グラフィニカTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のグラフィニカ成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月07日の時点で一番のグラフィニカTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.2 1 グラフィニカアニメランキング1位
十二大戦(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (494)
2075人が棚に入れました
誇り高き十二戦士の、血戦の記憶――

十二年に一度開催される第十二回の十二大戦。
干支の名を宿す十二人の猛きせんしが互いの命と魂を賭けて戦う。
参加者は子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥の十二人、異様なる戦士たち。

その戦いに勝利した者は、どんな願いでもたったひとつだけ叶えることができる。
どうしても叶えたいたったひとつの願い――

最期に生き残る者は誰か?
策謀と殺戮の渦巻く戦場で、流れるのは誰の涙か?
魂を揺さぶるバトルロイヤルが開戦する。

声優・キャラクター
堀江瞬、梅原裕一郎、五十嵐裕美、岡本信彦、江口拓也、鳥海浩輔、緑川光、チョー、早見沙織、佐倉綾音、西村朋紘、日笠陽子、安元洋貴
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

計算されたクソアニメはクソアニメなのか

1話感想
{netabare}まだ一話だけだし内容についての感想はさほど無いのだけど…
ウサギのデザインにやられたw
どう見ても変態、民族や部族の正装で笑ってはいけないとかそういうのではなく明らかに変態、ここまで一目で変態と分かるデザインは大したモノかと。
なんかどこかで見た気がするなぁと思ったらアレだ、トルチョックホラーショウだ、あれに通じるものがある、性格もキチガイだし。
ってことで掴みは上々かと。
あとはこのウサギがどう活躍するかかなぁ…あんま出番無いようだったらガッカリかも。{/netabare}

3話までの感想
{netabare}サブタイでネタバレ&回想入ったキャラ死亡…これってお約束の構築中なのかな?と思ってる。
こういったパターンを作り上げて途中でそれを裏切る展開をするんじゃなかろうかと…派手に壊すための積み木を組んでる最中みたいな。
ってことで「この回誰が死ぬか予想がつきすぎてツマラン」みたいなことは言わないけど、問題はこのお約束構築をどこまで続けるんだろ?
言い方変えると何人まで減らすんだろ?ウサギが含まれてないんだったら良いのだが…贔屓目に見てるので。
(といいつつずっと最後まで現状のパターンが続いたりして)
と、個人的にはまだ「溜めの回」って判断なので良くもなく悪くもないといった感じ。

まぁ気になるのはトリの性格(判断)がおかしくなったのは本当にドーピングのせい?実はサルの能力だったりして?とか、ゾンビ徘徊させて姿を見せないウサギは今なにやってるんだろう。
自分の手で殺したのがゾンビにできるのか、死体だったら何でも構わないのかも気になる。
トリを鳥葬オチにしたのはそこら辺の可能性を潰す目的もあったのかな?と…考え過ぎかね?
もしそうならイヌは死体転がってるので利用できるチャンスだったりして。{/netabare}

4話感想
{netabare}おや、↑で書いた「お約束」の形成、もう暫く続くと思ったら4話にして早くも崩しにかかったか?
いや、まだ分からんな、2回に分けただけかも知れない。
ウサギの能力は人間だけじゃなく鳥にも使えるのか、これめっちゃ強くね?
姿を見せなかった間、裏でプチプチと鳥を殺してたのかな?結構地味な下準備をしてたのかも知れないと思うとちと微笑ましい。
ネズミとサルのやり取りは単なるページ稼ぎ、これは聞かなくていい。
いやぁだってねぇ、サルがあんな世界に首突っ込んでおきながら旦那?彼氏?と日本?で一般的な家庭生活なんて無理だもの。
恨み買いまくりーの暗殺狙う人ワンサカでしょ、サルに手出し出来なくても旦那は?って話。
ここら辺は作家も明らかにバカにしてるので真面目に受け取る必要はない。
なんか話してて親交が深まったってだけで、話の内容自体は何でもいいってところかと。{/netabare}

5話感想
{netabare}この大戦をセッティングして高見の見物をしてる「黒幕」の登場。
うんうん、やっぱりこうだよ、これが普通だよ。
前期にどう考えても黒幕が居なければ説明がつかない設定でありながら黒幕を一切出さず、それでいながらそいつに課される難題を解くだけで放送の終わった作品があって「こんなのってアリ?」と思うと当時に、それに疑問を持つ自分はおかしいのか?と不安にさえなったが…いやぁなんか救われた気分。
黒幕に迫ってそいつらをぎゃふんと言わせる内容かどうかは知らないが、出してくれるだけでも非常にホっとする。
そして笑えるのが戦士達の普段の生活の場…みんな日本に居るのか!?
こりゃあ確信犯(誤用)だね、あんまり原作者の名前で内容を評価ってしたくないけど、なろう作家じゃあるまいし知っててワザとやってる。
4話の段階ではワザと馬鹿っぽくしてると判断したが、もしかして伏線だったりってことは…あるのか?そう考えさせるのが狙いか?{/netabare}

6話感想
{netabare}これまでの流れ同様、読者(視聴者)を子馬鹿にした内容全力投球、絶好調だねぇ。
どう見ても何かありそうなトラを散々見くびる→ほら見たことかと羊が殺られるって流れね。
こんなのをチンタラと尺使って描写とか、他の作品だったら自分キレてたかも知れない。
少年誌ならいざ知らずラノベでこれって…要は「少年誌なんてガキの見るもんだぜ」と大人ぶりたい人向けのラノベで少年誌あるあるをぶつけてくるなんて、中二病を笑う高二病を笑う大二病的趣味の悪さを感じる。
あいや褒めてるんですよ?
ここまで悪趣味晒しといて嫌味を感じないのはひとえにデザインの秀逸さに尽きると思います。
十二支全員マトモな恰好のヤツが居ない…自分は特にウサギの変態デザインにコロっといっちゃったクチだけど、この「どいつもこいつもバカっぽい恰好」であるお陰で大抵のことは嫌味に感じなくなる雰囲気が作られてるんだと思います。
当然原作者も狙ってそうしてるんだろうけど…上手いねぇ。
で、ここに来て戦士がポンポンと脱落しまくってしまいました。
こりゃ黒幕に迫ってぎゃふんと言わせるとこまで話が広がるのかな?{/netabare}

8話までの感想
{netabare}武空術出てきて脳がフリーズ状態のボク。
ゲーム世界なのかなこれ、グラマラスヒーローみたいな…そんなベタな!?
ま、まぁ現実だという前提で考えると、善だ悪だいうのは関係ない、法廷開いた国の法律に従うだけでしょう(※)。
それよりあの世界では「戦士」なるものがどういう扱いなのかを垣間見せたのが重要な予感。
国際条約で戦士は何やってもいいって取り決めがされてる?(法廷開いた国がそれに批准してるなら※はその例に当てはまらない)
そういや何回も“大戦”はやってるハズで、歴代の勝者が何を望んだかによって世界はいくらでも歪められる…か。
しっかしなぁ、あんまりゲームチックになると興覚めというか危機感が無くなるので「そうであって欲しくない」と願うんだけど…なんか嫌な予感。

追記
「出てくるキャラの恰好がイカれてるので説教が嫌味にならない」ってことを友人に話したら「パンクだね」と言われました。
なるほど、そういうことか。
パンクとか、ヘビメタもそう?ああいう奇抜な恰好してライブで「てめーらクソだ」って言われても嫌味は感じない、むしろノリノリでイエーイってなもんでしょう。
が、これが七三頭のスーツ姿の上司や先輩みたいな身なりで「てめーらクソだ」と言われたら反感覚えます。
にゃるほどねぇ~。{/netabare}

10話までの感想
{netabare}うわあああ、作者、天才か?
但しその方向性は悪趣味なもので、どう天才と感じたかの説明をここでするのはチト怖い、自分顰蹙買いそう。
んーとね、当たり障りのない部分で言うと…
「舌噛んで即死」、そんなことあるかい!と突っ込む人も居るかも知れないけどそれはあくまでウシ個人の推論。
特にウシはその後、トラがもし一命をとりとめても再起不能状態(これもトラ個人の推論ではあるが)なのに決闘する気だったりと、推測は下手だと示されてる。
人殺しのプロが生きる/死ぬの境界の見極めが下手ってのはどうかと思うが、普段はオーバーキルしてたか、頭ではなく手応えだけで理解して来てたんだろう、天才らしいしね。
ついでにトラの「ウサギは直接手をかけないとゾンビにできない」ってのも、多分トラ個人の推論じゃないかなぁ。
問題は「キャラ個人の推論」と「設定として事実」の境目が曖昧なこと。
というより、「まだ推論の域でしかないのに事実として確定したものとして扱う」って作品は結構あって、個人的には「えーそれちょっとどうなん?」と思うことがチラホラ。
この作品はそういった違和感を逆手にとって遊んでるような気がする。
まぁそうやって下手に褒めても後からハシゴ外されるんじゃないか?と思わなくもないけど。

そもそも、キャラの恰好があんなんなせいで、喋ってることが素直に信じられないってのがありまして。
ウシなんて今回の大戦以外の時でもあの恰好だったんかーい!!と、もう爆笑。
あの恰好で正義とは~とか言われても、ねぇ。
丁度同期の他作品でも似たネタありましたね、“しょびっち”で委員長キャラが自分がパンツ丸出しなのに気付かずに「不謹慎なことは許しませーん」と息巻くの。
十二大戦はそれと同じギャグ作品だと見てるので…これ以上は黙っとこう。{/netabare}

全話見ての感想・これだけ見ればいいかも
{netabare}顰蹙買いそうなので書かない方が良いかな~と思ってたけど、別に馴れ合うために感想書いてるんじゃないし、ここは素直に思ったことを書いていきます。
但しかなーり攻撃的(に取られかねない)な内容なので、読まれる方はあくまでいち個人の感想ってことでムっときても鼻で笑って許してください。

これを見た人の感想は多分3タイプに分かれる(良くも悪くも思わない「ふーん」で終わらす人も含めると4タイプか)
A:なんてクソ作品だ→正常
B:真顔で「これ面白い」→あ、うん
C:Bをユビ指してゲラゲラ笑う→西尾

まぁアレです、エヴァの劇場版の…何作目だっけ?どう見ても庵野が観客に向けて「テメーらクソ」と啖呵切ったヤツ。
あんな内容ですら「いやぁ最高です、庵野様ありがとう」と真顔で誉めてたアニオタ居るんだぜぃ?
自分はもう作品の良し悪しよりも、そういったオタをニヤニヤヲチしてた口なんだけど、どうもこの作品はそれと同じ楽しみ方が正しい気がする。

とりあえず、ひたすら馬鹿にして書いてるってのは物凄く感じる。
それこそ100パターンの展開考えて、一番つならないのを選んだんじゃないかな?とさえ思ってます。
どこでそう感じたかってのは沢山あるんだけど…
大戦といって大戦じゃない。
世界トップレベルの12人の戦士を集めた割には国際色が無い、テキサス訛りのカウボーイもヨガ使いのインド人も出ない(そのものを出せとは言ってない、一例ってことね)、みんな日本人っぽい、少年誌以下。
善だ悪だ正しいことがどうのこうの言ってるが、「大戦で賭けをしてた奴ら」の前では簡単に消し飛ぶ理屈でしかない。
戦争も貧困も、恐らく国際法もこいつらの胸先三寸でしかない。
4話のサルの回想なんか良い例で、お互い疲弊しまくってるのに終わらない小国の小競り合いなんて、裏で両陣営に武器流してるヤツが居るに決まってるじゃん。
戦争が長引くように、決着付かないようにパワーバランスを操作してるし、サルが和平築いた後それを壊しにイノシシが派遣されたのは「黒幕」の手引きっしょ。
ってか、だからこそ平和を望むサルは賭けをしてた奴らの席に就こうと目指してたんじゃなかろうか?と睨まれてたワケで。
で、そんな気分次第で善悪をひっくり返せる「黒幕」が存在する世界で、黒幕と対峙するでもなく身内で善だー悪だーワオーと語った所で詮無き事、机上の空論。
ってか黒幕を登場させた段階で、それの掌の上で踊らされてる演者同士の抗争なんて見させられても「で、それでどうするん?」としか感じないワケで…まるで“よう実”みたい。
でもって「キャラの推測が何故か確定になる」、ウサギの能力の詳細、なんでそこまで分かるの?っていう。
まるでサクラダリセットみたい。
と思ってたらネズミの能力がまさかのサクラダリセット。
あれもクソだったけど、いやぁ西尾センセも嫌いだったんすねぇ。
他の戦士達がネズミに見覚えがあるのが伏線?んなワケあるかーい。
全く同じ試行(選択)をしたとしても、相手が知ってる・知ってないで変わっちゃうじゃん、と。
ヒツジが対戦者を引き入れようと思案して、量子力学がどうのと案を出して「バカバカしい」とせせら笑ってたけど、あれが本音だって。
非常にバカバカしい。
こんな考えるだけで空しくなるガッカリな能力をオチに持ってくるのは鼻クソほじりながら書いたって思いつかん、ワザとつまらなくしたとしか思えない。
そして最終回の「願い」。
今度はディバインゲートwwwwwwwww
こんなん敵前逃亡みたいなもんで、一番やってはいけない。
「そんなことないよ」と思われる方はディバインゲート見てみるなり、感想に目を通してくるといいかも。
なんかもうね、評判悪い作品の評判悪い部分ばかりを集約したかのような内容、これは意図しないと無理でしょー。
(注:候補に挙げた元ネタ作品そのものが該当してるってことではありません、一例ってことね。その作品のダメな部分を共通とした別作品は他にも色々あるでしょう)

けどね、だからといってイヤミな作りになってないのが凄い。
ひとえにキャラがアホな恰好してるせいだけど、「こんなんで楽しんでるオメーらバカだ」と言いつつ「ボクちんもバカなんでしゅけどねー」って振舞い。
パンクですわー、傾(かぶ)いてますわー。
まぁなんだろうね?これも一種の炎上商法になるの?
途中からは「次の展開はどんなガッカリな内容が来るのか?」ってのをワクワク期待するようになってました。
一銭も払いたくないけど、もう物語シリーズが安泰で売り上げはどうでもいい、むしろ大コケして引退の言い訳にできればいい、とまで考えてるんじゃなかろうか?
ただ惜しむらくは今期は天然モノの超クソアニメ、ダイナミックと王様が存在するため、ワザとクソ作品にした十二大戦はちょーっと分が悪いかなぁ、と。
あ、★に関しては評価拒否ってことで5です。{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 11
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

はじめから、自分の干支「○」にだけ注目して観てみた(笑)

[文量→中盛り・内容→雑談系]

これ、自分の干支に感情移入しなきゃだめかなあw ということで、私はアニメ見る前から○に肩入れして観てみようと思いましたw いや~、アニメも900以上観てくると、トリッキーな視聴スタイルも試したくなるよね(苦笑)

【総括】
純粋なエンタメ作品。あんまり頭使っちゃダメですね。シンプルに、楽しく翻弄されよう♪ あなたの干支は何ですか? その人を応援しながら観るのも、1つのスタイルかもしれませんw

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本来ネタバレじゃなかったんだけど、視聴後に、自分の干支をタイトルから消しました。そう、私の干支は「子(ねずみ)」です(笑)

結局は、干支の順番(逆)に死んでいきましたね。(最初の死亡)亥→戌→酉→未→午→巳→辰→卯→寅→丑→子(勝者)

最初に巳が殺されていたので、惑わされましたが、「作中に殺されたシーンが描かれた」のを死亡とするのですかね。卯に操られた死体状態を壊された時に、死亡カウントしたのが、上手いしズルいですねw

エンタメ作品としては申し分のない内容。9話とか、カメラぐるぐる回って、バトル凄かったし。

ただ、深みは? と言われば、まあ、微妙かな。最終話、ガッツリと子の心理描写に尺を割き、十二支それぞれの願いを見せつつ、「願いを叶えるということを、忘れさせてほしい」という願いをしたんだけど、これは正直、予想ついてたし既視感もあったんですよね。

村上春樹さんの短編小説に、バースデーガールというものがあるんだけど、それに少し近い感じ。

(以下、バースデーガールのネタバレです)
{netabare}
ある女性が、 不思議な老人から「なんでも願いを叶えよう」と言われ、彼女は冗談半分ながら「何か」を願った(その何かは最後まで明かされない)。時は流れ、彼女は結婚し、いわゆる「素敵な人生」を送りながらも、なにか満たされない様子だった。そして、夫が尋ねる。「その願い事は叶ったの? 願い事に後悔はないの?」と。彼女は、ひっそりと笑った。

、、、まあ、こんな話で、彼女が「なに」を願ったかはついに明かされず、色々な人が、色々な解釈をしています。私は、彼女は「思ったような人生を送りたい」という類いの願いをしたのではないかと思う。

その場合、彼女は自分の人生を失うことになります。だって、努力の末に何かを成しても、それが「あの時願ったからじゃないか」という疑念が付きまとうからです。尤も、あの不思議な老人は、ただ単にボケてただけで、魔法もなにもないかもしれない。そういう、答えの出ない自問自答の中でずっと生活することは、どうしたって辛いです。
{/netabare}

「人は、誰かに願いを叶えてもらった瞬間に、自分の人生を失う」というのは、逆説的ではあるものの、子もたどり着いた答のような気がします。

勿論、願いを持てぬ子(現代っ子)を皮肉るのが本筋かもしれませんが、私は、上記のように感じていました。だからこそのラストシーンの、晴れやかな表情だったのかな、と(自分の人生を取り戻した)。

、、、いや、やっぱりそんな小難しいアニメじゃないでしょうね(汗)

うん、3ヶ月楽しかった! それで充分! 基本的に「子」を応援していましたが、奴は何もしないのでw、途中から寅に浮気していたことは、秘密です(笑)

あと、「①正しいことをしようとする。②する。」ってのは、何気にスゲェ言葉だよな~と思いました。

あとあと、他の方のレビューで、「女性向けの薄い本がいっぱい出そうな気がする」とあり、「確かに」と思いました(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
子の登場シーン、寝てる(笑) これは、逆に強そうだな♪ 亥が主役? 12時間を12話で? デスゲーム系なんだね。と思ったら、亥退場。これは、「まほいく」方式で、メインになる=死亡フラグ かな?

2話目
やはり、子は主役級だな~♪ 言葉遊びw 戌さん、死にそうだな(笑) やはり(笑)

3話目
次は酉が死にそうだな(笑) やはり(笑) そして、子の正体や如何に?

4話目
意外と、子にも熱い部分もあるんだね。内戦の停戦に独立? 現実的か、な? と思ったら、ちゃんと現実。申、結婚相手いたんだね。珍しい設定。

5話目
意外と子が弱い(汗) 未、次に死ぬな。絶対に寅は強いでしょ。

6話目
お~、申が退場は、意外。子は、潜入スキル? え? 午は一酸化炭素中毒で死亡?

7話目
やっぱり申は死亡? ここで辰巳の過去? 子は相変わらず、戦わないw 丑、その程度?

8話目
あ~、来週、辰巳の兄、死ぬなw

9話目
やっぱりw 寅の過去。支障はない。支障はない。一体、何があれば、支障があるのだろうか? 戦闘シーンのカメラ、すげぇな。卯、死亡。申に意識を移したとか、そういう流れ?

10話目
①したいと思う→②する。 すげぇシンプルな理由だな~。寅のエピソード、良いな~。最後に正しいことがシンプルにできたんだね。

11話目
まあ、子の優勝は予想できてたけど、能力は面白かったね。

12話目
優勝で終わらない最終話。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 39
ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

上から目線で見てたら完全にはまってたでゴザル【最終回後_感想追加】

西尾維新 原作。制作グラフィニカ。

グラフィニカは3DCGを主とする下請け業をやってきた会社なんですね。知りませんでした。

ちなみに、面白いですよね?

↓【 ※4話ネタバレ 】
{netabare}
4話まで、結構好きになったキャラをあっさり使い捨てるスタイルで、ドツクもトリちゃんも勿体ねえなぁ・・と思いながらも、ワクワクしながら観てたら・・猿!?嘘だろやめてくれよー。けっこう良いキャラじゃん・・キッツいわー・・。 えっ!?誰?誰が殺すの?もう5分しかないんだけど?ネズミ?ネズミが急にうじゃうじゃ殺すの?マジかー(ドキドキ・・)


・・・って次回に続くんかーい!  あれ?・・もしかしてハマってる?
{/netabare}


完全に術中に嵌ってます。面白い。





――はい。最終回を見ました。更新しなよと言われたので書こうと思ったんですが、最終回付近などの考察や感想は皆さんしてると思うので、このアニメを最後まで楽しんでた私が、胸糞だったワンシーンだけの意見を書き連ねる文にしようかなと思います。余談ですねw

↓【ネタバレ】
{netabare}
胸糞な場面。それは「猿(申)」の「綺麗事舐めんなよ、ボク」です。

吐き気がしましたね。

それまで猿が展開した持論や経験などをすべて聞いた後のこの台詞が、この作品の最安値でした。

なんでだよ!という意見が多いと思うので、私個人の考えを言いますね。

彼女は超人的な能力を手に入れ、それを世界平和に使うことを決心しました。戦争に介入することや、すべての人々を救いたいという荒唐無稽で夢物語な考え方を“綺麗事”だと言いました。自身でも理解しているのでしょうね。数々の戦場を経験した彼女だから言えるのかもしれない。

彼女の行いは素晴らしいと思います。私は絶対に真似できません。したくありません。

ここで嫌だなと感じたことがひとつ。

戦争の描写や関わってる人間が、反戦の為の出来が悪い映画みたいな面持ちや考え方だったことに虫唾が走りました。本来国の内紛などは人権や誇りをかけて対立していくもので、戦っている人間には、築いてきた死体の山に誓った覚悟と強い意志があります。それはその場に生き、想いを持ってなければ解らないものなのでしょうね。戦場では嘆き悲しみながらも、楽しいことがあったら笑うしフザケもする。それが日常だからだそうです。今はまだ平和な日本だと、あまりピンと来ませんね。

・・話がそれました。

メタ的な考え方をするなら、この題材を選んだことへの侮蔑。そして世界に入り込んで、彼女自身が“綺麗事”だとわかっても諦めない人間なのだ、という事を思うなら・・。

「キレイゴト」という言葉は選んでほしくなかった。

綺麗事には↓

①表面を取り繕う。口先だけの体裁。
②手際よく綺麗に仕上げた仕事。
③汚れないで済む仕事。

・・という意味があるらしいです。

これがもし逆の意味なら納得できたでしょう。

チープですが冷めはしなかった。

“一度救ったが救えなかった人達”をテレビで見た時。
それでもまだ彼女が自身のやっていることを“綺麗事”だと捉えているなら。
彼女が“自身の手を汚さずに”行っている仕事に対し、あんなふうに涙を流していられるなら・・。

私はコイツとは一生分かり合えないと強く思いました。

「亥」との方がまだ分かり合えると思います。最終回に「子」のボーヤがコンタクトをとった十二戦士の面々と、話せば分かり合えたと言ってたところを思い出します。

「猿」と「亥」 あの二人はそんな対比があったのかもしれません。


最後に・・(゜゜) 何か陰鬱なしゃべり口調で語ってしまいましたがw

言いたいところは西尾維新が「猿」を上述したようなキャラクターにしたくてあんな描写や言葉にしたのかな、と考えました。真っ直ぐで優しくて温かみのある女性なのに、どこか人ならざる考え方を持った超人。正義の人。

まあ、思いっきりミスリードの気もしますが(笑


勘違いされそうなので言っておくと、私「猿」好きですよ。よく出来たキャラクターだと思います。


ちなみにベタだけど、私は怒突(どつく)が好きだよ!(*´∀`*)虎も良いなあー♪
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 29

62.8 2 グラフィニカアニメランキング2位
チェインクロニクル ヘクセイタスの閃(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (136)
586人が棚に入れました
世界のすべてを記述した本“チェインクロニクル”を巡る物語。

最果ての大陸“ユグド”。
住人達は自分たちの住むその大陸が、世界の広さのすべてだと思っていた。 大陸はいくつかの領地に分かれ、それぞれの地に王が存在していた。 各勢力によって、小規模戦闘が起きる事はあっても 諸王たちの円卓会議により選ばれた“盟王”によって、バランスが保たれていた。暗黒の魔物“黒の軍勢”が現れるまでは—。

「全ては闇に覆われる…」黒の軍勢に挑んだユーリ率いる義勇軍だったが、力及ばず敗退。
さらにはチェインクロニクルの半分を黒の王に奪われてしまう。
黒の王によって占領されてしまった王都。その王都から撤退する最中、ユーリたちはたった一人で黒の軍勢と戦う少年と遭遇する。

この世の全てが記述された本“チェインクロニクル”をめぐる、
黒の軍勢と義勇軍たちの世界の命運を懸けた戦い、そして“キズナ”の物語が、始まる-。

声優・キャラクター
石田彰、佐倉綾音、内田真礼、豊永利行、内田彩、今井麻美、小岩井ことり、緑川光、佐藤美由希、日野聡、伊藤美来、柳田淳一、村川梨衣、大坪由佳
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

まるで、全話が総集編(テンポの早さが異常)

「うたわれるもの」「ティアーズ・トゥ・ティアラ」などが好きな方は合うかもしれません♪

ソシャゲ原作アニメ。雰囲気は、古き良きSRPGといった感じ。キャラデザや世界観は、「スペクトラルフォース(ゲーム)」や「ジェネレーション・オブ・カオス(ゲーム)」に似ているかな。

ちなみに、原作は未プレイです。

《以下ネタバレ》

【各話感想】
{netabare}
1話目
いきなり、最終回?(笑) 戦後を描きたいのかな。でも、私は仲間が集まってくる過程が好きなので、1話以前を観たいかもw 超小規模の行軍w

2話目
なんか、ホントはどのキャラにも設定が詰まってるんだろ~な~、という感じ。バトルは相変わらず凄いけど、キャラを掴めてないから、おいていかれてる。

3話目
展開が超早い。ブルクハルト闇堕ち。これは姫さんの失策でしょ、普通に。ブルクハルト可愛そう。

4話目
また、キャラ増えた(汗)

5話目
己の影との戦い。よくある話。

6話目
スペクトラルフォースの大蛇丸って感じだな。まっ、また新キャラが。

7話目
フィーナの独白は良かった。少しはキャラが深まったかな。

8話目
さあ、ついていけなくなってきたよ。

9話目
いつのまに、毛まみれが守護竜に?

10話目
バトルしてるねー。

11話目
今回は、なかなか面白かった。

12話目
え? ここで、サービスシーン? ギャグかい(汗) よく分からないままに大決戦が始まり、よく分からないままに黒の王が良い人になり、よく分からないままに終わった。なんだ、このアニメ?
{/netabare}

【ソシャゲRPG原作アニメの課題として】
{netabare}
最近、ソシャゲRPG原作のアニメって多いけど、共通する課題として「キャラが多すぎる」「ストーリーが希薄」であることが挙げられると思います。

私は一作しかまともにソシャゲやってないけど、あのジャンルはアニメにするのが難しいなと思いました。

やっぱり、ガチャをたくさん回してもらうためにはコレクション要素を付加しないといけないから、どうしたってキャラは莫大な数になります(武器の数が膨大になるゲームはアニメに向いてるかも)。しかも、どのキャラ(カード)を使用しているかによって、プレイヤーが誰に感情移入しているかは千差万別で、その扱いの比重が難しいです。基本的に販促&ファンサービスがメインであろうソシャゲアニメで、現役のプレイヤーから不評を買うのはどう考えても得策ではありません。従って、たくさんのキャラを浅~く撫でていくだけのアニメになりがちだと思います。

また、ソシャゲにおいてのストーリーって、ホントに「オマケ」的な要素しかないのに、そこをメインにしていくアニメにとっては、かなり食い合わせが悪い。私もソシャゲやってた時、ストーリーなんて楽しんでいたのは初心者だったときだけで、あとは体力使いきるだけの作業になっていましたし(会話も全部ショートカットでとばしてました)。

結局、ソシャゲのメインってユーザー同士のバトルにあると思うけど、ストーリーをメイン楽しんでいるユーザーなんているのかな?(そして、ストーリーをメインに楽しんでほしいなんて思っている制作会社なんてあるのかな?)

それに、ソシャゲって(人気と収益次第だから)いつ配信終了になるかわかならないのと同時に、いつまで配信し続けるのかも分からないコンテンツなので、ストーリーを「完結させる」という概念自体がないと思います。だから、「いつでも終わらせられるように」「いつまでも終わらせないように」、ストーリーを水増ししてダラダラ続けるか、ひとつのシリーズが完結した時点で「新たな敵」「真の敵」を出して、ストーリーを継続させていくことになるのでしょう。

これらの要因からして、ソシャゲは、キャラ>>>>>>ストーリー、といったバランスになりやすいコンテンツなのだと思います(というか、個人的には、ソシャゲには、ゲームに対してもユーザーに対しても「愛」がない感じで嫌いなんですよね。あるのは、いかにガチャを回させるかという「知恵」だけだと思いました。まあ、一作しかやってないから、他のは分かりませんが)。

基本的な概念として、本来は、ストーリーや世界観の中でキャラを考えるべきですが、ソシャゲは、キャラの組み合わせでストーリーを構成するのでしょう。

そんなソシャゲRPG?アニメとして、ひとつの正解を出したのが、「刀剣乱舞 花丸」だと思います。あれは、ソシャゲのキャラや設定だけを持ち出し、日常系にシフトしたので、変なイライラはなかったです。

もっとも、「神撃のバハムート」も成功例だけど、あれはアニメとしてのクオリティと独自性が高すぎて、本来の目的であろう販促になっているのかと、他人事ながら心配になりましたw
{/netabare}

【視聴終了】
{netabare}
いや~、面白くないw

よく分からないままにストーリーが進み、よく分からないキャラが仲間になり、よく分からないうちに大決戦がはじまり、よく分からないままにラスボスが良い人になり、よく分からないままに終わった。なんだ、このアニメ?

ジャンルは大好きなんだけどね(苦笑)

本作は、アニオリキャラのアラムを主人公に据えて、黒の軍勢との戦いや裏切った仲間達との絆を描いたアニメです。こんだけキャラ数が多くなると、アニオリキャラを主人公にするしかないから、それ自体は全然良いし、むしろ正解だと思います。

作中、ただの少年に過ぎなかったアラムが、各国の王や名だたる戦士達に認めれ、討伐軍の主格になるシーンがあります。そのきっかけは、黒く染まったチェインクロニクルを白く染め直した、ということなのですが、なるほど、分かりやすい装置ですね。こういうのって、例えば、「誰も抜けなかったエクスカリバーを抜いたから勇者」と同じ公式で、否応なく、経歴や資質、実力などを全てぶっ飛ばし、有無を言わさず勇者になれる装置なんですね。

それも王道だから、別に良いんです。とにかく、素材は良いのに、演出がダメ過ぎただけなんです(これは演出の力不足というよりは、ソシャゲ原作の宿命みたいなものかと)。

唯一楽しめたのは、終盤(11話)の、闇堕ちブルクハルトとユリアナのバトル。ユリアナの高潔な強さと情けのバランスかな。ブルクハルトを素直に誉め、感謝を述べつつも容赦なく一撃で倒し、骸にマントかけるところとか、「騎士」って感じで好きでした。ただ、ユーリのことは頑張って救い、ブルクハルトは容赦なく切り捨てるとか、それが「義勇軍」と「騎士団」の性質の違いといえばそうなのかもですが、ややブルクハルトが不憫に思えました。そもそも、闇落ちの経緯にしたって、むしろブルクハルトの方が同情できると思うけど(かと思ったら、ブルクハルトはアニオリキャラですか。なるほど、使い捨てしやすいわけですね)。

あとは……Cパートの「ちぇいん黒にくる!」の方が本編よりはまだ面白かったです。

あとは……うん、もう観る点がないな。

私は、初期の「スペクトラルフォース」や「ジェネレーション・オブ・カオス」が好きで、(OVAではなく)テレビアニメ化して欲しかったんだけど、多分、こんなアニメになっちゃうんでしょうね。キャラが100人単位でいるから(苦笑) んじゃ別に良いや、と考えを新たにしました。

(原作ファンからの)批判を覚悟し、どこかの勢力に肩入れし、ストーリーを小さく絞らない限り、ソシャゲRPGアニメのヒットはないんだなと思いました。もしくは、50話以上かけてやる覚悟をもつか。

また、後述の余談でも触れていますが、かなり、「ロードス島戦記」の波動を感じたました(劣化してるけど)。まあ、日本の古典派ファンタジーは、多くの作品がロードス(というか、指輪物語やダンジョン&ドラゴン)の影響を受けてるけどね。
{/netabare}

【総括】
誰が誰で誰となぜ争っているかがよく分からなかった。

「キャラを出し過ぎて深まりが足りない」「敵に魅力がない」「ストーリーのぶつ切れ感」「よく分からないけど壮大な世界観」「なのに戦闘作画だけはやけに動く、金のかけかた」

上記、「ソシャゲアニメの課題」に、まんまどっぷりとハマっているアニメかな、と。

CMを観た時は面白そうだと思ったんだけどな。あぁ、「天鏡のアルデラミン」のような正統派ファンタジーや、「灰と幻想のグリムガル」のようなしぶいファンタジーは、何処に、、、。

個人的には、第1話の前(ユーリが義勇軍を立ち上げ、連合軍のトップになるまで)の話の方が観たかったかな。

【余談~「チェインクロニクル(黒の軍勢)と、「ロードス島戦記(暗黒の島マーモ)」との違い~】
{netabare}
名作「ロードス島戦記」の悪役である、「暗黒の島マーモ」では、国教として「暗黒神ファラリス」が信仰されている。「ファラリス」の教えは「汝欲するところを成せ」であり、そこでは全ての欲望が肯定される。そのため、盗賊や悪人などによく信仰される神であり、破壊や略奪すら肯定され、一見すると、「チェインクロニクルの黒の軍勢」と同じように見えるけど、深みが全く違う。本来「ファラリス」が司るのは「自由」であり、マーモの島民にしても、「精神の自由」を求めるだけの、平和な島民は数多くいる(この辺は、善良なイスラム教徒と、イスラム過激派との違いに近い)。また、ロードス本島においても、「圧政からの開放」などから、「自由」を守護する「ファラリス」を信仰する民もいる。

マーモは確かに邪悪な国家で、破壊や略奪、暗殺などなんでもござれではあるが、そこにはロードス本島から虐げ続けられた(神々の時代に呪いの拡大を恐れた光の神によって、ロードス本島から切り離された経緯や、近年では、罪人の流刑地として利用されるなどの)歴史があり、ロードス本島を侵略するだけの確かな動機がある。また、侵略を目的化している狂信的な人物もいる一方、侵略は手段に過ぎず、ロードス本島の国家を隷属させ、自らが甘い汁を吸いたいだけの輩も多い。

いずれにせよ、悪役には悪役なりの信念や目的があり、納得できる部分も大きく、魅力がある。

ところが、この「チェインクロニクル」の「黒の軍勢」には、それが無い。いや、本当はあるのかもしれないけど、少なくともアニメを見る限り伝わらなかった。

全てを破壊し、土地を腐らせ、彼らは何を得るのだろう。

多分、黒の王は、ロードス島戦記でいうところの「カーディス(神)」に値するのでしょう。(ロードス島もあるフォーセリアの神話では、世界が本当に煮詰まると終末の巨人が表れ、世界を滅ぼすという。そして、世界を滅ぼした終末の巨人は、次代の始源の巨人となる。全ての神々は始源の巨人の死体より生まれるが、唯一、カーディスだけは終末の巨人に属し、徹底して世界を破壊し尽くすのがその役割である)。

再生の為の破壊。

それ自体はファンタジーの悪役にはよくある設定だし、王道なんだけど、如何せん、「黒の軍勢」は部下全員が世捨て人且つ妄信的過ぎて。「黒の王」のように崇高な?目的を持つのではなく、また、そんな「黒の王」の理念に賛同したのでもなく、ただの闇堕ち、世界憎し! の一念だけで動いているから、薄っぺらく一元的で魅力がない。そして最後には「実は黒の意思に操られてただけ」って、なんだそりゃ。あり得ないくらい魅力が無い。

ある意味では、「死にたくない」という単純な欲求から「黒の軍勢」に加勢する愚民達が一番説得力があったかもw

敵に魅力がない、敵国の理念に納得がいかない、というのは、こういう国家間の争いを描くアニメにとっては致命傷になると思う。

尤も、どうせガチャを回してもらえればそれで良いんだろうし、アニメなんて、税金対策か、少し長いCMくらいにしか思ってないのだろうから、良いんだけどさ、別に。

やはり、色んな意味でソシャゲには、様々なものに対する「リスペクト」や「愛」が感じられず、好きになれないな(アニメ制作会社には、罪はないと思う。私は、アニメには愛がある方だからw)。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 14

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

歴史は繰り返す…だから飲み込まれないように抗うんだ…

この作品の原作ゲームは未プレイです。作風的にテイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス(第2期)と被るなぁ…と思っていましたが、自らの手で悪を滅しようとする基本路線はやはり同じでしたね。
でも、視聴は決めていました…何といっても東山さんのソロデビュー曲作品でしたから。
主題歌を歌うという事は、きっと声優さんとしても出演されるはず…
それにあやねる、内田真礼さん、小岩井さん、井口さんといった豪華声優陣を知ったら、私の中で「視聴しない」という選択肢は既にありませんでした。

ジャンルがファンタジーでラスボスを倒し悪を滅するというストーリーですが、ストーリーはテイルズよりこちらの方が重く感じました。

テイルズは「ゼロから集めていく」物語ですが、こちらは「全てを失ってから」始まる物語なので…
慢心していた訳でも準備を怠った訳でも無かったと思います。
ましてや相手の力を見誤っていた訳でも無い…
ただ、自分の力があと少し相手に及ばなかっただけ…

でも…だからこそ勝負は残酷なのです…
どんなに拮抗していても、勝ちと負けの間には絶対に越えられない壁があるから…
そして結果しか見てくれない人が世の中に大勢いるから…

「こんな筈じゃなかった…」後悔しても元の木阿弥…
全力を尽くして身体も心もボロボロ…
そんな義勇軍に対する世間の風当たりはあまりにも冷たすぎました。

そしてその傷は義勇軍内部にまで浸食し、結果義勇軍は事実上の解体…
それに黒の拡大を防ぐ希望だった妖精ピリカまで行方が分からなくなってしまいましたが、そんな最悪の状態でも義勇軍には一筋の希望の光が差し込みました。
アラムが同行してくれる事になったからです。
まだ若くて技術も粗削り…でも義勇軍のリーダーであるユーリに出会い、彼の勇気に触れた事でアラムを強く突き動かしたから…

でも光を得るために支払った代償…決して安くはありませんでした。
そもそも支払う必要なんて無かった…
心が折れたから…?
誓った忠誠は嘘じゃなかったのに…
この結果がもたらしたのは最悪の連鎖と喪失…

正直この時点でブラックエンドも有りだと思ってしまいました。
多くの仲間を失い、戦意を喪失させられた義勇軍に残されたのって何…?
そりゃ、残っている戦士の一人ひとりは粒揃いの精鋭ばかりです。
千の軍勢で万の軍勢だって相手にできるでしょう…
でもそれは絶対に揺るがない心の拠り所があったから…

だからこれまで通りじゃダメ…
一人ひとりが変わらなきゃいけない…
変わるのって簡単な事じゃありません。
でも義勇軍は変革を選択するんです…
絶対に全部諦めないと約束したから…

ここからの義勇軍の躍進はめざましいモノがあったと思います。
でも義勇軍が躍進する、という事は同時に痛みを背負うという事…
向き合うべき人が真摯に対峙する展開は王道ですが相当見応えがあったと思います。

義勇軍は本懐を果たせるのか…?
最後まで目の離せない作品でした。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ナノさんの「MY LIBERATION」
エンディングテーマは、東山奈央さんの「True Destiny」
東山さんは、これまで「神のみ」のカノン、「きんモザ」のカレン、マクロスΔのレイナなど、数多くのステージに立ってきたのにデビューが今だなんて…少しビックリでした。
デビューに当たってのインタビュー記事を拝見しましたが、声優として軸がぶれない姿勢…流石です。

1クール12話の作品でした。
全部には全部で応える…ラストまで超王道的な作品でしたが、見ていて気持ちが熱くなりました。
テイルズもですが、2017年冬アニメの原作がゲームの作品って、どれも作画が半端なく綺麗でした。
この作画だけでも視聴する価値は十分にあると思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 11

29号 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

このアニメ誰得?

原作はセガゲームスから配信されたスマートフォン向けのオンラインカードバトルRPG。

ストーリーは

最果ての大陸「ユグド」。突如現れた暗黒の魔物たち「黒の軍勢」によって、 大いなる危機が訪れようとしていた。このユグドの危機を打開すべく、 ひとりの名もなき戦士が、義勇軍を結成して立ち上る——。(公式サイトより)

らしいです。


私はゲーム未プレイで何の予備知識も無く視聴しましたが……ここまで酷いと思ったアニメは久し振りです。

1話途中で視聴を終了しました。


まず1話開始5分程で、間違って2話から見始めてしまったっとガチで勘違いしてしまうぐらい唐突に物語が始まります。

ボスっぽいやつと戦っていて、そのボスっぽいやつの事をヒロインっぽい女の子がお父様と言う始末(笑)それだけで???なのに、色んな専門用語が出てきて何がなんだか…。

その後ファンタジー系のアニメでは冒頭でのお約束の買い物シーンがあり、カゴ一杯のリンゴを金貨2枚で買うけど、これが高いのか安いのか今一つ物価の比較が出来ず…。一応値上がりし過ぎって言うセリフがあるけどよく分からず。

ここで視聴を断念しました。
ストーリーとか世界観以前の問題です。

原作を知っている程で視聴しないと全く話についていけません。よくこんな身勝手なアニメを作ったなぁって思います。

もし視聴を考えているのであれば公式サイトなどで予備知識をしっかり入れて見ないと置いてけぼりになりますのでご注意を。

このアニメ誰得?って思ってしまう作品です。

一応評価はオール3ですが、評価以前の問題ですのでオール3にしてますので悪しからず。

私は視聴しない事をオススメします。はっきり言って時間の無駄です。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 1

69.4 3 グラフィニカアニメランキング3位
Re:ステージ! ドリームデイズ♪(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (159)
453人が棚に入れました
稀星学園 高尾校中等部。遅めの山桜が散り始める頃、一人の少女が転校してくるところからこの物語は始まる。少女の名は式宮舞菜。抜群の歌と踊りのセンスを持つその少女は、とある理由でアイドルの夢を忘れ、新しい場所で平凡な日々を過ごそうとしていた。しかし謡舞踊部という廃部寸前のアイドル部と出会い、かつての夢が目覚め始める。一度はあきらめようとした夢に、舞菜は仲間たちとともに再び歩み始める。

声優・キャラクター
牧野天音、鬼頭明里、田澤茉純、立花芽恵夢、岩橋由佳、空見ゆき
ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

まっすぐ丁寧な王道はここまで面白い、少女達の再起の物語

あらすじ
{netabare}稀星学園 高尾校中等部。遅めの山桜が散り始める頃、一人の少女が転校してくるところからこの物語は始まる。少女の名は式宮舞菜。抜群の歌と踊りのセンスを持つその少女は、とある理由でアイドルの夢を忘れ、 新しい場所で平凡な日々を過ごそうとしていた。
しかし謡舞踊部という廃部寸前のアイドル部と出会い、 かつての夢が目覚め始める。一度はあきらめようとした夢に、舞菜は仲間たちとともに再び歩み始める。{/netabare}


アイドルを夢見る少女達がプリズムステージを目指す、というストーリー。分かりやすく例えると「ラブライブ!」である。設定はラブライブ!の中学生版と言ってもいい。加えてストーリーの流れや展開は王道、悪く言えばベタ。正直言って、この作品は二番煎じという印象を受ける。しかしただの二番煎じで終わっていない、そんな作品だ。

この作品は一つ一つの展開が丁寧に形作られている。序盤の1〜4話は仲間集め、部活モノでは定番の展開でもあろう。その定番をテンポよく丁寧にこなしていき、その1話1話でしっかりキャラクターを掘り下げキャラクター像を確立させている。その流れの中での細かな描写やテンポよく進む上手なストーリー構成が後の展開の土台を確実にしていく。

キャラの掘り下げで関係するのは、タイトルにもある"Re"だ。このReはこの作品の特徴である。{netabare}作中のメインキャラ達はそれぞれのきっかけで夢を諦めている。この作品はそんな彼女らの夢の再起を描いている、それゆえの"Re"である。その要素を全話通して描いているこの作品は、一本筋の通った作品といえるだろう。{/netabare}

作中の雰囲気もとてもエンタメ的で観やすいものとなっている。若干シリアスになりつつも適度なギャグや明るい台詞を挟んだりしてコミカルな雰囲気を保っており、それが終始一貫している。キャラの掘り下げの場面では流石にシリアスな雰囲気になるが、シリアス度合いは展開の盛り上げ要素という程度に収まっている。この作品はコミカルさとシリアスの塩梅が非常に上手で、シリアスという必要な毒の量が丁度良い。そのため、ノンストレスで全く苦痛にならずにストーリーを味わうことができる。

それに加えてキャラクターの魅せ方も見事だ。個人的には7話で登場する「岬珊瑚」というキャラが印象的だった。彼女は自信家で性格に難ありで、ややアホっぽい面で碧音さんが好きなキャラである。つっけんどんな態度を取っていて最初の印象はやや悪い。しかしそれ以降は非常に可愛らしいキャラに思えてくる。それは彼女の性格の不愉快な部分以上に愉快な部分(アホっぽいところ、碧音さんが好きなところ)を強調して描くことで、コミカルな雰囲気を崩さずキャラにもヘイトを集めないような描き方をしている。全体的にも作中の雰囲気を崩すようなシーンは無く、損な役目のキャラもいない。一人一人のキャラクターを大事に扱ってるような描き方がとても素敵だ。個人的には岬珊瑚と月坂紗由というキャラが言い争うシーンはかなり気に入っている(笑)
他のキャラで言うと、「柊かえ」と「市杵島瑞葉」である。彼女らは情報強者であり、作中ではさまざまなデジタル技術を駆使して活躍をしている場面がかなりある。しかしそれらの場面は言ってしまえば"ご都合主義"な展開だ。私はこの部分について、ただの"ご都合主義"ではなくキャラの個性に繋がっていると考えている。なぜなら、このキャラ達は一貫してこのようなキャラのため、2人にはご都合主義な要素が個性として根付いているからである。逆にこの2人からご都合主義な要素を抜いてしまったら、2人はキャラブレを起こしてしまう。この作品はそのご都合主義をキャラに落とし込んでいる点は評価したい。

5話からは目標となる"プリズムステージ"に本腰を入れた流れになる。ただ目標に真っ直ぐ向かっていくとてもシンプルな内容だ。上記の通り、この作品はストーリーの流れや展開は王道、悪く言えばベタ。そこで活きてくるのが丁寧なキャラ描写である。序盤でキャラ達の関係性や友情を深める様子をしっかりと描いていたからこそ、その後の流れを見事な"王道"部活モノへと昇華することができている。5話以降の中でも特に光っていたのは7話と12話、どちらともプリズムステージ回だ。

7話、{netabare}舞奈が自身のトラウマに怖気付いて逃げ出してしまう。そんな舞奈を紗由が励ますシーンは素直に感動した。いつも舞奈と共にいた紗由が言うからこそ強く響く、そんな励ましの言葉は、2人の関係性の尊さを特に表していたシーンと言える。その後に描かれる舞奈の成長、そしてライブシーンは実に素晴らしかった。{/netabare}
この作品の作画はしっかり動いているながらも若干低予算気味でスケジュールがギリギリなのが観て取れるものあった。しかしダンスシーンやライブシーンはCGではなくコストのかかるであろう"手描き"なのだ。そして8話は、OP尺を潰してまでオルタンシアというユニットのライブシーンを描いている。おまけにこの8話は2回ライブシーンがある。CGモデルを作ったうえでわざわざ手描きで完成度の高いダンスを、ライブシーンを表現してくれる、そんな拘りの姿勢が大好きだ。
個人的には作画について謝りたい。全体的に観ても普通に動いてて全然作画悪くなうえ、むしろライブシーンは嬉しいまでのこだわりっぷり。それを初見時に作画微妙の評価していた自分の目は節穴すぎました...

{netabare}"舞奈の成長"については個人的に触れておきたいところだ。7話時点では単に、舞台の上に立つのを躊躇っていた舞奈が仲間達と一緒に夢を目指したゆえのシンプルな成長として嬉しかった。そして私は"舞奈の成長"は7話以降の碧音さん側の視点が非常に素晴らしいと思う。舞奈は小さい頃から姉である碧音さんの後を追ってアイドルを夢見ており、碧音さんも舞奈と一緒にアイドルを目指したいという気持ちがあった。しかし、転校後の舞奈は碧音さんよりも転校先の方を選ぶ。その時点では碧音さんは恐らく納得仕切れていなかったのだろう。その分、決勝の舞台で変化した舞奈を見るのを楽しみにするようなシーンが見受けられる。そして12話、碧音さんが見たのは、姉の元を離れ確実に成長した舞奈の姿であった。
この碧音さんの視点は、"舞奈の成長"に"舞奈の独り立ち"というある種のカタルシスを加えていたと言える。これはあくまでも自分なりの解釈でしかないが、秀逸な描写なことは間違いない。少ない描写ながらももう一つのストーリーを作りだしていた感慨深い描写の数々が見事だった。{/netabare}

最終回の前置きとして11話、{netabare}KiRaRe一同は、自分たちが優勝できる確率は0%であることを知る。勝つためにどうすれば良いか悩むKiRaRe一同は、曲をアレンジすることを思いつく。この回で完成する曲は7話の曲のアレンジ、彼女達は自身の想いを歌詞に綴った。{/netabare}
そして最終回の12話、{netabare}無事予選を突破したKiRaReは予選決勝に臨む。目標にしてきたステージの上、敵なんてものはいない、ただ一心に、これまで積み重ねてきた全てを披露するライブシーン。
そのライブシーンはまさかのフル尺、引きのシーンは多少CGを使いながらも基本的には手描きで、11話での曲を存分に聴かせてくれる。その曲の歌詞が非常に素晴らしい。キャラの歌パートと共に描かれるそのキャラの想いのシーンは思わず泣いてしまった。そして、観てる側は彼女らにしっかり感情移入しており、その感情移入がこの回で爆発する。この作品が好きだと、はっきりと実感するこの物語の集大成となる素晴らしいライブシーンであった。

{netabare}その後、KiRaReは敗退してしまう。彼女らは部室で悔しさを噛み締めると同時に、笑顔で部を終えようとする。そこに届いた彼女らの可能性。{/netabare}{/netabare}ラストシーンは正直のところ強引さはある。例えるなら打ち切り漫画の最終回みたいなものだ。初見時はちょっと困惑したが、私としては一つの物語してまとめたことを評価したい。私は、これから彼女たちの結果がどうなるか、その予感の残る終わり方もそれはそれで全然アリだと思える。(作品が好きだからこその恣意的な意見ではありますがw)


纏めると、真っ直ぐ丁寧に積み重ねていく王道ストーリーはここまで面白く、ここまで響くことを実感した作品だった。観ていて全く疲れずストレスフリーな雰囲気でシンプルな王道ストーリーで万人におすすめでき、観終えた時には充足感さえある。また観たくなった時に気軽に見返そうと思えるような気持ちの良い作品でもあった。加えて製作陣の拘りの詰まったライブシーンは大満足だ。上では語ってないが、曲に関しても文句の付け所がないほど出来のいい曲ばかりだ。キャラソンはハズレがないし、特に最終回の曲はサビのところで毎回ウルッときてしまう(曲のリンクは話毎の感想で載せてます)。ひとつ文句があるとするならば、市杵島瑞葉だけRe要素が無く、掘り下げが薄いことだ(これがちょっと気に食わなかったので☆0.1下げました...惜しい!)。野暮なのも含めるなら1,2話分のストーリー展開が惜しいなと感じた部分があった。逆にそれら以外は特に欠点を見つけられなかった。むしろ初見では気づかなかった良い部分を知ることの方が多かった。

何度も言うがこの作品のストーリーはとても定番で王道(ベタ)だ。いわば使い古されていて作品独自の目新しいものがあまりない、それに深みというものはあまり感じないシンプルでまっすぐなストーリー。そのため、私はなんとなく"名作"という印象は抱かない。しかし定番な内容をその出来栄えで確実に面白いと思える、心を動かされるものにしっかりと昇華させていた。だからこそ私は言いたい。この作品は間違いなく"素晴らしい作品"であると。


1話
{netabare}なにかトラウマを抱える主人公が、色々なきっかけを経て部活に入る。なんの捻りもない、王道な導入。この作品の序盤はやや地味ではあるものの丁寧に着々と進んでいきます。

初っ端からBrilliant Wings流れるの最高。カッコいい!でも音ゲーの譜面は滅茶苦茶難しいです。なぜか小学生のはずの珊瑚が映像にいるという初見では気づかないツッコミどころも。
ミライKeyノート、この曲がなかったらこの物語は始まってなかったのかなあ...良い曲。地味に凄い手描きのダンス作画も見どころです。
ED曲、大好きです。サビの「憧れ Future Sign〜♪」のところで毎回胸がキュッってなります(半分ガチ)。この作品は全体的に良い曲ばかり。

紗由→アイドルが夢、舞奈と踊ってインスピレーションを感じる(舞奈も同じ)

ミライKeyノート
https://youtu.be/8fvkvXh7zFc?si=DvuzkqRq-YvCsfOT

憧れFuture Sign(ED曲)
https://youtu.be/5-lDffHLfY4?si=edbTTycfBQeP91p0
{/netabare}


2話
{netabare}柊かえ回

かえ→アイドルを遠い存在に感じていて、自分には簡単にはなれないと夢を諦めていた(無事解決)

OP曲も良い曲です。「同じ空を見上げてる 君と同じ夢目指してる」この歌詞が作品を表してます。お口は閉じてね。改札おじさんも、必要だよね。
仲間を増やすというノルマをこなしつつ、1人のキャラをしっかり掘り下げるお手本みたいなストーリー構成です。直前の舞奈の掘り下げも、かえが何故舞奈に対してトゲトゲしいのかの理由づけになってて、そういうちょっとしたシーンも後に繋がってくるのが上手です。かえの設定も色々荒唐無稽でずるいけど、それがキャラの個性になるように仕上げていてなってて、加えてちょっと面白いんですよね。でも舞奈がステージに立つまでの過程があっさりし過ぎてるかなと。

Don’t think,スマイル!!(OP曲)
https://youtu.be/18rR-fR1IWo?si=jte6HHg5MxJn1nNK
{/netabare}


3話
{netabare}香澄回

香澄→自分と想像していた世間の反応のギャップで自身を失う(夢を諦める)。
香澄の心理描写は文章より観た方が分かりやすい。観てくれ!

初見時、サバゲやってる時はナニコレ〜って感じでしたw サバゲのくだりは香澄に近づくための過程でしかありません。流し見程度でいいと思います。でも、その後の話はかなり良い内容です。
今回の、ここぱんなの声が香澄の声に似ている、というシーンが不自然に思ったなら、"舞奈は耳が良い"という設定を頭に入れといた方が良いですね。
{/netabare}


4話
{netabare}みい回

みい→アイドルが将来の夢。プリズムステージを諦めたが、アイドルになる夢は諦めきれなかった。

みい先輩本当に人間味ありますよね。分かりやすく説明すると、ラブライブのにこにーみたいなキャラです。そんなみい先輩が瑞葉の優しさにより報われる回。良い話です。
作画も全体的には少し低予算ながらも頑張るところ(主にダンス、ライブシーン)はとても頑張っています。そして地味に流れすぎなミライKeyノートw

余談ですが、この回で流れる「For you! For みい!」「キライキライCЯY」神曲です。「For you!〜」は作中ではみい先輩作曲設定ですが、この曲のコード進行だいぶテクいです。間違いなく中学生が作曲してる設定の曲ではない。聴いてください。

For you! For みい!
https://youtu.be/Yz8zpGEcqtc?si=3coMlBQfB8ztbF96

キライキライCЯY
https://youtu.be/3KWPFfZJxQI?si=6Rd-55TRwHX0zECa
{/netabare}


5話
{netabare}曲作り、グループ名決定回

曲作り回ではありますが、日常ギャグ回です。例のシーン!曲作りの過程にペアの味が出てて面白いんですよね。曲を作るための理由付けも地味ながら活きてます。私はまなさゆが好きです。舞奈の考えに共感できます。でも他も捨てがたい。
初見時、出来上がった曲全然違うやん!と思いましたが、原作では一旦冷静になって作ったらしいです。それでグループ名KiRaReて...となりましたが、今となってはそれじゃなきゃダメになってしまいました。彼女らはKiRaReなんです
{/netabare}


6話
{netabare}オルタンシア回

勝ちを気にしすぎるあまり、厳しくなってるみい先輩が、勝利以上に楽しむことにこだわるオルタンシアに感化されて"楽しさ"の重要さを知ります。
オルタンシアが可愛いです。2人の健康的な肩甲骨が堪らない...()
ライブシーンのPurple Raysもいい曲です。「そうこの瞬間を ずっとずっと待ってた」の歌詞が好きです。3人が前に立ってる理由は謎でしたがw

それと、紗由の「家でも色々あって... 」は9話の伏線。

Purple Rays
https://youtu.be/OPZlNK8FUUM?si=qUPqviV7ZWwp6GKW
{/netabare}


7話
{netabare}プリズムステージ予選、舞奈回

舞奈→姉の後を追いアイドルを夢見る。自身の踊りで誰かを傷つけてしまってことがトラウマに(本校の子に嫉妬の対象にされた)

素晴らしい友情描写。紗由が説得するからこそ響きます。そしてライブシーンは手描きです!!CG→手描きの工程で作画したらしい。この拘りが大好きなんだよなあ。
観てない人はすぐ観てほしい

キラメキFuture(ライブシーンの曲)
https://youtu.be/PpHVMIRtP-g?si=H6GiEJcAj68kZ80S
{/netabare}


8話
{netabare}プリズムステージ予選

わざわざオープニング尺を使ってまでライブシーンを描く、そのこだわり様が大好き!!!!!この回は複数のライブを見せることで、プリズムステージというものを臨場感を持たせて描いています(最終回をテンポよく進めるための材料といっても良い)。作画も曲も素晴らしい、ライブの雰囲気がよく伝わる音響(歓声)も良かったです。エンディングの宣誓センセーションもいい曲です。

ヒールキャラにもなり得る珊瑚のキャラを馬鹿っぽい、幼稚な面を強調して、ギャグとしてコミカルに描いているのが上手ですね。舞奈紗由が好きですが、紗由珊瑚も引けをとらないくらい好きです。雰囲気も一貫しててシリアスにならないのでとても観やすい作品です。

Yes, We Are!!! (オルタンシアのライブシーンの曲)
https://youtu.be/29QVMXA0C-8?si=yyZ6KpHwtEHw6bTz

Like the sun,Like the moon (ステラマリスの以下略)
https://youtu.be/rtjnd6vIC5s?si=SevC3ub2rUwW8n6y

宣誓センセーション
https://youtu.be/79URNHHMvQM?si=2aMEnPmkKyEsu11N
{/netabare}


9話
{netabare}紗由回

この回こんな良かったっけ...
親とのゴタゴタが解決する回。細かな伏線があったので唐突さは薄いのが良いですね。舞奈が紗由の親にお願いするシーン、一緒に踊りたいという気持ちがよく伝わるシーンが好きです。百合回でもあります。距離は近いけど、露骨さや生っぽさはあまり感じない、観やすい百合です。百合の流れもとても自然で、百合に向かう、というよりかは友情の延長で、として描いているところが良いと思います。ベッドシーン(←なんか意味深w)はちょっと露骨ですけどね。でも親目線のシーンが欲しかったかな

ライブシーン、多く曲が流れました。その中でもメインの「ステレオライフ」がやっぱり良い曲です。歌詞が良すぎる。 その前のシーンでの舞奈が紗由を支えるシーンは、舞奈の成長と友情を如実に描かれる好きなシーン。紗由さんの深い愛が語られる台詞も好きです

今回流れた曲一覧(ミライKeyノートは除く)

For you! For みい!
https://youtu.be/Yz8zpGEcqtc?si=3coMlBQfB8ztbF96

キライキライCЯY
https://youtu.be/3KWPFfZJxQI?si=6Rd-55TRwHX0zECa

ク・ルリラビー
https://youtu.be/rMMLnzaXqO4?si=kNC7wfOZA9p3nEoh

ステレオライフ
https://youtu.be/bdfcmdsufdk?si=nux_Ehg9SIND96nC
{/netabare}


10話
{netabare}偵察回

碧音さんの心理描写が"舞奈の成長"に違う側面を生んでて良いんですよね。この時点では碧音さんはまだ煮え切らない感じですが、最終回で舞奈がはっきりと成長した姿を示し、無事納得します。
テトラルキアとトロワアンジュも登場します。少しだけでしたがキャラは立っています。このアニメの本筋には殆ど関わりませんがねw
ついでに、この回の次回予告好きですw
部長とかえ頼りのご都合展開多いですが、それがキャラの個性にも繋がってるのでそれが悪いとは言いきれないかな。
今回も曲多いです。下記の中では、好きなのはエンゼルランプかな。トロワアンジュの歌唱力と高尚なサウンドがマッチしてて綺麗過ぎます

エンゼルランプ(トロワアンジュ登場時の挿入歌)
https://youtu.be/0-ZLnxqSMss?si=q4yRD5AxiZlOaoTT

カナリア(テトラルキア以下略)
https://youtu.be/02mqKjmfZxA?si=qKUGoEZmsxqOEYBi
{/netabare}


11話
{netabare}曲アレンジ回

出来れば曲の完成系は12話まで溜めて欲しかったというのが本音。でも歌詞は見てる側に伝えなきゃだし、仕方ないのかな。ライブシーンもCGっぽい?CGではなさそうだけども。作画的には溜め回ですね。
オルタンシアは芯のあるキャラだからこそ、少ししかない出番でも"楽しさの重要性"という作品の核を伝えられていたのかなと思いました。
どっかで聞きましたが、12話の曲は実は先に作られて、7話の方が後から作られたそうです。確かに12話を綺麗にショボくしたら7話になるなとw
ライブシーンの曲はシンプルなサウンド感が良いですね。ストリングスが気持ちいい

flowerS〜となりで咲く花のように〜(オルタンシアのライブシーン曲)
https://youtu.be/1cPs8Octmps?si=FwZXQpEj0XXLoAz7

Secret Dream (ステラマリス以下略)
https://youtu.be/SlUEYp9ZpZ4?si=ldkm2GWnQ5h2dZ1
{/netabare}


12話
{netabare}プリズムステージ

大好き
この回で積み重ねてきたものが全部出し切られています。この回で一気に大好きになりました。ステラマリスアンコールの場面で胸が苦しくなったのは、それだけ感情移入してるんだなあと実感します。そして6人それぞれの想いを表す、フル尺のライブシーンはこだわりが詰まりに詰まってます。曲は前回のやつですが、そのキャラの歌パートと同時にキャラの想いが吐露されるシーンが映し出されるので、結構歌詞が響きます。初見時より泣くとは思ってませんでした。ラストの曲、「今日までありがとう そしてこれからもよろしくね」が印象的すぎます


最高の作品でした。多分死ぬまでこの作品を愛します。


OvertuRe:(ライブシーンの曲)
https://youtu.be/e0P92Ch-ONo?si=VzV1g7d0Wga-WdpM

367Days (ラストの曲)
https://youtu.be/maajMCmEmyM?si=K6UcwtAaXerXs0Pw
{/netabare}

私はあまり周回しない派の人間ですが、ソシャゲのストーリーを進めたり、曲を聴いたりしている内に観直したくなったので2周目を観ました。最高です。なんと言っても一つの作品として出来がいい。結局はこれに尽きますが、製作陣の作品愛が滲み出ているこだわりの部分、作品愛を感じることのできる作品は中々ない(むしろ逆パターンの方が多い)ので、この作品が大好きなのはそういう部分が大きいです。
このアニメはソシャゲの方のストーリーの前日譚になっています。序盤は多少の違いはあれどその部分は内容にあまり関係してこないので、続きが気になったならソシャゲの方もおすすめです。本当にもっと早くこの作品に出会いたかった

投稿 : 2025/02/01
♥ : 4
ネタバレ

アニメ好き さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

【完結】最終話泣いた! 4話まで見て今期のダークホース枠決定!どんどん面白くなる

低予算もののはずが、ダンスをCGではなく手書きで1話2話と書いていたので普通に感心した。
この時点でベタなストーリーとベタなキャラだが
8月のシンデレラナインと違って1話に複数人入部していないのでキャラに思い入れが出来そう
ラブライブも見たことない私ですが、このアニメは少し継続して見てみたい

3話ネタバレあり↓
{netabare} 3話で謎の近未来ガジェットが出てきた、現代かと思いきや20年くらい技術が進んでる?
簡単に説得に落ちてしまうご都合展開なのはいただけないが、3話はとても良かった
初音ミクの声を務めた人も、アイドルを目指していたら今回仲間になったキャラと同じことを感じたかもしれない。面白いとこに目をつけたなと関心
そして主人公は聴覚に特殊能力があることがわかった。鬼滅の刃にも同じ能力がいるけど、アイドルものでそれを取り入れるとは。毎話驚きがあって今のところやっぱり好きですわ
{/netabare}

3話で気づいたのだが以外と背景が綺麗だ。アイドルものなのに背景に力入ってて草でした 
そう思って見るとエンディングも配色が綺麗だしなんかこだわってるのかな?
やはり地味に名作な気がする

4話も見ました!ありきたりなキャラと展開ではあるが楽しく見れるのはなぜ?
{netabare} ダンスの特訓の描写が多くて努力が見られて良かった。以外とダンサーはひとつのジャンルばかり踊ってると、他のジャンルがからっきし踊れないのは良くあること。 鬼畜和菓子の鬼畜部分が出てやっぱりキャラ的にはベタベタなんだよなぁ
公園でのギコギコ乗り物に乗ってる細かい描写も好きだし、主人公が特殊な聴力を持ってるのをまた使ってきたのも良い。
後半仲間探し以外にもその特殊能力を使ってストーリーに組み込んできたら完璧です(期待){/netabare}

4話を見て気づいたことは電車の中のシーンで、背景がやたら綺麗だったこと!外の背景が家一つ一つちゃんと書かれていたり電柱がシュンと通ったりちゃんと作ってるのが地味に凄い。
車内の広告や秋葉原の風景など手抜きが感じられず、逆に力を入れてきているので好感が持てる
あとシーンごとの音楽も合っていて良いのだ!

ラブライブは1か2話だけ見て全くはまらなかったのだが初めてアイドルもので全話見れそうな作品に会えた。感謝です
最初72点くらいをつけてたけど今は77点くらい付けたい
なんかマイナーなアニメを発掘できた感じがして嬉しい

5話は特に良かった!
{netabare} あれだけ注目してた背景で手を抜き出したのは残念だけど、話しが面白かった
グルーヴな曲を作る二人組が特にお気に入り
他にも昆布茶で酔っぱらったり、ポエム厨だったり色々なパターン思い付くもんだなと感心した
そしてまた主人公の特殊スキル発動で、隠れた才能をほのめかしていく {/netabare}
ありきたりなストーリーだけどなんと纏まっていることか 。
動きはまだ作画崩壊とまではいってない。手を抜くとこは抜いてキープしてる感じする
毎週楽しみになってきた!

ここでふと1話見返してみたら最初見たときより面白かった!背景もダンスの動きも良いし、他の仲間も出てきてるし、大分演出や構成が考えられてたんだなと感心した

七話まで見ました!
最終話どうする気なんだろ {netabare} まだ予選なのに踊りがぬるぬるでスタッフの全力を捧げられていました!もう最終回の躍りやん!
多分8話は箸休め回になることでしょう
全員の踊りのタイミングが違ったり、目配せをしたりとてつもない労力を感じて、感動してしまいました。
主人公のお姉さんと話しているときの青髪の子の心理描写に合わせた目線の動きなども細かいです{/netabare}

そして今さらですがエンディングの歌詞が凄く良い!
はじめはどうだった?迷子の'大好き'さん
という歌詞がまさに作品全体を象徴してて作詞のセンスに脱帽です。ここすきです

最初はただの低予算アニメかと思いましたが、多分スタッフや監督が凄く有能な人達で、愛情をかけて作品を作っているんだと思います。でなければこんな良い歌が出来たり踊りをぬるぬるで書いたり出来ない!背景も目線も毎話どう構成していくかなどにもこだわりを感じます。愛です!

元は実際3次元にKiRaReというアイドルがいる?スマホゲーム?何が元になったアニメなんでしょうか?
Reステージプロジェクトというのの一環でこのアニメが出来たようなのですが、以外と予算が潤沢にあるのでしょうか?アニメの出来が良いのでその辺の成り立ちのことも気になってきました

今点数をつけるなら79点です!
尻上がり系のアニメです

8話は箸休め回かと思いきや、7話より手間かけとるやないかい! {netabare}
ヌルヌルダンスがなんと一話に2曲も流れました
ステラマリスはラスボスなだけあって、踊りが3人ズレていなくてぴったりシンクロしているというところにこだわって書いてました
{/netabare}
そしてストーリーも相変わらず面白いという。スタッフは寝る時間あるんですかねこれは。なんで毎週ヌルヌルダンス回を入れれるのか謎です。ニコニコでもコメントでみんながちょっと引いてました
これはもう見たほうが良いアニメとして80点つけようと思います!すこです

9話でついに作画の箸休めが来ました!動きを節約していました。ありきたりなよく見る話の展開なのに感動してしまうのはなぜなのだろう。
一人ひとりのセリフに相手への思いやりがあるのでそこが心地よさにつながっているのかも?
{netabare} 自室で自分の決めポーズを鏡で考える主人公や、メガネをかけると、みぃを封印する委員長のキャラなど {/netabare}
ちょくちょく挟まれるシーンでニヤリときたりそういう細かな部分にも配慮されてる。やっぱこの作品いいわー。体感12分くらいで終わってしまった

珍しく10話は中身のない謎回でした
キャラソンを売るための別グループ宣伝回?
作画班の休憩回?
でもつまらないわけじゃなくギャグ回としてほどほどに楽しかったです、ここで一旦休んで最終回に衝撃を与えてくれると信じてます!

11話は最後の演出に感動!しかし
{netabare} 踊りがダサかったのと、手書きではなくどうもCGで踊らせてる感じがあったのが残念。
今までもCGだったのか?CGのような手書きのような謎技術!でも今回はなんかいつもの踊りのシーンより心が入っていなかった気がする。{/netabare}気のせいかな? 次回最終回悲しいなぁ 今季1番終わってほしくないアニメでした

最終回!すごく良かった!
{netabare} キラリのライブ前に観客が帰ってしまうのはリアルでとても心が痛んだ。それをまさかライバルの左の子が喝を入れるとは
あそこで完全にやられました。脚本家さん凄い!
そして踊りは遠めがCG、近づくと手書きといった感じなのだと思いますが、手書きの自然な動きがマジで凄い!一切手を抜いていないプロの本気とここまで作る執念を感じました。
セリフ一つ一つが、キャラクターの性格に合わせた言葉を喋るので、見ていると必ず お!? と思わせてくる細かいシーンが毎話あります。
今回は本番前にご飯をもぐもぐ食べる主人公の胆力と口の動きとか みぃ先輩が要所要所でみぃ抜きで喋っていたりとか、青の子がピンクの子をサバゲーの試合で出会ったときの気持ちで励ますとか
細かいところの積み重ねでキャラの立体感が出るというか、感情移入してしまう
{/netabare}
いつも心を動かされるそんな素晴らしいアニメでした!二期が無さそうなラストでしたが正直今季覇権と言われる安定のダンベルよりも驚きの連続だったこちらを他人に推したい。
自分の中で初めて最後まで見れたアイドルものアニメです 素晴らしい作品をありがとうございました!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

目指せ! プリズムステージ…!

この作品の原作は未読です。
何の事前情報も無くいきなり視聴を始めましたが、期待以上に面白かった作品だったと思います。


稀星学園 高尾校中等部。
遅めの山桜が散り始める頃、
一人の少女が転校してくるところからこの物語は始まる。
少女の名前は「式宮舞菜」。
抜群の歌と踊りのセンスを持つその少女は、とある理由でアイドルの夢を忘れ、
新しい場所で平凡な日々を過ごそうとしていた。

しかし、謡舞踊部という廃部寸前のアイドル部と出会い、
かつての夢が目覚め始める。

一度はあきらめようとした夢に、舞菜は仲間とともに再び歩み始める。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

何故この作品のタイトルに「Re:」が付いているのか…
完走して振り返ってみると、この謎解きが前半戦の見どころだったと思います。

きっかけは人それぞれ…
ですが、人前でパフォーマンスを披露するにはそれなりの資質が必要だと思います。
その資質をどの様に開花させるかはその人次第…
ですが、いくら目標をしっかり持って前を向いて進んだとしても、必ずしも誰もが目標に到達できる訳ではありません。

そもそもの目標が高すぎたり、何らかのきっかけで挫折したり、誰もができることができなかったり…
寧ろ、目標に到達できない場合の方が圧倒的に多いのかもしれません。

高尾校中等部の謡舞踊部に集った6人のメンバーは、失敗や挫折など心に傷を負った者たちばかり…
そんなマイナスからのスタートなのですが、みんなは中学生アイドル部活の全国大会である「プリズムステージ」での優勝が目標という、とんでもない高みを目指して頑張ろうとするんです。

全国大会で優勝する…これがどれだけ困難を極める目標なのか、分からないみんなでは無いと思います。
全国大会に出場する前に地区大会で優勝しなければそもそも出場できないのですから…
そんな6人が目標目指してまっしぐらに突き進む物語が後半戦の見どころです。

そしてプリズムステージへの出場を目指して日々研鑽を積んでいるのは、彼女たちだけじゃありません。
KiRaRe:私立稀星学園高尾校中等部の謡舞踊部員で構成された6人組のユニット。
    出演している声優さんは、残念ながら鬼頭明里さんしか知りませんでした。
    鬼頭明里さん…最近破竹の勢いですね♪

ortensia:鈴村女子中学の2人組アイドルグループ。
     上手だなぁ、と思っていたら、演じているのが亜李ちゃんとゆみりんなんですよね。
     そりゃ上手い訳です…

Stellamaris:私立稀星学園本校中等部芸能科の有名アイドルグループで、前回のプリズムステージ優勝者。
      起用されている声優さんも高橋未奈美さん、諏訪さんに田中あいみさんと旬な声優さんで構成されています。

出場するチームに求められているのは最高のパフォーマンス…
観客の期待にそれぞれのチームがどの様に応えるのか、そして「プリズムステージ」出場を懸けた勝負の行方は如何に!?
そしてこの一連の取り組みでそれぞれが何を手にするのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「Don’t think, スマイル!!」
エンディングテーマは、「憧れFuture Sign」
どちらもKiRaReが歌っています。

1クール全12話の物語でした。
背伸びをしないアイドル系作品だったので、とても見やすい印象を受けました。
それに何気に熱かったですし…
肩の力を抜いて視聴できる作品だったと思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 11
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