ウイルスで仲間なおすすめアニメランキング 2

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74.6 1 ウイルスで仲間なアニメランキング1位
ハイスクール・フリート (はいふり)(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (952)
4078人が棚に入れました
「海に生き、 海を守りて、 海を往く--- それがブルーマーメイド!」今からおよそ100年前、 プレートのずれにより、 多くの国土を水没によって失った日本。国土保全のため、 次々と築かれた水上都市はいつしか海上都市となり、それらを結ぶ航路の増大に伴い、 海の安全を守る多くの人員が必要となっていった。それに伴い、 働く女性の海上進出も進み、海の安全を守る職業「ブルーマーメイド」が女生徒たちの憧れとなっていった。そんな時代、 幼馴染の岬明乃(みさきあけの)と知名もえか(ちなもえか)は、「ブルーマーメイドになる」という同じ目標を持つ仲間たちとともに、 横須賀の海洋高校に入学する。

声優・キャラクター
夏川椎菜、Lynn、雨宮天、古木のぞみ、種﨑敦美、澤田美晴、田中美海、丸山有香、田辺留依、中村桜、久保ユリカ、五月ちさと、大地葉、宮島えみ、山下七海、藤田茜、小林ゆう、黒瀬ゆうこ、大津愛理、麻倉もも、伊藤かな恵、阿澄佳奈、高森奈津美、相川奈都姫、小澤亜李、金子彩花、新田ひより、大橋歩夕
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

世界線は変わってもアドミラル・トーゴーは偉大なのです

オリジナルアニメ 全12話+OVA


2019年1月からの地上波再放送で。
地上波の再放送は重宝してます。劇場版や続編を控えているという事情はあるにせよ、それはフォロワーがいる証。数多ある作品の中からわりと受け身で佳作以上のものに当たる確率が高いと言えます。
そして本作『ハイスクール・フリート(はいふり)』。自分からは手を伸ばさなかったであろう作品。あにこれの評点見る限り可もなく不可もなく、キービジュの桜並木を歩く女の子たちのショットは平和そう。事前情報・予備知識なしで突入です。


日露戦争後、メタンハイドレートの採掘による地盤沈下で土地の大部分が海中に没した架空の日本。ネタバレレビューを読む
海洋国家として発展し、諸事情により、女性が海上乗組員の主流となり海の安全を守ってます。海洋国家とは現実の日本も同じ。領海及び排他的経済水域を合わせた面積は世界第6位ですから、もう少し海保には予算をやっておくれ。

そんな日露戦争100年後くらいの日本の平和は女子高生に守られているというお話と思いきや、ネタバレレビューを読む艦隊ものでした。
ポンコツ組が集まって、すったもんだしながら絆を深めて成長して・・・が基本の流れとなります。


実は観終わってけっこう満足してます。
ざっくり序盤◎→中盤△→終盤○でした。

ツッコミどころは少なからずあるアンバランスな作品ではあります。
艦隊戦+日常の描写が多く、サブタイは10話を除き“〇〇でピンチ”と心の落ち着くしまがないはずなのですが、どうにもこうにもゆるい。軍規など語りだしたら説教が止まらなくなりそうです。登場人物も旗艦“晴風(はれかぜ)”の乗組員が31名、まず覚えられません。キャラ名を覚えてもらえるような名前連呼もなく、某ウマ擬人化アニメのようにお名前テロップが出るわけでもなく、本名・あだ名・役職名入り乱れるため私は諦めました(笑)

もしかすると擬人化したほうが収まりが良かったかもしれません。戦(いくさ)と日常の繰り返しがメリハリや緩急ではなく同時進行していて、感覚としては水と油を同時摂取するかのよう。

とはいえ擬人化しなかったことがなにより本作をユニークな存在に仕立てました。艦隊戦の迫力たるや、武蔵や比叡の大砲ズドンはワクワクしますし、きちんと戦(いくさ)が描かれてるので面白いのです。

冒頭良いスタートをきれました。
ネタバレレビューを読む

中盤ダレるというよりはなんか変でしたね。すぐ水着になって風呂入って、ネタバレレビューを読むそしていつまでたっても誰が誰だかわからない。名前覚えられない問題は口癖や行動が各人ごとにくっきりと別れてるため、脳内でキャラの棲み分けは不思議とできてはいたことが救いです。そのうちまぁいっか、と気にならなくなりました。
へんてこな日常シーンも気にしなければ味になります。そのうち、「もともとセーラー服は水兵が元だし、むしろJKが乗艦してるのが自然だ」と都合よく脳内変換し始めるように調教されてきます。


けっこうだれてても寛容でいられたのは、期待したかったからです。いつかOP映像で見せる良い面構えの彼女たちを拝める時を。
本作のOP「High Free Spirits」は気持ちが高揚する良曲でした。AメロBメロそしてサビと聴けばわかるのカッコいい仕上がり。数十秒後にきゃっきゃうふふをおっぱじめる子たちとは思えぬ映像にしびれます。ネタバレレビューを読む
果たしてそんなイケメン顔の彼女たちを拝める日がくるのか?またはそのまま終わっちゃうのか?は本編でお確かめください。先述の“終盤○”への回答があります。

ネタバレレビューを読む


そんなアンバランスさが王道とは一味違う本作ならではの味わいを醸し出してました。おおっぴらにお薦めというほどでもありませんが、なかなかの良作だったと思います。



※オマケ
■リアルではメタハイきちんと研究してほしいやね

太平洋側の砂層型のメタンハイドレートなら地盤沈下も少ない可能性であるかもしれんが、シェールガスの悪イメージそのまま流用している感じ。
日本海側の海底から湧くプルームタイプのメタハイならまずありえません。OP開始直後は海底から泡が出る描写から。これ日本海タイプ。


■東郷平八郎に始まり東郷平八郎に終わる

言わずと知れた日本を代表する海軍提督。めっちゃイケメンです。
日露戦争以来、戦争してない世界線なら自国の直近の戦史が日本海海戦だったりするんでしょうか。よく勉強しているJKたちです。

ネタバレレビューを読む
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なお、あんだけドンパチやってるのにネタバレレビューを読む…との指摘はごもっともです。
ただそんな疑問にも東郷閣下は答えを用意してくれてたのです。
幼年学校で教鞭をとられていた閣下がある日生徒に陸軍海軍どちらに進むべきかと問われて一言!

「だったら海軍が良い。陸軍は死ぬからな、入るのなら海軍だ」(実話)



視聴時期:2019年1月~3月再放送

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2019.03.11 初稿
2019.08.07 加筆修正
2021.10.23 修正

投稿 : 2025/01/11
♥ : 54
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

女子高生と軍艦<追記;OVA前編><追記;OVA後編>

またアニメ界に萌ミリタリーものが誕生した。
冒頭こそ平和的だけど、事件が起こる起こる。
いつのまにか謎の海戦に突入だぁ。

主人公ミケちゃんが乗る春風は小回りがきく小型艦。
個性的なクルーで構成されます。
皆の力とアイデアを結集し、大型艦に立ち向かう。
その海戦映像が迫真。
船の旋回、砲撃、魚雷発射。
なんかリアルでいちいち興奮。
映像毎に体が左へ右へ、マジ戦ってる気分です。

このアニメ、大量の女性キャラが登場。
ええい、いちいち名前を憶えてられねえってんだ。
もっともお気に入りの機関長。
べらんめー口調の江戸っ子だ。
チャキチャキの職人気質が気持ちいい。

次が記録員?
自信満々の一人芝居で悦に入る。
その言葉は、広島弁か。
金髪ドイツ娘との掛け合いは結構ツボです。

最後に航海長。
気弱ですぐ目に涙をためる表情がキュート。
いっぱいいっぱいの振る舞いもキュート。
さらにさらに、OP時の胸騒ぎの腰つきがもっともキュート。

当初の雰囲気からは想像もしなかったストーリー。
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意表を突く感動もある意外な良作です。

<追記;OVA前編>
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<追記;OVA後編>
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投稿 : 2025/01/11
♥ : 53
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

船の皆は家族だもんね!

視聴終了。

あらすじはどこかを参考に・・・
5話まで
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6話
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7話
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8話から~12話まで
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【総評】
作画はとても安定していました。
声優さんは声に違和感のある人がいなかったので見やすかったです。
音楽はトライセイルの名前を覚えました。とても良い。
ストーリーは、人物の内面や関係性もとてもわかりやすい。ですが多少唐突感や構成の甘さが否めません。失敗を繰り返すなら、それにみあった展開があったかなと思います。
キャラは皆可愛かった。クロちゃんに1話使ったのは素晴らしい。

最後に
今期の中では登場人物を考察しがいのあるアニメだったと思います。ジャンルとしては、青春、成長、友情、等々でしょうか。
今後記憶に残るほどかというと、多分残ります。。意表をついた展開はありましたが、筋が通ってないなあとガッカリする方でしたのでもったいない作品でした。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 53

68.0 2 ウイルスで仲間なアニメランキング2位
はたらく細胞 特別編「風邪症候群」(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (152)
776人が棚に入れました
同じ作業を繰り返すだけの毎日に飽き飽きしていた一般細胞の前に、ステキな帽子をかぶった謎の細胞が現れる。
その細胞は白血球やキラーT細胞らにいたずらを仕掛けようと一般細胞を誘う。
日頃のうっぷん晴らしをして楽しむ一般細胞。だが、このステキな帽子をかぶった細胞はいったい何者なのか・・・

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

特別編「風邪症候群」今度の敵は…!?

本作品は、2018年の12月27日に放送された新作特別編です。
「人間の身体の中には、約37兆2千億個もの細胞たちが、毎日毎日24時間365日元気に働いています。」
すっかりお馴染みとなった能登さんのナレーションは本作品でもしっかり踏襲されています。

特別編とはいえ、構成的には本編にもう1話増えた感じ…
ただ敢えて違いを探すなら、本編では香菜ちゃん演じる赤血球AE3803が迷子になったところトラブルに遭遇する、というパターンがよく見受けられましたが、今回はその構成ではありませんでしたね。

キラー細胞が大きな掛け声で身体を鍛え、血小板ちゃんが一生懸命身体の修復を行うという、今日も身体の中はいつも通り…
実は、本編ではあまりスポットが当たりませんでしたが、体内には特別な役目を持たない一般細胞がいるんですよね。
アニメ本編では、「細胞」と書かれたTシャツを着ていて、赤血球から酸素を受け取るシーンで何度かお目見えした細胞です。
この一般細胞の役目はひたすら細胞分裂を繰り返すのが役目なので、仕事に変化が全く無いんですよね。
24時間365日同じことを繰り返していたら誰だって飽きると思います。
いえ、リアルでは飽きて貰っちゃ生命活動の維持に問題が生じるので困るんですけどね。

今回の物語は、そんな一般細胞にスポットが当てられています。
退屈でたまらない一般細胞がふと目にしたのは…格好良い帽子を被った細胞でした。
その細胞が何をするか…これが実にしょうもないんですよ…
ところが、普段刺激の無い一般細胞にはそれが面白くて堪らないんです。
面白く感じるのは一般細胞だけでなく、私たち視聴者もなんですけどね。
こうして2つの細胞はすっかり意気投合し…物語が動いていきます。

これが今回の敵である「ライノウィルス」の常套手段らしいですよ。
彼はどの様な功名な手口を使って陥れるのか…?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

特別編も円盤の発売が予定されているみたいですね。
私の知っている範囲ではamazonプライムビデオ(350円/話)やNetflixでも視聴できます。

強いて注文を付けるとすると…もう少し香菜ちゃんの出番が欲しかったかな^^;
公式HPでは、この特別編の放送・配信記念として「#わたしの風邪予防」キャンペーンが開催されています。
参加すると、本作品の特性壁紙&アイコンがプレゼントして貰えるみたいですよ。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 30

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

はたらく細胞の特別編

特別編ということで、主要キャラが全員出演。
必然的にそれぞれの出番は少なくなっちゃって、通常回よりパワーダウンした印象。
地味な一般細胞にスポットライトを当てたのも、地味な展開に拍車を掛ける。

ウィルスに感染した細胞も免疫細胞に排除されることを擬人化アニメで見せられると、ちょっと可哀想だなって。

あと、血小板ちゃんは今日も可愛かったです。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 29
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

風邪を治す薬はない。

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
「はたらく細胞」らしいというか、まあ、本編の中の1話にあっても違和感はないですね。可もなく不可もなく。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/01/11
♥ : 24
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