてからの「これで勝ったと思うなよぉ」コンボです。
モモは色々と言葉足りてないと思いますけど、結構シャミ子に優しい。
自己ベストは{netabare}シャミ子のソーセージ{/netabare}を救出する際に更新
…とても強い(小並感)

アルバイトの着ぐるみはバク宙からの熱々オデンらしいです。
意味不明ですけど、ちょっと見てみたい…先代はドアラさんなのか?
それにしても魔法少女みかん回(8話)は爆笑しましたw
{netabare}
「コスプレぶらり旅ですか?」「ううん、通りすがりの魔法少女」
「とんでもないざっくり系です!!!」
「早く脱いで!」「脱ぎなさない!」「脱げません!!!」
「通報しようか迷ってた」
「年いくつ?」「これで勝ったと思うなよぉ」
{/netabare}
流れと勢いが凄かったです。怒涛のジャブラッシュ。
一つ一つは威力無くても、畳みかけられるとボディに効きます。
ぶらり旅も通りすがりも少しワードを足すだけで、
超パワーワードになるという良い例ですね。
ワードセンスが素晴らしいです。
{netabare}「安心して、峰打ちするから」「拳の峰打ちはただの裏拳です!」{/netabare}
じわじわと効いてくるこのセンス…たまらないw

あと、危機管理で発覚したのですがシャミ子はすんごい着痩せします。
凄いの持ってるよこの娘。
「私シャドウミストレス優子15歳{netabare}どこにでもいる町の変質者{/netabare}」
ご先祖はすごくポンコツなご先祖です。
ただ、衣装のデザインセンスは素晴らしいですね。(よくやった!ご先祖!!)

母も妹も健気で良い家族…月4万の極貧生活は辛いですね。
点数は中間評価です。
頑張れシャミ子!負けるなシャミ子!大きな魔族になるんだ!

―――――――――――――――――――――
シャミ子の声優(小原好美さん)、完璧です。
擬音というか言葉にならないようなセリフとか
(「あじゃぱー」とか「ぽがー」とか)
あと、へたれ具合とか、勝ち誇った感じとか
器の小ささをしっかり出してて素晴らしいww

母…ご先祖にも主導権を渡さない吉田家の主
良子…デジタル盛り技術に精通した吉田家軍師
ごせん像…アイドルにしてへっぽこ家計の元凶

後から気づいた事
{netabare}
2話のモモ戦の7-1の見事な負けっぷりって
元ネタやっとわかったw
ワールドカップのドイツ-ブラジル戦かwww
「1点は入ってましたか?」
「うん。友達だからおまけで1点入れといた」
優しさが切ないwこれは目汁だ!涙ではない!
{/netabare}

モモの名言
{netabare}
「出せるか出せないかじゃない。出すんだ。出していこう」
シャミ子と一緒のツッコミを画面に言ってましたw
{/netabare}

領収書まで噛むってどういうことなんだろ?w
{netabare}
テスト答案にも、もう本名じゃないのかwww
ついでに、ご先祖も張り出されてるし
この学校カオスすぎるwそして小倉が何か怖いw
{/netabare}

1話から見直してみて、改めて面白さを確認。
気づけばシャミ子の大ファンに…
ふぐふぐ? えぐえぐ? してる顔が好み
守りたい…このへっぽこw

2019.09/28 見終わって追記
すんごい面白かった。
今まできらら枠って、割と面白いぐらいの域を出なかった
だけど、本作は凄くネタが細かくって
見れば見るほどドンドン魅力が増していき
最終的にはシャミ子のファンになりましたw

色々と思った事
{netabare}
OPのネタについて
まぁとにかくサビのカオス感は凄いw
メタ子とたまさくらちゃんの存在感!w

シャミ子がみかんに「みせろ」ハラスメントしてたけど
毎週さらっと流されてるけどOPで撃ってるよねw
超一瞬だから分かりづらい

OPのドラクエ風の部分、
ボスリリスの危機管理フォームだwww
ま:99が魔法少女LV99として
「のろい」のバステも分かるけど、まひはなぜ?

ご先祖は酒に使ってたり、隣に水筒もあったり
タコさんウインナーは顔がご先祖彫りだしw
アンリのバーではご先祖とミカンがボトルキープ
あのメタ子の写真って多分、良ちゃん提供だよね
(モモ宅で、無防備メタ子を激写しまくってたしw)
みかんとのツーショットは映画館構成だけど
後ろのフィルムに映ってるご先祖は3Dメガネかけてるし
シャミ子の体操服ランニングがバインバインだったり
本編のダイジェストが詰まってるOPだなぁ~w

露出魔族だったり、飯炊き魔族だったり、
かよいづまぞくだったりする、シャミ子です。
魔法少女を{netabare}餌付けで配下にする{/netabare}などお手の物。

すごい細かい所でネタや表現を仕込んでるので
見つけるのが楽しい
{netabare}
ご先祖の来てた服、さらっと流してしまいそうだけど
「My blood sugar level is dangerous」
⇒血糖値、気を付けてぇ!ご先祖ぉぉぉ!!!
⇒{netabare}「コーラうめぇ!」って{/netabare}血糖値の原因それじゃね??
ひじきは実は鉄分が少ないポスター
飼い主募集ポスター⇒まだあの鳥、手元にいるんすねw
補習の実施についてポスター⇒シャミ子や…(´;ω;`)
でも、ちゃんと修羅場回避の所の「これから補習なので」
に繋がってるの凄いw
モモ自宅の表札…あの余白は桜さんだったのか…細かい
リリスの辛かったこと日記⇒No.5963って多過ぎw
ご先祖テレフォン⇒ミリオネアかな?
あれ?銃の引き金ってどんなだったっけ?⇒引き金が逆w
夢の中のメモ帳⇒ゆメモ帳…ちょw細けぇw
入れたばかりの色のついてない麦茶⇒確かに薄いw
段ボールがお父さんだと分かってから
⇒それまで乗せていた麦茶を床に置く優しさ
熱にも、油にも、衝撃にも強い段ボール!⇒ずっと出演w
投げられたご先祖…封印の呪いに犬あったからそこなのか
ラスト変身バンク+ミカン呪い=ワカメシャミ子98円
⇒「余もこんなんなったぞ」超笑ったw
「今のモモは無理してるように見えます」⇒背伸びww
あの犬、「いぬ」って名前なのかよwwwネーミング雑w
スルー力がハンパナイ⇒なるほど、シャミ子通報回避w
{/netabare}

■シャドウミストレス優子
体が弱くて運動神経もダメダメだが胃袋は最強クラス
ご近所さんに二度見されるのを恥ずかしがるぐらいには
普通の羞恥心を持ち合わせている女の子
(だが、命の危機であれば、露出魔族も辞さないw)
「こ…これで勝ったと思うなよ…じゃ!」
亜種バージョンのノルマも割といいw
シャミ子はお母さんを信じるとてもいい子なんですよ。

■魔法少女モモ
はーい、肉の魔法少女だよ。
バーベル片手で何キロ持てる?
あとそのままスクワットしようか?
そんな感じw
シャミ子が「頭にササミとプロテインが詰まっている」
と評していたほどの脳筋…だが頭脳派物理少女だった。
それにしてもダンベルと同時期だったせいもあって
ダンベル700回を数日に分割払いも笑った
たまさくらちゃんの熱烈なファンみたいっす
買い支える義務感…w

■魔法少女ミカン
女の子のタイプとしては一番好み…呪いさえなければ…
状況を知らない系女子だけど、
常に相手を心配し気にかけたり、幼い子に優しく接したり
正統派魔法少女やってる(ピンクの誰かさんと違ってw)
映画館のチヨモモは呪いかと思ったけど、あれ任意装着w
「そこにアイスはやめて!呪い出ちゃうから!」
一体、どこにアイスしたんですかね???
配下になったけど、モモの被害も甚大(呪い出まくりw)
大蛇がパピコ飲み込んでるのが笑ったw
ワープして気遣いフルーツをお勧めする系女子
フルーツの盛り付けすんごい女子力高い!

■小倉しおん
倫理が壊滅的にダメな人w絶望のオーラ習得済みなの?w
草葉の陰からいつも見守ってるストーカー的な人
実験したいから友達になりたいって…それ友達なのか?w

■ご先祖(闇を司る魔女リリスさん)
「嘘だろシャミ子、正直な感想を述べてみよ。見よぉ」
ニューご先祖は面白だったw
意外に頭良いみたい。超ポンコツなのにw
最終回の色々の回想の中に入ってくんなニューご先祖w
笑っちゃうだろーwww

■吉田家
シャミ子の家、ブラウン管TVなのにゲームソフト大量w
4万円でどうやりくりしたんだろう??
お茶は7~8回は出すらしい、それほぼお湯じゃんw
お母さんは良くクルクル回ってます。超かわいいw

ちょっと待って…モモのチャンネルに入る為に
良ちゃんが撮ってると思われる枕元に置いた写真…
どうやってモモの変身シーン撮ったの?すごくね??
0.01秒の中のシャッターチャンス
ってかあんな安物だとブレブレで見れたものじゃない
はずなのにこれが魔族の力なのか…良ちゃんおそるべし

お母さん、なんでこの嘘を言う事になったんだw
「原子力潜水空母でイカ釣り」
「宇宙戦艦で空気清浄機の買い付け」
ドジっ娘成分と巨乳はお母さん譲りだったのか~w

お父さんは{netabare}このミカン箱に封印されてい{/netabare}ます!
ええええええええwwww 観ててリアルで声出たっすw


■夢の中
メタ子の見た目のインパクトが強すぎるなぁw
あと、地味に武器を想像するのって難しそう。
あの様子だと正確にイメージできないと創れないみたい
重量や質感、細かい形状まで諸々イメージしきるのは
手に持ったことがある範囲のものじゃないと難しそう
(実際、シャミ子が出したのって持った事あるやつだし)

モモの名言2
{netabare}
「今ちょっと夢が立て込んでるから起こさないで」
なんぞそのワードwみかんナイスフレンドリファイア!
{/netabare}

{/netabare}

ED曲はすんごいノリが良くって好きです~
曲としてはEDの方がOPより好き
BGMもかなり良いです!

最初見始めの頃は、結構おもろいなー
ストライクゾーン入ってるぐらいだったのが
観てる内にどんどん、自分の方が矯正されてしまい
いつの間にかストライクゾーンど真ん中になってた…

ほんと細かい所、一杯あって何周しても違うの発見します
既に5周してますw 原作買いに行く予定っすー
(円盤も買うかも)

2019.10.03追記
もう3件も探してるのに2巻が見つからないぃ(´;ω;`)
(1巻と3巻は買いました!あとラインスタンプもw)
円盤も少なくなってるらしいしはよ買いに行かなきゃ…

あ、どうでもいいですがくだらない宣伝を思いついた
{netabare}
清子「お父さんはBlu-rayボックスの中にいます!」
優子「ええええ!…ってBlu-rayってなんですか?」
良子「宣伝も頑張るお姉はやっぱり凄い!」
{/netabare}
ってCMを妄想するまでは一瞬でしたw

2019.10.16追記
原作やっとゲットできましたー 面白いです!
それでアニメも神編集・神構成だったと分かりました。
(評価変更します)

思いついた宣伝パート2
{netabare}
清子「桃さんがDVDを見る権利をくれました。拝みましょう!」
優子 \眩しい!/
良子 \眩しい!/
モモ「違います!…普通にプレイヤーで見て下さい。」
リリス「シャミコ- 早くお供えしておくれ」
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 59
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

友人曰く覇権アニメ

いきなり魔族に目覚めたとか言われてもねえ。
魔法少女にかけられた呪いのせいで生活費が制限されているという割ときつい仕打ちうけてる。だから、血を邪神像にかけろとか言ってたし、まさかきららなのに血みどろの戦いがあるのか?と思ったけれど、魔法少女と魔族の温かい交流が見られるほのぼのとした作品。

名前がシャドウミストレス優子になって角が生えても周囲が違和感なく接してることにびっくり。適応力高い。

ご先祖様の扱いが結構雑なところは面白かった。{netabare}変なところに足が生えてカサカサ動くあたりとか。{/netabare}

お父さん・・・{netabare}段ボール箱だったのかあ。何気なく使っていたことにびっくり。だから、強度高かったのか。しかも、シャミ子をずっと応援してたナレーションが父ヨシュアだったのは感動的。見守ってる。{/netabare}

友人が覇権アニメと言いたくなる気持ちも分からないでもないという感じ。安定のきらら枠の中でも面白いと感じるほうだった。DVDの重版が決定したらしいし、人気があることも伺える。

OP
町かどタンジェント 歌 shami momo[吉田優子(小原好美)、千代田桃(鬼頭明里)]
ED
よいまちカンターレ 歌 コーロまちカド[シャミ子(小原好美)、桃(鬼頭明里)、リリス(高橋未奈美)、ミカン(高柳知葉)]
OP割と好きだったかも。

以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
ご近所まぞく、はじめました!ある朝突然闇の力に目覚めた女子高生・吉田優子は一族にかけられた呪いをとくため魔法少女を倒すことになってしまった!!だけど相手は命の恩人!?そもそもく勝てそうにない!?ポンコツ系庶民派まぞくとクール系筋トレ魔法少女が織りなす日常系マジカルコメディーはじまります!!!

1. 優子の目覚め!家庭の事情で今日から魔族
どこにでもいる普通の女子高生・吉田優子は、ある朝目が覚めるとツノと尻尾が生えていた。パニクる優子に母・清子が告げたのは衝撃の事実。「吉田家は古代より闇を糧とするもの……封印されし『闇の一族』の末裔なのです」一族の封印を解くべく、闇の力に目覚めた優子と一族の宿敵・魔法少女との戦いが今、幕をあける……?

2. スポ根ですか!?万物は流転する
魔法少女・千代田桃との歴然とした力の差を見せつけられたシャミ子。桃を倒すため特訓を決意したのも束の間、いつの間にか近くで話を聞いていた桃に勢いで決闘を申し込んでしまう。決闘の日は週末。果たしてシャミ子はそれまでに強くなれるのか!? そして増額してもらったシャミ子のお小遣いの行方は!!?

3. 悪夢か吉夢か!?闇のドアストッパーさん降臨
休日に惰眠を貪っていたシャミ子は自分の名前を呼ぶ何者かの声に気づく。まどろみの中で目を開けると、そこにはなんとなく見覚えのあるツノと尻尾の生えた金髪の女の子が! 「余はおぬしの祖先‼ 闇の一族の始祖だ‼」ご先祖さまはシャミ子が魔族として目覚めてからの活動について何か言いたいことがあるようで……

4. 心研ぎ澄ませ!!魔法少女の新たなる力
ご先祖像に謎のスイッチがあるのを発見した桃は、自分が対処できるうちにと迷わずオン! 出し抜けな桃の行動に文句を言うシャミ子であったが、不意に気が遠くなり……気づくとそこはご先祖様のいる封印空間!? 謎のスイッチの正体--それは、ご先祖様が子孫の体を借りて戦うことができる「ごせんぞスイッチ」だった‼

5. 町内は罠だらけ??崖っぷちまぞくの新たなる能力
バイト代で桃への借金を完済したシャミ子。残りのお金で良子にプレゼントをしようと商店街で待ち合わせするも、いつの間にかついて来ていた桃を良子に目撃されてしまう! 良子に語っていた魔法少女との戦いの話が盛りに盛った嘘だとバレてしまうのを恐れたシャミ子は、桃を魔法少女ではなく親友として良子に紹介するのだが…

6. あすへの決意!!重いコンダラ止まらない
リリスの企みに乗せられて桃の潜在意識へと侵入することになったシャミ子。目的は桃が起きたあと自ら生き血を献上するよう暗示をかけること。しかし侵入した空間はヘドロまみれで、そこにいたのは今よりも髪が長くて背の小さい子供の桃だった! 戸惑うシャミ子、果たして思惑通り桃の生き血を手に入れることができるのか!?

7. 桃色メソッド!!丸いタイヤは運命の輪!
シャミ子の活躍により一族の封印の一部が解除された! 「吉田家家訓! いいことあった時は家族で鉄板を囲むのがテッパンです!!」清子の申し渡しで喜びを分かち合う吉田家。しかし、一得一失。魔力が減少した桃との約束で町を守るのを手伝うことになったシャミ子の修行は一段と厳しくなり、そして、新たな刺客も--!?

8. 呪われた果実!!すっぱいミカンにご用心!!
新たに現れた魔法少女は桃が助っ人に呼んだ陽夏木(ひなつき)ミカンだった! ミカンの持つ“呪い”に翻弄されながらも打ち解けるシャミ子。そして、ミカンも加えたある日の放課後トレーニングの最中、いつにも増して強引な桃に尻込みしながらも、ミカンが漏らした桃の秘密を聞いたシャミ子の心に、ある思いが生まれる--

9. 期末テスト!!今日の私は頭脳派まぞく!
桃に認めてもらいたいシャミ子は、頭脳戦で勝とうと期末テストでの勝負を申し込む。思いのほか成績の良い桃に負けまいと必死に勉強に励むシャミ子だったが、本番前日、リリスからある提案が……。果たしてシャミ子は悪魔の囁きに乗ってしまうのか!? そして、ミカンの言う“桃に内緒で付き合ってほしいこと”とは!?

10. ご先祖は進化する!!メガネが映す暗黒部屋
小倉しおんに強引にラボに連れ込まれたシャミ子は、ご先祖様の新しい依代を作ることに。シャミ子が心を込めて作った依代の出来栄えや如何に!?また別の日、調子の悪くなったパソコンを見てもらうため良子を連れて桃の家へと出向いたシャミ子は、桃が魔法少女であることを良子に打ち明ける決心をするのだったが……

11. 夢ドリーム再び!!桃色防衛線を突破せよ
桃の心を開く決意をしたシャミ子は再び桃の潜在意識へと突入する。しかし、そこに居たのは覚醒状態の桃だった。話し合いの末、浮かび上がったシャミ子の家の秘密。鍵は母・清子だと確信し吉田家へと向かう桃。そして、覚悟を決めた清子の口からお父さんの謎が今、明かされる!!

12. 伝えたい想い!!まぞく新たなる一歩!!
自分自身の戦う理由をやっと見つけられたシャミ子は傷心の桃を追いかけ町を奔走する。放っておくと自分の前から居なくなってしまいそうな桃。引き留めるため、シャミ子は桃を探すことを決意する。町を見下ろせる高台で桃を見つけたシャミ子。果たしてシャミ子が桃に語る誘惑の言葉とは--? そして桃の返答は--

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

過去最弱の魔族(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
きらら系らしい、ほんわかしたファンタジーギャグ日常系アニメ。

期待値は高くなかったのですが、ギャグがなかなかに面白く、妙な中毒性がありました。

今期(2019夏)のダークホース枠ですかね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
とにかく、ギャグの質が高かったです。

爆発力ある笑いというより、クスりとさせられるギャグの連打。しかも、あったかい。一括返済を却下されるとか、「人を傷つけない笑い」に感心しました。そもそも、「必要最低限しか稼げない呪い」という設定がユニークな上に、「医療費、教育費、ライフラインは別腹で稼げる」という親切具合が絶妙なラインでした。貧乏ネタは、下手すれば人をバカにしたようは不快さが漂うけど、ちゃんと笑える、微笑ましいモノになっていました。

あと、シャミ子の立ち位置。普通なら、ボケキャラだと思う設定ながら、周りが変人ばかりなので、ツッコミにまわっていました。「困りツッコミ」とでも言いたくなるような、微笑ましく笑える秀逸なツッコミキャラ。実はシャミ子が1番常識人だというところが(笑)

それから、シャミ子が「実は巨乳」というのも、なかなかにポイントが高い。そういうアニメじゃないからそこまで押さないけど、ああいうアワアワポンコツ系が、「脱げば凄い」というのは、アリですよね(笑)

ラストの2話は、ややシリアス系というか、ストーリーを追いかけてきました。最初は、「日常系ギャグで通した方が良いのでは?」とも思いましたが、結果、ちゃんと笑えてしっかり感動できる、素晴らしいクオリティに。まさか、語り手が父親だったとは、、、メチャクチャ素敵なオチやん♪

これは、一期でも綺麗にまとまってるし、二期もできる流れだし、素晴らしいね。いやはや、最初に観たとき、ここまでハマるとは思いませんでした♪
{/netabare}

【余談~ シャミ子のレシピで作ってみたw ~】
{netabare}
ちょうど家に材料全部あったんで、10話の「シャミ子風焼きうどん」を作ってみました(笑)

材料「冷凍うどん、キャベツ、しめじ、人参、ネギ、えのき、ツナ。昆布つゆ、ごま油、オイスターソース、酒、砂糖、チューブ生姜」

細かい分量や手順は示されていないので、映像から読み取れる範囲と、あとは目分量でw

①電子レンジで、冷凍庫うどんを3分解凍。

②めんつゆ+オイスターソース+砂糖+酒の、調味液を作っておく。

②野菜ときのこは一口大に切り、ツナ缶の油は切っておく。
(映像から、調味液にツナの油が浮いていないため、捨てると判断。後でごま油入れるから、油っぽくなりすぎないようにかな?)

③うどん、野菜、きのこ、ツナをフライパンに入れ、ひたひたになるくらい、調味液を入れる。
(正直、この段階でめんつゆやオイスターソースを、しかもあの量入れるのは疑問。でも、なるべく映像通りに。おそらく、水分を飛ばしながら、炒め煮みたいにしていくものと考える。その方が麺に味が染みるからかな? ただ、オイスターソースと合わせること考えると、めんつゆはかなり薄目でOK)

④蓋をしめ、しばらく過熱。
(まあ、この行程もよく分からんが、映像通りに。少し煮込みます)

⑤蓋を開け、強火で炒め、鍋を振り、水分をとばしていく。

⑥水分がとんだら、最後に、ごま油を回しかけ、生姜を入れて完成!

では、実食!

「うむ、ウマイ。ただ、うどんはかなり柔らかめです。煮込みうどんの汁無しって感じかな。味的には、中華と和食の中間、やや中華寄りです。オイスターソース入れたからか、少し煮込んだからか、ちょっととろみが出たのが餡掛けみたいで旨かった。この料理、最後に入れる生姜がポイントですね。グッと味が引きしまりました。絶対に生姜が必要です」

「この料理、何気に考えられているのが、昆布つゆのグルタミン酸、ツナ缶のイノシン酸、きのこ類のグアニル酸と、三大旨味成分がちゃんと入っているところ。さらに、オイスターソース(牡蠣)の風味や旨味も加わるので、非常にバランスが良い。しかも、安い。ツナ缶1つで3人前って考えると、1人前130円くらいかな?」

「ただ、個人的にはやはり、もう少しウドンにはコシがあり、野菜はシャキシャキした方が好きなので、調味液を入れるタイミングはもっと後で良いし、量も少なくて良かったと思います」

結論

「好みはあるものの、アニメで作られる料理の中では、普通に作れる上に、トップレベルにウマイっす♪」
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
ユルい日常系かな。ユウコのキャラが見処かな。

2話目 ☆


3話目 ☆3
家事スキル0(笑) ファミレスは必殺技みたい(笑) 魔法少女、良い子♪

4話目 ☆3
あの形状で、あのスイッチで、エロい意味での怪しさしかないんだがw 医療費、教育費、ライフラインは別腹で稼げるて、親切(笑) 後ろ、タコさんに像混ざってる(笑)

5話目 ☆3
一括返済、却下された(笑) メチャ良い子(笑) 兵法書w 尻尾でバレる(笑) 学校のPC教室の活用(笑) シャミ子、意外と巨乳(笑) ドーナッツ型の枕(笑) Aパートだけなら、☆4でも良かったんだけどな。

6話目 ☆


7話目 ☆4
残念な微調整w 酒びたしw 肉なしが貧乏の象徴は、もうないよな。野菜、高いし。オカラと小麦粉なら、小麦粉の方が安くない? 筋肉(笑) ちょろい(笑)

8話目 ☆3
新キャラ、良い子なんか。不器用なフォローw

9話目 ☆3
シャミ子、良い子だな~。ご先祖の小さな叫びw ちゃんと、ご先祖の分、お金払うんだなw

10話目 ☆4
尻尾のつかいかた(笑) テレパシーで丸聞こえ(笑)
ポイントカードまで作ってる(笑) よし、うどん、作ってやろう(笑) いや、りょうちゃん(笑) 顔芸までこなすか(笑) ふわたり銀行のペン(笑)

メモ「冷凍うどん、キャベツ、しめじ、人参、ネギ、えのき、ツナ。→昆布つゆ、ごま油、オイスターソース、酒、砂糖、チューブ生姜」

11話目 ☆3
少しシリアスというか、ストーリーを見せにきたか。これじゃない感は正直あるけど、まあ、ラスト2話をちゃんとストーリーでまとめようという姿勢自体は好きかな。それはそれ、これはこれ(笑) どんな寝言だよ(笑) 対峙と退治、アンジャッシュネタ(笑) オブラートを諦めないで(笑)

12話目 ☆4
素敵な最終回に、満足。これ以上良い話の闇堕ちもないなw まさか、語り手が父親だったとは、なんて素敵なオチだろう♪
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 38

87.6 5 コメディで家族なアニメランキング5位
みなみけ(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (3788)
19399人が棚に入れました
大ヒット作品『今日の5の2』発売から365日。桜庭コハル原作単行本のアニメ化。
小学生・中学生・高校生の一癖ある南家の3姉妹、千秋(ちあき)、夏奈(かな)、春香(はるか)や周囲のキャラクターがおりなすのほほんでお馬鹿でちょっとエッチな平凡な日常をたんたんと描いていく。

声優・キャラクター
佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里、水樹奈々、森永理科、柿原徹也、小野大輔

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ワタクシの勝手脳内分類では、日常系よりも、らんま系という分類で。

この手の、「女の子たちが戯れる日常系アニメ」というジャンルには個人的には、警戒感があるのだけれども、なんだかんだで面白く見られてしまった。あれ、なんで、っていうほどスルっとみられた。
ほんと、すごいスルっと観られたので「自分は、日常系アニメ好きだったんだっけ?あれ?あれ?あれ??」みたいな、狐につつまれたような気分が半分ではしたわけです。なんだろう、意外と男の娘ネタが好きだってこのなのだろうか……とか、思いかけたりしたのですが、いや、違う、そこじゃない……待てや!じぶん!!!…と。

 なにより、脇を固めるバカと変態の描写にえらい安心感があって、そこらへんがすごい観ていてラクなのですよ。たとえば、まこちゃんなんかの、バカかわいい感じもとても上手く感じるし、保坂先輩などは高橋留美子作品的なノリ(『らんま1/2』とか)を継承している感じが強く出ていてほんわかした気分で楽しめるなぁ、というのがあるのです。
 「女の子が戯れる日常系」とはいっても、そこまでエッジではなく、比較的幅広い層に楽しめるような作りになっているような作りだな、と思ったわけです。
 なんか、ものすごく『らんま1/2』あたりを見ているときの感覚に近いものがあったんですよ。ええ。


■ボケ主体作品の様々なありよう 2013/02/13

 で、その他の日常系との違いってなんだろう、と。
 も少し明確な言語化をできないものかしらん、と、まあほわわんと、たまに思ったりしていたわけですが、

てけさんのレビュー
http://www.anikore.jp/review/414129/
で、
「要するに、ボケに対する突っ込みがなくて、ボケ主体で延々と弾数を増やしていくというスタイルですよね」(大意)…とまとめられていらっしゃって、それはなるほど、なるほど、なるほどね、そうかもな、というあたりから、ちょっと、ワタクシ何か、整理できる気がしてきたわけです。

 マイ脳内整理をダラダラとお話しますと、
 次のような感じです。

 (すっげータラタラ書くのでよろしくって感じですが)
  
 そもそもツッコミってなんで必要なのか。
 つまりツッコミを入れる、というスタイルがやりやすいのは、ボケ単体ではちょっときわどいところをついてきていたりするものや、わかりにくいものを、「わかりやすくする」という効果をもっているから、なわけです。要するにネタの打率を上げる効果。
 ボケ主体でいくと、ふつうに考えると打率はさがるわけだ。おもろくない。では、下がった打率のままどう作品の強度を成立させるか、というと、その方法は、てけさんがおっしゃられるように、
 ボケの打ち手そのものの絶対量を増やすというやり方は確かに有効な方法の一つだろうというのはあるわけです。

 でも、他にもなんか方法がありそうな気がするな、と。
 うーん、何があるかな、というと、たぶん、もう一つはアレじゃないですかね。
 視聴者によるセルフサービスのツッコミ。テレビみながら、「ちょwwおまwwwww」と視聴者側が思わず言ってしまうような状態をどれだけ、計算できるか。同じネタを、連続で、2発、3発入れてくるような手法は、多分、一番典型的なやり方で、ボケの連続ではあるのだけれども、わかりやすい演出という点では、「ボケとツッコミ」の変種かな、という気もします。

 あと保坂先輩とかみたいな変態キャラみたいな、「ボケのわかりやすさ」を徹底して、ついてくるあたりも、要するにボケオンリーでいくときの方法論だなぁ、と。

 たぶん、ボケ主体の日常系アニメのなかでも、『みなみけ』はそこらへんが、かなりオーソドックスな――高橋留美子あたりと、実はある程度にたような間口の広さのある――表現で落ち着いていると思うのです。
 だけれども、日常系アニメのボケ主体の作り方で、エキセントリックすぎてついいけないな、と思うものもあるわけです。視聴者によるセルフサービス・ツッコミを、「このタイプの視聴者ならばわかってくれるはず」という、解釈共同体の文脈に、丸投げしてるタイプの作品の作り方。
 このタイプは、理解できれば全く問題なく楽しめるのだけれども、理解できないと本当に悲惨だな、という印象をもっていて、『ゆるゆり』とか、『これはゾンビですか?』とかは、けっこうそういう形での「ボケ主体」なんだろうな、という気がします。いや、ゆるゆりは、ほんっとーにわかんないんだけどね…自分は。
 


 さて、なんかダラダラっと書いてしまったので、
 まとめると、ボケ主体、にはいくつかのやり方がありますよね、と

1.短い尺のなかになるべく沢山ボケを詰め込む【ボケ大量投下】

2.なるべくボケの中身をわかりやすい内容に仕上げる【ボケ明確化』
 例:わかりやすい変態キャラ。同じネタの連続3度押し、ヒートアップ → 『みなみけ』

3.特殊なボケがわかる視聴者層にセルフサービスのツッコミを期待する【ノリ共有前提ボケ】
 例:これはゾンビですか? ※ある種のニコ厨センスとかB級センスがなければ意味不明必至
 
 
 まあ、「日常系」という語彙が、「ボケ主体。誰も突っ込み入れないほんわり系」という意味に変換可能だとしても、
 やはり、【ボケ明確化】路線である『みなみけ』と、【ノリ共有前提ボケ】である『らきすた』『ゆるゆり』は、やはり全然違うものなんじゃないか、と思いますよ。と。
 そう、そういうことなんですわ。わたしが言いたかったのは。
 もしかすると、もうちょっと細分化していろいろ言えるのかもしれないけど、とりあえずこんなところで。

 で、まあ、なので、『みなみけ』は、わたしにとっては、「日常系」であっても「日常系」ではない。むしろ、らんま1/2とかと、ほぼ同ジャンルのアニメっという位置づけということになっております。

■追記1:
Wikipediaを読んだところ、原作よりもパンチラ表現などがおさえられている、とのことで「みなみけ」というタイトルにたいして抱いていたお色気系のやや下品な印象をアニメで感じなかったのは、そういう理由もあったのか、などとおもった。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 22

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ほのぼの系最高クラスのアニメ

「この物語は南家3姉妹の平凡な日常を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。 あとテレビから3メートルは離れて見やがってください。」と千秋が言うお決まりのセリフから始まる、私的には『ほのぼの系最高クラスのアニメ』と言って良いと思っているアニメです♪


このみなみけの作画は時々独特な濃い絵が出てきます。最初はこれが気になる人がいたかもしれませんが、見慣れていけばそれもまた良いなと感じてきます。感じるはずです!!
1期の作画は問題無です♪

このアニメ設定?の良い点と言えば、
1、どのキャラも非常に個性的でそれぞれの特徴などが覚えやすい点。
2、ギャグのテンポが一定である点。言い換えれば、飛びぬけて面白い!!という話がそれほどない代わりに、どの回も面白く、つまらない話がないということ。
3、南家三姉妹の存在(彼女らの言動など)
4、サブキャラのキャラも濃く、主人公たち(南家三姉妹)たちにうまく介入され、彼女らの面白さを引き立てている点。 また、サブキャラ自体もとても個性的であるため面白い。
5、ギャグのネタが誰でも理解できる、誰でも笑えるようなないようになっていること。
6、アットホームな感じ。
7、〔3とちょっとかぶっているが〕千秋の存在ww

もっと良い点があるかもしれないがとりあえず自分に言えることはこれ等の点です。



↑の補足ですが、3番の南家三姉妹の存在について。(ネタばれを含む!!)

長女の春香(ハルカ)は南家においてお母さん的ポジションであり、ほぼ完璧な人である...が、周りに誰もいないときはとことん怠ける人でもありますw (゚‐゚*) ホケーッ・・・
ある話では、春香は、「(南家の)3人とも自分のような人(性質)であったら、ダメになる。」と自覚しているほどの怠け者。 時には、とある勘違いにより初代ばんちょーという肩書きを手にし、数々の武勇伝が(2代目番長により)語られたり、夕食時に千秋と夏奈が暴れた時は2人を異常に厳しく叱り、またその時人格が変わってしまうような凄いのか凄くないのかよく分からない人ですw
ヤメナサイ(# ̄  ̄)σ))>_<)/イテテ…


次女の夏奈(カナ)は常に明るく元気な暴走少女。
常に自分がおもしろい状況を作ることを考えているらしいw
千秋に口喧嘩で言い負かされたり、言いように言いくるめられたり、洗脳されたりと、夏奈はあまり頭を使うことが得意ではないため千秋に頭脳戦ではあまり勝っていません。(時には千秋を騙す事があるが大体最終的には失敗。)( ̄ー ̄; ヒヤリ
そんな夏奈を千秋は「バカ野郎日本代表」と言う肩書きを与えたり、いつも罵っていたりします。


三女の千秋は、自称「天下無敵のおりこうさん」
ありとあらゆるアニメのキャラの中でも最高クラスの毒舌を吐き、その対象が夏奈と真、吉野がほとんど。
そのときに言う毒舌はとても小学生が言うようなものではなく、その毒舌(罵倒)の内容が面白いです! そして夏奈と春香との態度が全然違い、春香に対して振舞う時の千秋が異常に可愛いですww(///∇//)


この三人のそれぞれの性格がうまく合わさることによってとても面白いギャグが成り立つのです。いつも千秋と夏奈が喧嘩し、それを春香が止めるというアットホームな関係の中でも、3人の性格や言動のおかげでとても面白くなっているのだと思います。


私にとっては千秋の存在が大きいのです!
「見たくないものを見ないため」に目を半開きにしている顔も、段々見ていると可愛いと思ってきます。(^ー^* )フフ♪
怒っているときの顔の時は、大体毒舌を吐くようになりますけどそれもまた良いですwヾ(*`Д´*)ノ"バカヤロウ!!

笑っているときの顔は言うまでもありませんw
とにかく可愛いのですw
特に、10話の時の千秋が...(゚∀゚ )ウヘヘ
この時の千秋を見てからずっと千秋が欲しくてたまりませんのよーww (∠T▽T)ノ please give me!!
まぁこれが、私が千秋Loveになった原因(私の思考を大きく変えた原因)であります♪

これ以来何かイケナイ方向に進んでいる気がしていますw
でも、一度突き進んでは止められない・・・。(汗)


みなみけのOP曲『経験値上昇中』は、かなり中毒性のある曲であると思います。 私の場合、みなみけを思い出すとこの曲が頭の中でリフレインし始めますww
中毒性がどうこうは別としても、この『経験値上昇中』はとてもリズム感が合って元気あふれた曲で良曲だと思います♪


このアニメはほのぼの系が好きな人なら確実に面白いと感じることが出来るはずです。 いや、ギャグ要素も所々含まれていることもあって、それ以外の大多数の人でも面白いと感じれるなずです。
ここまでレビューを読んでくれて、まだみなみけを見ていない人は、1期の次に3期を見ることをお勧めします。2期はその後各自で判断してみてください。
そして、みなみけを見て千秋を好きになってくださいなw

投稿 : 2024/11/02
♥ : 32

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

普通どころかハイセンスなネタアニメ

日常系の良さを理解しようと手を出したのだが、資料としては不向き、
というのは思わぬ掘り出し物だった。原作は知らないがアニメはハイセンス、
少なくとも作品のスタッフはハイセンス、漫画を読まないとな。
原作が良くない事にはこんな作品にはならんだろうし。

キャラや台詞が作りこまれている感じはけいおんよりもずっとある。
表面的なネタのランクもあちらよりは少し高め・・ではあるが、それ等のネタ
は笑わせる事を目的としたネタではない。

一般人には分かりやすく、ちびまる子ちゃんクラスのほのぼの。
やや目の肥えた人間にはスベってる感と、スベりの痛さ、突っ込みの痛さ自体を
ネタにしている感じ。で、ハイセンスな部分は中々表には出て来ない。


ネタがA B C D E F G H I J K L と流れていくとしたら、この作品は

Aが3 Bが2 Cが5 Dが2 Eが17 Fが1 Gが4 Hが25 Iが6 Jが4 Kが1 Lが2

そして、かなり笑いに肥えてないとEの17やHの25がネタとすら把握できない。


普通に生きている人、あまり笑いに興味が無い人が把握出来るのは~6程度
主にTVのお笑い芸人好きがネタとして把握出来るのは~10位まで
頭が固すぎると~3くらいかな。オヤジギャグレベルの人、たまにいるけど。

6までしか把握できない人は1や2でも結構笑えるが、10まで把握出来る人だと
4くらいからしか笑えなくなる。(けいおんのネタは1とか2が多い)
だからお笑いが好きでもこの作品をつまらないと感じるのは十分考えられる、
けいおんよりはマシとはいえ、4以下が多いから仕方が無い事。


ネット、漫画、一部のアニメの笑いは万人に理解させる必要が無いので、
お笑い番組よりランクが高いものが結構多い。一度それに慣れるともう普通の
テレビ番組では軽い笑いしかできなくなって来る。

(このランクが高ければ良いというものではなく、高過ぎて理解できる人が
 ごく少数で漫画が打ち切りになる、そして打ち切られない為に作者がネタの
 ランクを落とすという悲しい事もある。詳しくは別作品のレビュー
 ・・少し笑いについて語ると、銀玉が汚いのは、低ランクのネタなのに禁じ
 手の反則技で腹筋を持って行くから。あの原作者とスタッフ許せんw)


で、バカテス二期のレビューに書いたのだが、あの作品の長所は5~8位のネタを
高速で連射してくる事で、ネタの質ランクが安定、仮にスベってもすぐ次が来る。
だから見ている間は大抵の人が常に面白い感じなのだが、この作品はそれよりも
「一つ上」の段階。気づく人は気づく腹筋ブレイカーな爆弾が搭載されている。

【ツッコミ入ったり大声で叫ぶのはランクの低いネタのみ】、殺傷力ある爆弾は
ボソっと控えめな台詞、シーンの一部に隠すようにひっそりと。そしてその手の
大型地雷は投げっぱなしか、微妙な間を挟む程度、故に中々気が付きにくい

つまり、基本的には【投げっぱなしだったり微妙に間を挟む部分にハイセンスな
ネタ、一部にしか理解できないネタが仕込まれている】と思ってれば良い。


元ネタ知らないと理解できないのもあるだろうから、まず「何をしているか」
「何を言っている」のか、毎回確認して見ると笑える事が増えると思う。
とにかく間の開いた時は「何を言ったか」に注意、たまに爆弾が仕込まれてる。

で、とにかく画面をよく見る事かな、顔の作画変化は分かりやすいけど他。
自分も横で垂れ流してて1/3位しか画面見てなかったから、見逃してるネタが
結構ある気がする。

(・・とはいえ、笑いに肥えてれば注意して無くても気付くし、気をつけないと
 気が付かないような人だと、何が面白いのか理解できなさそうだけど。)


あと一つ一つで見ると大した事無いものがセットで考える[A→B→C→D→E]
と突然ネタのランクが上がったり、[A ここの間 B ]に仕込みがあったり、
[A→D]で考えると爆弾になったり。揺さぶりで質の違うネタを仕込んでいる。

パンチの強弱、パンチとパンチの間、小ネタの挟み具合、これらが不規則な為に
ガードができない、いつどんなパンチが飛んで来るか予想ができない。


世界に呑まれ出すと、低ランクのネタがパンチが弱過ぎて笑えてくる、で、
ネタが入ってない部分、ただの繋ぎのシーンでも笑えてくる、一挙手一投足全て
がシュールなネタに見えて来る。最後はもう疲れて、普通は絶対笑わないような
しょーもないネタでも笑えてくる。違うな、しょーもないからこそ笑えてくる。
こいつらがやる事、喋る事が全部面白いっていうイメージができてしまう。

全然これは普通じゃないわ・・、けいおんで日常のイメージが一回できたけど、
こっちの作品が日常だってのなら評価出来る。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 28

82.9 6 コメディで家族なアニメランキング6位
きんいろモザイク(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1891)
9262人が棚に入れました
イギリスでホームステイをしていた忍に、帰国からしばらく経った高校1年生のある日、一通のエアメールが届く。
差出人はイギリスで出会った少女、アリス。なんと今度はアリスが日本に来るという。アリスと忍、クラスメイトの綾と陽子、さらにもう一人のイギリス少女、カレンも巻き込んだ日英美少女ミクスドコメディ。

声優・キャラクター
西明日香、田中真奈美、種田梨沙、内山夕実、東山奈央、田村ゆかり、佐藤聡美

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『わかば*ガール』放送開始記念 Episode 12「きんいろのとき」視聴。

大宮忍、15歳。
黒髪たれ目の純和風女子高生ですが、中学生の頃はイギリスに(少しだけ)ホームステイしてました。
帰国後も外国への想いをつのらせていた忍に、ある日一通のエアメールが届きます。

「シノブ、今度は私が日本にいくよ!」
差出人はアリス・カータレット。
ホストファミリーの一人娘で、金髪碧眼の英国少女!
クラスメイトの小路綾&猪熊陽子に、アリスのライバル幼なじみにしてもう一人のイギリスっ子の九条カレンも巻き込めば、5人の日々はきらきら輝くモザイクみたい――

日英美少女ゆるふわ学園コメディ、はじまるよ!

Episode 1「ふしぎの国の」
高校1年生になったばかりの大宮忍。
まだ慣れない制服を着て登校しようとする彼女は、玄関の棚の上に一通のエアメールを見つける。
差出人は、忍が中学生の時にホームステイをした家の女の子、アリス・カータレット!
忍はその場で手紙を読み始め、クラスメイトの小路綾と猪熊陽子との待ち合わせに遅れてしまう。
手紙は英語で書かれていて、忍は何が書かれているのか全くわからず、綾も断片的にしか理解できない。
学校に着くと、担任の烏丸先生に今日からクラスに編入生が来ることを知らされる。
その編入生の正体はなんと、イギリスからやって来た金髪の少女アリス・カータレットだった!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、九条カレン

Episode 2「ちっちゃくたって」
忍の家にホームステイにきて数週間、アリスは新生活にもだいぶ慣れてきて、憧れの日本での高校生活を楽しんでいた。
おっとりして優しい忍。
しっかり者だけど時々おっちょこちょいの綾。
明るくて元気でよく食べる陽子。
背が低いことがコンプレックスで少し人見知りのアリスにも、仲良しな友だちが出来て幸せな日々を送っていたのだが…。
アリスは、ふと自分がみんなからどのように思われているのかが気になって、考え込んでしまうのだった。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、小路綾、猪熊陽子

Episode 3「どんなトモダチできるかな」
アリスがやって来たせいか、忍、綾、陽子は最近よく街中で外国人を見かけるような気がしていた。
すると、陽子がこのあいだも金髪少女に会ったと言い出す。
金髪少女というフレーズにテンションが上がる忍は、陽子から詳しい話を聞き出そうとする。
陽子が会った金髪少女の正体は、アリスのイギリスでの友だち、九条カレン!
日本に住むことになったカレンは、忍たちの学校へと転校してくる。
忍はアリスよりも英国人っぽいカレンに、すっかり目を奪われてしまう。
そんな忍の様子を見て、アリスはカレンに妬いてしまう…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 アリス・カータレット、猪熊陽子、九条カレン

Episode 4「あめどきどきあや」
風邪をひいて学校を休む忍。
学校ではアリスたちが忍のことを心配している。
すると陽子が駆け寄ってきて、下駄箱に手紙が入っていたことを告げる。
アリスとカレンはラブレターだと騒ぎ立てるが、綾は一人だけ中を見ていないのだからラブレターかどうか分からないと言い張る…。
手紙の内容が気になってしょうがない綾は四六時中、陽子の動向を注視するが、陽子はいっこうに手紙を読もうとはしない。
そんな陽子の素振に綾は、授業中一人もんもんと悩んでしまうのだった。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、小路綾

Episode 5「おねえちゃんといっしょ」
忍は数学のテストでなんと0点を取ってしまう。
見かねた綾が、学校で忍に勉強を教えていると、陽子やカレンも綾に勉強を見てもらいたい、と言い出す。
今度の休日に、忍の家に集まってみんなで勉強会をすることになった。
勉強会の合間、忍の姉でモデルの勇の部屋でカメラを見つけたカレン。
いつの間にか、勉強会だったつもりが、写真を撮るのが好きだという勇に公園へと連れられて皆で思い思いのポーズをとりながら撮影会をすることになってしまう…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、猪熊陽子、九条カレン

Episode 6「金のアリス、金のカレン」
いよいよ来週から夏休み。
忍たち五人は、みんなで一緒にどこかへ遊びに行きたいと盛り上がる。
すると、海へ行きたい陽子と、山へ行きたいカレンとで意見が対立してしまう。
結局カレンの熱意に押されて、夏休みはみんなで一緒に山へ出かけることに…。
カレンのパパと一緒に山にやってきた五人は、おおはしゃぎ。
突如、カレンが渓流釣りを始めると言い出す。
しっかりと釣り道具の準備もしてきたカレン。
すると、イギリスにいた頃、よく釣りをしていたアリスが、忍にいいところを見せようと、カレンに対抗心を燃やし、釣り対決が勃発する?!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 アリス・カータレット、小路綾、九条カレン

Episode 7「はらぺこカレン」
いつものように、お昼休みに忍たちのクラスにやって来るカレン。
両手には、お菓子やパンの袋をいっぱいに抱えている。
どうやら人気者のカレンに、クラスメイトたちはお菓子やパンを与えてくれるらしい。
アリスは、そんなカレンを見て日本に来てから少し太ったのでは、と疑問を投げかける…。
その一言にショックを受けるカレン。
カレンにダイエットを薦めるアリスだが、今までダイエットをしたことがないカレンは方法が分からない。
カレンたちは、ダイエット方法の参考になる人を探して、烏丸先生や綾、陽子や忍にアドバイスを求める。
みんなそれぞれ違うことを言っているが、まずは自分の体重を知ることが最重要ということを学んだカレンは、意を決して体重計に向かう!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 小路綾、猪熊陽子、九条カレン

Episode 8「きょうはなんの日?」
学校祭の準備で盛り上がっている忍たち五人組。
アリスのクラスは喫茶店、カレンのクラスは演劇の準備でとにかく大忙し。
学校祭の前夜、アリスがうれしそうにカレンダーに印を付け、明日は忍との大事な記念日だと告げる。
しかし、忍はその記念日が何の日かを思い出すことが出来ない…?!
忍は、一生懸命その記念日を思い出そうとするが、翌日になっても思い出すことが出来ず、とうとうアリスを怒らせてしまう。
せっかくの楽しい学校祭の日なのに、アリスを怒らせてしまったことに責任を感じた忍は、意を決してある行動を取る?!

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、猪熊陽子

Episode 9「ねないこだれだ」
学校から下校途中の忍たち。
綾は今夜、親が旅行に行っているため一人でお留守番をしなければならないらしい。
はじめは、さりげなくみんなに心細いアピールをする綾だが、みごとにスルーされてしまう。
陽子に突っ込まれ、ようやく、みんなが綾の家に来てお泊まり会をすることになる。
綾の家のキッチンで、みんなで夕食を作ろうとするが、きっちりと調味料の分量を量る綾とは対象的に、目分量でいいと割り込んでくる陽子。
結局、綾と陽子の言い合いになり、追い討ちをかけるようにアリスとカレンが頭で生卵を割り出し、キッチンは大変なことになってしまう…。
いったいどんなお泊まり会になるのか、先行きは大いに不安である…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 アリス・カータレット、小路綾、猪熊陽子

Episode 10「すてきな五にんぐみ」
朝、テレビの占いコーナーを見ていた忍とアリス。
自分の運勢が一位だったので喜ぶ忍とは対照的に、最下位だったアリスはショックを受ける。
占いを信じきっているアリスは、出来るだけ幸運な人の近くにいたいとずっと忍について行くが…。
登校途中に車に水たまりの水をはねられたり、電柱にぶつかったりと不運が続く忍を見て、自分の不運が忍に移ったのでは?と心配するアリス。
そんなアリスの心配を余所に忍は、ちょっとしたことで良いことがあったと大喜びし、アリスは忍のポジティブさに感涙してしまう。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、小路綾、九条カレン

Episode 11「どんなにきみがすきだかあててごらん」
新年を迎え、学校で初夢について雑談している綾と陽子。
いきなり和服姿で現れたカレンは、アリスが大変なことになってしまう初夢を見たと言い出す。
そこに悲しげな顔をした忍がやってくる。
そしていつもとは雰囲気が違うアリスが、イギリスの制服姿で登場する?!
何を話しかけても英語でしか返事をしないアリス。
忍は、なんとか原因を探ろうとするも何を言っているのかさっぱり分からない。
困った忍は、英語が分かるカレンと烏丸先生に事情を聞いてもらうのだが、どうやら原因は忍にあるのだという…?

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、九条カレン

Episode 12「きんいろのとき」
新学期が始まり、二年生となったアリスがわくわくしながら登校するも貼り出されているクラス替えの表を見て、一気に放心状態となってしまう。
アリスは、忍と別々のクラスになってしまった。
元気を取り戻すことが出来ないアリスに、同じクラスの陽子はすっかり困ってしまう。
そこへ、アリスたちのクラスに忍たちが遊びにやってくる。
陽子と別々のクラスとなってしまった綾までもがアリスと同様に元気がない。
ちょっと教室が離れてしまっただけという忍と大げさだという陽子に対して、綾とアリスは必死に反論するが…。

キャラクターコメンタリー
どきどきホームビデオ鑑賞会 大宮忍、アリス・カータレット、小路綾、猪熊陽子、九条カレン

【アニメキャラの魅力】可愛いけれど天然鬼畜なこけし系女子「大宮忍」の魅力とは?
イギリスでホームステイをしていた「大宮忍」は、ホームステイ先の女の子のことをずっと忘れられずにいました。なぜならその女の子は金髪で、何を隠そう忍は金髪が大好きだったからなのです。帰国からしばらくが経ったある日の事、高校一年生になった忍のもとに一通のエアメールが届きます。なんと彼女が日本に来るとのこと。そうしてホームステイ先の女の子が留学してきたことから、『きんいろモザイク』のストーリーは始まるのです。ほんわかとするような心あたたまるギャグ系日常漫画『きんいろモザイク』のヒロイン「大宮忍」についてご紹介したいと思います!

■こけしのように可愛らしい日本女性!
大宮忍の魅力について語るならば、外せないのがその容姿です!黒髪ミディアムぱっつんという髪型は、昔ながらの日本女性のようで「清純」をイメージさせますよね。身長も低く胸も慎ましやかで、なんとなく「こけし」を連想させるような容姿をしているのが、大宮忍という女の子なのです。そんな忍ちゃんはこけしのような外見ではありますが、私服はゴスロリというギャップを持っており、そのギャップにキュンキュンにやられます。

■天然鬼畜
また、忍ちゃんは「鬼畜こけし」とインターネット上で形容されるほどの鬼畜っぷりを発揮しています。しかし、その鬼畜さは決して狙ってやっているわけでもなく、ドSなわけでもなく、何も考えずに天然で発揮されるものなのです。本人には決して悪気が無いのですが、周りの女の子にかなりの影響を与えていることが多く、こんなに可愛いのに実は黒いのではないか?なんていうギャップも、忍ちゃんの大きな魅力となっているような気がします。

■気遣いもできる
また、忍ちゃんは鬼畜なだけではなく気遣いもできるのです。きちんと周りのことを気にかけて行動できるというのは、男性的には大きな魅力ですよね。その気遣いが空回りした結果、天然鬼畜を発揮することは多々あるのですが、そんな「気遣いの空回り」という部分もまた萌えを誘うのではないかと思います。

■貴重な天然ボケ要員
きんいろモザイクには、ツッコミキャラが多いのに対してボケキャラが若干少ないような印象があります。ボケキャラといえるのは、大宮忍と九条カレンくらいでしょう。その他のメインヒロイン達は全員ツッコミキャラです。そんな中、天然のボケ要員というのはとても貴重なのです。鬼畜にしても笑いにしても、忍ちゃんは決して狙うことがありません。全てを天然でやってのけるというのが、忍ちゃんの忍ちゃんたる所以なのです。

■慎ましい性格
鬼畜だのなんだの散々言ってきましたが、決して自らを主張することのない慎ましい性格をしているのが忍ちゃんです。いつもは話の中心から少しだけそれたところに居て、いろいろな人の話を盛り上げようとしたり、話を聞いてそれに反応する形でグループの輪に入っています。そうやって影から会話を支えているような慎ましい性格も、忍ちゃんの魅力の一つではないでしょうか。お胸の方も・・・慎ましやかですしね。

きんいろモザイク、原作はまだまだ続いております。これからの忍ちゃんの活躍は二期に期待ですね!

【アニメキャラの魅力】笑顔はじける天真爛漫ハーフガール「九条カレン」の魅力とは?
のんびり日本人の忍と、忍が大好きなイギリス少女の呑気な交流を描いて人気を博したきらら系アニメ『きんいろモザイク』。「九条カレン」は、その天真爛漫さから登場キャラクターの中でも特に高い人気を得ました。

■そうは見えないけれど実はお金持ちのお嬢様
カレンは日本人のお父さんとイギリス人のお母さんの間に生まれたハーフの女の子です。イギリスの田舎町に住んでいましたが、幼馴染のアリスが日本に留学したのを知り、お父さんに日本がどんなところか聞いてみたところ、気軽に「しばらく日本に住んでみるか?」と言われ、日本のアリスと同じ学校に編入してきました。

お父さんはお金持ち。日本での九条家はマンションのようなビルを丸ごと一つ。カレンは相当なお嬢様ですが、そんなことを鼻にかけることはまったくしない良い子です。

■いつでも元気いっぱい
カレンを漢字で書くと「可憐」。日本でもイギリスでも通じるようにとお父さんがつけてくれた名前です。しかし、カレンは「可憐」さとは無縁の元気少女。どちらかというとひまわりのように、いつも満開の笑顔で元気に飛び回っています。

いつも一緒にいるアリス、忍、陽子、綾のグループとも仲良しですが、カレンはグループ単位でないと行動できない・・・というタイプではありません。一人でラーメン屋さんに入ってみたり、時には高校生とは思えない無邪気さで、町で見かけた猫を追いかけて見知らぬ所まで行ってしまったなんてこともありました。

■ポジティブコミュニケーション
カレンが日本に来た当初、カレンの金髪美少女ぶりに近づきがたさを感じたクラスメイトは、なかなかカレンに話しかける事ができませんでした。クラスメイトと仲良くなりたいと思っていたカレンは、ホームルームのときに手を上げて教壇に上がり、クラスメイトたちに「みんなと仲良くなりたいデス!」「お気軽に話してくだサイ!」と呼びかけます。それが功を奏し、カレンはクラスで人気者になりました。ただ、その人気ぶりは度を越して、クラスの女の子たちから毎日パンやお菓子を与えられるようになったりも・・・(笑)。

カレンは人と垣根を作らない性格である反面、時には悪気はないけれど無遠慮なことを言ってしまうこともあります。しかし、それすらも許されてしまうのは、カレンの明るいキャラクターによるところが大きいでしょう。

■流暢なカタコト!?
日英のハーフとはいえ、イギリス育ちのカレンの母国語はクイーンズイングリッシュです。日本語のほうはカタコトなのはご愛嬌。でも、純粋なイギリス人のアリスのほうが日本語が上手なのはどうなんでしょう?ただ、カレンのカタコト日本語は、特に聞きづらいということもなく、むしろかわいいのです。朝のあいさつ「オハヨウゴジャイマース」はカレンのクラスで流行語になりました。

日本に来て半年以上経った頃、陽子にそろそろ普通に話せるのではないかと言われたカレンは、カタコトが癖になってしまっていると言っています。陽子に対して素直になれない自分に嫌気がさした綾が、カレンの真似をしようとしたときは、カタコトのしゃべり方をもっと流暢にするようにと指導したりも。

ちなみにそんなカレンですが、忍のお姉さんでカレンのあこがれでもあるモデルの勇に初めて会ったとき、一度だけカタコトではなくなったことがあります。

■カレンをもっと楽しませてあげたい!
カレンは元気な子犬のような女の子です。お嬢様育ちのせいかちょっと世間ずれしているところもありますが、それも彼女の魅力となっています。こんな好奇心旺盛なカレンちゃんを、庶民しか知らないような場所へ色々と連れて行って喜ばせてあげたいものです(妄想)。

【アニメキャラの魅力】金髪ツインテールがまぶしいイギリス少女「アリス・カータレット」の魅力とは?
「きらら系日常アニメ」のひとつである『きんいろモザイク』。日本人の女の子とイギリス人の女の子の呑気な日常を描いたのんびりした作品は、現実の社会に疲れた人々の癒しとなり人気を得ました。その主人公の一人でイギリスから日本に留学してきた女の子が「アリス・カータレット」です。

アリスはイギリスののどかな田舎に住む金髪の女の子。中学生のときに、自宅に1週間ホームステイした同い年の日本人の女の子「大宮忍」となかよくなり、高校生になって忍と同じ学校に通いたい一心で、日本の忍の学校に留学してきました。

■シノのことがとっても好き
アリスは忍が大好きです。留学してきて、友達が忍を「しの」と呼んでいたので、自分もシノと呼ぶことにしました。

金髪ツインテールのアリスは、いつも赤い玉の付いたかわいい簪を挿しています。それは、忍がホームステイしたときに、日本のおみやげとしてくれたものです。ホームステイのときにお互い言葉が通じなかったため、アリスは忍に会うために、幼馴染で日英ハーフのカレンのお父さん(日本人)に日本語を一生懸命習って、日本に来たときにはもう流暢な日本語を話すことができました。

日本に来たアリスはまるで子犬のように忍について歩きます。アリスは部活に入っていませんが、「シノ部」の部長を自称しています。「シノ部」とはシノとお話したりお弁当食べたりする部活だそうです。日本の信仰心を伴わないクリスマスにちょっと批判的なアリスでしたが、忍に「今年のクリスマスはアリスと過ごせて嬉しい」と言われたアリスは、「日本のクリスマスはシノと過ごす日なんだね」と満足げでした。

しかし、2年生のクラス替えで忍と違うクラスになってしまったときはちょっと病みぎみになって、忍と似ているこけしを机の上に置いて慰めにしたこともあります。

■ちょっと嫉妬深い
そんな忍が大好きなアリス。忍が好きすぎて嫉妬してしまうこともあります。英語が苦手なくせに通訳になりたい忍にとって、担任で英語教師の烏丸先生はあこがれの人。それを知ったアリスは烏丸先生にライバル心を燃やします。そして、烏丸先生が忍のことを(生徒として)好きと聞いたアリスは違う意味の好きと勘違いして先生を監視したこともあります。

幼馴染のカレンが同じ学校に編入してきたとき、金髪少女好きの忍はカレンに夢中になり、人懐っこいカレンも忍に懐きます。それを見たときもアリスは嫉妬してしまいます。その嫉妬が最高潮に達したのはお正月です。忍があまりに日本に慣れすぎてしまったアリスより、他のブリティッシュガールに夢中になっているという初夢をみたアリスは、忍の気を引くために英語だけをしゃべるようになります。しかし結局英語がまったくわからない忍に自分のことを嫌いになったのかと言われてあっさり折れ、ついでに「I like you!」と気持ちを伝えたのでした。

■かなりの日本オタ
忍がホームステイを終えて帰国した以降、アリスは忍を思うあまりに日本についても興味をもち、日本語学習と平行して日本のことをいろいろ勉強しました。日本に来たアリスは忍の家に住んでいます。忍がベッドで眠るのに対し、アリスは床に布団を敷いて寝ています。忍の朝ごはんはパンにジャム。でもアリスの朝ごはんはご飯と味噌汁と納豆です。

家の敷居は踏んではいけないとか、初夢に悪夢を見たときに宝船の絵を流す「縁起直し」をするなど、今の日本人でも知らないようなことまで知っているアリス。でも、そのせいで「外国人らしさ」がなくなり、言動がアリスより外国人らしいカレンに忍の目が行ってしまうというのが悩みの種でもあります。

■ああもうシノと結婚してしまえばいい
そんなアリスの萌えポイントは、小学生のときから3cmしか伸びていないという小ささと、忍に対してとにかく一途なこと。これだけアリスに慕われているというのに、忍の浮気性なところはどうにかならないものでしょうか?いずれ、国籍も性別の壁も乗り越えて忍と幸せに結ばれればいいと思います。

TVアニメ『わかば*ガール』OPテーマはRayさんが歌う「初めてガールズ!」に決定!
7月より放送開始のTVアニメ『わかば*ガール』のOPテーマをRayさんが担当することが発表された。楽曲タイトルは「初めてガールズ!」に!

TVアニメ『わかば*ガール』は、2015年7月よりTOKYO-MXとBS11にて、30分枠でショートアニメを一挙に3本連続で放送する「ULTRA SUPER ANIME TIME」枠にて放送される予定です。

<TVアニメ「わかば*ガール」>
TOKYO-MX:7月3日~毎週金曜日
BS11:7月5日~毎週日曜日

『アニメ流行語大賞2013』投票結果はこうなった!
23位:きん!ぱつ!『きんいろモザイク』
35位:鬼畜こけし『きんいろモザイク』

2013年7月より9月までAT-X、TOKYO MXほかにて放送された。全12話。「まんがタイムきららMAX」連載作品のアニメ化は、『かなめも』以来4年ぶりである。ロゴの英字表記は「gold mosaic」から「kin-iro mosaic」に変更された。英語監修として、ニチイ学館が運営する英会話教室「COCO塾」が協力している。

他作品とのコラボレーションとして『ゆゆ式』(まんがタイムきらら連載、同年4月-6月にテレビアニメを放映)とのエイプリルフール企画で公式ホームページでの登場人物の入れ替えが行なわれたほか、本作の第6話では作中に登場した雑誌「アニメタイムきらら」の巻中特集のキャラクターとして登場した。また、放送直前の6月24日には芳文社本社にて『恋愛ラボ』との巨大看板が掲示された。

2014年3月21日に続編の製作が発表され、4月19日にテレビアニメ第2期として製作されることが正式に発表。7月19日のアニメ公式サイト上にて、第2期のタイトルが「ハロー!!きんいろモザイク」になることが発表された。それに伴い、公式サイトがリニューアルされ、新キービジュアルが公開された。2015年4月より放送予定。きららMAX作品において2度アニメ化されるのは同作が初。

オープニングテーマ
「Jumping!!」

エンディングテーマ
「Your Voice」
中塚のアルバム「GIRLS & BOYS」(2006年発表、ゲストシンガーとして土岐麻子が参加)収録曲のカヴァー。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 52
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

全話鑑賞済。何事にも区切りはあれど、寂しさは否定できません。総評らしきものも。

原作既読。

『物語2nd』『ロウきゅーぶSS』と並んで、今クールにおける個人的な軸作品だったわけですが・・・。やはりこの作品をTOPに挙げたいと思います。

採点&総評------
{netabare}
物語・・・原作ネタの順番を前後させながらも、関係した部分を綺麗に纏めてあったと思います。1話冒頭からの『シノのホームステイ』パートはかなり好評価でした。まさかあれで泣かされるとは思いませんでした。

作画・・・途中の数話を除けば綺麗に&可愛く描かれていたように思います。中盤以降は視聴に慣れてしまった為か、あまり大きな粗は見つかりませんでした。

声優・・・どのキャラについても違和感も無く、すんなり受け入れられました。特に個人的にカレン役の東山さんを推したいですね~。天真爛漫なカレンを魅力的に演じておられます。尚、劇中にたま~に出てくる『英語セリフ』ですが・・・頑張ってらっしゃるな~と、素直に。日本のアニメにそこまでの『完全さ』を求める必要性は無いと思っております。可能かどうかも含めて、です。中盤はあまり英語の出番はなかったですが・・・w

音楽・・・やはり個人的にはOP曲の『Jumping!!』がツボ。明るくて賑やかで色々な表情を見せてくれる、聴いていて楽しくなれる曲でした。出勤や出かける際の車内でヘビロテ中です。こういう多すぎない人数(女性ボーカル限定)で歌う楽しい曲がこのところの好みなようです。BGMも作品の雰囲気にマッチした、聴きやすい物だったように思います。

キャラ・・・シノ&アリス、綾&陽子のやりとりとかも好きですが、何は無くともやっぱりカレン、彼女に限りますね~w 天真爛漫・フリーダム。でもちょっとおバカなところが、心を癒してくれましたw 猫耳カレンが欲しいw
{/netabare}

12話鑑賞後--------
{netabare}
ついに最終話を迎えてしまいました。
カレンの天真爛漫さに癒される日々が終わってしまうのは、とても残念でなりません。

ということで・・・Aパートは2年生編の導入部でしたね。
シノ・綾・カレンがA組、アリス・陽子がC組と、ある意味国境以上の教室の壁が5人を分ける結果になりましたw アリスと綾の動揺っぷりがハンパ無いw

始業式の描写では『クッシーちゃん』こと久世橋先生の姿も見られたので、ちょっとはカレンと絡んでくれるか?と期待しておりましたが・・・そういう描写は無く残念でした。

まぁ・・・あえてキリを付けるのならば、ココになるんでしょうか。これ以上を描くと2年生編に本格突入してしまいますし、何より原作ストックが・・・ですし。

Bパートは、若干原作に則した(?)オリジナル(で良いんですよね?)パート。
まさかのミュージカル調で驚かされましたw
気のせいか・・・シノ&カレンがメインのお話だったようなw
{/netabare}
11話鑑賞後--------
{netabare}
「そろそろ最終回」と考えると・・・改めてどれだけこのアニメを楽しみにしていたのかを実感します。
秋クールに、コレに匹敵できる作品があるのでしょうか。

エピソードとしましては「クリスマス」~「年末&年始」~「卒業シーズン」と、3学期的でした。
しかも「春から2年生」的な発言が聴こえましたが・・・期待しちゃって良いんですかね?w いや~原作は・・・(略w 観れるなら、是非。

カレンのコスプレ(?)七変化、ごちそうさまでしたw どっちの姿も可愛かったです。
「メリクリ~」「あけおめ~」「ことよろ~」て、どんだけ日本人なの!?とw
クリスマスプレゼントの希望は『愛』ですかw しかも「もっとハイパーなの」をw
いきなり日本の学校に編入してきたり、山登り&渓流釣りのサポートをしてもらったり・・・その他諸々、(綾のセリフではないですが)十分に愛されているでしょうw

街をあげてのクリスマスイルミネーションということですが・・・実際にやるとなると、屋根付近とかそれより上とか、どう飾り付けるのでしょう? 屋上(屋根の上)に出られる建物はともかく、和風な家屋とかは?

何だかんだで、結構な頻度で無理難題を押し付けられているような感じのある綾。今回は(も?)カレン。
ダジャレを要求された挙句、リピートと解説まで求められる始末。不憫すぎですw

ラス前だからか、カレンばかりに注目してしまうのは・・・お気に入りの性でしょうか?w
年始に学校で着物。
是非1年後、つまりは2年生時にもやって頂きたいw
そしてクッシーといつもの絡みを見せて下さいw

いよいよ次で最終話。
ストックから予想すると、すぐに2期とかは無さそうなのが、とても残念です。
12話は2年生編に入るのか、オリジナルをやるのか。
心して明日の放送を待ちたいと思います。
{/netabare}
10話鑑賞後--------
{netabare}
烏丸先生を多めに絡めつつ、野球&休日ネタ。

教室を間違えてみたり、サプライズを潰してみたり、何気に天然生徒キラーな感じのする烏丸先生ですが・・・。担任の先生をお祝いするための仕掛けを台無しにしてしまったわけですが・・・その後はどうなったんだろう、と本気で心配してしましますw
アリスにライバル(?)扱いされたり、綾に無理難題(一発ギャグにツッコむのは結構難易度高いかとw)を吹っかけてみたり、真面目な生徒を素で困らせている印象ですかね~。

空太と美月、登場~。
陽子の弟&妹ですね~。
個人的にはカレンの隣の席の娘さんを、もうちょっとピックアップしてあげて欲しいですね。穂乃香さんでしたっけ?(字間違ってましたら失礼しました)

少々苦言みたいなもの。
ここ2回、画の荒れが結構目立っているように感じます。
他の作品と比べるのは間違っているのかも知れませんが・・・『咲シリーズ』『Aチャンネル』『織田信奈の野望』『この中に1人、妹がいる』等。それなりに観てきていますが、「基本の差はあれど、大荒れはしない」そんな印象を抱いているのですが・・・。特に引いた場面での粗が目立つ気がします。各キャラのアップではあまり感じないのですが・・・。
{/netabare}
9話鑑賞後---------
{netabare}
綾宅でのお泊り~何故だか綾がカレンに師事する展開になり、仲直り~かくれんぼという、珍しく時間経過の早くない回だったように思います。Cパートのかくれんぼについてはその限りでは無かったかもしれないですが。

アリスのバイブルが国語辞典であることが判明。
・・・せめて他の形態の物にしませんか?w 書籍とか文学とか。

そして遂に判明するカレンの自宅(マンション)w
建物全部借り切る必要性はあるんですか?w

小路邸での5人のやり取りは、どれもマッタリゆっくり観ていられましたね。
醤油の分量での陽子と綾(あそこからよく持ち直したなとw)。
見よう見まねで『頭で』生卵を割る、アリスとカレン。
卵の汚れを落とす為に入浴する2人を想像するシノ(若干危ないw)。
『何か忘れている気がする』物の正体は、大宮家の肉じゃが。
どれもこれもお約束な展開で、安心して観ていられました。
ねぐせでおデコ丸出しの綾は・・・可愛かったw

BパートはAパートからの続きで。
ねぐせの時のやり取りを気にしている綾なわけですが・・・。

綾&カレンという組み合わせは新しかったかと思います。
どういう流れかカレンが師匠になって変な特訓をするハメになるわけですが・・・。『流暢なカタコト』って、何ですか?w
普段の行動を見ているとカレンの立ち位置は『トラブルメーカー』や『ムードメーカー』のように思えますが、今回に限っては綾の背中を押してあげる、違った一面を見ることができたように思います。

今回のCパートは長めで。
原作の中でも数少ない非4コマネタでした。
個人的に好きなエピソードだったので、やってもらえて嬉しかったです。
かくれんぼを提案するカレンの可愛らしさ。
見過ごされそうになってむしろ自己申告で発見される綾。
カレンのハンカチに誘き出されるシノ。

今回は総じて和める回だったように思います。
{/netabare}
8話鑑賞後---------
{netabare}
文化祭(学校祭)回でした。

甘味処vsメイド喫茶。結局2つを混ぜるという方法で決着をみたわけですが・・・。どちらも日本文化な気がw メイドそのものは日本の物では無いでしょうが、「メイド喫茶」は海外には無いでしょう(多分)w

度々コケシにたとえられるシノではありますが・・・金太郎はさすがに酷いw アリスって何気にキツい部分ありますよね~w

アリスと陽子の和服、綾のメイドコスは新鮮味ありますが、シノのは・・・w 視聴者としても目新しくないのに、実の姉が慣れていないわけが無いw

カレンの接客姿を想像する、陽子が酷いw 勝手にしておいて、「うぜ~」てw ウエイトレス姿のカレン、可愛いじゃないですかw

1-Aの出し物は演劇ということでしたが・・・「物語的」にはスルーするにしても、引きの構図だけで描いてしまったのは頂けない。観客の視点としての演出なのかもしれないが、最低カレンの表情は必要な場面だと思います。このシーンについては正直、原作の何分も再現できてないと思います。
勇姉と友人の登場は良かったですが・・・。

かんざしのお返しの「リボン」。装着後のシノの姿が、『Aチャンネル』のるんちゃんにソックリでw おデコをスッキリみせていたら、まさにそのものだったかとw

今回に限った話ではないですが、個人的にアバンやCパートや次回予告での小ネタが結構ツボです。
『どんまい』は完全な和製英語というわけでもなく、実際の英語とは意味が異なるみたいですね。
{/netabare}
7話鑑賞後---------
{netabare}
烏丸先生のジャージ(上のみ)を借りたアリス(何処かで見た格好だと思ったら、『咲 阿知賀編』の穏乃さんでした)。
破壊力大w とは思いますが・・・体育の授業を受ける上では、短パンなりそれに代わる何かは最低限必要ですよね~w

体重計の数値を見せない辺り、作品の雰囲気などへの『配慮』なんでしょうね。設定そのものが無いという可能性もあるのかもしれませんがw

Bパートのテストネタは・・・何処からどう見ても、大丈夫そうな感じが全くしないw フランス語が混じっていたり、気合で透視だったり、鉛筆転がしたりw
今回シノの英語は良かったようですが、普段の他の教科はどうなんでしょう?w

今回は総じてテンションは抑えめの展開だったな~と。
というより多分、5話&6話が結構飛ばし気味だったんでしょうね~。

7話で秋のネタということは、今期では1年生編までということになるのでしょうか。いろいろ新展開な2年生編も面白いので、アニメで観てみたいわけですがw
{/netabare}
6話鑑賞後---------
{netabare}
前回レビューではかなりサラッと感想書いてしまっていますが・・・。元々面白いと思っていましたが、ここに来て、またかなり面白くなったと感じています。

ということで6話~。

冒頭から「山手線ゲーム」ということですが・・・暑苦しいw アバンからそのテンションか!?とw そしてツッコむのは綾だったわけですが、何だかんだで、彼女も結構アツいw

土日でピューっとハワイを往復してきたり、デカいトレーラーを用意してみたり。カレンはどれだけのお嬢様なんだろ?とw
かと思えばラーメン屋エピソードとか勇姉への対応とか、意外と(?)庶民っぽい部分も結構感じられるようにも。

勝負に負けてグズるカレンに根負けして旅行先を譲る辺り、陽子はやっぱり姉御肌だな~とw

『綾の手製弁当』と聴いた瞬間、前回のエピソードを思い出した方は沢山いるでしょうw
『綾は私のアレになって欲しい』って、普通お母さんではないでしょw

アリスの日記帳。
絵と文字のアンバランスさがw
普通逆でしょうw

Bパートは、山への旅に引き続き、夏休みの定番ネタである『夏祭り』。後半もテンション高めの展開でした。

実は「型抜き」という物を、目にしたこともやったことも無いのですが・・・。
エッフェル塔てw 確か『Aチャンネル』(『あっちこっち』のような気も)でも型抜きネタがあって『けいおん!』の唯っぽいシルエット(アレはアレで無理そうでした)だったように記憶してます。
この6話を観ていたら、きらら系作品を思い出しました。Bパートの入りも『ゆゆ式』でしたし。

近頃アリスとカレンの、日本のへの理解度が高いのか低いのか不安になってきましたw それぞれ別のベクトルで偏っているようなw

6話は総じてテンション高めな物語・ネタだったと思います。と同時に『シノとアリス』『綾と陽子』それぞれの関係性が色濃く描かれていた回だったようにも思います。
{/netabare}
5話鑑賞後---------
{netabare}
勇姉が結構大きくクローズアップされていた印象です。
『俺修羅』『変猫』『むろみさん』とテンション高めか強烈な個性を持つキャラで耳にしていましたので、今回の田村さんの声が・・・何といいますか、すごく新鮮に聴こえましたw

5話全体をザックリと評価するなら・・・『全体的に面白かった』のと『陽子が可愛かった』というところでしょうかw シノとの昔話やら、勇姉との絡みとか、綾との絡みとか、カレンとの絡みとか。全編に渡っての大活躍だったように思います。

ちょいと揚げ足取りになりますが・・・しかも今更な・・・。
カレンのペアピンがちょいちょい無くなっているのに、最近気がつきました(気のせいじゃないですよね?)。3~4話辺りを何度か観直していましたら、『何か変だな~?』と思いましてw
{/netabare}
4話鑑賞後---------
{netabare}
やはり・・・カレンは可愛いな~と。
東山さんGJです。

朝食には和食で、『美しい日本語』にこだわってみたり、盆栽に喰い付いてみたり・・・。日本文化大好きですね~、アリスはw そういえばシノの誕生日プレゼントには扇子を選んでましたね。
『新古今和歌集』・・・日本人でも読んだこと無い人のが多い書物だと思います。 というかそれすら読める(もしくはチャレンジ)のはスゴイと思います。

と何度か観ていて・・・結局アリスが読みたかった本は何だったのでしょうか?w 確か右から3番目とのことでしたが、新古今でもないし、枕草子でもないしw 人間の目というのは、結構いい加減なのかもしれません。

余談ですが・・・個人的に扇子欲しいですw 骨の折れない頑丈なの。自宅用と車用と分けてるんですが、車用がすぐにダメになるので。一番古いのが未だに現役です。

勇姉が徐々に出番増えてきましたね~。5話のサブタイトルにも取り上げられていますし、次辺りでクローズアップですかね~。

陽子が綾に対して男前なところを見せますが・・・今回のは少々オッサン風味w

街頭にてどちらが姉かを争う、アリスとカレン。
まず真っ先に気になったのは・・・やり取りが日本語なのか英語なのか?という点でした。 周囲の反応とか見る限りでは、多分日本語だったのでしょうが・・・。
物事を真っ直ぐ観られない自分が少し悲しいですね・・・w
今はビジュアル的にカレンが姉ですかね~。彼女らのファーストコンタクトが気になりますね~。(原作でそういうエピソードありましたっけ・・・?)

Bパート。綾の、陽子への想いが伝わってくる内容でした。
レビュータイトルにもありますように、改めて『きららMAXに掲載されてる作品』だと再認識しましたw

蛇の目傘を肩に担いで帰るアリス。
身長のせいでしょうか?w それとも傘の作りのせいでしょうか? 
{/netabare}
3話鑑賞後---------
{netabare}
カレンきた~!
しかしまぁ・・・転校してきた理由が理由で、それを決めてしまう彼女の父親がまたw 何となくですが、やはり親子なのだな~と感じたり感じ無かったりw
カレンといえば『ユニオンジャック柄のパーカー』なのですが、実は原作で見た時から気に入っておりまして。彼女のキャラと合わせて印象に残っているポイントだったりします。

ということで、やはりまずは、この5人が揃ってこその作品だと思っておりますw(カレン贔屓なのを含めて)

そして、金髪外国人に目が無い(?)シノにやきもちを焼くアリスがいじらしいと申しますか。 普段シノに対してバッサリいくことがある娘ですから、嫉妬することはあまり無いかな?と思っておりましたがw

陽子と綾の関係性も触れられ始めましたね。
陽子が男前過ぎるw

以前に英語のセリフについては触れましたが、今回は逆方向で。アリスとカレンの日本語力について。
カレンは父親が日本人で、恐らくは幼い頃から日本語に触れる機会はあったでしょう。
母親が日本語できるようですが、イギリスでの日常生活で使用していたとは思えないアリスですが、これまたカレン以上の流暢っぷりで。たまに見せるカタコト日本語がワザとらしく見えるレベル。
2人とも凄いな~とw それとも『環境』と『(自らの)目的意識』みたいな物があれば、そうなれるのでしょうか?
彼女らに対して、シノの英語力の無さが浮き彫りになりますねw

ちょいと気になる点。
大きな流れや展開、ネタそのものは問題無いと思いますが、所々『ツッコミの遅さ』が感じられます。ワンテンポズレている、そんな印象。
もしかすると狙ってやっている演出なのかも?とも思いますが・・・。
{/netabare}
2話鑑賞後---------
{netabare}
1話のホームステイからの帰国時に、感動を受けてしまった為か・・・2話は全体的にフラットな印象だったように思います。
個人的に原作自体は好きな作品ですので、それでも一向に構いませんが・・・やはりカレンに盛り上げてもらいたいな~とw

OPはもう少し聴き込めば気に入りそうな予感です。

(追記)
2回目観なおしてみたら・・・やっぱり面白かった。
細かいところまで観る余裕みたいな物もありましょうが、多分血中アルコール濃度にも左右されているのかとw ご飯頂ながらですしw

{/netabare}
1話鑑賞後---------
{netabare}
物語やキャラについては、もう少し進んでからコメントを。

まずは何より・・・画が綺麗でインパクト大でした。
さすがはstudio五組さま。期待通りの出来だったと思います。

シノとアリスの出会い(inイギリス)に結構な時間が割かれていましたね。おかげか・・・1話終盤から感動してしまいましたw いえ・・・こういう丁寧さは重要だと思います。
基本会話が『挨拶』ばかりだった気がしますが・・・スルーする方向でw

それと・・・自分は英語や英会話は全くダメですが、英語のセリフは凄かったな~と。

音楽については・・・まだノーコメントで。聴き込んでみないと、何とも~。

2話以降、各キャラの持ち味に期待したいと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 54
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

(21)百合アニメ(最終話まで

日英美少女ゆるふわ学園コメディ、はじまるよ!


●関連サイト
・番組公式サイト:http://kinmosa.com/
・番組公式Twitter:http://twitter.com/kinmosa_anime


どうやら舞台は千葉の津田沼らしいですね。
個人的にメッチャ知ってるのでビックリした。


各話感想
{netabare}1話
事前情報無い状態で視聴。

イギリス!?
なんかいきなり異国迷路のクロワーゼ思い出した。
声がクドっぽいなぁ。何歳なんだろ。
一応制服着てるし中学生かな高校生なのかな。
今季のロリ枠かな?
主人公の女の子あんま可愛く無いなぁキャラデザ。
髪型が良くないのかな…おかっぱだし。
アリス可愛いなぁw
こりゃ視聴継続確定だな!
げっ主人公絡む時だけ英語にしてほしかった…
字幕はめんどくせぇ…
首にカンザシ指すなwww
なんだこれ完全に異国迷路のクロワーゼじゃねぇか。
あっちはクロードいたから引き締まったけどこっちはなんかゆるいなぁ…
うーん。こんな感じで日常を永遠やるんだろうか。
だとするとかなり退屈になりそうな予感。
すげぇ花札出来るのかよ。
あら?もう帰るのか…テンポはええな。
「ハロー」「こにーちわー」
お前らwwwそこはグッパイとさよならだろww
 ふしぎの国 サブタイトルか
高校生だったのね。
え!?もう来たのか!?ってか日本語ペラペラじゃねぇか!
あれもしかして数年経ってるって事なのか?
ローマ字www余計わけわからんだろそれw
OPきたと思ったらEDwww
アリスが日本で暮らして日常ものになる感じか…
うーんあまり期待はしないでおこう。
予告は4コマ漫画風か。期待値5/10


2話
早速一緒に暮らしてるのか。夏でもないのに水撒くなw
OP見てるとやっぱりアリスが最後まで日本で暮らす話になりそう。
しのぶは大和撫子の鏡だったのか!
おねぇちゃんモデルなのか。
アリスもしのぶも可愛いなぁ。しのぶの髪の毛もっと黒くしてほしかったなぁ。
なんかMADとか作りやすそうな絵が出てくるなたまに。
白抜きしてあるし狙ってるのかな?
女の子はちっちゃい方が可愛い。
背が小さくても胸がでかいやつだっているんだぞ。
アリスかっけぇーw学校にこんな子いたら勉強捗りそうだな。
どうして先生にしのって呼ぶって伝えたんだ?w
萌えってそうだったの?ハッタリかよw
1時間も前からってどういう事w外国人のコスプレってなんだよw
しのw英字新聞なんで読んでるのww
似合わないな金髪は。モザイクw
先生喋りながら寝るなw
なんか4コマ的な感じになってるなぁ。
人間ww
通訳出来てないw
イレイザーだっけイレイサーだっけ消しゴム。
おしりぺんぺんしとるw
過保護すぎるw
先生なんでウサギの耳つけさせたんだよw
なんかすげーシュールじゃないか。
アリスのポジション ハムスターってどういう事?w
日直カータレットってなんだよw
アリス家どんだけ金持ちなんだ。しのと同じ学校にってだけで日本に来るとかw
東京行きw BGMまで消えたぞw
うーんやっぱギャグ路線かぁ…まぁ可愛いからいっかな。
クロワーゼ枠としては成り立たないなこれじゃ。
なんか凄くこれじゃない感があるけどまぁいいか。
アリス英語余裕だろうな。


3話
アリスがホームシック。
しの友達に嫉妬か?と思ったら両手に花ってw
アリスの長靴が可愛い。
この調子でずっと12話まで行くのかなぁ…なんか飽きそう。
グンマーに行けば外国人いっぱいいるよ!
ちゃっかりしの混ざってるしw
カレンの親父どんだけ金持ってんだよw
あややww
アリスヤキモチwしのは天然かw
えんぴつっておいwアハンアハンばっかいってたぞw
カレン嫌われてるのか…
茶髪頼もしいな。焼肉定食ww平安時代w
四字熟語じゃなくて四文字漢字なだけじゃないか!
アリスがほっとかれてるw
シノ部ってなんだよw
カレン前向きだなぁ。
なんか小学生が見ても良さそうな内容だなぁ今のとこ。
何か面白い展開に期待したい。


4話
カレンの順応性凄いな。
なんで歌を歌ったんだwしのって入り何よwナンカ癖になりそうw
36歳w怖い怖いw
盆栽はちょっとうれしいかも。あれ高そうだしなぁ。
しのは敬語がいいのにタメ口になったとたん要らない子になっちゃうな。
どっこいしょwまぁこれは致し方ない。温泉入る時う”あ”~って声出ちゃうし。
ビール飲む時もあ”~うめぇ~って声出ちゃうしなぁ。
しの百合属性高杉だろ。
何このサボテン的なミニ盆栽!リアルであるの?欲しい…
しのにネット環境与えたら一日でレズ化しそうだな。
アリス可愛かったんだな。
テストの件アリス以外とゲスい考えしてんな。
どっちが好きなの?の件見入ってしまった。なんか( ;∀;) イイハナシダナー
不幸の手紙吹いたww昔流行ったっけwあぁいうの全部ガン無視したけど。
アヤのほうが好きだからさ!あれ?やっぱゆりアニメ?
個人的に百合は好きだけどそういう方向性を求めてなかった…


5話
おねぇちゃんだと!?間違えかよwそしてお母さんって完全にギャグだなw
しの可愛すぎてホントヤバイw女の子は恥ずかしがってるのが最高に可愛い><
ロリようこシノ超絶可愛すぎるw
0点はあんまり所の話じゃねぇだろw狙っても取れないんじゃないのか?
ファッションモデル憧れるのはわかるが冷静に見ればただの露出狂だろ。
料理の出来る女は最高だ。って味薄いのか。いや濃いよりは薄いほうが好みだなぁ。よしあやと結婚しようw
いさねぇはシスコンだったのか。
あやイイキャラだなぁw真面目だし料理できるしもう駄目なとこなんにもない。
なんで服装真面目にしたらヨウコ見えなくなるんだよw
なんで体ごともってあげてんだよw
あやとようこはやっぱ百合なのか?百合なんだな?wたまらんw
あやのグラフw完璧に百合ってるw
捉えられた宇宙人って何んの映画だっけw
あれ?このアニメ超絶百合アニメになってんだけど大丈夫か?
もうそういう展開ばっか期待したくなっちゃうんだけどいいの?


6話
インドア派w
土日でぴゅーっとハワイだと!?マウスパッドかよw
山がいいデース可愛いw
シノww赤ずきんちゃんみたいな格好だなおいw
カレンまさかおまえそのトラックw
キャンピングトレイラーすげええw
ふぅ…ふぅ…いやいや冷めないから。
あら釣りだったのか。
お母さん?お袋の味!?w
シノ流されてるwwww鼻水出ちゃったじゃねぇかww
妖精だから大丈夫ってどんな理論だよw
おいまて金のアリスと金のカレンっておま両方だろw
カレン自分からあーれーされんなw
シノ邪道すぎるw
ちょw型抜きでエッフェル塔ってどういう事w
何処上がってんだよw
よよいのよいってそれ変なおじさんだろww
よーことあや完全に夫婦だな。
打ち上げ花火で撃ち合いよくやったなぁ昔w懐かしいw
こちこちこち。夏休みの宿題終わってないっておいww
普通7月に終わらせるだろうがなんてことしてんだw


7話
パイプオルガンってどんな褒め方だよw
なんとOPにつながる流れだったのか!ちょw愛の手w
OPになるのかと思ったら違うんかいw
柔軟がプロレスになっとるw
シノは一体どういう持久力してんだ…
一発芸のチャンスwなんてポジティブなんだw
早弁で弁当無くなるのよくあるよなぁw
カレンちゃんお地蔵様気分w食べ物を与えないで下さいww
高校の頃は毎日食べ放題食べても太らなかったなぁ。今じゃぶくぶく…
米に米ww
6点はひどいな。カンニングは駄目だろwフランス語w
なんか若干飽きてきちゃったなぁ。


8話
なんですでにハッピに着替えてるんだw
夜一人でトイレいけないのかよw
シノ担いでどうするんだよw
トーテムポールにツッコミはむずけしい…
シノは金太郎でいいのかw豆腐って絶対酒の摘みだろw
シノのベットおかしくないか?記念日思い出してから寝ろよw
ホームステイに来た日の記念日だったのか。
団子にチョコだと…?合うのか?いさ姉って前にも出たっけ?
カレンなんか話違くねぇか?w
シノリボンの付け方なんか間違えてないかww
どんまいの語源は英語だろw


9話
のっけから吹いてしまったw皆ひどすぎるw話聞いてやれよw
マンションフワフワしてるw
全部がカレンのお家だよっておいw
心配なんかしてないんだからね!wなんでツンデレったw
透視ww
ちょw醤油どんだけ入れてるんだよw
頭で卵…やっぱりw
檜風呂とかバブルバスとかこいつらww育毛剤w
何故カニ?あいうら?
組み合わせメチャクチャだなおいwカレーに肉じゃがにカニってなんだよw
え?にくじゃが食ったんじゃねぇの?wまるかぶりかw
2人共寝ぐせが凄かったのかw
先生在日認定ひどすw
あやなんで後ろで歩いてるんだ?嫁が好きすぎて悩み中か?
あれ?カレン?そっちなの?何故カタコトw
授業中にカタコトwwこれはひどい病気だ。
カレンスポーツ万能だったのか。完全に避けられてますね。
泣いちゃった(´・ω・`)よーこと喧嘩?ツンデレだなぁ。
えぇ?それかよwいつの間にか喧嘩した設定だったのかと思ったわ。
微笑ましいな。あややの真似?カレンだなw
お茶こぼしちゃってwwこれはひどいw
ED早いなおい。
学校内全部でかくれんぼとか誰も見つからないわww
うおスタート地点から動かない作戦なんかやった事ある気がする!あれ?俺学校でかくれんぼやってたのかな…
ダメだ思い出せない。
アヤ嫉妬してるw出るんかーい!wかくれんぼにならないなこれw
アリスが幼稚園児にしか見えないw鬼畜こけしww
おまえも自分から姿表すんかいwかくれんぼになってないw
ちょwなんで死んでる設定になるんだよw
なんでバラしたww
「じゃあなーカレーン」ひっでぇww


10話
先生回か?あるあるw間違えて来る先生いたわw
努力賞10点ってひどすぎるだろw
よーこwwアリスしのの事しか話してないw盗られると思ったのかw
監視してるwどんだけ嫉妬してんだw
カラスミに何があったんだ?
かれーwヤッパイーデース。どんだけ監視してるんだw
先生はアリスが好きだったのかよww
今どき占い信じてる奴いるのか?シノ危険すぎるww
カラスマ先生間違えて入っちゃったのかよwwタイミング悪すぎる。
あれ?今の声って…
おいおいサイン入ってるぞボール持った得ないw
こりゃ駄目だなwなんだファールだったんかい。
茶道とかww急に大人びたなw
魔除けのお守り嫌なのかw先生まで占い信じちゃってるのかよ駄目すぎる…
出た出た血液型占いかよ今度は。はいはいバーナム効果。
イサミって誰だっけ。
アリス10万円wあっおねぇちゃんだったっけ。
どんだけ追いかけたんだよ港ってww適当だなおいw
ヨーコ誘うのになんでそんな緊張してんだよwなんで切ったしw
えっシノどっからそんな服出してきたw
え?カレンの何処が汚れてるの?ヨーコとアヤの二人きりになるため?
先生情緒不安定だなw


11話
ヨウコいつも全裸だったのか!w「ヨウコは馬鹿なだけよ」ってアヤひどいw
カレンなんでサンタコスしてんだよwメッチャ可愛いw
電飾つけすぎだろ電気代いくらかかってんだよw
サンタコスに恥ずかしがるあや可愛いw
ヨーコは好きとか嫌いとかあんま考えてないんだな。アヤ可哀想。
アリスの貰ったプレゼントなにこれwwイギリスで拾った石ってwww鬼畜こけしww
シノのコス写真のほうがよっぽどプレゼントだなw
アヤの頭のなかどうなってんだよヨーコしか頭に無いのかw
アリスに何が起きた!?え?日本語忘れたの?
お雑煮食べたくなってきた…
悪夢で記憶が飛んだのか?どういう事なの。
アリスと会話が成立してないww
なる程シノがブリティッシュガールに憧れてるから和風からイギリス式に戻したのか。
モフモフって英語あんのか?w
日本人より日本人らしくなる外国人多いよね。
ひどい初夢だなw鬼畜こけしってレベルじゃないw
カレンが危ない方向へw
確かにあややがヨーコヨーコ言ってるなww
もう卒業式だと!?あっという間に季節とんだな。
あれ?もしかして最終回?みたいな終わりだった。
今日卒業式ネタ出ちゃってラスト1話何やるんだろうか。
春休みの話かな?
ヨーコおじいちゃんwwアリスはペットかよw
先生姉なのかwアリスの扱いがww鬼畜こけしw


12話
2年生になったのか。
あやどんよりしてるなwヨーコとバラバラになりたくないんだろうな。
どういう事!?4組あったのが2組になるのか?
カレンとシノは同じクラスか。アヤはヨーコと離れたのか。
アリスはヨーコと一緒だったのか。
これは辛いクラス分けだな。
恥ずかしがるアヤ可愛いwアリスは素直だな。
こけし持ってきて回避かよwシノの扱いひどいw
あぁそっかカレンって別のクラスだったんだっけ。
シノたまには良い事言うな。教室一個分だもんな。
ここでEDか。COCOのロゴ邪魔過ぎる。
この漫画ってSAO?とある?w
中二病でも恋がしたい!の人かwはたまた綾波かw
どう転んだら太もも怪我するんだよw
古典を読んでるだと?古典部シリーズって落ちじゃw
呪われた書物w
アヤの妄想凄く見たいです。アリスロボ欲しい。
こっから妄想の国のお話か。
えーシノ金髪とかいやだ。カレン海賊ww似合ってるw
ミュージカル風なのが不思議の国のアリスっぽい。
パイレーツ・オブ・カリビアンの映画そういや結局どうなったんだろう。最後まで見てない気がする。
アヤが人魚でヨーコが王子様w人魚と王子に接点無さそうw
歌声別人だな。接点あったかw
おねぇちゃん魔女なのかw
なる程大事なものは金髪だったのか。絵本みたいな話だったなぁ。
アリスちょっと席が近いんだけどwってクラス違うはずなのになんで一緒にいるw
シノとアリスの最初の手紙で〆たか。( ;∀;) イイハナシダッタナー
売れたらすぐ二期出来そうだから期待したい。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 52

80.6 7 コメディで家族なアニメランキング7位
SPY×FAMILY 第2クール(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (509)
1914人が棚に入れました
人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている―― 世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。 東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。 西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。 その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。 内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。 〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。 だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった! 3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。 ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アーニャの髪型が変??

●秘密の「園」への招待「メッセージ」
2期最終回で非常に重要なものが出てまいりました。
それは「イーデン」校{netabare}懇親会{/netabare}であります。
{netabare}懇親会の「エンブレム」は【🍎】と[GC]という文字の組み合わせで表現されますが
なぜ[GC]なのかと考えたみたところ(言葉の意味はどうでも良くて)
ヴィジュアル的な意味合いが強いのだろうという結論にいたるわけであります。
[GC]→ΘC→👁C(類似形 GG→👓→ΘΘ)

イーデン校とは【Eden】すなわち【エデン】を表しているので【🍎】に繋がり
[GC]=[👁C]であるというのはバンプのOPでアーニャが表現する【一つ目】小僧の
伏線と繋がるものであります。

例えば「インペリアル・スカラー」など本作には兎に角引っ掛かりを覚える特殊な用語が
目につき、とても気がかりなところ多分にあるわけでございますが
すべては「プロジェクト【🍎】」という形の中において伏線回収されるのであろうと予測されます。

懇親会会場となる「知恵の塔」の屋上には「庭園」があり【❋】の形をしています。

【❋】は【8芒星】というものでありまして、「オペレーション【ストリクス】」
フェイズ2、即ちステラ【☆】を【8】個集めるという案件に繋がるものであります。

【☆】とは【5芒星】のことであり、本作においても
【8】+【5】=【13】の「関係式」がまたしても確認できるわけございます。

名前占い的な?観点からするとアーニャの片割れの親友「ブラック【ベル】」と
「ダミアン」とは相性がいいということになるわけですが
いかにも意味深な「ダミアン」という名前について少々深堀してみます。

「ブラック【ベル】」というファミリーネームに対してダミアンは「デズモンド」であります。
「Desmond」の文字列をアナグラムの手法により並び替えてみますと
「Demons+d」となります。
そして「d」を反転させて→「b」これを「ダミアン」に因んだものに変換しますと
「b」→【6】になります。

アナグラムの答えは「Demons【6】」であります。

もしも「デズモンド」家に「3」人息子がいるなら「Demons【666】」となります。

他にも【Eden】校の「制服」とか分析すべき細かい要素はまだまだありますが、
とりあえずは一区切りを迎えたわけであります。

この先「デズモンド」と「ブラック【ベル】」と「【一つ目】小僧」のアーニャ {/netabare}の三角関係が
どのような展開を迎えるか続編に大注目であります。


●ジャンプ系作品の「裏設定」の闇に隠された謎を暴く!?
長文レビューをやたらとダラダラと書くのは、クセみたいなものでありますが
読む側にしてみたら、何が何だかさっぱり意味不明という事態にもなり兼ねないので
せめて本作のレビューについては簡潔にまとめるべきであるはずです。

今回アーニャの秘密に迫るような描写があったため率直にこれを示すことにいたします。

まず本作における不自然な点を箇条書きにしてみます。

{netabare} ①アーニャの髪型
②「ハンドラー」がバカでかい帽子を室内でかぶっていること
③フォージャー家の食卓

今回「ハンドラー」の話には触れず、まずはフォージャー家の食卓にあるものについて
言及していこうかと思います。

そこには【牛】の置物があります、それと向かい側にあるものは
二つで「一対」の関係にあるわけです。

ということで、この度アーニャは同級生の親友とショッピングに出かけます。
アーニャは様々な衣装に次々と着替えまるでファッションショーさながらの模様でありますが、
その様子を映像を見る限り明らかに「髪型」が不自然なのであります。

この謎を「解く鍵」はアーニャの親友、まるで「一対」の関係性にある彼女にあると
予想が成り立つわけであります。

「一対」と言えば、「黒い羊」のキーホルダー…
これも解釈するのが厄介でありますが、話を先に進めると
アーニャの親友の名、その「ファミリーネーム」はまさに
「ブラック【ベル】」であります。

フォージャー家の食卓には【牛】の置物が、その向かいには絵が掛けられています。
その絵に描かれているのは【ベル】であります。

これが「一対」の関係性を示すものであります。

あと一つアーニャの「ファッションショー」で気になったのは「目」
特に【片目】を強調したような衣装があったことですが、
この【片目】を強調する表現は他のアニメでも腐るほど繰り返される裏設定的なワンパターン
でございまして、バンプが歌うOPの映像でアーニャが紅葉のような落ち葉の中央に開いた穴
から【片目】を覗かせる様子が描かれていますが、これもまさに典型的な
【片目】強調の描写であるわけです。

このような【片目】表現を「【一つ目】小僧」と勝手に名付けましたが、
この由来は恐らく【呪術】文化にあるように思います。

アーニャにはエスパーの能力が備わっていますが、【一つ目】小僧が由来ならば
その能力は【呪術】と関係していると考えていいのかもしれません。

時に【呪術】は人に暗示をかけハートを奪うこともあるらしいので
「ダミアン」という意味深な名前の作戦対象が「黒い羊」で繋がれた一対の
二人の魅力に心奪われたとしても、必然と言うべきことなのかもしれません。

【牛】や【羊】というのも【呪術文化】というものを前提に考えたら当然の如くに
繋がりますし、「水星の魔女」では【山羊】が登場しますが、「ガンダム」の「ララァ・スン」
とはエスパーであり【呪術】使いであったわけです。

【牛】や【羊】や【山羊】には【角】が生えていますが、
「うる星やつら」の「ラム」にも【角】が生えています。
ラムには空を飛んだり電撃を放ったりする特殊能力がありますが、その能力は
どうやら【角】と関係があるようです。

アーニャのお気に入りのぬいぐるみにも何か意味が隠されているようですが、
例えば「ララァ・スン」のような能力をっ持った「強化人間」を開発した研究所が
あったように、ある種の「キメラ」{/netabare}は秘密裏に生み出されたのかもしれません。



たまに特殊な用語が出てくるのが本作の厄介なところでありまして
ではネットで調べようかと軽い気持ちで見てみたらネタバレに遭遇なんてこともあり得るから
ファンにとっては悩ましいものがあるのかもしれません。

アーニャに関する重要な設定が出て参りましたので取り敢えず記載しておきます。

{netabare} 「エクリプス」の時は能力が使えないというのがそれですが
かなり意味深なものを感じてしまいます。
「エクリプス」「イクリプス」とは日蝕や月蝕なのどの【蝕】を意味する言葉で
ギリシア語やラテン語をルーツにするものであるとのこと。

この手の「言語感覚」には裏設定的な意図を感じずにはいられませんが、
【蝕】と言えば{/netabare}「ベルセルク」であり、何の作為も無しに偶然被ったとかいう
戯言が通用するはずがないと確信するものでございます。

●食卓で繋がる、点と線
犬編がひと段落ついてからは再び純コメディ路線に戻ったようです。
それでも「オペレーションストリスク」という使命がある限り
ただのホームコメディでは終わらないことだけは確定してるでしょう。

なりすまし家族の日常、つかの間一家団欒
食卓のシーンの背景には秘密が隠されていたようであります。

{netabare}一つはあの「置物」。もう一つはそれと一対のものであります。
一つ目は「チェンソーマン」にも登場しましたが
もしかしたらあちらでも今後一対として描かれるかもしれません。

ジャンプ系は裏設定が{/netabare}しつこいくらい発動されるようです。


ここまで見てきた印象としましては前期とは作風が異なるような気がいたします。

前期ではハートフル家族コメディの色彩が濃厚でしたが
今回はそれに修正が加えられたのか、テンポダウンしてるというご指摘は
ごもっともであるように思われます。

何故これ程までに犬にスポット当ててくるのかと言えば、
{netabare}「プロジェクトアップル」の絡みがあるからなのだと予測しますが
更にこれと「オペレーションストリスク」が連動してくるならば
物語は壮大なスケールで動き出し、テンポは更に悪くなるかもしれません。

そうなれば前期を支持するファンからは賛否両論ありそうですが
個人的には重要キャラのハンドラーが起点となるシリアススパイ展開に
大いに期待するところであります。

【86】が暗示する国はロシアでありましたが、本作ハンドラーの回想シーンで描写されるであろう
と予測される戦争の場面があるとしたら、現在進行形のあれの話になるでしょうか?
そして「アップル{/netabare}シード」に通じるネタも大いに期待したいところであります。





本作に対する当方の基本方針としましては、メインストーリについてはほぼ言及せず
個人的に気になった描写等に焦点を絞り持論を展開していく方向で参る所存にございます。

それについて抜粋すると以下のものになります。

①「アーニャの髪型」
②「オペレーション・【ストリスク】」
③「ハンドラー」の「ⓍⓍ」


気になった点その1
●アーニャの髪型
所謂「アホ毛」というものにも{netabare}重要な {/netabare}意味が隠されていると個人的には推測しておりますが
それは今回言及する「髪型」の話のメインではありません。
「金Ⓧのヴェルメイユ」の「ヴェルⓍイ」の幼少期の髪型がアーニャのものとよく似ていますが
元ネタは恐らく「ⓍⓍⓍⓍⓍⓍ」の「ⓍⓍ」であると予測いたします。

①「ⓍⓍⓍⓍⓍⓍ」の「ⓍⓍ」
②「金Ⓧのヴェルメイユ」の「ヴェルⓍイ」
③「アーニャ」

3人の共通項を抽出し、他の重要情報を組み合わせて解釈すると先の展開が読めたり
本作に仕込まれた謎が解けたりすることがあり得ると確信いたします。

気になった点その2
@オペレーション・【ストリスク】
今回このオペレーションの内容についての説明は致しません。
肝心なのは【ストリスク】という名前、あるいはその由来についてであります。

【ストリスク】とは【フクロウ】のことを指す言葉ですが
英語で【フクロウ】はオウル(Owl)となります。
【ストリスク(Strix)】とは何か?と言えばどうやら
{netabare} 【(古代)ローマ】由来の言葉だということになります。
そう聞いて「あの忌まわしき【ローマ】」{/netabare}と思ったのは当方ぐらいなものかもしれませんが
当然そこに何かしらの意味があるのは明々白々のであることが予想できるわけであります。

意味深な【フクロウ】が引っ掛かった事例を挙げると以下の通りになります。
①「リコリコ」の「アランチルドⓍン」がしていたネックⓍスが{netabare}【フクロウ】{/netabare}
②「惑星のさみだれ」に登場する「【フクロウ】のⓍⓍ」
③「オペレーション@【ストリスク】」

要するに裏設定みたいな話でありまして、【フクロウ】には重要な意味が隠されているため
「惑星のさみだれ」の究極のネタバレになりますが
結論から言えば「【フクロウ】のⓍⓍ」は{netabare}かなり強い(=厳重の岸){/netabare}ということが
軽く推測できるわけです。
そして【フクロウ】と言えばその主人はⓍというのもある意味確定事項であります。
その根拠とは{netabare}「神話」{/netabare}にあります。

気になった点その3
●「ハンドラー」の「ⓍⓍ」
取り調べ時における彼女の「ⓍⓍ」には違和感意外ありません、
もしも{netabare}【髪型】と【フクロウ】{/netabare}と彼女の「ⓍⓍ」が繋がっているとしたら
本作究極のネタバレ的展開も予想可能と言っていいのかもしれません。

話は変わりますが、本作のEDソングを聞いた時は最初「あいみょん」かと思いましたものの
名前を確認してみたらどうやら別人であったようです。
「あいみょん」の「愛を伝えたいだとか」に似てるように思えたのは気のせいでしょうか?

とりあえず、「オペレーション@【ストリスク】」を{netabare}取り仕切っているのは
ハンドラー{/netabare}であると言って間違いないでしょう。

そしてアーニャの「アホ毛」ですがアホ毛と言えば「【水星】の【魔女】」のヒロイン
及びその相方も「アホ毛」が凄いことになっています。
「ⓍⓍⓍⓍⓍⓍ」の「ⓍⓍ」や「【 {netabare}水{/netabare}星】の{netabare}【魔女】{/netabare}」のキャラと本作になんらかの関係性が
あるとしたら?ハンドラーという名前自体が既にそれを物語っているようにも思えますが
「ハンドラー」の「ⓍⓍ」にはそういう意味が暗示されているいうことだと推測いたします。

そういう前提で「プロジェクト・【アップル】」について思いを巡らせてみますと
アーニャは、実は【Ⓧ星】育ちで、ハンドラーも同郷みたいな展開なども
大いにあり得るのかもしれません?

※そして更に蛇足を言いますと【86】の「ハンドラー」ともなにか?関係してきそうな
気配を大いに感じるわけですが、【86】という不自然過ぎるタイトルの意味についてあれこれ考えた
結果として思いついた個人的仮説を補完してくれる材料がまさか本作の「ハンドラー」にあるとしたら
これは世紀の大発見というべきエレガント極まりない結末にございます。

※※「プロジェクト・【アップル】」で思い出しましたが
「【アップル】シード」も意味深なタイトル過ぎるわけであります。
すべてを繋げればすべての源、元ネタが何なのか見えてくるという話にございます。

ということで酢パイ家族ファンの皆さん、
是非とも「アーニャの髪型の謎」について徹底究明してくださいますことを
心よりお願い申し上げます。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

たのしいアニメあざざます!

原作コミックは7巻まで購読中。

【物語 4.0点】
前半1クール目はアーニャのキャラ受けに全てを賭けた構成。
アーニャ回は1パート分のエピソードもアニオリ演出も追加し1話分に長尺化。
原作ではアーニャも、もう少しマスコット、コメディリリーフ寄りのポジションとの印象でしたが、
アニメでは作品の顔として前面に押し出し、シリーズ成功の地歩を固める。

対して後半2クール目に入ると、二本立ての回も交えて、他キャラも掘り下げ。
家族の運営、学園生活攻略に苦慮するプロのスパイたちを笑う日常キャラアニメとして、軟着陸を目指す。
とは言え、{netabare}ロイド&フィオナの地下テニス回{/netabare}などアーニャメインじゃない話でも、アーニャの出番は必ず用意。
1週1アーニャ。ウリの供給は怠りません。


せっかくの本格的な東西対立構造の世界観。
もっとビシッとスパイ、アクション決めてくれという要望もごもっとも。

ただ、フォージャー家はまだまだ任務のための、かりそめの家族の感が強い私。
誰もがフォージャー家の日常こそが真実と安心しきった所で、
有事へのシナリオ転回や、家族を破壊する暗殺指令などの導火線に火をつければ、一層良い味が出るはず。
この観点から見れば、この日常も退屈ではなく、着実な伏線の積み重ねだと感じます。

あんまり急かしちゃもったいない。
だって私もまだまだ可愛いアーニャちゃんやイヌさんたちと戯れていたいしw
{netabare}ボンドの上で寝落ちしたアーニャ。{/netabare}これは間違いなく天使です。


【作画 4.0点】
キャラを引き立てる演出が得意なCloverWorks。
描き込みの作画カロリーが豊富なWIT STUDIO。
必勝タブルスのコンビネーションにより、
中毒性の高いアーニャの顔芸と、迫力のアクションたまにスポーツの両立が実現。


OP・荒木 哲郎氏&ED・平尾 隆之氏。
一線級のアニメーターが絵コンテ・演出を手掛けた主題歌アニメーション。
フォージャー家の団らんに向けて家族3人+1匹と料理が踊る映像もワクワク。
MISSION:16{netabare}「ヨル's キッチン」のヨルさん&毒味係?{/netabare}の苦闘を経た後だと、また違った味わいが出てきます。


【キャラ 4.5点】
独特の幼児語や、人間の心の闇も含むエスパー解説&リアクション芸で作品を制圧したアーニャ。

アーニャを愛でているとつい忘れそうになりますが、
東西戦争回避のための極秘任務「オペレーション梟(ストリクス)」で、
偽装家族による重要人物への継続的関係の構築を主導する主人公は一応ロイド・フォージャー。

さらにこれも忘れそうになりますが、ロイドさんは姓だけじゃなく名も偽名。
エージェント〈黄昏〉(たそがれ)の出自は謎に包まれ、心が読めるアーニャでも読み切れず。
ロイドの過去は関連するサブキャラ回で断片が示されるのみ。
偽りの家族を真実にする上で、本性を幾重にも覆い隠すロイドの演技力は一番の難関になり得る。

こうなると展開の起点として期待できそうなのは妻役の暗殺者ヨルさんでしょうか。
後半2クール目は自分に良妻役が務まるのか悩むヨルの掘り下げを通じた、
フォージャー家の真実味の深化に力点が置かれた面もありました。

ヨルさんも、これまで数多のアサシンが苦悩してきた裏表の顔の使い分けを、天然で済ませてしまう凄いお方w
ですが、ロイドと旧知でヤンデレな?妻役乗っ取り志望のフィオナさん、
管理官(ハンドラー)のシルヴィアさんと、諜報組織・WISEは濃い女キャラばかり。
ヨルさんでも油断すると埋没してロイドさんを奪われかねませんw

このある種の緊張関係?もヨルさんとフォージャー家の試練として機能していたと思います。


【声優 4.5点】
アーニャ役・種崎 敦美さんによる、読心術に裏打ちされたわざとらしい棒読みによる子供のフリなど、
緩急も交えた中毒ボイスは言うまでもなく。

エージェント〈夜帷〉(とばり)ことフィオナ・フロスト役の佐倉 綾音さん。
「すぅ――きぃ―――♡」の怪演も期待通り?でしたw

アーニャの日常と能力を未来予知により拡張したイヌさんのボンド・フォージャー役はナレーション・松田 健一郎さんが兼任。
巨体に似つかわしい、野太く、こもった鳴き声でモフモフ感アップに貢献し、こちらも期待通り。

こもり声で緊迫感をもたらしたのはエージェント〈黄昏〉の標的ドノバン・デズモンド役の土師 孝也さん。
つい最近まで『ダイの大冒険』大魔王バーン役でも場を曇らせていた悪役。
終盤。ロイド役・江口 拓也さんとの、顔の皮が分厚い者同士の腹の探り合いは、
ゆるい日常の中でも忘れちゃいけない戦争の火種を想起。


【音楽 3.5点】
音楽プロデュースは制作ユニット・(K)NoW_NAME(ノウネイム)
サックスが咆哮する一級品のスパイBGMやアクション挿入歌等も提供するが、出番は少な目。
むしろ、とぼけたスパイBGMの笛の音程が外れる「Crisis of my home」などコメディ曲の方が重宝。
(K)NoW_NAMEの無駄遣い感がある内はせかいはへいわw

OP主題歌・BUMP OF CHICKEN「SOUVENIR」
ED主題歌・yama「色彩」
時に痛切な青春ソング等で心をえぐって来る両アーティストも、作品の日常感を受け息抜きムード。
正直この歌い手なら、もっと刺しに来て欲しいという願望はありますが、
せかいはへいわだから、これもこれで良いのでしょうか。


【付記】
2023年。TVアニメ2期放送&劇場版制作も決定した本シリーズ。

2期については引き続き家族の価値を高める日常の醸成を。
アニオリになる劇場版についてはスクリーン映えするアクションにより、
もっとスパイをとの声に応えるガス抜きエンタメ作でたのしいおでけけを。
今年も顔とメディアを使い分けるスパイ✕日常の益々のコンテンツ繁栄を期待しております。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 36
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

なんちゃってスパイアニメ

{netabare}
1クール目から相変わらず。
1クール目でスパイ要素に期待してはいけない作品だなと認識してハードルを下げて見たので、第1クールよりは楽しめたけど。
一般人気が出る理由は理解できるけど、全く面白くはない。

真にこの作品のやりたいことはホームコメディなんだろうけど、それにしてもストーリーが疎かにされすぎている感がある。
もうデズモンドの暗殺と言う目的が遠のきすぎているどころか、どこかに行ってしまってるんだよねw
ステラ集めに関しても。
2クール目で本筋の話が動いたのは最終話のデズモンドとの接触ぐらい。
(なお情報などは一切ない模様)
まあ、名探偵コナンみたいなスタイルと考えることもできるけど、深夜作品でそれをやられるとね。

本編から脱線している話が面白いならまだしも、あまり面白くはない。
大抵アーニャが話のメインに立つからスパイものとしては微妙になりがち。
テニヌ回は論外。完全なおバカアニメなのか真面目なスパイものなのかはっきりしてほしい。1期からそうだけど時代背景さすがに無視しすぎ。
それに、2クール目の犬とテニスに関しては長々と尺を取りすぎててテンポが悪すぎる。大した内容でもないのに無駄に引き伸ばされてて退屈。
この手の作品は一話完結で話を作った方が絶対に面白いだろうに。

まあ、答案用紙の書き換えや、テニス終わった後の美術品の回収はちょっとスパイ(ではない気もするけど)感あって良かったかな。
部分部分で面白いところはある。
ただ、ロイドがスパイらしきことをしているシーンは結構に対して、ヨルさんがただただ強い一般人女性になり下がってしまっているのは残念。
殺し屋設定はどこ行った。と言ってもこの作品の雰囲気的に殺しをさせるのはまずいのか。
あと、犬は登場した回以降空気すぎない?

OPとEDは1期よりも好き。映像も2期は二つともセンスある。

↓1話毎メモ
{netabare}
13話 ☆2
切ってしまってもいいんだけど。BUMPなのに微妙だな。
サビ以外はすき。この茶番感。ヨルさんだけだよねこのアニメ。
ちょろ。さすがに情報売りすぎだろ。
省エネ作画だな。銃持っとけ。グダグダすぎん? つまんねええ。
こいつら不注意すぎだろ誰か流石にアーニャ見張っとけや。
もういいわこのアニメ。急に動き頑張ってる。銃ないんかよ。
ED好き。めっちゃいいじゃんこのED、お洒落だし。

14話 ☆5
犬も能力持ちか。どうせ助かるしな。圧迫面接かな?
これアーニャが怪しまれるだろ。なんであの爆発で助かるw
今回で終わらんのかよこの話。

15話 ☆4
この話どこまで引っ張んねん。この茶番だるすぎるわ。
この女とロイドの心読めや。なんでこう言う時に限って読まない。
クソ弱ってそうこの犬。犬の世話パート普通に面白くないな。

16話 ☆2
この時代にドタキャンて…。料理回つまらんなぁ。
いつのネタだよ紫料理とか。スパイ関係ないじゃんこれ。
この恋愛話スパイ関係ある?

17話 ☆5
エレガントおじさんだ。論破されてて草。父って暗殺対象だっけ?
まあ常に同じだと何もないと思ってしまうわな。
真面目にアホなことを報告してるのはギャップあっておもろい。
このパートいる? 古臭いノリやめろ。

18話 ☆3
ユーリ再登場 そう、こういう話が見たかった。
1番確実性のある方法にしてスパイ感もある。
顔で認証しろと言いたいけどこの頃そう言うのないの?
新聞に載る=へまするじゃん。なんかつまらんな…。変えろや。

19話 ☆6
ただの買収じゃないんか。
それで前回詐欺師みたいな奴雇ってしまったのかw
絶対紙パックじゃないだろこの頃のジュース。
西は安心の国とか言っちゃっていいの?
学園に侵入できるならデズモンド亭にも侵入出来そうだな。
前半パートは面白かった。

20話 ☆7
ロイドがスパイやってるシーンは結構あるけど、ヨルさんが殺し屋やってるシーンあまりなくね?
まあ人殺すから色々まずいんかな。病院とコネあんの?
普段医者のフリしてるん? マジで会話の年代考えろ。狙撃受けそう。

21話 ☆7
実際損失だろw 別の女と絡んでるのが許せんのか?w
ヨルさん殺し屋設定なのに普通の女に格落ちしてない?最近。
夫婦以上恋人未満のゴミ設定とは偉い違いだ。
東西の実情との比較は良かった。

22話 ☆2
テニスアニメかな? テニヌだった。あんな剛速球がまぐれな訳ないw
この時代そんな薬ないだろ。 君らブルーロックにもいなかった?
メガロテニス 今回つまらんな。
ドッジもそうだけど、話逸れすぎてたらつまらんわ。
現実的じゃない小細工…。そこまで仕掛けてる理由が謎だ。
このテニス回まだ続くんかよ…。

23話 ☆4
クソテニスに2話も使うな。これはバカアニメとして見ればいいの?
作画だけすごい。このテニス目的なんだったかも忘れたわ。
テニヌで見た。しょうもないオチ。

24話 ☆4 
その飲み方死ぬぞ。今回クソつまらんぞ。はよステラ集めろ。
挿入曲いい。マジでアニメの話時代背景にあってないからやめてくれ。
百合豚になったダミアン君。

25話 ☆6
絶対接触の機会他にもあると思うんだが。
やっとスパイらしいことしてるし、話も進んだな。会話長すぎて草。
1クール目よりはマシ。

曲評価(好み)
OP「SOUVENIR」☆8
ED「色彩」☆8.5
19話挿入曲「Breeze」☆8.5
24話挿入曲「GOOD DAY」☆7.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7

80.8 8 コメディで家族なアニメランキング8位
みなみけ ただいま(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (1600)
8734人が棚に入れました
「この物語は南家3姉妹の平凡な日常を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。」
との前置きの通り、南家3姉妹とその周辺人物たちの日常を描く物語。

声優・キャラクター
佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里、水樹奈々、森永理科、柿原徹也、小野大輔、喜多村英梨、豊崎愛生、大原桃子、後藤沙緒里、高梁碧、葉山達也、南條愛乃、高木礼子、小野涼子、千葉紗子、吉野裕行、齋藤彩夏、川田紳司、浅沼晋太郎
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

最高のほのぼのコントアニメ

南家三姉妹
おっとり天然だけどしっかり者の長女、春香
天真爛漫で憎めぬトラブルメーカー次女、夏奈
長女大好き毒舌ツッコミの三女、千秋
を中心としたほのぼのギャクコメディーアニメの第4彈
個人的にはギャグというよりコントだと思っています。

暖かい笑いを堪能できるはずですので期待しております。

1話目観ましたが人物紹介も入っているので今作から観る人にも敷居無く楽しめると思います。

みなみけはネタバレ無さそうですが長文予防の為に各話で区切ります。
※1話感想{netabare}
今回の成分 三姉妹4:春3:勉強1:音信1:疑心暗鬼1

千秋の悪魔なぜか大人になってて色っぽくなってるし!
夏奈は日本史で立花宗茂を正解するなんて意外とマニアじゃん!
…などと、観なが心の中でツッコミを入れながら楽しんでます。{/netabare}

※2話感想{netabare}
今回の成分 男の娘4:ダマす3:男南家2:裁縫1

やはり今作から観ている人を意識していて分かり易い作りになっています。
マコト&冬馬 絡みの経緯が紹介されて、
これで来週からだれでも気兼ね無く楽しめる環境になりました。
マコトくんは結局マコちゃんの道を進むようですね^^
男みなみけでも相変わらずのやり取りが。
しわ寄せはアキラくんにいってて不憫ですけど天丼オチも良かったです。
しかしコントのキレでは本家みなみけには勝てませんな。
紹介系は一段落して来週からまたどんどん切れあるコントが観たいです。

…あ。保坂先輩がまだか。…まさかあのアバンで紹介終わりなのか?
{/netabare}

※3話感想{netabare}
やはりコントとして1ネタ1ネタ丁寧に作られている印象。
お客さんの反応が見られないアニメではついつい見落としがちな間もうまいです。
各キャラクター独自の間やリズムも織り込み済みです。
また、ほのぼのBGMでリズムを作っている点はアニメならではの特徴を生かしています。

ってあんまり考察すると笑いより感心が強くなっちゃいますね。ばかやろー。

今回の成分 風呂4:ドーナツ2:メイド2:時計1:指輪1

ヒトミはナツキの事良く解ってるよね、ちょっとナツキが羨ましい。
「ドーナツなんか食べてないよ」「私自身シナモンみたいなもんだし」etc。
言い訳下手が微笑ましかったです。

また次回もマッタリと微笑ましい時間が楽しみです。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
今回の成分は 保坂7:料理2:天気1

ここまで保坂先輩が全面に来るとは思いませんでした。
怖いもの見たさでついつい堪能してしまいました。
近くにいたら気持ち悪いですが、遠くから眺めていると楽しい男です。
サニーサイドアップ ターンオバー♪
なぜだか耳に残ります。やはり彼はリズムを作る才能があるのかも。

てるてる千秋も可愛かったです。

あとアイキャッチのMINAMIKE QUESTも何気に楽しいですね。魔王って…w
{/netabare}

※5話感想{netabare}
今回の成分は 藤岡5:夏4:天真爛漫1

藤岡君の爽やかな恋心のお話が中心でした。
脱ぎだした時は保坂先輩みたいになるんじゃないかと焦りました。
夏奈はワガママだけど表裏なく憎めず愛らしいから男心はくすぐるよね。
惚れちゃうと苦労する女性なのは間違いないけどね。
藤岡君は気付いて貰うところからスタートだけど、先行きは長そう。
まぁ今回は凄く満足そうだったから良かったかな。がんばれよー。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
今回の成分 夏6:PR2:占い1:友情1

みなみけの夏休みのお話。
夏奈は勉強もしましょうね…春香の油性ペンは天然ではなく計算でしょう。^^

リコの純朴で可愛らしい面が観られました。
こちらの恋も応援してあげたいんだけどね。
ぬいぐるみのふじおかが一番の水難でした。

藤岡君渾身のPRでしたが空振りました…南無。
でも良く健闘したよ。

マコトくんのその日焼け跡は確かに痛いよね…。
岩陰で焼き直すしかないかな。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
今回の成分 残暑4:おじさん3:寿司1:怪談1:アイス1

きょうふのそうじきって無理ないかい?
あくまのせんたくきが気になります。開くなのかクマでくるのか。
お泊まり会ってなんか寝付けないんだよね…そんな思い出を思い出させてくれました。

久々に見られたタケルは相変わらずなんか不憫だけど優しいね。
皿選びには個性が出ていて楽しめました。
ふじおかにご飯粒付けるなんて…可愛いじゃないか。

何だか今回、千秋が可愛く見えました。
心なしかホイップも大きく見えたような…。
美味しかったぜぃ!…美味しかったぜぃ!
{/netabare}

※8話感想{netabare}
今回の成分 歌4:野菜3:BBQ2:催眠1

保坂が出てくると空気が変わるアニメです。
BBQは春香と行けるチャンスだったのに惜しい男です。
カレーに続いて歌が来ました。
BBQの方は血が騒ぎ野菜の方は楽しい曲で、
カレーの歌程の衝撃ではなかったですが楽しめました。
千秋の歌声はいつも可愛いです。
テレビで催眠術は危ないですが、ほんとに野菜も美味しいんですよー。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
今回の成分 片思い8:イマコイ1:哀愁1

今回あれっと思ったら終わってて凄く短く感じちゃいました。
恋の矢印、一方通行の矢印ばかりで三姉妹は矢印出していないのですね。
私自身も実はタケルと被るところがあるし、、、タケルがんばれ。
そしてイマコイ観たくなりました。
{/netabare}

※10話感想{netabare}
今回の成分 エコ4:こたつ2:居酒屋2:生着替2

また冬に戻ってきました。
そろそろ一年が経過し4期も終わりが見えて寂しくも感じます。

節電やケチではなくエコ。
実際いろんな家庭でもエコという言葉を利用している感じはあります。
折角こたつ出してるのに辛い思いをしないでも…春香極端。

夏奈は居酒屋の楽しみを知る恐ろしくもオッサン臭いな、焼酎の頼み方をご存じとは。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
今回の成分 聞き上手3:女神3:純白2:マフラー1:クリスマス1

速水は保坂マスターですね。
手懐ける姿はちょっと怖いところもあるけど。

珍しくアツコを掘り下げてた感じですが
私も聞き上手で話し易いと言われる方なのでちょっと被ります。

クリスマス藤岡の予定はもう決まっているので
リコは可哀想だけど千秋の為だから仕方ないよね。
今年のプレゼントは何をあげたんでしょうか?

ED曲はまた保坂。4期は歌ってくれますねー。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
今回の成分 正月3:鬼3:旅行惚け2:雪2

今回はいつもに増してほのぼのとのんびりとした気分で観られました。
あるあるネタが多かったのでつい自分と重ねながら観てしまいました。

内田が入り浸っていたようですがみなみけは本当に居心地が良さそうです。
遠慮もいらないですしね。

関西弁って移る気がします。昔の彼女が関西の人でイントネーションつられてました。

寒いと出不精になる春香の気持ちよく分かります。
歩いてすぐのスーパーでも行くの億劫になります。

節分はやると片付けが大変なので我が家ではスルーでした。

もう来週で終わりかと思うと少し寂しくなります。
{/netabare}

※13話感想{netabare}
今回の成分 花見4:ここだけの話2:アレルギー2:球蹴り1:空豆1

私も花粉症で苦しんでいますのでタイムリーでした。
マコトくん馬鹿小学生丸出しですねー。

藤岡くんは今期はかなり夏奈にアピール出来ていました。
まだ道は長いですけれど。

空豆はまた歌か?と期待してしまいました。

最後はみんなでお花見でした。
みなみけの人脈は素晴らしいですねー。
愛されているのが伝わり、涙とはまた違う爽やかな感動がありました。
今期の思い出と共に観て私自身もみなみけを愛しているのだと実感してしまいました。

アイキャッチの『みなみけクエスト』も全話通じて楽しめました。
大冒険でオチもありましたし。

『みなみけただいま』が
「行ってきます!」ではじまり
「行ってきます!」で締めたのも上手くて良かったです。
4期はクオリティーも高く非常に満足できました。
いつかまた続きが観られる事を願っています。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 43
ネタバレ

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

(ほ)本当に、(さ)最悪な事も笑顔で、(か)格好よく乗り切ろうよ。 保坂先輩ヾ(-д-)ドンマイ

(2013.1/13 1話:春のはじまり、南家のはじまり)
※2期、3期未視聴

{netabare}冒頭から夏奈の扱い酷過ぎwww 1期から、こうなんだろうか?

1話は夏奈中心で話が進んだけど、これからはどうなるんだろう?

OP歌詞の「M・I・N・A・M・I・K・E、Let's go!」は1期から変わらないんですね。(2期除く)←作画・制作会社もそうだけど、だから「2期なんてなかった」とか言われてる?

いくら日常系と云えど、やっぱり4期からだと分からない事もありますね^^;
何はともあれ、春香(CV:佐藤利奈さん)の声がとても癒されます(´▽`){/netabare}


(2013.1/20 2話:らしく、いきましょ)
{netabare}真(マコちゃん)、女装癖のクラスメイト!?かと思った^^;

女らしさを微塵も感じられない夏奈と、女より女らしいマコちゃんとのやり取りは面白かったwww

ところでOP(きもちわ類ほさ科※)の保坂先輩、白菜持ってたけどまた何か唄うのか!?
※ニコ動タグからの引用(・・。)ゞ テヘ

ナツキ(CV:吉野裕行)の声良いわ~( ´ー`)

それにしても、相変わらず夏奈の扱いは酷いwww

夏奈、髪を結ぶ位置を変えるだけで随分と変わるんだな。
それでも春香が一番だけど(*´▽`*){/netabare}


(2013.1/27 3話:つまりは遠回しな愛の告白)
{netabare}「洗濯中です…選択中です」トウマにどちらの制服を着せるかwww

OP、千秋が夏奈にフジオカを投げつけるシーンは1、3期共に共通してるけど…2期には無かったヾ( ´ー`)ノ~ 

唯一、2期OPと4期OPの類似点は2期:藤岡が空から落ちているシーン、4期:南家三姉妹が空から落ちているシーン(夏奈だけ2期OPの藤岡のように落ち続けますwww)。

という事で、やっぱり夏奈の扱いが酷いwwww

次回、保坂先輩登場みたいなので期待値上昇中↑↑{/netabare}


(2013.2/5 4話:この青い夏空の下で男は汗を流す)
{netabare}きもちわ類ほさ科先輩、カワイイ弁当ですね、それwwww
おい、保坂。それで良いのか!?

喋りながらボタン外すなよwww

ヒトミはエスパーか!?(ナツキ限定)

何やってるんですか小野D、いや保坂先輩(゚д゚;)
ターンオーバーならワイシャツ脱げよwwww

保坂先輩、春香に対する遠回しな愛の告白ですか?それなら、先週(3話)で終わりましたよwwww

「お前は時計を見てろ!」とか夏奈の扱い…ねwww

きもちわ類ほさ科先輩の登場で、より面白くなってきました。{/netabare}


(2013.2/10 5話:冷やし中華はじめますよ)
{netabare}AMAMIYA!?(゚д゚;)

何か藤岡が一瞬、保坂先輩に見えたwww
いや、気怠い感じでだら~んの前に腕捲ればいいだろwwww

「寝起きの体に油が染み渡る」って聞いただけで胃もたれしそう…orz
それは泳げるじゃなくて、浮けるようになるだけだから!

千秋、運動ダメダメじゃんかwww

藤岡、良いキャラしてますwww

今回、夏奈の扱いに関しては割と普通な印象…{/netabare}


(2013.2/17 6話:隠し切れない日焼けと乙女心)
{netabare}夏奈が勉強したら、世界が滅びるよ…^^;

春香姉さま、相変わらずの天使っぷり(*´▽`*)ノ
フジオカ:「あれ、俺って足だけ冷え性だっけ?」

夏奈の美少女キャラなんか、能登さんと被るwww

絆創膏を隠すより、この際打ち明けるべきじゃ?

春香姉さまに、もっと出番を!!!{/netabare}


(2013.2/23 7話:残暑お見舞い申し上げます)
{netabare}恐くなんかないさ♪お化けなんて嘘さ♪という訳で怪談話をみんなでする事に…
春香姉さま、どんな体勢でも寝れるんですね^^;

まさかの、怪談の回想シーンで保坂先輩登場www
いや、最初からそうしろよ!
バカと言うでっかい蚊が居たんですねwww
夏奈のお尻w
タケルさんのツッコミ最高!

やっぱり春香姉さまの笑顔&サトリナさんの声の相性は抜群です(´▽`){/netabare}


(2013.3/2 8話:休日はゆかいな仲間とお野菜を)
{netabare}おい、保坂。妄想じゃなくて部活をしろ!(-π-)
カレーの歌なら、(南千秋と)歌ってるじゃないか。でも、また聴きたいwww
本棚越しとか恐いから、小野D(゚д゚;)!
いやいや、「春香にどうやったら振り向いてもらえるか」という所に汗を流すべきじゃ…

「嫌いな野菜をバーベキュー♪みんな笑顔でBBQ!!♪」
夏奈、察しが良いな。

保坂先輩、BBQにも参加させてもらえないのか(w_-; ウゥ・・

「おい、ナツキ。そこ代われ!」byきもちわ類ほさ科
→以上、保坂の心の声でしたwww

子ども向け番組じゃなくて、怪しい団体の番組だよね!?
目から鱗が…あぁ、保坂先輩コンタクトだったのかwww

野菜の歌〃 ̄∇)ゞキタァーーーーーーーーーーーーーーー♪
「オオゥケィィ!(OK!)」とかwww

極端すぎるだろ!ヾ(-д-;)ぉぃぉぃ{/netabare}


(2013.3/9 9話:今、恋をはじめます)
{netabare}「私は、恋をする気がありません。」って雰囲気プンプンですね、春香姉さま^^;
保坂先輩、連続登場ww

いやー少なくとも私は、北斗の拳(パロ)では泣けません。

藤岡×ヒトミの恋愛フラグ成立か!?〃 ̄∇)ゞオメデトォーーーーー♪

確かに辛い(からい)も辛い(つらい)も同じ漢字だけど、一文字プラスしたら幸せになるそうですw

「少々」で真剣になるくらいだから、藤岡の事は本気なんだな。
フジオカ:「俺の事呼んだ?」

保坂先輩、ちょい役じゃなくても良いと思うんですが…{/netabare}


(2013.3/17 10話:エコライフはじめました)
{netabare}「先生と二宮くん」南家では、流行ってるのか?
炬燵に依存しすぎるとダメ人間になるぞぉー 春香姉さま、少し気づくのが遅かったか…

エコとエゴ、エコは人間のエゴでしかないのか。

ところで、ネギに含まれているアリシンは首に巻いただけでも効果があるのか?
まぁ、「病は気から」と言われてるぐらいだから気休めなのだろうけど…^^;

メニューにないハンバーグまで出してくれるなんて良い居酒屋だな(^^)

春香姉さまのパジャマ姿だと…!?

「なるべくお金は使わず、且つお腹を満たし寝る事が究極のエコ」を夏奈が体現してましたww{/netabare}


(2013.3/24 11話:聖なる夜、神は舞い降りる)
{netabare}保坂、もう料理人になっちゃえよ(゚ー゚)(。_。)ウンウン
保坂、単純な性格だが器用ww

ナツキとヒトミのやり取り良いですね(*´▽`*)

いやぁ~もう何というか、保坂ドンマイっ!

春香姉さまは、大丈夫ですよ!(´▽`) ノ
まさか夏奈、小4(当時)にもなって…

藤岡、またサンタ役かwww
EDの「クリスマスの歌/保坂」結構いいかも!?{/netabare}


(2013.3/31 12話:一年の計は元旦にあるらしい)
{netabare}「鬱陶しいの間違いだろ」千秋のツッコミには笑わされますwww
それにしても、着物姿の春香姉さまは女神です( v ̄▽ ̄)
地獄のぬるま湯~って、どっちだよヾ( ̄o ̄;)オイオイ

千秋、コバンザメwww まぁ春香姉さま相手なら、しょうがないけど。

フジオカ:「あの、俺もコタツに入りたいんだけど…」

いや、雪合戦にサッカー関係ないでしょ!
雪合戦というより、雪上リンチwww

フジオカ(トウマ製):「えっ!?オレこんな扱いされるとは思ってなかったわ!」

春香姉さまの一言で鬼もタジタジですwwww{/netabare}

(2013.4/7 13話:ここだけの話はここだけで)
{netabare}花粉症、私の住んでいる所はスギが無いので無縁ですが^^;
耳鳴りって、夏奈の五月蠅さのことか?
咲いてない花を見るって、それ花見じゃなくて蕾(つぼ見)だからwww

球蹴り番長って、1期のタイトルフラグの回収ですね。
よくジャージ持ってたな、夏奈。

早見、保坂のこと好きなんじゃ…

保坂、かわいそすorz
いや夏奈の方が、かわいそうだな…(>_<)

皆、大集合と思いきや保坂はぶられてる・゚・(ノД`;)・゚・{/netabare}


やっぱり最後まで保坂先輩は可哀そうでした。 まぁ、きもちわ類だからしょうがないけど。
最後くらいは、春香姉さまと一緒にしてあげても良かったんじゃ…

投稿 : 2024/11/02
♥ : 31
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

5話以来のレビュー更新になってしまいました。それでも・・・。13話視聴後第1稿。

原作漫画については、単行本ペースで既読。
アニメについては1~3期を一応全て観ております。

総評っぽいもの。
{netabare}
・「そのまま」ではないにしても、かなり近い感じのキャラデザ・テンポ・音楽。単行本のOVAを視聴した時から、1期を強く意識した作りだな~と感じていました。
・が・・・13話まで観終わって、これはこれである意味4期は1期とはまた異なった「味」「出来」を持った、素晴らしいシーズンになったな~という印象を持っております。「どちらが優れているか?」という問題ではなく、4期は単独で評価をされて然るべきタイトルになりえた、と思う次第です。
・元々「日常系」と呼ばれるアニメ(マンガ含)が好物な人間なのですが、この作品はある意味で「究極の日常系」と呼べるのではないか?と再確認しました。
・扱うネタは特別目を引くような突拍子も無い物でもないのですが、転がし方(方向性・テンポ)が良いので、全く退屈も無くむしろ目新しさが感じられる部分さえありました。もしかするとこの辺りは、原作漫画そのものが持つ魅力なのかもしれませんが。
・学校生活を筆頭に、時間的な概念の入った日常物にはやはり自然と「タイムリミット」を感じさせる部分があるのですが、この作品は学年などの描写があるにも関わらず時が過ぎ行かない稀有な作品です。そういう意味でも究極の日常系と呼べる気がします。
・個人的にお気に入りだったキャラは、内田とタケルですね。南さん家の面々は当然として、やはり上記2人がインパクトあったかな~と。内田は可愛らしいバカっぷりが。タケルはあまり出番無い割りに、鋭いツッコミをしたり他のキャラにたかられたり。
・OPは今回も期待に応えてもらえて、大変良い出来だったと思います。1クール終わった今でも運転中に聴いているとおかしなテンションになっていたりします。
・比べることが間違っているのは承知しておりますが・・・2クールの後半ということで泣かせる展開目白押しだった「さくら荘」、1話での掴みと物語の抑揚でインパクト大だった「琴浦さん」を除けばダントツの2013冬No.1だったと思います。


{/netabare}

以下各話レビューです。
{netabare}
12話鑑賞後-----------
大変間隔の開いたレビューになってしまいました。
大体溜め込まずに消化していたのですが、この作品の属性のおかげでコメントがなかなか浮かばず。
しかもSAOのゲームがなかなか終わらずそちらに力を傾けていたら、こんな事態に。すみません。

ということで・・・上記の「総評っぽいもの」にて、コメントとさせて頂きたく存じます。本当は1話ずつ掘り返したいのですが、時間的余裕が無いのです。申し訳ないです。

5話鑑賞後------------
前回が保坂回。
で今回フィーチャーされてるのは藤岡君。

うん、立ち位置的に「保坂化」してるような気がするのは同感ですw というか正直、同じ系統のキャラ2人は要らないですw
藤岡自体は嫌いじゃないですが、キャラがカブって少々くどいので・・・。
保坂は(自爆要素もありますが)周囲の影響も受けて暴走している感じですが、藤岡はほぼ自爆な感じ。
上手く書けませんが・・・。

どっちにしても、彼らの下についている南さん家の兄弟は不憫だなぁ、と。

4話鑑賞後------------
他の方のレビュータイトルなどで見かけてましたので、若干ネタバレてましたが・・・保坂キターw
知った上で観るていると・・・冒頭から「春香が」「お弁当忘れた」みたいな展開になった時点でもう、嫌な予感しかしなかったわけで。
お約束のシャツ全開でしたw

しかしまぁ・・・彼は何処まで空回るんでしょうね~。ブレないように見えて、結構目標を見失ってる人なので、その辺り気の毒です。
いや・・・多分原因の半分は速水さんにあるんでしょうけどもw かなりミスリードしてますよね~。

どうするとお皿がやかんになる?w

3話鑑賞後------------
祝「先生と二宮くん」復活~w
いや~驚きました。
「あれ?聞き覚えのあるフレーズが」と思ったら・・・あの2人がw こんなところでちょっと泣きそうになりました。
やっぱりかな~り1期を意識されて作ってますね。

お話の方は、毎度ガッとくるほどの話題ではないのですが、やはり面白い。時間を訊くと泣く女のネタは・・・内田が馬鹿な娘すぎてw 「~ですか?ご主人様」と返してくる彼女を観てると、愛すべきおばかさんだと再認識させられました。

そして今回も保坂が出てこないw
そして多分タケルも出てきていないw

2話鑑賞後------------
2話にしてもうひとつの「南家」登場~。
そしてマコちゃんも登場~。

4期冒頭にして、マコちゃん遂に男の子に!?とか思いましたが、まぁあらゆる理由から戻れるはずもなくw 結局は男の娘のままということで。

冬馬の方の南さんちの長男さん・・・「ハルオ」って名前だったんですね~。3期までか原作でか、出ていたのでしょうか? すっかり忘れていました。

「青いフジオカ」作ったのは、冬馬だったんですね~。OPでチラっと映って気にはなっていたのです。
「工作得意だから~」てw 工作も裁縫も得意ではない不器用さんですが、同じ部類ではないでしょ?とw

今週も安定した面白さでした。今期の軸その1に決定~。
おや?保坂がまだですね。春香の周囲もまだチラホラですかね~。

1話鑑賞後------------
主に南家三姉妹と内田、藤岡、夏奈のクラスメイト他で1話終わらせてしまったのが意外でした。冬馬は?マコちゃんは?保坂は?w

全体的に1期を強く意識して作られているように感じました。テンポとかネタとか。さすがに「先生と二宮君」「ふんどし祭り」は無かったですけどもw
天使千秋と悪魔千秋は懐かしかった~。

OPは・・・こういう曲って何て表現したら良いんでしょうか? 元は1期OPと同じ曲なのか、要所要所だけを似せただけなのか。決して嫌いな曲ではありませんでしたが、合いの手とか彷彿とさせるな、と。

これなら今クールの軸になってもらえそうな予感がしてます。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 28

83.2 9 コメディで家族なアニメランキング9位
この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(アニメ映画)

2019年8月30日
★★★★☆ 4.0 (501)
2354人が棚に入れました
交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだったゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、ひょんなことから、女神・アクアを道ずれに異世界転生することに。「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」と舞い上がったのも束の間、転生したカズマには厄介なことばかり降りかかる。トラブルメーカーの駄女神・アクア、中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになったり、借金で首が回らなくなったり、国家転覆罪の容疑で裁判にかけられたり、魔王軍の幹部を討伐したり、たまに死んだり……。そんなある日、駆け込んできた紅魔族の少女・ゆんゆんの爆弾発言にカズマたちは凍りつく。「私、カズマさんの子供が欲しい!」事情を聞けば、めぐみんとゆんゆんの生まれ故郷「紅魔の里」が、滅亡の危機に瀕しているという。里を救うために旅立ったゆんゆんを追いかけて、紅魔の里へ向かうカズマたちだが――!?カズマたちパーティを襲う最大の危機!平凡な冒険者カズマが過ごす、異世界ライフの未来はどっち!?

声優・キャラクター
福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、堀江由衣、豊崎愛生

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

異世界生活は、里帰りですら大冒険…!?

この作品の原作は未読ですが、TVアニメの第1期と第2期は視聴済です。

最近、アニ友から本作品の原作が完結したと聞きました。
その際、
「面白い作品なのに勿体無い…でも面白いからきっと第3期もあるよね~^^」
「そうだ、第3期の前に劇場版を視聴しないと…」
という話題で盛り上がり、現在に至っている訳ですが…

この作品の視聴後にwikiをチラ見して知ったのですが、アニメ第1期は原作の第1巻から第2巻、アニメ第2期は原作の第3巻から第4巻の内容が基になっているんだそうです。
一方、完結した原作の巻数は全17巻…
これって、原作のストックが貯まりまくっているじゃありませんか!

こんなにも原作のストックが残っているとは夢にも思いませんでした。
これは劇場版に続く続編を作ってもまだお釣りが来るのではないでしょうか!?
これまで角川10話枠だったので、今度もきっと10話枠なんでしょうし…


交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだった
ゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、
ひょんなことから、女神・アクアを道ずれに異世界転生することに。

「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」

と舞い上がったのも束の間、転生したカズマには厄介なことばかり降りかかる。

トラブルメーカーの駄女神・アクア、
中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、
妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、
能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになったり、
借金で首が回らなくなったり、国家転覆罪の容疑で裁判にかけられたり、
魔王軍の幹部を討伐したり、たまに死んだり……。

そんなある日、駆け込んできた紅魔族の少女・ゆんゆんの爆弾発言にカズマたちは凍りつく。

「私、カズマさんの子供が欲しい!」

事情を聞けば、めぐみんとゆんゆんの生まれ故郷「紅魔の里」が、
滅亡の危機に瀕しているという。
里を救うために旅立ったゆんゆんを追いかけて、紅魔の里へ向かうカズマたちだが――!?

カズマたちパーティを襲う最大の危機!
平凡な冒険者カズマが過ごす、異世界ライフの未来はどっち!?


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

そういえばカズマは引きニートという設定だったんですよね^^;
異世界に来てちっとも引き籠っていないので、すっかり忘れていました^^;

そう、今回の物語は「めぐみん」の故郷である紅魔族のお里が舞台となっています。
事の始まりは、あらすじにも書かれている「ゆんゆん」の爆弾発言…
この嫌疑は早々に晴らされるのですが、紅魔族のお里の凄いのと来たら…

めぐみんは、例の爆裂魔法を放つ際、決まって名乗りを上げるじゃありませんか。
今ではめぐみんのトレードマークになっているので違和感は感じませんが、紅魔族のお里は、めぐみんみたいな連中ばかりの集団だったんです。
単騎なら違和感ありませんが集団になると違和感しか感じなかったり…^^;

違和感といえば、みぐみんのご両親も相当でした…
めぐみんから父の名前が「ひょいざぶろー」と聞いていましたが、名前から連想するイメージと実物との間に天地程の隔たりがあるとは正直想定外でした。

それだけじゃありません。
カズマからとあるキーワードを聞いた瞬間から態度が一変するんです。
特に母親のゆいゆいの豹変っぷりは半端ありません。
しかもCVが能登さんだから雰囲気…というかキャラの放つオーラも凄いんです。

こうしてみると、本作品のメインヒロインはめぐみん一択だったようです。
もちろん、アクアやダクネスも登場しますが、めぐみんより存在は希薄でしたので。
物語の合間に時折見えるめぐみんの可愛らしさに、しっかり萌えが感じられる構成だったと思います。

そして、本作品でも魔王軍の幹部はしっかり登場します。
これまでも魔王軍幹部のキャラは独特でしたが、今回の幹部も特濃クラスなので、こちらも期待は裏切りませんでした。
しっかり期待した分だけ応えてくれる作品だったと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

メインテーマは、Machicoさんの「1ミリ Symphony」
エンディングテーマは、アクア、めぐみん、ダクネスによる「マイ・ホーム・タウン」
エンディグのほんわかした感じの曲調はもうお約束ですね^^

上映時間90分の作品でした。
この作品ならではの優しさが感じられるラストの展開も言うこと無し!
やっぱりこのすばはこうじゃなくちゃ…

後は続編の制作発表を待つばかり…
思い切り期待していますよ~!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 34

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

我が名はけみかけ!映画『このすば』の魅力を伝えし者!!一見してハーレムに見えども、決して煮えきれないヘタレに訪れたモテ期を語ろうぞ!!!

2016年冬期に第1期、2017年冬期に第2期がアニメ化された所謂“なろう系”異世界転生ラノベシリーズの初の劇場版
原作第5巻を題材にしつつテレビアニメと変わらぬスタッフが再集結
元請け制作はDEENからJ.C.STAFFに変更されました


事故死から異世界へ転生させられた引きこもりの少年カズマ
彼が転生先に特典として選んだのは、転生を司る水の女神アクアそのもの
神を旅の道連れにすることに成功したカズマだったが、実はこのアクアがとんでもないクセモノ
素行が悪く、口も悪いトラブルメーカーで、危機的状況をさらに悪化させるフラグを平気でバンバン立てる上でおまけに酒乱ときてる
能力が低いカズマは冒険を有利に進めるべくさらに仲間を集める
が、揃ったのは敵味方関係なく周囲をまるごと吹き飛ばす【爆裂魔法】しか使えない上に一発限りで行動不能に陥る女魔術師、めぐみん
打たれ強い強靭な肉体を持つが実はドMで敵に陵辱されることを妄想して全く剣が通らない女騎士、ダクネス
本来ならば魔王討伐の冒険を進める一行だが、実際は始まりの街に居座り続け、金儲けや私利私欲を満たす目先のクエストにしか興味が無い
稼いだ資産は毎夜豪遊しては散財、増えるのは借金ばかり
たまに生死を賭けた大きな戦いを制したかと思えば、国家転覆罪で裁判に掛けられる有様
そんな彼等がめぐみんの出身地である紅魔族の里へ、めぐみんを里帰りさせることからこの映画の物語は始まる…


今作冒頭の“マグロ漁船のクエスト”は金崎監督がコンテまで描き切ったのに尺の都合上お蔵入りになったそうですw
その苦渋の決断のおかげもあり、今作は非常にハイテンションなギャグがハイテンポに続くコメディ映画となっています
ギャグやコメディを映画化するのって難しいですよね
『プリズマファンタズマ』がボロクソにつまらなかったことからも良く解りますw
逆に『えいがのおそ松さん』は良く出来てた、あれもハイテンポでずっと笑ってられました


さて、『このすば』において一番大切な要素はシリーズ構成の上洲さんも仰ってますが【カズマ一行を恋仲にしてはイケナイ】ことです
一見してカズマは美女に囲まれたハーレムの真っ只中にいますが、実際のことろ彼女達は大方トラブルの原因か、もしくはトラブルを悪化させる要因となって世間的には厄介モノなんです
そんな彼女達とカズマがパーティーを組み続けるのは、単に【気の合う仲間だから】というところに尽きるでしょう
そこにガチの恋愛要素を絡めてしまうと“気の合う仲間と面白おかしく暮らすgdgd感”というモラトリアムを破壊してしまうわけです
歳を追うごとにわかりみが深まってくるのですが(笑)現実的には美女と付き合うのはメンドクサイw
気の合う仲間と戯れるのが、現代の現実的にはベストなのでは?という提案を剣と魔法の異世界ファンタジーに持ち込んでしまったのが『このすば』の魅力なのです


ところが今作冒頭、カズマにおもわぬ“モテ期”が到来します
モテてはイケナイ作品で、モテ期が発生するという矛盾がまず面白いのですがw実際には今作のクライマックスでカズマが最も惚れさせてしまい相思相愛の関係になる人物というのがとてもとても意外な人物
そのまさかのオチには度肝を抜かされ…いや、爆笑必至でしょうw


オチに選定されたキャラに僕が大好きな、とある大物声優が選ばれているのも仕掛けの1つ
彼女にしかこの役は出来ないんだ!という金崎監督の強いご指名だそうで、GJ!といわざるを得ません


あと今作の作画クオリティに関しては2019年公開の数多の映画でも“最高”と謳って問題無いと思う出来栄えです
とにかくテンションの高いお話である為、キャストの芝居もノリノリに盛り上がっていく
ですので、アフレコ後の芝居にリップシンクロするように作画リテイクを加えたそうで非常に手間と時間が掛かっています
崩すところ、動かすところ、纏めるところのバランスも完璧です


以前のテレビシリーズで描かれた細かなキャラ設定やサブキャラ達を覚えていると笑いどころはとても多くなるのですが、単純にボケとツッコミの応酬を剣と魔法の異世界ファンタジーでやる、っていうのが面白い作品ですので初見の方もこの機にチェックされることをオススメします

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15
ネタバレ

はあつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

このすば新喜劇

私が今まで観たアニメ映画の中で1番館内に笑い声が溢れてました。
それはひとえにテレビアニメ「このすば」ファンの期待に応えていた証拠。
ギャグの繰り出すテンポ、コメディの流れはほぼテレビ版を踏襲しており、キャラクターそれぞれの確立された芸風は笑いのツボをはずしません。
テレビ版でのキャラ達のボケとツッコミが肌に合った方なら満足できると思います。

《ストーリー》

ヒロインの1人「めぐみん」の故郷「紅魔の里」をメイン舞台に展開するドタバタコメディ。
脚本構成は、テレビ2期ラストエピソードの焼き直し({netabare}「アクアの聖地降臨」を「めぐみんの里帰り」に置き換え、奇矯な住民達との交流から魔王軍幹部とのバトルで締める{/netabare})で既視感はありますが、本作はキャラ達のコントを楽しむのが一番の目的なので問題なし。
お笑いギャグは下ネタが多かった印象ですが、キャラごとのお馴染みの個性はもれなく描かれお約束の笑いに抜かりなしです。
{netabare}自分は下ネタも好きなのでメスオークの欲情やシルビアの両性ネタも笑えましたが、寝てるロリっ娘にオイタをするか迷うとこは背徳感が邪魔をしました(が、周囲を回るレインボーカズマの絵面にはフキました^o^)。{/netabare}
全体を通せば、愛すべきポンコツパーティーの熱い絆と優しさも感じられ「このすば」ワールドを満喫できました。

《キャラ》

劇場版らしく豪華なテレビ版オールキャスト。
新キャラも交えて主人公カズマとのギャグの応酬が繰り広げられます。
今作のお当番ヒロインめぐみんを筆頭に紅魔族の女子キャラ達に萌える楽しみもあり♪
個人的にはアクアのポンコツぶりが一番好きなので、エロ萌えに頼らないおバカな笑いがもっと観たかったかな・・

《声優さん》

皆さんノリノリの演技。
カズマ役の福島潤さんはキャリア20年のベテラン声優。アドリブも交えたハイテンションな演技で若い女性声優さん達を引っ張られており、このすばの立役者と言っていいのでは。
今回、その福島さんと一番絡んだのがめぐみん役の高橋李依さん。
動画やラジオでも福島さんと和気あいあいの掛け合いをされてますが、2年前にお二人のラジオ番組内で、今回のこのすば続編制作を知った時の高橋さんのガチ泣きにはこちらももらい泣きしそうに~
当時、自分がメインヒロインを演じる事になるとも知らず感涙されたりえりーのこのすば愛!本作で存分に表現されてました。
「エクスプロ~ジョン!!」

あと本作で、能登麻美子さんがこのすばに初参加されたのが私にとっては嬉しいサプライズでした!(演じたキャラはけっこうブラック・・{netabare}めぐみんが若くして家を出たのも頷けます^^;{/netabare})

《作画》

制作会社が変更されてますがテレビ版準拠と言ったところ。
キャラ画などで狙ったのかと思えるほどの崩れた作画は無いですが劇場版と思えるほど質の高さも感じません。
それでもめぐみんの放つ魔法の爆裂エフェクトは効果音と合わせて凝ってました。
テレビ版から感じてますが、カラフルな星粒の煌めきを織り混ぜてるのは可愛いめぐみんにピッタリですね。

《音楽》

エンドロールでパーティー女子3人によるキャラソンとMachicoさんの曲が2曲続けて流れるんですが、これは勿体ない~
盛り上がるMachicoさんの曲はテレビ版時のようにオープニングかラストバトルのバックで聴きたかったです。

《最後に》

本作は後日、自宅で1人ニヤニヤ(ゲラゲラ)鑑賞するのも良いですが、お笑い芸人の生演劇のようにファンのみんなで盛り上がるライブ感を楽しむなら、ぜひ劇場へ足をお運びください~(映画の入場特典の短編小説も面白いです^^)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 25

78.3 10 コメディで家族なアニメランキング10位
うちのメイドがウザすぎる!(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (583)
2276人が棚に入れました
ロシアの血を引く小学2年生・高梨ミーシャのもとへ、元自衛官にして筋金入りの幼女好きである鴨居つばめが新人家政婦としてやってきた。元自衛官のポテンシャルを存分に生かしてミーシャに接近しようとするつばめと、徹底抗戦の構えをとるミーシャとのホームコメディが幕を開ける。

声優・キャラクター
白石晴香、沼倉愛美、M・A・O、原田彩楓、井澤詩織、加藤将之
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

欲望剥き出しのいい年した女性

母を亡くし父と二人で暮らす小学生女子・ミーシャ。 そんな父子家庭にやってきた新人家政婦は、やたらマッチョな上に三度の飯より幼女が大好きで・・・!?闘うヘンタイ家政婦 VS ロシア系小学生のほっこりしない系?ホームコメディ

眼帯を付け、独眼の鴨居つばめ(28歳)は初潮以降は興味ないと語るロリコンなのに、他のロリコンは許さない。そして、元航空自衛隊で腹筋バッキバキ。あんだけ体脂肪率低かったら、生理止まってるやろうな。だから、ホルモンバランスが崩れておじさんっぽい性格なのかもしれない。筋肉と言えば、陸上自衛隊のイメージだった。航空自衛隊は陸上自衛隊ほど肉体的にハードなものは求められていないイメージ。

ミーシャが大きくなったら興味なくなるのだろうか。そうだったら酷いな。{netabare}ちゃんと初潮を迎えてもお仕えすると名言してた。一安心?{/netabare}あの手この手でミーシャのストーカー。身体能力凄すぎ。コスプレの違和感凄すぎ。小学生だけはさすがに無理ありすぎ。変態なエネルギーが興味のある対象に向いたときは半端ない。家事も運動も何でもこなせて、打たれ強いし、割とパーフェクトヒューマン。僕はつばめはミーシャと結婚するよりも康弘と偽装結婚するほうが、ミーシャとずっと合法的にいられると思うんだけど、ポリシーに反するんやろうな。

6話で登場する鴨居つばめの元同僚みどり(33歳)。ドMの超変態。つばめのことが大好き。{netabare}隊にいたとき犬の訓練をしていたようだが、つばめが来てから、犬に負けじとフリスビー取ったり、餌をもらおうとしたり奇妙な行動は笑えた。{/netabare}つばめがこいつと話すときだけ常識人になってしまうのは少し残念。そうでもないか。人畜無害だからか、ミーシャは割となついている。

11話の終わりと最終12話で {netabare}少ししんみりな展開。ミーシャ家に泊まりに来たわしわしとゆいが夜中トイレに行こうとして間違えて入ってはいけないミーシャ母の部屋に入ってしまうわけだが、つばめが自分が入ったと庇う。腹を立ててミーシャ母の部屋にミーシャは閉じこもるが、実は、部屋に勝手に入られても何も思わなかった自分自身に腹を立てていた。母親を忘れてまま、日々を過ごしていいのか葛藤。つばめは雪の日に庭で遊んでいたミーシャに単純に惚れていたが、幼い頃に大好きだった父を喪った自分と重なるところがあったのか、自らの過去を明かす。幼女好きになったのは人形をねだると可愛いのではなく、むきむきな人形を買ってきたり、筋トレを一緒にしたりする父への反動だとか、母が父は空の上にいると言ったことをきっかけにパイロット候補生になるも、視力を失って自衛隊を辞め、眼帯姿になったこととか。{/netabare}

途中は単調に進行していくが、沼倉愛美さんの演技力が突き抜けてた。見事にキャラクターを表現していた。そのためか、退屈さは感じにくかった。原作はまだ続くだろうし、期待している。

OPはウザウザ☆わおーっす! ハラショー。EDはときめき☆くらいまっくす。EDでメロディーに乗せてミーシャとつばめが掛け合う歌が面白かった。さらに、映像でトレーニングの強さも見物だった。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 「うちのメイドがウザすぎる!」
仕事を探している鴨居つばめは、職業安定所で理想が高すぎる(?)条件を提示し、あっさり断られます。失意の中、去年のお正月に帰省した際に見かけた、ロシア語を話す幼女の家の目の前にやってきました。庭を覗き込むと、以前とは違いすっかり荒れ果てて人の気配がありません。「あの雪の妖精は冬の日の幻だったのか?」とがっかりしていたつばめでしたが、ふと柵の近くに目をやると、そこには「家政婦さん急募!」の文字が・・・!

2. 「うちのメイドにさらわれた」
高梨家の家政婦になったつばめは、夏休みだというのに自宅でゲーム三昧のミーシャに友達がいない事が気がかりな様子。自らが友達になろうと思いあの手この手を使ってみても、ことごとく失敗してしまいます。諦めきれないつばめは、自宅で無意識に筋トレをしている際に、ふとミーシャがプレイしていたゲームを思い出しました。ノートPCを開き、そのゲームをプレイしようとしたつばめでしたが・・・。

3. 「うちのメイドが忍び寄る」
ミーシャのもとへ家政婦として通う事に幸せを感じ、意気揚々と出勤するつばめでしたが、ランドセルを背負う通学中の少女たちを見て、ふとミーシャは学校に通っているのか気になりました。おやつの合間に学校に行かないのかと聞いたつばめに対して、ミーシャは「ロシア人だから学校に行かなくてもいい」というのですが・・・。

4. 「うちのメイドは幼女が尊い」
今日は康弘が家に帰れず、土日は家政婦のつばめもやってこないため、久しぶりの自由を満喫しようとしていたミーシャでしたが、そこに突然つばめが現れます。康弘より、当分休日出勤と泊まり込みが続くので、土日も家政婦の仕事を依頼されていたのでした。つばめのおかげで、至れり尽くせりなものの心が休まらないと嘆いているミーシャは、宿題の作文が気がかりで・・・。

5. 「うちのメイドはどこにでもいる」
朝、教室ではおしゃれ命の女子小学生・森川ゆいが、同級生たちと談笑していました。そこへミーシャが登校してくると、他のクラスメイトは「本物の美少女」に見とれてしまい、ゆいはミーシャに対抗心を燃やします。後日、JSギャルの聖地にやってきたゆいは、ファッション雑誌にスナップ写真を撮られたいと何度も通りを往復していました。足が痛くなってきた頃、ついに声がかかるのですが・・・。

6. 「うちのメイドの昔のオンナ?」
学校帰り、わしわしと別れて帰宅途中のミーシャの前に突然立ちはだかったのは、ゴスロリファッションを纏った背の高い女性。ミーシャをマジマジと見つめ、肌や髪の毛、唇などの特徴をねっとりと語り始めました。ミーシャはすかさず防犯ブザーを鳴らし、やって来た警官に「不審者に声をかけられた」と伝えます。警官に連れて行かれたその女性は・・・。

7. 「うちのメイドがいない家」
みどりを新たに家政婦として雇ったミーシャは、つばめに対して突然クビを宣告しました。ところがつばめはあっさりと受け入れ、振り返りもせず家を出て行ってしまいます。少しの罪悪感に苛まれながらも、ミーシャはみどりに晩御飯を作るようお願いしました。しかし、出てきたのは吐瀉物のような見た目のカレー。ドMのみどりは、料理を美味しく作る事が出来ず・・・。

8. 「うちの元メイドはお嬢様」
しばらくの間、ミーシャの家で家政婦としてつばめと共に働く事になったみどり。仕事を終えて帰ろうとすると、家の者が車で迎えに来るという連絡がありました。みどりの実家は、超豪華なホテルを経営しているホテル王だったのです。それを聞いたミーシャは、みどりの家に泊まりたいと言い出します。康弘を説得し、皆でみどりの家に泊まりに行く事になったのですが・・・。

9. 「うちのメイドとあの日の出会い」
ある日、クマゴローがベッドの上でくつろいでいると、ミーシャから声を掛けられます。嬉しそうに部屋を出たクマゴローですが、ミーシャから「病院に行くぞ」と呼びかけられました。注射が怖いクマゴローは、思い切ってベランダから飛び出し、外に逃げてしまいます。しかし外は寒く、暖かい家に戻ろうかと悩んでいると、そこに現れたのは・・・。

10. 「うちのメイドとヤスヒロと」
ミーシャが家でくつろいでいると、康弘から「連休が取れたので温泉に行こう」と提案されました。「めんどくさい」と素っ気ないミーシャでしたが、テレビでも人気のカピバラと一緒に入れる温泉と聞いて大喜び。しかも康弘と二人きりの為、「久々につばめと離れられる!」とテンションが上がります。しかし下手に情報を漏らすと、つばめは追いかけて来そうです。そこで、わしわしの家に泊まっている事にして旅立ったのですが・。

11. 「うちのメイドと開かずの部屋」
これまで、ゲームやネットで一日を過ごし、好きな時に起きて食べて寝る放蕩三昧の生活を送っていたミーシャ。しかし最近は真面目に学校に通い、友達もできてリア充(?)生活を送るようになりました。そしてとうとう今日は、わしわしとの「お泊り会」の日。ミーシャは部屋でテンションが上がり、何をしようかと考えていると、当然のようにつばめが現れて・・・。

12. 「うちのメイドとこれからも」
入ってはいけないと言われていたミーシャにとって大切な部屋に入ってしまった、わしわしとゆい。誰かが侵入したと知り、激昂したミーシャの前でつばめは「自分が入った」と2人をかばいます。中から鍵をかけ、部屋に閉じこもってしまったミーシャ。そこへ、連絡を受けた康弘が帰ってきました。他人が部屋に入る事をミーシャが拒む理由は・・・。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8
ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

変態もドン引きの変態

原作未読/※最終話視聴にあたり総評は最下部に追記

キャッチコピーは『闘うヘンタイ家政婦 VS ロシア系小学生のほっこりしない系?ホームコメディ』。

登場人物はかなり少なめで、小学2年生の主人公・高梨ミーシャ(声:白石晴香)と、もうひとりの主人公でメイドの鴨居つばめ(声:沼倉愛美)のふたりがほぼメインで進行していきます。

第7話まで観た時点では、つばめの度が過ぎた変態っぷりに同じく変態の私でさえちょいちょいドン引きしてしまう場面もあったけれど、概ねミーシャの突っ込みにより笑えるものとはなっております。作品全体としても毎回一回以上は声に出して笑ってしまうシーンもあり、テンポも良いので楽しく見られるものとなっていました。

{netabare}ミーシャが学校へ登校するようになってから登場するクラスメイトのわしわしこと鷲崎みみか(声:原田彩楓)は、個性が強すぎる主人公ふたりに相対した温和なキャラで作品のバランスを取ってくれるので、もうちょっと出番を増やして欲しいかななんて思ったり。

同じくクラスメイトの森川ゆい(声:井澤詩織)はただの面倒くさいウザキャラかと思いきや、つばめを師匠と仰いだりと素直な性格をしているので、今後も期待しています。『ガヴリールドロップアウト』のサターニャを彷彿とさせるキャラなのでわりとお気に入り。

そして、強烈なドMキャラ・鵜飼みどり(声:M・A・O)ですが、そのドM発言をしつこいくらいに繰り出すのであまり笑えなかったけれど、初登場時のミーシャとわしわしからの2連発防犯ベルでは吹いてしまいました。みどりの場合、その行動が面白かったりするので、少しでいいからドM発言を自重して頂きたいw{/netabare}

エンディング『ときめき☆くらいまっくす』はつばめの激しいキャラが前面に押し出されているものとなっており、その中毒性から連続視聴中でも飛ばすことが出来なかったw


▼第8話
{netabare}この作品って細かいとこにも笑いのネタが置かれているというか、1回の視聴じゃ気づきにくいネタがあるので、2回連続で視聴するとより笑えてしまう。たとえば冒頭で、つばめがミーシャの成長を記録したと熱弁するカットではミーシャBDのジャケットなどが映っているんだけれどよく見ると「VOL.102(50GB)」とか、50GB分で102本ってオイw また、寝起きのミーシャを撮影するカメラ画面では地味に5.1chと表記してあったりとw てな感じで、出来るだけ見逃したくない次第。このシーンでのミーシャのセリフ「あんな奇行に走っておいてよく平然とメイドモードに戻れるな」も笑ったなあw

また今回はみどり回だったともいえ、みどりの可愛さや面白さが際立ちまくっており、みどりに対しての評価が爆上げしてしまった。なかでも就寝シーンでの鼻血を垂れ流しながら「いや、大丈夫、イエーイ!!!」はクッソ笑った。ひとつひとつ記しておくことができないほど今回も終始笑いが止まらなかった回でした。また時折挟まれる、不穏なBGMも笑いのタネとして最高でしたw 今期のギャグ枠としては私の中でナンバー1候補筆頭となっております。{/netabare}

▼第9話
{netabare}クマゴロウを持ち帰ったゆいの妹を優しく諭すつばめが微笑ましかった。いつもは変態ながらもこういった素敵な人間性を垣間見せるからやっぱつばめは最高ですw そして、ミーシャちゃん幼女時に雪にはしゃぐ姿はまさかの家族サービスってw みどりはみどりで、ミーシャやご近所さんのために雪かきに勤しむ優しさw ほんとこいつら変態のクセに人間が出来すぎているから困る。さらに今回はわしわしも登場したけれど、こちらもまさかの肥満化w 後半の雪合戦では、ダイエットのために始めたのにも関わらず、わしわしそれ雪玉作りじゃ痩せないから~! ホント、この作品はたった一話のなかに毎回いろいろ詰め込んでくるから面白い。{/netabare}

▼第10話
{netabare}分かってはいたけれど、あの不穏なBGMとともに旅館の仲居として登場したつばめに声を出してクッソ笑わされてしまった。さらに違うアングルから3度繰り返す演出にしばらく笑いが止まりませんでした。そして入浴シーンで、ミーシャちゃんの幼児パンツに目を向けさせといてからの再度、不穏BGM&つばめの登場にまたもや爆笑w いきなり笑いっぱなしで、すこぶる体力をもってかれたかと思えば、後半では格好良すぎるつばめになったりと、振り幅が激しすぎて大変だw{/netabare}

▼第11話
{netabare}今回はわしわし&森川さんとのお泊り回で和み成分大目でした。そして登場からいきなりの笑いを提供してくれたみどりん。初登場時あたりは微妙だなんて記した気もするが、もはや彼女もこの作品にはいなくてはならないほど愛すべきキャラクターだ。ここにきて、つばめの変態っぷりにみどりんまで引かせてしまうとは、やはりつばめ恐るべし。終盤では、シリアス展開で来週への持ち越し。この様子だと次で最終回のようなので、終ってしまうのが寂しい次第である。{/netabare}

▼最終話&総評
{netabare}嗚呼、今季最高に笑わせてくれた「うざメイド」がついに終わってしまった…。最終話は、つばめの過去が語られ、ミーシャがつばめの手を引きつばめを部屋へ招き入れた瞬間に目から水が流れ始めたよ! いままで散々笑わせてくれたギャグアニメでありながら、最終話では感動的な展開に持っていくとは、先週までは思いも寄らなかった。原作はまだ連載中らしいけれど、このアニメ版は綺麗に幕を閉じれたものと思います。

ミーシャやつばめはもちろんのこと、わしわしや森川さん、そしてみどりん。彼女たちにどれだけ笑わされ、癒されたかわかりません。つばめ&みどりんのド変態っぷりにドン引きすることもあったけれど最高に面白い作品でした! 久しぶりに満点をつけさせてもらます。そしていつの日か第二期が観れることを願うばかり。{/netabare}


▼キャスト
高梨ミーシャ:白石晴香
鴨居つばめ:沼倉愛美
鵜飼みどり:M・A・O
鷲崎みみか:原田彩楓
森川ゆい:井澤詩織
高梨康弘:加藤将之

▼制作情報
アニメーション制作:動画工房
原作:中村カンコ/漫画:既刊4巻
監督:太田雅彦
副監督:大隈孝晴
キャラクターデザイン・総作画監督:山崎淳

▼主題歌
オープニングテーマ「ウザウザ☆わおーっす!」歌:高梨ミーシャ(白石晴香)&鴨居つばめ(沼倉愛美)
エンディングテーマ「ときめき☆くらいまっくす」歌 :鴨居つばめ(沼倉愛美)&高梨ミーシャ(白石晴香)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 39
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

00年代の良さも感じるような、良作ドタバタホームコメディ♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
百合要素があるホームコメディで、監督と構成が「ゆるゆり」「うまる」のコンビとくれば、安心感がありますね。

まあ、「少年メイド」と「ハヤテのごとく」を足して、変なモノをかけたみたいなアニメです(笑)

※2018秋ED 剣道部大賞(非公式)受賞w

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
レビューは酷評くさいけど、☆4、あくまで高評価です。色々惜しかったなと。

特に序盤は面白かったです。鴨井の飛び抜けた変態性も、ミーシャの辛辣なツッコミも。特に3話は秀逸で、+ミーシャの成長も描かれ、学びと深みのあるストーリー。この段階までは、今期の(個人的)覇権かと期待していたのですが。

まあ、ギャグアニメの宿命の、「マンネリ化」ですね。中盤はサブキャラを入れてマンネリを防ぐ意図は感じられましたが、ミドリにしても森川さんにしても、「ウザい」という点で鴨井と被っていたし。ワシワシの毒舌くらいかな、目立って良かったのは。

終盤は、感動路線。路線自体は好きなんだけど、ただのホームドラマをやるには、濃すぎるキャラクター達が邪魔をしていた印象。やはり、本作の場合はギャグと絡んでこその感動なんだけど、そのギャグが焼き直しばかりだからね。

最終話も綺麗にまとめてはいたものの、なんとなくとって付けた感が。鴨井の過去にしても、小出しにしていた情報から想像できる範囲内だったし、視力に関しては、ある意味予想外なほどドラマがなかった。ミーシャが鴨井を部屋に入れるクダリも、やや唐突というか、まだ早いというか(原作最終回でも良いくらい)。

まあ、とはいえずっとそこそこ面白かったけどね。しっかし、ロシアの小さい子とか、本当に可愛いよね(い、いや、変な意味じゃなくて)w
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
OP、一昔前のアニメみたいだな。ロシアの小さい子とか、ホントに可愛らしいもんな(変な意味ではなく)w 筋肉(笑) 朝っぱらからデリヘル(笑) 初潮過ぎたら興味ない(笑) う~ん、二人ともキャラが強いな(笑) ますますデリヘル(笑) なんとなく、「少年メイド」と「ハヤテのごとく」を足して、変な物をかけたみたいなアニメだな(笑)

2話目 ☆4
何気に、筋トレのフォームが正しい(笑) 恐ろしい世界w 絶対、ガチギレされるやろ(笑) ん? 意外と平和に解決? 地雷ワードを鮮やかに回避したな。料理のクオリティw 設定を小出しに。ミーシャ、楽しかったんだな♪ これは、可愛らしいツンデレ(笑)

3話目 ☆5
色々と、難しいよな。おやおや~w そりゃ、笹を期待するよな(笑) いや~、説得力あるな。変態忍者(笑) 変態プロファイリング(笑) 熊五郎、可愛いな~。繁殖w バラグライダーはやりすぎ(汗) ハムスターのことも、ちゃんと学びがあるし、学級に馴染むきっかけにもなっているし、良いシナリオ。

4話目 ☆3
熊五郎の心意気♪ 婚姻届けw 何気に有能なんだよな。んじゃ、月70万くらい稼いでるのかな。ぼっちスキルw 小2で同性で恥ずかしいもないだろ。

5話目 ☆3
女子の嫉妬。親友になるのかな? メイド、そこにいたんかい(笑) フリルの数だけ攻撃力が増すと思っていた時代(笑) ローアングルおじさん、逮捕w 同調圧力(笑) 親指だけ縛る、プロ仕様(笑) バルログかよ(笑)

6話目 ☆3
防犯ベル連打w なんで要求が上がっていくんだよ(笑) みどり、キャラ強いな(笑) ド、ドMじゃないか(笑) 「知りたくなかった」「小学生になんてことを」「国防とは」「どうでも良いし」wという連続塩ツッコミ(笑) 反面教師(笑) 妄想がサイコパス(笑)

7話目 ☆3
シリアスもなかなかに。まあ、間違いなく、この展開だとは思ったけど。素直なお嬢様は可愛らしい。やはり、Bパートのノリが好きだな。お嬢様人形、怖いな(笑)

8話目 ☆3
ミドリの実家、メチャ金持ちやな。なんか、いつもと違ってギャグが滑ってる感じ。昭和のつまらないギャグアニメみたいな感じ。

9話目 ☆4
ペットいなくなるのは、焦るよな。クマゴローは、マフラーじゃない!って、なんか良かった。なにをこの程度の雪で(笑) ユイちゃん、脊髄だけで生きてる(笑) 雪だるまが通りかかるか(笑) ワシワシ、ダイエットと見せかけて、実は雪の良い思い出を作るのが狙いとか、ニクいな♪

10話目 ☆4
義理の父って設定、はっきり出てたっけ? ストーカー力強すぎるだろ(笑) シリアス風だな。パンダ柄のヒグマ(笑) 娘とサラッとハッキリ言うのが良いね。

11話目 ☆3
血の涙、妄想が変態過ぎる(笑) ワシワシも結構言うよね(笑) 森川さんの顏w 33歳(笑) 風呂で眼鏡。鴨井、優秀だし、本当にお嬢様のことを思いやってるな。まあ、最終回の前フリって感じですね。

12話目 ☆3
妻の部屋って、そんなに溜めるかな? 父は空の上にいるって、そういうことか。怒らせると傷つけるの違い。関西弁、忘れてたw それでもいてほしい。何とも思わないことに、ショック。ミーシャ、潔癖だな。う~ん、光=ミーシャ ってのが、イマイチ結び付かないんだよな。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 33

79.1 11 コメディで家族なアニメランキング11位
放課後ていぼう日誌(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (454)
1590人が棚に入れました
海野高校1年生の鶴木陽渚は生き物が苦手なインドア派。堤防を散歩中、先輩の黒岩と出会ったのをきっかけに謎の「ていぼう部」に入部させられ、釣りをはじめることに! 個性的な部員たちに囲まれて、陽渚の高校生活どうなるの!?

声優・キャラクター
高尾奏音、川井田夏海、篠原侑、明坂聡美
ネタバレ

食前酒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

”ただの”釣りアニメではない

【第十二話】(総評も含みます)
{netabare}最終話でした。Aパート前回のキス釣りから、ヒナだけ疑似餌を使っていたためうまく釣れず今回は知識を蓄えて再挑戦。疑似餌のパッケージの裏に釣り方が書いてあるのにわざわざ自分でネットで調べちゃうおっちょこちょいなヒナですが最後は夏海の助力もあって小さいのを一匹ゲット。変わってBパートは夏海フェルトづくり回想。大量の麦茶の区別の仕方から手芸大好きなヒナがていぼう部に入っ思ったことまで、恐ろしいほどスマートにまとめられたラスト10分。EDの絵までその後のストーリーを描けていたし完璧な終わり方でした。さらに最終話の今回もそうですが背景がめちゃくちゃ綺麗。建物の遠近感や影の付き方、橋や標識のプロップデザインも画面にのめりこんで見入るぐらい丁寧。それでいて釣りの知識の豊富さだったり、その紹介の演出も分かりやすい。もう釣りでも手芸でもボウリングでもキャンプでもインドア、アウトドア何の題材でもアニメにできちゃいそうな勢い(同社制作の「恋する小惑星」でもロケ行って入念に下調べしていたらしい)。なのでこのアニメ何って聞かれたらただの釣りアニメとは答えられないですね。すばらしいアニメだったと思います。{/netabare}

【第一話】
終始のんびりした雰囲気で腰を据えて見られました。ただ釣りはあまり興味がないので5話あたりで一展開ないと中だるみしますね。
【第二話】
早速ガチ釣り教室。作画も申し分ありませんし、OP,EDかわいいです。
【第三話】
今回は本格的に目的の魚を釣る回。当然だけどここまで作画(キャラの顔、背景、釣り具などの小物)ド安定です。ここまで丁寧に作られていたら釣り好きの人はかなり楽しめますよ。
【第四話】
{netabare}約2.3か月の延期を経てようやく再開。Aパート意外と高いアウトドアグッズに驚くお約束展開。確かにジャケットや帽子、靴だけで〇万は中高生には高いですもんね。Bパート装備万端でイカ釣りに挑戦。相変わらず釣りシーンは「へぇ~」の連続です。最後はいか刺しを食して自然の恵みに感謝。今回も中身の詰まった良い回だったと思います。{/netabare}
【第五話】
潮干狩り懐かしい…。陽渚は一発でハマグリゲットしてましたが私はバカガイばっかりとってた覚えがあります(笑)。そして貝のバター焼き最高!ビールと会う!
【第六話】
{netabare}六話まで来て全く衰えを感じないですね。Aパートは先生と一緒にアジゴ釣りに。いつもどおり丁寧な釣り解説があり、今回特に良かったと思ったのは陽渚役の高尾さんのアフレコ。ここまで来てだいぶ慣れてきたのか十代とは思えない演技で高校生らしいはしゃぎっぷりも良かったし、アジゴの内臓取り出すときの息づかいはまさに名演技。もちろんBパート陽渚が一人で釣りに挑戦するのもよかったです。動画工房アニメは作画(背景も含め)、専門知識解説そしてアフレコの一話一話の作り込みでいったらトップクラスですね。今回改めて実感しました。{/netabare}
【第七話】
{netabare}面白い!もう第一話で書いたレビューがお粗末でしかない。Aパートはいつも通りの釣りシーンなのに笑いどころは毎回違う。ヒナと夏海も面白かったけど大野先輩のライフジャケットの件についてもエピソードが語られました。OP、EDでも一人だけライフジャケットをしっかり着けてましたね。ここら辺の細かさはもはやこの制作会社では当たり前なのでしょうか(笑)。妙に納得のAパートからBパートではヒナと夏海のお勉強会。眼鏡姿をヒナに見られて恥ずかしがる夏海可愛い!そしてさり気なくヒナの過去の友達事情を聞く夏海もさらに可愛い…。ただ部屋で勉強しているだけのにワンカットごとに見どころがあるので全く見飽きなかった。もうこの制作は日常系作品の覇権会社ですね。{/netabare}
【第八話】
{netabare}今回はテナガエビを釣るということで釣りに使う道具についてや釣り方などなどいつも通りわかりやすい解説がありました。さらに良かったところとして、河川での漁業権について触れていたところ。おそらく原作でもそのような描写があったんでしょうがアニメ内でもかなり丁寧にわかりやすく教えてくれました。あと、ヒナの表情も多彩で可愛かったし声優さんもうまかった。{/netabare}
【第九話】
{netabare}すごく面白い回でした。ある意味もう深夜アニメじゃないよこれ(笑)。まずAパートは堤防部恒例行事の着衣水泳体験のお話。着衣したままおぼれた時の姿勢やペットボトルやクーラーボックスの浮き輪活用などなど丁寧でわかりやすい解説。そのなかで大野先輩の相変わらずの金槌ぶりの笑いなどもあり面白かったし勉強になりました。Bパートは変わって釣りシーンになるかと思いきやいきなり鳥視点の映像が流れヒナの釣った魚がアオサギに横取りされます。今度は横取りに来るアオサギの対処方の話かと思いきやヒナがアオサギの足に絡まっている釣り糸に気付きます。黒岩先輩によるとアオサギを始め海や河川の周辺を活動領域とする鳥類には良くあることで釣り糸が絡まることによって片足をなくしたり中にはそのまま動けずに命を落とすこともあるとか。アオサギの現状を知ったヒナはなんとか昨日のアオサギを助けたいと思い黒岩先輩に協力を求めるんですがそこで出てきたワードが鳥獣保護法。鳥獣保護法とは野生の鳥類や獣類は無断で捕獲してはいけないというもの。保護のためであっても許可が必要なようでそこをカットせずしっかり話に入れてきたのはさすが動画工房としか言いようがない。そしてヒナがアオサギを助けたいと思った理由が絡まった糸が我慢ならないからという裁縫好きのヒナらしいもので面白かった。その後堤防部の面々でなんとかアオサギに絡まった釣り糸は排除でき一件落着です。今回の一話は是非一般の人にも見てもらいたいし、何なら学校でも教育として見せるのもあり。Aパートは昨今の絶えない海や河川での水難事故を減らせるかもしれないし、Bパートのごみ捨て(海、河川の汚染)や鳥獣捕獲規則なども当たり前のことですが現代社会の重要課題でもあるでしょう。冒頭にも書きましたがこれは深夜アニメのレベルを超えてます。私もただの釣りアニメでこんなに勉強になるとは思っていなかったので驚いてます。素晴らしいアニメです。{/netabare}
【第十話】
Aパートいつも通りの部活風景。釣りの仕方が次から次へと出てきてこのアニメ見るたびに勉強になってます。Bパートは釣ったアジのさばき方だったり先生が持ってきた燻製機で燻製にしたり。Bパートもみてて面白かったです。十話ということでそろそろ終わりが近いですがこのアニメに関しては最後まで今回みたいなゆるーい感じでもいい気がします。
【第十一話】
{netabare}いよいよ終盤も終盤十一話まできてここまで作画や話の内容全体的に見ても一点の曇りなしです。女子高生がただただ釣りをする話。下手したらめちゃくちゃつまらない子守唄アニメになるところですが細部までこだわった演出もあり今回まで一話たりともつまらないと思ったことはありません。今回のBパート。メンバー全員でキス釣りをするもののヒナ一人だけキスが釣れないという状況に。他のメンバーは釣れているのになぜか。自分だけ疑似餌だから?単に運がないから?家に帰ってヒナが自分なりにつれなかった原因をネットで模索してみる。するとなにやら好感触な手段を見つけます。良かったですね。アオサギの回もそうでしたがヒナが自分から海のことや魚のこと、釣りのことを知ろうと励んでいる背中を見るとみてるこっちも自然と前向きな気持ちになります。日々の仕事や生活の中で何か困難なものに立ちふさがれたら一から出直して知識や手段を身につけて再度挑戦してみる。大げさかもしれませんがこのアニメを見ているとそんなふうに思わされます。いろいろハイクオリティな釣りアニメです。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「釣る」だけでない、「釣り」の魅力

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
女子高生の釣り部(ていぼう部)を舞台にした、日常系部活モノ。

こういう作品では定番ですが、主人公は(釣り)素人なので、非常に丁寧に釣りの解説をしてくれます。また、釣りの楽しみ、難しさ、怖さ、命の大切さなどを多角的に魅せてくれるので、個人的には、Eテレとかで流してほしい、作風だし、高いクオリティ。

1話見た段階では期待値は低かったのですが、中盤以降どんどんハマっていき、最終的には☆4(高評価)をつけました。レビューでは、本作をベタ誉めしたいと思います(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
スポーツフィッシングというものは、釣りの中の「釣る」ということに特化した釣りなのでしょう。

一方、本作は、「釣り」の魅力を多面的に表現しています。

釣って食べる楽しさ。道具を揃える楽しさ。色々な種類の釣りの楽しさ。友達と一緒に待つ楽しさ。

たからここは、「釣り部」というより、「ていぼう部」。ただ、友達とダベったりったり、潮干狩りを楽しむのもアリなんです。

そして、生き餌のキモさ。海の怖さ。漁業権の必要性。環境を破壊する恐ろしさ。お金の大切さ。命の重さ。

リアルな部分もちゃんと魅せてきます。それがネガティブな印象で終わらないのは、日常系の平和な雰囲気の中で、微百合やギャグを交えながらライトに表現しているから。ホントに丁寧だし上手い。

しかも、ラストは2話またぎで、「釣る」面白さをストレートに表現。陽渚は、自分で釣ろうとすることで1Lv up。ネットで調べることで2Lv up。最後に自分で考えることで3Lv up。日常系作品ながら、主人公の成長を丁寧に描写し、時系列を入れ換えた日常話をBパートにもってくることで読後感を爽やかにする巧みな構成に、最終話は☆5をつけました! 演出100点!

このように、「釣り」のライトな部分の魅力をほぼ完璧に表現しながら、7話では夏海の眼鏡&秀才&照れ屋ねギャップ萌え、素晴らしい百合(てゆうか友情)まで魅せてきて、なんだこれ?天才か?(笑) 主要キャラも4+1に抑えたことで、各キャラクターが立ち、魅力が充分に伝わった。久々にキャラの名前をちゃんと覚えられたアニメ。

コロナのしんどい時期を乗り越え、最後まで丁寧にアニメ化してくれた、制作スタッフに(*’ω’ノノ゙☆パチパチ

私の評価的には、☆5に近い☆4で、かなりの高評価。惜しくも☆5に届かなかったのは、部活系の日常アニメとしては実に王道で、バランスが最高に良かった反面、飛び抜けた(というより目新しい)「何か」が足りなかったこと(これは作風的にはしょうがない)くらい。

2期あったら確実に観ますね。

あと、これはどうでも良いんですが、EDやCMなどに流れるリコーダーのような曲が、「つり球」の挿入歌に似ていると思ったのは、私だけでしょうか?(笑)
{/netabare}

【余談~ 釣りはいつかちゃんとやってみたい ~】
{netabare}
釣り、楽しいですよね(ロケーションによるけど)。少しならやったことあるんですよ。

海釣りを何度か。自分で行くことはまずないけど、誰かが誘ってくれたら、わりと楽しみにして。

ちなみに、1番やったのが小学生の時。うちの実家は、「のんのんびより」に近いくらいの田舎なんですが、家の近くに小川があって、そこで釣りをしていました。

小さな橋の欄干に腰掛け、竿を脇に挟んで、ゲームボーイをしながら待つ(笑) そこはちょうど川の流れが緩やかになるポイントで、一時間も釣糸を垂らしてれば、2、3匹は釣れました。家に持ち帰ると、母親が誉めてくれて、美味しく頂きました。

どうしても釣れない時は、少し上流までチャリをこぎ、沢蟹をつかまえてカラッと唐揚げに♪

自分の中の、元風景のひとつとして、「釣り」があります。

私は、キャッチ&リリースってイマイチ好きじゃなくて、素人考えですが、「釣ったら食うのが礼儀」みたいに思ってます。だから、ていぼう部のスタンスも好きでしたね。

ただ、私はかなり凝り性なので、「ハマったらマズイ」と思って、自分でブレーキをかけているところもあります。だって、釣り好きの人、道具にめっちゃ金かけてるじゃないですか(笑) なんとなく、「老後の楽しみ」かなと、自分では思っているものの1つが、釣りですね~。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
フナムシはキモいよな(笑) 釣り部。楽しそうだけど、大会とかあるのな?実際には。

2話目 ☆3
キャスティングくらい、2、3回くらいやったらできるだろ(笑)

3話目 ☆3
再開おめ!

4話目 ☆3
日常回。平日に行くの? こういう専門店って、ワクワクするよね。高1で9000円はキツいよな~。釣りたてのイカ刺は確かに旨いけど、少しおいたやつもねっとりして旨い。これ、どう考えても、墨をかけられるよな(笑) イカは天ぷらが好き。

5話目 ☆3
泥あそび。そして、効果的なパンチラ(笑) 顧問。最後は剣に、ハマグリ食わしたかったけどな。

6話目 ☆4
エラ、ワタ、エラ、ワタ、エラ、ワタ(笑) Bパートのミスとか、知識的なこととか、なんかよかったな。

7話目 ☆5
海怖い、大事。完璧そうに見えて金槌とか、逆に完璧(笑) 眼鏡っ子でギャップ萌♪ 夏海の方が頭良いってのが、良いね。相手の趣味にも歩み寄り。お互いの趣味の交換。良い百合だ(笑)

8話目 ☆4
着衣水泳に、ごみ拾い。環境保全。マナー向上。役所の許可。かなりちゃんとしてるよな。NHKで流そうぜ。

9話目 ☆3
初訛り♪ メッチャ嫌そう(笑)

10話目 ☆
4500円、値段がリアルだな。

11話目 ☆


12話目 ☆5
ここにきて、「釣る」をしっかり魅せるか。自分で考える、成長。すぐには釣らせないし、ちゃんと美味しく食べるし。暑い部屋を開けるとか、麦茶作りとか、リアルで素敵。最後に日常系。この音楽、つり球っぽいよな(笑) ひげ、剃ってきます(笑) 釣りを教わり、縫い物を教える。良い百合だ♪ 釣りにも、ハマっただけなんだよな。まさかの男子手芸部(笑) 先生には、「鮭(さけ=酒)」を作ってやろうぜ(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 40
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

女子高生は世界を釣らない

4/15発表 4話以降延期 再開時期未定

3月の時点で放送そのものを見送った数作品を横目に見ながら不穏な空気でスタートした2020年春期。
いざスタートして数話してからの延期決定は私たちに事態の深刻さを実感させるに充分でした。
今なら心から言えます。貫徹ありがとう!

女子高生がただただ釣りするアニメなんですけどね。そんな事情でなんか尊い。

作品が醸し出す雰囲気とCMで流れてる『恋する小惑星』から、てっきりきらら系と思ったらヤングチャンピオンでした。制作会社“動画工房”繋がりということで納得。質感はほぼ芳文社です。

ハウトゥーアニメになるんでしょうか。
キャンプ・天文・ボードゲーム・筋トレと思い当たる節がいろいろある方はその釣り版と言えばイメージしやすいかもしれませんね。
海近くの高校だから釣りを活動内容とする“ていぼう部”があって、ではせっかくだからそこでの部活動をJK使って切り取ってみましょうという内容。

釣りってヴァリエーションあってお金のかけようもピンからキリ。当然キリに近いわけです。船チャーターして300kg超えのマグロを釣り上げたりはしません。アムール川でトラに怯えながらイトウを釣ったり、盟友・梅宮辰ちゃんとアラスカの怪物ヒラメを追ったりもしません。おそらく松方○樹のグラサン代だけで部費は吹っ飛ぶことでしょう。

とどのつまり初心者向け導入アニメです。
けっこう面白く感じたのが上手くいかない描写/苦手なことや弱点の描写が随所に入ってることです。え!?何をいまさらと思うかもしれませんが、運動部やメジャー部活なら常道の手法も、キャンプや筋トレアニメでその印象は希薄なんですよね。新しい趣味の楽しさアピールに終始してた印象です。
そんな釣りトレーニングの中身は初心者とはいえ…いやだからこそ本格的。まじめにハウトゥー入れてるのがこの作品の個性となってますね。英断だったと思います。

実質1エピソード15分の構成はテンポがよく見やすくてまとまりもいいですし、それだけで尺が足りなければ必要に応じて延ばしたり柔軟に対応していて退屈はしませんでした。
なにげない日常の切り取りも巧いと感じる。ここは制作会社の力かもしれませんね。
{netabare}次回予告でプールが映り「水着回?」と思いきや翌週肩透かしくらった諸兄もそんなにがっかりしてないでしょう。{/netabare}繰り広げられる日常だけで充分面白いからです。


釣りに限らず趣味の醍醐味は結果もさることながら、あーでもないこーでもないと考えを巡らせたり試行錯誤をする過程でしょう。初心者だった主人公も全12話終わる頃にはこの領域に足を踏み込みつつあってその成長を微笑ましく感じるかと思います。

確信めいた思いがあって、こういう系統の作品って自分のなかの知的好奇心が満たされたり、実際に行動を起こしてみたりというのもさることながら、他人の趣味への理解が深まることがなによりいいことなんじゃないかと思うのです。
トークの幅が広がるだけでなく、相手方のツボ抑えやすくなりますもんね。なにより目の前で楽しそうに話してくれるのがうれしいもんです。そんな身につくよくつく日常+αアニメでした。



■今日の一言

一回一格言で計十二回。マナーと安全管理しか言ってないんですよね。大事なことです。

{netabare}ていぼうの ルール守って サビキ釣り ヒナ
気を付けよう 後方確認 投げる前 真
釣り場ゴミ 拾う数だけ 海きれい 夏海
マイ帽子 かぶって防ごう 熱中症 ヒナ
大きさと 量ば守って 潮干狩り 悠希 小清水登場
オキアミは 流して帰ろう 忘れずに ヒナ 千葉繁登場
ライジャケで 体も心も 浮かびます 真
河川釣り 釣り券買うのが 基本たい 悠希
生き物を 守るイコール ゴミ拾い ヒナ
三年後 もっかいおまえを 釣ってやる 夏海
砂浜に 置き忘れないで 針と糸 ヒナ

この海を 残していこう いつまでも ていぼう部{/netabare}


■主要メンバー

鶴木 陽渚(CV高尾奏音)1年 主人公・初心者
黒岩 悠希(CV篠原侑)3年 部長・ゴリゴリの熊本弁
帆高 夏海(CV川井田夏海)1年 主人公の相方 
大野 真(CV明坂聡美)2年 職人

1年生コンビの声優さんが新人ですね。部長役の篠原さんはネイティブの熊本人で、先の『神田川JG』での長崎弁に続き方言キャラっす。それにしても『となりの吸血鬼さん』でのハイトーンキャラとうってかわっての低体温ぶり。いつもながら声優さんの振り幅には驚かされます。

{netabare}「せからしか!」ってなんの因果かマッポの手先のヨーヨー娘ではなくて、今はHKTらしいですよ。{/netabare}



視聴時期:2020年7月~9月 リアタイ

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2020.09.24 初稿
2020.10.31 タイトル修正
2021.06.11 修正

投稿 : 2024/11/02
♥ : 65

76.7 12 コメディで家族なアニメランキング12位
みなみけ おかわり(TVアニメ動画)

2008年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (1641)
9089人が棚に入れました
しっかり者の長女・春香、バカ野郎日本代表と千秋に呼ばれている次女の夏奈、辛辣な言葉を吐く小学生・三女の千秋という南家三姉妹を平凡な日常を中心に送るゆるゆる日常ギャグ漫画のアニメ第2弾。

声優・キャラクター
佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里、水樹奈々、森永理科、柿原徹也、小野大輔、浅沼晋太郎、喜多村英梨、豊崎愛生、高木礼子、小野涼子、後藤沙緒里、高梁碧、大原桃子、千葉紗子
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2期にだって、1期には無い良さがあることが分からないのか?ばかやろー

コミック原作で、そちらは未読です。全13話。
「みなみけ」1期に続いてのんびりと視聴しました。

第1期のレビューはこちら→ http://www.anikore.jp/review/396375


1期とは対照的にかなり酷評が目立つので、
視聴前にハードルは若干下げました。
結論から言うと、この2期も聞いているほど悪くはないと思います。

制作会社が変わってしまったためか、
キャラクターデザインや音楽の雰囲気まで変わっています。
最初の数話はその「変化」に慣れていないせいか、
こんなの「みなみけ」じゃない! とまで思ってしまうこともありました。
でも、話数が進んでいくにつれて
これは2期ならではの雰囲気であると思えるようになってきました。


物語面において、
1期では1話につき数本立てでテンポの良さがウリでしたが、
この2期では基本的に1話丸ごと話が続いています。
また、時系列は第1期最終話の直後からになっています。

話数によって1期には無い「シリアス」要素が追加されています。
これをどう捉えるかも、評価の分かれ目の1つになる気がします。
途中は春香が{netabare}怒る{/netabare}回数がちょっと多すぎはしないか?とも思いました。
何でこんな所でシリアスを入れるんだろう?と。
私の中でここは残念ながらマイナス点です。
最後のほうの
{netabare}春香海外留学!?
笑顔で送り出そうとするも、心で本当に思っていることが爆発して引き留めてしまう。
でも杞憂に終わって心からの笑顔に戻る描写。{/netabare}
こちらは素晴らしいエピソードだったと思います。

何と言っても、心理描写の良さが1期よりも圧倒的に勝っている感じがします。


作画について、
1期との違いに慣れてくれば違和感は徐々に解消していきました。
ただ、どちらの絵のほうが?と聞かれたら1期のほうが好きと答えますw
そして最大の問題点が…
主要キャラ以外のほとんどの人物が真っ黒なシルエットになってしまっていて、
これは気味が悪く、最後まで受け入れる事ができませんでした。。
せめて黒よりも白にしておいてほしかった。
手抜きのようにも見えてしまいます。かなり残念。。


次に音楽面。
2期ではバックミュージックが多用されていて
場面の雰囲気にもなかなか合っていたと思います。
ただ、音量が大きすぎてキャラの台詞が聞き取りづらかったのが惜しかった。

OP曲:ココロノツバサ
ED曲:その声が聴きたくて

実は当シリーズを知る前から
OP曲を歌詞が良いアニソン(個人的)と思って知っていました。
一番最初にOPとして流れた時は
みなみけのイメージと違くない?と感じましたが、
視聴を続けるうちに2期のイメージにはよく合ってる気がしてきました。

EDは曲も悪くないと思いますが、それよりも動く背景映像に目を向けてしまいましたw
夏奈が線路上を歩く描写は3話ごとに背景が変わって、
最終回で終着点に辿り着くという演出も
進んでいく日々を表しているようで良かったと思います。

また、最終回のラストシーンでは
1期OP曲にも用いられた「経験値上昇中☆」が挿入されて、
やっぱり南家のイメージはこれがイチバン!と思えました。


キャラについて、
1期のキャラデザインのほうが個人的に好きだったことに加えて
引っ越してきた隣人(登場頻度も高い!)は、
見ていて心地の良いものではありませんでした。
彼の場合は物事をハッキリ言わないのに加えて心理も読みづらい。。
その他のキャラは性格や言動・行動等、健在でとても良かった…
いや、素晴らしかったです!
1期で気に入ったマコちゃんや保坂の出番も多くて嬉しかった♪


1期とは別の作品として考えたほうが良さそうなのですが、
あいにく 前のを観てないと設定が分からないネタもあるので、
私としては1期からの視聴をおススメしたいです。
ただやはり、ハードルは下げておくに越したことはありませんw




……千秋が「ばかやろー」を発する頻度が
だいぶ減ってしまったのはちょっと残念w(^_^;A

投稿 : 2024/11/02
♥ : 35

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

すみませんこの作品を作った会社の皆さん。そして、スタッフの皆さん。前作のほうが圧倒的におもしろいです。正直テンションがかなり下がりました。

この作品の世界観

この物語は南家の3姉妹、長女ハルカ、次女カナ、三女チアキの何も変化のないが、そこが面白い日常を描いた作品です。
まず、長女のハルカは高校生で家事はもちろん料理も完璧にこなせます。けれど、張り合いがないとどこまでもだらける所は問題ですがそれ以外は完璧な女性です。
そして、次女のカナは中学生です。この作品のトラブルメーカーといっても良いキャラクターです。けれどいつも元気で、この作品のテンションを盛り上げ、そしておもしろくしてくれます。
最後に三女チアキは小学生です。この作品のツッコミやくとしてでもり、そしてたまにカナのボケにのったりもし、この作品をもっと面白く引き立てている結構重要なキャラクターです。頭の上のホイップは最高級のアホ毛です。

ストーリー

南家三姉妹の日常です。

私の感想

結構この作品が2期が決定された時かなりテンションが上がりました。そして、はじめはこの作品が出てかなりうれしかったです。けれど、2話までみてかなりテンションが下がりました。なぜかって? それはこの作品を見るか、私のこのレビューで想像してください。

なぜ、この作品を見て、テンションが下がったかと、言いますと、この作品は前作よりも こういってはいけないと思いますが、おもしろくなくなっているのです。
内容が? 
作画が?  
答えはすべてです。
なぜこのような悲惨な事になってしまったのかは分かりませんが落ちていました。

私が思うに、この作品は前作よりかなりキャラクターデザインが変わっていた事が問題だと私は思います。前作はかなりおっとりした感じのキャラクターデザインだったのですが、今作はなんか、わざとリアルスティックにしていました。そこがいけないと私は思います。そのせいで、キャラクターが生き生きしていませんでした。ってか、結構見るのに苦労します。

次に、さっき述べたようにこの作品ではキャラクターデザインが変わったせいで、キャラクターのキャラも少し変わっていたような気がします。今回はかなり南家三姉妹より他の客たーのほうが目だっていた所がいくつかありました。それはいけない事だと私は思います。この作品は三姉妹がメインな作品なのに・・・

これだけ、悪口を言っておいて、あれですが、この作品の話の内容は前作とあまり変わっていなかったので、おもしろかったです。やっぱり原作がおもしろいおかげでしょう。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

千秋の頭の上にある物がありますよね? あれは何だと思いますか? 作品の中では夏奈が「ホイップ」っと読んでいましたが、あれはかなりレアケースの「アホ毛」です。あれは私が知る中では千秋にしかない、アホ毛です。最高にかわいいです。あれだけ見ていて、3時間は過ごせます。ご飯が3口いけます。(それ以上はきつい。) なんでそんなにいけるかって? それはもちろん私が「アホ毛フェチ」だからですよ。 

オープニング

「ココロノツバサ」
前作のオープニングとフォームがまったく違う曲です。はじめは「っえ なにこれ?」っと思いますが、しだいになれていくと まあ、結構なれます。 気に入れませんでしたね~ 最後まで、気に入れませんでした。何ででしょう・・・・ 結構脳内侵食度が高いと思ったのに、最後までまったく侵食されませんでした。たぶんこの作品に合っていないのでしょう・・・ けれど、このオープニングの画像は結構この作品に合っています。そこはかなりいいです。

エンディング

「その声が聴きたくて」
かなの性格にはまったくあっていない曲です。なぜかなを選んだのかはいまだに分かりません。私的にははるかを選んだほうが良かったと思いましたが・・・・

投稿 : 2024/11/02
♥ : 22

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

いろいろな意味でアクセントになっていたかも

南家の3姉妹、春香、夏奈、千秋が繰り広げる日常系の代表格な作品「みなみけ」
しかしこの2期、実際は1期から間を置かず連続の放送だったらしく事実上は1期の後半。
それなのに制作会社やスタッフが変わってしまったらしい。
僕は1期と現在放送中の4期を観終わっているが、2期と3期はまだだったので
悪評高きこの2期を観るのに、期待のハードルは下げていた。
けど観てみると、確かに実験的要素を随所に感じはしたものの
物語自体は相変わらず面白かったし、実際けっこう笑わせてもらった。

違いはまず、キャラデザ。
顔つきはもちろんだが、髪の色もガラッと変わったキャラもいて確かにびっくり。
千秋なんかは少し年上に見えたし、藤岡はあれ?誰だっけってな感じ。

カメラアングルも凝っていた。
下から煽ってみたり、真上からや斜め上からにしてみたり、
どアップにしてあごのラインや視線を強調してみたり。
モブキャラの顔を真っ黒にしてシルエットっぽく見せる点も
ちょっとシャフトっぽい特徴が感じられた。

OP、EDに関しても賛否あるようだけれど、個人的にはけっこうお気に入り。
もちろん1期の明るく楽しい雰囲気も大好きだが、2期のOP、EDには2期らしさがあった。

最大の特徴は色調だろう。
1期は日中のシーンが多く感じるほど日差しを感じたし空も青い日が多く明るかった。
だが2期は、季節も冬から春にかけてを描いており、時間帯も夕方から夜のシーンが多く
しかも天候が雪や雨、曇りという日がほとんどなため空はどんより。
ある意味、とてもリアルなわけだが、全体的にグレイッシュで薄暗いイメージ。

また3姉妹の明るさやおバカさとは対照的な、生真面目でよくできた「いい子」であるけど、
どこか暗いイメージの新キャラ・フユキの登場。

これだけハッキリした違いをなぜ連続で放送したのかはわからないが
リアルタイムで観ていない自分には、正直新鮮で面白くもあった。
平坦で楽しい話ばかりじゃない、起伏のあるメリハリも感じたし
当然それは賛否の大きく分かれるところなのだろうけれど、
たまにこういう実験したくなる制作側の気持ちはわかる気がする。
実際4期も続いている人気作品で、そんな中の本作は
いいアクセントになっているとも言えるんじゃないだろうか。

しかしほんと、描写が意外に細かいことには驚き。
あごで雑誌のページをめくるとか、こたつに入っている時の夏奈の動きや態度の
表情豊かでのびのびしている自由さには、リアリティを感じる。
そしてやっぱり藤岡は不憫で、保坂は気持ち悪いけど面白い。

ホロッとさせられたり、大笑いしたりしながら爽やかな後味。
みなみけは今後もずっと続いていきそうな気がする。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 48

73.9 13 コメディで家族なアニメランキング13位
SPY×FAMILY Season2(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (309)
1105人が棚に入れました
人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている――
西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。
だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった!
3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。
秘密だらけの家族に、再び世界の命運は託された!?
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

愛する者のため戦うのか?戦わせないのか?

【物語 4.0点】
1期2クール目に引き続き、各回2本立て以上の構成も交えながら、
ショートシナリオでアーニャ以外のサブキャラ育成も図るのが基本線。
中盤からは今回のメインエピソードとして複数話完結の「豪華客船編」も展開。


2期もスパイ要素を絡めたホームコメディに徹するため、
本格スパイ物として期待すると進行度の遅さにじれることも。
アーニャのイーデン校での“星(ステラ)”や“雷(トニト)”の数の変動もなく、
“オペレーション<梟>(ストリクス)”にも停滞感が漂う。


ただ本作のオペレーションの目的が世界と家族の平和と捉えている私にとっては
収穫もあった2期でした。

極論、アーニャが“皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)”に成り上がっても戦争勃発したらこの作品はゲームオーバーですから。
1クール程度でオペレーションをクリアする強硬策も可能でしょうが、
その場合は人類が戦争を無くす方法はこうだ!などと言う、
フィクションでも解決策を提示できたらノーベル平和賞ものの理論を、
拙速に用意せねばならなくなる。

取って付けたような平和思想で、強引に<梟>(ストリクス)を片付けたとしても、
結局、戦争がしたい次の黒幕とオペレーションが立ち上がりグダグダになる気がするんですよねw

よって『スパファミ』の場合は成果が上がらないオペレーション<梟>のための暫定偽装家族という綱渡りコメディをノラリクラリと続ける方が良いのだろうなと私は思っています。


その観点から興味深かったのが「豪華客船編」のヨルさんの“いばら姫”としての矜持と、
最終回・12話ロイドとボンドの散歩エピソードで垣間見えた、
戦いと家族に関する考え方の違い。

{netabare} 私が凡百の戦争映画を観る気すら起きない理由の一つに、
誰かの思惑で始めた戦争が、いつの間にか巻き込まれた個々の家族や愛する人のための戦いという美談にすり替わるという詐欺的プロットがありますが。

ヨルさんは弟の外交官・ユーリと共に、
上の思惑は知らないけれど、命じられたまま家族のために“わるものさん”と戦うという生き方に疑問を抱かないまま育って来た姉弟。
豪華客船での戦いでは、ヨル自身にも生き方についての葛藤がありますが、
結局、フォージャー家を想って身命を賭す生き様を貫き通してしまう。

ここまでならば私も眉をひそめる、いつものいけ好かない美談で評点も物語3.5点でしたが、
4.0点にしたのは最終12話で放火現場からペットを助けるために危険を冒したボンドに、
ロイドが職業犬訓練よりもまずフォージャー家の一員であることを自覚して、
無事に帰ることを第一に考えるよう優しく諭す場面ゆえ。{/netabare}

ロイドとヨルには、西国(ウェスタリス)の諜報員と、東国(オスタニア)
の暗殺者というだけでなく、
戦いに対する価値観に大きな隔たりがあり、今後、火薬庫になり得ることを全体構成で示して締める。
『スパファミ』は毎クール一見静かな幕引きのようで、重た目の課題を私に残していきます。

マジメに戦争と平和について結論を急ぐ戦争映画より、
本作のような、明るいホームコメディの方が、うっかり核心を突いてしまうこともあり得る。
ロイド(偽名)は何故、子どもが泣かない世界のため、戦闘員ではなくスパイを選んだのか?
今後も、ロイドこと“黄昏”の過去などに焦点を合わせつつ、核心を見逃さないようにしたいものです。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・WIT STUDIO✕CloverWorks

序盤は日常回が続くため相変わらずアーニャの顔芸が楽しいClover色が、
中盤「豪華客船戦」では緻密に構築、管理された船上バトル空間の中で、
暗殺者同士が躍動するド派手なバトルアニメーションもありWIT色が強めな感。
美しい打ち上げ花火と血しぶきのコントラストに両スタジオのコラボを実感しますw


湯浅 政明氏がコンテ・演出を手掛けたOPアニメーションも印象的。
どうあがいても溢れない紅茶に、
薄氷の上に成り立つ偽装家族が効果的に比喩されていて、私はずっと紅茶を目で追っていましたw

ユージン氏によるEDアニメーションにも温味がありました。
紙人形劇風に、時に人物の裏表をひっくり返す演出も交えて、
アーニャだけが見えている人間の二面性を表現したという深イイED。
サビでダミアンに怪しい視線を送ってほくそ笑むアーニャがツボですw


【キャラ 4.0点】
サブエピソードで周りを掘り下げても結局アーニャが可愛かったに帰結する本シリーズ。
今回は{netabare} 古語{/netabare} が得意なアーニャを通じて出生地に関するヒントが示され、
アーニャもまたボンド同様、戦争を背景とした能力開発被験者である説を思い出させられますが、
深い詮索はなく、今日もせかいはへいわ。

今後もしもアーニャ一強に変化をもたらすとすれば、私はダミアンだと思っています。
そういう意味で2話Bパートの野外学習にて、特殊クレジット演出でダミアントリオをフィーチャーしてくれたのは嬉しかったです。
ただアーニャとの関係については、{netabare} ババ抜き{/netabare} の件といい、
ダミアンは“チョロイン”過ぎて陥落する時は一気にキャラを消費し尽くしそうな懸念もw

終盤には、ロイドを巡るヨルとフィオナの“正妻戦争”にベッキーも乱入しフォージャー家に上がり込む。
ナチュラルに庶民をころすセレブ自慢といい、
ベッキーは可愛くない可愛い親友枠として育成する方針なのでしょうかw


バトルでは“わるもの”役にいちいち通り名が付されていたのもシリアス、コメディ両面で要素補強になっていました。
例えば{netabare} 鎖鎌のバーナビー{/netabare} とかw

私が敢闘賞を送りたいのはヨルの先輩で的確な“お掃除ぶり”が渋い
デッキブラシの部長さん。


【声優 4.5点】
アーニャ役の種崎 敦美さん。
秘密露見等による家族崩壊を回避するためウソを付く場面も増えたアーニャ。
ウソで誤魔化す時は、棒読み風に演じることで、
視聴者にはウソと分かる、ロイドよ何故気づかない(笑)というお馴染みの種崎さんの芸風にも益々磨きがかかる。
豪華客船にて、{netabare} 託児所から脱出するため、お姉さんにボール遊びもうすぐ飽きる~などと{/netabare} とぼけるアーニャがお気に入りですw

『スパファミ』はアニメから楽しもうと7巻で原作購読止めている私にとっては未知のシナリオに入ってきた2期。
キャスト陣は適宜アドリブも入れて演じているとのことですが、
原作未読エピソードだとどこがアドリブだか全然分かりませんねw
各々がキャラをしっかりつかんだ上で自由に演じることができているのだと思います。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は(K)NoW_NAMEが続投。
同グループには中低音でパンチを効かせるAyaka Tachibanaさんがアップテンポナンバーなどを、
キーボード弾き語り&高音ボイスで癒やしを与えるNIKIIEさんがスローバラードなどを歌唱する。
二人の女性ボーカルを駆使しした幅広い表現対応という強みがあります。

ホームコメディ色が強い『スパファミ』ではどうしても有効活用されるのはNIKIIEさんの日常ソングで、
Ayaka Tachibanaさんはこんな場面でバトルソングとは大仰な(笑)という“無駄使い”コメディ要素が強かったのですがw
今回の豪華客船ではAyaka Tachibanaさんも「Until the End」でバトルを彩ってくれました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 27

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ショートストーリー中心

2期は話あまり進まず。
家族の日常生活で起こるいざこざとかアクシデントをなんとか解決していくものが多い。それもあってか短編メイン。
ちょくちょくミッションあるけど、本質をついたものでもない印象。
安定して面白いし、ヨルさん可愛いけど、話進んでほしいな。殺し屋たちとのバトルは圧倒的すぎ。


OP
クラクラ Ado
ED
トドメの一撃 feat. Cory Wong Vaundy
挿入歌
Little steps (K)NoW_NAME
Garden (K)NoW_NAME
Until the End (K)NoW_NAME
uneven fruit (K)NoW_NAME


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
名門校潜入のために「家族」を作れと命じられた凄腕スパイの〈黄昏〉。だが、彼が出会った"娘"は心を読む超能力者! "妻"は暗殺者で!? 互いに正体を隠した仮初め家族に、世界の平和は託された--。

【MISSION:26】ちちとははをびこうせよ
〈ガーデン〉の仕事で負傷したヨルは、痛みをこらえながら帰宅。その様子にロイドは、自分が彼女を不機嫌にさせたと勘違い! 翌日、ロイドはヨルの機嫌を取るためにデートに誘い、ヨルも普通の妻としての行動を学ぶため張り切ってこれを受ける。そしてお留守番のアーニャは、フランキーとともにデート中の二人を尾行するのであった。

【MISSION:27】 ボンドの生存戦略/ダミアンの野外学習
「ボンドの生存戦略」不穏な未来を予知し、ヨルの手作りご飯が原因だと考えたボンド。運命を変えるため、ロイドを探しに家を出る! ロイドを見つけるボンドだが、〈WISE(ワイズ)〉の任務の最中ですぐに帰れそうになく……。/「ダミアンの野外学習」寝坊の罰で寮母を手伝うことになったダミアン。ダミアンを放っておけないエミールとユーインも、わざと罰を受けて合流する。そんな彼らにヘンダーソンは、グリーン先生との野外学習を命じて……!?

【MISSION:28】 任務と家族/華麗なるボンドマン/子ども心/目覚まし
「任務と家族」秘密警察の仕事に精を出すユーリ。この日は東国(オスタニア)を揶揄する記事を西国(ウェスタリス)に売っていると疑わしい元新聞記者を調査することに。調査を続けるユーリは、元新聞記者の胸中や家庭状況を知るが……。/「華麗なるボンドマン」アーニャが大好きなアニメの主人公・ボンドマン。華麗なるスパイの活躍に迫る!!/「子ども心/目覚まし」フォージャー家やイーデン校生たちのゆかいな日常を紹介!!

【MISSION:29】 知恵の甘味/情報屋の恋愛大作戦Ⅱ
「知恵の甘味」イーデン校の学食に幻のスイーツが登場!食べた者は“皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)になれると言われる限定マカロンをめぐり、アーニャたちの熾烈な頭脳戦が開幕!!/「情報屋の恋愛大作戦Ⅱ」カフェの店員に恋をしたフランキーは、彼女のために逃げた飼い猫を探すことに。途中で出会ったヨルの協力も得て捜索を続ける中、フランキー自慢の発明品が威力を発揮する⁉

【MISSION:30】 越境作戦
ヨルは〈いばら姫〉の任務として、豪華客船での市役所の業務を装いながら、裏組織のグレッチャー家の生き残り、オルカとその子どもを国外に逃がすため護衛することに一方、アーニャは福引でクルーズ船の旅行を引き当てる! その船は、奇しくもヨルが任務で乗る船と同じだった。大波乱のバカンスが始まる――!!

【MISSION:31】 戦慄の豪華客船
クルーズ船に乗ったヨルは客室でオルカたちの護衛についていた。一方ヨルの上司・マシューは、オルカたちを狙う殺し屋を船内で発見。捕まえて問い質すと、大量の殺し屋たちが乗り込んでおり、それぞれが独自にオルカたちを狙っているという。その頃、ヨルが控えるオルカの部屋のドアを、何者かがノックして……。

【MISSION:32】 誰がための任務
アーニャの機嫌を取ろうと、「楽しく愉快な父親」を目指してお土産を選ぶロイド。一方その頃、護衛任務中のヨルは、殺し屋の一人・鎖鎌使いのバーナビーと対峙していた。殺し屋たちの襲撃が激しさを増していくなか、ヨルは〈いばら姫〉として戦う理由を自問自答するのであった……。

【MISSION:33】船上の交響曲(シンフォニー)/姉のハーブティー
花火大会を前に賑わうクルーズ船のデッキ。アーニャもロイドと一緒に花火を楽しんでいた。その一方で、ヨルの任務はいよいよ佳境へ。オルカたちを脱出させようとするが、殺し屋たちに囲まれてしまった! 夜空に綺麗な花火が打ち上がる中、ヨルは殺し屋たちとの死闘で鮮血を飛び散らせる!!

【MISSION:34】未来を繋ぐ手
名門校潜入のために「家族」を作れと命じられた凄腕スパイの〈黄昏〉。だが、彼が出会った“娘”は心を読む超能力者!“妻”は暗殺者で!?互いに正体を隠した仮初め家族に、世界の平和は託された--。

【MISSION:35】リゾートを満喫せよ/休暇自慢
殺し屋の襲撃と爆弾騒動から一夜明け、クルーズ船はリゾート島に到着。ロイドとアーニャはヨルと合流して、家族一緒にバカンスを楽しむ! アスレチック、乗馬、シュノーケリングなど、数々のアクティビティを満喫してアーニャもすっかりご満悦! そんなアーニャの笑顔を見て、ヨルはこの平和を噛みしめるのであった。

【MISSION:36】バーリント・ラブ/〈夜帷〉の日常
恋愛ドラマで盛り上がったベッキーは、写真で一目ぼれしたロイドに会うべくフォージャー家を訪れる! 必死にロイドにアプローチするベッキー。そしてアーニャも裕福になる暮らしを想像して、「なしじゃない」と少しだけベッキーの恋路を応援⁉ そこにヨルがボンドの散歩から帰ってきた。ライバル(?)との直接対決にベッキーの闘志が燃え上がり……!!

【MISSION:37】家族の一員
ロイドと一緒に散歩中のボンドは、道々で未来予知した事故を防ごうとしては騒動を起こし、ロイドに注意されてしまう。そんな中、今度は火事で燃え上がる建物と、その前で泣き叫ぶ女性の姿を予知する。注意されたばかりにも関わらず、現場へ駆け出してしまうボンド! ただならない様子にロイドもボンドを追う。たどり着いた先で見たものはーー。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

(妄想)目指すはルパンか、サザエさんかw

えーと、レビュータイトルは私自身の妄想、想像です。

まず、このようなレビュータイトルをつけた理由から・・・、
100%個人的な印象からです、以上!!

サーセン・・・、その印象についてw。
まずOPですね。
OPのインパクトがでかかったです。

あくまでも私の受ける印象なのですが、お洒落でPOPでカッコいい感じがしました。派手で、華やかで、ノリも良く映像とのマッチングが素晴らしい。
ちょっとイイ感じでした。
センスの良さを感じました、ちょっとスゴイと思いました。

そして、何度かこのOPを見ているうちに・・・。
アレ?この感じ・・・と思ったのです。

ココから主観がさらに暴走するのですが・・・。
ルパン味を感じてしまいました。
それも、ルパン三世シリーズが少しづつ認知されて、大人も見れるアニメとして少しづつ、おしゃれ感や粋な感じを自然にステップアップしていた頃のルパン味です。
「ルパン三世シリーズ」ってこうだよねぇ、こうじゃないとねェなんて意識がまだ確立していなくて、意識も薄かった時代に「自然とカッコよくなった時代」のルパン味デス。

最近のルパンも悪くはないんですけど、イメージが確立されている分だけ
「ルパンはこうじゃないと・・・、こんくらい洒落てないと・・・」と
無理矢理ひねり出している感があります(個人の見解です)。

そうして、このルパン味を感じたついでに、今作視聴後、思いを巡らすと・・・。
あれ、あまり物語としては進んでいないんじゃ・・・?
と思いまして・・・。

東西冷戦がどーしたこーした、も
世界平和がどーしたこーした、も
アーニャのステラの獲得、も

あまり進展はなく・・・。
「家族の絆」「互いの思い」的なところは少し深まったのかなとは思いますが。

あれれ・・・。
これどんだけシーズン重ねたら終わりが見えるの・・・?
と思った時、

もしかして、これキャラの設定だけ活かしたまま、いろいろなエピソード組み込むだけで、ずーっといけるんじゃないの?行くつもりじゃないの?

なーんて思った訳です。(100%個人の妄想、こじつけですw)

で、キャラの設定をずーっと活かしたままで続いているシリーズとして、
ルパンとサザエさんが浮かんだと・・・。

どーでもいい話を長々と申し訳ないw!!




さてと、作品のレビューをしておきましょうw。

作品としては、諸々が固まり、既に安定期と言っても良い状況かもしれません。
キャラクタも頭に入っており、それぞれの個性もサブキャラ含めて把握済みです。
そういう意味では、楽しみやすく、解りやすい環境でした。

安定期と表現したのには、前述したように「大筋の物語」としての進捗が薄く、新鮮味や大胆な動きが少なかったとの印象もあっての事です。

作画は人気作だけあって、破綻もなく、こちらも安定していたと思います。
特段視聴に問題のあるような点もなく、特にいうべきこともないと思いました。

声優さんも、もはや耳馴染んでおり、安心して視聴できるレベルです。

音楽はOPについては、映像とあいまって特筆するべきレベルの出来の良さでは無かったかと思います。
キャラの個性も良く出ていましたし、大胆な構図も面白かったです。
EDもOPとは一味違って、落ち着き感があってよかったです。

キャラについては、どれもキャラ立ちをしっかりしていて、ロイド、アーニャ、ヨルの主役組は言うまでもなく活躍していました。
もじゃもじゃもちゃんと登場して動いていますし、ダミアン組も自身のエピソードもあり、しっかりとしていました。
個人的に、おっかしかったのは11話目のエピソードでのベッキーです。
思わず吹き出してしまいそうになることがありました。
これは、今後の活躍も期待したいです。


以上、妄想も多分に含んだレビューですが、終わらせていただきます。

当然、人気作なので今後の期待もあるかとは思うのですが、
このほぼ固まっているスタイルのまま行くのか、大筋の物語を動かして進んでいくのか、個人的には興味があります。

またの機会、またのシリーズがあれば視聴をしてみたいと考えています。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 20

73.1 14 コメディで家族なアニメランキング14位
こどものおもちゃ(TVアニメ動画)

1996年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (177)
1145人が棚に入れました
『こどものおもちゃ』は小花美穂による少女漫画作品、またはこれを原作にしたテレビアニメ。略称は「こどちゃ」。人気タレントである少女と、そのクラスメイトで大問題児である少年を中心に進むドタバタ学園ストーリー。本作は、1996年から98年にかけてテレビ東京系にて放送された人気アニメ「こどものおもちゃ」の後半、中学生編。集英社刊『りぼん』に連載された小花美穂による原作コミックを「おじゃる丸」の大地丙太郎監督がアニメ化し、大地監督の代表作と言われるほどの高い評価を得た。アイドルタレント・倉田紗南の波乱に富んだタレント人生と学校生活を中心に、いじめや離婚などアニメでは扱いにくい問題も丁寧に描いている。芸能界という舞台設定から実在芸能人も多数出演。準レギュラーとしてぜんじろうが出演していた他、TOKIOの松岡昌宏、篠原ともえ、ショッカーO野、声優(綾乃花丸小路智美)役で西村知美が出演している。また、八嶋智人も端役で出演。

声優・キャラクター
小田静枝、木野花、内藤玲、天野慶子、中崎達也
ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

子供の視点から見た大人の社会

{netabare}OPと絵柄は想像できない程ヘビーな作品でした。小学生でありながら、芸能界の子役として活躍する紗南のちょっと背伸びした感性と、過去の体験から子供として大人を毛嫌いする羽山の年相応の感性といった、立場や考え方が異なる2人の小学生の目が捉えた現代社会の問題は様々な角度から切り取られ、時にシリアスに、時にコミカルに表現されていました。正直子供向けの作品としてはテーマがあまりにも共感しにくいものであったと思うのですが、そこは放送当時小学生だった私でも何故か楽しめていましたね。思えば思春期という、社会に意味も無く反抗したくなる(この場合、学校とか親とかですが)よく分からないエネルギーに満ち溢れた自分達の代弁者的な役割をこのアニメに無意識的に求めていたような気もします。大人に反感ばかり持っていた子供ではなくなってしまった今、この作品をきちんと見返すと、一体どういう気持ちになってしまうのか、少し怖くもありますが。こういうのがあるから、少女漫画は侮れないんですよねえ。少年向け漫画とはまた違った持ち味が今も昔も変わらずにあるのは、素晴らしい伝統だと思います。

時に辛い問題を抱えながらも、紗南を初めとした子供達はそれはそれはバイタリティに溢れていて、逃げずに向き合い、そして解決に向けて全力でぶつかっていきます。全力でぶつかる事を子供達は厭わない。大人になると全力で物事にぶつかるのは中々難しい物です。そういう意味では子供の方が未熟という既成概念は捨て去った方がいいのかもしれません。実際この作品は大人に向けての子供の視点からの問題提起な部分も含めているので、情けない大人に対する子供からの辛口のエールという見方も出来ます。

私が子供だった時は、全員が全員そうであったとは言いませんが、親の背中を見て、大人は凄いんだなという印象を持っていました。所が年を重ねるに連れて、大人のボロみたいなのも見えてきたりして、凄いと思ってたけど、実際そんな事はないのかも?みたいな疑問が出てきたりして。そういう微妙な心情を見事に表現した『こどものおもちゃ』。大人から見れば生意気な作品だと思いますけど、反面耳が痛い作品でもあります。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 11
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

こどもだってこどもなりに、こどもだからこそ悩んでいます

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
以前、「12歳。ちっちゃなムネのときめき」を視聴断念したのち、レビュー(笑) こっち「は」良い作品ですよ♪

同じように断念した方に、少女漫画原作にも、似た設定のアニメにも、良い作品はあるから観てほしくなりました(古いアニメなんで作画は完敗ですが)。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
主人公やヒロイン達は、「12歳。」と同様に、12歳の小6。また、同じように、恋愛に迷走していきます。

しかし、根本的に違うのは、「こどちゃ」は、その表題通り、「こどもの恋愛」を「こどものおもちゃ」として、捉えている点。つまり、「恋愛ごっこ」である自覚。

登場人物達も、「恋愛ごっこ」であることに薄々気づきながらも、付き合ったり別れたりします。しかし、その中で、「本当の恋愛」を見つけていきます。付き合ったり別れたりも、じっくりと長い時間やエピソードを重ねていくので、感情移入ができるのです。

ラブコメっぽいですが、実はシリアス系の恋愛モノです。

彼ら、彼女らは、全員が(大人によって負わされた)心の傷を抱えていて、それが、微妙に歪んだ人間を形成しています(そこをどう乗り越えていくかも見所のひとつ)。

終盤、「あの人物がああいう状況になるのは」、胸が苦しくなりました。

小学生ならではの、不安定な心情を上手く書ききり、と同時に、ドキッとさせられるような大人びた発言もします。確か、原作を読んだのは中学生くらいでしたが、今でも内容はバッチリ覚えています。

私は原作→アニメなので、原作の方が感動できましたが、アニメも十分におもしろい!

一方、「12歳。」は、冒頭で「大人でも子供でもない」って言ってましたが、、、なんだろう? 大人が偏見混みでみた子供って印象で、「アニメじゃない」って歌ったのに一番アニメアニメしていた、ZZみたいでした(いや、ZZにも良さはありますが)w

少し話がそれましたが、私の知る限りの少女漫画で、一番胸が切な苦しくなりました。いや、個人的には「NANA」より切なくなりましたよ♪
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

しっかりしてよね大人!!!

学級崩壊からはじまり、イジメやら家庭問題やら恋愛やら、本当にシリアスなんだけど、コメディ要素いれて上手にできてんなー。って印象

話もしっかりしてるし、繋がってるしで大満足

子供の頃って羽山みたいな子1度ゎ好きになるよね💕私ゎ今でも好きだけどw

羽山父ゎまじツボだったwwwwどんどんおかしくなる羽山父にも注目w

玲くんにゎ前半ニヤニヤしまくりだったw
後半ゎ後半で好きだったけどw

実紗子さんにゎ頭あがんねーなwかっこいい女だし、いいママだしで、まじ乾杯🍻

そして実紗子さんが選んだ元旦那も本当いいキャラしてて顔も声も好きだったwww

風花かわいいよなー。応援したくなるんよ!方言から行動から最高✌️最終回よーやった!!!と登場して1番盛り上がったw

後半直澄の話多かったけど、あんな美少年にあんな扱いされたら私だったら好きになる!って自信あるくらいいい男だった。。。

でも1番好きだったのゎ五條さん。リアルに好きだった。沼ってた。五條さんありがとうでいっぱい

この作品大優勝ゎやっぱり紗南ちゃん!本当に凄い子や!

元気で強くて、作品中の登場人物だけでなく、視聴者のわたしたちまでここまで明るくしてくれるのゎ紗南ちゃんが優勝だと思う。

子供って凄い!と思うし、子供の頃の世界って本当にこんなだったなー。って振り返った

最終回とかここで終わるんかわーわーわー!って感じな所もワクワクさせてくれて最高だった!

10年後の紗南ちゃんとか見たいし、続編とかスペシャルとか映画とかなんでも見たい!って思えるくらい面白かった

家族の在り方とか家族の意味とか、立ち直り方とか、子供達に教わった🤗

大人に向けたメッセージや、子供の社会に対する訴えとかも魅力💪

ほんとイイから見てほしい作品

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

73.7 15 コメディで家族なアニメランキング15位
同居人はひざ、時々、頭のうえ。(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (297)
1063人が棚に入れました
他人が苦手で、人見知りの小説家・朏 素晴と人に捨てられ、過酷なノラ生活を生き抜いてきた猫。ふとしたきっかけで一人と一匹はいっしょに暮らし始めるが・・・?

声優・キャラクター
小野賢章、山崎はるか、下野紘、堀江瞬、安済知佳、中島ヨシキ、村瀬歩、津田健次郎、杉田智和、東城日沙子、豊口めぐみ、小野大輔、南條愛乃
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

吾輩は猫である。名前はまだ(ネタバレになるから言え)無い。(笑)

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
最初は、退屈なストーリーやツッコミどころ満載の設定に視聴を断念しそうになった。

が、徐々にこの切なくも優しい世界にハマっていった。

基本的に、前半パートは人間目線で、後半パートは猫の目線で同じ物語をなぞるのですが、後半で、人間の目線では気付け(気づきようの)なかった、猫なりの思いや理由が語られるという、優しい伏線回収が見処の物語。良作です♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「それが猫であれ人であれ、思いの全てを語るわけではないし、相手の全てを理解できるわけでもない。そして、自分と異なる価値観をもつ人と関わることは、いくらかのストレスを感じる。しかし、他者と関わることで、自分の世界が広がり、人生は豊かになっていく」

そんなメッセージを、優しく、丁寧に伝えてくれる良作でした。

私も基本的に、他者と関わることを煩わしいと感じる方だし、友達も多くないし、恋愛経験も特別豊富というわけではありません。仕事上では積極的に他者と関わりますが、プライベートはわりと一人でいる方が好きです。

それでも、あえて他者と関わろうとする時に思うのは「違うこと、影響されることを楽しめないなら、ずっと独りでいればいいのに」ということです。

恋愛でも友情でも、「価値観の違い」は大きな壁となります。確かに、絶対的に許容できない違いはあると思います。しかし、枝葉の部分であるならば、互いにその違いを楽しまないといけないとも思います。

例えばデートやら遊びやらに行くとき、自分が楽しいと思える場所にしかいきたくない、自分がやりたいことしかしたくないなら、そもそも自分一人で遊んでれば良いんです。誰かと一緒に行く意味ない。

(それに自分がハマるかは別として)相手が楽しいと思うことは共有し、どんなものかを感じてみたいとは思います。また、自分一人なら絶対にしない体験をし、自分にはなかった価値観を知ることは、自分の人としての幅を広げてくれるはずです。

例えば、私があにこれにいるのも、そんなところだと思います。

アニメは一人でも観られるし、楽しめる娯楽です。でも、他者に自分の意見を知ってもらったり、他者の意見を知ることは、自分一人では絶対にできない楽しみです。それが、自分と同じ価値観のモノであれば、「共感」という楽しみがあるし、違う価値観のモノであれば「発見」という楽しみがあります。そこに優劣はないはずです。だから、読ませて頂いた以上は、100%感謝すべきだと、私は思っています(賛同するか、評価するかは別として)。

自分の趣味趣向と違う、自分の思い通りにならないからといって、相手のことを全否定するならば、家でオ○ニーでもし、、、SNSなんかやらないで、一人でアニメみて、Wordにでも感想書いてデスクトップに貼りつけてりゃ良いのにと、思わんでもないです(それも正当な1つの楽しみ方だし)。

閑話休題。

「自分とは異なる価値観の他者と関わることで、世界が広がる」ことでしたね。

本作は、「気づき」ということを大切にしています。決して(私のように)上から目線では意見を押し付けるのではなく、スバルが気づくことを通し、視聴者が自分で自分にとって大切なことに気づけるような構造になっています。

また、私は基本的に「死」を扱う作品には辛口になりますが、本作は良かったです。

スバルの家族に対するそっけない態度は、決して誇張されたものではなく、男なんてみんなあんなもんか、もっと酷いと思います。しかし、不慮の事故で両親を亡くし、そこからスバルは家族愛を再発見していきます。途中途中、過去の自分を反省したり後悔したり悲しんだりする描写をはさむのは丁寧でした。幸いなことに、ウチの両親は健在ですが、同じ状況におかれたら、同じように後悔するのでしょう。たまには実家に帰ろうと思いました(笑)

さらに、恋愛面も悪くありません。オオカミさんは、ペットショップのお姉さんという、あまりアニメには出てこないタイプのヒロインだが、年相応の可愛さというか、天然っぷりも良かった。なにやら幼馴染JKにも惚れられていて、リア充爆発しろの雰囲気はあるが、まあ、最後は「こころ」のような展開にはならないことを切に祈るw ちなみに、オオカミさんは、今期(2019冬)で一番お気に入りのヒロインかもしれません(笑)

色んな意味でバランスのよい秀作。だから、ネコのデザインが可愛くないとかは、言うまい(笑)
{/netabare}

【視聴終了(要約バージョン小盛りレビュー)】
{netabare}
「それが猫であれ人であれ、思いの全てを語るわけではないし、相手の全てを理解できるわけでもない。そして、自分と異なる価値観をもつ人と関わることは、いくらかのストレスを感じる。しかし、他者と関わることで、自分の世界が広がり、人生は豊かになっていく」

そんなメッセージを、優しく、丁寧に伝えてくれた。

家族の死という重いテーマも丁寧に扱い、好印象。何気に恋愛要素もよい、バランスの良いアニメだった。
{/netabare}

【余談~ 夏目漱石トリビア ~】
{netabare}
本作は完全に、「吾輩は猫である」を下敷きにしていますが、その作者、「夏目漱石」のトリビアをいくつか。作品と、無理矢理ちょっと関連づけてw

☆ペンネーム「漱石」の由来
「石に漱(くちすす)ぎ、流れに枕す」という、中国の故事に由来する。

(故事の説明){netabare}中国西晋の時代、孫楚は、隠遁しようと決心して、友人の王済に「山奥で石を枕にし川の流れで口をすすごう」と言うべきところを「石で口をすすぎ、流れを枕にしよう」と言い間違ってしまった。それを指摘されると「流れを枕にするのは、汚れた話を聞いた耳を洗うためで、石で口をすすぐのは歯を磨くためだ」と言い張った。{/netabare}

ここから、「負けず嫌い、偏屈者」を表す「漱石枕流(そうせきちんりゅう)」という四字熟語が生まれ、自分のことを「負けず嫌いで偏屈な変わり者」と思っていた夏目金之助が、自らに「漱石」と名付けました。

本作の主人公、「朏素晴(みかづきすばる)」も、「偏屈で変わり者」という性質はちょぴりあると思うので、やや漱石を意識しているキャラ作りなんでしょうね。


☆漱石の飼い猫
「吾輩は猫である」のモデルとなった飼い猫は、もとは野良猫で、勝手に家の中に入り込んできた猫である。妻の鏡子が猫嫌いだったたも、家に入り込んでくる猫をそのたびに追い出したが、何度つまみ出しても、猫は家の中に入り込んでくる。そのうちに漱石が「おいてやったらいいじゃないか」と言い、飼うことに。

ちなみに、その猫は黒猫とのこと。本作の「ハル」も黒猫であることから、(経緯や見た目に)類似が見られる。ただ、漱石は飼い猫に名前を付けることなく、「ねこ」と呼んでいた。だからといって可愛がっていなかったわけでなく、ちゃんと猫を愛していた様子が伝わっている。


☆漱石の偏食
漱石は偏食で有名で、特に甘い物に目がありませんでした。なんたって、当時の日本で、自宅に業務用のアイスクリーム製造機をおくぐらいですからね(笑) スバルも偏食、、、というか、変食(笑) 食に興味ないですからね、共通というか、正反対というか。

ちなみに、漱石が好きで「吾輩は猫である」にも(芋坂の団子屋として)登場した、日暮里の羽二重団子本店(創業200年)。私も東京出張のついでに行きました。団子そのもののクオリティとしては、正直、中の上というか、イマドキの名店に比べるとやや落ちるかもしれません(値段のわりに)。が、そんなんどうでも良いんです。雰囲気と歴史的な価値込みで、素晴らしいお店でした。

オススメは、中庭を見ながら食べること。素敵です。私はあまり甘いものは得意ではないので、「抹茶セット(ミニ団子付き)」を頼みましたが、団子と冷酒のついた、「岡倉天心セット」も気にはなりました(笑) 興味があれば、是非♪ JR日暮里駅から徒歩三分(現在改装中ですが、今年中には開くみたいですよ)。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
う~ん、つまらない。人目線、猫目線と、語り手を変えて物語を紡ぎたいのは分かるが、同じ物語を2度見せられてもな~。1つの出来事を、全く違う物語に仕立てられれば良いのだけど、わりと予想がつく内容でしたし。

2話目 ☆3
勘違いネタとしては、わりとよくあるネタかな(笑) どんな尻尾の力だよ(苦笑) 野良猫の時に世話になった人の名前が、ハル、ね。そういう提示の仕方は、この作品の個性を生かすと思う。

3話目 ☆3
父母の魂と戦っていた、、、見えるというか、「いる」設定なんだね。もしこれで、父母の霊が成仏したとしたら、どっちらけ。「良いのか? その程度(猫が理解者になった・スバルが人の心を考えるようになった)」程度で、成仏しても。

4話目 ☆3
ラブコメの波動? ちゃんと猫を飼う大変さというか、責任を描いていていいね。いや、普通はそこで立ち話だろ? 犬とも普通に会話できるんだね。

5話目 ☆4
途中途中、家族の良さを再発見し、悲しんだり、反省したりするのは、良いね。大上さんの、天然、カワイイ(笑) スバルの側だけでなく、ハルの側にも成長が描かれましたね。

6話目 ☆4
ここで展開を変え、ハルのストーリーに終始。泣けるな~。

7話目 ☆4
あれ、三角関係? 最後はスバルの自死かな、漱石だけに(笑) スバルのオススメ本、「心星(作者 五島)」って、実在しない? やはり、「こころ」かな(笑) ハルちゃんとの素敵な再会。

8話目 ☆3
まあなんか、1話や2話みたいな感じだな

9話目 ☆4
まあ、この展開は必ずあるだろうと思っていたけど、予想以上に、オオカミさんのリアクションが可愛かった♪

10話目 ☆3
JSは最強だぜ展開? 孤食の問題ですな。社会復帰だな。物差しではかるなや(笑)

11話目 ☆5
二日酔いの寝惚けた頭で観てたら、泣きそうになったわ。四国、良いよな。久しぶりに行きたいな。

12話目 ☆
普通に、もう一泊くらいしても、とは思うが、唐突に大切な人を失った経験があるからな。オオカミさんが、シャッターを足で閉めるとことか、好きだな。ちゃんと、猫知識を入れてくる。ミィヨーンって(笑) そりゃ、あの高さ(ぱっと見160㎝弱)を上からは無理だろ(笑) 最後、ハルなら「頭の下」て言うんじゃない? あくまで「対等な」同居人なんだから。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 33

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

一人と一匹、僕らは「家族」になっていく

この作品の原作漫画は未読です。
この作品のジャケットを一目見て視聴を決めました。
理由はネコちゃんが登場するから…しかも、かなり可愛いっぽいんですけど!
思い返すと、にゃんこデイズ以降、ネコが気になって仕方ありません。

買い物ついでにペット売り場を覗いてネコが居ないかを見てみたり…
にゃんこデイズの影響で、欲しいネコはマンチカンなんですけどね^^
でもマンチカンにも色んな種類があるみたいです。
短足なのがマンチカンの可愛らしさの最大の特徴だと思うのですが、短足じゃないマンチカンが居たり、大きさも一回り以上大きかったり…

ネコを買うなら室内で飼う事になりますが、ネコは所構わず飛び回るじゃありませんか。
私の部屋には大きさ的にフィギュアの棚に収まらない「アルティメットまどか」がTVなどを置いている机の中央に鎮座しているのですが、腕とか髪の毛とかポキッとか折れたら間違いなく泣くと思うんです。
でも、それがネコの習性なんですもん…絶対怒れないじゃありませんか。

加えてピアノを始めとする家具を爪でガリガリされたら、きっと私以外が黙っていないと思います。
そんなこんなで躊躇していると時間ばかりが過ぎていくんですけどね。
もしネコを飼うなら部屋の中のアニメグッズを完全防護してからかな…なんて考えています。

物語から思い切り脱線してしまいました。


他人が苦手で、人見知りの小説家 朏 素晴(みかづき すばる)と人に捨てられ、過酷なノラ生活を生き抜いてきた猫。ふとしたきっかけで一人と一匹はいっしょに暮らし始めるが・・・?
日々の暮らしをひと目線とねこ目線で描き、それぞれの想いが交互に織りなされるストーリーが"心があたたまる"と話題に。
些細な時間を積み重ねて、僕らは「家族」になっていく…
ふたりでみつける幸せ一緒ぐらし。


公式HPのIntroductionを引用させて頂きました。
ひとの目線とネコの目線を交互に描く手法を「ザッピング形式」と言うんだそうです。
この表現方法がこの作品に深みを与えたんだと思います。

ハルは素晴が両親の墓前の前で出会った野良猫で、グレーと白のハチワレの顔が特徴のメスネコちゃんです。
元々は、多くの弟たちのお姉さんとして生活していましたが、生きていく上での度重なる試練によって最終的には一匹になってしまっていました。
素晴が両親の墓前にお供えしようとした刺身に釣られてしまったのをきっかけに、ふたりの生活が始まっていくのでした。

この作品…ハル目線で描かれた物語が抜群なんです。
元々小さい弟たちの面倒を見てきたので、お姉さん気質なのですが、それは素晴に対しても一緒…
素晴は小説の締め切りが迫ると、寝食を忘れて執筆に没頭するのですが、ご飯を満足に食べない素晴をハルが気にしない訳がありません。

いいえ、普通のネコならそんな事気にしないと思います。
だからハルならでは…なんだと思いますが、その気遣いや優しさが心底温かいんです。

加えて抜群の破壊力を誇るのがオープニングアニメです。
音楽に合わせてハルの尻尾が猫じゃらしと一緒にリズミカルに動くのですが、その動きが茶目っ気たっぷりで可愛い過ぎ…
くりぬいたカボチャの中から飛び出す姿も…もう死にそうなくらい可愛らしいんですけど。
今期の作品の中でヒロインBEST10を作ったら、きっとハルはBEST10入りすると思います。
その位、私にとって色々と持っていかれたキャラでした。

そして、ネコとの接点を通じて、素晴の周りが変化していく様も見ていて気持ちが良かったところです。
素晴の周りが変わると…素晴も変化するんですよね。
そして人との繋がりがこんなにも温かいモノだという事に気付いていく…
素晴にその気付きをくれたのがハル…
同時に一人で出来る事に限界を知ることにもなるのですが、きっとこれまで以上に一人で出来る事も増えていると思います。

人と人との繋がりって、きっとそういうモノだと思うから…

たくさんの笑顔を見ました。
これまで人との関係を疎遠にしていた素晴の表情にも微笑みが浮かぶようになりました。
たくさんの愛情を感じました。
大切なモノは手放しちゃいけないし、大切にしなきゃいけない。
これまで後悔すらできなかった自分に後悔しました。
たくさんの人の温かさを感じました。
自分のためにこんなにも必死になってくれる…自分を支えてくれる人の姿が目に焼き付きました。
そして身近なハルがこんなにも愛しい存在になりました。
ほら…ふたりはもう立派な家族じゃありませんか。

野良猫をたった一匹拾ってきただけ…
ただそれだけの事なのに、こんなにも目の前に広がる景色が変わるなんて…
そんな気付きとこの作品ならではの温かさが気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、Schrödinger's Cat adding コトリンゴさんの「アンノウンワールド」
エンディングテーマは、南條愛乃さんの「君のとなり わたしの場所」
どちらの楽曲も秀逸ですし物語に合っていたと思います。
でも個人的に推していたのは、オープニングです。
超絶難しいハモリのせいで、カラオケでは絶対に歌えない曲ですが、オープニングアニメと相まって大好きになりました。
あのハルの尻尾を見ていると…何故だか目頭が熱くなってきます。

1クール全12話の物語でした。
シリーズ構成は赤尾でこさん…
このクレジットを見て視聴にも気合いが入りましたが、私の期待を遥かに凌駕する出来映えの作品でした。
こういう温かい作品は良いですね…温かさがそのまま視聴者に伝染してくれるような気がしますから。
物語はしっかり纏まっていました。
非の打ちどころの無い作品…は決して言い過ぎじゃないと思います。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 34
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

同居人は昭和のオカン

原作未読


手っ取り早く視聴率を稼いでくれる3つの素材は「グルメ」「子供」そして「動物」なんだそうです。
翻って当方、この中で反応するのは「グルメ」のみ。幼少期から現在に至るまで犬や猫、熱帯魚含めて愛玩動物を飼いたいと思ったこともなければ、動物を見て可愛いと思ったことも記憶にございません。

あらすじ:とある事情で古家に一人住まいする青年“朏素晴(みかづきすばる)”とその素晴に拾われた野良猫“陽(はる)”のハートウォーミングな交流のお話です。
視聴動機が猫という方は多いでしょう。そこで冒頭で述べてるような殺風景な人間が楽しめるかどうかに興味があり、本作の視聴の動機ということになります。

結果、

 そこそこ良い

でした。動物案件に食指が動かない方でも楽しめると思います。


作品紹介で“すばる”は人間側の主人公、“はる”は動物側の主人公とありました。猫は猫で視聴者にだけわかるように感情を言葉に表わすので猫ちゃんの心情がわかる仕掛けです。また1話の中ですばる(人間)視点での前半パートと同シチュエーションを今度ははる(動物)視点で描く後半パートと対になっていて、互いの思いがすれ違ったり交錯したりを楽しむ構成になってます。

会話での意思疎通ができないこの両名がどう関係を築いていくのか?
お互いの共通項みたいなのがあって少しずつ共感していくことで距離を縮めていきます。共通項とは“痛み”。
{netabare}お互い大切な人(猫?)を亡くした経験があり、蓋をしててもふとした瞬間に後悔の感情が顔を出し暗い影を落とすのです。{/netabare}

すばるにしてもはるにしても同情すべき事情があり、そこに囚われて序盤はお互い前を向けません。
言葉を交わせないからこそ、ゆっくりとそれこそ全12話かけて、時には停滞しているような場面さえ大事な時間に変えながら関係を築いていくのでした。とても優しい作品です。


周囲も善意のキャラばかり。
OPEDにも優しさが溢れてます。奥華子さん作曲、南條愛乃さん作詞・歌のEDはウチの娘のお気に入り。
そうです。子どもと一緒に安心して観れるのも良いところですね。


猫ちゃんかわいい!が自分は薄めですが、傷ついた者同士の「取り戻す」物語はなかなか見どころがありました。


ただし、主人公への共感は意見が別れそうです。私の場合こんな感じ↓

■昭和のオカン“はる”
昭和初期?いや大正?のご婦人かしら。。。
食糧難を経験している世代はとにかく
「食べてるか?」
「しっかり食べるんだぞ?」
と口酸っぱく言ったものらしい。私自身も大正生まれの祖母から同じような印象を受けた一人です。
本編視聴済の方はいかにこの猫が昔ながらのオカンみたいだったかはご理解いただけることでしょう。


■“良い”ではなく“そこそこ良い”となった理由
主人公のすばるがイマイチ。
極度のアガリ症。対人関係が苦手ということですが、挨拶くらいしようや。
{netabare}三日月先生サイン会にて、目を合わせない、返事をしない、極度の対人恐怖症ぶりを発揮。作家に奇人は多かれどファンをないがしろにする作家さんは斬新でした。他人が目に入らなさすぎ(笑){/netabare}

このキャラ造形じゃないとダメだったんだろうか?このすばる。周囲の優しさに触れても反応薄いし、むしろ迷惑だぐらいで思ってるし、
普通に考えたら「お前なんか知らん」というくらいのレベルじゃなかろうかと。

本作は、幼少期からの内向的すぎる性格が土台にあり、両親との素っ気ない関係を経ての不慮の事故による追い打ちだったわけで、物語成立の条件みたいなところもあるので一概に否定できないのがつらいところです。



猫が喋るファンタジーっぷりより、周囲の人が例外なくすばるに優しいことがファンタジーと感じたため、とても惜しい作品という位置付けです。
すばるは無理せんでゆっくりでいいから傷を癒していってくれとは思います。
{netabare}第一話と最終話を見比べると彼の表情明るいですからね。{/netabare}


遅まきながら、ペットが人間にとって大事な存在たり得ることが少しばかり理解できた気がします。それが一番の収穫かも知れません。



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2019.08.30追記


視聴時期:2019年1月~2019年3月リアタイ視聴




2019.04.21 初稿
2019.08.30 修正

投稿 : 2024/11/02
♥ : 54

71.9 16 コメディで家族なアニメランキング16位
つり球(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1000)
4469人が棚に入れました
舞台は湘南・江の島。懐かしさと瑞々しさの同居した町。他人とのコミュニケーションが異常なほど苦手なため、これまでの人生でまともに友達がいた試しのない高校生・ユキ。ユキに釣りをさせようとする自称宇宙人・ハル。生まれも育ちも江の島の地元っ子、周囲のいろんな事になんだかムカついているらしい少年・夏樹。つかず離れずの距離から彼らを見つめ続ける謎のインド人、アキラ。青春をこじらせてしまっている4人が出会い、釣りをして、小さな島は、大きな物語の中心となり――。ここから始まる、SF(=青春フィッシング)物語!

声優・キャラクター
逢坂良太、入野自由、内山昂輝、杉田智和、加藤英美里、冨永みーな、小倉唯、山本希望、平野文

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

友情が成長させる人間性 えの、しま、どーーん♪

オリジナルアニメということもあり、先が見えてない分、
途中で断念してしまった方々も多かったようだけれど、
僕個人としては、すごく楽しめたし、いい作品だったなと思っている。

対人恐怖症っぽいユキ。彼とは真逆に相手が誰であろうとお構いなしに
どんどん入り込んでいくハル。
彼らをやさしく、あたたかく見守るケイトおばあちゃん。
彼ら3人の暮らしを描いたシーンも楽しくて大好きだったが、
やはり、夏樹を交えての釣り特訓シーンや、迫力ある海釣りでのシーンは
とても見応えがあったし、ぐいぐい惹き込まれた。

さらに、釣りをきっかけに4人の男子たちの友情は固く結ばれ、
それゆえにか、序盤の頃の面影も消えるほどの成長振りを見せた
ユキのたくましい姿といったら。。
ケイトおばあちゃんじゃなくても、嬉しくて仕方ないって。。

家庭にちょっとした事情を抱えていた夏樹も明るくなったし、
あるひとつの謎を最終回まで残しつつ、盛り上がっていく展開も良かった。

映画館で観たら大迫力であっただろうラスト近くの釣りシーンは
手に汗握る緊迫感も加わり、久しぶりに子どもの頃に戻ったような
心躍る感覚があり、EDに登場する夏休みの宿題で作ったような貼り絵の魚も
夏らしくポップでかわいかった。

好き嫌いはハッキリ分かれるのかもしれないけれど、
なぜ釣りなのか、そしてなぜ彼らの釣りが地球を救うのか、
これからいったい何が起きるのかがハッキリしてくる8話以降は特に、
音楽も作画も、演出も物語りも、けっこうバランスよくまとまっていたと思う。

ワハハっと笑って観終えることのできたラストシーンも
この物語のすべてを集約したようなさわやかさがあって好感持てた。

登場人物のそれぞれ、モデルがいそうなほどすごく細かく描かれているので、
今回のような大きな事件を用意しなくとも、釣りを楽しむ男子たちの
日常系な部分だけでも2期3期と作れそうな雰囲気はあるけれど、
実際のところ・・どうなんだろうね~

------------------------------------------

<6話まで視聴>

ケイトおばあちゃんが退院してくるというので
お祝いにマグロを釣ってごちそうしたい!というユキ。
1話の頃からしたら、日焼けもして随分と逞しくなった彼。
ひょうきんで無邪気な変わり者、ハルと出会って素直な心を引き出され、
夏樹と出会い、釣りを覚え、そんな3人を微妙にコントロールするアキラ。
ケイトの大きな愛に包まれて、ユキがどんどん成長を遂げているのが
とても嬉しく、微笑ましい。

マグロ釣りに大切なこと。
キャスティングとチームワークと、場所。との言葉通り
見事、力を合わせた4人。

伝説の神隠しにも少し触れ、アキラの調査内容も少し明らかになり、
今後はそのあたりに焦点を絞っていくのかな?

この物語は釣りという行為をベースに友情、コミュニケーション能力、
アイデンテティなど、さまざまな要素で少年達の心の成長を描いていると想う。

カラフルポップな作画も夏っぽくて可愛いし、僕はこの作品がとても好き。
なので今後もますます見逃せない。

------------------------------------------

<3話まで視聴>

意外と真面目につりを始めている面々。
3人の3拍子揃った「えの しま どーん!」が良かった。
レクチャーしてくれる、クラスメイトの夏樹がまたいい♪
真剣に取り組むユキの悔しさが、達成感に変わった瞬間、
もらい泣きしてしまった。

中盤から謎のインド人や、宇宙人ことハルの妹が登場したり
まだまだ話は大きく動いていきそうな気配。

また、ユキのおばあちゃんのセリフが素敵いっぱい。
「いずれ死ぬ花でも、生きてる間に精一杯綺麗に咲いて欲しい」
ユキにその想い、考え方が伝わるといいなぁ。





<以下は初回視聴すぐの感想>
===========================================
江の島を舞台にしたSF青春フィッシングストーリーということで、
中村健治監督によるアニメオリジナルストーリーなのだそうだ。

転校を繰り返しているからか、それとはまったく関係がないのか、
人とのコミュニケーションが異常に苦手な真田ユキという男子高校生。
ユキと同じ日同じクラスに転校してきた、自称 宇宙人というハル。
釣りにはプロなみの腕前を持つ、ちょっと不機嫌な宇佐美夏樹。
望遠鏡からユキとハルを監視している?謎のインド人 アキラ。
この4人を中心に物語が展開していく模様。

1話しかまだ観ていないから、不思議な登場人物ばかりで
どういう物語になっていくのか、まだ見当がつかないけれど、
ユキの祖母であるフランス人のケイトが、おしゃれで魅力的だった。
そして、海のような寛容さで物事を受け入れてくれる優しさと、
彼女から滲み出るポジティブな雰囲気がとても良かった。

ハルが何のために江ノ島に来て、ユキにくっついてくるのか、
アキラはいったい何を目的に監視をしているのか。
これから先の物語が、とても気になる。ということで、掴みはOK。

なんだけど・・・

EDのスピッツのカバー この曲大好きなのですが。。
あえて素人っぽさを出した感じが好き嫌い分かれそう。
釣りとSFをどんな比率で見せてくれるのか・・・
個人的にはあんまりSF配分多くしないで欲しかったり。

とりあえず、子どもの頃から学生時代まで、度々出かけた江ノ島界隈が
リアルなままに登場するのは、懐かしくて嬉しいです。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 62
ネタバレ

いしゆう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

コミュ障が釣りで世界を救う? もう意味が分からない・・・。 

あらすじはあにこれを参照ください
放送時期:2012年4月~6月

タイトル”つりたま”って呼ぶんですね 
意味分からないからネットで検索♪

”野球で打者が振ってくることを期待し 
打つ気を誘うような投球を すること”らしいです・・・ 
へー 勉強になりました♪。

作品の舞台は神奈川県 湘南/江の島

〇江島神社 〇岩屋 〇商店街の街並み等を彩る
POPでカラフルな作画は独特ですね 色の主張がハッキリしています。

 
〇物語
コミュ障(緊張すると般若の面になる)の高校生ユキが 
宇宙人のハルに選ばれたところから始まります 
釣り王子の夏樹 そして謎のインド人/アキラと出会い 
釣りを通して成長していく物語です。

宇宙人/ハルの願いは ”あるもの”を釣って欲しいこと
その目的は ”自分では達成できない” 
そこでユキに目を付けた! ここから物語がはじまります。

ただ ユキは釣り初心者 しかもコミュ障なので自ら人に頼めません・・ 
そこで ハルが釣り王子の夏樹たちとのパイプ役になり 
ユキと共に釣り方を指導して貰います そして二人は徐々に釣りの楽しさ
人と人との繫がりの大事さを覚え 成長していく物語です。

そんな日常ファンタジー系に忍び寄る世界の危機 
突然出てきたワード”世界の危機”これは
ハルの ”あるもの”を釣って欲しい からきています

世界の危機になるほどの”あるもの”とは?
そして コミュ障が 世界の危機とどうやって向き合うのか
この先の展開は その目で確認して下さい。

ファンタジー要素ありの 青春日常系釣りアニメ
まとめると 不思議な作品ですね。
 
*:,.:.,.*:,.:.,.*:,.:.,.。*:,.:.,.。*:,.:.,.。*:,.:.,.*:,.:.,.。

ただ正直いうと 一回断念しました 主な理由はキャラクターです

主人公のユキの性格が 終始オドオドしてイライラ
死んだ魚のような目がカラフルで爽やかな作画に合わない・・・ 

ハルも 都合が悪くなると {netabare}能力で人を操る{/netabare}
その自分本位で無茶苦茶な所が苦手でした
(個人的な好き嫌いの話になるので 参考になるかどうかアレですが) 

ハル 夏樹 アキラ ユキ 季節の様な名前の主要人物たち
ただ正直 夏樹は活躍したけど アキラはチラッと登場くらいで断念

これでは全体が分からないので
少し時間を空けて 皆さんのレビュー拝見させていただき思った事
結構評価割れてますね でも共通するところは成長物語ってところでした

皆様のレビューで 興味が沸き再度視聴 今回はラストまでいきました

〇観終わって
世界規模の危機 釣り 友情 家族 
成長 青春 ファンタジーなど沢山の要素が入ってました。

全部ごちゃ混ぜにしていると 頭疲れてきます 
そこでポイントを絞りました 友情 成長 家族 釣り です

ユキ 夏樹 アキラ の三人を釣りで繋いだハル
この作品は この三人が揃ってから 面白くなりますね
共通の目標を掲げることで 友情を深めていく過程は熱かったです。

断念した理由も {netabare}理由があり解決したのでスッキリです{/netabare}

ユキと祖母のケイト 夏樹とその父親の保 
この二つの家族の物語は 心に沁みました 
特にケイト カッコ良かったです。

夏樹がユキとハルに釣りを教える場面は 
釣り初心者でもわかる丁寧な解説で助かりました。
あと すっごく釣りしたくなります

後日 釣具屋に立ち寄ってみたのですが
初心者ツアーとかあって 凄いですね こんな世界あるんだって思いました
エサのキモイ虫を見て あえなく断念しましたけど・・・

そして残りの ワード 
まずは世界の危機 ファンタジー
ここは 主人公たちが成長するための障害だったのかなぁって今は思います

そして ラストのユキの表情 
これは 最後まで観た人へのご褒美なんじゃないですか
わたしは とっても とっても 嬉しかったです♪

*:,.:.,.*:,.:.,.*:,.:.,.。*:,.:.,.。*:,.:.,.。*:,.:.,.*:,.:.,.。

〇最後に
"元祖しらす亭"の”生しらす丼” とてもおいしそう♪
観ていて お腹が空いてきます○o。.。 

それと 一度見たら忘れられない 
謎の”江の島音頭”も 不思議な魅力でクセになりました♪


以上 最後までお読み下さりありがとうございました。 
  

投稿 : 2024/11/02
♥ : 26
ネタバレ

雪だるま* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

江の、島、どーーんっ!

◎放送時期:2012年4月~2012年6月(全12話)
◎ジャンル:釣り、青春

●原作:なし ●シリーズ構成:大野敏哉
●キャラクターデザイン:宇木敦哉 ●監督:中村健治
●アニメーション制作:A-1 Pictures


■あらすじ■
江の島に引っ越してきた対人恐怖症の男子高生・真田ユキは、ある日突然 自称「宇宙人」を名乗る少年・ハルに強引に釣りに誘われる。
それがきっかけとなり、徐々に釣りの楽しみや仲間の大切さを知っていく。
そしていずれ世界の危機に関する「ある現象」について知ることになる。


■感想■
ストーリーの基本はほのぼの日常系ですが、その中にちょっとしたSF要素も織り込まれた独特な作品でした。

キャラ絵、可愛いですね。
でも、演出のクセがわりと強いので好き嫌い分かれそうかも?

登場人物は男子キャラが多いけど腐要素は全然なかったです。(ちゃんと可愛い女子キャラも出てきますw)


メインキャラのユキ・ハル・夏樹は、最初のうちは
ウジウジキャラ・不思議ちゃんキャラ・そして不機嫌キャラなので、その時点で不快になる方もいるかもですが、どうか温かく見守ってあげて欲しいですw


「釣り」を扱った作品ではありますが、どちらかというとメインキャラの3人を中心とした登場キャラ達の人間ドラマを主に描いた作品でした。

「友情」「家族の絆」。
双方とも描き方が丁寧で温かくて、自然と涙を誘う場面もありました。

{netabare} とくに8話のユキとケイト婆ちゃんの対話シーンはめちゃくちゃ温かくて、2回くらい繰り返し観ても泣けました><{/netabare}


1話の時点では唐突かつ電波チックなストーリー展開で物語の主旨がなかなか掴めなかったですが、3、4話目以降から徐々に面白さを増していきました。

中盤辺りで物語の軸となる謎も一気に解き明かされていき、ラストに向けてはとにかく怒涛の展開で目が離せなかったです。

ところどころにシュールで笑える場面もアリで、シリアスなはずのシーンなのに何故か和んでしまいましたw


物語中ではとくに主人公・ユキの成長っぷりは観ていて非常に微笑ましかったです。

最初はコミュ障のウジウジ君ですが、様々なトラブルを乗り越えながら周りとうち溶けて明るくなっていく姿は目に見えて分かりやすく、共感できる面もありました^^

また、釣りの場面もとても楽しそうにやっていて、そんなユキ達を見てると釣りをしたことのない私でも『釣りって楽しそうだなぁ』と自然に思えました。


声優さんの演技も良かったです。
とくにハル役・入野自由さん。

あのトーンでの入野さんの演技は初めて聞いたので意外でしたが、しっかりハルの感情表現をされていて素晴らしかったです。


少し惜しかったなぁと思う所は、後半が急ぎ足で少しばかり展開の雑さがあったところです。
それ以外は(細かい伏線回収の点などを除けば)特に気にならなかったです。


「釣り+SF」といういかにも難しそうなテーマの割には構成も丁寧だったし、1クールのオリジナル作品としてはなかなかに出来のいい作品だったと思います。
まぁ最終的に釣りはあまり関係なかったような気はしますが…w

「青春+温かい人間ドラマ」を描いた作品が好きな方は、1度視聴してみるといいかもです(`・ω・´)


●OP:「徒然モノクローム」/フジファブリック
●ED:「空も飛べるはず」/さよならポニーテール

両方とも良曲でした
OPを歌っているフジファブリックは前ボーカル・志村さんの時から大好きなアーティストさんなので非常にテンション上がりました。
ついついユキ達と江の島踊りをしてしまいますw

EDはスピッツの名曲のカバーですが、もともと青春ソングなので この作品の世界観とマッチしていて違和感なくて良かったです^^


■好きなキャラ■
ケイト婆ちゃんです。
ユキやハルの成長におけるキーパーソン的な役割で、どんな人でも温かく包み込んじゃうような優しい雰囲気が大好きです^^
平野文さんの声と演技もハマってて良いですね><

投稿 : 2024/11/02
♥ : 19

69.3 17 コメディで家族なアニメランキング17位
学園ベビーシッターズ(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (191)
780人が棚に入れました
両親を飛行機事故で亡くした竜一&虎太郎兄弟。そんな二人を引き取ったのが、同じ事故で息子夫婦を亡くした森ノ宮学園の理事長だった。でもその条件は、学園内に設けられた保育ルームで竜一がベビーシッターをすること!お母さん先生のために学園内に設けられた保育ルーム。竜一はそこの人手不足を補うために作られた「ベビーシッター部」の部員第一号となり…!?

声優・キャラクター
西山宏太朗、古木のぞみ、梅原裕一郎、三瓶由布子、小原好美、齋藤彩夏、種﨑敦美、本渡楓、前野智昭、小野大輔、宮寺智子
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

1話感想{netabare}
ぽよぽよザウルスみたいな内容かなーと思ったら、うわぁ冒頭からめっちゃ重たい設定。
ああ振舞ってるけどマモーみたいな理事長が一番辛い心境なんじゃなかろうか。
で、いくらなんでも学生に子供を預けるのを善しとする父兄ばかりなのだろうか?と思わずに居られないが、今後そこら辺の摩擦あったりするのかな?
と思ってたら、双子?の片方がジュエルペットのルビーの声で、母親も中の人が同じで吹いた。
予算の関係なのかも知れんが、齋藤彩夏が大人役って珍しくね?
あはは、そういった意味でも保護者と相談する回とか楽しみになって来ました。
…あるよね?


余談・園芸ネタ
最後、理事長が一度は怒った理事長室の花瓶に挿してあった主人公の送った花。
あれなんじゃろ?
パっと見シュウメイギクに思えたけど、状況からしてそれは無い(飾られて怒るものではない)。
今の時代植栽されてる花を勝手に折るのは何かと問題あるし、当然スタッフはそれに関しては配慮してるだろう…って前提で考えると、そんな特別ってことでもなくそこら辺に生えてて道すがら手折っても問題の無い花、更にはそれを花瓶に挿しておいたら「なんじゃこりゃ」と言いかねない花、となると…
センダングサか?
シロノとかアワユキとか。
花折ったら「けしからん」と言われるどころか、「ああ、花だけじゃなく引っこ抜いて根こそぎ持っていってちょ」と言われる植物。
…。
そりゃ理事長も怒るわwもし自分が理事長の立場だったらやっぱり怒ると思う。
ただの雑草でも野趣があっていいってなるけど、帰化外草を飾ってたとなるとちょっと話が違う。
個人の部屋でならまだしもなんせ教育機関ですからね、公共の福祉にはかなり気を遣うかと。
もし近隣住民が「この雑草迷惑なのよねー」と必死に引っこ抜いてたとして、その花が理事長室に飾られてたらどうよ?って話ですよ。
理事長が言った通り品位が疑われる。
ってことで、あのシーンを見て「花ごときでギャーギャー言う理事長は心が狭いんだな」と判断された方がいらっしゃったらちょっとお待ちを。
理事長室に飾るには相応しくないって花ってのは、あります。
あくまでシロノだかアワユキだかのセンダングサだったらって前提にはなるけど、むしろ主人公に送られた花だとして飾るのを許すのはよっぽど心が広い。
広いって言うか…やっぱり家族失くしてめっちゃ辛いんじゃないかなー、と。

で、そこまで狙って描写したシーンなんだかは不明、狙ったんだとしても分かりにくくね?と思ったり。{/netabare}

6話までの感想{netabare}
2話Aパート、まだ託児所の子達とそんなに仲良くなってない(仲良くなるエピソードをやってない)、大して思い入れも芽生えてないのにの早くも「ボクはここが好きなんです」ネタが炸裂。
全然心に響かなくて吹いた。
いやそれはもっと後にやるべきことだろー、と思わずに居られなかったのだけど、これってもしかして猪又をいち早く登場させたくて構成無茶した?
一応美少女キャラはそれ一人だけっぽいので(と思ったがもう一人クラスメイトが居た)…って考えると、結構頑張って男性視聴者繋ぎとめようと努力してんのかなー?と思ったり。
それで出来が良くなるかどうかは別ですが。

で、それ以降、特段面白いってこともなく、かといってつまらないって程でもなく、ダラダラと見続けてたのですが…。
5話、キター!!!
Bパートなんだけど、キリンが突然勉強すると言い出したことに「キリンちゃんが猪又さんみたいになっちゃった」と主人公。
おい、お前の中の猪又さん像ってどんなんだw
更に「魔女もヒーローも存在しない、下手な嘘信じさせるより現実教えろ」ってスタンスのハヤトが消える魔球は信じてたり。
くっそwお前そういうキャラかwww
最後のオチも理事長が年の功で丸め込み(主人公が一度は思い付いたけど「それはダメだろ」と断念した案が結局正解だったってオチ)、兎田の監督責任はちょっとアレだったけど概ね上出来。
いやぁ、こういう面白い回が不意にポンと入って来るから侮れない。
スタッフまではチェックしてないけど優秀な人が担当した?もしくは原作が筆ノってきた辺りなのかな?

と思ったけど、これってテクとしては「キャラ崩壊(そこまで重篤ではないけど)」ネタですな、富田祐弘調といってもいいかも。
あんま多用し過ぎるとカオスになるので、たまにやる程度で丁度いいのかも。
6話はまた大人しい内容に戻っちゃったけど、再びこういう笑える回は来るのだろうか?{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

学園内に設けられた保育ルームが両親を飛行機事故で亡くした竜一&虎太郎兄弟の新たな居場所…

この作品の原作は未読です。
特に前情報無く視聴を始めましたが、1話を見て視聴を継続したいと強く思った作品です。

悲報ってなんでいつも突然なんだろう…
両親を飛行機事故で亡くした兄弟がこの物語の主人公です。
親は奔放でよく家を留守にしていたそうですが、生きているのとそうじゃないのには気持ち的に天と地ほどの差があります。

その出来事が生み出した必然は「弟の面倒を見る事」
兄の竜一にとって、虎太郎は残されたたった一人の家族…
でも竜一は未だ高校生…弟の面倒を見るには、取り巻く慣習が厳し過ぎ…
学校はどうするの…?
生活費は…?
住む場所は…?
不安は津波の如く兄に襲い掛かることでしょう…

ですが、森之宮学園の理事長の目に二人が留まった結果…なんと理事長が二人の後見人になると言ってくれたんです。
見ず知らずの人なのに…

理事長が後見人になる条件…
それは授業以外の全ての時間を学園内に併設された保育ルームでベビーシッターとして働くこと…
こうして指し伸ばして貰った手に縋るしか選択肢の無い二人の物語が…動きだします。

保育ルームには幼児が5人…虎太郎を合わせると6人の所帯…
年の頃にして幼稚園に入る前くらいの子供が5人で、首がすわってようやくハイハイができるくらいの子供が1人…
つまり、とことん手間の懸かる年ごろの幼児たちが揃っているということです。
そんな保育ルームには職員がたった一人…
職員にとっては猫の手も借りたい状況だと思います。
でも、そこで働くという事は保育ルームの子供たちに接するという事…
そして子供って友達作りの天才…なんて思いなが視聴していた矢先、思いもよらぬトラブルから、この物語は一気に温かくなるんです。

選択肢の無かった二人は、状況を受け入れることしかできなかった…
でも状況を受け入れることと、自分の心の叫びに正直になることは別物なんです。
受けた恩に報いたいと本気で思うなら、どうあるべきなのか…
答えは簡単…だけど、その一歩を踏み出さないと苦しみ続けるのは自分自身…
そして、そんな子供の悲鳴をしっかり受け止めてやるのが大人の役割…

朝の電車通勤時にこの作品を視聴していたのですが、目の前の出来事に私の涙腺は全く抵抗できませんでした。
周りを見渡すと、月曜日の朝という事もあり皆さんぐっすり寝入っていたのが幸いでした…
田舎に向かう電車でホントに良かった…
じゃなきゃ、突然涙を流すなんてただの変なオッサンですから…^^;

こういうパンチは決して嫌いじゃなく、むしろ好物なのですが1話目から涙腺を攻撃されると為す術がありません。
どんな作品なのか、一切知らずに視聴に入るのですから…

一方、登場人物のお気に入りは保育ルームの紅一点である奇凛ちゃんと、猪又&牛丸の女子高生コンビでしょうか…

保育ルームの紅一点である奇凛ちゃん…
相手のことを思いやれる優しい女の子です。
それに…声質もキャラに合っていて…でもどこかで聞いたような…
と思ったので調べてみると、CVは小原好美さんで「魔法陣グルグル」のククリを演じた方でした。
どうりで聞いたことあると思った訳です。

女子高生コンビの片翼は明坂さん演じる猪又まりあ…
本当は優しいのに、本心を表に出すことができず、結果的に誰に対してもきつく当たってしまう不器用さが可愛らしい女の子です。

そしてもう一つの片翼は本渡さん演じる牛丸雪…
竜一のクラスメイトでクラスで一番可愛いと評判の女の子なのですが、一方で人には言えないコンプレックスを抱えた彼女…

愛くるしいほど可愛い幼児たちの放つ魔法で、この二人の女子高生がどう変わっていくのか…
この作品の見どころの一つと言っても過言では無いと思います。
人の温かさが恋しくなった時に思わず手が伸びる作品…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、小野大輔さんの「Endless happy world」
エンディングテーマは、ひょろっと男子の「おしえてョ」

1クール12話の物語でした。
続きがとても気になります…
保育ルームとの竜一の関係は何となく想像できますが…
女子高生コンビの思いの行方はどうなるのでしょう…
時間はかかるかもしれません…けれどもっと大きく思いは育まれていくんでしょうね…
そしてその思いにはそれぞれがキチンと向き合わないければいけません。
そんな未来まで描かれたら、間違いなく喜んで視聴すると思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 7
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

感動させる為には、シリアスな設定って、必須なのかな?

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
少女漫画原作らしいが、そこまで恋愛要素が強いわけではなく、基本は「小さな子供」と「イクメン」を愛でるアニメなのかな、と(笑)

男でも普通に観られるアニメでしたよ。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「親を亡くしたから、子育て(家事)をすることになった」という作品はいくつかあるけど、私は、「甘々と稲妻」が好きでした。やはり、育てる側が大人だった(ちゃんと父親だった)からかな。

親を亡くした子供が、子供を育てる。

その辛さに見処があるのだろうけど、やはり、いい年したオッサンとしては、「可哀想」が先に立ってしまうので(汗)

本作は、小さい子に癒される、という人ならそれだけで満足でしょうが、私はそれ(子育て)だけだとちょい退屈でした。

だから、中盤以降、猪又さんや雪ちゃんが出てきて、ラブコメが混ざってきたくらいが面白かったです。猪又さんとか雪ちゃんの不器用な感じとか、結構好きでした♪

あと、犀川さんが好きでした♪ 良い人でしたね♪ 特に12話の、(亡くなった)旦那様とのクダリやクリスマスのクダリ、切ないし、あったかくなりました。

一番印象に残ったのは、11話目の「小さい子が、小さい誰かじゃなく、一人一人の誰かになったら、好きになれる」という竜一の言葉です。真理ですね。小さい子にも、人格や個性はあるもんね。

やはり難点としては、「明るく温かく柔らかい作風」と引き換えに、「両親の死」という悲劇が、軽くなってしまった部分です。一応、1話で、竜一の苦悩や、乗り越えるシーンをガッツリシリアスで描き、最終話のシーンでもふれるなど、「大切に扱っている」というテイは整えているのですが、やはり取って付けた感はいなめなかったかと。

あまりにも「良い子」「物分かりが良いヤツ」の竜一に、やや違和感。

子供はもっと素直に泣いて、大人に助けてもらって良いのにな。。。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
「少年メイド」とかでも思ったけど、こういうハートウォーミグな作風に、「親の死」って必要なのかな? 昔のアニメによくあった、「変な実験で世界を飛び回ってる」とか、最悪、「行方不明」じゃダメなのかな? 背景重くするなら、どこかにシリアスな要素とか、それを乗り越える描写が必要になるだろうけど、、、。まあ、死は軽く扱わないでほしいな(今後に期待)。

免許も持たない、現時点では人間性も分からない中3一人に5人も子供任せて、法的に云々は別にして、親は心配しないのかな?

2話目
動物園回。いや、私立の学校なんだから、捨てるほどあるだろ、制服なんてw いやだから、あんだけ寝てて、ダメだろ、職務怠慢。幼児が死んだらどうすんだよ。猪又さん、ツンデレ(笑)? 狼谷のおんぶの仕方、肩関節柔らけえな、野球部だし、将来有望(笑)

3話目
バレンタインデー回。八木君、根津君、新キャラだな~。八木君、変態なんだね(笑) 少女漫画だけど、ヒロインらしいヒロインポジションは、不在のままいくのかな?

4話目


5話目
あの勘違いは恥ずかしいな~。

6話目○
猪又さん、突っ走ってるな~。なんでも、全部頑張ってるから格好良い、か。綺麗事っぽいが、作風に合ってるしな。弁当のクダリも、ラブコメもあって良かったし。

7話目
ラブコメ入ってきて、少し楽しくなってきた。少女漫画らしさも出てきたね。双子ちゃんの話。

8話目
狼谷、ヒドイこと言うよな(笑) 譲歩なんて単語、ガキに分かるわけねぇだろ(汗) オチはなかなか良かった。

9話目
ん? スロウスタートかな(笑)? 亡くなった親のメール入った携帯を壊されるは、笑えるレベル超えてるな(汗)。

10話目


11話目○
小さい子が、小さい誰かじゃなく、一人一人の誰かになったら、好きになれる。。。良い言葉だな。真理だ。小さい子にも、人格や個性はあるもんね。

12話目
犬か(笑) 犀川、泣けるな~。このアニメ、最萌えシーンだな(笑)

{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 18

62.7 18 コメディで家族なアニメランキング18位
LOVE STAGE!!(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (301)
1487人が棚に入れました
父は歌手、母は女優、兄は超人気バンド「クラッシャーズ」のボーカル。
そんな超有名芸能一家に生まれた唯一人の凡人・瀬名泉水(せな いずみ)は、超オタクな大学生。
「魔法少女ララルル」を愛し、漫画家を目指して奮闘する泉水は、ある日どうしても断れ­ずTVCMに出演することに。しかも正体を隠した女装で......!
そのCM撮影の現場で、いまや超人気若手俳優・一条龍馬(いちじょう りょうま)と10年ぶりに再会した泉水だけれど...!?

声優・キャラクター
代永翼、江口拓也、DAIGO、平川大輔、置鮎龍太郎、大原さやか、木村良平、山本和臣、坂井恭子、森久保祥太郎、間島淳司
ネタバレ

ぽんちぃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

カッコイイのに可哀そう!でも、一途な想いにマジ♡キュンします!笑えるBL純愛ラブコメ!ただ、あの最終回はちょっとなぁ〜♪

[はじめに]
✿最終回を観た直後で、勢いで長々と書いてしまいました。
最初の方に書いた余計なところを削って簡潔にまとめたかったのですが、追加の感想を書くだけで疲れてしまい、何でこんなに長々と言い訳みたいに書いてるのか分からなくなってきたので、後日、改めて冷静になって全面書き直します。
隠してあるところは、しょうがないから読んでやってもいいかなと思う方だけ読んでください^^;

原作未読。全10話

◆観始めの印象~視聴中の感想
{netabare}
少女マンガっぽい話かなと思ったらどうやらBLものでした。
普通に話が面白いから、ラブコメとして、楽しく観れる。
BLのところもコメディ要素のひとつとして見れるレベル

キャラデザインは、目がきつい感じで癖があるけど、絵は綺麗
主役の泉水(イズミ)以外は、顔が、あまり好きじゃなですが、
話が面白いので、我慢できるレベルです。
でも、せめて龍馬は、もっとカッコよかったらいいのにとは思います。
兄の聖湖(ショーゴ)は、まんまDAIGOで笑えます。

{netabare}泉水が好きなララルルが「テガミバチ」のニッチに何となく似てて可愛い。
「テガミバチ」観たくなっちゃった。ニッチ大好きだったんだ〜♪{/netabare}{/netabare}

◆3話目
{netabare}結構、ガチなシーンも出てきたりしたけど、すんでの所でじゃまが入りホッとした。
「DAIGOがいてくれて良かった!」ってこんなに思ったことはない(笑){/netabare}

DAIGOのわざとらしい喋り方がだんだん癖になってきたから不思議…♪
なんか違和感もなくなってきてるし、DAIGOがいることで面白さが増してる感じです。

◆4〜5話まで視聴。
やっぱり、面白い。これは潔い。結構本気で丁寧に作ってる感じがして好感が持てる。

BLとはいってもホモのお話ではなくて、泉水は、オタクだけど、ノーマルだし、
龍馬君も、女だと思って好きになったヤツがたまたま男だったって話なので、
男性でも普通に面白く見れるかも。

女子から見ると、意外にどっちの気持ちも分からんでもないけど、
BLものは、所詮、他人事なので、気楽に笑って楽しんで観れるから良いのかも。

{netabare}龍馬君の泉水へぞっこんぶりが、一途すぎる。
ストーカーみたいなんだけど、悪気がないだけにイタ過ぎるけど、いい人過ぎて…
とがめられると土下座して謝っちゃうあたり、憎めない。

龍馬の方がやたら絵がうまくて笑えます。
そして、龍馬は本当にいいヤツだった。
ちょっと応援したくなるけど、最後の寝ている泉水にキスしまくりは、気持ち分からんでもないけど、流石にちょっとヤリスギ!!
バレたら絶対引かれるから、泉水が目を覚まさないかとハラハラした。{/netabare}

◆6〜8話
7話は感動的な良い回だった。

チョイチョイでてくる動物キャラが面白くて笑えます。

◆9話まで視聴。
{netabare}泉水が、男同士でHしたら痛いのかとか、真剣に悩んで相談しちゃうあたりかなり笑える。
龍馬だって元々ノーマルなんだから、まさかそこまで考えてないだろうし、原作は知らないけど、アニメではそこまでは描いて欲しくないかも。

{netabare}男の人の気持ちは解るはずもないけど、相手が男でもそこまでしたいものなのか…なぜ…
その手の人に会って、一度まじめに聞いてみたいものです。{/netabare}

泉水の感情は、まだ恋愛じゃないと考えたい。いくら龍馬がイイヤツだからって、いきなりそっちに目覚めてしまうのは安易過ぎると思うだろう。それと恋愛は違うと思う。
でも、恋愛経験のない泉水は、その差が分からないのだと思います。

泉水は、幼稚でわがままで、男としては頼りなくて魅力無いけど、
でも、純粋でまっすぐで可愛いから、守ってあげたくなる感じなのかもしれないですね。{/netabare}

お互い恋愛慣れしていない純心な二人(たまたま男同士だけど)の、中学生みたいな可愛い初恋ストーリーだったりするわけで、色々とザンネンな二人が面白くて、「中二病でも恋したい」とかと、あんまり変わらないんじゃないかって思ったりした。

いろんなギャップや勘違いっぷりがとても面白くて、かなり笑えます。
疲れてても構えないで楽しく観れるので、もうすぐ終わっちゃうのが残念なくらい。

…と9話まで観たときは思っていた。

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◆10話(最終回)について語らせてもらいます。
ココからは、本当にネタバレ。せめて9話まで観てない人は絶対見ちゃ駄目!
<ネタバレ注意>{netabare}9話までの「男子でも観れそうな爽やかBLアニメ」が一変してしまった。

龍馬は、本当にいい奴で、泉水を本当に大切に想ってくれてるって分かった。
そこまでは、文句なく良かった。

それで泉水は龍馬のもとへ…。とうとう最後まで^^;
観たくなかったような、観たかったような。
そのシーンの後も観ながらずっと、すんでのところで、最後の線だけは越えていないってオチをずっと期待していた。(またDAIGOがとめてくれたかも…って)
後で、しっかり最後まで済ませたことを示唆するような言動&場面まででてきて、それも打ち砕かれてしまった。

これで、続編なしは決定かな~。
9話までがとても面白かっただけに、この最終回で、もう簡単に人には薦められなくなってしまった。
ノーマル男子は、もう絶対無理だろうなって思う。

そんなに簡単に最後の線は越えて欲しくなかった。
いくらお互い好きでも、元はノーマルな男子が、そんな勢いで踏み越えられるような線ではないのではないかと思うのだけど。

{netabare}泉水が龍馬への想いに気付き、勢いで最後までいきそうになるけど、ここは手前で一旦踏みとどまって、お互いの気持ちを確かめて満足する、そんなハッピーエンドで良かった気がする。

いつかは最後までいくとしても、お互い好きで一緒に過ごすうちに、他には代えられない存在だと気付き、抑えられなくなって、とうとう最後までってゆうので十分だったと思う。{/netabare}

折角、普通の男子でも面白く見れそうな作品かもって期待していただけに、最後のガチなBLエンドは、残念でなりません。もったいないです。

原作ありきなので、そうそう変えられないのかもしれません。
でも、9話まで、一般の人にも受け入れられるレベルを何とか保ち、良く頑張った方なのかも知れません。{/netabare}


それはさておき、気を取り直して、
これはもう、ノーマルとかそうじゃないとかのレベルじゃないね。
特殊な環境で生きてきた二人だからこそのお話で、リアルに考えちゃいけないね。
お互いがお互いの特別な存在である二人の、一途でまっすぐで純粋な、おとぎばなし的なラブコメだと思って楽しめばいい。
もう、唯一無二の存在だからもう性別とか関係ないんだねきっと。

むしろ、男女だとこうはいかない。こんなに一途で、純粋でまっすぐな恋愛ってありえない。
計算のないピュアな恋愛、BLものの良さは、そこかもしれないですね。

<ネタバレ注意>{netabare}まさかそこまではないだろうって思って迎えた最終回のBLシーンだったから衝撃が強くて抵抗もあったけど、分かった上でしばらくしてもう一回観れば、アレで良かったって思うかも。ハッピーエンドには間違いないし^^;{/netabare}

ガチなBLシーンが苦手な人は、そこだけちょっと我慢すれば、あとはかなり面白いし、
めったに見れない、超純愛ストーリーなので、たくさんの人に観て欲しいと思います。
まぁ、無理に一般男子には、薦めません。
ただ、BLとゆうだけで、この作品を敬遠するのはもったいないです。
ほとんどの女子は、本当に泉水を大切に想っている一途な龍馬に、マジでキュンキュンしてるはず。
それを知るだけでも観る価値あると思うのです。

<ネタバレ注意>{netabare}後先考えない中学生みたいに、勢いで早々にHしちゃった二人の話をどう展開させていくのか、あまりBLものを知らないので、気になったりもします。
まぁ、イズミのことだから、あとでグダグダ悩みそう。{/netabare}

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【参考情報】

◆概要
原作は、影木栄貴×蔵王大志による日本の合作漫画『LOVE STAGE!!』
{netabare}『CIEL』にて、2010年7月号から連載中。
オタクの坊ちゃんと人気俳優の恋愛を描く、シンデレラ・ストーリー。
影木栄貴は、タレントDAIGOのお姉さん。主役の泉水の兄である聖湖は、DAIGOがモデルで、そのまま声優もやっている。{/netabare}

◆ストーリー
{netabare}父は歌手、母は女優、兄は超人気バンド「クラッシャーズ」のボーカル。そんな超有名芸能一家に生まれた唯一人の凡人瀬名泉水(せな いずみ)は、超オタクな大学生。「魔法少女ララルル」を愛し、漫画家を目指して奮闘する泉水は、ある日どうしても断れずTVCMに出演することに。しかも正体を隠した女装で…!そのCM撮影の現場で、いまや超人気若手俳優一条龍馬(いちじょう りょうま)と10年ぶりに再会した泉水だけれど…!?(公式サイトより){/netabare}

◆TV放送 2014年7月~9月
{netabare}TOKYO MX:7/9(水) 25:05~
BS11:7/10(木) 27:00~
tvk:7/13(日) 24:30~
サンテレビ:7/9(水) 25:30~
三重テレビ放送:7/11(金) 25:50~
テレ玉:7/13(日) 24:30~
チバテレ:7/13(日) 24:30~
岐阜放送:7/15(火) 25:00~
TVQ九州放送:7/15(火) 27:05~ {/netabare}

なおTVアニメとは別に、原作単行本第5巻(2014年11月発売予定)にOVAとなるDVD付き限定版の発売が予定されている。

◆各話リスト
{netabare}1話「ユメヘノトビラ」
2話「キミニアエタカラ」
3話「ユメナラヨカッタノニ」
4話「デモスキナンダ」
5話「チョットダケナラ」
6話「ナンノシレンデスカ」
7話「コレッテモシカシテ」
8話「Φ(ラブ)STAGE 男達の流儀」
9話「ドッチガタダシイノ」
10話「スキジャタリナイ」[終]{/netabare}

OPテーマ「LΦVEST」SCREEN mode
EDテーマ「CLICK YOUR HEART!!」山本和臣

<STAFF>
監督:カサヰケンイチ
制作:J.C.STAFF

<CAST>
{netabare}瀬名泉水:代永翼
一条龍馬:江口拓也
瀬名聖湖:DAIGO
相楽 玲:平川大輔
瀬名聖夜:置鮎龍太郎
瀬名 渚:大原さやか
黒井高広:木村良平
外村光輔:山本和臣
篠 架純:坂井恭子
竜崎虎次郎:森久保祥太郎
飛鷹天馬:間島淳司{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あと2,3話は見れるものと思ってたから、終わっちゃってちょっとさみしい。

※★の評価は暫定的なものです。最後まで見終えてから再度つけなおす予定です
原作未読です

>1話まで視聴して
女子向けのイロモノなんだろうなあっていう先入観で見ました。
あとDAIGOさんも好きなのでその分期待上乗せで^^。

展開としてはベタなんだけど、女の時の主人公がかわいくて魅力的。
絵柄も少し抵抗あったけど、キャラでカバーされてるので慣れれそうです。


>2話まで視聴して
なかなか展開が面白いです!。
気になってた絵柄、だんだん良く感じてきました。
自分にとっては今期のダークホースです。
所々で挟んでくるヲタ要素もいい感じ。

DAIGOさんは登場キャラの見た目がそのまんまだから、
声の演技も普段のバラエティーキャラそのままでしゃべってほしいな~とも思いました。
若干おとなしく抑えてる感じで、かえってちょっと違和感感じます^^。

------------------------------------------------
>4話まで視聴して
3話でガッツリくるという事前情報があったので、ビクビクしながら見ました。
いやあ、やっぱり正直けっこうドン引きましたねえ・・w。

主人公目線で考えると、それはそれは恐怖としかいいようがありません。
リアルで考えれば考えるほどその怖さを実感しますw。

でも不思議と憎めないですね。相手の彼。
なんだかんだと人間的なんですね。良くも悪くも。
アブない面もあるけど、いい面もある。
あ、これが秘訣なんですかね?。

永遠には理解できないし、一生理解したくもないシチュエーションだけど、
それゆえにアニメとしては面白いですね。。
全体の見せ方・進行も意外性に富んでるし、グイグイ引き込まれる。

とにかくハマってしまったことは間違いないです。
自分の中では「これ無理っ><」と「まだいける♪」の境界線を行ったり来たり。
なんかそれがクセになってきたw。

------------------------------------------------
>10話まで視聴して
うわー、終わってしまった。
あと2,3話は見れるものと思ってたから、終わっちゃってちょっとさみしい。
でもダラダラするよりは、盛り上がったところで潔くラストという形もいいですね。

10話がアレですね、はい。
何というかラストだから許せるって感じですかね?(いい意味で)。
もう勢いで、なんとなくいいラストって感じになってます♪。
(たぶんσ(o・ω・o)騙されてます)。

原作はまだまだ続いているのかな?。
ストックがたまればアニメの続編もあっていいかな?って思ってます。

ららるる語?は、ちょっとツボりました^^。もっと聞いてみたい。
DAIGOさんももっと見たいなー。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21

麦茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

何かに目覚めそう

【何かに目覚めそう】(1、2話現在)

個人的に最近の女性向けアニメの中ではかなり力を感じます!

キャラデザ自体はあまり好みではないのですが、それを補ってあまりある主人公の可愛さ、そしてそれを極限まで引き出す代永翼さん(男性)の声。代永翼さんは、監督から「女性が演じる男性みたいにならないように」との指導があったらしく、こういう作品にありがちな男性声優の媚びた気持ち悪さが全くと言っていいほど皆無です。

また、他の登場人物も個性豊かな面々でとても楽しませてくれました。
そんな中で特筆したいのが、主人公の兄、瀬名聖湖(CV:DAIGO)。

この作品はDAIGOの実姉が原作を描いていたらしく、このキャラもDAIGOをモデルにしたとか。それ故のCV:DAIGOだとは思いますが、さすがに本業ではないため演技に多少違和感があります。ただ、この癖のある演技が逆に面白いくて、キャラの個性として活かせているような・・・というかだんだん癖になってくるんですよねw さすがDAIGO。
まあそもそものモデルが本人なんだから、このキャスティング以外ないですよね。ちなみに2話では演技の方も少し慣れてきたのか、違和感がかなり減ったような気がします。私が慣れただけかもしれませんがw

・・・それにしても、BL作品で弟をモデルにしたキャラを描き、しかもその弟に声を当てさせる姉というのは、なんというか、凄まじいですね・・・。

内容の方は、序盤の段階では王道って感じの手堅さを感じます。
原作は読んでいませんが、少女漫画っぽい優しいコメディがテンポ良く展開されていくのがとても好印象で、アニメ制作側の力がとても活かされていると思いました。演出なども過剰でなく不足もなく、とてもいい塩梅です。

そして1話ラストでEDと共に流れるお約束のシーン。もう最高ッスね。



ただ、一つだけ懸念事項を挙げるとすればBL作品と言うところで・・・。
私は面白ければ特に拒否反応を起こしたりはしませんし、別段偏見などもないのですが、これから見る方がいましたら、それ相応の覚悟は必要だとは思います。

私も今後でてくるであろう♂×♂シーンを見てへんな気持ちになってしまったらと思うと・・・。

アッー!!

(追記・・・)
最終話まで無事視聴を終えましたが、やはりまだまだ濃厚なシーンはキツかったですw
男として普通の感性をもっていることが分かって安心しました。

てかBL作品って当たり前のように周りもホモだらけですよね。優しい世界です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 10

67.9 19 コメディで家族なアニメランキング19位
Buddy Daddies[バディダディーズ](TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (173)
457人が棚に入れました
殺し屋バディの子育て奮闘記!? 狙ったターゲットは逃さない。 そんな男2人の殺し屋バディが、4歳の女の子を引き取るハメに。 新たに始まったのは、ホット&クールな男2人組と天真爛漫な女児との家族生活。 どんな仕事もこなす2人でも、1人の娘に悪戦苦闘。食事の世話から遊びの相手、保育園の送迎などに大慌て。それでも仕事の依頼は断れない。 さらに、女の子は2人が始末した極悪マフィアボスの隠し子だったのだ…! 果たして、仕事と育児の両立は可能なのか? そして、仮初めの家族に幸せは訪れるのか? オリジナルアニメーションを数多く制作してきたP.A.WORKSと、練り込まれたシナリオで定評のあるニトロプラスがタッグを組んだ新作オリジナルアニメーション。痛快アクション&ホームコメディ!
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

芝居×FAMILY

●「564」で「絆」は得られるものか?

組織の中でしか生きられない宿命を負った{netabare}レイパパが新しい生き方を見出し
生まれ変わろうと奮闘する姿については好意的に受け止めることができます。

家族の絆を知らずに生きてきたレイパパの成長物語として考えたら、それなりの出来栄えであり、
最後に家族で記念撮影して終わるという展開も悪くはないようにも思えます。

しかしながら、やはり5648稼業の業を負い、ミリの父親を手にかけた罪について
何のお咎めなしというのは少々虫がいいようにも思え、素直にハッピーエンドに
喜べないようなところもあり、釈然としない引っ掛かりのようなものが残ってしまいます。

思っていたよりも組織は弱く、ボスも息子には甘く、ショットガンの威力も微妙でありました。

レイパパは親から英才教育という名のある種の洗脳を施されていたような形跡がありますので
そういう前提で考えたら5648稼業は親に無理やりやらされており、情状酌量の余地があると
言えなくもないので、罪の重さを測るのが難しいような気も致します。

二人は改心したからこそ足を洗ったのでしょうが、改心したならばやはり娘には
父親の件は告知すべきだったでしょう。

息子はボスを殺さず。ボスも息子を殺さず。
それは組織の論理に反するものの、親子の「絆」によるものでしょう。

もしも娘の父親殺して得られる「絆」があるなら、それは家族の道理に反し
「絆」に傷成す皮肉となるのみ、そんな風にも思えます。

ミリの両親とダディーズのいきさつについて本人に詳細話さずに
娘との信頼関係が深まるというのにはやや苦しいところがあるので
これについては省略すべきでなかったような気がします。{/netabare}

●退路は断たれた

ミリ母のあまりにも鮮やかな{netabare}心変わりには裏があるのではないかと勘繰っていましたが
組織によるものではなく、Qちゃんの配慮が働いていたということでした。

娘を巻き込まないためダディズが身を引くという選択肢を選ぼうという流れでしたが
組織はそんな生ぬるい考えに断固たる行動を示すのであります。

格上の殺し屋と対峙しカズキパパが生き残れたのは幸運であると言うしかないですが
身を引くという生ぬるい選択肢は意味がなくなり、組織と全面対決するという
最悪のシナリオに嵌ったようです。

生まれ変わりの伏線は機能していますが、この路線で果たして着地成功できるのか?
非常に興味深いものを感じずにはいられません。

ラストスパートで巧い事見せ場を作れたら、評価は一変することもあり得ます。{/netabare}
次回以降、期待値はぐんぐん上がって参ります。

● Happy rebirth day to you♪
レイパパの誕生日回であります。

誕生日と言えば誕生日ケーキでありますが、{netabare}誕生日ケーキに蠟燭立てて火を吹き消す
という習慣の起源は【フリーメイソン】と言うことらしいです。
お前らどんだけお姉ぇ系タレントと【フリーメイソン】が好きなんだ!という話にございます。

ちなみに【8】話なので「誕生日ケーキ」が必然的に出てきます。
「蠟燭の炎」は【灯火】であり、自由の【女神】が右手に持つ「希望の【光】」を暗示します。

ケーキには「6」本の蝋燭と「12」コの苺が載っていますが
6と12を合わせると【18】(=【666】)になります。
お前らどんだけ裏設定好きなんだ!という話でございます。

よりにもよって誕「生」日にマフィアの父親から56「死」の指令を受けるとか
皮肉もいいところでありますが、そもそも自分の父親殺したダディーズに
育てられる娘と言うのも大いに皮肉めいた話であると言えるのかもしれません。

564のターゲットは愛するものために組織を抜けようとする裏切り者であり、
レイパパのかつての相棒と言うべき存在であります。

レイパパが現れてターゲットの男は「待ち人」が来ないことを悟るわけですが
愛する人を失ったにも拘らず全く動揺しない彼の強靭過ぎるメンタルを目の当たりして
むしろ見てるこっちが動揺してしまったりもいたします。

銃撃戦と言うよりは、二人の男の信念、あるいは生き方を掛けた戦いであるというのが
このシーンの描写意図だと思われますが、リアリティがどうとか別にしても
見応えは十分あったように感じました。

組織以外のところでは生きられない宿命を背負うレイパパが、誕生日に
自分の人生を振り返り、生き方を「変えよう」と決意する展開には心惹かれるものを感じますが、
但し、守りたいものを守ろうとし生きたいように生きようとするのがほぼ不可能な
このような設定を敢えて仕掛け、難易度を上げまくっておいて
無事に着地できるかどうかは際どいものを感じずにはいられません。

しかしもしも「誕生日(ケーキ)」が伏線だとしたら、奇跡のランディングも
{/netabare}あり得るということで終盤戦に期待をしたいところであります。

●5648稼業の奮闘記

殺し屋稼業と「FAMILY」から想起されるものと言えば {netabare} 「マフィア」。
もしも「ダディ・ペア」がマフィアに属し「FAMILY」のために人を殺すと言うなら
視聴者の理解が追い付かないまでに整合性が取れないこともなかったでしょう。

「SPY家族」のヨル夫人はマフィアに属しているというわけではないですが
故あって殺し屋稼業に身を置いていることについて、一定の理解は
得れられているような印象を受けます。

悪党のみを暗殺対象とした「正義の殺し屋」?という線ならば殺し屋設定も
正統化されそうであり、ヨル夫人もそういう側面が無いこともないと言えるのかもしれません。

まるで人気作品「SPY家族」を意識し過ぎたかの如く?本作でも5648コンビが大活躍しますが、
本作の独自性を出そうと奮闘するも「正義の殺し屋」路線の再現はなかなかに
厳しいものを感じてしまいます。

コメディの世界観と言うのはとても便利で巧いこと笑いが取れれば、細かいことは
流されるという最大の利点があるのですが、その反面シリアス路線との相性は最悪で
特に「人の命」を題材にした物語でコメディ劇場を展開した場合悪趣味と言えるまでに
物語の世界観は歪な形にねじ曲がってしまいます。

トラウマになる程辛い大切な人の死のエピソードを無事通過したようですが
「殺し屋設定」の地雷を踏んだような状況に追い込まれ、弁解するのが
更に困難な状況に陥ったようにも思われてしまいます。

「命は大事で、家族も大事」というある種の一般常識
殺し屋稼業のダディ・ペアはこの命題に対して{/netabare}如何なる答えを導き出すか?
それが今後の最大の見どころとなるのかもしれません。



オーソドックスな人気作品の王道的手法はキャラで釣るというものでありますが
本作もそのセオリー通り幼女キャラを全面的に押し出すことにより、狙い通りの
成果を出しているように思います。

子どもを基点に展開されるホームコメディドラマでありますから、やはり
「SPY家族」を意識しているということになるのでしょう。

成り行き上の子育て奮闘記を描いたような作品は一昔前に映画などでよく扱われており
今更感や出尽くし感あることを否めないですが、コメディ路線ではある意味王道であり
エンタメ性もそれなりにある無難なものに仕上がることがある程度保障されているため
余程の下手をこかない限り話の途中で失速することもなく、完成度も相応のものができると
考えられるわけであります。

「アーニャ・フォージャー」同様、幼女キャラは本作最大の強みでありますが
逆に言うとそれ以外のところでは見せ場が今一つないというのが、ウイークポイントであります。

今までのところ無難な線をキープできていますが、最後の最後で王道を外れたような
衝撃展開が用意されているのかと言えば、それはなかなか難しいように思えます。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

【失敗作の典型例-4】安易に子供に頼りすぎ →「臭いものには蓋」プロとして最低の仕事ぶり/2023/4/2追記

【レビューNo.48】(初回登録:2023/4/1)
オリジナルアニメで2023年作品。全12話
「糞作品にレビューを書かずにはいられない」という、レビュアーさんの気持ちが初めて
理解できたかも(笑)まあ怒りに任せた緊急レビューということでw

(ストーリー)
一騎と零は裏社会で生きる殺し屋バディ。この日も仕事でターゲットが主催するパーティー
に潜入する。作戦決行の直前何故か4歳の幼女ミリが紛れ込んできて、作戦はハチャメチャ
となるもどうにか任務を完遂。ところがミリは暗殺したターゲットの隠し子だったのだ!
次に母親に子供の引き取りを依頼するも拒否されてしまう。そんなこんなで2人の殺し屋と
幼女の奇妙な同居生活が始まる。

(評 価)
{netabare}・安易に子供に頼りすぎ
 ・「アイデアに困ったら子供と動物を使え!」
  「CM業界の鉄則」で昔そんな話を昔聞いた記憶があり、実際「3B」というものがある
   (美人(Beauty)、赤ちゃん(Baby)、動物(Beast))
  らしいのだが、本作も「安易に『幼女』に頼ったな」という印象しかない。
  ・「殺し屋」×「幼女」にすれば、意外性のある面白い作品が作れるだろう
  ・幼女を出しておけば、「萌え」とか見栄えのいい画が描けるだろう
  ・幼女に家族アピールさせとけば、アットホームな作品になるだろう
  という、浅はかな計算しか感じなかったんだよね。
  で、作品を観ると
  ・幼女に家の中を引っ掻き回させ、コメディ展開にするぞ!
   → 回数や限度のバランスを考えず、ミリが邪魔で鬱陶しい存在に感じてしまう。
  ・そろそろ家族愛アピールでアットホームな話入れよか♡
   → とってつけたような薄っぺらい展開に空々すら感じてしまう。
  ストーリーに自然に馴染ませるのではなく、制作陣の都合だけでミリを動かしてる感
  が強く、ミリの扱いが雑すぎでかわいそうだったなと。(ミリに罪はないのに・・・)
 ・殺し屋と育児の両立について
  本編は「表の優しい育児の顔/裏の非情な殺し屋の顔」の両立をどう描いていくのか
  ・特にこの甘々な世界観で本当に人殺せるの?
  ・で、人を殺した後どの面下げてミリと接していくの?
  ってところに注目していたんだが、そんな心配無用でした。だって殺し屋業開店休業
  中なんだものw最後にミリに危険が迫ったから、大儀名分を得て立ち上がるがそれは  
  別物でしょう!
  結局「一番難しい命題からは、目を逸らして逃げました」という最低の仕事ぶり。
  「じゃあ、なんで『殺し屋』設定にしたの?」と作品の根幹を疑うレベルですね。

・一番かわいそうだったのは、ミリの母親。
 ・個人的には制作陣都合に振り回されてかわいそうだったのは、ミリの母親なのかなと。
  ・2人とミリを同居させたい
   → 子供に愛情を抱けないから、引き取り拒否します!
    → まあわかる
  ・そろそろドラマチックな展開が欲しいな
   → 改心したからミリを引き取りたい(まあ一応裏工作もあったけど)
    → ちょっと待て!なんや、この取ってつけたような展開は?
  ・で、ここからどうやって2人に戻していく?
   → 邪魔やな。殺し屋に母親処分させちゃえ!
    → ファーーーーー!!!!
  ・それで最大の問題「母親が死んだこと隠してるけど、どこで打ち明けるの?」 
   → 面倒なことは先送り、ミリは真っすぐな女子高生に育ちました!!
    → 結局ここでも「臭いものには蓋」ですか(呆れ)
 ・あと、細かい突っ込みとして
  ・最強の殺し屋「小木埜」をどう倒すのか?
   → あれほどの殺し屋が後ろ無警戒で、背中からブスリって・・・
  ・「組織の掟は絶対だ!、地の果てまで追い詰める!!」
   → えー、あれで落とし前が着いたの?!
  ・(話は戻るが)零に初めて「父親の自覚」を持たせるには?
   → 警察官を高圧的にして悪者にしちゃえー?! ・・・etc
 なんというか「ご都合主義の権化」というか、欲しい結果を得るためなら
 ・そのプロセスは何でもあり
 ・都合の悪いところはすっとぼけ
 という、「プロの仕事としてそれはどうなの?」っていうのが多すぎて・・・

「組長娘と世話係」もそうですが、普段は子供でアットホーム感を演出するために血生臭い
設定はなかったように振舞っておいて、いざ新しい展開が必要になったら、ヤクザや殺し屋
らしいことを始めるという、ダブルスタンダードはホンマにやめろや!!
例えば、よく比較対象となる「SPY×FAMILY」は
・偽装家族ということを登場人物も視聴者も分かっているし、コメディに大振りしてるから
 → どこかで本物の家族になりたい
というささやかな願いや多少無茶な言動が受け入れられるわけで、こんな練り込みのない世
界観でこの作品はどこへ向かおうとしていたのか?
なまじ作画やアクションの出来がよかっただけに、余計「殺し屋と育児の両立」というのが
難しく、思いつき感満載の歪な作品に仕上がったという印象ですね。
(個人的には、コメディ/シリアス/ハートフルを作品としてどう扱いたかったのか理解不能
 とりあえず全部ぶっ込んでおけば、何か刺さるやろ位にしか見えなかった)
なんかミリや母親の扱いが酷く、しかも都合に合わせて片方には目をつぶるという、ダブル
スタンダードぶりにご立腹って感じですかね。{/netabare}

最後にちょっと怒り任せてレビューしちゃったんで、乱文お詫び上げますm(_ _;)m

(追 記)
てぶくろさんの
「いざ!アクションホームコメディブームの波に乗れ!」
というのが秀逸で、「そういう企画だけでそれっぽい作品つくりました」と説明されれば、
「なるほど」と確かに腑に落ちますね。

(2022/4/2追記)
追記しようと思ったら、書きたいことは上手くてぶくろさんがアップしてくれてましたね。
>逃げやがったなテメー、話作りの難しいところをサボるなってば。
>ミリちゃんの存在がほぼペットと同義になってしまう

・人物描写をサボっている
 ・ミリや母親は物語を都合よく動かしてくれるための「駒」であり、ことミリに関して
  は家族愛をアピールするための「道具」であり、ほぼ人物描写ができていない。
 ・それは主役2人にもいえることで、エピソード等でこういう過去を持つという「設定」
  は増えていくが、その後まともに向き合っていないから人物描写が浅い。
 ちゃんとキャラと向き合って、人物をしっかり描こうよ。

・話作りの難しいところをサボってる
 ・「殺し屋と育児の両立」については、上述の通り。結局都合の悪い部分から逃げたよね。
 ・上述 >とってつけたような薄っぺらい展開に空々すら感じてしまう。
  「家族愛」についても結局人物をきちんと描いていないから、「何をしたか」という表
  面上のことしか描けておらず、「同じ時間を共有したから、それはもう『家族』だよね」
  という浅いメッセージしか伝わってこない。

クリエイターなんだから、そういうところで汗をかいてこそ「この作品しっかり練られている
な」と、こちらも心を動かされるわけで、それを微塵も感じられなかったのは残念。
(予め決められたゴールへ最短ルートでサクサクと到着するために、都合のいいものだけ利用
 して、面倒なことから逃げましたとしか思えなかった)
この構図どこかで見たことあるなって思ったら、異世界モノの「スマホ太郎」やん!!
「現世で『スマホ太郎』やりました」って説明されたら、なんかスッキリとするなwww
(「スマホ太郎」に興味を持たれた方は、ググってみてください)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

右肩上がりの作品。

{netabare}
殺し屋二人に幼い女の子がメインの作品...と聞くとどうしても某スパイアニメを髣髴とさせられて、後釜狙い感が露骨であまり期待していなかったけど、予想以上にいい作品でした。

減点方式で見ると言いたいことは色々とあるのだけど、筋は通っている作品だったので最終的な印象はかなりいいかな。
アーニャがメイン感あるスパイファミリーと違って、この作品は殺し屋二人の方がメインな気がする。
作風は少しアメリカっぽさがある感じで、戦闘シーンは爽快、日常回は軽めのノリで、単純に見ていて楽しい作品。
温情がありながらもいい加減な一騎と、常に気だるそうな零が、ミリに対する思いの変化の中で変わっていき、自分自身を見つめ直す話。

子育てに関して自分はあまり詳しくは知らないけれど、保育園に通わせたり、料理を作ったり、おもちゃを買い与えたり、やることはかなりしっかりしていたと思う。
運動会で応援する姿や、保育園でのミリの状態を気に掛けている様子からは本当の家族と同等のものを感じられて良かった。

殺し屋要素は最初に少しあったきり全然なかったけれど、最後の最後で澪の父とその部下との大きな揉め事が描かれる。
さすがはPAかアクションシーンはきっちりと動く。
揉め事の解決はご都合主義的な部分もあったけれど、澪が自分の腕を機能不全にすることで意思を貫き通すのはかっこよかったかな。
最初はいかにも冷酷非道な雰囲気だったけど、普通の生活に感化されての変化を感じられて良かった。

右肩上がりに良くなっていった作品だけど、特に最後の終わり方は冬アニメの中でも特に秀逸。
色んな障害や犠牲を乗り越えて、ミリが立派に成長してる姿と、元殺し屋の二人が平和に家庭を営んでいる様子にグッときた。
そこまでの重めの展開もあってかなりのカタルシスを感じる。
題材が題材なだけにハッピーエンドになるとは思わなかった。

1個大きな不満があるとすれば、アニメで描かれていた部分だけを見る限り、母を自分たちが揉め事に巻き込んで死なせた事実を最後までミリに隠したままのこと。この部分はちゃんと描いてほしかった。
あとは前半部分は細かい部分でかなり突っ込みどころが。
殺しの現場をミリが引っ掻き回すのはフラストレーションでしかなかった。それと、銃を所持した弁当泥棒の回は目立って脚本がやばかったと思う笑

細かな不満はあれど最後は本当に綺麗にまとまっていたのでおすすめ。
最近のPAworksで久々の当たり。

私的評価:79点
私的ベスト回:11話

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
スパイファミリー? さっむ。ガバガバ警備。ケーキ食わせるなよw
人質の意味なしでなくて草。とりあえずアクションシーン良かったな、ちゃんとバンバン撃ってくれるのも。
親殺したじゃん。
てか、主人公とターゲットのキャラデザ似すぎててわからん。
ED下手くそ

2話 ☆6
事案。お洒落OP。母親は生きてんのか。
マフィアの父親と一緒に来たんじゃないのかよw
もう殺した相手に子供いるかとか調べる意味あるか?
クソガキすぎる。車に放置とか危ないぞ。
トイレ貸すとか良い奴じゃん。ちょっとイライラする系だわ。
子供の前でんなことやっていいんか。あいつは殺せただろ。

3話 ☆7
クソガキすぎる。母が子を逃がしたパターン?
唐突に挟まれる主人公の過去。俺もあいつみてたらむかつく。
どの立場から言ってるw 違うなら事案じゃん。

4話 ☆6
クソガキやめろ。アーニャじゃん。役所に行く殺し屋。
保育園に面接なんてあるの? ホモ。
ミリの不自然な発言シーン要らない。これ殺し屋設定いる?
ハートフル感を強固にするためだけの設定って感じだな。
浮気しようとしてて草。
そんなに情報収集能力低くてよう殺し屋ができてるな。
殺し屋が子育てとかしてたら上から切られるだろ。
もうこれ上層部と戦う作品にしろ。
子供が相手の衣服のこととか気にするもんか?
まあ子育て作品としては細かい部分まで描けていていいのかな。
けど殺し屋要素の方が欲しい。

5話 ☆7
コロナか。クソガキすぎる。バレてるだろこれ。お笑い芸人w
これはこれでまずいだろ。

6話 ☆6
大人ミリもっと見せて。殺し屋要素どっか行ってて草。
マリオカート再現頑張ってる。パパは悪いことやってる立場だろw
パパの方が先に捕まりそうだけどw 保育園に遠足とかあるんか。
やたら大人ミリを出したがるw なんで店無人なんだよ。
弁当忘れることある? 飯欲しがる泥棒ってなんだよww
食い物目当ての銃所持者って何だよ。良かったぁで済む話じゃないw
ミリに対する信頼が足りなかったか。

7話 ☆7
おい殺し屋しろよ。家出してて草。殺し屋任務来たらどうするw
風俗堕ち。殺し屋ざっこww
まあこれ系にありがちな超人では無いのはいいとこなのかなw
妹さん? 久々の殺し屋要素。

8話 ☆7
零の回か。極上だ...。こいつサイコパスか? 久々の殺し屋要素。

9話 ☆7
男二人なのに良く冷たい目で見られないな。
幼稚園で運動会とかあるのか。絶対まずいだろw
これ片親だったら積むよな。

10話 ☆8
母親さん病んでたんじゃなかったのか。もう結婚しろや。
やっぱり手作りではないんかよw 都合のいい話だな。
結局ミリの意思だろ。けど、本当の親なのに。
仕事が鈍ってる言われても最近仕事の描写ないからわからんな。
綺麗なとこばかり描いてるから。ママ死んだらどうするん。
いわかける そりゃそうだな。ミリの前で話すことでは無いけど。

11話 ☆10
オワコンという言葉がオワコン。良い親やん。再婚しろ。死んだ?
熱膨張って知ってるか? そもそもこいつらのせいでもある。
この2人を恨まずにミリの心配をする優しさ。

12話 ☆9
母の事話したんか? ママの死誤魔化すんか。
保育園に目がいかないのはご都合過ぎない。攻め入るのか…w
無理があると言いたいところだけどこれはこれであり?
こいつまだいるんかよw ちょっとグロくて草。
最後の言葉を言えや。母のことはちゃんと喋って欲しいなw
ハッピーエンドとはな。

曲評価(好み)
OP「SHOCK!」☆8.5
ED「My Plan」☆5.5
11話IN「Don't say good bye」☆7
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

69.1 20 コメディで家族なアニメランキング20位
赤ちゃんと僕(TVアニメ動画)

1996年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (153)
865人が棚に入れました
交通事故でママを亡くした拓也は、忙しいパパの代わりに幼い弟・実の面倒を見る毎日。おかげで友達と遊ぶ事さえ出来ない。次第に戸惑いとイラだちを募らせていく拓也。そんなある日、パパを駅まで迎えにいく道々、「このまま実がいなくなったら・・・」などと考え事をしていた拓也は、本当に実を何処かに置き去りにしてしまったことに気づく。

声優・キャラクター
山口勝平、坂本千夏、宮本充、渡辺美佐、優希比呂、亀井芳子

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

忘れてほしくない物語

CLANNAD AFTER STORYのレビューする前に書きたい作品。

2018年現在で視聴するならばDVD-BOXを購入するのが手っ取り早い。
しかし私はVHSからパソコンへ動画変換して保管するくらい
この作品が大切な存在になってます。
ノイズが混じっていようが構わない。

物語はショートストーリーの日常ですが、綺麗に話は収まっています。

最初に作品を視聴した時に感じたのは
「家族に関心がなかったり、両親が健在な人には無縁かな?」と。

しかしその頃の私も若かったので、歳を重ねて視聴するたびに
手放せない作品であることに気づきました。

作品で色々なキャラクターが言う台詞が、非常に重みがあるのです。
それも視聴する人の生き方次第で受け止め方が毎回変わってきます。
現実生活を振り返って反省させられたり、想い方が変わってくる台詞です。

もともと私は涙腺が緩みやすいのですが、今回視聴した時は
最初から最期までタオルがないとダメでした。
(泣かずに済む話もあるのですが、ほとんど無理です)

私の勝手な気持ちですが、子供が嫌いな人や相手の痛みが理解
できない人には見て欲しくないです。

正直なところ、この方々の気持ちに響くものがなければ
得られるものがない物語だと感じています。

それでも私は多くの人に何度も視聴してほしい作品の1つです。

(余談)

人が相手を叱る気持ちと相手を大事に想う気持ちは一緒だと感じています。
この感情がお互いに伝わりづらいので、ぶつかり合いながらも
お互いの気持ちをもっと確かめ合うコミュニケーションがたくさん
必要ではないかと思っています。

ニュース報道される残酷なDVなどを耳にすると、いつもこの作品の
台詞が頭をよぎります。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 9

横浜ゆう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

みのるっ!めっ!

原作も見てます。今頃ながらコメします。

母親が幼い弟と自分を残して先立ってしまう。
父と主人公が幼い弟と共に生きていく。そんな話です。

重すぎる話ではありません。
途中途中、実が笑わしてくれます。
兄弟ってこんな感じだよな~って感じます。

主人公の拓也の母親を亡くした気持ちが伝わってきます。
悲しくて寂しくて、でも、弟がいるから。
僕はお兄ちゃんだから・・・

アニメではあんまり泣きませんでしたが、
兎お兄ちゃんは別です・・・アニメでも泣いた。
兎お兄ちゃんは原作の方が号泣モノ。

原作は号泣してしまい、目の前が涙で溢れ見えなくなり、
全部見るころには涙と嗚咽と鼻ミズと共に
ティッシュがひと箱くらいなくなりますから。

アニメで興味を持った方は、是非とも原作をみてください。
YOUは、もぅ神曲ですね。聞いてるだけで涙が止まりません。
条件反射で涙が出るようになりますから・・・

アニメで原作の最終回をやってほしかったですねぇ。
子供が兄弟で絶対必ずやってしまう事・・・それが・・・

知りたかったら原作も併せて読んでください。
読んで良かったと。永久保存版漫画に必ずなります。

アニメは、結構ほんわか話をメインに持ってきてるような?
そんな感じがしましたが、良い作品です。

素晴らしい作品をありがとう

投稿 : 2024/11/02
♥ : 5

R子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

このアニメの価値はストーリー。

少し前のアニメで、古臭さがあるものの、ストーリーは秀逸。

主人公である拓也と弟の実は母親を亡くし、父親との3人暮らし。
まだ小学生で遊び盛りの拓也は、一人で家事や弟の面倒を見なければならないことに不満をつのらせることもある。

ところで、同じく男兄弟で小さい弟の面倒を見るというアニメに「学園ベビーシッターズ」がある。私は「学園~」の方を先に視聴し、「赤ちゃん~」を見た。
「赤ちゃん~」の方が主人公(兄)が幼いということもあり、弟を時に疎ましく感じ冷たく突き放してしまうことがある。そんな場面は見ていて心が痛いが、現実的に考えれば当然のように思える。
すべてを受け入れスムーズに日々が過ぎていく、というアニメも安心感があるが、「赤ちゃん~」はかわいいだけではなく考えさせられるストーリーが散りばめられている。

とにかく、作画の古臭さで見ないというのはもったいない。
長編アニメではあるが、ダラダラせずに見られる。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0

71.5 21 コメディで家族なアニメランキング21位
ハロー!! きんいろモザイク(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (843)
4499人が棚に入れました
アリス・カータレット、16歳。金髪碧眼のイギリス少女ですが、1年前から日本にホームステイ中。親友の純和風女子高生・大宮忍の家に迎えられ、日本の高校生活をめいっぱい楽しんできました。ところが、きらきらと輝いていた毎日に事件が! 高校二年生に進級するとき、忍と別のクラスになってしまったのです。一度はまっしろになるアリスですが、忍は言いました。「アリスは海を越えて来たんですよ、それに比べれば全然です!」例えクラスが離れても、心の距離は変わりません。 アリスに忍、凸凹コンビの小路綾&猪熊陽子、もう一人の金髪イギリスっ子・九条カレンたち5人の絆は、今日もきんいろにきらめいています!日英美少女ゆるふわ学園コメディ第二弾、はじまるよ!!

声優・キャラクター
西明日香、田中真奈美、種田梨沙、内山夕実、東山奈央、田村ゆかり、諏訪彩花、佐藤聡美、大西沙織、潘めぐみ、村川梨衣

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『きんいろモザイク Pretty Days』2016年11月12日から劇場公開予定

アリス・カータレット、16歳。
金髪碧眼のイギリス少女ですが、1年前から日本にホームステイ中。
親友の純和風女子高生・大宮忍の家に迎えられ、日本の高校生活をめいっぱい楽しんできました。
ところが、きらきらと輝いていた毎日に事件が!
高校二年生に進級するとき、忍と別のクラスになってしまったのです。
一度はまっしろになるアリスですが、忍は言いました。

「アリスは海を越えて来たんですよ、それに比べれば全然です!」

例えクラスが離れても、心の距離は変わりません。
アリスに忍、凸凹コンビの小路綾&猪熊陽子、もう一人の金髪イギリスっ子・九条カレンたち5人の絆は、今日もきんいろにきらめいています!
日英美少女ゆるふわ学園コメディ第二弾、はじまるよ!!

Episode 1「はるがきたっ」
高校二年生に進級したアリス。
日本での二度目の春。
新しくA組の担任の久世橋(くぜはし)先生も加わって、忍、アリス、綾、陽子、カレン、仲良し五人組の「きんいろの日々」は今日もキラキラと輝きます!!!とはいえ忍とクラスが離ればなれになったのがショックのアリス。
「もっとシノのことを知りたい! 」 知っているようで知らなくて、実は結構謎めいている忍を少しでも理解したくて、みんなも巻き込んだ「忍の極秘調査」が開始されることに…!

キャラクターコメンタリー
出演:小路綾、猪熊陽子、九条カレン

「どきどき!!ホームビデオ鑑賞会」
綾、陽子、カレンの三人で始まった「どきどき!!ホームビデオ鑑賞会」
「しのファンクラブ」もとい「シノ部」の話題のはずがカレンの提案でなんと「ヨーコ部」も発足!
慌てる綾への陽子の冗談に、ついに大天使アヤエルさまが怒りの降臨!?

Episode 2「プレゼント・フォー・ユー」
久世橋先生は悩んでいた。
可愛く思っている生徒たちに怯えられてしまう。
どうしたら仲良くなれるのかな…? 
そんな時、いつも生徒と仲良しの烏丸先生を見て感動した久世橋先生は「生徒と打ち解けるコツ」を教えてほしいとお願いする!!一方、英国式お茶会を計画する忍。
手作りのお菓子やケーキスタンドも用意して、本格的にやりたいとはりきっているけれど…徐々にわき起こる不穏な空気にお茶会は無事に開催できるのかが心配!?

キャストオーディオコメンタリー
西明日香、田生真奈美

Episode 3「あなたがとってもまぶしくて」
「実は私わたし、イギリス人じゃないし金髪は染めてるんだよ! 」アリスの衝撃的告白に綾は大ショック!
でもそれはアリスとカレンが仕組んだ「エイプリルフールごっこ」だった。
ジョーク好きのイギリスではエイプリルフールの日だけは新聞もテレビも大々的に嘘をつくのだ。
そんな中、常日頃から「嘘つきブラザーズ」こと双子の弟妹「空太」と「美月」に騙されている陽子は少し困り顔。
そこに当の双子がやってきて驚きの嘘を連発。
楽しい「エイプリルフールごっこ」のはずが、その場はしっちゃかめっちゃかに・・・!?

キャストオーディオコメンタリー
西明日香、内山夕実、東山奈央

Episode 4「雨にもまけず」
“おつかいくらい、ひとりでいけるのに”。
いつも子ども扱いする忍にアリスは少々ご立腹。
そんなとき街中で、変なポーズをとっている綾に出会う。
どうしたのかと尋ねると、なんと中学生に間違われてショックを受けているということ。
アヤもそんなことがあるんだね!同じ悩みを持つもの同士、二人は意気投合する。
でも大人の女になるにはどうしたらいいのかな?いつも大人っぽい勇(いさみ)の驚きのアドバイスを受けたアリスは、綾と一緒にイメージチェンジ! なんと不良になってしまう!?

キャラクターコメンタリー
出演:アリス・カータレット、小路綾、烏丸さくら、久世橋朱里

「どきどき!!ホームビデオ鑑賞会その2」
アリス、綾と共に、今回はなんと烏丸先生と久世橋先生も参加!
学校の施設で個人鑑賞会を行うことに戸惑う久世橋先生だが、烏丸先生の癒しの肩もみ攻撃に久世橋先生も思わずリラックス!?

Episode 5「おねえちゃんとあそぼう」
妹の忍とは対照的にいつもキリッとかっこいい勇(いさみ)。
だが最近やることなすことトンチンカン。
今日も麦茶に大量の塩を入れたりと、一体どうしちゃったんだろう?
実は… と、忍が言うには、どうやらモデルの仕事のことで悩んでいるよう。
みんなの憧れ(?)の勇がスランプだなんて!
勇を励ましたい五人は気分転換に勇をショッピングモールに連れ出す。
次々に飛び出す元気付けるためのアイデアで、無事いつもの勇に戻ってくれるのだろうか!?

キャラクターコメンタリー
出演:大宮忍、猪熊陽子、大宮勇

「どきどき!!ホームビデオ鑑賞会その3」の舞台は大宮家!
忍、陽子に今回は勇が初参加。
小学生時代からの付き合いの3人のコミュニケーションはバッチリでまるで三姉妹!?
普段はクールでなかなか聞けない勇の裏話も聞けるかも!

Episode 6「きになるあの子」
お腹がすく季節(?)。
食品サンプルにまで食いついちゃう陽子に、カレンは超特大パフェの大食いチャレンジを提案する。
私はこのために生まれてきたのかもしれない! 一気に燃え上がりすぎる陽子には、思わず綾もツッコミ。
自分で提案しておきながらフードファイトの危険性を説くカレンだが、陽子の燃える思いはとめられない。
そしてついに「危険な」大食いチャレンジに挑戦すべく、五人は目当てのレストランに旅立つ。
そこで出会った意外な人物とは…?

キャストオーディオコメンタリー
出演:田中真奈美、種田梨沙、東山奈央

Episode 7「マイ・ディア・ヒーロー」
だんだんと近づいてくる夏の匂い。
そんな匂いに惹かれて、カレンもついに夏モデルに!
そのあまりのワイルドなスタイルに困惑するみんなだが、陽子の「いいかげん親呼び出されるかもな」の一言にカレンはおびえてしまう。
カレンのママは怖いらしい。
そんな相変わらずのカレンだが、今日はパパが限定品のネックレスを買ってくれると大はしゃぎ。
放課後、みんなへの挨拶もそこそこに家に飛んで帰るカレンだったが・・・

Episode 8「もうすぐ夏休み」
もうすぐ夏休み。
「今年こそは計画的に遊びたい! 」と燃える陽子の提案で、今年は海へ行くことに! でも楽しい夏休みの前には期末テストが・・・。
目の前の現実に落ち込む忍と陽子とカレン。
みんなで一緒にテスト勉強をする事になるが、陽子たちのまったくやる気の感じられない勉強態度に綾は不安を隠せない!?

Episode 9「とっておきの一日」
今日から夏休み。
朝寝坊できる幸せをかみしめるアリスに近づく怪しいカゲは・・・
一方、毎年夏休みの宿題のノートを陽子に貸している綾は、今年こそちゃんと宿題をさせようと『今年こそ最終日で泣かないための宿題消化スケジュール』を作成する!
いざ陽子に渡そうとする綾だが、緊張して電話もままならない。
フォローのメールも上手くできず思わず家を飛び出すが・・・
はたして『今年こそ最終日で泣かないための宿題消化スケジュール』はちゃんと届けられるのか!?

Episode 10「海べのやくそく」
待ちに待った海水浴の日。
みんな朝から待ち遠しくて仕方がない。
海までの道中も五人なら楽しくて、ついついはしゃいじゃう。
目指す海はもうすぐです!ビーチに到着した五人の前に広がるのは、青い空と青い海。
砂浜にずらり並んだ海の家。
浮き輪も日焼け止めも用意したし、とっておきの水着も見せ合って準備完了いざ海へ!
そんななか忍は「海の泳ぎ方」を意気揚々とアリスに教えるが実は・・・!?

Episode 11「ほんのすこしの長いよる」
夏休みももう中頃。
青々とした木々の葉が揺れるなか、今日も部活に精をだす穂乃花。
金髪をフューチャーした謎のかけ声で、最近は調子も良い感じ! 
部活の後、海に行ったお土産をカレンから受け取る約束をしていたけれど、カレンの姿が見当たらない。
きょろきょろと辺りを見回す穂乃花にカレンから謎の電話がかかってきて・・・。
導かれるままに校舎に入る穂乃花。
一体そこに待ち受けるものは!?

Episode 12「なによりとびきり好きだから」
緑の多い夏の風景。
はちみつ色の可愛い家々。
アリスはポピーと小道をゆく。
ただいまイギリスに帰省中のアリスとカレン。
久しぶりに家族に会えたのはうれしいけど、やっぱり忍がいないのはちょっと寂しい。
でも離れた距離が二人の絆をもっと強くする。
夏が終わっても、忍、アリス、綾、陽子、カレン、仲良し五人組の日々はこれからもキラキラきんいろに輝きつづけます!!!

2016年3月26日に開催された『AnimeJapan2016』のステージイベント『ハロー!!きんいろモザイク&ゆゆ式 合同同窓会』にて、スペシャルエピソードの製作が発表され、同年6月に『きんいろモザイク Pretty Days』のタイトルで2016年11月12日から劇場公開予定であることが発表された。

アニメは制作会社で選ぼう!
【Studio五組】
結城友奈は勇者である(2014)
エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜(2014)
この中に1人、妹がいる!(2012)

視聴回数2回以上の作品
きんいろモザイクシリーズ
ハロー!!きんいろモザイク(2015)
きんいろモザイク(2013)
咲-Saki- 全国編(2014)
咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A(2012)
Aチャンネル(2011)

Studio五組はGONZOスタッフが独立し、2010年に設立。全作品のヒロインたちを自宅に持って帰って愛でたくなるかわいらしさ。

NHK「恋愛しない若者」特集に共感の声も 楽しみはビール片手にきんモザ観賞
■ 帰宅後ビールにアニメ
話題になっているのはNHK「おはよう日本」(2015年10月19日放送)の中でオンエアされた「恋愛しない若者たち」という特集だ。

この企画を担当したディレクター自身もここ数年、恋人はおらず、楽しみは「ちょっとだけ高いビールを飲みながらテレビを見ること」。ディレクターの普段の生活を撮影した映像では、帰宅後にリラックスできる格好に着替えてから、買ってきた弁当を食べつつ350ミリリットル缶のクラフトビール「よなよなエール」を飲んでいた。視線の先にあるのは、テレビ画面に映るアニメ「きんいろモザイク」だ。女子高生キャラたちの掛け合いに、ときどきムフフと笑う。

番組を見たTwitterユーザーは、
「家帰ってビール飲みながらきんモザみてて死ぬほど親近感湧いた」
「恋愛よりアニメって人映って親から『これあんたやんwww』って弄られた」
「インタビューに答えた青年が自分の時間を大事にしたいみたいな事を言ってたんですけど、みんな色々忙しいんですよねぇ」
などと反応した。

『ハロー!!きんいろモザイク』の締めくくりに相応しい高密度な爆笑イベント!「KIN-IRO MOSAIC Festa2」レポート
2015年9月20日(日)、江戸川区総合文化センターにて、TVアニメ『ハロー!!きんいろモザイク』のイベント「KIN-IRO MOSAIC Festa2」が開催された。このイベントは『きんいろモザイク』(1期)の放送終了後に開催され、大いに盛り上がった「KIN-IRO MOSAIC Festa」(2013年12月29日開催)の第二弾。昼公演と夜公演では、コーナーやライブで披露された曲が若干異なっていた。

出演は『きんモザ』のメインキャストの西明日香さん(大宮忍役)と田中真奈美さん(アリス・カータレット役)、種田梨沙さん(小路綾役)、内山夕実さん(猪熊陽子役)、東山奈央さん(九条カレン役)の5人。この5人は声優ユニット「Rhodanthe*」としても活動を続けており、これまでに数々のイベントをこなしてきた。2013年の結成から2年が経過し、チームワークはバツグン。そんな5人によるイベントとあって、会場周辺には早い時間から大勢のファンが詰めかけていた。

■ Rhodanthe*のイベントはオープニングトークから全力投球の大爆笑
イベントがスタートし緞帳が上がると、ステージには学校の教室が作られていた。そして、教室の上方に設置された巨大なスクリーンに大宮忍の映像が映し出されると、ステージ奥の扉から西明日香さんが飛び出してきた。今日のイベントは「ハロウィン」がモチーフになっているため、いつもの制服ではなく新規にデザインされたきらびやかな衣装。これにはファンも驚いたようで、大きな歓声が上がった。続いて田中真奈美さん、種田梨沙さん、内山夕実さん、東山奈央さんがひとりずつ現れ、出演者が勢揃いした。

全員が揃って挨拶をした後、それぞれが着ている衣装の説明を始めた。今回用意された衣装は、西さんがシンデレラ、田中さんが赤ずきん、種田さんが人魚姫、内山さんが妖精、東山さんが魔女だった。まさに「THE Halloween」といった様相。各自、衣装の注目ポイントなどを紹介し始めたのだが、衣装が野菜に似ている話や、東山さんが「ちょっとスタッフさんに確認してくる」と舞台から一時的に消えてしまうなど、Rhodanthe*の5人はやりたい放題。オープニングトークから実にゆるふわな雰囲気で、これから始まるFesta2を大いに期待させる内容だった。

さらに夜公演では、東山さんが自己紹介の流れで「今日は(天衝)監督さんも来てくださっています」と、最前列で見学していた監督をファンに紹介。突然のフリに照れている天衝監督だったが、さらに東山さんは「監督は会場に来るまで迷いそうになったけど、カレンパーカーの人についてきたみたいです(笑)」と暴露し、1500人の客席を笑わせた。

極めつけに東山さんは、スタッフから借りてきたというデジカメを手に取り、記念撮影を撮りたいと言い出した。東山カメラマンは客席をバックに集合写真を撮影し、「かわいい~♪」とご満悦の表情。昼公演以上に自由すぎるオープニングトークだった。

■ これまでの思い出を振り返る「にじいろトーク」のコーナー
イベントが本格的にスタートすると、昼公演は種田さんが進行を担当する「にじいろトーク」のコーナー。ここでは用意されたトークテーマをもとにフリートークが行われた。「Rhodanthe*のフリートーク」とは、一度でも『きんモザ』関連のイベントに足を運んだことのあるファンならば予想がつくと思うが、本当に台本一切ナシのフリーダムなトークショー。Rhodanthe*の5人はまるで楽屋トークのような雰囲気で楽しそうに会話を始めた。

唯一、司会を任された種田さんだけマジメに進行しようとしていたが、最終的には5人でフリートークを展開。スタッフは8つのトークテーマを用意していたようだが、話を膨らませすぎたため、結局使用されたのは「一番心に残っているシーン」と「パレードイベントで起きた印象的な出来事」の2つのみ。今日もRhodanthe*は平常運転だった。

このコーナーの後半は、「きんモザ思い出 五・七・五」。事前に5人が書いた「初句」、「中句」、「結句」のパーツを組み合わせ、おもしろい俳句を作って発表してゆく。Rhodanthe*の5人はワイワイとはしゃぎながら句を選んだ。しかし自分が作りたいと思っても、適切なパーツが見つからなければ何かで代用しなければならず、完成した俳句は以下だった。

●西明日香さん
江戸川区 鬼畜こけしが バカやろう

●田中真奈美さん
いつの日か ペロペロハァハァ…… おうじさま

●内山夕実さん
Hey!タイショー! むかえに来てね かっちょぶー

●東山奈央さん
ゴミですか? はい、わたしです ありがとう。

●種田梨沙さん
まなみんが リボンなしでも 大興奮

トップバッターは西さんだったのだが、いきなり爆笑モノの俳句を詠んでしまったので4人はやりにくそう。内山さんは自身が流行らせようとしている(らしい)「かっちょぶー(カッコイイという意味らしい)」を自分で選んで組み込んでみたり、なかなかの力作ぞろいだった。

■ 夜公演の「にじいろトーク後半」はキャッチコピーを考えてみるコーナー
昼公演では俳句を作ったが、夜公演は『きんいろモザイク』の「新キャッチコピーを考えよう」のコーナー。司会は田中さんが担当。スクリーンには公式で使われているキャッチコピー「私たちの毎日は――きらきらしたきんいろです!」が例として映し出された。

事前に考えてきたネタをひとりずつマイクの前に立って発表していくのだが、司会の田中さんは「それでは田中さん、パネルを持ってお進みください!」と、4人に無許可で一番手に名乗り出てしまった。最後のほうに発表するのはプレッシャーなので、なるべくならば最初に発表したい4人。声を揃えて「待って! 待って! 横暴だ!(笑)」と阻止しようとするが、田中さんは「さっさと発表して司会業に専念したい」という理由から一番を譲らなかった。そして、それぞれが発表したキャッチコピーは以下。

●田中真奈美さん
多岐にわたる制服コーデ!! 好きな着こなしでEnjoy your intercultural life!

●西明日香さん
モザイクのかけら高価買取いたします。まずはお電話を!

●種田梨沙さん
いつでもすこやか! 深夜に見てもゴールデンタイム

●東山奈央さん
TOKYO MX、NHKほかにて毎週日曜日朝9:00から元気に放送中!!

●内山夕実さん
私たちだって心はぴょんぴょんしています。

田中さんは流暢に英語を読み上げ、西さんはどこかで聞いたことがあるようなネタ、種田さんは本当にありそうなくらいキレイなキャッチコピー、東山さんは願望を込めたキャッチコピーだった。そして一番会場を沸かせたのは内山さん。公式でもコラボをした過去がある作品の「ぴょんぴょんネタ」を読み上げると、場内は大爆笑。さらに両作品に出演している種田さんが、ボソっと「今日は『きんモザ』だから……」とコメントし、場内の笑いを加速させた。

■ KIN-MOSA Festa2は催し物がたくさん!
続いての「きんモザファイト!!」のコーナーは、キャストと客席の勝負対決。昼公演では、白紙のポエムを読んでいる人を当てるゲームと、客席から14人のこけしを探すゲーム。夜公演ではブラインドボックスに手を入れて探り、何も無いのに演技をしている人を当てるゲームと、1500人の観客が一斉に発した5つのキーワードを当てるゲームが行われた。

前回の「KIN-MOSA Festa」で好評だった参加型ゲームコーナーがここまでパワーアップして帰ってくるとは、おそらく誰も予想がつかなかっただろう。キャストの5人とスタッフが「集まってくれた1500人のみんなと楽しめるイベントにしたい」と企画した結果が、このゲームコーナーというわけだ。一般的によくあるアニメイベントではめったに見られない、客席といっしょに遊べるユニークな催し物だった。

■ アドリブ満載の大爆笑アフレココーナー「きらきらメモリー」
ステージに5本のマイクが運ばれ、生アフレコのコーナーがスタート。「きらきらメモリー」と名付けられたこのコーナーは、アニメに名シーンの映像に合わせて5人が生で演じた。昼公演と夜公演で若干異なっていたが、第10話『海べのやくそく』や第12話『なによりとびきり好きだから』など、ファンなら誰でも心に残っている場面がチョイスされていた。

会場内に「あの名場面が生で聞けるのか……」などと考えていたファンがいたかどうかはわからないが、残念でした! いざアフレコが始まるとRhodanthe*の5人はアクセル全開。オリジナルの台詞とはかなり異なる、アドリブ合戦が開幕した。しかし5人の息はピッタリなので、アドリブなのに会話がキレイにつながっている。普段から仲が良いRhodanthe*の、チームワークがなせる業なのだろう。演技力もさることながら、「トークがおもしろい」という理由で一部からは「声優コント集団」と呼ばれている所以だ。詳しくレポートできないが、最後にキャスト一同が「原悠衣先生に謝ろう! ごめんなさい」と頭を下げて会場を沸かせたことだけは記しておく。

『きんいろモザイク』聖地イギリスをめぐるツアー、お値段は30万円!
4月より放送中のTVアニメ『ハロー!!きんいろモザイク』の舞台のモデルとなった、イギリス・ロンドン市内やコッツウォルズ地方をめぐる公認ツアーの募集が、5月25日より開始された。

出発日は、6月3日(水)から9月30日(水)までの毎週水曜日から選択可能で、最少催行人数は各日4人。旅行代金は1人につき298,000円(9月23日出発のみ328,000円、いずれも燃油サーチャージ除く)となっている。
『ハロー!!きんいろモザイク』は、芳文社の4コマ漫画雑誌『まんがタイムきららMAX』で2010年より連載中の、原悠衣さんの漫画を原作としたアニメ『きんいろモザイク』の第2期。

純和風女子高生・「シノ」こと大宮忍と、イギリスから彼女の家にホームステイに来ているアリス・カータレットを中心とした、5人の女子高生の日常を描いた作品だ。

本ツアーは、『きんいろモザイク』の第1期、2期に登場するスポットを専用車でめぐる5日間のツアーとなっている。

1日目のロンドン市内観光では、ビッグベン、ピカデリーサーカス、ロンドンアイ、アビーロードなど、観光地としても有名なスポットをめぐる。

また、2日目と3日目にまわるコッツウォルズ地方では、アリスの家のモデルとなったB&B(安価で泊まれる宿泊施設)「フォス・ファームハウス」に宿泊する。第2期のシーンのモデルとなった場所に行けるオプショナルツアーも用意されているようだ。

参加者には、旅のしおりやオリジナルグッズ、第2期7話に登場するイギリスのシーンの絵コンテがプレゼントされるとのこと。

聖地巡礼はもちろん、イギリスの文化も十分に堪能できる旅になりそうだ。

Rhodanthe*の5人が作った“オリジナルこけし”のデキは!? 『きんモザ』のデジタルフリーペーパー『こけし堂プレス』発刊!
テレビアニメ『ハロー!!きんいろモザイク』のグッズを展開するムービックが、Rhodanthe*のメンバー(西明日香さん、田中真奈美さん、種田梨沙さん、内山夕実さん、東山奈央さん)の活動をレポートしたデジタルフリーペーパー「こけし堂プレス」を発刊した。

2巻目となる今回は、3月29日に開催されたイベント「パレードからコンニチハ!」の宮城と、4月4日に行われた広島のレポート記事を掲載している。

誌面ではイベントレポートだけでなく、その際にキャストが観光した「弥治郎こけし村」(宮城)と「安芸の宮島」(広島)の様子やオフショットも紹介。特に白石蔵王にある「弥治郎こけし村」では、Rhodanthe*の5人がオリジナルこけし制作にチャレンジ。メンバーの5人が作った、自信の演じるキャラクターのかわいい“オリジナルこけし”は必見です!

なお、茨城(3月8日)と栃木(3月15日)のイベントをレポートした第1巻も、同サイトで閲覧できる。未見のファンは、こちらも合わせてご覧ください。

2014年3月21日に続編の製作が発表され、4月19日にテレビアニメ第2期として製作されることが正式に発表。7月19日のアニメ公式サイト上にて、第2期のタイトルが「ハロー!!きんいろモザイク」になることが発表された。それに伴い公式サイトがリニューアルされ、新キービジュアルが公開された。2015年4月からの放送に先駆けて2015年1月7日から3月25日までサンテレビにて第1期が再放送され、その最終話で第2期につながるエピソードが放送された。きららMAX作品において2度アニメ化されるのは本作が初。

第11話Cパートは第1期第10話の嘘予告をアニメ化。衣装デザインは原悠衣によるもの。

オープニングテーマ
「夢色パレード」(第2話 - 第9話、第11話 - 第12話)
第1話ではエンディングテーマとして使用された。
第5話からはラストの部分がこれまでのダイジェスト映像から、キャラクターが輪になった状態で手を繋いで順番にジャンプ(または手を上げる)していく映像に変わった。
曲の始まりの歌唱担当者は回によって異なり、歌詞も異なる。

「きらめきいろサマーレインボー」(第10話)

エンディングテーマ
「My Best Friends」
第1話では本曲のほうが先に流れた。また、第5話からは一部静止画だった場面が動くようになっている。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 46
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

最終話まで視聴済。貴重な日常枠が~。採点内に追記。総評を追加。

原作は雑誌ペースで既読。
アニメ1期視聴済。

何は無くとも、2期を待望していた作品です。

採点について-----
●物語●
{netabare}
原作組故にネタそのものは知っているので目新しさは感じません。
が、ネタのチョイスと展開が上手い。

ポピールンバや海回、カレンと穂乃花の触れ合いなど、
結構アニメオリジナルな部分が見受けられたと思います。
どれも雰囲気を損なわず、楽しく受けいれられました。

1話2話で、
意図を感じさせずにナチュラルにキャラ紹介をしつつ、
新キャラである久世橋先生を推したてるのは良かった。

「1期を踏襲してる」と2話までは感じてましたが、
3話以降を観て、テンポという意味では
かなり変えてきたかな?と思えてます。
{/netabare}
●声優●
{netabare}
1期組の面々については何の違和感も無く聴けました。
久世橋先生がどうなるか?と思っておりましたが、
こちらも問題無いと思います。
アリス役・田中さま。英語セリフ、頑張ってください。
カレン役・東山さま。某艦娘と被りますが、
個人的にはカレンを推したいと思います。
こういうキャラが似合っていると思います。
{/netabare}
●キャラ●
{netabare}
『アリス』
クラスが別々になったからでしょうか、
シノ依存症が重症化してますw
あと若干シノの鬼畜さがうつった?w
『綾』
こちらもクラス分けのせいか、
陽子への想いが隠し切れなくなっているようなw
『陽子』
綾絡みについては相変わらずの鈍感っぷりw
アリスとの絡みは互いに色々厳しくないですか?w
{/netabare}
●作画●
{netabare}
1期と全く遜色無い、というか違いが無い画でビックリです。
演出がオーバー気味になってエフェクトが付くようになったのは
1期と変わったポイントだと思います。

服や小物がカットによって違ったりしていたのは、
気になりましたね。ので当初の採点から-0.5点。
{/netabare}
●音楽●
{netabare}
やはりOPがお気に入りになりました。
1期を意識して作られているな~と感じられる
良曲だったと思います。
冒頭を各キャラのバージョンで変えてみたりしたのは
面白かったと思います。

もちろんEDも良かったと思います。
{/netabare}
●総評・その他●
{netabare}
「総評」という程でもないですが、
何処に収めるか迷った事柄などを。

絵柄・全体的な雰囲気こそ1期と変わらなかったように思いますが、
最終話まで観終わってみると他の部分では変更あるな~と。
ネタのテンポはどちらかといえばスピーディに。
要所でアニメオリジナル要素を混ぜつつ。

1期は「12話で1年」でしたが、
2期は「12話で1学期と夏休み」と狭い範囲でした。
あまり原作を消化してしまうわけにはいかない。
でも引き伸ばすだけではテンポが悪くなる。
1期と同じペース配分でやっていたら、
結構アンバランスになっていたのでは?と思います。
そういう意味で絶妙なバランスの出来だったかと。

元々原作ファンで、
1期も円盤揃えてしまうくらいハマって、
散々ハードルが上がっていた2期ですが。
12週、毎週楽しみに視聴できました。

これで重要な癒し枠が1つ終わってしまうと思うと、
寂しい気持ちになります。
7月から同じような日常系作品は・・・無さそうなので。
『WORKING!!!』とか期待してますけど、系統違いますし・・・。
{/netabare}

12話まで視聴後-----
{netabare}
・11話
海回からの、帰省編その1。

今回はシノの鬼畜要素ほか、
いろいろな表情が見れたと思います。
アリスの不在に寂しがってみたり。
陽子と綾に甘えてみたり。

帰省するにあたって、
カレンとホノカのパートが濃かったのが良かった。
アニメオリジナルですね。
相変わらずホノカのカレン愛がヤバかったw
ホノカへのお土産のTシャツって・・・カレン着用済の?w

ホノカにとってのカレンは、
お姫様でもあり、小悪魔でもあり、そして親友でもあり。
そんな感じなのでしょうか?
いちいち翻弄されている彼女の姿が幸せそうなので、
まぁ良いのかな?と思います。

2期前半では、どちらかといえば
アリスの「シノ依存」が強かったように感じてましたが、
その逆も然りw 綾とアリスが重なって見えるとか・・・。

陽子のパジャマ姿、確かに違和感はあるけど可愛くもあったかと。

まさかのCパート。
いつぞやのミュージカルネタか?と思いましたが・・・
まぁ夢オチですよねw
陽子の魔法少女(?)姿は某アニメを連想させました。
中の人つながりか、制作会社つながりか。

・12話
2期もいよいよ最終回。
4月に始まって、あっという間だったな~と。

ということでまずは帰省先でのアリス&カレンから。
アリスとカレンとアリスママの会話が日本語だったのは、
やはり意図的にそうしてたんだな~と。
アリスパパが蚊帳の外になってないか、ちょっと心配でしたw

今時の女子高生のお話にしては、
シノとアリスはケータイもスマホも持っていないという、
珍しい関係性なのだな~と改めて。
シノの性格や趣味が要因なのかもしれませんが・・・。
しかし、そのおかげでふたりの関係性が
むしろ強く感じられる。そんな気がします。
伝えたいことは、顔を合わせて直接。
現代では口で伝える機会さえ減ってきているように思いますので。

アリスの「コニチワ」は「コンニチハ」に変化しているのに、
シノは相変わらず「ハロー」の一本槍で・・・成長してるのか?w

「シノに会いたい、しょんぼりアリス映像集」が
見てみたい。是非w
特典とかで収録されないかな?

シノの才能については・・・
現状では通訳者より服飾関連のが向いてる気が。
とはいえ「好きこそ物の上手なれ」な結果であって、
決して通訳者が無理か?というと・・・
努力の方向性次第では変わってくると思います。

綾の腹話術が上手かった。
というより素直だったw

Bパートは特に山のあるお話では無かったと思いますが、
いつも通りの5人。
いつも通りの友人・家族・先生達。
いつも通りの持ち場。
いつもの関係性が描かれていたと思います。

ラストは「See You」で締められていました。
「またね」という意味らしいので・・・
3期を期待したいと思います。
{/netabare}
10話視聴後-----
{netabare}
ということで海回。
原作を確認してみたら1話分だったことに驚きました。
よく30分アニメに展開したな~と。

今回は特殊?OP。サウンドブックが楽しみになります。

浮き輪は現地で膨らまそう、カレンw

シノの金髪愛が冒頭から暴走気味。

日本の小旅行=冷凍ミカン&ゆで卵というのは?と調べてみたら、
昭和中期(で良いのか?)では定番アイテムだったようですね。
ちなみに僕にはその記憶は無いですね。
プラスチック(?)容器に入ったお茶は覚えてます。

原作では終盤だけだった先生2人に、
序盤から結構出番があって良かった。
クッシーちゃんって、烏丸先生とアリスに甘いですよねw

各々の水着については文句の付けようも無く。
ましてや言葉にするのも憚られるので、特に記載無しでw
ただ・・・着衣水泳はかなりシャレにならないので、
緊急時以外はオススメしません。
普段泳ぎ慣れていてもキツいので、アレ。

「焼き豚ごっこ」の内容はともかく・・・。
いつからか、海辺や水辺で塗るオイルの意味合いが変わったな~と。
ビールのポスターとか。

ジュースを買いに行っている間に、シノが迷子に。
でもアナウンスはアリスがなっている風w
しかも今回はほんの5分でw 前回は30分だったのに・・・。

「冷え冷えの冷やし中華」て・・
「ホットでお願いします」の再来かw
「鬼コーチ・カレン」とか、
以前のネタが結構使われてました。

海水浴のあとは海中公園へ。
ここからの流れはアニメオリジナルですね。
先生達の出番とかや細かい所まで含めて、
今回はアニオリ要素が結構占めていたと思います。

帰るのが名残惜しいということで、
先生達は温泉へ(泊まり?)。
さすが社会人w

次回はアリス&カレン帰省編ですね。
まずは日本で留守番(?)の3人のパートからかな?
残り話数的に夏休み編で区切りになりそうかな?と思ってます。
秋に入るとイベントが続きますし。
何より原作ストックが・・・w
(1期のラストでも同じこと考えてたな~と)
{/netabare}
9話視聴後-----
{netabare}
・8話
「打ち水」。1期2話辺りであったな~と。
まだ若干のズレや偏りのある、
アリスの日本の知識ですが、
それでも成長はあるのかな?と。

もうすぐ夏休みということで、
1期に比べると物語のペースはダウンしてますね。
2期は秋口までか文化祭までか。
原作にかなり追いつきつつあるので。

何だかんだで、夏休みまで一月ほどあるのですが
陽子のテンションがおかしなことに。
そして陽子vsカレンの「行きたい所勝負」が再び。
と思いきや、今回はカレンが譲る展開に。

海に行くのを嫌がる綾ですが、
水着になりたくないかららしく。
去年のインドア派な意見からしたら、
彼女も変化があると言えるのでしょうか。

しかしまだ期末試験が残っているということで、
シノ、カレン、陽子のテンションがだだ下がりw
テスト勉強を兼ねて(?)、ファストフードのお店へ。
僕も久しぶりに行ってきましたが・・・
実際に「スマイル1つ」と言ってる光景は見たことないw
当然自分がしてみる勇気なんて、ありません。

ケチャップを服に落として、
陽子に拭いてもらう妄想炸裂中の綾ですが・・・
制服ではヤメときましょうw
もうちょっとダメージの無い服のときに、どうぞ。

アリスの成長の流れから、
一度里帰りしてみては?との話に。
とりあえず帰省編のフラグでしょうかね~。
約1年半帰ってない理由に「シノ」を挙げてますが・・・
「シノが心配」ではなく
「シノがいない生活に耐えられない」からですよね?
アリスのシノ依存レベルが重症レベルw

Bパートでは終業式。1学期終了。

綾の潔癖症は・・・陽子限定のテレ隠しですね。
彼女の中での「陽子像」は美化されてますね。
男前といいますか。

九条家の車が「ミニクーパー」というのが、らしいというか。
ユニオンジャック柄と赤のボディペイントが良いですね。
維持費とか考えないで良いなら乗りたい車ですね~。

さぁ次回から夏休み。
しかしまだ通知表という難題がw
しかも母親より前に立ちはだかるのは、
勇姉だったりするわけでw

次回予告での「セミ発言」とか、
久々に鬼畜こけしな一面が見られた回だったようにも思います。

・9話
アバンは某テニス漫画のパロディからスタート。
OPは綾バージョン。

9話は綾×陽子がメインの回だったと言えましょうか。
というか・・・
『陽子の天然っぷりに振り回される綾の話』かな?w

相変わらず陽子宛の電話は怪しい、綾w
ハァハァて・・・。
昔なら下着の色を訊かれそうな勢い。

Bパート。
2期に入って初では?と思えるレベルで作画ミス。
カレンのヘアピンとか気にして観てましたが、
今回のは結構目立つかと。

某グラフィティでも出てきましたが・・・
「流しそうめん」ってポピュラーな食事法なの?
設備や場所を考えると、結構大変だと思うのですがw

Bパートでも綾の暴走っぷりは健在で。
部活に勧誘される陽子への想いが漏れまくってましたw

大宮家の女性キャラって・・・皆前髪パッツンですよね。

次回は海回かな?
エンドカードのこけしは、
一体何処に行こうというのでしょうか?w
{/netabare}
7話視聴後-----
{netabare}
クール折り返しで衣替え。
原作ストックから考えても、
2年生が終わるまでは行かないですね。

今回のOPはカレンバージョン。
聴いただけでは何て英語で発しているのかわからず、
海外の反応系サイトへw なるほど、助かりました~。

衣替えしても
あまりクールじゃない面々に笑わせて頂きましたw
ワイルドなカレンにしても、
一応夏仕様なクッシーちゃんにしても、
半袖ジャージや、着ぐるみのカラスちゃんにしてもw
着ぐるみに対する生徒たちの反応はクールだったかとw
(普通に引いてた、戸惑ってたw)

父親と喧嘩して家出をしてきたカレン。
超早口(だと思う)な英語セリフ、東山さんご苦労様でした。
ゆっくりでも聴き取れないのに、この速度だと何がなんだかw

急な大宮邸へのお泊りですが、
大宮母の反応をみて「シノの母親だな」と実感しましたw
血は争えないというか、蛙の子は蛙なのか。
カータレット家とも実は「金髪つながり」だったり?w

カレンに対抗意識を燃やすアリスですが・・・流し、狭いからw
金髪2人にくっつかれて、
大宮母が嬉しそうな気がしないでもないw

喧嘩の原因であるネックレスは
カレンパパの「権力」でゲットできたらしく。
とても仲直りとネックレス、
両方の意味で嬉しそうなカレンが可愛かった~。

で・・・「権力」って何?w どんな力なの?
さすがマンション一棟借り上げちゃう九条家。
イギリスの本邸(?)もデカいw

Bパートはアリスとカレンの昔話。

このところ、若干「狂気」「暴走」といいますか
「ヤバい」方向に話が流れがちでしたが・・・
普通に「良いお話」だったと思います。

日本語の練習に没頭して相手をしてくれない
そんなアリスの気をひく為に、
日本のゲームをとりに帰るカレン。
途中、橋の欄干(手擦りというのか?)から転落。
うん・・・結構高いんですが。
捻挫だけで済んだのは、良かったというべきでしょうか。

そんなエピソードも、アリスとカレンのやり取りからも、
彼女達のキャラクターや関係性が見て取れたと思います。
今の体格はともかく、
やっぱりアリスが「お姉ちゃん」なのだな~と。

気を利かせてアリスとカレンを二人にできる陽子は、
空気が読めてさすがだな~と思いました。

7話は全体的に英語のセリフが多い回だったと思います。
(次回予告を含めて)
日本の4コマ原作で、日本製の日常系アニメなのに、
ここまで真剣に英語セリフに取り組んでいる姿勢は
素直にすごいことだと思います。
英語を話してる体という設定で、
日本語でアフレコしてしまっても
それほど問題にならないことだと思うのですが、そうしない。
特にメイン2人のキャスト様は本当に凄いと思います。

次回は夏休み直前付近のようですが・・・
どのネタ使うのかな?
楽しみにしております。
{/netabare}
6話視聴後-----
{netabare}
穂乃花参戦のAパート。
カラスちゃんとクッシーちゃんの高校時代のBパート。
どちらも面白かったですが、
あえて甲乙付けるなら・・・Aパートで。

超無謀パフェに挑む為に訪れた先は・・・
実は穂乃花の家ということで。
というか観直すまでシノの頭に付いてる物に
気付きませんでしたw 衣か?w千棘か?w

カレン達に気付いて正体を隠す穂乃花ですが・・・
声だけでアッサリとバレてましたねw

アリスとカレンは何故だか手伝いをしてますが・・・
アレは大丈夫なのでしょうか?w

超無謀パフェ(画で見ても結構な大きさですが)を前に
貴重な女子アピールをする陽子ですが、状況的に意味が無いw
しかもギブアップしてるようでしたが・・・
8000円払ったのかな?
4人に手伝ってもらったのかな?
というか・・・
「チャレンジメニュー」に助太刀って有りなの?w

1年生時は同じクラスだったのに、
メアド訊いて無いとか・・・w
いや、学校ではほぼ毎日会うのですから、
その必要が無かったということでしょうか?
あれ?今も同じクラスですよね?w
どっちにしても・・・メアドを知りたい穂乃花がヤバいw
『大丈夫・・・何も入ってないから・・・』と
真っ赤な顔でハァハァされてたら、引くでしょうw
(今週のMVPは「ハァハァしてた穂乃花」ということで)

改めてシノと金髪同盟結成。
セリフも雑誌もヤバい。
あの雑誌、月刊誌かw

Bパートはカラスちゃんとクッシーちゃんの
高校時代のお話。
お下げ&メガネ無しのカラスちゃん、可愛かったw
(やはり僕はメガネ属性は持ってない模様)

先生2人が渡り廊下で寸劇始めるとか、
よく考えてみると、結構シュールw

LL教室の場所を下級生に訊いたり。
懐からパンが出てきたり。
トーテムポールの歌を歌いだしたりw
(この頃から有ったのか!?とw 何がツボなのだろうw)

次回はアリス&カレンの幼い日の話かと思います。
{/netabare}
5話視聴後-----
{netabare}
OPはシノからスタート~。

OPとED共に変更がありましたね~。
これで両方共完成形というところなのでしょうか?
EDについては1枚絵中心でも良かったとは思いますが、
制作スタッフが納得いかないのであれば・・・w

Aパートは「おねえちゃんとあそぶ」話。
原作の中でも好きなネタです。
カレンと私服クッシーの絡み、
金髪シノの自撮り(?)がツボでした。
(アニメオリジナルだったはずの)旅行パンフネタも良かった。
1日1旅。パンフで妄想できるなら、かなり安上がりw
というか、それ全部返すんかいw

ルンバ提供者の勇でしたが、カメラまで譲ってるようで。
おねえちゃん、アリスに甘いw
そしてどんだけの経済力を持っているのかw

ちりつも貯金。1日10円。1年で3650円。
先は長いですね・・・。

勇がシノの制服で変装・・・というより「コスプレ」では?w
シノの格好のが目立って、違和感は少ないですが・・・。

雑誌名が「モザイク」て・・・。
いかがわしい内容しか思い浮かばないです。

Bパートはわらしべ長者ネタ。
これも好きなネタ。
「おねえちゃんに(もて)あそばれる」話。

陽子とのツーショット写真に対する綾の反応が、もうw
何も隠せてないし、本音しか漏れてないw
(勇のスランプと並べたのは、この為なんですね~)

カラスちゃんの所持品も謎が多い。
猫耳とか兎耳(バージョン違い含め)とか。
犬耳に至っては持ち歩いてましたしw

わらしべプロトコルにより「兎の被り物」は
陽子の手に渡るわけですが・・・
以降出番の度に被っているのが微笑ましいw
校内でも下校中でも。まさか授業中も被ってたとか?w

カレンとアリスを前にしての、
穂乃花の反応がヤバいw
アリスとの面識もできましたし、
次回(以降)で本格参戦でしょうかね~。
{/netabare}
4話視聴後-----
{netabare}
アリスと綾が不良に・・・w
近頃の「不良」というと、どんな風なのでしょうか?
アリス・綾とカレンの例は理解できますが、
今風では無さそうだな~とw

仲直り為にアリスを捜す4人ですが、
明らかにシノ以外はどさくさ紛れに
カミングアウトしてるだけですよね?w
特にカレンw

可愛い物好きで、強く頼まれたからと言っても、
等身大(?)マクラ(抱き枕?)作ってあげちゃうのはどうかとw
烏丸先生への信仰具合といい、久世橋先生が段々ヤバい方向へ。

「年相応(?)に見られたい」ということで、
綾の「前髪事件」につながるわけですが・・・あれは綾が悪いのか?w

ダンボールを被って髪を隠す綾ですが、
個人的にはアレは有かとw
ダンボールを被ったままでも赤面できる綾がすごいのか、
ダンボールの上からでも読み取れる陽子がすごいのか。

次回は「おねえちゃんとあそぼう」なので、多分あのネタでしょう。
ちょっと期待値が高まってます。
1期ではサブタイトルは
「おねえちゃんといっしょ」でしたっけ?
{/netabare}
3話まで視聴-----
{netabare}
1期が好き過ぎた為、
できる限り意図してハードルを下げ気味に期待していたのですが・・・。

何といいますか、良い意味で1期から「変わっていない」
というのが初見での印象でした。
キャラ同士の空気とか、ギャグやネタの展開とか。
キャストさんの演技も。
画的な部分も1期と比べて違和感が全くないレベル。

何度か観てみると
テンポは早めになっているように感じますし、
演出にオーバーめなエフェクトがかかっていることが
1期に比べ多いかと。

それでも総合的に見てネガティブに考えてしまうポイントは
全くと言って良いほど感じられませんでした。
超ハイレベルな作画や腹筋崩壊レベルのネタなどは
期待しておりません。
このままの出来で2期目を楽しめたらと思います。

今のところツボは、やはりカレン&久世橋先生の組み合わせ。
相性は良いと思います。でも間が悪いw

追記で。
3話の犬型掃除機は面白かった。
シュール過ぎるw
何気に勇がルンバ(?)を買ってきてるのがw
経済力的にも、アリスへの愛情的にも凄いことです。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 20
ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

新キャラ追加、百合微増、シノ鬼畜度低下代わりに伝染?1期から勢い衰えず♪

きんモザの2期です。
久世橋先生とほのかちゃんという新キャラ加わり、増々もって日常系萌えと楽しさ増してます。
可愛さも楽しさも1期と全く遜色なし!すばらしい♪

{netabare}『物語』
相変わらず和気あいあいと日常過ごします。
時間経過して関係も深まっている為か、1期よりも踏み込んだ仲の良さ見られます。
新キャラの久世橋先生(通称くっしー先生)とほのかちゃんも大活躍。
…キャラ萌え作品なので、キャラの項目で語るべき内容殆どですねw

まず、新キャラ加入でコメディー面がパワーアップ。
久世橋先生とカレンの掛け合いは終始微笑ましく、(二人とも)可愛い上に楽しかった。
烏丸先生の持ち味も1期より発揮され、先生コンビの掛け合いも良し。
全般にシノの鬼畜度が若干おとなしくなった代わりに、ほのかちゃんのシノを上回る金髪至上主義っぷりがヤバかった(でもかわいい)。
日常系萌え作品としての萌えのバリエーション増えているので、マンネリにならずに勢いが衰えていないのが良いのかも。

百合寄りの萌えが強化されていたのも、百合好きとしては歓迎♪
水着回も、素直に萌えました♪
イギリス編の幼女アリス&カレンの可愛さ、終盤の帰郷時の寂しがりっぷりも良し。
カレンが大魔王になって陽子の弟と妹を手下に暴れる寸劇が一番面白かった。
カレン大魔王はまり役でした♪

…総じて
いや、あまり個別に記述する事が浮かばないのですが。
1期と遜色ないレベルで毎話、毎シーン楽しく萌えました。
1期ラストに比べると2期の寂寥感は若干控え気味ですが、これも(2期やったんだから3期も当然あるよね!?)という期待感故。
本当に、素直に楽しく、素直に可愛くて萌えました♪
強いて難を言うと、1期の「イギリスの石」「鬼畜こけし」に相当するインパクトのあるエピソードやネタは無い位か。
でも平均アベレージが大変に高くて大満足は変わりません!


『作画』
相変わらず非常に可愛いです。あややの赤面かわいい。
水着回あるのでお色気面でもおいしい♪
カレンちゃんマジ天使でしたが、先生組の大人の色気も良いですな。
カレン大魔王回での魔法少女シーンも可愛かった♪

『声優』
相変わらず。英語セリフ多目で、田中真奈美さん東山奈央さんお見事。
久世橋先生の大西沙織さんはウィクロスのピルルクたんの人、クーデレっぷりがはまり役でした。
ほのかちゃんの諏訪彩花さんも良い感じ、割と役の幅が広いなぁ。
潘めぐみさんのショタ声が意外と良い感じ。
村川梨衣さんの大人しい幼女も地味にかわいいです。

『音楽』
OP「夢色パレード」が相変わらず楽しく可愛い良主題歌でした。
ED「My Best Friends」も可愛い上に何故だか終わってしまう寂寥感を感じる…
素晴らしいのですが、好みとしては1期の方が強く印象に残ってます。


『キャラ』
シノの鬼畜度が若干低下してやや大人しかった感。
それでも持ち味である金髪萌えや天然さは健在、素直に大和撫子的な可愛さましてたような。
その分アリスの方がシノ中毒深刻になっていたような…
綾は「あややはガチ」状態が一層進行、百合ツンデレ最高ですなぁ♪
※「ファンタジスタドール」の「小明(あかり)はガチ」からの派生ネタか。
陽子も相変わらず名前通り太陽のように明るい天然ジゴロかわいい。

久世橋先生が新キャラとして大活躍。
大人なのにサイドテールというのがまず可愛い、強面クールかと思いきやのデレるとちょろい感じが可愛い♪
クッシー先生も割とガチ(先輩の烏丸先生に)というか、2期は全般的に百合度増してるような(大歓迎)。
ほのかちゃんはシノのお株を奪うきん!ぱつ!信者ぶりがすごい。
その(ちょっと危うい)純粋さが実にかわいい♪

空太(こうた)君と美月ちゃんも大変に可愛らしい。
やっぱり小学生は最高だぜ!
意外と姉陽子よりしっかりしてたり、おマセさがたまらん!
カレン配下として悪落ち状態でもかわいい♪

2期で一番輝いていたのは、カレンだったのでは。
クッシー先生との人懐っこい劣等生と新米教師のやり取りは終始微笑ましい。
ほのかちゃんも含め新規二人と一番よく絡んでますし。
「でーす!」
1期に輪をかけて本領発揮、見ているだけで和む可愛さでした。{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 41

64.2 22 コメディで家族なアニメランキング22位
社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (145)
377人が棚に入れました
社畜の伏原さんが夜中まで会社で仕事をしていると、フロアに「タチサレ~」という不気味な声が鳴り響く…。その声の正体は、小さな幽霊ちゃんだった! 健康のために伏原さんを立ち去らせたい幽霊ちゃんと、幽霊ちゃん可愛さに立ち去りたくない伏原さん。 そんな2人(?)が織りなす、癒され可愛いハートフルストーリー。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

自分ファーストの不幸。利他のストレスは幸せの条件かもしれません。

 題名に偽り無しですね。題名の通りです。素直に幼女幽霊の「立ち去れ~」に癒されるかどうかです。ストーリーのドラマ性とかテーマ性とかを見出すのは難しいでしょう。一見すると、ですけど。

 アニメやマンガの重層性を感じさせる作品です。題名の通りの意味で見て癒しとして楽しむことができると同時に、裏にある含意に現代の経済至上主義、自由(人権)偏重による世の中の歪みなどが見て取れます。作者が意図していないかもしれませんが、意図せぬテーマ性を見ることができるし、なんとなくですが、最終回を見るとどこかで作者の意図はある気がします。


 今はやりの疑似家族ものにつながります。自分のため、自分の豊かさのための人生の虚しさ…最近、幼稚園児が一人暮らしをしたり、スパイと家族になったりしています。映画でも疑似家族に注目が集まっている気がします。
 あまりに、経済性とか個人の尊重とか人権とかに疲れ果てたのでしょう。つながりの無い人生の虚しさと、誰かとつながることの大切さにどこかで気が付いたのではないでしょうか。

 自由なこと、裕福であることが良い人生ではないという含意を少なくとも読み取れると思います。途中はロリ幽霊が沢山でてきて、なんだか意味不明に見えますが、何かを感じることは出来ると思います。

 ストレスがなくなるとこの幽霊と切れてしまうという設定が、ちょっと寂しいですけどね。ただ逆にとればいいかもしれません。人を養うのはストレスだ。だけど「その人のためのストレス」が素晴らしいのだと思います。最終回のラストシーンはつまり人のためなら一生ストレスを抱えてもいいかな、という事でしょう。そして、そのストレスは幸せと表裏ということかもしれません。

 ブラック企業や社畜を肯定しているわけではないです。あくまでマンガ、アニメなのでデフォルメされています。
「ブッダ」のラーフラ(生まれてきた赤ん坊が束縛者だという考え)と合わせて考えるとより深くなるかもしれません。
 サルトルの実存主義的な「束縛の中に自由がある」という考えにも通じます。

 また「立ち去れ~」という言葉に愛を感じない人はいないでしょう。自分の健康を気にして待っている人がいるすばらしさ。これが家族だぞ…と。
 
 なお、OPの音楽は素晴らしかったと思います。BGMも場面場面に合っていました。
 作画は時折頭と手のバランスがおかしかったりしますが、丁寧でデザインが崩れているわけではないし、絵柄も味があるので楽しめました。

 総評すると、再視聴するかと言われるとちょっとわかりませんが、少なくともちょっと狂った社会の中で、利他の素晴らしさ、自分ファーストが一番不幸になると言われている気がして、選挙前でもありますしいろいろ考えるヒントをくれた作品でした。
 なお、毎週癒されてもいましたので、その点でも良い作品でした。

 

22年8月 再評価中。リアル視聴作品は極端な評価が多いので。さすがに4.2点は過大評価ですね。特にストーリーの4点とキャラの5点は極端ですね。
 これらは自己投影すると、点数高くなりますが、物語で語れているかというとそこまでではないです。なので、全体的に評価を見直し、3.7点にします。




1話 サラリーマンの癒しとして機能するならあざとくてもいいのでは?

{netabare}1話 メイドラゴンのブラック労働部分だけ抽出してカンナを変形させた感じというんでしょうか。可愛いキャラの頑張りと幼さ故のズレ具合を愛でるという感じですね。

 なお、これは厚生労働省なんかも勘違いしていますが、労働で死ぬ人は長時間労働では死にません。優秀でなければならないエリートでなければならないという世間体や自意識の問題や、主体性や裁量権の有無、パラハラなどです。その証拠に自営の経営者はいくら超長時間労働でも死にません。彼らが死ぬのは経営が破たんしたときです。
 もちろん納期がある仕事に追われる長時間労働のストレスは危険ですけど、作中のヒロインは危険な状態ではないでしょう。自意識が保てるので逃げられるし倒れられます。

 その意味でいえば、守るべき存在ができるというのは、ストレスにもなるし癒しにもなります。(家族問題=束縛者=ラーフラ…ですね。詳しくはブッダとかで)

 キャラとしてロリが必要かといえば、等身が低く丸に近い顔、目、体形に動物は本能的に癒されるそうです。かわいいという感情やオオカミが赤ちゃんは育てる理屈ですね。匂いもあるみたいですけど。つまり、ロリは癒しとしては意味があります。
 性的な消費ならロリータ(と言うよりペド)は気持ち悪い面がありますが、本作はどうみても癒しに振っているのでロリータというよりは、愛でる存在または守るべき存在という感じです。要するにカンナと同じです。

 まあ、理屈は延べましたが、サラリーマンの癒しになるなら本作のようなあざとい作品も悪くはないでしょう。{/netabare}



2話 やばい…涙が出てきた。

{netabare} 駄目です。ほっこりできません。ロリ幽霊の涙に私も涙してしまいました。理屈関係ないですね。私もどこかが疲れているのでしょう。いろいろアニメとしての出来とかあるんでしょうけど、批判できません。

「立ち去って」は「早く帰って来てね」という家族の声です。親を心配するく娘の声です。社畜さんは人を想う心に鈍感すぎです。こんな会社早く潰れればいいのに。

 それにしても夜寝る幽霊って…{/netabare}


3話 悪霊化?

{netabare}  あれ、可愛いけど、これって幽霊に取りつかれてない?悪霊化したってこと?家に連れて帰っていいのか?

 憑かれてる…と思ったら、なるほど…ちゃんとフォローがありましたね。このエピソードは上手かったですね。なぜか移住…そして、新キャラと。

 なお、制作委員も癒されたいらしいですね。

 視聴は継続します。 {/netabare}


5話 週に1度のお楽しみ。もっと「立ち去れ~」って言って欲しい。

{netabare}  なんていうか…本作は今この時リアルタイムだからこそ癒されるし、毎週1回楽しみにしているんでしょうね。

 後で一気見とかしないと思いますし、一気見したらシラケると思います。まあ何年かしたら懐かしくて見るかもしれません。サブスクに残っていればですけど。まあ、一期一会ですね。

 最近「立ち去れ~」が減って来たのでもっと言ってください。{/netabare}



8話 まあ新キャラ出すしかないよね。いいですけど。

{netabare}  もはや作品を週1で見ることが目的化していて、内容がどうでもよくなっている自分がいます。普通に幼女が集まっているだけだし。服作って貰ってるし。
 それにしてもあの茶色い「幽霊靴下」ってなんなんでしょうね?

 で、新しい隣人登場で改めて思うのですが、本作って、ストレスが解消すると幽霊と合えなくなるっていうジレンマがあるんですよね?その点だけはちょっと気になるかなあ。
 それと幽霊は年取らないんですよね?主人の年齢との関係がちょっと気になります。そこまでは描かないんでしょうか?{/netabare}
 

投稿 : 2024/11/02
♥ : 15

ヘンゼル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

アニメはファン向けだけのものではない

本作品は、私的にハズレが多いTwitter(現X)発の作品なので期待して観る事はしませんでしたが、本作も駄作判定とさせていただきます。

唐突ながら持論を展開させていただきますが、アニメというのはただ単にファンに還元するというものではありません。
売れている作品をアニメにするのは、新規視聴者を獲得し、更に売り上げを伸ばす目的で作られるのです。(もちろんその他の要因もありますが)

本作品は本当にその努力が足りないと感じる事が多かったです。
作画も普通の作品より高クオリティにも関わらず、癒しアニメとしてのアドバンテージを全くと言っていいほど生かしていません。

漫画である原作は本レビュー投稿時の現在も刊行されているため、それなりに人気である事を承知の上で書かせていただきます。

アニメとしての見せ方をもっと工夫してください。
癒しアニメを謳うなら、オリジナルの展開でもいいから一人称視点をおまけにすればもっと売れたと思います。(世話焼き狐の仙狐さんはその点が上手かった)

癒しアニメの母体数は正直少ないと思いますし、30分の枠を取れる作品なら尚更少ないでしょう。
しかし売れた作品があるなら、そのリサーチと研究を少しでもしてくれと思いました。

また、本作品というより癒しを求めるアニメにナレーションの存在価値は無いと思います。
ギャグやコメディアニメなら良いでしょう。
しかし本作品には不要です。渋い男性の声で主人公に被せるように「可愛い」とのたまうセリフは鳥肌が立つほど気持ち悪かったです。

Twitter(現X)発の作品という事もあり、内容は薄いです。
それでも、10分から15分のアニメにするなら内容も十分に取れたでしょう。
しかし30分枠のアニメですので、尺の取り方やどんな内容の話を入れるかで迷ったと思いますし、資金不足なら、私の要望である一人称視点を入れる事が出来ないのもしょうがないでしょう。

しかし本作品は受け取り手である視聴者の需要をいまいちよく分かっていないんじゃないかと思いました。
あくまでファン向けという印象です。

それに内容に関しても、社畜である伏原さんが遅くまで残業をする動機も本作では語られませんし、なぜその会社で働き続けるのかという説得力を持たせるための設定も明かされていません。

設定は出し惜しみをしていい場合と、するべきでない場合があります。
新規視聴者が必ずしも原作を買ってくれるとは限りませんから、アニメを制作する上で必要な設定をピックアップし、それらを表現してほしかったなと思います。

と、こんな酷評を書いてしまいました。
これでは癒しではなく、ストレスを与えるアニメです。

総評すると、本作品は宝の持ち腐れだと感じました。
ただ薄い内容をアニメ化しただけに過ぎません。それに漫画版の良い所を消しているように思います。アニメという媒体を上手く扱えていません。
そのためおすすめはできない作品だなと思いました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

癒されかわいい日常、はじまります。

この作品の原作は未読です。
実は、この作品の視聴も序盤で停滞しちゃいました。

主人公を演じるのはひーちゃんで、序盤からちゃんりなボイス全開の展開が待っているのですが、ちゃんりなの台詞が「立ち去れ~」ばっかりなので、序盤でお腹いっぱいになってしまったのが停滞した理由だと思っています。

まぁ、これで終わる作品ではありませんでしたけどね。
物語中盤から、ココちゃん演じる「みゃーこ」が登場してから状況が一変しました。


社畜の伏原さんが夜中まで会社で仕事をしていると、フロアに
「タチサレ~」
という不気味な声が鳴り響く…。

その声の正体は、小さな幽霊ちゃんだった!

健康のために伏原さんを立ち去らせたい幽霊ちゃんと、
幽霊ちゃん可愛さに立ち去りたくない伏原さん。

そんな2人(?)が織りなす、癒され可愛いハートフルストーリー。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

「立ち去れ」という台詞自体を使う機会が少なかったからでしょうか。
序盤はムッチャ新鮮に感じたんですけどね…

しかし、ココちゃん演じるみゃーこの可愛らしさの破壊力は、もう言葉では表現できません。
ちゃんりな演じる幽霊ちゃんと背格好はそっくりなのですが、兎に角あらゆるスペックが鬼懸かっているんです。

しかし、ちゃんりなとココちゃんの錯綜ボイスはなんて素晴らしいんでしょう。
もう耳がとろけるかと思うくらい癒しを頂きましたよ。

そんなココちゃん演じるみゃーこですが、物語の中盤で過去を回想するシーンがあるのですが、そのお話がまた超が付くほど切ないんです。
話を聞き終わったあと、主人公である社畜さんと幽霊ちゃんはボロボロ大粒の涙を流していましたが、あまり切なさに私も社畜さんや幽霊ちゃんと一緒に涙してしまいましたよ。

この辺だったからかな…
なんか変なスイッチが入っちゃったみたいで、みゃーこの可愛らしい姿を見ていると何故か目頭がじんわり熱くなったんです。
今まで「可愛い」で目頭が熱くなったことなんて無かったと思うんですけどっ!
私の涙腺、いよいよヤバイのかな…^^;?

この作品の特徴として、声優さんが誰なのかが一発で分かる明朗さが挙げられると思います。
ひーちゃん、ちゃんりな、ココちゃん、まややん、かおちゃん、そして終盤には唯ちゃんも登場するんです。
流石癒し系の作品に相応しい顔ぶれが揃っていますよね。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、かおちゃんによる「Cherish」
エンディングテーマは、まややんによる「聴こえる?」
どちらも甲乙付け難い楽曲だったと思います。

1クール全12話の物語でした。
しっかり癒していただきました。
この疲れた心に染みわたる癒しが何と心地の良いことか…
今回しっかり癒して貰ったので、私もまだまだ頑張れそうです。
また心が疲れた時には補給させて貰おうかな^^;

投稿 : 2024/11/02
♥ : 14

67.7 23 コメディで家族なアニメランキング23位
ネコぱら(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (155)
531人が棚に入れました
水無月嘉祥は伝統ある老舗和菓子屋である実家を出て、パティシエとして自身のケーキ屋『ラ・ソレイユ』の開店準備を進めていた。そこに送られてきた荷物の中に、実家で飼っていた人型ネコのショコラとバニラが紛れ込んでいた。追い返そうとするも二匹の必死の嘆願に嘉祥が折れ、いっしょにソレイユをオープンする。妹の時雨やショコラとバニラのお姉さんネコであるアズキ、メイプル、シナモン、ココナツといった実家ネコたちもお店に手伝いにきてくれ、楽しくもにぎやかな生活を送っていた。ある日、ショコラはおつかいの途中で見知らぬ仔ネコに出会う…。どこか気になる仔ネコとの出会いから始まるハートフルネコストーリーがここに開幕!

声優・キャラクター
八木侑紀、佐伯伊織、井澤詩織、伊藤美来、のぐちゆり、水谷麻鈴、M・A・O、立花慎之介、森嶋優花

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

人型ネコとご主人様が織りなすハートフルな物語を召し上がれ…^^

この作品の原作ゲームは未プレイですが、「ネコぱらOVA」と「ネコぱらOVA 仔ネコの日の約束」は視聴済です。
思い返すと、OVAは私にとって「一目惚れ」的な作品でした。

擬人化された猫ちゃんの可愛らしさが半端無い点は言わずもがななんですが…
OVAのレビューにも記載しましたが、キャラの可愛らしさだけなら「ごちうさ」と良い勝負になると思っています。
思わず「あみあみ」でショコラとバニラのチャイナドレスeditionフィギュアをポチってしまいましたよ(*ノωノ)
そんな作品が満を持してTVアニメ化されるんです。
しかも、M・A・Oさんやしーちゃんが出演されるとあっては視聴しない訳にはいきません。
私の中で視聴の楽しみな作品でした。


水無月嘉祥は伝統ある老舗和菓子屋である実家を出て、
パティシエとして自身のケーキ屋『ラ・ソレイユ』の開店準備を進めていた。

そこに送られてきた荷物の中に、
実家で飼っていた人型ネコのショコラとバニラが紛れ込んでいた。
追い返そうとするも二匹の必死の嘆願に嘉祥が折れ、いっしょにソレイユをオープンする。

妹の時雨やショコラとバニラのお姉さんネコである
アズキ、メイプル、シナモン、ココナツといった
実家ネコたちもお店に手伝いにきてくれ、楽しくもにぎやかな生活を送っていた。

ある日、ショコラはおつかいの途中で見知らぬ仔ネコに出会う…。

どこか気になる仔ネコとの出会いから始まるハートフルネコストーリーがここに開幕!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。
OVAからTVアニメになって、声優さんも総入れ替えされていたんですね。
最初に少しだけ違いを感じましたが、違和感は感じませんでした。

TVアニメ本編の物語はOVAからの続きになっています。
ですので、この作品を徹底的に堪能されたい方は、是非OVAからの視聴をお勧めします。
現状に至るまでのネコちゃんたちのいきさつがOVAには描かれているので…

キャラは相変わらず可愛らしく、とても丁寧に作画されているのが好印象…
アニメーション制作が気になってググってみると、「FelixFilm」という会社でした。
2014年からアニメーション制作に参画していますが、共同請負や制作協力という形が多く、制作全般を初めて請け負った作品が「ネコパラOVA」だったようです。
きっと作り手の皆さまにも思い入れのある作品なんでしょうね。

会社をググっていて1点ビックリしたことがあります。
それは本作に3DCGが用いられていたことです。
3DCGって独特な雰囲気があるじゃありませんか。
でも、この作品にはその独特な雰囲気が微塵も感じられませんでしたから…
技術が進歩し続けるモノであるのを改めて実感しました。

きらら枠の作品ではありませんが、癒しポイントが随所に散りばめられています。
でもこの作品の魅力は癒しだけじゃありません。
INTRODUCTIONに記載されている通り、ハートフルな物語もしっかり用意されているんです。
まぁ、ストーリー的には王道で、直球で先読みできる展開…でも涙腺にガツンと来るときってありますよね。
この作品のハートフルな部分もそんな感じです。

キャラの推しはショコラとバニラ…
OVAではどちらかと言うとショコラに気持ちが傾いていましたが、本作品でバニラがまさかの大逆転…
でもこの2匹がOVAを視聴していた頃より好きになったのは間違いありません。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、猫ちゃん総出演による「Shiny Happy Days」
エンディングテーマは、ショコラとバニラによる「陽だまりの香り」
ポップなオープニングとメロディアスなエンディング…
どちらもこの作品にピッタリだったと思います。

1クール全12話の物語でした。
途中作画が崩れることもなく、総じてクオリティが高いレベルで推移した作品だと思います。
擬人化ネコちゃんの無双っぷりをしっかり堪能させて貰いました。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アニオタ(猫耳;尻尾好き)用猫カフェ(アニメ版)

いや、タイトルはアニオタをディスっているわけではないです!!

事実、私もしっかり完走してしまいましたので・・・w


いやー、普通、ここまで思いっきり狙って作られてしまうと
私的には拒否反応が出てもおかしくないんだけど、この作品は出なかったなぁ。
不思議だわー。


あえて分析すると、
・無理やりなボヨンボヨンがなかった。
・無理やりなパーツアップ煽りシーンが少なかった。
・無理やりなそういうシーンがなかった(まったく無いとは言っていない)
・絵柄がきれいで、普通の作品としてしっかりとしていた。
から、かなぁ。

1人(匹)、すぐに潤っちゃう娘(猫)はいましたけどね。


一点、気になったところと言えば、そういう設定とは言え、
コミュニケーションが取れ、人間の形をしている者を、ほぼほぼ「猫」として扱っているところが、微妙に気になってしまった。
だったら、どう扱えというのか?は判らないけれども、ちょっとした引っ掛かりと言うやつだ。


物語は全体をとおして、と言うものはどちらかと言うと希薄。
それぞれのエピソードは特に違和感のあるものはなく、それなりに筋がとおったものだったと思います。


作画はとてもきれいで、しっかりとしていました。
観(魅)せる力を持った絵柄だったと思います。


それぞれの声優さんも、猫語尾を使われるのですが、聞いているこちらの背中がくすぐったくなるようなこともなく、ちゃんと作品を観ることが出来ました。


音楽も、OP/EDともに良かったと思います。
OPは元気で楽しくって感じで、
EDはかわいらしく、アルバム写真を懐かしく観るようなシーンと合っていましたね。
また、作品中の猫ふんじゃったのアレンジBGMも楽しかったです。


キャラクターはどの猫も個性的でよかったです。

ショコラとバニラがセットですかね。
まぁ、メインどころと言ってもいいんでしょうか。
にぎやかなショコラと冷静っぽいバニラの対比がなかなかに味がありました。

アズキとココナツもセットかな。
よくケンカ?シーンでサービスショット的な・・・のがあった気が・・・。
どちらも活発で楽しい。
ココナツのオッドアイは違和感なく綺麗に表現されていましたね。

メイプルとシナモンはセットなのか・・・なぁ
そんなシーンあったかな、ちょっと忘れてしまったけれども、
メイプルはなかなか器用に歌うたったり、あとはビビりまくってたとこが可愛らしかった。
シナモンは潤ってばかりいた・・・、この容姿でそっち系っていうのは意外なんじゃないだろうか、一般論的にはw。

あとは途中から参加したカカオ。
この子はショコラとバニラに+1かな。
お子様キャラ扱いなだけにかわいらしかったですね。

そしてご主人様こと人間の嘉祥さんと
メインの飼い主時雨さん。

ここら辺が、メインどころかな。
カカオの友達になったチヨちゃんも結構登場するか。

これらの人と猫たちがわちゃわちゃ賑やかにしているのを楽しむアニメ!!ってことで間違いはないんじゃないでしょうか。



猫耳+尻尾+女の子+猫語尾にアレルギーがなく
楽しめる人なら見て損はないと思います。



・・・しかし、猫鈴を免許化するってアイディアは地味に「ふ~ん」と思ってしまった。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

良し悪しなら良しかもだけど、得手不得手なら不得手だなぁ……

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ネコ娘、というより、猫を擬人化したキャラクターによる、日常系萌えアニメ。

個人的に、ケモノ娘があまり得意じゃないってのもあるけど、それとはまた違う理由で、視聴が厳しかったです。

日常系アニメで途中切りは、自分の中では珍しいです。


《以下ネタバレ》

【視聴断念(5話まで)】
{netabare}
なんかこう、個人的には不愉快さが際立ちました。

普通に、ネコ娘による平和な日常系アニメなら、最後まで観られたと思います。でもそれを、「拾ってきた」「御主人様」「ダンボールで郵送」「躾られている」「鈴がなければ出歩けない」(全部1話目)とかやるから、なんか人権侵害っぽく感じてしまって。

勿論、猫を擬人化したいだけなんだけど、キャラデザがあからさまに人間なだけに、不愉快さの方が勝っしまい、変なエロや百合も不愉快に感じてしまいました。キャラクターを人間として扱わず、猫として扱っている部分に、作者の心の闇を感じました。

同期でいうと、「群れなせ! シートン学園」も動物を擬人化させたものでしたし、それによる萌えもありました。が、不愉快さは感じず、素直に笑えました。

違いはというと、彼女等が、本作では「男の所有物」で、シートン学園では「独立した個体」である点でしょうか。根本的な部分で、猫をはじめとした動物、他種族に対するリスペクトがあるのかないのか、なんとなくそんな部分かなと思います。

男と女が、縦で繋がるのか、横で繋がるのか。コレめっちゃ重要な気がします(んで、自分が男で、多分、制作陣も男が多いからだろうけど、女が上で男が下ならまだ観られるけど、逆は無理だな~。しかも、本作の場合、「それ(彼女等が盲目的にご主人様に従うの)が当然」と言わんばかりだし、それを「お前らこんなん萌えるでしょ?」って感じを受けて、無理だったな~)。

と、めっちゃ否定していますが、これは別に作品自体のクオリティを否定するものではありません。

キャラクター自体はきちんと可愛く描かれていると思いますし(だからこそ、リアリティを感じて不愉快になるんだけど)、萌えの要素もちゃんとあって、冷静に作品自体を見ればそんなに悪くない気もします。この作品を好きな方がいても、当然だと思います。

やっぱり、「苦手」なんですね。ファンの方には申し訳ないm(._.)m
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
なんかこう、不愉快さが際立つ。普通に、ネコ娘による日常系萌えアニメなら、別に観られた。それを、「拾ってきた」「御主人様」「ダンボールで郵送」「躾られている」「鈴がなければ出歩けない」とかやるから、なんか人権侵害っぽくなる。勿論、猫を擬人化したいだけなんだけど、キャラデザがあからさまに人間なだけに、不愉快さの方が勝る。変なエロや百合も不愉快。原作者の心の闇を感じる。

2話もこの作風なら、切るかな。

2話目 ☆2
多少は、「普通の萌えアニメ」になったが、そもそも、それもあまり好きな作風ではないしな~。う~ん。

3話目 ☆2


4話目 ☆2


5話目 ☆2
う~む。やはり、ご主人様のために~、が、なんか嫌。撤退!
{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

59.7 24 コメディで家族なアニメランキング24位
狂乱家族日記(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (184)
1224人が棚に入れました
千年前に現れた破壊の化身「閻禍(えんか)」は、「千年後に自分の<<子供>>が世界に絶望をもたらす」という不吉な言葉を残し滅びていった。
それから千年後、DNA鑑定の結果「閻禍の子供」の可能性のある人間・生物が複数発見された。そのどれが「閻禍の子供」であるかを確かめるため、ある作戦が決行されることになった。それは、「閻禍の子供」の可能性のある者を家族として共同生活させるという「なごやか家族作戦」。対策局対策一課行動部隊長である乱崎凰火は、この作戦に「父親」として強制参加させられる。

声優・キャラクター
佐藤利奈、花澤香菜、戸松遥、広橋涼、安元洋貴、織田圭祐、近藤孝行、藤村歩

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

キャラデザ以外は普通に面白いと思う・・

2008年4月~10月迄、テレビアニメが放送された。全26話。
原作は日日日/著、x6suke/イラストのライトノベル。


1話目冒頭からギャグ路線やキャラデザで世界観や雰囲気が
全て解るので、そのまんまかなぁ・・不条理ギャグ風かな。
と言ってもファンタジーで主人公が何でもありなだけで・・
ドタバタで理不尽な展開も多く・・狂乱家族・・混沌家族。

等身もデフォルメも癖があってギャグも微妙で作画も微妙。
賑やかしで煩いだけと感じる人も多そう・・明暗も極端。

OP/ED可也毒々しいので嫌いな人も多そうなニッチな感じ。
正直キャラデザも崩れた感じが個性で余り好きでは無い。
煩くて鬱陶しいので一度視聴を断念してる。
色々な作品視てるうちに免疫?ができ二度目の視聴で完走。
口の位置を態とあり得ない位置にずらすのが最悪だった。

物語にそれなりに流れがあって家族愛を軸に展開する。
コンプレックスを持った人々を軸に周囲も巻き込みギャグ
展開しつつ、最終的には団結していくという単純な物語。
声優の凄さも解るが・・兎に角捲し立てる長台詞が多い。

各話ゲスト風キャラが登場するので有名声優も多い。
清水愛/中原麻衣/釘宮理恵/水樹奈々/関智一/生天目仁美
日野聡/甲斐田ゆき/川澄綾子/井上麻里奈/その他大勢・・
その為可也相性の良いキャラも出てきたりする。


乱崎 凰火(近藤孝行)の下に次々と家族として集まる個性的
な・・超個性的な・・面々・・「なごやか家族作戦」・・

大日本帝国政務執行機関直属超常現象対策局対策一課に所属
する行動部隊長「凰火」は政府の命により重大な任務を受け、
「なごやか家族作戦」遂行の為「キョウキァ=エアエリアエア」
と結婚。推定7歳「シャクヤ」※次男、17歳「姫宮 千子」※長女
9歳「姫宮 零子」※次女、推定千歳「WARAVE」※三女、を養子に
迎え一緒に暮らす事に・・全員何らかのな個性を持つが・・

乱崎 凶華:藤村歩:本名「キョウキァ=エアエリアエア」
自称20歳、猫耳と猫の尻尾を持った小学生にしか見えない
他人の思考、中枢神経に介入し操作する「携帯電話」という
特殊能力を使う謎の多い・・「嫁」は・・

性格はネコそのもので気紛れ、常に傲岸不遜の態度・・
独裁的・非常識・誇大的で、かつ自意識過剰なナルシストで
トラブルや自分が主役のお祭り騒ぎをこよなく愛し"宴"と称
して様々な騒ぎを起こす・・

だが・・家族の事や周囲の人の困った事には放っておけない
性分・・「頼もしいことにこの凶華様は全知全能だぞ!」っと
破天荒なお祭り騒ぎで馬鹿らしいほどの解決をする・・

そんなこんなでドタバタと賑やかに、時にハートフルに日々
家族や周囲を巻き込む凶華の奇行を軸に「不吉な予言」の謎に
迫るという物語・・一応ファンタジー?


乱崎 凰火:近藤孝行:乱崎家の「父親」27歳。一応主人公。
冷静な性格で、状況判断力に秀でており、眼鏡かつ朴念仁。
乱崎家の貴重なツッコミ役。恐らく乱崎家一の苦労人。
普段は穏やかだが・・所謂決して怒らせてわいけない人。
データ派で慎重派だが、積極的な行動力を持つようになる。

乱崎 銀夏:藤田圭宣:本名は黄桜 銀一。「長男」23歳。
カマバー「ビルゴ」で働く人気No1。源氏名「ぎんぎつね」
極道の家系の生まれ。可也の美青年。普段は女性的な口調。
初恋相手の黄桜乱命が父に殺されたトラウマでオカマに?

乱崎 帝架:安元洋貴:本名はシャクヤ。「次男」。7歳。
全ての動物と意思疎通が出来る「褐色皇帝」の最後の血族。
1人称は「我輩」。見た目はライオンそのもの。「鈍感」
含蓄な物言いで哲学者の様に難解かつ高尚な思考を持つ。

乱崎 雹霞:広橋涼:本名は黒の十三番「三男」。3歳。
「閻禍の肉片」から創られた陸戦型「世界最強」の生物兵器。
顔が無い為表情は分かり難いが、子供の様な純粋な性格。
趣味はTVを見る事とゲームをする事。無機質な話し方。

乱崎 千花:戸松遥:本名は姫宮 千子「長女」。17歳。
優歌とは実の姉妹で、彼女と同様心に深い傷を持つ。
白髪で老成した雰囲気。閻禍の子供ではない。「ドS巨乳」
銀夏に思いを寄せ歪んだ愛情表現を持ち彼に接している。

乱崎 月香:佐藤利奈:本名はWARAVE「三女」年齢は不明。
普段は桃色のクラゲ。対策一課行動部部長が釣り上げた。
高貴で飄々とした性格。色の変化で感情を表現する。
高級料理しか食べない。時々少女、時々美女。謎が多い。

死神 三番:森永理科:本名:霧岬知紅。
対策一課行動部副隊長。凰火とは幼馴染で「自称」元恋人。
愛するか殺すか無関心かという極端な感情しか持てない。
般若の仮面女。「くっふふふぅ」と笑い舌足らずな口調。

平塚 雷蝶:後藤邑子:別名:死神二番。
超常現象対策局局長。狂乱家族の「最高の味方、最悪の敵」
「魔族狩り」ふざけた口調を使う。凶華の無茶ぶりに対応。
未曾有の大惨事を引き起し地上最悪の「傾国のテロリスト」。

花山 厳一郎: 斧アツシ:超常現象対策局副局長。
「身長ではなく、全長と表現したいほどの」屈強な体つき。
超常現象対策局では頭脳派で有名。間の抜けた部分もある。

≪蜘蛛≫大原崇:本名不明。謎の対策零課諜報部隊長。
蜘蛛の目のように宝石が八つ鏤められたマスクを被る忍者。

ピエール:喜多村英梨:本名西倉明。
凶華によってタキシードに「ピエール」書き込まれている。
策局二課研究部に所属していたが、凶華人民共和国の王。
女の子の様なな顔立ちで三つ編みのを垂らすが、男である。

≪紅茶≫:飯田浩志:本名「赤髭」。
全身真紅で統一した派手な外見だが、妙に存在感のない人。
“もちろん”「差別主義者」で、紅茶嫌い。突然逆上する。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

頼もしいことにこの凶華様は全知全能だぞ!

なごやか家族作戦


強烈な個性を持つキャラクターが家族ごっこをする、そんなアニメなんですが、非常に面白い。
流れるようなギャグ、波乱万丈な展開、空気感全てが愛おしいですね。
2クールフルスロットルで楽しめました、台詞詰めっ詰めで物語が進んでいくので退屈しないです。

これラノベアニメなんですよねぇ、驚いちゃう。
日日日とかいてあきらさん原作、制作はノーマッドですね。
ノーマッドというと「GA」を思い出しますが、2006-2009年に掛けて結構アニメ作ってましたよね。
最近は元請ばっかみたいですが。
やっぱ話が面白いっすよね、これは誰が料理しても間違いないという感じで。

乱崎家の声優はどれも完璧に近いといっていいキャスティングです。
凶華様は藤村歩さん、最も台詞の多いキャラだったと思いますが流石はふじゅうです。
凰火は近藤孝行さん、優しい声してますよねー、ピッタリでした。
銀夏は藤田圭宣さん、現在は名前を変えてますがたまにアニメ出られてるの聞くと銀夏だ!ってなります。
帝架は安元洋貴さん、深い声はまさにライオンのイメージそのものです。
雹霞は広橋涼さん、感情のない声は広橋さんの十八番芸かと思っています。
千花は戸松遥さん、どぎつい性格で戸松さんも自由に演じてたように思えます。
優歌は花澤香菜さん、何気に本作も花澤さんと戸松さんとの共演作だったんですね。
月香は佐藤利奈さん、といってもクラゲですのであまりCVは記憶になかったです。

「超妻賢母宣言」は何度聞いたことか、何度歌ったことか。
MOSAIC.WAVの中でも有名度は1位2位を争い名曲ですよね、いやこれは素晴らしい。
待ち望んでいた電波曲といいますか、初めて聞いた時"ジャストミイイイト!!!"って叫んじゃいましたよね。
まぁOPはあまりにメジャーすぎてアニメは知らないが曲は知ってるって人が多いですが、アニメも見てください、面白いです。
EDもまた良い、「狂乱戦記 〜日常ノ神サマ〜」「ボクハ更新サレマシタ」この辺りが好きです。
このED、毎回違う曲が流れるんですが、実は8つの放送局で全部流れるEDが違うのです!
どの放送局がどの曲を流すかはラジオで決めていました、本作のEDの順番でお里が知れますよ~w

好きなキャラはやっぱ凶華様ですかねぇ、まぁでも凰火も好きか。
めっちゃキャラいるんですよねー、それぞれの家族に色々な勢力があって・・・
小話を一つだけ、キャラソンアルバムが発売されるはずだったんですけど何故か発売中止に、業績が振るわなかったのかなぁって思っちゃいますよね。


続きが見たくなって一週間そわそわしてました。
かなり好きな部類のアニメです、また見たい!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

じぇりー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

そもそも観ようと思った動機が不純すぎた。反省★

ドタバタホームコメディーもの…なのかな?

毎回ハイテンションな家族(血縁関係なし。事情により寄せ集められた人々)が、主人公であり一家の母親である凶華を筆頭に騒ぎまくる、という内容。

大体、一話完結なのだが、エピソードごとに様々なゲストキャラが出てくる。このゲストも普通じゃない。まぁ、ドタバタ。とにかくドタバタ。ドタバタに尽きる。ドタバタ何回書いたっけ?

そもそも題名と絵とあらすじから、普段の私ならスルーしてしまうジャンルのアニメなのだけど、「桜蘭高校ホスト部」のレビューでも書いた通り、「一聴惚れ」してしまった、声優の藤田圭宣さんがレギュラー出演しているから、という理由だけで見た。見てしまった。おかま役だったけど、ハマりすぎていた。

ただ、ラジオに関しては必聴ものなので、こちらは大いにお勧めしたい。
ラジオは主人公をはじめとした女性キャストで文化放送から毎週生放送で放送されていた「本家」と、男性キャストのみで毎回過酷な環境で収録されていた「分家」が存在するが、この「分家」のラジオ番組が、回を増すごとに悪ノリ度が増していくとはいえ、他にアニメのラジオでは聴いたことのない程、色々とぶっ飛んでいて面白い。

なお、本家でも藤田さんがゲスト出演した19回は「神回」と呼ばれるほど、ミラクルな事故も起こって抱腹絶倒ものだった。

…とはいえ、声優目的でアニメを見るのは自分には合わない手法だと思い切り気付かされた。しばらく、ドタバタものは控えようっと。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

73.6 25 コメディで家族なアニメランキング25位
花田少年史(TVアニメ動画)

2002年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (196)
960人が棚に入れました
近所でも有名な腕白小僧、花田一路は悪戯を叱る母親から逃げようと道路に飛び出し、車にはねられてしまう。頭を9針縫いながらも、奇跡的に助かった一路であったが、これ以降なぜか幽霊が見え会話出来るようになってしまう。そして様々なオバケ達が生前の未練や願いを果たすためにと、自分たちと会話可能な一路の元にやって来て無理難題を押し付けられる事となった。

声優・キャラクター
くまいもとこ、桑島法子、矢尾一樹、田中真弓、野沢那智、竹内順子、久川綾、伊倉一恵、永井一郎、ゆきのさつき、井上倫宏、真殿光昭、松本梨香、山口勝平、小林沙苗、堀勝之祐、大原さやか、金月真美、高山みなみ、田中秀幸、かないみか、たてかべ和也

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

笑って泣けるハートフルコメディの名作

☆物語&感想☆

カラーテレビが普及しだした頃の昭和の田舎が舞台で、
ある日車にはねられた事をきっかけにおばけ(霊、生霊)が見えるようになった主人公一路のもとに、
あの世へ行けない霊や生霊が助けを求めてやってくる、という内容の物語。
基本1話~3話完結のエピソードで全25話。

成仏できない幽霊を助ける…となると「あの花」のようなあからさまに泣かせる系の話か、
と構えてしまうところではありますが、
基本的に主人公の一路は非協力的で、とんでもない悪ガキ(糞ガキ)なのが他作品とは異なるところ。
どのエピソードも中途半端なギャグアニメ以上に笑えるコメディでもあるので、
あざとい感じはそれほど受けません。

まぁ幽霊のお願いもシリアスなものもあれば、結構ライト!?なものまであって、
泣かせるエピソード一辺倒というわけじゃないところも飽きさせなくて良いですね。
後半は特にどれも感涙必至な珠玉のエピソード中心ですが、
前半8話の童貞のまま死んでしまった織田の話は異色で、かなり笑えるもので自分は好きですね。

一路の悪ガキぶりだったり、母ちゃんのお仕置きなど、
今ならちょっと放送コードに引っかかりそうな描写も結構ありますが、
当時は今ほど規制とかうるさくなかったんでしょう。
結果的に昭和の時代感がとてもよく描かれていてノスタルジーを感じる所でもあります。

この作品が幅広い年齢層に高く評価されているのは、
笑って泣ける物語で、昭和のノスタルジーを感じる作風だということは明らかですが、
一貫しているのが、親子だったり恋人同士だったりの愛に溢れた普遍性を描いていること。
花田家の面々を観ていても、家族の温かみを感じない人は居ないでしょう。

☆声優☆

主人公一路を演じた、くまいもとこの好演が何と言っても見事ですね。
これほどこの役に嵌るキャスティングはなかなか見つからないでしょう。
また、一路以外にも花田家の面々の演技も素晴らしい。
母寿枝役はどっかで聴いたこと有るなぁと調べてみると、ドラゴンボールでクリリン、
今はワンピースのルフィを演じているんですねぇ~感慨深い。

徳次郎役の野沢那智さん、数々の名優の吹き替えをされてた方ですが、
アニメで思い出すのはあのスペース・コブラ。
もうずいぶん前に亡くなられてたんですね。。

その他各エピソードのゲスト声優も今となってはベテラン揃いの実力派ばかり。

☆キャラ☆

主人公一路の最初の印象が悪すぎてかなりイラッと来ましたが、
観ているうちに慣れ、家族や友達、幽霊との関わりを通じて、
回を追うごとにちょっとづつ成長していく様が見て取れたのが良かったですね。

花田家の面々は個性豊かで演技の良さも相まってかなり笑わせてもらいましたね。
いつも一路を叱っている母寿枝の一路を思う気持ちに涙。
一路にアプローチしてくる霊たちも、バラエティに富んでいて飽きさせませんでした。

☆作画☆

クレジットを見てみると回によってはかなり少数精鋭で制作されたことが判りますが、
キャラデザインが今風の絵柄じゃなく、アクション的にもそこまで派手な場面も多くないので出来たんでしょうね。
ただ表情の描き方なんかはしっかりしていて、手抜き感は感じられません。

高く評価したいのは何より背景&美術の方。
これがとても淡くノスタルジックで素晴らしい出来。
2002、3年の作品ですが、デジタル環境が整った現在のものと比べてもかなり質が高い。
もしこれから観てみよう、という人が居たら背景、美術に注目して観ると良いと思いますよ。

☆音楽☆

OP,EDがバックストリート・ボーイズの楽曲が用いられているのが意外ではありますが、
曲自体は作品に合ったもので違和感はありません。
まぁこれだけ素晴らしい作品なので、やはりこの作品のために歌詞から作って欲しいなぁとは思いますが、
作中BGMの方は絶品。
アコースティックな楽器、生音に拘った温かみや懐かしさを感じるもので、
曲数はそこまで多くないながらも素晴らしい出来、しっとりと染みますねぇ。


内容に難しさはないものの、
昭和のノスタルジーを感じるという意味では、
ある程度大人の方がより感慨深いのではないかと思います。
作画、声優、音楽、クオリティはマッドハウスの本領が発揮された素晴らしいもので、
今時のアニメファン以外の一般層にもオススメして間違いない、名作なのは言うまでもありません。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

絵柄で敬遠しないで。隠れた名作ですよ。

<2020/10/26 初投稿>
原作は一色まことさんの1990年代の漫画。
原作好きでした。
アニメの本放送は2002年だそうですが、アニメ化されてることすら気づかず、数年前の再放送で初めて視聴しました。


時は昭和30〜40年頃。
舞台は日本のとある田舎町。
主人公は悪ガキの小学生「花田一路(いちろ)」

ある日、いつものようにイタズラがばれた一路は、追いかける母ちゃんから自転車で逃げ回り、挙げ句に三輪自動車と出会い頭に激突!
するとどうしたことでしょう。
一路はなぜか幽霊が見えて話せるようになってしまいました。

本作はここから始まる「一路とお化けと生きてる人たちが織りなす、笑えて泣ける物語」です。

そうなんです。
本当に心の底から笑えて、
心の底から泣けたんですよ。

一色まことさんの漫画はかなりクセのある個性的な絵柄。
でもめちゃくちゃ「上手」。
コマ割りも台詞回しも読者に十分伝わりながらも余分が何もない。

そしてキャラクター。
表情も仕草も、まるで漫画のコマの中で生きているよう。
一路はもちろん。
各エピソードのゲストキャラやゲストお化け。
レギュラー陣の一路の母ちゃん、父ちゃん、姉ちゃん、爺ちゃんと子犬のジロ、幼馴染みの男の子と女の子。
他にも同級生や近所のババアなど。

みんなみんな、命が吹き込まれ、「生きて」いました。

さらに凄いのは。
本作は1話完結で原作では12エピソードあったのですが、似たようなエピソードが一つとしてないこと。
お化けと人間の話なので似た話が繰り返し出てきそうなところですが、それがない。
そしてどれ一つとってもレベルが高い。

ジロとの出会い、ちんちんジジイ、ハムカツ、ひまわり、瀕死、ゴンパチ、そして倫子などなど。
どのエピソードもハズレがない。
ハズレなく笑ったり、感動したり。

一色まことさんは真のストーリテラーだと思います。

さてアニメの方ですが。
アニメではこの珠玉の原作を高いレベルで再現し、動かしています。
2002年の4:3比率の画面とは思えないハイレベルな高品質。
(ただ、原作の表現力があまりにも高すぎて、原作ファンの私にはそれでも少々物足りなかったり)

声優も花田一路役のくまいもとこさんを始め皆ぴったり。
ちなみに一路の家族は
お母ちゃんは海賊王になる予定の人
お父ちゃんはZZのパイロット
お爺ちゃんはスペースコブラ
お姉ちゃんは七代目火影
と最強一家です。

OPとEDはなぜか洋楽。
それも"あの"Backstreet Boys。
よく許可取れたよな。
でもなぜか少年・一路と麦わら帽子の映像にマッチしてたり。

と、長々と冗長にいろいろ書いてきましたが。
まだ観たことない、というそこのあなた。
本作はオススメですよ。
キャラデザは確かに可愛くないけども、それも3話目ぐらいで慣れます 笑。
もしよかったら一度、ご視聴チャレンジしてみてくださいませ。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 21

Tnguc さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【お気に入り】 正真正銘、笑って泣ける作品

~
「クソガキ」を絵にかいたような少年・花田一路(はなだ・いちろ)は、可愛げの「か」の字もないようないハナタレ小僧で、どうしようもないトラブルメーカーでした。ある日、事故をきっかけに後頭部に九つの縫い跡を持ってしまった一路は、幽霊が見える特異体質になってしまいました。という話。
この作品は、そんな少年一路を中心とした花田家のドタバタギャグの一面と、様々な幽霊との出会いが生み出す感動ドラマの側面があり、他の作品にはない特殊な二面性を持っています。ギャグの部分については、とにかく一路たちのクソガキらしさが前面に出ているので、やっていることは心底下らない感じです。でも不思議と微笑ましさすら感じる面白さがありました。きっとそれは、どんなに下品なやりとりだとしても、その根底には「家族」という素朴な温もりがあるからだと思います。もう一つの側面である幽霊との物語は、幽霊が見える体質であるばっかりに、色んな幽霊から未練の代役を頼まれてしまうのですが、その中には、しょーもない未練を依頼する者や、大切な人との別れをお願いする者など、様々。とにかく幽霊の依頼内容が多種多様のため、ある時はコメディになったり、ある時はヒューマンドラマになったりと、物語のバリエーションがとても豊富です。最後まで飽きることはありません。
この作品は「浦安鉄筋家族」と「夏目友人帳」を合体させたような作品で、登場人物や作風自体は「浦安鉄筋家族」、設定や物語は「夏目友人帳」を彷彿させます。普通に考えると、この二つの作品は噛み合いそうにありませんが、実はその通りだったりします。幽霊メインのドラマが始まると、一路が蚊帳の外になったりして、主人公にも関わらず舞台装置のような扱いになったりしていました。それでも、時には笑い、時には胸が温かくなるような、一粒で二度おいしい作品であることに変わりはありません。

物語:★★★★☆
・本文参照。個人的にメロンとクリスマスプレゼントの回がお気に入り。
作画:★★★★★
・水彩画のような背景が素朴な雰囲気を演出しています。
声優:★★★★★
・有名な声優が多いけど、普段とは違った演技が見れるので新鮮。
音楽:★★★★☆
・バックストリートボーイズは今だからこそノスタルジックに聴こえてしまう不思議。
人物:★★★★★
・子供がみんな生き生きとしています。桂ちゃんが可愛い。

個人的評価:★★★★☆ (4.0点)

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6
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