ギスギスで女子高生なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのギスギスで女子高生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月20日の時点で一番のギスギスで女子高生なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

73.3 1 ギスギスで女子高生なアニメランキング1位
はねバド!(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (507)
2007人が棚に入れました
運動神経抜群だが、なぜかバドミントンを避ける1年生「羽咲綾乃」。
日本一を目指し、日夜練習に明け暮れる3年生の「荒垣なぎさ」。

部を支える仲間やコーチ、そして個性溢れるライバルたち。

インターハイを目指す、県立北小町高校バドミントン部の軌跡を描いた、マンガ「はねバド!」(濱田浩輔/講談社『good!アフタヌーン』連載)が待望のアニメ化!!

超高速で舞う羽根(シャトル)に想いを乗せて、青春バドミントンストーリー開幕!!

声優・キャラクター
大和田仁美、島袋美由利、三村ゆうな、小原好美、伊瀬茉莉也、茅野愛衣、下田麻美、櫻庭有紗、岡本信彦、小松未可子、大原さやか
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

有千夏は白帯の過客にして、行かふ人はまだ常人だね 

2018.10.14記


原作未読。というか原作に興味湧いてきた。


とりあえず部活ものはほぼ無条件で観る方針。
高校バドミントンを描いた物語。W主人公となりますが、二人とも競技に向かい合えていないというなかなか興味を惹く設定からスタートします。

荒垣なぎさ:公式大会でラブゲームかまされフルボッコ敗退。練習で支えられてた自身の存在意義を砕かれ自分を見失い、周りも見えなくなって部員にきつくあたってしまう。盲目的に練習を重ねて袋小路に迷い込んだこじらせ女子。
羽咲綾乃:バド起因で母親が離れていったトラウマがある。フルボッコ勝利の後、遠い異国で活躍する母の記事を見つけ闇落ちする。それでバドやる目的すら見失いいったんやめてしまう。依存体質バリバリの愛に飢えたこじらせ女子。

この二人が実はラブゲームフルボッコの勝者と敗者の関係で、かつ同じ高校というW主人公としては珍しい形式をとってます。
“向かい合えてない”加減では比較的浅めのなぎさが{netabare}さっさと2話でと{/netabare}早い段階で解決した体となり(早っ)、残る綾乃がどんな感じでバドに向き合えるようになってくかをじっくり描いていく方針のようです。

「たかがスポーツですよね?」

第一話、新コーチ立花に世界を目指せると焚き付けられたのにこう答え、さらに部活でのバトミントンなど意味ないと被せてく綾乃さん。煽りスキルの高さははじめから片鱗が見えます。
なお部活ものといいつつ先輩後輩の関係は緩めです。コーチへの学生たちの態度もひっくるめて仲間意識というか横の繋がりといった感じ。その分、縦の繋がりを綾乃と母(有千夏)との関係性に求め際立たせようと仕掛けてきます。

土台のスポ根を支える要素も揃ってました。
・親子鷹の亜種(ある意味二人三脚。有千夏の行動原理は綾乃の上達のためにとなってる。)
・努力型と天才型との対比
・自校に有能な指導者がいる
・ライバルの存在(薫子くらいだったけど)
{netabare}・敗戦を描く(理子、葉山など持たざる者の努力に陽をあてる){/netabare}


ある程度王道の作りも出来つつ、闇を抱えた主人公(もう早々に羽咲綾乃指定)の描き方でどう差別化を図れるか、というのが注目点でした。
で、結果はご覧の通り。

全話完結する前から「メンヘラぶりについてけね~」「有千夏、子供置いてくなんてありえんだろ」とのご意見多数。作品の特徴でもあり幹の部分に関するツッコミが寄せられる結果となりました。
そもそも受けつけない“生理的に無理”というのと、どうせやるならしっかり説明してくれよとの“物語きちんと描け”みたいなところはありましたね。

切れのいい映像とセットでのOP曲が良い。心情描写含めての試合作画はほんとに良い。シャトルの回転、ラケットのしなり、豊富なアングル、スローとハイスピードの緩急、目を奪われます。
せっかく試合描写いいのにもったいないな~といったところでしょう。

ちょっと切り口変わったスポ根ものと捉えて良いと思います。少なくとも視聴後の王道感がないのがウリということかもしれません。





かくいう私、綾乃のメンヘラぶり嫌いじゃないんです。この作品がというよりイカれた人物観察が嫌いじゃない。ちょっとこのままだと病んだ母娘がかわいそう。
そんな観点で少し擁護にまわりたいと思います。※擁護なんて聞きたかねーという方もいると思うので畳んどきますね。

まずは本作のMVP藤沢エレナを称えます。理由は2点、
1.綾乃をバド部に連れてって入部させた
 ⇒物語が始まりませんから
  {netabare}嫌がる綾乃を体育館へ連れてく回想が3度流れました。それくらい重要。{/netabare}
2.有千夏に一言申し上げた
 ⇒まさに視聴者が思ってたことを代弁してくれたので
  {netabare}「でもあの子にも見てほしかったの。強さの先に見える風景を」「なんですかそれ?たかがスポーツじゃないですか」11話{/netabare}

{netabare}そもそも競技で10連覇出来るような人達ってどんな人がいるでしょうか?
例として柔道の田村亮子。レスリングの吉田沙保里。そうとうストイックな印象です。そんな彼女らにしか見えない景色は麻薬的な魅力があるんじゃないかと思われます。
そして10年以上も第一線で活躍した有千夏が、産まれた娘にバドの才能を見出してしまったら?いや才能に魅せられてしまったら?
作中では母としてより競技者として綾乃に接し、タガが外れます。
「ヒドイ親だよね。親子の関係よりバトミントンを優先させたんだから」「でもあの子にも見てほしかったの。強さの先に見える風景を」11話 ※引き出したのはエレナ{/netabare}

{netabare}ちょっと常軌を逸してる有千夏の行動背景をおさえた上で、対する綾乃の心情です。
作中複数回出てくるシャトル遊びの回想シーン。強くなればいくらでも遊んであげると言う有千夏と、有千夏に依存する綾乃。綾乃のバドに対する背骨が醸成されていきます。それは、

 “お母さんのために(A)”そして“勝つこと(B)”

これはあまりにも強固で、{netabare}最終話の県大会決勝第3セットの途中まで綾乃の呪縛となってます。{/netabare}

前者(A)は2段階
1.「強くなればお母さんが帰ってくると思ってたのに」コニーと有千夏の記事を見つけ中学生の綾乃は闇落ちします
2.「私はコニーよりなぎさちゃんより強い。でも戻ってあげないんだから」強くなっても戻らない、今度は母を捨てる、と強烈な母への感情が根っこにあるが故の反動です。
後者(B)も2段階
1.「私負けてない」薫子戦の敗退時もコニーとの初戦の時も発したセリフ。負けを認めると何かを失うとの恐怖心に近いものを感じます。
2.「甘いなぁエレナは。バドミントンはね、勝てばいいんだよ」恐怖心に蓋をして心にも蓋をして内に籠るようになります。

転機は5話でした。
実は4-5話で綾乃に対して“仲間とするバド”という新しい概念が提供されます。写真を撮ったり髪止めのピンを交換したりと日常回っぽいシーンが展開されます。なぎさも落ち着きそうだし、綾乃もトラウマ克服へ一歩踏み出したよ、と普通のアニメならここから安心の友情物語が展開されることを期待したところですが、一瞬でしたね。むしろ私はこの予定調和でない点を高く評価してますが。。
フレ女とのダブルスの時は「仲間になるために・・・勝たなきゃ」というところまで回復してました。勝たなくても仲間にはなれるんですけど染みついた思考のパターンはそうそう変わるものではありません。そして、有千夏が絡まなければ上記Bの範疇で回復できたかもしれません。敗戦後の「負けてない」にも繋がるのですが、体育館を去った綾乃を悠と空が追いかけて「かっこよかったから言い訳しないで」と告げるところまでがスポ根的にも良い流れでした。
かくして翌朝コニーからかけられた一言が綾乃を不可逆的な闇に落としてしまいます。芽が息吹いたばかりだった綾乃に抵抗できる手段はなかったでしょう。

「ママは一人ぼっちの私を救ってくれた。生き方を教えてくれた」「ママに認められなきゃバドミントンやる意味ないでしょ?」

上記Aに絡んで、母に対する可愛さ余って憎さ百倍モードに綾乃は突入します。Bも1.から2.へ移行します。この“勝つこと”については6話で理子ちゃんをスカしたのに始まり、大会が始まる頃には薫子とのトラッシュトークにまで発展し先鋭化していきます。そして、決勝を控えた高校での練習中になにかにつけてなぎさを煽ろうとしてたのは、“勝つこと”の確証を得たいとの深層意識がそうさせたものと理解してます。
観てるほうは、スポ根ものにあるまじきつらい展開が6話以降最終回まで続くことになります。綾乃のクズっぷりは、そうですね、、、繰り返しになりますが嫌いではないです。{/netabare}


{netabare}物語は後半からもう一つの視点を私たちに開陳します。

 “なんのためにバドミントンをするのか?”

例によって、綾乃は母親への感情と勝たなければ自分は要らない存在となってしまう恐怖とが勝負への原動力のままです。
対してなぎさは、バドこじらせ女子から早々に脱却して純粋にネット{netabare}“白帯(はくたい)”{/netabare}を挟んだ勝負へのこだわりに傾斜していきます。それは逗子総合の望戦に表れてます。
有千夏は「好きだから」、綾乃の問いにそう答えてます。

そして決勝。0対8の綾乃劣勢の場面での仲間からのそして会場からの声援でやっとこ綾乃は呪縛から解き放たれます。
「試合負けないでよ。・・・あんたは私たちの分も背負って闘ってんだよ」by空「仲間っていいよな。やろうよバトミントン」byなぎさ
フレ女との合宿の時に傍にいた空と悠の声援というのがいいですね。悠と空も報われたし、綾乃にとってもずっと気にかけてくれていた部の仲間という感じでしたし、この二人以外の配置は考えられないでしょう。

綾乃だって強くなってきたことはROUND1みたいなところにてフレ女志波姫さんがお墨付きを与えてました。
決勝の結果、負の原動力で強くなった綾乃よりなぎさが少しだけ上回ったのはこの物語の救いだった気がします。
なお、なんのためにバドミントンをするかの答えは最終回を観れば丁寧に説明してくれるのでわかります。{/netabare}


バドミントンの競技だけを取り上げれば、きれいな最終回でした。
普通のスポ根なら競技者の成長物語ということでそれでいいのですが、本作ならではの闇への落とし前のつけ方がイマイチでした。


{netabare}「あたしが居なくてもバトミントンが打てる。だから戻ってきたの」
実は有千夏の言う通りなんです。有千夏がいないことで結果的に綾乃は強くなりました。競技者視点では正しい行いだったのです。
ただしここは抒情大国日本ですよ。あんたには人の気持ちが!的なツッコミ砲弾が飛び交います。
いわば、世界をほっつき歩いてデンマークに腰据えた有千夏がどのツラ下げて「じゃあ大会終ったらデンマーク一緒に行く?」とさらっと娘に言えるものかと一般大衆にはイミフ過ぎるんですね。
ただこれも『真性競技バカ』ならすごいやりそうな行動だったり言動でもあるからやっかいです。綾乃がオリンピックでメダルでも取ろうものなら捨てて家を出てったことさえ美談としてマスコミが取り上げたりしそう。。。{/netabare}
{netabare}最終話での綾乃の「今度打とうよ」は、母娘との和解ではなく、あくまでバドをやる理由から“母親のため”がなくなった、というだけです。支えが母からなぎさを筆頭とする仲間にシフトしただけ。{/netabare}

長年その国のトップクラスの成績を収めたアスリートには共感度マックスかもしれません。
もし2期があるなら母娘関係について有千夏に落とし前をつけてもらわないと収まらないです。

OP映像ラストの綾乃の笑顔が見たいですね



■オマケ
同時期放送のはるかなレシーブのレビューでも触れたが、荒垣なぎさ役の島袋美由利さんの役の使い分け。
内向的なのに激情タイプの気配有り、という似たような役にもかかわらず演じ分けがはっきりわかるという好演でした。聞けば夏クールでは4作品でメイン級をはったとのこと。今後期待したい声優さんです。



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2019.03.17追記
《配点を修正》


其の1 原作面白かったよ
其の2 島袋さん順調に活躍の場を広げ、2019年春「キャロル&チューズディ」も良さげです。
其の3 一周まわって綾乃はいいな

投稿 : 2024/11/16
♥ : 60
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

敗れざる者たち

アニメーション制作:ライデンフィルム
監督:江崎慎平、シリーズ構成:岸本卓
キャラクターデザイン・総作画監督:木村智、
原作:濱田浩輔

初めてOP映像を観たときは
羽咲綾乃と荒垣なぎさを主人公とした
熱血バドミントンアニメを期待した。
構図が洗練されていて、モノトーンを基調とした
色遣いと迫力ある作画に魅せられた。

バドミントンのシーンには目を瞠るものがある。
実際の選手の動きをトレースして
アニメーションにしているというだけあって、とてもリアル。
絵コンテ通りに選手に動いてもらって撮影した
映像を参考にして作画と組み合わせたそうで、
その労力は画面の迫力から存分に伝わってくる。
試合中の音も実際の試合で収録したものを元にして
制作しているというこだわりようだ。

しかし、優れた映像を生かすストーリー面については
最初の数話で完全な肩透かしを食らってしまった。
ふたりの話だけでなく、いきなり部内の色々な人物に
視点が切り替わり、全体を把握できない。
一体、誰を中心にして楽しめば良いのか全く分からない。
収集がつかない状況で綾乃のライバルたちも登場し、
理解不能なまま、どんどん話が進んでいく。

観た人によっては、枝葉ばかりに時間を割いて、
ほとんど何も描いていないと感じるのではないだろうか。
ラストまでで13話という制限があるのだから、
脚本はなぎさと綾乃、そして母親に焦点を絞って、
ほかはバッサリ切るくらいの大胆さがなければ、
面白く作ることは難しかったと感じる。
主人公の綾乃の描写不足で闇落ちが理解できず、
脇の人物の心理描写も中途半端に感じてしまう。
{netabare} ラストに文字で表示される白帯の向こうに見えるのは
「自分の心」という表現だけでは、誰も納得できないだろう。 {/netabare}

また、私は原作未読なので分からないが、
綾乃の母親の有千夏は、アニメでしっかり描かれているのだろうか。
小さい娘が風邪を引いているときに
試合の敗退の理由も聞かずに
見捨てて出ていく母親を描くことの意味がよく分からない。
変人でも良いのだが、変人なりの筋の通った理屈を
説明してもらわないと視聴者としては物語に入っていけないのだ。
和解のシーンも全く腑に落ちないので、
これが原作通りでほかに説明がないのだとすると、
明らかに理解不能な失敗したキャラ設定といえるだろう。

難点ばかりが目に付いた作品だったが、
心にひっかかるものがあったので、
メモを取りながら、2周目を観た。
そして、ようやく朧げに理解できた気がした。
これは、敗者たちが戦う意味を探す物語なのだと。

敗者に焦点を当てたものというと、
沢木耕太郎がすぐに頭に浮かぶ。
『深夜特急』や『テロルの決算』で知られる作家だが、
デビュー時はスポーツを扱ったものが多かった。
カシアス内藤というボクサーを主人公にした
『一瞬の夏』という作品も有名だ。
スポーツ・ノンフィクションライターでありながら、
勝者ではなく、敗者の物語を紡いでいた。
そういうスタイルに対して村上龍が批判したことがある。

スポーツで敗者にスポットを当てるのは、
ある意味、ルール違反のようなものだ
というようなことを書いていたと思う。
私はそれを読んで憤ったものだが、
当時のスポーツ界は、「敗者には何もくれてやるな」というのが
暗黙のルールのようになっていた。
もちろん、敗者にもドラマがある。
しかし、そこを描いても結局はスポーツの本質には迫れず、
人々の単なる悲哀だけを描くことになってしまうこともある。
沢木耕太郎の作品がどうかというのは
読み手によって受け取り方が違うだろうが、
今となっては、村上龍はそういうことを言いたかったのだろう
というくらいに納得はしている。

それで、はねバドはどうなのか。
登場人物は、ことごとく「敗者」である
北小町高校のメンバーをひとりずつ追っていく形で物語が進行していく。
そして登場人物がバドミントンをやる意味を考えていくことになる。
荒垣なぎさとその友人である泉理子や
2年生の海老名悠、彼女が気になっている3年生男子部員の葉山行輝、
伊勢原学と伊勢原空の兄妹。
なぎさや綾乃のライバルである石澤望や芹ヶ谷薫子など。
因縁のあるコニーも含め、全員が敗者といってもいい。
{netabare} 特に主人公の羽咲綾乃が敗者となるシーンは
何度も執拗に描かれている。 {/netabare}

必ず勝者と敗者が生まれるというスポーツの本質を
丁寧に描いているという意味では好感が持てる。
そして、敗者たちは、ほぼ全員がその後に
何かの目標や手応えを感じつつ、
次のステージへと進んでいく様子が提示される。
人生において勝ち続けることなどできない。
敗者が負けを経験したことで何かを得たのであれば、
それは決して悪いことではないのだろう。
つまりこの作品では敗者ではあるが、
本質的には敗れざる者たちを描いているということもできる。

映像面のレベルは高く、全体的には高次元でまとめられていて、
個人的には面白いと思わせる要素もたくさんあった。
尺が短くて人物を描き切れないという失敗面が響き、
2期が製作される期待はほとんど持てないだろうが、
作品に興味を持てたので、原作は読んでみるつもりだ。
(2018年11月9日初投稿)

はねバド原作読了後のレビュー
(2018年11月17日投稿・2020年9月4日追記&修正)
{netabare}全16巻を読了して改めて感じたことは、
アニメならではの視点やテーマに良い点もあるが、
綾乃vs.なぎさという軸で全体を構成したほうが
良かったのではないかということだった。
アニメでは綾乃となぎさの描写不足によって、
視聴者は特にどちらを応援しようとか、
どちらにも頑張って欲しいとか
思えないような作りになってしまっている。
また、原作以上に綾乃の態度を悪くさせたり、
有千夏を到底理解できない謎の宇宙人のような
キャラクターにしてしまったのは失敗だった。
原作の有千夏は、アニメのような頭のおかしな母親ではない。
家を出て行ったのは同じだが、メッセージは残しているし、
あんな厚顔無恥な態度でいきなり綾乃に接したりしない。
そもそも、原作ではアニメで描写された段階では、
まともに綾乃に会ってもいないのには驚いた。
原作だと、まだ納得できるのに、
どうしてあのようなキャラクター像に
してしまったのかは甚だ疑問だ。
そして、綾乃となぎさの試合後の展開から、
物語はグッと読み手を引き込んでくる。
もし、アニメを観て、この作品のことが少しでも気になった人が
いるのなら、ぜひ原作を手に取って欲しい。
ただ、1~3巻くらいまでは、ギャグテイストに重きを置いており、
方向性がはっきりしていないため、それほど面白くは感じない。

原作ではなぎさ以外のライバルたち、
志波姫、津幡、益子、コニーたちとの試合を
通しての会話、想いなどが仔細に描かれており、
とても読みごたえがある。16巻で終了してしまったのを
とても残念に思うほど隠れた秀作だと思う。

漫画と比較してのアニメの良さという点は、
やはり、動きや音に対する徹底的なこだわり。
実業団のバドミントン部の選手をモデルにして、
ロトスコープ(モデルの動きをトレースして
アニメーションを制作する手法)を取り入れた
制作を行っているため、動きがとてもリアル。
構図にもこだわりを感じさせる。
音響については、実際にインターハイや
高校の部活で収録した音源を元に加工。
試合での描写は凄みさえ感じさせる。

しかし、基本的なシナリオ制作は
すべてアニメ制作スタッフが手がけており、
原作者の濱田浩輔や編集担当は、
聞かれたことに答えた程度だったそうだ。
そのため、有千夏のあり得ないキャラクターが
出来上がってしまったことを考えると、
その部分は、とても惜しかった。
とはいえ、全話通して考えるとレビューでも記したように、
敗者が上を向くシナリオとして一本筋が通っており、
原作とは別方向ではあるが、
視聴者に何かを訴えてくる作品であることは
間違いないだろう。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 90
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

期待していたのと違う!

原作未読。最終話まで視聴。

【しょうーもない疑問なんですけど・・・】
バトミントンの{netabare}インターハイの県予選の個人戦の決勝戦って、準決勝から一週間も空けてやるもんなんですか?
実は団体戦とかダブルスとかあって、それと併せて・・・と言う事かとも思ったんですけど、会場前の看板に「神奈川県予選 決勝」「バトミントン女子シングルス競技・・・」って・・・。
まさか、たった1試合のために会場を抑えちゃったということですかね?
すでに敗戦している人たちも大勢、会場に足を運んでいるとか、ちょっと驚きの光景だったので・・・。{/netabare}

単なる演出だとしたら、さすがにやり過ぎですよね?

【感想】※ネタバレ注意
この作品の感想は、『期待していた最終回と違う!』でした。
まあ、何を期待していたのかは、人それぞれなんでしょうけど・・・(笑)。

{netabare}私が、主人公最強系作品ばかり見過ぎだからなんでしょうけど、{netabare}まさか、主役が脇役に負けるエンドとは{/netabare}!
私は、この作品を見ていて、{netabare}なぎさがもう一人の主人公だとは{/netabare}思えませんでした。
原作はどうだか知りませんけど、少なくとも、{netabare}アニメ本編のなぎさは”完全に”脇役として{/netabare}描かれていますよね?
少なくとも、第1話で{netabare}同級生に悪態をついて以降、決勝戦まで彼女は完全に脇役だったから。{/netabare}
{netabare}綾乃のような掘り下げも一切なかったし・・・。
インターハイ予選の決勝、綾乃の母親は観戦に来ていましたけど、なぎさの両親は?
なぎさが、もう一人の主役なら、紹介くらいあってしかるべきでしょう?{/netabare}
まあ、単に『視聴者に驚きを与える』という目的だったとすれば、成功だったかも知れませんけどね(笑)。{/netabare}

以下は、備忘録です。{netabare}
【第13話】
まさか{netabare}主役が脇役に負けるエンドとは驚いた!
闇堕ちした綾乃を、努力のなぎさに勝たせる訳にはいかないという、大人の事情が見え隠れ・・・。
は、チョットいい過ぎか?

第1話を見る限り、なぎさが善人とも思えないんだけどね。
スタミナだって、守備力に定評のある綾乃の方が、はるかに上のはずだし・・・。
やはり、大人の事情?(しつこい!)

最後に、明るい綾乃が見れたのは良かった。
逆に、綾乃の母親への罰が軽すぎて、かなり興醒めした。{/netabare}

【第12話】『お前が友情を語るなよ!』の回。
{netabare}なぎさに”友情”を語らせる展開は無理があり過ぎ。
この作品の第1話、なぎさの悪態のせいで、何人の同期生が退部したと思っているんだ?
『決勝戦の観戦に来てくれたから、その問題は解決済みなんですよ~」
いやいや。そもそも、『そこがおかしい』んだって!
高校最終学年の3年生が、大量に退部したんですよ。
1年生が辞めたのとは訳が違う!
ユーフォで傘木希美が京都府予選を見に来ていたのとは訳が違う。
そこの重みがまるで分っていない制作陣(もしくは原作者?)。
だから、なぎさに友情を語らせてしまう。
『ここにきて、お前が友情を語るなよ!』

せっかくここまで、ちょっと異質なスポコンを楽しんでいたのに、最終回直前に、一気に興醒めしちゃいました。{/netabare}

【第11話】
ああ・・・。綾乃の母親は{netabare}アホなんだ!ということがよく分かる回。
娘の気持ちが全く理解できないアホ。
綾乃に対して全く悪びれずに、普通に母親面。
良く言えばバトミントン馬鹿。
悪く言えば人の心の痛みが全く理解出来ない、人でなし。
そんな異常な母親像が、非常に上手く描けていると思いました。{/netabare}

試合直前、控室で悪態をつく{netabare}綾乃と、止めに入るエレナ。
闇堕ち・綾乃とは対照的な、エレナの良い子ちゃんぶりが、相変わらず気持ち悪い(笑)。

インターハイを掛けた個人戦の決勝戦の相手が、同じ高校のキャプテンという状況。
先輩から『頑張って!』と言われても、応援している側も、どこまで本気で応援しているのか?
先輩たちも本心では、『キャプテンに勝って欲しいと思っている』と勘繰るのは当然。
綾乃の態度は、確かに大人げないけど、先輩たちだって、ある程度理解が出来るはず。
それなのに、”そこ”が理解出来ないエレナ。
綾乃には、先輩たち部員全員と”仲良くして欲しい”エレナ。

そして、ラスト。
綾乃の母親と話をするエレナ。
この作品中、かなり異彩を放つ2人の会話が、今後の物語にどのような影響を与えるのか、注目したい。{/netabare}

【第10話】
原作未読の影響か、{netabare}綾乃の母親を見ていると、なぜかイライラする。
コニーの援護射撃のために、綾乃の足を引っ張りに来ているとしか思えないせいだと思う。
『娘の大事な時期に足を引っ張るだけしか能の無い母親・・・』
(好意的に言えば)そういう母親像が、ここまでは上手く演出されている結果だと思う。
それだけに、この”母娘の物語”のたたみ方には、特に注目したい。{/netabare}

部員同士の{netabare}恋愛的な話は、高校生らしく、キレイにまとめられていて良かったと思う。{/netabare}

【第9話】
{netabare}母親絡みで綾乃が覚醒(闇堕ち)した原因を作ったコニーが再登場。
「母親と3人で暮らそう」
はぁ~!?
綾乃じゃなくてもブチ切れちゃうでしょ!

綾乃にとってとても大事なこの時に、コニーと志波姫主将は何をしに来たんだ?
(全国でライバルになるであろう綾乃を、精神的に揺さぶりに来たとしか思えない不思議なシーン)

コニーの回想シーン。
綾乃の母親の異常行動が、如実に描かれる。

綾乃の前に笑顔で現れた母親。
正直怖い。恐怖しか感じない。{/netabare}

とまあ、ここまで酷評ばかりですが、実は、ピンチはチャンスだと思っているんですよね!

かなり精神異常な母親に強烈な天罰が下れば、視聴者の心も晴れ晴れとする作品に大化けすると思う。

逆にラストのたたみ方を間違えると、大コケする恐れもある作品でもある。

【第8話まで視聴】
{netabare}綾乃の闇堕ちはGOOD。
勝負に徹するその姿は美しささえ感じる。

対照的にエレナは良い子ちゃん過ぎて、見ていて気持ち悪い。
悠も綾乃の態度に不満を感じているようだけど、今の綾乃にとってなぎさは敵でしかない。{/netabare}

勝負に徹する綾乃の美しさが際立つ第8話でした。

【第5話まで視聴】
王道のスポコン物を期待していたんだけど、「ハマりそうになると興をそがれる」不思議な作品。
熱い努力家のキャプテンと、天才新入部員という、王道の主人公を配しながら、+αの要素がてんこ盛りすぎ。

{netabare}天才新入部員には母親絡みのトラウマがあって、そのトラウマの元凶の2人が割と序盤に登場しちゃうし・・・。
辞めちゃった部員と現役部員の話とか、親友エレナの葛藤とか、部員同士の恋とか・・・。{/netabare}

1クールの作品であれこれ詰め込み過ぎだから、一つひとつのエピソードが薄っぺらに、強引にしか描けない。

{netabare}コーチの一言でいきなりスランプを脱出するキャプテンとか、5話の綾乃と空の和解については、描かれてすらいない。

合同合宿で、これから試合だというのに、レギュラーである綾乃が買い出しに行くのは無理があり過ぎ。
どう考えても、マネージャーであるエレナの仕事。{/netabare}

興をそがれる一番の原因は、{netabare}綾乃の母親の{/netabare}余りにも常識外れな異常行動のせい。
こういう、人道に外れた異常人物に、視聴者の多数が『胸がスカッとする』ような天罰が下せるかどうか。

これが後半戦のポイントになる(ような気がする)。

ここまで{netabare}綾乃の母親の{/netabare}異常性を強調したんだから、試合に勝った・負けただけではハッピーエンドとは言えない。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 54

59.4 2 ギスギスで女子高生なアニメランキング2位
特例措置団体ステラ女学院高等科C3部(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (690)
3097人が棚に入れました
高まる鼓動、膨らむ妄想・・・。
憧れていた「ステラ女学院」への入学が決まり、
高校での新生活に胸を躍らせる大和ゆら。
「もしかしたら……ここなら私、変われるかも!」
期待に胸を膨らませ寮の自室で横になると枕の下に「デザートイーグル」がっ・・!!
女子高生!?C3部(しーきゅーぶ)!!?サバゲー!!!?
そんな青春サバゲーストーリーが今・・はじまる!
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

最初から最後までこのノリでやって欲しかった…(最終話まで

●関連URL
・番組公式サイト:http://www.tbs.co.jp/anime/stella/
・番組公式Twitter:http://www.tbs.co.jp/anime/stella
・原作漫画公式:http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/1000006140
・4コマ しーきゅーぶ:http://kc.kodansha.co.jp/content/diary_list.php/1000006140
・中等科公式:http://www.famitsu.com/comic_clear/se_c3/


あらすじ(公式引用)
高まる鼓動、膨らむ妄想…。
憧れていた「ステラ女学院」に入学が決まり、高校での新生活に胸躍らせる大和ゆら。
「もしかしたら…ここなら私、変れるかも?」
期待に胸を膨らませ寮の自室で横になると枕の下に「デザートイーグル」がっ…!!
女子高生!?C3部(シーキューブ)!!?サバゲー!!!?
そんな青春サバゲーストーリーが今…始まる!


サバゲーに興味の無い人は一度でいいからサバゲーの動画を見てみて欲しい。
かなり沢山YOUTUBEやらニコニコやらに上がってるんで一回見てほしいです。
メッチャ面白いのでお勧めです。
思った程、弾を食らっても痛く無いです。まぁ近距離なら痛いけどw


しかしこのアニメサバゲーでどうやって面白いアニメにしていくんだろう。想像が付かない。


これサバゲーアンチアニメだろ…
サバゲーマーは見ないことをお勧めします。
糞アニメ好きにはお勧めです。
今期見てたアニメでダントツで一番最悪でクソアニメでした。
散々ガルパンだの他のアニメ貶しておいてこの出来とか頭イカれてるんじゃないのか?


各話感想
{netabare}1話
前情報さっぱりなしで特に見るつもりも無かったんだけど、なんかローゼンメイデンの前にやってたんで見ました。
視聴しながら早速調べてみる。

冒頭いきなり白馬の馬車に乗っている主人公。
あれ?少女漫画的な感じかな?
おっとこれはコミュ障主人公な設定か…
こういう子が気になっちゃう俺は異端なんだろうか?
普通に元気ハツラツな子よりこういうおとなしい子が好みなんだよなぁ。
( ゚ ρ ゚ )ボー眠くなってきたなぁ…なんて見ていたら、枕の下から拳銃が!
早速妄想が広がってこのアニメもしかしてサバゲーか!?
すっげぇワクワクしながら公式サイトを調べてみるとキタ――(゚∀゚)――!!
ヤバイ熱いこれ!設定が今最高に熱い!
丁度去年サバゲー初めて始めたばっかだったからこれはピンポイントすぎて一気に期待がMAX!!
そうかサバゲーアニメだったのか見てよかった。
サバゲー女子いっぱいいるぞw初めて行った時うますぎて泣かされたぞw
割りと若い人から歳のとった人まで幅はめちゃめちゃ広いんだぞ!
俺はじれったくてすぐ特攻しちゃって即死するんですけどね\(^o^)/
乱暴っておいwwwランボー違いじゃねぇか!!!
なんだケーキで釣るとかまるでけいおんじゃないか。
全然部活もしないし毎日お菓子ばっかって完全にけいおんパクリすぎ。
人見知り主人公、涙した後の顔がひどいwwもう少し可愛さ維持しててもよかったのでは…
ケーキ落し物ってどう見ても罠じゃねぇかwww
あれ?このトラップしかけた子の声に違和感が…
なる程新人アイドルだったか。
帰宅部なんて新人しかいなかったけどまぁこっちはまだましか。
森林でのサバゲーまだやった事無いなぁー。


2話
あれ?すんなりもう部活入った体で来るかと思ったらまだ入部してないのね。
便所飯すんな…
何という強引な勧誘w みゆきち絶対強いなこれ…
ドレスでサバゲーってどういう事w
まぁそもそも制服スカートでやってる時点であれだが。
屋内でもやってみたいなぁ。しかし近距離は当たると痛いから怖い。
まさかの跳弾ヒット。
相打ちw
えええ床に穴あけるとかw
まぁそもそも学校でやってんじゃねぇって話だけどその辺アニメだからしょうがないね。
ちょw穴あけすぎだろw
勝っちゃったw入部しないで終わるんか!?
まぁそんなわけもなく入部ですよねぇ。
しかしまぁここまで大して面白い話ではなかったわけですが、
この先どう話を展開していくのやら。
友情物語になるのかマニアックに展開していくのか。
面白くなるといいなぁ…


3話
青髪が完全に神原駿河w
フラッグ戦かぁ。今はだいたいボタン式のランプじゃないのかね。
さすがに制服じゃなくなってるがやっぱりスカートは吐く子はいるのねw
壁走ってたぞw
あれこれ学校別対抗戦大会かなんかなのか。
玉を飲むなww気持ちはわからんでもないが。
黒髪強そうだなぁ。青髪のライバルか?
なる程特攻か。
一人になった時の恐怖感はマジヤバイ。
撃っていいのは撃たれる覚悟のあるやつだけだってルルーシュも言ってたもんな。
うっはサービス回来るとは思わなかった。
勲章wまぁでも気づくと結構付いてるんだよなぁw
顔面崩壊w
髪切ったのか誰かと思った。ショートヘアいいよね!


4話
塹壕堀とかもはやサバゲーじゃねぇw
手榴弾避けなのにスモークくらっとるがなw
サバゲーより本物の戦争に近づけてくれてもいいんだぜ?
ガルパンばりに面白くなってくれればいいんだけどなぁ…
ってか色んな銃器の紹介とかもっとして欲しい。
なんか可愛くないカップだなw
髪切ったユラ可愛い。チョキ?
VZ60スコーピオン。知らん。いや知ってるかも。
マシンガンなら俺はMP5が一番好きだけどなぁ。
アサルトとマシンガンの中間に位置する位が丁度いい。
アサルトとか重すぎでかすぎて洒落にならん。
弓道やってみたいなぁ。
日本の柔術。何m位あるんだろう。
弓道の的の方撃つのかと思ったら5円玉かよww
視力良すぎw命中率はんぱない。
マシンガンここまで精度良くないだろ。
近距離射撃は撃たれるとメッチャ痛いから怖い。
撃たずにして撃つ。わけがわからないよw
後ろで仰向けで芋虫みたいに動いてる奴いるぞw
と思ったらちゃんと座ってた。
棒読みちゃん声可愛いなwうまくなってほしいのぉ。
ホールでケーキとか考えただけで吐き気を催すわ。
まさかのファンタジー路線に…
誰が予想出来たであろうかこの展開!
これで主人公覚醒か!?
ファンタジー好きとしてはヤバイなんか期待出来そうな予感。
棒読みちゃんが持ってたの水筒か?
ってなんだなんだどういうアニメになるんだこれw
まさかの戦国展開!なんという盛大な表現!
まさにアニメって感じでいいね。
チョウジロウwwマシンガンだっつのw
EDなかなかいいよなぁ。いやぁこれは面白くなりそうだ。


アニメの脚本家(4話、12話担当)のツイッター
@kitchomP もしどうしてもという話でしたら、「ガールズ&パンツ」とかいうアニメがあるそうなのでw 似た方向性みたいですし。
https://twitter.com/sakammot/status/359960075781160962
http://twilog.org/sakammot
バカッター発動しちゃったよorz


5話
何故海から始まった!?
うーむやっぱショートカットの似合う女の子は可愛いなぁ。
アニメではめったにいないショートカット女子は貴重だ。
ユラちゃんどんな顔してんだよw
そのまま持って来ちゃったっておいおいw
いやいやそんなイカダじゃ無理だろw
なんというプライベートライアン妄想w
水着でサバゲとかありえねぇw舐めすぎてる。まっアニメだから突っ込んでも意味ないか。
主人公随分成長したな。
瀬戸一家ってそんな瀬戸って苗字多いのか?w
いいなぁこういう無人島みたいなとこで遊んでみたい。
なんかユラ妄想激しいな。
ドラム缶風呂あったのか!何故そのシーンをry
ブラでフラッグw水着かw葉っぱと貝殻の水着とかありえんw
完全にサービス回ですね。
だから水着でサバゲとか舐めすぎだろw鈍感かよまったくw
瀬戸ストリームアタックおかしいだろw足に銃挟んでなかったか?w
まぁアニメらしくぶっ飛んでくれていいんだけどクレーム出そうだなこの辺。
まるで星条旗みたいだなwってかあの映画のまんまオマージュってとこか。
みゆきち何かありそうだな。
ED覚えやすいからもう覚えてしまった。


6話
なんでひなあられと間違えたんだ。
24時間大会ってなんぞw
ちょwなんでザリガニ入れたんだよw
まるでドリフのコントだなw
ん?ユラちゃんなんもやってなかったのかな?
当たって弾けるのかよw砕けるんじゃないんだw
なんだその高性能な機械は!欲しいぞそれ!
コイン乱取りってなんだよ超気になるんだけどw
おいおい抱きしめ撃ち2000円指名料とかもう風俗じゃねぇかこれ。
過激部ってなんぞw演劇部かなんかか?
学園祭懐かしいなぁ女子校あたりの学祭また行きたいなぁ…
ちょまwなんですかそのエロい撃ち合いショーw
なんだユラちゃんいじめられてたのか。ってか掃除用具入れの横に立つのは不自然じゃないか?
やっぱユラちゃん勝ったか。
集中力はいいが周りが見えないのがネックになってるようだ。
そのうちこじれそう。
いやいや水鉄砲の量じゃねぇだろw
ゴキブリじゃなくてザリガニだろw寒気がするわw
まーた壊れちゃった。どうしようもないなこの部活w


7話
24時間耐久サバゲーってなんだよw
違法改造銃…のちのちでてきそうだな。
狙撃!?
早速出てきたか違法改造銃。
早速前が見えなくなってひかれかけるとか…
そのちゃん先輩足首捻挫か。
狙撃犯は警察か。ユラを叱る奴がおらんな。
いやぁ直ぐ目の前が見えなくなっちゃうユラをry
○○好きに悪い人はいないとか妄言。
C3部必勝大作戦計画書。
電撃GOGOアタック作戦。
カリちゃんレンちゃんアタッカー。
ユラいつの間にか仕切り始めてリーダーになっとるw
練習風景メッチャ手抜き作画だな…
同人即売コーナーがなんであるんだよw
諜報機関KGBw
支給品。PDA(携帯情報端末)
あんな場所…やっぱりくさいけどミスリードっぽいな。
来週からやっと戦闘か。


8話
狙撃がリンだとしたら…ゆるさない?
恐らく違うだろうな。
ってかよくよく考えたら違法改造銃とか出してこんな事になって誰がサバゲやりたいと思うのか…
物語としてサバゲを盛り上げたいのか怪しくなってくる。
ガルパンみたいに徹底的にこだわってればよかったのにな…
まぁアニメとして面白くなればいいけど。
7時第一フラッグ投下。
47本。結構あるじゃないか。3時間毎だと!?忙しいな。
敵対してるのはKGBか?顔と名前覚えてないからわからん。
KGBと違う?どういうこっちゃ。変装してたのか。
なんかユラだんだん痛い子になってないか?痛い子ってか病んでるw
喧嘩になっちゃった。
勝ちにこだわるか、楽しさを重視するか。さてどうすんだ。
リンのチーム強すぎだろ。
ユラも勝つためになんでもする…のか?
そのらの敵を打つためだと?やっぱ狙撃犯じゃないのか。
チーム面子が駄目すぎる。陰口ばっかでひどいもんだな。
仮にも先輩じゃないのかよ。
そして空気を和ます棒読みちゃんw
和解しないまま次のゲーム始めちゃうのかよ…
こりゃストレス貯まるアニメだなぁ。
ユラがゾンビ行為やっちゃった。オワタ。
おい誰かユラを叱る奴はいないのかこのアニメ…
うわー優勝しちゃったよゾンビで優勝しちゃったよ…
おいおい何処までストレス貯めさせる気だ。
ちゃんと解消させてくれるのか怪しくなってきた。


9話
主人公のゾンビ行為これ巻き返しようがないだろ。
もうどういう展開もってこようが主人公はオシマイだろうなぁ。
サバゲで一番やっちゃいけない行為したからには土下座しようが部活辞めようが生涯許されないレベル。
先輩アッサリ帰ってきたな。叱らないのかよ…
これはひどい主人公だなwwゾンビした事をなんとも思ってないようだw
ここまでひどいアニメもそうそうないなww
ゾンビ行為告白したか。ってか今更告白したって何の意味も無いがな。
大会主催側にも連絡してんのかよ。勝手過ぎるどころの話じゃねぇだろ。
何もなかったとか救いようが無いアニメだな。
いつまでユラはいじはってんだようぜええええええええええw
ここまで主人公うざく書くアニメそうそうないだろ。
ガッチャマンのハジメが可愛く見えてくるレベル。
うざすぎワロタwここまできたら徹底的に闇堕ちしてほしいなぁw
ってか製作者サバゲ嫌いだろこれ明らかに。
銃を突きつけるとかどうしようもない位擁護しようがない。
ムチャクチャだなこのアニメ。あぁイライラするわー。
ここまでアンチ化したくなるアニメもそうそう無いな。
サバゲーマー馬鹿にしすぎだろ。
連続狙撃犯逮捕とかw結局関係無かったのかよひどいw
リンが逮捕に協力してたのかよ。
ソノちゃん先輩を入院させたい口実としては理由付けがひどすぎる。
「私の本気のダッシュは特急電車にも勝てるぞ!」
まぁ特技はBダッシュだもんなw
師匠が戦争で亡くなって…弱さが師匠を殺したと思っているか…
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
辞めちゃうのかよ部活wすげーなこのアニメw
徹底的にユラが嫌われる方向へ持っていってるがどこまでひどくなるんだこれw尋常じゃないだろこの流れ。
もうここまでくると逆に最後まで絶対見たくなる。
ってか後3話程度でどうやっても回復不可能なレベルだろこれ。
どうすんだよwwもう終わってんだろこのアニメww
狂ったバカッターやってた奴がいた時点であぁ駄目アニメになっちゃうんだろうなとは思ったがこれ程ひどいものになるとは思わなかった。
ガルパンみたいに戦車への愛情みたいなものがまったく感じられない所かむしろどう考えてもサバゲが嫌いだろこれ。
サバゲーマーを馬鹿にしてるどころの話じゃすまない。主人公をどこまで貶めたいのか…
ここまできちゃうとどうやっても信用の回復及び人気を取り戻すのは不可能なレベルだし。
製作者は頭おかしいんじゃないの?原作がそもそもおかしいのか?
公式ひっでぇなこれ。
http://www.tbs.co.jp/anime/stella/special/kouza09.html
ユラちゃんを公式で擁護しないでどうすんだよww製作者はアホなのか?


10話
ユラめいせいにチーム替えしたのかよwwなんてダークな主人公なんだw
靴に当たったのにまたもゾンビ行為かよwまぁ靴は気づかないかもしれないが。
チームにバレたwなんてギスギスしてんだよw
金髪あんなのほっとけよって言うかと思ったのになんで連れ戻そうって話になるんだ。キャラ変わってねぇか?
相変わらずそのらがクソキャラだな。ほっとけとか先輩として終わってる。
ユラ戦力外で衛生兵か。
ユラのキャラがひどいw負けたのか。握手もしねぇのかよw
主人公がどんどん病んでいく…
なんで手怪我してんだよ。目隠しして練習してなんの意味があるんだよwしかも何故耳も隠してるんだ。
まさかの棒読みちゃんマジ天使。
もはやステラ女学院どうでもいい話になってきてんな。
完全に効率厨になってやがる。
味方怪我してもガン無視かよユラ…
自己中でしたー。うわっメイセイからも首かよw
何これすげぇ鬱々してきてんな。自殺ENDでもすんのかよ。
まぁ今更戻れるわけないな。
そのらは誰に電話してたんだ?
どうしてこうなったんだこのアニメ。
理想はガルパンみたいなのだったんだけどなぁ…
もう主人公の人気も信用も心底どん底だしどうやっても回復不能な気がする。


11話
そのら今月いっぱいで帰るのか。
「HITコールしろよー」ん?
いやいや普通そんな打たれたらイテテテってなるからwwあり得ない反応w
ユラがいないアニメが始まったw
「せめてあたしたちを倒してから行ってよね!」
えぇー最後にサバゲーすらやらないのかよ。
側方宙返りすげぇw
寂しいねぇーってユラの事も思い出してあげろよw
棒読みちゃん探しに出たか。
ユラなんでゲーセンwwゾンビ倒してるしwwハウスオブザデッドかw
「お別れサバゲーしようって」「へー」
クマがひどいwノリがやばいww壊れてるw自暴自棄w
棒読みちゃんキレた。
後ろ画面のGAMEOVERがなんかシュールw
怖がって逃げ出したか。
れんとのせいなのか?いや元々だろ。
そのらはユラが気になってるのかよw今更感がハンパない。
「再入部させちゃえばいい!」
出たうんk展開ww駄作確定っぽいな。
何この猫。ユラを猫みたいに思ってたのかよw何この今更感wwひどいw
遅すぎただろこんな描写今更してもなぁ。
凛何しにきた。餞別でも持ってきたか。梅干し俺も好き。
「追い出すような形になってごめんなさい。」
そのらに誤ってどうすんだよ。
そのらも逃げてたって事か。昔のそのらに似てたのかユラ…
ユラの情に訴える作戦w
あぁもう展開が読めすぎてだめだこりゃ。
ユラを戻して最後はそのらの別れに皆で和解してサバゲーENDだな。
ユラが自分から戻る展開ねぇ。そのらサバゲやんのか。
おっと?ユラなしでサバゲ開始か?途中でユラが入ってくると予想。
ってか皆銃デカすぎwなんでAK使ってんだよ。男が持ってもかなりデカイぞ。
「まーた喧嘩したの?ちゃんと仲直り出来た?」
なんだ思い出してまた逃げ出してるのか。
おい援交親父ww 通報しましょう。
トトロのメイちゃんバリに泣くのかと思ったらあれ?
チョウジロウキタ━(゚∀゚)━!4話以来の超展開クル━(゚∀゚)━!?
便利道具だな。
「自分すら認められないようなヤツを自分以外が認められるわけがない。」
固有結界ですねわかります。ってえ?幻想なんかじゃない?
あぁそういや歴史改変してたっけ。
世界の全ては…?何が起きた。
スコーピオンだっけ?なんでこんなとこに。チョウジロウの贈り物?
結局チョウジロウはカウンセラーだったわけか。
これでユラがごめんなさいして乱入って事ですねわかります。
そのらと戦ってユラが負けてやっぱ勝てないやって未来が…
ユラキタ━(゚∀゚)━!
はい。これで仲良く戻ってもなんだか微妙すぎるんだが。
ってかもう凡作すら怪しいレベルだな。
どうせ戻るの分かってるからC3抜ける展開も茶番だったし先読みできすぎて面白く無いだろこれ。
1000枚売れるか怪しい気がしてならない。
クライムエッジの方が面白かったな。
次週はもう内容がわかりきってて見ても見なくても良さそうだな。
キャラのブレっぷりがひっどいww
れんとがユラを~って流れならわかるんだけど他のキャラ達どうなってんだよw
持ったえないなぁそのらも逃げてたってシーンをもっと早い段階で入れてれば相当印象違っただろうなぁこれ…
他のれんと以外の奴らも悩むシーンもっとあればよかったのに。
本来9話か10話位ではもう和解し終わって新しいサバゲー大会に出場の流れになって10話11話で最後に二転三転してラストにやったーサバゲーって面白いよね!で終わるのが王道なんじゃないのかな?
実に持った得ない。


12話
はいはいユラ現れましたね。クマがスッキリなくなってるね。
何このすでに和解し終わった雰囲気wこれはひどいw
何知れっと来たかとか遅かったなとか言ってんだよw
人として当たり前の謝るという事もしないのかこのアニメは…
え?スモーク弾?手榴弾?どっち?両方?
話の整合性が取れてなさすぎる。
えーっと雰囲気が180度変わってしまったわけだが視聴者ポカーンだろこれ( ゚д゚)
「最高のサバゲーをしてるんです。だから見ましょう。」
れんとに言われるまで興味も無かった部員達って一体…
性格悪い所の話じゃないんだが。興味すら無いって…
ユラ球切れなのか?こっちみんなw
「あっ呼ばれた…」なんぞ?w
1on1って言ってたじゃねぇかとことんルール無視するアニメだなこれwwひどすぎw
「きました」じゃねぇよw何ルール無視してんだよw
ドラム型の使うのかwってかどんだけ長時間戦う気なんだよw
そんな弾減らねぇよ普通。まぁこうなるとカリラ達も入るよね。
所で一人多くないか?止め絵多すぎw蜘蛛とかマジ勘弁して下さい。
「まだ終わりません。」超展開キタ━(゚∀゚)━!
固有結界発動wwなんじゃこりゃwwこういう展開は嫌いじゃないw
「全校生徒に守ってもらいたいマナーとルールがあります。」
なんだ今更マナー講座か?1800人と対決するのか?6人vs1794人とかどうなってんだ。
そのら留学じゃないのか?
「だから、おまえらが来い」なんじゃそれ。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
誤って和解とかしないのかよwwなんだこのご都合展開w
棚上げ展開とか一番やっちゃいけないだろこれ。
うわー予想通りの終わり方ww
サバゲーっていいよねとかサバゲーしませんか?ENDはまぁ見えていたが強引な終わらせ方だったなぁ。ひどかった。
さかもとたけしとか言う人これでドヤ顔してるんだろか?この人2chに喧嘩売っちゃったから一生涯叩かれるんだろうなぁ…アホすぎる。
これ程酷いご都合ENDもそうそう無い駄作だろこれ。見る価値無し。
特にサバゲーマーは見たら発狂レベル。
サバゲーで一番やっちゃいけない事を主人公にやらせるとかもう目も当てられない。
ってあれ?13話やるの?あれ?BD特典じゃないの?あら?来週あんのか?
それとも幻の次回予告なのか?どういうこっちゃ…


13話
一週間前だと!?なんだこのお説教アニメ…
最初からずっとこういう日常アニメで良かったのになぁ。
おばちゃんw
サバゲーフィールドコンテストってなんじゃい。
ソロプレイなのかな?
あれ?一週間前はユラまだいたんだっけっか。
なんか懐かしい雰囲気だなぁ。どうしてあんな事になっちまったんだ。
なんで美人コンテストみたいになってんだw
そのらおばさんみたいな格好だなおいw
原作だとカリラちゃんエロ担当だったのにもっとエロ入れても良かったんじゃないのか。
見た目の割に中身は親父だったのかよw
ほのかちゃん胸でかいな。作戦参謀だったのか。
れんとちゃんマジ天使w
なんでキャラ紹介になってんだよこれ1話でよかったんじゃないのw
やちよちっちゃいwWORKING!!思い出すなw
修羅ちゃん…はみケツたまらんw
男の娘いらん。
うおーリンちゃんセーラー服とかマジ最高wあざとすぎるw
最初から最後までこのノリで良かったのになぁ。くっそう作りなおして欲しい。
うおっ1vs1だったのかよ。
ハイライトwこのデフォルメ絵嫌いじゃないんだよなぁw
せとあおい選手なんで水着なんですかw
おいテロップちゃんと仕事しろw誤字を適当に直すなw
ちょwどういう妄想映像だよwSAOかと思ったわw魔法少女か!w
あーもうホント最初からこのノリでry
修羅ちゃんアッサリ負けたな。
そういや特典で付いて来るBB弾がバイオ弾じゃなくてプラスチック弾で使い物にならないとかなんとか…公式で嫌がらせするとかどうなってんだw
でたー!カリラのエロ担当w最初からやっとけw
眼鏡の精神攻撃ひでぇw
リン完全にセーラー服と機関銃って感じだな。
ユラ勝ち上がらないとか完全に空気すぎる。主人公じゃないなこりゃw
人気投票での決着ってなんじゃそらw
眼鏡ででかぱいwこりゃあかんwバスト95のGカップwリアルだとでかすぎて気持ち悪いけどな。
眼鏡外すとかせこいw
あれwリンこんなツンデレキャラだったっけ?w最初からこのキャラにしておけばよかったんじゃ…
あー終わっちゃった。
このアニメ最初からずっとこのノリで良かっただろ!どうしてこうなったんだよ!おいたけし!
最後は凄い良かったなぁ…実に残念アニメになってしまった。
散々他のアニメディスっておいて売上このざまじゃどうしようもない。
○ガールズ&パンツァー
初回版 【全6巻】
巻数    初動       2週計      累計     発売日
      BD(DVD)     BD(DVD)    BD(DVD)
01巻 13,550(**,***) 16,155(**,***) 29,456(**,***) 12.12.21
02巻 24,733(*1,119) 27,006(**,***) 30,363(**,***) 13.02.22 ※合計 31,482枚
03巻 23,528(*1,169) 25,828(**,***) 35,259(**,***) 13.03.22 ※合計 36,428枚
04巻 28,410(*1,541) 32,071(**,***) 35,776(**,***) 13.04.24 ※合計 37,317枚
05巻 33,450(*1,841) 34,085(**,***) 34,918(**,***) 13.05.28 ※合計 36,759枚
06巻 32,385(*1,766) 34,919(**,***) 35,639(**,***) 13.06.21 ※合計 37,405枚

○うぽって!! 【全5巻】
巻数 初動 発売日
01巻 1,282 12.08.31
02巻 1,284 12.09.28
03巻 *,*** 12.10.26
04巻 1,271 12.11.30
05巻 1,238 12.12.28
※BD版のみの数字、DVD版は全巻ランク外

○ステラ女学院高等科C3部 【全7巻】
巻数 初動 発売日
01巻 *,267 13.09.18

残念アニメでした。製作者がアホだとやっぱアニメはコケるんだなぁ。
来年さばげぶってアニメあるらしいからそちらに期待したい。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 46

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

♪〜コマンド・・コントロール・・コミュニケーション・・C3部〜♪

この物語の主人公は、ステラ女学院高等科の1年生に入学してきた大和 ゆらちゃん。
奥手で引っ込み思案な性格を何とか変えたい・・・と考えていた彼女は、部活動の勧誘でサバイバルゲームを体験します。
そこで、サバゲーに対する鹿島 そのら部長の考え方に共感できる部分があったと共に、他のメンバーの優しさにも触れ、C3部に入部する決意をします。

もともと、サバゲーそのものを知らなかった彼女・・・なので、銃を撃ったこともありません。
でも、たまたま寮で同室となったそのら部長の指導もあり・・・徐々に腕を上げていきます^^

私はサバゲーという言葉程度しか知りませんでしたが、色んな大会が開催されているような事はまるで知りませんでした・・・知力と体力とチームワークを駆使した立派なスポーツだったんですね^^
ホント面白そうなスポーツです。ゆらちゃんを始めとするステラのみんなが一生懸命頑張るのが分かる気がします^^

でも、ある一件以降・・・ゆらちゃんとみんなとの間に溝が出来始めてしまいます^^;
自分が原因だ・・・自分が事件を起こしてしまって・・・こんな事になってしまった・・・
今、自分にできる事は何だろう・・・今、自分が返せるモノって何だろう・・・
みんなが手にしたいと願っているモノを手に入れるには、どうしたら良いだろう・・・

どうやら彼女は責任感もだいぶ強かったようです・・・一生懸命考えて、一生懸命行動します。
その気持ちと行動は十分理解できるものでした・・・私が彼女の立場だったら、きっと同じ事をしたと思います。
ただ・・・もう少し彼女に周りが見えていれば、もっと違う結果が得られたように思います。
色々と紆余曲折がありましたが、結果オーライ・・・という事なのでしょうか・・・^^;?

この作品は、ネットでも色々と取り上げられているようですが、私はこの作品の視聴を楽しみにしていました。何といってもCVが豪華なんですよね〜^^

大和ゆらちゃん  :牧野由依さん
鹿島 そのらさん :沢城みゆきさん
初瀬 カリラちゃん:茅野愛衣さん
陸奥 ほのかちゃん:斎藤千和さん
霧島 れんとちゃん:西崎莉麻さん
日向 八千代ちゃん:米澤円さん

そうそうたる顔ぶれです。私は主人公のゆらちゃんを牧野さんが演じると知った時、咄嗟に「ARIA」の歌が脳裏をよぎってしまいましたけれど・・・^^;

今回の作品は1クール13話で終幕しましたが、私にとっては総じて楽しめた作品でした。
強いて言うなら、ゆらちゃんには最後までゆらちゃんらしさを貫いて欲しかったかな・・・と思いました^^;
でも、それも伏線・・・と考えると納得できるのかもしれません。
ゆらちゃんは、どれだけ腕を上げたのか・・・ステラのみんながどこまで上り詰めるのか・・・そして、決着を付けるべき相手との勝負の行く末は・・・?
などと考えると、次期の視聴が楽しみになってきます^^

投稿 : 2024/11/16
♥ : 26
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

コマンド・コントロール・コミュニケーション

女子高生がサバゲーを通じて絆を深める物語。

学生時代はちょくちょくサバゲーやったけど、女の子はまず居なかったです。
まぁ、男同士のサバゲーアニメ化したって面白くも可愛くもないので文句はないけれど。
サバゲーの世界をライトに可愛く紹介してくれそうで楽しみです。
銃を持つと人が変わる奴が居るのはサバゲーあるあるですが
主人公ゆらはそのタイプっぽいですね。
SEEDの力を持っていそうな名前ですしそのうち覚醒するのではないでしょうか?

うぽっては萌え要素が強く作画も苦手で断念しましたがコレは気軽に観られそう。

制服のまま戦って大丈夫なのか?
という疑問がありますが…大丈夫なんでしょう!
引っ込み思案の子がサバゲーで明るくなれるのか?
という疑問もありますが…なれるんでしょう!

声優さんは一部違和感がありますけど慣れれば平気になってくるかな?

あと銃に一部見慣れない物があり気になって調べてみたら
東京マルイのカスタムエアガンの様です。
ガルパンみたいにエアガンやモデルガンの方も売れると良いですね。

※2話感想{netabare}
制服以外は非常に健全。(対象年齢は微妙だけど)
ちゃんと立ち入り禁止のカットを入れてゴーグルも着用しています。
気を使っているんでしょうね。

サバゲーって昔はやってた人も少しは居たんだけど何やら規制が厳しくなったみたいで
10年ほど前から取り扱うお店も殆ど無くなってそれから遊ぶ人も更に減った感じです。
強力な電動ガンとかを売りだしたメーカーも悪いと思うけど。
(連射はともかく威力が怖くて室内で撃てないレベルです。)
やらない人には戦争の真似事で嫌悪感ある人もいるだろうし
危ない遊びにしか見えないから仕方ないんですけど
ちゃんとやれば健全なスポーツとして楽しいです。
サバゲー場に行けば教えてくれるし装備一式レンタルあるので手ぶらで行っても楽しめます。
興味ある人は友達誘ってどうぞ。

って、脱線しましたが先週の森といい旧校舎といいフィールドに恵まれてますね。
さすが特例措置団体!公共物破壊はいかんけども!
銃も豊富で資金もありそう。何気にスゴいぞこの女子高生達。

しかしほぼ全部東京マルイ製品なのでカタログの様ですけど。(^_^;)
個人的には銃の数よりも愛着ある愛銃を持っていて欲しいですね。個性も出るし。

やっと主人公が入部を果たし、ストーリーが動いてきそう。
今の所ゲーム紹介アニメなのでイマイチ。
次回以降コミュニケーションに焦点を当てた物語になっていって欲しいです。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
「あなたにサバゲーをやる資格はないわ!」(笑う所ではない。)
いくら引っ込み思案とはいえ観ているコチラもイライラしてしまうお荷物っぷりでした。
しかしここから彼女の成長が始まって行くのでしょう。
戦場を観た彼女の眼に覚醒の片鱗はあったと思います。
いずれ1話で見せた変人ぷりが炸裂するのを心待ちにしています。
きっと最終回に似たシチュエーションが待っているのだろうと邪推もしてしまいますけど。

それからどうやら各自愛銃はあるみたいですね。その方がよいです。(^_^)
{/netabare}

※4話感想{netabare}
OPアニメも髪型に合わせリニューアル。少し積極性が出て勇ましい感じに見えました。

「流石に照準器使わないで五円玉には当たらんだろー!」
ってツッコんではいけません。
まずは射撃姿勢や照星&照門の使い方をレクチャーするのかと思えば
もう既に奥義の領域です。

銃の特訓の為弓道場のある社へ行き人神様に出会う少し怪談チックなお話でした。
どうやらゆらがHITさせた事により短命だったはずの丁次郎は生きながらえたようです。
奇妙ながら少し喜ばしいオチでした。
愛銃も手に入れましたしサバゲー能力もUPした事でしょう。

それにしても、そのらは人生経験豊富すぎます…。本当に高校生なのか?w
{/netabare}

※5話感想{netabare}
いきなり無人島へ行き瀬戸さん達と交流戦。
何も全員「瀬戸」にしなくても良いと思うし
ゆらは眠ったまま担がれて来てるし八千代ちゃん手が届いてなかったり
水着のまま撃ち合っちゃったりパロっちゃったり
その他諸々ツッコミ所多すぎるけどサービス回的に楽しめました。

ゆらはまた極端に猪突猛進しちゃって新たな不安材料が…
サバゲーは戦争じゃないから自然にも感謝しないといけません。
次回はコレが引き金になって何かトラブりそうです。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
文化祭。サバゲーって運動部なのか文化部なのか微妙です。
ステ女では運動部も文化祭に参加する様なのでどちらでも良いみたいですが。
でも金魚すくいやお化け屋敷は関係無いだろうに。
で結局シューティング喫茶に。完全にぼったくってます。
KGBを名乗る歌劇部も登場。明星、瀬戸に続き新たなライバルになりそうです。
出し物は水着での水鉄砲合戦でしたが
西部劇風にするなら銃を抜く所からやって欲しかった。
相変わらずゆらには不安材料が見えちゃって気になります。
オチは高速ザリガニでシューティングマシーン破壊。何処からツッコめば良いのやら。
弁償したらまた金欠にならないのかな?
{/netabare}

※7話感想{netabare}
町中で違法改造空気銃による狙撃。
犯罪だし卑怯だし誰の仕業だろうか? 凛では無いと思うけど。
相変わらず状況判断の弱いゆらの飛び出しを庇ってそのらが怪我をしてしまいました。
全治3週間で10日以上入院ってかなり重症です。
そのらの為にも勝つ為に一生懸命なのは良いけど、楽しむ事を忘れていて不安を感じます。
「楽しんだ者が勝ち」って事は忘れないでー。

しかし24時間サバゲーはルールが良く分からない…。
食事なども含めてサバイバルなのかな?
それにHITされたら退場だと多くの者が暇を持て余す事になると思うけど
その辺どうなっているのだろうか?
{/netabare}

※8話感想{netabare}
24時間サバゲー開始。
3時間毎のイス取りゲーム方式でしたか。ヘリまで飛ばして面白そうだけど過酷です。
ゆらは勝つ事ばかりで楽しめていないばかりか周りにも当たって嫌な子になってます。
やはり引っ込み思案で友達居なかったからコミュニケーションに難ありなのかな。
不満を口にする八千代。れんとは庇って大人の対応。他二人は閉口。
そのらが居たら注意してたかな。
気まずい雰囲気でやっても詰まらなくなってしまいます。

大会の方はまた得意のダイジェストで進み夜戦に。ナイター設備もあって本当に凄い大会です。
決勝まで残りついに明星との対戦。
押されながらも善戦してたけど…やっちゃいました、ゾンビで反則バレずに勝利。
ゆら本人も観ている方もモヤモヤと後味が悪いです。

…むー。ゆらの性格、第1話の様に妄想癖のあるおバカな娘で通した方が
楽しく笑える作品になったかな?とも思ってしまいます。
まぁ、今どん底なのでこれからですかね。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
あらら…ゆらがゾンビで後悔し反省するのかと思っていたら求道者に成り始めてしまいました。
楽しさより強さを求めたいのならそれはそれでありだと思うけど、
友達欲しくて入学式迎えてた娘とは思えないです。
元々引っ込み思案が問題ではなく馴れ合いがダメな資質の娘だったって事かな。

この先はそのらの道か凛の道かに別れる分岐点。
色々経験して答えを見つければいいと思うけど、
いつかまたおバカなゆらがC3部に戻る事を願います。(まぁ戻るとは思うけど。)
{/netabare}

※10話感想{netabare}
他校の部活に入部とかどんな生活送ってるのかとかはスルーしますが、
兎も角こんなの仲間にいたら冷めます。ますますゆらが痛い子になりました。
今まで友達居なかっただけの事はありますがそれにしても観ていて痛い。
明星での扱いはちょっと気の毒な気もしますが…。(凛はゆら何を評価してたの?)
なんだかオンラインゲームはらこういう孤高プレーヤー居そうだけど。
ここまで突っ走ってこんな感じのアニメになるとは思わなんだ。
ココまで突き詰められるのなら理解し尊敬してくれる人も居るかも知れないけど…
大会総なめにしたりオリンピック出たりと結果を出し続ければ
チヤホヤされるのでは?(まぁ友達とは違うか)
このまま突き進みはしない方向なのだろうけど…
C3部と上手く仲直りできるのかな?
{/netabare}

※11話感想{netabare}
どうやら仲直りの方向には行く様だけど痛々しいし不条理さが目立ちますね。
実際は女の子グループで拗れて一度離れたらもう修復無理だし、
喧嘩が原因とかでなくメンバーと徐々に心の距離が開いて行く課程が描かれていたから
今更ヨリが戻るのは無理矢理に感じるのは仕方ない所ですかね。
ゆらの自業自得もあるけど、れんと以外の周りのキャラがふらふらと手の平返すから
観ていてスッキリしないし、もう仲良く成れても「なんだかなー」となってしまっています。
ゆらの妄想癖も上手く使われませんでしたし…楽しいコメディで纏める道もあったのに
あえて鬱路線に踏み込んでおかしな事になってしまった気がします。
ここ数話楽しげなED曲が虚しく聞こえます。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
遅ればせながらゆら登場。髪切るタイミングここで良かった気もします。
言葉などいらずサバゲーを一戦交えれば心が通じてわだかまりも消えた様子。
サバゲーの力はスゴいです。まぁ原因もサバゲーだからこれで行って来いなんですけどね。
強引に仲が戻りましたが変に理屈を入れてドロドロ引っ張るより良かったと思います。

ゆらの性格も明るく積極的になってハッピーエンド。
…っと思ったら次回もありました。ラストはおまけ回かな?
{/netabare}

※13話感想{netabare}
明るく健全なおまけ回での締めになりました。
各キャラの個性が出ていてとても楽しめました。
れんとと八千代の設定が一年生になっているのが少し引っかかりましたが
サイドストーリーと言うことで流してあげましょうか。
八千代の『スナイパーだけど目立ちたがり屋』って設定凄く良いと思うのだけれど
時既に遅し、本編では活かされなかったのがちょっと勿体無いです。
この個性を生かしたチームワークが本編で観たかったのですが。

今話に関してはサバゲーを通じて皆が笑顔になる良い最終回でした。
{/netabare}

【総評】{netabare}
序盤、サバゲーやるのに制服とか水着とかで戦うの?
とか細かいツッコミを入れつつそれなりに楽しんでいましたが
後半の鬱展開でそんな事どうでも良くなる程やらかしています。
物語に起伏をつける為に多少有っても良い展開なのですが、明らかにやり過ぎ。
ゾンビ発覚で喧嘩して翌週仲直り位で丁度良かったのではないかと思います。

『勝ちに拘る』か『楽しみを重視』するかの選択でゆらは前者を取りました。
本来、そのらやシーキューブの皆で『楽しみや喜びの為に勝つ努力をする』
って事を教えてあげるか皆で模索しなければいけない所なのにそのらは極めればいいと突き放し
勝つために何でもやる姿勢を評価してくれていた筈の凜まで仲間が見えていないと
いきなり手の平を返し見放してしまうのですから酷いものです。
ゆらは傲慢になってしまっていた事は良くないですし観ていて痛々しく不快でしたが、
れんと以外の周りもかなり辛辣で不条理だなと感じてしまいました。
結局はゆらが丁次郎の言葉で自身を見つめ直し
言葉ではなくサバゲーで仲直りを果たすのですがわだかまりとか有耶無耶。
コミュニケーションをテーマとしている筈なのにこんなのでいいのかな?
と思わずにはいられなかったです。

妄想力豊かなゆらの設定も丁次郎に会う為だけに使われ活かし切れていないのも勿体無いです。
戦いもダイジェストばかりでしたが妄想と組み合わせれば広がりが出せた思うのですがね。

サバゲーやその仲間を通して
ゆらの戦闘技術とコミュニケーション力が成長する様子を見せてくれれば
それなりに評価できて1クールで気軽に観られる作品としてお勧めできたかも知れないのですが
このスッキリ晴れない内容では観てくれとは言い難いです。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 42

62.7 3 ギスギスで女子高生なアニメランキング3位
Lostorage incited WIXOSS(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (232)
979人が棚に入れました
池袋――幼少期にこの街で過ごした高校2年生の穂村すず子が戻ってきた。
「ずっと友達だよ!」幼いころに仲良しだった森川千夏と誓った大切な記憶。その千夏とまた会えるかもしれない…それだけですず子の胸は高鳴る。
 転入した高校にもすぐには溶け込めず、早々に浮いた存在となっていたある日、「WIXOSS」を覚えれば友達ができるかも……そう思って学校帰りに立ち寄ったカードショップでデッキセットを購入する。
 家に帰りカードデッキを開封すると、カードの中に描かれた少女が動きだし、口を開く。

 「ようこそ、セレクター」

 selectorとして選ばれた人間は、自分の記憶のすべてが詰まった5枚のコインを賭けたバトルに参加しなければならない。コインをすべて取り戻し勝利すればこのゲームから脱出できる。逆にすべてコインを全て失い、敗北すると、そのペナルティーとして──。

 「Lostorage」―――この不条理なゲームに巻き込まれる事となったすず子の運命は!?そして、すず子と時を同じくして、千夏の手にも……

声優・キャラクター
橋本ちなみ、井口裕香、伊藤静、金元寿子、井澤詩織、久保ユリカ、興津和幸、菅原慎介、山岡ゆり、洲崎綾、後藤沙緒里、間島淳司、日岡なつみ、西明日香、生天目仁美、中村悠一
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

戦闘狂 versus 友情パワー

作画と演出が割りと好みだったので最後まで何とか見れましたが、このシナリオでは評価点数どうしても低目になってしまいました。

lost + storage → lostorage (造語) 「保管庫を失う(こと)」
incite (他動詞) ~を…に駆り立てる、刺激する

→なので、Lostrage incited WIXOSS で「WIXOSSに駆り立てられる記憶喪失」くらいの意味か?
でも、変な英語(byが欠落?)。

因みに2014年に制作・放送された 「selector infected WIXOSS」及び「selector spread WIXOSS」は、やはり事前に見ておいた方が良いと思います(前作の話がほんの少しだけ出てくるので)。
それ以上は、とくに・・・。


◆制作情報

{netabare}原作        LRIG
監督        桜美かつし
シリーズ構成    土屋理敬
キャラクターデザイン(原案)さらちよみ 
キャラクターデザイン  佐藤嵩光 
音楽          井内舞子
アニメーション制作  J.C.STAFF {/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


============ Lostorage incited WIXOSS (2016年10-12月) =========
{netabare}
第1話 記憶/裏と表 ★ すず子回(池袋帰郷・高校転入、WIXOSS、最初の対戦)
第2話 少女/理想と現実 ★ 千夏回(家庭事情、WIXOSSの報酬(記憶書換?)、初勝利)
第3話 セレクター/蜜と毒 ★ すず子vs.墨田(シスコン男)、敗北セレクターの運命
第4話 再会/光明と混沌 ★ 情報交換、ブックメーカー里見紅、千夏との再会
第5話 友達/絆と鎖 ☆ 続き、すず子vs.はんな
第6話 バトル/過去と現在 ★ 千夏の新しいバイト、千夏vs.すず子、中断(無効)
第7話 進化/純白と漆黒 ☆ 翔平vs.千夏
第8話 闇/渇望と喪失 ★ すず子の特質、はんなvs.清衣、墨田vs.里見
第9話 真実/終わりと始まり ★★ 千夏vs.清衣、夢限少女、自殺、絶望 ※前作のキャラ(繭、タマ)が初めて登場、前作みてないと話が分からないのは×
第10話 捕食/悲劇と喜劇 × ※前回の途中から真面目にシナリオを追う気持ちが失せる
第11話 二人/すず子と千夏 ☆
第12話 夜明け ☆{/netabare} 
-------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)6、☆(並回)4、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.5

OP 「Lostorage」
ED 「undeletable」


◆視聴メモ

{netabare}・第1話、今回は主人公が女子高生で、セレクターには男性もいるんだね(※前作は主人公が女子中学生で、セレクターは確か女性だけだった)。
・第2話の時点で、既に街にセレクターがウジャウジャいる様子(※犬もあるけばセレクターに当たる状態)ですが、この世界って大丈夫なのでしょうか?
・第3話、消えるというのは、君の記憶が失われる、ということではなく、人格そのものが失われる、ということ。{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 20
ネタバレ

HmFDB75691 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

最終話 オチに気づいた人がいなかったので解説してみた

前作の続きなのかどうかわからないけど、しょうもない終わり方だけはやめてほしい。

第1話 バトルシーンはよくなったかな
{netabare}
前作をなんとかして思い出してみると、
・バトルで何度か勝つと願い事が叶う
・セレクターとルリグが入れ替わり、願い事は入れ替わったルリグが叶える
・最終回は腰砕けだった

願い事に関してはとてもあいまいだったし、それ以外にもおかしなところがけっこうあった。

前作の続きなら、すず子のルリグであるリルは、千夏の可能性が高い。音信不通なのと辻褄が合う。ただ、前作を知っていると驚きはないのでちょっと物足りない。初めて観る人なら面白いだろうけど。

白い部屋だったか白い世界だったか、それも存在するから前作と関係はありそう。だけど、ルールが変わっている点が気になる。前作はラスボス倒して完結したんじゃなかったかなあ。

バトルシーンはよくなったと思う。コインを使った大技みたいなのもあって。キャラクターは前作のほうが個性的だった。ただ、今回のキャストは興味深い。
まず、主役はいもちょの橋本ちなみさん。いもちょでこの声優さんを覚えたくらいだ。リルはエロいお姉さん役の印象がある伊藤静さん。珍しいなって思った。
{/netabare}

第2話 予告のあとも面白かった
{netabare}
あまり評価は高くないけど、今期のアニメで面白いほうだと思う。というか、胡散臭いところが色々あって考察したくなる。

気になっているのは三点。
まず、入れ替えはあるのか。ルリグはセレクターの記憶から作り上げたもののようだけど、OPにすず子やほかのセレクターがカードに入っているシーンがある。だから、入れ替えがないとは言い切れない。
ちなみにセレクターがルリグになっても声優は変わらない。前作のルリグが人間の姿に戻って(?)ちょっと出ているけど、どちらも声優は大西沙織さん(たぶん)。
ルリグは記憶をコピーしてるから入れ替えがあったとしても普段通りに過ごせるだろうし。

次はラスボスについて。前作でラスボスは倒されて、ルリグが元の姿に戻って終わりだった気がする。
今回もセレクターになったときに現れたルリグ(?)がラスボスっぽいけど、さらなるラスボス、黒幕がいるような。

最後に報酬。これが一番胡散臭い。記憶を変えられるって、それって本人だけなのか? 記憶は変わっても記録が残っていたら変な子になるだけだし。前作と同様に、勝っても負けてもまともな結果にならないオチなんだろうな。
{/netabare}

コインについての考察
{netabare}
カードも5枚あると思ったら違った。5枚あったら0か5が出たらその時点でバトル終了になってしまうので。

バトルに負けてコインが黒くなると記憶も消えていくように描かれているが、すず子はゴールドが一枚でも記憶は確かなまま。例えば、すず子のゴールドが3枚になってから負けてまた1枚になったら記憶が消えたりするのだろうか。たぶん、そんなことはないはずだから、バトルの勝敗と記憶には因果関係はないといえる。とはいってもそういう細かいところまで気にせずに作られていそうだけど。

ゴールドが5枚になったら、記憶の改ざんができる。この場合記録まで変えられるなら願い事をかなえることと似ている。記憶と記録を変えればアイドル声優にだってなれる。記憶だけなら変なことを言う子ができるだけだが。

コインすべてが黒くなった場合は、”消える”の解釈がいろいろ考えられる。物理的に消えるのか、それとも記憶と記憶が消えるのか。後者なら生まれたばかりの赤ん坊状態といったところか。前作と同様にルリグになる可能性もあるだろう。
{/netabare}

第3話 やっぱりこういう展開だったか
{netabare}
まだわからないけど、セレクターが消えてルリグが成り代わったのだろう。HPにはキャストがないけど、かがり(cv:西明日香)、ゆきめ(cv:生天目仁美)のペアなら、かがり(ゆきめ)(cv:生天目仁美)になっていると思われる。
面白いのはルリグはセレクターの記憶からできたから、成り代わった人物と似たような人物が存在するってことだ。
セレクターはどこに行ったのか? あの白い世界に行ってルリグとして戻ってくると前作と同じになってしまう。

バトルをしなくてもタイムリミットがあるから消えてしまうルールがあるけど、そのタイムリミットはコインが黒くなることでわかるのか? でもコインはゴールドになったり変動があるからタイムリミットが一定の期間にならないと思うんだけど。

まだ疑問点はある。ルリグはセレクターの記憶オンリーではないはず。セレクターが知らないバトルのルールも知っていたわけだから。ルリグのテンプレートがあってそこにセレクターの記憶が追加される仕組みなのかも。

OPで気になるのは、すず子と千夏のバトルシーン。なぜか千夏の姿が見えない。バトルに勝ち抜いた千夏が記憶を改ざんして、茶髪とかになって格好も変わってしまったからか。でも、バトルから解放されているはず。
そもそも、すず子と千夏のストーリーは同じ時間軸なのか疑問にも思っている。
{/netabare}

第4話 ルリグの微妙な変化に気付いた人はいるだろうか
{netabare}
バトルのたびにルリグの髪飾りが増えている。これは前作でもあった。作画ミスと思っていたけど、今回もあるってことは意図的なのだろう。

今後の展開を予想すると、記憶を消したい千夏とそれを止めるすず子、この二人のバトルを主軸に話が進んでいく。さらにブックメーカーの正体をあばきつつ最後はバトルの仕掛け人を倒し、消されたセレクターたちを取り戻す……というのが普通にありそう。

現時点で、ブックメーカーははじまりのルリグとつながっているとしか考えられない。セレクターの情報を把握できるのははじまりのルリグしかいないから。はじまりのセレクターなんかもいるのかもな。それがブックメーカーの近しい人でバトルをさせることで記憶を取り戻せるとか。

すず子と千夏の思い出がすでに改ざんされたものとか、面白そうなんだけど、それだとバトルを終えていなければおかしい。千夏がすでにルリグというのもありそうなんだけど、それだとすず子のような性格になっていなければおかしい。

あまり凝ったストーリーにはならない気がしてきた。
{/netabare}

第5話 このアニメがどうやったら面白くなるか考えてみた
{netabare}
前作を見ているせいか新鮮味がない。深読みしたくなるような伏線も見当たらない。

オリジナルアニメは序盤で出てきた謎を終盤で明らかにして視聴者を驚かせるのがほとんど。だから序盤と中盤はそれほど面白くない。終盤の謎解きにかかっているのだが、それもイマイチだったりする。このアニメもその方向に進んでいる気がしてならない。
こういった構成はもうやめるべきだ。謎がなくてもいい作品は生まれる。SHIROBAKOがいい例だ。

このアニメを面白くさせるなら、中盤に入る前に謎の答えをすべて出し、主人公たちの目的を明確にさせる。キャラクターたちの駆け引きに重点をおけば前作と違ったテイストになるしバトルももっと熱くなるだろう。
{/netabare}

第6話 キャストで面白いことに気づいた
{netabare}
千夏にすぐにやられたルリグと、はじまりのルリグ(cv:日野まり)の声優が同じだった。モブ同然のルリグが伏線だったら面白い。たぶん、声優を二人雇うよりギャラが安くなるから二役やってるだけだろう。新人声優に機会をあげたらいいのに。

すず子と千夏のバトルがあったのは予想外だった。終盤と思っていたから。でも中途半端に終わってしまった。決着をつけたほうがよかった。金が5枚、黒が5枚になってもそのあとがあるのだから。スポンサーのことを考えるとカードバトルを入れる必要があるんだろうな。
{/netabare}

第7話 千夏とはじまりのルリグには関係があると推理を立ててみた
{netabare}
深読みしたくなるネタがないので無理やりひねり出してみた。
千夏とはじまりのルリグには関係があることを示してみる。

まず、セレクターに選ばれるのはごくわずかである。すず子は千夏の幼馴染み。今回出てきた男は千夏の同級生。ごくわずかなセレクターのうち千夏に関係する人物が二人もいる。これは偶然ではなく必然と言っていいい。

セレクターバトルが千夏と関係あるなら、ブックメーカーやはじまりのルリグも彼女と関係があるだろう。ブックメーカーは兄妹といった近しい関係。髪の色やニヤリと笑うところが似ている。ブックメーカーが選ぶバトルの相手は千夏が知る人物に限定されているのではなかろうか。

はじまりのルリグは千夏が生み出したのか千夏そのものか。こう考えるとセレクターは無作為に選ばれたのではなく千夏に関係ある人物が選ばれていると言える。
{/netabare}

第8話 ひょっとしたら千夏も…?
{netabare}
セレクター全員ルリグだと疑ったことはあるけど、さらにセレクターになるのは無理があると思ってた。あとズルいのは、ルリグのカードを所持してなければセレクターと気づかなれない点(たぶん)。伏線か前フリがほしかったな。
いまのところルリグは女性だけなのでブックメーカーも中身は女性だろう。そうなるとブックメーカーには性格の悪い女性が二人いたことになる。(説明は長くなるので省く)

では、千夏もルリグかどうか検証してみる。まず疑わしい点を挙げる。

・OPですず子の対戦相手に千夏がいない
作画ミスとは考えにくい。意図的に消しているはず。千夏がすでに消えていることを意味しているのでは?

・はじまりのルリグに会ったシーンで千夏はメルを召喚していない
尺がなかったからとは考えにくい。ハンナの場合はちゃんとナナシが出ている。千夏の最初のルリグはメルではないのかも?

・メルはすず子に似ていない
千夏はすず子に対して「むしずが走る」と言いながらも、すず子の分身であるルリグをそばに置いている。メルはすず子とは関係ないのでは?

以上のように状況証拠はあるがどれも簡単にひっくり返されるだろう。
それに千夏が入れ替わっていたらすず子のような性格になってなければおかしいし、子供時代から声優も変わっていない。

結論としては、千夏がルリグの可能性は低い。ただし、メルに関しては疑わしい点が多い。
{/netabare}

仮面のルリグの正体を推理してみた
{netabare}
アニメの場合、仮面キャラはすでに登場しているキャラと関係があったりする。それに新キャラを出したところでエピソードの尺がないだろう。
ルリグは女性のみでセレクターの記憶から生まれるなら、ブックメーカーの近くには性格の悪い二人の女性がいたことになる。
該当するのが前作にいる。アキラとイオナだ。この二人はモデルで一緒にいるときも多かった。

ブックメーカーの現在の性格から元ルリグはアキラ、妖艶さから考えて仮面のルリグはイオナ。
ブックメーカーはマネージャーか事務所の社長。これなら二人をよく見ていただろう。

ブックメーカーはアキラに好意を寄せていて、セレクターに選ばれたときアキラに似たルリグを生み出した。そしてバトルに負けていまの性格になる。さらにセレクターになり、イオナに似たルリグを生み出した。アキラならピルルクになりそうだが(清衣のルリグはピルルクだし)、ブックメーカーの記憶にはないので生み出せないはず。
{/netabare}

カードの色は名前に関係しているだけ?
{netabare}
キャラの名前から連想されるだけで、カードの色に意味はないのかもしれない。

穂村すず子→炎→赤
森川千夏→森→緑
御影はんな→影→黒

ほかのキャラも似たような感じ。
このアニメ、期待するほど深くないかも。
{/netabare}

第9話 懸念した通りになった
{netabare}
コインがすべて金になっても期待したほどのオチではなかった。
前に指摘したけど、序盤で謎を出して終盤で解明する手法はやめたほうがいい。先延ばしにするほど視聴者の期待は増す。だけど期待に応えるだけのオチを作れない。オチがイマイチだとその作品の評価も下がってくる。謎はあってもいいが一つに絞るべきだろう。

ハンナは記憶を消すのだと思っていた。そういった視聴者の思惑を外したんだろう。でもハンナの関与はわかりきっているのでそれを思い出したと言われても…。ちょっとずれている感じがした。
ハンナは記憶を消したいのか思い出したいのかはっきりさせておくべきだった。謎にしておけば面白くなるとは限らない。

キャラも設定も悪くはないが作り方を間違っている。いい材料があっても料理人によって味が変わってくる感じかな。
清衣を主人公にして今回の話を第1話にすれば面白くなったと思う。いい素材をうまく使っていない印象を受けた。
{/netabare}

ハッピーエンドになる最終回を考えてみた
{netabare}
はじまりのルリグは声優がモブルリグを担当しているくらいで伏線らしい伏線がない。謎だけど絞り込むことはできる。今回から登場したキャラははじまりのルリグに会ってからルリグを知った。だからはじまりのルリグという名前をつけられるのは清衣しかいない。

清衣以外では新キャラになるが、終盤にきて新キャラに謎の説明をさせるアニメほどつまらないものはない。だから新キャラの可能性は低い。すでに登場しているキャラとつながっているはず。

該当しそうなのが莉緒。まだ過去エピソードが出ていない。莉緒は泣きエピソードを持っていそうなキャラなのではじまりのルリグとつなげればいい。前作も子供の遊びからルールができたような気がする。
もう一人いる。グズ子だ。外見がはじまりのルリグと似ているのも気になる。ただあのキャラでシリアスな説明をするのはどうかと思う。


このアニメをハッピーエンドにする方法はある。記憶が変わるとき周りの状況も変わればいい。ハーレムを持っていたと記憶を変えれば周りが美女だらけになるってこと。これなら千夏が思いとどまるし、セレクターバトルが初めからなかったことにもできる。
{/netabare}

第10話 謎のまま終わりそうな気がしてきた
{netabare}
残り二話なら謎を明らかにするには足りない。オリジナルアニメにありがちな終わり方になりそう。はじまりのルリグですら答えを出さないかも。

今回見ていてやっぱり清衣を主人公にしたほうがよかった。ファンタジーにありがちなラスボスと一度戦って負けるというパターンにもなったし。

次回はすず子と千夏の対決になりそうだけど、ブックメーカーと戦うのはイレギュラーなバトルができるすず子だろう。
{/netabare}

第11話 こうなるような気はしていた
{netabare}
すず子と千夏の対立が主軸なのに、二人のバトルは物足りないもので終わってしまった。千夏が自戒してバトルに負ける展開は読んでいたけどあまりにベタすぎると思っていた。

このような展開になった原因は二つある。
一つはブックメーカーがセレクターだったこと。千夏より強いラスボスが出たためにすず子とのバトルが通過点になってしまった。
もう一つはハンナのオチ。金が5枚になってもハンナのようなオチをつける必要がある。だけど千夏にはそういった伏線がないため、金を5枚にするという展開がなくなってしまった。
どちらも視聴者を驚かせようとして入れたものだろう。それがかえって二人のバトルを中途半端なものにしてしまった
{/netabare}

最終話 オチに気づいた人がいなかったので解説してみた
{netabare}
千夏が当初願っていた通りの結末になっている。
つまり、すず子に関する記憶を消すという願いがかなっている。
皮肉がきいて面白いオチなんだけど、ネットの感想を読んでもこれに気づいているコメントがなかった。

オチはもう一つある。
バトルが終わって千夏はこう言っている。「すずが守ってくれたこの記憶を大切にする」と。
このセリフで最後の一枚がすず子に関する記憶だとわかる。つまり、千夏もすず子との思い出を大切にしていたというオチなのだ。
記憶が消えるにもかかわらず、千夏はバトルしてコインを増やす気はない。
すず子との思い出を消すのが、千夏の贖罪だから。
タイムリミットがきたから千夏の記憶が消えたという感想をよく見るけど、これは間違い。千夏の最後のコインは徐々に黒くなってほんの少し金色を残してタイムリミットを迎えたのだ。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 7

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

まあまあ面白いけど、ゲームの販促アニメとしてはダメな気も…(笑)。

カードゲームWIXOSS(ウィクロス)を使って作中でバトルするけどストーリー的にはカードゲームとは独立という、スタイルとしては『遊戯王』シリーズみたいな感じのアニメ作品です。

同じような立場の作品としては『selector infected WIXOSS』や『selector spread WIXOSS』がありますが、設定やストーリとしては「selector」シリーズとは別物ですね。登場人物にも継続性がありません。

何が「販促アニメとしてダメ」かというと、この作品を観ていても「WIXOSS」というゲームそのものにはまったく詳しくならない(カードの種類やルールなど)という点です。

またバトルの決着自体もほぼ各ルリグ固有のコイン技でついてしまうことが多く、カードバトル描写がカードゲームの販促アニメとしては致命的にダメです(笑)。

それは横に置くと、ストーリー自体は「忘れたくない記憶」や「なかったことにしたい記憶」などがテーマになっていて、それほど悪くはなかったとは思いますが…。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 26
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