天啓 さんの感想・評価
2.5
伏線詐欺
最近 日本のアニメ会進出が著しい 中国系アニメ製作会社 ハオライナーズの作品 シリアスストーリー物としては一人乃下に続く2作目
一人乃下がまあまあ面白かったので 本作も期待して視聴
結論から言うと 全くダメだった
伏線らしき描写を大量にばら撒いて 一切回収せず
訳のわからん怪物との異能バトルに終始してしまった。
アニメーターも日本の会社からかなり引き抜いたと聞く
そのためか作画レベルは悪くはない
しかし、ストーリーが空っぽすぎる
{netabare}
疑問および伏線らしきもの
ケツノウとは何
主人公ミリュウと父親の確執の理由は?
擁護施設は何?
色々調べてたような刑事がいたが 何か真相を掴んだのか?
怪物の中から血の色をした 人型の人形のような物が出てきたが
怪物の正体は何?
ややと呼ばれる少女は何者?
そして、ヒロイン アンジの正体は?
{/netabare}
最後まで見れば、これらの疑問は晴れると信じ、最後まで観てしまった
ところが これだけの疑問をばら撒いたにも関わらず
一切回収せず、怪物との異能バトルのみを描いた トンデモ脚本
それとも続編があるのかな?
1クールだけだとしても それぞれの伏線らしき疑問点同士の繋がりも見えてこない
バトル好きにはいいかもしれないが、ストーリーを追う人には時間の無駄になるのでお勧めできない。
観ると裏切られた感を感じることになる。