グロで狂気なアニメOVAランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメOVAのグロで狂気な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月28日の時点で一番のグロで狂気なアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.8 1 グロで狂気なアニメランキング1位
コープスパーティー Tortured Souls 暴虐された魂の呪叫(OVA)

2013年7月24日
★★★★☆ 3.4 (429)
2121人が棚に入れました
薄暗い廃校の中で目が覚めた直美と世以子。一体ここはどこなのか?先程まで一緒にいた仲間たちはどこへ行ったのか?何も分からないまま出口を求め歩き出す二人だったが、ふとした衝突で離れ離れになってしまい……呪われた天神小学校での絶望が幕を開ける――
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

※グロ注意




・・・・みたいなアニメでした。

元々はゲームが原作みたいですね。なのでアニメの進行も
ゲームチックになってます。

コープスパーティー Tortured SoulsはOVAみたいなので
ストーリーはかなりザックリ進んでいきますが、
中々見ごたえがありました^^

今井麻美さんをたっぷり堪能したい人は、
セリフが多い、中盤~後半オススメです♪

ザクっと真相がわかってしまいましたが、ゲームの方も
面白いかも。

■ゲームもやってみました!
{netabare}
PSPのコープスパーティ ブラッドカバード リピーティッドフィアーを早速DLしました~

TRUE ENDでクリアです。
ゲームをやってみると、省かれているところはあれど、
OVAはかな~り忠実にアニメ化してるんですね。

とはいえTRUE ENDはOVAとは違ったエンドになってます。
OVAは「ANOTHER END」かな?

TUREだと、良樹や由香も生きてます。

で、TRUEをやったら絶対忘れてはいけない、あの人!
世以子ちゃん!

OVAでは被害者第1号のモブキャラ扱いでしたが、
TRUE ENDでは、直美の黒化を防ぐために
いい仕事してます(ノД`)・゜・。
あのメールシーンは泣ける

間違いなく、本作の裏ヒロインですね!

とはいえグロ多めでちょっと疲れました。。。
{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 53

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

色々考えさせられる作品でした。

ストーリー

ある雨の日学園祭のため残っていた如月学園の生徒たちは転校する友達のためにさちこさんのおまじないをした所謎の所へたどり着きました。そこは謎の廃校でした・・・

私の感想。

久々に私が求めていた死と隣り合わせの恐怖、そして何が起こるのかが分からない恐怖を感じられる作品にめぐりあえました。最近のテレビはグロすぎる作品がだめなのかモザイクがかかってしまうかアングルが変わってしまいますが、この作品はそんな事はまったく気にせずかなり楽しめて見れました。

やはり私が一番気に入っている所はまったく嫌味の無い最高のグロです。本当に人間を殺すのに躊躇がない所が一番のこの作品の恐ろしく所であり、一番この作品を面白くしている所であり、美しいところだと思います。もちろん内蔵が美しいと言う意味ではありません。こういう作品ですとたまにキャラクターが一人か二人だけ死んで他は全員生き残るなんて起こるような生ぬるい作品が多いですが、この作品はそんな中途半端な事はせず綺麗にきちんと残酷に人間を殺していました。

そして、何よりストーリーも最高でした。最後の最後まで謎が分からないようにしつつ、最後には今まで手に入れて生きたヒントが答えを導くようにしている所がミステリアスホラー作品として良い所でしょう。

恐怖は人間にとって新たに進化を加えるものだと私は思います。この作品はそんな恐怖を感じさせます。貴方もこの作品を見て恐怖を感じて新たに進化をしてください。

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品のキャラクターは始めはかなり明るいキャラクターで楽しい青春を送ている感じなのですが、色々な事が起こりキャラクターの行動や性格が変わってきます。その変化を実感して貴方の周りにいる人は本当に信じられる人なのか考え直してみてください。

オープニング

「星屑のリング」
普段はスタッフロールがかなり邪魔に感じるのですが、このオープニングにはそのスタッフロールがかなり緊張感を出し、逆に怖さを引き出している最高のオープニングです。はじめに怖さを描き、その後幸せだった日々を描く事によって次に起こる事をもっと恐怖に陥れると言う天才的考えで私たちを色々考えさせました。

エンディング

「蛍火」
エンディングのスタッフロールのみの静かな死を思い浮かばせるエンディングです。色々起こるこの作品ですから、この用にシンプルなエンディングこそ色々考えさせるのでしょう。是非貴方もこのエンディングを見ている間に色々考えてください。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 17

えいどくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

暑い夏に観て涼もう!

本作の原作はホラーゲームです。簡単に言うなら脱出ゲームみたいなものです。

僕はゲーム(コープスパーティーリピーデットフィアー)からコープスパーティーの世界にのめり込んだわけですが、このゲームは当時中学一年生だった僕を一時、暗闇恐怖症に陥れましたね(⌒-⌒; )

舞台である取り壊されたはずの訳あり廃校…次々と死んでいく人々…そして迫り来る幽霊…。このレビューを書きながら当時手に汗握り、ビビりながらPSPを操作していた自分を思い浮かべています^^;

このままいくとゲーム自体のレビューになりそうなので話を戻しますが、基本的に話の内容はゲーム(コープスパーティーリピーデットフィアー)と同じです。ただ操作しないだけみたいなものです。ですがアニメなのでキャラ自体の動きがあるのでゲームとはまた違った雰囲気、臨場感が味わえます(当たり前過ぎることを…)。ゲームはアニメとは違う分岐をプレイすることができ、ハッピーエンドではなくバットエンドも…。詳しくはプレイしてみて下さいw

声優さんではとあるシリーズや迷い猫オーバーラン!でもお馴染みの佐藤利奈さん、新井里美さんペアのお芝居も見所です!٩( 'ω' )و
また、グロいです。臓器祭りです。死に方もグロいです。つまるところ、ホラーが苦手な方はもちろん、グロが苦手な方にもあまりオススメはできません。

それでは、お気をつけて。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 2

64.8 2 グロで狂気なアニメランキング2位
ねこぢる草(OVA)

2001年2月21日
★★★★☆ 3.5 (136)
544人が棚に入れました
本作が制作される前に他界した漫画家・ねこぢるによる『ねこぢるうどん』の各場面をモチーフに、幻想的かつ暴力的な世界観を表現したアニメがオリジナルビデオアニメーションになって登場。ある日、ねこのにゃっ太は、病に臥せっていた姉のにゃーこが死神に手を引かれて家を出て行ってしまうところを目撃する。にゃっ太はにゃーこを連れ戻そうと奮闘するも、にゃーこは魂の半分を死神に奪われてしまった。それ以降、にゃーこは生気が抜け、腑抜けたようになってしまう。そんなある日、何気なくでかけたサーカスのテントで、2匹は現実と妄想が入り混じった不思議な世界に巻き込まれてしまう。こうしてにゃっ太は、偶然にも元気なにゃーこを取り戻すための冒険に繰り出すことになったのだった。

お寿司ちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

不条理でシュールでサイケなカタストロフィ

10年位前に見ようと思って、そのまま放置してしまっていた作品。
アニコレの棚見ていて他の方のレビュー読むと、
30分くらいのショートアニメでサクッと見れそうなので早速。

原作者のねこぢる死後の作品にもかかわらず、
過剰で不条理なねこぢる節はしっかり描ききれていた。
その上、単なる輪廻転生ではなく人間存在の宿業までをも、
サイケデリックでダウナーなテンションで紡いでいく映像に圧巻。

とにかく、鬱、グロ表現が過剰。
主人公が、人ではなく動物におきかえることで、
さらに凶暴さを加速させている。

元々、鬱で救いようのないカタストロフィーの連鎖の世界感は、
アニメにすることで、原作漫画以上に、
夢の深淵のようなシュールで幻想的世界観をつくっていた。
(ガロの逆柱いみりとかの漫画をロードムービーに仕立に
したような感じ?)

どうやら、四畳半神話体系でも有名な湯浅政明が、
監督を手がけているようだ。
かなり特殊なものの、映像は本当に素晴らしい。

ただ、技術的な面を除いて、この手の作品は、
気難しく構えてみるのでもなく、
シュールなサイケデリックの文脈で観るべきだと思うので、
「何でこれが、こんなことになるの?」とか、
「なんでこれが、こんな形してるの?」とか、
ゲラゲラ笑いながら面白さを見つけるべきだと思う。
なので、映像自体も、日本より海外の方が需要がありそう。
アングルやレイアウトなどの演出も、10年前のアニメにしては、
かなり先を行っていたんじゃないかと思った。

当時、2001年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で
優秀賞を与えた審査員の審美眼は、色んな意味ですごいと思う。

こういった点から、アートよりのシュール作品が好きで、
サイケな映像を楽しめて、尚且つ、鬱グロに耐性ある方以外は、
面白くもなんともない作品ではないかと。

自分的には、たまたま思い入れもあったので、大当たり。


重症の鬱グロ作品を求めている方なら、
ねこぢるの夫(現ねこぢるy)の鬱グロの最高峰漫画家 山野一
の漫画が最凶なのでオススメです。
「四丁目の夕日」「夢の島で会いましょう「混沌大陸パンゲア」」など、
生きていくのが嫌になるほど人間の負を見せつけられる大名作。

絵もえげつなくて汚いし、人生のトラウマになる悪書なので、
読まないほうがリアルに支障をきたさないと思われます。
山野氏の漫画は、所持してるだけで人格を疑われるレベル(笑)

投稿 : 2024/12/28
♥ : 18
ネタバレ

manabu3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ねこが旅する奇妙で不条理な世界を華麗に描く映像美

この作品はとにかくアニメーションが凄い。
独特なアングル、ぐにゃぐにゃと揺れ動く作画、空気・水・砂の表現などなど。
本作のアニメーションの素晴らしさは筆舌に尽くし難い。流石湯浅氏だと思った。
内容についても形容し難いが、映像だけでも非常に楽しめる作品に完成している。
好きな人にとっては本当に好きな世界観とアニメーションだと思う。
私もこの世界に引き込まれてしまった。

内容について
{netabare}(この作品の内容を考察することに意味があるのかは分からないけど)
歯車を回し時間が戻る描写で、色とりどりの小さな球体が見えるが、これは太陽系だろうか。
神と思しき存在の前に置かれたお皿の上には、今度は地球が乗っている。
エンディングでは、製作者の遊び心で映像(登場人物含む)が度々巻き戻る。
「所詮、この世界もこの作品も、創造主(製作者)次第」ということなんだろうか。
ねこぢる氏に関するアニメに一貫して存在するのは「世界の不条理」のように思われる。
ねこぢる氏はそのことを描きたかったのだろうか。{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 5

茉奈 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

何度も見るにつれてどんどん好きになる

一番最初はなんだこれ?
って思いましたが、いろんな方のレビューやらなんやらを見て再度見て見るとああ、そういうことかとちょっとだけ分かるようになりました。

そして、どんどんこの猫たちが好きになっていくのです。
どっかにぬいぐるみとか売ってないでしょうか…
買いたいです。

あの真っ暗なめんたまが特に好きです。

そしてねこぢる劇場を見つけじっくりと見て見ても、ああなるほど。
と納得してしまうものばかりでした。

こういう雰囲気は大好きです。

そして姉思いな弟にはじわりときました。
最後辺りの姉に全ての魂が戻り、姉弟が特に弟の方が楽しそうに歩いているのを見て再度うるっと。

完全に分かる日は来ないかもしれませんが、それでもまた何度でも見て見ようと思います。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 7
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