カーアクションでドリフトなおすすめアニメランキング 4

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのカーアクションでドリフトな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月18日の時点で一番のカーアクションでドリフトなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.7 1 カーアクションでドリフトなアニメランキング1位
頭文字D [イニシャルディー](TVアニメ動画)

1998年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (498)
2734人が棚に入れました
北関東の名立たる峠道を舞台に、本来ならば「若葉マーク」である筈の主人公、藤原拓海が父親の愛車、AE86型(ハチロク)スプリンタートレノを駆り、誰の目にも圧倒的に速いと思える車を相手に対等な勝負を繰り広げ、“公道最速”を目指す。

声優・キャラクター
三木眞一郎、石塚運昇、岩田光央、川澄綾子、西村知道、矢尾一樹、高木渉、子安武人、関智一、檜山修之、藤原啓治
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

良い子は真似しないで下さい、って、真似したくても出来ないけどね(笑)

[文量→小盛り・内容→雑談系]

【総括】
走り屋とは、「公道の」「山道(峠)を」「市販の車で」「無許可に」激走する人達です。そんな人達の物語。当然、道交法違反ですから、良い子は真似しないで下さい。いや、真似できるもんなら真似してみて下さい(笑)

私は特別、車好きってわけではないのですが、それでも熱くなります。ていうか、男だったら100%胸踊るはずですよね♪

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
レースの様子は、当時としては目新しかった3Dです。また、レース中の音楽も、当時流行りのユーロビート風で、なぜか群馬の景色と不思議とマッチします(笑) このあと続編もたくさん出ますが、主人公の「成長」を楽しむなら、この作品(1期)が一番だと思います。

私は、高橋啓介の黄色いFDが好きでした。もちろん、実際に乗る勇気はないのだけれど。燃費最悪だし、2ドアだし、岩手の雪道走れないし、なによりあの見た目は、余程のイケメン以外は乗れません(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 25

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

【アニメにおける自動車の表現を根本から変えた歴史的大傑作!!!】

日本のアニメやマンガとモータースポーツの相性は実は結構良くて、古くは『マッハGoGoGo』『よろメカ』『F』『サイバーフォーミュラー』『レッツ&ゴー』・・・とまあ歴史を辿るだけでも数々の名作が生まれてます
ところがこの作品が当時手間ばかり掛かると限界が見えてきていたセルアニメにおけるモータースポーツの表現を根本から覆すことになるんです
かくいうオイラもこの作品には人生観そのものを大きく変えられた一人です


原作は『バリ伝』でお馴染みの“しげの秀一”が1995年から週刊ヤングマガジンで連載していたマンガ
本来なら若葉マークであるはずの高校三年生の主人公が父親から受けた非合法な特訓で天才的なドライビングテクニックを開花させる
そして当時既に15年落ちだった旧型車、通称「ハチロク」を駆って夜の峠道で最新鋭スポーツカーを相手に公道バトルを繰り広げるという俗に言う【走り屋モノ】
後々続く長編シリーズの第1期が今作、通称『First(1st)Stage』です


複雑なカメラワークや流れる沿道の背景を毎週のテレビアニメで表現可能にしたのはずばり【自動車の走行シーンをフル3DCGで表現】するというかつてない試み
当時、連続テレビシリーズで3DCGなんてあまりにも贅沢・・・いや無謀とも言える挑戦でしたがこの作品は見事にそれをやってのけました
そして疾走する自動車の表現=3DCGという今日のアニメ界では常識とも言える構図を完成させるまでに至ったエポックメイキングな記念碑的傑作と呼べるでしょう


また音楽レーベルのavexがアニメ事業へ参入した記念すべき第1作目でもあり、同社のダンスコンピレーションアルバム「SUPER EURO BEAT」シリーズの楽曲を劇中BGMに採用するという試みも斬新でした
当時パラパラブームを目前に控えていたものの、ユーロビートという世界的に観れば実にマイナーなジャンルの音楽の知名度を押し上げたのは今作の力もあってのものです
特に第5話のバトル決着直前に流れる「HEART BEAT」のイントロによる演出は必見
後のシリーズでもGT-Rの象徴として使われる「BACK ON THE ROCKS」や庄治慎吾のテーマこと「DANCING」のような強烈なインパクトを残す演出も素晴らしい
第1話の最初と最終話の最後は必ずDAVE ROGERSの楽曲が来るというシリーズを通して観るとよくわかるセオリーが既に築かれているのにも注目してほしいですね
主題歌を手掛けたm.o.v.e=アニソンという構図も今作が始まりです


ちなみに今ではあまり話題になりませんが2000年の『はじめの一歩』に破られるまでは最高視聴率3.8%という深夜アニメとしての記録を持っていました
この事からも今作が当時どれだけ注目されていたかがわかると思います


それにモータースポーツモノ、青春モノとしてのストーリーの完成度もシリーズ中屈指の出来栄えでして、基本的に5話で1つのエピソードが完結するようなキレイな構成になっています
1~5話 VS FD3S編
6~10話 VS R32編
11~15話 VS EG6編
16~20話 VS シルエイティ編
21~26話 VS FC3S編(+妙義遠征編)
合間合間に恋愛や笑いを挟みつつ全26話
後のシリーズでは原作の細部をカットするような“マイナスの構成”をとっているのに対し、この第1期だけはアニメオリジナルエピソードを加えるなど“プラスの構成”をしているのも特徴
自動車に興味の無い方にも、この第1期に関してはオススメできますb


お話そのものの特徴としましては、「走り屋」と呼ばれる非合法公道バトルを繰り広げる若者達の姿を【究極まで美化してる世界観】が本作特有のポイントといえます
この手の「走り屋モノ」では、少なからず非合法であることをチラつかせて走り屋とはあくまでアウトローな存在であるってことを提示するものなんです
『サーキットの狼』の“池沢さとし”ですらやってます
ですが今作はそーゆーの一切やってないのです(笑)
こんなにも走り屋が受け入れられる世界があるわけ無いのですが、今作では本当のモータースポーツならば成立し得ない【自動車の異種格闘技戦】を実現させるということに注力しているので、公道バトル=無差別級レースとして誰もが黙認
だから走り屋を否定する人なんてのも出て来んのです


それと今では当たり前になりましたけど徹底したロケハン、というのも当時のアニメとしては珍しかったですね
物語の主な舞台となる群馬県渋川市の伊香保温泉街などは原作でもかなり細かく描写されている為、アニメも其れに習っています


さて、やはり3DCGというのは日進月歩の技術でして、残念ながら特に今作のバトルシーンは今観るとツッコミどころが満載だったりします
(セルDVD化の際に音響面などはだいぶ修正されましたが・・・)
そもそも3DCG以外の作画や手描き背景がアナログだったため、人物と自動車の合成が出来なかったという問題点もありました
2002年に発売された『BATTLE STAGE』という総集編では3DCGを一から全てリメイクするなど今作への思い入れはスタッフも大きかったようですね

投稿 : 2024/12/14
♥ : 22

いかろーす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

クルマに愛着が持てる作品

1998年のエイベックスがアニメ参入後の第一作品となるこのアニメ、15年前の物ということもあり少々作画がなかなか昔っぽいですね。それがまた良いのですが。

ストーリーは中学生の頃から山の上にある旅館へ豆腐の配達として峠を往復する毎日、主人公:藤原拓海は天性のドライビングセンスに磨きをかけていた。そんなある時帰り際にFD3Sと呼ばれる車を追い抜くことでそのドライバーにショックを与えることとなり、その後バトルすることになる・・・。というあらすじです。

拓海の車への愛情が好きになりました。道具などの括りではなく、家族のようななくてはならないものとして捉えていることが重要です。

OP/EDはm.o.v.eが主に担当していてテンポ/リズム感が良く結構ハマります。バトル中の音楽が最高にいいですね。サントラお勧めしますが、運転中の視聴はスピードオーバーによる事故を招くかもしれないのでやめたほうがいいかも(笑)。

個人的神回:最終26話「新ダウンヒル伝説!」

投稿 : 2024/12/14
♥ : 20

67.7 2 カーアクションでドリフトなアニメランキング2位
頭文字D Fourth Stage(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (203)
1203人が棚に入れました
『頭文字D Fourth Stage』 は、「頭文字D」シリーズの第4期作品。
公道において自動車を高速で走行させることを目的とする走り屋の若者たちを描いた作品である。1995年の半ばから、「週刊ヤングマガジン」(講談社)にて連載。
【ストーリー】北関東の名立たる峠道を舞台に、本来ならば「若葉マーク」である筈の主人公、藤原拓海が父親の愛車、AE86型(ハチロク)スプリンタートレノを駆り、誰の目にも圧倒的に速いと思える車を相手に対等な勝負を繰り広げ、“公道最速”を目指す。
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

設定がとてもよかった

初めてこのコミックを観た時は(もう随分昔ですがw)、えらい画が下手くそ(ごめんなさいw)だなぁ~って思ったんだけど、読んでみると、内容はなかなか面白そうだな・・・って感じて、延々と最終巻までのお付き合いとなっていました。アニメも第一話なんて、独特の上手とはいえない画で、大丈夫かな・・・と思いつつも結局最終話まで観ちゃったしねw
 
題材と設定が良かったのは間違いありません。峠の走り屋を芸術的なドリフトでぶっちぎる普通の高校生藤原拓海のやる気のなさ感がfirst stageでは良かったし、拓海のお父さんが非常に味があってよかった。登場する走り屋達も車に対しての知識と走りに対する情熱は同じベクトルなのに車種や技量によって考え方が全然違うし、その違いがしっかり的を射ているから面白さが倍増しましたよね。
 
現実的ではないけれど、物理的には理にかなっていることが多かったので、嘘っぽさも感じなかった。ひょっとしたら自分にもできるかな・・・?みたいな錯覚に陥る感じさえしたから、車好きには身近なすげ~走り屋の話って感じで、臨場感もあったと思います。高校生としての藤原拓海の話も案外面白かったし、車以外の日常の話も楽しめる内容が多かったので、今でも時々観て楽しんでいます。映画もなかなか楽しめましたし、峠の走り屋の話としては一級品の内容だったと思います。
 
{netabare}fourth stageのメインは拓海VSゴッドハンドと啓介VSゴッドフットのバトルにより、各自の技術が覚醒するまでの本格的なバトルで終焉します。限界領域での神がかり的なドリフトの技術を持つ拓海とワンハンドステアで理想的なラインを進むゴッドハンドとの壮絶なバトルは見応え十分です。タイヤマネージメントに必要な理想的なラインどり、という物理的に整合性のある内容で面白かったし、拓海はそれに対して溝落としでゴッドハンドを追い詰めたあたりは迫力があって良かった。啓介もアクセルワークでタイヤマネージメントを行うという繊細な過程を踏み、ゴッドフットを追い詰める。最後は走り屋馬鹿の意地の張り合いになる所も良かった。
総じてイニDは自動車工学と物理学に即してバトルの課題が構成されていて、好きな人には目が離せない内容になっているのです。{/netabare}

投稿 : 2024/12/14
♥ : 10

totehi さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

これからだぜっ

このアニメは1期から見るとどんどん変わっていく部分を楽しめる。グラフィック等





感動
実際トヨタ86(トレノ、レビンの方)は遅い。どれぐらい遅いかというとちょっといじくった軽といい勝負な程。それでもこれに乗って連勝する藤原。様々な強敵と戦っていく。ただ普通のバトルにも飽きてきた頃だと思う。だから面白みも薄れてきたと思いきやそうでもない。プロジェクトDはどんな秘密があってどうなるのか。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 8

でんでん虫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

野良でやってる頃の方が面白かった

主人公たちがチームを立ち上げて、これまでとは違って本格的に運転を極めていく感じ。
勝負自体は面白いが、全体としてはちょっと寂しいかな。

そしてまさかの5th stageへ・・・

投稿 : 2024/12/14
♥ : 3

64.7 3 カーアクションでドリフトなアニメランキング3位
頭文字D Final Stage(Webアニメ)

2014年5月16日
★★★★☆ 3.9 (88)
505人が棚に入れました
神奈川連合チームとのラストバトル、サイドワインダーとプロジェクトD最後の戦い! 高橋啓介vs北条豪のヒルクライムバトルが決着した次のダウンヒルは、藤原拓海vs乾信司 のハチロクvsハチロクの壮絶ラストバトル! 拓海よりも年下の信司はミラクルボーイと呼ばれ、その過去は母の代わりに小学校高学年からハチロクを運転してきたという脅威のドラテクの持ち主。果たしてプロジェクトDの全勝記録は!? 拓海との対決の行方は!?

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

時代に名を残し

イニシャルDをずっと楽しんできて、最後のバトルは86対決。
いつも通りの迫力あるバトルシーンとハイレベルなドラテク
と、最後は拓海の86がエンジンブローした状態でゴールし
勝利。これで、涼介のDREAMが完結。
まだまだ、これから劇場版も作られそうな感じですが、峠の
走り屋をヒーローにしたこの作品は、一般のカーマニアを虜に
したことは間違いない。
夢とかロマンって、こういう身近な所にもあるんだってことが
嬉しかったし、日光や箱根や秋名を走ると、やっぱりウズウズ
しますね~。ドリフトとかはしないけどねw
 
車好きにはたまらない公道バトルの傑作でしょう。エンジンや
タイヤやギア比とか結構マニアックなメカチューンの話とかも
こだわりを貫いて制作したことも根強くファンが支持した要因
だと思う。いい作品でした。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 9

kakelu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

めっちゃかっこいい!!!!!

*話数
全4話

*ジャンル
車、感動

*感想
走り屋の話。


1期は見ましたがその後はほとんど見てないです。
なので、この感想は純粋にこの作品を見た感想です。

物語は途中を見ていないので、
正直あまり分かりませんでした。
前に戦った人達が大勢集まっていた模様(?)

作画は車のシーンはとてもすごかった!!!
CGを駆使して、とてもリアルでかっこよかった!!
しかし、人の顔がみんな同じに見える…
人の顔だけはあまり好きにはなれませんでした。

音楽は最近あまり聞かなくなった感じの曲。
しかし、それが妙にマッチしていて
とてもテンションが上がった。

*最後に
今まで車にあまり興味がありませんでしたが、
この作品を見てとても興味を持ちました!!
車に魅せられるのは男の性なのかな?笑

もう一回、改めて見直したいと思った!!!

投稿 : 2024/12/14
♥ : 6

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

トヨタはこの作品に足向けて寝れないよね・・・

ドリフト、峠、ラリー、とにかく入門車といったらAE86、安い、丈夫、運手し易いでザクみたいな存在だった当時。
毎週どころか単行本でもスキール音しかしないこの原作が世界を変えてしまいました。
86からFCまで、人気キャラの使用車はプレミアムがつき、
主流だったセダンボディは一斉にハッチバックのドナーに・・・。
ラスボスのセダン版に対する台詞がツッコミ待ちというかメタ発言でして時代の経過を感じさせます。『おまえらのせいだよ』と

声優は10年以上、ほとんどかわらず、アニメオリジナル?のエンディングにちょっと感動です。
露骨なCM?かもしれませんが、きっとこれが本当のプロジェクトDだったんじゃないでしょうか。

なんでFTやGTをつけなかったん!って言いたいですが、トヨタさんのカタログの件もあったり、作品自体が役目を終えて新型にむかって収束していく感じがしてなんとも感慨深いです。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 4

61.8 4 カーアクションでドリフトなアニメランキング4位
新劇場版『頭文字D Legend1-覚醒-』(アニメ映画)

2014年8月23日
★★★★☆ 3.6 (71)
379人が棚に入れました
「頭文字D」は天性のドライビングテクニックを持つ藤原拓海を主人公に、公道最速を目指す走り屋の若者たちを描く物語。新劇場版は3部作として制作され、監督を日高政光、脚本を関島眞頼、音楽を土橋安騎夫、アニメーション制作は3DCGに定評のあるサンジゲン×ライデンフィルムが手がける。

声優・キャラクター
宮野真守、中村悠一、小野大輔、白石稔、内田真礼、平田広明、土田大、諏訪部順一

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「土曜の夜、あのクルマで赤城最速とかほざいてるガキを軽くひねってこい」 19年の時を経て遂に完全なアニメ化! 名作の再誕である!

いわゆる「公道バトル」を題材にした作品としては最も知名度が高く、かくいうオイラも中学生の時にこの作品に出会い“根本的な人生観そのもの”を変貌させてくれた作品です
度重なるアニメ化、そして2013年の原作完結
しかし超人気シリーズの肩書きに恥じることない【完全なアニメ化、究極のリブート】を成し遂げてみせた“新劇場版三部作”の第一部です


改めてこのシリーズの人気ぶりが伺えるのが、観客の実に半分が40代以上の男性
普段アニメ映画等まじまじと観ることも無いであろうオジサンだったことです


原作で言えば95年連載開始当初のコミックス第1~2巻
アニメで言えば98年放送の通称『1stSTAGE』の第1~5話
所謂『VS FD3S』編だけを最新の映像技術と新しい解釈で見事に62分の映画にしております
基本構成や大まかなセリフ等は原作通りですが時代背景を少しだけ現代寄りに修正して携帯電話が頻繁に登場していたり、登場人物のファッションもお洒落に直されています
(それと3部作がシリーズ後半を描かないことを示すかのように「なつきパパ」がオミットされました)


アニメ化される度に入れ替わるスタッフについては、初代『ポケモン』の監督で知られる日高政光が起用され、トゥーンシェードやコマ抜き等でCGアニメのアンチハイテク化を第一線で実践してきたスタジオであるサンジゲン&ライデンフィルムが制作しております
また、自動車の音の収録などに携わっていたプロドライバーの土屋圭一と氏が編集長を勤めるホットバージョンが抜けて初音ミクGTなどのグッドスマイルレーシングが監修に携わっています


今回とにかくこのCGが凄い
これまでのアニメ化では無機質な自動車が当然の如くCGで描かれることで“メカっぽさ”が強調されていて、それがまたこの作品の味でもあったのです
が、しかし!
今作のトゥーンシェードの技術はこれまでとは全く別次元の代物であり、完全に作画に溶け込んでいて「手描きなのか?」と疑うレベルの完成度です


コレに加え原作者、しげの秀一の作風でもある走行する自動車の微振動や気迫を伝える無数の小さな効果線
空気中に漂う塵を示すインク汚れのような無数の点
それとドリフトする駆動輪から後方に放射される白煙や時間差で地面から噴き出す衝撃波


これらエフェクト類を見事再現することによって15年以上続くアニメシリーズの歴史においても今回初めて“まんましげ秀の絵が動いている”という感動的快挙を達成しています
オイラがしげ秀が同ジャンルの他の漫画家と一線を画す理由は何よりその【圧倒的画力】にあると思っているのでこれは素晴らしいことだと思いますね
(ちなみにしげ秀と楠みちはるの二人は絶対にアシにクルマを描かせないらしい、自分で描かないと気が済まない漫画家はこの二人だけ)


スタッフと一緒に今回初めてキャストが一新されたのが大きな話題となっておりますね
(中村悠一さんと勝杏里さんは別役で出演されたこともありますが)
全体的に“若返り”が図られており、同時に放映当時から作品のファンだった世代へと橋渡しがなされたようです


これに関してはぶっちゃけオイラも前キャストの声が耳に染み付いております
それに前キャストになんの断りもなく、秘密裏にオーディションが進められたという新キャストのキャスティングは、正直やり口がよろしくないと思っておりました
そんなオイラの心配も他所に新キャストは独自の世界を形成していき、特に拓海役の宮野守、文太役の平田広明は素晴らしい
そしてなつき役の内田真礼、エロい!w
いくらなんでもこのなつきはエロ過ぎる!w
具体的なエロ描写は無いのにまーやタソの演技だけで完全なエロキャラに回帰してるなつき!必聴ですよw


そして何よりも拍手を送りたいのが音楽と音響です
旧シリーズではバトルシーンに『SUPER EURO BEAT』が挿入されるのが特徴でしたが、今作ではCLUTCHOをはじめとするミクスチャーロック系のバンドサウンドが随所に使用されており、どちらかといえば2005年に香港スタッフで制作された実写版に近いバトルシーンになっています
今となってはユーロビートに新鮮さは感じませんし、疾走感溢れる選曲にこの選択は大正解だったと確信しましたね


新たに収録がし直された自動車の走行音は劇場の音響で堪能すると迫力あってこれまた素晴らしい
旧シリーズもその点は頑張ってましたが今回は特にアツい拘りを感じました
FDがゼロ発進する際の「ぶぉん、ぶぁらららら・・・」って音が!ロータリーサウンドが!すげぇ!ホントにFDだ!とw







でも河村隆一のEDは要らない気がするんですがね(爆)


ついでにこのスタッフで是非『湾岸ミッドナイト』もリブートしてくれないすかね???(´・ω・`)

投稿 : 2024/12/14
♥ : 23

Britannia さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

リメイク前の方が面白い

作画・声優・音楽が一新、シナリオは変わらず
作画向上により、茂木なつきは可愛い
初代は作画が酷かったのでだいぶ良くなっている、バトル中の音楽はユーロビートじゃなくなった為テンションもダウン。

武内樹は声優変わってもウザいな(岩田光央 / 白石稔)共に好みじゃないのが大きい、キャラには合ってると思う。

総評:特別面白くもない、D初見の方には良いかもしれない。

投稿 : 2024/12/14
♥ : 12

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

懐かしさと新しさ

まず、話の内容は特に目新しいものはないけど、
作画は綺麗です。
しかし、高橋涼介の見た目がガラが悪そうで、
ちょっとイヤかなぁ。あと声も気品がないしね・・・
茂木はとってもかわいくなってるのでプラス査定
ですw
 
バトルの迫力は伝わってくるけど、啓介を追いかける
86のブレーキングドリフトの鋭さをもう少し見せ
てくれてもよかったかなぁ・・・。
「セカンダリータービンが止まってんじゃね~のか?」
と言う啓介の焦りを表すセリフをカットしなくても
良かったのではないかと思うし、バトルが終わった後の
啓介と拓海の会話もあんまり必要性を感じないな・・・。
 
まぁ~でも、迫力度を増して昔見た映像をリニューアル
して観てる感覚は格別な気持ちになりますね。
86のブレーキングドリフトとコンペティションイエロー
マイカのFD3S型RX-7のロータリーエンジンとの
違いをドリフトの鋭さでしっかりと描きわけができていた
と思うし、楽しかったですよ♪
 
コンペティションイエローマイカのFD3Sはまだ現役で
走ってるのでしょうか・・・20年前位に実際に公道で見た時は、
眩しいくらいカッコ良かったです。
スイフトのチャンピョンイエローとは若干色が違いますが、
イエロー映えする車ですねFD3Sは。車の選択は、さすが
マニアックで分かってるなぁ~って改めて感じます。
 
なんだかんだ言いつつ、楽しいから観てしまうんですよね。
イニD好きはみんな観るんですよww

投稿 : 2024/12/14
♥ : 10
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