atsushi さんの感想・評価
3.8
作画崩壊の仕組み
アニメ業界の裏側を描いた話。
詳しい詳細は1のレビューを。
無茶なスケジュールによるデスマーチの結果、今回は作画崩壊の起こる仕組みを中心に描かれた話。
1が2001年、2が2003年に作られた話なので、今だったら工程くらいはエクセルで管理してるだろうし、飛行機に乗って東南アジアの動画屋さんのところへ持って行かなくても専用の光ファイバーくらいあると思うけど、確かにこりゃ死ぬわ、と(笑)
車の壊れ方にシティーハンターやらルパンへのオマージュが見られたり、全体的に昔のアニメの作りだが、当時を知る人達がこの作品を作ったかと思うと胸熱。
この90年代っぽい絵のアニメにしては、かなり良く出来てると思う。
そして、長島雄一(チョー)がさり気なく出ててビビった。
チョーさんという名前を出さずにひっそりとやってた頃なのに、声を聞くと分かっちゃう辺りが面白い。