イギリスで戦闘なアニメOVAランキング 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月04日の時点で一番のイギリスで戦闘なアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

71.8 1 イギリスで戦闘なアニメランキング1位
R.O.D READ OR DIE - リードオアダイ(OVA)

2001年5月23日
★★★★☆ 3.9 (459)
2058人が棚に入れました
読子・リードマンは、神田神保町で非常勤講師の仕事をしながら読書三昧の自堕落な生活を送っている活字中毒のビブリオ・マニア(蔵書狂)であるが、同時に大英図書館特殊工作部に所属し『ザ・ペーパー』と言うコードネームを持つエージェントである。\nある日、アメリカ議会図書館が何者かに襲撃され、大量の稀覯本が盗まれる事件が発生した。犯人が「偉人」と名乗る正体不明の異能者であるという事態を重く見た大英図書館特殊工作部は、読子に稀覯本奪回作戦を命令する。
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

短いが、作画・ストーリーともに完成度の高い紙アクションアニメ!

原作未読。

活字中毒だが、紙を自由に操る能力を持つ、読子・リードマン(よみこりーどまん)。
彼女がある一冊の本を手にしたところ、正体不明の何者かに襲撃を受けてしまう。
その本を巡って、世界を巻き込んだ戦いが始まる。


アクション・バトルアニメ。
一部では称賛の意味をこめて「紙アニメ」と呼ばれているとかなんとか。

見所は、アクションそのものですね。
人物の動き、動物の動き、物の動き、どれも丁寧、かつ、スタイリッシュです。
細かいしぐさから、アクロバティックな格闘まで、手抜き無く描かれているのが特徴。

また、主人公の読子さんは、ドジッ子、眼鏡、三つ編みという3属性をマスターしているキャラ。
しかし、一度紙を使わせるとかっこいいんだなこれが( ゚д゚)!

10年以上前の作品ですが、古くささを感じさせることなく、十分に魅せてくれました。
{netabare}
・読子とリリエンタールの戦い
・三蔵法師と潜水艦の戦い
・ナンシーvsクローンナンシー
・読子と平賀源内のチャンバラ

かっこよかったですねー!
どれも垂涎ものでした。
{/netabare}


ストーリーは、3話という短さ。
しかし、しっかりと伏線を張り、視聴者を騙すテクニックがふんだんに盛り込まれています。

設定も独特で楽しいですね。
短いので詳しくは話せませんが、敵は「偉人」と名乗っています。
これが何を意味するかは……。

そして、ユーモアも効いたやりとりに、熱いストーリー展開。
「うーん、ウマイな!」と何度うなったことか。
何気ないやりとりが、あとで大事な意味をもってくるので、視聴の際はお見逃しなく!

また、命がけの戦いなのに、笑ってしまうシーンもしばしば。
{netabare}
・リリエンタール「しねええええええ……しぬうううううう!!」
・大英図書館スタッフ「北朝鮮からの返信が届かない……あ、今来た」
・大統領「核だ! まだ核攻撃がある!!」SP「取り押さえろ」→大統領失禁(実は1話目でも……)
{/netabare}
ブラックユーモアが効いてますねー。

続き物の原作が元になっているので、全てが解決するわけではありません。
しかし、世界観の紹介から、1つのエピソードを完結させるまでの流れとしては、とても綺麗にまとまっている作品です。

3話合わせてもおよそ100分。
能力バトルもの好きで、短くて楽しめる作品を探している方にかなりオススメです!

投稿 : 2024/11/02
♥ : 39

風の澪 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アクション映画を見る感覚で楽しむ作品

この作品単体で楽しむ場合は3本まとめて90分のアクション映画にストーリが多少あるという感覚で観るのが無難かなぁと思います

ただ、きちんと楽しもうと思うと
①小説版を読む
②パッケージ版でオーディオコメンタリーを聞く
この2点が必須にだったりします

作品の世界観やキャラクターのベースは小説にある分、アニメはかなり端折っていますので、ストーリの緻密さを求めると物足りなさを感じるでしょう
小説を読んでいる人には知っている説明を削っている分、テンポよく見れるという感じです
パッケージ版であれば、オーディオコメンタリーでそのあたり多少なりともカバーしていますが、動画配信サービスでは副音声はないので、世界観やキャラクターを知るには素直に小説を読むしかないですね

声の演技という意味では読子の声をどう感じるかでしょうか
小説から入った私としてはキャラクターのイメージがすでにあったのでそれほど違和感はなかったですが、読子というキャラクターを知らないと他のキャラクターの声の張りの違いに違和感があるかもしれないです
ただ、慣れてしまうと逆に読子はあの声じゃないとしっくりこなくなるかもです

作画に関しては当時の作品としてはかなり良いでしょう
特にナンシーはクルクルと動きまくって爽快です
一方で読子がトロく見えるのですが、しっかり動いていてその辺り画も当時としてはインパクトがありました

音楽は作品のマッチしており、戦闘シーンなどの曲はカッコ良く、アクション映画のスピード感を強めています

と、デフォルトの評価項目に対してはこんな感じなのですが…
そもそもこの作品に関しては動画配信サービスの視聴でフルに楽しもうというのに無理があったりします

『OVA』パッケージとして販売している作品なのでオーディオコメンタリーのグダグダ話も含めて楽しむというのが、この作品のあるべき楽しみ方なのでしょう
このあと『R.O.D TV』『かみちゅ』と舛成-倉田コンビの作品ではグダグダなオーディオコメンタリーが付くわけですが、かなり中毒性があってハマる人はがっつりはまってしまうと思われます

2001年の作品ですから、最近の作品に比べると画の奇麗さや動きはどうしても劣るものがありますが、それでもあまり深く考えず3本続けてみればサラッと見れますし、小説などの事前知識があればより楽しめる作品です

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1
ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

斬新な動機

まず驚いたのが主人公の行動する動機。
他のキャラたちが任務で本奪回に励む中、ただそれを読みたい一心で「本返して下さい!」と懇願する。
命を懸けてまで本が読みたいのか!? 恐るべし『読子・リードマン』。

設定の方も、かの有名な偉人が敵だったり、主人公が女性で能力が見た目地味(紙使い)だったりと少し風変わり。
その反面、ストーリーはテンプレで推進力はあまりないですが、この場合はあり。理由は下記に。

この作品の良いと思ったところをまとめてみます。
①わかりやすい
  上記の通りストーリーがシンプルで、かつ馴染みやすい設定なので世界に入りやすいです。(孫悟空の話やベートーベンの曲など)
  全3話という短さや動機、目的が明確なのも◎。
②構成がきっちりしている
  特別上手いわけではないですが、ちゃんと伏線が機能してます。
  特に設定を利用しているのが良いですね。(これは厳密には伏線とは呼ばないかな?)
  {netabare}紙のパラシュートで脱出、潜る能力で手を離す、など。{/netabare}
  例えば、かなづちのキャラがいたら
    A.海に入らなかったので一人だけ難を逃れる。またはその逆。
    B.溺れている友達を助けたいけどかなづちなので助けられない。
    C.馬鹿にする周りの人間を見返すために努力し続け、やがて凄い選手に。
  などストーリーや演出面で利用しないと設定の意味が薄いんですよね。
  当たり前のようでこれが為されていない作品って意外と多い気がします。

逆にちょっと残念だったところ。
・ナンシーさん関連
  短い故に一部分の心理描写がイマイチ。{netabare}なんであの男が好きなの?その割にはあっさり殺し過ぎじゃない?
一回くらいは”葛藤→やっぱりできない”くらいの展開が欲しかったです。{/netabare}
  あの設定と締めは流石にないかな。{netabare}クローンや双子はかなり上手くやらないと厳しい。尺を考えれば選択するべきではないと思う。
あんな仕打ちを受けて「妹(クローン)をよろしく」? しかも妹さんにはお咎めなし。
綺麗に終わらせたいのはわかるけど流れ的に不自然。{/netabare}

長々と駄文を連ねましたが、面白かったです。
私は本編の方をまだ見てないのでこれから見ます。o(^o^)o ワクワク
取っつきやすい作品なので見てない方は是非。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 13

65.6 2 イギリスで戦闘なアニメランキング2位
旭日の艦隊(OVA)

1997年2月21日
★★★★☆ 3.6 (32)
173人が棚に入れました
数多くの人気作を持つSF作家・荒巻義雄の戦記シミュレーション小説をアニメ化したOVA。後世(ごぜ)世界の大西洋を舞台に超戦艦・日本武尊(やまとたける)の活躍を描く。荒巻の代表作『紺碧の艦隊』と同じ時間軸・世界観を持ち、表裏一体をなす作品で、陸、海、空の各自衛隊が全面協力のもと、又野弘道監督ら『紺碧の艦隊』を手がけたスタッフが映像化した。ヒトラーの台頭を許してしまった欧州はナチスに蹂躙され、世界はますます混迷の度を深めていた。窮地に追い込まれた同盟国・イギリスを救うため、日本は最強不沈艦・日本武尊を旗艦とし、空母、駆逐艦、潜水艦など総勢40隻からなる旭日艦隊を欧州に向けて派遣。援英派遣軍として出撃させたのだった……。

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

仮想戦記(ヨーロッパ編)

「紺碧の艦隊」の姉妹作です。
同じ世界の話ですが、紺碧艦隊が秘匿潜水艦隊であるのに対して、旭日艦隊は外交アピールも兼ねた洋上艦が中心。
日英同盟を結んだ英国を支援するため、欧州へ派遣され独軍と戦います。
(頭がおかしいわけじゃありません。この世界ではそういう歴史になってるんです)

見所はやはり、総旗艦「大和武尊」(ヤマトタケル)。
お察しのとうり、この世界での戦艦大和の生まれ変わりです。
あえて大鑑巨砲をアピールした戦闘は派手で見応えあり。空母や潜水艦も擁した大艦隊ですので戦術にも幅があります。
紺碧の艦隊の地味な戦闘に不満がある方はこちらの方が好みかもしれません。
まぁ基本的に内容は変わらないですがw

ただ、このアニメ版は完結まで作成されていません。えらく半端なところで終わっています。
独軍の新型爆撃機を相手に艦隊の大半を失いながら日本へ帰るところがいいんですが、そこが描かれていないのは残念。


余談ですが・・・・・
原作はこのシリーズの完結後、「新・紺碧の艦隊」「新・旭日の艦隊」へと続きます。
この新シリーズは今までとうって変ってトンデモ兵器のオンパレード。
大和武尊は原子力機関の潜水戦艦に改修され、電磁誘導推進、長距離レールガン、対空レーザー砲などが装備されます。

こっちの方が、はるかにアニメ向きなんだけどなぁ~w

投稿 : 2024/11/02
♥ : 8

alpine さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

紺碧の艦隊のクロスオーバー作品

紺碧の艦隊をある程度見てからでないと内容がいまいち分からない作品となります。

別次元の第二次大戦における日本軍の要となる戦略艦隊「紺碧艦隊」と同じく対の艦隊である「旭日艦隊」のストーリーです。

紺碧艦隊は潜水艦隊ですが、旭日艦隊は超戦艦「日本武尊」を中心とする機動艦隊。
OVA紺碧の艦隊と全く同じストーリーを「旭日艦隊」という別視点から描いた日本軍無双の作品です(笑)

紺碧の艦隊をある程度見た上で、それでも見たいというならどうぞ。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 4

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ヒーロー的軍国もの

仮想歴史小説のアニメ版ですね。
ただ設定が少しお気楽というか、
安易というか、、、
第二次世界大戦の終盤から仮想世界に入るのですが、
ドイツを絶対悪、日本を絶対善と位置づけ
戦争の話にも関わらず勧善懲悪が入っているのです。
だから見ていてハラハラ感が無いのが
痛いです。

ただ戦闘シーンに関してスーパー兵器は出るものの、
戦術や戦略はそれなりにあるので
そこで見せてはくれます。
主観として、そこまでお勧めはしません。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 2
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