イタリアでスペインなおすすめアニメランキング 3

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのイタリアでスペインな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月31日の時点で一番のイタリアでスペインなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

63.3 1 イタリアでスペインなアニメランキング1位
ヘタリア The Beautiful World(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (133)
924人が棚に入れました
「ヘタリア」アニメシリーズ、待望の新作! “キラ☆キラ"をテーマに、パワーアップした「ヘタリア」が帰ってきた! !

日丸屋秀和の描く驚異の大ヒットコミックス「ヘタリア Axis Powers」(幻冬舎コミックス刊)をアニメ化。
世界各国を擬人化した「キャラクターの魅力」や卓越したギャグセンス、さらに「感動」や「ときめき」まで詰め込んだショートアニメーション。

菊一 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

前より良くなった

ヘタリア1~4期まで観覧済みです。


・作画が細かくて背景などもハッキリ、色が綺麗
ここは本当に前よりも良くなりました。
パッと見て「おおお!!!」という感じでしたw

・ストーリー
マンガや今までのアニメを見ていない人にとっては分かり辛いかと思います。
キャラを把握している人だからこそ楽しめるアニメですねー。
逆にキャラを全く知らない人にとっては「は?」となるかも。

あと、これといってストーリーは特に感じられないです…
1つ1つの話は特に繋がってないですね。

・エンディング
これは個人の好みによりますけど…
よく動きますw やっぱり今までと変わらず中毒性のあるedですね。
何回もリピートしましたww


ヘタリア5期を待望にしていた自分にとっては満足です!!
是非、見てみることをオススメします。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 2

cocolo* さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

二次創作含めて色々と満足な作品

まず宣言しておく・・・・

イギリスは私の嫁である。


5期になって本当に「キラキラっ★」な作画になった。みんなイケメン!
テンポも、4期までは間延びした感じだった(主にアメリカの倉庫掃除www)のだが、そんな感じを5期は全く感じさせない。キャラもいいし、というか擬人化最高ヽ(°▽、°)ノエヘヘヘヘ
アニメ版はストーリーを原作よりもだいぶプラスしているというかファンへのサービスが増えた気がする。
4期まで絵柄で敬遠していた人も5期からなら大丈夫なので是が非でも見るべき!


そして大事なことなので二回言うが、

イギリスは私の嫁である。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 3

72.2 2 イタリアでスペインなアニメランキング2位
茄子 アンダルシアの夏(アニメ映画)

2003年7月26日
★★★★☆ 3.9 (191)
948人が棚に入れました
『茄子 アンダルシアの夏』(なす アンダルシアのなつ)とは黒田硫黄の漫画『茄子』の短編『アンダルシアの夏』を原作として2003年に公開された上映時間47分のアニメーション映画。
【ストーリー】スペインの自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャを舞台に主人公ペペ・ベネンヘリが解雇の危機に直面しながらなおかつ、かつての恋人と兄の結婚という複雑な思いの中にあってもプロ自転車選手として「仕事」に取り組むさまを描く。

声優・キャラクター
大泉洋、小池栄子、平野稔、岡田吉弘、平田広明、坂口芳貞、羽鳥慎一、市川雅敏、筧利夫

あーるぐれい さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

茄子のアサディジョ漬け!

世界3大時自転車レースの一つである、"ブエルタ・ア・エスパーニャ"を舞台に、灼熱のアンダルシアを駆け抜ける、切なく熱い男の意地を描いた作品。
アコギで奏でるラテン音楽&フラメンコ、ワイン、小茄子の漬物など、太陽の国スペインを彩る小道具が効いてます。

ぶつけ所のない気持ちを胸に秘め、ただひたすらに前へ進むぺぺ・ペネンヘリの姿がとても印象的。イイ男です♪
スポーツアニメは数あれど、自転車ロードレースは珍しい題材ですね。
炎天下の駆け引き模様はもちろんですが、なによりレーサー達がペダルを漕ぐ息遣いの演技に、本気のレースの緊張感を感じずにはいられません。

一番の見どころはレース終盤。
市街地~ゴールまでのクライマックスの迫力はまさに圧巻!
思わずぎゅっと手を握ってしまいました。

アンダルシアの風を確かに感じる良作♪

投稿 : 2024/12/28
♥ : 7
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

アンダルシアの猫

アニメーション制作:マッドハウス、
監督・脚本・作画監督:高坂希太郎、
演出:前田敦史、音楽:本多俊之、
原作:黒田硫黄(『茄子』)

『もののけ姫』や『千と千尋の神隠し』で
作画監督を務めた高坂希太郎の初監督作品。
制作はマッドハウスだが、
原作漫画『茄子』の大ファンだった宮崎駿が
高坂監督に作品を薦めた経緯があるなど、
スタジオジブリに縁のある作品といえる。
高坂監督は、浦沢直樹作品とも縁が深く、
『YAWARA』や『MASTERキートン』のアニメ化では、
作画の中心的なポジションで活躍し、
『MONSTER』では浦沢直樹からの指名で
キャラクター原案を手掛けた。
ちなみに最近では『若女将は小学生』の監督も務める。

個人的には2003年の公開時から
作品を知っていて、何となく気にはなっていた。
dアニメストアでの配信が今月いっぱいで
終わることを知って、17年越しの視聴となった。

スペインで毎年9月に行われるブエルタ・ア・エスパーニャ。
ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリアと併せて
グランツールと呼ばれている、
サイクルロードレース最大のイベントのひとつだ。
私はサイクルロードレースに関して全くの無知だが、
この作品を観て、レース描写に圧倒的なリアリティを感じた。
おそらくそれは、原作者はもちろん、
高坂監督自身がアニメ業界屈指のサイクリストとして
知られることも大きな要因だろう。

レースの駆け引き、チームとしての戦い、
横風が吹いたときの対応、
ヘルメットをかぶるタイミング、
水分補給の仕種、スプリント時の描写など、
真に迫ったものが感じられる。
これは「本物」が持つ何かという感じがする。

サイクルロードレースの繊細な描写とともに
焦点が当たるのが、主人公・ペペと
兄のアンヘル、元恋人カルメンとの関係、
忘れたい故郷のスペイン南部・アンダルシアだ。

アンダルシアはスペイン南海岸を含む自治州で、
観光地として人気のある場所。
ある意味、バルセロナに次ぐ知名度を誇り、
闘牛やフラメンコは、この南部で盛んに行われる。
照り付ける陽光から一瞬だけ隠してくれる
闘牛の看板や結婚式でのフラメンコなどで
その一端を感じられる。
実際に行ったことはないので、偉そうなことは言えないが、
この地方のグラナダにあるイスラム建築の至宝・
アルハンブラ宮殿には一度は訪れてみたい。
まさに芸術品と呼ぶにふさわしい建造物だと思う。

しかし作品内には、そんな観光地は登場しない。
痩せた土地と鋭い陽光が照り付ける田舎町。
{netabare}ペペが生まれ育ち、自転車と女性を兄と取り合い、
兵役が運命を分けた苦い思い出の残る故郷。
レース当日は、兄と元恋人の結婚式が行われる。{/netabare}
ペペにとっては、レースで通り過ぎる場所に過ぎない。
名物の茄子のアサディジョ漬けも
最近は口にしていない。
(実際には茄子のアサディジョ漬けは
アンダルシアの名物ではなく、少し北にある
カスティーリャ=ラ・マンチャ州の名物のようだ)
そんな背景を思い出しつつ、
ペペはスポンサーの意向を汲みながら
チームとしての勝利を目指し、レースに挑むのだった。

キャラの背景や人物描写がしっかりしているため、
物語にすんなりと入っていける。
あくまでも中心はサイクルロードレースだが、
そこに主人公や周囲のやり取りが
小気味よく挟まれ、観ていて飽きない。
動きや心情表現は、ジブリからの影響を感じさせる。

何かを赦したり、マイナスの感情を
乗り越えたりするのは難しいものだ。
ひとつの出来事が単純に作用するとは限らず、
重層的に心に染み入っていき、
徐々に和らいでいくことが多いのではないだろうか。
それは時間の経過や劇的な環境の変化、
偶然が重なることもあるだろう。
ひと言では表現できないようなものが
ゆっくりと、しかし確実にもたらす状況。
この作品は、46分間という限られた時間のなかで
心の動きを上手く表現している。
ある1日の出来事に過ぎないが、
さまざまな感情が入り込んでくる。

人々の熱狂とアンダルシアの陽光のなか。
男の故郷への想いと未来の希望が溶けていく。
(2020年6月20日初投稿)

投稿 : 2024/12/28
♥ : 45

Anna さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

人生を懸けた、白熱ロードレースムービー!

多くのジブリ作品に携わってきた、高坂希太郎監督によるハートフルアニメーション!
黒田硫黄の短編漫画集『茄子』に収録された『アンダルシアの夏』を原作としており、47分の短編作品です。

舞台は、世界3大時自転車レースの一つである、"ブエルタ・ア・エスパーニャ"!そして、兄"アンヘル"とかつての恋人"カルメン"との結婚式…。
レーサーである主人公"ぺぺ・ペネンヘリ”は、うまくいかないレーサーとしての自分と、手に入れることのできなかったカルメンへの想いで、心揺れていた。
「俺は遠くへ行きたいんだ・・・!!」
今の自分から脱却し新しい何かを手に入れるため、彼は焼ける大地をひたすら走り続ける…。.

南スペインの太陽が照りわたる果てしない大地と、美しい青空が印象的です!
スペイン風の音楽が多用されており、クラシックギターのはじけるようなサウンドが素敵です。
声優は、大泉洋・筧利夫が担当しており、作品に味を出しています。
本当に中継をしているような、リアルでスピード感あふれる演出が面白いです。
背景が青空や荒地で単調な分、さまざまな角度から人物を切り取るように絵が作られていて、かなり見ごたえがあります!
後半に街の中を走りぬける場面は、ものすごい緊張感で圧巻の出来です!
清志郎さんとサックスがコラボレーションしたエンディングも、粋でカッコいいです!

47分と短いですが、人生の憂いと感動がたっぷり凝縮された、見ごたえのあるすばらしい作品です!

投稿 : 2024/12/28
♥ : 6

64.6 3 イタリアでスペインなアニメランキング3位
茄子 スーツケースの渡り鳥(OVA)

2007年10月24日
★★★★☆ 3.8 (105)
396人が棚に入れました
パオパオビール・チームは日本で開催されるレースに参加することになった。その頃、ペペの同僚のチョッチの練習仲間で、かつて世界選手権を制したこともある名選手、マルコ・ロンダニーニが急逝する。悲しみの中、ジャパンカップが行われる日本・宇都宮へとチームは向かう。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

スペインの茄子 日本の茄子

こちらは「茄子 アンダルシアの夏」の続編となっており、
前作同様、サイクルロードレースチームに所属する選手たちの人間模様を描いている。
そして今回の舞台は日本の宇都宮。
風景は相変わらず美しく、温度が伝わってきそうなほど。

そこで開催されるジャパンカップに参加することが決まった頃、
主人公・ペペの同僚の練習仲間で、かつて世界選手権を制したこともある名選手、
マルコが急逝し、悲しみの中、チームは宇都宮へと向かう・・という物語。

今作でもスピード感あふれるレースシーンは健在。
本物のレースを見ている以上に、選手の気迫が伝わってきた。

また、選手たちが入る宇都宮の漬物屋さんで、茄子漬けが出てきたとき、
アンダルシア編での「茄子のアサディジョ漬け」を思い出して嬉しくなってしまった。
個人的には、主人公のぺぺより、マルコを失って
金のため、勝つために生きるのじゃなく、オレは人生を生きたいと言った
チョッチ(前作のチョッチとは別人物)のほうが、キャラデザも声もお気に入り。

ちなみに余談だが、この作品のタイトルは
スペインからやってきた選手たちを渡り鳥に揶揄しているだけでなく、
EDの「自転車ショー」という歌は元々、映画「渡り鳥シリーズ」で
主演していた俳優&歌手 小林旭さんの持ち歌だそうだ。

それにしても、ペペって。
やっぱりどうしてもルパンにしか見えな~~い!

投稿 : 2024/12/28
♥ : 49

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

水どう藩士感涙の続編 ベンガベンガベンガベンガベンガ ベンガベンガベンガベンガベンガベンガベンガベンガベンガ

アフタヌーンの傑作。茄子から再びペペが登場。

今回はジャパンカップということで日本が舞台になります。
現場もたしか中継見たけど同じだとおもう。

前作と違ってちょいギャグ路線。

見所はバラエティ水曜どうでしょうのメンバーがまさかの参戦。ミスターは残念だがでてない。スケジュールのせいかな。

ひげこと藤村くんのディレクターらしからぬ演技が冴え渡る。あまりにもうますぎる。もう美味しいとこ取りです。


エンディング、前作同じく、故、忌野清志郎の自転車シュー歌もウケる。
もちろん元ネタは小林アキラのあれです。

ドラマとしては前作ですが、演出や遊び心はこちらが楽しい。
アンダルシアや茄子ファンのためのサービス作品と思っていただければいいのではないでしょうか。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 9

あーるぐれい さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

茄子のたまり漬け!

自転車ロードレースを描くシリーズ第2弾。
灼熱のアンダルシアから、紅葉舞う日本へと舞台を移し、チームパオパオビールの面々がジャパンカップを駆け抜けます。
ロードレースの迫力は健在。
しかも今回は、アップダウンのある山道+大荒れの天気という最悪のコンディション。

F1をはじめ、レースの醍醐味は各チームの戦略や駆け引きなのですが、自転車レースはレーサー自身がエンジンであり、パイロットなんですね。
だからこそ、彼らの意地や想いが直接レースを動かす力になる。そこにドラマが生まれます。
…とはいえ、若干ドラマ性は描ききれてないような印象だったのが残念。前作よりは力が入ってますが。

主役のペペを演じるのは、前作に引き続き俳優の大泉洋。
プロの声優にもひけを取らないほど、大幅に進化してます。
脇を固めるのは山寺宏一、大塚明夫といったベテラン陣。
実はひそかに「どうでしょう」の藤村D&嬉野さんも出演してるそうですw

ちなみに、どー見てもペペが変装したルパンにしか見えないのは内緒♪

投稿 : 2024/12/28
♥ : 5
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