オートバイアニメ映画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメ映画のオートバイ成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月22日の時点で一番のオートバイアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.4 1 オートバイアニメランキング1位
こわれかけのオルゴール(アニメ映画)

2010年9月11日
★★★★☆ 3.6 (249)
1077人が棚に入れました
俺は・・・夢を諦めていた、何もかも・・・。生きているだけの日々、だがある日から・・・。俺の中での「生きる」がどんなものなのか、あいつを見ていると、そんなものを考えてしまう。キャラクター原案は もえたん、ゆとりちゃんなどを手がけたPOP、監督は絶対可憐チルドレン、ハヤテのごとく、俺の妹がこんなに可愛いわけがないの川口敬一郎が送る、協力タッグアニメ!!2009年冬に発売された話題の同人アニメ「こわれかけのオルゴール」がついに劇場化!

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

短編の中にも深いメッセージが沢山込められた秀作ですよ♪

30分短編映画でこれだけの高クオリティの作品を見たことがありません♪
本作品のタイトル「こわれかけのオルゴール」の意味するところは、観終わってからちょっと考えてみてくださいね!!
 
ストーリーはと言いますと、ある日の出来事から自分の殻に閉じこもってしまっている「敬一郎」と、神社に捨ててあったペアレンツと呼ばれるアンドロイドの「ふらわー」との、ひと夏の儚くも心温まる物語なのです♪
 
誰でも、何か愛着を持っている大事なものってあると思うのですよ、決して完璧ではないけど、これじゃないとダメなんだよねっていう物がね♪
私も昔乗っていて、なかなかエンジンのかからなかった相棒のオートバイを思い出しちゃいましたw
出来損ないでも、いつも一緒で、いつも一生懸命で、たまに迷惑かけるけどほっとけなくて、愛らしい存在が!!
でね、ふらわーってそんな女の子なのですよ♪
みはじめたら、どんどん話に引き込まれて、あっという間に終わってしまうけど、何か幸せな気分になるのです!!
 
こんな所に注目ですねぇ♪
・弾きたがらないギターがなぜ綺麗な状態でスタンドにたてられてたのか…
・掃除中に転んで、突然ついたパソコン画面…
・捨てられた記憶の一片がよみがえる中、絵日記に書かれた気持ちとは…
・そして、所々登場するオルゴールの意味とは…
他にもいっぱい魅力的な描写が沢山なのでいっぱい見つけて欲しいですねぇ!!
 
特別映像エクストラ・エピソード(8分)でも、とっても可愛いペアレンツの魅力が表現されているのですよ!!
TVシリーズ1クールでも良いので、もう一度お目にかかれたらなぁと切に願っちゃいます♪
 
とにかく癒されたい方、心洗われたい方、最近無気力な方、ぜひ観てくださいw
もちろん元気な方も、心温まる不思議な魅力に心奪われちゃってくださいね♪

投稿 : 2024/11/16
♥ : 37

チヒロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

同人アニメとは思えないクオリティ。30分で感動できるストーリーもすごい。

イカちゃんとインデックスとめんまを足して3で割ったようなアンドロイドの女の子と、それを拾った主人公の話。

ちょっと切ないお話。

ストーリーはほんのひと夏だけのお話です。

アニメではなくドイツの実写映画で、
knocki'n on Heaven's Doorって名作映画があるのですが、
それにちょっと影響を受けたのかも?と思われるシーンがチラホラ。

ストーリー展開がとてもよく、観ていてあっという間に終わってしまいます。

そして、どこか余韻が残るアニメでした。


劇場版ではありますが、30分と短く、とても同人とは思えないクオリティーの作品ですので、ちょっと時間があいた時とかに観てみてはどうでしょうか。

損はしないアニメだと思います。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 17

. さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

お手軽に観れて充実感の有る作品です。感動系がお好きな方に!

本作品は同人アニメです。っと言ってもスタッフを見ると、結構有名人が参加しているんですけどね。

お話の舞台は近未来。ペアレンツと呼ばれるアンドロイドが、一般家庭で普通に使われている世界でのお話。神社のゴミ捨て場に捨てられていた旧型アンドロイドを拾った主人公と、そのアンドロイドの交流を描いた一夏の物語・・・。

アンドロイドと言っても、機械的なロボットみたいな物では無く、イラストレーターのPOPさん原案によるとっても可愛らしい女の子♪ この子、主人公から”フラワー”って言う可愛らしい名前を付けて貰えます。
ゴミ捨て場に捨てられていたぐらいですので、何処か壊れていて性能はイマイチ。でも主人公の為に一生懸命(けなげに!)がんばります。主人公はつらい過去を背負っており、引きこもりの生活を送っていますが、フラワーとの生活をきっかけに少しづつ明るさを取り戻していきます。
でもフラワーちゃん。壊れかけなんですよね、残念ながら・・・。そう、だから幸せも長くは続かない・・・。
ちょっとホロっと出来る、せつなくて悲しいお話です。


本作は全体で30分程度の作品です。短いですが、この時間の中に上手にお話がまとまっています。また、同人作品とは思えない程作画も綺麗ですし、音楽も素晴らしいです。劇場でも公開されましたので、DVDやBDにもなっています。入手は容易だと思いますので、是非ご覧になってみて下さい。短い時間で、とっても充実感の得られる素敵な作品だと思います。







投稿 : 2024/11/16
♥ : 16

61.9 2 オートバイアニメランキング2位
ヴィナス戦記(アニメ映画)

1989年3月1日
★★★★☆ 3.4 (35)
115人が棚に入れました
21世紀初頭。金星は小惑星との「大衝突(グレート・バンプ)」によって環境が激変し、人類の生活可能な惑星となっていた。金星の植民が開始されて半世紀余り、金星は強大な軍事力を誇る“イシュタル”と肥沃な国土に恵まれた“アフロディア”の二大自治州に別れ、対立を深めていた。生きる意味を見いだせないままバイクゲームに興じていたアフロディアの少年ヒロは、軍の技術士官シムスにスカウトされる。やがてイシュタルの重戦車部隊がアフロディアに侵攻、戦闘バイク部隊“HOUND”の一員として出撃したヒロは、大きな歴史のうねりに呑み込まれていく。

声優・キャラクター
植草克秀、水谷優子、原えりこ、佐々木優子、納谷悟朗、大塚芳忠、吉田小南美、菊池正美、梁田清之、河口宏、池田秀一、塩沢兼人、藤本譲、玄田哲章

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

海外では結構人気のあるアニメ

外人の好みというのは日本人とは違う。日本人はアメコミ的デッサンの整った絵を好む人は結構少ないが、西洋では基本デッサンが整っているのが当たり前であり、デフォルメされたカートゥーンは子供向けと思われる。

外人は日本のラーメンは好きだというが、味噌ラーメンは癖があって嫌いだという人が多い。(味噌汁も同じく口に合わない人が多い)

安彦良和や天野喜孝のキャラクターデザインは基本アメコミ調の劇画タッチであり、よって内容もどちらかといえば海外SF的な発想を主軸にしているので、脚本が非常にバタ臭い。大友克洋のAKIRや鳥山明のドラゴンボールが海外で大人気なのは前にも話したが、フランスのバンドデシネやアメコミを日本の漫画に取り入れたからであり親しみやすくしているからである。

このヴィナス戦記も正直、今現在の日本アニメの需要では正反対であって非常に古臭く特に面白みはないのだが、海外のアニメファンのあいだでは結構な人気なのである。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 8

ゼルミナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

信じられるか…コレ…手書きなんだぜ…

2017再観。

主役メカである戦闘バイク、敵ボス的メカである多砲塔戦車。
これらが、複数、くんずほぐれつの大アクション…全部手書き。
現在となっては戦慄するような事実である(笑)
途中の主人公とライバル(…つーか何つーか…)キャラとの戦闘バイクによるチェイス&バトルは空前にして絶後のカッコよさといっても過言ではない。
(まぁ、一輪の戦闘バイクなどという代物が闊歩するアニメが何作あるのか…)

逆に言えば、今となってはそれだけの作品。
キャラクター個々の物語と感情の表現の薄さはこの時代のアニメにありがちだとしても、主人公のモチベーションの動きが謎すぎる。
また、テーマ的に表現したい部分もはっきり伝わってこない。
SF的な、あるいは戦記もの的な設定や細部の作り込みも皆無。
(まぁ、これに関しては当初は続編が予定されていたこともあるかもだが)

声優に関しては時代が時代だけに後の大御所が何人か出演しており、その方々の芝居は問題ないのだが…主役が、役者では、ない、のだ…!!
結果、主役が…もう…ね。

これは主演の方個人の問題ではなく、明らかに作品性以外の面に重きを置いてキャスティングをした側にあるだろう。
そういう意味では本作の功績は「キャストには役者を使え」(例外はなんにでもあるが)というセオリーを業界に遺したということにあるのかもしれないな。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 1

knightgiri さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

原作の漫画は面白かったんですけどね・・・・

劇場版で話を2時間以内にまとめないといけなかったせいでしょうか、原作(コミック)に比べてえらく中途半端になってしまいました。

原作ではムッチャ重厚なバイクで敵の弩級戦車を狩るのですが、本作では一輪車バイク。オイオイ。(´・ω・) あと、制作年が結構前なので作画については序盤でアレルギーが出てしまう方もいるかも。

ま、安彦良和ファンの方は「仕事」だと思って見てくださいね。

原作コミックはミリオタには楽しめる作品なので1期、12話で作り直したら結構面白いと思いんですけど。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 2
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