ヘラチオ さんの感想・評価
3.9
面白いと感じたけど、自転車に手を出そうとは思わない。
途中、総集編を挟むという業界でいうところの万策尽きた状態があった作品。過酷な労働の中、作品の質を担保するためにはしょうがない?作画に関してというよりCGのクオリティは少し怪しいところもあったように感じた。そうは言っても、2期があるなら、見たい。やってくれそうにないけど。
最初の折り畳み自転車で長距離走るのはやっぱりきついやろね。タイヤ小さい分、漕いでも、あんまり進まないだろうから。せっかく名前つけた愛車だけど、ロードバイクには勝てなかった。
あづみのオータムライドでは{netabare}スタートで区切られて亜美は一人取り残され、後ろの速い人に抜かれ、焦ってしまう。ショートカットしたい気持ちあるけど、仲間に促され、休憩ポイントに立ち寄り、のんびりしすぎる。最後尾を走るスタッフに時間ぎりぎりだけど、どうするか聞かれ、完走危ういと思われたが、他の4人で風よけになって引っ張ってくれる。競技自転車のごとき走りで時速40km超える速度になって余裕と思いきや最後に坂道でスリップストリームの恩恵を受けられなくて厳しい。諦めずに頑張って、ゴールした直後に泣くわけだが、自分の時計がずれていただけで実は制限時間に間に合っていた。それにしても、交通量少ない。車が一台も通らない。{/netabare}
しまなみ海道も良いスポットやったね。車が走る橋の下に自転車道路があって自転車乗りが多いのも頷ける。{netabare}雨の日走行は滑りやすいからグレーチングには気を付けよう。亜美みたいに下半身で踏ん張るとお股が裂けるし、自転車のハンドルが曲がる。{/netabare}
ブルベって作中で結構言ってるけど、タイムや順位にはこだわらず、制限時間内での完走を認定するロングライドのサイクリングイベントらしい。また、知識を得た。
主人公の亜美は自転車との出会いによって色んな人に出会うし、妹に最初はおかしくなったと思われたけど、自転車修理で見直されていいことづくめ。でも、長距離走るのとか坂道を嫌がるのなら、辞めたほうがいいんじゃない?とイライラすることもあった。
自転車は気持ち良さそうだけど、交通量の多いところを走る自転車乗りにイライラさせられることもあるし、車の迷惑になるのは嫌だから絶対に手は出せない。それに、男の場合は玉が温められて良くないとも聞いたことがある。{netabare}葵が光害とか言われて落ち込んでたけど、夜間は怖いからギラギラしていてほしいよね。亜美も前が見えなくて恐怖体験してたし。{/netabare}
どうでもいいけど、パカさんっていうのがエンドロールでバカさんに見えた。
OP
♡Km/h(ハートキロメートルパーアワー) 歌 Ray
アニメーションは、第4話までは第1話や第2話の本編から流用した素材で大半が構成されていたが、第5話からはすべて新作の素材。meg rock作詞で音楽と歌詞の噛み合いが非常に心地よい。またRayの歌声が聴ける日がくるといいな。
ED
ハッピーアイスクリーム! 歌 チーム フォルトゥーナ{倉田亜美(東山奈央)、新垣葵(五十嵐裕美)、西條雛子(大久保瑠美)、一之瀬弥生(黒澤ゆりか)、高宮紗希(日笠陽子)}
影山ヒロノブが作詞作曲していることに驚き。こんなほんわかした歌詞や音楽のイメージなかった。映像の最初で顔が隠されていた娘は佐伯美弥かな?{netabare}ロードバイクを最終話冒頭でさっと買ってて凄いと思った。{/netabare}
挿入歌
キミと 歌 Ray
Starting Up 歌 ChouCho
以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
ある日、女子大生の倉田亜美はタイヤが小さな折りたたみ自転車に一目惚れ。「運命の出会い」を信じた亜美は、貯金をはたいて「ポンタ君」を購入。サイクリング経験者の幼なじみ・新垣葵と一緒に走り出す。流れる景色、肌をなでる風の心地よさ……。初サイクリングで味わった非日常的な体験が、亜美の心と体を刺激する。「私…このままどこまでも行けちゃいそう」 しかし、サイクリングの現実は甘いことばかりではなかったのだ!
1. 第1話 小さな奇跡
大学生になった倉田亜美。何もないところで転ぶようなドジな女の子だけれど、始まった大学生活に期待を膨らませる。そんな時、キャンパスで見かけた折りたたみ自転車に「かわいい」と胸をときめかす。決心した亜美は、同じ大学に通う幼なじみの新垣葵と共に自転車ショップへ。本格的なスポーツ自転車の価格に驚きながらも、亜美は一台の自転車と出会う。この子となら、自信がない自分が変わるかも……。自転車を通して日常が少しずつ動きだし、新たな出会いと体験が始まる。
第2話 海沿いサイクリング
初めてのサイクリングを体験した亜美。そこで遭遇したピンチを救ってくれたのは、大学の先輩であり、サイクリストの雛子と弥生だった。経験豊富な二人の口から出たのは、「ブルベ」という長距離サイクリングの非日常的な世界。そして、チームで走る「フレッシュ」というブルベの魅力を教えられた亜美は、自分の前に広がる大きな可能性に胸をときめかす。そんな雛子たちに「海沿いをのんびり走ろう」と誘われた亜美と葵は、サイクリングの人気エリアである三浦半島へ。決して楽なだけじゃない自転車の現実と、非日常的な感動が亜美を待つ。
第3話 新しい世界
亜美がサイクリングを始めて一ヶ月。専用のウエアも揃えてモチベーションを高めた亜美は、先輩である雛子と弥生、そして幼なじみの葵とサイクリングを重ねていく。ある日、「本格的な峠に挑戦してみないか?」と雛子に誘われる。期待がふくらむ亜美は、その「ヤビツ峠」の実態を知らないまま走り出す。しかし、待っていたのは、どこまでも続く坂道と暑さだった……。サイクリングの厳しさと、自分に足りないものを思い知った亜美。その悔しさと仲間の存在が、亜美を少しずつ変えていく。
第4話 秘密のアルバイト
ロードバイクの軽さを知った亜美。私にはポンタ君がいるから……と、ロードバイクの購入を躊躇する亜美だったが、先輩の雛子と弥生に「自転車の使い分け」を教えてもらい、スポーツ自転車には用途に応じた車種があることを知る。 ある日、自転車ショップを訪れた亜美は、白くてキレイでカッコいい、しかも安いという奇跡的なロードバイクと出会う。その購入資金を用意するため、アルバイトに精を出す亜美だったが……。 サイクリング女子たちの意外すぎる一面が楽しめるサービス回!
特別編 わたしのサイクルアルバム
幼なじみの葵との初サイクリング、雛子と弥生に導かれた海沿いサイクリング、達成感と挫折を味わった峠越え。そして、紗希に出会った亜美は、ロードバイクの魅力を知り、新しい世界が始まる予感に包まれる……。自転車と出会って成長していく亜美が、仲間たちと一緒に体験してきたサイクリングシーンを振り返る特別編。ヒロインたちによる自転車の解説を交えながら、亜美がロードバイクを買うまでの道のりが、臨場感豊かによみがえる
第5話 変わる世界
ついにロードバイクを手に入れた亜美。その加速感や風を切る爽快さは、亜美に新たな感動と可能性を与える。そして、新しい自転車仲間とも出会う。彼女こそ、渋峠で遭遇していた高宮紗季だった。 走る気満々の亜美は、ある日、ひとりで江ノ島へのサイクリングを実行。仲間がいないことで、サイクリストとしての実力が試され、トラブルにも遭遇する。戸惑う亜美だったが、ひとりで走る体験をとおして、仲間と走る意味や楽しさに気づいていくのだった。
第6話 フォルトゥーナ
ロードバイクに慣れてきた亜美は、ヤビツ峠のリベンジを決意。亜美の成長を実感している雛子たちも賛成し、揃って走り出すことに。前回のリタイヤで味わった悔しさを胸に、力強く坂を登る亜美。やがて峠に達し、大きな達成感と仲間への感謝の気持ちに包まれる……。そんな時、チームジャージを着たサイクリストたちを見かける。「仲間の目印」であるお揃いのジャージを作って、5人でフレッシュに参加できたら……新たな夢が生まれた亜美は、実現のために動き出す。
第7話 チームの絆
愛しのポンタ君とロードバイクを掃除する亜美。その様子を見た葵は、ショップでの点検を薦める。さっそくショップに持ち込まれた亜美のロードバイクは、謎めいた店長によって各部が手際よく点検、調整されていく。居合わせた弥生が発するメカフェチオーラに戸惑いつつも、亜美はメンテナンスの大切さを知る。 ある日、待ちに待ったオーダージャージが届き、紗季を除く4人で日光いろは坂へ走り出す。そして、補給のために入ったカフェには、なぜか同じジャージを着た先客がいて……。「紗季さん!?」。偶然の再会によって、紗季の華麗な過去が明かされていく!
第8話 広がる世界
雛子と弥生の提案で、距離160kmを走るサイクルイベント「あづみのオータムライド」に参加することを決めた亜美。その練習を兼ねて、まずは距離100kmのサイクリングを体験。仲間に励まされ、見守られながら、亜美はサイクリストとして確実に成長していく。 イベントの舞台は信州。弥生の運転で現地に向かった亜美たち4人は、前泊する宿で紗季とも合流。岩風呂、夕食、枕投げ……合宿気分で夜を過ごし、ついにイベント当日を迎えたチームフォルトゥーナ。5人みんなで完走することを目標に、160kmの旅が始まる。
第9話 あづみのオータムライド(前編)
第10話 あづみのオータムライド!(後編)
第11話 街が動き出す瞬間
弥生の提案でナイトライドを体験することになった亜美。江の島あたりまで走る(距離約30km)と思っていた亜美は、夜通しかけて伊東まで走る(距離約100km)と知って驚く。ためらう亜美だったが、走り終わった後の温泉や朝の海鮮丼の素晴らしさを弥生に教えられるとモチベーションアップ。ライトや反射ベストなどナイトライドに必要な装備も貸してもらい、意気揚々と走り出す。月光に照らされる海原の美しさ、ライトなど装備の大切さ、そして、暁を迎えた伊東で見た光景……。自転車に乗って初めての経験を重ねる亜美は、自分の世界がまた広がったことを実感する。
第12話 ろんぐらいだぁす
亜美たち5人は、一泊二日の自転車旅行で「しまなみ海道」を訪れる。名コースならではの絶景とグルメを満喫しながら、泊まりがけのサイクリングに求められるノウハウを体験する亜美。そして、雛子や弥生、紗希たちの目標が、「PBP(パリ~ブレスト~パリ)」というブルベの最高峰に参加することだと知り、異国を走る壮大なロングライドに想いを馳せる。しまなみ海道を走りきった亜美は、「これからも自転車で走っていきたい、どこまでも、みんなと一緒に」という自分の強い気持ちに、あらためて気付くのだった。