コメディで宇宙人なTVアニメ動画ランキング 34

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のコメディで宇宙人な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月27日の時点で一番のコメディで宇宙人なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.4 1 コメディで宇宙人なアニメランキング1位
スペース☆ダンディ(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (605)
2675人が棚に入れました
スペース☆ダンディは、宇宙のダンディである。そして彼は、宇宙人ハンターである。見たこともない新しい宇宙人を発見して、新種の宇宙人と認められると報奨金がもらえるのだ。それは、早い者勝ちがルール。宇宙を旅して、誰よりも早く、誰も見たことのない宇宙人を見つけるのが使命。ダンディは、ポンコツロボのQT、途中で拾ったボンクラベテルギウス星人のミャウとともに、未知の星や異星人と出会う。宇宙の果てへの冒険。見たこともない宇宙人の発見。それが宇宙人ハンターの醍醐味なのだ!

声優・キャラクター
諏訪部順一、佐武宇綺、吉野裕行、石塚運昇、畠山航輔、銀河万丈、ゆりん、桑島法子、矢島正明、一城みゆ希、大川透、大木民夫、大塚明夫、小川真司、梶裕貴、金田朋子、クリス・ペプラー、小山力也、島本須美、竹達彩奈、龍田直樹、永井一郎、能登麻美子、花澤香菜、潘恵子、平野綾、宝亀克寿、麦人、山口勝平、山路和弘

beatle さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

シーズン1はただ面白いだけでしたけど、シーズン2は宇宙誕生レベルの傑作でした

まだシーズン2の視聴途中なのですけどね(爆笑)
正直な話、シーズン1までは実験的に勢いに任せてネタに突っ走っていったアニメになりますが、シーズン2は正直コズミックレベルの傑作だったのでこの評価です。シーズン1はつまんないかもしれないですけど、どうか我慢して視聴を続けて頂きたい。

監督はカウボーイビバップやサムライチャンプルーの監督です。ですが、ビバップなんてもう何年も何十年も前の作品なのです。過去の栄光といいましょうか、どうせつまんないだろうし観なくてもいーや。なんて考えて超絶暇になるまで視聴しませんでしたが、この判断は決定的な間違いでした。

シーズン2の或る回を四回観て自分の考察を完璧にした現在ですが、とりあえずこれはシーズン2なのでここのシーズン1に沿った内容でレビューを書きます。

ええっと、とりあえず主人公がゴミ屑野朗のDQNですが、それはスルーをお願い致します。主人公に似つかわしくない性格の持ち主ですが、これはそういうノリなアメリカン的なノリアニメなのだという事をご理解して頂いた上でご視聴願いたい。

正直僕はこのいけすかない最悪のDQN主人公の性格のせいでだらだらと観てましたからね。仕事前の朝食の時やだらだらとした休日にのんべんだらりん観てました。


だって正直ヒマ潰しにしかならないぐらいナンセンスなアニメなんだもん。


こんなもん観てるぐらいならエロアニメ観てる方が万倍マシレベルですからね。
でも、第五話だけは良かった。最高だった。シーズン1で唯一何回も見直して回ですからね。

このアニメってシーズン1は何かのオマージュやパクリや勢いにのっけてこんでるだけなんですかね!?

タイトルでは面白いって書きましたけど、正直にこのコメントでは書かせて頂きます。あまり面白くなかったです。

でも、それでも光るものが、突出ナニカ視聴者を挽きつける魔力のようなものがモノが存在するのです。フェロモンやサブリミナルの類のフィジカルなモノではなく、メンタル的に焼き付けるナニカ。これを面白いと表現すれば良いのかもしれませんが、面白いとはちょっと趣が異なるナニカなんですよね。

もう一度改めてシーズン2を観終わった直後にまた1から見直してみると変わった評価になるかもしれませんが。少なくとも前情報無しの一見さんにはこういう評価でした。


マズイ、コメントを見てスペースダンディ観るの止めようと思う方もいるかもしれない。褒めるところを思いっきり褒めようと思います。

第五話のロードムービー。大好物なんですよ。しかも、これがまた、スペースチックで旅もので、ボーイミーツ的で、ロマンチックで、情けがある子連れ狼のような話。無駄が無く、アニメでロードムービーを一枠やっての傑作は何かって問われれば今後間違いなくスペースダンディを挙げますね。本当に雰囲気、息をつくような作画。最高です。若しくは最悪ですね。今後似たようなロードムービーチックなアニメを観ても、スペースダンディに比べれば大したことは無いと思ってしまうからです。

出鱈目で無茶苦茶でいい加減で馬鹿らしく途轍もない作品だという事は疑う余地無し!先ずは観て欲しい。

シーズン2が宇宙爆誕レベルの神懸り的アニメーションになっているので、とりあえず、死んでないなら観なければいけません。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

ストライク さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

残念!!

BONESのオリジナル作品

ジャンル:SFコメディーアクション


1話視聴

死ぬ事はない、何でもアリな設定で
コメディーなんだろうけど、笑いのツボが違うのか・・・
全然笑えなかった


これから面白くなって来るのかもだけど、
それを期待して視聴し、駄目だった時の残念感を味わいたくないので
1話で断念。


自分には面白さが伝わってこなかったです。(-ω-)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 39

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

宇宙のダンディ(≧∀≦)ノ

まだ見ぬ未知の宇宙人を探し求める『宇宙人ハンター』
主人公・ダンディを中心に描かれたSFコメディ作品。
全13話。


ダンディと旅を共にするのは掃除機ロボット・QTと
ネコ似のベテルギウス星人のミャウ。
ダンディ=バカ(B)
ミャウ=ボンクラ(B)
QT=ポンコツ(P)
3人揃って『BBP』と命名されちゃってますww

コメディが中心のストーリーは1話完結。
けど“完結”とは程遠い話ばかりですw
「えっ、これで終わり!?」「何それ…。」
みたいなオチが特徴的な作品になっていますw

そんなダンディワールド全開のストーリーの他にも
様々なところに“スタッフの遊び心”が垣間見れ
最初から最後まで楽しめる作品だと思います(o´∀`o)

もう1つ特徴的なのが作画です。
コメディ作品とは思えないクオリティ。
細部まで丁寧な仕上がりには驚きました。

各話のゲスト声優さんもなかなか豪華です!
今は亡き永井一郎さんも出演されていらっしゃいます。
銀河万丈さんと石塚運昇さんの渋い声でのコメディ的な
やり取りが面白かったですw


ダラダラしながら視聴したほうが堪能できると思いますw
グロやイヤらしいエロがないので誰にでもオススメできる
気軽に笑える1本になっています♪♪




《キャスト》
ダンディ(CV.諏訪部順一)
QT(CV.佐武宇綺(9nine))
ミャウ(CV.吉野裕行)
ゲル博士(CV.石塚運昇)
ビー(CV.畠山航輔)
ペリー提督(CV.銀河万丈)
ハニー(CV.ゆりん)
スカーレット(CV.桑島法子)


《主題歌》
OP
『ビバナミダ』/岡村靖幸
ED
『X次元へようこそ』/やくしまるえつこ
                           改NO,11

投稿 : 2024/12/21
♥ : 49

77.2 2 コメディで宇宙人なアニメランキング2位
それでも町は廻っている(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1364)
7132人が棚に入れました
嵐山歩鳥は、丸子商店街の喫茶店「シーサイド」で、ウェイトレスのアルバイトをする女子高校生。ある日、マスターの磯端ウキが、店を繁盛させる秘策を思いつく。それは、話題のメイド喫茶だった。しかし、関係者が誰もメイド喫茶を知らず、ウェイトレスがメイド服を着ればメイド喫茶だろうと「シーサイド」はメイド喫茶として再スタートする。同級生でありウェイトレスの同僚であるトシ子、同じ学校の先輩双葉、歩鳥に思いを寄せる同級生広章など、歩鳥の周囲の日常は流れていく。

声優・キャラクター
小見川千明、悠木碧、櫻井孝宏、入野自由、矢澤りえか、白石涼子、杉田智和、ゆきのさつき、田村睦心、仙台エリ、松来未祐、黒田崇矢、金光宣明、桜井敏治、中博史、千葉繁

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

最初に言っておきますがオイラは小見川千明が大好きなのでこの作品はマジ贔屓してます(キリッ

主人公の嵐山歩鳥はオイラがここ近年のアニメでも最も癒されたキャラクター
頭悪そうな発言の数々やくだらないドジを繰り返すも、無駄な推理力と妄想力を発揮したりして天才なのかボケなのかよくわからない


だがそこがいい!(キリッ


彼女に恋する真田君の気持ちもよくわかるw


歩鳥を演じるのはシャフト作品では常連となりつつある小見川千明
彼女のヘタウマ的な絶妙な口の利き方も相まって「2010 萌えキャラ オブ ジ イヤー」を是非あげたいw


肝心のお話は下町の商店街を舞台に繰り広げられる、人間同士のコミニュケーションが起こすたわいの無い笑い話
それを歩鳥は持ち前の推理力、妄想力でドンドン風呂敷を広げてトラブルメイクしてしまう
商店街のオッサンや交番のお巡りさんのキャラがやたら濃く、その辺りが絡んでくる様は往年の赤塚不二夫作品を髣髴とさせる


現代風に言えば所謂【日常系】とも分類できるが、『女の子が可愛い』という点以外は純粋に王道コメディ作品だと思います


え!?可愛くない?萌えない?って???
なにをバカなwご冗談をー^q^


巷に氾濫するミニスカやキラキラピンク で は な く ヴィクトリアンなクラシック調のメイドさんがいるメイド喫茶が登場しますのがアツイポイント!(実際はただの喫茶店ですがw)
このイチイチ小洒落た感じがツボにくるっ!
その辺は特にOPアニメーションから溢れ出てますねー
ちなみにオイラの着信音はずっと坂本真綾の「DOWN TOWN」です♪


いや;
っていうかこの作品の女の子達の可愛さに気付かないのは、楽しみの半分が損なわれてしまってヒジョーにモッタイナイ!


視聴するか否かの基準の一つとして受け取ってもらっておkなわけですが・・・
「絵がダメ」
って言っちゃう人にとってはそれまでなのかもしれない^^;

投稿 : 2024/12/21
♥ : 45

しんさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

登場人物のキャラクターにハマる

主人公の歩鳥はもちろん、シーサイドの婆ちゃん、
幼馴染の真田、友人のタッツン・針原さん、紺先輩、
商店街のおっちゃん達、果ては弟や妹にいたるまで
とにかく各登場人物のキャラクターが立っている。

この作品において、ラブコメと呼べるような恋愛的な「愛」は
ほとんど描かれていない。しかし日常的な愛が溢れている。



【↓↓「今観てる」時に書いたレビュー↓↓】
パッケージの絵がなんとなく苦手な感じだったので
特に注目することもなく微妙に敬遠していたのだけれど、
ふとしたきっかけで1話を見てみたら、すぐにグイグイと
引き込まれてしまった。

まず主人公の嵐山さんの声がマニアックでいい。
若手女優・吉高由里子のような、半分ハスキーがかった
ところどころひっくり返っちゃうような声。

あとストーリーのテンポがよく、あっという間に20分(1話)
が終わってしまった。

これは久々に続きが早く見たくて仕方ないアニメ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

すごく好きなんですけどなんでこんなに評価されないのか・・続編ができないだろ!!

原作がクセのある面白さ。原作自体好き嫌いあるんでしょうがないか・・アニメはそれ以上かも。
萌え要素が欠片もない、でも最高の出来栄え。
個人的にシャフトじゃ1位とはいわんでもかなりの上位にはいるんだけどなぁ・・・
『まどか』はその作風から一発みれば充分で、それだけで驚異的に脳みそを焼きつくのがとんでもない力なんだけど、こちらは気がつくと何度も見直しているという。。。原作持ちだし別べクトル。
池袋あたりのガチ豚骨と中野あたりの老舗中華そばくらい違う。はて・・ニ郎は何になるのか・・。下痢するからどうでもいいや。


歩鳥はもちろんですが、ばあちゃん、タッツンと紺先輩が非常にいいキャスティング。

ギャグが全部大人向け、ハイレベルすぎてたまに付いていけないのが玉に瑕。

シャフトなのにシャフトらしくないのがいいんです。
いつものカットも、止めた絵もあまり使われません。
むしろ神(紙)芝居とか言われてむかつくから本気をだしてみたのか、普通に下りた予算の問題かもしれんけどw。
とにかくらしくないのがいい。
古臭くてお約束な感じのOP(実際に古い・・)から3次元のほうが明らかに女子力のレベルが高いPVとけいおんをバカにしたようなwEDに至るまで、基本的に王道な作品構成。

映像に変なダイナミズムもなく、劇伴もひかえめ。あえてまったり進行で作品の持つ独特な雰囲気をかもし出す。

メインで魅せたいのが会話劇だってのがすごくわかりやすい。
テンポがとにかく秀逸なんだよ。具体的には台詞の間とか速度ね。
そこがとんでもないのよこの作品。下らない予告も含め、すんばらすぃ。

あの大田区丸子の謎の怪しい空気感の描き方がたまらん。住んでみたくなります。あとべちこ焼きくいたよね。
若い皆様には唯一の萌え要員ジョセフィーヌがいますのでぜひ観てください。


紺先輩が引退だと?!!!
2期終わった・・・・かな・・。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 34

80.8 3 コメディで宇宙人なアニメランキング3位
侵略!イカ娘(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (2050)
10008人が棚に入れました
海洋汚染を続けてきた人類を侵略するために地上にやってきたイカ娘。しかし最初の拠点として目をつけた海の家すら制圧できず、挙句にそこで働かされるはめに。果たしてイカ娘が人類侵略を達成する日は来るのだろうか。

声優・キャラクター
金元寿子、藤村歩、田中理恵、大谷美貴、伊藤かな恵、中村悠一、榎あづさ、生天目仁美、小山力也、川澄綾子、菊池こころ

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Q質問 A解答 T突っ込み

Q1、このアニメを見て思ったことをいってください

A1、侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!侵略!イカ娘!

T1、ごめん質問した俺が馬鹿だった。しかも侵略の部分6回だしw

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Q2、最後にこのアニメはお勧めですか?

A2、神アニメ!!!!

t2、さっきの事まるで忘れてるしw
  皆さん最後まで見てくれてありがとうございます^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

気軽に観たいほのぼのコメディです(。・ρ・)o━<コ:彡

■イカ娘ちゃんの魅力をちょっとだけ紹介です(*^o^*)
人類侵略を目指して海から地上へ上がってきたイカ娘ちゃん!
侵略拠点として最初に目を付けたのが「海の家れもん」だったのですけど・・・
良かったのか?悪かったのか?ミイラ取りがミイラになっちゃいましたね≧(´▽`)≦アハハハ
れもんで働く千鶴と栄子には逆らっちゃダメなのですよ・・・
そんなんで、いきなり働かされることになったイカ娘ちゃんなのでした!
そもそも人類を1000人と思っていたイカちゃんって可愛いすぎなのです♪

そんな世間しらずで常識はずれのイカ娘ちゃんが真剣に侵略しようとする姿が楽しくて、思わず笑ってしまいます♪
とっても表情豊かなイカ娘ちゃんですけど、口癖の方も強力で「○○じゃなイカ」とか「○○でゲソ」ってとっても耳に残りますね(゚-゚*)(。。*)ウンウン
思わずうつってしまう程に影響力抜群なのです♪
そんなイカ娘ちゃんが人の温かみに触れ、人と少しずつ馴染んでいく姿が愛らしいのです(*^-^)
イカ娘ちゃんの魅力に侵略されること間違いないですね♪


■総評
徹底したイカ娘ちゃんありきの作品作りが功を奏したのか、安定感抜群でブレがなく最後まで楽しく、ほのぼのした雰囲気を堪能することが出来ました♪
監督の水島努さんは、「クレヨンしんちゃん」で育ってきたような方なので、ちょっと憎まれ口をたたく様なキャラの扱いがうまいのかもしれませんねヽ( ゚ 3゚)ノ

2期の方も過度な期待はせずに、気軽に楽しんで観れたらいいなって思ってます♪


■MUSIC♫
OP曲『侵略ノススメ☆』
 【歌】ULTRA-PRISM with イカ娘(金元寿子)
 イカ娘ちゃんをイメージしたインパクト大のキャラソンですね♪
 脳内にイカ娘ちゃんが侵略してくるんじゃなイカ~~~~くコ:彡

ED曲『メタメリズム』
 【歌】長月早苗(伊藤かな恵)
 かな恵ちゃんの誕生日に発売となった自身2枚目のとなる2ndシングル♪
 ましろ色シンフォニーの「水彩キャンディー」のmarbleが編曲を担当してるのですよ♪
 仲間との出逢いを歌った歌詞をあどけなさを感じる歌声でしっとり歌ってくれてます(^_^)


2011.09.09・第一の手記
2012.01.12・第二の手記(追記:■MUSIC)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 62

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

イカ娘(CV金元寿子)の可愛さを愛でるアニメ

海からやってきたイカ娘(CV金元寿子)が人類を侵略するアニメ-と書くと恐ろしそうなアニメですが、実際はイカ娘が海の家で働かされるアニメと言っても過言ではありませんね。本当は侵略しに来たはずなのに海の家れもんで相沢栄子と相沢千鶴に主にこき使われています。

イカ娘と相沢姉妹やバイトの斉藤渚、栄子の同級生、長月早苗との日常を描いています。これも日常系ギャグアニメに入るのかな?
キャラも良くてイカ娘の語尾の「~じゃなイカ」や「~でゲソ」が流行っていたでゲソ。
これを読んでいる人類もイカ娘を見るでゲソ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 46

70.0 4 コメディで宇宙人なアニメランキング4位
4人はそれぞれウソをつく(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (206)
632人が棚に入れました
リッカ、千代、関根、翼は、同じ女子校に通うなかよし4人組。 普通の中学2年生に見える彼女たちだけど、じつはみんな誰にも言えない秘密があって……。 宇宙人×抜け忍×超能力者×女装男子!? “うっかり”で、教室が、地球が、滅びちゃう!? 曲者だらけ、秘密だらけの4人だけど、ウソのおかげで一緒にいられる―― ウソつきは“なかよし”の始まり…!?な、新感覚“カオス”学園コメディ!

xokNW04341 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

実は私は

シュールギャグの皮を被ったタイムリープSF()。
期待値からのギャップは不徳のギルドレベル。

ボケとツッコミもテンポ良く密度の高いコメディ詰め合わせ。4コマ漫画のテンポ感を失わないという希少なアニメ。パロディネタは古めで味わい尽くすにはお約束の教養も必要だが、わからないならスルーでなんら問題ないギャグ密度。人外キャラでインモラルギャグさえ扱えるが毒気は皆無でさわやかな後味。自身の身バレよりもお互いの身を案じる彼女たちの姿にグッとくる、似た設定の「実は私は」を連想させるような笑いあり涙ありの優しさと暖かさに溢れた美しく儚い青春友情物語。

物語・ガバい設定を最大限活用する設計には唸るばかり
作画・それなり。ここを楽しむ作品ではない
声優・抜群の貢献度。ここが危ういと微妙だったかも
音楽・邪魔にならない上手さはある
キャラ・テンプレの使いこなしが抜群に上手い

荒唐無稽な自由さがアニメの醍醐味。いいアニメでした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

出落ち感はあるが大きく失速せず完走

【レビューNo.4】(初回登録:2022/12/31)
コミック原作の2022年作品。全11話。

「4人はそれぞれウソをつく」のタイトル通り、登場人物にはそれぞれ
{netabare}
「宇宙人」「抜け忍」「超能力者」「男の子」
{/netabare}
というぶっ飛んだ秘密がある。
それぞれの秘密を隠しながら、平和な学園生活を守るためにドタバタを
繰り広げるコメディ作品になります。

このぶっ飛んだ設定を生かしたテンポのいいギャグ展開に1,2話は
引き込まれ、「これは大当たりか!」と期待したのですが・・・
結局3話以降も基本同じことの繰り返しで伸び悩んだって感じですかね。

・基本4人で回すのでどうしてもマンネリ化してしまう。
 でサブキャラで局面打開を図りたいが、出てくるサブキャラは少なく出番
 自体も少ない。それに4人の個性に比べ大分見劣りしそこまで魅力がない
 ので大きな展開に発展しない。
 (たまにアクセントになって面白いシーンもあるが)
・4人の関係性や成長等にストーリー性が見られない。
 例えば同じ4コマ原作の「まちカドまそく」なら主人公の成長やライバル
 との関係性の変化や絆の深まり等の過程を楽しむことができるが、本作は
 友情を再確認するようなエピソードはあるが、スタート時点からある程度
 友情はしっかりしてるので、大きくなにか変化があるわけでもない。
・4人の秘密の露見は・・・
 この作品の見どころのひとつが「それぞれの秘密」がいつ露見するかと
 いうドキドキ感だと思うのですが・・・
 {netabare}
 最終回にあっさり露見するも「宇宙人」の特殊能力で解決という禁じ手
 で何もなかったかのように大円団で終わってしまったので、いささか
 拍子抜けだった。原作がどうなっているかはわからないが、これ多分
 2期作る気ないんだろうな(笑)
 {/netabare}

個人的にはスタートダッシュが素晴らしかったので、期待値が高く少し
残念なところがあったが、
「パンチの効いたギャグを挟んでくる、JCの緩い日常系アニメ」
と考えれば、毎回わちゃわちゃしつつそれなりのレベルの面白さでしっかり
作られたので、最後まで楽しむことはできたかなと思います。
あと中毒性のあるOPも個人的にはツボ。

(2023/1/21追記)
・予定調和の4人だけのクローズされた世界
 同様の日常系ギャグアニメに「女子高生の無駄づかい」という名作がある
 が、こちらは主要キャラ3人+サブキャラ5人の8人体制で話を広げやすい
 というのもあるのですが、こちらは個性がぶつかりつつも「相手の良さを
 引き出す」という巧さがあり、化学反応で「10×10×10=1000」の面白さ
 を生み出しています。片や本作は4人の関係が強固で役割分担が固定して
 しまっているというか、お約束的に予定調和で終わる感じなので、安定感
 はあるが「10+10+10+10=40」以上の笑いには発展しないという印象です
 ね。それに「女子無駄」の方は担任の先生も絡んできて更に作品に奥行を
 与えていますが、本作は4人の世界をぶっ壊す魅力的なサブキャラもいない
 ので、あと一歩殻を破れずに終わってしまったというイメージですね。

(2023/1/27追記)
【レビューNo.24】「女子高生の無駄づかい」のレビュー追加。
今作に興味を持たれた方はそちらを参照下さい。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

Lie:ウソから始める異文化交流

【感想】
正体隠し×女子学生の日常アニメ
あんまり笑える感じじゃなかったけど雰囲気やテンポが良くて楽しいアニメ
4人の認識の違いからくるすれ違いコント的な面白さがありました
大塚さんのナレーションツッコミもいいですね

ギャグアニメなのに結構細かいところまでこだわって作画していて遊び心が感じられる作りでとても良かった

4人とも隠し事は打ち明けないけど友達想いなのは一緒で、嘘で塗り固められた虚構の友情っていう印象がまったくなくて、友達でいたいから秘密を守っているっていう感じが一貫して出ていて、4人の友情が尊い!

ストーリー性はあまりないけど気軽に見れる良いコメディアニメでした!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 29

71.9 5 コメディで宇宙人なアニメランキング5位
つり球(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1000)
4472人が棚に入れました
舞台は湘南・江の島。懐かしさと瑞々しさの同居した町。他人とのコミュニケーションが異常なほど苦手なため、これまでの人生でまともに友達がいた試しのない高校生・ユキ。ユキに釣りをさせようとする自称宇宙人・ハル。生まれも育ちも江の島の地元っ子、周囲のいろんな事になんだかムカついているらしい少年・夏樹。つかず離れずの距離から彼らを見つめ続ける謎のインド人、アキラ。青春をこじらせてしまっている4人が出会い、釣りをして、小さな島は、大きな物語の中心となり――。ここから始まる、SF(=青春フィッシング)物語!

声優・キャラクター
逢坂良太、入野自由、内山昂輝、杉田智和、加藤英美里、冨永みーな、小倉唯、山本希望、平野文

黒羽翼 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

えの しま どーん!!!

アニメを見た人はきっとこのタイトルしかもう思い浮かばないはずw

ぶっちゃけ一話をみたとき→なんかシュール

二話をみたとき→フジファの曲、志村がいなくなってもちゃんとフジファってわかるなぁ、
でも、続けて見るのどうしようかなぁー

三話を見たとき→人生が変わったw

まさかこんな展開になるとは思ってもみなかった(笑)

えの しま どーん!!!
が、あたしの心の赤いケロちゃんバケツに入ったとき、これからどうやって生きて行こうかと行きづまっていた人生に、そこがはじまりなんだという新しい光が差し込みました。

見る人によって好き嫌いは極端に別れるだろうから、きっと意見は読んでも参考にならないだろうけど、

少なくとも自分は、今期一番だと思う!!!

このアニメを見ているせいで、他の今期のアニメを見ても、おもしろいと感じれなくなってしまうほどに、ハマれば中毒性が高いです。

そして、これからどう転ぶかはわからないが、三話目だけはDVDを買おうと思う。

すでに三話目だけは10回以上見ました。

そして上にも書きましたが、フジファの曲、この番組にはすっごくあうと思います!

とにかく、三話目を見たら、ハマる!!!

そして、栗コーダーカルテットつかっちゃってるところがなんとも言えずいい(笑)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

友情が成長させる人間性 えの、しま、どーーん♪

オリジナルアニメということもあり、先が見えてない分、
途中で断念してしまった方々も多かったようだけれど、
僕個人としては、すごく楽しめたし、いい作品だったなと思っている。

対人恐怖症っぽいユキ。彼とは真逆に相手が誰であろうとお構いなしに
どんどん入り込んでいくハル。
彼らをやさしく、あたたかく見守るケイトおばあちゃん。
彼ら3人の暮らしを描いたシーンも楽しくて大好きだったが、
やはり、夏樹を交えての釣り特訓シーンや、迫力ある海釣りでのシーンは
とても見応えがあったし、ぐいぐい惹き込まれた。

さらに、釣りをきっかけに4人の男子たちの友情は固く結ばれ、
それゆえにか、序盤の頃の面影も消えるほどの成長振りを見せた
ユキのたくましい姿といったら。。
ケイトおばあちゃんじゃなくても、嬉しくて仕方ないって。。

家庭にちょっとした事情を抱えていた夏樹も明るくなったし、
あるひとつの謎を最終回まで残しつつ、盛り上がっていく展開も良かった。

映画館で観たら大迫力であっただろうラスト近くの釣りシーンは
手に汗握る緊迫感も加わり、久しぶりに子どもの頃に戻ったような
心躍る感覚があり、EDに登場する夏休みの宿題で作ったような貼り絵の魚も
夏らしくポップでかわいかった。

好き嫌いはハッキリ分かれるのかもしれないけれど、
なぜ釣りなのか、そしてなぜ彼らの釣りが地球を救うのか、
これからいったい何が起きるのかがハッキリしてくる8話以降は特に、
音楽も作画も、演出も物語りも、けっこうバランスよくまとまっていたと思う。

ワハハっと笑って観終えることのできたラストシーンも
この物語のすべてを集約したようなさわやかさがあって好感持てた。

登場人物のそれぞれ、モデルがいそうなほどすごく細かく描かれているので、
今回のような大きな事件を用意しなくとも、釣りを楽しむ男子たちの
日常系な部分だけでも2期3期と作れそうな雰囲気はあるけれど、
実際のところ・・どうなんだろうね~

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<6話まで視聴>

ケイトおばあちゃんが退院してくるというので
お祝いにマグロを釣ってごちそうしたい!というユキ。
1話の頃からしたら、日焼けもして随分と逞しくなった彼。
ひょうきんで無邪気な変わり者、ハルと出会って素直な心を引き出され、
夏樹と出会い、釣りを覚え、そんな3人を微妙にコントロールするアキラ。
ケイトの大きな愛に包まれて、ユキがどんどん成長を遂げているのが
とても嬉しく、微笑ましい。

マグロ釣りに大切なこと。
キャスティングとチームワークと、場所。との言葉通り
見事、力を合わせた4人。

伝説の神隠しにも少し触れ、アキラの調査内容も少し明らかになり、
今後はそのあたりに焦点を絞っていくのかな?

この物語は釣りという行為をベースに友情、コミュニケーション能力、
アイデンテティなど、さまざまな要素で少年達の心の成長を描いていると想う。

カラフルポップな作画も夏っぽくて可愛いし、僕はこの作品がとても好き。
なので今後もますます見逃せない。

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<3話まで視聴>

意外と真面目につりを始めている面々。
3人の3拍子揃った「えの しま どーん!」が良かった。
レクチャーしてくれる、クラスメイトの夏樹がまたいい♪
真剣に取り組むユキの悔しさが、達成感に変わった瞬間、
もらい泣きしてしまった。

中盤から謎のインド人や、宇宙人ことハルの妹が登場したり
まだまだ話は大きく動いていきそうな気配。

また、ユキのおばあちゃんのセリフが素敵いっぱい。
「いずれ死ぬ花でも、生きてる間に精一杯綺麗に咲いて欲しい」
ユキにその想い、考え方が伝わるといいなぁ。





<以下は初回視聴すぐの感想>
===========================================
江の島を舞台にしたSF青春フィッシングストーリーということで、
中村健治監督によるアニメオリジナルストーリーなのだそうだ。

転校を繰り返しているからか、それとはまったく関係がないのか、
人とのコミュニケーションが異常に苦手な真田ユキという男子高校生。
ユキと同じ日同じクラスに転校してきた、自称 宇宙人というハル。
釣りにはプロなみの腕前を持つ、ちょっと不機嫌な宇佐美夏樹。
望遠鏡からユキとハルを監視している?謎のインド人 アキラ。
この4人を中心に物語が展開していく模様。

1話しかまだ観ていないから、不思議な登場人物ばかりで
どういう物語になっていくのか、まだ見当がつかないけれど、
ユキの祖母であるフランス人のケイトが、おしゃれで魅力的だった。
そして、海のような寛容さで物事を受け入れてくれる優しさと、
彼女から滲み出るポジティブな雰囲気がとても良かった。

ハルが何のために江ノ島に来て、ユキにくっついてくるのか、
アキラはいったい何を目的に監視をしているのか。
これから先の物語が、とても気になる。ということで、掴みはOK。

なんだけど・・・

EDのスピッツのカバー この曲大好きなのですが。。
あえて素人っぽさを出した感じが好き嫌い分かれそう。
釣りとSFをどんな比率で見せてくれるのか・・・
個人的にはあんまりSF配分多くしないで欲しかったり。

とりあえず、子どもの頃から学生時代まで、度々出かけた江ノ島界隈が
リアルなままに登場するのは、懐かしくて嬉しいです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 62

はる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

後半が勝負

前半は正直、見てるのが辛いアニメかもしれません。
キャラクターに個性がありすぎるのか、はたまたなさすぎるのか…(おそらく前者)、慣れるまでにちょっと時間がかかりました。

しかもテーマが「釣り」

「え…釣り? 釣りで世界を救うって…? 意味わかんないんだけど」

と、始終思っておりました。

やたら意味深なセリフ(「この時はまさか僕たちが世界を本当に救うことになるなんて夢にも思わなかった」みたいな)をちょいちょいぶっこんでくるし…

あの花で地域アニメが注目された分、無理矢理、江ノ島のアニメ作りたかったの?とさえ思いました。

しかし、中盤~後半にかけて……どんどん物語が盛り上がってきて、アニメの魅力にはまっていってしまいます。

最後にはやっぱり「ノイタミナーー!」って叫んでしまうくらい、手に汗握りました。
好き嫌いはあると思いますが、爽快感あふれるアニメなのではないかと思います。

見て後悔はしないアニメだと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

80.7 6 コメディで宇宙人なアニメランキング6位
ワンパンマン(第2期)(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (629)
3416人が棚に入れました
趣味でヒーローを始めた男、サイタマ。3年間の特訓により無敵のパワーを手に入れ、あらゆる敵を一撃(ワンパン)で倒すヒーローである。ひょんなことから弟子となったジェノスと共にヒーロー協会で正式なヒーロー活動を開始する。 怪人発生率が異常に高くなる中、大預言者シババワが遺した「地球がヤバい」災害の可能性があると対策に乗り出そうとするヒーロー協会。そこに怪人に憧れるガロウが現れる。

声優・キャラクター
古川慎、石川界人、梶裕貴、安元洋貴、早見沙織、緑川光、松風雅也
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

伝家の宝刀は、抜いたら終わり。抜くまでが勝負。

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
とにかく、最後まで観て。それから、「ワンパンマンか否か」を判断してほしい。

1期に比べればそりゃそうだが、全然悪いアニメには思えなかった。私的には、ギリギリで、ワンパンマンです(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
序盤こそ、劣化ワンパンマンだったが、終盤に取り返し、なんとかカタチになった。

とにかく作画力に(1期との)差があり、微妙だった序盤。だけでなく、ギャグの切れ味も悪く、サイタマのワンパンの敷居が低くなり、その価値を下げてしまった序盤。そのまま終わってしまっていれば、制作会社は死ぬほど叩かれただろう。私もそのつもりだった。

しかし、中盤の天下一武道会wでやや取り返した。サブキャラを用いて熱い展開を演出し、どうしようもなくなったところで、「先生」が登場するのが、ワンパンマンの王道パターン。そこは上手くやれていた。

終盤は、圧巻。

ガトリング達VS牙狼のバトルは、ほどほどに魅力があったが、なにより、牙狼の格好良さ。

イジメが怪人を生み、怪人によるヒーロー退治を通して、「ヒーローアニメのくせにヒーローを否定する」あたりは、いかにもONE先生っぽいシナリオ。牙狼の魅力がグッと高まった。

そして、対ムカデ長老編。熱かった。

ジェノスやファング、キングでがっちり演出しといての、満を持してのサイタマのワンパンチ。これこそ、「ワンパンマン」。

とにかくこのアニメは、「ワンパンで終わる」ことは視聴者全員が分かっているので、それまでにどれだけの下処理をするかに全てが懸かっている。

正に、伝家の宝刀。簡単に抜いてはならない。

最終の2話に関しては、何の文句もない。素晴らしい。

ただし、1期はこのクオリティが12話を通して観られた。また、ギャグの切れはあきらかに、2話になって低下している。

そういうことで、1期より☆を1つ落とさせてもらったが、それでも十分に面白いアニメだった。まあ、同期のレベルの低さに助けられた感もあるけど。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
サイタマにワンパンは食らいたくないんで、一期に引き続き、各話感想を全て20字以内でまとめてみました(笑)

{netabare}
1話目 ☆3
新展開。全ては前フリだがw

2話目 ☆3
作画落ちたな。止め絵は綺麗でも動かない。

3話目 ☆3
ハゲマントの、ワンチョップ(笑)

4話目 ☆3
サブキャラで、繋ぐだけでは無理がある。

5話目 ☆3
恋人が来ていない、セーフは笑ったw

6話目 ☆3
S級の、強さがイマイチ、わからない。

7話目 ☆4
武術とは、なんか動きが格好良い(笑)

8話目 ☆4
これがワンパンマン。ワンパンまでの盛り上げ。

9話目 ☆4
最強ではなく最高のヒーローに。

10話目 ☆3
連携バトルも、なかなか面白い!

11話目 ☆5
もう、ガロウが主人公でいいやん(笑)

12話目 ☆5
イジメから、怪人に。ワンパン、キターー!
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 24
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

大事ヲ成スニ志ナカリセバ 煩悩ニ澱ミテ 毒林檎食ラフベシ

原作さわりだけ


息子の中学で流行ってたらしく、思春期の息子と一緒にゲラゲラ笑いながら観ることが出来ました。という極めて私的な理由で高得点。シンプルに楽しめる良作です。
OPの作詞が森雪之丞氏だったりJAMだったりで胸アツなのとサイタマ役の古川慎さん歌ウメェ~のEDだったりと主題歌が極めて優秀でございました。

全12話。作中では1期から継続しての13話~24話の扱いです。1期見逃したところで途中からでもついていける仕様だと思います。

肝心の中身は、1期と変わらずというかよくキープできたなという印象。
なぜなら宇宙最強を倒し、パワー系でインフレするなら自ずと限界が訪れると危惧していたからです。
2期ではそうならず、サイタマやジェノス中心だった物語から、別のヒーローたちの各々の立ち位置やお悩みといった視点から見るサイタマ像へと変化を加えてきました。
1人称から3人称への変化とでもいうべきでしょうか。
・ヒーローでもS級A級B級C級といったクラスの違いによる意識の差
・武道家/剣士といった協会所属してない猛者たちの思惑
・怪人を名乗る人間{netabare}。ガロウ(CV緑川光)良かったっす。{/netabare}
これまた個性的な面々で退屈しないのとモブに近いキャラすら一癖あったりでした。中心軸は怪人らで結成された“怪人協会”とヒーローを中心とする人間たち“ヒーロー協会”との闘いです。やや群像劇の装いで、深みといいますか拡がりが出たのではないかと思います。


ただし拡がりは諸刃の剣。あらためて1期の自分のレビューを読み返してどこに着目してたのかおさらいしてみました。見どころは概ね以下2点としてたみたいです。

1.事前の煽りにクスクスしよう
2.ワンパンを見逃さない

世間的には2.で名を馳せた名作と言われています。バトル作画の迫力に魅せられる、ということ。
ややふんわりとした群像劇ならばサイタマの登場機会は減るわけなのであります。それはワンパン数の減少と同義。制作会社の変更の影響は言わずもがな、前作ファンが本作に期待するところとのズレはどうしても生じてしまいます。このへんのさじ加減は本当に難しいことが理解できる2期でした。
さて、世間的には…としたのは自分が重きを置いてたのが1.だったから。思いの外影響は軽微だったのが幸い。
{netabare}前口上は前作以上。前座を務めたゴウケツ(CV乃村健次)戦でのスイリュー(CV松風雅也)。もはやプロ前座といえる大怪蟲ムカデ長老(坂東尚樹)戦でのジェノス(CV石川界人)。今回も楽しませてもらいました。{/netabare}


もう一つ1期レビューからの引用。本作のテーマについて

 “ヒーローってなんだろう?”

“夢”ではなく“志”の不足が気になってた1期です。「ヒーローになってサイタマはなにを成したいのか?」
今回出番少なめのサイタマは、その答えを探している描写が多かった。そして周辺キャラにも多くを語らせます。志無き者はアダムの林檎{netabare}(怪人細胞){/netabare}を手にしてしまうのです。ここを見逃すともったいない。林檎を手にした者はいってみれば「ヒーローになりたいだけ」の面々でした。

{netabare}志については奇しくも第18話で蛇咬拳スネック(CV三木眞一郎)がスイリューに語りかけます。
「お前のようなたいして志ももってなさそうなやつに!」
・・・巡り巡ってスネックらの志の高さにスイリューも感ずるものがあったようですね。良いシーンでした。{/netabare}


原作も続いているようですしなんとも中途半端な終わり方ではありましたが、私自身の中断は無くなりました。
“サイタマがヒーローになってなにを成したいのか?”を見届けたくなった2期です。



※オマケ
■気になったところ
{netabare}「オ兄チャン 名前ヲ決メテ!」
脳内再生けっこうな量に(笑)
結局キングは『どきどきシスターズ』をプレイできたのだろうか?{/netabare}

{netabare}腹こわしてしまった“音速のソニック”は怪人になり損ねてましたね。こういう小ネタがいちいち面白い。
お仲間の“疾風のウィンド”“業火のフレイム”なにげに里の命名規則を遵守しております。{/netabare}


■兄だけではなく
「S級ヒーローの小学生みたいな人、コナン君の声に似てない?」
と娘からの指摘。その通りだ、わが娘よ。もしかすると声豚属性があるのかもしれない。
そして小学生みたいな人のヒーローネームについては・・・言葉にするのはさすがに憚られました。


視聴時期:2019年4月~6月

-----


2019.07.07 初稿
2019.07.27 修正
2020.02.02 修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 52

kororin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ジェノス「先生、俺に足りないものは何だと思いますか?」

サイタマ「え?パワーじゃね?(適当)」
ジェノス「ありがとうございます!!」

キング「(ああ、駄目だよ~!多分サイタマ氏を参考にしちゃあ・・・ジェノス氏~~~~!!)」



2019.07.11
せっかく打込んだコメントフォームが見事キレイさっぱり消えて落ち込んでますが再度挑戦!(泣泣)

ワンパンマン2期目。制作もマッドハウスからJ.C.STAFFに変わり、重箱の隅を突かないかぎり良く出来た方だと思います。
1期から続き。相変わらずサイタマはヒーロー活動において、
・打てば(ワンパンチ)で相手は『爆砕』。ダメージは「全く受け付けない』冗談みたいな体。
・軽くワンパンで済む戦いに、高揚感・充実感・充足感、命の駈け引きの緊張感も無く、ただただ虚しい日々。
・生活はいたって地味なマンション住まい。
・ハゲ頭に覇気の無い虚ろな瞳と態度。ダサいコスチュームという容貌もあり、「最強」でありながらもスグ敵を倒してしまうので目撃者も無く、大衆やヒーロー協会からも認知・認識が無い状態。
・風評、評価を気にすることなくサイタマは今日もヒーローを続ける。

今期はサイタマが出張ると話がスグに終わるので(笑)、彼の周りで起こっている状況・人物たちの群像劇。
正義の大義はどこへやら。ただの「パワータレント」組織の「ヒーロー協会」。数多の所属ヒーローたちは、保身と人気(ランキング)の固執をしてばかり。S級に至っては独善。傲慢・我儘マイペースと協調性無し。
そんな折、人間怪人「ガロウ(格闘家)」が名乗りを挙げ「ヒーロー狩り」を始め出し、被害もままならぬ事態に。
さらに、サイキック怪人・ギョロギョロが仕切る「怪人協会」が同時多発ゲリラ攻撃を仕掛けて街は大混乱。
その頃サイタマは・・・ヒーロー狩りのガロウが格闘家と聞いて武術にチョット興味を示し武闘大会に(ヒマつぶし&チャランコの代理で)出場という呑気ぶり。
なるべくサイタマとラスボス級をマッチングさせないようなストーリー仕立てでした。


特筆すべきはやはり「ガロウ」でしょう。
幼少時の屈辱、
・怪人推しの所為で同年代のクラスメイトからイジメを受ける
・『ヒーロー(正義)勝利>怪人(悪)敗北』という社会認知されてる絶対的常識に、怪人はいくら努力しても「絶対勝てない」という理不尽さに憤慨。
ならば自ら強くなり、怪人として名乗りをあげ、常識を覆そうと奮闘する姿は正にダークヒーロー。
終盤、複数のヒーロー相手に気を失いそうなダメージながらも孤軍奮闘する姿は主人公級。戦国末期の『剣聖(二天一流の)』みたいに思えます。
[どうでもいい余談]
半世紀近く続く「スーパー戦隊」シリーズも水面下では一時期疑問視されたことがあったのではなかろうか?
理念(普通に観て良い面)としては、
・人々を脅かす巨大な「悪」を、一人一人の小さな「正義」が結束して悪を撃ち滅ぼす。
・そして育まれる仲間との友情・絆・愛(優しさ)。
というものですが、スポンサーの為に毎回スーパーチートウエポン&ロボで戦う姿を「捻くれて」観ると、
・複数で単体怪人をボコりまくる。(イジメを助長するサブリミナル?)
・まるで最新装備で害虫駆除(人種迫害)をしているように見えなくはないか?
という見方もできます。
東映企画室の「八手三郎」も波風たたないように気は使ってるかもしれませんが・・・


で、堅物ジェノスも毎度毎度の通りクセーノ博士によりパワーアップしてはズタボロになり、またパワーアップしてはズタボロになり、周りの被害を考えない全力攻撃、でもやっぱりズタボロになる見事な「咬ませ犬」でした。(笑)

キャラ数が多く個別の活躍も多く入り、今期(12話)で収まりきらず、伏線バラまいて中途な終わり方になりました。
・「進化の家」の残党・アーマードゴリラを尾行するS級ヒーロー・ゾンビマン。
・怪人協会に誘拐されたヒーロー協会最高顧問・ナリンキの息子、ワガンマ(クソガキ)の大規模救出作戦。
・怪人化したソニックの同郷忍者、「疾風のウィンド」と「業火のフレイム」。
・怪人・フェニックス男に連れられたガロウの運命は?
・きっとまだ出番はあるぞ、不細工な子供・タレオ(笑)
などなど、続きが気になるトコロ。


3期まで時間がかかりそうですが品質落とさないように願って気長に待ちます。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

64.8 7 コメディで宇宙人なアニメランキング7位
アストロノオト(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (108)
278人が棚に入れました
料理人・宮坂拓己が新たな就職先として面接に訪れた、木造アパート"あすトろ荘"。そこは"朝食付き"が売りなのだが、可憐な大家・豪徳寺ミラの料理に耐えきれなくなった住人の要望もあり料理人を募集していたのだ。ミラと出会った拓己はその場で一目惚れ。急遽作ったアジフライは大評判。拓己の住み込み料理人としての生活がスタートする。しかし、それは穏やかな日々とはいかなかった。癖のある住人たちとの、ご近所より近く、家族より遠い距離感の中、次々と巻き起こる不可思議な現象。ふとしたことで知った、ミラが宇宙人だったという秘密。拓己が抱くミラへの恋心はどうなってしまうのか。また、不可思議な現象の謎は解明されるのか?食卓から宇宙にまで広がる、新感覚SFアパートラブコメディ!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

期待を裏切られた失望は大きい。SF設定もミラのキャラも活かせず。

 発想は面白かったと思います。めぞん一刻オマージュとSFの組み合わせは斬新でした。ですが、キャラに感情移入するには時間が必要です。1クール12話で全部のキャラに焦点を当てればそりゃあ話が薄くなります。

 加えて、ミラの出自と生き方についての悩みが提示できていなかったので最後の選択にまったく乗れません。恋愛についても2人が惹かれあうエピソードが弱すぎです。また、恋愛でライバルが弱すぎてドキドキワクワクもしません。挙句の果てにアクバー提督みたいのを出されても…

 さらに、SFの発想が生かせていません。アパートの素性も初めからほぼわかっていました。構造としてミラが帰ること帰らないことの選択の意味や、ゴシュ星、ミボウ星の運命とか何もないです。「海賊王女」のような女性についてのテーマがあるわけでもなく。「おとなりに銀河」よりも宇宙人設定に意味が無くなってしまいました。

 このような作品の素性が明らかになる前は、仕掛けがあるんじゃないか、ヒロインに重要な何かがあるんじゃないか?と期待感で面白かったんですけど、9話くらいから期待がダダ下がりでした。

「すん」「サクガン」「メタリックルージュ」ほどじゃないですけど、期待外れ感は否定できないです。

 うーん、作画もキャラデザもいいし、OPEDも悪くなかったのでそこは評価してもいいですが、最終的にはストーリーとキャラは2点…前半楽しませてもらいました分加点した上で、です。期待外れな分がっかりのマイナスは大きいです。声優さんはまあ3にしておきます。これでもかなり甘いです。主観的にはもっと低い評価かも。






1話 SFめぞん一刻?おとなりに銀河のリメイク?正直滅茶苦茶なアニメです。

{netabare} ただ、冒頭のシーンの間抜け感からいってギャグ度が高いと作品だとは思います。ですので、どういうスタンスで見るかでひょっとしたら面白いのかもしれません。実際1話は結構面白くてあっという間に終わっていました。

 窪之内英策のキービジュアルに惹かれて見始めたら結構微妙なキャラデザでした。といって可愛くないわけじゃないです。EDの絵はものすごく良かったです。

 設定は滅茶苦茶です。4家族しか入居してない古いアパートで雇われ大家に料理長。待遇としてはわざわざ面接に来るくらいの給与を出している、ということです。あの広いアパートの固定資産税や修繕費が出るとも思えません。リアリティはまあゼロですよね。

 何となく惹かれますので、数話様子見ですね。{/netabare}


2話 メチャメチャ面白い。管理人さん可愛い。超ダークホース?

{netabare} なんかヒロインがメチャメチャ可愛く感じてきました。そしてなんと言っても面白い。トンデモ設定のドタバタ劇ですが、話に筋がありそうだし、ラブコメだし、SFだしで2話は本当に面白かったです。

 めぞん一刻のパロディであることはもう隠さないんですね。というか初めから隠してないですけど、明言しちゃいましたね。その方がいいです。だからこそズラしが面白いんだと思います。

 梅酒のあった場所をみるとあのアパート自体が宇宙船とかそういう感じなんでしょうか?

 作画は2話の方が良かった?いや1話を見直したいですね。それとOP・EDアニメのレベルの高さよ。これはすごいですね。本当に良いです。

 今期の超ダークホースですね。このメジャー作品ぞろいの中にぶつけてきただけのことはあります。 {/netabare}
 

3話 尊敬と換骨奪胎が感じられるからこそのオマージュ。素晴らしいです。

{netabare}  アニメのコメディの良さって、こういう感じだよなあ、と改めて思います。奥行きが感じられるけど表層はドタバタで荒唐無稽、キャラが滅茶苦茶をするのがいいです。
 それとオマージュと真似の差が実感できますね。元作のめぞん一刻がはっきりわかるのにストーリーを非常にうまく換骨奪胎していますし、尊敬が感じられます。サブキャラにもちゃんとキャラ性がありますし。

 特に考察するとかいうより、ドタバタ劇の中にある恋愛とSFと職というか使命というかそういうものを楽しめばいいんでしょう。視聴継続でレビューは今後、展開があれば、ですね。{/netabare}


4話 大変面白いです。コメディとしては最近見た中では最高クラスです。

{netabare} 今回も大変面白かったです。新キャラは何かありそうですが、次回予告が気になります。ただそれこそ「めぞん一刻」こずえちゃんではなさそうです。

 しかし、面白い話です。コメディならこういうのが見たかった、というパタンの1つです。SF的興味と恋愛、コメディ。この組み合わせが非常にうまくできています。コメディとしては最高クラスですね。

 本作のような「アパートもの」作品を見るとやっぱり人間に必要なのはコミュニティなのかな、という気もしますが、実際はどうなんでしょう?体験がないはずなのに想起されるノスタルジーに似て非なる何かの感情なんでしょう。

 SF的な部分を考察できなくはないですが、それよりも純粋に面白がりたいので、本作は意識して受け身で見させてもらいます。{/netabare}


5話 作画・演出・テンポ・ギャグ・謎・恋愛等々すべてがいいです。

{netabare} めぞん一刻から離れてゆき、結構独自の方向に行きつつありますね。冒頭女子たちが全員赤いランドセルで、今時か?と思いましたが、ちゃんと話として伏線になっていたんですね。こういうところがなかなか面白いと思います。この多様性問題が、最終的に2人の出自と恋愛の関係になってくるのかはわかりません。

 ただ、作画・演出・テンポ・ギャグ・脚本(謎・恋愛・SF…)等々すべてがいいです。そう、作画は本当にいいと思います。特に5話は大満足でした。{/netabare}


6話 ここまで大満足。あとは最終話以降にレビューします。

{netabare} 最近たまたま「あの夏で待ってる」を見たのですが、そういえば本作と結構似てますね。その比較で言えば私は本作の方が好みです。

 ただ、本作はラブコメというよりも恋愛ギャグですので、これ以上のレビューはよほどのサプライズがない限り最終話以降にします。エモい場面もありますし、雰囲気的に最終話に向かってシリアスな感じが増して行くのかな、という気もしますが、とにかく今のレベルなら最後まで楽しんで見られると思います。

 そうそう、戦時中に白米はないだろう?と思ったのですが、どうなんですかね?{/netabare}


10話 面白いけど、ジャンルの融合という試みが全体を薄めたかも。

{netabare} 次週予告で話が動きそうなので一回まとめを。当初はSF設定とアパートものラブコメの融合として、何か仕掛けをしてくる期待感があって、非常に期待していました。
 1話1話の話も面白いし、作画やキャラデザが好みな作品です。それは今も変わりません。

 ただ、全体の話として設定負けしているような気がします。もちろん結末を見ないとわからないですが、キャラの深堀りというには中途半端なクローズアップがあり、何か焦点がぼんやりしてしまった印象です。この話数でやるんだったら、ヒロイン+サブキャラくらいでしょうね。ギャグとして成立させるなら、キャラが多くてもいいんですけど、ギャグとしてそれほど爆発力があるわけではありません。

 毎週1話見る分には、曜日回りもあって普通に面白いという評価ができるんですけど、アニメ作品として薄い印象になってしまったかなあという気がします。半年後には振りかえられない作品でしょう。

 ジャンル不明のズラしの作品として、今期でいえば「終末トレイン」と比較してしまいますが、あの監督の過去作のズラし方は批判上等、ついてこれる奴だけでOKという開き直りが感じられます。数年たっても話題に上がることがあるようです。本作はちょっとお上品な印象です。

 ここまでくればあと2話。薄いという印象をひっくり返す何か意外性が欲しいかなあ、と思います。 {/netabare}


11話 意外に見えて王道。唐突に見せて伏線があったかな?最終回しだいです。

{netabare}  うーん…これを意外性とは少なくとも言わないですよね。

 伏線と言えば伏線はありました。アパートの素性は2話の梅酒の段階で提示されていましたし、鍵のありかは読めたとはいいませんが、OPでアパートの玄関が見えたとき、玄関脇の〇〇〇はなんでそこにあるの?不思議な造形だなあ、とは思っていました。が、負け惜しみかな。そこは素直に気が付かなかったといった方がいいかもしれません。

 ショーインの正体は、物語論として何か悪事を企んでいないとどんでん返しはないでしょうから、ひょっとしたら?という気もしていたし「めぞん一刻」の三鷹さんでいうなら、アオイとくっつく…という線も想像しましたが、犬との交流もありましたからね。犬が実は人型になる方がありそうな話です。

 そういう可能性とかひょっとしたらということ、ストーリーとしての一般的な展開から言って、この11話に驚きはないし、そこは逆に制作者側も意図していない気がします。むしろ、この後ですね。

 こういう書き方をすると否定的に聞こえるかもしれませんが、つまり、王道のストーリーは踏襲しています。面白い話も多かったし。ですので、評価は最終回しだいですが、まあまあ、良かったのではないかと。

 恋愛については、一目ぼれを否定すると様々な作品を否定することになりますので、拓己のミラに対する気持ちはいいんですけど、もうちょっとそこを補強するエピソードが欲しかった気もします。何となくの描写はありましたけどね。アオイがいい子だけにそこは惜しかったかな。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

こま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

1話視聴。犯罪者!外国に住んでたからかも!

たぶんオリアニ。

なんでスマホとかWi-Fiとか知らない理由が刑務所に居たんじゃないか?と外国にいたからなんじゃ?になるんwなんで最初に思い付くのがそれw
すごい田舎に住んでたんじゃ?でいい気がw
そもそも「外国に居たから」ってこの世界の外国ってこの辺無いって事になるんだがw
そう言う世界なら納得出来なくも無いが。

物語を簡単に言うと主人公がヒロインに一目惚れしそこで働き始め、映画を一緒に観るため部屋をノックしようとしたら「みぼうじん」と言う言葉を聞いてしまうと言うお話しw

個人的に内容は見やすいラブコメな感じはした。
ただキャラデザが独特でギャグ顔もこれは…って人もいるかも。
少女マンガとギャグマンガをくっ付けた感じなので。
観始めた時、ちょっとコレは…うーん途中切りするかな…と思ったから。
確かに1話観れはしたけど物語は続きが気になるかって言われるとね。

余裕無いしで1話切り。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 1
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

コイノアシオト

テレコムアニメーションフィルム制作。

朝食付きのアパートあすトろ荘を舞台とした、
料理人と美人大家さんとの新感覚ラブコメディ。
木造アパートで次々と巻き起こる不思議な現象、
その謎は解明されるのか、そして恋の行方は!?
料理人、宮坂拓己の新生活が始まる。

窪之内英策のキャラクターデザインを頼りに、
期待もせずに視聴をしましたがこれが楽しい。
SF要素満載のラブコメディです。

あすトろ荘の面々との交流が始まり、
大家であるミラとの恋愛模様!?
背景にある世界観はなかなか奇抜なようですが、
興味を惹く物語の始まりであります。

{netabare}どうやらミラには大事な探し物があるみたいだ。{/netabare}

ひとまず今後も注目してみようと思います。

最終話視聴追記。
雑な演出もあり賛否ある作品でしょう。
{netabare}序盤に期待したほど諸々のSF要素が、
物語に効果的だったとは思いませんが、
人生の選択を前向きに決断するミラの、
肯定感溢れるメッセージは好印象でした。{/netabare}

ラブコメ好きの方は、お気楽に視聴して下さい。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 25

71.0 8 コメディで宇宙人なアニメランキング8位
繰繰れ!コックリさん(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (927)
4865人が棚に入れました
コックリさん
 コックリさん
  おいでください……

それは禁じられた遊戯(あそび)
けっして一人でやってはいけない
コックリさんがやってきて
あなたに取り憑いてしまうから―――

自称「人形」の市松こひなが、あやしげな術で狐の物の怪“コックリさん”を呼び出した!
しかしコックリさんがどんな「質問」にも答えられたのは昔の話。今は某検索エンジンに頼るも実はデジタルが苦手。取り憑くはずが一人ぼっちのこひなを心配して献身的に家事をこなす姿はまるでオカン。おまけにこひなを溺愛する犬の物の怪“狗神”とダメオヤジな化け狸“信楽”も棲み憑いて、コックリさんの苦労は3倍に!?
デンパ少女とときにイケメンたまにモフーンな3匹のアニマルが織りなす、非日常系モフモフコメディ‼

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

一日三食50品目!!!繰り返せ!!

放送中間に合わなかったけど観たかったので1日で消化♪

こひながコックリさんを呼び出すとこからお話がはじまります。

ドタバタしてて、ほのぼのしてて、
キャラが可愛くて、おもしろくて、
なんだか暖かいなぁ〜♪って思いました。

コックリさんの声の小野さんがすごくよかったです。
おもしろかった!

あと、こひなもこひなの喋り方も
そしてなによりカップ麺を食べる姿が超可愛かった♡
カップ麺食べたくなりましたっw

嫌なキャラもいなくて
こひな、コックリさん、狗神、信楽
この4(人)の生活がおもしろくて微笑ましいそんなギャグアニメですd(>ω<*)

2期作らないかな〜・・でも1クールだったからよかったのかな〜・・
けどもうちょっと観ていたいな〜。とかも思いましたっw
ED曲結構好きかも♪

気楽になにか観たい時にオススメですヽ(*´∪`*)ノ"

投稿 : 2024/12/21
♥ : 76

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

安定感あるコメディ作品!こひな可愛い( ´艸`)♡

電波なおかっぱ小学生をヒロインに
繰り広げられるコメディ作品。
全12話。
原作:月刊ガンガンJOKER連載中漫画


己を人形と設定する電波少女・市松こひなと
三人(匹?)のアニマル達が一つ屋根の下で
暮らす日常を描いた作品。
公式では『非日常系モフモフコメディ』と
銘打たれておりまするw

このコメディの軸となる主人公・こひなの
キャラ設定が秀逸。
正直、この作品はコレに尽きると思いますw

んまぁ~めっちゃ可愛らしい( ´艸`)♡
電波系・古風な言葉使い・デフォルメされた姿
などなど、笑いの要素を兼ね備えた主人公……
んまぁ~ものすげ可愛らしい( ´艸`)♡
カプメンてw
んまぁ~とにかく可愛らしい( ´艸`)♡

昨今のコメディによく見られる
『新人声優を多数起用』という作品では
ないところも個人的には評価したいです。

こひな役・広橋涼、コックリさん役・小野大輔を
はじめとした実力派揃いの声優陣は
「新鮮さ<安定感」といったところでしょうか。
ナレーションの田村ゆかりも良かったですね。


ストーリー性は、ほぼほぼ皆無ですが
1話完結が多いので気にせず楽しめると思いますw

トータルで安定感のある作品だったと思います。
たまには、こういう落ち着いて楽しめるコメディも
アリなのではないでしょうかw
笑える作品をお探しの方にはぜひオススメしたい
1本です(*ゝω・*)ノ

さぁ、みんなもLet'sカプメン!!
んまぁ~みんなも可愛らしい( ´艸`)♡






《キャスト》

市松 こひな(CV.広橋涼)
コックリさん(CV.小野大輔/白石涼子)
狗神(CV.櫻井孝宏/斎藤千和)
信楽(CV.中田譲治)
山本くん(CV.山本和臣)
じめ子さん(CV.金元寿子)
タマ(CV.ゆかな)



《主題歌》

OP
『welcome!!DISCOけもけもけ』/コックリさん(CV.小野大輔)
               台詞 狗神(CV.櫻井孝宏)、信楽(CV.中田譲治)
ED
『This Merry-Go-Round Song』/末光篤

投稿 : 2024/12/21
♥ : 55
ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

シュールでほのぼのな物の怪コメディー。後半意外にハートフル

小学生の電波系ぼっち少女こひなと、こひなの周りに集まったコックリさんら物の怪たちの愉快なコメディー。
自分を人形と称し「かぷめん(カップ麺の事)」をこよなく愛するこひな中心にユニークなキャラクターがドタバタコメディーを繰り広げる。
基本ユルーいギャグコメディーで時にシュールな感じ、しかし時折り意外にハートフルな話あったり、侮れない良作。

かなり独特のシュールな雰囲気と、大きなストーリーの無いユルい作風なので、やや好みが割れそうです。
構図は「女性向けの逆ハーレム」とも取れるが男性視聴者が観ても楽しめそう。
比較的広範な方々にオススメ出来る、良質なコメディー作品です。


{netabare}『物語』
キャラクタードラマなので、強烈な個性のあるキャラクターが増えていく程に面白くなっていく。
ギャグの一つ一つは抜きん出て笑える程ではないが、終始安定してクスリと笑えました。
コックリさんが女体化したりと(男性向けの)萌えも完備♪

冷静に見ると「女子小学生一人に対して大の大人達が集う、逆ハーレム」という結構ヤバイ構図。
オカン気質なコックリさんなんて、この手の少女漫画寄り作品の定番…
という構図なのだが、市松こひなのあまりにもユニーク過ぎるキャラクターの為か、ソレを感じさせなかったのが凄い。

本作は「冷静に見ると結構ヤバイ」危うさが見え隠れしてます。
こひなの境遇とか、一歩間違えばシャレにならん鬱設定とも思えるが。
…とにかく楽しい。非日常的なのに日常的な存在のコックリさん達のドタバタな日常によって、シュールさとハートフルさが合わさり、とにかく終始楽しい雰囲気が崩れなかったです。

基本呑気だが、ニート狸の信楽がこひなに知られぬように悪霊?始末する話で少しドキっとした。
コメディーだけど物の怪作品でもあると思い出させてくれ、若干のスパイスになったエピソードだった。

その後もユルーくかつシュールなコメディー繰り返しつつ、後半には思わぬハーフルでホロリと来るエピソードが2回控えていてビックリ。
恋人をいつまでも待ち続ける幽霊少女の話は、幻想的で美しい恋愛話で非常に良かった。
最終話も少しホロリとさせるハートフルな良エピソード、本作全般の評価好意的になりました。
それでも過度にお涙頂戴では無く、基本はシュールギャグな雰囲気を崩さないのも良い感じ。

総じて
独特のシュールさを持ったユルめのギャグコメディー
抜きん出てはいないが安定感あり
少しホロリとさせるハートフルもあって侮れない
基本的に安定して楽しめた、良質なコメディー作品でした。
キャラクタードラマなので、キャラクターに魅力を感じるか否か、かも。


『作画』
こひながほぼ常にディフォルメされているが、可愛い。
稀に作画解放された際の美少女っぷりは半端無いです!
コックリさんらのキャラ作画は普通に良い方。温泉女体化はかなりの美人♪
本作の作画評価では、背景にも注目。
こひなの家や、紅葉の描写など、物の怪ファンタジーとしても世界観に引き込んでくれる良作画な点を評価。

『声優』
極めてユニークな市松こひなを広橋涼さんが好演。
コックリさんの小野大輔さん、狗神の櫻井孝宏さん、斎藤千和さん、信楽の 中田譲治さん等々、主要キャストのハマリ役の度合いが非常に高い。
極めて個性派揃いの掛け合い、キャストの好演が大きいです。
女体化コックリさんの白石涼子さんは綾崎ハーマイオニーを彷彿としましたw

ベテランの中田譲治さんは信楽が幼児化した際、まさかの少年声!
わ、若い!?声優さんって凄いと思った…。(中田さんに驚いたのが4.5点評価の理由)

『音楽』
OP「Welcome!!DISCOけもけもけ」が極めて印象的でアメージング♪
耳にこびりついて離れない楽しい曲ながら、きちんとキャラ紹介や作風象徴した良主題歌です。
BGMも基本ユルめで時折りハートフルさもしっかり出ていて良質。

『キャラ』
極めて個性派なキャラクタードラマなので、キャラ評価が本作の評価同然。
市松こひなは無感情な人形…と見せて実は年相応の女の子らしいいじらしさも垣間見えたり、非常に可愛い。
あらゆる不条理やネガティブを全く感じさせないのは、間違い無くこひなのキャラのお陰だろう。
本作の独特の作風は市松こひなを抜きにしては成立しない、その意味で外せない主人公です。

コックリさんの男性オカンキャラは女性向けハーレム作品の定番ながら、その苦労症っぷりが本作のコメディーを牽引。
狗神のウザさや信楽の胡散臭いニートっぷり等々、女子小学生の周囲に居て良い大人じゃない!
…なのに次第に異和感感じ無くなっていくのは彼らのユニークさ故かも。
信楽はこひなに内緒で悪霊始末したり、時に渋い大人の魅力もあった(ほんと、稀にだが)

どう見ても宇宙人な山本くん(立ち位置的にはクロマティ高校のメカ沢君に似ている)や、ツンデレなジメ子さん、ある意味ヤンデレな猫妖怪タマなど、回が進む程に面白いキャラ増加。
…4.5かちょっと迷うところ。
個性やインパクトはバツグンだけど、抜きん出て好きなキャラは居ないので。{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 38

61.8 9 コメディで宇宙人なアニメランキング9位
てーきゅう 第5期(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (226)
1077人が棚に入れました
テニス部でありながらテニスをほとんどしない女子高生4人組を描いたコメディの第5期!!

声優・キャラクター
渡部優衣、三森すずこ、鳴海杏子、花澤香菜

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

2回目

今期は2回ずつ観て見た。
2回目は、1回目にスルーした箇所が理解できる。
2回目の方がより笑えることがわかりました。
このアニメ、最低2回の視聴が必要です。

OPは花澤さん歌う「Qunka!」
花澤さんを堪能するいとまもない変態カオス曲。
「花澤さん、この仕事断りなさい。」といいたい。
ちなみに、この歌、4期放送時に既に発売済。
流石てーきゅう、仕事が早いな。

途中、新キャラみたいな方が登場。
と思いきや、よくよく調べて見ると2期で既出。
どうも、早すぎて見落としていた模様。

「5期終り」の一瞬の掛け声とともに来期は6期か。
てーきゅうといえども、6期の前に7期はできないだろうな。
6期は3回ずつ視聴してみよう。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 22

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

殆どテニスしていないのに・・・いつの間にやらもう5期です^^;

タイトルにも記載しましたが、どうしてタイトルが「てーきゅう」なのに全然テニスをしていないんですよね^^;
それなのに5期まで続いてる・・・これってホントに不思議な現象です^^;
主題歌を含めて1話2分程度の中に内容がぎゅうぎゅうに押し込められているので、濃密な2分間を体験できるところが人気の秘訣なのでしょうか^^;?

この作品は、これまで殆ど亀井戸高校テニス部の4人に焦点を当てて描かれてきましたが、今期は4人以外のサブキャラにも焦点が当てられているのが、前期までとの違いです。

亀井戸高校テニス部
新庄 かなえ(CV:三森すずこさん)
高宮 なすの(CV:鳴海杏子さん)
板東 まりも(CV:花澤香菜さん)
押本 ユリ(CV:渡部優衣さん)

気になったサブキャラ
トマリン(CV:小倉唯さん)

5期まで来てテニス部の掛け合いの構成がようやく把握できました^^;
基本的に新庄 かなえと板東 まりもがボケ担当で、なすのさんは腫れ物にはあまり触れず、ツッコミ担当がユリ・・・という感じです。
主題歌のアニメを見ていても、激しく弾けているのはかなえとまりもですもんね^^;
今期も二人のボケにはしっかりと楽しませて貰いました^^

でも、今期個人的に一番気になったのは、トマリン演じる小倉さんでした^^;
この作品は展開、テンポ、セリフといった全てにおいてハイスピードなんです。
この作品のスピードに小倉さん・・・ついていけるのかな^^;?
が率直な疑問でした。
これまで小倉さんが演じた作品で、超特急なセリフのキャラは居なかったと思いますし・・・^^;
と、なんかドキドキしちゃいましたが・・・小倉さん、一生懸命で良かったと思います^^

主題歌は板東まりもの「Qunka!」
パンツ好きの彼女らしい曲だったと思います^^
でも、フライドパンツって・・・^^;?

1クール12話で1話2分のショート作品でした。
既に現在6期が放送されtれいますが、この作品・・・どこまで続くんでしょうね^^;
もちろん、引き続き6期も視聴する予定です^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

こ・ん・ど・う・と・ま・り・ん

{netabare}とまりんと近藤さんの回が一番おもしろかったw{/netabare}

・・・ちょっと勢いが弱くなってきた。
慣れてきたか、飽きてきたか。

けど「愛してると最近言わない」ようになってからが本番です。
それが浮気をしているのか、空気になってきたのか、あるいはそれ以外かは、
あなただけが知る、否、本人は気付かない気付けない。

私の場合、
なすの先輩は薄い方がかわええ、
かなえ先輩とまりも先輩の通常運転だと心休まる、
ゆりちゃんはかわええ。

・・・いつまでも生きざまを見届けるぜ!!!!!



◆1話感想◆{netabare}
2015.07.08 04:58 ★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0  作画 : 4.0  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0
『気づかなかっただけで関連付けられてたのかな? ~1話感想~』

サブタイトルとね♪

さて、通常運転です。
5期という未知の世界まで達したので1話はメンツだけ豪華だったのかも?

OPがテンション低めで期待値が高まります。{netabare}くんかくんかはぁはぁ{/netabare}

特に言うことないっす。

内に秘めたる4人のランキングで

かなえ先輩
ゆりちゃん
まりも先輩
なすの先輩

の順だったのが、まりも先輩株上昇中です♪{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11

65.8 10 コメディで宇宙人なアニメランキング10位
NieA_7-ニア・アンダーセブン(TVアニメ動画)

2000年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (142)
781人が棚に入れました
地方の高校を卒業したまゆ子は、予備校に通うために上京した。下宿先の銭湯の自分の部屋には、既に先客が待っていた。異星人の少女のニアである。まゆ子はこの異星人との共同生活を、不本意ながら開始する。
苦学生のまゆ子は身勝手な同居人の存在に苛立ちつつも、何とか二人の生活を必死で維持しようとする。優しい地球人や、決して悪者ではないが一癖有る破天荒な異星人達に囲まれて、2人の日々はいつも賑やかに騒々しく過ぎて行く。そして、ニアは突如まゆ子の元から消える。
ネタバレ

らしたー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

埋もれすぎた傑作。考察系アニメについての雑談。

宇宙人が出てきます。UFOも。
だからってハードSF的な何かを期待している人は今すぐ回れ右です。
そんないいものではありません。

ただのビンボーな女子浪人生のお話です。
ひもじさでいえば『びんちょうタン』といい勝負でしょう。それか撲殺のサバトちゃん。
なにせ酢飯にグリンピース乗っけて「イクラ!」と言い張る残念な女子の物語ですから。

かなり地味な上に演出のセンスがふた世代くらい前のものなので、今観るとガチに声出して身震いしちゃう類のアニメ。それに耐えられることが最低条件。

くわえて、物語至上主義でない人。
すっきりと腑に落ちるような、明確に形どられたお話でなくても、内容次第で受け入れることができる人。わかりやすいオチや解決がなくても泣かない人。

そういう方には超絶オススメしたい傑作なのです。

自分の中では、「キワどい作品」という評価で落ち着いています。どのようにキワどいのかは、最後の方で、いわゆる「考察系」というモノに対するスタンスやらの与太話と絡めて軽く触れてます。


●「正常に」歪んだ世界。生きる上でのランクとは
{netabare}
合コンの回はけっこう印象的なのです。
あまりにも当たり前になってしまった、どうしようもない世界のいびつさを再認識させてくれた、という意味で。

もし予備校生どうしの間でランク付けがあるとしたら、これはもう絶対的に「成績の優劣」であるべきであって、綺麗な服を着てるとか、髪型が可愛いとか、携帯持ってるとか、そんなことではけしてないはずなのです。
にもかかわらず、成績優秀な苦学生まゆ子は、自らの経済力の無さを恥じてしまう。垢抜けなさに劣等感を抱いてしまう。真夏に秋冬モノのジャケットとニット帽を着込んで、ニコッと笑顔を作ってみせるシーンはヤバイです…。

こんな理不尽なことがあるでしょうか。あっていいはずがない。

しかし、この理不尽な格差表現を、わりとすんなり理解できてしまえるのが、自分を含めて一般的な現代人の感覚でしょう。予備校で良い成績を取ることなんかより、現に充実した物質生活を送っている姿を勝者の側にとらえてしまう。

そして、同じように理不尽なランク付けで差別を受ける宇宙人ニアがいるわけです。戸籍上存在すらも認められていないアウトカーストな「アンダー7」の宇宙人。しかもなぜそうなったかは作中ではわからない…。なにひとつ納得のいく説明がされない。理不尽の度合からいったら、まゆ子の比ではないでしょう。

彼女たちはしかし、境遇の弱者どうし、互いに傷を舐めあうようなことはけしてせず、それどころか、「いいかげんにしろよ低級宇宙人!」「だまれ貧乏浪人生!」てな騒ぎです。考えてみれば、こんなことを言い合える関係って、すでに尋常ではない仲の良さですが。

終盤、ニアが戸籍対象外の要らない子と知って、憤慨するまゆ子の姿があります。
「うざったいアイツ」のために、心底怒りをあらわにする彼女の姿がなんとも印象的で、あの場面で、「元々いないんだってさ…」と悲しげにつぶやく彼女の声は、けしてニアだけでなく、自身の境遇も含めた上での、やるせなさや理不尽な差別に対する、せいいっぱいの告発のようにも思えました。
{/netabare}

●自由なニア。まゆ子のきっかけ
{netabare}
まゆ子にとって身近な人物が、ニアの「自由」を羨ましがるくだりがあります。
幼馴染みの源蔵、予備校仲間のちあ紀、そして銭湯のオーナーである言実さん、の三人。
ちあ紀に至っては、ニアをして「自由の女神」とまで評します。
信頼できる身近な人間が、アンダー7の要らない子であるニアに、「自由」というたしかな価値を見出していました。このことが、まゆ子にとって、ふっきれるきっかけの一つになったのではないかと。

ニア復帰後は重要シーン目白押しですが、その中でも特に目を引いたのは、アンダー出身であることがバレてスターの座を降ろされた宇宙人が、汚れ芸人に身を落としているくだり。
彼の姿を見て、「かるちえ」のマスターはこう言う。

「いいんじゃない?ふっきれてて」

「落ちぶれた」とか「必死だな」ではなく、「ふっきれた」と表現してくれる、あのさりげないシーンこそ、まゆ子にとって、そしておそらく多くの「境遇の弱者」たちにとっての、優しい道しるべになっていたのではないかなと。

そして季節はめぐり、秋。
ちょっとだけふっきれたまゆ子の姿が、いつもよりほんの少し頼もしく見えました。
{/netabare}

…というのが、なんとなくの感想なのだけれど、これをニアを軸とした話として捉え直すと、また全然違う形になるはず。まずあの、どうにも虚ろさが漂うカラ元気を疑うところから始めないとダメでしょう。誰かニア目線での感想をうpしてほしい。

いずれにしても、終わってみれば「うん、だから?」という話ではある。
背後に広がるテーマにはたいへんヘビーなものの片鱗を感じるけれども、特にそういったものに思いを馳せない限り、表面上のストーリーは実に他愛もないというか。

ぶっちゃけ、「結局何がどうなった?」という身も蓋もない見方をしてしまうと、「何もどうもなってない」んです。少なくとも大筋では。
ひとりの少女がちょっとだけ逞しくなりました、とかその程度のお話。
すごい乱暴な言い方ですけども。

でも不思議と消化不良な着地感はない。
静かに何かが変わっていく様がどこまでも心地よく、希望に満ちた爽やかな余韻が残ります。

『NieA_7』、傑作です。

**

●完全なる余談 『NieA_7』は考察系なのか

解釈の多様性を許容する作品は大好きだけども、解釈の上で作品の「空白」を埋めさせる作業を強要する作品は正直好きではありません。
もっと端的に申し上げますと、作中で描かれていない「意味深な何か」を過度にありがたがる態度や、そう仕向ける物作りの姿勢というのを、蛇蝎のごとく嫌っています。

その延長線上の話として、「考察系」というものをはたしてどういう意味で捉えたらよいのか、なかなか難しいと思っていて、つまり、

・単純に多様な考察を許容する「懐の深い作品」のことなのか
・なんらかの考察で空白を埋めないと「楽しめない作品」なのか

どちらなんだろうと。

ここではあくまで後者の意で考察系という言葉を使っていることをご承知おき願いたいのですが、もしそうだとした場合に、この『NieA_7』という作品は、はたして「考察系」であっただろうか。

多くの解釈や考察を許容する作品であることは間違いないです。
観る者の性格や境遇、性別や年齢、そういったもので、与えるインパクトの芯がちょっとずつ違ってくる懐の深さが魅力の作品だろうと思っています。

しかし、解釈や考察で空白を埋めないと楽しめない作品であったかどうか。

これが、冒頭「キワどい作品」と考えた説明にもなるのですが、答えは「NO」です。
キワどいところで、考察系の体をなしていない、と受け取っています。

たしかに、{netabare}母船、アンダー居住区、銭湯、レトロゲー、蛍、遅れた腕時計、バスの乗車賃{/netabare}など、象徴的な表現が多いのが本作の特徴であり、そこから敷衍して語られるべきテーマというのは、まあ、それなりにあるのだろうと思います。自分なりにこうだろう、という考えももちろんあるし。

ただ、それはマストじゃない。全スルーしても問題ない。

つまり、この作品は、究極的には、まゆ子とニアという二人の主人公による、感情のぶつかり合いを描いた、ただそれだけのお話だろうと。
まゆ子にとって、自分勝手でワガママで、かけがえのない存在であるニア。
べつに物語の空白を埋めるまでもなく、ただそれだけの描写でもって、十分に娯楽として楽しめる水準に達しているのです。

だから考察系ではない、と。

人によってはどうでもいいことかもしれませんが、自分のように、エンターテインメントに対して、ある種の原理主義的な感情を持っている人間にとっては、この、のるかそるかは生命線だったりするのです。*1


*1
そういう意味で、自分基準でいくと、エヴァですら、微妙な線上でこそあれ、考察系とはとらえていません。
意味深なあれこれをこれみよがしに散りばめて、多様な解釈を暴走的に喚起させた上で「なんか奥深そう」という感情を過剰に焚きつけてくるところや、「あとはあなた次第」みたいな態度は、好きか嫌いかで言ったら、大嫌いです。

それでもやはり、自分基準でエヴァは考察系ではないのです。仮にそれらの意味深な要素をぜんぶスルーしても、十分に楽しめるだけのエンターテインメントに仕上がっていると思うので。

正直に申し上げまして、「空白を埋める」てところまで含めた上でのエヴァという物語そのものに対しては、はっきり言って理解不能かつ興味もわかず、強いて言うなら「意外とふつーだな」、というのが、リアルタイムで観てたときから今に至るまでまったく変わらないスタンスだったりします。

たぶん今までの人生で、自分がエヴァについてもっとも深く語ったことといえば、「初号機のカラーデザインって革新的だったよねー」とかその程度、
そういう、物語以外の観点でしか、食いつくトピックもない作品だったりします。

でも、それってすごいことなんですよ。

身近に、2D・3Dのデザイナーさんがいる方は、ぜひエヴァがデザイナーに与えた影響というのを聞いてみるといいですよ。たまにめちゃめちゃ面白い話を聞けたりしますから。30代のデザイナーさんがいいかな。
そういうセンスを持った連中が、様々な制作現場で、今まさにチーフ的なポジションを務めるようになってきてるわけです。なかなか感慨深いものですよ。

だからもう、エヴァが作り上げた映像表現という、たったそれだけの価値で成立しえている娯楽性に対して、私はひれ伏さざるをえないのです。物語なんて二の次で。

断言してもいいですが、もしエヴァが「物語的な空白を埋めること」を、楽しむ上での絶対条件にした作品であったなら、ここまでのムーブメントにはなっていません。

それこそ、パンピーなめんなって話です。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

宇宙人との貧乏生活。~夏~

2000年に放送されたアニメ。『NieA_7』(ニア アンダーセブン)全13話。原作漫画は全2巻。

常々思うのですが、アニメやオタクコンテンツはそれまで狭い範囲での供給とターゲット層で成り立ついわばアンダーグラウンド。一般的には認められない弾圧される趣味として細々と生きるもので固定のファンのみで形成されていたものだったと思います。マフィアがファミリーを大事にするように、自分たちのテリトリーにいる作品に対して否定的な意見も少なく穏やかだったように感じていました。

ここ最近、と言っても十数年でしょうか。娯楽のひとつとしてアニメーションが認められコンビニ感覚で一般層にも普及していて、大抵の方は[ジブリ、エヴァ、君の名は。]くらいは知っています。現在の親世代がアニメを見て育った世代なのでこれからは更に抵抗が無くなっていくでしょう。

それを考えると調度この「NieA_7-ニア・アンダーセブン」が放送していた時期は過渡期だったのかもしれませんが題材としてパブリックなイメージのアニメとは少し毛色が違う背景であったりBGMにしっかり“間”を持たせる、作中の空気を感じられるタイプの通好みで人を選ぶアニメ。盛んになってきたアニメ業界での避難場所というか密かな楽しみになっていて嬉しかったのです。大人がアニメ観てるの、なんてまだまだ言われてる時期でした。

2000年代中盤には通称「アニメバブル」が起きて深夜アニメも活性化して環境も少しずつ変わっていきました。アニメバブルの説明がし易い“年代別アニメ情報”のページがあります。
https://www.anikore.jp/chronicle/

2006年から数年おきにアニメの本数が爆発的に伸びてる年があります。
大体そのあたりがジャパニメーションが大きく変動するターニング・ポイントとなっていて、日本のアニメが賞をとったり社会現象になったことによって海外への輸出が多くなりました。2006年はその数字が顕著に出た年だったと言えます。本数は2014~2016年も勢いがよく2017年で一度落ち込みましたが今年はこのペースだと中々な数になるでしょう。

作品について触れると作画方法こそ多少古くなりましたがデザインとしてはあまり古くならないしナチュラルめな演技と環境音に雰囲気のいい劇伴とギャグベースの中に哀愁と温かさがあるストーリーが心地いい。宇宙船が飛来し難民として人間社会に住み始める設定は映画の「第9地区」なんて記憶に新しいです。

貧乏浪人の女子と居候の宇宙人が銭湯の2階にあるボロ部屋で喧嘩しながら笑いながらたまに破壊しながら暮らす。独特のギャグと共に送られる日常系に近いストーリーに波を作るため全13話を観終わった頃には緩やかなスロープに安堵感と、急な上り坂と下りが印象に残ります。

難点を言えば作画はあまり安定しないですし、ゆっくりと時間が流れ季節を感じる中で貧乏浪人生と宇宙人が仲良く喧嘩をしている“だけ”のアニメだということでしょうか。

“それだけ”だからこそ
ひっそりと自分だけが楽しめてるんだろうと、そう思えてたんですね。

私達の暮らす日常に近いけど遠い「宇宙人の襲来した世界」は流れる時間も 茹だるような暑さも食べないと腹がへることも友達と一緒に喧嘩することも 笑い合うのも、何も変わることはない。


ただ宇宙人がいる。 そんな日々。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21

Anna さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ハートフル宇宙人コメディー♪

銭湯に下宿する苦学予備校生"まゆ子"と、居候である宇宙人"ニア"達のハートフルコメディーです!

そこは、宇宙人がいることが当たり前の世界。"_7"とは宇宙人のレベルの表示であり、ニアちゃんのレベルはまさに下の下の下!
自由気ままで好き放題のニアと、自分になかなか自信の持てないまゆ子…。二人は衝突する事も多いけど、なんだかんだ言って仲良しです。

なんといっても、この作品の魅力は脱力感。世界設定もストーリーもキャラクターデザインも作画も、とんでもなく手を抜きまくりで…。だけど、どこか憎めないのが不思議…!
それに、何を血迷ったか、素っ頓狂な宇宙人達!チャイナ娘はまあ置いておくとして、あのインド人宇宙人は反則です!怪しいにもほどがある…。
さらに、謎のED後のインド豆知識コーナー…!たまにちらちら左のほう見て、カンペ盗み見てるのバレテマスヨーー!

内容はまったく持ってありませんが、きっと愛さずにはいられない…そんな作品です!?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

67.5 11 コメディで宇宙人なアニメランキング11位
カワイスギクライシス(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (131)
386人が棚に入れました
あまたの星々を支配下に置く宇宙帝国「アザトス」から地球へと派遣されてきた調査員リザ・ルーナ。 はじめは文明レベルの低い地球を、さっさと滅ぼしてしまえばいいと考えていたが、立ち寄ったカフェで「猫」と遭遇する。 その異次元の「可愛さ」に衝撃を受けるリザ―― 果たして『カワイイ』は地球を救うのか!?

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

滲み出る低予算感も、原作のよさをしっかり理解した制作陣大健闘

【レビューNo.72】(初回登録:2023/7/8)
コミック原作で2023年作品。全12話。
交流ある〇ojimaさんが、「ペットとコメディーでなんと!30分枠!」と
いう、何ともキャッチーな中間レビューをあげておられたので、どこで飽きる
か試し観してたら、最後まで完走しちゃったというwww

(ストーリ—)
数多の星々を支配下に置く帝国「アザトス」。その目は今、地球へと向けられ
ていた————地球よりもはるかに優れた文明をもつこの宇宙帝国は、侵略の
前段として調査隊の一員である「リサ」を地球に送り込む。
初めは「原始的な星」と馬鹿にしていたリサだったが、食事のために立ち寄っ
たカフェで、他の宇宙の星々では考えられない「可愛すぎる」生物・猫と遭遇
するのだった。

(評 価)
・これで30分枠とは・・・制作陣の健闘が光る奇跡の産物
 ・内容としては
  ・地球では当たり前になっている猫の存在に、(初めて遭遇する)宇宙人
   の斜め上をいく反応に笑いを見い出す「コメディ展開」
  ・「ペット×宇宙人」の種族を超えた愛情物語に、微笑ましさを見い出す 
   「癒し展開」
  を見せるそれだけの作品です。でもそのバランスが上手い!
  コメディ:癒しは7:3という感じですが、制作陣がこの作品の良さをし
  っかり把握しているという感じで、1話の中でこの両者を上手く割り振り
  ながら、何故か30分飽きずに観れてしまうという不思議な作品です。
 ・【失敗作の典型例-3】でレビューした「氷属性男子」が、原作とアニメの
  「方向性の不一致」で盛大にやらかしたのと比較すると、制作陣は大健闘
  だといえるでしょう。
  本当によく30分にGoサインを出したなっとwその英断にも拍手ですね。

・滲み出る低予算感もテンポのよさや新キャラ投入等で全体を上手く構成
 ・いわゆる「低予算アニメ」って感じで、作画や演出等でどうしても見劣り
  しますが、肝心のペットは結構頑張ってかわいく描けていると思いますし、
  基本コメディなので、そこを進めていく上でのクオリティは確保されてい
  ると思います。
 ・作品としては、リサのリアクション芸に頼る部分は大きいですが(花守ゆ
  みりさんの好演)、1話前半で早くも宇宙人と暴露 →それをあっさりと
  受け入れる「猫カフェ店員たち」というサクサク展開といった感じで、全
  体的にテンポはいいので、視聴しやすいです。
 ・また(一気に情報公開すると、猫のかわいさに耐え切れずにキュン死者続
  出wという判断から)情報を小出しにすることで生まれる、宇宙人のすれ
  違いコントやオーバーテクノロジーの無駄遣い等、「宇宙人ネタ」も細か
  くぶっ込んできて、出落ちで終わらせない工夫も見られます。
 ・そして対象となる動物も猫だけでなく、犬やウサギ等の他、動物園回など
  で変化をつけたり、いいタイミングで新キャラを登場させるなど、1クール
  を飽きさせずに上手く乗り切ったなという印象ですね。
  ※個人的には、誰がなんといおうとも「フィアナ姉さん」推しです!!

他の方も書かれているように、基本「猫がかわいすぎる!!」と叫ぶ宇宙人を
見てるだけの作品で、「考えるより頭を空っぽにして感じろ!」系ではありま
すが、これで30分枠1クールを完走したのは素直に凄いなっと。
本当に制作陣は大健闘だったと思います。
〇ojimaさんの「怪情報?!」がなければ、完全にタイトル切りで終わって
ましたね。アザ━━━(*゚∀゚*)ゞ━━━ス!!

OPは「スペースキャットビッグバン/超学生」。
テクノ感溢れるサウンドとガナリヴォイスで結構インパクトのある曲ですね。
個人的には初見から耳に残るので、「アリ」な曲ですかね。
ED「にゃんぼりーdeモッフィー!!/DIALOGUE+」
こちらはかわいさ満載って感じの作品にピッタリって感じですね。
ネットでは「『DIALOGUE+』のあるところ『クソアニメ』あり」って結構ネタ
にされている模様w個人的に結構好きなんだけどね。
(「超余裕!」「友崎くん」「ひげひろ」「骸骨騎士様」などw)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 18

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

・・・ねこベクトルのえりぴよ・・・!?

いやー昭和の時代からテレビ業界などで言われている「子供と動物には勝てねぇや」を実感。
この作品については動物ですがね。

さてと、この作品について言いますと、個人的には面白かったですね。
ちなみに私の家にも「猫さま」がおられます。
先代、今の猫(もうだいぶおばあちゃんですが)と長く飼っています、いや、仕えさせていただいているというのが正解かw。

まぁ、猫飼いさんたちから見ると、たくさんのあるあるに共感したり、猫自体の魅力についても共有できる部分が多く、それだけでも楽しいかもしれません。もちろん猫以外のカワイイ系動物も多数登場するのですがw。
ひるがえって、動物モノに興味関心が薄かったり、猫派閥でない方にはそれほど刺さらないかもしれません。

ただ、コメディとして見ても、そこそこの出来にはなっていると思います。
勢いも割とありますし、スピード感も、そっちいくんかい!!的なツッコミポイントも多くあります。

で、私のアタマに浮かんだのが「えりぴよ」でした。
もし、共感していただける方がいらっしゃれば、何となく嬉しいかもしれませんw。
ご存じない方には伝わらないかもしれませんが「推しが武道館いってくれたら死ぬ」というアニメ作品での主人公キャラです。
ノリと勢いとツッコミポイントが私の中では強烈に被りました。

あ、説明が前後してしまいましたが、宇宙人が地球へやってきて、地球でのカワイイ動物たちに遭遇してメロメロになるっていう流れでのコメディなのですが、このポイントも意外と斬新w。
また、これも、亜流にはなるのかもしれませんが私が個人的に好きな「異文化理解系」というポイントもプラスの評価に働いているのかもしれません。




個人的には敵をあまりつくらず、万人受けするタイプのコメディ作品ではないかと思っているのですが、どうでしょうw。
わたしは楽しく視聴できました。

機会がありましたら、ぜひ見てみて下さい。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

ポンゾ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

まだ一話でクッソ笑った

開始6分で声出して笑いました。
見た目は人間だが超高度文明の宇宙人にとって地球人はレベルが低すぎるから滅ぼそっかな…ん?なんだあの可愛すぎる生物は・・・!?っという話。どうやら宇宙には地球のようにかわいい動物はあまりいないようです。ベタですが猫はやはり強い。

原作は正統派のギャグ漫画なんでしょうか。主人公の声優さんの演技も素敵です。セリフも爆笑orクスッとさせてくれて、今期の癒しアニメが見つかりました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

65.9 12 コメディで宇宙人なアニメランキング12位
ド級編隊エグゼロス(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (257)
902人が棚に入れました
謎の侵略者・キセイ蟲により、かつてない危機に瀕している地球。キセイ蟲は人々のエロスの源“H(エ)ネルギー"を吸い取り、人間の生きる活力を奪おうとしている。そんなキセイ蟲から地球を救うべく、高校生・炎城烈人は地球を守るヒーロー集団「エグゼロス」の一員として、キセイ蟲退治をすることに!

声優・キャラクター
松岡禎丞、加隈亜衣、矢作紗友里、桑原由気、茅野愛衣、三木眞一郎、大森日雅、岸尾だいすけ、小山力也
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

労基法ムシでフル稼働する白い謎光線

原作未読


なんか変なスイッチが入ってプラスにもマイナスにも転ぶことなんてよくあって本作がまさにそれ。


『誰かが言った。HERO(ヒーロー)は「H(エッチ)」と「ERO(エロ)」でできていると。』


プラスに転びました。ものすごい名言。これいままで誰か言ってそうで言ってなかった?
思わず首を縦に振ってしまった第1話です。

作品タイトル
 ド級編隊エグゼロス

第1話サブタイ
 光満ちるこのセカイで

ご理解いただけますでしょうか?この『金太の大冒険』ばりの悪ノリ感。
しっかりと期待値の低値コントロール及び思考の放棄をあらかじめ促してくれる親切設計です。主役の炎城烈人を松岡禎丞さんが演じる時点でなんかもうね。

タイトルから容易に戦隊ものを想像できる。主人公の名前もあからさまに“レッド”枠。敵は「生殖エネルギー吸い取っちゃえば絶滅しちゃうよね」と人類の滅亡を企む宇宙人。“キセイ蟲”対烈人らエグゼロスの果てなきバトルものになるかと思います。

他のメンバー↓

星乃雲母/エグゼイエロー(CV加隈亜衣)
桃園百花/エグゼピンク(CV矢作紗友里)
白雪舞姫/エグゼホワイト(CV茅野愛衣)
天空寺宙/エグゼブルー(CV桑原由気)

演者は桑原さん(29)以外over30。彼女らがJK役を演じるミスマッチが妄想膨らんでよい…かも!?
オープニング曲はヒーロー戦隊してて心地いいんですよね。そうして視聴回を重ねていくわけですよ。


 {netabare}途中からしんどい{/netabare}


折り返し7.5話時点で「出オチだったかも」と認識の修正が迫られます。後悔まではいかなくてももやっとするのよね。
例によって謎の白い光線だったりキラキラだったりが仕事をする場面が多くなりがちな作風なわけで、本作では労働基準法ガン無視ブラック企業並みに終始フル稼働しておりました。ずっと真っ白けっけだからつまらんということではなく、深夜に家族が寝静まってからこっそり視聴している身としてはうっかり鉢合わせたら即死級シーンの連続で気の休まるところがなかったことに若干クレームです。

次に焦点が定まらないこともイマイチですね。ヒロイン雲母との関係も序盤露出多めでも徐々にしぼんでいく。キセイ蟲とのバトルも中休み。のちに盛り返すことにはなるんですが、ラブコメ&バトルの合間日常回がだらだら続きます。それでいて気分転換にすらなってない。キャラ増えるけど繋がりが…東京支部の眼帯の子登場でイエローとのライバル対決みたいな様相を呈し、他のエグゼロスメンバー埋没してしまうし。忌み子キャラも出自を活かしてなんかするかと思いきや単なる賑やかしになってもったいないなと思います。

シンプルに敵をインフレさせてって、その敵の変化に合わせてこっちも四苦八苦対応するみたいなのでよかったんじゃないかな。
{netabare}特に眼帯の子が出てきてからつまらなくなった。{/netabare}ハーレムラブコメよろしく好きだなんだで顔を赤らめるのとか本作ではいらないでしょうに。てらいもなく脱ぐくせに「え!?そんなところで?」という意味不明なポイントで勝手に辱められた気になって身悶えてるくらいでちょうどよいのです。


 おバカなことを大真面目にやる


常識人の感覚。一般的な高校生の恋愛感覚みたいなのは他で供給を受けるのでここでは不要。夏(2020年8月)だし家で悶々としてる日が多かった上半期だったのでもう少しはっちゃけたもんが見たかったです。

 とことんアホになりきれなかった

腹をくくってないと足元見透かされますよね。
36協定違反が指摘されるかもしれない働き過ぎの謎光線たちはなんでもかんでも隠しておりました。スカートの中身も真っ白けっけでしたよ。たかがパンチラ如きでなにをビビってるんだか…
エグゼロスが“キセイ蟲”との闘いで戦果をおさめている裏で、製作スタッフは“規制厨”にでも屈し続けていたわけです。気合が足りません。


※余談

■キャラ一言

1.{netabare}東京支部の皆さんフェードアウトしていきましたね。やはり不要でした。{/netabare}

2.{netabare}ラスボスは永遠の17歳でお馴染みのあの方。作中でしっかり「オイオイ」されてました。{/netabare}

3.{netabare}ド級編隊のメンバーの名前を覚えられませんでした。{/netabare}



視聴時期:2020年7月~9月 リアタイ

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2020.09.27 初稿
2021.06.16 タイトル修正

投稿 : 2024/12/21
♥ : 43
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

サイタマ編隊H×EROS伝説

HEROはHとEROで出来ている!

エロでH(エ)ネルギーを溜めてキセイ蟲と戦う
高校生ヒーローたちの青春を描いた同名コミック(未読)のアニメ化作品。

【物語 3.0点】
構成はテンポ重視。一話~数話完結エピソードもあれば、一話二本立て風の回もあり。
普通は演出等を増量して一話に引き延ばしがちな各ヒロインのキャラ回も、
Aパートで短くまとめ上げたりして、
最終回は{netabare}女王討伐{/netabare}という一応の区切りまではやり切る。


一撃で怪人と自身の衣服を吹っ飛ばすH(エ)ネルギーは爆発力があるが、
如何せん効率が悪く(苦笑)ず~っとエロいハプニング等でHネルギー溜めている感じにw

私はエッチなヒロインが戦うよりも、戦うヒロインがエッチな目に遭う方が好みw
(いずれにせよ変態であることに変わりはありませんがw)
なので、戦闘シーンはやや供給不足感。
“キセイ蟲”共々、表現萎縮ムードをぶっ飛ばしたいという欲求も今一つ発散されず。
折角、色々、怪人設定を用意したのに勿体ないと思いました。


【作画 3.5点】
背景美術、人物作画とも安定度は凡庸。
ただ肉感があるヒーローたちの裸体&ハプニング描写には注力。

“キセイ蟲”だけでなく現実の規制との暗闘も苛烈を極める。
{netabare}豆乳で豊乳ネタも原作では牛乳だったそうでw{/netabare}
謎の光を、煌星としてデザイン化する開き直り?等とも合わせて
規制当局との駆け引きの激しさを物語りますw

因みにスタッフが一番描写に力を入れたのは乳首だとのこと。
確かに、烈人(れっと)&橙馬(とうま)。
両男子の胸部の描き分けを見ると、こだわりは感じますが……。
当方が視聴したのはBDの「Hネルギー限界突破ver.」でも、
dアニメの「Hネルギー解放版」でもない通常配信版だったので、
女子については規制に阻まれ、成果を確認することは叶わず。
目撃情報お待ちしておりますw


戦隊成分を期待していた私としてはXERO(ゼロ)スーツの活躍をもっと見たかったです。
{netabare}最終盤にやっと登場したと思ったら、あっさり破損しちゃうしw{/netabare}


意外とフェチズムを感じたのは、必ずしも腕に巻かない“XERO(ゼロ)ギア”。


【キャラ 3.5点】
主人公ヒーロー烈人(れっと)に
超絶H(エ)ネルギーを秘めた幼馴染の雲母(きらら)を始め、
エッチなヒロインが続々と押し寄せて来る非常事態w

サイタマ支部のキャラ一巡後に、
{netabare}チャチャによるハプニングの多様化。
雲母(きらら)の内面を黒雲母として外部化。
サイタマより進んでる?トーキョー支部との邂逅。{/netabare}
など次々と新キャラを投入して目先を変え、
パターン化されたエロ→バトルを消化しやすくしたのは〇。

多数の萌えキャラ襲撃を経ても烈人の雲母(きらら)へのキモチは変わらず。
正妻力を際立たせる構図もベタだが清々しい。


推しは叢雨 紫子(むらさめ しこ)。
褐色肌ヒロインの押しに弱い私の性癖を再認識w


【声優 4.0点】
主人公・炎上 烈人役の松岡 禎丞さん。
ハーレム状況でメインヒロインへの愛を貫く最適解。
(道中……{netabare}CV.陶山 恵実里さんに声変わりした気がしますが気にしてはいけませんw{/netabare})

その愛を受け止めるヒロイン・星乃 雲母役の加隈 亜衣さん。
メインヒロインの感情復活が一つのテーマとなっている本作にて、
幼少期、「鋼鉄の処女(アイアン・メイデン)」、黒雲母と、
目まぐるしい乙女心を演じ分ける。
{netabare}「閉じてた心が開いちゃう~」{/netabare}

その他、ヒロインズの演者も中々豪華で耳が幸せ。
さらに敵となる“キセイ蟲”役に一線級の女性声優を湯水の如く使い倒す。
どーせヤラれる時は一撃。無駄遣い(苦笑)


【音楽 3.5点】
劇伴はシンセやロック風サウンドも交えてヒーロー活動を無難に盛り上げる一方で、
決戦の最中だろうと楽しげなハプニングBGMを入れる、らしい構成w
まるでキスや濡れ場の前みたいな静かなメロディーに
ラン♪ラン♪と幼女風コーラス?を重ねたムード曲の多用も特徴的w

OPはBURNOUT SYNDROMESプロデュースによる
SPユニット・HXEROS SYNDROMES「Wake Up H×ERO! feat.炎城烈人」
恋愛だけでなく、広く“好き”の感情がもたらすヒーローの奇跡を歌い上げた良曲。
作品タイトルシャウトなど、松岡さんの熱いヒーローボイスを入れ、
古の王道アニソン復活を企てる。

ただ、願わくばOP映像で一度で良いから効果音を入れたver.が見たかったです。


EDは星乃 雲母(CV.加隈 亜衣)の「Lost emotion」
弾けるテクノポップが、幼少期奪われたはずの乙女心を蘇らせるキャラクターソング。
ED映像のキモチが表情アイコンとしてダダ漏れになるXEROギアの隠し機能?もキュート。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 30

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

戦隊モノを18禁にしてアニメ化したような作品。

第一話からツッコミどころ満載のネタアニメ。

一言でいうと、戦隊モノの実写をアニメ化してエロ全開にした感じです。
敵もなんたらレンジャーに出てくる怪人みたいな見た目とキャラとやられ方。

7割エロ、3割ギャグ。
クオリティは高くはなさそう、最後まで見てないですが。

何も事前情報なしで見てしまったので、最初はもっと真剣なヒーローものだと思っていたら、主人公が敵と戦う時に急に全裸になるシーンを見て目が点になりました。

よくよく見たらタイトルにど級編隊って・・・変態ってことなのか!
気づくのが遅すぎました。

かなりエッチなことを堂々としているので、逆に爽やかなのかもしれません。
本当にバカバカしいですが、こういうアニメもあっていいと思います。

私はそういうシーンには興味ないし、下ネタ連発の作風が見ていて「私は何をしているんだろう」って思ってむなしくなってきたので、途中で断念しました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17

61.7 13 コメディで宇宙人なアニメランキング13位
輪廻のラグランジェ season2(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (394)
2146人が棚に入れました
青い海の広がる千葉県・鴨川市。明るさと行動力が自慢の京乃まどかは、鴨川女子高校・ジャージ部のたったひとりの部員として、今日も人助けに奔走する。しかし、ランと名のる不思議な美少女から「ロボットに乗れる?」と頼まれた日から、彼女の日常は一変する。鴨川の街と人々を守りたい!――その一心から、宇宙から襲来した敵と一生懸命に戦うまどか。最初は戦いを怖れていたラン、そしてランとは別の目的で地球に潜入していたゆるふわな少女・ムギナミも加わり、彼女たちの乗る3体のロボット"ウォクス"は鴨川の海を守る。激しい戦いの一方、ランもムギナミも鴨女ジャージ部に入部。いつしか、まどか達3人は、立場も性格もこえた不思議な友情で結ばれていくのだった。敵がウォクスを狙う理由とは?そして、"輪廻"とは何か? 数々の謎が渦巻く中、まどか達は愛する鴨川のため、ウォクスで大空へ飛び立つ!


声優・キャラクター
石原夏織、瀬戸麻沙美、茅野愛衣、野島健児、吉野裕行、松岡禎丞、中村悠一、小野大輔、金元寿子、興津和幸、能登麻美子、浜田賢二、井口祐一、保村真、田中理恵、藤村歩、川田紳司、中島愛、山口立花子、三森すずこ

ato00 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ユリカノでスピンオフはどうかな。

終盤に近づくほど、難解なストーリー。
戦ってみたり、仲直りしてみたり、宇宙に行ったかと思えば、日常パートにもどったり。
目まぐるしい場面展開に一貫性がありません。

それと、過度な鴨川押しはどうかなと思います。
鴨川が良い所なのは重々承知。
そこまで強調しなくても。

今期も当然絵は美しい。
でもストーリー破綻を考慮すれば、これも色あせます。

今期は、ユリカノの個性が光っていました。
ユリカノのビジュアルと性格と声は私好み。
今度はそのベクトルのスピンオフ作品が見たいです。
もちろん鴨川抜きで。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 24

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

開始早々、突然の展開にビックリです・・・(゚o゚;;

この作品は、分割2クールで放送された後半分です。前半と後半の間にOVAもあるので未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

振り返ってみると、物語の前半は壮大な導入部だったように思います。メインキャラが集結し、ジャージ部の部員が3人になり、ウォクスと呼ばれるロボットの性能が明らかになり・・・一生懸命頑張る人達を応援する鴨川のみんなに感動しながら視聴していて、ストーリーが完全に頭から飛んでいましたが、元々は太古の昔に発見された「ウォクス粒子」をめぐる戦いの物語だったんですよね^^;

そう考えてみると、前半では物語の核心に触れる伏線は全く回収されていなかったようです。その分、後半ではしっかり回収してくれるので、後半も見応えは十分です^^

この後半は、まどか達が高校3年生になったところから始まります。3年にもなると将来の進路を色々考える事があり、まどかも決められずにいました。
そのような矢先、まどかは再びランとムギナミと再会する事になるのですが、そこには、とんでもない展開が待ち受けていたのです。

前半でランがまどかと別れる際、「必ずムギナミを連れて鴨川に帰ってくるから・・・」という感じでエンディングを迎えていただけに、この展開は衝撃的でした。ランもムギナミも兄を慕っていて、そして兄がそれぞれ別の国の国王で国の方針がそれぞれ違っていたら、二人は同じ方向には進めないのも分かるんですけどね・・・^^;
紆余曲折ありましたが、3人がまたジャージ部として復活できた時はホッとしちゃいました^^;

そして、ウォクス粒子をめぐる物語もこの辺りから一気に広がります。色んな出来事が起こります。物語も壮大なのですが、それは見てのお楽しみです♪
もちろん、鴨女ジャージ部の3人も大活躍です^^
前半では「兄を慕っている」・・・この気持ちに対する言動はとても正直だったと思います。
後半はこの言動に深みが増します・・・兄を慕う気持ちはきっと変わらないのだと思います。でも、慕うだけじゃなく、時には状況を俯瞰して正しい方向に導く事の大切さに気付き行動に移します。夢中で背中を追いかけてきた時の慕い方と形は違いますが、慕っているから出来る事もあると思うので、私的には展開が腑に落ちたと共に、すっかり引き込まれた作品になりました^^

こうしてエンディングを迎えるのですが、最後も納得でした^^
まぁ、前半から3人を見てきた方にとっては、想像の範囲内だったかもしれませんが・・・^^;

投稿 : 2024/12/21
♥ : 20

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

友情パワー炸裂

女子高生のロボットアニメ、第2期であり完結編です。
ロボットものの体でありながら、その実態はキャラアニメであるのは衆知の事。
3人の仲良し女子達の、友情と青春の苦悩の物語。
宇宙規模の戦争の話であっても、明るく問題解決してしまう、ある意味で異端なロボットアニメ。
・・・・というか、ロボットアニメに分類されるのかなぁ?これ^^;


古代技術のこと、遺跡のこと、過去の戦争のこと、などなど。
それっぽい基幹となる設定やお話の筋道はありますが、そこは大した問題ではないと思われます。
地球が滅ぶとか惑星が破壊されるとか、大仰なことを言ってますが、根っこのところまで深刻にならないのが作品カラー。
結局は、「まどか達が頑張ってなんとかしちゃいます!」という行き当たりばったりな展開にしかなりません。
これは、本作美点でもあり欠点でもあります。

SFやロボットアニメとしては陳腐になる。
キャラアニメとしてはいい雰囲気を作ってる。

やはりキャラを見るもの、彼女達の信頼と友情を愛でるアニメなんでしょうね。そういう見方で鑑賞すれば良かったと思える作品です。
(突っ込み所はこの際気にしません^^)
主人公が主人公らしく、前向きに皆を牽引して体当たりで問題を解決し、大団円を迎える。
そういうのが正しい、というか、それ以外だと違和感を感じます。
予定調和といわれようがなんだろうが、3人娘の行く末に幸あれ!で締めくくらないと落ち着かない。
「まるっ!」
「わんっ!」
「かしこまり~」
さもすれば寒いばかりになる決めポーズや決めゼリフでですが、もうそれでパチッと終わらせていいよ、君達は。・・・みたいな心境になるのは、この作品ならではですね。


EDの、ジャージ部魂♪ジャージ部魂♪がやけに頭に残ります。
明るく楽しく前向きに。
そんなのがお似合いのロボットアニメでした。
・・・・やっぱり、ロボットアニメに分類されるのかなぁ?これ^^;

投稿 : 2024/12/21
♥ : 16

62.9 14 コメディで宇宙人なアニメランキング14位
ローリング☆ガールズ(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (544)
2377人が棚に入れました
守られてばかりだった少女が一念発起、平和を守る旅に出る。

行く手に待つのは魔法使いか怪獣か、はたまた巨大ロボットか。

ご当地色をきわめつくした各地をめぐり、仲間とかさねる奮闘努力、汗と涙は報われるのか――。

どこまでいっても普通の子という宿命を背負い、それでもがんばる少女四人組が織りなす­新感覚・青春ロードムービー!


声優・キャラクター
小澤亜李、日高里菜、種田梨沙、花守ゆみり、中原麻衣、早見沙織、小西克幸

セメント さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

4人で旅した思い出はいつまでも色褪せない

ローリング☆ガールズ、はてさて一体何のアニメなのかと初めての方はお思いになるでしょう。
女の子4人がバイクで日本各地を旅する、簡単に言うとそんな話です。
主人公の4人、モブです↑
日本、おかしなことになっています↑
なんと他の作品だったらヒストグラムだったりシルエットだったりする"モブ"が主人公なんです。
でも実は火影の血を受け継ぐんでしょ?とかどうせ因果律が高まってたりするんでしょ?とか、そんなことは一切ありません、最後までモブです。
モブで主人公が務まるのか?と疑って当然だと思います。これはきっと恐らくアニメの分野では、「誰もやらなかったこと」でありつつ「先人が思いついたけどあえてやらなかった」ことなんだと思います。
声を大きくして言いますが、"モブ"が最後まで"モブ"であり、また"主人公"が最後まで"主人公"だったからこそ、私はこのアニメが大好きなんです!


主人公が特殊なら世界観も特殊です。
突如として日本に道州制が敷かれます、我が県こそが州都だと日本各地で争いが起きます、暴徒と化した都道府県民はついに東京・永田町に押し寄せ道州制に猛反発し始めます(=東京大決戦)。
東京大決戦から10年、10余りの道州から再び分割された旧都道府県がご当地色を強めながら内向きな発展を遂げた、そんな世界が舞台となります。
旧都道府県にはそれぞれ、国主と自警団が存在し、地域間の揉め事は主に自警団の団長(モサ)同士の戦いによって解決することが国の決まり(ツインタワー宣言)とされている、そんな現実的でありながらおとぎの国のような世界が舞台なんです。
例えば大阪であれば、たこ焼き店が百軒くらいずらっと道の両脇に並んでいるみたいな、47都道府県の設定とそこに住まうモサ140人弱の設定を三年間かけて考証し、世界を築き上げていったそうです。
私の出身は岐阜県ですが、岐阜は関ヶ原の戦いの舞台になったということで、県民(正しくは岐阜国のため国民)が甲冑に身を包み東軍西軍に分かれてドンチャン騒ぎをしているようです。
行き過ぎたご当地性、うんうんそうかも!と思えるようなものからこれはどうなの?と思うようなものまで、非常に楽しい"日本"という場所がこの作品には描かれているのです。

アニメでは全12話、大方は2話構成で主人公たちの住まう所沢から始まり、東京、愛知・三重、京都、岡山、広島という順に旅をしていきます。
実は他にも箱根だったり富士山だったり大阪だったり旅をしているのですが、その辺は漫画・小説の方で少し詳しく出てきます。
本来なら地域ごとに気が済むまでお話したいですが、ここでは割愛させていただきます。
所沢だったらバトル、愛知・三重だったらレーシング、京都だったらバンド、とにかくその土地で色々なことをしますが、それぞれバトルアニメ、レーシングアニメ、バンドアニメとして単体で見ても、それらを専門の題材としているアニメと比べて引けを取らない力の入れ込みようなんです!
これがすごい!
やれ総集編だの特番だのと万策の尽きるアニメが多い中で最後までハイクオリティで放送したこの作品の素晴らしさよ!
勿論、最終回付近の作画はちょっとぎこちない印象も受けますが、そこは大幅リテイクされてBD・DVDに収録されています。
設定資料集が今月発売されまして読んでみたところ、作画指導なる項目があったのですが、「常におしりを突き出して立ってたり、いつでもS字立ちしてたり、常に内股でなくても、かわいい女の子は描けると思います」「セックスアピール強い女の子より、とんでもない世界でアホみたいに生き生きとした女の子が見たいです」とこのように書かれていまして、全くその通りだと感動いたしました。
この媚びてなさ、これこそがローリング☆ガールズの最大の魅力なんじゃないかと私は思います。

モブ主人公の4人も非常に魅力的なんですが、なんといってモサのキャラクターの個性的なこと!
それぞれの地域でモサが居て、それぞれのストーリーで主役を食わんばかりに活躍します。
例えば、東村山の雇われ総長、武器使いの女帝・執行久仁子様は、その昔正義の味方を目指していたのがいつの間にか悪役になったというキャラで、所沢のリーダー、所沢の平和を守る正体不明の仮面戦士・マッチャグリーンと決死の戦いを経て互いを認め合い最後は共に国の平和を守るため共闘するというように一アニメの主役を張れる逸材がわんさかといます。
さらにいうとモサにしてもモブにしてもキャラクターの練られ具合が物凄いんです!
例えば、京都の古寺名刹の保安を担う舞子どすどす団長・豆千代さんと豆千代さんを指導する菊志乃さんの関係。
劇中では菊志乃さんのことを豆千代さんは「おかあさん」と呼ぶんですけど、これはお母さんではなくて女将さんの意味。
豆千代さんは有名な芸姑の忘れ形見で、その人に菊志之さんが頼まれて面倒を見ているというような、まぁなんとも複雑な設定が公式であるんです。
そんな細かな設定まで成されているんです、たかだた2話で出番が終わってしまうキャラクターに。
そんな強い拘りを節々に感じられるアニメは数少ないです、貴重です。
結局主人公達の名前すら出さないのは流石に不味いので一応言っておきますと、森友望未、小坂結季奈、響逢衣、御園千綾です。
今まで散々モブモブ言って来ましたが、この4人、私は本当に大好きです。
それはそれは言い尽くせないほどの魅力に満ち満ちていて、もうなんて言ったら良いのやらです。
"転がって落ちて這い回る少女達、他の誰かのため、自分達自身のために、たとえモブだという運命だとしても"
よ~く見てみると小さくタイトルロゴの下に書いてある英語、実はこんなことが書かれているんですね。
このモブの少女達がモブなりにほんのちょっと活躍するわけなんですが、それが結果的にストーリーをバッドエンドからグッドエンドに導いているんです。
彼女たちが居たことによって・・・最終的に解決するのはモサですが、彼女たちが居たことによってストーリーが成り立っているのです!
モブすごい!

声優は小澤亜李さん、日高里菜さん、種田梨沙さん、花守ゆみりさんがメインです。
放送当時・放送後含めて、ローリング☆ガールズはイベントを大量にやっていたことも印象強くって。
ロリガツアーズという劇場での先行上映会が5回、旅の寄り道というスタッフも呼んでの一挙上映会が2回、それからAnimeJapanのブースイベント、ぽにきゃん主催のP's Live、マチアソビのトークイベント、BD・DVD発売記念お渡し会、ロリガロックエクスプロージョンとまぁとにかく大量にイベントをやっていました。
先行上映会以外は参加したのですが、とにかく声優さんとの距離が近くてびっくりでした。
旅の寄り道01では、発売されたばかりの小説と原画ブロマイドと劇中でも登場したパスポートが配られていて、さらにそのパスポートにこれも劇中で登場したスタンプを押してもらえると言うとてつもない神イベ。
しかも会場でグッズ購入した人には抽選でサイン入り台本やポスターを配るという太っ腹っぷり。
いやー、あの頃が私の人生のピークでした()
さらに、これは声優さんは絡んでいませんが、舞台となった地域のアニメイトにて"モサスタンプラリー"なる企画があったり、上野のマルイでロリガショップが開催したり、古河の街角美術館でロリガの原画が展示されたり、とにかく精力的にイベントをしてくれてファンとしては感謝に尽きますね。
ちなみにモサスタンプラリーは難易度高くて、埼玉、東京、愛知、岐阜、京都、広島は行って推せたんですけど、奈良、岡山は断念しました・・・
それでも、舞台となった地方を巡ってロリガを感じることが出来て非常に楽しかったです。

曲は言わずもがな、ブルーハーツのカバーです。
まぁ萌えアニメにブルハなんてけしからんっ!と言わないでください。
私はそこまでブルハに明るくないんですが、イベント等でお話を聞いてみると熱心なブルハファンも居て、「ブルハは色々カバーされてるけど微妙なのが多くて、でもロリガ版のアレンジは良い、ガールズバンドとしては相当頑張っている」「いちいち選曲が良くて、特にネオンサインなんかは一番好きな曲だったからアニメで流れて嬉しい、こういうのをきっかけにブルハを知ってもらえればもっと嬉しい」というようなコメントをしてる方もいて、そうだよなそうだよなーと頷いてばかりいました。
BGMにもブルーハーツのカバーがいくつかあり、そのうち「シャララ」と「青空」はロリガロックエクスプロージョンで販売されたCDに歌付きで新規収録されています。
ブルハカバーではない他の横山克さん作曲のBGMも相当素晴らしく、私は特に「まぼろし軒での死闘」と「豆千代」が好きでよく口ずさんでます。
アンサーソング的な位置付のオリジナル曲、STONESですがこれもまた至高です。
8話で披露されたSTONES、プロットの段階では全然違う歌詞だったそうです
完成したものに監督が納得せず、再三作曲者に打診して最終的にあの形になったそうです。
実はイベントで配布された8話の台本に元の歌詞が載っているようです。
だからこそ、よりローリング☆ガールズにマッチした楽曲になっております。


この作品、ひっっっっじょーに奥が深いです。
アニメだけでなく、コミカライズ、ノベライズ、設定資料集、公式サイト、BD・DVDのキャラクターコメンタリー、スタッフさんのイベントやツイッターでの発言に至るまで、全てを網羅して初めてロリガの真価に触れることが出来ると思います。
とにかくアニメで説明する気がないのです、自分から積極的に突き詰めていかないと深められないというのはある意味では不親切ですが、むしろその方がオタクとして燃えませんか!?
まぁ別に深く知ろうとしなくたって、流し見で見てるだけでも雰囲気感じられて楽しいのです。
深く知ればもっと楽しいですが()

アニメが乱造され氾濫したこの時代に、これほどの名作に生まれ得るだなんて夢にも思っていませんでした。
私のアニオタ人生で終止符を飾るに相応しい、理想の上を行った、かけがえのない、まさに、"完璧"な作品でした。
こんな作品に出会えて良かった!ありがとう、ローリング☆ガールズ!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 14

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

お話のしんみりさ、キャラの魅力とは別に、明らかにコンセプトを履き違えた“迷作”…端的にバイクの扱いがオカシイ!?

2015年の冬期1クール全12話のオリジナルアニメ作品
出合小都美が監督
むとうやすゆきが全話脚本
キャラ原案をtanu
総作監を北田勝彦
音楽を横山克
主題歌や挿入歌はTHE BLUE HEARTSのカバー
映画『ハル』に続きWIT STUDIOのテレビアニメシリーズとして初の完全オリジナル作品です


戦国時代に遡った様に都道府県が国家として独立してしまった架空の日本が舞台
巨大ロボットや超能力などを振るう権力者達が跋扈する、なんでもアリの乱世
そんな日本を平々凡々な4人の少女が各地の争いごとをバイクで旅をしながら納めていくというロードムービー仕立ての旅行記モノ・・・


まずファンタジーとSFと大河ドラマが入り組んだような世界観、平凡な少女達が世の混乱の渦を突き進んでいくストーリー、個性的な無数のキャラ・・・
こういった作品の表面性、内面性はオイラも高く評価しているんです
ただどうしてもオイラにはこの作品に納得がいかないポイントが3つだけあるんです


その3つのポイント全てが今作における“バイクの扱い”にまつわる部分


まず4人の少女が乱世の日本列島をバイクで横断していくというあらすじ、彼女たちが乗っているバイクの車種、彼女たちのファッション
これらから今作のコンセプトが明らかに50~60年代を舞台にしたアメリカのロードムービーや若者のポップカルチャーの隆盛を題材にした一連の青春映画郡
あるいは片岡義男の小説を元ネタにしているのは明らかです


ノンスケは見た目Z2でエンジンはなぜか3気筒・・・なバイクにMA-1フライトジャケットの出で立ちってことで片岡義男作品の主人公がモデルでしょう
執行玖仁子の愛車は『イージー・ライダー』のキャプテンアメリカ号だし、千綾がM-51ミリタリージャケットを着てヴェスパに乗ってる姿は『さらば青春の光』のモッズと呼ばれる若者そのもの
ゆきっぺの愛車はトライアンフっぽいけど実のところコイツはA-1フライトジャケットを着てるし『モーターサイクル・ダイアリーズ』のエルネストこと若かりしチェ・ゲバラとポデローサ号がモデルでしょう


つまり今作は“往年のロードムービーを現代の萌えキャラでやる!”というコンセプトなのは明白です
コレ自体は素敵なアイデアだと思うのです

し!
か!!
し!!!

コレらを踏まえた上でオイラが今作をいま一歩受け入れ難い3つの指摘が以下です


【①準主役級の存在であるはずのバイクの描き方が雑】
これはある程度仕方のないことと認識していますが、、、ノンスケの愛車がどう見ても「Z2」(カワサキ750RS、通称ゼッツー)なのに4気筒エンジンのはずのZ2がなぜか劇中では3気筒で描写されてます
これじゃヤマハGX750になっちゃうよ!
バイク好きにとってこれは死活問題です
その車種のアイデンティティの一つですから、エンジンというものは
それにCGを多用してる一方で作画で描かれてるバイクは正直ぎこちない
ロボットアニメでロボットがダサかったらイヤですよね?
魔法少女アニメでマスコットがブサイクだったらイヤですよね?
それと同じように、世界観を演出するバイクの描写が雑ってのは如何なものかと思うのですよ?
まあ『ばくおん!!』の様にメーカーからちゃんと許諾を得て実車を登場させる、というのもメンドクサイのでしょう
権利関係に手間を掛けるのであれば他に回そう、ということなのでしょう
バイクはあくまで作中の小道具、女の子達が可愛ければそれで良い
と、いうことでこの点に関してはオイラも100歩譲ってまだ理解出来ます


【②バイクを若者を象徴する乗り物として描けていない】
なぜか今作の世界ではバイクが大流行しており、移動手段はもっぱらバイクということになっています
ノンスケ達の様な未熟な若者が自由気ままに旅をするのにバイクが丁度いい、ということでバイクが選ばれているわけではなく、兎にも角にもこの世界で旅するにはバイクが無いとお話にならないのです
ですが前述した通り今作のコンセプトには若者がバイクで旅をするロードムビーの要素を孕んでいます
だから考えてもみて下さい、若き日のチェ・ゲバラが何故ポデローサ号で南米を縦断しなきゃいけなかったんですか?
それは“彼に車を買う金が無かったからですよ”
車を買えない、飛行機に乗れない、けれど自由気ままな旅がしたい、、、こーゆー若者を解放する手段がバイクの旅なんです
なのにこの世界では誰しもがバイクに乗っており、特別な意味を持っていない
それどころか権力者側たる執行玖仁子がキャプテンアメリカ号に乗ってるって・・・
彼女は「自由人」として描かれはするが映画の中のキャプテンアメリカことワイアットは蔑視される側の人間ですぞ?
金は無いが自由な旅人=バイクとし、その対比として権力者側は車や艦にすれば良いのに、と感じましたね


【③バイクの旅を孤独の象徴として描けていない】
コレが最も残念な部分です
バイクってのは余分な荷物を持てませんし、沢山の人も運べません
極端な話、旅先でのお土産すら積めず持って帰ってくるのは思い出だけ
こんなのツーリングライダーにとっては日常茶飯事です
基本的にバイクってのは一人旅の象徴として使われるのです
ですがノンスケ達の旅はそんな孤独感とは無縁な、むしろマスツーリングと呼ぶべきものですよね
美少女が群れて旅をするのは画になるかもしれませんが、そうなるとなぜバイクなのでしょう!?という疑問が生まれます
コレをやっていいのはバイク元来の楽しさを伝導する作品である『ばくおん!!』だけですよ(或いはバイクをロードレーサーに置換した『ろんぐらいだぁす!』や『南鎌倉高校女子自転車部』もそれらに分類されるでしょう)
女子4人があんな少ない荷物をバイクにぶら下げて日本列島を縦断するなんてありえないんですよ
主人公を二人までに絞れば『ミチコとハッチン』の様な描き方が出来たとも思います
ですが、4人と3台は流石に多すぎる;
こうなると画的に×旅→○ツーリングになってしまい、だいぶ雰囲気が変わってしまいます
そして今作の場合、バイクの素晴らしさを伝えることは重要でないはず
もう“バイクである必要性はこの作品には無い”と言っても良いと思いますね
バイクを孤独の象徴として描けているアニメは沢山あります
『ルパン三世』の峰不二子は基本単独行動する時バイクで移動してます
『電脳コイル』の原川玉子や『花咲くいろは』の宮岸徹や『神無月の巫女』の大神ソウマといった一匹狼キャラもその類です
バイクで旅するアニメと言えば忘れちゃいけないのが『キノの旅』
キノの場合、何でも一人でこなそうとする無口なキノの孤独な旅に、エルメスという話し相手がいることで成立する必要最低限の条件下で進む最も洗練されたアニメの一つと言えるでしょう
話が逸れましたが主人公側を4人にもするんであればバイクの持つ孤独感が機能しなくなるんですよ
小道具としてのバイクを全く活かせてないんですね


バイクをマトモに描けてない、若者の象徴でもない、孤独の象徴でもない


もうね、出合監督といい、脚本のむとうさんといい「ああ、バイクという乗り物のことを何も理解していていないんだなぁ・・・」と言うのが筒抜けでオイラは残念なのです
この人たちはきっと『イージー・ライダー』や『モーターサイクル・ダイアリーズ』や『さらば青春の光』や『片岡義男』の萌アニメ版を作ろうとしたんだな
でもバイクの持つ演出意図を掴まず、ただかっこいいアイテムとしてアニメの中に登場させてしまったんだな
コレがオイラの今作に対する一番大きな感想です


もちろん混沌した世の中でやんわり、しかしながら強く逞しく生きるノンスケ達の旅路に思いを馳せることは出来ました
だからこそ!!!
今作はバイクでなくて1台の1BOXカーとかで美少女4人が旅をするアニメにした方が絶対面白かったと端的に思うわけですよ


ご批判は直接お願いします

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

好きになれるかすぐわかる安心感

とにかく、画面が見ていておもしろい。
エフェクトや妙な世界観も目立ちますが、1話からラーメン早食い、望未が瓶ジュースを飲むシーンのくちびるのぷにっとした感じなど、女の子もやわらかそうでとてもかわいいです。

画面の好ましさもさることながら、ストーリーもよく出来ています。
良いのはストーリーそのものというより、各女の子の心情がちゃんとわかるようになっていることです。
どの段階でどう心情が変化していき、どうして最終回の感情になるのか。
筋に重きを置いたサスペンスでもない限り、ストーリーの筋が複雑なことより、これが重要なことです。

私はちーちゃんと抹茶未が好きでした。
抹茶未が目を白黒させたり細めたり赤面したりするあわてんぼうな感じの表情がとても好きです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 4

67.6 15 コメディで宇宙人なアニメランキング15位
スペース☆ダンディ シーズン2(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (342)
1612人が棚に入れました
スペース☆ダンディは、宇宙のダンディである。そして彼は、宇宙人ハンターである。 見たこともない新しい宇宙人を発見して、新種の宇宙人と認められると報奨金がもらえるのだ。それは、早い者勝ちがルール。宇宙を旅して、誰よりも早く、誰も見たことのない宇宙人を見つけるのが使命。 ダンディは、ポンコツロボのQT、途中で拾ったボンクラベテルギウス星人のミャウとともに、未知の星や異星人と出会う。宇宙の果てへの冒険。見たこともない宇宙人の発見。それが宇宙人ハンターの醍醐味なのだ!

声優・キャラクター
諏訪部順一、佐武宇綺、吉野裕行、石塚運昇、畠山航輔、銀河万丈、ゆりん、桑島法子、矢島正明、井上和彦、大原さやか、神谷浩史、家弓家正、北原沙弥香、木村良平、楠大典、KENN、小林星蘭、沢城みゆき、柴田秀勝、白石冬美、白川澄子、菅生隆之、関俊彦、辻親八、津田健次郎、津田匠子、冨永みーな、中井和哉、中尾隆聖、名塚佳織、浪川大輔、南里侑香、林原めぐみ、久川綾、古川登志夫、牧野由依、三ツ矢雄二、山寺宏一

beatle さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

宇宙誕生レベルの傑作だと思ってましたけど、実はビッグバン傑作でした

少なく見積もって宇宙誕生レベルの傑作、僕的にはビッグバン傑作でした。

一話一話が濃い良いですね。濃厚。何度も何度も見直したくなる話ばかりでなんというか、マジダンディです。

一話から最終話まで仔細に渡って見所や面白さをセールスしたい。

一番の駄作は狙い過ぎた一話だけだした。他の珠玉の宝石箱。つまんないというパラダイムから面白い!!!というパラダイムシフトまで頭が席巻されました。

日本昔話のオムニバスストーリーのような感覚がちらほら見えたり。

なんというか・・・・。

ノスタルジーがあったり、感慨耽けたり、いい加減だったり、笑いっぱなしだったり、ガッツポーズしたくなったり、応援したくなったり、中指を立てたくなったり、涙が出ちゃいそうだったり、考えさせられたり、多くを秘めた作品で哲学的だったり、それでもやっぱりいい加減だけど、最後はいい加減なりにきちんと締めてくれる、そんな作品です。

「観ないと人生、後悔するぜ」第八話ラストから。



以下、ちょい見所ちょい要チェックポイント。


スペースダンディをコズミックレベルの傑作だと感じさせた第八話。
初見観て「はぁ・・・?」っと思った回。
誰もが考えて、誰もが分からないある種の命題に我らがダンディが立ち向かいます。底無しの絶望すらも持ち前のいい加減でなんとかしてしまう。そんな不思議な男の話です。

音楽
兎に角素晴らしい。奇跡的にマッチした背景に合致した世界観のBGM。ラストシーンに流れる音楽はピンクフロイドのダークサイドオブザムーンを彷彿とさせます。途中で演奏される亡き王女のためのパヴァーヌ、素晴らしい。退廃的な音楽と退廃的な世界観にマッチ、中毒性のある音楽が視聴の巻き戻しを急かします。

脚本
途中で挿入されるサイドシーンから物語に深みと厚みを持たせています。不思議の国のダンディ、そんなWonderland in the DANDYな脚本、台詞回しがどこまでもダンディに不気味な程、命題に絡み合い、観るものに深いなある種の不愉快、拒絶感を植え付けられて、ある種の怖さを感じます。惑星の経緯を考えても、なかなか。それでいて、ふとしたダンディの一言がどこまでもダンディらしい瑞々しさを失わない。でも、それが視聴者には酷くグロテスクに映えました。『いかれた食いもんといかれた奴しかいねーじゃんよ』『やれやれ、本当にいかれた人ですね』
神懸り的過ぎる。調べたら脚本やってんの総監督の渡辺じゃねーか!!!!突出してこれ造りたいって気持ち入り過ぎやろ!!!

作画
なんて素晴らしい世界観、ジブリの一作がまんまのような背景。息を呑むような絶景。森や都市や廃墟、からの砂漠。頭が可笑しいんじゃないかってほどのアイディアが詰まってます。小道具まで懲り過ぎ。何気ないワンシーンワンシーンに力込めすぎ。いやもうほんとジブリ。調べたらムーミンのファンの絵コンテの人なんだ。なるほど・・・道理で退廃にノスタルジー。

総評
どこまでもアニメらしく、どこまでも残酷なんで、徹底的にいい加減なボーイミーツガール。最後のシーンで、それは蜃気楼のように幻のように画面が溶けていくのはきっとこれが正に幻であった事を示しています。ラストシーンとファーストシーンの違いがどてもダンディらしく好きです。

次回予告まで含めてこの一話は、僕がこれまで観てきたどんな一話よりも優れたアニメです。次回予告で画太郎持ってくるなんて・・・・もう!!!って感じで、それが後味の良さをさっぱりに仕立て上げてくれて、こういう部分がとても愛らしい。
ネタバレ的な解説や真相を書きたいけど、ここで書いちゃうとまだ視聴してない人までも読んじゃいそうだから書けないよね。
(ゴンドラに乗ったダンディを一時停止して確認すると、あるべきはずのものが無く、死んでいる事と眠っている事は似ているという劇中の台詞、現状のダンディの状況から考えての考察の結果が、やぱり、それがとてもダンディら過ぎて、そんなところがとってもいとおしい。




・・・・・。

いやいや、八話が兎に角僕の視聴したアニメのどんな一話よりも優れていたというだけであって、ただ八話だけが素晴らしいわけでは決してありません!!!!!!!!!!!

2話4話5話なんかも、噛めば噛むほど味が出てくるし(繰り返しの視聴)10話なんかも3.4回ぐらい観たし、12話だって凄く面白い、最終話なんて金輪際観たくもない。

とりあえずシーズン1からもう一度見直してから、また一度評価レビュー詐欺みたいコメントの下にお詫び文と謝罪文と訂正文を載せようと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

BBPよ、永遠なれ(≧▽≦)

宇宙人ハンター・ダンディを中心としたSFコメディ。
分割2クールの第2期となる作品。 全13話。
BONESによるオリジナルアニメーション。


ダンディとQT、ミャウの旅の続編になります。
当然ですが、1期からの視聴をオススメします(*´∀`*)

今作もダンディワールドを堪能させて頂きました♪
笑いあり、涙あり、ラブストーリーありと
バラエティーに富んだ1話完結のストーリーは
どれも前作に劣らず見応え十分でした。
また今作は『ダンディの正体』に迫ります。
ダンディファン必見のお話ですよぉ(・∀・)/″

作画は前作同様でハイクオリティな完成度。
細部まで丁寧に仕上げられ、色彩も豊富。
分割2クールにも納得の仕事ぶりに感動ですw

こちらも前作同様でイメージにピタリと合った
レギュラー声優陣と豪華なゲスト声優にも注目。


この作品のようなオリジナルアニメーションは
今の時代貴重だと思いますね。
スタッフの遊び心がいっぱい詰まった良作でした♪
文才がないので大した事は書けませんでしたが
たくさんの方にこの作品を楽しんで欲しいですw




《キャスト》
ダンディ(CV.諏訪部順一)
QT(CV.佐武宇綺(9nine))
ミャウ(CV.吉野裕行)
ゲル博士(CV.石塚運昇)
ビー(CV.畠山航輔)
ペリー提督(CV.銀河万丈)
ハニー(CV.ゆりん)
スカーレット(CV.桑島法子)



《主題歌》
OP
『ビバナミダ』/岡村靖幸
ED
『X次元へようこそ』/やくしまるえつこ
『かんちがいロンリーナイト』/DROPKIX(第20話)
『WHITE HOUSE』(第21話)
『スペース☆ダンディ』/ZEN-LA-ROCK feat.嫁入りランド(第22話)
『Seaside Driving』(第23話
『All "the thing"s i am... worried』(第25話)
『SPACE FUN CLUB』/ZEN-LA-ROCK feat. ロボ宙 (第26話)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 28

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「研ぎ澄まされた適当、磨き抜かれたいい加減」ぱ〜と2

1期では、「スペースダンディ・・・それは宇宙のダンディである」という念仏のような下りで始まったこの作品・・・
2期ではどうなるかが非常に興味があったのですが・・・ある意味期待は裏切りませんでしたね^^;

この物語の主人公はダンディで、職業は宇宙人ハンター。珍しい宇宙人を登録センターに連れて行くと、レア度に応じて報酬が貰える仕組みを生業にしているのが宇宙人ハンターです。

ダンディは相棒のQT、ミャウと一緒に全宇宙を飛び回っているのですが、行く先々で珍事件に巻き込まれていく・・・という展開で物語が進んでいきます^^

1期では、物語の序盤の掴みの弱さが勿体無いと思っていましたが、2期はそんな事はありませんでしたね^^;

本作品の企画のテーマである「研ぎ澄まされた適当、磨き抜かれたいい加減」を第1話の冒頭からたっぷりと見せてくれます・・・^^
1期を完走して2期の放送を楽しみにしていた視聴者にとっては、むしろ掴みはバッチリだったと思います^^

結局、ダンディはレア宇宙人を登録センターに連れていったかというと、
私の記憶にはございません・・・^^;
正直全く稼ぎにならない事を延々とダンディたちは繰り返していたように思います^^;
でも、その割にはちょくちょくブービーズには通っているんですよね・・・
そのお金はどこから・・・?
などというツッコミをこの作品にはしてはいけないんですよね・・・
なにせ、この作品自体が「研ぎ澄まされた適当、磨き抜かれたいい加減」なのですから^^;

今期の物語は、1期に輪をかけてテーマに忠実だったように思います。
1期では、宇宙人との掛け合いが主体で、中には不覚にも涙の溢れる回もありました^^;
今期は、そのような心に響く宇宙人とのやり取りは少なかったと思います。
それより、2期で大活躍するのは宇宙人登録センターのスカーレット(CV:桑島法子さん)です。
1期ではそんなに活躍の場が無かっただけに、今期の活躍を目をみはるモノがありましたね^^
彼女の活躍が気になる方は、是非本編でお楽しみ下さい。

なお、2期は何の前置きや説明の無いまま、いきなり始まりますので、1期を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします^^

完走して振り返ってみると・・・○子のバスケに登場する桐皇学園高校の青峰 大輝くん・・・
イメージは全く異なりますが、何度も脳裏に浮かんできちゃいました^^;
2015年にそちらの方は第3期の放送が決まっていますが・・・今度はダンディが浮かんでくるんでしょうね^^;

物語は分割2クール目で計13話で構成されていますが、この作品特有のゆる〜い感じが満喫できる仕上がりになっていると思います。
それと、最後に「may be continued?」というテロップが流れました。
これって、続くのでしょうか? それとも続かないのでしょうか?

投稿 : 2024/12/21
♥ : 20

66.8 16 コメディで宇宙人なアニメランキング16位
ぱにぽにだっしゅ!(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (348)
2059人が棚に入れました
『ぱにぽに』は、氷川へきるによる、ギャグ漫画作品。月刊Gファンタジー(スクウェア・エニックス刊)に連載。
自由すぎる校風の私立高校・桃月学園に 天才ちびっこ先生・レベッカ宮本(通称ベッキー)が赴任!個性的な生徒達と動物達(?)と共に ちびっこベッキーが活躍したりしなかったりするびみょーにきみょーなスクールコメディ!!

声優・キャラクター
斎藤千和、山﨑バニラ、折笠富美子、ゆきのさつき、植田佳奈、堀江由衣、野中藍、阪田佳代、大原さやか、櫻井孝宏、石毛佐和、中世明日香、花輪英司、樋口智恵子、広橋涼、日笠山亜美、大竹宏、神谷浩史、沢城みゆき、門脇舞以、松来未祐、生天目仁美、新谷良子、麦人、杉田智和

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

新房×シャフトを一躍有名にしたアニメ

何かと思い入れ深く、そして衝撃を受けたアニメです。
次回予告のベッキーの「おやすみ」を聞きたくて、毎週日曜深夜リアルタイムで観てました。


ライブ感を強く意識した作品で、作中至るところに散りばめられたネタ・パロディ等で盛り上がる、
いわゆる視聴者参加型のお祭りアニメ。なので後追い視聴だと本作の真の楽しさは味わえないかも。
そういった意味で、ハルヒ・らきすたの先駆者的な存在である作品だったと思ってます。

とにかくネタの情報量が尋常でなく、1話平均で20~30のネタが作中に仕込まれているのですが
元ネタの全てを理解するのは困難だし、ネタを追うだけでも精一杯。というか面倒くさいw
今にして思えば、これはおそらく元ネタを無理に辿る必要はなくて
無数のネタが飽和してる状態そのもの(ある種のカオス空間)が本作独自の魅力なのでしょう。
最近よく見かけるパロディアニメ(元ネタの知識が必須)とは一線を画してると言えます。


さて、本作は、新房×シャフトを一躍有名にしたアニメでもあります。
止め画や素早いカット割り、文字表現、実写表現、独特の色彩、無機質な背景デザイン。
それに加えて本作ではチビキャラが所狭しと頻繁に駆け回っていたり
シーンの会話とは全く関係ないネタが黒板に書き殴られていたり・・・
こんなに斬新で遊び心のある演出は本当に衝撃的でしたね。

で、幸か不幸か、本作ではじめてシャフトに触れた自分にとって
以降のシャフト作品が全て、ぱにぽにの二番煎じに思えてしまう「病」にかかりました。
この病は、本作から4年後の化物語を観てようやく完治したわけですが
やはりその時はじめて触れたモノってのは、自分の中で絶対的な存在になってしまうんですね。
今観ても十分面白いし、ちびっ子先生のベッキーはやっぱりオメガ可愛い。
自分の中で「ぱにぽに」を超えるシャフト作品は今後一切出てこない!とか思っちゃってます。
いやはや、思い出補正ってやつは恐ろしいです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 58

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ぱにぽにだっしゅ 展開滅茶苦茶黄色いバカンス 

[ぱにぽにだっしゅ!]
主人公:レベッカ宮本(通称ベッキー CV:斎藤千和)
11歳の天才ちびっこ先生 大学を卒業済
このベッキーが高校に赴任し個性的な生徒達と織り成す
シャフトによるスクールコメディです。

話題になった作品のようですが             
ハードルを下げて、ぼんやりと見る方がいいと思いました。
一気に見ない方がいいです。
この世界観と斬新さに慣れないように少しずつ見た方が楽しめるかと。
11歳の先生が高校に赴任する設定が面白い。

・ベッキー:可愛い。ロリツン千和さんがホント良いです。
このキャラがこの作品のウエイトをかなり占めています。
(どの作品も主人公は重要ですが特にそう思いました)
毎話ベッキーの髪型、服装が違うのも楽しみの一つでした。

・主要キャラ:基本女子がほとんどですが一人一人個性的で
面白いです。主要キャラ以外のクラスメイトはNPCに近いです。
キャラが多い中、埋もれる事無くキャラ立ちしていまいた。

・音楽:OP曲ED曲共に中毒性が強いと感じました。
自分はハマってしまいました。
またED曲が終わってからその話のオチがあり
次回予告も楽しみの一つになっているので
ED曲飛ばさないで下さい。

・ギャグと展開
これは好みが分かれる所ですね。
展開は滅茶苦茶です。そこが良かったりもします。
ギャグの数が多い所が特徴的です。笑えます。

・その他
パステルカラーが基本でしょうか。
ちびキャラなど演出が何気に細かいです。
意味深な文字が、いたるところに書かれていて笑えました。
うさぎちゃんがいい味出してました。
笑い、中毒性、キャラクター、斬新さが主に
この作品の魅力だと感じました。

すごい作品なのか、何だこれって作品なのか
正常に判断出来ない 
ぱにぽにマジックにかかったような感覚です。
傑作のはずです。だと思います。自分はハマリました。
[ぱにぽにだっしゅ!]是非見てみて下さい。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 52

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

型破りに挑戦したシャフトアニメ。

アニメーション制作:ガンジス、シャフト
2005年7月- 12月に放映された全26話+OVA1話のTVアニメ。

『月刊Gファンタジー』に連載されていた、
氷川へきるによるギャグ漫画『ぱにぽに』が原作です。

【概要】

桃月学園を舞台にした教師と生徒たちによるドタバタした学園コントアニメ。

主人公は、10歳でマサチューセッツ工科大学を飛び級で卒業したという、
ハーフの金髪天才少女・レベッカ宮本(ベッキー)
性格的にまだ幼い彼女が赴任して1年C組の担任(ちびっこ教師)になる話から物語が始まります。

桃月学園は1学年4クラスで、作中で扱われるのは1年生。
各クラス個性あふれる教師や生徒たちでひしめき合う、
無法地帯みたいなアニメです。

【感想】

のちに新房昭之監督を始めとして「物語シリーズ」や「まどか☆マギカ」などの作品に関わった、
多くのスタッフや声優が参加しているアニメですね。
私は読んでないのですが、変わった感じの原作漫画をアニメで更にアレンジして、
いかに非常識で不条理な展開にするかにステを全振りしたアニメらしいです。
視聴者の意表を突くことで笑いを取るタイプのアニメですので周回には不向きかもしれません。

このアニメは、ビジュアル的には萌えとお色気と過剰なまでのネタ尽くしにコーティングされていますが、
だいたいのパターンとしてギャグの被害者は泣いたり酷い目に遭うことが多いですね。
山崎バニラが演じる白いウサギのような二足歩行生物が専らの貧乏くじですね。
本当にいつも悲惨な目に遭っています。
他にも同級生の言葉で深く傷ついて、いじけたりする女生徒とか出てきたり。

それら全部がアニメの中ではネタとして扱われているのですが、
「いじり」と「イジメ」の区別。そして物事の善悪がわからん人間が真似したら、
ちょっと困るかな?と思わないでもないことは多々有ったりしてw
作中でいじられる方にタフネスというかしぶとさ、強かさが足りてないのが原因かも。

別の作品になりますが、大武政夫の「ヒナまつり」で、
アイドルの自己紹介風に「中学生のくせにバーテンダーをやっていまーーっす」
を言わされた三嶋瞳なんか、いろいろと巻き込まれて酷いことになっているのですが、
いじられるたびにパワーアップして行き、自力で社会的地位を築いていった凄い人でもあるので、
ああいうほうが安心して見ていられて好みですね、

なんか脱線してしまいましたし、本来なら気にする部分はそこではないでしょうけどね!

アニメ向けに独自にキャラをアレンジしていった結果、原作にない要素が加わっていじり方がそうなったとか?
その代わりにモブ生徒をマネキン人形にしたり、教室を「8時だョ!全員集合」のセットみたく見えるようにしたり、
照明さんなど撮影スタッフを登場させて、実はこれはテレビ番組の収録でフィクションであるということを強調することで、
それを免罪符にやりたい放題フリーダムさを加速させていった感じですね。

実際に、このアニメの視聴者の大多数にはどうでもいいことですね。

それはそうとして、久々にこのアニメを観てみたのですが、
以前は大笑いしてたのに、今回はそれほど面白くもなかったですね。
私のお笑いの趣味が変わったということなのでしょうね!ということで若干評価が下がりました。

なんか、このアニメに対してネガティブなことばかり書いてるように思えますので、
とりあえずセールスポイントを!

有名になる前の神谷浩史など声優陣が豪華。
神谷浩史演じるネコ神様と山崎バニラ演じるメソウサの掛け合いが意味不明で面白かったかも。
OPが3つありますがセンスがいい。
ワイワイと賑やかなのが好きな人にはマッチする内容だと思います。
ただ、ギャグのクセが強いですので多少、人を選びますかもw


これにて感想を終わります。
読んでくださいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 40

64.4 17 コメディで宇宙人なアニメランキング17位
てーきゅう 第3期(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (373)
1986人が棚に入れました
亀井戸高校テニス部の普通じゃない女の子4人の抱腹絶倒の日常を描く。
アホな先輩たちに振り回されるうちにツッコミっぽい立場になった後輩の「押本ユリ」、
テニス部なのにテニスがほとんどできないボケマシーン2年生の「新庄かなえ」、
予想不可能な関西風ド変態2年生「板東まりも」、
何でもお金で解決しちゃう謎多き天然お嬢様2年生「高宮なすの」。
遂に3期突入で、もはや手がつけられなくなったアホ4人のテニスをほとんどしない学園生活。

声優・キャラクター
三森すずこ、渡部優衣、鳴海杏子、花澤香菜、石原夏織、小倉唯、逢坂良太

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

何すか、これ

もう3期か。
いったいこのアニメはどこまで続くのだろう。
もういい加減、書くことがなくなってきた。

このアニメの制作スタッフは、人類の限界に挑戦しているのか。
多少の息切れはありつつも、手を変え品を変え、無理やり笑いを製造中です。

笑い想定箇所の2割程度しか笑えない。
その原因は。
早くて、聞き取れない。
セリフが被って、意味が分からない。
猫の眼場面展開について行けない。
笑ってるうちに次の笑いに突入している。
などなど。
すべて笑える人は、頭の回転が速い方なのだろう。
うまくすれば、このアニメ、認知症の判定あるいは予防に使えるかもしれない。

ちなみにラストのラストに2秒程度の4期告知。
告知も早っです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 31

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アーススターの看板作(宣伝的な意味でも)

好調に3期目突入です。
ボケ倒しの先輩3人に突っ込みまくる後輩1人の、テニスを殆どしないテニス部アニメ。
超ハイペーストーク、超ハイスピード展開、超ハイテンションなギャグ作品。
放送枠(ニコニコ動画配信の場合)5分のうち本編は実質2分弱で、あとはひたすら自社作品の宣伝を繰り返すという超ハイコストパフォーマンスも健在です。


とにかく安定感。
この安っぽい特殊なショートアニメを安定と呼んでいいのかどうかはわかりませんが、おなじみな内容で期待を裏切らないという点では物凄く安定しています。
安定して、いろいろブッ飛んでいる作品。
ギャグの冴えは相変わらずですが、さすがに聞き取るこっちの耳も慣れてきたようで、ネタを漏らすことは少なくなりました。
作画も弱冠ではありますが、手が込んできてます^^


てーきゅう
まんがーる
ヤマノススメ
血液型くん
世界でいちばん強くなりたい
ノブナガン
pupa

次々と矢継ぎ早に打ち出してきたコミックアーススターのアニメ化政策ですが、結局このキテレツなキワモノ作品が今のところ一番面白いw

宣伝に次ぐ宣伝の洪水も、本編見たさに我慢して結局みるので、一緒に刷り込ませてある他作ステマもバッチリ。
アーススターのアニメを支えているといってもいいんじゃないでしょうか?
かなり強引ですが、ね^^

投稿 : 2024/12/21
♥ : 22

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

テニス部×テンポとギャグがぶっ飛んでいる女の子達=てーきゅう~その3~

てーきゅう・3期!

てーきゅうは現在(2017年1月)8期まで放送済み。
(スピンオフ除く)

ストーリーがあるわけではないので、
どこから観ても大丈夫だと思います♪

1期、2期と観てきて、さくっと3期も完走。
この意味不明なギャグも3期になるとなんだか安心感に変わるww

1話が2分ほどのショートアニメ。
全12話です。(+TV未放送2話あり)


● ストーリー
亀井戸高校テニス部に所属する4人の、
高速早口な、ぶっ飛びギャグエピソード。
(※テニスは、ほとんど関係ない。)


1話でも観てもらえたら、
すぐにこの作品の魅力がわかると思います。

早口すぎて聞き取れない台詞。

めまぐるしく動きすぎて、
何が起きたのか目が追いきれないことがある作画。

萌えとかけ離れたぶっ飛んだ女の子たちの姿。

そして、この作品に情熱をかけるスタッフの愛を…。笑


今回も美容室に行ったり、初詣や全国大会編など、
いろいろなエピソードが盛り込まれていましたが、

どれもありえない展開だらけ、
ということは強調しておきます。笑

短い時間でたたみかけるように会話が繰り広げられ、
オチまで転げるように展開が進む。

しかしこれがこの作品の持ち味。楽しい!
たぶん普通のテンポだったらここまで笑えない気がする。

このスピードで駆け抜けるからこそ、
ギャグが生きる!むしろギャグの質が向上する!
それがてーきゅうクオリティ!なのです。

時間の中で止まることなく流れていく
ボケとツッコミの応酬。

息つく暇もない時間ギリギリのやり取りは
一種の芸術作品と感じられるほどの領域に達していますww


● キャラクター
◇押本ユリ(おしもと ゆり)
 …主にツッコミ担当。

◇新庄かなえ(しんじょう かなえ)
 …ピンクの髪の毛。

◇高宮なすの(たかみや なすの)
 …金持ち。何事もお金で解決しようとする。

◇板東まりも(ばんどう まりも)
 …パンツをはいていない変態。


かなえ先輩が1番謎ですが、
私のツボに1番ハマっているのも彼女ですww

あ、でも3期はマイケルも好きだったwww


● 音楽
【 主題歌「ぬふっとてーきゅうポトラッチ」/ Naive 】

タイトルから意味不明な曲きたwwと思ったら、
作詞が原作者のルーツ先生じゃないですか…!
蘇る1期の恐怖。笑

本編で使われている部分も
意味わからないけれど(褒め言葉)、

Fullもすごかったよww

「定型文で求愛したなら テーマパーク九州行こうね」のように、
1期とはまた違う角度から
「てーきゅう」をもじった言葉がたくさん並べられています。

やっぱりこの作品の原作者だけあって、
頭の構造が一般人とは違うんだなと尊敬するww


曲はてーきゅうらしくていいと思うのですが、
今回はアニメーションに物申したい。

パンツやおっぱいがやたら強調される今回のアニメーション。

果たして必要性があったのだろうか?
卑猥要素は邪魔でしかないと思うのだけど。

合いの手の台詞も可愛くて面白いだけに、
曲に集中できないのがもったいないよ!


● まとめ
最後まで安定していた、
てーきゅうワールド(笑)

ぶっ飛び具合が衰えない!

短い時間でサクッと観れちゃうから、
忙しい人にも優しい作品。笑

さて、次は4期だ♪

投稿 : 2024/12/21
♥ : 19

62.3 18 コメディで宇宙人なアニメランキング18位
てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (97)
249人が棚に入れました
お笑いが大好きな阪本やよいは、大阪・なんばにある私立華月高校に入学。小さい頃に「こなもんず」というコンビを組んでいた幼馴染み・高橋よもぎと再会する。早速、商店街のコンテストに出るために、思い出の公園でネタ合わせしていると、謎の少女が声をかけてきた――。
ネタバレ

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

楽しさ

最終的には1話から想像したような上手さとは路線が違う、割と雑なコメディアニメ。
でもこの作品、根本的にアニメが上手い。

15人という人数を完全に制御し切れたとは言えないけど、メインのヤングワイワイを中心に、セレブリ茶からは白壁まこ、弾丸クノイチからは妄想癖のかな、あくだれ王国からはみゆ(親切に私服が名札付き体操服)、シンリャクシャからは宇宙人ちほり。
この7人あたりにスポットライトを合わせている。

個人的にこの中心メンバー7人「以外」からだと、茨城県民にしては美形すぎるあくだれ王国のみさお、メイン回で図々しさが露わになったシンリャクシャの小動物ねもが好き。じゃがいも爆弾。

逆に弾丸クノイチのサラブレッドちとせ、シンリャクシャのリーダーゆいなはキャラが人数の中に沈んでいた気がする。
セレブリ茶のお菓子屋娘ひかりは後半でキャラの薄さを芸風にしていたけど、この立ち位置に3人くらい入っちゃったのは欠点と言える。

ここまで来たら残りの3人についても言及すると、超金持ち娘さえかはメイン回の挙動がカッコよい。
基本的には鉄板の金持ちネタを振るだけの女なのに、金が人格に良い影響を与えている感じがしみだしてくる。
メイン回が4話という早めの話数で行われたのもデカい。

弾丸クノイチの筋肉娘いろはは単純に好み。
この子も筋肉ネタを繰り返すだけだけど、アニメ的に肉体がキレイでえっちで良い。
あくだれ王国のひな。牛久みさおと並んで顔が良い。やっぱり鉄板ネタ以上の地元虐ネタ以外の広がりは薄いけど顔が良い。
あくだれは納豆ヘアのみをタイプの違う美形二人が挟んでる図式なんだな…。


あとはまあ基本的にこのメンバーがワチャワチャしているだけで、このワチャワチャが好きかどうかが全てなんじゃないだろうか。
女の子が3~5人でもワチャワチャできるけど、女の子が15人いればワチャワチャワチャワチャワチャワチャワチャワチャできる。
キャラが15人もいて普通にワチャワチャしようとすると、モブになるキャラが出てきやすい。
それを、15人全員にそれなりにスポットを当てたことは本当に上手さだと思う。

メインコンテンツが「笑い」ではなく「かわいい女の子たち」なのは本物のお笑い好きな人だと不満だろうけど、一般的なアニメファン層を向いていると思う。
わたしはワチャワチャワチャワチャワチャワチャしたアニメ、好きです。




▶1話時点の感想。
{netabare}

漫才のネタじたいで笑わせてくるアニメなのかな~っと思っていたら、どちらかというとクオリティ高い系のコメディアニメだった。
アニメが上手くてびっくり。

1話から15人出てくるのに全然混乱しないのがすごい。
とりあえずメインのトリオ3人。
まあ3人は覚えられるわけで。
あとの12人は1話ではとりあえずチームの個性だけ、覚えて帰ってくださいという感じ。
そのチーム紹介シーンでもスポット当てる子を絞っているので、印象が取っ散らからずに記憶に残りやすい。

茨木出身で、ダサさを売りにしているっぽいあくだれ王国。
あくだれ王国の登場シーンでは、金髪ダサ髷……藁納豆の擬人化みたいな髪型の子にスポットが当たっている。
主人公たちと同じ関西出身、ライバルっぽい普通さのある弾丸クノイチでは、自分の事をめっちゃカワイイと思っている髪の毛ツートンカラーの子。
あとは金持ちチームセレブリ茶と宇宙人チームシンリャクシャ。
15人という人数を考えると、覚えやすい奇抜なチームが2つなのは良い感じのバランス感覚。

というように、感情や視線の誘導が上手い。
今回はここを見ておけばいいんですね、というのが分かりやすい。
技術的に上手いアニメを安心して見たい、という人にオススメかも。


▶クオリティの高さ
ただ、このクオリティの高さが、アニメに慣れた人向けな感じのクオリティ。
てっぺん!!!!!!!!!!!!!!!のビックリマークを見て、多いな~いくつなんだろうって数えてみた時に「15個だから登場人物のことを指してるんだろうな~」とパっと想像がついたりとか(タイトルロゴの! は15色になってどの位置が誰か決まってるし、「ぺ」がよもぎとやよいの二色で富士山に日の出を意図したデザインになったりしてますね)、その手のパターン学習が済んでいる人の方が、より向いてるかもという感覚。

15人という人数がそもそも多めなわけだし、慣れてる方が楽に情報を処理できる理屈。
そう。見ていて「情報を処理している」という感覚がちょっとある。
推理パート? も、先にオチが分かるように誘導されているし、視聴者自信に「あーそういうことね」と腑に落ちさせたい、情報を処理させたい意図があるような気がする。
複雑とか難解というのとはぜんぜん違うけど、これはタイトルから事前に感じるふんいきとはギャップがあるかも。


多めの人数から来るわちゃわちゃ感、もしかしたら群像劇的なものも期待しても良いのかも。
それを上手に誘導してくれるアニメなのだとしたら…と、ハードルの上げすぎもよくない。

細かい点では主人公チームの名前がやよゆになってたり、15人全員名前覚えて見終わってもらおうという努力と配慮を感じる。

▶はじまって3分ちょいの「ドラスティックな鶴」
マジェスティックな君がグラマラスに着こなして???

小ネタをピュッピュと出す雑さけっこう好き。
トキワ荘に対してタカコ荘、しょぼろ納豆とかぜんぜんわからない。

期待を込めて4点スタート。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

3話 今のところ私は結構面白かったです。シリアスが入るとどうかですね。

1話 面白かったけど、「お笑い」と「大阪弁」かあ…炎上するだろうなあ。

{netabare} この作品は見方が重要になると思います。OPEDとクレジットを見ましたが、どうもお笑い系のプロダクションの協力は無いみたいです。ということは漫才やコントを真面目にやるのではなくて、お笑いはモチーフになるんだと思います。

「大阪弁」に「お笑い」とこだわり派が沢山いるカテゴリーでこれをやると非常に誤解を招くと思います。炎上したり叩かれたりする未来が見えますね。
 あくまで「お笑い」や「大阪弁」は作品のテーマかモチーフであって、それを高いレベルで実現するのがアニメの役割ではないのですが、まあ駄目でしょうね。あれが違う、レベルが低いと叩かれる未来しか見えません。
 これって生理的、反射的な拒否反応なんですよね。冷静に見てもらうのはどんなに工夫しても難しいでしょうね。

 あくまで本作の面白さはマンガ的あるいはアニメ的な面白さなんだと思います。前半こま切れではありましたが4コマ漫画的というよりは、うまくキャラの説明をしてました。トロフィーの事件が1話通じてあったりしたので、脚本は練っているのでしょう。ギャグアニメですね。構成と演出はしっかりできていたと思います。
 M1ならぬてっぺんグランプリが脱落方式だとすると、ひょっとしたらスポコン的な感動になる可能性もありますね。

 そういう視点でみると普通に面白いし、実際24分間飽きずにずっと見てられました。
 
 作画は遠くから見るとちょっと荒い気がしますが、寄りだとかなり丁寧な感じです。キャラデザは久しぶりにみたヒラメ顔の系譜ですね。シャフト的ではなくて、どちらかといえばラブプラス的な目の離れ方ですね。なれるまで数分かかりますが、慣れるとちゃんと可愛いです。

 声優さんはよくわかりませんが、茨城の金髪の小さい子の声優さんの声だけ違和感があったかなあ。

 ということで、私は普通に面白かったです。「お笑い」と「大阪弁」叩き。そこを跳ね返すパワーがあるでしょうか。ご愁傷様にならないようにがんばってください。 {/netabare}


3話 あれ、2話は?って、そういう事情ですか。フィーリングが合えば面白い。批評してもしょうがないので、面白ければ見ればいいと思います。

 2話については、日本を揺るがす大事件でしたから、その題名は駄目なのは理解しました。
 ただ、今週第3話見る限り、え、自粛する必要あった?ですね。

 3話については茨城の子たちがなかなか可愛らしいし、テレビ番組のパロディ的なストーリー展開も面白かったと思います。考察うんうんする話ではないですね。要するにギャグですからね。フィーリングが合うかどうかで見るかどうか決めればいい話で、あらさがしは全く意味がなさそうです。
 むしろ、ストーリーとか設定にツッコミどころがあるくらいがちょうどいい緩さなのかもしれません。

 ただし、親の七光り的な真面目なテーマ性が入ってくるとどうでしょうね。ちょっとシリアス入るなら批評の対象になって出来不出来が出てくると思いますが…どうなりますか。

 取り敢えず新着に気が付いたら見ると思います。もし、シリアス展開になったら、そのとき改めてレビューします。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 8

大貧民 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

とりあえず一話切りはしない方法で。--> 断念した

間とテンポが合えば、まあまあ見ていられる。
まあまあ楽しかった。
関西の子らはあれでいいと思うけど、他の地域はどうだったのだろう。知らんけど。
UFO読んだりとか城立てたりするセレブってのは、設定がとっちらかってる気もしないでも無い。

一話ごとに当番が違うようで、

二話までは、まあ、普通。

三話 ちょっと話が雑。ギャグだからいいのかも知れないが、あれだと税金はどうする積もりなんだろう。あんな感じでちゃんと考えているようには見えないが。

四話 ミステリーゾーン的な話。ジャンル的には好きだが肝心のツッコミネタが微妙。

キャラに共感や感情移入も出来ず、面白さが見いだせないので断念。
OPは良くできていたけどね。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

67.6 19 コメディで宇宙人なアニメランキング19位
ケロロ軍曹(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (306)
1881人が棚に入れました
ガマ星雲第58番惑星「ケロン星」から地球(地球外の全宇宙人の呼称はポコペン)の侵略を目的に軍隊が派遣された。
その先発隊として隊長・ケロロ軍曹、機動歩兵・ギロロ伍長、暗殺兵・ゼロロ兵長(後にドロロと改名)、突撃兵・タママ二等兵、作戦通信参謀・クルル曹長の5人の兵士からなる宇宙侵攻軍特殊先行工作部隊・ケロロ小隊が地球に降り立った。
しかし、地球に降り立つ際に5人は散り散りになってしまう。隊長であるケロロ軍曹は、はぐれてしまった仲間たちを探し出し小隊の立て直しを図るべく一軒の民家・日向家に潜伏するが、偶然にもそこに住むポコペン(地球)人の日向夏美とその弟冬樹に発見・あっさりと捕獲されてしまい、秘密裏に進めるはずだった地球侵略は失敗に終わり、本隊は彼ら先発隊の5人を残して撤退してしまった。
こうして地球に取り残された5人のケロン人は、侵略するはずの相手と同居するという奇妙な生活を始めることとなる!?

声優・キャラクター
渡辺久美子、小桜エツコ、子安武人、草尾毅、中田譲治、斎藤千和、川上とも子、平松晶子、池澤春菜、能登麻美子、石田彰、藤原啓治

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

おつかれさま、おかえりなさい。

原作は連載時からのファン。まさにわたしも少年?wで・・
少年エースにおいてお兄さん、オッサンのオアシス。
超B級、漫画誌の脇を固める最強の漫画をめざして作られている。
内容は不二子先生、SF、アニメ、特撮、ゲームなどなどへの愛とオマージュ、そしてエロとロリです。
全然少年ではなくオッサン、オタクでないと面白くない超ディープなギャグ、一向に登場しない5人目ww


そんな作品がなにを狂ったのか朝アニメに。
第一期は原作を踏襲しておりかなり面白い。サンライズ以外のネタも使ってます。カトキハジメがなぜかメカデザインしてたりwエロにも甘い。キャスト決定後の声優ネタもwちゃんとやってたんですが・・・。
しかしながら1年目後期から子供たちにキャラクターが人気になってしまい・・・2年目はケロロ本来の作品性は失われ月刊誌である以上原作ストックもつきた。
自社のガンダムネタばかりになり、モアちゃんの制服姿もいつのまにか時代錯誤に。よく7年もったと思う。


すっかりベテランの斎藤さんも能登さんもすごく若かった・・亡き川上さんを初め、渡辺さん、石田さんと豪華キャストがメインを固める。ゲスト声優もものすごい贅沢。
よく斎藤さんが渡辺さんを師と仰ぐがケメコをはじめ・・イっちゃってる演技はうまさに。


あまりの忙しさ、作品の独り歩き、子供人気における原作に対しての制約(ちなみに子供向け単行本はエロ描写カット)などの数々のストレスか・・原作者が頭がおかしくなっちゃった(自身のHPに突然『助けて』って書いて大騒ぎになった)のも思い出。
原作中でもケロロ本人が遠まわしに独白して自虐ギャグにしてます。


そんなこんなでブームも人気も去り、アニメは終了。原作はとっくの昔に多少丸くはなったものの元通り。夏美ちゃんたちの健康的エロスの肉体がまぶしい。
出演者も言ってますがストックがたまったらきっと帰ってくるのでしょう。こんどはちゃんとした深夜枠で本来の姿で再びその雄姿をみるのを待っています。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

おっさんホイホイのパロディがいい! そして1回限りの声優の無駄遣いはここから始まった

このアニメは角川さん系列の中で非常に完成度が高くて面白かった!
それとパロディも面白い!(理解できるのとできないのがあるけど)特に昔の戦隊ものは基本分からない。でも当時に流行ったアニメのパロディや芸人ネタもちょくちょく入っているので非常に笑えます。
そうかあれはゴレンジャーの必殺技だったのか

コゴローの「癒着!」は毎回笑ったわ・・・そして「ドゥーー!!」も・・・

夏美さんは性格的に好きには絶対なれません。むしろ大嫌いです(ケロロ達を「大したこと無い」と考え常に嘲笑するから、「かかってきなさい」の姿勢を崩さないから。ツンデレの部分はあるけれどシャナには到底及ばない。ほむほむやスバルの方が100倍まし)

何気に中の人的にテイルズ率とプリキュア率が高いし他の魔法少女アニメ率もある

話のネタで面白いのは桃華さんの恋ネタとウェットルマンネタかな。それとコゴローネタも。

2、4、6、7シーズンのみに放送されたオムニバス形式のゲロゲロ30分ネタは常に爆笑覚悟ですのでおすすめです!
でも俺の観点だと6シーズン以降から面白みがなくなるため気をつけてください。7シーズンは時折声優を無駄遣いしてます。
2シーズンの最後はエヴァのパロディっていかにも最終回!?って感じがしたので非常に良かった。
川上さんの演技も見事だし
(ご冥福をお祈り致します)

シーズンごとの面白さの順位は
1.2シーズン
2.3シーズン
3.4シーズン
4.6シーズン
5.5シーズン
6.1シーズン
7.7シーズン

だと考えています。3シーズンのアド街ック天国のネタは非常によかった。

ゴールデンアニメに対して桃華さんは俺の嫁です。他は多分いません

深夜アニメではフェイト、CLANNADの渚、けんぷファーの沙倉さんぐらいしかいないと考えています

ゴールデンで映えるヒロインは価値が高く
深夜アニメの方がとにかくアニメの数が多いため価値は低くなるのではないかと考えています。

それと最後のシーズンはどうもマンネリ化して面白みに欠けました(30分きっかりやらなかったから)

またオリジナルで放送再開してくれるよう願います
尚新ケロロの声はビッキーだとッ...!?

尚声優の無駄遣いに関してはニコ動で検索のこと

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

ふきゅ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

うん、面白いbb

暇なときにorたまに見る分にはいい作品ですねbb
ですが、毎回見ようとは思わないかな?
流れで見ることが多々でしたbb

毎回ギャグで笑わされてましたし、
もし宇宙人がこんなのだったら絡んでみたいかもw

声優陣は渡辺久美子さん、小桜エツ子さん、中田譲治さん、子安武人さん、草尾毅さん、
斉藤千和さん、川上とも子さん、桑島法子さん、広橋涼さん、石田彰さん
皆さんご存知の方は多いのではないのでしょうか?

音楽はEDが一時期、某吉本芸人が歌っていましたねw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 3

70.1 20 コメディで宇宙人なアニメランキング20位
銀魂゜(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (465)
3369人が棚に入れました
完結篇からのまさかの復活!!

天人(宇宙人)が来襲して、突如価値観が変わってしまった町、江戸。
宇宙人、高層ビル、バイクに電車などなど何でもありの世界で、変わらない“魂”を持った最後のサムライがいた。

男の名は坂田銀時。
通称、万事屋・銀さん。
いい加減で無鉄砲。
でも決めるところはさりげなく決めたりして…。

笑えて、泣けて、心温まる、銀さんとその仲間たちの生き様、とくとご覧あれ!

声優・キャラクター
杉田智和、阪口大助、釘宮理恵

nk225 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

デキるオタクはここで判断している?

2015年秋アニメも出そろいましたね。しかし、度胆を抜かれたというか……想像していた方向とまったく異なっていたのが「おそ松さん」ではないだろうか。初回の放送がスタートしてからカオスなネタと相次ぐパロディの連続に、ネット界隈を中心に「なんなのこれww(褒め言葉)」状態に。

その一方で「銀魂の監督とスタッフなのか。だったら納得」「監督の過去の作品からすると当然の展開」といった声も。うーむ……どうやらコアなアニメファンは監督などからも事前に情報を得て、放送開始前から内容を想定しているようだ。

【藤田陽一氏】
2015年秋放送:「おそ松さん」
過去に関わった作品(例):「銀魂」シリーズ(監)/「貧乏神が!」(監)/「ラブライブ!」(第2期)

とにかく各種パロディ&ハイテンションな演出で我々を楽しませてくれる藤田監督。2016年にはEテレで放送予定の「クラシカロイド」でも監督として携わるとのこと。Eテレと藤田監督……これは見逃せない。

揺れる長髪が魅力的!?アニメファンが選ぶ「もっとも長髪の似合う男性アニメキャラ」
第1位には、大人気の人情時代劇コメディー『銀魂』から、反幕府勢力『攘夷党』の党首「桂小太郎」が選ばれた。黒い長髪が特徴の整った顔立ちをした細身の青年で、「狂乱の貴公子」「攘夷志士の暁」「逃げの小太郎」の異名を持つ。ちなみに、「ヅラ」のあだ名で呼ばれ、それに対して「ヅラじゃない桂だ」と返すのが定番のやりとりとなっている。

「誰得のシリアス」「涙なしでは観れない」アニメ『銀魂』、ついに「将軍暗殺篇」突入でファンのテンションが…
今月3日、公式サイトで“12月2日より「将軍暗殺篇」に突入!”と伝えられたTVアニメ『銀魂゜』(テレビ東京系)。“待望の映像化、将軍暗殺篇、いよいよ開幕!!”とも謳われているのだが、ファンの反応は決して芳しいものではないようだ。

「週刊少年ジャンプ」で連載されている空知英秋氏の『銀魂』(共に集英社)。同作は、2006年~10年に『銀魂』、11年~13年に第2期&延長戦『銀魂’』と TVアニメ化し、今年4月より第3期『銀魂゜』を放送している。来月からスタートする「将軍暗殺篇」は、基本的に短編のギャグメインで展開される『銀魂』とは違い、シリアスな長編もの。

ざっと物語を紹介すると、第14代征夷大将軍・徳川茂茂の暗殺未遂事件から始まり、茂茂の護衛を任された松平片栗虎は、陸路(真選組)、海路(服部全蔵)、江戸城に御庭番の影武者(万事屋一行)を配し、本物の茂茂は海路を行く貨物船に潜ませるという安全策を計画。しかし、全蔵の裏切りにより茂茂は殺害され、さらに陸路には伊賀衆、海路には神威・高杉晋助が率いる春雨&鬼兵隊の連合艦隊が迫り……といった流れである。

『銀魂』の節目にもなるシリアス長編「将軍暗殺篇」。同編のアニメ化に際し、坂田銀時役・杉田智和は「コメントを控えたくなる位話に集中したいところ」、志村新八役・阪口大助は「我々の精神はシリアスに耐えられるのか」、神楽役・釘宮理恵は「スタジオの中はいつもと同じ顔ぶれなのに、『将軍暗殺編』はいつも以上にピンとした緊張感が張り巡らされているのを感じました」と、それぞれが重めなコメント。

とはいえ、今後の展開に大きく関わる「将軍暗殺篇」がアニメ化されるとあらば、その後のアニメ化すら約束されたようなものだとも思うが、ファンはあまり喜んでいない。当然、「シリアスなときほど傑作」「今回は欠かさず観るぞ~」「これは早く観たい」といった声もあるが、多くのファンは「もう!? 覚悟できてないよ」「遂に始動しちゃうんだ…」「この日が来てしまった」「無理無理無理、泣くもん」「涙なしでは観れない。つうか、すでに泣きそう」という望まぬ声が見られる。なお、これは同編の結末に起因する反応だ。

また、放送回数を気にするファンからの「何話でやる気?」「ダラダラ延ばすのはやめてほしい」「“さらば”(真選組)と半々くらいでやるのか?」「“さらば”は、『将軍暗殺篇』の様子見てからじゃね」といった声や、ギャグ好きからの「観なくていいかな」「笑える箇所がないんだよな。無駄に引っ張るし」「シリアスでいくならパス」「シリアス回何話かやってギャグ回に戻るパターン好きだから、シリアスだけで長い話は嫌だな」「誰得のシリアス」「ギャグ回は好きだったよ!今までありがとう」などの声も上がっている。

なんだか否定的な声が多く見られる「将軍暗殺篇」。しかし、すべては傑作長編として名高く、『銀魂』ファンならアニメ版を進めていく上で、いつかは乗り越えなくてはならない壁だからこその反応だろう。さあ、将ちゃんの男気を見届けようか。

声優・釘宮理恵のハマり役アニメキャラ
ツンデレを演じさせたら右に出るものはいない、「ツンデレの女王」として君臨している声優・釘宮理恵。くぎゅの愛称で親しまれている彼女の演技に惚れこんだ人も多いのでは?

『銀魂』のキャラクター《神楽》
アニメ『銀魂』は週刊少年ジャンプの人気漫画を原作としていますが、常に放送倫理ギリギリを攻めるアニメとしても有名になりました。放送開始初期には「釘宮さんにあんな下ネタを言わせていいのか」と、ファンから心配の声があがったほど。《神楽》はファンにとって、いろいろな意味で印象深い役になっているようです。

『ゼロの使い魔』のキャラクター《ルイズ・フランソワーズ》
釘宮理恵の声が好きで好きでたまらなくなるという通称「釘宮病」、その感染源のひとつとされるキャラクターであり、未だに根強い人気を誇っています。

【アニメキャラの魅力】ミントン、カバディ、あんぱん?目立たないけど実はデキル男「山崎退」の魅力とは?
江戸時代末期、地球に襲来した天人(あまんと)と侍たちのギャグ、シリアス、バトルの入り混じる物語『銀魂』。そこに登場する真選組の監察方「山崎退(やまざきさがる)」。主要キャラと呼ぶには地味過ぎ、モブと呼ぶには目立ちすぎる・・・。今回はそんな中途半端(?)な存在「山崎退」の魅力についてご紹介したいと思います。

■多すぎる趣味
『銀魂』の「山崎退」と言われてまず思いつくのが、「ミントン」「カバディ」「あんぱん」というキーワードでしょう。

山崎は物語に登場した当初からミントンをしています。花見の回で場所取りをしているはずの山崎。仕事を放置してミントン・・・。沖田さんの「山崎ならあそこでミントンやってますぜ」の言葉から、土方さんに追いかけられるシーンはとても印象的でした。他にも政府のお偉いさまの護衛をさぼってミントンをしたり、みんなが素振りしている横でミントンをしたり・・・と、うっとうしいまでのミントン押し。

カバディの登場は少ないですが、「ミントンじゃないの?」「カバディってなんだ?」と興味をそそられます。カバディについては・・・いまいちルールが分かりません(笑)山崎の謎が深まります。

その二つの後に登場したのが「あんぱん」です。監察方である山崎は、“張り込み”の仕事をすることが多いです。その張り込み中には「あんぱん」と「牛乳」しか口にしないというのが山崎の信念。なんだその間違った頑張り方は、というのが本心ですが、そんなところも可愛らしいです。最近ではあんぱんを敵に投げつけるという攻撃法まで登場し、“山崎=ミントンorあんぱん”という図式が完成しました。

■土方さんとの掛け合い
「土方十四郎」は真選組の副長、主人公「坂田銀時」のライバル(?)です。監察方という裏の仕事をしている山崎は、明るく快活な局長の近藤さんではなく、土方さんの命令で動くことが多いです。ゆえに二人セットでの登場が多く、その掛け合いはなかなか魅力的です。

仕事を放ってミントンをしたりカバディをして土方さんに殴られるシーンはもはやお決まり。沖田さんの「山崎ならミントンしてますぜ」からの土方さんの「山崎ぃぃぃいいいいい!」という流れに毎回にやにやします。張り込みが長引きすぎてあんぱん生活に疲れた山崎が、土方さんにあんぱんをスパーキングしたシーンには声をあげて笑うこと必至です。

そして不意に訪れるシリアス回。ミツバ編で土方さんと唯一情報を共有しているのが山崎だった時には、二人のその信頼関係に感動したものです。真選組動乱編では、殺されそうになりながら土方さんたちに情報を伝えようと這っていく姿。今までの間抜けな姿と全く違い、思わず涙が・・・。

■案外できる男
ギャグシーンが多く、他のキャラクターと比べて弱そう(主要キャラたちのように戦闘シーンが出ないので、強いイメージが付きにくい)な山崎ですが、監察方としての能力はピカイチです。お通ちゃんが人質に取られる場面では、人質の女性に扮した山崎が犯人グループの隙をついてお通ちゃんを救出しました。

山崎が情報収集をする場面が描かれることは少ないですが、要所要所で土方さんに情報を伝えるのはいつも山崎の仕事です。どこでその情報を得ているのかを考えると、描かれていないだけで実はしっかりと仕事をする優秀な男なのだと分かります。潜入捜査での変装など、地味だからこそ出来る事。たくさん描かれるギャグシーンと、時折垣間見る優秀さのギャップがまたたまりません。

もっと活躍シーンが見たいような、いつまでも地味でいて欲しいような、微妙な思いを抱えてしまう・・・そんな「山崎退」。『銀魂』を見たことがない人も、既に見ている人も、ぜひ「山崎退」にスポットライトを当ててみてください。面白い『銀魂』がさらに面白く感じられると思います。

【アニメキャラの魅力】全てをぶっ壊す!ミステリアスな魅力満載テロリスト「高杉晋助」の魅力とは?
江戸で繰り広げられる笑いあり涙ありのコメディアニメ『銀魂』に登場する、鬼兵隊総督「高杉晋助(たかすぎしんすけ)」。事件の黒幕だったりする事も多く、江戸を破壊しようとしたりと色々やらかします。突っ込みどころだらけの銀魂キャラの中で、全くボケたりツッコみもしない唯一のシリアスキャラなのですが・・・。今回は、そんな独特の異彩な雰囲気を放つ「高杉晋助」の魅力についてご紹介いたします。

■ド派手でミステリアスな外見
まず目を引くのは大きく胸のはだけた着物。鎖骨や胸元が丸出しで寒くないのかと思うほどにはだけた着崩し方は、大人の色気ムンムンでちょっとドキドキします。着物の柄はとにかくド派手。高杉の、“派手な事や祭が好き”というキャラクター性が如実にあらわれています。そして、そんな格好で三味線を引いたり煙管を吸う彼の姿はとてもセクシーなのです。『銀魂』OPに出てくる彼の立ち姿は、かっこいいを通りこして“美しさ”さえ感じます。

そして一番のキモは、左目にまかれた包帯。とてもインパクトがあります。この包帯によって、更に彼のミステリアスさは増しています。彼の包帯の下はどうなっているのか・・・、とても気になるところです。

■破壊主義
高杉の魅力は外見だけにとどまりません。言動、行動理念全てがとても魅力的です。

「俺はただ壊ただすだけだ・・・この腐った世界を」
「すべて壊すだけさ。獣の呻きが止むまでな」

このような台詞からでもびしびしと伝わってくる彼の破壊衝動。アンニュイささえ漂います。“攘夷志士の中で最も過激で最も危険な男”とまで言われているほどです。「腐った世界」や「獣の呻き」など、厨二病溢れる単語をよく使いますが、そんな台詞も恥ずかしげもなくさらりと言ってしまうかっこ良さ。独特の笑い方も相まってゾクゾクしてしまいます。

そして、彼は銀さんや桂の恩師でもある、「吉田松陽(よしだしょうよう)」先生をなくしてしまった世界に復讐するため、あの手この手で江戸幕府を破壊しようとします。とにかく破壊を追い求める姿、そのストイックさにキュンキュンします。

■ギャップ萌え
高杉はただシリアスなだけではありません。過去の彼は銀魂キャラらしく少し抜けたところも。高杉は銀さんに比べて身長が低いのですが(参考:銀さん177cm、高杉170cm)、銀さんたちと共闘していた攘夷戦争時代には、銀さんから「チビ」などとからかわれて銀さんを殴ったり・・・。他にも、銀さん、桂、坂本たちと缶蹴りに興じたりするノリの良さがあったり、異様なほどヤクルトに執着したり・・・と、実は意外と可愛い一面もたくさんあるのです。そんな彼がやさぐれてしまったのは、やはり恩師であった松陽先生を失ってしまった事が大きいのでしょう。

■銀さんとの関係
高杉は銀さんの最大の宿敵といえるでしょう。攘夷戦争後の再会時、銀さんの後ろから斬りかかろうとしたり、共闘していた攘夷戦争時代にも遊女の事で喧嘩して、お互い1ヶ月も口を利かないほど・・・。しかし、高杉と銀さんは、ただ仲が悪いというわけではないのです。

紅桜編の高杉は「岡田似蔵(おかだにぞう)」に対して、「二度と俺達を同志なんて呼び方するんじゃねェ。そんな甘っちょろいモンじゃねーんだよ俺達は」などと、意味深な台詞を言っています。銀さんは銀さんで、再会時に高杉に斬られそうになっても、木刀を抜かずにグーで殴ったところを見ると、何か思うところがあったのかもしれません。きっと高杉と銀さんはどこかでお互いを気にかけているのでしょう。2人の間には見えない強い絆があるのではにないでしょうか。

原作ではもっと深く高杉と銀さんとの関係が掘り下げられていますので、2人の関係が気になる方は是非原作もお読み下さい。「高杉晋助」の今後のさらなる活躍、楽しみで仕方ありません。

入れ替わって何する!?アニメファンが選ぶ「一日だけ入れ替わりたいアニメ・漫画の同性キャラ」
女性が選ぶ“入れ替わりたい女性キャラ”の第1位には、大人気の人情時代劇コメディー『銀魂』から、本作のヒロインでもある「神楽」がランクイン。もちろん彼女のような自由奔放な生活を体験してみたいという思いもあるのだろうが、どちらかというと彼女の周りにいる魅力的な男性キャラクター達との楽しい生活を夢見る、そんな女心が反映された結果と言える。

この子だけには気をつけろ!?アニメファンが選ぶ「怒らせたらもっとも怖い女性キャラクター」
第1位には、実写映画化も話題となっている、圧倒的な力を持つ巨人に抗う人間たちの戦いを描いたファンタジーバトル漫画『進撃の巨人』から、主人公の幼馴染で同作のヒロイン「ミカサ・アッカーマン」が選ばれた。女性で2位、男性で3位と、男女ともに多くの票を集め、性別関係なく誰もが認める「怒らせたらもっとも怖い女性キャラクター」となった。ちなみに同キャラは、以前キャラぺディアにて発表した「もっともカッコイイと思う女性キャラクター」でも堂々の1位を獲得している。

続いて第2位に選ばれたのは、大人気の人情時代劇コメディー『銀魂』から、江戸一番の美少女であり、志村新八は実姉でもある「志村妙」。実際に戦う描写は多くないが、拳の一撃で人間を10mほど吹き飛ばし、飛び蹴りで巨大なゴリラ型宇宙人をなぎ倒すなど、全体的にその戦闘能力は高い。女性を中心に多くの票を集め、女性ランキングでは1位となっている。

そして第3位には、川原礫によるライトノベルが原作の人気アニメ「ソードアート・オンライン」から、ヒロインである「結城明日奈(ゆうきあすな)」がランクイン。良家の令嬢でありながらSAO最強クラスの剣士、また数少ない美しき女性プレイヤーである。総合1位の「ミカサ・アッカーマン」同様、「もっともカッコイイと思う女性キャラクター」では2位を獲得。その他のランキングでも常に上位にランクインする人気キャラクターである。

【アニメキャラの魅力】ボクっ娘か百合キャラか!?悩み多き名家の跡取り「柳生九兵衛」の魅力とは?
幅広い世代に人気の『銀魂』は、万事屋を営む「坂田銀時」を中心に、ギャグとシリアスが絶妙に混じりあうSF時代劇人情コメディです。今回は、悩み多き剣術家「柳生九兵衛(やぎゅうきゅうべえ)」の魅力についてご紹介いたします。

■複雑な生い立ち
整った顔立ちに眼帯、長い黒髪をポニーテールにして自らを「僕」と言う柳生九兵衛。一見男の子のようですが、実は女の子です。剣術の名家・柳生家に生まれ、嫡男として育てられたため、体は女でも心は男となってしまいました。更に、男性が苦手で、触れると「僕に触るなァァ!」と将軍さえ投げ飛ばします。セレブ侍ながら多くの悩みを抱えて葛藤する九兵衛は、他のキャラにはない魅力が満載なのです。

■「堅物クソ真面目キャラ」(by桂)
自分の性別に対してコンプレックスを持っている彼女は、女性にも男性にも憧れがあります。悩みが悩みだけに『銀魂』では下ネタに直結し、「堅物クソ真面目」という性格も災いし、本人はいたって真面目ながら過激なギャグになってしまう事もしばしば。また、合コンに鎧と馬で現れるなど、育ちが良いせいか世間知らずで人を信じやすく、そこがまた面白くかわいい魅力です。

寿限無回でもその性格が災いし、さるお方に「寿限無寿限無ウン(略)ビチグソ丸」という、とんでもなく長い名前を付け、毎回それを律儀に呼んでいました。アニメは面白かったものの、本当に大変だったと思います(声優さんが)。

■お妙が大好き
そんな九兵衛は「志村妙」と幼馴染で、幼い頃にお妙を守るために左目を失明しています。強く優しいお妙が大好きな九兵衛。最初はお妙を強引に嫁に取ろうとしましたが、今では親友に。ただ、九兵衛の愛情表現は“友人以上”のことも多く、「近藤勲」とは恋のライバルの様相を呈しています。しかし、幼い頃からずっとお妙を慕い、尾美一篇では近藤と共にお妙の幸せを第一に願っており、恋か友情かはともかく、九兵衛のお妙への思いは誠実なものなのです。

■実は美少女
普段は男装の九兵衛ですが、女性らしい服もモジモジしながら着ています。ツインテールに二―ハイソックス。小柄ながらスタイルも良く、まごうことなき美少女です。世話役の「東城歩」は「若はゴスロリが似合う」とゴリ押ししており、彼の普段の変態性にはドン引きですが、そこだけは大いに同意できます。特に2年後(イボ)篇で登場した時は、それはもう衝撃的な可愛いさでした(余計な物が付いていましたが)。男女逆転篇では超イケメンに変身していましたし、九兵衛は、素晴らしい容姿的素質を持ったキャラなのです。しかも美乳。

■特徴は多いがキャラは迷走
そんな九兵衛ですが、ジェンダーの悩みは常につきまとい、自分でも「本当になりたいのは男なのか女なのか」「百合キャラなのか僕っ娘なのかキャラもブレブレ」と言っています。そして訪れた試練が前出の「男女逆転篇」でした。見た目のインパクトに話題が偏りがちですが、このエピソードは「男とか女ではなく、自分らしく生きよう」という『銀魂』らしい素敵な結末を迎えています。九兵衛の抱えている悩みは複雑で、おそらく今後も悩む事があるでしょう。しかしもう彼女は、それさえも“自分らしさ”として受け入れて生きていけるのだと思います。

自分の生い立ちには納得しつつも、自分の性に関してはいつも葛藤し暴走する「柳生九兵衛」。しかし、そんな悩みを抱える人間らしさが、逆に彼女を魅力的にするのです。強くて可愛い「九ちゃん」が、ありのままの自分を好きになれることを心から祈っています。

【アニメキャラの魅力】こんな大人になっちゃダメ!?マダオこと「長谷川泰三」の魅力とは?
原作の連載もアニメ放送も長期に渡り、いまや国民的人気を博す『銀魂』。これだけ長いとキャラも沢山いるわけですが、今回は、原作で第二訓から登場している作品一不運な男マダオこと「長谷川泰三(はせがわたいぞう)」の魅力をご紹介いたします。

■まるでダメなオッさん、略して「マダオ」を世に知らしめる
サングラスがトレードマークで、段ボールを小脇に抱え、人生を彷徨っている38歳無職「長谷川泰三」。今では本名より「マダオ」と呼ばれることが多くなっています。なお「マダオ」には沢山のパターンがあり、「負けないダンディな男」「マイケルダグラスみたいな男」など、作中でしばしば新作が現れます。また、「マダオ」という言葉は、今や『銀魂』以外でもネットを中心にかなり使われており、“銀魂はよく知らないけど「マダオ」の意味は知っている”という人さえいるのではないでしょうか。この言葉をこれだけ世に浸透させたのは、『銀魂』と長谷川さんによる功績(?)が大きいでしょう。

■人生が転落するほどキレが増すギャグ
長谷川さんは元々下級武士の出身で、高級官僚の娘ハツと結婚し、入国管理局の局長というエリート街道を邁進していました。しかし、一時のテンションに身を任せてハタ皇子を殴り飛ばし、転落人生を歩み始めます・・・。最初の頃こそ職を転々としていましたが、今やホームレス、もしくはただの“グラサン掛け機”になりました・・・。しかし、堕ちれば堕ちるほどキャラは際立ち、目は闇となり、メインのギャグ回も増えました。個人的に大好きな、アニメ136話のマンション探しの回は、テンポと間が最高で長谷川さんのツッコミも冴え渡り、何度見ても笑えます。

■親しみやすく憎めない人柄
局長時代と違い、今ではすっかり人の良さが溢れ出ている長谷川さん。銀時とは良い飲み仲間です。生活がイマイチ安定しないダメっぷりが似ている事もあり、二人は気の合う間柄なのでしょう。長谷川さんの気取らず誰とでも仲良くなる、憎めない人柄も大きいと思います。彼は桂や近藤とも親しく、子供たちにも意外と人気があります。今は家を出ていってしまったハツも、きっと彼のそんな所に惹かれたのでしょう。ハツは名家のお嬢様ですが、長谷川さんの為に時にはボロを身に纏い土下座をし、別居をしている今でも長谷川さんを気遣っています。長谷川さんも時折連絡を入れたりと、2人の仲の良さを感じさせます。

多くの主要キャラが人間離れした強さを持ち、ヘビーな過去を背負っている中で、どちらかというと普通で、いつまで経ってもうだつの上がらない、しかしそれ故に親しみを感じさせるのも長谷川さんの魅力だと思います。

■愛すべきマダオ
そんな長谷川さんですが、実は何度か脱マダオの機会がありました。しかし、例え「クイズマダオネア」で一千万円を手に入れたり、就職できるチャンスがあっても、人が良過ぎるため、他人の幸せの為に自らそれを譲ってしまうのです。

長谷川さんはダメな大人の代名詞のように言われています。しかし、そのダメさは時に自分よりも周りの人の幸せを優先する、素晴らしき優しい“ダメさ”なのです。大事なところで人として真っ直ぐに生きる、人情味あふれる長谷川さんは、つい応援したくなる愛すべき「マダオ」なのです。誤解を恐れずに言えば、長谷川さんは『銀魂』という作品と同じで、「(い)なくてもどうにかなるけど(い)ないと寂しい」というキャラだと思います。そんな親しみやすく目の離せない「長谷川泰三」。これからも力一杯応援していきたいと思います。

【アニメキャラの魅力】残念なドМ美女!?始末屋さっちゃんこと「猿飛あやめ」の魅力とは?
男性にも女性にも大人気の作品『銀魂』。今回は、主人公「坂田銀時」に対して、過激すぎる求愛行動をとる「猿飛あやめ」の魅力についてご紹介いたします。

■黙っていればナイスバディのクール風美女
猿飛あやめ、通称「さっちゃん」は、元は幕府の隠密・御庭番衆の“くノ一”で、現在は始末屋として正義の暗殺稼業をしています。紫色のロングヘアに、忍び装束でナイスバディな身を包み、メガネを掛けた一見クールな知的風美女。泣きボクロがチャームポイントの彼女は、口を開けばその変態っぷりが炸裂する“残念な”美女なのです・・・。また、忍の腕は超一流なものの、ド近眼ゆえメガネを落とす度に窮地に陥ります。

■銀さん大好き!な変態
始末屋の仕事中に出会った銀時に恋心を抱き、ついでに己の変態性にも目覚め、いまやドМになってしまったさっちゃん・・・。自らを「メス豚」と呼び、縛られ吊るされ、しかし本人は大変嬉しそう。『銀魂』全キャラの中でも「東城歩」と並ぶ変態キャラに成り上がり(下がり?)ました。ちなみに、М属性は銀時専用のようで、他のキャラへはむしろS気味です。

銀時へのアプローチは激しく、万事屋に忍び込むことは勿論、室内をこっそり改造して銀時を観察するようなストーカーと化しています。元は超一流のくノ一ですから、ストーキングもお手の物です(ほめてません)。そしてその変態さに、より磨きをかけているのが中の人。声優「小林ゆう」さんの素晴らしい演技で、さっちゃんの変態性は大きく増していると思います(ほめてます)。

しかしそんな過激な行動さえ実は照れ隠しでは・・・?と思われるフシが。なぜなら、普段あれほど積極的にも関わらず、いざ正攻法で迫るとなると、恥ずかしくてテンパってしまうのです。また、銀さんから初めてプレゼント(?)を貰った時も、片時も離さず喜んでいました。その行動の極端さゆえに霞がちですが、さっちゃんは、基本的にとても可愛い恋する乙女なのです。ただそれが、少しだけおかしな方向に表現されてしまうだけで・・・。

■素直ではない友情
さっちゃんは、「志村妙」や「月詠」を一方的に恋のライバルとして見ています。しかし、そこに「柳生九兵衛」も加えて、4人で一緒に行動したり協力して敵と戦ったりする事もしばしば。また、劇場版第2作では、病に倒れたお妙に対して、叱責のような励ましをしてその友情に涙を誘いました。なんだかんだで彼女たちは良き友であり、素直でないさっちゃんの“憎まれ口の裏に垣間見える優しさ”にグッときてしまうのです。

■服部全蔵との腐れ縁
忍者学校で一緒に学び、御庭番衆頭目だった「服部全蔵」とは、いまでも仕事で連絡を取り合う仲です。付き合いの長い二人は、クールな仕事仲間ではありますが、それとなくお互いの近況を気にしている様子です。そんな二人の関係が、がっつり語られるのが「将軍暗殺篇」。まだアニメにはなっていませんが、シリアスモード全開の本エピソードは、さっちゃんの忍としての強さと格好よさはもちろん、彼女の仲間を思う気持ちや、正義感がひしひしと伝わってくる良作です。早くこのストーリーをアニメでも観たいと思っているのは私だけではないはず・・・。

ギャグ要員としても欠かせない、さっちゃんこと「猿飛あやめ」。美人でドMで恋に一途な彼女の迫力に、最初は驚かれる方もいらっしゃると思います。しかし回を重ねるごとに、だんだんそれが快感になってきて、彼女の魅力に引き込まれること請け合いです。さっちゃんの突き抜けたギャグと女性らしい素敵な魅力が、皆さんにより伝わることを願っています。

【アニメキャラの魅力】ムラムラし過ぎなストーカー!?最高のリーダー真選組局長「近藤勲」の魅力とは?
いまや国民的人気作品と言っても過言ではない『銀魂』。本作で、主人公「坂田銀時」率いる“万事屋”と人気を二分する組織が “真選組” です。今回は、個性的すぎる隊士たちをまとめる真選組局長「近藤勲」の魅力についてご紹介いたします。

■自然体でギャグを量産
立派な体格に黒髪短髪、顎には薄く髭をたくわえ、黙っていれば威厳がありそうな近藤。組織の長と言えば、品行方正で隊士の模範・・・なんて人物像が定番ですが、近藤は違います。銀時たちにはゴリラと呼ばれ、下ネタ満載で、時には体中にハチミツを塗りたくり、裸でお尻にネギを刺され、裸でバイクになり・・・。知らない人には何を言っているのかわからないとは思いますが、近藤はそんな存在自体がギャグのようなキャラなのです。

しかしそれが近藤の大きな魅力の一つ。銀魂では一部で「将軍回にハズレ無し」と言われていますが、将軍はたまに出てくるからこそより光るのであり、レギュラーで当たり前のようにギャグを量産しているのは近藤といえます。彼がいなければ、銀魂のギャグのキレはここまでにならなかったのでは・・・とさえ。

■恋い焦がれるあまりストーカーに!
近藤の代名詞と言えば、そう、「ストーカー」。なぜ警察組織である真選組の長が犯罪者に!?と思う読者もおられるでしょうが、仕方がありません。近藤はストーカーなのです。新八の姉「志村妙」を慕い、ストーキング。その仲を誤解した銀時とは決闘までおこないました。“お妙のいるところ常に近藤あり”というほど神出鬼没に現れるので、当初はツッコミが入っていましたが、最近はもう当たり前の光景と化しています。ここまできたらストーカー冥利に尽きるのではないでしょうか(あくまでも犯罪です)。

行動はもちろんアレですが、しかし近藤の想いは本物。お妙のことを心から大事に思い、一途に尽くす近藤の姿は、実は理想の恋人像なのかもしれません。

■大将としての器
問題行動ばかりの近藤ですが、もともとは剣術道場の跡取りで剣の腕もたち、隊士からの信望も厚い男です。性格はおおらかで大変なお人よし。沖田には「アンタの悪い所は人が良すぎるとこだ」「誰でも信じて疑おうとしねェ」と言われるほどです。

そんな近藤の魅力がよく現れているのが、「真選組動乱篇」です。このエピソードは土方や沖田の見どころも多く、真選組ファンとしては見逃せない一篇です。しかし、近藤にフォーカスを当ててみると、本当に彼の人柄と慕われ方がよく分かるのです。近藤は土方に言います。「俺は一度としてお前達を家来だと思ったことはねェ ~ 俺達ゃ五分の同志(なかま)だ」と。そして、「謀反を起こされるのは大将の罪」と、自分の命を狙った伊東鴨太郎さえも助けようとするのです。そんな近藤だからこそ、土方に「あんたは真選組の魂だ」とまで言われ、多くの隊士が命を預けるのでしょう。

誰をも受け入れ、自分のポストの重要さを知り、責任を取ろうとする。大将として、これほど大きな器を持っている人がどれだけいるでしょうか?近藤に変なプライドは似合いませんし、本人がその言葉を使うことも無いような気がします。しかしあえて使うならば、近藤のプライドとは、自分の為にではなく常に周囲の人々の為に向けられ、「護るべきものも護れんふがいない男にだけは絶対になりたくない」という姿勢とこだわり。それは、銀時や『銀魂』という作品にも通じる漢気だと思います。

普段どんなにバカで下ネタばかりでも、いざという時は人間として大きな器を見せる「近藤勲」。女性にはイマイチモテませんが、あのくせ者の土方や沖田がついていくくらいですから、その魅力は計り知れません。ギャグもシリアスもこなす振り幅の大きな「近藤勲」の活躍をこれからも期待しています。

将来はあのキャラのように!?アニメファンが選ぶ「自分の子供に付けたいアニメキャラの名前」
第1位には、川原礫によるライトノベルが原作の人気アニメ「ソードアート・オンライン」から、ヒロインである「結城明日奈(あすな)」が選ばれた。同キャラクターは【もっとも恋人にしたいキャラクター】【水着姿が似合う(見たい)キャラクター】【手料理が食べてみたい女性キャラクター】【クラスで隣りに座って欲しい学生キャラクター】でも全て1位を獲得。いずれ子供が出来たら彼女のような女性に育って欲しい。そんな思いの込められた男性票を中心に、堂々の総合1位獲得となった。

続いて第2位に選ばれたのは、大人気の人情時代劇コメディー『銀魂』から、真選組一番隊隊長「沖田総悟(そうご)」。飄々とした江戸っ子口調が特徴の「毒舌」「ドS」なキャラクターで、「サディスティック星から来た王子」と称される事も。圧倒的な女性票により、総合でも上位に食い込む結果となったが、女性ランキングでは1位となっている。

今好きな漫画家は誰!?アニメファンが選ぶ「好きな漫画家ランキング2015」
第1位には、大人気の人情時代劇コメディー『銀魂』の作者である「空知英秋(そらちひであき)」さんが選ばれた。独特のギャグセンスとキャラクター、さらに感動を誘う人情話、バトルなどによるシリアスな展開など、視聴者の想像を越えていく様々なストーリーに魅了されたファン達の投票により、堂々の1位を獲得することとなった。

続いて第2位に選ばれたのは、「週刊少年ジャンプ」にて連載される、冒険・友情をテーマに掲げた海洋冒険ロマン『ONE PIECE』の作者である「尾田栄一郎(おだえいいちろう)」さん。たくさんの魅力的なキャラクター、絵のクオリティ、感動的なストーリー展開など、投票理由も多岐に渡る結果に。特にそのキャラクターそれぞれにこだわった魅力を評価する読者は多い。

そして第3位には、「週刊少年ジャンプ」を中心に、『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』などの大人気作を生み出し、1980年から90年代の「ジャンプ黄金時代」を支えた立役者「鳥山明(とりやまあきら)」さんがランクイン。作品の魅力はもはや言うに及ばず、若い世代が中心の同ランキングにおいて、総合3位に食い込む人気はさすがの一言。ちなみに男性ランキングでは堂々の1位を獲得している。

本音はどこにある!?アニメファンが選ぶ「もっともあざといと思う腹黒キャラクター」
第1位には、大人気の人情時代劇コメディー『銀魂』から、真選組一番隊隊長「沖田総悟(おきたそうご)」が選ばれた。飄々とした江戸っ子口調が特徴の「毒舌」「ドS」なキャラクターで、「サディスティック星から来た王子」と称される事も。作中では読者すら騙そうとする事もあり、あざとい腹黒キャラのトップに選ばれるのも十分に頷けるのではないだろうか。

春は年間を通じてもっとも多くのアニメがスタートする季節。1クールアニメはもちろん、半年や1年にわたってオンエアされる作品も揃っている。
ヒット作・話題作を振り返って、これからの展開に期待していこう。

「宇宙戦艦ヤマト」以来の伝統に乗っ取って、アニメ「銀魂」が2年ぶりに復活。初回のラストでは「ドラゴンボール」のキャラがほぼそのまま登場するなど、過激なパロディはいまだ健在。カット割りまでオリジナルと似せる気合の入れようで、いい意味で変わらない新シリーズを満喫できそうだ。
「銀魂」はこれまでも「ドラゴンボール」をネタにすることが多かったが、今期は現時点で何度も登場している。まるで終わることが許されないアニメとしてシンパシーを感じているかのよう。初回にアニメ化されたのが、時の流れを止めてしまう三千世界時計のエピソードだったのも何やら示唆的である。今夏スタートする「ドラゴンボール超(スーパー)」とともにジャンプ原作アニメを追いかけていきたい。

“性的表現がひどすぎ”疑惑のアニメ『銀魂』 ネット民はむしろ歓喜!?
現在放送中のアニメ『銀魂』(テレビ東京)に対し、放送倫理・番組向上機構(BPO)へ意見が殺到しているようだと、ネットを中心に話題となっている。

BPOの公式サイトでは、青少年委員会に寄せられた意見として、「夕方のアニメ番組で性的な話題が取り上げられたことについて多くの意見が寄せられた」と紹介。抜粋された意見には、「夕方6時台のアニメ番組での性的表現がひどすぎた。疑似性交用の人形のようなものや、いわゆるSMプレイに使う道具などが露骨に描かれ、使用されていた」というものも。

ネット上では、このアニメ番組は、毎週水曜18時より放送中(一部放送局を除く)のアニメ『銀魂』だとされている。というのも、4月29日に放送された第269話「エロ本隠して○○○隠さず」では、主要キャラクターが亀甲縛りにさせられたり、SM嬢、三角木馬、鞭、ボールギャグなどが描かれていたりと、BPOに寄せられた意見の情報と一致する部分が多い。先の意見では「放送局はいったい何を考えているのか。まだ、小学生が視聴するような放送時間帯である」と、指弾されている。

アニメへの意見がBPOに寄せられるのは、今回に限ったことではない。そのたび、こうした批判的意見に対してファンから反発する声が上がることはままある。ところが、今回の騒動では、BPOに寄せられた意見に対する批判の声よりも、「『銀魂』はこれが通常運転」「『銀魂』は苦情が入るまでがネタ」と、この騒ぎをネタとして楽しむ声が多数上がっている状態だ。

以前にもアニメ『銀魂』は民主党の蓮舫議員のパロディネタが原因ともいわれている放送中止騒動があったり、今シーズンの初回放送でも野々村竜太郎・元兵庫県議会議員のパロディネタを繰り広げたりと、“お騒がせ作品”としてネットを沸かせてきた。原作マンガと共に、その“高い自由度”で人気を博しており、ネットからは「いいぞwもっとやれww」と、期待する声までもが上がる。

「まったく こりない 悪びれない」というフレーズでも知られるアニメ『銀魂』だが、今回の騒動も「我が意を得たり」といったところだろうか……。

もっと人間らしい仕事がしたい――年収110万円「アニメーター」の実態をどう見るか
若手アニメーターの平均年収は110万円――。アニメーターなどでつくる業界団体「日本アニメーター・演出協会」(JAniCA)が4月下旬に発表した「アニメーション制作者 実態調査報告書 2015」で、若手アニメーション制作者が厳しい労働環境に置かれていることがわかり、話題になっている。

この調査は、日本のアニメーション制作者の実態を把握するために、文化庁がJAniCAに委託して実施した。仕事内容や就業形態、平均作業時間、年間収入などが項目にわけて調べられている。調査期間は2014年8月1日から9月30日で、759人から回答があった。

●「アニメ業界は一度滅びたほうが良い」
報告書によると、回答者全体の年間平均収入(2013年)は332.8万円だった。若手が担当することが多い「動画」(原画と原画の間の動きを作画する担当)は平均111.3万円と低い水準だった。また全体で、1カ月あたりの作業時間は平均262.7時間にのぼり、うち15.9%が「350時間を超える」と回答した。

過酷な労働環境を受け、自由記述欄には「もっと人間らしい仕事がしたいです」「とにかく忙しい。ごはんが食べれない(時間がなくて)」「アニメ業界は一度滅びたほうが良い」といった言葉が並んだ。こうした結果に対して、ネットでは「やりがいの搾取の典型だ」「『クールジャパン』とかいう前にアニメーターの劣悪な待遇を何とかすべきではないのか」といった声もあがっている。

今回のアニメーション制作者の実態調査について、アニメや漫画などへの造詣が深い専門家はどう見るのか。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)の客員研究員で、現役官僚でもある境真良氏に聞いた。

●「最低賃金」を下回る若手アニメーターの過酷の環境
「日本アニメーター・演出協会(JAniCA)の実態調査は、2008年に続き、今回で2回目です。こうした実態調査が行われるようになったこと自体は、極めて歓迎すべきことだと思います。

しかし、内容は決して歓迎できることばかりではありません」

境氏はこのように切り出した。どんな点に注目したのだろうか。

「調査によると、アニメーション制作の仕事そのものは増加しており、回答者の半数が常に仕事がある状態となっています。

それは素晴らしいことですが、反面、1カ月の平均作業時間が262.7時間、回答者の15.9%が350時間を超えるという非常に過密なものになっています。

また、それだけ働いても、平均年収は332.8万円です。しかも、これは『監督』(648.6万円)や『総作画監督』(563.8万円)など、企画や統括担当者を加えての平均です。現場作業の末端である『動画』では111.3万円、仕上げは194.9万円、原画でも281.7万円と、決して高くはありません。

特に『動画』については、労働時間によっては東京都の最低賃金ベースでの月給試算を下回る状況です。社会保険の加入状況などと組み合わせて考えてみると、おそらく、雇用契約ではなく、報酬額が最低賃金に縛られない『業務委託契約』を結んでいるのではないでしょうか」

●状況を改善するには、アニメの制作費自体が増える必要がある
どうして、そんな厳しい労働環境が生まれているのだろうか。

「アニメを作るという仕事の魅力は、アニメの現場に人を集めます。そのため、労働市場的に『供給過多』となり、収入も低くなりがちです。

しかし、労働市場の均衡点がどこにあろうと、最低賃金は満たすべき最低の基準であり、それを迂回するために『業務委託契約』という形態をとっているとすれば、批判は免れないでしょう。

ただ、こうした状況が、優秀な技能者を集め、育む環境として決して望ましくないことは、現場の経営者もさすがにわかっていると思います。それが問題意識のレベルに留まっていることは残念ですが、彼らだけを責めることはできないのではないでしょうか」

どのようにして、こうした状況を改善していったらいいのか。

「状況を改善するには、アニメの制作費自体が増えなければなりません。それには、海外展開のようなワンソースマルチユース的な収益の開拓も重要ではありますが、なにより、制作資金を決める資金提供者からアニメにお金を支払う消費者まで、広くアニメそのものの価値に対する理解が不可欠であると思います。

政府にも、制作費自体の増加を促す制度的枠組みを望みたいところです。そうすることで初めて、私たちは、アニメを日本の『文化』や『産業』として認めているといえるのではないでしょうか」

境氏はこのように述べていた。

優しさ?厳しさ?それとも指導力?アニメファンが選ぶ「もっとも上司にしたいアニメ・漫画のキャラ」
第2位に選ばれたのは、大人気の人情時代劇コメディー『銀魂』から、主人公の「坂田銀時」。「万事屋銀ちゃん」という何でも屋を営んでいる銀髪天然パーマの侍である。基本的に無気力かつだらしなく適当ではあるが、内心は人一倍正義感が強く、情に厚く仲間思いでもあり、仲間を救うためならどこであろうと駆け付け、多勢に無勢の状況でも臆せず立ち向かう。仲間=部下であるなら、こんなに頼もしい上司はいないかもしれない。

円盤が売れないと、なぜ続編が作れない? アニメ監督のツイートでも話題の“深夜アニメのビジネスモデル“とは
4月7日、アニメ『銀魂』シリーズの監督などで知られる高松信司氏が自身のTwitterでアニメのビジネスモデルについてツイートし、話題になっている。本稿では高松監督の発言を踏まえ、改めてアニメ(主に深夜アニメ)のビジネスモデルについて、紐解いていこう。

ことの発端は、先日最終回を迎えた『美男高校地球防衛部LOVE!』の第二期放送を希望するファンの声を受けての高松監督のツイート(@takama2_shinji)だった。以下、主要な部分を引用しよう。

(引用者補足:アニメの)継続の決定は製作委員会がするものだけれど、主な要件はBlu-ray DVDの売り上げです

深夜アニメの制作費はその全てが委員会の持ち出しなので、確実に黒字になるという目算が立たないと二期にはGOが出ない

1クールのアニメを作るのに、ざっくり1億5千万から2億くらいかかるので、それを円盤の利益だけで埋めようというのは、けっこう無茶なビジネスモデルですが、今の深夜アニメはほとんどこの形態ですね。

「良質なアニメ」や「面白いアニメ」が、円盤が売れなかったというだけで葬り去られていくのは忍びないなあ…何かもっと他のビジネスモデルはないんだろうか?

(以上、高松監督のツイート(@takama2_shinjiより引用)

まず、現在のアニメの製作においては“製作委員会方式”が主流といわれている。“製作委員会方式”とは、制作費や許諾料といった、アニメの制作から放送などにかかる費用をさまざまな企業からの出資で賄うスタイルだ。出版社やゲーム会社、テレビ局、レコード会社、広告代理店、配信会社やビデオメーカーなど、“製作委員会”に名を連ねる出資社は多岐にわたり、多くの企業が出資をすることによって、出資リスクを分散する狙いがあるとされている。高松氏が言及するように、現状の深夜アニメにおいては、製作委員会の資金回収はBlu-rayや DVDといったパッケージ販売に依存しているのが一般的だ。つまり、基本的に深夜アニメの“商業的な意味での成功”とは“パッケージが売れる”ことであり、そのため、ある程度“パッケージが売れる”≒“商業的に成功する”作品でないと続編の製作などは難しいというのだ。

また、1クールの30分アニメを制作する場合、1話あたりの制作費は1000万円程度で、12話前後の1クールだと約1億2000万~2億円とされる。また、制作費に加えて、放送枠料金もかかってくる。深夜アニメは、こうした膨大な出資をほぼパッケージの利益で埋めている状態だ(そのため、アニメのパッケージ商品は高額になりやすいとされる)。

こうした「パッケージに依存するビジネスモデル」に対する危機感はかねてより存在し、すでに「新たなビジネスモデル」も模索されている。例えば、2月に放送された『クローズアップ現代』(NHK)では、現在二期放送中のテレビアニメ『シドニアの騎士 第九惑星戦役』を制作しているポリゴン・ピクチュアズが、海外向けに動画配信をすることで利益を上げたと紹介。ほかにも、昨年放送された『神撃のバハムート GENESIS』は深夜アニメにもかかわらず、ゲーム制作会社・サイゲームス一社による製作ということでも話題となった。先日、本サイトで行ったサイゲームス・アニメ事業部のインタビュー(参照:http://otapol.jp/2015/04/post-2713.html)にて新たな挑戦への意気込みを語るなど、さまざまな形で「パッケージ依存のビジネスモデル」からの脱却が図られているのが現状だ。

今回、高松氏のツイートで改めて注目を集めた、アニメのビジネスモデル。今後もその動向を注視していきたい。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 21

SwsFc80957 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

これはひどい

やっぱ初期の頃と比べるとギャグがとてもつまらない。あたりハズレが激しいアニメとあって話によってはとことんつまらない回がある!!4期にはいってのことだが面白さよりもくだらなさの方がまさっている。特に様々なアニメのパロディネタが多くなって、純粋に面白いとは思えなかった。これのせいでもあり銀魂本来のギャグ描写の持ち味が失われている気がする。例の謝罪会見をネタにするのはやり過ぎな気がするちっとも笑えなかった!!

投稿 : 2024/12/21
♥ : 0

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

見事な終わる終わる詐欺 銀魂アニメ第3シーズン

 一部ギャグ回やギャグ長編を除いて、さらば真撰組編までアニメ化されたのは、素直に嬉しかった。作画もかなり良く、know know knowとその映像は最高だった。EDのいくつかは懐かしキャラを出すなどスタッフ愛も感じる。カットしたエピソードは面白いのは面白いが、それほど重要でもないので、尺などの問題も考えればカットは仕方ないのだが、オカモトズのあのOPは唯一の不満点。あれが将軍暗殺編の一部に食い込んだのがちょっとなーと思うところ。

 最終回後、烙陽決戦篇での、伝説の攘夷志士四人が集うシーンのワンカットには燃えた。
 新シリーズが非常に楽しみ。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

70.5 21 コメディで宇宙人なアニメランキング21位
無責任艦長タイラー(TVアニメ動画)

1993年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (184)
1125人が棚に入れました
時は未来、地球と惑星ラアルゴンとの戦争のさなか、主人公の放浪者ジャスティー・ウエキ・タイラーは楽な仕事がしたい!と、地球軍に入隊してしまい、あれよあれよという間にオンボロ駆逐艦「そよかぜ」の艦長にまで出世してしまう。持ち前の強運で数々の難事件を乗り切り、気づけばラアルゴン帝国の大艦隊を「そよかぜ」1隻で撃退するまでになる。そして、ラアルゴン帝国の皇帝ゴザ16世のアザリンはタイラーに興味を持ち始める……。

声優・キャラクター
辻谷耕史、天野由梨、速水奨、笠原弘子、関俊彦、麦人、西村知道、三石琴乃、成田剣、八奈見乗児

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

伝説の原作レイプ

OPがかこいいず。知る人は知ってる名作。
こいつのスマッシュヒットで以後のアニメ業界に多大な影響をあたえました。主にテレ東w。12チャンがあんなになったのはコイツのおかげなのかな。

原作はぜんぜん違うんだよwタイラーがw。
ライトノベルとはちょっとちがったんですよね。なんてったってネタが植木等だよww当時の子供でもわかんねえよ。

若い植木さんがアニメでこーんなイケメンにされちゃって子供の頃びっくりしたのを覚えてます。原作もおもしろい。初期ねw。
メカもすげええかっこいいのね。
原作がヒットのせいでアニメ準拠になったのもこの作品がはじめてかな。


投稿 : 2024/12/21
♥ : 6

☆彩花 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

リアルタイムでみてた!ちょ~好きだった。最近みてすごく感動した。

リアルタイムに観てた。あの頃は小学生。
なんでみんな観てないんだろう?

すごくおもしろいのに。もったいない。
もっと評価されるべきです。

この時代のアニメは本当にクオリティーが高い。

アニメを観てて、ただおもしろいだけじゃなくて、
すごく考えさせられる内容が多い。

これはその代表作。

子供の頃はタイラーがどうして最後のほうで
あんな感じになったのかわからなかったけど、
今ならちょっとわかる気がする。

OP、EDも作画もすごく良くて今でも十分観れる。

ドムがツンデレでカワイイw

投稿 : 2024/12/21
♥ : 7

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ガチで面白いでしょ、これ

いや本気で面白い。エヴァの監督さんが影響を受けたってのも分かります。そのままナデシコに結果が出ています。
内容の方ですが、SFなのはもちろんですがタイトル通り主人公が無責任だってのが肝です^^;
序盤はたぶん主人公のおちゃらけ具合とご都合主義具合にうんざりしてしまうと思います。
しかし中盤・終盤と見ていくと、ご都合主義なのか策士のなの分からなくなってきます。
最後ら辺になるともう策として見てしまって、次に何をするのか期待してしまった感じでしたが^^;
そこに仲間たちとの連帯感も伴って途中あまりの良作ぶりに感動するぐらいでした。
音楽もいいところにクラシックを採用していたりして凄い愛を感じました。
OVAも良かったので、そちらと一緒に楽しんでもらえたらいいと思います。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

59.1 22 コメディで宇宙人なアニメランキング22位
まけるな!! あくのぐんだん!(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (40)
123人が棚に入れました
声優・漫画家の徳井青空が『月刊ブシロード』(ブシロードメディア)で3年にわたり連載している漫画が原作。

宇宙征服をたくらむドン様率いる「あくのぐんだん」が、手はじめにやってきた地球で繰り広げるドタバタコメディー。侵略しに来たものの、乗ってきた宇宙船が消失。どこか憎めないドン様たちは、偶然であった地球人の晴太の助けを借り、アルバイトに励みながらも、地球征服はあきめないでいる。

声優・キャラクター
玄田哲章、山口勝平、石田彰、巽悠衣子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

イカ娘とは、似て非なる作品(笑)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
人ならざる者が、地球を侵略しようとするものの、いつも失敗する日常系ギャグアニメ。

と、これだけなら「え? イカ娘?」と思うけれど、全く違う作品ですw

何が違うんだろう? キャラが可愛いかどうかかな(笑)?

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ギャグが致命的につまらないのと、特に(マスコット的な)可愛さもないし。なぜこの作品をアニメ化したのかな?

バラバラになった3人が再集結するところは、まあ良かったかもしれない。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
豪華声優陣だな。笑い処がワカラン。

2話目
寿司って、毎日食っても飽きないな~。

3話目
千葉に失礼(笑) パンケーキって、ようはホットケーキだよね。

4話目
イカ娘とは、似て非なる作品(笑) 超展開w

5話目
60円じゃあな。

6話目
寿司屋でバイトは大変そう。

7話目
新キャラ?

8話目
モデルハウスのモニター、、、そんなに貰えるの?

9話目
四畳半とはいえ、15000円は激安だな~。

10話目


11話目
多分、感想ずれたけど、まあ、良いや(笑)

12話目
なんか、ドタバタして終わったな。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/21
♥ : 11
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ベテラン声優さんたちがはっちゃけていますw

原作未読 全12話 1話5分枠のショートアニメ

声優の徳井青空さんが原作の作品で、宇宙人であるドン様率いる「あくのぐんだん!」が地球征服のため侵略にいきますが、色々なことに巻き込まれなかなかうまくいかないところを描いたコミカルな作品です。

最初は地球侵略ぽく感じましたが、そのあとはどんどんスケールダウンして所帯じみてきますねw{netabare}(地球征服→コンビニ征服→商店街征服w){/netabare}

それと、何と言っても作中に出てくるメインキャラの声優さんが玄田哲章さん、山口勝平さん、石田彰さんと豪華でした。

内容はほのぼのとした作品なので、お気楽に観れる作品だと思います。

箸休めにどうぞ~

投稿 : 2024/12/21
♥ : 15

chariot さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

多くを望んではいけない。

漫画原作のショートアニメ、全12話。
ギャグ物です。


あらすじ。
地球を侵略しようとするドン様と手下のチクちゃんペプちゃんのお話。
あらすじなんて特に意味はない…


子供向けと言っても過言ではない作品。
最大の目玉は豪華声優陣。
ドン様に玄田哲章さん。
怖さも威厳もなくただただ可愛い玄田さんを堪能出来るのはこの作品ならでは!
ペプちゃんに山口勝平さん。
チクちゃんに石田彰さん。
その他千葉繁さんなども出演。
更にはナレーションが毎回変わるシステムで久保ユリカさんを始めとした女性声優陣も多彩。

EDは「ねばねばぎっぱー」も軽快で良い曲。
映像も凝ってて良い。

…お話はまあ……うん。。
時々くすっと笑えるかもしれない、です。
5分なので流していればすぐ終わる感じです。

個人的に石田推しなので観ましたが無理して観る必要は一切ないですね。。
ただ、これだけは言い切ります。
この石田キャスティングはナイスです。(笑)
そこここに僕の好きな石田色が出ていて満足でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 9

71.4 23 コメディで宇宙人なアニメランキング23位
プラネット・ウィズ(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (274)
971人が棚に入れました
「おれは、おれが味方したい人達の味方だ。そんだけだ!」
過去の記憶を失いながらも、平穏に暮らしていた高校生・黒井宗矢。だがある日、
世界は謎の巨大兵器「ネビュラウェポン」に突如襲われる。
猫のような姿をした「先生」とゴスロリ姿の銀子と共に、宗矢は戦いに巻き込まれる
ことになったが_________なんと相手は人類を護る7人のヒーローの方だった!
宗矢の記憶に隠された戦う理由とは?

気鋭の漫画家・水上悟志が贈るオリジナルアニメーション、ここに開幕!

声優・キャラクター
阿部敦、原田彩楓、井澤詩織、小山力也、乃村健次、後藤沙緒里、梅原裕一郎、大和田仁美、渕上舞、菅原慎介、石上静香、興津和幸、清川元夢、若本規夫
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

猫と犬

J.C.STAFF制作。

新感覚でどこかフリクリに似た、
センス溢れるぶっ飛び具合が楽しいです。
え?そっち?的なサプライズもあり、
集中力が途切れませんでした。
構成力の高い魅せる入りだったと思います。

ロボアニメに新機軸はあるのか、
火力一辺倒の戦闘ではないのが興味深い。
アニメーションらしい作品ですので、
あまり構えず、素直に楽しめれば嬉しいです。

4話視聴追記。
SF的なガジェット満載ですが、
広義ではコメディになるのでしょうか。
なるほど、この感覚、タイムボカンシリーズだ。

9話視聴追記。
力の籠った演出が増えて来ました。
{netabare}先生も閣下も信念のもとに最後はどう動くのか。
物語の総仕上げが、どうなるのか楽しみです。{/netabare}

最終話視聴追記。
緩急付けた演出にキャラと声優の相性、
{netabare}物語の構成も最後まで見事にまとまっている。{/netabare}
今年の夏上位作品で間違いないでしょう。

お勧めの作品となりました。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 53

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

オレはオレの助けたいと思ったやつの味方だ!

視聴理由 特になし

序盤 ヒーローものかな

中盤 コレは...

終盤 正義とは何か

この話は普通の中学生に起こった非日常を描いた話
ジャンル的にはロボット・大戦
途中から宇宙に進出しちゃったり、なんか謎の原理で戦闘してたりするけど、キャラの信念とか考えとかは面白いから、4.5かな
決して主人公が圧倒的最強とかではないんだけど、やっぱここでも「信念」はカンケイあるんだよね

作画は普通。音楽も普通。
キャラの熱血度がわかるし結構好きだな

まぁ全体的に普通だけど熱血キャラとか好きな人は良いかもしれない

投稿 : 2024/12/21
♥ : 10

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

何をモチベーションにして戦ってるのか

設定やキャラが個性的で話の進め方も悪くない。
雰囲気は、一回りか二回り前の子供向けロボットアニメって感じで最近のアニメにしては珍しさもある。
全体的に平均越えの印象を受けるけど、どうも嵌れなかった。

登場人物は割と世界規模で戦ってるけど、全員物分かりが良すぎるせいか、葛藤やドラマが足りなかったからか、戦う理由がふわっとしていた気がした。
結果としてこじんまりとした世界での戦いに感じた。

原作の水上悟志さん、なんか見たことある名前だと思ったら、惑星のさみだれの人か。
話題のタイトルということで、おすすめされて読んだことあるけど、プラネットウィズと同じような感想だった。

単に好みの問題なのかな。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 2

64.7 24 コメディで宇宙人なアニメランキング24位
デ・ジ・キャラット(TVアニメ動画)

1999年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (97)
517人が棚に入れました
『Di Gi Charat』(デ・ジ・キャラット)は、ブロッコリーが展開するキャラクター企画『デ・ジ・キャラット』を元に、TBS系深夜番組「ワンダフル」内で放送された『デ・ジ・キャラット』シリーズにおける初のアニメ作品。

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

見終わったにょ!

TBSの深夜番組「ワンダフル」の一枠を使って放映されたことから、
「ワンダフル版」とも呼ばれているそうです。
1回あたりOP含めて4分弱、全16話のショートアニメです。

宇宙人の、でじことぷちこが秋葉原にあるアニメショップ・ゲーマーズでアルバイトをしている日常不条理コメディで、
真田アサミさん(でじこ役)と沢城みゆきさん(ぷちこ役)がメインを演じたデビュー作でもあります。

昨夜に見終わったのですが、正直つらかったですw
毎回毎回が意味不明過ぎる展開…波長が合えば面白いんでしょうけど…。
作画が酷い!ギャグアニメに潤沢な予算なんて求めてないし省エネ作画にもある程度は理解あるつもりですが、
それを通り越して毎回崩れすぎてて『プルンプルン天国』状態?持ち味とか言ってるレベルじゃありません!
でじことぷちこの声が非常に似合っているのですが、
今でこそ名優の沢城さんですが当時は新人の中学生だけあって、ただのロリ声声優ですし、
全体でも南央美さんや置鮎龍太郎さんなど声優さんの名前の割には、いざ聴くと、ぱっとしないキャスティングでした。
主題歌は、奥井雅美さん。作中のBGMは可も不可もなくってところでしょうか?
キャラの評価…不条理とシュールさが売りなんですけどツボに入りませんでした。

暇つぶしにはなりますが、お金を払ってまで見る作品じゃないですね。無い無い尽くしの環境で頑張ったんでしょうけど。
ファンの方には本当に申し訳ないですが、正直言って長所を見いだせない作品でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 25

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

秋葉原を形成したといえる伝説の人物

『でじこ』ビルから出来てから秋葉原が秋葉と呼ばれる現在のようになったような気がするがたぶんあってる。
いまの秋葉とはまた少し違う。でじこの登場後、今から数年前までが秋葉原の全盛期だろう。大企業が介入してきた現在の秋葉を憂うものは多い。

作品は『また今夜~』な深夜番組で『マサルさん』『浦安』とかの枠で放送されてたショートアニメ。
勘違いしてほしくないのは萌えはまったくない。一切無い。1ミクロンもない。
もしあるならば当時ぷちこデビューの現役JCだった沢城みゆきだけじゃないか。
貧乏なゲマズのバイトでじこを中心にしたカオスなギャグアニメが繰り広げられる。
当時の業界への痛烈な風刺もあり爆笑もの。いまではわからないかも。

なんといっても『うさだひかる』は迷キャラ。ネーミングセンスも駄洒落なんだけどなんか素敵w。

当時、なぜ、一般人に、でじこ=キモオタのイメージがまとわりついたのが謎だったが、秋葉でぶつかったオタクが『にょ』といったのですべてを理解した。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 13

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

意味不明な世界をどう解釈するか。

あずまんが大王が日常系の起源だとすると
こちらは萌えの起源だそうなw詳細は不明ですが。
萌えのトレンドを意識させた意味で起源かもしれません。

本作は実在するお店、秋葉原のゲーマーズのマスコットキャラとして戦略販売していたアニメだそうで、オタクの生態を描きながら萌えというワードをメインに展開されているのだが、内容はかなりカオス。5分だか3分だか忘れましたが、OP曲に役半分の時間を使いしかも凝っているという謎配分。

萌えるのかと聞かれたら萌えないこともない、萌のトレンドを前面に打ち出しながら、終始意味不明な新世界に連れてってくれる。先日あいまいみーっていうこれまた新世界アニメ(仮)を視聴していつも感じることは、日常系でたまにある新世界系(仮)にたまにでくわす楽しさときたら、アニメやめらんねーと心底感じさせてくれる。

新しいものを見たときの自分はこれをどう理解すればいいかとか?どこに面白みを見出すのかとか?タネを明かすように観るのも面白いし。いわゆる何だこれは!と見るのも一つだと感じる。

現代美術を目の前にして、よく分からないんだけど何かを感じとったり。例えば一見1次元に見える絵が三次元に見える角度があったり、影に見えるところが、光に見えたりするメタファー(隠喩)を汲み取るまなざしって大事な気がします。

明らかに世界が壊れているんだけど、これを意図して作っているモノだと捉え、壊れた整合性のない黄金比みたいなものをどう自分は解釈するのか、ここに美学を感じます。アニオタになる前は萌えとかが、異様に感じたように、理解出来ないものをどう解釈するかって、案外怖い事かも知れない。でもオタクになったからには、本作のような作品の周波数もキャッチしようとすること自体が本作の楽しみ方なのかもしれないと私は感じます。

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萌えの起源なんてもっと昔からあるハズ。本作が特異なのはオタクの生態を過剰なまでに描き切り、でじこというキャラクターを通して萌え文化を知らしめたのではないでしょうか。

でじこは、猫耳、尻尾など当時の萌えアイテムを全装備させたようなキャラなのでwとある方に伺った所グッズなど、アニメ単体より、ゲーマーズのマスコットとしてグッズなり、なんなりで流行っていたらしいです。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 36

60.9 25 コメディで宇宙人なアニメランキング25位
美男高校地球防衛部LOVE!(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (202)
1051人が棚に入れました
日本のとある街、眉難市。眉難高校の「地球防衛部」=“何にもしない部"。
部員の鬼怒川熱史(きぬがわあつし)と由布院煙(ゆふいんえん)が 銭湯「黒玉湯」で湯船に浸かりまったりしていると、突然ピンク色のケモノ(ウォンバット)が宙から現れた。
「この星を守りたい…どうか力を貸していただけませんか」
地球を愛の力で救いたいと日本語で話しかけるウォンバットにドン引きする2人。
そこに、銭湯の息子・箱根有基(はこねゆもと)が現れ、ウォンバットを見つけるや「モフモフさせろ~っ! 」と追い回した。
翌日、学校でまたしてもウォンバットに捕まってしまう鬼怒川と由布院、残りの部員・鳴子硫黄(なるこいお)と蔵王立(ざおうりゅう)、そしてウォンバットを追いかけ居合わせた箱根有基の5人はブレスレットをはめられ、地球を守るように命じられる。
「ラブメイキングです! 」 ブレスレットから溢れるまばゆい光が全身を包み……
ブレスレットから溢れるまばゆい光が全身を包み、5人は愛の王位継承者「バトルラヴァーズ」に変身する……

声優・キャラクター
山本和臣、梅原裕一郎、西山宏太朗、白井悠介、増田俊樹、麦人、神谷浩史、福山潤、寺島拓篤、安元洋貴

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

はぁ~、温泉で のんびりしたい……

話の舞台となるのは眉難高校。
地球を守る防衛部と地球を制服するための征服部に別れていた。
防衛部の活躍を中心としたバトルコメディ作品。

銭湯が出てきたり登場人物が温泉をもじっているので自然と裸になる事ができます。
男性の入浴シーンも多目ですが、これは乙女の方々を意識して作品を作ったのでしょうか。
まあ(一部の人を除いて)男性が見ても楽しいとは思えません。

怪人が登場して倒すというバトルの王道物なのかと思うと肩透かし。
グダグダな展開が印象に残るのでコメディ作品として視聴したほうが良さそうです。
自分は乙女向けの『銀魂』という感覚で視聴していました。

何か作業をしながらのながら見でも十分。
あまり難しく考えないで視聴する事をおススメします。
ただ問題となるのは本作品を他人におススメできるかどうか。
自分だったら本作品を選ばずに他の作品に手が伸びてしまいますw
有名な男性声優さんが多く登場するので乙女の方々や男の入浴シーンが好きな人向けの作品でした。

投稿 : 2024/12/21
♥ : 23
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

こういう作品がもっと人気出て欲しいかも・・・

左上のアニメ紹介画像のとおり、とある高校の地球防衛部というサークルに所属する黄・ピンク・緑・青・茶の男子高生5人組がバトル系魔法少年(っていえばいいのかな?)に変身して、地球征服を企む悪の組織と戦う作品らしいです。
因みに魔法少女ものの定番のマスコットもいます({netabare}今回はウォンバット形態の異星人らしい{/netabare})。

美少女5人組のバトル系魔法少女はもう飽和状態みたいだし、今後はこういう作品が急上昇↑すると良いね(笑)。

将来はこの分野で「美少年版まどマギ」と呼ばれる名作が登場するかも!?
とくに女性の方は成長株を先買いしたと思って、暖かい気持ちでもう少しプッシュしてあげて下さいな(笑)。

●緑髪=轟(とどろき)王子バトラバ・サルファー「追証(おいしょう)ボンバー」

・・・って意味分かる人、一体このサイトに何人いるの?(爆)

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【各回の評価】

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×が付いている話は脚本に大きな疑問を感じた失敗回

第1話 ☆
第2話 ☆

投稿 : 2024/12/21
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

キャラ萌え作品の男子版・・・という立ち位置なのでしょうか?

この作品はオリジナルアニメ作品だったんですね^^
原作も先行して発刊されているようですが未読です^^;

正直2015年冬アニメの中で唯一切ろうか迷ったのがこの作品でした^^;
可愛らしい女の子に萌えを感じる作品・・・の女の子と男の子を入れ替えたら、きっとこの類の作品になるんだと思います^^
可愛らしい男の子に萌えを感じる女性をターゲットにした作品・・・と言うのでしょうか^^;
それでも、一旦見始めるとそれなりに見れてしまうので完走しましたけれど^^;

この物語の舞台は眉難(びなん)高校・・・この学校には地球防衛部という部が存在するのですが、この地球防衛部と生徒会のメンバーがそれぞれ怪し気な生き物を仲間にしており、その怪し気な生き物からの指令に基づき、地球防衛部と生徒会が放つ刺客との戦いが繰り広げられます。

生徒会が刺客として目に付けるのは、嫉妬や妬み・・・といった負の感情をより多く持った生徒です。
毎回支配されている負の感情は異なりますが、内容は大体パターン化しています^^
刺客が暴れる→防衛部が駆けつける→防衛部が勝利する→部活動の後の一風呂
防衛部の必殺技は「ラブアタック」、刺客を元に戻す「ラブシャワー」、そして活動が終わったら「ラブイズオーバー」と振り返ってみると愛に溢れた作品だったようです^^
それと、とにかく男の子の入浴シーンがやたらと多かったです。
各話1回はお風呂に入っていたのではないでしょうか^^;
個人的にはそれが女の子であっても水着やお風呂イベントは無くても良いと思っているので、毎度の入浴攻撃には思わず苦笑いです^^;

そんな地球防衛部は以下5人の王子様で構成されています^^
箱根有基/ キラメキ王子・バトラヴァ・スカーレット(CV:山本和臣さん)
由布院煙/ ヒラメキ王子・バトラヴァ・セルリアン(CV:梅原裕一郎さん)
鬼怒川熱史/ツラヌキ王子・バトラヴァ・エピナール(CV:西山宏太朗さん)
鳴子硫黄/トドロキ王子・バトラヴァ・サルファー(CV:白井悠介さん)
蔵王立/トキメキ王子・バトラヴァ・ヴェスタ(CV:増田俊樹さん)

ゴレンジャーで例えると赤レンジャー的存在の箱根有基の実家が銭湯である事に対する関係性は分かりませんが、キャラの名前は温泉に由来しているそうです(wikiより)。

レビューの冒頭で切ろうと思ったと書きましたが、それでも完走できた最大の要因は、防衛部に敵対する生徒会の生徒会長を演じているのが神谷さんだったからです^^
神谷さんの演技が生徒会長にピッタリなんですよね^^
神谷さんファンなら一見の価値があるのではないでしょうか^^;?

地球防衛部と生徒会・・・そして怪し気な生き物との関係は・・・?
結構スケールの大きな話だあったと思います。
気になる方は是非本編を視聴下さい^^

1クール12話の作品でした。
可愛らしい男の子に萌えを感じたい女性には、お薦めできる作品なのではないでしょうか^^;?
(男の子に萌える・・・という表現が適切なのかが分かりませんけれど・・・^^;)

投稿 : 2024/12/21
♥ : 17
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