つっこみでコメディなおすすめアニメランキング 112

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのつっこみでコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年01月05日の時点で一番のつっこみでコメディなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

85.1 1 つっこみでコメディなアニメランキング1位
生徒会役員共(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (3902)
20010人が棚に入れました
舞台は、少子化の影響で女子高から共学となった私立桜才学園高等部。その男女比は28:524。
圧倒的な女子高生天国の中、津田タカトシはひょんなことから生徒会副会長に就任する。彼は作中登場キャラの中でも、ゴクゴク普通な一般・常識人。堅いイメージの生徒会。
だがそこは、想像を遥かに絶するメンバーがいた…。

声優・キャラクター
浅沼晋太郎、日笠陽子、佐藤聡美、矢作紗友里、下田麻美、小林ゆう、小見川千明、新井里美、加藤英美里、田村睦心
ネタバレ

トゥーリータラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

テンポの良さが最高!!!

この作品は下ネタで有名だけれど、僕は一番の武器は「テンポの良さ」だと思うんです。このアニメ見ていると30分があっという間に感じてしまうから不思議です笑

物語
女子高から共学になった女子高生天国の高校に入学した新入生、津田タカトシ。いろいろあって彼はこれまた女子だらけの生徒会に強制的に入れられてしまうのだが・・・。

これだけきくと、ハーレムものも大概にしなさい!!て感じなんですが、なんだか全くそんな感じを受けないんです。
主人公は何気にモテてるし、周りは可愛い子ばっかり笑
なのになぜか全然きゃははうふふな感じにならないw
理由は2つ。
1、周りの女子高生が女子高性w つまり、下ネタのオンパレード。この作品から下ネタシーン削ったら多分半分も残りませんwww  
楽しそうだけれど、羨ましくはならないなぁ。
2、津田君がすごくイイ子。彼の性格がよすぎるんです。具体的には
{netabare}一緒の部屋で女子高生3人と一晩過ごしても(しかも1回じゃない)何も不祥事が起きない!!{/netabare}
それに、ちょっと鈍感だけれどすごく優しい青年なんです笑

テンポの良さについては、4コマ漫画原作の強みだと思います。(まあ、キルミーも4コマなんですけれど・・・

声優
千反田さんがあんなことこんなことを口にするなんて。最初は眩暈がしました笑  だって「卑猥な話」の提案だけであんなにうろたえていたのに・・・。あの純情はどこへやら・・・。
それはともかく、配役はばっちりだったと思います。特に津田君はもう他には考えられませんね笑


キャラ
キャラは凄くたってます。(この文だけで下ネタに持っていくようなキャラ達ですww)
この作品の見どころの一つは津田君のツッコミだと思うんです。
僕はツッコミは新八タイプ(銀魂)と津田タイプに2分できるじゃないかと考えていて・・・。
<新八タイプ>
激しく勢いのあるツッコミ。体全体を使うとてもアグレッシブなツッコミである。このツッコミはツッコム相手に伝えることを目的としている。視聴者の思うツッコミどころを漏れなくすべてツッコムので文は自然と長くなる。
また、ツッコミに伴う笑いも、かなり激しくやってくる。

<津田タイプ>
細やかで、ぼやくようなツッコミ。イントネーションや語調の細かい調整が必要な、デリケートなツッコミである。このツッコミは相手に伝えることよりも、自分と同じ立場であるがツッコめない登場人物(萩村スズ)や、自分自身に対して言い聞かせるようなものが多い。要点を押さえて必要最小限のことを呟くようにツッコムので、割と短い文が多い。聞いているとかなり癖になるツッコミで、大爆笑というよりは思わずクスッとなってしまうようなものである。

この津田タイプのツッコミこそ、生徒会役員共の雰囲気を決めている重要なポイントの1つだと思います。


他にも津田タカトシと同級生、生徒会会計を務める萩村スズ。天才少女。そしてこの作品の数少ない常識人ww
背が低いことがコンプレックスで、作品中でもよくネタにされている。身長の低さを利用した下ネタも数多く・・・ww  
それから「スズヘッド」はこのアニメの名物の一つ笑
{netabare}津田君のことが気になっているけれど、それをはっきり自覚できていない純情さは最高です!{/netabare}

生徒会長の天草シノ。下ネタ大好きな女子高生・・・というと聞こえが悪いが、家事万能、学業明晰、面倒見もよく人望もあるすごい人。  ホント下ネタさえなければ超完璧人間なんだがwww
彼女は胸の大きさをコンプレックスにしていたり、 {netabare}津田君がちょっと気になっていたりと{/netabare}意外と乙女なのです笑
彼女みたいなリーダーがいたら頼もしいだろうなぁ。

そして問題なのが書記、七条アリア。お嬢様でとてもおっとりした性格。
なのに・・・  この作品の危険人物四天王の一人に確実にランクインします笑
お嬢様の口から発せられるディープな下ネタの破壊力は天草シノ以上に強烈! とんでもないことをおっとりとした口調で喋りまくるヤバイ人です笑
さらにこの人だけが生徒会女子3人のなかで {netabare}津田君を異性としてではなく、ペットとして見ていますww{/netabare}
そしてこの人のメイドさんの出島さんが危険人物四天王の2人目。開発系の仕事 {netabare}(学校の門的なところの){/netabare}からメイドになったヤバイ経歴を持つ人。この人と七条さん二人が同じ屋根の下ってのはなんかマズい気がしますww

まだまだ書きたいキャラがたくさんいますが書いてるときりがないのでこんなところで笑  危険人物の後二人は多分見ればすぐわかると思いますw 一人は最終回まで出てこないけれど・・・笑


作画
これが意外ときれいなんです。デフォルメされている絵も多いけれど、それも含めてかなり作画はいいんじゃないかと。


音楽
OP「大和撫子エデュケイション」はトリプルブッキングというアイドルグループが歌ってます。とはいってもこのグループは原作者の氏家さんの書いた「アイドルのすゝめ」という漫画の登場人物たちです。ちなみに中の人は生徒会女子の3人で、結構歌も上手だと思いました。上手下手というより、すごく雰囲気がいい歌です。
ただ問題はOPの絵です。まさかOPでモザイク使うとは・・・。しかもDVDではそのモザイクが一部外されっちゃってました!!これはマズいだろwww
まあこのアニメらしいOPだと思います笑
BGMもテンポのいいこの作品にしっかりとメリハリをつけてくれていたと思います。




実は僕も去年まで生徒会やってて、あながち生徒会の雰囲気は間違っていないなあなんて感じました笑  結構、生徒会なんて仕事がないときはグダグダ喋って、あそこまでではないにせよ下ネタも多々会話に登場するんですwww 
逆に桜才の生徒会はかなり働き者だなあなんて感じちゃいましたww


長く書いたけれど、それだけ多分この作品を気に入っていたんだと思います。下ネタ平気な人には是非おススメします!!
また下ネタ苦手な人。この作品は下ネタが多すぎて、下ネタが下ネタに聞こえなくなってしまうような作品ですw  この作品のテンポの良さを感じる為だけにでも見る価値は十分にある作品じゃないかと思います。

未視聴の人は是非見てみてください!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 11

なるいみ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

下ネタじゃねぇか!Σ\( ̄ー ̄;) でも・・・あれ?下ネタはあるんだけどないな・・・。下ネタアニメじゃないけど下ネタアニメ・・・わけが分からん。orz

まず、タイトルがやけに長いこと、この場を借りて謝罪させていただきます。
言い訳を言うとしたら、
こういうギャグアニメのレビューこそ、真剣に書いてみたいので(←明らかに間違ってる)
内容に入れるとどうもバカっぽく書いてしまう危険性があるからです。


最初に・・・
ギャグアニメが嫌い。バトルやら内容の濃いストーリー性のあるアニメを求めるのならば、このアニメはオススメできません。お許しください。m(_ _)m
このアニメはストーリー性があまりなく、淡々と日常を過ごしていく系のアニメです。


ワッショイヽ(´∀`)人(・ω・)人( ゚Д゚)人(・∀・)人( ̄ー ̄)人(´_ゝ`)ノワッショイ


『生徒会』という言葉どおり堅苦しいアニメなのかな?

これは嘘ですのでサラッと流してください。∥wc∥ ヽ( ´ー`)ノ フウッ♪
ついでにトイレも流してください。(もうこの時点で真剣なレビューではない!!)


見る前の心構えとしては、
『生徒会』という言葉に惑わされずに、肩の力を抜いてご視聴ください。
とても世間で言う『生徒会』とは思えませんから。


ワッショイヽ(´∀`)人(・ω・)人( ゚Д゚)人(・∀・)人( ̄ー ̄)人(´_ゝ`)ノワッショイ


このアニメはどんな方に見て欲しいか。(あくまで個人の見解
次の項目に2つ以上当てはまる方は、できれば見て欲しい。
◆下ネタを『話す』のが好きな人
◆鋭い突っ込みが見たい人
◆下ネタの好きなJKを見てみたい人
◆思春期の少し度が過ぎる女の子の心の内を見てみたい人
◆「プッ(゜m゜)」って笑いたい。
◆『すずヘッド』 ←この単語に惹かれた人

私は全ての項目が当てはまります。
なのでこの作品が好きです。(●´ω`●)


このアニメについてのA君とB君の会話見てください。      ※SYD=S_eitokai Y_akuin D_omo

A君『SYDってどんなアニメ?』

B君『下ネタアニメだよ。』

A君『じゃあ子供に見せられないエロ描写とかあるんだろ?俺そういうの嫌いなんだ。』

B君『そんなんじゃないさ。エロアニメじゃないもの。』

A君『お前さっき下ネタアニメだって言ったじゃないか。』

B君『でもエロアニメじゃないよ』

A君『なに言ってんだお前!!』(胸倉を掴む

B君『嘘は言ってねえよ!!』(取っ組み合いが始まる。


~1時間後~


A君『俺の負けだよ・・・好きにしろ・・・』

B君『じゃあSYDを見てもらおう』


~視聴後~


A君『お前・・・本当に嘘はついていなかったんだな・・・いままで信じてやれなくてすまなかった。』

B君『いいんだ。分かってもらえれば。俺の説明不足もあったからな。』

・・・そして二人の間には深い絆が生まれた。


え~・・・
このお話は私の脳内で起こったノンフィクションなのですが、(つまりフィクション)
本当にこの会話のとおりです。見た人なら分かるでしょう。見ていない人にはわからないでしょう。いや、わかっちゃうかな?
とりあえず、『ふ~ん。』くらいに思っていてください。

長くて笑えない茶番を書いてしまい申し訳ありません。
書きたかったので押さえきれませんでした。


ワッショイヽ(´∀`)人(・ω・)人( ゚Д゚)人(・∀・)人( ̄ー ̄)人(´_ゝ`)ノワッショイ


私の思う見所をご紹介
ただの主観です。ほかにもいろいろと思う人はいると思うので、これだけが見所だと決め付けないでください。

◆主人公、(津田)のツッコミのキレとセンス。
⇒これは一流です。少なくとも私はそう思いました。
◆すずヘッド
⇒気になる方はぜひ見てください。
◆ネタの豊富さ
⇒ここまで豊富なネタのあるアニメは見たことがないです。
◆すこ~しの恋愛事情
⇒これは『フッヽ(´_ゝ`)』って笑える感じです。
 鼻で笑っているよう見えるのは気のせいです。

以上が私の思う見所、
あくまで主観ですので、ほかの見所を求める人は、作品を視聴して自分で見つけてください♪

これでこの作品の魅力が少し分かってもらえたら嬉しいです。


さて、ここからは私の好きなところ(ネタバレなし)
『見所≠私の好きなところ』ですのであしからず・・・

◆天然とピュア
⇒視聴済みの人にはわかります。
◆物語が始まる前の。『ドン・ドン・ピッ』
⇒毎回変わるので必見です。
◆スズの可愛さ。
⇒私、ロリコンなので♪(´▽`)
◆スズの不憫さ。
⇒私、ロリコンなので♪(´▽`)
◆男性恐怖症の女の子
⇒某まひるさんほどではないですが、観ていて面白い♪

これくらいです。
スズが好きで申し訳ない。m(_ _)m


結論。

私はこのアニメが好きだが、故意にオススメしようとは思わない。
なぜなら個人の好みが大きく出てくるアニメだと思う。
特に、下ネタ&ストーリーでは必ず好みが分かれる。
私のように、

『日常のひと時、クスッと笑えるアニメが見たい。』という人にはそこそこオススメ。
ですが、最初にも話したとおり、内容が濃いアニメを好む人にはオススメできない。

もし、少し時間に余裕があるのであれば、
1話を見て、自分に合うか合わないかを確かめてください。

長々としたレビューを読んでいただきありがとうございました。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 18
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

清く正しく美しく・・・生き様はちょっとカッコいいかも

せめてR12が望ましいかなww
下の方の思春期が真っ盛りの中学生がそのまんま、おっきくなった感じ。
爽やかで痛快な(言葉責めの)そらのおとしもの、の様な作品とも思えます。

◇漫画原作?、1クール、13話+未放送8話の全21話、2期あるよ

女子高だった桜才(おうさい)学園が共学になって、数少ない男子高校生の一人、1年の津田くんが、
女子3人で構成される生徒会に半ば強制的にスカウトされる、
一見ハーレムな日常?ド下ネタギャグコメディ。

※作品に対抗心を燃やし、童心?に戻って開放的に語ります。下ネタオンパレードかもw


2年会長の天草シノさん微乳、
2年書記の七条アリアさん巨乳、
1年会計の色々小さ過ぎる萩村スズちゃん、
そして1年副会長となった大きい(背以外もきっと色々)津田くんの4人で生徒会役員共。

この作品のすごいところは、
こんなにひどいwwwのに痛快で視聴後なんか爽やか。
実技の描写なく?淡々と進む下ネタの弾丸トーク。

津田くんとスズちゃんはまともな人間なのに、この2人が逆に異常に見えそうなマジック。
スズちゃんなんかIQ180なのに身長が130ぐらいじゃないかな。
長身の津田くんのアレの高さに顔が来るようにするためのチビっこだがらなぁwwwww
もちろんチビっこ、というか本気さが滲む小っちゃいネタも豊富ww

会長はトレジャーを貸与・供給する中学生のエロリーダーみたいな感じで、
七条さんは「童貞とかハズイよな」とか言わないけど、
経験者の臭いだけ撒き散らしそうな高校生のエロリーダーみたいな感じ、
なんだけど、会長は子どもっぽいところがあって、ところどころで純情、
・・・七条さんは、会長の2割ぐらいの純情を持ち合わせてるかも。


津田くんは特にラッキースケベのスキルがあるわけでもなく、
モテモテのウハウハってわけじゃないってのも素晴らしい。ツッコミ専門。
彼は紳士なのだが、変態とかロリコンの紳士じゃないし。{netabare}Mだけど。{/netabare}
新井里美さんのキャラがいるから変態補強は間に合っているしw

女の子に囲まれているのに正直あんま羨ましくないw
言葉責めというか、聞きたくもない過ぎた下ネタを聞かざるを得ない状況だから、
ドMのヤツラが楽しむ環境とは違う。
顧問の女の邪、いや、横島先生が飢えた狼過ぎるし。

環境に慣れてゆき、日に日にツッコミのキレが増していく彼を見ているとなんか、
人の成長って色々あるんだなってしみじみ思う。
OVAまで行くとスズちゃんも含めツッコミが神がかってて、安心感たっぷりで心地ええ♯


キャラデザも不必要にキラキラしてなくて、
物や背景やイメージ、3D、スズがキレる時や先生の変態っぷりとかやたら作画イイし、
なんか清々しいエロス。

っていうか、おっさんのオレでも分からないネタがあるってどういうことw
2,3話に一つぐらい分からない、推測できないネタがあった。

変態ばかりいる中、というか尺として変態の割合が長い中、
主に津田くん、次にスズちゃんのするどいツッコミや悲しいツブヤキの支えがデカい。

あと、忘れてならないのは『適切』な効果音の数々。最高w
ズキューン、バッキューン、コキッ、ドン、ピッ、「(喘ぎ声)」とか色々♪
アイキャッチ?も小技が利いていてイイ、人によって補完イメージも人それぞれになりそうだしw
背景、特に文章もwww


この作品みたいなリアルはないだろうけど、
女子高にやたら変な夢を持っていりゅ輩の妄想をブチ壊すにはイイ作品かも。
女子高→共学になってもハーレムにならないってのはリアルっぽい。
いやだって、ホストクラブじゃなくて学校だし(1対1)×nは分からんでもないが、
1×nはないでしょ。

「ピーッ」が入るエロトークは好きだが、エロいシーンで視聴者を引くのはどうよ?
って人にオススメ。
下ネタに耐性のない人は観ない方がいいです。
オレからすればポロリやパンチラがある作品とか溢れる中、コレはとても健全な作品です♪
とても健全な作品です♪♪
と~~っても健全な作品です♪♪♪

OP好き、なんかいつも見逃せない、特にバナ…会長とスズちゃんが♪
EDは結構好き、たまに全部みりゅw


うーん、上手く下ネタを交えた感想にならなかったなぁ。だって下ネタ入れると、
「津田くんのアレをスズちゃんがアレしてるみたいで、
2年コンビのアレからアレがアレしてるみたいな、普段でも飲み物の話でアレとか平然と出すし…」
となんかアレに適切な言葉入れると、作品ががんばってピーしてる苦労が、ねぇ。

せっかくなんで、オレの中で強く印象に残っていること1つだけ言っとくかぁ。
「・・・く、く、く○ぁ。」

 Q:○に入るひらがな一文字は?
正解:{netabare}ま


え?他になんか入ると思った??だって、クマの人形があんな風になったら忘れられないでしょ。
あと、ラジオがめっちゃおもしろいです♪{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 20

90.3 2 つっこみでコメディなアニメランキング2位
この素晴らしい世界に祝福を!(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (3275)
15677人が棚に入れました
ゲームをこよなく愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)の人生は、交通事故(!?)によりあっけなく幕を閉じた……はずだった。
だが、目を覚ますと女神を名乗る美少女・アクアは告げる。

「ねぇ、ちょっといい話があるんだけど。異世界に行かない? 1つだけあなたの好きなものを持って行っていいわよ」
「……じゃあ、あんたで」

RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!
……と舞い上がったのも束の間、異世界に転生したカズマの目下緊急の難問は、
なんと生活費の工面だった!

声優・キャラクター
福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、原紗友里、稲田徹、諏訪彩花、安元洋貴、江口拓也、堀江由衣
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

このすご!

・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:


「この凄く楽しい作品に祝福を!」

略して

「このすご!」

はい、感想タイトル通りこの作品、すご〜く楽しかった。
うん、めちゃくちゃ楽しかったです。

第1話からぐいぐい引き込まれちゃって10話があっという
間でした。

もの凄〜く簡単なあらすじとしては、
ひょんな事故?(事故なのかどうかわかりませんが…
とってもバカバカしいです…いきなり笑えました)
で亡くなった主人公が天界で出会った女神に異世界で
魔王を倒したら1つだけ望みが叶えられると持ちかけられ、
次々と加わる仲間と共に異世界で起こる出来事を乗り越え
ていくドタバタギャグコメディかな。

私はこの作品は全くの前知識を持たずに見たので

「この素晴らしい世界に祝福を!」

というタイトルに何故か、
「これ絶対感動する作品だ」、「泣けちゃう作品だ」
と思って見てしまったので、第1話での私の勝手な作品への
思い込みとのギャプが凄いでした。
このギャプがある意味「はたらく魔王さま」と似た感じが
あって凄く嬉しかったかな。

RPGの様な世界でおバカなキャラがワイワイガヤガヤ。

作品の世界観やキャラ設定は今までの作品でもありがちと
言えばありがちみたいな作品なんだけど、こういう世界観
の作品で細かいツッコミとネタで最後まで笑えるのが凄く
なんだか新鮮な感じがしました。

キャラデは私的には「おっー!」って思うほど綺麗でも
可愛いくも無く逆に崩れてない?って思う時もあるけれど
基本ギャグ路線なので逆にそこが良かったりする感じ。

妙に合ってたりして…

お話が進むに連れてキャラの設定やおバカな世界観に
マッチした楽しい雰囲気に溶け込んでいく感じが不思議。
だんだんキャラが可愛くなって愛おしくなっちゃう感じ。
そんなデザインです。

ゲームとかあまり分からない私にもRPGの世界ってこんな
感じなんだなぁって、楽しみながら理解出来るのが嬉しい
ですね。

制作は「地獄少女」「Fate/stay night」「ひぐらしのなく
頃に」「薄桜鬼」「昭和元禄落語心中」などなど人気作の
多いスタジオディーンさん。

監督はアニメーターで「これはゾンビですか?」「東京レ
イヴンズ」「ルパン三世 princess of the breeze 〜隠され
た空中都市〜」などで監督を務めた金崎貴臣さん。

そしてシリーズ構成・脚本に上江洲誠さん。
もう私でも知っている方なので有名ですね。
「瀬戸の花嫁」「刀語」「宇宙兄弟」「結城友奈は勇者で
ある」「暗殺教室」「アルスラーン戦記」などなど、
私的には「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」が
最近では1番印象的な脚本家さんです。

声優さんでは私の最近視聴した作品の中では久しぶりに
雨宮天さんが出演されていたのが嬉しかったかな。
この雨宮さんのアクアの演技が楽しくて可愛くて。

茅野愛衣、堀江由衣さんは言うまでもなく、「俺ガイル」
のヒッキーこと江口拓也さん、「アルペジオ」刑部蒔絵
ちゃん役の原紗友里さんなど意外におっ!って思っちゃう
役者さんが楽しいです。

そしてそして何と言っても昨年あたりから活躍が目覚ましい
めぐみん役の高橋李依さん。
がっこうぐらし!の直樹美紀、それが声優の一ノ瀬双葉、
乱歩奇譚 Game of Laplaceのコバヤシなどなど主役、
準主役級に多数抜擢。
今年も当作品のめぐみんをはじめ魔法つかいプリキュア!
でも主人公:朝日奈みらいを演じるなどこれから凄く楽しみ
な声優さんなんです。
今年の3月に行われた第10回声優アワードで新人女優賞を
上坂すみれさん、田中あいみさんらと共に受賞。
私的にこれから要チェックな声優さんです。

オープニングテーマ「fantastic dreamer」を歌うのは
ホリプロで田所あずささんと同期のMachicoさん。
アップテンポな曲が楽しいオープニングアニメーションと
マッチしていて、見る前からワクワクさせてくれます。
オープニングの途中でお話しのタイトルが出るのもなんだ
か斬新でいいですね。

エンディングテーマ「ちいさな冒険者」を歌うのは
アクア:雨宮天さん、めぐみん:高橋李依さん、ダクネス:
茅野愛衣さんのヒロイン3人。
凄〜くのんびりした曲でいっぱい笑った後にこの曲を聴く
ととっても癒されます。
一回リセットしてまた新たな楽しみがあるみたいな。
最後は「ほけっー」とした気持ちにさせてくれるのが嬉し
いですね。
劇中でのBGMもシーンに合わせての細かい演出がとっても
ストーリーの魅力をアップしてくれてたと思います。

全10話で軽く笑えながら最後まで視聴出来ますので興味の
ある方は第1話だけでも視聴して欲しいな。
ハマる方は第1話でいきなりハマっちゃうと思います♪

私のハートを鷲掴みにした逸品。
早速、2期も決まっているみたい。
楽しみです♪


・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:


【作品DATE】
{netabare}
《staff》
{netabare}
原作 - 暁なつめ
原作イラスト - 三嶋くろね
監督 - 金崎貴臣
助監督 - 吉田俊司
シリーズ構成 - 上江洲誠
キャラクターデザイン - 菊田幸一
美術監督 - 三宅昌和
美術設定 - 藤井一志
セットデザイン - 青木智由紀(第6話 - )
色彩設計 - 吉田沙織
撮影監督 - 浜尾繁光
3D監督 - 今垣佳奈
編集 - 木村佳史子
音響監督 - 岩浪美和
音楽 - 甲田雅人
音楽制作 - 日本コロムビア
アニメーション制作 - スタジオディーン
製作 - このすば製作委員会
放送局 - TOKYO MX、BS11ほか
放送期間 - 2016年1月 - 3月
話数 - 全10話
{/netabare}

《cast》
{netabare}
佐藤和真(サトウ カズマ) - 福島潤
アクア - 雨宮天
めぐみん - 高橋李依
ダクネス - 茅野愛衣
ウィズ - 堀江由衣
クリス - 諏訪彩花
ルナ - 原紗友里
荒らくれ者 - 稲田徹
デュラハン - 安元洋貴
ミツルギ - 江口拓也
{/netabare}


《songs》
{netabare}
オープニングテーマ
「fantastic dreamer」
作詞・作曲・編曲 - 園田智也 / 歌 - Machico
第1話ではエンディングテーマ。
第10話では挿入歌として使用。

エンディングテーマ
「ちいさな冒険者」
(第2話 - 第10話)
作詞・作曲・編曲 - 佐藤良成 /
歌 - アクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス
(茅野愛衣)
{/netabare}
{/netabare}

【mio's café】
ここからはネタばれですので
視聴済みの方だけ見てね♪

{netabare}
もう1話目からスっごく笑っちゃいました。

このお話し、ストーリー云々よりもキャラの魅力、セリフ
の魅力が8割方を占める作品だったかなって感じ。

カズマの死に方の滑稽さもさることながら、
(医者にも親にも笑われながら亡くなるって…
ある意味幸せ?)
女神・アクアの毒舌能天気ポンコツキャラに一目惚れ♡
私、こういうキャラやっぱり好き。
雨宮さんの演技が凄くいいですね。
声を聞いてるだけでウキウキしちゃう感じ。
声にならない絶叫してるところとかもう…

カズマCV:福島潤さんとの絡みが最高。
会話の間とテンポが凄く良くて笑いが止まりません。
変わり者が多いとされるアクシズ教の御神体。
変な意味で恐れられているのがなんとも…
職業はアークプリースト(上級職)で強気の発言でわがまま。

でも駄女神呼ばわりして突き放すカズマに最後は
必ずすがってしまうかまってちゃんぷりも可愛い。
誰かに似てるなって思ったら強気でワガママな性格と
スタイルバツグンで青くて長いロングの髪。
そうアルペジオのタカオちゃんだぁって思ったの私だけ?
タカオちゃんよりもっとポンコツキャラなんだけど…。
そんな2人の絡みだけでも充分楽しいのにこの2人に割って
入る様に登場しためぐみん。

凄いですね、魔法の威力もさることながらこのキャラの
魅力の破壊力。
魔法能力が高いと言われる紅魔族の中でもトップクラスの
実力を持つ天才魔法使い。
爆発系最上級魔法「爆裂魔法」の使い手で職業は
アークウィザード(上級職)。

「爆裂魔法しか愛せない」

なんとも…

1日1発しか撃てない「爆裂魔法」への愛情はただならぬ
ものがあり、中二恋のあのキャラを彷彿させる中二病ぷり
にさらにおバカ値を+10足した様ななんとも言えない
愛すべきキャラ。

登場した第2話からいきなり爆裂魔法を使った後動けなく
なってパタリ…。
「ヤバイです。喰われます。」
「すみません、ちょっと助けて…うっ、くぱっ…」
ってカエルに食べられるし、
「カエルの中って臭いけどいい感じに温いんですね。」
とか凄く笑っちゃいました。
って言うかセリフの1つ1つとキャラの表情、高橋李依さん
の演技がとても楽しくて笑いが止まりません。

これこそ、エクスプロージョン!

こんな3人にこれでもかととどめを刺す様に加わったのが
職業クルセイダー(上級職)でありながら、皆の盾になる事を
異様に好むドMの騎士、ダクネス。

最初は見た目と裏腹なそのキャラクターに目を奪われちゃ
ったけど途中からはちょっとドMキャラに飽きた感じも
したかな?
でも茅野愛衣さんの演技がアドリブも含めて本当楽しい!
デュラハンとの戦い、最終話での役所とても楽しかっ
た。彼女が高貴な貴族の娘っていうギャップも良かったで
すね。

そして後半で登場のウィズ。
堀江さんの演技もさることながら、そのキャラが私的には
結構ツボでした。
えーっと、なんだっけこのアクアとウィズの絡み、どっか
で見た事あるなぁって思ったら、ハルヒとみくるちゃんの
絡みみたいだぁって思っちゃった。
弄られまくり…。
過去の出逢いのお話をすっ飛ばしての登場だったから
??ってなっちゃう部分があったけど楽しかったです。

10話のバトルシーンなんだか凄くカッコ良く見えちゃう
不思議。
ウィズとめぐみんのダブル爆裂魔法!
バトルの途中で初めてOPが流れる王道的な演出や作画も
これが最後だと言わんばかりに気合いが入っている様に
見えたのはエクスプロージョン効果でしょうか…
初の1日2発目の爆裂魔法。

「エクスプロージョン!」

この作品を通して見てやっぱりギャグ、コメディのアニメ
ってテンポと間が凄く大事なんだなぁって思いました。
そしてこれだけの魅力的な女性キャラの中で空気にならな
かったカズマのキャラ立ち。

私の中ではカズマが「MVP」です。

まさに彼がこの作品の監督であるかの様に周りにいる魅力
的な女性キャラクターを上手く使って演出した様にも感じ
ました。
プレイイングマネージャーって感じ?

上げるところは上げる、落とすところは落とす。
毒舌で弄りながらも周りのキャラクターの魅力をアップ
させ、自身の存在感もさりげなく主張するツッコミが
楽しかったです。

そして助演男優賞はデュラハン‼︎
いいですねー!
特に私が好きなセリフが「きっちぃー!」です♪
アドリブのエピソードを聞いて思わず笑っちゃいました^ ^

2期もカズマを中心としたドタバタ、楽しみにしています♪
{/netabare}


【おまけ】
やっぱりこの作品の魅力大半ははおバカ?なセリフ数々。
名言?迷言⁇
2期放送開始を記念して言葉だけでもシーンが蘇る私の
お気に入りのセリフをピックアップ!
お気に入りといってもどのセリフも楽しいからいっぱいに
なっちゃったw
セリフを忠実に抜き出すのって大変ですね。でもこのすば
もう1回じっくり見れて楽しかった♪
かなり長いのでお時間と興味のある方は見てね♪
とりあえず5話まで。


{netabare}
(第1話)
{netabare}
カズマ「は?じゃあ何?俺の死因はトラクターに耕された
ってこと?」
アクア「いいえ。ショック死ですけど。トラックに轢かれ
たと勘違いして。」
カ「ショック死〜!」
ア「プッ!あっははははぁ、あははははぁ!
あたし長くやってきたけど、こんな珍しい死に方したのは
あなたが初めてよ。プークスクスクスクス!」
カ「初対面でなんだろう…この子…。」
ア「あなたは轢かれそうになった恐怖で失禁!
気を失い近くの病院に搬送。医者や看護師に笑われながら
心臓麻痺ぃ!」
カ「やめろぉぉぉ!聞きたくない!聞きたくない!
聞きたくなぁぁぁーい!」
ア「あなたの家族が病院に駆けつけ、その死因に家族さえ
も思わず吹き出し…。」
カ「あーやめて!やめてぇーーーへぇっーー!」
ア「さて、私のストレス発散はこのくらいにしておいてぇ…♡」
カ「コイツ…。」

*これだけのセリフで私のハートは鷲掴み!
このやりとりだけで視聴決定したと言っても過言ではない
ですね。
特に「プークスクス」が最高でしたw

ア「その世界は長く続いた平和が魔王の群勢によって
脅かされていた!
人々が築き上げてきた生活は魔物に蹂躙され、魔王軍の
無慈悲な略奪と殺戮に皆怯えて暮らしていたぁはぁっ!
いたぁはぁっ!」

ア「副作用として運が悪いとパァになるかもだけれど、
だからあとは凄い装備か能力を選ぶだけね。」
カ「今重大な事が聞こえたんだけどぉ、パァがなんだって
ぇ?」
ア「言ってない♡」
カ「言ったろ」

ア「ねぇ〜早くしてぇ、どうせ何しても一緒よっ。
引きこもりのゲームオタクに期待はしてないからっ。」

カ「コ、コイツ〜。ちょっとばっかり可愛からって調子に
乗りやがってぇ〜っ!」

ア「うっ、嘘でしょ!いやいやいやぁ〜っ!
ちょっと、あの…お、おかしいからぁ!女神を連れてく
なんて反則だからぁ〜。無効でしょ〜こんなの無効よねぇ
ー!待ってぇ!待ってへへぇぇぇぇぇ〜。」

カ「ふふふふふっ、散々馬鹿にしてた男に一緒に連れて
いかれるってどんな気持ちダァ?
あっははははぁ、あんたは俺が持っていく物に指定された
んだぁ。女神ならその神パワーとかでせいぜい俺を楽させ
てくれよぉ!」
ア「いやはぁぁぁぁー!
こんな男と異世界行きなんて、いやはぁぁぁぁーっ!」

カ「さようなら、引きこもり生活!
こんにちは、異世界!」

カ「見ろよこの格好。ジャージだよ。せっかくの
ファンタジー世界なのにジャージ一丁ですわぁ〜。
ここは必要最低限の装備…」
ア「あゔぇぇへっへっ…あゔぇぇへっへっへっー」
ーPAUSEー
「あゔぇぇへっへっ…あゔぇぇへっへっへっー」


ア「なっ、ゲームオタクの引きこもりだったはずなのに
何故こんなに頼もしいの?」

ア「女神なのよ、そんな下々のことイチイチ知るわけ無い
でしょ。」
カ「コイツ使えねー。」

ア「あっ、待って!こんなに出来る男の感じなのになんで
彼女も友人もいない引きこもりのオタクだったの?
なんで毎日閉じこもってヒキニートなんかやってたの?」
カ「ヒキニートはやめろ。クソビッチ!
引き篭もりとニートを足ぁすな!」

ア「いきなり頼り甲斐が無くなったわねぇ。
まぁしょうがないわね、ヒキニートだもんね。」
カ「ヒキニート言うな。」

ア「そこのプリーストよ!宗派を言いなさい!私はアクア。
そう、アクシズ教団の崇める御神体、女神アクアよぉ!
汝!もし私の信者ならば……お金を貸してくれると助かり
ますっ!」
プリースト「エリス教徒なんですが。」
ア「なゔぁっっ…!」
カ「なぁっっ…!」

ア「えふっふふふふ…。女神だって信じてもらえなかった
んですけど…。
ついでに言うとエリスは私の後輩の女神なんですけど…。
私後輩の女神の信者の人に同情されてお金貰っちゃったん
ですけどぉ……。」
カ「おっ…おうぅ…。」

カ「そういうイベントは俺に起こるんじゃぁ?」
ア「さぁ、今日から冒険者生活よぉ!カズマ!」
カ「お前心底嫌がってただろ。」
ア「そうだったかしら♡?」

カ「って、ちがーーーう!」
{/netabare}

(第2話)
{netabare}
カ「最低賃金?労働基準法?なにそれおいしいの?」

カ「あーーーっ!助けてくれアクア〜!ふぁっ!ふぁっ!
助けてくれ、うわっ!」
ア「プークスクス、ヤァばい!ちょーウケるんですけど!
カズマったら顔真っ赤で涙目でちょー必死なんですけどぉ
ぉぉ!」
カ「あいつ後で埋めて帰ろう!」
ア「助けてあげるわよヒキニート、そのかわり明日からは
崇めなさい!」

カ「喰われてんじゃねーーー!」
ア「うぇっっ…うっうっう…。
あっ、ありがとうカジュマー…ありがとぅ、ありがとうね
ーーーうぇっっへっへっへっへ…」
カ「生グセーーー!」

ア「私はもう汚されてしまたわぁ…。
今の汚れた私をアクシズ教徒が見たら信仰心なんてダダ下
がりよぉー!これでカエル相手に引き下がったとか知れた
ら美しくも麗しいアクア様の名が廃るわぁー。」
カ「日頃大喜びでおっさん達と汗まみれになって、風呂上
がりの晩飯と酒を何よりも楽しみにし、馬小屋で涎垂らし
て寝ている奴が汚されたとか今更…。」

ア「ウゥゥァァァァァーーーーーーーー!
神の力思い知れっ!私の前に立ち塞がった事、そして神に
牙を剥いた事、地獄で後悔しながら懺悔なさいっ!
ゴッドブロオオォーー!」
カ「おおぉっ!」
ア「ゴッドブローとは女神の怒りと悲しみを乗せた必殺の
拳っ!相手は死ぬっ!」
ア「クッ…。カエルってよく見ると可愛いと思うの〜♡
キャッ!」

ア「このあたしがいるんだがらながまなぁ…。」
カ「飲み込めー!飲み込んでから喋れ。」
ア「んっんっ、プハァーー!わたしは最上級職のアークプ
リーストよぉ。どこのパーティも喉から手が出るくらい欲
しいに決まってるわぁ!そんなわたしがちょろっと募集か
ければ、お願いです連れてって下さいっていう輩が山ほど
いるわぁ。わかったらカエルのから揚げもう一つよこしな
さいよ!はむっ!」
カ「へぇーーえ。」

ア「急募!アットホームで和気藹々としたパーティです♪
美しく気高きアークプリーストアクア様と共に旅をしたい
冒険者はこちらまで。
『このパーティーに入ってから毎日がハッピーですよ。
宝くじにも当たりました。』
『アクア様のパーティーに入ってから病気も治って
モテモテになりましたぁ♡』
採用条件、上級職の冒険者に限ります。」

めぐみん「募集の張り紙見させてもらいました。
ふっふっふっ、この邂逅は世界が選択せし定め。
わたしはあなた方のような者達の出現を待ち望んでいた!
我が名はめぐみん‼︎アークウィザードを生業とし最強の
攻撃魔法、爆裂魔法を操る者‼︎」
カ「えっと………。」
め「ふふんっ、あまりの強大さ故、世界に疎まれし我が
禁断の力を汝も欲するか。」
カ「ハァァァ?」
め「ならば我と共に究極の深淵を覗く覚悟をせよ!
人が深淵を覗く時、深淵もまた人を覗いているのだぁ。」
カ「冷やかしに来たのか?」
め「ちっ、ちがうわーいっ!」

カ「その眼帯はなんだぁ。怪我してるならコイツに治して
もらったらどうだ。コイツ回復魔法だけは得意だから。」
ア「だけぇっ⁈」
め「フッ…これは我が強大なる魔力を抑える、まずぃっく
あいてむぅ!もし外される事があればこの世に大きな災厄
がもたらされるであろう。」
カ「封印…みたいなものかぁ!」
め「まぁ、嘘ですがぁ。単にお洒落で着けてるだけ。」
カ「んーん‼︎
め「あぁ!ごめんなさい!引っ張らないでください!
やめ、やめろぉーーーっ!」

め「あぁぁ、ちょっとやめて下さい。今手を離したら…。
いいですか、ゆっくりですよ、ゆっくりいけば、
ちょっと、あぁーっ!いったい!目がぁーーっ!」
カ「悪い。からかってるのかと思った。訳の分からない事
ゆうしー、変な名前だしー。」

カ「因みに両親の名前は?」
め「母はゆいゆい、父はちょいざぶろーー!」

ア「見てなさいカズマぁ!今日こそは女神の力見せて
やるわぁーー!
震えながら眠るがいい!ゴッドレクゥイエムッ!
ゴッドレクイエムとは女神の愛と悲しみの鎮魂歌。
相手は死ぬっ‼︎やばっ…。」
カ「さすがは女神。身を呈しての時間稼ぎか。」

め「黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みた
もう。覚醒のとき来たれり。無謬の境界に落ちし理。無行
の歪みとなりて現出せよ!踊れ踊れ踊れ、我が力の奔流に
望むは崩壊なり。並ぶ者なき崩壊なり。万象等しく灰塵に
帰し、深淵より来たれ!これが人類最大の威力の攻撃手
段、これこそが究極の攻撃魔法、エクスプロージョン‼︎」

カ「めぐみん!一旦離れてっ‼︎えっ……?」
め「プッ!我が奥義である爆裂魔法はその絶大な威力故、
消費魔力もまた絶大。要約すると限界を超える魔力を使っ
たので身動き一つとれませぇん。」
カ「へぇぇぇーー。」
め「近くからカエルが湧き出すとか予想外です。
やばいです。食われます。すいません、ちょっと助けて…
うっ、クパッ…!」
カ「お、お前らー喰われてんじゃねーーー!」

ア「なまぐしゃいよぉ〜なまぐしゃいよぉ〜。」
め「カエルの中って臭いけど、いい感じにぬくいんです
ね」

カ「爆裂魔法魔法は緊急の時以外は禁止な。
これからは他の魔法で頑張ってくれよぉ。」
め「使えません。私は爆裂魔法しか使えないんです。
他には一切魔法は使えません。」
カ「マジか…」
め「まぁじです。」

め「私は爆裂魔法をこよなく愛するアークウィザード。
爆発系統の魔法が好きなんじゃないんです。
爆裂魔法だけが好きなんです!
もちろん他の魔法も覚えれば楽に冒険が出来るでしょう。
でもダメなのですっ‼︎私は爆裂魔法しか愛せないっ‼︎
たとえ1日1発が限度でも魔法を使った後に倒れるとして
も!それでも私は爆裂魔法しか愛せないっ‼︎
だって私は爆裂魔法を使う為だけにアークウィザードの
道を選んだのですからぁっーーーー‼︎」
ア「素晴らしい!素晴らしいわぁー‼︎非効率ながらも浪漫
を追い求める姿に私は感動したわぁー!」
カ「まぁーずい、この魔法使いはダメな系だぁ。
よりによってアクアが同調しているのがその証拠だ。
俺はこの2回の戦いでどぉーもこの女神ちっとも使えないん
じゃないかと疑っている。
はっきり言ってこれ以上問題児は…。」

め「我が望みは爆裂魔法を撃つことのみ。なんなら無報酬
でもいいと考えています。
そう、アークウィザードの強力な力が今なら食費と雑費だ
けでぇ…。
これはもう長期契約を交わすしかないのではないだろうか
っ…。」

め「どぉんなプレイでも大丈夫でぇすからぁー‼︎
先ほどのカエルを使ったヌルヌルプレイだって耐えてみ
せ…。」

カ「年上の美人相手ということで緊張し若干上擦った声に
なってしまったぁぁ。長い引き篭もり生活の弊害だぁ。」
ダクネス「んっはぁ〜///私の名はダクネス、ク、クルセイ
ダーを生業としているものだ。んっ、はぁ〜はぁはぁは
ぁ…是非私を、是非この私をっ///パッ、パパパパパパパー
ティーにーー‼︎///」
{/netabare}

(第3話)
{netabare}
ダクネス「さっきのドロドロの2人はあなたの仲間だろ。
一体何があったらあんな目にっ!///」
カズマ「あーいえー、ジャイアントトードに捕食されて
粘液…」
ダ「なぁはっ‼︎想像以上だ…///」

ダ「ちょっと言いづらかったのだが…私は力と耐久力には
自信があるのだが、不器用で…その、攻撃が全く当たらな
いのだ」
カ「やはり俺のセンサーは正しかったらしい…」
カ「あーわかった…こいつも性能だけでなく、中身も駄目
な系だぁ…」

アクア「あっ見て見てカズマ。どぉーよ、新しく習得した
スキル。水の女神たる私にふさわしいと思わなーい?」
カ「宴会芸じゃねえか、この駄女神」

めぐみん「さあ!私と一緒に爆裂道を歩もうじゃないです
かっ!んんっ!」
カ「あぁ、顔が近い…。」

カ「ちょっ、おち、落ち着けロリっ子。つか今3ポイント
しかないんだがぁ…」
め「ロリっ子………」
カ「あれっ?」
め「プッ……このわれがロリっ子……」

カ「宴会芸のくせに5ポイント!高ぁーーー!」

カ「おぉ!当たりも当たり!大当たりだぁーー‼︎」
クリス「いっ、いやぁー!パ、パンツ返してぇーー‼︎///」
カ「いーやっはぁーはっははぁー!うわぁーはっはぁー
ー‼︎」
ダ「何という鬼畜な所業…。やはり私の目に狂いはなかっ
たぁーーっ‼︎///」!

ク「財布返すだけじゃダメだって、じゃいくらでも払うか
らパンツ返してって頼んだら自分のパンツの値段は自分で
決めろって…」
カ「待てよっ!お、おい!待てぇー!間違って無いけど。
本当待てぇーー!」
ク「さもないともれなくこのパンツは我が家の家宝として
奉られることになるってぇ…」
カ「ちょーっ、まわりの女性冒険者達の目まで冷たいもの
になってるから、本当に待てって!」
ク「べぇ♡///」

め「なんですか、Lvが上がってステータスが上がったか
ら、冒険者から変態にジョブチェンジしたんですか?
あの…スースーするんでパンツ返して下さい///」

カ「特にダクネス。女騎士のお前なんて魔王に捕まったり
したら大変だぞぉ。それはもうとんでもない目にあわされ
る役所だっ!」
ダ「あぁ、全くその通りだ。昔から魔王にエロい目にあわ
されるのは女騎士の仕事と相場は決まっているからな。
それだけでも行く価値はある!///」
カ「えっ、あれっ?」
ダ「なっ、なんだ。私は何かおかしな事を言ったか?」

カ「緊急クエストってなんだ、モンスターの襲撃なの
か!?」
ア「言ってなかったっけ?キャベツよキャベツ!」

ダ「倒れたものを見捨てるなど…できる、ものかー!」
ダ「見られている。むくつけき男達が私の肌を見て興奮
しているっ!
何という辱しめっ‼︎///汚らわしいっ!どうだっ‼︎///」
カ「悦んでるッッ!」
冒険者「あんなになってまで人を守るなんて!」
冒険者「俺も騎士として見習わなければ。」
カ「ちがーう!みんな誤解してるぞ!」

め「我が必殺の爆裂魔法の前において何者も抗うことなど
叶わず。」
カ「ここにもややこしい奴がぁーーーーっ‼︎」
め「ふふふふふ、あれほどの敵の大群を前にして、爆裂魔
法を放つ衝動が抑えられようかぁ………いや、ないっ!」
カ「いやあるよぉーーーーっ‼︎」
め「光に覆われし漆黒よ。夜を纏いし爆炎よ。紅魔の名の
もとに原初の崩壊を顕現す。終焉の王国の地に、力の根源を
隠匿せし者。我が前に統べよ!エクスプロージョン‼︎」

ア「あの鉄壁の守りにはさすがのキャベツたちも攻めあぐ
ねていたわ」

ダ「それではカズマ。これからも遠慮なく私を囮や壁がわり
に使ってくれっ、うっふっ♡///」
カ「こいつはアレだ。ただのドMだ…。」

ダ「パーティーの足を引っ張るような事があれば、強めに
罵ってくれっ!なんなら捨て駒として見捨ててもらっても
いい。
うっ…そ、想像しただけで武者震いが…///」
{/netabare}

(第4話)
{netabare}
ダ「カズマはどんな時でも容赦ないな…へへっ…///」
カ「今はかまってやる余裕はないぞぁ。お前を超えそうな
勢いのそこの変態をなんとかしろよ。」
め「ハァッ///ハァッ///魔力溢れるマナタイト製の杖の
この色艶っ…ハァッ///ハァッハァッー///」

ア「カーズーマーさん?今回のクエストの報酬わぁ、
おいくら万円?」

ア「カ、カズマ様~!前から思ってたんだけど、
あなたって、その…そこはかとなく良い感じよね!」
カ「特に褒めるところが思い浮かばないなら無理すんな
ぁ!」
ア「かじゅまさ〜ん!私、今回の報酬が相当な額になるっ
てふんで持ってたお金全部使っちゃたんですけどぉーー!
ていうか大金入ってくるって見込んでこの酒場に10万近い
ツケまであるんですけどぉーーー‼︎」
カ「知るか!今回の報酬はそれぞれの者にって言い出した
のお前だろ!」
ア「だって私だけ大もうけできると思ったのよぉ!」
カ「最低ぇーだな…。」

ダ「ハァッ!免疫まみれっ!///」
カ「お前今興奮したろ」
ダ「してない…///」

め「紅き黒炎、万界の王。天地の法を敷衍すれど、我は万
象昇温の理。崩壊破壊の別名なり。永劫の鉄槌は我がもと
に下れ!エクスプローーージョン!」
め「燃え尽きろ、紅蓮の中で………はぁっ…
最高…デェス」

め「エクスプロージョン!」
め「ロージョン!」
め「ジョン!」
カ、め「ばっくれつ!ばっくれつ!ばっくれつ!」
め「ン!」

カ「ナイス爆裂!」
め「ナイス爆裂!カズマも爆裂道がわかってきましたね
ぇ。」

カ「この宴会芸しか取り柄のない穀潰しがっ!」

ア「いやぁぁーーっ!回復魔法だけはいやよぉぉぉ!
私の存在意義をうばわないでよぉぉぉー!私がいるんだか
らいいじゃないーーっ!」
め「カズマは結構エゲツない攻撃力がありますから遠慮
なく本音をぶちまけると大概の女性は泣きますよ。」
ダ「ストレスが溜まっているのなら代わりに私を口汚く
罵ってくれても構わないぞっ///」

デュラハン「ハァッ…ハァッ…毎日毎日毎日っ!
おぉっ、俺の城に毎日欠かさず爆裂魔法を打ち込んでく
る、あぁ、あ、頭のおかしい大バカはどぅあれだぁーー
ー‼︎」

デ「お前が…お前が毎日毎日俺の城に爆裂魔法をぶち込ん
でくる大バカ者かぁー!俺がぁ魔王軍の幹部だと知ってい
てケンカ売ってんなら堂々と城に攻めてくるがいい。
その気がないなら町で震えてるがいいー!
ねぇ?なんでこんな陰湿な嫌がらせすんのぉー?
どうせ雑魚しか居ない町だと放置しておれば調子に乗って
毎日毎日ポンポン!ポンポン!ポンポン!ポンポン!
打ち込みに来おって!
あったまおかしいんじゃないのか貴様らーー!」
め「我が名はめぐみん!アークウィザードにして爆裂魔法
を操る者っ‼︎」
「…………」
デ「めぐみんってなんだぁ?馬鹿にしてんのかっ!」
め「違うわいっ‼︎」

め「無理です。紅魔族は日に一度、爆裂魔法を撃たないと
死ぬんです」
デ「おーい!聞いた事がないぞそんな事!適当な嘘をつく
なよ!」

め「余裕ぶっていられるのも今の内です。
先生ぇーーっ!お願いしますっ‼︎」

ダ「なんて事だ…。つまり貴様はこの私に死の呪いを
かけ、呪いを解いて欲しくば俺の言う事を聞けと…
つまりはそういう事なのかっ‼︎」
デ「はっ⁈」
カ「ダクネスが何を言ってるのか理解したく無い」
ダ「呪いくらいではこの私は屈しはしない。
屈しはしないが、ど、どーしよぉー!カズマーー!///」
カ「はい、カズマです。」
ダ「見るがいい。あのデュラハンの兜の下のイヤラシイ目
をっ!
あれは私をこのまま城に連れ帰り呪いを解いて欲しくば
黙って言う事を聞けと凄まじいハードコア変態プレーを
要求する変質者の目だっ///」
ダ「この私の身体は好きに出来ても心まで自由に出来ると
は思うなよっ!城に囚われ魔王の手先に理不尽な要求を
される女騎士とか…
あーどーしよぉー!どーしよぉーカズマ///」
カ「はいはい、カズマです」
ダ「予想外に燃えるシチュエーションだぁ!
行きたくはない!行きたくはないが仕方がない‼︎
ギリギリまで抵抗してみるから邪魔はしないでくれー///」
ダ「では、行ってくりゅー///」
デ「きっちぃー!」
カ「やめろ行くなー!デュラハンの人が困っているだろぉ
ー!」

カ「勝手に盛り上がっていた俺とめぐみんのヤル気を
返せぇ…」

ア「よっ!勝利の花鳥風月!」
{/netabare}

(第5話)
{netabare}
ア「もぉー限界!借金に追われる生活!クエストよ!
あのデュラハンのせいでキツいクエストしか無いけど受け
ましょう‼︎お金が欲しいのっ‼︎」
ダ「わ、私は構わないが…///」
ア「おっ、お願いよぉーー!もう商店街のバイトは嫌なの
よっ‼︎コロッケが売れ残ると店長が怒るの!頑張るから!
今回私全力で頑張るからぁーハァッハァッハー!」
カ「惨めだ……この自称女神……」

ア「あたし、今から売られていく希少モンスターの気分
なんですけど…」

カ「決して使えない女神を湖に投棄しにきたわけでは
ない。」

ア「あたし、ダシをとられてる紅茶のティーバッグの気分
なんですけど…」

カ「水に浸かりっ放しだと冷えるだろうー。トイレー、
行きたくなったら言えよぉー!」
ア「うぅっ…アークプリーストはトイレなんか行かないし
ーー!」
め「なんだか大丈夫そうですね。
ちなみに紅魔族もトイレなんか行きませんからっ!」
カ「お前ら昔のアイドルかっ!」
ダ「わ…私もっ…///くぅるせいだぁーだからぁ…///
トイレはぁ…トイレはぁ…///うっ…ぬぬっ…///」

ア「檻がぁー!
檻が変な音立てているんですけどぉーーーー‼︎」

ア「ヒァーッ!メキっていったぁ!
今、檻から鳴っちゃいけない音が鳴ったぁぁぁ!」

ダ「あの檻の中ちょっとだけ楽しそうだな…///」
カ「行くなよ。」

カ「お…おーい。いい加減檻からでろよぉー。もうワニは
いないからぁー。」
ア「このまま連れてって……。」
カ「なんだって?」
ア「檻の外の世界…怖い…このまま街まで連れてって…」

ア「るーるーるるる♪でーがらーしーめーがみが
運ばれてーくーよー♪
きーっとーこーのーまーま売られていーくーよー♪」
キョウヤ「女神様ぁーーーー‼︎」

ア「さぁ!女神の私に何の用かしらっ♪
あんた誰ぇ?」

カ「言いたい放題だなぁ、この野郎。アクアの事ろくに
知りもしないくせに。」

ダ「おい!いい加減その手を離せ!礼儀知らずにも程があるだろっ!」
め「ちょっと撃ちたくなってきました…」
カ「って、それはやめろ。俺も死ぬ。」

カ「だいたいこいつらが優秀?そんな…片鱗…
一度も…見たことが…なぁいんだがぁっ‼︎」

ア「ちょっとヤバいんですけど…
あの人本気で引くくらいヤバいんですけどぉ…
ナルシストも入ってる系で怖いんですけどぉ…。」
ダ「どぉしよぉ…あの男は生理的に受け付けない…
攻めるより受けるのが好きな私だが、あいつだけは無性に
殴りたいのだが…。」
め「撃っていいですか?撃っていいですか?」

カ「真の男女平等主義者な俺は女の子相手でもドロップキ
ックを喰らわせられる男…。
手加減して貰えると思うなよ…
公衆の面前で俺のスティールが炸裂するぞ!」
カ「ぬっ…へへへへへへへっ…さぁどうする…
ぬぁっははははぁー!ほほほーれっ…ほほほーれっ…
あっ…いや…」

ア「あの男!今度会ったら絶対ゴッドブロー喰らわして
やるんだからっーー!」

キ「探したぞ!サトウカズマっ‼︎」
「君の事はある盗賊の少女に教えてもらったよ。
パンツ脱がせ魔だってね!他にも女の子を粘液まみれに
するのが趣味だとか噂になっているそうじゃないか。
鬼畜のカズマだってね‼︎」
カ「おーい!待てっ‼︎
誰がそれを広めたのか詳しくぅーー‼︎」
キ「アクア様。僕は必ず魔王を倒すと誓います。
ですからこの僕と同じパ………」
ア「ゴッドブローォォォォォォォォーーーー‼︎」
キ「はぁぁぁぁぁぁぁーーーー‼︎」
ア「ちょっとあんた、壊したオリの修理代払いなさいよ!
30万よ‼︎30万‼︎」

カ「さっき20万って言ってなかったかぁー?」

デュラハン「きっさまらぁー。なぁーぜ城にこないのだぁ
ー!このぉっ!人でなしどもがぁぁぁぁーー‼︎」
カ「はぁいっ⁇」
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 112
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

この可笑しくも愛すべき彼らに祝福を!

テンポがとってもいいのと、間の取り方が絶妙です。
笑いのツボを外さない快作だと思います。

これは楽しく最後まで完走できそう。

キャラはいろいろ散々ですが、
スタッフは愛情込めてキャラたちを
おもちゃにして遊んでる感じがよいです。

エンドの手紙、誰のアイディアなんだろう?
原作未読ですが、原作にもあるんでしょうか?
無いとしたらシリーズ構成の上江洲誠さんかな?それとも監督?
好きですね、これ。
朗読を途中までで切ってしまうところとか。

上江洲さんはシリーズ構成&脚本家として、
センス抜群だと、かねがね思っています。
原作から旨味を拾い出し、作品を構成する絶妙なセンス。

上江洲さんがシリーズ構成で参加した作品の中で
私のお気に入りでは、
『瀬戸の花嫁』『天体戦士サンレッド』『人類は衰退しました』
『ディーふらぐ!』『暗殺教室』『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』など。
アルペジオでは、基本シリアスでもセンスの良い笑えるーンに癒された。

今作の金崎貴臣監督と、上江洲さんのコンビ、
過去の同コンビ作『これはゾンビですか?』は未視聴。
これを機に、近い内にたぶん観ると思います。

音楽では、OPは回を追うごとに好きになりましたが
それ以上に、2話から始まったEDの曲と画がとても好いです。
騒々しい本編で笑った後にピッタリ。
ゲームグラフィック風の街並みとリラックスしたキャラ達。
ほのぼのしてて、キャラに親しみを感じてほっこりします。

作画は、このぐだぐだなギャグコメディにぴったり。
ちょっとくらい残念な方が作品にはむしろ合ってる。
作風とのバランス取れてるので若干評価高めです。

<各話レビュー>
★ 第1話「この自称女神と異世界転生を!」{netabare}

人生は先が分からないから面白い。

引き籠りニートだった主人公、
ある日あっという間にリアル冒険者。

勇者の道も地道な一歩から。。。

霊界の案内係だった女神アクアを道連れに、
今回のクエスト?は土木建築工事。
まずはがむしゃらに働いて日銭稼ぎの日々。

来る日も来る日も
肉体労働して少しずつ衣食住を整える。

労働の後の毎日通う銭湯。
洗い場で頭からお湯被る。
風呂上りは、必ず腰に手を当てて「この一杯っ!」
酒場で吐くまで飲む。
明日のために気持ちよく爆睡する。

同じパターンが繰り返される演出。

キャラたちが汗水流して毎日生活してるんだと伝わる。
以前住んでた世界より、生命を満喫しているように見える。
生き生してる姿がとても微笑ましい。

どうやらポンコツ女神とタッグを組んでしまったカズマに祝福を!
{/netabare}
★ 第2話「この中二病に爆焔を!」{netabare}

肉体労働おつかれ~
ようやく本来の勇者活動スタート!

今回の討伐クエストは、
3日間で『ジャイアント・トード』を5匹討伐せよ!

<一日目>
えっ、これでモンスター?
緊迫感ない巨大カエルはちっとも怖くない。
ジャンプで迫ってくる、口にくわえる、以外はほとんど動かない。
無表情だし…見た目弱そう。

ああ、女神様、あなたはなんて献身的…
足止め要員さえいれば討伐は意外と簡単だった。
カズマは運が強い。
おかげで初日は2匹討伐成功。

しかしアクアは、面目駄々下がり。
でもあれじゃ、男の父性本能が放っておけないな。

<二日目>
「中二病でも魔女がしたい!」…「このすば」原作第2巻のタイトル
なるほど納得のキャラ、めぐみん初登場。

後ろ姿に、コスプレの長門有希を思い出す。
自信溢れる魔法使いから素の女の子に戻った時のギャップが楽しい。
こういう、不器用な、うざ可愛いキャラは好みです。

高橋李依さんの演技が冴えてます。「目がー!」で(爆)
なおかつ台詞にイカ娘まで混入させるというハイブリッドさ。
「私の両親について言いたいことがあるなら聞こうじゃなイカ!」は、
マジで金元寿子さんかと思った。
高橋さんの台詞の抑揚の付け方、語尾の処理の仕方が好いです。

残り3匹はめぐみん加えた三人で討伐することに。
足止め要員二人だったからこそ見事に?クエストクリアできたニューパーティであった…(~_~;)
カズマはやはり運が強い。

ようやく仲間と出会い居場所を見つけられためぐみんに祝福を!
{/netabare}
★ 第3話「この右手にお宝(ぱんつ)を!」{netabare}

一番強そうなのに一番ダメな系、ダクネス登場
ダクネスの本質をいち早く見抜くカズマ。
最弱と言いつつ、意外と冷静で的確な判断力を持つ常識人、
一旦仲間になったらそれがどんなにダメな系でも
受け止められる包容力が感じられます。

今回彼が習得したスキル、全くもってしょうもない、と思いきや
突如発生したクエストのポイント獲得にはちゃっかり貢献。

<華麗なるハロ…、じゃなくてキャベツどろぼう、カズマ>
今回のクエストとなった、空飛ぶキャベツの大群を大量ゲット。
なおかつそれらは経験値豊富な価値の高いもので
得られた報酬は大きいようだ。やはり彼の運は強い。

カズマの「ヘェー」、トリビアの泉の如くよく出てきますけど
ニュアンスの演技が絶妙で可笑しい。
僕街の「馬鹿なの?」ほどじゃないけど、いい味でてます。

話自体は、冷静に観るとナンセンスでばかばかしいと思います。
しかし、キャストの皆さんの演技に乗っかると楽しくてしょうがないです。
毎回、アドリブらしき台詞と間の取り方が実に上手いと思います。

アレで残念ながら打たれ強いダクネスに祝福を!
{/netabare}
★ 第4話「この強敵に爆裂魔法を!」{netabare}

前回のクエストで小金持ちになったカズマ。
今回、ようやくジャージを卒業、冒険者らしい出で立ちに。
ゴマするアクアがイタくも可愛い。

<魔王の幹部は、それはもう。お怒りだった>

おおー!ようやくまともな対戦相手登場か!?

そりゃ、自分の家が毎日一発爆裂魔法攻撃されたらたまったもんじゃない。
でも、なんで一発目で報復しなかった?
大らかで忍耐強いのか、魔王の幹部は?

仕返しで、結果的にダクネスに呪いの魔法掛けられちゃったけど
ノリが子供の喧嘩に見えて可笑しい。
素直に居城に出向き、彼を気分よくさせれば
呪いなんてあっさり解除してくれそうな気がします。

見た目と中身のギャップの可笑しさ。。。
去年の夏クールのオバロのアインズ様を思い出しました。

<どう?どう?私だってたまにはプリーストっぽいでしょう!>

ずーーっと一番残念なキャラだと思ってたアクア。

欠点:腹黒、傲慢、お調子者、お人好し。
長所:素直な所もある、働き者(但しあんまり頭使わない仕事)、
花鳥風月(宴会芸)、回復魔法

と思ってましたけど、今回ようやく回復魔法の出番。、
しかし今回、空気読めない、というのも彼女の欠点に加えよう。

今回、二体の天使が、ダクネスから
呪いの黒いスライム状のものを抜き取る演出がなかなか。

勝手に盛り上がって花鳥風月に興じるアクアに祝福を!
{/netabare}
★ 第5話「この魔剣にお値段を!」{netabare}

借金地獄の負のスパイラルから抜け出せないアクア。
売り子や内職のバイトより、
得意の花鳥風月で稼げば効率的で一番手っ取り早いと思うのですが
知力が足りないというのはこういうことなのか。

一攫千金の高額クエスト望み、毎度お馴染み泣き落としスキル発動。
涙も花鳥風月(水芸)の一種なのだろうか?
すっかり呆れられ、アクアに相応しいクエストを選択するパーティ一行だったが…。

<ルールールルル♪出がらし女神が運ばれてくよー♪
きーっとこのまーま売られていくよー♪>

ずっとブレない痛い性格が玉に傷ながら、
アクア様の水の浄化力すごいです。
ぜひ環境問題止まらない現代日本にお招きして
その力を存分に発揮してもらいたいものです!

その能力だけ着目したら立派な女神様なんですが…
普段の行いでカズマ以外、女神だと全く信じてもらえないポンコツさ。
やっぱり内面伴わないと、ありがたみがすべて吹き飛んでしまうのですね。

<今回の犠牲者、ミツルギ キョウヤ(CV:江口拓也)>
前回のデュラハンさんに続くカズマたちの第二の犠牲者。
イケメンで正義感強くても苦労知らずの自己中ナルシストは嫌われる。
それでも一応善意での決闘だったのに、
自分を英雄たらしめていたアイテム取り上げられて
しかも売られちゃたまりません。
笑えますけどさすがにちょっと可哀想。

カズマの鬼畜さがよく伝わる回でした。

この作品は、アニメでよくある、
いきなり頭身替えたり、極端に絵柄替えたりして
笑いを誘う作画と演出がほとんど不必要。
(2話でカエルにゴマするシーンのアクアの表情は効果的でしたけど)
キャラが見事に立っており、
後はキャストの演技力と間合いで十分笑えます。

作画も、狙ってる感すらあるチープな部分と、
今回のカズマの指の動きのように拘るところが
妙に混在してるのが可笑しい。

放置され、しっかり弄ばれてる感のデュラハンさんも再登場。

なんだか良識ありそうな魔王の幹部と意外と鬼畜なカズマたち。

はてさて次回はどんなやりとりが見られるのか?

高い授業料でクズマさんとアクア様の恐ろしさを学んだキョウヤに祝福を!
{/netabare}
★ 第6話「この強敵に爆裂魔法を!」{netabare}

<なぜ城に来ないのだ!この人でなしどもがー!!>
デュラハンさん、お気の毒。
律儀に待ったにも関わらず、シカトされ誰も彼の居城に訪れず。

その間、めぐみんの居城への爆裂魔法の日課は、成され続けられていた。
めぐみん曰く、爆裂魔法のターゲットは大きくて硬いものでなければ我慢できない体になったそうな。
カズマには秘密で、そして爆裂後のめぐみん回収役はアクア。
デュラハンのクレーム後、頭の良いカズマに共犯者はすぐにバレ、
口笛吹いてごまかそうとアクア。
ここはお約束だが、スカスカな音なのがアクアらしい(笑)

しかし真の怒りは、爆裂魔法の被害以上に、
呪いを掛けたダクネスをほったらかしたカズマ一行に向けられていた。
デュラハンは、アクアのチートな能力の存在なんか知る由もなし。

アクアの、ある意味最強、かつズルい能力と低俗で幼稚な中身。
めぐみんの、おとぼけ自己中ぶり。
ダクネスのエロカッコよさ。
賞金貰えてもそれを上回る借金こさえるパーティ一行。

今回も楽しかった~
展開は先読み可能だけど、テンポと演出がいいのと
キャストが楽しんで収録してる感もあって相変わらずのクオリティです。

今回のエンドの作文は、メグミン。
いかにもな中二キャラらしくて面白い!
手書きしたのはキャストかな?

なんの悪さもしてなかったのに弄ばれ、
悪者になって成敗されちゃったデュラハン(ベルディア)さんに祝福を!
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 34
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

のさばらし異世界に祝福は訪れるのか?

原作未読


劇場版公開前の地上波再放送にて。※我慢できずに配信で完走

特筆すべきは話数。1クールを12~13話に収めるのに苦労している作品が多い中、本作は全10話です。
異世界転生“ものながら”とことんお笑い。2~3話くらい経過すると視聴のお作法もわかり、{netabare}ギルドの緊急招集にも心拍数が上がらないくらい{/netabare}肩の力を抜いて楽しめるという安定したコメディでした。
“ものながら”としたのは、数多ある異世界転生もののテンプレ、例えばハーレム、俺TUEEE、バトルものの先入観を軽く裏切ってくれたから。多くの作品を鑑賞済みの方には変化球と映ったのかしら。あにこれでの高評価は新鮮味も加味してるかもしれないな。そんな作品です。

テンポや掛け合いの間も良く、ありきたりなほのぼのコメディでもなく、

 ≪ドタバタ系の完成度の高いコント≫

を見ているかのようでした。お気に入りシーン(コント)は一つや二つではありません。
それこそ笑いのベクトル合えば問題ないでしょうが、冒頭イマイチと感じても、話数を重ねる毎にパワーアップしていきますし、全10話と短いため空き時間でサクッと完走することも可能です。

シチュエーションは“笑点”に近い。{netabare}毎度ギルドからのクエスト依頼に主人公パーティが応えてくスタイルで、{/netabare}圓楽師匠や歌丸師匠からのお題に木久扇、好楽、小遊三さんら個性的な実力者がキャラに合った回答をしていく大喜利との既視感を覚えました。
そして「ウケてる時は同じボケを続けろ!」
{netabare}・序盤の働いて飲んで風呂入ってのリピート。
・「そういえば頭は悪いが…」の冒険者順繰りでのめぐみんご指名。{/netabare}
たしかこれ言ったのは萩本欽一さんだったか。大将の金言も活きています。
場面は笑点、時々、欽ちゃん。古典にして王道。パッと見のテンションの高さに隠れて、冒頭『安定のコメディ』と評した理由でございます。

演者にも救われました。女性3名はキャラ被りがないのは当然ながら、揃いも揃ってハイスペックでポンコツというギャップの美学。加えてメインどころ経験有りの実力派声優の掛け合い。
佐藤和真(CV:福島潤)、アクア(CV:雨宮天)、めぐみん(CV:高橋李依)、ダクネス(CV:茅野愛衣)です。安定の茅野節や意外性あるハイトーン雨宮さんに耳がいきがちですが、彼女ら3人のバランサーとして職務を全うした福島さんも良かった。テンポと間が悪いと台本よくても作品が死にますから配役は成功してたと思います。


なお物語は進みません。そういった意味では日常系っぽいかもしれない。
OPEDでは特にED。3人組担当の声優さん達が歌う「ちいさな冒険者」がお気に入りで、ここにもギャップの美学らしきものが垣間見えます。
例えるなら、「ポンキッキーズEDのパレード(山下達郎)」「ひょうきん族EDのDown Town(EPO)」のような視聴感といった感じでしょうか。このへんのネタは年寄りしかついて来れないでしょうが、ドタバタコメディの後のしんみり曲ってなにかしら相性の良さを感じるのです。
バンジョー目立つカントリー調ながらティンホイッスルやたぶんフィドルとか入ってるケルト風な仕上がり。打ち込みの電子音が目立たないこのような曲にはやはり暖かみを感じますね。


“異世界転生ものへの苦手意識はこの際捨てちゃってOK!”
“好きな人はそのまま体あずけちゃえばいーじゃない!”

けっして得意ジャンルとは言えない私でも楽しめた良作でした。いつもながら地上波再放送よ、ありがとう。こういうの敢えて見ないもん。



(オマケ)
■やっぱ男はこれだよね
お色気シーンの配合が按配良かった。おっぱい揺れるのに効果音入ってました。
{netabare}そして、サキュバスの淫夢屋を守るために立ち上がる男達。しょーもないことで吹っ切れるのが男という生き物であると仮説立て。本作で一番感動したかもしれん。{/netabare}

■とはいえささいな不満もある
1.ダクネスさんそこはもうちょっと
{netabare}一応ドMキャラで通してますが、シラフでわかりやす過ぎるのは違うのでは?真性はなんかこうもうちょっと…(自粛){/netabare}
2.そこはもうちょっと出番増やせませんか?
{netabare}女神エリスとダクネス友人の盗賊娘。{/netabare}2期に期待です。
3.顔がちょっとどころでなく
{netabare}崩れてません?一方で爆裂魔法やスキル発動時のゲノムの螺旋的演出は終始安定してました。
メリハリということなんでしょう。{/netabare}



■異世界転生もの

現実世界の描写は第1話Aパート止まり。異世界転生ものの様式美といっていいかもしれません。
ある日突然どこか飛ばされて新しい人生を歩む。物語は楽しんでナンボ、夢があっていいじゃない。
なのですが、そもそも創作物なんだから始めから異世界スタートでやってもらって構いません。転生した異世界で、もと来た現実との相関が薄いのであればわざわざ転生させる必要はないでしょう。たまに観たり読んだりする分には“人生リセット系”も良いのですが、こうも多いとね。
おおむね初っ端の「現実は〇〇でした」部分の多くが無駄に感じるため私は好きではありません。

・現世と異世界でギャップを演出できるか?(金持ち⇔貧乏、イケメン⇔ブ男、男⇔女、リア充⇔非モテ、同じスペックだが環境がまるで違う、etc)
・転生先で現実世界と物語がリンクするか?(未練でもなんでも…)

あまりAパート止まりの現世部分を引っ張ったところでその後の没入感が削がれるためこの手のものはさじ加減が難しいのです。そして上手く処理できてない作品まさに死屍累々が現状かと。

という観点で本作のいいところ。
{netabare}カズマの現世でのオタぶりをいじるアクアさんだったり、冬将軍エピソードで現世/異世界が交錯しそうな話を持ってきたりと、転生ものならではの体裁は保ってました。{/netabare}

ダメなところ。
{netabare}とりわけ他の作品でも主役率の高い“引きニート”設定が活かされてましたか?{/netabare}
第1話Bパート以降に文句はないのです。
普段から人と話す訓練をしてないのが、いきなりナイスコミュニケーターになれる確率なんてミリあるかどうかでしょうに。
ましてや不特定多数と生の会話をこなす、いきなり的確なツッコミ入れる&ツッコミ入れ続ける芸当なんて万が一も不可能ですよ。


本作にひっかかりを感じるのはこの一点。そしてこのヒキコ無双設定が私には影を落とした感じ。
それ以外は文句はありません。素晴らしい作品でした。



視聴時期:2019年1月~3月再放送

-----
2019.08.08追記
《配点を修正》+0.1(作画分)
 ※作画乱れを作品の特長としたことを評価

2期の再放送も終わって劇場版のレンタルがそろそろかという頃合い。
2周めいきましたがネタわかってても笑えますね。良く作られてます。
レビューアップ後のレビュアーさんとの意見交換にて、
「転生の設定活かされてんじゃん?あそことかこことか」
のご意見いただいて確かにその通りだな、と。

どうやら“ヒキコ無双”に条件反射で噛みついちゃったみたいです。



2019.03.21 初稿
2019.08.08 追記
2020.12.08 修正

投稿 : 2025/01/04
♥ : 110

94.2 3 つっこみでコメディなアニメランキング3位
この素晴らしい世界に祝福を! 第2期(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (2206)
11842人が棚に入れました
不慮の事故により異世界に転生した、ゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」という夢はイマイチ叶わないものの、なんとかそれなりに、異世界での日々を送っていた。転生特典として道連れにしてきた女神・アクア。一日一発しか魔法を撃てないアークウィザード・めぐみん。攻撃が当たらないクルセイダー・ダクネス。能力は高いのにとんでもなく残念な3人のパーティメンバーたちとも、なんとかそれなりに、クエストをこなしていた。―――そんなある日。機動要塞デストロイヤーの脅威からアクセルの街を救ったカズマたちに、王都からやって来た使者は言い放った。「冒険者、サトウカズマ。貴様には現在、国家転覆罪の容疑がかけられている!」……平凡な冒険者・カズマが過ごす異世界ライフの明日はどっち!?

声優・キャラクター
福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、原紗友里、稲田徹、堀江由衣、豊崎愛生、諏訪彩花、江口拓也、生天目仁美、西田雅一
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

この素晴らしいアニメに拍手を…贈ろうと思う

今期一番の期待作品が始まりました。さてさて、どんな冒険(?)が待っているのでしょうか。

1話…やっぱりこの連中はこうでないと
{netabare}完全に一期の続きです。あのタイーホから始まりました。
クズ…カス…カズマが国家反逆罪容疑で捕まり、取り調べ。救おうとアクア達が動くが、相変わらずすっとんきょうな感じで役に立ちません。裁判ではララティーナ(ダグネス)のおかげで処分保留。が、領主屋敷の弁償として12億ものの借金を背負うことに。

この感じ、良いですね。難しく考える必要なし。クズマとダメガミと爆裂娘とMお嬢様の冒険ではない冒険譚。ファンタジーとは言いがたいファンタジー、クスクスしてしまう笑。やっぱり面白いです。
作画がなんか変です。狙い?万策尽きる前のギリギリ?原作の挿し絵やなんかは可愛いのに。{/netabare}

2話…黒歴史は涙無しには見ることが…
{netabare}あの場面、見たことあるぞ、そう、∀ガンダムだ。黒歴史とは過去の恥じではない、恥ずかしいだけだ。

ダグネスが一晩経っても帰ってこないことに悶えるカズマたち。そんな折りにデカガエルの退治を命じられる。ドタバタしながらも退治を試みるが、残りにパクリでピンチ。ピンチを救ったのは「ゆんゆん」。自称、めぐみんのライバルで、紅魔族の長の娘。めぐみんが主席でゆんゆんは次席という立場だったらしい。
ゆんゆんに勝負を挑まれるものの、卑怯(?)な手でかわすめくみん。
家に帰り、カズマの挑発に乗って一緒に風呂に入るめぐみん。結局アクアにバレてカズマは「ロリニート」の称号を得た。
カズマ達がウィズの店へ行くと、偶然を装って店にいたゆんゆん。再びめぐみんに挑もうするも、仲良くなるための魔法の水晶を使う(その間にウィズの胸をモミモミするちょむすけが気になった)。そこで映し出されためぐみんとゆんゆんの過去があまりにもな…めぐみんは貧乏すぎる過去が、ゆんゆんは超ボッチなとが明らかになってしまった。

ゆんゆんが思った以上に可愛くデザインされていました。豊崎さんの声も合っています。これからどんな活躍(?)を見せるのか楽しみです。{/netabare}

3話…アクアって女神だったんだなぁ…
{netabare}大借金を背負ったカズマ一行。それでもめぐみんの爆裂魔法の日課を欠かせない。
新しいダンジョンが見つかり、お宝があれば借金返済の足しになると挑むカズマ。カズマは新たなスキルをマスターしており、未知のダンジョンもなんとか進むが、待ってろと言ったのにアクアがダンジョンに。アンテッドが襲うけど、アクアが清めて浄化。そしてリッチと遭遇。そのリッチは過去に結構な魔法使いとして活躍していて、王の妾の一人を解放し、一緒に行動していたが、彼女が重い病になり、それを解き放つためにリッチとなったのだとか。
すでに彼女も亡くなり、アクアに浄化してほしいと願う。アクアは願いを聞き入れ、魂を導いた。

何、この感動系の話は?…このすばっぽくない。でも所々笑いぶっ込んでくるので飽きないです。アクアは女神だったんだなぁ…
前回と今回は作画がきれいだったような…{/netabare}

4話…ララティーナ(本名)は真性の…
{netabare}カズマとアクアが戯れる(日常)なか、飛び込んできた謎の美女、ララティーナ(ダグネスとも言う)だった。何でも見合いさせられるという。
パーティーで冒険を続けたいララティーナは見合いを破談させようとカズマたちに頼み込みにきたのだ。寿退社ならやめさせる理由にもってこいと考えたカスマは屋敷へ向かう。
屋敷ではララティーナが見合い相手の話をするが、どこをどう考えても良縁である。ララティーナからぶち壊すように頼まれていたものの、臨時執事で見合いを成功させようとする。見合い相手はイケメンな上に性格も良し、本当は断るつもりできたのが、ララティーナを気に入ってしまった。何とかしたいララティーナは本性を見せつけ、カズマと決闘。カズマとの仲を勘違いしたのか何だか分からない感じで破談になる。しかも、お腹にはカズマの子を宿していると爆弾発言を残して。

今週も腹抱えて笑いました。ダグネスの真性っぷりが良いです。2週物語から離れていた分、爆裂した感じです。
このすばは展開だけでなく、細かいところも爆笑できるんですよね。今週はアクアに笑いを持っていかれてます。冒頭のでかいコブ、米粒を使った紙の修復、鯉の呼び寄せなど。本当に面白いです。{/netabare}

5話…オチは?
{netabare}セナにモンスターの出現がカズマのせいと疑われるが、ダンジョンにアクアが魔方陣を張ったせいだった…
仮面を被ったちびモンスターは爆発するものだったがダグネスには効かない。カズマとダグネスがダンジョンに入り、魔方陣を消すことに。すると、魔王軍幹部のバニルが待ち構えていた。バニルはダグネスタイプのM持ち、どんなやられ方するのが楽しいか考えていた変態混じり。但し、能力は確かで、見通す力や土から人形系モンスターを発生させるなど優秀。
が、ダンジョンからモンスターがいなくなったことのが女神であるアクアのせいだと怒り、アクアを倒すことに動く。そこをダグネスの剣がたまたまカズマがこけたせいで当たり、倒す。と思ったら、仮面だけで乗り移れる能力を持っており、ダグネスに乗り移る。ダグネスとバニルの一人漫才が始まる。バニルに乗っ取られながらも最後まで精神的な抵抗をし、最後はめぐみんの爆裂魔法をダグネスに放ち、バニルを倒した。
この件を一部始終見ていたセナからカズマの嫌疑は晴れて無罪放免。しかも、幹部を倒した功績によって借金完済どころか、莫大な恩賞を得ることに。

あ、あれ? こんなキレイなオチでいいのか?
ダグネスとバニルの漫才が面白かったです。掛け合い上手いものだなと感心です。しかしまぁ、魔王軍の幹部は変なのしか居ないのか? 魔王は更にいっちゃっているんではないか?{/netabare}

6話…ちゅんちゅん丸と聞いて、ピュンピュン丸と反応した人は…
{netabare}年齢がばれてしまいます。
バニルは生きていた。というより、仮面にⅡとあり二号機のようだ…。バニルからカズマの世界の商品を売ったら儲かると言われ、カズマは早速コタツを製作。あまりの気持ちよさにコタツムリになるカズマ(熱源はなんだろうか?という突っ込みは…)。ダグネスとめぐみんにコタツごと外に投げ出され、ようやく動くことに。
カズマが新たな武器として日本刀を製作をしたが、商品やドアに引っ掛けてしまい、結局は短刀に(背中に背負うとか、武士のごとく脇に差すとかすればいいものをという突っ込みは…)。かっこいい名前をつけようとしたら、めぐみんが勝手に「ちゅんちゅん丸」と名づけてしまい涙目のカズマだった。
リザードランナー(80年代に一世を風靡したあおのトカゲ)を退治するクエストに挑む一行。珍しくカズマが完璧な作戦を立てたものの、フラグでしかない。見事にアクアがぶち壊してしまい、アクアは悶絶。ダグネスは群れにぐちゃぐちゃにされ喜ぶ…。カズマがキーポイントのモンスターをかっこよく(このシーンは本当にかっこよい描写)討つものの、登っていた木から落下、首がグシャ…。気がついたらエリス様の前にいて、生き返りを進めるものの、ふと考えるカズマ。なんと、現世に生き返りたいと言い出す。
アクアが説得するものの、動じない。めぐみんが体にいたずらをしていると聞き、あわてて戻ることに。目を覚ますと涙目のめぐみん、なぜかこらえるダグネス(泣いているように見えたのだが…)、やれやれという感じのアクア。
家に戻り、風呂に入ろうとすると、下腹部に「聖剣エクスかリバー」のいたずら書きが。

今週も爆笑でした。どうせやられると言ってダダこねるアクアの動きが妙におかしくて。エリスが可愛いのと、めぐみんの涙目がキュンときました。{/netabare}

7話…どんどん優雅になっていく…あってはいけない
{netabare}めぐみんはゆんゆんのところから帰ってきて焦った。なぜかカズマとアクアが優雅なティータイムを送っていたからだ(ただし、紅茶はアクアによって浄化され、単なるお湯になっているが)。バニルがやって来て、カズマにカズマが用意したグッズを一括なら3億で、月々なら百万で買い取ると言うのだ。すでにセレブ気分だった。冒険しようとめぐみんは言うが、カズマは首折れたばかり、よくなるまで休みたいと言い、それなら温泉にと言うめぐみんの誘いに乗った。
温泉行く前にウィズの店に寄ったら、ウィズがボロボロになっていた。売れそうもない商品を仕入れてきたウィズにバニルが撃ち込んでいたのだ。温泉にはウィズも連れていくことになった。
温泉へ行くための馬車乗り場でゴタゴタするカズマ一行。ようやく出発したら、なんか走ってくる影が…どうも、ダグネスの着ている防具に寄せられたらしい…。

安定感抜群の面白さです。留守中に乗り込んでくるゆんゆんの孤独さたるや…。
作画がこれまでのなかで一番綺麗だったような気がします。アクアの斜め上からの目線が綺麗で、めぐみんの表情が可愛くて。まぁ…この作品は作画が云々ではないのですが、それでも綺麗な方が良いのは確かです。
{/netabare}

8話…前半珍しい冒険譚、後半詐欺話
{netabare}ダクネスに突進してくる鳥たち、相変わらずダクネスは嬉しそう…。カズマの機転を利かせた対処で一難を乗り越える。その夜、野宿でカズマは違和感を感じる、それはゾンビだった。どうやらアクアに寄ってきたらしい…。ウィズが川を渡りそうになるが、アクアが退治した。カズマはお礼の受け取りを拒否した…すみませんと言いながら。
目的地の温泉に到着、そこはアクシズ教の総本山だった。カズマに近寄ってくる人々は詐欺師…アクシズ教に入信させるためにあの手この手で迫ってくる。エリス教のダクネスには物凄く冷たい。あまりのしつこさに流石にキレたカズマだった。

今週も安定したお笑いでした。ダクネスのMっぷり、アクアのダメっぷりが絶妙。ウィズの川を渡りそうになる場面にはそう来たかという感じで。
女神がアクアですものね、そりゃあ信者もそうなる…。エリスを目の敵にしているのもね(笑){/netabare}

9話…アクシズ教は詐⚪集団?
{netabare}キレたカズマは教会に乗り込む。そこにはシスターが居たのだが、やっぱりおかしい…。傍らでめぐみんはアクシズ教の恐ろしさに震えていた。
懺悔室に入ったカズマ、答える女の子はどこからどう見てもアクアだった。調子に乗っていたアクアにカズマは容赦なく攻める。半泣きのアクアは陥落した。
アクシズ教の信者はそれほど多くはないらしい。なので、アクアは信者をどんなことをしても守るのだという。
目的だった温泉、当然のように混浴に向かうカズマ。そこにはカップルみたいな男女がいた。男はアクシズ教の勧誘にぐったりだった。女はカズマの熱視線を浴びてあがっていった。女風呂にダクネスとめぐみんが入ってきて…。
風呂上がり、アクアが泣いていた。なんでも、温泉を浄化してしまい、女神だと言い張ったのに信じてもらえなかったらしい(当たり前である)。だが、温泉が毒で汚染されているとのこと、何とかしようとがんばるアクアだが…

今回もたっぷりと笑わせてもらいました。アクアとカズマの教会でのやり取り、「エリスの胸はパッド入り~」、ウィズが浄化されそうになるときの場面、風呂場のカズマとめぐみん&ダクネスのやり取り、カズマのガン見、噴水前での演説などなど、本当に飽きません。アクシズ教、怪しすぎ…て、女神が女神だしね~
今回もゆんゆんの手紙で締めたけど、どんどん悲壮な感じになっていくのだが…気になります。
おや?次回で終わり? 早いよ~{/netabare}

10話…このおかしな一行に祝福を
{netabare}アクシズ教徒から追われるアクシズ教の女神アクア(ちょっとかわいそう)。毒が混入されている原泉に向かうが、追い返されそうになる。そこはララティーナ(ダグネス)の家の威光で入れることに。するとそこには怪しげな男が何かしていた。ウィズが思い出す「ハンスさんですよね」。なんと、魔王軍の幹部で強いと言われる毒スライムだったのだ。スライムと聞いてカズマは余裕ぶっこいていたが、スライムは弱くはない(それはドラクエのイメージだ)、焦って逃げ出すカズマたちだったが、後ろからはアクシズ教徒の集団がやって来ていた。原泉を浄化しようと突っ込むアクアにカズマは観念して戦うことを決める。ウィズはハンスが管理人を食ったことに激怒して氷の魔法で攻撃する。カズマの自己犠牲を伴った戦略でハンスを弱め、どこからどう見てもホイミスライムとなったハンスをアクアのゴッドブローが襲う。そして、原泉も浄化され、一件落着。
だったはずだが、アクアが温泉を完全浄化してしまったため、町を追われてしまう。蘇ったカズマ、始まりの街に戻り、中間たちとの日常が一番と感じておしまい。

アクシズ教、これはいかん…。教義、笑ったけど、真を突いているところもあったりするところが憎いです。まぁ女神が女神だけにねぇ…。でも、アクアが教徒を守ろうとする気持ちはかっこよかったです。
カズマも同じ、何だかんだ言いながらみんなを守るところが何とも良いです。
それにしてもバトルの場面、メチャクチャカッコいい感じがしたのですが…。この作品は作画まで含めて笑ってくださいということなんでしょう。
三期の予告期待したのですが、何故かカウンターに置かれたパンツが…。まったく、最後の最後まで笑わせてくれる。{/netabare}

二期も一話から最終回まで楽しめました。大爆笑というより、クスクスが連続でやってくる感じがこの作品の持ち味です。また、下手な人情話はないけど、時おり仲間や町の人たちのことで行動するようなところが良い感じになっています。
一本の流れはなく、一話から数話で話をまとめていて、中だるみも、飽きることもありません。

クズマ…カズマと3バ…3人のヒロインたちの関係は相変わらずの距離感で本当に良いです。カズマも言っていたとおり、見た目は良い3人なので普通ならハーレムアニメになるんですけどね…付かず離れず、恋愛にもならず、かといって互いに嫌な感じもしない。これこそ「このすば」の魅力なんだと思います。

作画ですが、OP1話ED見たとき、このままずっとこれではさすがに…と思ったのですが、毎回のように違い、7話や最終回のバトルは本当に美麗にさえ感じ、何が本当なんだかよく分からないのが「このすば」。作画まで「ネタ」なんでしょうね。

三期の予告を期待したのですが、ありませんでした。このあとも(というより、このあとの方はもっと)面白そうなので、アニメにしてほしいです。ともあれ、この作品に祝福を!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 59
ネタバレ

チョビ0314 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

この素晴らしい石鹸なんか食えるか!!

この素晴らしい世界に祝福を!二期の感想になりますが長文なので、読んで戴く場合はその点をご理解下さい。

まず結構感心したのがオープニング&エンディング。
一期のオープニングは物語の始まりらしく、メインキャラの特性と今後登場するキャラの顔見せ的な構成でした。
これに対して二期は場面変化と共にキャラが徐々に汚れ表情も変化させ、各々の得意技を披露してから締め括り冒険成功の報酬をGETするまでを1つの物語として描きます。
これによりクエストをこなし糧を得られる様な冒険者への成長具合も分かる様に構成されていました。

エンディングの場合一期と同様アクセルの街と各キャラの一日を描き、冒頭等で流れるチルトシフト調の風景が余計に生活感を増させつつ生活状況の変化を自然と織り交ぜています。(チルトシフトはミニチュア風に写す技法の事です)
例えばカズマが一期と違い釣りが上手くなり、アクアは子供に対しての人気がやたら上昇。
メグミンはリンゴを勝手に取る事を止め猫を飼い始め、ダクネスは以前より街に馴染んだ感じ。(売り物のリンゴを盗ったらダメですしね)
そして帰る場所が馬小屋から屋敷に変わるが、帰宅する順番が重要です。
一期では最後にトボトボ帰ってくるカズマが一番先に戻って魚を焼き出迎える。これは彼が役立つ存在へと成長しパーティの要になったと様に感じました。

オープニングは仕事という日常、エンディングは休日という日常。
タイプの違う日常を短い時間で上手に描いている良い演出だと思います。

次はストーリーについて…また思い切った展開ですよね。
{netabare}主人公はいきなり囚人で裁判を受けるも何とか死刑を回避!するのですが膨大な借金を背負わされる。
しかもメインヒロインの一人ダクネスが丸々二話ほぼ出てこないという思い切りっぷり。
ここから先の話は暫くほぼララティーナことダクネス無双。
その変態性…いやいや問題児っぷりを存分に発揮しドン引きさせてくれると同時に盛大に笑わせて貰いました。
まぁなんやかんやで魔王軍幹部のバニルさんを討伐し汚名返上名誉回復、借金問題もなくなり似非セレブ候補になります。
そして4話を跨ぐ温泉回が始まりますが、肝である入浴描写は1話のみという構成。
代わりに一番多く描かれているのが温泉街の特異性で、簡単に言うと怪しげな新興宗教団体の異常行動の数々を赤裸々に描きます。
それはそれは恐ろしく街中に張り巡らされた勧誘トラップの数々…偶然を装った出会いから貴方の為に祈らせて下さいコンボ…飲める洗剤やら食べれる石鹸ってアム◯ェイ?果ては子供すら囮に使う徹底ぶり…みたいな感じで妙にリアル…もし自分があの街に行ったなら精神に異常を来たす自身があります…(登場人物の一人は異教徒に対する仕打ちを楽しんでたが…)
この手の方々の一番怖ろしい所は「純粋に良かれと信じやっている」点でして、ホント怖いなぁ…
で、またなんやかんやでラスボス「デぇっドリぃポぃぞンスラぁイムのハぁンス」との戦闘へ突入します。
各キャラが特性を活かし神作画の戦闘に勝利するのですが、{/netabare}ここで一番肝心なのがカズマの行動。
ご存知の通り主人公パーティはカズマ以外個々の能力が非常に高い。しかし各々問題があるのでそのままでは額面通りの能力を発揮できません。
カズマの機転と的確な指示、自らを囮とした誘導なくして強敵の{netabare}デぇっドリぃ以下略に勝利する事は叶わなかった筈。{/netabare}
つまりカズマはエース、ジャック、クイーン、キングを最適に運用出来る繰り手であり自らも化け戦うジョーカーという立場です。
エンディングの事でも少し触れましたけど、やはりカズマは無くてはならないリーダーではないでしょうか。

妙に主人公カズマの事を書いてしまったので、もう少し彼について考えてみたいと思います。
ダクネスが「アイツはどういう男なのだ?保守的で臆病かと思えば、身分の差を気にもせず貴族相手ですらひどく強気な時もある」と疑問を呈した通り、彼の行動はかなり変わっています。
周りからカスだのクズだの言われてるけど、本当にカスでクズなら貰えるお金を選んだりしませんし、強い相手には媚を売り諂い(へつらい)役立たずと知れば途端に縁を切る筈です。しかし彼は一概にそうしません。
どうしてかというと、彼はたぶん自分のルールに従順なだけではないでしょうか。
根性はないが自分が納得したら躊躇せず動くし、納得出来ないならば断固として断るという行動がそれを物語っています。
それに欠点のある彼だからこそ、同じ様に凸凹なパーティの欠点を理解し補うことが出来る様に思えます。
妙に褒めてしまいましたが、正直品性は汚いし小狡い…でもそういう彼を本気で嫌う人は少ない…不思議と愛される魅力があるという事ですね。

少し脱線してしまいましたが、前作と同様に全話を通じテンポ良く進むストーリーで一気でも個別でも視聴しやすいですから、色々な人に楽しんで戴きたい良作です。

えっと後、少し謎に思っている事を…
{netabare}カズマってスティールを使うと女の子のパン…下着をほぼ確実にGETしますよね。
でもアクアの場合だけは羽衣を剥ぎ取れました…これってアクアがノーパ…いやいや下着を付けてないから羽衣だったの?
む?そうなるとデュラハンのベルディアもそうだったのか?男だったから?
いやはや謎は深まるばかりですね。

で、やっぱり気になってグーグル先生に調べて貰った所、同じ様な疑問を感じてる方々のスレへ行き着きました。
それによりますとアクアのリアルなフィギュアではTバックを着用していて、ディフォルメされた「ねんどろいど」では未着用だったそうです。
う~ん…まぁどっちでもいいやw{/netabare}

一期のレビューもありますので、良かったら読んで戴けると嬉しいです。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 37
ネタバレ

赤緑 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

2期も良かった ただし作画は・・・ ハーレムのようでハーレムじゃない男子向けファンタジー

1期が好きなら楽しめると思う。
しかし、作画は1期より平均レベルが下がったように見える。
あと、めぐみんファンにはちょっと物足りないかも。
男子向けというのはお色気が多めという意味。


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あにこれ始めてから初のリアルタイム視聴アニメ。


ラノベ原作の、異世界転生RPG風ファンタジー、ただしギャグ。
詳しい説明は1期のレビューを参照。


2期はダクネス無双だった。(※ひいき目。実際はアクアも同じくらいだったと思う。)
その代わり、めぐみんが第2話を除いてちょっと目立たなかった気がする。
とにかくダクネスを堪能できた。注目しているのは、エロのところじゃなくて、お嬢様のところね。

新キャラもたくさん出てきて楽しい。
特にバニルがいいキャラ。人気も高いらしい。
バニルに言葉責めされているダクネス、いいね。


ただ、作画がちょっと・・・。1期にも増して悪いところが目に付いた。
第5話が一番良くて、第1話が一番悪かった、かな?
あと、後半はちょっと勢いが失速したと思う。さすがにマンネリになってきた気もする。
最終回はカッコ良かった。


最終回のエンドカード、原作のイラストの方が書いてるんだけど、何これ可愛い。
ダクネスが手前にいるから一番大きく描かれているわけだが。


《総合評価》

作画が良くないが、ギャグかキャラが気に入れば楽しめる。
見た目も好きなキャラがいるのに作画は評価できないということがあるのだろうか。


物語:
主にギャグの評価。
ストーリーは特に注目すべき点はない。
アルカンレティア編(温泉の都)は同じネタが続いて飽きた。

作画:
正直良くない。全編で第1話の水準だったら観てられなかった可能性が高い。
第5話で3.0、第1話で1.7、平均で2.2弱くらい?
OP・ED作画もあまり良くないのが悪印象になっている。

声優:
茅野さんあってのダクネスだ。
他のみなさんも、サブキャラ含めて良かった。
ただし、好みでの評価であって、総合的には最高とまでは言えない。

音楽:
劇伴のアコーディオンの曲が笑える。
OP曲、ノリがイイ曲。
ED曲は1期と同じノリのカントリー風。

キャラ:
ダクネス。
カスマさんも相変わらず。
アクアとめぐみんも割と好き。
過度な巨乳キャラが多すぎるのがちょっとマイナス。



以下、放送中に書いた駄文。

{netabare}
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▼第1話~第4話 - ララティーナ可愛いよララティーナwww

1話目での作画崩壊でどうなることかと思ったが、2話目からは何とか持ち直した。
ただ正直なところ、面白さの勢いは失速してしまったかな。

でもアクアの不憫さとダクネスの可愛さでまだ走り続けられそうだ。
拗ねてるダクネス超かわいい。


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▼第5話 - 作画が安定してきた(このすば基準)

今回もダクネスが大活躍。
中身がアレでも見ている分には問題ない!
あー可愛かった。

アクアもあいかわらず。

めぐみんの影が少し薄かった。

あと、すごくどうでもいいこと。→最奥は「さいおう」と読む。姑息そうな男、は誤用な気がする。


そして今回作画が、このすば史上最高品質だったのでは?


締めのシーンで、ガリル(角が生えた鉄のお面みたいのつけてる冒険者)が
前回の私の投稿のタイトル(↑第1話~第4話)と全く同じセリフ言ってて笑った。
(原作未読。)


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▼第6話 - 中休み回

今回は久々にロープレらしい展開。
・・・いや、前回は中ボス討伐だったはずでは。
前回のはカズマとダクネスの暴れっぷりが凄すぎて、中ボスバトルのイメージが無さ過ぎた。(褒めている)

安定の駄女神。


-----

▼第7話 - うちのがすいません

ストーリーがダクネス中心で進んでいる気がしてならない。

ところで、もしかして、めぐみんも履いてない?(いや、黒いの履いてるはず)

バニルいいキャラしてるな。


いざ、冒険に出発。
しかし、音楽が無駄にカッコいいなー。

「そんなスキル使ってません」「バインド」・・・ダクネスもう隠す気ないだろ。

カズマの名ゼリフ→すいません、うちの変態がすいません!


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▼第8話 - 美しい景観の街。景観は良かった、景観は。

やはりダクネスの登場シーンが多い気がするのはなぜだ。
私得じゃ・・・語呂悪いな、「俺得」じゃないか。

今回は作画がダメな部分が目立ったな。第1話ほどではないが。


カズマ、鬼畜とはいえ、なぜダクネスの言うとおりにした。(引き摺り)

そういえばトンビだったか、あのダチョウ。

ターンアンデッドの時のアクアの表情がヤバい。そういえば特徴に「顔芸」を付けてなかったな。

ウィズをもっと心配したげて。
ところで、ウィズを背負ったらスゴイことになりそうだが、平気なのかカズマ。

作画が悪い作品だけに、アルカンレティアの到着シーンは作画がんばったのか、美しかった。
アクアの同類がたくさんいるところを除けば良いところだな。

しかし後半はちょっと同じネタがクドかった。
最後のオチも読めたし。
幼女の叫び声は良かったが。

作画の悪さと髪型服装の違いもあって、街を散策した時のダクネスが誰だお前状態に。
キャンプ時の黒い私服のダクネスは可愛かった。そしてちょっとエロかった。


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▼第9話 - 温泉いきたい

また作画が良かった。もち(ry
特に、ヒロインたちが3割増しくらいで可愛いな。風呂だからとかそういうのではなく。
カスマが壁に耳つけているときの顔がウケる。

あと、ネコ(ちょむすけ)も可愛い。

ウィズは不憫属性が上がった。


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▼第10話 - カッコいい!

カズマの捨て身の策で
ハンスを倒すシーン、絵面はカズマを除いてカッコよかった。

{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21

77.1 4 つっこみでコメディなアニメランキング4位
貧乏神が!(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1409)
7500人が棚に入れました
才色兼備だがタカビーで自分勝手な超絶ラッキーガールの市子と、その彼女に取り憑いた脱力系の貧乏神・紅葉。幸か不幸はふたりは出会ってしまった!! 愛も友情も信じない孤独な女子高生の市子は、様々な出会いを経て“本当の幸福”をゲットできるのか――?

声優・キャラクター
花澤香菜、内山夕実、内山昂輝、戸松遥、下野紘、川原慶久
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

<最終話まで視聴完了> きっとパロディに頼らなくとも面白い物語にできた 

<最終話まで観ての感想>

拾いきれないほどのパロディ満載で素直に大笑いして観ていた。
最初のうちはそのハイテンションぶりに、ついていけるか不安だったけれど
感動できるエピもあったりで、どんどん惹き込まれた。

観終えてみると、笑った後のすっきり感はあるものの、
何かが足りないような気もして。
それはもしかしたら、パロディに笑いを頼りすぎてしまって
本題の物語が少々薄くなってしまってたからなのかもしれない。
でも、市子と紅葉の距離感というか向き合い方は、2人きりのときより
嵐丸が入った3人でのほうがより色濃いものとなり
おもしろいと思ったし、他の貧乏神仲間もキャラが濃くて楽しかった。

で、個人的にはやはり、紅葉のほうが好みかなw

{netabare}
エンディング中の映像で、その後の彼らが描かれ
執事だったおじさまが噴水のように泣いている姿が
この作品のテーマとしてすべてを物語っていた気がする。
{/netabare}

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<9話の感想>

テニプリ、エースをねらえ、ジャイアントロボ、ベルばら、
ワンピースのルフィにそれから・・まだまだあったぞw
あのゴリラはFateのバーサーカーを匂わしてたりもするし
試合中も、もうパロディ満載。
どんどんやっちゃって~と遠巻きに大笑い。
2部では料理対決。ジャッジは紅葉の働き振りを監視するよう
仰せつかった黒百合という貧乏神。
ストーリー展開としては特に進展がなかったけれど
相変わらずの面白さだった。
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<8話の感想>

トラウマは少なからず誰にでもあることかもしれない。
でも、それを人に言えてしまう人と、言えない人がいる。
前者は比較的もう立ち直れていて、心もオープン。
後者はまだ引きずっていて、心に鍵をかけている。
傍から観ている印象とはまるで違う過去や傷痕を持つ人の
その印象と中身のギャップが大きいほど、傷も大きいということ。

今回はそんな市子を全面的に受け入れ守ろうとする嵐丸の友情が
とても清々しくて良かったし、2人ともに共感する部分があって泣けた。

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<7話までの感想>

いろんなアイテムのおかげで市子が幼少化したり、
同級生が助かったり。
相変わらずのハイテンションでバカバカしくも面白い展開の中
時々ほろっとさせられてしまう。
気楽に、心全開で観てるからなおさら敏感になるのかも。
登場人物もだいぶ揃ってきたようで・・
今後どう展開していくのか、原作も知らないからまったく読めてません~
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<4話までの感想> 幸福エナジーと性格は無関係

視聴を始めたばかりなので☆評価は触らずに未定。

天が2物も3物も与えたのだとしか思えないような人物って確かにいる。
だけど本当にそうだろうか?外見も良く教養もあり、品性も高く
会話上手な人がもし、本性を表した性格は最悪で腹黒かったら。
むしろそのほうが真実味があって、人間らしいと思う人も多いかも。
人間というものの愚かさと憎めなさはそこにあるような気もする。
人類のすべてが幸福ならそれが一番なのだろうけれど
幸福感や不幸感というものは、あまりに個人の価値の差があって
一概に推し量れるものではない。

そんな想いを踏まえた上で、このアニメ作品を視聴してみると
なかなか興味深くて面白い。

幸運で恵まれすぎている桜市子という高校生のもとへ、
世間の幸福エナジーバランスを乱す彼女を普通の人間にするために
貧乏神界からやってきた貧乏神・紅葉が出会ったことにより
さまざまな騒動が巻き起こされる物語のようなのだが、
ただそれだけの単純なものではなさそう。

貧乏神も仕事という視点から外れ、自分自身の目で市子の日常を
見てみたとき、きっと何らかの心変わりがあるはずだし
厄介者扱いしていた貧乏神・紅葉の何らかを知ることで、市子の心にも
おそらく何かが生じていくはずだ。
だって、幸福エナジーを吸い取れば世間の幸福が均等になるなんて道理、
実際はそれもまた、偏見のひとつに過ぎないからね。

隣の芝生は青い・・・傍から見てすごく幸せそうに見える人、家族、カップル。
でも内情はすごく冷え切ったものがあったり、計算があったり、
真相は本人たちでさえわからない部分があるほどなのだ。
逆に、自分は不幸だと思い込んでいる人も、実際は日々色々なところで
誰かに助けられていたり、命すら救われていることがあるわけで、
そのことに気づけているかどうか、で大きく価値が変わるしね。

そういう意味で、市子の周囲のいろいろな人間たちが登場し、
人生の裏表、悲喜こもごもを今後見せてくれつつ、
ほんとうの幸せとはどういうものなのか、
ほんとうの貧乏というもはどういうことを指すのか、
面白いギャグを投入しながら解き明かしてくれたらいいなぁと期待している。

ただ、今のところ観た限りでは、市子の幸福エナジーが多いからといって
彼女の性格が悪いというわけではなく、お嬢様にありがちな言動はあるものの、
実はとても人情に厚い部分があったり、やさしさも垣間見えていて
今後も何か起きそうな予感・・っというのが好感触。

でも、もしかして1クールなのかな?そうなると描ききれるか心配だ。

ところでこの作品、けっこうわかりやすいパロディーが面白い。
アニメに限らず、人気のTV番組やCMだったり、さまざまだけど
じっくり思い出せば思い出すほど、意外に奥が深く描かれていて
ちょっと感心してしまう。

ちなみにキャラデザは、市子のかわいさよりも、
貧乏神のクールな顔立ちのほうが個人的には好み。
ただ、あの服装は・・・「ないわ。。」だけどね(笑)

ということで今後も視聴続行。毎回の感想は書かないつもりだけど、
自分が記憶しきれないこともあるので、何話かに一度まとめてみたいと思う。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 64
ネタバレ

たつじん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

捨てる神ありゃ拾う亀梨~早く人間になりたい~

タイトルには全く意味はありません。
ジャニーズファンの皆さますみません。

傲慢で高飛車、だけど幸運の持ち主の巨乳美人 桜 市子(さくら いちこ)
その力は幸福エナジーを吸い寄せ、周りの人間を不幸にしてしまう。
そのアンバランスを是正するため神の世界から遣わされた貧乏神 紅葉(もみじ)
この作品は、この2人を中心に繰り広げられるドタバタコメディです。

「ド○ゴンボール」や「北○の拳」、「エー○を狙え」などのポピュラーなアニメの主人公
に突如変わったりするパロディはとても解りやすくて、お腹を抱えて笑えます。

OPはテクノポップなナンバー
♪1WAY,2WAY,3WAY,4WAY,GoWay!GoWay!・・・が耳について離れません。
EDは女性目線のジェラシーを歌ったキュートなロックナンバー。

何よりこの作品では、花澤香菜さんの魅力が炸裂してます。
シリアスなキャラもいいですが、主人公の市子を演じている花澤さんはどちらかと云うと
こっちが『地でやってるの?』と思うくらいにハッチャケてます。

またED後に流れる「今週の撫子が!」が何気にツボでした。
ストーリーに全くからまない撫子の登場シーンだけをピックアップするのですが、それは
教室の端だったり、丘の向こうの方だったり・・・
毎回、観ているうちに画面を目で追ってしまう変なクセがついてしまいました。

そういったストーリーの中で、「ベタ」だけど、市子が何不自由なく暮らしていても
お金では得られないものを実感したり、プライドという仮面をかぶっていても、その実
人一倍愛情に飢えている事に気づくシーンがあったりして、ちょっとばかり感動します。
また争っているはずの2人が、相手を気遣ったりするのも微笑ましい限りです。

難しいことは考えずに観るといいんじゃないでしょうか。
これはほんと笑えるアニメだと思います。

以下はこの作品とは全く関係ない自虐ネタです。興味ある方はどうぞ・・
{netabare}
そもそも産まれてこのかた女性との「いい出会い」がないもんで・・・
ここで女性との出会いにまつわる『貧乏神が!』伝説を少々。
【ROUND1:不幸の神様】
アフタースキーを夢見て男子ばかりで行った信州。
滑ってると何と後ろから人が直滑降で一直線にこちらに向かってくる。
『あぁ!』と叫ぶ間もなく激突。
心配そうに『すみません!大丈夫ですか?』と声をかけてきたのは、可愛い女子。
『大丈夫ですよ!』と言いながら、さりげなくその場を立ち去ったが・・・
心の中で、このゲレンデならまた会えるはず「ロマンスの神様!?」と思いながらも
足首に違和感と痛みが・・・。
このあと病院に運ばれ骨折で全治1か月の入院になるとは・・・
せめて連絡先だけでも聞いとくべきだった~。
『あの女子め!貧乏神が!』

【ROUND2:魔性の女子大生】
女子大生との念願の合コン。
ちょっとリッチにフランス料理と洒落こむ。
『学生よりやっぱ社会人よね~。落ち着いてるし~大人だし~』
などと嬉しくなることを言ってくれるので、会計はすべて男子持ちにすることに・・・
財布の中は寂しくなったが、気になる娘の連絡先も聞けたのでまあ良しとしよう。
向こうから連絡すると言ってたので、いつかいつかと待ちわびてたが・・・
ある日、街を歩いてると、そこには学生風の男子と腕組んで歩いてるその娘の姿が。
ちなみに参加したメンバー誰もうまくいかずにみんなから責められるハメに・・・
俺たちメッシーか!(古っ)お金返せ~
『あの魔性女たちめ!貧乏神が!』

【ROUND3:崩れ去った憧れ】
花見の2次会で行ったカラオケ。
前からちょっと憧れていた先輩女子と一緒。
『歌うま~い』『お酒つよ~い』とおだてられて、ついつい時間を忘れて飲むわ歌うわ。
楽しい時もつかの間、気が付けば終電ギリギリの時間。
あわてて走って電車には間にあったが、酔っていたので天地がひっくり返る気分に・・・
思わず次の駅で途中下車してトイレに直行。
タクで帰るお金もなく、仕方なく駅の外のベンチで朝まで(まだ外は寒い!)・・・
次の日、そのまま会社に行くと上司から酒臭いと注意され、
その先輩からもキツ~イ一言。
『服装、昨日と一緒じゃない!お風呂入ってないの~。きたな~い!』
それから当分の間、周りの女子社員は近寄ってこなかった。
二度と一緒にカラオケなんか行ってやるか~
『あの先輩め!貧乏神が!』
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 22
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

サンライズといえばケロロ! パロディに期待 ずっと幸福な人生はないし人は利用されるものではない シャーデンフロイデ(人の不幸を喜ぶ)な主人公も珍しい

原作は一切見てません
サンライズときたらパロディが基本なので期待します

1話からのパロディとして
{netabare}お願いランキング録っといて
めだかちゃんの描写
ルパンのイントネーション
テヘペロ
完二さんが最初にかけた眼鏡
臓物アニマル
ドロンボーが敗北した時の煙{/netabare}

等が最初っから出てきました
非常に期待できます
話ごとにパロディをわかる範囲で書いていきます
ソフィ(花澤さん)ってあんな声が出せるなんて
やっぱり声優には無限の可能性があります

2話
{netabare}ドラえもんの描写が中心だった
途中でガンダムも
でも萌香さんのパロディは爆笑だった{/netabare}

3話
{netabare}初っ端から人志松本のすべらない話って
市子、ナルトの衣装着てるし
ロゴがToLOVEるダークネスじゃねーか
「どうする?アイフル~~」って懐かしいものを・・・
市子は心がダメだけど今後直っていく感じがするな{/netabare}

4話
{netabare}ドラゴンボールじゃねーか
幸福エナジー≠偶然
ではない、市子がだんだん成長していくな{/netabare}

5話
{netabare}小さくなるネタは当たり前になったな
またドラゴンボール(ベジータともう一人は誰?サイヤ人のオーラ)
最後の切り方が上手すぎる{/netabare}

6話
{netabare}よかった石蕗生きてたか
アラレちゃんが持っていた大があった
そしてアラホラサッサーも
壊れてしまった市子もハンカチ返したらいつもの調子に戻ったな ああよかったよかった
次回やっと新キャラか{/netabare}

7話
{netabare}いっこく堂じゃないか
「主人公のクラスには転校生が来る」(これはメタ発言です)
親子そろって技が同じ・・・工夫はないのか{/netabare}

8話
{netabare}ライオンのごきげんよう
七人の侍、ドリフターズ
Mr.4、Miss.メリークリスマス
うるさい!×4ってシャナ以上だ
市子が人付き合いを嫌い、心がひどく荒んでいる理由が分かった
それは小学校の親友がきっかけだ
市子だけ貰えて、親友だけホワイトデーのプレゼントを貰えないなんて不公平だと思って親友は先に告白したが、失恋した。これが原因で親友は悪意を持ち、相手の男の子に不信感を抱かせた。これが原因で市子を悪者扱いにさせた。
(恋の執着心は悪意を生み出すことが分かった)
故に市子は「友達を作ると利用される。だから関わらない方が得策だ」と考えるようになった
裏切ったり抜け駆けすることも友達の一つか?
これが原因で利用されたり悪意を持つか?
うわべ(建前)だけを利用する友達がいるか?

これはゴールデンでは考えにくいな(基本悪役が捨て駒として使うことが多いから)
登場人物を深く掘り下げることはあんまりしないから
だがこれで市子の苦しんだ闇は解き放たれた
これで謎が一つ解明したな。でも幸福エナジーの因果関係が分からないままか

人と関わらないと多くエナジーを得られるのだろうか
それとタイトルがなのはの「なまえをよんで」と酷似していたんですけど{/netabare}

9話
{netabare}北斗の拳が混ざっていたぞ
そしてルフィも{/netabare}

10話
{netabare}ダイソンの掃除機だと!?{/netabare}

11話
{netabare}まずは「ゲットだぜ!!」か
千と千尋のオクサレ様がおったぞ!?(ついでにカオナシも)
紅葉が風呂に入っておかしくなりました
さあどうなる?{/netabare}

12話
{netabare}キューティーハニーにLだと!?
Lは恰好も一致だし
「思います、見えます」のシーンじゃねーか!
諏訪野がワタリじゃねーか!
石蕗はレムじゃねーか!
完全にデスノートが中心です
最後は楽しい逃避行が見れそうだ{/netabare}

13話
{netabare}パロディは分かりませんでした
でも紅葉が元通りになったのでこれはこれでよかったです{/netabare}

次のシーズンもお願いします
またパロディが見たいから

投稿 : 2025/01/04
♥ : 18

77.4 5 つっこみでコメディなアニメランキング5位
それでも町は廻っている(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1366)
7133人が棚に入れました
嵐山歩鳥は、丸子商店街の喫茶店「シーサイド」で、ウェイトレスのアルバイトをする女子高校生。ある日、マスターの磯端ウキが、店を繁盛させる秘策を思いつく。それは、話題のメイド喫茶だった。しかし、関係者が誰もメイド喫茶を知らず、ウェイトレスがメイド服を着ればメイド喫茶だろうと「シーサイド」はメイド喫茶として再スタートする。同級生でありウェイトレスの同僚であるトシ子、同じ学校の先輩双葉、歩鳥に思いを寄せる同級生広章など、歩鳥の周囲の日常は流れていく。

声優・キャラクター
小見川千明、悠木碧、櫻井孝宏、入野自由、矢澤りえか、白石涼子、杉田智和、ゆきのさつき、田村睦心、仙台エリ、松来未祐、黒田崇矢、金光宣明、桜井敏治、中博史、千葉繁
ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ファンタジー要素がなあ

素晴らしいOPから始まり、センスのあるナンセンスなノリと作中の舞台の独特な空気感やキャラパワーで思わずクスッと出来る作品。刺されば最後まで楽しめる程の魅力があります。ただ個人的には後半ちょっとだけマンネリで、残りの3話がファンタジー入ってたのがあんまり好きじゃなかったです。ファンタジー要素に関しては、作品内で仕上がった枠組みの範疇を逸脱してしまうと急につまらない部類のメタ臭さが出てしまいなんだかなあと思いました。それでもなお全体的には安定して楽しめたのでおすすめの作品です

主人公と先生の絡みと主人公弟とエビちゃんの回が好きでした(先生との絡みが後半減っちゃって残念だったけど)。特にエビちゃん回はめちゃくちゃ好みだったので原作追おうと思います

各話の感想
{netabare}1話
この作品のOPすごいですよね。一つ一つのシーンがアニメーションとして秀逸でユーモアがあり、雰囲気はシックかつどこか茶目っけがあり生き生きしてる。作品は見たことないけどOPだけは知ってました。曲と映像が相性バッチリで素晴らしいOPです。

ああ新房さんだなあっていうような印象的な絵面ばかりだ〜。作画良い
妙に小気味がいいナンセンスなノリと無駄に情緒的で独特なキレのある作画とのミスマッチ感が絶妙。普通に面白いかも



2話
ギャラが高そうな声優当ててるキャラが犯人って話好き

主人公の声優さんの演技がキャラと合っていてすごく上手い。



3話
前半の謎解き回おもろかった。今までと同じ空気感でしっかり謎解きやってて感心してしまった。後半は新キャラ登場。原作の話をある程度飛ばして早めに登場させるのは良いですね。ナンセンスさと他要素を上手く落とし込んでいて面白い。作者さん天国大魔鏡とかいうガチガチのSF作ってるから本当に頭いいんだろうけど、この作品でもそのセンスらしさが滲み出てる



4話
割り算の余りのくだり面白かったw主人公と先生の絡み回でしたね。めっちゃ好きです。演技も凄くいい味出てて面白いwくだらなさに味があり沁みます

先生の先生と主人公が似ているってのは伏線...ではなさそう



5話
後半の小学生メイン回めっちゃ好きだから続きみたいな。甘酸っぱいこういうのもっとみたい!この子達メインでいい!エビちゃん顔赤くしてるのかわいいけどリアルにいたらキツイなあw
あと3年生くらいからは女子と関わってるととやかく言われるのは共感できる。



6話
先輩の誕生日のくだりとエロ画像削除笑ったw真田不憫...



7話
前半の真田回面白かった。真田は他キャラに比べると面白いとは思ってなかったけど今回の主人公に悶々とさせられる真田は表情豊かで面白かった
後半も普通に面白かったです。深夜の街中の妙な非現実味を初体験する主人公弟の反応に共感できます。作画の雰囲気ともよく合ってました



8話
コインランドリーで全裸はまずいですよ!と思ったらミスリードww騙されたw真田今回も可哀想
後半ED映像の回でしたね。バイオリンはネタだと思ったらガチだったw アコーディオンのファンシーな音好きなんすよね。ベースだけやけに上手い、っていうセリフありましたけど、現実はベースの上手さは一般聴衆には普通気づかれないという悲しいものですよ。もっと練習描写欲しかったところだけどこの作品だからまあ大目に。練習と称してドラムをやらされる後半羨ましい。



9話
前半の無駄に熱い試合シーン面白かったです。ラケットの持ち方や球の打ち方に違和感はあったけどそんなこと割とどうでも良くなるくらい雰囲気がスポ根のそれでした。それでもしっかりコメディやってたのは流石

後半はファンタジー入っちゃっててちょっとなあ。日常の範疇を越えちゃうといい加減なメタ要素が顔を覗かせてしまうから好きじゃない



10話
前半非日常すぎ。ネタ切れなのかな?それにしてもやりすぎ

後半もファンタジーだけどこういう話は好き。オチが面白くてアバンの伏線回収も粋。心霊関係はファンタジーと現実の境界線辺りだからセーフ?こんな死後を過ごしたいなあ。



11話
※感想書き忘れ



12話
後半の死の現実を突きつけられてからの悲壮感ある流れが良かったです。泣きの作画と雰囲気が素晴らしい。

先輩が初めて店に来た回が最終回に持ってくるのは流れ的に違和感あるし、ファンタジー寄りの話はこの作品にそぐわない。あとは「原作○○話」みたいな字幕も不必要だった。今回みたいな積み重ねが生きる回ではちょっと冷める。最後のシーンもせっかくなら全員と会って欲しかったな。

最終回は良いところも悪いところもあるけど、全体的に見れば結構良い作品だった{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 2

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

隠れた怪作

<2018/12/23初投稿>
原作既読。
本放送時に観てました。
原作は割と最近に完結。

架空の街、丸子商店街。
多摩川なんかも出てくるので神奈川県川崎市の新丸子駅周辺でしょうか。
田園調布から中原街道を西に進み、丸子橋を渡った辺り。
地味な下町が舞台です。

そんな丸子商店街の鄙びたメイド喫茶「シーサイド」(なんだそれ?)で繰り広げられる日常コメディというか、なんだろ?

他愛もない出来事にぼんやりした細かい笑いと、時おりハッとするような一言や出来事。
たまに推理ものになったりSFだったりホラーだったりファンタジーだったりUMAや隠し味程度のラブコメも。

つまり謎作品。

基本一話完結形式です。

主要な登場人物は

・嵐山歩鳥(ほとり)
推理小説が好きで将来は探偵になりたいと本気で思ってる、頭のネジが変な角度で刺さってる女子高生。
色気ゼロだけど「おまんじゅうのような」愛嬌がある。
歩鳥の弟曰く「野球の才能がある人が、バットで書道やってるような人」
シーサイドでバイト中

・辰野トシ子
歩鳥の同級生・友達・バイト仲間。
あだ名は「たっつん」「たっつんつん」
美人で巨乳でなんでもソツなくこなす。
歩鳥の相方兼お守り役その①
つまりツッコミポジション。
左利き。眼鏡。
そういや原作で野球の攻守を「攻めて、受けて」って言ってた。

・紺双葉
歩鳥、たっつんの先輩。
少年のようなクォーターのロッケンロールな美少女。
口が悪く、怖そうだけど実は極度の人見知りで甘えん坊。
歩鳥の相方兼お守り役その②
つまりツッコミポジション。
担当はベース。金髪。

・針原春江
さんま似の、歩鳥とたっつんの同級生。
卓球部。
性格がめちゃくちゃ良くて子供に好かれる。
安定した人格の極めて常識人。
たっつんとは中学時代ライバル関係。
「ピンポン」でこんな人を見たような・・・

・真田広章(ひろゆき)
歩鳥の幼馴染で同級生。
そこそこイケメンなのに自覚はなく、なぜか歩鳥に片想いしてる。
歩鳥へのリアクションが童貞。
いや女性関係のリアクションは悉く思春期の童貞のそれか。

・磯端ウキ
シーサイドの経営者兼マスターでお婆さん。
旦那に先立たれ一人でお店を切り盛りしてた。
趣味はパチンコと麻雀。
子供の頃からよく遊びにくる歩鳥の面倒を見ていた。
お守り役その③。
CVはなんと櫻井孝宏さん。
ババア役もこなすイケボ。

・嵐山猛(タケル)
歩鳥の小学校高学年の弟。
常識的な小学生。
賢く小学生の割には冷静。

・嵐山ユキコ
歩鳥の小学校低学年の妹。
ピーキー。
このまま大人にしてはいけないタイプ

他にもたくさん出てきます。
みなどこにでもいそうだけどちょっとずつ個性的でクセがある。

アニメの出来そのものは良いと思うのですが、シャフト演出が物の見事に滑った作品かなと思ってます。

特に笑いのところ。
原作の笑いはただでさえぼんやりしてるのに、アニメ版は笑いどころで溜めを作りすぎててなんだかなぁ、という感じでした。
あと歩鳥を可愛く見せる必要はなかったのでは。

その分、評価下げました。

あと、これは仕方ないとこなのですが、話数が足らず原作が本当に面白くなるところまでアニメではやれてませんでした。
アニメ放映時はまだ原作も続いてましたしね。

原作は作品掲載順が時系列になっておらずバラバラで一話完結。
なのに話と話が微妙につながっていたり。
読み進めるとどんどん面白くなってきます。
噛めば噛むほどのスルメのよう。

風変わりな作品ですがまだの方には是非観てほしい、そんな作品です。

できれば続編やってほしいけど無理だろなー。

<2019/1/1 追記>
新年初書き込みです。
一言言っておきたくて。

この原作者さん、絵柄はぬぼーっとしてわかりにくいですが実は絵がめちゃくちゃ上手。
デッサン狂うなんてことはなく、人間の体全体を的確に描いてます。
どんなポーズでも自由自在。
ついでにいろんな漫画家さんの絵柄のパロディもしれっと。

きれいな顔描く人や、迫力ある絵を描く人は数いれど、こんだけ正確に書き上げる漫画家さんはそうは見かけない。

つっても私の素人意見ですが。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 36
ネタバレ

ルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

(男+女) ÷ モラル = 0

原作未読で視聴。 制作はシャフトで全12話。監督は新房昭之。


『東京の丸子商店街に住む女子高生の「嵐山 歩鳥 (あらしやま ほとり )」の日常をコミカルに描く物語』。 なお、物語の舞台は、主として歩鳥(ほとり)がアルバイトをする近所の昭和臭のする喫茶店「シーサイド」で展開されます。また、作品のジャンルは日常コメディに分類されるそうです。ですからストーリーのようなものはありませんし、イベントのようなものはありません。あまり期待してはいけません。


序盤、この作品のペースに慣れるのにちょっと時間か掛かるかもしれません。ですが、2話ぐらいから徐々に慣れてくると思います。慣れたかどうかの目安としては、シーサイド店長のお婆ちゃんのメイド服姿に違和感を持たなくなった時です。



私はいつも他の方のレビューなどを参考にして次に観る作品を決定するのですが、今回は、まどマギ、物語シリースを手掛ける監督でお馴染みの「新房昭之」のタグでこの作品に決めました。彼が手掛ける作品は、ハズれが少ないんですよねホント。そして今回の場合ですが、やはり当たりでしたよ。登場人物が見事にアホばかりでとても面白かったです。特に、主人公の天然系のアホの「ほとり」、ちょっと勘違いした自意識過剰なアホの「トシ子」、男勝りなアホの「紺先輩」、この3人が揃うと会話が楽しくてもう最高でした。「三人寄れば文殊の知恵」という言葉がありますが、あれ嘘ですね。アホが3人集まっても、アホさ3倍増しでした。


制作はシャフトなので、多少の独特な演出があります。苦手な方もいるかとは思いますが、私はこの作品のようなコメディと、シャフトの独特な演出とはマッチしているのではないかと思っています。 ここで私の個人的な好みで申し訳ないのですが、私はシャフトの演出の中で俗に言う「シャフト角度(*1」と呼ばれるものが好きですね。シャフト作品でこの演出のシーンが出て来ると、「来た!シャフト角度!」と心の中で発してしまいます。私の中ではもはや歌舞伎の見得のポーズをみたいな扱いです。ただ、この作品ではあまりそれが見られなかったのでちょっと残念でした。


音楽も良かったです。オープニングの曲は、誰でも一度はどこかで聞いた事がある山下達郎作曲の「Down Town」で、それをちょっとミュージカル風にアレンジしたものでした。お洒落な感じで良かったです。ちなみに歌っていたのは「坂本真綾さん」でした。エンディングの曲は、作品中の文化祭で、ほとり・トシ子・春江・紺先輩が結成したバントの演奏でした。こちらも良かったです。


これほどの良作な作品で2期がないのが不思議です。読みたい原作がまた1つ増えてしまいました。


見ても大丈夫なネタばれです。第8話のコインランドリーのテレビから流れる野球中継。試合の得点は、{netabare}56対2{/netabare}です。無茶苦茶です。勝ってるチーム、勘弁してあげてw。




*1)シャフト角度とは、振り向き越しに顎を天井の方に向け、目線だけを下に向けて相手を見下す極端な上から目線の仕草です。(シャフ度などと言われたりもします) (。-人-。) ゴメンネ ちょっとレビュー長かった。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 41

71.4 6 つっこみでコメディなアニメランキング6位
下ネタという概念が存在しない退屈な世界(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (1256)
6866人が棚に入れました
16年前の「公序良俗健全育成法」成立により、日本から性的な言葉が喪われた時代。憧れの先輩・アンナが生徒会長を務める国内有数の風紀優良校に入学した奥間狸吉は、《雪原の青》と名乗るペロリストに弱みを握られ、下ネタテロ集団「SOX」のメンバーとなってしまった。……!そこはプリズン?それとも、ハーレム?

声優・キャラクター
小林裕介、石上静香、松来未祐、後藤沙緒里、新井里美、三宅健太、堀江由衣、上坂すみれ、小倉唯

nk225 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

「SUGOI JAPAN」の中間結果が発表 第1弾ではアニメ部門で「魔法少女まどか☆マギカ」が1位となりました。

「SUGOI JAPAN」の中間結果が発表 「下セカ」は「最高に最低で、かつ魅力的なのだ!」と声高に主張
世界よ、これが日本だ。

世界に紹介したい日本のポップカルチャーを決める国民投票「SUGOI JAPAN」第2弾の中間結果が発表されました。投票開始からわずか2週間ですが、3万8000以上の票が集まっているそうです(第1弾の投票総数は7万7631票)。

対象となるのはそれぞれ、アニメが「2014年7月1日~2015年7月31日までに放送・上映された作品」、マンガ・ラノベ・エンタメ小説が「2012年1月1日から2015年7月31日までに刊行された作品」で、「過去10年の作品」を対象とした前回よりも「今」を感じさせる結果となることが予想されます。

マンガでは、10月31日に実写映画が公開された「俺物語!!」をはじめ、アニメも人気の「ワンパンマン」や「東京喰種トーキョーグール」、ハイパープロジェクション演劇が公演中の「ハイキュー!!」、そしてドラマCDの発売を控えている「囀る鳥は羽ばたかない」がランクイン。

その他、アニメでは「SHIROBAKO」「月刊少女野崎くん」「PSYCHO-PASS サイコパス」「四月は君の嘘」「響け! ユーフォニアム」。ラノベでは「甘城ブリリアントパーク」「オーバーロード」「冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた」「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」。エンタメ小説では「アリス殺し」「『階段島』シリーズ」「屍者の帝国」「BEATLESS」「満願」がランクインしています。

「SUGOI JAPAN」は、日本が誇るポップカルチャーを世界に紹介することを目的とした企画。確かに、マンガやアニメなどは日本を代表する文化の一つであることはまぎれもない事実です。しかし、「SHIROBAKO」を見た海外の人たちから「やっぱり“KAROSHI”の国だな……」と怖がられたりしないだろうか、はたまた、「ダンまち」を見たギリシャの人たちから、「何うちの神さまを“ロリ巨乳”化しているんだよ」と怒られたりしないかなど、いささか心配になったりもします。いや、既に日本の変態性は周知のことだし、「安定の日本」の烙印が押されるだけだから心配いらないのか……? ちなみにある意味一番の問題作になりそうな「下セカ」ですが、レーベルの公式Twitterではトップ5入りの勝どきを上げているようでした。さすがだな!

投票期間は2016年1月3日まで、1ジャンルにつき3作品まで選んで投票できます。結果発表は2016年3月22日を予定。なお、第1弾ではマンガ部門で「進撃の巨人」、アニメ部門で「魔法少女まどか☆マギカ」、ラノベ部門で「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」、エンタメ小説部門で「図書館戦争シリーズ」がそれぞれ1位となりました。

「お●んぽおおおおおおおおおぉ!!」少女は叫びながら、駅の構内を走り出した。その瞬間、僕はすっころんだ。16年前の「公序良俗健全育成法」成立により、日本から性的な言葉が喪われた時代。憧れの先輩・アンナが生徒会長を務める国内有数の風紀優良校に入学した奥間狸吉は《雪原の青》と名乗るペロリストに弱みを握られ、下ネタテロ組織「SOX」のメンバーとなってしまった……! そこはプリズン? それとも、ハーレム?

2015年7月4日(土)深夜より放送がスタートしたTVアニメ『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』。本作は、『人類は衰退しました』や『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』を送り出してきた「ガガガ文庫」(小学館)より刊行中の著・赤城大空さん/イラスト・霜月えいとさんによるライトノベルとなっています。

まさかアニメになるとは… エロ禁止の社会に少年少女が挑む
ミステリーやSF、ファンタジーを中心とした、大人が読んでもオモシロイ、スマホで読める電子書籍を紹介する。今回はこの夏からスタートした話題のアニメ“下セカ”の原作「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」だ。まさかアニメになるとは思えなかったその内容とは…。

エロ禁止の社会に少年少女が挑む異常アニメの原作小説

“例の紐”なり“青い紐”というキーワードが評判になって、テレビアニメーションとして放送された『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』を見る人が現れ、そのストーリーの面白さから、大森藤ノさんの原作小説へと関心が向かい、150万部から300万部へとシリーズ累計販売数を一気に積み上げたのは、記憶に新しい出来事です。

ライトノベルのアニメ化というのは、もともと原作に人気があるから行われるものですが、そのアニメの出来が良ければ、改めて原作小説に目を向ける人も増えるもの。そんな最高の形でのメディアミックスを、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』に続いて引き起こしそうな作品が、赤城大空さんの『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』です。

2012年7月に最初の1冊が登場した時、これがテレビアニメになると想像した人は、誰もいなかったのではないのでしょうか。面白くなかったからではありません。それなら最新の第9巻まで刊行が続くシリーズにはなりません。ではどうして? 小説という形ならいざ知らず、テレビという公共の電波に乗せて広く世間に見せるには、とてもはばかられるような内容だったからです。

ヒロインと目される少女がいます。その格好は、全裸の上にタオルを巻き付け、顔にはマスクの代わりに女性用のパンツを被っているというもの。そして、通勤・通学客でごった返す駅頭で叫びます。「お●んぽおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」。伏せ字にしても意味は分かるでしょう。とても卑猥な言葉です。

彼女こそが≪雪原の青≫と呼ばれ、世間を騒がせている下ネタテロリスト。物語の舞台となっている社会は、「公序良俗健全育成法」によって性的な表現が徹底的に規制されていて、実写はもちろん小説も漫画も、エロと目されるものは製造を許されていませんでした。人が猥褻な言葉を口にすることも、個人が身につけている「PM」という装置によって厳重に監視されていました。

そんな環境下にあって、「PM」を無効化できる装置を使って下ネタを言いふらし、さらには「SOX」という組織を作って猥褻な画像をばらまくようなテロを繰り広げていたのが≪雪原の青≫でした。正体は、時岡学園高等部2年の華城綾女という女子高生で、奥間狸吉という少年は、新1年生として時岡学園に入学した際に、綾女に目を付けられて「SOX」に引きずり込まれます。

そして始まるのが、少女と少年とが手を取り合い、国家権力を相手に戦いを挑むというストーリーですが、なにしろヒロインは、公衆の面前で猥褻な言葉を叫ぶ変態にして変人です。「世界に“睾丸”を意味する単語は数あれど、日本のように黄金だの宝玉だのと煌びやかな単語を組み合わせた例はほかにないわ。日本人は金玉に、特別な思いを抱いているの」とも言って狸吉を呆れさせます。

それでも狸吉は、内に表現を弾圧する権力に対する憤りを感じつつ、年頃の青少年なら誰もが抱える衝動も覚えて綾女に従い、彼女を支えて権力や陰謀と戦って「SOX」の勢力を拡大さていきます。最新の第9巻で「SOX」は、国会図書館の地下に眠るというエロ本やエロビデオを奪取しに潜入しますが、そこに妖艶な美女が現れ一味を退け、そして≪雪原の青≫や狸吉に司直の手が迫ります。組織壊滅の危機が続刊への期待を誘います。

政治家による報道規制発言が話題になり、漫画やアニメ、ゲームといったものへの規制を強めようとする動きも取りざたされる状況に、果敢に挑むレジスタンスの物語として受け止めるべきニュアンスを含んだ作品ですが、それとは別に、現状ですらどこか気恥ずかしさから抑え気味のエロへの関心を、改めてえぐり出しては解放してくれる部分も持っています。

それが、小説というひとりで読むメディアから飛び出して、テレビアニメとして満天下に向けて放たれ始めました。さっそく、女性声優の声によって繰り出される猥褻な言葉と、動き回る美少女のビジュアルによって刺激されまくりな人たちが出始めています。放送終了時、世の中は抑圧からの解放を叫ぶ「SOX」支持者であふれてかえったりするのでしょうか。大いに気になるところです。

中国で話題になったり不安を集めたりした7月の新作アニメ
中国では3月末に日本のアニメに対する取締りが入り、日本のアニメの正規配信に関しても大きな混乱が発生しました。7月の新作に関してもさまざまな問題やリスクが噂されていますが、今のところは結構な数の作品が配信され、話題になる作品もイロイロと出ているようです。

新作アニメに関しては毎シーズン中国オタク界隈、業界の前評判をよい意味で裏切るダークホース的な作品が出現しますし、現地の中国オタクの面々もそういった作品を期待しているようですが、7月新作アニメのダークホース枠になるのは恐らくこの作品ではないかと思われます。

原作の中国における知名度はあまりなく、事前に出回っていた作品関係のビジュアルからエロ要素、下品なネタの多い作品だろう……程度に思われていたようですが、1話の配信とともに話題が大爆発、その後も毎週さまざまな話題を提供することになっています。

最近の中国のオタク界隈では、ネット上の交流において扱いやすい話題、拡散しやすいネタなどが作品人気の燃料となることも多く、なかでもギャグを装うことのできる下ネタ系の話題やアニメのカットは強いですね。

しかし、その衝撃には中国の社会的に非常に難しい部分もあるのが困りものです。3月末の取締りの影響はいまだに残っていますし、中国の動画サイト界隈を取り巻く状況に関して楽観的に見ることはできません。

そしてこの「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」の作中で飛び交うネタや作品設定は政府批判や3月の取締りの主なテーマであった「テロ」、「ポルノ」、「暴力」のうち、テロとポルノに直撃する内容とされかねません。作中では下ネタ、エロ方面限定ではあるもののディストピア的な管理社会となっていますし、そして主人公側がそれに対抗するために(エロ方面ではありますが)テロ行為を行うといった展開になります。このあたりに関して何か別の言葉に言い換えられているならまだしも、作中で明確にテロと連呼していますから言い訳の余地もありません。

そんなわけでこの作品は中国のオタクやオタク業界的には、内容以上にその影響や行く末が気になってしまう模様です。私の知り合いの中国のオタクの人から、
「ダークホースを期待していたら、予想もしなかった恐ろしいものが出てきた」
というコメントをいただいたのも印象深いですね。

■きっと誰しもにあったはず! 下ネタで笑えたあの頃が!
今年の夏の問題作『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』は、小学館ガガガ文庫より原作小説が9巻まで発売中の、ライトノベル原作アニメだ。“公序良俗健全育成法”によってエッチな知識を得ることができない世界で、“雪原の青”ことヒロイン・華城綾女(CV:石上静香)と主人公・奥間狸吉(CV:小林裕介)、そして性知識の流布を目的に下ネタテロを繰り返す組織“SOX”の活動を描く!

本作の魅力は、何といっても下ネタをまき散らすバカなノリと、そこに見え隠れする真面目な話とのギャップだ。本作の世界では、エッチな本やエッチなDVDを持っていただけで、第1話の冒頭で捕まってしまった男子たちのように、善導課と呼ばれる組織に確保され強制的に労働を課せられてしまう。

さらに、あろうことか卑猥な単語(おち●ぽなど)を発しただけで、全国民に着用を義務付けられているPMという機械に感知され、これまた善導課に捕まるという徹底ぶり。

もはや異常とも思える性的表現の規制は狸吉たちの学校の教科書にまで及んでいて、高校生にもなって子供の作り方を知らないようなキャラクターが居るほどだ。だからこの作品の登場人物たちは、何が卑猥なことなのかもわからなければ、どうして異性を好きになるのかもよく分かっていない!

そしてただ笑えるだけのように見えて、何が恋心なのかもわかっていないキャラクターたちを見ると、ふと真面目に考えてしまう瞬間があるのが本作のおかしなところ。下ネタで笑って、ちょっと人を好きになるってなんだろう? と、そんな真理を考えてしまう深さ? のような何かで一粒で何度もおいしいこの作品! 今期一押しのアニメのひとつではないだろうか。

声優の松来未祐さんが病気のため活動休止・ブログにて療養を発表
『ニャル子さんF』のクー子役、『Fate/kaleid linerプリズム☆イリヤ』のマジカルサファイア役、『ひだまりスケッチ』の吉野屋先生役、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』のアンナ・錦ノ宮役などをつとめる声優の松来未祐さんが、病気の治療のため声優活動を休止することを、自身のブログにて発表しました。

松来さんは、ブログにて「今年に入って熱が下がらず、病院で検査を繰り返していたのですが、急性の肺炎で検査を重ねたところで、少しでも早く治療に取り組まないといけない病気であることがわかりました。」と当面治療に専念することを発表。また「でも私は、スタジオに必ず戻ってきます。」と復帰に意欲も表明しました。

2015年7月より9月まで放送された。AT-Xでは本放送開始前に特別番組『「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」放送直前SP!下セカ・カリキュラム!』が放送され、ニコニコ動画でも「第0話」として配信された。

AT-X以外での放送分には、性的な箇所を登場人物のデフォルメ姿で隠すなどの修正が加えられている。エンドカードも同様に、過激な絵柄についてはトリミングなどの修正が加えられている。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 25
ネタバレ

01oinaris さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

シャカイの中心で下ネタを叫ぶケダモノ 臆面無く(?)ヤリきった声優に敬礼!

実のところ、本作初見時は1話で速攻断念した。
あまりにヒドい放送禁止用語連呼アニメ。
規制版はピー音ばかりだし、解除版は本当に放送できない単語連呼。
笑いどころもさっぱりわからないし、『下ネタ』の面白さを通り越して不快感しかなかった。
しかしあにこれレビューを読んだり、声優・松来未祐さんの遺作である、という情報を知り、
それなら我慢してもう2−3話話を進めてみるか…と見てみると、ストーリーの奥深さに一気に引き込まれ、
(いや、むしろヒドい放送禁止に耳が慣れてしまった…というべきか?)
最後まで見たら評価が180度変わった。
あまり誰にでもお勧めできるアニメではないが、下ネタに耐性がある人であれば一度は見て欲しい作品だ。

どの国でも、どんな言語でも、世の中には公共の場では相応しくない言葉、すなわちタブーが存在する。
例えば…{netabare} おおっと、あにこれレビューも広義では公共の場ですね、失敬。
(期待した人スミマセン。){/netabare}
いわゆる放送禁止用語、公序良俗や他者の羞恥心を著しく害する言葉がそれに該当する。
(本作に敬意を表して、そのような言葉を『下ネタ』と本レビューでは表記する。)

我々は『下ネタ』に該当する言葉を、いつ、どのように、誰から、どうやって、学んだのであろうか?
親から『下ネタ』を叩き込まれた経験はない。
学校で「下ネタ概論」とか「卑猥語録特論」なんて授業は無かったし、
道徳では『下ネタ』は習わなかった。
保健体育では「学術的に正しい名称」を教えられただけで、
(俗)・(卑)付きで辞書に載っている名称は授業で一度も出てこなかった。
また、TPOによって『下ネタ』に該当したり、該当しなかったりするグレーゾーン、
例えば…{netabare} 英文書類や論文に、 (age) 69・(sex) male なんて記述があっても、
それは『下ネタ』ではない。{/netabare}
我々はそれが『下ネタ』かどうか、正しく判断ができる。
(はずである。妄想力豊かで、偶に判断できない小生のような阿呆もいるが、そこはご愛嬌。)

一体我々は、いつから『下ネタ』を『下ネタ』と判断できるようになったのだろうか?

それは恐らく、『下ネタ』を知り、様々な場で使ったことがある、
もしくは『下ネタ』使用現場を直接、あるいは公共メディアなどで間接的に
見聞きした経験があるからだ。

『下ネタ』を知らなければ、何が『下ネタ』か?という判断ができない。

禅問答のような回答だが、学術的・体系的に『下ネタ』を学習する機会が皆無である以上、
使ってはいけない言葉を使わなければ、もしくは
使ってはいけない言葉を使っている現場に居合わせなければ、
それが使ってはいけない、慎むべき言葉であると理解できないはずだ。

では、そのような『下ネタ』を忌むべき存在として社会的に抹殺したらどうなるか?
『下ネタ』発言、indecentな画像・映像・物品全てを犯罪として厳しく取り締まったらどうなるか?
という架空の近未来社会をテーマにしたのが本作。
人々は装着型の発言挙動監視システム、通称PM(Peace Maker)の装着が義務付けられ、
国家によって全国民の発言や行動が全て監視される。
卑猥な単語を口にしたりえっちぃ本を手にすれば、公序良俗健全育成法違反で逮捕され、
挙句はやらしい絵を描いても、手の動きのトレースによって感知され罰せられる。
『下ネタ』を知らない純真無垢な生徒は風紀清浄校に入学し、いわゆる「エリート」として将来を嘱望される。
果たして、そのような社会が健全で正しいと言えるのか?

着眼点は非常に秀逸だし、発想は素晴らしい。
と同時にPT▲やBP◯など、『下ネタ』の表現に規制をかけようとする大人・有識者たちに対する、
強烈なアンチテーゼとなっている。

本作は基本的に3つのカテゴリーに属する人物、グループが登場するが、
これが見事に世間一般における社会関係を表している。

時岡学園生徒会・PT▲全国組織・政治家
=『下ネタ』を取り締まる組織=表現の自由に対する規制者
一般の善良無知な時岡学園生徒
=一般視聴者=猥雑な知識をまだ持たないローティーン
SOXメンバー・下ネタテロリストたち
=『下ネタ』を自由に公言できる社会を目指す組織=表現者(漫画家・芸術家など)
さらに本作の優れているところは、下ネタテロリストグループの中には
{netabare}ただ自分の欲望を満たしたいだけのグループ(「群れた布地」の頭目)
=表現の自由を盾に、自分の欲望を満たしたいだけのエセ表現者{/netabare}
も存在するところ。これによって純粋な表現者(=SOX)の存在が脅かされる…
なんてところも、現代社会に対する皮肉を感じられて面白い。

そして時岡学園一般生徒も、生徒会メンバーも、
フタを開けると{netabare}結局みんなエロくて変態だっ{/netabare}てところが、
またアンチテーゼであり秀逸な舞台設定だ。

ではなぜ、『下ネタ』を面白いと感じるのか?
人間誰しもが持つ、生命の根源とも言える「性」であるにも関わらず、
人間社会の道徳観・倫理感によって強制的に羞恥を植え付けられ、公言できないところ。
例えば犬猫なら、人が見ていても普通に排尿排便するし、盛りの時期にはオスがメスを当たり前のように追い回す。
人間でいう『下ネタ』は、動物にとっては本能に起因する普通の行動である。
『下ネタ』という概念は、高い知能を有し秩序立った社会性を維持する必要がある人間社会に特有だ。
「普遍的で誰もが理解出来るのに、公言することができない」という点が、
人々に面白さを与え、時には羞恥や嫌悪を抱かせる。
(例えば♡♡ラー{netabare}(♡♡=ヒト){/netabare}総統万歳!なんてことは公言することができないが、
そこに面白味はない。普遍的ではない。)

『下ネタ』を規制しようとする人がいるから、『下ネタ』に面白さが生まれる。
故に表現者と規制者の間には、強力なジレンマ・相互依存関係が生じる。

・『下ネタ』を知らなければ、『下ネタ』を正しく判断できない
・『下ネタ』を理解するには、『下ネタ』を表現する者が必須である
・『下ネタ』規制者の存在が、『下ネタ』の面白さに拍車をかける

自称有識者にとっては耳の痛い話だろう。
表現者にとっても規制者がいるから面白さが生まれる。
一般社会では互いに敵視しているこの両者が、実は相互依存関係であり、
両者の存在によって我々は『下ネタ』を正しく理解し、
『下ネタ』の社会的許容範囲、並びに逸脱した『下ネタ』表現のボーダーラインを認識できる。

本作は『下ネタ』を連呼するだけの陳腐で下品な作品…という仮面をかぶり、
実態は『下ネタ』の概念や存在意義を逆説的に考えさせてくれる、
エッジが効いていて素晴らしい作品です!
作者もスタッフも声優さんたちも、よくぞここまでヒドい作品を作ってくれました!(褒め言葉)
{netabare}第6話EDの片栗粉X製造法@例のプールwithチンアナゴのチンチ君、爆笑です。規制版をCHECK!{/netabare}
どう考えてもP音で消される言葉を惜しげもなく、
しかも大声で臆面もなく (?) 、恥ずかしさの欠片もなく連呼できる声優さんたち。
私はあなた方に最高の敬意を表します!
{netabare}ちなみにヒロインCVの石上静香、「本作のヒロインを演じるのは私しかいない!」とやる気マンマンだったとか…さすが下ネタの錬金術師と称されるだけあるw{/netabare}

OPもEDも作品を的確に表した、素晴らしくヒドい曲!(褒め言葉)
OP「B地区戦隊SOX」
作詞・作曲 - 吟
編曲 - 長谷川智樹
歌 - SOX(小林裕介、石上静香、古川慎、村田太志、河西健吾)
♪今日も 早起きなアイツが〜 パンツから懲りずに コンニチワをしている〜♪

ED「Inner Urge」
作詞・作曲 - 松浦勇気
編曲 - 橋本由香利
歌 - 上坂すみれ
♪抑制の中には〜セイヨクが潜んでる、規制の中には〜セイキが隠れてる…♪

どちらも私は大好きです。今度カラオケで絶叫したいくらい(笑)

サブキャラの存在感も際立っていて素晴らしい。
{netabare}鬼頭鼓修理ちゃん(CV-堀江由衣)の頭と牛乳パックで遊ぶのはやめてあげて!
まだ中学生ですよww{/netabare}

というわけで未見の方、第1話にドン引きするかもしれませんが、
我慢して第3-4話{netabare}♡アンナ先輩覚醒♡{/netabare}までは見てみてくださいね!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 18
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

頭の先から白濁液を発射していたら評価が変わったかも^^

とりあえず最後まで視聴しました

よくもまあこのような作品をアニメ化したものです

「下ネタ~」というタイトル
世界観がそのままタイトルに表現されていて
そんな感じのお話なのかな~って
視聴前にいろいろと想像してしまいます

しかし
お話の中でやっていることって
ひたすら卑猥な言葉を吐いているだけ
しかもやたら“ピーピー”とうるさい


下ネタが法律により厳しく禁止された世の中を
下ネタを流布する
いわゆる“下ネタテロ”によって下ネタを世の中に取り戻そうと戦う高校生のお話
“らしい”のですが

その首謀者でメインヒロインの
「華城綾女(かじょう あやめ)」ちゃんという女の子が
ただ卑猥な言葉を連呼しているという
何とも低レベルなもの

生徒会長(名前忘れた^^)の異常なまでの○液の量と狂気じみたキャラ設定

主人公の(名前忘れた^^)の
まともな前戯もなしにイキそうになる程のヘタレっぷり
(私ならイく前にブツをひっぱたく
 っていうか
 結局イかなかったことにも憤怒しています)

そして
へんな頭の形の女の子(名前・・・思い出したくない)
(頭の先っぽからなにかしら出てきたら面白いのに^^)

さらには
白井黒子ちゃんと畑ランコちゃんを足して声だけにしたみたいな子(乙女ちゃん)

どれもが
評価に値しない


原作がラノベということもあって
一応ストーリーっぽい展開の内容ではあるのですが
何がしたいのかがよくわからない

例えて言うなら
昔々
元カレに見せてもらった
俗にいう“エロビデオ”(?)“えっちビデオ”(?)
(※アダルトビデオです^^)
みたいな中身のない内容?
{netabare}(別に無理やり見せられたわけじゃないです^^
 ・・・これがけっこう面白かったんですよ(笑えた^^)
 で
 それ観て盛り上がるどころか
 雰囲気ぶち壊されたって
 奴はたいそう怒っていましたが・・・
 
 っていうか
 ビデオに出てくるAV女優の女の子って
 いつもかわいい子ばっかりっていう奴の発言に
 ちょっとキレ気味になってしまい(私じゃ物足りネ~ってか?)
 ベッドの上で乱交・・・
って
 長くなるのでこの辺で切ります^^!){/netabare}

しかも肝心のエッチぃシーンがあんまりない

なんとなく下ネタがテーマみたいなので
下ネタでインパクトでも出そうって思惑が見て取れるのですが
どうも
この下ネタ自体もイマイチ感が強い


“下ネタ”で思い出すアニメ作品といえば
やはり「生徒会***」ですね(“の○存”かもしれない^^)

これもやはり
“ピーピー”賑やかでした

こちらは学園4コマギャグ漫画原作

ジャンルだけをみれば
一概に比較というのは難しいし
評価のため引き合いに出すべき作品でもありませんが

“下ネタ”のみでの比較をするなら
「生徒会~」のほうが
上品に感じてしまうのは
私だけでしょうか

私自身
「下ネタ~」について原作は未読ですが
「生徒会~」はここまで全巻既読済みです

「下ネタ~」は
P音でぼやかされているものの
だいたい言っている単語はわかりそうなのですが

「生徒会~」は
読んでわからない単語が結構出てきて
そのたびにGoogle先生に質問してました
(そして純情な私は意味が分かるたびに顔を赤らめてました(>_<)

行為や状況についての遠回しな表現や
比喩的な表現(下ネタで比喩?)
俗語など
知的な下ネタが多いんですね

対照的に
「下ネタ~」のほうは
ブツそのものや
行為そのもの
単純に卑猥なものをストレートに表現している
下品としか言いようがありません


下品だから悪いとか
そういう意味ではありません

あくまで
ストーリーや場面・シチュエーションとの絡みも
あるので
どっちがいいとは言えませんが・・・

私は・・・・・・{netabare}どっちもいいです^^{/netabare}

まあ
最終回まで観て
やっぱりこんなものか・・・
なんて感想しか残らないほどの内容でしたが

みなさんの評価は
各個人の“下”のレベル次第ということで




さて
ここまで作品を貶めておいてあらためて書くのもアレなのですが

{netabare}この作品の世界観
特に下ネタ・・・というか
性およびその行為というものの扱いに関して言えば
ある程度の評価は出来ると思います

物語での性表現の規制
それが物語の中での“性教育”の一環として捉えるならば
意義のあるもの

多分
現実的に鑑みて“超”がつくくらいの
「反面教師」的なものですから


「性教育」
だれにでも一度は経験のある分野だと思います
(わからない方はWikiを参照ください)

「性教育」というのは
もちろん性についての教え

性交やら
自慰行為やら
男女の体の構造の違いとか

その営みによって
新しい命を授かるということも

これら性に関することを
子供の頃から学校の授業で教える

ほとんどの人は
これくらいの印象でしかないと思います

しかし
国の定める「性教育」のカリキュラムとしては
ほかにもさまざまな分野での指導内容が盛り込まれているのです

ジェンダーフリー
男女共同参画
エイズや避妊など医学的なもの
女性の権利
性そのものに対する権利
等々

多分
多くの人はこのことを知らない
というか
忘れているのが現状でしょう

ある意味
後者の内容のほうが重要であると個人的には思うのですが
それらが
性交など表面的なものの強い印象によって
書きつぶされてしまっている

子供にとっては
よりインパクトの強いものが記憶として残りやすいので
仕方がないことかもしれませんが
これはこれで問題です


しかし
もっと問題なのは
ここまで「性教育」の体制を整えて
それを教育の現場で実行しても
各々の自治体
あるいは教育機関によって
「性教育」に対する考え方が大きく異なっているという事実

これって
教育現場ではありがちなことです


例えば

性行為は大人になってからがのぞましい(その“大人”の定義が曖昧)

という主張があれば

子供のころから実践をするのが自然な流れ

という考え方

避妊については
子供にも性の権利があるから
子供の判断に任せるべき(ここでも“子供”の定義が曖昧)

という見方があれば

子供が子供を生むなんて
社会的にも経済的にも課題がある

っていうか
性行為は認めるから
コンドームとかの避妊具をもっと広めようぜ!!^^
(どっかのドラッグストアのまわしものか!?)
等々

これでは
主義主張の押し付け
「性教育」を使った洗脳行為になってしまいます
(実際に“七生養護学校事件”ではその行き過ぎたやり方が大問題となったそうで)


そもそも
性教育って
そういう問題があるよ・・・っていうことを教えるんじゃないの?

って
私は思うのですが


ただ
良きにつけ悪しきにつけ性に関する知識については
いつかは身につけなければいけないことだと思うのです


「戦争」は悪いこと
だから
戦争については子供に教えてはいけない・・・

そんなの
教育ではないですからね{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 16

73.3 7 つっこみでコメディなアニメランキング7位
キルミーベイベー(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (1502)
6723人が棚に入れました
ごく普通に学校に通う「殺し屋」の少女・ソーニャとその友人・やすなが繰り広げる、コミカルで少しバイオレンスを含んだ日常を描く作品。

声優・キャラクター
田村睦心、赤﨑千夏、高部あい
ネタバレ

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

どしたのわさわさ

円盤が爆死した事がネタになり、売上やアニメ人気を調べていると
頻繁に名前が出て来る作品で、熱狂的な信者と、更にはアンチも大量
に発生。半年に1作くらいの人気作品とあまり気配が変わらない。

1話、2話はよくある日常系の糞アニメ臭全開。3~4話あたりから段々
持ち味を発揮してきて、7~8話あたりからキルミーワールドに突入。
今から見るのなら3話か、大事を取って4話から見るのが良いと思う。


■キルミーの人気

2013/03/27(水) 「キルミーベイベー」一挙放送
来場者数:412331人 コメント数:654190

この数字がどれくらいかというと、
(過去に放送された277回の中で、来場者数が多い作品)

1.魔法少女まどか☆マギカ(1回目)104万人(2回目)81万人(3回目)62万人
2.猫物語(黒) 99万人
3.らき☆すた(1回目) 57万人 (2回目) 36万人 (3回目) 35万人
4.ひぐらしのなく頃に(1日目) 53万人 (2日目) 46万人
5.化物語(2回目) 52万人 (1回目) 52万人
6. 創聖のアクエリオンシリーズ 51万人
7.ひぐらしのなく頃に解(1日目) 50万人 (2日目) 46万人
8. とらドラ!(2回目) 49万人 (2日目) 48万人 (1日目) 38万人
9. シャーマンキング(1日目) 44万人 (3日目) 33万人
10.トップをねらえ!シリーズ 43万人
11.シュタインズ・ゲート(2日目) 41万人
12.【キルミーベイベー 412,331人】 (作品別で歴代12位、放送別で18位)
13.Angel Beats! 40万人
14.黒執事(1回目) 36万人
15.とある科学の超電磁砲(1日目) 35万人 (2日目) 33万人
16.うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000% (1回目) 33万人 33万人
17Fate/Zero 33万人

他に一挙放送されたアニメは↓
検索 ニコニコ生放送 全話放送されたアニメタイトル


検索 2期・続編を望むアニメ作品は?(現在放送中のアニメも可)
(総投票数 20850票 締切日: 2013/01/21)

1位 キルミーベイベー 1687票
2位 TIGER&BUNNY 1232票
3位 生徒会役員共 1086票
4位 Aチャンネル 1084票
5位 氷菓 991票
6位 ストライクウィッチーズ 788票
7位 アクセル・ワールド 731票
8位 アイドルマスター 723票
9位 ソードアート・オンライン 626票
10位 大正野球娘。  486票

■感想 
{netabare}
1話、2話がキツ過ぎて諦めようと思ったものの3話からマシになって
来たので横でずっと流してた。7話序盤のソーニャちゃんのヴァーカ
の顔と声にやられ、頭のスイッチが切り替わり、面白くなって来て
完走。

序盤をほとんど覚えてなかった為、実は面白いんじゃないかと思い
また最初から流し始めたら1話、2話はやはりきつい。今度は4話後半
の偽やすなのウザさにやられ、8話で笑いが止まらなくなり流し見を
断念。

結局5周する羽目になったが、見る度に面白く、見る度にウザさが
増していくんで、まだいける。新しい声優は知らないが、赤崎千夏
は紛れも無い天才。

作品の評価をあまり高くすると2chノリみたいになって嫌だから少し
下げたけど、音楽も作画もベストだったと思う。よ
{/netabare}

■キルミーの面白さ
{netabare}
キルミーの面白さを教える事はできない
           自らが気づく手助けができるだけだ
                        by ガリ○オ・ガリレイ

爆死したアニメは数あれど、キルミーにだけ熱心な信者がいるのに
は原因がある訳で、ノリに慣れてきたり、何度も見ているうちに面白く
なる類。

無理に言葉で説明するなら、天然物のシュールな世界の中で、たま
に普通に面白く、ウザ面白く、徐々に寒面白く、くど面白く、くだらな面
白く、超ウザくなる。

本格的に面白くなるのは、オチのほぼ全てのタイミングと内容をオチ
前に思い出せる段階になってから。弊害はノーマルのギャグアニメに
暫く焦点が合わなくなる事。


最初から見た場合、1~2話時点で少しでも面白く感じるような人だと
ハマらないはず、そういう人にとってはただの日常系のアニメ。

資質があるのは最初寒くてドン引きしたり、あまりのセンスの無さに
腹が立つような人。そういう人の方が笑いに肥えてるだろうし、楽しむ
為の因子を予め持っている気がする。


検索 不便なのがいい!京大の「素数ものさし」が人気
検索 京大生、キルミーベイベーで受験生を励ます

15:キルミーにしちゃギャグのキレが良すぎる、全然キルミーを分かってない
24:>>15 これはわかる

検索の下で良いことを言ってる人がいるけど、笑いのツボは肥えてる
人だと一周して来るケースがある訳で、プロ野球選手の一部が物凄い
スローボールを苦手にするような感じに。

キルミーはスローボールを普通に空振るクラスの人か、スローと感じ
過ぎる故に対応できない人間に内容が丁度マッチし、そして、天然物
(狙った末ではなく全力で投げたら、頻繁にすっぽ抜けてスロー)。

面白さが分からないという発言に対し、「力抜いて見ろ」とか言ってる
人が結構いるけど、それはスローを普通に空振る人への話であって、
一周するタイプに対しては逆。「目一杯力を入れて見ろ」、なまじ力
を抜くから打ってしまうのであって、一周したら勝手に力が抜ける。

という話は、大昔あずまんがの何が面白いかを頭が良い奴に聞いた時
に返って来た話を適当にアレンジしたものなので、本当にそうなのか
どうかは、知らない。つまりあずまんがも一周系のはずだが、面白い
と思えた事は・・無い。残念な事に自分には資質が無かった。


47:なんでキルミー人気なの? 歴代最高級のゴミアニメだと思うの俺だけ?
48:>>47 お前だけ
49:>>47 おまえキルミーベイベーの面白さが理解できないのか
52:>>47 最後まで見たらいかに面白いか分かるかも、合う人にはドハマりする
57:>>47 糞アニメと神アニメの表裏一体を突いた伝説的な稀有なアニメ
58:>>47 世界最大級の糞アニメというのは分かるが何故か笑える、自分の沸点のほうが下げられてる
62:>>58 だんだんやすなの喋り方が面白くてしょうがなくなってくる
65:キルミーベイベーは日常系アニメとかじゃなくてキルミーベイベーだからね

57、58と、多分52、65は一周してる、そして47にも資質あり。

35:最初の頃はなんだよこの糞アニメ!!!っていいながら見てたら気づいたらはまったわさわさ
44:キルミーは投げっぱなしジャーマンでイラつく、少なくとも日常は計算されてた
65:クソつまらないところが逆に面白くなってくるんだよ
74:見てる時だけ自分の笑いの沸点が下がる、どう考えても面白くないのに笑ってしまう

これの35、65、74。

あとは44について。日常(作品名)は計算され過ぎの加工物、速度の
ブレも一定の範囲から出ないから、目を瞑っても打てる類。ツボの差
なんだろうけど、あれを笑える人が逆に凄いと思う。

日常アニメの中だとみなみけが狙ってスローを投げてるけど、上と下
の揺さぶりがすげぇ、あれはセンスの塊。他は3~5話位でギブアップ
した作品ばかりなので、よく分からない。

キルミーは頻繁にすっぽ抜けるスローも、たまに来る速球も全て暴投
なんで、一度空振ったら手に負えなくなる、そんなイメージ。


・・さて、これでキルミーが面白くなる人がいるかは分からないが、
なんとなくは分かって頂けたかと思う。


キルミーの面白さを教える事はできない
                  自らが気づく手助けができるだけだ。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 24
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

折部やすな中毒になると秀作。「中毒になった?やったねラッキー、いゃっふーーーぃ☆」

十中八九、普通の高校生 折部やすながソーニャちゃんという立ち向かう必要のない大きな壁に立ち向かい、なぜか必死に抗うようになる所を鑑賞する作品。
やすな中毒になるかならないかが分水嶺。(ただし、やすな中毒になっても名作にはならない)

1クール、原作4コマ漫画。ネットで評価されていなかったら見ませんでした。
※ネタバレのオンパレード
{netabare}
話の構成は、回にもよるが大体、
やすな×ソーニャ 7割、やすな×ソーニャ×あぎり 3割
つまり、やすなとソーニャちゃんがいる場面がほぼ10割。

やすな、普通の高校生・・・と比べものにならないぐらい馬鹿でとても打たれ強い
ソーニャ、冷酷無比で完璧な殺し屋女子高生・・・ではなく結構隙だらけ
あぎり、ソーニャの知人の忍者・・・とても抜けているようで実はすごい人っぽい

ソーニャちゃんやあぎりさんも魅力的なキャラだが、この作品の魅力は『やすな』でできていると言っても過言ではない。ぶっちゃけ、ギャグやネタ自体はそんな大したことない。
なので、やすな(がソーニャちゃんにやられる様や、空回りする様)を楽しめるか否かが、そのまま作品の評価となる。

1話を視聴してまあまあ、2話まあまあ、3話まあまあ、
4話で爆笑www
ネット(多分アニコレも)でおもしろいとあったので、2話で切ることはなかった。仮におもしろいと言われずに見るきっかけさえあれば、3話まで見ていただろう。
自分の中では4話まで行くことで評価がグンっと上がった。

多分、3話まで見る過程でキルミー慣れし、さらにやすな中毒になっていた。あるいは3話までは若干テンポが悪かったかも。
自分の中では4,5話の夏祭りと海がものすごく面白く、12,13話も面白かった。4話からはどの話も楽しめた。

キルミーは絵柄が幼稚で、作画も普通、ネタは普通かそれ以下。じゃあ、何が優れているかと言うと、
やすな役の声優さん赤崎さんだ。
「くそう」「やったー」「やっほー」「あはん」「あん」「いえい」
と台本に書いてありそうなものを、完全にやすなの言葉に変えている。
文字通り、文字で表せない仕事っぷりで。赤崎さん、マジすげえ、御見逸れしやした。
やすなだけの評価で言えば、
声優・キャラ共に4.5点を上回る勢い。

もう1つ、何かを言うなら、この作品は一味(ひとあじ)足りないことが多かった。ときに二味足りない。それを改善して「秀作」に成り得た、かも。
それを補うはずだったのが、上の構成で省略した『没キャラ』という名前のないキャラだ。
このキャラが名前の通り没キャラ程度の活躍しかしなかった。(キル太郎での猿の役はまあまあだった。)

この没キャラが例えば、
運動会回で騎馬戦に参加するのに1人足りなかったとき、
やすな、ソーニャちゃん、あぎりさんの前まで行くが、
・みんなの目の前で転んでケガを泣きながら帰る
・ソーニャちゃんがやすなを攻撃して、吹っ飛んだやすなにぶつかり気絶、病院送り
・参加直前まで行くが、ソーニャちゃんがやすなを攻撃しようとして誤って没キャラが食らい、病院送り
・さらに認識はされるが、やすな「あの子誰だっけ?」ソーニャ「さあ」と言われる
とか、もうちょっと活躍してほしかった。3回に1回だけでもいいから。

そうそう、最初からスルーしてたけど、
やすなとソーニャって多分、13話で友達になったのかなって思った。あの演出もなかなかにくい。やすなってただのバカじゃなかったのかってね。
オレの脳内最終回はOPの様に宇宙人とバトって、
やすな「むっふっふ、私が世界を救ったのだぁー!」バキッ
ソーニャ「おまえは足引っ張ってただけだろうが!? ったく、ジュースおごってやるから少しは黙ってろ」・・・
あぎり「危ないところでしたね」(実はあぎりさんが二人と世界を救った)
みたいな感じを想像していたwww
{/netabare}
以下、ネタなど{netabare}
あぎりさんの声優さんが「高部あい」って書いてあって・・・あのかわいい高部あいでビックリ!あの声よかったなぁ~
こんなにかわいいのにブレイクしないとは・・・けど陰で割と需要があるのかな。{/netabare}
{netabare}「くっそぅ、何よあの子?あんなにかわいいのに声優までやって、マルチタレント気取り??更に私よりギャラがいいってどういうことぉ!?上履きの中に画びょうを入れていじめてやるぅ~!」
というアイドルランクEの水瀬伊織・・・ではなく釘宮さんのくやしい声が脳内妄想で聞けたので、それだけでも没キャラとして釘宮さんが起用されたことは意味があった。
・・・少なくとも自分の中ではw
{/netabare}
{netabare}
この作品は売れなかったけど、赤崎さんの実力を遺憾なく発揮して、彼女が売れるきっかけの1つにはなったと思う。
この人、恋愛ラボのマキ役もやってるけど、すげーな!!

声優さんですごいと思った人はそんないない、オカリンを演じた宮野さん?とか、この人はマジすげー!
小説の朗読とかしても売れそう。マキ役ではよく通る(透き通るとは異なる)良い声と思ったけど、
まさかやすな役だったとは。

幅広いな。電磁砲の「超~」とか中二病(見てない)のモリサマとかもやったみたいだね。
完全に主役の常連だね。時代は変わるもんだなぁ~

・・・キルミーのOP/EDは可もなく不可もなくでしたw
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 7

タナボソ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

あれは!伝説の686枚アニメ!

『キルミーベイベー・スーパー』収録OVAについて
私はキルミーベイベーが大好きな人間である。
686枚程度の売り上げに甘んじるような内容だとは思わないし、
って実際の枚数は違うらしいけど、
とにかくBD BOXは売れて欲しいし、2期制作を心の底から願っている。
だが言わなければならない。
このOVAはあからさまな低予算アニメである!と。

作画はてきとー。
キャラは、キャラデザ自体も変わったっぽいが、
ギャグゆえのデフォルメで、とかじゃないレベルで一定しない。動きもかなり省力。
背景はディテール省略、延々イメージ空間、みたいな。
チョーさん演じるエトセトラボーイと釘宮理恵さん演じる没キャラは欠席。
没キャラはともかくエトセトラボーイがいないのは寂しい。

しかし面白いんである。
おバカやすなとソーニャのやりとりを軸にした楽しさは健在で普通に笑える内容。
8つのエピソードを27分で矢継ぎ早に展開する構成からテンポもよくサクサク進行。濃い。
エトセトラボーイ不在な分、新井里美さん演じるエトセトラガールの出番は多い。
黒子好きの俺歓喜。ぺおんぺおんぺおんぺおん。
頭をおかしくしたい向きには映像特典のオープニングスーパーが役に立つ。
オープニングがエンドレスで再生され続ける。曲はもちろんキルミーのベイベー。
キルミーダンスを踊りたい方はエンディングスーパーをどうぞ。

ハイスペック紙芝居付きドラマCD程度にハードルを下げれば遙か上空を飛び越える内容かと。
紙芝居じゃハードル下げすぎとも言うけどw

◎まとめ
チョーさんはギャラが高い(適当)
(以上2013/10/16追記)


原作は4コマまんが(未読)
2013年3月にニコ生一挙放送にて初視聴。
ネット上では売れないアニメの象徴的存在としてネタにされながら、
CD付きOVAとBD BOX SETのリリースが発表されとります。
某AmazonのBD BOXレビューをご覧になってみてください。
ネット住民たちのいいオモチャになっていることがよくわかります。
(ごく一部に)すごく愛されてるなあ。(2013/10/14時点)


萌え、日常、ハイテンション、ギャグアニメ。
ただしシュールでナンセンス成分多め。
おバカ女子高生やすなが
殺し屋にして同級生ソーニャにまとわりついて
ぶん殴られるどつき漫才が基本になってます。
エロとかパロディ、あからさまな百合展開がほとんどないのも特徴ですね。

ギャグは大して面白くない評価が一般的だし、テンポが良いと言う訳でもない。
にも関わらず、なぜかまた見たくなる。
共感得られるとも思えませんが、
ソーニャの容赦ないシバきっぷりが楽しくてしゃーないw
あとはもちろん無駄にハイテンションなやすな。

シュールで呆気に取られる感じがくせになるのか…
ひねくれた人向けのスルメ的萌えアニメ?
合う合わないは絶対あるし、
これから初見の方は過度の期待はせず、
だらだら長い目でぜひどーぞ。

が…
超絶技巧の高速ポルカに変拍子、
わざと音痴にしたよなメロディ、
アバンギャルドなのにキャッチーでポップなOP曲を筆頭に、
劇伴やらSEやら他に類を見ないかなりのヘンレベル。

OP、キルミーのベイベーはホントに凄い。
菅野よう子楽曲常連とは言え
Dr佐野康夫、G今堀恒夫の名前を見ることになるとは思ってなかったです。
や、自分が無知だっただけで、かなりアニメ関連の仕事はされてるみたいなんすが。
ポストロック、バルカン系?、プログレ、エレクトロニカ云々にも
二人擁するウンベルティポにももちろん、アニメ関係なしで近い曲がない。
当方未聴のEXPOの曲にはあるんでしょか…

SE、全モブキャラ、ナレーションなど諸々は
チョーさんと新井"白井黒子"里美さんが口で言ってたりします。

脱力しきった劇伴が収録されたサントラはけっこうお気に入り。
グダグダ過ごす自分の休日のヘビロテ音源のひとつとなっております。
油断してると唐突に聞こえるやすなの絶叫でつい声出して笑ってまうw

全編調子っぱずれ感に溢れてますが、
その象徴が自称忍者のあぎりさん。
天然とも作為ともつかない場の引っかき回しっぷり
独特のイントネーション、トーンの喋りに変てこな歌で
脳をとろけさしてくれます。

6人のみで全てが賄われる声優陣は鉄壁の布陣。
没キャラ演じる釘宮理恵さんを
戦コレ23話三沢ちゃん⇒ロボティクスノーツ愛理⇒
に次いで体験、くぎゅううう弾幕ができる理由も解ってはいませんでしたが、
扱われ方のぞんざいさ含め十分印象的でした。
くぎゅうの意味はこの直後とらドラ一挙を見て完璧理解できましたが。

しかしなんといってもやすな役赤﨑千夏。
レビューup時2013夏期放送中だと
恋愛ラボの残念生徒会長マキもかなり楽しい赤﨑の出世作。

ソーニャ役田村少年は、先日観に行った映画"ショートピース"熊の話に出てた女の子役と、
あの夏じんたんの幼少期役しか見れてません(´・ω・`)
言い回しと言うか節回し?語り調子?が好きだし、もっと見たいんだけどな~
実写洋画・海外ドラマ吹替えの仕事が増えてるらしいですね。
とにもかくにもいずれも全員はまり役。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 4

77.2 8 つっこみでコメディなアニメランキング8位
のだめカンタービレ(TVアニメ動画)

2007年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (729)
4285人が棚に入れました
天才と称される音大生・千秋真一は、世界的な指揮者を目指すも様々な壁にぶつかり将来を思い悩む日々が続く。
すっかり自暴自棄になっていたある日、千秋は一風変わったピアノソナタを耳にしながら目を覚ます。
そこで千秋が目にした光景は、ゴミだらけの部屋でピアノを弾く野田恵(通称:のだめ)だった。
のだめとの出会いで、エリートコースを歩む千秋の未来が少しずつ不協和音を奏ではじめる。

声優・キャラクター
川澄綾子、関智一、小川真司、川田紳司、織田圭祐、生天目仁美、松風雅也、小林沙苗、中井和哉、諏訪部順一、能登麻美子
ネタバレ

柴犬→柴猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

最高の8分間をあなたに

【個人的殿堂入り作品】
原作は二ノ宮知子さんによる漫画。
先にドラマ化され(2006年10月)、終了後にアニメがスタートした(2007年1月)。
同じ局での放送ということもあり楽曲の音源は共用されている。
深夜アニメとゴールデンタイムのドラマとでは制作費が全く違うため、
アニメ版のだめにとっては豊富な音源が使え、この点は良かったと言える。
逆にアンラッキーだったのはドラマ版の評判が余りにも良かったことだろう。
当たり前だが実写版は演奏シーンを含めて良く動く。
その結果、直後に始まったアニメ版が何ともショボく見えてしまった(特に演奏シーン)のは事実だ。
しかし繰り返し視聴してみると、改変の多いドラマ版と比べて、
ほぼ原作に忠実なアニメ版が内容的に見劣りするということは全くないと分かる。
特にクラシック曲の使用に関してはアニメ版の方が圧倒的に良い。
『のだめ』の劇中で演奏される曲は、殆どの場合何らかの意味を持っている。
ドラマ版はそうしたものはひとまず置いておいて、
演奏シーンを格好良く見せることに主眼を置いた演出だった。
一方のアニメ版は原作で提示されたものをしっかりと表現していた。
何故Sオケがベートーヴェンの『英雄』を演奏したのか、
何故のだめは『ぺトルーシュカ』を弾いたのか。
曲の背景にあるものを考えながら見るとまた面白いのである。

では、この1期でもっとも重要な曲は何だったのだろう?
それは間違いなくラフマニノフの『ピアノ協奏曲第2番』である。
以下にこの楽曲の使用に関する私見を書く。

【クラシック四方山話①】
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18

1901年10月27日に初演され大成功を収めて以来、
現在でも最も人気のあるピアノ協奏曲のひとつである。
ラフマニノフはこの曲をニコライ・ダーリに捧げた。
さて、このダーリとは一体何者なのか?
そのことを書く前に、話は4年前に遡る。
1897年3月15日、この日はラフマニノフの『交響曲第1番』が初演された日であり、
人生最大の屈辱を味わった日でもある。
何しろ演奏は大失敗に終わり、新聞にもこっ酷く酷評されてしまったのである。
これによってラフマニノフは精神状態が不安定になり、まともに作曲も出来なくなってしまった。
そこで登場するのがニコライ・ダーリである。
彼は医者であり、心理学などを専門としていた為、
ラフマニノフは彼の治療を受けることとなったのである。
用いたのは主に催眠療法と心理療法であったらしい。
こうしてダーリの力もあって大成功を収め自信を取り戻したラフマニノフは、
その後『ピアノ協奏曲第3番』や『交響曲第2番』といった傑作を生み出していった。
そういう意味ではこれは彼にとって間違いなく転機となった曲なのだ。

{netabare}さて、サラッとこの曲の解説を書いてみたが、ここに重要なキーワードが2つある。
それは『転機』と『催眠療法』だ。
話を『のだめ』に戻すと、千秋にとってシュトレーゼマンとの競演は間違いなく転機であった。
海外に行けないことをただただ嘆いていた彼が、
国内でもまだまだ出来ることがあると前向きな気持ちになるきっかけとなったからだ。
そしてそのことがまた新しい出会いを生み出していく。
『催眠療法』については今更言うまでもない。
『のだめ』の今後の展開を暗示している。
こうしてみるとこの曲がこの場面に如何に相応しい曲であるかが分かると思う。

更に素晴らしいのはアニメスタッフがこの曲の重要性をきちんと理解していると思われることだ。
演奏シーンは11話のAパートにある。
曲は第1楽章の冒頭から編集なしで8分間!流される。
これは『のだめ』1期の演奏シーンの中でも飛び抜けて長い。
しかも曲にセリフが被るのは極僅かである。
ああ、何と感動的な演奏なのだろう。
曲の背景にあるものが見えてしまうとなおさらだ。
佐久間さんでなくてもポエムのひとつでも呟きたくなる。
シュトレーゼマンは言った。
「ブラームスには無駄な音がひとつもないんです」
私は言う。
「のだめカンタービレに無駄な音楽はひとつもないんです」
私が数ある音楽ドラマの中でもこの作品を特別に愛して止まない理由はここにある。

【各話評価:平均6.39点】
1→23
☆◎☆◎☆☆☆☆神☆神☆◎☆神☆☆☆☆☆☆☆☆

【神回】
第9話「音楽祭」
ドラマでは省かれてしまったが、実はかなりの好エピソード。

第11話「ピアノ」
本物の巨匠がそこにいる、そして彼も(本物だ)。

第15話「変化」
いくら才能があったって、本人がそうあることを望まなければ・・・。{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 7

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

88の場面の中に散らばった音かき集めて 歌うように・表情豊かに

2007年放送のテレビアニメ ノイタミナ枠 全23話

原作 二ノ宮知子 監督 カサヰケンイチ 構成 金春智子 キャラデザ 島村秀一
制作 J.C.STAFF

女性マンガ誌「Kiss」に2001年から10年にわたって連載された人気コミックのアニメ化。
この作者はクラシック音楽の知識が全くない人だそうで、
ゴミ屋敷の中でピアノを弾いている人の写真を見たことから発想を得たそうです。
そんな人が書く本格クラシック音楽コミックと言うことで、クラシック業界もバックアップしたのは必然です。
2004年の「スイングガールズ」のヒットに続けという感じで、
2006年秋にはフジテレビでドラマ化(全11話)そのまま連続する時期に放送されたのがアニメ版です。

もう十年以上も前の作品なので何も付け加えることは無いと思うのですが、
実は今回初めて第一期を完走しましてあまりの面白さに呆然となっているところです。
正直なことを言いますと、ドラマは楽しんだのですが、
アニメは古臭い作画に耐えられず3話くらいでやめたのです。

いったい何が古臭かったのでしょうか。
分かりません。今観ると素晴らしい作画です。
時代的に止め絵が多く、楽器演奏もアップ以外は出鱈目なのですが、
絵コンテのレベルが高くほれぼれと観てしまいました。

主人公『野田恵』CV川澄綾子のキャラはドラマ版より原作準拠で完璧な再現率です。

なんだかだらしない女子大生「のだめ」こと野田恵は音大ピアノ科2年生。
将来の夢は幼稚園の先生になること。
なぜか高レベルの音大らしき桃ケ丘音大(モデルは桐朋音大かな)に居る。
この居心地の悪さが生活を破たんさせた原因のようです。
逆に考えると「のだめ」はピアノの天才だったのです。
両親もよく分からないまま、地元のピアノ関係者の推薦のまま入学したものの、
一途に漫画家を目指して芸大に入ってしまった人のような心地悪さでしょう。

同じマンション(もちろんピアノ可)には偶然同じ大学の先輩である『千秋真一』がいまして、
ピアノとヴァイオリンに天才的な手腕を発揮するエリート音大生ですが、
その出会いから物語は始まります。

2クール作品ですが、大部分が千秋真一の指揮者への転向と活躍が描かれ、
のだめは変態扱いでギャグメーカーでしか無いです。

奇声を発するゴミ屋敷在住の色ボケ女子大生の主人公ですが、
原作がたぐいまれな名作だったこともあり、
00年代を代表する素晴らしい作品に仕上がっています。

音楽の使い方は、当時としては群を抜いています。
直前、同テレビ局でドラマを造ったこともあり、さらに進化したクラシック音楽の使用が可能になったと思われます。
80年代ポップス風のOPEDものだめの心情を現すようで作品にマッチしています。

2期、3期が制作され、全45話完結のノイタミナを代表する名作アニメ。
たぶん、あっという間に観終わると思います。

この作画は素晴らしいです。
止め絵でも構図が良ければ納得できるということですね。
物語は面白すぎて最高点。文句なしでした。

一つ問題点を上げるとすれば、この作品を観て音大に入りたくなる人が少なさそうだと言うこと。
登場人物が楽器の天才ばかりと言うのでは、身近に感じられないのです。
「けいおん」ほどの社会現象にはならず、クラシック音楽もそんなにブームにならなかった原因だと思います。

その代わり物語構成や展開の原作力は他の音楽作品を圧倒していますので、
もしかしたら今こそ観るべき作品なのかも知れません。

2期3期観終わりました。
素晴らしいエンディングが待っています。名作認定ですね。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 26

こたろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ドラマ>アニメ・・・・だけど良作

人気少女漫画のアニメ化作品。
オーケストラやピアノといった古典音楽を中心に、若者達の恋愛と成長を綴った物語です。
実写ドラマ化、映画化もされていて好評を博している作品。
アニメよりも実写の認知度の方が断然高く、
「あ、アニメにもなってたんだ」
とか言われると思います、一般的には。


人気の高い漫画を引っ張ってきているので、ストーリーが面白いのは当たり前です。
若く才能溢れる主人公達たちの成長の軌跡を描いているわけですが、コミカルな雰囲気を保ちつつも、真面目に音楽家としての挫折と成功のステップアップを追っていくストーリーは終始見応えがありどんどん引き込まれます。
恋愛面のドロドロはなく、初っ端からフラグが立っているのでメインストーリーの邪魔にはなりません。でもそれでいて、ちゃんと見所やヤキモキさせられる要素も含んでいます。

とにかく、のだめのキャラが特徴的。
独特のキャラを上手に表現できているか気になるところですが、ダメ人間ぶり変人ぶりは上手くできていたと思います。
実力派のベテラン声優さんなので表現力には死角なしですね、お見事でした。
序盤のザコ扱いにはヒロインとしてどうよ?と思い心配になりましたがw 終盤でちゃんと主人公らしさを魅せて挽回してました。
2クールの間、間延びすることもなく常に次が気になる展開。実に楽しめました。
キャラクターも粒ぞろいで、みんな愛せます(〃'▽'〃)


ただし、作画には注文をつけたいところが結構ありました。
序盤は、それなりに描いてあるのかな?っと感じた演奏シーンですが、視聴を続けていくと段々と手抜き感が露になってきます。
いや、オーケストラを作画するのって、もの凄く大変なのはわかりますよ。わかるけど、音楽をテーマにしてる作品の見せ場、命脈とも言えるシーン、もっと気合いを入れたアニメーションを魅せて欲しかったです。
楽器や指の動きはCGを使っているのでキレイなんですが、それに頼りすぎ。
頼みの綱のCGにしても創ってあるカット数が少なすぎて何度も使い回されているのがモロわかり。すぐ飽きるうえに、アップばっかりで構図も単調。魅せるべきところであろう演奏者(キャラ)が映るところは、指一つ、眉一つ動かない止め絵ばっかり。演奏の尺が長いもんだから、普通ならサラッと流せてしまいそうなところも、尚更そういうのが目についてしまいます。
なまじ音がいいだけに、余計に映像が負けている気がして・・・アニメ好きとしては、実写に引けを取って欲しくないのですが、残念ながらTVドラマや実写映画に勝っていると言えないのが悔しいです。
アニメだからこそできる表現ってあるのだから、そういう所を強調してナンボでしょう。
予算、音を作るのに全部もっていかれて映像にまで回せなかったッスか?


とまあ、苦言を呈しましたが、文句を言いたくなるのも、ストーリーや音楽が良かったからこそ。
扱っている題材もありきたりなものではないので新鮮味はあるし、作品としての娯楽性は豊富。安心してオススメできる良作です。
カンダービレで(歌うように楽しく)、ご視聴ください^^

投稿 : 2025/01/04
♥ : 23

70.1 9 つっこみでコメディなアニメランキング9位
銀魂゜(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (465)
3369人が棚に入れました
完結篇からのまさかの復活!!

天人(宇宙人)が来襲して、突如価値観が変わってしまった町、江戸。
宇宙人、高層ビル、バイクに電車などなど何でもありの世界で、変わらない“魂”を持った最後のサムライがいた。

男の名は坂田銀時。
通称、万事屋・銀さん。
いい加減で無鉄砲。
でも決めるところはさりげなく決めたりして…。

笑えて、泣けて、心温まる、銀さんとその仲間たちの生き様、とくとご覧あれ!

声優・キャラクター
杉田智和、阪口大助、釘宮理恵

nk225 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

デキるオタクはここで判断している?

2015年秋アニメも出そろいましたね。しかし、度胆を抜かれたというか……想像していた方向とまったく異なっていたのが「おそ松さん」ではないだろうか。初回の放送がスタートしてからカオスなネタと相次ぐパロディの連続に、ネット界隈を中心に「なんなのこれww(褒め言葉)」状態に。

その一方で「銀魂の監督とスタッフなのか。だったら納得」「監督の過去の作品からすると当然の展開」といった声も。うーむ……どうやらコアなアニメファンは監督などからも事前に情報を得て、放送開始前から内容を想定しているようだ。

【藤田陽一氏】
2015年秋放送:「おそ松さん」
過去に関わった作品(例):「銀魂」シリーズ(監)/「貧乏神が!」(監)/「ラブライブ!」(第2期)

とにかく各種パロディ&ハイテンションな演出で我々を楽しませてくれる藤田監督。2016年にはEテレで放送予定の「クラシカロイド」でも監督として携わるとのこと。Eテレと藤田監督……これは見逃せない。

揺れる長髪が魅力的!?アニメファンが選ぶ「もっとも長髪の似合う男性アニメキャラ」
第1位には、大人気の人情時代劇コメディー『銀魂』から、反幕府勢力『攘夷党』の党首「桂小太郎」が選ばれた。黒い長髪が特徴の整った顔立ちをした細身の青年で、「狂乱の貴公子」「攘夷志士の暁」「逃げの小太郎」の異名を持つ。ちなみに、「ヅラ」のあだ名で呼ばれ、それに対して「ヅラじゃない桂だ」と返すのが定番のやりとりとなっている。

「誰得のシリアス」「涙なしでは観れない」アニメ『銀魂』、ついに「将軍暗殺篇」突入でファンのテンションが…
今月3日、公式サイトで“12月2日より「将軍暗殺篇」に突入!”と伝えられたTVアニメ『銀魂゜』(テレビ東京系)。“待望の映像化、将軍暗殺篇、いよいよ開幕!!”とも謳われているのだが、ファンの反応は決して芳しいものではないようだ。

「週刊少年ジャンプ」で連載されている空知英秋氏の『銀魂』(共に集英社)。同作は、2006年~10年に『銀魂』、11年~13年に第2期&延長戦『銀魂’』と TVアニメ化し、今年4月より第3期『銀魂゜』を放送している。来月からスタートする「将軍暗殺篇」は、基本的に短編のギャグメインで展開される『銀魂』とは違い、シリアスな長編もの。

ざっと物語を紹介すると、第14代征夷大将軍・徳川茂茂の暗殺未遂事件から始まり、茂茂の護衛を任された松平片栗虎は、陸路(真選組)、海路(服部全蔵)、江戸城に御庭番の影武者(万事屋一行)を配し、本物の茂茂は海路を行く貨物船に潜ませるという安全策を計画。しかし、全蔵の裏切りにより茂茂は殺害され、さらに陸路には伊賀衆、海路には神威・高杉晋助が率いる春雨&鬼兵隊の連合艦隊が迫り……といった流れである。

『銀魂』の節目にもなるシリアス長編「将軍暗殺篇」。同編のアニメ化に際し、坂田銀時役・杉田智和は「コメントを控えたくなる位話に集中したいところ」、志村新八役・阪口大助は「我々の精神はシリアスに耐えられるのか」、神楽役・釘宮理恵は「スタジオの中はいつもと同じ顔ぶれなのに、『将軍暗殺編』はいつも以上にピンとした緊張感が張り巡らされているのを感じました」と、それぞれが重めなコメント。

とはいえ、今後の展開に大きく関わる「将軍暗殺篇」がアニメ化されるとあらば、その後のアニメ化すら約束されたようなものだとも思うが、ファンはあまり喜んでいない。当然、「シリアスなときほど傑作」「今回は欠かさず観るぞ~」「これは早く観たい」といった声もあるが、多くのファンは「もう!? 覚悟できてないよ」「遂に始動しちゃうんだ…」「この日が来てしまった」「無理無理無理、泣くもん」「涙なしでは観れない。つうか、すでに泣きそう」という望まぬ声が見られる。なお、これは同編の結末に起因する反応だ。

また、放送回数を気にするファンからの「何話でやる気?」「ダラダラ延ばすのはやめてほしい」「“さらば”(真選組)と半々くらいでやるのか?」「“さらば”は、『将軍暗殺篇』の様子見てからじゃね」といった声や、ギャグ好きからの「観なくていいかな」「笑える箇所がないんだよな。無駄に引っ張るし」「シリアスでいくならパス」「シリアス回何話かやってギャグ回に戻るパターン好きだから、シリアスだけで長い話は嫌だな」「誰得のシリアス」「ギャグ回は好きだったよ!今までありがとう」などの声も上がっている。

なんだか否定的な声が多く見られる「将軍暗殺篇」。しかし、すべては傑作長編として名高く、『銀魂』ファンならアニメ版を進めていく上で、いつかは乗り越えなくてはならない壁だからこその反応だろう。さあ、将ちゃんの男気を見届けようか。

声優・釘宮理恵のハマり役アニメキャラ
ツンデレを演じさせたら右に出るものはいない、「ツンデレの女王」として君臨している声優・釘宮理恵。くぎゅの愛称で親しまれている彼女の演技に惚れこんだ人も多いのでは?

『銀魂』のキャラクター《神楽》
アニメ『銀魂』は週刊少年ジャンプの人気漫画を原作としていますが、常に放送倫理ギリギリを攻めるアニメとしても有名になりました。放送開始初期には「釘宮さんにあんな下ネタを言わせていいのか」と、ファンから心配の声があがったほど。《神楽》はファンにとって、いろいろな意味で印象深い役になっているようです。

『ゼロの使い魔』のキャラクター《ルイズ・フランソワーズ》
釘宮理恵の声が好きで好きでたまらなくなるという通称「釘宮病」、その感染源のひとつとされるキャラクターであり、未だに根強い人気を誇っています。

【アニメキャラの魅力】ミントン、カバディ、あんぱん?目立たないけど実はデキル男「山崎退」の魅力とは?
江戸時代末期、地球に襲来した天人(あまんと)と侍たちのギャグ、シリアス、バトルの入り混じる物語『銀魂』。そこに登場する真選組の監察方「山崎退(やまざきさがる)」。主要キャラと呼ぶには地味過ぎ、モブと呼ぶには目立ちすぎる・・・。今回はそんな中途半端(?)な存在「山崎退」の魅力についてご紹介したいと思います。

■多すぎる趣味
『銀魂』の「山崎退」と言われてまず思いつくのが、「ミントン」「カバディ」「あんぱん」というキーワードでしょう。

山崎は物語に登場した当初からミントンをしています。花見の回で場所取りをしているはずの山崎。仕事を放置してミントン・・・。沖田さんの「山崎ならあそこでミントンやってますぜ」の言葉から、土方さんに追いかけられるシーンはとても印象的でした。他にも政府のお偉いさまの護衛をさぼってミントンをしたり、みんなが素振りしている横でミントンをしたり・・・と、うっとうしいまでのミントン押し。

カバディの登場は少ないですが、「ミントンじゃないの?」「カバディってなんだ?」と興味をそそられます。カバディについては・・・いまいちルールが分かりません(笑)山崎の謎が深まります。

その二つの後に登場したのが「あんぱん」です。監察方である山崎は、“張り込み”の仕事をすることが多いです。その張り込み中には「あんぱん」と「牛乳」しか口にしないというのが山崎の信念。なんだその間違った頑張り方は、というのが本心ですが、そんなところも可愛らしいです。最近ではあんぱんを敵に投げつけるという攻撃法まで登場し、“山崎=ミントンorあんぱん”という図式が完成しました。

■土方さんとの掛け合い
「土方十四郎」は真選組の副長、主人公「坂田銀時」のライバル(?)です。監察方という裏の仕事をしている山崎は、明るく快活な局長の近藤さんではなく、土方さんの命令で動くことが多いです。ゆえに二人セットでの登場が多く、その掛け合いはなかなか魅力的です。

仕事を放ってミントンをしたりカバディをして土方さんに殴られるシーンはもはやお決まり。沖田さんの「山崎ならミントンしてますぜ」からの土方さんの「山崎ぃぃぃいいいいい!」という流れに毎回にやにやします。張り込みが長引きすぎてあんぱん生活に疲れた山崎が、土方さんにあんぱんをスパーキングしたシーンには声をあげて笑うこと必至です。

そして不意に訪れるシリアス回。ミツバ編で土方さんと唯一情報を共有しているのが山崎だった時には、二人のその信頼関係に感動したものです。真選組動乱編では、殺されそうになりながら土方さんたちに情報を伝えようと這っていく姿。今までの間抜けな姿と全く違い、思わず涙が・・・。

■案外できる男
ギャグシーンが多く、他のキャラクターと比べて弱そう(主要キャラたちのように戦闘シーンが出ないので、強いイメージが付きにくい)な山崎ですが、監察方としての能力はピカイチです。お通ちゃんが人質に取られる場面では、人質の女性に扮した山崎が犯人グループの隙をついてお通ちゃんを救出しました。

山崎が情報収集をする場面が描かれることは少ないですが、要所要所で土方さんに情報を伝えるのはいつも山崎の仕事です。どこでその情報を得ているのかを考えると、描かれていないだけで実はしっかりと仕事をする優秀な男なのだと分かります。潜入捜査での変装など、地味だからこそ出来る事。たくさん描かれるギャグシーンと、時折垣間見る優秀さのギャップがまたたまりません。

もっと活躍シーンが見たいような、いつまでも地味でいて欲しいような、微妙な思いを抱えてしまう・・・そんな「山崎退」。『銀魂』を見たことがない人も、既に見ている人も、ぜひ「山崎退」にスポットライトを当ててみてください。面白い『銀魂』がさらに面白く感じられると思います。

【アニメキャラの魅力】全てをぶっ壊す!ミステリアスな魅力満載テロリスト「高杉晋助」の魅力とは?
江戸で繰り広げられる笑いあり涙ありのコメディアニメ『銀魂』に登場する、鬼兵隊総督「高杉晋助(たかすぎしんすけ)」。事件の黒幕だったりする事も多く、江戸を破壊しようとしたりと色々やらかします。突っ込みどころだらけの銀魂キャラの中で、全くボケたりツッコみもしない唯一のシリアスキャラなのですが・・・。今回は、そんな独特の異彩な雰囲気を放つ「高杉晋助」の魅力についてご紹介いたします。

■ド派手でミステリアスな外見
まず目を引くのは大きく胸のはだけた着物。鎖骨や胸元が丸出しで寒くないのかと思うほどにはだけた着崩し方は、大人の色気ムンムンでちょっとドキドキします。着物の柄はとにかくド派手。高杉の、“派手な事や祭が好き”というキャラクター性が如実にあらわれています。そして、そんな格好で三味線を引いたり煙管を吸う彼の姿はとてもセクシーなのです。『銀魂』OPに出てくる彼の立ち姿は、かっこいいを通りこして“美しさ”さえ感じます。

そして一番のキモは、左目にまかれた包帯。とてもインパクトがあります。この包帯によって、更に彼のミステリアスさは増しています。彼の包帯の下はどうなっているのか・・・、とても気になるところです。

■破壊主義
高杉の魅力は外見だけにとどまりません。言動、行動理念全てがとても魅力的です。

「俺はただ壊ただすだけだ・・・この腐った世界を」
「すべて壊すだけさ。獣の呻きが止むまでな」

このような台詞からでもびしびしと伝わってくる彼の破壊衝動。アンニュイささえ漂います。“攘夷志士の中で最も過激で最も危険な男”とまで言われているほどです。「腐った世界」や「獣の呻き」など、厨二病溢れる単語をよく使いますが、そんな台詞も恥ずかしげもなくさらりと言ってしまうかっこ良さ。独特の笑い方も相まってゾクゾクしてしまいます。

そして、彼は銀さんや桂の恩師でもある、「吉田松陽(よしだしょうよう)」先生をなくしてしまった世界に復讐するため、あの手この手で江戸幕府を破壊しようとします。とにかく破壊を追い求める姿、そのストイックさにキュンキュンします。

■ギャップ萌え
高杉はただシリアスなだけではありません。過去の彼は銀魂キャラらしく少し抜けたところも。高杉は銀さんに比べて身長が低いのですが(参考:銀さん177cm、高杉170cm)、銀さんたちと共闘していた攘夷戦争時代には、銀さんから「チビ」などとからかわれて銀さんを殴ったり・・・。他にも、銀さん、桂、坂本たちと缶蹴りに興じたりするノリの良さがあったり、異様なほどヤクルトに執着したり・・・と、実は意外と可愛い一面もたくさんあるのです。そんな彼がやさぐれてしまったのは、やはり恩師であった松陽先生を失ってしまった事が大きいのでしょう。

■銀さんとの関係
高杉は銀さんの最大の宿敵といえるでしょう。攘夷戦争後の再会時、銀さんの後ろから斬りかかろうとしたり、共闘していた攘夷戦争時代にも遊女の事で喧嘩して、お互い1ヶ月も口を利かないほど・・・。しかし、高杉と銀さんは、ただ仲が悪いというわけではないのです。

紅桜編の高杉は「岡田似蔵(おかだにぞう)」に対して、「二度と俺達を同志なんて呼び方するんじゃねェ。そんな甘っちょろいモンじゃねーんだよ俺達は」などと、意味深な台詞を言っています。銀さんは銀さんで、再会時に高杉に斬られそうになっても、木刀を抜かずにグーで殴ったところを見ると、何か思うところがあったのかもしれません。きっと高杉と銀さんはどこかでお互いを気にかけているのでしょう。2人の間には見えない強い絆があるのではにないでしょうか。

原作ではもっと深く高杉と銀さんとの関係が掘り下げられていますので、2人の関係が気になる方は是非原作もお読み下さい。「高杉晋助」の今後のさらなる活躍、楽しみで仕方ありません。

入れ替わって何する!?アニメファンが選ぶ「一日だけ入れ替わりたいアニメ・漫画の同性キャラ」
女性が選ぶ“入れ替わりたい女性キャラ”の第1位には、大人気の人情時代劇コメディー『銀魂』から、本作のヒロインでもある「神楽」がランクイン。もちろん彼女のような自由奔放な生活を体験してみたいという思いもあるのだろうが、どちらかというと彼女の周りにいる魅力的な男性キャラクター達との楽しい生活を夢見る、そんな女心が反映された結果と言える。

この子だけには気をつけろ!?アニメファンが選ぶ「怒らせたらもっとも怖い女性キャラクター」
第1位には、実写映画化も話題となっている、圧倒的な力を持つ巨人に抗う人間たちの戦いを描いたファンタジーバトル漫画『進撃の巨人』から、主人公の幼馴染で同作のヒロイン「ミカサ・アッカーマン」が選ばれた。女性で2位、男性で3位と、男女ともに多くの票を集め、性別関係なく誰もが認める「怒らせたらもっとも怖い女性キャラクター」となった。ちなみに同キャラは、以前キャラぺディアにて発表した「もっともカッコイイと思う女性キャラクター」でも堂々の1位を獲得している。

続いて第2位に選ばれたのは、大人気の人情時代劇コメディー『銀魂』から、江戸一番の美少女であり、志村新八は実姉でもある「志村妙」。実際に戦う描写は多くないが、拳の一撃で人間を10mほど吹き飛ばし、飛び蹴りで巨大なゴリラ型宇宙人をなぎ倒すなど、全体的にその戦闘能力は高い。女性を中心に多くの票を集め、女性ランキングでは1位となっている。

そして第3位には、川原礫によるライトノベルが原作の人気アニメ「ソードアート・オンライン」から、ヒロインである「結城明日奈(ゆうきあすな)」がランクイン。良家の令嬢でありながらSAO最強クラスの剣士、また数少ない美しき女性プレイヤーである。総合1位の「ミカサ・アッカーマン」同様、「もっともカッコイイと思う女性キャラクター」では2位を獲得。その他のランキングでも常に上位にランクインする人気キャラクターである。

【アニメキャラの魅力】ボクっ娘か百合キャラか!?悩み多き名家の跡取り「柳生九兵衛」の魅力とは?
幅広い世代に人気の『銀魂』は、万事屋を営む「坂田銀時」を中心に、ギャグとシリアスが絶妙に混じりあうSF時代劇人情コメディです。今回は、悩み多き剣術家「柳生九兵衛(やぎゅうきゅうべえ)」の魅力についてご紹介いたします。

■複雑な生い立ち
整った顔立ちに眼帯、長い黒髪をポニーテールにして自らを「僕」と言う柳生九兵衛。一見男の子のようですが、実は女の子です。剣術の名家・柳生家に生まれ、嫡男として育てられたため、体は女でも心は男となってしまいました。更に、男性が苦手で、触れると「僕に触るなァァ!」と将軍さえ投げ飛ばします。セレブ侍ながら多くの悩みを抱えて葛藤する九兵衛は、他のキャラにはない魅力が満載なのです。

■「堅物クソ真面目キャラ」(by桂)
自分の性別に対してコンプレックスを持っている彼女は、女性にも男性にも憧れがあります。悩みが悩みだけに『銀魂』では下ネタに直結し、「堅物クソ真面目」という性格も災いし、本人はいたって真面目ながら過激なギャグになってしまう事もしばしば。また、合コンに鎧と馬で現れるなど、育ちが良いせいか世間知らずで人を信じやすく、そこがまた面白くかわいい魅力です。

寿限無回でもその性格が災いし、さるお方に「寿限無寿限無ウン(略)ビチグソ丸」という、とんでもなく長い名前を付け、毎回それを律儀に呼んでいました。アニメは面白かったものの、本当に大変だったと思います(声優さんが)。

■お妙が大好き
そんな九兵衛は「志村妙」と幼馴染で、幼い頃にお妙を守るために左目を失明しています。強く優しいお妙が大好きな九兵衛。最初はお妙を強引に嫁に取ろうとしましたが、今では親友に。ただ、九兵衛の愛情表現は“友人以上”のことも多く、「近藤勲」とは恋のライバルの様相を呈しています。しかし、幼い頃からずっとお妙を慕い、尾美一篇では近藤と共にお妙の幸せを第一に願っており、恋か友情かはともかく、九兵衛のお妙への思いは誠実なものなのです。

■実は美少女
普段は男装の九兵衛ですが、女性らしい服もモジモジしながら着ています。ツインテールに二―ハイソックス。小柄ながらスタイルも良く、まごうことなき美少女です。世話役の「東城歩」は「若はゴスロリが似合う」とゴリ押ししており、彼の普段の変態性にはドン引きですが、そこだけは大いに同意できます。特に2年後(イボ)篇で登場した時は、それはもう衝撃的な可愛いさでした(余計な物が付いていましたが)。男女逆転篇では超イケメンに変身していましたし、九兵衛は、素晴らしい容姿的素質を持ったキャラなのです。しかも美乳。

■特徴は多いがキャラは迷走
そんな九兵衛ですが、ジェンダーの悩みは常につきまとい、自分でも「本当になりたいのは男なのか女なのか」「百合キャラなのか僕っ娘なのかキャラもブレブレ」と言っています。そして訪れた試練が前出の「男女逆転篇」でした。見た目のインパクトに話題が偏りがちですが、このエピソードは「男とか女ではなく、自分らしく生きよう」という『銀魂』らしい素敵な結末を迎えています。九兵衛の抱えている悩みは複雑で、おそらく今後も悩む事があるでしょう。しかしもう彼女は、それさえも“自分らしさ”として受け入れて生きていけるのだと思います。

自分の生い立ちには納得しつつも、自分の性に関してはいつも葛藤し暴走する「柳生九兵衛」。しかし、そんな悩みを抱える人間らしさが、逆に彼女を魅力的にするのです。強くて可愛い「九ちゃん」が、ありのままの自分を好きになれることを心から祈っています。

【アニメキャラの魅力】こんな大人になっちゃダメ!?マダオこと「長谷川泰三」の魅力とは?
原作の連載もアニメ放送も長期に渡り、いまや国民的人気を博す『銀魂』。これだけ長いとキャラも沢山いるわけですが、今回は、原作で第二訓から登場している作品一不運な男マダオこと「長谷川泰三(はせがわたいぞう)」の魅力をご紹介いたします。

■まるでダメなオッさん、略して「マダオ」を世に知らしめる
サングラスがトレードマークで、段ボールを小脇に抱え、人生を彷徨っている38歳無職「長谷川泰三」。今では本名より「マダオ」と呼ばれることが多くなっています。なお「マダオ」には沢山のパターンがあり、「負けないダンディな男」「マイケルダグラスみたいな男」など、作中でしばしば新作が現れます。また、「マダオ」という言葉は、今や『銀魂』以外でもネットを中心にかなり使われており、“銀魂はよく知らないけど「マダオ」の意味は知っている”という人さえいるのではないでしょうか。この言葉をこれだけ世に浸透させたのは、『銀魂』と長谷川さんによる功績(?)が大きいでしょう。

■人生が転落するほどキレが増すギャグ
長谷川さんは元々下級武士の出身で、高級官僚の娘ハツと結婚し、入国管理局の局長というエリート街道を邁進していました。しかし、一時のテンションに身を任せてハタ皇子を殴り飛ばし、転落人生を歩み始めます・・・。最初の頃こそ職を転々としていましたが、今やホームレス、もしくはただの“グラサン掛け機”になりました・・・。しかし、堕ちれば堕ちるほどキャラは際立ち、目は闇となり、メインのギャグ回も増えました。個人的に大好きな、アニメ136話のマンション探しの回は、テンポと間が最高で長谷川さんのツッコミも冴え渡り、何度見ても笑えます。

■親しみやすく憎めない人柄
局長時代と違い、今ではすっかり人の良さが溢れ出ている長谷川さん。銀時とは良い飲み仲間です。生活がイマイチ安定しないダメっぷりが似ている事もあり、二人は気の合う間柄なのでしょう。長谷川さんの気取らず誰とでも仲良くなる、憎めない人柄も大きいと思います。彼は桂や近藤とも親しく、子供たちにも意外と人気があります。今は家を出ていってしまったハツも、きっと彼のそんな所に惹かれたのでしょう。ハツは名家のお嬢様ですが、長谷川さんの為に時にはボロを身に纏い土下座をし、別居をしている今でも長谷川さんを気遣っています。長谷川さんも時折連絡を入れたりと、2人の仲の良さを感じさせます。

多くの主要キャラが人間離れした強さを持ち、ヘビーな過去を背負っている中で、どちらかというと普通で、いつまで経ってもうだつの上がらない、しかしそれ故に親しみを感じさせるのも長谷川さんの魅力だと思います。

■愛すべきマダオ
そんな長谷川さんですが、実は何度か脱マダオの機会がありました。しかし、例え「クイズマダオネア」で一千万円を手に入れたり、就職できるチャンスがあっても、人が良過ぎるため、他人の幸せの為に自らそれを譲ってしまうのです。

長谷川さんはダメな大人の代名詞のように言われています。しかし、そのダメさは時に自分よりも周りの人の幸せを優先する、素晴らしき優しい“ダメさ”なのです。大事なところで人として真っ直ぐに生きる、人情味あふれる長谷川さんは、つい応援したくなる愛すべき「マダオ」なのです。誤解を恐れずに言えば、長谷川さんは『銀魂』という作品と同じで、「(い)なくてもどうにかなるけど(い)ないと寂しい」というキャラだと思います。そんな親しみやすく目の離せない「長谷川泰三」。これからも力一杯応援していきたいと思います。

【アニメキャラの魅力】残念なドМ美女!?始末屋さっちゃんこと「猿飛あやめ」の魅力とは?
男性にも女性にも大人気の作品『銀魂』。今回は、主人公「坂田銀時」に対して、過激すぎる求愛行動をとる「猿飛あやめ」の魅力についてご紹介いたします。

■黙っていればナイスバディのクール風美女
猿飛あやめ、通称「さっちゃん」は、元は幕府の隠密・御庭番衆の“くノ一”で、現在は始末屋として正義の暗殺稼業をしています。紫色のロングヘアに、忍び装束でナイスバディな身を包み、メガネを掛けた一見クールな知的風美女。泣きボクロがチャームポイントの彼女は、口を開けばその変態っぷりが炸裂する“残念な”美女なのです・・・。また、忍の腕は超一流なものの、ド近眼ゆえメガネを落とす度に窮地に陥ります。

■銀さん大好き!な変態
始末屋の仕事中に出会った銀時に恋心を抱き、ついでに己の変態性にも目覚め、いまやドМになってしまったさっちゃん・・・。自らを「メス豚」と呼び、縛られ吊るされ、しかし本人は大変嬉しそう。『銀魂』全キャラの中でも「東城歩」と並ぶ変態キャラに成り上がり(下がり?)ました。ちなみに、М属性は銀時専用のようで、他のキャラへはむしろS気味です。

銀時へのアプローチは激しく、万事屋に忍び込むことは勿論、室内をこっそり改造して銀時を観察するようなストーカーと化しています。元は超一流のくノ一ですから、ストーキングもお手の物です(ほめてません)。そしてその変態さに、より磨きをかけているのが中の人。声優「小林ゆう」さんの素晴らしい演技で、さっちゃんの変態性は大きく増していると思います(ほめてます)。

しかしそんな過激な行動さえ実は照れ隠しでは・・・?と思われるフシが。なぜなら、普段あれほど積極的にも関わらず、いざ正攻法で迫るとなると、恥ずかしくてテンパってしまうのです。また、銀さんから初めてプレゼント(?)を貰った時も、片時も離さず喜んでいました。その行動の極端さゆえに霞がちですが、さっちゃんは、基本的にとても可愛い恋する乙女なのです。ただそれが、少しだけおかしな方向に表現されてしまうだけで・・・。

■素直ではない友情
さっちゃんは、「志村妙」や「月詠」を一方的に恋のライバルとして見ています。しかし、そこに「柳生九兵衛」も加えて、4人で一緒に行動したり協力して敵と戦ったりする事もしばしば。また、劇場版第2作では、病に倒れたお妙に対して、叱責のような励ましをしてその友情に涙を誘いました。なんだかんだで彼女たちは良き友であり、素直でないさっちゃんの“憎まれ口の裏に垣間見える優しさ”にグッときてしまうのです。

■服部全蔵との腐れ縁
忍者学校で一緒に学び、御庭番衆頭目だった「服部全蔵」とは、いまでも仕事で連絡を取り合う仲です。付き合いの長い二人は、クールな仕事仲間ではありますが、それとなくお互いの近況を気にしている様子です。そんな二人の関係が、がっつり語られるのが「将軍暗殺篇」。まだアニメにはなっていませんが、シリアスモード全開の本エピソードは、さっちゃんの忍としての強さと格好よさはもちろん、彼女の仲間を思う気持ちや、正義感がひしひしと伝わってくる良作です。早くこのストーリーをアニメでも観たいと思っているのは私だけではないはず・・・。

ギャグ要員としても欠かせない、さっちゃんこと「猿飛あやめ」。美人でドMで恋に一途な彼女の迫力に、最初は驚かれる方もいらっしゃると思います。しかし回を重ねるごとに、だんだんそれが快感になってきて、彼女の魅力に引き込まれること請け合いです。さっちゃんの突き抜けたギャグと女性らしい素敵な魅力が、皆さんにより伝わることを願っています。

【アニメキャラの魅力】ムラムラし過ぎなストーカー!?最高のリーダー真選組局長「近藤勲」の魅力とは?
いまや国民的人気作品と言っても過言ではない『銀魂』。本作で、主人公「坂田銀時」率いる“万事屋”と人気を二分する組織が “真選組” です。今回は、個性的すぎる隊士たちをまとめる真選組局長「近藤勲」の魅力についてご紹介いたします。

■自然体でギャグを量産
立派な体格に黒髪短髪、顎には薄く髭をたくわえ、黙っていれば威厳がありそうな近藤。組織の長と言えば、品行方正で隊士の模範・・・なんて人物像が定番ですが、近藤は違います。銀時たちにはゴリラと呼ばれ、下ネタ満載で、時には体中にハチミツを塗りたくり、裸でお尻にネギを刺され、裸でバイクになり・・・。知らない人には何を言っているのかわからないとは思いますが、近藤はそんな存在自体がギャグのようなキャラなのです。

しかしそれが近藤の大きな魅力の一つ。銀魂では一部で「将軍回にハズレ無し」と言われていますが、将軍はたまに出てくるからこそより光るのであり、レギュラーで当たり前のようにギャグを量産しているのは近藤といえます。彼がいなければ、銀魂のギャグのキレはここまでにならなかったのでは・・・とさえ。

■恋い焦がれるあまりストーカーに!
近藤の代名詞と言えば、そう、「ストーカー」。なぜ警察組織である真選組の長が犯罪者に!?と思う読者もおられるでしょうが、仕方がありません。近藤はストーカーなのです。新八の姉「志村妙」を慕い、ストーキング。その仲を誤解した銀時とは決闘までおこないました。“お妙のいるところ常に近藤あり”というほど神出鬼没に現れるので、当初はツッコミが入っていましたが、最近はもう当たり前の光景と化しています。ここまできたらストーカー冥利に尽きるのではないでしょうか(あくまでも犯罪です)。

行動はもちろんアレですが、しかし近藤の想いは本物。お妙のことを心から大事に思い、一途に尽くす近藤の姿は、実は理想の恋人像なのかもしれません。

■大将としての器
問題行動ばかりの近藤ですが、もともとは剣術道場の跡取りで剣の腕もたち、隊士からの信望も厚い男です。性格はおおらかで大変なお人よし。沖田には「アンタの悪い所は人が良すぎるとこだ」「誰でも信じて疑おうとしねェ」と言われるほどです。

そんな近藤の魅力がよく現れているのが、「真選組動乱篇」です。このエピソードは土方や沖田の見どころも多く、真選組ファンとしては見逃せない一篇です。しかし、近藤にフォーカスを当ててみると、本当に彼の人柄と慕われ方がよく分かるのです。近藤は土方に言います。「俺は一度としてお前達を家来だと思ったことはねェ ~ 俺達ゃ五分の同志(なかま)だ」と。そして、「謀反を起こされるのは大将の罪」と、自分の命を狙った伊東鴨太郎さえも助けようとするのです。そんな近藤だからこそ、土方に「あんたは真選組の魂だ」とまで言われ、多くの隊士が命を預けるのでしょう。

誰をも受け入れ、自分のポストの重要さを知り、責任を取ろうとする。大将として、これほど大きな器を持っている人がどれだけいるでしょうか?近藤に変なプライドは似合いませんし、本人がその言葉を使うことも無いような気がします。しかしあえて使うならば、近藤のプライドとは、自分の為にではなく常に周囲の人々の為に向けられ、「護るべきものも護れんふがいない男にだけは絶対になりたくない」という姿勢とこだわり。それは、銀時や『銀魂』という作品にも通じる漢気だと思います。

普段どんなにバカで下ネタばかりでも、いざという時は人間として大きな器を見せる「近藤勲」。女性にはイマイチモテませんが、あのくせ者の土方や沖田がついていくくらいですから、その魅力は計り知れません。ギャグもシリアスもこなす振り幅の大きな「近藤勲」の活躍をこれからも期待しています。

将来はあのキャラのように!?アニメファンが選ぶ「自分の子供に付けたいアニメキャラの名前」
第1位には、川原礫によるライトノベルが原作の人気アニメ「ソードアート・オンライン」から、ヒロインである「結城明日奈(あすな)」が選ばれた。同キャラクターは【もっとも恋人にしたいキャラクター】【水着姿が似合う(見たい)キャラクター】【手料理が食べてみたい女性キャラクター】【クラスで隣りに座って欲しい学生キャラクター】でも全て1位を獲得。いずれ子供が出来たら彼女のような女性に育って欲しい。そんな思いの込められた男性票を中心に、堂々の総合1位獲得となった。

続いて第2位に選ばれたのは、大人気の人情時代劇コメディー『銀魂』から、真選組一番隊隊長「沖田総悟(そうご)」。飄々とした江戸っ子口調が特徴の「毒舌」「ドS」なキャラクターで、「サディスティック星から来た王子」と称される事も。圧倒的な女性票により、総合でも上位に食い込む結果となったが、女性ランキングでは1位となっている。

今好きな漫画家は誰!?アニメファンが選ぶ「好きな漫画家ランキング2015」
第1位には、大人気の人情時代劇コメディー『銀魂』の作者である「空知英秋(そらちひであき)」さんが選ばれた。独特のギャグセンスとキャラクター、さらに感動を誘う人情話、バトルなどによるシリアスな展開など、視聴者の想像を越えていく様々なストーリーに魅了されたファン達の投票により、堂々の1位を獲得することとなった。

続いて第2位に選ばれたのは、「週刊少年ジャンプ」にて連載される、冒険・友情をテーマに掲げた海洋冒険ロマン『ONE PIECE』の作者である「尾田栄一郎(おだえいいちろう)」さん。たくさんの魅力的なキャラクター、絵のクオリティ、感動的なストーリー展開など、投票理由も多岐に渡る結果に。特にそのキャラクターそれぞれにこだわった魅力を評価する読者は多い。

そして第3位には、「週刊少年ジャンプ」を中心に、『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』などの大人気作を生み出し、1980年から90年代の「ジャンプ黄金時代」を支えた立役者「鳥山明(とりやまあきら)」さんがランクイン。作品の魅力はもはや言うに及ばず、若い世代が中心の同ランキングにおいて、総合3位に食い込む人気はさすがの一言。ちなみに男性ランキングでは堂々の1位を獲得している。

本音はどこにある!?アニメファンが選ぶ「もっともあざといと思う腹黒キャラクター」
第1位には、大人気の人情時代劇コメディー『銀魂』から、真選組一番隊隊長「沖田総悟(おきたそうご)」が選ばれた。飄々とした江戸っ子口調が特徴の「毒舌」「ドS」なキャラクターで、「サディスティック星から来た王子」と称される事も。作中では読者すら騙そうとする事もあり、あざとい腹黒キャラのトップに選ばれるのも十分に頷けるのではないだろうか。

春は年間を通じてもっとも多くのアニメがスタートする季節。1クールアニメはもちろん、半年や1年にわたってオンエアされる作品も揃っている。
ヒット作・話題作を振り返って、これからの展開に期待していこう。

「宇宙戦艦ヤマト」以来の伝統に乗っ取って、アニメ「銀魂」が2年ぶりに復活。初回のラストでは「ドラゴンボール」のキャラがほぼそのまま登場するなど、過激なパロディはいまだ健在。カット割りまでオリジナルと似せる気合の入れようで、いい意味で変わらない新シリーズを満喫できそうだ。
「銀魂」はこれまでも「ドラゴンボール」をネタにすることが多かったが、今期は現時点で何度も登場している。まるで終わることが許されないアニメとしてシンパシーを感じているかのよう。初回にアニメ化されたのが、時の流れを止めてしまう三千世界時計のエピソードだったのも何やら示唆的である。今夏スタートする「ドラゴンボール超(スーパー)」とともにジャンプ原作アニメを追いかけていきたい。

“性的表現がひどすぎ”疑惑のアニメ『銀魂』 ネット民はむしろ歓喜!?
現在放送中のアニメ『銀魂』(テレビ東京)に対し、放送倫理・番組向上機構(BPO)へ意見が殺到しているようだと、ネットを中心に話題となっている。

BPOの公式サイトでは、青少年委員会に寄せられた意見として、「夕方のアニメ番組で性的な話題が取り上げられたことについて多くの意見が寄せられた」と紹介。抜粋された意見には、「夕方6時台のアニメ番組での性的表現がひどすぎた。疑似性交用の人形のようなものや、いわゆるSMプレイに使う道具などが露骨に描かれ、使用されていた」というものも。

ネット上では、このアニメ番組は、毎週水曜18時より放送中(一部放送局を除く)のアニメ『銀魂』だとされている。というのも、4月29日に放送された第269話「エロ本隠して○○○隠さず」では、主要キャラクターが亀甲縛りにさせられたり、SM嬢、三角木馬、鞭、ボールギャグなどが描かれていたりと、BPOに寄せられた意見の情報と一致する部分が多い。先の意見では「放送局はいったい何を考えているのか。まだ、小学生が視聴するような放送時間帯である」と、指弾されている。

アニメへの意見がBPOに寄せられるのは、今回に限ったことではない。そのたび、こうした批判的意見に対してファンから反発する声が上がることはままある。ところが、今回の騒動では、BPOに寄せられた意見に対する批判の声よりも、「『銀魂』はこれが通常運転」「『銀魂』は苦情が入るまでがネタ」と、この騒ぎをネタとして楽しむ声が多数上がっている状態だ。

以前にもアニメ『銀魂』は民主党の蓮舫議員のパロディネタが原因ともいわれている放送中止騒動があったり、今シーズンの初回放送でも野々村竜太郎・元兵庫県議会議員のパロディネタを繰り広げたりと、“お騒がせ作品”としてネットを沸かせてきた。原作マンガと共に、その“高い自由度”で人気を博しており、ネットからは「いいぞwもっとやれww」と、期待する声までもが上がる。

「まったく こりない 悪びれない」というフレーズでも知られるアニメ『銀魂』だが、今回の騒動も「我が意を得たり」といったところだろうか……。

もっと人間らしい仕事がしたい――年収110万円「アニメーター」の実態をどう見るか
若手アニメーターの平均年収は110万円――。アニメーターなどでつくる業界団体「日本アニメーター・演出協会」(JAniCA)が4月下旬に発表した「アニメーション制作者 実態調査報告書 2015」で、若手アニメーション制作者が厳しい労働環境に置かれていることがわかり、話題になっている。

この調査は、日本のアニメーション制作者の実態を把握するために、文化庁がJAniCAに委託して実施した。仕事内容や就業形態、平均作業時間、年間収入などが項目にわけて調べられている。調査期間は2014年8月1日から9月30日で、759人から回答があった。

●「アニメ業界は一度滅びたほうが良い」
報告書によると、回答者全体の年間平均収入(2013年)は332.8万円だった。若手が担当することが多い「動画」(原画と原画の間の動きを作画する担当)は平均111.3万円と低い水準だった。また全体で、1カ月あたりの作業時間は平均262.7時間にのぼり、うち15.9%が「350時間を超える」と回答した。

過酷な労働環境を受け、自由記述欄には「もっと人間らしい仕事がしたいです」「とにかく忙しい。ごはんが食べれない(時間がなくて)」「アニメ業界は一度滅びたほうが良い」といった言葉が並んだ。こうした結果に対して、ネットでは「やりがいの搾取の典型だ」「『クールジャパン』とかいう前にアニメーターの劣悪な待遇を何とかすべきではないのか」といった声もあがっている。

今回のアニメーション制作者の実態調査について、アニメや漫画などへの造詣が深い専門家はどう見るのか。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)の客員研究員で、現役官僚でもある境真良氏に聞いた。

●「最低賃金」を下回る若手アニメーターの過酷の環境
「日本アニメーター・演出協会(JAniCA)の実態調査は、2008年に続き、今回で2回目です。こうした実態調査が行われるようになったこと自体は、極めて歓迎すべきことだと思います。

しかし、内容は決して歓迎できることばかりではありません」

境氏はこのように切り出した。どんな点に注目したのだろうか。

「調査によると、アニメーション制作の仕事そのものは増加しており、回答者の半数が常に仕事がある状態となっています。

それは素晴らしいことですが、反面、1カ月の平均作業時間が262.7時間、回答者の15.9%が350時間を超えるという非常に過密なものになっています。

また、それだけ働いても、平均年収は332.8万円です。しかも、これは『監督』(648.6万円)や『総作画監督』(563.8万円)など、企画や統括担当者を加えての平均です。現場作業の末端である『動画』では111.3万円、仕上げは194.9万円、原画でも281.7万円と、決して高くはありません。

特に『動画』については、労働時間によっては東京都の最低賃金ベースでの月給試算を下回る状況です。社会保険の加入状況などと組み合わせて考えてみると、おそらく、雇用契約ではなく、報酬額が最低賃金に縛られない『業務委託契約』を結んでいるのではないでしょうか」

●状況を改善するには、アニメの制作費自体が増える必要がある
どうして、そんな厳しい労働環境が生まれているのだろうか。

「アニメを作るという仕事の魅力は、アニメの現場に人を集めます。そのため、労働市場的に『供給過多』となり、収入も低くなりがちです。

しかし、労働市場の均衡点がどこにあろうと、最低賃金は満たすべき最低の基準であり、それを迂回するために『業務委託契約』という形態をとっているとすれば、批判は免れないでしょう。

ただ、こうした状況が、優秀な技能者を集め、育む環境として決して望ましくないことは、現場の経営者もさすがにわかっていると思います。それが問題意識のレベルに留まっていることは残念ですが、彼らだけを責めることはできないのではないでしょうか」

どのようにして、こうした状況を改善していったらいいのか。

「状況を改善するには、アニメの制作費自体が増えなければなりません。それには、海外展開のようなワンソースマルチユース的な収益の開拓も重要ではありますが、なにより、制作資金を決める資金提供者からアニメにお金を支払う消費者まで、広くアニメそのものの価値に対する理解が不可欠であると思います。

政府にも、制作費自体の増加を促す制度的枠組みを望みたいところです。そうすることで初めて、私たちは、アニメを日本の『文化』や『産業』として認めているといえるのではないでしょうか」

境氏はこのように述べていた。

優しさ?厳しさ?それとも指導力?アニメファンが選ぶ「もっとも上司にしたいアニメ・漫画のキャラ」
第2位に選ばれたのは、大人気の人情時代劇コメディー『銀魂』から、主人公の「坂田銀時」。「万事屋銀ちゃん」という何でも屋を営んでいる銀髪天然パーマの侍である。基本的に無気力かつだらしなく適当ではあるが、内心は人一倍正義感が強く、情に厚く仲間思いでもあり、仲間を救うためならどこであろうと駆け付け、多勢に無勢の状況でも臆せず立ち向かう。仲間=部下であるなら、こんなに頼もしい上司はいないかもしれない。

円盤が売れないと、なぜ続編が作れない? アニメ監督のツイートでも話題の“深夜アニメのビジネスモデル“とは
4月7日、アニメ『銀魂』シリーズの監督などで知られる高松信司氏が自身のTwitterでアニメのビジネスモデルについてツイートし、話題になっている。本稿では高松監督の発言を踏まえ、改めてアニメ(主に深夜アニメ)のビジネスモデルについて、紐解いていこう。

ことの発端は、先日最終回を迎えた『美男高校地球防衛部LOVE!』の第二期放送を希望するファンの声を受けての高松監督のツイート(@takama2_shinji)だった。以下、主要な部分を引用しよう。

(引用者補足:アニメの)継続の決定は製作委員会がするものだけれど、主な要件はBlu-ray DVDの売り上げです

深夜アニメの制作費はその全てが委員会の持ち出しなので、確実に黒字になるという目算が立たないと二期にはGOが出ない

1クールのアニメを作るのに、ざっくり1億5千万から2億くらいかかるので、それを円盤の利益だけで埋めようというのは、けっこう無茶なビジネスモデルですが、今の深夜アニメはほとんどこの形態ですね。

「良質なアニメ」や「面白いアニメ」が、円盤が売れなかったというだけで葬り去られていくのは忍びないなあ…何かもっと他のビジネスモデルはないんだろうか?

(以上、高松監督のツイート(@takama2_shinjiより引用)

まず、現在のアニメの製作においては“製作委員会方式”が主流といわれている。“製作委員会方式”とは、制作費や許諾料といった、アニメの制作から放送などにかかる費用をさまざまな企業からの出資で賄うスタイルだ。出版社やゲーム会社、テレビ局、レコード会社、広告代理店、配信会社やビデオメーカーなど、“製作委員会”に名を連ねる出資社は多岐にわたり、多くの企業が出資をすることによって、出資リスクを分散する狙いがあるとされている。高松氏が言及するように、現状の深夜アニメにおいては、製作委員会の資金回収はBlu-rayや DVDといったパッケージ販売に依存しているのが一般的だ。つまり、基本的に深夜アニメの“商業的な意味での成功”とは“パッケージが売れる”ことであり、そのため、ある程度“パッケージが売れる”≒“商業的に成功する”作品でないと続編の製作などは難しいというのだ。

また、1クールの30分アニメを制作する場合、1話あたりの制作費は1000万円程度で、12話前後の1クールだと約1億2000万~2億円とされる。また、制作費に加えて、放送枠料金もかかってくる。深夜アニメは、こうした膨大な出資をほぼパッケージの利益で埋めている状態だ(そのため、アニメのパッケージ商品は高額になりやすいとされる)。

こうした「パッケージに依存するビジネスモデル」に対する危機感はかねてより存在し、すでに「新たなビジネスモデル」も模索されている。例えば、2月に放送された『クローズアップ現代』(NHK)では、現在二期放送中のテレビアニメ『シドニアの騎士 第九惑星戦役』を制作しているポリゴン・ピクチュアズが、海外向けに動画配信をすることで利益を上げたと紹介。ほかにも、昨年放送された『神撃のバハムート GENESIS』は深夜アニメにもかかわらず、ゲーム制作会社・サイゲームス一社による製作ということでも話題となった。先日、本サイトで行ったサイゲームス・アニメ事業部のインタビュー(参照:http://otapol.jp/2015/04/post-2713.html)にて新たな挑戦への意気込みを語るなど、さまざまな形で「パッケージ依存のビジネスモデル」からの脱却が図られているのが現状だ。

今回、高松氏のツイートで改めて注目を集めた、アニメのビジネスモデル。今後もその動向を注視していきたい。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ギンタマよ永遠なれ!

制作、サンライズじゃなくなったんですね。
BN Pictures、聞き覚えのない会社だったので調べてみると
株式会社バンダイナムコ ピクチャーズと言い、サンライズの分社だそうです。
監督も変わっていました。
今度の監督は宮脇千鶴さん
銀魂’監督の藤田陽一さんは監修へ
1期から監督・監修を務めたおなじみ高松信司さんは、今作では音響監督ですか。
いいですね、人材育成でしょうか。
大々的に変わってはいないようなので一先ず安心しました。

1話「一時停止はうまい具合には止まらない」
{netabare}
野々村議員の謝罪会見パロディから始まるとは、流石、やってくれますね!
始めは相変わらずの止め絵にちょっとした変化と音で笑わせてくれます。
CMを挟み、同じ絵面から再開。
しばらくして銀さんが七三分けにして登場します。最初は一体何を狙っているのかよく分からなかったのですが、いきなり号泣し始める銀さん。
忘れた頃合いだったので、唐突なパロディに対して順応できず吹き出してしまいました。

謝罪会見が終わり、本編へ入ります。

絵が止まった時は一瞬、お得意の間に合わなくて動かせませんでしたネタかなと思いましたが、今回はこれが話の本筋のようです。
考えてみればSHIROBAKOで得たにわか知識からすると、1話から動かないは流石に無いですねw

今日のタイトルは「一時停止はうまい具合には止まらない」
はい。あるあるです。
まとめサイトを見ていると綺麗にキャプチャされていますが、凄い技術だと思います。

本編は謝罪会見のインパクトで印象が薄れてしまいましたが、CMを飛ばした後、いきなりナメック星の方が出てきて、5分しないうちにEDに入った時は驚きました。相変わらず斬新な構成で今期も期待が持てました。{/netabare}


銀魂゜シリーズを通して

作画
戦闘描写が抑え目になり、心理描写を中心に描いていますね。
キャラクターはちょっと可愛い感じになった気がします。

音楽
OP今期のOPはシャレオツなものが多いですね。個人的には「遠い匂い」のような哀愁を感じる曲の方が銀魂には合うかなと思っているので評価が低いです。
EDは「あっちむいて」印象が薄いです。
今のところ、銀魂の主題歌では曇天がNO1かな。

物語
今期は12月からの将軍暗殺編、そしてクライマックスに向けてのさよなら真選組編とシリアスな話が立て続き、これって銀魂だよね?と困惑することが多くありました。
原作自身もクライマックスに向けて話がどんどん収束しているようで本当に終わってしまうんだ…と寂しい気持ちでいっぱいです。

タイトルをなぜ万事屋でも銀魂でもなくギンタマにしたか。
長く愛され続ける宇宙戦艦ヤマトシリーズにあやかりたかって2199とかフルCG映画とか作られるような作品になって欲しいという願いを込めて

投稿 : 2025/01/04
♥ : 3

fatin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

銀魂 / 男の色気

「銀魂」、漫画は単行本でしか読まないけど最近面白い
アニメについては、あまりにも「銀魂」の存在が当たり前過ぎて
評価するのが難しい
だって、今更、「キャラの評価」とか「声優の評価」って・・・
物語も漫画読んでるから・・・

「キャラの評価」で言えることは
何と言うのだろう・・・最近、アニメの銀さんがとっても色気が凄い
色っぽくてかっこいい・・・いや、前からなんだけど
最近見るたびに「いいわ、銀さん・・・かっこいい・・・」と
思ってしまう。なんだろうこれは?
土方さんは前から色っぽいとは思っていたけど・・・
何だろうなぁ?前よりマッチョになった(作画が)。
細マッチョ。凄く素敵なフォルムをしていらっしゃる・・・。
胸囲の辺りが逞しくなられた?
新選組の隊服はストイックで色っぽいんだけど
銀さんの衣装も胸板とか強調されて色っぽい・・・

強いし、大人の男の魅力が満載

にしても、「銀魂」はアニメファンの中にしっかり定着してるよなぁ。
以前、仕事帰りに渋谷の駅で銀魂のDVDのポスター見かけたときなんて、もう疲れてぼ~っとしてたのに、顔をあげて銀さんの顔が目に入ってきたら
「あ~、銀さんだぁ♡」って、近所のお気に入りのお兄さんに出会ったようなリアクションしてしまったもん。そのくらいもう親しみがあるというか
もうサザエさん以上だよ。だって、サザエさんみて「あ~、サザエさん~」って近所のお姉さんに合ったようには反応しないもんね。
そのような反応は私だけでしょうか?きっと違うと思うんだなぁ。

みんな銀さんや土方さんや桂や近藤さんみたいな人が居て欲しいと思うと思う
あぁいういざというとき頼れる大人、男性に居て欲しいと思うと思う
人間性に親しみを持ち、強さに憧れを持てる大人の男たち
今の日本に、いや、近所に居て欲しい
みんな、神楽や新八や総悟になって一緒にバカをやりたいと思う大人の男たち

素敵すぎる・・・

確かに今更なんですが、キャラには満点を差し上げます

空知先生、素敵な銀さんたちをありがとう・・・
アニメスタッフさん、色っぽい男たちをありがとう・・・

(あまりアニメの評価になってないけど・・・)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 0

83.3 10 つっこみでコメディなアニメランキング10位
この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説(アニメ映画)

2019年8月30日
★★★★☆ 4.0 (506)
2375人が棚に入れました
交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだったゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、ひょんなことから、女神・アクアを道ずれに異世界転生することに。「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」と舞い上がったのも束の間、転生したカズマには厄介なことばかり降りかかる。トラブルメーカーの駄女神・アクア、中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになったり、借金で首が回らなくなったり、国家転覆罪の容疑で裁判にかけられたり、魔王軍の幹部を討伐したり、たまに死んだり……。そんなある日、駆け込んできた紅魔族の少女・ゆんゆんの爆弾発言にカズマたちは凍りつく。「私、カズマさんの子供が欲しい!」事情を聞けば、めぐみんとゆんゆんの生まれ故郷「紅魔の里」が、滅亡の危機に瀕しているという。里を救うために旅立ったゆんゆんを追いかけて、紅魔の里へ向かうカズマたちだが――!?カズマたちパーティを襲う最大の危機!平凡な冒険者カズマが過ごす、異世界ライフの未来はどっち!?

声優・キャラクター
福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、堀江由衣、豊崎愛生

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

異世界生活は、里帰りですら大冒険…!?

この作品の原作は未読ですが、TVアニメの第1期と第2期は視聴済です。

最近、アニ友から本作品の原作が完結したと聞きました。
その際、
「面白い作品なのに勿体無い…でも面白いからきっと第3期もあるよね~^^」
「そうだ、第3期の前に劇場版を視聴しないと…」
という話題で盛り上がり、現在に至っている訳ですが…

この作品の視聴後にwikiをチラ見して知ったのですが、アニメ第1期は原作の第1巻から第2巻、アニメ第2期は原作の第3巻から第4巻の内容が基になっているんだそうです。
一方、完結した原作の巻数は全17巻…
これって、原作のストックが貯まりまくっているじゃありませんか!

こんなにも原作のストックが残っているとは夢にも思いませんでした。
これは劇場版に続く続編を作ってもまだお釣りが来るのではないでしょうか!?
これまで角川10話枠だったので、今度もきっと10話枠なんでしょうし…


交通事故(!?)によりあっけなく人生の幕を閉じるはずだった
ゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、
ひょんなことから、女神・アクアを道ずれに異世界転生することに。

「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」

と舞い上がったのも束の間、転生したカズマには厄介なことばかり降りかかる。

トラブルメーカーの駄女神・アクア、
中二病をこじらせた魔法使い・めぐみん、
妄想ノンストップな女騎士・ダクネスという、
能力だけは高いのにとんでもなく残念な3人とパーティを組むことになったり、
借金で首が回らなくなったり、国家転覆罪の容疑で裁判にかけられたり、
魔王軍の幹部を討伐したり、たまに死んだり……。

そんなある日、駆け込んできた紅魔族の少女・ゆんゆんの爆弾発言にカズマたちは凍りつく。

「私、カズマさんの子供が欲しい!」

事情を聞けば、めぐみんとゆんゆんの生まれ故郷「紅魔の里」が、
滅亡の危機に瀕しているという。
里を救うために旅立ったゆんゆんを追いかけて、紅魔の里へ向かうカズマたちだが――!?

カズマたちパーティを襲う最大の危機!
平凡な冒険者カズマが過ごす、異世界ライフの未来はどっち!?


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

そういえばカズマは引きニートという設定だったんですよね^^;
異世界に来てちっとも引き籠っていないので、すっかり忘れていました^^;

そう、今回の物語は「めぐみん」の故郷である紅魔族のお里が舞台となっています。
事の始まりは、あらすじにも書かれている「ゆんゆん」の爆弾発言…
この嫌疑は早々に晴らされるのですが、紅魔族のお里の凄いのと来たら…

めぐみんは、例の爆裂魔法を放つ際、決まって名乗りを上げるじゃありませんか。
今ではめぐみんのトレードマークになっているので違和感は感じませんが、紅魔族のお里は、めぐみんみたいな連中ばかりの集団だったんです。
単騎なら違和感ありませんが集団になると違和感しか感じなかったり…^^;

違和感といえば、みぐみんのご両親も相当でした…
めぐみんから父の名前が「ひょいざぶろー」と聞いていましたが、名前から連想するイメージと実物との間に天地程の隔たりがあるとは正直想定外でした。

それだけじゃありません。
カズマからとあるキーワードを聞いた瞬間から態度が一変するんです。
特に母親のゆいゆいの豹変っぷりは半端ありません。
しかもCVが能登さんだから雰囲気…というかキャラの放つオーラも凄いんです。

こうしてみると、本作品のメインヒロインはめぐみん一択だったようです。
もちろん、アクアやダクネスも登場しますが、めぐみんより存在は希薄でしたので。
物語の合間に時折見えるめぐみんの可愛らしさに、しっかり萌えが感じられる構成だったと思います。

そして、本作品でも魔王軍の幹部はしっかり登場します。
これまでも魔王軍幹部のキャラは独特でしたが、今回の幹部も特濃クラスなので、こちらも期待は裏切りませんでした。
しっかり期待した分だけ応えてくれる作品だったと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

メインテーマは、Machicoさんの「1ミリ Symphony」
エンディングテーマは、アクア、めぐみん、ダクネスによる「マイ・ホーム・タウン」
エンディグのほんわかした感じの曲調はもうお約束ですね^^

上映時間90分の作品でした。
この作品ならではの優しさが感じられるラストの展開も言うこと無し!
やっぱりこのすばはこうじゃなくちゃ…

後は続編の制作発表を待つばかり…
思い切り期待していますよ~!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 34

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

我が名はけみかけ!映画『このすば』の魅力を伝えし者!!一見してハーレムに見えども、決して煮えきれないヘタレに訪れたモテ期を語ろうぞ!!!

2016年冬期に第1期、2017年冬期に第2期がアニメ化された所謂“なろう系”異世界転生ラノベシリーズの初の劇場版
原作第5巻を題材にしつつテレビアニメと変わらぬスタッフが再集結
元請け制作はDEENからJ.C.STAFFに変更されました


事故死から異世界へ転生させられた引きこもりの少年カズマ
彼が転生先に特典として選んだのは、転生を司る水の女神アクアそのもの
神を旅の道連れにすることに成功したカズマだったが、実はこのアクアがとんでもないクセモノ
素行が悪く、口も悪いトラブルメーカーで、危機的状況をさらに悪化させるフラグを平気でバンバン立てる上でおまけに酒乱ときてる
能力が低いカズマは冒険を有利に進めるべくさらに仲間を集める
が、揃ったのは敵味方関係なく周囲をまるごと吹き飛ばす【爆裂魔法】しか使えない上に一発限りで行動不能に陥る女魔術師、めぐみん
打たれ強い強靭な肉体を持つが実はドMで敵に陵辱されることを妄想して全く剣が通らない女騎士、ダクネス
本来ならば魔王討伐の冒険を進める一行だが、実際は始まりの街に居座り続け、金儲けや私利私欲を満たす目先のクエストにしか興味が無い
稼いだ資産は毎夜豪遊しては散財、増えるのは借金ばかり
たまに生死を賭けた大きな戦いを制したかと思えば、国家転覆罪で裁判に掛けられる有様
そんな彼等がめぐみんの出身地である紅魔族の里へ、めぐみんを里帰りさせることからこの映画の物語は始まる…


今作冒頭の“マグロ漁船のクエスト”は金崎監督がコンテまで描き切ったのに尺の都合上お蔵入りになったそうですw
その苦渋の決断のおかげもあり、今作は非常にハイテンションなギャグがハイテンポに続くコメディ映画となっています
ギャグやコメディを映画化するのって難しいですよね
『プリズマファンタズマ』がボロクソにつまらなかったことからも良く解りますw
逆に『えいがのおそ松さん』は良く出来てた、あれもハイテンポでずっと笑ってられました


さて、『このすば』において一番大切な要素はシリーズ構成の上洲さんも仰ってますが【カズマ一行を恋仲にしてはイケナイ】ことです
一見してカズマは美女に囲まれたハーレムの真っ只中にいますが、実際のことろ彼女達は大方トラブルの原因か、もしくはトラブルを悪化させる要因となって世間的には厄介モノなんです
そんな彼女達とカズマがパーティーを組み続けるのは、単に【気の合う仲間だから】というところに尽きるでしょう
そこにガチの恋愛要素を絡めてしまうと“気の合う仲間と面白おかしく暮らすgdgd感”というモラトリアムを破壊してしまうわけです
歳を追うごとにわかりみが深まってくるのですが(笑)現実的には美女と付き合うのはメンドクサイw
気の合う仲間と戯れるのが、現代の現実的にはベストなのでは?という提案を剣と魔法の異世界ファンタジーに持ち込んでしまったのが『このすば』の魅力なのです


ところが今作冒頭、カズマにおもわぬ“モテ期”が到来します
モテてはイケナイ作品で、モテ期が発生するという矛盾がまず面白いのですがw実際には今作のクライマックスでカズマが最も惚れさせてしまい相思相愛の関係になる人物というのがとてもとても意外な人物
そのまさかのオチには度肝を抜かされ…いや、爆笑必至でしょうw


オチに選定されたキャラに僕が大好きな、とある大物声優が選ばれているのも仕掛けの1つ
彼女にしかこの役は出来ないんだ!という金崎監督の強いご指名だそうで、GJ!といわざるを得ません


あと今作の作画クオリティに関しては2019年公開の数多の映画でも“最高”と謳って問題無いと思う出来栄えです
とにかくテンションの高いお話である為、キャストの芝居もノリノリに盛り上がっていく
ですので、アフレコ後の芝居にリップシンクロするように作画リテイクを加えたそうで非常に手間と時間が掛かっています
崩すところ、動かすところ、纏めるところのバランスも完璧です


以前のテレビシリーズで描かれた細かなキャラ設定やサブキャラ達を覚えていると笑いどころはとても多くなるのですが、単純にボケとツッコミの応酬を剣と魔法の異世界ファンタジーでやる、っていうのが面白い作品ですので初見の方もこの機にチェックされることをオススメします

投稿 : 2025/01/04
♥ : 15
ネタバレ

はあつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

このすば新喜劇

私が今まで観たアニメ映画の中で1番館内に笑い声が溢れてました。
それはひとえにテレビアニメ「このすば」ファンの期待に応えていた証拠。
ギャグの繰り出すテンポ、コメディの流れはほぼテレビ版を踏襲しており、キャラクターそれぞれの確立された芸風は笑いのツボをはずしません。
テレビ版でのキャラ達のボケとツッコミが肌に合った方なら満足できると思います。

《ストーリー》

ヒロインの1人「めぐみん」の故郷「紅魔の里」をメイン舞台に展開するドタバタコメディ。
脚本構成は、テレビ2期ラストエピソードの焼き直し({netabare}「アクアの聖地降臨」を「めぐみんの里帰り」に置き換え、奇矯な住民達との交流から魔王軍幹部とのバトルで締める{/netabare})で既視感はありますが、本作はキャラ達のコントを楽しむのが一番の目的なので問題なし。
お笑いギャグは下ネタが多かった印象ですが、キャラごとのお馴染みの個性はもれなく描かれお約束の笑いに抜かりなしです。
{netabare}自分は下ネタも好きなのでメスオークの欲情やシルビアの両性ネタも笑えましたが、寝てるロリっ娘にオイタをするか迷うとこは背徳感が邪魔をしました(が、周囲を回るレインボーカズマの絵面にはフキました^o^)。{/netabare}
全体を通せば、愛すべきポンコツパーティーの熱い絆と優しさも感じられ「このすば」ワールドを満喫できました。

《キャラ》

劇場版らしく豪華なテレビ版オールキャスト。
新キャラも交えて主人公カズマとのギャグの応酬が繰り広げられます。
今作のお当番ヒロインめぐみんを筆頭に紅魔族の女子キャラ達に萌える楽しみもあり♪
個人的にはアクアのポンコツぶりが一番好きなので、エロ萌えに頼らないおバカな笑いがもっと観たかったかな・・

《声優さん》

皆さんノリノリの演技。
カズマ役の福島潤さんはキャリア20年のベテラン声優。アドリブも交えたハイテンションな演技で若い女性声優さん達を引っ張られており、このすばの立役者と言っていいのでは。
今回、その福島さんと一番絡んだのがめぐみん役の高橋李依さん。
動画やラジオでも福島さんと和気あいあいの掛け合いをされてますが、2年前にお二人のラジオ番組内で、今回のこのすば続編制作を知った時の高橋さんのガチ泣きにはこちらももらい泣きしそうに~
当時、自分がメインヒロインを演じる事になるとも知らず感涙されたりえりーのこのすば愛!本作で存分に表現されてました。
「エクスプロ~ジョン!!」

あと本作で、能登麻美子さんがこのすばに初参加されたのが私にとっては嬉しいサプライズでした!(演じたキャラはけっこうブラック・・{netabare}めぐみんが若くして家を出たのも頷けます^^;{/netabare})

《作画》

制作会社が変更されてますがテレビ版準拠と言ったところ。
キャラ画などで狙ったのかと思えるほどの崩れた作画は無いですが劇場版と思えるほど質の高さも感じません。
それでもめぐみんの放つ魔法の爆裂エフェクトは効果音と合わせて凝ってました。
テレビ版から感じてますが、カラフルな星粒の煌めきを織り混ぜてるのは可愛いめぐみんにピッタリですね。

《音楽》

エンドロールでパーティー女子3人によるキャラソンとMachicoさんの曲が2曲続けて流れるんですが、これは勿体ない~
盛り上がるMachicoさんの曲はテレビ版時のようにオープニングかラストバトルのバックで聴きたかったです。

《最後に》

本作は後日、自宅で1人ニヤニヤ(ゲラゲラ)鑑賞するのも良いですが、お笑い芸人の生演劇のようにファンのみんなで盛り上がるライブ感を楽しむなら、ぜひ劇場へ足をお運びください~(映画の入場特典の短編小説も面白いです^^)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 25

79.9 11 つっこみでコメディなアニメランキング11位
異世界おじさん(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (533)
1793人が棚に入れました
2017年秋――。17歳のときにトラックにはねられ、それから17年の間ずっと昏睡状態だった叔父が目覚めた。 病室を訪れた甥のたかふみが目にしたのは、意味不明な言葉をつぶやき、異世界「グランバハマル」から帰ってきたと話す叔父の姿だった。 ……叔父さんは、頭がおかしくなっていた。 絶句するたかふみだったが、おじさんは異世界にいた証拠を見せると言って魔法を使う。おじさんの力を金にかえて食っていこうと心に決めたたかふみは、身寄りのない彼を引き取りルームシェアを始めることに。 おじさんとの生活の中で聞かされる、異世界での冒険譚と溢れんばかりのセガ愛。孤独で過酷なおじさんの半生に、時には歓喜し時には胸をいためるたかふみ。 動画配信業に勤しむ世代の離れた男二人、団地の片隅にて繰り広げられる、新感覚異世界コメディ!
ネタバレ

素塔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

"顔"が導く異世界のリアル

まずは本作を勧めて下さった先輩レビュアーさんにお礼を申し上げたい。
同工異曲の異世界アニメに辟易していた身には、本作はまさしく福音であり、
このジャンルの閉塞を打ち破るブレークスルーと言い得る快作である。

本作の斬新かつユニークな特長は言うまでもなく、
異世界から帰還した主人公の"その後"が語られるという点にある。
17年に及ぶ異世界での壮絶なサバイバルののちに生還したおじさんは
現在はユーチューバーとして、まったりした悠々自適の生活をおくっている。
そんな日常が同居する甥っ子のたかふみの目をとおして描かれるのだが、
そこに魔法によって再現された異世界時代のおじさんの回想が織り込まれ、
劇中劇のような趣向で、二つのパートが同時進行する。

いわば日常系の中に異世界物がすっぽりと収まった、入れ子構造である。
ジャンルをまたいだこの一種のハイブリッド仕様は昨今の人気作にも見受けられ、
個人的に興味をそそられる現象なのだが、詳しくは次の機会に回そう。
完走後に補筆する前提で、今回はあまり深入りせずにざっと書き流すことにする。


{netabare}さて、本作の真髄は何と言っても、おじさんの"顔"にある。
ホラー風なタッチで、敢えてキモく無気味に描かれたインパクトの強烈さのみならず、
物語の出発点であると同時に、本作のすべてが凝縮されたエッセンスと言っても過言ではない。
その顔は、異世界の人々の目にはとても人間には思えないほどに醜いものなので、
オークの亜種と間違えられれたおじさんは、何度も狩られかけ、吊るされる。
勿論、ここは笑えるところなのだが、自分はもっと本質的な何かを感じた。

すなわち、我々の顔というものが否応なく、最もプリミティブかつ直接的な
コミュニケーションツールとして機能しているという、容赦のない事実である。
つまり本作はそもそもの発端から、一方的にコミュの回路が遮断された状態で始まっており、
この"コミュニケーション不全"というモチーフが作中を一貫して底流しているようなのだ。

本質的な問題に引き直して示してみよう。
コミュニケーションが成立するためには、双方が同じコードを共有していなければならない。
そして、異世界というからには当然、そこには全く異質なコードが存在するはずだ。
例えば、上記の人々の行動は魔物に生存を脅かされる世界ではごく自然な反応なのである。
すなわち、広義の文化的コードの差異を本作の異世界は最初からはらんでいるわけなのだ。
心躍るような冒険ファンタジーを期待していたたかふみが、いきなり目にしたものは
宗教的な禁忌に触れたことでまさにおじさんが処刑されようとするショッキングな場面だった。
これらが端的に示すように、異世界ファンタジーの"お約束"をブレイクしまくる痛快な笑いは
コードが共有されないことで生じる"ズレ"に基づいたブラックな笑いなのであって、
その底にはかなりクリティカルな眼差しが潜んでいるように感じられる。

大げさに言うなら、本作のパロディー的な性格は、一般的なファンタジーの成立基盤を
我々のシビアな現実の論理に根差した、独自のリアリティーに置き換えることによって
内部から書き換えようとする、きわめて野心的な試みなのではないだろうか。
ご都合主義の"お約束"を茶化しただけのパロディーでは得られないような迫真感は、
そこから来ているのかも知れない。量産式アニメと差別化される本作の個性もまた、
こうしたひそやかなリアリティーの在り方から生まれているようにも思われる。

これも考え過ぎかも知れないが、気になった点をもう一つ付け加えておく。
おじさんの超絶的な力は、翻訳魔法による精霊との直接の交信に由来しているのだが、
この精霊に対する自在なコミュニケーション能力は見事なまでに、
相手が人間である場合のコミュ不全と対照をなしていて、完全に両極端に分裂している。
この辺りにも何か示唆的なものを自分は感じずにはいられない。
あるいは抑圧されたコミュニケーションへの渇望がチート能力として現実化する逆説が
ここに想定できるとすれば、それは作者自身の内面にまで遡れるものかも知れない・・・
などとまあ、考えていくとキリがないからこの位にしておこう。

ただ、確実に言えるのは、このコードの問題をめぐるおじさんの態度表明が
彼のキャラクターの一貫した本質を形成しているということだ。
第3話には、おじさんとツンデレさんの間でこんなやり取りが交わされる。

 「顔、かくしたりしないの?」「…したくない。」「ふーん・・・」

災禍の原因である自分の顔を、おじさんは絶対にかくそうとはしない。
生命の危険を冒しても、異世界のコードに自分を合わせることを拒みつづける。
生存の保障よりも自らのコードを優先し、自分ルールを貫く、ストイックな美学。
まあそれも多分、ゲームに影響された薄っぺらいこだわりだったなんてオチがつくのだろうが、
元の世界に帰ること以外に一切関心を持たない、異世界に対するこの醒め切った態度が
結果的に、アウトロー系ヒーローの孤高の風貌をおじさんに与えているのである。

このキャラ造型によって、ツンデレエルフを筆頭とするヒロインたちとの関係に、
クールでつれない男を女が情熱的に追いかけるという、小洒落たロマンスの雰囲気が加わり、
異世界ハーレムとは一線を画した奥行き感を物語に与えている点も見過ごせない。
異世界三人娘については、いずれ稿を改めて書いてみたいと思う。
ついでに付け加えると、ツンデレもまた恋愛表現における特殊なコードの一例として、
コミュニケーションをめぐる問題圏の一環をなしていることは言うまでもない。{/netabare}


近年のアニメの中でも際立っているように感じられる、この作品の非凡な個性が、
どのような場所から発生しているのか・・・そんなことを考えていたせいで、
結局、いつもの調子でどうでもいいことをグダグダと書いてしまった。
原作、アニメともに優れた出来であると書けば、一言で済む話なのだが・・・

それから、本作を観ていると妙な安心感を覚えて、ついリピしてしまうのは
一体どういう訳なのだろうか?・・・また余計なことを書いてしまうが、もしかすると
ズレた生き方をしながらも決して揺らぐことのない、おじさんの超人的な自己肯定感が、
やはり周囲とのズレを感じて生きる人々の、ストレスの受け皿になっているのではないか?
・・・何にしても、おじさんたちの将来もこの国の未来も、先行き不透明なことに変わりはない。
彼らに倣い、せめて現在のささやかな幸せを嚙みしめていたいものである。

最後に、極めつけのどうでもいい話を一つ。
おじさんのソックリさん(?)を偶然発見しました!→ Kaspars Putnins
似てないと言われても責任は負いかねますが、おヒマならどうぞ。

2022.10.24 投稿

投稿 : 2025/01/04
♥ : 19
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

17年の歳月の重みをSEGA方面から噛みしめる

2017年。17年ぶりに昏睡から目覚めた叔父は異世界帰り。
同居した甥のたかふみと共に、異世界で覚えた魔法をウリにユーチューバーやったり、
異世界での思い出話に花を咲かせたりする同名コミック(未読)の連続アニメ化作品(全13話)


【物語 4.0点】
時代や世代など、ギャップを上手く取り込み開拓した視点を通じて、異世界物に新味。

タイトルの割に、意外と現実世界のシーンも多い。
おじさんが異世界“グランバハマル”に転生していた間に現実世界で起こっていた衝撃の諸々を振り返る。
{netabare} ガラケーが消えて行くわ、『こち亀』や『笑っていいとも』が終了するわ。
そして何よりSEGAがゲームハード事業から撤退するわ。{/netabare}
おじさんと、若いたかふみ、藤宮さんの生きた時代、世界の違いを浮き彫りに。

土台を固めているからこそ、その上で回顧される、
おじさんの異世界体験記にツッコむ、たかふみたちという芸風のキレ味が倍加します。

世代的にツンデレを知らないおじさんは、異世界のツンデレエルフたちの秋波にもどこ吹く風。
おじさんが、エルフの迷惑行為、自らどうでも良い記憶映像と評する。
完全に恋バナだろう?と、たかふみたちが色めきだつツンデレ描写も新鮮でした。

異世界体験記が、動画再生の如き「記憶再生(イキュラスエルラン)」で構成されたのも妙手。
必要な場面だピックアップしたり、ツマラナイ場面は早送りしたり。
「記憶再生」は{netabare} 藤宮さんの禁断の過去{/netabare} を掘り下げるのにも重宝。
お気に入りのYoutubeチャンネルに入り浸っているかのような居心地の良さがありました。

重宝したのは「記憶忘却(イキュラスキュオラ)」も同様。
誰もが消したい過去を持っているという共感だけでなく、
{netabare} おじさんのゴブリン討伐の記憶を消された故にモブから「神聖勇者」に成り上がったアリシア{/netabare} など、
シナリオ展開の原動力としても機能していました。

懐古向けのようで、構成はトレンドを掴んでいるような。
不思議な魅力を持ったシナリオでした。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・Atelier Pontdarc

新興のスタジオながら、異世界&現実世界、各々でのおじさんが放つ魔法エフェクトや、異世界でオークと誤解される言動。
それらを目撃した、たかふみたちや異世界ヒロインズたちの多彩な顔芸など、膨大な設定に対応。
時おり、ねじ込んで来るSEGAネタも特徴的。

まだ制作工程の外部依存度が高いのか、コロナ禍の影響も受け、放送延期と仕切り直しを繰り返す。
時々挟まれるCGもレトロ風味とも言えるがクオリティ自体は凡庸な印象。

ただ、表現センスは面白く楽しませてもらったので、今後の体制強化に期待したいスタジオです。


【キャラ 4.0点】
主人公・おじさん。
重度のセガファンでもあり、それが現実&異世界とのギャップを単なる世代によるもの以上に拡大させる。
私もソニックファンのメガドライバーとして共感できる部分が多々ありました。
ゲームハードがマイナーであればあるほど、入れ込んだ愛は熱く燃え上がるのですw

おじさんの甥・たかふみ。
ツンデレを知らないおじさんの異世界ヒロインズに対する鈍感さに呆れるたかふみ。
だが、たかふみも幼馴染・藤宮さんへの“男友達”意識を捨て切れない鈍感力のバリエーションで、おじさんを微笑ませる。

自分が世間から見てどれだけ浮いているのか?鈍感なのか?
他人を見るようには分からないものなのですw


異世界ヒロインズ筆頭・ツンデレエルフ。
おじさんと良い感じになる度に、無自覚にフラグをへし折られ、
プンスカするベタベタなツンデレパターンを構築。

その他、メンタルがニートな氷の一族の末裔・メイベルなど、
コメディ要員のヒロインが適宜追加され異世界体験談は賑やか。


【声優 4.5点】
おじさん役・子安 武人さん。
スタッフは「もっと汚く!!」と鬼ディレクションw
子安さんも怪しい息遣いなど、全力で応え“テラ子安”伝説に新たな1頁が刻まれる。

「もっと汚く!!」と要求されたのは藤宮さんを演じた小松 未可子さんも同様。
たかふみに想いを寄せる乙女な現在と、小学生時代の落差が強烈w
たかふみや、弟・藤宮千秋には、幼少期には別の声優が配役されているのに、
藤宮さんだけは、みかこしに全てを背負わせる。
この鬼キャスティングから既に笑わせにきていますw

メイベル役の悠木 碧さんに至っては「もう溶けて、何言っているかわからなくてもいいです」と指示が出されたそうで(※1)
全く、わけがわかりませんが、確かにそんな感じの奇声で盛り上げてくれていましたw

その他、エルフ役・戸松 遥さん、アリシア役・豊崎 愛生さん。
キャリアを積んだ中堅以上の実力者を当てにしまくって、見事に面白いことになった感w



【音楽 4.0点】
劇伴担当は末廣 健一郎氏。
木琴がとぼける現実世界の日常コメディパートから、
金管が吠える異世界戦闘シーンの古き良きロープレ風BGMまでフォローする安定感。

OP主題歌は前島 麻由さん「story」
異世界物にタイアップし続ける歌手による不屈のデジタル・ロック。
OPでおっさんが踊る作品にハズレなしという私のジンクスも継続中。

ED主題歌は井口 裕香さん「一番星ソリティ」
このキモチに気づいて!って感じでエルフさんの心情と重なる片想いソング。
井口さんにとってはKADOKAWA移籍後第一弾シングル。かつ自身は本作には出演していない。
今後はよりアーティストとしてアニメに関わることも増えるのでしょうか。


【余談】
おじさんの魔法に対するアプローチ。
精霊の機嫌を損ねないようにお友達になる感じで魔法を“借りる”という感覚が興味深かったです。
{netabare} へそを曲げた精霊に部屋を極寒にされ、イワシの頭を供えてみたりw{/netabare}
この感覚って案外、AIを活用して力を得る技術に近い物があるのかもしれません。
作中でも取り上げられたYoutube規約変更などで、ユーチューバーが立ち行かなくなっても、
おじさんならAIが人を超える特異点をも乗り越えてしぶとく生き残りそうです。


参考文献 ※1.夏アニメ『異世界おじさん』おじさん役 子安武人さん×エルフ役 戸松遥さん×メイベル役 悠木碧さん×アリシア役 豊崎愛生さん、アフレコでされた変わったディレクションとは|《異世界組》声優座談会

投稿 : 2025/01/04
♥ : 32

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

自虐的な要素が作品全般占めすぎて、満足感が得られにくい(7話まで視聴して)。

原作未読です。

>2話まで視聴して
物語は目新しい視点で描かれていて、ここは興味惹かれるのですが
今のところ、現実と異世界、どっちつかずのフワフワした感じの
ストーリーなので、感情移入するまでには至っていません・・。

子安さんのボイスもカッコよすぎて
見た目はおじさん、中身はイケメン?に感じられて
何か自分の中で整合性がとれません・・。


瞬間的に自分の中でのバロメーターが跳ね上がるのは
ちょくちょくはさまれるSEGAネタですねw。

自分がSEGA推しになったのは
ちょうどプレステ1とセガサターンがほぼ同時発売された時期です。
本当はプレステ1を買いにいったのですが、売り切れていて
仕方なく売れ残っていた??セガサターンとバーチャファイターを買ったのが始まり。

その頃から何となく
業界No.1ではなく、2番手3番手で追っている
野心を持ちつつも、いろんな試行錯誤・工夫・努力を惜しまない存在に
惹かれるようになっていきました。


「サターンのゲームは世界いちぃぃぃ!」
「セガのゲームは世界いちぃぃぃ!」
セガサターンマガジンやドリームキャストマガジンで連載されていた神4コママンガ?です。
まさか最新のアニメ作品の中で観られる日がくるとは・・。夢ですか??、コレ。

丁度1年前に「セガハードヒストリア 」が復刻予約販売された際
「セガのゲームは世界いちぃぃぃ!」のpdfファイル特典等が付属されることを
知ってはいましたが、トータルの価格と財布を相談して撤退・・><。
未だに未所持(4コママンガコミックス)なので、欲しくてたまりませんね。

サタマガ読者レース1位は「EVE burst error」ですね。
自分、当時購入&プレイし、文句なしのお気に入りの1作・名作です!。
あ、誰かのTweetで観ましたが
たしかに本作の男性主人公役も子安さんではないですか!!?w。
これは縁を感じますね。意図的??。

「ガーディアンヒーローズ」は未だにちゃんとプレイできていませんが
名作というのはよく耳にしていました。
一時期、入手困難気味で価格も高騰していたように思いますが
現在はいろんな通販手段等もあり、問題ないようですね。
今度時間を作って、ガッツリ遊びたいと思います♪


自分が、他に気に入っていたサターンの作品は
「街」(実写取り込みのドラマが最高!!、同時に複数人のストーリー進行が影響しあう!)
「DAYTONA USA」(ボーカル入りBGM病みつき!!!!♪♪♪♪。どれも神曲です。)
「デビルサマナーソウルハッカーズ」(現在のネット社会を既に予言してましたよね)
「蒼穹愚連隊」(画面のスタイリッシュさだけでなく、BGMも最高でした))
「この世の果てで愛を叫ぶ-YUNO-」(タイムリープ的な進行と目に見えるシナリオ分岐システム!)
「スーパーロボット大戦F完結編」(トップをねらえ!とイデオンに初めて出会った作品!!)
他にも山ほどあるけどほどほどに・・。


そして次世代機「ドリームキャスト」
当時自分はパソコンから離れていたのですが
まさかの本機によるインターネットデビュー。
GEO CITIES等で、HTML記述でHP作ったり、最高に楽しかった♪。
先日、某まとめサイト様で湯川専務のことを知り、激しくショック受けました。
SEGAはいろいろその形を変えていますが、間違いなくその志は受け継がれていると思います。
  
  
-------------------------------------------------
>3話まで視聴して
3話で一気に面白さが爆発しました!!。(正直、1話は睡魔にやられてた・・)

個人的には、おじさんには今後ももっと頻繁に○身してほしいのですが
おそらくあれは今回限りなのでしょうねえ・・。(もったいない!!!)

エルフ役は戸松さんじゃないですか!?(3話まで気付いてなかった)。
ハイ、加点1万点w。
何わざとらしい演技させてるんですかw。
ハイ、加点1万点!。
今後、実際に本人が登場してくれる展開を期待して
ハイ、さらに加点10万点ですっ^^(5段階評価で)。

藤宮さん、さすがにあの幼少期の描画はやりすぎだと思いますが、まいっか♪。

たかふみ、今のところ、あたりさわりなさすぎるキャラ付けで
せっかくの福山さんが、なんか空気になってしまってる気が・・(P5でも同様)。
今後、超絶覚醒する展開を期待!!。


さっきちょっとwiki見てみたのですが
悠木さんは既に登場していたあの人だったのですね!?(全く気付いてなかった)。
今後さらに、豊崎さん、金元さんまでもが控えているのですね!。

どのキャラも、おそらく平凡なままの演技では終わらないと予想っ。
これは、今後さらに期待が高まってきます^^。

★の評価、かなり上昇しました。
 
 
-------------------------------------------------
>7話まで視聴して
う~ん、前回のレビューで評価↑してましたが、また下がってしまってます><。
なんか、話数による”バラつき”が大きいのかな?。

じっくり考えてみたら
自虐的な要素が作品全般占めすぎて、満足感が得られにくいのかも・・?。

・・どのキャラも、根本的なところで”後ろ向き”というか。

藤宮家の一部キャラ作画の扱いも、やっぱ笑えないヒドさでは・・。

ビデオ観る的なシーンも、2~3回程度なら問題ないけど
毎話毎話だと多すぎて
キャラ的にも過去のことばかり固執する人に見えてきて
”現在+これから”が展望できない作風になってしまってないですか?。


 

投稿 : 2025/01/04
♥ : 15

70.7 12 つっこみでコメディなアニメランキング12位
私、能力は平均値でって言ったよね!(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (446)
1709人が棚に入れました
とある事故をきっかけに異世界へ転生してしまった人よりちょっとだけ「できる子」だった女子高生・栗原海里(くりはらみさと)彼女がその新しい世界で望んだものは…「わたし、普通に友達をつくって、普通の生活を送りたい―」

声優・キャラクター
和氣あず未、徳井青空、内村史子、田澤茉純、羽多野渉、河野ひより
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

観終わった

2話までの感想{netabare}
原作未読。
原作にあるのかどうか知らんがいきなり“MAZE☆爆熱時空”ネタが飛び出して来たのはビビった。
スレイヤーズパロは実は最近多い。
…。
そりゃシリ構のあおしまたかしはSATZ所属(旧あかほり事務所、花田も所属)なので良く言えばホンモノ、悪く言えば手前味噌…ってか許可が下りやすいとかあるのかね?
ひょっとして今後もあかほり作品ネタが続いたりして?
というかパロについての所見は“けだまのゴンじろー”の24話感想で書いておいたので気が向いたら一読して頂けると幸い。

2話、一刀彫りでねんどろいど作成の上にタミヤカラーw
父ちゃん情けなくて涙が出てくらぁと思わせたところで鋼鉄ジーグだかガキーンだか。
あっこれ年齢言い逃れできないw転生前は女子高生…女子高生!?

パロネタは置いといて内容だけど、なろう転生系でよく見かけることに「転生者を持ち上げるために原住民の知能を下げまくる」があるが、これはそこら辺気にしてたりする?
主人公は能力の出所を隠し通せた気でいるけど原住民はお見通し、みたいな。
そこら辺のバランスを上手く保ってる限りは楽しく見られそう…スタッフ的に安心して大丈夫、かな?{/netabare}

3話感想{netabare}
4人で桃園の誓い回。
個人的に貧胸好きの女性キャラってどうにも“アキハバラ電脳組”を思い起こしてしまうのだけど、前期放送作品が妙にアキ電を想起させるスタッフ(“まちカド~”の監督が劇場版の監督、“異世界チート~”の監督が劇場版の制作進行でデビューっぽい(情報不十分))が居たせいで、たまたまそっちに頭が行ってしまうだけ…だと思う。
まさかアキ電が再評価されてるとかそんなことは無いだろう、劇場版LD出てないんだぜ。
(ついでに言うとあかほりは直接は関わってないハズ、ことぶき→セイバーマリオネット、長谷川&ふじもと→ラムネ40でカン違いされやすいけど。どっちかというと川嶋恵子(シュガー)→コゲどんぼ→坂Q(ぴたテン)の方が個人的には紛らわしい)
フィギュア販売ネタは“えんどろ~”でも見た気ががが。
これはパロじゃないよね、あおしま繋がりでネタ被りって…良いのか?
確かドラクエパロ作品の“ビキニウォリアーズ”のシリ構の玉井☆豪が“ぱすてるメモリーズ”もシリ構やってて、そっちでもドラクエパロ回があるのだけどその回の脚本は別の人を宛ててネタ被り(アイデア被り?)を避けてた気がする、確証は無いけど。
こっちでもそういう気遣いはしてるのかな?ちと調べが甘くてよく分からん。
あとワンフェス(立体物販売)とコミケ(同人誌頒布)は性質が違ってて…と細かいこと言ってもしょうがない気がするけど、ヲタ向け作品なのだから気になる人は気になるんじゃね?と思ったり。
とりあえず型取って量産と言ってたので、あの世界ではレジンキャストみたいなのがあるのかね?石膏??

被りといえば、ナノちゃんはどう見ても釘宮ボイスが鉄板だと思うのだが、同期放送にフェアリーテイルはまだしも“グランブルーファンタジー”があるので慌てて避けたんじゃないか?と思ったり思わなかったり。
{/netabare}

4話感想{netabare}
見た目ジーグで名前がガッキーンもといガッコーン…。
自分は一切やったこと無いのだけどゲームのスパロボや、これまた見たことないけどアニメのロボットガールズとか知ってれば御馴染みのネタなんですかね?
まぁ確かに光子力バリアをATフィールド呼びしたらイラっとしたと思うので正しいとは思うのだけど…。
とはいえヤマト2199と2202観たけど真田さんの「こんなこともあろうかと」はそんなに炸裂しなかった記憶が。
今の若い世代にはポケモンのシトロンの方が馴染みがありそう。
そして引きは修羅の門…は考えすぎ?
と思ったらこの回のシナリオやまだやすのりじゃねーか!

スタッフも新人じゃないんだし、それこそ“チアフルーツ”の荒川稔久みたいに自分が手がけた作品のパロでもやればもっとキレのある出来になると思うのだけど、やっぱ難しいんですかね?著作権的に。
妙に古いのが多いのは…ひょっとして、あくまでひょっとしてだけど“ぱすてるメモリーズ”の一件が絡んでたりして?
なんか凄く精彩を欠くというか、勢いが無いというか…。{/netabare}

5話感想{netabare}
これ、あかほりさとるが書いたんじゃないの?{/netabare}

6話感想{netabare}
前回から気にはなってたんだけど、商人の爺ちゃんの声が永井一郎に聞こえて仕方無い、ってか狙ってそう演技してるよね?
丸山智行…調べてみてもピンと来る役が殆ど無く、辛うじて“一人之下”の田晋中(車椅子の長老)がうっすら分かる程度…確かにその時から永井一郎っぽさはあったかな?
ほほう、今後永井一郎の代役この人で良いんじゃない?ってかそうしよう!(といいつつ更に調べたら映画の吹き替えを結構やってるみたい、既に永井の代役的なことはやってたりして?)
ヘタしたらこの件がこのアニメ見て一番の収穫になるかも知れない。

まぁ、その、やっぱり内容が…ねぇ…。
教えた新技で盗賊を殺戮してその殺傷力の高さにビビるとか、「こんなことするために教えたんじゃない」とかする展開ちゃうんかい。
盗賊(に扮した軍人)の首を帝国にお届けするとかしないんかい。
ドロンで撤退ってなんだよ…バインド魔法とかサクっと使えそうなのに(※)。
そして、なんで最後護送車と別行動かのような素振りで「王都へ戻りましょう」で〆るんだ?
輸送先は多分ティルス王国の王都…かどうかまでは知らんけど、それなりの権力のある場所だよね?裁かなきゃいかんとなると。
途中まで同行すりゃいいのに。
ヘタしたら口封じでまーた盗賊に扮した帝国の者に護送車襲われて皆殺しされかねなくね?数分前にあった出来事だろうに。
ってか村人も囚人に石投げようとしないんかい(※)。
帝国の者と分かった段階で帝国の誰の指令なのか、はたまたあの隊が勝手にやったことなのかどうかくらいは確認取って欲しかった(※)、ってか興味持とうよ。
普通に外交問題なので、この件で目立ちたくない主人公が更に目立たざるをえない立場に追い込まれるって展開なんでしょ?原作知らんけど。

あとやっぱ、転生前と転生後でどう違うのかワカラン。
転生前は能力が高くて近寄りがたくてぼっちになって、だから平均値を望んだハズで。
だけど修学旅行だとはしゃいでて、その行為内容はぼっちでも出来る程度で…あれ?
「前世はこんなに修学旅行(気分)を楽しむことはできなかった」ってのを見せて欲しかった(※)、今後あるのかね?


なーんかどうにもこうにもあかほりさとる臭いんだよね。
展開の都合に合わせて出来ること/出来ないことのラインがコロコロ変わったり、描写のひとつひとつの追求が足りてない感じが(それで話数稼ぐのがあかほりクオリティ)。
あと変なところででシリアスぶるのも長谷川勝己みたい。
冒頭でMAZEのパロがあったせいで自分の頭がそっちに固まっちゃってるだけなのかなぁ?{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
「今のはメラではないメラゾーマだ」もガックリだし戦闘のクライマックスを締める技まで幽白なのはかなりガックリ、禁則事項はもう…。
主役がこれだけオッサン臭い理由も弱い、「実家が喫茶店でそこに置いてある本が80~90年代のマンガばかり」ってことでもない(モンストネタ)。
先史文明ネタは枚挙に暇がないので「あの作品か」って特定には至らないけど、先人の作品に比べたらヌルいというか劣化コピー。
本家のドラクエですら転生したら転生されたボディの前人格がピンチを救ったりしてるのに…。

パロディの多い作品は幾つもあって中には自分の好きな作品もあり、じゃあこれとは何が違うんだろう?と考えてみたけど、結局はオリジナリティの無さになるのかな。
パロをするにしても上っ面だけ、本来パロとは呼べない小ネタ程度のものをメインに据えちゃってる違和感というか。
岩石オープンと口では言っても車や原始人は出ない、とか「わかってるねぇ」とニヤリとするものが無いのも辛い。

これだったら「作者が創造した世界」にした方がよっぽど…「どの作品もそうじゃん」ってことではなく、作中にそれを明かすって話で。
…と自分で書いてて気付いたけど、メタネタにもなってないパロがアカンってことかもしれない、詳しくは“ヘボット”を見よう。{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

神様の勘違いからはじまる異世界転生ハンターライフ!

この作品の原作は未読ですが、一つ思い切り勘違いをしながら視聴していたことを、物語を完走してレビューを書くためにwikiをチラ見した時に初めて知りました。

実はこの作品のオープニング…特に「ワッハワッハ」のフレーズの合いの手が堪らなく大好きで毎回欠かさず見ていたのですが、兎に角夢中でキャラを追っていたのでテロップが目に入ってこなかったんですよね。
そんな中、強く記憶に残っていたのが「アース・スター エンターテイメント」の社名でした。

だからてっきりアニメーション制作もアース・スター エンターテイメントさんだとばかり思っていたんです。
アース・スター エンターテイメントと言えば「てーきゅう」が有名ですが、個人的に印象が残っているのが「世界でいちばん強くなりたい!」です。
何故なら「せかつよ」が初の30分枠アニメとして制作された作品で、当時「本当にできるのか?」という自虐ネタで作品を宣伝していたからです。

それが今じゃこんなにも面白い作品を…「アース・スター エンターテイメント! 凄いじゃん…」と思っていたら、アニメーション制作は「project No.9」さんだったみたいですね。
お恥ずかしい限りです^^;

project No.9さんと言えば、2019年秋アニメで「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」も制作されていました。
1社で同時期にフルサイズの作品を2本も制作するなんて凄いとしか言いようがありません。
しかも制作の遅れとかもなくちゃんと放送されましたしね…

監督とシリーズ構成・脚本は「ゆるゆり」「干物妹!うまるちゃん」を手掛けられた太田雅彦監督とあおしまたかしさん、アニメーション制作は、「ロウきゅーぶ」「りゅうおうのおしごと!」を手掛けられたproject No.9さんの組み合わせ…
これが面白くない訳…ありませんよね。


人よりちょっとだけ「できる子」だったため、
孤独で思う様に生きられなかった女子高生・栗原海里
とある事故をきっかけに、異世界に転生することになった彼女は

普通に友達をつくって、普通の生活を送りたい…
そう願って、神様にひとつお願いをする。

「能力は、その世界の平均値でお願いします!」

しかし、神様に授けられたのは「平均的な能力」などではなく…
魔法が存在する世界に生まれ変わった少女が
「普通の幸せ」を求めて大奮闘!

魔術師のレーナ、剣士を目指すメーヴィス、
そして商家の娘ポーリンとの出会いにより
少女・マイルの新たな異世界生活が始まる!


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

この作品を視聴して思ったことが二つあります。
一つは、「知らない」ということがどれほど恐ろしいことか、ということ。
そしてもう一つは、「能ある鷹は爪を隠し続けられない」ということです。

一つ目については序盤から如実に感じることになります。
そう、マイルはこの世界に住む人間の「普通」を知らないんです。
だから本人が控えめだと思っていても、やっていることが桁外れだったり…

そして二つ目ですが、これも割と序盤から明らかになります。
私はあまり気になりませんが、マイルはやたら胸の凹凸を気にする節があります。
「赤き誓い」のメンバーであるメーヴィスと、暴力的とも言えるポーリンのスタイルが抜群なのも少なからず影響しているようですけれど…

だからマイルの前で胸の話はご法度です。
何も知らず地雷を踏んで、餌食になった人間をこれまで山ほど見てきましたから…
マイルは逆上すると力の加減ができなくなっちゃうんです。
加減を知らない力が他人にどう映るか…もう言わなくても分かると思います。

そう、これは「実家の秘伝」だそうですから…
正直かなり無理を感じましたが、マイルはこれの一点張りでしたね。
これはこれで面白かったですけれど…

マイルを含む「赤き誓い」のメンバーは全部で4人…
それぞれのキャラに対してスポットが当てられている展開は良かったと思います。
それぞれに感情移入できるだけじゃなく、お互いの絆の深まりも感じましたから…

Cランクの冒険者ハンターとしての「赤き誓い」の物語は、笑いあり涙ありの
しっかり堪能できる構成になっています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、赤き誓いによる「スマイルスキル=スキスキル!」
エンディングテーマは、マイル(和氣あず未さん)の「ゲンザイ↑バンザイ↑」
こういうオープニングのノリは大好きです。
楽曲とアニメの相性もバッチリだったと思います。

1クール全12話の物語でした。
ラストの方でやたら聞こえてきた「禁則事項」が気になります。
物語の中の禁則事項は止む無しですが、ラストのナノちゃんの禁則事項は意味合いが違いますから…
ですがキャラデザも可愛いし、パロネタもしっかり織り込んであったし、個人的には十分に楽しませて貰った作品でした。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 23

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

おっさんホイホイ(第6話: うーん。これ、あかん奴や…。)

== [下記は第1話視聴時レビュー: 以下、追記あり。] ==
「小説家になろう」掲載 → 書籍化という流れの原作のアニメ化です。実は「小説家になろう」での更新もまだ続いています。

ということで、第1話を観ました。とりあえず第1話を観ればタイトル回収されますので、能力は平均値でうんぬんという話にはこのレビューでは触れません。

原作では栗原海里(くりはら みさと)→アデル・フォン・アスカム(ブランデル王国の子爵令嬢)へ転生→王都にあるエクランド学園を出奔してマイルを名乗りハンター資格を取得という流れを経ています。

しかし、アニメ第1話ではこの辺りをすっ飛ばして優秀な新人ハンターを育てる目的のハンター養成学校への入学のために、ティルス王国の王都にやってきたところからのスタートとなっていました。

ED主題歌ではエクランド学園時代の同級生3人の姿も見られたので、ハンター養成学校入学までの過去については作中でもそのうち何らかの形で触れられることにはなると思います。

原作ではマイルとメーヴィス、レーナ、ポーリンたちとの出会いは学校の寮でしたが、入寮前に出会う形にしてアニメオリジナルの事件によりそれぞれの人となりが分かるように改変されたようですね。

おそらくハンター養成学校卒業までは巻き気味にストーリーが進むものと思われます。

作画は、まあ良かったんじゃないでしょうか。

そこかしこにパロディー、小ネタが挟まれているのは原作由来と言えますね。「ドラまた」とか、とても古いネタもあって転生前は高校生だったはずの海里はいったいどのように育ったのか疑問です。原作でもはっきりとそのような記述はなかった(匂わす程度)と思いますが、もしかして親から英才教育を受けている可能性が…(笑)。
(原作を読んでいると、作者は50代以上なんじゃないかと思うことも…。)

※第1話の映画『ローマの休日』ネタは、きっとアニメオリジナルですね。
== [第1話視聴時レビュー、ここまで。] ==

2019.10.29追記:
想定通り第3話で早めにハンター養成学校を卒業してからの第4話。

原作では「格子力バリアー」と書かれていたけど、アニメでは読みだけなので「光子力バリアー」と区別がつかず。マイル、恐ろしい子…。

合体ゴーレム「ゴ・キーン」は『鋼鉄ジーグ』のジーグの外見と『マグネロボ ガ・キーン』の名前が元ネタ。マイルの「チェンジ、サイボーグ!」のポーズまで出てきましたが、あんな物は原作には出てこないんじゃよ…。

というか原作の世界観準拠ならあんなものを魔術師が操れてはいけません。第3話までは「原作改変」のレベルにとどまっていましたが、この第4話で本作の原作からの大幅乖離が決定的になりましたね。

もう、これは「原作とは別物」として観ないといけないです。

2019.11.5追記:
第5話まで視聴終了。メーヴィスはさておき、レーナ、ポーリン、マイルの面倒な過去語りをよくぞこの1話に押し込んだ(笑)!

第4話のゴーレムと魔術師は未だに納得していませんが、大幅に下げた評価はちょっとだけですが戻したいです。

2019.11.12追記:
第6話まで視聴終了。再び評価大幅下げです。

原作ではマイルはついうっかりなだけで頭は悪くなく日本の高校の優等生並みの社会・歴史・経済・科学の知識はありますし、メーヴィスもお人好しなだけで貴族だけに政治・経済・軍事の知識レベルは高いです。

それに4人とも「依頼達成や仲間を守るためにどうしようもなければ躊躇なく人を殺すけど、殺さないですむくらいに己の力量を高めよう」という姿勢でした。

戦闘自体も戦闘後の処理も、原作の『赤き誓い』から考えると知能レベルが大幅劣化しています。

私は原作改変にそれほど口うるさくしようとは思っていないつもりですが、本作の原作理念を大きく変える脚本・演出には異論が多々あります。いや、一応今後も観ますけどどうしたものかな…。

2019.12.24追記:
最終話まで視聴終了。ラスト2話で、なぜか原作エピソードに帰ってきました。ということでウェンス、シェララ、ベレデテスが登場!

それまで散々オリジナルエピソードでつないでいたんですけどね。このラスト2話をやるなら、やっぱりアニメ第4話はやっちゃダメな奴だった。なぜダメかというと(禁則事項です)。

あ、キャラの評価はアニメに対してのもので、原作のキャラは大好きですよ。あと、CMにも使われていた戦闘時などにかかるBGMは好きでした。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 49

61.6 13 つっこみでコメディなアニメランキング13位
戦国コレクション(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (290)
1379人が棚に入れました
我々の歴史とはまったく違う時間軸に位置する異世界《戦国世界》。そこでは名前以外は容姿も経歴も、そして性別すらも異にする戦国武将たちが覇を競い合っていた。だが、ある日突然、小悪魔王と称されていた織田信長をはじめ、多数の戦国武将たち――さらには異世界の文化人や剣豪までも――が、なぜか現代へと飛ばされてしまう。自動車、携帯電話、自動ドア・・・・・・現代人にとっての常識も《戦国世界》からきた彼女たちには見る物すべてが驚きの対象。そんな戦国武将にとっての異世界で、彼女たちはなにを感じ、なにを思い、そしてどう生きてゆくのか。毎回一人の戦国武将に焦点を合わせ、異世界でとまどい、あるいはしたたかに、または楽しくお気楽に生きていく彼女たちの姿を様々な手法で描き出す、バラエティ豊かな作品群。あなたの好きな武将も登場するかも・・。登場するたくさんのキャラクターによる様々なストーリーラインに、目が離せなくなること必至!
きっとあなたのお気に入りの武将が見つかるはず!!

声優・キャラクター
大久保瑠美、花澤香菜、中原麻衣、能登麻美子、恒松あゆみ、原紗友里、工藤晴香、西明日香、長谷川唯、竹之内彩、高木友梨香
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キレた(^^!

最初は
ほぼ前提知識なしで視聴しました

同名のゲームのCMやってた記憶があるのですが
あれのアニメ版ですよね^^多分

「あのゲームのアニメ版かな?」
なんて
軽い気持ちで観てしまいました

おおまかなストーリーは
別の世界の戦国の武将達が現代に現れるというもの
しかも
その武将達は全員女性です

内容は
各々の武将が主人公になって
毎回違ったエピソードが展開される
いわゆるオムニバス形式です

とにかく登場人物が多いです
2クールで26話
ほぼ毎回新しい武将が登場します

そして
各々のお話が名作映画をモチーフにした
"パロディ"になっています

日本史にも映画にも疎い私は
5話目くらいから
ほぼ毎回ググってしまいました(勘弁して~)

ただ
映画のパロディということを意識して観ていても
元の作品が何なのか
どこがどうパロディなのか
ほとんど分かりませんでした

分かったのは
{netabare}平賀源内ちゃんの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と
明智光秀ちゃんの「犬神家の一族」ぐらいでしょうか{/netabare}

さらに
ほとんどが
タイトルを見ても知らない映画ばかりでした

以下
パロディ元作品のタイトルです(他サイトより引用:ネタバレ注意)

{netabare}1話:ローマの休日
2話:スタア誕生
3話:ベルリン天使の詩
4話:女囚701号/さそり
5話:ボウリング・フォー・コロンバイン
6話:バック・トゥ・ザ・フューチャー
7話:バグダッド・カフェ
8話:アリス、他
9、10話:火山高
11話:スティング
12話:ナイトライダー
13話:ジャッカルの日
14話:やっぱり猫が好き
15話:ヘルハウス、悪魔の棲む家
16話:探偵スルース
17話:レディ・ホーク
18話:ダンサー・イン・ザ・ダーク、他
19話:犬神家の一族、他
20話:アマデウス
21話:2001年宇宙の旅、ナイトライダー
22話:ゼロの焦点
23話:砂の惑星、他
24話:ディーバ
25話:釣りキチ三平、他
26話:オリジナルストーリー{/netabare}

私が知っているのは
{netabare}「ローマの休日」
「2001年宇宙の旅」
「ゼロの焦点」
「釣りキチ三平」{/netabare}
くらいでしょうか

これって
映画の内容を知っている方なら
意外と楽しめるのかな?


登場人物はみなさん実在した人物です

しかし
問題は
キャラの設定です

登場人部は
かわいい女の子
綺麗な女性ばかりです

でも戦国武将とのキャラのギャップありすぎです

みんな
元の人物像からは遠くかけ離れていて
たまに
戦国武将ではない人物も
登場しています

{netabare}なんで缶詰工場で労働?{netabare}(大谷吉継ちゃんです){/netabare}{/netabare}
{netabare}なんで幼稚園児?({netabare}尼子経久ちゃんです){/netabare}{/netabare}
{netabare}なんでアイドル歌手?{netabare}(徳川家康ちゃんです){/netabare}{/netabare}

ていうか
{netabare}新撰組って戦国?{/netabare}
{netabare}なんで平賀源内?{/netabare}
{netabare}なんで松尾芭蕉?{/netabare}
{netabare}なんで芭蕉ちゃんは信長ちゃんとお知り合いなの?(生きてる時代が違うよぉ){/netabare}
{netabare}劉備ってそもそも日本人じゃないよね?(戦国じゃなくて"三国"志だよぉ){/netabare}

ツッコミ所を通り越して
新しい歴史認識が必要になりました


内容も
ほとんどのお話が
戦国時代とは
全く関係ないストーリーとなっています

多分
なんの知識もない状態で観てると
ストレスが溜まります

パロディされている映画や
武将将の名前で
毎回ググって
キャラのイメージが
とっても外れてて
いつも観るたびに呆然としてました

なかでも
(とても面白いとはいいませんが)
注目したのは
新撰組(14話)のお話でしょうか

近藤勇ちゃん
土方歳三ちゃん
沖田総司ちゃん(敬称が全く似合わね~)
の"女の子"3人のお話です

{netabare}延々と続く日常的で無意味なトーク{/netabare}

{netabare}どこかのオヤジ並み?にタイムリーでパンチの効いたダジャレのオンパレード{/netabare}

{netabare}これぞ女子会といえるほど混沌とした鍋パーティ{/netabare}

新撰組の威厳や硬派な感じは微塵もありません

最後のほう
{netabare}ブチ切れた
総司ちゃんが見ものです{netabare}(私もブチ切れました){/netabare}{/netabare}


というわけで
ぜひ
騙されたと思って観てみてください


最後に

唯一救われたのは
2クール目のエンディングテーマ
「吉川友」さんの「ダーリンとマドンナ」ですね
毎回どんな終わり方をしても気分がリセットされ救われました

♪はじ~けるんだ上が~るテンション♪

私の"イライラ"テンションも毎回上がりっぱなしでした(^^!


余談で

(ここから先は
おとなの時間なので良い子はさっさと寝ましょう^^)

{netabare}ED曲の「ダーリンとマドンナ」ですが
歌っている「吉川友」さんは"元"「ハロプロ」所属ということで
ちょっとはメジャーなのかな~
なんて思い
会社での飲み会の2次会で歌ってしまいました^^

実は
同じ部署の後輩君もそこそこアニメを観ていて
「戦国コレクション」の話題も何回かあったので(奴は専らゲームの話題)
浮いてしまうことは無かったのですが
(っていうかこの曲なにげにキーが高い)

しかし
あろうことかその後輩君から
私の逆鱗にふれる一言が

「○○さん、"意外と若い曲"をセレクトするんですね~(笑」

"い、が、いとぉぉぉ?"
"わ、か、いぃぃぃ?"

カチーン!(堪忍袋の緒が^^)
ブチ!(切れました^^;)

なんやとコラァ~!!(心の叫びですよ^^;;)

4次会までにぶっ潰しました^^

(2013/4/4追記)
後日談で
(ここから先は"戦コレ"レビューとは全く関係ありませんのでスルーしてください)

{netabare}(第三者からの証言を元に記述しております)

先日(2013/4/1)
会社の送別会の二次会でリベンジとばかりに

私が
「宇宙鉄人キョーダイン」の歌
を「ら○すた」の「こなた」風に唄おうとしたところ

なんだか
後輩君が怯えた様子で
帰ろうとしていたらしいのです

その様子を見た私が

私の歌が聴けないのか~

とか

後輩のくせに生意気だ~

とか

自分の彼女が"かわいい"からって写メで見せびらかすんじゃね~

とか

暴言を吐いてたらしいです
(私には断片的な記憶しか残ってないのですが)

そんな様子を見かねたリーダーから

飲み会での"アニソン禁止令"がその場で施行されました

アニソンだからダメって
なんか偏見ですよね

って言うか
そもそも
キョーダインって特撮だし{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 22
ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

退屈なアニメ業界にドロップキック!!

ボケッとビデオのHDD整理をしてたんですが・・
魔が差して・・ちょっと観てしまったこの作品・・・・
私気になります・・・
この言葉がもっともふさわしい作品。
ただし、オッサンオバサン、映画好きに限るかもしれない



なんといったらいいのかなぁ・・つまらないんだけど、おもしろいんだよ。青汁飲んでまずいというのと同じかしら・・。
こんなに来週が楽しみにアニメは今年はなかったね。

毎回完全に独立してるので持ち込みを読む編集者的な気分というか・・
アフタヌーンあたりの漫画誌のなんとか賞とかっておもしろいじゃないですか。若さで未成熟,作者のポリシーで商業作品として成立してなかったりと個性的で。
あたりまえだけどあれよりも劣るのだけど、まぁ文化祭の出し物見て面白いっていうのと同じなのかなぁ・・。

評価をしようがないので各話での最上位点としてつけたい。
不人気だけにテコいれ。ストーリー、作画枚数は1.2って話数は多し。劇伴も使いまわしが多く曲が足らないのがわかる。
逆に固有曲がある話は気合入ってるととればいい。
よく使われるメインテーマ的な気のぬけたギターの曲がお気に入り。ライ・クーダー系なのかな・・エレキみたいだけど。
サブカル単館映画のよう。音源欲しい。
声優だけは間違いなく豪華キャスト


{netabare}
第一話のローマの休日にはじまって・・以後1クール近くみてひたすら見たことのある何かww
2話も見たことあるんだよなぁwなんだっけあの映画。アイマス?いやいやもっと有名なネタ映画があんだよ。スタァ誕生だ!


まさかの正宗さまがキルビルw言い直そう・・女囚さそり、だよ。
視聴者層でしってる人間ぜったいいねえよ。キルビルで俺も知ってるだけだよ。修羅雪姫は知ってたけど。
閻魔落としが本家とちょっとちがうが、作画がだるいからだろう。ただ、おっぱい、○イプ要素が足らない。


次はっきり分かったのはマイケルムーアのあれだ・・乱射事件のやつとか・・いろいろ取材するやつ。コンバインだかコロンバインだか。ちゃんと声がムーアご本人ですよ。

あとバックトゥーザフューチャー、バグダットカフェでしょwあの映画大好き!コーリングユーが聞こえたぜw

9話 火山高とかwカオスw一番話題になった韓国映画じゃまいか?
話は元ネタよりはひどくないが、主人公の真紅ちゃんが不条理でもっとひどい。日本人らしく陰湿・・。


松永がオーシャンズ11?スティング?・・・
前田さんのサタナイ。

新撰組まででてきれもはや・・戦国か?
マリみて設定?でやっぱり猫が好きネタ、これ普通に40代のオッサン以外ツマラナイだろw
元ネタ通り画がうごかねえよ。そういう番組だったから。
一番いい意味でクソというならこの回が一番ツボだった。
つまらないんだけどいい。3人がなんかかわいい。
会話がひたすらシュール。
『今年も留年』ってセリフがたまらんw

18話・・去年の映画のネタかぁ・・思ったら、まさかのダンサーインザダーク・・思い出したくねぇ・・
『ノブナガああああ!!!!早くくてくれえええええ!!』っと叫びたいくらいの鬱話・・。巫女が出てこないので・・でないのはわかってた・・。
元ネタより救いようがないぜ・・。
孤独で貧乏な主人公にペンフレンドができる→遊びに来いとチケットが届く→実は相手も同じ境遇で金策のせいで過労死してた ・・・・その先がない。ドラマになってない。 
要するに作りこむだけの金がないのだろう・・狙いすぎのks話ってことだ。

光秀は明智だけに・・あれ・・こっちのネタは金田一だよ。ってツッコミ待ち?
次はモーツァルトのあの映画だよね?なつかしいわぁ。
日笠のねーさんは男役とかまじめなんだけどふざけた役が一番いいと再確認した。MX系のエロヒロインは向いてない。色気ねえよ。

23話 神回です。まじで。前回の宇宙の旅&ナイトライダーな信玄回とはまた別のおもしろさ。
銀英のパロディ。台詞回しから固有名詞、演出・・大爆笑。
けっこうありがちなネタなんですが、脚本もよく、キャラクターもいい。
釘宮さんの三沢ちゃん。ヤン役的なポジのため、キャラ濃い。
キャスト、演技、ということなしのすばらいい子。
泥団子やったわ・・。あたるとマジでいたいぞ・・あんなもん。
ちなみにうちの地方は山崩しだった。
なんで家紋じゃなくてアヒルなんだろうとおもったが・・・最初の頃のラインハルトの艦の名前なのねw外伝みてないし、知らんわw
絶対オチ担当だと思ったノブナガ様。それはいいのだが幼児の『しんじゃえー』っていうセリフがなんか琴線に触れた。

25話 釣り回 本当の釣りでまさかの修行回。あんなとこでヤマメ、イワナじゃなくてウグイの攻略本とか・・なんやねん・・ 
沼の主系って釣りキチネタだよな?
主との邂逅、絶頂シーン どっかでみたことあるような構図なんだが・・・。
セックスしながら『私は龍に乗りとうございます』っていう三国志漫画をおもいだした。あれとはちょっと違う。

最終話
全員登場、伏線回収の大団円w
吉継の結末をちゃんと提示してあったのがえがったな。
でベートーベン?なんでさ・・。2期もあるなら観るよ?


{/netabare}

全部映画とかのパロディになっているそうで。
当たり外れが激しいし、人によってネタしらないと笑えないし、映画のネタバレギャグやってた『おかげです』とかバラエティがさんざん好き勝手やらかしてた時代を思い出す。
でも秀吉のとかね、すげえアホなおもしろい回があるのです。

主人公が毎回変わるオムニバス形式で、販促ゆえのオリジナル(シナリオ)作品で低予算→ハーレム化のお約束に対し、勇気凛々直球勝負。
脚本とかのクオリティがまったく安定しません。強烈に荒削りでピーキーすぎるw
声優さんだけはギャラ高そうな人ばっかでとんでもないレベル。むしろそっちのほうが大事なんだろう。

結局戦国も女化もあんま関係ない。
戦国じゃないのもいるしな。
あくまで戦国という別世界からの異邦者たちって設定。
戦国武将というコテコテのキャラ、背景説明なんざいらんだろ?ってことで、あえてシナリオで吶喊、突貫というソウルフルな作品。
制約の多い中でなにかおもしろいことをしてやろうというスタッフの気高い志。最近のアニメほんとにこれが足らない。

ぶっちゃけ基本つまんないんだけど・・毎回楽しみすぎた。
そして間違いなく今シーズン最強のアニメ。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 24
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

最終話まで鑑賞。総評的な物。

原作ゲームはノータッチ。
何だかんだで、完走~。

ので総評的な物をば。
・原作では各主人公に男女いるんでしょうが、このアニメにおいては全て女性キャラのみの扱い。男の「戦国武将」はゼロだったように記憶してます。
・というかむしろ、百合っぽい関係性の方がチラホラしていた気がします。
・ネタは武将に依存しているのでしょうが、ガチな史実的な展開は期待しては多分ダメですw あくまでもユルく、流れのままに観れれば、最後までいけると思います。
・登場ヒロインは皆可愛らしく。作画的には・・・どうだったんでしょう? 良くも悪くもその辺気になる作品ではなかったです。
・OPは2曲共に、EDは1stの方が良かったと思います。
・正直「何が魅力か語れ」と言われても困ってしまうのが実情ですが、それでも2クール普通に楽しめました。派手なアクションやら骨太な物語やら超絶綺麗な作画、そんなムチャ振りをせずにゆるゆると観れば良いと思います。

{netabare}
26話まで鑑賞------------------
一応これにて最終話まで視聴し切ったということですが・・・。

2クール通して、物語をどう転がしたかったのか、謎なまま終わってしまいましたw 「結局全員帰れないじゃん!?」と声を大にして叫びたいですw
いえまぁ・・・派手なオチとか急展開とか、全く期待してなかったのも事実ではあります。

OPが微妙に変わっていて、最終話らしい演出だな~と思いました。面白かった回や特徴あった話のヒロインは覚えていましたが、そうでもないと顔見てもどちら様だったか出てきませんw

結局・・・巫女3人娘の役割って、何?w

24話まで鑑賞------------------
この回は、再び家康ちゃん回だったわけですが。

Peaceful Empress EXと題されていましたが・・・尺大丈夫なんでしょうか?w 多く見積もっても残り2話と思いますが。
まさかの4クール作品ですか?w

「~という映像作品を撮影していた」オチだとわかって、半分ガッカリ半分納得。

いえ本当に、どう風呂敷を畳むつもりなか・・・。
伏線っぽいもの、いっぱい残ってる気がしますw

21話まで鑑賞後------------------
レビューそのものがかなり久しぶりになっていましました。

何といいますか・・・展開も先も全く読ませてくれない、更には脈絡も何も有ったもんじゃないストーリーに、感想がなかなか纏まらずw

「戦国」と付く割には、戦国時代っぽくない方やら、他の国の方やら。
いくらその時代に馴染んでるとはいえども、宇宙に飛ばされていたり。
外国の方と普通に話していたり、「センゴクブショー」が認知されていたり。
とにかく毎回楽しみに観ております。

最近光秀さんの回は面白かったです。特に前半。
殺子、鳴子、待子って・・・漢字で書いてようやく分かりましたw

新OP曲、良い感じです。前EDと同様、OSTERさんらしい雰囲気があると思います。

9話鑑賞後-----------------------
今回と次回は北条早雲さんのお話。そしてシリーズ初?の2部構成。今川義元さん(でしたっけ)とか他にも出てきて、一波乱ありそうな予感~。

というか、義元さんあたり・・・OP見てる限りでは「外国人」枠だと思ってましたよ・・・w 家康さんとか髪、緑色でしたけども。 いや信長さんは赤?ピンク?か・・・。

8話まで鑑賞後--------------------
今回は秀吉さんのお話~。
・・・今回は舞台がえらく田舎w これまでは結構な都会でしたが・・・。 そしてひたすら米のお話w
秀吉さんの声が、最後まで名塚さんと気付かず・・・ちょっとショックでした。

信長さん出てきましたが、相変わらず秘宝にはノータッチw

7話まで鑑賞後--------------------
このところ、あまり登場してこない信長さん。秘宝集めとかその辺はどうなるんでしょうか?w 終盤に伏線として回収するんでしょうか~?

ゲーム自体がどういったものか分からないですが・・・平賀源内さんとか、松尾芭蕉さんとか、「戦国」とあまり関係無いように思いますがその辺もw あまり歴史にも詳しいわけでもないので、どうもハッキリとツッコめないわけですが・・・。

それでも普通に継続して観ていられるのが、また謎w 異常なテンションの上下が無く、難しい話だったりしない辺りがマッタリ観られて良いのかもしれませんね。

3話まで鑑賞後--------------------
何となくOP曲も気に入ってきまして、調べてみて驚きました。歌ってるのが石川梨華・吉澤ひとみのコンビだとは・・・。久しぶりに買ってみようか・・・と思っております。

この回は、個人的には「中原さん」一択でしたね。この方、安定して幅広いですね。いえ能登さんも安定してると思いますよw

内容的には・・・正直、戦国好きでも武将好きでもないのでコメントしづらいです。嫌いなノリでも内容でもないです。
強いてするなら・・・家康さんも兼続さんも謙信さんも、アッサリ秘宝?を渡しすぎでは?とw

2話まで鑑賞後--------------------
正直・・・全く期待していなかった作品でして。スケジュール的に余裕があるから録画した、くらいのスタンスだったんですが・・・w 一応公式HPくらいはチェックしてました。

武将女体化物(と括って良いか不明ですが)色々みてきましたが・・・意外と観られるかな~とw 色々ツッコミたい処も満載ですが、あえてスルーして・・・w

背景にちょくちょく家紋っぽいのが映りこんでるのが印象的ですね。

ストーリーも程々に先が読める気はしますが、継続して観ていこうと思っております。

ED曲。ボーカルはともかく、曲の方。何となく聴きなれた感じだと思ったら、OSTERさんとこでしたw
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 9

70.1 14 つっこみでコメディなアニメランキング14位
旗揚!けものみち(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (353)
1261人が棚に入れました
最強覆面レスラー・ケモナーマスク。アリーナの大歓声に包まれて、宿敵MAOとの決着をつける世界タイトルマッチのゴングが今、鳴り響いた!はずだったのだが…試合の最中突如リングの上から異世界に召喚されたケモナーマスクこと柴田源蔵は、アルテナ姫から魔王と邪悪なる魔獣の退治を言い渡される。しかしケモノを愛する源蔵はその依頼を断固拒否!「魔獣だって愛情を持って接してやれば、無闇に人を襲ったりしない!」彼の真の夢は、ケモノに囲まれてペットショップを経営することだったのだ。源蔵はこの異世界で、輝かしい第二の人生をスタートすることができるのか!?

声優・キャラクター
小西克幸、関根明良、八木侑紀、櫻庭有紗、稲田徹

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

凄まじいズーフィリア

人間は好きではなく、人型でも獣要素があれば受け入れる。単に好きでは済まない愛情。どんなやつでも手なずけるのは凄いけど、行為をしそうな勢い。暁さんの作品は変態を出さずにはいられないのだな。
獣飼育し過ぎて家計を圧迫。シグレが唯一まともだけど、まともだからこそ被害をこうむるのが可哀想すぎる。いつの間にかいるアリの働きぶりには救われているだろうけど。それだけじゃなく、食費の点で家計を圧迫する花子に無能なカーミラにちょいちょいいらっとするな。カーミラのこと可哀想だと思うことも多いけれども。

プロレスラーって凄く強いのだな。あれって選手同士の共同作業かつエンターテイメントっていうイメージでしか見ていなかった。実用的な技とも言い難い気がするし。

見境なくプロレス技を男性女性の区別なく繰り出すものだから、特に女性が可哀想で見てられなかった。尻姫って可哀想すぎじゃない?

割とギャグとして楽しめた作品であった。なんだかんだ平和な世界でこのすばが好きな人なら楽しめるのではないかなあと思う。


OP
魂(ファイト)!ケモナーマスク 歌 NoB with ケモナーマスク(小西克幸)
ED
アネクドット 歌 ももすももす
OPでNoBが歌っていて作風にぴったり。OPの最後は主要キャラクター4人の誰かが正面を向くスタイル。
ももすももすはこの作品を通して初めて知った。これからはアニソンシンガーとしての活動が見込まれるのだろうか?期待している。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
最強覆面レスラー・ケモナーマスク。アリーナの大歓声に包まれて、宿敵MAOとの決着をつける世界タイトルマッチのゴングが今、鳴り響いた!はずだったのだが…試合の最中突如リングの上から異世界に召喚されたケモナーマスクこと柴田源蔵は、アルテナ姫から魔王と邪悪なる魔獣の退治を言い渡される。しかしケモノを愛する源蔵はその依頼を断固拒否!「魔獣だって愛情を持って接してやれば、無闇に人を襲ったりしない!」彼の真の夢は、ケモノに囲まれてペットショップを経営することだったのだ。源蔵はこの異世界で、輝かしい第二の人生をスタートすることができるのか!?

第1話「レスラー×召喚」
プロレスラーのケモナーマスクこと柴田源蔵は、宿敵MAOとのタイトルマッチの最中、突如として異世界に召喚されてしまう。エドガルド王国のアルテナ姫から魔王と邪悪な魔獣の討伐を依頼されるも、それを拒否して王国から追われる身となった源蔵は、逃げ込んだクラスタの街で狼の獣人であるシグレと出会う。

第2話「クエスト×魔獣殺し」
ペットショップ設立のため、資金集めを開始した源蔵とシグレ。さっそく街のハンターギルドへ赴くと、高額報奨金のサラマンダー退治のクエストを発見する。 報奨金目当てに意気揚々とクエストを受注する源蔵とは反対に不安気なシグレだが…。

第3話「家出少女×襲撃者」
念願の家を購入した源蔵たちだったが、魔獣の餌代で早くも赤字状態に……。そんなある日、庭で行き倒れていた少女を助けた源蔵。彼女はドラゴンハーフであることと名前だけ告げると姿を消してしまった。そこへちょうど街から戻ったシグレは、とある事件を解決させようと源蔵をハンターギルドへ連れ出す。

第4話「魔獣×バイト」
迷惑な住人が増えてますます貧困を窮める源蔵パーティー……このままでは銀行の融資が下りない! 源蔵たちは一念発起して働きに出ることに。しかし、金は増えるどころか減る始末……。現状を打開するべく、シグレはグリフォン討伐クエストをパーティーに持ちかける。

第5話「ケモナーマスク×MAO」
試合中にケモナーマスクが失踪したことにより、怒りを通り越してすっかり心を病んでしまったMAO。だが再試合に思いをはせるMAOなど知る由もなく、源蔵は異世界魔獣ライフを満喫していた。家に残ってペットの世話をしたがる源蔵をなんとか引きずってクエストへ連れ出すシグレ。ところが、留守を狙って悪事を企む妖しい影が……

第6話「ポンコツ×ご主人様」
MAOを異世界に召喚したイオアナ。彼女は花子と同じく魔界の四大公爵家の令嬢だった! 花子を憎むイオアナの過去……かつて二人は、お互いの家臣を勝負させたことがあった。そのときに、イオアナの従者であるローゼにカーミラはボロ負けしてしまい、イオアナは花子に屈辱的な仕打ちを与えたのだが……。

第7話「初弟子×めんどくさい人」
源蔵たちがいつも通り各々の仕事に励んでいると、セリスと名乗るハンターが訪ねてきた。“魔獣殺し”と称される源蔵に弟子入りしに来たのだと言う。はじめは断る源蔵だったが、セリスのある特徴に気づき…。

第8話「ケモナー×興行」
闘技大会開催に向けて準備が始まった! さっそく闘技場にリングが設置され、出場選手達が続々と集まってくる。しかし「何かが足りない」と厳しい表情を浮かべる源蔵。彼にとって無くてはならないケモノ要素が不足していると考えた源蔵は闘技大会に獣人を出場させようと奔走するのだが……。

第9話「プリンセス×パンツ」
闘技大会も終わり平和な日常を過ごす源蔵たち。源蔵に恥ずかし固めを決められ、しぶしぶひろゆきの散歩に出かけたカーミラは子どもたちに馬鹿にされながらも、無事散歩を終え帰宅する。そこに、突然予期せぬ訪問者が現れて…。

第10話「金×絆」
いつも通りの朝を過ごす源蔵たちだったが、またアルテナ姫が訪れる。アルテナ姫によると召喚された“異世界の魔王”が近隣のオーク村を襲撃したとのこと。このままでは街に住む人々も蹂躙されてしまうと必死に訴えかけるアルテナ姫。しかし聞く耳を持たない源蔵はひろゆきの散歩に出かけるのだが…。

第11話「誇り×忠誠」
ついに再会した源蔵に、MAOは再試合を要求。二人の決着は第二回闘技大会にて行われることになった! そして、カーミラもまた因縁の相手・ローゼとの直接対決を望んでいた。恥を忍んで源蔵にプロレスの指導を仰ぐカーミラ。対戦カードや屋台の準備も万端! 今、再び闘技大会のゴングが鳴る!

第12話「勇者×魔王」
ケモナーマスク対MAOの最後の戦いが始まった! 場の流れをつかもうとMAOは慎重になるが、これはプロレス。観客を楽しませないでどうすると、ケモナーマスクは定石を覆す闘いを繰り広げる! そして試合は場外乱闘へ発展、全てのモノを破壊し、全てが崩壊する大騒動の末……最後に二人が行き着く結末やいかに!?

投稿 : 2025/01/04
♥ : 12
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

暁なつめ先生の「引き出しのなさ」と「最低限の笑いは押さえている」を如実に表わした作品

【レビューNo.52】(初回登録:2023/4/23)
コミック原作で2019年作品。全12話
(「暁なつめ」原作/「まったくモー助・夢唄」作画)
これも昨年ABEMA一気見放送してたのがきっかけですね。
今期「爆焔」は「クズマさん」の存在がレビューの大きなテーマになるかなっと思い、
その辺りが如実に表れている本作が比較的レビューしやすいのかなっと。

(ストーリー)
最強覆面レスラー「ケモナーマスク」こと「柴田源蔵」の夢は「大好きなケモノに囲まれ
てペットショップを経営する」ことだった。
そんな彼は、宿敵「MAO」との世界タイトルマッチの最中に異世界に召喚されてしまう。
彼を召喚したアルテナ姫の目的は「魔王と邪悪なる魔獣の退治」。
「魔獣だってケモノの仲間」 →彼がとった驚くべき行動とは・・・

(評 価)
ネタバレになるが、以降のレビューのためにストーリーを補足しておくと(完全ネタバレ)
 {netabare}・魔獣退治を拒否した源蔵は、狼獣人の少女「シグレ」を救い最初の仲間に
 ・魔獣を殺さない「魔獣ハンター」として資金をためたり、魔獣を集め飼育したりして
  、夢のペットショップの開業準備を始めるも芳しくなく。
 ・そのうち大食いドラゴン娘の「花子」を拾い、その従者「カーミラ」も住みつき主要
  キャラが出そろう。
 ・源蔵の強さを聞きつけ弟子入り騒動やペット盗難未遂等なんやかんやしつつ、源蔵の
  プロレス技に眼をつけた、銀行担当者クラウスが「プロレス興行」を提案
  → 第1回興行成功(だがいろいろやらかして源蔵たちの資金集めは失敗)
 ・以降ドラゴン族の権力争いやMOAも新たにこの世界の召喚される。これら全てに
  決着をつけるべく、第2回プロレス興行を敢行。最後に源蔵×MAOの因縁のカード。{/netabare}

・暁なつめ先生の「引き出しのなさ」と「最低限の笑いは押さえている」を実感
 ・「このすば」は奇跡の産物
  暁なつめ先生原作のアニメ作品としては、
  「このすば」→「戦闘員、派遣します!」→「本作」→「爆焔」
  という順番で視聴したのだが、(爆焔は毛色が違うが)基本「お下品でゲスいギャグ
  展開」しか「引き出しがない」というのが個人的な印象ですね。
  ・これを「クズマさん」と「駄女神アクア」という一線を越えた(向こう側の)ゲス
   &ポンコツキャラに他の2人を上手く組み合わせ、徹底的に弾けてハマったのが
   「このすば」
  ・(こっち側の)キャラだけで下手にストーリー性も入れて、中途半端に終わったのが
   「戦闘員」や「本作」って感じなんですよね。
  なので「所詮は『このすば』の劣化版」というのが本作の評価になりますかね。
  たださすがに最低限の笑いのツボは押さえているので、作品としてはそこそこ楽しめる
  レベルを維持してるとは思います。
  (だから「爆焔」は「めぐみんを愛でる派」にはウケても、「このすばの延長派」には
   物足りないという感じで評価が割れるだろうなっと)

 ・やっぱりキャラが弱い
  なので上述の補足ですが、本作の主要キャラを分析すると
  {netabare}・源蔵:ケモノ好きの変態ではあるが、ゲスさ等が中途半端
  ・シグレ:しっかり者の常識人でギャグ要員には不向き(ツッコミ役)
  ・花子:ドラゴンの有力者らしいが素性を隠しているため、普段は大食いキャラだけで
      「なつめギャグ要員」としては使えない
  ・カーミラ:花子の従者。大酒飲みで源蔵との折り合いも悪く、貴重な「なつめギャグ
        要員」だが、こちら側のためパワー不足。
  って感じで、結局「なつめギャグ」を活かせる突き抜けたキャラがいないんだよね。
  で、サブキャラもちょっと面白いキャラはいるが、通常のギャグ要員で色が出ない。
  (唯一「アルテナ姫」→「尻姫」としてその路線を継ぐ感じはあるが、やはり弱い)
  「なつめギャグ」が小出しになってる感じで、爆発力が全然足りてないんですよね。{/netabare}

・プロレスの魅力もイマイチ
 ・この作品のもう一つの弱点は、見せ場であるはずの「プロレスシーン」にあまり魅力
  がないところですね。作画の「まったくモー助・夢唄」先生も「プロレスが好きだか
  ら、この題材で画いている」って感じじゃないんだろうなっと。
 ・(これは作画先生のせいではないが)最後のメインイベントも、止め画のオンパレー
  ドで興を削がれたって感じだし。
 ・個人的には試合よりも、やり手のクラウスと「異世界でプロレスを『興行』として」
  イチから立ち上げていく様の方が面白かったという印象ですね。
  (まあストーリーを追う分には、試合も最低限の形にはなっているかなってレベル
   ですかね)

作品としては、頭を空っぽにして気軽にコメディを楽しむ分には、最低限の面白さは確保
されている感があるので問題ないかなっと。何というか
「毒気を抜いた『暁なつめ』作品を楽しむ」
って感じですかね。
やはり「このすば」は、「クズマさん」「駄女神アクア」という突き抜けたキャラに他の
2人を加えたパーティーが「奇跡の産物」だったと改めて実感した次第ですね。
本作も決して悪くはないんですが・・・

あと個人的には、作品よりもED「アネクドット/ももすももす」に心惹かれたところが
あり、今でも定期的にYOUTUBEの「ももすももす」で心癒されてる感じですねw

投稿 : 2025/01/04
♥ : 12
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

一度本気で、誰かにノーザンライトボムをくらわしてみたい(笑)

[文量→中盛り・内容→余談が本論系]

【総括】
「このすば」の、暁なつめさん原作のアニメ。基本的にはギャグ。あと、プロレス。

正直、「このすば」と比べちゃうと数段落ちます。あまりハードルを上げないで観るのが吉かと。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
序盤は結構面白かったです。まあ、出落ちではあるんだけど。

結局、変態的に獣が好きっていうネタ以外は弱くて、笑いが持続しない(最初、兄貴がモフモフされて、獣に堕ちてしまったのは、笑ったけどw)。

プロレスの描写にしても、「そこだけは、ガチでやるんだよね?」と思っていた、ケモナーマスクVSマオ戦すら、なんか話しながらのお気楽バトル。作画はやや頑張っていたものの、、、とにかく印象が薄い。

というとこれで、熱さもなく、笑いもなく、なんとも中途半端な作品に。

良かった点としては、カーミラ関連の話が安定して面白かったし、感動もできたということ。

あと、細かいところでの笑い。例えば、悲鳴がBGMのように流れていたりだとか、背後で喧嘩しながら、いつの間にか関節きめてるだとか、そういう小ネタに関しては、面白かったなと。
{/netabare}

【余談~ プロレスごっこ ~】
{netabare}
小学生の時、かなり好きでした。当時の私にとってのアイドルは、「グレート・ムタ」。毒霧を友達に食らわして、嫌われまくった(笑) あと、「小橋健太」。今までのプロレスラーで、1、2番に好きですね。武骨な格好良さ。橋本も好きだったし、蝶野も好きで、、、つまり、そういう世代です(笑)

あと、「みちのくプロレス」。岩手の誇りなんです。ショッピングモールの駐車場とか町の体育館とか、色んな場所でプロレスをしてくれて。ホントにシンプルに格好よくて、面白くて、笑えて。サスケのサインもデルフィンのサインも、学校に持っていって自慢したな~。

ちなみに、当時のみちのくプロレスって、試合後も会場に残って、リングの撤去(力仕事)を手伝うと、サインとかカードとか貰えたんすよね、バイト代として(笑) 何度も手伝うとレスラーとも顔見知りになれたし。今はどうか知らんし、他の団体もよく分からないけど、ユルくて良い時代だったなと(笑)

多分、私が小学生だった時が、最後の「プロレスごっこ世代」なんだと思います(約25年前)。佐々木健介、ライガー、三沢光晴、川田利明。良い(オンリーワンの)レスラーがいっぱいいた時代。

休み時間や放課後に、よく戦ってましたね~。足四の字、コブラツイスト、モンゴリアンチョップ(笑)

流石に、「高跳び用マットを体育館に3枚重ねて、2階のギャラリーから雪崩式ブレーンバスター」を決めた時には、親を呼び出されて怒られましたが(笑)

プロレスごっこが危険な遊びだということは分かります。イジメを生む温床になりかねないということも。だから、すたれていった。それは社会全体として正しい方向性なので、特に不満はありません。

でも、今、道場で剣道を教えていて感じるのは、今の子は、極端に身体接触が苦手なんですよね。体当たりが出来ない。優しいというか弱いというか、微妙なラインですが。

個人的には、男の子はもう少し、ヒーローごっこやプロレスごっこで戦って、逞しくなって欲しい気もします。いじめに繋がるのは、ダメですけどね。

中学生~大学生くらいの間、しばらくプロレスから離れてましたが、今、またハマり中です。

最近のプロレスも面白いし、良いレスラー多いですよね。ちょっと「必殺技のネタ切れ」感はあるけれど。「レインメーカー」や「ハイフライフロー」とか、流石に厳しいというか、「ラリアットやん」「ボディープレスやん」みたいな。

いや、オカダも棚橋も、レスラーとしてはかなり好きですが。だからこそ、もっとこう、丸藤の「不知火」みたいな、オリジナリティある必殺技が観たかったというか。「デスティーノ」くらいなら、「オオッ」っなりますが。

あと、もう少し、「関節技」が観たいですね。関節技は、男の浪漫です(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
姫にジャーマンが(笑) てか、姫がある程度受け身とれてるのがなw アニキ、新しい世界の扉開いた(笑) 肛門を嗅ぐとか、犬の生態を生かすなや(笑)

2話目 ☆3
爬虫類もいけるんだな。今のところ、このすば程の破壊力はないな~。作画w ここはプロレスなんだな。そういうとこは上手いな。

3話目 ☆3
人型にはホントに容赦ないな。ジャーマン、そんなに強いんかい(笑)

4話目 ☆3
尻姫呼ばわりw 指輪固め、懐かしい(笑) カーミラ、魔王直属なのに、グリフォンより弱いんかい(笑)

5話目 ☆2
アリ、強いw 手編み、途中で気づくよなw

6話目 ☆3
いきなり回想。いけるんだな。良い話ではあるけどね。

7話目 ☆3
足四の字、子供の頃にアホほどやったな(笑) 手のひら返しw 怒りっぷりが、笑えるw

8話目 ☆2
プロレスの試合。どうせだったら、もっと本格的な試合にしても良かったと思うけど。

9話目 ☆2
姫様を何度も投げるだけの回。

10話目 ☆3
ヒロユキを巡る戦い。やや良い話な。

11話目 ☆3
悲鳴がBGM(笑) 尻姫、変態じゃねぇか。

12話目 ☆3
最後、猪木か(笑) たまに作画頑張ってたな。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 35

62.3 15 つっこみでコメディなアニメランキング15位
てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (97)
249人が棚に入れました
お笑いが大好きな阪本やよいは、大阪・なんばにある私立華月高校に入学。小さい頃に「こなもんず」というコンビを組んでいた幼馴染み・高橋よもぎと再会する。早速、商店街のコンテストに出るために、思い出の公園でネタ合わせしていると、謎の少女が声をかけてきた――。
ネタバレ

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

楽しさ

最終的には1話から想像したような上手さとは路線が違う、割と雑なコメディアニメ。
でもこの作品、根本的にアニメが上手い。

15人という人数を完全に制御し切れたとは言えないけど、メインのヤングワイワイを中心に、セレブリ茶からは白壁まこ、弾丸クノイチからは妄想癖のかな、あくだれ王国からはみゆ(親切に私服が名札付き体操服)、シンリャクシャからは宇宙人ちほり。
この7人あたりにスポットライトを合わせている。

個人的にこの中心メンバー7人「以外」からだと、茨城県民にしては美形すぎるあくだれ王国のみさお、メイン回で図々しさが露わになったシンリャクシャの小動物ねもが好き。じゃがいも爆弾。

逆に弾丸クノイチのサラブレッドちとせ、シンリャクシャのリーダーゆいなはキャラが人数の中に沈んでいた気がする。
セレブリ茶のお菓子屋娘ひかりは後半でキャラの薄さを芸風にしていたけど、この立ち位置に3人くらい入っちゃったのは欠点と言える。

ここまで来たら残りの3人についても言及すると、超金持ち娘さえかはメイン回の挙動がカッコよい。
基本的には鉄板の金持ちネタを振るだけの女なのに、金が人格に良い影響を与えている感じがしみだしてくる。
メイン回が4話という早めの話数で行われたのもデカい。

弾丸クノイチの筋肉娘いろはは単純に好み。
この子も筋肉ネタを繰り返すだけだけど、アニメ的に肉体がキレイでえっちで良い。
あくだれ王国のひな。牛久みさおと並んで顔が良い。やっぱり鉄板ネタ以上の地元虐ネタ以外の広がりは薄いけど顔が良い。
あくだれは納豆ヘアのみをタイプの違う美形二人が挟んでる図式なんだな…。


あとはまあ基本的にこのメンバーがワチャワチャしているだけで、このワチャワチャが好きかどうかが全てなんじゃないだろうか。
女の子が3~5人でもワチャワチャできるけど、女の子が15人いればワチャワチャワチャワチャワチャワチャワチャワチャできる。
キャラが15人もいて普通にワチャワチャしようとすると、モブになるキャラが出てきやすい。
それを、15人全員にそれなりにスポットを当てたことは本当に上手さだと思う。

メインコンテンツが「笑い」ではなく「かわいい女の子たち」なのは本物のお笑い好きな人だと不満だろうけど、一般的なアニメファン層を向いていると思う。
わたしはワチャワチャワチャワチャワチャワチャしたアニメ、好きです。




▶1話時点の感想。
{netabare}

漫才のネタじたいで笑わせてくるアニメなのかな~っと思っていたら、どちらかというとクオリティ高い系のコメディアニメだった。
アニメが上手くてびっくり。

1話から15人出てくるのに全然混乱しないのがすごい。
とりあえずメインのトリオ3人。
まあ3人は覚えられるわけで。
あとの12人は1話ではとりあえずチームの個性だけ、覚えて帰ってくださいという感じ。
そのチーム紹介シーンでもスポット当てる子を絞っているので、印象が取っ散らからずに記憶に残りやすい。

茨木出身で、ダサさを売りにしているっぽいあくだれ王国。
あくだれ王国の登場シーンでは、金髪ダサ髷……藁納豆の擬人化みたいな髪型の子にスポットが当たっている。
主人公たちと同じ関西出身、ライバルっぽい普通さのある弾丸クノイチでは、自分の事をめっちゃカワイイと思っている髪の毛ツートンカラーの子。
あとは金持ちチームセレブリ茶と宇宙人チームシンリャクシャ。
15人という人数を考えると、覚えやすい奇抜なチームが2つなのは良い感じのバランス感覚。

というように、感情や視線の誘導が上手い。
今回はここを見ておけばいいんですね、というのが分かりやすい。
技術的に上手いアニメを安心して見たい、という人にオススメかも。


▶クオリティの高さ
ただ、このクオリティの高さが、アニメに慣れた人向けな感じのクオリティ。
てっぺん!!!!!!!!!!!!!!!のビックリマークを見て、多いな~いくつなんだろうって数えてみた時に「15個だから登場人物のことを指してるんだろうな~」とパっと想像がついたりとか(タイトルロゴの! は15色になってどの位置が誰か決まってるし、「ぺ」がよもぎとやよいの二色で富士山に日の出を意図したデザインになったりしてますね)、その手のパターン学習が済んでいる人の方が、より向いてるかもという感覚。

15人という人数がそもそも多めなわけだし、慣れてる方が楽に情報を処理できる理屈。
そう。見ていて「情報を処理している」という感覚がちょっとある。
推理パート? も、先にオチが分かるように誘導されているし、視聴者自信に「あーそういうことね」と腑に落ちさせたい、情報を処理させたい意図があるような気がする。
複雑とか難解というのとはぜんぜん違うけど、これはタイトルから事前に感じるふんいきとはギャップがあるかも。


多めの人数から来るわちゃわちゃ感、もしかしたら群像劇的なものも期待しても良いのかも。
それを上手に誘導してくれるアニメなのだとしたら…と、ハードルの上げすぎもよくない。

細かい点では主人公チームの名前がやよゆになってたり、15人全員名前覚えて見終わってもらおうという努力と配慮を感じる。

▶はじまって3分ちょいの「ドラスティックな鶴」
マジェスティックな君がグラマラスに着こなして???

小ネタをピュッピュと出す雑さけっこう好き。
トキワ荘に対してタカコ荘、しょぼろ納豆とかぜんぜんわからない。

期待を込めて4点スタート。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 8
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

漫才の劇中の話を表現したみたいな内容

{netabare}
まえせつに次ぐ漫才アニメ。
評判散々だった気がするけど、自分はかなり楽しめたし笑えました。
それ以上でもそれ以下でもないので他に書くことは特にないですが。

名目上は漫才アニメだけど、実際はカオス系ギャグアニメです。
漫才をやっているシーンなんて一切なく、日常の中で頭のおかしなことが色々起こっていくか、頭のおかしなことをやっていくみたいな内容。
謎に宇宙人が出てきたり、タイムリープが起こったり、言うなら漫才中に語られる面白おかしな意味不明な物語をアニメとして表現したみたいな感じ。
キャラの掛け合いも面白かったし、狂気ネタも面白かったし、自分的には高水準なギャグアニメでした。
ちなみにまえせつは楽しめてません、だからまえせつと同レベルではないと個人的には言いたいw

キャラは多いけど、一部のキャラに出番を集中させられていて、どのチームも一人は目立ったキャラを作れていたし、特に多さは気にならなかった。
火星人とか、金持ち装った貧乏人とか、色々インパクトのある設定を持ったキャラがいたりで、印象に残るキャラも多かった。
それにこのアニメはキャラがどうこう言うよりも単純に会話などが面白い作品だったので、人数などはさほど気にならなかった。

2回ぐらい外れ回があったけど、基本的に安定していた作品でした。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆10
まえせつ。これかなり好きかもしれん。キャラは多いな。
来た時の話かよw キャラデザ1番かも。そうはならんやろ。
漫才オチか。締め方上手いな。
いや実話かい。マジで好き

2話 ☆8
トランプじゃん。他のグループも同じように犯人探してた?
宇宙人の伏線ここからあるな。5億年? オチ意味不明すぎて草。

3話 ☆10
八十亀ちゃんみたいなノリだな。 エクストリームハーツか?
草。このアニメもこいついなければ女の子だけなのに。よくあるバラエティ。
この紫の子が倒れてるとこ可愛すぎる。ケバい。
アイドルアニメにならんのはいいわw

4話 ☆10
自作しろ。あっ…(察し)時事要素やめろ。ケバい。横文字でイキるな。
これは実際正論だよな、雰囲気が一番大事。今更。YouTuberやれ。
そんな一瞬で大金ポンポン使うなw 作ったねんってなんやねん。
2人のドレスも別に大して良くなくて草。背景の止め絵が酷いw
貧乏臭い。ガバガバ警備
頭からお湯かけるやべー奴。なんか色々と頭おかしいなw

5話 ☆9
無限ループの前兆みたいな時計の写し方やめろ。浮くわけねーだろw
いやマジでループ回で草。エンドレスエイト 謎展開やめろw
ネッシーじゃないんか。
割りと頭おかしい回だな。口裂けてたって答えやんけw
3人の会話だけで終わるアニメw ミステリーサークル間違える無能。

6話 ☆5
てかお笑いって3人なんだ。また1話みたいなw そうはならんやろ。
ラーメンとか庶民じゃん。各グループごとに話やって欲しいな。
全員集合したら面白くないわ。
危ない粉よりもやばい犯罪犯すなw 木は棘多いから危ないぞ。

7話 ☆9
前回の雰囲気引き摺って欲しくないな。これはダメなコース入りそう
パリピ黄門 人数多いしデスゲーム初めて人減らそう。クソラップ
コナンかよ。ちゃんとCM終わりに扉開く方もやれ。上から覗きたい。
糖質かな? あのうさぎなんだよw 日光テレフォンショッキングかな?
脚本頭おかしいなw こういう回は最後にガチの呪いオチ挟んどけや。

8話 ☆6
何を見せられてんだ。やっぱ全員集合したらあんまりになるんだよな?
ご当地アニメ感あるな。異世界迷宮かな? 妹おるんかい。
どんな手違いだよwこの衣装でシンデレラは無理でしょ。お前らが歌え。
やっぱ1~5話の方が面白かったな。マジで痛そう。紫の子かわいいな。
何が編集されたんだw

9話 ☆9
歌詞なんかいつもあったっけ。は?w 当たり回っぽいな。
今日なんか作画崩れてるというか癖強いな。漫才見せろw 漏らしてるやん。
マザープリマドールでボロ泣きしてそう。
漏らしすぎだろ。信じてくれんだろ。ハルヒかな? 構成悪いぞw
もう訳分からんわw いや草。地球ピンチだったんかよ。

10話 ☆9
茨城組の回って比較的微妙だよな。そんなものは無い。
サマレンに勝る顔芸。リコリコで見た。草。今回あたり回だな。
アピールが露骨になった。
もうここまで来たら普通に言えや。丈夫すぎやろ。正論で草。

11話 ☆10
汚い。伏線回収。なんやねんこの回。頭おかしくて好き。
芸人としての対応力を鍛えようとしてる説。OP回収かな? これクエでは?
何アニメだよこれw シリアス感出すなw

12話 ☆9
キャラ増やすなw 最終回らしい全員協力。言うほど間に合いそうか?
ロボアニメで草。関西人だけど好きだぞ。みんな面白くないぞ。不正投票か?
お笑いしてない時の方が面白いんだよな。おしゃぶり三人娘?
俺たちの戦いはこれからだ!
お笑いアニメと言うよりカオスギャグアニメだったな。

OP「てっぺんっ天国~TOP OF TGE LAUGH!!!~」☆8.5
ED「あはっててっぺんっ」 ☆7
2話ED「バグ・ユア・レッグ」☆7
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 5

ゲリオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

不運な放送中止があったが

ブシロードが企画する漫才をテーマとした作品。
3人グループが5組、15人の美少女たちが織り成すギャグコメディである。
キャストは例のごとくブシロードグループ所属の声優さんをメインに起用し、各々のキャラと同郷の人を充てているのが特色。
「シュールな笑い」をギャグの基本とした作風だった。

まずもってネガティブな感想を言ってしまえば、初めから漫才をアニメで再現するのは不可能だったと思う件について。
企画したのは一体誰だ?木谷会長か?木谷社長か?
ともすればあやつは声優さんにリアル漫才ライブやらそうとしているのか?
その挑戦はバンドやらせるのより遥かに無謀な試みとなるだろう。
トークイベント等で声優さんのやり取りに観客席から笑いが起きることもあるだろうが、あれは観てるのが熱心なファンだからであってだな。無関係な人が見聞きしても終始真顔なはず。勘違いしてはいけない。
いざアニメにしてからそのことに気づいたのかどうかは不明だが、漫才が題材でありながらまともに漫才するシーンはほとんどなく(あっても面白くない)結局、普通の美少女動物園、日常系のジャンルに含めて差し支えない作品だった。

では美少女日常ギャグ作として評価するならどうだろうか。
これがまた微妙なところで、回によって面白い回もあったりその逆もあったり…当たりと外れが交互にくる感じだった気がする。
シュールな笑いというのは上手く視聴者に刺されば良いが、狙いすぎるとただただ寒いだけ。どちらかといえば後者の割合が多かったと思われる。

不運だったのは第2話の放送がお蔵入りになるアクシデントが起きたことだ。
あらすじが「大統領暗殺計画を阻止しようと奔走する」というものだったが、オンエア前にリアルで安倍元首相が射殺される大事件が起きたことで、内容の不謹慎さから放送中止の憂き目に遭ってしまったのである。
第1話が単なるキャラ紹介だったので、2話が視聴者獲得の重要な回になる予定が、大きくつまずく事態となった。
さらに翌第3話の内容が非常につまらなく、1話飛ばされたこともあって脱落したアニメファンが大多数を占めたと思われる。
実は自分もここで一旦視聴を切ってしまった。

その後、しばらくして2話の封印が配信で解かれることになったので一応見てみたら結構面白く、4~5話も"セレブリティ"や"シンリャクシャ"のユニットのキャラクター性が上手く描かれていて高評価だった。特に5話のツッコミに焦点を当てた非日常エピソードについては、本作で唯一漫才を題材にした意義のあったお話だったかもしれない。
ただ、その後の事務所爆破回と温泉旅館回は意味不明だったので「やっぱりう~ん」となりつつも最後まで完走した。
あらためて当たりと外れがある作品だなぁと。明確に言えば「ちょい当たり」と「大外れ」って感じだったが。

作画力はあまり必要としない作風だったが、なぜか作画が間に合ってない回が終盤見受けられ、その点もあまり評価できるものではない。
キャラクターは美少女作品としてギリギリ及第点だったものの、主人公グループなど数名キャラが薄い子がいたのは残念。
ほんで茨木は水戸黄門と納豆とヤンキーしか語ることがないことは痛いほど伝わったねw
オープニングとエンディングは楽しい曲で良かった。

まとめると、第2話放送中止というあまりにも不運な出来事があって、これで内容が面白かったら非常に無念な惨状になるところだったが、実際はトータルで凡作と言って問題ない出来だったのでダメージとしてはそれほどでもなく…事件があってもなくても話題性としては大差なかったことであろう。
漫才という二次元に不向きな題材に挑んだチャレンジ精神は認めたいけど、やはりどう考えても企画段階で無理な代物であった。
次は題材に拘らず、単純にアニメとして面白い作品を企画してくれると嬉しいブシロ信者の俺なのであった。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 4

88.7 16 つっこみでコメディなアニメランキング16位
月刊少女野崎くん(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (3221)
16008人が棚に入れました
無骨な男子高校生の野崎梅太郎に恋をした女子高校生の佐倉千代は、ある日、勇気を振り絞って告白するのだが、想いは上手く伝わらず、気が付くと彼のとあるお仕事をアシスタントとして手伝うことに…。男子高校生でありながら人気漫画家である野崎君を中心に、個性豊かなキャラクターたちが織り成す少女マンガ家コメディー!

声優・キャラクター
中村悠一、小澤亜李、岡本信彦、小野友樹、木村良平、中原麻衣、沢城みゆき、三宅健太、小野大輔、川澄綾子、宮野真守、三宅麻理恵
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

こんなに女性を意識せずに接することができるのか?

原作は最初のほうのみ読んだことあり。

佐倉千代が恋した野崎梅太郎が実は売れっ子少女漫画家でというお話し。

出てくる人物のキャラクターがみな濃い。半端じゃない。

野崎くんは少女漫画を追求しているせいなのかどういったものがキュンとさせるのかを常に探求している。
結構、千代はドン引きしているんだけど、それでも好きでいられるなんてこれが恋の力なのか?
そんでもって野崎くんは女性に対して超近い距離に接近したり、思わせぶりな発言{netabare}いきなり千代を家に招くとか{/netabare}したり、若干デリカシーもないのでは?という行動も見られるわけだが、これって全く女性というものを意識していないからできることよな。一体どうなっているのだ。見ていて凄くもどかしい。
そう考えると女性に対してついかっこつけてしまう御子柴実琴に対しての好感度が高まる一方。なんか可愛い。

あと、結月もちょい苦手なキャラクターだった。あそこまで振り切るキャラクターってなんか凄いけど、個人的にはやりすぎかなあと。基本的には誰を幸せにしているか分からんし。{netabare}歌だけ若松を幸せにしているのだが。そこでカップリングか?{/netabare}

{netabare}鹿島遊と部長の奇妙?な無自覚だけど愛溢れる関係もなんか成就してほしいなとか思った。{/netabare}

編集者も強いキャラクターがいて人のアイデアを自分のものにし、勝手に自分好みの狸を登場させるってコラ。

本当にキャラクターの個性が強くて見ていてもどかしい気持ちにもなっていたが、いい感じの化学反応を起こしていたように思う。
ただ、基本的に千代以外の人間には対して僕は全く共感できなかったので、感情移入しにくかったなあ。主に野崎くん。
僕が女性を意識し過ぎているのかなあ?
男女平等であるべきだとは思うけれど、やっぱり性差は無視できんと思うんよねえ。{netabare}無理矢理コスプレさせようとするとか。あれって好意あっても無理強いされると冷める人もいるかもしれないと思うし、あとは最終話であったが、耳元で囁くなんて男同士でもやらん。まして女性に対してやるのってどうよ?{/netabare}
よく分かんなくなったので、この辺でこのレビューはやめます。

面白いとは感じられたので、見たことない人は見てもよいかも。


OP
君じゃなきゃダメみたい オーイシマサヨシ
ED
ウラオモテ・フォーチュン 佐倉千代(小澤亜李)
元気な感じ溢れるOPが良い。
EDのメロディも癖になりそう。さらに、EDの作詞・作曲・編曲はヒゲドライバーでなんと夫婦!この頃から付き合いがあったのだろうか?


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
無骨な男子高校生の野崎梅太郎に恋をした女子高校生の佐倉千代は、ある日、勇気を振り絞って告白をするのだが、想いは上手く伝わらず、気が付くと彼のとあるお仕事をアシスタントとして手伝うことに……。男子高校生でありながら人気の少女漫画家である野崎くんを中心に、個性豊かなキャラクターたちが織り成す少女漫画家男子コメディー!

創刊号 その恋は、少女漫画化されてゆく。
佐倉千代、16歳。無骨な男子高校生、野崎梅太郎に恋をした彼女は、ある日勇気を振り絞って告白するのだが、うまく想いを伝えることが出来ずに、なぜか野崎のサイン色紙を貰ってしまう。さらに言葉の取り違えから野崎の家に誘われた千代は、突然原稿を渡され漫画のアシスタントをさせられることに……。なんと彼は男子高校生でありながら、「月刊少女ロマンス」で連載中の人気少女漫画家だったのだ。

第二号 新(ニュー)ヒロインをよろしくね♪
野崎が心の中で「みこりん」と呼ぶアシスタントの御子柴実琴を紹介された千代。いったいどんな癒やし系が来るのかと思いきや、やってきたのは「みこりん」という響きからはほど遠いチャラチャラした男だった。挨拶もそこそこに千代に対して先輩アシスタントとして敬うようにと告げる御子柴。しかし、そんな御子柴には隠された一面があるのだった……。

第三号 バイオレンスVSプリンス
「恋しよっ」に新キャラを登場させたい野崎に結月を紹介した千代は、御子柴にも少女漫画のモデルになれそうな知り合いがいないかどうか尋ねる。御子柴が千代に紹介したのは、端正な顔立ちとキザな立ち居振る舞いから「学園の王子様」と呼ばれ、女子生徒に絶大な人気を誇る美男子……ではなく演劇部所属の女子、鹿島遊だった。

第四号 男には、戦わねばならない、時がある。
野崎の家でいつものように漫画の原稿を仕上げていた野崎、千代、御子柴の三人。一日分の作業が一段落したところで、今日はこのまま野崎のところに泊まっていくと言う御子柴。そんな御子柴が羨ましい千代は、二人でいつもどんなことをしているのかを尋ねる。すると御子柴は得意気に主に女のことで相談に乗ってもらっていると話すのだが……。

第五号 恋を「思い」「描く」男子。
ある日、千代が野崎の家を訪れると、部屋がいつもより片付いていた。思わず私が来るから片付けてくれたのかもと妄想する千代だったが、どうやら特に理由はないようだった。そんなとき野崎の携帯に一本の電話がかかってくる。電話に出た野崎は激しく動揺し、より一層部屋を片付けなくてはと慌て始める。どうやら電話の主は野崎の担当編集らしいのだが……。

第六号 魔法をかけて、あ・げ・る (ハート) 
体育館で結月の餌食となっていたのは野崎の後輩の若松だった。バスケ部の助っ人の結月によって散々な目にあっている若松は、野崎に不眠症であることを伝える。野崎は眠れないなら漫画の原稿を手伝って欲しいと告げるが、いざ原稿に向かうと野崎が間違ってかけてしまったローレライの歌声によって、若松は一瞬のうちに眠りの世界に誘われてしまい……。

第七号 漫画家脳野崎くん
めずらしく締め切りよりも早くに原稿が終わってしまった野崎は、漫画から解放された自分の無趣味さを噛み締めていた。そんな野崎を見かねて、千代はお休みっぽいことをしようと遊びに誘う。しかし気軽に誘ってみたものの、もしかしてこれはデートなのではないかとドキドキとほのかな期待を胸にショッピングモールに向かうのだが……。

第八号 学園の王子様(女子)の悩み
最近、堀が自分に対して冷たいと嘆く鹿島に、それはアピールが足りないからだと告げる御子柴。押して押して押しまくれという御子柴の助言に従い、堀を執拗に追いかける鹿島は、ある日、堀の鞄から「恋しよっ」を見つけてしまう。まさか漫画の手伝いのために持ち歩いているとは知らない鹿島は勝手な勘違いをし始め……。

第九号 ドキドキ、たりてる?
雨降りの放課後、傘を忘れてしまった千代と野崎は、少女漫画のシチュエーションを参考に、上着で雨をしのいで帰ろうと試みるが、すぐに雨に負けてしまい戻ってきてしまう。そしてぐっしょりと濡れた上着を脱いだ野崎は、再びこの状況で思いつく漫画のシチュエーションをぽつりぽつりと語り始めるのだが……。

第十号 強まるのは、絆と手綱。
剣さんに次の「恋しよっ」で、若松と結月がモデルになっているサブキャラクターの話を勧められた野崎。そんな野崎の元に「結月から映画のチケットをもらってしまい、どうすればいいのかわからない」と若松が相談にやってくる。野崎は気の進まない若松に対して絶対に行くべきだと思うと答え、若松と結月をデートへと送り出す。

第十一号 米しよっ(ハート) 
コのラブストーリーが展開としていまいち盛り上がらないと悩む野崎は、手伝いに来ていた千代に何かアイディアはないかと尋ねる。びっくりする展開やどっきりする展開はどうだろうかと答える千代。野崎は「実際に試してみるから感想をよろしく」と千代に告げ、学校でどっきりなことを仕掛けるのだが……。

最終号 この気持ちが恋じゃないなら、きっと世界に恋はない。
バレンタインデーに渡すことのできなかった野崎へのチョコレートを冷蔵庫の奥底で見つけた千代。バレンタインデーはとうの昔に終わってしまったけれど、このチョコレートには募り続けている野崎への恋心がつまっているのかもしれない。アシスタントとして一緒に過ごす毎日に満足していた千代の心が再び動き出す。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 17
ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

あれ、おかしいぞ…!?

アオハライドよりこっちのほうがキュンキュンしてしまったおれは異常なのだらうか。
どっちも
何考えてるかよくわかんないクールな男子に惚れた女の子が奮闘する、って筋書きだけど
片方は少女漫画、もう片方はコメディだったのに。なぜコメディのほうがキュンときたのか。
きっと心構えの違いだな、うん。
アオハライドはそういう感じだってわかって観てるからそんなシーンになるのも想定内だけど
野崎くんは笑いながら観てたら合間合間で急に来るからね。
神出鬼没のラブコメシーン。
それと
たぶん洸はふたばのこと好きなんだろうなーってわかるけど
野崎くんは本心がよくわからん。
はいはい、どうせ漫画のネタ集めでしょ?…えっ、だよね?そうだよね?えっ、どっちだよ!?ただ一緒に帰りたかっただけって…えええ?!
って混乱する。まさに不意打ちだから千代ちゃんみたいにビックリしちゃうんだろうな


【夏アニメの中でもかなり万人受けするタイプ】
前期のマンアシが個人的には全くツボらなかった。SYD*は女性ボケの下ネタが斬新&ナイスつっこみだったから楽しめたんだなぁと改めて思った。
そんなこともあり、同じ漫画家設定のこれもダメだろうな…と思いつつ観たけど

面白い!そして面白い!!
…しょうもない偏見は一瞬で消え去った。
これは夕方に放送しててもキッズステーションで放送されても全く違和感ない。


少女漫画を読んだことがない人でも笑えるであろう少女漫画のifネタと学校を中心に個性的な登場人物が繰り広げる騒動。
いま何か面白いアニメやってる?って誰かに聞かれたときの答えやすさでは
ばらかもんと野崎くんがツートップの作品だろう。


☆声優
脇を固める有名な声優陣と真ん中にいる新人声優演じる主人公、という最近よく見る構成だけど
千代ちゃんがいい!
いい声してる!
キャラが立ってるというか生き生きしてる感じ。前田亜季…新人さんかな?聞いたことない名前だし、チョイスした人は有能。
萌え〜
あざと可愛い
ブヒイイぃ!って感じじゃなくて
キュートって表現が適している、そんな声です。

最近の若手声優とはまた違った感じで新鮮。

いわゆる日常系の作品は好きだけど、なんか主人公キャラが皆似たような演技になる気がする。
特に最近の作品(観た限りのやつ)はそれぞれ担当する声優が違っていても、どこかけいおん!の唯っぽい声質というか演技になりがちな印象がある。
といっても本作はコメディ作品だし、そもそも男の子に恋してる時点で最初から日常系のキャラとは性質が異なっている。だから演技や声が違っていて当然かもだけど。

公式HPの監督インタビューを見たら
今作が初のヒロイン役らしい。
普通に喋っているときの声が可愛いので、作った声でなく地声でもう一度演技してもらって小澤さんに決まったらしい。
なるほど、そりゃ自然な感じがするわけだ。



以下、印象的だった話の雑多な感想

{netabare}

前野さんめんどくせー!
なぜOPでたぬきが陵辱されているのか不思議だったがそういうワケか!
最近はジョジョ、黒執事、ばらかもんとわりとマトモなイケメン演技ばっか観てたのでこういう小野Dは久しぶりだった。みなみけの保坂以来かな
あれで編集クビにならないのがすごい(笑)
タヌキだらけのマンガも通しちゃうし、前野さんにはなにか不思議な力があるのかも。

少女マンガネタの中でも特に
夏休みスキップする少女マンガには笑った!そんな斬新なのあったら読んでみたい

6話
ローレライとバスケ少年の話はアンジャッシュのコントみたいだった。
あああああ…って身悶える野崎くんが面白すぎる!
この2人も野崎くんと千代ちゃんみたいにいいコンビなんだけど、全然ラブには至らなそう…。
あと鹿島&部長コンビも。
ローレライなのにがさつ過ぎる!鹿島といい、千代ちゃん以外の二人は男子以上に男らしいからなあ。
ローレライを唯一可愛いと思ったのも最終話の若松の想像の中の姿だったし(笑)


7話デート回(デートではありませんでした!)の千代ちゃんは可愛かった
恋する女の子の可愛さがいいね、観ててニヤニヤしてしまう。漫画脳野崎くんじゃ、ぜったいそうはならないとわかっていても
つい期待してドキドキしてしまう千代ちゃん。それが今期さいかわの所以!
凪あすもそうだったけど、やっぱ「恋する乙女」ってのがどんな属性より女の子を可愛くする要素だと思う。
それと、二人の身長差によって
千代ちゃんがいつも見上げる感じになっていて、上目遣いになってるのが可愛さを倍増させているな。

お泊まり回
そのお泊りは少女漫画化されてゆく。風呂上りに突っ立ってるだけで、「前髪下ろしたほうが可愛いよー」の図に変わったのは笑った!
たしかに部長さんは前髪下ろしてたほうがカッコよかったね。
それにしても野崎くんは漫画家の鏡だな。普段も周りの日常会話聞いて少女漫画化してるんだろうなー

友達ん家泊まったとき
24:30くらいの眠いピーク過ぎるとハイになる感じはリアルだった
そんで日が登るくらいに寝るんだよね

最終回

前半のチョコ騒動の話も面白かったし、アイキャッチのタイトル読みが女子ばらばらで男子はぴったり息合ってるのも笑った。でもそんなこと言ってる場合じゃない。
後半の夏祭りがヤバい
ヤバいヤバい!なんでこんなドキドキしちゃったんだよ。自分も千代ちゃんも
野崎くんが漫画脳だってわかってたはずなのに、もしかしてもしかして…?と期待してしまった。
浴衣姿見つめられたり、リンゴ飴食べたり、野崎くんの本心がわかんない〜ってなってからのあれだったし。
いや、もう回想のはさみ方がよかったよね。ジャングルジムの上に持ち上げられるシーンで
初めて出会ったときから今までのこと思い出して野崎くんへの想いが溢れて思わず好きって言っちゃう流れ!
少女漫画かと錯覚してしまうところだよ。あと最終回のタイトルにも見事にやられた!

「この気持ちが恋じゃないなら、きっと世界に恋はない。」
すごい良いタイトルだと思いませんか?
こんな素敵なタイトルを見せられたら、そりゃ何か起こるんじゃないかと期待してしまっても仕方ないですよね。結果は
好きだよ→花火のことかという王道の勘違いパターンでした。
思わず顔に縦線が入る千代ちゃんだけど、その後思わず笑い出してしまいます。
そういうところも含めて野崎くんが好きなんだろうなぁと伝わってくるとても素敵な笑顔でした。
いい最終回だった!

最後に野崎くんの弟っぽい男子が映されたなーわざわざ映したってことは…2期あってほしいな

{/netabare}

【OPED】
まずはじめに一言。
どちらも良曲!!
いやあ、今夏はアニメも音楽も豊作で嬉しいなー。

OP「君じゃなきゃダメみたい」/オーイシマサヨシ

ハナヤマタ、スペダンと並んで
「踊り出したくなるくらいテンション上がる今期三大OP」の一角。
アコギのじゃららんじゃららんというリズミカルさ。イントロからノリノリになれる曲で
野崎くんの周りの楽しい日々がリズムになったよう。
最後の消しゴムとペンで音量のイコライザーを表してるとこがお気に入り。

ED「ウラオモテ・フォーチュン」/佐倉千代(cv:小澤亜季)
♪キライの反対の反対の反対の反対の…
というサビが印象的なこの曲。去年多くの中毒者を出した「回レ!雪月花」と同じ人が作ったらしい。ええ、納得の中毒性です!
可愛らしいEDアニメーションと重なり千代ちゃんが花占いをしている姿が目に浮かびます。
先に述べたように、地声で演じているので歌も自分のままの声で歌っています。作ったキャラ声でこの曲を歌うのは大変そうだし、本当に彼女がオーディションに受かってよかったですね。
この先他のアニメに出るとしたら作った声になるのかな?
歌でも演技でも、できたらまた自然なままの声を聴きたいものです。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 38
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

千代の明るくて、でもちょっと寂しげな笑顔が、好印象

「怪物くん」は全く駄目でしたが、「野崎君」は全然大丈夫でした♪
・・・というより、ヒロイン千代ちゃんの、カラっと明るい感じで、でも何だかちょっと寂し気な、半分諦めたみたいな微妙な笑顔が、愛くるしくて・・・かなり好印象・・・。

これって、典型的な躁鬱質(同調質、循環気質ともいう)の人の表情ですね。
きっと、原作者(椿いづみ)さんが、そういうタイプの人なのか?それとも身近にそういう人がいるのか?・・・と色々と想像してしまいましたが、マンガ(と、それを元にしたアニメ)で、こういうタイプのキャラをここまで上手く描いている作品はなかなか思い浮かばないなあ・・・と。

--★解説コーナー★-----------------------------------------------

◎躁鬱質

デジタル大辞泉の解説
そううつ‐しつ〔サウウツ‐〕【×躁鬱質】

クレッチマーによる気質類型の一。
快活な気分と、憂鬱な気分とが交互に現れる気質。
循環気質。


◎循環質タイプ(Z型) wikipedia

このタイプの人は一般的に社交的で善良、親切で暖かみのある性格の人である。
気分が高揚しているときはユーモアがあり活発に行動する。
その反動からか周期的に沈み込む時期がある。
その状況に左右される思考は一貫性が見られず軽率+思慮が浅いといった面を持つ。
その反面、理解は敏速で自己の過大評価におちいらない限り、社会で最も成功をおさめやすいタイプである。
対人関係においてこのタイプの人は、ユーモアに富んだ性格で人に好かれやすい。
人の間に入って潤滑油的な役割をはたす。
(*参考に-太った体格)


◎循環気質 じゅんかんきしつ cyclothymia ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

循環性格,躁うつ質ともいう。
高揚 (爽快) と憂うつ (悲哀) の間を気分が循環して揺れ動き,精神テンポは活発と緩慢の間で波動的曲線をたどる特徴を示す気質。
ドイツの精神科医 E.クレッチマーの学説で,躁うつ病患者によくみられるが,そのほか正常人でも陽気なおしゃべり,もの静かなユーモリスト,情のある人,のんきな人,精力的な実際家などに多くみられ,一般にこの気質の人は太った体型である。


◎じゅんかんきしつ【循環気質】 大辞林 第三版の解説

クレッチマーの分類による気質の一。
同調性が高く親しみやすい。
陽気で活動的な躁の状態と憂鬱で優柔不断な鬱の状態との間で気分が変動したり、一方に傾いたりする。
肥満型の体型の者に多いとされる。
躁鬱気質。
---------------------------------------------------------------

この手の分類でいくと、野崎君の方は偏執質(※固い信念と強い自信によって支えられている自己中心的な性格。ひとつのことにトコトンこだわり妥協を許さないので、芸術家や技術者・学者として大成しやすい)になるのかな?

対する千代ちゃんの方は、自分の気持ちをいつも後回しにして、相手の気持ちを勝手に読み取り、その成就のために尽してしまうタイプ(※だから、「同調質」ともいいます)。
こういう人は、サポート役として最適なんだろうな。
千代のほかにも、野崎君の周りにはそれぞれ特技をもったサポート役がたくさん集まってきて、憎いなあ!このイケメン野郎!と叫びたくなりました。

そろそろ続編が制作されてもいいころなんですが・・・
何はともあれ、千代ちゃんに幸あれ!


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      椿いづみ(WEB誌『ガンガンコミックスONLINE』2011年8月-連載中)
監督         山﨑みつえ
シリーズ構成・脚本  中村能子
キャラクターデザイン 谷口淳一郎
音楽           橋本由香利
アニメーション制作  動画工房{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=============== 月刊少女野崎くん (2014年7-9月) =============
{netabare}
第1話 その恋は、少女漫画化されてゆく。 ★ 佐倉千代「夢野咲子」先生のアシスタントになる
第2話 新(ニュー)ヒロインをよろしくね♪ ★ 先輩アシ(御子柴君)、KY少女(瀬尾結月)
第3話 バイオレンスVSプリンス ★ 学園の王子様(鹿島さん)と演劇部部長(堀先輩)
第4話 男には、戦わねばならない、時がある。 ★ 御子柴と野崎の徹夜ゲー、御子柴(じゃなく鹿島)の合コン
第5話 恋を「思い」「描く」男子。 ★ 雑誌編集者(宮前剣さん・前野さん)と都ゆかり先生、マミコの気持を考える
第6話 魔法をかけて、あ・げ・る♡ ★ 野崎君の後輩・バスケ部(若松君)と結月、野崎君ダウン
第7話 漫画家脳野崎くん ★ 野崎君と千代の休日デート、美術部モデル(御子柴君)
第8話 学園の王子様(女子)の悩み ★ 演劇部の二人の勘違い、野崎君のドタバタお仕事
第9話 ドキドキ、たりてる? ★ 相合傘イベント、都先生の間抜けなお仕事
第10話 強まるのは、絆と手綱。 ★ 若松君と結月のデート、御子柴の演劇部手伝い
第11話 米しよっ♡ ★ 野崎君のドッキリな展開、男子お泊り会(野崎・堀・御子柴・若松)
第12話 この気持ちが恋じゃないなら、きっと世界に恋はない。 ★★ 千代の5ヶ月遅れのバレンタイン、夏祭りと入学式の思い出、花火{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)11、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.3


OP 「君じゃなきゃダメみたい」
ED 「ウラオモテ・フォーチュン」

投稿 : 2025/01/04
♥ : 29

87.5 17 つっこみでコメディなアニメランキング17位
SPY×FAMILY(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (926)
3068人が棚に入れました
人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている―― 世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。 東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。 西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。 その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。 内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。 〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。 だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった! 3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。 ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

余計なことは考えない。偽家族のやり取りをただ楽しむ

30手前の独り身女性だとスパイ容疑て。
魔女狩りに近いものがあるな。女性のほうが独身でも幸せに長生きしていられるイメージはありますけども。むしろ男の生涯独身で長生きはあんまりイメージないなあ。最近は変わってきているでしょうが。
ヨルさんの余所行きの一張羅がよりによってそんなに露出度高いなんて。

嫁の探し方よ。独身女性の個人情報コピーてさすが国家のスパイ。

アーニャが基本的には表情豊かで可愛くてたまらないのを楽しんでいた。種﨑敦美さんの演技も素晴らしくて好き。

打算が3人ともにあって仮初めの家族を形成しているんだけど、話が進むにつれて絆が強まってこれから本当の家族になるんじゃないかなと期待して見ていました。
家族愛に最近つい涙が出てしまうのです。可愛い娘の頼みは断れないし、娘に良い立場になってほしいし、危険からは守ってあげたい。きっかけは変でも子供を想う気持ちははっきり分かる。
お受験は大変だけども。面接にこぎつけて問題を起こしながらも用意周到に立ち向かっていく姿と合格してもはや素直に心から喜んでいるんじゃないってシーンは好きだった。
アーニャもアーニャなりに父と母の役に立ちたい。良い娘でありたいとなんとも健気ではないか。

家族を作らせるのって仕事ばかりで自らを犠牲にしてきたロイに家族の温かみや守るべきものがいると頑張れるんだぞということを国が教えてあげようとしているように思えるんだよなあ。

ダミアンのツンデレと実は敵方のヨルさん弟がどう関わっていくか気になる。
{netabare}キスするよう言っといて直前で止めようとするなんてとんだシスコンじゃ。{/netabare}


OP
ミックスナッツ Official髭男dism
ED
喜劇 星野源
主題歌は内容にぴったりすぎる。映像もかっこよい。
隠し事だらけ継ぎ接ぎだらけのhomeだし、本音は歯に挟まってるし。
さらには不安だらけ成り行きまかせで仮初めまみれの日常。
多分、ここから本物の家族になるでしょ。
内容は完全に喜劇。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている--世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。東国""オスタニア""と西国""ウェスタリス""は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。西国の情報局対東課〈WISE〉""ワイズ""所属である凄腕スパイの〈黄昏〉""たそがれ""は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。その名も、オペレーション〈梟〉""ストリクス""。内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。〈黄昏〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった!3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。


【MISSION:1】 オペレーション〈梟(ストリクス)〉
西国(ウェスタリス)情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉は諜報員(エージェント)〈黄昏(たそがれ)〉に、東国(オスタニア)で戦争計画を進めるデズモンドの調査を命じる。〈黄昏(たそがれ)〉は精神科医ロイド・フォージャーに扮し、標的と接触できる名門イーデン校に子供を入学させるため孤児のアーニャを引き取る。実はアーニャは他人の心を読む超能力者だった。ある日、〈黄昏(たそがれ)〉を狙うマフィア組織にアーニャが連れ去られてしまう。ロイドは任務の仕切り直しを考えるが……。

【MISSION:2】 妻役を確保せよ
市役所事務員ヨル・ブライアには、殺し屋〈いばら姫〉という秘密の顔がある。ヨルは独り身の女性がスパイ疑惑をかけられる風潮に不安を感じていた。一方、イーデン校の面接試験に向けてアーニャの母親役を探すロイド。彼は訪れたブティックで偶然ヨルと出会う。ヨルの心を読んで殺し屋と知ったアーニャは、自分のためにも彼女を母親役にしようとロイドを促す。

【MISSION:3】受験対策をせよ
ロイドとアーニャの家にヨルが引っ越してきた。家族の体裁が整い、次は面接試験の準備だ。しかし今のアーニャとヨルでは、まともな面接すらできそうにない。そう判断したロイドは、上流家庭の一般常識や3人の間で共通認識を作るため家族で出かけることに。劇場や美術館を巡るが、アーニャたちにはなかなか響かない。さすがの〈黄昏(たそがれ)〉も挫けそうになるが…

【MISSION:4】 名門校面接試験
ついに決戦の日! 準備を整えたロイドたちはイーデン校の面接試験へ向かった。校内に入った途端、ロイドは何者かの視線を感じ取る。それは陰から受験者を採点する教員たちの監視の目。試験は既に始まっていたのだ。採点を行う寮長(ハウスマスター)ヘンダーソンは、ロイドたちフォージャー家の立ち振る舞いに注目し、彼らが名門イーデン校の面接試験を受けるに相応しいかを見極めるべくさらなる試練を指示する。

【MISSION:5】 合否の行方
この日はイーデン校の合格発表。しかしアーニャの受験番号はなく絶望に沈むロイドたち。そこに現れたヘンダーソン。面接でのロイドたちを高く評価して、アーニャが補欠合格者の1番手であることを告げる。そして3日後、補欠合格の連絡が! フランキーも駆けつけてお祝いで盛り上がり、頑張ったアーニャにご褒美をあげることに。アーニャのお願いとは!?

【MISSION:6】 ナカヨシ作戦
アーニャの制服が仕上がった。ロイドはWISE(ワイズ)の作戦会議のため、制服の受け取りをヨルに任せて隠れ家(セーフハウス)へ。そこでオペレーション〈梟(ストリクス)〉完遂のために、イーデン校で“星(ステラ)”と呼ばれる褒章を8つ獲得し特待生になる必要があることを確認する。一方、制服を手に入れたアーニャは大はしゃぎ。しかし裕福なイーデン校生徒を狙う者も多く、アーニャに目をつけるチンピラ集団が現れる!

【MISSION:7】 標的(ターゲット)の次男
入学初日、デズモンド家の次男ダミアンを殴り飛ばして“雷(トニト)”を食らってしまったアーニャ。早くもクラスで浮いてしまい落ち込むが、ベッキーと友達になって学校が楽しくなっていく。そしてダミアンに殴ったことを謝ろうとするが、なかなか言い出せない。オペレーション〈梟(ストリクス)〉遂行のためにロイドも学校関係者に変装しては、陰からアーニャに仲直りを促すのだが……。

【MISSION:8】 対秘密警察偽装作戦
東国(オスタニア)の防諜機関・国家保安局は、国内の治安維持を目的としたスパイ狩りや市民の監視を行い、「秘密警察」と呼ばれ恐れられている。ヨルの弟ユーリも実は秘密警察の一員で、姉や周囲には正体を隠して国を陥れるスパイを追っている。そんな彼が、突然フォージャー家を訪れることに。秘密を抱えたフォージャー家と、裏の顔を持つユーリが相まみえる!

【MISSION:9】 ラブラブを見せつけよ
ユーリに偽装夫婦と怪しまれたロイドたちは、本物の夫婦であることを証明するためにキスをすることに。オペレーション〈梟(ストリクス)〉のため即座に対応しようとするロイドとは逆に、とてもシラフではできないと、ワインをガブ飲みして泥酔するヨル。そんな姉を見るユーリも、同じく泥酔して正常な判断ができず……。

【MISSION:10】 ドッジボール大作戦
イーデン校1年生の間で、今度の体育の授業で活躍した生徒には“星(ステラ)”が授与されるとの噂が広まっていた。アーニャは“星(ステラ)”を入手するためにヨルの特訓を受け、「ほし、つかむ」と決意を固める。そしてセシル寮とウォルド寮によるクラス対抗ドッジボール戦が始まった!勝利に意気込むアーニャたちの前に、怪童ビル・ワトキンスが立ちはだかる。

【MISSION:11】 〈星(ステラ)〉
イーデン校の懇親会に出席するためには、子供が特待生になる必要があるが、勉強が苦手なアーニャは大苦戦。そこでロイドは勉強以外で“星(ステラ)”を獲得する方法としてアーニャに社会貢献をさせようと考えるが、アーニャはボランティア先の病院で失敗ばかり。そんな最中、アーニャはプールで溺れる子供の声を超能力で察知して--!?

【MISSION:12】 ペンギンパーク
〈WISE(ワイズ)〉の任務に忙殺されて、この日もロイドはヘトヘトになって帰宅。そんな時、彼は自分が家族をないがしろにしているという近隣住人の噂話を聞く。わずかな疑惑がオペレーション〈梟(ストリクス)〉に支障をきたすことを恐れたロイドは、仲の良い家族を周囲に見せつけるため、次の休日に水族館へ行くことに。しかしそこでも〈WISE(ワイズ)〉の新たな任務が発生してしまい……!

投稿 : 2025/01/04
♥ : 14
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

スパイ要素が微妙すぎる。

{netabare}
人気漫画と聞いていただけに期待外れ。
面白く無い部類のコメディアニメだった。
OPEDのヒゲダン、星野源といい、無理やり流行らせた作品と言う印象かな。

このアニメは完全なギャグアニメをしたいのではなく、本筋の話を成立させた上でのコメディアニメをやりたい作品なんだろうけど、本筋の話が適当すぎる。

まずタイトルにもあるスパイ要素が酷すぎる。
1話の時は結構いい感じだなと思ったんだが2話。
なんでヨルさんにばれないのってレベルで、スパイであることを隠す気もない行動。この回だけに限ったことじゃない。
街中で特に意味もなく目立ったりするし本当にスパイなんですかねと言いたくなる。
極めつけは5話。アニオリらしいがあの回はマジでない。
遊園地でスパイ組織総揚げでアーニャのために茶番に付き合うという。
もうこの回で主人公のいるスパイ組織が茶番組織にしか見えなくなってしまった。
この回は特に、合理性とかを完全に無視したギャグアニメになっていて、結局このアニメはシリアス要素に期待して見るべきなのか完全なギャグアニメとして見るべきなのか分からなくなった。
スパイらしい要素を描くなら、例えば補欠合格になった時点で合格確定者を暗殺(はアニメ的にまずいとしても何らかの方法で通えないようにする)、ステラの獲得のために何かしらの自作自演工作を行うなどの展開をやるべきだった。
尤も、確かこの二つは作中でも最終手段的なものとして心の声として描かれていた場面があった気がするけど、実行に移してくれないとスパイらしいことやってるなとはならない。

それと、主人公の子供が泣かない世界を作るためにスパイになったというのも目的と行動が一致しているように思えなくてあまり刺さらず。

まあスパイ要素は置いておいて、これはコメディ作品と言うことで、ギャグ部分はどうだったかというとこれは主観だがそんなに面白くなかった。
ギャグがなぜ面白いかなんて言語化できないけど、たぶん、構図が毎回同じで飽きてしまったことかな。
アーニャが予想外のことをして...と言う構図。
アーニャ絡み以外の部分で面白い要素を作れていない感。
それと、アーニャを見ていると面白いというよりも馬鹿さへのいら立ちの方が上回ってあまり好きになれなかったというのも大きいかも。
アーニャが好きだったなら評価も変わってたかもしれない。

もう一つ駄目な点として雰囲気作りが雑すぎる。
第二次世界大戦中か直後のヨーロッパが舞台らしいが、ところどころ現代を感じるものがあったりで引っかかる。
現代風のオフィスにパソコンが置かれているような感覚でタイプライターが置かれていたり、ものすごく高精度な盗聴器だったり。
一番酷かったのはアーニャがラピュタパロのセリフを言う回かな。一気に現代まで感覚が引き戻されるw
そもそも「アニメ」という単語を聞くだけで現代感があるからヨーロッパ舞台なら尚更そこは「カートゥーン」と言ってほしかったな。
MANGAと言うワードも出てきたしその辺ほんと滅茶苦茶

良かった回としては、ヨルの弟が家に訪問する回。
秘密警察のユーリとスパイの黄昏の接触と言うことで、一歩間違えればスパイばれする状況で会話の一つ一つに緊張感があり良かった。
会話の中でトラップを仕掛けたり、相手の細かな発言を見逃さずに秘密警察であることを特定したりと、スパイものとしての面白さもあった。
その上で、二人の自然な会話の中で行われている過剰に精密な駆け引きがギャグにもなっていて、この回はまさに自分が求めていたような回だった。
その後にヨルに対して、ここまでの仲だからと言って簡単に信頼せず秘密警察の息がかかっているのではないかと疑念をかける部分も完璧。
真意を確かめるにあたって、スパイらしく変装し、かなり綿密な戦略の下で一芝居打つのもまさにスパイアニメと言った感じだった。

今後こういう回が増えるなら手のひら返して絶賛すると思う。

あと、OP映像石浜真史にしては微妙だった。サビ部分の音合わせは好きだけど、サビ前はどうだ?活かしてるだろ?感が強くて。
人気作だから気合入れすぎて却って駄目になったパターン?
ED映像はめっちゃセンスあると思ったけど。
↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
人気作。普通ここはクロスワードじゃなくて数独だろw
てかクロスワードって海外にもあるんだ。
ああ、心を読み取ってクロスワード解いたのか。
何で日本語? その能力のことはもれなかったのね。
こいつ何者。粉塵爆発。まあまあだな。
子供が泣かない世界を作るためにスパイになったって意味不明じゃね。

2話 ☆4
ごり押しOPED OP映像それっぽさはあるけど全然センスを感じないな。殺し屋をやってるってことは弟はしらないの? 条件きつすぎだw
密輸組織の話いる? スパイ既にばれそうw
さすがに言い訳適当すぎんか。

3話 ☆4
アーニャ可愛い。
アニメの話、しかもラピュタパロとかやってくるの世界観ぶっ壊しなんだよな。時代設定のわりに違和感を感じる。
スパイが余計なことして目立つなよ。
これもしかして微妙?

4話 ☆8
もう一枚ありそう。今気づいたけどこれもしかしてギャグ漫画だった? 服結局破れてるじゃんw 親より子に質問しろよ。
いや、志望動機は子供に聞けよ。
てか今適当に校内歩いたら殺せるのでは。リテラシーがない質問だな。急に任務見捨てて切れるのはどうなの?
まあ一話で言ってたな子供が泣くのを見たくないって。
そういった面では整合性が取れてるのか。
ただスパイ=極悪非道なイメージだから子供よりも任務を優先してほしかった感はある。

5話 ☆1
誰かを暗殺しろよ。
ここでだれも暗殺しない辺りスパイっぽくはないんだよな。
は? これガチのギャグアニメなの。
任務を本気でこなそうとするんじゃなくてやりたいのはギャグなのね。なにこれ感がすごい。物理攻撃魔女。

6話 ☆7
料理に暗号ってよく考えられてるな。教師になった方が早くね?
なろうにいそうなチンピラ。てかそんなガバガバなら普通に殺せるくね。は?
まあ本筋かつコメディ多めの回は。

7話 ☆6
茶髪の子かわいい。小学生なのにピタゴラス
ロイドが仲良くなった方が早くね。
こういうサイコパスノリ嫌いだわ。お前スパイだろw

8話 ☆8
スパイ側もこれぐらいの空気感ならリアリティあっていいんだが、スパイ側はお遊びなんだよな。黄昏って主人公か?
ほんとスパイ組織もこれぐらいしっかりしてたら文句なしで面白い作品なのに。てか弟は警察で本人は殺し屋なの?
今回は結構裏組織感あっていいな。

9話 ☆7
情緒不安定弟 しょけえええ これ前回に話まとめられただろw
ヨルを疑ってかかる所はスパイらしくていいな。
けどこのタイプの盗聴器って。これって舞台現代?
時代背景分からなくなるぐらい現代的なものと前近代的なものが混在してる。怪しすぎるな。
けどまあこういう調査をするのは初めてスパイらしいと思った。

10話 ☆4
開幕エレガント。アーニャ出るとつまらんなこのアニメ。
ドッジボールってヨーロッパにもあるんかな。
6歳とは。強いやつ一人いるとだいたい強いよね。
滑ってるぞ。くどい!
ドッジって不意打ちじゃないと大体キャッチされる説ある。
てか外野に回せw うーん、ハズレ!w

11話 ☆4
有能じゃん。試験結果の改竄できるならもう何でもできるじゃん。
スパイなら自作自演で事件起こせ。諸リスクってなんだよ。
MANGAってこの時代絶対海外で一般的じゃないでしょ。
これほんとに時代どうなってんの。
建物も小道具も全部が現代的なわけだけど。
都合良すぎ...。
スパイものならこういう都合のいい展開をを自作自演で作れよって思う。ん?結局自作自演だったの? 今後の話?
それとも子供突き落としでもした?
心読める設定ギャグ以外に活かせんのかなぁ。

12話 ☆4
全然スパイも殺し屋もしてないよね。唐突に重いスパイ任務
ばれるだろw 1時間ぐらい待たされそう。いや引き止めろw

曲評価(好み)
OP「ミックスナッツ」☆7.5
ED「喜劇」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 17
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ちょっと分析的になぜ私が本作に惹かれないか考えてみました。

 断念したといいながら、ちょっとだけチェックいれてました。

 いやあ、面白いですね。このアニメの存在が。コミックも含めてですけど。これが売れるという構造は非常に興味があります。

 まずヨーロッパ某国という場所、スパイ、殺し屋のリアリティについては、意味はないです。ここについて指摘したり我慢できないという人はほぼいないと思います。いるとすれば議論のための議論でしょう。

 ヨルの殺し屋設定について、例えば「ヒゲをそる女子高生を拾う」「スーパーカブ」で法律が云々言っていた人ってどう考えてるんだろう、という疑問すら持ちません。この叩きって、結局、叩くための叩きでした。それは深夜アニメ独特の作法みたいなもので、叩くために見る、という人たちのものでした。
 スパイファミリーの購買層は、こういうまあ歪んだ楽しみ方をしない、メジャー層なんだと思います。だからこそ、売れるんでしょう。

 ちょっとマンガのテイストは違いますが「呪術廻戦」の視聴者層とかぶっているのではないでしょうか。
 どうして本作がそう言えるのか。「呪術」もそうですけど萌えがないですね。性消費があからさまではないです。ヨルにそれを見出すことは不可能ではないですけど、30前のお姉さんですからちょっと違いますよね。まして、アーニャにエロを見出す人は病気ですから放っておきましょう。

 で、30前の殺し屋美人がキスにビビる。これはもう完全に子供向けの系譜です。そして、微笑ましいです。つまり、女子も少年少女にも読みやすいということです。
 逆に、正直いえばどんなつまらない異世界ものでも、この点ではまだなろう系の異世界ものの方が私には合っています。

 で、本作には残酷な描写はあるんですけど、全然生々しくないですね。殺される人はNPCみたいなものです。肝心のいつものキャラが手にかからなければ、それは殺しではない、ということでしょう。

 1話1話で話が切れているので、頭を使わないで済みます。で、家族の話なのでちょっとした感動も含んでいます。エロがない、毒がない。電車の中で電子書籍とかで読むには最高な造りになっています。

 秘密を持った3人が疑似家族になる。心を通わせて本当の家族になる。というのは昨今の流行のモチーフです。スパイとか殺し屋とかいろんな要素をいれて深さがあるように見せながら、実は舞台設定だけという感じです。そこにテーマ性を入れません。
 他の疑似家族モノとちがって、貧困問題やコミュニティ、アイデンティティの問題は入りません。あるのは「秘密」を原因としたギャグと愛情があるだけです。「コータローは一人暮らし」の対極です。

「よつばと」と比較しても面白そうです。「よつばと」は大人が大人の視点で子どもの行動を見て微笑ましさに笑う感じです。本作は大人の目線が完全に子供と同じ水準です。ヨルもフォージャーもつまりはアーニャと同じ水準で物を考えています。その滑稽なところが面白さになっています。

 作者がおそらく俯瞰して書いているのでしょう。面白さを計算してあえてテーマ性を入れないようにしている感じです。そのひっかかりの無い純粋な面白さが、本作の魅力になっているのでしょう。感じでいえばもうちょっと年齢層は高いですが浦沢直樹の「YAWARA」に近い雰囲気がします。これがメジャー向けの作品の作り方として成功しているんだとおもいます。

 この趣味嗜好の差を無視して批評でディスりあっても仕方ないですよね。

 例えば、ドラえもんが名作で面白い作品なのは、万人が認めるでしょう。でも、わざわざ成人男性がレアケースを除いて毎週楽しみに見るか、といえばあり得ません。定食屋に単行本が置いてあれば面白がるでしょうが、じゃあ続きを買うかと言えばそんなことはしません。

 怪傑ゾロリやアンパンマン、デンジャラス爺さんならなおさらです。U10くらいでしょう。
 じゃあ、本作や呪術廻戦なら?ドラえもんよりは年齢層は高いかもしれません。ワンピースくらいでしょうか。そう、つまりメジャーになる要因は作家性のない純粋で軽い面白さなんだと思います。

 ということで、考察厨のアニメオタクで、深夜アニメ、SF、萌えが好きな私が好きな分野ではないという理屈付けです。
 考えてみれば歴代マンガ売り上げトップ10のうち、今でも面白く読めるのって2作くらいです。

 なお、ドラえもん、ワンピースの他、ドラゴンボールと名探偵コナンが入ってますね。スパイファミリーと年齢層はあうのでは?この2作は初めの数巻ならまだ読めますが、それ以降は無理です。ナルトもつらいなあ。ゴルゴ13は別の意味でもはやギャグですが。
 歴代10位で読めるのは、ブラックジャックと美味しんぼ…かろうじてこち亀かなあ。

 ただ、全部圧倒的な名作で素晴らしい作品なのは言うまでもありません。スパイファミリーもここまで行くといいですね。

 


以下 視聴時のレビューです。

1話 ということで、超話題作。{netabare} ラッピング電車があったということは相当気合いが入ったビッグコンテンツなんでしょうね。

 もうちょっと対象年齢層が高めの話を想像していましたが、U15向けでまあ大学生くらいまでは面白がる人もいるかもね、という感じでしょうか。 
 ですが、そう思っていた呪術廻戦とかが売れているから、本作ももう少し幅広いんでしょう。
 むしろ深夜アニメに慣れ過ぎて感覚がおかしいのは私かもしれません。(オタでははい)一般の人が受け入れるマンガの面白さってもともと本作のような感じなのかもしれません。

 多分ですけど、リアリティラインのチューニングを合わせそこなうと醒めてしまうと思います。スパイの現実がどうこう言いだすべきではなさそうですね。
 少年少女の心になって「家族になってゆく」プロセスまたはギャグを楽しむんでしょう。スパイものとしてのドキドキは期待しないほうが良さそうなんでしょうか。

 なお、1話目は娘役の「超能力」設定で心が折れかけましたが思い返して、少年の心で視聴中です。うーん。面白さがわからない。
 後は奥さんしだいでしょう。配信サイトの紹介だと早見沙織さんなので清楚キャラ? {/netabare}


2話 まあ、少年向けのギャグということで。

 サイフォンでコーヒー淹れてるのに何でポットからコーヒー注いでいるんだ?とか、ミックスナッツでピーナッツ入りは安物(OP歌詞)だし木の実と勘違いしてるのって無知すぎるだろうとか、まあ、言いたい事はいろいろあります。

 リアリティライン…つまり設定の作り込みやキャラ造形はリアリティを出すことを諦めた、ドタバタギャグの作り込みですね。荒唐無稽でも面白ければいいやという、少年誌的ギャグの作風ですね。
 これは大人が見るのはちょっとなあと言う内容です。ヒューマンドラマパート次第ですけど、テンプレかなあ…

 なにより内面ですね。藤子不二雄的な少年向けの系譜です。少年向けであることと作品のレベルは違いますので、本作のレベルは高いのかもしれませんが、少年少女またはその心がないと無理でしょう。
 3人の主人公はさておいて、あの情報屋の設定とかいじわるOL3人とかのキャラはちょっと真面目に視聴するのは厳しいかなあ。

 力が入った作画ですし、早見沙織さんの天然ボケに癒されるので時々見るかもしれませんが、毎週追うような感じでもなさそうですね。一応今期の初断念にしておきます。これは重ねていいますが、対象の年齢層が私では無かった、というだけの話で作品のレベルの話ではありません。
(なお、マガジン、サンデー系は少年向けでも読めるんですけど…ジャンプ、コロコロ系の少年向けは特にですね。U15向けとU12向けの違いなんでしょうね)

 なぜ深夜アニメなんでしょう。日曜日の朝向けの気がしました。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 34

71.5 18 つっこみでコメディなアニメランキング18位
三者三葉(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (609)
2870人が棚に入れました
元気で食いしん坊の小田切双葉、天使のような悪魔の委員長の葉山照、凋落した元・お嬢様の西川葉子という、名前に「葉」の字がつく“三者三様”の性格の女子高生が織り成すキュートで愉快な日常模様が描かれる。

声優・キャラクター
和久井優、金澤まい、今村彩夏、Machico、鈴木愛奈、桃河りか、赤羽根健治、西明日香、渡辺はるか、夏野菜緒、桑山琴音、田中ちえ美
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

貧乏系お嬢様かわいい、でも主役は3人!

あらすじは公式サイトをみてね。

第1話良かったです!コミカルな百合アニメなので、視聴継続できそう!

1話感想
{netabare}
没落貧乏なパンの耳系マヨ好きお嬢様、西川 葉子がとてもかわいい。1話はそれで視聴者の心にグッときますね。
葉子のかわいい所は語りつくせないほど1話に詰まってます。(以下私の熱い(キモい)葉子押しがしばらく続きます)

没落してもですわ口調で友達付き合いがわからないのがかわいい!
双葉にパンの耳の調理方法を聞いて、テンションが上がるのがかわいい!
次の日ウキウキで作ってきたパンの耳の砂糖揚げ(黒コゲ)をもって(この時点でかわいい)いつもの双葉達とお昼を食べる場所で双葉達がいなくて、強がってがっかりする所もかわいい!
双葉に声をかけられるだけで、とたんに眩しい笑顔になるのがかわいい!
パンの耳のコスパに感動しているのほんとかわいい!
山Gのバイト先の廃棄(ホントはもっていっちゃ駄目ですよ!)をうれしさを隠し切れないのがかわいい!
没落して以降お嬢様気分が抜けなくて友達が出来なかった反動か、双葉達の反応を期待して、頑張る姿がかわいい!


・・・とまあ葉子のかわいさを上げたらきりが無いわけですが、このアニメは葉子、照、双葉の3人が主役のアニメです。なんか葉子に凄く重きを置いた一話でしたね。今後はバランスよく3人を掘り下げていってくれるのかなと思ってます。

双葉もかわいいですよね~女子力低い系女子。パン一斤を「色々めんどくさいから」という理由で丸かじりするのは女子力低いですね~。色々葉子様をフォローしたり、何も入ってないおにぎりを率先して食べたり、良い子です。

照・・・かわいいんだけど黒い。唐突にスピードワゴンの「ゲ○以下の匂いがぷんぷんするぜー!」という言葉が思い出しました。いや、きっと根は良い人で良い匂いはするでしょう。ちょっと気取ってから素がでるのがかわいいです。

山G、女の子のお風呂についていくとか凄い変態の香りがするよ!悪気はないんだろうけど!山Gのストーカー芸と泣き芸最高だよ!

教科書を渡せず葉子様が申し訳なさそうにするのは、双葉達を少ない友達として意識して、嫌われたくないと思っている現われですね。

今期の最高のコメディ百合アニメですね!毎週の一番の楽しみになりました!
{/netabare}

2話感想
{netabare}
葉山照回でしたね。
葉山姉妹のやりとりから、照の人間性や姉に対する姉妹愛が伝わってきて良かったです。照を敵視しているピンク髪の女の子、今回完全にヒナギクに見えました。

やはり、今回も葉子視点が多いですね。原作もそうなのかな?

特売のマヨネーズを勝ち取り喜ぶ葉子。かわいい。そして目を覆う双葉達、面白い。

次は双葉ですね~ここまでハートフルな話が続いているので、双葉回もハートフルな話を期待してます。
{/netabare}

3・4話感想【4話感動回】
{netabare}
3話は西川家のメイドさん登場回。双葉回じゃなくて少しガッカリしましたが、コメディ路線のキャラが増えたのと、このメイドさんも葉子様の事を心配してるんだなあと思えるシーン(体育で葉子様がぼっちになっている所をみてクラスで浮いていることに気付き、双葉達が唯一の友達であることを悟る。そして、昼食の際に葉子様をよろしくお願いしますと双葉達にいう)もあり良回でした。

4話は双葉への認識を改めさせられた回です。そして今回も葉子様が超可愛い。制作の葉子様愛が溢れすぎている・・・
ハンバーガー屋で双葉が葉子様の両親の話を聞くのは、勇気あるなあと思います。双葉は行動に反して意外と賢い子ですし、無意識じゃなく意識的にもっと葉子様をわかりたいと思って勇気を出して気を使いながら聞いていると思います。それだけ双葉は葉子様ともっと仲良くなりたいんだなあと思うと、ちょっとウルっときます。それにさらっと答える葉子様も双葉達に心を開いて、自然な友達付き合いが出来ているのが、成長したなあと思えます。

今回肉をもらった葉子様の可愛さは必見です。あのシーンの可愛さは制作の愛があふれすぎていて、このアニメへの本気度が伝わってきます。

また、幼少期の3人の映像も可愛いですね!どの子も可愛いんですが双葉の幼少期の良く食べる子供っていうのが可愛かった。やまGの子供時代も可愛い。

さらに、4話は双葉への認識を改める回でした。食べるだけじゃなく、料理が上手いということを実践して証明する双葉。女子力が低いと1話レビュー時点で書きましたが、これは間違いでした。女子力高い!いや嫁力が高いのか?双葉可愛すぎるぞ!

最後に3人で双葉の作ったご飯を食べるシーンがあるのですが、美味しそうなのはもちろんなのですが、3人も可愛いし、「家で誰かと食事するのは本当に久しぶりですから」という葉子様の寂しさが過ぎ去った言葉、
3人で一緒に食べることが本当に美味しい理由なんだという事が伝わってきて凄く良かったです。最後に冗談を言って笑いあうシーンがこの3人が幸せということを感じて、嬉しく感じてきます。

4話、凄すぎました。少し画がいつもと違う感じがまた良かったです。ハンバーガー屋の夕暮れの陰影の使い方が凄く好きです。色々良い場面がありすぎて語りつくせない(笑)コメディシーンでの人物のデフォルメや顔の変化が細かくて凄すぎる。

西山ちゃんと照の猫パートも可愛いし、猫はいつもどおりぬるぬる動きますね。

山Gはストーカーといわれると傷ついていましたが、報われることがあるのだろうか・・・いやストーカーですけどね。

四話の最後の食事シーンの印象的な「夕焼け」と「鳩」が四話冒頭の葉子の幼少時代の友達とのお茶会シーンにも出てきているということは、どちらも葉子様にとっての幸せな思い出ということを示してるんじゃないかな。
{/netabare}

5話感想
{netabare}
照のライバル?猫好き西山さんが可愛い回。西山さんはツンデレ、プライド高い、そしてちょろい。西山さんのメイド服はかなり趣味入ってますねえ・・・ピンクが基調のメイド服とか現実には存在しませんよ、多分(笑)あと、西山さんの友達、近藤さんのケーキを食べるシーンかわいいですねえ。このアニメの貴重な黒髪っ子ですよ。

回を増していくごとに双葉が良い女であることがわかっていきますね~。髪を後ろでまとめて、出来る女性店員風ファッションが良く似合う・・・。葉山ちゃんの家に遊びに来た時は小学生かと思いましたが(笑)そのギャップが最高に魅力的ですね。
{/netabare}

6話~12話感想
{netabare}
6話
日常回。少しお嬢様気分が抜けてないなあと葉子様のワガママっぷりを見て思いますね。
7話
葉子様と青髪の子が体育で組んでいるのを照と双葉が見ているシーンは、
気にかけていたんだなと、裏で友情を見たようで少し嬉しい。
8話
近藤さん多め回。西川ちゃんと近藤さんの友情回かな。腐れ縁みたいな感じでいいですね。
9話
文化祭回。陰の無い楽しい回でしたね。
10話
何気ない日常回。パジャマパーティでお泊り会。何気ない日常が葉子様にとってかけがいが無いものですね。
11話
バレンタイン回。よかったな山G・・・。葉子様に執着して勝手に奉公してるとはいえ、ちょっと報われてほしかったので良かったです。
12話
葉子様にとって自分の家に行ってきますと言う意味は、その場所に自分の日常がある事を無自覚に理解してるからだろうなあ。・・・って園部の夢か!
バイトで昔の友人に会っても今の状況を受け入ている葉子様は成長しましたね。
そして3人の日常は終わらない・・・エンド。良いアニメでした。

{/netabare}

総評
{netabare}
作画:常に安定して綺麗。毎週楽しみでした。
キャラ:どの子も可愛い。全員をなるべく均等に掘り下げたのはよかったです。
音楽:OPEDどちらも良かったが、挿入される日常的なBGMが良い。
声優:新人さんばかりでしたが、ストレス無く視聴できました。
物語:最初の1~4話は葉子様の友人関係へのなれない感があり、成長を感じられた素晴らしい回でした。それ以降は何もない日常回が多かったです。もう少し情感があったほうが良かったかな・・・

{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 59

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

♪さぁ見てらっしゃい 三つ葉の お出ましだ!(いぇ〜い♪)

この作品の原作は未読ですが、けいおんやゆゆ式といった萌え4コマ専門誌である「まんがタイムきらら」で連載されている作品と知り視聴を決めました。

この作品の原作はちょっと凄いです・・・何が凄いかというと連載期間です。
実は2003年の2月から現在に至るまで一部諸事情により休載した期間もあったようですが、連載を続けており、2016年現在で連載期間が最も長い作品なのだそうです。

何事も継続させるって難しい事だと思いますが、連載を13年も続けているとキャラに対する愛着も半端ないんだと思います。

そんな長期連載を続けている作者は荒井チェリー先生で、あのハイパー萌えキャラ真白たんや荒っぽい口調と見た目にギャップを感じる小紅ちゃんが登場する「未確認で進行形」の作者でもあるそうです。
言われてみれば、お互いのキャラに同類の臭いが感じられる気もします。

この物語は、タイトル通り性格やこれまで育ってきた環境がまるで異なる女子高校生の3人がふとした事から仲良くなり、日常ライフをきゃっきゃうふふしながら友情を深めていく・・・という感じです。

個性溢れる主要登場人物は、以下の高校1年生の3人組みです。

小田切 双葉(CV:金澤まいさん):数々の大食い記録保持者で出禁になった店もあるとか・・・そして、どれだけ食べても太らないという羨ましい体質の持ち主でもあります。

葉山 照(CV:今村彩夏さん):眼鏡と金髪の三つ編みが似合うクラス委員長ですが、「腹黒委員長」の異名を持つだけあって、見た目と中身のギャップが大きい女の子です。
でも仲良し3人組の間では、腹黒さは影を潜めています。

西川 葉子(CV:和久井優さん):元々は家にメイドのいる超お嬢様でしたが、父親の会社が倒産してこれまでとは真逆・・・優雅とは程遠い貧乏生活を余儀なくされている女の子です・

この様に何もかもが違う3人だからこそ、仲良くなれたのかもしれません。
でもこの作品にはこの3人のきゃっきゃうふふを増幅させる装置的存在が、タイムリーに登場して3人の魅力に拍車をかけているんです。

山路 充嗣(CV:赤羽根健治さん):元西川家の使用人で、葉子様の周囲に神出鬼没して差し入れをするなど、褒めて貰えるために涙ぐましいまでに努力・・・と思いきや、本人にとっては葉子を敬う事が自分の信条なので、これは努力でも何でもないそうです。

薗部 篠(CV:桃河りかさん):元西川家のメイドで、現在は洋菓子店の店長をしています。
元メイドだけあって家事全般のスキルの高さが伺えます。

この他にも葉山のお姉さんや、葉山に敵意むき出しのクラスメイトなども登場するのですが、主軸は3人組み+元西川家の関係者二人組です。

3人で過ごす時間を大切にすると共に、一人で踏み出すのが不安な第1歩を3人で一緒に踏み出したり・・・相手に気兼ねなどはしていないのですが、自然とそういう事ができちゃう3人組みで・・・ちょっと羨ましくも思える仲の良さでした。

声優さんも新人さんを積極的に起用されたみたいですね。
3人の中ではアブソリュートや櫻子さんに出演された今村彩夏しか知りませんでした。
今では放送されるアニメの本数が多いので新人の起用されるチャンスも広がっているのでは・・・と思ってしまいますが、声優さんになりたい人も相当増えているようなので、役を掴むという点においては、厳しさはむしろ増しているようにも思います。
それに最近の声優さんはメディアに露出する機会も多く、歌ったり踊ったりという声優さん本来のスキル以外も求められるようですので・・・

でも、第1線で活躍された方々は、皆んなその難関を突破してきているんですよね。
勿論、実力だけではなく運も必要な仕事ですが、頑張って欲しいと思います。

オープニングテーマは「クローバー♣かくめーしょん」
エンディングテーマは「ぐーちょきパレード」
どちらも、とりぷる♣ふぃーりんぐ[西川葉子(和久井優)、小田切双葉(金澤まい)、葉山照(今村彩夏)]が歌っています。
このまえカラオケでエンディングを歌ったので、今度はオープニングにチャレンジしてみたいと思います。

1クール全12話の作品でした。原作のストックはきっと十分あると思うので、続編の有無は円盤の売れ行き次第・・・という事になるのでしょうか^^?
やっぱりきらら系の作品の持つ癒しパワーは格別ですね^^
この作品もしっかり堪能させて頂きました^^

投稿 : 2025/01/04
♥ : 30

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ホンモノの「日常系」?(動画工房の本気)

※実はあにこれで視聴途中でアニメのレビューを書き始めたのは、本作が初めてです…。

原作未読です。
→ 読み始めました。いま3巻目くらい。(2016/6/15)
→ 6/18くらいに読み終わりました。既刊12巻。(2016/6/28)

多くの「日常系」といわれるアニメで私がいつも思うことは、「そんな日常は無い!」というところなのだが本作はそういうツッコミを入れずに観られている。
(ちなみに他にそんな気持ちで観られる他作品としては『のんのんびより』シリーズ。あ、『恋愛ラボ』あたりもそうかな?)

変に百合百合しくなくこの三人は本当に普通の友達なんだな、とリアルに感じられるのも本作の特徴だと思います。
(好みとして特に「百合が悪い」というわけではないのですが。あるいはこちらが本来の意味での「百合」?)

まあ、キャラのかわいさはファンタジーですけど、アニメだからね…。

キャラクターは女子高生ですが、ちゃんとオチを付けようとしている点に好感が持てます。特に葉子様さま絡みでときどきぶっとんだ描写もなくはないですが、そこはまあ、ギャグだからね…。

…ということでおそらく完走するでしょう。面白いので原作も買うかも。
→ 買い始めました。(2016/6/15)
→ 6/17には全巻揃えました。視聴の方も無事完走。(2016/6/28)

あと、OP/EDともにグッドです!

以下、追記:(2016/6/15)
原作を読み始めて、薗部さんが原作で出てくるのはかなり後だということがわかりました。原作では辻兄妹の方が先に登場するんですね。アニメ的には早めに出して正解だったかも。

あと、原作者も書いているんですけど双葉は大食い以外は意外と普通の人ですよね。基本は双葉のツッコミで話が回っているようなところがあります。双葉もボケるときがありますが、そのときには葉山ちゃんがツッコんでくれます。

全話観終わっての追記:(2016/6/28)
全話通して観た結果、全12巻から満遍なく原作が採用されていることがわかりました。アニメ中では、各エピソードは春から始まる通年で1年間の時系列に並べられています。

原作は13年におよぶ連載なので、その話数の季節に合わせたエピソード、あるいは季節を考慮しなくてよいエピソードが様々な巻から採用されていることになります。

複数のエピソードをつなげて1話を構成していますが、つなげ方は原作で連続のエピソードとは限らずこれはシリーズ構成や脚本がうまく処理したと思います。

★物語の評価を4 → 4.5に上げます。上記の作品構成に対する評価アップです。

★作画の評価を4 → 4.5に上げます。「マンガの絵が動く」という観点で、本作の作画はかなり良いと思います。ネコとか、絵的にマンガなんですがその動きは大変素晴らしいですし、コミカルなシーンの描写もマンガ的に実に良く描けていると思いました。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 42

81.9 19 つっこみでコメディなアニメランキング19位
私に天使が舞い降りた!(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (627)
2473人が棚に入れました
オタクで、人見知りな女子大生みやこが出会ったのは、まさに天使な小学生!?妹が新しく連れてきた友だちの花ちゃんを見た瞬間、ドキドキが止まらなくなってしまったみやこ!!どうにか仲良くなろうと奮闘するのだが……。超絶かわいいあの娘と仲良くなりたい系スケッチコメディー、開幕♪

声優・キャラクター
上田麗奈、指出毬亜、長江里加、鬼頭明里、大和田仁美、大空直美

やまだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ひなたちゃんマジ天使花ちゃんマジ天使乃愛ちゃんマジ天使もうみんな天使

〜3話まで
人見知りのみやこと妹ひなたを含む小学生5人によるほのぼの日常系。だが日常系というよりはハーレムの構造に近い。主人公を女性にすることによりみやこ、ハーレム構造の中心人物の欲望をそのままストレートに爆発させる表現が可能となった本作はただのロリ百合作品とはまた一線を画している。いや、他のロリ百合とかしらんけど。

なんだろう。これが尊いとかいうヤツなのか。ただあざとく「ホラ可愛いだろう!」と言わせたい作品なのかなと印象は即座に消えた。妹ひなたの無償の愛とでもいうのか、"人見知り"、"人の目を見て話せない"など姉の至らない部分に対して世間的見地からも正しい認識を持った上で「なんでかわからないけど、いちばん好き!」と友人の前で高らかに公言するひなたの姿に心を撃ち抜かれない者がいるのだろうか?

物語に出てくる小学生であるため、とてつもないハイスペックの彼女達。学業とかスポーツとかの話ではない。個体間通信機能、コミュ力と言われるモノ。コミュニケーション力という言葉は実に曖昧な表現で非常に混乱してしまいやすいのだが、身も蓋もない言い方をすればただの身体能力である。特に重要視されるのが空間認識能力と反応速度。個体差がまだ大人ほどの開きがない小学生までの期間においてこの能力の獲得と修練具合で今後の人生の難易度の変化は世界線が変わるほどに大きい。実際この能力に関しては私は10歳の娘に負けている。いや、3歳で親に気遣い出来てた時点で私は完敗していた。

思春期を迎えると人間の脳は社会適応への最適化のためデフラグを行う。そのため性格が急にガラッと変わったりする。発達に重要な次期と言うのは実は思春期を迎える前の準備期間だったりする。その期間真っ最中の劇中の彼女らの群像劇から学ぶ事は少なくないような気がしないでもない。何を言ってるんだキモイな。続く。


〜視聴終了
タイトルがこれ以外あり得ないってくらいハマってる作品はなかなか無いでしょう。この作品もまた唯一無二だと言えると思います。

コレはロリとか百合とかの範疇になるのだろうか?個人的にそのへんはよくわからないのです。そういう視点で見る方もいるのですかね。私はオタク大学生と小学生達のギャグコメディとして見てました。というか小学5年生って娘と一緒か…。キャラデザは園児と言われても違和感ないですね。等身が低すぎる。あまりリアルにすると傍から見た時に気持ち悪くなるからでしょうか。そういう意味ではマンガチックにして正解なのかも。

学校生活での集団の中での立ち振る舞いなども見たかったのですが、殆ど家の中か主要キャラだけの画面が続きます。ただキャラが可愛いだけのキャッキャウフフ物としても楽しい作品だと思います。全体的にテンポもよくて、あからさまな間延び回もありません。

主要キャラの小学生5人はひと目で性格が想像出来る、わかり易いテンプレビジュアルを踏襲してはいます。ですがメインの3人は勿論サブの2人まで、ただの記号を超えた"人物"として、それぞれの言動や行動にきちんと説得力がある描かれ方をしています。ただイジられてワチャワチャするだけの萌えキャラではなく、友人や大人、他人に対しての態度はただのアニメキャラクターではなく、"人格を持った人間"としての存在感がこの5人にはあります。特にメイン3人のお互いやみやこに対する気遣いや優しさは大人なら誰でも出来るものでもなく彼女らから見習うべきところは多々あります。

こう言うと「小学生としてリアルなのか」という疑問も出てくるでしょうが、多分誰もそんなこと求めてないとは思います。あまりに現実とかけ離れてリアリティのかけらもないとするなら問題なのでしょうがそこまで剥離したものでも無く育ちの良い家庭に育ったならいてもおかしくないレベルでしょう。5人もいれば年相応よりも大人っぽいとか子供っぽいなど発達段階によるバラツキはよくあると思うのですが、この作品ではそこまでの差異は無いように見られます。それぞれの家庭環境や家族構成まではそこまで詳細に語られない為、不自然にとられることもないでしょう。それぞれの親や妹などに対する世代間の関係性も表現される為、メインの5人からは上下感を排して公平な関係として描く必要があったのだと思います。

5人の関係性だけを見ると中学生や高校生の設定でも特に違和感はないでしょう。無理矢理小学生にしてロリ作品に仕上げたと捻くれた見方もできます。みやこの花に対する態度は小学生だろうが高校生だろうが見る人が見れば事案レベルで不快に思うでしょう。どちらにしてもみやこの設定が苦手な人からはケチはつきます。ですがやはりこの作品は小学生でなければ成立しないのです。中学生や高校生ではどうしても性対象になってしまいます。こういう使い方は好きではないのですが"普通"、"一般常識"では小学生はそこからは外れるのが暗黙の了解だと思います。勿論対象として捉える方もいらっしゃるでしょうから「やっぱりどう見てもロリ百合じゃんキモイ」と言われるのなら「お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな」としか言えません。

個人的な性格やパーソナルスペースのサイズなど集団生活社会への適応能力はほぼこの時点で定まってきます。属するコミュニティへの適正がない場合や上手くやりくりする能力が不足する場合に苛められたり疎外されたりなど適応出来ていない環境で無理を続けるといわゆる"ぼっち"になるなどドロップアウトしてしまう可能性があるのでこの時期の環境は今後の発達に関して物凄く重要です。この物語では苛めや罵倒などのマイナスな表現は皆無なのでその部分でリアリティがないと感じる方もいるかもしれません。各々の育った環境によるでしょうけど。金持ちキャラとしては表現されてないみやこひなたの家を見る限りでも富裕層とは言えずとも結構な裕福層です。いわゆる金持ちが良い学校に入れたがるのはこういう部分で学校での集団生活における環境の整備に投資するわけです。好環境による民度の高さということで納得すればよいのではないかと思います。


迷走してきたので結論。

ひなた可愛い花可愛い乃愛可愛いみんな可愛い。
でもまあウチの娘が1番可愛いんですけどね。


え?2期無いんですか?バカなんですか?

投稿 : 2025/01/04
♥ : 26
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

内気な女子大生がJSを着せ替え激写して“もにょ”っとしたりするお話♪

原作未読。

【物語 3.5点】
コミック百合姫連載作のアニメ化ということで、
ロリ×微百合の世界観。

多くのロリアニメにいる爆発祈願必至の男子主人公ではなく、
本作は女子小学生たちに取り囲まれるのも女子大生。
雄と呼べる物体は“ひげろー”くらいしかいないw
清々しいまでの美少女天国ぶりで癒やしの空間が広がる。

二次元で夢想された理想のJS像も提供されるが、
一方でJS間の微百合成分もスパイスしつつ、
しっかりと子供の世界も表現。

小学生高学年にはいつの間にか覚えていた大人な言動と、
やっぱり子供な生態が混在しているもの。

{netabare}“社会不適合者”と難しい言葉で大人を煽って来たかと思えば、
影を踏み外したらゲームオーバーな空想遊びも繰り広げる。{/netabare}

妙にリアルを感じさせる描写が、
視聴者に本当の女子小学生のフレンズになれた錯覚をもたらし、
さらなる極楽へと誘います♪


【作画 4.0点】
アニメーション制作・動画工房

背景美術は、まだらな塗りも交えて、柔らかい日常風景を演出。
人物作画も、安定感があり、キャラの可愛さが崩れる心配はない。
天使なJSに後光が差すなどエフェクトも充実。

ユニークな演出だなと思ったのが、
{netabare} 人見知りのみやこが訪れたアパレルショップにて、
“瞬間移動する”店員に迫られて狼狽えるシーン。

あの人たち、ホントいつの間にかパーソナルスペースに侵入して来るんですよねw
それが億劫で、衣服はネットかファストファッション止まりになりがちな
私は首肯してしまいましたw{/netabare}


【キャラ 4.0点】
主人公の女子大生・星野みやこ。
コミュ障だが、衣装作りに、お菓子作り。
他人への恐怖心さえ克服すれば、かなりのハイスペック女子。
{netabare}松本がストーキングするのも良く分りますw{/netabare}

本作はみやこが対女子小学生から、人との接し方をやり直して、
社会に適合していく物語でもあると思われます。


小5のロリキャラ陣。
教室では“みゃー姉”に関する過大な風聞が広がっているようだがw
JSたちの日常空間は出る杭も打たれず受け入れて貰える優しい世界。

特に自分のことをサイキョーにカワイイと豪語する乃愛(のあ)や、
自分に頼りなさいと宣言しては夏音(かのん)に持って行かれてしまう小依。
この辺りは、スクールカーストがどうのと殺伐とした
リアル系JC、JKの世界では生存し得ない稀少な個性。

この空間なら、みやこが自信を持って個性を発揮しても傷つかないと思われます。
但し、あまり花ちゃんにのめり込み過ぎて
{netabare}職質{/netabare}とかされないように気を付けましょうねw


【声優 4.0点】
ロリアニメということで特有の甲高いロリボイスが響く本作。

ただ、本作はそこまで超高音でもない印象。
花役の指出 毬亜さん辺りは、かなり低めも突いて、
みやこお姉さんを要注意人物として牽制して来る。

むしろ、スイッチが入った、みやこ役の上田 麗奈さんや、
松本役のLynnさんの方が興奮で声が高めにすっぽ抜けてる感を熱演w
みやこといい、松本といい、お姉さんなんだから、
もうチョット落ち着きなさいよと(笑)


私のキャラ推しは乃愛ですが、
声に関しては、みやこの妹・ひなた役の長江 里加さんが提供する
元気ボイスがモチベーションに。

「みゃー姉~~」とか、{netabare} 「みゃー姉に友だちはいないぞ」{/netabare}とかw
ひなたの声がまた聴きたくて(禁断症状が出てw)
いつの間にか視聴している……。無限ループで苦も無く完走できました♪


【音楽 4.0点】
劇伴担当は伊賀 拓郎氏。
小学生と戯れるほのぼの空間ということで、縦笛も猛威を振るう本作。
特にハチャメチャが加速するシーンで多用された「みやこエキサイト」
では外れる笛の音程と共に、着実に道を踏み外していくのを実感できますw

主題歌はJS陣が結成した、わたてん☆5(わたてんファイブ)が天使の歌声を披露♪
OPの「気ままな天使たち」では“一緒に遊びましょ!”で、
手拍子もOPアニメーションとシンクロする好演出。

EDの「ハッピー・ハッピー・フレンズ」。
この種のキャラソンでは喋り声と歌声の差異も相まって
パートの聞き分けに難儀しますが、
本曲はEDアニメーションで各キャラの歌唱とリンクするフレンドリーな設計。
あの娘はこんな歌声しているのか~。カワイイなぁ~とEDまでしっかりニヤニヤできますw


JSたちは作中のミュージカルでも見事な天使ボイスを聴かせてくれました♪

投稿 : 2025/01/04
♥ : 35
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

と、尊い、、、の、か?

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ロリ×百合×ギャグ×日常系 な作風。

ロリと百合に関しては、結構強めです。まあ、そこにエロが絡んでこないので、最後まで観られました。

個人的に苦手なジャンルなので評価は辛めですが、ということは、本作のようなジャンルが好きな方にとっては、むしろ良いアニメなのかもしれません。

良くも悪くも「濃い」アニメでした。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「うちのメイドがウザすぎる!」にも近いけど、「苺ましまろ」の方が、より近いかな?と思いました。

なぜだろう? 「うちメイド」「苺ましまろ」は楽しめたのに、本作にはちょっとした不快さを感じてしまうのは。

同じくユリ&ロリですが、「うちメイド」は、そこに家族愛とか教育とか、そういう要素があったし、あくまでギャグ寄りでした。「苺ましまろ」に至っては、ギャグアニメとしてトップレベルにあると思ってる作品ですし。

本作には、なんか闇を感じてしまって。

最初は、みやこ が引きこもりや不登校で、そこの部分での成長があるのかと思っていたけど、女子大生設定なら、それもなさそうですし。

ひたすら、百合やロリを愛でる耐性もなく、途中、断念しかけました。

そんな中、面白かったのは、3話目(すごろく回)。最初はこれまで通りだだのロリ百合ご褒美すごろくかと思わせておいて、実はミヤコの社会復帰を促そうという内容だったのは良かった。ツッコミワードも的確で面白かった。Bパートも、確かな姉妹愛が見られて良かった。

この3話のように、「家族愛」をキチンと押し出しておけば、もっと幅広い層に受け入れられたのではないかなと思った(少なくとも私は好み)。

キャラとしては、ヒナタが良かった。かなり過度だけれど、姉が大好きな可愛い妹キャラだと思った。松本さんの変態性も笑えた。

{/netabare}

【余談~ そうか、私は根本的に小学生が好きじゃないんだな(笑) ~】
{netabare}
私は小学生より、中学生や高校生の方が可愛いと思います。

勿論、ヘンな意味ではなくて(笑)

東北弁で言うなら「めんこい」という可愛さですね。それこそ、園児とか乳幼児は無条件に「めんこい」です。おばあちゃんとかおじいちゃんにも、「めんこい」人はいます。

勿論、小学生にも「めんこい」子はいますが、なんか、生意気且つガキくさいんですよね、総体的に。

中高生でも、調子のっているバカはムカつきますが、ちゃんと礼儀とかわきまえてて、その上で子供っぽい素直さや純粋さがある子は、「めんこい」。しっかり賢い(ちゃんと大人な)中高生も、「めんこい」。

自分の勝手な判断基準ですが、キャラの設定として、小学生の設定が一番苦手だなぁと思います。一番打率高いのは大学生設定ですね。ほとんど楽しめる。まあ、私が大学時代に良い思い出があるからかもしれませんが、酒がらみのエピソードがあって、大抵は自己責任なのが良いよね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
うちメイド、みたいな作風? ガチでユリのショタ? 苦手だな~。

2話目 ☆2
う~ん、新たな幼女が。このままコレが続くなら、切るかな~。

3話目 ☆4
お~。この回はギャグ&ツッコミ&人情が溢れてて。普通に面白かったな。日陰者だからだ(笑)

4話目 ☆2
う~ん、苦手な作風に戻ったな~。

5話目 ☆3
う~む。小学生同士の日常系なら、まだ観られるかな。花音、なかなかの腹黒天使キャラだなw 最後のあたりは、なかなか良かった。

6話目 ☆3
大学生だったか(笑) 美大? 松本さん、なかなかのキャラ(笑) 友達拒否w チョコバナナの伏線は、すげぇ(笑) ミドリンみたいだな。

7話目 ☆


8話目 ☆


9話目 ☆2
本気で引いた顔やめてw


10話目 ☆2
出会って2年目(笑) 洋服は、重いw

11話目 ☆3
思いっきり悪口言えるのは、仲良しの証。

12話目 ☆3
小学校の学芸会でミュージカルやるのは、ガチですげぇけどな(笑) なんか、よくわからんかったわ。
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 30

84.6 20 つっこみでコメディなアニメランキング20位
ご注文はうさぎですか?(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (2401)
11856人が棚に入れました
高校入学を機に木組みの家と石畳の街に引っ越してきたココア。下宿先を探して道に迷う途中、ラビットハウスという名の喫茶店を発見する。その名前からうさぎだらけの喫茶店に違いないと思い店に入ると、そこにはチノという店員の少女と、ティッピーといううさぎがいた。そこで休憩がてら下宿先の場所を尋ねると、なんとこの店こそが探していた自分の下宿先であった。そしてココアは、お世話になる家に奉仕をするという高校の方針により、ラビットハウスの店員として、そしてチノの“自称”姉として働くことになるのであった。

声優・キャラクター
佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙、佐藤聡美、内田真礼、徳井青空、村川梨衣、早見沙織、清川元夢、速水奨

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ご注文はうさぎですか?? 放送開始記念 第12羽「君のためなら寝坊する」視聴。

この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。
道に迷って偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店だった。
ちっちゃくてクールなチノ、軍人気質なリゼ、おっとり和風な千夜、気品あふれる庶民派シャロと全方位的なかわいさの登場人物に、チノの同級生マヤ&メグ、常連客の青山ブルーマウンテン先生も加わって、ラビットハウスは今日もすべてがかわいい!

第1羽「ひと目で尋常でないもふもふだと見抜いたよ」
この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。
道に迷って偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店だった。
ラビットハウスの一人娘・チノ、アルバイトのリゼともすぐに打ち解け、ココアの賑やかな新生活が始まる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙

第2羽「小麦を愛した少女と小豆に愛された少女」
新しい学校への登校中にココアは和服の女の子千夜と出会う。
和菓子に奇抜な名前をつける趣味を持っていたり、通う高校が同じだったりする千夜とすぐに打ち解けたココアは、早速休日にチノ、リゼと共にパン作りを始める。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、佐藤聡美

第3羽「初めて酔った日の事憶えてる? 自分の家でキャンプファイヤーしようとしたわよね」
カップを買いにきたココアたちは、リゼの学校の後輩で、千夜と幼なじみのシャロと出会う。
そんな中シャロがいかがわしい店で働いているのではないかと心配する千夜のため、ココアたちはシャロのバイト先に潜入することに。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐藤聡美、内田真礼、種田梨沙

第4羽「ラッキーアイテムは野菜と罪と罰」
カフェ・ド・マンシーというコーヒー占いを見たココアは、チノにやり方を教えてもらいチノ・リゼ・ティッピーの運勢を占う。
その後なぜかココアの身に次々と不幸な事が起こっていき…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、水瀬いのり

第5羽「ココアと悪意なき殺意」
学校の球技大会のために千夜と練習をするというココアは、なぜか浮かない顔をしながら先にバイトを上がって公園に向かう。
バドミントンの練習のために遅れて公園に行ったチノとリゼは、広場で倒れているココアと千夜を発見する。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
水瀬いのり、種田梨沙、佐藤聡美

第6羽「お話をするお話」
ココアが帰宅するとチノの同級生、マヤとメグがラビットハウスの制服姿で店の手伝いをしていた。
マヤとメグはすぐにココアやリゼとも仲良くなるが、それを見ていたチノはなぜかもやもやする気持ちを抱き始める。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、水瀬いのり、徳井青空、村川梨衣

第7羽「Call Me Sister」
チノの様子が普段と違うことに気付いたリゼ。
ココアに聞いてみると、チノが楽しみにしていたパズルをほぼ完成させてしまったのが原因だった。
姉失格だとショックを受けたココアは店を飛び出してしまい…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
水瀬いのり、内田真礼、村川梨衣

第8羽「プールに濡れて 雨に濡れて涙に濡れて」
温泉プールに遊びに来たココア達は、シャロがリゼに泳ぎ方を教えたり、息止め勝負をしたりとプールを満喫していた。
そんな中チノと千夜はチェスを始めるが、その勝負の先に待ち受けるものとは!?

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、種田梨沙、内田真礼

第9羽「青山スランプマウンテン」
チノが歩いて帰っていると、公園の方から原稿用紙で作られた紙飛行機が飛んできた。
その紙飛行機は小説家の仕事を辞めたという青山ブルーマウンテンのもので、チノはそんな彼女をラビットハウスに連れてくる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、種田梨沙、早見沙織

第10羽「対お姉ちゃん用決戦部隊、通称チマメ隊」
千夜の家でテスト前の勉強合宿をしているココアがラビットハウスにいないある日、マヤとメグがチノの家にお泊りに来る。
店の手伝いをするチノ・マヤ・メグを見たリゼは3人合わせて「チマメ」と命名する。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、水瀬いのり、徳井青空、村川梨衣

第11羽「少女は赤い外套を纏いウサギを駆りて聖夜の空を行く」
クリスマスマーケットでの買い物中に、ココア達はクリスマスパーティーの計画を立てる。
そしてクリスマス当日、ココア達にマヤ、メグ、青山さんも加わり賑やかなクリスマスパーティーが始まる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、種田梨沙、徳井青空、村川梨衣

第12羽「君のためなら寝坊する」
登校中にココアの異変に気付いたチノ。
ココアは高熱で、リゼや千夜がお見舞いに来てくれたがなかなか熱が下がらなかった。
夜になって切れてしまった風邪薬を求めチノは一人で雪道に出ていく…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、佐藤聡美、早見沙織

【アニメキャラの魅力】ラビットハウスの小さなバリスタ「香風智乃」の魅力とは?
ラビットハウスの一人娘「チノ」。本名は「香風智乃」。その由来はカプチーノから。イメージカラーは薄い青色で、髪の色や制服もその色です。作者が幕間で不思議の国のアリスの服を着せたチノを描いているのですが、どのチノもとにかく可愛いくチノファンならずとも必見なのです!普段はアンゴラうさぎのティッピーを頭にのせた、落ち着いていて大人っぽく見えるチノ。しかし、そこはまだまだ中学生の女の子。時々かわいらしい子供っぽさも見せてくれます。

■ちっちゃくても一人前なんです!
『ご注文はうさぎですか?』に登場するメインキャラクターの中でもチノは一番小さいです。幼いその外見から、喫茶店の店員としてはまだまだ・・・と思いきや、一人前のバリスタなのです。サイフォンを使ってコーヒーを淹れるのは朝飯前。香りを確認するだけで、コーヒー豆の品種を当てることもできます。ココアはいくらやっても当てられないのに・・・。さらに“カフェ・ド・マンシー”という占いもできます(カプチーノ限定)。

しかし、そんなチノにもコーヒーに関して弱点があります。なんとブラックコーヒーが飲めません。ブラックコーヒーが苦手な女の子というのは普通かもしれませんが、喫茶店でコーヒーに明るいバリスタとなると話は別です。しかしそのギャップがとっても可愛いのです。ちなみにラテアートも苦手なチノ。見事(?)な画伯ぶりを発揮してくれます。

■年相応に苦手なものも多いチノ
チノはまだ中学生なので、実は苦手なものも多いです。例えばトマトジュース。運動も苦手なようで、自転車も思うように乗れません。スポーツ大会前にバトミントンの練習をする際に「ティッピーが頭に乗っていれば2倍の力をだせる」と子供のような言い訳をしています。ついでに美術関係も苦手な画伯です。

しかも、苦手なことに対して下手な言い訳をしたりするので、普段の落ち着いた様子とのギャップが可愛さを際立たせるのです。

■チノはココアのことが・・・?
チノは意外と素直でない部分もあり、それは特にココアに対して発揮されます。好きな子には冷たく当たってしまうと言いますが、まさにそんな感じでしょうか。それに気づかず、必死にチノの機嫌を取ろうとするココアもまた可愛いですけどね。

ちなみに本人はココアのことが気に入っていることを認めたくない様子。リゼいわく「ただ照れてるだけ」とのこと。ココアのことを意識してしまうあまり、傍からみたら不自然な態度をとってしまうのですね。そんなチノもまた可愛く魅力的です。

チノがココアのことを意識しているのはバレバレで、ココアがチノと同級生のマヤやメグと仲良くしているのを見ると「もやもやする」と言ってしまったり、ココアのいない連休にはオーダーに関係なく“ホットココア”を作りまくってしまうほど。いつかチノがココアに対して素直になれる日はくるのでしょうか?

しっかりしているのになかなかその思いを素直に表せない、典型的な弱点をもつチノ。そんなチノですが、ときどき柔らかな微笑みを浮かべる事があります。なかなかお目にかかれませんが、チノが小さく微笑むシーンは、読者や視聴者をほっこりした気持ちにさせてくれます。まだ知らない、観たことがないなんて方には是非、チノの魅力を作品を通してご堪能頂ければと思います。『ご注文はうさぎですか?』おすすめです。

【アニメキャラの魅力】常識人のツッコミ役!?軍人系美少女「天々座リゼ」の魅力とは?
すごく噛みそうな名前の少女「天々座リゼ」。本人も読みにくいと自覚しているらしく、シャロに向けて「リゼでいい」と言っています。名前の由来はテデザリゼという紅茶から。凄く香りのいい紅茶らしいです。イメージカラーは紫で、お店でも紫色の制服を着用してます。

■あまりにも印象的な初登場
リゼの初登場は、「下着姿」「クローゼットの中に隠れていた状態」「拳銃片手」というもの。その状態で「あやしい奴め」とココアに銃をつきつけますが、ココアには「この状況で怪しいのはどっちだろう?」と冷静に頭の中でツッコミを入れられてしまいます。彼女は可愛い顔をして、頭の中は軍人思考なのです。

■いや、それ銃刀法違反では・・・?
父が軍人で、様々な護身術を身に着けているというリゼ。拳銃やサバイバルナイフを常備しているようです。しかもその拳銃をラビットハウスに置き去りにしたり。シャレになっていません。本人も完全に軍隊系に頭が染まっているようで、潜入や訓練という言葉には敏感に反応します。ラテアートでも戦車を描いていますが、あのラテアートは人間技じゃありません。

■日常のリゼ
軍隊ネタで変わり者っぽく見えるリゼですが、『ご注文はうさぎですか?』の登場キャラの中では、実は一番の常識人です。リゼとシャロ以外の女の子が相当ぶっ飛んでいるという説もありますが・・・。

父親の影響で軍人方面に染まってしまっていることに多少コンプレックスを抱いているところもあるようで、ときどき普通の女の子に憧れる描写があります。特に力持ちと思われるのは嫌な模様。女の子らしくオシャレにも興味があるようで、買った服をすぐに着てしまい、その後に出会ったココアとチノの前であたふたする場面のリゼは、とても普段拳銃を握っている女の子には見えません。

案外リゼも子供っぽいところがある少女なのです。ちょっと褒められると調子にのって張り切ってしまったり、女の子らしい座りかたでジグソーパズルに夢中になってしまったり、歯医者に行くのが苦手で虫歯を我慢したり。ある意味一番普通の可愛さを持つ女の子です。

■貴重なツッコミ
完全に天然ボケなココア。涼しい顔ですっとぼけるチノ。その2人の間でリゼは貴重なツッコミ役です(軍人ネタは除く)。また、千夜とのやりとりは完全にコントで、ひたすらボケる千夜に、リゼが様々なバリエーションでツッコミを入れるのが基本。漫才としては千夜とココアよりも、千夜とリゼの方が相性がよさそう。次々ボケていくキャラの中で、必死にツッコミを入れているリゼに、「お疲れ様です」と敬礼しながら言ってあげたくなります。

リゼは『ご注文はウサギですか?』の中でもっとも感情が顔や行動に出るキャラクターです。普段は軍人思考でキリッとしたところもあるのに、くるくる変わるリゼの様子は、読んでいて「可愛いなぁ」と思える、とっても魅力的なキャラクターなのです。

2015年秋アニメ放送直前! みんなが何を観るかが分かった!
■秋から、「こころぴょんぴょん」再び!
第1位には、もちろん『ご注文はうさぎですか??』! 
ココアやチノたちの日常をまた見られるとあっては、投票しないわけにはいかなかったのでしょうか。

豊作?それとも不作?アニメファンが選ぶ「もっとも期待している2015年秋アニメ作品」
第1位には、2014年4月からアニメ1期が放送され、「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」の流行語を生んだ『ご注文はうさぎですか?』のテレビアニメ第2期にあたる『ご注文はうさぎですか??』が選ばれた。「日常系なので安心してみていられる。癒し。」、「とにかく可愛くて癒されるごちうさ!!おかえりなさい♪」など、とにかくそのほのぼのしたイメージに癒やされたいファン達の思いが、ランキングに反映される形となった。

【速報】『ごちうさ』の第二期タイトルが『ご注文はうさぎですか??』に決定! 放送時期、新ロゴも発表に
2015年6月28日(日)、東京ドームシティホールにて開催された「まんがタイムきららフェスタ2015」にて、『ご注文はうさぎですか?』の第二期となるTVアニメ『ご注文はうさぎですか??』の映像が先行上映された。

映像の中で放送時期が2015年10月であることも発表された。また、映像のラストシーンでは、ココアの姉であるモカらしき人物の姿も確認することができ、ファン達から歓声が起こっていた。

いよいよ放送時期が決定した『ご注文はうさぎですか??』から目が離せなくなりそうだ! さらに、今年のエープリルフールで話題となった『ご注文は魔法少女ですか?』のグッズがコミケ88で発売されることも決定! グッズ内容などの詳細はまだ発表されていないので、続報を心待ちにしよう。なおイベントの詳細は追ってレポートでお届けしていく予定なので、そちらもお見逃しなく。

魔法少女チノ 華麗に爆誕です! アニメ『ご注文は魔法少女ですか?』公式HPが公開中
2015年4月1日(水)に『ご注文は魔法少女ですか?』の公式HPが公開!? HPではココアお手製の衣装に身を包んだチノの特別ボイスが聞けるようになっていて、魔法少女らしい台詞や、「この服、やっぱり恥ずかしいです」と恥じらう様子を堪能できちゃいます。ぜひとも、ご自身の目と耳でお楽しみください!

『ご注文はうさぎですか?』第2期正式発表に橋本監督「やっと言えました!」
アニメ『ご注文はうさぎですか?』の第2期製作決定が、1月30日午前0時正式に発表された。

発表と同時にアニメ公式サイトは「TVアニメ第2期製作決定です」の文字をキャラクターらが持った新ビジュアルに差し替えられ、また公式Twitterアカウント(@usagi_anime)からも「皆さま、大変お待たせいたしました。正式発表をさせていただきます。」という前置きとともに発表が行われた。

そして公式発表から1分後、本作の監督をつとめる橋本裕之氏も自身のTwitterアカウント(@lainnet01)を通じ、「本日情報解禁になりましたのでお知らせします。ご注文はうさぎですか?第二期が決定しました!やっと言えました!(*^^*)」と報告し、つづけてファン達への感謝の気持ちを綴っている。

今回のアニメ2期製作決定については、学研マーケティングの運営する『学研出版サイト』に掲載された、1月30日発売のアニメ美少女キャラクター雑誌『Megami MAGAZINE 3月号』(学研パブリッシング)の表紙情報で先に明らかになっていた。表紙には「ご注文はうさぎですか?第2期制作決定」と書かれており、ファンの間では近日中の正式発表に「あぁ^~こころがぴょんぴょんするんじゃあ^~」と期待の声が高まっていた。

アニソン好きライターが独断で選んだ「2014年ベストアニソン」
『ご注文はうさぎですか?』の『Daydream cafe』

『ご注文はうさぎですか?』の主演声優陣によって結成された女性声優ユニット、Petit Rabbit'sの『Daydream cafe』(正式な表記は、"cafe"の"e"の上にアクセント)は、個人的に2014年でベストな萌えソング。ひたすら愛らしいキャラクター達が穏やかで幸福な日常を過ごすアニメ本編も大人気で、その劇中のエッセンスをギュッと濃縮して音にしたかのようなこの曲の完成度には、ただただ驚愕させられました。

音も良いんですが、何よりもこの曲の魅力は、やはりその歌詞。ネットでも一時期流行した「こころぴょんぴょん」という神憑り的なフレーズを思い付いた時点で、この曲の勝ちは決まっていたのではないか? と思うくらい、歌詞の力が強い曲です。

登場人物たちのキャラクター性をトリミングした愛らしい言葉遣いの数々に、柔和さとリズム感を同時に有した"ぴょんぴょん""つーんつーん""ふわふわ""どきどき"といった擬音語を多用した歌詞世界は、まるで甘いお菓子の如く甘美でハッピーな雰囲気を漂わせており、聴いているだけで幸せなってきます。それを歌う声優さんたちのユニゾンも完璧で、これこそ正に王道の"萌えソング"であり"声ドルソング"。声と言葉の魅力に溢れた楽曲です。

そして、こんな凄い歌詞を書いたのは誰なのか? と作詞家さんのお名前を確認してみれば、そこにクレジットされているのは畑亜貴先生。

リズミカルな言語感覚を駆使して数多くの大ヒットアニソンを生み出してきた畑先生ですが、2014年もこの『ごちうさ』に『ハナヤマタ』オープニングの『花ハ踊レヤいろはにほ』、『のうりん』の主題歌とした使用された田村ゆかりさんの『秘密の扉から会いにきて』、『さばげぶっ!』エンディングの『ぴてぃぱてぃサバイバード』(これも物凄い言語感覚とリズムに満ちた曲!)と多くの優れたアニソン、声ソンをクリエイトされました。

『ごちうさ』でこころぴょんぴょんした方は、是非ともこれらの楽曲もチェックしてみてください。

『アニメ流行語大賞2014』投票結果はこうなった!
今年のノミネートは35コ。今年は第2期の作品も多く、新しいセリフが生まれにくかったように感じました。さて、2500票を超える投票の結果は?

4位:こころぴょんぴょん/あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃ^~(ご注文はうさぎですか?)

マルイで心ぴょんぴょん「ご注文はうさぎですか?」イベントが渋谷で
Koi原作によるTVアニメ「ご注文はうさぎですか?」のグッズ販売や展示を行うイベント「ご注文はOIOIですか? in Shibuya」が、11月14日から25日にかけて、東京のマルイシティ渋谷にて行われた。

本イベントでは「ご注文はうさぎですか?」のラバーストラップや携帯クリーナーといった限定グッズを販売するほか、9月に開催された「Rabbit House Tea Party 2014」にて実際に使用されたステージ衣装を展示。

『ごちうさ』は可愛いだけじゃない?
2014年4月放送中のTVアニメ『ご注文はうさぎですか?』。今年1月に放送された『桜Trick』、そして第二期の放送が決定した『きんいろモザイク』など、近年、このような“日常系”とカテゴライズされるアニメが人気を集めている。

これら“日常系”作品の魅力とはなにか? 過去から現在まで、『ひだまりスケッチ』や『けいおん!』など、人気アニメの原作を排出し、多数のファンを獲得している『まんがタイムきらら』の編集長に日常系の魅力を伺った。

現在放送中の『ご注文はうさぎですか?』の魅力をおしえていただいた。

「コミックスの帯に『すべてがかわいい』と書いてありますが、そのとおりです。
一見西洋風な世界なのに、和服を着た女の子も登場している。それなのに、画面にハレーションを起こさない。それはKoi先生の美学が作品世界の隅々まで徹底されている故です。
またマスターやティッピーという異質な存在もあります。これらのキャラが入るからこそ、女の子たちの魅力がより際立って見えるんです」

なるほど魅力的なキャラとは、絵の上手い下手だけではないのか。人を惹きつける個性とそれを引き立てる世界観がないといけない。

う~む、ますます奥深く思えてきたぞ。“日常系”の世界!!


2014年4月より6月までTOKYO MXほかにて放送された。同誌連載作品でのテレビアニメ化は、『かなめも』、『きんいろモザイク』に続いて3作目。また、koi作品としては初のテレビアニメ化でもあった。

キャッチコピーは「すべてが、かわいい。」「かわいさだけを、ブレンドしました。」。

2015年1月6日からは、BS11において、本放送と同じ時間枠において、エンドカードを刷新した上で再放送が行われている。

2015年1月、メガミマガジン2015年3月号にてテレビアニメ第2期の制作が発表され、その後アニメ公式サイトほか各種メディアでも順次発表された。

『まんがタイムきらら』関連雑誌連載原作作品でテレビアニメの続編が制作されるのは『ひだまりスケッチ』・『けいおん!』・『きんいろモザイク』に続いて4例目となる。

オープニングテーマ
「Daydream café」

エンディングテーマ
「ぽっぴんジャンプ♪」(第1羽 - 第11羽)
「日常デコレーション」(第12羽)

投稿 : 2025/01/04
♥ : 49
ネタバレ

ジョガマヤ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

すべてが現実逃避に最適!

※注意
だんだんと長くなります。
リアルがつまらなくて、一時的でも逃げ出したい人におすすめ。
視聴前は偏見の塊で、見ず嫌いをしていた自分を殴りたい...
一応、基本的な考えを話しておきます。
私は全方位完璧な作品以外「好き」とは言いません。
客観的な視点から見た良さと主観的な立場から見た好みの両方がカンストしないといけません。(面倒な人ですね)
好き、と公言するにはそれなりの責任が伴うのです。

この「ご注文はうさぎですか?」のレビューは主観的面からも、客観的面からもバランス良く見た上で書いています。以下本文

いきなりだが漫画原作者であり創造主でもあるKoi先生の偉大さにはいつも驚かされている。「ご注文はうさぎですか?」はあくまで日常四コマに分類されるので、見かけ上はかわいい女の子たちが平和に過ごしていれば良い。そして大概の人はこの部分に惹かれていき、同時に嫌う者もいる。しかしながら、「ごちうさ」はまるで精巧な機械であり、裏では全てが繋がり、理屈が通っていることがわかる。見かけは1羽完結であって伏線やストーリーは無いように見える。しかし、それはパズルの1ピースであって、ピースを置いていくことで全体像が明らかになっていく。すべての落ちに意味があったことに気付かされる。(詳しく語ると大いなるネタバレになってしまうので、ぜひ個々人で探してほしい)
これをすべてを計画していた、見透かしていたかのようにやり遂げてしまうKoi先生は一体何者なのだろうか。(または先生は創造主という枠を超えた一人の「観測者」であるとも言えそうだ。だれよりも先生自身がごちうさを愛しているのはファンには周知の事実である。)
1期では本質は非常にわかりにくいが、2期、DMS、原作、SFYでは比較的わかりやすいだろう。考察しようと思った者にだけ、深淵を見せてくれる。
1期は設定とキャラの基本性質の露呈、伏線張り、世界観の演出がメインなのでライトな方、いわゆる日常系が好きな方にはウケるだろうが、ここからがこの作品の真髄である。深い。とにかく深い。まさに沼だ。複数本の芯が通っているのだ。本当に「通った」作品である。
そしていわずもがな、すべてがかわいい。(勘違いされがちなのだが、これは前提として、という意味合いなので、かわいい「しかない」というわけではない。それ以上に付加価値が多くあるのだ。)
このように内面も外面も良く、ライトな層にもファンにも楽しめる最強の作品なのであり、これが大人気の理由だと思う。では具体的な話に移る。
あえて日本ではなく、ヨーロッパをかき混ぜたような世界観(フランス、ハンガリー、ドイツなど)にすることで、リアルにあるようでない世界を訪れることが可能。まさに異世界転生や小旅行をしている感覚である。そしてこれが現実でないから良い。3次元から眺める形が一番良い。転生したくはない。あのステキなセカイを崩してしまうのが怖いからである。次は作画について。
背景の木組みの町並みが綺麗すぎる。作画崩壊も皆無(ただ、1期4羽の作画は嫌いな人はいるかもしれない)。1,2期の1,11,12羽は特に素晴らしい。隠れうさぎがいたり、小物にこだわっていたりする。
現実逃避ができるが、それでいてやりすぎるようなこともない。
私は感情移入しすぎてしまうためか、リアルからかけ離れた、現実逃避はできるが、感情が激しく揺れ動いてしまうアニメは見ていると、はっきり言って疲れる。活力を得るためにアニメを見て疲れるのは本末転倒であると思う。
また、原作絵がとてつもなく綺麗で、それを受け継いでいる。
原作絵はキャラだけでなく、周りの小物や背景もかなり丁寧に描いている。
キャラデザも原作に沿っており、癒やしが助長され、嫌なことを忘れられる。
声優さんについては、(演技の上手さだけで判断)名演技が多くあり、キャラクターと相性抜群と言って良い。次は楽曲について。
op,edがポップで可愛いらしく、歌詞も考察しがいのあるものになっている。
もちろん映像と合っているのは当然である。映像と音楽含めてのop,edである。
ごちうさのキャラクターソングの歌詞は考察すればするほど深いものになっていく。特に畑亜貴先生はよくごちうさの世界観、思想を理解しているな、という印象。
劇伴も落ち着いたものが多い割には、印象に残りやすい独特な雰囲気。3拍子が多い感じがする。
加えて、露骨なエロシーンが無いので、安心して見れる。
私は男性向けの巨乳キャラが色気を出すのが好みではないのだ。
みんなの女子力が高いのも魅力。髪型や服装、靴下なんかも結構変わる。
原作絵もとにかくかわいい、綺麗、おしゃれだし、随所に考察ポイントが存在する。アニメから入ったなら絶対に原作も読まないと損である。アニメ、つまり原作のはじめの部分では明らかにはなりにくかった魅力的な本質に、きっと気がつくことができるだろう。(後述)

キャラ(主要10名、ティッピー除く)紹介。いちおう呼び捨てで統一(全員さん付けしたい今日この頃)。
ネタバレタグで囲っておく。
①ココア
{netabare}
出会ってから3秒で友だちになれる(らしい)ほどのコミュニケーション能力の高さ。チノともたった1羽で一緒にお風呂に入ってしまう。年齢も関係なく平等に話せる。笑顔が多いこともポジティブさによる。周囲を動かす行動力を持ちつつも、落ちでは「台無しです」でしまらない。チノへの愛が可愛い。頼りたいし、頼られたいと思わせる欲張りコース。
{/netabare}
②チノ
{netabare}
重たい環境に囲まれていたとき、リゼと出会う。これはチノ父とリゼ父の画策による。さらにココアと出会う。これをきっかけに周囲と打ち解けていき、笑顔も増える。この成長を見守りたいし応援したい護りたい!髪型や服装が頻繁に変わり、女子力が高く、料理上手なのもポイント。ちなみによくチノだけ頭が良くない説が騒がれるが、お嬢様高校も射程圏内だがあえて受験しなかったらしいのでそんなことはない。
{/netabare}
③リゼ
{netabare}
かっこよく、クールだが、可愛いもの好きでギャップあり。ヘタレでもある。
何気にヘアピンや髪型、服装に気を使っていて、オシャレさん。指揮力が高く、面倒見が良い。自分が周囲と浮いていることを気にしている。親しく接してくれるシャロには感謝している。可愛いと言われなれていないために真っ赤になるのも可愛い。護りたいし、護られたい。
{/netabare}
④千夜
{netabare}
シャロとの幼馴染関係がわかり合いつつも、遠慮しちゃう関係で可愛い。
(ご注文はうさぎですか? Wonderful party!に感動、ホカホカエピソードがある)ココアとも完璧なパートナー。メニュー名が面白い。おそらく語彙力の高さがなせる技である。お姉ちゃん、お母さん的面がある。メニュー名は青山と一緒に考えている。基本ボケ担当。会話を回す役割に長けている。あまり表には出さないがおそらく1番の友達思いだと思われる。
{/netabare}
⑤シャロ
{netabare}
真面目で責任感が強く、料理上手。貧乏キャラ設定ではありつつもおしゃれには気を使っている。気を張って頑張りすぎるところがある。(ご注文はうさぎですか? Wonderful Party!(以下WPで表記)参照)コーヒー酔いによるギャップもあり、面倒見が良く、護りたいし、護られたい。千夜の前ではたまにとても素直になることがある。ちなみに、そこまで深刻な金欠ではなく、一人暮らしの仕送りが少なめの大学生程度だと思われる。陶器コレクションにつぎ込んでいるのか?
{/netabare}
⑥マヤ
{netabare}
八重歯、短髪、考えるより先に手が出るタイプとボーイッシュではあるが、髪型などを意外と気にしていたり、相当な友達思いであったり、かなり女の子らしい。褒められると真っ赤になる。ちなみにかなり成績は良い。また、チマメ隊のひっぱり役である。
{/netabare}
⑦メグ
{netabare}
素直でおっとり可愛い。天然タイプで護りたい。マヤとの友情エピソード(バレエ教室にて)が可愛い。心あたたまる。身体的成長は順調だが、精神的成長が順調なチノに若干嫉妬している様子。唯一、ひと目でココアの長所を見抜いた人物。
{/netabare}
⑧青山ブルーマウンテン
{netabare}
何気に小説が映画化、アニメ化している売れっ子作家。お嬢様高校出身で優秀でありつつも、ポンコツさも併せ持つ。性格からか、ココアたちとも敬語なしで仲良く話せている。人見知りだったが、ココアと出会ってから改善されたようだ。シャロ愛がすごい...作家ポジなので、時折物語的視点で私たちと一緒に彼女たちを観察することがある。
{/netabare}
⑨モカ
{netabare}
ココアと似ているところも多いが、違うところも結構ある。ほとんど全員のお姉ちゃんになれるレベルの包容力。泣いてしまうほどの美味しいパン。ぜひ食べてみたい。護られたい。
{/netabare}
⑩タカヒロ
{netabare}
完璧すぎる万能人。ジャズ、経営、吹き矢、交渉などが得意。物語の裏で重要なポジション(サポート役)。というか普通にイケメン。
{/netabare}

話を戻す。萌えアニメはストーリーの起伏が全く無くてなぁなどと言われるが、ごちうさのストーリーにはメリハリがあり、グダグダしない。(昼に盛り上がり、夜でしんみりするパターンが最も多い)イチャイチャはあるが粘着せずに爽やかである。少なくとも他の学園系日常作品とは一線を画している。
それに、チノちゃんを中心にそれぞれの成長を楽しむこともできる。
まさに、ココアさんをきっかけに始まった「魔法のような物語」であり、(手品かも)チノ父、リゼ父、青山先生など大人たちに支えられている物語でもある。
(詳しくはDear My Sister のレビュー参照)
ごちうさのストーリーのテーマとしてあげられるのは他にも、「感謝の輪」「おせっかい」「未知なるセカイの開拓」がある。単なる「ほのぼの」ではない。彼女らなりの葛藤、悩みがあるのだ。勿論仲がとても良いのだが、「遠慮という障壁」が存在して、それらを「おせっかい」でぶち壊す。そしてそれが循環し、「感謝の輪」となる。(これはアニメ化された部分(特に1期)ではわかりにくいので気になる人は原作を読もう!)本気で語ると、長文レビューとなってしまうのでここで止める。(もうすでになっている)
ほんとうの意味(←ココ重要)でのアホキャラがいないのでイライラしない。(私はアホキャラが3人以上登場すると耐えきれなくなります)全員頭が良いと推測できる。(ソース:原作)
また、全員にギャップがあって、それも楽しめる。それ故にそれぞれのキャラを表現するキャラソンが多すぎて、揃えるのが大変である...
ネタについては、デジャブを感じるように仕組んでいるシーンが多くある。これは原作で特に顕著。(「どっちですか」ネタなど...)
もとは4コマであるので頻繁にオチがつく。こんなにしっかりオチを毎回つけるのはかなり難しい。
笑いの質的にはバカ笑いと言うより、じわじわくる感じの笑いである。
1周目はほとんど笑えないが、2周目以降は初見では笑わなかった場面で笑えてくる。しかも、浄化されていくような、誰も傷つかない綺麗な(←ココ重要)笑い...普段の汚い笑いとは全く違う。
友情にじわっとくる話も多数織り込み済み。さらなる友情を求めるならゲーム(WP)をやってみると良い。特に千夜が活躍する。二次創作、妄想も良いだろう。
ありがちな、登場人物は大体同じ学校、年齢でクラスメイトという設定が多くを占める中、学校が全員一緒というわけでもなく、年齢もかなりバラバラな中で築けるあの友情に、敬意を表するべき。素敵と言わざるを得ない。
さらに、時々ヨーロッパ特有の私達のよく知らないものを出してくるので、詳しくなれるというおまけ付きである。
本当に何百周としていても飽きない、見れば見るほど面白い作品だと思う。
考察がまだまだ止まらない。そして、私の人生を救ってくれた作品でもある。
本当にKoi先生には感謝している。ぜひ見ず嫌いせずに、12羽を完走してみてほしい。原作も最新羽まで読むと、よく練り上げられたストーリーや先生のこだわりがわかるはずだ。

1期がいまいち薄かったと思った方が一人でも多くこのレビューたちを見て原作に興味を持ち、驚愕し、ファンになってくれることを心の底から願っている。

とにかく原作を読んでくれ!!それからだ。愛と金と時間を重ねれば、満開の花を咲かす大樹のごとく、太い論理構造の幹をもち、1次創作が互いに影響を与え合い進化し花を咲かせるごちうさの姿を観ることができる。
※私のツイッターアカウント(@blacktea_zygmy)を見て(検索して)いただくと他にも感想考察を読むことが出来ます。イベント前後や原作の更新日などはうるさいです。一通り原作を読み終わった方はどうぞ。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 10
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

天然サナトリウム温泉♪

∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩

モーニングだよ!<J>

「「「「「全員集合」」」」」<J♣♡♢♠>

注意事項
・・・え、私が読むんですか?<♡>

がんばれ、気合だ!!!<♠>

は、はいっ!!<♡>

え~っと、
①ラビットハウスはどなたでも歓迎しております♪
※ただし天然さんに限ります
うう、私、天然さんじゃないのに
※若くて美しい女性に限ります
・・・なんでこんなこと言わなくちゃならないんですか
※胸のおおき・・・い人もちっちゃい人も歓迎します
私はまだまだ成長期です!<♡>
こんなのイジメだー!!!!!<♢>

あらあら<♣>

むむむ、続きを読みます
※男子禁制です、ただしスタッフの親類は除く
おとおさんもいますし、ティッピーは・・・ティッピーです
以上です
・・・これだけですか?1番で終わりじゃないですか
あ、あと、
※特定のスタッフ1人を甘やかしすぎないでください
すぐ調子に乗りますから、誰彼かまわずベタベタします<♡>

ごめん、お姉ちゃんが妹に寂しい思いをさせてしまったー!! たくさんモフモフするからー!!!<J>
別に誰のこととは言ってないじゃないですか、ベタベタしないでください、恥ずかしいです・・・<♡>
えへへへ~<J>

∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩
※何も言わずともJ♣♡♢♠それぞれ異なる心の声が聞こえた方とは友達になれるでしょう。
 言う必要もないと思いますが{netabare}
 Jココア、♣ちや、♡チノ、♢シャロ、♠リゼで、ちなみに「全員集合」のところは、
 Jいつも通り、♣ノリノリで朗らか、♡恥ずかしそうに、♢緊張してちょっと噛む、♠教官チック{/netabare}です。
※土日祝はきっと朝からモーニングを提供している、私はそう信じています。




この作品は喫茶ラビットハウスを真ん中辺とした天然不思議系キャラの日常です。
爆笑できるギャグや百合、あとえっちぃのは期待しないでください。{netabare}
着替えシーンがありますが、あれは水着です。確か、プール回でも似たような柄だったし。
汚れなき眼(まなこ)で見てください。{/netabare}

などと言いつつも、萌えアニメであることは否定できません。
なので自分としては、
天然あるいは不思議系のキャラを満喫するキャラアニメぐらいに思いたいところです。


舞台は日本なんだろうけど、フランスとかスイスみたいな雰囲気の街で、兎と野兎に溢れている。
フルール・ド・ラパンって名前の店あるし?
お店とか、お祭りとか、働きっぷりとか、どこか古めかしく、携帯電話も出てこない。{netabare}
と思っていたら、スマホだらけの回とかあるしwww あるぇ~、携帯電話この回だけじゃね?{/netabare}

ココアが転校するために引っ越すところから話が始まり、
住むところはチノがいて、リゼが働いている喫茶ラビットハウス。
新しい学校には同い年で甘味処「庵兎甘(あまうさあん)」の看板娘ちや、
その幼馴染にハーブ喫茶のフルール・ド・ラパンで働くシャロがいる。
あと、チノの父とモフモフ兎のティッピー。

ただの萌えアニメと感じさせないところは、親類ではあるがチノ父が出て、
セリフは少ないながらもレギュラーで登場するティッピーの存在感の大きさ、
あと青山ブルーマウンテンさんの落ち着き?などがある。ついでにメインキャラ紹介すると、

Jココア 元気、カワイイ物好き、おバカ ☆☆☆☆★(←天然度、☆が1、★が0.5)
♡チノ 自己表現が苦手そう、ちょっとがんばり屋、ちょっと神経質 ☆☆☆
♠リゼ 軍事ファミリー、武器を常備、熱血っぽい、かわいいモノ好き ☆☆☆☆
♣ちや 自覚あったりなかったりするS、たまにすごくボケたり勘違いする ☆☆☆☆☆
♢シャロ プリプリするところがある優等生、リゼに憧れと好意を寄せる ☆☆★
※天然度は勘です

∩∩ ∩∩ ラジオと声優さんについて ∩∩ ∩∩{netabare}
あやねる、いのすけ、ええ☆

俺ガイルから本格的にラジオを聴くようになり、
ぜんら、なのん、などは非常に楽しませてもらいました。

ラジオ聴くと親近感が沸くね。
で、声優さんにあまり興味のなかったオレとしては、
ラジオが、ラジオで面白い人は印象に残ります。

そして、この2人は恋愛ラボのあのキャラとこのキャラ。

あやねる・・・あんな高い声も出るんだ~うぇひひひひひひww
いのすけに関してはかわええ声していると思いましたが、いいね♪
特に相槌が「ハイ」でも「うん」でもなく「ん」がセクシーでそれだけでも聴く価値があるwwwww

あとシュガーさんの声、ええわ~☆

・・・そろそろキモくなったんで普通に、
佐倉さん、水瀬さん、いいね♪

普通に佐倉さんみたいな人、ええわ☆☆☆☆☆


声優のアイドル化が進む中、
ぶっちゃけ写真集と曲の良さを度外視してCDとか買おうとは思わんが、
ラジオはええわ♪♪

タダだし・・・ケチだけど、本当に応援したいと思ったらちゃんと借りるから!!www
∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩{/netabare}


んで、結局面白いのかと言えば、知らん。オレは好きだ。
なぜなら、
放送直後2,3週間の感想で見かけたけど、
「きんモザ好きな人にオススメ」「~楽しめそう」とか書いてあったけど、
あれだよ、オレ、きんモザ嫌いじゃないけど、好きでもないから。


~ 一度やってみたかった、オレの日常系対する好みと傾向とか メッチャロングver. ~
※本当に長いから途中で読むの放棄してね♪ {netabare}

とか言ってあれだけど、オレとしては一緒にしないで欲しい!
ごちうさはものすごく楽しんだし、作品としての完成度がものすごく高いから!!

参考資料
『日常系っぽい作品マイベスト?? ※ネタバレあるかも』
http://www.anikore.jp/anime_rankings/view/33146/

ということで、成分タグ「日常」なかったら「日常系」で上から順にさらっと感想を述べます。
・・・「日常系」にしておきました。
ついでに☆で楽しめた度を5段階評価します。オススメうんぬんではなく、ただ自分が楽しんだかです。

①男子高校生の日常 ☆☆☆☆☆ 完走した 何度も観た、観直せる
ギャグメイン。男だらけだが女の子も出る。非常にええ♪

②けいおん2期 完走したか覚えてない
萌えメイン。OPが好みじゃなかったのと、よく覚えてない。

③けいおん1期 ☆☆☆☆ 完走した、観直せるかも
萌えメイン。放送当時はすごい好きだった気がする。ミオとウイがええ☆

④のんのんびより ☆☆☆☆☆ 完走した!!!!! 何度も観たし、観直したい
れんちょんメイン。ああ、すごくいいね♪

⑤日常 1話で切った
非日常系。全然、日常してなくて切った。

⑥みなみけ1期 ☆☆☆☆☆ 完走したぁあ!!!!! 10回は観た、観直したい。
シュールなコメディ。ラブも微量に含むがそれすらもネタ。最高だ☆☆☆☆☆

⑦ゆるゆり1期 ☆☆☆☆ 完走した 観直せる。
百合とキャラアニメ。好きなキャラ結構多かったので楽しかった。

⑧らきすた ☆☆☆☆ 完走した 放送当時、何度も観てた
萌えメイン。ラッキーチャンネルは微妙だった。観直せるかは分からん。4人の中でつかさが一番ええ☆

⑨みなみけ おかえり 観てない

⑩みなみけ ただいま 観てない

⑪みなみけ おかわり 数話観てしまった・・・

⑫ゆゆ式 観てない

⑬サーバント×サービス 観てない

⑭あっちこっち 観てない

⑮氷菓
・・・日常系として評価不可。

⑯GJ部 ☆☆☆☆☆ 完走した!!!! 何度も観た、観直せるが・・・最終話が物悲しい
不思議空間キャラアニメ。不思議だがはまってしまった。しおんさん、きらら、たまがええ☆☆☆☆☆

⑰映画けいおん 観てない

⑱TARI TARI
日常系として評価不可。

⑲君と僕。 観てない、初めて知った

⑳苺ましまろ 観てない、原作は少し読んだことある

㉑たまゆらTV1期 ☆☆☆☆☆ 何度も観た、観直せる
カメラを軸にキャラとヒューマンアニメ。ああ、イイ作品だ。ま、まおんたんがええ☆☆☆☆☆

㉒たまこまーけっと 観てない

㉓Aチャンネル 一話で切った
バット持ってるチビっ子と、非常に遅く感じるテンポがダメだった

㉔きんいろモザイク ☆☆ 完走した
百合萌えアニメ。赤毛、ヨーコがかわええ。以上。

㉕みなみけ べつばら 観てない・・・みなみけシリーズすげえな

㉖今日の5の2 ☆☆☆☆☆ 完走した、観直せる
シュールコメディ。ロリコン向けでもあるが、普通に面白かった。

㉗ゆるゆり2期 ☆☆☆ 完走した
百合とキャラアニメ。話の内5,6個は楽しかったけど、それ以外は微妙だった。

㉘あいうら ☆☆☆ 完走した、観直せる
日常系ふともも蟹ショートアニメ。日常過ぎたけど、結構楽しかった。

㉙ごちうさ ☆☆☆☆☆ この作品

㉚河合荘 ☆☆☆☆☆ こないだ完走した、観直すかはわからん


そろそろメンドクなったなww
・・・日常系が好きだと思ってたけど、観てなかったり1話切りしてる作品が結構あるなぁ。


㉛位以下で好きな作品(好きな順、あるいは観直したい順)

○帰宅部活動記録 ☆☆☆☆☆ 完走した!!!!!
何度も観たが、最近観直したくて仕方がないが、手元にない…
ネタの幅が広く、ギャグ、ボケとツッコミもメインのアニメ。すごい楽しかった♪
観たい、観たいんだ!!!

○でぃーふらぐ ☆☆☆☆☆ 完走した!!!!! 応援したくて、ドラマCD借りたった~☆
ギャグとツッコミアニメ。割と創造性豊かで、ストレートに楽しめた。ハーレムとか萌えアニメとは違う。
アタルぅ・・・wwwww

○キルミーベイベー ☆☆☆☆☆ 10回は観た!!!!! また観直すかも
激しいボケとバイオレンスツッコミアニメ。やすな・・・君は最高だ!!!!!

○ひだまりシリーズ ☆☆☆☆☆
 シリーズ通して多分3回は観た!!!!! 長いから観直すのに勇気がいる
女子高美術科、アパートで一つ屋根の下系ホームコメディ? 表現力にツボった。
ミヤコが大好きだ!!!!!

○恋愛ラボ ☆☆☆☆☆ 何度も観た!!!!! そのうち観直すかも
中学校生徒会、ギャグコメディ。分かるわ~と思いながら楽しんでた。エノがええ☆☆☆☆☆

○ワーキング1期 ☆☆☆☆☆ ちなみに2期は☆☆ 1期は好きだから何度も観たし、観直せる
バイト系日常アニメ。テンポとキレが良い♪ 小鳥遊くんの変態さを含めてイイよね♯

・・・っていうか、氷菓とかTARI TARIが含まれるなら、ARIAとかも日常系じゃね?
ちなみにARIA大好き♪
{/netabare}

↑こんな好みの人間ですが、分かるわ~って思う人には、ごちうさをオススメします。

ちなみに今期2番目に楽しんだ作品です☆
作品としての完成度は非常に高いと思いますよ~
OPのサビでのメロディとシャロのワンツーパンチで、心とテンションが跳ね上がります♯
センスのええサブタイもお好みでお召し上がりください♪


∩∩
 ・・
  × <おまけ、好きなキャラランキング){netabare}


主要キャラ五人の中で、



一番、ちや!!!!!




二番・・・二番・・・





・・・・・・一番決めといてなんだけど、みんな特別なオンリーワンとかじゃダメですか?
ええダメですともぉ!!!!!{netabare}





二番、{netabare}ココア!!!!! ぐふっ( ´゚Д゚)・;’.、カハッ


三番、{netabare}シャロ!!!!! ごほぁっ( ´Д`)・;’.、カハッ



四番、{netabare}チノ!!!!!  ふごぉぁっ`;:゙`;:゙;`(゚Д゚*)ガハッ




五番、{netabare}リゼ!!!!!                  _:(´ཀ`」∠):_





{netabare}とか何とかいいながら、一番は文句なしで決まってて、
二、三番で多少悩みはしたものの、ほぼ即決、
五番も決まっていたものの、好き度は高かったから五番に置きたくなかっただけ。

というか、回によって2番が変わる。
チノはしょっちゅう上位に浮上してくるし。


チマメ隊のマメもまあまあ好き、メグの方が好きかな。

ティッピーは二番目に入れたいぐらい好きだし、
チノ父はダンディだし、
青山さんはいい味出しているし、

うん、名前のあるキャラはみんな好きだな。










でも一番は、ちや、それは揺るぎないww{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 27

80.8 21 つっこみでコメディなアニメランキング21位
干物妹!うまるちゃん(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1767)
8900人が棚に入れました
容姿端麗!文武両道!誰もが羨む美妹(びもうと)には、ある秘密があった…。
妹に手厚いYJが新たな妹像の創出に挑む!新解釈・兄妹コメディ♥
内弁慶の外美人!チグハグギャップな妹ライフ此処に開幕ッ!!!

声優・キャラクター
田中あいみ、野島健児、影山灯、白石晴香、古川由利奈
ネタバレ

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

U・M・R >∀<๑)ノ U・M・R >∀<๑)ノ UMA ぢゃないよ う・ま・る!

原作コミック 原作未読 全12話


ひもうと←
『干物妹!うまるちゃん』
ってもう皆さまご存知ですよネ( ‘ω’)b

週刊ヤングジャンプにて連載中の、日常、ギャグ漫画原作で
‘15年夏期クールにてグータラかわいいいと一躍話題となった
アニメ『干物妹!うまるちゃん』

「干物妹」←は今年の流行語大賞にノミネートされたほど
流行りましたネ~(´―`*)ヾ(・ω・`)ゥン、ノミネート、サレテナイネ…


Σ(ОД○*)ぇ … これはとんだ勘違い…失礼を´・ω・)。´_ _))ペコ



さてさて、
レビュ_((Ф(・ω・`)カキカキの前に、私も何かと準備を…
ε=ε=ε=ε=(+っ`・ω・´)っ ||CV||

コーラに、ポテイト(BIG BAG) 、たけのこの里、プリン、
はもちろんのこと♡、私的に…追加でw
焼酎、ビールに鶏唐揚げ、フロマージュ、さきいかにロールケーキを―
(*◎ω♡σ)σゲッツ♪w

さぁ今夜はぱぁ~りぃ~ナイッ♪ 
宴のはじまりだぁ~☆。+(●´∀)人(∀`●)☆。+

ん(・3・)? ちょ…
甘いもの多すぎ… ですって?

ほらぁ~最近よく言うじゃないですかぁ~
“スイーツ男子♪” でしたっけ((*ノ∀`*)σ)・ω・`)ホラホラ- アレですよ-w


全く話がそれましたが!!!
コーラをグビっとゴキュゴキュいったところで♪
本作の感想を_((Ф(・ω・`)カキカキ始めたいと思います☆


ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛
ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ε=



本作最大の魅力で私が伝えたいことのほぼほぼ全てが~そぅ!!
『うまるちゃん』が ”かわゆすぎる(´♡‿♡`+).*・゚

ご存知の通り、2等身デフォルメきゅんキャラ的な
見てくれに、橙色のハムスター(作中曰く)のフードを
マントのように頭からまるっとかぶった超絶きゅーと♡な
のが干物妹と化した『うまるちゃん』(うまるーん♫)

お兄ちゃんに駄々こねてプンスカしてるトコも٩(๑`н´๑)۶←w

困った時にはすかさずお兄ちゃんに頼っちゃうトコも~
◟(๑•́ ₃ •̀๑)ノネェネェお兄ちゃん!お兄ちゃん!!←w

バレまいとひた隠しにしていた隠し事をw
お兄ちゃんにバレちゃってタジタジなトコロもΣ(๑;,ºДº,;๑)…←w

大好きなお兄ちゃんに甘えてぐっすり~夢心地なトコも(๑´﹃`๑)

必死に仕事を片付けてるお兄ちゃんの傍らで…
悪ノリ全開、テンションアゲアゲでw
ちょっかい出してはしゃいでるトコロも♫ ٩((๑◎∀◎๑)۶♫ ←w

全部が面白くって、笑えて、癒されて~かわゆすぎる(♥ó౪ò)♡

何このかわいい生き物(;//́Д/̀/)’♡


   よし!私も、
   ここですかさず、ポテイトをσ(´~`*)♪
  
   そして間髪入れずたけのこをパクリ♪
   ポテイト⇒たけのこ⇒ポテイト⇒たけのこ⇒
   ポテイト⇒たけのこ⇒ポテイト⇒たけのこ(人´∀、`〃)。O♡
   
   濃厚なめらかプリン美味しすぎ♥(●⁰∀⁰●)


ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛
ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ε=


皆さまどーです?こんな妹ぜひとも欲しいと…
そー思いませんか(◍’∀`◍)♡

いやぁ~、これは一家に一台!! …違った、
一家に一匹!! …  これも違う…w

一家に一うまる!!  置いておきたいものですネヽ(●´ε`●)ノ ホスィ
皆様もそー思いませんか( *´艸`)?


ん? それはそれで色々と大変なことになるのでは…ヾ(・ω・`)とな…

ぅんまぁ、確かに一家に一うまるいたらと考えると(*´∀`*) .。oO ww

ぁれ?!、でもひょっとしたら、自分自身が気づいていないだけで
実は、私含め、皆さまの中にも多少なりとも・・・”うまる化” (干物妹人間)
してしまってる人も少なからずいらっしゃるかもしれません|д・)

私、ちょっと心配になってきましたぞΣ(Д゚;/)/


てことで♡ ここで抜き打ち!
うまる度☑チェックをしておきましょう(`∀´)ゞ



    ٩(๑`干物妹!うまる度!チェックリスト´๑)۶

{netabare}
あなたがどれほどグータラ人間、干物妹、もとい”うまる化”してしまっているのか…
その度合いを確認するためのものです♪
※以下の質問に正直に答え、該当する項目に☑チェックを入れましょう☆


□コーラを愛飲してやまない♡ もし切らしたら、深夜のコンビニだろうと、
ところかまわず即買いに行く(ビール等も含む)                  

□ジャンクフードが好き♡ そして今日の晩ご飯はステーキが良いなぁ(*´﹃`*)    
  といつも思っている♪ (ハンバーグ、焼肉、その他肉類全対象)   
 
□「ジャンプー」を愛読している。毎週月曜日は欠かさずチェックしていて、
 読まないと、いてもたってもいられない(その他全週刊誌対象!!)

□冷蔵庫に楽しみに入れておいた”プリン”がなくなっていたら…
 ガチギレし、食べたであろう他の者を本気で恨めしく思う!

□甘いものと、しょっぱいもの、交互に食べると相乗効果でより味が惹きたち
 後引く美味しさその至福の味を心得ている♪

□お風呂に入るときは湯船にどっぷりつかり、入浴剤の使用は数を惜しまない♪

□自宅に帰ったらまず最初につける┏□┓スイッチはPCの電源だ!
 (照明機器は省くw)

□欲しい新作ゲームソフトを買うためのお金の工面は、手段を選ばない♪

□漫画、ゲーム、アニメ、映画鑑賞、ネトゲ、ネットサーフィンが趣味で、
 大好きなお兄ちゃん (その他家族、恋人、友人問わない) と一緒に遊びたい♪

□冬はこたつに入ると出られない。こたつで寝る( σω-)のが幸せ♡
 むしろこたつと一体化したい(。´-д-)。oZzz。…(。`・д・) ハッ!

□自宅、家に居るときは、大抵いつも同じ服装、部屋着を着ている。

□その部屋着にはフードがついていて、いつもフードを被っている๑◎∀◎๑)۶♫

□家に帰ったら一分一秒たりとも無駄にせず、遊ぶための時間に全力を注ぐ!

□駄々っ子٩(๑`н´๑)۶、甘えんぼ◟(๑•́ ₃ •̀๑)ノ お兄ちゃんが大好き♡
 (兄弟、その全家族対象)

□ぬいぐるみや、抱き枕を愛用していて、それらについついヨダレを垂らして
 寝てしまうことがあるヾ(〃ω〃|枕|

□小動物を見ると、無性に飼い慣らしたい衝動にかられる♪

□親や兄弟から、あれやれ~これやれ~等言われた際は、決まって
 「明日から本気出す」「来年からがんばるよ」などという台詞が飛び出す!

□どうしても自分が家の掃除をしなければならなくなった時…
  一先ず、物置やクローゼットに全ての物を突っ込んでおけばOK!!

□わがまま放題は⇒大好きの裏返し♡ やりたい放題は⇒信頼の裏返し?
 これらの言葉に思い当たる節がある♪

□ふと気づけば…色々なあだ名や、呼び方をされている/・ェ・|ァレ?
 


以上、長々と設問にお答え頂きありがとうございました♪
上記質問の該当数を各々集計お願いします(*´-`*人)

該当数1つにつき”1うまP”(うまるポイント)
を差し上げますp℗q(´∀`*)

◆“うまる度”診断結果◆

0~2うまる℗  ⇒ 一般の方  うまる度は極めて低く、日頃の行いを貫いていれば
                うまる化する心配はないようです。

3~6 うまる℗ ⇒ うまる化予備軍 あなたの内に潜んでいるうまるーん気質がいつ
                  飛び出してもおかしくありません(。ゝω・。)ゞ

7~12 うまる℗ ⇒ 小うまる   既に一部うまる化してるご様子|д・)
         (うまらー)   程よくうまるーん生活を楽しみましょうぞ♪

13~17 うまる℗ ⇒ うまる    あなたは立派なうまるちゃんです♪
        (うまりすと)  もはやその道を貫いていって欲しいです♪

18以上 うまる℗ ⇒ KING OF うまる  うまるちゃんを極めてますネ♪
        (うまるの中のうまる) ぜひ! 師匠と呼ばせてくださいww
{/netabare}


ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛
ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ε=



あ、さて↑うまるチェックの結果はいかがだったでしょうか|д・)?

あなたのうまる度がわかったと同時に、あなたの
うまるちゃんに対する好感度にも繋がっていたりすると存じます(´―`*)ウンウン

ハイスコアを叩き出した、そこのお方…|д・)ノ
きっとうまるちゃんが大好きで、愛してやまない方なのでは
ないでしょうか♫ ٩((๑◎∀◎๑)۶♫


そこでそんなあなたに…朗報を♡
公式サイトを見ていて私もビックリしたのですが、

なんと!! 様々なうまるちゃんグッズが、大量に充実のランナップ♬
あんなもの~こんなものまで、欲しいグッズが選り取りみどり☆
取り揃っているのですよ*゚Д゚)*゚д゚)(*゚Д゚)オォォ…

私、思わず眺めながらニヤニヤ(o゚∀`o)してしまいましたw

興味のある方はぜひ↓
http://umaru-ani.me/goods/goods.html にアクセスアクセスd(‘∀’*)♬

だいたい等身大うまるクッションとか本気で欲しいですネ(`・ω・´)ホスィ…


ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛
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だいぶ話がそれましたが…Σ(´∀`;) まとめると!!

。+☆うまるちゃんの魅力☆。+

①見た目もサイズもとびきりきゅーと♡
お気にのフードをかぶって私も余暇を満喫したいものです

②毎日(日常)を全身全霊で全力で遊びつくす♬
好きなこと、好きなものに対する執着はとてつもない★
正に、ここが日常(パラダイス)だ!!♫ ٩((๑◎∀◎๑)۶♫
とはこのことですネ♪

➂お兄ちゃん(タイヘイ)のことが大好きで、臆病で、寂しがり屋で
 泣き虫だが、そんな振る舞いに反して実は、思いやり深く、気遣いができる
 (大抵日頃の行いが悪すぎて評価されないw) 優しいコ♡

④泣いたり、笑ったり、いじけたり、甘えたり、とにかく表情豊か♬
CVの田中あいみさんの声のあて方も見事でした☆
美妹時、干物妹時、UMR時と全く違ったキャラを見事に熱演(*ゝ`ω・)


そして、うまるちゃんを取り巻く
『タイヘイ』、『ぼんば』、『海老名ちゃん』、『きりえちゃん』、『シルフィン』
この5人との、何とも言えない面白可笑しいうまるとの関係w

みな、中々に一癖も、二癖もある面白いキャラたちで
そんなキャラたちがある種それぞれ違った”バージョン”のうまると絡むことに!!

言うなれば色々な顔を持つ(別人?w)”うまる”ちゃんの面白さと、
それに対する周囲のキャラの反応と捉え方の違いが可笑しく
それらのズレや認識の違いが絡み合い、見ているコチラに
大いに笑いをもたらしてくれるという。:+((*´艸`))+:。

そーいった”笑いの仕掛け”の作りがわかりやすいので何も考えず
(。→ˇ艸←)ププッ 可愛くて安心して楽しめると思います♬

うん♪ 言葉で説明しても上手く伝えきれてない感が
否めないので、まだ観てない方でちょっとでも気になった方は
試しに1話だけでも見てみて欲しいのです♪
1話でうまるちゃんの魅力は十分伝わるはずですから(๑´﹃`๑).*・゚


そんな訳で!!!
◆この2人の絡みが好きだったよBEST3◆
{netabare}
第①位 こまる(師匠)&きりえちゃん
きりえちゃんが、こまるを抱っこしてニヤけて~
きりえちゃんの前だと、こまるも調子に乗ってw
2人とも…最高に”パラダイス”してましたネ♪ww
その分、最後はちょっぴし切なかったです―☆.*・゚

第②位 うまる&タイヘイ
THEうまるショー☆ タイヘイといる時だけ真の姿を全てさらけ出しちゃう♪
怒られながらも、果敢に挑むうまるんは見所満載♪ 色々やらかしたり…w
それでもやっぱり深い兄妹愛を感じる演出にやられちゃいますネ。゚(´Д⊂。゚

第③位 うまる(たぬきち)&ぼんば
この2人が絡むとなぜか無駄に一喜一憂したかのようなハイテンションなノリが
面白かったですネ♪ {/netabare}


そーそーそれから
OPの「かくしん的☆めたまるふぉ〜ぜっ!」
がノリノリで中毒性抜群で、うまるちゃんの魅力をぎゅっと
凝縮した最高なハイテンションナンバーでして♫ ٩((๑◎∀◎๑)۶♫

この曲を聴くだけでもうまるちゃんの魅力が♪(●´艸`)ぬっふっふ
とたぷーり伝わってくると思います♪


ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛
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「干物妹!うまるちゃん」は私のツボにピタッとはまり、数話見た段階で
迷わず、お気に入り棚にぶち込んでしまいましたが…
さすがに、見終わってないのに…、それはどうなのかと(๑;,ºДº,;๑)

些か懸念の気持ちを抱いていましたが…見終わって、
いっぱい笑って、癒されて、ほろりときて、ニヤニヤしてw
やっぱり私にとって文句なしのお気に入り作品でした♪

大好きな作品となりました(*´ω`*)
私…こーいう感じの作品…好きなんですー。。。

ハマる人にはモロにハマる♪
そんな中毒性の強い作品だと存じます(`∀´)ゞ

癒しを求めている方…
ちんちくりんで、ゆるくて、まんまるな小動物が好きな方…
必見です(∩´。•∀<)⊃

興味のある方はぜひ☆・゚:*(人´ω`*)


ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛
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最後に…
私が、当”あにこれ”にて、9月度に日替わりうまるサムネ
という斬新な企画をw勝手に催していたのですが…
ご覧になって頂いた方もいらっしゃるかと|д・)チラー

色んな表情をしてくれるうまるちゃんを
毎日ニヤニヤしながら、今日はコレかなぁ((*ノ∀`*)σ
と選んでは楽しんでおりました♪
日替わりと言いつつ替えられなかった日もありましたが…

結局○種のうまる画をUpできて大満足♪
皆さまからも反響があり、喜んでおりましたが、

あ、さてはたして一体何種類のうまる画がUpされたのか…
わかる方はいらっしゃいますかな|д・)? ヾ(・ω・`)イルワケナイショ


我こそは(*>∇<)ノ という方もしいらっしゃいましたら
メッセを心よりお待ちしております( *´艸`)♪w

投稿 : 2025/01/04
♥ : 83

nk225 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

第9話「うまるとバレンタイン」の魔法少女 カジキ☆マグロは笑った

容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能、誰もが憧れる完璧女子高生の土間うまる。
ところが家に帰ると干物な妹“干物妹”(ひもうと)に!?
漫画、アニメ、ゲーム、ネット、コーラ、ポテチ……好きなものに囲まれて、過ごす至高のグータラ時間。
そんな姿を知っているのは、一緒に暮らすお兄ちゃん・タイヘイだけ。
タイヘイに加え、クラスメイトの海老名、きりえ、シルフィンたちと織りなす、うまるの最強で最高な日常(パラダイス)がはじまる…!

第9話「うまるとバレンタイン」
きりえに手づくりクッキーをもらったり、海老名とチョコレートをつくったり、シルフィンとアヌメイトに出かけたりと充実した日々を送るうまる。
そんなある日、うまるが冷蔵庫を開けると、入れておいたはずのプリンが忽然と姿を消していて……。

【中国オタクのアニメ事情】中国で話題になった7月新作アニメ、先行き不安な作品や新たなアニメ配信の形も

■干物妹!うまるちゃん
オタク向けという面では前回のコラムで紹介した「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」とともに、7月の新作アニメにおける話題作となっています。
主人公の名前の「土間うまる」を中国語表記にした場合「土間埋」となり、日本以上にインパクトのある名前になってしまうのもさることながら、作中で展開されるさまざまな、主にダメな方面のオタクネタ、顔芸、デフォルメ描写などが話題になり盛り上がっている模様です。

「うまるちゃん」は複数の動画サイトで配信されていますが、興味深いのは動画サイトごとの再生数の明暗が分かれている。具体的にはいわゆるニコニコ動画的なコメント付き動画サービスである「bilibili」とその他の動画サイトで再生数の差が顕著に出ている点ですね。
「bilibili」では動画サイト内の新作アニメランキングの上位にあり再生数もかなり伸びていますが、他のサイトでは中堅程度の再生数となっているようです。

ニコ動的なコメント付きのサイトで視聴する際には、コメントによる疑似同期的な視聴体験に加えて作中のネタに関するツッコミやオタク関係のネタに関する知識の共有が行われることから、中国のオタク界隈で話題にしやすいネタを理解するうえで、オタク関係の知識が必要な作品は強く受け入れられやすいという話もありますが、「うまるちゃん」に関してはそれが明確に出ているようです。
そういった背景もあるため「うまるちゃん」は、中国のオタク界隈の視聴者が作品を楽しむ際の環境の違いが、人気や話題の拡散に関して出た作品と言えるかもしれません。

■Charlotte (シャーロット)
原作、脚本に麻枝准、制作はP.A.WORKSと、中国でも評価の高いクリエイターと制作会社によるアニメということで「Charlotte」は配信開始前から中国のオタク界隈で注目が集まり、配信開始後も順調に人気を集めていくこととなりました。
「久々に前評判通りの人気、特にクリエイターや制作会社による注目による期待通りの人気になった作品かもしれない」という話も聞こえてきます。

「Charlotte」も複数の動画サイトで配信され、そのストーリー展開などに関して良くも悪くも話題になっているようです。それに加えて興味深いのは配信が行われている各動画サイトにおける人気の傾向が「うまるちゃん」とは異なり、「bilibili」以外の動画サイトにおいても好調な人気と再生数になっているという点です。
このあたりの違いに関して中国のオタクな人たちと話したところ、「ストーリーや作中の伏線、SF的な要素に関する考察を行ううえでは、じっくり見て感想のやり取りを行う旧来の視聴スタイルの方が向いていたということも考えられる」「『Charlotte』も作品を見る上で弾幕コメントによる疑似同期視聴の一体感がプラスになる面があるのは間違いないが、弾幕コメントなしでも楽しめる」という見方を教えていただきました。

「うまるちゃん」や「Charlotte」に限らず、中国の動画サイトで配信された作品の人気や再生数の傾向を見ていくと、各動画サイトのユーザー層の傾向や配信システムとの相性などの影響も見て取れるようになっています。
中国における日本のアニメの人気に関しては、中国のオタクな人たちの好みに加えて、「アニメを視聴する環境」や「アニメに関して語るコミュニティ」などの影響も意識していくべきなのかもしれませんね。

■監獄学園
「監獄学園」は原作漫画の知名度が中国のネットユーザーの間でも非常に高くさらにはアクセス数を稼げるお色気系ということで、配信開始前から7月最大の期待作にして問題作として注目を集めていました。現在は7月の新作アニメの中ではトップクラスの再生数になっている模様ですし、中国のオタク層だけでなく、一般層の方にも人気が広まっているとのことです。
しかし人気は高いものの「お色気要素が強い」「危ないネタが多い」ということもよく知られているので、「上からの取締りを受けるリスクが高いのでは」という心配が、ファンからも業界からも出ているそうです。

実際、そのまま何も対策を取らずに配信するのは難しいと判断されたのか、現在中国の動画サイトでは「監獄学園」という原題そのままのタイトルではなく「紳士学園」という中国語タイトルで配信されているようです。
(中国のオタク界隈でも「紳士」という言葉には「変態という名の紳士」という意味が加わっています)

中国の動画サイトで配信されているお色気要素のあるアニメは、表立って話題にならなくとも再生数が安定して伸びていく傾向がありますし、「監獄学園」も現在の勢いを見る限りでは今後もロングテール的な再生数の伸びを期待できる作品かと思われますが、中国の社会的な風向き次第でどうなるかわからないのも確かで、「いつまで配信できるのか?」ということに関しても気になってしまう作品です。

1位はやっぱり、あの衝撃作! 夏アニメ原作コミック売上ランキング
続く猛暑で、夏を満喫する余裕なんてなくなりつつある昨今。そんな暑い日は、外出は控えて涼しい部屋で「アニメ三昧!」「漫画三昧!」と、今期のアニメ『干物妹!うまるちゃん』のうまるのようにだらだらするのもいいだろう。そこで、「多すぎて選べない」「どの作品が人気なの?」という人のために、今期アニメの原作コミック売上ランキング(日販調べ)を紹介しよう。アニメも原作もどちらもチェックすることで、より作品の魅力を知ることができる。今回は、実際に原作を読んでいる人に話を聞きつつ、ランキングを見ていこうと思う。

【1位】男子5人が一致団結!変態ギャグコメディ
『監獄学園』(平本アキラ/講談社)

1位となったのは、個性派揃いのアニメの中でも何かと話題を巻き起こしている『監獄学園』。“5人以外が全員女子”という学校に入学した男子5人が一致団結して「覗き」を決行し、「裏生徒会」に見つかってしまうところから全ては始まる。学園中央に位置する懲罰棟に投獄されてしまった5人は、労働を強制されるのだが――!? 監獄というシリアスな単語が使われていながら、中身は変態ギャグコメディという衝撃的なこの作品。原作ファンは「アニメ化するとは思わなかった(笑)」「それアニメでやっちゃうんだ?ってとこまで映像化していてある意味感動する」と、今後の展開にも期待している様子。アニメは若干展開が早いので、原作も読むことでより細かい展開が楽しめるそうだ。

【2位】ヒロインたちの魅力が大爆発!
『干物妹! うまるちゃん』(サンカクヘッド/集英社)

2位は、ハムスターのフードをかぶった2頭身キャラが印象的な『干物妹!うまるちゃん』。外では才色兼備の美妹(びもうと)である土間埋(どま うまる)。しかし家に帰った途端、ハムスターのフードと白いTシャツ、赤いスパッツという格好でだらだらごろごろ。完全に干物妹(ひもうと)化してしまうのだ。そんな2重人格並の外面の良さを持つ妹、そして同居しているその兄を中心としたギャグコメディ。 「うまるが動いて感動した! 声も可愛い!」「OPの中毒性は異常です」と、アニメも原作ファンが観ても大満足の出来のようだ。うまるだけでなく、他のヒロインたちの魅力も爆発。原作には、アニメでは描き切れないうまるたちがまだまだいっぱいとのこと。

【3位】可愛いイラストに騙される、衝撃の鬱展開!
『がっこうぐらし! 』(原作:海法紀光(ニトロプラス)、 作画:千葉サドル/芳文社)

可愛い日常系かと思いきや、衝撃の鬱展開が待ち受けていた『がっこうぐらし!』が3位にランクイン。人間がゾンビ化した世界で学校内に立てこもり、「学園生活部」として生活しながら助けを待つ4人の女の子と1人の先生。……というのがTVアニメ1話の段階での種明かしだが、それだけでは終わらないのがこの『がっこうぐらし!』。「アニメとコミックではストーリーやキャラクターの登場、種明かしの順番が違う」「アニメを観ていて、いつ何がくるのかとすごくドキドキしています」と原作ファン。『まどか☆マギカ』などで有名なニトロプラスが手掛けていることもあり、今後も容赦ない展開が待ち受けていると思われる。

【4位】便利屋2人と娼婦が抗争に巻き込まれて…
『GANGSTA.』(コースケ/新潮社)

ギャグアニメや可愛い画風のドタバタアニメがランクインする中、他と少し違う空気を放っている『GANGSTA.』が4位に。マフィアが支配する街で「便利屋」を営む男2人と、娼婦が1人。それぞれ悲惨な過去を持ちながらも今を生きる彼らだが、特殊能力を持つ人間「黄昏種(トワイライツ)」への差別は激化し、さらにマフィア間の抗争に巻き込まれていく――。 「『監獄学園』とは別の意味で、ここまでアニメで描くのか…とびっくりしました」「原作に忠実で嬉しいです」と、作品が持つ世界観を惜しみなく再現しているアニメだと、原作ファンにも高評価。アニメでも原作でも、これからさらなる闇が待ち構えていそうだ。

【5位】王道少女マンガ全開に癒やされる!
『赤髪の白雪姫』(あきづき 空太/白泉社)

5位には、ランキング内で唯一の少女漫画である『赤髪の白雪姫』がランクイン。林檎のような赤い髪を持つヒロイン・白雪。その髪ゆえに自国の王子に愛妾になるよう求められ、自分の道は自分で決めたいと国を出る。そしてその先で、クラリネス王国の王子たちに出会い、様々な困難に立ち向かっていく――。アニメも、「少女漫画らしさ全開のアニメ。心のオアシスです!」「アニメを観てから原作を読むと、ポエムっぽいセリフがキャラクターの声で再生されて、ちょっと笑っちゃいます(笑」と、少女漫画ならではの表現や雰囲気もしっかりと再現されているとのこと。

ランクインしたどの作品も、アニメ、コミックともに評価が高かった。まだ原作を読んでない、アニメを観ていない気になる作品がある人は、ぜひこの機会にこれらの名作に触れてみよう。

■美人で優等生の妹は、家に帰ればコーラにゲームのぐーたら生活!
外では、誰もが見惚れるその美貌に、スポーツ万能・成績優秀と才色兼備の女子高生・土間うまる(声:田中あいみ)。しかしその実態は、家に帰ればお菓子片手に、ゲームをしながらコーラをガブ飲み! 食う、寝る、遊ぶの完全に干物妹(ひもうと)と化した彼女の事を知っているのは、兄である土間タイヘイ(声:野島健児)のみ。うまるの最低で最強な日常生活を追う新感覚日常アニメ、ここにあり。

うまるちゃんのウザカワイさが、とことん見どころの本作。外用うまるはもちろんのこと、内用うまるのやりたい放題感に惚れ込む視聴者が後を絶たない。うまるちゃんの暴れっぷりがギャグとかわいさを両立しており、見ているだけで非常に愉快で癒されるのだ。そして、うまるのお友達にも注目だ。タイヘイの事が大好きな海老名菜々(声:影山灯)のキュートさに目を奪われる人も続々と現れており、他にも目立ちたがり屋の橘・シルフィンフォード(声:古川由利奈)や、内用うまるを「妹・こまる」と勘違いし、師匠と崇める本場切絵(声:白石晴香)も登場し、うまるちゃんに負けず劣らずの、かわいい女の子が目白押しだ。

オープニングソング「かくしん的☆めたもるふぉ~ぜっ!」も話題を呼ぶ本作に、ハマりこむ人続出中! 「うまるーん」と変身するうまるちゃんに、あなたも心を奪われてみてはいかがだろうか。

投稿 : 2025/01/04
♥ : 27
ネタバレ

arias さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

自分用メモです(11/12話)

日常モノ/学園/パロディあり
niconicoにて全12話中第2話を除く11話を視聴



!?


ほのぼの日常モノアニメ。
ダラけた妹である「うまる」にはイラっとするけどイライラしすぎないいい位置にいる。
一話だけ見た時はなんやこいつと思ったけど見続けるとキャラの魅力がわかってきたのか可愛く感じてきた。
テンプレなツンデレキャラってわけでもないしいいキャラだね
言うならば……ダラデレ?
声をやった田中あいみにも使い分けできていて好印象。とても良かった。
というか話数が進むにつれスタッフ側が可愛く見せるところを増やしてきたような?

他にも魅力的なキャラは多かった。いやまあキャラが良くないと日常モノって成り立たないような気がするけど。
ただ叶さんをもっとね……出せよと…………な?

作画のミスなんかはあったんで修正されるといいね。大変だろうけど。




おわり
以下ネタバレありの視聴時メモ


{netabare}干物妹!うまるちゃん

気になってきたので見ます



★★★★★第一話★★★★★ 第一話 うまるとお兄ちゃん
アバン
どんな構造してるんだこの娘は

OP
A
B
ED
次回予告

なるほどな!うまるイラっとするけどイライラしすぎないギリギリのところにいるな!
2話は海老名が出てくるようだがniconicoの無料期間は既に過ぎているので先に3話を見る
★★★★★第二話★★★★★
★★★★★第三話★★★★★ 第3話「うまると弟子」
アバン
OP
A
悪夢にうなされるうまる
勉強教えてもらうときは頭身戻るんだな
ゴゴゴゴのせいで暗黒面に落ちてる感じがないわ
本場(漢字あってる?)さんにぐーたら姿を見られたうまる

B
最高に気持ち悪い笑顔だ!これでいいのか女キャラなのに!
超人見知りで目つき悪いから怖い印象持たれてたのか
海老名と本場さんが一方的なライバル関係に
なんでちゃっかり飯食ってるんだ本場さんよ
特に説明もなく終わったけどお兄ちゃんとは打ち解けたのか

ED
C
ホラー映画を見るうまるとお兄ちゃん。うまる、ホラーは苦手か
おいワンカットおかしいだろ幽霊ども歌って踊ってたぞwwwww

次回予告

うーむ1,3話と続けてみたが面白かったな。2話は保留にしておいて続きも視聴しよう
★★★★★第四話★★★★★ 第4話「うまるとライバル」
OP
A
うまる(完璧超人)と海老名(おっぱい)が歩いてると注目はすごそうだな
解説ありがとう店長、店員
学校の授業でわざわざテニスウェア着せるなんて相当変態だぜ?
魔法のカードを使ううまる

B
タイヘイの会社の人、アレックス。妹の付き添いってその妹ってアレだよな
立ってプレイするのか(困惑)
店員邪魔すぎィ!
UMRシルフィン店員こっち見んな
シルフィンの赤面 +114514

ED
次回予告
★★★★★第五話★★★★★ 第5話 「うまると夏休み」
OP
A
夏休み
シルフィンとなぜかゲーセン対決UMR
冷房19度は寒すぎるだろ
キリエちゃんまともになったと思いきややはり

多分B
キリエちゃん徐々にコミュ能力が増している?
服代としてもらった1万円をユニクロでごまかしゲーム買ううまる
タイヘイの同僚アフロホモ、オタク外人、ストーカー女

ED
次回予告
★★★★★第六話★★★★★ 第6話 「うまるの誕生日」
OP
A
相変わらず迷惑な妹だな。見てる分には可愛いけど
無趣味なタイヘイ。うまるがいなくなったら死んでそう

B
うまるタイヘイきりえの3人で人生ゲーム(ファミコン)
ゲーム内でのタイヘイの嫁がどう見ても海老名ちゃんなんだよなあ
きりえのセンスなんだこりゃ

ED
次回予告
★★★★★第七話★★★★★ 第7話 「うまるのお兄ちゃん」
OP
A
お兄ちゃんの器の大きさ
海老名と3人でらーめん

B
タイヘイの同僚本場(ボンバ)ってキリエの兄かよ
似てねえ

ED
次回予告
★★★★★第八話★★★★★ 第8話 「うまるとクリスマスと正月」
OP
UMR!UMR!UMAじゃないよU・M・R!

AB
こんな課長がいるのになんで手を出さないんだタイヘイ
ぼんばの前では堕落したうまるなんだな
サブタイ通りの第八話。海老名ちゃん成分とシルフィン成分が足りない

ED
ED入るの妙に早いなとタイム見たら18分じゃないか。Cが長いパターンか

C
課長パートだと?
システムサポート部だったのかタイヘイとぼんば
叶(かなう)……海老名じゃなくて叶ルートに行けよ
叶は部署違うのか

次回予告
★★★★★第九話★★★★★ 第9話 「うまるとバレンタイン」
OP
A
キリエ回かな?慣れないクッキー作り
??「うん、OC!」
渡したい相手の前で作るバレンタインチョコ
シルフィンはうまるの逆パターンで内ではおとなしいんだな

B
キリエとタイヘイの気まずい長期戦
パロディの連続
兄には媚びていく

ED
次回予告
★★★★★第十話★★★★★ 第10話 「うまると今と昔々」
OP
A
うまる風邪を引く。が、あっさり一日で回復
が翌日タイヘイに感染りうまる恐怖の看病が始まる
でもこのうまるは可愛い
ピーマン。海老名は天使

B
ルーターこわれる
ぼんばの好感度が上がる
満喫行くけどやっぱり家が一番みたいな
10年前のタイヘイ高校生時代?
ぼんばと叶と3人でゲーセンに
そこでゲットした景品のせいでうまるは歪みましたとさ
しかしいい家だしタイヘイもなんでもできるんだな
そんなタイヘイがなんで今もぼんばと同じ役職なんだろ
叶もっと出そう

ED
次回予告
えっ叶(かなう)だったの。叶(かのう)だと思ってた
★★★★★第十一話★★★★★ 第11話 「うまるの日々」
OP
A
海老名と3人で食事
脳内会議
海老名と3人でパフェ
腹ペコ海老名
海老名の身長がやたらデカくなったりと怪しいパートではあった

B
梅雨
ぼんばって誰だろうねキリエちゃん
第一話みたいな

ED
次回予告
★★★★★第十二話★★★★★ 第12話 「うまるとみんな」
アバン兼OP
残念作画な位置ワープ
A
ダメだこいつの運転
キリエとボンバ、うまるの前で初遭遇
でもボンバは気づいてねえ……
それと外うまるとも初遭遇だったりするボンバ
なんやかんやで海へ。シルフィンェ……

B
海回水着回
シルフィンも登場したし?叶以外は登場か

特殊ED


★★★★★おわり★★★★★

終わりました見終わりましたーほのぼのな日常アニメ枠終了です
ちょっとイラっとするところもあったうまるの言動も見続けると可愛く感じてきたり
そこはエロゲ好きの妹とは違うな

他にも魅力的なキャラはいたので良かったかなあと
というかキャラが良くないと日常モノって成り立たないけど

作画の連携ミスなんかはあったんで修正されるといいね

視聴してない2話はどうしようかなあ
最終回前の振り返り放送あった時にも見逃しちゃったの痛い{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 5

79.1 22 つっこみでコメディなアニメランキング22位
じょしらく(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1765)
8285人が棚に入れました
別冊少年マガジン(講談社)2009年10月号(創刊号)から連載中。さよなら絶望先生の久米田康治原作、ヤス作画による別冊少年マガジン連載の女子落語漫画「じょしらく」のTVアニメ化が決定!アニメーション制作をJ.C.STAFF、監督を「Another」の水島努。キャラクターデザインを「あの夏で待ってる」の田中将賀が。


声優・キャラクター
佐倉綾音、山本希望、小岩井ことり、南條愛乃、後藤沙緒里
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

全話視聴完了。総評的な物も。

原作既読(単行本にて)。
何だかんだで、久米田先生の作品とは縁(?)があるようで、楽しく読ませて頂いております。
というか・・・どういう経緯で読むに至ったのか思い出せませんw 多分久米田先生&ヤス先生の組み合わせの「意外さ」だったかと・・・w

総評的な物
{netabare}
・1クールで終わってしまうのが、とても残念です。元々放送前から期待していたタイトルだったので尚更です。
・基本、時事ネタ・社会風刺・パロディ・ブラックジョークで会話を転がす、ギャグ(と書いてしまってよいのでしょうか?)作品。
・ネタの詰め込み度が高く、範囲も広い為、笑える・笑えないが視聴者によって異なってくる作品ですね。
・ネタ元を調べたりするのが結構楽しかったです。
・雑学や時事ネタ、地理的な物まで、色々知ることができて楽しかったです。
・放送時期の関係上、結構シャレにならないようなネタも多く。「本当に大丈夫か、このアニメ」と何度思ったことかw
・画的には・・・特に荒れるでもなくクール通して安定していたと思います。スタッフさんが頑張っていたのでしょうが、録画画質とモニター性能のせいで、全て汲み取れないのが残念です。
・当初懸念していた声優さんについては問題無く。慣れもありましょうが、違和感無く聴いていられました。
・個人的には佐倉さんと後藤さんに拍手を。
・Q:OPとED、どっちがすき? A:つまんねーこと訊くなよ。断然OPですw
・2期があるなら、是非視聴したいです。 
{/netabare}
{netabare}
13話鑑賞後-----------
最終話も、かなり笑わせてもらいました。
マイナスかな?と感じたBパートが勿体無いです。

ウザンヌさん、確かにウザいw ウザさ全開w そして見事に演じ切った新○さんが素晴らしい。
OPを丸っとパクった辺りは、本当にヤバかった。
アニメ観て「腹を抱えて」レベルの笑いは、本当に久しぶりです。

Cパートも、終には自虐ですら無いような展開で。アニメ化どころか円盤化すら否定する始末w いや本当に発売中止とか、困りますよ?w

唯一不満はBパート。
ここ数話に比べて、インパクトにもキレにも欠けていたように感じました。12話が六本木ネタだったのが対照的で、そんな印象になってしまうんでしょうか。記憶に残ったのはウザンヌさんくらいか・・・w

「お後がよろしいようで」の意味・由来、今回初めて知りました。「=オチ」みたいな表現かと思っていたんですが、なるほど。

12話鑑賞後-----------
前回のフリの通り、巨大門松からスタートw

このアニメ観て、初めて知ることがかなりの数になっています。社会風刺やパロディなどがメインな作品だと思いますが、雑学っぽい方面でもお気に入りタイトルです。
今回で言えば、「羊が一匹~」「縁起の良い夢4位~」など。
何気にガンちゃんと苦来さんの博識?っぷりが目立っているかな~と。

Bパートは相変わらずの首都ネタ。
ママン怖いw
ヴェルファーレは懐かしい響きですね。名前の由来は初めて知りました。

Cパートは・・・。
クールビズというより忍者。というより新手の風俗?w

11話鑑賞後-----------
残りあと数話と考えると、かなり寂しい気持ちになります。
今クールの軸タイトルの1つでしたのでw

スク水のネタ、やっちゃいましたね~。某知事とは違った方向性で、やらないネタだと思っていたんですが。
水着の2人(以上)羽織って・・・やっぱシュールですね。

武蔵境ってどこかで聞いた単語だと思ったら・・・以前にネタにしてましたね。10話でしたっけ?
J.C.STAFFさんのホームなんですね~。
武蔵~のネタもやってましたね~。
関東圏に住んだこと無いので、さっぱりわかりませんw

久しぶりにノッポさんとゴンタくんを思い出しました。
しかし・・・わかる世代が若干高くないですか?w
(一応調べてみたら・・・再放送されてたんですね)

日本獣医生命科学大学卒業の漫画家さん・・・意外な方でしたw

ツリー惨事。確か先週虫歯予防週間のネタが・・・w

どうするとその巨大ツリーが廊下を通るのだろうか?w 原作の時はそれほど気にしなかったのですが、アニメ化されて俄然興味が出てきました。

そして次回予告が意外にもマスクの人w

10話鑑賞後-----------
仁丹ってw 名前は知っていますが、実際手にしたことはないです。

外交問題は現在かなりタイムリー過ぎて、色々ギリギリな気が。

「愛天使伝説ウェディングピーチ」・・・正直一度全話観てみたいタイトルだったりします。どこかにレンタルDVDとか無いものでしょうか。

チャンネルとか製作局とか製作会社とか、どこかの軽音部って、もう具体名出しちゃっても良いんでは?w

歌舞伎町って歌舞伎劇場無いんですね。
灰皿装備の流血男の群れにはさすがに吹きましたw

6月4日虫歯予防週間ネタ・・・って、本当に季節感の無い番組だな、とw

放送当初はネタにキレ・尖り具合が足りないと思っていましたが、回を重ねる毎に色々ギリギリになってきました。大変失礼なことを書いてしまい、すみませんでしたw

9話鑑賞後------------
8話のコメントはまとまらずに9話まできてしまいました。

今回も色々具体的な例(シルエットとかw)出てきて、色々大丈夫なのか?と心配になります。 久米田先生のこういうところ、好きなんですけどねw

結構長く蒙古斑ネタで弄られるマリーさんですが・・・そう「尻」連呼すると、むしろこのアニメが「尻アニメ」と呼ばれることにw

動物園ネタでは、皆さん髪型変わっていて新鮮でした。
レッサーパンダの「レッサー」の意味を初めて知りましたw
「ネット怖い」の件は・・・妙なタイミングなので、逆に深読みしてしまいます。

国民的アイドルって・・・そっちなんですか?w(注:僕はどっち派でもないのでw) 5人足りないってw

マスク役の悠木さん、何だかんだでやっぱり分かりやすい声してるな~と再認識。

6、7話鑑賞後-------------
・6話
この回は・・・色々具体名出てましたけど、大丈夫なんでしょうかね~?w いえ断然コンポタ派ですけどもw
「まんがたいむきらら」とか・・・「五日性~」つながりでしょうか・・・?

後は・・・祝・丸京さん復帰。
じゃなくて。これはほぼやらないだろうと思っていたネタがアニメ化されていて驚きでした。銀河連邦太陽系知事選ネタ。元総理が・・・「ふうせんかずら」さんとカブるのは何故でしょう?w
生徒会長いっぱいいましたね~w
・7話が
築地の話は面白かった。何が?と訊かれると返答に困るのですが・・・雰囲気的にといいますか。
吉野家一号店の話は為になりました。

4話鑑賞後----------------
前回「もっと際どく」と書いた身ですが・・・4話については何の不満も無く観れました。

マリーさんの扱いが酷いですね~。特に丸京さんw 手寅さんの言ってることも酷かったりするんですが、一発も手を出されていなかったり。

苦来さんの胃の中に入っているのは・・・何でしょうか?w

コスプレしてる?方々、いろんな作品のキャラと思しき姿がみられましたが・・・。殆ど(確認とれないのもいたので一応)はJ.C.STAFF製なんですね。何気に釘宮さんのキャラが多かった気がします。
 
3話鑑賞後----------------
いよいよマリーさんが弄られキャラとして確立し始めましたね。

2話からですが、苦来さんが良い味出してきてるな、と。後藤さんGJです。

色々ハードルはあることと思いますが・・・もうちょっと際どく、原作通りにネタ展開して欲しいかな?と思える部分がチラホラ。3話なら「真田小ZOO」。
いえ・・・諸事情あるんでしょうけども・・・。

前回のタワーネタ、今回の雷門ネタと・・・どちらもご当地?ネタなんでしょうが・・・地方住まいの身としてはイマイチ盛り上がりに欠けるかと。原作にあるネタですか?

第2話鑑賞後-----------------
OP曲がいい感じに脳内を侵食し始めましたw

30分の枠が3つのパートに分かれてしまうのは・・・絶望先生辺りからの流れでしょうか?w

キャラデザは「とらドラ!」と同じ方だと思いますが、個人的には今回の方がヤス先生に近く(というのも何ですが)自然な感じます。
・・・そういえば「とらドラ」途中で止まってるな、と。

今回も楽しめたと思います。極端にバカ受けするポイントは多くないかもしれませんが、やっぱり好きです、こういうネタの転がし具合。

マスクの人がごく自然に参加してましたが・・・w
東京タワー、スカイツリー、スカイタワー・・・分かりませんw

EDはモモクロですよね?

第1話鑑賞後-----------------
う~ん・・・期待通りなのか、まだコメントし辛い感じです。
詳細な感想はもうちょっと観てからでw

手寅推しな展開だったなぁ、と。
北とか西とかに向かって「返せ~」はw タイムリーなネタですけどもw
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21
ネタバレ

アスピリン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

魔梨威~木胡桃~手寅~丸京~苦来

大好きな作品がまた1つ終わってしまいました・・・
放送当初は全く期待されていなかったこの作品ですが、放送後は結構な勢いで支持を集めていたような気がします。


結局のところ何が良かったかって言うと、キャラのイメージがすごく分かりやすく、CVもまさにピッタリってとこだったと思います!
他にも、OP ED共に作品にピッタリでしたし、アウトって言うぐらい危険なネタも面白かったです!


ピンポイントな話になりますが、最終回のラストのシーンはすごく印象的で感慨深かったです。


是非、2期をやって欲しい気はするんですが、こういうギャグアニメは2期でこけるパターンがあるので複雑な気持ちかな。(決まったもいないのにねw)


本当に面白かったよ~ "じょしらく"











10話感想 {netabare}


どこまでアウトなネタやれば気が済むんだ!?ぐらいアウトネタのオンパレードでしたw
じょしらくは本当に笑ってしまう数少ないアニメ作品ですね。

もう言うことがないぐらい大満足の作品なんですが、この最高のアニメを作ってくれている関係者の皆様方には感謝の気持ちでいっぱいです。

今後もアウトなネタとか危ないネタで攻めてもらえると突っ込みどころ満載で楽しいと思うので、今後も期待感たっぷりで見ていきたいかなと。


最後に、今期最も面白いのは間違いなく"じょしらく"です!!!{/netabare}

9話感想 {netabare}

もうここまできたらナンバーワンといっても良いんじゃないかと思ってきました。
そのくらい本当に面白いアニメなんです!


実際、今放送中のアニメで評価が高いのはSAO,氷菓,TARITARIなどですが、注目度があまり高くなかったこの作品がこれだけ面白いのはすごいこと。


ここまでユーザーの期待を大きく上回ってくれた作品はじょしらくが1番だと感じています。
言ってしまえば、原作で評価が高かったり、人気製作会社がどうこうっていうこともなく 純粋にアニメ化された作品で、この上方修正はお見事!


そういった意味で"じょしらく"がナンバーワンにふさわしいかと思います。



9月に入り、残り数話となってきましたが、最後までたっぷりと楽しみたいですね。 {/netabare}

8話感想 {netabare}


非常に"じょしらく"感が凝縮されていたのでは?と思わせる素晴らしい8話でした!


3編とも面白いのは久しぶりだったかもなんておもっているぐらい。
まだ見たこと無い人で見る気があるなら8話を見ればTHEじょしらく を見ることが出来るのではないかな。
8話で合わないと思ってしまったら基本ダメだとも思いますが、、。


毎週いい気分転換というか、他のアニメとワンテンポの違いがすごく良い。リフレッシュできるね!

終着点はハッキリ言ってありません。だけど全く憎めないこのアニメは最強。{/netabare}

7話感想{netabare}

人気順的にはこんな感じではないでしょうかね?(笑)

いじられ まりい。
腹黒 きぐ。
あぶない くくる。
オールマイティ がんきょう。
強運 てと。


このアニメは やっぱり4コマ漫画じゃないですけど そういった短編的なストーリーが面白いです!!
前回みたいな、引きずった感じの話はイマイチ面白みに欠けましたし 停滞感があった。(6話視聴後、これはやばいと真面目に思ったぐらい)


しかし、7話の"じょしらく"は らしさ全開の面白い話で大満足です!最後の放送話まで是非ともこのペースでいってもらいたい。

変に色気出したりしないで、このじょしらくペースで、人気が出てくれたらうれしいですね。 {/netabare}

6話感想 {netabare}

ここまでの5話は全く非の打ち所がないぐらい素晴らしい出来(期待をはるかに超え)だったのですが、、、

6話は意味がわからなかったですね・・・・。


まず5話最後、がんちゃん卒業っていう軽い感じのノリで終わったんですが、それがまさかまさか6話全てを使ってのアフターケアとは。

しかもアフターケアにもならず、結局何も生み出せなかったって言う点もかなり不満。加えてネタにするにしても面白みに欠けたし、安っぽい感じはファンの私としては痛々しかった。

他にもエビゾー、まりいさんの尻など使いまわし感が否めないのも残念ですね・・・・。

これは停滞と言ってもいいのかもしれない?


はちゃめちゃで面白いことをするのは全然良いんだけど、今回みたいに引き継ぐなら、それに答えるぐらいのしっかりとした話にしないと!

じょしらくって分離している短編小説感がいいんだから、こうやって引き継ぐのはどうなんでしょうかね?



正直6話は、最悪でした。
{/netabare}

5話感想 {netabare}

全く、この子達の話には毎回楽しませてもらってますw
どっからその話は出て来るんだよって。

前回最後のウサギの話。
結局12短編の中で最も意味不明な感じで終わったと私は思っていたんですが、今回はそれを挽回できるぐらいの面白さだったなと。


この作品の特徴として、唐突も無く第3者が乱入してくることがありますが、私的には第三者に頼って欲しくないと思っています。

もちろん想像妊娠回の最後に救急隊が来るぐらいなのはいいですが、完全に第三者に頼っていたウサギ回や最終的にオチを持っていった宗教子供の撲殺まがいの回とかは ?というか5人のよさを持っていかれている気がしてならない。

5人の駆け引きの中で第三者のネタを挟むのはけっこうですが、第三者に頼るのはNG!!

次回以降もそういった当たりに注目していこうかな。
{/netabare}

4話視聴 {netabare}

本当に面白いですね、この作品は!
各キャラの個性も髪の色だけでなく、しっかりと根付いているのがよくわかります。

マリーさんはリーダー格ではあるが、俗に言ういじられ役でありながら自分でもつっこむっていうw

ガンちゃんは冷静に分析しているように見せつつマリーさんにはパンチを浴びせるなど危険な存在。

テトラさんは 本当に冷静な判断を下すけどなぜか強運持ち。ただ唯一踏み込んだキャラでないかな。

きぐるみ ちゃんは一番可愛げがあるし唯一の未成年ということだけど、実は腹黒っていうねw

くくる さんは根暗なようで結構可愛い格好したりもするんですよね。一番の個性派!


ここまで見ていると色々出かけたりした中で話題が変わっていくんですが、服装が1度も同じのがない。

この辺が1話づつ新鮮味を持たせてくれる要素なのかも。
如何せん今一番注目の作品であることには間違いないでしょう!!
{/netabare}

3話視聴 {netabare}

もうこのアニメは素晴らしいというか前評判よりもはるかに上をいっていますね。今後も更に評価が上がっていくんじゃないかと思います。

そしてタイトル通りなんですが4人が20歳以上だったとは驚きですw
ビールだったり、4人の高校生活の場面だったりをみると確実ですw

まあそれはいいとして今回も良く喋っていたし、まさかの20歳超えでこの可愛さ・・・・斬新なアニメです(笑)

最後に チョコレートのくだりからの海老〇は・・w
{/netabare}

2話視聴 {netabare}

2話でわかったことは、予想以上に面白いということ!!
こんなに会話で面白いとは・・・さすが落語?なのかな。

634(武蔵)ってなんだよ、小次郎どこだよってw
タワー評価からのツリー批判の下りはものすごく面白かった!
まさかこんなにも面白い作品とは驚き。

他にも随所に笑いがあふれていて本当に面白い!
こんだけ笑える作品は久しぶりだ。
毎週見ないといけなくなりそうです(笑)

あと、前回も言ったんですが、制服姿の5人も見てみたいな~{/netabare}

{netabare}こういう言葉遊び的な作品で有名なのはやはり物語シリーズだと思うのですが、この"じょしらく"もどうやら言葉遊びの作品のようですね。
落語ということでそれはそれで当然のような気もするのですが、それにしても良く喋っていたな~っていうのが1話の素直な感想ですね。

ところでこの立ち絵の制服姿の場面での登場はあるのでしょうかね?今のところ来週も制服って感じじゃないみたいですし。

まああんまり前評判は高くない感じのアニメなんですけど、この言葉遊び感は見ていて新鮮ですし、それほど多い種類のアニメでもないので是非今後も見ていけたらいいな。 {/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 13
ネタバレ

智慧ノ輪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

個人用メモ

【制作】
J.C.STAFF
【CV】
蕪羅亭 魔梨威 - 佐倉綾音
防波亭 手寅 - 山本希望
波浪浮亭 木胡桃 - 小岩井ことり
空琉美遊亭 丸京 - 南條愛乃
暗落亭 苦来 - 後藤沙緒里
{netabare}
※久米田先生原作の落語漫画。なのに落語してるシーンがない。
基本、楽屋でのガールズトークを楽しむアニメ。
アニメ版ではBパートで都内の観光名所巡りしてる。

これはもう、1話のラスト「返せー!」でヤラレたw
放送しちゃっていいのか?コレwすっげー冒険だw
そして…主人公は本当に手寅なん?魔梨威さんじゃなくって??
{/netabare}
ここから先はネタをネタとして見れる人、もしくは笑点メンバーしか見てはいけない。
{netabare}
『じょしらくのメンバーに大喜利をしてもらいました』

※本編であまりにも落語してなかったので、勝手に創作してみましたw
(落語なんぞ知らない、素人が考えたネタなのでクオリティはお察しください)


歌〇 「本日もやってまいりました大喜利のお時間。司会は私、桂歌〇が務めさせていただきます。」

歌〇 「それでは第一問。大喜利の基本、謎掛けで行ってみましょうか。」

魔梨威「つまんねーことさせるなよ!」

歌〇 「??」

魔梨威「あ…お約束かなーと思って…歌〇師匠、目が怖いっす。。。」

歌〇 「山田くーん…じゃなかった、マスクの人ー!魔梨威さんの座布団1枚持っていって!」

歌〇 「…それでは気を取り直して…できた人から挙手でお願いします。」

手寅 「はい!ととのいました。」

歌〇 「お、はやいですね。では防波亭手寅さん。」

手寅 「それでは…現在の日本の政治とかけまして。」

歌〇 「日本の政治とかけまして?」

手寅 「座禅の修行…とときます。」

歌〇 「そのこころは?」

手寅 「どちらもメイソウ(迷走/瞑想)してるでしょう。」

歌〇 「安部内閣も解散ですし、最初にふさわしい綺麗なネタですね。マスクの人、座布団1枚持ってきて。」

歌〇 「次、木胡桃さんお願いします。」

木胡桃「私もテトちゃんに続いて、政治ネタでいかせていただきます♪」

木胡桃「今回の解散総選挙とかけまして…大阪のおばちゃんとときます♪」

歌〇 「選挙とかけて、大阪のおばちゃんととく…そのこころは?」

丸京 「どちらもヒョウ(票/豹)を集めます♪」

歌〇 「上手いですね。なんで大阪のおばちゃんって豹柄あんなに好きなんでしょうかね。…次、出来た方は?」

木胡桃(…チッ、座布団ナシかよ…)

歌〇 「苦来さんができているようですね。お願いします。」

苦来 「…私、暗落亭苦来とかけまして…考え中のお題とときます…。」

歌〇 「そのこころは?」

苦来 「…なんか…オチツカナイ(落ち着かない/オチつかない)んです…。」

歌〇 「そんな精神不安定だと、また黄色い救急車に乗せられちゃいますよ?」

苦来 「…そしてクスリ(薬/笑い)が欲しいです…。」

歌〇 「薬はあげられないから、座布団で我慢してください。覆面さん、苦来さんに1枚持ってきて!」

歌〇 「…それでは次、空琉美遊亭丸京さんお願いします。」

丸京 「はい。隣に座っている魔梨威さんの蒙古斑とかけまして、売れっ子小説家とときます」

歌〇 「まだ蒙古斑あるんですか。…そのこころは?」

丸京 「どちらもカクシゴト(隠し事/書く仕事)です。」

魔梨威「はい!はーい!」

歌〇 「蕪羅亭魔梨威さん、どうぞ。」

魔梨威「丸京の胸とかけまして、調味料とときます。」

歌〇 「…そのこころは?」

魔梨威「どちらもパッと(パット/擬音)入れます。」

全員 (パット入れなきゃいけないほど貧相なのは魔梨威さんの胸じゃ…)

丸京 「できました!」

歌〇 「丸京さん。」

丸京 「法廷とかけまして、この赤い人とときます。」

歌〇 「法廷とかけて魔梨威さんととく…そのこころは?」

丸京 「どちらもよくハンケツ(判決/半ケツ)だしてます。」

魔梨威「ぐぬぬ…。このバイオレンス眼鏡め…。」

歌〇 「…おーい!マスクの人!!丸京さんと魔梨威さんの座布団、全部持って行っちゃって。」

歌〇 「2人共少し反省してなさい。…気を取り直して、波浪浮亭木胡桃さん。」

木胡桃「はい♪お酒しかない飲み会とかけまして…」

歌〇 「かけまして?」

木胡桃「そこの蕪羅亭魔梨威さんと空琉美遊亭丸京さんとときます♪」

歌丸 「ほうほぅ…そのこころは?」

木胡桃「ツマミ出してください♪」

歌〇 「こりゃあ上手い!…いいオチが付いたところで、今日の笑点この辺でお開きにします。ありがとうございました。」

木胡桃(…チッ、だから座布団よこせよ…)


…笑点ファンの方、じょしらくファンの方、申し訳ありませんでしたw
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 14

73.8 23 つっこみでコメディなアニメランキング23位
マンガ家さんとアシスタントさんと(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1258)
6794人が棚に入れました
主人公でスケベな漫画家の「愛徒勇気」とアシスタントの「足須沙穂都」との日常生活をゆるりと描く、爆笑マンガ家コメディー。

原作:ヒロユキ、監督:古田丈司、シリーズ構成・脚本:伊丹あき、キャラクターデザイン:鶴田仁美、、、、

声優・キャラクター
松岡禎丞、早見沙織、能登有沙、釘宮理恵、井口裕香、田中真奈美、伊藤美来
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

『嗅いでみたい、それだけだよ』で終わるアニメ

2014年4月放送(13分枠)
全12話


【あらすじ】

パンツをこよなく愛する漫画家「愛徒 勇気(あいと ゆうき)」が、

アシスタントとして職場をサポートしてもらっている「足須 沙穂都(あしす さほと)」や、

編集として、愛徒が原稿を落とさないよう見張っている『音砂(おとすな) みはり』らと送る、

ドタバタとした漫画家コメディー。



【論じてみる】
{netabare}
ギャグアニメとして、13分という枠から更に複数話のストーリーに分けられているので、メリハリがあり視聴者を退屈させない点は良いですね。
方向性が嫌いでなければ、見ていて切るような事態には早々ならなそうです。

ただ、物語の中にはオチがつかずに終わるようなものも多く(特に後半)、本作においては何より笑いを重視する方には強くオススメは出来ません。
加えて、男前なんだけど中学2年生並みの純朴さと変態さを兼ね備えた主人公の奇行は回を追う毎にエスカレートしていくので、展開的にも視聴者側はそこまでは求めていない…と思うような場面もしばしば…。

個人的には、最初の微エロ程度が調度良かった気がしました。
キャラクターデザインがシンプルながらとても整っていて好みだったので、それが余計に変態的展開に違和感を見せたのかもしれません。
そこまでエロ展開にしなくても、私は勝手に脳内で(ry


ですが、その奇行の数々がなんだかんだで許されるのが、この愛徒君の良さであり強みですね。

『ボク…、パンツが大好きなんだ。』

と言う台詞でさえ、なんとも無垢な笑顔で言い放っちゃう男性で、そこに女性の尊厳を損なわせるような下世話な気持ちなどは一切ありません。
一応「ムリヤリ襲ったりはしない人」という信頼も、ちゃんとされていますしね。

総じて周囲のキャラは勿論、視聴者的も少なくとも嫌悪感を抱くような主人公ではない……こともないか(汗)
良い子か悪い子かで言うと、確実に良い子ですけどね。
気持ち悪いか気持ち悪くないかで言うと、確実に気持ち悪いんですけど。

そんな彼に、周囲の美女達が罵声を浴びせながらも…少しずつ惹かれていく?、そんな微笑ましい作品でした。


演出として好きだったのが、オープニングや本編でもチョコチョコ挟まれる、それぞれ統一されたカラーで描かれた、漫画のトーンのように丸の点々でデザインされた一枚絵の見せ方ですね。
漫画のような白黒ではないですが、あぁ…漫画っぽい絵だなぁと思って楽しんでいました。
{/netabare}



【変態を取り巻く、魅力的な女性陣】
{netabare}
アシスタントを務める足須さんは、声優さんからもまさに一発で「俺妹のあやせ」を彷彿させるキャラクターでした。
愛徒君の行為を叱りつける様なんか特に。
その手が好きな人達には、ドンピシャだったのではないでしょうか。

ただ、私は色々と小さいキャラが好みなので、編集のダブルAカップ「みはりちゃん」や、スーパーアシスタントで小柄で非力でツンデレな「せなちゃん」が好きでした。
中学1年生の足須さんの妹や、小学生と見紛う編集長等も登場しますし、全体的に小さい人好きの需要に応えた内容な感も…?
………本当にありがとうございました。

本作に限らず、今はどの作品も全体的にそっちキャラ重視になる作品が多いですね。
………いや全く、本当にありがとうございました。

中でも、小柄代表格せなちゃんのツンとデレを演じられたのは、御大『釘宮理恵さん』なので、その破壊力は凄まじかったですね。
駆逐用の彼女のムチを欲する変態主人公を見て泣き叫ぶ様には、毎度私も血沸き肉踊りました。
「黄金水」のエピソードは、そこまでは求めてない…と思いましたが。


逆に、サブアシスタントである「風羽りんなちゃん」は、他のキャラとの掛け合い的にも必ずしも必要な要素が見当たらなかった気も…。
「大きい要因」として、一定の需要はあるのでしょうけど。
ただ、声を演じられた井口裕香さんは、全体的に小さいキャラのイメージが強いにも関わらず、巨乳キャラも違和感が無かったですね。



さて、最終話では女性総出演でパンツ談議。
パンツ性格診断の名の下、最後は『愛徒君のズボンを剥ぎ取る』という怒涛の展開となりましたが、そこからパンツの歌「終わりなきパンツ」を流してのエンディングは、

「私は、なんって無駄な時間を過ごしていたんだ。」

と思わせるには十分でした。
(褒め言葉でもあり、本気で貶し言葉でもあります。)
無駄に声もメロディーラインも良いのが、これまた非っっ常に馬鹿馬鹿しかったです。
{/netabare}



【総評】

キャラデザインは好みでしたし、女性陣も総じて魅力的だったとは思います。
ただ、エンディングが全てを持っていき、最終的に

【パンツをこよなく愛する主人公の、ひたむきなパンツ愛のアニメ】

という印象になってしまいました。
とても見やすいアニメなのでまた視聴しようと思えば出来ますが、それでも2~3周して本作を見る目が変わるということはなさそうです。
最後に、あのエンディング曲がある限りは。


本作を出会えて良かったとは強く思えませんが、それでも「みはりちゃん」「せなちゃん」に出会えたことや、変態に限界は無いという真理が垣間見れただけでも良かった、という結論に至りました。

ただ、特典で新作アニメが付いているとはいえ、13分枠でありながら2話収録でお値段据え置きなBlu-rayの価格は、少々ファンの足元を見過ぎな気がしますね。
低コストで作れる点が魅力な短編アニメでこうしてしまうと、せっかく買ってくれる熱心なファンの信頼を失うことに繋がる気がします。

ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『音砂 みはり』声 - 能登有沙さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『黒井 せな』声 - 釘宮理恵さん



ちなみに、私は縞パンツが好きであり、傾向としてもその種のパンツを穿くキャラが好みであることが多いです。
(※以下、これ以上に低俗な駄文なので〆ます。)
{netabare}

ちなみにちなみに、男性が女性用パンツを穿く際は主に

『頭頂から穿く、ポピュラーなパターン』



『顔面から穿く、変態仮面のパターン』

があると、広く伝えられています。


いつか国を上げてアンケートを実施し、統計をとっていただきたいですね。

う~~ん、多分7-3で頭頂派が多いってところなのかな?
{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 48
ネタバレ

雪だるま* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

終わりなきパンツ!

◎放送時期:2014年4月~6月(全12話)※15分アニメ
◎ジャンル:コメディ

●原作:ヒロユキ(ヤングガンガンコミックス/スクウェア・エニックス刊)
●監督:古田丈司 ●シリーズ構成:伊丹あき
●キャラクターデザイン:鶴田仁美 ●アニメーション制作:ZEXCS


■あらすじ■
漫画家の愛徒勇気、アシスタントの足須沙穂都らを中心とした日常の
ドタバタを描くコメディ作品。

-------------------------------------------------------

☆★感想★☆

※原作未読。

始まる前は まさかエロ要素が入っているとは思わなかったので、
1話を観た時に主人公の変態さと下ネタの多さにビックリして
引いてしまいました^^;(一応、わたくし女性視聴者なもので…w)

このままエロ要素が多めなら視聴断念を考えましたが、
2話目以降はコメディ色が強くなり、下ネタはあるけど全体的に「微エロ」
な感じだったので最後まで観れましたw


1話15分という短めの尺にテンポとキレのいいギャグが凝縮されていて
退屈することはなかったです^^

また、基本的にエピソードも1話で完結するので 物語の繋がりを気に
することなく気軽に観れるのも良かったです。

A・B・Cパートに分けられているうえに、各ヒロインをメインにした回も
豊富で楽しめました。

でも、『先週は良かったけど今週は特に…』という高低差は、
単発エピソードなので どうしてもあったかと思います^^;


キャラも良い感じでした。

主人公の愛徒はパンツをこよなく愛する変態漫画家。(ドM気質アリ)
彼のパンツ愛は凄まじく、それは自身の描く漫画にも大きく反映されていますw

ハーレム主人公(しかもド変態)なんですが、嫌らしさを感じませんでした。
(ムッツリよりオープンスケベな主人公の方が、私は好む傾向なのかもw)

常に自分の欲望に正直で、それでいて何もかも包み隠すことなく素直に
モノを言ったり行動したりするので、なんだか憎めないですw
そういう裏表のなさや、人懐っこくて犬っぽい性格が愛徒の良さですね^^

まぁ、たまに暴走しすぎて冗談抜きで気持ち悪いと思うこともありましたが(爆)
でも、愛徒の天然バカ正直っぷりを見ていると、わりと元気貰えたりしますw

いつもはお調子者だけど、イケメンな面もあったりします。

{netabare}9話で、徹夜で仕上げた原稿を みはりちゃんが誤って墨をこぼして
台無しにしてしまった場面で、みはりちゃんを全く責めることなく再び
徹夜して原稿を仕上げたのは素直に『良い奴!』って思いました^^{/netabare}


ヒロイン達も個性的で可愛い子達が揃ってました^^

○しっかりしているけど、どこか趣味のおかしいアシスタント・足須さん
○愛徒の高校時代からの同級生で、ツンデレ乙女な編集・みはりちゃん
○愛徒のファンで、やや天然の巨乳美人アシスタント・りんなちゃん
○天才アシスタント。でも見た目は幼女並みのツンデレ少女・せなちゃん

その他にも、ヒロインの身内や編集長、マスコット的なキャラなどなど…
盛りだくさんでした^^
{netabare}足須さんの妹可愛かったなぁ。{/netabare}

このヒロイン達と愛徒のやりとりと、振り回されっぷりが良いバランスでした。

振り回されても皆が皆なぜか許してしまうのは、
前述したような愛徒の純朴さがあるからなんでしょうねw


そして、なによりこの作品の見所は「松岡劇場」だと思います\(^o^)/

愛徒のCVを担当されている松岡禎丞さんの全力かつ多彩な演技が作品を
引き立てていたと思います^^

常にテンション高めなうえ、老けた声やオカマ声まで披露されてたんで
驚きました。いやはや、お疲れ様ですw

アフレコ現場を覗いてみたくなります…どんな空気なんだろうw


パンツに始まりパンツに終わる。そんな「パンツ推し」なアニメでした^^
エロもあるけど基本は日常コメディなので、よほど下ネタに抵抗がない限り
は女性の方も大丈夫だと思います。実際に女性の私が大丈夫でしたし!w

まぁでも、全体通して『超面白い!』って感じでもないし、クセも強いので
『一度観ればもう満足』な作品かな^^;ゴメンナサイ…orz


{netabare}最終回、特別EDの愛徒のキャラソンは爆笑でしたw
ということで曲名をこのレビューのタイトル名にさせていただきました(*´ω`*)
松岡さん、演技だけでなく歌唱力もなにげに高いのが さらに驚きです。{/netabare}


■好きなキャラ■
一番は足須さんかな^^

捨て犬の目をされると放っておけないところとか、愛徒に対してたまにドSに
なったりするところも良いですね。

あとは、中の人(早見沙織さん)も好きなのでw
中の人で言えば、せなちゃん(釘宮理恵さん)もなんですけどね(∩´∀`)∩

投稿 : 2025/01/04
♥ : 37

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

変態とはすなわち、夢と理想を追い続ける者なり。

変態漫画家さんのちょっとえっちなアニメ、というのが持っていた前情報。

ただのえっちなアニメなら興味持たなかったと思うんだけど、

変態漫画家さんの声優さんが松岡禎丞さんと知り。

松岡さんは、今1番好きな声優さんなので(単純に声と演技が好き♪)、

松岡さんが変態!?それは…観たい(*´Д`)

と興味をそそられ、視聴決定しました。笑

1話が平均3話で構成されている、10分程度のショートアニメです。


● ストーリー
漫画家の愛徒勇気(あいと ゆうき)は月刊少年ゴンゴンで連載している漫画家。

愛徒の仕事場に集まるのは、変態漫画家・愛徒に振り回されるアシスタントや編集者の女の子たち。


松岡さんの変態演技が楽しめればそれでいいかなーとあまり期待していなかった作品だったのですが、

これがなかなかおもしろかったww

毎話爆笑でしたよww

確かにパンツだのおっぱいだの、エロワードばっかり飛び出してくるけど、

それよりも漫画家さんのおかしな日常という印象が強かったです。

その特徴の1つとしてエロがある、という感じかな。

よくあるラッキースケベなシチュエーションはあまり好きにはなれませんでしたが、

愛徒がかわいいので許すww

愛徒の純粋な女の子への探求心には感心&笑いが止まりませんでしたwwww

やー、こういうアホ一直線の作品が存在したとはwwww

愛徒の、純粋にアホなところは絶滅危惧種だわ。(ほめ言葉)


● キャラクター
愛徒は、頭の中ピンク色の残念な漫画家さんです。

だけど、純粋な心を持つ変態男なので、放っておけないタイプでもありますねww

愛徒に振り回されながらも、女の子たちが愛徒のこと嫌いにならない気持ち、よくわかるww

時々紳士に振る舞っても、その行為さえも笑えるってすごいポテンシャルだわ。尊敬wwww


登場するメインの女の子は、
◇足須さん …愛徒のアシスタント。スレンダー美人。
 〔足須沙穂都(あしす さほと)〕
◇みはりちゃん …愛徒の担当編集。胸が小さいことが悩み。
 〔音砂みはり(おとすな みはり)〕
◇りんなちゃん …愛徒のファン&アシスタント。ふわふわした巨乳女子。
 〔風羽りんな(ふわ りんな)〕
◇せなちゃん …スーパーアシスタントの異名を持つツンデレ、見た目は幼女。
 〔黒井せな(くろい せな)〕


みはりちゃんが1番恋してるって感じで好きなので、応援してました^^

愛徒とのやりとりは、もはや漫才ww

足須さんの妹のキャラもツボでしたww彼女大好きww


● ネーミングセンス
この作品で好きなところが、”名前”です。

愛徒の連載漫画「はじらってカフェラッテ」に始まり、

いちいちネーミングセンスが光っていて苦しかったwww

途中から登場する○○ニャーも○○チューも名前で大爆笑でしたよwwww


● 音楽
【 OP「純粋なフジュンブツ」/StylipS 】
元気いっぱいのかわいい曲^^

「純粋な不純物ってなんだ??」と毎回不思議に思っていましたけど。笑


【 ED「Spica」/StylipS 】
EDと次回予告は、流れている放送局と省略されている放送局があったそうです。

12話の挿入歌としても使われていた曲。

この作品の雰囲気と合っているかと言われると微妙ですが、

個人的には結構好きな曲♪卒業式っぽいね。


【 12話ED「終わりなきパンツ」/愛徒勇気(松岡禎丞) 】
さあ、きましたよーこの作品の問題児が。笑

これはひどかったwwwwww

これは、ないw

いくら松岡さんが歌ってるからというプラス価値があったとしても、あの歌はなし。却下。

曲よし、松岡さんの声よし、歌詞が…。

ある意味、伝説の1曲ですw

これカラオケで歌われたら、変態に寛大な私でもさすがにひいてまうわwwww


● まとめ
なかなかおもしろいショートアニメでしたが、

ちょっとエロが強くなると個人的な好みからは、ずれたかなあ。

たくさん笑わせてもらったから初めは「30分でも全然いけるよ!」って思ってたけど、

今では「10分がちょうど楽しく終われる適度な時間。」と思うようになりました。

これが男の夢なのか…とひっそりと思いつつ、これからも世の変態さんたちを温かい目で見守りたいと思います。笑

投稿 : 2025/01/04
♥ : 36

71.3 24 つっこみでコメディなアニメランキング24位
となりの関くん(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1214)
6756人が棚に入れました
--とある学校の授業中。先生の目を盗んで机での一人遊びに興じる男子生徒・関くんと、そんな関くんの遊びを隣の席から観察(or 妨害or 参加)する女子生徒・横井さん。毎回予想外の展開を見せる関くんの遊び、さて今回は……?

声優・キャラクター
下野紘、花澤香菜
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

これはバカップルです

教室の窓側最後列の席に座る少年"関 俊成"
彼は授業中いつも机の上で遊んでいる
そんな彼の遊びに翻弄される"横井 るみ"の物語である
ちなみに僕は原作のマンガ持ってます

関くんの遊びのクオリティがものすごく高い
お金と時間をどれくらいかけているのか見当もつかない
遊ぶことに人生をかけているといっても過言ではないです

そして関くんの遊びに翻弄されてしまう横井さん
彼女もなかなかのアホですね
被害者ぶっているけど、一緒になって楽しんじゃって・・・
ただのバカップルですよ┐(´д`)┌

内容はとてもくだらないですが、ハマる人は多いかも
15分枠のアニメだしそこそこオススメのアニメです
EDは無駄にかっこいいですww

好きなキャラは横井 るみさん
てか後藤さんとの2択なんだが・・・
登場キャラが少なすぎるんだね


以下各話感想的なもの
第1話
{netabare}ドミノですねえ
机の上で、、、
あれを実行するには地味にお金がかかると思うのだが
関くんの早業により、結局横井さんの方が怒られてしまうというねwww
{/netabare}

第2話
{netabare}今回は将棋
机の上にマス目をしっかりと書き込み、いざ尋常に一人将棋!
うん?あれれ??
早速ルールを無視して金が裏切って王を討ち取った!?
これはもはや将棋ではなく、ただの戦国時代の再現ですww
そんな金の独裁政治・クソ野郎ぶりに切れた横井さんが消しゴムで攻撃!
こいつら授業中に何やってんだか┐(´д`)┌{/netabare}

第3話
{netabare}今日は机みがき
圧倒的な技術力により、鏡と見紛うレベルの反射をする机に!
関くんなんか資格持ってるだろww
みがきたい欲求が止まらない関くんに下敷きを貸してあげる横井さん
めっちゃ優しいですなあ
しかしその恩は仇で返されることに・・・
関くんも同じダメージを負ってるけどね{/netabare}

第4話
{netabare}今日は囲碁をやりますよ〜
囲碁のルールなんかわからないからと安心する横井さん
しかしそんなことでは終わらない関くん
なんと囲碁で絵を書いて遊び始めました
それを見ていて怒られた横井さん
俺は思うんだよね
横井さんってアホだなってwww{/netabare}

第5話
{netabare}消しゴムはんこを作りましょ〜
今回はいつもの教室ではなくて移動教室(理科室かな?)
消しゴムを使って完璧なハンコを作ってしまいました
しかもケースまで( ゚Д゚) ス、スゲー!
しかしとなりに座ってるミスターKY宇沢くんが、消しゴムを破壊してしまう・・・
天敵すぎるwww{/netabare}

第6話
{netabare}ロボット遊びだぜイエイ!
父・母・息子のロボット家族で遊んでる関くん
関くん自体はふざけているのに、家族の方はしっかりと避難訓練をしていて可愛らしい
しかしそんな家族へのひどい扱いを見かねた横井さんがまさかの保護
そして逆にそのロボットで遊んでしまい、多大な時間を浪費する羽目に・・・
兄貴の皆大好きスクランブルエッグ!!!にワロタwww{/netabare}

第7話
{netabare}手紙まわしの郵便局を担当します!
関くんを経由するだけで本格的な手紙になるみたい
受付なども本格的すぎますよ関くん、、、
手紙まわしって楽しいのかな?
たしかに学校でやってた子はいたけどね
横井さんってやっぱりアホの娘だよねwww{/netabare}

第8話
{netabare}今回も将棋〜っと
前回と同じと思ってもらっては困るな
今回は姫と一緒に添い遂げようとする歩VS残り全軍
なかなかいい設定じゃないですか
途中から見かねた横井さんも乱入して無茶苦茶に、、、
なんだかんだで仲がいいよねこの2人{/netabare}

第9話
{netabare}編み物をしましょう
実は横井さんは編検2級の持ち主
ダブルフックアフガン針!?
詳しすぎてちょっとビビりますねww
横井さんのあまりの形相に何もできなくなってしまった関くん
これは横井さんの価値かな?{/netabare}

第10話
{netabare}美術室でゴルフ
古い机に空いている穴と傷を使ってゴルフです
そして後ろで勝手に妄想してる後藤さん
まるでアンジ●ッシュのコントみたい
結局勘違いはさらにエスカレートしたまま終わってしまった・・・{/netabare}

第11話
{netabare}ぬいぐるみを使って登山しましょう
山(前の席の前田くんの背中)をくまさんのぬいぐるみが登る!
前の席の人で遊ぶなよ、、、
これはもうあれですね
ただのバカップルです┐(´д`)┌{/netabare}

第12話
{netabare}ラジコンを使って運転免許取ったるぜ!
これは楽しくなさそうな遊びだな・・・
試験は1日1回しか受けられないから、翌日も同じ遊びをし始める関くん
指に大量の絆創膏がΣ(゚д゚lll)
ガチすぎるぜ関くん{/netabare}

第13話
{netabare}プールサイドで救難訓練
相変わらずふざけている関くん
しかし真面目に訓練の講義を受ける関くんのロボット家族
この家族には甘甘ですね横井さん
宇沢くんがロボットをプールの中に!?
横井さんはそれを必死に探し続ける
関くんが既に救助したということを知らずに・・・{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21
ネタバレ

沙祈 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

となりのサボリ魔くん

1話8分くらいの1話完結アニメ。
授業中に真剣に遊んでるとなりの関くんが気になる横井るみのお話。
関くんがほとんど喋らないのでひたすら横井るみ(CV:花澤香菜)が喋る。
るみちゃんの声が先生に聞こえないか凄くハラハラ。

5話と20話は面白かった。

各話感想↓
1話 ドミノ
{netabare}どんだけ消しゴム持ってるんだ…。
本格的すぎるドミノ。
壮大なBGM。
片付け早い。{/netabare}

2話 将棋
{netabare}将棋の音凄いと思ったら…王将破壊!?
もう将棋じゃない。
机に何て仕掛けが…。
謎の感動。
授業どころじゃない。{/netabare}

3話 机みがき
{netabare}なんかプロっぽい道具出してきた!?
周りの事を考えない机みがき。前の人かわいそう。
眩しい机。
他人の机も磨きたい関くん。
下敷き磨きに張り切る関くん。…静電気凄い。{/netabare}

4話 囲碁
{netabare}囲碁でキャラクターを作って…。動いた!?
何を描いているんだ。
ごちゃごちゃでわからない。
合体!!変なキャラが生まれた。{/netabare}

5話 消しゴムはんこ
{netabare}職人・関。
天敵うざわくん。
削られる消しゴム。
人の筆箱を勝手に漁るうざわくん。
消しゴムのケースとか凄い。
カバーをかけたら消しゴムにしか見えない!?
折れた。捨てられた。{/netabare}

6話 避難訓練
{netabare}こんな時にロボット遊び。
ロボット一家団欒。
ロボットだけしっかりしている。
自分のロボットを蹴り飛ばす関くん。
今日もまた勉強できなかった、るみちゃん。{/netabare}

7話 手紙まわし
{netabare}郵便局みたいだ。
クラス中巻き込まれている。
細かく寸法まで決まっていた。
クラスにポストが!?リアルすぎる…。
終わってから入れようよ…。空気椅子。
変なうわさが流れた。{/netabare}

8話 将棋2
{netabare}また将棋してる。
あの歩何したの…。かけ落ちかな。
歩が凄いボロボロに…。
夫婦になった。
ノリノリ妄想るみちゃん。
金の中身が…。父!?
壁を作られた。
いつの間にかバリケードが…。{/netabare}

9話 編み物
{netabare}編み物検定2級の隣りで編み物。
いきなり語り始める横井さん。
解くの早い。証拠隠滅完了。怖い。怯える関くん。{/netabare}

10話 ゴルフ
{netabare}でこぼこ机でゴルフ。入った。
プリントで邪魔してしまった横井さん。
後藤さんの妄想も凄い。
アンジャッシュ。{/netabare}

11話 登山
{netabare}るみちゃん、塾行ってたのか。隣があれだと勉強できないもんね。
熊可愛い。
巻き込まれていた前田くん。
動いてる!?何このスリル。
襟に引っかかっている。
無駄に凝ってる熊。
後ろがキラキラしてる。
落ちた!?
二人して…授業中なのに。
懲りない関くん。{/netabare}

12話 ラジコン
{netabare}交通ルールの勉強。
自動車学校の免許。動かすの遅い。楽しくなさそう。
坂道で横転。
翌日、再度挑戦。坂道リベンジ!
関くん自業自得。{/netabare}

13話 プール
{netabare}水着回。救命講習。
ロボット家族再び。
関くん再びロボット置き去り。
バカンスロボ家族。うざわ君うざい。
前田凄い。髪に絡まってた。
ロボットで遊び出した関。
横井はずっと探していた。{/netabare}

14話 お弁当
{netabare}OPの関くんが描いた動画変わった。
タコさんウインナー凄い。頭から喰いちぎる…。悪意を感じた。
おかず全部タコさんウインナーだった。抵抗しているウインナー。
まるで某の巨人!
強そうなタコさんウインナー。普通に食べた!
生き残り!串刺しに。
デザートに林檎のうさぎ。{/netabare}

15話 紙ずもう
{netabare}美術の授業再び。
風邪で休みの横井さん。
主人公の代わりに後藤さんが妄想担当。
人形に包帯を…。
妄想が凄い。
敵がどんどん凄くなっていく。
いろいろ妄想酷い。
※付き合ってません。{/netabare}

16話 将棋vsチェス
{netabare}将棋3回目。将棋好きなのかな?
黒いから将棋には見えない…!?闇討ちとは卑怯な。
謎の復活。授業放棄、横井。
遊びを止めた。
スカートが椅子に引っかかった。{/netabare}

17話 福笑い
{netabare}授業中に目隠し。
ばっちり整う福笑い。
家族が増えた。
赤ちゃん成長した。
距離感まで表現。
某サザエさん!?{/netabare}

18話 手品
{netabare}プリントが足りない。
遊び道具が取り出せない。
筆箱の中にトランプ。
怖い。
いつの間にトランプが。
ドヤ顔うざい関くん。
プルプルしてる。{/netabare}

19話 眼鏡
{netabare}眼鏡かけてる関くん。
ナルシストみたいな関くん。
眼鏡多すぎ!
るみちゃん怖い。
次の時間はジェンガ。
もう眼鏡飽きてた。{/netabare}

20話 パラパラ漫画
{netabare}完成形が気になる横井。
パラパラの完成度凄すぎる。
何ページあるんだ。
CM入りだった。{/netabare}

21話 持ち物検査
{netabare}担任から呼び出し。
ロボット家族三度目。
横井さんほんとこの家族好きね。
窓から外へ…。ロボット残ってた。
背もたれに…凄いスリル。
見つかったCD。反省文。家庭訪問も追加された。{/netabare}

2015/09/06ニコ生一挙放送視聴

投稿 : 2025/01/04
♥ : 1
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ラブリー・レッスン・アウトサイダーズ ~恋に落ちた瞬間を覚えていますか?~

ま、毎週楽しみにしてたのに~、終わってしまた~~~(T_T)

タイトルは特に深い意味はありません。
◇13話までTV放送、14~21話はネット配信

みんながバカップルバカップルって言ってて、んなことないだろう~と思ってたが、
{netabare}18時限目の手品{/netabare}辺りから同意してしまった。{netabare}特に19話の眼鏡とかw{/netabare}

関くんの無邪気さ、無邪気な邪悪さと、
横井さんの抑えられない好奇心と起伏の激しい感情、豊かな表情、
私はキャラクターとしての二人が気に入っているので最後まで楽しめました。
もちろん内容として、関くんの突飛な発想も満喫しました♪
・・・って言うか、横井さん短気だよねwwwww

将棋やロボットとか何度も使うネタもあるが、
こういうくだらないことに熱心になる、本気で遊ぼうとする姿勢は共感しました。
遊ぶからには本気じゃないとね☆☆☆☆☆

あと、関くんの歌のCDを借りたから「迷惑スペクタル」のフルver.も聴けたのですが、
声優さんってすごいな~って思えた、あの早口!!!

最近、乱用が多いと思ってしまいがちな花澤さん株が上昇した作品でもありました。



{netabare}横井さんかわええ(*´Д`)ハァハァ{/netabare}



下は2014.04.14 21:29の感想だよーん

{netabare}『机の上に広がるパラダイス ※授業中 ~追記、終業式~』



終業式 {netabare}

3学期のね、今は2学期制だっけ?、と言う名の完走した感想みたいなのをちょこっと。


最終話が微妙な天丼回だった、
他にも2,3話びみょいけど、びみょーんな回も含めて、
①切った、②最後まで観なければ良かった、③まあまあ、④完走する価値あり、⑤観なかったら後悔してた
の5段階評価(なんじゃこりゃw)では、④以上に楽しめた。
※5段階評価なので、3か4で迷ったら授業態度が良かった(苦w)ので上のにした、的な感じで受け取ってくださいw

この作品でEDのドラマーさんのCDを借りようと思った。
久しぶりにTATSUYAに行こうかな~♪

アニメ好きには万人?受けはしないけど、一般人??には万人受けしそうなヘリウムる。

オレにはなかなか壺ってました☆☆☆☆




さて話変わって今期、というかThe Ranking of winter, twenty-fourteenでもやってみようかな。
・・・嗚呼、学校ネタ、というか授業ネタを織り交ぜつつ追記を書いて来たが、英語あやうそう。

ランキングは一番後ろの席にぶち込んでおきます。
{/netabare}


←横井さん、→窓、↑ロッカー、↓前田君、じゃなくて2014.02.20 12:52に書いたヤツ





こう来たかwwwww

◇漫画原作、ショートアニメ、1クールかな?

主人公は関くん、窓際最後列という最高のポジションを陣取る男の子、
横隣の席の横井さん、対比のためと思われる銀髪(白髪?)もふもふヘアーの女の子。
舞台は高校。

関くんが授業中、勉強せずにひたすら密か?に遊び、
横井さんはひたすらツッコム(ほとんど心の中)話。

「あるある」「分かるわ~」
からの、それとは天地ほどの差がある想像力豊か過ぎる遊びもする。
この『遊び』って言葉の捉え方も変に考えると難しいね。ただの暇つぶしかも。
なんか楽しそうなら遊びでしょ☆

将棋回で最後まで観ることを決めたwwwww


遊びも多岐に渡っているので、全部が全部ツボってわけではないが、
それでもつい「ぷぷぷっw」と笑ってしまう。

1話完結のショートアニメなので、ちょっとした日常の刺激としてオススメ。
ショートアニメ好きなら楽しめるんじゃないかな♪





・・・・・・・・・・黒板・・・・・・・・・・

□関 □横井
□対木!?{netabare}





乱王

1 ディーふらぐ
2 となりの関くん


3 てさぐれ部活もの あんこーる
4 ログホライズン(2期[じゃなくて2クール]だけど、冬に終わったし)

・・・マイページを確認中、マイページを確認中、マイページ確認中・・・できたぁ

5 生徒会役員共*
6 スペースダンディ ※ランキングじゃ表せない評価もある










7 ニセコイ



8 のうりん





・・・あ、どうでもいいことだけど、ディーふらぐでオレの名前が出てて喜んでたわw{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 27

76.8 25 つっこみでコメディなアニメランキング25位
だがしかし(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1310)
6548人が棚に入れました
家業の駄菓子屋を継ぎたくない鹿田ココノツは夏休みのある日、駄菓子マニアの不思議な美少女・ほたるに出会う。
実在の駄菓子とともに少年×少女のおかしな夏が今始まる!
美味し懐かし駄菓子コメディー、お腹いっぱい召し上がれ! !

声優・キャラクター
竹達彩奈、阿部敦、沼倉愛美、鈴木達央、藤原啓治
ネタバレ

❣ユリア❣ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

そこのあなた!これを見れば駄菓子が食べたくて仕方なくなるわよ!?

☆原作未読☆

~あらすじ~
ある田舎に住む鹿田ココノツ(おそらく主人公)は漫画家を目指しているが、父のヨウから実家の駄菓子屋・シカダ駄菓子を継ぐようにいわれている。けれどそれを嫌がるココノツの前にある日突然、都会からやって来た謎の女の子、枝垂ほたるが現れ、あらゆる手段でココノツに駄菓子屋を継がせようとするーー

美味し懐かし 究極の駄菓子コメディーです

絵的にアニメを見るまで主人公はほたるとサヤかと思ってましたw
が、一応?主人公はココノツだったんですねw


〜タイトルについて〜
突然ですが、皆さんはこの「だがしかし」というタイトルはどういう風に捉えますか?
「だが、しかし 」「 だがし、かし」
どちらなのでしょうか?

アニメの1話目を見れば分かる…と言われていましたが、私はどちらかよくわかりませんでした…( ´ㅁ` ;)

というか、どっちも!なのではないかと思います!
「だがし、かし」はお菓子という意味
「だが、しかし」 接続語
という意味でどちらも使われるのではないかと思います!
ですが、まだハッキリしてないので題名の意味問題はまだまだ続きそうですね…
原作を見てれば後に分かるかも??


~OP.EDにて~
OP ED共に1話、2話だけ映像が違うんです!後半はずっと一緒だったんですがねw
よければ見てみて下さい☆
そして歌もハマりますよ~♪内容に合ってるなと思いました☆

{netabare}
だかしかしは内容を全く知らずに見ました
駄菓子についての話だったんですね〜!
(ほんとに駄菓子の話です。駄菓子を紹介するための物語、的な?)

1番始め、主人公の名前がよく分かりませんでした。
皆、主人公のことをココナツと呼んでいたんですよねw実際の名前はココノツです ややこしいw
※私はずっとココナツで呼んでましたw

そして、ほたる登場!始めからかなりの変人で謎な女の子でした
だがしかし!駄菓子については超詳しい!すごいなぁと思いました!そしてよく見るとリボンが違います
2種類あり使い分けているのかな?

サヤ、キャラの中では1番お気に入りです♪かわいいし、遊び系が超得意なんですよね!
めんことか、二の舞!?で3枚もきれてて、ほたるとココノツはビックリ!
そのすごさにほたるにはサヤ師と呼ばれるようになりますw
サヤ師…恐るべしw
そしてサヤと言えば子供の時♪あの時は特に可愛くてお気に入りです♪
ココノツがお祭りで取った金魚がサヤのお店にいるんですよね♪
それを知った時はおお〜!ってなりました(*´艸`*)

〜1番面白かったところ〜
第4話 サヤがいる喫茶店にある「見られてはいけない」ことが書いてあるノートを忘れてしまった…
そのノートを取りに行くために、ほたるとココノツが走る!!
すごいですねwグリコのキャラメルで消費カロリーを計算して喫茶店まで走るとかw
結局バレてしまいましたがw
地味に二人で協力して走ったところが感動しましたw
✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿
そして、アニメを見て改めて駄菓子の存在を知りましたw
うまい棒とかベビースターも駄菓子だったんですね!!初めて知りました☆
でも、アニメを見て、1番に思ったことは……

あれ?私、駄菓子食べたことない……( ̄□ ̄;)!!?

まさかぁwと思う人もいるかもですが、ほんとに食べたことないんです……
というか、ラムネとかうまい棒とか食べないんですよね…(´・ω・`)
でもでも!美味しそうだなぁと思った駄菓子もたくさんあったので、ぜひ食べてみたいなと思います!!
駄菓子屋さんとか近くにあるかなぁ‥
{/netabare}

~食べてみたい駄菓子~

1位生きいきビール
(本物は無理ですがw駄菓子のビールは本物と似てるんですかね?wどんなのか気になります♪)

2位ヤングドーナツ
(駄菓子っぽくなさそうですが、気軽に食べれそうです♪)

3位ふがし
(色んな種類があって美味しそうです♪)

という感じですが、他にも美味しそうなお菓子がたくさんあり、お菓子好きには必見ですよ~!?
このアニメを見れば、誰もが駄菓子を食べたくなると思います♪
ぜひ皆さんも色んな駄菓子を食べてみてください♪

果たして、ココノツは駄菓子屋を継ぐのか?
今後の話も気になるので
原作も見てみたいなと思います♪

投稿 : 2025/01/04
♥ : 21

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

昔懐かし駄菓子屋商品の数々・・・でもそれよりサヤ師に萌えましたが何か^^;?

この作品の原作は未読ですが、あやちが出演するとして迷わず視聴を決めた作品です。
あやち見たさに事前の情報番組も視聴・・・たくさんの駄菓子に囲まれたあやちを堪能してから本編の視聴に臨みました。

物語はとある田舎町の一画にひっそりと建っている「シカダ駄菓子」
この駄菓子屋の一人息子である鹿田 ココノツが本作の主人公です。

彼の夢は漫画家になる事・・・ですが、その夢は遠く巌しい道のりです。
一方、家が駄菓子屋だった事もあり、駄菓子に関しては高いスキルの持ち主でもあります。
そんな駄菓子のスペシャリストである息子に駄菓子屋家業を継がせたいと考えている父親でしたが、これまでココノツから頑なに断られていました。

そんな中に颯爽と登場したのが大手菓子会社「枝垂カンパニー」の社長令嬢であるほたるさん(CV:あやち)です。
世界一のお菓子メーカーを作ることを夢見る彼女はココノツの父親であるヨウを引き抜きに来たのですが、シカダ駄菓子の行く末を見守りたいという彼の思いを尊重し、近所に居座る事になり・・・ココノツとほたるとの駄菓子談義が一気に白熱しながら物語が動いていきます。

駄菓子屋さん・・・とても懐かしい響きです。私が駄菓子屋にお世話になっていた小学生低学年くらいには、住んでいたアパートから徒歩5分以内の場所に駄菓子屋さんがあり、毎日50円玉を握りしめて入り浸っていたのを覚えています。
今では駄菓子屋さんを気にしながら外を歩かないのでよく分かりませんが、一昔前より駄菓子屋さんの件数自体が減っているのではないでしょうか^^;?

少し話題が逸れてしまいました^^;
wikiを見てみたら、作中に登場した駄菓子が掲載されていました。
中には全く知らないお菓子もありましたが、全般的に感じるのは懐かしさです。
でも、ココノツとほたるさんの掛け合いを見て思ったこと・・・駄菓子に関してここまでの拘りは持っていなかった、という事です。
たかが駄菓子・・・いいえ、されど駄菓子です。
次々と登場する駄菓子を美味しそうに食べている二人を見ていると・・・こちらにも空腹が伝染しそうでした^^;

実はおやつカンパニーから販売されている「ブタメン」を知らなかったのですが、3月にインフルエンザに罹患し、隔離生活を送るためコンビニに食料確保に行ったところ「ブタメン」が売っているではありませんか。
しかも「だがしかし」とのコラボバージョン・・・思わずゲットしてしまいました。

でもこの作品・・・魅力は駄菓子だけではありません。
数少ない登場人物の立派に魅力的です。
本来であればあやち演じるほたるさんを一推しで見るところですが、今回はサヤ師の存在が大きかったです。

普段は実家の喫茶店を切り盛りしている彼女ですが、ココノツの事になると途端に態度が挙動不審になるんですよね〜^^;
突然やってきたほたるさん・・・かなりの巨乳美人という自分には持っていないモノを持っているほたるさんがココノツに接近するのを露骨に嫌がってみたり・・・
でも実際にはとてもシャイで、貰ったモノをとても大事にする女の子なんです^^
そして二人で過ごす時間に彼女の見せる満面の笑みは破壊力抜群でした。
正直キャラデザに関する印象は普通でしたが、サヤ師の可愛らしさだけは別格だったような気がします。

それでも何が起こるか分からないのが世の常・・・
いつほたるさんが変身するとも限りませんし・・・気は抜かない方が良いかと・・・^^;
それにココノツだってどこに行っちゃうか分かりませんし・・・

オープニングテーマは、MICHIさんの「Checkmate!?」
エンディングテーマは、竹達彩奈さんの「Hey!カロリーQueen」
この2曲で甲乙なんて付けられません・・・どっちも大好きです^^
でも・・・エンディングの振り付けは可愛いと思いました^^

1クール12話の作品でした・・・が、最終回の終わり方はあまりにもあっさりし過ぎていたのではないでしょうか^^;?
劇的なエンディングが欲しい訳ではありません・・・でもあまりに普通に終わると、続きが気になってしまいます^^;
ほたるさんとサヤ師の動向が気になるのでできれば続編希望でお願いします^^;

投稿 : 2025/01/04
♥ : 43
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

駄菓子屋って今もあるんかな??

1話の感想 ★★★☆ 3.5
キャラが濃い
{netabare}
うまい棒とポテフとヤングドーナツが出てきたね。
まさかそのまんま出てくるとは。
キャラは濃いな!親父と駄菓子女が。
カフェの女の子は可愛かった。{/netabare}

2話の感想 ★★★☆ 3.5
酔っ払いホタル
{netabare}
今回はきなこ棒、なまいきビール、フエラムネ、めんこ。
なまいきビールって何?初めて聞いたわ。
あんまり美味しそうちゃうけど。
メンコも時代を感じるな…
メンコとか今も売ってるんだろうか?{/netabare}

3話の感想 ★★★☆ 3.5
エアコンの故障
{netabare}
今回はブタメン、ボンタンアメ、あとチュウチュウ吸う棒のやつ。
夏にエアコンの故障って、本当に最悪だな。
ホタルは今回、なんだかんだエロかったな〜{/netabare}

4話の感想 ★★★☆ 3.5
目隠し勝負!
{netabare}
今回はふ菓子とグリコだった。
ノートに胸のことはなかなか心に来るだろうな。
しかも、好きな人とか…
てか、走りながらグリコ食べるのって口が甘くてしんどそう。{/netabare}

5話の感想 ★★★☆ 3.5
YouTuber
{netabare}
今回は、ビンラムネ、ベビースター、ヤッターめんとすっぱいぶどうにご用心だった。
まさかYouTuberにupする話が出てくるとは…
しかも顔出しだし。
まぁ、田舎なら大丈夫か。
ヤッターめんは小さい時めちゃくちゃ食べたわ。
懐かしい。{/netabare}

6話の感想 ★★★★ 4.0
サエとの思い出
{netabare}
今回はまけんグミとひもQ、ヨーグレットの3品だった。
そして、何よりサヤとのラブコメが話のメイン!
見た目的にはホタルの方が断然エロくていいが、サヤちゃんの方が絶対可愛いよな。
子供の頃から好きだったんだな。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
夏祭り
{netabare}
今回は駄菓子少なめでもんじゃ焼きと型抜き。
もんじゃ焼きが駄菓子屋さんでも食べれたというのが意外。
果たして、駄菓子の入ったものは美味しいのか?
最近、ラブコメ要素が強くていい感じ!{/netabare}

8話の感想 ★★★☆ 3.5
怖い話
{netabare}
超怖い話ガムとプチプチ占いチョコ。
超怖い話ガムは見たことないわ。
こんなんあったんだな。
プチプチ占いチョコは知ってるけど。
けん玉、あんなに高かったか?
100均で売ってた気が…
それとも、100均もないような田舎なのか?{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
おっぱい?爆弾?
{netabare}
わたパチとうんチョコ、さくら大根とたまごアイス。
うんチョコとか知らんわ〜
まぁ、確かに小学生はうんち好きそう。
関西だからさくら大根は見たことない。
あんなん売ってんだなー
たまごアイスはおっぱいでした。{/netabare}

10話の感想 ★★★☆ 3.5
ほたるさんの具合が…
{netabare}
今回は粉末ジュース!
珍しく前後半に別れないタイプ。
しかも、前話の内容を引き継ぐ形式。
口内炎ってあんなに腫れるか??
確かに痛いけど…{/netabare}

11話の感想 ★★★☆ 3.5
駄菓子屋さんのあるべき姿
{netabare}
コーラガムと都こんぶ、あとはラムネ。
あんな親切な駄菓子屋さん、見たことないぞ?
大体はじーさんかばーさんがしてたような。
ラムネの話で出てきたペリーは面白かった。
杉田さん、ふざけすぎw
ラムネとサイダーって容器の違いだったんだな。{/netabare}

12(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
ココノツの答え
{netabare}
さくらんぼの詩と食べルンですhi、森永ミルクキャラメルとサクマ式ドロップス。
前話の話の続きになるのかな?
今回は少し恋愛よりかな。
お菓子もメジャー級のが多かったし。
結局、くっついたりといった事はなかったな。
2期ではあるのかな?
内容よりも声優さんたちの掛け合いが良かったな。{/netabare}

投稿 : 2025/01/04
♥ : 19
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