ウエディングドレスTVアニメ動画ランキング 5

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月22日の時点で一番のウエディングドレスTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

62.2 1 ウエディングドレスアニメランキング1位
愛天使伝説ウェディングピーチ(TVアニメ動画)

1995年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (29)
191人が棚に入れました
主人公の花咲ももこは、聖花園学園中等部に通うお調子者で少々天然ボケな性格の自称「恋する乙女」。ある日、新聞部に在籍する珠野ひなぎくと谷間ゆりの2人と共に部活動の一環としてサッカー部の試合取材を行った帰りに、プリュイと名乗る怪しい男に襲われ母の形見の指輪を奪われそうになる。その窮地を救ったのが天空より現れた天使リモーネだった。リモーネはももこに聖手鏡(セント・ミロワール)ミラーコンパクトを渡し、聖手鏡でももこは伝説の愛天使・ウェディングピーチに変身することでプリュイを撃退する。ももこの指輪は天使の世界・天使界を支える聖なるアイテム「セント・サムシングフォー」の一つで悪魔が狙いをつけたのだった。以後、ももこは世界の愛とそれを支えるサムシングフォーを守り、探し出すためにウェディング・ピーチとして戦う事になる。

声優・キャラクター
氷上恭子、宮村優子、ゆかな、今井由香、三木眞一郎、うえだゆうじ、松本美和
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「貴方に愛のウェーブを捧げます・・・」 出藍の誉れ高い'90s「隠れた名作①」

◆ポスト・セラムン世代の“天使”ネーミングを冠したロマンティック感動作
 ⇒ 《敵を粉砕》するのではなく、《癒し浄化する》ヒロインの創造(その1)

テレビ朝日系列で製作・放送されていた特大級ヒット作「セーラームーン」シリーズの第3期『美少女戦士セーラームーン S』の放送が終了し、同シリーズの人気がピークアウトした1995年2月以降に、この「セーラームーン」シリーズから強い影響を受けつつも、それぞれ独自の設定と見どころを備えた2本の印象的な「変身(魔法)少女戦士」アニメが、テレビ東京系列で製作・放送されています。
(※“戦士”イメージが強調されていた「セーラームーン」に対して、こちらは共に、そのタイトルからも内容からも“天使”イメージが強調されています)

その1本が、本作『愛天使伝説ウェディングピーチ』(1995年4月-1996年3月放送、シナリオ原案=富田祐弘、監督=湯山邦彦、アニメーション制作=ケイエスエス)であり、
もう1本が、『ナースエンジェルりりかSOS』(1995年7月-1996年3月放送、シナリオ原案=秋元康、監督=大地丙太郎、アニメーション制作=スタジオぎゃろっぷ)です。

このうち、
(1) 『ウェディングピーチ』の方は、「セーラームーン」シリーズと同様の「美少女“戦隊”」もの(※つまり美少女戦士が3-5人程度登場し戦隊を組んで敵と対峙する作品)であり、イメージ的には、その後登場する「プリキュア」シリーズに近いものであるのに対して、
(2) 『りりかSOS』の方は、「ソロ(単独)の少女戦士」が、少女以外の仲間(男性キャラやマスコット)のサポートを受けつつも、基本的には一人で敵と対峙する、という初期の『魔法少女リリカルなのは』や『魔法少女まどか☆マギカ』にイメージ的に近い作品となっています(※この両作は、それぞれ魔法少女が複数登場しますが、彼女らは協力関係にあるわけでなく、主人公は単独でシリアスな状況への判断と行動を強いられます)。

また、この両作品(『ウェディングピーチ』と『りりかSOS』)のそれぞれのヒロインは、それまでの「セーラームーン」シリーズで顕著だった「{netabare}邪悪な敵を粉砕する{/netabare}」存在ではなくて、「{netabare}敵(ないし、少なくとも敵の一部)の魂を癒し浄化する{/netabare}」存在として創造されており、その発想が今度は逆に「セーラームーン」に影響を与えて(※『美少女戦士セーラームーン』の原作者・武内直子氏は『ウェデングピーチ』の大ファンだったそうです)、同シリーズの最終作『セーラースターズ』(第5期、 1996年3月-1997年2月放送)ではヒロイン(月野うさぎ)が敵ボスたちを{netabare}浄化{/netabare}する存在に変化を遂げています(※{netabare}ネヘレニア及びセーラーギャラクシアの魂を浄化{/netabare})。

そして、この「{netabare}敵の魂を癒し浄化する{/netabare}」ヒロインという発想は、私の視聴した範囲だけでも、かの『魔法少女まどか☆マギカ』、『レディジュエルペット』、『スマイルプリキュア』、『ハートキャッチプリキュア』といった、2010年以降に制作された「変身(魔法)少女&戦士」アニメの人気作・有名作にもハッキリと踏襲されていて、このジャンルでのヒロインの“お約束”に昇華された感があります。

※なお、レビュー・タイトルに掲げた「貴方に愛のウェーブを捧げます・・・」は、本作の次回予告の決めゼリフです。
※また、同じくレビュー・タイトルにある「出藍(しゅつらん)の誉(ほま)れ」とは、【青は藍(あい)より出でて藍より青し】という有名な諺(ことわざ)を更に短縮した慣用句で、「青は藍を原料としながら藍より青いの意」つまり「弟子がその師よりも優れていること」を例える表現であり、本作がその模範となった先行作品「セーラムーン」よりもアニメの内容としては優れていることを言い表したものです。


◆『セーラームーン』(1-3期)を手掛けた富田祐弘氏のオリジナル企画であり完成度は同作よりもずっと高い

本作のシナリオ原案&シリーズ構成を担当した富田祐弘氏は、本作が放送される直前まで、『美少女戦士セーラームーン』第1-3期(無印・R・S)のシリーズ構成を一括して担当しており、そこで培われた経験が本作にダイレクトに反映されています。

いわば本作は、富田祐弘版“美少女戦士セーラームーン”なのですが、本家の方は全5期200話にも及ぶ長々編作品で、放送当時は確かに特大級のヒット作ではあっても、とくに最初の第1-2期の方は制作時期が古い(1992-94年)ために、その作画や演出のレベルが現在の私たちの目から見ていかにも古く稚拙であり、またシナリオ自体も原作からの水増しによる冗長さが現在の目から見てなかなか耐え難いレベルに達している(※原作に忠実なリメイク版『セーラームーンCrystal』と見比べるとその差がはっきりと分かります)のに対して、本家から数年後に制作された当作の方は、現在の目から見ても作画・演出とも十分に良好です。
(※とくにメインの3少女の表情の豊かさといじらしさの描出は今見ても特筆すべきレベルと思います)

そして、肝心のシナリオの方も、最初の数話(※{netabare}3人の少女戦士が誕生するまでの展開部分{/netabare})で多少視聴にもたついて、「もう打ち切りにしようか?」と思ってしまった以外は、中盤まで安定してまずまず見れる話が続き、さらに、これは特に本作の放送当時も評判になったことらしいのですが、どちらかというと緩慢なシナリオで、あくまで『セーラームーン』の亜流作品と見なされていた前半の後、OP/EDが切り替わる第28話以降の展開が、シリアス込みで想定外の盛り上がりを最終話まで途切れることなく連続的に見せており、本作のヒロインたちの特徴的な変身スタイル(※{netabare}優雅なウェディングスタイルから機動的なファイティングスタイルへ二段階変身します{/netabare})ともども、本作自体も見事な「二段階変身」を遂げた作品と個人的に評価したい気持ちになりました。
(※つまり本作は、後半から格段に面白くなる典型的なスロー・スターター作品なので、序盤の展開の緩慢さに失望して切ってしまったら、かなり残念なことになります)

さらに本作の場合、これもまた特筆すべきことですが、前期OP/ED、後期OP/EDの計4本全部が、「ウェディングドレスを纏った美少女戦士(ないし天使)」という本作の制作モチーフを反映して、それぞれ他作品では余り経験できないレベルの表現のストレートさと、明るさと不安定さの織り交じったノリの良さを醸し出しており、それが4クール51話の長丁場の視聴を私が飽きずに続けられた一つの大きな理由にもなりました。

以上から、本作の個人的評価を、どうしても作画・演出の粗さや全体シナリオの冗長さ・大味さ・散漫さが目立つ『セーラームーン』(※未レビューですが、シリーズ全体の個人評価を ☆ 3.7~3.8 程度とする予定です)よりずっと高い ★ 4.2 とします。
因みにこれは、「プリキュア」シリーズの中で本サイトで一番評判が良く、私の評価も高い『ハートキャッチプリキュア』の個人的評価 ★ 4.1 よりも更に一ランク高い評価です。
※実際「プリキュア」シリーズは、「セーラームーン」シリーズ以上に本作の作風に影響を受けている感があり、なおかつ内容のトータルな面白さでは本作に今なお敵(かな)わない気がします。

※ここで同系列の作品を少しまとめておきます。


◆「変身(魔法)少女」&「戦士」もの作品の簡易な流れ《※個人的な印象です》

『美少女戦士セーラームーン』(1992-97)の特大級ヒットを起点として以下の二系統に分岐していく。

(1) どちらかというと“女の子目線”で、親友たちが協力して事態に対処していく“戦隊”色が強い作品群

→ 『愛天使伝説ウェディングピーチ』(1995) 個人評価 ★ 4.2
→ 『東京ミュウミュウ』(2002) 個人評価 ★ 4.0
→ 『プリキュア』シリーズ(2004~現在) 個人評価 ※最高で『ハトプリ』の★ 4.1

(2) どちらかというと“男の子目線”で、たとえ複数の変身少女が登場するとしても、メインヒロインの“ソロ戦士”色が強い作品群

→ 『ナースエンジェルりりかSOS』(1995) 個人評価 ★ 4.2
→ 『魔法少女リリカルなのは』(2004) 個人評価 ★ 4.1
→ 『魔法少女まどか☆マギカ』(2011) 個人評価 ★ 5.0
→ 『結城友奈は勇者である』(2014) 個人評価 ★ 4.7

※『東京ミュウミュウ』は「セーラームーン」の影響を受けた“戦隊もの”ではあるが、戦闘シーンに余り力が入っておらず、むしろラブコメ色が強く、「戦隊もののフォーマットを借りたラブコメ」と表現したほうが適切かも知れない。
※現在新章が放送中の『カードキャプターさくら』は、表面的には“ソロ戦士もの”のスタイルを採っているものの、邪悪な敵と戦っているわけでは一切なく、明らかにラブコメ作品と言っていいと思うので、この流れからは除外しました。


◆視聴メモ
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・1995年制作・放送ということで、まだ家庭の電話or公衆電話で連絡している点が逆にレトロで良い感じ。
・メインの仲良し三人娘(ももこ/ひなぎく/ゆり)が、それぞれ『魔法少女まどか☆マギカ』のまどか/さやか/仁美にちょっと似ている感じで、とくに美形・長髪のおしとやかキャラ「ゆり」(エンジェル・リリー)は、もし仁美が魔法少女になったら多分こんな感じかも?と想像させるものがありました(※両作の影響関係は特になく、単に典型的な3タイプの少女像として類似しているだけだと思いますが)。
・なお、遅れて登場するスカーレット(エンジェル・サルビア)は、佐倉京子にちょっと似た立ち位置にある(マミさん・ほむらに相当するキャラは登場しない)。
・三人娘それぞれのパートナーとなる三人の男子(ようすけ/たくろう/柳葉先輩)もそれぞれ明確な個性があって割と好印象。
・敵ラスボス(レインデビラ)が最終決戦で愛天使たちを圧倒しつつも、最後は魂が浄化されて人間界から去っていく展開は、少し前に終了した『マクロス7』((1994年10月-1995年9月放送)の敵(プロトデビルン)が主人公バサラの歌の影響で覚醒して銀河を立ち去っていく展開と類似しており、その点で本作は同作から一定の影響を受けているのかも知れません。
{/netabare}


◆制作情報
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原作マンガ       富田祐弘(原案)、谷沢直(作画)(『ちゃお』1994年3月-1996年4月連載)
監督           湯山邦彦
シリーズ構成      富田祐弘
脚本           富田祐弘、寺田憲史、園田英樹、大橋志吉
キャラクターデザイン 只野和子
音楽           長谷川智樹、神津裕之
アニメーション制作  ケイエスエス{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

======== 愛天使伝説ウェディングピーチ (1995年4月-1996年3月) =======

 - - - - - OP 「夢見る愛天使」、ED「21世紀のジュリエット」 - - - - -
{netabare}
第1話 祝!愛天使誕生 ☆ 花咲ももこ(聖花園学園中等部1年)ウェディングピーチになる
第2話 あっぱれ!お色直し ☆ ファイターエンジェル変身
第3話 ねらわれた花嫁 ☆ サッカー部OB結婚披露宴の騒動
第4話 エンジェルリリィ誕生 ☆ 谷間ゆりエンジェルリリィになる
第5話 3人目の愛天使 ☆ 珠野ひなぎくエンジェルデイジーになる
第6話 じゃ魔ピーの逆襲 ★ 風摩ようすけへのラブレター(同級生しずか) ※意外な展開は○
第7話 食べすぎにご用心 ★ ※ここから敵の心を浄化する展開に変化
第8話 パジャ魔と眠り姫 ★ ももこ大ピンチ、じゃ魔ピーお手柄
第9話 奪われたサムシングフォー ★ 天使界のSaint Somthing Four(聖なる4つの何か)の伝承
第10話 お見事!友情お色直し ☆ 愛天使三人娘の友情、天使界の危機・悪魔族の狙い 
第11話 時をかけるひなぎく ☆ 聖花園学園創立記念日の騒動
第12話 美人悪魔の恋占い ☆ 水魔アクエルダ登場
第13話 勝負!悪魔のPK戦 ☆ プロサッカー試合観戦、梶選手のサッカー指導
第14話 奪われた愛の指輪 ★ ママの形見の指輪、ママ(さくら)の行方、アクエルダ消滅
第15話 潜入!悪魔の森 ★ ももことようすけの進展、幻術使いノクチューン、ようすけ救出作戦
第16話 悪魔族の誇り ★★ 続き、一時的身バレ、消滅の渦(風魔ガスト族プリュイ消滅)、指輪取り戻し ※脚本の甘さはあるが少女アニメらしい展開は○
第17話 聖花園学園の秘密 ☆ 火魔ピュール族サンドラの部下三人衆来襲・撃退、光の雨の謎
第18話 愛天使、夏休みも戦うわ! ★ ラジオ恋愛相談、ようすけの鈴、聖水晶(Saint Somthing Old)出現、ノイーズ浄化
第19話 真夏の夜の神秘 ☆ 肝試し大会、聖なるイアリング(Saint Something Blue)出現、プリッツ浄化
第20話 海辺のペンダント ★ 新聞部夏合宿、ひなぎくが借りたペンダント(Saint Something Borrow)、クラウド浄化
第21話 ピアノよ響け星空に ☆ ゆりの幼馴染(ひとみ)の立ち直り、ドンナ浄化
第22話 ねらわれたじゃ魔ピー ☆ ひなぎく&柳葉先輩の極秘デート、サンドラ浄化 
第23話 初キスが奪われる! ☆ ひなぎくの幼馴染の秀才(天野たくろう)に憑り付く火魔ピュール族イグルス、使い魔ランポ浄化
第24話 ドキドキ学園祭 ☆ たくろうとイグルスの契約、使い魔ブラッキー浄化
第25話 悪魔のキスは甘くない ★ 卑劣なキス魔タラシー、たくろう&ももこの楽しくないデート、タラシー浄化
第26話 いつわりの結婚式 ★ イグルスの姦策・ももこの逡巡、聖なるティアラ(Saint Something New)出現、使い魔リュック浄化
第27話 ウソ!柳葉さまに恋人? ☆ ゆりの先輩保母さん(保育園お手伝い)、使い魔ウキマ浄化{/netabare}

 - - - - OP「Wedding Wars〜愛は炎〜」、ED「ヴァージンラブ」 - - - -
{netabare}
第28話 恋する少女は最強よ! ★ 同級生秋子&サッカー部田島の恋の取り持ち、ももこ身バレ(たくろう)、使い魔ウルフェン浄化
第29話 ハロウィンな魔女 ★ 水魔アクア族ポタマス登場、たくろう女装回
第30話 グッバイ悪魔さま ★ 冷酷・卑劣・非道が悪魔族の誇り(イグニス消滅)、使い魔ポンプ浄化、たくろう改心
第31話 乱入!恋のライバル ☆ 川浪ひろみ転入・サッカー部マネージャー着任、使い魔シモシモ浄化
第32話 マフラーに愛を込めて ★ 想いの篭った編み物、使い魔フスマ浄化
第33話 戦場に咲いた恋 ★ ポタモスの悪魔のフォース(力)、リリィとリモーネの前世の記憶回復、柳葉先輩の真実 ※物語の転回ポイント?
第34話 恋のあやつり人形 ☆ 使い魔リオマ浄化
第35話 四人目の愛天使 ★ サッカー部合宿旅行(新聞部も便乗)、天界の戦士エンジェル・サルビア登場、使い魔タマタマ浄化
第36話 一人ぼっちの愛天使 ★ サルビア(スカーレット小原)と2人の考えの違い、隠密悪魔ブラニー浄化
第37話 サルビアの涙 ★ サルビアの記憶、3人との協力、使い魔ユキダルマ浄化
第38話 お別れの熱いキス ★ ようすけの好きな人、ひろみ身バレ、ポタマス抹殺命令、ポタマス改心
第39話 先生は悪魔? ☆ ファルゼン族ペトラー(岩本先生)登場、冬休み中止騒動、使い魔ハンマ浄化
第40話 愛が吸われちゃう! ★ 男女交際禁止騒動、使い魔ソージキ浄化、リモーヌ身バレ
第41話 恋愛ごっこ大スキー ★ 雪山スキー回、ようすけの異変、たくろう活躍、使い魔雪之丞変化魔浄化
第42話 ゆりのく・ち・び・る ★ ペトラー完全復活、公園トリプルデート、ももこ身バレ、リモーネ&ペトラー消滅?
第43話 レインデビラの真実 ★ 記憶のない柳葉先輩、カチューシャ登場、悪魔最強の戦士ヴィエント覚醒
第44話 じゃ魔ピーの初恋 ★ ももこ初キス・告白、じゃ魔ッチョ&じゃ魔ポン浄化
第45話 帰ってきたママ ★★ 女王の妹セレーソ登場、ママと過ごす休日、ようすけ身バレ ※リモーネの設定矛盾は×
第46話 私の恋人は悪魔 ★ ももこの困惑・決意、カチューシャ浄化、ローカル新聞大賞
第47話 よみがえれ、愛の記憶 ★ ヴィエントの聖Somthing Four奪取作戦、ようすけの気付き
第48話 愛すれどせつなく ★ ようすけの苦悩と出生の秘密、レインデビラ直属戦士ジュラ浄化
第49話 2人だけの夜 ★ 直属3戦士来襲、ウラガーノ(ようすけの父)の幻出現、悪魔族の真の敵、3戦士浄化
第50話 離れない心 ★ ようすけの決意、ももこ苦悩、レインデビラ&妖魔来襲、リモーネ復活、妖魔浄化、種族を超える愛 
第51話 ラスト・ウェディング ★ ももこ&ようすけ結婚式、最終決戦、嫉妬の女王浄化{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)30、☆(並回)19、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.2


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◆(参考)後日譚にあたるOVA

本作後半の人気ぶりを受けて、放送終了後しばらくして、以下の4話のOVAが制作されています。
※ももこ達は中学2年(スカーレットのみ中学3年)に進級
※原案・シリーズ構成・脚本は、すべて湯浅邦彦監督が担当

======== ウェディングピーチDX (1996年11月-1997年3月) =======
{netabare}
第1話 愛天使復活! 〜海に行っても戦うわ〜 ☆ 夏休み海辺旅行、記憶の封印と回復、不平悪魔の浄化
第2話 サルビアの恋 〜豪華客船でも戦うわ〜  ☆ 堕天使オアシス(バトラー)、純天使サルビアの悲恋
第3話 再会 〜クリスマスでも戦うわ〜 ☆ ひなぎく&たくろう回、ポタモス再登場、黄金仮面浄化
第4話 偽りの愛天使 〜バレンタインでも戦うわ〜 ☆ 三人娘のネコとの入れ替わり回{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)4、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「Merry Angel」
ED 「Sweet little love」

投稿 : 2024/11/16
♥ : 14

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

隠れた名作…?

少女マンガが原作として扱われる作品。

なぜこんな持って回った言い方かというと、『ちゃお』で連載されていたマンガも原作(富田祐弘)と作画(谷沢直)が分かれていて、この企画そのものがアニメ制作前提のものだったからです。

作画、評価3にしてますけど当時としては劇的に良い方ですよ…?

作中で「魔法」という言葉は一度も使われていませんが、主人公のももこを含めた少女が各自のアイテムを使って変身する、マスコットキャラに相当する「じゃ魔ピー」が出てくるなど、作品ジャンル的には広い意味での「魔法少女もの」と言えます。

ただ、戦っているのは「天使界」と「悪魔界」であり厳密には人間界において天使側の戦士として戦う「愛天使」はいわゆる「魔法少女」ではありませんね。

「ウェディング」に由来して、作中の強化アイテムはセント・サムシング・フォーと呼ばれる "something four" にちなんだものになっています。

変身時の必殺技があるのは当然として、当時珍しかったような気がする「二段変身」や今や定番となりつつある「追加戦士」的なメンバー、作中でのアイテム発見によるパワーアップなど、こういった作品で今や常識となっているような基本設定は概ね押さえられています。

このあたりは原作者の、セーラームーンでの経験も活きているかも。

主人公たちは敵を滅殺でなく浄化しようとしますが、容赦なく滅殺しようとする原理主義的な考えを持つ存在の登場など、お話もそこそこ面白いです。

とはいえ主人公たちも設定年齢である中学生らしさも失っておらず、またラブコメ的な要素もある意外とバランスの取れた良作だと思います。

ラブコメという観点では主人公のももこに対するようすけの存在も含めて各メンバーに「気になる男の子」的な相手が設定されていて、そこら辺は「女の子向け」を貫き通しております…。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 12

匿名女装子 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

セーラームーンブームの時に最も似たような内容だった作品

アニメでは原作者が2名居てベテランシナリオライターの富田 佑弘(すけひろ)先生と女流漫画家の矢沢 直(なお)先生の合作に成ってる。
1年間放送の後、続編のOVAが出たが未完で終わっており、この点で損してる。
最もアニメ制作会社がポケモンシリーズで手一杯なのでファンから要望の強い続編やリメイクは無理に近いが、シナリオだけ日本で作って海外で制作すれば出来ると思うけど。

シナリオとキャラクター設定と声優のキャスティングは悪く無いが敵の悪魔を5話から浄化する設定に変更したために、それまで戦った敵との戦いぶりが、おかしく成るのが何とも変。

主題歌が途中から変更するが違和感が在るし統一感も無い。
そこそこ知名度が在るので無名では無いものの衛星放送やケーブルテレビ局で放送されない作品だが続けて視るとストーリーと演出が割と、しっかりした内容なのは流石と言いたい。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

65.0 2 ウエディングドレスアニメランキング2位
少年メイド(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (310)
1571人が棚に入れました
お嫁さんにしたい男子(!?)、NO.1!!

ちょっぴり掃除好きな小学生・小宮千尋は、ある日突然母を亡くしてしまった。
身寄りのない千尋に手をさしのべたのは、叔父である鷹取円だった。
そのまま円の豪邸に連れていかれた千尋だったが、
あまりのゴミ屋敷っぷりに耐えられず、大掃除を開始!!
その姿を見ていた円は、鷹取家の世話になることに反発していた千尋に、ある提案をする。
それは、千尋はメイド役を、円は生活環境を提供するというギブアンドテイク案だった!! 
円の提案に納得した千尋だったが、
渡された制服はフリフリで、お屋敷の汚れは果てしなくて…。
どーなる千尋!?

声優・キャラクター
藤原夏海、島﨑信長、前野智昭、花江夏樹、八代拓、山本和臣、田村ゆかり、榊原良子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルで損。ショタではあるけどBL要素は薄い

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
レビュータイトルにもありますが、BLメインではなく、癒し系のホームドラマ路線なので、BL苦手な方でも大丈夫だとは思います。

癒し系ホームドラマとしては、地味に丁寧に作られていた印象です。大きな波はないけれど、基本的にAパートとBパートで異なる内容をやるので、飽きずに視聴できました。

音楽は、OPは爽やかで前向きで好きだったけど、EDは、ナンだあれ(笑)

まあ、「2期楽しみにしてます!」とまではいきませんが、「2期があったらなんとな~く視聴しちゃうな♪」って感じです。そのぐらいのユルい態度で視聴することをオススメします♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
1話目感想より。

5年生で母親を亡くした少年、のワリにノリが軽すぎるのが気になった。こういう作風(ギャグ・ホームコメディ)にしていきたいなら、アニメ定番の「母親がなんか海外に変な研究しに行った」とかで良かったんじゃない? まあ、母を失った悲しみを今後丁寧に扱っていくなら良いです。でも、サラッと流すつもりなら嫌です。アニメとはいえ、人の死は重い。そこに注目して観ていきたいですね。

、、、その「母親の死」ですが、毎話のように回想シーンがあり、とても丁寧に扱っていた印象。千尋と円の覚悟というか、腹のくくりかたとしても、「海外で研究」よりも「死」の方が適切だと思える作風でした。私の心配は、杞憂でしたね(死を扱う作品は、このぐらい大切に扱ってほしいものです)。

ホントに、悪い人物のいない、平和な世界。あったかい雰囲気の中で進んでいく日常系です。序盤は、少しずつ近づいていく円と千尋の距離感を主軸にし、中盤はサブキャラを生かしながら、日常系をガッツリやる。終盤は、円と祖母の問題、本当の家族になってきた円と千尋を描いているので、ストーリーとしてもわずかながら流れている感じがします(千尋と祖母の問題がなにも解決してないのは、原作ストックあるから?)。

個人的には圭一郎が好きでした。しっかりものでユルくて、厳しくて甘くて、なかなか良いお兄さんキャラでした。空振りばかりしてもめげない健気で素直な女の子、美耶子も良かったです。いつか圭一郎に思いが届けば良いですね♪

難点としては、EDを歌う「有頂天ボーイズ」の存在が不要だったことかな。

印象に残ったのは、最終話での母親の幽霊との会話シーンです。まずは、この1年を箇条書き風に振り返る部分。シンプルなんだけど、だからこそ、心に染みる部分がありました(1クールで1年もの時間経過があるのも珍しい)。それから、千尋が、鷹取一砂のことを、「円のお母さん」と紹介した部分。「おばあさん(祖母)」ではなく、「母さんのお母さん」でもなく、「本家の……円のお母さん」と言った千尋。千尋の生活の軸が、すっかり円と共にあるという印象を受けました。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
千尋はなんだろう? 「とらドラ」の高須的な性質なのかな(笑) やはりBL要素はあるんだろうけど、どう考えても「SUPER LOVERl」よりかは軽いだろうから多分完走できるなw

2話目
ちゃんと女子出てきたねw 美耶子は普通に良い子だね。円も良い奴だし、BLというより家族愛がメインになっていくのかな? …なんだ、玉子焼きと弁当のクダリ? 良い話じゃないか、ちょっと泣けた(笑)

3話目
千尋と円の仲がぐっと深まる、良回。犬も猫も変わらんと思うがw 桂一郎のネクタイガジガジは可愛かった(笑)ちょっとBL要素が強くなってきた。

4話目
「ヤツ」の話。髭男爵からの「ルネッサ~ンス♪」はまんま過ぎて笑ったw 円との初めての喧嘩。円の静かな怒り方が良かった。包装紙のクダリも良い話だった。Bパート含め、桂一郎、マジでイケメン(笑)

5話目
千尋の怪我。千尋、面倒くさい、というか潔癖な性格してるな(笑)

6話目
おっ、EDの人だ。円のプロ意識も見られた。Bパートも良い。ティッシュの空箱でも喜ぶであろう円って、すげぇ目に浮かぶw

7話目
所々出てくる母親がいい人過ぎる。参観日回。今回も心温まる良い話でした。

8話目
千尋が、休んでる方が疲れるネタは、前に1度やらなかった? 5話と似てる?

8.5話目
千尋の学校での話。なんか、普通にラブコメw 普通に微笑ましいw

9話目
花ちゃん役の矢島晶子さん(野原しんのすけ・リリーナピースクラフト)、演技の幅がスゲェなあと感心しつつ、それでも幼女はムリがあるかな、というか、上手すぎて、凄い利発な幼女に感じるw 川辺の作画、良いな~。おっ、新展開? 最後は円を選ぶんでしょうが。

10話目
漬け物を噛む音、やけにリアル(笑) ちなみに剣道部も、ネコ好きですがネコアレルギーですw 懐かしいな~、都電荒川線。沿線に住んでいたからね。都電、やたらリアルだけど、どうした(笑)? 庚申塚か、懐かしい。一時期、新庚申塚に住んでたからな~。あの辺、良いところだよ♪ お寺ばっかりだけどw お墓は雑司ヶ谷(池袋の奥のあたり)かな? さあいよいよ、ストーリーが動くね。

11話目
ここにきて、円の家族を見せて、現在の幸せな生活をこれ見よがしにアピールする、か。

12話目
なかなか変わった最終回。賛否あるだろうな。個人的には、賛。
{/netabare}

投稿 : 2024/11/16
♥ : 27

炊飯器。 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日常ほのぼのショタアニメ

初めから最後までほのぼのとした気持ちで観れました。

主人公がショタなので好みが分かれるかもしれませんが、気にならない方なら楽しめると思います。

小さい主人公が頑張っていく成長物語と、それに感化されて周りの大人まで頑張っちゃう話がほっこりします。


ストーリーに少し無理があるとも感じますが、主人公かわいかったのでよしとしますw


癒されたいときとか、暇なときに少しみてみるだけでもおすすめです。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

はたらかざるもの食うべからず!・・・だそうです^^

この作品の原作は未読です。ですが、キャラデザが好みだったこと、ゆかりんや牧野さんが出演されること・・・もありましたが、視聴の決め手は「少年メイド」という2つの単語が織り成すアンマッチさに惹かれたから・・・
BLだったらどうしよう・・・との思いもチラツキましたが、まずは1話目を視聴してみました。

「苦労は若いうちにすれば大人になってから楽できる」母さんのいつもの口癖だ・・・
という下りで始まった第1話・・・ゆかりんの耳触りの良い声質も相まって、序盤から目頭が熱くなってしまいました(//∇//)

この物語の主人公は、小学生の小宮 千尋・・・これまで母親と二人の母子家庭で育ってきましたが、ある日突然母も亡くして天涯孤独の身になってしまいます。
そこに千尋の叔父にあたる鷹取 円に引き取られる事となりました。
円の家は正に豪邸そのもの・・・しかし中はゴミ屋敷の如く散らかし放題という実態を知ってしまった千尋は、母親の手紙に記されていた「働かざる者食うべからず」を愚直に遂行するため、屋敷の家事全般を引き受ける事で・・・物語が動いていきます。

円は洋裁を生業にしている事から、千尋の仕事着も円が作ってくれた訳ですが、渡された制服はまるでメイド服を彷彿させる様なフリフリの服だったんです。
メイド服とはスカートとハーフパンツの違いだけ・・・あとはどこから見ても正真正銘のメイドさん・・・
これでタイトルの意味がようやく理解できました。
最初は着るのを抵抗していた千尋ですが、着てみると・・・これが結構似合うんです^^
こんな少年メイドなら悪くない・・・と思ってしまいました。
勿論アニメの世界だから成立する事だと思っていますけれど・・・

ここからメイドとしての生活が始まった千尋ですが、メイドというより「主夫」と言った方が適切だと思いました。
普段の口は決して良くありません・・・けれど、食事の量から他人の体調を気にしたり、好みを知ろうとしたり・・・千尋は根が真面目だからなのでしょう。
散らかし放題のお屋敷は整然とされ、昔ゴミ屋敷だった面影は微塵も無くなりましたし・・・

鷹取家の胃袋を預かる身となった訳ですが、学校や出された宿題をおろそかにしないのは千尋の偉いところです・・・
そういえば、円と千尋は血縁通し・・・ですが、外見も中身も全然似ていませんでした。
千尋は母親そっくりの黒髪ですが、円は金髪・・・
そして千尋は綺麗好きですが円は・・・
これは血の成せる業ではなく得手不得手も関係ありそうですね。

この物語は円と千尋のお屋敷での日常を主体に描かれていますが、どんなに千尋の少年メイド姿が可愛くても、1クールそれだけだったら流石に胸焼けしてしまいます。
そのため、この作品にはちゃんと華が設定されていたんです。

一番の華は何といっても牧野さん演じる凰 美耶子・・・
ちょっと世間知らずな一面もありますが、一途で真面目な女の子です。
何より「大切」な事に対して労を惜しまないのが好印象です。

でも・・・この作品には華のダークホースが存在するんです。
そのダークホースとは年長の花ちゃん・・・
お兄ちゃんと喧嘩して家を飛び出し千尋のところにやってきた花ちゃん・・・
ここまでは単に微笑ましい止まりなのですが、花ちゃんの可愛さに円が彩りを加えるんです。
これは流石に予想外・・・でも進化した花ちゃんは間違いなく最強系・・・
花ちゃんの進化っぷりは、是非本編でご確認頂きたいと思います。

千尋と円の日常生活・・・物語の終盤に差し掛かったところで思いがけないサプライズが用意されていました。
そのサプライズ・・・とってもあったかいんです。^^

思いが詰まっているから・・・大切だから・・・
そんな1年を過ごした千尋へのご褒美・・・だったのかもしれません。

オープニングテーマは、TRUSTRICKさんの「innocent promise」
エンディングテーマは、有頂天BOYSの「ずっとOnly You」
躍動感あるアニメとマッチしているオープニングに軍配です。
今度この曲もカラオケでチャレンジしてみたいと思います^^

1クール全12話の作品でした。肩肘を張らずに気軽に楽しめる作品だったと思います。
個人的にはお祖母ちゃんとの関係の行方まで描いて欲しかったのが本音ですが、こちらは続編に期待・・・して良いんでしょうかね^^?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 19

75.0 3 ウエディングドレスアニメランキング3位
恋と嘘(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (637)
2921人が棚に入れました
満16歳になると結婚相手が通知される超・少子化対策基本法、通称ゆかり法が施行されている世界を舞台に、少年少女たちの未熟で儚い禁断の恋模様を描く。

声優・キャラクター
花澤香菜、牧野由依、逢坂良太、立花慎之介、谷山紀章、黒沢ともよ、喜多村英梨

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

最終回、あの会話シーンはナシ!

原作マンガは未読です。「原作が少し気になったので、アニメでお試し」というのが主な視聴動機ですかね。

要は「少子化対策のために様々なデータに基づいて政府が理想的な結婚相手を斡旋してくれる」といった仕組みが制度化されている世の中のようです。

ある意味『アイドル事変』のアイドル議員よりも実現性の点で無茶な設定とも言えるかも。こんな制度を実現しようとしたら「結婚相談所」的なビジネスは壊滅で民業圧迫ここに極まれりという感じですからね。

ということで、ストーリーの評価は設定うんぬんというよりは世界観との整合性という目で見たいところです。

主人公の根島由佳吏(ねじま ゆかり:通称「ネジくん」)は、幼馴染み的に想いを育んだ高崎美咲(たかさき みさき)と政府通知によって定められた相手である真田莉々奈(さなだ まりな)のどちらを選ぶのか?

そして美咲が政府通知の相手であったかもしれない疑惑や、ネジくんの友人であり美咲との間にも何か秘密を共有していそうな仁坂くん、挙げ句の果てには美咲のネジくんへの想いを探るために美咲に近づいたことがきっかけで美咲と莉々奈に深い友人関係が成立してしまったりとか、同時期に放送された『ゲーマーズ!』とは別な意味でいろいろと拗れた話になりました。

12話という話数と原作未完という事情から、最終回での着地点にことさら不満はありません。しかし最終回Bパート、ヒロインふたりがあの会話をする場面において、あの状況は演出的にナシだと思います。

いくら守秘義務がありそうな職種とはいえ、ふたりの会話を他の人が何も動じずに聞いているのは、世界観との不整合という点で極めて不満です。最後のあの写真撮影に応じる点についても同様です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 45

阿紫カービィ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

薔薇が他の名前で呼ばれようとも…やはり甘く香ることでしょう。

この世界観、大好きです。
まさかこんなお話だとは…思いもしなかった。


超・少子化対策法というものが存在する近未来設定。

国から、個人の遺伝子情報を基に選ばれた『恋人』を通知され、恋愛をし、結婚をしなけらばならない。(拒否すると社会的ペナルティ有)

通知を受けた16歳以上の少年少女の自由恋愛禁止。


まず思ったのが、

同性愛者は?
子供が出来ない人は?どうなるの?
という事でした。

(簡単な事、国の徹底した管理をしている為、そういう人達には『通知』はこないのです。)


この作品は、このような社会に生をうけた、主に4人の男女の『心』が丁寧に描かれています。


主人公の『ねじ君』は『美咲』の事がずっと好きでしたが、16歳で『通知』がきます。美咲に勢いで告白したら、美咲と両思いである事が判明。

ねじ君の政府通知の相手は、才色兼備、純粋で、儚げな、とにかく!可愛い女の子『りりな』(エッチ)

そして
校内一番の美男子、『仁坂君』ですよ!
彼もねじ君の事が好きなのです。


ねじ君の『通知』がきっかけで
4人の苦悩が始まります。


痛いほど、優しい4人。

何か秘密を抱えているであろう美咲は
少し、生々しいです。
結構卑怯なところもあって
うーん…


報われないのが、仁坂君ですね。
彼は、『友人』として、ねじ君の側に居ることを選びますが 、、
相当苦しいはずです。


作中の、文化祭での『ロミオとジュリエット』のシーンは大好きです。
報われない想い、愛、を台詞にのせて演じる、美咲と仁坂君に感動しました。

あと、時々はさまれる、お笑いも、優しくて、ほんわかします。埴輪、古墳(思いだし笑)



はたして
このような社会構造は、平等なのだろうか?
差別的なのだろうか?


私の中での『恋愛』の割合は…どれくらいを占めてるのか。
考えてみた。けど、よく解らない…

思いっきり『恋』したいんだけど…

ただ、『子供を産むため』の繋がりだけは、
嫌。絶対に嫌。


こんな社会構造になったら、


私はどうなるのかなぁ
(意外と楽しいかもしれない)







あ、
キスシーン、かなりエロいですよ~



こういう作品こそ、2期あって欲しい!熱望!

投稿 : 2024/11/16
♥ : 36

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

僕らは恋をして嘘をつく ただ一つの気持ちを守るために

2017年放送のテレビアニメ 全12話

原作 ムサヲ 監督 宅野誠起 構成 高橋ナツコ 音楽 横山克
制作 ライデンフィルム

さあさあ、またまた来ました「構成ナツコ」今まで良かったと思う作品はありません。
いきなりOPドンドンパンパン(笑)変なキャラデザ。
さて1話切りか・・・・んん・・・面白いじゃん!

原作力は高いです。DeNAのマンガボックス連載コミック。
16才になると結婚相手を厚労省(政府ではなく霞が関)が決めてしまう近未来社会。
すべての男女に対する最も理想的な相手をコンピューターが決める。

これは世代によって意見が違うと思います。

10代~30代 ふざけるな!自由恋愛禁止なんてディストピアだ。
40代~50代 結婚できるんならいいんじゃね。国が責任を取ってくれるんだろ。
60代以上  俺は(私は)見合い一回目の相手と結婚して、子供を育てたし添い遂げる予定だよ。

戦後復興期の日本人の多くは適当な相手(年齢だけは順守)と適当な見合いをして、ほとんどは離婚せず同じ墓に入るのですが、
すでに忘れられた歴史なのかもしれませんね。
統一教会の合同結婚式などと言うネガティブな事件(?)もあったし。

この作品は16才になって予定通り結婚相手の通知が来た少年少女の、
恋愛観、人としての成長、忘れられない想い、社会環境、家族
を比較的丁寧に描いた社会派恋愛アニメです。
そして、物語としてとても面白い物でした。
悩みも深くなく、流され、周囲に祝福されたり、初恋の相手と語ったり。
この作品に違和感を感じた人は、社会状況と言うものの理解が足りないかもしれません。

脚本は相当こなれています。大ベテランですからやればできる子ですね。
連載中なので結末は描かれませんが、社会がこういう形で回っている以上、
個人の結婚相手が誰になろうとあまり意味がないことだと思います。

男女が出会い繁殖活動をすると言うこと。
恋の部分が抜け落ちていますが、一生添い遂げたとしたら尊いものでは無いと言う資格など誰にも無いでしょう。
この社会では、恋は病気として丁寧に対処しているようです。
ディストピアかユートピアか?これはSFではなく現実の一つのありようです。

人口を増やすために最も適した方法はハーレムです。
歴史が証明していますね。
でも、男性すべてに人権を認めるとしたら、この作品の設定になります。
戦後日本が最も成功した社会主義国家であると言われたゆえんでもあります。

会話は丁寧過ぎず、若い男女の迷える心を感じさせて好感が持てました。
「月がきれい」と対応するもう一つの赤い糸。
16歳は迷ってこその青春です。
『初恋は成就しないほうが幸せになれるよ』(私の言葉ですw)

追記
ひとつ気が付いたことがあります。
16才で政府通知が来るとして、内容が結婚相手の名前でない可能性があります。
「この状態では結婚できない」という通知が来た場合。
感染症や重大な性嗜好の問題です。
早い時期に本人や家族が気づいて治療を行えば高い確率で治癒できます。
現代は完全放置、または無視された状態で危険な人生が待っていたりします。
同性愛の問題も早期協議次第で解決可能なんではと思います。
性と言う重大な問題に蓋をしてしまう現代社会への問題提起となる作品かと思いました。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 42

65.3 4 ウエディングドレスアニメランキング4位
D.C.S.S. ダ・カーポ セカンドシーズン(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (359)
2238人が棚に入れました
初音島の枯れない桜が枯れてしまってはや二年。
朝倉純一は、風見学園付属から本校へ進学し、友達である白河ことり、天枷美春、水越眞子、杉並といった面々と、いままでとなにも変わらない学園生活を過ごしていた。たたひとつの大きな変化をのぞいて…。
そんなある日、初音島にひとりの少女がやってきた。彼女の名はアイシア。純一の祖母に魔法を教わるため、はるばる北欧からやって来たのだが、祖母はすでに他界しており、唯一の当てを失ってしまう。そこで彼女が選んだ道とは…。
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

≪酷評気味≫ 第1期シリーズの後編。 前編と合わせて52話、がんばって観たけれど…

『D.C.ダカーポ』に続いて視聴。
前作はゲームを原作としていたが、
この「セカンドシーズン」はアニメでのオリジナルストーリー。
全26話。

前編(ファーストシーズン)が好きになれなかったので、
このまま終わりでは悔しいと思い、続けて視聴してみた。

ファーストシーズンが2クール(全26話)、
こちらの「セカンドシーズン」も2クールありますが、
ここでは基本的に後者に対するコメントを書きます。

こちらはゲームを原作としていないためか、
物語の流れ(編集)が比較的スムースだった気がする。
尺は完全に30分アニメの長さになってボリュームもアップ。

前編の2年後、同じ場所を舞台として繰り広げられるストーリー。
なぜか魔法の桜の木が枯れている状態で物語が始まる。
(原作をご存知の方であれば その訳が分かるのでしょうか?)

まず、アニメ版しか知らない私から見ると、
この後編まで通して観てこそ完結、という印象を受けた。

音夢が日誌を読み上げたり、キャラが「心の声」を発することで、
擬似的なナレーションのようになっていた。
これが耳障りに聞こえる方も居るかもしれないけれど、
私にとっては状況説明が親切で分かりやすかったと思う。

主人公は変わらず朝倉 純一。
外国から転校してきた少女・アイシアがメインヒロインのようなポジションで登場。
彼女は「魔法で人々を幸せにしたい」という強い願望に、
周囲から否定されても信念を曲げない、良くも悪くも強い正義感を持つ。
その性格を土台にして成り立っているのがこの作品なのだと思う。


声優については、
アイシアの声が見た目のイメージと合わなかった。
他のキャラは特に違和感は無かった。

音楽について、
EDが「記憶ラブレター」に変わった時、曲・映像ともに
物語終盤の雰囲気が出ていると感じた。
その他、特筆する点は無し。

OP曲: サクライロノキセツ
ED曲: 暁に咲く詩
ED曲: 記憶ラブレター(第24話・第25話のみ)


以下、愚痴なので隠します。
{netabare}アイシアの他にも、主人公の妹・音夢に、途中から従姉・さくらも登場して
再びドロドロの物語が始まってしまった。
恋愛もさることながら、むしろ
アイシアの強い願望が「わがまま」のような形となってしまい、
周りの登場人物たちが振り回される。
さらには兄妹間でのすれ違いまで起こるような展開。
みんなの思惑があっちに行ったりこっちに来たりの繰り返しで、
それについていくのも大変だった。

いやはや、文句を言いつつ52話も耐えていたのですね(苦笑)
ゲーム原作(好みのジャンル)だからといって深追いしすぎたかもしれません。
この作品に「楽しさ」「爽やかさ」を求めたこと自体が間違いだったようです。{/netabare}

エンドだけは何とかまとめてくれて良かったと思うけれど、
そこに至るまでがあまりにも長すぎた。
個人的には1クールで充分だった気がする。


この次の『D.C.II 〜ダ・カーポII〜』では
舞台は同じ場所でも「世代」が変わるそうなので、
機会があれば懲りずにシリーズ最新作まで観たいと思う。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 21

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

1期より感動しました

1期から2年後の話ですが、1期最終回からのギャップにかなり困惑、たくさんの???が頭の中を飛び回りました。
またあいかわらずドロドロ感がキツく、新キャラについてはまるで「ガンダムSEED DESTINYのシン・アスカ」を見ているようなイライラ感。
とはいえ、ドロドロ感がないところでは、学園ドラマ・日常ドラマとして実に面白い内容です。
そしてそのドラマの裏から感じる不安感。
タイトルが示す「初めにもどって繰り返す」の通り、楽しい日常に1期の悲劇がじわじわともどってきそうな不安感がこのアニメの魅力。
そして最後には涙と感動が十分に味わえました。
そういえば一瞬出てきたあのへんなピンクのヌイグルミキャラはなんだったのだろう?

投稿 : 2024/11/16
♥ : 5

ゆうき。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

出来損ないの魔法使いは経験に学ぶ

魔法はみんなを幸せにしてくれるの。
自分の気持ちを我慢しなきゃいけないなんて間違ってるよ!
お願いです、みんなを幸せにしてください。
そうして魔法使いは笑顔を奪っていった。


1期を見ていなくても見ていないなりのおもしろさがあります。
劇中でたびたび出てくる2年前のできごと。気になる方は1期を見るといいですよ。


前半は話の内容はおもしろいのに展開のさせ方がやや強引(古い)。
人の話を聞かない、説明しない、頭が弱いの3コンボ。
白河ことりの出番が増えてなかったら視聴断念もありえましたってくらいです。

後半は早い段階からラストシーンの前フリを入れていて
見始めたら止まらなくなりました。
恋愛部分は1期ですでに主人公が本命を決めているので、新しい展開はないかなって思ってたけど、選ばれなかったヒロインたちの描写がよくできていて、切ない気持ちになりました。

他にも言いたいことはあったけど、全部とあるヒロインが劇中でしゃべってしまったのでここでは割愛。

後半は特に満足できるアニメでした。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 0

65.8 5 ウエディングドレスアニメランキング5位
美鳥の日々(TVアニメ動画)

2004年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (260)
1455人が棚に入れました
「悪魔の右手」を持つ男、「狂犬サワムラ」と呼ばれ周りから恐れられている高校生・沢村正治。
彼女がいるバラ色の高校生活を送ることを夢見ているのだが、その悪評ゆえに女性は皆恐れをなして逃げてしまうため、まともに女性と話すこともできず悶々とした日々を送っていた。
そんなある日、正治の右手が突然女の子に変わってしまう!?その女の子は春日野美鳥という正治に片思いをしていた女の子で、内気な彼女は正治と付き合いたいという思いを長い間遂げられないまま過ごしており、そんな自分から逃げるように魂だけ正治の右手に乗り移ってきたのである。晴れて右手が恋人(…?)になった正治だがこの状態で学園生活を送ることになるのだった…。

声優・キャラクター
谷山紀章、中原麻衣、高木礼子、釘宮理恵、野島裕史、田村ゆかり、うえだゆうじ、湯屋敦子、大原さやか、大本眞基子

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

設定は突拍子もないが、中身は正統派ラブコメ作品

ジャンル : ラブコメ

『右手が恋人』
この言葉をそのまま表現したような作品です。


~あらすじ~
喧嘩が強く周りから恐れられている主人公・沢村正治。
彼は彼女が欲しかった。
欲しくて欲しくて仕方がなかった。
しかし、告白しては振られ告白しては振られ。
もう誰でもいいから付き合ってくれ!
と思っていたある日…。
右手が女の子に!
その子の名前は美鳥。
正治に片想いをしていた女の子だった。。


正治と美鳥を中心に描く、
学園ドタバタラブコメディです。
右手が美鳥、という事実を隠しながらの生活。
普通簡単にバレると思うのですが…w
正治、頑張ってます。
これってもしや寄生獣みたいなのかな?
寄生獣観てないから分かんないでありんす。

ちっちゃな美鳥は正治に猛アプローチ。
好き好き言ってます。
彼女になってくれるなら誰でもいいと思っていた正治ですが、
さすがに右手と付き合うわけにもいかず苦悩するわけです。
この二人の関係性が面白かったですね。


美鳥がちっさ可愛かったです。
正治に求愛しまくる彼女ではありますが、
強引さはなく何故か清楚さを感じます。
明るく元気で可憐な彼女には癒されました。
しかし拳サイズの女の子ってほんと可愛いですな。

正治もナイスガイでした。
喧嘩が強い不良少年と恐れられている彼ですが、
実は優しい心の持ち主で…。
まぁありがちなんですけどこういう主人公には好感が持てます。

他にも恋のライバル、サブキャラ…、
それぞれキャラが立っており、楽しい時間でした。


不良の描き方や高校生活においての喧嘩の日々など、
どこか古めかしさを感じる作品ですが、それがまた魅力というか、
懐かしの雰囲気を味わうことができ満足しています。



OP「センチメンタル」 歌ーCooRie
ED「もう少し…もう少し…」 歌ーアツミサオリ

ええ曲や…2曲とも。
特にOPは大好きです。



これは良作だと思います。
右手が女の子という現実ではあり得ない現象を軸にしつつも、
展開される物語は驚くほどに王道でした。
これぞラブコメといった印象。
正治と美鳥の掛け合いが面白く、
それでいて和むので素敵だなと思いました。


私も右手が美少女になって欲しいとか考えましたが、
色々と制限しなくてはならないではないか!
と思い考えを改めました。
ただ、どうしても美少女を諦めきれなかった私は、
『小指が恋人』という結論に辿り着きました。
結論が出ても実証出来ないというのが悩みの種です。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 34

たま。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

わかっては、わかってはいるのですが・・・

展開がベタベタで先はわかっては、わかってはいるのですが、思わずにやけちゃう。
非常に良質な典型的ラブコメ。
設定だけちょっと変わってて、主人公の右手が大変なことになっちゃいます。設定を生かしきっているのもいいですね。

私、正直、ラブコメ、大好きなんですよねぇ。
二人の間のやり取りが大好きで。

ラブコメ好き、ちょっとキュンとする話が見たい方にはお勧めです。(ただし女性の裸がむやみにかなり出てきます。その点ではちょっと減点。あんな出さなくともいいのに)。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 6

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

右手が恋人

少年サンデー原作のアニメで、原作はチラ見程度。
ある日突然、主人公の右手が女の子になってるっていうイロモノ設定ですが
内容は至って健全なラブコメです。1クール全13話。

これ程ベタなラブコメっていうのも逆に珍しいと思うぐらいベタでしたねw 王道ど真ん中。
そんな物語の中に、上述の設定がきちんと活かされているところが良かったです。

メインヒロインの美鳥が実に可愛らしく描かれています。
ミニサイズでちまちま動く姿だったり、不良主人公の正治に対する積極的なアピールだったり。
徐々に二人の絆が深まっていく過程も自然な感じで良かったし、
サブキャラに関しても、どのキャラも生き生きとしていて、作品をにぎわせてくれました。

OPテーマ「センチメンタル」
切なさ風味の爽やかアップテンポな曲で、個人的にツボ。CooRieの曲では一番好きですね。
EDテーマも、キャラの心情が込められた歌詞がストレートに響いてきてグッときます。

終盤の展開は少し唐突感があったり、正治と美鳥の心理描写が不足してる気もしますが
放送当時、原作がまだ連載中でアニメオリジナルENDということを考えれば
それなりに上手くまとめ切ったと思います。
何はともあれ「続きは原作で!」的な終わり方じゃなくてホント良かったw

2004年放送ということで、キャラデザやギャグの演出が古臭かったりしますが
ラブコメ好きならお勧めです。良作。

投稿 : 2024/11/16
♥ : 28
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