2025年度のもっと評価されるべきTVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の2025年度のもっと評価されるべき成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年04月24日の時点で一番の2025年度のもっと評価されるべきTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

65.4 1 2025年度のもっと評価されるべきアニメランキング1位
花は咲く、修羅の如く(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (127)
289人が棚に入れました
人口600人の小さな島・十鳴島(となきじま)に住む春山花奈(はるやまはな)は、島の子供たちに向けて朗読会を行うほど朗読が好きだった。花奈の〝読み〟に人を惹きつける力を感じた薄頼瑞希(うすらいみずき)は、自身が部長を務める放送部へ誘う。 「お前の本当の願いを言え、アタシが叶えてやる」 「私、放送部に入りたいです」 入部を決意した花奈は、たくさんの〝初めて〟を放送部のメンバーと共にし、大好きな朗読を深めていく…。
ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

アニメでは難しいテーマかも

響け!ユーフォニアムの武田綾乃原作ってことで
ちょっと期待してた本作。

すももが丘高校放送部を舞台とした
純粋に部活に没頭する部員達の姿を描いた青春群像劇です。

弓道や箏、よさこい部・・・
自分が知らない世界を知れるのってアニメの良いところなんだな~。
今回は放送部で朗読(中々に地味ですよね~)です。

言葉、朗読、セリフはとっても明瞭で綺麗だなって思いました。
・・・けど正直なところ自分には風景が浮かばなくって・・・
(自分には想像力と文学の才がないのでしょうね~><!)
演出で風景描写が出てくる度に自分の気持ちがついていかなくて
ちょっと大袈裟に感じるとこありました。

自分が朗読をよく知らないってあるかもですけどビジュアル的に
動きのない様をアニメにするって難しいですね。

こんな地味な感じで大丈夫か?って思いつつ序盤観てましたけど
こちらもちゃんと目指しています。  
 
 全国大会!!

これまで
朗読を好きなことの一つとしてやってきたヒロインの花奈ですが
朗読には
大会で競い合う事が出来る基本のスキル、テクニックがあって
優越があるってことを気づかされていきます。

仲間が悔しがったりするのが理解出来なかった花奈が
上手くなりたい!って熱量上がっていく姿は、
青春物語ってやっぱり好きだな~って観てました。

こういう展開はこの原作者さんの得意とするところなんでしょうね。

ただ、やっぱりテーマが地味ってのは否めないところでは
あります。
その分、ちょっとキャラの設定が無理してる感があったかな。
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放送部の仲間はみんな良い子だったな、先輩が特に良い!
高校生の先輩、後輩って年の差なんて
ほとんどないに等しいのに存在が大きいんですよね~。

頼ってくれる後輩があっての成長なんだろうけど
いつも落ち着いてて優しい整井先輩、みんなを導き引っ張て行く
推進力を持った瑞希先輩。良かったです!

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OP SHISHAMO / 「自分革命」
アップテンポで聴きやすいメロディー。
  み~たこ~ともない自分に~会いに~行こう~~~
        君が手を取ってくれたから今始まるんだ♪
歌詞も前向きでこの作品にピッタリな感じが良かったです。 

ED さとう。 / 「朗朗」
聴きてて胸が熱くなる感じ。ホント良い曲~~
心の叫びが伝わるような歌声が素敵でした。

花奈の成長はまだ始まったばかりって感じで終わっちゃたし
続きは当然やってくれますよね!?

投稿 : 2025/04/19
♥ : 12
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

3話 ギスギスとウジウジ頼りの上に快感も知識欲も全く刺激されない。

1話 内面のドロドロを描くという宣言なら良いのですが。

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2話 宮沢賢治関係ないじゃん。朗読の魅力も内面描写も弱い、自己満足ストーリー。

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3話 ギスギスとウジウジ頼りの上に快感も知識欲も全く刺激されない。

 もともと1話目からテイストが合わなかったので、もうやめた方がよさそうです。3話でアナウンスと朗読について具体的な話があったので、そこに興味がないわけではないですが、せっかく修羅の朗読を聞いているときに、余計な映像とまして音楽を入れるセンスに失望しました。

 普段、朗読小説はよく聞いているし、朗読で宮沢賢治は本数が多いのでなじみがあり、本作のテーマには興味がありました。その宮沢賢治、特に「春と修羅」という名作をモチーフにしながら、人間関係のギスギスとか非常に底の浅い劣等感でしか作品を作れないのはどうかと思います。


 総評、中断の理由です。エンタメとシリアス・テーマのバランスがおかしいというか、なんというか。コメディ・エロ・バトル・謎・驚きがないし、世界観の独自性などがない、テンポ・演出の妙もない、キャラに魅力もないし萌えもない。ストーリーはどこかで見たような話で、ギスギス頼りの展開。ヒロインのウジウジの理由が浅い。そして、テーマである朗読の深堀りが薄い。「修羅」「宮沢賢治」を使えていない。
 アナウンス・朗読について3話ではありましたけど、それはテキストを読めば書いてあることです。それをエピソードに落とし込んでエンタメにしないと。
 そして、演出と音楽で朗読をごまかしている。肝心の西園寺修羅でそれをやったのはがっかりしました。

 今後、ヒロインは自分と向き合うのかもしれませんが、とにかくギスギスとウジウジ頼りで、快感も知識欲も全く刺激しない作品なので、かったるい話で見ていられないです。





 

投稿 : 2025/04/19
♥ : 6

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

何気ないシーンに感動

「朗読」なんていう、とても地味なもので感動を起こせるのか?
いやいや、衝撃を受けるほど感動しました。
こんな見せかたがあるんだね。
道端の草がそっと揺れる。そんなところまでアニメの演出の一部となっている。
ナレーションや、セリフに頼ることなく、それでも分かりやすく物語に入っていける。
放送部とか、朗読とか、大変地味で見栄えしない題材なのに、面白いアニメに仕上げたその手腕は大変素晴らしいです。
放送部のドラマ撮影の際、最大の敵が吹奏楽部だと言っていたのが笑ってしまう。
これは狙って言っているのか?
惜しまれるのは、結局Nコン目指して頑張ってきたのに、Nコン始まらずに終わったところ。
そりゃないだろう・・。
最後が決まっていたら、今期の覇権も有りえたと思うだけに、残念。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 7

62.9 2 2025年度のもっと評価されるべきアニメランキング2位
小市民シリーズ 第2期 (TVアニメ動画)

2025年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (15)
137人が棚に入れました
わたし、知りたかったの。 恋とはどんなものかしらって。 たがいに助け合う“互恵関係”を解消した、高校二年の小鳩くんと小佐内さん。 小佐内さんは、新聞部一年の瓜野くんとつきあいはじめる。瓜野くんは在学した証しを残し、小佐内さんにいいところを見せるため、市内で起きた放火事件を学内新聞で取り上げようと奮闘する。 一方、小鳩くんはクラスメイトの仲丸さんとつきあいはじめる。平穏な日々を過ごすなか、河川敷で放火現場に遭遇し......。小鳩くんと小佐内さんの小市民としての再出発は、はたしてどうなるのだろうか。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

2話 今回が秋事件の本質だと思います。読み解きましょう。

第1話 古今東西稀に見るクズヒロインと主人公に戦慄しよう

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2話 今回が秋事件の本質だと思います。読み解きましょう。

 クレームブリュレとマロングラッセ。「禁断の喜び」と「上辺が本性にすり替わる」。小佐内ゆき…恐ろしい子…です。このセリフの真意こそこのシリーズの本質と言っていいでしょう。そして、何を見せられているんだという比較的分かりづらくも親切な説明でした。

 そして、小鳩組ですが「今はいろいろ知ってるけど」は小佐内組の「手もつないでない」の対比ですね。仲丸にとって小佐内は「可愛いには可愛いけど地味」らしいですが、小鳩にとって仲丸は「いい子」らしいです。その辺もどうやって読み解くかです。

 ここがアニメ版において、原作での小鳩と瓜野の推理活動がかなり省略されている理由だと考えられます。つまり「事件の犯人は」よりも、なぜそこに2組のカップルがあるのか?ですよね。そこを「小市民」シリーズとして味わうのが良いと思います。

 この味わいが本作の根底に流れる「動機」だとしたときに、必死になる瓜野の承認欲求の表現がちょっと淡泊な気もします。アニメ作中で一応頑張っている表現にはなっていますが、原作ではもっと丁寧に推理・現場活動をしています。それと小鳩の推理を開示したい欲求が、仲丸が理解してくれない故に満たされずストレスが溜まってゆく様子の描写がないですね。そこもマイナスポイントですね。

 この作品の本質を理解している故の省略だと思いますが、その一見無意味っぽい描写に味わいがある作品です。この省略によってそれぞれのキャラ理解とこの作品の「真の謎」つまり「なぜそこに2組のカップルが誕生したのか」が弱くなる気もします。

 あと1期1話の冒頭で小鳩が「小佐内が洋菓子派」という原作にはないセリフを付け足した意味がここにきて破綻しています。なぜあのセリフを足したのか疑問がまだ解消しません。小鳩が和菓子屋ということで何かのアナロジーなんでしょうか。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 5

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

また日々を<53>

1話視聴
1期の終盤大オチ用の事件でやっと面白くなったという印象だけど、また日常的なのに回帰されると不足気味ではあり。
自転車泥棒通報せずに厨二な暗黒微笑で通してたり、起こることがお話のための強引さがあるって印象。
なので放火という比較にならない重罪でもまた適当で強引な流れにもってくだけとちゃいますの、的な。
一期の主役コンビバラしてポッと出と付き合わせてるあたりも描写が薄くてとりあえず感がでてるなぁ。
そういや1期で不評だった唐突な場所移動にしか見えない心象描写は初回では出てこなかったが・・・

投稿 : 2025/04/19
♥ : 0
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