1962年度のクライマックスおすすめアニメランキング 1

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73.0 1 1962年度のクライマックスアニメランキング1位
101匹わんちゃん(アニメ映画)

1962年7月21日
★★★★☆ 4.0 (15)
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トレスマシン、つまり手書きの動画をセルにコピーすることで作画を楽にする、今では当たり前の方法を採用することで、制作が可能となった、101匹ものダルメシアン犬の物語。作曲家ロジャーに飼われる犬のポンゴは、心優しいアニタという女性を主人に引き合わせる。そして、自分もちゃっかり、アニタの愛犬パディータと仲良しになり、15匹の仔犬をもうけるが、アニタの知り合いで毛皮フェチのクルエラに誘拐されてしまい、さあ大変。二匹の親犬は苦労の末、人里はなれた別荘に、他の84匹の仔犬と一緒に捕らえられた15匹を見つけ出す。総勢101匹となった彼らは、黒ぶちのお団子となって白い雪原を逃げ回る。15匹の見分けもつかないのに、他の84匹のキャラクタの描き分けなんかされたひにゃ気が狂ったろうなぁ。子供たちの嫌いなクルエラは、今となれば愛すべき悪役。彼女のテーマ“Cruella De Ville"も、ロカビリー歌謡(?)の名曲です。96年にはなんと実写版リメイク「101」が作られた。

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ディズニーヴィラン(悪役)であって、イーヴィル(悪党)ではない

ディズニープラスで「101匹わんちゃん」の実写スピンオフ「クルエラ」を観て思ったのですが、ディズニーヴィランは「悪役」であって、「悪党」ではないんですよね。

日本人の感覚からすると同じように聞こえますが、「悪役」と「悪党」は似ても似つかないほどの違いがあります。

「眠れる森の美女」のマレフィセントも、「リトルマーメイド」のアースラ、そして「101匹わんちゃん」のクルエラも、特に最近はディズニーが率先してキャラクターを変えている気がします。

使い捨てされるようなキャラクターではなく、深堀することによって視聴者の愛着を湧かそうとしているみたいですが、

個人的にはワーナーのDCコミックのハーレークインやポイズンアイヴィーのように悪党として描いてもらったほうが、非常にスッキリするんですが。。。

人気キャラクターの宿命というやつかもしれません。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 2

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

まさに動く絵本

これはまさに「動く絵本」ですね。背景画は色が輪郭線からハミ出してたりするし、登場人物(犬?)画の線はザザッとしたデッサン風だし。さらにさまざまなデフォルメが凝らされていて、何から何までが絵本みたいな味わい。ストーリーはというと、皆さまご存じだと思うので特に申し上げることもありませんが、誘拐された子犬たちがロンドンを目指し帰ってくる冒険物語、これは、『トイ・ストーリー』の原点とも言えるものですね。無数の子犬が次から次に走り回るシーンが見もの、ただし、さすがに一度にたくさんの子犬が登場する場面ではすべてを完璧に動かすことはできず、「動く犬」と「動かない犬」とに分かれてしまうのはちょっと残念なところですが汗。
あと、クライマックスの壮絶なカーチェイス(と壮絶なクルエラの表情)もまさに見ものです。さらに個人的には、誘拐犯2人組の吹き替えが、「ヒッチコック」と「イーストウッド」の会話になってるのが、ちょっと感涙ものでした。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 6
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