カードゲームで続編なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのカードゲームで続編な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月26日の時点で一番のカードゲームで続編なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.8 1 カードゲームで続編なアニメランキング1位
Lostorage conflated WIXOSS(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (114)
496人が棚に入れました
束の間の平和な日々に、再びセレクターバトルの影が忍び寄る――。
異変にいち早く気づいた水島清衣は、闇の連鎖に終止符を打つべく、動き出す

今回のバトルに加わる、新しいカード”鍵(キー)”
今までとは違う、仕組まれたルール
首謀者も目的も謎に包まれたまま、闇は次第に深くなっていく

穂村すず子、森下千夏、御影はんな、小湊るう子、紅林遊月、植村一衣、蒼井晶…
ふたたび集結する少女(セレクター)たち

”願い”と”記憶”、そして”鍵”


すべてを懸けた最後のバトルが今始まる……!

声優・キャラクター
大西沙織、橋本ちなみ、加隈亜衣、大和田仁美、井口裕香、久保ユリカ、篠田みなみ、伊藤静、金元寿子、井澤詩織、佐倉綾音、茅野愛衣、赤﨑千夏、久野美咲、川澄綾子、高橋未奈美、日高里菜、中村悠一、阿澄佳奈、近藤玲奈、鬼頭明里、葵井歌菜、種田梨沙
ネタバレ

ezo さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

WIXOSSシリーズの集大成

selectorシリーズは1期、2期、劇場版を視聴。Lostorage1期も完走済み。

今作は新旧のキャラが勢揃いらしいので個人的には注目の作品。

1話目感想
{netabare}
今までの軽いおさらいを交えながら清衣は協力者を探す。

ラストに出てきたるう子とOPの全員集合感にテンションがとても上がった。

シリーズも長く前作の評判的にも観る人は大分少なそうですが個人的には期待大の作品。
{/netabare}

2話目感想
{netabare}
今回も回想多め。

清衣はるう子にも断られる。

タマは人間化してから普通にるう子の家に居るらしいけど、そうなるとOPのタマは何なんだろう。

{/netabare}

3話目感想
{netabare}
無印組はるう子ではなく一衣がセレクターバトルに巻き込まれることに。

あきらっきーは新ルールの説明役として使われた感じ。

負けたらルリグを奪われるらしいけどあきらっきーの元には別のルリグがやってくるのか?

話的にはまだそんなに面白くないけど今までのキャラが本筋に関わってくるというのはやはり良い。

{/netabare}

4話目感想
{netabare}
ルリグを奪われたセレクターは自らがルリグとなってバトルすることが出来る。

これはタマが再びルリグになるフラグになるのか。

少しずつ話が動き始めた感じはするけどまだそこまで盛り上がってはいない。

るう子、タマがセレクターバトルに関わってきてからが本番かな。
{/netabare}

5話目感想
{netabare}
面白いけどもう何でもありみたいな感じ。まぁ今までも強引な展開は多々あったのですが...。

一衣はルリグを失い遊月はルリグ化した上に敗北。selector勢はるう子がどうにかするしかなくなってきた感じ。

ドーナは翔ちゃんの分もと思い再びルリグになったけど翔ちゃんの本体はどうなるんだろう。
{/netabare}

6話目感想
{netabare}
ついにるう子もセレクターバトルヘ。

今のところselector組が負け続けてるけどるう子とタマならどうにか出来そうな感じ。

Lostorage組はselector組と比べると情報も多く手にいれるし順調なのかな?
{/netabare}

7話目感想
{netabare}
selector組が不憫で今回のバトルも少し不安だったけどるう子&タマペアは頼りになる。

あきらっきーとリメンバというヤバすぎるコンビは噛ませになるのかどうなるか。
{/netabare}

8話目感想
{netabare}
良くも悪くもこの作品を盛り上げてきたあきらっきーが消滅。

今までやってきたことを考えると当然の結末なんだけど寂しくなるなぁ。

そしてカーニバルはルールに縛られなさすぎ。
{/netabare}

9話目感想
{netabare}
るう子VSすず子、レイラVSカーニバルのバトルがスタート。

この引きは続きが気になる。

不穏なんだけど次回へのワクワク感が凄い。来週が楽しみ。
{/netabare}

10話目感想
{netabare}
るう子VSすず子のバトルが中断されるのは予想してたけどカーニバルVSレイラのバトルも中途半端に。そしてそれぞれは二人の場所へ。ユキの登場も嬉しかった。
{/netabare}

11話目感想
{netabare}
アニメだとレベル5は都市伝説扱いだったか。

負けても余裕がありそうなすず子はやはり強い。

VSカーニバルはジャッジキル的な感じで勝利。

るう子は安定。そして白窓の部屋には清衣が行くことに。

いよいよウィクロスも完結なのか、次回も楽しみ。
{/netabare}

12話(最終回)感想
{netabare}
かなり駆け足で話を進めていったけど一応はまとまった感じか。

最後はセレクターバトルというかただのバトルものに。

翔ちゃん含めた今までのキャラも帰ってきたしある程度は元通りと言っていいのかな。

正直微妙に思える点もあるんだけどselectorシリーズから4年間楽しませていただきました。
{/netabare}

総評
{netabare}
シリーズ通して詳しい設定があやふやだったり結局は力業で終わらせたりとか細かい点でイマイチに感じてしまうことはあるのですが、そんな中でもselector編とLostrage編をどうにか繋げてまとめた今作は頑張っていたと思います。

公式でもシリーズ完結と言っているのでこの世界でのWIXOSSはこれで終わり。

何だかんだ4年続いたシリーズなので思い入れもあり最後まで楽しめました。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/23
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ふたたび集結する少女(セレクター)たちの"願い"と"記憶"、そして"鍵"

この作品は、2016年秋アニメで放送された「Lostorage incited WIXOSS」の続編に相当します。
物語の内容に繋がりがあるので、前期未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。
…と言いたいところですが、今回この情報だけでは不足します。

本作を十分に堪能するなら、前シリーズに相当する「selector infected WIXOSS」(1期)と、「selector spread WIXOSS」(2期)の視聴をお勧めします。
何故なら、これまでお互いの世界はバラバラでしたが、本作になって今のシリーズと前シリーズの物語に繋がりが生まれるからです。

物語の時系列は以下の通りです。
「selector infected WIXOSS」(通算1期)
「selector spread WIXOSS」(通算2期)
「Lostorage incited WIXOSS」(通算3期)
「Lostorage conflated WIXOSS」(通算4期)←本作品

今のシリーズも人の記憶に関する鬱な展開が続いていますが、前シリーズも鬱要素は十二分です。
個人的には前シリーズの方が気持ち的に辛かったように記憶しています。

今回は、通算3期の物語で終わった筈だったセレクターバトルの再開から描かれています。
何故セレクターバトルが再開したのか…その理由は追々分かってきますが、まず異質なのはバトルの進め方です。

自らの記憶をカードの置き換えてプレイするスタイルは従前通りなのですが、今回のバトルはそれにプラスαの要素が組み込まれているんです。
やっかいなのが、このプラスα…
バトルで使用するカードなら、カードの絵柄などから効能が分かりますが、プラスαのカードには効能が何も記されていないんです。

どの様に作用するか分からないカード…
記憶を賭けたバトルの中で、そんな不確定なモノは使えないと考えるのが普通だと思います。
でも、そこは物語の構成の勝利…
使用せざるを得ない状況が目の前で次々と起こっていくんです。

更に、今回はバトルの勝敗における代償がこれまでの比じゃありません。
大切な人を守りたい…そんな淡い期待は、早々にバッサリと切り捨てられてしまうんです。

バトルの敗者に何が残るか…何も残らないんです。
これが意味する真実については、是非本編でご確認頂きたいと思いますが、空虚という言葉があまりに陳腐である事を感じて…
次に自分の行いに対する恐怖が津波のように押し寄せて気持ちをメチャクチャにかきむしるんです。

誰かに縋りたい…
そう思うのはごく自然な事だと思いますが、これは悪魔の囁き…
縋られた人は当然何とかしたいと思います。
何とかしたいと思って無事に達成できれば結果オーライです。
でも、何でも思い通りにいかないのがこの世の常…
結果的に縋られた人を地獄に突き落とす状況が連鎖していく…

この危機的状況を打開したい…
そういう考えの集団ができるのはごく自然な事だと思います。
そしてその輪の中には、sekectorシリーズの懐かしいメンバーも¥が顔を揃えているんです。
これだけでも物語的には十分満足なんですが、この作品はホントに容赦がありません。

セレクターバトルの終焉に向け彼女たちが取った行動は二つ…
1つは「託すこと」
もう1つは「原点に回帰して突破口を見つけること」
特に一つ目の行動からは絶対目が離せません。

どうすれば勝利を手にできるのか…その可能性が高いのか…
そのために自分に課せられた役割は何なのか…
誰も何も口にすることはありません。
もし口にしたら確実に負けるから…
だって、もし口を開いたらどうなるか…自分ならどうするかが痛いほど分かっているから…

そんな奇跡の様な同調連鎖の先で彼女たちを待っているモノ…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、井口裕香さんの「UNLOCK」
エンディングテーマは、Cyuaさんの「"I"」
前期と歌い手さんが一緒ですね。
この曲も格好良いんだよなぁ…
アニメを見ていると、アニソンも覚えたくなるのですが、数の多さと楽曲自体の多さに少々ついていけなくなっている感があります。

1クール全12話の物語でした。
sekectorシリーズの物語がオーバーラップしてきたのは嬉しい事ですが、通算4期にも渡るWIXOSSシリーズが本当に終わってしまったようで少し寂しさを感じています。
ですが、物語のラストに相応しい結末だったのではないでしょうか。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 6

70.1 2 カードゲームで続編なアニメランキング2位
遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENTSIONS(アニメ映画)

2016年5月1日
★★★★★ 4.1 (70)
334人が棚に入れました
原作のアフターエピソードとして、これまで描かれてこなかった謎の部分を描く。そして、海馬もかなり活躍するストーリーとなる。

声優・キャラクター
風間俊介、津田健次郎、花澤香菜、日野聡、齊藤真紀、高橋広樹、菊池英博、竹内順子、松本梨香、林遣都

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「出でよ!我がしもべ!!ブルゥーゥアイズ!!!ホワイットドラゴンッ!!!!滅ぉびのヴァーストッストリィーゥンムッ!!!!!」

津田健次郎さんホント喉が千切れるんじゃないんだろうかって熱演ありがとうございましたwww


原作スタート20周年記念(そして完結からは11年)
原作マンガ『遊戯王』の正当な続編として高橋和希の製作総指揮&キャラデザ(原案)&脚本(共同)&絵コンテ(共同)の下に作られたまさに『遊戯王』真の完結篇
130分の大作です


武藤遊戯とアテム(闇遊戯)の別れから1年
高校卒業を間近に控えていた遊戯達は‟以前からそこに居た”とされるクラスメイト、藍神の存在に違和感を覚える
その一方、アテムとの再戦を渇望する海馬瀬人は地中深く埋没した千年パズルの発掘とパズルの復元に使う‟だけ”の為に作った軌道エレベーターに資本と権力を注ぎ込んでいた
遂に発掘された千年パズルの欠片だったが突如として現れた藍神の妨害に海馬はデュエルで一戦交えることを余儀なくされる
次元領域デュエルと方界モンスターという未知の戦術を駆使する藍神に苦戦していた海馬だったが‟地中に埋没しているオベリスクをドローする”という(物理的な壁を突破した)切り札で形勢逆転するも千年パズルの回収を優先し勝負を預けることとなった
しかし藍神は咄嗟に千年パズルを二欠けらだけを持ち去ったことでパズルの完成を阻む
そして自宅で友人達を待っていた遊戯の前にはセラと名乗る少女が現れ、千年パズルの一欠けらだけを残して消える
城之内達の目前で本性を露わにした藍神は城之内を異次元に飛ばし、千年リングに操られていた頃の獏良の記憶を呼び覚まし、復讐と称して獏良を手に掛けようとする・・・
藍神の正体とは?
獏良との因縁とは?
アテムは本当に復活するのか?
千年パズルのピースを廻って海馬スタジアムに集った遊戯、藍神、海馬による三つ巴の決戦の火蓋が切って落とされる!


藍神について触れるとネタバレになってしまうのですがお話自体はマルチバース理論、つまり「我々が生きている宇宙とは別に、並行して存在する別の宇宙がある」という理論に基づいてお話が進みます
ですから今作、近年のアニメ映画では稀に観る‟ハードSF”になってます
あまりSFがお好きでない方には退屈な、逆にSFアニメとしては傑作と呼んでいいと思います
集合意識体となって次元を超越しようとするプラナは現代社会で言うところのSNSに置き換えられますし、藍神の暴走はそのまんまSNSに依存することへの警鐘と捉えれます
その一方で、遊戯達は仲間の旅立ちや自身の卒業をも笑顔で見送ることに拘っていて、これは遊戯達が【自立】を目指していることを示し、同時にSNSのような存在へ身を寄せすぎる事へのアンチテーゼとして機能しています
すごく良く出来たお話ですb


また、原作で獏良との関係性があることを仄めかしておきながら素性を明かさぬままだったシャーディーがキーパーソンとして登場するのでこの映画自体が原作を補完していたりします


技術論的に注目したいのは、まず作監が加々美高浩(かがみん)ってことでしょうw
テレビシリーズ放送終了後も動画サイト等で度々話題にされていたかがみんの作画
2010年に公開された『GX』&『5D's』とのクロスオーバー映画でもその才能を(主に顔芸で)いかんなく発揮しておりましたが、今作でも【暴走】とも呼ぶべき作画を披露しています
歪んだパース、極太のアウトライン、そしてまさか動画サイト等で散々騒がれていた城之内の【A G O】と称される変顔をサラッと劇場版の大舞台でやってのけるのはかがみんしかいませんね
(一度は監督に止められたそうですw)
何気に本田と一緒に杏子も変な顔してるのがポイントです


次にデュエルで活躍するモンスター達
藍神が用いる一つ目の意匠と海洋軟体生物のような不気味さで統一された方界モンスターは完全新作でもあるため、高橋先生原案の「方界超帝インディオラ・デス・ボルト」をベースに反田誠二がデザインを手掛けており主に3DCGで描かれています
一方で遊戯と海馬が用いるモンスターは原作でもお馴染みの「ブラック・マジシャン」「ブラック・マジシャン・ガール」「エルフの剣士」そして「青眼の白竜(ブルーアイズ・ホワイト・ドラゴン)」
これらは作画で描かれていたり、CGだったり、エフェクトだけ手描きだったりと原作の味を残した形で表現されています
デザインそのものも色彩設計を含めて高橋先生監修の下に修正されていたりします


さらに、原作に登場した名カードの派生系や進化系が新カードとしていくつも登場します
暗黒騎士ガイア→「暗黒騎士ガイアロード」
クリボー→「クリアクリボー」
破滅竜ガンドラ→「破滅竜ガンドラX(クロス)」
光の護封剣→「光の護封霊剣」
といった感じでこれはもうファン感涙でしょう
個人的にはブラック・マジシャン・ガールがその派生系と共にいっぱい出て来て海馬をおちょくるかのようなコンボを決める戦闘シーンはとても面白かったです
遊戯は真顔でアレをやるってのがもう鬼ですよなw


そしてなんといっても【社長の嫁】ことブルーアイズですね
‟ブルーアイズ系だけでなんと4体”も出てきます(爆)
もうブルーアイズで出来ることは全て出し尽した感すらあります
特に男性的な巨体に凶悪さを感じさせる刺々しいフォルムの「ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン」と、その対極とも言える女性的な曲線美に天使の様な翼があしらわれた神々しい「ディープアイズ・ホワイト・ドラゴン」は観どころ
コレを全部考えた高橋先生には感服いたしますm(__)m
デザインもさることながらCGで描かれるブルーアイズ迫力の勇姿も是非注目していただきたいです


音楽は池頼広の新作サントラをメインに、『デュエルモンスターズ』の光宗信吉や『ZEXALⅡ』の中村和宏がそれぞれ手掛けたサントラも効果的に用いられ近未来都市とエジプトを行き来する世界観、そしてデュエルの興奮を演出しています
特に『デュエルモンスターズ』のサントラは傑作なだけあって「ココでこの曲かぁーっ!」って興奮に思わず手に汗握ってましたね
エンドロールを飾るのはタイアップやアニソンではなくイギリスのオルタナ系バンド、THE EDEN HOUSEが2009年に発表したアルバムからTO BELIEVE IN SOMETHINGという楽曲がチョイスされました
静けさから沸き立つような高揚感のあるベースと哀愁を漂わせるボーカルが引き立てるエピックなストリングスのナンバーです
高橋先生の趣味?なのでしょうか?
コレ凄くかっこいい上に遊戯達の心情に沿ったメッセージ性もあってナイスセレクト過ぎて本当に‟泣きましたわ”


最後はやはり再集結した声優さん達の演技ですよ
声優初挑戦の林遣都や新キャストの花澤香菜ももちろん褒め称えたいところですが、やはり風間俊介、津田健次郎、松本梨香といった当時のまま・・・いやむしろ数倍に気合の入った方々の熱演ですよ
特にツダケンさんはやばい
先の地中からオベリスクを引き抜くシーンはかがみんが手掛けた大リーグボール投げそうな原画と相まって「ト゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ル゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ーーーーー!!!!!」って叫ぶ社長に笑いと嬉し涙と畏怖に背筋がゾクゾクきましたw
さらに「ム゛ォ゛ン゛スタァ゛ではな゛い゛っ゛!!!!!ネ申゛た゛っ゛!!!!!」で失禁寸前にw


この映画、物語の軸になっているのは藍神の復讐心なんだけど、結局全ての原動力となっているのは【社長がアテムと会いたい】って一心なんですよねw
おまえどんだけアテム好きなんだよ!って少し冷静に観ると‟トンデモナイ馬鹿映画”なのがよくわかります
社長がラストシークエンスで取った行動は感動した人もいたでしょうがヤンデレもとうとうココまでキタかと、ただのキ○ガイに映った人も少なからずいたでしょうw

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

すもらー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

これこそが遊戯王

遊戯王20周年記念の作品ですね。

今回の劇場版はあくまでも原作の続きでありアニメシリーズの続きではないのでそのつもりで見てください。

遊戯王はホントに色々設定がぶっ飛んでいてホントにカードゲームのアニメなのかと思う時がありますね笑そこがいいところなんですけど。今回も海馬はぶっ飛んでいました。やっぱり海馬は頭良すぎて馬鹿ですね笑

デュエルの方は遊戯があんなことをしたり海馬が再びあのカードを召喚したりライフが8000だったり次元領域デュエルというこの作品オリジナルのルールのデュエルをしたりとやっぱり遊戯王らしい映画になっていました。


ホントにお祭りという感覚で見てくれればいいと思います。少年時代遊戯王で育った皆さんならきっとついていけるはず!笑楽しんでください。

劇場版遊戯王THE DARK SIDE OF DIMENSIONS

是非見てください。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 5

65.6 3 カードゲームで続編なアニメランキング3位
劇場版 selector destructed WIXOSS(アニメ映画)

2016年2月13日
★★★★☆ 3.8 (71)
439人が棚に入れました
希望、願望、欲望……それぞれの想いを胸に、少女たちが危険なゲームの渦に飲み込まれていく物語が描かれる。

声優・キャラクター
加隈亜衣、久野美咲、佐倉綾音、茅野愛衣、釘宮理恵、赤﨑千夏、瀬戸麻沙美、種田梨沙

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

痺れろ!震えろ!!恐れ慄け!!!これぞselectorの完成形だーっ!!!!

凄い、これは本当に良い映画です
完全に甘く見てました、ダークホースです;
「WIXOSS」という実在のトレーディングカードゲームを題材にしつつも、サスペンスな展開が連続する【鬱アニメ】として人気を博した『selector』シリーズ
2014年の春期に『infected』全12話が、秋期に『spread』全12話がテレビシリーズとして放映されたシリーズを総集編として再構成しつつ、新規シークエンスの挿入によって結末を大きく変えた【新訳】とした90分の劇場版です


巻き込まれたら逃げれない、願いを叶えるために戦いの無限ループへと身を投じる少女達を描いた所謂『まどマギ』系アニメ、、、というところにあらすじは留めておきましょうか?
可愛い女の子達がトコトン酷い目に遭う!
仄かに描かれる友情を超えた女の子同士の(百合的)愛!
そういう作品です、察してくださいw


最大の観どころは女性声優陣による鬼気迫る演技
それが劇場版総集編ってことでこれでもか!ってぐらい盛り沢山です
加隈亜依さん、赤崎千夏さん、釘宮理恵さん、、、っていうか全員凄すぎる;
魂を削って演じてる感やばい
これぞプロ、これがプロ
ただ豪華、ってわけでなくこのキャストでなければイケナイ感強いですね


基本的にテレビシリーズ2作を順に追っていくのですが、セレクターバトルの真相に関わりの無いちよりとエルドラはほとんど出番が無い
また、セレクターバトルの真相は繭やイオナの口から直接語られる為に、中盤の解説役だったふたせ文緒に至ってはその存在すら無かったことになってます
少しセレクターバトルの真相の説明に関しては急ぎ足になってますね
オイラはこれで十分だと思いますが初見イッパツ観ただけでは理解出来ない人もいるかもしれません


また、唯一気になってしまった点としてはるう子がイオナに「ユキ」という名を授けるシークエンスが丸々削られてしまっているので、目的が不一致してたるう子とイオナがいつの間にか和解してしまっているのが残念でした


さて、その逆に最も大きな新規挿入シークエンスとなるのが序盤早々からラストに至るまでたっぷりと尺を割いてウリスの過去が明らかになることです
なぜウリスが戦いに身を投じ続ける歪んだ性格になってしまったのか?
そのバックボーンの部分を描くことにこの映画は一番注力しています
これが本当に良かったですb
ウリスがただのキ○ガイでないことがよくわかります
また、彼女の出生にまつわる新キャラも登場します


そして物議を醸し出した‟あの”テレビシリーズラストシーン
これもかなり具体的な描写に差し替えられており、ルリグとなってしまった少女達のセレクターバトル終了以後の姿なども克明に描かれていました
前述した過去をしがらみに持っている為、全てが終わった世界にも希望を持てなかったウリスを‟含め”【本当のハッピーエンド】が鑑賞者を待っています!
素直に涙が出ました、拍手です


でも!
この映画を是非劇場でチェックして欲しいポイントはもう一つあるんです!
それが井内舞子さんによる劇伴です!
音圧たっぷり、ノイジーかつキャッチー、ダンサブルでいてメロディアスな井内さんの電子音楽
これが劇場の音響だと全然迫力が違う
ほんま痺れます
最近だと『ガルパン』の音がすげぇ、って言いましたがそれに並び立つ作品ですよコレは
立川シネマシティでの極上爆音上映もやってるんですけど『ガルパン』は人気なのに『selector』はガラガラって・・・勿体無さ過ぎる!
機会があれば極爆行きたいですぅ・・・皆さんにも是非劇場でチェックして欲しいです

投稿 : 2024/11/23
♥ : 12
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

恐ろしく怖いウリスです!+ 演技力

 初日0:00からの最速上映、見てきたです。このアニメというと深夜放送されていた闇のアニメという印象だったので、深夜見た方が世界観にあっているのかと思ったです。
 これの劇場CNを見ていたときTV放送の続きの話なのかと思っていたけど、繭目線、特にウリス目線の強い総集編に新作カット+αのアニメだったです。

{netabare} 序盤でウリスの人間だった時(留未)のお話があるですけど、幼い頃から人として悪い言い方をすると狂っているような恐ろしさが、すでにあったでしたです。一緒にいる幸に対し「幸は、棒を一本取ると辛になる・・・」だとか言って、信号無視して飛び出すシーンは、性格の歪んでいるようにしか見えなかったです。
 タマの名前の由来も、その後分かるです。{/netabare}最初からドス黒いとでもいうのか?楽しいカードバトルでなく、暗黒の展開にしか見えない印象だったです。
 でも、前半などTV総集編の映像まんまみたいなところが、オリジナリティに欠けていると思えたのは、残念だったかなぁです。

 ウリスが伊緒菜になったときなど、さらに邪悪さが増したとことが見どころだと思ったです。{netabare}病院で意識のない幸に会いに行ったのだが、気遣って話してきた婆さんに対し、邪悪そのものとしか思えない対応に{/netabare}私とは全く違う次元の人間なので恐怖を見たです。

 るう子がユキと共に繭の世界に乗り込む展開に変わり、ウリスが伊緒菜でなく繭のルリグとしていつの間にか登場するのだが、ウリスの気が狂っているキャラ全開だったです。

 ルリグは、元の少女達に戻った。TV放送では描かれなかった{netabare}花代、緑子の触れ合いやるう子が、人間になったタマに再開できたのは{/netabare}劇場版ならではでしたです。
 肝心のウリスは、地獄に落ちればいい{netabare}と思っていたけど、ルリグの姿として再開した幸が手を差し伸べた展開は、意外性があるというのかウリスも救われたんだなぁ{/netabare}と見てしまったです。
 るう子、タマ、繭の霞む劇場版だったです。

2016 2.13 +

 再び見てみて感じたのは、TV放送を見ないで劇場を見たとすると、この部分が理解できるのかなぁ?と思ったです。

{netabare} 最初に観たときにすぐわかったウリスがいきなり繭のルリグ登場する所、イオナが突然ユキの名前になった所、繭の謎にあまり触れられていない所、ちよりが一瞬みたいで何だったの所など・・・・。まだ他にもあるかもしれないけど。{/netabare}

 この劇場版WIXOSS、やはりTV放送の捕捉と新作カットとかのウリス視点を表しているように見えるです。

EDの歌、同じ人が歌っててもどこか激しさとでもいうのか?、今までのWIXOSSの歌と違った良い歌でしたです。

役とはいえ、ウリス、晶が少女らしさのない言葉を堂々と話すのを再び劇場で聞くと、声優さんの凄さを改めて感じたです。
 それとは別にるう子、タマも役にあってたと思ったです。それでも断トツは、やはりウリスだと思うです。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 14
ネタバレ

ezo さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

selector完結編

テレビアニメselector~WIXOSSシリーズの劇場版。

序盤と終盤が劇場版新規、中盤が総集編+αといった感じでウリス寄りの構成となっています。追加されていたのは{netabare}ウリスやるう子の過去、selectorバトルが終わったその後の話など。その他中盤でも細かい部分でテレビ版とは異なる点があった感じです。{/netabare}

劇場版新規のラスト15分程は素晴らしかったです。特に{netabare}るう子と人間になったタマが再会したシーンは感動もの。

るう子とタマの話はこの劇場版で完結したといった感じです。{/netabare}

総集編のイメージが強く賛否両論といった感じですが総集編の部分も音響が素晴らしく迫力が出ていて観ていて引き込まれました。

編集の仕方もダークな感じの雰囲気が出ていて良かったと思います。

ただアニメを観ていないと何がなんだかわからないと思うのでその辺りは注意。

個人的にはもう一度映画館へ行くかBDを買って見直したい映画です。

投稿 : 2024/11/23
♥ : 10
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