2023年度のアイドルTVアニメ動画ランキング 6

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2023年度のアイドル成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月08日の時点で一番の2023年度のアイドルTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

85.1 1 2023年度のアイドルアニメランキング1位
【推しの子】(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (756)
2226人が棚に入れました
「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 地方都市で働く産婦人科医・ゴロー。 ある日"推し"のアイドル「B小町」のアイが彼の前に現れた。 彼女はある禁断の秘密を抱えており…。 そんな二人の"最悪"の出会いから、運命が動き出していく―。

声優・キャラクター
アイ:高橋李依
アクア:大塚剛央
ルビー:伊駒ゆりえ
ゴロー:伊東健人
さりな:高柳知葉
アクア(幼少期):内山夕実
有馬かな:潘めぐみ
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

【666】世界の中心でaiを叫んだ【獣】

●ハウルの動く城の主人公

点と線は繋がります。

薬物案件で逮捕された酒井法子&高相祐一ペアでありますが、彼らと親しかった
工藤静香&木村拓哉ペアはお薬パティーの仲間だったということらしいです。

ネタバレレビューを読む


●ジャニーズ問題がボディブローの如く徐々に効いてきて

国連が芸能界の闇に介入したことにより当然の如くその余波も
相応の結果をもたらすわけであります。

芸能界の起源とは、ネタバレレビューを読むそして
声優業界、アニメ業界にも波及する話であります。

国連が日本を訪問しこの問題に関する聞き取り調査を実施したわけですが、
枕営業が最も惨い状況にあるのは「声優業界」であるとも言われています。

広末涼子や加護亜依やグラビアアイドルKYが反社と関係しているという事例は
氷山の一角でありましてネタバレレビューを読む


●アイドルの【灯火】

今期作品中で評判だけは異様に高かった本作でありますがネタバレレビューを読む

●カリマ✡アナ

本作のタイトルは【推しの✡子】でありますが、【oshino✡ko】と
表示されたりするパターンもあるようであります。

【oshino✡ko】は【星の子】の【アナグラム】であると考えられまして
【星の子】と言えば「星野アイ」ということになります。

【星の子】が歌詞にあるEDソングのタイトルは【メフィスト】であります。

【メフィスト】はネタバレレビューを読む

ということでアイドル「ガガ」の正体を示す動画でもご覧ください。
https://youtu.be/akVZARWNNjo


●【女神】降臨!

【8】話が「神回」となる法則を御存じでしょうか?

【8】という数字は【八芒星】を暗示します。
ネタバレレビューを読む


●係るものをすべて不幸にする【偶像崇拝】

現在進行形で繰り広げられるジャニーズ案件はある意味サイコパスである立花孝志が関わる
ことにより、より壮絶な展開を迎えるため、中途半端なアイドルフィクション物語では
インパクトにおいてとても太刀打ちできない状態にあるように思えます。

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●重要参考人現る

恋愛リアリティーショーというイベントには恐らく相応の ネタバレレビューを読む

●鳥肌アイドルOPソング、そして「ゾロ目」

兎に角本作のOPソング&映像表現はかなり来ているものを感じます。

アイドルアンチの当方としましては鳥肌が立つようなネタバレレビューを読む

●星野一家の「目」が怖い

【推しの子】というタイトルの意図するところは
ネタバレレビューを読む




「岡本カウアンさん 元社長からの性的被害を告発」

ジャニーズ案件が本格的に動き出したタイミングでのアイドル絡みの作品は
少々タイミングが悪かったように思います。

「事実は創作より奇なり」の通り、フィクションのアイドルではぬる過ぎて
極めて過酷な現実と比べたら説得力が今一つ足りないような気がします。



裏設定、つまり「数秘術」を用いた分析により伏線を見極め先の展開を予想する解釈系
レビューアーの当方としましては、いきなりのネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

セクシーあかねさん

2023年のアニメシ-ンを席巻した、
なんて言っても過言ではないのが本作『推しの子』であります。
(ちなみに、いつものごとく原作未読)

ぼやぼやしていると二期が始まっちゃいますので、
おさらいの意味も込めて、廉価ワイン飲み飲みまったり再視聴。
う~~~ん……やっぱいいですね。

おそらく二期も今年のトップランクに入ってくるでしょうし、
ぎっちりしっかり中身が詰まっておりますので、
いろんな方に、ぜひ、見ていただきたいモンダイ作でありまする。


作品の内容は、
原作者の赤坂アカ先生ご自身がおっしゃっているように、
サスペンス仕立ての『現代版ガラスの仮面』。
ネタバレレビューを読む

芸能・演劇界のウラ話的な内容が多数あり、
あの『テラハ事件』に類似したプロットがあったことなんかから、
芸能界の闇を暴く問題作、
みたいな見方をするヒトもおられるそうですが、
そこのところは赤坂先生ご自身がインタビューで否定されています。

関連するご発言をざっくり抜粋すると、こんな感じ。

 >そこ(芸能界の闇)をメインにしてしまったら、
 >作品としては終わりじゃないかなとも思うんです。
 >ジャーナリズムをやりたい作品ではないので。

 >むしろ、みんながいい作品を作るために必死に頑張っているんだけど、
 >いろいろなしがらみや慣習に縛られることで、
 >結果的に幸せな形にならないことが多々あるんだよ、という実情を描きたいんです。

 >作り手と受け手側のディスコミュニケーションを
 >少しでも埋められる漫画になったらいいな、
 >と思いながら描いているところはありますね。
       (『ライブドアニュース特集』より引用)

ココロある製作・制作関係者はパチパチパチ、
ココロない製作・制作関係者は「ちっ」と舌打ちしそうなご発言ですよね。
とにもかくにもモノづくりで食っていくというのは、
アタマみっつぐらい抜きん出た実力がないと、
いろいろとタイヘンなのでありますよ。



お話は、1ク-ルの中で大きく四部構成になっており、サクサク進みます。
 拡大一話  プロローグ。転生~アイの死まで。
 二話~四話 マンガ原作ドラマ編
 五話~八話 恋愛リアリティショー編
 九話~11話 B小町デビュー編


拡大一話。初見のとき、恥ずかしながら号泣。
で、再視聴して、もっかい号泣。
泣くわ、こんなもん。
ネタバレレビューを読む
このパ-トで描かれたアイの強烈なキャラクターと生涯、
虚飾にまみれた芸能界でひょうひょうと、
そしてしたたかにのし上がり、
手にした最上の幸福とふりかかった最悪の悲劇が、
ここから始まるアクアとルビーの物語の通奏低音として引き継がれていきます。

  いやもうこれ、
  拡大一話に『すべき』というより、
  拡大一話に『しない理由がない』ぐらいの完璧なスタートではあるまいかと。


そして、二話~四話のマンガ原作ドラマ編。

男子アイドルを売り出すための『宣材』として、
演技力『度外視』で製作されるネットドラマのキャストとして、
アクアが有馬かなと一緒に出演するおハナシです。

内容的には、
アイタタの現場でアクアが『きちんと積み上げてきた』お芝居を見せ、
触発された有馬かなが本来の実力を発揮する、という流れです。

おハナシとしてはかなりド直球な内容なんですが、構成と演出が実によき。
 ・アイタタ作品の制作ゲンバの空気感
 ・ふだん視聴者が気にしない、プロ役者が『あたりまえ』に配慮していること
 ・優良な原作者のホンネ的がっかり感
みたいなことがしっかり描かれていて、ぐいぐい惹き込まれていきます。

本作で描かれたネットドラマだけでなく、
こういう低品質な作品が邦画やゴ-ルデン帯のドラマでも多いのは周知の事実。
そのわりにこういう切り口って確かにいままでなかったよなあ、と、
赤坂先生の着眼点に感心させられることしきり。
とにもかくにも斬新感がすごいっス。

あと、なぜか役者(声優)さんって、こういう
  ヘタな芝居の演技
が大好きなんですよね。ほんと、なんでなんだろ。
あの『氷菓』の学祭映画編でも、
大物役者さんたちが嬉々としてダイコン芝居をやっておられましたね。特に小清水さん。

  ちなみに、テレビアニメの場合のアイタタ作品つて、
  確かにキャスティングミスも多いんですが、
  それよりもむしろ、
  出版社が『原作を売るための宣材』として、
  ハシにもボーにもかかんない作品をアニメ化する方がモンダイかと。

  そこ、制作関係者や役者さんはみんなわかっちゃいるんですが、
    現場はそれをオモテで口にしちゃイケナイ
  みたいな不文律がありまして、たぶん、それはこれからも直りません。

  業界の本質にかかわってくる重要な議論が、
  飲み屋でのグチでかき消えちゃう、
  そういうのが、この業界の実態であったりするんですよね。

なお、この『マンガ原作ドラマ』という言葉を聞くと、
『セクシー田中さん』ドラマ化による芦原妃名子先生の訃報を
思い出す方も多いと思います。

これについては拙的に強く思うところがあるのですが、
本作に関係ないので
最後にネタバレでまとめて書いておきますね。


そして、五話~八話が『恋愛リアリティショー編』。

巷では『テラハ』事件と関連付けて『不謹慎』なんて批判もありましたが、
この原作のプロットが書かれたのは、事件の二年前なんですよね。
いちいち『過ぎた正義』を振りかざしたい方は、
文句を言うまえに、
最低限、調べるべきことを調べた方がいいんじゃないかしら。

で、ちょっと脱線して『リアリティショー』のハナシ。
けっこうサツバツとした話ですから、
ネタバレで隠しておきますね。
ネタバレレビューを読む

本作で描かれた『リアリティショー』もけっこうエグかったんですが、
そこは最後、黒川あかね役の石見舞菜香さんが、
ものの見事にぜんぶもってっちゃいました。よきです。

アイの性格を緻密に分析し、
アクアの前でアイになりきって顔を上げるシ-ンはガチの鳥肌もの。
目のホシってコピーできるのかしら、
そういうしょうもないツッコミがまるで意味をなさないほど、
演出もお芝居も完璧、スヴァラでした。

あと、アイ化したあかねにアクアが簡単に転がされるところが、
ちょろくてかわいかったですよね。


そして 九話~十一話がB小町デビュー編であります。

拙はアイドルというものにほとんどキョーミないですし、
劇中で歌われるB小町の楽曲もなんかちょっとアレな感じなんですが、
そういう拙でもついつい惹き込まれるデキになっています。

  惹き込まれる、と言っても
    アイドルっていいなあ、楽しいなあ、憧れちゃうなあ、
  というミ-ハ-(←死語)な感じではありませぬ。

  B小町メンバー三人それぞれの、
  生きざまなり人間性なりがしっかり鋭く、しかもコミカルに描かれていて
   『お仕事アニメ』そして『青春群像劇』
  としてリッパに成立しているところに惹かれるんですよね。

  プロット自体は、
  有馬かなの職業的葛藤とアクアへの恋愛感情がメインとなっております。

  プロットだけだと、ほんとそれだけ。たいしたことないんですが、
  ドまっすぐなルビーと有馬の対称性や、
  めむちょ(←正式表記は『MEMちょ』)の狂言回し的な役づけ、
  そしてふわふわしてない業界の裏側描写が、
  そのプロットを『青春群像劇』に押し上げているんですよね。

  それでもこの展開が12話つづくと『しんどい』と思うのですが、
  三話ですばっと切って次に進んでいるのが実によき。
  しかもライブシ-ンは早々に切り上げ、
  二期へとつながる『つかみ』をきっちりぶち込んでおりまして、
  まさに完璧な締めだったのではと愚考する次第であります。



拙の全体的な作品評価は、堂々のSランク。
これまで拙が好き勝手に評価してきたアニメのなかで、
レビュー点が歴代三位にランクインしております。

  きらら的なアレだとかラッキーハ-レム系のナニ、
  俺TSUEE! な異世界転生系のアレ、
  登場キャラがみんな花背負ったゲイに見える少女マンガ調のナニ、

  そういうのを『期待しておられない』方には、
  まんべんなくお勧めできる良作ではあるまいかと愚考いたします。


物語はほぼ完璧な仕上がりでありまして、
ムリして突っ込もうと思えばツッコめなくもないですが、
それはあんまり意味がないかなあ、と。
赤坂先生がちゃんと『取材し理解した』うえでのデフォルメだと思いますし、
いちゃもんと膏薬はどこにでもくっつくものでもありますし。

  たとえば、有馬かながアクアにくっついて監督の家へ行ったとき、
  監督のおかあちゃんにご飯のお替りすすめられて
   「あ、大丈夫です。糖質抜いてるんで」
  という言い方でにっこりと断るシ-ンがありますよね。

  この「糖質抜いてるんで」というコトバが誰にでも、
  カントクのおかあちゃんみたいな方にも通じると思ってるところが、
  よくも悪くもいかにもギョ-カイ人。
  こういうセリフって、
  ちゃんとアンテナ立てて取材していないと書けないと思うんですわたし。

  ですから、赤坂先生は『ちゃんとわかった』うえで、
  マンガやアニメに適合するよう、エンタメに話を振ってるんだなあと。
  あとは味付けの『好み』のモンダイですから、
  好き嫌いを言うことはできても、
  良し悪しや正誤で語るのはちょっとチガウような気がいたします。


登場するキャラは、『テンプレ感』が全然ありません。
一人ひとりが背景と独立した思考をもつ『血肉のある』キャラになっており、
誰に対しても違和感なく感情移入していけます。

そういうのってキャラづくりの基礎基本なんですが
いまどきアニメって、半数以上ができていませんよね(←何様発言)。
みんな『設定(器)』づくりにばっか必死になって、
器だけは凝ってるけれど、のっかってる料理(人格)はサルマネ、みたいな。
その点、本作はひとり一人のキャラをじっくりと味わえます。

拙が個人的に好きなのは、めむちょと黒川あかね、です。

めむちょは、苦労人のくせに歪んだところがなく明るくて、
そのくせ群雄割拠のネット界で生き抜くだけのしたたかさと知恵があります。
さらに、
年下のルビーや有馬かなに好き勝手を言われても、
同じ目の高さでワイワイやっていける包容力と謙虚さがステキかと。
拙的『ともだちになりたい女子』ナンバーワンであります。

黒川あかねは、拙の大好きなタイプの『役者バカ』ですね。

私生活においてはほとんど『ジミ女』。
でしゃばることもせず、積極的に何かしようとしてもうまくいきません。
おおよそ、プライベートでオ-ラを発揮するなんて皆無ではないかと。

そのぶん、情熱や才能が『芝居』という領域に特化しています。
ここのところが実によき。
落差が『セクシー田中さん』的で好感もてるんですよね。
   ネタバレレビューを読む


本作は、そうした『血肉のあるキャラ』をしっかり演じられる、
実力派の役者さんでキャスティングされていて、実に耳ごこちがいいです。

そしてそのなかでも、
拙がとりわけ耳を奪われてしまうのが、
ルビー役を演じている、新人の伊駒ゆりえさんであります。

  お芝居の品質も新人離れしているんですが、
  なんといっても『声質』がすごくいい。おそろしくいい。
  ルビーのもつバカっぽさ、まっすぐさ、純粋さ、熱量みたいなものが、
  『声』そのものからド直球に伝わってくるんですよね。
  こういう役柄なのに『ねらってる感』がまるでありません。

  ルビーって、競走馬なみの視野と思考回路しかもってないキャラなのですが、
  伊駒さんの声質とお芝居によって、
  そこのところが『魅力』の領域にまで押し上げられています。

  これ、天から与えられたすごい資質だと思います。
  ただし、使いどころがムズカシイかと。
  きらら系とか演らせたら秒で埋没しちゃいそうな声質ですし。

  すっごく丁寧なくせに思い切ったお芝居もできる、
  ほんと貴重な人材だと思うので、
  うまく育成して大成させてあげて欲しいですね。

ちなみに。有馬かな役の潘めぐみさん、めむちょ役の大久保瑠美さんって、
いつの間にか34歳になられてたんですね。
落ち着いた、幅と奥行きのあるいいお芝居をされています。
(もう、うかつに「潘さんのお嬢さん」なんて呼んじゃイケナイですよね)


音楽は、OP・EDだけなら文句なしの五点満点。
楽曲ももちろん素晴らしいんですが、
それに合わせたカット割りと作画にタマシイ入ってます。
ほめどころはたくさんあるんですが、
とりわけ、アイとルビーの『類似性』と『相違点』の描き分け、すごいです。

  ただ、残念ながら、
  B小町の楽曲とか有馬かなのPVとか、
  劇中歌がイマイチだったので満点ならず。おしいっス。


作画は、あくまでも拙の『好みのモンダイ』で四点にしてますが、
全体的に、とてもよく描けていると思います。
キメなきゃいけないところは、きっちりキメていますしね。

  ほんと『好み』とか『相対評価』のハナシであって、
  コレ、という欠点があるわけではありません。
  ぐいぐい惹き込まれるレベルの映像ですのでご安心をば。



いずれにいたしましても、欠点らしい欠点のない作品であります。

とにもかくにも構成とテンポがいい。
三話単位でメインモチ-フが変わりながらも、
前のモチ-フと人脈・情報が密接に連動して奥行きが深まっていきます。
この構成が緻密にできていますから、
根気のない拙でも
テンション落とすどころか回を追うごとに惹き込まれていきましたしね。

お芝居に関するウンチクの部分も、
もちろん脚色・デフォルメはされてますが『ホンモン』であります。
(アイドルやユ-チュ-バ-に関しては正直わかりませぬ)

  赤坂先生、ほんときっちり取材したんだなあ、
  と思わされる描写があっちこっちにあって感心させられることしきり。
  ここのところがしっかり描けているからこそ、
  それが理不尽によじ曲げられてしまう『エンタメビジネス』の、
  光と闇が鮮明に浮かび上がってくるんですよね。


ところで、第二期は『2.5次元編』からスタートだそうです。
(いわゆる『マンガ原作舞台編』ですね)

テレビドラマと舞台では、求められるお芝居が、
それこそ『声の出し方』からしてまったくチガウものであります。
そこのところを、
アニメでどんなふうに表現されるのかとても楽しみです。
ほんと、わたしは楽しみ。楽しみすぎて死にそう。

  ちなみに、拙は2.5次元舞台なるものを観たことがないのですが、
  知り合いがチョイ役で出ておりまして、
  フライヤーもらったついでにいろいろ聞かせてもらいました。

  とにかく演出とかアクションがど派手で、
  高所からの飛び降りとかバク宙とか、やたら体力使うんだとか。
  (もちろん、作品とか役柄によると思いますが)

  そういうのをリハの段階から、
  カントクが「よっしゃ」というまで際限なくやらされるので
  「いやもう、カラダぼろぼろっスよ」
  とかなんとか、ひきつり笑いを浮かべながら話してくれました。
  (超イケメンのひきつり笑いって、見ててオモシロいです)

  ちゃらちゃらしてるような舞台でも役者はタイヘンなんだなあ、
  そんなことをつらつら考えたわけですが、
  いやいや、同情するぐらいならチケット買ってあげなさいよ、僕。


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ここからは、完全なオマケ。
世間を騒然とさせた『セクシー田中さん』事件に関する私見です。
本作とはまるっきり関係ありませんし、
読んで楽しい気持ちになれるハナシでもありませんから、
ネタバレで隠しておきます。

お断りしておきますが、
僕は『マンガ原作テレビドラマ』の仕事を受けたことはありません。
(企画モノの仕事ならあります)
自分がテレビに出演した経験も、二回しかありません。

ですから、情報ソースはいろんな機会で知り合ったテレビマンや、
漫画家さん、出版社の方々ということになります。
決して『当事者』ではないので正確性は担保されておりません。

また、ここから書くことは、
コンテンツビジネスやネットリテラシーに、
興味やモンダイ意識を抱いておられる方むけのおハナシであります。

事件の概要を把握されていることを前提に書いていますから、
知らない方はおいてけぼり。
そのへんはどうかご了承くださいませ。
ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 28
ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

「虚構」と「現実」のお話。(【】の意味、モチーフは「天岩戸」?を追記)

『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』などの赤坂アカ(現在は漫画家として引退。漫画原作者に専念)、『クズの本懐』などの横槍メンゴ(作画)による原作漫画は、『週刊ヤングジャンプ』と『少年ジャンプ+』(いずれも集英社)で連載が終了(全16巻、原作既読)。
アニメ1期は全11話(※第1話は90分。2023年春)。監督は、『私に天使が舞い降りた!』、『恋する小惑星』などの平牧大輔。制作は、『イエスタデイをうたって』、『NEW GAME!』などの動画工房。2期は2024年7月から放映(以上、Wikipedia参照)。
(2024.4.7 再投稿 12.26 原作漫画の感想を追記)

タイトルの「【推しの子】」とは、主人公(アクア:CV.大塚剛央)が「推し」ていたアイドル(アイ:CV.高橋李依)「の子」に転生したという意味(さらに、【】の意味とそこから考えられる本作のモチーフの考察を末尾に追記)。

そうすると、アイのアイドルとして輝くティザービジュアルや、恋愛コメディの『かぐや様は告らせたい』の赤坂アカ原作ということもあり、アイドルのファンが、そのアイドルの子としてアイドルとキャッキャウフフする話かと思いきや…
実は、結構、ドロドロとした内容なので、「甘いと思って食べたら苦かった。だから、美味しいと思わなかった。」という現象がおこる可能性がある(※ただ、本作は、そのミスリードを狙っていると思われるため、そういう手の込んだことをしてくる作品ともいえる。)。

そこで、観る前のミスマッチを防ぐため、注意事項について必要な範囲で核心的なネタバレに触れないよう心がけたので、視聴の判断に迷っている際は参考にしてもらえれば幸いだ。

【注意事項】
ネタバレレビューを読む

というわけで、単に明るい話ではなく、ミステリー、復讐劇、社会問題、芸能界の裏側といったグロテスクなリアリティも含んでいるので、気楽に観ようとすると面食らう可能性がある。

ただ、そういう内容だと知ってみれば、緻密に組まれたプロットに引き込まれ、面白いこと請け合いの作品である。


【「言葉によるコミュニケーション」(感想)(以降、核心的なネタバレを含むので注意!)】
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【「本作のテーマは?」(2023.7.3加筆追記)】
ネタバレレビューを読む


【【推しの子】の【】の意味は?】
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【【推しの子】のモチーフは、日本神話の天岩戸か?(原作漫画12巻読後の考察。アニメ勢はネタバレ有り。)(2023.7.23追記)】
ネタバレレビューを読む


【早くも天岩戸説否定される?(笑)(※漫画最新刊13巻のネタバレを含むので注意。2023.11.22追記)】
2期始まる前に忘れそうなので…備忘録的に追記。
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【アイで始まった物語はアイで終わるべきだったのでは?(※原作漫画の感想 2024.12.26追記)】
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投稿 : 2025/03/01
♥ : 27

71.6 2 2023年度のアイドルアニメランキング2位
デキる猫は今日も憂鬱(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (194)
605人が棚に入れました
「吾輩は猫である。しかしただの猫ではない。 空前絶後の『デキる猫』である」 仕事はできるが生活能力が壊滅的な会社員・福澤幸来は、ある日凍死寸前の仔猫を拾う。諭吉と名付けたその猫はいつの間にか猫にあるまじき大きさに成長し、ダメなご主人様に代わって料理、洗濯、掃除、買い出し、ご近所付き合い……あらゆることを完璧にこなす“デキる猫”になっていた。 「うちの猫ちょっと普通じゃないかも……!?」 そう思いつつ、諭吉のおいしい料理に胃袋を掴まれ、生活の全てを支えられている幸来はもう諭吉なしの生活なんて考えられない! 夢のパーフェクトにゃんことハイパーずぼら会社員のまったりのんびり同居ライフ。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

専業主夫(婦)がいる生活の豊かさ。稼ぐことが幸せではない。

 文句をいいながら最後まで見てしまったのは、それぞれのエピソード自体が面白いのはもちろんですが、私が猫好きだからというのと、もう1つは専業主夫(主婦)がいる生活がやっぱり「豊かさ」につながるのでは?と思って見ていたからです。

 諭吉は化け猫(良性)という感じですが、彼がデキる猫になった原因は仕事に疲れた女性の生活の駄目さ加減でした。つまり、丸の内に勤める裕福なOLであっても、生活が荒れてしまうと幸せに見えないということです。

 1人が稼ぎ、1人が生活を引き受けることで、食生活を中心とした活力につながって行きます。そして、家を守ることが必ずしも虚しいことではなく、むしろ人間にとってもっとも必要な存在であるとわかります。
 諭吉の視点で見ると、ヒロインをちゃんと生活させる喜びもありました。主婦を経済価値に換算することの馬鹿さ加減がわかります。
 単なる利他ではなく、それが諭吉の存在意義であり家族の意味になります。決して一人で金は稼げないし、稼げたとしても金の代わりに健康・豊かさ・幸せの何かを犠牲にしているといえるでしょう。

 現代の疲れは、働くストレス。働かなければならないという風潮。そして経済性こそ幸せの尺度というのは思い込みではないか。
 働くことだけが正しい事だという価値観、特に女性ですね。これは果たして人間的なんだろうか?という疑問がわきます。

 旧来の核家族とは男女が入れ替わり、家庭にいる方を猫に置き換えていますので、一見、癒し系に見えますし、原作者の意図がどこまでなのかは分かりません。
 しかし、1話冒頭の通勤風景ですね。初見のレビューに書きましたが、あそこの丁寧過ぎる描写は違和感がありました。また、なぜ丸の内なんだろう?なぜ総武線(中央線)西東京エリアなんだろう?と考えたときに、幸せの形は、稼ぐことではない。男女で働ける方が働き一人が家を守り、ちゃんと生活をするための家族の役割分担があるのが自然で幸せなんだという風に見えました。

 また「福沢諭吉」が彼の名前だということを考えると、彼=家を守る能力・存在=主夫(婦)の「価値」の話なのかなあとも思います。
 ヒロインも生活力はないですが、仕事はできる女らしいので適材適所。男女を固定せず、働ける能力があるほうが働くでいいかもしれません。

 また、他人の子供の面倒を見るというのもいいと思います。これがなく全部が自己責任だから、子育てがしんどいのだと思います。近所や知り合いのコミュニティーでの助け合いは必要でしょう。

 それぞれのエピソードは結果的に、働く人と家を守る人の関係性に対する憧れな気がします。
 この先、猫と人間では子供は生まれないでしょうけど、なんか一緒に寝てるし諭吉だとそのうちオカルトパワーで作れてしまいそうです。最後の方で子供が出て来たり、仔猫を拾ったりがありました。そこはやはりピースとして幸せの形には必要だということかなあと思います。

 なお、下手をすると猫がお母さんとなりますが、一緒のベッドで寝ていることからやはり夫婦なんだと思います。肌の触れ合いもまた今の人間に不足している癒しです。

 

 この作品が癒し効果があるのは、猫だからというのはありますが、豊かな生活とは?という問いかけにもなっていた気がします。




3話 高収入女性にとっては子なしセックスレスの専業主夫家庭が理想?

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9話 丸の内OLで東京西部の総武線沿線暮らしに感情移入できるか?

ネタバレレビューを読む


12話 このヒロインはペットロスは大丈夫か?なんとなく別れの時を考えてしまいました。

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投稿 : 2025/03/01
♥ : 20

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

都会ファンタジー?令和の日本むかしばなし的な何か、かなぁ。

ちょっとイジった様なレビュータイトルですが、いつもの事で悪気や悪意があっての事ではありません、悪しからず、よろしくお願いをいたします。

ただ、作品の色合い自体が、強いメッセージや刺激的なストーリーなど、大きく人の感情を上下するようなタイプではなく、
「ふしぎだねー」「そんなことがあったらいいねー、たのしそうだねー」を描いていると感じた故の表現なのです。

この言い方も、若干の差しさわりがあるのですが、決して、感情や人の思いが無いと言う訳ではなく、緩やかに穏やかに描いているという意味と受け止めていただければ幸いです。

物語は、クールの後半の方でも詳しく描かれますが、
とあるきっかけで猫(=諭吉)を拾った、諭吉曰く「ダメな人間」の福沢幸来がその諭吉(=猫)に面倒を見てもらいながら会社員生活をおくっているという日常系。
折々に周囲の人たちと絡んでのエピソードも描かれますが、そこはやっぱり、ほっこり、のんびりな感じ。
諭吉の独り語りと、幸来のあれやこれやがメインのストーリーとなりますでしょうか。

話数が進む中で、それぞれの人間関係がつながっていくのですが、あまり強くは描かれていませんでしたね、これからという感じでした。
今後の作品展開に期待でしょうか。

作画はほんの少しクセがあるような印象もありますが、とても丁寧できれいでした。
好みの問題程度かもしれません。
シャープな線で私は好みの方でした、風景等も丁寧に描かれていた印象で違和感はなかったですね。

声優さんは総じて普通で、いつもの私的に特に視聴に問題はなかったです。
あえて言えば幸来役の石川由衣さん、さらにお上手になった気がしています。
控えめではありますが、幸来の感情の動きを上手に演じておられました。
硬から軟まで、とても自然に滑らかにつながっていて、デフォルメ絵の時にもブレが無く一本筋がとおったようでした。

音楽はいつものOP/ED中心のお話にはなりますが、
OPの方が少し好みでした。
グリグリ動くのと、他のキャラクタも割と好みな造形だったので、何かが始まりそう感、何が始まるんだろう感が高まりました。
歌の方も元気でワクワク感があります。

EDの方は少し狙っての事なのかも知れませんが絵のタッチも少し変わっていて、ちょっとアンニュイというか、物悲しいとまでは言いませんが、寒さを感じる特徴的なものでした。

キャラクタはどのキャラも良く描かれていて、もう少しそれぞれの絡みを見たいと思いました。
部長さんや会社の同僚の皆さんはじめ、登場したほとんどのキャラが割と気に入っていたんですよねぇ、私。

なので、地味かもしれませんが、続く作品のお話があったりしたら、私は楽しみだし、他の皆さんがさらに絡むエピソードも観てみたいと思っています。


我が家にも年寄りのお猫さまがいるのですが、
これが、諭吉の様にでっかくなって、近所のスーパーに買い物に行ったりしたら・・・。
やっぱ騒ぎになったりするかなぁ、案外、そんなもんだと受け入れられそうな気もするけど・・・、マスなゴミの人たちに知れたら喜んで大騒ぎするんだろうなぁ。
あ~でもなぁ、世の中にはいろんな人がいるもんなー、絶対アンチや危ないって言う人もでて来るよなぁ。

なーんて妄想をば。


のーんびりと楽しめるアニメだと思います。
機会がありましたら、ご覧くださいませ。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 19
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日常の中の非日常癒し?アニメ(5話見ました)

会社員の福澤幸来(ふくざわさく)は、昔拾った猫の諭吉と暮らしている。
・・と一見普通な感じだけど、実は諭吉はすごくデキる猫で・・で始まるお話。
原作は4コマ漫画みたいですが未読です。

これ、作画めっちゃ綺麗ですねー。
現実感のある精細な街などの描写に、童話に出てくるような諭吉のキャラは、なんていうか日常の中の非日常が強調されてるみたいで、面白いです。

諭吉のキャラもいいですね。
人間くらい大きいけど愛嬌あるし、喋らないとこもいい。
時々つぶやくココロの声も味があるかも。。

朝起こしてくれて、ご飯作ってくれて洗濯も掃除もお買い物もしてくれる。
こんな猫、わたしも欲しいぞ(≧◇≦)

これ、毎日頑張ってる「私」のための非日常癒しアニメなのかもです。
・・と思ったけど・・↓

でも・・幸来はもう少しちゃんとしたほうがいいと思うw
ごみ部屋とか、飲みすぎて上司に送ってもらうとか・・
諭吉がなんでもしてくれるドラえもんに見えてきちゃうよ。。

でも諭吉がデキる猫というとこをキャラとして強調したいから、たぶん幸来のキャラをあんな感じにしたのかな。
個人的には幸来も一緒に分担して家事をやったりしてるほうが好感持てるけど。。

1缶め「デキる猫は今日も憂鬱」
ネタバレレビューを読む

2缶め「デキる猫は大きく育った」
ネタバレレビューを読む

3缶め「デキる猫はお世話がデキる」
ネタバレレビューを読む

4缶め「デキる猫は水族館に行く」
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5缶め「デキる猫はお誕生会にも行く」
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また感想追加したいと思います🐈‍⬛

投稿 : 2025/03/01
♥ : 23

71.5 3 2023年度のアイドルアニメランキング3位
アイドルマスター シンデレラガールズ U149(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (128)
353人が棚に入れました
ある昼下がり。夏休みを迎えたありすは、とある芸能事務所の一室にいました。そこで出会ったのは、学年も性格もてんでんばらばらの8人の少女たち。
部屋の名前は『第3芸能課』ホコリっぽい小さな部屋で、小さな(Under149cmの)女の子は夢見ます。
ここから、私のアイドルとしての物語が始まるのね──。と、そこへ現れたのは王子様みたいに素敵なプロデューサー!
……ではなく、プロデューサーになったばかりの小さな青年でした。やる気だけはある新人プロデューサーと、何もかもがこれからの少女たち。
お仕事ってどうしてこんなに難しいのかしらと、悩み、次の日には笑って、手と手をつないで階段を登ります。
ありすたちは、いつか見た夢のステージへ行くことができるのでしょうか?『アイドルマスターシンデレラガールズ』から生まれる、新たなストーリー。
「──ねぇ、大きくなったら何になろっか!?」

声優・キャラクター
橘ありす:佐藤亜美菜
櫻井桃華:照井春佳
赤城みりあ:黒沢ともよ
的場梨沙:集貝はな
結城晴:小市眞琴
佐々木千枝:今井麻夏
龍崎薫:春瀬なつみ
市原仁奈:久野美咲
古賀小春:????
プロデューサー:米内佑希

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

小さくたって、アイドル!

この作品の原作は未読です。
第3芸能課に所属する身長149㎝以下の小学生アイドルを主役とした作品です。

いやぁ、アイドルとフィギュアスケーターって、どんどん低年齢化している気がするのは私だけでしょうか^^;?

これもリアルでは再現不可能なアニメならではの演出なんでしょうね。
リアルで小学生を推すオッサンは、もう犯罪だと思いますので^^;

みんなふわふわしていますが、大人の作っている作品なので、リアル小学生とアニメキャラはキッチリすみ分けできていると思います。
演じる声優さんも基本的には大人の方ですしね…
(この作品の出演している声優さんで未成年の方がいらっしゃったらご免なさい<m(__)m>)

でも、デレマスに登場した島村卯月、渋谷凛、本田未央や、原田彩楓さん演じる三船美優、はやみん演じる高垣楓と同じ目線では見れませんが、可愛らしさは満載だったと思いますよ。

それに、U149に所属するアイドルを演じている声優さんは一線級ですしね。
照井春佳さん、黒沢ともよさん、集貝はなさんにくのちゃんって凄いメンバーだと思いませんか。
集貝はなさんは、最近、私がプレイしているアサルトリリィのソシャゲに出演しており、ラスバレ放送局などで拝見させて頂いている注目株の声優さんです。


ある昼下がり。
夏休みを迎えたありすは、とある芸能事務所の一室にいました。
そこで出会ったのは、学年も性格もてんでんばらばらの8人の少女たち。

部屋の名前は「第3芸能課」。

ホコリっぽい小さな部屋で、小さな(Under149cmの)女の子たちは夢見ます。
ここから、私のアイドルとしての物語が始まるのね――。

と、そこへ現れたのは王子様みたいな素敵なプロデューサー!
……ではなく、プロデューサーになったばかりの小さな青年でした。

やる気だけはある新人プロデューサーと、何もかもがこれからの少女たち。
お仕事ってどうしてこんなに難しいものかしらと、悩み、次の日には笑って、
手と手を繋いで会談を登ります。
ありすたちは、いつか見た夢のステージへ行くことができるのでしょうか?

「アイドルマスターシンデレラガールズ」から生まれる、新たなストーリー。

「――ねぇ、大きくなったら何になろっか!?」


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

物語は、第3芸能課に所属するアイドルがデビューに向けて奮闘する感じです。
毎回スポットの当たるキャラを変えながら深掘りしていく構成になっているので、見やすいし、理解もしやすいと思いました。

あとは誰を推して見るか…ですよね。
この作品に関しては、声優情報は完走後にチェックしていたので、どの声優さんが誰を演じているかを確認しないまま視聴していました。
視聴していて気になった子が4人いました。

SNSで頑張った子、TV放送の企画で頑張った子、映画のオーディションに向けて奮闘する子、そして、11話で素敵な挿入歌を聴かせてくれた子の4人なんですが、11話の子を除くと、演じているのは照井さん、黒沢さん、集貝さんだったんです。
こんな偶然あるんだと思わずビックリしてしまいました。
やっぱり作り手の皆さんは魅せ方を心得ているんですね。

彼女たちU149はどこまで駆け登っていけるのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、U149による「Shine In The Sky☆」
エンディングテーマは、U149メンバーのソロ曲で構成されていました。

1クール全12話の物語でした。
2023年冬アニメの視聴がようやく終わり、積み上げた春アニメの未視聴作品の第1作としては出だしは好調だったと思います。
しっかり堪能させて頂きました。

公式サイトでは、リアル第3芸能課プロジェクトが立ち上げられていた様です。
応募締め切りは2023.5.31なのでもう過ぎてますけれど…
音響メーカーや、観光会社をはじめ、結構な案件がコラボレーションしていたみたいです。
こういう企画も面白いと思いますが、それにはまずリアルタイムで視聴するのが必須ですね。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 8

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

アイドルものの作画はやっぱりすごい。面白さは普通です。

 話は…面白いかどうかはあなた次第という感じです。あまりアイドルもの見ないので想像ですが、おそらくアイドルアニメフォーマットを面白がれるかどうかでしょう。プロデューサの苦労とクローズアップされるヒロインの女の子が中心になってストーリーが展開して、それぞれの女の子の個別の物語があるという感じです。

 まあ、型ですのでそれなりに見られることは確かです。少女(本作の場合は女児)を愛でる、推しを応援する、キラキラのステージを楽しめるマインドがある人にはいいと思います。

 デビュー前の女児という設定ではありますが、年齢層を上げても普通にアイドルものの話のような気がします。本作が大人過ぎるというより、普通の少女アニメが子供っぽすぎるせいかな、という気がします。

 本作は大人と子供の違いというのがテーマだったと思いますし、がんばってそれを描いているのは分かります。ただ、プロダクションの大人に馬鹿を配置しているだけだし、結局アリスの性格の問題が大きかったので、テーマを深掘りするというよりドラマを作るためのアリスのキャラ造形に終わってるかな?

 つまりアリスの話以外はあまり大人と子供的なテーマ性は感じられなかったし、アリスの話もそれほど深くはなかったです。せっかくU149(身長149センチ以下ということ?)にしたのなら、もうちょっと何かを入れてもよかったのかな?

 キャラデザも普段の女子だけ系のアニメの少女が幼すぎてほとんど違いがわかりません。キャラデザも等身を小さくして胸をぺったんこにしたいつもどおりの少女にみえました。これも作画的には本作が正しくて、普通のアニメの少女の造形がロリに寄りすぎなのでしょう。目の下に耳がある位置関係は解剖学的には10歳以下ですよね?多分(逆だったかも…調べます)。


 で、アイドルものは円盤が売れているので作画の水準がかなりいいだろうな、と想像していましたが、やっぱりB級の異世界モノとはレベルが違いました。

 瞬きや瞳の動き、髪のサラサラ感は当たりまえで、会話の時に肩を揺らしたり、手を動かしたり、首を傾げたり振り返ったり、足の重心を入れ替えたり…人物の自然な動きがちゃんとできていました。1話から牛乳のコップを食卓で取るときに、ちらりとそっちを見ていたり…。

 あと、スマホの斜めの角度の画面の中で動画が動いていましたがあれってはめ込み合成…っていうんでしょうか?他のアニメではあまり見ない気がします。グリッドマンのPC画面でやってたかな?

 ちょっと総集編を挟んだ7、8話くらいは6話でがんばりすぎたのか若干動かなくなった気がしますが、11話などはヒロインの心象を入れたMV的なところを含め、かなり良かったと思います。

 決してこれを見よがしの、作画スゲーだろ?的なヌルヌルではないのですが、日常パートの動作が予算のかけ方の違いが現れる余裕がありました。背景美術はとてもいいんですけど、ゴージャス感がないのがもったいないかな?エフェクトも地味なので、金のかけ方の割にという画面になった気もします。
 作画の出来を楽しむという感じではないですし。むしろ基本的な技術が高いという感じで作画がすごいと言えそうです。

 それとステージです。まだCG臭いところはありますけど、かなり境界線がなくなってきました。12話ははっきりCG過ぎる場面がありましたが、10話のライブを見ると、普段の日常パートもCGなの?という感じで私は良くわかりませんでした。


 ということで、ストーリーは型にはまったフォーマットでした。が、エピソードはバンジーの回とかサッカー少女とか、ヒロインのアリスとかエピソードとキャラの組み合わせは良かったので、ストーリー3.5、キャラを4にします。作画はもちろん5といいたいですが、ゴージャス感がないので4.5にします。
 声優・音楽はアイドル物の評価の仕方は難しいので評価せずで3…ではなく、作品のクオリティを考えて4にします。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 4

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

お巡りさんこちらです

デレマスのスピンオフ。
身長149cm以下の小学生キャラ9名が主人公。
なんだかんだ最初から最後まで楽しく見れた。
本家デレマスアニメより数段面白かった。

構成としては2~9話で一人ずつ各キャラの当番回をやって、ラスト3話でメイン主人公のありす回と作品の総括を行った形。
多少の当たり外れはあるも全体的には綺麗に纏められた見易い作品だった。
メンバーがデビュー前ということで、ライブなどアイドルっぽいシーンは終盤まであまりなく、また練習してる様子もそこまで描かれず…
この子たちが事務所でしてることと言えば、宿題したり本読んだり絵描いたり…おままごとしたり…
あれ?ここ芸能事務所じゃなくて託児所なのでは?(笑)

プロデューサーは本家デレステのPとは真逆の、地に足が付かない子供みたいなP。
身長も小学生くらいのホビットで・・・・まぁ、それはいいんだけど。
思うのはこの性格で、担当の少女たちと触れ合ってたらさ、絶対好きになっちゃうんじゃないかって。ありすとかさ。ガチ恋しちゃうでしょうに。ワンチャンありすもPのこと好きなんじゃないかって…
個人的にはやっぱプロデューサー役は人間味の薄いキャラにした方が正解なのではないかと思った。アイドルが子供なんだから尚更ね。
ただ、クライマックスの第11話はPが頼りないガキだからこそ成り立ったお話。
「大人が子供を成長させるストーリー」ではなく「大人も子供も一緒に成長するストーリー」が描けた意味ではこのPで良かったと思う。(一線を越えていずれ捕まるであろうことは非常に残念である)

それにしてもCygamesPictures。
今期短編アニメ『ウマ娘 プリティーダービー Road to the Top』も同様だが、本当素晴らしいアニメーションを手掛けなさる。
アニプレに外注した過去作より大袈裟じゃなく数倍クオリティが高かった。
今後のサイゲアニメ、もう全部自社で作った方がいいんじゃない?
構図やら、光と影の演出、小学生らしいキャラの元気な動きまで全部完璧。
アイマスキャラの優れてる点はキャラの顔がハンコ顔じゃなく、皆描き分けられてるところで、特に本アニメは引きの図でも一人ひとりのキャラの表情が丁寧に描かれてると感じた。
その中でメイン主人公のありすの表情が最も印象深く、大人びてるけどやっぱり子供というキャラの特徴を見事に捉えている。
見た目も個人的にすごくタイプなキャラで、すごくムラムラ…もといキュンキュンした。ワイがPだったら結婚しとるわ。

まとめると「日本人はみんなロリコン!」の一言に尽きると思うが良いだろうか?
だってそうじゃなきゃ本作の企画自体通らないだろうに。
それが許される美しい国、日本。
このアニメの存在はロリコンが正義であることの証明である。異論は認めない。
逆に、いかなる理由があろうとロリコンは絶許の海外で本作がどのように扱われていたかというと、ずばり完・全・空・気だそうな。
向こうでSNSで本作について語っちゃうものなら直ぐに警察がやってきそうだから仕方ないね。
本質的にロリコンであろうとも表面的な最低限のモラルは守れる日本男子だからこそ、本作に代表される完全ロリアニメの存在が許容されるのである。
日本に生まれて良かったー!

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3

61.4 4 2023年度のアイドルアニメランキング4位
幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (131)
286人が棚に入れました
みんなが知ってるあの子の、みんなが知らない物語――。 海と山に囲まれた風光明媚な港町 "ヌマヅ"。幼い頃から周囲になじめなかった少女ヨハネは、街の皆と距離をとって暮らしていた。 私のやりたいこと、私の本当の居場所、それは――。 素直になれない少女と歩む、あなたの知ってる不思議な世界。 『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』 いま現れた、もうひとつの太陽。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

異世界ヌマヅで思い出す当たり前の人間の温かみ

『ラブライブ!サンシャイン!!』の舞台・沼津市に類似した異世界の“ヌマヅ”にて、
“トカイ”での歌手挑戦の夢が破れてヌマヅに帰ってきたヨハネを主役に据えたスピンオフアニメ(※重要・善子ではないw)
コミック版『~ -Unpolarized Reflexion-』を「LoveLive!Days」にて何話か読んで雰囲気は把握済。


【物語 3.5点】
冒頭から脱線しますが、本作放送を控えた今年6月初め、
サービスエリアにてバス運転手が停車中の運転席にてカレーを食べているという難癖クレームが入る
という個人的にショッキングなニュースが目に入りました。

その後、この一件がSNS炎上ネタとなる中で、
看護師も白衣着けてコンビニで買い物しようものならたちまちクレームを食らう
といった職業人に敬意を払うことすらも忘れたギスギスした日本社会の病理が可視化。

人間社会は持ちつ持たれつの関係で成り立っているはずなのに、
高度に分業化し発達した現代社会においては、そんな当たり前のことすら見えなくなるのか。
私は暗澹たる気持ちになりました。


で、本作。
物語は本編同様ぼっちな主人公・ヨハネが、
かつての同級生たちが社会人としてヌマヅにて自分たちの能力ややりたい事を生かして地域社会に貢献している姿に刺激を受け、
ヨハネ自身も占い師(実質・なんでも屋w)としてヌマヅに関わる中で、
針路を見出していく自分探しストーリー。

正直、物語自体は言語化に困るとすぐに音楽でお茶を濁す。
ヨハネが探し切れなかった自分も歌って先送りする感じの凡庸な出来。
ですが、こんなメンタルだった私にとって、励まされる内容も多いスピンオフした。

ネタバレレビューを読む など噂も高速で尾ひれが付いて広がる、
ヌマヅの狭いコミュニティー内においては、
ヨハネがヌマヅに何かをすれば、その夏のうちにヨハネの背中を押す人々の声援となって帰ってくる。
社会の中の自分をダイレクトに実感できるヌマヅの街は、
ヨハネの再生だけでなく、すり減った私の再生にも有効でした。

序盤、ヨハネが、ハナマルが猪獣シシノシンの屋台でお菓子売るのに付き合う件。
ネタバレレビューを読む してしまうシーン。
そのわだかまりを乗り越える過程から既に、
今だけ金だけ自分だけの現代社会の亡者に毒された心身が回復する手応えがありました。


【作画 3.5点】
アニメーション制作は本編と同じくサンライズ。

レンガ作りのメルヘンチックな街並み、異世界文字などでファンタジームードを演出。
作画カロリー自体は平凡。
ですがMVでは『ラブライブ!』シリーズらしくCGも交えて異様に力の入った映像。

人物の表情描写も本編同様豊かで賑やかですが、
本作では自分の気持ちと向き合う憂いの表情が目立った印象。
個人的に一番惹かれたのがヨハネを見守る狼獣・ライラプスの意味深な無表情。


ヌマヅの動物を中心にした異変と、ヨハネが有する魔法との関わりもシナリオの主軸となるとあって、
暴走生物とのバトル要素もあり。
特にネタバレレビューを読む が変身ヒーローみたいな赤い機甲スーツを身にまといバイクにまたがり、日本刀武器を振り回すアクションシーンからは、
『ラブライブ!』史上最もサンライズ魂を感じましたw


【キャラ 4.0点】
Aqoursのメンバーが下の名前がカタカナになり本編の設定・人物像も残しつつも、
社会人キャラとして“キャラ変”され登場する本作。

本編・生徒会長だったダイヤがヌマヅ執行長官となったのは順当として、
本編で、大型犬に追いかけ回されていたリコが動物学者として来訪する“反転”があったり
(リコがしいたけを手懐けたシーンは衝撃的w)
ルビィが妖精化するなど、大幅な設定変更もあり。

中でもマリは角で心の声を捉える異能を持った魔王として、
魔物が棲む“ワーシマ島”に引き籠もり、淡島のロケーションごと大胆に改変。
マリが心を開くエピソードも人々の目をネガティブに捉えがちなヨハネや私にとっても良薬となりました。


Aqoursメンバー以上に重要キャラだったのが幼少からヨハネと共に過ごして来た
喋る狼獣・ライラプス。
(※核心的ネタバレ)ネタバレレビューを読む
予想された展開ではありましたが、胸を打たれる物がありました。


【声優 4.0点】
異世界のキャラ変にも好対応したAqoursの声優陣。
本編でもまだ技術も未熟な中、カオスなネタシーンという無茶振り千本ノックを浴びて来たかつての新人たちが、
いつの間にか立派に成長されたのだなと感慨を覚えながら見ていました。

個人的MVPはライラプス役の日笠 陽子さん。
時に皮肉めいた声色で、“充電中”とだらけるヨハネを叱咤したり、
自分の役割への自覚も含んだ厳しい口調でヨハネを突き放してみたり。
良き相棒として、ヨハネの自分探しを拡張する名コンビを好演。

そんな中、動物声優・麦穂 あんなさんは異世界でもチカの旅館で飼われる大型犬しいたけだけでなく、豚獣サクラもカバーし、貫禄を示す。


【音楽 3.5点】
劇伴担当は本編と同じく加藤 達也氏。
本スピンオフではメルヘンな世界観に合わせてパイプをアレンジするなど優しい音色が目立つ。

アニメシリーズ史上初めて『ラブライブ!』の冠が外れた本作。
ですが挿入歌がほぼ毎回投入され、本編に匹敵する楽曲群を形成。
悪くはないのですが、如何に歌の力がシナリオの鍵とはいえ、
スクールアイドルが登場するわけでもないのに、ちょっと押し過ぎかもとは思いました。

それよりも私の心に妙に残っているのは意外と、
作中子供たちが、たこ焼きを売るために歌っていた販促?ソングだったり。
楽しげに物を売る描写に商売の原点を感じました。


主題歌はAqoursが担当。

OP「幻日ミステリウム」はシンセのエッジを効かせて神秘的な雰囲気を醸す、
ヨハネセンター曲の系譜を継承したナンバー。

ED「キミノタメボクノタメ」はONE FOR ALL,ALL FOR ONEというヌマヅの世界観を直球で歌ったナンバーで、今日も優しく締めくくる。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 14

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

結局なんだったのだろうか?新規には終始意味不明でした。

 最終話(13話)まで観ました。2023.09.25

 ヌマヅに危機が迫る中、ライラプスが魔法の杖を探して溺れたけどすぐに復活したり、魔法が解けてさよならライラプスになったけど、別にデカいイッヌなのは変わらなかったりしながら話数を浪費して最終回!

 ヨハネはヌマヅの女子達と女子会やったり祭りに参加したり、宴会やったりして絆を深めます。

 キャバクラ行ってないだけで、昭和のおじさん達が仲良くなるルートなんですが、田舎者とはいえ、こんなんで良いのかな?

 そして、皆で結集して歌を唄ったらヌマヅは救われました!良かったねぇ〜。

 最後のライブはかなり気合が入っていますが、私、ラブライブファンではない新規なので、別に他のキャラに思い入れも無いため、ポカ~んです。なんで妖精デカくなってるの?

 結局、魔法が解けたライラプスも嫌味と小言を言わなくなっただけですし、単体アニメの面白さとしては、評価不能です。

 まぁ、ファンが喜んでいるなら、良いんじゃないでしょうか。一般受けとかどうでもいい感じです。新規お断り!
………………………………………………………………………

 8話まで観ました。2023.08.21

 7話で女子会、8話はお祭りでステージとかやるよ!ヨハネが友達になった女子達と頑張ります!
  
 なんですが…、あんまり盛り上がらないというか…。ヨハネは色々とトラブルに見舞われますが、過労で倒れたり、杖を無くして歌が唱えないとか…、大したこと無いトラブルが起こってすぐに解決する展開を繰り返します。

 本家を観てないのでキャラに思い入れが無く、浅いエピソードを観せられても、( ゚д゚)ハァ?でございます。

 いつか面白くなるのではと思っているんですが、一向に上向かないです。

 ライラプスが実はヨハネ以外と話せない的な伏線が展開してますが、何を今更…。

 虎くらいある犬?を受け入れている世界ですよ?話そうが話せまいが、気にする様な連中じゃあないですね。

 今の所、全てのエピソードが浅いので、何の感情もなく視聴しております。

 原作ファンは面白いと感じているのかな?何か釈然としない感じです。
………………………………………………………………………
 6話まで観ました。2023.08.08

 4話以降、キャラクター紹介話ばかりです。人見知りのヨハネが何故か陰キャ達を仲間にしていきます。

 仲間になるのは、どいつもこいつも自意識過剰の変人ですが、ヌマヅの町人共も異形の変人ばかりなので、視聴者には差が良く分かりません。

 あっさい悩みがあっさり解決して、お歌を唄って友情じゃぁ〜!って、一体何を見せられているんでしょうか?

 しゃべるイッヌのライラプスや妖精さんがいるようなヌマヅで、コイツら何をしたいんでしょう?

 ちょっとついて行けなくなりつつありますが、作画は良いので、まだ付き合ってもいいかもです。

………………………………………………………………………
 3話まで観ました。2023.07.18

 ヨハネがなぜか森で闇落ちした鹿に襲われていたら、戦隊ヒーロー的な奴らが助けにきたよ!

 まぁ…、悪いとは言いませんが、良いとも言えないヒーロー達が大活躍します。コレは、ダサいのか格好良いのか…?ハチャメチャです。

 ちょっと他のレビューアー様の意見も聞いてみたいところです。コレはスベっているんじゃ?

 ヨハネも謎パワーでヒーロー達をサポートします。何この謎現象?そしてヌマヅの危機は救われました!

 からのBパートで新キャラ登場!コレがまた謎キャラで情報を全く持っていないという…。この尺、要らなくね?

 考察とかそういう次元じゃ無く展開が意味不明です。作画は良いので、何となく観られますが、なにコレ?が先行する3話でした。
 
………………………………………………………………………

 2話 まで観ました。2023.07.12

 ヨハネは、仕事をしてお金を稼ごうとしますが、中々苦戦します。でも、労働の喜びに目覚めて…的な2話でした。

 2話まで観ても、ヨハネがヌマヅを嫌がる理由が良く分かりません。

 家族のことも不明で、犬のライラプスは家族で相棒とのことですが、普段何をしてるんでしょう?ヨハネ家のペットなのかな?

 ヨハネママ達は不在なのですが、ライラプス用の自動給餌器とか家にあるの?食費とか貰って自分で買い物しているのかな?それともどこかで仕事してる?非常に珍しい動物らしいですが…生態が謎です。

 ヨハネは、接客業や小売業を異様に嫌がる人見知りです。でも、仕事は依頼されるので、地元での社会的信用はあるようです。

 元士族かなんかで、プライドが邪魔してるとか?出身階級のせいという描写はありませんでしたが…。実家も金持ちと言うわけでは無さそうです。

 何がしたいのか良く分からないヨハネが、働き者で友人のハナマルとギスったり、結構ストレスです。

 Cパートで、戦隊ヒーロー的なキャラが出てきますが、これから一体どうなるのか、今から心配です。
………………………………………………………………………
 1話観てのレビューです。2023.07.04

 本家は未視聴です。存在は知っています。沼津推しのアイドルモノですね!

 ヌマヅで、あって沼津では無いんですね。ズラ〜何て沼津の方言ではありませんラ!

 主人公と犬の関係等、人物の相関関係がまだ良く分かりませんが、キャラクターもカワイイので、面白くなるかもしれません。

 ちょっとヨハネがイタイ子ですが、まぁ嫌味では無いので、良いのかもしれません。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3

単作者 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

サンシャインの終わりに近づく一作

盛者必衰、Aqours及びサンシャイン(以下サンシャイン)はこれを期に第一線を退いて後輩作品に予算を譲りましょう。
原作漫画の説明をします。この作品は元々
LoveLiveDaysという雑誌の最後に載っている短い漫画でした。そして月刊誌とは思えないような作画の酷さと内容の荒唐無稽さとページ数の少なさ、そして壮大に何も始まらない(始まったとしても理解できない)展開から一年過ぎたら主役の声優以外誰も読んでいないような作品でした。しかしこの雑誌には読者アンケートはないため編集はそれに気付かず、エイプリルフールで適当に作ったPVが作画だけはよく手の込んだジョークとしてウケたため勘違いしてアニメ化まで突っ走った作品です。ちなみに誰も原作を読んでいないため、原作との展開の違いは誰も気付けません。もちろん主役以外の声優も大半の製作関係者も視聴者も私も。
肝心の内容ですが、内容はないよう。適当な理由で夢破れて故郷に戻ったヨハネが適当に仲間集めて適当に日常展開過ごして、適当に窮地に陥って気付いたら全部解決して適当に終わった。何も中身はない作品です。
この後の説明先に書いて内容は最後に書いてるのでもう疲れました。短いですけど、内容については本当に何もないのでこれで終わりにします。
作画はいいけどそれでやるのがよく分からない戦闘シーン。音楽も予算が莫大なんだと察せるけど歌詞もタイミングも人選も意味不明。
こんな駄作が世に出てしまった責任は全て我々ラブライバーにあります。アニメ展開が終わり声優は(一部除き)ソロ活動が採算とれる程度には順調で後輩作品も活躍しているにも関わらず、ファンがまだサンシャインを引っ張ろうとしたため無理矢理原作漫画が作られました。すぐに漫画は見限られましたが誰もそれに気付かず、まだ終わるなという声に押されて退けずに作られてしまった作品です。そして本来後輩作品が使うはずだった広告費やPVの時間はヨハネに流れ、最新作の蓮ノ空はスタートダッシュに少しもたつきました。きっとこの駄作は運営からの「もうサンシャインは諦めろ」というメッセージなのでしょう。ついでに言うと新しくサンシャインから生まれたユニットのわいわいわいは歌もパフォーマンスも酷いものでした。全盛期を知っているだけにこれ以上苦しむ姿を見たくありません。
これ以上の延命は声優を苦しませ晩節を汚すだけです。いい加減サンシャインを終わらせて、関わる全ての人間を楽にしてあげましょう。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 3

60.3 5 2023年度のアイドルアニメランキング5位
テクノロイド オーバーマインド(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (28)
116人が棚に入れました
たとえそれがプログラムでも、 確かに感じる、 人と同じ胸の疼き――。 異常気象による急激な気温上昇の影響で、地上の大部分が水没してしまった未来。 世界は World Government《世界統治機構》によって管理され、気温上昇により過酷になった労働をロボットやアンドロイドに担わせることが推奨されていた。 太陽の歓びを失った人々が見出した新たな希望……それは様々な娯楽が集約された世界最大級の遊技場、エンターテインメントタワー『バベル』。 中でも歌とダンスで頂点を目指すクライムステージは世界を熱狂の渦に巻き込んでいた。 そして――ここはある『空き家』。 人々から忘れ去れたこの場所には、持ち主のいないアンドロイド・コバルト、クロム、ケイ、ネオンの4人が暮らしていた。 何のために作られたのか、なぜここにいるのかも分からないまま、同じ毎?を繰り返す4人…。 ―そんな彼らと、1人の『少年』の偶然の『出会い』。 それは後に、人も、アンドロイドも、世界をも動かす運命の始まりだった。 「大丈夫。きっとまた会えるよ。たとえどんな困難がおとずれたとしても――運命を、手に入れるために」 胸に込み上げた名も知らぬプログラムを頼りに、王者<STAND-ALONE>が君臨するバベルの頂点を目指す4人。 彼らはどうして生まれたのか? 彼らの胸に込み上げたものとは? 熾烈なエンターテイメントバトルの裏で、世界の秘密が今、明かされようとしている――。
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

SFx男性アイドル

ネタバレレビューを読む

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

野良アンドロイドがアイドルを目指し、また野良に戻りましたとさ。

 最終話(12話)まで観ました。

 バベルのアイドル対決に勝ったら、心プログラムを全てのロボットにインストールするよ!人間のアイドルとパフォーマンスバトルだぜ!

 何でこうなる?この世界の人間は頭がおかしいのでしょうか?アンドロイド四人組は心的な物があるらしいのですが、これはマッドサイエンティストのエソラパパが人間から命と引き換えに移植したものです。

 いつの間に全てのロボットにインストール出来るプログラムになったんでしょうか?

 しかも、全てのロボットといっても、作業用ロボットに心がある必要があるんでしょうか?無駄にメモリを喰うだけです。

 結局、全ロボットに心プログラムがインストールされ、人権が認められる代わりに、寿命も設定されました。

 こんな、世の中が一変するような重要事項をアイドルバトルで決めるとか、ヤバすぎです。

 ロボットは自由にしていいということで、アンドロイド四人組はエソラと別れて旅にでました。自由意志万歳!

 もう、人間は二度とロボットを生産することはありません。作ったら片っ端から自由を求めて逃亡されてしまいます。少なくても、労働は拒否されそうです。
 
 アイドルの歌って踊ってを見せたいだけの話なのに、無駄なSF設定が物語を破壊しています。

 もう、ロボット排斥派の主張が通ったようなもんですが、人類社会は終わりになりそうです。  

 ゲームの宣伝と、飽和状態のアイドルモノの中で戦うため、SFに手を出して大火傷といった所です。素直にイケメン動物園にしとけば良かったと思います。
 
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 11話まで観ました!あとラスト1話です。

 エソラとアンドロイド四人組の因縁が明らかになります。

 エソラパパの博士はキモいマッドサンエンティストだったことが判明します。コイツが全ての元凶か!?

 エソラもちょと調べればパパのヤバさが分かるのでは?伏線は回収されましたが無理がありすぎて意味不明です。
 
 エソラパパも、私利私欲でほとんど無意味な殺人をするくせに色々ぶん投げすぎです。

 結局、バベルでアイドル対決となりましたが、何でこの流れで?と疑問の残る展開で最終回へ!目が離せません!
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 6話まで観ました。主人公のアンドロイド達は色々人間社会のことを学んで成長し、アイドルとしても順調のようです。

 ただ、本作のSF部分の根幹に関わるのですが、アンドロイド達が作中でどのような立ち位置にあるかが不明確です。

 どうも、作中の人間達にも人間と区別がつかない位、主人公達は優れたAIを搭載しているようです。

 他のロボットやアンドロイドは、工場で殺人事件を起こしたまんまメカのロボットや、ロボット警察官のように感情が無いなど、視聴者にもロボットとわかる存在です。

 アイドルもやれるアンドロイドとは、作品中でいかなる存在なのか?
 
 仕事の報酬を貰えるということは、人権を認められているのか?

 この辺が曖昧なため、これから物語に関わってきそうな反ロボット勢力の主張に説得力がありません。

 反ロボット派は、どの程度のロボを排斥しようとしているのか?

 現代社会でも、自動車が電子制御の半ロボットであることを考えれば、主人公達の位置付を明確にしないと、話に緊張感が生まれません。

 単純なラッダイト運動では、社会が維持出来ません。

 多分、何も考えて無いと思われますが、伏線は上手く回収して欲しいです。
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 3話まで観ました。生きるために金が必要なアンドロイド達とショタが楽しく暮らしながらトップアイドルを目指すよ!

 と、それ程単純な話では無さそうです。環境破壊のため人口激減の世界で、代替労働者としてロボットやアンドロイドが労働しているディストピアが舞台です。

 1話でいきなり殺人事件が起こり、ロボット警察が出てきたり、人間至上主義者が暗躍したりと、方向性が定まっていません。

 2話で仲間になったショタの性能が良すぎる、謎の野良振付師が協力してくれたりと、どこまで伏線なのか分からない謎演出も気になる所です。

 SF要素は最終的に破綻しそうですが、続きが気にならないこともないような気がします。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 0
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

2話 SFマインドは感じる。男性アイドルものの要素がやっぱり主ですね。

1話 SFのガワですけど、日本産韓流的アイドルBL的な何か? 

ネタバレレビューを読む


2話 SFマインドが無い訳じゃあなさそうです…歌って踊れる男性アイドルユニット系なら趣味があいません。中断ですね。

 人間もアンドロイドも取り調べの拘束時間が12時間以内という設定は、なかなか社会学的な考察もあって、SFとしては悪くはないです。そして、アンドロイド=AIが捜査というのもいいんですけど…なんか、制服着てポリスっていう文字を書いてヘッドホンまでつけてる捜査ロボが、尾行だかなんだかわからないことしてるのはどうかと…

 あとアンドロイドの中身が思った以上に金属の塊で、そこはもうちょっとSF的デザインにしてほしかったなあ、そもそも腕が取れるってどうよ?

 そして歌って踊れる男性アイドルかあ…そこがやっぱり中心みたいですね。アイドルものはよほどストーリーがないとやっぱり趣味じゃないかなあ。


 中断します。SFマインドはあると思います。原案あるいは脚本段階まではひょっとしたら秀逸なのかもしれません。が、画面になったときにちょっとなあ、という感じです。

 警察のエライさんのディスプレイが後ろから透けて見えているのとか、機密保持からいってあり得ないでしょう?細かいところでせっかくのSFマインドが画になってないです。

 それとジャンルが趣味じゃなかったです。ただ、それほど悪いストーリーじゃない気もするので、アニメの出来ではなくて趣味の問題で中断します。男性アイドルユニット方面が好きな人にとっての出来は分かりません。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

計測不能 6 2023年度のアイドルアニメランキング6位
アイドルマスター ミリオンライブ!(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (75)
104人が棚に入れました
「夢」ってなんだろう――。 忙しい毎日を過ごす中学2年生の春日未来は、自分の「夢」が何なのか、まだわからないまま。 765PRO ALLSTARSのライブチケットを偶然もらった未来は、会場で同じ中学2年生の最上静香と出会う。 幼い頃からアイドルに憧れていた静香。そして客席には伊吹翼の姿も。 3人が見つめる中、ステージの幕が上がる!

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

逆襲のスーパードライヴァー

アイマスオールスター?
CGアニメはここまで来たかという驚き。

作画すげえよ。マジすげえ。アイマスwwwって人もチラ見する価値はある。絶対にある。
CGアレルギーの人でもこれは文句ないのでは?どうなんでしょうか。ダメかなあ。

01
ラブライブ同様に女児向けへとシフトしたのか、隠キャ主人公が猛威を振るうTVアニメでは最近絶滅種である完璧超人主人公。アイドルになれる容姿と部活の助っ人を掛け持ちする身体能力と初対面の相手にグイグイいけるクソ度胸の胆力を持ち合わせる、今の世ではアタオカと評されてもおかしくないゴーイングマイウェイ。

なんでも平均以上にこなせてしまうが故に熱中出来るものが見つからず何かに打ち込むクラスメイトに引け目を感じていたがひょんなことから観たライブに感化されこれが私の生きる道と未開の地へと勢いよく踏み出す初回という今時キッズアニメでもやらないレベルのコテコテなストレートさに懐かしさすら覚える。

アーケードアイドルゲームのフロンティアとして時代を牽引してきたシリーズ。黎明期の新規開拓の段階の施策はまずギャルゲーファンの獲得から。美少女が可哀想な目に合うのを眺めてニチャアするのがギャルゲーの本分なので、アイマスシリーズはその要素を踏襲して無事にファンを獲得、以後の躍進は語るまでもなく。アイドルアニメ=ギスギスがんばえーポルノというイメージを確立し不動のものにした。

サブスク時代が到来し萌えキャラに偏見のない萌えネイティブもターゲットに。客層が広がった市場ではさまざまなチャレンジが行われ、一般層に向けた可哀想ではないアイドルアニメも急増。ギスギス=掘り下げ=感動、というテンプレな評価図式はある程度は刷新されるもサブスクで観るようなライト層の購買力はたいしたことはなく、結果ライトなアイドルアニメはことごとく死滅した。

ラブライブ同様に老人会からは薄い軽い浅い、キッズからはオタクくさくてキモい、と双方に忖度した結果、二兎追うものは状態になってしまった印象。豚アニメ特有の過剰な演出によるありえなさとキッズアニメ特有の強引なキャラでの強引な話運びという双方の食い合わせが噛み合わず、悪いところが目立ってしまっている印象。ファンにはキャラが出るだけで嬉しいはずなのでファンサービスという観点ならこれで完璧なのでしょう。新規獲得ならバンドリマイゴの様に新規キャラと芸風とガッツリ一新するほうがいいのかも。

ファンの人が羨ましくなる絶品クオリティ。なんだかんだでもう少しは安泰でしょうか。
今の若い子はVチューバーの養分になってるのであと1世代くらいで絶滅しそうな気も。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

まずはなかなか悪くなく感じましたが… キャラ多すぎのような

3D作画ですよね。2Dかと思うほどクオリティ高いですね。
そこは感心しました。

私はアイドルマスターは何度か見ようとチャレンジするのですが、毎回なんかいまいちだなーとなって挫折します。
何となく合わないのですよね。
何でしょうね。
別にヒロイン達は可愛らしいとは思うのですが…。

まずキャラが大勢ごちゃっと出てきて誰が誰やら、という所は苦手です。
で、本作も一話だけ見た限りではそんなに悪くなく思えました。
主役は3人に限られていて他はモブ、というのならなんとか見れそうです。

でもまあ…
シンデレラガールズではそう思っていて、2回目以降はごちゃごちゃ出てきて裏切られた、と感じましたからね。

まあここまでアイマスが微妙に思えていて、本作だけ気に入る可能性は低いかなーと思ってしまうので、まあ… どうしようかな。一応見たい候補に残してはおきます。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 2

菊門ミルク大臣 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

物凄く気を使って大事に作られてるのが分かる

CGはちょっと…と思ってたけど凄く出来が良い。
めちゃくちゃ表情や動きが柔らかい。本当に凄いです。
内容もちゃんとしてます。
ストーリーの為に無理矢理変な事して取り返しのつかない事になるキャラクターもいません。
出番の差以外で不満漏らす人はそうそういない出来。
登場人物多いけど全員が全員の事をきちんと気にかけてる雰囲気出てました。
正直12話で終わるのは勿体無い気がするけど12話だからこそギュッと詰め込めた感じもします。8話は正直微妙。
7話はもっとめちゃくちゃに突き抜けて大ふざけしてもよかったかも。
シリアス方面になりかけてもらしさ全開で明るい方へ解決出来てた事がとにかく素晴らしい。
作品やキャラクターをとにかく大事に扱って作られた良作だと思います。
シアターの客はちょっと調教され過ぎた感は否めない。

投稿 : 2025/03/01
♥ : 1
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