とんでもないで戦闘なおすすめアニメランキング 2

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68.0 1 とんでもないで戦闘なアニメランキング1位
俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (227)
615人が棚に入れました
「小説家になろう」年間総合ランキングで1位を獲得した人気タイトルが、待望のTVアニメ化! 世界をめぐり、怪物と戦い、人々を守る。 そんな冒険者に憧れる少年・ノールに下されたのは、「全てにおいて、一切の才能がない」 という残酷な判定だった。 でも才能がないなら、誰よりも努力すればいい! 身につけた最低スキル──攻撃を弾く【パリイ】を十数年もの間ひたすら磨き続け、ついには千の剣を弾けるように成長する。 しかし、どれほど極めても最低スキルだけでは冒険者にはなれず、ノールはいつの間にか世界最強クラスの力を手にしながらもそれを自覚することもなく、街の雑用をこなす日々をおくっていた。 そんなある日、魔物に襲われている王女・リーンを偶然助けたことで、ノールの運命の歯車は思わぬ方向へと回り出す……! ──これは、謙虚な無自覚最強男が、磨き抜いた最底辺スキル【パリイ】で、強者を薙ぎ倒していく物語。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

7話 失速しました。付け足し、引き延ばし、テンプレ化の匂い。撤退します。

2話 出来の悪さに逆説的な面白さを感じます。狙ったのなら大したもの。

{netabare} 試しに見た初回の母親の埋葬のシーンで、子供だから小さな石の墓しか作れないのかなあとか、父親の墓と二つならんでいるところとかで、少しジーンときたのでこれは見てみようかなと思いました。

 いや、もう清々しいくらいの「俺なんかやっちゃいました?」系ですね。牛って…もはやギャグですね。見るのやめかけましたが、2話のサブタイトルが「謝礼をパリィ」って…もう見るしかないですね。

 突っ込みどころは数知れず。多分一番のポイントは、才能がないとか言われてたのにその特訓で強くなるんだ…しかも、パリィがなぜ得意になるのかわかりません。せめて、もっと紐が長くて攻撃したら自分に戻ってくるように見せたほうが説得力はあると思います。

 ただ、匂いとして、原作者が真面目な話を意図しているなら申し訳ないんですけど、出来の悪さ故に逆説的な面白い可能性を感じます。タイトルに逆勘違いとあるので、そこを意図的に狙ったなら大したものです。
 突っ込みになってしまうと本当に申し訳ないんですけど、その楽しみ方はできそうです。この作品はニコニコが無くて本当にもったいない。非常に盛り上がるでしょう。

 ただ、キャラ萌えができるかもというポテンシャルは…ちょっとだけ感じます。あのお姫様が残念王女なんでしょうか?
 それとOPの作画は良かったです。音楽は転調が昔のアニソンの感じで、懐かしい曲調でした。{/netabare}



3話 やっぱり出落ちかなあ…無自覚があまり笑いに効いていないかな。

{netabare} 前半の槍の男とのシーンが長すぎてちょっと退屈でした。最後にとってつけたようなギャグがありましたけど。

 そして、どぶさらいをした剣でピザとか鉄板焼きとかやるな、という話ですけど、これはギャグなの?
 で、プチファイヤ云々は技(魔法?スキル?)は最小のものしか覚えられないけど、それが強力という解釈でOK?もし、ただ、そこはやりすぎるとパリィじゃなくなるしなあ。

 うーん、微妙かなあ。出落ちな気もしてきました。勘違いギャグもさほど面白くはないし…次で判断かなあ、同じ感じなら断念ですね。{/netabare}


4話 絶対飽きるだろうなあと思いながら、視聴継続。微妙で奇妙な面白さ。

{netabare} 面白くない、と4話で言い切りたかったのですが、微妙に面白いです。話の構造で帝国?みたいなところの仕掛けとその対応という部分と、E級冒険者の無自覚バトルが上手くかみ合って、全体として見られる話になっています。

 牛の次はゴブリンで、ちょっとわざとらしい展開ですが、そこがこの作品の売りになっていくのでしょう。

 パリィ設定いる?という突っ込みはさておいて、本当に奇妙なバランスの上で、面白い方にちょっと傾いている感じの作品です。絶対途中で飽きるだろうなあ、と思いながらもとりあえず継続視聴します。 {/netabare}


5話 主人公の強さの説得力以外は面白い話。冒頭の説明ではわからなかったです。

{netabare} 本作は、冒頭のノールの修業時代の成果というか強くなり方がもうちょっと上手に描けていればすっきり話に入れたのに、という気がします。そこの描き方が読み取れなかったので、剣をぶら下げた修行だけで強くなったと思っていました。
 途中、最年少で全部を修行した、みたいな説明はあったものの、それはものすごい強いことの説明ではないし。あの低級の魔法しか操れないけど、ものすごく威力がある的なことも説明が中途半端だし。

 その辺が上手く描けていれば、もっともっと人を引き付けたのではないかと思います。2重性の活かし方は下手ですが、話そのものは国そのものの攻防に絡む話でギルド云々だけで終わらず、スケールが大きくて面白いです。

 1話、2話はあまり集中して見てなかった気がするのであとで彼のキャラ造形はもう一度確認してみます。{/netabare}


6話 毒の後付け設定はいいとして、面白さが維持できるかどうかですね。

{netabare}「薬屋のひとりごと」勇者バージョンですねえ…後付けのひどい設定ですけど、これで主人公に関しては完全にギャグで行くという宣言でしょう。

 それと「パリイパリイ」って口で言っているだけで、普通に攻撃してるじゃん、という気もします。そもそも魔族の子の設定も悲惨を絵にかいてアニメにしただけのテンプレを恥ずかしげもなくやっていますし。

 無自覚系については出落ちなので工夫が必要なのはもちろんですけど、裏で流れるストーリーに興味が持てるかどうかが肝心かな、と思います。その点ではまあまあなんですけど、ちょっとずつ期待値が下がっている気もします。1クールは見られる気がしますが、ちょっとギリギリかなあ…7,8話で飽きるかも。{/netabare}


7話 失速しました。付け足し、引き延ばし、テンプレ化の匂い。撤退します。

 急激な失速感。やはり飽きましたね。出落ちというほどではないですが、ラノベでいうと1巻は面白かったんだけど…という感じでしょうか。

 なろう系の弱点ですけど、やっぱりゴールイメージを考えないで設定とキャラ造形で書き始めるので、途中からどんどん付け足し、引き延ばし、テンプレ化、新キャラだよりになる典型例に陥りそうです。バトルは無駄に長いし、パリィが意味をなさないし、国の危機も戦略的な仕掛けを期待したのですが、結局「伝説のドラゴン」でしたし。

 ということでここで中断します。まあまあでしたが、興味が持続しません。作画は…うーん、異世界で慣れていると普通に感じますが、止め絵ばかりでアニメ作品としてはどうかなあ、とい水準でしょう。

 評価はパリィ設定とキャラ造形は工夫したのでストーリーとキャラに加点しておきます。平均3.2点。ただ、それは前半までの評価ですから、平均3を下回るだろうなという気はします。
 主観的には100点満点で55点。他のジャンルならギリギリ継続しているかもという感じです。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 5

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

描写が丁寧で主人公を好きになれる良いなろう系

1話感想 3.9
なろう系なので警戒して見てみましたが…。

これは出来が良い作品ですね。
描写がしっかり丁寧です。

主人公のチートもしっかり努力を積み上げたもので、これはあまりムカつかない。
決して絶対的ではなく、もちろんチートなんですが、剣が折れそうでやばい、とかピンチの演出もしっかりしていました。

一話でじっくり主人公を描いてくれて、冒険者に対する憧れを抱いてそれを追い求めて、でもまともなスキルが無いからと叶えられず…。
といった描写が丁寧で、まあある程度は納得できました。

いやパリィだけでもタンク役なら十分だし、何でそんなに頑なに冒険者として認めないのかは意味不明だとも思いましたが。

ここは普通の冒険者のタンクのスキルも見せておけば良かったですね。
普通のタンクは味方全員にバリアを貼れて、剣も矢も跳ね返せて、これくらいできないと冒険者にはなれないんだよ、とか言われてから、
この普通のタンクがミノタウロスに一撃でバリアを割られてぶっ殺されたのに、主人公の地味なパリィで逆転する流れが欲しかったかな。
まあもっと良くするならこの方が良い、とは思いましたが、本作も十分悪くは無かったです。

ヒロイン何で逃げてないの? とも思いましたが、あれは光で拘束されていたんですね。ちょっとわかりにくかったです。
ミノタウロス君魔法使えたんか? だったら何で主人公には使わなかったのか。
いや兵士達は拘束されていなかったから、威圧系のスキルとかで心が弱い相手だけ構想するスキルとかですかね? でも威圧であんな光りますかね? 魔法っぽいんですが。
魔法を受けているなら、味方の魔法使いが裏切ってヒロインを殺そうとしていて、そいつはもう逃げてたって感じ? いや何で死ぬまで見届けないの。ちょっと事情が良くわかりませんでしたが…。

まあ細かなツッコミどころはあれど、主人公を好きになって応援できた、という長所の前では全てが些事です。
頑張れおっさん。

作画は結構良くないですかね。いい感じです。
ヒロインも殆どでてきていないですが可愛らしかったですし。

これは視聴継続。良いなろう系が来てくれるのは嬉しいですね。
…いや悪いなろう系が来るのがおかしいと思いますが。

全話感想
なかなか良かったと思います。
作画は良好で逆勘違い系主人公が楽しく良い作品でした。
リーンは可愛かったですね。

自分が優秀なことに気づかない逆勘違い主人公は下手すると嫌味なのですが、不自然さはもちろんありますし。
でも基本コメディタッチにすることで、嫌味が抜けてぐっと見やすくなっていました。

エロ系はエロけりゃそれで良いんだよ、となるように、コメディだから硬いこと言うな、という空気になるわけですね。

危機感を煽って主人公が万事解決、という流れはワンパターンで、あまり長続きすると飽きが来そうですが1クールなら丁度良い感じだったと思います。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 2

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

一度、一話切りしたのですが

1クール作品

ファンタジー物で一話が面白くなくて切っていたのですが、何となく気分が向いて視聴し直して見ました。

ストーリーとかは余りすごいとは感じないのですが、主人公の天然なところが不思議と今は心地よかった。
両親が早くに亡くなって、どれだけ努力をしてもスキルもほとんど習得出来なくて、それでも腐るわけでもなくひたむきに謙虚に生きていた姿に、ふと自分はどうなのかなと考えさせられてみたり。

天然だから気づいていないけど、努力でスキルではない圧倒的な強さを手に入れているというところでキャラが立ちます。

私にはストーリーではなく、主人公の人柄だけが評価ポイントだった作品。

投稿 : 2025/04/19
♥ : 0

計測不能 2 とんでもないで戦闘なアニメランキング2位
わんぱく探偵団(TVアニメ動画)

1968年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (8)
22人が棚に入れました
 江戸川乱歩の名著「少年探偵団シリーズ」を翻案して製作されたアニメ。犯行をする際に必ず事前に予告を発し、大胆不敵な手段で貴重な美術品を盗んでいく怪人二十面相。それを追うのが名探偵・明智小五郎と、正義感の強い小林少年、そして子供たちによって構成されたわんぱく探偵団だ。おてんば娘のおトコ、ちゃっかり屋のチビちん、学者肌のまめタン、食いしん坊のでぶとん、自動車を運転できるすてやん。小林少年を団長とする彼ら6人が、それぞれの得意分野を活かして二十面相に立ち向かっていく。変装の名手でもある二十面相は、時には関係者に化けてすぐ傍らに忍び寄っていることも。彼らはその正体を見破り、犯行を防ぐことが出来るのだろうか? 江戸川乱歩の小説では名もなきメンバーも含め大所帯の少年探偵団をここではすっきりとアレンジ。明智はあくまでサブに回り、子供たちの活躍をメインに描いている。

ace さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

日本の歴史上、最大の小説作家・世界に誇る江戸川乱歩の作品

・有名な江戸川乱歩作品
名探偵コナンの主人公、江戸川コナンの名前の由来となっている作家である
さらにこのアニメのライバル、怪人20面相は
現実で、逮捕されれば余裕で1発死刑のとんでもない未解決事件を起こしている(検索してちょ)
色んな意味で有名な作品である

また、名探偵コナンの協力者、毛利小五郎は
このアニメの探偵、明智小五郎の名前が由来
ゲームのペルソナ5にも似たようなのがいる
というかいろんなアニメや漫画にこのわんぱく探偵団の影響を受けたキャラがいる
そういうレベルの作品

・ちなみに・・・
江戸川乱歩はこのアニメ放送時、まだ(ギリ)生存していた
通常アニメは放送になる何年か前に製作が始まっているので
原作の江戸川乱歩が監修として参加していてもおかしくない(記載はないが)
そう考えたら、とんでもない作品と言える

・さすが昭和!!!
第一話から
「イスラム教徒にしか見えない」風貌の「色が黒い」「インド人」が
「幼女を誘拐」するwww
これは今じゃ絶対無理なセッティングですな・・・

・キッズではない・・・
「わんぱく探偵団」と聞いたとき、自分の印象は「小学生の探偵集団の活躍か?」
と思ったんですが、年齢層はよくわからない・・
わんぱく探偵団のメンバーの一人は車を運転しているし
リーダで主人公の小林くんも小学生には見えず、高校生以上もありえる

少なくとも「小学生の探偵集団」ではない・・・と思うんだが
明智は「こどもたち」と呼んでいる
違和感・・・

◯よい

・わんぱく探偵団は愉快で楽しい!
サインは「∨」!!

リーダーで、空手柔道黒帯の「小林くん」、自動車免許所持で、アッシーの「すてやん」、
最年少でパチンコ飛ばしの名人「ちびちん」、存在理由がわからない「でぶとん」、
発明家の「まめたん」、明智探偵の姪「おトコ」(自分は妹だと思っていた)

ちなみに、ちびちんがおトコの弟だというのは
全話鑑賞後、wikiを見て初めて知った

この6人組で構成されている本格的な探偵団・・・「わんぱく探偵団」なのだが
探偵団というより、戦闘集団?
明智の私兵、明智の傭兵というイメージが強い
探偵の仕事や指示は主に明智が、明智の指示を受け調査したりするのはこのわんぱく探偵団って感じだが

意外にも彼らの活動のメインは武器の製造と戦闘
暗殺団からも命を狙われるレベル

・意外にもむっつりスケベな明智探偵
海にて、望遠鏡で美女の水着をじーーーーーっと観察する・・・
望遠鏡の部分(早い話が目の部分)だけが太陽に焼かれていないので
顔は目の部分以外日焼けしているという長時間の観察っぷりwww
その様子を見ていたオト子に肩を叩かれ気まずそうな顔をするなど
女などに興味はない完璧超人かと思いきや、意外にも人間味がある

・怪人20面相
元サーカス団の曲芸師出身
本名は遠藤平吉(えんどう へいきち)
かっこいいです
これぞ理想的な悪役、ライバルではないだろうか!?
決して殺人はしないというポリシーを持ち
さらにはお宝や金ではなく「明智と頭脳で決着をつけるために怪盗をやっている」と断言する
その証拠に、
少しでも明智や探偵団に「出し抜かれた」と判断した場合は
お宝を明け渡したり、返したりしている
自身の偽物が出現した場合はメンツにかけてこれを阻止、破壊する

また、絶体絶命の危機であっても
救出に来た警察や明智に「素顔を見られたくない」という理由から
燃え盛る屋敷の中、一人椅子に座りワインを飲みながら最後の瞬間を迎えるなど
まさに「怪盗」の姿そのものである

wikiより

「どんなに明るい場所で、どんなに近寄ってながめても、少しも変装とはわからない、
まるで違った人に見え、老人にも若者にも、富豪にも乞食にも、学者にも無頼漢にも、
いや、女にさえも、まったくその人になりきってしまうことが出来る」、
「彼自身、本当の顔を忘れてしまっているのかもしれない」
と書かれる大怪盗


◯わるい

・友達の後頭部をバットでフルスイングする小林くん
20面相を騙すため、同級生の後頭部をバットでぶん殴り気絶させる・・・
殺人未遂で逮捕すべき

また、おトコにビンタをかますなどこの時代特有の
DV気質が見え隠れるする・・・

・怪人20面相の都合のいい補正はちょっと・・・・
銭湯の煙突から飛び降りて普通に着地しちゃう、
監獄からも謎のパワーで脱獄する、
10人くらいの警察官が一斉に銃を乱射しているのになぜかこいつには一切当たらないなど、
こいつは頭脳で明智小五郎を出し抜くというより
この都合のいい超展開で出し抜いて逃げているため無敵である
もう「明智小五郎のライバル」とか「偉大な悪役」というか、
ただ「都合よくライバル補正を受けてるだけのおっさん」に見えることがある

・こんな20面相はイヤだ・・・
探偵団最年少の、下手すりゃ幼稚園児にすら見えるチビチンに
スリングショットで邪魔をされ
ブチ切れて追いかけ回し、ぜんぜん距離が縮まらない20面相は見たくなかった・・・

トイレで着替えているところを写真に撮られ、素顔がバレるwwwwwwwwwww
おまけに正体を撮られたフィルムを持つ子猿を2度も逃がす
ひどい・・・


◯the verdict

10/10
探偵団の活躍を刮目せい!!

楽しかった

リーダー小林くんは射撃の名人でもある
変なバッジを専用の銃で撃って相手をひるませる!

小林くん以外のメンバーもそれぞれ射撃が得意で
普段から戦闘訓練をしている本物の明智の「私兵」

ライバル、20面相との命をかけた熾烈な戦いはとても楽しかった!
おすすめのバトルものです!

投稿 : 2025/04/19
♥ : 0
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