クローバーでダイエットなおすすめアニメランキング 1

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのクローバーでダイエットな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月08日の時点で一番のクローバーでダイエットなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.2 1 クローバーでダイエットなアニメランキング1位
アイドルマスター シンデレラガールズ 2ndシーズン(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (583)
3025人が棚に入れました
歴史ある芸能プロダクション「346プロダクション」には数多くのアイドルが在籍している。そこで新たにスタートする「シンデレラ プロジェクト」! 普通の毎日を送っていた女の子。アイドルの卵に選ばれた彼女達が、初めて見る世界で紡ぐシンデレラストーリー。みんなと一緒にお城へと続く階段を登っていく事が出来るのか。今、魔法がかかり始める――。

声優・キャラクター
大橋彩香、福原綾香、原紗友里、黒沢ともよ、上坂すみれ、大空直美、内田真礼、山本希望、青木瑠璃子、洲崎綾、五十嵐裕美、高森奈津美、大坪由佳、松嵜麗、武内駿輔
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

26話(特別編)のレビューを追記。待ってた甲斐がありました。

原作ゲームは1stシーズン開始後に手をつけました。
1stシーズン視聴済。
デレステも配信時よりプレイ。


26話(特別編)視聴後-----
ネタバレしかないので
前情報無しで視聴したい方は回避してください。
ネタバレレビューを読む


採点と総評(10/23記述)-----
元々あった項目内に最終話まで観た上での物を追記・上書きしました。

●物語●
ネタバレレビューを読む

●声優●
ネタバレレビューを読む

●キャラ●
ネタバレレビューを読む

●作画●
ネタバレレビューを読む

●音楽●
ネタバレレビューを読む


12話視聴後-----
ネタバレレビューを読む

11話視聴後-----
ネタバレレビューを読む

10話視聴後-----
ネタバレレビューを読む

9話視聴後-----
ネタバレレビューを読む

8話視聴後-----
ネタバレレビューを読む

7話視聴後-----
ネタバレレビューを読む

6話視聴後-----
ネタバレレビューを読む

5話視聴後-----
ネタバレレビューを読む

4話視聴後-----
ネタバレレビューを読む

3話視聴後-----
ネタバレレビューを読む

2話視聴後-----
ネタバレレビューを読む

1話視聴後-----
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/04
♥ : 20

nk225 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「アイマスファンに優しすぎるだろ!」 漢字検定のPV後編が公開!

覇権アニメ『シンデレラガールズ』ついに1位!アニメ・コンテンツ偏差値ランキング
9月7日(月)~9月13日(日)のツイート数からコンテンツ偏差値を指標として算出、1週間単位で上位10位を発表する。

●9月7日(月)~9月13日(日)

順位:タイトル その週の偏差値(前週比較の増減)
1位:アイドルマスター シンデレラガールズ 2nd 76.69(+4.68)
2位:がっこうぐらし! 76.33(+4.72)
3位:Charlotte 65.07(-8.20)
4位:監獄学園 プリズンスクール 52.73(-5.74)
5位:のんのんびより りぴーと 49.80(+0.61)
6位:うしおととら 49.22(-1.50)
7位:戦姫絶唱シンフォギアGX 46.95(+0.64)
8位:モンスター娘のいる日常 46.21(-0.05)
9位:純情ロマンチカ 45.53(+0.33)
10位:乱歩奇譚 Game of Laplace 45.53(+1.24)

永らく2位、3位に甘んじていた『アイドルマスター シンデレラガールズ 2nd』がついに1位だ。10周年を迎える大御所コンテンツのシリーズアニメ作品。分割2クール作品で、1クール目もクオリティの高さから大人気だったこともあり、今期開始前は圧倒的覇権アニメとして1話から最終話までトップを突っ走るのではと多くのファンに思われていた作品だが、意外にもここまでは他に1位を譲り続けてきた。まもなく最終話だが、本当にこれでちゃんと終われるのかと心配になるほど目が離せない展開が続いている。やはり放送日直後に一気に伸びているが、さらにそれ以外の日も他作品に比べると安定して高い水準を保っている。新しいゲームがリリースされたことも影響がありそう。

僅差で2位となった『がっこうぐらし!』。その差はわずか-0.36ポイントと、ほとんど誤差と言っていいレベル。薄々わかっていたけど改めて絶望、という展開にはつぶやかずにいられない人も多かったことだろう。1位の『デレマス』同様、ポイント自体は上昇していることもあるし、この僅かな差が最終回までにどう動くか見ものだ。

3位『Charlotte』は-8.20ポイントと目立つ下降。前週のランキングでは1位だったが、物語が若干落ち着いた展開に入ったこともあり、Twitterでの反応も沈静化した感がある。しかし、放送日である上記グラフの9月13日(日)時点ではかなりの上昇をしている。この勢いを維持できていれば、来週のランキングには期待できそうだ。

最終回を目前に控えた時期の作品の盛り上がり方が明らかになってきた。ここまでランキングを見てきた限り、特に今期は上位3位までの作品が接戦を繰り広げていて、甲乙つけがたい良作と言っていい。物語と、ランキングの今後の展開に引き続き期待しよう。

「アイマスファンに優しすぎるだろ!」 漢字検定のPVが『アイマス』寄りで、Pも漢字M@STERに!?
歴史ある芸能プロダクション「346プロダクション」には数多くのアイドルが在籍している。
そこで新たにスタートする「CINDERELLA PROJECT(シンデレラプロジェクト)」!
普通の毎日を送っていた女の子。
アイドルの卵に選ばれた彼女達が、初めて見る世界で紡ぐシンデレラストーリー。
みんなと一緒にお城へと続く階段を登っていく事が出来るのか。

今魔法がかかり始める――

「アイマスファンに優しすぎるだろ!」 漢字検定のPVが『アイマス』寄りで、Pも漢字M@STERに!?
9月13日、日本漢字能力検定(以下、漢検)協会が公式PVを公開したのだが、そのPVの出来が、そこらのTVアニメを凌駕する出来となっており、案の定、大量のアニメファン(特に“P”)が悶えている。

PCやスマートフォンの台頭で活字離れが懸念される中、日本語や漢字文化の魅力をより多くの人に親しんでもらうべく、製作された漢検PV『彼女が漢字を好きな理由。』。手がけたのは、劇場版アニメ『鉄コン筋クリート』『ベルセルク』シリーズなどを世に送り出してきたスタジオ4℃。さらに、ヒロイン・平井春香役には『艦隊これくしょん -艦これ-』などで知られる洲崎綾、相手の男の子・相良祐介役には『食戟のソーマ』(TBS系)の主人公・幸平創真役で活躍中の松岡禎丞と、男女共に人気若手声優を起用するなど、漢検の本気ぶりが伝わる布陣となっている。

完成された『彼女が漢字を好きな理由。』の舞台は、夕日が輝く放課後の教室。高校生の祐介が何気なく教室をのぞくと、ノートにびっしりと“永”の字を書き取りしている春香の姿が。そのかわいらしさに心を奪われた祐介は、春香の気を引こうと字の美しさを褒めるが……といった、男女問わず憧れてしまうような物語となっている。

豪華で胸キュンな同PVを観たアニメファンからは、「こんなところに洲崎さん!」「松岡さん、キャ」「漢字できないあたすでも、こんな出会いできますか!?」など、多くの声が上がった。中には、「そう来たかー!漢検受けようかな」「こういうのやめて。漢検受けちゃうから!」と、これを機に漢検を受けようと思うファンまで出る始末。

また、ゲーム『THE IDOLM@STER』のキャラクターデザインで名高い窪岡俊之氏が、同PVでもキャラクターデザインを務めている上に、洲崎・松岡共に『THE IDOLM@STER』に出演していることもあり、「なんかアイマスだなーと思ったら、キャラデザも窪岡氏!」「そもそも何やってんのという感じだけど、P(プロデューサーもといファン)的に突っ込みどころが多すぎる」「アイマスファンに優しすぎるだろ!」といった声も多い。なぜ、ここまで『THE IDOLM@STER』に寄せたのかは謎だが、Pにとっては“ラッキーPV”となったことだろう。

今回公開されたのは前編で、後編も近日公開とのこと。前編ラストには、タイプが全くちがう活発なヒロイン(CV:飯田友子)が登場して終えているだけに、後編も見逃せない。

「アイドルマスター シンデレラガールズ」キャラクター人気投票、結果発表! 1位:渋谷 凛、2位:前川みく、3位:島村卯月!
アキバ総研のアニメポータル「あにぽた」が、2015年7月24日~8月16日の間実施していた投票企画「アイドルマスター シンデレラガールズ キャラクター人気投票」だが、その投票結果をお知らせしよう。

「アイドルマスター シンデレラガールズ」は、携帯・スマホ向けの同名ソーシャルゲームを原作とするアニメ作品。通称「デレマス」。2015年の冬アニメとして、今年1~3月に1期が放映されたが、7月17日よりファン待望の2期がスタートしたばかり。ゲームでは、プレーヤーが、346(ミシロ)プロダクションのアイドル事業部のプロデューサーとなり、「シンデレラプロジェクト」と呼ばれるアイドル発掘プロジェクトで選ばれたアイドルの卵たちを育成していく。なお、アニメ版では、所属するアイドルの卵たちそれぞれの奮闘が描かれる。

元々ソーシャルゲームからスタートしたアイドルアニメであるだけに、個々のファンの「推しメン」へのこだわりがかなり強いことが開始前から想像されてはいたが、実際に投票がスタートしてみると想像以上の盛り上がりを見せ、皆さんの推しメンそれぞれに次々と票が集まっていった。最終的には、投票総数5428票と、かなり多くの投票をいただいた形だ。

気になる結果は以下の通り。

1位:渋谷 凛(765票)
2位:前川みく(666票)
3位:島村卯月(589票)
4位:双葉 杏(557票)
5位:神崎蘭子(426票)
6位:アナスタシア(392票)
7位:新田美波(384票)
8位:諸星きらり(332票)
9位:三村かな子(254票)
10位:本田未央(246票)
11位:多田李衣菜(215票)
12位:緒方智絵里(206票)
13位:赤城みりあ(205票)
14位:城ヶ崎莉嘉(191票)

主役級キャラの中でも圧倒的な強さを見せたのは、クール系美少女の渋谷 凛。投票スタート直後からぶっちぎりの強さを見せており、ほぼ首位を譲ることなく、最後まで1位を貫き通した。

首位の渋谷 凛に続いて2位となったのは、ダークホース的存在の前川みく。ネコミミを常用し、語尾には「にゃ」をつけるなどの、いわゆる「猫キャラ」であるが、そのかわいらしさゆえからか、並み居る強豪アイドルを押しのけて、堂々の2位に輝いた。

3位は、アニメ版では主役キャラの島村卯月。渋谷 凜と1位争いを繰り広げるのではないかと思われていたが、2位の前川みくにかわされての3位となった。なお、3位の島村卯月までわずか32票に迫った次点の4位には、脱力系アイドルの双葉 杏がつけている。

ついに新番組スタート! この夏はどのアニメを観る!? 
人気アニメ『Angel Beats!』のP.A.WORKSが送るオリジナルアニメ『Charlotte(シャーロット)』や、アイドルデビューを果たした女の子たちのさらなる一歩を描く、『アイドルマスター シンデレラガールズ』に、2015年春アニメでは『血界戦線』や『SHOW BY ROCK!!』で話題のボンズが手がける『赤髪の白雪姫』なども注目!

他にも月刊「Gファンタジー」にて連載中のコミック『青春×機関銃』や、2011年の第二期から4年ぶりの新作アニメとなるTVアニメ第三期『WORKING!!!』など、7月放送開始のアニメは話題作が目白押し!

漫画・ラノベに続く、アニメの原作は……!? ソーシャルゲーム・アプリなどを原作とした今後のアニメ化作品をまとめてみた!
最近、ソーシャルゲーム原作のアニメ化の流れが来ていると感じたことはないだろうか?  2012年にアニメ化された『戦国コレクション』をきっかけに、『探検ドリランド』や『絶対防衛レヴィアタン』、2014年には『神撃のバハムート』と『ガールフレンド(仮)』が、そして今年に入り『艦隊これくしょん』と『アイドルマスター シンデレラガールズ』が登場した。 そして現在すでにアニメ化が決まっている作品も多数存在する。

そこで本稿では、ソーシャルゲームやアプリなど、Webで楽しめる作品で今現在アニメ化が決定しているものをリストアップしてみた。流れが来ているソーシャルゲーム原作アニメを、是非チェックしてみてほしい。

【放送予定アニメリスト】
■チェインクロニクル~絆の新大陸~
最果ての大陸「ユグド」。突如現れた暗黒の魔物たち「黒の軍勢」によって、大いなる危機が訪れようとしていた。このユグドの危機を打開すべく、ひとりの名もなき戦士が、義勇軍を結成して立ち上る――。(ゲームシナリオ)
「本当に面白いスマホゲームをあなたに」をキャッチコピーに、圧倒的ボリュームで楽しめる絆の物語。2014年12月13日に行われた「セガネットワークス ファン感謝祭2014」にてTVアニメ化が発表された。

放送時期:2015年予定

■アンジュ・ヴィエルジュ~第2風紀委員 ガールズバトル~
異世界とつながった日本の「青蘭学園」に集まった「プログレス」と呼ばれる異能に目覚めた少女たちの、日常と戦いを描いた物語。

放送時期:開始時期不明

■モンスターストライク
全世界でID数が3000万を突破した、大人気スマホゲーム。ひっぱりハンティングRPGと題され、モンスターをひっぱって敵に当てて倒していく、簡単操作で爽快感が味わえるゲーム。2015年5月12日に行われたミクシィの決算説明会にてアニメ化が発表された。詳細は未定だが、いったいどんなアニメになるのかファンの間でも話題となっている。

放送時期:2015年内放送開始予定

■ディバインゲート
パネルをめくってクエストを進めて、パネルを重ねて敵を倒していく新感覚パネルRPG。2015年5月31日に行われた「ガンホーフェスティバル2015」でアニメ化が発表された。詳細は不明。

放送時期:開始時期不明

■PSO2 ファンタシースターオンライン2
つい最近、2015年7月12日に開催されたオフラインイベント「アークスキャラバン沖縄」にてTVアニメ化が発表された。『ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション』は、『PSO』15周年記念プロジェクト第8弾として発表。近未来の地球を舞台とした完全オリジナルストーリーで、『PSO2』をめぐる、あなたの隣にいるかもしれないプレイヤーたちの物語とのこと。

放送時期:2016年放送開始予定

■ハッカドール
スマートフォン向けニュースアプリのアニメ化という異色の作品。アプリはサブカルチャー関連のニュースを扱う。アニメの放送時期はすでに決定しており、2015年10月より東京MXほかにて放送が開始される。

<放送時期>
東京MXテレビ:2015年10月2日(金)23:00~
BS11:2015年10月4日(日)25:00~

■艦隊これくしょん-艦これ- (続編)
2015年1月に放送された1期の続編。放送時期は詳しく発表されていないが、今後どんな展開がされるのか注目が集まっている。

放送時期:開始時期不明

■神撃のバハムート GENESIS (2期)
2014年10月から12月まで放送された『神撃のバハムート GENESIS』の第2期。2015年5月6日に開催された「神撃のバハムート GENESIS オーケストラコンサート」にて2期の制作が発表された。

放送時期:開始時期不明

アイドルアニメが過熱!「ラブライブ!」「アイマス」仮想アイドル戦国時代の2大巨頭
テレビアニメ「ラブライブ!」が劇場版アニメとなった『ラブライブ!The School Idol Movie』が映画動員ランキングで驚異の3週連続1位を獲得した。同作のようなアイドルを目指す少女を描いた“アイドルアニメ”が熱狂的なファンを増やし続けている。その魅力とはいったい何なのか。

『ラブライブ!The School Idol Movie』は6月29日時点で、累計興行収入は11億9,442万3,320円と10億円の大台を突破。同作のように深夜アニメから劇場映画が作られたアイドルアニメのヒット作には、昨年100館弱の上映館で累計興収6億7,842万2,000円を記録した『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』が挙げられる。この2作品の共通点から“今はやりのアイドルアニメ”を見つめる。

■スタート地点はアニメじゃない!
深夜アニメの続編として劇場版が作られた「ラブライブ!」「THE IDOLM@STER」(以下、アイドルマスター)だが、両作品ともアニメからスタートしたわけではない。

「ラブライブ!」は2010年に雑誌「電撃G's magazine」で、アスキー・メディアワークス、サンライズ、ランティスによるメディアミックスのユーザー参加型アイドル育成プロジェクトとしてスタート。誌面では彼女たちのショートストーリーが掲載されたほか、グループ名などの公募で積極的にファンの意見を取り入れたり、AKB48が大成功した要因でもあるCDのセンターを決める“総選挙”を行ったりと、ファンの声を積極的に作品に反映していった。そして2013年に開始したアニメや、スマートフォン向けアプリゲーム「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル」で人気が加速した。

一方の「アイドルマスター」は、2005年7月にバンダイナムコゲームスが開発したアーケード用シミュレーションゲームとして誕生。ゲームのプレイヤーは芸能事務所のプロデューサーとして、所属するアイドルたちをトップアイドルに育てることを目的に、アイドルの曲や衣装などを選び自分好みの演出でステージを成功させてゲームを進めていく。2007年にはキャラクターをモチーフにしたロボットアニメ「アイドルマスター XENOGLOSSIA」が作られ、2011年にはゲームを基にした「THE IDOLM@STER アイドルマスター」としてテレビアニメ化。現在も家庭用ゲーム機などで新作ゲームが発売されているほか、200人以上の新キャラクターが登場するソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」など派生作品も次々に登場している。

ちなみにゲームから、テレビそして劇場版の変遷をたどった作品には「アイカツ!」や「プリパラ」も挙げられるが、この二つは女児向けのデータカードダスゲームが原作。アニメも深夜帯ではなく、子供を対象に絞った朝・夕方帯で放送されている。そのため基本的には「ラブライブ!」「アイドルマスター」のファン層とは異なるが、“大きいお友達”と称される大人のファンも存在している。まだ映画が製作されていないものの、テレビアニメが人気の男性アイドルの活躍を描いた女性向け作品「うたの☆プリンスさまっ♪」もゲームが原作である。

■完璧じゃないアイドルが与えるもの
「ラブライブ」では、廃校の危機にひんしていた高校を救うべく、少女たちが学校を宣伝するためにアマチュアアイドルグループを結成し、学生アイドル(スクールアイドル)の大会「ラブライブ!」に出場する物語が展開する。そのためヒロインたちの活動は、自分たちで衣装を作り、ステージの演出を決めるという手作り感がある設定だ。「アイドルマスター」は芸能事務所に所属する、プロを目指すアイドルの卵たちが登場する。両作品ともアイドルとして登場する人物に、最初から完璧なアイドルやキャラクターが存在しないように見えることも特徴的だ。

アイドルの成長をファンが見守る図式は、1970年代に一世を風靡(ふうび)したテレビ番組「スター誕生!」の時代から、脈々と受け継がれているが、「ラブライブ!」「アイドルマスター」の原作のように、アイドルの育成方針にファンを自主的に関わらせようとする方法は、現実のアイドル界でもAKB48を筆頭とする最近はやりの手法だ。この方法はファンに「自分がいなければダメなんだ」という庇護(ひご)欲を芽生えさせる。またアニメやゲームのライブシーンを、現実世界でも声優が出演する本格的なライブで再現できるアイドルアニメの強みを生かし、現実と仮想を地続きで応援できる場を設けていることも人気の一端を担っている。自分たちの応援が明確に見える場所はファンに応援することへの意義や充足感を与え、より熱心なファンを生む。

そして驚異の3週連続1位を獲得した『ラブライブ!The School Idol Movie』や『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』といった劇場版アニメで、キャラクターたちが普通の少女からアイドルになる姿を追ったテレビアニメの物語を締めくくる。両作品ともアイドルとして成長したキャラクターたちが次の世代にバトンをつなぐことをテーマとしており、ファンにとっては単なるアニメの続編ではない。キャラクターたちの最後の雄姿を捉えた作品となったことが、映画がヒットした一因になったと考えられる。

また、「ラブライブ!」「アイドルマスター」はテレビアニメ以外の部分でファンから育てられるアイドルの図式を作り上げたが、これらとはまったく異なるシステムで、現実のアイドルとアニメをリンクさせたものが、今年9月に劇場版アニメが公開される「Wake Up, Girls!」だ。

「涼宮ハルヒの憂鬱」などのアニメーション監督山本寛が率いる同作は、オーディションで募集した実在の新人7人による声優ユニット「Wake Up, Girls!」を2013年7月に発表すると、2014年1月には劇場版アニメとテレビアニメ第1期を放送した。アニメ化までに3年以上を有し、地道に固定ファンを付けた「ラブライブ!」「アイドルマスター」と比較すると、非常に早いペースである。声優がまさに“本当の新人”であったり、キャラクターの名前がそれぞれの声優に関係していたりと、キャラクターが現実の声優とリンクしていることも、ユーザーに現実とアニメのアイドル両方の成長を見せようとする意気込みが感じられる。この作品がどのような結果を生むのかにも注目したい。

2015年1月から4月まで前半(1stシーズン)を放送し、2015年7月17日から後半(2ndシーズン)を放送。2014年4月5日に行われたライブイベント「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 1stLIVE WONDERFUL M@GIC!!」1日目にてアニメ化決定が発表され、PVと第1弾キービジュアルが公開された。

島村卯月・渋谷凛・本田未央らnew genertionsの3人を主人公かつメインキャラクターに据えて、大手の芸能プロダクションである346(みしろ=美城)プロダクションの「CINDERELLA PROJECT」(シンデレラプロジェクト)に彼女たちがスカウトされたところからアニメの物語は始まる。また、テレビアニメオリジナルキャラクターとしてプロデューサーが登場する。世界観はテレビアニメ版『THE IDOLM@STER』や劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』(および劇場版に登場する『ミリオンライブ!』)と共有である。

放送開始の前週には特別番組『TVアニメ「アイドルマスターシンデレラガールズ放送直前特番」〜お正月だよシンデレラガールズ!〜』が放送された。出演は原紗友里、青木瑠璃子、佳村はるか、松嵜麗。ノーカットの完全版がBD/DVD第1巻限定版に収録。第7話の翌週には特別番組『Special Program』が放送された。出演は大橋彩香、福原綾香、原紗友里、武内駿輔。

第2期・第23話翌週にはSpecial Program『Road to LIVE』を放送。出演は、武内駿輔、佳村はるか。続く、第2期・第24話翌週にはSpecial Program『Smile History』を放送。出演は、福原綾香、大橋彩香、原紗友里ほか。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 22
ネタバレ

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

お願い!シンデレラ~アタシポンコツ常務~

一体どれだけの時間をこのゲームに費やしたのだろう・・・

このゲームというのは、スマホ用の音楽ゲームアプリ
「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」であり、
このゲームの為にタブレットを購入(端末課金)してしまう程やり込んでますw
元々2011年からリリースされている「アイドルマスター シンデレラガールズ」
というのがあり、こちらはモバマス、あるいは本家と言われています。
この本家を題材とした音楽ゲームが、2015年9月にリリースされた、
「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(通称デレステ)です。
SMAPの中居くんのCMでご存知の方もいるかと思います。

アイドルマスターと言えば、
765プロ(なむこぷろ)の「THE IDOLM@STER」を思い浮かべる方も多いと思いますが、
「アイドルマスター シンデレラガールズ」は346プロ(みしろぷろ)で、
まったく違う事務所ということになります。
その世界観を共有するも765プロと346プロの直接的な関係はないということです。
ただ本作(アニメ)において、765プロ関連のネタも若干ですが、仕込まれており、
ファンならニヤリとしてしまうシーンもあるのでよかったら探してみてくださいw

アニメの評価に入る前にまず、346プロのアイドルたちをまったく知らないで視聴した方と、
デレステをやり込んでいる私とでは事前の情報量が圧倒的に違います。
私の場合、劇中に登場するキャラはほんの一瞬画面に映っただけの端役であろうとも、
そのキャラの名前と特徴を挙げることができますし、
劇中には様々な楽曲が使用されますが、イントロ1秒で何の曲か分かるどころか
机上でノーツ(音符)を叩いてしまう始末・・・。
私はアイドルも楽曲も
デレステが本当に好きなんだと思いますw
しかし、だからと言ってそれがアニメ作品の高評価に繋がる訳ではありません。
「好き=高評価」というのは、私のレビュースタンスではないのです。

前置きが少し長くなりましたが、ここからはアニメの感想を述べていきたいと思います。

まず、「アイドルマスター シンデレラガールズ」のアニメ化ということについて、
2つの特徴を挙げることができると思います。
1つは、漫画原作やラノベ原作と違って、
台本がないのでストーリーを一から構築しなくてはならないということ。
もう1つは、最初から熱狂的なファン(視聴者)を多く抱えているということ。
最近で言えば「艦これ」なんかもこのタイプですね。
こうしたビッグコンテンツのアニメ化にはある種の制約が存在します。
その制約とは、「キャラを大きく動かすことができない」ということです。
ストーリーを動かすにはキャラを動かすのが効果的な手法です。
「いつも明るいキャラが実はこんな闇を抱えていた」とか、
「主人公と親しいキャラが実は黒幕だった」というようにキャラを動かすことによって
ストーリーをより劇的にし、視聴者に刺激を与えるというやり方ですが、
当然のことながらこうした手法と取り入れるのは、本作(アニメ)では非常に難しいでしょう。
何故ならデレマスには多くの熱狂的なファンを抱えているからです。
下手にキャラを動かすことによって、
キャラクターのイメージを毀損することにもなりかねません。
もしそのような事態になった場合、大炎上間違いなし!!ですね。
多くの熱狂的なファンを最初から抱えているが故にキャラを大きく動かすことができない。
それによりファンから非難されないような無難な作りとなると、
ストーリーは平板なものになりがちです。
それこそ数多くいるアイドルを紹介して、楽曲を試聴させるだけの
ただの見本市アニメに堕してしまうおそれがあるわけです。

では、本作ではどうなのか? ここからはネタバレありで語ります。


ネタバレレビューを読む


本作の総評として、キャラや楽曲の見本市アニメから脱し得ていないにしても
様々な制約がある中でキャラを動かし、
話を動かそうとするその気概は充分に感じることができました。
ただ、その話の動かし方は若干雑だったかなと思います。
しかし、キャラや特に楽曲はとても素晴らしかったです。
デレマスやデレステをプレーしている方も、新たにシンデレラガールズに触れる方も
共に楽しめる内容にはなっていると思うので、
及第点レベルには充分に達しているのではないでしょうか。
もちろん賛否両論だとは思いますけどね。

最後に、こういうアイドルアニメはLIVEシーンが非常に重要になってくるのですが、
そのクオリティは正直・・・いまひとつです。
ただ、控室から聞こえる音の反響音とかは非常にリアルでしたし、
舞台裏の描写はかなり力が入っていました。
華やかなシンデレラたちの舞台は、それこそ視聴者を含め、
多くの人たちの支えによって成立するものということを感じさせてくれたのは
とても良かったです。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 26
ページの先頭へ