Dkn さんの感想・評価
4.1
上野動物園にコパンダが産まれたと聞いて(笑)
めでたい、とても素敵なことだ。
特に、竹やぶが良い。
~あらすじ~
おばあちゃんと二人暮らしのミミ子ちゃん。
法事に出かけたおばあちゃんが居ない間
一人でお留守番をすることに。
そこに現れたパンダのお人形・・もとい
パンダの赤ちゃん「パン」ちゃん
お父さんの「パパンダ」も
おじゃまします、と現れてさあタイヘン。
両親が居ないミミ子ちゃんの
パパになると張り切る、パパンダお父さん
はてさてどうなることやら。
宮﨑駿、高畑勲などが手がける家族愛を描いた名作。
見てない方は是非どうぞ^^
{netabare}
コパンダの「パン」の愛らしさや無邪気さ。
そしてパパの紳士で頼りになる所、けれどちょっと抜けてるのが可愛い。
大人になってから観ると、
巨大生物(パンダ)に対しての根源的な恐怖感を感じられるのも良い。
竹のお弁当も良い。中身を食べたあと、お弁当箱も食べられるから。
特に、竹やぶが良い。
パンダブームに乗っかり制作された「パンダコパンダ」
学校の授業で「ちびくろサンボ」を扱っていることや、
パパがパイプを吸ってたり(パンダが喫煙w)時代を感じます。
「ちびくろサンボ」はまだ絶版問題になってなかったので、
扱ったことは、作中に“竹やぶ”が出てくるからでしょう^^
両親が居なかったりと実は重い設定でもあります。
バックボーンに重さを感じさせても、明るいのが魅力。
どこか浮世離れしたミミ子ちゃんはともかく、
人里に熊がおりてきた時の危険性を示すシーンなどあり
子供向けの中にこの様なドキリとさせられるシーンを盛り込むのも
今でも色褪せない素敵な部分でした。
特に・・ 竹やぶが良い。
{/netabare}