つっこみでコメディなTVアニメ動画ランキング 108

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のつっこみでコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月10日の時点で一番のつっこみでコメディなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

85.1 1 つっこみでコメディなアニメランキング1位
生徒会役員共(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (3899)
20000人が棚に入れました
舞台は、少子化の影響で女子高から共学となった私立桜才学園高等部。その男女比は28:524。
圧倒的な女子高生天国の中、津田タカトシはひょんなことから生徒会副会長に就任する。彼は作中登場キャラの中でも、ゴクゴク普通な一般・常識人。堅いイメージの生徒会。
だがそこは、想像を遥かに絶するメンバーがいた…。

声優・キャラクター
浅沼晋太郎、日笠陽子、佐藤聡美、矢作紗友里、下田麻美、小林ゆう、小見川千明、新井里美、加藤英美里、田村睦心

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

バナナミルク

原作未読。

女子校から共学になったばかりの桜才(おうさい)学園。
変態ぞろいの生徒会の日常を描いたアニメ。


とにかく「ツッコミ」がさえわっている作品です。
テンポのいい下ネタボケからくりだされる、乾いたツッコミは必見です。

ただし、下ネタはストレート。
自主規制もののセリフや映像が多数です。
オープニングですでにアウトですね。
下品な話が苦手な人にはきついかも。

私も下ネタは得意ではないです。
ただ、それを超えるツッコミのレベルの高さ。
なんだかんだ言って、ついつい見てしまいました。


ストーリーはないに等しいです。
ショートコント集みたいなものです。
また、エロさを追い求めたアニメではないです。
ハーレム展開やエロさを求めるならほかのアニメをどうぞ。


その分、キャラは濃いです。
変態の生徒会長を筆頭に、天然色ボケのアリア。
ツッコミが抜群にさえている主人公の津田タカトシ、ちっちゃくないよのスズちゃん。
ボケ側とツッコミ側のバランスがよく、見ていて楽しかったです。


ただ、下ネタ漫才だけでは間が持ちません。
話に無関係なネタもちょくちょく挟まれます。
しかし、やっぱりちょっとものたりないですね。
下ネタ→ツッコミのコンボがないと。


まとめて見るとおなかいっぱいになりますが、かなり笑えました。
また、似た作品はそうそう見つかるものではありません。
そういった意味で新鮮なアニメなのでした。


……ちなみに、私の友人が女子校から共学になった学校に行っていました。
男子は半分空気。
女子が教室で平気で着替え出したり、下ネタを乱発したり。
そんなものだったらしいです。

話を聞くかぎり、桜才学園もモデルがあるのかもしれません。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 71

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

よくもこんな・・・(笑)

下ネタをここまで連発&音声隠し連発しているのがある意味すごいですwww

しかも、けいおん!の澪ちゃんとりっちゃんをやっていた声優さんがお下品キャラをやっているというギャップがまたすごい笑

会長の声が澪ちゃんだと気づいたときは驚きました^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 70

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

とにかく笑えた

下ネタに抵抗が無ければ最高に面白い

とにかく何も考えず笑い時なんかオススメ

投稿 : 2024/11/09
♥ : 63

95.5 2 つっこみでコメディなアニメランキング2位
この素晴らしい世界に祝福を! 第2期(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (2198)
11800人が棚に入れました
不慮の事故により異世界に転生した、ゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」という夢はイマイチ叶わないものの、なんとかそれなりに、異世界での日々を送っていた。転生特典として道連れにしてきた女神・アクア。一日一発しか魔法を撃てないアークウィザード・めぐみん。攻撃が当たらないクルセイダー・ダクネス。能力は高いのにとんでもなく残念な3人のパーティメンバーたちとも、なんとかそれなりに、クエストをこなしていた。―――そんなある日。機動要塞デストロイヤーの脅威からアクセルの街を救ったカズマたちに、王都からやって来た使者は言い放った。「冒険者、サトウカズマ。貴様には現在、国家転覆罪の容疑がかけられている!」……平凡な冒険者・カズマが過ごす異世界ライフの明日はどっち!?

声優・キャラクター
福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、原紗友里、稲田徹、堀江由衣、豊崎愛生、諏訪彩花、江口拓也、生天目仁美、西田雅一

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

2期も面白かった

原作未読。

2期も相変わらず面白かったです。
1期が面白いと2期は失速・・・ってアニメが多い中で、2期も変わらず面白いのは素晴らしいことだと・・・。

この作品を見ると、『声優さんって凄いなぁ』と感心させられます。
よくもまぁ、これだけ個性的かつ喜怒哀楽の激しい面々を演じられるものだと・・・。

この勢いで第3期も期待したいところです。

この作品の最大にして唯一の問題点は作画。
1期もそうだったけど、いい時と悪い時の落差が激しすぎ。
OP/EDの作画も個人的には首を傾げたいところ。
もう少し安心して、集中して視聴させて欲しいものです。
それでも、1期よりはマシになりましたけどね

投稿 : 2024/11/09
♥ : 103
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

どうやら祝福されたらしい

原作未読 1期は視聴済


1期に続きそのまま2期突入。後追い組は待つことを知りません。
1期と変わらず全10話の短尺に拍手!色気を出しても誰も文句言わなかろうにブレることはありません。
ついでにやや大雑把な作画具合もブレてはおりません。

大きな失点は無し!ノーマークだった昨シーズンで優勝し、他チームのマークも厳しくなってるのに連覇しちゃいました。そんな感じでしょうか?連覇の難しさはおおよそ想像はつくでしょう。
アニメ作品ならファンの期待値、制作側の気負い。おのずとハードルは上がってしかるべしの状況下、

 {netabare}“変わらない君でした”{/netabare}

うむ、手堅い・・・

1期では、
“笑点”“欽ちゃん”“ひょうきん族” 古典にして王道のコメディと評しました。すなわち、

笑点 : お題(クエスト)での珍回答
欽ちゃん : ウケてる間は同じボケを被せ続けること
ひょうきん族 : ED曲にクールダウンのしんみり曲

2期でも話数、作画もさることながら屋台骨を支える哲学がブレてないので、新ネタ{netabare}(逮捕~裁判、お見合い、温泉旅行){/netabare}を挟んでも安定感があります。
1期からの人気コーナーも健在でした。いやお笑い番組ではないんですけどー
{netabare}・蛙に飲み込まれるアクアさん達(しかも芸の幅が広がってる)
・爆裂ソムリエの日課(しかも威力も作画も強化されとる)
・カズマ死亡(しかも良い意味で死因が雑になっとる。エリス登場回数増え俺得!) etc{/netabare}
ちゃっかり底上げされるかたちでマイナーチェンジ。手堅さの中に改善も施されてるといったら言い過ぎでしょうか。

1期から観るにこしたことないですが、2期からの参戦でもさしたる問題はないでしょう。
2年目(2作目?)のジンクスを普段着野球で乗り越えました。連覇はマンネリと紙一重。その手前で踏みとどまった印象の本作は笑いの土台があるのでシリーズ化していけば、V9の巨人軍(生まれてないけど・・・)のようになるかもしれません。一時期のアントラーズ、箱根の青学に置き換えてもOK!
強すぎてつまらないと言われた先にリスペクトが生まれる可能性を秘めております。
そんな良作コメディの続編でした。


そして物語はあいかわらず進みません。{netabare}・・・と思いきや気づかないうちに匍匐前進してましたね。{/netabare}

※以下2期ネタバレ所感
■ルーツが明かされる主役たち
{netabare}ダクネスとアクアです。
ダクネスは名門ララティーナ家ご令嬢として描かれる回がけっこうありました。パパ(CV:井上和彦)も絡んでのキャラ掘り下げです。「自由に育てたら娘こんなんなっちゃった」って違うだろ!とこの父にして娘ありです。
アクアはそういえばこの人女神だったwwと思い出されるシーンが後半8話以降、随所にありました。ギャップ(落差)で人を笑わせるのに長けた人は泣かせることも容易だったり。たまに良い話が挿入されるので本作は侮れません。{/netabare}
{netabare}残りのめぐみんは自称ライバルゆんゆん登場はあったもののルーツ描写は希薄です。このへんは劇場版をお楽しみに!ということなんでしょうね。爆裂娘好きは“おあずけ”状態です。{/netabare}

■そもそも魔王討伐じゃなかったっけ?
{netabare}不可抗力とはいえ魔王軍幹部を個別撃破し続けてるんですよね。本人たちにその気がなくてもうっかりゴールまで辿り着いちゃうのではなかろうか。{/netabare}


ちょっと再評価したもの
■アクシズ教団の信徒たち
{netabare}1期で「あそこの教徒ってちょっとおかしい人が…」とまで言わしめた面々が満を持して登場。
とにかく営業が下手っぴ過ぎてツボでした。詐欺師ならもう少し上手くやりますもん。お馬鹿でも根はいい人そう。祀ってる女神様同様に憎めない信徒たちとそれを大切に想って行動するアクアに多少なりとも神々しさを感じた終盤です。{/netabare}

■「ララティーナって呼ぶな!」
{netabare}第1話アバンがふっかつのじゅもんの入力画面。ラストに「Thank you for playing」のドット文字。まんまですね。古き良きRPGへの敬意を感じます。{/netabare}
{netabare}結局ダクネスがララティーナ呼びを断固拒否してたのは4文字で私を呼んでってことだったのかな?
ゲームや競技を「する」「遊ぶ」を表す「play」。スタッフも作品で遊んでたように見えます。
(一緒に)遊んでくれてありがとう!って意味ならなかなか素敵だと思います。{/netabare}


お笑いには好き好きあれど、周回される方がぼちぼちいらっしゃることは、インパクトだけ一過性の作品でないことの証左でもあります。

未見の方はどうぞどうぞ。

個人的には、ダクネス知人の盗賊娘の登場時間が減らされてたのが残念で仕方ありません。



視聴時期:2019年3月 それと4月~6月の再放送

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2019.08.08追記
《配点を修正》+0.1(作画分)
 ※作画乱れを作品の特長としたことを評価


2019.03.21 初稿
2019.08.08 追記
2020.12.08 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 100

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

良いアニメ化なんじゃないでしょうか。(第3期もあるといいなあ…)

[2017年冬作品1クール視聴終了時ランキング] コメントより
==
安定の異世界ギャグでレベルはしっかりキープしたものの、他作品が強かったのでこの順位に。 原作的にも今期アニメ化された3、4巻よりは前後の巻や爆焔スピンオフの方が面白いので今期は不利?
==

ライトノベル『この素晴らしい世界に祝福を!』を原作とするアニメの2期目。原作はスニーカー文庫から刊行されていますが、書籍化される前はweb小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載されていたらしいです。

私は書籍化された原作は大好きでスピンオフも含めて既刊全巻を読んでいますが、web版は未読です。

1期目(全10話)では原作の2巻目相当までがアニメ化されていて、2期目では3巻目以降のエピソードがアニメ化されています。第5話の時点で、3巻の内容がほぼアニメ化されています。
→ 結局2巻/10話ペースを維持して原作4巻のほぼ最後までアニメ化されました。

なお、1期目のレビューにも書いた通りこんなバカ風な作品ですけど原作の構成はかなり緻密で、伏線っぽいものは基本放置されずにちゃんと回収される作品です。

キャラクターの把握などのこともあり1期目から観た方がもちろん良いですけど、たぶん「2期目から観たらまったくの置いてきぼり」という感じではないと思います。

一応「異世界転移」(日本では死亡だから「異世界転生」? でも子供からやり直すわけじゃないしな…)というカテゴリーのお話だとは思うのですが、主人公一行は「魔王軍と戦い、魔王を倒す」という目標を一応は掲げるものの基本的には異世界のかけだしの冒険者の街アクセルで日常生活を送りつつドタバタを繰り広げています。

シリアスな戦闘よりはギャグの要素が強く、また既存のファンタジー系RPGやライトノベルなどを揶揄したようなネタも多いです。

1期目はもちろん、2期目においても基本的にはこの感じですので1期目が好きだった方は安心して2期目もご覧になれると思います。

作中で「クズマ」とか「カスマ」とか揶揄される主人公のカズマですが、私はそんなに悪い奴だとは思いません。

なお、私は2期の5話目にアニメ初登場の見通す悪魔バニルさんは本作の中ではかなり好きなキャラです。

アニメ化にあたっていくつか原作からの改変がありましたが、続編制作に必要なキャラは一応出ていて、出そびれた人も「まあ、ここ出てなくても大丈夫か」という感じで致命的なものではなかったです。3期もあると良いなあ…。

また作画に関しては何かと物議をかもす本作品ですが、最終回のクライマックスなど力を使うところにはちゃんと使っているので個人的にはあまり不満はありません。

ただまあ、「もう少しなんとかならんか」とか「ギャグであえてやってるだろ、それ」とかツッコみたくなる場面もチラホラあるので、気になる人は気になるかもしれません。

おまけ: OPの背景アニメは、請けたクエストを果たしてギルドに帰り、皆に迎えられるまでのストーリー仕立てになっています。本編には出てこない爆弾岩は、1期目OPに続いて2期目でも登場(笑)!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 78

88.7 3 つっこみでコメディなアニメランキング3位
月刊少女野崎くん(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★★ 4.1 (3216)
15989人が棚に入れました
無骨な男子高校生の野崎梅太郎に恋をした女子高校生の佐倉千代は、ある日、勇気を振り絞って告白するのだが、想いは上手く伝わらず、気が付くと彼のとあるお仕事をアシスタントとして手伝うことに…。男子高校生でありながら人気漫画家である野崎君を中心に、個性豊かなキャラクターたちが織り成す少女マンガ家コメディー!

声優・キャラクター
中村悠一、小澤亜李、岡本信彦、小野友樹、木村良平、中原麻衣、沢城みゆき、三宅健太、小野大輔、川澄綾子、宮野真守、三宅麻理恵

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

野崎くん・・・。ずっとファンでした!

私にしては珍しく、原作既読です。全12話。

すれ違い系ラブ(?)コメディといった所でしょうか?

原作のエピソードを忠実に再現しつつ、原作(4コマ漫画)にはない動きとテンポの良さが作品の魅力を引き立てます。
原作もかなり面白いですけど、アニメの方が更に面白い印象でした。
演出と声優さんの演技力が加わるからでしょうか?

個人的には一途な千代ちゃんと、声楽部のローレライ・結月押しです。

第2期期待しています。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 109

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

個性的なキャラ揃ってます♡

原作読んでからアニメに入りましたがかなりおもしろかったーヾ(●´□`●)ノ

好きになった男の子は少女漫画家でした。

一人一人のキャラが個性的でみんなおもしろい!
嫌なキャラもいなくて、内容もスムーズにテンポよく進み
とても観やすい作品でしたヽ(*´∪`*)ノ"
キャラのバランスがすごくいいと思う。

ちゃんと笑えるギャグアニメです★
個人的にですが観てると元気になります。
野崎くんの漫画に対する熱意がすごいっw
あと鈍感?w
千代ちゃんも恋愛に進展させるにはこれは一苦労だ!!w

あとOPの曲がお気に入りで車の中でながしたりしてます♪

笑いたいときとか元気もらいたい時とかにぜひぜひオススメですd(>ω<*)☆
2期やって欲しい作品です♪

読んでくださりありがとうございましたヽ(´▽`ヽ)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 91
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

タイトルなし

これは笑えるwwww
野崎くんの天然ブリがサイコーです^^
第1話の{netabare}サドルが2つついている自転車に乗ったときの、「いまどんな気分だ?」って、あの真顔で言っててすごい笑いました^^サクラちゃんも「すごくレジャーな気分です・・・」って返し方{/netabare}もグッドでした(笑)

サクラちゃんの中の人(小澤さん)の声いいですね!^^

■第2話
{netabare}
宮野劇場&みゆきち劇場ですごい内容濃い!!
後半のみゆきち回は爆笑してました(笑)
みゆきち、さすがの歌声でした^^
{/netabare}

■第12話
{netabare}
いやー最後まで安定したアニメでした^^
安定して面白い♪
最後はお約束なカンジのオチでしたが、
いい最終回でした!
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 90

90.3 4 つっこみでコメディなアニメランキング4位
この素晴らしい世界に祝福を!(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (3267)
15637人が棚に入れました
ゲームをこよなく愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)の人生は、交通事故(!?)によりあっけなく幕を閉じた……はずだった。
だが、目を覚ますと女神を名乗る美少女・アクアは告げる。

「ねぇ、ちょっといい話があるんだけど。異世界に行かない? 1つだけあなたの好きなものを持って行っていいわよ」
「……じゃあ、あんたで」

RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!
……と舞い上がったのも束の間、異世界に転生したカズマの目下緊急の難問は、
なんと生活費の工面だった!

声優・キャラクター
福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、原紗友里、稲田徹、諏訪彩花、安元洋貴、江口拓也、堀江由衣

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

華麗なるキャベツ泥棒

原作未読。

この期の作品としては初めは全くノーマークでしたが、人気があったので見てみたら、最後まで安定感のある面白さでした。

ジャンルとしては『異世界RPG+コメディ』といったところでしょうか。
物語のテンポと登場人物のキャラ設定が秀逸です。

ヒロイン(?)3人組役の雨宮天さん、高橋李依さん、茅野愛衣さんが、とにかく弾けています。

最終話、OP曲がBGMとして流れた場面では、少し、感動さえしてしまいました。
(騙されるな!決して感動するような作品ではない筈だ!)←私の心の叫び

疾走感のあるOP曲、ほのぼのとしたED曲とも最高。この作品の魅力を引き立てていたと思います。

唯一の難点は、演出とは無関係に、時折乱れる作画と、全10話と少し短かった事くらいでしょうか・・・。
しかし、そんな事が気にならないくらい、とにかく面白い作品でした。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 180
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

このすご!

・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:


「この凄く楽しい作品に祝福を!」

略して

「このすご!」

はい、感想タイトル通りこの作品、すご〜く楽しかった。
うん、めちゃくちゃ楽しかったです。

第1話からぐいぐい引き込まれちゃって10話があっという
間でした。

もの凄〜く簡単なあらすじとしては、
ひょんな事故?(事故なのかどうかわかりませんが…
とってもバカバカしいです…いきなり笑えました)
で亡くなった主人公が天界で出会った女神に異世界で
魔王を倒したら1つだけ望みが叶えられると持ちかけられ、
次々と加わる仲間と共に異世界で起こる出来事を乗り越え
ていくドタバタギャグコメディかな。

私はこの作品は全くの前知識を持たずに見たので

「この素晴らしい世界に祝福を!」

というタイトルに何故か、
「これ絶対感動する作品だ」、「泣けちゃう作品だ」
と思って見てしまったので、第1話での私の勝手な作品への
思い込みとのギャプが凄いでした。
このギャプがある意味「はたらく魔王さま」と似た感じが
あって凄く嬉しかったかな。

RPGの様な世界でおバカなキャラがワイワイガヤガヤ。

作品の世界観やキャラ設定は今までの作品でもありがちと
言えばありがちみたいな作品なんだけど、こういう世界観
の作品で細かいツッコミとネタで最後まで笑えるのが凄く
なんだか新鮮な感じがしました。

キャラデは私的には「おっー!」って思うほど綺麗でも
可愛いくも無く逆に崩れてない?って思う時もあるけれど
基本ギャグ路線なので逆にそこが良かったりする感じ。

妙に合ってたりして…

お話が進むに連れてキャラの設定やおバカな世界観に
マッチした楽しい雰囲気に溶け込んでいく感じが不思議。
だんだんキャラが可愛くなって愛おしくなっちゃう感じ。
そんなデザインです。

ゲームとかあまり分からない私にもRPGの世界ってこんな
感じなんだなぁって、楽しみながら理解出来るのが嬉しい
ですね。

制作は「地獄少女」「Fate/stay night」「ひぐらしのなく
頃に」「薄桜鬼」「昭和元禄落語心中」などなど人気作の
多いスタジオディーンさん。

監督はアニメーターで「これはゾンビですか?」「東京レ
イヴンズ」「ルパン三世 princess of the breeze 〜隠され
た空中都市〜」などで監督を務めた金崎貴臣さん。

そしてシリーズ構成・脚本に上江洲誠さん。
もう私でも知っている方なので有名ですね。
「瀬戸の花嫁」「刀語」「宇宙兄弟」「結城友奈は勇者で
ある」「暗殺教室」「アルスラーン戦記」などなど、
私的には「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」が
最近では1番印象的な脚本家さんです。

声優さんでは私の最近視聴した作品の中では久しぶりに
雨宮天さんが出演されていたのが嬉しかったかな。
この雨宮さんのアクアの演技が楽しくて可愛くて。

茅野愛衣、堀江由衣さんは言うまでもなく、「俺ガイル」
のヒッキーこと江口拓也さん、「アルペジオ」刑部蒔絵
ちゃん役の原紗友里さんなど意外におっ!って思っちゃう
役者さんが楽しいです。

そしてそして何と言っても昨年あたりから活躍が目覚ましい
めぐみん役の高橋李依さん。
がっこうぐらし!の直樹美紀、それが声優の一ノ瀬双葉、
乱歩奇譚 Game of Laplaceのコバヤシなどなど主役、
準主役級に多数抜擢。
今年も当作品のめぐみんをはじめ魔法つかいプリキュア!
でも主人公:朝日奈みらいを演じるなどこれから凄く楽しみ
な声優さんなんです。
今年の3月に行われた第10回声優アワードで新人女優賞を
上坂すみれさん、田中あいみさんらと共に受賞。
私的にこれから要チェックな声優さんです。

オープニングテーマ「fantastic dreamer」を歌うのは
ホリプロで田所あずささんと同期のMachicoさん。
アップテンポな曲が楽しいオープニングアニメーションと
マッチしていて、見る前からワクワクさせてくれます。
オープニングの途中でお話しのタイトルが出るのもなんだ
か斬新でいいですね。

エンディングテーマ「ちいさな冒険者」を歌うのは
アクア:雨宮天さん、めぐみん:高橋李依さん、ダクネス:
茅野愛衣さんのヒロイン3人。
凄〜くのんびりした曲でいっぱい笑った後にこの曲を聴く
ととっても癒されます。
一回リセットしてまた新たな楽しみがあるみたいな。
最後は「ほけっー」とした気持ちにさせてくれるのが嬉し
いですね。
劇中でのBGMもシーンに合わせての細かい演出がとっても
ストーリーの魅力をアップしてくれてたと思います。

全10話で軽く笑えながら最後まで視聴出来ますので興味の
ある方は第1話だけでも視聴して欲しいな。
ハマる方は第1話でいきなりハマっちゃうと思います♪

私のハートを鷲掴みにした逸品。
早速、2期も決まっているみたい。
楽しみです♪


・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:


【作品DATE】
{netabare}
《staff》
{netabare}
原作 - 暁なつめ
原作イラスト - 三嶋くろね
監督 - 金崎貴臣
助監督 - 吉田俊司
シリーズ構成 - 上江洲誠
キャラクターデザイン - 菊田幸一
美術監督 - 三宅昌和
美術設定 - 藤井一志
セットデザイン - 青木智由紀(第6話 - )
色彩設計 - 吉田沙織
撮影監督 - 浜尾繁光
3D監督 - 今垣佳奈
編集 - 木村佳史子
音響監督 - 岩浪美和
音楽 - 甲田雅人
音楽制作 - 日本コロムビア
アニメーション制作 - スタジオディーン
製作 - このすば製作委員会
放送局 - TOKYO MX、BS11ほか
放送期間 - 2016年1月 - 3月
話数 - 全10話
{/netabare}

《cast》
{netabare}
佐藤和真(サトウ カズマ) - 福島潤
アクア - 雨宮天
めぐみん - 高橋李依
ダクネス - 茅野愛衣
ウィズ - 堀江由衣
クリス - 諏訪彩花
ルナ - 原紗友里
荒らくれ者 - 稲田徹
デュラハン - 安元洋貴
ミツルギ - 江口拓也
{/netabare}


《songs》
{netabare}
オープニングテーマ
「fantastic dreamer」
作詞・作曲・編曲 - 園田智也 / 歌 - Machico
第1話ではエンディングテーマ。
第10話では挿入歌として使用。

エンディングテーマ
「ちいさな冒険者」
(第2話 - 第10話)
作詞・作曲・編曲 - 佐藤良成 /
歌 - アクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス
(茅野愛衣)
{/netabare}
{/netabare}

【mio's café】
ここからはネタばれですので
視聴済みの方だけ見てね♪

{netabare}
もう1話目からスっごく笑っちゃいました。

このお話し、ストーリー云々よりもキャラの魅力、セリフ
の魅力が8割方を占める作品だったかなって感じ。

カズマの死に方の滑稽さもさることながら、
(医者にも親にも笑われながら亡くなるって…
ある意味幸せ?)
女神・アクアの毒舌能天気ポンコツキャラに一目惚れ♡
私、こういうキャラやっぱり好き。
雨宮さんの演技が凄くいいですね。
声を聞いてるだけでウキウキしちゃう感じ。
声にならない絶叫してるところとかもう…

カズマCV:福島潤さんとの絡みが最高。
会話の間とテンポが凄く良くて笑いが止まりません。
変わり者が多いとされるアクシズ教の御神体。
変な意味で恐れられているのがなんとも…
職業はアークプリースト(上級職)で強気の発言でわがまま。

でも駄女神呼ばわりして突き放すカズマに最後は
必ずすがってしまうかまってちゃんぷりも可愛い。
誰かに似てるなって思ったら強気でワガママな性格と
スタイルバツグンで青くて長いロングの髪。
そうアルペジオのタカオちゃんだぁって思ったの私だけ?
タカオちゃんよりもっとポンコツキャラなんだけど…。
そんな2人の絡みだけでも充分楽しいのにこの2人に割って
入る様に登場しためぐみん。

凄いですね、魔法の威力もさることながらこのキャラの
魅力の破壊力。
魔法能力が高いと言われる紅魔族の中でもトップクラスの
実力を持つ天才魔法使い。
爆発系最上級魔法「爆裂魔法」の使い手で職業は
アークウィザード(上級職)。

「爆裂魔法しか愛せない」

なんとも…

1日1発しか撃てない「爆裂魔法」への愛情はただならぬ
ものがあり、中二恋のあのキャラを彷彿させる中二病ぷり
にさらにおバカ値を+10足した様ななんとも言えない
愛すべきキャラ。

登場した第2話からいきなり爆裂魔法を使った後動けなく
なってパタリ…。
「ヤバイです。喰われます。」
「すみません、ちょっと助けて…うっ、くぱっ…」
ってカエルに食べられるし、
「カエルの中って臭いけどいい感じに温いんですね。」
とか凄く笑っちゃいました。
って言うかセリフの1つ1つとキャラの表情、高橋李依さん
の演技がとても楽しくて笑いが止まりません。

これこそ、エクスプロージョン!

こんな3人にこれでもかととどめを刺す様に加わったのが
職業クルセイダー(上級職)でありながら、皆の盾になる事を
異様に好むドMの騎士、ダクネス。

最初は見た目と裏腹なそのキャラクターに目を奪われちゃ
ったけど途中からはちょっとドMキャラに飽きた感じも
したかな?
でも茅野愛衣さんの演技がアドリブも含めて本当楽しい!
デュラハンとの戦い、最終話での役所とても楽しかっ
た。彼女が高貴な貴族の娘っていうギャップも良かったで
すね。

そして後半で登場のウィズ。
堀江さんの演技もさることながら、そのキャラが私的には
結構ツボでした。
えーっと、なんだっけこのアクアとウィズの絡み、どっか
で見た事あるなぁって思ったら、ハルヒとみくるちゃんの
絡みみたいだぁって思っちゃった。
弄られまくり…。
過去の出逢いのお話をすっ飛ばしての登場だったから
??ってなっちゃう部分があったけど楽しかったです。

10話のバトルシーンなんだか凄くカッコ良く見えちゃう
不思議。
ウィズとめぐみんのダブル爆裂魔法!
バトルの途中で初めてOPが流れる王道的な演出や作画も
これが最後だと言わんばかりに気合いが入っている様に
見えたのはエクスプロージョン効果でしょうか…
初の1日2発目の爆裂魔法。

「エクスプロージョン!」

この作品を通して見てやっぱりギャグ、コメディのアニメ
ってテンポと間が凄く大事なんだなぁって思いました。
そしてこれだけの魅力的な女性キャラの中で空気にならな
かったカズマのキャラ立ち。

私の中ではカズマが「MVP」です。

まさに彼がこの作品の監督であるかの様に周りにいる魅力
的な女性キャラクターを上手く使って演出した様にも感じ
ました。
プレイイングマネージャーって感じ?

上げるところは上げる、落とすところは落とす。
毒舌で弄りながらも周りのキャラクターの魅力をアップ
させ、自身の存在感もさりげなく主張するツッコミが
楽しかったです。

そして助演男優賞はデュラハン‼︎
いいですねー!
特に私が好きなセリフが「きっちぃー!」です♪
アドリブのエピソードを聞いて思わず笑っちゃいました^ ^

2期もカズマを中心としたドタバタ、楽しみにしています♪
{/netabare}


【おまけ】
やっぱりこの作品の魅力大半ははおバカ?なセリフ数々。
名言?迷言⁇
2期放送開始を記念して言葉だけでもシーンが蘇る私の
お気に入りのセリフをピックアップ!
お気に入りといってもどのセリフも楽しいからいっぱいに
なっちゃったw
セリフを忠実に抜き出すのって大変ですね。でもこのすば
もう1回じっくり見れて楽しかった♪
かなり長いのでお時間と興味のある方は見てね♪
とりあえず5話まで。


{netabare}
(第1話)
{netabare}
カズマ「は?じゃあ何?俺の死因はトラクターに耕された
ってこと?」
アクア「いいえ。ショック死ですけど。トラックに轢かれ
たと勘違いして。」
カ「ショック死〜!」
ア「プッ!あっははははぁ、あははははぁ!
あたし長くやってきたけど、こんな珍しい死に方したのは
あなたが初めてよ。プークスクスクスクス!」
カ「初対面でなんだろう…この子…。」
ア「あなたは轢かれそうになった恐怖で失禁!
気を失い近くの病院に搬送。医者や看護師に笑われながら
心臓麻痺ぃ!」
カ「やめろぉぉぉ!聞きたくない!聞きたくない!
聞きたくなぁぁぁーい!」
ア「あなたの家族が病院に駆けつけ、その死因に家族さえ
も思わず吹き出し…。」
カ「あーやめて!やめてぇーーーへぇっーー!」
ア「さて、私のストレス発散はこのくらいにしておいてぇ…♡」
カ「コイツ…。」

*これだけのセリフで私のハートは鷲掴み!
このやりとりだけで視聴決定したと言っても過言ではない
ですね。
特に「プークスクス」が最高でしたw

ア「その世界は長く続いた平和が魔王の群勢によって
脅かされていた!
人々が築き上げてきた生活は魔物に蹂躙され、魔王軍の
無慈悲な略奪と殺戮に皆怯えて暮らしていたぁはぁっ!
いたぁはぁっ!」

ア「副作用として運が悪いとパァになるかもだけれど、
だからあとは凄い装備か能力を選ぶだけね。」
カ「今重大な事が聞こえたんだけどぉ、パァがなんだって
ぇ?」
ア「言ってない♡」
カ「言ったろ」

ア「ねぇ〜早くしてぇ、どうせ何しても一緒よっ。
引きこもりのゲームオタクに期待はしてないからっ。」

カ「コ、コイツ〜。ちょっとばっかり可愛からって調子に
乗りやがってぇ〜っ!」

ア「うっ、嘘でしょ!いやいやいやぁ〜っ!
ちょっと、あの…お、おかしいからぁ!女神を連れてく
なんて反則だからぁ〜。無効でしょ〜こんなの無効よねぇ
ー!待ってぇ!待ってへへぇぇぇぇぇ〜。」

カ「ふふふふふっ、散々馬鹿にしてた男に一緒に連れて
いかれるってどんな気持ちダァ?
あっははははぁ、あんたは俺が持っていく物に指定された
んだぁ。女神ならその神パワーとかでせいぜい俺を楽させ
てくれよぉ!」
ア「いやはぁぁぁぁー!
こんな男と異世界行きなんて、いやはぁぁぁぁーっ!」

カ「さようなら、引きこもり生活!
こんにちは、異世界!」

カ「見ろよこの格好。ジャージだよ。せっかくの
ファンタジー世界なのにジャージ一丁ですわぁ〜。
ここは必要最低限の装備…」
ア「あゔぇぇへっへっ…あゔぇぇへっへっへっー」
ーPAUSEー
「あゔぇぇへっへっ…あゔぇぇへっへっへっー」


ア「なっ、ゲームオタクの引きこもりだったはずなのに
何故こんなに頼もしいの?」

ア「女神なのよ、そんな下々のことイチイチ知るわけ無い
でしょ。」
カ「コイツ使えねー。」

ア「あっ、待って!こんなに出来る男の感じなのになんで
彼女も友人もいない引きこもりのオタクだったの?
なんで毎日閉じこもってヒキニートなんかやってたの?」
カ「ヒキニートはやめろ。クソビッチ!
引き篭もりとニートを足ぁすな!」

ア「いきなり頼り甲斐が無くなったわねぇ。
まぁしょうがないわね、ヒキニートだもんね。」
カ「ヒキニート言うな。」

ア「そこのプリーストよ!宗派を言いなさい!私はアクア。
そう、アクシズ教団の崇める御神体、女神アクアよぉ!
汝!もし私の信者ならば……お金を貸してくれると助かり
ますっ!」
プリースト「エリス教徒なんですが。」
ア「なゔぁっっ…!」
カ「なぁっっ…!」

ア「えふっふふふふ…。女神だって信じてもらえなかった
んですけど…。
ついでに言うとエリスは私の後輩の女神なんですけど…。
私後輩の女神の信者の人に同情されてお金貰っちゃったん
ですけどぉ……。」
カ「おっ…おうぅ…。」

カ「そういうイベントは俺に起こるんじゃぁ?」
ア「さぁ、今日から冒険者生活よぉ!カズマ!」
カ「お前心底嫌がってただろ。」
ア「そうだったかしら♡?」

カ「って、ちがーーーう!」
{/netabare}

(第2話)
{netabare}
カ「最低賃金?労働基準法?なにそれおいしいの?」

カ「あーーーっ!助けてくれアクア〜!ふぁっ!ふぁっ!
助けてくれ、うわっ!」
ア「プークスクス、ヤァばい!ちょーウケるんですけど!
カズマったら顔真っ赤で涙目でちょー必死なんですけどぉ
ぉぉ!」
カ「あいつ後で埋めて帰ろう!」
ア「助けてあげるわよヒキニート、そのかわり明日からは
崇めなさい!」

カ「喰われてんじゃねーーー!」
ア「うぇっっ…うっうっう…。
あっ、ありがとうカジュマー…ありがとぅ、ありがとうね
ーーーうぇっっへっへっへっへ…」
カ「生グセーーー!」

ア「私はもう汚されてしまたわぁ…。
今の汚れた私をアクシズ教徒が見たら信仰心なんてダダ下
がりよぉー!これでカエル相手に引き下がったとか知れた
ら美しくも麗しいアクア様の名が廃るわぁー。」
カ「日頃大喜びでおっさん達と汗まみれになって、風呂上
がりの晩飯と酒を何よりも楽しみにし、馬小屋で涎垂らし
て寝ている奴が汚されたとか今更…。」

ア「ウゥゥァァァァァーーーーーーーー!
神の力思い知れっ!私の前に立ち塞がった事、そして神に
牙を剥いた事、地獄で後悔しながら懺悔なさいっ!
ゴッドブロオオォーー!」
カ「おおぉっ!」
ア「ゴッドブローとは女神の怒りと悲しみを乗せた必殺の
拳っ!相手は死ぬっ!」
ア「クッ…。カエルってよく見ると可愛いと思うの〜♡
キャッ!」

ア「このあたしがいるんだがらながまなぁ…。」
カ「飲み込めー!飲み込んでから喋れ。」
ア「んっんっ、プハァーー!わたしは最上級職のアークプ
リーストよぉ。どこのパーティも喉から手が出るくらい欲
しいに決まってるわぁ!そんなわたしがちょろっと募集か
ければ、お願いです連れてって下さいっていう輩が山ほど
いるわぁ。わかったらカエルのから揚げもう一つよこしな
さいよ!はむっ!」
カ「へぇーーえ。」

ア「急募!アットホームで和気藹々としたパーティです♪
美しく気高きアークプリーストアクア様と共に旅をしたい
冒険者はこちらまで。
『このパーティーに入ってから毎日がハッピーですよ。
宝くじにも当たりました。』
『アクア様のパーティーに入ってから病気も治って
モテモテになりましたぁ♡』
採用条件、上級職の冒険者に限ります。」

めぐみん「募集の張り紙見させてもらいました。
ふっふっふっ、この邂逅は世界が選択せし定め。
わたしはあなた方のような者達の出現を待ち望んでいた!
我が名はめぐみん‼︎アークウィザードを生業とし最強の
攻撃魔法、爆裂魔法を操る者‼︎」
カ「えっと………。」
め「ふふんっ、あまりの強大さ故、世界に疎まれし我が
禁断の力を汝も欲するか。」
カ「ハァァァ?」
め「ならば我と共に究極の深淵を覗く覚悟をせよ!
人が深淵を覗く時、深淵もまた人を覗いているのだぁ。」
カ「冷やかしに来たのか?」
め「ちっ、ちがうわーいっ!」

カ「その眼帯はなんだぁ。怪我してるならコイツに治して
もらったらどうだ。コイツ回復魔法だけは得意だから。」
ア「だけぇっ⁈」
め「フッ…これは我が強大なる魔力を抑える、まずぃっく
あいてむぅ!もし外される事があればこの世に大きな災厄
がもたらされるであろう。」
カ「封印…みたいなものかぁ!」
め「まぁ、嘘ですがぁ。単にお洒落で着けてるだけ。」
カ「んーん‼︎
め「あぁ!ごめんなさい!引っ張らないでください!
やめ、やめろぉーーーっ!」

め「あぁぁ、ちょっとやめて下さい。今手を離したら…。
いいですか、ゆっくりですよ、ゆっくりいけば、
ちょっと、あぁーっ!いったい!目がぁーーっ!」
カ「悪い。からかってるのかと思った。訳の分からない事
ゆうしー、変な名前だしー。」

カ「因みに両親の名前は?」
め「母はゆいゆい、父はちょいざぶろーー!」

ア「見てなさいカズマぁ!今日こそは女神の力見せて
やるわぁーー!
震えながら眠るがいい!ゴッドレクゥイエムッ!
ゴッドレクイエムとは女神の愛と悲しみの鎮魂歌。
相手は死ぬっ‼︎やばっ…。」
カ「さすがは女神。身を呈しての時間稼ぎか。」

め「黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みた
もう。覚醒のとき来たれり。無謬の境界に落ちし理。無行
の歪みとなりて現出せよ!踊れ踊れ踊れ、我が力の奔流に
望むは崩壊なり。並ぶ者なき崩壊なり。万象等しく灰塵に
帰し、深淵より来たれ!これが人類最大の威力の攻撃手
段、これこそが究極の攻撃魔法、エクスプロージョン‼︎」

カ「めぐみん!一旦離れてっ‼︎えっ……?」
め「プッ!我が奥義である爆裂魔法はその絶大な威力故、
消費魔力もまた絶大。要約すると限界を超える魔力を使っ
たので身動き一つとれませぇん。」
カ「へぇぇぇーー。」
め「近くからカエルが湧き出すとか予想外です。
やばいです。食われます。すいません、ちょっと助けて…
うっ、クパッ…!」
カ「お、お前らー喰われてんじゃねーーー!」

ア「なまぐしゃいよぉ〜なまぐしゃいよぉ〜。」
め「カエルの中って臭いけど、いい感じにぬくいんです
ね」

カ「爆裂魔法魔法は緊急の時以外は禁止な。
これからは他の魔法で頑張ってくれよぉ。」
め「使えません。私は爆裂魔法しか使えないんです。
他には一切魔法は使えません。」
カ「マジか…」
め「まぁじです。」

め「私は爆裂魔法をこよなく愛するアークウィザード。
爆発系統の魔法が好きなんじゃないんです。
爆裂魔法だけが好きなんです!
もちろん他の魔法も覚えれば楽に冒険が出来るでしょう。
でもダメなのですっ‼︎私は爆裂魔法しか愛せないっ‼︎
たとえ1日1発が限度でも魔法を使った後に倒れるとして
も!それでも私は爆裂魔法しか愛せないっ‼︎
だって私は爆裂魔法を使う為だけにアークウィザードの
道を選んだのですからぁっーーーー‼︎」
ア「素晴らしい!素晴らしいわぁー‼︎非効率ながらも浪漫
を追い求める姿に私は感動したわぁー!」
カ「まぁーずい、この魔法使いはダメな系だぁ。
よりによってアクアが同調しているのがその証拠だ。
俺はこの2回の戦いでどぉーもこの女神ちっとも使えないん
じゃないかと疑っている。
はっきり言ってこれ以上問題児は…。」

め「我が望みは爆裂魔法を撃つことのみ。なんなら無報酬
でもいいと考えています。
そう、アークウィザードの強力な力が今なら食費と雑費だ
けでぇ…。
これはもう長期契約を交わすしかないのではないだろうか
っ…。」

め「どぉんなプレイでも大丈夫でぇすからぁー‼︎
先ほどのカエルを使ったヌルヌルプレイだって耐えてみ
せ…。」

カ「年上の美人相手ということで緊張し若干上擦った声に
なってしまったぁぁ。長い引き篭もり生活の弊害だぁ。」
ダクネス「んっはぁ〜///私の名はダクネス、ク、クルセイ
ダーを生業としているものだ。んっ、はぁ〜はぁはぁは
ぁ…是非私を、是非この私をっ///パッ、パパパパパパパー
ティーにーー‼︎///」
{/netabare}

(第3話)
{netabare}
ダクネス「さっきのドロドロの2人はあなたの仲間だろ。
一体何があったらあんな目にっ!///」
カズマ「あーいえー、ジャイアントトードに捕食されて
粘液…」
ダ「なぁはっ‼︎想像以上だ…///」

ダ「ちょっと言いづらかったのだが…私は力と耐久力には
自信があるのだが、不器用で…その、攻撃が全く当たらな
いのだ」
カ「やはり俺のセンサーは正しかったらしい…」
カ「あーわかった…こいつも性能だけでなく、中身も駄目
な系だぁ…」

アクア「あっ見て見てカズマ。どぉーよ、新しく習得した
スキル。水の女神たる私にふさわしいと思わなーい?」
カ「宴会芸じゃねえか、この駄女神」

めぐみん「さあ!私と一緒に爆裂道を歩もうじゃないです
かっ!んんっ!」
カ「あぁ、顔が近い…。」

カ「ちょっ、おち、落ち着けロリっ子。つか今3ポイント
しかないんだがぁ…」
め「ロリっ子………」
カ「あれっ?」
め「プッ……このわれがロリっ子……」

カ「宴会芸のくせに5ポイント!高ぁーーー!」

カ「おぉ!当たりも当たり!大当たりだぁーー‼︎」
クリス「いっ、いやぁー!パ、パンツ返してぇーー‼︎///」
カ「いーやっはぁーはっははぁー!うわぁーはっはぁー
ー‼︎」
ダ「何という鬼畜な所業…。やはり私の目に狂いはなかっ
たぁーーっ‼︎///」!

ク「財布返すだけじゃダメだって、じゃいくらでも払うか
らパンツ返してって頼んだら自分のパンツの値段は自分で
決めろって…」
カ「待てよっ!お、おい!待てぇー!間違って無いけど。
本当待てぇーー!」
ク「さもないともれなくこのパンツは我が家の家宝として
奉られることになるってぇ…」
カ「ちょーっ、まわりの女性冒険者達の目まで冷たいもの
になってるから、本当に待てって!」
ク「べぇ♡///」

め「なんですか、Lvが上がってステータスが上がったか
ら、冒険者から変態にジョブチェンジしたんですか?
あの…スースーするんでパンツ返して下さい///」

カ「特にダクネス。女騎士のお前なんて魔王に捕まったり
したら大変だぞぉ。それはもうとんでもない目にあわされ
る役所だっ!」
ダ「あぁ、全くその通りだ。昔から魔王にエロい目にあわ
されるのは女騎士の仕事と相場は決まっているからな。
それだけでも行く価値はある!///」
カ「えっ、あれっ?」
ダ「なっ、なんだ。私は何かおかしな事を言ったか?」

カ「緊急クエストってなんだ、モンスターの襲撃なの
か!?」
ア「言ってなかったっけ?キャベツよキャベツ!」

ダ「倒れたものを見捨てるなど…できる、ものかー!」
ダ「見られている。むくつけき男達が私の肌を見て興奮
しているっ!
何という辱しめっ‼︎///汚らわしいっ!どうだっ‼︎///」
カ「悦んでるッッ!」
冒険者「あんなになってまで人を守るなんて!」
冒険者「俺も騎士として見習わなければ。」
カ「ちがーう!みんな誤解してるぞ!」

め「我が必殺の爆裂魔法の前において何者も抗うことなど
叶わず。」
カ「ここにもややこしい奴がぁーーーーっ‼︎」
め「ふふふふふ、あれほどの敵の大群を前にして、爆裂魔
法を放つ衝動が抑えられようかぁ………いや、ないっ!」
カ「いやあるよぉーーーーっ‼︎」
め「光に覆われし漆黒よ。夜を纏いし爆炎よ。紅魔の名の
もとに原初の崩壊を顕現す。終焉の王国の地に、力の根源を
隠匿せし者。我が前に統べよ!エクスプロージョン‼︎」

ア「あの鉄壁の守りにはさすがのキャベツたちも攻めあぐ
ねていたわ」

ダ「それではカズマ。これからも遠慮なく私を囮や壁がわり
に使ってくれっ、うっふっ♡///」
カ「こいつはアレだ。ただのドMだ…。」

ダ「パーティーの足を引っ張るような事があれば、強めに
罵ってくれっ!なんなら捨て駒として見捨ててもらっても
いい。
うっ…そ、想像しただけで武者震いが…///」
{/netabare}

(第4話)
{netabare}
ダ「カズマはどんな時でも容赦ないな…へへっ…///」
カ「今はかまってやる余裕はないぞぁ。お前を超えそうな
勢いのそこの変態をなんとかしろよ。」
め「ハァッ///ハァッ///魔力溢れるマナタイト製の杖の
この色艶っ…ハァッ///ハァッハァッー///」

ア「カーズーマーさん?今回のクエストの報酬わぁ、
おいくら万円?」

ア「カ、カズマ様~!前から思ってたんだけど、
あなたって、その…そこはかとなく良い感じよね!」
カ「特に褒めるところが思い浮かばないなら無理すんな
ぁ!」
ア「かじゅまさ〜ん!私、今回の報酬が相当な額になるっ
てふんで持ってたお金全部使っちゃたんですけどぉーー!
ていうか大金入ってくるって見込んでこの酒場に10万近い
ツケまであるんですけどぉーーー‼︎」
カ「知るか!今回の報酬はそれぞれの者にって言い出した
のお前だろ!」
ア「だって私だけ大もうけできると思ったのよぉ!」
カ「最低ぇーだな…。」

ダ「ハァッ!免疫まみれっ!///」
カ「お前今興奮したろ」
ダ「してない…///」

め「紅き黒炎、万界の王。天地の法を敷衍すれど、我は万
象昇温の理。崩壊破壊の別名なり。永劫の鉄槌は我がもと
に下れ!エクスプローーージョン!」
め「燃え尽きろ、紅蓮の中で………はぁっ…
最高…デェス」

め「エクスプロージョン!」
め「ロージョン!」
め「ジョン!」
カ、め「ばっくれつ!ばっくれつ!ばっくれつ!」
め「ン!」

カ「ナイス爆裂!」
め「ナイス爆裂!カズマも爆裂道がわかってきましたね
ぇ。」

カ「この宴会芸しか取り柄のない穀潰しがっ!」

ア「いやぁぁーーっ!回復魔法だけはいやよぉぉぉ!
私の存在意義をうばわないでよぉぉぉー!私がいるんだか
らいいじゃないーーっ!」
め「カズマは結構エゲツない攻撃力がありますから遠慮
なく本音をぶちまけると大概の女性は泣きますよ。」
ダ「ストレスが溜まっているのなら代わりに私を口汚く
罵ってくれても構わないぞっ///」

デュラハン「ハァッ…ハァッ…毎日毎日毎日っ!
おぉっ、俺の城に毎日欠かさず爆裂魔法を打ち込んでく
る、あぁ、あ、頭のおかしい大バカはどぅあれだぁーー
ー‼︎」

デ「お前が…お前が毎日毎日俺の城に爆裂魔法をぶち込ん
でくる大バカ者かぁー!俺がぁ魔王軍の幹部だと知ってい
てケンカ売ってんなら堂々と城に攻めてくるがいい。
その気がないなら町で震えてるがいいー!
ねぇ?なんでこんな陰湿な嫌がらせすんのぉー?
どうせ雑魚しか居ない町だと放置しておれば調子に乗って
毎日毎日ポンポン!ポンポン!ポンポン!ポンポン!
打ち込みに来おって!
あったまおかしいんじゃないのか貴様らーー!」
め「我が名はめぐみん!アークウィザードにして爆裂魔法
を操る者っ‼︎」
「…………」
デ「めぐみんってなんだぁ?馬鹿にしてんのかっ!」
め「違うわいっ‼︎」

め「無理です。紅魔族は日に一度、爆裂魔法を撃たないと
死ぬんです」
デ「おーい!聞いた事がないぞそんな事!適当な嘘をつく
なよ!」

め「余裕ぶっていられるのも今の内です。
先生ぇーーっ!お願いしますっ‼︎」

ダ「なんて事だ…。つまり貴様はこの私に死の呪いを
かけ、呪いを解いて欲しくば俺の言う事を聞けと…
つまりはそういう事なのかっ‼︎」
デ「はっ⁈」
カ「ダクネスが何を言ってるのか理解したく無い」
ダ「呪いくらいではこの私は屈しはしない。
屈しはしないが、ど、どーしよぉー!カズマーー!///」
カ「はい、カズマです。」
ダ「見るがいい。あのデュラハンの兜の下のイヤラシイ目
をっ!
あれは私をこのまま城に連れ帰り呪いを解いて欲しくば
黙って言う事を聞けと凄まじいハードコア変態プレーを
要求する変質者の目だっ///」
ダ「この私の身体は好きに出来ても心まで自由に出来ると
は思うなよっ!城に囚われ魔王の手先に理不尽な要求を
される女騎士とか…
あーどーしよぉー!どーしよぉーカズマ///」
カ「はいはい、カズマです」
ダ「予想外に燃えるシチュエーションだぁ!
行きたくはない!行きたくはないが仕方がない‼︎
ギリギリまで抵抗してみるから邪魔はしないでくれー///」
ダ「では、行ってくりゅー///」
デ「きっちぃー!」
カ「やめろ行くなー!デュラハンの人が困っているだろぉ
ー!」

カ「勝手に盛り上がっていた俺とめぐみんのヤル気を
返せぇ…」

ア「よっ!勝利の花鳥風月!」
{/netabare}

(第5話)
{netabare}
ア「もぉー限界!借金に追われる生活!クエストよ!
あのデュラハンのせいでキツいクエストしか無いけど受け
ましょう‼︎お金が欲しいのっ‼︎」
ダ「わ、私は構わないが…///」
ア「おっ、お願いよぉーー!もう商店街のバイトは嫌なの
よっ‼︎コロッケが売れ残ると店長が怒るの!頑張るから!
今回私全力で頑張るからぁーハァッハァッハー!」
カ「惨めだ……この自称女神……」

ア「あたし、今から売られていく希少モンスターの気分
なんですけど…」

カ「決して使えない女神を湖に投棄しにきたわけでは
ない。」

ア「あたし、ダシをとられてる紅茶のティーバッグの気分
なんですけど…」

カ「水に浸かりっ放しだと冷えるだろうー。トイレー、
行きたくなったら言えよぉー!」
ア「うぅっ…アークプリーストはトイレなんか行かないし
ーー!」
め「なんだか大丈夫そうですね。
ちなみに紅魔族もトイレなんか行きませんからっ!」
カ「お前ら昔のアイドルかっ!」
ダ「わ…私もっ…///くぅるせいだぁーだからぁ…///
トイレはぁ…トイレはぁ…///うっ…ぬぬっ…///」

ア「檻がぁー!
檻が変な音立てているんですけどぉーーーー‼︎」

ア「ヒァーッ!メキっていったぁ!
今、檻から鳴っちゃいけない音が鳴ったぁぁぁ!」

ダ「あの檻の中ちょっとだけ楽しそうだな…///」
カ「行くなよ。」

カ「お…おーい。いい加減檻からでろよぉー。もうワニは
いないからぁー。」
ア「このまま連れてって……。」
カ「なんだって?」
ア「檻の外の世界…怖い…このまま街まで連れてって…」

ア「るーるーるるる♪でーがらーしーめーがみが
運ばれてーくーよー♪
きーっとーこーのーまーま売られていーくーよー♪」
キョウヤ「女神様ぁーーーー‼︎」

ア「さぁ!女神の私に何の用かしらっ♪
あんた誰ぇ?」

カ「言いたい放題だなぁ、この野郎。アクアの事ろくに
知りもしないくせに。」

ダ「おい!いい加減その手を離せ!礼儀知らずにも程があるだろっ!」
め「ちょっと撃ちたくなってきました…」
カ「って、それはやめろ。俺も死ぬ。」

カ「だいたいこいつらが優秀?そんな…片鱗…
一度も…見たことが…なぁいんだがぁっ‼︎」

ア「ちょっとヤバいんですけど…
あの人本気で引くくらいヤバいんですけどぉ…
ナルシストも入ってる系で怖いんですけどぉ…。」
ダ「どぉしよぉ…あの男は生理的に受け付けない…
攻めるより受けるのが好きな私だが、あいつだけは無性に
殴りたいのだが…。」
め「撃っていいですか?撃っていいですか?」

カ「真の男女平等主義者な俺は女の子相手でもドロップキ
ックを喰らわせられる男…。
手加減して貰えると思うなよ…
公衆の面前で俺のスティールが炸裂するぞ!」
カ「ぬっ…へへへへへへへっ…さぁどうする…
ぬぁっははははぁー!ほほほーれっ…ほほほーれっ…
あっ…いや…」

ア「あの男!今度会ったら絶対ゴッドブロー喰らわして
やるんだからっーー!」

キ「探したぞ!サトウカズマっ‼︎」
「君の事はある盗賊の少女に教えてもらったよ。
パンツ脱がせ魔だってね!他にも女の子を粘液まみれに
するのが趣味だとか噂になっているそうじゃないか。
鬼畜のカズマだってね‼︎」
カ「おーい!待てっ‼︎
誰がそれを広めたのか詳しくぅーー‼︎」
キ「アクア様。僕は必ず魔王を倒すと誓います。
ですからこの僕と同じパ………」
ア「ゴッドブローォォォォォォォォーーーー‼︎」
キ「はぁぁぁぁぁぁぁーーーー‼︎」
ア「ちょっとあんた、壊したオリの修理代払いなさいよ!
30万よ‼︎30万‼︎」

カ「さっき20万って言ってなかったかぁー?」

デュラハン「きっさまらぁー。なぁーぜ城にこないのだぁ
ー!このぉっ!人でなしどもがぁぁぁぁーー‼︎」
カ「はぁいっ⁇」
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 112
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

テンポ感と切れ味で勝負した日常系?の異世界コメディ

アニメーション製作:スタジオディーン、
監督:金﨑貴臣、シリーズ構成:上江洲誠
キャラクターデザイン:菊田幸一、原作:暁なつめ

昨年の6月に発表され、2019年の公開が決定している
映画『この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』。
これは、めぐみんの故郷である紅魔の里の物語となるようだ。
原作はシリーズ累計650万部の売上を誇る作品。
再放送が始まったことを機に少し振り返ってみたい。

RPGを土台にした異世界転生ものがいくつもあるなか、
全く違う方向性でストーリーを考案した作品。
引きこもり主人公の佐藤和真が田舎の道路で、
トラック(実際はトラクター)に轢かれそうだと勘違いして
女子高生を助けるつもりで飛び込み、轢かれてもいないのに、
ショック性の心臓発作で死んでしまう。
そこから異世界に転生して…という、
誰にでも考えられそうな展開だが、
転生する場所で、管理者の女神アクアを巻き込んで
異世界に舞い降りるという掴みがいい。
そして、最初に訪れた駆け出し冒険者の街から
ほとんど出ることなく物語が展開していくのが斬新だ。
一応、魔王を倒すという大きな目的があるのだが、
最初からそれに向かっていく気がない。

そして、キャラクターたちの性格づけが絶妙だ。
楽ばかりしようとするビール好きで宴会芸が得意な駄女神のアクア、
中二病をこじらせた魔法使いのめぐみん、
ドMの妄想癖がある女騎士のダクネス。
ヒキニート(アクア命名:引きこもり&ニートの意味)の
ずる賢い気質の和真を中心にした
4人のバランス感覚と掛け合いが面白い。
全員がそれぞれ勝手なことばかりを言っているのだが、
それでも破綻せず、どのキャラが喋っても
笑わせてくれるほど、個性が強い。

私は原作未読だが、このアニメはテンポ感も素晴らしい。
ギャグシーンがほとんどなので、匙加減を間違えると、
面白さが半減してしまいそうだが、見せ方のバランスが上手いのだ。
{netabare} 例えば、1話で金がなくて馬小屋に寝泊まりして、
土工として働いては酒を飲んで吐くという
セリフのないシーンが繰り返されるのだが、
その見せ方やテンポ感が軽妙で笑わされてしまう。
リピートの妙という点では4話でめぐみんの爆裂魔法を
廃墟の城に落とすという特訓に和真が付き合って、
爆裂魔法を撃つたびに動けなくなるめぐみんを
背負って帰るという一連のバリエーションが
よく考えられていて、視聴者は引き込まれてしまう。{/netabare}

また、ひとつのエピソードのなかでネタが細かく分かれていて、
シーンが終わるたびにキャラがそのときの感情を込めて
「このすば!」と叫ぶのもいちいち面白い。
テンポ感と切れ味で勝負して、成功している。
そういう意味では声優が上手いのも、かなり大きな要素だろう。
雨宮天がこんな面白い役をやるのは新鮮だったし、
高橋李依と茅野愛衣、もちろん福島潤もとても良い仕事をしている。
収録現場ではアドリブが飛び交っていたそうで、
声優の力で笑わせてくれる部分がたくさんあった。

{netabare}9話でのダクネスとの風呂シーンで
下品になるところをギリギリに攻めているのも面白いし、
10話での機動要塞デストロイヤーとの死闘という
締めくくり方も全体の構成として、とても上手くまとめている。{/netabare}
絵は低予算らしく動かない部分もあるが、
メリハリが利いていて、それを感じさせない作り。
完成度という部分でも高いと思う。

こんな異世界なら暮らしてみたいと思わせてくれる、
ゆるさと楽しさが詰まったファンタジーだ。
(2019年1月初投稿)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 111

87.0 5 つっこみでコメディなアニメランキング5位
ガヴリールドロップアウト(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1196)
5699人が棚に入れました
天使学校を首席で卒業した優等生のガヴリール・ホワイトが、下界で人間の学校に通いながら修業するはずだったのに、ネットゲームに夢中になり、歩くのも面倒くさがるなど自堕落な生活を送る……というコメディー。

声優・キャラクター
富田美憂、大西沙織、大空直美、花澤香菜、水瀬いのり、井澤美香子、渕上舞、梅津秀行

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

天使と悪魔の「ほのぼのコメディ」

原作未読。最終話まで視聴。

主人公の【ガヴリール】は天使学校を首席で卒業し、修行のため下界の高校に通うことになったのだが、ネトゲにはまるなど自堕落な生活を送るようになってしまい、「堕天使」ならぬ「駄天使」に・・・。
こんなガヴの面倒をみる、悪魔なのに真面目な性格の【ヴィーネ】。
ガヴを勝手にライバル視する、おバカな悪魔の【サターニャ】。
そんなサターニャをイジることが大好きな、非道な天使の【ラフィエル】。

こんな4人が織りなす、ほのぼのコメディの秀作です。

個人的に一押しは天然おバカ悪魔のサターニャ。
思わず大笑いさせられることが何度もありました。
天然おバカ最強!

作画は安定、声優さんも際立つキャラにピッタリで高評価です。

OP、EDとも作品のイメージによく合っていると思います。
OPの歌詞:サターニャの「パシッて売店!」が私のツボです。

2期の期待が持てそうな終わり方でしたよね?
こんな、何も考えずに視聴できるコメディ、大好きです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 87
ネタバレ

こた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ガヴリール更生計画も、本人危機感とか焦燥感とか皆無なんで……

「ダラダラしてても誰にも迷惑かけてないからとやかく言われる筋合い無くね?」
(いやもちろんダメだけど、ある意味で正論か)

一話目で見事ハマった。
恐らく完走は確定。
OPはヒャダインが手掛けているだけあって、遊び心で何か奇抜なことを仕掛けてくるに違いないとは予感していたが(まあ存分に遊んでいる曲なのだが)、「だって天使ですもの~♪」(一気にテンポダウン)にはズッコケた(笑)いい意味で。これは面白い。
{netabare}7話まで観た人はご存知のこと、ケルベロスの歌もかなりツボだった(笑)ガヴリールのところを「一匹」と言わないで、あえて「一人」って数えたところには、ヴィーネの根っからの真面目さ(たとえガヴでも動物扱いしちゃいけない的な)が感じられた、そこまでしなくていいのに(^^; {/netabare}

あまりよろしくないことかもだけど、ラフィエルのところが一番笑える。
いじめギリギリ?いや、視聴者の意図を代弁してるのがこの子でしょ。
結局はいじられるサターニャ、不憫に扱われるサターニャを期待してる…。
\アッカリーン/
おや?今何か

ラフィエルは好きなキャラ。ただ現実だとちょっと許されない子ってことで(;'∀')(笑)
ガヴリールはちょっとイラっとくること多いな(笑)
実際下界に来て一番しくじっておきながら、それなりのステータスを保っているという…(若干偉そうだったり)。やはり腐っても天界でのエリートだからか(^^;地頭でサターニャとの差か。

冬~春アニメの中でもすごく面白いほうなんだけど、所々退屈だったりもするかな。
とはいえ、最後まで楽しませてくれると期待。
ムカつくとは言ったものの、ガヴリールも含めみんなかわいい。

追記
最終回まで視聴。終盤にかけての面白さとしてはうーんだった。


☆個人的ハマり度
(※あくまでも目安です)
★ピーク
1話☆☆☆★
2〃☆☆☆☆
3〃☆☆☆
4〃☆☆☆
5〃☆☆
6〃☆☆☆
7〃☆☆☆☆
8〃☆☆☆
9〃☆☆
10〃☆☆☆
11〃☆☆
12〃☆☆

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

天使2人と悪魔2人によるスラップスティック・コメディ

同タイトルのマンガが原作らしいですが未読です。

天界で天使学校(天使の養成学校みたいな感じのところ)で主席だったガヴリールが、その後の課程としての人間界での修行的な生活を送ろうとしてそこでネトゲ廃人になりダメ人間、もとい駄天使になるというお話です。

メインキャラクターとして主人公の天使ガヴリール、同じく天使のラフィエル、悪魔のヴィーネ、サターニャの4人(?:ヒトじゃないし…)が出てきます。

特に第1話作中で説明はありませんでしたが、おそらく悪魔側も天使側と似たようなシステムになっていてヴィーネとサターニャは人間界にいる模様。

みんな人間として暮らしてはいますが、天使や悪魔としての能力は持ち合わせています。

駄天使化しているガヴリールや他人をあおって楽しむラフィエルに対し、勤勉で綺麗好きなヴィーネや悪事に対して気が小さくお人好しなサターニャといった感じで一般的な「天使」と「悪魔」のイメージとは逆な性格設定なのが見どころでしょうか。

わりと面白かったので、2話目以降も期待しておきます。

2017.3.28追記:
無事に視聴を終えました。コメディとして一定以上のレベルにあり、合格点です。ただ、何を差し置いても観るべしとまで言わせる何かはないですね。たぶん観返したりもしないという気が…。

デフォルメされた作画だけどきっちり動く、動画工房らしさは出ていたかと思います。

アニメ公式ホームページのキャスト欄に、あれだけ出演して大活躍している「犬」がクレジットされないのは納得がいかない(笑)!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 54

88.6 6 つっこみでコメディなアニメランキング6位
ゾンビランドサガ(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1222)
4565人が棚に入れました
いつもの朝。いつもの音楽。いつもの自分。
7人の少女たちの安寧は、突如崩壊する。
死して蠢く、ゾンビによって……

否応なく踏み込んだ世界、そこは“最高×最悪のゾンビワールド”
少女たちの願いは、たった一つ。
「私たち、生きたい。」
これは、少女達が起こす奇跡の物語サガ。


声優・キャラクター
宮野真守、本渡楓、田野アサミ、種田梨沙、河瀬茉希、衣川里佳、田中美海、吉野裕行、高戸靖広

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

第1話冒頭のインパクトは過去最強クラス!?

アニメオリジナル作品。

第1話冒頭のアノ場面。
思わず声が出ちゃいましたねぇ(笑)
インパクトありすぎでしょ。

第2話くらいまでは、とても楽しそうに演じておられる宮野真守さん”だけ”が印象的な作品。
”ゾンビ”と”アイドル”という、相容れないモノのギャップを楽しむ作品。
その程度の認識でした。
正直、色物枠だと思っていました。

だけど、【良い意味で】完璧に裏切られちゃいました。
コメディとシリアスのバランスの良い、名作でした。

しっかりとした物語。
安定した作画。
声優さんもとても良かったです。
OP/ED、挿入歌も、申し分ありません。

アイドル育成系としても、史上最強クラスと言っても過言ではないレベルの作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 105
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

多くの人の記憶に残った、異彩を放つアイドルアニメ

アニメーション制作:MAPPA、監督:境宗久、
シリーズ構成:村越繋、キャラクターデザイン:深川可純
音楽制作:エイベックス・ピクチャーズ

2018年の秋クールで、どのアニメを思い出すかと問われて、
いちばん多く名前が挙がるのがこの作品ではないだろうか。
はっきり言うと、私はアイドルを題材にした作品が苦手で、
今まで1本も、まともに観たことがない。
ただ、ゾンビファンではある。
『ゾンビ』のDVDはノーカット版を持っていて、
20回は観ているし、ロメロ監督(犬ではない)の
ほかのゾンビ映画もほとんど視聴している。
それで何も知らずに観始めた結果、アイドルアニメも
観られることに気づいてしまったのだった。

主役がゾンビということで、ゾンビ映画のオマージュが
あるかと思ったら、犬の名前以外は感じられず。
ただ、1話目のインパクトはこの作品がいちばん強烈だった。
主人公のさくらがいきなり車にはねられ、
デスメタルとともにOPへと突入。
さくらの体が青色に変化する始まり方は、
かなりショッキングだった。

2話以降のOPアニメーションも派手な色遣いで、
ひとつのストーリーとして構成されており、笑わせてくれる。
EDのコーラス曲は『翼をください』を想起させて、
懐かしい気分にさせてくれた。
{netabare} 話として特に面白かったのは、2話のライブ会場で、
やる気のないメンバーに切れたさくらが、
たえちゃんの取れた頭をぶっ叩いて、
サキとラップバトルを展開するところだった。 {/netabare}
宮野真守による東京喰種の月山習を想起させるような過剰な演技にも
次第に慣れていき、気が付いたときには、
ほぼリアルタイムで必ず観る1本となっていた。

話の展開としては、過去の記憶のないさくらが、
自分の朧げな思い出を手掛かりにしながら、
アイドル活動の素晴らしさ、感動をほかのメンバーにも
伝えて盛り上げながら、それぞれが過去と向き合い
佐賀県の有名なものと絡んでいく物語となっている。
ドライブイン鳥のCMやガタリンピックへの挑戦、
アイドルとしての価値観の違いなども絡めながら
チームとしての結束力を高めていく。

曲も上手く作っていて、全体的に良かったのだが、
上手くやれば、もっと面白くなったと思う。
ストーリーはかなり勢いに任せているように感じられ、
全体をしっかり構成していなかったのは残念だった。
{netabare} 思わせぶりな記者のシーンが頻繁に挟まれるが、
最終回まで何もなく、そのまま終わってしまう。
また、さくらの過去話を最初から最後まで引っ張り、
物語の核としたのに、その部分の話が全く練られておらず、
ただの運の悪い女という話にしたことも良くなかった。
特にさくらの過去話は、もっとしっかり作ってくれたら、
最終回でさらに盛り上がったと思うし、
感動できたのではないだろうか。 {/netabare}
そこには詰めの甘さを感じてしまった。

ただ、全体を見渡してみると、
ゾンビのアイドル話に佐賀県という、
まとめられないような異質なものを上手く組み合わせ、
多くの人の記憶に残る、面白いアニメを作った。

アイドルアニメの異端として、続編も制作。
今後も盛り上がっていきそうだ。
(2019年1月27日初投稿・2021年4月10日修正)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 101
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

佐賀が舞台の屍(かばね)のSAGAに 目尻下がるは人の性

2018.12.24記


よく言われる「3話まで待て!」の上位互換が「初回から神回」とすれば、本作の場合、

 {netabare}「開始1分30秒!括目して見よ!」{/netabare}

最短記録更新です。

ゾンビ×アイドル×佐賀県と斬新な組み合わせ。よくこれで佐賀県民は文句言わないなと思いきや、広報広聴課と県の支援も取り付けてたり、さすが“はなわ”の自虐を受け入れた佐賀県。度量の深さに敬意を表するものであります。
製作会社のMAPPAしかり、音楽会社母体のエイベックス・ピクチャーズの参画も気になります。実写はめ込みの実験的なED「魔法少女サイト」、湘南乃風起用と合わせて、え!?それEDに持ってくる?の「ぐらんぶる」と本作への関与度合いは与り知らぬものの、音楽表現にも期待です。

大筋のストーリーは、生没年もバラバラな7人(体?)のゾンビが集められて、謎のプロデューサー巽幸太郎の指揮下、ご当地アイドルとして佐賀県の窮状を救うぞ!・・・という話。まともに取り合うには躊躇する内容です。これ説明されて「よし!観よう!」ってなりますか?普通はならんでしょう。
・・・そんな期待値の低さを逆手にとって、冒頭の衝撃で視聴者を巻き込み、その後は予定調和を廃したネタを矢継ぎ早に投入し、とかく目の肥えたヲタ層をも唸らせる一品に仕上がっちゃいました。製作陣は作品のバランスを取るのも大変だったでしょうに。お疲れ様でした。

ある種、素材の化学変化が魅力の作品であるため、面白さに触れるとネタバレ必至のレビュアー泣かせの作品な気がします。冒頭の1分30秒超えて、できれば完走なり断念された方向け、以下の続きを見ていただければと。
ちなみに私は、数ある良作群の中のひとつ。傑作には届かないものの1クールで良くまとめた構成力も好印象なお奨めしやすい一品、と捉えてます。
未視聴の方は、ぜひ「組み合わせの妙」なり「作品全体のバランス」に着目してみると面白いかもしれません。



(1)素材の組み合わせの妙→予定調和でないものと王道のもの
■とことん佐賀?
広告費出したん?と思えるくらい佐賀ネタ満載です。
{netabare}通常ロケハンして風景絵に借用+αくらいで聖地化が可能なところ、・・・骨の髄まで佐賀でした。登場人物の佐賀弁、嬉野温泉含めた各スポットの利用、くらいまでならわかります。そこからさらに、アイキャッチでの観光アピール、TV通販ばりの久光製薬サロンシップ(作中は久中製薬サガンシップw)の効能アピール、ドライブイン鳥のローカルCMロケしたり店長さん出演させたり。ここで店長さんの棒読みを非難するのは無粋というものでしょう。{/netabare}

■キャラの配置
生没年バラバラで生じるギャップと関係性がコメディでもシリアスでも活きてきます。
{netabare}平成アイドル(水野愛)と昭和アイドル(紺野純子)との対比は6~7話の柱。アイドル変遷史をダイジェストで見ているかのようでした。
伝説の山田たえ(ロメロ含む)がいることで、後半のゾンビ臭が薄くなる展開の中でも、ゾンビ作品であることを視聴者に認識させてました。彼女なしではただのアイドルものに見えてたかもしれません。
この配置は絶妙だったと思います。
巽幸太郎は唯我独尊w 宮野真守さんさすがだなぁ、としか言いようない本作のMVP。山田たえ役の三石琴乃さんも助演女優賞でしょう。声なき声を使っての表現の幅の広さはさすがベテランです。{/netabare}

■アイドルらしからぬ楽曲
きゃっきゃうふふのキャラソンにずらしを加えて、作品の魅力に仕上げてます。
{netabare}ゾンビの呻き声とデスメタルの相性の良さは言われてみれば納得するがこれは気づかんかった。その昔、マーティン・フリードマンが演歌とメタルの親和性を説いて唸ったのに近い衝撃を覚えました。これ第1話でしたね。
続いてラップバトル。さくら(本渡楓さん)とサキ(田野アサミさん)きちんとそれらしく聴こえてました。お疲れ様です。そこにボイパを被せるのはHIPHOPの王道ではあるものの、アイドルものでは見たことないし、ゆうぎり姐さんが三味線でカットインする編曲も斬新。これが第2話。序盤この2曲で引き込まれたのは私だけではないはず。{/netabare}

■整合性のなさは勢いで不問にする
火葬文化の日本でなぜゾンビ?と誰もが感じる違和感は、きっちり作中で言及しつつ、「よくわからん、まぁいっか」でスルーする。下手に言い訳しない潔さで、ご都合展開のツッコミが入る余地がありませんでした。そもそもゾンビが架空だからね、っていうツッコミはあるかもしれません。


(2)作品全体のバランスの良さ
6話から趣きが少し変わりましたね。脱予定調和から王道への転換です。
{netabare}ゾンビコメディや佐賀推しの度合いを弱めアイドル成長物語にシフトしていきました。己への向き合い方が“死因”だったりするのが本作の特長です。結果、1クールの中で転調してもしっかり纏まめてきましたね。個人的には前半のノリで押し切ってほしかったのですが、好みの判れるところだと思います。
6~7話は純子と愛。8話はリリィ。9話はサキ、とキャラ掘り下げ回でした。本作ならではの死んだ理由と生前の想い(または未練)に向き合う良回が続きます。それに合わせてキャラソンをあててくるのは王道ですが安心できますね。いずれも良曲でした。
転調で違和感を感じることの無いように特別EDを除き、1話からのEDは継続してましたし、キャラ回終わってからED「光へ」が流れた10回はそのレクイエム調の曲が沁みいる感覚を覚えました。
同じく転調の繋ぎとして安定の山田たえ、巽の存在。そして完成度が徐々に上がってく「目覚めRETURNER」は7話が集大成でした。3話と7話を比べると歌の巧拙含めて違いが見えてきます。{/netabare}

成長物語の定番。“トラブル発生”もおさえてましたね。{netabare}さくらの生前記憶は、実際戻ってみたら、なんとも救いようがなく不憫な記憶でした。{/netabare}
ピンチを救うのはやはり仲間。水野愛(種田梨沙さん)が再浮上してきて種田さん好きにはたまらんかったでしょう。私がそうですから。

{netabare}「失敗とか後悔とかを、全然ダメなことだと思ってないからですかね!」
「それって絶対、次につながることですし」
「そういうの全部ふみこえた先に、誰にも負けない私がいると思ってるので!」{/netabare}

上手くコメディ→シリアスへと軸足を移しながら、ステージの山場を2回{netabare}(7話「目覚めRETERNER」エレクトリカルVerと最終話「FLAGをはためかせろ」){/netabare}盛り込むなど、アイドルものとしてもしっかり仕上げたてんこ盛りの全12話でした。

ゾンビ×アイドルの組み合わせに“はあっ?”となったのも今は昔。キャラ掘り下げ回の題材に『死』が絡まざるを得ないこの異色の取り合わせが結果的に効きまくっており、“ゾンビ×アイドル?ええじゃないか!”と完走する頃には考えを改めていることでしょう。



繰り返しになりますが、序盤のカオスさ加減を維持したまま突っ走って欲しかったので、その点は残念です。それでも失速とは感じさせなかったスタッフの力量には感謝!
どう考えても2期を期待させる終わり方で、続きがあるならぜひ観たいです。
ソンビ映画あるあるの“続きがあると見せかけてその後音沙汰なし”みたいなのは、今回に限っては要らないですよ。


{netabare}・幸太郎がさくらの同級生っぽいシーンのあれって何?
・ゆうぎり姐さんの首周りの傷やもちろん伝説の山田たえの掘り下げは壮絶なものになりそうとの期待
・ゾンビバレするのか?あの記者の立ち回りで話は大きく展開しそう。愛とアイアンフリルとの邂逅は想像するだけで切ない{/netabare}

謎の種明かしというより、話をもっと膨らませられるネタが豊富という意味で続編に期待です。



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2019.06.08追記

■どうやらアニメ『神撃のバハムート』の登場キャラ“リタ(CV沢城みゆき)”がモチーフになった、とその後風の噂で聞いた。

■キャラソンもキャッチーかつJPOPへのオマージュがみてとれて好感。
・リリィ曲{netabare}:さだまさし{/netabare}
・サキ曲{netabare}:気志團{/netabare}
さしずめ『目覚めRETURNER』は{netabare}Perfumeだってみんな思うよね。{/netabare}




視聴時期:2018年10月~12月 リアタイ

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2018.12.24 初稿
2019.06.08 追記
2022.06.02 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 97

85.5 7 つっこみでコメディなアニメランキング7位
女子高生の無駄づかい(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (839)
3364人が棚に入れました
ちょっと残念な女子が集う、さいのたま女子高校を舞台に、とてつもないバカ・田中(通称:バカ)、アニメや漫画を愛するオタク女子・菊池(通称:ヲタ)、いつも無表情でロボットのような少女・鷺宮(通称:ロボ)を中心に、個性豊かで魅力的な仲間たちが、女子高生というキラめきに溢れた青春を無駄に浪費していく抱腹絶倒のJK学園コメディが今、幕を開ける!

声優・キャラクター
赤﨑千夏、戸松遥、豊崎愛生、長縄まりあ、富田美憂、高橋李依、佐藤聡美、M・A・O、興津和幸
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ひらひらと神が舞い降りた第七話

<2019/7/6 初投稿>
原作未読。
観始めなので評価はデフォルトの3.0

今1話観ました。
モテたい、彼氏を作りたい
そんなことばかり考えてる女子高生が主人公。
ボケ役です。

つまりコントアニメ。
主人公のボケ役の子は個人的には好感度高く、割と面白い。

しかし。
おしむらくはツッコミが弱い。
ツッコミは大事。

ヒナまつりの新田さん並みのツッコミ役がいれば化けるのにな。

<2019/7/16 追記>
錦織を圧倒したフェデラーを
最後の最後、精神力だけで打ち倒すジョコビッチ
ジョコのメンタルはどうなってるんだろう?

というわけで2話観ました。

今週のツボ
「足が曲がらない病気」
なんか昔、そんな話聞いたことある 笑
下手な少女漫画あるあるだったかな

ところで作者はヲタに自己投影してますね。
ヲタのエピソードの時、やたら生き生きしてました( ・∇・)

<2019/8/5 追記>
5話まで見たんですけど。
主人公のバカ、割と好きなキャラなんですけどねえ。
笑いがつまらない。

周囲のキャラの方が面白いんだよなー。

ところで毎回出てくる公園とか通学路、妙に雰囲気が良いっすね。
実在なんでしょうか。

<2019/8/16 追記>
第7話
街ブラ番組なんかで定番の顔を嵌める観光地の"あれ"
実際やってみるとさして面白いわけでもない"あれ"

そんな"あれ"で奇蹟的に笑いに包まれてしまった。
それは笑いの神がひらひらと舞い降りた瞬間。

このアニメ、たまに一発入る。
侮れないっす。

<2019/8/24 追記>
8話、水着回。

確かに水着回だったけど、笑いのツボはフジツボでした。

秋田だったか青森だったか
食用フジツボの養殖やってますね。
食用は結構でかい。
高級和食店で出されてるそうです。
一説では精力剤だとか。

まあでもフジツボと言えばやはり
「膝の皿の裏側にびっしり」
の都市伝説が定番で私はちょー苦手です。
群体恐怖症の気があるのかも

<2019/9/16 追記>
11話

今回はぴーなっつPの話(ウソ)笑
それにしても落合福嗣さんはモグゾウといい凡田夏之介といい、良い味出してます。

今回は「何も知らない{netabare} お父さんが突然客で来てうろたえるキャバ嬢{/netabare}」みたいな話・・・であってますか( ・∇・)?

主役はヲタですが
ヲタ回はやっぱり作者の情感こもってる気がするなー。

もうすぐ終わりなのでとりあえず評点つけてみました。

ワセダとミロの区別がつかなくなりつつあるのは私だけでしょうか?

<2019/9/22 追記>
最終12話

最終話は初心に戻って「バカのボケ」と「ヲタのツッコミ」そして「ロボの放置プレイ」

こう書くとこの3人、
最近人気のお笑いトリオ「四千頭身」と同じ構成なんですね、
ということに気がつきました。

それはさておきネタ自体はかなり面白かった。
原作だったらおそらく大爆笑してたと思う
読んでないから想像だけど

ところが自分にはヲタの声がどうもダメでした。
ツッコミのリズムもさることながら、「元は綺麗な声した女性が無理矢理低い声出してる」感がどうも苦手。
普通のトーンの女性の声でも十分だったのにな

原作が大好きな場合を別にすると、「声優の声が合わなくて困る」って自分はほとんどないんですよ。
記憶にない。
もしかしたら過去レビューでどっかの作品にそんなこと書いてるかもしれないけど少なくとも今は思い出せない、くらいない。

↑の方で「バカのキャラは好きだけどボケがつまらない」なんてこと書きましたけど、バカのボケがどうこうというより、ボケへのツッコミの方がどうも自分の中ではハマってなかったようです。

それがなければ評価プラス0.3ぐらい上がってたかも。

でも他の方のレビューではヲタの声×って全くないからたぶん自分が合わないだけなんでしょう。

<2019/9/24 補足>
ヲタの声が苦手、というのは正確に言うと「ヲタのツッコミの時の声が苦手」というかなりマニアックな苦手です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 61
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

残念なJKたちのくだらない日常

原作未読。最終話まで視聴。

個性豊かなJK8名と担任教師の、日常系学園コメディ。
少し(?)残念なJKたちの、くだらない日常に、笑いが止まりません。

個人的なお気に入りは、{netabare}バカがヒラメキで考えたあだ名が、クラス中に浸透してる{/netabare}点。

豪華声優陣によるテンション高めかつ、テンポの良い演技が本作の魅力です。

あと、ワセダも良いですね。
ヤマイと真面目に向き合っているシーンとか最高です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 58

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ラブのないコメディ。個人的には好みかも。

==[下記は第2話目まで視聴時レビュー: 以下、追記あり。]==
第1話開始時に別件にハマり視聴スタートしそびれていましたが、続けて第2話まで観終わりました。2話観た限りでは、たぶん漫画原作(未読)を読んでも楽しめそうに思います。

舞台は女子高。小学校が一緒で高校入学を機に再会した田中望(たなか のぞむ: バカ→バカ)、菊池茜(きくち あかね: オタク→オタ)、鷺宮しおり(さぎのみや しおり: 表情が乏しい→ロボ)の三人がメインキャラで、他に一奏(にのまえ かなで: 何事にも生真面目→マジメ)、桃井咲久しい(ももい さく: 外見が幼い→ロリ)、山本美波(やまもと みなみ: 中二病的行動→ヤマイ)といったキャラによる日常系コメディです。

台詞の言葉遣いなどには、伝え聞くところの「女子高の生徒」らしさを感じます。実際のところを知りませんが、作者は女子高出身なのかもしれませんね。

この手のコメディ枠でありがちな「バカキャラがどうやって入試に合格できたのかわからないレベルでバカ」という問題があるのですが、それは作中でも触れられつつサラっと流されていて謎のままです。

作画は、作中キャラの作画をネタにできるレベルで安定はしていると思うのでそんなに悪くはないですね。

会話や人間関係に重きを置く人には向いていて、作中にイベントを求めるタイプの人には向いていないという意味でまさに「日常系コメディ」だと思います。

個人的にはこういう作品は好きなので、今後も期待して観るつもりです。
==[第2話目まで視聴時レビュー、ここまで。]==

2019.9.21追記:
第12話(最終回)視聴終了。シリアスなエピソードを挟んで「良い話」方向に進みかけても、最終的には「続いても続かなくてもいいや」的なテキトーな雰囲気で終わるのはこの作品らしさかも。

ただ、一応「最終回」らしいお話ではありましたね。そして魔女、あんな怪しげな薬を作れるあんた何者だ(笑)。

最後まで面白かったです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 56

74.5 8 つっこみでコメディなアニメランキング8位
SKET DANCE[スケットダンス](TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (836)
5092人が棚に入れました
人助けの部活動にも関わらず依頼がなくグダグダしていたスケット団に、依頼者の山中一郎が現れた。彼曰く、中学のときから付き合っていた『なっちゃん』に突然理由も無く別れを告げられ困っているとのこと。彼から譲られた写真から『なっちゃん』がスイッチと同じクラスの渡辺菜三子であると踏んだ3人は、早速調査に乗り出す。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

<最終回まで視聴完了> 気楽に観ていられた楽しい作品

『週刊少年ジャンプ』に連載中の篠原健太による漫画作品を
原作にしたアニメ。

物語内容は、人助けを目的とした高校の部活動
「スケット団」の日常と活躍を描いた学園コメディで、
大抵はケラケラ笑っておしまいなのだが、
時折ボロ泣きしてしまうような、ハートフルないい話があったりで、
そのメリハリとテンポの良い見せ方、3人構成のスケット団の紅一点 
ヒメ子の関西弁のおかげもあり、小気味良いボケとツッコミのある会話も
笑わせてくれるし、それに何より学園の生徒、先生をはじめ、
登場人物たちのすべてのキャラが、すごく立っているのが面白く、
つくづくよく出来ているなぁと感心してしまうほど。

また、回を追うごとにわかってくる人物の過去や相関関係なども
よく練り込まれていて、ほんと・・観ていて飽きなかったし
毎回楽しみだった。なので突然来た最終回が残念でならなかった。

女の子たちも日本の昔ながらのアニメっぽいキャラデザだし、
生徒会の男子達のキャラデザなんかは、
昭和から平成にかけてのアニメの主人公を
並べたような感じの風貌がまた、懐かしくてww

ちなみに、作中で学園祭のひとつであるロックフェスティバルが開催され、
声優も務めているGACKTが実際に歌ったり、スケット団の3人によるバンド
「The Sketchbook(ザ スケッチブック)」は、楽曲、メンバーともに
この作品のオーディションイベントで起用されたもので、
現在はOP、EDも歌っているのだけれど、
主人公のボッスンが歌ってるとしか思えないほど声質が似ていた。

毎回、気楽に観ることができて元気をもらえていた作品だったので
いつかまた銀魂のように戻ってきてくれることを期待している。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42
ネタバレ

puuuusan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

SKET DANCE!! we can do it! 3,2,1 LET'S GO!!

【スケットダンスってこんなの!】
学園生活支援部、人呼んで『スケット団』

パソコンで喋るスイッチ!
ツッコミ担当の紅一点ヒメコ!
赤ツノチリ毛虫のボッスン(笑)

彼ら3人とその仲間たちが送る学園ギャグコメディだ!

個性の強い依頼者やヘンテコな相談にヒメコが突っ込む!
スイッチがかぶせボケする!
……ボッスンは、、集中する!(笑)
といった感じです。
※ボッスンはリーダーです※

全77話と多いですが面白い話が多いので楽しめるはず…

クソゲー回や桃太郎改編話、ガチャガチャ回……
他にもたくさん印象に残ってる話がありますね。

なんのこっちゃって人は見てみてくださいな
わかる!って人は語り合いましょう!

【アニメならではなとこ!】
①何と言ってもあの回
{netabare}カイメイロックフェスでしょう。
アニメ専用にオリジナルスリーピースバンド『The Sketchbook』が作られましたね。
歌う曲もオリジナルソング『道』に変更されていました。かっこいい!
これがそのままOP2となるわけですが…
かっこいいわヌルヌル動くわで感動した覚えがあります。
その後もオープニングエンディング劇中歌と大活躍でした。
{/netabare}

②SEが面白い
アニメとなって音がつくわけですが、SEが面白かったです。
こればっかりは聞かないとわかりませんね。
{netabare}ボッスンが巨大アフロになる回で、トコローション10で伸びた髪を切るときの『パッツン』はいまでも覚えています{/netabare}
他にも{netabare}『見せられないよ☆』とかもありましたよね。てへっ☆ってしてるボッスンでモザイクしてありました。多分ペロキャンで吐いたときです{/netabare}

他にも放送部の八木ちゃんの友達『倉ちゃん』をやたら推してきたり
銀魂コラボの時の声優被りはアニメならではですね。

ギャグはレベル高いと思います。気に入った方はぜひぜひ原作も手にとってみてください♪


ここから先は真面目な話になりそうです。
どうでもいいや♪って方はスルーしてください。
見てくださってありがとうございました!

【アニメ・スケットダンスについて】
アニメについてちょっと苦言を呈します。
{netabare}終盤からお色気シーンが過度になったと思います。雑になっていった気もします…
そんな漫画ではないので残念でした。売り上げの関係もあったのでしょうね…{/netabare}

【スケットダンスという作品】
ここでは2つお話してみたいと思います。
①{netabare}評価の分かれるシリアス回
3人の過去に触れたお話です。
特にスイッチの話はスケットダンスでは段違いに重いと思います。
作者曰く設定は元から決まっていたようで、作者自身もやるかどうか悩んでいたといいます。
スケットダンスという作品を「ギャグ漫画」として認識していた人にとっては受け入れづらかったことと思います。
自分はなんの情報もなく見ていたので身構えずにすみました。
そのせいか気にならなかったどころかこの作品にハマるきっかけにもなりました。

スケットダンスを語る上で欠かせないシリアス回。どうか非難せず見届けてほしいです。
それとこれから見る人にもシリアス回が重いことは内緒にしておいた方がいいかもしれませんね。
すみません、偉そうに語ってしまいました。{/netabare}

②{netabare}銀魂との比較
スケットダンスはよく銀魂と比較されます。
作者さんも「劣化銀魂」と銀魂コラボの時に銀さんに言わせていましたw
同じジャンプ作品でギャグ路線だったので比較されてしまうのでしょうか。
自分は銀魂も大好きなのですが

はっきりいって銀魂には勝てません。

銀魂は偉大すぎるのです。
これはスケットダンスが面白くない!ということではなく、銀魂が大きすぎるってことです。
比較対象が大きすぎて、スケットダンスが霞んでしまうのはちょっと悔しいです。
3人組という設定こそ似ているものの、ギャグの成分は違っていてどちらも素晴らしいです。

『スケットダンス単体で見てほしい!』
これが僕の願いです…

ここまで見てくださった方、どうもありがとうございました!
{/netabare}


【スケットダンスクイズ!】
モブキャラやどうでもいいキャラ、どうでもいい設定が多いスケットダンス。
第二回人気投票では応募キャラ総数が600を超えていました。
まあなかには『ベル坊』『池上彰』とか全然関係ないキャラもあったみたいですけどねw

そこで、ちょっとクイズを出したいと思います。
まずは2問いってみたいと思います!
クイズスタート!
(思いついたら更新するかもしれません)

第一問
ウォン老師発案のクソゲーシリーズ『ヒュペリオン』
男しかハマれないという将棋のようなゲームに登場する切り込み隊長の名前は?
{netabare}ドドンドンドドンでした!まだまだ序の口!{/netabare}

第二問
ボッスンたち3人がガチャガチャの魔力にとりつかれた回。
そこでヒメコが3回連続で当てたキャラの名前は?
{netabare}アンソニー……ですがぁ〜
そいつのTシャツにプリントされていた文字は何?
{netabare}I♡NY
マニアック問題でしたw{/netabare}{/netabare}

お付き合いいただきありがとうございました!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

結構面白かったなあ・・・

篠原健太による漫画が原作の作品です。

学園をより楽しくするためのサポート集団と

いう建前の便利屋の三人組が

様々なことに巻き込まれながら

全力で向かっていく感じでした。

ほかの作品とのコラボなど新鮮なところ

も時々感じられて良かったと思います。

コメディ主体ですが時折重たい話が

混ざっていて面白かったと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 19

81.8 9 つっこみでコメディなアニメランキング9位
アホガール(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (995)
4567人が棚に入れました
幼なじみのあっくんが大好きで主食はバナナ、とにもかくにもアホすぎる女子高生・花畑よしこ。なんだかんだと面倒見がいい、と思いきやそうでもない、よしこの幼なじみ・阿久津明(あくつ・あくる=あっくん)。 そして、よしこに振り回される地味ガール・隅野さやか、あっくんを巡る恋のライバル(?)の風紀委員長など、個性豊かなキャラクターが繰り広げる残念な日々を描く。

声優・キャラクター
悠木碧、杉田智和、原田彩楓、上坂すみれ、日笠陽子、浪川大輔、八代拓、千本木彩花、佐藤利奈、M・A・O、前田玲奈、井口裕香
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

どんな事も全力で楽しまなきゃ、人生もったいないぜ!

原作未読。最終話まで視聴。

1話15分足らずのショートアニメ。
何も考えずに視聴できるドタバタコメディ。

タイトルの「アホガール」とは主人公・よしこのことを指すものと思われるが、実は登場人物のほとんどがアホ。
ここがポイント!

個人的には、よしことギャル3人組の件が面白かった。
あと、近所の小学生と全力で遊ぶよしこもgood。

何と言っても笑えるのは、無駄に(?)贅沢な声優陣。
浪川大輔さんの{netabare}犬{/netabare}は必見!

最後に、{netabare}こんなにも嬉しくないパンチラがあったとは、知らなかった・・・。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 71

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

何も考えずに笑える愛情のあるアニメ

このアニメは、ある意味、疲れた心を癒してくれます。

何も考えず、ただ見ているだけで思いっきり笑えてしまう。
そんなアニメです。
学校や仕事で疲れている人は、たまにはこのアニメを見て笑い転げてください。

高校生の花畑よしこは、どうしようもないほどアホだけど、元気いっぱいですごーく明るい女の子。
そして、自分の心に正直な子です。

こんな子が友達だったら…
多分疲れると思うけど、いつも元気をもらえるし、寂しさなんて全然感じないと思う。

よしこは幼馴染の阿久津明(通称あっくん)が大好きです。

あっくんはいやいやながらも、よしこと毎日話をするし、よしこが遅刻しないように、毎朝起こしに来てくれます。
そして、よしこが遊びすぎないようにかまったりと、
結局あっくんは、よしこのことがほっとけないようです。

あっくんが本当によし子のことをどうでもいいと思っているのならば、よしこのことを無視するはずです。
でも、彼はよしこを無視しない。

以前、ある人から聞いたのだけど、
愛情の反対は、憎しみではなくて無関心だそうです。
確かにそうだと思います。

愛していないのならば、その人がどうなってもまったく気にしない。

でも、あっくんは、よしこのことをほっとけない。
多分、自分でも気づいていないと思うけど、あっくんはよしこのことが好きだと思います。

皆さんも、親や友達からいろいろと言われて「うざい」と感じることがたまにあると思うけど、
それは、無関心でなく愛情があるので言っていることだと感じてください。
そう感じることができたら、それだけで幸せになれますよ。(^_^)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 70

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

実質5分アニメ(本編3分)×4本と思うと良いかも?

原作は週刊少年マガジン掲載のマンガです。コミックスは持っていませんがマガジン本誌で連載は読んでいました。

ギャグマンガではありますが、元々コマ割りが4コマというだけで個々の4コマだけで完結しているタイプの作品ではありません。まあ、最近はそういうの多いですよね。きらら系とかたいていそんな感じですし。

エピソードは概ねよしこを中心に回るので、その意味で主人公はよしこだと思います。あっくんは主人公というよりは「メインつっこみ」ポジションでしょうか。

あっくんがよしこを容赦なく殴るので、そこがダメという向きにはお勧めできません。あとはよしこから委員長へのセクハラ的な行動ですかね。そこが大丈夫なら、まあ大丈夫かな…。

一見なんてことない作画ですが、ジャーマンスープレックスとか意外ときれいに動いています。主題歌 angela も何気なく凄い。

アニメ化にあたっては放送枠が15分ということでどうするのかと思っていたのですが、第1回の放送を観た限りではどうやら4エピソードずつ1回に突っ込んでいく感じのようです。

「頭を使わずに観ていると、なんだか良くわからないうちに15分経っていた」みたいな感じの作品です。「1回のうちに4話あれば1話くらいは当たるかも」と考えると、歩留まり的には5分アニメを1年よりは正解ですね。

「けものフレンズ」が開いた書籍流通の道に乗っかって、「アニメDVD(4話収録)付きコミックス」×3冊(10、11、12巻)という形態で流通するようです。原作を買っている向きにはついでに購入、アニメ視聴組に対しては既刊分の販売促進ということなんでしょうかね。

直後の放送枠の『徒然チルドレン』も同様の形態で流通するようですが、誰もHD画質とかは求めていない作品のような気はしますし、うまい売り方かも…。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 54

84.0 10 つっこみでコメディなアニメランキング10位
慎重勇者 ~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (876)
3545人が棚に入れました
超ハードモードな世界の救済を担当することになった女神リスタ。チート級ステータスを持つ勇者・聖哉の召喚に成功したが、彼はありえないほど慎重で......?「鎧を三つ貰おう。着る用。スぺア。そしてスペアが無くなった時のスペアだ」異常なまでのストック確保だけに留まらず、レベルMAX になるまで自室に篭もり筋トレをし、スライム相手にも全力で挑むほど用心深かった!そんな勇者と彼に振り回されまくる女神の異世界救済劇、はじまる!

声優・キャラクター
梅原裕一郎、豊崎愛生

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

11話で評価が一気に変わる作品

原作未読。最終話まで視聴。

このレビューのタイトル、ず~っと、『豊崎愛生劇場』にしようと思っていたんですよ。
豊崎愛生さんの”怪演”がとても印象的な作品だったから。

11話を視聴するまでは・・・ね。

何なんですか!
一瞬、違う作品を視聴しているのかと思うほどの急展開。
ドタバタコメディから質の高いシリアス展開へ。
爆笑から心地良い感涙へ。
喜怒哀楽の感情が滅茶苦茶になっちゃう作品。

気になる方は、視聴する価値アリな作品だと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 71
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

シドーで絶望した僕もゾーマの頃には心の準備はできていた

原作未読


2周しました。2019年秋期の新作では初。完走し見落としが気になる良品のみ振り返ることがあります。
“慎重”というワードでふと思い出されるお話。

今からおよそ30年ちょっと前。イケイケな小学生の私が『ドラゴンクエスト』を嗜んでたあの時。
自分で言うのもアレですがなかなかセンス有りだったのでサクサク進み、レベルはイマイチだったけど杖を手にした人型りゅうおうを撃破。ただし満身創痍で・・・
それ以来レベル上げに勤しむようになりました。

ロールプレイングゲームをする時に

 :前のめりイケイケどんどんですか?
 :レベル上げして安心安全で進みますか?

私は後者にモデルチェンジしました。そんな他愛のない昔話を思い出します。
本作はそれを拗らせた男の物語。キャラ付けは極端ながら気持ちはわからんでもないという共感。
なお、前者タイプの方はこの主人公に共感できないかもしれません(適当)。

『慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~』

後者タイプの方だったら、キャラ付けの想像しやすいタイトルと共に、許容しやすい。
プランAがダメだった時のプランBやらCを想定し、即断即決する主人公には自分の嗜好との相性の良さを感じました。

キャストも妄想の捗るメンツです。
慎重勇者である竜宮院聖哉役には梅原裕一郎さん。在りし日の原体験から拗らせて黙々とPDCAを回すさまは某『ゴブリンスレイヤー』を彷彿とさせます。
神界最強ヴァルキュレを演じるファイールーズあいさん。「ナイスバルク!」と我々に言わせたいんでしょうか。
矢をぶすぶす射抜かれても神なので平気なミティス役の重鎮三石琴乃さん。その不死身っぷりから“伝説の山田たえ”とシンクロして妄想膨らんだのは私だけでしょうか。

あにこれ始めて間もない頃。未視聴作品を例にした他のレビュアーさんの文章を横目に「それ知らねーよ」と己の初心者ぶりを嘆きつつ、事例に別作品を持ってくるのをぼやいてたのが、まるっきり同じ過ちを犯している今日この頃です。

いやてゆーかここまでそれしかやってません。初期DQなんて若い方は知らないだろうし、『ダンベル何キロ…』『ゾンサガ』知ってる前提で語るこの傲慢さ。お詫び申し上げます。さーせん。


なお本作のMVPはリスタルテ(CV豊崎愛生)で異論はないかと。
無粋な主人公の横で徹底して道化役を買ってでてます。これまた『けいおん』を2019年に通しで視聴済と記憶に新しかったこともあり感慨深かったです。
対照的な主人公とヒロインの配置は物語のけん引役として大きな核となりました。

MVPの意味合いとして、単に好感度低そうな主人公の対極でバランスを保ったというだけでなく、なにより表情豊かで会話のテンポや間が良い。早ゼリフも自然に画に合わせコメディとして面白い。
『このすば』のアクア様と比較する声が多いのも頷ける好演ぶりでした。そういえばゆんゆん役で向こうのにも参加してましたね。

{netabare}※視聴者にこの作品をコメディだとミスリードさせる役割を充分果たしたし、なにより面白かった。{/netabare}豊崎さんの駄女神よかったですね。



ちなみにこれも“異世界転生”もの。世界観の説明は第1話Aパートでほぼ片付きますので親切です。
あとは見事な後半超展開型。序盤から中盤しんどければしゃあないですができれば最後までご覧いただきたいです。吉本新喜劇の人情ものみたいな感じのお話でした。笑って泣いて、と。


 笑いができる人は泣かすことは比較的容易


『踊る!』のいかりや長介さんみたいな感じ。個人的には紅白(2019年)での「浅草キッド」熱唱のビートたけしも良かったなぁ。
全12話でどのように組み立てるかは自由だし構成も好みはあるでしょう。予想できない展開はもちろん好物な私です。
序盤中盤の意味がなさそうな行動があとあとから効いてきたみたいな伏線や、そりゃちょっとヒクわ~的な行動に実は意味があったとか、そんなことを発見するのが楽しみな物語でした。



■視聴メモ
{netabare}・Ristarte(リスタルテ)
:ラテン語系の素養があるとピンと来ますね{/netabare}

{netabare}・“プロパティ”に記載されてたもの↓
:慎重に、慎重にも慎重に。
 疎まれようが嫌われようがそれを貫こう。
 そして世界と仲間と大切な人を
 必ず救ってみせる。ー今度こそー{/netabare}

{netabare}・3話聖哉と初対面の折アリアが動揺して紅茶落としてたね
:すかさず精神と時の部屋の便宜を図ってたが単にご都合ではなかった
:向こうに記憶がないからこそのアリアの抑制された対応{/netabare}

{netabare}・モンスター討伐後の後片付けにご執心
:難度Bイクスフォリアの魔王でやらかしてるから{/netabare}

{netabare}・カンスト隠してたよね
:龍の里でフェイクかましてたり、ヴァルキュレの一言だったり{/netabare}



※{netabare}ギャグに全振りしているようにみせて、四天王など魔王軍勢との闘いではシビアなものしかありませんでした。シリアス展開の芽は最初からあったのです。{/netabare}

思えば“俺TUEEE”がどこまで本気なのかかすかな不安を感じながらの進行をしてたと思います。そんなことも含めて見せ方が巧みな作品でした。
タイトルが難ですが、女の子とイチャコラしながら俺TUEEEしといて、サブイベントを繰り返して12話終了!みたいなのとは一線を画すと思いますよ。


{netabare}「この女の作ったものしか食わん」{/netabare}

全てわかってから聞くとアツいものを感じます。



視聴時期:2019年10月~2019年12月   

------


2020.01.15 初稿
2020.07.13 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 71

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アニメの制作体制は慎重でなかった件について…。→ だが、ストーリーは意外にもけっこう良かった!

第3話にして、放送延期となり予定を変更して第2話を再放送。
「慎重勇者さんかい? 早い、早いよ!」(コケるのが!)

2020.1.6追記:
制作スケジュールの遅れなどで総集編の放送や放送延期となる作品が多いこのご時世で、2019年10月開始作品の中で最も早くその憂き目を見た本作ですが、さらに総集編1回を挟むも2019年内にギリギリ最終回の放送枠を獲得し、越年することなく最終回を迎えた本作にまずは拍手を。

ストーリーに関しては視聴者に気取られないような伏線を第1話から積み重ねつつ、第11話Bパートに来ての新展開が凄かったですね。

そしてそこに至るまでもコミカルな作品として、視聴者の興味を引くように作られていた点も見事です。お話の区切りとしても1クールでとてもうまく纏めてありました。

原作は未読なのですが、おそらく展開自体は原作から引き継がれた物だと思います。ですが、それを活かしたシリーズ構成・脚本も見事でした。

作画的にも終始リソース不足を感じさせるものはありましたしリスタルテがダンスする3DCGのEDも絵的に微妙なものがありますが、少なくとも本編については放送延期と総集編を交えて決定的な破綻を見せずに見事乗り切った感じです。

これ、凄いことなんだけどたぶん制作陣の収入には反映されない頑張りなんだろうなと考えると切ないものがあります。

ええ、ちゃんと面白かったですよ…。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 52

76.8 11 つっこみでコメディなアニメランキング11位
貧乏神が!(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1407)
7491人が棚に入れました
才色兼備だがタカビーで自分勝手な超絶ラッキーガールの市子と、その彼女に取り憑いた脱力系の貧乏神・紅葉。幸か不幸はふたりは出会ってしまった!! 愛も友情も信じない孤独な女子高生の市子は、様々な出会いを経て“本当の幸福”をゲットできるのか――?

声優・キャラクター
花澤香菜、内山夕実、内山昂輝、戸松遥、下野紘、川原慶久
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ただのハイテンションパロディーアニメと思いきや、ちょっと深イイ話じゃないの!

原作未読です。

主人公の市子(いちこ)は、超が付くラッキーガールなうえに、周囲から幸福エナジーを吸い取ってしまうという特異体質の持ち主だった。
そのままでは周囲の人がどんどん不幸になってしまう。
そこに貧乏神の紅葉(もみじ)が現れる。
市子からあり余る幸福エナジーを奪い、あるべき所へ返すのが彼女の目的。
そして、それに対抗する市子。
このふたりが、周囲の人を巻き込んで織りなすハイテンションコメディーです。


見ていて元気になれました。

とにかくテンションが高く、躍動感がいっぱいです。
キャラクターも個性がたっぷりです。
{netabare}
嵐丸(らんまる)の個性が半端じゃない!
明らかにジョジョの某キャラをイメージした姿ですが、本当に素直でいい子。
嵐丸がいなかったら、ストーリーが進まないと言っても過言じゃないですね!
{/netabare}

いたるところにパロディが使われているのもポイント。
パロディの選択は有名がほとんどなので、アニメ初心者の私でも十分理解できました。
ブ○ックジャック、ドラ○もんやド○ゴンボール……まだまだたくさんあります。

アニメに限らず、映画やテレビ番組のネタも出てきます。
嵐のようなギャグと数々のパロディ、あまりの勢いの良さに、あっという間に1話が終わります。

OPテーマ「Make My Day!」も、勢いがあって耳に残る印象的な曲でした。
しかも、男性が歌っていると聞いて驚きです!


しかし、ただ勢いがいいだけのギャグアニメではありません。

「もし、周りの人間の幸せを奪い取ることができたなら、本当に幸せになれるのか?」

そんなテーマがこめられています。


ちょっと、人口100人の村を想像してみてください。
村の外との出入りはできないとします。

あなたは、その村の大地主です。
食べるものも住むところも遊ぶものも、すでに一生分持っています。
したがって、お金を使う必要はありません。

しかし、あなたは地主。
土地代として、村の住人からお金を巻き上げていきます。
……そうするとどうなるか?

最終的には、村の全財産を持っているあなたひとりが残りますよね。
しかし、あなたはお金を使わなくても生きていけます。

この場合、誰かがあなたにムリヤリにでもお金を使わせなければ、あなたひとりを残して村は滅びてしまいます。
そして、村が滅びれば、お金は全く無意味なものに変わります。

お金の総量が一定なら使うからこそ価値がある。

同様に、幸せの総量が一定だと考えれば与えるからこそ価値がある。
そのために遣わされたのが貧乏神の紅葉と考えれば、彼女のとる行動に納得がいくと思います。


肩の力を抜いて笑える作品なのですが、設定が面白いです。
じっくり見れば、深い考察ができそうな作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 69
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

<最終話まで視聴完了> きっとパロディに頼らなくとも面白い物語にできた 

<最終話まで観ての感想>

拾いきれないほどのパロディ満載で素直に大笑いして観ていた。
最初のうちはそのハイテンションぶりに、ついていけるか不安だったけれど
感動できるエピもあったりで、どんどん惹き込まれた。

観終えてみると、笑った後のすっきり感はあるものの、
何かが足りないような気もして。
それはもしかしたら、パロディに笑いを頼りすぎてしまって
本題の物語が少々薄くなってしまってたからなのかもしれない。
でも、市子と紅葉の距離感というか向き合い方は、2人きりのときより
嵐丸が入った3人でのほうがより色濃いものとなり
おもしろいと思ったし、他の貧乏神仲間もキャラが濃くて楽しかった。

で、個人的にはやはり、紅葉のほうが好みかなw

{netabare}
エンディング中の映像で、その後の彼らが描かれ
執事だったおじさまが噴水のように泣いている姿が
この作品のテーマとしてすべてを物語っていた気がする。
{/netabare}

-----------------------------------------

<9話の感想>

テニプリ、エースをねらえ、ジャイアントロボ、ベルばら、
ワンピースのルフィにそれから・・まだまだあったぞw
あのゴリラはFateのバーサーカーを匂わしてたりもするし
試合中も、もうパロディ満載。
どんどんやっちゃって~と遠巻きに大笑い。
2部では料理対決。ジャッジは紅葉の働き振りを監視するよう
仰せつかった黒百合という貧乏神。
ストーリー展開としては特に進展がなかったけれど
相変わらずの面白さだった。
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<8話の感想>

トラウマは少なからず誰にでもあることかもしれない。
でも、それを人に言えてしまう人と、言えない人がいる。
前者は比較的もう立ち直れていて、心もオープン。
後者はまだ引きずっていて、心に鍵をかけている。
傍から観ている印象とはまるで違う過去や傷痕を持つ人の
その印象と中身のギャップが大きいほど、傷も大きいということ。

今回はそんな市子を全面的に受け入れ守ろうとする嵐丸の友情が
とても清々しくて良かったし、2人ともに共感する部分があって泣けた。

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<7話までの感想>

いろんなアイテムのおかげで市子が幼少化したり、
同級生が助かったり。
相変わらずのハイテンションでバカバカしくも面白い展開の中
時々ほろっとさせられてしまう。
気楽に、心全開で観てるからなおさら敏感になるのかも。
登場人物もだいぶ揃ってきたようで・・
今後どう展開していくのか、原作も知らないからまったく読めてません~
---------------------------------------

<4話までの感想> 幸福エナジーと性格は無関係

視聴を始めたばかりなので☆評価は触らずに未定。

天が2物も3物も与えたのだとしか思えないような人物って確かにいる。
だけど本当にそうだろうか?外見も良く教養もあり、品性も高く
会話上手な人がもし、本性を表した性格は最悪で腹黒かったら。
むしろそのほうが真実味があって、人間らしいと思う人も多いかも。
人間というものの愚かさと憎めなさはそこにあるような気もする。
人類のすべてが幸福ならそれが一番なのだろうけれど
幸福感や不幸感というものは、あまりに個人の価値の差があって
一概に推し量れるものではない。

そんな想いを踏まえた上で、このアニメ作品を視聴してみると
なかなか興味深くて面白い。

幸運で恵まれすぎている桜市子という高校生のもとへ、
世間の幸福エナジーバランスを乱す彼女を普通の人間にするために
貧乏神界からやってきた貧乏神・紅葉が出会ったことにより
さまざまな騒動が巻き起こされる物語のようなのだが、
ただそれだけの単純なものではなさそう。

貧乏神も仕事という視点から外れ、自分自身の目で市子の日常を
見てみたとき、きっと何らかの心変わりがあるはずだし
厄介者扱いしていた貧乏神・紅葉の何らかを知ることで、市子の心にも
おそらく何かが生じていくはずだ。
だって、幸福エナジーを吸い取れば世間の幸福が均等になるなんて道理、
実際はそれもまた、偏見のひとつに過ぎないからね。

隣の芝生は青い・・・傍から見てすごく幸せそうに見える人、家族、カップル。
でも内情はすごく冷え切ったものがあったり、計算があったり、
真相は本人たちでさえわからない部分があるほどなのだ。
逆に、自分は不幸だと思い込んでいる人も、実際は日々色々なところで
誰かに助けられていたり、命すら救われていることがあるわけで、
そのことに気づけているかどうか、で大きく価値が変わるしね。

そういう意味で、市子の周囲のいろいろな人間たちが登場し、
人生の裏表、悲喜こもごもを今後見せてくれつつ、
ほんとうの幸せとはどういうものなのか、
ほんとうの貧乏というもはどういうことを指すのか、
面白いギャグを投入しながら解き明かしてくれたらいいなぁと期待している。

ただ、今のところ観た限りでは、市子の幸福エナジーが多いからといって
彼女の性格が悪いというわけではなく、お嬢様にありがちな言動はあるものの、
実はとても人情に厚い部分があったり、やさしさも垣間見えていて
今後も何か起きそうな予感・・っというのが好感触。

でも、もしかして1クールなのかな?そうなると描ききれるか心配だ。

ところでこの作品、けっこうわかりやすいパロディーが面白い。
アニメに限らず、人気のTV番組やCMだったり、さまざまだけど
じっくり思い出せば思い出すほど、意外に奥が深く描かれていて
ちょっと感心してしまう。

ちなみにキャラデザは、市子のかわいさよりも、
貧乏神のクールな顔立ちのほうが個人的には好み。
ただ、あの服装は・・・「ないわ。。」だけどね(笑)

ということで今後も視聴続行。毎回の感想は書かないつもりだけど、
自分が記憶しきれないこともあるので、何話かに一度まとめてみたいと思う。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 64

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

終始、笑い・楽しませてくれる作品でした♪♪

1話見た時から、これは面白いかもって感じてて結局最後まで見てしまいました(*´∀`*)

特に花澤さんがいきいきと声を演じていらしたので
それも面白いさをアップさせたかな??♪

物語は貧乏神の紅葉が、一際幸福エナジーを持ち、周りを不幸にしてしまう市子から幸福エナジーを集めるといった話なのですが、その趣旨を忘れた展開が多くて、しかもそれが笑えたりできるので、そこはジャンプ作品でした♪♪

あと、サブキャラが面白すぎてどうしようかと思いました(笑)

てか裏紅葉ちゃん凄く良かったですねヽ(^。^)ノ!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 53

96.0 12 つっこみでコメディなアニメランキング12位
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (1729)
7544人が棚に入れました
家柄も人柄も良し!!将来を期待された秀才が集う秀知院学園!!その生徒会で出会った、副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…何もないまま半年が経過!!プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、"如何に相手に告白させるか"ばかりを考えるようになってしまった!? 恋愛は成就するまでが楽しい!!新感覚"頭脳戦"ラブコメ、開戦!!

声優・キャラクター
古賀葵、古川慎、小原好美、鈴木崚汰、花守ゆみり、青山穣
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とっとと 御くっつきなさい

原作未読

原作はタイトルを知っていた程度。『惚れたら負け』をどう料理するのか興味がありまして。
いわゆる“惚れた者の弱み”とは、熱量のあるほうが気を揉んで焦る機会が多く往々にして上手くいかないことを指すと思うのですが、本作はそれが先鋭化していって、

・自分から誘うと「負け」
・自分から告白するともちろん「負け」

誘うと負けってww
ラブよりはギャグ色強めかと。どんなものでも先鋭化するとお笑い要素が出てきてその美味しいところを掬った感じです。
四宮かぐや(CV古賀葵)と白銀御行(CV古川慎)。両主人公のゴールは、『相手に告白させること』。前段として、『いかに相手に誘わせるか』に権謀術数張り巡らせるお話です。
{netabare}序盤こそは『天才たちの恋愛頭脳戦』でしたが、徐々に意地の張り合いになっていくのがなんとも微笑ましかったです。{/netabare}


2019年冬期で最も笑った作品でした。いいですね平和で (^^)


さっそくのOPは鈴木雅之feat.伊原六花。  ・・・出オチです。いきなりそう来たか!
組み合わせがバブル過ぎて、ハイここ笑うところですよ~の狙いかと思いきや、回を重ねるごとに病みつきになってく大人の味でした。このねっとり感は久々です。
{netabare}第4話。『渋谷で11時』 そう今から恋が始まるわけでもなく、土砂降りで会えずじまいというのもこの二人らしい。いつか二人でサボタージュできる日が来ると良いな~っておっさんしかわからん。{/netabare}
それに『ラブ・ストーリーは突然に』の有名すぎるカッティングもろパクリだろって劇伴があったり、そんな古臭ささえも心地よく、去り往く平成に思いをはせてみました。


※こう見てました、の3つのポイント

■頭脳戦?ちゃうやろ
『天才たちの恋愛頭脳戦』の看板はちょい違いますね。天才をヘタレに置き換えるとしっくりきます。

{netabare}向こうが好意を持っているのを薄々感じているのに確証を得られないから動けないだけのことで、主人公二人を高スペックのヘタレと見て楽しんでました。
まじめにラブとして観てしまうと、「早くくっついちゃいなよ」か「はーめんどくせー」と思ってしまいます。「お可愛いこと・・・」ってかぐや様は一度たりとも言ったことない、というのがポイントです。やはりヘタレてるのであります。
ではイラッとくるかというとそうではない。白銀は筋を通すいい奴でかぐやは別の理由なんですが二人とも応援したくなるようなキャラなんですよね。{/netabare}

{netabare}むしろ時折登場する柏木さんと柏木さんの彼氏だけが普通にラブしてました。付き合いたて女子は成績落とし男子は上げるあるある。藤原書記の助言で『頑張って』最終話のエンドクレジットでは仲睦まじそう。絶対こいつら夏休みになんかあったな。カップルとしてはこちらがまともですしよっぽどストーリーになってます。{/netabare}


■テンポがいいよね
オムニバスみたいな一週につき3エピソードのサ○エさんスタイル。テンポの良さと合わせて物語としてきっちり進行していました。{netabare}ラーメン四天王ネタさえ回収する脚本の繋がりはお見事です。{/netabare}
1エピソード7分弱の計算になります。R-1で3分、M-1で4分、キングオブコントで5分の持ち時間。こうみると10分超えるネタ見せってないんですね。前の出番の組のネタを拾って繋げるリレー漫才を堪能するようなもんでした。


■狂言回しが優秀
脇役みんな優秀過ぎませんか?

藤原千花(CV小原好美) 石上優(鈴木崚汰) 早坂愛(花守ゆみり)の3名。 

空気の読みあい化かしあいの白銀VSかぐやが膠着状態に陥らないように波風立てるのは藤原書記と石上の両名。空気は読むものではない。“作るもんだ”藤原と“壊すもんだ”石上がいてくれてよかった。二人とも空気は全く読めません。
{netabare}弓道部からの胸の話で墓穴を掘りまくる石上に腹抱えて笑いました。{/netabare}


なんだかんだイチャコラを楽しむ作品になるのですが、ラブ ↓ コメ ↑ でテンポの良さと脇役たちの突っ込み突っ込まれが楽しい作品でした。

あと、かぐや様の声はしばらく茅野愛衣さんだと思ってました。



視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴

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2019.09.19追記

実写版公開。つきあいで鑑賞。
アニメを観るようになってから、実写とアニメの歴然たる差に気づくようになった。普段良いアニメ作品に私が触れてるということですね。



2019.04.14 初稿
2019.09.19 追記
2021.03.13 修正

投稿 : 2024/11/09
♥ : 110
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

キャラ設定のしっかりとしたラブコメの秀作

原作未読。最終話まで視聴。

主人公2人は言うまでもなく、周囲の登場人物もキャラ設定がしっかりしていてとても面白かった。
味のあるナレーションも魅力です。

ショートストーリーが続く構成も、テンポの良さを生んでいて高評価です。

【天才たちの恋愛頭脳戦?】
{netabare}確かに序盤は、『いかに相手に告白させるか』という頭脳バトルが展開されていた気がするんだけど・・・。
途中から単なるツンデレというか、頭脳バトルとは違う展開になっている気がする(笑)。

だけど、この変化も含めて、コメディ色の強いラブコメとなっています。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 81

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

かぐやが優しくなったのは誰のおかげ?

この物語は、恋愛がメインではありません。笑いがメインの物語です。
日常で疲れている人は、このアニメを見てゲラゲラと笑ってください。
でも、花火の回だけは、心がキュンとなり、感動しました。
こんな優しい友達に囲まれたかぐやは幸せです。


生徒会会長の白銀御行と生徒会副会長の四宮かぐや、二人は秀才中の秀才です。
しかも、この二人は、人がうらやむほどの理想的なカップルに見えます。

でも、恋愛に疎い二人は、相手に自分の正直な気持ちを伝えていません。
「先に好きになったほうが負け」という恋愛のセオリーを重視しすぎてしまい、
いかに相手に「好き」と言わせるか、そのための戦略を毎日練っています。

しかし、それぞれの秀才が練りに練って考えた戦略は、いつも失敗します。
それがすごく面白く愉快です。

失敗の原因の大半は藤原千花のせい。
もちろん千花には悪気など全くありません。いつも良かれと思ってやったことが、とんでもない結果になります。

藤原千花は、生徒会書記でかぐやの親友。しかも、純粋で皆に優しい。
かつてピアノコンクールで全国一位になったこともあり、5ヶ国語を話しこなすことができます。バイリンガルどころかペンタリンガルの天才少女です。

でも、彼女は空気が全く読めません。しかも、彼女の行動は誰にも読むことができません。というか、いつもとんでもないことをしでかします。

かぐやは、中学の頃は高慢で人を見下した性格のため、友達は千花だけでした。
でも、千花と一緒にいることでアホが移り、優しい性格に変わったようです。友達も以前より増えました。
藤原千花は、この物語には欠かすことができないヒロイン(?)です。

この物語を見ると、かぐやが少しずつ人間として成長しているのがわかります。


頭脳優秀で優しい心を持たずに寂しさに気づかない人生と、
少しおバカで優しい心を持ったがために寂しさに気づく人生と、
あなたはどちらを選びますか?

私は後者を選びます。
だって、寂しく悲しい気持ちを知っているからこそ、人に優しくなれるのだと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 79

77.6 13 つっこみでコメディなアニメランキング13位
斉木楠雄のΨ難(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (794)
4108人が棚に入れました
高校生・斉木楠雄は超能力者である。テレパシー、サイコキネシス、透視、予知、瞬間移動、千里眼など、何でもかんでも自由自在。誰もがうらやむ最強の能力は、実は本人にとっては災難を呼ぶ不幸の元凶。それ故、人前では超能力を封印。目立たず人と関わらずをモットーにひっそり暮らしていた。しかし何故だか彼の周りには、いつも不思議な人間(生き物)が集まって、次から次へと嵐のように災難が降りかかるのであった!

声優・キャラクター
神谷浩史、小野大輔、島﨑信長、日野聡、花江夏樹、茅野愛衣、田村ゆかり、岩田光央、愛河里花子、内田真礼、細谷佳正、前野智昭、森久保祥太郎
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

いつもながらに冴え渡る、神谷浩史さんの語りが小気味良い超能力ギャグアニメ。

神谷浩史さん扮する斉木君の語りが面白い、超能力+学園ギャグアニメ。

朝は"おはスタ"で月~金まで1話ずつ放送されている様です。日曜深夜には一週間分まとめて放送。

生まれながらにして、あらゆる超能力を授かった主人公の斉木君ですが、人の心が読めてしまうし、殆どなんでも出来てしまうので、全てを達観視した様な、諦めた様な、冷めた視点を持つ少年として描かれています。それゆえか常に仏頂面で表情も殆ど変えず、5話終了時点では他のキャラとの会話も一切ありません。斉木君の台詞は独白と解説(全て心の中)のみとなっています。設定もさることながら、結構特異な主人公描写なのではないかと思います。無言の斉木君の頭部左右にくっついている※アンテナの描写は画として妙に笑えます。何なのだろうアレは?

斉木君を見ていると、口調が似ていたり、若干傲慢な印象があったりするので、どうしても物語シリーズの阿良々木君を思い浮かべてしまいますが、斉木君はさらに理路整然、辛らつな言葉を用いるので、印象がかなりドライです。観ている内に明確な差別化が出来ると思います。最初見た感じでは阿良々木君の寛容さを残しつつ、おばかな所を完全に抜き取ったという風に見えるかも知れません。

斉木君のお父さんとお母さんを始めとし、回を追う毎に、斉木君を相棒と呼び、斉木君をして"この男、馬鹿なのである" と断定せしめた純情男、燃堂力君。中二病全開だが意外なナイスガイ"漆黒の翼"こと海藤瞬君。見た目は美少女、心は‥! のΨ色兼備の照橋心美さんなど、面白キャラが続々と登場します。

以下は各話の感想です。話数の右に初登場したキャラの名称を記載しときました。

第2χ(6~10話・灰呂杵志)
{netabare}
暑苦しくもさわやかな好漢、灰呂杵志登場。名の由来は超能力で言うところの発火能力"パイロキネシス"の様です。燃堂君と同じく、予想外の行動を連発するので、斉木君の悩みの種の一つになりそうです。10話の「欺け!マインドコントロール」では斉木君の髪の色とアンテナに何故みんながたじろがないのか理由が明かされます。一応ギャグにはなっていますが、個人的にはけっこうな恐怖を感じる回でした。「な、これで良かっただろ?」って言われても‥でも面白い(笑)
{/netabare}
第3χ(11~15話・蝶野雨緑)
{netabare}
斉木君がエレベーター大の箱に入ったまま落下させられたシーンについて、中学とかで習うと思いますが、移動する電車の中の人は電車と同等のスピードで移動しており、それに準じた運動エネルギーを獲得しており、落下する箱に入っている人もまた、自由落下により運動エネルギーを獲得します。(空気抵抗などの問題を省けば単なる自由落下とほぼ同じ)

跳躍は自由落下によって生じた※運動エネルギーを殺す役には立ちますが、斉木君とか仮面ライダーさんの様な脚力がないと相殺するには到底及ばず、ほぼ無意味だと思われます。また力の加減を間違うと天上に頭をぶつけるし、足りないと床に叩きつけられます。前回のドッジボールで見せた斉木君の不器用さを見ると良く出来たなぁと思います。

ともあれ普通の人の身体能力ではジャンプしても多分助かりませんのでご注意下さい(笑)

※:ロケット推進で言えば逆噴射に当たる。
{/netabare}
第4χ(16~20話・鳥束零太)
{netabare}
またしても斉木君の辛らつな評価が下る。"澄んだ目をしたクズ"霊能力者、鳥束零太の登場で、どうなる事やらと思ったが束の間、何て事の無い人でした。「お互い大変だな‥」と結局は同情の意を表す優しい斉木君なのでした。

灰呂君(※)のキャラも立ってきました。彼の初登場回、ドッジボール回からどんどんとレベルアップし、常軌を逸した灰呂君の熱い性格と口調は今回の「おいっ、立てよ! ダイザァーッ!」に顕著に表れていました。また割と穏やかなテンションの時でも、堂々とした棒読みと評価すべきか、やけにはきはきとした歯切れの良い口調に加え、語尾には異様なスナップが掛かっている‥。だねっ!~なのかいっ!とか‥耳に入るだけで笑かされてしまいます。斉木君(神谷浩史さん)といい、漫画原作では味わえない楽しみですね。声優さんの妙技が光ります。

※:演ずるは日野聡さん、有名どころではゼロの使い魔の才人君の声もやっておられる。バカ犬呼ばわりされてるキャラだけど、こちらもナイスガイ!
{/netabare}
第5χ(21~25話)
{netabare}
22話から3回に渡って描かれる「燃えろ!PK学園体育Ψ」ではついに斉木君のアンテナの秘密の一端が明かされる! 「コイツやけにハチマキがしっくりくるな。」とか、いつもながら斉木君の冷静な視点に笑えましたが、この回、10話の「欺け!マインドコントロール」に関連するお話でもあり、個人的にかな~り危険と思える内容でした。あのアンテナ、斉木君の頭に直接刺さってるし‥。小5の時点で月くらいなら余裕で破壊出来た‥だと? 怖っ!‥でも面白い(笑)丸刈りにした人がすぐに戻ったのも10話のアレと同じ理由なのだろうなぁ‥。

続く25話「燃えるな!防Ψ訓練」は多くの人が学校の防災訓練とかで覚えさせられたお・か・しを使った愉快な言葉遊び回。中には強引なこじつけ文句もあったものの、一定のルールの中で文章を作るという遊びは、詩や俳句に通ずる所があって耳に心地良く、個人的にツボでした。

次回も楽しみです。
{/netabare}
第6χ(26~30話)
{netabare}
いとも珍しい(照橋さんとか海藤君とかの妄想以外では)斉木君の満面の笑みを拝見出来る貴重な回、斉木君いつも冷静なのにコーヒーゼリーの前では少しだけおばかになります。

海藤君の意見に対して度々(心の中で)呟かれる「珍しく意見が合うな」も何回も続けば、最早普通に「意見が合うな」になっても良いのに、そうならないところが斉木君。"友達としての忠告だ"と心の中で呟いても、表面的にはその意を表さないとか‥、コーヒーゼリーは嫌いじゃない、むしろ全然嫌いじゃないとか‥。斉木君のこういう所を見ると、斉木君の自他を分けている原因は、超能力そのものの所為だけではなく、それによって育まれた思考にあるのではないかと思えてしまいます。

でも、スーパーマンというくくりをはるかに越えた超常的な力の持ち主である斉木君が、時に疎外感を感じたり、多少傲慢になってしまったりするのも無理はないなと思ってしまうブリキ男なのでした。
{/netabare}
第7χ(31~35話・アンプ=ねこ)
{netabare}
初回のねこ回は、ねこの言葉をテレパシーで読み取るとどうなるかというもの‥。人間にも色々な性格の人間がいる様に、ねこにも色々な性格のねこがいます。本作中の様な思考をするねこも中にはいるのかも知れません。でも私は自分のかわいさの価値を知っていて、それを人間を操る為の武器として積極的に用いる類のねこは苦手。作中のねこさんもそんなねこで、ねこの内面を見抜く斉木君の前ではその魅力もまるっきり無力でした。

33~35話「うるΨお正月」文字通りのお正月回、斉木君の秘密を脅かす唐突な出来事が‥。でもやっぱり斉木君は超能力で対処。なんともはや記憶の消去という形で‥! でも斉木君の超能力によって消されてしまった記憶の空白は別の記憶に置き換わる様です。記憶を消された人の思い込みに従って‥。マインドコントロールのお話に限らず、このアニメは笑かされてばかりのお話だけでなく、意外にも怖い話も多いのです。

過去の捏造は人の苦悩をひと時だけ誤魔化しますが、張りぼての記憶に光が当てられる度に心に痛みを生じさせるものです。私個人の経験を持ち出せば、残念な事に幼少期の私の周りにいた大人は斉木君の力など借りず、皆自前でそんな事やってました。

斉木君に書き換えられた記憶は"救い"なのかもしれないけれど、人が思い込みや意図をもって書き換えるニセの記憶は、その人の心を鉛の様に重い刃で撫で付け、鋭い猛毒となって心と体を蝕むでしょう。でも思い込みも信じ続けたら本当の記憶に成り代わってしまう事もあるのかも‥。意思の介在が有ろうと無かろうと、人の記憶は刻々と姿を変えてゆくもの、元々人の記憶なんて曖昧なものかも知れません。あぁ、嘘も百言えば本当になるというゲッベルスのすご~く嫌な言葉まで思い出してしまいました。「斉木楠雄のΨ難」あなおそろしや。‥でも面白いっ(笑)

お正月回、お話全体としては珍しくも燃堂君、海藤君、照橋さん、灰呂君が一堂に会する笑いの絶えない愉快なお話でした。上の記述の所為で、こんな気休めの言葉も説得力なかったりして‥(汗)

何とも油断のならぬギャグアニメの様です。
{/netabare}
第8χ(36~40話)
{netabare}
今回のお話は今までのお話よりも早口言葉が多くなりました。聴き取り辛い場面がいくらかありますが、そういう所は聞き流してしまっても良い台詞だらけなので、適当にスルーして観るのがよろしいかと‥。相変わらず斉木君の冷静な分析による心の呟きは面白いです。まっとうな事言っているだけなのに‥。

37話「チョコレートのΨ典」においては海藤君お約束の「ダーク・リユニオンか!?」が炸裂。つい吹き出してしまいました。チョコなのに‥。でもその危機に対する直感は当たっていました。‥観てのお楽しみ。

39話「ノーΨ疑心!斉木久留美」にて手に入れたゲルマニウムリングのおかげで、自身のテレパシー能力の封印が可能になった斉木君。喜び勇んで映画館へと足を運びますが、やはり問題が‥。

常にテレパシーを第三の目として利用してきた斉木君には人の心が読めるのが当たり前、読めないと道行く人全てが斉木君の最も苦手とする人物、普段から全く心の読めない燃堂君同然になってしまいます。燃堂B、C、D~Iと続き、最後だけ燃堂JKとしてしまう所は、単なるこじつけとも、斉木君なりの悪態とも取れますが、そんなふざけた言葉もさらっと言い流してしまう斉木君の超然さにまたもや笑かされてしまいました。

ほぼ万能の超能力者である斉木君でも"慣れ"というやっかいな敵を克服する事は困難だった様です。

マインドコントロールとか月破壊とか、とんでもない能力の持ち主の斉木君ですが、女体化とか幽体離脱まで出来てしまうんですねぇ‥。正に何でもあり。今後、斉木君のまだ見ぬトンデモ能力に御目見えしても、私もう驚きません。多分‥。
{/netabare}
第9χ(41~45話・六神通)
{netabare}
41話「スーパースターΨ登場!」では前回にもちらっと登場した照橋さんのお兄さん、スーパースター六神通こと照橋信が登場、斉木君の辛らつな言葉を借りれば、なるほど変態でした。斉木君の災難はまだまだ続きそうです。

43、44話「今度こそΨ会!蝶野雨緑」では11話の初登場以来ちょくちょくと物語に顔を見せていた「アメイジ~ング」の台詞がお間抜けな印象を残すイリュージョニスト、蝶野雨緑さんが再登場。

人体切断マジックに使う箱、新品で買うと120万円だけど、中古で買うと118万円という所で先ず笑い、その正体はただの箱という所で2度笑かされました。でも訳も分からずに実験台になった助手のイケさん、その後の脈絡の無い不幸な事故も含め哀れ‥。

いい話風になってるけど、蝶野さん、絶対にやっちゃいけない無謀行為をやめただけだし‥。別れた奥さんの顔と声が燃堂君と同じなのも相まって最後は苦笑するしか‥。そもそも用途不明の箱に斉木君を入れた時点でアウトだし、情にほだされて観客の燃堂君を代役に採用してしまったのもダブルアウト。先のイケさんの事から何も学んでいないんだろうかこの人は‥。蝶野さん手品師に向いてないんでないかい? まぁ、面白いんですけど‥

45話「目良さんのおΨ布事情」は、またもややってきた私的に恐怖なマインドコントロール回。頭部のアンテナを片方外して能力開放(自分で外す分には弊害無いんですね)メガネっ娘の目良さんの為に、斉木君はまた世界の認識を作り変えてしまいました。今回は大した改変じゃなかったから良かった気もしますが、斉木君優しいので、今後もどんどん世界が変化していくのではなかろうか‥。斉木君は世界をデザインしている?
{/netabare}
第10χ(46~50話・海藤ママ)
{netabare}
46話。ただのスポーツテストなのに、キャラが面白いのでそれだけで楽しめました。今回も斉木君はいつもながらに冷静沈着、良く動くのは燃堂君と灰呂君。私的には"漆黒の翼"の実力に驚愕しました‥。灰呂君に敗北感を与えるとは燃堂君も海藤君もやはり只者ではない!?

次は帰って来たねこ回、おはスタで放送しているのに結構下品な言葉連発してました。でも動物だから許せる?

48話「クソゲーΨ新作!オルファナスストーリー」
斉木君がクソゲーを買ってきてプレイする。それだけ。クソゲーの特徴を的確に捉えている描写がいくつもあって、斉木君のゲームに向き合う辛抱強さに感心させられつつ、笑っていいのか苦笑いしていいのか‥結局笑かされました(笑)

「おかえりなΨ!真魔」では海藤ママ登場。海藤君のお母さんは意外にも教育ママでした。超能力はほぼ無しの普通の日常アニメみたいでした。

最後は"澄んだ目をしたクズ"鳥束零太の主役回、憑依した霊によって、限定的にでも斉木君のマインドコントロールに匹敵する効果を周囲に与えるとはびっくり、むしろ中の人にびっくり。でも鳥束君の考えてる事は相変らずダメダメでした‥。
{/netabare}
第11χ(51~55話・入達遊太=お隣に住んでる子供)
{netabare}
51話「飛べ!改造人間Ψダーマン2号」はタイトルからして面白くなる予感しかしない‥。中を開けて見れば何の事は無い、子供の夢を壊さない様にサイダーマン2号となって一生懸命に立ち回る優しい斉木君のお話でした。にしてもサイダーマン2号の設定あざと過ぎる。でも昔の食玩キャラに冗談抜きにこういうのありそうですね‥。

52話「Ψ大手一流企業!?父のお仕事」。斉木君ならぬドラえもん、もといクスえもんにすがる父國春、斉木君に交換条件を出しつつ超能力で助けてもらって出社、上司の怒りを息子でブロック、お仕事は漫画編集者だったけど、漫画家さんに口から出任せのアドバイス連発、いいのか? いいや、ダメだ‥この人‥。

3話目は再びサイダーマン登場。そしてその宿敵、リアル"コーラ男爵"も‥! コーラ男爵の顔があの人なので、子供が怖がる理由も分かる気がします(笑)

続いてお祭りとスリのお話、普通に良いお話でした。でも心身喪失気味で立ち直れそうに無い緑アフロの人高橋は放置状態‥。図に乗って見栄張り過ぎたので半分くらいは自業自得なところがありますが‥。哀れ。

最後は照橋さんと夢原さんの女子二人のお話。人の好意を避ける為に謀をめぐらすとは斉木君、罪なやつ‥。今回も超能力で丸く?収めました。

なんて事の無い話が多い51~55話でしたが、やはり安定した面白さがありました。来週も楽しみです。
{/netabare}
第12χ(56~60話)
{netabare}
56~60話まで全部修学旅行のお話。行く先は沖縄。

56話では斉木君の心の声とは別に初のナレーションがありました。担当されたのは古川慎さんという方。あまり聞かない名の方と思って調べてみたらモブキャラ役を中心に活躍されている方でした。(中にはワンパンマンのサイタマとか主役も)斉木楠雄のΨ難ではナレーションの他に、メガネ男、おにいさん霊、男性Bを演じていらっしゃる様です。

58話「超能力者搭Ψ旅客機でGO!」ではジェット機の機長と副操縦士の掛け合いに思わず苦笑。副操縦士の"あそこのメータの針がすごいグラグラしてます"に始まって機長の"その辺のレバーを引いたりしろ!"とか、"そっちの黄色とか緑のボタンをカチャカチャしてみろ!"とか、やけに大雑把な指示。ありがちなコントですが、人がやるよりアニメキャラがやってるのを見る方が面白いのはこれいかに? 多分含み笑いさえ一切無い大真面目で必死な表情でそんな事言っているからなのでしょうね。

沖縄旅行という事なので方言もいくつか聴けましたが、チョイスがかなりあざとい。でも海堂君の「ちむどんどん!」とか、果物屋の勘弁して下さいという表情から繰り出される「がちまやー、がちまや~」などにはなかなかの威力がありました。

初の5話連続の続きものでしたが、さらに次回にも続く模様。

一話完結の物語の方が面白い気はしますが、安定の斉木君がいるので大丈夫でしょう。なんくるないさ~(笑)

ちむどんどん=心がドキドキする
がちまやー=食いしん坊
なんくるないさ=なんとかなるさ
{/netabare}
第13χ(61~65話)
{netabare}
63話「やーさっΨ!沖縄修学旅行」64話「またやーΨ!沖縄修学旅行」では漆黒の翼の怒りが爆発。海藤君、勇気があっても度胸が続かなかったり、腕力とか弱過ぎたりするんですが、見ていて応援したくなる異色の痛快キャラです。

がちまやーな米良さんも目立ってきました。基本ただもくもくと食べているだけの人なんですが、いつでも目が食べ物まっしぐら、前回の水族館と聞いて「じゅるり」にも笑えましたが、今回の食べっぷりにも‥リアルの大食いとかは食べ物を粗末にしている印象があるので全然笑えないのですが、アニメだと手放しで笑えてしまいます。無邪気というか真摯(笑)な姿勢が楽しいキャラです。

今回で修学旅行編は無事終了。次回からはいつもの斉木君に戻る様です。

やーさっさい:えいっ等の掛け声に近いニュアンスの言葉らしい。
またやーさい:またね、また今度ね!の意味の様です。
{/netabare}
第14χ(66~70話・窪谷須亜蓮)
{netabare}
新キャラの窪谷須 亜蓮(くぼやす あれん)くん参上(笑)元ヤンキーの人。目が合っただけでケンカモード、肩がぶつかっただけで殺意剥き出し、こんなに酷い人は滅多にいないと思うけれど、似た様な人は見た事あります。ギャグキャラなんだけど言葉遣いが悪過ぎるのは聞いていてあまり良い気分はしません‥。「自分の襟足を自分で踏むのはもうウンザリだ‥」どういう意味なのだろう‥?

69話「経営Ψ建!純喫茶魔美」では店長の情緒不安定振りが笑えました。全編に渡ってほぼギャグですが、斉木君の優しさの見えるちょっといい話でした。食いしん坊の米良さんのメイド姿も拝めます。時給50円上がっただけでテンション高っ!

何となく最近のお話は初回近くより斉木君の台詞が増えている様な気がします。傍観している姿とか、間とかも面白いので、少し台詞を削っても良いような印象を受けました。

あと先週からOP、EDが変わっていますが、本編に合っているかは別として、どちらかと言うと導入は静かで終わりが賑やかな、以前のスタイルの方が楽しい気持ちになれた気がします。
{/netabare}
第15χ(71~75話)
{netabare}
今回は初回近くの斉木君を思わせる、単純ながら楽しい回が目白押しでした。アンテナだけじゃなくあのメガネにも意味があったとは‥斉木君恐るべし‥。

神話や伝説に登場する神さまや魔法使いの如き力を持った斉木君、そう考えると古典的な楽しさを持った物語と言えなくもない‥。戦いとかにそういう能力を発揮する物語と違って、能力の使い道がワンパターンではないので面白さの性質が違います。

{/netabare}
第16χ(76~80話・中丸工作)
{netabare}
「Ψ強美少女VS絶対に落ちない男」は76話と77話、前後編に分かれたお話。照橋さんあるところにその人あり。変態お兄さん六神通またしても登場。一方で照橋さんに嫌われようとしても、かえってときめかれてしまう斉木君、これが恋というものなのか‥(笑)

78話「Ψキック・サンタクロース」にて「ついにイカレちまったのか、父さん‥。」息子にさらっと言い放たれてしまう國春、既に威厳も何も無しの父。クスえも~んに続いて、サンタクスオ~と斉木君にすがる國春ロースの姿、卑屈な態度もここまで来ると潔ささえ感じられますね‥。続くお母さんの「ここは私に任せて」を聞いて、子の斉木君はともかく、夫國春まで凍り付いてしまいました‥しかも割と長い時間。えも言われぬ戦慄を覚えたのでしょう‥。同情します(笑)

後のシーンの「さ‥三太、殺ーす」と「ぼっ、僕はかんたですっ!」にも笑かされました。駄洒落以外のなにものでも無いんですけど、緑のメガネ掛けた不機嫌面のサンタが玄関先に現れたら、子供、縮み上がりますよね‥。ニセサンタ‥というか犯罪者っぽくて‥(笑)

79話「Ψ新家電を買いに行こう!」ではゼリー製造機に対する斉木君の反応に爆笑。「取っ手まで!」って、それセットじゃないから(笑)野島裕史さん演じる新人店員の中丸工作‥マンガン電池40本で追い討ちをかけ斉木君を篭絡するとは中々のやり手ですね‥。ちゃらんぽらん口調が良く似ていたので浪川大輔さんの声と間違えてしまいました。低くダークな声も出せる面白い人です。

80話「年初めのΨクル」、夢原さん、海藤君の影響を受けたのかいつの間に中二病台詞を言う様に‥。ジャッジメント‥のテーマも流れるし‥(笑)

灰呂君も超能力者として覚醒?という、ギャグなのか、描写をそのまま受け取ってしまっても良いのか、判断しかねるちょっと良く分からないお話もありました。

(笑)を5コも使ってしまう程の面白さ‥爆笑必死の第16χでした。斉木君、淡々と喋っている様で結構暴言吐いてますが、良い人だって分かっているので不快感が全然生じない‥。今回も肩肘張らずに楽しく見れるところに魅力のある「斉木楠雄のΨ難」でした。
{/netabare}
第17χ(81~85話)
{netabare}
「海藤のΨ疑心(前編)」では海藤君の中二風味の脳内組織図が公開されます。総帥とかB級ソルジャーとか、それらしい肩書きが続きますが、下っ端雑用兵とされてしまった燃堂君の説明がテキトー。"組織のゴリラ的存在"って、まぁ、ありそうなポジションだけど‥(笑)

「海藤のΨ疑心(後編)」では「友達ごっこを解消するいい機会だ‥」と海藤君を見捨てようとする斉木君の姿が描かれてちょっと意外。心の声をテレパシーで読み取らなくても結局は助け舟を出したのだろうと信じたい‥。

最後は元不良の亜蓮君の見せ場。温厚な人柄を装っていてもキレやすい性格はそのままなので、不良達につかまってしまった海藤君を助ける為についにやらかしてしまいます‥。人体を破壊しながらの友情物語でしたが割とイイ話でした。

でも今回の一番の主役はやはり海藤君。常に自分の心の弱さと戦い、結局はいつも英雄的な行動を取ってしまう姿、カッコ良いですね‥。荒事に全然耐性無いけど(笑)

83話「仲Ψ無用!?燃堂vs海藤」はケンカの話じゃなくて、ただのエアホッケー対決。怪物的体力の持ち主の燃堂君に対し"漆黒の翼"は頭脳プレー(笑)で対抗。圧倒的な力量差をものともせず互角の勝負を展開。まぁ色々とズルだけど‥。反則行為だらけの海藤君の戦い方を一切咎めない燃堂君のおおらかさは見ていて何となく癒されます。‥おばかなだけ?

「Ψ悪のアルバイター激走!」は燃堂君がバイトをしたらというお話。まぁ当然そうなるな‥という内容。

「ランナーズΨ!」はマラソン大会のお話。ここでも燃堂君の異様な体力が描かれます。もはや超能力の域? 灰呂君の勝利に執着する意外な一面も見られましたが、こういう描写も人間っぽくてたまには良いんじゃないでしょうか?

今回もしたたかに笑かされました。
{/netabare}
第18χ(86~90話)
{netabare}
88話「変形!スーパーΨズ」ねこのアンプの話。ゴキを恐れないのは野良ねこの習性(家ねこさんの場合、恐がる事さえある)だとしても、プラモの部品を飲み込んでしまうのは、子猫くらいしかやらかさない失敗なのでは? とか思いました。

昔うちに住んでいたねこさんは異物を飲み込んでしまって、苦しい目に会った事があります。幸い私の母親がすぐに気付いて、ねこを逆さにして背中を叩きながら上下に激しく振ったので、口からポロリと小さなスプリングが出てきて大事を免れたという事がありました。

ねこは飼い主に似るといいますが、私も小さい頃に同じ様な経験をした事があり、プラモのパーツのスプリングを飲み込んで、殆ど同じ目にあった事があります。嘘みたいなほんとの話ですが、その経験を経て、私もねこさんもそれ以来同じ様な失敗は二度としなくなりました(笑)

成長したねこさんはとても利巧で、人間もそれなりに利巧なので、そんな事はしませんが、飢えた野良ねこさんだったらどうだろうとか、またしても余計な事を考えてしまうブリキ男なのでした。
{/netabare}

超越的な立場にありながら斉木君は結構いいやつなので、素直に笑えるアニメだと思います。続けて視聴していきたいと思います。

面白いアニメなので、つい調子に乗ってあれこれ書いてしまいましたが、キャラも出揃った様ですし、アニメの雰囲気も十分に伝わっていると思うので、各話レビューの方はここら辺でお休みしときます。

最後まで観終えて、わざと外して掛かってくる舌足らずな台詞回しとか、斉木君の微妙な成長、脇役、端役のキャラの濃さにも大いに癒され笑かされました。斉木君は勿論の事、中二病の海堂君とか、暴力的過ぎて初登場回ではあまりいい印象を抱けなかった亜蓮君も、回を重ねる毎にどんどん良いキャラに‥と言うか良いやつに‥(笑)

振り返ってみると第14χの台詞多め早口気味の斉木君の語りに若干の違和感を覚えた位で、全編に渡ってほぼ外れ無し‥。

印象に残っている回は第5χの「燃えるな!防Ψ訓練」第12χの「超能力者搭Ψ旅客機でGO!」第16χの「Ψ新家電を買いに行こう!」等ですが、どの回も笑わせ方に工夫があって飽きずに楽しめました。

2期製作決定しているそうで嬉しい限りです。


※:wikiによれば制御装置という事らしい。どういう経緯で取り付けられたのか、効力などは不明。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 36

いしゆう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

平凡を夢見る非凡な超能力者の学園ギャグコメディ。

あらすじはあにこれを参照ください
放映時期:2016年7月~12月 

この作品がバトルものやファンタジー世界の話なら
きっと最強系主人公なんじゃないかなって思います
 
主人公の斉木楠雄は何でもできる超能力者
ただ 残念ながら この作品の世界観は日常系ギャグ

結果 手に汗握る展開こそありませんが 
お腹抱えて笑う そんな頭空っぽにして観れる作品 

1回(30分)に5話位入っていて お得感も◎ 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

〇物語
主人公の斉木楠雄はPK学園に通う高校二年生
この作品は彼の平穏を邪魔する周りとの人間関係を描いています

青春感動系とかの盛り上がりは弱いですが 
その分シュールなギャグに全振りしていて きっと笑えます。

展開は高速テンポでサクサク♪
最初 あまりの速さにビックリ
でも すぐに慣れて好きになりました。 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

◎キャラクター
斉木 楠雄  
平凡な生活を夢見る 非凡な超能力者

そんな 彼を取り囲むのは
おバカ 中二病 熱血 美少女 恋愛脳 霊能力 無限食欲
元ヤン イリュージョニスト おぼっちゃま オカルト 天才発明家 
その他色々 

キャラが立ちすぎる奴らをどう振り切るか・・・・
彼のΨ難は続く。
 
.。o◎*:..。o◎*:..。o◎*:..。o◎*:..。o◎*:..。o◎*:..。o◎*:..。o◎

〇観終わって
お気楽かつお手軽に観られる作品でした
斉木楠雄の心の声が笑えます ( 声:神谷浩史さん )

物凄い能力を色々持っていて
それを駆使して なお追い詰められていく主人公に
”ありえない!”とか思いながらも思わず笑ってしまいます。 

周りの登場人物が個性的なので
ほぼ毎回同じ展開でも 飽きませんでした

それとCM前後のクイズやじゃんけん意外とクセになります

最後に Ⅱ期も楽しみ アメージングー♪

以上 最後までお読み下さりありがとうございます。

























 

投稿 : 2024/11/09
♥ : 30

阿紫カービィ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

寡黙で辛辣な『K』さんが…笑った。

この作品
『10年に1つの怪作』といってもいいと思います。

本当に、笑えます!


なんというか
単なるギャグアニメではないし、ドタバタコメディでもない…

超能力者の斉木くんと愉快な仲間(?)達の日常のお話、です。


とにかく、


話のリズムが良い。

キャラが皆、『可愛い』

家族愛にほんわかする。

無理がない。

『品』がある。(←これ重要)

そして
声優さんの神がかった演技力。おっふ!



何度観ても飽きません。
何度観ても笑ってしまいます。

なんというか…私みたいなチョロい人間はさておき
アニメ玄人さんにオススメできる、貴重なアニメなんです!





以下、個人的な話で申し訳ない、

びっくりしたのは

1年に、1、2、3回、声を出して笑うかどうかの
『K』女史がこのアニメ観て

ブフッって笑ったんです(笑)何度も!


『K』女史は、笑いに厳しくて、笑いのツボも、よく解らない人で…
私の文章力では説明できないので、謎の行動で説明しますと、


私の気になるアニメ、をメモした紙に
『K』さんがしたイタズラ(?)なんですが、


新妹魔王の契約者 (は引退)
ペイルコクーン (30%off)
天使と夢の島 (はあちら)
COCOLORS (カレー味)
メガゾーン23 (45)


と加筆されていました。おかしくないですか?
(『K』さんの加筆は()の部分です。)





あとですね、
みんな大好き『ネンドウ君』のお顔が
どーしても、『カツオ君』に見えるんです!

どうか解っていただきたい!(笑)





私はこの作品が、本当に大好きです。

何度も観てるので
セリフ暗記…してます、ハイ(笑)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 30

87.4 14 つっこみでコメディなアニメランキング14位
SPY×FAMILY(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (917)
3031人が棚に入れました
人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている―― 世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。 東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。 西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉は、東西平和を脅かす危険人物、東国の国家統一党総裁ドノバン・デズモンドの動向を探るため、ある極秘任務を課せられる。 その名も、オペレーション〈梟(ストリクス)〉。 内容は、“一週間以内に家族を作り、デズモンドの息子が通う名門校の懇親会に潜入せよ”。 〈黄昏(たそがれ)〉は、精神科医ロイド・フォージャーに扮し、家族を作ることに。 だが、彼が出会った娘・アーニャは心を読むことができる超能力者、妻・ヨルは殺し屋だった! 3人の利害が一致したことで、お互いの正体を隠しながら共に暮らすこととなる。 ハプニング連続の仮初めの家族に、世界の平和は託された――。

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

とても素敵な家族を描いた物語

この物語をひと言で表すのはとても難しい。
アクション、笑い、アーニャの可愛さ、などもありますが、しいて言うならば、とても素敵な家族を描いています。

父のロイドは、娘のアーニャを守るためならば危険を顧みず、命懸けでアーニャを守ります。
そして彼は、血まみれになりながらも妻のヨルとの約束を守ります。
彼は仕事よりも家族を優先する優しい父親です。

母のヨルは、悪を許さない正義の心(?)を持った女性。
決して他人の不幸を見過ごしません。たとえ自分に関係なくとも自分にできる精一杯のことをします。
そして娘のアーニャに危害を加える者に対しては容赦しません。
ヨルはアーニャをとても大切にしています。

そして娘のアーニャは、常に父と母とに役立つ人間であろうとしています。
まだ幼い子供なのに、ロイドのために、そしてヨルのために精一杯頑張ります。

そんな素敵な家族なのですが…、
ロイド、ヨル、アーニャには、それぞれ誰にも言えない秘密があります。
三人は、各自の秘密を隠しながらも家族の絆を深めてゆきます。

私達は誰だって、多かれ少なかれ家族に言えない秘密を抱えていると思います。
この家族は、その秘密の度合いが大変重い。それだけのことだと私は感じましたが、皆さんはどう思われますか?


ところで、今までは影の世界でしか生きていることに意味を感じなかったロイドやヨルでしたが、二人はアーニャのおかげで日の当たる世界で生きることの充実感を感じられるようになったような気がします。

もしかして、アーニャはロイドとヨルのために神様が遣わした天使なのかもしれませんね。
いつの時代でも、子供は親のために神様が遣わした天使です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 81
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

演じるということ

WIT STUDIO×CloverWorks制作。

ロイドフォージャー、職業スパイ、
東西世界の平和を守るべく暗躍している。
彼に課せられた最重要極秘任務、
それは敵国の戦争計画を探るために、
現地で家族を形成し、まずは名門校へ潜入すること。

{netabare}疑似家族、娘も母親も利害が一致し、
お互いの素性を隠し、共に暮らすこととなる。{/netabare}

スパイや殺し屋、暗躍する組織、
娯楽性に溢れる活劇ではあるのですが、
印象としては、ハートフルコメディです。
{netabare}ロイドが日々奮闘するその裏には、
子供たちが泣かない世界をという思いがある。{/netabare}

高水準で安定した物語になりそうです。

最終話視聴追記。
世界平和を託されることになる家族の、
表と裏、その二面性が物語の魅力であります。
{netabare}アーニャには心を読む力が宿っており、
本来は深刻な物語を喜劇として成立させる。
実にエレガントであるわけですが、
任務を終えれば疑似家族はお役御免である。{/netabare}

キャラクターの秀逸さ、世界をデザインする力、
とても彩り豊かで、楽しい作品だと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 69
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

【12話折り返し感想】このアニメはだいじょうぶます♪

原作コミックは7巻まで購読中。

分割1クール目まで観終わって。

毎週、今回も楽しかった♪と思えた、安定して満足度の高い前半戦でした。

やはり種崎 敦美さん演じるアーニャちゃんが可愛くて面白かったのが一番大きかったです。
感情のこもったあざとい幼女ボイスは勿論、平坦でわざとらしいボイスもコミカルシーンを盛り上げる中毒性がありました。
ちちだの、ははだの、がんばるます!だの、アーニャ語録?が、
逆半月目の不気味な笑顔の残像と共に、
私の脳に侵食していく心地よさに酔い痴れましたw


一流スパイの父ロイド、凄腕アサシンの母ヨル、人の心を読むエスパー・アーニャ。
彼らを取り巻く両国の選りすぐられた組織の面々。
それらの才能がよってたかって、潜入工作に必要な偽装とは言え、
普通の家族と学園生活を成立させることすらままならず、周囲も右往左往。
また敵対勢力等も観察眼が専門的過ぎるせいなのか?偽装家族も見破れない体たらくなのも笑えます。

エリートたちだってボタンを掛け違えれば、滑って面白いことになってしまう。
が、これがギャグになるのは平時だから。
戦時にこんなグダグダやってたら、無為に人が死ぬので洒落にならない。
凡庸な反戦平和思想とは別の意味で、せかいへいわや子供が泣かない世界を希求したくなってしまう。
このブラックユーモアが、本作の柱の一つなのでしょうか。


前半最終回となった12話。ホッコリ日常回で静かに折り返したのが案外でした。
が、そんな中でも{netabare}アーニャが人の心だけでなく動物の心も読める。{/netabare}
という重要な仕込みをサラリと終えている辺りにもまた安定感があります。
4話にて{netabare}アーニャが牛さんに「だいじょうぶます こわくない」と語り掛けたの{/netabare}と合わせて、
秋に分割2クール目で{netabare}ボンド{/netabare}との絡みで生かされるのを想像すると、“わくわくっ”します♪


OP主題歌・Official髭男dism「ミックスナッツ」
ED主題歌・星野 源さんの「喜劇」
両・紅白出場歌手で固める必勝の布陣。
皮肉じゃなく流行歌手のタイアップのチャンスを生かし切る能力の高さを
改めて思い知らされ脱帽しました。
特にOPについては、私もナッツや本音が歯に挟まって中々出て来ないので共感度が高いですw

オペレーション梟(ストリクス)の重責を担うロイドさんも、
制作スタッフさんも絶対に失敗が許されないミッションのプレッシャーが続くのでしょうが、
これもOPじゃありませんが、胃もたれには気をつけて乗り切って欲しいと願います。




【1話感想】ちちぃ~~~~~~~~~~~!!

長いので折りたたみ。
{netabare}
スパイだのアサシンだの超能力者だのが、普通の日常生活に四苦八苦するのも、
子育てに七転八倒するのも、コメディとして既に消費されて来たネタ。

が、この漫画は面白い。力が入ったアニメ化の初回も上々の立ち上がりでした。


スパイの男が任務のため疑似親子として引き取った幼女アーニャには、
人の心を読むエスパー能力がある。
ところがアーニャは年相応に、幼女ならではのズレた言い回しを重ねる。
パパやお父さんと呼ぶべき所で、"ちち”と呼ぶのを卒業しようとしない。
きっと、これまでも大人たちが、その言い方は違うんだよな、子供だなw
と和んだり苦笑したりする、内心を読んで来ているにも関わらず。

原作には、設定を敢えてガバガバにして、穴をこれ見よがしにみせつけて、
読者を誘い込んで、それを笑いに昇華する、懐の深さがあります。
そしてこのコメディセンスは、舞台の描写等が本格的と感じさせればさせるほど光る。

そこをアニメ化スタッフがちゃんと押さえて表現できているとの手応えを掴めたのが大きいです。
WIT STUDIO×CloverWorksが再現した西洋風の街並みは臨場感があり、アクションにも迫力がある。
アニメ音楽をただの劇伴で終わらせない(K)NoW_NAMEのサウンドも軽快にスウィングする。
何より種崎 敦美さん演じるアーニャちゃんが可愛すぎます。
無邪気に“ちち”を呼ぶ絶叫や、
人の心の闇に顔芸交えて狼狽するモノローグが聞けて感無量ですw

WISE(ワイズ)局長役に大塚 明夫さんを起用しようが、
追求するのは東西緊張でもハードボイルドでもなく、
狙うは、あくまでも世界平和とギャグw

分割2クール。今年はこれで笑って過ごせそうです♪
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 67

73.1 15 つっこみでコメディなアニメランキング15位
キルミーベイベー(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (1501)
6718人が棚に入れました
ごく普通に学校に通う「殺し屋」の少女・ソーニャとその友人・やすなが繰り広げる、コミカルで少しバイオレンスを含んだ日常を描く作品。

声優・キャラクター
田村睦心、赤﨑千夏、高部あい
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

忍法あなたはどんどん眠くなるの術~... (*¨)(*・・)(*..)o(*__)o。。o

■キルミーベイベーってこんなアニメです..・ヾ(。 ̄□ ̄)ツ ギャァ!!
この作品は月刊「まんがタイムきららキャラット」の4コマ漫画のアニメ化なのです!
作者のカズホさんのちっちゃくって可愛いキャラが特徴ですが・・・
その内容は「血みどろスキンシップ」と表現されているようにチョビッとバイオレンスなギャグ漫画でした(。・_・。)ノ
舞台は平凡な学園・・・平凡な教室・・・平凡な生徒たち・・・
そこになぜか殺し屋!!!  さらに忍者www
もはやそこは平凡とは似つかしくない空間となっていたのです(゚ロ゚;)エェッ!?


■キルミーベイベーに出逢った日の日記.....ヾ( 〃∇〃)ツ キャーーーッ♪
テンポが良さそうで悪い独特なリズム感の中でかなりシュールな笑いを展開していきます♪
実はこの作品、ちょっと癖がある独特な世界観ですが、登場人物が少ないので、その世界観に馴染むのにはそんなに時間はかからないかもしれませんね!
殺し屋ソーニャちゃんは近寄りさえしなければごく普通の女子生徒として学園生活を送ることが出来るかも!?
でもそうはさせまいと自称友人(笑)のウザ可愛いキャラのやすなちゃんがやたらと絡んできます...((((=・o・)ノ ゴーゴー♪
ちょっかい出しては痛い目にあう毎日・・・完全にM体質w
そんな二人の間に割って入ってきたのが忍者あぎりちゃん!
ε=ε=ε=ε=ε= タタタタ・・・。゚.☆ ドロン♪
とっても胡散臭い忍術!?を使うけど、たまに見せる超絶忍術は素敵です!
なんだか没キャラなるキャラが登場するようですけど楽しみです(*^_^*)
しかもくぎゅうさんというじゃありませんか(^ー^* )フフ
気軽に見れるギャグアニメなので息抜きに(。・w・。 ) ププッってさせてもらいます!


■総評
『キルミーベイベー』を全話通しで視聴するぞぉーオオーw(*゚o゚*)wって思ってたんですけど。。。
☆ヽ(o_ _)oポテッ挫折! 3分割でやっとこ完走 o(≧∇≦o)
c(>ω<)ゞ イヤァ~面白いんですよー!
でも…ストーリーが無い作品は1話ずつ観るのが一番いいですね(^=^;

この作品の魅力って・・(〃 ̄ω ̄〃ゞ・・キャラの個性ですよね♪
その個性を引き出していたのがキャラ設定と声優さんのちからが大きかったような気がします!
キャラの登場時間をまとめるとこーんな具合かなぁ~…c(゚^ ゚ ;)ウーン

やすな = ソーニャ >> あぎり >>> 犬 > おじいさん > 没キャラ φ(・ω・ *)カキカキ

(;゚ロ゚)ハッ 釘宮さんの扱いが…犬以下だったような。。。 没キャラ恐るべしなのですw
ってこんな感じに登場人物とスポットを当てるキャラを絞ることで、嫌でも個性や特性を際立たせているわけですね(*^^*)
しかも…一人ぶっ飛んだテンポで展開してるやすな役の「赤﨑千夏」さんが回を重ねるにごとにだんだん目立ってきた印象をうけましたw
彼女のなんともいえないイントネーションがやすなの性格とシンクロして…なんだかミョーに中毒性が増していって…
あっ…あっ…なんだか好きになってくぅ…‥~♪ くそぅ!くそぅ!o(T▽To)
赤崎さんの今後の活躍がとっても気になってきちゃましたw
もちろん、ソーニャ役の田村さんといい、あぎり役の高部さんといい、個性的なキャラをうまく演じていたんじゃないかなぁって思っています☆彡

ともあれ、ギャグの方は…女子高生なのに小学生レベルのやり取りが永遠と展開されていくのですw
『キルミーベイベー』の基本形は、やすなが…{netabare}
ソーニャに絡む → ソーニャ殺気立つ → やすな懲りずに絡む → ソーニャにボコられる → ごめんなさいm(_ _;)m

{/netabare}
ですけど、たま~に不可抗力からの2人の絡みがあったりするので(○゚ε゚○)プププーっとなるんですよねー♪
それと他のキャラが箸休めの役割みたいに変化を与えてくれているので飽きずに楽しめちゃうのかも知れませんね(*^_^*)
でもやっぱり30分アニメではなくって、10分アニメで放送されていればもっとキルミー中毒者は増えたかもw
前半の2~3話を視聴すれば、キルミー毒性に耐性があるかどーかの判断はつくと思うので、まだチャレンジしてない人は是非試してほしいですね(^ー^* )フフ♪
密かに、続編に期待です( ̄∇ ̄+) ☆彡


■MUSIC♫
OP曲『キルミーのベイベー』
 【歌】やすなとソーニャ(赤﨑千夏、田村睦心)

ED曲『ふたりのきもちのほんとのひみつ』
 【歌】やすなとソーニャ(赤﨑千夏、田村睦心)

どちらも典型的なキャラソンで、曲よりも映像に目を奪われちゃいますね♫
とくに、最期の変な踊りは…体操服伸びちゃうよぉーw
やっぱり小学生にしか見えないです(^▽^;)
 

2012.01.21・第一の手記
2012.05.28・第二の手記(追記:■総評、■MUSIC♫)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 61

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ご満足いただけない?とんでもない、大満足です!

まったく・・・いい加減学習しないとダメですね。
開始10分で切ってしまった当時の自分をぶん殴ってやりたいですよw
わりとプッシュしてる方も多かったので気にはなってました。
再視聴のきっかけはMAD動画。某有名ゲームを本作のキャラが実況プレイするやつです。
ちなみにこの動画、相当出来が良いのでオススメです(笑)

アニメ本編内容。
とある学校に通うHIGH SCHOOL GIRLのやすなと、KILLERのソーニャによるショートコントが中心。
やすながソーニャにちょっかいを出してぶっ飛ばされるってのが基本的な流れ。様式美。
たまにNINJAのあぎりが絡んできたり、ごくたまにUnused Characterが出しゃばったりします。

ぶっちゃけギャグはワンパターンだし、そこまで面白くない。時間が長く感じる。
ってよく言われてるけど、うーんどうなんだろ。個人的には結構ツボにはまりましたw
とりあえず2話は1話より格段に良くなってるので、1話がダメって人も2話までは見て欲しい。
2話まで見てご満足いただけないなら、まあ切っていいでしょう。

思うに、この作品はギャグアニメというよりキャラ萌えアニメなんじゃないかと。
キャラに愛着が沸けば沸くほど楽しめるし、キャラの掛け合いに中毒性を感じられる。
特にやすなの神がかり的なウザ可愛いさは必見ですw 回を増すごとに本領発揮。
インチキ忍術を次々と繰り出していくあぎりさんは色んな意味で反則。
独特な雰囲気があり存在自体がツボですw もっと出番が欲しかったところですが、
マンネリ化を防ぐ役割なので、そこまで出ずっぱりじゃないのは正解でしょう。

また、本作が笑えてキャラ萌えできるのは声優の力が非常に大きいと思います。
ナレーションやモブキャラ担当のチョーさんと新井さんもGJとしか言いようがないです。
OPとEDの素晴らしさについては、今更言うまでもないでしょうかw

最終回は何気にいい話で〆やがりましたね。不覚にもうるっときましたよ。くそぅ!くそぅ!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 53

お茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

どしたのわさわさ<改稿>

[キルミーベイベー]

ボケ役のやすなと、殺し屋のソーニャ、忍者のあぎり、そして時々出てくる没キャラ(釘宮理恵)の面々でお送りする日常系ギャグアニメ。

ボーっとした雰囲気。テンポが良いのか悪いのかよく分からない作品。うーんwと最初は思ってましたが、それが何とも味わい深い作品へと感じてしまった。

基本やすなが超ハイテンションでくだらないボケをして、殺し屋ソーニャちゃんが、ぶっとばすって流れなんですけど、ドツキ漫才みたいなノリで、とにかくやすながへこたれない。どんどんボケてくる。そしてガンガン殴られる。

さらに一癖ある忍者あぎり。騙し忍術を駆使し突然現れる。途中からはマジックまでこなす。このあぎりちゃん忍術も面白いんですが、出てくるタイミングと言動が面白い。あぎりちゃんが出てきた時の妙な空気感もたまらない。

ハマる人とそうでない人が分かれる作品だなと思いました。OP、ED曲から中毒性がありますし、なんといってもやすなとソーニャの絡みとキャラに好感が持てるか次第だと思います。ソーニャのふてぶてしい冷めた態度に、目を輝かせながら忍びよるやすな。やすながウザイwでも可愛い。成分「うざかわいい」も納得です。

やすなの悶絶はリアクション芸人ばりの演技。くそぅと悔しがる姿が何故か愛らしい。ソーニャの怒った時なんかはこっちまでしてやったりな気分にさせます。やすなにやられた時のツンデレソーニャちゃんが可愛い。没キャラに至っては、主要キャラと一切絡むこと無しw声変えるガスを吸った釘宮さんの声を聞けたので満足。



キルミーはお気に入りでたまに見るんです。何回見ても不思議な作風と感じる。画は動かないし。単純にドツキ合ってるだけなんですよねwガキの頃の好きな子にちょっかい出しちゃうみたいな。そのちょっかいを大袈裟に、しつこく仕掛けてくるやすなですが、やすなが愛されてるのは、ソーニャを一泡吹かせてやろうって気持ちに命賭けてる位、夢中であり真剣なとこ。ベタなんだけどこのベタさがクセ演出で何かいつもガキ心をくすぐってきます。そこに声優さんの演技が光り百合っぽさもあるので萌え心まで出る始末の悪い作品。

サザエさんみたいなもんです。内容はすでに分かってる上で時々見たくなる。定番も何回も見てるがうえに中毒化する時あるなと。そんな感じで。

あと間が長い。ここらへんがそわそわするのですが、芸人がスベった時に場が凍りついて時が止まる時あるじゃないですか。それが好きなんです。心の中で爆笑しています。キルミーも結構寒いんですよね。スベって長い間があるから、そんな芸人のスベリ芸みたいな、あの空気感に似ててそんな所も好き。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 50

82.9 16 つっこみでコメディなアニメランキング16位
ダンベル何キロ持てる?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (742)
3232人が棚に入れました
「ひびき……お前、また太った?」食べることが大好きな女子高生・紗倉ひびきの心に突き刺さった友人の非情な一言。夏休みまでに絶対に痩せてみせるとダイエットを決意したひびきだったが、一人ではまともに運動も続けられない体たらく。こうなったらとひびきが足を運んだ先はトレーニングジムだった! そして入会したジムで同級生のカリスマ美少女生徒会長・奏流院朱美と出会ったひびきは、深くて楽しい筋トレの世界へ足を踏み入れることに……。

声優・キャラクター
ファイルーズあい、雨宮天、石川界人、石上静香、東山奈央、堀江由衣、玄田哲章、戸松遥
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

わがままBODYは正せます!

はじめに、、、

わりとガチ勢なので客観的な意見は期待しないで下さい。

観るべくして観たアニメであり、楽しむべくして楽しんだアニメであります。
広背筋いじめて痛みにうっとりするド変態野郎の妄言という前提で以下お楽しみいただければ幸いです。



女子高生を媒介にして体づくりに向き合った作品。
ためになる点では『はたらく細胞』、題材へのモチベーション喚起の点では『ゆるキャン△』などの系譜に連なる作品です。
エンタメとのバランスを取れてかつハマれば “ためになりやりたくなる” そんな未来が待ってます。
しかしちょっと待ってください。


 ウケんのかこれ?


世間一般から見たオタク像って運動と無縁で体育会系を忌避してるじゃないですか(失言1)。そこに迎合してアニメでは体育祭より文化祭にメインエピソード持ってくるし、主人公はだいたい帰宅部でサッカー部キャプテンあたりを目の敵にしてるみたいな!・・・そうです。ものすごい偏見です。
しかも作中の“シルバーマンジム”のモデルは名前からして“ゴー○ドジム”でしょう? 数あるフィットネスクラブの中で、「プール無し」「フリーウェイトエリア広め」「有酸素運動エリア狭め」「スタジオプログラムあったっけ?」なとにかく筋トレガチ勢御用達のジムですよ。

1.いくらJK投入してもアニオタ(ステレオタイプ)の心を溶かすのは難しいのでは?

ひとつめの疑問です。
だいたい筋トレなんて意識して部位をいじめて回復させての単調な繰り返し。

2.それで30分もつのか?15分枠で充分じゃね?

ふたつめの疑問は12回×30分なんてダレるだろうよの心配です。
みっつめは冒頭に挙げた観点と照らし合わせて、話を盛ってまがいもん教えられても反応に困るという知識やモチベーション喚起面での不安。

3.ためになりやりたくなるのかいな?

と3つのハードルがありました。


結果はご覧の通り。ネットなどの評判を見る限り作品は好意的に受け止められたようです。

{netabare}「見ないで!今日は三頭筋のハリが悪いの」atどこぞのプール{/netabare}

あたかも“筋肉は裏切らない”どっかで聞いたことあるようなフレーズが舞いそうなエンターテイメントに徹した満足の一品でした。
なお上記のハードル3点への適合度合いを整理すると、

 1.○ :しっかりエンタメしてる
 2.△ :ネタ繋ぎに苦労してた
 3.◎ :ためになりやりたくなる

といったところです。
脳筋を先鋭化させた極端なキャラたちが醸し出す面白さとたまに吐かれる毒。ストイックさとお笑いとが良いバランスで同居してます。


【キャラ】◎は主要キャラ

◎紗倉ひびき(CVファイルーズあい)
◎奏流院朱美(CV雨宮天)
◎上原彩也香(CV石上静香)
◎ジーナ・ボイド(CV東山奈央)
◎街雄鳴造(CV石川界人)

立花里美(CV堀江由衣)、愛菜るみか(CV戸松遥)、呉夜叉(CV大原さやか)

ハーンノルド・ドゲゲンチョネッガー(CV玄田哲章)


キャラクターの強烈さに隠れがちでしたが、筋トレ含めた体づくりの説明がメニュー内容も紹介順もついでにトレ作画もほぼ完璧でした。
それではハードル3点への対応ぶりに沿って詳細以下、



■○:エンタメしてる

筋肉の神様にお願いするのは「めっちゃモテたい」。すごい素直!欲望に忠実なことは良いことです。
OPEDはラップ黎明期の吉幾三『俺ら東京さ行ぐだ』を彷彿させるコミカルチューン。中毒性が高いです。そして、

 とにかく明るい!

曲もアニメの中身もダークさを感じない。とことん巻き込まれるテンション高めの明るさです。これに陰キャが小馬鹿にするようなマッチョ像を見事に体現してることもありとっつきやすいのです(失言2)。
これは石川界人さんの起用がファインプレーでした。 安元洋貴さん諏訪部順一さん前野智昭さんのようないかにもゴリマッチョできそうな方の声あてでは出ない味だったと思います。

{netabare}・「アニメ好きのマッチョの人と盛り上がったわ~」byロシア娘
・コスプレマニアの女教師若干二名

しっかり媚びることも忘れておりません(失言3)。{/netabare}


カウンターとしての常識人のツッコミにはキレがありました。高テンションに間髪入れずのツッコミ。もさもさしてません。

さらにところどころ毒をまき散らします。これが隠し味となり良いアクセントとなりました。

{netabare}・どう考えてもRIZ○Pをdisってるよねなアレ
・紅白ならぬ忖度歌合戦のネーミングと画面に映し出されるサ○ちゃん{/netabare}

あとは場外。アニメと同時で主演のファイルーズあいさんのトレコンテンツと一緒に楽しむなんてこともできました。メディアミックスでの楽しみも盛り上がりに寄与しましたね。


■△ :ネタ繋ぎに苦労してた

たぶん5話でネタ切れしてます。初心者向け導入や経験者向けあるあるで引っ張った序盤は4話まで。
半分もいってなかったのでやはり15分枠が妥当でした。失速を感じられた方がいたとしても不思議ではありません。5話以降はイベントとの抱き合わせ度合いが強くなります。ここからはキャラの魅力勝負でした。

{netabare}・5話:走るための筋肉。いやいやフォームや技術が先っしょや?と思う。
・6話:アームレスリング大会。技術の説明あり。そうそうこれが大事です。ジーナを投入し活性化。
・7話:アイドル回。中休みですね。
・8話:ハイキング。2話続けての中休み。
・9話:ハーンノルド登場。以降、クリスマス、正月、そして最終話へと続く。

ジーナとハーンノルドら途中投入して鮮度を保つ工夫はしてます。とはいえ“筋肉バカ”同カテゴリーでの一体感は生むものの、話の凹凸がなく埋没してしまうリスクそのまま出てました。
また、中休み回連続は間延びを感じさせました。ここだけ惜しいですね。{/netabare}


■◎ :ためになりやりたくなる

これは満点じゃないでしょうか?
体づくりのメニュー内容では、初心者/経験者/上級者。太った人/痩せてる人。全方向へメッセージを送ってました。

 ⇒ためになります

初心者がやりがちなミスの指摘だったり誤解の訂正。簡単なところから始められるような導入トレーニングやマインドセットをしっかり序盤で網羅し徐々に段階を上げてました。

 ⇒やりたくなります


具体的にはこういったところです。

①初心者向けの具体的にこうですよ、の説明があります
今となっては常識に近いところから、
 {netabare}※「筋肉は脂肪より重い」「食事制限だけのダイエットの危険性」「食べることは才能」etc{/netabare}
トレーニングにおける注意点まで
 {netabare}※「大きい筋肉から鍛える(広背筋)」「下半身鍛えるのを疎かにしない」「ストレッチの功罪」etc{/netabare}

経験者向けの内容は混み入ってしまうので割愛。“なるほどそうか!”目からうろこなネタと“これなら自分でもできそう!”実現性が可視化されるためモチベート喚起に繋がる序盤でした。

「何キロもてる?」タイトルもギミックのようなもので、大事なのはフォームだったり呼吸だったりどの筋肉を意識して着実にやるかが重要。反動をつけてそれなりの重量をこなしても意味ないよということの説明もしっかりありました。


②ドラゴンフラッグ
これ自分できません。ジムでやってる人を見たこともありません。たしか『燃えよ!ドラゴン』でブルース・リーがやっていた究極の腹筋とかいうやつです。
ドラゴンフラッグに象徴される経験者や上級者向けの小ネタが満載でした。


③痩せ型さん向けの内容もしっかりある
これちょっと感動しました。主人公の目的は「痩せたい!」だし、ジム入会目的の主要理由がダイエットというなかで、しっかり肉がつかなくて困るという方向けの措置も講じてます。
本人はけっこう悩んでたりするのですが、「痩せてるの羨ましい」と言われるだけで取り合ってくれないんですよね。ジム通いの立派な動機になり得るものです。
トレ後30分以内のタンパク質(プロテイン)補給だったり、筋肥大のプロセスやそのための食事に関する説明もありました。


①②③で全方向への“知識補充”“モチベーション喚起”を散りばめていたのです。


④しっかりしたトレーニング作画

初回のみ筋肉ぶるんぶるんさせて色モノかと見せかけて、第2話以降は落ち着かせてきました。
これをもって作画が良い!とするのは違うような気がしますが、

・肘を伸ばしきらない
・ダンベルやマシンでの手足の伸縮のスピード

これがまず正確です。細かいところだとバーを掴む手の指が“親指を下に入れてバーを掴むか?”“五本指並べてバーを掴むか?”で負荷が変わるトレーニングにおいて、その時テーマになってた部位をより鍛えるための指位置だったりしたのは唸りました。
しっかりこれ見て真似るだけで効果的なトレーニングになるような仕様になってます。





実用的かの観点でしたら私は過不足ないアニメ作品だと思ってます。
日頃の運動不足の解消に繋がるきっかけになるのであればこの作品の意義は充分にあるのです。

エンタメ的に面白いかの観点でしたらこちらも私は充分堪能できました。
OPキャラソンで石川さんの叫ぶ「サイドォ チェッストォォーッ!」に魅かれるような方でしたらきっと満足できるでしょう。




※余談
■其の壱:副作用あり

フリーウェイトと自重トレ中心の内容でしたが、継続性に難ありです。
フォームを自力でチェックしながらは初心者には難しい。マシントレに慣れてからフリーウェイトが無理のない流れであることと、3ヶ月もしてくると飽きもでてくるので、プールやスタジオプログラム。もちろん有酸素運動も取り入れて目先を変える工夫をしてみましょう。
このへんゴ○ルドジムがモデルだったことの弊害?があるかもしれません。


■其の弐:体育会系ってこうだよね

酒飲めるイメージあるでしょ?
{netabare}大晦日に独身コンビでくだを巻いていた立花先生と愛菜先生の傍らには一升瓶三本転がってました。二人でこの量はさすがに飲みすぎです。{/netabare}



視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴

-------
2020.04.07 追記

コロナ禍でジムも逆風ですがしゃーないですね。しばらくひっそりしときましょう。
さてリアタイ後、石川界人さんが筋トレガチ勢であることが判明しました。なぜ唐突にこのネタ持ってくるかというと、日本酒のプロモかねて実際の蔵元の名を冠したキャラあてをするという話が流れてしまったことに触れたいから。降板です。
筋トレガチ勢の彼は「太るから日本酒飲まない」とラジオで言ってしまい、それがスポンサーに知れて、という流れでした。

事の是非や処分の軽重は置いときます。

事務所さん事前教育しましょうよ。
声優ってマネージャーつかないんですよね。芸能事務所ならCMやスポンサー/クライアントを絡めたNG事項についてのレクチャーもあるでしょうに。
ほぼ個人事業主のようなものとは聞きますので自己責任といえるのかもしれませんが、このへんの業界知識のサポートもないとなると大変だなぁと思いました。


2019.09.23 初稿
2020.04.07 追記

投稿 : 2024/11/09
♥ : 73

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

2019年夏のダークホースはこれ! さすがの動画工房、なのか…(笑)!?

==[下記は第5話まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり。]==
このレビューを書いている時点で第5話まで視聴済みです。

原作漫画は未読で、タイトルから視聴前はイロモノ扱いの先入観を持っていましたがいざ視聴してみたら大当たり(笑)!

基本的には「女子高生がジムでのトレーニングを中心に筋トレする」というだけのお話なのですが、トレーニング初心者には内容的にも役立ちますし実際にトレーニングを行っている人にも「あるある」ネタがいろいろあって笑えます。

ジムのトレーナーの街雄(まちお)さんの体形および着ているジャージは謎ですが、それにまつわるコミカルな部分も含めて大変楽しく視聴しております。

「筋トレ」という題材を扱う必然性によるものなのか、特に人物に関しての作画はけっこう良いと思います。

OP/EDともに中毒性の高い楽曲になっていますね。CDの発売および配信がありましたが好調みたいです。

各話の構成としては2~3個のエピソードを1話に構成して30分枠に収めています。ED主題歌後は「スーパー仙狐さんタイム」ならぬトレーニングの復習・実践枠になっています。実際にこれに付き合ってトレーニングするだけでも結構楽しくて役に立ちますよ!
==[第5話まで視聴時レビュー、ここまで。]==

2019.9.19追記:
最終回である第12話まで視聴終了。

ジーナを出すために必要だったと思われる第6話以降、第8話「遭難したらどうする?」など個人的にはやや低調に感じた回もありましたが、大きく失速することなく無事最終回を迎えました。

主人公である紗倉ひびきにキャスティングされたファイルーズあいによる筋トレ動画など本編以外でも話題になった本作ですが、コメディやエロをちりばめながらも「筋肉は裏切らない」(← 番組、違う(笑))な作りで面白かったです。

あと、本作ではOP/ED以外にも各場面で使われるBGMが地味に良かったと思いました。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 54
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

君は筋肉の神を見たことがあるか?

筋トレをテーマにした同名コミック(未読)のアニメ化作品。

【物語 3.5点】
“見るプロテイン”の異名は伊達じゃない?筋肉エンターテイメントが開幕♪

物語や濃いキャラ同士の掛け合い、ギャグに
食生活も含めた筋トレ知識等を上手く溶かし込んで(たまに強引だけどw)
視聴者に伝達している。

「シルバーマンジム」が拠点ではあるが、ジムのススメ一辺倒ではなく、
むしろ自重トレーニングの積極紹介により、自宅トレーニング派にも訴求する。

ED後もトレーニングおさらいコーナーで復習するなど意外とスパルタ?で、
放送中、身近なアニオタがマッチョになった!?等、真偽不明の目撃証言が拡散w


【作画 4.0点】
エロ挟まないと筋トレ紹介できんのかいw
との自己ツッコミがある本作ですが、
肉体と汗の描写は男女とも上々で、下手なエロ作品より余程エロいw

筋トレのおさらいに励むキャラの背景でリアルのジムではお目にかかれない
謎の光景が繰り広げられる遊び心も楽しい。
(例えば{netabare}亀の出入り{/netabare}とかw)

主人公・ひびきの間食にイチイチ挿入されるカロリーなど、
データ表示も芸が細かい。

萌えキャラの主にマッチョ方面に振り切れる顔芸も〇。


【キャラ 4.0点】
痩せたい(モテたい)、筋肉フェチ、
趣味({netabare}コスプレ{/netabare})に生き続けるための肉体維持……。
各種乙女の願望を、破るジャージを多数所持していると思われるw
“肉のお兄さん”ことトレーナー・街雄鳴造が視聴者諸共、筋トレの世界へナビゲート。

中盤以降は欧米列強からも筋肉キャラが供給され世界に広がる筋肉の輪。{netabare}ハラショー。{/netabare}

女子高生陣だけでなく女教師陣もアラサーネタ周辺に地雷が多数埋め込まれておりキャラが濃い。
皇桜女学院、楽しそうな高校ですねw


【声優 4.0点】
主人公・ひびき役のファイルーズあいさんは感情豊かに。

トレーナー・街雄鳴造役の石川 界人さんは
細マッチョモードでもガチムチボディビルダーモードでも
意外と淡々とwイケメンボイスで。

リアルでも筋トレを嗜むという二人が随所で筋肉愛を叫び
視聴者や共演者までも筋肉ワールドに巻き込む。


トレーニングの際、時々、挟まる喘ぎ声?はサービス過剰(笑)


それにしても、CV.ファイルーズあいさんの好物(主にメシw)に
目を輝かせた時の、感嘆ボイス良いですね~。
収録現場でも陽キャラで周囲にドンドン絡んでいくという
彼女の素の明るさが出ている感じで、
聴いているこっちも幸せな気持ちになります♪

彼女の恍惚ボイスをもっと聴きたいので、
いずれ『推し武道』などにもおじゃましたいと思います。


【音楽 3.5点】
劇伴は無難。その中でも「街雄の筋肉講座」で使用されるテーマなどが、
急な筋トレ紹介の空気一変にも対応。
チョクチョク挟まれるオマージュ要素にも際どいメロディーラインでアシスト。

OPは「お願いマッスル」。時に声を上ずらせながらトレーニングに挑むひびきと、
筋肉各部位を美化したキャッチコピー?で発破をかける街雄さんの
掛け合いが痛快なキャラソンに仕上がってるよ。

YouTubeではリアルマッチョ男女が出演する公式MVも好評を博しており、
本作未視聴組にも筋トレが布教されている模様。

EDも「マッチョアネーム?」で街雄さんが筋肉名を総ざらい。

OPからEDまで、筋肉漬けw


【感想】
かれこれ十数年、私は健康維持のためにジムに通っています。
ですが、新型コロナ禍で営業自粛に……。
その腹いせに?筋トレのキホン復習も兼ねて観たのが本作。


作中、男性は筋肉への効果的な負荷より、見栄を張って無理な重量に挑みがち……。
という指摘がありましたが、まさにアルアルw私のことでして(苦笑)


本作の自重トレやダンベル、バーベルの紹介をご覧になった方はお分かりでしょうが、
この種のトレーニングって、約束事が多く、
破ると効果半減するだけでなく、怪我のリスクもある。
正しいフォームで完遂するには辛い姿勢を貫く強固な意志も必須。

というわけで、意志薄弱な私はどうしても、
筋トレでは本来補助で使う物というチェストプレスなどのマシンに頼りがちに……。

本作をキッカケに久々にマジメにやった自重トレで
自身の状態を確認しましたが、
偏り、不正確なトレーニングが悪癖になり大分バランスを崩してますね……。

このままではバーベルで朱美の40キロもこなせるかどうか怪しいモンですw


これを教訓にジム営業再開後は、負荷のかけ方を重視する初心に戻って、
筋肉が悦ぶ声にも耳を傾けながらwトレーニングに励みたいと思います♪

投稿 : 2024/11/09
♥ : 49

81.5 17 つっこみでコメディなアニメランキング17位
ぐらんぶる(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (589)
2867人が棚に入れました
北原伊織は大学進学を機に、伊豆にある叔父のダイビングショップ「グランブルー」へ居候することになった。
聞こえてくる潮騒、照り付ける太陽、一緒に暮らすことになるかわいい従姉妹…
青春のキャンパスライフ!
そんな伊織を待ち受けていたのは――野球拳以外のジャンケンを知らない屈強な男どもだった!!

入学早々大学のダイビングサークル「Peek a Boo(ピーカブー)」に目をつけられてしまった伊織は、会長の時田信治と、三年生の寿竜次郎に唆され、いつの間にかサークルの一員としてバカ騒ぎに加わることとなる。

大学で知り合った、イケメンだが残念なオタク・今村耕平も加わり、彼らの青春はどんどんおかしな方向へと転がっていく。

居候先にはかわいい従姉妹である古手川姉妹がいるのに、
妹の千紗には汚物扱いされるし、姉の奈々華は重度のシスコンで相手にされず。

愛すべき全裸野郎どもに囲まれた伊織の大学生活、一体どうなってしまうのか……。

声優・キャラクター
内田雄馬、木村良平、安元洋貴、小西克幸、安済知佳、内田真礼、行成とあ、阿澄佳奈
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

全力でトッキー先輩とブッキー先輩を擁護するスレ

2018.08.12記

原作はちょっと既読。

まずは番組冒頭に必ず流れる注意書き ↓

======================
この番組はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴席での破廉恥な行為等についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグアニメとしてご覧ください。
なお本作の登場人物は全て20歳以上の成人です。
======================

推して知るべし、です。
そして、そういうものとして受け入れましょう。


東京から伊豆大学入学を機に叔父のもとに越してきた新入生北原伊織(20)が主人公。叔父はダイビングショップ『Grand Blue』を経営。そこを根城にしてる大学サークル『Peek a Boo(PaB)』の面々に巻き込まれ気味に新生活スタート。同居する従妹に美人姉妹を据えてむさ苦しさに一石投じてます。

大学デビューを狙って空回るアホな面々をアホだなーって堪能するアニメです。酒と裸を主成分にした「稲中」「アフロ田中」と思えばわかりやすいかも。

作中では大学ということもあって、サークル活動、講義(ガイダンス)、女子大との交流(インカレ)、学園祭、合コン、バイトといった要素が万遍なくちりばめられてます。普通の大学生なら必ず通る道ばかり。
現役世代はもちろん、その時代を通り抜けた社会人にこそ観てほしい作品です。


-----
2018.10.06完走後追記


↓視聴後

毎週楽しく、次の回が待ち遠しい、そんな秀作ギャグアニメでした。
間違いなく今年の10本には入ってきそうです。

酒と裸(×繰り返し)→学内イベント→酒と裸(×繰り返し)→無駄に豪華なMIXVOICE→酒と(・・・しつこい)→やっとダイビング

だいたいこんな感じです。
繰り返し褒めますが、堪能しました。笑いました。そして涙が出ました(?)。

概要は前述の通り。
乱痴気騒ぎに目がいきがちなものの、けっこうギャグの鉄板どころをおさえています。

・美女を複数配置
 ⇒やらかす男をゴミを見る目で蔑むキャラは必須。他、天然、素直な子、奔放、と役被りががない。
 ⇒なお、ぶちゃ子を入れるとピントがぼけそうなので入れないで正解。
・メインに二人を据え掛け合いを見せている
 ⇒ぶつかり合う。墓穴の掘り合い。共闘して失敗する。そしてたまに友情、というギャップ。勢い重視の作品においての掛け合い漫才は必要。
・緊張と弛緩の連続
 ⇒まじめパートから落とす。恋愛モードから落とす。一話の中で複数回訪れるため、テンポが良く中弛みしにくい。

お笑いほどツボに個人差があるので、「ひとまず観てみよう」以外の言葉が見つからないところですが、わりと正統な作りをしてますので見た目ほど受けつけ難いということはないと思います。

それでも、お酒が絡んで脱いでのバカ騒ぎという題材からして入口で拒否感を持たれてしまうことはしょうがなく作品の宿命だとは思います。
さらに、大学生活でのイベントをわりと忠実に描いてる分、自身の大学生活を思い出し場合によっては悪感情が生じて途中断念もあり得るでしょう。

なので、そういう場合は早々に撤退して他の作品鑑賞に時間を費やしましょうね。

 誰一人嫌悪感を抱かないお笑いは毒にも薬にもならない!

のです。



それでは本題。

大学時代、PaB気質のサークルに身を置いていた経験のある知人の言を借りまして、作中では悪魔の如き、時田信治&寿竜次郎の両先輩の魅力について語ってまいります。彼に言わせるとPabは「全くもってヤリサーとは根本的に違う」とのことです。 


まず飲み会には暗黙のルールがあるようです。※以下、文調が変わります。


その1 「当たり前!」
男には弁解の余地なし。命令は絶対。それで結束を強めていくんだよ。場合によっちゃ命の危険があるスキューバだからこそ、バディとの絆は絶対だろ。そりゃ無茶してさらけ出してーの飲みニケーションが手っ取り早いわ。
灯油ポンプ持ってこないだけでもマシってもんだろう、このサークル。

その2「女には酒を無理強いしない」
男がバカやってるのを遠巻きに見れる位置、というのを男は死んでも守れ。決して無理に酒を勧めてはいけない。宴席の場で手を出してもいけない。そうしないと女は離れてく。たまに新入生あたりがオイタしにくるからその時はヤキを入れろ(=呑ませ潰す)。ただ女を過剰に守ってはダメ。必ず1~2杯ぐらいは振って「あたしさっき飲んだわ」と言い訳できるようにさせとけ。疎外感を感じさせちゃいけない。
梓はともかく古手川姉妹、ケバ子らがなんだかんだサークルを辞めないのは、ここらへんトッキーやブッキー先輩あたりがにらみを効かしているからだろう。テニサー「ティンベル」のギスギスぶりとの違いはここにある。

その3「地味男、地味女を舞台に上げろ」
ノリのいい奴だけで固まるな。無口な奴、ブサ男、童○、その他実生活で日の当たってなさそうなのにスポットライトを浴びせ、そいつのキャラを引き出すんだ。そこが彼らの居場所になる。
そうやって鍛えられたのが、最終話でいきなり出てきたように見えるこれまでモブだった横手先輩と東先輩だ。根拠はないが、風貌から大学デビューに間違いない!3年になった彼らを見てみろ、頼もしいじゃないか。

その4「そもそもヤリサーって」
外部(他大学)調達しないとまわらん。近場で手を出せば女は去るからな。そんな集団で女を酔い潰すマネするくらいなら、ストリートに出て自分磨くわ。
あーただ「王様ゲーム」やっちまってたな。アニメ仕様でソフトにしてたがリアルじゃしゃれならんことになるで。


以上



先輩たちは酒の席とスキューバの時とでガラッと変わったように見えますが、違います。大なり小なり危険なスポーツに取り組むとか団体スポーツをやってるという場合は激しい飲み会を経て結束を深める、という手法は合理的であるように思えます。
時田&寿先輩はサークルメンバーは仲間だと思ってるからこその愛に満ちた行動(スピリタス)なんでしょう。{netabare}事実、バイト先のBarでの寿先輩は紳士的ですし、引っ越しバイト中の時田先輩はとても謙虚です。{/netabare}

メリハリが効いてその振れ幅が広いというギャップ。ガタイの良さ。そこそこ見れる顔。まあ普通にモテるでしょう。
{netabare}その点、宮古島の空港に着いていきなりOrion空けようとする伊織と耕平はまだまだ1年生って感じですね。{/netabare}
まだまだこれからの1年生コンビですが、シラフの時はそこそこ気が回りますし、これから年次を経て成長していってほしいと思います。それでギャグとして面白いかどうかまでは責任取りません。


OPEDは作品に合ってるというか、飲んだ後のカラオケで盛り上がれる仕様になってます。こだわりなのかどうかはわかりませんが細部まで飲み会重視と徹底しているのも好感です。


ということでみなさま、お酒は飲んでも飲まれるな。自分の限界を知って楽しくお酒を飲みましょう。
そして、お酒の限界値をなるべく若いうちに伸ばしときましょう。
大人になって無茶すると、しばらく前にあった「草○クン、六本木の公園で全裸で逮捕」みたいなニュースの発信源となりかねませんから。



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2019.03.16追記
《配点を修正》

投稿 : 2024/11/09
♥ : 54
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

スキューバって基本エロいと思う

<2018/10/2追記>
思ったんですけどね。
湘南乃風も良いんですがこのアニメにはこんな曲も合うんじゃないかと。
「サマーヌード」真心ブラザーズ

「ぼくーらーいーまーっ♪
はーしゃぎ過ぎってーるー♪
なーつの子供さー♪
胸と胸 からまるー指♪
ウソだろ 誰かおーもーいだーすなーんてさー♪」
チェキラッチョ♪♪♪」

ある意味ぴったり
男ども4人でPV作ったら大爆笑できそう

<2018/9/18初投稿>
原作未読。
以前より面白いと評判だったので期待してました。

主人公伊織は伊豆にある大学の新入生。
親戚が営む下宿先のダイビングショップ「グランブルー」には従姉妹の奈々華・千紗の姉妹も住んでいて一見羨ましい環境のはずが・・・。

「グランブルー」に毎日やってくるムキムキな先輩達に強制的に大学のダイビングサークルに入会させられ、それからは真っ裸(まっぱ)がデフォルトの大宴会の毎日。

というお話。

迷惑な先輩達という定番なサイドキャラクターをかなり中心に寄せた懐かしい感じのコメディです。

脱いで笑いを取るタイプのアニメ、と考えると新しいのかも。
こういう笑いはすぐ陳腐化してしまうものですが、あの手この手で笑いを取りに来て飽きさせません。

恋愛模様もなくはないですが、忘れた頃にちょっとだけ出す感じ。

スキューバのシーンは多くはないですが、ちゃんと描かれてるようです。
私は一度体験でやっただけなのであんま言えないんですが、少なくともその時の印象とほぼ同じ。

そして
「ウェットスーツを半脱ぎした女の子はエロい」
ウェットスーツの下はみんな薄いです。

ただ一つ嫌な感じがしたのは{netabare} 梓(♀){/netabare} の初登場のとこ。
男どもが真っ裸で酒盛りをしている時に野球拳で乱入して一蹴するところ。
その絵面がね。
なんかね。
ヤリサーっぽいんですよね。

もっとファンタジーな設定や絵柄だったら気にならなかったのかもしれませんが、大学生活をそこそこちゃんと書いてる分、そういうイメージと重なってしまいます。

私自身はヤリサーの宴会の経験ないですが、知人から聞いた「実際にあったシャレにならないやつ」の話とそんな変わんない。

でもそっか。
スキューバは元からいろんな意味で開放的。
すぐそばに海のある大学生が集まってこんなんだったらヤらんわけないよな。
そんな環境なのにヤリサーになりきれなかったアホなサークルのお話として楽しめばいい。

という考え方もあるか。

笑いとしては古風な分、スタンダードに面白いとも言えます。

追伸:伊豆あたりで5年ほど仕事したことありますが。伊豆には大学はできないだろーなー。あんなとこに住んだら誰も勉強しなくなるよ。それぐらいのんびりしてます。

<2018/9/29追記>
最終話見終えました。
やはり印象としては古風な笑い。
その分安心して見てられます。
そして、ヤリサーになりきれなかったサークルという印象もやはり 笑。
昔、趣味を選ぶ際にスキューバかテニスか迷い、それぞれ試してみて結局テニスを選んだのですが、またスキューバもやってみたいですね。
海は楽しいし、水着女子いるし 笑

投稿 : 2024/11/09
♥ : 45
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

まぶしいバカ達♪

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
大学のダイビングを舞台にしたギャグアニメ。下ネタ大丈夫なら、間違いなく好きになれますよ♪

最初にタイトルだけ観たときは、ディフォルメされた「グランブルーファンタジー」のキャラが活躍する日常系アニメかと思いましたが、全く違いましたね(笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
大学生が、みんなこんなにバカばかりだと思わないで下さいね(怒)

これは、一部の体育会に見られる特殊な状況です。そう、私達のような(笑)

体育会系のバカなノリをこれ以上ないくらい誇張したギャグアニメ。

い、いや、私はこんなにバカなことはしてないですよ? 河川敷で花見してて川を泳いだら翌年から立て看板立てられたり、最寄り駅のエスカレーターの間を滑り台にして遊んでいたら障害物作られたり、酔っぱらって潰れたら、同じく酔った同期に足もって引きずられ、背中全面に裂傷を負ったりはしてませんよ? もちろん、酒の飲み方も常識的だから、鏡月の瓶で乾杯してイッキしたり、先輩から焼酎の醤油割りを飲まされたりもしてませんよ? 一発芸にしたって、チ○毛をライターで燃やして、線香花火~♪とかやってませんからね。い、いや、してませんったら(汗)

まあ、大学生ってのは基本的に、自分を無敵だと勘違いしてるんですよね。何者でもない強みというか。四年間続く、人生の春休みというか。

親元を離れ、都会(遠方)に行き、誰も自分を知らない中で始まる新生活。食うだけなら仕送りでなんとかなって、遊ぶ金欲しければ軽くバイトをすれば良い。飲み慣れていないくせに、強いふりして呑むお酒。高校までの授業とは、比べ物にならないほどユルい講義のシステム。

そういう様々な要素で勘違いするのが、大学生という時期かなと思っています(勿論、しっかり勉強したり、苦学生でバイトをいくつも掛け持つ、なんて過ごし方をしている人もいっぱいいますが)。

大人になってしまった元学生からすると、こういう、「戻りたくても戻れない、戻ってはいけない、まぶしいバカ達」を観ているのは、たまらなく楽しかった。

また、ただのバカなギャグアニメで終始することなく、「やりたいかやりたくないかに、できるかできないかで答えるなんて、国語苦手だな」とか、何気に名言ぶちこんできたり、女性キャラをちゃんと可愛く描けている点も、本作の評価を上げていると思う。

本当に、今期(2018夏)はギャグアニメのクオリティが高かったと思う。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
全裸祭りw 顔(笑) 「やりたいかやりたくないかに、できるかできないかで答えるなんて、国語苦手だな」って、良いこと言うなや(笑) どっちの格好が恥ずかしいか、微妙だな(笑) 大学に女子高生がいるか(笑) 懐かしいな~、新歓。ビール瓶1ダースから始まって、日本酒四合瓶イッキ。後は、記憶がないまま呑み続け、オシャレかバーで滝ゲロw 三日酔いしたな~。よく、死ななかった(笑)

2話目
そんなものに入った覚えはありません(笑) 恥ずかしながら性欲です(笑) お前も一緒に観るか(笑)

3話目
お前はネタ枠だw ヘアピン(笑)

4話目
キサマ、俺を何に巻き込みやがった(笑) スパーボールのクダリ、笑ったわw やべぇ、ケバ子、予想より可愛いしw さぞかし名のある将(笑) ラブコメも悪くないな♪

5話目
語学落とすときついよな(笑) 私はキノコ派です♪ 所々アニメネタぶちこんでくるね。

6話目
羨ましすぎて、頭が(笑) 一応、謝るんだw クズ発言でハモるなやw お前もな(笑)

7話目
一瞬で気化するって、エタノールか(笑) 沖縄の理由がw

8話目
分かるわ~。日雇いバイトの後に、焼き肉で全額受かったことあるな(笑) 速水さん、相変わらずイケボだな~。

9話目
お姉ちゃん大好きは、叫ぶより囁く方が面白かったよね。15分だけ人間扱いw ダイビングに関しては真面目なんだよな(笑) 綾波、アスカモデルw 本当にあるんかな?

10話目
沖縄、行きたいな~。死ぬぞ(笑) 名前にw 真面目なダイビングに違和感(笑) 聞いてたのは種族か(笑)

11話目
私有地じゃないと法律違反だもんねw 農家の子は軽トラを運転できることはあるw 様子が変だと思ったら、行動まで変だとはm 試されてるw

12話目
なんかちょっと良い話に(笑) 60度12杯なら、いけるかな? まあ、スビリタスはきついけど(笑) オトーリw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 41

79.0 18 つっこみでコメディなアニメランキング18位
じょしらく(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1765)
8275人が棚に入れました
別冊少年マガジン(講談社)2009年10月号(創刊号)から連載中。さよなら絶望先生の久米田康治原作、ヤス作画による別冊少年マガジン連載の女子落語漫画「じょしらく」のTVアニメ化が決定!アニメーション制作をJ.C.STAFF、監督を「Another」の水島努。キャラクターデザインを「あの夏で待ってる」の田中将賀が。


声優・キャラクター
佐倉綾音、山本希望、小岩井ことり、南條愛乃、後藤沙緒里

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

<最終回まで視聴完了> 思い切り笑えて面白かった!

<最終回を観て全体の感想>

もう終わってしまうのか・・というのが正直な気持ち。
観る前までは原作も知らなかったし、まるで期待していなくて、
でも、友人達が揃って「面白い!」と太鼓判を押していたので
観てみたら・・・すぐにすっかりハマってしまった。

時事ネタ満載、ブラックジョークだらけだけど随所に萌え要素もあり
後半に大抵来る街角探訪的なコーナーも興味深く、かつ面白く大好きだった。

それぞれのキャラも観ていくごとに濃くなっていき
物知りで実は一番ボーイッシュだったりするガンちゃんとか
可愛い外見や言動の裏の声が笑わせるキグちゃんとか
毎回の私服が可愛くてキャラとのギャップを感じさせるマリーさんとか
ネガティブ思考に陥りやすいククルちゃんとか、
けっこうツボだった。

2期があったらぜひまた観たい!
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<11話の感想>

11話にしてサービス回?水着から始まった!
がしかし、そこは・・・
やはり相変わらずの面白さ。今回は特に笑い転げる羽目にw

私服で街探訪コーナーと勝手に私が名づけているシークエンスで
今回、彼女達が出かけたのは「武蔵境」
マリーさんのマリンルックがめちゃくちゃかわいかった♪

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<10話までの感想>

相変わらず時期設定が前後したりとごちゃ混ぜだけれど
「こまけーことは気にしない」ことにしましたw
それよりここ数話、めっちゃ面白い。
ギャグの相性が良いってことかもしれないけれど、大いに笑えた。
10話での歌舞伎町がまた懐かしく・・
ゆる~い会話をしながら街をぶらぶらする彼女達を見ながら
ふと、『アド街ック天国』とか『モヤモヤさまぁ~ず』を思い出した。
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<8話の感想>

内容はすごく面白かったし大笑いしたんだけど、
ちょっと待て・・先週、しまい忘れたお雛様のことだったよね?
で、なぜに今週はお正月???なんか時間がちぐはぐすぎて
雑な感じがちょっとな・・と思った。

え?「つまんねーこと気にするなよっ!」ってか

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<7話までの感想>

オリンピックの影響で間延びしてしまったが
7話は久々、ピリっと引き締まった感のある笑いが楽しかった。
特に築地に出かけた彼女たちの面白トーク、魚政編がいい。
また、最初の頃賑やか過ぎてあまり好みじゃなかったOPもEDも
耳慣れるとけっこうテンション上げるのには良かったりして。
ちなみに、個人的にはマリーさんがお気に入り♪
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<5話までの感想>

舞台はどうやら新宿3丁目の末広亭。
長いことあのあたりに行ってなかったけれど
落語家の女の子たちにスポットを当てたのは新鮮。

原作は「5人の女子落語家たち」を主人公にしたギャグ漫画作品。
冒頭や途中で何度も登場する「この漫画は女の子の可愛さをお楽しみ頂くため
邪魔にならない程度の差し障りのない会話をお楽しみいただく漫画です。」
の言葉通り、さもありそうな日常の、女の子たちのおしゃべりを
撮影したかのような演出と内容なのだけど、
これがけっこう国際情勢や古い事件、社会風刺などなど
ブラックジョークを随所に散りばめており、そこが一番笑いのツボだったり。
ただ、原作の時期と今現在にズレがあるせいで、風刺ネタとしては
古いものがあるのも事実。そこはちょっと笑えないかな。

話題の最初はほんとうに、どうでもいいことで。
落語と私どっちが大切なの?とか、
例えば犬派か猫派か、とか、めがねについてとか、他愛もない話のはずが
いつのまにか、まったく別の結論へと流れていったり、
ガールズトークではもう当たり前のような、
コロコロ話題が変わっていく様など案外リアルだなと思った。

落語家なので、ほんの数秒は落語を披露しているが、楽屋でのシーンがほとんど。
時には歳相応の私服で外に出て
原宿などあちこち歩き回ったりしながら
やっぱりどうでもいいおしゃべりをしている
そんな彼女たちがとても面白い。そして興味深い。

4話は古い社会風刺であまり笑えなかったが、
5話はけっこう笑いのツボの相性が良かったのか、面白かった。

5人それぞれのキャラもハッキリ分かれており、どの人の視点に立つかでも
また印象が変わってきそうな気もした。
この5人のひとりひとり、自分の身近にそっくりな性格の人がいて
同じようなセリフを言うものだから、
なおさら内輪ウケのような感覚で笑ってしまっている。

まさか最終回までこの調子だったら、文句のひとつも言いたくなるけれど
きっと要所要所でメリハリをつけた展開と演出になるのかも?と。
むろん、そうであって欲しいのだけどね・・

投稿 : 2024/11/09
♥ : 80
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ちん、とん、ちんとんしゃん♪

若手女子落語家の楽屋での会話劇を中心に東京の場所(観光名所)紹介を全員で行くというお話です。落語の部分はちょっと、ほんのちょっとしかありません。

OPもハイテンションで物語もハイテンション、EDもハイテンションというイメージです。

内容は「海と山どっちが好き?」なんて他愛のない会話から、話を掘り下げていることが中心ですね。

感想は「楽しかったー!」です。

{netabare}
キャラクターでは波浪浮亭木胡桃(はろうきてい きぐるみ)の2面性が好きでした(腹黒いですねw)
{/netabare}

これからテンション上げていこう!と思う時に観るといいかも知れません^^

話題が現在のお話が多いので、観るなら今がタイムリーかと思いますよ^^

レビュー読まさせていただいた方、ありがとうございました。面白い作品でした。

え〜「アニメ」とかけまして「春夏冬」と解きます。
その心は、どちらもあき(飽き・秋)がきません。

お後がよろしいようで〜

投稿 : 2024/11/09
♥ : 49

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

打ち切りじゃないんだからねっ!!

制作はJ.C.STAFFで原作は漫画です。
ジャンルはギャグです。


女子落語家5人の楽屋での話を中心に繰り広げられる会話劇。


原作は内容を「さよなら絶望先生」の久米田氏が、イラストを「とらドラ!」のヤス氏が担当しています。
可愛い女の子5人がひたすら駄弁る物語ですが、「絶望先生」同様に時事ネタの風刺がやたらに多いです。
時事ネタについては結構元ネタがわかりやすいので問題ないです。
パロディネタもありますが超メジャーどころしか出てきません。
鮮度が大事すぎるので今見たら一昔前のネタが多いかもしれません。

結構キャラが立っていて良いです。
毒の強いことをキャラが言いますが、萌え要素は多分にあるのでキャラ萌えも可能です。
個人的にはマリーさんが蒙古斑かわいい。
佐倉さんが最高に嵌っていて、以降彼女の演じるキャラが全部マリーさんに聞こえる不思議w

Bパートでは東京各所にメンバーが出向くというオリジナルのことをやっていますが、これがなかなか。
勉強になりますよ。
けれど東京に住んでいないと全くもってどうでもいいかもしれませんねw

放送時にはよくこんなネタを地上波で流せるなという放送コードに引っかかりそうなネタも散見され、別の意味ではらはらさせられた印象があります。
OP、EDは良曲で雰囲気に合っています。
ももクロの曲で初めてアニメに合っていると思いましたw


総括して、風刺ギャグがお好きならハマるかも。
鮮度が命なので今から見るのは微妙に遅いかもしれませんが、まあ気にしないで見てやってください。
かなり「絶望先生」っぽい作品です。

「結局お前はこの作品を楽しめたのか?」
「つまんねーこと聞くなよ!」

投稿 : 2024/11/09
♥ : 48

84.5 19 つっこみでコメディなアニメランキング19位
ご注文はうさぎですか?(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (2398)
11842人が棚に入れました
高校入学を機に木組みの家と石畳の街に引っ越してきたココア。下宿先を探して道に迷う途中、ラビットハウスという名の喫茶店を発見する。その名前からうさぎだらけの喫茶店に違いないと思い店に入ると、そこにはチノという店員の少女と、ティッピーといううさぎがいた。そこで休憩がてら下宿先の場所を尋ねると、なんとこの店こそが探していた自分の下宿先であった。そしてココアは、お世話になる家に奉仕をするという高校の方針により、ラビットハウスの店員として、そしてチノの“自称”姉として働くことになるのであった。

声優・キャラクター
佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙、佐藤聡美、内田真礼、徳井青空、村川梨衣、早見沙織、清川元夢、速水奨
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

癒し系ですね~^^
チノちゃんもリゼもかわいいです。

そして {netabare} おじいちゃんうさぎ?{/netabare}は見た目のモフモフと、渋い声のギャップがイイデスね♪

■第2話
{netabare}
ライバル店はしゅがりんでしたか^^

チノちゃんがあんこに触るシーンがかわゆす♪
{/netabare}

■第3話~第12話
{netabare}
ついに終わってしまったごちうさTT
毎回ごちうさに癒されていました^^
これはごちうさ難民が大量発生しますね!
{/netabare}

■「てでざりぜ」?
{netabare}
「天々座 理世」って何の由来かと思いきや
そのまんまだったんですね~

・保登 心愛→ホットココア
・香風 智乃→カプチーノ
・宇治松 千夜→宇治抹茶
・桐間 紗路→キリマンジャロ
・天々座 理世→テデザリゼ(紅茶)

他の子はちょっと名前変えてるのに
リゼちゃんだけまんまでした(笑)^^
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 98

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

天然系癒しアニメ

日常系ほのぼのアニメの王道。

登場人物みんな可愛い。
声優陣も豪華。
異世界間の漂う街並みも素敵。
OP・EDどちらも可愛い。

ただし、可愛い・綺麗ってだけではなく、物語として面白いのも魅力の一つ。

基本的には1話完結のほのぼの系。
だけど、ちょっぴり感動もある。

日常ほのぼの系の教科書のような作品。
とにかく癒されます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 82
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

あ^~こころぴょんぴょんするんじゃあ^~(考察追記)

制作はWHITE FOXで原作は漫画です。
ジャンルは萌え・日常系です。
お察しの通り、OPにツボりましたw


高校入学を機に引っ越してきたココアは「ラビットハウス」という喫茶店に居候することになる。
高校の方針から「ラビットハウス」のアルバイトとして、そして店のオーナーの孫娘であるチノの自称“姉”として生活することになる。



一話見る前
「きらら系?萌え豚だからっていつもブヒると思うなよ…これだから困るんだよなぁ…」

一話見た後
{netabare}「チノちゃんぶひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいw
こころぴょんぴょんするんじゃあ^~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~w」{/netabare}


三話見る前
「そういえば金髪出てねえなぁ…、まあどうせ大したキャラじゃなさそうだし別にいいんだけど…」

三話見た後
{netabare}「シャロちゃん百合っ娘ぶっひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいw
鬼畜和菓子いいぞぉ^~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~w」{/netabare}



ちゃんと感想書きますねw


いわゆる「きらら原作の日常系萌えアニメ」。
この手の作品は需要・供給がマッチングするかが他アニメより重視されますが、私感と売り上げを考慮すると結構嵌ったように思います。
良くも悪くも「きらら系」の色が強いです。
萌えに全振りして成功した「きんいろモザイク」の後発ということもあり厳しいかと思いましたが、流石のWHITE FOX。
バランスのとれた、丁寧なアニメ化でした。

他と違う点。
「ちょいエロい」ところと「イイ話寄り」なところ。
サービス精神が旺盛ですねw
結構多くの回で「イイハナシダナー」ってなりました。
個人的には4話が一番好み。

本作の売りは死ぬほどぼーっと見れるところでしょうか?
いやー、癒される。
私は脳味噌からっぽで見る作品が大好きですw
喫茶店が舞台というのも、コーヒー厨の私には大満足。

最初聞いたときはココア(CV.佐倉さん)に物凄い違和感があったのですが、途中で慣れました。
マリーさん(じょしらく)の印象が強すぎる。
あと、種田さんは最近きらら請負人みたいになっていますねw


総括して、不安もありましたが一定水準以上に楽しめました。
二期もやりそうですね。
来期は「ヤマノススメ」が難民キャンプになりそうw
どうでもいいですが、各話タイトルがなんかオシャレで好きです。



[考察追記]
{netabare}実は本作ってチノの成長物語だったのではなかろうか?
内向きな女の子が活発な女の子と関わって成長するという王道の友情モノ。
まさか、日常系のジャンルではなく、青春友情モノだったのではないか?

{netabare}そんなことより「おねえちゃんの、ねぼすけ」の破壊力について誰か語り明かしましょう。{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 80

71.3 20 つっこみでコメディなアニメランキング20位
となりの関くん(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1214)
6751人が棚に入れました
--とある学校の授業中。先生の目を盗んで机での一人遊びに興じる男子生徒・関くんと、そんな関くんの遊びを隣の席から観察(or 妨害or 参加)する女子生徒・横井さん。毎回予想外の展開を見せる関くんの遊び、さて今回は……?

声優・キャラクター
下野紘、花澤香菜
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

花澤さんのリアクション無双アニメ♪

花澤さんがひたすら独白でツッコミ入れまくってるのが
かわいくて面白いです^^

{netabare}将棋の妄想シーン{/netabare}はすごかったですね。
関くんよりも花澤さんのほうが問題児かも?

■第1話~第15話
{netabare}
第15話目にして初めて花澤さん欠席でしたね。
代わりに、後藤さんが花澤さんに負けず劣らずのツッコミと
妄想ブリ(笑)
たまにはいいかも^^
{/netabare}

■第16話
{netabare}
今回、関くんのセリフが多かったですね^^
アニメ始まって以来かも。
(といっても驚愕しているときの声ばかりですが(笑))
{/netabare}

■第17話~第23話
{netabare}
最後、関くんの黒歴史が(笑)
またアニメやってくれるといいですね^^
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 98

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

花澤香菜劇場

原作未読 全13話 約8分の作品
と思ったら+8話
全21話でしたw

終わったように見えて実は2週ほど開いて残りの放送がありました。(AT-X)
最終話はいつもとちょっと違いましたが、あまり最終話という感じがしない終わり方ですね。

以下は以前書いた内容です。

ある学校のクラスで一番後ろの窓際(ここ重要w)に座っている関君は、授業中机の上で授業とは関係ないことを色々してます。隣に座っている横井さんは気になって仕方がないのでついつい見てしまいます。横井さんの解説で関君の授業中の行動見るお話です。

私も授業中、訳の分からないw落書きを教科書やノートに書いていたので、懐かしく観てました。(もちろんこんなにエスカレートすることはありませんがw)

ロボの回が好きでした。

とにかく関君はほとんどしゃべらず、横井さんが9割、先生・友人が1割ぐらいと圧倒的に横井さんが語ってます。横井さん役の花澤さんの声をずっと聞いている感じですね。

今期も花澤さん大活躍してますね。
観ている作品でメインだけでも、

東京レイヴンズ 土御門夏目
凪のあすから 向井戸まなか
世界征服~謀略のズヴィズダー~ ナターシャ
ディーふらぐ! 柴崎芦花
となりの関くん 横井るみ
ニセコイ 小野寺小咲
のうりん 中沢農
バディ・コンプレックス 奈須まゆか

ちょっと合わないキャラもありましたが、それだけ需要があるんでしょうね~

特にオススメはしませんが、社会人の方は懐かしさとともに、現役の方は‥‥w

OP 花澤さんが軽快に歌ってます♪ 楽しくなる曲です。
ED この作品に似合わないジャズっぽい曲です。関君うますぎw

最後に、「2人とも真面目に勉強しなさいっ!」と天の声が聞こえてきそうですねw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55

ストライク さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

花ざーさん 今期は忙しかったね。

原作 漫画 未読

全13話

ジャンル:学園シュールギャグ

10分枠のショートアニメ

教室の窓側一番後ろの席で、授業中に繰り広げられる関くんの全力お遊び
それに振り回される横井さんの日常

感想

はっきり言えばくだらない、しょーもな!

これを面白いと思うか 思わないかで評価が分かれる

自分は後者

リアルに言えば、教室の一番後ろの席って、意外と先生がいる教壇からよく目立ちます!
授業中、机いっぱい使ってお遊びしてたら 即 見つかります

まぁ、ギャグ漫画にフィクション求めても駄目なんですけどね^^;


結局、横井さんの方が関くんより嵌っちゃてるんだけど、毎回、殆どそのパターンなので飽きてしまう。
笑ったのは中盤まで
あとは、関くんがどんなネタで来るか?って所が気になって見てたかな

横井さんと関くん、何だかんだで二人は似ているのかも・・・^^


オススメはしないが
ワンパターンのシュールギャグが好きなら楽しめるかと。。。


 

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55

73.8 21 つっこみでコメディなアニメランキング21位
マンガ家さんとアシスタントさんと(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1258)
6790人が棚に入れました
主人公でスケベな漫画家の「愛徒勇気」とアシスタントの「足須沙穂都」との日常生活をゆるりと描く、爆笑マンガ家コメディー。

原作:ヒロユキ、監督:古田丈司、シリーズ構成・脚本:伊丹あき、キャラクターデザイン:鶴田仁美、、、、

声優・キャラクター
松岡禎丞、早見沙織、能登有沙、釘宮理恵、井口裕香、田中真奈美、伊藤美来
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

キリトくんが変態に(笑)

ちょwwwキリトくんのキャラが崩壊してる(笑)
足須さんは俺妹のあやせとキャラが似ていて
キャラ崩壊したキリトくんとの絡みが面白いです^^

■第2話
{netabare}
風羽さんがアシにきてキリトくん舞い上がっちゃってますね^^
でもやっぱり最後は足須さんです♪
{/netabare}

■第3話
{netabare}
くぎゅうがもう完全に典型的なくぎゅうキャラで
登場しててワロタwww^^
GJです♪

そしてキリトくん、看病モチツケ^^
{/netabare}

■第4話~第12話
{netabare}
安定した面白さがありましたね^^
くぎゅう回が一番癒される~
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 85
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

基本、ツンデレは縞パン。幼女はクマさんパンツ。

原作:漫画 未読

全12話

ジャンル:漫画家変態コメディの日常系

感想

1話13分のハーフアニメで気軽に観れるのはいいですね。

内容は、漫画家の主人公(男)と、アシスタント達(皆女性)の変態日常コメディ。

主人公の愛徒は、ドMでパンティー好き
悪気のないセクハラで、周りに迷惑かけまくる青年
CVの松岡禎丞さん、今期主人公役多いですねw
変態キャラもソツなくこなして上手でした^^

ちょとSっぽい足須さんとは、ソフトMとSのやり取りを見ているような感じで笑えました。
CVの早見沙織さんのSキャラ ハマり過ぎでした^^(やっぱ早見ンの声、良いですw)

編集のみはりは、AAカップが悩みで、ちょいツンデレ
愛徒とは元同級生で、ちょっと気になってる所が可愛いかったです。
CVの能登有沙さんは、初めて知りましたが、なかなか演技上手でした。

風羽 りんなは、何時も笑顔でちょい天然。
こういう子が何時も傍にいてくれたら癒されるよね。^^
何気にお気に入りキャラでした。
CVの井口裕香さんの声も流石、安定して良い感じでした。

黒井 せなは、金髪ツンデレ幼女。
これはもう、CV 釘宮理恵さんこと くぎゅにピッタリ役でしたね。

声優陣は豪華だし
何気にハーレムで、羨ましい設定。
ちょっとパターン気味な流れと落ちではあったけど、
下ネタギャグに、ちょいラブコメ入ってて なかなか楽しめました。
面白かったです。

変態下ネタコメディーが好きな人にはおススメです。



最後に
{netabare}
「普段は真面目で大人しい足須さん♪」
「何時も愛徒にセクハラされて」
「漫画を書けばエロ過ぎてボツになる」
「もしかしてだけど~♪」×2
「紐パン持ってる足須さんってムッツリスケベなんじゃないの~?」
 ・・・・・
「そういうことだろ~♪」
ジャン

BY どぶろっく
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 67

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「はじカフェ」を読んでみたいです(≧∇≦*)/″

タイトル通り、マンガ家さんとアシスタントさんの
日常を題材に描いたコメディー作品です(*´∀`*)
1話約15分。 全12話。


主人公はマンガ家の愛徒 勇気。
「はじらってカフェラッテ」というマンガを連載中。
妄想癖全開のスケベで、何かとパンチラに固執w
まぁ、世の中の男の欲望を絵に描いたよーな人物。
その反面、真摯な態度や裏表のない性格で憎めないヤツですw

その主人公を取り巻く女性陣。
バラエティーに富んだキャラばかりで
基本はやはり愛徒に対するツッコミがお仕事w
話が進むに連れ変化していく彼女たちの態度に
注目ですよ( ´艸`)フフ

15分のコメディーですが作画、音楽など何気に
しっかりと作られている印象を受けましたw
特に声優陣は豪華な顔ぶれです♪♪
松岡禎丞のダメっぷりや早見沙織のSキャラ
釘宮理恵のツンデレと盛りだくさんの内容です。


終始、お下品なコメディー作品なので
好き嫌いはハッキリと分かれると思います。
くだらない下ネタで笑いたい方にオススメです(o´∀`)b



《キャスト》
愛徒 勇気(CV.松岡禎丞)
足須 沙穂都(CV.早見沙織)
音砂 みはり(CV.能登有沙)
風羽 りんな(CV.井口裕香)
黒井 せな(CV.釘宮理恵)


《主題歌》
OP:『純粋なフジュンブツ』/StylipS
ED:『Spica.』/StylipS(第1話-第11話)
   『終わりなきパンツ』/愛徒勇気(松岡禎丞)(第12話)

最後に
小倉唯と石原夏織が抜け久しいStylipSには頑張ってもらいたいw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 62

79.7 22 つっこみでコメディなアニメランキング22位
異世界おじさん(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (526)
1765人が棚に入れました
2017年秋――。17歳のときにトラックにはねられ、それから17年の間ずっと昏睡状態だった叔父が目覚めた。 病室を訪れた甥のたかふみが目にしたのは、意味不明な言葉をつぶやき、異世界「グランバハマル」から帰ってきたと話す叔父の姿だった。 ……叔父さんは、頭がおかしくなっていた。 絶句するたかふみだったが、おじさんは異世界にいた証拠を見せると言って魔法を使う。おじさんの力を金にかえて食っていこうと心に決めたたかふみは、身寄りのない彼を引き取りルームシェアを始めることに。 おじさんとの生活の中で聞かされる、異世界での冒険譚と溢れんばかりのセガ愛。孤独で過酷なおじさんの半生に、時には歓喜し時には胸をいためるたかふみ。 動画配信業に勤しむ世代の離れた男二人、団地の片隅にて繰り広げられる、新感覚異世界コメディ!
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

おかしな冒険

Atelier Pontdarc制作。

17年間の昏睡状態から叔父が目覚めた。
面会に訪れた甥っ子のたかふみは目撃する、
叔父が放つ驚異的な魔法の数々を。
そう叔父は異世界からの帰還者であった。

世代の離れた男二人の共同生活、
文化的な価値観の違いに、双方驚きつつも、
団地の片隅で軽快に語られる新感覚コメディ。

これはなかなか楽しい。

異世界での冒険譚と、溢れるSEGAへの愛。
{netabare}生計を立てるため魔法系YouTuberとして、
ネット世界へと新たな冒険の一歩を踏み出す。{/netabare}

緩い笑いが心地良く響いてきます。

最終話視聴追記。
{netabare}仕切り直しはどうしても難しいですね。
当初の勢いを失った気もしますが、
それでも楽しめる良質なコメディでしょう。{/netabare}

ここで締めたいと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 54
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

帰ってきたおじさん(4話見ました)

2017年秋。20年に17歳でトラックに轢かれ昏睡状態だったおじさんが目覚め、自分は異世界から帰ってきたと甥のたかふみに話すところからお話は始まります。

異世界転生アニメが巷にあふれてますが、異世界で人生をやり直したりする展開がほとんどで、現代世界に戻ってくるようなお話も見てみたい(読んでみたい)なぁ。。と前々から思ってました。

で、この作品です!
夏アニメ選定であらすじを見て、これこれ!こういうのが見たかったって思って楽しみにしてた作品でした♪

主人公がかっこいい感じじゃない普通のおじさんってとこもいいですね!

自分に魔法をかけるときは異世界語でいいけど、こっちの世界の物や人には日本語じゃないと発動しないとか変に設定が凝ってるところもなんか好き。

思い出話として語られる異世界での出来事も、よくある異世界転生ものとはちょっと違った展開が多くて面白いし、異世界で覚えた魔法を使って、{netabare} やってみた動画を撮ったりオークションの送料無料のために空を飛ぶとか、{/netabare}やってることが庶民的なとこもゆるくて好きです。

ゲーム(セガ?)ネタが割りと多いけど、あまりよくわからないので、ゲーム好きな方だともっと楽しいんでしょうね。

あとおじさん役の子安さんとたかふみ役の福山さんの演技がすごくいいです!確実に作品の面白さに貢献してると思います。

ゆるーい感じの劇中曲も作品のシュールな雰囲気に合ってますね♫

絶妙な間のとりかたとか、ズレた笑いが面白かったり、作品全体のゆるーい雰囲気とかすごく良いです♡
今後の展開にも期待ですけど、ゲームネタが多くなるとわからないので程々でお願いしたいです。。

1話「異世界グランバハマルに17年いたがようやく帰ってきた、ぞ」
{netabare}冒頭のおじさんが異世界語であいさつして、たかふみが引くシーンからもう面白いです♪
看護師さんのスマイルなプロ対応とか、おじさんが魔法が使えなくて場の雰囲気がサムくなるとことか、異世界の希少な指輪がリサイクルに持ってったら50円って言われたとか他にも色々と面白すぎですw
エルフの女の子に指輪を渡すシーンは音楽も含めてちょっと感動的なシーンで、じんわりしてたら・・
この後の展開におじさんひどすぎ!って思いながらも笑っちゃいましたw{/netabare}

2話「1位ガーディアンヒーローズだろぉおおお!」
{netabare}おじさんの価値観がゲーム(セガ)中心で、恋愛もゲーム内の経験に基づいてるとこが面白いです。
異世界で空気読めずにいきなりボス倒しちゃったり、氷の女の子メイベルにちょっとイイこと話しておじさんやるじゃんって思ってたら・・w
たかふみの昔の同級生の藤宮さんがたかふみのマンションに来て、空から戻ったおじさんと鉢合わせするシーンは一番笑ったかも♪♪
ベンチで変なことつぶやいてるおじさんがベランダからはいってきたら変質者だと思っちゃうよねーw
テンポもいいし、たかふみとの会話の絶妙な間の良さもあって、すごーく見てて楽しいです♪
異世界ものではあるんだけど、日常ものとしてもかなり面白いんじゃないでしょうかこれ。{/netabare}

3話「叔父がいるなら叔母もいるものです、わ」
{netabare}冒頭のエルフちゃん登場にびっくり&わくわく♪・・だけど雰囲気がちょっと違うなぁと思ったら。。
おじさんの「いけるかなぁって」に笑った。。
エルフちゃんの戦闘モードがカッコいいなぁと思った直後の展開にまた笑って。。
エルフちゃんといい感じからの逃亡とかw、色々と感情揺さぶられて楽しい♪
ギャグアニメとしてもかなり面白い作品だと思います☆{/netabare}

4話「つらい中お前がいて、支えてくれてよかった」
{netabare}この作品って見てる人の感情をいい感じにアゲてからの・・落としてギャグがわりと多いですね。
すごく面白いし、毎回笑わせてもらってるんだけど、なんだかだんだんエルフちゃんが不憫に思えてきました・・
というかエルフちゃんタフすぎwあれだけ塩対応されてもめげないし。
藤宮さん、結構積極的なのに気づかない(んだよね?)たかふみ。
女の子の気持ちに鈍感なところはおじさんとたかふみ似てるかも。
コロナの影響で次回は8/17になるようです。{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 37

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

瞬間最大キモさは進撃並みかw。

いやぁ、刺さる人には刺さるネタをポイントポイントでぶっこみながら、こういう異世界の見せ方もあるんだねー、と率直に素直に感心した。

ちなみにですが、私はいわゆるTVゲームの黎明期から現在に続く最盛期を体感してきた人間ですw。
もはや、現在はある意味衰退期と言ってもいいかもしれません。
もちろんゲーム自体は形を変え、メディアを変え進歩を続けていますが、家庭用ゲームハードとなると、少し意味合いが変わってしまっている気がしています。

さて、家庭用TVゲーム機は、最初はI・Iのようななんちゃってテニスやブロック崩し、射的ゲームのようなものから始まりました。
そして、ファミコン時代が始まるとき・・・、弟はファミリーコンピュータを選択し、私は既にスペック面で敗北が確定していたバンダイのアルカディアというハードを買ったのです。
理由はガンダムとかドラえもんとかのアニメを冠したソフトがあったから・・・、でしたが、そのクオリティたるや・・・悲惨なものでした。
興味のある方は、どっかそこら辺のネットの海に情報があるでしょう、調べてみて下さい。

・・・思えば、あの時からアニメ好きは始まっていたのだなぁ。
三つ子の魂百までってほんとだなぁ・・・。

ま、その後、私もファミコン派閥になったんですけどね。

SEGA?いやーマークⅡ、メガドラ、サターンとみてきましたが、アウト・オブ・眼中ってやつでした。
SEGA派の人の気持ちは最後まで分からなかった人です、私、スミマセン。

でも確かに、SEGA派閥の人っていましたねー、そして、確かに熱、こだわりのある人が多かった気がしています。

なので今作は、ポイントポイントで「あーこんなん言ってたヤツいたわーw」となり、懐かしかったです。


で、この作品。

事故により昏睡状態で眠っていた「おじさん」が目覚め、実は異世界で生活をしていたことが判明⇒そのおじさんと生活をしながら、折々に、その異世界生活を記憶のモニターのようなものをとおして観ながら、あれやこれやという事なのですが・・・。

この振り返りが、実になんというか、おもしろい。
ただ単に異世界生活を振り返るだけでなく、ツンデレエルフ他との色恋のズレをメインの一つにしている所がお手柄かと。
それについてのツッコミ役が甥のたかふみだったのだが、さらに、たかふみの幼馴染の藤宮までもがツッコミ役に参入してから、おもしろさが加速。
藤宮自身はおじさんにもたかふみにも突っ込んでいくのでなかなかに忙しい。

1クールとおして観ると、型が決まってきているので、記憶モニターの奥の物語を多彩にするだけでは、次があるとすると厳しくなってくる面もありそうな気はしたけど、最終盤ではなんだか、一変化ありそうな気配。
さらにパワーアップしたような続編を期待かな。

作画はフツーよりちょいといいくらいの感じかなぁ。おかげでリアルフェイスの際のキモさが倍増しているけど。
ぶっちゃけ、このキモい感じは「進撃」越えかもとか思った。
グロさでなくキモさ部門ね。
苦手な人もいるんじゃないかなーとw。

声優さんは、あっていた気がしました。
子安さんはイケメンボイス過ぎる気もしましたが、大丈夫でしたね。

キャラクタは、ほんの少し、すこーしだけクセのある絵柄と思いましたが、当時のゲームキャラの造形に少しふっているのかなあって思いました。
まぁ、クセって言ったら各キャラのキモリアルフェイス以上のクセもなかなかないでしょうがw。


とにかく、ユニークなつくりと、キャラの勢い、異世界でのズレ色恋ネタ、そしてそこへのツッコミなどなど、いろいろと見所が多彩で面白かったです。

ツンデレエルフとオジサンの今後の関係も気になりますしねぇ。

ノスタルジックなくすぐりも効いたのかなぁ、私にとっては。
まぁ、ずっぽりこの時代をくぐってきておりますので。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 33

80.7 23 つっこみでコメディなアニメランキング23位
干物妹!うまるちゃん(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1764)
8882人が棚に入れました
容姿端麗!文武両道!誰もが羨む美妹(びもうと)には、ある秘密があった…。
妹に手厚いYJが新たな妹像の創出に挑む!新解釈・兄妹コメディ♥
内弁慶の外美人!チグハグギャップな妹ライフ此処に開幕ッ!!!

声優・キャラクター
田中あいみ、野島健児、影山灯、白石晴香、古川由利奈
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

小さなチャップリン

動画工房制作。

八王子市近郊の小さなアパートで暮らす、
妹うまると兄タイヘイのドタバタ日常コメディ。

彼女はいつもわがまま放題、
食う寝る遊ぶの、3連コンボ。
決まって部屋を散らかしては、
いつもお兄ちゃんに怒られてお終い。
お気に入りのフードをかぶり、
遊ぶと決めたら、いつも全力、
お風呂に入るのも、ご飯を食べるのも、
たくさん寝て、たくさん遊ぶのです。
一緒にゲームをしたら楽しいでしょうね。
ポテチとコーラで宴の始まりだぁ!!

怠惰なようでいて、一生懸命生きている。
生きることを全力で楽しむ、
惹かれたのはこういう所かも知れません。

{netabare}中盤以降「うまる式」宴の話と、
部屋をカーテンで分割する話がお気に入り。
何かにつけてお兄ちゃんが気になるうまる、
結局かまって欲しいのでしょう。{/netabare}
主題歌も軽快で可笑しくて最高でした。

21世紀のスラップスティックコメディ、
小さなチャップリンの活躍に期待しています。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 102
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

コメディなんだから、細かいことは気にせずに視聴した方が良いみたい

原作未読。最終話まで視聴。

主人公・埋は、容姿端麗・品行方正・成績優秀・スポーツ万能で評判の女子高生。だけど、家に帰ると・・・。

2頭身キャラは、{netabare}アニメ特有のデフォルメかと思いきや、切絵やぼんばには完全に別人に見えるとか、{/netabare}設定が現実離れしていて、『んっ?』って所があるけど、結論から言えば、かなり面白い作品でした。
まあ、コメディにリアリティを求めるのは止めたほうが無難って事でしょう。

【声優】
田中あいみさんが絶品だった。
外うまると家うまる、UMRの演じ分けが絶妙だった。

【キャラ】
この手の、設定に特徴のある作品は、出オチ感が強すぎて、尻すぼみ感が出てしまいがち。
ところが本作は、個性豊かな登場人物たちのおかげで、最後までしっかりと楽しめた。

【少し残念に感じたところ】
第12話は少し残念に感じた。
{netabare}海水浴に行くのは、タイヘイ、ぼんば、切絵、「こまる」の4人の方が、物語として綺麗に収まったような気がする。

最終回なので、海老名ちゃんやシルフィンを出さざる得なかった?
「こまる」のキャラと海水浴が、上手く結びつかなかった?
「家うまる」は外出禁止?

それっぽい理由はいくらでも思いつくけど、物語の流れ上どうなんだろう?
「外うまる」が登場した時、切絵だけじゃなく、私も『えっ?』って思ってしまった。{/netabare}

こんな私は、もしかしたら切絵推しなのかもしれない(笑)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 85
ネタバレ

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

U・M・R >∀<๑)ノ U・M・R >∀<๑)ノ UMA ぢゃないよ う・ま・る!

原作コミック 原作未読 全12話


ひもうと←
『干物妹!うまるちゃん』
ってもう皆さまご存知ですよネ( ‘ω’)b

週刊ヤングジャンプにて連載中の、日常、ギャグ漫画原作で
‘15年夏期クールにてグータラかわいいいと一躍話題となった
アニメ『干物妹!うまるちゃん』

「干物妹」←は今年の流行語大賞にノミネートされたほど
流行りましたネ~(´―`*)ヾ(・ω・`)ゥン、ノミネート、サレテナイネ…


Σ(ОД○*)ぇ … これはとんだ勘違い…失礼を´・ω・)。´_ _))ペコ



さてさて、
レビュ_((Ф(・ω・`)カキカキの前に、私も何かと準備を…
ε=ε=ε=ε=(+っ`・ω・´)っ ||CV||

コーラに、ポテイト(BIG BAG) 、たけのこの里、プリン、
はもちろんのこと♡、私的に…追加でw
焼酎、ビールに鶏唐揚げ、フロマージュ、さきいかにロールケーキを―
(*◎ω♡σ)σゲッツ♪w

さぁ今夜はぱぁ~りぃ~ナイッ♪ 
宴のはじまりだぁ~☆。+(●´∀)人(∀`●)☆。+

ん(・3・)? ちょ…
甘いもの多すぎ… ですって?

ほらぁ~最近よく言うじゃないですかぁ~
“スイーツ男子♪” でしたっけ((*ノ∀`*)σ)・ω・`)ホラホラ- アレですよ-w


全く話がそれましたが!!!
コーラをグビっとゴキュゴキュいったところで♪
本作の感想を_((Ф(・ω・`)カキカキ始めたいと思います☆


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本作最大の魅力で私が伝えたいことのほぼほぼ全てが~そぅ!!
『うまるちゃん』が ”かわゆすぎる(´♡‿♡`+).*・゚

ご存知の通り、2等身デフォルメきゅんキャラ的な
見てくれに、橙色のハムスター(作中曰く)のフードを
マントのように頭からまるっとかぶった超絶きゅーと♡な
のが干物妹と化した『うまるちゃん』(うまるーん♫)

お兄ちゃんに駄々こねてプンスカしてるトコも٩(๑`н´๑)۶←w

困った時にはすかさずお兄ちゃんに頼っちゃうトコも~
◟(๑•́ ₃ •̀๑)ノネェネェお兄ちゃん!お兄ちゃん!!←w

バレまいとひた隠しにしていた隠し事をw
お兄ちゃんにバレちゃってタジタジなトコロもΣ(๑;,ºДº,;๑)…←w

大好きなお兄ちゃんに甘えてぐっすり~夢心地なトコも(๑´﹃`๑)

必死に仕事を片付けてるお兄ちゃんの傍らで…
悪ノリ全開、テンションアゲアゲでw
ちょっかい出してはしゃいでるトコロも♫ ٩((๑◎∀◎๑)۶♫ ←w

全部が面白くって、笑えて、癒されて~かわゆすぎる(♥ó౪ò)♡

何このかわいい生き物(;//́Д/̀/)’♡


   よし!私も、
   ここですかさず、ポテイトをσ(´~`*)♪
  
   そして間髪入れずたけのこをパクリ♪
   ポテイト⇒たけのこ⇒ポテイト⇒たけのこ⇒
   ポテイト⇒たけのこ⇒ポテイト⇒たけのこ(人´∀、`〃)。O♡
   
   濃厚なめらかプリン美味しすぎ♥(●⁰∀⁰●)


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皆さまどーです?こんな妹ぜひとも欲しいと…
そー思いませんか(◍’∀`◍)♡

いやぁ~、これは一家に一台!! …違った、
一家に一匹!! …  これも違う…w

一家に一うまる!!  置いておきたいものですネヽ(●´ε`●)ノ ホスィ
皆様もそー思いませんか( *´艸`)?


ん? それはそれで色々と大変なことになるのでは…ヾ(・ω・`)とな…

ぅんまぁ、確かに一家に一うまるいたらと考えると(*´∀`*) .。oO ww

ぁれ?!、でもひょっとしたら、自分自身が気づいていないだけで
実は、私含め、皆さまの中にも多少なりとも・・・”うまる化” (干物妹人間)
してしまってる人も少なからずいらっしゃるかもしれません|д・)

私、ちょっと心配になってきましたぞΣ(Д゚;/)/


てことで♡ ここで抜き打ち!
うまる度☑チェックをしておきましょう(`∀´)ゞ



    ٩(๑`干物妹!うまる度!チェックリスト´๑)۶

{netabare}
あなたがどれほどグータラ人間、干物妹、もとい”うまる化”してしまっているのか…
その度合いを確認するためのものです♪
※以下の質問に正直に答え、該当する項目に☑チェックを入れましょう☆


□コーラを愛飲してやまない♡ もし切らしたら、深夜のコンビニだろうと、
ところかまわず即買いに行く(ビール等も含む)                  

□ジャンクフードが好き♡ そして今日の晩ご飯はステーキが良いなぁ(*´﹃`*)    
  といつも思っている♪ (ハンバーグ、焼肉、その他肉類全対象)   
 
□「ジャンプー」を愛読している。毎週月曜日は欠かさずチェックしていて、
 読まないと、いてもたってもいられない(その他全週刊誌対象!!)

□冷蔵庫に楽しみに入れておいた”プリン”がなくなっていたら…
 ガチギレし、食べたであろう他の者を本気で恨めしく思う!

□甘いものと、しょっぱいもの、交互に食べると相乗効果でより味が惹きたち
 後引く美味しさその至福の味を心得ている♪

□お風呂に入るときは湯船にどっぷりつかり、入浴剤の使用は数を惜しまない♪

□自宅に帰ったらまず最初につける┏□┓スイッチはPCの電源だ!
 (照明機器は省くw)

□欲しい新作ゲームソフトを買うためのお金の工面は、手段を選ばない♪

□漫画、ゲーム、アニメ、映画鑑賞、ネトゲ、ネットサーフィンが趣味で、
 大好きなお兄ちゃん (その他家族、恋人、友人問わない) と一緒に遊びたい♪

□冬はこたつに入ると出られない。こたつで寝る( σω-)のが幸せ♡
 むしろこたつと一体化したい(。´-д-)。oZzz。…(。`・д・) ハッ!

□自宅、家に居るときは、大抵いつも同じ服装、部屋着を着ている。

□その部屋着にはフードがついていて、いつもフードを被っている๑◎∀◎๑)۶♫

□家に帰ったら一分一秒たりとも無駄にせず、遊ぶための時間に全力を注ぐ!

□駄々っ子٩(๑`н´๑)۶、甘えんぼ◟(๑•́ ₃ •̀๑)ノ お兄ちゃんが大好き♡
 (兄弟、その全家族対象)

□ぬいぐるみや、抱き枕を愛用していて、それらについついヨダレを垂らして
 寝てしまうことがあるヾ(〃ω〃|枕|

□小動物を見ると、無性に飼い慣らしたい衝動にかられる♪

□親や兄弟から、あれやれ~これやれ~等言われた際は、決まって
 「明日から本気出す」「来年からがんばるよ」などという台詞が飛び出す!

□どうしても自分が家の掃除をしなければならなくなった時…
  一先ず、物置やクローゼットに全ての物を突っ込んでおけばOK!!

□わがまま放題は⇒大好きの裏返し♡ やりたい放題は⇒信頼の裏返し?
 これらの言葉に思い当たる節がある♪

□ふと気づけば…色々なあだ名や、呼び方をされている/・ェ・|ァレ?
 


以上、長々と設問にお答え頂きありがとうございました♪
上記質問の該当数を各々集計お願いします(*´-`*人)

該当数1つにつき”1うまP”(うまるポイント)
を差し上げますp℗q(´∀`*)

◆“うまる度”診断結果◆

0~2うまる℗  ⇒ 一般の方  うまる度は極めて低く、日頃の行いを貫いていれば
                うまる化する心配はないようです。

3~6 うまる℗ ⇒ うまる化予備軍 あなたの内に潜んでいるうまるーん気質がいつ
                  飛び出してもおかしくありません(。ゝω・。)ゞ

7~12 うまる℗ ⇒ 小うまる   既に一部うまる化してるご様子|д・)
         (うまらー)   程よくうまるーん生活を楽しみましょうぞ♪

13~17 うまる℗ ⇒ うまる    あなたは立派なうまるちゃんです♪
        (うまりすと)  もはやその道を貫いていって欲しいです♪

18以上 うまる℗ ⇒ KING OF うまる  うまるちゃんを極めてますネ♪
        (うまるの中のうまる) ぜひ! 師匠と呼ばせてくださいww
{/netabare}


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あ、さて↑うまるチェックの結果はいかがだったでしょうか|д・)?

あなたのうまる度がわかったと同時に、あなたの
うまるちゃんに対する好感度にも繋がっていたりすると存じます(´―`*)ウンウン

ハイスコアを叩き出した、そこのお方…|д・)ノ
きっとうまるちゃんが大好きで、愛してやまない方なのでは
ないでしょうか♫ ٩((๑◎∀◎๑)۶♫


そこでそんなあなたに…朗報を♡
公式サイトを見ていて私もビックリしたのですが、

なんと!! 様々なうまるちゃんグッズが、大量に充実のランナップ♬
あんなもの~こんなものまで、欲しいグッズが選り取りみどり☆
取り揃っているのですよ*゚Д゚)*゚д゚)(*゚Д゚)オォォ…

私、思わず眺めながらニヤニヤ(o゚∀`o)してしまいましたw

興味のある方はぜひ↓
http://umaru-ani.me/goods/goods.html にアクセスアクセスd(‘∀’*)♬

だいたい等身大うまるクッションとか本気で欲しいですネ(`・ω・´)ホスィ…


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だいぶ話がそれましたが…Σ(´∀`;) まとめると!!

。+☆うまるちゃんの魅力☆。+

①見た目もサイズもとびきりきゅーと♡
お気にのフードをかぶって私も余暇を満喫したいものです

②毎日(日常)を全身全霊で全力で遊びつくす♬
好きなこと、好きなものに対する執着はとてつもない★
正に、ここが日常(パラダイス)だ!!♫ ٩((๑◎∀◎๑)۶♫
とはこのことですネ♪

➂お兄ちゃん(タイヘイ)のことが大好きで、臆病で、寂しがり屋で
 泣き虫だが、そんな振る舞いに反して実は、思いやり深く、気遣いができる
 (大抵日頃の行いが悪すぎて評価されないw) 優しいコ♡

④泣いたり、笑ったり、いじけたり、甘えたり、とにかく表情豊か♬
CVの田中あいみさんの声のあて方も見事でした☆
美妹時、干物妹時、UMR時と全く違ったキャラを見事に熱演(*ゝ`ω・)


そして、うまるちゃんを取り巻く
『タイヘイ』、『ぼんば』、『海老名ちゃん』、『きりえちゃん』、『シルフィン』
この5人との、何とも言えない面白可笑しいうまるとの関係w

みな、中々に一癖も、二癖もある面白いキャラたちで
そんなキャラたちがある種それぞれ違った”バージョン”のうまると絡むことに!!

言うなれば色々な顔を持つ(別人?w)”うまる”ちゃんの面白さと、
それに対する周囲のキャラの反応と捉え方の違いが可笑しく
それらのズレや認識の違いが絡み合い、見ているコチラに
大いに笑いをもたらしてくれるという。:+((*´艸`))+:。

そーいった”笑いの仕掛け”の作りがわかりやすいので何も考えず
(。→ˇ艸←)ププッ 可愛くて安心して楽しめると思います♬

うん♪ 言葉で説明しても上手く伝えきれてない感が
否めないので、まだ観てない方でちょっとでも気になった方は
試しに1話だけでも見てみて欲しいのです♪
1話でうまるちゃんの魅力は十分伝わるはずですから(๑´﹃`๑).*・゚


そんな訳で!!!
◆この2人の絡みが好きだったよBEST3◆
{netabare}
第①位 こまる(師匠)&きりえちゃん
きりえちゃんが、こまるを抱っこしてニヤけて~
きりえちゃんの前だと、こまるも調子に乗ってw
2人とも…最高に”パラダイス”してましたネ♪ww
その分、最後はちょっぴし切なかったです―☆.*・゚

第②位 うまる&タイヘイ
THEうまるショー☆ タイヘイといる時だけ真の姿を全てさらけ出しちゃう♪
怒られながらも、果敢に挑むうまるんは見所満載♪ 色々やらかしたり…w
それでもやっぱり深い兄妹愛を感じる演出にやられちゃいますネ。゚(´Д⊂。゚

第③位 うまる(たぬきち)&ぼんば
この2人が絡むとなぜか無駄に一喜一憂したかのようなハイテンションなノリが
面白かったですネ♪ {/netabare}


そーそーそれから
OPの「かくしん的☆めたまるふぉ〜ぜっ!」
がノリノリで中毒性抜群で、うまるちゃんの魅力をぎゅっと
凝縮した最高なハイテンションナンバーでして♫ ٩((๑◎∀◎๑)۶♫

この曲を聴くだけでもうまるちゃんの魅力が♪(●´艸`)ぬっふっふ
とたぷーり伝わってくると思います♪


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「干物妹!うまるちゃん」は私のツボにピタッとはまり、数話見た段階で
迷わず、お気に入り棚にぶち込んでしまいましたが…
さすがに、見終わってないのに…、それはどうなのかと(๑;,ºДº,;๑)

些か懸念の気持ちを抱いていましたが…見終わって、
いっぱい笑って、癒されて、ほろりときて、ニヤニヤしてw
やっぱり私にとって文句なしのお気に入り作品でした♪

大好きな作品となりました(*´ω`*)
私…こーいう感じの作品…好きなんですー。。。

ハマる人にはモロにハマる♪
そんな中毒性の強い作品だと存じます(`∀´)ゞ

癒しを求めている方…
ちんちくりんで、ゆるくて、まんまるな小動物が好きな方…
必見です(∩´。•∀<)⊃

興味のある方はぜひ☆・゚:*(人´ω`*)


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最後に…
私が、当”あにこれ”にて、9月度に日替わりうまるサムネ
という斬新な企画をw勝手に催していたのですが…
ご覧になって頂いた方もいらっしゃるかと|д・)チラー

色んな表情をしてくれるうまるちゃんを
毎日ニヤニヤしながら、今日はコレかなぁ((*ノ∀`*)σ
と選んでは楽しんでおりました♪
日替わりと言いつつ替えられなかった日もありましたが…

結局○種のうまる画をUpできて大満足♪
皆さまからも反響があり、喜んでおりましたが、

あ、さてはたして一体何種類のうまる画がUpされたのか…
わかる方はいらっしゃいますかな|д・)? ヾ(・ω・`)イルワケナイショ


我こそは(*>∇<)ノ という方もしいらっしゃいましたら
メッセを心よりお待ちしております( *´艸`)♪w

投稿 : 2024/11/09
♥ : 83

82.0 24 つっこみでコメディなアニメランキング24位
私に天使が舞い降りた!(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (624)
2462人が棚に入れました
オタクで、人見知りな女子大生みやこが出会ったのは、まさに天使な小学生!?妹が新しく連れてきた友だちの花ちゃんを見た瞬間、ドキドキが止まらなくなってしまったみやこ!!どうにか仲良くなろうと奮闘するのだが……。超絶かわいいあの娘と仲良くなりたい系スケッチコメディー、開幕♪

声優・キャラクター
上田麗奈、指出毬亜、長江里加、鬼頭明里、大和田仁美、大空直美

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

終わってみれば面白かったです。第12話(最終回)に、動画工房の本気を見た!

原作漫画は読んでいません。(「コミック百合姫」掲載らしい。)

ぼっちの星野みやこの下に、年の離れた妹である少額5年生のひなたのクラスメイトである白咲花(しらさき はな)や姫坂乃愛(ひめさか のあ)が現れるようになり、特に花の愛らしさに惹かれたみやこが妹の同級生たちとの距離をだんだんと縮めていくといった感じのお話。

歳が離れていてみやこがひなたの面倒を見ていたため相互に極度のシスコン状態です。

登場人物としては話数を重ねていくにしたがってみやことひなたの母親である千鶴、花の母親である春香、乃愛の母親であるエミリー、ひなたのクラスメイトである種村小依(たねむら こより)、小之森夏音(このもり かのん)、みやこと高校の同級生だったという松本香子(まつもと こうこ)などの面々が出てきます。

ED主題歌はひなた、花、乃愛、小依、花音の担当声優によるユニット「わたてん☆5」が歌っています。

原作掲載誌がコミック百合姫というだけのことはあってみやこ×花の他、カップリングはかなりハッキリと意識したストーリーになっているようですね。

第1~10話まで、ほぼほぼ人間関係の進展具合を追うようなストーリーの中にコミカルな描写を織り交ぜていくスタイルです。こういった人間関係にフォーカスを当てた作品は退屈に感じるという人もいるかもしれません。ただ、私は大変良かったと思います。

またみやこや松本の行動が一般論的にある種「危ない人」であるところもあり、人によっては拒否反応があるかもしれません。

しかしみやこはコスプレ衣装作りとお菓子などを作る料理、松本も同じく衣装作りにおいては能力的にはその怪しさに見合わないハイスペックぶりで、そのあたりのギャップも本作の魅力と言えます。

こういった日常回を重ねつつ第10話では最終回的なエピソードを持ってきています。そしてそれまでの話数での人間関係を踏まえた11話におけるひなたたちのクラスの劇の準備、12話での劇本番といった構成です。

この第12話での劇中劇が「天使のまなざし」がアニメとしてはかなり本格的なミュージカルで、しかもダイジェストではなくフルに上演場面が出てくるという異例の脚本になっています。

この劇中劇の楽曲レベルも結構高くて、歌唱や劇の場面の描写も含めてかなり本気で作られています。「日常アニメにそんなものは求めない」という声も聞かれますが、私はこの劇中劇により本作をかなり気に入りました。

余談: そういえば香子を「こうこ」と読むのは珍しい。『ゴールデンタイム』ではそうでしたけど。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 44
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

「みゃー姉」が耳にこびりついて離れない(笑)

原作未読。最終話まで視聴。

重度の人見知りでコスプレ趣味を持つみやこをはじめ、登場人物の一人ひとりのキャラがはっきりとしていて、とても見やすい日常ほのぼの系の作品。

{netabare}重度の人見知りで随所にダメ人間振りを発揮するみやこ。反面、裁縫や料理、お菓子作りが得意などの一面も併せ持つ。

妹のひなたは、姉とは対照的にコミュニケーション能力抜群な反面、無自覚発言でみやこを傷つける天才でもある。

ヒロインの花は、外見とは裏腹に私服のセンスが壊滅的で、手先が不器用。

褒められたがりの乃愛は、比較的常識人でツッコミ役。

頼られたがりの委員長・小依はドジっ娘ゆえになかなか相手にして貰えない。

逆に夏音は器の大きなしっかり者で、小依から頼られっぱなし。

みやこ大好きでほぼストーカーの松本は、みやこの手作りクッキーを妹にも分けてあげる優しい一面も併せ持つ。{/netabare}

笑い所満載、たまに感動的な話があるなど、最後まで視聴者を飽きさせない、良質のコメディです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 40
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

も う 1 回 !

いつも ハッピハッピ(o`-´)o フレンズ(\`Δ´)/

ずっと ハッピハッピo(`-´o) フレンズ\(^。^/)


コメディ調のロリ+百合アニメ。
松本が出てきた辺りからカオスになってきたが、まあそれはそれで楽しかった。
なんだかんだ2019年冬クールで一番生きがいにしてたアニメ。


【私が感じた『わたてん』のイイところ3つ】
{netabare}
①みゃー姉と花ちゃんの距離感

"お互いに"ツッコミを入れられる関係が温かい。
花ちゃんは、みゃー姉の変態行動に警戒はしているけど根っこの部分ではちゃんと信頼があって、
例えば、誕生日にヘアピンをプレゼントしたりする。

みゃー姉の愛は一方的でも、花ちゃんがその気持ちに真っ向から反発するようなことがないので、安心して観ていられた。

{netabare}
②みゃー姉のダメ人間っぷり

"ダメ人間あるある"が面白可笑しく散りばめられている。
休日に外出しただけでみんなからびっくりされるのは涙が止まらない。

{netabare}
③みゃー姉のCVが上田麗奈さん

『サクラクエスト』のしおり(「だんないよ~」のコ)、『ReLIFE』の杏(三つ編みメガネ)、『グリッドマン』のアカネ…とかの声をやっていた方。
特にアカネは秋クールで大きな話題を呼びましたね。

松本のLynnさんもそうだけど、声質が柔らかい雰囲気なので変態キャラでも可愛げがあった。
寧ろ小学生組よりコッチの方が好きだったかもしれない(ロリコン失格){/netabare}{/netabare}{/netabare}


【結論】
{netabare}このアニメは私の性癖に刺さっています!
2期やって!!{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 38

63.8 25 つっこみでコメディなアニメランキング25位
帰宅部活動記録(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (701)
3345人が棚に入れました
高校生になったばかりの安藤夏希は、友人に部活動をどうするのか尋ねられ迷っていた。迷った挙げ句、上下関係が面倒な事もあり「帰宅部でいいかな~」と言って帰ろうとした時、そこには、帰宅部が存在したのである。ちょっと変わった部員達とごく一般人の部長・道明寺桜が在籍する帰宅部。その主な活動は、なんと“楽しい事をする!”。放課後も帰り道も最大限に楽しむために集まった帰宅部の少女達。帰宅部に出会い、始まる夏希の部活動とは?

声優・キャラクター
木戸衣吹、結名美月、小林美晴、相内沙英、千本木彩花
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

終わってしまった(最終話まで

日本テレビ(NTV)にて2013年7月4日より毎週木曜日 26時43分~ (初回のみ26時54分~)
日テレオンデマンドにて同日配信→http://vod.ntv.co.jp/program/kitakubu/

□関連サイト
アニメ公式サイト:http://www.ntv.co.jp/kitakubu/
公式Twitter:http://twitter.com/kitakubu_info
Webラジオ:http://onsen.ag/?title=kitakubu
原作サイト(最新作が毎回無料で読めます
http://www.ganganonline.com/comic/kitakubu/
帰宅部裏サイト(いつできたんだこれ…
http://www.ganganonline.com/ktkb_ura/jp.html
え?pw?「帰宅部裏サイト パスワード」でググればry


素人jk声優育成アニメ枠を生暖かく見守るレビュー


各話感想
{netabare}1話
アザラシとは一体。
おいいきなりちはやふるパクってないか?見てないからわからんけど。
え?帰宅部って見学出来ないだろ。あんのかよww
日常物になるのかなぁ…うーん想像つかない。
OP見る限り男キャラ出ないアニメっぽいな。
これは何か面白い要素ないとつまらなくなっちゃいそうだなぁ。
CMあらまた耳を澄ませばやるのか…割りと好きなんだよなぁ。
いきなり入部決定か!w
金髪ツインテの声優いや帰宅部の声優になんか違和感あるんだけど。
うほっEDキャンセルw
ってまたEDキャンセルw
MANAだ!の手付きどう見てもルルーシュw
全てを超えしものってFF10だっけw懐かしいメチャクチャあいつ倒しまくってやり込んだっけw
限界突破でHP数万まで上げてパラメーターMAXにして後は運だけだったっけなぁ。
データー間違って消しちゃってげんなりした覚えがある。
しかしなんだこのアニメはパロってる部分で楽しむのかな?
キャラデザは可愛いけど声がなぁ…
あれなんか若干かみちゅっぽい感じがしないでもないキャラがw
ゴマちゃんボンビーだったのか!
うーーーん。演技力がかなりヤバイからこりゃヤバイ匂いしかしない。
断言しよう。声優が叩かれてこのアニメはコケる!w
しかし若い子いっぱいだから頑張って欲しいのぉ。


2話
さてさて2話目でどれ位うまくなったのかな?頑張れリアルJK!
うーむやっぱり気になる声。
ノートとらなくていいよってとこツッコミ遅くね?
連続で突っ込むならかぶせ気味にいかないとなぁ。
可愛い!w 目がレイプ目w
泣かぬなら代わりに泣いてやろうホトトギス。なんつってw
星になるまで待つのかよww死んじゃうんかい!
カナリヤ飼うとかもう諦めてる件。
あれそういや確かにうぐいすのイメージしか出ないなぁ。
コホホギス…おっおう。
金髪もっと演技頑張れよ…
女子力53万だろそこ!パロにもなってない。
黒髪ロングももっと演技がんばって…
いやいや女の子はお姫様になれませんからー。そもそもお姫様とか上から目線すぎる。
所で帰宅部じゃないんじゃないんですか?
どういう経緯で帰宅部にしたのかわけがわからない。
部室があるのもわけがわからない。その辺説明あるのかな?
中学で合コンってどんなビッチ中学なんですか?ww
合唱コンクールのほうかよw
彼氏彼女を探すために男女が集まって卑猥な事をするのが合コンです。
王様ゲームが主流ですね。経験者談。
河原じゃなくて地球割りでもするかと思った。ってか地球割り位した方がパロってて面白かったのに。
お花の香りの入浴剤の時点であぁこいつあざといわーってなるけどな。
クレア+53万。なぜここで53万にしたし。
なんかギャグセンスがズレてるなぁ。
タコわさ唐揚げありかもしれん。
レモンが正体をあらわしたってドラクエかよw
兆w京ww どこの小学生だよ。 無限w
うーむネタもさる事ながら声もあまり成長が見られないようだ。
本当に大丈夫かよこのアニメ… おじさん心配だよ…
いったい何がどういう経緯でこのアニメが作られたのか…
学コン!
巻き糞カレーひでぇ…


3話
恐竜?あれ?声うまくなった?
オーボエの様な音か。なんかジュラシックパークで見たような話だな。
あれ?OPこんなだっけ?変わった?あぁサビでわかった同じだったw
見始のアニメってなかなかOP覚えられないな。
金髪ツインテ少しうまくなったような気がする。
ゴマちゃんが転がってるw
どうして巻き糞カレーなんだ。
足をぺろぺろさせろーの件ちょっと聞き取りづらい。
爆散?wいやいやいやw
コーラの蓋で天井が崩れかけるとかどういう事。
アホ毛と花の髪飾りの子が似ててよくわからん。
いやぁそんな怯える程のしろもんじゃないだろ。
††ホントだww これネトゲのハンドルネームでよくあるよね。
とさかだったのかー!いやいや違うだろ。鼻がどうとかいってただろ冒頭で。
なんで金髪赤くなったんだ?
皆既日食あったねぇ。なんか宇宙ショー的なの去年多かったよなぁ。
死体が二人w何があったw
あれ?今BDDVDの情報出てた気がするけどメッチャ安くね?
3300円って見えた気がする。
かりんちゃんfin。
ちょwまたED落ちwwこれがこのアニメの一番面白い落ちだが…
なんで人参のためなんだよ!
でっいつ帰宅するんです?帰宅部の説明は無いのですか?
なんで泣いてるんですかー(棒
ゴマちゃんw
珍しく自宅か。おい部屋になんでサンドバックがあるんだよw
あざらしスープどんな味するんだよw
チャーハンかよ!いやいやオムライスだろ!
読んだら取り敢えずいいね押しちゃうよね。
死ねボタンはいらねぇだろwwモチベ下がるわw
二次会はカラオケ?何に同様したんだ?わけわからん。
ぼっちだから二次会に呼ばれなかった的な事?ようわからん。
いやいや高速移動の残像で乗りきれねーから。
ドMだったのか黒髪ロングw
ボタン先輩なんて大っ嫌いです。の後何が起きた???
謎の終わり方…
しかしまぁ金髪少しうまくなってたな。
黒髪ロングと金髪ロングももう少し頑張って欲しい。


4話
アホ毛と花の髪飾りの子似すぎてよくわからん。なんかもっと違いを付けてもよかったんじゃないかと。
いやよく見ればわかるけど適当に流し見るとわからん。
しかしまぁなんでこんな遅い時間に放送してんだろ。
やっぱ低予算だからなのかな。
キャッチャーになんで槍ささってんだよw
作画が面倒っておいおいwぶっちゃけるなw
あれ?金髪ツインテうまくなってないか?
ちょっと舌っ足らずな感じはあるけどなかなかいいんじゃないの。
なんのサインだよそれw片手じゃ出来ないけどできなくはないなw
あら?黒髪ロングのほうが声に違和感感じてきた。
何これ脳内でテレパシー会話でもしてたのかw
なる程ご都合主義の話かと思えば違うのかw
ブログで炎上どころかツイッターで暴露しちゃう奴多いよね。
おまえの過去を知ってるとなんで死ぬんだよw
いっき減っただけでもういっきあるんかいw
なんでサザエさんみたいになってんだw
ギャグは割りと面白いのになぁこのアニメ。
もう3話なのに人気に火が付かないwww自虐がひどいww
ってか4話なんですけどw
なんのハザードマップかと思ったらジョギングコースっておいおいw
サーティンってゴルゴかよw
ゲーム脳w
ギャグで人気が落ちると一気にゆさぶりをかけてくるってどういう事w
株をインサイダーしたり?どういう事?w
テコ入れがバトル路線以外に何があるんだ。
うっほエロ路線!是非ともエロ路線へいって欲しいものだw
だから3話じゃないってww
3話まで見れないアニメも多々あるけどw
おいそのモザイクカットしろ!ちょ何故SM方面へw
リアルjkにエロい事言わせてもいいの?ってかこういうのって法律には違反しないのかな?とか真面目に心配になってしまう。
あっ4話ですよってツッコミ入るのねw
金髪ツインテ脱いでよし!さぁ次回から裸になろう!
あれマジでED新曲になったのかw
もうどうせなら超弩級のエロ路線にしちゃってくれればいいのにな…
そうすりゃV字回復間違いなしだと断言しよう!
ミツツボアリってなんかエロいなw


5話
なんだなんだのっけからものものしい雰囲気かと思ったらいきなり独唱だと!?
なる程そんな理由が!ってこのアニメに関係ねぇだろw
あれ?金髪ツインテちゃんまたうまくなってないか?
OP普通にいいよなぁこれ。
魔王の品格だと!?
2分の帰宅部なんたらってなんだ知らなかった。
魔王がピッコロみたいだwダークメテオMPが足りないww
あるあるすぎるwドラクエ系だとMPが足りないってネタあったよなたしか。
昔のRPGはよくあったなぁデスが魔王に効くわけじゃなかったけどFFだとバニッシュデスなんか有名だよね。
まぁ今のRPGやらないから知らないけど。
暗黒魔王悪すぎるwおいそのゴマちゃんの手の紋章どうみてもFateだろw
生き返るのかよ!w 完全にドラクエだなw
八重桜GOLD?なんぞ?
トカトントンって何?
やる気を失わせる音ってなんぞwSAN値が削られるのかw
太宰治~う~ん覚えてないよw夏目漱石もようおぼえてない。
脱亜論って誰だっけ福沢諭吉だっけ。色々覚えてないや。
なんだっけ青の文学だかってアニメで何かをみたような。
少年の日の思い出?わからん。
それならファーブル昆虫記ならわかるんだが。
そういやちっちゃい頃昆虫図鑑ばっか読んでたっけ。
メロスが銀河鉄道使ったら日テレの某旅?番組だかなんだっけあれ。そう有吉みたいになっちゃうぞw
サンゲツキ?山月記?
何このアニメみたいw虎になっちゃったんかw
ポエマーはメンタル鍛えてないと駄目なのか。
ツイッターやってる有名人もメンタル鍛えてスルー力鍛えないとバカッターになっちゃうもんなw
まさかり?そういやあれ何処で使ったんだっけ?
あら?金のまさかり?銀のまさかり?
どのゲーム?風来のシレン位しかわからんな武器鍛えるゲームは。
なんて恐ろしい金太郎w
急にスターウォーズになっちゃったw
なんて強そうな桃太郎ww猿しかあってないって猿もあってないだろwチューバッカはさるじゃないだろw
物件買い漁るってそれ桃鉄だろwあれもうなくなっちゃったんだよな。面白いゲームだったのに懐かしい。
浦島太郎は竜宮城に行く奴じゃなかったか。戻ったら何十年も経っていたって話だったよな。
おい浦島殺すなw
カチカチ山は覚えてない。さるかに合戦も覚えてない。
花咲かじいさんも覚えてないww駄目だこりゃ俺の記憶も駄目だこりゃw
カラスが鳴くから帰ろっか。遂に帰宅部が帰ったか。
あれ?今回メッチャ面白くなかった?なんか凄かった。
少なくとも一回見ただけじゃツッコミきれなかった。
ED変わった?
またSKBw
カバディーってなんかテニスみたいなやつじゃなかったっけ?
ツインテールはずすとかゆるゆりかよw全部外すなw
あら?そういや声に違和感無くなってた。
皆うまくなったのか?俺の耳が慣れたのか?謎だ。


6話
缶蹴りか!いやいやスロー再生すぎて何言ってるかわからんw
何に大してうぷっってなったんだ?
ってか今日ステラとかローゼンとか番組かぶりすぎだろ。
まぁ前回やたら面白かったからこれ見ることにしたけどw
ぼたんちゃんがいると缶蹴りがクソゲーだと!?
そうか大気の摩擦で燃やしてたのか。なんでやねん。
なんで木に向かってツッコんでるんだよw
PSP皆もってんのかよw
モンハン?おい!手のひら返しw
ルーピー鳩山wwwwくっそふいたww
ふむなる程そういう流れで缶蹴りだったのか。
自販機電気メッチャ使うからな。
手錠で逮捕プレイですかw
コーヒー飲ませすぎておえってなってたのか?
ぼたんちゃんwなんで脱出マジックショーになってんだよw
強すぎワロタwロケットww
えっwビックリしたマジで電波悪くなったかTV行かれたかと思った(・・;)
さくらどうしたんだ。
何このあの映画みたいになってんだ。名前が思い出せん。
もっと揉んでいこう!!
アニメ化しても全然火が付かないの自虐的過ぎるって(;´Д`)
さくらの自演乙w
皆部屋にいるのに内側からってまるで密室みたいな風に言ってるけどおかしいだろw
さくら自演乙w
さくら手伝ってからまた死体に戻るなw
突然歌い始めたと思ったらOPかこれww
お姫様抱っことかせこいwそんなアドリブきかんわなww
さくらw
おいどうやって1つの椅子に4人座ってんだww
さくら涙目すぎるだろww
おいwwいつまで死体やってんだってか置いていくなww
なーんだ皆待ってたのかw
萩調流四天王?おっ男?なる程擬人化か。
大好きにルビとか菅総理ですか?
玄武が棒。ツッコミはせめて棒じゃない奴にしろよw
コーラとオレンジはやばいな。
UFA?
萩調流古武術。湯気とか光商法うざいよなぁ…
だから男の乳首を光で隠すなww
出したり核したりすんなww
ED変わった。コロコロ変わると覚えられないな。
青龍白虎朱雀玄武。シュタゲでなんかネタになってたような…
やっぱりブラックコーヒー飲ませるのかw8本目w拒否れよw

あれ?棒読みじゃなくなってる?なんか全然気にならんかった。ギャグが完全にツボってた。
やっぱ深夜に酔っ払って見るのが丁度いいのかもしれない。


7話
胸糞悪いアニメ見た後にこれ見ると最高に癒やされる。
あれ?金髪ツインテの棒読みが直ってる?凄い成長っぷりだな。
鼻からスパゲッティーだとー!いやよくわからんw
しりとりる!これ面白そうだなw
「る」でせめてきやがったwwやるじゃねぇか桜ちゃん!
どんだけ「る」に強いんだよwwもはやプロレベルw
カウンターだと?るで始まりるで終わる言葉だと?
ルール!ん?何故やめた?タブーカードなのか…つっつよすぎる…60秒交替制なのか…
ルーブルktkr!工エエェェ(´д`)ェェエエ工ルノワールだとおおおw桜ちゃん強すぎワロタw
なんか化物語っぽい演出な気がする。
「う」で攻め返したか。
う-wikipediaなんてあるのかよwうんこwww
うみぼうずがタブーカードだったのか。
なんかどっかでみたような演出だなw
ナツキちゃんなんで髪留め貰ったんだ…
ナツキちゃんいる前でサプライズ会議ってどういう事w
黒髪相変わらずあまり成長してない気がする…もっと頑張って!
あれ?( ;∀;) イイハナシダナーなんかしんみりと来てしまった…
くんずほぐるつ?交尾?中の人の交尾がみたいですはい。


8話
MOBの色w写す意味合ったのか?なつきちゃんに弟発覚。
いつの間に出来た設定w昔のアニメにはあったのか。
ニ個下の中2。お風呂は何処から洗うって変な質問混じってるw
うっは巻き戻して突っ込んだwwwテコ入れ回かこれw
珍しく帰宅したな。
ってあれ?話続かないのかw
ポエムを売るとか誰が買うんだよ。あのへん一体うちの土地だと!?
作画くずれてる…
下手な字で書くのか。
ありがねだせwwありじごくw
オリゴ糖…なるほどなw
やるせない。突っ込めない。
心温まる言葉。
こたつ。ふれあい動物園。羊ってアブラっぽいのか。
ゆかだんぼう。黄身が2つ。微妙過ぎるなどれも。
何故公園?で投げたし。
おっ家に行くのか。なんで間挟んだんだろう。別の日って事かな?
ロイド?2秒以内で来れるのか。優しい弟だな。
ナツキちゃんの部屋きったないな。
ぬいぐるみ位ゆるしてやれ。チャッキーw
デフォルメ絵可愛いなw泊まるのかよw
出たお風呂タイムw7分21秒ってなんだよw
おのおの個別に遊んでるのかよw自由だなw
アホ毛が本体じゃね?人間みたいな部分はストラップじゃね?
ストレートにしたらかぶるもんなキャラが。
アホ毛切ったら中身出るとかこえええw
良い話…じゃなかったw
予期せぬエラー…こりゃあかんやつやで。
きっとSEGAが最近やらかしたのと同等クラスの…
部屋が真っ暗に。ED変わった?絵が?
アホ毛が無くなったっと思ったら他の三人がアホ毛に…w
きのこたけのこ元気の子。犬と猫。不毛の争いをネタにするのか。
かりんとうがアホ毛の代わりに…


9話
皆で旅行に行くだと!?帰宅するだと?
合宿って扱いなのね。山にするか里にするか!
きのこの山たけのこの里論争不毛すぎるw
犬か猫か。そばかうどんか。あやなみかしきなみか。
帰宅部かワタモテか。
犬、そば、あやなみ、ワタモテで確定してる。
あんこはどっちもきらいだ。
ドラクエVか。俺FF派だからわからん。どう考えても幼地味一択。そんな強い魔法が手に入るのか!マダンテかなんか?
すっごく性格のいいカレーとうんk味のブスってわけわからんw
エアリフレッシュロゴス?ドラクエ?わからん。
日替わり定食いいよね。ちゃんPってw
毎日食べるなら牛丼でいいやってかほぼ毎日牛丼ばっかくってても飽きないし。
何故うどんを消滅させるんだ。え?マジで行くの?
荻窪ってなんかあんの?寄生虫博物館?
富士そばいいよねwあっこのカツ丼がやたらにパリっとしててうまいw
蕎麦のつゆの味もメッチャ好みでよく通ってたなぁ。
食べ過ぎだろw
カレーうどんってどこの店だこれ。
エアリフレッシュロゴスがわからない。元ネタ今回全然わからんなぁ。
何だ今回はしんみり回か?
アンドロメダ座とかわけわからんwオリオン座ならわかるけどw
なんだよエロ女神だったのかww
あの星おっぱいにみえるwwなんでやねんw古代ローマ帝国かw
子狐とかコジツケ座ww
酷いアニメwwwでも昔こういう線画の漫画あったなぁw
おい線画で続けるのかよww
歯磨き味ってなんだよwミントの事かwそういやそんな事言ってる奴昔いたな。
着信音がなんか不気味w
今度はプールだと!?あれ?部室から出ないアニメじゃなかったのか!
まさかの水着回だった…
おかしい何かおかしいぞそうかテコ入れ回だったのか!w
途中番組休止になったせいで夏すぎちゃったけどな。
競泳の自由形ってなんでクロールしか選択肢無いの?
わからん。ダメだネタがわからん。世界水泳の話?
水の上を走った場合って水切りじゃねぇんだからwボタン先輩何やってんすかw
じゆうが銃に聞こる不思議。教師の最終標本…
カコンってならないなら鹿威しじゃないだろw
反対制主義ってなんかちがくね?w
本当の自由が欲しいだと?1周間位ソマリア行って来い。
ルールがあるから縛りがあるからこそ成り立つ社会だしゲームが成り立つんじゃないか。
話広げろよww寧ろメッチャ話広がる話じゃねぇかw
俺のほうが勝手に話広がっちゃったじゃねぇかw
次回は記録の32他二本位ってなんだよ位ってwあいまいだなw
なつきちゃんまだ頭にうんkのっけてたのかよw
あっゴマちゃんがうばった!おいアンパンマンかw


10話
ヤマンバメイク懐かしいw今もいるのだろうか?w
OP良いんだけど中の人に歌って欲しかったなぁどうせなら。
夢だったのかーいw
高校デビューとかってのはわかるんだけど二学期デビューってのが最近は流行ってるのかな?
イメチェンとツンデレは関係ないだろwまず黒髪にしろwまぁキャラ付けだからしょうがないだろうけどw
埼玉県民ww埼玉ディスってるww
確かに髪の毛の色でキャラ付けはあるよね。
口から卵ってそれピッコロだろwwゆで卵で練習っておいw
イエローはカレーとか大食いだよな。グリーンの扱いww
全身黒タイツってコナンだけだろw喪服ww死んじゃったww
黒髪が純粋に見えるのはなんでだろうなぁ。
肩パッドってケンシロウかよw
爪キモいwwそういや昔コメつぶに文字書く人いたなw
萩調流またかよwまた玄武いるのかよwww
説明中に倒しちゃうパターンw
朱雀はボタンと幼なじみだったのか。コロッケってどういうセンスしてんだよwいやきらいじゃないけどw
残念なデブwwwひっどいw
埼玉県ディスがひどいww実在しない埼玉県ww
100本目を消すと作画ががくになる?楽になる?聞き取れない…あっ楽って書いてガクって事か?w
壁紙を有料配信とか強気だな…
おいおいぼたんちゃんの最強キャラ設定まだ続いてたのかよw
サッカーで勝負ってどういうことw人数たんねぇだろw
あれそういや皆演技うまくなってんなぁ。まったく気にならないレベルだ。滑舌があれだが…
ホントいつもバトル始まるまで長いなwwさっさとやれw
反省中のプラカードw地味過ぎるw
長野県ディスかよ今度はww
女子マネをいただけるだと!?おいふざけんな。
サッカー部の作画がひどいwww
おいふざけんな俺のマネになってくれ。
くっそふいたwwwwキャプテン翼所じゃねぇwwwヤバイ涙でたww
スナイパーってどういうことwいつの間にゴルゴ雇ってたんだw
あれ?ED変わった?そういやこっちは中の人が歌ってるのか。
ってかEDは作画気合入ってるなぁ。本編もがんばれよw
えーーーCパートなんだったんだよwwわけわからんw
クレアはずっとレズってんなwかりんちゃんはきっとハニトラ要因だったんだ…w


11話
見るアニメ間違えたかと思った。
イベント可哀想だったなぁ…なんでもっと練習させてから出してやらなかったんだよ製作者糞だろ。貴重なjkの将来を棒に振る気かよ。
なんか雰囲気いつもと違うな。
ぼたんちゃん怖いw女はグループ交際めんどいだろうなあ。
まぁ男も無いわけじゃないが女のグループほど面倒くさくはない。
あれ…なんかワタモテみたいになってる気がする…
なる程!ボタンとサクラ2人共花の名前か。あれ?なんか( ;∀;) イイハナシダナー
おーやっぱ部活動創設の話かw回想だったのかーい!
ボーリングとかおいw誰か人が来たらどうすんだよw
ガター?ガーター?力すげぇなボタンちゃんw
生徒会長何があるんだ…
ミッドナイトマーダーwなんだその中二病w
幽遊白書かよ!ルールブックってクライムエッジとか斧乃木かよw
ファイヤーボールのSE好きだなw
スカート丈問題にしろよ。いや割りとマジで。ワタモテの歌ってる現役jkによると近頃は二極化して短いのと長いのに別れているとか何とか…
俺達の戦いはこれからだ!打ち切りってより原作がまだ続いてるアニメではこれで終わるよね。
最終回にバンドってハルヒかよ。いやけいおんか?w
タンバリンとかトライアングルとかどうしようもねぇなw
最終回の終わらせ方をアニメで語るなw
おいやめろ。どこぞのKEY作品思い出すじゃないか…ってかもうすぐそういうアニメ始まるんだが…
四天王と決着か。玄武また出るのか?w
地球はもう滅亡しちまったのか…って何の映画だよw
目がレイプ目になってんぞクレア先輩w
IPS細胞どんだけ万能なんだよwまだ実用化されてないだろw
いつもと一緒。そこに落ち着くよねやっぱ。
ED変わったか。
あれ?今回ギャグ何処いった?なんでこんな寂しい話なんだ…
切ないだろおいやめろ。
ミルクで乾杯してタコワサってあわねぇだろww
あっ最終回と勘違いってオチなのかwこれ最終回だとワタモテとちょっとかぶっちゃう感じはあるなぁ。
「最終回じゃなかったんだってー!」知ってたw
あぁ続編夢でも出そうにない売上になってしまった…せめて1k位はいってほしかったなぁうーむ残念だ。


12話
最終回でEDネタまたやってきたかw
なんで自分で一句読んでんのw
バクってなんで前足長いのか気になるw
また魔王ネタwオシリのアザっておいwただのエロおやじじゃないかw
勇者バクw完全にフリーザ様仕様の魔法w
バクだけに爆睡するなってかw
ゲロインw4cmのムカデは怖い。
ブルジョアすぎるなシャープペンのシンw
あいって誰wwいつの間にコントグループにw
一発の威力がマシンガン級ってしょぼw
終わるのはええwと思ったらまだAだったw
へのへのもへじはひどいw全銀河系図ww
あれクレアこういうキャラだったのかw
胸を銃で撃たれてもきかないww
きぐるみの頭しゃべったぞw可愛さアピールw
クリスティアーノメッシって混ざってんぞおいw
ツッコミの穴の地下組織もっとひろげろよw
ラスト60秒何やんのかと思ったらなんてどうでもいい話を…w
こういうギャグアニメは毎期欲しいなぁ。
飛行機オチかよw{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 51

えんな さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

新人声優育成枠?

女子高生のゆるい日常&ツッコミ系

深夜アニメの中でも更に遅い時間帯に放送されてたわけで
面白いつまらない抜きでまったりと見れる作品でした

この中から大物になっていく人が一人でもいればいいですね!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 46

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

帰宅部布教活動記録

こないだチャンネル回してたらAKBのコント番組がやっていて、
AKB演じる新入社員の非常識な言動に上司がツッコミを入れる、みたいな内容だったと思いますが
まあ、クスリとも笑えなかったので、すぐにチャンネル変えてしまったわけですが。
ネタの良し悪しは置いといて、やはりアイドルに本職でないことやらせたらアカンなーと。

この帰宅部の序盤が正にそんな感じで、ネタ自体は悪くないのに
プロ未満の声優の拙い演技のせいで、良質なネタの数々が潰されてしまった感はありました。

ところが3話を過ぎた辺りから、まさかの右肩上がりの面白さ。
ネタの質が上がったのか、間のとり方が上手くなったのか、声優の演技力が向上したのか。
色々理由は考えられますが、キャラクターに愛着が沸いたってのが自分の中では大きい。

例えばツッコミ役の夏希。
序盤は一本調子なツッコミを連発するだけで何の面白みもありませんでしたが
徐々に可愛らしい一面も覗かせてくれました。
ひとしきりツッコミを入れ終わった後で部員たちに
「じゃあ、夏希はどうなの?」と振られ
「え、私?うーん・・・」と逡巡した後、大して面白いことも言えず恥ずかしがって
【可愛い】【可愛い】【可愛い】 (プラカード) みたいな。

部長の桜なんかも、唐突に話題転換とかして周囲を振り回すキャラなんだけど
徐々に部員たちに呆れられ、しょんぼりしたり駄々をこねたりする姿なんてめちゃ可愛い。


冒頭でAKBの例を出しましたが、あの番組を見てるのはAKBファンしかいないでしょう。
でもファンは番組が始まる前から、メンバーに愛着があるわけです。
メンバーの性格を熟知しているファンだからこそ、ツボにはまる笑いもあるんだと思います。

帰宅部は原作既読者はともかく、未読のアニオタを作品に引き込むためには
やはりもっと初期の段階で、部員たちのキャラクター性を押し出すべきだったと思います。
そうした上でギャグの色を濃くしていくという順序にすれば
多くの視聴者に序盤数話で切られてしまう事態も避けられたんじゃないかと。
まだスタッフの演出にキレがなく、作品の方向性も定まっていない状態で
何だかよく分からないキャラが下手くそな演技でくだらないギャグを延々と垂れ流す・・・
そりゃ見ていて苦痛でしかないわけですw

また帰宅部は「声優の成長を見守る」作品だとよく言われますが、
AKBファンもあのコント番組をそれに似た感覚で観てるのかもしれませんね。


キャラのことばかり語ってきましたが、ギャグ自体も結構面白い。侮れない。
かなり幅広いジャンルからネタを拾ってきてますが
分かる人にだけ分かればいいっていうマニアックなネタが少ないのは好感持てるし
メタネタも多用されますが、使い方が上手いのでクドさがないんですよね。

また、忘れた頃に過去のネタを引っ張ってくるのも特徴で
各話の構成、シリーズ全体の構成が非常によく練られているのが分かる。
自分はギャグや日常系の作品には、物語評価☆3~3.5と決めてるんですが
本作に限り☆4つ付けちゃいますw いや、ホント感心させられたので。

一見、低予算で適当に作ってるように思えて
その実、スタッフの作品へのこの上ない情熱と技術が注がれている作品です。
しかしここまで長文になってしまうとは・・・まだまだ書き足りないですが
以上をもちまして、帰宅部 布教活動記録とさせて頂きます。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 42
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