オーディションで学園なおすすめアニメランキング 10

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早速見ていきましょう!

91.1 1 オーディションで学園なアニメランキング1位
響け! ユーフォニアム(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★★ 4.2 (3144)
13970人が棚に入れました
高校1年生の春。
中学時代に吹奏楽部だった黄前久美子は、クラスメイトの加藤葉月、川島緑輝とともに吹奏楽部の見学に行く。
そこで久美子は、かつての同級生・高坂麗奈の姿を見かける。
葉月と緑輝は吹奏楽部への入部をきめたようだったが、まだ踏み切れない久美子。
思い出すのは、中学の吹奏楽コンクールでの麗奈との出来事だった。

吹奏楽部での活動を通して見つけていく、かけがえのないものたち。
これは、本気でぶつかる少女たちの、青春の物語。

声優・キャラクター
黒沢ともよ、朝井彩加、豊田萌絵、安済知佳、寿美菜子、早見沙織、茅原実里、石谷春貴、津田健次郎、小堀幸、藤村鼓乃美、山岡ゆり、日笠陽子、沼倉愛美、久川綾、櫻井孝宏
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

Come on!Join us‼︎ & Bravo‼︎(余談3追記)

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原作 - 武田綾乃
監督 - 石原立也
シリーズ構成・脚本 - 花田十輝
キャラクターデザイン - 池田晶子
シリーズ演出 - 山田尚子
美術監督 - 篠原睦雄
色彩設定 - 竹田明代
楽器設定 - 高橋博行
撮影監督 - 高尾一也
音響監督 - 鶴岡陽太
音楽 - 松田彬人
音楽制作協力 - 洗足学園音楽大学
演奏協力 - フレッシュマン・ウインド・アンサンブル
音楽監修 - 大和田雅洋
アニメーション制作 - 京都アニメーション
製作 - 「響け!」製作委員会
放送期間 - 2015年4月 - 6月
話数 - 全13話

(以上Wikipediaより引用)

♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・¤゚♫彡。.:・*゚♫彡。.:・¤゚♫


京都アニメーションの新作「響け!ユーフォニアム」

京都アニメーションならではの美しくて繊細な作画と
その中で生き生きと動くキャラクター達。
吹奏楽の魅力溢れる楽器の質感と演奏描写。
ホール特有の臨場感と緊張感。
そして合奏で生まれるダイナミックな高揚感。

アニメ視聴歴の短い私がこの様な事を言うのは大変おこが
ましいのですが、長年に亘って培ってきた京都アニメーシ
ョンの技術がいかんなく発揮されている印象を受けました。

京都アニメーション製作と聞きますと必然とでも言うの
でしょうかやっぱりその作画力に注目しちゃいます。
何気ない街の信号機の押しボタン、音楽室の備品らしい
楽器の傷や黄昏時の公園の背景、夕日や水銀灯が反射し
キラキラと輝く水面。演奏する時の息遣いや指の動き。
何秒も映らないシーンに対してのこだわりと言うので
しょうか、本当に細やかな描画が凄いと思います。
そしてその様な素晴らしい背景の中でそれぞれのキャラ達
が豊かな表情で丁寧に動いています。

私、京都アニメーションの横顔の描き方、けいおんやたま
ラブのレビューでも書かせて頂きましたが大好きなんです。
額から鼻そして唇、顎のライン、つい吸い込まれる様な瞳の
美しさにこの作品でも心を奪われました。
第1話から制作サイドのこれでもかと言わんばかりの熱意が
伝わってくる作画。
まるで映画かと勘違いしてしまうくらいのレベルを維持
しつつ圧巻の最終話までいきます。
凄いです!
ここまで作画に関して書かせて頂きましたが、是非その
目で実際に堪能して下さい。

次にストーリーなのですがお話としては、とある高校の
吹奏楽部の成長物語をヒューマンドラマを交えながら
描いた、ある意味では部活物の王道的なお話です。
しかし高校生ならではの憂い、葛藤、喜び、そして少し
ばかりの恋心を吹奏楽部の成長と共に全く手抜きの無い
リアルな描写で描ききってます。
そのリアルさに何度も心が震え、学生時代の楽しくて熱く
て切ない記憶が蘇りました。
特に吹奏楽部に対しての描き方は吹部在籍者もしくは
経験者も納得の内容だと思います。
そして1クールという短い時間の中でも出来るだけの楽器
の紹介や演奏、お手入れの仕方、吹部内のパート・編成の
説明、全国コンクールまでの仕組みなどの解説もあります
ので吹奏楽未経験の方でも凄く楽しめるかなと思います。
アイキャッチで毎回違う楽器が登場するので、
あっ、これなんだろ?
って興味を持つのも楽しいかもしれませんね。
尺の都合上十分ではないかもしれませんが吹奏楽未経験者
の方でも楽しめる様な配慮がなされている点が凄く嬉しい
です。

どうしても吹部というのは女子率が高いのでキャッキャ
ウフフ、はたまた女子特有のギスギスした関係等想像
するかと思われますが、体育会系並みの練習のキツさや
辛さ、顧問の先生または部員同士の確執、そして音を奏で
る喜びや音楽を通して築かれていく信頼関係や友情等も描
かれていますので学生時代に何か部活に打ち込まれた
方など特に共感出来る部分も多いのではないでしょうか。

アニメのタイプには非現実的でリアルではありえない事を
私達に擬似体験させてくれる楽しさと現実的でリアルで
あり得る事を共感しながら楽しませてくれる作品がある
と思います。
しかしどちらも同じアニメの醍醐味。
この作品は後者の良さが詰まった素敵なシンフォニーです。
少しばかり女の子同士のファンタジーもありますけれど。

胸を熱くさせるセリフの1つ1つ。
葛藤、友情、愛情、情熱のこもったストーリーを盛り上げ
る声優さんの演技もまた素敵です。
メインキャラを務める声優さんは私的に余り存じ上げ無い
方が多かったのですがその周りを固めるベテラン(年齢は
若いですが実力派の方を含め)の声優さんの演技が光って
ます。
エンドロールでおおっ!この人出てたんだ!ってなるのも
楽しみです。

そんな作画、ストーリー、声優陣のバランスのとれた
作品を盛り上げてくれるのが
OPの「DREAM SOLISTER」、EDの「トゥッティ!」
どちらもブラスバンドを取り入れていて、この作品の楽し
さと音楽を奏でる、みんなで合奏する楽しさが凄く伝わる
素敵な曲だと思います。

特に最終話のEDは…これは内緒ですね。是非!

最近視聴したアニメの中で最初から終盤までここまでの
期待感と緊張感を維持したまま視聴したアニメはなかなか
ありません。
ストーリー的な面白さもありますが、人間関係、心情、
音の対比の表現が素晴らしいと思います。

ボキャブラリーの少ない私には多くは語れません。
是非視聴して下さい。
そして感じて下さい。

とここまでなるべくネタばれ無しで感想を述べてみました
けれど、

上手く伝わるかなぁ…ちょっと不安。

でも、私自身初の5点満点の作品となりました

「響け!ユーフォニアム」

音楽とは聴く者の心を打ち震わせ、繋ぎとめる
世界共通の言語。

しっかりと心に響きました。ガチです!


【主要登場人物・出演者】

黄前久美子 - (CV:黒沢ともよ)
加藤葉月 - (CV:朝井彩加)
川島緑輝 - (CV:豊田萌絵)
高坂麗奈 - (CV:安済知佳)
田中あすか - (CV:寿美菜子)
小笠原晴香 - (CV:早見沙織)
中世古香織 - (CV:茅原実里)
塚本秀一 - (CV:石谷春貴)
後藤卓也 - (CV:津田健次郎)
長瀬梨子 - (CV:小堀幸)
中川夏紀 - (CV:藤村鼓乃美)
吉川優子 - (CV:山岡ゆり)
斎藤 葵 - (CV:日笠陽子)
黄前麻美子 - (CV:沼倉愛美)
松本美知恵 - (CV:久川綾)
滝 昇 - (CV:櫻井孝宏)


【主題歌】

オープニングテーマ
「DREAM SOLISTER」(第2話 - 第12話)
作詞 - 唐沢美帆 / 作曲・編曲 - 加藤裕介 / 歌 - TRUE

エンディングテーマ
「トゥッティ!」(第1話 - 第7話、第9話 - 第12話)
作詞・作曲 - ZAQ / 編曲 - 高田暁 / 歌 - 北宇治カルテット
[黄前久美子(黒沢ともよ)、加藤葉月(朝井彩加)、
川島緑輝(豊田萌絵)、高坂麗奈(安済知佳)]

メモリアルエンディングテーマ
{netabare}
「DREAM SOLISTER (Wind Orchestra Ver.)」
(第13話)
作曲- 加藤裕介 / 編曲 - 松田彬人
{/netabare}


【mio's café】
ここからはネタばれの感想となりますので未視聴の方は…
出来ればご遠慮ください。
それでもという方は…Come on!Join us‼︎

{netabare}
良かった、本当に良かったです。
最初はヒロインらしからぬどこかクールでちょっと
ネガティヴな主人公:黄前久美子ちゃんにこの子この先
どうなるんだろうって不安だったけど、見事に変わって
くれましたね。
周りに良き友人、先輩、先生に囲まれて葛藤しながらも
成長し、本当の自分の気持ちに気付いていく様は見事でし
た。
CV:黒沢ともよさんの演技も普段のクールでグタグタな
低音ボイスから気持ちが高揚した時のちょっと上擦った
感じの声まで凄くメリハリがあって素敵でした。
本当にリアルな女子高生らしさが出ていたと思います。

そんな久美子を序盤で支えたのが超ポジティブ思考の2人
のお友達。
加藤葉月ちゃんと川島緑輝(サファイア)ちゃんでした。
でもこの2人のポジティブさ微妙に違うんですよね。
そのあたりの細かい使い分けも凄く上手だったと思います。
葉月ちゃん演じるCV:朝井彩加さん、
緑ちゃん演じるCV:豊田萌絵さん。
多分初めて名前を見る方だったのですが凄くキャラの魅力
を引き出していて良かったと思います。

久美子と最初にお友達になった加藤葉月ちゃん。
序盤のチューバとの馴れ初めは笑っちゃいました。
こうだと決めたら突進するポジティブ要素の他に以外と
感受性が高くナイーブな感じ。
感動しやすく、お友達の為なら頑張れる女の子。
8話告白シーンでの後ろからのカメラアングルで瞬きする
所、橋の上での緑ちゃんと再開して涙が溢れ出すシーン。
切なかったですね。
逆に9話でヘコむ緑ちゃんを励ます姿が愛おしかったです。

そして川島緑輝ちゃん。
「命かけてます!」
「その言葉待ってました!」
なんと前向きなキャラなんでしょう。
あのちっちゃい体でコンバスってのも良いですね。
後ろは振り向かない前進あるのみの超ポジティブ思考。
事あるたびに久美子にハッパかけてくれます。
そんな緑ちゃんでもさすがに9話ではへこんじゃってちょっ
と心配しちゃった。
8話でのいきなり登場した妹の琥珀ちゃん。
「こりゃ、ヤバいね〜」
葉月ちゃんの言葉そのもの。かなりヤバかったです。

緑ちゃんが背中を押して葉月ちゃんがさりげなくフォロー
する。
タイプの違うポジティブキャラの魅せ方がとても印象に
残ります。

そんな2人に割って入るかの様に久美子の心を虜にした
高坂麗奈ちゃん(CV:安済知佳さん)。
凄いですね。
私の中で「高坂麗奈」という「戦場ヶ原ひたぎ様」に
勝るとも劣らないキャラが誕生しました。
第1話でのあの涙。
凄くわかるんです、あのダメ金の悔しさ。
吹奏楽は一人じゃないからこその悔しさ。
皆んなが1つにならなきゃ取れない代表の座、
だけど一つになっても取れない代表の座。
嬉しさも倍なら悔しさも倍だから…
麗奈の気持ち凄くわかるんです。
リアルですね。
(私が現役の時はダメ金という言葉が凄く嫌いでした。
あの評価方法自体今思い出しても酷だと思います。)

私がこの作品を見始めて凄く興味があったのが、いかに
して金に届くまでの吹部に育っていくのかという事と
第1話で訪れた久美子と麗奈の関係がいかに変わっていく
のかという事でした。
第5話が吹部としての大きなきな転換点、そして第8話が
久美子と麗奈の関係の大きな転換点だったと思います。
作画の美麗さに音楽が優しく重なり、私までなんだか
幻想的な夏の夜の夢を見ているようでした。
背後の夜景が透けて見える白いワンピース。
久美子の顔をなぞる麗奈の白くて細い指先。
「特別になる…」
ユーフォニアムとトランペットでの2重奏。
その曲名も

「愛を見つけた場所」…

背景、音楽、キャラのあまりの美しくしさに背筋が
ゾクゾク。
最後のEDまでドキドキしてました。
近年の京都アニメーションの中でも突出した出来だと
思います。
負い目を感じて後ろ向きだった久美子が麗奈の強くて
真っ直ぐな気持ちの虜になった第8話。
好きな人の為なら全てを敵に回しても構わないという覚悟
の第11話。
この2話に共通していた事が好きな人の為なら死をも厭わな
いという気持ち。
高校生にはちょっとオーバーとか百合展開とか思われる方
もいらっしゃるかと思いますが、私にはそう感じませんで
した。
憧れや人を尊び好きになる気持ちは男女の壁を越えたそう
いう物だから。
人生にそう何度もない出会いが高校生の久美子に訪れた
だけだと思います。

そして麗奈と同じ目線に立てた第12話への大きな導火線
だったと。

「悔しい…悔しくて、死にそう…」

第1話での麗奈と同じ言葉を発した久美子のシーンには
見ているこっちまで心が張り裂けそうでした。
自然と涙が溢れました。
久美子が駆け出すシーンからの作画は圧巻です。
この12話での作画に関してちょっと興味深いツイートが
ありましたので。
以前京都アニメーションでアニメーターとして活躍してま
した斎藤敦史さん(現在はフリーとしてSAO、アルドノア・
ゼロ、ガリレイドンナ等のメインアニメーターとして活躍
中)のツイートなんですが、ちょっと引用させて頂きます。

「ユーフォニアム12話、ちょろっとだけ観たけど
どうやったらこんなクオリティになるのか意味が
分からない。無理〜。
演出がどのぐらい手を入れてたのか気になる。」

凄いですね、プロで同業者しかも元京アニの方が見ても
この感想です。

やはり京都アニメーション、凄いです。

メインキャラとモブ的なキャラの区別がつかないくらい
それぞれのキャラが魅力を発揮するのも京都アニメーショ
ンの作品の特徴の一つ。
今回も沢山の魅力的なキャラがいましたね。
当初から私が注目していたのが
低音パートリーダー田中あすか先輩(CV:寿美菜子さん)
新任顧問の滝昇先生(CV:櫻井孝宏さん)
の2人でした。

最初はあすか先輩の弾けたキャラに魅了され(寿美菜子さん
の演技もまたぴったりです)ていたのですが、お話が進むに
つれて見え隠れする過去と影。
リーダーとしての資質を持ちながらみんなとは一線を画す
あすか先輩の本心というのがとても気になりました。

新任顧問として赴任してきた滝昇先生。
私的にはもう何と言っても櫻井孝宏さんの演技が大好きです。
櫻井さんの顔が滝先生になるくらい素敵でした。
クールで優しい仕草で語りかける言葉の中にある熱い
情熱。
時には残酷ともとれる指導方法をとりますが、大事な所
での言葉はさすがです。

色んな言葉がありましたが最終話でのチューニングルーム
からみんなを送り出す時の言葉は最高でした。

「では皆さん行きましょう、全国に」

これで頑張れないわけがありません。
演奏始まる前から私のアドレナリンが噴出しちゃいました。
吹奏楽に対する情熱と生徒への信頼が感じられる素敵な
先生です。
あんまり言うと麗奈に怒られますね。

でも最終話が終わってもあすか先輩と滝先生2人の中にある
過去というか事情みたいなのが一番引っかかりました。
2期あれば明らかになるといいな。

中世古香織先輩(CV:茅原実里さん)は何と言っても10.11
話での再オーディションのお話が胸に残りましたね。
周りをそして自分を納得させ気持ちよくコンクールに向か
えるように敢えての再オーディション。
最終話での麗奈のソロパートを聴くマリア様のような表情
が全てを物語っていました。

小笠原晴香先輩(CV:早見沙織さん)もいろんな葛藤があり
ましたけれど、お話が進むにつれての成長がとても良かった
です。早見沙織さんの独特の鼻にかかったような声が私的に
は高ポイントでした。

一人一人あげていくと大変なレビューになりそうなので
最後にこの人だけはというキャラを。
中川夏紀先輩(CV:藤村鼓乃美さん)です。
私的に最大のダークホースって言い方はおかしいかもしれ
ないけれど、お話が進むにつれて一番魅力的になりました。
ポニテ先輩最強です!
最初の頃はこの先輩なんだかなぁ〜って感じだったんです
けれど、自身の過去の辛い思い出や久美子のトラウマを
取り払い、再オーディションの時も関係修復の為に影で
支えていましたね。
優子ちゃんとの微妙な関係も凄く好きです。
屈託のない笑顔でコンクールに出場するみんなを支える
姿に癒されました。
最終話では感動する葉月ちゃんの肩にそっと手を回す
シーンに思わず涙。
やっぱポニテ先輩最強!そういえば最終話はポニテ祭りで
したね。
私も翌日、久しぶりにポニテしちゃいました。
影響されやすいタイプなので…

もうキャラ紹介だけのなんだかなレビューになっちゃい
そうですけど、それだけ魅力に溢れたキャラがいる作品
という事かな。

最初から最後まで右肩上がりで楽しめた当作品。
中でも特に好きだったのは第5話、第8話、第11話、
第12話、第13話でした。

私の視聴したアニメの最高評価は4.9というのが何作品か
あるのですがあと0.1点というのが今までの壁でした。
凄く面白かった、感動した、泣いたそれでも充分なんです
がこの作品を視聴してその0.1というのがわかりました。

「心が震える」

これが0.1点の答えでした。

最終話でこの答えが出るかどうか、緊張のスタートです。

コンクール当日の朝、いきなり画面から伝わる緊張感。
目覚ましより早く起きてる久美子がまずリアル過ぎま
した。
静かな朝だからこピリピリ張り詰めた空気感という
のが伝わります。
そしてお姉ちゃんとの微妙な感じ…
そんな空気を麗奈との肘の小突きあいで飛んでけぇ〜って
麗奈も緊張してるんでしょうね、ついほっこりほぐしてく
れました。
現在の私のアドレナリン充填率70%

淡々と準備が進みみんなの表情もどこか硬い…
そんな緊張をほぐすかのようにチーム「もなか」からの
プレゼント。
サブメンバーの屈託のない笑顔に癒されます。
またもやほっこり。
小笠原部長とあすか先輩の掛け声でいざ出陣!
それにしても滝先生のタキシード姿、滝シードでした。
かっこいい♡
私のアドレナリン充填率80%

会場に到着してますます高まる緊張感。
もう私までリアルで見ているかのような気持ちの高まり。
あのホール独特の匂いまで再生されました。

館内で流れるアナウンス、チューニングルームでの音合わ
せであたふたする様子、音に共鳴するペットボトルの水。
凄くリアル。
現在、私のアドレナリンの充填率90%

招集がかかりいよいよです。
そして滝先生の言葉

「では皆さん行きましょう、全国に」

先生と生徒の気持ちが一つになった瞬間でした。
私のアドレナリン充填率100% 一気に噴出…
心が震えました。
そうです、最後の0.1点がきたんです。
しかしこれは序章、「心の震え」第1波です。

緊張の演奏開始。もう合奏を楽しむよりも祈るような
気持ちです。
ライトに反射する細かいダスト。
引きと寄りのカメラワーク。
みんなの気持ちのこもった表情。
「全国に行くんだ」
セリフと共に映し出される久美子の表情。
獲物を狙う野獣のような表情に「心の震え」第2波が
来ました。
凄い、この子達…

譜面に書かれたメッセージ、
「絶対金賞‼︎来年一緒に吹くぞ‼︎」中川
「絶対絶対ゼッタイぜったい‼︎全国‼︎」加藤はづき
「久美子ちゃん。次は火星まで手を伸ばしましょう!
行きますよ‼︎」みどり
「全国、行こうね」麗奈
胸が熱くなります。

いよいよ麗奈のソロパート。あの伸びやかな演奏の始まり
私も緊張MAX…
でもその演奏を聴く香織先輩の表情に「心の震え」第3波が
来ました。
色々あったけど今彼女達は演奏を楽しんでるんだ。
充実しているんだ、良かった…

演奏も終盤、みんなの演奏にも力が入ります。
滝先生も渾身の指揮。
フィニッシュ。涙が溢れました…
みんな凄く良かった、本当に…

いよいよ各賞の発表。
この緊張感、凄いです。
湧き上がる歓声と悲鳴、凄いどこまでリアルなんでしょう
みんなの表情に「心の震え」第4波。

最大の関門、代表校発表。
そうですね、言葉は入りません。表情だけで充分です。
素敵な演出に「心の震え」第5波。

もう私、鼻水まで出てきちゃいました…
どうしてくれるんでしょうか…

言葉では言い尽くせない、感じて欲しい作品です。
素敵な演奏、素敵なドラマを見せてくれてありがとう。
彼女達と京都アニメーションに感謝しています。

最後の集合写真、
屈託のない笑顔の滝先生が印象的でした。

あっ最後に一つだけ、立派な音響設備があれば別ですが
最終話だけはヘッドホンかイヤホンで視聴して欲しいです。
是非‼︎



〜凄く余談〜吹奏楽コンクール〜
{netabare}
この作品を通じて吹奏楽に興味を持たれた方がいましたら
是非、近くの地区大会、支部大会等のコンクールに足を
運んで欲しいです。
7,8月に都道府県、8,9月に支部(関西、九州とか)、11月に
全国というスケジュールで毎年行われます。
日にちをずらして小、中、高、大、般という様にだいたい
行われますが、高校生以上の金を狙う方々の演奏の迫力や
美しさたるもの凄まじいものがあります。

そんな中で私が凄く思うのが小学生の部の演奏を聴いて
欲しい事です。
まだ吹奏楽を生で聴いた事が無いという方がいらっしゃい
ましたら、是非近くのホールに騙されたと思って足を運ん
で欲しいです。
小学生と侮る事なかれ、今の子供達のレベル凄いです。
どんなに小編成のバンドでも心に響くものがあります。
子供達の演奏する圧倒的な音楽を体で感じて欲しいです。
是非!

凄く余談でごめんなさい。
{/netabare}

〜凄く余談2〜リアルユーフォ二アム〜
{netabare}
ご存知の方も多いかと思いますが、昨年吹奏楽界に激震が
走りました。
何が激震なのかというと九州吹奏楽コンクールで長崎代表
の活水中・高等学校が全国コンクールの切符を手にしたん
です。
いゃ〜おめでたいではないですかぁ。
そうなんです。おめでたいんです。

ってそこではなくて、何が凄いかと言いますと、
この活水中・高等学校は九州ではほぼ無名、長崎県大会で
も好成績を残した実績も無く一昨年まで部員不足でコンク
ール出場すらままならない学校だったんです。

そんな学校に昨年の4月に革命が起きました。

九州を代表する吹奏楽の超名門校「精華女子高等学校」
を35年間指導されてきた藤重佳久先生が精華女子高等学校
の定年退職を期に長崎・活水学院の教授に就任。
大学での音楽講義、中・高等学校、大学の吹奏楽部の音楽
監督を兼任する事になりました。

音楽特に吹奏楽は指導者で大きく変わると言います。
私も実際にその様な学校はこれまで幾つも見てきています。

「わかりやすく楽しく、目標を共有する」という指導論を
軸に1980年頃からの創部間もない精華女子を指導し全日本
吹奏楽コンクールには過去19回出場、平成26年には8回
連続・通算10回目の金賞を獲得。マーチングに至っては出
場した15回全てにおいて金賞というまさに吹奏楽界のレジ
ェンド。

就任5カ月での全国出場。
地区大会1回戦負けの常連校がまさかの甲子園という感じで
しょうか?
もちろんこの5カ月の間色々な意識改革、厳しい練習があっ
たと思います。先生を慕って転校してきたり入学して来た
生徒もいるかもしれません。
私立の学校なので施設や楽器にお金をかけたかもしれませ
ん。

でも楽器がいいから、設備がいいから、いい生徒が集まる
からでいい音楽は奏でられないのが吹奏楽なんです。

無名の学校を短期間にここまで成長させハーモニーを作り
上げるのは並大抵の事では無いと思います。
これから毎年藤重先生の指導を受けたいという生徒が全国
から活水学院に殺到するかもしれませんね。

昨年の全日本吹奏楽コンクールは銅賞でしたが、精華女子
高等学校で一つの音楽を作り上げ、活水中・高等学校でまた
新たなる音楽を作り上げようとする藤重先生。

いつか九州吹奏楽コンクール鹿児島開催の時、新しい藤重
先生の音楽聴いてみたいです。
これから楽しみがです♬
{/netabare}

〜凄く余談3〜劇場版公開前に7回目の視聴〜
{netabare}
うん!
何回見てもこんなに心が熱くなれる作品、
やっぱりユーフォです。
何でだろう…
「DREAM SOLISTER」を聴いてるだけで胸が熱くなり
涙が溢れてくる…

やっぱり私にとっては最高の出逢い。

何回見ても感謝の言葉しかありません。

原作・武田綾乃さん、制作・京都アニメーションさん、
「響け!」製作委員会の方々。
制作に関わった数多くのスタッフ、キャストの皆さん。

劇場でまた北宇治吹部のみんなに逢えるのが楽しみです。
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 199
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

青春アニメの完成形に立ち会う、という《高揚感》 

去年春に劇場公開された『たまこラブストーリー』は、約75分という上映時間のどのシーンにも無駄がなく、登場キャラの心情推移が素晴らしく説得力に富んでいるように私には見えたので、個人的な総合評価を4.9としましたが、本作では恐ろしいことに、それが1クール(13話)作品に更にスケールアップして実現されてしまったように感じました(本作の総合評価を、同じく4.9とした理由)。
以下のレビューは、聊(いささ)か冗長になってしまいますが、私の本作に対する《愛の告白》と思ってご容赦ください。


◆これは 《愛の告白》 - by 麗奈(第8話)& by 久美子(第11話)

{netabare}前記の『たまこラブストーリー』では、鴨川デルタの飛び石が告白の舞台となりましたが、本作では、同じ京都府の宇治市街を見下ろす大吉山展望台が、やはり印象的な告白の舞台となりました。

{netabare} 「私、特別になりたいの。ほかの奴らと、同じになりたくない。だから私はトランペットをやってる。特別になるために。」
 - 吸い込まれそうだった。私は、今このときなら、命を落としても構わないと思った。 - (※久美子モノローグ)
 「トランペットやったら、特別になれるの?」
 「なれる。もっと練習して、もっと上手くなればもっと特別になれる。自分は特別だと思ってるだけの奴じゃない。本物の特別になる。」{/netabare}

『たまこラブストーリー』で、もち蔵が告白したのは、同級生であり幼馴染のたまこへのシンプルでストレートな恋心でしたが、本作で縣(あがた)祭りの夜、そしてその後の展開の中で、「告白されたもの」が何であるのか・・・本作鑑賞上の肝となるこのポイントをまず考察していきます。

※メモ
「違う。これは、愛の告白」(第8話、麗奈→久美子) 
「だってこれは、愛の告白だから」(第11話、久美子→麗奈)

※二人が大吉山の高台で協奏するのは、『愛を見つけた場所』{/netabare}


◆すべての音楽は《恋》から始まる - by サファイア(第8話)

{netabare}「それはもちろん、すべての音楽は恋から始まるからです。愛と死は音楽にとって永遠のテーマ。全ての曲はそのためにあると言っても過言ではないのですよ、葉月ちゃん。」 (第8話、サファイア)

◇すべては麗奈の「特別」への願いから始まった

→麗奈の「特別」は、きっと「(滝先生の)特別になる」という夢であり願いのこと。
第9話で明かされるように、麗奈のトランペットへの情熱、もっといえば「特別になること」への情熱は、きっと、彼女の滝先生への想いから生まれたもの・・・と推測できると思います。
→そして、その麗奈の願いは、第1話および第13話を見る限り、決して脈のないものではない・・・ように見えました(後述)


◇麗奈から、久美子へと《伝染》する情熱

中学3年の夏の吹奏楽コンクール府予選で麗奈が見せた悔し涙に衝撃を受けつつも、その意味を測りかねていた久美子
→第12話で、見事に回収(アニメ・オリジナルの展開とのこと・・・だとすれば花田十輝氏の功績か)

「久美子ちゃんは月に全力で手を伸ばした」(サフィア)(第12話)
「私、ユーフォが好きだもん!・・・私、ユーフォが好き。ユーフォが好き・・・」
→音大に進学する訳でもないのに、と姉に指摘されて、久美子が思わず言い返した言葉
→穿った見方をすれば、
(1)麗奈の「愛の告白」の対象が、トランペットであり、特別への願いであり、その先に滝先生への想いがあるのに対して、
(2)久美子の「愛の告白」の対象は、ユーフォニアムであり、自分に「特別」への願いを吹き込んだ麗奈への想いがある、と言えるのかも知れません。


◇香織先輩(3年)-優子先輩(2年)の求めた《納得》

「先輩は、トランペットが上手なんですね。」
「上手じゃなくて、好きなの。」(第11話)

→好きだから、納得したかった。好きな気持ちを失くさないように。
→優子先輩は、本作中、一人で汚れ役を買ってしまった感じだけれど、悪くない。むしろ第11話を最後まで観たあとでは、個人的にかなり好印象となりました。
→第10話ラスト、香織先輩が挙手して立ち上がるシーンは鳥肌が立つくらい心を揺さぶられました。
→《麗奈-久美子》の想いだけでなく、その対抗軸として、《香織-優子》の想いを配置したのは秀逸でした。これによってストーリーに非常な厚みが出てきたように思います。


◇滝先生についてのメモ書き

最終第13話、吹奏楽コンクール府大会会場への出発を前に、タキシード姿の滝先生が一人職員室で取り出したアルバムの写真に浮かび上がるのは、「第36回クラシックコンサート」の冊子を抱える小学校低学年くらいの黒髪・蒼い瞳の少女(←どうみても麗奈)。
その写真を優しい目で見ていた滝先生は、「行きましょうか」とひとこと呟いて、歩き出す。

・・・そのワン・シーンが気になって、第1話を見直したら、気付きました。
宇治神社での滝先生初登場シーン(第1話)で、先生の携帯電話から流れ出したのは、大吉山北中学吹奏楽部演奏の「地獄のオルフェ」。
麗奈と久美子が去年の吹奏楽コンクール京都府大会(中学生部門)で演奏したときの録音だったのですね。

これは、もしかして脈ありですよ?麗奈さん。{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得のいかなかった疑問回

{netabare}※本作の要所要所で、麗奈のトランペットの音色が高らかに鳴り響く点に注目

第1話 ようこそハイスクール ☆ 「悔しい。悔しくって、死にそう」
第2話 よろしくユーフォニアム ☆ 音楽室でハプニング的音出し
第3話 はじめてアンサンブル ★ 校庭を見下ろす高台での『新世界より』独奏
第4話 うたうよソルフェージュ ★ 「滝先生、凄い人だから。馬鹿にしたら、許さないから」
第5話 ただいまフェスティバル ★★ サンフェス会場でハプニング的音出し
第6話 きらきらチューバ ☆ オーディション決定、屋外でソロ・パート個人練習(香織先輩も)
第7話 なきむしサクソフォン ★ 
第8話 おまつりトライアングル ★★★(神回) 大吉山展望台で久美子(ユーフォ)と『愛を見つけた場所』協奏
第9話 おねがいオーディション ★★ 
第10話 まっすぐトランペット ★★ 「好きっていってもlikeじゃないよ。loveの方ね」、香織先輩の挙手
第11話 おかえりオーディション ★★★(神回) コンクール会場で競奏、「1年でこの音・・・反則だよ」
第12話 わたしのユーフォニアム ★★ 「悔しい。悔しくて、死にそう」 ←第1話冒頭と繋がる
第13話 さよならコンクール ★★ コンクールでの独奏、それを支える久美子の低音パート{/netabare}
-------------------------------------------------------------
★★★(神回)2、★★(優秀回)5、★(良回)3、☆(並回)3、×(疑問回)0 ※個人評価 4.9

※まず第11話については、1周目から文句なしの神回と認定しました。
※また、それを前後する第10話({netabare}香織先輩の挙手シーン{/netabare})、第12話({netabare}久美子が麗奈の気持ちを悟るシーン{/netabare})で押し寄せる感動も大きなものがありました。
※第8話は初見時は今ひとつでしたが、繰り返し視聴し、その内容の理解度が増すにつれて、感動が大きくなりました(これも神回認定)。


◆登場キャラクターの整理

{netabare}※◎は物語中、特に重要な役割を果たし、強く印象に残った5人。
※滝先生のオーディションに、①文句なく受かるスキルを上級、②頑張って何とか受かるスキルを中級、③受かる可能性がゼロのスキルを初級、とそれぞれ措定し、その中をさらに上↑・中→・下↓に細分。


(1) 1年生
 ◎久美子(ユーフォニアム、中級↑)
 ◎麗奈(トランペット、上級↑、段違いのハイ・スキル)
  葉月(チューバ、初級↓、全くの初心者)
  緑輝(サファイアちゃん、コントラバス、上級↓)
  秀一(トロンボーン、中級↑)
(2) 2年生
  夏紀先輩(中川先輩、ユーフォニアム、初級↑~中級↓)
  梨子先輩(チューバ、中級↑)
 ◎優子先輩(トランペット、上級↓)
  後藤先輩(チューバ、中級↑)
(3) 3年生
  春香部長(バリトンサックス、サックス・パートリーダー、上級↓)
  あすか副部長(ユーフォニアム、低音・パートリーダー、上級→)
 ◎香織先輩(トランペット、トランペット・パートリーダー、上級→、麗奈の入部前は部一番の吹き手)
  葵ちゃん(テナーサックス、途中で退部、中級→)
------
北宇治高校吹奏楽部 計13人(女子11人+男子2人) ※他にも多数部員あり(総勢60名以上)

(4) 教師
 ◎滝先生(顧問)
  松本先生(副顧問)
(5) その他
  久美子の姉(大学生、元吹奏楽部、トロンボーン)
  梓ちゃん(立華高校1年、久美子・麗奈と同じ中学で吹奏楽部だった、トロンボーン)
------
以上、物語に絡んでくるキャラクターは 計17人{/netabare}

※これだけ多数のキャラを登場させながら、一人ひとりの個性をキャラブレせずに確りと描き分け、かつ◎の5人を始めとする個々のキャラの要所要所での感情の襞(ひだ)を過不足なく描き切った点は実に見事でした。
→その結果として安っぽさがほぼゼロの格調高い名作に仕上がっていると評価します(キャラブレしまくり&安っぽいギャグで誤魔化すシーン多すぎで評価を下げた『四月は君の嘘』と好対照)。
※1年生の仲良し3人組+2人(麗奈、秀一)だけでなく、2年生・3年生の側の事情や感情推移も抜かりなく描き出している点も見事で、好感度が高くなりました。


◆総評

◇内容要約

{netabare}本作は、一見して、

(1) 表の主人公=久美子(視点人物)のどこか冷めていた心に、ユーフォニアムそして吹奏楽への情熱の炎が灯り、それが次第に熱く燃え上がっていく様子を描き出す青春部活もの作品なのですが、それと同時進行で、

(2) もう一人の主人公=麗奈に宿る、トランペットそして吹奏楽への情熱の炎の源が、次第に明かされていく物語でもある

・・・ように私には見えました。{/netabare}


◇京アニの実力なら、本作と同水準の作品は今後も幾らも制作可能

{netabare}・本作は、現実の高校生の《心の揺れ動き》をそのまま活写したかのようなリアリティに富む作風で、好感度が凄く高く本当にどこにも文句の付けようのない素晴らしい出来だと思いました。
・それはまるで、京都アニメーションというアニメ制作会社を通して、青春アニメの完成形に立ち会っているのではないか、と錯覚してしまうような《高揚感》を伴ったアニメ視聴体験でした。

・京アニ作品では、本作や前記の『たまこラブストーリー』のほか、同じくファンタジー設定のない青春ものとして、2012年放送の2クール作品『氷菓』も、私は総合点数を4.8と高評価しています。
・つまり、音楽系部活もの(本作)・純恋愛もの(たまラブ)・ミステリーもの(氷菓)というジャンルの差異はあるとはいえ、等しく高校生男女の比較的等身大の青春模様を描き出す作風のアニメは、この京都アニメーションという制作会社によって、原作ないしシナリオ原案が確りしていれば、という限定条件つきですが、完成形がほぼ確立されてしまった感がしました。

・この原作ないしシナリオ原案が確りしていれば、という点が実は曲者で、本作や『氷菓』は、やはり原作小説が内容のある良作だったのだろうと推測します。
・で、ここで注目すべきは、このクラスの小説なら、昔から1年に5本程度は発表されているのではないか?ということです。
・つまり、そうした確りした内容があり感動がある原作を、事前にきちんと選びさえすれば、京アニの実力だったら本作と同等クラスのアニメ作品を、これからも幾らでも制作できる、ということに論理的には当然なるかと思います。{/netabare}


◇最後の課題は、《青春アニメ》というジャンル自体の限界を超えること

{netabare}・これを裏から見ると、もともと優秀な原作が一層引き立つ、秀逸なアニメを制作する京アニの技術の完成度は本当に凄いけれども、そうして制作されるアニメは、結局のところ原作のサイズ(=青春もの、という限定されたジャンルでのシナリオ構成)を大きくは逸脱できない、ということに論理的にはなるのではないか、と思います。

・本作についていえば、登場キャラたちへの《共感》は物凄くありましたが、《憧憬》は、余りなかったように個人的には思いました→『魔法少女まどか☆マギカ』との違い(=原作ないしシナリオ原案の限界)
・それが、私が本作の総合評価を5点満点にしなかった、たぶん唯一の理由です。{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 119
ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

「本気」が伝える力の大きさ

世界観:7
ストーリー:9
リアリティ:10
キャラクター:9
情感:8
合計:43

高校1年生の春。
中学時代に吹奏楽部だった黄前久美子は、
クラスメイトの加藤葉月、川島緑輝とともに吹奏楽部の見学に行く。
そこで久美子は、かつての同級生・高坂麗奈の姿を見かける。
葉月と緑輝は吹奏楽部への入部を決めたようだったが、まだ踏み切れない久美子。
思い出すのは、中学の吹奏楽コンクールでの麗奈との出来事だった。
(公式HPより)

リアルタイムに近い作品を見るのは久しぶりのこと。キャッチしている方の評価が高いので、大物かもしれないと思って視聴しました。

吹奏楽部の話ですね。楽器の略称や業界用語的なものが出てきたり、主人公がナレーションで説明をしてくれることから、吹奏楽をやっていた方、無縁だった方、双方とも楽しめる内容だと思います。

私は、おそらくあまり例のないケースでしょうが、その中間的存在で、高校三年時、最後の演奏会にのみ参加をした経験があります。ヘルプとして参加しただけで、特に楽器経験もなかったためパーカスでしたが、トライアングル、カウベル、ウイップ、シロフォン、シンバル、ゴング(銅鑼)など多種の楽器を奏でました(今思えば、大胆すぎる配役ですね、これ)。

真っ暗な会場の中、自分たちの側にあたる照明、塵で少しきらめく光。
テンポが落ち着いた時に見渡し直した会場、仲間たちと一緒に「合奏」することの感動。
この時の体験はなかなかに衝撃がありました。

当時の自分もそれなりに頑張ったと思うのは、演奏した曲目を今でも諳んじられることですが、流石にパート練(板打ちする日々)のことや、チューニングその他の音、演奏会会場への楽器運搬、舞台裏での準備などは、これを見るまで記憶の彼方に飛んでしまっていました。

と、個人的な話をしてもしょうがないですね。私が伝えたいのは、経験者から見てもおそらく、リアルな作りになっていることです。その上、13話と短い回数でストーリーがまとまっていて、ドラマ性もあり、人間もしっかり描かれています(多々のシーンで言葉になっていない登場人物の言葉が聞こえてきます)。

作画について、流石は京都アニメーションと思えるもの(キャラデザは氷菓のほうが好みですが、もちろん良質な部類)。音楽についても、吹奏楽部の物語ですから、当然各所で良い演奏シーンがありました。

最初から良いフィーリングのアニメ(第3話終了時で3.7点(あにこれ4.4点相当))でしたが、化けてきたのは{netabare}お祭り回の第8話。

「でも、わかるでしょ。そういう、意味不明な気持ち」
「私、特別になりたいの」

このシーンは、この作品のターニングポイントであり、麗奈自身はもちろん、作り手の本気を感じさせてくれました。

情熱のある人・作品に触れることは、いつだって刺激的ですね。
{/netabare}久美子もここから変わっていったと思いますし、これを見ていた私も「やるべきことをやらなければ」と、本気で熱くなりたいという思いが強くなりました。

このような前向きな影響を与えてくれる作品を、自分は大切にしたいです。
そして、多くの人に触れてもらいたい。
未視聴の方は是非、ご覧ください。

追記
この作品は日常系では完璧に近い内容と考えていますが、それでもまどマギの壁を越えられませんでした。配点上、世界観(設定)に独自性や工夫があり、感動もできる作品が求められますので、今後は設定ものを中心に見てみようかと思います(つくづく、SAOがもっと丁寧に作られていれば…)。

一期完結でも満足しており、関係者の皆さまに感謝します。

<追記2015.8.4>
良い作品というものは繰り返し見てしまうもので、視聴後もその世界に浸っていたいものですが、この作品もそのレベルでした。
当初はアニメっぽくて明るすぎると思っていたOP/EDもいつの間にかかなり聴いていますし、いずれハイレゾのサントラも購入したいと思っています。

作品の中身については、他の皆さんが丁寧に書いているので私が改めて書く必要もないですが、2周目で気付くところもありますし、ヒューマンドラマと合奏が良いので後半は何度見ても良いです。{netabare}特に、香織が挙手をする10話、悪役に見えていた優子先輩の気持ちを理解できる11話、本気になったものの挫折を味わった久美子が1話の麗奈の思いを知る12話、コンクール会場の雰囲気と情熱を伝えきった13話、全て優良回でした。{/netabare}

本作を気に入った方には必ず見てもらいたいのがYoutubeにUPされている聖地巡礼の動画。ここまで描き込まれていたことに、新たな感動を味わえると思います。これは巡礼者が訪れて町おこしになるレベルかとw

課題曲プロヴァンスの風は実際に2015年の課題曲のようで、それ関係の動画も結構UPされていました。

<追記2015.9.18>
そういえば、書いていなかった点として、{netabare}百合的な表現がありましたが、麗奈は滝先生のことが好き(likeじゃなくてlove)だと言っているし、中学~高校くらいまでは親友とベタベタする場面があっても全然違和感はないので、自分は抵抗なかったです。久美子の告白返しの場面も、綺麗に笑顔で流してます。ちょっと危うさを感じさせるスパイスになっていて、巧いなぁという印象です。{/netabare}

<追記2015.11.7>
第二期が決定したそうですね。当初、商業的な成功の有無にも左右されるため、日常系で萌えも抑えたこの作風では難しいかもと思っていましたが、朗報です^^ 第一期の完成度が高いので、評価的にはどうなるか心配ですが、楽しみです。

追記2016.4.26
劇場版についていくつかのレビューを拝見し、GW中に観に行くことにしました。sugoi japanでは最終発表の5位までに入らないという残念な結果でしたが、自分にとっては2015年のベスト。応援したい作品ですからね!

<追記2016.9.28>
いよいよ来週から2期が始まりますね! この作品、5.0点を付けただけあって、いまだに見直しています。主に8話のBパートなのですが、この回だけ藤田春香さんという方が演出をされているのですね。この回を神回と評価するブログなど回ってみて、やはり良いよなと頷いたところです。2期の演出者も注目して視聴したいと思います。
(参考)http://studiodomo.jp/wordpress/enshutsu-harukafujita/

<追記2016.11.2>
先日、ハイレゾのサントラを購入。好きな曲を組み合わせてリピートする日々です。いくつかの曲は2期でもそのまま使われています。
また、一通り見直してみると、7話でみぞれが廊下で練習している、2期を連想させるカットがあったり。大した場面でなくても色々込められているんだなと思います。

<追記2017.6.24>
2期の終結とともに、原作の状況からも当面オワコン状態になるかなと思っていましたが、2期の総集編的な映画『劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』の公開(9月30日)、さらに、2018年には「みぞれと希美」と「2年生になった久美子たち」の物語を描く、完全新作映画の公開が決定したとの情報が。2年生エピソードは原作者との関係で大丈夫なのかと心配になりつつも楽しみですね!

<2018.5.7追記>
リズと青い鳥を鑑賞し、久しぶりに響け!ユーフォニアムの世界に戻って色々なサイトや動画を見たり、通勤の音楽も久しぶりにユーフォのサントラから選りすぐったリストを再生していました。(昼寝のお供には、時々使っていましたが)

なお、そのリストは、「31 DREAM SOLISTER TV SIZE」、「01 はじまりの旋律」、「19 意識の萌芽」、「50 愛を見つけた場所」、「26 微かな光」、「27 一途な瞳」、「28 重なる心」、「29 去来する想い」、「52 プロヴァンスの風」、「54 三日月の舞 麗奈ソロVer.」、「55 DREAM SOLISTER(Wind Orchestra Ver.)」、「56 トゥッティ!(Wind Orchestra Ver.)」で構成しています。

今更ながら、評価推移も記録しておきましょうか。
(参考評価推移:3話4.4→8話4.7→10話4.8→12話4.9→13話5.0)

<2022.6.5追記>
昨日、ついに、
「「久美子3年生編」TVシリーズ放送決定&「アンサンブルコンテスト編」Blu-ray発売・劇場特別上映決定!!」
の情報が公表されました。

久美子3年生編の制作は2019年には既に公表されていましたが、あの事件があってからは、どうなるのだろうかと思っていました。
そして前回の公表時には劇場版なのかTVなのかも不明だったところ、今回、3年生編がTV版で制作されるとのこと。2年生編が劇場版で短く感じてしまい、3年生編はTV版で作ってもらいたいと強く思っていましたので、今回のニュースはとても嬉しいです!

アンサンブルコンテスト編は、『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話』に収録された話からのようで、原作未読なのでこちらも楽しみです。

当面の日常の励みになりそうですね♪

<2023.6.2追記>
アンサンブルコンテスト編の予告PV見たら、オーメンズオブラブじゃないですか!
数少ない私が演奏に加わった曲で、テンションが上がってしまい久しぶりに書き込みしました。いや~楽しみ楽しみ♪
通知は自重しておきます。。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 151

72.2 2 オーディションで学園なアニメランキング2位
少女☆歌劇 レヴュースタァライト(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (272)
978人が棚に入れました
『舞台少女』――それは未来の舞台女優を目指す、キラめきに溢れた少女たち。ある日彼女たちの元に1通のメールが届く。「お持ちなさい あなたの望んだその星を」。輝く星を掴むべく、オーディションに集まった9人の舞台少女。光を求める想いが、執着が、運命が――舞台の上で交錯する。今、レヴューの幕があがる。

声優・キャラクター
小山百代、三森すずこ、富田麻帆、佐藤日向、岩田陽葵、小泉萌香、相羽あいな、生田輝、伊藤彩沙
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

苦手なタイプの作品、だけど面白かった

9人のキャラがオーディションでスターになることを目的に戦っていくアニメ。
{netabare}
一話の後半を見るとすぐに、このアニメは「少女革命ウテナ」や「廻るピングドラム」といったイクニ作品の模倣だとわかるはず。
メールが送られてくるところとか、「アタシ再生産」の文字とかまんまそう。
自分はイクニ作品はあまり好きじゃない。
予想通りこのアニメもストーリーは意味不明だった。
だけど、他の部分で楽しませてくれたのでいい作品だった。

具体的にどこがいいのかというと、キャラ魅力。
9人もキャラクターがいるのに、全員魅力的で、個別エピソードも良かった。
基本二人ペアでのエピソードだけど、見ていて癒された。
特に、双葉と香子ペアの話、バナナの話が好き。
主人公とひかりが軸にメインストーリーは進んでいき、最終話手前は不穏な感じだったけど、最終回で二人の話に関しては綺麗にハッピーエンドで終わってくれてよかった。

それとこのアニメの良さとして欠かせないのが演出と作画。
一番最初に8人がオーディションでスターになることを目的に戦うアニメと書いたが、文字通り弓や剣といった武器を持って舞台で戦う。
そのアクションシーンの作画がめっちゃいい。

メインストーリーについて
最初にも書いたけど自分は写ってるものは直接的にしか捉えないから、イクニ作品のような比喩表現にあふれた作品は苦手。
裏付けがないのに考察するのも、妄想しているようで好きじゃない。
まあ、だけどメインストーリーについてさすがに何も書かないのはあれなのでちょっと自分なりのガバガバな考察を。

まず、舞台で武器を持って戦ってるのは、それぞれの個性(歌や演技)などのぶつけ合いの比喩でしょう。
そして、キリンについては、観客の比喩かなと。
最終回での「舞台は演じるものと見るもので成り立つ」「あなたと一緒にみたい」というセリフから観客を表してると推測できます。
なぜ、キリンなのか?という疑問点はあるけど、そこは自分にはわからない。

「きらめき」というのはその人に対する注目度?
人気が出れば出る程他の人を蹴散らして人気になっていく。
そういうことを表したかったんじゃないかなぁと。
「きらめき」が「興味」を表すかのような描写もあったし間違った考察感は否めないけど。

バナナのループについてはわけがわかりません。
そもそもループはこの物語の核になっているわけでもないので、これも単純なことの比喩なのかもしれませんが考えが及びません。
オーディションに何回も勝利して主演を演じたけど、他から移籍してきたひかりに敗れたってだけなのかな?

最終回は完全に自分の理解できる範疇を超えてます。
なぜか勝者のひかりだけが失踪しきらめきを失い、他のメンバーはきらめきを失いません。
そんなひかりと主人公がレヴューで戦い助け出して、負ければきらめきを失うというペナルティを無視して全員で舞台に上がります。
ちょっと意味が分からない。
個人からグループ結成の比喩なのかなとも思ったけどそれほどしっくりこないし何とも。

他人に引きずられたくはないので、他人のレビューや考察は見てないです。
ループと最終回が意味不明すぎたのがマイナス点になってますが、後から考察を見てしっくりきても、自分の感想ではないので評価は変えません。
{/netabare}
声優は素人が多かったけど、素人にしては普通に気にならないレベルだった。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 3

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

意外なラストでした。

>1話まで視聴して
既に多くの方がレビューされているように、ウテナっぽさ?が強く感じられました。
自分は(ウテナ+ピンドラ+スタドラ)/ラブライブ??
・・っていうのが現時点での率直な印象です^^。

演劇っていう題材を組み込んできたところは、少し面白味を感じさせるのですが
メイン登場キャラが今のところ女性ばかり?・・ってことで
どうしてもただの消費アイドルアニメ?・・的なところに自分の中で落ちてしまうのと
せっかくの歌パートのところや、決めのEDのところの音楽も
ただのアイドルアニメ??・・にとどまってしまってる感じです。

劇中劇という部分では、自分はスタドラが至高だと思ってますし
劇中歌という部分でも、自分の中ではスタドラが素晴らしすぎました!!。
・・ただ、ウテナの”絶対運命黙示録♪”には
今なお自分の胸の中に大きな衝撃が残されたままであり
本作でもそれに匹敵する何か?が出てくるんじゃないか?
という期待に駆られて視聴してみたのですが
どうも、今のところただの消費アニメ?・・っぽく感じてしまってます・・。

人間関係で今後、強い個性と魅力をもった男性キャラ等が出てこないのであれば
自分は断念してしまう可能性が高そうです。。

もう少し、期待して継続視聴してみようかと思います。


---------------------------------------------
>3話まで視聴して
まず、作画は文句なしに良いですね!!。これは魅力です♪。
ただ「○○○、○生産」のところは、もし今後も毎回同じ演出が続くとしたら、ちとキツい・・
←ヒネりがほしいかな?。
変身バンク?のシーンは単純にスタドラ彷彿させられて、不本意ながら評価甘々^^。
ああ~、もういっそのこと銀河美少年出してほしい!!!(錯乱w)。

2話の時点で、「やはり歌が致命的かも。。(合唱かよ?)」って思ってて
3話でも途中までそう思ってたのですが
あるシーンから、少し考えが変わりはじめています。

キャラ同志のやり取りは、時折セリフが某っぽく感じてしまうこともあるけれど
今まであまり聞いたことないニュアンスのやり取りがあったり
新鮮な感じもあって、密かに評価UP↑。
某○○ライブの○とりちゃんポジション?のキャラのやり取りも、なんか味があっていい♪。

意外に現時点での感触としては、毎回次回がかなり気になってきているので
今後の”個人的納得が得られるかポイント”としては
「なぜ戦うのか?」・・それらの理由づけをいかに納得させてくれるか?・・に尽きます。。
「戦わなければ生き残れない・・?(仮面ライダー龍騎?)」のように
バトルロイヤル方向にいってしまうのか?(こっちだと自分無理><)
もしくは、戦うけどみんな仲良くなっていくのか?(自分こっち希望^^)。

傍観者?の某キリン??が、何を観ているのか?。
でもバトルの勝敗は”○○○ーポジション”の単純な取り合いなの??。

あと。演者、裏方という風な役割分担の分岐が今後どういう意味を持つのか
期待させられたり(裏方のクローズアップはチアフルーツの例もあって期待してしまう)

・・ただ、なつかしの○○のトップテン?のような
レトロなランキングが今後物語にどう影響していくかも気になる。

今のところは主人公キャラ2人よりサブキャラ?の方に興味惹かれてしまってます^^。


---------------------------------------------
>4話まで視聴して
4話は個人的に今までで一番面白かった!!。

某2人の空白の時間を埋めていく??描写が
いろんな捉え方ができる描写でとてもよかった^^。
一見噛みあっていないように見せられ、もどかしさを強調されられるんだけど
それぞれが長い時間温めてきた、言葉では言い表せない複雑な感情・・
が描かれてるような気がして、結構ココロに響きました!。

あと、2人のまわりの本来競い合ってるであろう主要キャラ達が
競い合いはもちろんしてるんだけど
基本的に互いのことをいろいろ考え、想い、大切にしているのが伝わってくる^^。
ギスギスしてない、むしろ百合百合しいくらい・・??、なのも好感♪。
(・・ただ、いったん上げておいて
 一気にまとめて突き落とされてしまうような気がしてならない・・)
 ↑余計な不安で済めば一番良いのですが^^

EDの絵と曲も、なかなか心地よく感じてきました!!!(ED絶賛!)。
最初っからこうだったっけ??・・と気になって過去話確認。
・・ああ、この曲は3話からで、でも3話とは違うバージョンなんですね。
それもちゃんと本編での話の進行にリンクしてる!。
凝ってるじゃないですか!!!!。
こういった細かい演出も、ED絵のタッチも自分好みです^^。
さらに、ボサノバ調で「 Fly me to the~♪」ってきたら
アレ!しか連想できない自分wですが
某作品を彷彿させながらも、方向性の違いが明確にさせている。

個人的には4話が決定打となり、★の評価が一気にあがりました!!。
ここから先が気になってきた反面、やっぱ意味不明な方向や
ギスギス方向に向かって突き落とされてしまわないか心配でもあり
逆に楽しみでもあります♪。

ひさしぶりに”どっちに転ぶかわからなくなってきた作品”を
リアルタイム視聴できることに喜びを感じています^^。


---------------------------------------------
>5話まで視聴して
4話が意外にもかなり良かったから5話はコケるんじゃないか?と勝手に予想してましたが
イヤイヤ、5話でさらに自分の評価爆上がりでした↑↑。
あのキャラの掘り下げが特に良かった^^。
さらに唐突な○球回??・・というかこれもあのキャラの内面掘り下げですよね。
いや、こういった絶妙の意表突く感???。絶賛です!!。

EDの絵と曲も、期待どおり変わってきてましたね♪。大満足です。
ここから毎回主要キャラ全員分掘り下げていくのかな??。
・・でも、きっとそう思わせといてまたどっかで捻ってくる(褒め言葉)と期待させられます!。

★の評価、また上がりました!。


---------------------------------------------
>7話まで視聴して
7話で捻ってきましたね♪(歓喜)。
安易な○○○○○○ものは、若干不安を感じさせますが
でも現時点ではうまく機能してるように思います。

ああ、あのキャラ。これってある意味タクトくん?。
役者+裏方で○○○っていう意味付けなんでしょうか??。
でも、あのキャラが○ップ○○ーといわれても、現時点では正直説得力ないです><。
失礼ですが、役そのものの声の演技も、なんかぎこちなく感じるし、キャラの外見も普通?。
かといってダンスやフィジカル面で秀でたものがあるようにも感じられない。
・・では歌か?・・と思ったらEDで○○されるしww(まさか歌NGの人とかじゃないよね)。

少しずつ少しずつ、これまで疑問に感じていたキャラ達の感情や行動の理由づけ
が少しずつ見え隠れしはじめてきて、そこからいろいろ想像できて楽しいです!!。

過去話含めてついつい何回も見てしまっています^^。

★の評価、またまた上がりました!。


---------------------------------------------
>1話~7話を再視聴して^^
7話の捻りのおかげで、1話からの再視聴がめちゃくちゃ楽しいです!!。
こういった、何回も観ることによって新たに見えてくる楽しさは
”スタドラ”で感じさせてくれたものに非常に近いです!(絶賛)。
正直、あのキャラのことは自分、全く見えてなかったことに驚愕でしたw。

ここでふと考えてしまったのですが、本作の話のボリュームから考えると
2クールくらい当然あるんだろうな~って何となく思ってましたが
BDの発売スケジュール見てみると、・・まさか1クールなんですか!?。
ええ~、勿体ない。ぜひ2クールあることを信じています。

タイム○○○もの?・・に関しては、もともと本作はキリンさん(学園長??)
が出てきたり、異空間(ゼロ時間的な?)が存在してたりしたので
特に拒絶反応はおきず、すんなり受け入れられました。
それに、某他作品のように絶望に絶望を重ねるほどの気の遠くなるような繰り返し
・・ではないと思われるので、おそらく長くはひっぱらないでしょうね。
一時的な描写で、さらっと流してくれそうで好感♪。

いやー、でも見れば見るほど自分の好きな作品”スタドラ”を彷彿させる要素が多くて楽しい!。
今まで全く見えてなかったOPでのあのキャラの戦闘シーン、
あれってタウバーンっぽい??w。他にも目覚まし音の使いどころとかも。

現時点で自分が見てて一番うれしいのは
本作でいうレビュー?を繰り返すことで、登場キャラ同士が成長し、全員の関係がより親密になり、
結果として彼女らが作り出す舞台が、より良いものに進化していっているのでは?
と感じさせられるところです。←これがあのキリンさんの真の狙いだったりするのかな?。

ただ、やっぱり今気になっているのは
なぜ、あのキャラがこの○○○世界に入ってこられるようになったのかが
どう描かれていくのか、楽しみで仕方ありません!!。
無意識のうちにあのキャラが呼び寄せてたのかな?(約束+テレパシー的に)。

あ、あと再視聴してみて感想が変化しました。
前回7話視聴終了時点で、7話EDで歌がアレだったことに文句書いてしまいましたが
よく見るとキリンさんも一緒に登場してたり、なんか意味深で
7話EDはあれで正解だったと考えを改めました♪。
おそらく次回あたりでそのアンサーEDになるのだろうと期待しています!。


---------------------------------------------
>8話まで視聴して
なるほどー。ひかりちゃんのこれまでの言動・行動には、こんな理由があったんですね。
ただちょっと気になったのは、”○リンさんの目的”と”レビューの結果”って
ちょっと矛盾するんじゃないかな?・・ってことです。
まあ、そもそも○リンさんが本当の目的を語っていたかどうかもあやしいですが。。
単純に考えると、結果として舞台全体のクオリティーは下がってしまうのでは・・?。
それに、「永遠の○ップ○○ー」といいながら、唯一のものというわけでもない??。

今までは某キャラによって○られてきた99期生の主要メンバー達だけど
それが○○なった今後、どうやって風呂敷が畳まれていくのかが楽しみです!。
まさか某作品のように全員○位END!・・なんて残された話数では無理でしょうけど
主人公の2人は当然だとしても、何かB組の裏方組もうまく協力してくれて
最終的には○台全体が全員で最も輝いてEND・・っていうカタチになるのかも?(願望)。
そうしたら、あの某キャラもうまく絡めてのENDになるんじゃないかな?。
ああ、なんかそうなってほしい。


---------------------------------------------
>9話まで視聴して
自分の期待をこえてきた9話でした!!。文句なしです!。
あのキャラの活躍もよかったし、その言葉も映えていた!。
あのキャラもやっと本音が見えてきて好感度UP!。

★の評価さらにUP!。お気に入り作品確定です。


---------------------------------------------
>12話まで視聴して
意外なラストでした(・・あまりよくない意味で)。
メインの2人以外がこれまで関わってきた意味って・・。

作品全体を通しての東京タワーの使い方とか非常に気に入っていただけに残念・・。
2クールでもっと余裕があったら違ったラストになってたかなあ?・・。

結果的にお気に入り作品から外れ、★の評価もダウンしました。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 22

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ブシロードに騙されている(かもしれない)(笑)!!→ 騙されててもいいや! でも人に勧めるとあかん奴かも…。

※あんまり作品内容の話はしてないです。それを知りたければ他の方のレビューをどうぞ。

原作は特にない、オリジナル作品。ただしTVアニメに先行して舞台公演があったという異色作。因みに舞台は観てないです。

本作ですが、テレビで深夜アニメを観ている層からすると舞台公演のCMも含めてかなり長い期間刷り込みがされてます。そういう点ではバンドリ!とかと似たような展開の仕方をしたコンテンツですね。

タイトルに「少女歌劇」と付くだけあって、作中の楽曲はそこそこ良いと思います。またキャストも「声優」としてよりは舞台公演(ミュージカル)を強く意識した選考になっている気がします。

キャッチコピー「アタシ、再生産」とかキービジュアルとかもなかなか良くて「面白そう」と思わせる出来になっていますね。

……とここまで書いておきながら実際に視聴者が「面白い」と感じられるかは今のところはかなり未知数な感じです。もしかしたら今この作品を観ている人は「良くわからないけど、きっと面白いはず!」と思って観ているんじゃないでしょうか(笑)。

かといって何故か「つまらない」と切り捨てられる感じもせずついつい観てしまうナゾの作品というのが現時点での評価ですね。

まあ、全部観終わったら本当に面白いかもしれないので私は一応、完走の予定です。元々ミュージカルっぽい物は好きですので……。

2018.8.31追記:
第8話: 神楽ひかり回。シリーズ構成的には前回の大場なな回とセットとも言えるかもしれません。この7、8話でグッと盛り上がってきた感じですね。

毎回変わるEDですが、背景でフィーチャーされるキャラと歌っている人が違っているのはもしかして今回が初パターン?

2018.9.28追記:
ブシロードの陰謀に乗せられ(?)、最終回まで視聴終了しました。

ストーリーはあってないような、ないように見えてあるような…。

シチュエーションとしてのリアリティーはゼロ(毎回のレヴューで舞台装置どうなってんだ?)なんですが、精神的な葛藤とかの面ではあるあるなのかなという感じでした。

舞台や衣装チェンジについてマジメにツッコんだらあかん、視聴者はきっと精神攻撃を受けてイリュージョンを見せられてる(笑)!

……というわけで、笑いながら観てたような場面もありましたが、多分真面目な作品です。ただ、誰も彼もにはお勧めできません!

<おまけ>
「FLY ME TO THE MOON」のタイトルをもじったと思われる、ED主題歌「FLY ME TO THE STAR」は好きでした。原曲の1小節分を2小節分に伸ばしつつ、原曲のコード進行の面影を絶妙に残してます。こんな作曲方法もあるのかあ、という感じでしたね。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 35

83.0 3 オーディションで学園なアニメランキング3位
ダンベル何キロ持てる?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (744)
3246人が棚に入れました
「ひびき……お前、また太った?」食べることが大好きな女子高生・紗倉ひびきの心に突き刺さった友人の非情な一言。夏休みまでに絶対に痩せてみせるとダイエットを決意したひびきだったが、一人ではまともに運動も続けられない体たらく。こうなったらとひびきが足を運んだ先はトレーニングジムだった! そして入会したジムで同級生のカリスマ美少女生徒会長・奏流院朱美と出会ったひびきは、深くて楽しい筋トレの世界へ足を踏み入れることに……。

声優・キャラクター
ファイルーズあい、雨宮天、石川界人、石上静香、東山奈央、堀江由衣、玄田哲章、戸松遥
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

わがままBODYは正せます!

はじめに、、、

わりとガチ勢なので客観的な意見は期待しないで下さい。

観るべくして観たアニメであり、楽しむべくして楽しんだアニメであります。
広背筋いじめて痛みにうっとりするド変態野郎の妄言という前提で以下お楽しみいただければ幸いです。



女子高生を媒介にして体づくりに向き合った作品。
ためになる点では『はたらく細胞』、題材へのモチベーション喚起の点では『ゆるキャン△』などの系譜に連なる作品です。
エンタメとのバランスを取れてかつハマれば “ためになりやりたくなる” そんな未来が待ってます。
しかしちょっと待ってください。


 ウケんのかこれ?


世間一般から見たオタク像って運動と無縁で体育会系を忌避してるじゃないですか(失言1)。そこに迎合してアニメでは体育祭より文化祭にメインエピソード持ってくるし、主人公はだいたい帰宅部でサッカー部キャプテンあたりを目の敵にしてるみたいな!・・・そうです。ものすごい偏見です。
しかも作中の“シルバーマンジム”のモデルは名前からして“ゴー○ドジム”でしょう? 数あるフィットネスクラブの中で、「プール無し」「フリーウェイトエリア広め」「有酸素運動エリア狭め」「スタジオプログラムあったっけ?」なとにかく筋トレガチ勢御用達のジムですよ。

1.いくらJK投入してもアニオタ(ステレオタイプ)の心を溶かすのは難しいのでは?

ひとつめの疑問です。
だいたい筋トレなんて意識して部位をいじめて回復させての単調な繰り返し。

2.それで30分もつのか?15分枠で充分じゃね?

ふたつめの疑問は12回×30分なんてダレるだろうよの心配です。
みっつめは冒頭に挙げた観点と照らし合わせて、話を盛ってまがいもん教えられても反応に困るという知識やモチベーション喚起面での不安。

3.ためになりやりたくなるのかいな?

と3つのハードルがありました。


結果はご覧の通り。ネットなどの評判を見る限り作品は好意的に受け止められたようです。

{netabare}「見ないで!今日は三頭筋のハリが悪いの」atどこぞのプール{/netabare}

あたかも“筋肉は裏切らない”どっかで聞いたことあるようなフレーズが舞いそうなエンターテイメントに徹した満足の一品でした。
なお上記のハードル3点への適合度合いを整理すると、

 1.○ :しっかりエンタメしてる
 2.△ :ネタ繋ぎに苦労してた
 3.◎ :ためになりやりたくなる

といったところです。
脳筋を先鋭化させた極端なキャラたちが醸し出す面白さとたまに吐かれる毒。ストイックさとお笑いとが良いバランスで同居してます。


【キャラ】◎は主要キャラ

◎紗倉ひびき(CVファイルーズあい)
◎奏流院朱美(CV雨宮天)
◎上原彩也香(CV石上静香)
◎ジーナ・ボイド(CV東山奈央)
◎街雄鳴造(CV石川界人)

立花里美(CV堀江由衣)、愛菜るみか(CV戸松遥)、呉夜叉(CV大原さやか)

ハーンノルド・ドゲゲンチョネッガー(CV玄田哲章)


キャラクターの強烈さに隠れがちでしたが、筋トレ含めた体づくりの説明がメニュー内容も紹介順もついでにトレ作画もほぼ完璧でした。
それではハードル3点への対応ぶりに沿って詳細以下、



■○:エンタメしてる

筋肉の神様にお願いするのは「めっちゃモテたい」。すごい素直!欲望に忠実なことは良いことです。
OPEDはラップ黎明期の吉幾三『俺ら東京さ行ぐだ』を彷彿させるコミカルチューン。中毒性が高いです。そして、

 とにかく明るい!

曲もアニメの中身もダークさを感じない。とことん巻き込まれるテンション高めの明るさです。これに陰キャが小馬鹿にするようなマッチョ像を見事に体現してることもありとっつきやすいのです(失言2)。
これは石川界人さんの起用がファインプレーでした。 安元洋貴さん諏訪部順一さん前野智昭さんのようないかにもゴリマッチョできそうな方の声あてでは出ない味だったと思います。

{netabare}・「アニメ好きのマッチョの人と盛り上がったわ~」byロシア娘
・コスプレマニアの女教師若干二名

しっかり媚びることも忘れておりません(失言3)。{/netabare}


カウンターとしての常識人のツッコミにはキレがありました。高テンションに間髪入れずのツッコミ。もさもさしてません。

さらにところどころ毒をまき散らします。これが隠し味となり良いアクセントとなりました。

{netabare}・どう考えてもRIZ○Pをdisってるよねなアレ
・紅白ならぬ忖度歌合戦のネーミングと画面に映し出されるサ○ちゃん{/netabare}

あとは場外。アニメと同時で主演のファイルーズあいさんのトレコンテンツと一緒に楽しむなんてこともできました。メディアミックスでの楽しみも盛り上がりに寄与しましたね。


■△ :ネタ繋ぎに苦労してた

たぶん5話でネタ切れしてます。初心者向け導入や経験者向けあるあるで引っ張った序盤は4話まで。
半分もいってなかったのでやはり15分枠が妥当でした。失速を感じられた方がいたとしても不思議ではありません。5話以降はイベントとの抱き合わせ度合いが強くなります。ここからはキャラの魅力勝負でした。

{netabare}・5話:走るための筋肉。いやいやフォームや技術が先っしょや?と思う。
・6話:アームレスリング大会。技術の説明あり。そうそうこれが大事です。ジーナを投入し活性化。
・7話:アイドル回。中休みですね。
・8話:ハイキング。2話続けての中休み。
・9話:ハーンノルド登場。以降、クリスマス、正月、そして最終話へと続く。

ジーナとハーンノルドら途中投入して鮮度を保つ工夫はしてます。とはいえ“筋肉バカ”同カテゴリーでの一体感は生むものの、話の凹凸がなく埋没してしまうリスクそのまま出てました。
また、中休み回連続は間延びを感じさせました。ここだけ惜しいですね。{/netabare}


■◎ :ためになりやりたくなる

これは満点じゃないでしょうか?
体づくりのメニュー内容では、初心者/経験者/上級者。太った人/痩せてる人。全方向へメッセージを送ってました。

 ⇒ためになります

初心者がやりがちなミスの指摘だったり誤解の訂正。簡単なところから始められるような導入トレーニングやマインドセットをしっかり序盤で網羅し徐々に段階を上げてました。

 ⇒やりたくなります


具体的にはこういったところです。

①初心者向けの具体的にこうですよ、の説明があります
今となっては常識に近いところから、
 {netabare}※「筋肉は脂肪より重い」「食事制限だけのダイエットの危険性」「食べることは才能」etc{/netabare}
トレーニングにおける注意点まで
 {netabare}※「大きい筋肉から鍛える(広背筋)」「下半身鍛えるのを疎かにしない」「ストレッチの功罪」etc{/netabare}

経験者向けの内容は混み入ってしまうので割愛。“なるほどそうか!”目からうろこなネタと“これなら自分でもできそう!”実現性が可視化されるためモチベート喚起に繋がる序盤でした。

「何キロもてる?」タイトルもギミックのようなもので、大事なのはフォームだったり呼吸だったりどの筋肉を意識して着実にやるかが重要。反動をつけてそれなりの重量をこなしても意味ないよということの説明もしっかりありました。


②ドラゴンフラッグ
これ自分できません。ジムでやってる人を見たこともありません。たしか『燃えよ!ドラゴン』でブルース・リーがやっていた究極の腹筋とかいうやつです。
ドラゴンフラッグに象徴される経験者や上級者向けの小ネタが満載でした。


③痩せ型さん向けの内容もしっかりある
これちょっと感動しました。主人公の目的は「痩せたい!」だし、ジム入会目的の主要理由がダイエットというなかで、しっかり肉がつかなくて困るという方向けの措置も講じてます。
本人はけっこう悩んでたりするのですが、「痩せてるの羨ましい」と言われるだけで取り合ってくれないんですよね。ジム通いの立派な動機になり得るものです。
トレ後30分以内のタンパク質(プロテイン)補給だったり、筋肥大のプロセスやそのための食事に関する説明もありました。


①②③で全方向への“知識補充”“モチベーション喚起”を散りばめていたのです。


④しっかりしたトレーニング作画

初回のみ筋肉ぶるんぶるんさせて色モノかと見せかけて、第2話以降は落ち着かせてきました。
これをもって作画が良い!とするのは違うような気がしますが、

・肘を伸ばしきらない
・ダンベルやマシンでの手足の伸縮のスピード

これがまず正確です。細かいところだとバーを掴む手の指が“親指を下に入れてバーを掴むか?”“五本指並べてバーを掴むか?”で負荷が変わるトレーニングにおいて、その時テーマになってた部位をより鍛えるための指位置だったりしたのは唸りました。
しっかりこれ見て真似るだけで効果的なトレーニングになるような仕様になってます。





実用的かの観点でしたら私は過不足ないアニメ作品だと思ってます。
日頃の運動不足の解消に繋がるきっかけになるのであればこの作品の意義は充分にあるのです。

エンタメ的に面白いかの観点でしたらこちらも私は充分堪能できました。
OPキャラソンで石川さんの叫ぶ「サイドォ チェッストォォーッ!」に魅かれるような方でしたらきっと満足できるでしょう。




※余談
■其の壱:副作用あり

フリーウェイトと自重トレ中心の内容でしたが、継続性に難ありです。
フォームを自力でチェックしながらは初心者には難しい。マシントレに慣れてからフリーウェイトが無理のない流れであることと、3ヶ月もしてくると飽きもでてくるので、プールやスタジオプログラム。もちろん有酸素運動も取り入れて目先を変える工夫をしてみましょう。
このへんゴ○ルドジムがモデルだったことの弊害?があるかもしれません。


■其の弐:体育会系ってこうだよね

酒飲めるイメージあるでしょ?
{netabare}大晦日に独身コンビでくだを巻いていた立花先生と愛菜先生の傍らには一升瓶三本転がってました。二人でこの量はさすがに飲みすぎです。{/netabare}



視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴

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2020.04.07 追記

コロナ禍でジムも逆風ですがしゃーないですね。しばらくひっそりしときましょう。
さてリアタイ後、石川界人さんが筋トレガチ勢であることが判明しました。なぜ唐突にこのネタ持ってくるかというと、日本酒のプロモかねて実際の蔵元の名を冠したキャラあてをするという話が流れてしまったことに触れたいから。降板です。
筋トレガチ勢の彼は「太るから日本酒飲まない」とラジオで言ってしまい、それがスポンサーに知れて、という流れでした。

事の是非や処分の軽重は置いときます。

事務所さん事前教育しましょうよ。
声優ってマネージャーつかないんですよね。芸能事務所ならCMやスポンサー/クライアントを絡めたNG事項についてのレクチャーもあるでしょうに。
ほぼ個人事業主のようなものとは聞きますので自己責任といえるのかもしれませんが、このへんの業界知識のサポートもないとなると大変だなぁと思いました。


2019.09.23 初稿
2020.04.07 追記

投稿 : 2024/12/28
♥ : 73

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

筋肉は裏切らない

食べる事が大好きな紗倉ひびき。
体重を落とそうとしてシルバーマンジムを見学する。
ジムで出会った同じ高校の奏流院朱美とともに体を鍛える事となった。

コロナ生活で自粛生活。
簡単に外出できなくなってしまいました。
当然、運動量も減ります。
気が付くと体重が増加。
そんな人にオススメしたいのが本作品。

作中ではジムでの運動がメインですが、
私達の日常生活に取り入れる事ができる運動も紹介されています。
ダンベルの代わりに水の入ったペットボトルを使う事などは簡単ですね。
筋トレが中心で有酸素運動が少ないですが、筋肉を付けるという目的があるので、
致し方無し。
トレーナーの街雄鳴造のようなゴリマッチョを目指さなくていいんです。
主要登場人物の中で腹筋が割れているのは、
実家がボクシングジムを運営している上原彩也香のみ。
バキバキに鍛えるというよりは健康増進。
日頃の運動不足解消です。

話の最後にあるトレーニング解説。
作中で鍛えた方法などを街雄達が解説しながらカウントもしてくれます。
まあ、いきなり『街雄の筋肉講座』というのもありますが。
視聴しながら一緒に運動できる筋トレ紹介。
キチンと食事をして、無理なく健康的な体つきになる事ができますよ。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 47

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

2019年夏のダークホースはこれ! さすがの動画工房、なのか…(笑)!?

==[下記は第5話まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり。]==
このレビューを書いている時点で第5話まで視聴済みです。

原作漫画は未読で、タイトルから視聴前はイロモノ扱いの先入観を持っていましたがいざ視聴してみたら大当たり(笑)!

基本的には「女子高生がジムでのトレーニングを中心に筋トレする」というだけのお話なのですが、トレーニング初心者には内容的にも役立ちますし実際にトレーニングを行っている人にも「あるある」ネタがいろいろあって笑えます。

ジムのトレーナーの街雄(まちお)さんの体形および着ているジャージは謎ですが、それにまつわるコミカルな部分も含めて大変楽しく視聴しております。

「筋トレ」という題材を扱う必然性によるものなのか、特に人物に関しての作画はけっこう良いと思います。

OP/EDともに中毒性の高い楽曲になっていますね。CDの発売および配信がありましたが好調みたいです。

各話の構成としては2~3個のエピソードを1話に構成して30分枠に収めています。ED主題歌後は「スーパー仙狐さんタイム」ならぬトレーニングの復習・実践枠になっています。実際にこれに付き合ってトレーニングするだけでも結構楽しくて役に立ちますよ!
==[第5話まで視聴時レビュー、ここまで。]==

2019.9.19追記:
最終回である第12話まで視聴終了。

ジーナを出すために必要だったと思われる第6話以降、第8話「遭難したらどうする?」など個人的にはやや低調に感じた回もありましたが、大きく失速することなく無事最終回を迎えました。

主人公である紗倉ひびきにキャスティングされたファイルーズあいによる筋トレ動画など本編以外でも話題になった本作ですが、コメディやエロをちりばめながらも「筋肉は裏切らない」(← 番組、違う(笑))な作りで面白かったです。

あと、本作ではOP/ED以外にも各場面で使われるBGMが地味に良かったと思いました。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 54

66.3 4 オーディションで学園なアニメランキング4位
アイカツ!(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (190)
829人が棚に入れました
「私のアツいアイドル活動! “アイカツ!”始まりますっ!」
主人公の星宮いちごは、ごくごくフツーの中学一年生の女の子。
ところが、親友のあおいに誘われてアイドル養成の名門校“スターライト学園”に編入したことで、いちごをとりまく世界がガラリと変わってしまう。
さまざまなライバルたちと出会い、アイドルとしての心得を学びながら、いちごはアイカツカードを使って数々のオーディションに挑戦していくことに。
新人アイドルいちごの、明るく元気なアイドル活動が幕を開ける……!

声優・キャラクター
諸星すみれ、田所あずさ、大橋彩香、寿美菜子、能登麻美子、瀬戸麻沙美、松谷彼哉、保村真

ひげくま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

楽曲のクオリティが凄ぇ!キチガイ回もアリ

【あらすじ】トップアイドル美月のステージに感動した主人公いちごが、親友のあおいと一緒にアイドル学校『スターライト学園』に入学。アイドル活動を通し仲間と共に成長していく。

【設定】アイドルは『アイカツカード』を使って衣装とステージをセルフプロデュースする。多様なブランドがあるけど、ゲームをしない人にとっては『ステージ前に変身する』くらいの認識でOK

【ステージ】3DCG(初音ミクみたいの)初期はゲーム用と同じCGなので細いマッチ棒みたいで怖い 
9話以降、クオリティが目に見えて上がっていくのが面白い。
2期になると新人は目線泳いでたり細かいです。3期ではキレキレのダンスキャラが暴走しますw

【楽曲】アイカツを見るきっかけはOP曲『signalize!』で「あれ?女児アニメにテクノポップ??」と感じたコト。
キラキラのアイドル曲以外にもロック調やハウスっぽい楽曲まで有り。


【キチガイ回】
12話クリスマス回、斧を片手に「アイ・カツ!」の掛け声で森林伐採をする。以後、学園の伝統化
9話から始めた崖上りと共に新人アイドルの通例儀式に。「このキャラもついに崖に来たか」と笑ってしまう。
13話『カロリーの悲劇』正月太りも見もの。声までデブっててカワイイです
 以降も1クールに2~3回は『!?』となると思います。

【他作品と比較】「アイカツが楽しめたならラ◎ライフも…」と思って挑戦しましたが、ギャルゲー風というか萌え要素というか…どうしても苦手でダメでした。女の子を愛でる趣向が無いのがアイカツの良さだと思います。

==

【飛ばして観るなら】
1話:
2話:スターライト学園入学
4話:蘭初登場
10話:おとめ初登場
12話:クリスマス回(ストーリー的にも重要)
19話:エリカ初登場
26話:さくら初登場(入学)
31話:母の日(ストーリー的に)
33話:選抜オーディション(ストーリー的に)
34話:かえで初登場
35-38:ユニット結成etc.
47話:レジェンド登場
49-50話:1期の終わり

投稿 : 2024/12/28
♥ : 2

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

私の熱いアイドル活動、アイカツ!始まります。

アイカツ!、1stシーズン50話までを見終わりました。
感想としてはとても感動しました。
このアニメは女児向けではありますが、
大人が見ても何かしらの感動を得るアニメだと思いました。

主人公星宮いちごのアイドルとしての生活や仲間との出会い、家族との絆、同じアイドルの先輩神崎美月への思いなどを感じて感動しました。

また音楽もライブシーンのCGを含めて非常にクオリティの高いものになっていると感じました。2ndシーズンもあるとのことなので、2ndシーズンも観ようと思います。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 14
ネタバレ

ヒカリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

きらきら輝くアイカツ!の世界☆彡

★あらすじ
普通の中学生だった、星宮いちごちゃんが、親友のアイドル博士、霧矢あお
いちゃんに誘われ、トップアイドル、神崎美月のLIVEを見に行く事に。

きらきら輝いている美月さん、アイカツ!の世界を知ったいちごちゃん。

あおいちゃんに誘われ、美月さんや現役で活躍するアイドルも通う、アイドル学校、スターライト学園の編入試験を受け、合格。
いちごちゃんはあおいちゃんと一緒にアイカツ!生活を始めることになる。

スターライトでは、紫吹蘭ちゃんと出会い、始めは苦手意識を持っていたけど、少しずつ、大切な存在になっていき、3人はなくてはならない親友に。


他にもたくさんの仲間と出会い、いちごちゃんのアイカツ!はもっともっと輝いていく!


…みたいな感じです。文章力がなくて、アイカツ!の良さがあまり伝わってこない、あらすじになっちゃっていますが…笑




★感想 少し長めなので、閉じておきます。{netabare}
少し、落ち込んでいた時、たまたま、ディズニーチャンネルで放送していた子供向けアニメのアイカツ!。なんだこれは、と思いながら(情緒不安定気味)ぼーっと視聴。
右も左もわかってないくせして、まっすぐ、まっすぐ、進んでいくいちごちゃんが目に焼き付いて、自分が考えていたことが、どれだけちっぽけなことなのか、と思いました笑



…なんとそれが、いちごちゃんだけじゃないんですよ!
あんなに食っていくのが大変なアイドル界で!売れていなくたって(あくまで子供向けなので、すぐに売れていくんですが笑)!あんなに元気にアイカツ!しているみんなをみて、夢中にならないわけがないじゃないですかと、
実はアイドルアニメを好きになるきっかけが、アイカツ!でした。


ただ私の場合、落ち込んでいた時に視聴して、(いい意味で)単純な子供向けアニメに落ちてしまっただけかもしれませんが…


だけど、睡眠をバッチリとらないとすぐにダウンする体質の私にとって、深夜ではなく夕方に放送している、アイカツ!をリアルタイムで、視聴するのがどれだけ楽しみだったか…!



音楽も大好きでした。もともとリアルなアイドルの曲とかも好きなんですけど、音楽に乗って、踊るアイドル達、アイドルが身にまとっている、衣装。
なんですか、このクオリティーの高さは!と思いました笑
元々、データカードダスのゲーム発信みたいなので、衣装が細かいはずだ!

だけど、1話のLIVEシーンの絵はヒドかったんですよ笑
ゲームの絵がそのまま出てきた感じで、さっきまですごく可愛かったじゃん、なにこれ!状態でした。笑
でも話数を重ねていくごとに、違和感がなくなるようになりました。
それは私の目が慣れていったわけではなく。


今、放送している3期はLIVEシーン、もっといいです!
曲もいいし、まずステージがすごくよくなってます☆彡
まあ、ストーリーは1期がピカイチなんですが、
1期を、LIVEシーンだけ取り直しで、再度放送…とかしてくれないかなあ…{/netabare}





★視聴メモ(更新する予定です♪)

投稿 : 2024/12/28
♥ : 21

69.4 5 オーディションで学園なアニメランキング5位
Re:ステージ! ドリームデイズ♪(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (158)
452人が棚に入れました
稀星学園 高尾校中等部。遅めの山桜が散り始める頃、一人の少女が転校してくるところからこの物語は始まる。少女の名は式宮舞菜。抜群の歌と踊りのセンスを持つその少女は、とある理由でアイドルの夢を忘れ、新しい場所で平凡な日々を過ごそうとしていた。しかし謡舞踊部という廃部寸前のアイドル部と出会い、かつての夢が目覚め始める。一度はあきらめようとした夢に、舞菜は仲間たちとともに再び歩み始める。

声優・キャラクター
牧野天音、鬼頭明里、田澤茉純、立花芽恵夢、岩橋由佳、空見ゆき

ISSA さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

同じ空を見上げてる~キミと同じ夢 目指してる♪

1話視聴
んー日曜朝とか平日夕方にありそうなお子ちゃま向けアイドル物?

歌の躍りのシーンは3DCGでは今のところない、それなりに動いてる。
作画崩れたり、3DCGになったらガックリきそうだけど。

お話はテンプレでもいいから作画維持して欲しい、しばらく視聴かな。


3話まで
今期の夏アニメは荒ぶる、まちカド、女子無駄、変好きと女子高生大暴れ…
あえてダークホースはJCのこれかも。
作画安定、面白い…ダークホースセンサーがびんびんきてます。

5話まで
どこかで見たアニメ感や若干作画が不安な感じもあるけど、登場人物を生き生き描いて面白い。
グループ名と曲も決ってさらにギア上げるか?


視聴完了
目新しさは無いけど、過去にあった音楽アニメよく見た人が作ってるのが分かるアニメ。

物語はギスギスせずに全年齢対象な作り。

無駄な回想シーンや止め絵を極力避けてライブシーンを魅せそうとしているのは好感が持てます、何より作中楽曲がいい。

資金力のある所でやる気あれば、アイドルアニメもまだ面白いの作れる可能性感じるアニメでした。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 12
ネタバレ

アニメ好き さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

【完結】最終話泣いた! 4話まで見て今期のダークホース枠決定!どんどん面白くなる

低予算もののはずが、ダンスをCGではなく手書きで1話2話と書いていたので普通に感心した。
この時点でベタなストーリーとベタなキャラだが
8月のシンデレラナインと違って1話に複数人入部していないのでキャラに思い入れが出来そう
ラブライブも見たことない私ですが、このアニメは少し継続して見てみたい

3話ネタバレあり↓
{netabare} 3話で謎の近未来ガジェットが出てきた、現代かと思いきや20年くらい技術が進んでる?
簡単に説得に落ちてしまうご都合展開なのはいただけないが、3話はとても良かった
初音ミクの声を務めた人も、アイドルを目指していたら今回仲間になったキャラと同じことを感じたかもしれない。面白いとこに目をつけたなと関心
そして主人公は聴覚に特殊能力があることがわかった。鬼滅の刃にも同じ能力がいるけど、アイドルものでそれを取り入れるとは。毎話驚きがあって今のところやっぱり好きですわ
{/netabare}

3話で気づいたのだが以外と背景が綺麗だ。アイドルものなのに背景に力入ってて草でした 
そう思って見るとエンディングも配色が綺麗だしなんかこだわってるのかな?
やはり地味に名作な気がする

4話も見ました!ありきたりなキャラと展開ではあるが楽しく見れるのはなぜ?
{netabare} ダンスの特訓の描写が多くて努力が見られて良かった。以外とダンサーはひとつのジャンルばかり踊ってると、他のジャンルがからっきし踊れないのは良くあること。 鬼畜和菓子の鬼畜部分が出てやっぱりキャラ的にはベタベタなんだよなぁ
公園でのギコギコ乗り物に乗ってる細かい描写も好きだし、主人公が特殊な聴力を持ってるのをまた使ってきたのも良い。
後半仲間探し以外にもその特殊能力を使ってストーリーに組み込んできたら完璧です(期待){/netabare}

4話を見て気づいたことは電車の中のシーンで、背景がやたら綺麗だったこと!外の背景が家一つ一つちゃんと書かれていたり電柱がシュンと通ったりちゃんと作ってるのが地味に凄い。
車内の広告や秋葉原の風景など手抜きが感じられず、逆に力を入れてきているので好感が持てる
あとシーンごとの音楽も合っていて良いのだ!

ラブライブは1か2話だけ見て全くはまらなかったのだが初めてアイドルもので全話見れそうな作品に会えた。感謝です
最初72点くらいをつけてたけど今は77点くらい付けたい
なんかマイナーなアニメを発掘できた感じがして嬉しい

5話は特に良かった!
{netabare} あれだけ注目してた背景で手を抜き出したのは残念だけど、話しが面白かった
グルーヴな曲を作る二人組が特にお気に入り
他にも昆布茶で酔っぱらったり、ポエム厨だったり色々なパターン思い付くもんだなと感心した
そしてまた主人公の特殊スキル発動で、隠れた才能をほのめかしていく {/netabare}
ありきたりなストーリーだけどなんと纏まっていることか 。
動きはまだ作画崩壊とまではいってない。手を抜くとこは抜いてキープしてる感じする
毎週楽しみになってきた!

ここでふと1話見返してみたら最初見たときより面白かった!背景もダンスの動きも良いし、他の仲間も出てきてるし、大分演出や構成が考えられてたんだなと感心した

七話まで見ました!
最終話どうする気なんだろ {netabare} まだ予選なのに踊りがぬるぬるでスタッフの全力を捧げられていました!もう最終回の躍りやん!
多分8話は箸休め回になることでしょう
全員の踊りのタイミングが違ったり、目配せをしたりとてつもない労力を感じて、感動してしまいました。
主人公のお姉さんと話しているときの青髪の子の心理描写に合わせた目線の動きなども細かいです{/netabare}

そして今さらですがエンディングの歌詞が凄く良い!
はじめはどうだった?迷子の'大好き'さん
という歌詞がまさに作品全体を象徴してて作詞のセンスに脱帽です。ここすきです

最初はただの低予算アニメかと思いましたが、多分スタッフや監督が凄く有能な人達で、愛情をかけて作品を作っているんだと思います。でなければこんな良い歌が出来たり踊りをぬるぬるで書いたり出来ない!背景も目線も毎話どう構成していくかなどにもこだわりを感じます。愛です!

元は実際3次元にKiRaReというアイドルがいる?スマホゲーム?何が元になったアニメなんでしょうか?
Reステージプロジェクトというのの一環でこのアニメが出来たようなのですが、以外と予算が潤沢にあるのでしょうか?アニメの出来が良いのでその辺の成り立ちのことも気になってきました

今点数をつけるなら79点です!
尻上がり系のアニメです

8話は箸休め回かと思いきや、7話より手間かけとるやないかい! {netabare}
ヌルヌルダンスがなんと一話に2曲も流れました
ステラマリスはラスボスなだけあって、踊りが3人ズレていなくてぴったりシンクロしているというところにこだわって書いてました
{/netabare}
そしてストーリーも相変わらず面白いという。スタッフは寝る時間あるんですかねこれは。なんで毎週ヌルヌルダンス回を入れれるのか謎です。ニコニコでもコメントでみんながちょっと引いてました
これはもう見たほうが良いアニメとして80点つけようと思います!すこです

9話でついに作画の箸休めが来ました!動きを節約していました。ありきたりなよく見る話の展開なのに感動してしまうのはなぜなのだろう。
一人ひとりのセリフに相手への思いやりがあるのでそこが心地よさにつながっているのかも?
{netabare} 自室で自分の決めポーズを鏡で考える主人公や、メガネをかけると、みぃを封印する委員長のキャラなど {/netabare}
ちょくちょく挟まれるシーンでニヤリときたりそういう細かな部分にも配慮されてる。やっぱこの作品いいわー。体感12分くらいで終わってしまった

珍しく10話は中身のない謎回でした
キャラソンを売るための別グループ宣伝回?
作画班の休憩回?
でもつまらないわけじゃなくギャグ回としてほどほどに楽しかったです、ここで一旦休んで最終回に衝撃を与えてくれると信じてます!

11話は最後の演出に感動!しかし
{netabare} 踊りがダサかったのと、手書きではなくどうもCGで踊らせてる感じがあったのが残念。
今までもCGだったのか?CGのような手書きのような謎技術!でも今回はなんかいつもの踊りのシーンより心が入っていなかった気がする。{/netabare}気のせいかな? 次回最終回悲しいなぁ 今季1番終わってほしくないアニメでした

最終回!すごく良かった!
{netabare} キラリのライブ前に観客が帰ってしまうのはリアルでとても心が痛んだ。それをまさかライバルの左の子が喝を入れるとは
あそこで完全にやられました。脚本家さん凄い!
そして踊りは遠めがCG、近づくと手書きといった感じなのだと思いますが、手書きの自然な動きがマジで凄い!一切手を抜いていないプロの本気とここまで作る執念を感じました。
セリフ一つ一つが、キャラクターの性格に合わせた言葉を喋るので、見ていると必ず お!? と思わせてくる細かいシーンが毎話あります。
今回は本番前にご飯をもぐもぐ食べる主人公の胆力と口の動きとか みぃ先輩が要所要所でみぃ抜きで喋っていたりとか、青の子がピンクの子をサバゲーの試合で出会ったときの気持ちで励ますとか
細かいところの積み重ねでキャラの立体感が出るというか、感情移入してしまう
{/netabare}
いつも心を動かされるそんな素晴らしいアニメでした!二期が無さそうなラストでしたが正直今季覇権と言われる安定のダンベルよりも驚きの連続だったこちらを他人に推したい。
自分の中で初めて最後まで見れたアイドルものアニメです 素晴らしい作品をありがとうございました!

投稿 : 2024/12/28
♥ : 11

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

個人的には好みの楽曲だが、たぶんこの作品はヒットしないのだ…。

お薦め度は「何か気に入る要素があるなら観てみても良いのでは?」といったレベルです。あまねく世に広まるような絶賛お勧め作品ではありませんが、個人的にはわりと好きですね。

昨今にありがちなメディアミックス作品で、展開としてはいまのところ本作(アニメ)とゲームアプリとライトノベル(?)、そして楽曲の配信・CD販売があるようです。

キャラクターの同一性認知を阻害するほどではないですが、アニメとゲームアプリのキャラクターデザインは意外と違っていて、たぶんアニメはちょっと古い感じでゲームアプリの方が今風な感じになっていますね。

このアニメでのキャラクターデザインの古さ加減が人によっては視聴のネックになり得ると思います。

作中の大会「プリズムステージ」は某作品のような高校生による「スクールアイドル」ではなく中学生によるものなのですが、プリズムステージがトップアイドルへの登竜門であるという作中設定を考えると、トップアイドルの活動時期を考えればその卵たちの活動は中学校時代というのは案外正しい設定なのかもしれません。

主人公の式宮舞菜(しきみや まな)の活動動機はガルパンの西住みほに通ずるところもありますがグループKiRaRe(キラリ)の活動に学園の存続などはかかっておらず、メンバーには別々の動機がありながら同じ夢を目指すというのが作品としてもコンセプトになっているようです。

ストーリー的には鉄板でどこも冒険はしていない手堅い作り(肉親との因縁、メンバーの獲得、ライバルの存在、トーナメント勝ち抜き、etc.)ですが、音楽的にはアイドル楽曲としては結構良いのと作中の振り付けがダンス的にはなかなか良かったりもするので、普通に楽しく視聴することができました。

最終回のプリズムステージ東京予選のステージについて、特にKiRaRe以外のグループについて演出面でやや難があったように思います。

が、作画的に全体を通して一定水準以上で走り切りテレビアニメ作品としては一応合格レベルだったのではないでしょうか。

余談:
その1)
KiRaReのグループ内でも二人組での行動がちらほらと見かけられ、発売される楽曲CDでも公式にこの二人組×3というものになっています。公式にカップリングを明確に推してくるというのは面白いですね。

その2)
作中の稀星学園高尾校の最寄り駅などの関係で京王電鉄とのコラボがあるのかラッピング電車を見かけましたが、なぜか京王線ではなく井の頭線でした(笑)。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 20

70.2 6 オーディションで学園なアニメランキング6位
うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (627)
3402人が棚に入れました
衝撃のアイドルデビューを飾ったST☆RISHの6人と、作曲家としての道を歩み始めた七海春歌。
彼らはシャイニング事務所のマスターコースに所属し、一流のアイドルや作曲家を目指して
本格的なレッスンを続ける傍ら、芸能活動を始めることになった

しかしその前には、ひと癖もふた癖もある異国のアイドル候補生や、教育係の先輩アイドルが登場し、
果ては「幻の新人賞レース」にも巻き込まれてゆくことに…。
ST☆RISHは、そして春歌は、この芸能界で夢を叶えることができるのか?!
一億のキスよりもかがやく歌が奏でる、全力全開2000%ラブ☆コメディ♪

声優・キャラクター
沢城みゆき、寺島拓篤、鈴村健一、谷山紀章、宮野真守、諏訪部順一、下野紘、鳥海浩輔、森久保祥太郎、鈴木達央、蒼井翔太、前野智昭、中村悠一、遊佐浩二、今井由香、若本規夫
ネタバレ

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

2000%~最高なlove~始まるよ~ yes happy life♫ 12話・先輩回キタ━(゚∀゚)━!Yes,go HE★VENS! Yes,go HE★VENS!↑b(・`ω・´)↑b(・`ω・´)↑b(・`ω・´) え?

はい、待ちました!とてつもなく待ちました!
待ってる間歯痒くてついにゲームにまで手出しちゃいました(repeat・AS)www
また2年前のように1クールmanaが荒ぶりますのでご注意を(ゝω・)vブイッ!!

明後日はついにBD発売日~!!ポワゾンフルで聴けるでv(´∀`*v)ピース

Op.12「HE★VENS GATE」

待ちに待った先輩回キタ━(゚∀゚)━!
待ちすぎて私のネイルは翔くんのみたいに真っ黒ですよ(*´Д`)??ww
しかし今回また作画崩壊してるやん!!
初っ端カルテット出てきた時のランランの顔!ブサ(*`Д´)=○)Д゚)・;' ブッ
まぁ、そんな感じで先輩回だと思っていたのですが・・

{netabare}今回はST☆RISHを見守る先輩達が
一人一人別々の形でST☆RISHの不思議な力に影響され
「何か」に気づかされていったようです・・
それは本人達も分からない不思議な力。
嶺ちゃんだけは気づいてたみたい( ^ω^ )ニコニコ
カミュは気づきながらもそれを受け入れたくない(´・д・`)ヤダ
ランランは気づく事そのものを閉ざして|ω・`)
藍ちゃんはそもそもアンドロイドだから感情がなかったんだけど゚(∀) ゚ エッ?
そんなカルテット、最終回で一つになってくれると嬉しい。

そしてST☆RISH!!ちょーなかええやん(ノ´∀`*)
それにしても前日まで踊れてないセシルどーなんww

\(^o^)/\( ^o)/\(  ^)/\(   )/\(^  )/\(o^ )/\(^o^)/ \(^o^)/\( ^o)/\(  ^)/←セシル

とか思ってたら・・
最後全部もってったああああ!!
なんなんあの歌!映像!あんなん負けるやん!ST☆RISH解散やんww
まさかあんな所にアルティメットエターナルドラゴン出てくるとは!(え?違う?w)
若本さんに対抗する杉田もたいがいやしw
そもそも何でバトルしだすん、マジ謎空間!!!
まじいい加減にしてHE★VENS!めっちゃいい歌やんww
BD7巻位にCD付いてくる事を楽しみにしとくわ(*゚∀゚)

と、いう事でHE★VENS GATEいい曲です(えーーーー!!w)

12話名言✩「何もかもあの歌を聴いてからだ・・マジLOVE2000%(真顔)」✩ byカミュ   くそワロタ


ついにこの時が・・
来週最終回です。生きてる意味を失いそうです。゜(゚´Д`゚)゜。


■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
Op.11「夢追い人へのSymphony」

来たよ、来ちゃったよ!
「未来地図」を上回れるのか?「夢追い人へのSymphony」
今回は先に聴いていたので曲にどういう画像が付くかが楽しみ(*´Д`)
それより勘違いでした、今回トキヤ回でしたね!!
巷では音春がいいだの、レン春がいいだの言われていますが、
私断然・・トキは・・・・いや、やっぱ私は音春のカップリングが好きです♥

しかし、今回はトキヤ回。
しかし、とか言って否定的な雰囲気醸し出しましたがそんな事全然ない!!
春ちゃんのピンチを救う王子様はHAYATO様・・いや、トキヤなんだなーって思いました。
だってさ、憧れてた人がだよ、自分の作った曲を
自分の為に歌ってくれて、しかもあんな美声で、
おまけに救ってくれるなんて!!王子様・・プリンス!!プリンス!!
もう今回はトキヤがイケメン過ぎて、メガネの変装で現れた時はクリーンヒットくらいました(*´д`*)アハァ
なんなんこいつぼちのせ違ったらただのイケメンやないか!
あんな風に抱きしめられたら腰砕けるわなww

それにしてもうたプリって
「好きなんです」Σ(゚д゚*) エッ!?
「君の作る曲が!!」(´・д・`)曲かよ・・
って思わせぶりなシーンちょこちょこ入れてくるよねw

そして、夢追い人へのSymphonyヽ(。→‿←。)ノ キタァ――ッ!!
やっぱ曲だけ聴くより話の流れでかかってくると本当いい♥
今回輪になって空中を漂ってくれませんでしたが
春ちゃんが消えちゃってやっぱやってくれるなうたプリと思いましたww

しかし浴衣いいけど翔くんの浴衣の着方あかんやろ
はだけ過ぎやし、あの腕まくり上げるの最上級にダサい
いくら翔くんでも許せません!!(←ほんとどうでもいい)

もうすぐ最終回だと思うと憂鬱でしかたありません ( ´・ω・)

11話名言✩「今宵は君だけに聴いてほしいのです、私の歌を」✩ by一ノ瀬トキヤ

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Op10.「CRYSTAL TIME」

私はね、もう怒ってますよ、激おこランラン丸ですよ!!
色んなもんすっとばして色々詰め込み過ぎだろ!!
お願いだから先輩を除け者にするのはやめてー先輩回もう1話位くださいよ(´・ω・`)
HE★VENSは3000%(3期でいいじゃない)!!
ちなみにHE★VENSはアニメオリジナルキャラです(´・∀・`)ヘー

と、いう事でしょっぱなから出て来た「HE★VENS」
私予想のcvは誰一人として当たりませんでした・・
しかし無いというか、小野Dはもういいでしょ~出過ぎでしょ~
最近のショタキャラは代永ウイングと相場は決まっているのですか?
ナギちゃん可愛いけどウイングで萎えました( ´・ω・)
キューティナーギ!キューティナーギ!キューティナーギ!
・・一番安定してたのは緑川さんですねwただのドS変態キャラやん!!バーナビーやんww
まぁ、もっと変態なのが杉田!!杉田もういいって~
ほんまプリンスじゃなくて良かった!プリンス役やったら講義もんやでε=(。・`ω´・。)プンスカプン!!w

まぁ盛り上げてくれてますが、こいつらただのSTARISHの引き立て役。
速攻解散とかマジ可哀想ww早く消えてくださいww

と、HE★VENSで盛り上がっちゃいましたが
今回実はトキヤ回やったみたいです~(´・ω・)カワイソスぼちのせ。
マモが惜しげも無く美声を振りまき数分で終わっちゃいました。
ほんまウマーRISH!!なんなんあの裏声~キレイ過ぎ(*´Д`)
はよ全部聞きたい!!3rdライブ行きたい!!(←関係ないw)

そして今回作画キレイで安心したε-(´∀`*)ホッ
翔くんも久々帽子かぶってないver.+水色のシャツが可愛かったよう♥
13歳のナギと身長が一緒で可愛かったよう♥

10話名言✩「七海、俺達は負けないよ!だから信じて!!」✩ by一十木 音也

■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
Op.9「We are ST☆RISH」

今回は突っ込み多過ぎてえらい事なるぞ!
とりあえず、セシル回後編(←いつからこうなった!!)

今回なんだかシリアス展開だったけれど、結局2期はギャグ押し!
春ちゃんが激しく2000%を引き始めたのをきっかけに空気一転( ゚Д゚)
1期と同じくセシルを迎えに行く展開と思ってたのに、おめー帰ってくんの早過ぎw
そして狙いまくりの落下技まじいい加減にしろやセシルww
で、また急に歌いだすしほんまやりたい放題やな~ww
何であんなポーズで歌うんマジダサ2000%やて( ´゚д゚`)アチャー
春ちゃんまで変身するかと思ったww

それより何「HE★VENS」て!!妄想が現実になったぞ!!
放送後リアル友達とcvの討論会になりましたw
メガネ→浪川さん(勝手に決定) 黒手袋→細やん 右→岡本のぶくん(mana希望)きむりょう(友達予想)
神谷、小野Dはないと言う結果になりましたがどうなるんすかね?

しかし先輩すらあんま出てこないのに、展開早過ぎる。
ライバルは3期に持ち越せばいいのに・・
何だか腑に落ちない(´・д・`)

9話名言✩「マジるああああああああブゥ2000%」✩ byシャイニング早乙女starring新生ST✩RISH

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Op.8「星のファンタジア」

藍ちゃんのメンテナンスがようやく終了したそうです( ^ω^ )ニコニコ
はい、やっと先輩戻って来ましたってかむしろもっと出せ!
いい加減一揆起こすぞマジで!!
でも残念ながら(笑)今回は2話に引き続き(多分違う)セシル回!
何なん?2000%セシルが主人公なん?
それにしても今回もホンマみんな服ダサいwwwww

今回はみんなで合宿~♫(もちろん先輩含む)
あの、私もそこに混ぜて頂けないでしょうか?
私も川でみんなでキャッキャウフフしたかったです(*´Д`)ハァハァ

・・・・・はい、本題に入りましょう。
セシルが自分の願いとは別の気持ちに葛藤しつつ、
ついにアイドルに目覚めたね!
ST✩RISHと心を通わせた?セシルを見つめるカミュがとても印象的でした~。
ゲームでセシルはカミュの仕える嬢王様の婚約者という設定で、
2人には確執があって、そのルートを見てきている私は
アニメでもそういう風にしか見えないので何とも言えない気持ちになりました ( ´・ω・)
結論から言うとあんな事に悩むセシルくんは超絶純粋な子ですねw
何だかんだ言いつつ、セシルくん可愛い(ノ∀\*)キャww
しかしドルソンというか歌声は残念 ( ´・ω・)
文字も残念w外国の方だから仕方ないけどさww

そして、本格的に新生ST✩RISHへの道が開けて来ました♫
しかし最後に一悶着ありそうですね、そして1000%とかぶる最後が見えた気がしますw

8話名言✩「なんと大いなるポエジー」✩ by愛島 セシル

■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
Op.7「シリウスへの誓い」

はいはい、今回はついにウマーRISHの一人なっちゃん回♫
何が楽しみって歌が楽しみ(゚∀゚)ワクワク
しかし、今回作画崩壊が酷過ぎたぞおい!
網に捕獲されたとこ一時停止してください。
あれは完全にプリンス語れる顔面ではないですはい。
あかんで、いくら売れてるからって手抜きはあかんでほんま。
でも、翔くんの衣装チェンジ多かったし許す( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
では今回の突っ込みいってみましょう↓↓

今回もゲームルートの那月と砂月の真実が若干明かされましたね~
何度も言うけどさ、何でゲームの話アニメにするのなら
翔くんの病気の件をアニメにしない?
それを心配する来栖薫を出さない?
まぁあの双子出てきたら発狂してぶっ倒れますがねw

話を元に戻しましょうw
那月は過去ヴィオラの先生に曲を盗まれ
その悲しみから自分を守ろうと砂月を生み出しました。
1期ではギャグでしかなかった砂月ですが
ゲームで真実を知った私。最後は砂月の気持ちを知り涙を流したモノです。
しかし、そんな流れはまたもやセシルに奪われましたw
あいつ何?影の主人公?
まじでいつも現れるタイミング良すぎだろww

それにしても最後のなっちゃんのフェロモンが(*´д`*)アハァ
もうレン様立場ないから、さっさとシャワーシーン開放しちゃって下さいw
で、なっちゃんのあの歌ってる時の謎空間は何?
1期でもNO6並みの謎空間やったけど。「楽しい事しない?(悪い顔)」
ドルソンはいつものただのKISHOWを期待していた私はビックリ!
何かしっとり歌い上げられ期待外れ・・だけど何回も聞くと良い(那月から砂月へ)
ほんま紀章さんはウマーRISHでした。

で、ほんま先輩はいつ神隠しにあったんですか?
藍ちゃんはメンテナンス中ですか?


7話名言✩「荒々しい感じ、ガオーって感じちょーだぁい」✩ byおネエのカメラマン

■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
Op.6「オレンジラプソディ」

始めに言わせてもらう!レン様のショタきゃわきゃわ(*゚∀゚)
じゃなくて、誠一郎出すなら、来栖薫(翔くんの双子の弟)出せよ!聖川麻衣だせよ(ダムの妹)!
そこ大切でしょうがよーーーー
今回はニコ生コメが凄かったです!皆レン様に発狂してました(色んな意味で・・)

という事で、今回はレン様のお兄様の誠一郎様登場!
お兄様の会社がスポンサーを務めるファッションショーにレン様に出演依頼が来たのですが・・
はい、ここで兄弟の確執ですわな。
3男のレンは拗ねちゃってあんな感じになっちゃってたけど
結局お兄様はちゃんと見ていた訳ですよ!
兄弟の愛が感じられる良いお話でした~(*´ω`)

って、終わる訳ねーじゃんw
ちょっくら気になったのは冒頭に日向先生の言っていた
ライバルの存在・・
てかさ、その前に先輩を出せよ、先輩を!!
まさかライジングボーイズ!?ちょっとルートが違うか?

あ、ドルソンですがね、今回も良いジャスコっぷりでw
てか何で歌う時全裸なん?レン様だから?
もうセクシー過ぎて心に火が灯りまくってゲラッゲラッゲラッ~♫

6話名言✩「お前の歌がずっと好きだった・・頑張れよ、神宮寺レン」✩ by神宮寺誠一郎

■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
Op.5「SMILE MAGIC」

今回まさかの音也の過去が少し明かされましたね。
話を掘り下げるともっと重くなるんで自重してたけど、
個人的にそういう話も有りだと思うので
あの真実をアニメの話に持ってきてもいいのでは?|ω・`)w
(ニコ生ではめっちゃネタバレコメントあったけどw)

個人的に5話が一番好きかも・・
めっちゃいい話やったし、音也がいい子過ぎた!!
もう音也と春ちゃん付き合っちゃいなよ!って感じ位
あのカップリングが好きです(ノ∀\*)キャ
しかし今回の春ちゃん声枯れすぎじゃね?ミユキチ何かあったのか?w

音也はいつも明るくて元気だけど、隠された過去があったんですね~(ゲームして知ってたけど)
何か2000%になってあまりにも普通だから影薄くなってたけど、
彼は彼らしく話を持って行ってくれたのでそれが逆によかった。
子供達からの手紙のシーンでは普通に泣いてたし(´;ω;`)
キャラ崩壊していない、真っ直ぐで一途な音也は、
音也だけはそのままで居て欲しいと切に願いますw
最近音也の言動が可愛くて仕方ないです(いや、翔くん一途だけど?|ω・`))
そしてドルソン普通に良かった~♫これもCD欲しいな・・
GOGO!!おとにい!!GOGO!!おとにい!!GOGO!!おとにい!!

もうこの際いつもの突っ込みと、パレス組はスルーしときます!
しかしST✩RISHはほんと仲良いよね~(*´д`*)
クマ~RISHになってたもんね~♫(財閥コンビ乙wあ、あとトキヤもw)

で!先輩はどこ行った?

5話名言✩「当たりがデカメロン!!」✩by シャイニング早乙女

■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
Op.4「恋桜」

ってかうたプリ自体ギャグアニメにシフトチェンジ!?
うん、皆様お気づきだろうが、2000%になってから完全に狙って来てますよね?
1000%ではダム様もっとクールだってはずでしょ?w

今回は武士ダム様にとってはちょー相応しい回と相成りました。ww
そしてお前さんの畳はいつカムバックしたんだ?
ランランに捨てられたのにも関わらず、部屋に舞い戻る畳・・
さすが財閥の嫡男だわ~ってそんな事はどうでもいい!

しかしながら今回ST✩RISHが仲良し過ぎて(*´д`*)アハァでした(*´д`*)アハァ
ダムを皆でサポートする姿に感動・・してたのに
何なの?あの最初の茶番は!wマジトキヤ!ただの宮野やんか!!ww
何かさ寒色系コンビのキャラ崩壊が激し過ぎてついてけないんですが・・
まぁ面白いから有りなんだけどw

そ し て!ついに来ました演歌!!
鈴健さん歌いたいって言ってたから(あくまで武士キャラだから)
良かったですね~しかしあれ需要あるのかな?w
まぁ、個人的に横文字の歌より全然キャラに合ってたと思うけど(*ノ∀`)アハハ

全体的にキャラに合ってた回でした~
しかしちょいちょいはさんで来るな~パレス組の漫才w

4話名言✩「おしたいも~しておりましたぁ」by 四ノ宮那月✩(←そこっww)


■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
Op.3「TRUE WING」

はいはいはい、今回も言わずもが?な?
いや言わせてください!何でこんな早く楽しみが来ちゃったの?
若干複雑な心境です(色んな意味でw)

今回1000%ではギャグ回でしかなかったmanaのプリンスこと来栖翔くん回(ノ∀\*)キャ
って事は壮大な笑いが待っているフラグでしかなかった!!
の で す が!!!
今回あんま言いたくないですが、私的には微妙でした( ´・ω・)笑いが、ね!w
ってか、2000%の笑いは完全にカミュに持ってかれてますよね~このトクホ野郎が!!w

話を戻して、今回翔くんは憧れの日向先生と共演!
しかもあのケン王に出演出来る事になりました・・が!
は~い!ここでmanaの突っ込みタ~イム( ゚Д゚ノノ"☆パチパチ

来栖翔くん!あなたいつ高所恐怖症克服したの?
めっちゃ飛んでましたけど?ちょーなぞーw
そして翔くん、なっちゃんだけでもあれなのにX2(セシル)
の天然コンビに振り回されて突っ込み大変そうww

後半、春ちゃん助けた後の2人の語り合ってるシーンは好きでした~!
何なんあのささやきボイス死ぬ( ゚Д゚)<氏ね!w

そしてドルソン~フライハイフライハイ♫
と共にケン王の日向先生イケメン過ぎる( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
まじ天元突破ww

あの~私2年前にあなたのファンクラブ発足してましたが
私には会員証代わり頂けないんすかね?(真剣と書いてマジにw)

3話名言✩「お~と~こ~ぎいぜんかあああい」by 来栖翔✩


■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
Op.2「愛のREINCARNATION」

はいはい、今回は言わずもがな・・と言いたいですがねw
もうね、カミュさんよこの前居ないと思ったらこういうことか!!
しかも登場カミュの「K」のポーズか ら の
画面を見事なスケーティングで横切りましたが!!!
で、あのステックなによ何に使うのよw
そしてセシルね、池に落ちてよく死ななかったな、あの浅さで!!w
ほんまパレス組いい加減にしろよ、ネタが過ぎるぞ( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
ゲームだとセシルがもっとカタコトなんすよ、
あのカタコトではっきりモノ言うと笑いが止まらんのですw
(「い や で す(。◕∀◕。)」
それがこれからマスターコースのコンビだというのは
私の腹筋が心配です、だってまだ2話ですよ?

あと気になったのがダムね。
何かあの人2000%になってからキャラ変わってない?
もっとクールでしたよね?セシルを必死で止めるダムwww
もう色々ギャグに転じ過ぎうたプリ(*ノ∀`)アハハ

それにしても翔くんはいつも可愛(ry ♥


2話名言✩「騒々しいぞ、愚民ども!!」by カミュ✩


■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■
Op.1「ポワゾンKISS」

まずOP(2話以降ED)
変なキックから始まった「マジlove2000%」いや~今回も超絶いいですね!
さすがエレガいい曲作りますよほんと(*ノ∀`)アハハ
新たにセシルが加わり、掛け合いのシーンのコンビが前回とは変わり新生ST☆RISHでしたね~♥

でもさ、まじでさ何で前回控えめだった不思議な舞(4話冒頭)が今回はOPから全開なんw
✩書くとことか(シャキンシャキンな効果音とか)、
「We are ST☆RISH 3,2,1 Let's go!」の変な足トコトコとか、
一番注目のセクシーな腰の振りとかw(音也・なっちゃん・レン様)
特にダムね、お前武士じゃねーのかよ、そんな王子様みたいな格好してセクシーに腰振ってんじゃねーよってツッコミ入れたくなりましたねw(別に嫌いな訳ではない)
私はOPだけで心のダムが決壊しました!!ww

そんなアドレナリン上昇な感じで本編に~(*゚∀゚)=3ハァハァ

まずはちょこっとおさらい。
1000%で音楽学校を卒業、デビューしたプリンス様と春ちゃんは、
シャイニング事務に所属。そこでは新人育成の「マスターコース」があり、そこで先輩プリンス様の指導を受ける事になるのです(´・∀・`)ヘー

今回はメンバー紹介。特に注目は、やはり今回から登場する先輩プリンス様♥
(1000%最終回、ST☆RISHのライブに来て1シーンだけ写っていますが)
で・す・が!!ここでもまた変なダンスキタ━(゚∀゚)━!!
あんなクールな先輩達(嶺ちゃん以外)のあんなセクシーなダンス・・マジ直視出来ないw
ねーあのダンスほんとダサすぎやしませんか?
で、最後カミュはどこへズラかったんだ? (・ω・。)キョロキョロ(。・ω・)

先輩達のダンスに夢中で曲を聴いてなかったでしょ?
先輩達は曲がいいんですよー♫
「ポワゾンKISS」毒KISS・・マジ危険な香りを只わせるさすが大人(ノ∀\*)キャ
って藍ちゃんは若干15歳( ゚Д゚)アライヤダ!!
しかし先輩達の歌詞は基本的に上から目線なのです!

そしてED(2話以降OP)
もうかっこよすぎて毛髪ズル剥けました\(^o^)/
さすがマモ様!!絶対的歌声~♪
そりゃ~既にOP/ED予約するわw
絵も素敵で・・って思ってたら後半総員全裸/(^o^)\ナンテコッタイ
男の全裸なんぞ観たくねーわww一体何目指してんの?うたプリww

1話は終始笑うしかなかった( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
これが他の逆ハーレムは違い男性をも魅了する秘訣なんだよね、きっとww


1話名言✩「俺 の 畳 が な い」by 聖川真斗(ダム)✩
{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 27

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

・・2期でやっと好きなキャラができました♡

うた☆プリ2
ちょっと観るのにスローダウン。
ですが3話くらになったころにはほぼノンストップで消化しちゃいました。
どうやら、私、この作品は一気に観ないと進まないタイプの様です。

しかし!
2期もすごく楽しめました。
キャラ1人1人が成長する姿を観れました。
終盤のうたプリアワードでのHE★VENSとのステージはキラキラしてて
すごく観てて楽しかったですヽ(*´∪`*)ノ"

ST☆RISHで私特定の好きなキャラがやはりできませんでした・・。
強いて言うなら、ないかなって思ってたセシルと真斗が意外とw

まぁとりあえず思ったのは・・
ST☆RISH     来栖翔
QUARTET NIGHT 美風藍(今作で1番好き)
HE★VENS  帝ナギ 
この子達3人をぜひとも弟にしたいキャラですヾ(●´□`●)ノっw

ありえない!謎!ヒロインモテすぎ!才能すごっw!社長早乙女の謎!などなど・・
本当に突っ込みどころがある作品でしたねっw

最終回はST☆RISHとQUARTET NIGHTがヒロインへプレゼント・・♡
和みました〜♪
うたプリ♪今回も笑顔になれました!
やっぱりアイドルもののステージシーンは女の子でも男の子のステージでも
テンション上がります*^^*

そしてST☆RISHメンバーと春歌。春歌があんなに大切にされ、
素敵な仲間だな〜って思いました。
うたプリ3期楽しみですが・・一気に観ないと断念しちゃいそう・・。

ともあれやっと好きなキャラができました!
QUARTET NIGHTの美風藍くん♡

女の子向けな作品だけど男の子でもそれなりに楽しめたらいいな。
読んでくださりありがとうございました(●・д・ノ)ノ☆

ーーーー3期溜めて一気に観る予定♪

投稿 : 2024/12/28
♥ : 38

堀ちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

良すぎ!!

歌もいい!物語もいい!キャラもいい!
いいもの揃い♪
特に特に!声優さん半端ない!!完璧まさに神降臨!!!
……は言い過ぎですはい…(ー_ー;)
とにかく、沢城みゆきさん、寺島拓篤さん、鈴村健一さん、谷山紀章さん、宮野真守さん、諏訪部順一さん、下野絋さん、鳥海浩輔さん、森久保祥太郎さん、鈴木達央さん、蒼井翔太さん、前野智昭さん、今井由香さん、若本規夫さん、中村悠一さん、遊佐浩二さんが主な人です!
豪華、すんごい豪華!!
これだけで一週間はルンルンだった♪
しかも!!!この人たちが歌っちゃうんですです
さらに!!宮野真守さんはOPまで歌っちゃうんですよ!
2期放送がどれだけ嬉しかったことか…

投稿 : 2024/12/28
♥ : 5

62.8 7 オーディションで学園なアニメランキング7位
カブキブ!(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (121)
430人が棚に入れました
歌舞伎大好きな高校1年生、来栖黒悟(くるすくろご)の夢は、部活で歌舞伎をすること。
けれど、入学した高校にそんな部は存在しない。
「それなら、自分たちで作っちゃえばいいんじゃない?」
親友のトンボと一緒に、まずはメンバー集めに奔走するけれど……! ?
青春歌舞伎物語、開幕!

声優・キャラクター
市川太一、梅原裕一郎、逢坂良太、河西健吾、島﨑信長、甲斐田裕子、内山夕実、朝井彩加、山本和臣、前野智昭
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

笑顔で締めくくる青春の1ページ

特に歌舞伎ファンの受けはよくないようで、
ほとんど注目されてない印象の今作だが
もっと評価されてもいいと思う。

<真面目な高校の部活物として佳作と秀作の間くらいと感じた>

この作品には、題材に歌舞伎を扱った点以外は、
話自体に目新しさはない。

ツッコミ所をあげると、舞台美術やカツラ含む衣装代の予算が
それなりに掛かってそうで、予算乏しい同好会レベルとは
とうてい思えなかったところか。

しかし、キャラクターが皆、輝いていて、
生き生きしてるのが今作の最大の魅力。

歌舞伎のことはあまり知らず興味もない、
拘りもない自分にとっては、
この作品の、奇をてらわず、真面目で素直な所が気に入った。

青春ドラマとしての魅力。
頑張ってる登場人物たちを応援したい気持ちに自然になれた。

始めは、全く期待してなかったが、
最終話まで観たら好きな作品の一つになった。

その具体的な理由は以下に...。

<一人一人の個性と才能が適材適所で活かされてる>
{netabare}
歌舞伎同好会メンバーの求心力として輝いていた主人公の来栖黒悟(クロ)。
ひたすら前向きで明るい性格は、全体のキャラの中で上手く活かさる。
明るいだけではなく、人に対する洞察力に優れ、思慮深く、
思いやりもあって回を追うごとに好きなキャラに。

親友の村瀬とんぼは、物語開始当初、
クロになぜあれほど献身的なのか疑問だったが、
過去の出会いの回想も巧く描いてくれて
その関係性に納得できてから非常に好印象。

彼は、来栖のブレイン&サポーターとして非常に優秀。
来栖とは陰陽の対比が明確で、裏方としての頼もしさ、
情報収集力以外に後からいろいろ裏技も出てきて侮れない。
7話での意外な才能はちょっと受けた。

その他のメンバーも、来栖の情熱が徐々に乗り移り、
皆で一つの舞台を作ろうという様が自然に描かれる。

他の気に入ったキャラは、

・蛯原仁(えびはら じん)・・・
今作は、彼の成長物語の側面もあって彼にずっと注目。
歌舞伎界名門の御曹司で、跡取りとして非常な努力家。
プロ意識強く、歌舞伎同好会を遊びにしか思えないという役。
サラブレッドゆえ幼少よりのキャリアで凝り固まった自我が
クロたちとの出会いでどうほぐされていくのかが、
自分にとっての一番の見所だった。
大御所の祖父とのやりとりも興味深かった。
また、阿久津をライバルのように認識していく展開も面白い。

・阿久津新(あくつ しん)・・・
当初は音痴で単純なおバカな痛いキャラから、徐々に重要キャラに変貌。
わざと言ってるのか、と突っ込みたくなるほどのおバカな言い間違い。
そんな和み担当でも役者としての才能はずば抜けている。
トラブルメーカーとしても話題尽きぬが、憎めない愛すべきキャラ。
また、出自にまつわる謎、プロである蛯原との芸のぶつかり合いも
いい見せ場に。

・浅葱芳(あさぎ かおる)・・・
麗人としての魅力以上に、向上心豊かで努力家。
舞台役者として才能を感じられ、さらに思慮深い人格者として
高校生でありながら大人の魅力ある光る存在だった。

・丹羽花満(にわ はなみち)・・・
始めはオネエ言葉に引いたが、本質はノーマルということで安心。
性格的に温和に見え、日舞の名取らしく雅な雰囲気があって
芸に対する一途さも好印象。

・蛇ノ目丸子(じゃのめ まるこ)・・・
言動といいオタク風味全開でコスプレを愛し、
アニメを愛する一般的な視聴者にとって
一番身近に感じられるキャラだったと思う。
手作りとはいえ、衣装の素材は高価そう。
どこで調達するのかは最後まで謎だった。

他の部員も協力的で、魅力的。
徐々に歌舞伎の良さを学んでいく。

顧問も、歌舞伎初心者だったがクロに感化され
徐々に歌舞伎を愛するようになっていく。
教師と生徒という垣根をいつの間にか超え、
同好会の仲間のように描かれたことも好かった。

演劇部部長も初めは同好会の天敵かと思われたが、
徐々に思慮深い役柄と分かってから魅力が増した。
終盤、出番がなくなったのはさびしい。
{/netabare}
<次回への惹き付けも悪くなかった>
{netabare}
キャラの中でも歌舞伎界の名門の御曹司、蛯原の去就が
登場時から非常に興味深いものだった。
この作品中、一番成長するキャラかもしれないと思い、
毎回、次回が楽しみになり、それは最終話まで続いた。

実際、最終話まで上手く引っ張られ、
彼が同好会と初めて真剣に向き合うシーンは
ちょっとしたカタルシスを味わえた。
{/netabare}
<直向きで一途な青春群像が清々しい>
{netabare}
最終話で、新入生歓迎会の部活紹介の舞台を
クライマックスに持ってきたのは、ベタだがとてもよかった。

演目は渾身の「白浪(しらなみ)五人男」。

拘りを感じるノーカットの舞台描写に引き込まれた。

客席の観客(高校生)は、彼らの演技に見入っていたが、
台詞は声優たちの演目の演技に視聴者が集中できるように、
ギャラリーの台詞は最小限に。
生徒たちの表情だけでも十分、彼らの心に届いていると伝わる作画がいい。

京アニの作画と比べるとさすがに見劣りするものの、
「響け!ユーフォニアム2」第5話の
「三日月の舞」ノーカット演奏シーンに近い魅力があった。

蛯原役の声優、河西健吾氏は、
歌舞伎の研究努力を感じられる演技で
なかなかの説得力があった。

実際の歌舞伎の舞台は観たことないが、
初めての同好会との共演の舞台での台詞回しでは、
間合いの取り方、イントネーションの違いが
他のアマチュアなメンバーとの差別化として上手かったと感じた。

<達成感があり未来にする希望に溢れた締め括り>

舞台終演後、EDが始まってから、主要キャラの後日が描かれる。
全員晴れやかな表情に、歌舞伎同好会の明るい未来が感じられる。
全くの台詞抜きでOP曲だけなのがセンスがいい。
いろいろな想像をかきたててくれた。

さらには、今作で一番注目していたキャラ、
蛯原の、ひと皮剥けたと思われる描写も微笑ましい。
{/netabare}
<OP&EDは作品の世界観によく合っていた>
{netabare}
OPの「Running High」は、声優、下野紘の3枚目のシングル。
(下野氏は今作では声優としては出演していなかったと思う)
声優としてはこの作品時、2017年で17年のキャリアを誇る下野氏。
歌手デビューは意外と遅く2016年。

初めて下野氏の歌声聴いたが、この曲は回を追う内、徐々に好きに。
最終話でのEDとして、いい余韻を味わうことができた。

EDは、元は1980年リリースの沢田研二の歌う「TOKIO」を
タイトル「お江戸-O・EDO」として歌詞を
江戸時代風にアレンジしてカブキロックスがカバーした
1990年リリースの懐かしい名曲。

個人的には、パラシュートを背負った麗人風の衣装という
インパクトあるビジュアル込みで沢田研二バージョンが好きだったが
カブキロックスのアイドルっぽい瑞々しい歌声と歌詞は
この作品にはよく合う。
{/netabare}

もし2期があるようならぜひ観たい。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 10

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

別段歌舞伎である必要性はない

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:使い古された部活創部からのー?つまり歌舞伎でなくてもいい。
期待度:★★★

学園部活物のけいおんから連綿と続くその流れのまま。

特に目新しいものはないが、部活の内容が歌舞伎ってだけで。

なんか全体にキャラ設定とか薄っぺらい感じがしました。
(個人の感想です)

多分想像を超えるような展開など一切ないので安心してみたいのであれば。。。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 10

63.6 8 オーディションで学園なアニメランキング8位
アイカツスターズ!(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (50)
219人が棚に入れました
『アイカツスターズ!』では、新たな主人公・虹野ゆめをはじめとするフレッシュなアイドルが、四ツ星学園へ入学するところから物語がスタート。アイカツ界で大活躍する4人のトップスター・S4を目標に、新たなアイドル活動に励んでいく。

声優・キャラクター
富田美憂、朝井彩加、山口愛、村上奈津実、津田美波、諸星すみれ、田所あずさ、大橋彩香

63.3 9 オーディションで学園なアニメランキング9位
アイカツフレンズ!(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (27)
129人が棚に入れました
『アイカツフレンズ!』は、アイドル活動“アイカツ!”にはげむアイドルたちの努力と友情の成長物語。

スターハーモニー学園の普通科に通う「友希(ゆうき)あいね」は、友達を作るのが大得意な女の子。学園のトップアイドル「湊(みなと)みお」と友達になって、一緒に“アイカツ!”のステージに出ることに!?

声優・キャラクター
松永あかね、木戸衣吹、二ノ宮ゆい、美山加恋、田所あずさ、大橋彩香、諸星すみれ

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

主人公2人のキャラがとても良かった、シリーズ第3作目

女児向けアイドルアニメのシリーズ第3作。その1年目シーズンで全50話。
作品の基本的な作りは前作までのスタイルを踏襲していますが、今作では「フレンズ」と呼ばれる2人組のユニットでの活動が物語の中心となっています。
ストーリーは、スターハーモニー学園の中学2年生・友希あいねが、同じ学園に通う人気アイドル・湊みおと出会ったことをきっかけに、アイドルの道に進むことになる、みたいな流れです。
まず良かった点は、主人公2人のキャラクター。人と仲良くなることが得意で、「目指せ友達100万人!」が口癖のあいねと、アイドルとしては先輩だけど、友達作りが苦手なみおは、どちらも単体のキャラとして好感が持てるだけでなく、コンビとしてのバランスが良いです。ほんのり百合風味の感じられる関係性も最高でした。2人がフレンズを結成するまでの過程を描く作品序盤は、シリーズ第1作にも引けを取らないほど面白かったです。
ただ、その後、主人公たちの活動が軌道に乗り、トップアイドルを目指してライバルたちと競い合う展開が繰り返し描かれるようになると、内容がやや単調になってしまった印象。主人公たちが目標とするトップアイドル「ラブミーティア」や、ライバル的なポジションの「リフレクトムーン」を描くエピソードについても、いまひとつ盛り上がりに欠けるように感じたりして、中盤以降はちょっと失速してしまったかな、という感想でした。憧れの最強アイドル超えを目指すという本筋自体がすでに定型なので、そのあたりから少し工夫があっても良かったかもしれません。
ステージシーンについては、今作から専門の歌唱担当を置かず、声優がそのまま歌うように変更されましが、特に違和感はなかったです。ただ、映像や楽曲の質的には「まあ普通に悪くないかな」くらいの感想で、特別なインパクトはありませんでした。この部分については、前作も含めて、第1作の3~4年目の頃のクオリティを超えられないでいるように思います。
声は、あいね役を新人の松永あかねが演じていましたが、初々しさや若々しさが感じられて普通に良かったです。アイカツでは、過去のシリーズでもメインキャストに新人を起用して、後に人気声優になっている例が多くあるので、今後ちょっと注目かもしれません。
最後まで観終わって振り返ると、スタートの印象が非常に良かっただけに、後半の内容にやや不満はありましたが、全体的に前作より楽しめました。引き続き2年目シーズンの「アイカツフレンズ!〜かがやきのジュエル〜」が放送されているので、そちらも面白くなることを期待しています。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 0

63.3 10 オーディションで学園なアニメランキング10位
うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (119)
612人が棚に入れました
2010年6月に発売された人気ゲームソフトを原作とし、2011年7月に第1期、2013年に第2期、2015年に第3期シリーズが放送されたテレビアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE』シリーズ。登場するアイドルたちは、数多くのファンと共に愛と夢を育み、感動を共有してきました。そして2016年秋、新たなアイドルグループを迎えたうた☆プリワールドが、伝説となるべく再びステージへと戻ってきます…!

声優・キャラクター
沢城みゆき、寺島拓篤、鈴村健一、谷山紀章、宮野真守、諏訪部順一、下野紘、鳥海浩輔、森久保祥太郎、鈴木達央、蒼井翔太、前野智昭、緑川光、小野大輔、代永翼、内田雄馬、高橋英則、木村良平、山下大輝、中村悠一、遊佐浩二、今井由香、杉田智和、若本規夫
ネタバレ

jujube さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ヤバイ4期本気で獲りにきてる、時々スベってるけど。[完走後追記]

1期〜3期はながら見してたから、正直舐めてたけど、4期何があった⁈
シリーズ断トツで面白いぞ!

2期なんて正直たまに寝てしまう時があったが、3期カルナイから歌も良くなり始めて、ヘブンズ再登場ではっちゃけつつも演出良かったから可能性はあったけど、まだまだストーリーが安定してなかったし。
それで蓋を開けたら、4期は3話まで外れが無いのは全く予定外なんだが。
え、まさか円盤前期超え行くの?
円盤どころか、各種CD発売にカルナイ単独ライブまで。ワールド広がりすぎ!
この一作で極限まで女子の財布が絞り取られるだろコレ。
今期女子向け戦場で、前作までの出来ならトップ陥落の可能性もあったんだが、これは…

シリーズ中どんどんユニット増やすから、絶対途中で破綻するだろと思ってたんだけど、シリーズの期をまたいで良く再構成出来たなと。もし1クールだけで3ユニットいたら絶対纏まらなかったろうに。これが次があるという強みか、底力か。

3期はスターリッシュより先輩ユニット、カルナイに焦点を当てて、かなり先輩キャラ達の人物掘り下げしてたし、4期は宿敵ヘブンズまで出て更にスターリッシュの影が薄くなるのかと思ったら、3つ巴展開で上手い具合に3組絡ませつつ、新登場のヘブンズ各キャラをスターリッシュに絡ませて新キャラの掘り下げに入ると!
キャラ増えてもスターリッシュを捨てずに整理できるようにしてあってかなり構成が上手いわコレ。(7+4+7=18キャラだよ!)
そして各ユニットももう一回り成長できそうな話しを組み込んでるから熱血要素があって大変よろしい。

作画も上々で安定、声優は芝居だけじゃなくて歌のレベルが一段上がった‼︎
3話のハモりがやばい。宮野さんだけでなくて、内田雄馬さんがここまで歌えたのかと!
いやいや、アニソン基本聴かない勢(普段はロキノン系)なんだが、良い意味で驚きです。ヤバイです。

正直、自分が過去シリーズ見れてこれたのは、女子向けナンバーワンのキャラ作画力…
絶対キャラだけは崩さない鉄壁の作画と、うたプリによって確立された省エネ止め絵の妙(動かないと文句言われないギリギリのライン)を楽しむためだけに見ていたようなものだが、まさかここまで今期でシナリオを練られてくるとは!

シリーズ見てないと視聴は辛いかもだけど、やっぱりアイドル物でうたプリは無視できないと分かったので、3期まで乗り越えてから是非4期見て欲しい。
(この時点での評価4.2)

-----完走後追記-----

4話~8話 ※部分的に酷評注意
{netabare} このあたりは、3話までの評価を覆したくなるくらい酷い出来だった。まあ、ある意味このシリーズのお約束か。眠くなるパターンだった。
作画がうたプリなのにびっくりするくらい崩れまくってて、スタッフどうした?!10月危機がここまで来たのか?って思ったよ。
ちょっとカメラ引いただけで、すぐコイツ誰だよ?ってなってたりして。
後付けで書いてるから、記憶が定かでないところもあるが許してほしい。

また翔ちゃんギャグ要員かよ。シリーズ全編格好良いとこなくない?なんですぐ肉体勝負すんの?そして肝心のコラボキャラソン(翔&大和)まさかのカット?!作画班死んだ?翔ちゃん担当回割り食いすぎじゃない?脚本もつまらん。

セシル回はいつも通り歌いながらくるくる~
シオンはクールそうな顔して何この不思議ちゃん。。。頭悪そう。
シオンcv.山下の歌声は好きなんだけどな。実は、セシルcv.鳥海の歌声は私的にキツイのん。あ、キャラソン(セシル&シオン)復活した。ますます翔ちゃんが不憫すぎる…

レン回はドラマ対決ちょっと面白かったw
天才肌ヴァンかー。訛りが…喋ると下町のあんちゃんぽい。見た目はダンディで非常に好みなのに残念!2人して春ちゃん♀に両サイド壁ドンするなよw
キャラソン(レン&ヴァン)はダンディズム溢れていい感じだね!両者とも美声すぎる!

那月回はついにサツキと人格統合!キャラ付けの一つだったのに、次シリーズから那月回どうなるんかね?
このあたりから今作でシリーズ終了かと予想してたわ。
ナギはいつも通り生意気可愛い。そりゃナギからしたら那月が二重人格なら分けわかんないでしょうよ。あんまり親密度上がってない2人。
キャラソン(那月&ナギ)ではハロウィンイメージ映像が格好可愛い☆那月&ナギVSサツキがラスボスヴァンパイア的構図、よきかな。

真斗回。綺羅との名家対決。真斗が甘ちゃんすぎた。経済的な財閥なら後継者問題はどうでもなるけど、血筋が物を言う由緒正しい名家だと大変だよな。なんかいい風にまとめてるけど、これ根本的なお家問題解決してないんだが。
キャラソン(真斗&綺羅)は和風ソングで、和装に舞踊+ピアノで良い感じ。客席に魂飛ばしてんのはシュールだけどw
{/netabare}


9話~11話 ※一部BL注意
{netabare} 満を持してのチームリーダー、音也回!まさか3話連続でやるとはなぁ!
そしてまさかまさか、音也が闇落ちするとは!!ゲームやらない自分には思いもよらなかったよ!
目が覚めた。というか、離れかけた心がまたうたプリ5期に戻ってきた回だったね。音也だからこその意外性とかが良かった。
瑛一が裏のある変態かと思ったら、素でやってたんかーーーい!ってのが1番の驚き。壁ドン・興信所(ストーカー)・頬ナデナデ・背後からのハグ、瑛一ってヤンホモだよな?音也をレ○プ目にしやがって。
そして闇落ちしつつキャラソン(音也&瑛一)。2人とも甘い中~高音声だからいまいち深刻さが足りないっていうか、ラストカットが音也怖すぎ!!
当初から宣伝のキャラソンジャケット絵で音也笑ってないって指摘されてたけど、こういうことか!
そして他にも挿入歌がふんだんで大変良い。まだまだ家出中の音也に届けたいとばかりにスタリ曲「夢追人へのSymphony」が公共電波に流れるの非常に良い。歌詞と状況がマッチしていて、かつ超良曲。既存曲らしいのが信じられない!この為に作ったんじゃないのかってぐらいで、スタリ曲の中でこれが自分のNo.1になったよ。
そして、回復した音也を迎えに来た仲間とランナウェイ。外さないねーうたプリ流ギャグ。なんでひまわり畑(あけぼの公園・千葉を特定)~テレ朝ぽいTV局(六本木確定)まで全員して私服で走れんの?!誰か特定してたけど、40km弱・徒歩で8時間の距離。この後TV生出演てアホやろ。
最後はおバカ瑛一にイラっとしたレイジングが制裁でヘブンズに活動停止。
うん、なかなか面白かったw {/netabare}


12話~13話 ※ライブ語り増量中
{netabare} ライブステージングのレベルが更に上がったね!!リアルでもこのくらいのステージングでやってくれるのは上位レベルだと思うよ。ましてそれをアニメにするなんて、ここのアニメーターはライブというものが分かってるね!やっぱりうたプリと共にライブの表裏を見て成長してきた成果かな。
そして限界まで近づけた手書きとCGのキャラの統一性。これが本当に上手いなと。ギリギリまで分からないまでに仕上げてきてる。世のアイドルアニメはこれを参考にするべき。

まず、QUARTET NIGHT
カルナイはいつも良曲だから好きだわ!
衣装は白が主体。さすがの貴族風衣装!これを着こなすのはカルナイしか居ない(笑)
これがまさかのプロジェクションマッピングの演出に使われるとは、演出もよう考えたわ!!
中央天井の四面モニターが旋回しながら4人のアー写が順番に出る演出もニクイね。これぞ上級アイドル!
堂々たる威厳と、セクシーさを兼ね備えているダンス。光と影の演出も良い。
ステージ上にカミナリかプラズマ出た時にはひゅう♪って口笛吹きたくなったわ。まじ最高すぎる!!!

HE★VENS
ヘブンズの曲も良いよねー。好きな系統だわ。
今回のは特に瑛二cv.内田のソロパートが素晴らしい!!さすがユニット1の歌ウマ。
衣装は青と白のミックスでお洒落普段着に近いけど、さすがスタイリストが整えたって感じがして良い。
そしてダンスの構成がまた素晴らしい!ダンスガチ勢が完コピしたくなるやつ!スタイリッシュかつ勢いのあるグループって感じが良く出てる。
青い炎が通しで演出に使われてて、ユニットカラーにもマッチしてて非常に良い。さすがインフェルノ!(曲題:不滅のインフェルノ)
ただ尺が短すぎて、若干の物足りなさを残したのが惜しい。訳:もっと見たいぞ!

ST☆RISH については、まさかのEDがB面だったのかよ!4期にして初めてのイレギュラーだよ!!
そしてこのA面曲、スタリのTVシリーズ中で上位レベルで良い曲だよ。特にトキヤcv.宮野と那月cv.谷山のファルセットに痺れる!
(キャラソンとか買ってないから他は知らないけど。)
衣装は黒を基調に、近衛兵みたいな個々のキャラ特徴に合わせたお洒落なデザイン。アイドルとしてしつこくない、リアルでステージ衣装にしても格好良いだろうね。
最初の導入で静けさの中にサイリウムがポツポツと点灯していくのも良い演出。否がおうにも期待が高まる!
しかし、ここにも作画力の衰えが見られたのは非常に残念だった。よりによってメインユニットの大トリライブステージなのに。ちょっとカメラ引いただけで、メインユニットの顔が崩れるなんて。そこはキメて欲しかったのに!
CUTは人数多いから画面2分割に納得。でもポージングとか格好良く描かれていて作画リソースをギリギリまで減らしながらもダンスも良い感じで魅せてきた!
ただし、止め絵アップにしてしまって見えないとこでやってたダンスを全体を見せてくれたら絶対痺れる格好良さのはずなのに、これかなり勿体ないよ!まあ難しいの分かってるけど。(作画リソース問題)
7人が星を描くとこも曲に嵌ってタイミングがドンピシャ!非常に気持ちが良い。もう客への煽りとか本物のライブレベルだね。

そして、やっぱりEDも来た!まさかの全ユニットでの合唱!!まじかよ!
アンコールみたいな扱いでぶっこんで来るとは中々面白かったよ。まさかのTシャツ衣装w

ライブ以外については、まあシャイニング居るだけで可笑しいのはずるいけど、世の乙女がときめくハグシーン、、、いやこれをハグとは認めん!もう恋人抱きだろ。音也発情すんなw
真斗がなんかエロくなった。あ、片髪耳にかけてるからか。
顎クイッでおぅふっとなるのは、さすがカミュ様w

ストーリーはスタリ優勝は分かってたからそれはいいけどさ、(本当はカルナイに明け渡してくれた方が面白かったんだけど/ステージ完成度的な意味で。)
捻りも何も無いけど、司会者がヘブンズは辞退です言ったそばから華麗に登場!登場の仕方が色々おかしいw
ヘブンズ復活もうちょっと掘り下げればいいのに。レイジングは一体何をしたかったのか。多くの社内スタッフがヘブンズの味方になって裏切られてんじゃん。業界のドンじゃなかったのか。案外力ねーな。
そもそも自分とこのユニットのヘブンズ辞退させてたらその時点でシャイニングの勝ちで、お前もその場に居る必要ないんだぞ?
まあ最後は改心して大団円だったけど。 {/netabare}


以上で、初めてネタバレ込レビューで渾身のネタバレ隠し感想書いてみた。
本当時間がかかるね、これ。読む方も時間かけてくれてありがとう。

ちょっとアイドルアニメ担当者には、最終話感想だけでも読んで欲しいわ。
これを見て、アイドルアニメの有り方を考えて欲しい。本気でアイドルアニメ作れないならそこに2匹目の泥鰌は居ないよ。

そしてうたプリ4期、山あり谷ありだけど、パフォーマンスで全て許されたw
次シリーズ続くようなので期待☆次はSSS(オリンピック・仮)のオープニングショーが舞台だね。
<最終評価:物語3.0↘ 作画4.0↘ 声優4.5↗ 音楽4.5↗ キャラ4.0→>

投稿 : 2024/12/28
♥ : 7

にゃしゅまろ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ポンポンらー_(:3 ⌒゙)_

うたプリ3期位から思ってたけど、(ポンポンらー)お腹いっぱいです( ̄▽ ̄;)笑

とにかくレン様(見た目とか中の人(CV;:諏訪部順一さん)大好きです(//∇//)
あとは、ゆーきゃんとセシル(鳥さん)と、森久保さん、きーやんが好き(*´-`*)多いな…笑
HE★VENSも1人ピンクみたいのいた…(--;)緑川光さん、小野Dが良いなぁ(*´▽`*)

ピンクのキャラと中の人が苦手(>_<)
ST☆RISH好きだけど歌聴いてるとピンクだけ浮いてる(嫌いって気にしてるから余計に気になって…(;_;)汗)
うたプリ知らない子がST☆RISHの歌聴いてたら、これジャニーズ?中居くんみたいな人いる?!って、それ言われてからもうピンク=中居くんになってもた(;∀;)
まだ他にツッコミ所いっぱいあるけど辞めとく…m(._.)m

投稿 : 2024/12/28
♥ : 2

ミサキーヌ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

さすがうたプリ!!

1期からずっと見ています。4期からHE★VENS参戦と聞いて、ST☆RISHやQUARTET★NIGHT以外いらんっ!と思っていましたが、予想以上に素晴らしいです!
今のところQUARTET★NIGHTの出番が少なくて少し寂しいですが、そのうち出てくると期待しています。
ST☆RISHとHE★VENSのデュエットソングですが、どれもクオリティが高く素晴らしい曲です!
これからもうたプリが続くことを期待しています( ^^ )

投稿 : 2024/12/28
♥ : 3
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