カタルシスでコメディなTVアニメ動画ランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月10日の時点で一番のカタルシスでコメディなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.0 1 カタルシスでコメディなアニメランキング1位
アストロノオト(TVアニメ動画)

2024年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (105)
275人が棚に入れました
料理人・宮坂拓己が新たな就職先として面接に訪れた、木造アパート"あすトろ荘"。そこは"朝食付き"が売りなのだが、可憐な大家・豪徳寺ミラの料理に耐えきれなくなった住人の要望もあり料理人を募集していたのだ。ミラと出会った拓己はその場で一目惚れ。急遽作ったアジフライは大評判。拓己の住み込み料理人としての生活がスタートする。しかし、それは穏やかな日々とはいかなかった。癖のある住人たちとの、ご近所より近く、家族より遠い距離感の中、次々と巻き起こる不可思議な現象。ふとしたことで知った、ミラが宇宙人だったという秘密。拓己が抱くミラへの恋心はどうなってしまうのか。また、不可思議な現象の謎は解明されるのか?食卓から宇宙にまで広がる、新感覚SFアパートラブコメディ!
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

コイノアシオト

テレコムアニメーションフィルム制作。

朝食付きのアパートあすトろ荘を舞台とした、
料理人と美人大家さんとの新感覚ラブコメディ。
木造アパートで次々と巻き起こる不思議な現象、
その謎は解明されるのか、そして恋の行方は!?
料理人、宮坂拓己の新生活が始まる。

窪之内英策のキャラクターデザインを頼りに、
期待もせずに視聴をしましたがこれが楽しい。
SF要素満載のラブコメディです。

あすトろ荘の面々との交流が始まり、
大家であるミラとの恋愛模様!?
背景にある世界観はなかなか奇抜なようですが、
興味を惹く物語の始まりであります。

{netabare}どうやらミラには大事な探し物があるみたいだ。{/netabare}

ひとまず今後も注目してみようと思います。

最終話視聴追記。
雑な演出もあり賛否ある作品でしょう。
{netabare}序盤に期待したほど諸々のSF要素が、
物語に効果的だったとは思いませんが、
人生の選択を前向きに決断するミラの、
肯定感溢れるメッセージは好印象でした。{/netabare}

ラブコメ好きの方は、お気楽に視聴して下さい。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 25
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

期待を裏切られた失望は大きい。SF設定もミラのキャラも活かせず。

 発想は面白かったと思います。めぞん一刻オマージュとSFの組み合わせは斬新でした。ですが、キャラに感情移入するには時間が必要です。1クール12話で全部のキャラに焦点を当てればそりゃあ話が薄くなります。

 加えて、ミラの出自と生き方についての悩みが提示できていなかったので最後の選択にまったく乗れません。恋愛についても2人が惹かれあうエピソードが弱すぎです。また、恋愛でライバルが弱すぎてドキドキワクワクもしません。挙句の果てにアクバー提督みたいのを出されても…

 さらに、SFの発想が生かせていません。アパートの素性も初めからほぼわかっていました。構造としてミラが帰ること帰らないことの選択の意味や、ゴシュ星、ミボウ星の運命とか何もないです。「海賊王女」のような女性についてのテーマがあるわけでもなく。「おとなりに銀河」よりも宇宙人設定に意味が無くなってしまいました。

 このような作品の素性が明らかになる前は、仕掛けがあるんじゃないか、ヒロインに重要な何かがあるんじゃないか?と期待感で面白かったんですけど、9話くらいから期待がダダ下がりでした。

「すん」「サクガン」「メタリックルージュ」ほどじゃないですけど、期待外れ感は否定できないです。

 うーん、作画もキャラデザもいいし、OPEDも悪くなかったのでそこは評価してもいいですが、最終的にはストーリーとキャラは2点…前半楽しませてもらいました分加点した上で、です。期待外れな分がっかりのマイナスは大きいです。声優さんはまあ3にしておきます。これでもかなり甘いです。主観的にはもっと低い評価かも。






1話 SFめぞん一刻?おとなりに銀河のリメイク?正直滅茶苦茶なアニメです。

{netabare} ただ、冒頭のシーンの間抜け感からいってギャグ度が高いと作品だとは思います。ですので、どういうスタンスで見るかでひょっとしたら面白いのかもしれません。実際1話は結構面白くてあっという間に終わっていました。

 窪之内英策のキービジュアルに惹かれて見始めたら結構微妙なキャラデザでした。といって可愛くないわけじゃないです。EDの絵はものすごく良かったです。

 設定は滅茶苦茶です。4家族しか入居してない古いアパートで雇われ大家に料理長。待遇としてはわざわざ面接に来るくらいの給与を出している、ということです。あの広いアパートの固定資産税や修繕費が出るとも思えません。リアリティはまあゼロですよね。

 何となく惹かれますので、数話様子見ですね。{/netabare}


2話 メチャメチャ面白い。管理人さん可愛い。超ダークホース?

{netabare} なんかヒロインがメチャメチャ可愛く感じてきました。そしてなんと言っても面白い。トンデモ設定のドタバタ劇ですが、話に筋がありそうだし、ラブコメだし、SFだしで2話は本当に面白かったです。

 めぞん一刻のパロディであることはもう隠さないんですね。というか初めから隠してないですけど、明言しちゃいましたね。その方がいいです。だからこそズラしが面白いんだと思います。

 梅酒のあった場所をみるとあのアパート自体が宇宙船とかそういう感じなんでしょうか?

 作画は2話の方が良かった?いや1話を見直したいですね。それとOP・EDアニメのレベルの高さよ。これはすごいですね。本当に良いです。

 今期の超ダークホースですね。このメジャー作品ぞろいの中にぶつけてきただけのことはあります。 {/netabare}
 

3話 尊敬と換骨奪胎が感じられるからこそのオマージュ。素晴らしいです。

{netabare}  アニメのコメディの良さって、こういう感じだよなあ、と改めて思います。奥行きが感じられるけど表層はドタバタで荒唐無稽、キャラが滅茶苦茶をするのがいいです。
 それとオマージュと真似の差が実感できますね。元作のめぞん一刻がはっきりわかるのにストーリーを非常にうまく換骨奪胎していますし、尊敬が感じられます。サブキャラにもちゃんとキャラ性がありますし。

 特に考察するとかいうより、ドタバタ劇の中にある恋愛とSFと職というか使命というかそういうものを楽しめばいいんでしょう。視聴継続でレビューは今後、展開があれば、ですね。{/netabare}


4話 大変面白いです。コメディとしては最近見た中では最高クラスです。

{netabare} 今回も大変面白かったです。新キャラは何かありそうですが、次回予告が気になります。ただそれこそ「めぞん一刻」こずえちゃんではなさそうです。

 しかし、面白い話です。コメディならこういうのが見たかった、というパタンの1つです。SF的興味と恋愛、コメディ。この組み合わせが非常にうまくできています。コメディとしては最高クラスですね。

 本作のような「アパートもの」作品を見るとやっぱり人間に必要なのはコミュニティなのかな、という気もしますが、実際はどうなんでしょう?体験がないはずなのに想起されるノスタルジーに似て非なる何かの感情なんでしょう。

 SF的な部分を考察できなくはないですが、それよりも純粋に面白がりたいので、本作は意識して受け身で見させてもらいます。{/netabare}


5話 作画・演出・テンポ・ギャグ・謎・恋愛等々すべてがいいです。

{netabare} めぞん一刻から離れてゆき、結構独自の方向に行きつつありますね。冒頭女子たちが全員赤いランドセルで、今時か?と思いましたが、ちゃんと話として伏線になっていたんですね。こういうところがなかなか面白いと思います。この多様性問題が、最終的に2人の出自と恋愛の関係になってくるのかはわかりません。

 ただ、作画・演出・テンポ・ギャグ・脚本(謎・恋愛・SF…)等々すべてがいいです。そう、作画は本当にいいと思います。特に5話は大満足でした。{/netabare}


6話 ここまで大満足。あとは最終話以降にレビューします。

{netabare} 最近たまたま「あの夏で待ってる」を見たのですが、そういえば本作と結構似てますね。その比較で言えば私は本作の方が好みです。

 ただ、本作はラブコメというよりも恋愛ギャグですので、これ以上のレビューはよほどのサプライズがない限り最終話以降にします。エモい場面もありますし、雰囲気的に最終話に向かってシリアスな感じが増して行くのかな、という気もしますが、とにかく今のレベルなら最後まで楽しんで見られると思います。

 そうそう、戦時中に白米はないだろう?と思ったのですが、どうなんですかね?{/netabare}


10話 面白いけど、ジャンルの融合という試みが全体を薄めたかも。

{netabare} 次週予告で話が動きそうなので一回まとめを。当初はSF設定とアパートものラブコメの融合として、何か仕掛けをしてくる期待感があって、非常に期待していました。
 1話1話の話も面白いし、作画やキャラデザが好みな作品です。それは今も変わりません。

 ただ、全体の話として設定負けしているような気がします。もちろん結末を見ないとわからないですが、キャラの深堀りというには中途半端なクローズアップがあり、何か焦点がぼんやりしてしまった印象です。この話数でやるんだったら、ヒロイン+サブキャラくらいでしょうね。ギャグとして成立させるなら、キャラが多くてもいいんですけど、ギャグとしてそれほど爆発力があるわけではありません。

 毎週1話見る分には、曜日回りもあって普通に面白いという評価ができるんですけど、アニメ作品として薄い印象になってしまったかなあという気がします。半年後には振りかえられない作品でしょう。

 ジャンル不明のズラしの作品として、今期でいえば「終末トレイン」と比較してしまいますが、あの監督の過去作のズラし方は批判上等、ついてこれる奴だけでOKという開き直りが感じられます。数年たっても話題に上がることがあるようです。本作はちょっとお上品な印象です。

 ここまでくればあと2話。薄いという印象をひっくり返す何か意外性が欲しいかなあ、と思います。 {/netabare}


11話 意外に見えて王道。唐突に見せて伏線があったかな?最終回しだいです。

{netabare}  うーん…これを意外性とは少なくとも言わないですよね。

 伏線と言えば伏線はありました。アパートの素性は2話の梅酒の段階で提示されていましたし、鍵のありかは読めたとはいいませんが、OPでアパートの玄関が見えたとき、玄関脇の〇〇〇はなんでそこにあるの?不思議な造形だなあ、とは思っていました。が、負け惜しみかな。そこは素直に気が付かなかったといった方がいいかもしれません。

 ショーインの正体は、物語論として何か悪事を企んでいないとどんでん返しはないでしょうから、ひょっとしたら?という気もしていたし「めぞん一刻」の三鷹さんでいうなら、アオイとくっつく…という線も想像しましたが、犬との交流もありましたからね。犬が実は人型になる方がありそうな話です。

 そういう可能性とかひょっとしたらということ、ストーリーとしての一般的な展開から言って、この11話に驚きはないし、そこは逆に制作者側も意図していない気がします。むしろ、この後ですね。

 こういう書き方をすると否定的に聞こえるかもしれませんが、つまり、王道のストーリーは踏襲しています。面白い話も多かったし。ですので、評価は最終回しだいですが、まあまあ、良かったのではないかと。

 恋愛については、一目ぼれを否定すると様々な作品を否定することになりますので、拓己のミラに対する気持ちはいいんですけど、もうちょっとそこを補強するエピソードが欲しかった気もします。何となくの描写はありましたけどね。アオイがいい子だけにそこは惜しかったかな。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

そんなあなたにフォーリンラブ!

ビッグコミックスピリッツと同時代の空気を吸ってきた者にとっては、なんとも言えない郷愁にかられる作品かもです。
さあ、『めぞん一刻』へのオマージュたっぷりの『あすなろ白書』(とは違うだろうな)、始まりです。

宮川くん(宮坂です!)、もしかすると管理人さんの素顔、ペルーの置物かもしれませんよ^^;。
                (2024/04/07)

いや〜、面白かったです。
作画、劇伴、演出も含めて、時代の空気が感じられるところが嬉しい。もちろん、若林親子、特に蓮くんのキャラ付け等、永遠のテーマに今時の味付けがなされていることなど、しっかり計算された設定があってこそです。個人的にはやはり葵ちゃんが良いですね。

あと、ラストに“おしおき三輪車”を持ってきたこと、完璧でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 12

64.1 2 カタルシスでコメディなアニメランキング2位
真夜中ぱんチ(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (68)
200人が棚に入れました
「真夜中なのにおっはよー!真夜中ぱんチです!」 世界でもっとも見られている動画投稿サイト「NewTube」。 3人組NewTuber「はりきりシスターズ」の「まさ吉」こと真咲は、とある事件がきっかけでチャンネルをクビになってしまう。 起死回生を狙う真咲の前に現れたのは、なぜか彼女に運命を感じたりぶ。 超人的な能力を持つりぶと一緒なら、最高の動画が撮れるはず。 目指せ、チャンネル登録100万人! 現代人共感必至!? 「パリピ孔明」スタッフが贈る、ワケあり動画投稿者たちのハイテンション・ガールズ“再生”ストーリー!

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

とっても真面目な動画制作物語

まさか、バンパイアが出てくる作品だとは思わなかった。
Youtube(NewTube)での炎上からスタートする物語。
バンパイアがメインに出てくる物語にもかかわらず、
非常にまじめな動画作成のアニメ。
というか、これほど動画作成に本気で向き合っている作品は無いだろう。
まあ、今までこんな文化は無かったからね。
今期は他にもVTuberを扱うアニメは多いが、
これは本気で動画制作に取り組んでいるアニメだ。
ただ、まじめなだけに、面白さがいまいちだった。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

コミカルで良いのですが、致命的に題材が良く無い失敗作。

 最終話(12話)まで観ました。2024.10.08

 YouTuberって大変やなぁ…。と、ため息が出そうなアニメでした。

 YouTuberはすぐにスタート出来ますが、経営規模が小さいので、身内でワチャワチャやってる感が強い上に、個人の負担が大きいです。

 芸能事務所や映像制作会社、テレビ局などの中間団体が存在しないエンターテナーと言えます。

 中間団体による中抜き搾取はありませんが、防波堤も無いので何でもダイレクトに影響があることに普通の人間は耐えられない様です。 

 世間の反響が無くても、文壇的な中間団体兼ムラ社会での評価が高ければ、次に繋がったりしますが、そういった緩衝材が無いのはキツイです。愚民たる一般大衆には早すぎたんよ…と、仲間内で慰めてくれないと心が折れます。

 だから、ある意味冒険できず、ウケるものに集約する感じです。しかも、テレビでウケた企画を上書きしているだけで、それ程オリジナルティがあるわけではありません。

 ドル売り、有名YouTuberとのコラボ、私生活の切り売り、エッチな配信とか…。しかも、バズりは先行者利益が大きいです。後は二番煎じに過ぎません。

 本作品は、ヴァンパイアとか色々な要素をぶち込んでいますが、YouTuber自体がテレビの発明した企画を過激にしただけで、本質的には超えておらず、中間団体が無いため、投下資源のタメも無く、テレビ程金も人材もかけられないため、ネタ切れ状態であるのを、更にアニメ化すると言う、どう考えても面白いはずが無いことに挑戦しています。

 キャラは立っており、作画も良かったですが、そもそものお話がアニメ向きではありません。

 VTuberやYouTuberが配信する系アニメが死屍累々なのは必然です。相性が悪すぎる感じしかしません。そもそも、アニメなんて観ずにVTuberやYouTuberを観れば良いですね。

 人気が出て盛り上がっていることの描写がリアルな観客が入ったライブだったりと、YouTuberならではの人気がある状況も表現出来ていません。登録者数何万人!や再生数何万回!とか言われても、ピンと来ません。

 テレビの下位互換でしか無い動画配信なんて、何故ウケているのか誰も分からないでしょう。あくまで、人気があるから人気と言う、バンドワゴン効果状態でしか無く、今後も流行が継続する保証はありません。

 そもそも面白いのかさえ不明です。誰も面白さを分析出来ないものを物語に仕立てても、視聴者は納得しません。

 YouTuberやVTuber自体はこれからも残るでしょうが、バズるために配信してバズるみたいなスタイルは長続きしない気がします。

 YouTuberは、テレビではペイしない、趣味や特技の動画をゆるりと流していったり、宣伝プロモーションのためのサービス以上のものにはなりそうもありません。

 どちらにしても、アニメ側が安易に手を出してはいけない領域な気がします。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3

taketake4 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

凡庸

まずもうバンパイア、いわゆる吸血鬼がチープ
数多ありすぎて何を作っても新鮮味の欠片も感じられない

そして動画勢
技術、実技系はともかくも自分は根本的に彼らが好きになれない
もちろん彼らを題材にした作品も同様に好きになれない

とりあえずリアルの彼らは置いといて、作品としてSNSやら動画勢やらを題材にしたものはおおよそ筋書きも似たようなものばかり
コメント欄で一喜一憂しては大騒ぎして、結局好きな人も嫌いない人もいるんだからという、何を今更という至極当たり前な結論に導かれるという

ついでに言えば今作は最後の展開もおおよそ予想通りのオチでしたね

素人が勝手に有名人気取ってもそんなの狭い世界だけの話なのにさ
もうこの題材取り扱ってほしくないわ

投稿 : 2024/11/09
♥ : 2
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