scandalsho さんの感想・評価
3.5
勘違い系コメディ
原作未読。
勘違い系コメディ。
ばらかもんのスピンオフだからと楽しみにしていたが、そういう意味では少し期待外れ。
ただし、勘違い系コメディとしてはまずますかな?
{netabare}7話の図書委員「もう半田くんは来なくていいよ」は思い切り吹き出してしまったし・・・。{/netabare}
scandalsho さんの感想・評価
3.5
原作未読。
勘違い系コメディ。
ばらかもんのスピンオフだからと楽しみにしていたが、そういう意味では少し期待外れ。
ただし、勘違い系コメディとしてはまずますかな?
{netabare}7話の図書委員「もう半田くんは来なくていいよ」は思い切り吹き出してしまったし・・・。{/netabare}
ato00 さんの感想・評価
3.5
書道家半田清舟、高校時代のブラックヒストリー。
思い込みオンリーはんだくんと自分勝手に解釈する取り巻きども。
このすれ違いが笑いのすべて。
キャラは多いけど、笑いが同一パターン。
手を変え品を変えにもかかわらず、どんどん飽きてきます。
キャラの中では、目の周りが暗いストーカー女が光っています。
目つきが怖くて、ついつい笑みがこぼれるほどの魅力。
歩くだけのEDでも、目が吸い寄せられます。
目を見せない図書女も好き。
て言うかくぎゅ声が好きというのが本音です。
腑に落ちない作品なので、本編「ばらかもん1話」を見てみました。
雰囲気違いすぎに笑っちゃいます。
「はんだくん」には、人情の尊さ、自然の奥深さ等微塵もありません。
「はんだくん」自体が勘違い作品かも。
ご注意を。
どらむろ さんの感想・評価
3.1
長崎県・五島列島を舞台に、都会育ちの書道家と島民の交流を描く「ばらかもん」…の、スピンオフな学園コメディー全12話です。
ばらかもんの主人公の高校時代のお話、自分は嫌われ者だ(と思い込んでいる)半田君を、本人が知らぬうちに周囲が祭り上げる感じ。
変則的な俺TEE系?
…ばらかもんの先入観や第1話を抜きにしても、コメディーとしてイマイチ性に合わなかったです。
{netabare}『物語』
1話初っ端から30分丸々メタフィクション全開…完全に内輪ネタ、原作ファンでもない限り、まずここで付いていけない。
まあ、1話くらいならご愛敬、2話以降に期待かな…と思いつつ観ていくと。
主人公の半田君は将来嘱望される書道のホープ、才能豊かで近寄りがたいオーラを放つ半田君に、周囲は憧れと畏怖を抱きまくるのだが…
実は本人は極度の対人恐怖症で、自分は嫌われいると戦々恐々していた(その態度が更に畏怖を振り撒く悪循環)
ひょんな事の連続で、学校内に半田君伝説が築き上げられていくのだった…。
…半田君は本人完全に受け身で内心ツッコミ担当、ひたすら周囲が勝手に盛り上がっていく。
半田君と、周囲の認識のギャップから生じる滑稽な展開が笑い所か。
実態の伴わぬ過大評価はオーバーロードのアインズ様(アインズ様は実際強いけど)や、古くはドラゴンボールのミスターサタン…
だが本人は一切望んでいないので…「みなみけ」の春香姉さま番長伝説の方が近いのか、どうか?
ハッタリ(本人不本意だが)だけで周囲をビビらせる、「モブサイコ100」の霊幻師匠に敵組織がビビりまくってた時みたいな可笑しさを、感じなくも無い?
本人の意図に反して周囲がビビってくれる流れ自体は、それなりに面白いとは思いましたが。
30分枠そのネタ一本槍、3話くらいから飽きました…。(うち1話は捨て回なので、実質2話がピーク)
男子絡みの半田軍団ヨイショよりは、女性陣の方が狂気を感じるので、まだ可笑しかったです。
恋文のカン違い展開は結構定番ネタながら、ここが比較的笑えました。
…もう一つだけ見所は。「ばらかもん」に繋がる小ネタ。占い少女の予言が(読者や視聴者視点では)的中しているのに本人は外れていると落ち込むシーンなど、ここら辺はスピンオフとして良かった。
一貫して祭り上げられる半田君、だが実際は誰も半田君と本当の友達になってはくれない…。
ある意味「善意による集団イジメ」にも見える雰囲気が、嫌いでした。
…明白に嫌悪を感じる程ではないけれど、微妙にモヤモヤする。
一応、修学旅行のエピソードは友情少し感じるので良かったのですが、それも僅かに前進しただけ。
総じて笑えるシーンも少しはありましたが、全体的には好みに合わなかったです。
『作画』
半田君が「俺ガイル」の八幡っぽい。
女性陣はそこそこ可愛かった気がする。
『声優』
声優陣は良かったのでは。
注目は金城美代子の狂気を好演した本渡楓さん。こ、こころちゃんとは思えん…。
『音楽』
妙にカッコ良かった気が。
けどテーマに合っているかはサッパリ判断できない。
『キャラ』
半田君はアニメ主人公には珍しい、正真正銘のコミュ障であった。
わたモテのもこっち以来…でも半田君の方が、「どのクラスにも一人はいそうな」普通の少年な印象。
ひたすら受け身で内心ツッコミするのみでは、主人公としては微妙。
超高校級の書道家としての名声が一人歩き、半田清は静かに暮らしたい…。
とにかく、見ていて気の毒でした。
半田軍団では、ニセ半田が比較的面白かった。
主に女子2人に狂気を感じる。{/netabare}
PPN さんの感想・評価
3.8
戦国時代を舞台にしたタイムスリップもの。
原作は『ゲッサン』で連載中の漫画。
全10話。
織田信長と瓜二つの主人公が戦国時代へ
タイムスリップしてしまうというお話。
クセのある作画がネックになりうる作品です。
個人的には序盤で慣れる事ができたので
最後まで完走できましたが、やはり評価は低め。
それでも、ストーリーがとても面白い(・∀・)/″
基本的に歴史に忠実に進んで行く所は好印象。
タイムスリップという時代跳躍を上手に使った演出。
戦国時代という世界観や設定、主人公の人間性など
良く作り込まれていると思います。
原作は未読ですが、織田信長役の宮野真守は
イメージにぴったり合った配役、演技かと。
『現代の織田信長』をまさに好演♪♪
脇を固める声優陣もしっかりとした演技で
安心して物語を楽しめると思います(*´∀`)
テンポが良いので視聴していて飽きる事なし。
作画に慣れてしまえば作品の良さを十二分に
堪能できると思います。
歴史好きな方にはぜひオススメしたい作品です♪
ドラマや映画もちょっと気になりますが
小栗くんに興味がないのでパスw
でも、続きは気になるので2期を希望(*´∀`*)ノ
《キャスト》
サブロー/織田 信長(CV.宮野真守)
織田 信長/明智 光秀(CV.梶裕貴)
帰蝶/(CV.水樹奈々)
お市/(CV.悠木碧)
柴田 勝家(CV.小山力也)
丹羽 長秀(CV.高橋伸也)
前田 利家(CV.浅沼晋太郎)
佐々 成政(CV.三宅健太)
竹中 半兵衛(CV.櫻井孝宏)
森 可成(CV.杉崎亮)
浅井 長政(CV.木村良平)
徳川 家康(CV.福山潤)
羽柴 秀吉(CV.中村悠一)
ナレーション(CV.小栗旬)
《主題歌》
『不可逆リプレイス』/MY FIRST STORY
ローズ さんの感想・評価
3.8
主人公のサブローは戦国時代へタイムスリップしてしまう。
タイムスリップした場所で出会った織田信長と顔がそっくりで信長に身代わりを頼まれる。
織田信長となったサブローはうる覚えの日本史の知識で天下統一を目指す事となる。
基本的に史実に忠実。
キチンと桶狭間の戦いもクリアしています。
一番のポイントであるサブロー(信長)ですが、今時のチャラい若者と同じ感覚です。
しかし、本能寺の変を引き起こした人物の事を知らないとは……
ゆとり教育の弊害でしょうか^^;
戦国時代の荒波に放り出されたサブローですが、顔が似ているだけで身代わりになれるかどうかは疑問です。
簡単に馬に乗る事も難しいでしょうね。
フジテレビ開局55周年プロジェクトの一環。
アニメの他にも実写ドラマ・実写映画を制作する事が決定済み。
まずアニメ化にしたのは周囲の反応を見る事と大掛かりなスタジオで実写作品を作るよりは簡単だったという理由かもしれません。
本作品はサブロー(信長)が周囲を敵に囲まれているところで終了。
まだまだ本能寺の変までは時間があります。
とても中途半端なところでアニメは終わってしまいました。
原作が連載中なので仕方が無いのかもしれませんが、できれば信長の一生まで描いてもらいたかったです。
戦国時代や織田信長に興味がある人にとっては見やすい作品に仕上がっています。
気軽に見る事ができるので、少しでも日本史に興味を持っていただけたら幸いに存じ奉り候。
【補足】
アニメ放送の最後に出てくる「信長ニュース」とかいうのは、正直、邪魔でした。
yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価
4.0
「桶狭間の戦い」に始まる織田信長の天下統一への道「覇道」。
その終楽章、最後の一音が虚空に消える瞬間を「本能寺の変」とするならば、
「比叡山焼き討ち」に終わるこの作品は、
ちょうど第一楽章が終わったところと言える。
サブローは指揮者ではない。
サブローは独奏者である。
この第一楽章は、
本来独奏者であるサブローが、
楽譜(教科書)を頼りになんとか弾き振りで乗り切った、
そんな楽章である。
独奏者としてのサブローは飄々としていながら大胆である。
わからないところは、全部即興のカデンツァで押し切る、
そんなタイプの独奏者である。
第二楽章からは、
指揮者に明智光秀を迎え、
いよいよコンチェルトとしての真価を発揮することになるのであろう。
二人がどんな音楽を奏でるのか?
続編が待たれる。
フジテレビのこの気合いはなんなんだ?
なんでこんなに力入ってんの?
背景は美しいし、
合戦の引いた絵もちゃんと描かれてるし、
ホント大河ドラマを観ているかのような迫力があった。
ドラマもよく作りこまれていて、
はしょるところは思い切ってはしょってるし、
時間かけるところにはちゃんと時間かけて、
しっかりメリハリの利いた作りになっていた。
この辺りは原作が素晴らしいんだと思うが、
{netabare}明智光秀=織田信長{/netabare}
のアイデアは真に秀逸である。
これによって、結論が見えているという歴史物の宿命を
上手く逆手に取っている。
どう、結末を迎えるのかに視聴者(読者)の興味を繋いでいる。
ただ、サブロー君の超人ぶりはどうなんでしょう?
現代での生活の描写があまりにも少なかったので、
そこから彼のキャラクターを探ることはできないにしても、
現代では、相当浮いた存在であったのではなかろうか。
それほどに彼は傑出した人物である。
サブロー君の超人ぶりの検証
{netabare}①メンタルの強靭さ
ホームシック一切無し。親、兄弟、恋人、友人を懐かしむ様子がない。感情を持たない変人かと思ったら、帰蝶の望郷の念を理解するあたり、そういうわけでもない。
感情を爆発させること一度も無し。過去に飛ばされても、家臣が死んでも、浅井長政に裏切られても、激高も悲嘆も無し。1ステージ上の境地に達している?
人を殺めても変化無し。まさか高校生で殺人の経験があるわけではあるまい。まさか戦国武将という立場にあって人を殺めていないということはあるまい。と言うことは、こちらに来てから人を殺めるという経験をしているはずである。「死」という現象が生活から遠ざけられリアリティを半ば失っている現代に生きる我々にとって、自らの手で人を死に至らしめるという経験は相当なインパクトを持つはずである。そんな影響を微塵も感じさせないサブロー君はどんな精神の持ち主なのか?
②驚異的な身体能力
織田信行に帰蝶をさらわれた場面、馬で逃げる信行に並びかけ、跳び移るサブロー君。スタントマン顔負けである。
池田恒興に切りかかられた場面、相手は真剣を振るうことを生業としている男である。その太刀をことごとく躱すサブロー君。とんでもない動体視力である。
③どこで身に付けたその技能
何の苦も無く馬を乗りこなし、刀を振り回し、鉄砲を撃つ。たまたま幼少の頃より馬に乗り、刀を振るい、銃を撃つ、そんな生活を送っていたのか?もしくは、なんでも一回教えられれば人並み以上にこなしてしまうハイスペックな人間なのか?{/netabare}
①②③の一つでも持ち合わせているだけで、普通の人とはとても言えない。
それを3つとも兼ね備えているとなると傑物、超人としか言いようがない。
とんでもない超人が戦国時代に飛ばされたものである。
戦国の世にとってはまたとない僥倖。
現代にとっては途方もなく痛い人材流出である。