エイリアンで組織なおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのエイリアンで組織な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月24日の時点で一番のエイリアンで組織なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.3 1 エイリアンで組織なアニメランキング1位
NieR:Automata Ver1.1a[ニーアオートマタ](TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (173)
641人が棚に入れました
西暦5012年。 突如地球へと飛来してきた<エイリアン>と、彼らが生み出した<機械生命体>により、人類は絶滅の危機に陥った。 月へと逃げのびた僅かな人類は、地球奪還のため、<アンドロイド>の兵士を用いた反攻作戦を開始。 しかし無限に増殖し続ける<機械生命体>を前に、戦いは膠着状態に陥る。 人類は最終兵器として、新型のアンドロイド<ヨルハ>部隊を地球へ派遣。 新たに地球へと派遣された<2B>は先行調査員の<9S>と合流し、任務にあたるが、その最中で、数々の不可解な現象に遭遇し……。 これは人類のために戦い続ける、命なき<アンドロイド>の物語――。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

キャラが良く動いて面白かったですが、SFとしては凡庸でした。

 途中中断があって、それ以前はまだ見返してない状態です。

 作画、画面、キャラデザは素晴らしかったと思います。CGの出来も良かったと思います。1話だけ雰囲気が違いすぎなのとゲームゲームしていて、嫌いな絵柄なのでどうなることかと思いました。

 2Bはやはり出色のキャラデザでした。リアルよりとはいえやはり日本のアニメ感がある美少女感は最高です。戦闘シーン迫力ありました。色気と言う点でも、レオタードっぽいのがスカートの下からチラチラするのが何とも言えず、絶対領域では「ライザのアトリエ」よりも格段に上だと思います。唇の下のホクロがあざとすぎですし。唯一、目が見えないのが物足りないですけど。
 声優さんは良いんですけど、声質のバリエーションが少ないのか他の作品のキャラとかぶりすぎるのが難点といえば難点でした。

 で、肝心のストーリーなんですけど…SFとして言うなら、単純すぎ?意外性が全然ないと言うか、ロボットの知能化とか宗教とか、人類会議の正体が怪しいとか、結構、過去何度も描かれてきたテーマですし、想像した通り過ぎな気がしました。
 話は展開してるんですけど、場所が途中から固定してしまったせいか、同じ場面を何度も見せられているような停滞感がありました。
 それと9S万能すぎと、いいところに現れすぎなので、ご都合主義感は強かったです。あとA2でしたっけ?彼女はどこ?
 
 ただ、アニメ作品としてのストーリー展開としては、キャラたちの魅力、特に2Bと9Sのコンビの話は良くできていました。それぞれのエピソードの見せ方、謎かけなどは良く機能していて楽しませてもらったと思います。

 ゲームやってないので何ともいないですけどね。ただ、視聴者というのはゲームを見てない人間も沢山いますので、その人間も含めて視聴するのがアニメです。したがって、アニメだけで評価すると、尻切れトンボとSFとしての凡庸さでの減点は大きいですね。
 再視聴したいと思うかといわれると、1話から見返すにはかなり気合がいると思いますので、ストーリーは3でしょう。

 ですがキャラの良さがありますので4.5、作画は1話のマイナスがあるので4.5です。音楽はまあ普通より少しいいかなで4。
 声優は皆さん迫力のある演技でしたが、ちょっと石川由衣さんの声が耳につきすぎて「聖女の力は…」の小鳥遊セイにしか聞こえなくなったのでマイナスして4とします。



1話 期待値の割には…既視感すごいし…ですが、最後でとどまりました。

ネタバレレビューを読む


2話 これならちゃんと見られます。普通にSF世界観に興味がもてます。

ネタバレレビューを読む

3話 1話の仕込みはそういうことですか。壮大なSF感が出てきました。

ネタバレレビューを読む


8話 SFをしっかりやろうとしているのがとても良いです。

 延期になって放置してましたが、いつの間に進んでたんですね。

 A2号の髪ってなんで伸びてるんだろう?とか、あの兄弟はどういう存在なのか?機械生命に見られる人間らしさとか、そもそもヨルハの組織とかいろんな仕掛けがあって、想像力をかき立てられる仕掛けが沢山あります。

 もちろん記憶の連続性とか身体の部品の交換などアイデンティティ問題とか2Bに関わる部分もテーマになっています。そして今後はあの兄弟と「知恵」のテーマの部分ですね。これと機械生命・ヨルハの関係が非常に気になるところです。

 初めは目が見えないので感情移入しづらかった2Bですけど、見ているうちに入り込んでいました。で、8話。目を見せる場面がありました。もともと造形はいいキャラなので一つの小さなカタルシスがありました。

 とにかく本格的にSFをやろうという重厚感がたまりません。「VIVY」以来の頭を使うハード系SFですね。間があいたので1話から多分見直すと思います。

 2号とA2の声優さん、ちゃんと同じ声優さんでしたね。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 15
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

機械生命体は真夏の夜の「夢」を見るか?

●9話以降放送延期・・・

現状では今期№1作品が放送延期となったようです。

今期作品のランキング評価予想は難しかったわけですが
大本命である本作の戦線離脱は痛恨の一撃でございました。



●見ざる聞かざる言わざる

マトリックスと言えば映画のタイトルでありますが、どんな意味があるのか考えてみますと
ネタバレレビューを読む
次回以降の見どころとなるように思います。



●実存は本質に先立つ

草食動物も人類も燃費が悪い。つまり、このままではネタバレレビューを読む故にそう在るものなのかもしれません。

●アンドロイドはヨルハ部隊の「夢」を見るか?

伏線は完全機能しており致命的欠陥も見受けられないので上方修正。
オール4の好印象評価であります。

伏線をばら撒き過ぎたことにより ネタバレレビューを読む今後も徹底マークしたく思います。

●気になる木

この度9sが「気になるなぁ」という風にして ネタバレレビューを読む作品と考えた方がいいのかもしれません。


●狂気の沙汰

やはりどう足搔いても落としどころはネタバレレビューを読むみたいなことをやる感覚にはついて行けません。


一見してSFあるいはサイバーパンク系であるようにも見えます。

初回からSF的な伏線が張り巡らされており、そういう意味では良質なSFを求める人には
お勧めできそうでありますが、一方であまりに使い古された古き良き時代の展開になりそうなのも
ある意味仕方がないことなのかもしれません。

伏線の展開も含め「ゾイドシリーズ」某作品を思い出してしまいましたが
「ゾイド」を含めて純粋無垢なSF作品と言うのは実は皆無に
等しいのかもと今になって改めて気づかされたように思います。

本作においても所々で【石】を想起させるような映像表現やデザインが目につき
しかも最後の最後で「黒い」あれですから、これはもう本作も
ネタバレレビューを読むを意識しているのだろうという結論に至ります。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 3

xokNW04341 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

一時停止推奨アニメ

人気ゲームの今更のアニメ化。
あまりの古臭さと陳腐さにびっくり。

物語・アニメだと設定の陳腐さがより際立つ
作画・単体ではいいが混ぜるとアウツ
声優・エンタープライズかな
音楽・MONACAに罪はないんだ
キャラ・アニメにするとクサいなあ

OP・あの歌い方なんなの

01・CG浮きまくりでツラい
02・演出がダサすぎてツラい
03・話が古臭すぎてツラい

2話になったら素直に見れる画面。2話からで良かったのでは?1話はアクションで掴みのつもりだったかもだが絵面も演出も酷すぎた。2話冒頭のセリフもモノローグもナレーションのない淡々とした構成は悪くないし嫌いではない。2001年ほどクドくもないし。ただ内容はクソダサい。失笑レベル。

2Bのデザインもゲームで動かす分には気にならないというかおっさん動かすよりは全然こっちのほうがいいのだが、アニメにそのまんま持ってくると気が散ってしょうがない。設定もあまりに陳腐すぎてびっくりした。昭和かな。ソシャゲの爆死続きからもスクエニはもう過去の遺産で食い繋ぐしかできない無能しか残ってないんでしょう。SF(笑)。というか厨二可哀想ポルノかな。

期待してたゆえにガッカリ感が半端ない。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 1

59.1 2 エイリアンで組織なアニメランキング2位
ザ・ソウルテイカー魂狩 -THE SOUL TAKER(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (48)
256人が棚に入れました
ある雪の降る夕刻の教会。伊達京介は、何者かに襲われ息を引き取ろうとしている母の手で刺された――それが全ての始まりだった。

誤って埋葬された京介は、岬真夜と名乗る美少女の手で墓の中から救い出されたが、真夜は世界的な科学力を持つ巨大多国籍企業・桐原グループに誘拐され、彼は謎のミュータント組織「病院(ホスピタル) 」の刺客・ドクトル凶也に襲われる。窮地に陥った彼の前に現れた謎の男・壬生シローは京介に生き別れの双子の妹の存在とその分身「フリッカー」の存在、そして真夜がフリッカーであるという事実を教える。不可解な母の死の真相と妹の謎、京介の脳裏に浮かぶさまざまな疑問。彼は真夜を救出する為に、シローと桐原の海上施設に乗り込むが…。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

新房監督はOP詐欺がお好き

カッコイイですよ、オープニング。
ロボットもの、ヒーローものの大御所JamProjectのアツイ歌にのせ、屈強のモンスターヒーローが、愛する人々を守るため謎の怪物達と戦います。
制作がタツノコプロということで、キャシャーンのような孤独の哀愁劇なんかも期待しちゃいます。
・・・・・・・・・と、いうのがOPだけを見た本作の雰囲気。

ですが! 忘れてください、OPは。
実際はそんな生易しいもんじゃないのです。


監督は「化物語」「まどか☆マギカ」のあの方です。
ヒーローものなのにあの方お得意のアレ、つまり抽象表現が入っていると思ってください。しかもたっぷりと。
化物語の猿との戦闘シーン、
まどか☆マギカの魔女との戦闘シーン
あのテの映像が延々と続きます。

正直に白状しますと、凡人の私にはこの芸術性が理解できないので、新房監督のこういうところが大嫌い。
鬼才・偉才であると思っているし、好きな作品も多いですが、若かりし天才の脳内映像を見せられるのには辟易します。
化物語やまどマギのような傑出した特色があるならともかく、本作は凡庸な変身ヒーローもの。内容もバトルシーンが大半なのに、アレをやられちゃー疲れるったらありゃしない。

我ながらよく見続けられたと感心しますが、見てる途中で本作の”見方”を悟りました。
これって、アニメーションだと思うから疲れるんです。
簡単なことでした。視覚から情報を獲ようとするのを辞めればいい。
ドラマCDに挿絵が画像として表示されていると見ると、不思議なぐらい受入れられました。
制作側もこの映像じゃ何やってるか伝わらないと解かっているようで、やたら説明くさいセリフが多用されています。

なんか、ミもフタもない結論ですが、嫌なら”見なければいい”。それだけでした。 


全然ストーリーや内容について触れていないレビューになりましたが・・・・画面を見なくても問題ないという点から察してくださいw
BGVとしてはいい作品かもしれません。


監督のアレが好きな人。
モモーイのデビュー作に興味のある人。
ナースウィッチ小麦ちゃんのネタ元を知りたい人。
こういう人にはオススメしますが、それ以外の方は覚悟してご覧ください。気軽に見ると魂を狩られますぞw

投稿 : 2025/01/18
♥ : 8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

たった一つの「小さな願い」が織り成すダークファンタジー作品・・・

この作品・・・実は純粋にこの作品単体を知った訳ではありませんでした。
2016年冬アニメで「ナースウィッチ小麦ちゃんR」の放送が予定されていますが、その作品の視聴に先立ち「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」を視聴しようとしたところ、「ナースウィッチ小麦ちゃん」はこの作品のスピンオフだと知りました。

そこで、スピンオフ作品を堪能するなら本編も視聴した方が・・・と思い、今回の視聴に至りました。
最初は少し迷いましたが、新房昭之監督の名前を見て俄然視聴意欲が湧き一気見しちゃいました^^;

この作品の主人公は伊達京介・・・そして物語は主人公である京介を母親が刺し殺すシーンから始まります。
・・・いきなりのショッキングな展開に正直ビックリでした。
主人公が死んでしまうところから物語が始まるなんて・・・どんな作品なんだろ^^;?
この展開も伏線の一つとして物語の展開と共に明らかになっていくのですが、掴みはバッチリだったと思います。

この様に主人公は物語の核を担っているのですが、もう一つの核の担い手は「フリッカー」と呼ばれる少女達です。
胸を張って前を向いて生きていけば良い・・・
ただそれだけで良いのに、それすら躊躇する彼女達・・・
生まれながらにして儚い過去と決して癒える事のない心の傷の深さを感じずにはいられません。
手を差し伸べるフリッカー・・・
突然襲いかかるフリッカー・・・
包み込んでくれるフリッカー・・・
言動も性格もまるで不一致・・・それは既に個々の人格であり自身の肉体である事の裏返しなのに・・・

でも彼女達に共通している事もありました・・・
それは「巨大な組織に生命を狙われている」という事です。
そしてこの物語に暗く悲しい影を落としているのが、その巨大な組織は生命の重さなどこれっぽっちも感じていない事なんです。

虫けらにだって五分の魂があるといいます・・・
ましてやフリッカーは虫けらなんかじゃありません・・・
中には慎ましく生きていたい・・・ただそれだけを願うフリッカーもいるというのに・・・
そんなにしてまで自分の願いを叶えたいの・・・?

人としての常軌を逸する言動の数々・・・
組織が大きければ大きいほど、上に立つ人間ほど仕事に私情を挟めないのは常識の範疇なのに・・・
という事で、この巨大組織は最後まで好きになれませんでしたね^^;

物語は進み、フリッカーの核心に触れたとき・・・
彼女達の孤独と悲しみが一点に収束されるモノだと知ったときでもあるのですが、切ない気持ちで胸が一杯になりました。
痛みの分だけ苦しみがあったんですね・・・
何も悪いことしていないのにね・・・
このレビューでは触れていませんが、この作品の痛みと苦しみはこれだけではありません。
彼女達の抱える心の痛み・・・気になる方は是非本編で感じて下さい。

そんな欝展開の中の紅一点・・・場違いな明るさを放っていたのが中原 小麦ちゃんでした。
一見無駄に明るくも見えるのですが、天真爛漫な言動と京介に対する態度は間違いなく視聴者を和ませてくれたと思います。
スピンオフで主役・・・なんとなく分かる気がします^^;

オープニングテーマは、JAM Projectさんの「SOULTAKER」
エンディングテーマは、柿島伸次さんの「MEMORY」と、浅見恭生さんの「As Time goes by」

1クール13話の物語でした。好みによって評価の分かれる作品だと思いますが、ラストで少し救われた気がしたことも相まって私は総じて楽しめた作品だったと思います。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 16

Arcieちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

OPから熱くて、ダークな感じというよりはヒーローものを連想。。。

内容は意外とダークな話でありながらヒーローものな感じを出してます。こむぎちゃんのキャラが面白くて、内容のダークさをふきとばしちゃったりするのですが、それはそれで面白いです。こむぎちゃんはキャラがいいので是非マジカルナースを見てください普通に笑えます。個人的には一話一話で終了感を感じさせるので、連続感をもたせて話数の移行に違和感を抱かないで次を見えるようにしてほしかったです。あれオレ前の話の最後見てなかったっけみたいな感じの違和感があったのが少し残念です。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 2

57.3 3 エイリアンで組織なアニメランキング3位
闘神機ジーズフレーム(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★☆☆ 2.8 (36)
94人が棚に入れました
21世紀の終わり。
人類は新たなエネルギー『DG(ディバイングレイス)エネルギー』を手に入れ、目覚ましい経済発展とともに宇宙開発に乗り出した。
冥王星圏まで開拓の手を広げていた時、突如、未確認生命体”ネルガル”の襲撃により、開拓団は壊滅した。
地球連合軍はネルガルに対抗するため、世界中の遺跡から発掘された古代ロボット兵器”G’s フレーム”と、その操縦が可能な特別なバリアントを持つ少女たち”エンシエントガールズ”からなる『AG部隊』を結成した。

人類にとって初となる古代ロボットと少女による対ネルガル戦ーー
地球を護るために飛び立った第1次AG部隊は、木星トロヤ群戦役において多くの死者を出し、4号機アセナのパイロット南宮 麗雨(みなみや れいう)はMIA(戦闘中行方不明)となる。

時は流れ、主人公”南宮 麗香(みなみや れいか)”は、姉の麗雨を探すためAG部隊に志願する。

仲間たちとの友情、古代ロボット兵器と交わす絆、ネルガルとの決死の戦い。
少女たちは多くの涙を乗り越え、人として、そしてパイロットとして、大きく成長していく━━━━。

『運命なんて変えてやる!
ーー地球が飲みこまれる前に』

mimories さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

制作陣の気概が見えない

 
1話からつまらなかったが4話で脱落。

作画は不安定さがあるものの特に悪いわけではない。中国企業制作ながら良くも悪くも日本アニメっぽい。デザイン関連に日本人が並ぶので当然なんだけど。

問題は作画ではなく内容のほう。上っ面だけの軽い作品に感じる。
主に宇宙が舞台のようだがスケールを感じず、重めの話が軽くて響かず、キャラの印象は弱く関係性も分かりにくい。ぜんぜん楽しくないし次の展開に興味が持てなかった。

まあ、もっと頑張ったほうがよいかと。
とは言え、シリーズ構成/脚本あたりに並んでる日本人スタッフを見ると頑張ったところで厳しいかな…。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 3

taketake4 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

日本アニメに憧れた結果

中華制作のアニメなわけだが、まずOPでビックリ
OPで多数出るクレジットの大半が金勘定関連という
製作メインスタッフが出る日本のアニメとは全く違って、ある意味あちらの凄さを思い知らされます

内容的にはどこかで見たようなシーンのオンパレード
悪く言えばパクリなんですが、前述の中華アニメということを考えると、彼らが好きな日本アニメのシーンを入れるように指示されたのかなと
そのシーンを入れるためだけに話し作ってる感があって、全体にまとまりがない
まるで1話1話がぜんぜん別のアニメのようにも見えてしまいます

石原夏織はああいう役やるには演技が稚拙でちょっと威厳がなさすぎですね

投稿 : 2025/01/18
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

中国制作会社&中国アニメの実力や如何に!?

この作品はオリジナルアニメだったみたいですね。
中国で「斗神姬 Ancient G’s Frame」として放送された作品を、日本ではキャストと主題歌を変更して放送された作品になります。

アニメーションを元請けとして制作した中国制作会社のセブンストーンは、これまで日本のアニメの下請けを結構担当されてきた制作会社なんだそうです。


21世紀の終わり。
人類は新たなエネルギー『DG(ディバイングレイス)エネルギー』を手に入れ、
目覚ましい経済発展とともに宇宙開発に乗り出した。

冥王星圏まで開拓の手を広げていた時、
突如、未確認生命体”ネルガル”の襲撃により、開拓団は壊滅した。

地球連合軍はネルガルに対抗するため、
世界中の遺跡から発掘された古代ロボット兵器”G’s フレーム”と、
その操縦が可能な特別なバリアントを持つ少女たち”エンシエントガールズ”からなる『AG部隊』を結成した。

人類にとって初となる古代ロボットと少女による対ネルガル戦ーー
地球を護るために飛び立った第1次AG部隊は、木星トロヤ群戦役において多くの死者を出し、4号機アセナのパイロット南宮 麗雨(みなみや れいう)はMIA(戦闘中行方不明)となる。

時は流れ、主人公”南宮 麗香(みなみや れいか)”は、姉の麗雨を探すためAG部隊に志願する。

仲間たちとの友情、古代ロボット兵器と交わす絆、ネルガルとの決死の戦い。
少女たちは多くの涙を乗り越え、人として、そしてパイロットとして、大きく成長していく━━━━。

『運命なんて変えてやる!
――地球が飲みこまれる前に』


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

キャラデザは確かに良かったと思います。
これまでいくつもの下請けを担当されてきた実績を感じました。

それにキャストも半端ありません。
りえりー、洲崎綾さん、かおちゃん、五十嵐裕美さんにあやちと錚々たる面子が顔を並べていますし、やっぱ演技も流石という感じです。

ですが、主題歌を除くそれ以外の部分においてはどうしても既視感が拭えませんでした。
難しいのかもしれませんが、この作品の推しやオリジナリティが何なのかが分からなかったのが大きな理由だと思います。
だから良く言えば無難…悪く言えば二番煎じといった印象を受けました。

寧ろ、この作品を見て思ったのが、「中国のアニメ事情はどうなるのか?」という点です。
中国政府には、サブカルチャーを規制しようとする動きがあるとネットのニュースを目にしました。
ゲームだけじゃなく、アイドル規制などにも広がっているようです。

それだけじゃありません。
中国の国家ラジオテレビ総局はアニメについて以下の様に述べたそうです。
「暴力や血、低俗な内容、性描写を含むアニメやその他の子ども向け番組を禁止すると発表した。
当局は29日遅くの声明で、テレビ局は「悪しき物語に断固抵抗」し、「真善美を発揚する健全な内容の優れたアニメのみ」を放送しなければならないと述べた。

そして、アニメ制作者に対しては「不健全」作品の排斥要求という形でも拡大しているようです。
何せウルトラマンシリーズの作品が規制対象になるくらいですから…

個人的には、メイドインジャパンの作品は日本で適正に評価されるのが一番だと思いますし、中国の規制に過敏に反応する必要は無いと思います。
ただ、アニメーションの制作サイドは、下請けに作業を出せるところが減ってしまうのが痛手かもしれませんけれど…
ただ、貴重な声優さんの時間を確保できるメリットもあるので一長一短なんでしょうね。

そう考えると、ネルガルを掃討するシーンなどもありましたが、この作品はセーフだったのでしょうか。
どうやら私はは線引きの考え方が今一つ理解できていないようです。

オープニングテーマは、空白ごっこさんによる「天」
エンディングテーマは、MARiAさんによる「Galactic Wind」

1クール全12話の物語でした。
キャスト陣が半端無く豪華ですし、演技にも熱が入っているので、お気に入りの声優さんが出演されているならチェックしても良い作品だと思いました。

投稿 : 2025/01/18
♥ : 9
ページの先頭へ