エージェントでモンスターなおすすめアニメランキング 1

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60.9 1 エージェントでモンスターなアニメランキング1位
忘却の旋律(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (45)
249人が棚に入れました
旧世紀の人間とモンスターとの戦争も人々の記憶から消え去った新世紀。
普通の学生であるボッカ・セレナーデは、近所の橋の下に住み着いていたツナギじいさんこと武蔵野三郎の住処で黒船・バラードに出会う。黒船はモンスターのホルを追ってこの街に現れたメロスの戦士であった。また、同じくして黒船を慕って追いかけてきた月之森小夜子とも出会う。一方、街に現れたホルはボッカのガールフレンドであるエルを喰らうために彼女を拉致し、そこで黒船との戦闘となる。そして、そこに居合わせたボッカは、二人の闘いの最中にメロスの戦士として覚醒することになる。
ホルを追い払った後、ボッカはメロスの戦士としてモンスターと戦うことを決意し、とりあえず黒船の後を追うことにして小夜子とともに街を離れる。そして彼らは行く先々でモンスターやモンスターユニオンのエージェント(モンスターに忠誠を誓うことで人々を支配する人間)達との闘いを繰り広げていくことになる。

声優・キャラクター
桑島法子、浅野真澄、宮本充、能登麻美子、小林沙苗、田村ゆかり、保志総一朗、森久保祥太郎

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

左翼アニメ

モンスターとの戦争に人間は敗れ、モンスターに支配された世界。
主人公ポッカはメロスの戦士としてモンスターと戦うことを決意する・・・

戦後の日本が歩んだ鬱屈とした抑圧社会の隠喩。モンスターが支配する社会、子供が犠牲と成る社会。
メロスの戦士は子供が犠牲とならない世界、モンスターからの解放を目指すのですが
モンスターの支配を大半の人間が受け容れてしまっているので、
彼らは英雄ではなく、むしろ社会不適合者とされているので忌み嫌われております。
こういった世界観を見ると大変重そうなものではあるんですが、演出がカオスすぎるので全然シリアスにも見えないです(笑)ハマる人はハマるが、大半の人は意味が分からんという反応で終わると思います。

メロスの戦士を英雄視をすることもなく、モンスターキングを悪とする事もなかった。
社会への反抗のジレンマがそのままラストに現れていたように思います。
最後はちょっとポッカが大人になったように思えて感慨深いものがありました。
なんだかんだで最後まで見て良かったと思えた数少ないアニメの一つであった。

どうでもいい事ですが、出てくる女キャラがことごとくエロ可愛いです。
鳴り響け、私のメロス!と恍惚な表情を浮かべて矢を太ももに擦り当てる姿は脳裏から離れません。
ピンドラの原型がまぁこの作品にも存在するわけなので、その辺も見所の一つなのかな。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 13

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

何となく掴みどころが無いけど

この作品って何となく掴み所がなく、また演出にしても先鋭的な個性が有りますが、
でも見た目のエロや奇抜な演出に反して本作のストーリーやメッセージ性が中々鋭い物が有ったりして、
特に本作を観て行くと「厳しい現実世界と戦い生きて行く物語」を感じさせるが、
この作品は見た目には取っ付き難く、また内容を理解するにも難解な所が有って個人的にも本作を理解しきれてないけど
それでも視聴して行けば考察し甲斐が有る面白い作品だと思います。

【評価】

81点・1A級

投稿 : 2024/09/07
♥ : 0

ぽるもるL さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

漫画と全くリンクしないキャラデザ

漫画版はグリーングリーン等のキャラデザを手掛けた片倉真二が描いてますが、アニメ版はそのキャラデザを完全無視したデザインとなっていて、漫画から入ったユーザーが見ると「誰だこいつ・・・」となること必死です。

原作漫画も正直そこまで面白い作品でもなかったのですが、当時は片倉真二の絵だからこそ読んでいたという部分もあったので、アニメ版は最早見る価値が全くありませんでした。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 0
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