アスリードおすすめアニメランキング 14

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのアスリード成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月17日の時点で一番のアスリードおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

76.0 1 アスリードアニメランキング1位
ユーリ!!! on ICE(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (742)
2994人が棚に入れました
日本中の期待を背負って挑んだグランプリファイナルで惨敗…
故郷吸収に帰ることになったフィギュアスケーター勝生有利。

「現役続行と引退はハーフ ハーフ…」そんな気持ちで実家に引きこもっていた勇利のところに突然やってきたのは世界選手権5連覇のヴィクトル・ニキフォロフで…

日本の崖っぷちスケーター勝生勇利と、ロシアの下克上スケーター ユーリ・プリセツキー。

2人のユーリと、王者ヴィクトル・ニキフォロフで挑む前代未聞のグランプリシリーズが今、幕をあける!

声優・キャラクター
豊永利行、諏訪部順一、内山昂輝、細谷佳正、本城雄太郎、安元洋貴、宮野真守、小野賢章、前野智昭、村瀬歩、野島健児、福山潤、日野聡、羽多野渉、土岐隼一

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

BLアニメというけれど?

「男子フギィアスケート」なんて書いてあるので当初期待してませんでしたが、非常に良い作品です!!!
1話、2話にて物語の掴みはOK。勇利の成長に焦点を当てます。
無論、ユーリにも成長の過程が組み込まれますが、やはり主役は勇利。
憧れ、ライバル、嫉妬、勝負、挫折、涙、達成、努力・・・たくさん要素が組み込まれています。観ていて楽しいですよ。

このアニメ、BLアニメというけれど、師弟関係とはそういうものではないでしょうか。
選手はコーチを信じて演技をして
コーチは選手を信じて大会に送り出す。
もし、これが男女の話の方が当たり前のようでつまらない展開になるのではないかと思いました。これで良し!
陽気に振る舞うビクトル。
憧れの選手にコーチをしてもらえるユーリ。
この組み合わせは最高だと思います。

敢えて残念なのは、このアニメ1クールで最後が急ぎ足。もっと個々の選手を掘り下げて欲しかった。個性のあるキャラが多いのでもっと楽しめたのではないでしょうか。

最後にOPのディーンフジオカにびっくり!良い曲です!

2018年2月平昌オリンピック開催。
2月12日付けの東京新聞 「東京エンタメ堂書店」記事にて
ユーリ!!!ONICEを絶賛しております。
それと、日本男女ペアが劇中曲にて挑戦するそうですよ。
プロも作品を楽しんでいるようですね(笑)

投稿 : 2025/01/11
♥ : 54
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

スケートにも関係にもハラハラしましたー

フィギュアスケートを題材にしたオリジナルアニメ。


主人公の勝生勇利(かつきゆうり、以下ユーリ)は最初から日本一クラスの実力選手。
メンタルの弱さが目立ちますが、悔しさをバネに努力を重ねるというスポ根的な話ではありません。
そういう意味で主人公っぽいのは、同名のユーリ・プリセツキー(ユリオ)のほう。

この作品は、感情が変化することによって、演技にどう表れるかに焦点を当てています。
感情によって目的が生まれたなら、努力は勝手についてきます。
感情が乱されたなら、力があっても結果を出せません。
意識の変化を追いかけつつ、感情を語りながら演技に乗せるのは、強弱のあるフィギュアスケートと相性が抜群です。


よって、裏話はそこそこに、大部分が結果を見せる演技シーンに割り当てられています。
実況や解説まで付いていて、スポーツ番組を見ている感覚です。

この見せ方でもけっこう語れるもんなんですね。
ユーリやユリオはともかく、サブキャラは滑りながら心情を述べ、演技の流れで自己紹介しているに近い。
それなのに、キャラがちゃんと立っています。

サブキャラが活躍することで、それぞれの演技がうまくいくかどうか、ハラハラ。


ユーリの感情の核になるのは「愛」。
これはコーチであるヴィクトルとの絡みを中心に、「つながり」という形で描かれています。

最初は、男にしては近すぎる距離感の描写が単なる腐向けサービスシーンに見え、邪魔くさく感じていました。
しかし、中盤になると、どうにも中心になりそうなテーマだということが見えてきます。
この作品には各キャラにテーマがあり、それをストーリーに還元してるんですよね。
(「大人のエロス」をテーマにしていたクリスが主人公だったら、エロエロなストーリーになっていたはずです)。

「どんどん濃密になるよ」ということを匂わせることで、篩(ふるい)にかけていたんじゃないかという気もします。
そう考えて序盤のサービスっぽい要素に勝手に理由付けしたら、妙にしっくりきました。

でも結局は、テーマを探るよりも、「どこまで進むんだろう」というのが一番気になっていました。
実際に、{netabare}キスに見えるシーン{/netabare}とか{netabare}ペアリング{/netabare}とか見ながら、ハラハラ。
狙い通りに乗せられた気がしますが、えぐることはせず、落とし所は上手だったと思います。


映像・音楽はとても良いです。
最初から最後までめちゃくちゃ動くし、テーマソング含めて素晴らしく、見ていて飽きません。
1話まるごと使った見事な演技が何度も出てきます。
演技構成点が高いアニメです。


異なるハラハラが同居しているので、多種多様な感想が読めるというのも楽しかったりします。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 51

えたんだーる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

普通に面白いですが、フィギュア好きじゃない人はどうなんだろう…?

特に序盤から中盤まではかなり面白かったです。

いや、私自身がフィギュアスケート好きなせいもあるかもしらんけど…。

でも終盤は「お付き合いしました」感が強くて、「凄く面白かった」とは言えない感じです。

あ、第1話に出てきたヴィクトルのフリーのプログラムはめっちゃ高難易度ですよ…!?

なんだろう、普通にフィギュアスケートの試合を観ているような気分になっちゃったかな?

ステファン・ランビエールとか実在の人物が作中に出てきちゃったせいかもしれないですね。

元々フィギュアスケートって同じプログラムをシーズンを通じて難易度を上げながら煮詰める競技なので、「そんなん知らんわ!」って人なら競技映像ばかりだと普通に飽きるでしょうしね…。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 47

88.5 2 アスリードアニメランキング2位
喰霊-零-(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (4597)
20633人が棚に入れました
憎しみに揺れる魂を目覚めさせたのは誰?
それは闇の街を彷徨う、哀しみに暮れる迷い人。
運命の絆で繋がれた二人は…宿命の鎖を断ち切り、悪霊を討つ 。

声優・キャラクター
水原薫、茅原実里、高橋伸也、相沢舞、土谷麻貴、白石稔、稲田徹、若本規夫、平松広和、松元惠、小村哲生、麦人、石森達幸、田中涼子、城山堅、升望、堀川千華
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

愛するものを、愛を信じて殺せるか。

「愛するものを、愛を信じて殺せるか」
衝撃的なキャッチコピーが私を物語の世界に誘う

変えられない「宿命」に必然という名の「運命」を二人の少女にみた...
光を求め、祈る言葉はあなたに届くの?


環境省・自然環境局・超自然災害対策室に所属する二人の退魔師の少女 土宮神楽(つちみやかぐら)と諫山黄泉(いさやまよみ)の物語

{netabare} 愛した人の死を乗り越え、ヒロインが一人前の退魔士に成長するまでの過程を描いている哀しくも雄渾な物語

この作品を語る上で欠かす事のできない一話、二話。多くの視聴者を作品に引き込んだ衝撃の展開となっています。
三話からが本編となり、徐々に一話に戻っていく構成になっています。

黄泉がダークサイドに墜ちることになった結果を先に見せ、三話からは二人の少女がどうしてこうなってしまったのか経緯を描き視聴者を惹きつけ興味を誘っています。

母を亡くした当時十歳の神楽を引き取り黄泉が世話役となり黄泉と神楽は本当の姉妹、、いえそれ以上に深い絆で結ばれるようになります。

退魔師として同じ使命を果たしていきますが、やがて二人に訪れるのは残酷なくらい全く異なる運命だった、、

最後の土宮神楽と諫山黄泉の二人の戦いのシーン
実の姉妹のように暮らしてきた二人の思い出の回想シーンを織りこみながら激しくも切なく、それぞれの思いがぶつかった戦いです。神楽は葛藤、迷いそして二人の思い出を抱えながら決断し戦います。強さだけではなく、寂しさも感じさせる切ない戦いに胸が苦しくなりました。


最後の最後にようやく心を通わせることができ交わす
「大好きだよ」
相手の幸せを願う気持ちに悲しくも優しい気持ちに熱くなりました。

神楽は黄泉を自らの手で葬るという結果となり退魔師として一人前になるという残酷でもある成長を遂げることになります。
{/netabare}

音楽も感動を引き立てていて素晴らしかったです。効果音も絶妙でした。また神楽役の茅原実里さんのParadise Lostは攻撃的でスピード感があり最高に物語を盛り上げています。


この物語。それはもう涙なしには見られません。。感情移入しすぎてしまいつらいので今後再視聴することは絶対ないでしょう。。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 90
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

リインカーネーション

あおきえい監督作品、原作瀬川はじめ。
少年エースで連載の「喰霊」の前日譚。

この世に跳梁跋扈する悪霊や怨霊。
環境省「超自然対策室」の所属エージェントたち。
彼らの悪霊を祓う戦闘の日々を描く中で、
お互い退魔師という厳格な家系に生まれた、
黄泉と神楽の友情と葛藤をメインテーマに、
セーラー服×日本刀が勇ましいダーク系活劇。

悪霊は心の隙間に忍び込み人格を破壊する。
除霊を生業とする家柄の少女を主人公に、
学園での日常パートもきちんと描かれ、
少し絵柄に時代を感じさせますが、
霊獣や法術や剣術による戦闘も優秀で、
衝撃的な序盤の展開、お勧め出来る作品です。

愛するものを愛を信じて殺せるのか!?
{netabare}まだ半人前の神楽にとって、
憧れであり姉代わりの存在だった黄泉。
宿命の果てに選んだそれぞれの道。{/netabare}
運命的な邂逅をする2人の結末。

美しくも残酷な物語。
楽しめる方も多いでしょう。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 73

アトランティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

後半本当に引き込まれた!あにこれ上位も納得の作♪

Dアニメストア視聴第4弾!!

退魔師の家系に生まれた2人の少女をめぐる物語。


最初にこのアニメは百合アニメだと思って視聴を始めました。(ポッキーのうわさとか結構聞いていたのでゞ)

しかし、5、6、7話と話を見ていくうちにこのアニメは百合というか逆に戦闘などしっかりした要素の方が強いな―と思い始めるようになりました。

確かに風呂や、ポッキーゲームなどの百合ゆりしい内容もありましたが、それも込みでこのアニメの魅力です

黄泉も神楽もどっちも僕のタイプだったのでそういうシーンもとても萌えましたw


冒頭の話が最後に繋がる所もとても良いと思いました。
ストーリー展開は視聴してると想像できるかと思いますが
後半は勢いが止まりませんでしたね
感動もしました(T . T)


この作品のオススメ度は

★★★★☆(3.5)

としておきたいと思います。

ストーリー、キャラ、それと
中毒性のある茅原実里さんの良曲OP
「Paradise Lost」が評価の対象です。

Paradise Lostは本当に飛ばせないOPでした♪


この作品に対するみなさんのレビューを拝読していると
途中で断念した、というのをよく見かけます。

とても勿体ないと思います(^^;)
ぜひとりあえず最後まで視聴してもらいたいです


この作品に付けられているタグ
・隠れた名作
・泣ける

まさにこの作のことだと思います

投稿 : 2025/01/11
♥ : 61

82.0 3 アスリードアニメランキング3位
みなみけ おかえり(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1785)
10700人が棚に入れました
TVアニメ第3期シリーズにあたる。2009年1月から3月までテレビ東京系にて放送された。2期とは対照的にオリジナル要素が少なくなり、単行本未収録の話を導入するなど大半が原作に沿った話となった。一方でOP前やED後に話を挟むなど、1期や2期とは違った手法を採っている。学校や3姉妹の家、冷蔵庫などは2期の一部の回と同じものである。また第2期シリーズと同じく正月の話から始まっているものの、必ずしも放送時期に季節を合わせず1期と同様に季節が進んでいく構成である。なお『おかえり』では季節が1周以上したが、登場人物全員が1期・2期と同じ学年のままである。

声優・キャラクター
佐藤利奈、井上麻里奈、茅原実里、水樹奈々、森永理科、柿原徹也、小野大輔、浅沼晋太郎、川田紳司、吉野裕行、葉山達也、高木礼子、小野涼子、千葉紗子、後藤沙緒里、高梁碧、喜多村英梨、豊崎愛生、大原桃子

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

俺の好きなみなみけが帰ってきた!おかえり~♪

2期に比べてかなり良くなりましたね
キャラデザとストーリーも
明るくなって1期同様の
みなみけの面白さが出ている

笑えるシーンも多く
何といっても保坂が面白いw
あのカレーの歌ってなんだよw

あとやっぱり個性の強いキャラが多く
新しく出てきたキャラのヒトミも
可愛くて好きだったw
そしてそのキャラ達の掛け合いが面白い

自分は作画はあまり気にしないので
気づかなかったがどうやら作画がたまに崩れてるらしい
というか作画監督が変わってるのかな?

OPやEDも作品の雰囲気に合っていて良かった
でも少し1期を意識し過ぎなのか
似すぎてる感はあったな

声優さんもどのキャラも
変わらずにいてくれたのも嬉しい♪
相変わらずどの声優も上手いし

あとは季節感が統一されてなかったな
一年がめっちゃ早く進んでいくw
そこが違和感といえば違和感だった
まぁサザエさんと同じで時は流れてないから
仕方無いとは思うがw

日常系としてはお手本のように
ほのぼのとして見れて良かった
シリアスな展開もなく
特に深く考える事もなく楽しめた

色々ゆるかったけど
やっぱりこのゆるさが
良くも悪くもみなみけなんだと思う
俺はこのゆるさが好きなので楽しめた

4期もあるので楽しみです
今すぐ見てみたいと思います

投稿 : 2025/01/11
♥ : 60

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ほんとに「おかえり!」って感じだった。面白さは1期を凌いでる

南家の3姉妹の淡々としながらもどこか可笑しい日々を描いた日常系作品。

第1話観てまずほんとに「おかえり」って思った(笑)
「おかわり」も趣向を変えた面白さはあったけれど、
この「おかえり」は、やっぱり『みなみけ』はこうでなくちゃね、ってな雰囲気に
すごく溢れていて、大笑いの続出だったし楽しくて元気をもらえた。
もしかしたら1期よりこちらのほうが好きかも。
お腹痛くなるほど笑えたシーンが多かったから。

キャラデザもスタッフも毎回変わるのはもう、お約束として
あまり気にしないことにしたので、言及する気はない。
OPの前やEDのあとにもストーリーを持ってくるなど、
今までとの違いはあったけれど、それもまた新鮮だった。
とにかく、三人姉妹がいつもどおりのキャラで楽しませてくれていればいい。

で、今回は姉妹以外に、もうひとつの南家の3兄弟と妹のほか
待ってましたな保坂、いつもどおりの藤岡、
観るたびにヘアピンと服装の色が違ってたマコトは、
けっこうマコちゃんが板についてきてる(笑)などなど
男子達の出番が多かったのも嬉しい。

安心しながら楽しく笑って爽やかに閉められる。
お笑い番組や癒し系作品を観るのとはまた違うけれど、心ほぐれて
一日の終わりに観るのにはとてもオススメな作品だと思う。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 38
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

よかった、1期のように戻…ってないじゃないか、ばかやろーw ( ̄∇ ̄;)

「みなみけ」シリーズ第3期に当たる作品で、全13話。

原作未読。2期から2か月ほど間をおいて視聴しました。

第1期のレビュー→ http://www.anikore.jp/review/396375/
第2期のレビュー→ http://www.anikore.jp/review/404478/

物語と構成について、
オリジナルストーリーが多かった2期とは対照的に、
原作に基づいた話になっているそうです。
時系列的には引き続き順番通りに進んでいて、
第1期から季節が1周以上しているものの、
キャラの学年は変わっていない(ツッコミ禁止w)。

2期にあったシリアス展開は一切無くなっていて、
やはり「みなみけ」はこうあってほしい、というのが第一の印象。
構成は1期とも2期とも違い、1話につき4本立てくらいになっていた。
前のパートから話が続く場合もある。

第1パート→OP→第2パート(→CM)→第3パート→ED→第4パート→次回予告

のような珍しい構成になっているのは ひとつの特徴だと思う。

ちょっと残念だったのは、一つ一つの話が長めで 間の取り方もやや広く、
その先の展開やオチが読めてしまう確率が高くなっていた点。
視聴者に予想をする暇を与えてしまっていた印象だった。

なので、本当に何も考えず100%頭を空っぽにして観るのがベストだと思えた。


そして、このシリーズを通して何かと話題になるのが、毎期変わる「作画」。
3期の作画は輪郭線が濃い、愛嬌のあるキャラたちのアゴが細すぎる、等の点がやや気になった。
メインから遠いキャラほど以前の作画との違い方が大きかった印象。
それでも、第1期と顔パーツが似ていた点は良かったと思う。
眼の描き方が個人的には割と好み。

2期に出てきた真っ黒な背景人物も一切出てこなかった。
そう、手抜きをするくらいなら最初から描かなければ良いのだと思います。


声優についてはキャストの変更が無いので割愛。


次に音楽。
OP曲: 経験値速上々↑↑
ED曲: 絶対カラフル宣言
第2話挿入歌: カレーのうた

OP曲・ED曲が第1期のイメージに近く、2曲とも明るくて良いと思いました。

そして第2話で挿入される「カレーのうた」が面白かった。
有名なんだそうだが「みなみけ」の楽曲であることは初めて知った。
作中でこの曲を歌ったのは2人(ソロ×2回)。
1回目は{netabare}保坂(歌い方…想像は付くよねw){/netabare}、
その後2回目{netabare}千秋の やや棒読み的な歌い方{/netabare}、
2人とも個性が出ていて良かったと思う。


キャラについて、
この第3期では「もうひとつの南家」にスポットが当たる機会が非常に多く、
冬馬に至っては{netabare}南家3姉妹の中に完全に溶け込んで、
まるで自分の家のようにくつろいでいる。{/netabare}

2期まであまり目立たなかったキャラは出番が激増している一方で、
前に見て気に入っていたキャラ(具体的には{netabare}マコちゃん、保坂{/netabare})
の出番が激減してしまったのはちょっと残念。
各キャラをもう少しバランス良く登場させてほしかったと思う。


総じて、今期も私にとってはなかなか楽しめる内容だったし、
毎期変わる雰囲気を逆に楽しむのも良いと思えました。

視聴後に知った(気が付いた)事ですが、
この第3期は世間では不評だった第2期と制作会社が同じのようです。
ところが監督や作画担当など、スタッフの入れ替わりが多いし、
2期のようなダークなイメージは全く無くなっているので、
1期が好きで2期は好きでないという方も、是非観てほしいと思います。

観る順番はシャッフルせず、第1期から順番に視聴されることをおすすめします。


さいごに、冬馬が好きな方にはこの第3期をイチオシしたいですね。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 36

75.5 4 アスリードアニメランキング4位
勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (1366)
8807人が棚に入れました
勇者試験を目の前にして魔王が倒され、勇者になれなかったラウルは、王都にある小さな電気店、マジックショップ・レオンに就職。勇者から電気店店員となったラウルは忙しい毎日を送っていた。そんなラウルの平凡な毎日は、バイト希望でやって来た少女との出会いをきっかけに、大きく変わってしまった。彼女の名はフィノ。実は倒された魔王の娘だった!?

声優・キャラクター
河本啓佑、田所あずさ、島形麻衣奈、川原慶久、曽和まどか、宝木久美、新田恵海、山田奈都美、岩崎可苗

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

勇者って潰しのきかない職業なんですねw

内容としては、勇者になりそこねて家電量販店に就職した勇者候補生と、
そこにアルバイトの応募にやってきた魔王になりたくない魔王の娘のお話
ファンタジー×お仕事系コメディって感じかな。全12話です。

今期の中で、ある意味一番気になってた作品なんですが、なんかイマイチ...

設定は色々と面白いものはあったけど、ストーリーは至って平凡だし、
なにより露骨なエロ描写が多くて鬱陶しかったです...

まぁ、人間界での常識を知らない魔王の娘の言動や行動は面白かったし、
あらすじを読まずに見始めたので、勇者になれなかった理由ってのも
結構笑えましたw あたりまえだけど、意外に深いww

ですが、困った事にその「勇者になれなかった理由」がこの作品の中で
一番笑えたトコなんですよね~ 1話始まって2分後なんだけど...

それに、色んな方がレビューに書いていて、すごく気になっていた
『フハハハハ。よくぞ我がレジまでたどりついたな、お客様め! 』
ってシーンが1話目で出てきたので、個人的にはその時点で続きに
興味が無くなってしまった...

一応は最後まで見てみましたが、特別面白くなるわけでもないし、
別に最後まで見なくて良かったなって感じでした。

見ようか迷っている人は、1話見れば雰囲気は大体わかるので
それで判断すれば良いと思います!!

投稿 : 2025/01/11
♥ : 46

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

フハハハ、1度観てみるがいい! 視聴様め!

原作未読 全12話

今年は魔王・勇者の組み合わせでバトルものというよりちょっと変わった内容というのが色々とありましたね。「まおゆう」や「はたらく魔王さま」や「戦勇」などで、このお話も今までの感じと違いますね。

お話は、勇者になれなかった主人公ラウル・チェイサーと魔王になれなかった(なりたくなかった)魔王の娘でメインヒロイン フィノ・ブラッドストーンの2人が小さなマジックショップ レオン王都店(マジックアイテムといういわば電化製品みたいなものを取り扱う量販店)で働いていて色々なことに巻き込まれる物語です。

テンプレな女の子がいっぱい出てきて露出度が高い(パンチラ、極端な胸揺れ、水着、お風呂のシーンなど)ので、こういう種類のジャンルでは王道作品ですねw

ハーレムでラブコメ要素が高い作品ですが、サラリとしている作品なのでそんなにしつこくなく、露出度が高い作品ですがそれほど不快には思いませんでした。

それよりもタイアップが多すぎて作中に実名で出てくるのでその辺が気になりましたね(ローソンやスフィアなど)

それとこの作品を観てやっぱりキャラに魅力がないといけないと思ったのが、今回出てくる魔王の娘 フィノ・ブラッドストーンですね。可愛いだけではなくて、魔王の娘という設定を日常にうまく活かしているので他には無い魅力的なキャラとなっています。声も新人さんみたいですが合ってましたね。

エピソードも硬軟織り交ぜており、最後の方はちょっとシリアスなところもありましたが全体的に明るいお話なので楽しんで観れました。

1つ1つのエピソードが薄いので内容重視の方には不向きな作品ですが、頭を空っぽにして楽しく観たい時にいいのではないでしょうか。

OP ZAQさんが歌ってます。明るくて楽しくなる曲ですね。
ED スフィアさんが歌ってます。作画はギャップがw面白いです^^

最後に、この1年今まで以上にいっぱい色々な作品に出会えて、この手の作品にも大分耐性が出て来ましたねw(以前の私なら切っていたでしょうがw)

投稿 : 2025/01/11
♥ : 43

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

感想

最近、長いタイトルのアニメ多いね

最後までみたけど特に印象に残るシーンも少なく物語り☆みっつ

投稿 : 2025/01/11
♥ : 42

75.1 5 アスリードアニメランキング5位
ありふれた職業で世界最強(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (677)
3020人が棚に入れました
“いじめられっ子"の南雲ハジメは、クラスメイトと共に異世界へ召喚されてしまう。つぎつぎに戦闘向きのチート能力を発現するクラスメイトとは裏腹に、錬成師という地味な能力のハジメ。異世界でも最弱の彼は、あるクラスメイトの悪意によって迷宮の奈落に突き落とされてしまい――!?脱出方法が見つからない絶望の淵のなか、錬成師のまま最強へ至る道を見つけたハジメは、吸血鬼のユエと運命の出会いを果たす――。「俺がユエを、ユエが俺を守る。それで最強だ。全部薙ぎ倒して世界を越えよう」奈落の少年と最奥の吸血鬼による“最強"異世界ファンタジー、開幕!――そして、少年は“最強"を超える。

声優・キャラクター
深町寿成、桑原由気、高橋未奈美、日笠陽子、大西沙織、花守ゆみり、加隈亜衣

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

この手の作品の原作者が不憫で不憫で・・・。

原作未読。最終話まで視聴。

どうして、異世界で最強な主人公(主に♂)は、横柄な言動になっちゃうんだろう。
このせいで多くの作品が『駄作』と酷評されているのに、全く後を絶たない。
この手の主人公って、視聴者の反感しか買わないのに・・・。

こういう作品を描く原作者(脚本家か?)って、よほどこっちの世界で不遇なんだろうなって・・・。
「最強」=「モテモテ」=「ハーレム」って発想が、そもそもモテない男子の発想だし・・・。
ちょっと寂しい人なんだろうなって・・・。
凄く不憫に感じちゃう。

吸血鬼(♀)が主人公に師事する理由が明かされないまま物語が進む。
うさぎにしても、竜神族にしても似たようなもの・・・。
「主人公強い」=「ついて行きます」
たったこれだけ。
原作者が不憫で不憫で・・・。

明らかにカマセな同級生冒険者たちの様子が度々描かれるのは秀逸なんだけど・・・。

ただまあ、ハーレムラブコメとしてはまあまあ面白いので、続きがあったら多分視聴しちゃうでしょうね。
あくまで、ハーレムラブコメとしてだけどね(笑)。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 47
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

盾の勇者の成り損ない。

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
もはや、なろうの代名詞になりつつある、異世界転生&主人公最強系。

今期(2019夏)の「なろう原作アニメ」は、なかなかヒドイ作品が多かったのですが、不愉快度でいくと、個人的には、本作がトップです。

というか、私の中で、「なろう系歴代最下位」になったかもしれません。前半がやや良かっただけに、後半の残念さが際だってしまって。もったいなかったです。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、前半(1話~5話)の感想から。

やりたいこと、やろうとしたこと。つまり、設定は悪くなかったと思う。

クラスメイトが丸ごと転生したこと。現実世界での人間関係(いじめ)を転生先でも引きずること。周りは強い職業に転生したのに、自分は弱い職業に転生したこと。

他のなろう系に比べると、充分に個性的だし、面白くなる要素はあったと思う。でも、

①現実世界、および転生先でのいじめの描写が弱く、主人公の動機付けとして不十分。

②ありふれた職業=錬金術師なんだろうけど、異世界での錬金術師の位置付けがされてないので、弱さが演出されていない。てか、鋼のおチビさんもいるから、アニメ(漫画)好きにとって、錬金術師は強いイメージだし。

③食えば食うほど強くなるという戸愚呂兄的な感じだが、それが「錬金術師」と結び付かない。「料理人(どんな物も食べられるスキル)」とかなら分かるが。

④神結晶と神水&魔獣化というチート化も、吸血鬼(ユエ)発見によるチート化も、基本的にはラッキー。努力じゃない。だからイマイチ応援できない。

などの荒さがあり、勿体ない作品だと思っていた。これは、原作由来のこともあるかもだけど、構成面や説明不足は、アニメ化に際しての問題が大きそう。

などの疑問点はあれど、普通には楽しめていたんですよ、前半はね。

それが、1週の休みを挟んでの後半から、、、なんだ、このクソアニメは?

さらにヘボった作画。初代プレステ並みのCG。クソ寒いギャグ。ただのエロハーレム。謎の挿入歌や文字による謎演出。性格も目標も変わりすぎてもはや原型のない主人公。

なにひとつ誉める要素が見つからず、☆1の連打になってしまいました。6話目以降は、他のなろう系に比べても、かなり酷い出来。

現代武器の錬成とか、本当に「なろうらしい」。

自分の想像力を高める気概がないため、周囲の文明レベルを下げることで、実在する兵器が最強武器になるという、お手軽なロジック。周りを下げるのではなく、自分(の想像力)を上げることに力を注いでほしい。

さて、ここから、ほんっっっとうに、な~んの根拠もない、最悪の邪推をします(笑)

本作、1度アニメ制作に取りかかったものの、原作者からのストップがかかり、作り直されたんですよね?

んで、本作の「前半はまだ観られるけど、後半はマジクソ」というクオリティ。

もしかしたら、原作者へのリベンジというか、ある程度のクオリティでgoサイン出さしといてのクソアニメ化、、、いや、それは流石にないですね。アニメ制作会社も損しちゃうし。

という邪推を、思わずしてしまいそうになるくらい、ドイヒーなアニメでした。

まあ、唯一誉めるところといえば、敵はちゃんと殺すところかな。あと、ユエは可愛らしい。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
インパクト重視にしたんだろうけど、時系列を逆にしたのは、分かりにくくなったかな。しかし、1話にして、チートに一直線やん。あと、やたら説明臭いな。

2話目 ☆2
いやまず、先に門番食えよ。奥に強い奴いるのが定番じゃん。

3話目 ☆3
ユエがなかなかに可愛いw なぜ、裸に? つか、ハジメ、まず服を錬成しろや。あと、義手とかは錬成できないの? レールガン錬成できるくらいなんだから、神経までは繋げられなくても、武器つけても良いし。

4話目 ☆2
なぜ、初っぱなからレールガンを使わない? エリクサー使い放題やな。なぜに、キス? え? レールガン全体攻撃なん? いやだから、ユエは死なないんだからさ。つか、わりと上層で作った武器以上に強い武器、作れなかったのかな? たかが崩落でダメージ受けるんかい。

5話目 ☆3
こういう、慎重にレベル上げていく展開は好きだな。でも、なぜ、エロを入れるかな。それがなけりゃ、結構良いのに。

6話目 ☆1
バカみたいなリスタート。この話はクソつまんないな。なんだ、あのバカみたいな挿入歌。総集編を挟んだ上で、さらにヘボった作画。ワケワカラン専門用語の連打。てか、主人公性格変わりすぎ。復讐どした? 相変わらずの説明台詞。文字による謎演出。

いったい、なんのために休んだんだ?

7話目 ☆1
え? ギャグシリーズ、エロシリーズ、続行? 初代プレステレベルの3D。そして、誰だ? なぜそこまでの信頼? あの魚で笑う奴いるか? そのディープは何のため? 最後のオチもひどい。なんだ、このアニメ?

8話目 ☆3
ああ、農業支援スキルあるんだっけか、先生。清水? まあ、こんな中2感ある格好を知人に見られたら、死んじゃうよなw 元クラスメイト、恨んでいる設定だよな。

9話目 ☆1
作画も酷いし、ネタも酷い。文字通り、クソみたいだな。

10話目 ☆1
いやだから、変な挿入歌やめろて。てか、先生、いじめに気付かなかった、救えなかった先生だよな? ゴリゴリゴリ押し。そこでの口移し、必要か? だったら清水を連れてくる必要あったか? 敵陣の中で拷問し、情報吐かせてから殺せば?

11話目 ☆2
何話か話をとばしたか? というくらい、意味わからん。唐突。シーマン、どのくらいの年齢まで分かるネタだ? 新たな幼女をゲット。

12話目 ☆1
ひでぇな、作画。どんくらい、戦闘から時間経ってるん? もう無理だろ。てか、そこで親バカギャグ? ひでぇな。一人死んだか。勇者、強いんだか弱いんだか。そこで南雲のこと思い出すか?普通?

13話目 ☆1
てか、パイルバンカーは、勇者パーティ(現代人)なら驚く必要ないだろ。いや、そこでこの軽いノリは、なんだ? そこでの嫉妬は、意味わからん。だったら序盤で、南雲とラブラブさせとけや。ますますのお手軽ハーレム。2期決定? マジか!?
{/netabare}

投稿 : 2025/01/11
♥ : 34

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ありふれた異世界転生モノ。ありふれ過ぎですけど、なんとなくいいんです(*^^*)

みなさんのレビューにも溢れかえっている、
「もう異世界転生なろう系ウンザリ」っていうの、
まったくそのとおりなんです。
そのとおりなんですけど、
なんだか見続けてます。
別にムリに頑張って観てるって訳でもなく、
なんとなく~♪

なんか一緒に召喚されてきたクラスメートのいじめっ子に、
仲間の筈なのに後ろから攻撃されて、
酷い目にあって・・・って可哀想!!
というのは、ありました。

魔獣の肉を食べまくって能力アップって、
たしかに「ええええッ?」です。
でもメチャメチャ不味そうだから、
食べるの大変なんだろうなって思って、そこは許しちゃいます。
だって某国民的少年マンガなんて、美味しく頂いた木の実1個でいきなりチート化してるんだしw

で、本来はロリな展開は苦手なんですけど、
何百年も囚われてた美少女系吸血鬼が登場しちゃったし。
無駄なお風呂シーンとか、制作遅れで総集編とか、断念要素満載なのに、
また観ちゃいました。

そしたら、
ちょっとびっくりな、お色気担当?の残念ウサギさん登場!
と思ったら、残念ウサギは単体じゃなくって、
おじさんの残念ウサギとかもいる、
残念な群れでしたwwww
ここから、ギャグ展開?

自分を陥れたいじめっ子をやっつける話だと思ってたら、
急に、ノリが軽~くなっちゃって、
これはもう、転スラです。
なんにも考えないで、
ぼーっと眺めていられる異世界コメディになっちゃいましたwwww

そのうえ、凄い強そうな竜人が出てきたと思ったら
ドエム担当で仲間になっちゃうしwwww

高校生のときのメンバーも一人加わって、
せっかくキャラが揃ったのに
ここで終わりかあ、残念・・・って思ってたら、
エンドカードで、
まさかの2期制作決定!

なんだか自分でも理由がはっきりしないまま、
楽しみになっちゃってますw

これはきっと今、ハガレンFA観てるせいかも?
錬金術師最強説があったら、私、賛成票1票入れたいですww

投稿 : 2025/01/11
♥ : 33

71.8 6 アスリードアニメランキング6位
SHUFFLE! シャッフル(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (799)
5538人が棚に入れました
人間が生活する「人間界」に突然扉が現れ、神族が住む「神界」と魔族が住む「魔界」とが繋がって人間界に「魔法」がもたらされてから10年。
人族、神族、魔族の通う国立バーベナ学園に通うため、幼馴染みの同居人、芙蓉楓に、朝、起こされる主人公、土見稟・高校2年生。
いつものように登校し、いつものように授業が始まるはずだった…。しかし、そんないつもの日常を一変させるような出会いが、彼を待ち受けていた!?

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

予想だにしない展開が待ち受けている作品でした^^

物語の舞台は、人間、神族、魔族が共存する・・・日本ぽい場所です。主人公は、高校2年生の土見 稟(つちみ りん)。両親を事故で亡くしたことから、ヒロインで幼馴染の芙蓉 楓(ふよう かえで)の家に引き取られて暮らしています。
そんなある日、神王と魔王の娘が転校してきて主人公は突如許嫁候補になってしまうのです・・・
主人公が誰を選ぶのか・・・まさにハーレムの王道を行く作品で人間界、神界、魔界のたくさんの美少女が登場します。

全般的にシリアス基調のストーリーで、それぞれのヒロインに対して、丁寧にスポットが当てられながら物語は進んでいくのですが・・・
登場するヒロインが背負っている過去が回数を重ねる毎にあからさまになっていきます・・・どれも辛く哀しい思い出です・・・でも、登場人物が自分の置かれた立場と過去に向き合い・・・成長していく様を見ることができます^^

そして、主人公が選んだ相手・・・まさかね・・・と思っていたのと、個人的には結ばれて欲しいヒロインが他にいただけにビックリでした^^;

複数の人が一人を好きになって・・・その一人が誰かを選ばなくちゃならない時・・・選ばれなかった人は自分の気持ちの向け先を見失って・・・苦しい思いをする事になるのですが・・・この作品はその苦しみに対する心理描写が抜群である上、急展開でもあったせいか・・・本気であるが故の一挙手一投足から目が離せませんでした^^:

展開がシリアスなハーレム系の作品ですが、私はのめり込んで視聴することができました。
この作品の後にオリジナル+ディレクターズカット版で構成された『SHUFFLE! MEMORIES』が制作されています・・・
機会があれば、そちらも視聴してみたいと思います。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 35

えんな さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

予想に反して

ファンタジー要素はほとんど無かった
そして無駄にパンツ多すぎ、原作は知らないけどここまで見せつけなくても・・・

魔界、神界、人間界とあるんならもっと異世界も見せて欲しかったけど
恋愛系アニメだからそこはしょうがないですね・・・

ハーレム物には少数派な、主人公がちゃんと相手を選ぶところは好感が持てますね
誰を選んだかは見てのお楽しみで

タグの「空鍋」の意味は後半で分かりました・・・ヤンデレ怖いヨー ^^;

投稿 : 2025/01/11
♥ : 34

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

神にも魔にもなれる男

神界から来た神、魔界から来た魔族、そして人間が共に暮らす人間界でのお話。
(彼ら彼女らの外見は人間とほぼ同じ)
神や魔族がその辺で歩いてる光景が当たり前の世界です。
初っぱなからファンタジー丸出しでちょっぴり驚きました。

本作はそんな世界での、恋愛ハーレムを描いたもの。
恋に種族の壁はありません。



この作品、巷ではヤンデレの原点とも言われていたり。
本作で登場する『空鍋』はヤンデレを代表するものとなっています。

実際のところ、まぁ、うん、なかなかです。
苦手な方はやめておきましょう。
とか言う私が得意じゃなかったりするんですけどね。
某作品で少々の耐性は付きました。



途中から年齢制限(R15+指定)が追加。
段々と過激な描写に。
まぁこの年齢制限についてはあまり参考にしなくていいです。


展開は全くの予想外で驚き。
誰とくっつくのかも・・。
本作が実力の片鱗を見せ始めるのは、中盤後半から終盤にかけて。
観応えとしては十分すぎます。
盛り上がりましたね、あまり良くない意味でw
でも最近はこういう作風が好きなのかもしれません。
観てるうちに変わるものですね。



それで、楽しめたかどうかなのですが、これに関しましてはYesです。
ありきたり感はなく、新鮮な気持ちで最後まで観れました。
正直最後のアレは謎ですが、
結果、ああいう風に収まるのも悪くないかなと感じました。



キャラはけっこう魅力的。
みんな可愛らしい女の子たちです。
私は亜沙先輩が好きですね。


主人公は17話くらいからかな、いや、もっと前からかも、
ダメ男になっていった気がしますけど。
思えば全てこいつが・・いや、何でもないです。



それと、変顔は見所です。
あたかも作画が崩壊しているようなw
キャラが生き生きとしてて良かったと思います。



OP「YOU」 歌-YURIA
ED「innocence」 歌-橋本みゆき

OPは前から大好きな曲です。
自然とテンションが上がります。


--------------------------


一味違った恋愛モノを観たいときはこれ。
あなたを混沌の渦に巻き込んでくれるはずです。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 33

64.2 7 アスリードアニメランキング7位
女神寮の寮母くん。(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (153)
522人が棚に入れました
家は燃え、父は失踪し、貯金もない。男子中学生の南雲孝士は、都会で独り、行き倒れてしまう。偶然出会った女子大生・和知みねるに提案され、彼女が住む大学学生寮「女神寮」の寮母を務めることに。女子寮で出会うのは、男性耐性0の超純情娘・早乙女あてな、照れると拳がでる武闘派乙女・戦咲きりや、コスプレさせるの大好き暴走レイヤー・フレイ、怠惰なブルマ電波さん・八月朔日せれね、怪しい実験を繰り返すマッドサイエンティスト・和知みねると、全員が一癖も二癖もある訳アリ美少女たち。寮母として彼女たちと共に過ごし、知っていく内に強まる絆。年上お姉さんたちに振り回される孝士の日々が始まる―!!
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

伏魔殿に迷い込んでしまった子羊の運命は?

【紹介】
中学生の美少年が女子大寮母になって寮生のお姉さん達とえっちなハプニングだらけの共同生活をするえっちなギャグアニメ。
常にえっちなイベントを発生させるよう誘導するようなシナリオで、相当滅茶苦茶なご都合主義設定ですので、リアリティとか無粋なことは気にせず、そういう作品と分かったうえで視聴するべきでしょう
興味ない人は開始5分で即切ることができる親切設計。
こういう作品はあまり好きじゃないですが、できるだけ偏見なしでレビューしていきたいと思います。

【シナリオ】
主人公がえっちなハプニングで嬉しいこと満載の生活と言うよりも、年上の美少女達がみんなで寄ってたかっていたいけな美少年にセクハラしている感じで、これ犯罪じゃないのか?って思ってしまう。
主人公は戸惑っているだけで、別に嫌がっているわけではないですが、モテモテというより、おもちゃにされてる感じなんですよね。
これがもし男女逆だったら事件ですね

【女子大にお弁当届けに行く回について】
{netabare}
なんで女装しているんでしょうか?ただ女装させたかっただけな感じもしますが。
サークル活動で何度か行っている女子大は男性も何人か見かけたし、男子の大学院生もいるそうです。男子トイレは見当たらなかったけど、1つの建物に1か所くらいはあるそうです。
門の警備員さんに弁当とどけに来たって説明すれば入れてくれるんじゃないかな?逃げたことで不審がられて通報されるリスクもあったと思う。
あと、大学って広いからいきなり行っても見つけられないよきっと。
{/netabare}

【最終話について】
{netabare} カゼで寝込んだ主人公をみんな看病すると言いつつほとんどの人はただ安眠妨害ばかりしているのは残念だった。
病人の心配よりも、自分の欲望が優先なのかな?と思ってしまうとただでさえ節操がないという印象のキャラクターの好感度がさらに下がってしまった。
自分がもし主人公だったら、さすがに病気の時はゆっくり寝かせて欲しい。
普段ふざけていても病気になったときくらいはしおらしく看病するところとか見せてくれれば好感度上がったのになあ。

{/netabare}


【作画】
動きも少なく、結構崩れていて質は悪いが、キャラデザは結構好きかも。

【キャラクター】
キャラデザが可愛いのは素晴らしいですが、惜しげもなく恥ずかしがるでもなく主人公に無防備な姿を見せる子が何人かいるのは個人的にかなりのマイナス要素です。
いくら相手を異性と認識してないにしても、下着姿や裸を惜しげもなく見せたり、体をむやみにくっつけてくるのは、エッチな感じよりも下品さを感じてしまい、あまり魅力的には感じないかな。
ちゃんと意識して恥ずかしがる子もいるのは救い。
こういうアニメなので警戒していても結局えっちな姿をさらすことになるんですが、本人が恥ずかしがるかどうかは大事な一線だと思う。
主人公は普通の純朴な少年ですが、女の子達はかなりクセのあるキャラばっかり
黙っていれば美少女なのに、かなり中身が残念な人が多く、あまり魅力的に思ったキャラは多くないですが、ステアは結構好きです。

【総評】
話は特に面白くないし、ちょっと変わった子が多いけど甘々なギャグコメディなので、気に入ったキャラクターがいれば楽しめるかも。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

年上お姉さんたちに振り回される孝士の日々が始まる――!!

この作品の原作は未読です。
キャラデザは好み…
キャストは、たかはし智秋さん、春アニメ「スーパーカブ」で主人公の小熊を演じた夜道雪さんが出演されると知ったことも視聴の後押しになったかと思います。


家は燃え、父は失踪し、貯金もない。
男子中学生の南雲孝士は、都会で独り、行き倒れてしまう。

偶然出会った女子大生・和知みねるに提案され、
彼女が住む大学学生寮「女神寮」の寮母を務めることに。

女子寮で出会うのは、男性耐性0の超純情娘・早乙女あてな、
照れると拳がでる武闘派乙女・戦咲きりや、
コスプレさせるの大好き暴走レイヤー・フレイ、怠惰なブルマ電波さん・八月朔日せれね、
怪しい実験を繰り返すマッドサイエンティスト・和知みねると、
全員が一癖も二癖もある訳アリ美少女たち。

寮母として彼女たちと共に過ごし、知っていく内に強まる絆。
年上お姉さんたちに振り回される孝士の日々が始まる―!!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

さて、wiki先生によると作品のジャンルは「少年漫画、ラブコメディ(ハーレムもの)」と記載されていますが、個人的には「ラッキースケベ選手権」か「ショタ祭り」にしか見えなかったんですけど…^^;

ラッキースケベ選手権としてみると、「To LOVEる -とらぶる-」の主人公である結城 梨斗や、「トリニティセブン」の春日 アラタといい勝負って感じです。
ショタ祭りとしてみると、対抗馬はやはり「少年メイド」の小宮千尋でしょうか…
まぁ、どちらのジャンルも嫌いじゃないので全然ウェルカムでしたけれど…

12歳の中学1年生で天涯孤独の上、住むところも無いという設定は「ハヤテのごとく!」や「魔入りました!入間くん」などでもお馴染みですが、共通項は手を差し伸べてくれた人が結果的にみんな優しい人であるということ…

もう一つ、ふと思ったのがこの手の設定ってハーレム展開多くない…!?
ということです。
どちらの作品の主人公も複数の異性から好意を持たれていますので…
ここら辺も含めてフィクションなんでしょうけれどね。

南雲孝士が住むことになった「女神寮」には、全く個性の異なる4人の女子大生が暮らしていました。
きっと「誰推し」かで評価も変わるんだろうと思います。
私的にはメインヒロインである「早乙女あてな」が一推しだったかな。
何気に伏兵的な存在感溢れる幼馴染の香炉野すてあも捨てがたかったような気が…^^;

オープニングテーマは、「Naughty Love」
歌っているのは「女神寮生」早乙女あてな(猫田あしゅ)、和知みねる(ないる)、戦咲きりや(倉坂くるる)、フレイ(ふれいあ)、八月朔日せれね(夜道雪)によるユニットです。
エンディングテーマは、「ゼッタイ! キミ宣言♡」
歌っているのは「女神寮生+α」女神寮生に香炉野すてあ(五木あきら)を加えたユニットです。
夜道雪さん以外は、本編で演じた声優さんと別な方が歌ってたんですね。

1クール全10話の物語でした。
全10話の尺は少し短めですが、終わり方が綺麗だったので結果オーライなんでしょう。
さて、「To LOVEる -とらぶる-」や「トリニティセブン」は続編が制作されましたが、この作品はどうなんでしょうね。
続編が制作されるなら、気になる点も色々残っているのできっと視聴すると思います。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 13

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

風紀まもるくんver.

原作未読 全10話

父親が失踪し、家が火事になり一人で放り出された中学生男子の主人公は、路頭に迷って路上で倒れている時、女子大生の和知みねるに助けられた。事情を知ったみねるは、みねるの住んでいる女子寮の寮母になり、個性的な住人たちとの交流を描いた作品です。

1話に2つのエピソード、お話としては、寮と女子大が舞台となっており、とにかく主人公はクセの強いお姉さんたちにいじられるので、ラッキースケベ的な出来事が多かったですね。

ながら見で観ていても良いような作品でした。

OP・ED メインキャスト方達が歌っています。

最後に、この作品には修正Verと無修正Verあるようですが、分けるほと通常のアニメにエロは必要ないと個人的には思います。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 12

61.3 8 アスリードアニメランキング8位
ビッグオーダー(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (376)
2310人が棚に入れました
これは、世界の滅亡から始まる物語。

星宮エイジが太宰府政庁十人衆を率いて、世界侵略を目指す異能力バトルストーリー。

天草市に住む、一見どこにでもいる普通の少年・星宮エイジ。ある日、彼が通う高校に転校して来た紅鈴に命を狙われたことから、彼の人生が大きく変化していく。

妹、星宮瀬奈の命を救うべく立ち上がった星宮エイジを待ち受けているものとは?策謀、陰謀渦巻く世界を舞台に、オーダー同士の死闘が、今ここに繰り広げられる。

声優・キャラクター
森田成一、三上枝織、田所あずさ、久野美咲、三咲麻里、鶴岡聡、林勇、立木文彦、原田ひとみ、立花慎之介、新垣樽助、早見沙織、石井真、若本規夫
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

【酷評注意!】

原作未読。何とか最後まで視聴しました。
正直、かなりの酷評です。御容赦下さい。
{netabare}
第1話では割とシリアスなバトル系アニメだと思っていましたが、第2話でこの作品は「おバカアニメ」である事に気付きました。

なかなか感情移入しにくいタイプの主人公に最後まで苦戦しました。
最後の最後まで、空気が読めず、思い込みが激しく、無謀で、猪突猛進で、自分勝手…。
世界支配を望んでいたとは思えないほどおバカキャラ。
こんなおバカな主人公はウンザリだ。

全く必然性を感じられない微エロな感じも悪印象かな・・・。
(微エロ自体は嫌いじゃないんですけどね)

最後の最後まで壱与と瀬奈は可愛かった。【本作唯一の褒めポイント】
ただし、最後まで理解できなかったのは、なぜこの二人はおバカな主人公に尽くせるのか?
おバカが過ぎる年長者に対しては母性本能が働くとでも?

鈴も最後まで主人公に対する感情が理解できない存在だった。


【結論】
主人公がもう少ししっかり者だったら、こんな大惨事にはならなかったと思う。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/11
♥ : 27
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

外しにいって、外した感じ(笑)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
基本は能力系のバトルもの。わりとギャグの要素も強く、ラブコメも入ってる。多少のグロ。

「未来日記」の作者の作品なので期待した方も多いかも知れませんが、(原作は知りませんが)私は完全にネタアニメだと感じました。ある意味、抱腹絶倒です。何回「えーーっ!」って叫んだことかw 興味があったら観てみて下さい♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
設定はかなりシリアスなんだけど、やっていることはギャグ。そこが「外しにいった」ところ。ギャグ自体はぶっ飛んでてなかなか面白い。面白いというか、馬鹿馬鹿しくて呆れる感じかな。

1話の中で「妊娠」「石化」「ヒモパン」「核ミサイル」なんて単語が並ぶアニメは観たことない(4話)w

ただ、「未来日記」の作者の作品として、視聴者が期待していたであろう作品とはだいぶ解離していて、なんか「外しているな」と思いました。

箇条書きにしても面白い。

「ヒロインを射殺」「触っただけで妊娠」「核弾頭を素手で破壊」「ヒロインから、うんこちんこの罵倒」などなどw

このアニメ、原作や制作が「ネタアニメ」として作ったならセンスあるし、「格好良いアニメ」として作りたかったなら、超センスないっすね(笑)
{/netabare}

【余談~能力系バトルもののポイント~】
{netabare}
能力系バトルモノのポイントは、その能力にどんな「制限」と「リスク」、つまり「弱点」をつけるかだと思う。

その辺が抜群に上手いのが、「HUNTER×HUNTER」「ジョジョの奇妙な冒険」なんか。そして、原作者の前作「未来日記」も上手かった。

(ちなみに、下手、というか違うベクトルで人気漫画になっているのが、「BLEACH」「ONE PIECE」なんかです。「BLEACH」も「ONE PIECE」も全巻持っている大好きな漫画なんだけど、頭脳戦ではなく、熱さで魅せるタイプということです。)

さて、本作はどうでしょう? 主人公は、「自分の歩いた範囲を自らの領地とし、その中でなら、物理法則を無視し、人、物、何にでもどんな命令もくだすことができる」という能力。

一応、「自分の歩いた範囲内」「人の心は支配できない」が制限で、「命令する前なら支配できない」がリスクになるんだろうけど、まずここがあやふや。最初に抱いた疑問は、歩いた範囲というのは、「歩いた場所」だけを表すのか、(囲碁のように)「歩いて囲った範囲内」を指すのか。ひょっとして、「足裏が接地した範囲」なのか。また、「歩く」とは、「実際に歩く」ことだけを指すのか、「(自動車や飛行機など乗り物で)移動した」ことを指すのか。この辺がはっきり示されないから、出来ることと出来ないことの差が分からない。(後に、飛行で可能というのは分かった)

たぶん、(あの短時間で地下駐車場をくまなく歩くのはムリそうだから)「歩いて囲った範囲」だと思う。だったら、太宰府は公表なんかしないで、エイジと一緒に飛行機で世界一周して、世界中の人の行動を制限(オーダーに対しての攻撃禁止でも)すれば、簡単に世界征服できたんじゃない? とか、思ったり。(まあ、「領土を1万分の1にした」と言ってたけど、そもそも分母が示されてないし。というか、じゃあ10年前はガキが世界中をどう自分の領土にしたのか全くの不明)。

また、命令で何が出来て何が出来ないのか、そこもあやふや。例えば、妹に「死ぬな」「病気を進行させるな」「死んでも生き返れ」なんて命令すれば、出来たのかな? それとも出来ないのかな? 分からない。

もしかしたら、原作ではちゃんと説明がされているかもしれかいけど、アニメだけなら分からんな。

例えば「HUNTER×HUNTER」なんかこの辺が丁寧で、修行や実験、失敗などを通して、自然と魅せていくんだよね。だからバトルに説得力がある。本気で能力バトルやりたいなら、色々キャラ出すより、そこまでやってほしいな~と。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/11
♥ : 27

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

かなり笑える能力バトル作品

いまどき珍しいのではないかと思えるくらい、中二ど真ん中といった雰囲気の能力バトル作品。
予備知識ゼロで最初に1話を観たときは、すでに開始数分の段階で、「ああ、これはちょっと最後まで観るのは無理な作品かも」と、かなりの駄作の予感がしたのですが、結局ずるずると最終話まで観てしまい、しかもなかなか楽しめてしまいました。
内容的には突っ込みどころ多数、作風的にも一言で表すとダサくて、普通に考えると、どうしようもない作品になりそうなところですが、これが観ていると、展開やキャラや演出などが馬鹿馬鹿しくて毎回笑えました。この作品を理性で客観的に評価しようとするなら間違いなく酷い作品だと思うのですが、個人の感情としては面白かったです。(失笑や苦笑であっても笑えたことには変わりないと割り切れる人向けかもしれませんが)
声は、演技自体は全体的に特に上手とも下手とも思いませんでしたが、「オーダー!」とか能力名を叫んで真面目に演技している声優さんたちは、内心どんなことを考えながらやっていたのだろうかと想像しながら観ていました。
音楽は、OP曲はとてもカッコ良くて今期アニメの中でもお気に入りで、またBGMも印象的でした。一方でED曲は全く好きになれませんでした。
キャラは紅鈴というヒロインが、かなり笑えて良かったです。
物語の点数は、2点くらいにしようかとも考えたのですが、毎週楽しく観れたことを素直に評価して、これくらいにしておきました。
最後まで観終わって振り返ると、「面白い」にもいろいろな種類があるのだな思わせてくれた作品でした。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 25

59.2 9 アスリードアニメランキング9位
シャッフル!メモリーズ -SHUFFLE!MEMORIES(TVアニメ動画)

2007年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (134)
991人が棚に入れました
人間が生活する「人間界」に突然扉が現れ、神族が住む「神界」と魔族が住む「魔界」とが繋がって人間界に「魔法」がもたらされてから10年。人族、神族、魔族の通う国立バーベナ学園に通うため、幼馴染みの同居人、芙蓉楓に、朝、起こされる主人公、土見稟・高校2年生。いつものように登校し、いつものように授業が始まるはずだった…。しかし、そんないつもの日常を一変させるような出会いが、彼を待ち受けていた!?前作『シャッフル!』を再編集したディレクターズカット・シリーズ。

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

悪い意味でずっとイライラしながら、結局、2日かけて最後まで見てしまった。不思議な魅力があるのかも。

もっとも、印象に残るのは、

芙蓉楓の崩壊ぶり。空鍋をかき回すシーンか。といっても、別の象徴的な演出があってもいいような気がする。見損ねたのかもしれないけど。

それを招いた主人公にむかつく。むかつく程度だけれども。あれほど我慢強く他者をおもいやる気持ちがある主人公のイメージとは合わない気がしたのだ。もしかして、こいつもてすぎて天狗になった、と。笑)

まぁ、それなりにはまったわけです。

ファンタジー的な要素を排したリアルな日常で、芙蓉の崩壊ぶりだったら、もっと真に迫ったかもしれない。

いずれによ、こういうゲーム原作はどうやら苦手みたいだ。
図式が趣味に合わないのだろう。作品そのものはそれとは別に中庸なでき、問題ない。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 11

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

1期の総編集

1期の24話の内容を11話にまとめた作品+番外編で構成された作品。
2期といっても、キャラ毎にエピソードを総編集した流れになっており、わざわざこの作品を制作する必要もなかったのでは?と思います。
しかし最後の番外編はなかなか面白く、ヤンデレ展開ではなくこの番外編のようなエピソードで本編を構成したほうが、どれだけよかった事か・・・。
これから「SHUFFLE!」を視聴する人は1期+2期の12話を見れば十分ですよ。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 10

Tatsurei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

これでいいのかと思いますね。

総集編を1クールを観るのは苦痛ですね。

オリジナルストーリーがあるのではと期待しましたが結局、最終話までしかありませんでしたね。

あんまり言いたくないでのですが1期を観れば12話以外観なくてもいいです。

これを放送できるとは1期は相当な人気だったんだなと感じた1本です。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 9

60.0 10 アスリードアニメランキング10位
ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (96)
280人が棚に入れました
舞台は2030年東京。
突如、東京近郊一帯で高周波の共鳴音が観測され、同時に街は紅い霧に包まれる。
そして、その音を聞いたものは、動物、人問わず、意識を失ってしまう。
首都機能のマヒに伴い、政府は一時的に同機能を大阪に移転、この現象を正体不明のウィルスと予測し、さらなるエピデミックを懸念して、東京を封鎖する。
しかし、この「大共鳴」より6日後、意識を失っていた人々は何事もなかったかのように目を覚ます。
その後、封鎖都市・東京は徐々に街としての機能を取り戻していくが、その日を境に様々な「異常事件」が起こり始め、人々は次第に、さらなる非日常へと侵食されていくこととなる。

そんな中、血に秘められた力を解き放ち「英血の器」へと目覚めゆく若者たち--。
彼らはお互いの力に引かれ、否応なしに出会い、心を通わせ、命を削り合う、過酷な運命の連環へと飲み込まれていく。

声優・キャラクター
梶裕貴、茅野愛衣、森川智之、日野聡、東地宏樹、悠木碧、福圓美里、寺島拓篤、斎藤千和、諏訪部順一、三木眞一郎、堀江由衣、小林ゆう、佐藤利奈、石田彰、釘宮理恵、井上小百合

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

全てセリフで説明するからこういうことになる

酷いにもほどがある。
それぞれのキャラのチョロさぶりが際立ってて全然感情移入できない。
え?そんなん信じるの?とかお前自分がなさすぎだろ。ちょっとしたことで右往左往してみっともない。
戦闘シーンも雑だし主人公の顔の静止画だけまとも。

こんなにひどいアニメ久しぶりに見たわ。

なんか2期ありそうな終わり方してたがぜってーみねーぞ


OPEDにマクロスΔ、マクロスF双方の歌姫起用しているけどほんと無駄遣い。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 19
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

とっ散らかった物語と動かない作画

アーケードゲームが原作らしい。

【この作品の問題点その1】
この作品の最大の問題点は、物語がとっ散らかり過ぎな所。
とにかく説明が少ない。
主人公の無口さが拍車を掛けてしまう。

第3話と第4話は、全く物語が繋がっていない。
恐らく、主人公の心情に変化があったんだろうけど、無口な主人公の心情の変化は分かりづらい。

【この作品の問題点その2】
更にこの作品の物語を分かりづらくしているのが、作画の酷さである。
表情にほとんど変化がない。
声優さんの演技から、登場人物の喜怒哀楽を感じ取るほかないレベル。

更に酷いのがバトルシーンの作画。
画がほとんど動かない。
もしくは動きが硬い。

【この作品の問題点その3】
終盤に入ると、物語の展開が、露骨なご都合主義展開になってしまう。
第10話~第11話の流れ。
財団の目論見を阻止するのが目的ならば、{netabare}コンサート会場を事前に制圧しておけばいい。
重要なのは、”場所”なんだから・・・。{/netabare}

ところが、この作品はそうはならない。
この後のシナリオに上手く繋げるため、逆算からシナリオが練られたとしか思えない展開に。
{netabare}優羽莉に千尋を襲わせよう。
優羽莉に千尋を襲わせるために(逆算)優羽莉を洗脳しよう。
優羽莉を洗脳するために(逆算)千尋に一般人を襲わせ、その映像を優羽莉に見せよう。
千尋に一般人を襲わせるために(逆算)コンサートを開催させて、観客をモンスター化しよう。
観客をモンスター化するために(逆算)千尋たちには、コンサート当日(直前)にコンサート会場を襲わせよう。{/netabare}
こういう、逆算が見えてしまう。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 18

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

運命(さだめ)も勝てぬ愛がある…

この作品は原作がアーケードゲームだったようですが未プレイです。
アーケードゲームというと、「ストリートファイターⅡ」の様なゲームセンターのゲームをイメージしてしまいますが、専用筐体に手持ちのカードを読み込ませながら戦うという、私の様なオッサンにはまるでイメージできない遊びの様です。
この作品はそのゲームのアニメ版…ということになる訳です。
元々ゲームには決まったストーリーが無いから物語はアニオリだったのでしょう…
だから強引な展開はなかったと思います。

物語の舞台は2030年の東京で、高周波・大音量の共鳴音と赤い霧の発生により、その音を聞いた生物が全て気絶するという「大共鳴」という事件からこの物語は幕を開けます。
時間の経過に伴い人々は気絶状態から快方されましたが、赤い霧の影響で行き来が寸断されてしまい、登場を中心に赤い霧で覆われた範囲が孤立してしまったのです。

そして同じ頃…霧の中で大共鳴から目覚めた一部の人に「英血の器」という能力が備わっていることが発覚し、「英血の器」同士の争いに発展しながら物語が動いていきます。

ダークファンタジー系の作品で設定はありきたり…
それに次々と人が死んでいくので、視聴にはそういう耐性も必要かも…
実は私も一時他の作品の視聴が追い付かず、本作品まで手が届かなかった時期があったので、レビューに際しては第1話から再度一気見しました。

キャラデザは悪くありませんが、身体から武器が生えたり自由自在に空を飛んだり…
対峙する組織も三竦みとこれといって設定上特筆すべき点は無いかと…

でも、見て良かったと思える点が私には2つありました。
1つ目は、私のレビューではありきたりになるのですが、起用されている声優陣が凄かったこと…

3つの組織に所属する役を演じた声優さんは以下の通りなのですが、改めて見てもやっぱり凄い面々です。
聖マルディウス教会
・梶裕貴さん、日野聡さん、かやのん、あおちゃん
AVAL科学財団
・福圓美里さん、諏訪部順一さん、寺島拓篤さん、三木眞一郎さん、斎藤千和さん
鎮護国禍
・ほっちゃん、石田彰さん、小林ゆうさん、くぎゅ、サトリナ
一つだけ分からなかったのが、ドゥクス役が乃木坂46の井上小百合だったことくらいかな。
…調べてみると、本作は「LORD of VERMILION IV」と同一で、
メインキャラクターおよびその担当声優も続投しているんだそうです。
どうりで、配役が凄い訳です。

もう一つは視聴者に対するメッセージが一貫している上、強烈だったこと…
そのメッセージは「生きろ!」です。
どんな状況に陥っても、生きることを絶対に諦めないこと…
諦めない限り、必ず活路を見い出すことができる、というものでした。
シンプルで分かりやすいメッセージだったと思います。

その一方、トラブルの起きる動機がイマイチだったのは残念ポイント…
イマイチというか、目の前で起こっている大惨事に対して全く釣り合いが感じられませんでした。
エンディングも個人的には私好みではなかったかな…
ですが、半端ない声優陣が物語上のマイナス面をあっさりと打ち消してくれるんです。
これを「会心の演技」と言うんですよね。

ダークファンタジーを好んで視聴する方なら満喫できる作品だと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、May'nさんの「天使よ故郷を聞け」
エンディングテーマは、JUNNAさんの「紅く、絶望の花。」
オープニング、エンディングとも格好良い曲でした。

1クール全12話の物語でした。
声優さんの凄さが感じられる作品なので、推しの声優さんが出演しているなら是非チェックして欲しいと思います。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 14

69.2 11 アスリードアニメランキング11位
競女!!!!!!!!(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (436)
1953人が棚に入れました
水着姿の美少女たちによるエキサイティングな水上の闘い「競女」!
ルールはシンプル。「ランド」と呼ばれる水上に浮かぶステージの上で、尻や胸を駆使して戦い、最後まで立っていた選手が勝者だ。
鍛え上げた肉体から繰り出される、胸と尻の超絶技! 熱き魂がこもった、荒ぶる尻、激しい胸のぶつかり合いに人々は魅了され、その勝者は富と名声が思いのまま!
そんな競女のトップ選手を目指し、選ばれた美少女アスリートたちが集う、瀬戸内競女養成学校。神無のぞみをはじめとした生徒たちは、みんな各自の得意分野を活かしつつ、自らの尻と胸を磨いてゆく。
競女に青春を捧げる熱き乙女たちの、汗と友情の物語がいま始まる!

声優・キャラクター
Lynn、M・A・O、本渡楓、大西沙織、前田玲奈、山村響、高橋李依
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

熱さと馬鹿馬鹿しさが萌えを超える時、裸もまたギャグになる!

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
「馬鹿になれ とことん馬鹿になれ 恥をかけ とことん恥をかけ かいてかいて恥かいて 裸になったら見えてくる 本当の自分が見えてくる 本当の自分も笑ってた そのくらい馬鹿になれ」「尻が一番 尻があれば何でもできる」「いくぞー! 1、2、3、ダー!」

ん? 一部違うぞ? まあでも、そんなアニメです(笑)

内容は、バカ要素もありつつ、スポ根もありつつ。バカを真剣にやってる感じが好印象でした♪ アニメ玄人?にオススメしたいアニメですね(オンリーワンなので)!

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
内容は、バカ要素もありつつ、スポ根もありつつ。バカを真剣にやってる感じが好印象。「競女」という謎のおバカ種目を「公営ギャンブル」にしたのは、面白いというより、上手い設定だと思う。バカなことをやっているのに、なぜか説得力が出てくる。少女達が厳しい練習に耐える理由がシンプルに「お金」ってのも分かりやすい。

てかこの競技、実際に競技化したらリアルに人気でるかもね(笑) おじさん達は喜びそうだw

何気に、各キャラクターごとにオリジナリティーある「ケツ技」があって、バトルものとしても面白い。まあ、各必殺技には無理矢理感あるのもあるけど、それに突っ込むのは無粋ってもんでしょう。

一番笑ったのは8話の次回予告w 「構えが変わった!? 乳首が立ってる!!{」って、どんな次回予告だよ(笑) 久々にアニメで声だして笑ったわwww

9話、馬鹿馬鹿しさがひとつの壁を越えた(笑)

11話、もう何があっても驚かない(笑)

12話、よくもまあ、色々考えるもんだな(笑)

感想➡他の方もレビューで書かれていますが、多分このアニメ、ここで終わるのがちょうど良いです。プロ編とか、2期やる余地はいくらでもあるけど、これ以上やっても、1期を超えられる気はしないかな。馬鹿馬鹿しさのMAXは通りすぎ、これ以上やってもマンネリ化するというか、強さのインフレがおきて、いったい誰が強いのか分からなくなってくる気がする(晩年のBLEACHのような状態)。

まあ、面白いアニメでした! 好評価です!
{/netabare}

投稿 : 2025/01/11
♥ : 42
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

まじめでおばかなスポ根アニメ…視聴者に強烈なインパクトを残した作品

1話…これって面白そう
{netabare}競女、尻で戦う、それはつまり…水着アイドルお尻でドンをスポーツにしたもの。その発想はなかった。
フワッと1話を見たら…けっこうなスポ根かもしれませんね。狙いすぎかと思ったら、意外とキャラも描写もしっかりしている感じです。はまりそうな予感が{/netabare}

2話…基礎練習は大事
{netabare}で、尻八の字?競女スクワット?競女タイヤ転がし?…と思ったら普通の筋トレもあるし。座学もあるのね。尻学に胸学…。
ヒップトス、こちらの青葉ちゃんは大人しいのかと思ったら普通にしゃべるではないか。
そして真空烈尻ですと?なんだそりゃ?
もう、笑ってしまうくらいアホっぽい。でも癖になりそう。{/netabare}

3話…大リーグ養成…じゃない養成ギプス
{netabare}のぞみが発した強烈な技は真空跳び膝蹴り…じゃない、真空烈尻というらしい。超絶な技らしく、選手生命さえ奪いかねない危険な技でもある。のぞみは強くなりたい一心で(賞金女王に)覚悟を決め、元セイレーンの用意した養成ギプスをつける。
一方、さやかも強さを極めようと尻ガトリングを特訓。上位クラス生徒達の混じった対決に挑む。

お馬鹿な設定と展開を真面目にスポ根させているところがスゴい。本当に飽きないわ…{/netabare}

4話…食い込みさせるだけで覚醒
{netabare}りんりん対さやか、スピード対尻は白熱。尻ガトリング対決は互角、なのに追い詰められるさやか。りんりんの特殊能力は肺活量の凄さ。耐えてラスト30秒で放った「アクセラレーション」、さすがに決まった。
次にのんが登場。何と何と!!柔らかすぎる尻でゴツいエリートに勝利。風音は尻さわっただけで相手が何をするか分かる能力持ち。が、相手が悪すぎた、学園一だもの…。そしてのぞみが出てきて次週へ。

相変わらスゴい。技がスゴいし、なんてったって、胸催眠…。今回も笑わせていただきました。{/netabare}

5話…ケルベロスが追ってくるよ~
{netabare}のぞみと対するエリートは親も姉も競女選手というサラブレッドの琴音。この子、実は腐女子。対戦前なのにBLのCDを聞いて、雲の形だけで想像できちゃう本物。
いざ戦って見ると琴音は尻を向けたまま。なんと、尻がフルオートで追ってくる技名「ケルベロス」の持ち主。追い込まれるのぞみだが、そこは身体能力の良さで避けきる。本気を出した琴音にのぞみはついに真空烈尻を解き放つ。ケルベロスと真空烈尻のぶつかり合いはのぞみの勝ち。

一人だけ負けた青葉がガッカリしているなか、309号室全員がエリートクラスへ編成替え。そりゃそうだ、ゴッドハンドの持ち主がくすぶっていてはいけない。

しかしまぁ…ケルベロスときたか。フルオートで尻が接近するって恐ろしいわ。あと、BLのシーン、中の人が無駄に豪華な気がしたんだが…{/netabare}

6話…プロとの差は尻の皮10枚ほど違う
{netabare}309は全員がエリートクラスへ。待ち受けていたのは合宿。なんか修学旅行っぽくなったが、さやかが可愛い。309はみんな仲間だ、それがさやかにはとても新鮮で、嬉しい出来事だったようだ。
さて、合宿は厳しくなるとのこと。待っていたのは京都のプロ。プロから直接指導を受けることになる。のぞみは自らの力を試そうとA級プロの白雪京子に挑むが力の差は歴然で…という内容。

まともな王道スポ根内容だし、ギャグも無いんだが、何故か毎回2、3回は吹き出してしまいます。「尻カンチョー」って…ビール吹き出した。{/netabare}

7話…コツだよ、コツ
{netabare}合宿が始まり、それぞれのところで練習に励む教習生たち。のぞみは白雪の強さがどこから来ているのかを観察するが、それを体験してみてその凄さが改めて分かった。白雪ものぞみの可能性を感じていて、のぞみ専用の特別メニューを用意していた。それは…尻力で蕪を抜き取るというもの。苦戦するのぞみだが、最後にはコツを掴み抜き取ることに成功する。

裸になったり、描写がエロかったりするんですが、相変わらずエロさを感じません。もう展開とキャラの面白さでエロさが無くなるんですよね。改めてとんでもないアニメです。{/netabare}

8話…「認めんぞ!こんな世界!」
{netabare}さやかパパから名言出ました!分かります、認められません、こんなニヤニヤ&爆笑してしまうアニメは!(いい意味で)

合宿最終日に模擬レースが組まれ、のぞみの相手は何故かのぞみに恨みを表す月下うさぎ。小さいのを最大限に生かす戦術にのぞみは苦戦。しかし、カブ特訓を経たのぞみはワンランクも力がアップ。新たに身に付けた技を繰り出し勝利。にしても、ラビットなんとか、メテオなんとか、相変わらずネーミングセンスが昭和を感じます。

合宿から1か月後、東西戦が行われることに。西は東に完敗が続いているという、一時期の美浦と栗東の関係(分かる人は分かる)になっており、瀬戸内養成所を廃止せよと東の先生が言う始末。それに反応したのぞみが怒り言い返す。東西の生徒が一触即発に。東西対抗戦はメンツをかけた戦いへと進むことに。そして始まる…さやかのおっ○い丸出しの攻撃とともに!(なんじゃそりゃ!しかも「乳首が立ってる」って井口に言わすか‼)

もう…バカバカしいったりゃありゃしない(いい意味で)。そりゃさやかの父親が認めんぞと言いたくもなるよ(笑)。{/netabare}

9話…その発想はなかった!
{netabare}フリフラと動揺…同様、感じるアニメです(いろんな意味で)。考えるより、見て感じる、笑うもよし、感動するもよし(するのか?)。とにかくすげぇぇと言いたくなった9話でした。

美桜、藤崎、さやか(もう一人モブ)たちのチームが出陣。相手チームも曲者揃い。いつの間にかチームとして機能している瀬戸内(ほんと、いつのまにだよ)、それでも苦戦。藤崎のケルベロスは効かない。さやかもピンチ。そこでさやかはとうとう柔道技を繰り出す。手が使えないのに何をやらかすかと思ったら、「乳首一本背負い」な、なに~‼なんじゃそりゃ…爆笑と呆れ、驚愕。作った人、天才過ぎる…。
美桜は楽勝、さやかも残り、瀬戸内の勝利。そしてさやかパパも魅了され(パパまでこの世界に引き込まれたか)、さやかの行く先を認めて次回へ。

もうね、なにも言うまい。本当にすげぇよこのアニメ。番組終わったあと、話題のキーワードに軒並み競女の言葉並んでましたし。乳首一本背負いが5位に入っていたの見て吹き出しましたが…。{/netabare}

10話…なんでもアリじゃ
{netabare}第2戦、駿河は一人一人紹介なのに、瀬戸内は登場のアナウンスすらなし(さすがにひでぇ…)。風音、のん、金剛尻、ウサギちゃんのチームはバラバラ戦うが、個々の能力は駿河が圧倒。追い詰められる瀬戸内。しかし、これは事前に決めておいた作戦、バラバラにしておいてバランスを崩して相手を落とす。二人が落水。
それでも残った二人は強者で、金剛尻がやられ、ウサギは道連れで落水。残る一人に風音とのんが頑張るけど、なんと相手は「パイ·パイル·パイパー」なる技を繰り出す。風音はゴッドハンドがパワーアップ。瀬戸内選手、コーチの技をコピーしていた。のんが作ってくれた隙をついて、瀬戸内の総力をあげて挑む風音。同時着水かと思ったら、なんと、パイパーが効いていてわずかに風音が早く落水…

それにしても、毎度毎度凄い技が繰り出されて驚かされる。笑いを堪えるのも必死です。ただ、対抗戦になってから尻より胸にスゴワザが集まっている気がするんだが…{/netabare}

11話…最終決戦もとんでも技のオンパレード
{netabare}1勝1敗で迎えた最終戦。駿河にはクルーゼ面をつけたやつや巨人やいて大変…さらにナンバー2の坂城真夜がいた。一方、瀬戸内はのぞみ、鈴、花火、小刀の4人。真夜とのぞみは互いに意識して一騎打ち。望みの先制パンチ(尻)を簡単に受け止める真夜。何度打っても響かない真夜の謎をのぞみは尻に顔をうずめる真夜いわく「変態!」で理解してしまう(このアニメに変態という言葉が飛び出すとは思わなかった)。気功が関係しているらしい。これで真夜は周りから孤立していたところをコーチに見出されたらしい。
一方、花火と鈴は緑髪と変態仮面マジシャンもどきに苦戦。特に仮面は謎のフラッシュ技を繰り出し、追い込まれる。スピードスターの鈴でも追いつけない。そこを鈴が技の欠点を見抜いて追い込むが、なんと、合体技(二人羽織水着バージョン)で逆に追い込まれる。そこに助太刀したのがモブかと思っていた小刀沙弥。なんと、乳抜刀という強力な技を繰り出し、変態仮面を倒してしまう(最後に来てこんなキャラを登場させるとは)。鈴と花火も緑を飛ばして瀬戸内は優位に立つ。
のぞみと真夜の対決は続き、意地の張り合い。真空烈尻を何度も繰り出すが、未完成らしく倒せない。しかし、真夜が力を使い果たそうとなった瞬間、真夜からもう一人の人格が現れて…で最終回へ

真夜がナンバー2の意味はもう一人の人格がナンバー1なのだからだろう。たぶん、のぞみ以外はあっという間に吹っ飛ばされちゃうんだろうな。
しかしまぁ…真空烈尻が普通の技に見えるほど、頭が麻痺してしまっている。本当におかしいよこのアニメ(悪い意味ではない)。もう最終回か…残念な気がしてしょうがない。{/netabare}

12話(最終回)…私たちの戦いはこれからだ!
{netabare}マヤから出てきたのはもう一人の人格「カヤ」。やはり駿河のナンバー1だった。その強さはデタラメ。味方であるはずの巨人を一撃で追い払い、4対1になってもことごとく瀬戸内メンバーの技を跳ね返し、小刀が落とされ、ピンチに。花火はのぞみに後を託すため乳秘孔で乳魂(もうよく分からん)。覚醒するのぞみ。カヤの技を受けきり、跳ね返す。のぞみはマヤと戦いたいと言い放ち、マヤがそれに答えて再び登場。そして最後の激突。のぞみが繰り出す全身全力真空烈尻は天翔龍閃のごとく二段抜刀術…みたいな感じ。マヤを落水させ、瀬戸内勝利!
戦いの後はノーサイド。全力で戦った者たちにしか味わえないさわやかなもの。そして、養成学校を卒業。生徒たちは次のステージでエンド!

見事なほどのスポ根の終わり方。なにも嫌な感じを残さず、次の戦いが待っている!感を出すエンドでした。作画が大変なことになっているとのことでしたが、最後、水着が破れたり直っていたりが交互に繰り返されていたので、なるほどという感じです。円盤では修正すると思いますが。

終わっちゃった…まじめでおばかなこの作品が大好きでした。{/netabare}

放送コードを意識しているのかどうか分からないが、ぎりぎりなような、大丈夫なような。でも、ちっともエロくないのは内容が内容だったからだと思います。何があっても真剣に技出してしまうから、逆におかしくって。特に後半のめちゃくちゃな技のオンパレードには笑いが止まらなかったです。よくまぁこれだけのものを作ったと拍手送ります。

キャラデザインは自分の好みだったから、みんな可愛く、この秋一番だと感じました。真剣な場面のBGMもかっこよかったのですが、そこで繰り出される技で笑ってしまうという、なんか残念な感じもしますが、まじめに作っているんだからよしです。それにしても、アフレコとか、中の人たち、どんな感じだったんだろう。面白すぎて笑いが止まらなかったのではないかと。

1巻円盤の売り上げが爆死だったとの話。二期はないだろうな…というより、養成学校の戦いでこれだから、プロの話になったらもはや人類の戦いではなくなってしまうか{笑}

見た人を笑顔にする{?}インパクトのあるアニメでした。ただ、内容はいたって普通のスポ根もの。軽く笑えるものを見たいなと思う人にお勧めできます。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 37
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

色んなものを混ぜるとこんなアニメができるんですね。目から鱗です。

人類の英知を結集したスポコンものアニメ。
ただし、そのべクトルは明後日の方向。
エロを超越した描写はもう芸術といっていいでしょう。

原型は尻相撲。
競馬的な興行をとりつつ。
女性がプール上で臀部と胸部をぶつけあう。

しかし、このアニメ、それだけはありません。
各自が持つ技が究極シュール。
技名は活字にするのがはばかられほど生々しい。
でも、あえてここは私の大好きな宮田ちゃんの技をば。
{netabare}乳首一本背負い!!!!!!!!{/netabare}
あの衝撃的な場面が今でも脳裏に浮かびます。

ボロがでるので、この辺でやめときましょう。
あーあ、くだらなかった。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 33

67.6 12 アスリードアニメランキング12位
ViVid Strike!(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (243)
1285人が棚に入れました
孤児院で暮らす少女、フーカとリンネは、貧しい暮らしの中でも明るい未来を夢見て暮らしていた。
しかし数年後、リンネと離別して孤児院を出たフーカは苦しい生活の中で荒んだ暮らしを送っていた。
そんなある日、不良との喧嘩で負傷したフーカを救った少女がいた。
少女の名はアインハルト・ストラトス。挌闘競技選手である彼女との出会いが、フーカの運命を変えてゆく。

声優・キャラクター
水瀬いのり、小倉唯、水橋かおり、能登麻美子、上坂すみれ、喜多村英梨、福圓美里、伊藤かな恵、斎藤千和、佐倉綾音、阿澄佳奈

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

何ていうか、普通に面白くて次回が気になる。

作中の競技、ストライクアーツで少女たちがガチで殴り合ってます。
とりあえず、経験上わかることは頭を蹴られると痛いです。(痛いだけじゃない、脳震盪で意識飛んだ人も実際に知っています。)

2016年12月19日時点で、特番が残っているようですが一応本編終了のようなので「観終わった」ということにしてレビューを書いています。

まず最初に断っておくと、私はリリカルなのはの他のシリーズ作品を観ておらず本作が最初の視聴となります。

で、まあ本作ですが過去のシリーズの登場人物がたくさん出てきているようではありますが、「本作のメインストーリーを理解する」という上ではそれは特に障害ではなかったと思います。

作中オリジナル競技のストライクアーツについても魔法力的なもので打撃効果を高めたり、謎の安全システムによって危険度が下げられたりはしているようですが基本的には「打撃中心の総合格闘技」という理解で良さそうです。

で、本作なんですがストーリーの作り方は基本的に格闘技系の少年マンガのそれですね。ライバルとの因縁、ちょっとした行きがかりで入門、同門の仲間との練習、師匠の導き、etc.

女の子ばかり出てくるという点を除けば、普通に王道の熱血スポ根ものと言えます。わりと手堅く作られていますが熱めのストーリーでそこそこ楽しめる良作と言えます。本作が魔法少女ものかって聞かれると、違うと思います(笑)。

私的にはブラジルの格闘技であるカポエイラ(蹴りおよび回避が中心)を約10年、ロシアの格闘技であるシステマ(攻撃はなんでもあり+呼吸による早期回復など)を若干経験しているので、彼女たちほどガチガチに痛い思いをする機会はほぼないにしてもなんとなく共感できる部分もあり毎回楽しんで視聴していました。

シリーズの他作品も観ると、また別の楽しみ方もあるのかもしれません。が、とりあえず本作だけでも過去のシリーズ作品でのエピソードの片鱗などもうかがわれてわりと面白かったです。

最後に、作中での「いじめへの報復」について:
行使できる実力があって周囲に止める人間もいなければ、むしろ本作の描写がリアルに近いんじゃないかと思う(やって良いとは言ってない)。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 41
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

残された時間を燃焼しろ! そこにお前の命の輝きがあるんだ! ……今から、お前を殴る!!

「魔法少女リリカルなのは」シリーズの外伝?みたいなことかな? シリーズを観てないので、よくわからないです(汗)

[2016秋 個人内ランキング 9位]

《以下ネタバレ》

【各話感想】
{netabare}
第1話
なかなかシビアな冒頭。格闘技系のスポ根もの? やたらとオッドアイの人物多いけど、何の意味もなくオッドアイのキャラを出すアニメはあんまり好きくないな。ヴィヴィオの「アクセルスマッシュダブル」は、「はじめの一歩」「ヴォルグ・ザンギエフ」の「ホワイトファング」にしか見えないw

第2話
絵柄があれだけど、微エロには少し萌えたw 腹とかw フーカの1日を淡々と紹介しつつ、各キャラクターに触れていく感じはなかなか良かった。

第3話
リンネのトレーニングシーンは、しっかりと筋肉を見せたいって感じでしたね。第2話の寝ているフーカの腹の描写もそうだけど、制作にはなんらかの特殊なフェチを感じる(笑)

第4話
リンネ過去編。たまたま、「いじめ~いけにえの教室~」を観てレビューを書いた直後の視聴で、不思議とリンクした。ラストのリンネの暴行リベンジで胸がスッとしてしまった私は、いけない人間なのだろうか?

第5話
大分バイオレンスな回でした。魔法少女の要素、必要ですか?

第6話
ミウラに、分かりやすい死亡(負け)フラグがぁ……。バトルシーンの手抜きがヤバイ(笑)

第7話
アインハルトの1回戦、鳩尾への肘打ちからの延髄蹴りとか、リンネよりエグいんじゃ(苦笑) フリッカージャブって、やっぱり「はじめの一歩」に似ている気が(笑)

第8話
今井VS板垣 戦を観ているようだな。二人ともスマッシュ撃ってたな。ヴィヴィオのスイッチスタイルも、ランディー・ボーイ・ジュニアがやってたな。カウンター狙わず、判定勝ち狙えばヴィヴィオは普通に勝てたんじゃ? でもここでヴィヴィオを勝たせるとか、良い展開ですね!

第9話
やはりここでリンネを負けさせるとは、凡百の格闘アニメとは違いますね。もしかしたらリンネは、「格闘技を辞めるために、格闘技を続けていた」のかな? やたら熱血展開だ(笑)

第10話
殴り合いながらの過去を回想。どこの熱血バトルやねん(笑) 熱く、熱く、熱く!

第11話
意識が無くなりかけ、トレーナーの言葉とミットの位置だけが見えるって、やっぱり「はじめの一歩」じゃんw 怪我と才能の無さを努力と理論でカバーしてきたジルが、才能のあるリンネと出会い、新たな夢をみる。「あなたの強靭な体に、私の技術と理論の全てが乗って、あなたの全身の筋肉が完璧に連動した一撃を討てたのなら、その打撃に耐えられる人間なんていません。きっと神様だって倒せます。」という言葉は、胸熱だった。神様=運命、なんだと思う。私もたまに道場で子供の指導をするので、どうしてもジルに感情移入してしまうw 才能ある若者との出会いは、それだけで幸せだよね。

第12話
殴り合って、仲よくなった後の平和な世界。百合百合してたw 太腿のアップとか、やっぱり制作の妙なフェチを感じるw キャラとか知らない人も出てきてるし、前作(シリーズ)ファンへのサービスも兼ねてるのかな? 決勝は、観たい気もするけど、ここまできたらもう蛇足ですよね。コーチ二人の会話とか、深いこと言ってた。
{/netabare}

【視聴終了】
{netabare}
愛は奇跡を信じる力よ~♪ 孤独が心~閉じ込めても~♪

……ハッ! 仲良くして頂いている(と思ってる)天地人さんのレビューの入りに似ている(しかも平成生まれの方には伝わらない)w

絵柄と違い、ガチのバトルアニメでした。実はリリカルなのはシリーズは観たことがなく、これが初の視聴ですw 結論としては、かなり面白かったです。ストーリーにも重厚さがあり、意表をつく展開もあり、熱さもあり、悲しさもあり。

個人的には第4話が印象に残っています。人としてどうかとは思いますが、正直に言って、スカッとしてしまいました(汗)

4話以降は、ナカジマジムの面々とリンネを中心した話が多く、サブキャラもよく掘り下げられていると感じました。

一方、フーカは途中から空気になっていましたが、リンネとのラストバトルで面目躍如。この作品の主人公であることを証明してくれました。リンネの目の、心の曇りを晴らすために殴り合う姿は胸熱。ところどころ完璧に「はじめの一歩」だったのはまあ、ご愛敬ということでw

ただ私は、リンネとジルのコンビに一番心を奪われました。才能という壁に夢を阻まれたジルと、才能溢れるリンネとの出会い。ジルの「私の理論とあなたの才能が合えば、神様も倒せる」という言葉、じ~んときました。この場合、神様=運命(人生)、だと思います。ジルは自分の不甲斐ない格闘技人生を、リンネは大好きな祖父の死とその後に起こしていまった事件を、それぞれが呪っています。そんな自分の人生を吹き飛ばすような、強烈なアッパー。第4話以上に胸がスッキリしました。

リンネは強くなりたかったのではない。強くなったと思いたかっただけ。だから、形(ベルト)を欲した、というのは納得の出来る心情です。

リンネはこれまで誰とも試合をしてなかったのですね。だから、勝っても冷たい目をしていました。それは、リンネの戦う相手は常に弱い自分自身、弱い自分自身が起こしてしまった過去の出来事だから。そういう、いつまでも過去に立ち止まっている姿、誰のことも見ていないリンネを、フーカは許せませんでした。だから殴ったのです。涙を流しながら。ジャジャジャン、愛は奇跡を信じる力よ~♪(って、もう良いってw)

そんなリンネが、フーカとの殴り合いを通し、過去を払拭し、自分がどれだけ格闘技が好きなのかを自覚し、最後は青空の中で二人揃って倒れるシーンは、正に名シーン。フーカに勝てなかったからもうベルトには手は届かないのだけど、そんなのどうでも良いんですよね。リンネは自分が本当に欲しかったものを手に入れられたのだから。

最終回は、本当に色んなことに結末をつける、温かいものになっていました。ちょい役のキャラにもちゃんと後日談を用意しているとか、芸が細かい。

リリルカなのはシリーズ(というより外伝的な扱い?)は本作が初めての視聴でしたが、予想以上に楽しめました! 時間ができたら、一作目から全部観てみたいと思えました♪
{/netabare}

【総括】
絵柄とは違う、ガチの格闘アニメ。格闘技を観る、というより、そこに至るまでの経緯や、バトル中の心情の変化を楽しむアニメか。シリーズ未視聴だが、ここから入っても充分に楽しめた。他の作品も観たくなった♪

投稿 : 2025/01/11
♥ : 31

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

悲しみの記憶は勇気の種になる 希望の光 貫いて

2016年放送のテレビアニメ 全12話 OVA3話

原作 都築真紀 監督 西村純二 制作 セブン・アークス・ピクチャーズ

なのはシリーズの第五弾となるようですが、
タイトルからは「魔法少女なのは」は消えて続編ではありますが主人公は変わりました。
シリーズで中心人物だった「なのは」と「フェイト」は登場せず、
前作「魔法少女なのはViVid」の主人公「高町ヴィヴィオ」は準主役級または脇役止まりです。

フーカ・レヴィントン CV水瀬いのり 
リンネ・ベルリネッタ CV小倉唯 

孤児院出身の二人の少女が主人公となる格闘アスリートストーリー。

タイトルから魔法少女が外され、所属も「ナカジマジム」と言うことで、
ほぼ、美少女格闘スポコンアニメになっています。
総合格闘技つまりキックボクシングの進化系ですが、
寝技や投げは少なく、パンチ偏重のようです。
格闘系にはあまり詳しくないので分かりませんが。

孤児院と言うことで虐げられた過去から這い上がる努力と根性物で、
梶原一騎の作品へのリスペクトがこの作品の真髄かとも思います。

「タイガーマスク」「あしたのジョー」「キックの鬼」「空手バカ一代」などですが、
その後のK-1などの総合格闘技とストリートファイターなどの格闘ゲームも、
視野に入り、ネタは十分だと思います。

それを魔法少女風ファッションの10代美少女に行わせるというアイディアは、
そのうちやるだろうと予測していた人も多かったと思います。

この作品は四角いリング内のファイトという選択で、70年代スポコンものの流れです。
少女と言うことでコメディ、お色気、ゆとり、などの可能性があったと思いますが、
梶原一騎風一本に絞ったようで、個人的にはちょっと微妙かなという感じです。

可能性があるジャンルなので、エロゲキャラではなく、現代少女キャラで見たいと言う希望です。

なのは系を期待すると肩透かし、スポコン系として観るとキャラデがかみ合わない、
やっぱり、なのはのスピンアウトとして楽しめればと思いましたが、
「魔法少女なのはViVid」と同様にイマイチ合いませんでした。
レビューを見ると比較的好評のようなので、魔法少女と思わずスポコンと思って観れば楽しめそうです。
ただ、リングの上での魔法少女ファッションは心震わせるものがありました。

わたし個人としては「劇場版魔法少女なのは」に期待と言うことで。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 31

69.5 13 アスリードアニメランキング13位
Levius -レビウス-(Webアニメ)

2020年1月1日
★★★★☆ 3.6 (74)
267人が棚に入れました
新生歴19世紀。アガルタ・ウォーター採掘の領有権を争ったフォサニア紛争が終結して5年。あらゆる動力に“蒸気"を用いるこの時代では人体に機械を融合させて戦う機関拳闘なる格闘技が隆盛を極めていた。戦争によって父親と自分の右腕を失い、母親も植物状態となった孤独な少年レビウスは、伯父・ザックの元で運命に引き寄せられるかのように機関拳闘に没頭し、才能を開花させていく。そして、機関拳闘Grade-Ⅲで強敵を乗り越えていくレビウスを不敵な笑みで見つめる謎の男・Dr.クラウン。レビウスの脳裏にフラッシュバックする戦争の記憶――。

声優・キャラクター
島﨑信長、諏訪部順一、櫻井孝宏、佐倉綾音、大塚芳忠、小野大輔、早見沙織、宮野真守
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

機会不均等な機関拳闘

原作未読

スタンダードになりつつあるネトフリお下がりもの。これまでもいくつか観てきましたが

 1.円盤頼みの一本足打法では出会えない作品が拝める
 2.万策尽きた!に遭遇しにくい制作体制が組める(かも)

一定水準は期待できるよねとの信頼が醸成されつつある昨今です。

“機関拳闘(きかんけんとう)”と呼ばれる機械と生身の肉体とをがっちゃんこさせた人間同士が殴り合うスポーツ!?が人気を博している世界のお話。
大きな戦争の傷跡がくすぶってる情勢で登場人物各々がなにかしら抱えております。主人公レビウス(CV島﨑信長)もそんな一人。闘う背景が悲劇に基づいてるのは『あしたのジョー』から脈々と続く系譜といえましょう。少なくとも『バキ』みたいな能天気さはありません。
戦争で亡くしたものと言うべきか答えの出なさそうな何かを見つけたくて拳闘の世界に身を委ねているテイストは好きです。『あしたのジョー』の他にもボクシングといえば『ロッキー』なんて名作もありまして、そのシリーズ4つめ“炎の友情”みたいな展開っす、でオールド映画ファンには通じそうな仕上がりでした。ドラゴに該当する役を早見沙織さんがやっとります、と言うと混乱が加速しそうですね。

比較したら怒られそうですが最近であれば、戦争で傷ついた心を何かの仕事を通して恢復を図っていく『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』とも物語の親和性がありそうです。
あっちは帰還兵。こっちはなすすべもなかった少年だとの差はありますが、戦争のPTSDへの向き合いっぷりでいえばとても真摯なように見受けられました。ここだけに限れば率直にエヴァガより真面目です。既視感ありだとか王道だとかの前置きしつつも“真面目”でしたよ。この一点で買いです。



※ネタバレ所感

■機関拳闘との矛盾

作中の拳闘場はローマのコロッセウムみたいな外観でした。古今東西、肉体のぶつかり合いが人々の熱狂を誘うのはよくわかります。

{netabare}ただし本作みたいにドロイド化させるのは単にドーピングなのでは?と思う私です。
生身の拳なら肉体が耐え得る閾値をそうそう超えないから競技が成立するわけです。そこに異常に発達した“義手”をもって殺傷力増す競技が機関拳闘ですからね。古代ローマでの猛獣出して一部ショー化した見世物だったらわかるんですが、一応、競技の体裁を保ちたいのならなんか違う気がします。
HP100・攻撃力20でやりあえば殴り合いの応酬を楽しめるのに、ナイフや拳銃装備して攻撃力100超えてると言えば妥当でしょうか。

 応酬より一撃必殺の居合い

これを楽しむ前提でしたらなんとかぎりぎり理解可能な機関拳闘のレギュレーションでした。
それなのに繰り広げられたのは“殴り合いの応酬”なのですよ。違和感は拭えぬままです。{/netabare}

{netabare}そして肉体と関係ないとこで生じるアンバランス(不均等)というかフェアネスの欠落。
開発費用(資金力)の多寡で機会の不均等が生じてます。そのへん『あしたのジョー』というより『下町ロケット』に近かったかもしれませんね。
戦争で片腕木っ端みじんになれば生活のために義手というのはわかるし、戦後なんだから片腕片足無い人もわんさかいるのもわかるとして、競技そのものとして見たらほとほと魅力がありません。
道具で左右される肉体のぶつかり合いに人々が熱狂するのってどうなんでしょう?
そんなんみんな嫌で、グローブに変なの仕込んだり、ドーピングしてみたり、ボディがヌルヌルしてたりしたら「ふざけんなっ!」ってなるわけですから。{/netabare}

{netabare}フォローしとくと、『ロッキー』のドラゴも肉体改造ソ連人の設定でした。完璧な敵役に不完全な主人公が立ち向かう構図はいいですよね。大好きです。ドロイド化しての殴り合いもドーピングのマウント合戦にしてみた、と捉えればよいのかもしれません。{/netabare}


とどのつまりこねくりまわさずボクシングでいーじゃん!
ここ気にならないか、目を瞑っちゃえばわりかし面白がれることでしょう。



視聴時期:2021年1月~3月 地上波リアタイ視聴

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2021.03.28 初稿
2022.01.03 配点修正 -0.1

投稿 : 2025/01/11
♥ : 22
ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

冴え渡る、ポリピクCG!!!!

ネトフリのアカウントを休止中なので、
地上波放送の第1話、リアタイで観終えました。

ポリゴン・ピクチュアズさんのCG作画が素晴らしいですね!

みなさんのご指摘のとおり、「メガロボクス」にちょっと似てるけど、
「メガロボクス」が強化外骨格を使う、近未来っぽいSF設定なのに比べて、
{netabare}こっちは機械文明や風景は20世紀前半頃の雰囲気で、
義手製造技術だけが異常に発達した、
ちょうど、「鋼の錬金術師」みたいな感じの、ヨーロッパっぽい世界。
それで、義手操作の動力源に蒸気機関を使っていて、
レビウスをはじめとして、戦士は義手での「機関拳闘」を戦うんですけど、
この義手の描き方をスチームパンクっぽい感じにしてるのが、{/netabare}
作品世界でのリアリティ、凄く強く感じられて、とにかく格好いい!


作品に影を落としている世界観の奥行きがありそうな感じとか、
キャラクターが声優さんとピタリとハマったキャラ立ちのよさとか、
それぞれの人物の過去や、人間関係が微妙にデリケートな感じとか、
とてもしっかり作りこまれている感じがして、
全部、凄く、いいです!

なにより、ポリゴン・ピクチュアズさんのCG作画が、
「亜人」の頃と比べて格段の進歩!
アクションの切れ味はいつも通りすごくいいんだけど、
日常シーンでも作画のクォリティが高くて、すごく綺麗です!
このあたりの蓄積が「空挺ドラゴンズ」での作画にも効いているのかも?
(制作時期は、レビウスの方が2019年で、先だったということです)


アクションも楽しめそうだし、
ストーリー展開も面白そうで、
次回の放送がすごく待ち遠しい・・・っていうか、
ネトフリを再アカウントして、一気視聴しちゃうかも!?です!!


視聴終了。
{netabare}戦争とか、科学と人類の距離とか、複雑な問題はあったけど、
そういうのは全部スルーしちゃって、
シンプルな友情と熱血のストーリーでした。
みなさんのレビュー拝読してて、「単純すぎる」というご意見が多かったの、その通りだと思います。

でも、
この作品って、
レビウスのキャラクターと、作画の美しさを、
ただひたすら堪能できれば、
それで十分だなって思うし、
そういう期待には100%こたえてくれていたと、
思うんです。
戦争の惨禍のせいで義手の人が増えてしまって、
でもそういう人たちがアスリートとして活躍する場が、
ちゃんとあるって、パラスポーツの精神ですよね?
それだけで、
私は十分おっけーだと思ってしまいました。

レビウスも、レビウスを取り巻く人たちも、とても素敵だったって思います!

お気に入りは、寡黙なレビウスらしく、
毎日早朝、ロードワークをし続けるすがた。
まんまアスリート、格好よかったなって、
そう思っています。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/11
♥ : 19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

NETFLIXにおけるこの作品へのコメントは「心温まるエキサイティング」

この作品の原作は未読です。
NETFLIXのオリジナル作品という点で、前情報が一つも無い状況で視聴した作品です。

第一印象は、「メガロボクス」にボクシングスタイルが似ていると思いました。
身体能力を向上させる強化外骨格ギアを身に着けたメガロボクサーたちによる、ボクシング以上に激しい格闘技メガロボクス…
「あしたのジョー」の連載開始から50周年を迎えたことを記念して制作された作品です。

本作品では義手など身体の一部を機械化しているので、ギアの装着とは設定が若干異なりますが、スタイルはほぼ一緒です。
因みに本作品はR12だそうです。
やっぱり激しく殴り合うシーンが多いからなんでしょうか。

ですが、視聴を始めた瞬間に感じたのは安心感です。
何故なら、キャストは何度も声を聴かせて貰っている声優さんばかりだから…
主要な登場人物は以下の通りです。

レビウス=クロムウェル(CV:島崎信長さん)
ザックス=クロムウェル(CV:諏訪部順一さん)
ビル=ウェインバーグ(CV:櫻井孝宏さん)
ナタリア・ガーネット(CV:あやねる)
A.J.ラングドン(CV:はやみん)
Dr.クラウン ジャック=プディング(CV:宮野真守さん)

超一流どころの声優さんがズラリ勢揃い…
どこをどう切っても見知った声ばかり耳に入ってくるんです。
これで滾らない筈がありません。

物語の展開も「あしたのジョー」チックでした。
弱小ジムから成り上がる物語…
体格は決してボクシング向きではない華奢な身体…
だけど、天性のセンスを武器に勝ち星を増やしながら、強豪と呼ばれる強者に勝負を挑んでいく…
ありきたありですが、この展開が一番盛り上がると思うので、王道ど真ん中の物語で逆に良かったと思っています。

面白いのが、本作品で描かれている究極の格闘技「機関拳闘」は、男女分け隔てなく試合する点です。
主人公のレビウスは若き闘士なのですが、あやねるやはやみん演じるキャラも若き闘士なんです。
あやねる演じるナタリアは最初レビウスよりも強かったですし、はやみん演じるA.J.ラングトンも大事な場面で登場する闘士でした。
だから女の子だからって甘く見ていると痛い目を見ることになるんです^^

ここまでレビューを書いて頭に浮かびましたが、R12指定になったもう一つの理由は、非人道的シーンが描かれているからだと思います。

グレードが上がるとファイトマネーも桁違いに跳ね上がるこの世界…
ですが強くなるためなら何をしても良い訳ではありません。
徹底的に身体を鍛え上げるまでなら問題ありませんが、人の道を外しちゃいけません。
でも、実際いるんですよね…
勝つためなら人の道を平気で踏み外せる人が…

本作品でもそんなシーンがゼロではありません。
見ていて胸が痛みましたけれど…

オープニングテーマは、「wit and love」
エンディングテーマは、「child dancer」
どちらも「謎女(なぞめ)」さんが歌っています。
この2曲でメジャーデビューされたそうですが、声質がムッチャ好みだったんです。
楽曲の雰囲気も良いし…
名前通り全貌が謎に包まれているとか…
ネットの噂通り只の新人という感じのしない方です。

1クール全12話の物語でした。
アニメーション制作は、ポリゴン・ピクチュアズさんなので、「空挺ドラゴンズ」並みのフルCGアニメが楽しめると思います。
原作の連載の方は未だ続いているみたいです。
こちらも続編が制作されるなら是非視聴したいと思えた作品でした。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 14

54.9 14 アスリードアニメランキング14位
バトルアスリーテス大運動会 ReSTART!(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★☆☆ 2.6 (52)
147人が棚に入れました
宇宙からの侵略者・ネリリ星人を退けた人類は、太陽系全域にまで居住区を広げ、その繁栄を謳歌していた。その100年後──人類が熱狂するのは、神(しん)・大運動会!大学衛星と呼ばれるスペースコロニーに、太陽系の各地から少女たちが集結。宇宙一の座をかけて、様々なスポーツで激闘を繰り広げるのだ。最後に勝ち残った者は宇宙撫子(コスモビューティー)と呼ばれ、太陽系の女王の座に就くことができる。地球の少女・明星(あけほし)かなたは、幼い頃に交わしたある約束を果たすため、宇宙撫子を目指す。南極訓練校での予選を見事に勝ち抜き、大学衛星にやって来たかなた。そこで、かつて約束を交わした少女と再会を果たす。勇気と希望と誇りをかけた、少女たちの熱いスポーツバトルが幕を開ける!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

走れ少女たち!

この作品は、1997年から1998年にかけてOVAやテレビアニメが放送されていたそうです。
今回の作品のタイトルが「ReSTART!」であるのも、きっと前作が影響しているのでしょうね。
あ、1997年から1998年ころの前作はOVA、テレビアニメ共に未視聴です。

まず、この作品の凄いのは声優さんの布陣です。
主人公の「明星 かなた」役にすみれちゃん、そして主人公と競い合うキャラを演じるのが、石川由依さん、とみたん、はやみん、あかりんって凄いですよね。

唯一知らなった南條ひかるさんは、この作品がテレビアニメのデビュー作だとか…
周りには旬な声優さんだらけの状況って、きっと緊張したでしょうね^^;


宇宙からの侵略者・ネリリ星人を退けた人類は、太陽系全域にまで居住区を広げ、
その繁栄を謳歌していた。

その100年後――

人類が熱狂するのは、神・大運動会!
大学衛星と呼ばれるスペースコロニーに、太陽系の各地から少女たちが集結。
宇宙一の座をかけて、様々なスポーツで激闘を繰り広げるのだ。

最後に勝ち残った者は「宇宙撫子(コスモビューティー)」と呼ばれ、
太陽系の女王の座に就くことができる。
地球の少女・明星かなたは、幼い頃に交わしたある約束を果たすため、宇宙撫子を目指す。

南極訓練校での予選を見事に勝ち抜き、大学衛星にやって来たかなた。
そこで、かつて約束を交わした少女と再会を果たす。

結城と希望と誇りをかけた、少女たちの熱いスポーツバトルが幕を上げる!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

はて、ネリリ星人…?
と思ったら、前作の設定が踏襲されているみたいです。
何でも前作では「ネリリクイーン」なる者が登場し、スポーツ勝負による地球侵略を企んでいたそうですから…

きっと、前作を見ていたら縦横の繋がりを感じるんだろうなぁ…と思います。
だから、続きから見るのは勿体ないんですよね…

物語の方は、大運動会の裏で蠢く怪しげな組織が、何やら陰謀を企てているようなのですが、どうやら、この作品でも純粋にスポーツを追い求めていない輩が登場してきました。

スポーツと政治…とまでは言いませんが、スポーツと競技団体の癒着は何度かニュースでも話題になりましたし、今まさに巷を賑わせているオリンピックも、IOC収入の約7割を占めると言われているテレビ局への放送権料を巡る忖度が、オリンピックを決行させた理由などと取り上げられています。

人類にとってスポーツは、もう利権なしでは存在し得ないのでしょうか。
一番可哀そうなのは、目標を持ってトレーニングに励んできたアスリートの皆さんです。
競技自体、ましてや、選手には非は微塵も無いのにヤリ玉にあげられた結果、翻弄されますので…
もしかすると21世紀に入る前から蔓延していたのかもしれません。

この作品でもそんな輩が絡んでいなければ、競技の展開も結果も全然違うモノになっていたかもしれない。
この作品では、現実世界以上にアスリートは翻弄されていましたから…
そういうのが本当に残念で仕方ありません。

ですが、物語の展開としては王道だったのではないでしょうか。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、諏訪ななかさんによる「コバルトの鼓動」
エンディングテーマは、近藤玲奈さんによる「桜舞い散る夜に」

1クール全12話の物語でした。
声優さんの演技にだいぶ背中を押して貰った作品だったのではないでしょうか。
アニメーション制作は、「アニメーションスタジオ・セブン」さん。
ググってみると、これまで30分アニメを制作した実績は「王様ゲーム The Animation」と「京都寺町三条のホームズ」の2作だけのようでした。
幅広いジャンルの作品を手掛けているようですが、今後も実績を積んで日本のアニメ業界の底上げに寄与できる会社になってくれることを期待しています。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 9

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

競技は二の次?

全12話 前作未視聴

テレビ朝日ヌマニエーション枠で放送。この枠は結構変わった作品が多いので毎回楽しみに観ています。

前作が1997年放送ということですが、あまりキャラとの関係性とかはないようですね。

色々な星からこの大運動会に出場するために選ばれた者たち。

最優秀選手には宇宙撫子(コスモビューティー)という全人類・人類が住む星々に影響のある存在になるために様々な競技を行うお話です。

そのコスモビューティーの座を裏から狙う者たちの暗躍も描いています。

昭和風のキャラデザや作画を見てギャグ作品だと思って観てましたが、そんなことはほとんどなくシリアスな場面が多かったですね。

暗躍といっても直ぐにバレるようなことばかりしていますが、終盤までほとんど誰も気づかないというのはありえませんねw

競技より暗躍しているほうに焦点が当てられていますので、競技内容が頭に入ってきませんし、競技の印象が薄いです。

お話はきちんと終わっています。もう少し楽しい作品かと思っていましたが、ちょっと思っていたのとは違いましたね。

OPは諏訪ななかさん、EDは近藤玲奈さんが歌っています。

最後に、暗躍しているボスたち昭和風テイストで下品でしたね。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 7

pikotan さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

旧作を冒涜するレベル

90年代に放送されていた、初代のバトルアスリーテス大運動会は毎週楽しく視聴していましたが、今回のReSTART!は全く面白くないです。
普通にスポーツとギャグのアニメで良かったのに、太陽系管理委員会の陰謀とか物語にとって邪魔でしかないと思うのですが、何でこんな要素加えたんでしょうか。
競技中に事件が起きて刑事が登場するとか、視聴者の気持ちが盛り下がるだけです。
もっと競技そのものに力を入れて欲しかったですね。

作画レベルも低いように感じましたが、敢えて昔のイメージを出したかったのか単に下手だったのか。
昔好きだった作品の続きが観られると期待していただけに、余計にガッカリ感が強いです。

投稿 : 2025/01/11
♥ : 5
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