アメリカで笑いなアニメ映画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがアニメ映画のアメリカで笑いな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月13日の時点で一番のアメリカで笑いなアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.4 1 アメリカで笑いなアニメランキング1位
トイ・ストーリー3(アニメ映画)

2010年7月10日
★★★★☆ 3.9 (133)
1146人が棚に入れました
CGアニメの先駆けとなったディズニー/ピクサーの人気ファミリー・アドベンチャーのシリーズ第3弾。成長しておもちゃを卒業した主人アンディの手を離れ、ひょんなことから託児施設へ寄付されたおもちゃたちを待ち受ける絶体絶命の危機と心温まる絆の物語を、手に汗握るアクションと感動のストーリー展開で描き出す。声の出演は引き続きトム・ハンクス。監督は前作や「ファインディング・ニモ」などで共同監督を務め、これが長編単独初メガホンとなるリー・アンクリッチ。 ご主人様のアンディと楽しい時間を過ごしてきたおもちゃたち。しかし、17歳になったアンディは、すでにおもちゃで遊ぶこともなくなり、また大学へ進学するため引っ越しの準備をしていた。そして、アンディの一番のお気に入りだったウッディだけが彼の引っ越し先へ持って行かれることとなり、バズや他のおもちゃたちは屋根裏部屋行きに。だが、ある手違いで危うくゴミに出されるところだった彼らは、ウッディの説得もむなしく、サニーサイドと呼ばれる託児施設行きを決断する。ロッツォというクマのヌイグルミに迎えられ、新たな遊び相手が出来たことを喜ぶ一同。ところがそこは、おもちゃを破壊する凶暴な幼児ばかりの、おもちゃにとってまさに地獄といえる場所だった。ひとりその難を逃れていたウッディは、仲間たちの危機を知り、急いで彼らのもとへと向かうのだったが…。

声優・キャラクター
唐沢寿明、大塚周夫、日下由美、辻萬長、所ジョージ、松金よね子、小野賢章、三ツ矢雄二、永井一郎、東地宏樹、勝部演之、高橋理恵子
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ハンカチがびしょ濡れになるまで・・泣いた。

「トイストーリー3」
ディズニーピクサーのトイストーリー3作目

前作までと同じコメディに今までなかったシリアス感がプラスされて
アンディが大きくなったことによって変わる日常と
おもちゃの人生のリアルさ、切なさを感じると同時に
観ていて温かい感動を味わいました。
1作目出た時に丁度生まれた世代なので
アンディと同じ時系列で大人になって観ることが出来たのが嬉しい。

開始早々ウッディの彼女ポジションの
羊飼い「ボー・ピープの行方」がセリフの一部で伝えられ
{netabare} 赤ちゃんの部屋に置くランプの一部だから、
すでにほかの家に譲られてしまったらしい {/netabare}
捨てられたり、あげられたりするおもちゃのリアルを感じた。

↓ここからただの感想文(笑)♪

笑ったシーンww
{netabare}
たくさん笑えたシーンがあったけど
特にケンとバービーの出会い&一目惚れに爆笑して
バズのスペイン語モードに爆笑した(笑)
それまで涙にぐっしょり濡れたハンカチ持って泣いてたけど
最後のバズのダンスに思わずハンカチをテレビに投げて
「ふははッwww」って大声で笑った。
{/netabare}

泣いた場面 ラストのネタバレ有り
{netabare}
ラストシーンが近くなると泣ける
ここ最近泣かなかったのに
実際2回ボロボロになるまで泣いた。

1回目ごみ捨て場で燃えそうになったシーン
バズが目で「たとえ燃えて消えても一緒だ」
みたいな・・無言で伝えて皆で手を繋いで、死を待つようなシーン
ダメだ・・もう泣くっ(泣)

あのロッツォとかいう※※(自粛(笑))熊のせいで
ゴミ捨て場に連れてかれて
「結局あいつ逃げやがったぞッ卑怯者!おこだよ怒!!」って
観てて怒りが湧いた。
まぁ、「皆が仕返ししようぜ」て言って
ウッディが「仕返しする価値もないさ」と
言ってたのが大人になったんだなぁ・・としんみりした。
あの熊の結末にインガオーホー!って思った。
最後はお決まりの改心&いい奴になるのかなと思ったら
見事裏切られた。人間もすぐに変われないってことなのか。

2回目アンディがボニーにおもちゃをあげるシーン
おもちゃを大事にする子だと聞いて
アンディは宝物をあげることを決意する。
バズ、ジェシー、レックス、ハム達の説明とエピソードを話しながら
・・一人一人とさよならする。
おもちゃを心から大事にして心優しく育ったアンディの人柄が垣間見えるシーンだ。

一通り渡したら箱の中に大学に連れて行こうとしていた一番の宝物
ウッディが入ってることに気づく。
ボニーはウッディと前に会っていて「欲しい」と訴えてくる
アンディが困った表情をして、他のおもちゃと違って一瞬躊躇するのがわかる。
結局一番の親友をボニーに託した。その姿はもう大人そのものだった。

そしてボニーとおもちゃで遊ぶ姿が泣ける。
おもちゃとしてもアンディに最後遊んでもらえて嬉しかったんだろうなぁ
このシーンがあまりにも感情移入して泣いた。
例えば小さい頃トイストーリー見ていた男の子が
いつか父親になり息子を連れて映画館に足を運んだら
間違いなく号泣するだろう。
アンディ、きっといいパパになるよ。
{/netabare}

大人になることは子供だった時の自分を忘れていくことだから
アンディが大人になってしまう3作目を見るのが怖かった。
{netabare} ジョンスミスが不在で進行するポカホンタス2や
エリック似のアリエルの娘リトルマーメイド2による
続編に対する警戒心が強かったのもある {/netabare}
今まで避けていたけどディズニーチャンネルで
放送してくれたので本当に観てよかった。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 33

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

子ども向けアニメのひとつの理想の形

2010年日本公開の劇場アニメーション。
最初に見たのは映画館でした。友人が「今回のトイ・ストーリーは大人のほうが感動するらしい」と言ったのがきっかけで二人で見に行きました。

エンターテイメント性とメッセージ性のバランスがとても良い作品ですね。
メッセージ性を明確に感じますがが押し付けがましくなく、感動もしますが描写もくどくないです。
子どもとおもちゃの関係はこの3作で綺麗に纏めていますし、1からの積み重ねが活きているのが良いですね。私は3が一番好きなんですが、1から順番に見るのが当たり前という感覚になってます。三部作映画のお手本ですよね。
誰もが経験するようなことがベースになってるので共感もしますし、世界観や雰囲気も、何処にでもありそうで何処にもない幸福感が切なくなります。

ロッツォのラストについては不幸せな終わり方ではないのはわかりましたが、どう解釈したら良いんだろう?と思っていたらオーディオコメンタリーに一つの回答が!レンタルでも見られるので、興味のある方は是非。

製作スタッフのオーディオコメンタリーを見ると、ビジュアル面もストーリー面も真剣に作っていて、悪い作品にはならないなあと思います。
「何を伝えたいか」がしっかりしていて、「どう伝わるか」も考えて作られているのがよくわかります。だからこそ解釈が分かれるような点がほとんど無く、本作の魅力と強みになっているのでしょう。

3で重視されたのが人間の描写で、本作は3DCGの進歩が素晴らしいです。
1からは15年も経っているんですね。人のモデリングと動きが目覚ましい進歩で、子どもが本当にかわいらしいです。
スタッフもそれは凄く意識していたそうです。
確かに、表情と仕草からキャラクターの気持ちがしっかり伝わってこないと、本作は素晴らしいものにはならなかったかも知れません。

全体として子どもが見ても楽しめて、大人が見ても共感できるようになっています。
親子で見ても楽しめて子どもが大きくなったらまた新しい発見があることが、子ども向けとして理想的だと私は思っていますが、本作はそういう作品になっていると思います。(2016.3)

投稿 : 2025/01/11
♥ : 17

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

夢を現実にしたピクサーの精髄

初まりの物語が完全に一つの円となって閉じた。今まで見てきた3Dアニメが全て色褪せるほどの傑作。


何も無い所から、自分たちの実力で夢を現実にしたピクサーの精髄。メインだけでなく、悪役も、脇役も魅力的なキャラクター、ワクワクドキドキさせる脱出劇、押し付けがましくない泣きの部分。オマケの「ディ・アンド・ナイト」までテーマも、そのシンプルでありながら巧みな表現も文句無し!。


夢のような、ピュアな心に帰れるまさに大人も子供楽しめるアニメーション。個人的にはおもちゃならレックスがピカイチ、ボニーも凄く可愛いくてグッド。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 13

72.3 2 アメリカで笑いなアニメランキング2位
アナと雪の女王2(アニメ映画)

2019年11月22日
★★★★☆ 3.9 (41)
254人が棚に入れました
なぜ、エルサに力は与えられたのか――。命がけの妹アナによって、閉ざした心を開き、“触れるものすべてを凍らせてしまう力"をコントロールできるようになったエルサは、雪と氷に覆われたアレンデール王国に温かな陽光を取り戻した。そして再び城門を閉じることはないと約束した。それから3年――。深い絆で結ばれたアナとエルサの姉妹は、王国を治めながら、失われた少女時代を取り戻すかのように、気の置けない仲間たちと平穏で幸せな日々を送っていた。しかしある日、エルサだけが“不思議な歌声"を聴く。その歌声に導かれ、仲間のクリストフやオラフと共に旅に出たアナとエルサは、エルサの持つ“力"の秘密を解き明かすため、数々の試練に立ち向かう。果たしてなぜ力はエルサだけに与えられたのか。そして姉妹の知られざる過去の“謎"とは? 旅の終わりに、待ち受けるすべての答えとは――。

声優・キャラクター
クリステン・ベル、イディナ・メンゼル、ジョナサン・グロフ、ジョシュ・ギャッド

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あなたは絶対に人に負けないものを持っていますか?

この映画は、正直1作目のような万人が称賛するものではありません。
でも、それなりに面白い映画でした。感動もできました。

物語は、姉エルサにしか聞こえない声により、エルサがある場所に導かれます。
そしてそこで、エルサが能力を持って生まれてきた理由が明らかになります。
さらに、ある使命を与えられます。その使命とは…

前半部分はミュージカルがほとんどで、どちらかというと退屈です。
ですが、後半部になると、今までとはうって変わってすさまじい展開となり、目が離せなくなります。

特にエルサの能力がすごい。まるで007のような身のこなしと攻撃力でした。

でも、前作と同じように、エルサ一人では解決できないことがあります。
そのとき、やはり活躍するのが妹のアナです。

アナは普通の少女です。
力もなければ武器を使いこなせるわけでもありません。
正直、何のとりえもありません。

それでもアナには、絶対に人に負けないものが一つだけあります。
それは、姉を…エルサを誰よりも愛しているということ。

エルサのためならば、アナは何でもできる。どんな苦労もいとわない。
だからアナは強いのです。


エルサは何でも一人でしょい込んでしまいます。
能力があるのがエルサだけなので、そうするのですが…、
一人でしょい込むのには限界があります。

アナはそんなエルサを心配します。
いつも一緒にいようとします。


私たちは一人では生きていけません。
だから、自分を愛してくれる人が身近にいると、最高に幸せを感じることができます。
人生とは、自分を愛してくれる人を見つけるための旅なのかもしれません。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 26

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あれから6年、アナ雪再び

視聴に先立って、嫁に確認。
私「前のアナ雪覚えてる?」
嫁「姉の魔法が止まらなくなって逃げてん。妹が追いかけて行って止めてん。」
ザックリでした。

結論から先に言うと、蛇足でした。
取ってつけたストーリーには無理があったように思います。
とにかく、シンプルなスカット感がありません。
「アナ雪再び」を狙った感が透けて見えました。

ただし、ディズニー流のミュージカル演出とか。
アメリカナイズされたテンポ感とか。
表情を含めたオーバーアクションとか。
ド迫力のカメラワークとか。
エンターテイメント要素は豊富だったと思います。

終了後に、一言。
嫁「両親って最初からいなかった?」
私「前作ののっけからや!」
ビックリでした。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 11
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

洗練された続編

2019年11月公開の映画。
映画「アナと雪の女王」の正統な続編です。

前作はどちらかというとアナ主役、今作はどちらかというとエルサ主役。
前作よりもストーリーがすっきりしていますし、全体的に完成度も高い。私は1回しか見ていないのでわかってない所もあるかも?
でも劇場で見て損は無いと思いますよ。

【音楽】
メロディも歌唱も歌詞もとても良かったです。
前作はレット・イット・ゴーの日本語訳詞が物語の流れに則したニュアンスじゃないと感じてしまってミュージカル要素として非常に残念だったけれど(CDで聴くなら間違いなく名曲ですよ!)、今回はそのような齟齬も感じませんでした。
前作に比べると全体的にしっとりした曲が多くて、口ずさむより聴き入りたくなるタイプかな。

【ビジュアル面】
エルサとアナのドレスが相変わらず綺麗。純粋なデザイン性だけでなく、立っていても動いていてもシルエットが美しい。
秋の風景がとても綺麗でした。冬が来る前に秋がある=紅葉のノーサルドラの森から氷に覆われた島へ向かうことで真相に迫っていくという演出だったのかな?
氷と水の世界もさらに美しくなっています。氷の中は異世界、水のある場所は現世と感じるような印象的なシーンが多かったです。


【感想】
{netabare}
父と母の想いを受け継ぎ祖父の過ちを清算する、継承と変化の物語だったのかなと思います。

前作では自分の力を恐れていたエルサの「魔法はそういうものじゃないわ」という祖父への言葉が印象的でした。
エルサにとって、平和に暮らすだけなら魔法は必要ないのは以前と変わらない。でも王国を救うためにノーサルドラに赴き、魔法の力を持つ自分にしか果たせない使命を知り真っ直ぐに向き合いました。
精霊の存在と自身の魔法の力、王国・異民族間の軋轢とエルサの出自。世界とエルサの力を結ぶ要素が対比的にストーリーに組み込まれています。

アナは結婚し国を治める立場になります。暖炉の前で恋人と笑い合い女王を影から支える私的な立場から、王婿を迎え国を背負う女王(公人)へ。
一人で負うべき責任を自覚したエルサにどこまでもついていきたがるのは、もしかすればアナの幼い我儘だったかもしれません。アナとクリストフとのもどかしい恋模様も結婚という社会的責任を伴う変化への躊躇いや不安を描き出していると思います。

前作でエルサは、力を持つ自分を誰も理解してくれなくても、愛することは出来ると気づいた。それが魔法を制御する鍵でもありました。
今作は愛のある暖かな場所を守るばかりでなく、自身の責任を受け入れて生き方を選ぶ物語でした。愛は変わらないものであり愛を与え合いながらも、エルサとアナはそれぞれの使命を得たのですね。
{/netabare}


【雑感】
{netabare}
…ところで「冒険ものになって残念」という感想をあにこれ以外でたまに見かけるんですが、私はそうは思わなかったなあ…。魔法は前作から登場していたし、冒険ものの要素が無かったとは思わない。
エルサの魔法は「他人には理解できず逃れられない絶対的な個性」を視覚化し、エルサの孤独を浮き彫りにするギミックだったと考えています。
今作は人と精霊の架け橋という孤高の存在となることを受け入れていて、孤独とは違うけれどやっぱりエルサの立場を完全に理解できる人間はいない。だから前作と今作に通底する命題は、発展はしているけれど同じだと思います。

固有名詞がちょっとエキゾチックな響きで好きなんですが、予習せずに行ったのでちょっと覚えにくかった…w
EDのクレジットが結構長くて、最後に小芝居があるのに辿り着くまで辛抱が要ります。お隣の家族連れが物語終了と同時に席を立ってしまってて、最後にオラフも出るのに勿体なかった。余計なことですけど…。
{/netabare}
(2019.11.27)

投稿 : 2025/01/11
♥ : 8

66.4 3 アメリカで笑いなアニメランキング3位
ベイマックス(アニメ映画)

2014年12月20日
★★★★☆ 3.8 (208)
1183人が棚に入れました
ヒロは、幼いころに両親を亡くし、兄タダシと2人きりの生活を送っていたが、ある日、謎の事故により兄タダシは帰らぬ人となる。
ひとりぼっちになり深く心を閉ざしたヒロの前に現れたのは、つぶらな瞳と空気で膨らんだ白くて大きな体を持つ"ベイマックス"。彼は、亡き兄タダシが、人々の心と体の健康を守るために開発したケア・ロボットだった。
「どのくらい痛いですか?」「泣きたい時は泣いていいのですよ」と優しく寄り添う"ベイマックス"のおかげで、ヒロは少しずつ元気になる。
そして、兄の死に疑問をいただいて謎を追うと、世界の脅威となる巨悪の存在を知り、兄のために戦う決意をする。ヒロの味方は、戦闘能力・戦闘意欲のない優しすぎるベイマックスのみ。果たして彼は世界を救うことができるのか、そして、兄タダシがベイマックスに託した驚きの使命とは。
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ベイマックスが うしろから包み込んでくれる、あたたかいストーリー

ここは...わたしの住む都市?
目の前に広がるどこかで見たような景色...
けれども少しだけ異国っぽい雰囲気もあるこの場所は...

アメリカ、サンフランシスコと東京をミックスした「サンフランソウキョウ」という架空都市。

そのせいだったのでしょうか...
ここは非日常的なファンタジーの世界であるのに、どこかに実在しているのではないかと....そんな気持ちにさせたのは。

科学が進歩した世界では尖ったフォルム、禍々しい色。そんな近未来的なデザインのハイテクロボットを見かけます。

しかしこの作品の「ベイマックス」というロボットは白くてやわらかそう、さわって良い?あなたはふわふわなの?そんな印象でした。

開発者タダシはこのロボットを「人々の心とカラダを守る」ケアロボットという使命のもと作りました。
それに相応しい柔らかなフォルムが優しさを感じさせています。

とっても大きいベイマックスがちょこちょこと歩く仕草や

通路を通れないからとカラダを自ら押し潰したりとお茶目だったり

簡単にカラダに穴が空いてしまうことは戦うための存在ではないという理由でしょう。その柔らかい雰囲気としてうまく表現されていました。

この一挙手一投足に至るまで全てが愛らしくユーモラスなベイマックス。大いに癒されます。
あなたも癒されること間違いなしです!!

{netabare}
中盤では大切な人を失うことから アクションストーリーへと移行。未知の敵に向かうため主人公や学友が秘密のヒーローになるのです。

正義とはなんでしょう
復讐心からくる正義は果たして正義なのでしょうか。
その間で葛藤する主人公ヒロ、信頼できる仲間は一緒に悲しみ、ヒロを諭してくれるのです。
{/netabare}
いちばん好きなシーンがあります
ヒロをそっと包み込むベイマックス
背後からやさしく、あたたかくヒロを包みこむ仕草。

画面を通して伝わってくる、わたしの背中もあったかくなるような
ヒロの表情を見ていると
感じているその安心感が伝わってきます...

心にも...愛情、安心、やすらぎが直に伝わる行為、包み込む「ぎゅう」

包んて欲しいときも
包んであげたくなるときも
心と心が伝わる大切なスキンシップ
ベイマックスがヒロを包み込むシーンに胸がぎゅうってなりました....

この作品すごくまっすぐなストーリーで、かけがえのない仲間との絆を描きます。
中盤からアクション作品かと思いましたがやはり「心」に重きを置いています。
とても素敵な作品、とても心があたたかくなりました。

AIさんが歌うエンディングテーマ Story (英語版)ソウルフルな歌声にぐっときます!ベイマックスがしてくれたような包容の力を感じます。その声に胸があつくなりました。

キミがくれた希望で 強くなれたもう怖くない...
今はキミを近くに 感じるから...

投稿 : 2025/01/11
♥ : 53
ネタバレ

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「私はベイマックス。あなたの健康を守ります。」

2014年公開。
ディズニーの長編アニメ映画54作目。
(前作:アナ雪、次作:ズートピア)

感動作だと聞いていましたが、
確かに感動しました(´;ω;`)

と同時に、ベイマックスのマイペースなキャラに笑い、
近未来な発明品たちにワクワクできて…。

1つの作品で多様な楽しみ方ができました^^

100分ほどの作品です。


● ストーリー
14歳で高校を飛び級で卒業したヒロ・ハマダ。

科学に対する天才的な頭脳を持ちながらも目標がなく、
非合法のロボット・ファイトに熱中していた。

そんな彼を見かねた兄・タダシは、
自分の大学の研究室へヒロを連れて行く。

科学オタクたちの発明品や、
タダシの発明品『ベイマックス』、
そして憧れの教授に出会ったことで、

ヒロは大学入学を目指して研究を始めた。


この作品で鍵となるのは、
“ベイマックス”というキャラクターです。

ベイマックスは、
タダシが発明した心と体を癒すケア・ロボット。

人の健康状態や体の傷をスキャンして、
適切な処置をしてくれます。

さらにボディは、
思わず抱きしめたくなるようにできているという完璧さw

ちょっと体は大きいけれど、
一家に一体いれば、心も体も健康的に過ごせそうです^^


≪ ベイマックスというキャラの使い方 ≫

このベイマックスというキャラの使い方が、
とても上手です。

ヒロは天才的な科学の知識を用いて、
様々な発明品を作ります。

他にも、タダシの友だちが研究しているような、
近い未来に実現するかも…というような発明品がたくさん。

そんな彼らの活躍は、
とても勢いがあってワクワクします。

それに対して、
ケアに特化したベイマックスはとてもおっとりさん。

緊急事態にもマイペースで対処w

そんなベイマックスのキャラを生かすことで、
作品に“緩急”が生まれます。

ベイマックスの緩さは笑える場面でもあり、
よりキャラクターに愛着が湧いてきます^^


≪ 感動。だけどオチは… ≫

物語は100分があっという間に過ぎてしまうほど、
とても引き込まれて楽しめました。

近未来な発明品たちにワクワク。
ベイマックスの緩さに笑う。
そして感度的なシーンも。

私は視聴中に2回泣かされました(´;ω;`)
({netabare} 1回目はタダシの研究途中の様子が録画されたものを見た時、
 2回目はベイマックスとの別れのシーン。 {/netabare})

ディズニー映画の最後は、
「クスッ」と笑える小さなギャグで終わる事が多いように思いますが、

今回も同じように笑えるシーンで最後は締めくくられました。
が、この笑いがとてつもなく微妙で…。

「今までの感動を返して!」と
作品を台無しにされた気分になりました。

これなら無理して笑いで締めくくろうとせずに、
感動的な余韻で終わってくれた方がよかったです。

アメコミヒーローな後日談もいらないと思ったけど、
原題が「Big Hero 6」なので仕方がないのか…。


● 作画
舞台は「サンフランソウキョウ」という、
東京とサンフランシスコを混ぜた架空の都市です。

作中にも東京の街並みが取り入れられていたり、
ベイマックスの頭部は神社の鈴がモチーフにされていたりと、
日本的な要素も多いです。

さすがディズニー、
作画がすごいと感じるところはたくさんありました。

特にベイマックスが街を飛び回るところが印象的です♪
…ケア・ロボットに空飛ぶ機能が必要なのか疑問だという意見には同意ですw


● まとめ
ヒロの頭脳とその発明品もすごいけれど、
それを見せる演出はもっとすごい。

ベイマックスのキャラは緩いけれど、
その緩さは愛されるキャラとして十分な魅力。

私もベイマックスに日々の疲れを癒してもらいたいわ…。笑

ストレス社会なんて言われる現代にこそ、
ベイマックスというキャラは必要とされる存在ですね。

人々のために、という願いを込めて、
懸命にベイマックスを開発したタダシ。
実は一番好きなキャラです。

ベイマックスのプログラムは、
彼の優しい心をしっかり受け継いでいますね^^

投稿 : 2025/01/11
♥ : 29

HIRO さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

マシュマロみたいなケアロボット

☆総評、物語
ディズニーアニメなので設定視聴年齢は子供だが大人も十分楽しめる作品でした。
作画も常に進化していて高層ビル群や雑居ビルの立ち並ぶ路地裏などは「攻殻機動隊」でのそれと変わらないレベルになっているとおもいます。
3DCG作品のフラッグシップはディズニーアニメなのかな・・・・
とさびしい気持ちになってしまった(作品とは関係ありません。)

シナリオは十分に楽しめて、ちょっぴり涙がでたりするところがあったりと
劇場に足を運ぶ価値は十分あるとおもいます。


☆声優
相変わらず吹き替えのお上手でない方が起用されていますが、許容範囲のれべるでした。

☆キャラクター、作画
建物、乗り物、室内の奥行きの表現3Dの良さを十分表現していると思います。
キャラクターは個人の好みもあると思いますが、とりたてて主人公が魅力的とは思いませんでした。

☆音楽
エンディングで、AIさんの「Story」がEnglish Versionで流れて着ました。調べたわけではないので良くわかりませんが、日本の劇場むけにこの曲がチョイスされたみたいです。

☆データー
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオズ製作で、54作目にあたる。原作は6人の日本人ヒーローが主に日本を舞台に戦う『ビッグ・ヒーロー・シックス』

スタッフ
監督:ドン・ホール クリス・ウィリアムズ
製作:ロイ・コンリ
製作総指揮:ジョン・ラセター
脚本:ロバート・L・ベアード

役名:原語版:日本語吹替版

ベイマックス :スコット・アツィット: 川島得愛
ヒロ・ハマダ: ライアン・ポッター: 本城雄太郎
タダシ・ハマダ: ダニエル・ヘニー: 小泉孝太郎
フレッド :T・J・ミラー :新田英人
ゴー・ゴー: ジェイミー・チャン :浅野真澄
ワサビ: デイモン・ウェイアンズ・Jr.: 武田幸史
ハニー・レモン: ジェネシス・ロドリゲス: 山根舞
ロバート・キャラハン教授 ジェームズ・クロムウェル: 金田明夫
アリステア・クレイ アラン・テュディック: 森田順平
キャス マーヤ・ルドルフ: 菅野美穂
将軍 エイブラハム・ベンルービ: 中田譲治
アビゲイル・キャラハン ケイティ・ロウズ 植竹香菜
ニュースキャスター ビリー・ブッシュ あべそういち
警察官 ダニエル・ガーソン 坂口候一
Mr.ヤマ ポール・ブリッグス: 立木文彦
女ボス シャーロット・グレイジアン :甲斐田裕子
ヒースクリフ デイビット・ショーネシー: こねり翔
フレッドの父親 スタン・リー :大木民夫

投稿 : 2025/01/11
♥ : 21
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