アメリカで人種差別なTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のアメリカで人種差別な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年07月07日の時点で一番のアメリカで人種差別なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.7 1 アメリカで人種差別なアニメランキング1位
トム・ソーヤーの冒険(TVアニメ動画)

1980年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (49)
249人が棚に入れました
「世界名作劇場」第6弾。シリーズ初の腕白少年が主人公だ。「名作」の現場で育った作画スタッフが質の高い仕事を披露する。アメリカはミシシッピ川の周辺の地方の町。勉強が苦手で体を動かすのが大好きな少年トム。彼は弟のシッドや家のない孤児の友人ハックと共に、今日も元気に自然の中をかけ巡る。町から来た可愛い少女ベッキーとも仲良くなれてうれしい。だがそんな彼の周囲で殺人事件が発生。トムは事件に巻き込まれていく。

声優・キャラクター
野沢雅子、青木和代、白川澄子、遠藤晴、潘恵子
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

自由なケモノみたいに走ろうぜ

土曜日に朝9時からファミリー劇場で再放送しているのでまた観ています。

何度観てもやんちゃぶりが面白いです。
面白いけど、端々が、時代は変われどやっぱり「アメリカ」だなぁ、と思わせられるところが多々あります。
(頭の端でお話を裏返して、そんなだから現代のアメリカも…と生意気に思ったりして。)
でもやっぱり面白いし、アメリカ文化が大衆にモテる訳もわかる。

第一これは、原作は異国でも制作はジャパン。ジャパニメーションの重鎮大活躍作品ですよ。


親友のハック (未来少年コナンのジムシーと印象かぶるよね) の、だるそうな達観具合がいいなぁと思います。(ジムシーは自然児だけど、ハックは浮浪児)

飲んだくれて殴るお父さんと別れて1人で森で暮らすハック。
トムは気のいい奴だけど、お硬いPTAに自分と付き合うのはよく思われてないのは知っている。
人間社会の嫌気がよくわかっていて、でも仕方ねえよなぁ〜、って他人と比較もせず、境遇を恨むことに体力も使わず。自分でできる範囲で快適に過ごすことをヨシとしてる。水木しげる的な粘液質な丁度よさですよ。見習いたい。
お金持ちがハックを養子に…って話の時など、とても彼らしくてよかった。

対してトムは、ノリよく手も早く口もうまい。大人をおちょくり男子と分け隔てなく競い合い、女の子ともよろしくやれる。陽気な多血質ですね。憂鬱質な先生とは相性悪く。世界は悩み深いと思いしらせたい先生は、さかんにトムの尻をビシビシ叩くわけです。そして効かない。
(↑「4つの気質」て本読んだもんで早速ニワカ影響されてますよ〜)


{netabare}ミシシッピー川の中洲の島に仲間と家出して、行方不明になったとされて自分達の葬式をしている最中を狙って帰ったり

先生のハナならぬハゲを明かそうと、さんざっぱら落とし穴を研究して掘り(そして何度も自分達で落ち)
クラスメイトと結託して先生に花束を渡し感動させつつ、カツラを釣り上げ激怒させ落とし穴に落としたり

そんなあきれ返る冒険をこなしていたトムですが、終盤は恐怖の大物と対峙します。
何人殺ったのか知れねぇ男、インジャン・ジョー。
トムの目撃証言で有罪になるも、裁判から逃走、洞窟でトムと仲良しの女の子が隠れ家に迷いこみ、明かりも頼りなく追われるシーンは手に汗を握る展開です。 {/netabare}(こういうとこやっぱりアメリカっぽいなーと思いつつ)


*メモ*

ファミリー劇場で土曜日の朝
8時から「山ねずみロッキーチャック」
(これもみたいんだよね〜)

9時から「トム・ソーヤの冒険」

やってるよー

投稿 : 2024/07/06
♥ : 22
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

スルメのような味わい深い作品

このトムソーヤの冒険は、マークトウェインの有名な原作のアニメです。

アニメの作中にミシシッピー川を運行する蒸気船が出てくるんですが、ディズニーランドにある蒸気船とそっくりで、おおーっと思った記憶があります。

物語としてはイメージのとおり、コメディ要素も多分に含まれてはいるんですが、それだけじゃない話もあったりして、飽きずに見れる感じです。
なぜかというと、途中から見ても面白い、話も何回見ても味わい深い、スルメのような話が多いからです。

表向きは、ただのやんちゃないたずら坊主たちが繰り広げる騒動話のような印象を受けますが、そんなものはこの物語の表向きに過ぎず、友達同士の友情だとか、淡い恋愛だとかの話もあり、人種差別だとかの話もあったりします。私も最初敬遠して見なかったんですが、知り合いに勧められて見てハマリました。。

好きなエピソードは多いんですが、一番好きな話は、「なまず釣りの日」です。以下ネタバレ。
{netabare}トムがハックと遠くの沼までナマズ釣りにでかけることにした。でもガールフレンドのベッキーが一緒に行きたいと言い出して、ハックは女の子を連れて行くと面倒だからと嫌がったけど、ベッキーが弁当をもっていくと言うと、喜んで一緒に行こうということになった。沼に着くと、ハックは釣れるのに、トムはなかなか釣れない。ベッキーからまだ釣れないことを言われると、トムは面白くなくなり、ベッキーと険悪な雰囲気になってしまう。もっと向こうで1人で釣ってくると行ってしまったトム。ベッキーはハックにハックがなぜ1人で暮らしているのかを聞く。するとハックは自分の身の上を話したうえで、こう言う。「こんな俺になぜほかのやつらが一緒に遊んでくれると思う?トムさ。あいつが俺と遊ぶからほかのやつらも俺と遊ぶ。あいつのことをいたずら坊主とかいうやつもいるけど、あいつはいいやつさ。」それを聞いてベッキーはとても嬉しくなる。その時トムが大きな声でナマズがかかったことを知らせる。手伝いにいくハックとベッキー。ベッキーはナマズを逃がさないために、自ら沼に入り、自分の帽子を使ってナマズを捕まえる。帰り、トムから帽子のことを心配されると、「いいの。今日はいい話が聞けたし。ね、ハック?」{/netabare}

他にはお芝居一座の美少女にハックが一目ぼれする話とか、トムとハックがトムの親戚の家に行く話だとかのエピソードがあります。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 7

luna さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

冒険以外の部分の方が魅力的

蒸気船が行き交うミシシッピーリバーのほとりの小さな町での物語


冒険とタイトルにあるように
家出したり、気球のお話や洞窟探検などあったりするけれど

それより
ベッキーの心情の変化や行動を丁寧にきれいに描写した
ナマズ釣りのエピソードや
魅惑の舞台少女リゼットのお話の方が印象的でした

物語全体に偏見ということに関してのいろいろなエピソードがあって
物語の初めに、トムをかなり、いいかげんな人物として登場させたり
宿なしハックに関しての大人達の風当たりの強さ
自分の魅力で仕事を手伝わせる旅芸人のリゼットなど

でもお話の展開がうまく
トムもハックもリゼットも皆、最終的に非常に魅力的な印象にしてしまいます

さらに偏見に関して
黒人奴隷の話や裁判などのお話があり
特に裁判のお話は偏見に関して全体に散りばめられていた警鐘の総集編で
ここまで物語を見てきた人に
より一層印象的なシーンにする仕掛けの集大成でした

最後にインジャンジョーに関してまで
偏見に関する危険性をトムの口を通して示したのが
物語を通じて一貫して伝えたいことがブレないですごいなって思いました

あと
エンディングのミシシッピーリバーの歌がしっとりしていて、
少し賑やかな本編をうまく中和してくれる名曲でした

投稿 : 2024/07/06
♥ : 0

67.7 2 アメリカで人種差別なアニメランキング2位
トータル・イクリプス(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (813)
4010人が棚に入れました
1973年、地球に襲来した異星起源種「BETA」によって引き起こされた戦争は、人類を滅亡の淵へと追いやった。圧倒的な物量で迫るBETAに対し、人類は対BETA戦、人型兵器「戦術機」を実用化して戦線に投入、世界規模の抵抗を試みた。しかし、押し寄せるBETAに劣勢を強いられた人類は、ユーラシア大陸の大半を失うことになる。以降、30年近くも攻防は続くが、BETAとの戦いに光明は見えず、人類は未だ泥沼の中でもがいていた。2001年、極東の最前線を支える日本帝国では、次期主力戦術機の開発が問題となっていた。そこで、国連軍の「プロミネンス計画」における日米共同の戦術機改修計画が提案される。帝国斯衛軍に籍を置く篁唯依は、計画責任者の任を与えられてアラスカへと向かう。それと同じ頃、米国軍の若き衛士ユウヤ・ブリッジスもまた、アラスカの地を目指していた。その出会いが運命を大きく変えることを、このときのふたりはまだ知らずに――。滅亡の危機に瀕した地球を舞台に、対"BETA"戦の要である人型兵器"戦術機"の新型開発をめぐる、熱き人間たちのドラマを描いたロボット・アクション作品!
ネタバレ

柴犬→柴猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

全ては稲垣前監督の思い付きから始まった・・・

【総括】
稲垣前監督の思い付き・・・第1話から武御雷を出したい。
彼は『オルタ』が好きで、武御雷への思い入れもあったようです。
しかし普通に『TE』を始めてしまうとそれは難しい。
そこで考えられたのが『帝都燃ゆ』です。
だからあれは『TE』ではなく『オルタ』のテイストで作られているのです。
しかもアメリカでの試写があったのでかなり力を入れて作られました。
(実際に渡米の直前まで作画の修正作業をしていたらしい)
こうしたことが第3話以降の制作スケジュールをタイトにした原因となったことは明らかです。
また、ストーリー的にも『帝都燃ゆ』と『TE』本編では温度差が大きいので、
初めて観る方に過度の期待とその後の大きな落胆を与えてしまいました。
未完とはいえどこに向かっているのかが分からないストーリーの弱さはもちろん原作の問題です。
私は放送前のレビューで『本編や他の外伝と比べると切迫感や燃える展開がやや不足気味だから、
うまいアレンジを期待したいところです』と書きましたが、残念ながらそうはなりませんでした。
ストーリーの流れはほぼ原作通り。
ただ日本やソ連内部の主導権争いといった部分をほとんど削ってしまったので、
ますます温くて良く分からないストーリーになってしまいました。
結局のところ、私を含めた『マブラヴ』ファンにとっては『ぬるぬる動く戦術機が見れて良かった』、
その程度の記憶しか残らない作品となってしまったことは非常に残念です。
それでも2期が作られそうな感じはあります。
(根拠は第24話のレビューをご覧ください)
個人的には『TE』の2期よりも『マブラヴ』の本編、
そして同じ外伝でも『TE』より遥かに面白い『シュヴァルツェスマーケン』や、
『THE DAY AFTER』のアニメ化を期待したいところです。
『TE』は『オルタネイティヴ第一計画』と銘打ってますので、今後の展開はこんな感じでしょうか。

第二計画:マブラヴ・エクストラ
第三計画:マブラヴ・アンリミテッド
第四計画:マブラヴ・オルタネイティヴ
第五計画:シュヴァルツェスマーケン
第六計画:THE DAY AFTER

これはあくまで『マブラヴ』オタである私の希望でしかありませんがw
でももし実現出来るなら、その時はきちんとした準備をしてからにして欲しいと願って止みません。

【各話レビュー】
{netabare}
【第24話】《最後まで頑張って観た人の感想「結局何がしたかったの?」・・・だよねw》
最後ヒヤヒヤしながら観てしまいました。
唯依がいつ狙撃されるのかと・・・。
そう、原作では最後に彼女が何者かに狙撃されて終わるのです。
それにしてもBETAとの戦いも戦術機の開発話も中途半端で一体何なの?と思ったはずw
原作だとこれで全体の1/3くらいに当たる第1部が終了したところです。
アニメの終わり方は2種類用意していたようで、
ひとつは完全に完結させる終わり方だったらしいのですが、
放送されたものを見ると2期を作りたそうな感じですね。
実際に出来るかどうかはわかりませんがw
ではこの先、話はどう展開されるのか?
・・・私も知りませんw
続きは2月発売予定のゲームでどうぞw
そうそう、テロの黒幕であるマスターが投げたナイフが地図の日本に刺さりましたが、
あれは『オルタ』のあの事件の黒幕が彼であることを暗示してるのだと思います。
実は他にも『オルタ』との関わりがあるシーンが原作にはあったのですが、
あれは削らないで欲しかった・・・。
とにかく無事に最終回に辿り着けて良かったですw
いろいろと問題点が多かったアニメ版TEですが、その教訓を今後に生かしてもらいたいものです。
何といってもこれは『オルタネイティヴ第一計画』なのですから・・・。

【第23話】《『我々は勝利した!』・・・選挙速報☆当選確実☆》
いや~、予想はしていたとはいえ凄いテロ(ップ)の嵐でしたw
せっかく出来のいい回だったのについてないですね~、本当に。
さて、今回のテロを起こしたのは難民解放戦線とキリスト教恭順派である訳ですが、
恭順派の方が一枚上手だったようで、難民解放戦線のメンバーは悲惨な末路を迎えてしまいました。
一方、戦術機の戦いの方はというと、実に良く動いてました。
演出も良かったし、ストーリーの面白さとは関係なしで楽しめる回だったのでは。
そのストーリーですが、相変わらず原作と同じ流れで進みつつも、違う部分が多くなってきました。
一番の違いはビェールクトが動いていること。
原作ではクリストファーはファルクラムに乗ってるんですよね。
で、最後に登場した変な装置も登場しません。
あれは何なのでしょうね?
次回でちゃんと分かるといいですが・・・。
その次回はもう最終回です。
やっと盛り上がってきたのにw
無駄を省けばもっと面白く出来たはずという思いもありますが、
『終わりよければ全てよし』という言葉もありますから、綺麗に終わらせてもらいたいものです。
もしも原作通りの終わり方をしたら・・・見た人の反応が怖いですw
『えっ、一体何なの?』っていう終わり方なのでw

【第22話】《こんなところにも日中関係悪化の影響が・・・イーフェイの運命は大きく変わったw》
イーフェイは原作では瀕死の重傷を負うのに・・・。
今中国人キャラを酷い扱いにするのは得策でないと判断したのか?w
ここまでの流れは全体としては原作通りですが、細かい部分に違いが出て来ました。
イーフェイが怪我をするのも、イーニァとクリスカが会うのももう少し後。
それと細かい描写が結構省略されていて、ちょっと残念です。
さて、インフィニティ―ズが攻撃していた施設はソ連のG弾研究所なのだそうです。
レオンの口から『G元素』なんて言葉が出てましたが、
『オルタ』をやってない人には何のことだかさっぱり分からない筈。
簡単に言うとBETAが持ち込んだ地球外物質のことで、
そのひとつから作られるのが『G弾』という強力な爆弾です。
『G元素』はハイヴ(BETAの巣)にあるので、
国内に10個ものハイヴを抱えるソ連はこの戦争が終わりさえすれば、
そうしたBETAの置き土産を大量に獲得することが出来るのです。
ちなみにハイヴ内での鹵獲物は国連が管理するとの条約がありますが、
カムチャツカのことを見てもソ連がそんなものを守る訳ないですよねw
BETA大戦後には世界的な資源獲得戦争が起こる。
それがこの世界の未来。
もちろんBETAに勝てれば・・・ですが。

【第21話&BD3巻】《何というか・・・おっぱいでけ~って感じの作画だったw》
中原さん、生天目さん、能登さんの3人によるコメンタリー。
「1巻、2巻、武道館!」はインパクトがあってズルい~というのと、
能登さんが「打ち上げはアラスカで!」と言っていたのが印象に残りました。
あ、BD3巻の感想です。
本編はテレビver.とほとんど変わりませんでした。

では21話。
今回のテロ、難民解放戦線の後ろにキリスト教恭順派がいることが分かりました。
マスターというのがリーダーの模様。
彼らの主張は
『BETAは神がもたらしたもの。だから抵抗(戦争)はやめ、運命(死)を受け入れよ』
というもの。
多くの難民を生み出すBETA戦争を悪とする難民解放戦線と一応利害は一致しているのですね。
そしてさらにその後ろにアメリカがいるというのがサンダークの考えな訳ですが、
確かに今回のインフィニティ―ズの行動は怪しさ満点でしたw
実際はどうなのでしょう。
さて、BETAのいる研究施設のようなところのシーンで『酵素の注入停止』と言ってましたが、
あれはBETAの活動を鈍らせる酵素のことです。
ならばそれを兵器に使えと言われそうですが、
大量生産が難しいという都合のいい設定があるので無理ですw
ということで次回はBETAさん大暴れか?w

【第20話】《また急にシリアスモードに・・・ああ、何というジェットコースター・アニメ》
前回までのことがまるでなかったかのように真面目な話になりましたw
OP、EDも変わって別のアニメのようですw
ということでテロ編スタートです。
いや~、一時はテロ編はやらないのかと思ったくらいに空気が緩んでましたがホッとしました。
ただ原作とは少し話の進行が違いますね。
アニメのオリキャラであるナタリー絡みの話は原作にはありませんし。
ここから先、ほぼ原作通りに進んだとして残り4、5回でちゃんと収まるのかが心配です。
さて、難民解放戦線が出て来ましたので、この世界について少し補足します。
BETAが支配しているのはユーラシア大陸。
ユーラシアを追われた人々はBETAのいない南北アメリカやオーストラリアに逃れ、
難民収容所などで生活しています。
戦争特需で経済的に潤っている国での貧しい生活。
こうしたことが難民解放戦線などの組織を生む背景になっているのです。
しかしこのテロ、サンダークは起こることを十分に予測していた節がありますね。
サンダーク自身がテロ組織と関わりがあるとは考えにくいですが、
これを利用して何かしようとしている可能性は十分にあります。
あとはBETAがどう絡んでくるのか・・・。
その辺が今後の注目ということになるでしょう。

【第19話】《これは今後の悲劇的な展開を際立たせるための演出だ・・・はぁ~、言ってて虚しくなってくる》
はい、温泉回です。ネタ回です。ギャグ回です。
大胸筋回です。激辛回です。百合回です。
も~何なんだ今回は。
今更エロで釣ろうって言うのか。
本当に意味が分からない。
あんまり面白くないと思っていた原作が神に見えてきましたよw
前半の水着回とは違って完全なアニメオリジナルの話でしたが、
何の意味もありませんでしたよね~。
『エウレカセブン』のフットサル回を思い出しましたよw
残りあと6話くらいか・・・。
本当にどういう終わり方にするつもりなのか?
仕方ないから次回に注目・・・と思ったらまた『特別編』という名の小休止w
もう本当にどこまでネタを提供すれば気が済むのかなw
既に私の中では『アニメ版TEなんて最初からなかったんや~』となりつつあります。
まあ最後はそうした気持ちを覆すような締めを期待したいところですが、期待薄かな~。
いや~、今回も愚痴ったな~。
レビューを読み返すと最初のうちはまじめに書いてるな~w
でも最近は愚痴ばっかり。
それがこの作品の現状を端的に示していると思います。
マブラヴシリーズ、初のアニメ化。
どうしてこうなった・・・。
今日は何回『本当に』って言っただろう?
いや、本当に呆れてます・・・。

【第18話】《キレがあるのにコクもある・・・最近飲み屋のシーンばっかりだなw》
あれ、OPが変わってない・・・だと?
11月から新OPだと聞いていたのにどういうこと?
はぁ、前回に引き続き今回も作画が酷い・・・。
EDクレジットにずらりと並ぶ外国人の名前を見て納得w
内容も相変わらず。
元々TEは原作からして微妙な話だったりするんですが、
アニメ版はそれに輪をかけて微妙のような・・・。
原作だともうこの辺から○○編が青旗編と並行して始まってるのに、そんな気配が全くありません。
どうもサンダークが何か企んでるっぽいので、もしかしたらここからはオリジナル展開?
今回もユウヤの過去話を含めて大部分がアニメオリジナルでしたし。
もはや原作を読んでいる私にも話がどこに向かっているのかも分からない状態です。
今更ながらもっと全体の構成をしっかりして欲しいな~。
同じマブラヴシリーズの『シュヴァルツェスマーケン』の爪の垢でも煎じて飲んで欲しいくらい。
あちらはあんなにも面白いのに。
『シュヴァルツェスマーケン』とは1983年頃の東ドイツを舞台にしたラノベで、
最近第4巻が出たばかりです。
こちらは絶望感と緊張感に満ちていますので、ぜひ読んでいただきたい作品です。
さて、TEに話を戻すと、来週は温泉回・・・だと?

【第17話&BD2巻】《マスター、もう一杯・・・ほろ酔いのオレンジジュース》
まずはDB第2巻が届いたので感想を。
作画がかなり修正されていて、クオリティが上がってます。
ただ作画はこの後更に酷くなってくるのでまだまだ安心はできませんがw
4話5話でたくさんあった『湯気』がなくなり、見晴らしがとても良くなってます^^
コメンタリーは3話のみですが、ユウヤ、唯依、クリスカの3人なので、1巻よりも内容があります。
(第1巻のコメンタリーには2話でお亡くなりになった女の子たちが登場。
作品への思い入れがないせいか、殆ど画面無視でガールズトークに終始。
たまに画面見て「あ、私死んでる~」とか言ってるような感じだったのでw)

では17話。
ひとつの話としての構成は悪くない。
しかし内容が大して面白くないし、作画は酷いし、手抜き感はあるし・・・。
何ともコメントのしようがない回ですねw
アバンはオリジナル。
あとは大体原作通りですが、場所が違ったりしてますね。
いや、本当に書くことがないw
個人的には青旗編が一番嫌いなので、早く終われという感じですw
この後の○○編はツッコミどころも多いけど、まあそれなりに面白いとは思います。
取りあえず来週はもっと頑張って欲しいな。
あ、来週からOPが変わります。

【第16話】《ワタシ中国人アルヨ・・・中国人キャラに「アル」とか言わせるなんて昭和時代のアニメじゃあるまいし》
とりあえずサイボーグ006を思い出してしまいましたw
でも今回気になったのはそれくらい。
作画はここ最近では一番安定していたし、戦術機は相変わらず良く動くし。
このくらいのクオリティでずっと作れればいいんですけどね。
さて、対人模擬戦の青旗がスタートした訳ですが、早速それぞれの国の思惑が見えてきました。
日本はXFJ計画の存続を賭けた戦い。
アメリカとソ連は他国を従わせる為に圧倒的な勝利を目指した戦い。
他国を従わせるということは自国主導でBETA大戦を終結させるということ。
それは戦後の世界でどの国が主導権を握るのかということでもあります。
そもそもラプター自体が戦後の対人戦争を睨んで開発された戦術機な訳ですが、
それはまたラプターが動いた回にでも。
今回はイーフェイがいろんな意味で堕ちてしまいましたw
着々と進むユウヤの『ユーコン・ハーレム化計画』。
本人は戦術機LOVEで全く自覚がないのが困ったのもです。
そして次回はとうとう難攻不落と思われたクリスカまでもが・・・。
ところでこの話、どうやって終わらせるつもりなんだろう?
原作は第一部終了で止まっているのですが、
アニメでは流石にあんな終わり方はないと思うんだけど・・・。

【第15話】《美味い、美味いよ、参ったぜ・・・唯依の肉じゃが大作戦》
作品解説・・・のような何かを挟んで再開です。
そしてブルーフラッグ編スタート。
相変わらずヌルヌル動く戦術機、カクカク動く人w
取りあえずひとりだけ作画がやたらといいイーフェイはスタッフから愛されてるに違いないw
今回からはシャロンも登場でますますハーレムのようになってきましたが、ユウヤは戦術機に夢中でw
そのユウヤはアラスカに来てから変わったと本人も自覚し始めたようですが、
そこで彼の米軍時代を知る男・レオンの登場です。
ユウヤが本当に変わったかどうかが試されることになる筈です。
ところで何でアメリカは他国に情報を収集される危険を冒してまで青旗に参戦して来たのか?
アメリカの思惑は一体どこに?
それは次回以降に明かされる・・・と思いますw
思惑と言えばこの期に及んで日本国内の国産に拘る勢力の話が出て来ましたが、
ならばプロミネンス計画への参加や、
レールガンの持ち出しに関するエピソードも描くべきだったのでは?(原作にはある)
その辺の構成がどうも中途半端で気になります。
そして最後にラプター登場!
(レオンさん、そんな所にいたら危ないだろw)
真打みたいな戦術機だけど、あんまり好きじゃないな~・・・。

【第14話&BD1巻】《1巻!2巻!武道館!!・・・光線級大活躍!》
まずはBD1巻を見たのでそのことについて。
作画の修正が数カ所ありました。
また、テレビ放送時に黒く塗り潰されていた所は・・・、
簡単に描写すると『内臓モグモグ』『生首ゴロゴロ』って感じでしょうかw

それでは14話。
Aパートは中々熱かったです。
やっぱり光線級が出てくるだけで状況が大きく変わってしまうんですね。
その光線級(今回はCMにも登場!)。
出来れば前回倒した要塞級の中からワラワラ出てくれば最高だったのにw
そして光線級吶喊(レーザーヤークト)も見たかった。
でもそれは『シュヴァルツェスマーケン』がアニメ化された時の為に取っておくべきか・・・。
熱かったAパートに比べるとBパートはアッサリ気味。
まあ原作でもそんな感じでしたけど。
とにかくこれで『カムチャツカ遠征編』が終了。
相変わらずこの世界の人類は表面上はともかく、心の奥底からの団結はしませんね。
でも実際にこういうことは起こり得ることだと思っているので、
この大戦を『団結しない人類』がどう戦って行くのかが気になります。
さて、この後は特別編とかいうもので一息入れて、その後青旗編~○○編へと進む筈です。
ストーリーが原作とは少し違うものになるかもとの情報もあるので楽しみです。

【第13話】《ええい、帝国軍の戦術機はバケモノか!?・・・不知火弐型頑丈過ぎw》
普通突撃級と壁の間に挟まれたら大破しそうなものですが、
あれだけ頑丈ならそれだけでも戦術機として十分な価値がありますねw
まあ、実際は主人公補正という目に見えない『機能』が働いたんでしょうが・・・。
アバンでは今回も過去話。
で、取りあえずこの人誰?って感じだったのでは?w
あれは崇宰(たかつかさ)恭子様です。
苗字からも分かるように五摂家の方で、青い武御雷に乗ってらっしゃいました。
私もそれ以上のことは分かりませんがw
さて、今回は結構面白かったです。
戦術機もBETAも良く動いてました。
ただ、ユウヤと唯依の会話になると時間が止まってしまうのがな~。
せっかくの緊迫感が台無しです。
でも唯依姫のデレが可愛いので許すw
中原麻衣さん、本当に上手いですね。
そうそう、要塞級BETAが出て来たのにあっけなく倒されて拍子抜けした人もいるのでは?
元々要塞級はただ大きいだけで、それ程脅威度の高い敵ではありません。
ただ十分な武器や弾薬を持たない状況で対峙した時は強敵ですし、
倒した後も注意しないといけないのですが、次回にそのシーンがあるといいな~。
とにかく今回は超・俺得ステラさん大活躍で満足でした!
・・・結局そこに落ち着くのかw

【第12話】《山本伍長・・・君は天才ですか?》
オリキャラ・山本伍長の登場で原作とは少し違った展開になりました。
原作では唯依がひとりで数体の戦車級BETAと戦いながらレールガンの破壊を試みます。
これがなかなかの激闘で、
『ふん、私を喰らいたいのか・・・だがな、私は些か高く付くぞ』
みたいなカッコイイセリフもあったのに・・・。
テレビ版の方も悪くはありませんでしたが、少し疑問も。
まず、足の遅い兵士級BETAが先行してあんなにたくさんいるのはおかしいのでは?
また、そんな状況でユウヤが戦術機から降りたのも疑問です。
原作では唯依をコックピットに収容して応急処置してたのに・・・。
あのシーンのせいで何か緊迫感が薄れてしまったような気がします。
ところで山本伍長がコアモジュールのプロテクトを突破してしまいましたw
『悪名高き横浜のプロテクト』と本人が言っていたようにあれは破られないで欲しかった・・・。
なにせ国連軍横浜基地の天才科学者・香月博士(『マブラヴ』本編の登場人物)が作ったものですから。
ちなみに原作ではコアモジュールと冷却モジュールに挟まれたフレームの隙間に入ろうとします。
さて、レールガンの持ち出しを諦めて次回はどうなりますか。
最後に一言・・・ステラさん可愛い^^

【第11話】《事件は戦場で起きてるんじゃない。基地で起きてるんだ!・・・踊る大謀略戦「軍事機密を死守せよ!」》
とうとう姿を見せたソ連の謀略。
彼らの描くシナリオはこんな感じでしょう。

BETAを基地に導く

国連軍には全てを放棄して退避させる

ミサイルや空爆、戦術機によってBETAを殲滅

基地に戻りレールガンを接収

国連軍には全てBETAに破壊尽くされ、何も残っていなかったと報告

欲しいのはレールガンの技術情報でしょうから、使える状態じゃなくても構わないのでしょう。
だから多少の破損は覚悟したこんな作戦に出た訳です。
しかし本当にこんなにうまくいくかどうか・・・。
BETAの行動を人間が完全に予測するなど不可能だということを忘れていませんか?
さて、今回は派手な戦闘シーンこそなかったもののテンポも良く、なかなか楽しめました。
ほぼ原作通りでしたが、レールガン付きの伍長はオリキャラですね。
しかしこの手のキャラは大体運命が決まっているような・・・w
唯依姫は久々の戦車級BETAとのご対面です。
ここで2話のシーンを活かすのかな~、そうだといいな~。
一方、相変わらずどこか浮いた存在のクリスカとイーニァ。
『突撃砲ってあんまり面白くないよね』ってw
そしてやはり気になるラトロワ中佐。
次回はそれぞれのキャラがどう絡んでくるのか?

【第10話】《同志マブラヴスキー、貴様の父は誰だ?・・・我が偉大な祖国、ソビエト連邦です!ナシュ・ウラー(祖国万歳)!》
今回は興味深いシーンの多い回でした。
まずはレビュータイトルにあるような儀式。
これは中央から派遣されている政治将校向けの一種のショーみたいなもの。
内心ではそうしたエリートロシア人を酷く嫌っている訳ですからね。
それにしてもロシア人でありながら最前線にいるラトロワ中佐がやはり気になります。
次にブリーフィングのシーン。
3者の思惑がぶつかり合って面白かったです。
どうにかして不知火やユウヤを出撃させたいボーニング社のハイネマンやソ連のサンダーク中尉。
そこに何かを感じて思い通りにはさせまいとする唯依やイブラヒム。
そんなこととは関係なしにユウヤの希望を叶えようとするアルゴス試験小隊の面々。
最後は命令という形で決着が付きましたが、果たしてそれがどういう結果を導くのか・・・。
そして久々の登場となった巌谷中佐。
帝国軍内の描写は3話以降では初めてですね。
実は原作ではもっと多いのです。
しかも会話の中身がもっと濃い。
しかしそれは『オルタ』を前提にしていることも多いので、
アニメ版ではその辺のさじ加減が難しいのかもしれませんね。
さて、地中侵攻によりBETAが基地近くに出現。
これはソ連の思惑通り・・・なのか?

【第9話】《とあるツンデレ娘の電磁投射砲・・・唯依姫?いつの時代の方ですの!?》
実戦試験が始まりました。
と同時に護衛部隊は非協力的だし、参謀たちは何やら企んでいたりで直ぐに劣勢に。
いや~、実にソ連らしくていいw
そして今回初登場になるソ連の試験部隊を率いるサンダーク中尉が実に胡散臭くていいw
今後の活躍を期待してますよ!
今回のハイライトはレールガンの発射シーン。
素直に良かったと思います。
ただそこに資金を集中したせいか、他の戦闘シーンで止め絵が使われていましたね。
前回のレビュータイトルじゃないけど、何が起きても変じゃない!
今後もいろんな面でハラハラさせてくれそうですw
今後といえばクリスカとイーニァにはどんな秘密があるのかにも注目したいところです。
さて、今回は原作とは少し違う展開だったんじゃないかと感じて読み直してみましたが、
ほぼ原作通りでした。
違うところといえばレールガンの射線から退避する場面でラトロワ中佐のモノローグが入ったこと。
あれは『まだ』なくても良かったような。
でもないと行動が分かりにくいかな~・・・。
最後に白井黒子さんから一言。
「三下の『背中に気を付けろよ』みたいなセリフは死亡フラグですのよ!」
・・・実に分かり易いフラグ、ありがとうございましたw

【第8話】《何が起きても変じゃない・・・カムチャツカ遠征編始まる》
前回のバカンスムードから一変して最前線へ。
しかもソ連領内。
子供の頃のイメージのせいか、あの国の中では何が起きても変じゃないという気がしてしまいます。
そして早速そんな雰囲気を醸し出している回でした。
さて、せっかくソ連に行ったのならあの国の状態について誰かに説明セリフを言わせて欲しかったです。
国土の殆どを失い、シベリアの東の端で何とか踏ん張っていること。
アラスカの一部をアメリカから借り受けて政治機能はそこに移転したこと。
これらが分かっていると『ロシア人はアラスカに逃げた』という少年兵のセリフも理解しやすいのに。
しかし最前線の少年兵たちは荒んでますな~。
まあ、ロシア人じゃないというだけで最前線に送られてしまっては仕方ないのでしょうか?
あの世界でもソ連の民族問題は健在ということですね。
そしてそんな彼らが恐れている(?)ラトロワ中佐の存在が今後の鍵を握りそうです。
そうそう、今回は戦車隊が登場!
ロボットものはどうしてもロボットだけが戦っているようになりがちですが、
あの世界は総力戦ですから、ああいう描写はちょっと嬉しかったです。
ただ、最初に出てきた戦車級BETA、大き過ぎです。
本当はもうちょっと小さいw

【第7話】《水着美女とキャッキャウフフ♪・・・君も国連軍においでよ!》
水着回終了。
やはりただのサービス回でしかありませんでした。
ユウヤと唯依やクリスカの関係を描きたいなら水着である必要はないですし。
ちなみに最後のシーンは前回言われていたように広報用の素材撮影です。

切りがいいのでここで3話~7話の総括を。
原作を読んでいても物足りない部分でしたが、アニメでもそれは同じでした。
『マブラヴ』に必要不可欠な『絶望感』や『燃え展開』が圧倒的に不足しています。
演習は唯依の言うように所詮『ごっこ』でしかありません。
番外編である2話であれ程のものを見せてしまったので、余計にそう感じてしまいます。
あとサービスカットを入れる余裕があるのなら、
カットしないで欲しいシーンがたくさんあったのですが・・・。
全体的に説明不足が目立ちます。
さて、次回からはまた『マブラヴ』らしい話になります。
原作で一番好きな部分です。
だから余計なサービスカットなど入れずにしっかりと作って欲しいな~と強く思います。
予告で声が聞けた○○○○さんの登場、今から楽しみです。

最後に7話で印象に残ったことを。
唯衣姫のケツがエロ過ぎる!
あの作画に全てを注いだんじゃないかと思うくらい、いい絵でしたw
・・・ああ、真面目に書いた総括が台無しに。

【第6話】《夏だ!海だ!水着だ!・・・無人島ツアーもあるよ》
今回は『環境耐久試験』が行われるカリブ海に浮かぶ島が舞台。
環境耐久試験とは熱帯や極寒の地で戦術機の性能がどの程度落ちるのかを確認するものです。
忙しいのは主にメカニックの人たちでパイロットはそれ程やることがありません。
なので完全にリゾート気分。
いや~、見事に水着回ですねw
これがアニメオリジナルだったりしたら怒りも感じるのだけど、しっかりと原作にある話です。
だからもう仕方ないと諦めるて楽しむしかないw
戦術機がもっと見たいぞ!とか、2話の雰囲気が懐かしいぞ!という人は、
そろそろ切ろうかなと思う頃かもしれませんが、早まってはいけません。
8話からは面白いと思います(原作通りなら)。
なのでもうちょっと辛抱しましょう。
それにしても後方はのどかですねw
最前線の悲惨さが嘘のようです。
BETAは空を飛ばないし、ミサイルのような遠隔地を攻撃する手段もありません。
だから後方が急襲される恐れはないんですよね。
さて、話の方はなんだかんだで無人島に辿り着きました。
美女ふたりに囲まれたユウヤが羨ましいw
この3人、いったいどうなるのでしょう?
次回予告からすると一線を越えてしまうのか!?
・・・って言うか、予告狙い過ぎw

【第5話】《ユウヤの異常な愛情・・・ または彼は如何にして反抗するのを止めて94セカンドを愛するようになったか》
ユウヤの目が怪しい・・・。
『不知火弐型』を見つめる目がw
ハーレムには目もくれず、彼はこのまま戦術機LOVEな男になっていくのでしょうか?
さて、ユウヤVS唯依の第2ラウンド。
今回はユウヤの方に味方したくなります。
だってベースになっている機体が『不知火壱型丙』ですから。
唯依が語ったように現場からの要求に答えて思いつくままに改修を重ねた結果、
とんでもなく反応がピーキーで燃費も悪くなってしまったという曰く付きの機体。
そのせいで100機くらいしか生産されませんでした。
だから『ベテラン衛士しか乗りこなせない』とユウヤが言ったのはほぼ正解。
そういえば第2話で唯依たちを助けに来た教官が乗ってましたね。
さすがにうまく乗りこなしてましたが・・・。
で、これをアメリカの技術でアップグレードしようというのがXFJ計画。
今回登場したのは『不知火弐型フェイズ1』。
外見は壱型丙とまったく同じ。
中身の部品をより性能のいいアメリカ製に変えているだけです。
『フェイズ1』という名が付いていることからも分かるようにこれはまだ完成形ではありません。
『フェイズ2』の登場はもうちょっと先になります。
さて、来週は○○回か・・・。

【第4話】《やっぱりアラスカは寒いね・・・という訳で湯気多め》
さあ、始まりました。
ユウヤと唯依の言い争いがw
知ってはいましたがアニメで見てもいい感じはしませんね、やっぱりw
でも序盤は主人公に共感しにくくするのはアージュ作品では普通のことです。
最初から魅力的な人間であるとこはほとんどない。
そしてここからいろいろな人に出会い、様々な経験をして成長していくことになるのが常道です。
この先ふたりの行く先には何が待ち構えているのか?
とりあえずは観る側も今の状況に辛抱しながら見守ることが重要です。
さて、本編が始まって2話目。
おかしなことに気付きました。
チョビが可愛いw
原作ではただギャーギャーうるさいキャラでしかなかったのにw
何か作画もいいし、もしかしてスタッフに愛されてる?w
ロシアっ娘たちの作画もいい。
他が総じて微妙なだけにこの待遇の差は目立ちます。
そういえば第1,2話で頑張り過ぎた影響は第6話まで出るらしいです。
ということは第7話からはクオリティアップが望めるのか?
ま、期待しないでおきましょうw
今のところ原作から大胆なカットが行われてます。
話の繋がりとしては十分だと思うのですが、
今後の展開を考えると残しておいた方が良かったのでは?と思うところがあり、わたし気になります。

【第3話】《拝啓、大原さやか様・・・僕はあなたの声を聞いているだけで》
本編開始。
舞台はアラスカに。
分かってはいましたが、全く違う話になりましたw
BETAに侵略されていない地域のどこかのんびりとした雰囲気は、
第1話前半の京都の様子と似てますね。
ただこちらは軍事基地。
集まっているのは各国のエース級衛士と敏腕メカニック。
ぬくところではぬいて仕事はキッチリという感じでしょうか。
原作既読者としてはやや緊張感に欠ける展開が続く序盤の出来が心配だったのですが、
活字で読むよりもアニメの方がずっと面白く感じます(ストーリー自体の面白さは別として)。
ということで今後にも大きな期待をしたいところなのですが、
3話にして監督が交代してるんですよね。
アニメスタッフの中では稲垣さんがもっとも『オルタ』の世界に詳しかった為、
いろいろと負担が大きくなり過ぎたというのが表向きの理由らしいです。
現場を離れるわけではなく、脚本や絵コンテに専念するということですが、
序盤でのこうしたゴタゴタはあまりいい感じはしませんね。
さて、主要キャラの声には殆ど違和感がありませんでした。
というか大原さやかさんの声が好き過ぎるw
この人の声を聞いているだけで昇天しそうな私がいる。
何でうちのかみさんはああいう声じゃないんだろう・・・。

【第2話】《いい『オルタ』だった・・・来週からは新番組『トータル・イクリプス』をお送りします》
『帝都燃ゆ』が終了。
最初は1話くらいの分量で作る予定だったこのプロローグ。
しかし出来上がった初稿のシナリオは何故か4話分。
さすがにプロローグとしては長過ぎだろうということで2話に縮めたらしいです。
ちょっとエピソードにブツ切り感があった(特に前編)のは、
この辺に原因の一旦があるのかもしれません。
戦術機のCGは相変わらず低予算の割りには良く頑張っています。
可動兵装担架の展開とか見ていてワクワクしました。
そして武御雷の登場シーンはただただ神々しかった。
BETAの動きは大体思った通りで良かったです。
あの圧倒的な物量で迫ってくる怖さを理解してもらえたはず。
ただ光線級の描写に不満が。
短いインターバルでレーザーを放ち、殆ど外すことがないというのが光線級の脅威。
それなのに演出の都合なのか結構外しまくってました。
こうした設定は兵器の開発が戦闘機から戦術機へシフトするきっかけとなった重要なものなので、
もうちょっとしっかりと描いて欲しかったものです。
さて、いよいよ来週から本編が始まります。
原作通りなら今回のようなグロシーンは今後殆どないはずです。
それを安心と取るか、物足りないと取るかは人それぞれだと思いますがw

【第1話】《始まった・・・けどこれは『オルタ』だよね》
いきなり原作にはないアニメ・オリジナル話。
まあ、原作通りに始めたら話がさっぱりわからないでしょうから、
主人公のひとり『篁唯依』の過去を見せながら世界観の説明をするのは良かったと思います。
それでも『オルタ』初体験の方には疑問だらけだったと思いますがw
とりあえずは30年以上も地球外生命体『BETA』と戦争をしていて、
『戦術機』と呼ばれるロボットが兵力のひとつとして使われている世界だと分かればそれで良いのでは。
・・・と言いつつも、もうちょっとうまいやり方があったのでは?と思わざるを得ないです。
これでは掴みとしては弱すぎますし。
そもそも試写会では2話まで続けて見せているんですよね。
だったら初回は1時間でやった方が良かったのでは?・・・
一方で、動く戦術機がカッコイイ!
もともと戦術機のデザインが凄く好きだったわけですが、
アニメで見て改めてその造形の良さを認識しました。
戦術機見たさに5回も続けて観てしまったw
次回は京都防衛戦!
戦術機大活躍!の回だといいのですが、違うだろうな~きっとw
いずれにしても楽しみです。
最後に一言・・・人物作画、もう少し頑張ろうw
アップの絵はいいんだけど、それ以外がなあ~・・・。
{/netabare}

【放送前レビュー】《戦術機開発をめぐるアラスカでの熱き戦い・・・敵はBETAか人類か》
{netabare}
かつて、アメリカのレーガン大統領は国連でこう演説しました。

『恐らく人類を一致団結させる為には、外的な、宇宙の脅威が必要なのです。
もしこの世界が外からやってくるエイリアンの脅威に直面したならば、
世界的な差異などというものはあっという間に消えてしまうだろうと私は考えています』

あれから25年、エイリアンは現れず、
その間私たちは絶えず人類同士の紛争を目の当たりにしてきました。
もし今、人類の共通の敵… もっと見るである宇宙人が攻めて来たとしたら、
世界は本当にそれぞれの利害を捨てて一致団結することが出来るのでしょうか?

ここは人類に敵対的な地球外起源種・BETAと30年以上も戦い続けている『地球』。
そこには存亡の危機に瀕してもなお、一致団結出来ない人類の姿があります。
この『地球』の姿を見たら、レーガンはいったい何を思うのでしょう?

さて、『トータル・イクリプス』は『マブラヴ・オルタネイティヴ』の世界観を活かした外伝です。
ほぼ独立した話なので本編の内容を知らなくても大丈夫。
(しかしこの世界の歴史を軽く知っておくとより一層楽しめます)
何故外伝を先にアニメ化したのかというと、本編のアニメ化にはいろいろと障害があるのです。
長編である、口うるさい濃いオタがいる、政治や思想が絡んでいる(ように見える)、
エロゲである、避けて通れない強烈なグロがある・・・などなど。
アニメ化の話は8年くらい前からあったようですが、
こうした理由により制作決定とまではいきませんでした。
そこで今回の『トータル・イクリプス』のアニメ化です。
この作品は『マブラヴ』シリーズの中では最もアニメ向きの作品だと言われています。
確かに可愛いキャラが多いし、登場する戦術機の種類も豊富で、
映像ソフトのみならず、フィギュアやプラモといった立体物の展開もし易いかもしれません。
一方、ストーリー面では激戦の連続である最前線の話ではないということもあり、
本編や他の外伝と比べると切迫感や燃える展開がやや不足気味で、
物足りなさを感じるという声が濃いオタの間にあることは事実です。
しかし今回のアニメ化に際しては単に原作をトレースするだけの作品にはせず、
『アニメのトータル・イクリプス』を作りたいと言っているようなので、
その辺でのうまいアレンジを(不安もありますが)期待したいところです。
もっともマブラヴオタとしては、
ぬるぬる動く戦術機やBETAがようやく見られるというだけでも十分幸せなのですが・・・。

物語は国際協調をスローガンに戦術歩行戦闘機(戦術機)開発の
情報・技術交換を目的とした計画(プロミネンス計画)が進められているアラスカが舞台。
それぞれの国がそれぞれの事情を抱えてここに集って来る訳ですが、
徐々に兵器開発をめぐる参加各国の政治的介入や、兵器メーカーの思惑、
更にはこの世界に生きる人々の思想や信条などが絡んでいき、
テストパイロットたちはそれに翻弄され始めることになります。
そんな中テストパイロットとして、衛士(戦術機のパイロット)として、
そして人として成長していく若者たちの姿が原作では描かれています。
はたしてアニメではどういう『トータル・イクリプス』になるのでしょうか、とても楽しみです。
放送はテレビ東京系で7月1日深夜スタート。
{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 36
ネタバレ

わざ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ネットで見た疑問に対する解説(世界観・設定について)

ネットで見た、いろんな疑問に対する解説をしていこうかな、と思います。
ネタバレを避けるために、深くまでは解説しないつもりです。
「分からないところがあってネットで調べたいけど、ネタバレが不安!」っていう人に役立つと思います。
ちなみに私は、マブラヴ(エクストラ~オルタ)プレイ済みです。トータルイクリプスは、漫画を読んでるだけなので、詳しくは知りません。
よって、世界観などマブラヴ作品に共通する部分などの解説です。

{netabare}
・一話:帝都燃ゆ 前篇
{netabare}
Q:BETA(ベータ)って何?
A:簡単に言うと、異星生命体です。どういう目的があってか地球に攻めてきて、人類は非常にやばい状態です。

Q:なんでロボット(戦術機)で戦うの?
A:BETAには様々な種類がいますが、その中で一番厄介なBETAが、光線(レーザー)級と呼ばれるBETAです。その光線級のレーザーの性能は「380㎞離れた高度1万mの飛翔体を的確に捕捉し、30㎞以内の進入を許さない」、だそうです。とりあえずものすごいってことです。これによって、戦闘機、爆撃機などの航空戦力が無力化されたために、高機動力の陸戦兵器である戦術機が使用されているというわけです。

Q:なんで首都が京都なの?
A:この作品の日本は、第二次世界大戦で、1944年に条件付き降伏をしているため、原爆を投下されていません(かわりにドイツに落とされました)。そして、無条件降伏をしていないため、権力のある皇帝が存在し続け、京都が日本帝国の中心となっているからです。

Q:なんで女ばっかなの?
A:男もいます。いますが、とっくに男は徴兵され、前線に送られています。

Q:なんであんなにエロいパイロットスーツなの?
A:このアニメの原作は、小説ですが、その小説の原作がエロゲだからです。一応、羞恥心をなくすため、という設定があります。

Q:日本以外の国は?
A:ユーラシア大陸の国はほぼ壊滅状態といってもいいでしょう。ヨーロッパもかなり押されていたはずです。

Q:核使わないの?
A:使ってます。使ってもこれだけ苦戦してます。
{/netabare}

・二話:帝都燃ゆ 後篇
{netabare}
Q:主人公(唯依)以外死んじゃったの?
A:そのようです。というか唯依は主人公ではありません。まだ未登場のユウヤ・ブリッジスという日系アメリカ人です。

Q:いろんなBETAが出てきたけど詳しく!
A:あんまり長いとあれなので簡単に。
・緑色で硬い甲殻のようなものを持っているBETAが突撃(デストロイヤー)級です。攻撃方法は突進。後ろからの攻撃には弱い。
・大きな腕を持っている白いBETAが要撃(グラップラー)級です。攻撃方法は腕による打撃。顔に見えるものは尾節にある感覚器官です。サソリに近い感じです。
・少し小さめで赤色のBETAが戦車(タンク)級です。攻撃方法はまとわりつき、かじる。物量で押されなければ戦術機の脅威とはなりません。ですが、このBETAに数多くの戦術機が破壊されています。
・黄色く、巨大なBETAが要塞(フォート)級です。攻撃方法は尾節による打撃攻撃など。動きは遅いですが、要塞の名のとおり、高い防御力と攻撃力を兼ね備えています。
・白く、人より少し大きい程度のBETAが兵士(ソルジャー)級です。攻撃方法は、打撃や咀嚼?です。BETAのなかで一番弱いです。また、このBETAにトラウマを持っている方も多いですw
・光線級は、1話のときに解説したので割愛します。
2話まで登場したBETAは、これらだと思います。まぁ、まだいろんな種類がいるんですけどね…

Q:戦術機とか明らかにハイテクなものが存在するのに、戦艦が現役ってどうなの?
A:相手は、人間ではなく航空兵力のないBETAですから戦艦の艦砲射撃は有効なのです。二話では、戦艦が活躍していましたね。ちなみに、この世界では第二次世界大戦で大和級戦艦が沈没しておらず、数度の大規模改装を経て、現役となっています。また、史実では建造中止となったアメリカのモンタナ級戦艦も存在しています。

Q;艦砲射撃が有効なら遠距離射撃をずっと行ってたほうがよくない?
A:無理です。光線級は飛んでくる砲弾をも正確に撃ち落とします。今回、艦砲射撃が有効だったのは戦術機が光線級の数を減らしてくれていたからです。

Q:唯依を助けにきた青い戦術機は何?
A:唯依も言っていましたが、「武御雷(たけみかづち)」という戦術機です。唯依らが搭乗していた「瑞鶴」の後継機であり、最新鋭の戦術機です。
また、日本帝国には「五摂家」(史実で存在した五摂家とは別物です)という政治の中心となっている武家があり、五摂家の者は青い戦術機に搭乗します。(ガンダムでいうシャア専用の赤いMSみたいなものです)
今後、よく登場する機体なので覚えておきましょう。

Q:青い武御雷には誰が乗っているの?
A:これはTE本編にはおそらく関係の無い疑問だと思います。一応、答えておくと、五摂家のうちの斑鳩家の当主が搭乗していたと思われます。彼は、京都防衛戦で斯衛第16大隊の指揮官をやっていたそうなので。

Q:京都攻められて、いきなり3年後に飛んだけどあのあとどうなったの?
A:京都が壊滅したので、遷都し、首都は東京になります。その後も、BETAは侵攻を続け、東京直前まで攻められ、そして膠着状態に。状況を打破するため、とある新兵器が使用され、押し返す。といった流れで3年経ちます。詳しくはマブラヴオルタ本編で説明されます。

Q:次回予告で「ラプター」って出てきたけど、戦闘機じゃないの?
A:現実世界では戦闘機ですが、マブラヴ世界では戦術機の名前となっています。1970年代には戦闘機が全く役に立たないことになってますからね。ラプター以外にもストライク・イーグルやラファール、タイフーンなど世界各国の戦闘機の名前が戦術機につけられていますね。
{/netabare}

・三話:錚々たるユーコン
{netabare}
Q:アラスカのユーコン基地は何してるところなの?
A:国連軍ユーコン基地は、BETAに対抗するため、各国の相互協力などを目的とした基地です。トータル・イクリプスではXFJ計画という日米協同の計画を軸にストーリーが進んでいきます。

Q:輸送機や戦術機が高く飛んでいたけど、光線級に撃ち落とされたりしないの?
A:ユーコンから一番近いハイヴ(BETAの基地か巣みたいなもの)は、ソ連領マガダン州エヴェンスクのハイヴですが、ここからユーコンまでかなりの距離があるので、光線級の射程外のようです。

Q:XFJ計画って何?
A:日本帝国の戦術機「不知火」(二話で教官が乗っていた機体)の改良を目的とした計画です。

Q:模擬戦で戦術機が派手に動き回っていたけど、あんな動きできたの?
A:まず、前回までとは戦術機が違います。二話まで主に登場した機体は、「激震」と「瑞鶴」の二つです。三話で登場したのは「F-15E ストライクイーグル」と「F-15ACTV アクティブイーグル」です。前者の二つは、第一世代機といって、機動力よりも装甲を重視しているのですが、後者は第二世代機であり、装甲を減らし、機動力を重視した機体となっているため、第一世代機よりも遥かに高機動なのです。あとは衛士の操縦技術の差でしょうか。

Q:対人訓練って意味あるの?
A:対人訓練でも、戦術機の操縦技術向上には効果が得られます。また、ブリーフィング中にイブラヒム中尉が言っていた「CASE:47」は、対テロリスト用の演習プログラムです。このような世界情勢ですし、各国政府に不信感を抱いている人も少なくはないでしょうから、対人訓練もある程度は必要だと思われます。

Q:唯依はユウヤの操縦のどこに失望したの?
A:これは、次の話で明かされると思いますけど、ユウヤが突撃砲をパージした後のタリサの近接攻撃をよけるところを見直せばわかると思いますよ。
{/netabare}

・四話:朧月の群れ
{netabare}
Q:吹雪って?
A:1997年に配備された高等練習機であり、不知火の多くのパーツを流用しています。主機出力は低めですが、武装化すれば、実戦での使用も可能です。

Q:イーニァとクリスカが乗っていた戦術機は何?
A:ソ連の「Su-37UB チェルミナートル」ですね。ソ連の第二世代機「Su-27 ジュラーブリク」を準第三世代仕様にアップグレードした戦術機です。二人が搭乗しているのは、複座型コックピットを搭載したもので、前席(イーニァ)がガンナー、後席(クリスカ)がドライバーです。

Q:今回出たBETAってシミュレーションかなにか?
A:今回の戦闘は、JIVES(ジャイブス)というシステムを使ったシミュレーション訓練でした。JIVESは、戦術機の実機を使います。また、弾薬消費による機体重量変化など実戦におけるあらゆる状況をシミューレートすることができ、より実戦に近い訓練が可能です。

Q:ユウヤはなぜ日本の戦術機を乗りこなせないの?
A:戦術機は開発した各国の運用思想によって、特性が変わってきます。
日本の場合は、起伏の多い地形があり、そのような環境の中での運用を考慮して急激な加減速にも耐えうる設計がなされています。また、頭部の大きなセンサーマストなど日本機は突起物が多いですが、その突起物を利用し、機動制御を行います。これは、稼働時間向上のための工夫であり、日本製戦術機の大きな特徴です。
それに対し、アメリカ製戦術機では、機動制御を跳躍ユニットだけで行なっています。ユウヤは、日本を毛嫌いしていることもあり、日本製戦術機の特性を理解しようとせず、アメリカ式で無理矢理に吹雪を操縦しているため、乗りこなせていないのでしょう。

Q:ユウヤは実戦経験がないの?
A:ありません。
ユウヤが特別というわけではなく、米軍衛士は対BETA実戦経験がない衛士が多いです。なぜなら、アメリカ大陸は、1974年にBETAユニット(BETAの宇宙船みたいなもの)が落着しましたが、一年前の中国の惨状(1973年に中国にBETAユニット落着)を見ているため、BETAユニット落着とほぼ同時に戦術核を集中運用し、BETAを殲滅しました。それ以降、地球に飛来してくるBETAユニットは、核兵器で迎撃しています。

Q:最後に出てきた戦術機は?
A:XFJ計画の主役である「不知火 弐型」です。次回に期待しましょう!
{/netabare}

・五話:正しき資質
{netabare}
Q:冒頭の訓練の洞窟みたいなの何?
A:あれがハイヴ内部です。ハイヴへの侵入に成功した場合、あのように横坑(ドリフト)と呼ばれる通路を通り、最深部の反応炉へ辿り着き、破壊することが、ハイヴ攻略の目的です。

Q:今BETA何やってんの?
A:BETAは常に進軍しているわけではありませんし、前線では、一生懸命BETAの侵攻をこれ以上広げないように、間引き作戦を行なっています。

Q:二話は、青い武御雷だったけど、唯依の武御雷は色違ったけどなんで?
A:作中で「インペリアルロイヤルガード」って出てきましたね。帝国斯衛軍のことです。武御雷は、斯衛軍用の戦術機なのですが、武御雷及び瑞鶴の色は、衛士の出身の家の格によって変わります。
最上位が、「紫」、政威大将軍が搭乗。
次が「青」、五摂家の者が搭乗。(二話の最後で登場)
次が「赤」、五摂家に近い有力武家出身が搭乗。(一、二話の小隊長)
次が「山吹色」、譜代武家出身が搭乗。(唯依)
次が「白」、武家出身が搭乗。(一、二話の訓練兵らなど)
最後が「黒」、武家以外の一般衛士が搭乗。
基本的に上位の機体のほうが性能が高いです。
{/netabare}

・十一話:BETA進撃
{netabare}
Q:重光線(レーザー)級って?
A:中国の実験小隊のメンバーが「重光線級」と言っていましたね。トータル・イクリプスではまだ未登場です。今後登場するか分かりませんが、一応解説しておきます。
簡潔に説明すると、名前のとおり光線級の強化版みたいなBETAです。光線級、重光線級の二つをあわせて「レーザー属種」とも呼ばれています。
全高は21mと戦術機より大きく、レーザーの威力も光線級よりかなり高いです。レーザーの発射インターバルは36秒。このように強力なBETAですが、生産コストが高いBETAのようで量産はされていないようです。

Q:電磁砲を爆破できないなら、BETAに喰わせればよくね?
A:確かにそうすることでソ連への情報流出は防ぐことができますが、その代わりに、BETAに情報を明かすことになってしまうのです。
BETAはああ見えても学習し、対策をしてくることがあります。例えば、BETAは当初、地球に来たときは、光線級が存在しませんでした。よって、航空戦力を用い、戦局を優位に進めていた人類ですが、航空戦力に対抗した光線級の出現によって、航空戦力が無力化されたのです。このように電磁砲への何らかの対策をとってくることが考えられる以上、BETAに最新鋭の兵器の情報を与えるのは危険なので、最後の手段にしたいですね。
{/netabare}

・十五話:追い縋る十字架
{netabare}
Q:最後に出てきたラプターって何?
A:アメリカが開発した第三世代戦術機で、高いステルス性が特徴の機体です。ステルスなのは実在するラプター戦闘機と同じですね。
また、ラプターは、ステルス性能が高いだけではなく、他の第三世代機を圧倒するほどの機動力も兼ね備え、正に最強の戦術機といえるでしょう。
しかし、非常に高価なのも特徴で、脚部の設置樹脂のみで第一世代機と同等の価格だそうです。
また、劇中に登場した紺のカラーリングのラプターは先行量産型で、通常型は灰色です。
{/netabare}

・十七話:仄暗き追憶
{netabare}
Q:ラプターのステルス性能ってBETAに効果あるの?
A:BETAに対してラプターのステルス性能は「全く効果ない」です。
それなのに何故ステルス性能なんてついているのか。
それは、アメリカがBETA大戦後の人類同士の戦争を見越しているからです。
BETA大戦が終結すれば、BETA特有の希少資源や枯渇した食糧や資源を求めて、各国同士で戦争になるとアメリカは予想しているのでしょう。
{/netabare}

・二十四話:白い闇
{netabare}
Q:結局BETAとの決着はつかないの?
A:つきません。
TEは戦術機開発の物語であって、BETA戦争が話の主題ではないですから。
二話のような対BETA戦を見たい人は、「マブラヴオルタネイティブ」をプレイするか、オルタがアニメ化するのを待てばいいと思いますw
{/netabare}

・原作ゲーム「マブラヴ」について
{netabare}
アニメを見て、「原作ゲームにも興味が出た!」っていう人はいると思うので少し原作について書いておきます。
トータル・イクリプスはゲーム「マブラヴオルタネイティヴ」(以下、オルタ)のスピンオフ作品です。
トータル・イクリプスでは、戦術機開発に関する物語でしたが、オルタでは、BETAとの戦争が本筋となっていて、トータル・イクリプスのような人類同士の啀み合いはそれほどありません。(対人戦が全くないわけではありませんが)

「それじゃあ、オルタっていうやつをプレイすればいいのか」と思った人! まだ早いです。
オルタには、「マブラヴ」という前作があります。マブラヴには、EXTRA編とUNLIMITED編というものがあります。(最初はEXTRA編しかプレイできません)
EXTRA編は、BETAが存在しない平和な私たちが住むような世界が舞台で、よくある学園モノのエロゲーです。朝は、幼馴染の女の子が起こしに来て…みたいな感じの。
UNLIMITED編は、EXTRA編で特定キャラのルートをクリアするとプレイすることができるのですが、「平和な学園生活を過ごしていた主人公が朝目覚めると、人類とBETAの戦争が起きている世界に飛ばされていた!」という始まり方で、主人公は、変化した世界に戸惑いながらも、BETAとの戦争に巻き込まれていく…というストーリーです。
この飛ばされた世界がトータル・イクリプスと同じ世界であり、トータル・イクリプスよりちょっと後の時間軸です。
大体の登場人物は、EXTRA編からオルタまで同じで、ストーリーも繋がっています。
よって、オルタをきちんと楽しみたいのなら、前作「マブラヴ」からのプレイをお勧めします。
また、オルタには、同じくアージュより発売の「君がいた季節」、「君が望む永遠」のヒロイン達も登場します。
マブラヴとオルタは18禁版と全年齢版がPCにて発売中。
PS3、Xbox360にて両作品とも発売中。
PCの18禁版では、エロ・グロともにあり、その他全年齢版ではエロカット・グロ修正あり、だったと思います。
最後は、宣伝っぽくなっちゃいましたが、原作ゲームに興味を持った方は、ぜひやってみてはいかがでしょう。
{/netabare}


完璧に調べてから書いているわけではないので、間違いがあったら指摘お願いします。
{/netabare}

投稿 : 2024/07/06
♥ : 19

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

恋敵だそうです 解ったげて・・

2012年7月1日 - 12月23日TV放送された。全24話。
「マブラヴ オルタネイティヴ」(ギャルゲ)を元にスピンオフ
のメディアミックス展開として制作されたTVアニメ作品。

本編が2001年10月22日を基準にしたSF設定なので平行世界か
時代改変モノとなるのかな。

第1話と第2話は世界観を説明する、TVアニメ版オリジナルの
プロローグとなり、シリーズの特徴である残虐シーンも盛り
込まれていが、テレビ放送では真黒に塗りつぶされている。

1話は世界観とヒロイン達のセイラー服姿での描写があり、
京都斯衛軍衛士養成学校に通う訓練生時代が描かれている。

2話は訓練生だったヒロインが前線に駆り出され・・この戦
いで親友や恩師を失い、たった一人生き残ったという悲惨な
経験をする・・如何にも不気味なクリーチャーが親友を喰う
シーンや頭部が転がる描写が有る。

"グロが苦手な人は絶対に視ない方が良い!"TV版は真黒処理
とはいえ、何が起きているかは"容易に想像できるグロ映像"
等が戦闘の随所に含まれている。

ヒロインが居た部隊はヒロイン以外全滅。その後直ぐに京都
がBETにより陥落崩壊・・此処までがエピローグ。

3話以降は、それから3年後の世界を描く。
※2話で最終回説の強い作品。


日米共同新型戦術機開発チーム"アルゴス試験小隊"に配属に
なった"ユウヤ・ブリッジス"小尉と"篁 唯依"中尉の二人を
軸にしてテストパイロットやメカニック達による熾烈な戦い
や非情で残酷な戦場が描かれる。

序盤は此処のプライドやコンプレックス等の兼ね合いで良く
あるバラバラで歪な人間関係などが描かれる。

因みに映画やアニメで多少誇張があるが・・上官に初対面で
あからさまに不快感ではなく敵意剥き出しなのはアニメ的。
的確に御託を並べる感覚があれば"唯依"に言われて当たり前
の事を上官で開発者としてそのまま言われているだけ・・

ユウヤ・ブリッジスは質の悪い厨二みたいだ・・精神が12歳
~15歳程度にしか感じない・・エリートとは到底思えない。
ディスティニーのシン波のワースト。年齢がシンより上なら
ユウヤがNo1確定。 後は後半に蟠りが消え成長する可能性
の分だけはシンよりマシ程度。
グロ等もそうだけど終始過剰な演出でピーキーに煽る傾向。
そういう如何にもな誇張や人のグロ精神が苦手な人も注意。

キャラデザは萌系でやや綺麗系とロリ系のMix。デティール
はやや高めで個性や表情も良く出ている感じ。 メカデザは
それなりに個性があって動きも良い感じ。カット割等演出は
矢張り基本的にピーキーな雰囲気を煽るアングルなども含め
作風としては一貫性があるかなと思う。

その分兵士の休日的な余暇はこれ又底抜けに陽気でアメリカ
のミリタリー映画っぽいイメージ。トップガンの見過ぎか?

国家間のイニシアチブの取り合いや連合してても他国の兵器
がボロクソにやられると「ざまみろ」我が国こそ先進国で優秀
な「民族!!」的な表現も多い。

似た傾向の作品は結構あるし特別なものは無いのでグロ映像
やピーキーで厨二な主人公が浮いて印象に残る様な感じ。
それでも主人公中心に収束する辺りが如何にも元エロゲ風。

敵の進撃が常にワンパターンの描写で何とも言い難い・・
1クール丸々成長しない世間知らずのお子様主人公と同じ。
13話でまた調子ブッコキのドヤ顔でラブコメとかギャグ。

内容だと視聴層は小学生向け。総合的には中学生だけど・・
一部表現や映像は高校生にもどうか?疑問符。大人には・・
稚拙過ぎて見処が映像や音など世界観中心になりそう。
そのバランスだと矢張りグロとバカ台詞が際立ってしまう。

折り返しは敵との人類存亡をかけた劣勢で悲壮な戦況の最中
で思想だの政治だの人間同士の醜態の王道展開の中でユウヤ
が全ヒロインに惚れられて・・色んな死を見ても成長しない
ユウヤを皆が「変わった」「成長した」「何かを期待させる」等の
テンプレ大絶賛・・その周囲に居るメインがクライマックスに向かって我こそ主役だとカオス展開。2期でもやる気か?

結局着地できず。



良くも悪くも「音楽制作 - avex entertainment」
ハードなSF風メカ系(ロボ兵器)バトルアクション等世界観に
良く馴染んでいるように感じた。倖田來未は結構聴いた。


OP「Go to the top」作詞・歌 - 倖田來未 (2話~19話)
※第1話ではエンディングテーマとして使用された。

OP「Doubt the World」歌 - 栗林みな実 (2O話~24話)

ED「signs 〜朔月一夜〜」歌 - 栗林みな実 (2話~19・24話)

ED「スノウメヰデン」歌 - 美郷あき (17話) 
※第24話では挿入歌としても使用された。

ED「Revise the World」歌 - ayami (20話~23話)

挿入歌
「NO PLACE LIKE A STAGE」 歌 - GRANRODEO (第3話/第16話)
「True 4 Eyes」 作詞・歌 - 栗林みな実 (第4話)
「Apocalypse of Destiny」 歌 - ayami (第5話、第23話)



ユウヤ・ブリッジス:小野大輔
アメリカ陸軍戦技研部隊からアルゴス試験小隊に転属
少尉。コールサインは「アルゴス1」。米日人のハーフ。
幼少時に受けた差別から日本に異様憎しみと差別観が有る。

篁 唯依:中原麻衣
アルゴス試験小隊配属。日本の譜代武家出身の女性士官。
日本帝国斯衛軍装備実験部隊「白き牙中隊 中隊長で中尉。
「XFJ計画」日本側開発主任。新型戦術機の開発に関わる。
戦術機操縦技能も極めて優秀で、徒名は「ユイ姫」

タリサ・マナンダル:野川さくら
陽気で活発で喧嘩っ早い気性の荒いネパール陸軍の少尉。
コールサインは「アルゴス2」勇猛な山岳民グルカ族出身。
童顔で小柄な体形であることから徒名が「チョビ」と定着
戦術機操縦は非情に優秀だが勘と感覚に頼った操縦を行う。

ヴァレリオ・ジアコーザ:浜田賢二
アルゴス試験小隊所属。イタリア共和国陸軍の少尉。
コールサインは「アルゴス3」小隊の潤滑油的な役割の存在。高い機動性や状況判断能力でベテラン衛士以上の腕を誇る。
ラテン系特有の軽いノリで女好きだが、面倒見が良い。

ステラ・ブレーメル:大原さやか
コールサインは「アルゴス4」スウェーデン王国陸軍の少尉。
的確な判断力と高い狙撃能力を持つテストパイロット。
彫刻を連想させるようなナイスバディの巨乳を持つ美貌。
穏やかな性格で茶目っ気も有るが、茶化されると怒る。

ヴィンセント・ローウェル:杉田智和
国連軍戦術機実験評価部隊配属。アメリカ陸軍の軍曹。
メカニック担当。世界でも屈指の非情に優秀な技能を持つ。
快楽主義で女好き。人に対する細かな気遣いを忘れない。
実は努力家。不知火・弐型の整備主任を務める。

イブラヒム・ドーゥル:小山力也
アルゴス試験小隊率いる指揮官。トルコ共和国陸軍中尉。
元トルコ陸軍の精鋭・第94戦術機甲大隊「コブラ」の衛士。
元アルゴス1。常に部下の安全を最優先に考えている。


クリスカ・ビャーチェノワ:生天目仁美
ソビエト連邦陸軍の実験部隊・イーダル試験小隊に所属
Su-37UB「チェルミナートル」搭乗テストパイロットで少尉。
ユウヤ達アルゴス試験小隊の面々とライバル関係にある。
排他的で交流がない精神的に不安定な部分を垣間見せる。

イーニァ・シェスチナ:能登麻美子
ソ連軍イーダル試験小隊所属テストパイロットで少尉。
クリスカとともに“紅の姉妹”の異名で呼ばれている。
幼い外見から想像できない高い戦術機操縦能力を秘めてる。
熊のぬいぐるみ「ミーシャ」を大切にする等、幼さもある。

イェジー・サンダーク:斧アツシ
イーダル試験小隊の指揮官。ソ連戦術機開発を率いてる。
エリート部隊の中央戦略開発軍団に所属の中尉(大尉相当)
極めて有能で冷徹で目的達成のためなら手段を厭わない。

フィカーツィア・ラトロワ:本田貴子
ソビエト連邦陸軍精鋭部隊・ジャール大隊を率いる中佐。
歴戦の勇士で特にロシア被支配民族の人々の英雄的存在。
愛機はSu-37M2「チェルミナートル」既婚者で息子がいる。


レオン・クゼ:羽多野渉
アメリカ陸軍第65戦闘教導団"インフィニティーズ"少尉。
ユウヤと同じハーフで「日系人としての誇りを持っている」
日本人を侮蔑するユウヤの元同僚で非常に険悪な間柄。

シャロン・エイム:田中理恵
アメリカ陸軍少尉。「山猫」の異名を取る凄腕の女性衛士。
ユウヤの元同僚で元恋人。現在レオンと恋人関係にある。
鋭い洞察力を持つ。陽気で世話好きであるが勝ち気な性格。

ガイロス・マクラウド:竹内良太
アメリカ陸軍少尉。特務隊"インフィニティーズ"の一員。
筋肉質な体格で無骨かつ寡黙だが気遣う余裕も併せ持つ。

キース・ブレイザー:松本忍
アメリカ陸軍中尉。特務隊"インフィニティーズ"小隊長。
沈着冷静冷徹な人物。癖の強い部下を纏める。

フランク・ハイネマン:津田英三
「プロミネンス計画」技術顧問。謎めいた部分が多い人物。
ユーコン基地出向中のボーニング社戦術機開発部門重役。

崔 亦菲:石原夏織
統一中華戦線の中尉。暴風試験小隊長。殲撃10型に搭乗。
中華民国国籍。戦術機の射撃/近接戦等操縦技能が優秀。
凶暴で強気で強引な性格。指揮官としての能力も高い。
王 霞鳳(潘めぐみ)李 玲美(赤崎千夏)慮 雅華(三宅麻理恵)
といった部下たちを率いている。

甲斐 志摩子:高橋美佳子
京都斯衛軍衛士養成学校訓練生で、唯依の親友の1人。
嵐山補給基地防衛任務中、BETAにより機体ごと大破死亡。

石見 安芸:藤村歩
京都斯衛軍衛士養成学校訓練生で、唯依の親友の1人。
嵐山補給基地防衛任務中、BETAにより機体ごと大破死亡。

能登 和泉:金元寿子
京都斯衛軍衛士養成学校訓練生で、唯依の親友の1人。
嵐山補給基地防衛任務中、BETAの襲撃で機体を失い死亡。

山城 上総:植田佳奈
京都斯衛軍衛士養成学校訓練生で、唯依の親友の1人。
嵐山補給基地防衛任務中、BETAに包囲された所を唯依に
発見され喰われる前に撃ち殺してくれと懇願するも・・
唯依が躊躇う間に目前でぐちゃぐちゃに喰い千切られる。


指導者(マスター):鈴村健一
「真の平等と人類皆の平等なBETAによる救済」リーダー。
キリスト教恭順派をまとめ上げ、高いカリスマ性を有する。

少佐(クリストファー):稲田徹
元軍人だけで構成された部隊を率いる壮年の男性。
東欧連合試験小隊から奪ったSu-47「ビェールクト」を駆る。

ヴァレンタイン:櫻井浩美
難民解放戦線の実働部隊リーダーを務める女性。

ジゼル・アジャーニ:佐倉綾音
ヴァレンタインの妹。テログループの一員。
国連軍警備部隊の格納庫を襲撃し、兵器などを強奪した。

ナタリー・デュクレール:柚木涼香
ユーコン基地の歓楽街にあるバー「Polestar」の従業員。
幼少期にフランスからカナダへ疎開してきた難民。

リダ・カナレス:ayami
XFJ計画専任オペレーターの1人で、スペイン出身。

ニイラム・ラワムナンド:日笠陽子
XFJ計画専任オペレーターの1人で、インド出身軍曹。
唯依を肴として女性同士の性的な妄想を楽しむり百合傾倒。

フェーベ・テオドラキス:高森奈津美
XFJ計画専任オペレーターの1人で、ギリシャ出身。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 3

60.3 3 アメリカで人種差別なアニメランキング3位
ヤング ブラック・ジャック(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (287)
1343人が棚に入れました
医療漫画の金字塔、手塚治虫の『ブラック・ジャック』。
その主人公である奇跡の腕を持つ天才外科医ブラック・ジャックはなぜ無免許で法外な金額を要求する闇医者となったのか……!?

ある日、列車とバスの衝突事故によるケガ人が多数搬出され、医学生・間黒男は手伝いを要請される。
1960年代、学生運動・ベトナム戦争等激動の時代を背景に若かりし頃のブラック・ジャックの知られざる過去を描き出す。



声優・キャラクター
梅原裕一郎、遊佐浩二、伊藤静、諏訪部順一、大塚明夫

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

禁忌の螺旋

女性向けを強く意識したような主人公のビジュアルだが、『 ブラック・ジャック 』 『 1968年 』 そして 『 手塚キャラ 』 のスターシステムとくれば、これはむしろオッサン・ホイホイと言っていいだろう。
加えて、シリーズ構成の高橋良輔による仕掛けだろうか、次回予告のナレーションが 『 ボトムズ 』 を彷彿とさせるときては、オッサンはまんまとホイホイの中だ。(いや、この格好よさは若い世代でも通じるだろうと信じる)


若い医学生が、いかにして1973年に登場した医師、ブラック・ジャックとなったのかを描く本作は、1968年という特定の年代を舞台とする。

背景に点描される学生運動や、ベトナム戦争と反ベトナム戦争運動、黒人公民権運動は、後にウォーラーステインが68年世界革命と呼んだ、この当時に世界的に起こった革命運動のそれぞれ一部をなしているものだが、製作者は、何らかの論評を加えて描写しようとはしない。

批判ありきで事実を都合よく捻じ曲げて解釈する小熊英二の『1968』や、後知恵で主人公に先見性がある様に見せかけて特権化する『学生 島耕作』のように作為して歪曲した描写を与えて主題化することなく、その視線は、あくまで背景として扱うかのように、冷静な距離感を保っているように見える。

冒頭の、学生運動に関心を持たない描写と共に、主人公は、各種の世界革命の現場において、ひたすらに自分の「医者になりたい」=患者を救いたいという欲望にしか関心がないように描かれている。
が、革命と呼ばれるほど社会を大きく揺さぶった世界的な運動が、時代性を示す只の記号として、物語に関係しない背景に使われているだけだという事があり得るのだろうか。


世界革命と言われるほどの運動の画期性は、国家に対し「自由」を要求した点にある。

自由の要求というと手垢がついてありふれた印象を持たれるかもしれないが、「ありふれて」感じられるのは、この時にあまりにも深く社会を揺さぶったために、これが広く一般化されて浸透した結果だ。
「自由」の要求は常識的な当たり前のことであるはずだと、この革命の衝撃によって、一気に社会に認識を変更させることになる。
政治的な自由=リバティではなく、「自由」=フリーダムをよこせという要求はこの時まで「一般的」ではなかったし、この後手垢がついて感じられるほど繰り返されているのは、未だに国家は「自由」を与えることに抵抗しているせいだ。

それほどに大きな「世界革命」の衝撃だが、目の前で死にゆく患者の「命」の重さに比べれば、主人公の関心を少しでもひきつけるものではない。
かのように見える。

が、本当にそうだろうか。



作中で、実に頻繁に、医学生である主人公は医師免許取得の危機に直面する。

患者の命を救いたいという強い動機に駆動される主人公にとって、医師になれない=患者を治療できない事は自らの生の意味の喪失にもつながる重大事で、眼前の「命」を救う事と医師免許の資格を失う事との間で、激しく葛藤を繰り返すことになる。


ところで、免許とは「許可される」ことだ。

例えば自動車の運転において、自動車を運転する「能力がある」ことと、運転を「許可される」こととの間に直接の関係はない。
能力を証明すれば運転できると漠然と思いがちだが、レース場で競技する小中学生のライダーはオートバイを運転する「能力がある」が、運転を許可する「免許」は与えられない。
何かの理由で免許証が失効した人も、「能力はある」が運転は「許可」されない。
逆に、所定の手続きを納めれば、事実上運転「能力」を失っている人でも、「免許」は保持したままでいることもありうる。

何によって「許可」されているのだろう。
国家だ。
能力があるから運転してもよいのではない。「国家が許す」から運転しても「よい」

だが、「許可」は、その前提として「禁止」がまず無ければ存在の理由がない。
言い方を変えれば、自動車の運転は、「能力」の有無とは無関係に、国家によって本質的には全面的に「禁止」されている。
国家のさだめた条件を満たすことによって、例外的に禁止を「解かれて」運転をしても良いという「お許し」が与えられる。文字通りの「免許」だ。

国家にとっては「禁止」が自然状態で、免許=「許可」を与えることは、いかに免許取得者が多くとも、原理的に例外的事態だ。


「医師免許」も全く同じだ。

患者を救う能力の有無は一切関係なく、医療行為は全面的に、まず前提として「禁止」されている。
医師「免許」所持者という例外を除いて。
国家による「禁止」が、例外としての医師=「医学界」に権威と利権を生じさせている。

免許が無いことによって患者の生命を救うことに葛藤を演じる主人公だが、葛藤を強制している根源は、国家による「禁止」だ。
「患者を救えない」という恐怖は、国家の禁止によって、「医師免許が取れない」=「医者になれない」恐怖に、倒錯的に多重化されていることも明らかだろう。

禁止には、さまざまに正当化する理由はあるに違いない。
「禁止」があるからこそ、九割九分まで状況は有効に処理されるのだと国家は言うだろう。が、それは残り「一分」をあらかじめ切り捨てていることの裏返しだ。

作中のドラマで描かれるような特殊例外的な状況は何時でも生じうる。
いや、「命」という代替不可能なものに対し、「いまここ」で行われようとする医療行為の現場は、常に固有の特殊な状況であると言えるだろう。
はたして「生命」を前に、全面的に「禁止」という柵をめぐらせる力を国家が一元化に握りしめることは、自明で不動の自然状態と看做せるのか。

「命」が消えようとする「いまここ」で、治療行動を起こす「自由」を縛るものについて考えざるを得ない主人公の葛藤は、国家に敵対する世界革命の「自由」の要求と、このように至近距離で強力に共鳴し合っている。

世界革命の一部たる学生運動も、主人公の無関心とは裏腹に、このような主人公の抱える葛藤と深く結びついているものだ。

この葛藤を歪みなく見せるため、世界革命は殊更に冷静な視線で描かれる必要があったのだろう。



「患者を救う」=医者になる=医師免許という連鎖の中で、最後の項だけが「能力」という事実性と本質的な関係が無いが、国家によるこの強制された結合を主人公はどう解決するのか、のちに登場する「ブラック・ジャック」という「医師」を知る我々にはもう明らかだ。

しかし、内面で国家を無化することで一旦は治療行為の「自由」を手中にしたかに見える「ブラック・ジャック」だが、70年代を通じて、国家とは別次元の「倫理」の問題として、またしても治療行為の是非という難問に何度も直面することになる。

ある種の歴史性ともいえる螺旋構造は、世界革命が位相を変えながら只今現在も問題を投げかけ闘争を続けているように、位相を変え『 ブラック・ジャック 』という「未来」へ接続する本作の必然とも言えるかもしれない。

この現在へと続くだろう歴史性への意識が、安易に論評することなく、現在への道程として革命を描く冷静な視線を担保しているのだろう。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 4
ネタバレ

かしろん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

ダメ演出→ダメ物語

【2話見て を追加】
ここでリタイヤです。
私には合いませんでした。

【1話見て 最低な演出】
先日放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀」。
肝臓外科医の人だった。
”血の塊”と言われる肝臓。
そこに出来た癌。
これを、丁寧に、慎重に、臆病に、そして的確に取り除いていく。
出血しては止血。微細な出血でも作業を止血に移す。
一つ一つの血管を糸で縛り、止血しながらの手術。
そして、彼が専用で作った鉗子によって切り取られていく肝臓。
これをボカシなど一切なく放送していた。
ボカシなど入れては伝わらない、リアル、彼の凄さ。
そして、今、話題の肝内胆管癌の厳しさ難しさ。
非常に面白い番組だった。

{netabare}さて。本作
第一話としての内容は、
・時代背景の説明
・間黒男が手掛けるの初オペ
である。
初オペの対象は男の子。
電車に轢かれて片手片足が切断。
大学の教授は
「接合は無理」
と言うが、一医大生の間黒男が
「私なら接合可能。ただし500万貰う」
と言って、別病院にてオペをする。
こういう話だ。

後味の悪い締めだけは良かった。
だけ、はね。

一切、手術の映像は無い。
切断面も画面には出てこない。
血すらもロクに描かない。
かわりに
「少女漫画風美男子に描いたBJの華麗な舞いを御覧ください」
というイメージ映像が流れ続ける。
これを見て何を感じろと?
伝わってくるものが一切無い。
間黒男の技術の凄さも伝わらない。
男の子の切迫具合も伝わらない。
こんなもんで、よく外科医モノのアニメを深夜にやる気になったな。

挙句のAパートラスト。
「その手足、必ず"繋げて"みせるっ!」
とか言いながら、間黒男は絡みついてくるイバラをメスで横一閃。
ぶった"切る"のである。
え?
台詞で「繋げる」って言いながら、映像で「切る」か?
いや、分かるよ。分かってるんだよ。
イバラが何を象徴してるか。んなことは分かるんだよ。
しがらみなんだよね。
教授が「無理」って言ってる患者を、一医大生の分際で勝手に手術することへの葛藤なんだよね。
初手術への緊張なんだよね。
医師免許というシガラミがら離れ、横柄な態度がウリで、天才外科医のBJも、流石に若い頃はこうだったんだよ
って言いたいんだよね。
ヘタ。
ものすごいヘタ。
なんだこの演出。
イバラが絡んでくるのはイメージじゃん。
無言でぶった切ってから、現実に戻って、「繋げてみせる」でいいじゃん。
Bパート頭で、両親に「繋げてみせる」って現実で言うんだから、ここで言う必要ないじゃん。
何を考えてこんな演出にしてるんだか。

アニメという非現実なもので、現実の医療を、如何に視聴者に伝えるか。
もっと、もっと、考えて作って欲しい。
視聴者に魅せる気概を欠片も感じない。{/netabare}

【2話見て 物語すらも・・・】
{netabare}間黒男が心臓生体移植の執刀という誘惑に迷う姿だけは良い。
いい感じに執刀の狂気と向かい合っていると思う。
だけ、はね。

心臓移植の患者と提供者。
患者は宗教のトップ。
提供者は外国人。
勿論、面識も無ければどんな人物なのか知識も無い。
そんな状態で、
「患者は術前に死んじゃった。
 そうだ、提供者を整形手術して患者に化けさせよう!
 骨格似てるしねっ!」

・・・・

バレるわっ!

心臓手術じゃん。
手術終わるじゃん。
出てきた患者が顔を包帯でグルグル巻きじゃオカシいじゃん。
なんでグルグル巻きっ!
心臓執刀したんじゃねーのかよっ!
ってなるじゃん。

あれか。
包帯なんぞいらんほどソックリで、傷も分からん程の整形だったのか。
仮にそうだったとしよう。

髪型が全然違うじゃん。
髪の色が全然違うじゃん。
剃髪か。剃ったのか。
「心臓手術に邪魔だから髪を剃りました」
そっか。
ってならねーよっ!
心臓執刀したんじゃねーのかよっ!
ってなるじゃん。

あれか。
信者たちはそれを納得するくらいのアンポンタンだったのか。
仮にそうだったとしよう。

退院後、どうやって提供者は患者の性格に合わせるんだよっ!
「あれ?心臓移植してからおかしくね?
 あれか、エンジェルハートか?」
ってなっちゃうよ。
術前に散々揉めてるじゃん。
信者さん達、そんなに黒男達を信用してないよ。

どーやったって、バレるって!!


金の話もオカシいじゃん。

 間黒男=借金3億円
 提供者=娘治療費で1億円欲しい。借金とかじゃない。
 Drジョーカーが来れない「3億円パーじゃねーかー!」

この会話から分かること。

・Drジョーカーが手術した場合
  患者から誘拐犯に3億円払われる
・間黒男が提供者となった場合
  借金3億円だから、誘拐犯=貸金者としてもトントン。
  誘拐犯≠貸金者だとマイナスになる。
・提供者が提供者となった場合
  提供者が欲しいのは1億円。
  借金じゃないから、誘拐犯2億円ゲット。
この時点で間黒男が提供者となる理由がない。
そもそも、間黒男を誘拐した理由が見えない。

・間黒男が手術した結果
  患者から誘拐犯に3億円払われる
  1億円が提供者家族に払われる
  間黒男に手術代5000万円払われる
  誘拐犯1.5億円ゲット

な~ぜ~に、
患者から3億円払われるのを知っているのに間黒男は5000万しか請求しない?

全然、意味が分からない。
あれか?
誘拐犯・貸金と間黒男は裏で手を組んでるのか。
Drジョーカーなんてウソか。
で、得た金を間の借金返済に充ててるのか。
それなら納得だよ。


あれかな。
俺の理解が間違ってるのかな。
理解力が足りないのかな。
でもイイや。
もう、いいや。{/netabare}

物語星1は2話までで。
作画星1は演出に対して。
声優、音楽、キャラは未評価。

投稿 : 2024/07/06
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「なぜ彼はブラック・ジャックに・・・?」その答えの一端が描かれている作品です。

この作品の原作は未読です。手塚治虫先生原作の「ブラック・ジャック」は遥か遠い昔に見た記憶がありますが、キャラの存在は今でもくっきりと脳裏に焼き付いています。
顔の傷跡・・・無免許ですが神業的テクニックを持つ天才外科医と、当時幼かった私には色々と衝撃的な作品だったんだと思います。

この物語は、ブラック・ジャックの若かりし頃・・・ちょうど大学の研修医だった頃を中心として描かれています。

その研修医の名は間 黒男(はざま くろお)・・・彼は自分の命を救ってくれた本間先生に憧れ、医師を目指して勉強していました。
時は1960年代後半・・・日本では東大紛争・・・世界ではベトナム戦争が勃発している最中の事です。

東大紛争って・・・当時研修医の待遇改善など医学部に関連した争いだったんですね^^
私が生まれた頃にはこの様な学生運動は殆ど下火となっていましたが、当時は活発だったみたいですね^^;
「日本の学生運動」でwiki先生に聞いてみると、「学生運動に参加した著名人」が記載されているのですが、今日本や世界のあらゆる分野の最先端で活躍されている方の名前をお見かけする事ができます。
すみません・・・少し話が逸れてしまいました^^;

間な別に学生運動に参加していた訳ではなく、研修医として真面目に勉強に打ち込んでいました。
その熱意・・・自らの技術を少しでも高めようとする姿勢はとても立派なモノです。
そして何より医師にとって一番大切な「目の前の患者を何としても助けたい」という気持ちが半端なく強いんです。正義感の塊・・・とでも言うのでしょうか^^?

この患者を助けたいという気持ちは決して揺らぐことはありませんでした。
それは物語の舞台が日本からベトナム戦争の最前線で銃弾が激しく行き来する中に変わっても・・・
私自身、幸いにも戦争は対岸の火事でこれまで体験した事が無いので、実際の苦しみは想像する事しかできません。
でも、この作品では戦争の顛末・・・攻守ともにボロボロになって・・・決して消えない深い傷を心に負って・・・いまでもたくさんの方が後遺症に苦しんでいます。
戦地では今現在でも地雷と不発弾の除去を行っているとか・・・
一つ間違えば簡単に命を失ってしまうような場所で、たった一つの命を守るために全力を尽くす医師たち・・・
時間も設備も・・・手術室すらない場所でも彼らは患者を救うのを決して諦めません。

間が行っているのは車の無免許運転と同じ・・・決して許されるモノではありません。
ですが、彼の行いで救われた命がある・・・というのも事実です。
「何が正しいのか?」という視点では時と場合によっては見誤るような気がします。
「人間として・・・一個人としてどうすべきなのか」
この先この様な場面に直面する事があるかもしれません・・・
できる事なら・・・その時は判断を間違えたく無いですね^^;

そして間が日本に帰国し直面するのは、大学内の権力争いとそれに巻き込まれた人達でした。
これはとても切ない物語・・・
医者を目指す人は「困っている患者さんを助けてあげたい」という気持ちからだと思うのですが、どうして権力を欲しがるのだろう・・・
権力が無かったら人は救えないの・・・?
だったら医療界で人を救える人ってほんのひと握りしかいないと思います。

そして、権力に固執する人が複数いるなら、固執した者同士で優劣を決めればいい・・・
数を力にするために、周りのそんな事に拘りのない人を巻き込んではいけないと思います・・・
そこで傷つくのはいつだって巻き込まれる人ばかりなのに・・・

全てを失って・・・一旦は飲み込もうとします。
失った分を努力と情熱でカバーしようと懸命にあがくんです・・・
それは困っている患者さんを助けたい一心から・・・
その姿を見たら誰だって手を差し伸べたくなると思います。
でも、そういう努力を決して良く思わない人っているんですよね・・・
更なる波乱を含んだこの展開の続きは・・・本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、UMI☆KUUNさんの「I am Just Feeling Alive」
エンディングテーマは、焚吐さんの「オールカテゴライズ」

1クール12話の作品でした。
懐かしい往年のキャラの若かりし頃の物語・・・しっかり堪能させて貰いました^^

投稿 : 2024/07/06
♥ : 16
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