2006年度のコサックダンスアニメOVAランキング 1

あにこれの全ユーザーがアニメOVAの2006年度のコサックダンス成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月04日の時点で一番の2006年度のコサックダンスアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.5 1 2006年度のコサックダンスアニメランキング1位
ウサビッチ シーズン1(OVA)

2006年1月1日
★★★★☆ 3.8 (151)
808人が棚に入れました
ロシアの監獄に閉じ込められたウサギのキレネンコとプーチン。希望のない暗い毎日のはずなのに、なぜかのほほんお気楽な収監ライフを満喫中。時には看守とのイザコザから、ユルくて楽しい毎日が意外な大さわぎに発展したり……。リズミカルな展開の中にドタバタが満載! そしてトラブルはてんこ盛り! 独特のセンスで定評を集めるカナバングラフィックスが制作を担当した良質のシチュエーションコメディ。
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

好きな作品なのにロシアの事があって気まづくなりましたが作品に罪はない、、

セリフなしで笑えるアニメが昔から好きで
ウサビッチもこれまで何度も観てきた作品です。

ただ主要キャラのウサギ2人の名前がキレネンコと
もう1人がプーチンなんですよね、、
2人が出会ったきっかけもロシアの監獄で
刑務所ライフと脱獄と逃避行の様子がドタバタ劇となる。

アニメ作品自体は何も悪くないのに
今回ロシアのウクライナへの侵攻が起きてしまったので
初見の人はこの作品を受け入れがたくなるのではないかと
今すごく悲しい気持ちでいっぱいです。

もしかすると今回の件でアニメの配信がなくなり
観れる機会も減るかもしれないと思ったので、
不謹慎だと思う方もいらっしゃるかもしれませんが
私はあえて今のうちに再度観ておくことにしました。

※主要キャラ名の為、
 どうしてもプーチンという名前があがる事になります。
 嫌な気持ちになる方はこの先読むのをお控えください。


❁⃘❁┈┈┈┈┈INTRODUCTION┈┈┈┈┈❁❁⃘
一日だけ仕事をサボって刑務所に入れられた
プーチンと、元マフィアのキレネンコ
がロシアの監獄で繰り広げるドタバタ劇。
いつもトラブルに巻き込まれてしまうプーチンと、
圧倒的なパワーで全てをなぎ倒す
シューズ・コレクターのキレネンコ。
そこにオカマなヒヨコのコマネチや、
何でも食べてしまうカエルのレニングラード
という面々が加わり、暗さとは無縁の
監獄ライフが繰り広げられる!(公式引用)
❁⃘❁┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❁❁⃘

◆1話【 食事の時間 】
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◆2話【 労働の時間 】
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◆3話【 シャワーの時間 】
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◆4話【 娯楽の時間 】
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◆5話【 ダンスの時間 】
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◆6話【 面会の時間 】
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◆8話【 ギャンブルの時間 】
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◆9話【 おやつの時間 】
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◆10話【 トイレの時間 】
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◆11話【 処刑の時間 】
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◆12話【 リンチの時間 】
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◆13話【 出所の時間 】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 5

ドリア戦記 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

腹黒うさちゃんの黄昏日記

少し時間に追われてしまっているので簡単に。
なんか最近時間をコントロールできていなくて悲しいですが…。


随分昔のアニメなんですが一目で気に入った作品です。
ソビエト連邦時代のロシアが舞台なんですね。
主人公は擬人化されたうさぎさんです。
この主人公、人が良いけど天然キャラで鈍いから
周りがなぜかトラブルに巻き込まれるという
お笑いの定石を踏まえています。
昔、赤塚不二夫のバカボンとかで使われた手です。
極端に無垢な善人を鏡にして、
逆に普通の人間のダメな部分に焦点を当てようとしている。
対比とかギャップで、炙りだろうとしている。


お話は共産圏の馬鹿馬鹿しさをおちょくってはいるのですけど
あまり政治臭がしない。
もちろんちょっぴり笑いに毒気があるのですけど、
笑いの矢は政治や思想に向いていない。
ダイレクトに人間の欲とか黒さとか底意地の悪さとか、
そういうところに向いているんです。
偉そうにしている人って、
思想に関係なくなんとなく共通点がありますよね。
セコイ人も威張りたがり屋さんも同じです。

そういうところをちょこっと触って、
あとは「わー」と後ろ向いて逃げていく。
昔、ビートたけしがお笑いとは偉い人をおちょくって、
ピンポンダッシュのように逃げていくものだと
言っていた記憶がありますがそんな感じです。
肝心な所には触れないけど、チクりとやるユーモアセンスがある作品です。

で、すごいのは映像センスだと思っています。
この富岡監督が新しい作品を出しているのは知らなくて
コレ1本しか見ていないのですけど
この人の空間の切り取り方やカメラの角度のつけ方は
ちょっと人と違うと思っています。
空間認識能力ってのがずば抜けている。
なんか元々は理系の人らしいのですが、
経歴を聞いてそうだろうなあと思った記憶があります。


キャラのお芝居も面白いんですよね。
パントマイムでセリフはほとんどないけど面白い。
何やってるか一目でわかってしまう。
これはなかなか高度なスキルだと思います。

音とキャラの動きをコミカルに合わせているので
見ていてキャラの動きに乗れるんです。こどもにはたまらんでしょう。
タケモトピアノを凌駕していますw

これってジャパニメーションなんですかね。
キャラのかわいさとか自虐ギャグの感覚はそうなんですけど
笑いに入った黒さはなんか違う。
空間の切り取り方もこの富岡監督独自の感覚です。
すごく、個性の強いアニメですが押し付けがましさはない。
いい意味で軽さがあるんです。
この肩の力が抜けたところがエンタメしていていい感じだと思っています。

頑張って見る難しいアニメとは逆の魅力ですね。
こんなのもあるよって感じです。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ウサビッチ、聞いたことあるなぁ

とあるサイトで配信終了しそうと表示されていたこの作品、
昔は「ひどい名前(の作品)だなぁ(驚き)」と思っておりましたが、
今は「ひどい名前(の作品)だなぁ(喜び)」と感じました。

興味は前から薄っすらあったので観てみました。

鼻の下が長い緑のウサビッチと無表情で赤いウサビッチの話、
まさか囚人の話とは。

緑をノッポ、赤をギャングと勝手に呼び、視聴しておりました。
ノッポはいつもコサックダンスを踊っている感情豊かでどこでも楽しんでそうな愉快なヤツ、
ギャングはマイペースで好きなことしかしていない感じ。

全てのシーズン6作品を観ても2時間ぐらいで終わるので、とりあえず見てみてください。

私は大好きです。

ちなみに1から5までのシーズン、
全て4.5点を付けたいところですがそれだと面白くないので、
ウサビッチシリーズ内での評価として幅を持たせます。
物語とキャラの評価だけノリで変えます。

ほとんど喋らない、
というか感嘆符とか感嘆詞ぐらいしか声(SE?)を出さないので、
昔のサイレントムービーというか、
セリフのないコントみたいな感じです。
それでも面白いのでぜひ見てみてください。

最初の作品なので細かいことは後程で。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3
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