つっこみでコメディなTVアニメ動画ランキング 61

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のつっこみでコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年02月05日の時点で一番のつっこみでコメディなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

94.2 1 つっこみでコメディなアニメランキング1位
この素晴らしい世界に祝福を! 第2期(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (2210)
11869人が棚に入れました
不慮の事故により異世界に転生した、ゲームを愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)は、「RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!」という夢はイマイチ叶わないものの、なんとかそれなりに、異世界での日々を送っていた。転生特典として道連れにしてきた女神・アクア。一日一発しか魔法を撃てないアークウィザード・めぐみん。攻撃が当たらないクルセイダー・ダクネス。能力は高いのにとんでもなく残念な3人のパーティメンバーたちとも、なんとかそれなりに、クエストをこなしていた。―――そんなある日。機動要塞デストロイヤーの脅威からアクセルの街を救ったカズマたちに、王都からやって来た使者は言い放った。「冒険者、サトウカズマ。貴様には現在、国家転覆罪の容疑がかけられている!」……平凡な冒険者・カズマが過ごす異世界ライフの明日はどっち!?

声優・キャラクター
福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、原紗友里、稲田徹、堀江由衣、豊崎愛生、諏訪彩花、江口拓也、生天目仁美、西田雅一
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

この素晴らしいアニメに拍手を…贈ろうと思う

今期一番の期待作品が始まりました。さてさて、どんな冒険(?)が待っているのでしょうか。

1話…やっぱりこの連中はこうでないと
{netabare}完全に一期の続きです。あのタイーホから始まりました。
クズ…カス…カズマが国家反逆罪容疑で捕まり、取り調べ。救おうとアクア達が動くが、相変わらずすっとんきょうな感じで役に立ちません。裁判ではララティーナ(ダグネス)のおかげで処分保留。が、領主屋敷の弁償として12億ものの借金を背負うことに。

この感じ、良いですね。難しく考える必要なし。クズマとダメガミと爆裂娘とMお嬢様の冒険ではない冒険譚。ファンタジーとは言いがたいファンタジー、クスクスしてしまう笑。やっぱり面白いです。
作画がなんか変です。狙い?万策尽きる前のギリギリ?原作の挿し絵やなんかは可愛いのに。{/netabare}

2話…黒歴史は涙無しには見ることが…
{netabare}あの場面、見たことあるぞ、そう、∀ガンダムだ。黒歴史とは過去の恥じではない、恥ずかしいだけだ。

ダグネスが一晩経っても帰ってこないことに悶えるカズマたち。そんな折りにデカガエルの退治を命じられる。ドタバタしながらも退治を試みるが、残りにパクリでピンチ。ピンチを救ったのは「ゆんゆん」。自称、めぐみんのライバルで、紅魔族の長の娘。めぐみんが主席でゆんゆんは次席という立場だったらしい。
ゆんゆんに勝負を挑まれるものの、卑怯(?)な手でかわすめくみん。
家に帰り、カズマの挑発に乗って一緒に風呂に入るめぐみん。結局アクアにバレてカズマは「ロリニート」の称号を得た。
カズマ達がウィズの店へ行くと、偶然を装って店にいたゆんゆん。再びめぐみんに挑もうするも、仲良くなるための魔法の水晶を使う(その間にウィズの胸をモミモミするちょむすけが気になった)。そこで映し出されためぐみんとゆんゆんの過去があまりにもな…めぐみんは貧乏すぎる過去が、ゆんゆんは超ボッチなとが明らかになってしまった。

ゆんゆんが思った以上に可愛くデザインされていました。豊崎さんの声も合っています。これからどんな活躍(?)を見せるのか楽しみです。{/netabare}

3話…アクアって女神だったんだなぁ…
{netabare}大借金を背負ったカズマ一行。それでもめぐみんの爆裂魔法の日課を欠かせない。
新しいダンジョンが見つかり、お宝があれば借金返済の足しになると挑むカズマ。カズマは新たなスキルをマスターしており、未知のダンジョンもなんとか進むが、待ってろと言ったのにアクアがダンジョンに。アンテッドが襲うけど、アクアが清めて浄化。そしてリッチと遭遇。そのリッチは過去に結構な魔法使いとして活躍していて、王の妾の一人を解放し、一緒に行動していたが、彼女が重い病になり、それを解き放つためにリッチとなったのだとか。
すでに彼女も亡くなり、アクアに浄化してほしいと願う。アクアは願いを聞き入れ、魂を導いた。

何、この感動系の話は?…このすばっぽくない。でも所々笑いぶっ込んでくるので飽きないです。アクアは女神だったんだなぁ…
前回と今回は作画がきれいだったような…{/netabare}

4話…ララティーナ(本名)は真性の…
{netabare}カズマとアクアが戯れる(日常)なか、飛び込んできた謎の美女、ララティーナ(ダグネスとも言う)だった。何でも見合いさせられるという。
パーティーで冒険を続けたいララティーナは見合いを破談させようとカズマたちに頼み込みにきたのだ。寿退社ならやめさせる理由にもってこいと考えたカスマは屋敷へ向かう。
屋敷ではララティーナが見合い相手の話をするが、どこをどう考えても良縁である。ララティーナからぶち壊すように頼まれていたものの、臨時執事で見合いを成功させようとする。見合い相手はイケメンな上に性格も良し、本当は断るつもりできたのが、ララティーナを気に入ってしまった。何とかしたいララティーナは本性を見せつけ、カズマと決闘。カズマとの仲を勘違いしたのか何だか分からない感じで破談になる。しかも、お腹にはカズマの子を宿していると爆弾発言を残して。

今週も腹抱えて笑いました。ダグネスの真性っぷりが良いです。2週物語から離れていた分、爆裂した感じです。
このすばは展開だけでなく、細かいところも爆笑できるんですよね。今週はアクアに笑いを持っていかれてます。冒頭のでかいコブ、米粒を使った紙の修復、鯉の呼び寄せなど。本当に面白いです。{/netabare}

5話…オチは?
{netabare}セナにモンスターの出現がカズマのせいと疑われるが、ダンジョンにアクアが魔方陣を張ったせいだった…
仮面を被ったちびモンスターは爆発するものだったがダグネスには効かない。カズマとダグネスがダンジョンに入り、魔方陣を消すことに。すると、魔王軍幹部のバニルが待ち構えていた。バニルはダグネスタイプのM持ち、どんなやられ方するのが楽しいか考えていた変態混じり。但し、能力は確かで、見通す力や土から人形系モンスターを発生させるなど優秀。
が、ダンジョンからモンスターがいなくなったことのが女神であるアクアのせいだと怒り、アクアを倒すことに動く。そこをダグネスの剣がたまたまカズマがこけたせいで当たり、倒す。と思ったら、仮面だけで乗り移れる能力を持っており、ダグネスに乗り移る。ダグネスとバニルの一人漫才が始まる。バニルに乗っ取られながらも最後まで精神的な抵抗をし、最後はめぐみんの爆裂魔法をダグネスに放ち、バニルを倒した。
この件を一部始終見ていたセナからカズマの嫌疑は晴れて無罪放免。しかも、幹部を倒した功績によって借金完済どころか、莫大な恩賞を得ることに。

あ、あれ? こんなキレイなオチでいいのか?
ダグネスとバニルの漫才が面白かったです。掛け合い上手いものだなと感心です。しかしまぁ、魔王軍の幹部は変なのしか居ないのか? 魔王は更にいっちゃっているんではないか?{/netabare}

6話…ちゅんちゅん丸と聞いて、ピュンピュン丸と反応した人は…
{netabare}年齢がばれてしまいます。
バニルは生きていた。というより、仮面にⅡとあり二号機のようだ…。バニルからカズマの世界の商品を売ったら儲かると言われ、カズマは早速コタツを製作。あまりの気持ちよさにコタツムリになるカズマ(熱源はなんだろうか?という突っ込みは…)。ダグネスとめぐみんにコタツごと外に投げ出され、ようやく動くことに。
カズマが新たな武器として日本刀を製作をしたが、商品やドアに引っ掛けてしまい、結局は短刀に(背中に背負うとか、武士のごとく脇に差すとかすればいいものをという突っ込みは…)。かっこいい名前をつけようとしたら、めぐみんが勝手に「ちゅんちゅん丸」と名づけてしまい涙目のカズマだった。
リザードランナー(80年代に一世を風靡したあおのトカゲ)を退治するクエストに挑む一行。珍しくカズマが完璧な作戦を立てたものの、フラグでしかない。見事にアクアがぶち壊してしまい、アクアは悶絶。ダグネスは群れにぐちゃぐちゃにされ喜ぶ…。カズマがキーポイントのモンスターをかっこよく(このシーンは本当にかっこよい描写)討つものの、登っていた木から落下、首がグシャ…。気がついたらエリス様の前にいて、生き返りを進めるものの、ふと考えるカズマ。なんと、現世に生き返りたいと言い出す。
アクアが説得するものの、動じない。めぐみんが体にいたずらをしていると聞き、あわてて戻ることに。目を覚ますと涙目のめぐみん、なぜかこらえるダグネス(泣いているように見えたのだが…)、やれやれという感じのアクア。
家に戻り、風呂に入ろうとすると、下腹部に「聖剣エクスかリバー」のいたずら書きが。

今週も爆笑でした。どうせやられると言ってダダこねるアクアの動きが妙におかしくて。エリスが可愛いのと、めぐみんの涙目がキュンときました。{/netabare}

7話…どんどん優雅になっていく…あってはいけない
{netabare}めぐみんはゆんゆんのところから帰ってきて焦った。なぜかカズマとアクアが優雅なティータイムを送っていたからだ(ただし、紅茶はアクアによって浄化され、単なるお湯になっているが)。バニルがやって来て、カズマにカズマが用意したグッズを一括なら3億で、月々なら百万で買い取ると言うのだ。すでにセレブ気分だった。冒険しようとめぐみんは言うが、カズマは首折れたばかり、よくなるまで休みたいと言い、それなら温泉にと言うめぐみんの誘いに乗った。
温泉行く前にウィズの店に寄ったら、ウィズがボロボロになっていた。売れそうもない商品を仕入れてきたウィズにバニルが撃ち込んでいたのだ。温泉にはウィズも連れていくことになった。
温泉へ行くための馬車乗り場でゴタゴタするカズマ一行。ようやく出発したら、なんか走ってくる影が…どうも、ダグネスの着ている防具に寄せられたらしい…。

安定感抜群の面白さです。留守中に乗り込んでくるゆんゆんの孤独さたるや…。
作画がこれまでのなかで一番綺麗だったような気がします。アクアの斜め上からの目線が綺麗で、めぐみんの表情が可愛くて。まぁ…この作品は作画が云々ではないのですが、それでも綺麗な方が良いのは確かです。
{/netabare}

8話…前半珍しい冒険譚、後半詐欺話
{netabare}ダクネスに突進してくる鳥たち、相変わらずダクネスは嬉しそう…。カズマの機転を利かせた対処で一難を乗り越える。その夜、野宿でカズマは違和感を感じる、それはゾンビだった。どうやらアクアに寄ってきたらしい…。ウィズが川を渡りそうになるが、アクアが退治した。カズマはお礼の受け取りを拒否した…すみませんと言いながら。
目的地の温泉に到着、そこはアクシズ教の総本山だった。カズマに近寄ってくる人々は詐欺師…アクシズ教に入信させるためにあの手この手で迫ってくる。エリス教のダクネスには物凄く冷たい。あまりのしつこさに流石にキレたカズマだった。

今週も安定したお笑いでした。ダクネスのMっぷり、アクアのダメっぷりが絶妙。ウィズの川を渡りそうになる場面にはそう来たかという感じで。
女神がアクアですものね、そりゃあ信者もそうなる…。エリスを目の敵にしているのもね(笑){/netabare}

9話…アクシズ教は詐⚪集団?
{netabare}キレたカズマは教会に乗り込む。そこにはシスターが居たのだが、やっぱりおかしい…。傍らでめぐみんはアクシズ教の恐ろしさに震えていた。
懺悔室に入ったカズマ、答える女の子はどこからどう見てもアクアだった。調子に乗っていたアクアにカズマは容赦なく攻める。半泣きのアクアは陥落した。
アクシズ教の信者はそれほど多くはないらしい。なので、アクアは信者をどんなことをしても守るのだという。
目的だった温泉、当然のように混浴に向かうカズマ。そこにはカップルみたいな男女がいた。男はアクシズ教の勧誘にぐったりだった。女はカズマの熱視線を浴びてあがっていった。女風呂にダクネスとめぐみんが入ってきて…。
風呂上がり、アクアが泣いていた。なんでも、温泉を浄化してしまい、女神だと言い張ったのに信じてもらえなかったらしい(当たり前である)。だが、温泉が毒で汚染されているとのこと、何とかしようとがんばるアクアだが…

今回もたっぷりと笑わせてもらいました。アクアとカズマの教会でのやり取り、「エリスの胸はパッド入り~」、ウィズが浄化されそうになるときの場面、風呂場のカズマとめぐみん&ダクネスのやり取り、カズマのガン見、噴水前での演説などなど、本当に飽きません。アクシズ教、怪しすぎ…て、女神が女神だしね~
今回もゆんゆんの手紙で締めたけど、どんどん悲壮な感じになっていくのだが…気になります。
おや?次回で終わり? 早いよ~{/netabare}

10話…このおかしな一行に祝福を
{netabare}アクシズ教徒から追われるアクシズ教の女神アクア(ちょっとかわいそう)。毒が混入されている原泉に向かうが、追い返されそうになる。そこはララティーナ(ダグネス)の家の威光で入れることに。するとそこには怪しげな男が何かしていた。ウィズが思い出す「ハンスさんですよね」。なんと、魔王軍の幹部で強いと言われる毒スライムだったのだ。スライムと聞いてカズマは余裕ぶっこいていたが、スライムは弱くはない(それはドラクエのイメージだ)、焦って逃げ出すカズマたちだったが、後ろからはアクシズ教徒の集団がやって来ていた。原泉を浄化しようと突っ込むアクアにカズマは観念して戦うことを決める。ウィズはハンスが管理人を食ったことに激怒して氷の魔法で攻撃する。カズマの自己犠牲を伴った戦略でハンスを弱め、どこからどう見てもホイミスライムとなったハンスをアクアのゴッドブローが襲う。そして、原泉も浄化され、一件落着。
だったはずだが、アクアが温泉を完全浄化してしまったため、町を追われてしまう。蘇ったカズマ、始まりの街に戻り、中間たちとの日常が一番と感じておしまい。

アクシズ教、これはいかん…。教義、笑ったけど、真を突いているところもあったりするところが憎いです。まぁ女神が女神だけにねぇ…。でも、アクアが教徒を守ろうとする気持ちはかっこよかったです。
カズマも同じ、何だかんだ言いながらみんなを守るところが何とも良いです。
それにしてもバトルの場面、メチャクチャカッコいい感じがしたのですが…。この作品は作画まで含めて笑ってくださいということなんでしょう。
三期の予告期待したのですが、何故かカウンターに置かれたパンツが…。まったく、最後の最後まで笑わせてくれる。{/netabare}

二期も一話から最終回まで楽しめました。大爆笑というより、クスクスが連続でやってくる感じがこの作品の持ち味です。また、下手な人情話はないけど、時おり仲間や町の人たちのことで行動するようなところが良い感じになっています。
一本の流れはなく、一話から数話で話をまとめていて、中だるみも、飽きることもありません。

クズマ…カズマと3バ…3人のヒロインたちの関係は相変わらずの距離感で本当に良いです。カズマも言っていたとおり、見た目は良い3人なので普通ならハーレムアニメになるんですけどね…付かず離れず、恋愛にもならず、かといって互いに嫌な感じもしない。これこそ「このすば」の魅力なんだと思います。

作画ですが、OP1話ED見たとき、このままずっとこれではさすがに…と思ったのですが、毎回のように違い、7話や最終回のバトルは本当に美麗にさえ感じ、何が本当なんだかよく分からないのが「このすば」。作画まで「ネタ」なんでしょうね。

三期の予告を期待したのですが、ありませんでした。このあとも(というより、このあとの方はもっと)面白そうなので、アニメにしてほしいです。ともあれ、この作品に祝福を!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 59
ネタバレ

チョビ0314 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

この素晴らしい石鹸なんか食えるか!!

この素晴らしい世界に祝福を!二期の感想になりますが長文なので、読んで戴く場合はその点をご理解下さい。

まず結構感心したのがオープニング&エンディング。
一期のオープニングは物語の始まりらしく、メインキャラの特性と今後登場するキャラの顔見せ的な構成でした。
これに対して二期は場面変化と共にキャラが徐々に汚れ表情も変化させ、各々の得意技を披露してから締め括り冒険成功の報酬をGETするまでを1つの物語として描きます。
これによりクエストをこなし糧を得られる様な冒険者への成長具合も分かる様に構成されていました。

エンディングの場合一期と同様アクセルの街と各キャラの一日を描き、冒頭等で流れるチルトシフト調の風景が余計に生活感を増させつつ生活状況の変化を自然と織り交ぜています。(チルトシフトはミニチュア風に写す技法の事です)
例えばカズマが一期と違い釣りが上手くなり、アクアは子供に対しての人気がやたら上昇。
メグミンはリンゴを勝手に取る事を止め猫を飼い始め、ダクネスは以前より街に馴染んだ感じ。(売り物のリンゴを盗ったらダメですしね)
そして帰る場所が馬小屋から屋敷に変わるが、帰宅する順番が重要です。
一期では最後にトボトボ帰ってくるカズマが一番先に戻って魚を焼き出迎える。これは彼が役立つ存在へと成長しパーティの要になったと様に感じました。

オープニングは仕事という日常、エンディングは休日という日常。
タイプの違う日常を短い時間で上手に描いている良い演出だと思います。

次はストーリーについて…また思い切った展開ですよね。
{netabare}主人公はいきなり囚人で裁判を受けるも何とか死刑を回避!するのですが膨大な借金を背負わされる。
しかもメインヒロインの一人ダクネスが丸々二話ほぼ出てこないという思い切りっぷり。
ここから先の話は暫くほぼララティーナことダクネス無双。
その変態性…いやいや問題児っぷりを存分に発揮しドン引きさせてくれると同時に盛大に笑わせて貰いました。
まぁなんやかんやで魔王軍幹部のバニルさんを討伐し汚名返上名誉回復、借金問題もなくなり似非セレブ候補になります。
そして4話を跨ぐ温泉回が始まりますが、肝である入浴描写は1話のみという構成。
代わりに一番多く描かれているのが温泉街の特異性で、簡単に言うと怪しげな新興宗教団体の異常行動の数々を赤裸々に描きます。
それはそれは恐ろしく街中に張り巡らされた勧誘トラップの数々…偶然を装った出会いから貴方の為に祈らせて下さいコンボ…飲める洗剤やら食べれる石鹸ってアム◯ェイ?果ては子供すら囮に使う徹底ぶり…みたいな感じで妙にリアル…もし自分があの街に行ったなら精神に異常を来たす自身があります…(登場人物の一人は異教徒に対する仕打ちを楽しんでたが…)
この手の方々の一番怖ろしい所は「純粋に良かれと信じやっている」点でして、ホント怖いなぁ…
で、またなんやかんやでラスボス「デぇっドリぃポぃぞンスラぁイムのハぁンス」との戦闘へ突入します。
各キャラが特性を活かし神作画の戦闘に勝利するのですが、{/netabare}ここで一番肝心なのがカズマの行動。
ご存知の通り主人公パーティはカズマ以外個々の能力が非常に高い。しかし各々問題があるのでそのままでは額面通りの能力を発揮できません。
カズマの機転と的確な指示、自らを囮とした誘導なくして強敵の{netabare}デぇっドリぃ以下略に勝利する事は叶わなかった筈。{/netabare}
つまりカズマはエース、ジャック、クイーン、キングを最適に運用出来る繰り手であり自らも化け戦うジョーカーという立場です。
エンディングの事でも少し触れましたけど、やはりカズマは無くてはならないリーダーではないでしょうか。

妙に主人公カズマの事を書いてしまったので、もう少し彼について考えてみたいと思います。
ダクネスが「アイツはどういう男なのだ?保守的で臆病かと思えば、身分の差を気にもせず貴族相手ですらひどく強気な時もある」と疑問を呈した通り、彼の行動はかなり変わっています。
周りからカスだのクズだの言われてるけど、本当にカスでクズなら貰えるお金を選んだりしませんし、強い相手には媚を売り諂い(へつらい)役立たずと知れば途端に縁を切る筈です。しかし彼は一概にそうしません。
どうしてかというと、彼はたぶん自分のルールに従順なだけではないでしょうか。
根性はないが自分が納得したら躊躇せず動くし、納得出来ないならば断固として断るという行動がそれを物語っています。
それに欠点のある彼だからこそ、同じ様に凸凹なパーティの欠点を理解し補うことが出来る様に思えます。
妙に褒めてしまいましたが、正直品性は汚いし小狡い…でもそういう彼を本気で嫌う人は少ない…不思議と愛される魅力があるという事ですね。

少し脱線してしまいましたが、前作と同様に全話を通じテンポ良く進むストーリーで一気でも個別でも視聴しやすいですから、色々な人に楽しんで戴きたい良作です。

えっと後、少し謎に思っている事を…
{netabare}カズマってスティールを使うと女の子のパン…下着をほぼ確実にGETしますよね。
でもアクアの場合だけは羽衣を剥ぎ取れました…これってアクアがノーパ…いやいや下着を付けてないから羽衣だったの?
む?そうなるとデュラハンのベルディアもそうだったのか?男だったから?
いやはや謎は深まるばかりですね。

で、やっぱり気になってグーグル先生に調べて貰った所、同じ様な疑問を感じてる方々のスレへ行き着きました。
それによりますとアクアのリアルなフィギュアではTバックを着用していて、ディフォルメされた「ねんどろいど」では未着用だったそうです。
う~ん…まぁどっちでもいいやw{/netabare}

一期のレビューもありますので、良かったら読んで戴けると嬉しいです。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 37
ネタバレ

赤緑 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

2期も良かった ただし作画は・・・ ハーレムのようでハーレムじゃない男子向けファンタジー

1期が好きなら楽しめると思う。
しかし、作画は1期より平均レベルが下がったように見える。
あと、めぐみんファンにはちょっと物足りないかも。
男子向けというのはお色気が多めという意味。


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あにこれ始めてから初のリアルタイム視聴アニメ。


ラノベ原作の、異世界転生RPG風ファンタジー、ただしギャグ。
詳しい説明は1期のレビューを参照。


2期はダクネス無双だった。(※ひいき目。実際はアクアも同じくらいだったと思う。)
その代わり、めぐみんが第2話を除いてちょっと目立たなかった気がする。
とにかくダクネスを堪能できた。注目しているのは、エロのところじゃなくて、お嬢様のところね。

新キャラもたくさん出てきて楽しい。
特にバニルがいいキャラ。人気も高いらしい。
バニルに言葉責めされているダクネス、いいね。


ただ、作画がちょっと・・・。1期にも増して悪いところが目に付いた。
第5話が一番良くて、第1話が一番悪かった、かな?
あと、後半はちょっと勢いが失速したと思う。さすがにマンネリになってきた気もする。
最終回はカッコ良かった。


最終回のエンドカード、原作のイラストの方が書いてるんだけど、何これ可愛い。
ダクネスが手前にいるから一番大きく描かれているわけだが。


《総合評価》

作画が良くないが、ギャグかキャラが気に入れば楽しめる。
見た目も好きなキャラがいるのに作画は評価できないということがあるのだろうか。


物語:
主にギャグの評価。
ストーリーは特に注目すべき点はない。
アルカンレティア編(温泉の都)は同じネタが続いて飽きた。

作画:
正直良くない。全編で第1話の水準だったら観てられなかった可能性が高い。
第5話で3.0、第1話で1.7、平均で2.2弱くらい?
OP・ED作画もあまり良くないのが悪印象になっている。

声優:
茅野さんあってのダクネスだ。
他のみなさんも、サブキャラ含めて良かった。
ただし、好みでの評価であって、総合的には最高とまでは言えない。

音楽:
劇伴のアコーディオンの曲が笑える。
OP曲、ノリがイイ曲。
ED曲は1期と同じノリのカントリー風。

キャラ:
ダクネス。
カスマさんも相変わらず。
アクアとめぐみんも割と好き。
過度な巨乳キャラが多すぎるのがちょっとマイナス。



以下、放送中に書いた駄文。

{netabare}
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▼第1話~第4話 - ララティーナ可愛いよララティーナwww

1話目での作画崩壊でどうなることかと思ったが、2話目からは何とか持ち直した。
ただ正直なところ、面白さの勢いは失速してしまったかな。

でもアクアの不憫さとダクネスの可愛さでまだ走り続けられそうだ。
拗ねてるダクネス超かわいい。


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▼第5話 - 作画が安定してきた(このすば基準)

今回もダクネスが大活躍。
中身がアレでも見ている分には問題ない!
あー可愛かった。

アクアもあいかわらず。

めぐみんの影が少し薄かった。

あと、すごくどうでもいいこと。→最奥は「さいおう」と読む。姑息そうな男、は誤用な気がする。


そして今回作画が、このすば史上最高品質だったのでは?


締めのシーンで、ガリル(角が生えた鉄のお面みたいのつけてる冒険者)が
前回の私の投稿のタイトル(↑第1話~第4話)と全く同じセリフ言ってて笑った。
(原作未読。)


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▼第6話 - 中休み回

今回は久々にロープレらしい展開。
・・・いや、前回は中ボス討伐だったはずでは。
前回のはカズマとダクネスの暴れっぷりが凄すぎて、中ボスバトルのイメージが無さ過ぎた。(褒めている)

安定の駄女神。


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▼第7話 - うちのがすいません

ストーリーがダクネス中心で進んでいる気がしてならない。

ところで、もしかして、めぐみんも履いてない?(いや、黒いの履いてるはず)

バニルいいキャラしてるな。


いざ、冒険に出発。
しかし、音楽が無駄にカッコいいなー。

「そんなスキル使ってません」「バインド」・・・ダクネスもう隠す気ないだろ。

カズマの名ゼリフ→すいません、うちの変態がすいません!


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▼第8話 - 美しい景観の街。景観は良かった、景観は。

やはりダクネスの登場シーンが多い気がするのはなぜだ。
私得じゃ・・・語呂悪いな、「俺得」じゃないか。

今回は作画がダメな部分が目立ったな。第1話ほどではないが。


カズマ、鬼畜とはいえ、なぜダクネスの言うとおりにした。(引き摺り)

そういえばトンビだったか、あのダチョウ。

ターンアンデッドの時のアクアの表情がヤバい。そういえば特徴に「顔芸」を付けてなかったな。

ウィズをもっと心配したげて。
ところで、ウィズを背負ったらスゴイことになりそうだが、平気なのかカズマ。

作画が悪い作品だけに、アルカンレティアの到着シーンは作画がんばったのか、美しかった。
アクアの同類がたくさんいるところを除けば良いところだな。

しかし後半はちょっと同じネタがクドかった。
最後のオチも読めたし。
幼女の叫び声は良かったが。

作画の悪さと髪型服装の違いもあって、街を散策した時のダクネスが誰だお前状態に。
キャンプ時の黒い私服のダクネスは可愛かった。そしてちょっとエロかった。


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▼第9話 - 温泉いきたい

また作画が良かった。もち(ry
特に、ヒロインたちが3割増しくらいで可愛いな。風呂だからとかそういうのではなく。
カスマが壁に耳つけているときの顔がウケる。

あと、ネコ(ちょむすけ)も可愛い。

ウィズは不憫属性が上がった。


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▼第10話 - カッコいい!

カズマの捨て身の策で
ハンスを倒すシーン、絵面はカズマを除いてカッコよかった。

{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 21

90.3 2 つっこみでコメディなアニメランキング2位
この素晴らしい世界に祝福を!(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (3278)
15698人が棚に入れました
ゲームをこよなく愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)の人生は、交通事故(!?)によりあっけなく幕を閉じた……はずだった。
だが、目を覚ますと女神を名乗る美少女・アクアは告げる。

「ねぇ、ちょっといい話があるんだけど。異世界に行かない? 1つだけあなたの好きなものを持って行っていいわよ」
「……じゃあ、あんたで」

RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!
……と舞い上がったのも束の間、異世界に転生したカズマの目下緊急の難問は、
なんと生活費の工面だった!

声優・キャラクター
福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、原紗友里、稲田徹、諏訪彩花、安元洋貴、江口拓也、堀江由衣
ネタバレ

mio♡美桜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

このすご!

・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:


「この凄く楽しい作品に祝福を!」

略して

「このすご!」

はい、感想タイトル通りこの作品、すご〜く楽しかった。
うん、めちゃくちゃ楽しかったです。

第1話からぐいぐい引き込まれちゃって10話があっという
間でした。

もの凄〜く簡単なあらすじとしては、
ひょんな事故?(事故なのかどうかわかりませんが…
とってもバカバカしいです…いきなり笑えました)
で亡くなった主人公が天界で出会った女神に異世界で
魔王を倒したら1つだけ望みが叶えられると持ちかけられ、
次々と加わる仲間と共に異世界で起こる出来事を乗り越え
ていくドタバタギャグコメディかな。

私はこの作品は全くの前知識を持たずに見たので

「この素晴らしい世界に祝福を!」

というタイトルに何故か、
「これ絶対感動する作品だ」、「泣けちゃう作品だ」
と思って見てしまったので、第1話での私の勝手な作品への
思い込みとのギャプが凄いでした。
このギャプがある意味「はたらく魔王さま」と似た感じが
あって凄く嬉しかったかな。

RPGの様な世界でおバカなキャラがワイワイガヤガヤ。

作品の世界観やキャラ設定は今までの作品でもありがちと
言えばありがちみたいな作品なんだけど、こういう世界観
の作品で細かいツッコミとネタで最後まで笑えるのが凄く
なんだか新鮮な感じがしました。

キャラデは私的には「おっー!」って思うほど綺麗でも
可愛いくも無く逆に崩れてない?って思う時もあるけれど
基本ギャグ路線なので逆にそこが良かったりする感じ。

妙に合ってたりして…

お話が進むに連れてキャラの設定やおバカな世界観に
マッチした楽しい雰囲気に溶け込んでいく感じが不思議。
だんだんキャラが可愛くなって愛おしくなっちゃう感じ。
そんなデザインです。

ゲームとかあまり分からない私にもRPGの世界ってこんな
感じなんだなぁって、楽しみながら理解出来るのが嬉しい
ですね。

制作は「地獄少女」「Fate/stay night」「ひぐらしのなく
頃に」「薄桜鬼」「昭和元禄落語心中」などなど人気作の
多いスタジオディーンさん。

監督はアニメーターで「これはゾンビですか?」「東京レ
イヴンズ」「ルパン三世 princess of the breeze 〜隠され
た空中都市〜」などで監督を務めた金崎貴臣さん。

そしてシリーズ構成・脚本に上江洲誠さん。
もう私でも知っている方なので有名ですね。
「瀬戸の花嫁」「刀語」「宇宙兄弟」「結城友奈は勇者で
ある」「暗殺教室」「アルスラーン戦記」などなど、
私的には「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」が
最近では1番印象的な脚本家さんです。

声優さんでは私の最近視聴した作品の中では久しぶりに
雨宮天さんが出演されていたのが嬉しかったかな。
この雨宮さんのアクアの演技が楽しくて可愛くて。

茅野愛衣、堀江由衣さんは言うまでもなく、「俺ガイル」
のヒッキーこと江口拓也さん、「アルペジオ」刑部蒔絵
ちゃん役の原紗友里さんなど意外におっ!って思っちゃう
役者さんが楽しいです。

そしてそして何と言っても昨年あたりから活躍が目覚ましい
めぐみん役の高橋李依さん。
がっこうぐらし!の直樹美紀、それが声優の一ノ瀬双葉、
乱歩奇譚 Game of Laplaceのコバヤシなどなど主役、
準主役級に多数抜擢。
今年も当作品のめぐみんをはじめ魔法つかいプリキュア!
でも主人公:朝日奈みらいを演じるなどこれから凄く楽しみ
な声優さんなんです。
今年の3月に行われた第10回声優アワードで新人女優賞を
上坂すみれさん、田中あいみさんらと共に受賞。
私的にこれから要チェックな声優さんです。

オープニングテーマ「fantastic dreamer」を歌うのは
ホリプロで田所あずささんと同期のMachicoさん。
アップテンポな曲が楽しいオープニングアニメーションと
マッチしていて、見る前からワクワクさせてくれます。
オープニングの途中でお話しのタイトルが出るのもなんだ
か斬新でいいですね。

エンディングテーマ「ちいさな冒険者」を歌うのは
アクア:雨宮天さん、めぐみん:高橋李依さん、ダクネス:
茅野愛衣さんのヒロイン3人。
凄〜くのんびりした曲でいっぱい笑った後にこの曲を聴く
ととっても癒されます。
一回リセットしてまた新たな楽しみがあるみたいな。
最後は「ほけっー」とした気持ちにさせてくれるのが嬉し
いですね。
劇中でのBGMもシーンに合わせての細かい演出がとっても
ストーリーの魅力をアップしてくれてたと思います。

全10話で軽く笑えながら最後まで視聴出来ますので興味の
ある方は第1話だけでも視聴して欲しいな。
ハマる方は第1話でいきなりハマっちゃうと思います♪

私のハートを鷲掴みにした逸品。
早速、2期も決まっているみたい。
楽しみです♪


・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:..。o♬*゚・*:


【作品DATE】
{netabare}
《staff》
{netabare}
原作 - 暁なつめ
原作イラスト - 三嶋くろね
監督 - 金崎貴臣
助監督 - 吉田俊司
シリーズ構成 - 上江洲誠
キャラクターデザイン - 菊田幸一
美術監督 - 三宅昌和
美術設定 - 藤井一志
セットデザイン - 青木智由紀(第6話 - )
色彩設計 - 吉田沙織
撮影監督 - 浜尾繁光
3D監督 - 今垣佳奈
編集 - 木村佳史子
音響監督 - 岩浪美和
音楽 - 甲田雅人
音楽制作 - 日本コロムビア
アニメーション制作 - スタジオディーン
製作 - このすば製作委員会
放送局 - TOKYO MX、BS11ほか
放送期間 - 2016年1月 - 3月
話数 - 全10話
{/netabare}

《cast》
{netabare}
佐藤和真(サトウ カズマ) - 福島潤
アクア - 雨宮天
めぐみん - 高橋李依
ダクネス - 茅野愛衣
ウィズ - 堀江由衣
クリス - 諏訪彩花
ルナ - 原紗友里
荒らくれ者 - 稲田徹
デュラハン - 安元洋貴
ミツルギ - 江口拓也
{/netabare}


《songs》
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オープニングテーマ
「fantastic dreamer」
作詞・作曲・編曲 - 園田智也 / 歌 - Machico
第1話ではエンディングテーマ。
第10話では挿入歌として使用。

エンディングテーマ
「ちいさな冒険者」
(第2話 - 第10話)
作詞・作曲・編曲 - 佐藤良成 /
歌 - アクア(雨宮天)、めぐみん(高橋李依)、ダクネス
(茅野愛衣)
{/netabare}
{/netabare}

【mio's café】
ここからはネタばれですので
視聴済みの方だけ見てね♪

{netabare}
もう1話目からスっごく笑っちゃいました。

このお話し、ストーリー云々よりもキャラの魅力、セリフ
の魅力が8割方を占める作品だったかなって感じ。

カズマの死に方の滑稽さもさることながら、
(医者にも親にも笑われながら亡くなるって…
ある意味幸せ?)
女神・アクアの毒舌能天気ポンコツキャラに一目惚れ♡
私、こういうキャラやっぱり好き。
雨宮さんの演技が凄くいいですね。
声を聞いてるだけでウキウキしちゃう感じ。
声にならない絶叫してるところとかもう…

カズマCV:福島潤さんとの絡みが最高。
会話の間とテンポが凄く良くて笑いが止まりません。
変わり者が多いとされるアクシズ教の御神体。
変な意味で恐れられているのがなんとも…
職業はアークプリースト(上級職)で強気の発言でわがまま。

でも駄女神呼ばわりして突き放すカズマに最後は
必ずすがってしまうかまってちゃんぷりも可愛い。
誰かに似てるなって思ったら強気でワガママな性格と
スタイルバツグンで青くて長いロングの髪。
そうアルペジオのタカオちゃんだぁって思ったの私だけ?
タカオちゃんよりもっとポンコツキャラなんだけど…。
そんな2人の絡みだけでも充分楽しいのにこの2人に割って
入る様に登場しためぐみん。

凄いですね、魔法の威力もさることながらこのキャラの
魅力の破壊力。
魔法能力が高いと言われる紅魔族の中でもトップクラスの
実力を持つ天才魔法使い。
爆発系最上級魔法「爆裂魔法」の使い手で職業は
アークウィザード(上級職)。

「爆裂魔法しか愛せない」

なんとも…

1日1発しか撃てない「爆裂魔法」への愛情はただならぬ
ものがあり、中二恋のあのキャラを彷彿させる中二病ぷり
にさらにおバカ値を+10足した様ななんとも言えない
愛すべきキャラ。

登場した第2話からいきなり爆裂魔法を使った後動けなく
なってパタリ…。
「ヤバイです。喰われます。」
「すみません、ちょっと助けて…うっ、くぱっ…」
ってカエルに食べられるし、
「カエルの中って臭いけどいい感じに温いんですね。」
とか凄く笑っちゃいました。
って言うかセリフの1つ1つとキャラの表情、高橋李依さん
の演技がとても楽しくて笑いが止まりません。

これこそ、エクスプロージョン!

こんな3人にこれでもかととどめを刺す様に加わったのが
職業クルセイダー(上級職)でありながら、皆の盾になる事を
異様に好むドMの騎士、ダクネス。

最初は見た目と裏腹なそのキャラクターに目を奪われちゃ
ったけど途中からはちょっとドMキャラに飽きた感じも
したかな?
でも茅野愛衣さんの演技がアドリブも含めて本当楽しい!
デュラハンとの戦い、最終話での役所とても楽しかっ
た。彼女が高貴な貴族の娘っていうギャップも良かったで
すね。

そして後半で登場のウィズ。
堀江さんの演技もさることながら、そのキャラが私的には
結構ツボでした。
えーっと、なんだっけこのアクアとウィズの絡み、どっか
で見た事あるなぁって思ったら、ハルヒとみくるちゃんの
絡みみたいだぁって思っちゃった。
弄られまくり…。
過去の出逢いのお話をすっ飛ばしての登場だったから
??ってなっちゃう部分があったけど楽しかったです。

10話のバトルシーンなんだか凄くカッコ良く見えちゃう
不思議。
ウィズとめぐみんのダブル爆裂魔法!
バトルの途中で初めてOPが流れる王道的な演出や作画も
これが最後だと言わんばかりに気合いが入っている様に
見えたのはエクスプロージョン効果でしょうか…
初の1日2発目の爆裂魔法。

「エクスプロージョン!」

この作品を通して見てやっぱりギャグ、コメディのアニメ
ってテンポと間が凄く大事なんだなぁって思いました。
そしてこれだけの魅力的な女性キャラの中で空気にならな
かったカズマのキャラ立ち。

私の中ではカズマが「MVP」です。

まさに彼がこの作品の監督であるかの様に周りにいる魅力
的な女性キャラクターを上手く使って演出した様にも感じ
ました。
プレイイングマネージャーって感じ?

上げるところは上げる、落とすところは落とす。
毒舌で弄りながらも周りのキャラクターの魅力をアップ
させ、自身の存在感もさりげなく主張するツッコミが
楽しかったです。

そして助演男優賞はデュラハン‼︎
いいですねー!
特に私が好きなセリフが「きっちぃー!」です♪
アドリブのエピソードを聞いて思わず笑っちゃいました^ ^

2期もカズマを中心としたドタバタ、楽しみにしています♪
{/netabare}


【おまけ】
やっぱりこの作品の魅力大半ははおバカ?なセリフ数々。
名言?迷言⁇
2期放送開始を記念して言葉だけでもシーンが蘇る私の
お気に入りのセリフをピックアップ!
お気に入りといってもどのセリフも楽しいからいっぱいに
なっちゃったw
セリフを忠実に抜き出すのって大変ですね。でもこのすば
もう1回じっくり見れて楽しかった♪
かなり長いのでお時間と興味のある方は見てね♪
とりあえず5話まで。


{netabare}
(第1話)
{netabare}
カズマ「は?じゃあ何?俺の死因はトラクターに耕された
ってこと?」
アクア「いいえ。ショック死ですけど。トラックに轢かれ
たと勘違いして。」
カ「ショック死〜!」
ア「プッ!あっははははぁ、あははははぁ!
あたし長くやってきたけど、こんな珍しい死に方したのは
あなたが初めてよ。プークスクスクスクス!」
カ「初対面でなんだろう…この子…。」
ア「あなたは轢かれそうになった恐怖で失禁!
気を失い近くの病院に搬送。医者や看護師に笑われながら
心臓麻痺ぃ!」
カ「やめろぉぉぉ!聞きたくない!聞きたくない!
聞きたくなぁぁぁーい!」
ア「あなたの家族が病院に駆けつけ、その死因に家族さえ
も思わず吹き出し…。」
カ「あーやめて!やめてぇーーーへぇっーー!」
ア「さて、私のストレス発散はこのくらいにしておいてぇ…♡」
カ「コイツ…。」

*これだけのセリフで私のハートは鷲掴み!
このやりとりだけで視聴決定したと言っても過言ではない
ですね。
特に「プークスクス」が最高でしたw

ア「その世界は長く続いた平和が魔王の群勢によって
脅かされていた!
人々が築き上げてきた生活は魔物に蹂躙され、魔王軍の
無慈悲な略奪と殺戮に皆怯えて暮らしていたぁはぁっ!
いたぁはぁっ!」

ア「副作用として運が悪いとパァになるかもだけれど、
だからあとは凄い装備か能力を選ぶだけね。」
カ「今重大な事が聞こえたんだけどぉ、パァがなんだって
ぇ?」
ア「言ってない♡」
カ「言ったろ」

ア「ねぇ〜早くしてぇ、どうせ何しても一緒よっ。
引きこもりのゲームオタクに期待はしてないからっ。」

カ「コ、コイツ〜。ちょっとばっかり可愛からって調子に
乗りやがってぇ〜っ!」

ア「うっ、嘘でしょ!いやいやいやぁ〜っ!
ちょっと、あの…お、おかしいからぁ!女神を連れてく
なんて反則だからぁ〜。無効でしょ〜こんなの無効よねぇ
ー!待ってぇ!待ってへへぇぇぇぇぇ〜。」

カ「ふふふふふっ、散々馬鹿にしてた男に一緒に連れて
いかれるってどんな気持ちダァ?
あっははははぁ、あんたは俺が持っていく物に指定された
んだぁ。女神ならその神パワーとかでせいぜい俺を楽させ
てくれよぉ!」
ア「いやはぁぁぁぁー!
こんな男と異世界行きなんて、いやはぁぁぁぁーっ!」

カ「さようなら、引きこもり生活!
こんにちは、異世界!」

カ「見ろよこの格好。ジャージだよ。せっかくの
ファンタジー世界なのにジャージ一丁ですわぁ〜。
ここは必要最低限の装備…」
ア「あゔぇぇへっへっ…あゔぇぇへっへっへっー」
ーPAUSEー
「あゔぇぇへっへっ…あゔぇぇへっへっへっー」


ア「なっ、ゲームオタクの引きこもりだったはずなのに
何故こんなに頼もしいの?」

ア「女神なのよ、そんな下々のことイチイチ知るわけ無い
でしょ。」
カ「コイツ使えねー。」

ア「あっ、待って!こんなに出来る男の感じなのになんで
彼女も友人もいない引きこもりのオタクだったの?
なんで毎日閉じこもってヒキニートなんかやってたの?」
カ「ヒキニートはやめろ。クソビッチ!
引き篭もりとニートを足ぁすな!」

ア「いきなり頼り甲斐が無くなったわねぇ。
まぁしょうがないわね、ヒキニートだもんね。」
カ「ヒキニート言うな。」

ア「そこのプリーストよ!宗派を言いなさい!私はアクア。
そう、アクシズ教団の崇める御神体、女神アクアよぉ!
汝!もし私の信者ならば……お金を貸してくれると助かり
ますっ!」
プリースト「エリス教徒なんですが。」
ア「なゔぁっっ…!」
カ「なぁっっ…!」

ア「えふっふふふふ…。女神だって信じてもらえなかった
んですけど…。
ついでに言うとエリスは私の後輩の女神なんですけど…。
私後輩の女神の信者の人に同情されてお金貰っちゃったん
ですけどぉ……。」
カ「おっ…おうぅ…。」

カ「そういうイベントは俺に起こるんじゃぁ?」
ア「さぁ、今日から冒険者生活よぉ!カズマ!」
カ「お前心底嫌がってただろ。」
ア「そうだったかしら♡?」

カ「って、ちがーーーう!」
{/netabare}

(第2話)
{netabare}
カ「最低賃金?労働基準法?なにそれおいしいの?」

カ「あーーーっ!助けてくれアクア〜!ふぁっ!ふぁっ!
助けてくれ、うわっ!」
ア「プークスクス、ヤァばい!ちょーウケるんですけど!
カズマったら顔真っ赤で涙目でちょー必死なんですけどぉ
ぉぉ!」
カ「あいつ後で埋めて帰ろう!」
ア「助けてあげるわよヒキニート、そのかわり明日からは
崇めなさい!」

カ「喰われてんじゃねーーー!」
ア「うぇっっ…うっうっう…。
あっ、ありがとうカジュマー…ありがとぅ、ありがとうね
ーーーうぇっっへっへっへっへ…」
カ「生グセーーー!」

ア「私はもう汚されてしまたわぁ…。
今の汚れた私をアクシズ教徒が見たら信仰心なんてダダ下
がりよぉー!これでカエル相手に引き下がったとか知れた
ら美しくも麗しいアクア様の名が廃るわぁー。」
カ「日頃大喜びでおっさん達と汗まみれになって、風呂上
がりの晩飯と酒を何よりも楽しみにし、馬小屋で涎垂らし
て寝ている奴が汚されたとか今更…。」

ア「ウゥゥァァァァァーーーーーーーー!
神の力思い知れっ!私の前に立ち塞がった事、そして神に
牙を剥いた事、地獄で後悔しながら懺悔なさいっ!
ゴッドブロオオォーー!」
カ「おおぉっ!」
ア「ゴッドブローとは女神の怒りと悲しみを乗せた必殺の
拳っ!相手は死ぬっ!」
ア「クッ…。カエルってよく見ると可愛いと思うの〜♡
キャッ!」

ア「このあたしがいるんだがらながまなぁ…。」
カ「飲み込めー!飲み込んでから喋れ。」
ア「んっんっ、プハァーー!わたしは最上級職のアークプ
リーストよぉ。どこのパーティも喉から手が出るくらい欲
しいに決まってるわぁ!そんなわたしがちょろっと募集か
ければ、お願いです連れてって下さいっていう輩が山ほど
いるわぁ。わかったらカエルのから揚げもう一つよこしな
さいよ!はむっ!」
カ「へぇーーえ。」

ア「急募!アットホームで和気藹々としたパーティです♪
美しく気高きアークプリーストアクア様と共に旅をしたい
冒険者はこちらまで。
『このパーティーに入ってから毎日がハッピーですよ。
宝くじにも当たりました。』
『アクア様のパーティーに入ってから病気も治って
モテモテになりましたぁ♡』
採用条件、上級職の冒険者に限ります。」

めぐみん「募集の張り紙見させてもらいました。
ふっふっふっ、この邂逅は世界が選択せし定め。
わたしはあなた方のような者達の出現を待ち望んでいた!
我が名はめぐみん‼︎アークウィザードを生業とし最強の
攻撃魔法、爆裂魔法を操る者‼︎」
カ「えっと………。」
め「ふふんっ、あまりの強大さ故、世界に疎まれし我が
禁断の力を汝も欲するか。」
カ「ハァァァ?」
め「ならば我と共に究極の深淵を覗く覚悟をせよ!
人が深淵を覗く時、深淵もまた人を覗いているのだぁ。」
カ「冷やかしに来たのか?」
め「ちっ、ちがうわーいっ!」

カ「その眼帯はなんだぁ。怪我してるならコイツに治して
もらったらどうだ。コイツ回復魔法だけは得意だから。」
ア「だけぇっ⁈」
め「フッ…これは我が強大なる魔力を抑える、まずぃっく
あいてむぅ!もし外される事があればこの世に大きな災厄
がもたらされるであろう。」
カ「封印…みたいなものかぁ!」
め「まぁ、嘘ですがぁ。単にお洒落で着けてるだけ。」
カ「んーん‼︎
め「あぁ!ごめんなさい!引っ張らないでください!
やめ、やめろぉーーーっ!」

め「あぁぁ、ちょっとやめて下さい。今手を離したら…。
いいですか、ゆっくりですよ、ゆっくりいけば、
ちょっと、あぁーっ!いったい!目がぁーーっ!」
カ「悪い。からかってるのかと思った。訳の分からない事
ゆうしー、変な名前だしー。」

カ「因みに両親の名前は?」
め「母はゆいゆい、父はちょいざぶろーー!」

ア「見てなさいカズマぁ!今日こそは女神の力見せて
やるわぁーー!
震えながら眠るがいい!ゴッドレクゥイエムッ!
ゴッドレクイエムとは女神の愛と悲しみの鎮魂歌。
相手は死ぬっ‼︎やばっ…。」
カ「さすがは女神。身を呈しての時間稼ぎか。」

め「黒より黒く闇より暗き漆黒に我が深紅の混淆を望みた
もう。覚醒のとき来たれり。無謬の境界に落ちし理。無行
の歪みとなりて現出せよ!踊れ踊れ踊れ、我が力の奔流に
望むは崩壊なり。並ぶ者なき崩壊なり。万象等しく灰塵に
帰し、深淵より来たれ!これが人類最大の威力の攻撃手
段、これこそが究極の攻撃魔法、エクスプロージョン‼︎」

カ「めぐみん!一旦離れてっ‼︎えっ……?」
め「プッ!我が奥義である爆裂魔法はその絶大な威力故、
消費魔力もまた絶大。要約すると限界を超える魔力を使っ
たので身動き一つとれませぇん。」
カ「へぇぇぇーー。」
め「近くからカエルが湧き出すとか予想外です。
やばいです。食われます。すいません、ちょっと助けて…
うっ、クパッ…!」
カ「お、お前らー喰われてんじゃねーーー!」

ア「なまぐしゃいよぉ〜なまぐしゃいよぉ〜。」
め「カエルの中って臭いけど、いい感じにぬくいんです
ね」

カ「爆裂魔法魔法は緊急の時以外は禁止な。
これからは他の魔法で頑張ってくれよぉ。」
め「使えません。私は爆裂魔法しか使えないんです。
他には一切魔法は使えません。」
カ「マジか…」
め「まぁじです。」

め「私は爆裂魔法をこよなく愛するアークウィザード。
爆発系統の魔法が好きなんじゃないんです。
爆裂魔法だけが好きなんです!
もちろん他の魔法も覚えれば楽に冒険が出来るでしょう。
でもダメなのですっ‼︎私は爆裂魔法しか愛せないっ‼︎
たとえ1日1発が限度でも魔法を使った後に倒れるとして
も!それでも私は爆裂魔法しか愛せないっ‼︎
だって私は爆裂魔法を使う為だけにアークウィザードの
道を選んだのですからぁっーーーー‼︎」
ア「素晴らしい!素晴らしいわぁー‼︎非効率ながらも浪漫
を追い求める姿に私は感動したわぁー!」
カ「まぁーずい、この魔法使いはダメな系だぁ。
よりによってアクアが同調しているのがその証拠だ。
俺はこの2回の戦いでどぉーもこの女神ちっとも使えないん
じゃないかと疑っている。
はっきり言ってこれ以上問題児は…。」

め「我が望みは爆裂魔法を撃つことのみ。なんなら無報酬
でもいいと考えています。
そう、アークウィザードの強力な力が今なら食費と雑費だ
けでぇ…。
これはもう長期契約を交わすしかないのではないだろうか
っ…。」

め「どぉんなプレイでも大丈夫でぇすからぁー‼︎
先ほどのカエルを使ったヌルヌルプレイだって耐えてみ
せ…。」

カ「年上の美人相手ということで緊張し若干上擦った声に
なってしまったぁぁ。長い引き篭もり生活の弊害だぁ。」
ダクネス「んっはぁ〜///私の名はダクネス、ク、クルセイ
ダーを生業としているものだ。んっ、はぁ〜はぁはぁは
ぁ…是非私を、是非この私をっ///パッ、パパパパパパパー
ティーにーー‼︎///」
{/netabare}

(第3話)
{netabare}
ダクネス「さっきのドロドロの2人はあなたの仲間だろ。
一体何があったらあんな目にっ!///」
カズマ「あーいえー、ジャイアントトードに捕食されて
粘液…」
ダ「なぁはっ‼︎想像以上だ…///」

ダ「ちょっと言いづらかったのだが…私は力と耐久力には
自信があるのだが、不器用で…その、攻撃が全く当たらな
いのだ」
カ「やはり俺のセンサーは正しかったらしい…」
カ「あーわかった…こいつも性能だけでなく、中身も駄目
な系だぁ…」

アクア「あっ見て見てカズマ。どぉーよ、新しく習得した
スキル。水の女神たる私にふさわしいと思わなーい?」
カ「宴会芸じゃねえか、この駄女神」

めぐみん「さあ!私と一緒に爆裂道を歩もうじゃないです
かっ!んんっ!」
カ「あぁ、顔が近い…。」

カ「ちょっ、おち、落ち着けロリっ子。つか今3ポイント
しかないんだがぁ…」
め「ロリっ子………」
カ「あれっ?」
め「プッ……このわれがロリっ子……」

カ「宴会芸のくせに5ポイント!高ぁーーー!」

カ「おぉ!当たりも当たり!大当たりだぁーー‼︎」
クリス「いっ、いやぁー!パ、パンツ返してぇーー‼︎///」
カ「いーやっはぁーはっははぁー!うわぁーはっはぁー
ー‼︎」
ダ「何という鬼畜な所業…。やはり私の目に狂いはなかっ
たぁーーっ‼︎///」!

ク「財布返すだけじゃダメだって、じゃいくらでも払うか
らパンツ返してって頼んだら自分のパンツの値段は自分で
決めろって…」
カ「待てよっ!お、おい!待てぇー!間違って無いけど。
本当待てぇーー!」
ク「さもないともれなくこのパンツは我が家の家宝として
奉られることになるってぇ…」
カ「ちょーっ、まわりの女性冒険者達の目まで冷たいもの
になってるから、本当に待てって!」
ク「べぇ♡///」

め「なんですか、Lvが上がってステータスが上がったか
ら、冒険者から変態にジョブチェンジしたんですか?
あの…スースーするんでパンツ返して下さい///」

カ「特にダクネス。女騎士のお前なんて魔王に捕まったり
したら大変だぞぉ。それはもうとんでもない目にあわされ
る役所だっ!」
ダ「あぁ、全くその通りだ。昔から魔王にエロい目にあわ
されるのは女騎士の仕事と相場は決まっているからな。
それだけでも行く価値はある!///」
カ「えっ、あれっ?」
ダ「なっ、なんだ。私は何かおかしな事を言ったか?」

カ「緊急クエストってなんだ、モンスターの襲撃なの
か!?」
ア「言ってなかったっけ?キャベツよキャベツ!」

ダ「倒れたものを見捨てるなど…できる、ものかー!」
ダ「見られている。むくつけき男達が私の肌を見て興奮
しているっ!
何という辱しめっ‼︎///汚らわしいっ!どうだっ‼︎///」
カ「悦んでるッッ!」
冒険者「あんなになってまで人を守るなんて!」
冒険者「俺も騎士として見習わなければ。」
カ「ちがーう!みんな誤解してるぞ!」

め「我が必殺の爆裂魔法の前において何者も抗うことなど
叶わず。」
カ「ここにもややこしい奴がぁーーーーっ‼︎」
め「ふふふふふ、あれほどの敵の大群を前にして、爆裂魔
法を放つ衝動が抑えられようかぁ………いや、ないっ!」
カ「いやあるよぉーーーーっ‼︎」
め「光に覆われし漆黒よ。夜を纏いし爆炎よ。紅魔の名の
もとに原初の崩壊を顕現す。終焉の王国の地に、力の根源を
隠匿せし者。我が前に統べよ!エクスプロージョン‼︎」

ア「あの鉄壁の守りにはさすがのキャベツたちも攻めあぐ
ねていたわ」

ダ「それではカズマ。これからも遠慮なく私を囮や壁がわり
に使ってくれっ、うっふっ♡///」
カ「こいつはアレだ。ただのドMだ…。」

ダ「パーティーの足を引っ張るような事があれば、強めに
罵ってくれっ!なんなら捨て駒として見捨ててもらっても
いい。
うっ…そ、想像しただけで武者震いが…///」
{/netabare}

(第4話)
{netabare}
ダ「カズマはどんな時でも容赦ないな…へへっ…///」
カ「今はかまってやる余裕はないぞぁ。お前を超えそうな
勢いのそこの変態をなんとかしろよ。」
め「ハァッ///ハァッ///魔力溢れるマナタイト製の杖の
この色艶っ…ハァッ///ハァッハァッー///」

ア「カーズーマーさん?今回のクエストの報酬わぁ、
おいくら万円?」

ア「カ、カズマ様~!前から思ってたんだけど、
あなたって、その…そこはかとなく良い感じよね!」
カ「特に褒めるところが思い浮かばないなら無理すんな
ぁ!」
ア「かじゅまさ〜ん!私、今回の報酬が相当な額になるっ
てふんで持ってたお金全部使っちゃたんですけどぉーー!
ていうか大金入ってくるって見込んでこの酒場に10万近い
ツケまであるんですけどぉーーー‼︎」
カ「知るか!今回の報酬はそれぞれの者にって言い出した
のお前だろ!」
ア「だって私だけ大もうけできると思ったのよぉ!」
カ「最低ぇーだな…。」

ダ「ハァッ!免疫まみれっ!///」
カ「お前今興奮したろ」
ダ「してない…///」

め「紅き黒炎、万界の王。天地の法を敷衍すれど、我は万
象昇温の理。崩壊破壊の別名なり。永劫の鉄槌は我がもと
に下れ!エクスプローーージョン!」
め「燃え尽きろ、紅蓮の中で………はぁっ…
最高…デェス」

め「エクスプロージョン!」
め「ロージョン!」
め「ジョン!」
カ、め「ばっくれつ!ばっくれつ!ばっくれつ!」
め「ン!」

カ「ナイス爆裂!」
め「ナイス爆裂!カズマも爆裂道がわかってきましたね
ぇ。」

カ「この宴会芸しか取り柄のない穀潰しがっ!」

ア「いやぁぁーーっ!回復魔法だけはいやよぉぉぉ!
私の存在意義をうばわないでよぉぉぉー!私がいるんだか
らいいじゃないーーっ!」
め「カズマは結構エゲツない攻撃力がありますから遠慮
なく本音をぶちまけると大概の女性は泣きますよ。」
ダ「ストレスが溜まっているのなら代わりに私を口汚く
罵ってくれても構わないぞっ///」

デュラハン「ハァッ…ハァッ…毎日毎日毎日っ!
おぉっ、俺の城に毎日欠かさず爆裂魔法を打ち込んでく
る、あぁ、あ、頭のおかしい大バカはどぅあれだぁーー
ー‼︎」

デ「お前が…お前が毎日毎日俺の城に爆裂魔法をぶち込ん
でくる大バカ者かぁー!俺がぁ魔王軍の幹部だと知ってい
てケンカ売ってんなら堂々と城に攻めてくるがいい。
その気がないなら町で震えてるがいいー!
ねぇ?なんでこんな陰湿な嫌がらせすんのぉー?
どうせ雑魚しか居ない町だと放置しておれば調子に乗って
毎日毎日ポンポン!ポンポン!ポンポン!ポンポン!
打ち込みに来おって!
あったまおかしいんじゃないのか貴様らーー!」
め「我が名はめぐみん!アークウィザードにして爆裂魔法
を操る者っ‼︎」
「…………」
デ「めぐみんってなんだぁ?馬鹿にしてんのかっ!」
め「違うわいっ‼︎」

め「無理です。紅魔族は日に一度、爆裂魔法を撃たないと
死ぬんです」
デ「おーい!聞いた事がないぞそんな事!適当な嘘をつく
なよ!」

め「余裕ぶっていられるのも今の内です。
先生ぇーーっ!お願いしますっ‼︎」

ダ「なんて事だ…。つまり貴様はこの私に死の呪いを
かけ、呪いを解いて欲しくば俺の言う事を聞けと…
つまりはそういう事なのかっ‼︎」
デ「はっ⁈」
カ「ダクネスが何を言ってるのか理解したく無い」
ダ「呪いくらいではこの私は屈しはしない。
屈しはしないが、ど、どーしよぉー!カズマーー!///」
カ「はい、カズマです。」
ダ「見るがいい。あのデュラハンの兜の下のイヤラシイ目
をっ!
あれは私をこのまま城に連れ帰り呪いを解いて欲しくば
黙って言う事を聞けと凄まじいハードコア変態プレーを
要求する変質者の目だっ///」
ダ「この私の身体は好きに出来ても心まで自由に出来ると
は思うなよっ!城に囚われ魔王の手先に理不尽な要求を
される女騎士とか…
あーどーしよぉー!どーしよぉーカズマ///」
カ「はいはい、カズマです」
ダ「予想外に燃えるシチュエーションだぁ!
行きたくはない!行きたくはないが仕方がない‼︎
ギリギリまで抵抗してみるから邪魔はしないでくれー///」
ダ「では、行ってくりゅー///」
デ「きっちぃー!」
カ「やめろ行くなー!デュラハンの人が困っているだろぉ
ー!」

カ「勝手に盛り上がっていた俺とめぐみんのヤル気を
返せぇ…」

ア「よっ!勝利の花鳥風月!」
{/netabare}

(第5話)
{netabare}
ア「もぉー限界!借金に追われる生活!クエストよ!
あのデュラハンのせいでキツいクエストしか無いけど受け
ましょう‼︎お金が欲しいのっ‼︎」
ダ「わ、私は構わないが…///」
ア「おっ、お願いよぉーー!もう商店街のバイトは嫌なの
よっ‼︎コロッケが売れ残ると店長が怒るの!頑張るから!
今回私全力で頑張るからぁーハァッハァッハー!」
カ「惨めだ……この自称女神……」

ア「あたし、今から売られていく希少モンスターの気分
なんですけど…」

カ「決して使えない女神を湖に投棄しにきたわけでは
ない。」

ア「あたし、ダシをとられてる紅茶のティーバッグの気分
なんですけど…」

カ「水に浸かりっ放しだと冷えるだろうー。トイレー、
行きたくなったら言えよぉー!」
ア「うぅっ…アークプリーストはトイレなんか行かないし
ーー!」
め「なんだか大丈夫そうですね。
ちなみに紅魔族もトイレなんか行きませんからっ!」
カ「お前ら昔のアイドルかっ!」
ダ「わ…私もっ…///くぅるせいだぁーだからぁ…///
トイレはぁ…トイレはぁ…///うっ…ぬぬっ…///」

ア「檻がぁー!
檻が変な音立てているんですけどぉーーーー‼︎」

ア「ヒァーッ!メキっていったぁ!
今、檻から鳴っちゃいけない音が鳴ったぁぁぁ!」

ダ「あの檻の中ちょっとだけ楽しそうだな…///」
カ「行くなよ。」

カ「お…おーい。いい加減檻からでろよぉー。もうワニは
いないからぁー。」
ア「このまま連れてって……。」
カ「なんだって?」
ア「檻の外の世界…怖い…このまま街まで連れてって…」

ア「るーるーるるる♪でーがらーしーめーがみが
運ばれてーくーよー♪
きーっとーこーのーまーま売られていーくーよー♪」
キョウヤ「女神様ぁーーーー‼︎」

ア「さぁ!女神の私に何の用かしらっ♪
あんた誰ぇ?」

カ「言いたい放題だなぁ、この野郎。アクアの事ろくに
知りもしないくせに。」

ダ「おい!いい加減その手を離せ!礼儀知らずにも程があるだろっ!」
め「ちょっと撃ちたくなってきました…」
カ「って、それはやめろ。俺も死ぬ。」

カ「だいたいこいつらが優秀?そんな…片鱗…
一度も…見たことが…なぁいんだがぁっ‼︎」

ア「ちょっとヤバいんですけど…
あの人本気で引くくらいヤバいんですけどぉ…
ナルシストも入ってる系で怖いんですけどぉ…。」
ダ「どぉしよぉ…あの男は生理的に受け付けない…
攻めるより受けるのが好きな私だが、あいつだけは無性に
殴りたいのだが…。」
め「撃っていいですか?撃っていいですか?」

カ「真の男女平等主義者な俺は女の子相手でもドロップキ
ックを喰らわせられる男…。
手加減して貰えると思うなよ…
公衆の面前で俺のスティールが炸裂するぞ!」
カ「ぬっ…へへへへへへへっ…さぁどうする…
ぬぁっははははぁー!ほほほーれっ…ほほほーれっ…
あっ…いや…」

ア「あの男!今度会ったら絶対ゴッドブロー喰らわして
やるんだからっーー!」

キ「探したぞ!サトウカズマっ‼︎」
「君の事はある盗賊の少女に教えてもらったよ。
パンツ脱がせ魔だってね!他にも女の子を粘液まみれに
するのが趣味だとか噂になっているそうじゃないか。
鬼畜のカズマだってね‼︎」
カ「おーい!待てっ‼︎
誰がそれを広めたのか詳しくぅーー‼︎」
キ「アクア様。僕は必ず魔王を倒すと誓います。
ですからこの僕と同じパ………」
ア「ゴッドブローォォォォォォォォーーーー‼︎」
キ「はぁぁぁぁぁぁぁーーーー‼︎」
ア「ちょっとあんた、壊したオリの修理代払いなさいよ!
30万よ‼︎30万‼︎」

カ「さっき20万って言ってなかったかぁー?」

デュラハン「きっさまらぁー。なぁーぜ城にこないのだぁ
ー!このぉっ!人でなしどもがぁぁぁぁーー‼︎」
カ「はぁいっ⁇」
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 112
ネタバレ

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

この可笑しくも愛すべき彼らに祝福を!

テンポがとってもいいのと、間の取り方が絶妙です。
笑いのツボを外さない快作だと思います。

これは楽しく最後まで完走できそう。

キャラはいろいろ散々ですが、
スタッフは愛情込めてキャラたちを
おもちゃにして遊んでる感じがよいです。

エンドの手紙、誰のアイディアなんだろう?
原作未読ですが、原作にもあるんでしょうか?
無いとしたらシリーズ構成の上江洲誠さんかな?それとも監督?
好きですね、これ。
朗読を途中までで切ってしまうところとか。

上江洲さんはシリーズ構成&脚本家として、
センス抜群だと、かねがね思っています。
原作から旨味を拾い出し、作品を構成する絶妙なセンス。

上江洲さんがシリーズ構成で参加した作品の中で
私のお気に入りでは、
『瀬戸の花嫁』『天体戦士サンレッド』『人類は衰退しました』
『ディーふらぐ!』『暗殺教室』『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』など。
アルペジオでは、基本シリアスでもセンスの良い笑えるーンに癒された。

今作の金崎貴臣監督と、上江洲さんのコンビ、
過去の同コンビ作『これはゾンビですか?』は未視聴。
これを機に、近い内にたぶん観ると思います。

音楽では、OPは回を追うごとに好きになりましたが
それ以上に、2話から始まったEDの曲と画がとても好いです。
騒々しい本編で笑った後にピッタリ。
ゲームグラフィック風の街並みとリラックスしたキャラ達。
ほのぼのしてて、キャラに親しみを感じてほっこりします。

作画は、このぐだぐだなギャグコメディにぴったり。
ちょっとくらい残念な方が作品にはむしろ合ってる。
作風とのバランス取れてるので若干評価高めです。

<各話レビュー>
★ 第1話「この自称女神と異世界転生を!」{netabare}

人生は先が分からないから面白い。

引き籠りニートだった主人公、
ある日あっという間にリアル冒険者。

勇者の道も地道な一歩から。。。

霊界の案内係だった女神アクアを道連れに、
今回のクエスト?は土木建築工事。
まずはがむしゃらに働いて日銭稼ぎの日々。

来る日も来る日も
肉体労働して少しずつ衣食住を整える。

労働の後の毎日通う銭湯。
洗い場で頭からお湯被る。
風呂上りは、必ず腰に手を当てて「この一杯っ!」
酒場で吐くまで飲む。
明日のために気持ちよく爆睡する。

同じパターンが繰り返される演出。

キャラたちが汗水流して毎日生活してるんだと伝わる。
以前住んでた世界より、生命を満喫しているように見える。
生き生してる姿がとても微笑ましい。

どうやらポンコツ女神とタッグを組んでしまったカズマに祝福を!
{/netabare}
★ 第2話「この中二病に爆焔を!」{netabare}

肉体労働おつかれ~
ようやく本来の勇者活動スタート!

今回の討伐クエストは、
3日間で『ジャイアント・トード』を5匹討伐せよ!

<一日目>
えっ、これでモンスター?
緊迫感ない巨大カエルはちっとも怖くない。
ジャンプで迫ってくる、口にくわえる、以外はほとんど動かない。
無表情だし…見た目弱そう。

ああ、女神様、あなたはなんて献身的…
足止め要員さえいれば討伐は意外と簡単だった。
カズマは運が強い。
おかげで初日は2匹討伐成功。

しかしアクアは、面目駄々下がり。
でもあれじゃ、男の父性本能が放っておけないな。

<二日目>
「中二病でも魔女がしたい!」…「このすば」原作第2巻のタイトル
なるほど納得のキャラ、めぐみん初登場。

後ろ姿に、コスプレの長門有希を思い出す。
自信溢れる魔法使いから素の女の子に戻った時のギャップが楽しい。
こういう、不器用な、うざ可愛いキャラは好みです。

高橋李依さんの演技が冴えてます。「目がー!」で(爆)
なおかつ台詞にイカ娘まで混入させるというハイブリッドさ。
「私の両親について言いたいことがあるなら聞こうじゃなイカ!」は、
マジで金元寿子さんかと思った。
高橋さんの台詞の抑揚の付け方、語尾の処理の仕方が好いです。

残り3匹はめぐみん加えた三人で討伐することに。
足止め要員二人だったからこそ見事に?クエストクリアできたニューパーティであった…(~_~;)
カズマはやはり運が強い。

ようやく仲間と出会い居場所を見つけられためぐみんに祝福を!
{/netabare}
★ 第3話「この右手にお宝(ぱんつ)を!」{netabare}

一番強そうなのに一番ダメな系、ダクネス登場
ダクネスの本質をいち早く見抜くカズマ。
最弱と言いつつ、意外と冷静で的確な判断力を持つ常識人、
一旦仲間になったらそれがどんなにダメな系でも
受け止められる包容力が感じられます。

今回彼が習得したスキル、全くもってしょうもない、と思いきや
突如発生したクエストのポイント獲得にはちゃっかり貢献。

<華麗なるハロ…、じゃなくてキャベツどろぼう、カズマ>
今回のクエストとなった、空飛ぶキャベツの大群を大量ゲット。
なおかつそれらは経験値豊富な価値の高いもので
得られた報酬は大きいようだ。やはり彼の運は強い。

カズマの「ヘェー」、トリビアの泉の如くよく出てきますけど
ニュアンスの演技が絶妙で可笑しい。
僕街の「馬鹿なの?」ほどじゃないけど、いい味でてます。

話自体は、冷静に観るとナンセンスでばかばかしいと思います。
しかし、キャストの皆さんの演技に乗っかると楽しくてしょうがないです。
毎回、アドリブらしき台詞と間の取り方が実に上手いと思います。

アレで残念ながら打たれ強いダクネスに祝福を!
{/netabare}
★ 第4話「この強敵に爆裂魔法を!」{netabare}

前回のクエストで小金持ちになったカズマ。
今回、ようやくジャージを卒業、冒険者らしい出で立ちに。
ゴマするアクアがイタくも可愛い。

<魔王の幹部は、それはもう。お怒りだった>

おおー!ようやくまともな対戦相手登場か!?

そりゃ、自分の家が毎日一発爆裂魔法攻撃されたらたまったもんじゃない。
でも、なんで一発目で報復しなかった?
大らかで忍耐強いのか、魔王の幹部は?

仕返しで、結果的にダクネスに呪いの魔法掛けられちゃったけど
ノリが子供の喧嘩に見えて可笑しい。
素直に居城に出向き、彼を気分よくさせれば
呪いなんてあっさり解除してくれそうな気がします。

見た目と中身のギャップの可笑しさ。。。
去年の夏クールのオバロのアインズ様を思い出しました。

<どう?どう?私だってたまにはプリーストっぽいでしょう!>

ずーーっと一番残念なキャラだと思ってたアクア。

欠点:腹黒、傲慢、お調子者、お人好し。
長所:素直な所もある、働き者(但しあんまり頭使わない仕事)、
花鳥風月(宴会芸)、回復魔法

と思ってましたけど、今回ようやく回復魔法の出番。、
しかし今回、空気読めない、というのも彼女の欠点に加えよう。

今回、二体の天使が、ダクネスから
呪いの黒いスライム状のものを抜き取る演出がなかなか。

勝手に盛り上がって花鳥風月に興じるアクアに祝福を!
{/netabare}
★ 第5話「この魔剣にお値段を!」{netabare}

借金地獄の負のスパイラルから抜け出せないアクア。
売り子や内職のバイトより、
得意の花鳥風月で稼げば効率的で一番手っ取り早いと思うのですが
知力が足りないというのはこういうことなのか。

一攫千金の高額クエスト望み、毎度お馴染み泣き落としスキル発動。
涙も花鳥風月(水芸)の一種なのだろうか?
すっかり呆れられ、アクアに相応しいクエストを選択するパーティ一行だったが…。

<ルールールルル♪出がらし女神が運ばれてくよー♪
きーっとこのまーま売られていくよー♪>

ずっとブレない痛い性格が玉に傷ながら、
アクア様の水の浄化力すごいです。
ぜひ環境問題止まらない現代日本にお招きして
その力を存分に発揮してもらいたいものです!

その能力だけ着目したら立派な女神様なんですが…
普段の行いでカズマ以外、女神だと全く信じてもらえないポンコツさ。
やっぱり内面伴わないと、ありがたみがすべて吹き飛んでしまうのですね。

<今回の犠牲者、ミツルギ キョウヤ(CV:江口拓也)>
前回のデュラハンさんに続くカズマたちの第二の犠牲者。
イケメンで正義感強くても苦労知らずの自己中ナルシストは嫌われる。
それでも一応善意での決闘だったのに、
自分を英雄たらしめていたアイテム取り上げられて
しかも売られちゃたまりません。
笑えますけどさすがにちょっと可哀想。

カズマの鬼畜さがよく伝わる回でした。

この作品は、アニメでよくある、
いきなり頭身替えたり、極端に絵柄替えたりして
笑いを誘う作画と演出がほとんど不必要。
(2話でカエルにゴマするシーンのアクアの表情は効果的でしたけど)
キャラが見事に立っており、
後はキャストの演技力と間合いで十分笑えます。

作画も、狙ってる感すらあるチープな部分と、
今回のカズマの指の動きのように拘るところが
妙に混在してるのが可笑しい。

放置され、しっかり弄ばれてる感のデュラハンさんも再登場。

なんだか良識ありそうな魔王の幹部と意外と鬼畜なカズマたち。

はてさて次回はどんなやりとりが見られるのか?

高い授業料でクズマさんとアクア様の恐ろしさを学んだキョウヤに祝福を!
{/netabare}
★ 第6話「この強敵に爆裂魔法を!」{netabare}

<なぜ城に来ないのだ!この人でなしどもがー!!>
デュラハンさん、お気の毒。
律儀に待ったにも関わらず、シカトされ誰も彼の居城に訪れず。

その間、めぐみんの居城への爆裂魔法の日課は、成され続けられていた。
めぐみん曰く、爆裂魔法のターゲットは大きくて硬いものでなければ我慢できない体になったそうな。
カズマには秘密で、そして爆裂後のめぐみん回収役はアクア。
デュラハンのクレーム後、頭の良いカズマに共犯者はすぐにバレ、
口笛吹いてごまかそうとアクア。
ここはお約束だが、スカスカな音なのがアクアらしい(笑)

しかし真の怒りは、爆裂魔法の被害以上に、
呪いを掛けたダクネスをほったらかしたカズマ一行に向けられていた。
デュラハンは、アクアのチートな能力の存在なんか知る由もなし。

アクアの、ある意味最強、かつズルい能力と低俗で幼稚な中身。
めぐみんの、おとぼけ自己中ぶり。
ダクネスのエロカッコよさ。
賞金貰えてもそれを上回る借金こさえるパーティ一行。

今回も楽しかった~
展開は先読み可能だけど、テンポと演出がいいのと
キャストが楽しんで収録してる感もあって相変わらずのクオリティです。

今回のエンドの作文は、メグミン。
いかにもな中二キャラらしくて面白い!
手書きしたのはキャストかな?

なんの悪さもしてなかったのに弄ばれ、
悪者になって成敗されちゃったデュラハン(ベルディア)さんに祝福を!
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 34
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

のさばらし異世界に祝福は訪れるのか?

原作未読


劇場版公開前の地上波再放送にて。※我慢できずに配信で完走

特筆すべきは話数。1クールを12~13話に収めるのに苦労している作品が多い中、本作は全10話です。
異世界転生“ものながら”とことんお笑い。2~3話くらい経過すると視聴のお作法もわかり、{netabare}ギルドの緊急招集にも心拍数が上がらないくらい{/netabare}肩の力を抜いて楽しめるという安定したコメディでした。
“ものながら”としたのは、数多ある異世界転生もののテンプレ、例えばハーレム、俺TUEEE、バトルものの先入観を軽く裏切ってくれたから。多くの作品を鑑賞済みの方には変化球と映ったのかしら。あにこれでの高評価は新鮮味も加味してるかもしれないな。そんな作品です。

テンポや掛け合いの間も良く、ありきたりなほのぼのコメディでもなく、

 ≪ドタバタ系の完成度の高いコント≫

を見ているかのようでした。お気に入りシーン(コント)は一つや二つではありません。
それこそ笑いのベクトル合えば問題ないでしょうが、冒頭イマイチと感じても、話数を重ねる毎にパワーアップしていきますし、全10話と短いため空き時間でサクッと完走することも可能です。

シチュエーションは“笑点”に近い。{netabare}毎度ギルドからのクエスト依頼に主人公パーティが応えてくスタイルで、{/netabare}圓楽師匠や歌丸師匠からのお題に木久扇、好楽、小遊三さんら個性的な実力者がキャラに合った回答をしていく大喜利との既視感を覚えました。
そして「ウケてる時は同じボケを続けろ!」
{netabare}・序盤の働いて飲んで風呂入ってのリピート。
・「そういえば頭は悪いが…」の冒険者順繰りでのめぐみんご指名。{/netabare}
たしかこれ言ったのは萩本欽一さんだったか。大将の金言も活きています。
場面は笑点、時々、欽ちゃん。古典にして王道。パッと見のテンションの高さに隠れて、冒頭『安定のコメディ』と評した理由でございます。

演者にも救われました。女性3名はキャラ被りがないのは当然ながら、揃いも揃ってハイスペックでポンコツというギャップの美学。加えてメインどころ経験有りの実力派声優の掛け合い。
佐藤和真(CV:福島潤)、アクア(CV:雨宮天)、めぐみん(CV:高橋李依)、ダクネス(CV:茅野愛衣)です。安定の茅野節や意外性あるハイトーン雨宮さんに耳がいきがちですが、彼女ら3人のバランサーとして職務を全うした福島さんも良かった。テンポと間が悪いと台本よくても作品が死にますから配役は成功してたと思います。


なお物語は進みません。そういった意味では日常系っぽいかもしれない。
OPEDでは特にED。3人組担当の声優さん達が歌う「ちいさな冒険者」がお気に入りで、ここにもギャップの美学らしきものが垣間見えます。
例えるなら、「ポンキッキーズEDのパレード(山下達郎)」「ひょうきん族EDのDown Town(EPO)」のような視聴感といった感じでしょうか。このへんのネタは年寄りしかついて来れないでしょうが、ドタバタコメディの後のしんみり曲ってなにかしら相性の良さを感じるのです。
バンジョー目立つカントリー調ながらティンホイッスルやたぶんフィドルとか入ってるケルト風な仕上がり。打ち込みの電子音が目立たないこのような曲にはやはり暖かみを感じますね。


“異世界転生ものへの苦手意識はこの際捨てちゃってOK!”
“好きな人はそのまま体あずけちゃえばいーじゃない!”

けっして得意ジャンルとは言えない私でも楽しめた良作でした。いつもながら地上波再放送よ、ありがとう。こういうの敢えて見ないもん。



(オマケ)
■やっぱ男はこれだよね
お色気シーンの配合が按配良かった。おっぱい揺れるのに効果音入ってました。
{netabare}そして、サキュバスの淫夢屋を守るために立ち上がる男達。しょーもないことで吹っ切れるのが男という生き物であると仮説立て。本作で一番感動したかもしれん。{/netabare}

■とはいえささいな不満もある
1.ダクネスさんそこはもうちょっと
{netabare}一応ドMキャラで通してますが、シラフでわかりやす過ぎるのは違うのでは?真性はなんかこうもうちょっと…(自粛){/netabare}
2.そこはもうちょっと出番増やせませんか?
{netabare}女神エリスとダクネス友人の盗賊娘。{/netabare}2期に期待です。
3.顔がちょっとどころでなく
{netabare}崩れてません?一方で爆裂魔法やスキル発動時のゲノムの螺旋的演出は終始安定してました。
メリハリということなんでしょう。{/netabare}



■異世界転生もの

現実世界の描写は第1話Aパート止まり。異世界転生ものの様式美といっていいかもしれません。
ある日突然どこか飛ばされて新しい人生を歩む。物語は楽しんでナンボ、夢があっていいじゃない。
なのですが、そもそも創作物なんだから始めから異世界スタートでやってもらって構いません。転生した異世界で、もと来た現実との相関が薄いのであればわざわざ転生させる必要はないでしょう。たまに観たり読んだりする分には“人生リセット系”も良いのですが、こうも多いとね。
おおむね初っ端の「現実は〇〇でした」部分の多くが無駄に感じるため私は好きではありません。

・現世と異世界でギャップを演出できるか?(金持ち⇔貧乏、イケメン⇔ブ男、男⇔女、リア充⇔非モテ、同じスペックだが環境がまるで違う、etc)
・転生先で現実世界と物語がリンクするか?(未練でもなんでも…)

あまりAパート止まりの現世部分を引っ張ったところでその後の没入感が削がれるためこの手のものはさじ加減が難しいのです。そして上手く処理できてない作品まさに死屍累々が現状かと。

という観点で本作のいいところ。
{netabare}カズマの現世でのオタぶりをいじるアクアさんだったり、冬将軍エピソードで現世/異世界が交錯しそうな話を持ってきたりと、転生ものならではの体裁は保ってました。{/netabare}

ダメなところ。
{netabare}とりわけ他の作品でも主役率の高い“引きニート”設定が活かされてましたか?{/netabare}
第1話Bパート以降に文句はないのです。
普段から人と話す訓練をしてないのが、いきなりナイスコミュニケーターになれる確率なんてミリあるかどうかでしょうに。
ましてや不特定多数と生の会話をこなす、いきなり的確なツッコミ入れる&ツッコミ入れ続ける芸当なんて万が一も不可能ですよ。


本作にひっかかりを感じるのはこの一点。そしてこのヒキコ無双設定が私には影を落とした感じ。
それ以外は文句はありません。素晴らしい作品でした。



視聴時期:2019年1月~3月再放送

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2019.08.08追記
《配点を修正》+0.1(作画分)
 ※作画乱れを作品の特長としたことを評価

2期の再放送も終わって劇場版のレンタルがそろそろかという頃合い。
2周めいきましたがネタわかってても笑えますね。良く作られてます。
レビューアップ後のレビュアーさんとの意見交換にて、
「転生の設定活かされてんじゃん?あそことかこことか」
のご意見いただいて確かにその通りだな、と。

どうやら“ヒキコ無双”に条件反射で噛みついちゃったみたいです。



2019.03.21 初稿
2019.08.08 追記
2020.12.08 修正

投稿 : 2025/02/01
♥ : 110

77.4 3 つっこみでコメディなアニメランキング3位
それでも町は廻っている(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1367)
7135人が棚に入れました
嵐山歩鳥は、丸子商店街の喫茶店「シーサイド」で、ウェイトレスのアルバイトをする女子高校生。ある日、マスターの磯端ウキが、店を繁盛させる秘策を思いつく。それは、話題のメイド喫茶だった。しかし、関係者が誰もメイド喫茶を知らず、ウェイトレスがメイド服を着ればメイド喫茶だろうと「シーサイド」はメイド喫茶として再スタートする。同級生でありウェイトレスの同僚であるトシ子、同じ学校の先輩双葉、歩鳥に思いを寄せる同級生広章など、歩鳥の周囲の日常は流れていく。

声優・キャラクター
小見川千明、悠木碧、櫻井孝宏、入野自由、矢澤りえか、白石涼子、杉田智和、ゆきのさつき、田村睦心、仙台エリ、松来未祐、黒田崇矢、金光宣明、桜井敏治、中博史、千葉繁
ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ファンタジー要素がなあ

素晴らしいOPから始まり、センスのあるナンセンスなノリと作中の舞台の独特な空気感やキャラパワーで思わずクスッと出来る作品。刺されば最後まで楽しめる程の魅力があります。ただ個人的には後半ちょっとだけマンネリで、残りの3話がファンタジー入ってたのがあんまり好きじゃなかったです。ファンタジー要素に関しては、作品内で仕上がった枠組みの範疇を逸脱してしまうと急につまらない部類のメタ臭さが出てしまいなんだかなあと思いました。それでもなお全体的には安定して楽しめたのでおすすめの作品です

主人公と先生の絡みと主人公弟とエビちゃんの回が好きでした(先生との絡みが後半減っちゃって残念だったけど)。特にエビちゃん回はめちゃくちゃ好みだったので原作追おうと思います

各話の感想
{netabare}1話
この作品のOPすごいですよね。一つ一つのシーンがアニメーションとして秀逸でユーモアがあり、雰囲気はシックかつどこか茶目っけがあり生き生きしてる。作品は見たことないけどOPだけは知ってました。曲と映像が相性バッチリで素晴らしいOPです。

ああ新房さんだなあっていうような印象的な絵面ばかりだ〜。作画良い
妙に小気味がいいナンセンスなノリと無駄に情緒的で独特なキレのある作画とのミスマッチ感が絶妙。普通に面白いかも



2話
ギャラが高そうな声優当ててるキャラが犯人って話好き

主人公の声優さんの演技がキャラと合っていてすごく上手い。



3話
前半の謎解き回おもろかった。今までと同じ空気感でしっかり謎解きやってて感心してしまった。後半は新キャラ登場。原作の話をある程度飛ばして早めに登場させるのは良いですね。ナンセンスさと他要素を上手く落とし込んでいて面白い。作者さん天国大魔鏡とかいうガチガチのSF作ってるから本当に頭いいんだろうけど、この作品でもそのセンスらしさが滲み出てる



4話
割り算の余りのくだり面白かったw主人公と先生の絡み回でしたね。めっちゃ好きです。演技も凄くいい味出てて面白いwくだらなさに味があり沁みます

先生の先生と主人公が似ているってのは伏線...ではなさそう



5話
後半の小学生メイン回めっちゃ好きだから続きみたいな。甘酸っぱいこういうのもっとみたい!この子達メインでいい!エビちゃん顔赤くしてるのかわいいけどリアルにいたらキツイなあw
あと3年生くらいからは女子と関わってるととやかく言われるのは共感できる。



6話
先輩の誕生日のくだりとエロ画像削除笑ったw真田不憫...



7話
前半の真田回面白かった。真田は他キャラに比べると面白いとは思ってなかったけど今回の主人公に悶々とさせられる真田は表情豊かで面白かった
後半も普通に面白かったです。深夜の街中の妙な非現実味を初体験する主人公弟の反応に共感できます。作画の雰囲気ともよく合ってました



8話
コインランドリーで全裸はまずいですよ!と思ったらミスリードww騙されたw真田今回も可哀想
後半ED映像の回でしたね。バイオリンはネタだと思ったらガチだったw アコーディオンのファンシーな音好きなんすよね。ベースだけやけに上手い、っていうセリフありましたけど、現実はベースの上手さは一般聴衆には普通気づかれないという悲しいものですよ。もっと練習描写欲しかったところだけどこの作品だからまあ大目に。練習と称してドラムをやらされる後半羨ましい。



9話
前半の無駄に熱い試合シーン面白かったです。ラケットの持ち方や球の打ち方に違和感はあったけどそんなこと割とどうでも良くなるくらい雰囲気がスポ根のそれでした。それでもしっかりコメディやってたのは流石

後半はファンタジー入っちゃっててちょっとなあ。日常の範疇を越えちゃうといい加減なメタ要素が顔を覗かせてしまうから好きじゃない



10話
前半非日常すぎ。ネタ切れなのかな?それにしてもやりすぎ

後半もファンタジーだけどこういう話は好き。オチが面白くてアバンの伏線回収も粋。心霊関係はファンタジーと現実の境界線辺りだからセーフ?こんな死後を過ごしたいなあ。



11話
※感想書き忘れ



12話
後半の死の現実を突きつけられてからの悲壮感ある流れが良かったです。泣きの作画と雰囲気が素晴らしい。

先輩が初めて店に来た回が最終回に持ってくるのは流れ的に違和感あるし、ファンタジー寄りの話はこの作品にそぐわない。あとは「原作○○話」みたいな字幕も不必要だった。今回みたいな積み重ねが生きる回ではちょっと冷める。最後のシーンもせっかくなら全員と会って欲しかったな。

最終回は良いところも悪いところもあるけど、全体的に見れば結構良い作品だった{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 2

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

隠れた怪作

<2018/12/23初投稿>
原作既読。
本放送時に観てました。
原作は割と最近に完結。

架空の街、丸子商店街。
多摩川なんかも出てくるので神奈川県川崎市の新丸子駅周辺でしょうか。
田園調布から中原街道を西に進み、丸子橋を渡った辺り。
地味な下町が舞台です。

そんな丸子商店街の鄙びたメイド喫茶「シーサイド」(なんだそれ?)で繰り広げられる日常コメディというか、なんだろ?

他愛もない出来事にぼんやりした細かい笑いと、時おりハッとするような一言や出来事。
たまに推理ものになったりSFだったりホラーだったりファンタジーだったりUMAや隠し味程度のラブコメも。

つまり謎作品。

基本一話完結形式です。

主要な登場人物は

・嵐山歩鳥(ほとり)
推理小説が好きで将来は探偵になりたいと本気で思ってる、頭のネジが変な角度で刺さってる女子高生。
色気ゼロだけど「おまんじゅうのような」愛嬌がある。
歩鳥の弟曰く「野球の才能がある人が、バットで書道やってるような人」
シーサイドでバイト中

・辰野トシ子
歩鳥の同級生・友達・バイト仲間。
あだ名は「たっつん」「たっつんつん」
美人で巨乳でなんでもソツなくこなす。
歩鳥の相方兼お守り役その①
つまりツッコミポジション。
左利き。眼鏡。
そういや原作で野球の攻守を「攻めて、受けて」って言ってた。

・紺双葉
歩鳥、たっつんの先輩。
少年のようなクォーターのロッケンロールな美少女。
口が悪く、怖そうだけど実は極度の人見知りで甘えん坊。
歩鳥の相方兼お守り役その②
つまりツッコミポジション。
担当はベース。金髪。

・針原春江
さんま似の、歩鳥とたっつんの同級生。
卓球部。
性格がめちゃくちゃ良くて子供に好かれる。
安定した人格の極めて常識人。
たっつんとは中学時代ライバル関係。
「ピンポン」でこんな人を見たような・・・

・真田広章(ひろゆき)
歩鳥の幼馴染で同級生。
そこそこイケメンなのに自覚はなく、なぜか歩鳥に片想いしてる。
歩鳥へのリアクションが童貞。
いや女性関係のリアクションは悉く思春期の童貞のそれか。

・磯端ウキ
シーサイドの経営者兼マスターでお婆さん。
旦那に先立たれ一人でお店を切り盛りしてた。
趣味はパチンコと麻雀。
子供の頃からよく遊びにくる歩鳥の面倒を見ていた。
お守り役その③。
CVはなんと櫻井孝宏さん。
ババア役もこなすイケボ。

・嵐山猛(タケル)
歩鳥の小学校高学年の弟。
常識的な小学生。
賢く小学生の割には冷静。

・嵐山ユキコ
歩鳥の小学校低学年の妹。
ピーキー。
このまま大人にしてはいけないタイプ

他にもたくさん出てきます。
みなどこにでもいそうだけどちょっとずつ個性的でクセがある。

アニメの出来そのものは良いと思うのですが、シャフト演出が物の見事に滑った作品かなと思ってます。

特に笑いのところ。
原作の笑いはただでさえぼんやりしてるのに、アニメ版は笑いどころで溜めを作りすぎててなんだかなぁ、という感じでした。
あと歩鳥を可愛く見せる必要はなかったのでは。

その分、評価下げました。

あと、これは仕方ないとこなのですが、話数が足らず原作が本当に面白くなるところまでアニメではやれてませんでした。
アニメ放映時はまだ原作も続いてましたしね。

原作は作品掲載順が時系列になっておらずバラバラで一話完結。
なのに話と話が微妙につながっていたり。
読み進めるとどんどん面白くなってきます。
噛めば噛むほどのスルメのよう。

風変わりな作品ですがまだの方には是非観てほしい、そんな作品です。

できれば続編やってほしいけど無理だろなー。

<2019/1/1 追記>
新年初書き込みです。
一言言っておきたくて。

この原作者さん、絵柄はぬぼーっとしてわかりにくいですが実は絵がめちゃくちゃ上手。
デッサン狂うなんてことはなく、人間の体全体を的確に描いてます。
どんなポーズでも自由自在。
ついでにいろんな漫画家さんの絵柄のパロディもしれっと。

きれいな顔描く人や、迫力ある絵を描く人は数いれど、こんだけ正確に書き上げる漫画家さんはそうは見かけない。

つっても私の素人意見ですが。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 36
ネタバレ

ルル さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

(男+女) ÷ モラル = 0

原作未読で視聴。 制作はシャフトで全12話。監督は新房昭之。


『東京の丸子商店街に住む女子高生の「嵐山 歩鳥 (あらしやま ほとり )」の日常をコミカルに描く物語』。 なお、物語の舞台は、主として歩鳥(ほとり)がアルバイトをする近所の昭和臭のする喫茶店「シーサイド」で展開されます。また、作品のジャンルは日常コメディに分類されるそうです。ですからストーリーのようなものはありませんし、イベントのようなものはありません。あまり期待してはいけません。


序盤、この作品のペースに慣れるのにちょっと時間か掛かるかもしれません。ですが、2話ぐらいから徐々に慣れてくると思います。慣れたかどうかの目安としては、シーサイド店長のお婆ちゃんのメイド服姿に違和感を持たなくなった時です。



私はいつも他の方のレビューなどを参考にして次に観る作品を決定するのですが、今回は、まどマギ、物語シリースを手掛ける監督でお馴染みの「新房昭之」のタグでこの作品に決めました。彼が手掛ける作品は、ハズれが少ないんですよねホント。そして今回の場合ですが、やはり当たりでしたよ。登場人物が見事にアホばかりでとても面白かったです。特に、主人公の天然系のアホの「ほとり」、ちょっと勘違いした自意識過剰なアホの「トシ子」、男勝りなアホの「紺先輩」、この3人が揃うと会話が楽しくてもう最高でした。「三人寄れば文殊の知恵」という言葉がありますが、あれ嘘ですね。アホが3人集まっても、アホさ3倍増しでした。


制作はシャフトなので、多少の独特な演出があります。苦手な方もいるかとは思いますが、私はこの作品のようなコメディと、シャフトの独特な演出とはマッチしているのではないかと思っています。 ここで私の個人的な好みで申し訳ないのですが、私はシャフトの演出の中で俗に言う「シャフト角度(*1」と呼ばれるものが好きですね。シャフト作品でこの演出のシーンが出て来ると、「来た!シャフト角度!」と心の中で発してしまいます。私の中ではもはや歌舞伎の見得のポーズをみたいな扱いです。ただ、この作品ではあまりそれが見られなかったのでちょっと残念でした。


音楽も良かったです。オープニングの曲は、誰でも一度はどこかで聞いた事がある山下達郎作曲の「Down Town」で、それをちょっとミュージカル風にアレンジしたものでした。お洒落な感じで良かったです。ちなみに歌っていたのは「坂本真綾さん」でした。エンディングの曲は、作品中の文化祭で、ほとり・トシ子・春江・紺先輩が結成したバントの演奏でした。こちらも良かったです。


これほどの良作な作品で2期がないのが不思議です。読みたい原作がまた1つ増えてしまいました。


見ても大丈夫なネタばれです。第8話のコインランドリーのテレビから流れる野球中継。試合の得点は、{netabare}56対2{/netabare}です。無茶苦茶です。勝ってるチーム、勘弁してあげてw。




*1)シャフト角度とは、振り向き越しに顎を天井の方に向け、目線だけを下に向けて相手を見下す極端な上から目線の仕草です。(シャフ度などと言われたりもします) (。-人-。) ゴメンネ ちょっとレビュー長かった。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 41

71.4 4 つっこみでコメディなアニメランキング4位
下ネタという概念が存在しない退屈な世界(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (1258)
6872人が棚に入れました
16年前の「公序良俗健全育成法」成立により、日本から性的な言葉が喪われた時代。憧れの先輩・アンナが生徒会長を務める国内有数の風紀優良校に入学した奥間狸吉は、《雪原の青》と名乗るペロリストに弱みを握られ、下ネタテロ集団「SOX」のメンバーとなってしまった。……!そこはプリズン?それとも、ハーレム?

声優・キャラクター
小林裕介、石上静香、松来未祐、後藤沙緒里、新井里美、三宅健太、堀江由衣、上坂すみれ、小倉唯

nk225 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

「SUGOI JAPAN」の中間結果が発表 第1弾ではアニメ部門で「魔法少女まどか☆マギカ」が1位となりました。

「SUGOI JAPAN」の中間結果が発表 「下セカ」は「最高に最低で、かつ魅力的なのだ!」と声高に主張
世界よ、これが日本だ。

世界に紹介したい日本のポップカルチャーを決める国民投票「SUGOI JAPAN」第2弾の中間結果が発表されました。投票開始からわずか2週間ですが、3万8000以上の票が集まっているそうです(第1弾の投票総数は7万7631票)。

対象となるのはそれぞれ、アニメが「2014年7月1日~2015年7月31日までに放送・上映された作品」、マンガ・ラノベ・エンタメ小説が「2012年1月1日から2015年7月31日までに刊行された作品」で、「過去10年の作品」を対象とした前回よりも「今」を感じさせる結果となることが予想されます。

マンガでは、10月31日に実写映画が公開された「俺物語!!」をはじめ、アニメも人気の「ワンパンマン」や「東京喰種トーキョーグール」、ハイパープロジェクション演劇が公演中の「ハイキュー!!」、そしてドラマCDの発売を控えている「囀る鳥は羽ばたかない」がランクイン。

その他、アニメでは「SHIROBAKO」「月刊少女野崎くん」「PSYCHO-PASS サイコパス」「四月は君の嘘」「響け! ユーフォニアム」。ラノベでは「甘城ブリリアントパーク」「オーバーロード」「冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた」「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」。エンタメ小説では「アリス殺し」「『階段島』シリーズ」「屍者の帝国」「BEATLESS」「満願」がランクインしています。

「SUGOI JAPAN」は、日本が誇るポップカルチャーを世界に紹介することを目的とした企画。確かに、マンガやアニメなどは日本を代表する文化の一つであることはまぎれもない事実です。しかし、「SHIROBAKO」を見た海外の人たちから「やっぱり“KAROSHI”の国だな……」と怖がられたりしないだろうか、はたまた、「ダンまち」を見たギリシャの人たちから、「何うちの神さまを“ロリ巨乳”化しているんだよ」と怒られたりしないかなど、いささか心配になったりもします。いや、既に日本の変態性は周知のことだし、「安定の日本」の烙印が押されるだけだから心配いらないのか……? ちなみにある意味一番の問題作になりそうな「下セカ」ですが、レーベルの公式Twitterではトップ5入りの勝どきを上げているようでした。さすがだな!

投票期間は2016年1月3日まで、1ジャンルにつき3作品まで選んで投票できます。結果発表は2016年3月22日を予定。なお、第1弾ではマンガ部門で「進撃の巨人」、アニメ部門で「魔法少女まどか☆マギカ」、ラノベ部門で「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」、エンタメ小説部門で「図書館戦争シリーズ」がそれぞれ1位となりました。

「お●んぽおおおおおおおおおぉ!!」少女は叫びながら、駅の構内を走り出した。その瞬間、僕はすっころんだ。16年前の「公序良俗健全育成法」成立により、日本から性的な言葉が喪われた時代。憧れの先輩・アンナが生徒会長を務める国内有数の風紀優良校に入学した奥間狸吉は《雪原の青》と名乗るペロリストに弱みを握られ、下ネタテロ組織「SOX」のメンバーとなってしまった……! そこはプリズン? それとも、ハーレム?

2015年7月4日(土)深夜より放送がスタートしたTVアニメ『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』。本作は、『人類は衰退しました』や『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』を送り出してきた「ガガガ文庫」(小学館)より刊行中の著・赤城大空さん/イラスト・霜月えいとさんによるライトノベルとなっています。

まさかアニメになるとは… エロ禁止の社会に少年少女が挑む
ミステリーやSF、ファンタジーを中心とした、大人が読んでもオモシロイ、スマホで読める電子書籍を紹介する。今回はこの夏からスタートした話題のアニメ“下セカ”の原作「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」だ。まさかアニメになるとは思えなかったその内容とは…。

エロ禁止の社会に少年少女が挑む異常アニメの原作小説

“例の紐”なり“青い紐”というキーワードが評判になって、テレビアニメーションとして放送された『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』を見る人が現れ、そのストーリーの面白さから、大森藤ノさんの原作小説へと関心が向かい、150万部から300万部へとシリーズ累計販売数を一気に積み上げたのは、記憶に新しい出来事です。

ライトノベルのアニメ化というのは、もともと原作に人気があるから行われるものですが、そのアニメの出来が良ければ、改めて原作小説に目を向ける人も増えるもの。そんな最高の形でのメディアミックスを、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』に続いて引き起こしそうな作品が、赤城大空さんの『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』です。

2012年7月に最初の1冊が登場した時、これがテレビアニメになると想像した人は、誰もいなかったのではないのでしょうか。面白くなかったからではありません。それなら最新の第9巻まで刊行が続くシリーズにはなりません。ではどうして? 小説という形ならいざ知らず、テレビという公共の電波に乗せて広く世間に見せるには、とてもはばかられるような内容だったからです。

ヒロインと目される少女がいます。その格好は、全裸の上にタオルを巻き付け、顔にはマスクの代わりに女性用のパンツを被っているというもの。そして、通勤・通学客でごった返す駅頭で叫びます。「お●んぽおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」。伏せ字にしても意味は分かるでしょう。とても卑猥な言葉です。

彼女こそが≪雪原の青≫と呼ばれ、世間を騒がせている下ネタテロリスト。物語の舞台となっている社会は、「公序良俗健全育成法」によって性的な表現が徹底的に規制されていて、実写はもちろん小説も漫画も、エロと目されるものは製造を許されていませんでした。人が猥褻な言葉を口にすることも、個人が身につけている「PM」という装置によって厳重に監視されていました。

そんな環境下にあって、「PM」を無効化できる装置を使って下ネタを言いふらし、さらには「SOX」という組織を作って猥褻な画像をばらまくようなテロを繰り広げていたのが≪雪原の青≫でした。正体は、時岡学園高等部2年の華城綾女という女子高生で、奥間狸吉という少年は、新1年生として時岡学園に入学した際に、綾女に目を付けられて「SOX」に引きずり込まれます。

そして始まるのが、少女と少年とが手を取り合い、国家権力を相手に戦いを挑むというストーリーですが、なにしろヒロインは、公衆の面前で猥褻な言葉を叫ぶ変態にして変人です。「世界に“睾丸”を意味する単語は数あれど、日本のように黄金だの宝玉だのと煌びやかな単語を組み合わせた例はほかにないわ。日本人は金玉に、特別な思いを抱いているの」とも言って狸吉を呆れさせます。

それでも狸吉は、内に表現を弾圧する権力に対する憤りを感じつつ、年頃の青少年なら誰もが抱える衝動も覚えて綾女に従い、彼女を支えて権力や陰謀と戦って「SOX」の勢力を拡大さていきます。最新の第9巻で「SOX」は、国会図書館の地下に眠るというエロ本やエロビデオを奪取しに潜入しますが、そこに妖艶な美女が現れ一味を退け、そして≪雪原の青≫や狸吉に司直の手が迫ります。組織壊滅の危機が続刊への期待を誘います。

政治家による報道規制発言が話題になり、漫画やアニメ、ゲームといったものへの規制を強めようとする動きも取りざたされる状況に、果敢に挑むレジスタンスの物語として受け止めるべきニュアンスを含んだ作品ですが、それとは別に、現状ですらどこか気恥ずかしさから抑え気味のエロへの関心を、改めてえぐり出しては解放してくれる部分も持っています。

それが、小説というひとりで読むメディアから飛び出して、テレビアニメとして満天下に向けて放たれ始めました。さっそく、女性声優の声によって繰り出される猥褻な言葉と、動き回る美少女のビジュアルによって刺激されまくりな人たちが出始めています。放送終了時、世の中は抑圧からの解放を叫ぶ「SOX」支持者であふれてかえったりするのでしょうか。大いに気になるところです。

中国で話題になったり不安を集めたりした7月の新作アニメ
中国では3月末に日本のアニメに対する取締りが入り、日本のアニメの正規配信に関しても大きな混乱が発生しました。7月の新作に関してもさまざまな問題やリスクが噂されていますが、今のところは結構な数の作品が配信され、話題になる作品もイロイロと出ているようです。

新作アニメに関しては毎シーズン中国オタク界隈、業界の前評判をよい意味で裏切るダークホース的な作品が出現しますし、現地の中国オタクの面々もそういった作品を期待しているようですが、7月新作アニメのダークホース枠になるのは恐らくこの作品ではないかと思われます。

原作の中国における知名度はあまりなく、事前に出回っていた作品関係のビジュアルからエロ要素、下品なネタの多い作品だろう……程度に思われていたようですが、1話の配信とともに話題が大爆発、その後も毎週さまざまな話題を提供することになっています。

最近の中国のオタク界隈では、ネット上の交流において扱いやすい話題、拡散しやすいネタなどが作品人気の燃料となることも多く、なかでもギャグを装うことのできる下ネタ系の話題やアニメのカットは強いですね。

しかし、その衝撃には中国の社会的に非常に難しい部分もあるのが困りものです。3月末の取締りの影響はいまだに残っていますし、中国の動画サイト界隈を取り巻く状況に関して楽観的に見ることはできません。

そしてこの「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」の作中で飛び交うネタや作品設定は政府批判や3月の取締りの主なテーマであった「テロ」、「ポルノ」、「暴力」のうち、テロとポルノに直撃する内容とされかねません。作中では下ネタ、エロ方面限定ではあるもののディストピア的な管理社会となっていますし、そして主人公側がそれに対抗するために(エロ方面ではありますが)テロ行為を行うといった展開になります。このあたりに関して何か別の言葉に言い換えられているならまだしも、作中で明確にテロと連呼していますから言い訳の余地もありません。

そんなわけでこの作品は中国のオタクやオタク業界的には、内容以上にその影響や行く末が気になってしまう模様です。私の知り合いの中国のオタクの人から、
「ダークホースを期待していたら、予想もしなかった恐ろしいものが出てきた」
というコメントをいただいたのも印象深いですね。

■きっと誰しもにあったはず! 下ネタで笑えたあの頃が!
今年の夏の問題作『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』は、小学館ガガガ文庫より原作小説が9巻まで発売中の、ライトノベル原作アニメだ。“公序良俗健全育成法”によってエッチな知識を得ることができない世界で、“雪原の青”ことヒロイン・華城綾女(CV:石上静香)と主人公・奥間狸吉(CV:小林裕介)、そして性知識の流布を目的に下ネタテロを繰り返す組織“SOX”の活動を描く!

本作の魅力は、何といっても下ネタをまき散らすバカなノリと、そこに見え隠れする真面目な話とのギャップだ。本作の世界では、エッチな本やエッチなDVDを持っていただけで、第1話の冒頭で捕まってしまった男子たちのように、善導課と呼ばれる組織に確保され強制的に労働を課せられてしまう。

さらに、あろうことか卑猥な単語(おち●ぽなど)を発しただけで、全国民に着用を義務付けられているPMという機械に感知され、これまた善導課に捕まるという徹底ぶり。

もはや異常とも思える性的表現の規制は狸吉たちの学校の教科書にまで及んでいて、高校生にもなって子供の作り方を知らないようなキャラクターが居るほどだ。だからこの作品の登場人物たちは、何が卑猥なことなのかもわからなければ、どうして異性を好きになるのかもよく分かっていない!

そしてただ笑えるだけのように見えて、何が恋心なのかもわかっていないキャラクターたちを見ると、ふと真面目に考えてしまう瞬間があるのが本作のおかしなところ。下ネタで笑って、ちょっと人を好きになるってなんだろう? と、そんな真理を考えてしまう深さ? のような何かで一粒で何度もおいしいこの作品! 今期一押しのアニメのひとつではないだろうか。

声優の松来未祐さんが病気のため活動休止・ブログにて療養を発表
『ニャル子さんF』のクー子役、『Fate/kaleid linerプリズム☆イリヤ』のマジカルサファイア役、『ひだまりスケッチ』の吉野屋先生役、『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』のアンナ・錦ノ宮役などをつとめる声優の松来未祐さんが、病気の治療のため声優活動を休止することを、自身のブログにて発表しました。

松来さんは、ブログにて「今年に入って熱が下がらず、病院で検査を繰り返していたのですが、急性の肺炎で検査を重ねたところで、少しでも早く治療に取り組まないといけない病気であることがわかりました。」と当面治療に専念することを発表。また「でも私は、スタジオに必ず戻ってきます。」と復帰に意欲も表明しました。

2015年7月より9月まで放送された。AT-Xでは本放送開始前に特別番組『「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」放送直前SP!下セカ・カリキュラム!』が放送され、ニコニコ動画でも「第0話」として配信された。

AT-X以外での放送分には、性的な箇所を登場人物のデフォルメ姿で隠すなどの修正が加えられている。エンドカードも同様に、過激な絵柄についてはトリミングなどの修正が加えられている。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 25
ネタバレ

01oinaris さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

シャカイの中心で下ネタを叫ぶケダモノ 臆面無く(?)ヤリきった声優に敬礼!

実のところ、本作初見時は1話で速攻断念した。
あまりにヒドい放送禁止用語連呼アニメ。
規制版はピー音ばかりだし、解除版は本当に放送できない単語連呼。
笑いどころもさっぱりわからないし、『下ネタ』の面白さを通り越して不快感しかなかった。
しかしあにこれレビューを読んだり、声優・松来未祐さんの遺作である、という情報を知り、
それなら我慢してもう2−3話話を進めてみるか…と見てみると、ストーリーの奥深さに一気に引き込まれ、
(いや、むしろヒドい放送禁止に耳が慣れてしまった…というべきか?)
最後まで見たら評価が180度変わった。
あまり誰にでもお勧めできるアニメではないが、下ネタに耐性がある人であれば一度は見て欲しい作品だ。

どの国でも、どんな言語でも、世の中には公共の場では相応しくない言葉、すなわちタブーが存在する。
例えば…{netabare} おおっと、あにこれレビューも広義では公共の場ですね、失敬。
(期待した人スミマセン。){/netabare}
いわゆる放送禁止用語、公序良俗や他者の羞恥心を著しく害する言葉がそれに該当する。
(本作に敬意を表して、そのような言葉を『下ネタ』と本レビューでは表記する。)

我々は『下ネタ』に該当する言葉を、いつ、どのように、誰から、どうやって、学んだのであろうか?
親から『下ネタ』を叩き込まれた経験はない。
学校で「下ネタ概論」とか「卑猥語録特論」なんて授業は無かったし、
道徳では『下ネタ』は習わなかった。
保健体育では「学術的に正しい名称」を教えられただけで、
(俗)・(卑)付きで辞書に載っている名称は授業で一度も出てこなかった。
また、TPOによって『下ネタ』に該当したり、該当しなかったりするグレーゾーン、
例えば…{netabare} 英文書類や論文に、 (age) 69・(sex) male なんて記述があっても、
それは『下ネタ』ではない。{/netabare}
我々はそれが『下ネタ』かどうか、正しく判断ができる。
(はずである。妄想力豊かで、偶に判断できない小生のような阿呆もいるが、そこはご愛嬌。)

一体我々は、いつから『下ネタ』を『下ネタ』と判断できるようになったのだろうか?

それは恐らく、『下ネタ』を知り、様々な場で使ったことがある、
もしくは『下ネタ』使用現場を直接、あるいは公共メディアなどで間接的に
見聞きした経験があるからだ。

『下ネタ』を知らなければ、何が『下ネタ』か?という判断ができない。

禅問答のような回答だが、学術的・体系的に『下ネタ』を学習する機会が皆無である以上、
使ってはいけない言葉を使わなければ、もしくは
使ってはいけない言葉を使っている現場に居合わせなければ、
それが使ってはいけない、慎むべき言葉であると理解できないはずだ。

では、そのような『下ネタ』を忌むべき存在として社会的に抹殺したらどうなるか?
『下ネタ』発言、indecentな画像・映像・物品全てを犯罪として厳しく取り締まったらどうなるか?
という架空の近未来社会をテーマにしたのが本作。
人々は装着型の発言挙動監視システム、通称PM(Peace Maker)の装着が義務付けられ、
国家によって全国民の発言や行動が全て監視される。
卑猥な単語を口にしたりえっちぃ本を手にすれば、公序良俗健全育成法違反で逮捕され、
挙句はやらしい絵を描いても、手の動きのトレースによって感知され罰せられる。
『下ネタ』を知らない純真無垢な生徒は風紀清浄校に入学し、いわゆる「エリート」として将来を嘱望される。
果たして、そのような社会が健全で正しいと言えるのか?

着眼点は非常に秀逸だし、発想は素晴らしい。
と同時にPT▲やBP◯など、『下ネタ』の表現に規制をかけようとする大人・有識者たちに対する、
強烈なアンチテーゼとなっている。

本作は基本的に3つのカテゴリーに属する人物、グループが登場するが、
これが見事に世間一般における社会関係を表している。

時岡学園生徒会・PT▲全国組織・政治家
=『下ネタ』を取り締まる組織=表現の自由に対する規制者
一般の善良無知な時岡学園生徒
=一般視聴者=猥雑な知識をまだ持たないローティーン
SOXメンバー・下ネタテロリストたち
=『下ネタ』を自由に公言できる社会を目指す組織=表現者(漫画家・芸術家など)
さらに本作の優れているところは、下ネタテロリストグループの中には
{netabare}ただ自分の欲望を満たしたいだけのグループ(「群れた布地」の頭目)
=表現の自由を盾に、自分の欲望を満たしたいだけのエセ表現者{/netabare}
も存在するところ。これによって純粋な表現者(=SOX)の存在が脅かされる…
なんてところも、現代社会に対する皮肉を感じられて面白い。

そして時岡学園一般生徒も、生徒会メンバーも、
フタを開けると{netabare}結局みんなエロくて変態だっ{/netabare}てところが、
またアンチテーゼであり秀逸な舞台設定だ。

ではなぜ、『下ネタ』を面白いと感じるのか?
人間誰しもが持つ、生命の根源とも言える「性」であるにも関わらず、
人間社会の道徳観・倫理感によって強制的に羞恥を植え付けられ、公言できないところ。
例えば犬猫なら、人が見ていても普通に排尿排便するし、盛りの時期にはオスがメスを当たり前のように追い回す。
人間でいう『下ネタ』は、動物にとっては本能に起因する普通の行動である。
『下ネタ』という概念は、高い知能を有し秩序立った社会性を維持する必要がある人間社会に特有だ。
「普遍的で誰もが理解出来るのに、公言することができない」という点が、
人々に面白さを与え、時には羞恥や嫌悪を抱かせる。
(例えば♡♡ラー{netabare}(♡♡=ヒト){/netabare}総統万歳!なんてことは公言することができないが、
そこに面白味はない。普遍的ではない。)

『下ネタ』を規制しようとする人がいるから、『下ネタ』に面白さが生まれる。
故に表現者と規制者の間には、強力なジレンマ・相互依存関係が生じる。

・『下ネタ』を知らなければ、『下ネタ』を正しく判断できない
・『下ネタ』を理解するには、『下ネタ』を表現する者が必須である
・『下ネタ』規制者の存在が、『下ネタ』の面白さに拍車をかける

自称有識者にとっては耳の痛い話だろう。
表現者にとっても規制者がいるから面白さが生まれる。
一般社会では互いに敵視しているこの両者が、実は相互依存関係であり、
両者の存在によって我々は『下ネタ』を正しく理解し、
『下ネタ』の社会的許容範囲、並びに逸脱した『下ネタ』表現のボーダーラインを認識できる。

本作は『下ネタ』を連呼するだけの陳腐で下品な作品…という仮面をかぶり、
実態は『下ネタ』の概念や存在意義を逆説的に考えさせてくれる、
エッジが効いていて素晴らしい作品です!
作者もスタッフも声優さんたちも、よくぞここまでヒドい作品を作ってくれました!(褒め言葉)
{netabare}第6話EDの片栗粉X製造法@例のプールwithチンアナゴのチンチ君、爆笑です。規制版をCHECK!{/netabare}
どう考えてもP音で消される言葉を惜しげもなく、
しかも大声で臆面もなく (?) 、恥ずかしさの欠片もなく連呼できる声優さんたち。
私はあなた方に最高の敬意を表します!
{netabare}ちなみにヒロインCVの石上静香、「本作のヒロインを演じるのは私しかいない!」とやる気マンマンだったとか…さすが下ネタの錬金術師と称されるだけあるw{/netabare}

OPもEDも作品を的確に表した、素晴らしくヒドい曲!(褒め言葉)
OP「B地区戦隊SOX」
作詞・作曲 - 吟
編曲 - 長谷川智樹
歌 - SOX(小林裕介、石上静香、古川慎、村田太志、河西健吾)
♪今日も 早起きなアイツが〜 パンツから懲りずに コンニチワをしている〜♪

ED「Inner Urge」
作詞・作曲 - 松浦勇気
編曲 - 橋本由香利
歌 - 上坂すみれ
♪抑制の中には〜セイヨクが潜んでる、規制の中には〜セイキが隠れてる…♪

どちらも私は大好きです。今度カラオケで絶叫したいくらい(笑)

サブキャラの存在感も際立っていて素晴らしい。
{netabare}鬼頭鼓修理ちゃん(CV-堀江由衣)の頭と牛乳パックで遊ぶのはやめてあげて!
まだ中学生ですよww{/netabare}

というわけで未見の方、第1話にドン引きするかもしれませんが、
我慢して第3-4話{netabare}♡アンナ先輩覚醒♡{/netabare}までは見てみてくださいね!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 18
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

頭の先から白濁液を発射していたら評価が変わったかも^^

とりあえず最後まで視聴しました

よくもまあこのような作品をアニメ化したものです

「下ネタ~」というタイトル
世界観がそのままタイトルに表現されていて
そんな感じのお話なのかな~って
視聴前にいろいろと想像してしまいます

しかし
お話の中でやっていることって
ひたすら卑猥な言葉を吐いているだけ
しかもやたら“ピーピー”とうるさい


下ネタが法律により厳しく禁止された世の中を
下ネタを流布する
いわゆる“下ネタテロ”によって下ネタを世の中に取り戻そうと戦う高校生のお話
“らしい”のですが

その首謀者でメインヒロインの
「華城綾女(かじょう あやめ)」ちゃんという女の子が
ただ卑猥な言葉を連呼しているという
何とも低レベルなもの

生徒会長(名前忘れた^^)の異常なまでの○液の量と狂気じみたキャラ設定

主人公の(名前忘れた^^)の
まともな前戯もなしにイキそうになる程のヘタレっぷり
(私ならイく前にブツをひっぱたく
 っていうか
 結局イかなかったことにも憤怒しています)

そして
へんな頭の形の女の子(名前・・・思い出したくない)
(頭の先っぽからなにかしら出てきたら面白いのに^^)

さらには
白井黒子ちゃんと畑ランコちゃんを足して声だけにしたみたいな子(乙女ちゃん)

どれもが
評価に値しない


原作がラノベということもあって
一応ストーリーっぽい展開の内容ではあるのですが
何がしたいのかがよくわからない

例えて言うなら
昔々
元カレに見せてもらった
俗にいう“エロビデオ”(?)“えっちビデオ”(?)
(※アダルトビデオです^^)
みたいな中身のない内容?
{netabare}(別に無理やり見せられたわけじゃないです^^
 ・・・これがけっこう面白かったんですよ(笑えた^^)
 で
 それ観て盛り上がるどころか
 雰囲気ぶち壊されたって
 奴はたいそう怒っていましたが・・・
 
 っていうか
 ビデオに出てくるAV女優の女の子って
 いつもかわいい子ばっかりっていう奴の発言に
 ちょっとキレ気味になってしまい(私じゃ物足りネ~ってか?)
 ベッドの上で乱交・・・
って
 長くなるのでこの辺で切ります^^!){/netabare}

しかも肝心のエッチぃシーンがあんまりない

なんとなく下ネタがテーマみたいなので
下ネタでインパクトでも出そうって思惑が見て取れるのですが
どうも
この下ネタ自体もイマイチ感が強い


“下ネタ”で思い出すアニメ作品といえば
やはり「生徒会***」ですね(“の○存”かもしれない^^)

これもやはり
“ピーピー”賑やかでした

こちらは学園4コマギャグ漫画原作

ジャンルだけをみれば
一概に比較というのは難しいし
評価のため引き合いに出すべき作品でもありませんが

“下ネタ”のみでの比較をするなら
「生徒会~」のほうが
上品に感じてしまうのは
私だけでしょうか

私自身
「下ネタ~」について原作は未読ですが
「生徒会~」はここまで全巻既読済みです

「下ネタ~」は
P音でぼやかされているものの
だいたい言っている単語はわかりそうなのですが

「生徒会~」は
読んでわからない単語が結構出てきて
そのたびにGoogle先生に質問してました
(そして純情な私は意味が分かるたびに顔を赤らめてました(>_<)

行為や状況についての遠回しな表現や
比喩的な表現(下ネタで比喩?)
俗語など
知的な下ネタが多いんですね

対照的に
「下ネタ~」のほうは
ブツそのものや
行為そのもの
単純に卑猥なものをストレートに表現している
下品としか言いようがありません


下品だから悪いとか
そういう意味ではありません

あくまで
ストーリーや場面・シチュエーションとの絡みも
あるので
どっちがいいとは言えませんが・・・

私は・・・・・・{netabare}どっちもいいです^^{/netabare}

まあ
最終回まで観て
やっぱりこんなものか・・・
なんて感想しか残らないほどの内容でしたが

みなさんの評価は
各個人の“下”のレベル次第ということで




さて
ここまで作品を貶めておいてあらためて書くのもアレなのですが

{netabare}この作品の世界観
特に下ネタ・・・というか
性およびその行為というものの扱いに関して言えば
ある程度の評価は出来ると思います

物語での性表現の規制
それが物語の中での“性教育”の一環として捉えるならば
意義のあるもの

多分
現実的に鑑みて“超”がつくくらいの
「反面教師」的なものですから


「性教育」
だれにでも一度は経験のある分野だと思います
(わからない方はWikiを参照ください)

「性教育」というのは
もちろん性についての教え

性交やら
自慰行為やら
男女の体の構造の違いとか

その営みによって
新しい命を授かるということも

これら性に関することを
子供の頃から学校の授業で教える

ほとんどの人は
これくらいの印象でしかないと思います

しかし
国の定める「性教育」のカリキュラムとしては
ほかにもさまざまな分野での指導内容が盛り込まれているのです

ジェンダーフリー
男女共同参画
エイズや避妊など医学的なもの
女性の権利
性そのものに対する権利
等々

多分
多くの人はこのことを知らない
というか
忘れているのが現状でしょう

ある意味
後者の内容のほうが重要であると個人的には思うのですが
それらが
性交など表面的なものの強い印象によって
書きつぶされてしまっている

子供にとっては
よりインパクトの強いものが記憶として残りやすいので
仕方がないことかもしれませんが
これはこれで問題です


しかし
もっと問題なのは
ここまで「性教育」の体制を整えて
それを教育の現場で実行しても
各々の自治体
あるいは教育機関によって
「性教育」に対する考え方が大きく異なっているという事実

これって
教育現場ではありがちなことです


例えば

性行為は大人になってからがのぞましい(その“大人”の定義が曖昧)

という主張があれば

子供のころから実践をするのが自然な流れ

という考え方

避妊については
子供にも性の権利があるから
子供の判断に任せるべき(ここでも“子供”の定義が曖昧)

という見方があれば

子供が子供を生むなんて
社会的にも経済的にも課題がある

っていうか
性行為は認めるから
コンドームとかの避妊具をもっと広めようぜ!!^^
(どっかのドラッグストアのまわしものか!?)
等々

これでは
主義主張の押し付け
「性教育」を使った洗脳行為になってしまいます
(実際に“七生養護学校事件”ではその行き過ぎたやり方が大問題となったそうで)


そもそも
性教育って
そういう問題があるよ・・・っていうことを教えるんじゃないの?

って
私は思うのですが


ただ
良きにつけ悪しきにつけ性に関する知識については
いつかは身につけなければいけないことだと思うのです


「戦争」は悪いこと
だから
戦争については子供に教えてはいけない・・・

そんなの
教育ではないですからね{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 16

73.3 5 つっこみでコメディなアニメランキング5位
キルミーベイベー(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (1503)
6726人が棚に入れました
ごく普通に学校に通う「殺し屋」の少女・ソーニャとその友人・やすなが繰り広げる、コミカルで少しバイオレンスを含んだ日常を描く作品。

声優・キャラクター
田村睦心、赤﨑千夏、高部あい
ネタバレ

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

どしたのわさわさ

円盤が爆死した事がネタになり、売上やアニメ人気を調べていると
頻繁に名前が出て来る作品で、熱狂的な信者と、更にはアンチも大量
に発生。半年に1作くらいの人気作品とあまり気配が変わらない。

1話、2話はよくある日常系の糞アニメ臭全開。3~4話あたりから段々
持ち味を発揮してきて、7~8話あたりからキルミーワールドに突入。
今から見るのなら3話か、大事を取って4話から見るのが良いと思う。


■キルミーの人気

2013/03/27(水) 「キルミーベイベー」一挙放送
来場者数:412331人 コメント数:654190

この数字がどれくらいかというと、
(過去に放送された277回の中で、来場者数が多い作品)

1.魔法少女まどか☆マギカ(1回目)104万人(2回目)81万人(3回目)62万人
2.猫物語(黒) 99万人
3.らき☆すた(1回目) 57万人 (2回目) 36万人 (3回目) 35万人
4.ひぐらしのなく頃に(1日目) 53万人 (2日目) 46万人
5.化物語(2回目) 52万人 (1回目) 52万人
6. 創聖のアクエリオンシリーズ 51万人
7.ひぐらしのなく頃に解(1日目) 50万人 (2日目) 46万人
8. とらドラ!(2回目) 49万人 (2日目) 48万人 (1日目) 38万人
9. シャーマンキング(1日目) 44万人 (3日目) 33万人
10.トップをねらえ!シリーズ 43万人
11.シュタインズ・ゲート(2日目) 41万人
12.【キルミーベイベー 412,331人】 (作品別で歴代12位、放送別で18位)
13.Angel Beats! 40万人
14.黒執事(1回目) 36万人
15.とある科学の超電磁砲(1日目) 35万人 (2日目) 33万人
16.うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000% (1回目) 33万人 33万人
17Fate/Zero 33万人

他に一挙放送されたアニメは↓
検索 ニコニコ生放送 全話放送されたアニメタイトル


検索 2期・続編を望むアニメ作品は?(現在放送中のアニメも可)
(総投票数 20850票 締切日: 2013/01/21)

1位 キルミーベイベー 1687票
2位 TIGER&BUNNY 1232票
3位 生徒会役員共 1086票
4位 Aチャンネル 1084票
5位 氷菓 991票
6位 ストライクウィッチーズ 788票
7位 アクセル・ワールド 731票
8位 アイドルマスター 723票
9位 ソードアート・オンライン 626票
10位 大正野球娘。  486票

■感想 
{netabare}
1話、2話がキツ過ぎて諦めようと思ったものの3話からマシになって
来たので横でずっと流してた。7話序盤のソーニャちゃんのヴァーカ
の顔と声にやられ、頭のスイッチが切り替わり、面白くなって来て
完走。

序盤をほとんど覚えてなかった為、実は面白いんじゃないかと思い
また最初から流し始めたら1話、2話はやはりきつい。今度は4話後半
の偽やすなのウザさにやられ、8話で笑いが止まらなくなり流し見を
断念。

結局5周する羽目になったが、見る度に面白く、見る度にウザさが
増していくんで、まだいける。新しい声優は知らないが、赤崎千夏
は紛れも無い天才。

作品の評価をあまり高くすると2chノリみたいになって嫌だから少し
下げたけど、音楽も作画もベストだったと思う。よ
{/netabare}

■キルミーの面白さ
{netabare}
キルミーの面白さを教える事はできない
           自らが気づく手助けができるだけだ
                        by ガリ○オ・ガリレイ

爆死したアニメは数あれど、キルミーにだけ熱心な信者がいるのに
は原因がある訳で、ノリに慣れてきたり、何度も見ているうちに面白く
なる類。

無理に言葉で説明するなら、天然物のシュールな世界の中で、たま
に普通に面白く、ウザ面白く、徐々に寒面白く、くど面白く、くだらな面
白く、超ウザくなる。

本格的に面白くなるのは、オチのほぼ全てのタイミングと内容をオチ
前に思い出せる段階になってから。弊害はノーマルのギャグアニメに
暫く焦点が合わなくなる事。


最初から見た場合、1~2話時点で少しでも面白く感じるような人だと
ハマらないはず、そういう人にとってはただの日常系のアニメ。

資質があるのは最初寒くてドン引きしたり、あまりのセンスの無さに
腹が立つような人。そういう人の方が笑いに肥えてるだろうし、楽しむ
為の因子を予め持っている気がする。


検索 不便なのがいい!京大の「素数ものさし」が人気
検索 京大生、キルミーベイベーで受験生を励ます

15:キルミーにしちゃギャグのキレが良すぎる、全然キルミーを分かってない
24:>>15 これはわかる

検索の下で良いことを言ってる人がいるけど、笑いのツボは肥えてる
人だと一周して来るケースがある訳で、プロ野球選手の一部が物凄い
スローボールを苦手にするような感じに。

キルミーはスローボールを普通に空振るクラスの人か、スローと感じ
過ぎる故に対応できない人間に内容が丁度マッチし、そして、天然物
(狙った末ではなく全力で投げたら、頻繁にすっぽ抜けてスロー)。

面白さが分からないという発言に対し、「力抜いて見ろ」とか言ってる
人が結構いるけど、それはスローを普通に空振る人への話であって、
一周するタイプに対しては逆。「目一杯力を入れて見ろ」、なまじ力
を抜くから打ってしまうのであって、一周したら勝手に力が抜ける。

という話は、大昔あずまんがの何が面白いかを頭が良い奴に聞いた時
に返って来た話を適当にアレンジしたものなので、本当にそうなのか
どうかは、知らない。つまりあずまんがも一周系のはずだが、面白い
と思えた事は・・無い。残念な事に自分には資質が無かった。


47:なんでキルミー人気なの? 歴代最高級のゴミアニメだと思うの俺だけ?
48:>>47 お前だけ
49:>>47 おまえキルミーベイベーの面白さが理解できないのか
52:>>47 最後まで見たらいかに面白いか分かるかも、合う人にはドハマりする
57:>>47 糞アニメと神アニメの表裏一体を突いた伝説的な稀有なアニメ
58:>>47 世界最大級の糞アニメというのは分かるが何故か笑える、自分の沸点のほうが下げられてる
62:>>58 だんだんやすなの喋り方が面白くてしょうがなくなってくる
65:キルミーベイベーは日常系アニメとかじゃなくてキルミーベイベーだからね

57、58と、多分52、65は一周してる、そして47にも資質あり。

35:最初の頃はなんだよこの糞アニメ!!!っていいながら見てたら気づいたらはまったわさわさ
44:キルミーは投げっぱなしジャーマンでイラつく、少なくとも日常は計算されてた
65:クソつまらないところが逆に面白くなってくるんだよ
74:見てる時だけ自分の笑いの沸点が下がる、どう考えても面白くないのに笑ってしまう

これの35、65、74。

あとは44について。日常(作品名)は計算され過ぎの加工物、速度の
ブレも一定の範囲から出ないから、目を瞑っても打てる類。ツボの差
なんだろうけど、あれを笑える人が逆に凄いと思う。

日常アニメの中だとみなみけが狙ってスローを投げてるけど、上と下
の揺さぶりがすげぇ、あれはセンスの塊。他は3~5話位でギブアップ
した作品ばかりなので、よく分からない。

キルミーは頻繁にすっぽ抜けるスローも、たまに来る速球も全て暴投
なんで、一度空振ったら手に負えなくなる、そんなイメージ。


・・さて、これでキルミーが面白くなる人がいるかは分からないが、
なんとなくは分かって頂けたかと思う。


キルミーの面白さを教える事はできない
                  自らが気づく手助けができるだけだ。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 24
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

折部やすな中毒になると秀作。「中毒になった?やったねラッキー、いゃっふーーーぃ☆」

十中八九、普通の高校生 折部やすながソーニャちゃんという立ち向かう必要のない大きな壁に立ち向かい、なぜか必死に抗うようになる所を鑑賞する作品。
やすな中毒になるかならないかが分水嶺。(ただし、やすな中毒になっても名作にはならない)

1クール、原作4コマ漫画。ネットで評価されていなかったら見ませんでした。
※ネタバレのオンパレード
{netabare}
話の構成は、回にもよるが大体、
やすな×ソーニャ 7割、やすな×ソーニャ×あぎり 3割
つまり、やすなとソーニャちゃんがいる場面がほぼ10割。

やすな、普通の高校生・・・と比べものにならないぐらい馬鹿でとても打たれ強い
ソーニャ、冷酷無比で完璧な殺し屋女子高生・・・ではなく結構隙だらけ
あぎり、ソーニャの知人の忍者・・・とても抜けているようで実はすごい人っぽい

ソーニャちゃんやあぎりさんも魅力的なキャラだが、この作品の魅力は『やすな』でできていると言っても過言ではない。ぶっちゃけ、ギャグやネタ自体はそんな大したことない。
なので、やすな(がソーニャちゃんにやられる様や、空回りする様)を楽しめるか否かが、そのまま作品の評価となる。

1話を視聴してまあまあ、2話まあまあ、3話まあまあ、
4話で爆笑www
ネット(多分アニコレも)でおもしろいとあったので、2話で切ることはなかった。仮におもしろいと言われずに見るきっかけさえあれば、3話まで見ていただろう。
自分の中では4話まで行くことで評価がグンっと上がった。

多分、3話まで見る過程でキルミー慣れし、さらにやすな中毒になっていた。あるいは3話までは若干テンポが悪かったかも。
自分の中では4,5話の夏祭りと海がものすごく面白く、12,13話も面白かった。4話からはどの話も楽しめた。

キルミーは絵柄が幼稚で、作画も普通、ネタは普通かそれ以下。じゃあ、何が優れているかと言うと、
やすな役の声優さん赤崎さんだ。
「くそう」「やったー」「やっほー」「あはん」「あん」「いえい」
と台本に書いてありそうなものを、完全にやすなの言葉に変えている。
文字通り、文字で表せない仕事っぷりで。赤崎さん、マジすげえ、御見逸れしやした。
やすなだけの評価で言えば、
声優・キャラ共に4.5点を上回る勢い。

もう1つ、何かを言うなら、この作品は一味(ひとあじ)足りないことが多かった。ときに二味足りない。それを改善して「秀作」に成り得た、かも。
それを補うはずだったのが、上の構成で省略した『没キャラ』という名前のないキャラだ。
このキャラが名前の通り没キャラ程度の活躍しかしなかった。(キル太郎での猿の役はまあまあだった。)

この没キャラが例えば、
運動会回で騎馬戦に参加するのに1人足りなかったとき、
やすな、ソーニャちゃん、あぎりさんの前まで行くが、
・みんなの目の前で転んでケガを泣きながら帰る
・ソーニャちゃんがやすなを攻撃して、吹っ飛んだやすなにぶつかり気絶、病院送り
・参加直前まで行くが、ソーニャちゃんがやすなを攻撃しようとして誤って没キャラが食らい、病院送り
・さらに認識はされるが、やすな「あの子誰だっけ?」ソーニャ「さあ」と言われる
とか、もうちょっと活躍してほしかった。3回に1回だけでもいいから。

そうそう、最初からスルーしてたけど、
やすなとソーニャって多分、13話で友達になったのかなって思った。あの演出もなかなかにくい。やすなってただのバカじゃなかったのかってね。
オレの脳内最終回はOPの様に宇宙人とバトって、
やすな「むっふっふ、私が世界を救ったのだぁー!」バキッ
ソーニャ「おまえは足引っ張ってただけだろうが!? ったく、ジュースおごってやるから少しは黙ってろ」・・・
あぎり「危ないところでしたね」(実はあぎりさんが二人と世界を救った)
みたいな感じを想像していたwww
{/netabare}
以下、ネタなど{netabare}
あぎりさんの声優さんが「高部あい」って書いてあって・・・あのかわいい高部あいでビックリ!あの声よかったなぁ~
こんなにかわいいのにブレイクしないとは・・・けど陰で割と需要があるのかな。{/netabare}
{netabare}「くっそぅ、何よあの子?あんなにかわいいのに声優までやって、マルチタレント気取り??更に私よりギャラがいいってどういうことぉ!?上履きの中に画びょうを入れていじめてやるぅ~!」
というアイドルランクEの水瀬伊織・・・ではなく釘宮さんのくやしい声が脳内妄想で聞けたので、それだけでも没キャラとして釘宮さんが起用されたことは意味があった。
・・・少なくとも自分の中ではw
{/netabare}
{netabare}
この作品は売れなかったけど、赤崎さんの実力を遺憾なく発揮して、彼女が売れるきっかけの1つにはなったと思う。
この人、恋愛ラボのマキ役もやってるけど、すげーな!!

声優さんですごいと思った人はそんないない、オカリンを演じた宮野さん?とか、この人はマジすげー!
小説の朗読とかしても売れそう。マキ役ではよく通る(透き通るとは異なる)良い声と思ったけど、
まさかやすな役だったとは。

幅広いな。電磁砲の「超~」とか中二病(見てない)のモリサマとかもやったみたいだね。
完全に主役の常連だね。時代は変わるもんだなぁ~

・・・キルミーのOP/EDは可もなく不可もなくでしたw
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 7

タナボソ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

あれは!伝説の686枚アニメ!

『キルミーベイベー・スーパー』収録OVAについて
私はキルミーベイベーが大好きな人間である。
686枚程度の売り上げに甘んじるような内容だとは思わないし、
って実際の枚数は違うらしいけど、
とにかくBD BOXは売れて欲しいし、2期制作を心の底から願っている。
だが言わなければならない。
このOVAはあからさまな低予算アニメである!と。

作画はてきとー。
キャラは、キャラデザ自体も変わったっぽいが、
ギャグゆえのデフォルメで、とかじゃないレベルで一定しない。動きもかなり省力。
背景はディテール省略、延々イメージ空間、みたいな。
チョーさん演じるエトセトラボーイと釘宮理恵さん演じる没キャラは欠席。
没キャラはともかくエトセトラボーイがいないのは寂しい。

しかし面白いんである。
おバカやすなとソーニャのやりとりを軸にした楽しさは健在で普通に笑える内容。
8つのエピソードを27分で矢継ぎ早に展開する構成からテンポもよくサクサク進行。濃い。
エトセトラボーイ不在な分、新井里美さん演じるエトセトラガールの出番は多い。
黒子好きの俺歓喜。ぺおんぺおんぺおんぺおん。
頭をおかしくしたい向きには映像特典のオープニングスーパーが役に立つ。
オープニングがエンドレスで再生され続ける。曲はもちろんキルミーのベイベー。
キルミーダンスを踊りたい方はエンディングスーパーをどうぞ。

ハイスペック紙芝居付きドラマCD程度にハードルを下げれば遙か上空を飛び越える内容かと。
紙芝居じゃハードル下げすぎとも言うけどw

◎まとめ
チョーさんはギャラが高い(適当)
(以上2013/10/16追記)


原作は4コマまんが(未読)
2013年3月にニコ生一挙放送にて初視聴。
ネット上では売れないアニメの象徴的存在としてネタにされながら、
CD付きOVAとBD BOX SETのリリースが発表されとります。
某AmazonのBD BOXレビューをご覧になってみてください。
ネット住民たちのいいオモチャになっていることがよくわかります。
(ごく一部に)すごく愛されてるなあ。(2013/10/14時点)


萌え、日常、ハイテンション、ギャグアニメ。
ただしシュールでナンセンス成分多め。
おバカ女子高生やすなが
殺し屋にして同級生ソーニャにまとわりついて
ぶん殴られるどつき漫才が基本になってます。
エロとかパロディ、あからさまな百合展開がほとんどないのも特徴ですね。

ギャグは大して面白くない評価が一般的だし、テンポが良いと言う訳でもない。
にも関わらず、なぜかまた見たくなる。
共感得られるとも思えませんが、
ソーニャの容赦ないシバきっぷりが楽しくてしゃーないw
あとはもちろん無駄にハイテンションなやすな。

シュールで呆気に取られる感じがくせになるのか…
ひねくれた人向けのスルメ的萌えアニメ?
合う合わないは絶対あるし、
これから初見の方は過度の期待はせず、
だらだら長い目でぜひどーぞ。

が…
超絶技巧の高速ポルカに変拍子、
わざと音痴にしたよなメロディ、
アバンギャルドなのにキャッチーでポップなOP曲を筆頭に、
劇伴やらSEやら他に類を見ないかなりのヘンレベル。

OP、キルミーのベイベーはホントに凄い。
菅野よう子楽曲常連とは言え
Dr佐野康夫、G今堀恒夫の名前を見ることになるとは思ってなかったです。
や、自分が無知だっただけで、かなりアニメ関連の仕事はされてるみたいなんすが。
ポストロック、バルカン系?、プログレ、エレクトロニカ云々にも
二人擁するウンベルティポにももちろん、アニメ関係なしで近い曲がない。
当方未聴のEXPOの曲にはあるんでしょか…

SE、全モブキャラ、ナレーションなど諸々は
チョーさんと新井"白井黒子"里美さんが口で言ってたりします。

脱力しきった劇伴が収録されたサントラはけっこうお気に入り。
グダグダ過ごす自分の休日のヘビロテ音源のひとつとなっております。
油断してると唐突に聞こえるやすなの絶叫でつい声出して笑ってまうw

全編調子っぱずれ感に溢れてますが、
その象徴が自称忍者のあぎりさん。
天然とも作為ともつかない場の引っかき回しっぷり
独特のイントネーション、トーンの喋りに変てこな歌で
脳をとろけさしてくれます。

6人のみで全てが賄われる声優陣は鉄壁の布陣。
没キャラ演じる釘宮理恵さんを
戦コレ23話三沢ちゃん⇒ロボティクスノーツ愛理⇒
に次いで体験、くぎゅううう弾幕ができる理由も解ってはいませんでしたが、
扱われ方のぞんざいさ含め十分印象的でした。
くぎゅうの意味はこの直後とらドラ一挙を見て完璧理解できましたが。

しかしなんといってもやすな役赤﨑千夏。
レビューup時2013夏期放送中だと
恋愛ラボの残念生徒会長マキもかなり楽しい赤﨑の出世作。

ソーニャ役田村少年は、先日観に行った映画"ショートピース"熊の話に出てた女の子役と、
あの夏じんたんの幼少期役しか見れてません(´・ω・`)
言い回しと言うか節回し?語り調子?が好きだし、もっと見たいんだけどな~
実写洋画・海外ドラマ吹替えの仕事が増えてるらしいですね。
とにもかくにもいずれも全員はまり役。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 4

76.8 6 つっこみでコメディなアニメランキング6位
ゆゆ式(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1296)
5919人が棚に入れました
この春、女子高生になった、ゆずこ、唯(ゆい)、縁(ゆかり)の3人組はいつもいっしょの学園生活。
放課後は部員3人、パソコン2台とホワイトボード1代の「情報処理部」で、てきとうに決めた単語をググってその結果でまたおしゃべり。
なんでもない日常は、たまにイベントも発生するけど、やっぱり女の子がいちゃいちゃするだけ。でもなぜか目が離せない新世代女子高生コミュニケーション。
ゆとりかわいい学園生活は、遊びtお部活とところにより百合要素。
ノーイベント・グッドライフ!それがこの三人の”ゆゆ式(ルール)”

声優・キャラクター
津田美波、種田梨沙、大久保瑠美、茅野愛衣、潘めぐみ、清水茉菜、堀江由衣
ネタバレ

やまだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

★4/ 無形のカレイドスコープ

萌えではない日常会話劇

縦横無尽な推進力で燃料投下していくスターターゆずこと機知に富んだ多彩な展開力のエキスパンダー縁と俊敏な判断力で応答するリアクター唯。それぞれの役割は秒単位で流動しボケとツッコミも時に1対2、2対1と華麗に変化し絶妙なバランスの上に広がるリアリティ溢れるユートピアを眺める至福を味わえる本作は唯一無二という言葉すら生ぬるい。

これは断じてただの女子高生に萌えるアニメなどではない。メンタルサプリメントであり思考実験であり現代を生き抜く為の極意であり本質であり真実であり本物であり真理でありもうなんかアレだよアレ。

世の中にクソリプを撒き散らす○○どもに限らず我々全国民はこの作品を姿勢を正して手をグーにして正座して腹に力を入れて目を見開いて口を閉じて定期的に周回する義務を課していくべきである。

それはなぜか。
では以下に記述しておく。

例えば縁がゆずこと唯の2人に対してこう呼びかける場面がある。

「みんなは〜」

2人を結べば線となり、3人結べば面となる。団体という概念の最低単位は3である。多分。理想的な家庭環境であれば自分と母親と父親とでこの構造が最初に形成されることになる。

自己が多数派にも少数派にもなり得る流動的かつ不安定な構造の安定を計るには実に多彩で高度な判断が他方に許される範囲内での応答速度を持って求められる。そう、バカには"場"を維持することは難しい。この作品を1話だけチラ見しただけの者から見ればゆずこはただのバカキャラにしか見えないだろうが最後まで視聴した者は成績もそれなりに優秀で他人に対して常識的な対応も出来る人物だと知っているはず。血統の良い縁は言わずもがな。唯も縁と幼馴染であるので家柄も悪くないはずであり、その2人相手の対応を見てもそれなりの判断力を持ち得ている事に疑いはない。

この作品はたとえば繊細なアクセルワークで沈黙を破って進入してきたゆずこの速度と強度を即座に参照算出、適正な戦略と戦術で迅速に適応的な対応を選択し快適なリズムを崩さずに"場"に展開、その後も同様に柔軟な対応を当意即妙に続けていくというとても高度な技能のケーススタディなのである。

これはどんなにスーパーでスペシャルなコンピュータの高性能AIでも実現不可能な芸当である。今後いくら技術が発達しようとも。絶対と言い切れる。何故か?

コンピュータには身体性が無いからだ。

人間の脳は無意識領域であっても周囲の様々な要因に影響される。温度湿度光量音量臭い壁の色人間の数など。身体的にも空腹度疲労度などの体調面。凄まじい数の要素がリアルタイムで次々と変化する。パラメータを計算するだけならAIが得意だろう。だがそれらを測定するセンサ自体が存在しない。彼女らはそれらの複雑なパラメータを瞬時に読み取り計算し時には修整しつつ"場"を整えていく。

では何故"場"を整える必要があるのか。
 
続きは有料となります(嘘)
この作品見たらわかりますよね。

以下各話メモ。
{netabare}
1日1話の勢いレビュースタイル。けいおんとの2本立て。思ったことそのまま。

1話
こりゃスゲェ。ほんとに何も起きない。けいおんがほんとにゴージャスに感じる。なる程これは唯一無二なのかもしれん。じっくり彼女らの生活を覗き見することにしよう。

2話
リズムにハマることあるよね。わかるわかる。胸の話題は流石にわからんが切実なのかもな。男は見せ合いとかしないからどうなんやろ。お母さん可愛い。全く教師感がないがコレはコレでいいのか?先生から何か教わることくらいは無いのかな。2回目にしてオープニングエンディングがいい曲に感じて来た。アレ?ハマってきた?
3話
夏休み。水って何だ?何なんだろ。部屋に何もイジる要素がないのな。けいおんと比べて物凄く濃度が濃いような気がする。何だこれ。女子高生のリアリティとかはわかる訳ないのだが。一応プールなんか行くけどあっさりしててイベント感がまるで無い。なんか凄いものを見てる気がする。展開も何もないのに次が見たくなってる不思議。
4話
何これ凄い。メチャクチャ面白いんだけど。絵柄はもう全く気にならない。他の子との絡みも増えてきた。オープニングエンディング両方落とした。2曲ループで数時間聴いてる。コレはヤバイものを知ってしまった。いや、コレ本当に凄い。マジで。何故かとかは浮かんでは来るが考えたくない。語彙力無くしたままでいい。今は身を任せて味わおうと思う。
5話
いきなりターン制が始まりすぐに終了。様々な口火から不意に急展開しては元の話題に着地したりとアドリブのような会話が楽しいのか。2週目はどんな感想になるのかな。カイザー…、懐かしいなアレ。記憶無くして見たいって最高級の賛辞だと思うけど、だからといって勧めたりはしないのね、なる程。なんか物凄いヒントが沢山詰まってる気がする。ああ、またくだらない長文書きそうだ。
6話
ポテトは木曜日に決まってんだろ。コート姿もいいです。学校指定品に種類あるのか。歳とるとビックリのダメージが大きくなるな。クリスマスの身内お泊り回すらない潔さ。男子の話題が出ないのは新鮮。帰り道の横並びのポジションが度々スイッチするのなんかいいですね。
7話
1クールの作品で後半から急に雰囲気変わるのは何故なんですかね?2人だけの絵面は新鮮。下ネタはちょっと残念。ただ見てるだけで幸せな気持ちになる不思議な体験。時間が経つのが、凄く早い。
8話
やっぱ演出変わってんな。腹とか胸とか足とか要らんのに。胸触っていいよ一回だけ、てのはお返しのつもりなのか。これショートアニメだった?ってくらいにもう終わり?ってなる。え?あと4回しかないの?嘘でしょ?
9話
ふみの後ろ姿から始まり佳と合流して2人で話しているところに縁登場。何なのかわからんが貫禄を感じる。教室に入るとゆずこと唯が話している場面。何この安心感。場面が切り替わるたびに残り時間を確認している。下校時6人並びの絵が新鮮。でもやっぱり一緒に遊ぶ描写はない。
10話
会話の内容を絵で表現するのは普通だけどココではやらなくていいような。でもメンドイ魔物のデザインは好き。グッズあればちょっと欲しい。戦うべき感情を可視化するのは割といいアイデアなのかもしれない。自分との戦いに勝利する為にはやはり他者の存在が必要なのだ。人は1人では生きていけない。いわゆらないって言った事ある。EDの神様は少し笑った。油断してるとすぐ終わる。あと2回。
11話
いやあと1回で終わると思うとなんか身が入らんというかどうせ周回するだろうしと思っていたらあっと言う間に終わってた。少し真面目な青くさい話も。いやでも次が最終回なの?信じられない。本当に?
12話
いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ終わったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 19
ネタバレ

あしすと さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ほのぼの日常系部門・個人的歴代No.1作品

少し前に2周目の視聴をしまして、
「アレ?こんなに面白かったんだっけ??」
…と評価の見直しをした作品です。

思い返してみると1周目の視聴の際は個人的にアニメ見始めの頃で、「日常系アニメってこんな感じなんだろう」と思って、流し見しちゃったような気がします。

それに対し今回の2周目は、ここ数年の「ほのぼの日常系作品」「日常系でないコメディ作品」を割と見尽くした状態で再視聴したので、個人的評価が大きく変わったみたいです。


この作品は、日常系としてはだいぶコメディ寄りにチューニングしている作品ですね。

ただ少し珍しいのは、コメディ寄りの日常系作品は一般的にツッコミに特徴があるのに対し、このゆゆ式はツッコミで落とすというより「ボケ倒す」ことで落としている点でしょうか。

ゆいは確かにツッコミ役なんですけど、なんていうか…この作品はゆいのツッコミを流れの区切りにしないんですよね。
普通、誰かがボケて誰かがツッコんだらその一連の流れが終わるじゃないですか。
でもこのゆゆ式は、ボケに対してゆいがツッコんでもお構いなしにゆずことゆかりがボケ倒すので、流れが止まらないんです。

私の好きな作品にアドリブアニメの「てさぐれ部活もの(現在3期(すぴんおふ)放送中!w)」があるんですが、それに雰囲気が似ている作品として、どなたかがこのゆゆ式を挙げているのを見たことがある気がします。

その時は、ゆゆ式ってそんなアニメだっけ?
原作が有るアニメとアドリブアニメが似ているなんてあり得るのだろうか?

…と思ったものですが、2周目の視聴を経て納得しました(笑)
どちらも流れを止めずにボケ倒しているところに共通点があるのですね(笑)

アドリブアニメだけにぐだぐだ流れ続けるのを楽しむのがてさぐれで、原作があるだけに洗練されたぐだぐだを楽しむのがゆゆ式という感じでしょうか。

原作者さんのボケ倒しのセンスが自分にとっては本当にツボでした。
この作品、まだ連載続いてるんですよね。
きらら系が2期ものも含めて続々アニメ化されてされている昨今なら、ゆゆ式も2期のワンチャンないかなぁ。無理かなぁ。。。



余談ですが、ゆかり役って種田梨沙さんなんですよね。
最近の種田さんの声に慣れていると、なんだか意外な気がします。





以下は、ゆゆ式がほのぼの日常系作品として個人的No.1の理由です。
ちょっと相対的な話で、以前けいおん2期のレビューで書いた内容の加筆完全版になります。

{netabare}
結論から言うと、私は「ほのぼの日常アニメ」は全部好きなんですが、細かく分類するとしたら「日常もの」よりも「日常ギャグもの」系統の作品のほうを好む傾向があるんです。

具体的に説明しますと、私は個人的に以下のような分類をしており、①寄りの作品のほうが好きです。

その中で、いわゆる「ほのぼの日常系」だと思っているのは③~⑤です。



①「日常もへったくれもないギャグ」作品
日常を舞台としつつ、全然日常ものじゃないぶっ飛びギャグアニメという印象の作品。
(例)
・日常
・さばげぶっ
・ぱにぽにだっしゅ
・ディーふらぐ
・てーきゅう
・侵略!イカ娘 など


②「日常<ギャグ」作品
日常を舞台としているが、ギャグ要素が強く「日常もの」というよりは「ギャグもの」という作品。「ほのぼの」という印象はない作品。
(例)
・未確認で進行形
・月刊少女野崎くん
・ひめゴト
・となりの関くん
・生徒会役員共
・マンガ家さんとアシスタントさんと
・帰宅部活動記録 など


③日常ギャグ作品
「ほのぼの」もしている日常ものだが、ボケとツッコミは割としっかりこなしてくれる作品。
(例)
・ゆゆ式
・きんいろモザイク
・GA
・そふてにっ
・キルミーベイベー など


④ほのぼの日常ギャグ作品
ギャグよりもほのぼの要素が強く、ボケ役は割といるがツッコミ役を弱めにチューニングしている作品。
(例)
・ひだまりスケッチ
・みなみけ
・じょしらく
・ゆるゆり
・らきすた
・あっちこっち
・せんせいのお時間 など


⑤ほのぼの日常作品
ほのぼのに癒される作品。このタイプの作品内に見られるのは、個人的なイメージを言葉にすると「ギャグ」「ボケツッコミ」ではなく「小笑い要素」
(例)
・けいおん
・ご注文はうさぎですか
・ヤマノススメ
・幸腹グラフィティ
・のんのんびより
・たまこまーけっと
・Aチャンネル など


※日常を舞台としたコメディ要素のある作品でも、ラブコメ要素やドラマ要素を主題としていると感じる作品は今回の「日常系」には含めていません。
(例)
・僕は友達が少ない
・のうりん など

※日常を舞台としたコメディ作品でも、個人的に「ほのぼの」はしてないかな~と思う作品は含めていません。
(例)
・まりあほりっく
・それでも町は廻っている など

※昔見て印象がおぼろげになっている作品もあるので、もしかしたら分類を間違えている作品もあるかもです。そのあたりはお許しを。



個人的には以上のように分類しています。
厳密には「ほのぼの日常もの」なのは③~⑤だと思いますが、イメージを伝えやすくするために①、②も入れました。

で、私はこれらが全部好きです。
笑ったり癒されたりします。

しかしそうは言っても、やっぱり作品の方向性による好みと作品の雰囲気との相性がありまして、全部同じくらいに好きというわけにはいかないのです。

私の場合はどちらかというと①寄りの作品のほうが好きで、⑤寄りの作品は物足りなく感じる傾向があるようです。

プロフィールに載せている視聴全作品の個人的評価を自分で見直してみても、割と①~⑤の順番に並んでいる気がします。
(もちろん分類を超える相性があり、完全にこの順番に並ぶわけではないですが)


そんなこんなでゆゆ式に話を戻しますと、私にとってのこの作品は「ほのぼの日常系」としては上位になることが多い③分類の作品で、かつ笑いのツボの相性的にもバッチリの作品だったので、ほのぼの日常系として個人的歴代No.1になったわけです。




さて、偉そうな分類をしながら長々とレビューにしてみましたが、その基準は全然客観的なものではなく、かなり個人的嗜好に左右されていると思いますので、まぁあんまり真剣に捉えずに「こんな考え方の人もいるんだな~」程度に思っていただければ幸いです(笑)
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 12

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ゆゆ式から学び、ゆゆ式を生き、ゆゆ式へ期待しよう

今回は「ゆゆ式」について書いていこうと思います。
私はあまり日常系を好まない性質なのですが、これは自然と観る事が出来ました。
まさかレビューまで書く事になるとは夢にも思いませんでしたが(笑)

さて、このアニメは学生時代に経験していたであろう事を実際に表した「本当」の日常アニメです。
登場人物達がただただ、会話をしているだけ。
登校して友達と話して、時間が経ったら部活に行って後は下校するだけ。
友達の家に遊びに行って、適当に喋って夕方になったら自然と帰るだけ。
イベントなんて物は欠片も存在せず、日常が延々と垂れ流されているのを黙って私達は観る。
ただ、それだけのアニメなんです。(こう書くと身も蓋もありませんが…)

しかし、そのようなマイナスの偏見はこの作品では意味を持ちません。
そんな退屈そうという浅見を吹き飛ばすほど、1つ1つのシーンが凄く見てて楽しく感じるんです。
「楽しい」と言うのは見ていて笑いが堪え切れないような強いギャグを放つという事ではなく、見ていて飽きる余地がないという事です。
会話中、急に話題転換をしてきたり、思いがけないギャグを入れて来たりと次にどんな話が来るのか全く予想がつきません。
少し前に出していた会話内容が部活で使われる事もあります。
極めつけはなんでそんな返答をするのか意味不明になる言葉や突拍子もない発言を登場人物達が吐きまくります。
勿論、細かい説明なんてしません。
会話の内容を理解するために頭を使うと言う点は確かにかなり人を選びます。
しかし、その意味、理由が分かった時、私達の脳にはとてつもない快感と楽しさが生まれるのは間違いないでしょう!!

それだけでは終わりません。
「ゆゆ式」はキャラそれぞれの人物描写と細かい仕草を描き出すのが実に上手いです。
例えばこのアニメに登場するゆずこというキャラ。
彼女は小学校時代の親友同士であった他の2人とは違って、後になってから仲良くなりました。
彼女は元々仲良しだった2人とは違う事に少し疎外感を覚えたり、他人に対して踏み込んではいけない節度があると自制したりするシーンも多いキャラです。
2人の前ではあまりそのような感情を示さずに笑わせようとボケを言いまくったりするいい娘なのですが、たまに態度やジェスチャーに寂しさが表れてしまう事もあります。
その時の描写などは本当にリアルに表現されていて、若かりし頃の自分を思い出しました(笑)
また、いかにも馬鹿そうに見える娘が実は真面目で頭が良かったり、しっかりしているように見える娘が案外お茶目だったりなど、何回も見ないと分からない発見が多くあってよく作りこまれているなあと感じました。

そして、この作品を語るうえで欠かせない言葉、それは「哲学」です。
ネット上で「ゆゆ式は哲学」という言葉を見ていた時、どういう意味なのかずっと疑問を持っていましたが、観ていく内に自然と分かってきました。
日々の会話の中で、主要人物3人はたまにこちら側がはっとするような鋭い真理を言う時があります。
言う人によっては当たり前ともいわれかねないそんな事が抵抗もなく、心にストンと入ってきて、とても考えさせられます。
これはこのアニメの魅力でもあるのでしょう。
また、彼女等は日々の会話の中で様々な事に疑問を持ち、それを情報処理部という部活の中で調べていきます。
その疑問は実に様々で、そこで調べた事を最後にまとめと言う形でホワイトボードに書き記していくのですが、それは知らない人が見たらまるで意味の分からない物。
彼女達とそれを見ていた私達だけが知っている秘密の結論なのです。
その突き止めていくまでの過程と導き出された結果を通して自分たちが作り出した答え。
それはこのアニメの第2の魅力ともなっています。
この2つの魅力こそ、「ゆゆ式は哲学」と呼ばれる所以ではないでしょうか?
勿論、哲学好きの人にもお勧めの内容です!!

他にもopとed、bgmがみんなよい物揃いであったり、作画の細かさが所々際立っていたりと色々宣伝ポイントはあるのですが、そこは置いといて…

最後に「ゆゆ式」のジャンルについて…
一応このアニメは百合アニメというジャンルで括られているようですが、観ている上でそのような感覚は私には全く感じませんでした。
視聴者にかなり媚びたりしている訳でもなく、たまに百合的意味の発言も起こりますが、ギャグとして見ていたのであまり気になりませんでした。
現実にも出てきそうな感じで、私はこの作品を観ていて、中学校時代の女友達がしていた女同士の振る舞いを思い出した位です(笑)
だから自分にとっては日常モノ、ある種の青春モノですかね?
なので百合が嫌いだからちょっと…と言う方でも恐らく大丈夫な作品だと思います(個人的主観ではありますが…)

では以上を持って「ゆゆ式」のレビューを終わります。
このレビューが参考になったのなら、幸いです。



さて、また「ゆゆ式」観てくるか…(絶賛リピート中)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 9

71.8 7 つっこみでコメディなアニメランキング7位
魔王様、リトライ!(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (513)
1918人が棚に入れました
大野晶は自身が運営する「GAME」内のラスボス「魔王・九内伯斗」にログインしたまま異世界へと飛ばされてしまう。そこで出会った片足が不自由な少女と旅を始めるが、圧倒的な力を持つ「魔王」の存在を周囲が放っておくことはなかった。魔王を討伐しようとする国や聖女から狙われ、一行は行く先々で様々な騒動を巻き起こすことに…!

声優・キャラクター
津田健次郎、高尾奏音、石原夏織、戸松遥、豊崎愛生、佐藤利奈、生天目仁美、徳井青空、森久保祥太郎、久保ユリカ、荒浪和沙、木下鈴奈、桜咲千依、M・A・O
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

こういうの大好き(笑)。。。だけど「おもしろい」ってなんなんだろうね。

[2019/09/26 v1]
[2019/09/27 v2おもに誤字脱字修正]
原作知らず
→アニメ四話視聴段階で思うところあってweb版読み始める
→アニメ八話あたりでweb版読了
→最終話まで視聴

僕としてはかなり楽しめました。
いや、そんなんじゃない。僕これ大好き。

概要は省略。
異世界もの、なろうものに飽きた方にこそ、チャレンジしていただきたい作品。満足できるかは保証できません。そもそも「チャレンジ」していただきたいという時点でお察し下さい。

==以下感想

新しい販促モデルかな?
原作が知りたくなって手を出したのは初めて。転スラも似たような経緯を辿ったが、これは正月休みが暇すぎたから。転スラと違い、原作読み終えても本作に対する視聴意欲は変わらず。尺の違いもあるので一概には言えないが、それなり以上に本作に魅力を感じていたのは確か。

ラストの全員(?)でのシャウトにはうっすら感動すら憶えた。笑ったけど。

作画はチープ、アクションしょぼい、物語も異世界テンプレもりもり、シナリオ手抜き(後述)、CV陣豪華なわりには演出微妙(とか言いながら、津田さん緑川さん以外良くわからない素人です、すみません)、なにが良いのか、この作品。

だというのに、毎回めちゃくちゃ楽しみで、dアニメでの配信時間が待ち遠しかったこの作品。なんだよトキメキどっか行け。恋かよ。


続け!!

俺は観る!


長くなっちゃったので畳んでおきます。

===で、その魅力とは。。。なんだろう?===

==物語・人物像
{netabare}
主人公である魔王兼長官・九内=ゲームクリエイター・大野の人物造形(内面)がよかったのは、多分そう。
基本オッサン、たまにいい人、たまにカッコいいひと。軸ぶれなく、飄々と異世界での活動をこなしていく感じはよかった。その結果が何故にスパリゾートなのかいまいち良くわからないんですけどね。ただ、そこに行くまでの分岐点ではその都度リーズナブルな判断をしていたような、そうでもないような。まぁ、アクに温泉見せてやるってのは最初からあったけど。

異世界テンプレを盛りに盛ってはいるものの、それを一歩引いた、俯瞰的な立ち位置から茶化しに懸かる九内の言動とお話の構成は、他の「本気で異世界(しようとして転けてる)」作品達とは違う視点をこちらに与え得る。必ずとは行かないが、視聴するこちらも一歩ひいて観られるようになるし、結果、チープでも馬鹿げていてもイライラせずに済む。

そこに無理矢理感満載で捩じ込まれる時代を感じさせる小ネタ(ヨガ殴り、やらせはせん、ノマノマの女将、など)が、さらに観る側の肩の力をぬいていく。主人公や物語との共感を無理強いする(けど共感できない)「本気で異世界もの()」とは真逆。まさに作中の温泉のような機能を持ったのかも。あげく、終わり間際での爆弾投下(白い三連星+白い彗星)。。。続きが観たくならないわけがない?

九内・大野の分身的な存在、零が必要な理由は少なくともアニメでは良くわからない。が、あれはあれでまぁよかったのかも。実際、この零が何なのかが全くわからなくて、でも知りたくて、そのために原作に手を出した感じはする(あ、やっぱ恋かも)。

一応補足すると、4話時点での「むちゃくちゃ感」に対して原作との比較をしてみたくなったのが原作に手を出したきっかけ。
{/netabare}

==劇判
{netabare}
これは、狙っている。きっと狙っている。浮ついたカッコいい感にあふれた戦闘曲&CM入りあけ曲、いかにも意味ありげな雰囲気を醸すエコー強すぎピアノ曲、無駄に清々しいほのぼのシーンの曲、そして、完全脱力・リコーダー。

ギャグパートで流れるリコーダー曲、これは天才の仕業と思う。
{/netabare}

======酷評に酷評を重ねた絵・作画
実は、僕としてはけっこう好意的に見ている

{netabare}
ここまで「斜に構えた異世界もの」というスタンスを見せられると、自覚を伴うひねくれ者である僕としても斜に構えざるを得ない。その姿勢が行き着く先は「この酷さ、狙ってる?」。もしも本当に狙ったものだったとしたら、制作側は大勝利だ。

とはいえ。

--作画(静止画として)
知った風な口をきいて申し訳ないが、単純にデッサン力がないのではないか、と。その証左というわけではないが、話が進むにつれてなんかうまくなってきているような、安定してきたような印象を持っている。特に九内。OP内の九内と最終話の九内、かなり違う気がする。最終話のアクなど、別人のかわいらしさだった(要は、制作を通して上達してない?)。町並みのパース狂いと前景・背景間のミスマッチは一貫してたように思う。

--動画として
その一方、動画としてみた本作品は「味わい深い」と感じている。おそらく、意図したチープ感とそうせざるを得なかったチープ感の両方があるのだと思う。止め絵多用の戦闘シーンは昨今の異世界ものへの表敬と見れなくもない(あくまで個人的な感想です)。

ところが本作、妙なところがリッチというか、丁寧な感じを受ける。主に女性の所作だけど。作画はやはり変なのだが、なにか「表現したいものがある!」と言う熱量のようなものを感じる。

・全力で視聴者をわらかしにかかる九内ダッシュ
・フィルタのサイズ間違ってない?な急激なブラー付加による遠近表現
など、ちょっと首を傾げたくなるものあれば、

・妙に丁寧な描写で九内からブレザーを受け取りに近づくルナ
・それぞれフェーズがずれている犬ころ共(周期は同一っぽいし、攻撃ヒット後は完全同一だけど)
・膝の砂を払う悠
・ぐるっと回るように走るアク(以上4話)
・ダイナミックカメラっぽい回転(10話、田原-悠の対話。CGとは思えない・・出来栄えホメテナイ)
・ローブに透けるユキカゼの尻と脚(11話。ただ、ローブは裏地もあるから透けないような)
など、敢闘精神を感じるものがある。

最終話の九内-ホワイト対話シーンは、この妙な丁寧さにあふれていたと思う。
・小さく揺れ続ける風呂桶With酒(たまにピタッと静止する)
・おしり後ろのタオルを押さえながら湯につかるホワイトx2回(これは驚いた。実体験or注意深い観察が必要。女性スタッフかな?)
・震えるホワイトの肩
ぶっちゃけ、ホワイトがらみだけ丁寧な感じはする。

うん。なんか、無理矢理に「いいところ」をほじりだしてる感じが自分でもする。かぐやさま理論で行けばこれやっぱり恋だね(笑)。
{/netabare}

======web原作を読んでわかったこと
{netabare}
基本的に原作との比較をしたことがないし好まないのだが、今回は仕方ないかな。

-web原作・アニメ比較-
本作は、多少の省略はあるものの、ほぼweb原作のまま。web原作の残り一割程度を残すところまででアニメ12話終了。WEB原作も「完結」とは至らず、単にそのタイミングで商用へと移行した模様。

お話の展開、キャラクターの味付けもほぼそのまま(山賊が上司に似ているってのはなかったし、web作でのルナはもう少しとがってる感じがする。省略されたキャラもちらほら)。なので、世界観がガッチャガチャなのは、原作由来ともいえる。

-脚本・シナリオとweb原作-
で、キャラクターの台詞もほぼそのまま。終盤は多少追加台詞があったものの、「」の中がほぼそのままアニメ作中の台詞。九内の思考やら状況説明などがかなり地の文に書かれていても「」の中だけほぼそのまま(アニメ内での追加説明とか特になし)。特に序盤はこれが顕著。

脚本・シナリオ、手を抜きすぎ。これでは分かるものも分からない。

4話の謎会話(九内-悠の「てんい=天意・転移」会話)も字で読めば分かりようもあるが、台詞オンリーではどうにもならない。吠えたエビフライも、読む限りは納得できるのだが・・・アニメのアレじゃぁただの発狂ですわ。

web作では結構折に触れて説明されている「帝国」や「インフィニティゲーム」の説明はほぼカット(次回予告で仄めかす、CMアイキャッチに仄めかす程度)。世界観共有できなきゃ、楽しむポイント分からなくなるでしょう・・・零の存在意義とか、無理ですよ(だと言うのに、これだけ楽しめた不思議)。web版の段階で既に結構練られた世界観、物語が感じられる描写がかなりあるのだが。。。アニメでは完全に無視されている。アニメ製作陣の読解力の問題か、尺に合わせるための構成力の問題か。いずれにせよ、アニメはパロディのみ路線に全振りしてしまった(だというのに略)。

演出もweb版を読んでしまった後だと、声優に任せたというか丸投げしたかのような無法地帯ぶりを感じた。ここは、もう少しどうにか出来たんじゃないかなぁ・・・
{/netabare}


結局のところよく分からない。
「おもしろい」ってなんなんだろう。難しい。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 32
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

三文芝居

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
最初はタイトルで、「はたらく魔王様!」みたいなアニメかと期待していたのに、違いましたね。

ゴリゴリの異世界転生&無双系。

作画も良くないし、キャラもありきたりで、超絶ご都合主義。数多ある類似作品との差別化も出来てないし、展開も安易で、「展開を考える」ということすら放棄しているイメージを持ちました。

他の方のレビューで、「異世界転生のパロディギャグアニメ」というのを読んで、確かにそれなら、観られるかもと、ちょっと評価を上げていいかな?と思うこともあったけど、、、やっぱり、ダメでした。自分の感覚的に、☆1(観て損。不愉快)です。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(5話まで)】
{netabare}
レビュータイトルですが、別に声優さんの演技を揶揄しているわけではなく、脚本として、用意された台詞がイチイチ説明くさく、安っぽいなと。

原作由来かアニメ化に際してかは分からないけど、中学生が考えたような台詞回しでした。

九内伯斗を演じた津田さん。好きな声優さんの一人なんですが、本作に関しては、津田さんの素敵な声が裏目ってる印象でした。九内伯斗の台詞がいちいちダサいのに、声だけは抜群に格好良いので、キャラのダサさが際立ってしまったというか。本当に、津田さんの無駄遣いって感じがしました。

本作、展開もキャラクターも、全てが「安易」。

キャラデザも、「どっかで観たことある」人ばかりだし、キャラの名前も、いちいちダサい。てか、イタイ。一応、「ゲームの中の世界」という設定だから、二次創作的な要素を持たせているんだろうけど、やっぱりそこはかとないダサさは漂うわけで。

展開も、とりあえず困ったら課金アイテム。安易。便利アイテムは、トラブルが起きる前に(違う用途として)出しといて、「え? ここであのアイテムをこう使うんだ!」なら良いけど、視聴者に対して、「こんなアイテムがあります」と事前に提示せず、「実はこんなアイテムがありました」だから、ご都合主義だと言われるのです。

なろう原作だと知らなくても、「なろうだろう」と思う作品。

ていうか、本当に中学生が考えたんじゃないのか?と疑ってしまいそうなレベル。

多分、「ダサ格好良い」みたいに、「わざと狙って外してる」んだと思います。が、ダサ格好良いは、普通に格好良くできる人があえて崩すから、ダサ格好良いんであって、はじめからダサい人が崩したら、よりダサくなるだけです。

イケメン外人モデルなら、白ティーにジーパンでハイウエストにしても、「逆にオシャレ」と言われるかもしれませんが、同じ事をメタボのオッサンがやたら、、、ってことです。身の程は知らないと。

本作もそうで、きちんと作れば格好良い作品を作れる力量があった上で、ギャグテイストを入れ、テンプレをメタネタ的に入れている(崩す)なら良いんだけど、とてもそうとは思えません。

私の評価では、「ただつまらない」(クオリティが低い)だけなら、☆2どまりで、☆1には「不愉快」という要素が入ります。

多分私は、本作の「ただのゴリゴリの異世界転生なろう系なのに、なんかひと味違う感を出そうとして格好つけて崩しているところが嫌」なんだろうと思います。

不良があえて勉強しないでテストで低い点をとって自慢している様というか、草野球で、普通に打っても三振する確率高いのに、あえて「駒田」とか言って、プロのモノマネしながら三振してヘラヘラしながらベンチに戻ってくる様というか。

マイナスで誤魔化すなよという感じ。必死に頑張って、結果的に20点だった、三振してしまったなら、憎めないんだけどね。

勿論、これは私の個人的な感じ方であって、それが万人に共通するとは、思っていませんが。悪しからずm(._.)m
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
な~んだ、異世界無双系か。なろうかな? タイトルみて、「はたらく魔王さま!」みたいなアニメかなと思ったのに。なんか、説明台詞がイチイチ説明くさいな。異世界転生系の中でも低クオリティな気がする。

なんかすごいアイテムを気軽にゲット。

2話目 ☆1
ギャグがスベっている。作画がショボい。おしりペンペンか。不愉快しかないな。

3話目 ☆2
とりあえず飽きられる前に新しい女性キャラを出して、どんどんハーレム化か。チートをさらにチートにして、楽しいか? 国の守り神レベルが命を賭けてようやく封印できたエリゴールを片手間で瞬殺した男が、別の強者になって、どうする。

4話目 ☆1
ツマランナ、下手な下ネタぶちこまれてもな。マジで、誰にでも思い付くことを、さも、「やってやったぜ!」感を出されてもな。

5話目 ☆1
とりあえず、困ったら課金アイテム。安易。便利アイテムは、トラブルが起きる前に(違う用途として)出しといて、「え? ここであのアイテムをこう使うんだ!」なら良いけど、視聴者に対して、「こんなアイテムがあります」と事前に提示せず、「実はこんなアイテムがありました」だから、ご都合主義だと言われるのです。

今後、良くなる要素が見当たらないので、ここまでですね。

6話目 ☆


7話目 ☆


8話目 ☆


9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 31

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

タイトルなし

津田健次郎の声とかちょいちょい挟んでくる心の声は面白いとは思うんだけど、ストーリーの構成か話の内容なのかあまり入ってこない。

魔王で俺つええなところあるけど、前面に押し出してくる感じはないし、凄いハーレムな感じにいつの間にかなっていくところがよくわからない。とか言いつつも2期あったら見るつもり。続けっていう終わり方は少し気になる。
勇者がまさかあれ?っていう感じだったし。

女性キャラクターが比較的高身長な気がするのは自分だけだろうか?
原作者が背が高い女性が好きなんだろうか。そんなことは正直どうでもいいか。しょーもない疑問やった。


OP
TEMPEST 歌 石原夏織
ED
NEW 歌 東城陽奏

以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
見た目は魔王、中身は一般人の勘違い系ファンタジー!大野晶は自身が運営する「GAME」内のラスボス「魔王・九内伯斗」にログインしたまま異世界へと飛ばされてしまう。そこで出会った片足が不自由な少女と旅を始めるが、圧倒的な力を持つ「魔王」の存在を周囲が放っておくことはなかった。魔王を討伐しようとする国や聖女から狙われ、一行は行く先々で様々な騒動を巻き起こすことに…!


1. 魔王降臨
普通の会社員、大野 晶は自らが運営するゲームのキャラ、魔王「九内伯斗」にログインしたまま異世界へと飛ばされてしまった。予想外の事態に混乱していたところ、悪魔への生贄にされた少女、アクと出会い親交を深める。彼女の案内で願いの祠へと向かうのだが---。

2. 金色のルナ
魔王が現れたという噂を聞いた「三聖女」の一人、ルナ・エレガントが魔王討伐に乗り出していた。野営を終え再び神都へ向かう九内とアクの前に、山賊が現れ行く手を阻む。そこにルナが率いる部隊も合流してしまい乱戦となるも、九内はルナを捕まえ---

3. キラー・クイーン
ヤホーの街に着いた九内とアク。ふたりを追いかけてきたルナに、九内は智天使について尋ねるが、力尽きて消滅したという。その頃「三聖女」の次女、キラー・クイーンがヤホーの街に向かっていたが、そこでは三聖女を亡き者とするため、サタニストたちが暗躍していた---。

4. 桐野 悠
「霧雨 零」へとキャラクターチェンジすることで、サタニストたちを退ける事に成功した九内。新たにルナを加え再び神都へ向かう魔王一行は、大量のサンドウルフに追われるミカンとユキカゼに遭遇。群れを蹴散らした九内は、溜まったスキルポイントを使い側近を召喚する---。

5. 容赦なき侵略
神都へと向かう途中、ルナの領地を通りかかった魔王一行は、この村に魔王の拠点を作ることに決める。水脈が枯れ、痩せ細った大地をどうにかする為、“バニー”のモモとキョンに話を聞くことに。一方、サタニストたちは神都を滅ぼす計画を企てていた---。

6. 神都動乱
神都に到着しレストランで食事を楽しんでいた一行に、社交界の中心人物、マダム・エビフライが声をかけてきた。一同の歓談中、錯乱したボーイのサタニストの襲撃を告げる叫びに、九内は晩餐の余興にと、サタニストの対処へ向かう---。

7. 乾坤一擲
サタニストが召喚した悪魔を、いとも簡単に撃破する九内。一方レストランに残ったルナを狙い、暗殺者が忍び寄っていた。各所で起こるサタニストたちの襲撃にクイーンをはじめS級冒険者のミンクたちが応戦する。しかし、聖城前で上級悪魔の召喚を許してしまい---!?

8. 魔王の躍動
九内は聖城にて三聖女の長女「エンジェル・ホワイト」と対面し書庫の閲覧の許可をもらう。熾天使について書かれている本を読むが、要領を得ない。一人街を歩く九内の前に、零がオルイットから助けた少女トロンが現れて---。

9. 踊る詐欺師と大金貨
側近の一人「田原 勇」を召喚した九内はこの世界の説明と共に、ラビの村の運営をするように求める。その後、九内はマダムを迎えるため、ヤホーの街へ繰り出し人気服飾店を訪れた。店員の勢いに気圧されながらも、とある服を注文する---。

10. マダム、咆える
ルナは、幼い頃一緒に行動していた亜人の子の夢を見ていたが、九内からマダムの到着を告げられ、急いでマダムを迎える準備にかかる。ルナの案内の元、マダムは温泉を堪能。身体の汚れを落とし、炭酸泉、ハーブ風呂と巡り塩サウナに到達した時マダムの感情は爆発する---。

11. ユキカゼ、襲来
一人神都に向かい羽を伸ばす九内。北方の迷宮について調べるため、冒険者ギルドに向かう途中でミカンとユキカゼに遭遇する。なぜか九内のことを気に入って「私が迷宮について教える」と言って聞かないユキカゼと共に酒場へ向かうことに---。

12. 白天使と魔王様
ラビの村でルナに言われるがままに温泉へと案内されたが不注意で男湯に入ってしまったホワイトは、露天風呂で九内と鉢合わせる。動揺を隠せないホワイトとは裏腹に落ち着き払った態度で話を進める九内であった---。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 11

81.9 8 つっこみでコメディなアニメランキング8位
私に天使が舞い降りた!(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (627)
2479人が棚に入れました
オタクで、人見知りな女子大生みやこが出会ったのは、まさに天使な小学生!?妹が新しく連れてきた友だちの花ちゃんを見た瞬間、ドキドキが止まらなくなってしまったみやこ!!どうにか仲良くなろうと奮闘するのだが……。超絶かわいいあの娘と仲良くなりたい系スケッチコメディー、開幕♪

声優・キャラクター
上田麗奈、指出毬亜、長江里加、鬼頭明里、大和田仁美、大空直美

やまだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ひなたちゃんマジ天使花ちゃんマジ天使乃愛ちゃんマジ天使もうみんな天使

〜3話まで
人見知りのみやこと妹ひなたを含む小学生5人によるほのぼの日常系。だが日常系というよりはハーレムの構造に近い。主人公を女性にすることによりみやこ、ハーレム構造の中心人物の欲望をそのままストレートに爆発させる表現が可能となった本作はただのロリ百合作品とはまた一線を画している。いや、他のロリ百合とかしらんけど。

なんだろう。これが尊いとかいうヤツなのか。ただあざとく「ホラ可愛いだろう!」と言わせたい作品なのかなと印象は即座に消えた。妹ひなたの無償の愛とでもいうのか、"人見知り"、"人の目を見て話せない"など姉の至らない部分に対して世間的見地からも正しい認識を持った上で「なんでかわからないけど、いちばん好き!」と友人の前で高らかに公言するひなたの姿に心を撃ち抜かれない者がいるのだろうか?

物語に出てくる小学生であるため、とてつもないハイスペックの彼女達。学業とかスポーツとかの話ではない。個体間通信機能、コミュ力と言われるモノ。コミュニケーション力という言葉は実に曖昧な表現で非常に混乱してしまいやすいのだが、身も蓋もない言い方をすればただの身体能力である。特に重要視されるのが空間認識能力と反応速度。個体差がまだ大人ほどの開きがない小学生までの期間においてこの能力の獲得と修練具合で今後の人生の難易度の変化は世界線が変わるほどに大きい。実際この能力に関しては私は10歳の娘に負けている。いや、3歳で親に気遣い出来てた時点で私は完敗していた。

思春期を迎えると人間の脳は社会適応への最適化のためデフラグを行う。そのため性格が急にガラッと変わったりする。発達に重要な次期と言うのは実は思春期を迎える前の準備期間だったりする。その期間真っ最中の劇中の彼女らの群像劇から学ぶ事は少なくないような気がしないでもない。何を言ってるんだキモイな。続く。


〜視聴終了
タイトルがこれ以外あり得ないってくらいハマってる作品はなかなか無いでしょう。この作品もまた唯一無二だと言えると思います。

コレはロリとか百合とかの範疇になるのだろうか?個人的にそのへんはよくわからないのです。そういう視点で見る方もいるのですかね。私はオタク大学生と小学生達のギャグコメディとして見てました。というか小学5年生って娘と一緒か…。キャラデザは園児と言われても違和感ないですね。等身が低すぎる。あまりリアルにすると傍から見た時に気持ち悪くなるからでしょうか。そういう意味ではマンガチックにして正解なのかも。

学校生活での集団の中での立ち振る舞いなども見たかったのですが、殆ど家の中か主要キャラだけの画面が続きます。ただキャラが可愛いだけのキャッキャウフフ物としても楽しい作品だと思います。全体的にテンポもよくて、あからさまな間延び回もありません。

主要キャラの小学生5人はひと目で性格が想像出来る、わかり易いテンプレビジュアルを踏襲してはいます。ですがメインの3人は勿論サブの2人まで、ただの記号を超えた"人物"として、それぞれの言動や行動にきちんと説得力がある描かれ方をしています。ただイジられてワチャワチャするだけの萌えキャラではなく、友人や大人、他人に対しての態度はただのアニメキャラクターではなく、"人格を持った人間"としての存在感がこの5人にはあります。特にメイン3人のお互いやみやこに対する気遣いや優しさは大人なら誰でも出来るものでもなく彼女らから見習うべきところは多々あります。

こう言うと「小学生としてリアルなのか」という疑問も出てくるでしょうが、多分誰もそんなこと求めてないとは思います。あまりに現実とかけ離れてリアリティのかけらもないとするなら問題なのでしょうがそこまで剥離したものでも無く育ちの良い家庭に育ったならいてもおかしくないレベルでしょう。5人もいれば年相応よりも大人っぽいとか子供っぽいなど発達段階によるバラツキはよくあると思うのですが、この作品ではそこまでの差異は無いように見られます。それぞれの家庭環境や家族構成まではそこまで詳細に語られない為、不自然にとられることもないでしょう。それぞれの親や妹などに対する世代間の関係性も表現される為、メインの5人からは上下感を排して公平な関係として描く必要があったのだと思います。

5人の関係性だけを見ると中学生や高校生の設定でも特に違和感はないでしょう。無理矢理小学生にしてロリ作品に仕上げたと捻くれた見方もできます。みやこの花に対する態度は小学生だろうが高校生だろうが見る人が見れば事案レベルで不快に思うでしょう。どちらにしてもみやこの設定が苦手な人からはケチはつきます。ですがやはりこの作品は小学生でなければ成立しないのです。中学生や高校生ではどうしても性対象になってしまいます。こういう使い方は好きではないのですが"普通"、"一般常識"では小学生はそこからは外れるのが暗黙の了解だと思います。勿論対象として捉える方もいらっしゃるでしょうから「やっぱりどう見てもロリ百合じゃんキモイ」と言われるのなら「お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな」としか言えません。

個人的な性格やパーソナルスペースのサイズなど集団生活社会への適応能力はほぼこの時点で定まってきます。属するコミュニティへの適正がない場合や上手くやりくりする能力が不足する場合に苛められたり疎外されたりなど適応出来ていない環境で無理を続けるといわゆる"ぼっち"になるなどドロップアウトしてしまう可能性があるのでこの時期の環境は今後の発達に関して物凄く重要です。この物語では苛めや罵倒などのマイナスな表現は皆無なのでその部分でリアリティがないと感じる方もいるかもしれません。各々の育った環境によるでしょうけど。金持ちキャラとしては表現されてないみやこひなたの家を見る限りでも富裕層とは言えずとも結構な裕福層です。いわゆる金持ちが良い学校に入れたがるのはこういう部分で学校での集団生活における環境の整備に投資するわけです。好環境による民度の高さということで納得すればよいのではないかと思います。


迷走してきたので結論。

ひなた可愛い花可愛い乃愛可愛いみんな可愛い。
でもまあウチの娘が1番可愛いんですけどね。


え?2期無いんですか?バカなんですか?

投稿 : 2025/02/01
♥ : 26
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

内気な女子大生がJSを着せ替え激写して“もにょ”っとしたりするお話♪

原作未読。

【物語 3.5点】
コミック百合姫連載作のアニメ化ということで、
ロリ×微百合の世界観。

多くのロリアニメにいる爆発祈願必至の男子主人公ではなく、
本作は女子小学生たちに取り囲まれるのも女子大生。
雄と呼べる物体は“ひげろー”くらいしかいないw
清々しいまでの美少女天国ぶりで癒やしの空間が広がる。

二次元で夢想された理想のJS像も提供されるが、
一方でJS間の微百合成分もスパイスしつつ、
しっかりと子供の世界も表現。

小学生高学年にはいつの間にか覚えていた大人な言動と、
やっぱり子供な生態が混在しているもの。

{netabare}“社会不適合者”と難しい言葉で大人を煽って来たかと思えば、
影を踏み外したらゲームオーバーな空想遊びも繰り広げる。{/netabare}

妙にリアルを感じさせる描写が、
視聴者に本当の女子小学生のフレンズになれた錯覚をもたらし、
さらなる極楽へと誘います♪


【作画 4.0点】
アニメーション制作・動画工房

背景美術は、まだらな塗りも交えて、柔らかい日常風景を演出。
人物作画も、安定感があり、キャラの可愛さが崩れる心配はない。
天使なJSに後光が差すなどエフェクトも充実。

ユニークな演出だなと思ったのが、
{netabare} 人見知りのみやこが訪れたアパレルショップにて、
“瞬間移動する”店員に迫られて狼狽えるシーン。

あの人たち、ホントいつの間にかパーソナルスペースに侵入して来るんですよねw
それが億劫で、衣服はネットかファストファッション止まりになりがちな
私は首肯してしまいましたw{/netabare}


【キャラ 4.0点】
主人公の女子大生・星野みやこ。
コミュ障だが、衣装作りに、お菓子作り。
他人への恐怖心さえ克服すれば、かなりのハイスペック女子。
{netabare}松本がストーキングするのも良く分りますw{/netabare}

本作はみやこが対女子小学生から、人との接し方をやり直して、
社会に適合していく物語でもあると思われます。


小5のロリキャラ陣。
教室では“みゃー姉”に関する過大な風聞が広がっているようだがw
JSたちの日常空間は出る杭も打たれず受け入れて貰える優しい世界。

特に自分のことをサイキョーにカワイイと豪語する乃愛(のあ)や、
自分に頼りなさいと宣言しては夏音(かのん)に持って行かれてしまう小依。
この辺りは、スクールカーストがどうのと殺伐とした
リアル系JC、JKの世界では生存し得ない稀少な個性。

この空間なら、みやこが自信を持って個性を発揮しても傷つかないと思われます。
但し、あまり花ちゃんにのめり込み過ぎて
{netabare}職質{/netabare}とかされないように気を付けましょうねw


【声優 4.0点】
ロリアニメということで特有の甲高いロリボイスが響く本作。

ただ、本作はそこまで超高音でもない印象。
花役の指出 毬亜さん辺りは、かなり低めも突いて、
みやこお姉さんを要注意人物として牽制して来る。

むしろ、スイッチが入った、みやこ役の上田 麗奈さんや、
松本役のLynnさんの方が興奮で声が高めにすっぽ抜けてる感を熱演w
みやこといい、松本といい、お姉さんなんだから、
もうチョット落ち着きなさいよと(笑)


私のキャラ推しは乃愛ですが、
声に関しては、みやこの妹・ひなた役の長江 里加さんが提供する
元気ボイスがモチベーションに。

「みゃー姉~~」とか、{netabare} 「みゃー姉に友だちはいないぞ」{/netabare}とかw
ひなたの声がまた聴きたくて(禁断症状が出てw)
いつの間にか視聴している……。無限ループで苦も無く完走できました♪


【音楽 4.0点】
劇伴担当は伊賀 拓郎氏。
小学生と戯れるほのぼの空間ということで、縦笛も猛威を振るう本作。
特にハチャメチャが加速するシーンで多用された「みやこエキサイト」
では外れる笛の音程と共に、着実に道を踏み外していくのを実感できますw

主題歌はJS陣が結成した、わたてん☆5(わたてんファイブ)が天使の歌声を披露♪
OPの「気ままな天使たち」では“一緒に遊びましょ!”で、
手拍子もOPアニメーションとシンクロする好演出。

EDの「ハッピー・ハッピー・フレンズ」。
この種のキャラソンでは喋り声と歌声の差異も相まって
パートの聞き分けに難儀しますが、
本曲はEDアニメーションで各キャラの歌唱とリンクするフレンドリーな設計。
あの娘はこんな歌声しているのか~。カワイイなぁ~とEDまでしっかりニヤニヤできますw


JSたちは作中のミュージカルでも見事な天使ボイスを聴かせてくれました♪

投稿 : 2025/02/01
♥ : 35
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

と、尊い、、、の、か?

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ロリ×百合×ギャグ×日常系 な作風。

ロリと百合に関しては、結構強めです。まあ、そこにエロが絡んでこないので、最後まで観られました。

個人的に苦手なジャンルなので評価は辛めですが、ということは、本作のようなジャンルが好きな方にとっては、むしろ良いアニメなのかもしれません。

良くも悪くも「濃い」アニメでした。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「うちのメイドがウザすぎる!」にも近いけど、「苺ましまろ」の方が、より近いかな?と思いました。

なぜだろう? 「うちメイド」「苺ましまろ」は楽しめたのに、本作にはちょっとした不快さを感じてしまうのは。

同じくユリ&ロリですが、「うちメイド」は、そこに家族愛とか教育とか、そういう要素があったし、あくまでギャグ寄りでした。「苺ましまろ」に至っては、ギャグアニメとしてトップレベルにあると思ってる作品ですし。

本作には、なんか闇を感じてしまって。

最初は、みやこ が引きこもりや不登校で、そこの部分での成長があるのかと思っていたけど、女子大生設定なら、それもなさそうですし。

ひたすら、百合やロリを愛でる耐性もなく、途中、断念しかけました。

そんな中、面白かったのは、3話目(すごろく回)。最初はこれまで通りだだのロリ百合ご褒美すごろくかと思わせておいて、実はミヤコの社会復帰を促そうという内容だったのは良かった。ツッコミワードも的確で面白かった。Bパートも、確かな姉妹愛が見られて良かった。

この3話のように、「家族愛」をキチンと押し出しておけば、もっと幅広い層に受け入れられたのではないかなと思った(少なくとも私は好み)。

キャラとしては、ヒナタが良かった。かなり過度だけれど、姉が大好きな可愛い妹キャラだと思った。松本さんの変態性も笑えた。

{/netabare}

【余談~ そうか、私は根本的に小学生が好きじゃないんだな(笑) ~】
{netabare}
私は小学生より、中学生や高校生の方が可愛いと思います。

勿論、ヘンな意味ではなくて(笑)

東北弁で言うなら「めんこい」という可愛さですね。それこそ、園児とか乳幼児は無条件に「めんこい」です。おばあちゃんとかおじいちゃんにも、「めんこい」人はいます。

勿論、小学生にも「めんこい」子はいますが、なんか、生意気且つガキくさいんですよね、総体的に。

中高生でも、調子のっているバカはムカつきますが、ちゃんと礼儀とかわきまえてて、その上で子供っぽい素直さや純粋さがある子は、「めんこい」。しっかり賢い(ちゃんと大人な)中高生も、「めんこい」。

自分の勝手な判断基準ですが、キャラの設定として、小学生の設定が一番苦手だなぁと思います。一番打率高いのは大学生設定ですね。ほとんど楽しめる。まあ、私が大学時代に良い思い出があるからかもしれませんが、酒がらみのエピソードがあって、大抵は自己責任なのが良いよね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
うちメイド、みたいな作風? ガチでユリのショタ? 苦手だな~。

2話目 ☆2
う~ん、新たな幼女が。このままコレが続くなら、切るかな~。

3話目 ☆4
お~。この回はギャグ&ツッコミ&人情が溢れてて。普通に面白かったな。日陰者だからだ(笑)

4話目 ☆2
う~ん、苦手な作風に戻ったな~。

5話目 ☆3
う~む。小学生同士の日常系なら、まだ観られるかな。花音、なかなかの腹黒天使キャラだなw 最後のあたりは、なかなか良かった。

6話目 ☆3
大学生だったか(笑) 美大? 松本さん、なかなかのキャラ(笑) 友達拒否w チョコバナナの伏線は、すげぇ(笑) ミドリンみたいだな。

7話目 ☆


8話目 ☆


9話目 ☆2
本気で引いた顔やめてw


10話目 ☆2
出会って2年目(笑) 洋服は、重いw

11話目 ☆3
思いっきり悪口言えるのは、仲良しの証。

12話目 ☆3
小学校の学芸会でミュージカルやるのは、ガチですげぇけどな(笑) なんか、よくわからんかったわ。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 30

85.1 9 つっこみでコメディなアニメランキング9位
生徒会役員共(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (3903)
20016人が棚に入れました
舞台は、少子化の影響で女子高から共学となった私立桜才学園高等部。その男女比は28:524。
圧倒的な女子高生天国の中、津田タカトシはひょんなことから生徒会副会長に就任する。彼は作中登場キャラの中でも、ゴクゴク普通な一般・常識人。堅いイメージの生徒会。
だがそこは、想像を遥かに絶するメンバーがいた…。

声優・キャラクター
浅沼晋太郎、日笠陽子、佐藤聡美、矢作紗友里、下田麻美、小林ゆう、小見川千明、新井里美、加藤英美里、田村睦心
ネタバレ

トゥーリータラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

テンポの良さが最高!!!

この作品は下ネタで有名だけれど、僕は一番の武器は「テンポの良さ」だと思うんです。このアニメ見ていると30分があっという間に感じてしまうから不思議です笑

物語
女子高から共学になった女子高生天国の高校に入学した新入生、津田タカトシ。いろいろあって彼はこれまた女子だらけの生徒会に強制的に入れられてしまうのだが・・・。

これだけきくと、ハーレムものも大概にしなさい!!て感じなんですが、なんだか全くそんな感じを受けないんです。
主人公は何気にモテてるし、周りは可愛い子ばっかり笑
なのになぜか全然きゃははうふふな感じにならないw
理由は2つ。
1、周りの女子高生が女子高性w つまり、下ネタのオンパレード。この作品から下ネタシーン削ったら多分半分も残りませんwww  
楽しそうだけれど、羨ましくはならないなぁ。
2、津田君がすごくイイ子。彼の性格がよすぎるんです。具体的には
{netabare}一緒の部屋で女子高生3人と一晩過ごしても(しかも1回じゃない)何も不祥事が起きない!!{/netabare}
それに、ちょっと鈍感だけれどすごく優しい青年なんです笑

テンポの良さについては、4コマ漫画原作の強みだと思います。(まあ、キルミーも4コマなんですけれど・・・

声優
千反田さんがあんなことこんなことを口にするなんて。最初は眩暈がしました笑  だって「卑猥な話」の提案だけであんなにうろたえていたのに・・・。あの純情はどこへやら・・・。
それはともかく、配役はばっちりだったと思います。特に津田君はもう他には考えられませんね笑


キャラ
キャラは凄くたってます。(この文だけで下ネタに持っていくようなキャラ達ですww)
この作品の見どころの一つは津田君のツッコミだと思うんです。
僕はツッコミは新八タイプ(銀魂)と津田タイプに2分できるじゃないかと考えていて・・・。
<新八タイプ>
激しく勢いのあるツッコミ。体全体を使うとてもアグレッシブなツッコミである。このツッコミはツッコム相手に伝えることを目的としている。視聴者の思うツッコミどころを漏れなくすべてツッコムので文は自然と長くなる。
また、ツッコミに伴う笑いも、かなり激しくやってくる。

<津田タイプ>
細やかで、ぼやくようなツッコミ。イントネーションや語調の細かい調整が必要な、デリケートなツッコミである。このツッコミは相手に伝えることよりも、自分と同じ立場であるがツッコめない登場人物(萩村スズ)や、自分自身に対して言い聞かせるようなものが多い。要点を押さえて必要最小限のことを呟くようにツッコムので、割と短い文が多い。聞いているとかなり癖になるツッコミで、大爆笑というよりは思わずクスッとなってしまうようなものである。

この津田タイプのツッコミこそ、生徒会役員共の雰囲気を決めている重要なポイントの1つだと思います。


他にも津田タカトシと同級生、生徒会会計を務める萩村スズ。天才少女。そしてこの作品の数少ない常識人ww
背が低いことがコンプレックスで、作品中でもよくネタにされている。身長の低さを利用した下ネタも数多く・・・ww  
それから「スズヘッド」はこのアニメの名物の一つ笑
{netabare}津田君のことが気になっているけれど、それをはっきり自覚できていない純情さは最高です!{/netabare}

生徒会長の天草シノ。下ネタ大好きな女子高生・・・というと聞こえが悪いが、家事万能、学業明晰、面倒見もよく人望もあるすごい人。  ホント下ネタさえなければ超完璧人間なんだがwww
彼女は胸の大きさをコンプレックスにしていたり、 {netabare}津田君がちょっと気になっていたりと{/netabare}意外と乙女なのです笑
彼女みたいなリーダーがいたら頼もしいだろうなぁ。

そして問題なのが書記、七条アリア。お嬢様でとてもおっとりした性格。
なのに・・・  この作品の危険人物四天王の一人に確実にランクインします笑
お嬢様の口から発せられるディープな下ネタの破壊力は天草シノ以上に強烈! とんでもないことをおっとりとした口調で喋りまくるヤバイ人です笑
さらにこの人だけが生徒会女子3人のなかで {netabare}津田君を異性としてではなく、ペットとして見ていますww{/netabare}
そしてこの人のメイドさんの出島さんが危険人物四天王の2人目。開発系の仕事 {netabare}(学校の門的なところの){/netabare}からメイドになったヤバイ経歴を持つ人。この人と七条さん二人が同じ屋根の下ってのはなんかマズい気がしますww

まだまだ書きたいキャラがたくさんいますが書いてるときりがないのでこんなところで笑  危険人物の後二人は多分見ればすぐわかると思いますw 一人は最終回まで出てこないけれど・・・笑


作画
これが意外ときれいなんです。デフォルメされている絵も多いけれど、それも含めてかなり作画はいいんじゃないかと。


音楽
OP「大和撫子エデュケイション」はトリプルブッキングというアイドルグループが歌ってます。とはいってもこのグループは原作者の氏家さんの書いた「アイドルのすゝめ」という漫画の登場人物たちです。ちなみに中の人は生徒会女子の3人で、結構歌も上手だと思いました。上手下手というより、すごく雰囲気がいい歌です。
ただ問題はOPの絵です。まさかOPでモザイク使うとは・・・。しかもDVDではそのモザイクが一部外されっちゃってました!!これはマズいだろwww
まあこのアニメらしいOPだと思います笑
BGMもテンポのいいこの作品にしっかりとメリハリをつけてくれていたと思います。




実は僕も去年まで生徒会やってて、あながち生徒会の雰囲気は間違っていないなあなんて感じました笑  結構、生徒会なんて仕事がないときはグダグダ喋って、あそこまでではないにせよ下ネタも多々会話に登場するんですwww 
逆に桜才の生徒会はかなり働き者だなあなんて感じちゃいましたww


長く書いたけれど、それだけ多分この作品を気に入っていたんだと思います。下ネタ平気な人には是非おススメします!!
また下ネタ苦手な人。この作品は下ネタが多すぎて、下ネタが下ネタに聞こえなくなってしまうような作品ですw  この作品のテンポの良さを感じる為だけにでも見る価値は十分にある作品じゃないかと思います。

未視聴の人は是非見てみてください!

投稿 : 2025/02/01
♥ : 11

なるいみ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

下ネタじゃねぇか!Σ\( ̄ー ̄;) でも・・・あれ?下ネタはあるんだけどないな・・・。下ネタアニメじゃないけど下ネタアニメ・・・わけが分からん。orz

まず、タイトルがやけに長いこと、この場を借りて謝罪させていただきます。
言い訳を言うとしたら、
こういうギャグアニメのレビューこそ、真剣に書いてみたいので(←明らかに間違ってる)
内容に入れるとどうもバカっぽく書いてしまう危険性があるからです。


最初に・・・
ギャグアニメが嫌い。バトルやら内容の濃いストーリー性のあるアニメを求めるのならば、このアニメはオススメできません。お許しください。m(_ _)m
このアニメはストーリー性があまりなく、淡々と日常を過ごしていく系のアニメです。


ワッショイヽ(´∀`)人(・ω・)人( ゚Д゚)人(・∀・)人( ̄ー ̄)人(´_ゝ`)ノワッショイ


『生徒会』という言葉どおり堅苦しいアニメなのかな?

これは嘘ですのでサラッと流してください。∥wc∥ ヽ( ´ー`)ノ フウッ♪
ついでにトイレも流してください。(もうこの時点で真剣なレビューではない!!)


見る前の心構えとしては、
『生徒会』という言葉に惑わされずに、肩の力を抜いてご視聴ください。
とても世間で言う『生徒会』とは思えませんから。


ワッショイヽ(´∀`)人(・ω・)人( ゚Д゚)人(・∀・)人( ̄ー ̄)人(´_ゝ`)ノワッショイ


このアニメはどんな方に見て欲しいか。(あくまで個人の見解
次の項目に2つ以上当てはまる方は、できれば見て欲しい。
◆下ネタを『話す』のが好きな人
◆鋭い突っ込みが見たい人
◆下ネタの好きなJKを見てみたい人
◆思春期の少し度が過ぎる女の子の心の内を見てみたい人
◆「プッ(゜m゜)」って笑いたい。
◆『すずヘッド』 ←この単語に惹かれた人

私は全ての項目が当てはまります。
なのでこの作品が好きです。(●´ω`●)


このアニメについてのA君とB君の会話見てください。      ※SYD=S_eitokai Y_akuin D_omo

A君『SYDってどんなアニメ?』

B君『下ネタアニメだよ。』

A君『じゃあ子供に見せられないエロ描写とかあるんだろ?俺そういうの嫌いなんだ。』

B君『そんなんじゃないさ。エロアニメじゃないもの。』

A君『お前さっき下ネタアニメだって言ったじゃないか。』

B君『でもエロアニメじゃないよ』

A君『なに言ってんだお前!!』(胸倉を掴む

B君『嘘は言ってねえよ!!』(取っ組み合いが始まる。


~1時間後~


A君『俺の負けだよ・・・好きにしろ・・・』

B君『じゃあSYDを見てもらおう』


~視聴後~


A君『お前・・・本当に嘘はついていなかったんだな・・・いままで信じてやれなくてすまなかった。』

B君『いいんだ。分かってもらえれば。俺の説明不足もあったからな。』

・・・そして二人の間には深い絆が生まれた。


え~・・・
このお話は私の脳内で起こったノンフィクションなのですが、(つまりフィクション)
本当にこの会話のとおりです。見た人なら分かるでしょう。見ていない人にはわからないでしょう。いや、わかっちゃうかな?
とりあえず、『ふ~ん。』くらいに思っていてください。

長くて笑えない茶番を書いてしまい申し訳ありません。
書きたかったので押さえきれませんでした。


ワッショイヽ(´∀`)人(・ω・)人( ゚Д゚)人(・∀・)人( ̄ー ̄)人(´_ゝ`)ノワッショイ


私の思う見所をご紹介
ただの主観です。ほかにもいろいろと思う人はいると思うので、これだけが見所だと決め付けないでください。

◆主人公、(津田)のツッコミのキレとセンス。
⇒これは一流です。少なくとも私はそう思いました。
◆すずヘッド
⇒気になる方はぜひ見てください。
◆ネタの豊富さ
⇒ここまで豊富なネタのあるアニメは見たことがないです。
◆すこ~しの恋愛事情
⇒これは『フッヽ(´_ゝ`)』って笑える感じです。
 鼻で笑っているよう見えるのは気のせいです。

以上が私の思う見所、
あくまで主観ですので、ほかの見所を求める人は、作品を視聴して自分で見つけてください♪

これでこの作品の魅力が少し分かってもらえたら嬉しいです。


さて、ここからは私の好きなところ(ネタバレなし)
『見所≠私の好きなところ』ですのであしからず・・・

◆天然とピュア
⇒視聴済みの人にはわかります。
◆物語が始まる前の。『ドン・ドン・ピッ』
⇒毎回変わるので必見です。
◆スズの可愛さ。
⇒私、ロリコンなので♪(´▽`)
◆スズの不憫さ。
⇒私、ロリコンなので♪(´▽`)
◆男性恐怖症の女の子
⇒某まひるさんほどではないですが、観ていて面白い♪

これくらいです。
スズが好きで申し訳ない。m(_ _)m


結論。

私はこのアニメが好きだが、故意にオススメしようとは思わない。
なぜなら個人の好みが大きく出てくるアニメだと思う。
特に、下ネタ&ストーリーでは必ず好みが分かれる。
私のように、

『日常のひと時、クスッと笑えるアニメが見たい。』という人にはそこそこオススメ。
ですが、最初にも話したとおり、内容が濃いアニメを好む人にはオススメできない。

もし、少し時間に余裕があるのであれば、
1話を見て、自分に合うか合わないかを確かめてください。

長々としたレビューを読んでいただきありがとうございました。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 18
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

清く正しく美しく・・・生き様はちょっとカッコいいかも

せめてR12が望ましいかなww
下の方の思春期が真っ盛りの中学生がそのまんま、おっきくなった感じ。
爽やかで痛快な(言葉責めの)そらのおとしもの、の様な作品とも思えます。

◇漫画原作?、1クール、13話+未放送8話の全21話、2期あるよ

女子高だった桜才(おうさい)学園が共学になって、数少ない男子高校生の一人、1年の津田くんが、
女子3人で構成される生徒会に半ば強制的にスカウトされる、
一見ハーレムな日常?ド下ネタギャグコメディ。

※作品に対抗心を燃やし、童心?に戻って開放的に語ります。下ネタオンパレードかもw


2年会長の天草シノさん微乳、
2年書記の七条アリアさん巨乳、
1年会計の色々小さ過ぎる萩村スズちゃん、
そして1年副会長となった大きい(背以外もきっと色々)津田くんの4人で生徒会役員共。

この作品のすごいところは、
こんなにひどいwwwのに痛快で視聴後なんか爽やか。
実技の描写なく?淡々と進む下ネタの弾丸トーク。

津田くんとスズちゃんはまともな人間なのに、この2人が逆に異常に見えそうなマジック。
スズちゃんなんかIQ180なのに身長が130ぐらいじゃないかな。
長身の津田くんのアレの高さに顔が来るようにするためのチビっこだがらなぁwwwww
もちろんチビっこ、というか本気さが滲む小っちゃいネタも豊富ww

会長はトレジャーを貸与・供給する中学生のエロリーダーみたいな感じで、
七条さんは「童貞とかハズイよな」とか言わないけど、
経験者の臭いだけ撒き散らしそうな高校生のエロリーダーみたいな感じ、
なんだけど、会長は子どもっぽいところがあって、ところどころで純情、
・・・七条さんは、会長の2割ぐらいの純情を持ち合わせてるかも。


津田くんは特にラッキースケベのスキルがあるわけでもなく、
モテモテのウハウハってわけじゃないってのも素晴らしい。ツッコミ専門。
彼は紳士なのだが、変態とかロリコンの紳士じゃないし。{netabare}Mだけど。{/netabare}
新井里美さんのキャラがいるから変態補強は間に合っているしw

女の子に囲まれているのに正直あんま羨ましくないw
言葉責めというか、聞きたくもない過ぎた下ネタを聞かざるを得ない状況だから、
ドMのヤツラが楽しむ環境とは違う。
顧問の女の邪、いや、横島先生が飢えた狼過ぎるし。

環境に慣れてゆき、日に日にツッコミのキレが増していく彼を見ているとなんか、
人の成長って色々あるんだなってしみじみ思う。
OVAまで行くとスズちゃんも含めツッコミが神がかってて、安心感たっぷりで心地ええ♯


キャラデザも不必要にキラキラしてなくて、
物や背景やイメージ、3D、スズがキレる時や先生の変態っぷりとかやたら作画イイし、
なんか清々しいエロス。

っていうか、おっさんのオレでも分からないネタがあるってどういうことw
2,3話に一つぐらい分からない、推測できないネタがあった。

変態ばかりいる中、というか尺として変態の割合が長い中、
主に津田くん、次にスズちゃんのするどいツッコミや悲しいツブヤキの支えがデカい。

あと、忘れてならないのは『適切』な効果音の数々。最高w
ズキューン、バッキューン、コキッ、ドン、ピッ、「(喘ぎ声)」とか色々♪
アイキャッチ?も小技が利いていてイイ、人によって補完イメージも人それぞれになりそうだしw
背景、特に文章もwww


この作品みたいなリアルはないだろうけど、
女子高にやたら変な夢を持っていりゅ輩の妄想をブチ壊すにはイイ作品かも。
女子高→共学になってもハーレムにならないってのはリアルっぽい。
いやだって、ホストクラブじゃなくて学校だし(1対1)×nは分からんでもないが、
1×nはないでしょ。

「ピーッ」が入るエロトークは好きだが、エロいシーンで視聴者を引くのはどうよ?
って人にオススメ。
下ネタに耐性のない人は観ない方がいいです。
オレからすればポロリやパンチラがある作品とか溢れる中、コレはとても健全な作品です♪
とても健全な作品です♪♪
と~~っても健全な作品です♪♪♪

OP好き、なんかいつも見逃せない、特にバナ…会長とスズちゃんが♪
EDは結構好き、たまに全部みりゅw


うーん、上手く下ネタを交えた感想にならなかったなぁ。だって下ネタ入れると、
「津田くんのアレをスズちゃんがアレしてるみたいで、
2年コンビのアレからアレがアレしてるみたいな、普段でも飲み物の話でアレとか平然と出すし…」
となんかアレに適切な言葉入れると、作品ががんばってピーしてる苦労が、ねぇ。

せっかくなんで、オレの中で強く印象に残っていること1つだけ言っとくかぁ。
「・・・く、く、く○ぁ。」

 Q:○に入るひらがな一文字は?
正解:{netabare}ま


え?他になんか入ると思った??だって、クマの人形があんな風になったら忘れられないでしょ。
あと、ラジオがめっちゃおもしろいです♪{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 20

84.6 10 つっこみでコメディなアニメランキング10位
ご注文はうさぎですか?(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (2403)
11863人が棚に入れました
高校入学を機に木組みの家と石畳の街に引っ越してきたココア。下宿先を探して道に迷う途中、ラビットハウスという名の喫茶店を発見する。その名前からうさぎだらけの喫茶店に違いないと思い店に入ると、そこにはチノという店員の少女と、ティッピーといううさぎがいた。そこで休憩がてら下宿先の場所を尋ねると、なんとこの店こそが探していた自分の下宿先であった。そしてココアは、お世話になる家に奉仕をするという高校の方針により、ラビットハウスの店員として、そしてチノの“自称”姉として働くことになるのであった。

声優・キャラクター
佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙、佐藤聡美、内田真礼、徳井青空、村川梨衣、早見沙織、清川元夢、速水奨

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

ご注文はうさぎですか?? 放送開始記念 第12羽「君のためなら寝坊する」視聴。

この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。
道に迷って偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店だった。
ちっちゃくてクールなチノ、軍人気質なリゼ、おっとり和風な千夜、気品あふれる庶民派シャロと全方位的なかわいさの登場人物に、チノの同級生マヤ&メグ、常連客の青山ブルーマウンテン先生も加わって、ラビットハウスは今日もすべてがかわいい!

第1羽「ひと目で尋常でないもふもふだと見抜いたよ」
この春から高校に通うべく新しい街にやってきたココア。
道に迷って偶然に喫茶ラビットハウスに入るが、実はそこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店だった。
ラビットハウスの一人娘・チノ、アルバイトのリゼともすぐに打ち解け、ココアの賑やかな新生活が始まる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、水瀬いのり、種田梨沙

第2羽「小麦を愛した少女と小豆に愛された少女」
新しい学校への登校中にココアは和服の女の子千夜と出会う。
和菓子に奇抜な名前をつける趣味を持っていたり、通う高校が同じだったりする千夜とすぐに打ち解けたココアは、早速休日にチノ、リゼと共にパン作りを始める。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、佐藤聡美

第3羽「初めて酔った日の事憶えてる? 自分の家でキャンプファイヤーしようとしたわよね」
カップを買いにきたココアたちは、リゼの学校の後輩で、千夜と幼なじみのシャロと出会う。
そんな中シャロがいかがわしい店で働いているのではないかと心配する千夜のため、ココアたちはシャロのバイト先に潜入することに。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐藤聡美、内田真礼、種田梨沙

第4羽「ラッキーアイテムは野菜と罪と罰」
カフェ・ド・マンシーというコーヒー占いを見たココアは、チノにやり方を教えてもらいチノ・リゼ・ティッピーの運勢を占う。
その後なぜかココアの身に次々と不幸な事が起こっていき…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、水瀬いのり

第5羽「ココアと悪意なき殺意」
学校の球技大会のために千夜と練習をするというココアは、なぜか浮かない顔をしながら先にバイトを上がって公園に向かう。
バドミントンの練習のために遅れて公園に行ったチノとリゼは、広場で倒れているココアと千夜を発見する。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
水瀬いのり、種田梨沙、佐藤聡美

第6羽「お話をするお話」
ココアが帰宅するとチノの同級生、マヤとメグがラビットハウスの制服姿で店の手伝いをしていた。
マヤとメグはすぐにココアやリゼとも仲良くなるが、それを見ていたチノはなぜかもやもやする気持ちを抱き始める。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、水瀬いのり、徳井青空、村川梨衣

第7羽「Call Me Sister」
チノの様子が普段と違うことに気付いたリゼ。
ココアに聞いてみると、チノが楽しみにしていたパズルをほぼ完成させてしまったのが原因だった。
姉失格だとショックを受けたココアは店を飛び出してしまい…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
水瀬いのり、内田真礼、村川梨衣

第8羽「プールに濡れて 雨に濡れて涙に濡れて」
温泉プールに遊びに来たココア達は、シャロがリゼに泳ぎ方を教えたり、息止め勝負をしたりとプールを満喫していた。
そんな中チノと千夜はチェスを始めるが、その勝負の先に待ち受けるものとは!?

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、種田梨沙、内田真礼

第9羽「青山スランプマウンテン」
チノが歩いて帰っていると、公園の方から原稿用紙で作られた紙飛行機が飛んできた。
その紙飛行機は小説家の仕事を辞めたという青山ブルーマウンテンのもので、チノはそんな彼女をラビットハウスに連れてくる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、種田梨沙、早見沙織

第10羽「対お姉ちゃん用決戦部隊、通称チマメ隊」
千夜の家でテスト前の勉強合宿をしているココアがラビットハウスにいないある日、マヤとメグがチノの家にお泊りに来る。
店の手伝いをするチノ・マヤ・メグを見たリゼは3人合わせて「チマメ」と命名する。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、水瀬いのり、徳井青空、村川梨衣

第11羽「少女は赤い外套を纏いウサギを駆りて聖夜の空を行く」
クリスマスマーケットでの買い物中に、ココア達はクリスマスパーティーの計画を立てる。
そしてクリスマス当日、ココア達にマヤ、メグ、青山さんも加わり賑やかなクリスマスパーティーが始まる。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
佐倉綾音、種田梨沙、徳井青空、村川梨衣

第12羽「君のためなら寝坊する」
登校中にココアの異変に気付いたチノ。
ココアは高熱で、リゼや千夜がお見舞いに来てくれたがなかなか熱が下がらなかった。
夜になって切れてしまった風邪薬を求めチノは一人で雪道に出ていく…。

ご注文はオーディオコメンタリーですか?
速水奨、佐倉綾音、佐藤聡美、早見沙織

【アニメキャラの魅力】ラビットハウスの小さなバリスタ「香風智乃」の魅力とは?
ラビットハウスの一人娘「チノ」。本名は「香風智乃」。その由来はカプチーノから。イメージカラーは薄い青色で、髪の色や制服もその色です。作者が幕間で不思議の国のアリスの服を着せたチノを描いているのですが、どのチノもとにかく可愛いくチノファンならずとも必見なのです!普段はアンゴラうさぎのティッピーを頭にのせた、落ち着いていて大人っぽく見えるチノ。しかし、そこはまだまだ中学生の女の子。時々かわいらしい子供っぽさも見せてくれます。

■ちっちゃくても一人前なんです!
『ご注文はうさぎですか?』に登場するメインキャラクターの中でもチノは一番小さいです。幼いその外見から、喫茶店の店員としてはまだまだ・・・と思いきや、一人前のバリスタなのです。サイフォンを使ってコーヒーを淹れるのは朝飯前。香りを確認するだけで、コーヒー豆の品種を当てることもできます。ココアはいくらやっても当てられないのに・・・。さらに“カフェ・ド・マンシー”という占いもできます(カプチーノ限定)。

しかし、そんなチノにもコーヒーに関して弱点があります。なんとブラックコーヒーが飲めません。ブラックコーヒーが苦手な女の子というのは普通かもしれませんが、喫茶店でコーヒーに明るいバリスタとなると話は別です。しかしそのギャップがとっても可愛いのです。ちなみにラテアートも苦手なチノ。見事(?)な画伯ぶりを発揮してくれます。

■年相応に苦手なものも多いチノ
チノはまだ中学生なので、実は苦手なものも多いです。例えばトマトジュース。運動も苦手なようで、自転車も思うように乗れません。スポーツ大会前にバトミントンの練習をする際に「ティッピーが頭に乗っていれば2倍の力をだせる」と子供のような言い訳をしています。ついでに美術関係も苦手な画伯です。

しかも、苦手なことに対して下手な言い訳をしたりするので、普段の落ち着いた様子とのギャップが可愛さを際立たせるのです。

■チノはココアのことが・・・?
チノは意外と素直でない部分もあり、それは特にココアに対して発揮されます。好きな子には冷たく当たってしまうと言いますが、まさにそんな感じでしょうか。それに気づかず、必死にチノの機嫌を取ろうとするココアもまた可愛いですけどね。

ちなみに本人はココアのことが気に入っていることを認めたくない様子。リゼいわく「ただ照れてるだけ」とのこと。ココアのことを意識してしまうあまり、傍からみたら不自然な態度をとってしまうのですね。そんなチノもまた可愛く魅力的です。

チノがココアのことを意識しているのはバレバレで、ココアがチノと同級生のマヤやメグと仲良くしているのを見ると「もやもやする」と言ってしまったり、ココアのいない連休にはオーダーに関係なく“ホットココア”を作りまくってしまうほど。いつかチノがココアに対して素直になれる日はくるのでしょうか?

しっかりしているのになかなかその思いを素直に表せない、典型的な弱点をもつチノ。そんなチノですが、ときどき柔らかな微笑みを浮かべる事があります。なかなかお目にかかれませんが、チノが小さく微笑むシーンは、読者や視聴者をほっこりした気持ちにさせてくれます。まだ知らない、観たことがないなんて方には是非、チノの魅力を作品を通してご堪能頂ければと思います。『ご注文はうさぎですか?』おすすめです。

【アニメキャラの魅力】常識人のツッコミ役!?軍人系美少女「天々座リゼ」の魅力とは?
すごく噛みそうな名前の少女「天々座リゼ」。本人も読みにくいと自覚しているらしく、シャロに向けて「リゼでいい」と言っています。名前の由来はテデザリゼという紅茶から。凄く香りのいい紅茶らしいです。イメージカラーは紫で、お店でも紫色の制服を着用してます。

■あまりにも印象的な初登場
リゼの初登場は、「下着姿」「クローゼットの中に隠れていた状態」「拳銃片手」というもの。その状態で「あやしい奴め」とココアに銃をつきつけますが、ココアには「この状況で怪しいのはどっちだろう?」と冷静に頭の中でツッコミを入れられてしまいます。彼女は可愛い顔をして、頭の中は軍人思考なのです。

■いや、それ銃刀法違反では・・・?
父が軍人で、様々な護身術を身に着けているというリゼ。拳銃やサバイバルナイフを常備しているようです。しかもその拳銃をラビットハウスに置き去りにしたり。シャレになっていません。本人も完全に軍隊系に頭が染まっているようで、潜入や訓練という言葉には敏感に反応します。ラテアートでも戦車を描いていますが、あのラテアートは人間技じゃありません。

■日常のリゼ
軍隊ネタで変わり者っぽく見えるリゼですが、『ご注文はうさぎですか?』の登場キャラの中では、実は一番の常識人です。リゼとシャロ以外の女の子が相当ぶっ飛んでいるという説もありますが・・・。

父親の影響で軍人方面に染まってしまっていることに多少コンプレックスを抱いているところもあるようで、ときどき普通の女の子に憧れる描写があります。特に力持ちと思われるのは嫌な模様。女の子らしくオシャレにも興味があるようで、買った服をすぐに着てしまい、その後に出会ったココアとチノの前であたふたする場面のリゼは、とても普段拳銃を握っている女の子には見えません。

案外リゼも子供っぽいところがある少女なのです。ちょっと褒められると調子にのって張り切ってしまったり、女の子らしい座りかたでジグソーパズルに夢中になってしまったり、歯医者に行くのが苦手で虫歯を我慢したり。ある意味一番普通の可愛さを持つ女の子です。

■貴重なツッコミ
完全に天然ボケなココア。涼しい顔ですっとぼけるチノ。その2人の間でリゼは貴重なツッコミ役です(軍人ネタは除く)。また、千夜とのやりとりは完全にコントで、ひたすらボケる千夜に、リゼが様々なバリエーションでツッコミを入れるのが基本。漫才としては千夜とココアよりも、千夜とリゼの方が相性がよさそう。次々ボケていくキャラの中で、必死にツッコミを入れているリゼに、「お疲れ様です」と敬礼しながら言ってあげたくなります。

リゼは『ご注文はウサギですか?』の中でもっとも感情が顔や行動に出るキャラクターです。普段は軍人思考でキリッとしたところもあるのに、くるくる変わるリゼの様子は、読んでいて「可愛いなぁ」と思える、とっても魅力的なキャラクターなのです。

2015年秋アニメ放送直前! みんなが何を観るかが分かった!
■秋から、「こころぴょんぴょん」再び!
第1位には、もちろん『ご注文はうさぎですか??』! 
ココアやチノたちの日常をまた見られるとあっては、投票しないわけにはいかなかったのでしょうか。

豊作?それとも不作?アニメファンが選ぶ「もっとも期待している2015年秋アニメ作品」
第1位には、2014年4月からアニメ1期が放送され、「あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~」の流行語を生んだ『ご注文はうさぎですか?』のテレビアニメ第2期にあたる『ご注文はうさぎですか??』が選ばれた。「日常系なので安心してみていられる。癒し。」、「とにかく可愛くて癒されるごちうさ!!おかえりなさい♪」など、とにかくそのほのぼのしたイメージに癒やされたいファン達の思いが、ランキングに反映される形となった。

【速報】『ごちうさ』の第二期タイトルが『ご注文はうさぎですか??』に決定! 放送時期、新ロゴも発表に
2015年6月28日(日)、東京ドームシティホールにて開催された「まんがタイムきららフェスタ2015」にて、『ご注文はうさぎですか?』の第二期となるTVアニメ『ご注文はうさぎですか??』の映像が先行上映された。

映像の中で放送時期が2015年10月であることも発表された。また、映像のラストシーンでは、ココアの姉であるモカらしき人物の姿も確認することができ、ファン達から歓声が起こっていた。

いよいよ放送時期が決定した『ご注文はうさぎですか??』から目が離せなくなりそうだ! さらに、今年のエープリルフールで話題となった『ご注文は魔法少女ですか?』のグッズがコミケ88で発売されることも決定! グッズ内容などの詳細はまだ発表されていないので、続報を心待ちにしよう。なおイベントの詳細は追ってレポートでお届けしていく予定なので、そちらもお見逃しなく。

魔法少女チノ 華麗に爆誕です! アニメ『ご注文は魔法少女ですか?』公式HPが公開中
2015年4月1日(水)に『ご注文は魔法少女ですか?』の公式HPが公開!? HPではココアお手製の衣装に身を包んだチノの特別ボイスが聞けるようになっていて、魔法少女らしい台詞や、「この服、やっぱり恥ずかしいです」と恥じらう様子を堪能できちゃいます。ぜひとも、ご自身の目と耳でお楽しみください!

『ご注文はうさぎですか?』第2期正式発表に橋本監督「やっと言えました!」
アニメ『ご注文はうさぎですか?』の第2期製作決定が、1月30日午前0時正式に発表された。

発表と同時にアニメ公式サイトは「TVアニメ第2期製作決定です」の文字をキャラクターらが持った新ビジュアルに差し替えられ、また公式Twitterアカウント(@usagi_anime)からも「皆さま、大変お待たせいたしました。正式発表をさせていただきます。」という前置きとともに発表が行われた。

そして公式発表から1分後、本作の監督をつとめる橋本裕之氏も自身のTwitterアカウント(@lainnet01)を通じ、「本日情報解禁になりましたのでお知らせします。ご注文はうさぎですか?第二期が決定しました!やっと言えました!(*^^*)」と報告し、つづけてファン達への感謝の気持ちを綴っている。

今回のアニメ2期製作決定については、学研マーケティングの運営する『学研出版サイト』に掲載された、1月30日発売のアニメ美少女キャラクター雑誌『Megami MAGAZINE 3月号』(学研パブリッシング)の表紙情報で先に明らかになっていた。表紙には「ご注文はうさぎですか?第2期制作決定」と書かれており、ファンの間では近日中の正式発表に「あぁ^~こころがぴょんぴょんするんじゃあ^~」と期待の声が高まっていた。

アニソン好きライターが独断で選んだ「2014年ベストアニソン」
『ご注文はうさぎですか?』の『Daydream cafe』

『ご注文はうさぎですか?』の主演声優陣によって結成された女性声優ユニット、Petit Rabbit'sの『Daydream cafe』(正式な表記は、"cafe"の"e"の上にアクセント)は、個人的に2014年でベストな萌えソング。ひたすら愛らしいキャラクター達が穏やかで幸福な日常を過ごすアニメ本編も大人気で、その劇中のエッセンスをギュッと濃縮して音にしたかのようなこの曲の完成度には、ただただ驚愕させられました。

音も良いんですが、何よりもこの曲の魅力は、やはりその歌詞。ネットでも一時期流行した「こころぴょんぴょん」という神憑り的なフレーズを思い付いた時点で、この曲の勝ちは決まっていたのではないか? と思うくらい、歌詞の力が強い曲です。

登場人物たちのキャラクター性をトリミングした愛らしい言葉遣いの数々に、柔和さとリズム感を同時に有した"ぴょんぴょん""つーんつーん""ふわふわ""どきどき"といった擬音語を多用した歌詞世界は、まるで甘いお菓子の如く甘美でハッピーな雰囲気を漂わせており、聴いているだけで幸せなってきます。それを歌う声優さんたちのユニゾンも完璧で、これこそ正に王道の"萌えソング"であり"声ドルソング"。声と言葉の魅力に溢れた楽曲です。

そして、こんな凄い歌詞を書いたのは誰なのか? と作詞家さんのお名前を確認してみれば、そこにクレジットされているのは畑亜貴先生。

リズミカルな言語感覚を駆使して数多くの大ヒットアニソンを生み出してきた畑先生ですが、2014年もこの『ごちうさ』に『ハナヤマタ』オープニングの『花ハ踊レヤいろはにほ』、『のうりん』の主題歌とした使用された田村ゆかりさんの『秘密の扉から会いにきて』、『さばげぶっ!』エンディングの『ぴてぃぱてぃサバイバード』(これも物凄い言語感覚とリズムに満ちた曲!)と多くの優れたアニソン、声ソンをクリエイトされました。

『ごちうさ』でこころぴょんぴょんした方は、是非ともこれらの楽曲もチェックしてみてください。

『アニメ流行語大賞2014』投票結果はこうなった!
今年のノミネートは35コ。今年は第2期の作品も多く、新しいセリフが生まれにくかったように感じました。さて、2500票を超える投票の結果は?

4位:こころぴょんぴょん/あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃ^~(ご注文はうさぎですか?)

マルイで心ぴょんぴょん「ご注文はうさぎですか?」イベントが渋谷で
Koi原作によるTVアニメ「ご注文はうさぎですか?」のグッズ販売や展示を行うイベント「ご注文はOIOIですか? in Shibuya」が、11月14日から25日にかけて、東京のマルイシティ渋谷にて行われた。

本イベントでは「ご注文はうさぎですか?」のラバーストラップや携帯クリーナーといった限定グッズを販売するほか、9月に開催された「Rabbit House Tea Party 2014」にて実際に使用されたステージ衣装を展示。

『ごちうさ』は可愛いだけじゃない?
2014年4月放送中のTVアニメ『ご注文はうさぎですか?』。今年1月に放送された『桜Trick』、そして第二期の放送が決定した『きんいろモザイク』など、近年、このような“日常系”とカテゴライズされるアニメが人気を集めている。

これら“日常系”作品の魅力とはなにか? 過去から現在まで、『ひだまりスケッチ』や『けいおん!』など、人気アニメの原作を排出し、多数のファンを獲得している『まんがタイムきらら』の編集長に日常系の魅力を伺った。

現在放送中の『ご注文はうさぎですか?』の魅力をおしえていただいた。

「コミックスの帯に『すべてがかわいい』と書いてありますが、そのとおりです。
一見西洋風な世界なのに、和服を着た女の子も登場している。それなのに、画面にハレーションを起こさない。それはKoi先生の美学が作品世界の隅々まで徹底されている故です。
またマスターやティッピーという異質な存在もあります。これらのキャラが入るからこそ、女の子たちの魅力がより際立って見えるんです」

なるほど魅力的なキャラとは、絵の上手い下手だけではないのか。人を惹きつける個性とそれを引き立てる世界観がないといけない。

う~む、ますます奥深く思えてきたぞ。“日常系”の世界!!


2014年4月より6月までTOKYO MXほかにて放送された。同誌連載作品でのテレビアニメ化は、『かなめも』、『きんいろモザイク』に続いて3作目。また、koi作品としては初のテレビアニメ化でもあった。

キャッチコピーは「すべてが、かわいい。」「かわいさだけを、ブレンドしました。」。

2015年1月6日からは、BS11において、本放送と同じ時間枠において、エンドカードを刷新した上で再放送が行われている。

2015年1月、メガミマガジン2015年3月号にてテレビアニメ第2期の制作が発表され、その後アニメ公式サイトほか各種メディアでも順次発表された。

『まんがタイムきらら』関連雑誌連載原作作品でテレビアニメの続編が制作されるのは『ひだまりスケッチ』・『けいおん!』・『きんいろモザイク』に続いて4例目となる。

オープニングテーマ
「Daydream café」

エンディングテーマ
「ぽっぴんジャンプ♪」(第1羽 - 第11羽)
「日常デコレーション」(第12羽)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 49
ネタバレ

ジョガマヤ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

すべてが現実逃避に最適!

※注意
だんだんと長くなります。
リアルがつまらなくて、一時的でも逃げ出したい人におすすめ。
視聴前は偏見の塊で、見ず嫌いをしていた自分を殴りたい...
一応、基本的な考えを話しておきます。
私は全方位完璧な作品以外「好き」とは言いません。
客観的な視点から見た良さと主観的な立場から見た好みの両方がカンストしないといけません。(面倒な人ですね)
好き、と公言するにはそれなりの責任が伴うのです。

この「ご注文はうさぎですか?」のレビューは主観的面からも、客観的面からもバランス良く見た上で書いています。以下本文

いきなりだが漫画原作者であり創造主でもあるKoi先生の偉大さにはいつも驚かされている。「ご注文はうさぎですか?」はあくまで日常四コマに分類されるので、見かけ上はかわいい女の子たちが平和に過ごしていれば良い。そして大概の人はこの部分に惹かれていき、同時に嫌う者もいる。しかしながら、「ごちうさ」はまるで精巧な機械であり、裏では全てが繋がり、理屈が通っていることがわかる。見かけは1羽完結であって伏線やストーリーは無いように見える。しかし、それはパズルの1ピースであって、ピースを置いていくことで全体像が明らかになっていく。すべての落ちに意味があったことに気付かされる。(詳しく語ると大いなるネタバレになってしまうので、ぜひ個々人で探してほしい)
これをすべてを計画していた、見透かしていたかのようにやり遂げてしまうKoi先生は一体何者なのだろうか。(または先生は創造主という枠を超えた一人の「観測者」であるとも言えそうだ。だれよりも先生自身がごちうさを愛しているのはファンには周知の事実である。)
1期では本質は非常にわかりにくいが、2期、DMS、原作、SFYでは比較的わかりやすいだろう。考察しようと思った者にだけ、深淵を見せてくれる。
1期は設定とキャラの基本性質の露呈、伏線張り、世界観の演出がメインなのでライトな方、いわゆる日常系が好きな方にはウケるだろうが、ここからがこの作品の真髄である。深い。とにかく深い。まさに沼だ。複数本の芯が通っているのだ。本当に「通った」作品である。
そしていわずもがな、すべてがかわいい。(勘違いされがちなのだが、これは前提として、という意味合いなので、かわいい「しかない」というわけではない。それ以上に付加価値が多くあるのだ。)
このように内面も外面も良く、ライトな層にもファンにも楽しめる最強の作品なのであり、これが大人気の理由だと思う。では具体的な話に移る。
あえて日本ではなく、ヨーロッパをかき混ぜたような世界観(フランス、ハンガリー、ドイツなど)にすることで、リアルにあるようでない世界を訪れることが可能。まさに異世界転生や小旅行をしている感覚である。そしてこれが現実でないから良い。3次元から眺める形が一番良い。転生したくはない。あのステキなセカイを崩してしまうのが怖いからである。次は作画について。
背景の木組みの町並みが綺麗すぎる。作画崩壊も皆無(ただ、1期4羽の作画は嫌いな人はいるかもしれない)。1,2期の1,11,12羽は特に素晴らしい。隠れうさぎがいたり、小物にこだわっていたりする。
現実逃避ができるが、それでいてやりすぎるようなこともない。
私は感情移入しすぎてしまうためか、リアルからかけ離れた、現実逃避はできるが、感情が激しく揺れ動いてしまうアニメは見ていると、はっきり言って疲れる。活力を得るためにアニメを見て疲れるのは本末転倒であると思う。
また、原作絵がとてつもなく綺麗で、それを受け継いでいる。
原作絵はキャラだけでなく、周りの小物や背景もかなり丁寧に描いている。
キャラデザも原作に沿っており、癒やしが助長され、嫌なことを忘れられる。
声優さんについては、(演技の上手さだけで判断)名演技が多くあり、キャラクターと相性抜群と言って良い。次は楽曲について。
op,edがポップで可愛いらしく、歌詞も考察しがいのあるものになっている。
もちろん映像と合っているのは当然である。映像と音楽含めてのop,edである。
ごちうさのキャラクターソングの歌詞は考察すればするほど深いものになっていく。特に畑亜貴先生はよくごちうさの世界観、思想を理解しているな、という印象。
劇伴も落ち着いたものが多い割には、印象に残りやすい独特な雰囲気。3拍子が多い感じがする。
加えて、露骨なエロシーンが無いので、安心して見れる。
私は男性向けの巨乳キャラが色気を出すのが好みではないのだ。
みんなの女子力が高いのも魅力。髪型や服装、靴下なんかも結構変わる。
原作絵もとにかくかわいい、綺麗、おしゃれだし、随所に考察ポイントが存在する。アニメから入ったなら絶対に原作も読まないと損である。アニメ、つまり原作のはじめの部分では明らかにはなりにくかった魅力的な本質に、きっと気がつくことができるだろう。(後述)

キャラ(主要10名、ティッピー除く)紹介。いちおう呼び捨てで統一(全員さん付けしたい今日この頃)。
ネタバレタグで囲っておく。
①ココア
{netabare}
出会ってから3秒で友だちになれる(らしい)ほどのコミュニケーション能力の高さ。チノともたった1羽で一緒にお風呂に入ってしまう。年齢も関係なく平等に話せる。笑顔が多いこともポジティブさによる。周囲を動かす行動力を持ちつつも、落ちでは「台無しです」でしまらない。チノへの愛が可愛い。頼りたいし、頼られたいと思わせる欲張りコース。
{/netabare}
②チノ
{netabare}
重たい環境に囲まれていたとき、リゼと出会う。これはチノ父とリゼ父の画策による。さらにココアと出会う。これをきっかけに周囲と打ち解けていき、笑顔も増える。この成長を見守りたいし応援したい護りたい!髪型や服装が頻繁に変わり、女子力が高く、料理上手なのもポイント。ちなみによくチノだけ頭が良くない説が騒がれるが、お嬢様高校も射程圏内だがあえて受験しなかったらしいのでそんなことはない。
{/netabare}
③リゼ
{netabare}
かっこよく、クールだが、可愛いもの好きでギャップあり。ヘタレでもある。
何気にヘアピンや髪型、服装に気を使っていて、オシャレさん。指揮力が高く、面倒見が良い。自分が周囲と浮いていることを気にしている。親しく接してくれるシャロには感謝している。可愛いと言われなれていないために真っ赤になるのも可愛い。護りたいし、護られたい。
{/netabare}
④千夜
{netabare}
シャロとの幼馴染関係がわかり合いつつも、遠慮しちゃう関係で可愛い。
(ご注文はうさぎですか? Wonderful party!に感動、ホカホカエピソードがある)ココアとも完璧なパートナー。メニュー名が面白い。おそらく語彙力の高さがなせる技である。お姉ちゃん、お母さん的面がある。メニュー名は青山と一緒に考えている。基本ボケ担当。会話を回す役割に長けている。あまり表には出さないがおそらく1番の友達思いだと思われる。
{/netabare}
⑤シャロ
{netabare}
真面目で責任感が強く、料理上手。貧乏キャラ設定ではありつつもおしゃれには気を使っている。気を張って頑張りすぎるところがある。(ご注文はうさぎですか? Wonderful Party!(以下WPで表記)参照)コーヒー酔いによるギャップもあり、面倒見が良く、護りたいし、護られたい。千夜の前ではたまにとても素直になることがある。ちなみに、そこまで深刻な金欠ではなく、一人暮らしの仕送りが少なめの大学生程度だと思われる。陶器コレクションにつぎ込んでいるのか?
{/netabare}
⑥マヤ
{netabare}
八重歯、短髪、考えるより先に手が出るタイプとボーイッシュではあるが、髪型などを意外と気にしていたり、相当な友達思いであったり、かなり女の子らしい。褒められると真っ赤になる。ちなみにかなり成績は良い。また、チマメ隊のひっぱり役である。
{/netabare}
⑦メグ
{netabare}
素直でおっとり可愛い。天然タイプで護りたい。マヤとの友情エピソード(バレエ教室にて)が可愛い。心あたたまる。身体的成長は順調だが、精神的成長が順調なチノに若干嫉妬している様子。唯一、ひと目でココアの長所を見抜いた人物。
{/netabare}
⑧青山ブルーマウンテン
{netabare}
何気に小説が映画化、アニメ化している売れっ子作家。お嬢様高校出身で優秀でありつつも、ポンコツさも併せ持つ。性格からか、ココアたちとも敬語なしで仲良く話せている。人見知りだったが、ココアと出会ってから改善されたようだ。シャロ愛がすごい...作家ポジなので、時折物語的視点で私たちと一緒に彼女たちを観察することがある。
{/netabare}
⑨モカ
{netabare}
ココアと似ているところも多いが、違うところも結構ある。ほとんど全員のお姉ちゃんになれるレベルの包容力。泣いてしまうほどの美味しいパン。ぜひ食べてみたい。護られたい。
{/netabare}
⑩タカヒロ
{netabare}
完璧すぎる万能人。ジャズ、経営、吹き矢、交渉などが得意。物語の裏で重要なポジション(サポート役)。というか普通にイケメン。
{/netabare}

話を戻す。萌えアニメはストーリーの起伏が全く無くてなぁなどと言われるが、ごちうさのストーリーにはメリハリがあり、グダグダしない。(昼に盛り上がり、夜でしんみりするパターンが最も多い)イチャイチャはあるが粘着せずに爽やかである。少なくとも他の学園系日常作品とは一線を画している。
それに、チノちゃんを中心にそれぞれの成長を楽しむこともできる。
まさに、ココアさんをきっかけに始まった「魔法のような物語」であり、(手品かも)チノ父、リゼ父、青山先生など大人たちに支えられている物語でもある。
(詳しくはDear My Sister のレビュー参照)
ごちうさのストーリーのテーマとしてあげられるのは他にも、「感謝の輪」「おせっかい」「未知なるセカイの開拓」がある。単なる「ほのぼの」ではない。彼女らなりの葛藤、悩みがあるのだ。勿論仲がとても良いのだが、「遠慮という障壁」が存在して、それらを「おせっかい」でぶち壊す。そしてそれが循環し、「感謝の輪」となる。(これはアニメ化された部分(特に1期)ではわかりにくいので気になる人は原作を読もう!)本気で語ると、長文レビューとなってしまうのでここで止める。(もうすでになっている)
ほんとうの意味(←ココ重要)でのアホキャラがいないのでイライラしない。(私はアホキャラが3人以上登場すると耐えきれなくなります)全員頭が良いと推測できる。(ソース:原作)
また、全員にギャップがあって、それも楽しめる。それ故にそれぞれのキャラを表現するキャラソンが多すぎて、揃えるのが大変である...
ネタについては、デジャブを感じるように仕組んでいるシーンが多くある。これは原作で特に顕著。(「どっちですか」ネタなど...)
もとは4コマであるので頻繁にオチがつく。こんなにしっかりオチを毎回つけるのはかなり難しい。
笑いの質的にはバカ笑いと言うより、じわじわくる感じの笑いである。
1周目はほとんど笑えないが、2周目以降は初見では笑わなかった場面で笑えてくる。しかも、浄化されていくような、誰も傷つかない綺麗な(←ココ重要)笑い...普段の汚い笑いとは全く違う。
友情にじわっとくる話も多数織り込み済み。さらなる友情を求めるならゲーム(WP)をやってみると良い。特に千夜が活躍する。二次創作、妄想も良いだろう。
ありがちな、登場人物は大体同じ学校、年齢でクラスメイトという設定が多くを占める中、学校が全員一緒というわけでもなく、年齢もかなりバラバラな中で築けるあの友情に、敬意を表するべき。素敵と言わざるを得ない。
さらに、時々ヨーロッパ特有の私達のよく知らないものを出してくるので、詳しくなれるというおまけ付きである。
本当に何百周としていても飽きない、見れば見るほど面白い作品だと思う。
考察がまだまだ止まらない。そして、私の人生を救ってくれた作品でもある。
本当にKoi先生には感謝している。ぜひ見ず嫌いせずに、12羽を完走してみてほしい。原作も最新羽まで読むと、よく練り上げられたストーリーや先生のこだわりがわかるはずだ。

1期がいまいち薄かったと思った方が一人でも多くこのレビューたちを見て原作に興味を持ち、驚愕し、ファンになってくれることを心の底から願っている。

とにかく原作を読んでくれ!!それからだ。愛と金と時間を重ねれば、満開の花を咲かす大樹のごとく、太い論理構造の幹をもち、1次創作が互いに影響を与え合い進化し花を咲かせるごちうさの姿を観ることができる。
※私のツイッターアカウント(@blacktea_zygmy)を見て(検索して)いただくと他にも感想考察を読むことが出来ます。イベント前後や原作の更新日などはうるさいです。一通り原作を読み終わった方はどうぞ。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 10
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

天然サナトリウム温泉♪

∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩

モーニングだよ!<J>

「「「「「全員集合」」」」」<J♣♡♢♠>

注意事項
・・・え、私が読むんですか?<♡>

がんばれ、気合だ!!!<♠>

は、はいっ!!<♡>

え~っと、
①ラビットハウスはどなたでも歓迎しております♪
※ただし天然さんに限ります
うう、私、天然さんじゃないのに
※若くて美しい女性に限ります
・・・なんでこんなこと言わなくちゃならないんですか
※胸のおおき・・・い人もちっちゃい人も歓迎します
私はまだまだ成長期です!<♡>
こんなのイジメだー!!!!!<♢>

あらあら<♣>

むむむ、続きを読みます
※男子禁制です、ただしスタッフの親類は除く
おとおさんもいますし、ティッピーは・・・ティッピーです
以上です
・・・これだけですか?1番で終わりじゃないですか
あ、あと、
※特定のスタッフ1人を甘やかしすぎないでください
すぐ調子に乗りますから、誰彼かまわずベタベタします<♡>

ごめん、お姉ちゃんが妹に寂しい思いをさせてしまったー!! たくさんモフモフするからー!!!<J>
別に誰のこととは言ってないじゃないですか、ベタベタしないでください、恥ずかしいです・・・<♡>
えへへへ~<J>

∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩  ∩∩
※何も言わずともJ♣♡♢♠それぞれ異なる心の声が聞こえた方とは友達になれるでしょう。
 言う必要もないと思いますが{netabare}
 Jココア、♣ちや、♡チノ、♢シャロ、♠リゼで、ちなみに「全員集合」のところは、
 Jいつも通り、♣ノリノリで朗らか、♡恥ずかしそうに、♢緊張してちょっと噛む、♠教官チック{/netabare}です。
※土日祝はきっと朝からモーニングを提供している、私はそう信じています。




この作品は喫茶ラビットハウスを真ん中辺とした天然不思議系キャラの日常です。
爆笑できるギャグや百合、あとえっちぃのは期待しないでください。{netabare}
着替えシーンがありますが、あれは水着です。確か、プール回でも似たような柄だったし。
汚れなき眼(まなこ)で見てください。{/netabare}

などと言いつつも、萌えアニメであることは否定できません。
なので自分としては、
天然あるいは不思議系のキャラを満喫するキャラアニメぐらいに思いたいところです。


舞台は日本なんだろうけど、フランスとかスイスみたいな雰囲気の街で、兎と野兎に溢れている。
フルール・ド・ラパンって名前の店あるし?
お店とか、お祭りとか、働きっぷりとか、どこか古めかしく、携帯電話も出てこない。{netabare}
と思っていたら、スマホだらけの回とかあるしwww あるぇ~、携帯電話この回だけじゃね?{/netabare}

ココアが転校するために引っ越すところから話が始まり、
住むところはチノがいて、リゼが働いている喫茶ラビットハウス。
新しい学校には同い年で甘味処「庵兎甘(あまうさあん)」の看板娘ちや、
その幼馴染にハーブ喫茶のフルール・ド・ラパンで働くシャロがいる。
あと、チノの父とモフモフ兎のティッピー。

ただの萌えアニメと感じさせないところは、親類ではあるがチノ父が出て、
セリフは少ないながらもレギュラーで登場するティッピーの存在感の大きさ、
あと青山ブルーマウンテンさんの落ち着き?などがある。ついでにメインキャラ紹介すると、

Jココア 元気、カワイイ物好き、おバカ ☆☆☆☆★(←天然度、☆が1、★が0.5)
♡チノ 自己表現が苦手そう、ちょっとがんばり屋、ちょっと神経質 ☆☆☆
♠リゼ 軍事ファミリー、武器を常備、熱血っぽい、かわいいモノ好き ☆☆☆☆
♣ちや 自覚あったりなかったりするS、たまにすごくボケたり勘違いする ☆☆☆☆☆
♢シャロ プリプリするところがある優等生、リゼに憧れと好意を寄せる ☆☆★
※天然度は勘です

∩∩ ∩∩ ラジオと声優さんについて ∩∩ ∩∩{netabare}
あやねる、いのすけ、ええ☆

俺ガイルから本格的にラジオを聴くようになり、
ぜんら、なのん、などは非常に楽しませてもらいました。

ラジオ聴くと親近感が沸くね。
で、声優さんにあまり興味のなかったオレとしては、
ラジオが、ラジオで面白い人は印象に残ります。

そして、この2人は恋愛ラボのあのキャラとこのキャラ。

あやねる・・・あんな高い声も出るんだ~うぇひひひひひひww
いのすけに関してはかわええ声していると思いましたが、いいね♪
特に相槌が「ハイ」でも「うん」でもなく「ん」がセクシーでそれだけでも聴く価値があるwwwww

あとシュガーさんの声、ええわ~☆

・・・そろそろキモくなったんで普通に、
佐倉さん、水瀬さん、いいね♪

普通に佐倉さんみたいな人、ええわ☆☆☆☆☆


声優のアイドル化が進む中、
ぶっちゃけ写真集と曲の良さを度外視してCDとか買おうとは思わんが、
ラジオはええわ♪♪

タダだし・・・ケチだけど、本当に応援したいと思ったらちゃんと借りるから!!www
∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩ ∩∩{/netabare}


んで、結局面白いのかと言えば、知らん。オレは好きだ。
なぜなら、
放送直後2,3週間の感想で見かけたけど、
「きんモザ好きな人にオススメ」「~楽しめそう」とか書いてあったけど、
あれだよ、オレ、きんモザ嫌いじゃないけど、好きでもないから。


~ 一度やってみたかった、オレの日常系対する好みと傾向とか メッチャロングver. ~
※本当に長いから途中で読むの放棄してね♪ {netabare}

とか言ってあれだけど、オレとしては一緒にしないで欲しい!
ごちうさはものすごく楽しんだし、作品としての完成度がものすごく高いから!!

参考資料
『日常系っぽい作品マイベスト?? ※ネタバレあるかも』
http://www.anikore.jp/anime_rankings/view/33146/

ということで、成分タグ「日常」なかったら「日常系」で上から順にさらっと感想を述べます。
・・・「日常系」にしておきました。
ついでに☆で楽しめた度を5段階評価します。オススメうんぬんではなく、ただ自分が楽しんだかです。

①男子高校生の日常 ☆☆☆☆☆ 完走した 何度も観た、観直せる
ギャグメイン。男だらけだが女の子も出る。非常にええ♪

②けいおん2期 完走したか覚えてない
萌えメイン。OPが好みじゃなかったのと、よく覚えてない。

③けいおん1期 ☆☆☆☆ 完走した、観直せるかも
萌えメイン。放送当時はすごい好きだった気がする。ミオとウイがええ☆

④のんのんびより ☆☆☆☆☆ 完走した!!!!! 何度も観たし、観直したい
れんちょんメイン。ああ、すごくいいね♪

⑤日常 1話で切った
非日常系。全然、日常してなくて切った。

⑥みなみけ1期 ☆☆☆☆☆ 完走したぁあ!!!!! 10回は観た、観直したい。
シュールなコメディ。ラブも微量に含むがそれすらもネタ。最高だ☆☆☆☆☆

⑦ゆるゆり1期 ☆☆☆☆ 完走した 観直せる。
百合とキャラアニメ。好きなキャラ結構多かったので楽しかった。

⑧らきすた ☆☆☆☆ 完走した 放送当時、何度も観てた
萌えメイン。ラッキーチャンネルは微妙だった。観直せるかは分からん。4人の中でつかさが一番ええ☆

⑨みなみけ おかえり 観てない

⑩みなみけ ただいま 観てない

⑪みなみけ おかわり 数話観てしまった・・・

⑫ゆゆ式 観てない

⑬サーバント×サービス 観てない

⑭あっちこっち 観てない

⑮氷菓
・・・日常系として評価不可。

⑯GJ部 ☆☆☆☆☆ 完走した!!!! 何度も観た、観直せるが・・・最終話が物悲しい
不思議空間キャラアニメ。不思議だがはまってしまった。しおんさん、きらら、たまがええ☆☆☆☆☆

⑰映画けいおん 観てない

⑱TARI TARI
日常系として評価不可。

⑲君と僕。 観てない、初めて知った

⑳苺ましまろ 観てない、原作は少し読んだことある

㉑たまゆらTV1期 ☆☆☆☆☆ 何度も観た、観直せる
カメラを軸にキャラとヒューマンアニメ。ああ、イイ作品だ。ま、まおんたんがええ☆☆☆☆☆

㉒たまこまーけっと 観てない

㉓Aチャンネル 一話で切った
バット持ってるチビっ子と、非常に遅く感じるテンポがダメだった

㉔きんいろモザイク ☆☆ 完走した
百合萌えアニメ。赤毛、ヨーコがかわええ。以上。

㉕みなみけ べつばら 観てない・・・みなみけシリーズすげえな

㉖今日の5の2 ☆☆☆☆☆ 完走した、観直せる
シュールコメディ。ロリコン向けでもあるが、普通に面白かった。

㉗ゆるゆり2期 ☆☆☆ 完走した
百合とキャラアニメ。話の内5,6個は楽しかったけど、それ以外は微妙だった。

㉘あいうら ☆☆☆ 完走した、観直せる
日常系ふともも蟹ショートアニメ。日常過ぎたけど、結構楽しかった。

㉙ごちうさ ☆☆☆☆☆ この作品

㉚河合荘 ☆☆☆☆☆ こないだ完走した、観直すかはわからん


そろそろメンドクなったなww
・・・日常系が好きだと思ってたけど、観てなかったり1話切りしてる作品が結構あるなぁ。


㉛位以下で好きな作品(好きな順、あるいは観直したい順)

○帰宅部活動記録 ☆☆☆☆☆ 完走した!!!!!
何度も観たが、最近観直したくて仕方がないが、手元にない…
ネタの幅が広く、ギャグ、ボケとツッコミもメインのアニメ。すごい楽しかった♪
観たい、観たいんだ!!!

○でぃーふらぐ ☆☆☆☆☆ 完走した!!!!! 応援したくて、ドラマCD借りたった~☆
ギャグとツッコミアニメ。割と創造性豊かで、ストレートに楽しめた。ハーレムとか萌えアニメとは違う。
アタルぅ・・・wwwww

○キルミーベイベー ☆☆☆☆☆ 10回は観た!!!!! また観直すかも
激しいボケとバイオレンスツッコミアニメ。やすな・・・君は最高だ!!!!!

○ひだまりシリーズ ☆☆☆☆☆
 シリーズ通して多分3回は観た!!!!! 長いから観直すのに勇気がいる
女子高美術科、アパートで一つ屋根の下系ホームコメディ? 表現力にツボった。
ミヤコが大好きだ!!!!!

○恋愛ラボ ☆☆☆☆☆ 何度も観た!!!!! そのうち観直すかも
中学校生徒会、ギャグコメディ。分かるわ~と思いながら楽しんでた。エノがええ☆☆☆☆☆

○ワーキング1期 ☆☆☆☆☆ ちなみに2期は☆☆ 1期は好きだから何度も観たし、観直せる
バイト系日常アニメ。テンポとキレが良い♪ 小鳥遊くんの変態さを含めてイイよね♯

・・・っていうか、氷菓とかTARI TARIが含まれるなら、ARIAとかも日常系じゃね?
ちなみにARIA大好き♪
{/netabare}

↑こんな好みの人間ですが、分かるわ~って思う人には、ごちうさをオススメします。

ちなみに今期2番目に楽しんだ作品です☆
作品としての完成度は非常に高いと思いますよ~
OPのサビでのメロディとシャロのワンツーパンチで、心とテンションが跳ね上がります♯
センスのええサブタイもお好みでお召し上がりください♪


∩∩
 ・・
  × <おまけ、好きなキャラランキング){netabare}


主要キャラ五人の中で、



一番、ちや!!!!!




二番・・・二番・・・





・・・・・・一番決めといてなんだけど、みんな特別なオンリーワンとかじゃダメですか?
ええダメですともぉ!!!!!{netabare}





二番、{netabare}ココア!!!!! ぐふっ( ´゚Д゚)・;’.、カハッ


三番、{netabare}シャロ!!!!! ごほぁっ( ´Д`)・;’.、カハッ



四番、{netabare}チノ!!!!!  ふごぉぁっ`;:゙`;:゙;`(゚Д゚*)ガハッ




五番、{netabare}リゼ!!!!!                  _:(´ཀ`」∠):_





{netabare}とか何とかいいながら、一番は文句なしで決まってて、
二、三番で多少悩みはしたものの、ほぼ即決、
五番も決まっていたものの、好き度は高かったから五番に置きたくなかっただけ。

というか、回によって2番が変わる。
チノはしょっちゅう上位に浮上してくるし。


チマメ隊のマメもまあまあ好き、メグの方が好きかな。

ティッピーは二番目に入れたいぐらい好きだし、
チノ父はダンディだし、
青山さんはいい味出しているし、

うん、名前のあるキャラはみんな好きだな。










でも一番は、ちや、それは揺るぎないww{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 27

80.8 11 つっこみでコメディなアニメランキング11位
干物妹!うまるちゃん(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1767)
8906人が棚に入れました
容姿端麗!文武両道!誰もが羨む美妹(びもうと)には、ある秘密があった…。
妹に手厚いYJが新たな妹像の創出に挑む!新解釈・兄妹コメディ♥
内弁慶の外美人!チグハグギャップな妹ライフ此処に開幕ッ!!!

声優・キャラクター
田中あいみ、野島健児、影山灯、白石晴香、古川由利奈
ネタバレ

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

U・M・R >∀<๑)ノ U・M・R >∀<๑)ノ UMA ぢゃないよ う・ま・る!

原作コミック 原作未読 全12話


ひもうと←
『干物妹!うまるちゃん』
ってもう皆さまご存知ですよネ( ‘ω’)b

週刊ヤングジャンプにて連載中の、日常、ギャグ漫画原作で
‘15年夏期クールにてグータラかわいいいと一躍話題となった
アニメ『干物妹!うまるちゃん』

「干物妹」←は今年の流行語大賞にノミネートされたほど
流行りましたネ~(´―`*)ヾ(・ω・`)ゥン、ノミネート、サレテナイネ…


Σ(ОД○*)ぇ … これはとんだ勘違い…失礼を´・ω・)。´_ _))ペコ



さてさて、
レビュ_((Ф(・ω・`)カキカキの前に、私も何かと準備を…
ε=ε=ε=ε=(+っ`・ω・´)っ ||CV||

コーラに、ポテイト(BIG BAG) 、たけのこの里、プリン、
はもちろんのこと♡、私的に…追加でw
焼酎、ビールに鶏唐揚げ、フロマージュ、さきいかにロールケーキを―
(*◎ω♡σ)σゲッツ♪w

さぁ今夜はぱぁ~りぃ~ナイッ♪ 
宴のはじまりだぁ~☆。+(●´∀)人(∀`●)☆。+

ん(・3・)? ちょ…
甘いもの多すぎ… ですって?

ほらぁ~最近よく言うじゃないですかぁ~
“スイーツ男子♪” でしたっけ((*ノ∀`*)σ)・ω・`)ホラホラ- アレですよ-w


全く話がそれましたが!!!
コーラをグビっとゴキュゴキュいったところで♪
本作の感想を_((Ф(・ω・`)カキカキ始めたいと思います☆


ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛
ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ε=



本作最大の魅力で私が伝えたいことのほぼほぼ全てが~そぅ!!
『うまるちゃん』が ”かわゆすぎる(´♡‿♡`+).*・゚

ご存知の通り、2等身デフォルメきゅんキャラ的な
見てくれに、橙色のハムスター(作中曰く)のフードを
マントのように頭からまるっとかぶった超絶きゅーと♡な
のが干物妹と化した『うまるちゃん』(うまるーん♫)

お兄ちゃんに駄々こねてプンスカしてるトコも٩(๑`н´๑)۶←w

困った時にはすかさずお兄ちゃんに頼っちゃうトコも~
◟(๑•́ ₃ •̀๑)ノネェネェお兄ちゃん!お兄ちゃん!!←w

バレまいとひた隠しにしていた隠し事をw
お兄ちゃんにバレちゃってタジタジなトコロもΣ(๑;,ºДº,;๑)…←w

大好きなお兄ちゃんに甘えてぐっすり~夢心地なトコも(๑´﹃`๑)

必死に仕事を片付けてるお兄ちゃんの傍らで…
悪ノリ全開、テンションアゲアゲでw
ちょっかい出してはしゃいでるトコロも♫ ٩((๑◎∀◎๑)۶♫ ←w

全部が面白くって、笑えて、癒されて~かわゆすぎる(♥ó౪ò)♡

何このかわいい生き物(;//́Д/̀/)’♡


   よし!私も、
   ここですかさず、ポテイトをσ(´~`*)♪
  
   そして間髪入れずたけのこをパクリ♪
   ポテイト⇒たけのこ⇒ポテイト⇒たけのこ⇒
   ポテイト⇒たけのこ⇒ポテイト⇒たけのこ(人´∀、`〃)。O♡
   
   濃厚なめらかプリン美味しすぎ♥(●⁰∀⁰●)


ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛
ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ ε=ε=┏(ω)┛ε=ε=┏(∀)┛ε=ε=┏(Д)┛ε=


皆さまどーです?こんな妹ぜひとも欲しいと…
そー思いませんか(◍’∀`◍)♡

いやぁ~、これは一家に一台!! …違った、
一家に一匹!! …  これも違う…w

一家に一うまる!!  置いておきたいものですネヽ(●´ε`●)ノ ホスィ
皆様もそー思いませんか( *´艸`)?


ん? それはそれで色々と大変なことになるのでは…ヾ(・ω・`)とな…

ぅんまぁ、確かに一家に一うまるいたらと考えると(*´∀`*) .。oO ww

ぁれ?!、でもひょっとしたら、自分自身が気づいていないだけで
実は、私含め、皆さまの中にも多少なりとも・・・”うまる化” (干物妹人間)
してしまってる人も少なからずいらっしゃるかもしれません|д・)

私、ちょっと心配になってきましたぞΣ(Д゚;/)/


てことで♡ ここで抜き打ち!
うまる度☑チェックをしておきましょう(`∀´)ゞ



    ٩(๑`干物妹!うまる度!チェックリスト´๑)۶

{netabare}
あなたがどれほどグータラ人間、干物妹、もとい”うまる化”してしまっているのか…
その度合いを確認するためのものです♪
※以下の質問に正直に答え、該当する項目に☑チェックを入れましょう☆


□コーラを愛飲してやまない♡ もし切らしたら、深夜のコンビニだろうと、
ところかまわず即買いに行く(ビール等も含む)                  

□ジャンクフードが好き♡ そして今日の晩ご飯はステーキが良いなぁ(*´﹃`*)    
  といつも思っている♪ (ハンバーグ、焼肉、その他肉類全対象)   
 
□「ジャンプー」を愛読している。毎週月曜日は欠かさずチェックしていて、
 読まないと、いてもたってもいられない(その他全週刊誌対象!!)

□冷蔵庫に楽しみに入れておいた”プリン”がなくなっていたら…
 ガチギレし、食べたであろう他の者を本気で恨めしく思う!

□甘いものと、しょっぱいもの、交互に食べると相乗効果でより味が惹きたち
 後引く美味しさその至福の味を心得ている♪

□お風呂に入るときは湯船にどっぷりつかり、入浴剤の使用は数を惜しまない♪

□自宅に帰ったらまず最初につける┏□┓スイッチはPCの電源だ!
 (照明機器は省くw)

□欲しい新作ゲームソフトを買うためのお金の工面は、手段を選ばない♪

□漫画、ゲーム、アニメ、映画鑑賞、ネトゲ、ネットサーフィンが趣味で、
 大好きなお兄ちゃん (その他家族、恋人、友人問わない) と一緒に遊びたい♪

□冬はこたつに入ると出られない。こたつで寝る( σω-)のが幸せ♡
 むしろこたつと一体化したい(。´-д-)。oZzz。…(。`・д・) ハッ!

□自宅、家に居るときは、大抵いつも同じ服装、部屋着を着ている。

□その部屋着にはフードがついていて、いつもフードを被っている๑◎∀◎๑)۶♫

□家に帰ったら一分一秒たりとも無駄にせず、遊ぶための時間に全力を注ぐ!

□駄々っ子٩(๑`н´๑)۶、甘えんぼ◟(๑•́ ₃ •̀๑)ノ お兄ちゃんが大好き♡
 (兄弟、その全家族対象)

□ぬいぐるみや、抱き枕を愛用していて、それらについついヨダレを垂らして
 寝てしまうことがあるヾ(〃ω〃|枕|

□小動物を見ると、無性に飼い慣らしたい衝動にかられる♪

□親や兄弟から、あれやれ~これやれ~等言われた際は、決まって
 「明日から本気出す」「来年からがんばるよ」などという台詞が飛び出す!

□どうしても自分が家の掃除をしなければならなくなった時…
  一先ず、物置やクローゼットに全ての物を突っ込んでおけばOK!!

□わがまま放題は⇒大好きの裏返し♡ やりたい放題は⇒信頼の裏返し?
 これらの言葉に思い当たる節がある♪

□ふと気づけば…色々なあだ名や、呼び方をされている/・ェ・|ァレ?
 


以上、長々と設問にお答え頂きありがとうございました♪
上記質問の該当数を各々集計お願いします(*´-`*人)

該当数1つにつき”1うまP”(うまるポイント)
を差し上げますp℗q(´∀`*)

◆“うまる度”診断結果◆

0~2うまる℗  ⇒ 一般の方  うまる度は極めて低く、日頃の行いを貫いていれば
                うまる化する心配はないようです。

3~6 うまる℗ ⇒ うまる化予備軍 あなたの内に潜んでいるうまるーん気質がいつ
                  飛び出してもおかしくありません(。ゝω・。)ゞ

7~12 うまる℗ ⇒ 小うまる   既に一部うまる化してるご様子|д・)
         (うまらー)   程よくうまるーん生活を楽しみましょうぞ♪

13~17 うまる℗ ⇒ うまる    あなたは立派なうまるちゃんです♪
        (うまりすと)  もはやその道を貫いていって欲しいです♪

18以上 うまる℗ ⇒ KING OF うまる  うまるちゃんを極めてますネ♪
        (うまるの中のうまる) ぜひ! 師匠と呼ばせてくださいww
{/netabare}


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あ、さて↑うまるチェックの結果はいかがだったでしょうか|д・)?

あなたのうまる度がわかったと同時に、あなたの
うまるちゃんに対する好感度にも繋がっていたりすると存じます(´―`*)ウンウン

ハイスコアを叩き出した、そこのお方…|д・)ノ
きっとうまるちゃんが大好きで、愛してやまない方なのでは
ないでしょうか♫ ٩((๑◎∀◎๑)۶♫


そこでそんなあなたに…朗報を♡
公式サイトを見ていて私もビックリしたのですが、

なんと!! 様々なうまるちゃんグッズが、大量に充実のランナップ♬
あんなもの~こんなものまで、欲しいグッズが選り取りみどり☆
取り揃っているのですよ*゚Д゚)*゚д゚)(*゚Д゚)オォォ…

私、思わず眺めながらニヤニヤ(o゚∀`o)してしまいましたw

興味のある方はぜひ↓
http://umaru-ani.me/goods/goods.html にアクセスアクセスd(‘∀’*)♬

だいたい等身大うまるクッションとか本気で欲しいですネ(`・ω・´)ホスィ…


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だいぶ話がそれましたが…Σ(´∀`;) まとめると!!

。+☆うまるちゃんの魅力☆。+

①見た目もサイズもとびきりきゅーと♡
お気にのフードをかぶって私も余暇を満喫したいものです

②毎日(日常)を全身全霊で全力で遊びつくす♬
好きなこと、好きなものに対する執着はとてつもない★
正に、ここが日常(パラダイス)だ!!♫ ٩((๑◎∀◎๑)۶♫
とはこのことですネ♪

➂お兄ちゃん(タイヘイ)のことが大好きで、臆病で、寂しがり屋で
 泣き虫だが、そんな振る舞いに反して実は、思いやり深く、気遣いができる
 (大抵日頃の行いが悪すぎて評価されないw) 優しいコ♡

④泣いたり、笑ったり、いじけたり、甘えたり、とにかく表情豊か♬
CVの田中あいみさんの声のあて方も見事でした☆
美妹時、干物妹時、UMR時と全く違ったキャラを見事に熱演(*ゝ`ω・)


そして、うまるちゃんを取り巻く
『タイヘイ』、『ぼんば』、『海老名ちゃん』、『きりえちゃん』、『シルフィン』
この5人との、何とも言えない面白可笑しいうまるとの関係w

みな、中々に一癖も、二癖もある面白いキャラたちで
そんなキャラたちがある種それぞれ違った”バージョン”のうまると絡むことに!!

言うなれば色々な顔を持つ(別人?w)”うまる”ちゃんの面白さと、
それに対する周囲のキャラの反応と捉え方の違いが可笑しく
それらのズレや認識の違いが絡み合い、見ているコチラに
大いに笑いをもたらしてくれるという。:+((*´艸`))+:。

そーいった”笑いの仕掛け”の作りがわかりやすいので何も考えず
(。→ˇ艸←)ププッ 可愛くて安心して楽しめると思います♬

うん♪ 言葉で説明しても上手く伝えきれてない感が
否めないので、まだ観てない方でちょっとでも気になった方は
試しに1話だけでも見てみて欲しいのです♪
1話でうまるちゃんの魅力は十分伝わるはずですから(๑´﹃`๑).*・゚


そんな訳で!!!
◆この2人の絡みが好きだったよBEST3◆
{netabare}
第①位 こまる(師匠)&きりえちゃん
きりえちゃんが、こまるを抱っこしてニヤけて~
きりえちゃんの前だと、こまるも調子に乗ってw
2人とも…最高に”パラダイス”してましたネ♪ww
その分、最後はちょっぴし切なかったです―☆.*・゚

第②位 うまる&タイヘイ
THEうまるショー☆ タイヘイといる時だけ真の姿を全てさらけ出しちゃう♪
怒られながらも、果敢に挑むうまるんは見所満載♪ 色々やらかしたり…w
それでもやっぱり深い兄妹愛を感じる演出にやられちゃいますネ。゚(´Д⊂。゚

第③位 うまる(たぬきち)&ぼんば
この2人が絡むとなぜか無駄に一喜一憂したかのようなハイテンションなノリが
面白かったですネ♪ {/netabare}


そーそーそれから
OPの「かくしん的☆めたまるふぉ〜ぜっ!」
がノリノリで中毒性抜群で、うまるちゃんの魅力をぎゅっと
凝縮した最高なハイテンションナンバーでして♫ ٩((๑◎∀◎๑)۶♫

この曲を聴くだけでもうまるちゃんの魅力が♪(●´艸`)ぬっふっふ
とたぷーり伝わってくると思います♪


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「干物妹!うまるちゃん」は私のツボにピタッとはまり、数話見た段階で
迷わず、お気に入り棚にぶち込んでしまいましたが…
さすがに、見終わってないのに…、それはどうなのかと(๑;,ºДº,;๑)

些か懸念の気持ちを抱いていましたが…見終わって、
いっぱい笑って、癒されて、ほろりときて、ニヤニヤしてw
やっぱり私にとって文句なしのお気に入り作品でした♪

大好きな作品となりました(*´ω`*)
私…こーいう感じの作品…好きなんですー。。。

ハマる人にはモロにハマる♪
そんな中毒性の強い作品だと存じます(`∀´)ゞ

癒しを求めている方…
ちんちくりんで、ゆるくて、まんまるな小動物が好きな方…
必見です(∩´。•∀<)⊃

興味のある方はぜひ☆・゚:*(人´ω`*)


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最後に…
私が、当”あにこれ”にて、9月度に日替わりうまるサムネ
という斬新な企画をw勝手に催していたのですが…
ご覧になって頂いた方もいらっしゃるかと|д・)チラー

色んな表情をしてくれるうまるちゃんを
毎日ニヤニヤしながら、今日はコレかなぁ((*ノ∀`*)σ
と選んでは楽しんでおりました♪
日替わりと言いつつ替えられなかった日もありましたが…

結局○種のうまる画をUpできて大満足♪
皆さまからも反響があり、喜んでおりましたが、

あ、さてはたして一体何種類のうまる画がUpされたのか…
わかる方はいらっしゃいますかな|д・)? ヾ(・ω・`)イルワケナイショ


我こそは(*>∇<)ノ という方もしいらっしゃいましたら
メッセを心よりお待ちしております( *´艸`)♪w

投稿 : 2025/02/01
♥ : 83

nk225 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

第9話「うまるとバレンタイン」の魔法少女 カジキ☆マグロは笑った

容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能、誰もが憧れる完璧女子高生の土間うまる。
ところが家に帰ると干物な妹“干物妹”(ひもうと)に!?
漫画、アニメ、ゲーム、ネット、コーラ、ポテチ……好きなものに囲まれて、過ごす至高のグータラ時間。
そんな姿を知っているのは、一緒に暮らすお兄ちゃん・タイヘイだけ。
タイヘイに加え、クラスメイトの海老名、きりえ、シルフィンたちと織りなす、うまるの最強で最高な日常(パラダイス)がはじまる…!

第9話「うまるとバレンタイン」
きりえに手づくりクッキーをもらったり、海老名とチョコレートをつくったり、シルフィンとアヌメイトに出かけたりと充実した日々を送るうまる。
そんなある日、うまるが冷蔵庫を開けると、入れておいたはずのプリンが忽然と姿を消していて……。

【中国オタクのアニメ事情】中国で話題になった7月新作アニメ、先行き不安な作品や新たなアニメ配信の形も

■干物妹!うまるちゃん
オタク向けという面では前回のコラムで紹介した「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」とともに、7月の新作アニメにおける話題作となっています。
主人公の名前の「土間うまる」を中国語表記にした場合「土間埋」となり、日本以上にインパクトのある名前になってしまうのもさることながら、作中で展開されるさまざまな、主にダメな方面のオタクネタ、顔芸、デフォルメ描写などが話題になり盛り上がっている模様です。

「うまるちゃん」は複数の動画サイトで配信されていますが、興味深いのは動画サイトごとの再生数の明暗が分かれている。具体的にはいわゆるニコニコ動画的なコメント付き動画サービスである「bilibili」とその他の動画サイトで再生数の差が顕著に出ている点ですね。
「bilibili」では動画サイト内の新作アニメランキングの上位にあり再生数もかなり伸びていますが、他のサイトでは中堅程度の再生数となっているようです。

ニコ動的なコメント付きのサイトで視聴する際には、コメントによる疑似同期的な視聴体験に加えて作中のネタに関するツッコミやオタク関係のネタに関する知識の共有が行われることから、中国のオタク界隈で話題にしやすいネタを理解するうえで、オタク関係の知識が必要な作品は強く受け入れられやすいという話もありますが、「うまるちゃん」に関してはそれが明確に出ているようです。
そういった背景もあるため「うまるちゃん」は、中国のオタク界隈の視聴者が作品を楽しむ際の環境の違いが、人気や話題の拡散に関して出た作品と言えるかもしれません。

■Charlotte (シャーロット)
原作、脚本に麻枝准、制作はP.A.WORKSと、中国でも評価の高いクリエイターと制作会社によるアニメということで「Charlotte」は配信開始前から中国のオタク界隈で注目が集まり、配信開始後も順調に人気を集めていくこととなりました。
「久々に前評判通りの人気、特にクリエイターや制作会社による注目による期待通りの人気になった作品かもしれない」という話も聞こえてきます。

「Charlotte」も複数の動画サイトで配信され、そのストーリー展開などに関して良くも悪くも話題になっているようです。それに加えて興味深いのは配信が行われている各動画サイトにおける人気の傾向が「うまるちゃん」とは異なり、「bilibili」以外の動画サイトにおいても好調な人気と再生数になっているという点です。
このあたりの違いに関して中国のオタクな人たちと話したところ、「ストーリーや作中の伏線、SF的な要素に関する考察を行ううえでは、じっくり見て感想のやり取りを行う旧来の視聴スタイルの方が向いていたということも考えられる」「『Charlotte』も作品を見る上で弾幕コメントによる疑似同期視聴の一体感がプラスになる面があるのは間違いないが、弾幕コメントなしでも楽しめる」という見方を教えていただきました。

「うまるちゃん」や「Charlotte」に限らず、中国の動画サイトで配信された作品の人気や再生数の傾向を見ていくと、各動画サイトのユーザー層の傾向や配信システムとの相性などの影響も見て取れるようになっています。
中国における日本のアニメの人気に関しては、中国のオタクな人たちの好みに加えて、「アニメを視聴する環境」や「アニメに関して語るコミュニティ」などの影響も意識していくべきなのかもしれませんね。

■監獄学園
「監獄学園」は原作漫画の知名度が中国のネットユーザーの間でも非常に高くさらにはアクセス数を稼げるお色気系ということで、配信開始前から7月最大の期待作にして問題作として注目を集めていました。現在は7月の新作アニメの中ではトップクラスの再生数になっている模様ですし、中国のオタク層だけでなく、一般層の方にも人気が広まっているとのことです。
しかし人気は高いものの「お色気要素が強い」「危ないネタが多い」ということもよく知られているので、「上からの取締りを受けるリスクが高いのでは」という心配が、ファンからも業界からも出ているそうです。

実際、そのまま何も対策を取らずに配信するのは難しいと判断されたのか、現在中国の動画サイトでは「監獄学園」という原題そのままのタイトルではなく「紳士学園」という中国語タイトルで配信されているようです。
(中国のオタク界隈でも「紳士」という言葉には「変態という名の紳士」という意味が加わっています)

中国の動画サイトで配信されているお色気要素のあるアニメは、表立って話題にならなくとも再生数が安定して伸びていく傾向がありますし、「監獄学園」も現在の勢いを見る限りでは今後もロングテール的な再生数の伸びを期待できる作品かと思われますが、中国の社会的な風向き次第でどうなるかわからないのも確かで、「いつまで配信できるのか?」ということに関しても気になってしまう作品です。

1位はやっぱり、あの衝撃作! 夏アニメ原作コミック売上ランキング
続く猛暑で、夏を満喫する余裕なんてなくなりつつある昨今。そんな暑い日は、外出は控えて涼しい部屋で「アニメ三昧!」「漫画三昧!」と、今期のアニメ『干物妹!うまるちゃん』のうまるのようにだらだらするのもいいだろう。そこで、「多すぎて選べない」「どの作品が人気なの?」という人のために、今期アニメの原作コミック売上ランキング(日販調べ)を紹介しよう。アニメも原作もどちらもチェックすることで、より作品の魅力を知ることができる。今回は、実際に原作を読んでいる人に話を聞きつつ、ランキングを見ていこうと思う。

【1位】男子5人が一致団結!変態ギャグコメディ
『監獄学園』(平本アキラ/講談社)

1位となったのは、個性派揃いのアニメの中でも何かと話題を巻き起こしている『監獄学園』。“5人以外が全員女子”という学校に入学した男子5人が一致団結して「覗き」を決行し、「裏生徒会」に見つかってしまうところから全ては始まる。学園中央に位置する懲罰棟に投獄されてしまった5人は、労働を強制されるのだが――!? 監獄というシリアスな単語が使われていながら、中身は変態ギャグコメディという衝撃的なこの作品。原作ファンは「アニメ化するとは思わなかった(笑)」「それアニメでやっちゃうんだ?ってとこまで映像化していてある意味感動する」と、今後の展開にも期待している様子。アニメは若干展開が早いので、原作も読むことでより細かい展開が楽しめるそうだ。

【2位】ヒロインたちの魅力が大爆発!
『干物妹! うまるちゃん』(サンカクヘッド/集英社)

2位は、ハムスターのフードをかぶった2頭身キャラが印象的な『干物妹!うまるちゃん』。外では才色兼備の美妹(びもうと)である土間埋(どま うまる)。しかし家に帰った途端、ハムスターのフードと白いTシャツ、赤いスパッツという格好でだらだらごろごろ。完全に干物妹(ひもうと)化してしまうのだ。そんな2重人格並の外面の良さを持つ妹、そして同居しているその兄を中心としたギャグコメディ。 「うまるが動いて感動した! 声も可愛い!」「OPの中毒性は異常です」と、アニメも原作ファンが観ても大満足の出来のようだ。うまるだけでなく、他のヒロインたちの魅力も爆発。原作には、アニメでは描き切れないうまるたちがまだまだいっぱいとのこと。

【3位】可愛いイラストに騙される、衝撃の鬱展開!
『がっこうぐらし! 』(原作:海法紀光(ニトロプラス)、 作画:千葉サドル/芳文社)

可愛い日常系かと思いきや、衝撃の鬱展開が待ち受けていた『がっこうぐらし!』が3位にランクイン。人間がゾンビ化した世界で学校内に立てこもり、「学園生活部」として生活しながら助けを待つ4人の女の子と1人の先生。……というのがTVアニメ1話の段階での種明かしだが、それだけでは終わらないのがこの『がっこうぐらし!』。「アニメとコミックではストーリーやキャラクターの登場、種明かしの順番が違う」「アニメを観ていて、いつ何がくるのかとすごくドキドキしています」と原作ファン。『まどか☆マギカ』などで有名なニトロプラスが手掛けていることもあり、今後も容赦ない展開が待ち受けていると思われる。

【4位】便利屋2人と娼婦が抗争に巻き込まれて…
『GANGSTA.』(コースケ/新潮社)

ギャグアニメや可愛い画風のドタバタアニメがランクインする中、他と少し違う空気を放っている『GANGSTA.』が4位に。マフィアが支配する街で「便利屋」を営む男2人と、娼婦が1人。それぞれ悲惨な過去を持ちながらも今を生きる彼らだが、特殊能力を持つ人間「黄昏種(トワイライツ)」への差別は激化し、さらにマフィア間の抗争に巻き込まれていく――。 「『監獄学園』とは別の意味で、ここまでアニメで描くのか…とびっくりしました」「原作に忠実で嬉しいです」と、作品が持つ世界観を惜しみなく再現しているアニメだと、原作ファンにも高評価。アニメでも原作でも、これからさらなる闇が待ち構えていそうだ。

【5位】王道少女マンガ全開に癒やされる!
『赤髪の白雪姫』(あきづき 空太/白泉社)

5位には、ランキング内で唯一の少女漫画である『赤髪の白雪姫』がランクイン。林檎のような赤い髪を持つヒロイン・白雪。その髪ゆえに自国の王子に愛妾になるよう求められ、自分の道は自分で決めたいと国を出る。そしてその先で、クラリネス王国の王子たちに出会い、様々な困難に立ち向かっていく――。アニメも、「少女漫画らしさ全開のアニメ。心のオアシスです!」「アニメを観てから原作を読むと、ポエムっぽいセリフがキャラクターの声で再生されて、ちょっと笑っちゃいます(笑」と、少女漫画ならではの表現や雰囲気もしっかりと再現されているとのこと。

ランクインしたどの作品も、アニメ、コミックともに評価が高かった。まだ原作を読んでない、アニメを観ていない気になる作品がある人は、ぜひこの機会にこれらの名作に触れてみよう。

■美人で優等生の妹は、家に帰ればコーラにゲームのぐーたら生活!
外では、誰もが見惚れるその美貌に、スポーツ万能・成績優秀と才色兼備の女子高生・土間うまる(声:田中あいみ)。しかしその実態は、家に帰ればお菓子片手に、ゲームをしながらコーラをガブ飲み! 食う、寝る、遊ぶの完全に干物妹(ひもうと)と化した彼女の事を知っているのは、兄である土間タイヘイ(声:野島健児)のみ。うまるの最低で最強な日常生活を追う新感覚日常アニメ、ここにあり。

うまるちゃんのウザカワイさが、とことん見どころの本作。外用うまるはもちろんのこと、内用うまるのやりたい放題感に惚れ込む視聴者が後を絶たない。うまるちゃんの暴れっぷりがギャグとかわいさを両立しており、見ているだけで非常に愉快で癒されるのだ。そして、うまるのお友達にも注目だ。タイヘイの事が大好きな海老名菜々(声:影山灯)のキュートさに目を奪われる人も続々と現れており、他にも目立ちたがり屋の橘・シルフィンフォード(声:古川由利奈)や、内用うまるを「妹・こまる」と勘違いし、師匠と崇める本場切絵(声:白石晴香)も登場し、うまるちゃんに負けず劣らずの、かわいい女の子が目白押しだ。

オープニングソング「かくしん的☆めたもるふぉ~ぜっ!」も話題を呼ぶ本作に、ハマりこむ人続出中! 「うまるーん」と変身するうまるちゃんに、あなたも心を奪われてみてはいかがだろうか。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 27
ネタバレ

arias さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

自分用メモです(11/12話)

日常モノ/学園/パロディあり
niconicoにて全12話中第2話を除く11話を視聴



!?


ほのぼの日常モノアニメ。
ダラけた妹である「うまる」にはイラっとするけどイライラしすぎないいい位置にいる。
一話だけ見た時はなんやこいつと思ったけど見続けるとキャラの魅力がわかってきたのか可愛く感じてきた。
テンプレなツンデレキャラってわけでもないしいいキャラだね
言うならば……ダラデレ?
声をやった田中あいみにも使い分けできていて好印象。とても良かった。
というか話数が進むにつれスタッフ側が可愛く見せるところを増やしてきたような?

他にも魅力的なキャラは多かった。いやまあキャラが良くないと日常モノって成り立たないような気がするけど。
ただ叶さんをもっとね……出せよと…………な?

作画のミスなんかはあったんで修正されるといいね。大変だろうけど。




おわり
以下ネタバレありの視聴時メモ


{netabare}干物妹!うまるちゃん

気になってきたので見ます



★★★★★第一話★★★★★ 第一話 うまるとお兄ちゃん
アバン
どんな構造してるんだこの娘は

OP
A
B
ED
次回予告

なるほどな!うまるイラっとするけどイライラしすぎないギリギリのところにいるな!
2話は海老名が出てくるようだがniconicoの無料期間は既に過ぎているので先に3話を見る
★★★★★第二話★★★★★
★★★★★第三話★★★★★ 第3話「うまると弟子」
アバン
OP
A
悪夢にうなされるうまる
勉強教えてもらうときは頭身戻るんだな
ゴゴゴゴのせいで暗黒面に落ちてる感じがないわ
本場(漢字あってる?)さんにぐーたら姿を見られたうまる

B
最高に気持ち悪い笑顔だ!これでいいのか女キャラなのに!
超人見知りで目つき悪いから怖い印象持たれてたのか
海老名と本場さんが一方的なライバル関係に
なんでちゃっかり飯食ってるんだ本場さんよ
特に説明もなく終わったけどお兄ちゃんとは打ち解けたのか

ED
C
ホラー映画を見るうまるとお兄ちゃん。うまる、ホラーは苦手か
おいワンカットおかしいだろ幽霊ども歌って踊ってたぞwwwww

次回予告

うーむ1,3話と続けてみたが面白かったな。2話は保留にしておいて続きも視聴しよう
★★★★★第四話★★★★★ 第4話「うまるとライバル」
OP
A
うまる(完璧超人)と海老名(おっぱい)が歩いてると注目はすごそうだな
解説ありがとう店長、店員
学校の授業でわざわざテニスウェア着せるなんて相当変態だぜ?
魔法のカードを使ううまる

B
タイヘイの会社の人、アレックス。妹の付き添いってその妹ってアレだよな
立ってプレイするのか(困惑)
店員邪魔すぎィ!
UMRシルフィン店員こっち見んな
シルフィンの赤面 +114514

ED
次回予告
★★★★★第五話★★★★★ 第5話 「うまると夏休み」
OP
A
夏休み
シルフィンとなぜかゲーセン対決UMR
冷房19度は寒すぎるだろ
キリエちゃんまともになったと思いきややはり

多分B
キリエちゃん徐々にコミュ能力が増している?
服代としてもらった1万円をユニクロでごまかしゲーム買ううまる
タイヘイの同僚アフロホモ、オタク外人、ストーカー女

ED
次回予告
★★★★★第六話★★★★★ 第6話 「うまるの誕生日」
OP
A
相変わらず迷惑な妹だな。見てる分には可愛いけど
無趣味なタイヘイ。うまるがいなくなったら死んでそう

B
うまるタイヘイきりえの3人で人生ゲーム(ファミコン)
ゲーム内でのタイヘイの嫁がどう見ても海老名ちゃんなんだよなあ
きりえのセンスなんだこりゃ

ED
次回予告
★★★★★第七話★★★★★ 第7話 「うまるのお兄ちゃん」
OP
A
お兄ちゃんの器の大きさ
海老名と3人でらーめん

B
タイヘイの同僚本場(ボンバ)ってキリエの兄かよ
似てねえ

ED
次回予告
★★★★★第八話★★★★★ 第8話 「うまるとクリスマスと正月」
OP
UMR!UMR!UMAじゃないよU・M・R!

AB
こんな課長がいるのになんで手を出さないんだタイヘイ
ぼんばの前では堕落したうまるなんだな
サブタイ通りの第八話。海老名ちゃん成分とシルフィン成分が足りない

ED
ED入るの妙に早いなとタイム見たら18分じゃないか。Cが長いパターンか

C
課長パートだと?
システムサポート部だったのかタイヘイとぼんば
叶(かなう)……海老名じゃなくて叶ルートに行けよ
叶は部署違うのか

次回予告
★★★★★第九話★★★★★ 第9話 「うまるとバレンタイン」
OP
A
キリエ回かな?慣れないクッキー作り
??「うん、OC!」
渡したい相手の前で作るバレンタインチョコ
シルフィンはうまるの逆パターンで内ではおとなしいんだな

B
キリエとタイヘイの気まずい長期戦
パロディの連続
兄には媚びていく

ED
次回予告
★★★★★第十話★★★★★ 第10話 「うまると今と昔々」
OP
A
うまる風邪を引く。が、あっさり一日で回復
が翌日タイヘイに感染りうまる恐怖の看病が始まる
でもこのうまるは可愛い
ピーマン。海老名は天使

B
ルーターこわれる
ぼんばの好感度が上がる
満喫行くけどやっぱり家が一番みたいな
10年前のタイヘイ高校生時代?
ぼんばと叶と3人でゲーセンに
そこでゲットした景品のせいでうまるは歪みましたとさ
しかしいい家だしタイヘイもなんでもできるんだな
そんなタイヘイがなんで今もぼんばと同じ役職なんだろ
叶もっと出そう

ED
次回予告
えっ叶(かなう)だったの。叶(かのう)だと思ってた
★★★★★第十一話★★★★★ 第11話 「うまるの日々」
OP
A
海老名と3人で食事
脳内会議
海老名と3人でパフェ
腹ペコ海老名
海老名の身長がやたらデカくなったりと怪しいパートではあった

B
梅雨
ぼんばって誰だろうねキリエちゃん
第一話みたいな

ED
次回予告
★★★★★第十二話★★★★★ 第12話 「うまるとみんな」
アバン兼OP
残念作画な位置ワープ
A
ダメだこいつの運転
キリエとボンバ、うまるの前で初遭遇
でもボンバは気づいてねえ……
それと外うまるとも初遭遇だったりするボンバ
なんやかんやで海へ。シルフィンェ……

B
海回水着回
シルフィンも登場したし?叶以外は登場か

特殊ED


★★★★★おわり★★★★★

終わりました見終わりましたーほのぼのな日常アニメ枠終了です
ちょっとイラっとするところもあったうまるの言動も見続けると可愛く感じてきたり
そこはエロゲ好きの妹とは違うな

他にも魅力的なキャラはいたので良かったかなあと
というかキャラが良くないと日常モノって成り立たないけど

作画の連携ミスなんかはあったんで修正されるといいね

視聴してない2話はどうしようかなあ
最終回前の振り返り放送あった時にも見逃しちゃったの痛い{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 5

79.0 12 つっこみでコメディなアニメランキング12位
じょしらく(TVアニメ動画)

2012年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1765)
8287人が棚に入れました
別冊少年マガジン(講談社)2009年10月号(創刊号)から連載中。さよなら絶望先生の久米田康治原作、ヤス作画による別冊少年マガジン連載の女子落語漫画「じょしらく」のTVアニメ化が決定!アニメーション制作をJ.C.STAFF、監督を「Another」の水島努。キャラクターデザインを「あの夏で待ってる」の田中将賀が。


声優・キャラクター
佐倉綾音、山本希望、小岩井ことり、南條愛乃、後藤沙緒里
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

全話視聴完了。総評的な物も。

原作既読(単行本にて)。
何だかんだで、久米田先生の作品とは縁(?)があるようで、楽しく読ませて頂いております。
というか・・・どういう経緯で読むに至ったのか思い出せませんw 多分久米田先生&ヤス先生の組み合わせの「意外さ」だったかと・・・w

総評的な物
{netabare}
・1クールで終わってしまうのが、とても残念です。元々放送前から期待していたタイトルだったので尚更です。
・基本、時事ネタ・社会風刺・パロディ・ブラックジョークで会話を転がす、ギャグ(と書いてしまってよいのでしょうか?)作品。
・ネタの詰め込み度が高く、範囲も広い為、笑える・笑えないが視聴者によって異なってくる作品ですね。
・ネタ元を調べたりするのが結構楽しかったです。
・雑学や時事ネタ、地理的な物まで、色々知ることができて楽しかったです。
・放送時期の関係上、結構シャレにならないようなネタも多く。「本当に大丈夫か、このアニメ」と何度思ったことかw
・画的には・・・特に荒れるでもなくクール通して安定していたと思います。スタッフさんが頑張っていたのでしょうが、録画画質とモニター性能のせいで、全て汲み取れないのが残念です。
・当初懸念していた声優さんについては問題無く。慣れもありましょうが、違和感無く聴いていられました。
・個人的には佐倉さんと後藤さんに拍手を。
・Q:OPとED、どっちがすき? A:つまんねーこと訊くなよ。断然OPですw
・2期があるなら、是非視聴したいです。 
{/netabare}
{netabare}
13話鑑賞後-----------
最終話も、かなり笑わせてもらいました。
マイナスかな?と感じたBパートが勿体無いです。

ウザンヌさん、確かにウザいw ウザさ全開w そして見事に演じ切った新○さんが素晴らしい。
OPを丸っとパクった辺りは、本当にヤバかった。
アニメ観て「腹を抱えて」レベルの笑いは、本当に久しぶりです。

Cパートも、終には自虐ですら無いような展開で。アニメ化どころか円盤化すら否定する始末w いや本当に発売中止とか、困りますよ?w

唯一不満はBパート。
ここ数話に比べて、インパクトにもキレにも欠けていたように感じました。12話が六本木ネタだったのが対照的で、そんな印象になってしまうんでしょうか。記憶に残ったのはウザンヌさんくらいか・・・w

「お後がよろしいようで」の意味・由来、今回初めて知りました。「=オチ」みたいな表現かと思っていたんですが、なるほど。

12話鑑賞後-----------
前回のフリの通り、巨大門松からスタートw

このアニメ観て、初めて知ることがかなりの数になっています。社会風刺やパロディなどがメインな作品だと思いますが、雑学っぽい方面でもお気に入りタイトルです。
今回で言えば、「羊が一匹~」「縁起の良い夢4位~」など。
何気にガンちゃんと苦来さんの博識?っぷりが目立っているかな~と。

Bパートは相変わらずの首都ネタ。
ママン怖いw
ヴェルファーレは懐かしい響きですね。名前の由来は初めて知りました。

Cパートは・・・。
クールビズというより忍者。というより新手の風俗?w

11話鑑賞後-----------
残りあと数話と考えると、かなり寂しい気持ちになります。
今クールの軸タイトルの1つでしたのでw

スク水のネタ、やっちゃいましたね~。某知事とは違った方向性で、やらないネタだと思っていたんですが。
水着の2人(以上)羽織って・・・やっぱシュールですね。

武蔵境ってどこかで聞いた単語だと思ったら・・・以前にネタにしてましたね。10話でしたっけ?
J.C.STAFFさんのホームなんですね~。
武蔵~のネタもやってましたね~。
関東圏に住んだこと無いので、さっぱりわかりませんw

久しぶりにノッポさんとゴンタくんを思い出しました。
しかし・・・わかる世代が若干高くないですか?w
(一応調べてみたら・・・再放送されてたんですね)

日本獣医生命科学大学卒業の漫画家さん・・・意外な方でしたw

ツリー惨事。確か先週虫歯予防週間のネタが・・・w

どうするとその巨大ツリーが廊下を通るのだろうか?w 原作の時はそれほど気にしなかったのですが、アニメ化されて俄然興味が出てきました。

そして次回予告が意外にもマスクの人w

10話鑑賞後-----------
仁丹ってw 名前は知っていますが、実際手にしたことはないです。

外交問題は現在かなりタイムリー過ぎて、色々ギリギリな気が。

「愛天使伝説ウェディングピーチ」・・・正直一度全話観てみたいタイトルだったりします。どこかにレンタルDVDとか無いものでしょうか。

チャンネルとか製作局とか製作会社とか、どこかの軽音部って、もう具体名出しちゃっても良いんでは?w

歌舞伎町って歌舞伎劇場無いんですね。
灰皿装備の流血男の群れにはさすがに吹きましたw

6月4日虫歯予防週間ネタ・・・って、本当に季節感の無い番組だな、とw

放送当初はネタにキレ・尖り具合が足りないと思っていましたが、回を重ねる毎に色々ギリギリになってきました。大変失礼なことを書いてしまい、すみませんでしたw

9話鑑賞後------------
8話のコメントはまとまらずに9話まできてしまいました。

今回も色々具体的な例(シルエットとかw)出てきて、色々大丈夫なのか?と心配になります。 久米田先生のこういうところ、好きなんですけどねw

結構長く蒙古斑ネタで弄られるマリーさんですが・・・そう「尻」連呼すると、むしろこのアニメが「尻アニメ」と呼ばれることにw

動物園ネタでは、皆さん髪型変わっていて新鮮でした。
レッサーパンダの「レッサー」の意味を初めて知りましたw
「ネット怖い」の件は・・・妙なタイミングなので、逆に深読みしてしまいます。

国民的アイドルって・・・そっちなんですか?w(注:僕はどっち派でもないのでw) 5人足りないってw

マスク役の悠木さん、何だかんだでやっぱり分かりやすい声してるな~と再認識。

6、7話鑑賞後-------------
・6話
この回は・・・色々具体名出てましたけど、大丈夫なんでしょうかね~?w いえ断然コンポタ派ですけどもw
「まんがたいむきらら」とか・・・「五日性~」つながりでしょうか・・・?

後は・・・祝・丸京さん復帰。
じゃなくて。これはほぼやらないだろうと思っていたネタがアニメ化されていて驚きでした。銀河連邦太陽系知事選ネタ。元総理が・・・「ふうせんかずら」さんとカブるのは何故でしょう?w
生徒会長いっぱいいましたね~w
・7話が
築地の話は面白かった。何が?と訊かれると返答に困るのですが・・・雰囲気的にといいますか。
吉野家一号店の話は為になりました。

4話鑑賞後----------------
前回「もっと際どく」と書いた身ですが・・・4話については何の不満も無く観れました。

マリーさんの扱いが酷いですね~。特に丸京さんw 手寅さんの言ってることも酷かったりするんですが、一発も手を出されていなかったり。

苦来さんの胃の中に入っているのは・・・何でしょうか?w

コスプレしてる?方々、いろんな作品のキャラと思しき姿がみられましたが・・・。殆ど(確認とれないのもいたので一応)はJ.C.STAFF製なんですね。何気に釘宮さんのキャラが多かった気がします。
 
3話鑑賞後----------------
いよいよマリーさんが弄られキャラとして確立し始めましたね。

2話からですが、苦来さんが良い味出してきてるな、と。後藤さんGJです。

色々ハードルはあることと思いますが・・・もうちょっと際どく、原作通りにネタ展開して欲しいかな?と思える部分がチラホラ。3話なら「真田小ZOO」。
いえ・・・諸事情あるんでしょうけども・・・。

前回のタワーネタ、今回の雷門ネタと・・・どちらもご当地?ネタなんでしょうが・・・地方住まいの身としてはイマイチ盛り上がりに欠けるかと。原作にあるネタですか?

第2話鑑賞後-----------------
OP曲がいい感じに脳内を侵食し始めましたw

30分の枠が3つのパートに分かれてしまうのは・・・絶望先生辺りからの流れでしょうか?w

キャラデザは「とらドラ!」と同じ方だと思いますが、個人的には今回の方がヤス先生に近く(というのも何ですが)自然な感じます。
・・・そういえば「とらドラ」途中で止まってるな、と。

今回も楽しめたと思います。極端にバカ受けするポイントは多くないかもしれませんが、やっぱり好きです、こういうネタの転がし具合。

マスクの人がごく自然に参加してましたが・・・w
東京タワー、スカイツリー、スカイタワー・・・分かりませんw

EDはモモクロですよね?

第1話鑑賞後-----------------
う~ん・・・期待通りなのか、まだコメントし辛い感じです。
詳細な感想はもうちょっと観てからでw

手寅推しな展開だったなぁ、と。
北とか西とかに向かって「返せ~」はw タイムリーなネタですけどもw
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 21
ネタバレ

アスピリン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

魔梨威~木胡桃~手寅~丸京~苦来

大好きな作品がまた1つ終わってしまいました・・・
放送当初は全く期待されていなかったこの作品ですが、放送後は結構な勢いで支持を集めていたような気がします。


結局のところ何が良かったかって言うと、キャラのイメージがすごく分かりやすく、CVもまさにピッタリってとこだったと思います!
他にも、OP ED共に作品にピッタリでしたし、アウトって言うぐらい危険なネタも面白かったです!


ピンポイントな話になりますが、最終回のラストのシーンはすごく印象的で感慨深かったです。


是非、2期をやって欲しい気はするんですが、こういうギャグアニメは2期でこけるパターンがあるので複雑な気持ちかな。(決まったもいないのにねw)


本当に面白かったよ~ "じょしらく"











10話感想 {netabare}


どこまでアウトなネタやれば気が済むんだ!?ぐらいアウトネタのオンパレードでしたw
じょしらくは本当に笑ってしまう数少ないアニメ作品ですね。

もう言うことがないぐらい大満足の作品なんですが、この最高のアニメを作ってくれている関係者の皆様方には感謝の気持ちでいっぱいです。

今後もアウトなネタとか危ないネタで攻めてもらえると突っ込みどころ満載で楽しいと思うので、今後も期待感たっぷりで見ていきたいかなと。


最後に、今期最も面白いのは間違いなく"じょしらく"です!!!{/netabare}

9話感想 {netabare}

もうここまできたらナンバーワンといっても良いんじゃないかと思ってきました。
そのくらい本当に面白いアニメなんです!


実際、今放送中のアニメで評価が高いのはSAO,氷菓,TARITARIなどですが、注目度があまり高くなかったこの作品がこれだけ面白いのはすごいこと。


ここまでユーザーの期待を大きく上回ってくれた作品はじょしらくが1番だと感じています。
言ってしまえば、原作で評価が高かったり、人気製作会社がどうこうっていうこともなく 純粋にアニメ化された作品で、この上方修正はお見事!


そういった意味で"じょしらく"がナンバーワンにふさわしいかと思います。



9月に入り、残り数話となってきましたが、最後までたっぷりと楽しみたいですね。 {/netabare}

8話感想 {netabare}


非常に"じょしらく"感が凝縮されていたのでは?と思わせる素晴らしい8話でした!


3編とも面白いのは久しぶりだったかもなんておもっているぐらい。
まだ見たこと無い人で見る気があるなら8話を見ればTHEじょしらく を見ることが出来るのではないかな。
8話で合わないと思ってしまったら基本ダメだとも思いますが、、。


毎週いい気分転換というか、他のアニメとワンテンポの違いがすごく良い。リフレッシュできるね!

終着点はハッキリ言ってありません。だけど全く憎めないこのアニメは最強。{/netabare}

7話感想{netabare}

人気順的にはこんな感じではないでしょうかね?(笑)

いじられ まりい。
腹黒 きぐ。
あぶない くくる。
オールマイティ がんきょう。
強運 てと。


このアニメは やっぱり4コマ漫画じゃないですけど そういった短編的なストーリーが面白いです!!
前回みたいな、引きずった感じの話はイマイチ面白みに欠けましたし 停滞感があった。(6話視聴後、これはやばいと真面目に思ったぐらい)


しかし、7話の"じょしらく"は らしさ全開の面白い話で大満足です!最後の放送話まで是非ともこのペースでいってもらいたい。

変に色気出したりしないで、このじょしらくペースで、人気が出てくれたらうれしいですね。 {/netabare}

6話感想 {netabare}

ここまでの5話は全く非の打ち所がないぐらい素晴らしい出来(期待をはるかに超え)だったのですが、、、

6話は意味がわからなかったですね・・・・。


まず5話最後、がんちゃん卒業っていう軽い感じのノリで終わったんですが、それがまさかまさか6話全てを使ってのアフターケアとは。

しかもアフターケアにもならず、結局何も生み出せなかったって言う点もかなり不満。加えてネタにするにしても面白みに欠けたし、安っぽい感じはファンの私としては痛々しかった。

他にもエビゾー、まりいさんの尻など使いまわし感が否めないのも残念ですね・・・・。

これは停滞と言ってもいいのかもしれない?


はちゃめちゃで面白いことをするのは全然良いんだけど、今回みたいに引き継ぐなら、それに答えるぐらいのしっかりとした話にしないと!

じょしらくって分離している短編小説感がいいんだから、こうやって引き継ぐのはどうなんでしょうかね?



正直6話は、最悪でした。
{/netabare}

5話感想 {netabare}

全く、この子達の話には毎回楽しませてもらってますw
どっからその話は出て来るんだよって。

前回最後のウサギの話。
結局12短編の中で最も意味不明な感じで終わったと私は思っていたんですが、今回はそれを挽回できるぐらいの面白さだったなと。


この作品の特徴として、唐突も無く第3者が乱入してくることがありますが、私的には第三者に頼って欲しくないと思っています。

もちろん想像妊娠回の最後に救急隊が来るぐらいなのはいいですが、完全に第三者に頼っていたウサギ回や最終的にオチを持っていった宗教子供の撲殺まがいの回とかは ?というか5人のよさを持っていかれている気がしてならない。

5人の駆け引きの中で第三者のネタを挟むのはけっこうですが、第三者に頼るのはNG!!

次回以降もそういった当たりに注目していこうかな。
{/netabare}

4話視聴 {netabare}

本当に面白いですね、この作品は!
各キャラの個性も髪の色だけでなく、しっかりと根付いているのがよくわかります。

マリーさんはリーダー格ではあるが、俗に言ういじられ役でありながら自分でもつっこむっていうw

ガンちゃんは冷静に分析しているように見せつつマリーさんにはパンチを浴びせるなど危険な存在。

テトラさんは 本当に冷静な判断を下すけどなぜか強運持ち。ただ唯一踏み込んだキャラでないかな。

きぐるみ ちゃんは一番可愛げがあるし唯一の未成年ということだけど、実は腹黒っていうねw

くくる さんは根暗なようで結構可愛い格好したりもするんですよね。一番の個性派!


ここまで見ていると色々出かけたりした中で話題が変わっていくんですが、服装が1度も同じのがない。

この辺が1話づつ新鮮味を持たせてくれる要素なのかも。
如何せん今一番注目の作品であることには間違いないでしょう!!
{/netabare}

3話視聴 {netabare}

もうこのアニメは素晴らしいというか前評判よりもはるかに上をいっていますね。今後も更に評価が上がっていくんじゃないかと思います。

そしてタイトル通りなんですが4人が20歳以上だったとは驚きですw
ビールだったり、4人の高校生活の場面だったりをみると確実ですw

まあそれはいいとして今回も良く喋っていたし、まさかの20歳超えでこの可愛さ・・・・斬新なアニメです(笑)

最後に チョコレートのくだりからの海老〇は・・w
{/netabare}

2話視聴 {netabare}

2話でわかったことは、予想以上に面白いということ!!
こんなに会話で面白いとは・・・さすが落語?なのかな。

634(武蔵)ってなんだよ、小次郎どこだよってw
タワー評価からのツリー批判の下りはものすごく面白かった!
まさかこんなにも面白い作品とは驚き。

他にも随所に笑いがあふれていて本当に面白い!
こんだけ笑える作品は久しぶりだ。
毎週見ないといけなくなりそうです(笑)

あと、前回も言ったんですが、制服姿の5人も見てみたいな~{/netabare}

{netabare}こういう言葉遊び的な作品で有名なのはやはり物語シリーズだと思うのですが、この"じょしらく"もどうやら言葉遊びの作品のようですね。
落語ということでそれはそれで当然のような気もするのですが、それにしても良く喋っていたな~っていうのが1話の素直な感想ですね。

ところでこの立ち絵の制服姿の場面での登場はあるのでしょうかね?今のところ来週も制服って感じじゃないみたいですし。

まああんまり前評判は高くない感じのアニメなんですけど、この言葉遊び感は見ていて新鮮ですし、それほど多い種類のアニメでもないので是非今後も見ていけたらいいな。 {/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 13
ネタバレ

智慧ノ輪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

個人用メモ

【制作】
J.C.STAFF
【CV】
蕪羅亭 魔梨威 - 佐倉綾音
防波亭 手寅 - 山本希望
波浪浮亭 木胡桃 - 小岩井ことり
空琉美遊亭 丸京 - 南條愛乃
暗落亭 苦来 - 後藤沙緒里
{netabare}
※久米田先生原作の落語漫画。なのに落語してるシーンがない。
基本、楽屋でのガールズトークを楽しむアニメ。
アニメ版ではBパートで都内の観光名所巡りしてる。

これはもう、1話のラスト「返せー!」でヤラレたw
放送しちゃっていいのか?コレwすっげー冒険だw
そして…主人公は本当に手寅なん?魔梨威さんじゃなくって??
{/netabare}
ここから先はネタをネタとして見れる人、もしくは笑点メンバーしか見てはいけない。
{netabare}
『じょしらくのメンバーに大喜利をしてもらいました』

※本編であまりにも落語してなかったので、勝手に創作してみましたw
(落語なんぞ知らない、素人が考えたネタなのでクオリティはお察しください)


歌〇 「本日もやってまいりました大喜利のお時間。司会は私、桂歌〇が務めさせていただきます。」

歌〇 「それでは第一問。大喜利の基本、謎掛けで行ってみましょうか。」

魔梨威「つまんねーことさせるなよ!」

歌〇 「??」

魔梨威「あ…お約束かなーと思って…歌〇師匠、目が怖いっす。。。」

歌〇 「山田くーん…じゃなかった、マスクの人ー!魔梨威さんの座布団1枚持っていって!」

歌〇 「…それでは気を取り直して…できた人から挙手でお願いします。」

手寅 「はい!ととのいました。」

歌〇 「お、はやいですね。では防波亭手寅さん。」

手寅 「それでは…現在の日本の政治とかけまして。」

歌〇 「日本の政治とかけまして?」

手寅 「座禅の修行…とときます。」

歌〇 「そのこころは?」

手寅 「どちらもメイソウ(迷走/瞑想)してるでしょう。」

歌〇 「安部内閣も解散ですし、最初にふさわしい綺麗なネタですね。マスクの人、座布団1枚持ってきて。」

歌〇 「次、木胡桃さんお願いします。」

木胡桃「私もテトちゃんに続いて、政治ネタでいかせていただきます♪」

木胡桃「今回の解散総選挙とかけまして…大阪のおばちゃんとときます♪」

歌〇 「選挙とかけて、大阪のおばちゃんととく…そのこころは?」

丸京 「どちらもヒョウ(票/豹)を集めます♪」

歌〇 「上手いですね。なんで大阪のおばちゃんって豹柄あんなに好きなんでしょうかね。…次、出来た方は?」

木胡桃(…チッ、座布団ナシかよ…)

歌〇 「苦来さんができているようですね。お願いします。」

苦来 「…私、暗落亭苦来とかけまして…考え中のお題とときます…。」

歌〇 「そのこころは?」

苦来 「…なんか…オチツカナイ(落ち着かない/オチつかない)んです…。」

歌〇 「そんな精神不安定だと、また黄色い救急車に乗せられちゃいますよ?」

苦来 「…そしてクスリ(薬/笑い)が欲しいです…。」

歌〇 「薬はあげられないから、座布団で我慢してください。覆面さん、苦来さんに1枚持ってきて!」

歌〇 「…それでは次、空琉美遊亭丸京さんお願いします。」

丸京 「はい。隣に座っている魔梨威さんの蒙古斑とかけまして、売れっ子小説家とときます」

歌〇 「まだ蒙古斑あるんですか。…そのこころは?」

丸京 「どちらもカクシゴト(隠し事/書く仕事)です。」

魔梨威「はい!はーい!」

歌〇 「蕪羅亭魔梨威さん、どうぞ。」

魔梨威「丸京の胸とかけまして、調味料とときます。」

歌〇 「…そのこころは?」

魔梨威「どちらもパッと(パット/擬音)入れます。」

全員 (パット入れなきゃいけないほど貧相なのは魔梨威さんの胸じゃ…)

丸京 「できました!」

歌〇 「丸京さん。」

丸京 「法廷とかけまして、この赤い人とときます。」

歌〇 「法廷とかけて魔梨威さんととく…そのこころは?」

丸京 「どちらもよくハンケツ(判決/半ケツ)だしてます。」

魔梨威「ぐぬぬ…。このバイオレンス眼鏡め…。」

歌〇 「…おーい!マスクの人!!丸京さんと魔梨威さんの座布団、全部持って行っちゃって。」

歌〇 「2人共少し反省してなさい。…気を取り直して、波浪浮亭木胡桃さん。」

木胡桃「はい♪お酒しかない飲み会とかけまして…」

歌〇 「かけまして?」

木胡桃「そこの蕪羅亭魔梨威さんと空琉美遊亭丸京さんとときます♪」

歌丸 「ほうほぅ…そのこころは?」

木胡桃「ツマミ出してください♪」

歌〇 「こりゃあ上手い!…いいオチが付いたところで、今日の笑点この辺でお開きにします。ありがとうございました。」

木胡桃(…チッ、だから座布団よこせよ…)


…笑点ファンの方、じょしらくファンの方、申し訳ありませんでしたw
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 14

73.8 13 つっこみでコメディなアニメランキング13位
マンガ家さんとアシスタントさんと(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1259)
6797人が棚に入れました
主人公でスケベな漫画家の「愛徒勇気」とアシスタントの「足須沙穂都」との日常生活をゆるりと描く、爆笑マンガ家コメディー。

原作:ヒロユキ、監督:古田丈司、シリーズ構成・脚本:伊丹あき、キャラクターデザイン:鶴田仁美、、、、

声優・キャラクター
松岡禎丞、早見沙織、能登有沙、釘宮理恵、井口裕香、田中真奈美、伊藤美来
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

『嗅いでみたい、それだけだよ』で終わるアニメ

2014年4月放送(13分枠)
全12話


【あらすじ】

パンツをこよなく愛する漫画家「愛徒 勇気(あいと ゆうき)」が、

アシスタントとして職場をサポートしてもらっている「足須 沙穂都(あしす さほと)」や、

編集として、愛徒が原稿を落とさないよう見張っている『音砂(おとすな) みはり』らと送る、

ドタバタとした漫画家コメディー。



【論じてみる】
{netabare}
ギャグアニメとして、13分という枠から更に複数話のストーリーに分けられているので、メリハリがあり視聴者を退屈させない点は良いですね。
方向性が嫌いでなければ、見ていて切るような事態には早々ならなそうです。

ただ、物語の中にはオチがつかずに終わるようなものも多く(特に後半)、本作においては何より笑いを重視する方には強くオススメは出来ません。
加えて、男前なんだけど中学2年生並みの純朴さと変態さを兼ね備えた主人公の奇行は回を追う毎にエスカレートしていくので、展開的にも視聴者側はそこまでは求めていない…と思うような場面もしばしば…。

個人的には、最初の微エロ程度が調度良かった気がしました。
キャラクターデザインがシンプルながらとても整っていて好みだったので、それが余計に変態的展開に違和感を見せたのかもしれません。
そこまでエロ展開にしなくても、私は勝手に脳内で(ry


ですが、その奇行の数々がなんだかんだで許されるのが、この愛徒君の良さであり強みですね。

『ボク…、パンツが大好きなんだ。』

と言う台詞でさえ、なんとも無垢な笑顔で言い放っちゃう男性で、そこに女性の尊厳を損なわせるような下世話な気持ちなどは一切ありません。
一応「ムリヤリ襲ったりはしない人」という信頼も、ちゃんとされていますしね。

総じて周囲のキャラは勿論、視聴者的も少なくとも嫌悪感を抱くような主人公ではない……こともないか(汗)
良い子か悪い子かで言うと、確実に良い子ですけどね。
気持ち悪いか気持ち悪くないかで言うと、確実に気持ち悪いんですけど。

そんな彼に、周囲の美女達が罵声を浴びせながらも…少しずつ惹かれていく?、そんな微笑ましい作品でした。


演出として好きだったのが、オープニングや本編でもチョコチョコ挟まれる、それぞれ統一されたカラーで描かれた、漫画のトーンのように丸の点々でデザインされた一枚絵の見せ方ですね。
漫画のような白黒ではないですが、あぁ…漫画っぽい絵だなぁと思って楽しんでいました。
{/netabare}



【変態を取り巻く、魅力的な女性陣】
{netabare}
アシスタントを務める足須さんは、声優さんからもまさに一発で「俺妹のあやせ」を彷彿させるキャラクターでした。
愛徒君の行為を叱りつける様なんか特に。
その手が好きな人達には、ドンピシャだったのではないでしょうか。

ただ、私は色々と小さいキャラが好みなので、編集のダブルAカップ「みはりちゃん」や、スーパーアシスタントで小柄で非力でツンデレな「せなちゃん」が好きでした。
中学1年生の足須さんの妹や、小学生と見紛う編集長等も登場しますし、全体的に小さい人好きの需要に応えた内容な感も…?
………本当にありがとうございました。

本作に限らず、今はどの作品も全体的にそっちキャラ重視になる作品が多いですね。
………いや全く、本当にありがとうございました。

中でも、小柄代表格せなちゃんのツンとデレを演じられたのは、御大『釘宮理恵さん』なので、その破壊力は凄まじかったですね。
駆逐用の彼女のムチを欲する変態主人公を見て泣き叫ぶ様には、毎度私も血沸き肉踊りました。
「黄金水」のエピソードは、そこまでは求めてない…と思いましたが。


逆に、サブアシスタントである「風羽りんなちゃん」は、他のキャラとの掛け合い的にも必ずしも必要な要素が見当たらなかった気も…。
「大きい要因」として、一定の需要はあるのでしょうけど。
ただ、声を演じられた井口裕香さんは、全体的に小さいキャラのイメージが強いにも関わらず、巨乳キャラも違和感が無かったですね。



さて、最終話では女性総出演でパンツ談議。
パンツ性格診断の名の下、最後は『愛徒君のズボンを剥ぎ取る』という怒涛の展開となりましたが、そこからパンツの歌「終わりなきパンツ」を流してのエンディングは、

「私は、なんって無駄な時間を過ごしていたんだ。」

と思わせるには十分でした。
(褒め言葉でもあり、本気で貶し言葉でもあります。)
無駄に声もメロディーラインも良いのが、これまた非っっ常に馬鹿馬鹿しかったです。
{/netabare}



【総評】

キャラデザインは好みでしたし、女性陣も総じて魅力的だったとは思います。
ただ、エンディングが全てを持っていき、最終的に

【パンツをこよなく愛する主人公の、ひたむきなパンツ愛のアニメ】

という印象になってしまいました。
とても見やすいアニメなのでまた視聴しようと思えば出来ますが、それでも2~3周して本作を見る目が変わるということはなさそうです。
最後に、あのエンディング曲がある限りは。


本作を出会えて良かったとは強く思えませんが、それでも「みはりちゃん」「せなちゃん」に出会えたことや、変態に限界は無いという真理が垣間見れただけでも良かった、という結論に至りました。

ただ、特典で新作アニメが付いているとはいえ、13分枠でありながら2話収録でお値段据え置きなBlu-rayの価格は、少々ファンの足元を見過ぎな気がしますね。
低コストで作れる点が魅力な短編アニメでこうしてしまうと、せっかく買ってくれる熱心なファンの信頼を失うことに繋がる気がします。

ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『音砂 みはり』声 - 能登有沙さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『黒井 せな』声 - 釘宮理恵さん



ちなみに、私は縞パンツが好きであり、傾向としてもその種のパンツを穿くキャラが好みであることが多いです。
(※以下、これ以上に低俗な駄文なので〆ます。)
{netabare}

ちなみにちなみに、男性が女性用パンツを穿く際は主に

『頭頂から穿く、ポピュラーなパターン』



『顔面から穿く、変態仮面のパターン』

があると、広く伝えられています。


いつか国を上げてアンケートを実施し、統計をとっていただきたいですね。

う~~ん、多分7-3で頭頂派が多いってところなのかな?
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 48
ネタバレ

雪だるま* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

終わりなきパンツ!

◎放送時期:2014年4月~6月(全12話)※15分アニメ
◎ジャンル:コメディ

●原作:ヒロユキ(ヤングガンガンコミックス/スクウェア・エニックス刊)
●監督:古田丈司 ●シリーズ構成:伊丹あき
●キャラクターデザイン:鶴田仁美 ●アニメーション制作:ZEXCS


■あらすじ■
漫画家の愛徒勇気、アシスタントの足須沙穂都らを中心とした日常の
ドタバタを描くコメディ作品。

-------------------------------------------------------

☆★感想★☆

※原作未読。

始まる前は まさかエロ要素が入っているとは思わなかったので、
1話を観た時に主人公の変態さと下ネタの多さにビックリして
引いてしまいました^^;(一応、わたくし女性視聴者なもので…w)

このままエロ要素が多めなら視聴断念を考えましたが、
2話目以降はコメディ色が強くなり、下ネタはあるけど全体的に「微エロ」
な感じだったので最後まで観れましたw


1話15分という短めの尺にテンポとキレのいいギャグが凝縮されていて
退屈することはなかったです^^

また、基本的にエピソードも1話で完結するので 物語の繋がりを気に
することなく気軽に観れるのも良かったです。

A・B・Cパートに分けられているうえに、各ヒロインをメインにした回も
豊富で楽しめました。

でも、『先週は良かったけど今週は特に…』という高低差は、
単発エピソードなので どうしてもあったかと思います^^;


キャラも良い感じでした。

主人公の愛徒はパンツをこよなく愛する変態漫画家。(ドM気質アリ)
彼のパンツ愛は凄まじく、それは自身の描く漫画にも大きく反映されていますw

ハーレム主人公(しかもド変態)なんですが、嫌らしさを感じませんでした。
(ムッツリよりオープンスケベな主人公の方が、私は好む傾向なのかもw)

常に自分の欲望に正直で、それでいて何もかも包み隠すことなく素直に
モノを言ったり行動したりするので、なんだか憎めないですw
そういう裏表のなさや、人懐っこくて犬っぽい性格が愛徒の良さですね^^

まぁ、たまに暴走しすぎて冗談抜きで気持ち悪いと思うこともありましたが(爆)
でも、愛徒の天然バカ正直っぷりを見ていると、わりと元気貰えたりしますw

いつもはお調子者だけど、イケメンな面もあったりします。

{netabare}9話で、徹夜で仕上げた原稿を みはりちゃんが誤って墨をこぼして
台無しにしてしまった場面で、みはりちゃんを全く責めることなく再び
徹夜して原稿を仕上げたのは素直に『良い奴!』って思いました^^{/netabare}


ヒロイン達も個性的で可愛い子達が揃ってました^^

○しっかりしているけど、どこか趣味のおかしいアシスタント・足須さん
○愛徒の高校時代からの同級生で、ツンデレ乙女な編集・みはりちゃん
○愛徒のファンで、やや天然の巨乳美人アシスタント・りんなちゃん
○天才アシスタント。でも見た目は幼女並みのツンデレ少女・せなちゃん

その他にも、ヒロインの身内や編集長、マスコット的なキャラなどなど…
盛りだくさんでした^^
{netabare}足須さんの妹可愛かったなぁ。{/netabare}

このヒロイン達と愛徒のやりとりと、振り回されっぷりが良いバランスでした。

振り回されても皆が皆なぜか許してしまうのは、
前述したような愛徒の純朴さがあるからなんでしょうねw


そして、なによりこの作品の見所は「松岡劇場」だと思います\(^o^)/

愛徒のCVを担当されている松岡禎丞さんの全力かつ多彩な演技が作品を
引き立てていたと思います^^

常にテンション高めなうえ、老けた声やオカマ声まで披露されてたんで
驚きました。いやはや、お疲れ様ですw

アフレコ現場を覗いてみたくなります…どんな空気なんだろうw


パンツに始まりパンツに終わる。そんな「パンツ推し」なアニメでした^^
エロもあるけど基本は日常コメディなので、よほど下ネタに抵抗がない限り
は女性の方も大丈夫だと思います。実際に女性の私が大丈夫でしたし!w

まぁでも、全体通して『超面白い!』って感じでもないし、クセも強いので
『一度観ればもう満足』な作品かな^^;ゴメンナサイ…orz


{netabare}最終回、特別EDの愛徒のキャラソンは爆笑でしたw
ということで曲名をこのレビューのタイトル名にさせていただきました(*´ω`*)
松岡さん、演技だけでなく歌唱力もなにげに高いのが さらに驚きです。{/netabare}


■好きなキャラ■
一番は足須さんかな^^

捨て犬の目をされると放っておけないところとか、愛徒に対してたまにドSに
なったりするところも良いですね。

あとは、中の人(早見沙織さん)も好きなのでw
中の人で言えば、せなちゃん(釘宮理恵さん)もなんですけどね(∩´∀`)∩

投稿 : 2025/02/01
♥ : 37

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

変態とはすなわち、夢と理想を追い続ける者なり。

変態漫画家さんのちょっとえっちなアニメ、というのが持っていた前情報。

ただのえっちなアニメなら興味持たなかったと思うんだけど、

変態漫画家さんの声優さんが松岡禎丞さんと知り。

松岡さんは、今1番好きな声優さんなので(単純に声と演技が好き♪)、

松岡さんが変態!?それは…観たい(*´Д`)

と興味をそそられ、視聴決定しました。笑

1話が平均3話で構成されている、10分程度のショートアニメです。


● ストーリー
漫画家の愛徒勇気(あいと ゆうき)は月刊少年ゴンゴンで連載している漫画家。

愛徒の仕事場に集まるのは、変態漫画家・愛徒に振り回されるアシスタントや編集者の女の子たち。


松岡さんの変態演技が楽しめればそれでいいかなーとあまり期待していなかった作品だったのですが、

これがなかなかおもしろかったww

毎話爆笑でしたよww

確かにパンツだのおっぱいだの、エロワードばっかり飛び出してくるけど、

それよりも漫画家さんのおかしな日常という印象が強かったです。

その特徴の1つとしてエロがある、という感じかな。

よくあるラッキースケベなシチュエーションはあまり好きにはなれませんでしたが、

愛徒がかわいいので許すww

愛徒の純粋な女の子への探求心には感心&笑いが止まりませんでしたwwww

やー、こういうアホ一直線の作品が存在したとはwwww

愛徒の、純粋にアホなところは絶滅危惧種だわ。(ほめ言葉)


● キャラクター
愛徒は、頭の中ピンク色の残念な漫画家さんです。

だけど、純粋な心を持つ変態男なので、放っておけないタイプでもありますねww

愛徒に振り回されながらも、女の子たちが愛徒のこと嫌いにならない気持ち、よくわかるww

時々紳士に振る舞っても、その行為さえも笑えるってすごいポテンシャルだわ。尊敬wwww


登場するメインの女の子は、
◇足須さん …愛徒のアシスタント。スレンダー美人。
 〔足須沙穂都(あしす さほと)〕
◇みはりちゃん …愛徒の担当編集。胸が小さいことが悩み。
 〔音砂みはり(おとすな みはり)〕
◇りんなちゃん …愛徒のファン&アシスタント。ふわふわした巨乳女子。
 〔風羽りんな(ふわ りんな)〕
◇せなちゃん …スーパーアシスタントの異名を持つツンデレ、見た目は幼女。
 〔黒井せな(くろい せな)〕


みはりちゃんが1番恋してるって感じで好きなので、応援してました^^

愛徒とのやりとりは、もはや漫才ww

足須さんの妹のキャラもツボでしたww彼女大好きww


● ネーミングセンス
この作品で好きなところが、”名前”です。

愛徒の連載漫画「はじらってカフェラッテ」に始まり、

いちいちネーミングセンスが光っていて苦しかったwww

途中から登場する○○ニャーも○○チューも名前で大爆笑でしたよwwww


● 音楽
【 OP「純粋なフジュンブツ」/StylipS 】
元気いっぱいのかわいい曲^^

「純粋な不純物ってなんだ??」と毎回不思議に思っていましたけど。笑


【 ED「Spica」/StylipS 】
EDと次回予告は、流れている放送局と省略されている放送局があったそうです。

12話の挿入歌としても使われていた曲。

この作品の雰囲気と合っているかと言われると微妙ですが、

個人的には結構好きな曲♪卒業式っぽいね。


【 12話ED「終わりなきパンツ」/愛徒勇気(松岡禎丞) 】
さあ、きましたよーこの作品の問題児が。笑

これはひどかったwwwwww

これは、ないw

いくら松岡さんが歌ってるからというプラス価値があったとしても、あの歌はなし。却下。

曲よし、松岡さんの声よし、歌詞が…。

ある意味、伝説の1曲ですw

これカラオケで歌われたら、変態に寛大な私でもさすがにひいてまうわwwww


● まとめ
なかなかおもしろいショートアニメでしたが、

ちょっとエロが強くなると個人的な好みからは、ずれたかなあ。

たくさん笑わせてもらったから初めは「30分でも全然いけるよ!」って思ってたけど、

今では「10分がちょうど楽しく終われる適度な時間。」と思うようになりました。

これが男の夢なのか…とひっそりと思いつつ、これからも世の変態さんたちを温かい目で見守りたいと思います。笑

投稿 : 2025/02/01
♥ : 36

71.4 14 つっこみでコメディなアニメランキング14位
となりの関くん(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1214)
6756人が棚に入れました
--とある学校の授業中。先生の目を盗んで机での一人遊びに興じる男子生徒・関くんと、そんな関くんの遊びを隣の席から観察(or 妨害or 参加)する女子生徒・横井さん。毎回予想外の展開を見せる関くんの遊び、さて今回は……?

声優・キャラクター
下野紘、花澤香菜
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

これはバカップルです

教室の窓側最後列の席に座る少年"関 俊成"
彼は授業中いつも机の上で遊んでいる
そんな彼の遊びに翻弄される"横井 るみ"の物語である
ちなみに僕は原作のマンガ持ってます

関くんの遊びのクオリティがものすごく高い
お金と時間をどれくらいかけているのか見当もつかない
遊ぶことに人生をかけているといっても過言ではないです

そして関くんの遊びに翻弄されてしまう横井さん
彼女もなかなかのアホですね
被害者ぶっているけど、一緒になって楽しんじゃって・・・
ただのバカップルですよ┐(´д`)┌

内容はとてもくだらないですが、ハマる人は多いかも
15分枠のアニメだしそこそこオススメのアニメです
EDは無駄にかっこいいですww

好きなキャラは横井 るみさん
てか後藤さんとの2択なんだが・・・
登場キャラが少なすぎるんだね


以下各話感想的なもの
第1話
{netabare}ドミノですねえ
机の上で、、、
あれを実行するには地味にお金がかかると思うのだが
関くんの早業により、結局横井さんの方が怒られてしまうというねwww
{/netabare}

第2話
{netabare}今回は将棋
机の上にマス目をしっかりと書き込み、いざ尋常に一人将棋!
うん?あれれ??
早速ルールを無視して金が裏切って王を討ち取った!?
これはもはや将棋ではなく、ただの戦国時代の再現ですww
そんな金の独裁政治・クソ野郎ぶりに切れた横井さんが消しゴムで攻撃!
こいつら授業中に何やってんだか┐(´д`)┌{/netabare}

第3話
{netabare}今日は机みがき
圧倒的な技術力により、鏡と見紛うレベルの反射をする机に!
関くんなんか資格持ってるだろww
みがきたい欲求が止まらない関くんに下敷きを貸してあげる横井さん
めっちゃ優しいですなあ
しかしその恩は仇で返されることに・・・
関くんも同じダメージを負ってるけどね{/netabare}

第4話
{netabare}今日は囲碁をやりますよ〜
囲碁のルールなんかわからないからと安心する横井さん
しかしそんなことでは終わらない関くん
なんと囲碁で絵を書いて遊び始めました
それを見ていて怒られた横井さん
俺は思うんだよね
横井さんってアホだなってwww{/netabare}

第5話
{netabare}消しゴムはんこを作りましょ〜
今回はいつもの教室ではなくて移動教室(理科室かな?)
消しゴムを使って完璧なハンコを作ってしまいました
しかもケースまで( ゚Д゚) ス、スゲー!
しかしとなりに座ってるミスターKY宇沢くんが、消しゴムを破壊してしまう・・・
天敵すぎるwww{/netabare}

第6話
{netabare}ロボット遊びだぜイエイ!
父・母・息子のロボット家族で遊んでる関くん
関くん自体はふざけているのに、家族の方はしっかりと避難訓練をしていて可愛らしい
しかしそんな家族へのひどい扱いを見かねた横井さんがまさかの保護
そして逆にそのロボットで遊んでしまい、多大な時間を浪費する羽目に・・・
兄貴の皆大好きスクランブルエッグ!!!にワロタwww{/netabare}

第7話
{netabare}手紙まわしの郵便局を担当します!
関くんを経由するだけで本格的な手紙になるみたい
受付なども本格的すぎますよ関くん、、、
手紙まわしって楽しいのかな?
たしかに学校でやってた子はいたけどね
横井さんってやっぱりアホの娘だよねwww{/netabare}

第8話
{netabare}今回も将棋〜っと
前回と同じと思ってもらっては困るな
今回は姫と一緒に添い遂げようとする歩VS残り全軍
なかなかいい設定じゃないですか
途中から見かねた横井さんも乱入して無茶苦茶に、、、
なんだかんだで仲がいいよねこの2人{/netabare}

第9話
{netabare}編み物をしましょう
実は横井さんは編検2級の持ち主
ダブルフックアフガン針!?
詳しすぎてちょっとビビりますねww
横井さんのあまりの形相に何もできなくなってしまった関くん
これは横井さんの価値かな?{/netabare}

第10話
{netabare}美術室でゴルフ
古い机に空いている穴と傷を使ってゴルフです
そして後ろで勝手に妄想してる後藤さん
まるでアンジ●ッシュのコントみたい
結局勘違いはさらにエスカレートしたまま終わってしまった・・・{/netabare}

第11話
{netabare}ぬいぐるみを使って登山しましょう
山(前の席の前田くんの背中)をくまさんのぬいぐるみが登る!
前の席の人で遊ぶなよ、、、
これはもうあれですね
ただのバカップルです┐(´д`)┌{/netabare}

第12話
{netabare}ラジコンを使って運転免許取ったるぜ!
これは楽しくなさそうな遊びだな・・・
試験は1日1回しか受けられないから、翌日も同じ遊びをし始める関くん
指に大量の絆創膏がΣ(゚д゚lll)
ガチすぎるぜ関くん{/netabare}

第13話
{netabare}プールサイドで救難訓練
相変わらずふざけている関くん
しかし真面目に訓練の講義を受ける関くんのロボット家族
この家族には甘甘ですね横井さん
宇沢くんがロボットをプールの中に!?
横井さんはそれを必死に探し続ける
関くんが既に救助したということを知らずに・・・{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 21
ネタバレ

沙祈 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

となりのサボリ魔くん

1話8分くらいの1話完結アニメ。
授業中に真剣に遊んでるとなりの関くんが気になる横井るみのお話。
関くんがほとんど喋らないのでひたすら横井るみ(CV:花澤香菜)が喋る。
るみちゃんの声が先生に聞こえないか凄くハラハラ。

5話と20話は面白かった。

各話感想↓
1話 ドミノ
{netabare}どんだけ消しゴム持ってるんだ…。
本格的すぎるドミノ。
壮大なBGM。
片付け早い。{/netabare}

2話 将棋
{netabare}将棋の音凄いと思ったら…王将破壊!?
もう将棋じゃない。
机に何て仕掛けが…。
謎の感動。
授業どころじゃない。{/netabare}

3話 机みがき
{netabare}なんかプロっぽい道具出してきた!?
周りの事を考えない机みがき。前の人かわいそう。
眩しい机。
他人の机も磨きたい関くん。
下敷き磨きに張り切る関くん。…静電気凄い。{/netabare}

4話 囲碁
{netabare}囲碁でキャラクターを作って…。動いた!?
何を描いているんだ。
ごちゃごちゃでわからない。
合体!!変なキャラが生まれた。{/netabare}

5話 消しゴムはんこ
{netabare}職人・関。
天敵うざわくん。
削られる消しゴム。
人の筆箱を勝手に漁るうざわくん。
消しゴムのケースとか凄い。
カバーをかけたら消しゴムにしか見えない!?
折れた。捨てられた。{/netabare}

6話 避難訓練
{netabare}こんな時にロボット遊び。
ロボット一家団欒。
ロボットだけしっかりしている。
自分のロボットを蹴り飛ばす関くん。
今日もまた勉強できなかった、るみちゃん。{/netabare}

7話 手紙まわし
{netabare}郵便局みたいだ。
クラス中巻き込まれている。
細かく寸法まで決まっていた。
クラスにポストが!?リアルすぎる…。
終わってから入れようよ…。空気椅子。
変なうわさが流れた。{/netabare}

8話 将棋2
{netabare}また将棋してる。
あの歩何したの…。かけ落ちかな。
歩が凄いボロボロに…。
夫婦になった。
ノリノリ妄想るみちゃん。
金の中身が…。父!?
壁を作られた。
いつの間にかバリケードが…。{/netabare}

9話 編み物
{netabare}編み物検定2級の隣りで編み物。
いきなり語り始める横井さん。
解くの早い。証拠隠滅完了。怖い。怯える関くん。{/netabare}

10話 ゴルフ
{netabare}でこぼこ机でゴルフ。入った。
プリントで邪魔してしまった横井さん。
後藤さんの妄想も凄い。
アンジャッシュ。{/netabare}

11話 登山
{netabare}るみちゃん、塾行ってたのか。隣があれだと勉強できないもんね。
熊可愛い。
巻き込まれていた前田くん。
動いてる!?何このスリル。
襟に引っかかっている。
無駄に凝ってる熊。
後ろがキラキラしてる。
落ちた!?
二人して…授業中なのに。
懲りない関くん。{/netabare}

12話 ラジコン
{netabare}交通ルールの勉強。
自動車学校の免許。動かすの遅い。楽しくなさそう。
坂道で横転。
翌日、再度挑戦。坂道リベンジ!
関くん自業自得。{/netabare}

13話 プール
{netabare}水着回。救命講習。
ロボット家族再び。
関くん再びロボット置き去り。
バカンスロボ家族。うざわ君うざい。
前田凄い。髪に絡まってた。
ロボットで遊び出した関。
横井はずっと探していた。{/netabare}

14話 お弁当
{netabare}OPの関くんが描いた動画変わった。
タコさんウインナー凄い。頭から喰いちぎる…。悪意を感じた。
おかず全部タコさんウインナーだった。抵抗しているウインナー。
まるで某の巨人!
強そうなタコさんウインナー。普通に食べた!
生き残り!串刺しに。
デザートに林檎のうさぎ。{/netabare}

15話 紙ずもう
{netabare}美術の授業再び。
風邪で休みの横井さん。
主人公の代わりに後藤さんが妄想担当。
人形に包帯を…。
妄想が凄い。
敵がどんどん凄くなっていく。
いろいろ妄想酷い。
※付き合ってません。{/netabare}

16話 将棋vsチェス
{netabare}将棋3回目。将棋好きなのかな?
黒いから将棋には見えない…!?闇討ちとは卑怯な。
謎の復活。授業放棄、横井。
遊びを止めた。
スカートが椅子に引っかかった。{/netabare}

17話 福笑い
{netabare}授業中に目隠し。
ばっちり整う福笑い。
家族が増えた。
赤ちゃん成長した。
距離感まで表現。
某サザエさん!?{/netabare}

18話 手品
{netabare}プリントが足りない。
遊び道具が取り出せない。
筆箱の中にトランプ。
怖い。
いつの間にトランプが。
ドヤ顔うざい関くん。
プルプルしてる。{/netabare}

19話 眼鏡
{netabare}眼鏡かけてる関くん。
ナルシストみたいな関くん。
眼鏡多すぎ!
るみちゃん怖い。
次の時間はジェンガ。
もう眼鏡飽きてた。{/netabare}

20話 パラパラ漫画
{netabare}完成形が気になる横井。
パラパラの完成度凄すぎる。
何ページあるんだ。
CM入りだった。{/netabare}

21話 持ち物検査
{netabare}担任から呼び出し。
ロボット家族三度目。
横井さんほんとこの家族好きね。
窓から外へ…。ロボット残ってた。
背もたれに…凄いスリル。
見つかったCD。反省文。家庭訪問も追加された。{/netabare}

2015/09/06ニコ生一挙放送視聴

投稿 : 2025/02/01
♥ : 1
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ラブリー・レッスン・アウトサイダーズ ~恋に落ちた瞬間を覚えていますか?~

ま、毎週楽しみにしてたのに~、終わってしまた~~~(T_T)

タイトルは特に深い意味はありません。
◇13話までTV放送、14~21話はネット配信

みんながバカップルバカップルって言ってて、んなことないだろう~と思ってたが、
{netabare}18時限目の手品{/netabare}辺りから同意してしまった。{netabare}特に19話の眼鏡とかw{/netabare}

関くんの無邪気さ、無邪気な邪悪さと、
横井さんの抑えられない好奇心と起伏の激しい感情、豊かな表情、
私はキャラクターとしての二人が気に入っているので最後まで楽しめました。
もちろん内容として、関くんの突飛な発想も満喫しました♪
・・・って言うか、横井さん短気だよねwwwww

将棋やロボットとか何度も使うネタもあるが、
こういうくだらないことに熱心になる、本気で遊ぼうとする姿勢は共感しました。
遊ぶからには本気じゃないとね☆☆☆☆☆

あと、関くんの歌のCDを借りたから「迷惑スペクタル」のフルver.も聴けたのですが、
声優さんってすごいな~って思えた、あの早口!!!

最近、乱用が多いと思ってしまいがちな花澤さん株が上昇した作品でもありました。



{netabare}横井さんかわええ(*´Д`)ハァハァ{/netabare}



下は2014.04.14 21:29の感想だよーん

{netabare}『机の上に広がるパラダイス ※授業中 ~追記、終業式~』



終業式 {netabare}

3学期のね、今は2学期制だっけ?、と言う名の完走した感想みたいなのをちょこっと。


最終話が微妙な天丼回だった、
他にも2,3話びみょいけど、びみょーんな回も含めて、
①切った、②最後まで観なければ良かった、③まあまあ、④完走する価値あり、⑤観なかったら後悔してた
の5段階評価(なんじゃこりゃw)では、④以上に楽しめた。
※5段階評価なので、3か4で迷ったら授業態度が良かった(苦w)ので上のにした、的な感じで受け取ってくださいw

この作品でEDのドラマーさんのCDを借りようと思った。
久しぶりにTATSUYAに行こうかな~♪

アニメ好きには万人?受けはしないけど、一般人??には万人受けしそうなヘリウムる。

オレにはなかなか壺ってました☆☆☆☆




さて話変わって今期、というかThe Ranking of winter, twenty-fourteenでもやってみようかな。
・・・嗚呼、学校ネタ、というか授業ネタを織り交ぜつつ追記を書いて来たが、英語あやうそう。

ランキングは一番後ろの席にぶち込んでおきます。
{/netabare}


←横井さん、→窓、↑ロッカー、↓前田君、じゃなくて2014.02.20 12:52に書いたヤツ





こう来たかwwwww

◇漫画原作、ショートアニメ、1クールかな?

主人公は関くん、窓際最後列という最高のポジションを陣取る男の子、
横隣の席の横井さん、対比のためと思われる銀髪(白髪?)もふもふヘアーの女の子。
舞台は高校。

関くんが授業中、勉強せずにひたすら密か?に遊び、
横井さんはひたすらツッコム(ほとんど心の中)話。

「あるある」「分かるわ~」
からの、それとは天地ほどの差がある想像力豊か過ぎる遊びもする。
この『遊び』って言葉の捉え方も変に考えると難しいね。ただの暇つぶしかも。
なんか楽しそうなら遊びでしょ☆

将棋回で最後まで観ることを決めたwwwww


遊びも多岐に渡っているので、全部が全部ツボってわけではないが、
それでもつい「ぷぷぷっw」と笑ってしまう。

1話完結のショートアニメなので、ちょっとした日常の刺激としてオススメ。
ショートアニメ好きなら楽しめるんじゃないかな♪





・・・・・・・・・・黒板・・・・・・・・・・

□関 □横井
□対木!?{netabare}





乱王

1 ディーふらぐ
2 となりの関くん


3 てさぐれ部活もの あんこーる
4 ログホライズン(2期[じゃなくて2クール]だけど、冬に終わったし)

・・・マイページを確認中、マイページを確認中、マイページ確認中・・・できたぁ

5 生徒会役員共*
6 スペースダンディ ※ランキングじゃ表せない評価もある










7 ニセコイ



8 のうりん





・・・あ、どうでもいいことだけど、ディーふらぐでオレの名前が出てて喜んでたわw{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 27

76.8 15 つっこみでコメディなアニメランキング15位
だがしかし(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1310)
6555人が棚に入れました
家業の駄菓子屋を継ぎたくない鹿田ココノツは夏休みのある日、駄菓子マニアの不思議な美少女・ほたるに出会う。
実在の駄菓子とともに少年×少女のおかしな夏が今始まる!
美味し懐かし駄菓子コメディー、お腹いっぱい召し上がれ! !

声優・キャラクター
竹達彩奈、阿部敦、沼倉愛美、鈴木達央、藤原啓治
ネタバレ

❣ユリア❣ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

そこのあなた!これを見れば駄菓子が食べたくて仕方なくなるわよ!?

☆原作未読☆

~あらすじ~
ある田舎に住む鹿田ココノツ(おそらく主人公)は漫画家を目指しているが、父のヨウから実家の駄菓子屋・シカダ駄菓子を継ぐようにいわれている。けれどそれを嫌がるココノツの前にある日突然、都会からやって来た謎の女の子、枝垂ほたるが現れ、あらゆる手段でココノツに駄菓子屋を継がせようとするーー

美味し懐かし 究極の駄菓子コメディーです

絵的にアニメを見るまで主人公はほたるとサヤかと思ってましたw
が、一応?主人公はココノツだったんですねw


〜タイトルについて〜
突然ですが、皆さんはこの「だがしかし」というタイトルはどういう風に捉えますか?
「だが、しかし 」「 だがし、かし」
どちらなのでしょうか?

アニメの1話目を見れば分かる…と言われていましたが、私はどちらかよくわかりませんでした…( ´ㅁ` ;)

というか、どっちも!なのではないかと思います!
「だがし、かし」はお菓子という意味
「だが、しかし」 接続語
という意味でどちらも使われるのではないかと思います!
ですが、まだハッキリしてないので題名の意味問題はまだまだ続きそうですね…
原作を見てれば後に分かるかも??


~OP.EDにて~
OP ED共に1話、2話だけ映像が違うんです!後半はずっと一緒だったんですがねw
よければ見てみて下さい☆
そして歌もハマりますよ~♪内容に合ってるなと思いました☆

{netabare}
だかしかしは内容を全く知らずに見ました
駄菓子についての話だったんですね〜!
(ほんとに駄菓子の話です。駄菓子を紹介するための物語、的な?)

1番始め、主人公の名前がよく分かりませんでした。
皆、主人公のことをココナツと呼んでいたんですよねw実際の名前はココノツです ややこしいw
※私はずっとココナツで呼んでましたw

そして、ほたる登場!始めからかなりの変人で謎な女の子でした
だがしかし!駄菓子については超詳しい!すごいなぁと思いました!そしてよく見るとリボンが違います
2種類あり使い分けているのかな?

サヤ、キャラの中では1番お気に入りです♪かわいいし、遊び系が超得意なんですよね!
めんことか、二の舞!?で3枚もきれてて、ほたるとココノツはビックリ!
そのすごさにほたるにはサヤ師と呼ばれるようになりますw
サヤ師…恐るべしw
そしてサヤと言えば子供の時♪あの時は特に可愛くてお気に入りです♪
ココノツがお祭りで取った金魚がサヤのお店にいるんですよね♪
それを知った時はおお〜!ってなりました(*´艸`*)

〜1番面白かったところ〜
第4話 サヤがいる喫茶店にある「見られてはいけない」ことが書いてあるノートを忘れてしまった…
そのノートを取りに行くために、ほたるとココノツが走る!!
すごいですねwグリコのキャラメルで消費カロリーを計算して喫茶店まで走るとかw
結局バレてしまいましたがw
地味に二人で協力して走ったところが感動しましたw
✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿
そして、アニメを見て改めて駄菓子の存在を知りましたw
うまい棒とかベビースターも駄菓子だったんですね!!初めて知りました☆
でも、アニメを見て、1番に思ったことは……

あれ?私、駄菓子食べたことない……( ̄□ ̄;)!!?

まさかぁwと思う人もいるかもですが、ほんとに食べたことないんです……
というか、ラムネとかうまい棒とか食べないんですよね…(´・ω・`)
でもでも!美味しそうだなぁと思った駄菓子もたくさんあったので、ぜひ食べてみたいなと思います!!
駄菓子屋さんとか近くにあるかなぁ‥
{/netabare}

~食べてみたい駄菓子~

1位生きいきビール
(本物は無理ですがw駄菓子のビールは本物と似てるんですかね?wどんなのか気になります♪)

2位ヤングドーナツ
(駄菓子っぽくなさそうですが、気軽に食べれそうです♪)

3位ふがし
(色んな種類があって美味しそうです♪)

という感じですが、他にも美味しそうなお菓子がたくさんあり、お菓子好きには必見ですよ~!?
このアニメを見れば、誰もが駄菓子を食べたくなると思います♪
ぜひ皆さんも色んな駄菓子を食べてみてください♪

果たして、ココノツは駄菓子屋を継ぐのか?
今後の話も気になるので
原作も見てみたいなと思います♪

投稿 : 2025/02/01
♥ : 21

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

昔懐かし駄菓子屋商品の数々・・・でもそれよりサヤ師に萌えましたが何か^^;?

この作品の原作は未読ですが、あやちが出演するとして迷わず視聴を決めた作品です。
あやち見たさに事前の情報番組も視聴・・・たくさんの駄菓子に囲まれたあやちを堪能してから本編の視聴に臨みました。

物語はとある田舎町の一画にひっそりと建っている「シカダ駄菓子」
この駄菓子屋の一人息子である鹿田 ココノツが本作の主人公です。

彼の夢は漫画家になる事・・・ですが、その夢は遠く巌しい道のりです。
一方、家が駄菓子屋だった事もあり、駄菓子に関しては高いスキルの持ち主でもあります。
そんな駄菓子のスペシャリストである息子に駄菓子屋家業を継がせたいと考えている父親でしたが、これまでココノツから頑なに断られていました。

そんな中に颯爽と登場したのが大手菓子会社「枝垂カンパニー」の社長令嬢であるほたるさん(CV:あやち)です。
世界一のお菓子メーカーを作ることを夢見る彼女はココノツの父親であるヨウを引き抜きに来たのですが、シカダ駄菓子の行く末を見守りたいという彼の思いを尊重し、近所に居座る事になり・・・ココノツとほたるとの駄菓子談義が一気に白熱しながら物語が動いていきます。

駄菓子屋さん・・・とても懐かしい響きです。私が駄菓子屋にお世話になっていた小学生低学年くらいには、住んでいたアパートから徒歩5分以内の場所に駄菓子屋さんがあり、毎日50円玉を握りしめて入り浸っていたのを覚えています。
今では駄菓子屋さんを気にしながら外を歩かないのでよく分かりませんが、一昔前より駄菓子屋さんの件数自体が減っているのではないでしょうか^^;?

少し話題が逸れてしまいました^^;
wikiを見てみたら、作中に登場した駄菓子が掲載されていました。
中には全く知らないお菓子もありましたが、全般的に感じるのは懐かしさです。
でも、ココノツとほたるさんの掛け合いを見て思ったこと・・・駄菓子に関してここまでの拘りは持っていなかった、という事です。
たかが駄菓子・・・いいえ、されど駄菓子です。
次々と登場する駄菓子を美味しそうに食べている二人を見ていると・・・こちらにも空腹が伝染しそうでした^^;

実はおやつカンパニーから販売されている「ブタメン」を知らなかったのですが、3月にインフルエンザに罹患し、隔離生活を送るためコンビニに食料確保に行ったところ「ブタメン」が売っているではありませんか。
しかも「だがしかし」とのコラボバージョン・・・思わずゲットしてしまいました。

でもこの作品・・・魅力は駄菓子だけではありません。
数少ない登場人物の立派に魅力的です。
本来であればあやち演じるほたるさんを一推しで見るところですが、今回はサヤ師の存在が大きかったです。

普段は実家の喫茶店を切り盛りしている彼女ですが、ココノツの事になると途端に態度が挙動不審になるんですよね〜^^;
突然やってきたほたるさん・・・かなりの巨乳美人という自分には持っていないモノを持っているほたるさんがココノツに接近するのを露骨に嫌がってみたり・・・
でも実際にはとてもシャイで、貰ったモノをとても大事にする女の子なんです^^
そして二人で過ごす時間に彼女の見せる満面の笑みは破壊力抜群でした。
正直キャラデザに関する印象は普通でしたが、サヤ師の可愛らしさだけは別格だったような気がします。

それでも何が起こるか分からないのが世の常・・・
いつほたるさんが変身するとも限りませんし・・・気は抜かない方が良いかと・・・^^;
それにココノツだってどこに行っちゃうか分かりませんし・・・

オープニングテーマは、MICHIさんの「Checkmate!?」
エンディングテーマは、竹達彩奈さんの「Hey!カロリーQueen」
この2曲で甲乙なんて付けられません・・・どっちも大好きです^^
でも・・・エンディングの振り付けは可愛いと思いました^^

1クール12話の作品でした・・・が、最終回の終わり方はあまりにもあっさりし過ぎていたのではないでしょうか^^;?
劇的なエンディングが欲しい訳ではありません・・・でもあまりに普通に終わると、続きが気になってしまいます^^;
ほたるさんとサヤ師の動向が気になるのでできれば続編希望でお願いします^^;

投稿 : 2025/02/01
♥ : 43
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

駄菓子屋って今もあるんかな??

1話の感想 ★★★☆ 3.5
キャラが濃い
{netabare}
うまい棒とポテフとヤングドーナツが出てきたね。
まさかそのまんま出てくるとは。
キャラは濃いな!親父と駄菓子女が。
カフェの女の子は可愛かった。{/netabare}

2話の感想 ★★★☆ 3.5
酔っ払いホタル
{netabare}
今回はきなこ棒、なまいきビール、フエラムネ、めんこ。
なまいきビールって何?初めて聞いたわ。
あんまり美味しそうちゃうけど。
メンコも時代を感じるな…
メンコとか今も売ってるんだろうか?{/netabare}

3話の感想 ★★★☆ 3.5
エアコンの故障
{netabare}
今回はブタメン、ボンタンアメ、あとチュウチュウ吸う棒のやつ。
夏にエアコンの故障って、本当に最悪だな。
ホタルは今回、なんだかんだエロかったな〜{/netabare}

4話の感想 ★★★☆ 3.5
目隠し勝負!
{netabare}
今回はふ菓子とグリコだった。
ノートに胸のことはなかなか心に来るだろうな。
しかも、好きな人とか…
てか、走りながらグリコ食べるのって口が甘くてしんどそう。{/netabare}

5話の感想 ★★★☆ 3.5
YouTuber
{netabare}
今回は、ビンラムネ、ベビースター、ヤッターめんとすっぱいぶどうにご用心だった。
まさかYouTuberにupする話が出てくるとは…
しかも顔出しだし。
まぁ、田舎なら大丈夫か。
ヤッターめんは小さい時めちゃくちゃ食べたわ。
懐かしい。{/netabare}

6話の感想 ★★★★ 4.0
サエとの思い出
{netabare}
今回はまけんグミとひもQ、ヨーグレットの3品だった。
そして、何よりサヤとのラブコメが話のメイン!
見た目的にはホタルの方が断然エロくていいが、サヤちゃんの方が絶対可愛いよな。
子供の頃から好きだったんだな。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
夏祭り
{netabare}
今回は駄菓子少なめでもんじゃ焼きと型抜き。
もんじゃ焼きが駄菓子屋さんでも食べれたというのが意外。
果たして、駄菓子の入ったものは美味しいのか?
最近、ラブコメ要素が強くていい感じ!{/netabare}

8話の感想 ★★★☆ 3.5
怖い話
{netabare}
超怖い話ガムとプチプチ占いチョコ。
超怖い話ガムは見たことないわ。
こんなんあったんだな。
プチプチ占いチョコは知ってるけど。
けん玉、あんなに高かったか?
100均で売ってた気が…
それとも、100均もないような田舎なのか?{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
おっぱい?爆弾?
{netabare}
わたパチとうんチョコ、さくら大根とたまごアイス。
うんチョコとか知らんわ〜
まぁ、確かに小学生はうんち好きそう。
関西だからさくら大根は見たことない。
あんなん売ってんだなー
たまごアイスはおっぱいでした。{/netabare}

10話の感想 ★★★☆ 3.5
ほたるさんの具合が…
{netabare}
今回は粉末ジュース!
珍しく前後半に別れないタイプ。
しかも、前話の内容を引き継ぐ形式。
口内炎ってあんなに腫れるか??
確かに痛いけど…{/netabare}

11話の感想 ★★★☆ 3.5
駄菓子屋さんのあるべき姿
{netabare}
コーラガムと都こんぶ、あとはラムネ。
あんな親切な駄菓子屋さん、見たことないぞ?
大体はじーさんかばーさんがしてたような。
ラムネの話で出てきたペリーは面白かった。
杉田さん、ふざけすぎw
ラムネとサイダーって容器の違いだったんだな。{/netabare}

12(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
ココノツの答え
{netabare}
さくらんぼの詩と食べルンですhi、森永ミルクキャラメルとサクマ式ドロップス。
前話の話の続きになるのかな?
今回は少し恋愛よりかな。
お菓子もメジャー級のが多かったし。
結局、くっついたりといった事はなかったな。
2期ではあるのかな?
内容よりも声優さんたちの掛け合いが良かったな。{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 19

75.1 16 つっこみでコメディなアニメランキング16位
恋愛ラボ-LOVE LAB-(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (1309)
6191人が棚に入れました
『恋愛ラボ(LOVE LAB)』は、名門女子校として知られる藤女こと藤崎女子中学校を舞台に、恋に恋する乙女たち生徒会メンバーの5人の美少女が繰り広げる恋愛研究コメディ。
原作は芳文社「まんがタイムスペシャル」にて連載中の宮原るり先生による4コマ漫画作品。
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

超絶萌え死ぬアニメ(13話まで

○関連リンク
アニメ公式 http://www.love-lab.tv/
公式Twitter https://twitter.com/LOVE_LAB_anime/
ニコニコ動画公式 http://ch.nicovideo.jp/love-lab
恋愛ラボRADIO http://hibiki-radio.jp/description/love-lab


由緒正しいお嬢様が通うことで有名な、私立藤崎女子中学校、通称”藤女”。
超名門の呼び名も高いこの中学校の生徒会室では、本来の業務とは別に日夜『ある研究』が行われているという。

意地っ張りだけど正義感の強い、「ワイルドの君」の二つ名を持つ会長補佐・リコ。
頭脳明晰容姿端麗公明正大、全校生徒憧れの「藤姫様」こと生徒会長・マキ。
内気で恥ずかしがり屋な天然ドジっ娘の生徒会書記・スズ。
太い眉ともわもわふわふわの髪がチャームポイントの副会長・エノ。
お金ダイスキ、メガネの奥から皆の研究をクールに見つめる会計・サヨ。

こんな個性的なメンバーが集まって行われているのは、なんと「恋をするための
研究」だった……?!


このアニメの楽しみ方は恐らく中学生の少女が恋に恋しているという状況を子供っぽいなぁと楽しみながら見るのかな?
後はギャグパートか。


各話感想
{netabare}1話
前情報特に無し。取り敢えず見る。
由緒正しいお嬢様校なのか…
あれ?サッカーアニメか!?wまぁ題名からしてあり得ないかw
なんか薔薇の枠とか出てくるけど女子向けなのかな?
あれ?百合アニメか!?
ハートマーク出すぎw 抱きまくらとちゅーwww
妖精www 吊るなww ただならぬ妖気と思ったらお菓子w
パン加えて出会いとか王道だな。
だから彼の相手がなんでぶっさいくなんだw
りこwww 活発な女の子はまぁそんなもんだな。
作画は結構いいなぁ。頬をいつも赤くしてるのがいい感じ。
恋愛ごっこするのか。
りこxまきコンビいい感じだなぁ。
恋愛ラボってんだからやっぱ恋愛の研究的な感じなのかな?
「やっておきました。やっておきました。」ってなんという羽川さんww
いや羽川なら駄目「だよ!自分でやらないと身につかないよ」って言うよな…
ギャグ路線でいくのかなぁ。あんまおもしろくないなぁ。
恋愛シュミレーションもなんかベタすぎて面白くないし。
テンポはいいんだよなぁ。
足wwwキモいwww何処のトムとジェリーだよw
しっかし仲いい二人だなぁw
リコピンってトマトのやつだっけ?w
リコ&マキコンビ結成。やっぱ百合方面に行くのかな?
なんで廊下ですれ違う女はみんなハートマークが出てるんだ?w
なんかこの二人のイチャイチャ見てるだけで結構良いかもしれないw
おっ眼鏡っ娘キャラが現れたか。
ここまでずっと二人だったもんなwってオワタww
なんだかんだあっという間に終わってた。
結構楽しめてたようだ。
すげぇ登場人物絞ってて見やすいはこのアニメ。
最後までみたいな。


2話
恋愛研究か。なんかどうやら百合展開は無いようで。
あくまでも恋に恋する少女の話みたいですね。
男キャラものちのちでるようですね。
しかし恋に恋する女ってのは痛い。
なんの為に恋してるんだかわからない性欲女みたいなもんだよなぁ。
恋に恋してるだけでその人の事実は好きでもなんでもなかったりとか。
ひたすら付き合う人数ばっか増えていくんだよなぁそういう奴。
まぁ大人になっても同じようなのはいっぱいいるわけだけど。
しかし眼鏡ちゃん随分ドヂっ子だなぁ。
ドヂ属性を付け足すとか相変わらずあざといなぁほんとw
手品か!ww
しかしこの頬がずっと染まってる感じが可愛いなぁほんとw
やっぱ女の子はほほ染めてる所が一番可愛いよなぁw
だから恋愛の慣れっことかH慣れした女は嫌いだ。
お姫様抱っこになんで憧れるんだろうか…
女じゃないからさっぱりわからない。
やっぱそういう漫画とかアニメとかの影響なのかな?
そうだな恥じらってこその女子だ。よくわかってらっしゃる達人。
腹?w眼力?wわけわかんねぇwwどんな勘違いしてんだかw
実に中学生らしい感じがいいなぁ。
覗きって変態行為だよねぇwwサヨ男っぽいな。守銭奴w
エノ子供っぽいなw
自画像wwどうみても抱きまくらじゃねぇかwよだれベットリのw
ダッキーって名前だったのかww
エクスペンシブwもうカオス!ダイナミックキャッチw
うーんあまり話進まないな。これからどう転がるんだろ。
次回も期待。


3話
ヤりたいんです`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブーーー!!欲求不満w
親のこと持ちだされてなんで血が出るんだ。
眼鏡wwまさかの追撃w
ダバダバ男爵w名前がまた変わったぞw
なんで廊下の女子はいちいちハートが出てるんだw
あら会長倒れたか。
完全に恋愛脳だなこいつら。
守銭奴ww否定しないのねw横領しそうだw
エノ駄目な奴じゃねぇかww
ハンカチ落としで激論w
ワキ蒸し暑いってクサそうw
何と言う子供のやりとりw中学生らしいな。
ワキ先輩wだから匂いそうなのやめろ。
マキは頼り方を知らないのね。俺も知らないや。使い方なら知ってるが。
あっ恋愛研究の資料が…話をややこしくしやがってw
眼鏡したこと無いのかよwっと思ったら眼鏡いい仕事しやがってw
いい流れだなぁ。単なる恋愛脳のザンネンアニメにならなくてよかった。
これで恋愛研究メンバーが揃った感じかな?
目安箱に恋愛絡みの相談が入ったと予想。


4話
欲求不満w どうしようもないな。
恋の凄腕スナイパーwいつの間にそういう事になってんだよw
眼鏡w まんまと釣られて後に引けなくなってるw
最近は中学生でもやるんですか?合コン?やらねぇだろw
LINEで殺人事件は起きてたな。
週二で合コンww高校の頃俺でも頑張って月数回だったぞw
出会い系駆使すればもっといけるけど。今ならもっと敷居低そうだ。
ヌバタマの髪??よくわからん。砂糖菓子??
すれ違いざまに髪からいい匂いする子にはドキっと来るけどな。
恋愛スナイプ命中率0%w
ファンレターですよねー。それともレズレターですか?w
女にモテる女って男にモテないよね。
先週の恋愛相談これか。
私が聞いてきてやるってどういう事wどんどん引くに引けなくなってるw
だからなんでいつも廊下の女子は♥がry
ランジェリーだし。だからこれなんなんだよ。
鈴の想像やべぇww
下着メーカーって落ちか。
私の体はランジェリーで出来ているw歌がひでぇww
寝ても覚めてもランジェリー♪
まさかの娘の名前を下着の名前にするとかトラウマになるわな。いや逆なのかもだが。
34点wこれはひどいw
いよいよ男キャラの登場か!?鈴脳内お花畑か。
いつまでも意地っ張りだな。
一体何処の男子なんだ?
「彼氏に聞いた」なっなんだと!?まさかおまえがw
まぁ中学時代は学校違うだけでも遠距離だよな。
中学時代は何聞かれても恥ずかしいよなぁ。恥ずかしさのあまり友達と本気で喧嘩した事あったわ。
ダッチーよだれまみれじゃないか!
ハンカチ落としてるwwなんでツンデレたwどうしてミュージカルw
ダッチーは犠牲になったのだwあっダッキーだったっけ。
給食時間のゲリラ放送で何する気だよw
安定して面白いなぁ。男キャラ全然でねぇなしかし。
ってかエロ無いし深夜じゃなくても良さそうだな。


5話
恋愛ラボってラブラボって読むんだよね。ラジオ聞くまで気づかなかったw
出ました放送乗っ取りw
マキあざといな。絶対付き合いたくねぇ。
スズ安定して可愛いwドジっ娘すぎだろw
眼鏡めがね目がねぇ!wなんともベタな(3。3)
放送英語で話してますって注釈いらんだろw
あれ先生結構美人じゃね?w
真面目に恋愛相談のお悩み解決しやがったw
リコ先生にどやされてそうだな。尻拭いか。
トイレにって隠すところがなんか男前だな。可愛いw
生徒指導室で用を足すとかww眼鏡見てますよアピールをさりげにしやがった。
やらないと出来ない子。これ当たり前なのにぐさっと来なくてもいいのにな。
あら先生口滑らせちゃったかな。
取り調べにかつ丼w英語の先生美人だ。
髪飾りはそういう事か。
イイ自己犠牲じゃないか(´;ω;`)ブワッ
なんかやたら感動しちゃったじゃないか!
すげぇ良い友だち関係だな。まさか涙がちょちょ切れるとは思わなかった。
CMの8.5巻ノルマ一人10冊っておまw原作読みたくなってきたなぁこれ。
なんか前半だけでしっかりした話のボリュームだった。
俺も英語が一番苦手だったなぁ。
スズ入ってなくてよかったじゃねぇかアホの子かw
ダッキーから教わる設定にするなwどっから学ランぱくってきたんだよwどういう事wどっから仕入れたのw
経費の流用ってか完全に横領だろw
マキマキオって誰だよwなんかエンジェルビーツの音無すぁ~の奴みたいだなw
75点でこの反応されたら凹むわw
一方的に言い寄られて根負けwもっと真剣に付き合えよw
パンチラ?なにそれ詳しく!w
スパッツの上にパンツってどういう事なのw
でも今考えるとスパッツってエロいよなぁ。あれって下にパンツはいてるのかな?
リコはどこまでもハッタリにハッタリばっか重ねる奴だな。
何回も好きだって言えば割りと大抵の男は落ちるぞ。まぁ本命にはなれないかもしれんが。
昼の放送まとめプリントwそんなのあったのかw
この間の委員会でも…あれ?バレ始めてないか?
ってまた男出て来なかったな。もしかして最後まで出ないんじゃねぇの。
次回予告
寝ても覚めてもランジェリーはもういいよw
最低伝説リコは気になる次回だ。


6話
アニキだと思ってるw古傷えぐるのはママだったかw
だからなんで無駄にMOBにモテモテなんだよww
今更気づいたけどリコってスカートめっちゃ短いんだな。
サヨww一々うざいやつだなw
遂に男登場か!男泣かせって結局誰だったんだw
あれか朝ママが言ってた隣のサトシ君か?
リコ色気づいたなw
ほう塾の奴だったのか。って違うやつだった。
何故逃げるんだ。やっぱりサトシ君か。
サッカーチームが男女混合ってありえなくね?
うわうわマキ寝とる気かwはたまた友達狙いか。
なんという適当な紹介wマキラッキーじゃねぇのかよw
一々逃げすぎだろwサトシ怒りっぽいなw
マキ英語で話すとかパニクリすぎだろ。
ちょwふたりともバック忘れてるぞw間違って伝わってるw
恋愛相談多いな。
なんぞモモ先輩ってwなんかまずいんじゃw
早く次が見たい。


7話
4件の相談がたまってるのか。
伝える手段は新聞部になるのかな?
ギャフンギャフンギャフンw
まぁサヨがヤバイって位だしやばそうだ。
エノは振り回すのは好きでも振り回されるのは嫌いなのか。
相変わらず恋愛師匠として見られているのかw
マキが壊れたww
ダッキー何に載せてんだよw
マキ夫wダッキーのリアル化こええw
好きな女子の笛を舐めるどこかのアニキw
マキは間違いなく男依存+SEX依存になるだろうなぁ。
お父さんww
女うるさいよなぁほんとwよくわかるw
マキww惚れたのか弟よ!レン完全にやられてるw
悪口の練習ってなんだよ。いらん練習すんな。
おいジャンプ音マリオだったぞ完全にw
サヨ目ざといなw「写真NGの方ばかりなんですね」どうしてそうなったw
レン完全に駄目だなこりゃw
おっとスズはレンに惚れたか?wレンよマキだけはやめとけ…
なんだこの兄妹脅しあいすんなwなる程塾行くようになったのか。
リコxサトシはもう夫婦だなw


8話
新聞部が早速しっぽを出してるしw
サヨの金ナメんなで新聞部が格下げになって同好会に。
ワイルドの君でリコがガタガタwどういう事なのw
リコが猫かぶりキャラにw
マキは自分が猫かぶりキャラだと気づいていなかった。
ワキと呼んでいたことを蒸し返すww
なんだろうこのリコ凄くキタエリっぽいw
色の黒い女の子は男にはあまり人気無いだろうね。
まぁ色白美人とは言うけど色黒美人とは言わないしね。
マキ夫の真似は出来ないのかw
翌日。
マキが色黒ギャルにwwマキだけじゃなかったwこれはひどいw
ガリガリよりはぽっちゃりが良いけど別に胸はでかくなくてもいいけどな。
ささくれなんか気にする男いねぇよw
ナナちゃんどんだけコケキャラなんだ…もはや足の病気だなw
新聞部がいつの間にかこっそり後ろに現れたw
リコの猫かぶりキャラが写真に撮られてたw
マイルドの君w略してマキww
ナナとスズのコケコケ追いかけっこどうなってんだよw
どっちも足の病気かよw三半規管に絶対異常があるレベル。
来月新聞コンクールがありここで部の昇格を狙っている新聞部。
サヨが彼氏とデート。リコはハリセン妄想破りを覚えたw
半年ぶりに公園でデート。
マキはどんな妄想を抱いているのか…リコの妄想がひどいw
ぽっちゃりに敏感すぎだろスズも新聞部もww
女の細い願望は本当にわからない。ってかTVや雑誌の影響受け過ぎ。
ガリガリは気持ち悪いからマジで。モデルとかホント気持ち悪い。
サヨのスクープが写真に撮られたwこれは脅されるフラグw
ホントマスコミはマスゴミだなぁ。中学生なのにこれだもんな。
あーあ先生にバレちゃった。
エノたちをかばってサヨは生徒会辞めるのか…
富士女生徒会が大ピンチ。
来週エノ髪の毛ばっさり切っちゃうのか!?


9話
サヨ生徒会はもういいのかよ…
スズが珍しくコケないだと!?シリアル回だなぁ…
仲良しの友達をプリントで書くとかどういうモラル崩壊した学校だよ…
エノとサヨ仲良しだなぁ。
男女交際運動っておいおいおい。やめろよおい。エノ落ち着け。
あれ?先生って黒子?ジャッジメントの人?
もたもた詐欺ってなんだよw
何これ可愛いwなんで一緒に泣いてるんだよwwすげぇ可愛いんだけどwすげー抱きしめたくなるw
ダッキーいつの間にか服着せられてるw
なんでハゲ・ズラかぶってんだよwwデフォルメ絵が一々可愛すぎるw
藤姫様の正体ww喘ぎすぎだろw
マキ夫www9cmも厚底履いてるのかよwマキ夫進化型ww
そういう作戦で来たかwてっきり髪の毛切って誠意を見せるのでって流れかと思った。
皆一々可愛いなぁもうw
男装して男の気持ちになるww言い訳苦しすぎるだろw
サヨだけそういや年上なんだっけ?
エノみたいなバカが他に三人もwwサヨを崇めるなw
新聞はリアルもアニメも糞だな。
ロリエノとロリサヨ可愛いなぁ。


10話
サヨのデート時の変装だと?
「次に合うのは成人式」ってもはや知り合い程度の言い訳はひどいw.
サヨ眼鏡外すと実は可愛いのか…なんてベタなwそんな見えない奴中学じゃそうそういねぇだろw
マキ後ろで掛けるなw
ハート眼鏡wだまからマキ後ろで何してんだよw
いとこに貰った服…男のブカブカ服はヤッた後の格好だろマセガキがw
原始人wPCエンジン思い出すw恋の忍術これなんだっけ見たことあるぞ絶対パロだw
新聞部侮れないな。エノの兄様わけわからんな。
「女ってミーハー」って小学校でそんな事思うか?w
最初だけ人気あってパーッと散っていくのよくあるよなぁ。
夜逃げでいじめるとかどうしようもねぇな。チビどもが!水島強すぎるw
俺は無表情の子の方が好きだったなぁ。元気なやつほど信用ならん。
うおっスカートに頭突っ込むとかやるじゃんw俺は業とやったなw女目線だとどう写るんだろうこういうの。
俺の場合はこの変態って適当にあしらわれてたけどなぁ。
兄様w気持ちはわかるぞ!wありがとうございますwwwクッソワロタw嬉しいwwここツボるw
兄妹との思い出。スズのアニキ?隣のトロロさんww犬バスでけええwwwって絶対トトロじゃねぇか!w
スズ可愛いなwなにここメッチャテンポ良くてハマるw
犬バス繁殖期にすんなw兄バス…wまぁ子供はなんでもおkだわなw
3歳位か?7歳位かな?この位の子メッチャ可愛いよなぁw
ただ一回バスとかやっちゃうとずっと離れなくなるのがめんどくさい。
今度はエノか。兄様何があったんだ…
ドSキャラってかクールがモてると思ってる奴たまにいるわwだからと言っていきなりドMかよw
金が欲しかっただけかよサヨw
デコピン所じゃねぇなこれ…やるのかよ容赦ねぇw
マキはド変態だけどなw
エノはいっつもキツイ気がするんだが…おっ出来る子だな。
リコワロタw先生後ろにいるの気づけよwなんだ数学嫌いなだけだったのか。
あれ?今回スズ目線で全キャラ紹介みたいな感じになってないか?サトシとか出なかったけど。
いやぁ10話のギャグテンポメッチャ良かった。
次回予告
ダメ男にひっかかるタイプわかるわーw
ってか都合のいい女になっちゃうタイプだろうなぁw


11話
いきなりマキの妄想から始まるのか。
ん?男子との接点が無いだと?塾にいたじゃないか。
ってやっぱ塾ネタかw脳内妄想のヤンがひどいw
マキがっついてんなー。
さっちゃんwなんでちゃん付けるんだ…
女はこういう所わかってねぇよなぁ。
うわーあるあるだなぁこれ。男はちゃんとか付けられるとイラつくんだよ。可愛いって言われるとむかつくし。
すんげー美少女ってまさかのマキだろw
可愛いって言いやがったwそりゃあ喧嘩になりますよねぇw
うわーお母さんに見つかってるw
これはひどい妄想ノートwずぶ濡れってブラ透けまくりだぞw
ダンスバンド釣りってどんだけアホなんだww
マキ=妄想族だな。
女子校の女は落としやすいからなw 過保護はまずい。
うおっ同じ塾往く事になったか。
ばったりwwまぁそうなるよねーw
マキのリアクション可愛いwwICレコーダーってwパニックw
初めてを奪ってwwサトシまで目が☆にw
ヤン可哀想。
あっサトシばらしちゃうのかよって夢か。
駄目だこりゃマキ早くなんとかしないと。
3ヶ月近く名前を呼んでくれないってどういう事だよwしかも苗字なのにw
自分でうちわ仰いでやがるww蒲焼きw
物陰って完全にストーカーwなんという心霊現象w
クーラー要らずのエコ女神ww
下敷き投げんなwダッキーに突き刺さったw
服の下から仰ぐ女子とかただの変態じゃねぇか萎えるわ。
うぜー新聞同好会盗み聞きかよw
恋愛ラボ通信だと?おいヤバイんじゃ…
後二話かぁ終わっちゃうの寂しいなぁ。


12話
新聞部をトカゲのしっぽだと?恩返しか。
マキやる気満々だなwwカートゥーンTVかよw
窓から見てるだけでいいのかよwやっぱ戻ってきたwリコ師匠w
私は生涯持てませんでしたw未来まで否定wリコ猫かぶんなw
ひっどいいきなりひっぱたくなww
ナツオ?マキ?あら?どっちがどっちなのw
いやぁマキはただの変態だろw
あぁそうだ塾通うことになったんだっけ。
会話なんて途切れなかったww
早速出会ってる。
リコが好きでリコにふられたリコの友達wwえぐんなw
マキが実に可愛いw壁マニアwww言い訳苦しすぎるw
なんにでも抱きつくんだなww
あー言っちゃったかな?嘘かよww一々えぐんなww
塾を変える準備wひでぇwマキのほうが進んでたのかよw通う意味無いじゃんw
先生ヤンをからかうなwどんだけ恋愛脳なんだマキw
あっガセってバレた…ヤン言い過ぎたな。
マキの頭お花畑すぎるだろ…
思い込みだけで勝手に決めつける女多いよなぁ。噂にすぐ流されるし。
まーた言いそびれてんのかよw
駄目だこりゃwwもう一生言えないだろこれw
あっサヨ言っちゃうのか?エノとスズ怖いな。バレたら急にリコ省きそうなタイプ。
だったらどう思う?wwおいどうしたww派手な髪飾り禁止なのか。
あー恋愛相談の話がひとり歩きし始めた。
マキ都合のいい事しか耳に入らないんだな。
ってか今回シリアスとギャグを行ったり来たりしすぎて全然笑えなかったなぁ。
最終回でバラして仲直りENDで終わりかな?
来週深夜4時15分って朝じゃねぇかww


13話
わんぱくな転び方ってなんだよw
なんか雰囲気おかしいな。何があったんだ…シリアスモードだな。
すでごおおおおおおってなんだよwwwヒデブか!w
OPカットかな?
皆気付いてきたようだな。
恋文と間違えて果たし状ってどういう事だよww
サヨかよww何やってんだwおいアフロかぶるなww金かよwダメだデフォルメ絵が可愛すぎて萌え死ぬwいや全てが可愛すぎる…12話5回位見ちゃったしヤバイ…
マキどうしたんだよ(´・ω・`)なんで涙出ちゃったんだよ(;_;)
サヨまるで男だな。こういう子たまーにいるけど女の子の半数をこういう子がしめてくれれば良い国になるんだろうなぁ。
やっとけじめ付けるか。
原作漫画買ったけど読んでねぇwほったらかしになっとるw
アニメの可愛さホントやばいよ…中毒になりすぎてたまらん。
サトシはリコ狙いじゃなかったのか…浮気すんな!
あぁ…リコのモテナイ話バレちゃった…(´;ω;`)
サトシかっけええええええええwヤバイ萌えたwリコ殴られ可愛すぎて死ぬwマジヤバイ恋した時位キュンキュンくるホントやばいw
どうしてそうなったw
ダメだリコに感情移入しすぎて涙が止まらない。画面が見えない(´;ω;`)ブワッ
マキ純粋過ぎるだろ。・゚・(ノД`)・゚・。もうダメだ萌え死んじゃう(´Д⊂ヽ
ジブリ泣き吹いたww
デフォ絵可愛すぎて死ぬ…エノが一番正常な反応だな。
これはひどい凄惨だなw
うおおおおおおおおおおおおおおこれで終わりかよおおおお!
あぁもう駄目死ぬ死ぬ死ぬよ。萌え死ぬよ。くっそマジ二期やってくれないと死んじゃうよ。
ガルパン風EDが変わっちまった…一枚絵かよ…
あああもうだめだ後100回位見る気がする。なんなんだこのアニメ…
もう萌え殺す気満々だろこれ…もう死んだ俺が死んだ今死んだ…
二期マジ作って下さいお願いします。{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 64
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

恋愛研究・ギャグ・物語・登場人物などなど、そういうものを全部ひっくるめて恋愛ラボ

ギャグだけでは物足りない、物語だけでもそう、キャラや恋愛研究・・・
けど、作品の中にある全部を合わせると最高のものになる、オレにとってね☆☆☆☆☆

◆1クール、全13話
◆4コマ漫画原作
◆シリーズの1期w


△1話トラップ → {netabare}

かわいい『女の子だけ』で『ユリ』ユリしく恋愛研究を題材にした『ギャグ』アニメ。
{/netabare}

□What’s 作画? → {netabare}

作画が崩れたりしていたのは分かるが、別に気にする程度のことじゃなかった。
それよりも表情の多彩さ、表現の豊かさに目を見張る。
作画がイイって、狭い表現の中で、常に同じ顔で、キレイで整っているヤツでよく言われるが、
表現豊かに流れるように魅せたこの作品みたいなのを、作画がイイって言うんじゃないのかな?

よくわからんw
{/netabare}

※ド贔屓ネタバレ感想 → {netabare}

分類してそれぞれだけを評価したとき一級品にはならないが、
それが合わさったとき、最高の輝きを放つ、恋愛ラボってそういう作品だと思う。

ぶっちゃけ、
ギャグやネタのおもしろさは1話と11話を除いたら大したことない、
物語はちょっとしたことを騒ぎ過ぎ、
キャラはかわいいが作画崩壊がある、メガネが2人もいる、
恋愛研究してないこともある。

ただ、この作品は恋愛研究やギャグやキャラのかわいさを『流れ』でやる。

ものすごい面白いギャグでもすぐ次の話題になる、
恋愛研究しててもなんか問題にぶつかったりする、
真剣そうな話でもネタが入ったりする、
と見ることもできる。
話題が多過ぎる。

恋愛ラボは、
恋愛研究もするし、
ギャグも入れるし、
生徒会の仕事もするし、
キャラのかわいさも溢れているし、
問題にぶつかったりケンカしたりもする。

そんな盛りだくさんでチョット忙しい作品である。
だって、魅力に溢れる中学生キャラの日々を追っていたらそうなってしまうんだもん。

最終話まで引っ張ったネタもちょっとした嘘だ。
けど、中学生とか、大したことないことで悩んだりするじゃん。


だから、ギャグがつまらないとか作画うんたらとか、そういう批判は甘んじて受けます。
エノや生徒会のみんなやマキやリコやモモ先輩やサヨやスズやナナちゃんに代わって。


あと、ナギかっこよすぎwwwww

男が出てることをマイナス点に挙げる話を見る(ココでは見たかな?)が、どうなんだろ?
「みなみけ」なんて男が結構出てるじゃん。
みなみけ1期が放送されたころと時代が変わったのかな。

それにしても、声優みんな上手いな。帰宅部と全く正反対だなww

この夏で1番だな。他あんま見てないけどwww


モモ先輩にも惚れたwwww
一応、言っておくが、OP/EDは最高だ!!!!!

ふう、なんてオレ好みの作品なんだ。
オレの情熱は過去の感想を観てもらえれば分かるから、今回は短めに。

制作会社も監督もかわらず、シリーズが続くとイイなぁ~☆
{/netabare}

■どうでもいいこと、夏アニメについて → {netabare}

観てない作品と理由♯
・巨人 グロいの見たくない
・ワタモテ 痛いの見たくない、現実がつらくなりそう
・神のみ 1期の途中で切った、原作は好きだが女神編は~
・キンモザ 追ってます♪
・銀の匙 原作が好きだから観ない
などなど。

観た作品(切ったのも含め)はリコラン・フリー・てーきゅう・たまゆら・レールガン・帰宅部・ステラ・物語、
今季一番って言っても説得力も熱意?も伝わらんか。物語は続いているから含めてないし。

だが、あえて言おう、「この夏は恋愛ラボが一番だ☆☆☆☆☆」
{/netabare}





最後の感想↑それ以前の感想↓
------------------------------------------
女子中学生が恋愛について妄想しそうなこと、理想のデートとかを、実際に練習してみる話。主人公は学校で人気のリコとマキ。
思春期にありがちな痛さに焦点を合わせ、ネタに昇華させたギャグっぽい作品。
1クールかな、4コマ原作。

☆2話の感想、1話のネタも含まれる☆ ※ネタバレあり
{netabare}1話にあった「白鳥の速足」や「指バキッ」の様なキレキレのネタはなかったが、2話も面白かった。
人が気絶すると重いとか(マジで重いです)、投げ捨てられたダッキーを追いかけるマキの必死さとか。

この作品の面白くなりそうな特徴は、
・「異性との出会い方」「初めてのデート」など実際に自分も妄想した、と共感できる
・妄想はしても実際に練習はしないことを、この作品では実践する
・ギャップ、理想と現実や、そのキャラの表と裏とか
ここらへんをドキドキきゃっきゃできれば楽しめる。
あと、テンポやBGMも秀逸である。OP/EDは作品を気に入ると、自然と楽しめるだろう。

百合っぽいところもあるから、そういうの苦手だとダメかも。

主要キャラも出尽くし、
チョイ悪純情乙女、妄想暴走生徒会長、ドジッコちびっこメガネ、プリプリ感情お嬢様、現金スリムメガネ、
とキャラも立ってそうで今後の展開も期待できます。
・・・それにしてもリコはかわいいな。1話の最後にあった予告編での髪型は、マキにやらされているのかと思いきや自分でやっていたのか。全然ワイルドじゃないww 1番かわいらしいキャラなんだろうな。

私としては、名作と謳われるぐらいの作品になって欲しいので、この高い完成度を維持してほしいです。
{/netabare}

ストーリー展開についての妄想など→(蛇足){netabare}

マキをはじめリコ、スズ、エノ(ユイ?)は程度は違えど恋愛欠乏症候群にかかっているようなので、今後4人は恋愛研究に熱心になるだろう。
特にエノは、OPと2話の最後にあった予告編を見る限り、マキよりも深刻かも知れない。しかも、マキを嫌っているようで密かに憧れてそう。研究にもマキにもツンデレぷんぷん振りを見せてくれそうで期待大w

そこでカギとなるのがサヨ(ミズ?)である。多分、恋愛よりも現金が好きなため、5人の中で一番研究に対してクールである。
つまり重要なバランサーになる。みんなカワイイ、恋愛大好きだとクドイので、刺身のツマや寿司のガリのような存在が貴重になる。
OPでマキが男装しているシーンの4人の反応を見る限り、もしかしたら百合とか(見るの)も好きかも知れない。BLの素養もありそうだw
だがしかし、あえて彼女がどうデレるかが気になる。
メガネでのっぽでスリムという、需要のない彼女がメガネを取り、トトロのメイのようなツインテール解き放つ彼女がいつくるのか・・・うぇひひw
彼女の活躍いかんで顧客の幅が変わるかも知れない。・・・自分はエノ派だがww

それはともかく、中学生って設定がいいよね。変に萌えとかエロとか要求されそうにないし、変にエロが混じると作品が壊れそうだから、自然と否定される。皆も納得(だよね?もちろん)。
このキャラ好きーとか言っても、中学生だからアホみたいだしw(↑のあれはネタだから、嘘じゃないよホントだもんw)
そっち方面の話だけじゃなくて、思春期の妄想って言う点でもドンピシャだね。
高校生だと妄想じゃすまなくなるし、小学生だとマセ過ぎだし。

それにしてもマキ役の声優さんは声が通ってていいなぁ~

とまあ、熱く語るとキリがない。何にしても期待してます☆観終わったらまた書こうっと
※自分の中では名作ほぼ確定、何期まで行くかを予想中(エノとサヨが3年生なのかぁ~)ww
{/netabare}

最初に書いた感想、「みなみけ」だなって話→{netabare}
やっぱり、みなみけ1期のスタッフさんが作ってるじゃん。最後まで見ます。

ざっくり照らし合わせたけど、
監督、シリーズ構成、美術監督の方が同じ人だった。
やばい、鉄板だな。

ストーリーは、女子中学校の生徒会メンバー(引き込まれた人1名)が密か?に恋愛を研究、というか練習して盛り上がる話かな。誰もが1度は通る道wに焦点が当たっている。

今期1番、ってまだ全部やってないけど、自分の中では既に1番。
ギャグというかお笑いが好きで、ちょっとユリっぽいのが苦手じゃなければ、おすすめ☆{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 24
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

最終話まで鑑賞済。一応総評っぽいものを。

原作未読。きらら系読者(昔はジャンボとかも読んでいた)でありながら、『まんがタイムスペシャル』連載とは全く気付かず・・・。大変失礼をしました。

順調に消化してはいたのですが、なかなか感想が浮かばず。飛ばし飛ばしのレビューになっていた上に、最後までこういう形にしてしまったこと、ご容赦下さい。

総評&採点(最終話まで観て)----

●物語●
{netabare}
4コマ原作のアニメ化といいますと、やはり小ネタの連続というのが基本形だと思っているわけですが、この作品ではそれに物語性が加わっていました。そしてそのことがテンポを大きく崩すことなく、且つ重要な流れみたいなものを作り出していて、良かったと思います。『琴浦さん』の時にも多分感じていたことなのだろうとは思いますが、改めて感じた次第です。(主なスタッフが重なっているので、その辺は作風みたいな物でしょうか)
{/netabare}
●声優●
{netabare}
可も無く不可も無くというのが、正直なところでしょうか。夏緒役・赤崎さんの意外な演技が聴けたのはプラス点。個人的には『俺修羅』千和役、『キルミーベイベー』やすな役辺りが印象でしたもので。沼倉さんの莉子も悪くはないのですが・・・。
{/netabare}
●キャラ●
{netabare}
毎回髪型の変わる莉子に乙女らしさを感じられたり、赤崎ボイスで暴走するお嬢様とか、メイン2人については十分なキャラがあったように思います。他執行部3人については・・・キャラはあれど、若干テンプレ化していたような感想。何度も失念しましたが・・・彼女ら中学生なんですよねw
{/netabare}
●作画●
{netabare}
安定度は素晴らしかったと思います。最初から最後まで一定水準以上だったように思います。『動画工房』さんで調べてみましたら・・・『Myself;Yourself』以来でした。
{/netabare}
●音楽●
{netabare}
BGMについては・・・違和感とか鬱陶しさを感じなかったので、問題無かったかと。OP&EDについては・・・こういう曲は好みなのです。が、製品版の特典CDとして発売(?)される形式は何とかならないのでしょうか。普通に欲しいのに、普通に手に入らないとか。勿体無いです。
{/netabare}

最終話まで鑑賞後(半ば総評?)----
{netabare}
4コマ原作としては珍しく、毎回「to be continued...」で終わる作品だったわけでして。当初この点に大きく戸惑っていました。
しかし完走してみて、これはこれで良いアクセントになっていたように思います。

女の子がいっぱい出てきて、可愛さを愛でられる。基本そんなアニメが好みなのですが、今回は珍しく(?)中盤以降の男子キャラが混ざり始めてからのが、楽しめたように思います。妄想やシミュレーション的なノリも悪くないですが、やはり「恋愛研究」なわけですから、男の子と接してナンボなところもあるかな?と。
そういう意味では、莉子が「非モテモテ」であることを告白できた後のが、この作品の本筋なのかな?と思えますね。
続きが知りたいので原作に手を出してみたところですが、2期をやってもらえるなら・・・w
{/netabare}
7話まで鑑賞後-------
{netabare}
5~7話の感想になります。

5話の「お昼の放送ジャックして、お悩みに回答」という展開は、悪い感じの物語ではなかったのですが・・・個人的にはイマイチでして。この作品への勝手な理想像なのでしょうが、やはり6話以降のようなドタバタ気味な方が面白かったように感じております。

6話より、幼馴染・小学時代(?)の知人・莉子の弟と3人の男子が登場してきました。まさか男キャラ出してくるとは予想もしていませんで、若干恐々の視聴になりました。
が・・・コレが結構面白いことになっていて好印象w あくまで『学校内のみでの恋愛研究』という、ある種都合の良すぎる(?)シミュレーションごっこでしか無かった活動だったように思います。が・・・形はどうあれ実際に現実で男の子と接して、彼女ら(主にメインの2人)の日常に結構な影響を与えたことと思います。

この先がまた少し楽しみになったように思います。
{/netabare}
4話まで鑑賞後-------
{netabare}
3話~4話と使って、副会長(?)と会計(?)をメンバーに加えて、もっと面白くなるのか?と思いきや・・・莉子のエピソードでした。

このところ、このアニメを観て悩んでいるのは2点。
まず『4話まで基本、お話が次回へ続く形で終わっている』点です。
個人的に4コマ作品のアニメというものに対して、一定の理想像みたいなものを勝手に持っているとは思います。引きというものがあることも分かっているつもりです。が・・・やはり1話でキリを付けて欲しいな~と。正直毎度引っ張られるといのは、テンポを悪くしているように感じております。
1話が結構良かったと感じているのですが、「引き」から入らずテンポとノリで押されていたから、と感じています。

2点目は・・・『コメディ部分よりも、物語の進行を優先しているように感じる』点でしょうか。これも僕自身の勝手な思い込みや期待なのだとは思いますが・・・。

何だかんだで視聴は続けると思いますが、これらに答えが出せないと・・・高い評価はできないのかもしれません。

何気に、莉子の髪型が毎回変わっている点は良いな~と。
『ワイルドの君』などと呼ばれておりますが、それだけでは無いな?と。

あと。これまた個人的な好みですが・・・眼鏡っ娘率高いな~と。自分がそうだからか、眼鏡属性は無いものでして。
{/netabare}
2話まで鑑賞後-------
{netabare}
1話のつかみは良かったと思います。
リコとマキの出会いから、会長補佐にされて、恋愛研究(?)まで・・・。いや~ツッコミどころ満載でしたがw

何より赤崎さんの優等生キャラが新鮮でした。個人的に「赤崎さん」といえば「やすな」「千和」というところなので~。あ・・・「モリサマ」もそうでしたね~。
生徒会長の仮面(?)を外した素顔でのお馬鹿っぷりがまた、何ともw
こう書いてしまうのは何ですが・・・『何処かネジが一本抜けてる暴走キャラ』がとても似合う声優さん、なイメージが自分の中に定着しつつあるかな~?とw

2話で残りの3人を取り込む展開かと思いきや、3話に引っ張る展開なのは意外でした。
その分、1話と比べてテンポが若干緩んだかな?と。

OPはなかなか良さそうな感じなのですが・・・。
アニメそのものには関係ないですが、また入手に困りそうな販売方法で。

しばらく継続視聴予定です。

{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 21

74.7 17 つっこみでコメディなアニメランキング17位
坂本ですが?(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1163)
5994人が棚に入れました
クール、クーラー、クーレスト高校生の登場! この物語は、とあるクール、いや、クーレストな高校生・坂本の学園生活を綴ったものである──。入学早々、クラスの、いや学校中の注目を集める一人の生徒がいた。その名は坂本(さかもと)。彼にかかれば、ただの反復横跳びは、秘技「レペティションサイドステップ」へと変貌し、上級生からの「パシリ」は、「おもてなし」へとクラスチェンジする。そんな彼のクールな一挙手一投足から、目が離せない。

声優・キャラクター
緑川光、石田彰、杉田智和、武内健、檜山修之、森久保祥太郎、堀江由衣、中原麻衣、田村ゆかり、植田佳奈、生天目仁美、藤田咲、高橋美佳子、前野智昭、鈴木達央、矢部雅史、中田譲治、くじら、稲田徹、遊佐浩二、岩田光央

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

すれ違う視線

はたして視聴者から見て主人公がカッコよいのかは別として、作中ではクールでスタイリッシュに格好良く見えている、という世界として設定されている。

ちょっと表現に迷うような本作の笑いは、この微妙な「カッコよさ」が、作中では全面的にカッコよいと絶賛される「ズレ」に規定されているようだ。
だが、作中の主人公の振る舞いは、「カッコ良い」という称賛を求めてなされる自己演出ではない、と表現されている。


人間の自意識にとって、自分は「悪い」、という認識は受け入れることができない。
「自分は『悪』なのだ」という認識をもって生きることは、自意識の構造上、不可能なのだ。
「悪い」と自称する場合も、実は逆説的に「正しい」とか、やむを得ない事情があるといった言い訳を、必ず「自分に対して」用意している/用意せざるを得ない。

「悪い」は、論理的、倫理的な領域だけの話ではない。
カッコ「悪い」、という場合でも同様の事が言える。

電車内などで、どこからどう見ても見苦しい服装や態度をとる人間を見かけることはまれではないが、本人にとっては「自分はカッコ悪い」とは認識されていない。
少なくとも、自分自身に対して、カッコ「悪い」かもしれないが「仕方がない」のだという何らかの「言い訳」は用意されている。
自分への言い訳だから、他者にとって説得的であるかは全く問題にならない。

だが、カッコ「悪くない」を超えて、カッコ「良い」を指向するとき、他者から見て「カッコ良い」のかどうかという視点が意識化される。
一般的な普通人は、服装や立ち居振る舞いに他者の視線を意識しながら社会生活を送っている。


本作の主人公が特異な点は、他者の評価を求めていないところにある。
珍妙な「クール」のビミョーな「カッコ良さ」は、「自分が」カッコイイと思う事に忠実なだけで、他者から共感や承認を得ることは全く視野に入っていない。
少なくとも「評価」という形での他者の視線は、全く意識されない。
意識されない結果、他者に対して自分の美意識を「解説」することもまたない、ブラックボックスだ。

自分独自の美意識に忠実で他者が視野に入っていないという点では、(単なる例えだが)「バンダナ」や「指ぬきグローブ」や「眼帯」といったアイテムを身につけるのと似たようなものと言えるが、失笑を買うのではなく「称賛」されるところが、シュールな笑いを呼ぶ作品設定上の「仕掛け」となっている。

一方で、主人公を過剰に意識することによって振り回されるクラスメイトや不良達は、他者の評価という「視線」に敏感だ。
他者からの称賛=「カッコ良い」という評価を過剰に意識する彼らは、他者の視線に合致させた美意識をなぞることで「カッコ良い」という承認を集めようとする。

他者の眼差しに沿う形で「カッコつけ」ようとする彼らの意識のベクトルは、最初から他者の視線=評価を意識しない主人公のそれとは全く交わることが無い。
「他者」という評価軸を内面化しなければ「カッコ良さ」を表現できない、「外部からの視線」に依存する彼らには、他者に向けた視線を持たない主人公の行動が、他者に向けた「カッコつけ」ではない、身体化された「スタイリッシュ」だという事態が理解できない。
他者の視線を内面化した価値観に駆動される者には、承認を必要としない行動が、自分たちの行動と原理的に全く異なるのだと想像できないのだ。

この視線のベクトルのすれ違いとせめぎ合いが、作中にドラマを生じさせる原動力となっている。
他者からの「承認」の為の彼らの「努力」が、主人公の「天然」スタイリッシュぶりが称賛されることによって全く無駄な行為であると告げられる、この「設定」の不条理が本作の笑いのダイナミズムを生み出す。


クラス内では「出る杭は打たれる」という話はよく聞くが、むしろ、より広範な環境からの寄せ集めである実社会の方が、この視線のせめぎ合いは強いかもしれない。
自分にとって自然な行動をしているだけの人を、「カッコつけてる」としか捉えられず内面化された他者の視線を相対化することができないのは、むしろ社会的な圧力の強い大人のほうだろう。

学校という場でかろうじて成立される、主人公の珍妙な「クール」が何故か絶賛される不条理な設定の構築が、笑いと同時に、内面化された視線への批評性をも呼び込んでいる。

最後まで「スタイリッシュ」に走り切った本作の笑いの中に入っていけるのかどうかは、それぞれの視聴者がどれだけ他者の視線を内面化しているか、或いは視線を対象化できているのかに拠るのだろう。

とはいえ、もしも主人公の「クール」が本気でカッコよく見えたとしたならば、もう少し他者の視線を意識化した方がいいかもしれない。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 7
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ギャグアニメですがシリアスな話が好きでした

物語
凄すぎる坂本に突っ込みを入れながら観るタイプのアニメ。
作品内では凄すぎる坂本にキャラの多くが見惚れてしまうため突っ込み役が不足している。こちらから突っ込みを入れないと楽しむのは難しいかもしれない。
ギャグは面白かったり、面白く無かったりする。
1話のバレーボールは銀魂っぽくておもしろかったな。
ネタの振りが、新八を入れればまんま銀魂になりそうなので変に銀魂を意識してしまってイメージを払拭するまでに時間がかかった。
序盤より1クール後半のエピソードの方が好きだった。

好きなエピソードは
9話の後半エピソード「一番近くて遠い人」
{netabare}久保田君の様子がおかしいと思っていたら、まさかの坂本に思いを寄せる久保田君のお母さんが熱を出して休んだ久保田に成り代わって登校していた。
家庭科の調理実習で華麗な出汁捌きを行い、ミソムリエの坂本をうならせ、
久保田君の親友ポジションを活かして、坂本に接近するお母さんだったが、自分がお母さんであることを思い出し、家に帰ったのだった。{/netabare}

公式のあらすじにもあえて載せなかったのだろう、
久保田君の様子がおかしいからの展開が見事に想像を裏切って、心温まるエピソードで閉められたこと。
久保田君が登場する話はシリアスな良い話が多いので好きです。

坂本ですが?はシュールなギャグアニメだと思って観始めたので、こういった良い話がそっと差し込まれるとつい感動してしまいます。

10話の前半エピソード「魔王」
{netabare}クリスマスに5平方メートル当たりの人口密度の調整を行っていた坂本は、色んな分野の人が集まって情報交換したり洗練された会話や振る舞いが求められる大人の社交パーティー(合コン)に誘われる。
出向いたカラオケ店でシューベルトの「魔王」をドイツ語で披露する坂本。見事な社交界デビューを果たしたのだった。{/netabare}

歌っている人はウッレ・ペーションさん。音楽の時間に聞いた声と似ていたけど同じ人かな?

10話の後半エピソード「足りないもの」
{netabare}8823先輩が家族のために初めてのフランス料理に挑戦する。料理店での振る舞いに困った8823先輩は坂本に助けを求めることに。しかし、振る舞いなど一朝一夕で身に着くものではないと感じた坂本は、8823先輩二人羽織を提案するのだった。

8823先輩無駄にイケメンで喧嘩が強くて、情に厚い先輩だなあと思っていたけれど、家族が案外普通で驚いた。

8823先輩は金髪青目でフランス人っぽい外見をしているから、料理を食べている様子が様になってかっこいい。

最後に坂本と8823先輩二人で足りないものを補えば良いと言うセリフがあったが、坂本に足りないものはほとんどないから、坂本が付けば基本的に足りないものは全て揃うんじゃないだろうか。

時々見える4本の足が面白くて笑えた。{/netabare}


声優
メインキャラのキャストに大御所や中堅声優がごろり
ただ、坂本は超絶クールだし、脇役は坂本を引き立てるためにあまり主張してこないから、豪華な割に地味だった。
久保田君のキャスティングは以外だった。声幅の広い人だとは思っていたが、石田さんは今まで美少年キャラのイメージが大きかったので、最初はショックだった。


キャラ
最初は坂本あんまりかっこよくないなと思っていた。性格もかなりドライだし、七三分けも微妙。
それが回を追うごとに優しい人間的な面がみれてだんだんとかっこよく思えてくる。
坂本以外のキャラは目立たせるためにモブ臭が凄いけれど、よく見るとみんな個性的で良いキャラしていると思います。

8823先輩と深瀬さんは大物オーラが漂っていましたね。
深瀬さん、三十路近いとか、バツ2とか囁かれていましたが、留年を繰り返しているということは、親の脛をかじって生きているということととらえられますがどうなんでしょうか。
働かなくていいくらいの金持ちとは推測できますが、そこちょっとカッコ悪いですよね。好きですけど。


作画
割と止め絵が多いです。おかげでとても観やすかった。
ダーウィンの進化論走りは良いなと思いました。

それから、OPの演出はかなり面白いと思います。
毎回変わる訳ではないのに、毎回欠かさずみて同じところで笑っていました。坂本君がとてもかっこいいです。

音楽
OP COOLEST
Cool Cooler Coolestの部分が印象的。

挿入歌、BGM10話の「魔王」の時もですが、6話「下校のルール」のときなども妙にインパクトのある曲をここぞと使ってきます。

原作未読ですが、全体的に楽しめた作品でした。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 22
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

I'm a perfect human.

原作コミックは未読。

最初は奇をてらったギャグ漫画原作物かな?と眺めていましたが、
視聴後はむしろ、皆がつまらないと捨て去ってしまった日常に潜む、
面白要素の再発掘アニメだと認識が改まりました。

ヘンテコな設定、斬新なアイデアを思い付く……。
ここまでは凡人でも頭の打ち所が悪ければ思い浮かぶこともあります。
ただ、ギャグ漫画はそこから持続可能な作品、世界観を構築するのが難しい。

地道な創作活動を支える大きな一助となるのが温故知新の精神。
過去の自分や人々は、どんな遊びで人生を豊かにしていたのだろう?
という探究心で培った引き出しを、作者がどれだけ持つことができるかが、
ギャグ漫画継続の鍵だと、改めて思いました。

本作には、例えば {netabare}レセプションサイドステップ(反復横跳び)だの手押し相撲{/netabare}だの
昔、学生時代、ゲームアプリもなく、玩具の持ち込みも禁じらた、
何もない退屈な学校で、いかにして暇をつぶし、面白味を見出していくか、
悪戦苦闘の青春の思い出がたくさん詰まっています。

思えば、近年アニメ化成功までこぎ着けたギャグ漫画。
例えば『侵略!イカ娘』『干物妹!うまるちゃん』何かでも、
ネタが一巡して、踊り場に来ると、作者が子供時代楽しんだ遊びの思い出でが引き出され、
作品を下支えする場面が多々、見られました。

と言うより、童心への回帰、人情への転換。
この辺りは『こち亀』や赤塚不二夫氏のギャグ漫画原作アニメから、
連綿と続く、日本のギャグアニメの伝統芸なのかもしれません。


その他、私の目を引いたのは、不良たちのファッション。

例えば8823先輩なんかは、著しく短い学ランを着用する、
最新の?制服の着こなしを披露していましたw
いや……これ、学ランじゃなくてもはやチョッキでしょう(笑)

思えば、一昔前の不良やヤンキー、暴走族は、
足下まで届かんばかりの、著しく長い上着をたなびかせて、
大人たちに反抗していましたw

ところが、時は流れ、最近、ファッション雑誌なんかをめくると、
ただでさえ短足な日本人の大人たちが、地面すれすれのロングコート何かを身にまとい、
これこそが流行の先端を行くシルエット!などとのたまう始末w
日本はにわかに一億総暴走族の様相を呈していますw

でも、8823先輩始め不良たちはあくまで時代の逆を行くのですねw
常に本流に逆らい、ツッパリ続ける、ツンデレ不良男子たち(笑)
不良って何だか可愛い生き物ですね♪


以下、一話感想時のレビュー。長くなるので折り畳みw
{netabare}
以前、外国の教育関係者が、
「日本の学校はまるで病院みたいだ」
との感想を漏らしたニュースが印象に残った。

刑務所みたいな白無地の壁に囲まれた殺風景な校舎。
そこを冬は黒ずくめ、夏は白ずくめ……。
カルト教団の如き集団が分刻みのスケジュールで、
お経のような師の教えを拝聴する。

つまらないとの風評や外圧を気に病んだのか、
はたまた、面白くなくて荒れ始めた生徒に手を焼いたのか……。
近年は学校も校舎内装が宮殿化したり、
制服も複数パターンのブレザーを用意し、
一週間制服着回しコーデを可能にするなど、
生徒、保護者に媚びる姿勢を見せている。

だが待って欲しい。
そんな外面ばかり変えても学園生活は好転するのだろうか?
学園ドラマに至っては、教師も元ヤンキー、極道、
果ては超破壊生物と人の道から外れていく一方ですがw
結局、学校に集うのは人間。

荒んだ人々を改心させる程の
感動的なスタイリッシュが注入されれば、
まだまだ学園生活は色んな意味で輝きを放つのではないか?

本作はクールないち男子高校生の日常に密着した学園ドラマである。
彼は生徒会の一味でもなければ、部活動組織の先輩幹部でもない。
アレンジなしの制服に身を包んだ、
地位自体は一年生の平凡な生徒に過ぎない。

だが、彼が一度、日直を華麗に決めれば、学園生活に花が咲く(笑)

出過ぎた杭である彼に仕掛けられる罠や攻撃もまた、
学園物におけるテンプレの連続。
それを鮮やかな神対応で返される度に、
クール、クーラー、クーレストと高まっていく奇妙な快感w

その先に、怠惰な日本の学園生活に新たな地平が開ける予感(笑)
私も彼の一挙手一投足に釘付けになって視聴し、感動したいw
クールな学園アニメです♪{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 31

87.0 18 つっこみでコメディなアニメランキング18位
ガヴリールドロップアウト(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1198)
5716人が棚に入れました
天使学校を首席で卒業した優等生のガヴリール・ホワイトが、下界で人間の学校に通いながら修業するはずだったのに、ネットゲームに夢中になり、歩くのも面倒くさがるなど自堕落な生活を送る……というコメディー。

声優・キャラクター
富田美憂、大西沙織、大空直美、花澤香菜、水瀬いのり、井澤美香子、渕上舞、梅津秀行
ネタバレ

vbkOs43966 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

【胸糞】イジメ肯定アニメ【卑劣】

なんだこの「イジメ肯定作品」ワ!
「弄る」だとぉ~?フザケルンジャナイヨ!
やってることは「苛め」じゃねえか、コノヤローッ!
断じて許せん!
いい加減にぃぃぃせいィィィィィィァ~ッ!!
{netabare}
本作は、
苛める側にとって非常に都合の良いキャラのお陰で成立している、
イジメを肯定するアニメ作品だと言えます

本作には「素直・真面目・不器用な人をからかって笑い者にする様子」が描かれております
不器用な人間を「弄る」という体裁で「苛める」描写があります
イジメの光景を視聴者の皆様に楽しんでもらおう、といった主旨の作品です

えー、わたくしは、
本作のようなイジメ・ギャグ作品が大嫌いであります(笑)
憎んではおりません、単純に嫌いなんですよ
呆れると同時に不愉快でもあり、嘆かわしい
他人を傷つけて笑いをとる行為なんて、面白くもなんともありません
ハッキリいって「芸がない」と言えます

こうしたイジメ・アニメには、一定の需要があるのでしょう
事実、本作を傑作扱いする方もいらっしゃいます

確かに、
イジメをそれと気づかせず巧妙に表現する術に長けている
という点に於いて、本作は傑出しているとは思います
また、
真面目に生きるとバカを見るという皮肉を、
キャラクターの振る舞いを用いて物語っている芸術的に高度な作品だと捉えることもできないことはありません
が、
あまりに都合の良い設定のもとでそれらが描かれている時点で、
評価に値しないでしょう(笑)
ただし、
本作は、オレつえー無双チート作品としては、なかなかに素晴らしい完成度を誇っていると言えそうです

イジメを肯定する作品が存在すること自体は、
社会的に容認・肯定されてしかるべきでしょう(笑)
なぜなら表現の自由とは尊いものであり、
何人たりともオカしてはならない聖域・性感帯だからです
本作のようなイジメを肯定する内容を含んだ反社会的な作品であっても、
その事を理由に排除・弾圧の対象にしてはならないのです
表現されたものがどんな内容であろうとも、
その存在を認めてフェアに扱う必要があるのです
イジメで笑いをとりにくるギャグアニメであろうがなかろうが、関係ありません
観たい人が観て、楽しめる人が楽しんだらいいのです
オトナの嗜みとは、こういうものです()

がヴというキャラは、放っておけば無害な存在ですね
がヴは口を開けば他者を傷つけるような言葉を平気で発する傾向にあるため、
周囲の人々はいちいちがヴに干渉せずに、
放っておくのが最良の判断だと言えるでしょう(笑)
家にいてもらう方が、世のためになりそうなキャラです
ゲームが大好きで四六時中没頭できることはスゴいことなのです
課金ユーザーは企業にとっては有益な存在です
がヴはゲームというヒトの役に立つ趣味を持っているのですから、
ひたすらその道を歩めばいいわけです
無理して家から出る必要はありません
嫌々外に出てバイトなどしようものなら、
店に不利益をもたらすだけで、世の中の役には立ちません
このように考えますと、
ヴィーねというキャラは、いかにも悪魔らしい振る舞いをしていることになるでしょう
なぜなら、
がヴという災いを世に放つために、真面目に率先して行動しているからです
まー、がヴとヴィーねについてはこんなところでしょう(笑)


えー、ところで、
ラフィという「ドエス(笑)」キャラクターの振る舞いには、感心できませんな
人が困っているところを眺めてほくそ笑むなんてのは、
ココロの成熟が未発達な証ではありませんか
このキャラの行為を好意的に受け止めることはできません
なぜなら、イジメを肯定することになるからです
イジメの発生は、苛める側の人間が未成熟であることに起因します
いや、マジメな話ですので、これは(笑)
よく考えてみてください
「この人バカだなァ」と思えるヒトがいたとして、積極的に苛めようとしますか?
大抵のニンゲンは、わざわざ苛めたりはしませんでしょう
つまりは、苛めずにはいられない人間が、苛めを行っているのでございます
したがいまして、
苛められる方にも原因があるなんて考えは、明確に誤っているワケです
苛める側に、100%非があるのです
ただし、苛める側の人間の脳の発達を待っているだけでは、
イジメの期間はイタズラに延長され、
問題は深刻さを増していくばかりです
ですので、
苛められる側に落ち度はまったくありませんが、
苛められている人間にも変化が求められることになります
ま、覚悟を決めて、相手を半○○にするのが、
手っ取り早い解決手段となります
このように、イジメとは連鎖的に悲劇を生み出すシステムであります
ラフィのような人間の振る舞いを好意的に受け取れないのは、このためです

ラフィのような「苛めずにはいられないヒト」は、
他者の境遇を自身に重ね合わせ、
その痛みに共感できるほどにまで、
アタマが発達していないんですわ
言い換えると、
シミュレーションの性能が未開発なまま放置された状態なのであります
つまりラフィは、
未発達が故に幼稚園児の頃に持っていた残酷さを保ったまま、大人になっちまったようなキャラなのでございます
ラフィというキャラは、よほど、
イビツな環境で育ってきたのでしょう
「親の顔が見てみたい」とはマサにこの事でございますなあ
ある意味、被害者であります(笑)


いじる?
いじめる、が正解でしょう

イジルもイジメルも、
他者をからかってバカにするって意味では変わらんでしょうが(笑)

「苛める」を「弄る」に変換することで、煙に巻く作戦(笑)なのでしょうなァ
なるほどね~、コイツァなかなかに狡猾な手口でございますわ
まるで「詐欺師」が用いそうな論調ではございませんか
まさしく、詐欺、詐欺、詐欺であります(笑)
うっかりしてると、騙されますな、これは
お~、怖い怖い
油断できませんよまったく

ところで、人を弄る光景ってのは、実際面白いんですか?って話ですよ
もちろん、そんなのはヒトそれぞれだとは思いますが、
わたしとしては、ちっとも面白くないんですよ
弄られている人間はストレス感じてたりしますので、
やるべきではないんですよ、弄るなんていう卑劣な行為は

たまに、ゲンジツの社会にもいますよね?
「お約束」で成り立っているテレビのバラエティー番組みたいなノリで、
実際に他人を「いじっちゃう」ヒト
しかもそういうヒトって、
「イジリ」を「芸」だと認識しているのか、
「私は相手を上手にイジってあげているんである」
「そんな私はカッコいいんである」
などとカンチガイして、得意気に他人をイジっちゃうんでありますよ
ヤバイでしょ、こういうヒトって(笑)
何より「自分をデカくみせようとして必死」な感じが出ていて滑稽なんですよね
その上「自分をデカクみせようとして小物に成り下がっていることに気がつかない」のですから、痛々しくて見ていられませんよ
泣けてきますでしょう?(笑)
もう、こういうヒトを見ていると、
なんというか情けなくてね、涙が出てきますね(笑)
ニンゲンって面白いナァ~って、感動的ですらあります

ま、弄るスタイルで他人を苛めるヒトってのは、
「洗脳(笑)」されているんですよ、間違いなく
ゲンジツでも夢の中にいるという状態ですから、
ある意味では幸せなヒトなのかもしれませんけどねぇ~

こんな話をしていると、
おいソコのお前!アニメとゲンジツを比較(一緒に)するな糞ゴミヤロウッ!
といったような、鋭いご指摘が聞こえてきそうなものです
はい、まったくその通りでございます
アニメとゲンジツはベツモノでございます
アニメがあくまでフィクションでございますことは百も承知であります
ワタクシはそういった認識を持った上で、
ゲンジツで起きても面白いと思えない事柄をアニメでやられても、
ちっとも面白くないですね~、って話を、しているのでございます
何卒、その旨ご理解いただきたく存じます

~ーーーーーーーーーーーーー

地ッ…さっきから黙ってりゃあいい気になりやがってヨォてめこら…
ネットでしかイキがれねえ、この、イキリ(笑)豚ヤロウがッ…!
ネットでワル(笑)気取るのも大概にせいや
そんなに嫌なら、
観るの「やめろや(ドスを効かせた声)」←(笑) キャー(*ノ▽ノ*)怖~ィ

…ーーーーーーーーーーーーー

あー、いやいや、観ませんよ、こんなヒドイ作品
こっちから願い下げでございます

「イジメを肯定する作品」なんて、
ワタシのジンセイには「不要」ですから(笑)

{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 2
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

駄天使たちに「悔い改めよ!」と誰かさんに言って欲しい。

無気力でバイオレンスな駄天使ガヴリエル、おばかで寂しがり屋の悪魔のサターニャちゃん、心優しい優等生悪魔のヴィネットさん、サディスティック天使のラフィエルさんが繰り広げる、天使と悪魔の賑やかな日常を描くアニメ。上の説明を見てお分かりになる通り、天使と悪魔の役割が概ね逆転してます(笑)

1話では悪魔としての義務を遂行すべく、へっぽこ悪魔のサターニャちゃんがあれこれと小さな悪事を企て、小さな報いを受けるという何となく微笑ましいパターンだけでしたが、2話になるとサターニャちゃんが天使のガヴに意地悪されたり、同じく天使で加虐趣味のあるラフィエルさんにパシリにされたり‥{netabare}3話ではガヴの暴力性が全開し、かなりきつい表現が目立つ様になりました。サターニャちゃん、自業自得な所が無いわけではないのですが、問答無用で腹パンチされたりとか、ドアの下敷きにされて気絶させられ→放置されたりとかはあんまりにも‥。前者は全然、後者も大した悪事を働いて無いのに散々な目にあったサターニャちゃんなのでした。踏んだり蹴ったりでかわいそ過ぎる(汗)
{/netabare}
絵柄がコミカルなのにバイオレンス描写が入っているギャグアニメとしては「キルミーベイベー」とか「バーナード嬢曰く」なんかがありますが、こういうのは暴力や嫌がらせそのものが笑えるのではなくて、主にお調子者のキャラが、積極的に相手を挑発したり悪戯を仕掛けたりして、その結果として手痛いしっぺ返しを受けるという、因果応報の表現がオーバーだったり、意外な形で返って来たりと、当然からは予期しづらい"ずれ"を見て楽しむものだと思うのですが、多分これはバランスの問題で、やり過ぎてもいけないし、少な過ぎてもいけないもので、また相応の報いなら、ギャグでも何でもない普通のお話になってしまいます。本作では1話の時点ではそのバランスの良さが感じられ、素直に笑えたんですが、2話、3話、続く4話となるに従って、サターニャちゃん絡みの大半のギャグが単なるいじめ描写にしか見えず、作風が悪趣味な方向に傾いてきている印象を受けました。

キリスト教の世界観では駄天使ならぬ堕天使という概念がある様に、天使は悪魔に成り代わる存在として知られていますが、作中の天使たちの所業は打算と欺瞞に満ちていて既に悪魔そのもの。

見方によっては、従順である事は怠惰と結び付くし、神の代行者として暴力を振るったり、試練を与えたりする点は天使らしい表現と言えなくもなく、一方で悪魔は人間を堕落させるという※義務に対して忠実であるとされる事もあるので、勤勉なイメージが与えられるというのはあながち的外れではないとも言えます。天使と悪魔の持つ一般的イメージ-良心の担い手と堕落への誘い手-から一歩離れ、それぞれの持つ負の面、正の面を誇張して表現している様にも見えました。

結局の所、天使とか悪魔の設定によってもたらされる性格付けは後天的要素?によって差し引きゼロみたいになっていて、両者とも殆ど人そのものなんじゃないかなって私には思えました。中二病の人に限らず、人間が多過ぎるとか、人間なんて滅んだらいいなんて軽率な言葉を口にする人、ごまんといますし、椅子引いてそこに座ろうとしている人を転ばそうとする人とかもまぁいますものね‥(汗)

今期の似た設定のアニメ、小林さんちのメイドラゴンでは人間社会で生きるドラゴン達の持つ疎外感や肩身の狭さなどがそこはかとなく描かれていましたが、こちらではそういった影の差す描写もなく、ギャップを見せて楽しませる趣向だけが前面に出ている印象でした。
{netabare}
ついでに言うと天使は、天使という名の示す様に、単なる使いで※a意思を持たず、神の代行者として働く存在なので、勝手に終末のラッパを吹く事は出来ないとされています。作中描写を鵜呑みにすれば誤解を生む可能性があるし、文句を言いそうな宗教関係の人とかも出てきそうなのでちょっと危険に感じました。2話でガヴが進路希望用紙に「世界の終わりを告げてみたい」と書くシーンがその該当箇所で、あくまでも希望という事なので私は笑えちゃいましたが‥。このシーンについては常識人の委員長の反応とかイメージ映像とかが逐一面白かったです(笑)

ロボの様な天使を描いた方が良かったとは決して言いませんが、もうちょい天使らしい※b何らかの枷があった方が設定に必然性が加わるし、他の日常アニメとも差別化が図れて良かった気はしました。

※a:聖書によれば敵対者の悪魔ですら、神の許しのもと、人を誘惑し堕落させるだけの存在として描かれている。

※b:神様は何でもお見通しだから、悪い行いをすると頭の中に声が聞こえてきて良心の呵責に苛まれるとか、「悔い改めよ!」とばかりに洗脳光線を浴びて浄化されちゃうとかがあった方がバランスが取れていたのかも知れません。(お約束な感じだし、絵的に色々とヤバイ気もしますけど)
{/netabare}
キャラはかわいいし、日常パートには楽しいところもあるのですが、回を重ねる毎に人(主にサターニャちゃん)をいじめて笑いを取る様な描写が過剰に思えてきましたので次回のお話を見て視聴続けるかどうか判断したいと思います。


5話見終えて、新キャラに天使のタプリスさんが登場しましたが笑わせ方は今までと変わらずでした。

強者であるガヴとラフィーさん(中立だけどヴィーネさんも)、弱者であるサターニャちゃんとタプリスさんのより分けがはっきりし過ぎている為、決まりきった展開が多く、展開に意外性がないのが致命的でした。

子供や動物のたわい無い遊びを見て微笑ましく思うというよりは、ラフィーさんのリアクションを見て分かる様に、あざ笑う類の笑いなので素直に楽しめなかったのだと思います。

サターニャちゃんをおちょくるのに飽きたら、次はタプリスさんと、別の弱者を見つけておもちゃにするというやり方も、いじめの性質に良く似ていて、私にはどこを楽しんでいいやら分からず付いていけませんでした。強者であるガヴとラフィーさんが常に安全で、何ら報いを受けないというのもまた、釈然としない気持ちを募らせる原因になったのだと思います。

いじめ、いじめられる関係というのは、バランスを欠いた人間関係の典型的な例であるという事を、このアニメを通して再確認する思いでした。

キャラデザや声優さんに魅力がある作品だけに残念ですが、私はここで断念です。

※:C.S.ルイス宗教著作集1「悪魔の手紙」参照。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 31

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ガヴリールドロップアウト…そのまんまでしたね。

この作品の原作は未読ですが、放送直前スペシャルが面白かったのとやはり声優さん…花澤さん、アイカツ/ユメちゃん役の富田美憂さん、冴えカノ/えりり役の大西沙織さん、装神少女まとい/ゆまちん役の大空直美さん、とこれだけの声優さんが登場する作品なら視聴すべき…と思ったのがきっかけでした。

放送直前スペシャルで花澤さんのトーンが他の3人とちょっと違う…と思っていましたが、本編を視聴して納得…一歩引いて全体を見ているからだったんですね。

天界にある天使学校を優秀な成績で卒業すると人間界で修行する事を許される…
人間界には天使も悪魔も存在するので、悪魔はどの様なシステムで人間界にいるのかは不明ですが、天界からは学校を主席で卒業したガヴリールと次席のラフィエルの二人が人間界に送り込まれる事になりました。

私は天界を良く知りませんが、少なくても人間界で優秀な天使が堕落するほど天界には娯楽が少ないのでしょう…
天界学校主席卒業のガヴリールがものの見事に堕天して…物語が動いていきます。

この物語のメインキャラは以下の4人です。

ガヴリール(CV:富田美憂さん):人間界の娯楽に吊られて堕天した女の子…天使って堕天すると、性格や夢まで変わっちゃうみたいです。CVの富田さんはアイカツのユメちゃん役を演じていますが、そういう目線でガヴリールを見ると確かにユメちゃんっぽさを感じる事ができた様に思います。

ヴィーネ(CV:大西沙織さん):悪魔なんですが4人の中で一番まっとうな女の子…どちらかと言うと相当良い子で、困った人を助けたりガヴリールの面倒をよく見たり…全然悪魔っぽくないんですよね。

サターニャ(CV:大空直美さん):自称大悪魔を名乗る女の子…若しくは痛い子と言った方が彼女にピッタリかもしれません。
ガヴリールを敵対視するのは、天界学校で主席だったから…かどうかは分かりません。少なくてもメロンパンが大好きで良く買っているみたいですが、殆ど食べた事の無いような…
CVの大空さんは「いなり、こんこん、恋いろは。」で伏見いなりを演じられていますが、はまり役はやっぱりゆまちんだったのではないでしょうか。といちゃんを全力で支えたゆまちん…最高に格好良かったので。
決して大空さんにサターニャが合っていないと思っている訳ではありません。
この物語におけるサターニャの存在はとても大きく、個人的にはサターニャ推しで見ていたので。

ラフィエル(CV:花澤さん):いつもニコニコしていて見た目は柔らかで温厚…でも彼女ほど内面と外見に違いのある人はいないでしょう。全体的に外面は白っぽいイメージですが、時々垣間見える言動からお腹の中はきっとこれでもかっていう位真っ黒なんだと思います。

この4人が織りなす日常…を描いた作品なので物語の抑揚はあまりありません。
あるとすれば、日常に時折天界から外乱が入るくらい…
その外乱に対して如何に人間界での日常を守りきるか…彼女たちが外乱に対して必死になるのはその程度なんですが、いのすけや沢城さんといった声優さんが運んでくる外乱…これが案外と面白いのです。
なので、あまり難しい事は考えず頭を空っぽにして視聴する作品だと思いました。

私はサターニャ推しでこの作品を視聴していましたが、誰を推すかでも評価が変わるような気がします。
ヴィーネも良い子なんですけどね…我が家にいて欲しいのがヴィーネ…外から眺めるだけならサターニャ…私はこんな評価でした。
天使勢…ラフィエルの黒さには時折クスリと笑えましたが、ガヴちゃんはというと…
学生なんだからもう少しちゃんと勉強しようよ…と思わず思ってしまうのは私がおっさんだからでしょう。

オープニングテーマは、「ガヴリールドロップキック」
エンディングテーマは、「ハレルヤ☆エッサイム」
どちらもメインキャラ4人で歌っています。
どちらもカラオケで挑戦済ですが、オープニングの方が難易度が高かった様に思います。

1クール全12話の物語でした。
推しのキャラや声優さんがいるなら、その魅力をしっかり味わえる作品だと思います。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 34

72.3 19 つっこみでコメディなアニメランキング19位
さよなら絶望先生(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (902)
5490人が棚に入れました
始まりの季節、春。希望に胸を膨らませた「何事もポジティブにしかとれない少女」風浦可符香は、桜の木で首をくくる「何事もネガティブにしかとれない男」糸色望と出会う。出会ってはいけない2人だったが、望は可符香の高校の新しい担任の先生だった。
 望が受け持つ2のへ組は、望や可符香に負けず劣らず癖の強い問題な生徒ばかり。レトロ調の世界の中、些細なことで「絶望した!」と嘆く望と、へ組の生徒達が、日々騒動を巻き起こす。

声優・キャラクター
神谷浩史、野中藍、井上麻里奈、谷井あすか、真田アサミ、小林ゆう、沢城みゆき、後藤邑子、新谷良子、松来未祐、上田燿司、水島大宙、矢島晶子

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

胸がざわつくような雰囲気と女子たちに惹かれました。

 当時、この題名って教師ということもあって「さよならミスワイコフ」(多分15禁くらい)から引用したのかなあ、と思って見だしました。この映画も絶望がテーマですから。まあ、単なる思いつきな気もしますけど。

 さて、1話の冒頭ですのでネタバレもないでしょう。首〇りで始まる強烈な導入と、カフカの吹っ飛んだ対応。そしてカフカの不幸自慢とキャラのギャップ。非人間的な目。そう「絶望先生」に「カフカ」ですからね。名前からしてどうなるんだろうという感じ。桜は死の匂いがする樹木なのでかなり「彼岸」的な雰囲気でした。

 そうなんですよね。冒頭の感じで引き込まれましたね。後から振り返ると1話で何か妙な世界観に引きずり込まれた感じです。
 
 不思議な絵柄でした。新房監督のセンスと不思議とあったんでしょうね。作り物みたいなキャラたちが結構機能していました。記号的なキャラなのに背景に個性があって、誰が誰だかわからなくなることは無かったです。で、この明確なキャラ付けをこれでもかとギャグに落とし込んでいました。

 不条理、ブラックジョークという要素もありますが、あるあるギャグでもありました。それも心の中にひそかに思っている恥ずかしい部分や悪意などの黒い心を掘り起こすような。
 あるいは今のネット界隈の本来裏に隠しておくべきだった社会の公然の秘密を暴露して「ああ、言っちゃった」のような感じもありました。
 
 キャラは全員が絶望先生ラブではないですが、ハーレムものの要素もありましたし、エロも入っていました。が、なんというかネタとしてのエロであって直接的なエロは感じません。感じませんが不思議な色っぽさというか原作者の中にある歪んだ性癖を感じて少しモヤモヤというか胸がざわつくことはありました。
 包帯眼帯とか移民の少女とかひきこもり少女はその意味ではある程度のエロスは明示されていました。
 この辺は、計算なのか私小説なのかわかりませんが、妙にひっかかります。そしてそこが本作の人気の秘密の気がします。
 キャラとしては、比較的面白さが分かりやすくて、なかなか可愛い木津千里がお気に入りでした。

 本作の2期目くらいまでは原作の最終回を知りませんでしたので、初見では意識してませんでしたが、今考えると1話の意味って…と思ってしまいます。この雰囲気って最終回の設定を既に決めていたんでしょうか?30巻もありますから後付けにも思えるし、数巻で終わる前提なら決めていたかもしれません。カフカ…不条理の象徴ですからね。深読みしちゃいます。

 総評すると、3期まで続いただけあって面白いです。不思議な世界観がある作品でした。後付けかもしれませんが死の匂いはあった気がしますが、考えすぎかもしれません。
 プレ化物語という感じで、独特の動かない作画、演出も優れているし、テンポもよく、キャラ付けが明確なので見やすいです。ギャグはブラックなところにちょっとニヤリとしたり、不条理に困惑されたりします。萌えは感じませんが、不思議なモヤモヤを女子に感じます。このモヤモヤしたい感じが本作の優れたところかなあ、と思います。

 感性のあうあわないが大きいし、時代性もあるので1話2話見て、自然に継続しているなら面白いと思いますし、ナンジャコリャ、ならずっと同じ調子なので諦めればいいと思います。


 

 
 

投稿 : 2025/02/01
♥ : 10

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

恥ノ多イ生涯ヲ送ッテ来マシタ

物事をネガティブに考える糸色望。
様々な特徴を持った学生のいる学校の教師をしていた。
桜の花が舞い散る時期から絶望先生の授業は始まった。

特徴のある学生たち。
名前から特徴が分かります。
テレビシリーズは通算3期まである作品。
本作品は、その1期目。
登場人物の紹介と考えた方が理解しやすいです。

たまに実写映像の差し込み。
坊主頭の男性はキビシイかも。
ただし、そのマイナス点を差し引いても魅力のある内容。
エッチな作品だったら不思議な光補正があります。
坊主頭も同様に捉えたほうが簡単。
少し気持ち悪いかもしれませんが、演出の一環と考えましょう。

昔は定期的に映画などを放送していました。
日テレ・フジ・テレ朝などは夜9時頃からだったかなぁ。
淀川長治・水野晴郎・高島忠夫さんなど著名な評論家の解説。
初心者でも分かりやすい内容でした。
その番組冒頭のパロデーィネタ。
学生さんでは分からない年寄り向けの小ネタを使用。
他にも映画の小ネタを。
チャレンジ精神がありますね。

冬眠したい。
私も同じような事を考えた事があります。
現代の人間社会は働かせすぎ。
寒い冬や暑い夏などは長期休暇があってもいいのでは?
新型ウイルスで活動自粛というのと少し違います。
積極的な社会に対する不参加表明です。
作中では家の隙間を目張。
練炭で暖を取ろうとしています。
結果は分かりますよね。
永遠の眠りとなるかどうか。
こういうブラックな作風……好きです。


クセの強い久米田作品。
好き嫌いは、ハッキリ別れるかな?
個人的には大好物。
現在、放送中の『かくしごと』のほうが優しい出来。
まずは通過儀礼の洗礼を浴びましょう。
気づいた時には沼にハマっています。
毒の強い久米田作品。
現実世界での鬱憤を払う事が出来ます。
自然と毒耐性を身につける事ができますよ。
続いて2期目を視聴してきます。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 18

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

糸色先生の日常 B

原作未読

本作の主人公・糸色望(いとしきのぞむ)先生は、何事もネガティブにしかとれない男、と言われていますが、少し違っているように思います。私としては、言動の一つ一つをとってみる限り、彼は何事もシニカルに捉えて、周囲を翻弄し、或いは困惑させようとする、一種の愉快犯のように思えるのです。

私も学生の自分には物事をシニカルに捉えて、周囲を困惑させることがしばしばでしたので、その頃に糸色先生のような言動ができたならどんなによかっただろうか、と思ってしまいます。今でも、嫁から「どうしてそんな風に考えるの?」と怒られることがあるので、その癖は完全には治っていないようです。

そんな私が糸色先生を見てどのように思ったのか。学生時代の自分よりはるか上をいっているので、「絶望した!」ではなく「感心した!」というのが正直なところです。これで、他の登場人物がまともな人ばかりだとしたら、糸色先生の痛々しさだけが目だってしまうと思うのですが、周囲もおかしい人だらけなので、嫌味なところは緩和されていると思います。

糸色先生と同じタイプの人が本作を見たとすると、鏡を見ているようで非常に嫌に感じるか、同類に嬉々として非常にウケルかのどちらかだと思います。

では、シニカルな発言に困惑させられる側の人(普通の人)が見た場合にはどう思うでしょうか。単純に考えると、不快感を感じると思うのですが、案外好評のようです。畳み掛けるようにネタが振られ、人を困惑させるだけの放言ではなく、話がおかしな方向に展開していく様が、面白いという印象を与えるのではないかと思います。勿論、駄目な人は徹底的に駄目だと思いますが。

いろいろな人を魅了する糸色先生は、実は愛しき先生なのではないかと思います。(締めは駄洒落かよ!)

投稿 : 2025/02/01
♥ : 28

71.1 20 つっこみでコメディなアニメランキング20位
繰繰れ!コックリさん(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (928)
4868人が棚に入れました
コックリさん
 コックリさん
  おいでください……

それは禁じられた遊戯(あそび)
けっして一人でやってはいけない
コックリさんがやってきて
あなたに取り憑いてしまうから―――

自称「人形」の市松こひなが、あやしげな術で狐の物の怪“コックリさん”を呼び出した!
しかしコックリさんがどんな「質問」にも答えられたのは昔の話。今は某検索エンジンに頼るも実はデジタルが苦手。取り憑くはずが一人ぼっちのこひなを心配して献身的に家事をこなす姿はまるでオカン。おまけにこひなを溺愛する犬の物の怪“狗神”とダメオヤジな化け狸“信楽”も棲み憑いて、コックリさんの苦労は3倍に!?
デンパ少女とときにイケメンたまにモフーンな3匹のアニマルが織りなす、非日常系モフモフコメディ‼
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

市松人形と毛も耳男・犬・穀潰しの寂しがり屋敷 ⑩おいでませ ~追記、会議は終了したような気がします~

(会議の続きをのぞいては2014.12.28 19:55)

コックリさんの嘆き{netabare}
と思わせてオレの嘆き、をコックリさんボイスの嘆きでお聞きください。

「なんでオレの歌がENDじゃないんだよ~~~!
 割と落ち着いたリズムのディスコミュージックだろ~

 そりゃ、ロザ○ン2とかOPでやってるのもあったよ
 けどぉ、この作品は心温まるギャグアニメだろ?
 オレはこひなをはじめ、みんなに幸せな気分を味わって欲しかったんだよ~

 終わりよければ全て良し、オレの歌なら全てまるっと収まる
 いや、別にえんでぃんぐテーマが悪いってわけじゃなくて、
 こう、幸せな気分でい続けて欲しんだよ

 そうだな、こひなや、こひな?あとは、こひなに幸せでいて欲しいんだ
 ちょっとぐらい変わってたって良い
 明日を楽しみにできるような、そんな日々を送って欲しいだけなんだ

 そのためには、あれだ
 ごほん、やっぱり、この超美形な物の怪であるこのオレが、
 最後、送り届けるのがいいと思うんだ
 みんな幸せになる
 そして、オレも幸せになる☆
 万事丸く収まる

 最高だ♪」
{/netabare}

いつもサンデーナイトフィーバーでふぃばりたかったw

今期の癒しだったのに、これから何に癒してもらえばいいのか。





さて、コックリさんが最終回を迎えて一週間。
何を書こうか悩んだあげく、とりあえず言いたいことは言ったので、
他の下書きは削除。

結局思いつかなかったので、ノリで書きます。

おもろかった~☆☆☆☆☆

コックリさん、この作品だけのいいところは、
キャラです。
あと、ところどころ古風なネタが使われているトコええ♪

もはやそれだけです。

ギャグやパロの好き嫌いが分かれそうな作品です。
雑誌の垣根を越えたパロ具合はあっぱれw
テンポが淡々としていて、すごい心地よかった。

ということで、どうキャラを好きなのかでも語るか。

市松こひな、
カプ麺中毒っぷりがおもしろい所と思われがちだが、
感情豊かな人間だよね。かわええし、将来が楽しみです♪

コックリさん、
主夫で心配性なところがやっぱええ☆
{netabare}女の呪い回は試されましたw※
髪の毛回も良かったw アンチエイジングネタも豊富wwwww
{/netabare}モフモフとしてかわええ♪

犬神さん、
ストーカー、妄信的な溺愛っぷりも素晴らしい。
{netabare}女番犬神さん、ありです。※{/netabare}
逞しいです。

信楽、
屑とイイ人のギャップがええ。女好きっぷりが逞しい。
イイ人ver.だけならテライケ麺♪

ジメ子さん、
方向が変な{netabare}ツンデレ。{/netabare}

猫神、じゃなくてタマ、
かわええ♪ 犬神さんとは方向が違う危うさもステキ☆
猫語かわええ♪

ナレーター、
うまい!!!!!

以上。

・・・うん?
※これから会議が行われます、長くなります※
{netabare}
HKB31 第1回会議 「女番コックリさんはありか」
出席者
H=変態だが男はなし、K=かわいいは正義、B=馬鹿

H「番であってるのか?ver.なら良かったか」
B「何でもええやん」

H「まず先に簡単な問題から済ませよう、犬神は、ありだ」
K「ありに決まってるだろ!男じゃない!!」
B「かわええ♪」

H「では、コックリさん(女)についてだ」
K「ありでしょ」
B「女狐め!」

続き





・・・HKB「うん?」

ドン!!! ガシャン!!!! パララララ・・・





A「制圧した、ゴミは片づけた」
B「オレの名を騙るたぁ、ふてーやローだ!」
C「いくか」

<ABC会議 じゅっかいめぐらい>
A=エース気取り、 B=バカ、 C=ちゃっかりん♪

A「かなり時間が過ぎて何を話していたかうろ覚えだが、あれだな」
B「ああ、ありか、なしか、それだけだ」
C「建前上はなしだ」

A「心の赴くままに、それを貫く、それが答えだ!」
B「考えるな、感じるのだ!!」
C「アレがあるかないかでいいのか・・・」

A「正直どう思った?」
B「アリだ!」
C「男ver.の記憶がなければな」
B「うっせー!!」

A「そうだ、そこが大事だ」
B「かわいいは正義!」
C「らんまがアリかナシにも繋がるな」

A「正直、内容を無視して鼻っから女だったら何も問題なかった」
B「かわいければ問題ない!」
C「アリかナシか・・・」

A「考えたくはないのだが、今まで気に入ったキャラにアレがある、あったと思うと厳しいな」
B「そんなの考えねぇ!!!!!」
C「・・・会議やめようか?」

ごにょごにょ

ABC「どうする?始めたからには終わらせないとな。そんなの関係ない!ああ、からくりサーカスで学んだことだ、見届けなければ。けどぶっちゃけどーよ?アリだ!!おまえは黙れ。どうすっかなぁ、かわいいは正義とか言うゴミみたいな言葉があるよな。女は正義!おまえは黙れ。かわいい女の子は正義だよな??・・・あんまり考えすぎるとヤバいからやめようぜ。ああ、戦略的撤退も必要だ。逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ!!逃げないからダッシュする!!!!!」

ごほん

A「決まったな」
B「100%女が好きだ!!!」
C「ああ、走るか」

A「答えがないから国語が好きだ!」
B「答えが一つだから数学が好きだ!! 0点でも!!!」
C「答えは君の中にある!!!!」








・・・だっしゅだーっしゅだしゅ
きーっくえーんどだしゅ
いつかきめるぜえろえろしゅーと~
そのときの~
おんなが~
すーぱーひろいんだ~




{/netabare}




一話観た感想→{netabare}

『市松人形とケモ耳男の寂しがり屋敷 ⑩1話感想おいでませ』
物語 : 4.0  作画 : 4.0  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0


バンブーブレードのたまちゃん ARIAのアリス などなど
の声が好きな人が吸い寄せられる作品

開始直後 OPテロップが流れているときの風景と色使いを見て最後まで観る
とマイソウル(亡霊、あるいは知らないどなたか)に誓った。

とりあえず1話はちびっ子とケモノ耳のイケメンの出会いとじゃれ合い。

市松こひなは自称人形、エネルギーは・・・
一応コックリさんは狐の物の怪らしい。

EDは女性向けの刺激臭をスンと香らせるが
あれは作者が好きな皮を被らせ それにあった色っぽい声を乗せただけの
ギャグやコメディーや日常が好きな同類のバカを呼び集めるお祭りだ。



{netabare}ルドルフとイッパイアッテナ{/netabare}を思い出した。あの絵よかたな。
二度と使われるネタじゃないけど。

作品の雰囲気を醸し出そうとした感想は最初のnetabareの上まで。

いつも思う。調理、料理の描写がステキな作品はイイ作品だと。
お腹空いた。→脱線{netabare}
コックリさんでも幽霊でも悪魔でもいいから、
ホウレンソウと卵(+5品目ぐらいのお野菜)が入った鍋焼きうどん作ってくれないかな。
うどんをお箸でもったら切れそうなぐらいの煮込み具合で。

卵粥でもいい。
できればなんかで出汁取って。油っぽくないやつで。魚介類がいい。

卵は3つぐらいがいい。1つはかき玉、2つは完熟の直前ぐらいで。
生は胃腸に良くないが、半熟のとろとろ感も楽しみたい。

その2つがダメなら、白いご飯と豆腐がたっぷり入ったお味噌汁と納豆とお漬物かおひたしでもいい。
お味噌汁の具は豆腐、ネギ、ワカメがベストだが、豆腐が入っていれば文句を言わない。

体に優しそうなたんぱく質がほしい。
ビタミンもほしい。

薬などに頼らずも体調が良くなる栄養を美味しく取りたい。{/netabare}

静のシュールギャグホームコメディかな。
ところどころバイオレンスw
小女とイケメンの親子(風)をたんたんと楽しめる人ならいいんじゃないかな。{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 29
ネタバレ

小歌 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

にょたショタけも化がテンコ盛り

 全12話 ※原作未読

にょたショタけも化どんとこいなドタバタコメディーでした。
安定した面白さだったけど、何がしかの地雷がある人には向かないかも。
ひとりぼっちの女の子が美形の妖にとり憑かれて溺愛されるとか、設定だけ見ればかなり美味しい。
でもたまーにシリアスに片足つっこみかけても、即効ギャグ路線に戻っちゃう。
まぁそういうライトな感じがぐぐコクの魅力なんだけど。
広橋さんや小野Dはじめ、声優陣も良い仕事してました。
こひなのカプメン愛にはすごくシンパシーを感じて、このアニメ観るたびカップ麺食べたくなってた。
ペヤングの件は誠に残念でせう。

 * * *

第1話 人形少女・ミーツ・コックリさん!
 {netabare} ぼっち少女の市松こひなと、彼女が呼び出したコックリさん(狐のもののけ)。「人形だから心がない」「ビバ添加物」と言ってはばからないこひなを放っておけず、コックリさんは彼女と暮らし、見守ることにする。広橋さんと小野Dの演技はハマってるし、ギャグのテンポも悪くない。けどBGMが微妙…! {/netabare}

第2話 爽やか笑顔は真人間への第一歩!
 {netabare} 笑おうとするとなぜか顔のパーツがズレて福笑い状態になるこひな。「笑えない子は嫌われる」と聞き、コックリさんに嫌われてしまうかもと心配になるこひな愛おしい…。Bパートで新キャラ登場、こひなのストーカー・狗神。あれコレこひな逆ハーじゃねと思ったけど、狗神の女体化でラブ要素は諦めた。 {/netabare}

第3話 狗神ステイハウス!
 {netabare} 変態さんな狗神を、犬の教本を使って躾けようとするこひな。けど3日で飽きて結局オカン(コックリさん)に散歩を押しつける。そして狗神が来てからストレスに悩まされるコックリさんは胃薬常用、はては狐形態時のモフモフに10円禿が…。こひなのやきそばカップ麺に対する愛にはシンパシーを感じる。 {/netabare}

第4話 気になるアイツはSF系!
 {netabare} 化け狸の信楽が市松家3人目の居候に。自身が取り憑いて潰してしまった家の子を養護施設に預けているが、施設への寄付はコックリさんから借りたお金という、いろいろ残念なニート。こひなの代から市松家は“憑きもの筋”になったというコックリさんの説明に、思わず厨二心が疼いてしまったよ…。 {/netabare}

第5話 机のお花はメッセージ!
 {netabare} 前話でこひなの教室の机に菊の花が飾られてたのが気になっていたのだけど、今回はそのイジメの犯人・じめ子さんが登場。でもその本当の意図は、こひなと友達になるキッカケを掴みたいがための、じみ子なりのメッセージだった。Bパートでは、コックリさんと狗神が転校生としてこひなのクラスメイトに。 {/netabare}

第6話 こひなと一つ目と信楽!
 {netabare} コックリさんたちと居ることで霊感が上がったこひなは、妖が見えるように。こひなに懐いてきた一つ目の妖を内緒で世話するようになるが、妖は所詮人と交わるものではなく、こひなの寝込みを襲おうとするのを信楽が阻止する。こひなを守るために片目に傷を負った信楽おじさん、珍しく格好良かったよ! {/netabare}

第7話 猫神タマの一目惚れ!
 {netabare} 人形マニアの猫神・タマに連れ去られてしまったこひな。逃げるための作り話とはいえ「お母さんが会いに来てましたよ。ただし…三味線になってな!」はなかなか怖い冗談だな…。Bパートでは、市松家の呪いの倉にあった箱を開けてしまったコックリさんが女体化。この作品にょたとけも化が本当好きだね。 {/netabare}

第8話 コックリさんの湯けむり秘湯めぐり!
 {netabare} 信楽がくじ引きで当てた温泉旅行先に女体化の呪いを解く秘湯があると聞き、皆で温泉旅行へ。しかし秘湯はどれもハズレ。落ち込んでいるのを隠し強がるコックリさんを、信楽は本気で落としにかかる。キスした瞬間呪いは解けたけど、なんか普通にこの2人のノマカプ楽しかった。てか信楽、刺青あるのね。 {/netabare}

第9話 悩み多きト・シ・ゴ・ロ!
 {netabare} 抜け毛が気になるコックリさんのAパート。小野Dがイキイキとしててとても楽しかった。「アルシンドになっちゃうヨー」。Bパートでは暇を持て余した狗神が、皆にかまってもらうために家出。でも誰も探してくれなくてシンミリ狗神。ぐぐコクキャラの中で1番懐が深いのって案外信楽おじさんだと思う。 {/netabare}

第10話 紅葉待ちぼうけの日々!
 {netabare} 季節外れの紅葉の木の下で人を待つ少女・紅葉(くれは)。待ち人を探してほしいと頼まれたコックリさんたちは、山の神・天狗に助言を求める。そこで分かったのは、彼女も待ち人もとうに亡くなった人物だということで…。珍しく切ない感じ。「天狗のショタ好きは日本の公式設定じゃ!」には笑った。 {/netabare}

第11話 大人ドロップアウトでコスプレイ!
 {netabare} 変若ち水を飲んだ狗神と信楽が幼児化。2人を世話するうちに育児ノイローゼになったコックリさんもヤケクソになって退児化。本当こういうネタ好きね。助っ人で来たタマによって女装コスさせられたコックリさんにドン引きしつつ、幼児退行化で記憶なくした彼を寂しげに見上げるこひなが切なくてキュン。 {/netabare}

第12話(最終話) DESTINY!
 {netabare} 疎遠な娘とせめて1日だけクリスマスを一緒に過ごしたいと言うおじさんと出会ったコックリさんとこひな。クリスマスパーティを開いて親子の仲を取り持つが、実はおじさんは既に亡き人だった…というちょっとシンミリAパート。ラストは皆で初詣。シンミリと見せつつ最後まで賑やかなぐぐコクでした。 {/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 14
ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

シュールでほのぼのな物の怪コメディー。後半意外にハートフル

小学生の電波系ぼっち少女こひなと、こひなの周りに集まったコックリさんら物の怪たちの愉快なコメディー。
自分を人形と称し「かぷめん(カップ麺の事)」をこよなく愛するこひな中心にユニークなキャラクターがドタバタコメディーを繰り広げる。
基本ユルーいギャグコメディーで時にシュールな感じ、しかし時折り意外にハートフルな話あったり、侮れない良作。

かなり独特のシュールな雰囲気と、大きなストーリーの無いユルい作風なので、やや好みが割れそうです。
構図は「女性向けの逆ハーレム」とも取れるが男性視聴者が観ても楽しめそう。
比較的広範な方々にオススメ出来る、良質なコメディー作品です。


{netabare}『物語』
キャラクタードラマなので、強烈な個性のあるキャラクターが増えていく程に面白くなっていく。
ギャグの一つ一つは抜きん出て笑える程ではないが、終始安定してクスリと笑えました。
コックリさんが女体化したりと(男性向けの)萌えも完備♪

冷静に見ると「女子小学生一人に対して大の大人達が集う、逆ハーレム」という結構ヤバイ構図。
オカン気質なコックリさんなんて、この手の少女漫画寄り作品の定番…
という構図なのだが、市松こひなのあまりにもユニーク過ぎるキャラクターの為か、ソレを感じさせなかったのが凄い。

本作は「冷静に見ると結構ヤバイ」危うさが見え隠れしてます。
こひなの境遇とか、一歩間違えばシャレにならん鬱設定とも思えるが。
…とにかく楽しい。非日常的なのに日常的な存在のコックリさん達のドタバタな日常によって、シュールさとハートフルさが合わさり、とにかく終始楽しい雰囲気が崩れなかったです。

基本呑気だが、ニート狸の信楽がこひなに知られぬように悪霊?始末する話で少しドキっとした。
コメディーだけど物の怪作品でもあると思い出させてくれ、若干のスパイスになったエピソードだった。

その後もユルーくかつシュールなコメディー繰り返しつつ、後半には思わぬハーフルでホロリと来るエピソードが2回控えていてビックリ。
恋人をいつまでも待ち続ける幽霊少女の話は、幻想的で美しい恋愛話で非常に良かった。
最終話も少しホロリとさせるハートフルな良エピソード、本作全般の評価好意的になりました。
それでも過度にお涙頂戴では無く、基本はシュールギャグな雰囲気を崩さないのも良い感じ。

総じて
独特のシュールさを持ったユルめのギャグコメディー
抜きん出てはいないが安定感あり
少しホロリとさせるハートフルもあって侮れない
基本的に安定して楽しめた、良質なコメディー作品でした。
キャラクタードラマなので、キャラクターに魅力を感じるか否か、かも。


『作画』
こひながほぼ常にディフォルメされているが、可愛い。
稀に作画解放された際の美少女っぷりは半端無いです!
コックリさんらのキャラ作画は普通に良い方。温泉女体化はかなりの美人♪
本作の作画評価では、背景にも注目。
こひなの家や、紅葉の描写など、物の怪ファンタジーとしても世界観に引き込んでくれる良作画な点を評価。

『声優』
極めてユニークな市松こひなを広橋涼さんが好演。
コックリさんの小野大輔さん、狗神の櫻井孝宏さん、斎藤千和さん、信楽の 中田譲治さん等々、主要キャストのハマリ役の度合いが非常に高い。
極めて個性派揃いの掛け合い、キャストの好演が大きいです。
女体化コックリさんの白石涼子さんは綾崎ハーマイオニーを彷彿としましたw

ベテランの中田譲治さんは信楽が幼児化した際、まさかの少年声!
わ、若い!?声優さんって凄いと思った…。(中田さんに驚いたのが4.5点評価の理由)

『音楽』
OP「Welcome!!DISCOけもけもけ」が極めて印象的でアメージング♪
耳にこびりついて離れない楽しい曲ながら、きちんとキャラ紹介や作風象徴した良主題歌です。
BGMも基本ユルめで時折りハートフルさもしっかり出ていて良質。

『キャラ』
極めて個性派なキャラクタードラマなので、キャラ評価が本作の評価同然。
市松こひなは無感情な人形…と見せて実は年相応の女の子らしいいじらしさも垣間見えたり、非常に可愛い。
あらゆる不条理やネガティブを全く感じさせないのは、間違い無くこひなのキャラのお陰だろう。
本作の独特の作風は市松こひなを抜きにしては成立しない、その意味で外せない主人公です。

コックリさんの男性オカンキャラは女性向けハーレム作品の定番ながら、その苦労症っぷりが本作のコメディーを牽引。
狗神のウザさや信楽の胡散臭いニートっぷり等々、女子小学生の周囲に居て良い大人じゃない!
…なのに次第に異和感感じ無くなっていくのは彼らのユニークさ故かも。
信楽はこひなに内緒で悪霊始末したり、時に渋い大人の魅力もあった(ほんと、稀にだが)

どう見ても宇宙人な山本くん(立ち位置的にはクロマティ高校のメカ沢君に似ている)や、ツンデレなジメ子さん、ある意味ヤンデレな猫妖怪タマなど、回が進む程に面白いキャラ増加。
…4.5かちょっと迷うところ。
個性やインパクトはバツグンだけど、抜きん出て好きなキャラは居ないので。{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 38

71.0 21 つっこみでコメディなアニメランキング21位
LEVEL E [レベルイー](TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (932)
4607人が棚に入れました
高校進学に伴って山形で一人暮らしを始めることになった筒井雪隆は、引っ越したその日に自分より先に自分の部屋で勝手に生活している記憶喪失の宇宙人を自称する男に出会う。追い出そうとする雪隆だが、男に言いくるめられ、結局男を同居させた上、宇宙人である事も認めざるを得なくなってしまう。落ち着く間もなく雪隆の周りに男をめぐって、人間の宇宙人研究機関員、宇宙からやって来た男を王子と呼ぶ護衛達、更には山形周辺を縄張りとする好戦的な宇宙戦闘民族ディスクン星人まで動き出し、風雲急を告げ始める。しかし雪隆達の不安をよそに、当の本人は全く緊迫感無く悠々とショッピングを楽しんでいた。

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

感想、そして雑談(宇宙人)

冨樫義博さんが1995年から作成した漫画が原作の今作品はSF、オカルト的内容を含むギャグアニメです。

オムニバス形式の今作品は「地球来襲編」「食人鬼編」「原色戦隊カラーレンジャー編」「高校野球地区予選編」「バカ王子・結婚編」などの複数パートから構成されています。

私は地球来襲編や結婚編などが好みでしたが、どの回も面白い内容で満足できました。
特にバカ王子のボケと筒井雪隆のツッコミが良いですねw

オカルト的内容は実に興味深く、SFとして完成度の高いものとなっていたと思います(まぁSFなんてあんまり見ないんですがw)

しかし、一番面白いのは、作品の設定でしょうね。宇宙人が地球上に既に飛来してきているような説は沢山ありますが、それを実際に物語として視聴したのはこれが始めてでした。

複数の種族が存在する中、どのような世界観が生まれるのか。あまり本編では触れていませんでしたが、それでも片鱗は垣間見ることが出来ました。
というか山形県怖すぎだろw

音楽の方はOPが特に気に入りました。元々栗山千秋が好きな私にはたまらんかったですw


さて、突然ですが、皆さんはフェルミのパラドックスという言葉を聞いたことがあるでしょうか。
まぁその内容は知らずとも、多分一度は聞いたことはあると思われるこのパラドックスは有名な物理学者、エンリコフェルミが指摘した論理です。
フェルミのパラドックスとは地球外文明の存在の可能性の高さと、そのような文明との接触の証拠が皆無である事実の間にある矛盾のことを指摘したものです。
広大な宇宙から見たら地球はごく小さい星でしかない。宇宙の長さと恒星の数を考慮した時、地球のような生命が住める状況の恒星があっても不思議ではない。いや、むしろ地球の様な恒星が存在していない筈がない。
しかし、現に地球には宇宙人は来ていない。この矛盾をどう証明するのか?という質問です。
これに対する回答は複数存在します。
・宇宙人は既に地球に来ている(レベルE)。
・宇宙人は何らかの制限または意図があって接触していない。
・宇宙人が恒星間を移動する手段を持ち得ていない。
・この宇宙には宇宙人は存在しない

科学的、フェルミのパラドックス的思考から判断すると一個目と四個目は定義そのものを否定することになるのであり得ません。
すると二番目と三番目が一番有力になります。

しかし、二番目は一つおかしな点があります。我々地球人が宇宙に探索機や電気信号を宇宙に発信していることから判るように外に存在する宇宙人が彼らの存在を発信していない訳がありません。

という訳で三番目が一番有力な説になる訳ですが、これには色々なアディショナルな説明があります。

宇宙人の科学的、技術的恒星間移動は可能なのかもしれませんが、その移動を可能にするだけのエネルギーが足りないということです。これは世界初の SETIであるオズマ計画を実施したフランクドレイク天文学者が提示した定義です。
相対性理論から成る高速度不変の原理で定義される内容から考えれば地球から出た宇宙船が光の99.9999999%の速さで地球から一番近い恒星に往復恒星移動をしても8年掛かる計算でした。また、そのほぼ光の速さで移動する為に必要なエネルギーは莫大であり、とても一つの宇宙船が積み込めるものじゃない。
よって宇宙人が如何なる文明を用い様とも我々地球人に接触は不可能だ、という説。
または(これの詳しいことは知りませんが)一つの恒星で文明が続くのは長くても一万年という謎の法則があるらしく、よって恒星移動技術が発達する前に文明が滅びるという内容でした。

私は(アメリカでは必修科目では無いので)物理というものを習ったことが無いので何とも言えませんが、これらの法則は「宇宙の膨張は光速を超えることが許される」という定義の基考えられる宇宙空間歪曲航法を考慮すれば可能になるのではないのでしょうか。

まぁワープなんてものが実際に可能かどうかなんて無知な私には理解出来る筈も無く、ただ単に宇宙人に会えるのならそれはそれで良いかな~なんて適当に考えている次第でございますw


別の考えも書いておきます。その考えとは地球人が宇宙上で一番科学技術が進歩した恒星であり、他の生命体が生存している恒星ではまだまだ宇宙に進出することはできない。だから、地球との接触が無い。
まぁこれはぶっちゃけ説得力に欠けますよねw
人類が宇宙に進出したのはつい最近のこと。しかも宇宙には地球より何万年と古い恒星が存在しますからね。

最後に、フランクドレイクの定義が気になった方がいたのでしたら(私が書いたのはほんの少しだけです)ネットで調べてみるのも良いかもしれませんね。まぁ多分、その為には↓を理解しないといけないでしょうが・・・汗w

N=N*×fp×Ne×fl×fi×fc×fLxL

例↓

N*:銀河系の星の数(4000億個)
fp:惑星系を持つ恒星の割合(3分の1)
Ne:生物が存在しうる環境にある惑星の数(2)
fl:実際に生物が存在する割合(3分の1)
fi:知的生命が存在しうる割合
fc:通信技術を持つ宇宙人の存在する割合(fi×fc 100分の1)
fL:技術文明が存在する寿命(100万分の1%~1%)
L:一万年

これはドレイクの方程式と言われ我々の住む銀河系の中で、コンタクト(接触)することが可能な地球外知的生命体の数を推定するものです。
まぁ興味のある方は調べて見てください^^

投稿 : 2025/02/01
♥ : 15

時計仕掛けのりんご さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ドグラ星の王子は宇宙一頭の切れるバカ王子

多少古い作品ですが、2018年秋現在スカパーで再放送中、なので。各社ケーブルテレビ類でも多分同様でしょうし。


冨樫義博原作、コミックス3巻までのオムニバス的中編。
設定やあらすじは今更言うまでもないかなと思うし、文脈によっては適宜入れてくので、長くなるから省きます。
ただ私はとにかく大ファンで、暗記するほど単行本を読み返したものです。

アニメ化が決まったのは連載がとっくに終ってから。
「何で今更...」と自分で思うまでもなく、ジャンプの速報でもツッコまれてました(笑)

放映時は夜中にアニメを見る習性など無かったため、パソコンのオン・デマンドで見ていた。
多分一通り見たんじゃないかと思うけど、その辺の記憶はちょっとあいまいです。それもあって再放送を視聴中。


今改めてテレビで見てみると、原作が冨樫義博、シリーズ構成が花田十輝、他脚本がふでやすかずゆきらと、見かける名前が並び、この辺なんだか豪華な感じがする。

でもやってることは大体原作通りで、あまり変わらない。
ほぼ同じ内容で、テレビ的にきわどいネタ等が無難なものに置き換えられたりカットされたりしている分、単純に原作の方が面白い。
無駄に豪華なスタッフだったような気にもなるが、よく出来た原作を敢えて崩してくれなかったのは、ファン的には嬉しいかな。
原作が大変面白いので、大体忠実なアニメの方もやっぱり楽しめる。そういう点ではグッジョブだったんだろうか。



強いて言えば、ストーリーの根幹に関わるし、ぱっと見何てことないんだけど、少々きな臭いかなと思えるネタが、「見えない胃袋」のエピソード。

食事したところで決して治まらないもう一つの「空腹感」があるという宇宙人の話。
「空腹感」があるといっても胃袋の様に器官が存在して、そこがカラだと訴えているわけではない。そんな器官はどこにもないし、満たさなければ命に関わるという訳でもない。しかし寝るなと言われても眠くなってしまう様に、確かに存在して宇宙人を苛み続ける。
その「空腹感」の根源をその宇宙人は「見えない胃袋」と呼んでいる。

その空腹を治めるためには人間を食べるしかないのだけど、食べたら無くなってしまう。その人がいなくなってしまう。
例え「見えない胃袋」を満たすために食事をしたところで、満たされるのは「胃袋」だけ、そしてやってしまったという思いと消えた人間。それでも「胃袋」は存在し続けており、その言うがままにまた「空腹感」に苛まれ続けなければならない。


私は喫煙者及び中程度のカフェイン中毒のため、これらがないと割と大変だったりする。気を紛らわせるために暴れてみたり、かと思うとふらついてろくに立ってもいられなくなったりとか...
そんな状態で自販機を求めて街中を徘徊する様は、夜中にコカインを切らしてしまい、薬局の扉をガンガン叩いて大騒ぎしたというバロウズの記述と比べても、他人事とは思えない。

そう、「見えない胃袋」=「依存性ドラッグの血中濃度」、という暗喩だ。
と、少なくとも個人的には解釈している。


宇宙人が人間を食べるだけなら古典的、むしろ普通とすらいえる展開。
なのに「見えない胃袋」を満たす事に対し、冒頭で「代用品」をむさぼっても治まっていないところとか、治めるためには薬が必要になるところとか、ことさら罪の意識を強調しているところとか、逃れようにも依存性そのままに繰り返し付きまとってくるところとか、そして遂に誘惑に負けてやってしまった後にくる苦悩とか。

もしこれら手の込んだ描写が、本当に敢えて裏を読ませようと誘導しているものだとしたら、作者にはそこで表面的描写とは別の、誰にでも訪れかねない危険な「深淵」を匂わせる意図があるのだろう。
裏側に存在するにはそれ相応の苦悩と、そして勿論それに伴うであろう「満腹感」も。


これは気軽に見てても面白いけど、こういう穿った楽しみ方も出来る作品。単行本何度読み返しても飽きなかったのも、見方によって様々な色合いが楽しめたからだと思う。


まあこのエピソードはたまたま先日録画を見たから取り上げてみたというだけでもあるんですが。
しかし、私の事は反面教師にしておいて、ニコチン・カフェイン・アルコールの合法ドラッグ三種の神器も程々にしておきましょう。
「見えない胃袋」に苛まれない様に...

投稿 : 2025/02/01
♥ : 5

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

富樫仕事しろ、富樫の世界、富樫の才能についてⅠ

この作品の原作者、冨樫義博さんについて、主観まみれのお話です。

■なぜ今更アニメ化か
主観ですけど、時代が富樫の天才さに追いついた。つまり、
「一般ウケしにくいけど見る人が見れば素晴らしさを理解できるタイプ
 の作品をアニメで流しても良い」時代になった。

幽遊白書やハンターハンターと違い、富樫の秀才的な面よりも天才的な
面が強い作品だから、中々ウケはよろしくない。自分は富樫作品じゃこれ
が一番好き。で、周囲のアニオタ連中もやっぱりこれを一番評価してる。


■天才と秀才(努力家)と、大衆に媚びる人間(作品)について

こっちも主観(周囲のアニオタ共とは見解が一致しているので完全な主観
って事でもない。)なんですけど、漫画やアニメを数見てる人だと理解して
貰えるんじゃねーかなと・・。この区別ができない人とはアニメ、漫画を
本気で語りたくはない。未熟者としてみてしまう。


天才系
田中芳樹、尾玉なみえ、富樫、福本、富野(ガンダムの監督)、あとは刃牙、
ジョジョ、蒼天航路、(攻殻)の作者、(多分、浦沢直樹もこっち)

超秀才系作品
(攻殻)、コードギアス、銀玉、とある魔術、ハルヒ、エヴァ、まどかマギカ

媚びてる系作品
テニプリ、ワンピ、コナン、けいおん、他大衆狙いの単純、萌え、感動、エロ作品
(あとコードギアス)


攻殻をどっちに分類するか微妙なんですけど、超秀才系作品は凡人の才能の
加算の延長線上にあって、天才のそれは加算では永久に届かない別領域。

秀才のそれは基本模倣と研究にあり、天才が生み出した作品、キャラ、個性、
世界をいかに上手く模倣、応用、バレないようにパクれるか。あとはその時代の
人、流行が何を求めているかを研究、推測しそれを適切に作品に反映させる事。

見ているものが天才の場合は自分の世界であって、秀才は読者、視聴者、時代。
媚びてる系作品は愚民、大衆を相手に悪く言えば「売り上げのみ」を見ている。
あとは作者自身がたまたま大衆の中で作品を書く程度の才能があった、とか。


で、上に上げた天才系の中で同時に超秀才でもある人間は田中芳樹、富樫の2人

この2人は「天才的に独自の世界を構築しつつも、その話で多くの人を楽しませて
あげよう」って意識がある。だから強い、だから話が面白い、評価する人が多い。

そして田中仕事しろ、富樫仕事しろと言われる、言われ続ける。


んじゃもう一回まとめますね。

富樫、田中の異常な才能
見ているものは自分の世界かつ、読者、視聴者、時代。天才にして秀才

普通の天才、
見ているものは自分の世界、やりたい事をやる、面白くなきゃ読むな、見るな系。
あるいは自分が面白いと思っているものが、一般的な感覚とはズレている。
悪く言えば傲慢、マニア向け、それ故に個性が目立ち一部の熱狂的なファンが付く
作品、他の誰にも作れない独創的な作品になる。

超秀才作品
見ているのは脳筋以外の一般的な視聴者、一定以上の年齢~大人、目の肥えた人
原作者1人~スタッフ全員にその意識があるか様々だが「これなら絶対面白いだろ、
完成度高いだろ、ここまでやってやったんだから買ってくれ」な作品。

媚びてる系作品
見ているのは脳筋、低年齢層、他作品と区別が出来ない人間、多数決的な大衆
重視しているのは「単純さ、楽しさ、(萌え、エロ、感動、愛他)シンプルな成分」
作品を書く、作るのが簡単かつ、売れやすい、商業的に見れば一番正しい選択。
特にコードギアスは凄いと思う。超秀才系作品でありながらも、こっちのユーザーを
かなり巻き込む形の、ある意味芸術。詳しくはあっちのレビューに書いたけど。
やり口が個人的には好みではないってだけで、作品の中身は色々な面で評価してる。


大分長くなったので、あとはハンターハンターの方に書きます。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 17

88.7 22 つっこみでコメディなアニメランキング22位
ゾンビランドサガ(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (1227)
4589人が棚に入れました
いつもの朝。いつもの音楽。いつもの自分。
7人の少女たちの安寧は、突如崩壊する。
死して蠢く、ゾンビによって……

否応なく踏み込んだ世界、そこは“最高×最悪のゾンビワールド”
少女たちの願いは、たった一つ。
「私たち、生きたい。」
これは、少女達が起こす奇跡の物語サガ。


声優・キャラクター
宮野真守、本渡楓、田野アサミ、種田梨沙、河瀬茉希、衣川里佳、田中美海、吉野裕行、高戸靖広
ネタバレ

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

アイドル道とは、生きていく事に見つけたり。

2018年12月25日 記載

今回のレビューは少し専門的な話についての主張が目立つかと思います。
予めご了承下さい。
また、何も情報を入れず、タブラ・ラーサの状態でアニメを観たい方は、速やかにページを閉じて、レンタルショップなり動画サイトなりに駆け込む事をオススメします。
本レビューには、与えられるはずだった衝撃が少なからず薄れる危険性がございますので、どうかご注意下さい。




最近、自分が「死んでいる」と感じる事が多くなってきました。
夢が無い。
希望が無い。
愛が無い。
情熱が無い。
それらを手に入れても、意味が無い。
無い無い尽くしの世界で生きている私にとって、「死」と言う概念は意外にもすぐ近くで息衝いている代物です。
「死んだように生き続ける」と言う凶行は、昨今の社会問題の1つでございますが、それは等しく「生きる意味」と言うのを喪っているのが根底にあると思うのです。
夢、希望、愛、情熱、それは様々
だから、私のような輩は死なないように自給自足する他ありません。
「生きる意味」の自給自足
お気に入りの作者の新刊とか、楽しみにしているアニメとか、心待ちにしているゲームとか、早く観たい映画とか。
物語(サーガ)に対する「期待」と言う代用品で、何とか生き長らえている「死に体の私」
これはもう、ある種のゾンビと言えるんじゃないかと感じる今日この頃
そんな中で私は、1つのアニメと出会います。


『ゾンビランドサガ』


この度本作は、2018年秋アニメにおいて、私の中で2回目の精神革命を起こしました(1回目は『あんハピ♪』のレビュー参照)
本日はその衝撃を、つたない言葉でございますが、自分なりに噛み締めていきたいと思います。
今回も『あんハピ♪』と同様、2部構成でお送りする次第
第1部に私が本作の内容について考えた事を書き、第2部に私がこのアニメ自体に感じた事を書く所存です。
「よく分かんねえ変な奴の戯言なんていらねえ」という人は前半だけ。
「考察とかギャグアニメなのに馬鹿じゃねえ?」という人は後半だけでも充分でございます。
読んで下さるだけで、私としては大変ありがたいのですから。
長々とした駄文で恐縮ですが、心優しい方や暇な方、どうか温かい目でお付き合い下さい。




【あらすじ】
いつも通りの日々が、続くと思っていた。

いつも通りの生活が、送れると思っていた。

いつも通りの毎日が、過ごせると思っていた。

でも、そんなモノはマヤカシに過ぎない。
否応なく踏み込んだ世界で、少女達は安寧の崩壊を知る。
やがて訪れる恐るべき現実、逃れられぬ運命、響き渡る叫び

彼女等は確信した。
自分達は偽りの仮面をかぶり、闇の中を歩き続けるしかないのだと。

少女達の願いは、ただ一つ
「生きたい」
そこは、最高×最悪のゾンビワールド
これは、彼女達が起こす、奇跡の物語




{netabare}
【第1部】アイドルとは、死ぬ事と見つけたり
さて、と言う訳で本作、アイドルものです。
ゾンビにアイドルをかけて、佐賀をプラスしたオリジナルアニメです。
上記を知った時の反応はまあ人それぞれでしょうが、私個人の感想をお伝えしましょう。

「荒唐無稽ギャグが支配する超絶色物アニメ」と感じておりました。

巽幸太郎と言うキャラクターの濃さ
彼を取り巻くアイドル達の華やかな個性
冒頭数分でゾンビィになる所から始まるストーリー展開
アイドルと謳っておきながら、歌っているのはバリバリのデスメタル
上記の要素で思わない訳無いでしょう。
恐らく皆さん、似たような事を感じていたと思います。

しかし、そんな風潮に転換が起こり始めたのは、【第5話】までの佐賀紹介パートもといギャグパートが終わっての【第6話】から。
思えば、これまでの話で、少なからず思い入れが湧いていたんですよね。
フランシュシュと言う女の子ゾンビィ達が、ギャグシーンを踏まえながらも一歩ずつ成長している姿勢
1話1話で、アイドルと言う価値観に囚われないモノを歌い続け、佐賀のPRにも貢献し続けました。
上手くいかない事の方が大半でしたが、それ以上に、メンバー同士の繋がりと言うのが次第に芽生えていく、結果オーライな過程
自然、彼女達の動向を見守る、彼と同じ立ち位置に落ち着いていたのです。
そう、そんなアイドル達を取り持つ主人公、巽幸太郎と同じように。
そして、そんな同化現象は疑問による思い入れを深くする第二要素と成り得た次第
一体何者なのかが全く明かされず、ただ「謎の人」と言うカテゴリーで、しかしながらクレジットタイトルで1番上に陣取っている。
重要人物であると言う予感がヒシヒシ感じていた私は、彼の事が気になって気になってしょうがありませんでした。

そんなこれまでを踏まえた上で、生み出されたのが以後の話だったのです。
心が震え上がらない訳がありません。

そして現在、全ての話が終わった今
本作のシリアスを支えていた部分に、私はある1冊の名著が鍵になっていると思えるようになりました。
11話で話題に挙がったので、調べた方もいる事でしょう。
山本常朝『葉隠』です。
本作は、上記の作品が大きな根幹として物語の中で息衝いており、展開を支える要になっていると強く感じました。
したがって【第1部】では、『葉隠』が『ゾンビランドサガ』にどのような影響を与えていたかを考察し、そこから一歩先に進んだこの作品独自の考えと言うのを紹介していきたいと思います。
あくまで個人的解釈であると言う前置きを踏まえた上で、ではでは早速参りましょう。



(1)「時代の風がある、昔風や當世風のみではいかぬ、時代に順應せよ」(『葉隠』聞書第二の十八)

【第6話】だってセンチメンタル SAGA
【第7話】けれどゾンビメンタル SAGA(水野愛・紺野純子)
5話までのギャグパートが終わってからのこの2話
ここでは、愛と純子の見事な食い違いが大きな目玉となっておりました。
カンペキな内容をファンに見せる事を求められた「アイドル」
成長過程もまた、1つの個性として捉えられている『アイドル』
ステージの上からファンを魅了する、称えられた「アイドル」
身近さを売りとする事で生まれた、いつでも会える『アイドル』
同じアイドルでも、時代性や世間の風潮によって、如何様にも求められるモノには変化が生じます。
愛が純子に語っていた上記こそ、『葉隠』聞書第二の十八「時代の風がある、昔風や當世風のみではいかぬ、時代に順應せよ」の教えに他ならないのです。
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《原文》
時代の風と云ふものは、かへられぬ事也。
段々と落ちさがり候は、世の末になりたる所也。
一年の内、春計りにても夏計りにても同様にはなし。
一日も同然也。
されば、今の世を、百年も以前の良き風になしたくても成らざること也。
されば、その時代時代にて、よき様にするが肝要也。

《現代語訳》
時代の風潮と言うのは、変えられぬものだ。
次第に風潮が低俗になってゆくのは、世も末に感じられる。
一年の内、春が何度来ても、夏が何度来ても、同じ物は無い。
一日も同じことだ。
なので、世の中を百年前の良い風潮に戻すというのはできない相談である。
だから、その時代に応じて順応する事が肝要なのだ。
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自らが適合できない「時代性」と言うモノに、苦悩する純子
そんな彼女がどうやって再起を図る事が出来たか。
それは偏に、幸太郎の新しき教えがあったから。
求められるモノが変わっても、それを発信する「アイドル」は何も変化していないと言う事
アイドルが変わったのではなく、アイドルを見る「目」が変わっただけに過ぎないと言う事
そんな世間に迎合する事無く、自らの「キャラクター」として対抗しても良いんだと言う事
『葉隠』と全く真逆な教示を唱えたのが、巽幸太郎その人と言う訳です。

しかし、ここで面白いのが
①愛の語った考え(=『葉隠』聞書第二の十八)自体は作中で否定されていないと言う事
②愛自身も「時代の風潮」とやらに苦しむ被害者であったと言う事

現代社会で良くなったと思える事の1つに、「個性」が重要視されてきた風潮があると思うのです。
順応しても良いし、しなくても良い。
上記の思想を踏まえた上で生み出された幸太郎の教えは、決して『葉隠』の否定、水野愛の否定ではありません。
純粋な否定ではなく、齎された思想のアップデートです。
「個人が時代へ反逆する事」の困難さを教えた事
「他者の思想を受容する事」の大切さも伝えた事
簡単に全てを受け入れるキャラクターも入れた事(ゆうぎりやサキ)
これらは、本作が『葉隠』を下地として生み出されていても、順応する事を全否定はしていない証拠と言えるでしょう。
非常に上手く考えられているなと、偏に感じました。

そして結局、愛と純子の根幹は同じだと思います。
なぜなら、時の流れた年数の差こそありつつも、どちらも「取り残された被害者」だから。
純子は変化する「アイドル像」から。
愛は世間が吹聴した「伝説」から。
ゾンビィとして甦った結果、彼女等にはそれぞれ、取り残されてると言う事実のみが浮き彫りになったに過ぎません。
純子は幸太郎の教えによって薫陶を受けました。
しかし、愛は練習に励み続け、見定めなければいけなかった事に蓋をしました。
自分が陥った顛末を直視したくなかったから。
彼女の「余計な事」には、純子との対立だけでなく愛自身の忘れ難き後悔も含まれていたのだと思います。
余計な事を考えている場合じゃないと練習に没頭していたのは、自らも今のゾンビィアイドルと言う境遇に順応出来ていなかった証拠に他ならないのです。

しかし、そんな彼女を「順応しない」純子は支えました。
幸太郎の教示が齎した流れ
Aパート「現在のアイドル像」への反逆→Bパート「過去の伝説」への反逆に至る連鎖反応
サガロックフェスと言うのは思わぬアクシデントによって、その2つを同時に克服する事の出来た、記念すべきイベントと言えましょう。
素晴らしく上手く繋がった展開であり構成の妙と言える【第6話】と【第7話】でした。


【第11話】世界にひとつだけの SAGA(巽幸太郎)
山本常朝の『葉隠』が初めて明示されたシーン
「昔は良かったって言う大人、かっこ悪いですよ」
マスターが『葉隠』の一節を用いて生み出された会話に、上記の思想を簡略化した口文句で対抗する幸太郎
しかし、そんな自分も彼女等をゾンビィとして甦らせた以上、順応なんて出来ていない。
それを踏まえての「おめえが言うか」で、苦笑する彼
実はこれ、結構大人の味と言うか、会話の妙を感じさせるシーンです。



(2)「道は死ぬ事、毎朝毎夕常住死身になれ、家職を仕果す」(『葉隠』聞書第一の二)

【第9話】一度は尽きたこの命 なんの因果か蘇り 歌い踊るが宿命なら 親友への想いを胸に秘め 貫くまでよ己の SAGA(二階堂サキ)
武士道の回です。
二階堂サキと言う少女をフィーチャーしたこの話は、『葉隠』の思想を多く反映させていると常々感じます。
そもそもそれは、暴走族社会が武士社会に通じる所を多く秘めているからと言うのが大きいでしょう。
・厳しい上下関係
・死と隣り合わせの現実
・華々しく散る事を格好良さと感じる風潮
パッと思いついただけでも、これだけ挙がります。
そしてやはり、彼女自身もそんな「覚悟」を秘めて、人生を謳歌してきたからこそ、この話は最も武士道を色濃く感じるのだと思います。
「死」が身近に存在する世界で、自分の好きなように生きて、やりたい事をやってきた少女、二階堂サキ
そんな彼女が最期となってしまったきっかけの度胸試しが、『葉隠』聞書第一の二「道は死ぬ事、毎朝毎夕常住死身になれ、家職を仕果す」に丁度良く収まると言うのは、少しばかり皮肉を感じました。
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《原文》
武士道と云ふは、死ぬ事と見附けたり。
二つ二つの場にて、早く死ぬ方に片附くばかり也。
別に仔細なし。
胸据わって進む也。
圖に當たらぬは犬死などといふ事は、上方風の打上がりたる武道なるべし。
二つ二つの場にて圖に當たるやうにする事は及ばざる事也。
我人、生くる方が好き也。
多分好きの方に理が附くべし。
若し圖にはづれて生きたらば腰抜け也。
この境危うき也。
圖にはづれて死にたらば、犬死氣違也。
恥にあらず。
これが武道に丈夫也。
毎朝毎夕、改めては死に、改めては死に、常住死身なりて居る時は、武道に自由を得、一生落度無く、家職を仕果すべき也。

《現代語訳》
武士道とは、死ぬ事であると見いだした。
命を懸けた二者択一の場面において、早く死ぬ方を選択するだけだ。
特に詳細など無い。
胸を据えて進むのだ。
「目的を達成できなければ犬死である」等と言うのは、上方風の思い上がった武士道である。
命を懸けた二者択一の場面において、目的を達成できるかどうかなど及びもつかない。
人は生きる方を好む。
大方、好む方に頭が働く。
もし目的を達成できず生き長らえたならば腰抜けである。
この境目が難しい。
目的を達せずに死んだなら、それは犬死気違いだ。
恥ではない。
これが武士道において最も大切なことだ。
毎朝毎夕、心を正しては、死を思い死を決し、いつも死に身になっている時こそ、武士道とわが身は一つになり、一生失敗を犯すことなく職務を遂行することができるのだ。
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サキは、死ぬ方を選んだ。
命を懸けた二者択一の場面において、早く死ぬ方を選択しました。
そして、彼女は本当に死んでしまいました。
理由は描かれていないし、詳細も分かりません。
死ぬつもりで勝負に挑んだのかもしれないし、柵を乗り越えても生きてやるという強い信念があったのかもしれません。
ブレーキ音やブレーキ跡は観た所ありませんでしたが、夢やたまごっちがあったのに、あそこで死のうと思うのも早計過ぎる気がします。
彼女本人にしか、これは結局、分かりません。
しかし、はっきり言える内容も作中では見つけられます。
いつも彼女は「死」を意識して日々を生きていた事
サキはこの時点で、腰抜けでも恥でもないと言う事
九州制覇からの全国制覇と言う目的を達せずに死んだ「犬死気違い」であったとしても……
私は、彼女に立派な武士道精神を感じた次第です。


【第7話】けれどゾンビメンタル SAGA(二階堂サキ)
と、ここまできて思い出したのが、この回におけるサキのサガロックフェスでの口上
彼女、「死んだ気になって」って言っているんですよね。
こういう細かい所にも彼女の「常住死身」が表れているのだと、目から鱗でした。
ただの言い間違い且つ言い直しの言葉
しかし、その内容には確かに、これまで彼女が生きてきた武士道がある。
伝説の特攻隊長が背負ってきた「常住死身」を、私は確かに感じたのでした。


【全体】フランシュシュの「生き」様
そして、この「死ぬ事と見附けたり」は【第7話】から自然と全員に感染しています。
サキが特に顕著だった故、最初に取り上げてしまいましたが、『葉隠』の思想を端的に表した「聞書第一の二」に限って言うなら、この箴言はフランシュシュ全員に通じていると言っても過言ではないのです。
サガロックフェスやアルピノにおけるライブこそ、その証明
極限状況下でもライブを行い、立ち上がり、歌い続け、生きようともがくその姿
雷に打たれても、雪が降っても、ステージが破壊されても、倒壊しても、ライブをやめないその姿勢
それらこそ、彼女等の示した「生きたい」の具象化なんです。

フランシュシュのメンバーは全員ゾンビィ
既に死んでいるからこそ、あらゆる理不尽な状況を乗り越える強さを持っています。
常識的範疇では、作中のスタッフが如くライブを中止する事こそ正しい。
しかし、それでは彼女等の「生きたい」が伝わらない。
フランシュシュは「ゾンビィ」として、死んでいたい訳ではないのです。
フランシュシュは、「アイドル」として、生きていたいのです。

だから、彼女等はその「生」を数少ない舞台でぶつけます。
常識に捉われない、彼女達だけの「ライブ」(Live)をぶつけます。
死にかけの皆さんは、フランシュシュを観て、幸太郎の発言に耳をすませましょう。

「あいつらはゾンビィだが、生きようとしている」
「お前らは、いつまで腐ったままでいるつもりだ」


【全体】ゾンビィと言う存在について
この「常住死身」について、思う所がありましたので、ここに記載したいと思います。
本作はゾンビを大事な要素としている故、随所に本作特有のギャグが多く見受けられるのが特徴
特に純子の「もう死んでますけどね」と、たえの自分達がゾンビである事を示す行動が印象深かったように思います。
ここで思ったのが、これらのシーン
物語を賑やかすギャグの一面こそありますが、自分がもう死んでいる事を忘れるなよ!と言う効果も発揮していたのではないかと思うのです。
心を正しては、死を思い死を決し、いつも死に身になっている時こそ、武士道と我が身は一つになる。
「死んだ気で」何かに臨めば……
失敗を犯さずに、職務を遂行出来る。
自由な気持ちで、任務を大成出来る。
それが『葉隠』の伝えた「常住死身」でした。

しかし、彼女等はもう死んでいます。
「いつ死んでも悔いのないように覚悟を持って生きる」と言う使い方は、この場合出来ません。
その結果、生まれたのが「メメント・モリ」だったと言うのは、なんて面白い理屈でしょうか。
ゾンビィとは、言わば生死が曖昧な中途半端存在
「自分が生きている」と言う錯覚を上記の度に訂正する事で、彼女等は擬似的に「死んだ気で」望む事を成し遂げようとしていたのです。
敢えてギャグによって「死」を意識させる事で、自らがゾンビとして「生」きている事を実感させて、前へ進もうと努力し続けている。
ゾンビィでも「死」を実感する事は出来る。
そして、その原動力で前に進む事が出来る。
とんでもなき葉隠解釈を目の当たりにした瞬間でした。
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「葉隠」の言つてゐる死は、何も特別なものではない。
毎日死を心に当てることは、毎日生を心に当てることと、いはば同じだといふことを「葉隠」は主張してゐる。

三島由紀夫『葉隠入門』
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(3)「曲者は頼もしきもの、人の落目や難儀の時、頼もしするのが曲者」(『葉隠』聞書第一の一三二)

【全体】巽幸太郎
本作における「曲者」と言えば誰でしょう。
十中八九、口を揃えて、アイツの名前が浮かべば御の字
そう、我等が愛すぺき名おバカプロデューサー、伝説の巽幸太郎その人しか考えられません。
「手には負えない変わり者」
「ひと癖あって、したたかなヤツ」
「表面には表れない何かを持っていそうな、普通とは違った人物」
幸太郎以外には考えられない、実に酷い評価です。

しかし、これを山本常朝が知ったら、ブチ切れるに違いありません。
『葉隠』において、この「曲者」と言う言葉はまたまた別の意味を発しますから。
本著において「曲者」とは「頼もしきもの、人の落目や難儀の時、頼もしする」存在なのです。
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《原文》
神右衛門申し候は、
「曲者は頼もしきもの、頼もしきものは曲者也。年來ためし覺えあり。頼もしきといふは、首尾よき時は入らず、人の落目になり、難儀する時節、くぐり入りて頼もしするが頼もしなり。左様の人は必定曲者也」と。

《現代語訳》
神右衛門が言ったことには、
「剛の者は頼もしい者、頼もしい者は剛の者だ。今までに経験がある。頼もしいというのは首尾よく行っている時に入ってくるのではなく、人が落ち目になって、問題を抱えている時、くぐっても入ってきて世話をするのが頼もしいのだ。そのような人は決まって剛の者である」と。
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「曲者」
そいつは、人の調子が良い時には隠れて姿を見せない。
だが、一旦調子が悪くなって落ち目になって困っている時、他者を押し分けてでも現われて、力を尽して助けてくれる。
本当に頼りになる者の事
これは全く驚くべき事に、彼を述べているに他ならないのです。

自分の外面をおちゃらけとおふざけで彩りつつも、中身は真面目に仕事を行うその姿勢
仲間同士で解決する事を眼中に据えているので、助けを求められても素直には応じません。
しかし、本当にどうしようもない時には助け舟を出して、繋がりの架け橋を作ります。
アイドル達に細心の注意を払い、真に彼女達の事を考えて行動している彼に、好感を抱かない筈がないのです。

今まで彼を見てきたからこそ、はっきり言えるでしょう。
巽幸太郎には「曲者」のダブルミーニングが働いています。
「手には負えない変わり者」だけど「力を尽して助けてくれる」
「ひと癖あって、したたかなヤツ」でも「本当に頼りになる存在」
世間がどんなに否定しても、私は肯定し続けましょう。
曲者であり「曲者」だった彼
そんな幸太郎は本当に格好良いヤツで、アイドルものなのに1番気に入ったキャラクターが彼なのも、ある意味当然
こいつがいなかったら本作を観ていなかったと断言出来る程の男は、作中でもリアルでも実に曲者なのでした。



(4)「『水增されば船高し』むつかしき事に出會ふ程一段すゝむ心」(『葉隠』聞書第二の二四三)

【第12話】グッドモーニング アゲイン SAGA(源さくら)
彼女は「もっとらん」存在でした。
肝心な機会で失敗し、大事な場面でやらかして、重要な局面をふいにし続けてきました。
その結果、源さくらと言う人間は死に、源さくらと言うゾンビィだけが生き残った。
これは、彼女がこれまで辿ってきた苦難の証明なのです。
人間には戻れず、ゾンビィになってしまったのは、源さくらと言う少女がどうしようもなく持っていなかったから。
不幸と苦難の積み重ねが、彼女をこのような性(サガ)に導いたと言っても過言ではありません。
1人の少女が、あそこまでネガティブスパイラルに浸ってしまうのも無理は無い話と言えましょう。

しかし、さくらは大事な事を忘れています。
それは、苦難とは、対抗し続ける事で大きな結果を生み出すと言う事
苦しんだ事実は、決して無駄ではありません。
悲しんだ過去は、無かった事にはなりません。
最大の難事がふりかかったこのライブ
この時の為に、彼女はこれまであった苦難に耐える事が出来たのだと、私は思うのです。
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《原文》
「水增されば船高し」といふことあり。
器量者又は我が得方の事は、むつかしき事に出會ふほど、一段すゝむ心になる也。
迷惑がるとは、いかい違ひぞと也。

《現代語訳》
「水増せば船高し」ということわざがある。
つまり、難事にさいしてその人の能力は際立つというものである。
才徳のある人や自分の得意のことは、難しい事に出会う程、一層張り切るものである。
迷惑がるのとでは、たいへんな違いであるということだ。
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多くを失敗し、沢山やらかして、いっぱいふいにしてきました。
だったらそこは、彼女にとって肝心な機会ではなかったんです。
だったらそれは、彼女の中で大事な場面じゃあなかったんです。
だったらそいつは、彼女の重要な局面にはならなかったんです。
何故なら彼女は、本当に大切な所では自らの真価を発揮していたから。
【第1話】のデスメタルが齎したデスボイス
【第2話】のサキと交わしたブチ切れラップ
それらを踏まえた仲間全員の架け橋
本当に大切な所では、彼女は自らの真価を発揮していたんです。

「想いに応えろ、さくら」
「お前の真の力は、追い詰められた時にこそ、覚醒する」

この娘は「むつかしき事に出會ふほど、一段すゝむ心」を持っている人
彼女は「難事に出会っても、前へ進もうと歩める人」
逆境でこそ真の力を発揮出来るゾンビィに他ありません。
水位が上がれば、船は高くなる。
困難にぶつかる度、成長と言う名の水位は少しずつ上がっていきます。
さくらは、根底で少しずつ成長していたのです。
辛き浮世の冷たい風を体験した、強い人間になれていたのです。
例えネガティブスパイラルに押し潰されても……
例え自分自身を「持っとらん」と見ていても……
源さくらは、確かに「手に入れる」女の子なのです。


ここまで『葉隠』の言葉を用いて難しく語ってきましたが、本当に大切な事は1つだけ。
彼女達の陥った死は。
彼等が培った生き様は。
絶対決して、無駄じゃないと言う事
貴女の頑張りは、無駄じゃない。
貴方の生き方は、無駄じゃない。
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われわれは、一つの思想や理想のために死ねるという錯覚に、いつも陥りたがる。
しかし『葉隠』が示しているのは、もっと容赦ない死であり、花も実もないむだな犬死さえも、人間の死としての尊厳を持っているということを主張しているのである。
もし、われわれが生の尊厳をそれほど重んじるならば、どうして死の尊厳をも重んじないわけにいくであろうか。
いかなる死も、それを犬死と呼ぶことはできないのである。

三島由紀夫『葉隠入門』
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【第2部】生きるとは、アイドルに見つけたり
私の勤務地の近くには、アイドルがライブを行う吹き抜けスペースと言うのがあります。
そこではよくアイドルのライブが行われていて、私が勤務中の際にも、その歌声や歓声は建物内にまで大きく響き渡っておりました。
こっちにまで聞こえて来るファンの方々の声援
彼等に負けじと歌い続けるアイドル全員の歌声
特に何も思っていなかった歌に、彼女達の頑張りが感じられるようになりました。
特にどうも感じなかった応援に、ファンの熱き思いを抱くようになりました。
私にとって『ゾンビランドサガ』とは、そんな心境の変化を呼び起こさせてくれた作品です。
「アイドルと、そんな彼女等を応援するファン」
その見方の変移が、本作を観た結果、手に入れられた1番の功績だと言えましょう。


しかし、そんな私も正直言って、最初の頃は近辺のライブ同様、「何も思わず」「どうも感じず」でした。
ゾンビのサガと言う伝説を感じただけで視聴を開始した私も、1話放送後、特に感慨や興奮なんて湧かなかった次第
アイドルなんて興味ないので、アイドルアニメなんて欠片も観た事ない。
ゾンビ映画は結構観てきたけれど、ゾンビ自体が大好きって訳じゃない。
佐賀県なんて行った事無いから、そもそも好きになりようがない。
「ないない」尽くしだったあの時は、確かに否定的な感情の方が多かったように思います。

それでも観続けようと決意したのは、巽幸太郎と言う強烈過ぎるキャラクターを見逃す惜しさと、個人的に好きなデスメタルをぶちかました姿勢に期待したいと思ったから。
もしかするとこの頃から、私は本作に惹かれていたのかもしれません。
彼や彼女等を、細かい描写から理解していって。
頑張る過程や立ち直る姿勢を、間近で見続けて。
段々と、少しずつ「フランシュシュ」を取り巻く面子が好きになっていって。
何時しか、彼等の姿を見れなくなる事に、勿体無さしか感じなくなっていったんです。

それは、私が彼女達全員を好きになっていった証
だからこそ、要所要所でのシーンに胸が痛くなった事も多かった次第です。

飛行機事故なんて、墜落する前の恐怖や絶対に死ぬしかない絶望で、身も心も支配されるのは確実
そんな中で最期に思い浮かぶのが、叶えられなかった「夢」だったのかと思うと、私はとても悲しくなりました。
想像するだけで恐ろしくて切なくて悔しくて、堪らなくなる。
しかし、ゾンビィになって、その悲哀も癒されるのだと思うと、私は凄く幸福になれました。

夢を叶える矢先の落雷
死んだ事を「死んだ」と気付けない程の衝撃です。
然れど、ゾンビィになってからそれを1番悔しく感じたのが彼女なのではないでしょうか。
即死ってのは、死ぬ前の時間が与えられない代わりに、生き返ってからの痛念が強くなる。
しかし、ゾンビィになって、その後悔も癒されるのだと思うと、私は凄く幸福になれました。

誰かの為にとやってきた頑張りが、上手くいかないまま終わる程、悲しい事はありません。
最初は良好だった関係にも齟齬が生じて、分かり合えない日々に陥ってしまいます。
気がついた時にはもう遅い。
全ては取り返しがつかない状況になって、もう取り戻す事は出来ない。
しかし、ゾンビィになって、その喪失も癒されるのだと思うと、私は凄く幸福になれました。


「アイドル」と言うのは「生きていく価値」を全うする要です。
愛は、ゾンビィでアイドルが出来る事に、また新たなやる気を見出しました。
純子は変わらないファンの笑顔の為にも、昭和の生き方を自身は貫き通すと決めました。
サキはやりたいようにやってきて真にやれなかった事を、死んでから別の形で達成する事にしました。
リリィは、大切な人を笑顔にしていた生前を思い出して、誰かの為に歌い続ける事の大切さを改めました。
ゆうぎりもたえも、詳細は明かされませんでしたが、新しい生き方と言うのをゾンビィアイドルに求めて、生きる事を決められました。
そして、さくらも……
全うに上手く生きられなかった彼女も、ゾンビィになって、仲間達と1つの事へ取り組んで、遂には「生」を手に入れる事が出来たのです。

フランシュシュのメンバーは1回死んだ身でありながら、「ゾンビ」として、今も死に続けた状態で生きています。
観ていく内、自然と感じていました。
「私は、彼女達以上に生きていると言えるのだろうか?」
アイドルを全うする為、練習に精を出して努力しているフランシュシュ
自身の夢を真に叶える為、メンバーそれぞれが邁進するフランシュシュ
そう、これは、彼女達にとっての「ドリームアゲイン」なんですよ。
後もうちょっとって所で死んでしまって、何かを成し遂げる事が出来なかった少女の絞りカス、繋げ合わせた存在のゾンビィ達
そんな紛い物染みた彼女等が、必死で叶えられなかった「生」を手に入れる為、ゾンビィとして生き続けているのです。

死に損ないの私は断言します。
死んでいるけれど、彼女等は確かに生きていると。
喪ってしまった夢を、叶えられなかった生を……
この手で確かに取り戻す為に、フランシュシュのメンバーは「活動」しています。
日々を生き抜く為、死によって甦った彼女達
ゾンビィと言う、生きているのか死んでいるのか分からない中途半端だからこそ、生死の両方を肯定出来る筈
全てを受け入れたその先に、彼女達の今後はあるんですから。
「生死」を越えた「明日」
「一生」を越えた「未来」
彼女達の「明日」は、ここからが始まり
彼女達の「一生」は、これからが始まり
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《原文》
人間一生は、誠に俄に纔の事也。
好いた事をして暮すべき也。
夢の間の世の中に、好かぬ事計りして、苦を見て暮すは愚なること也。

《現代語訳》
人間の一生は、誠に僅かな間しかない。
好きな事をして暮すべきだ。
夢の間の世の中に、好きでは無い事ばかりをして、苦しんで暮す事は愚かな事だ。

『葉隠』聞書第二の二八七
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旅立つ少女に、言える言葉は1つしかない。

「行ってらっしゃい」

フランシュシュは、ここから始まる。
ゾンビィの伝説も、これから始まる。
「持っていなかった」少女の舞台は、更なる物語(サーガ)へ。
フランシュシュの伝説は、願い待ち望んでいた明日は、夢の向こうの情景は……
彼女等が生きている限り、続いていく。
それらを支えるのは1人の青年
立役者の想いに溢れた1つのサガは、こうして生まれた。


それは、彼等が生きていく限り、永遠に終わらないだろう。

{/netabare}




P.S.

【第1部】の『葉隠』診断
他にも幸太郎のさくらへの想いは「忍恋」(『葉隠』聞書第二の二〇四)ではないかとか、ゆうぎりやたえの正体が明かされていないのは「知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事」(『葉隠』聞書第一の二〇二)の教えではないかとか。
色々浮かびましたが、確定事項とは呼べない故、ここでは除外させて頂きました。
また、キャラクターの性格に沿った『葉隠』の検証では、リリィとゆうぎりだけがどうしても見つからなかった次第
これからも随時調べていきますので、もし見つかったら追記する可能性があります。
どうか悪しからず。



【第12話】のタイトルは「グッドモーニング アゲイン SAGA」でしたが、実はさくらの死んだ2008年に「Good Morning Again」と言う楽曲が誕生しています。
ハードロックバンド、Midnight to Twelveが出したアルバム曲

https://www.youtube.com/watch?v=zxGeoYnIadc

「グッドモーニング アゲイン」と付けた意味は【第12話】を観るとよく分かりますが、もしこの歌の存在を知っていて、歌詞の意味も知っていて、上記のタイトルにしたのだとしたら……
とても凄いなと思います。
興味のある方は、どうか和訳してみて下さい。



『ゾンビランドサガ』にCygamesさんが深く関わっている事を示すインタビュー記事
佐賀への熱い愛に溢れています。
リタへの愛も溢れています。
まあ、超絶可愛いからな、しょうがねえよな。

https://president.jp/articles/-/23992

https://www.famitsu.com/news/201810/08165516.html



アイドル×ゾンビ×佐賀で話題になった本作ですが、要素の一部である「ゾンビ」を題材とした映画って、意外と奇抜な設定や展開の作品が多い事で知られています。
「はいはい、ゾンビ映画ゾンビ映画」と揶揄や嘲笑で終わるのは昔の話
そんな訳で、ここではそんな衝撃作を、一言感想付記のスタイルで紹介したいと思います。

(1)『ゾンビランド』
『ゾンビランドサガ』の次に登場する機会が多い「ゾンビランド」映画(2つしかない)
道中ご一緒の仲間達と共に、引きこもりの青年がゾンビの支配された世界から逃げ続け、逃げ続け、逃げ続けるロードムービー
笑えて泣けて、ちょっぴり怖い、温かさ満点の映画です。

(2)
『ショーン・オブ・ザ・デッド』
異色のゾンビ映画で金字塔を挙げるなら、間違いなく話題に上がる本作
家電量販店の冴えない店員ショーンと、デブでニートの友人エドが織り成す破茶滅茶ゾンビ喜劇
兎に角デブニートのエドが良い、ニック・フロスト最高!
でも、デービッドは正直、可哀想だと思う。

(3)
『ウォーム・ボディーズ』
ゾンビ映画に綺麗なラブストーリー?
いやいや、ないでしょうと思っているそこの貴方、あるんです。
『ロミオとジュリエット』ゾンビver
興味のある方はご賞味あれ。
ゾンビにもイケメンっているんだなと実感した、切ない鑑賞後でした。

(4)
『ライフ・アフター・ベス』
綺麗なラブストーリーもあれば、当然汚いラブストーリーもある。
理想だけ追い求めていちゃ、人間生きていけないぜと感じる現実派の方は、こちらをどうぞ。
彼女がゾンビとなって甦ると、こんな障害が発生します。
彼は、腐れて行く彼女の愛を受け止め続けられるのか!?

(5)
『ゾンビ・ガール』
ホラー映画より怖いものと言ったら何か?
私は、それって「現実」だと思うのです。
どんなに恐ろしくて怖い映画でも、現実に比べたら敵いません、屁の河童です。
そして、本作はゾンビ映画の中でも結構「現実的」な映画
『ライフ・アフター・ベス』とは違った観点から、彼女がゾンビとなって甦ると、こんな障害が発生する事を伝えています。
現実派の方々、カムバック!
こんな事が起こったら恐ろしくてしょうがないので、お相手が死んだ際は、きちんとお弔いする事をオススメします。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 25
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

佐賀が舞台の新感覚ゾンビ系アニメ

佐賀×ゾンビ×アイドル。今までにない作品。
僕には佐賀に住む親戚がたくさんいて、時々行くので、佐賀が好きと言っても過言ではないので、この作品で佐賀が世に広まることは非常に嬉しかった。

それでも、ドライブイン鳥のCMは知らなかった。親戚もあんまり知らないみたいだから、意外とマイナーな店かも。そう考えるとアニメが良い宣伝になったな。

初回からびっくりさせられたよ。いつも通りのアイドルものかなとか思って見たのに。{netabare}さくらがいきなり、軽トラに撥ねられちゃうんだもの。{/netabare}
トラウマものだわ。

宮野真守演じる巽幸太郎のノリがうざさ全開だが、これまた強引なプロデューサー感があって良い。いや~ええ声。
謎にまみれた男。{netabare}さくらと幸太郎は学生時代に面識があったかのような描写があり、恋心あったのかも。だからゾンビにしたのかな。
謎の男マスターとの関係性とかも気になる。{/netabare}

メンバーは以下の通り。

アイドルへの憧れを持ち、一番最初に自我を持ち動いたさくら。

伝説の特攻隊長二階堂サキ。{netabare}先にブレーキを踏んだら負けのチキンレースでブレーキ踏まなきゃ負けないという必勝法??を編み出した。熱いのか馬鹿なのか分からん。強すぎるわ。
当時勝負していた麗子は家庭を持ち、安定した生活を送っていたように見えたが、その娘万梨阿もヤンキーまがいになってしまって、色々あっても熱い想いで解決に導くサキの優しさが分かる回は良かった。{/netabare}

メンバー紹介の中、唯一さくらが反応を示した、伝説の平成のアイドル水野愛{netabare}冒頭にてさくらが見ていたアイドルライブのDVD映像に映っていたのはゾンビになる前の愛やろな。アイアンフリルていうらしい。落雷で死んだみたいだが、それがちょっとした伏線?最後のほうのライブで落雷を受けてもライブし続けるわけで。{/netabare}

伝説の昭和のアイドル紺野純子。
{netabare}飛行機事故で死んだ。{/netabare}

伝説の花魁ゆうぎり。彼女も謎ばかりだったなあ。
2期に期待。

伝説の天才子役星川リリィ。{netabare}実は男の娘で本名は豪正雄とは見た目に合わない。お父さんも似ても似つかないくらいでかいし、怖い。しかも、死因がヒゲが生えたことによる精神的衝撃由来の心臓発作って馬鹿馬鹿しいな。彼の回は全てを持っていかれた感ある{/netabare}

一番気になる伝説の山田たえ。CV三石琴乃って。おいおいレジェンド声優さん仕事選んでえとつい言いたくなってしまった。意識あるのかないのか分からんで終わってしまったが、2期ではどうなるのやら。謎多いままで終わったしまった。

唐津駅でのゲリラライブ、ラップバトル、営業でアイドル活動をしていくぞ。きちんとアイドルものとしても良作であった。{netabare}アイドルは死ぬことと見つけたりって死んどるやないかーい。{/netabare}

最終回も伏線ありげな終わり方で2021年から始まる2期が楽しみ。ゆうぎり回とたえ回も見たい。そして、さらなる佐賀の特産品、景勝地その他を見せてくれ。


色んなところで佐賀の特産品をアピール。
アイキャッチは以下
古伊万里浪漫
実在する上に、販売会社であるおつまみギャラリー伊万里佐賀県に本社あり。創業は1902年のお店!

たまねぎと鍋島直正の像
鍋島直正は第10代佐賀藩主にして、佐賀の七賢人の一人。
江戸末期から明治にかけて活躍した佐賀出身の偉人の総称で、鍋島直正は、佐賀城下に医学館を建てたり、反射炉を建てたりしたんだとか。
佐賀は北海道に次ぐ全国第二位のタマネギ産地。春から秋に出荷する量なら全国一位というたまねぎ王国。白石町が有名。

ブラックモンブランとミルクック
佐賀もとい、九州では有名な竹下製菓株式会社の代表商品。
特にブラックモンブランは生誕48周年らしい。どう頑張っても床にこぼしてしまうクッキーがもどかしいが、これが美味しい。九州じゃなくても欲しい。

さがほのか
佐賀県出身のいちご。1991年に生まれ、2001年に品種登録されたらしい。

茶摘み
嬉野温泉のある嬉野市はお茶の街。日本での釜炒り茶発祥の地らしい。

バルーンフェスタ
佐賀市で毎年恒例のイベント。1978年から開催しているんだと。100機を超える熱気球が空を飛ぶイベント。海外から来ている人もいたような。

牧のうどん
福岡・佐賀を中心に営業している。麺は柔らかめ。やかんで出汁おかわりできるぞ。

唐津くんち
唐津神社で行われる唐津最大の行事。曳山という山車が街を巡る。参加者は50万人超えらしい!
重要無形民俗文化財にも指定された祭りで収穫感謝の意味合いがあるらしい。

さが美人
佐賀みかんの統一ブランド。佐賀の極早生みかんの生産は全国1位らしい!

さが錦
村岡屋というところで作られている佐賀の有名なお土産。

伊万里湾大花火

Cygames佐賀ビル

シシリアンライス
ご飯の上に甘辛ダレで炒めた肉とタマネギ、その上にレタスやトマト、キュウリをトッピング。仕上げにマヨネーズをたっぷり。

アスパラガス
出荷量は全国2位。

有田焼、唐津焼、伊万里焼
佐賀と言えばこれ。

魚ロッケorミンチ天
佐賀の中でも地域によって呼び名が変わるようだ。

波戸岬サザエのつぼ焼き売店
波戸岬は佐賀県唐津市鎮西町の東松浦半島最北端にある岬で玄界灘に面する玄海国定公園の一部。
安くでサザエを食べられるらしい。

からつバーガー
虹の松原。県道347号に面した敷地で営業。

鍋島
富久千代酒造有限会社製造。平成23年、ロンドンで開催された世界的な酒類コンテストIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)日本酒部門で最優秀賞に輝いたこともある有名な酒。

呼子のイカ刺し
佐賀名物と言えばイカ。東京のほうにも出荷しているの見たことがある。
幸太郎が常に所持し、ゾンビっ娘に食べさせるゲソ。成分的に犬の体調に良くないが、ゾンビ犬なら別。

唐津城
2017年に続日本100名城に選ばれた。


それ以外
長谷津ジャズオーケストラは実在しないものの、長谷津はゾンビランドサガに関わっているアニメスタジオMAPPAがユーリ!!!onICEにて登場させた舞台であり、佐賀県唐津市をモチーフにしているようだ。

久中製薬
どう考えても久光製薬。東京都千代田区に東京本社があるが、佐賀県鳥栖市にも本社を置いている。

嬉野温泉
フランシュシュは華翠苑を利用。概観、部屋も完全再現。
嬉野温泉シーボルトの湯は公衆浴場。
この大古場さんは、フランシュシュを見て何かに気付いたようです。

ドライブイン鳥
鳥焼き肉屋。サイドメニューやドリンクメニューも豊富らしい。フランシュシュが行ったのは伊万里店。CMはまんま使っている。
まさかの社長本人登場。声も姿もご本人。

ガタリンピック
佐賀県鹿島市で毎年行われる初夏のイベント。
有明海の干潟を利用した競技が行われ、ガタチャリのほか、大人も子供も楽しめる様々な競技があるそうだ。漏れなく泥まみれになれる仕様。どう頑張っても最後はダイブ笑。

鏡山
唐津市にある山で展望台から市内を一望できる絶景スポット。
ハンググライダー、桜、ツツジの名所でもある。松浦佐用姫伝説という伝承もあるそう。

鹿島おどり
冒頭で練習していた。1962年の大水害からの復興の願いを込めて始まったのだとか。

ふるさと会館アルピノ
イベントホールの他、物産展時販売場、唐津焼総合展示販売場も併設されている。

天山
標高1,046.2メートルの山で県立自然公園


OP
徒花ネクロマンシー フランシュシュ[源さくら(本渡楓)、二階堂サキ(田野アサミ)、水野愛(種田梨沙)、紺野純子(河瀬茉希)、ゆうぎり(衣川里佳)、星川リリィ(田中美海)]
歌詞の中にメンバーの死因が隠されているらしい。色んなものが余すところなく、紐づけられているな。

ED
光へ フランシュシュ[源さくら(本渡楓)、二階堂サキ(田野アサミ)、水野愛(種田梨沙)、紺野純子(河瀬茉希)、ゆうぎり(衣川里佳)、星川リリィ(田中美海)]
EDではしっかり佐賀の風景を再現しているようで、調べたところ、
佐賀市のマンホールにはムツゴロウが描かれ、RAG・Gさんというライブハウスの外観もしっかり再現され、広川鮮魚店や佐賀県唐津市新興町にある屋台村のやまちゃんらしい。
シーボルトの湯の近くにある湯宿広場。足湯ならぬ足蒸し湯。なんと無料!
コーヒーショップボガ実在店舗。閉鎖された寿通り商店街にあったため、現在は失われた。
知らんけど。
勿論、楽曲もコーラスで卒業ソング風なのが良い。


挿入歌
Temptation from the Hell
FANTASTIC LOVERS アイアンフリル[水野愛(種田梨沙)、薫(佐藤優希)、ノノ(望月麻衣)、仁奈(大出千夏)、みゆ(松井栞里)]
ようこそ佐賀へ デス娘(仮)
サガ・アーケードラップ サガ・アーケードラッパーズ[ラッパーA(木村昴)、ラッパーB(武内駿輔)、ラッパーC(宮城一貴)]
DEAD or RAP!!! グリーンフェイス
目覚めRETURNER フランシュシュ
ドライブイン鳥 Riz☆Rie
ドライブイン鳥(フランシュシュver.) フランシュシュ
アツクナレ フランシュシュ
ゼリーフィッシュ アイアンフリル[詩織(徳井青空)、ユイ(金子千紗)、真琴(日野向葵)、ひかり(真央)、じゅりあ(遠野まゆ)]
Peace & Love 男の子マンションズ
To My Dearest フランシュシュ
特攻DANCE フランシュシュ
鹿島一声浮立
ヨミガエレ フランシュシュ
FLAGをはためかせろ フランシュシュ


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
いつもの朝。いつもの音楽。いつもの自分。7人の少女たちの安寧は、突如崩壊する。死して蠢く、ゾンビによって……否応なく踏み込んだ世界、そこは“最高×最悪のゾンビワールド”少女たちの願いは、たった一つ。「私たち、生きたい。」これは、少女達が起こす奇跡の物語(サガ)。MAPPA×エイベックス・ピクチャーズ×Cygamesの3社が偶然にも手掛けた100%肉汁オリジナルアニメが誕生!

1. グッドモーニング SAGA
その生きる屍は、ある洋館でひっそりと目覚めた。それはただ、自分が誰かも、その場所がどこかも、何もわからぬまま、徘徊するのみ。やがて生きる屍は、恐るべき現実を目の当たりにし、自らの運命を告げられる。偽りの仮面をかぶり、闇の中を歩き続けるしかないのだと。そして、生きる屍に天からの光が差した時、人々は聞くだろう。狂乱の中に響き渡る叫びを。その、破滅の叫びを。-----《巽幸太郎》の日記より

2. I♡HIPHOP SAGA
ただのゾンビィだったメンバー全員が自我に目覚め、《さくら》も安心したようだ。ようやくここからアイドルグループとしての活動を始められる。まずは、あいつらにゾンビィバレをした時の恐怖を叩きこまなければ。グループ名も『デス娘(仮)』だと方向性が偏りそうなので、今変えてしまおう。思い付かないので、今度にしよう。あとは、アイドルグループにふさわしい初舞台の用意だ。何か良いイベントはないものか。-----《巽幸太郎》の日記より

3. DEAD OR LIVE SAGA
佐賀城でのイベントも想定通りに盛り上がった。《さくら》と《サキ》の爆発力もなかなかだったが、盛り上げに徹した《ゆうぎり》と《リリィ》もさすがに肝が据わっている。《たえ》はあれでいい。が、どうも全体的にアイドルっぽさが足りないので、強引にアイドルっぽい感じのやつをやらせるとしよう。経験者の《愛》と《純子》が引っ張れば、全く問題ないはずだ。ワンフォーゾンビィ! オールフォーゾンビィ!-----《巽幸太郎》の日記より

4. ウォーミング・デッド SAGA
グループ名は俺に何の断りもなく『フランシュシュ』になったらしい。リーダーもいつの間にか《サキ》に決まっていた。改めて俺がプロデューサーだと分からせた方がよさそうだ。とは言え、自主的に行動するようになったのは悪いことではない。ここはちょっぴりやる気を出したおしゃべりゾンビィ達に、がっつり稼いでもらうとしよう。というわけで、温泉へ営業に行かせます。メイクが取れてゾンビィバレでもしたら、一巻の終わりだな。-----《巽幸太郎》の日記より

5. 君の心にナイスバード SAGA
あいつらは俺の想像を簡単に超えてくる。製薬会社とのタイアップのチャンスを見事に潰してくれた。だが、そこはこのプロデューサー巽幸太郎、今回は誰もが知っている超有名企業のCM出演権を手に入れてきました。『フランシュシュ』は佐賀一帯にその名声を轟かせるだろう。泥にまみれた不死鳥は、大空へと羽ばたく。-----《巽幸太郎》の日記より

6. だってセンチメンタル SAGA
『フランシュシュ』にもファンがついてきた。これもひとえにプロデューサー巽幸太郎の手腕。ここらでひとつファンとの交流を持たせ、その心をガッチリ掴ませよう。普段はデジタルを駆使しても、アナログな繋がりの強さを忘れてはならない。実際にファンを目の前にすれば、ゾンビィどものなかよしチームワークも強まるはず。完璧。シャワーを浴びる。-----《巽幸太郎》の日記より

7. けれどゾンビメンタル SAGA
野外音楽イベント【サガロック】への出演が決まった。だが相変わらず《純子》のやつがうじうじナメクジみたいになっている。サングラスが曇るの、あいつのせいじゃないだろうな。メンバーたちは不安そうだわ、《愛》にかかるプレッシャーは強くなるわ……【サガロック】当日の天気予報は雷雨か。文字通り雲行きが怪しくなってきた。とりあえず、潤いが欲しいので今日は寝る。-----《巽幸太郎》の日記より

8. GOGO ネバーランド SAGA
臭い蓋を開けてみれば、【サガロック】でのステージは成功に終わった。止まない雨はない。蘇らないゾンビィもいない。『フランシュシュ』の名もだんだんと知られてきた。ただし、有名になれば、当然ヘンな輩に目を付けられる可能性も大きくなる。まさかあの男がきっかけで、やーらしかゾンビィたちが重大な事実を知ることになるとは。ゾンビィたちよ、何があろうと、明日に歌え!-----《巽幸太郎》の日記より

9. 一度は尽きたこの命 なんの因果か蘇り 歌い踊るが宿命(さだめ)なら 親友(とも)への想いを胸に秘め 貫くまでよ己の SAGA
突然ですが、少子高齢化社会です。これからはサガのご老人たちにも『フランシュシュ』のファンになってもらわなければならない。おじいちゃん、おばあちゃんが会いに来るアイドル。素晴らしいと思いませんか。イベントでの挨拶も、わかりやすくするか……「『フランシュシュ』はいつでもアクセル全開! 老若男女に向けたアイドル活動を行ってまいります!」いや、もっと端的に、「ゾンビィのとこ、こないか?」-----《巽幸太郎》の日記より

10. NO ZOMBIE NO IDOL SAGA
ご老人たちだけでなく、やんちゃなファンも増えたようだ。優秀なプロデューサーのおかげで、ゾンビィ達も死んでいるにしてはスクスクと成長している。そんなぎゅーらしかゾンビィ達に、新たなステップを踏ませてやることにした。これは、あいつらが必ず登らなければならない大きな山だ。そしてその頂へ向かうためにすべきことは、一つしかない。-----《巽幸太郎》の日記より

11. 世界にひとつだけの SAGA
やりおった。《さくら》が事故りおった。どうやら生前の記憶が戻っているらしい。あいつ、元の性格がめちゃくちゃだ。(※中略)他のじっぱかゾンビィ達は《さくら》を元に戻そうとしているようだが……(※中略)とりあえず、明日が欲しいので今日は寝る。追記:寝付けない。コーヒーを飲み過ぎたか。-----《巽幸太郎》の日記より

12. グッドモーニング アゲイン SAGA
《さくら》の記憶が戻らない。まったく「持っとらん」「持っとらん」とうらめしかやつだ。だが、ここで諦める巽幸太郎ではない。自分を信じろ。俺は必ずアルピノのステージに『フランシュシュ』を立たせる。そこからがプロジェクトの本当の始まり。『ゾンビィランドサガ・プロジェクト』の始まりなのだ。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 13
ネタバレ

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

初見の視聴開始時は、正直誰1人これぽーちもカワイイなんて思えませんでしたw。(何回かの再視聴を終えて)。

>2話まで視聴して
1話まで視聴した時点では、「何かイロモノ作品だな~」って感じで
音楽も○○メタル?・・で安直だな~くらいに思ってました。
この時点では「1話切りかな~?」くらいの手応えでした。

・・ただ、今期の作品は数が多い割にあまり興味をひくものがなかったのと
宮野さんがとても楽しそう♪に演技されてたのでそれ目当てに2話視聴してみたところ
正直、衝撃でした!!(笑撃?)。

まずは、音楽!。
かなり攻めてきてるんじゃないでしょうかww。
アイデアとしては出ることもあるかもだけど
ここまでちゃんとカタチにしてることに驚愕しました^^(褒め言葉)。
まだまだ多様性出してくるかもで、次回が予測できません!(←期待)。

あと、1話だけのちょい役かと思ってた吉野さんが、2話も出てきて大歓喜しました!。
もしかして今後もレギュラー出演ですか?(切望)。

まさかの継続視聴確定ですw。


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>3話まで視聴して
ああ、毎週宮野さんに癒される幸せ♪。
←どうしてもこっちが視聴理由の本命になってしまいます。

どの高さなのかよくわからない絶妙のテンション上下移動とキレw。
心地良い”いい加減っぽさ”^^。
気を抜いてたら飛んでくる言葉のカウンターパンチ!。
かと思えば、ゾンビネタを生かしたグッとくるセリフなんかも♪。

次から次から予想外のもの(セリフ)が飛んでくるので
「どうやってメンバーを○○○化させたか」なんて
もうどうでもよく思わせてしまう○○押し力w(褒め言葉)。


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>8話まで視聴して
ああ、久々にアニメで泣かされました・・(TдT) 。
・・それも何シーンも。。。

ああ、これは間違いなく神アニメ。伝説となる作品。今期覇権どころではありません。
BD購入、ほぼ確定してしまいました^^。

アイドルサイドとゾンビサイドという
今まで見たことも聞いたこともない二重生活?2面性?の演出、素晴らしいデス。

7話まで視聴し終えた時点の自分は絶対好きになることはないだろうと思っていたあのキャラ。
まさかの逆転弾w。

要所で作画をワザと崩してるのも上手いな~って思った。
キレイなだけの作画じゃ絶対出せないもの(キャラの感情や性格みたいなものまで)が
見事に表現されているように思います!。→絵に味が出てきてますよね♪。

★の評価、文句なしにMAXまで上昇です!


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>9話まで視聴して
2話連続での、さらなる神回!!!。
また涙腺刺激されまくってしまいました・・(TдT) 。

今回のメインキャラも、1話からこれまでの印象としては
「好きになることはないキャラだろうなあ」だったのですが
はい、逆転満塁弾ww。

某まとめサイト様の記事で
1話の某シーンが映画「下○物語」のパロ疑い?・・みたいな記事があったのですが
参考にはしてると思うけど、自分はオマージュの範囲内だと感じました。

・・そうそう、今回のメインキャラを1話で初見で観た時からずっとみる度
「下○物語」での土屋ア○ナさんを思い出してしまってたのですが
ああ、たしかにそういえばそうですね。明らかに意識して作ってるだろうし
1話のアレもそうっちゃあそうですよね^^。
・・でも「下○物語」大好きなので、こういうオマージュであれば大歓迎です!!。
ある意味、いろんな意味でさらにさらにさらにさらに越えてきているし♪。
ある意味、「Angel Beats」からもヒント得てそうですよね^^。
ゾンビだからできるいろんな逆転の発想がスゴすぎます!!。

主要キャラにゆかりのある周りの人の使い方も上手いですよね~。
意外性からココロ動かされて涙腺やられちゃいますわ・・><。

宮野さんのいつもに数段増して破壊力ある一言英語?www
~からの、ラストの「○○團」?!・・で、最っ高の〆と感動でした!!!。

ブラボー、スタンディングオベーションです^^。


・・ただ、これまでもそうでしたが
放送中の作品がお気に入り作品になってしまった場合、はい。既にロスがこわい・・。
どういうENDになるかによっても、どういうロスになってしまうかがこわい・・。
成仏ENDかなあ・・でも、わざわざアイドル活動させてるので今後も継続前提??
宮野さんと犬の正体は何なのだろう・・??。・・・天使ちゃん??。


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>某まとめサイト様で9話が不評と知って
わー、すごく意外です。自分の評価は非常に高いです!。
(某フレ2期の脚本さん?・・ってのはとりあえず考慮からはずしますw)

おそらく視聴者の年齢や生きてきた環境、観てきた過去の作品群?
とかによっても感じ方は大きくかわってしまうんだろうなっていういい例だと思います。
高評価してる自分でさえ、過去に見たチキンレースネタが描かれた作品って
何だったっけ?って、全く思い出せなくなってるレベルですし・・。

以下、ネタバレ考察です。

{netabare}
>チキンレースで決着が酷い
サキの死因だったのですね。生前のサキがいかにある意味、いい意味でも悪い意味でも
まっすぐすぎる性格だったのかが、うかがい知れます。現代ではバカらしいと感じて
しまうであろうヤンキーネタやチキンレースも、サキが生きていた当時の人生経験と
周りの環境では、そういう選択になってしまう性分だったのでしょうね。

サキは自身がチキンレースで死んでしまったことを本当に後悔しているのでしょうし
実際悲しんでいるかつての親友、そしてまた同じ結末に巻き込まれかけているその娘さん
を目の当たりにして、それはとめずにはいられなくなってしまいますよね。

チキンレースという選択はあくまでドラミちゃんの現リーダーが先走って開始してしまった
のですから、その方法でしかもう終わらせることはできない。
となると中途半端にチキンレースをするのではなく、圧倒的にぶっちぎって
ドラミちゃんの現リーダーも死なせずに途中であきらめさせる。

実際にバイクを大破させることで、その他大勢にもチキンレースの本当の怖さと空しさを
知らしめる。ついでに親友が抱え続けていた心のモヤモヤも吹き飛ばす!。
チキンレースの後に本人も「こんなの伝説でもなんでもない」って言ってたし
何より最後のステージ後の笑顔!・・で全て描かれているじゃない^^。
(無関係だけど漫画「DADA!」の主人公の笑顔思い出した^^)

(あと最後のステージって、あの現場でももちろん歌って踊ったんだと思うけど
 その後、仕切り直しで行われた公式のライブテージとダブらせて描かれて
 いたようにも思う(そっちがちゃんとした衣装バージョンかと))
 (いつものレギュラー観客(メタルファン)もいたし)

>他のメンバーとの協力が描かれなかった
え?、サキがケリをつけるまでちゃんと巽の車の中で信じて待って(巽が連れてきた?)
最後にはアイドル活動を見せつけたじゃないですか!。信じて待つのも友情^^。
画面で描かれてなくても、そういう想像が楽しいのに。

>親友がサキに気付かないのはおかしい
まず死んで20年?経ってるのに20年前の姿そのままで現れるとは考えにくいし
そもそも人間の記憶って、20年経ったらかなりアテにならない・・。
それにいったん「サキ」って声が出てしまったけど本人に完全否定(←ここグッときた)
されてしまったらもう疑う余地はないでしょうね。

>親友の娘がグレた理由が謎
片親で(最初は父親もいた)育ててくれた母親が大好きだったんだと思う。
ドラミの初代総長だったというのも娘さんの中でのヒーロー像だったんだと思う。
それがなぜか(サキの死が原因とハッキリは知らなかったんだと思う)
世間に対していつもペコペコするようになってしまったように感じて
変わってしまった母のかわりにドラミ(憧れていた母の象徴)を守ろうとしたんじゃないのかな?。
{/netabare}

ああ、賛否両論とはいえ、なんかいろいろ考察される作品って
視聴者に愛されてる作品だと思います!。

(あ、前回書き忘れたどうでもいい余談感想ですが
 9話ってクレヨンしんちゃん出てきても違和感ない作画・世界観だったようにも思うw。)


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>12話まで視聴して
文句なしの神アニメでした!!。
提供CMでのセリフ「最高のコンテンツを作る会社cygames」に偽りナシです^^。

焦らし方がほんと上手い作品だと思いました。
10話11話がしっかり活かされた形での12話での〆が最高でした!!!!!。

やっぱ宮野さんが最高の瞬間を持っていきましたね♪。
さりげなくサラッと描くあたりの匙加減が絶妙でたまりません。。

このコンテンツはほんとにまだまだ始まったばかりのSAGAですね!。
想像させてもらえる要素が山積みで、それがどれも気になってしまうところがニクいですw。
間違いなく”続編を作るべき作品”だと断言できます。

本渡さん、すばらしい作品に巡り合えてよかったですね^^。

ちょうど昨日、予約していたBD1巻が届いたので特典CDをipodに入れて聴いてみたのですが
劇中で聴くよりもさらに愛着がわいてしまいました。
というのもcygamesイベント?でのリアルライブ映像を見たことによって
"各キャラ"と"中の人"が自分の中で上手く一致したため
それぞれの声優さんの歌声の個性や味が、より一層楽しめるようになってきました!。

本編1話2話見返しましたが、今まで見えてなかった見え方・発見ができて楽しいです♪。
特典映像まだ見てませんがこちらも楽しみです。。

※余談
先日こみっくがーるずBDも見返したのですが
道路のカーブミラーの映像が映った瞬間、さくらちゃんが出てきそうな錯覚に陥りましたww。


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>BD1巻を視聴して
本編3話4話見返しましたが、周回を重ねるごとに深みが増しますね!!。
←各キャラそれぞれが自分の中で立ってきます^^。
・・巽さんの見え方もかわってくる♪(もちろんさらにいい方に)。

1点だけ惜しいなと思ったのは作品通しての3Dモデリングでのライブ映像ですね。
チームダンスを映像化するのに3Dモデリングの方がトータルでやりやすいのかな?。
そこはもちろん理解できるつもりですが
表情が終始「へのへのもへじ」みたいに見えてしまって・・w。
多少手間はかかってしまいますが、3Dモデリングでライブ映像のベースをつくって
最終的にはデジタル手書きの線画?で仕上げてもらえたら最高だったと思います!。
(←要所のカットはちゃんとそうでしたよね)

特典のイベント映像見ました~♪。
収録時間がすごく短かったのがかなり残念でしたが、でも非常に満足でした。
普段、他県の県民のことを羨ましいと思うことはほとんどないのですが
今回だけは佐賀県民うらやましすぎです!!(嫉妬)。

できたらいいな・・みたいな企画に
「フランシュシュメンバーと宮野さんで行く佐賀の聖地巡礼ロケ」って言ってましたが
大賛成です!!!!!!!!!。めっちゃくちゃ観たいです!!!。ぜひ実現してくださいね♪。


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>BD1巻を視聴して+α
そうそう、9話観終えた時点で心配していた最終回後のゾンサガロス・・

なんと、そのゾンサガロスがない!?・・ことに自分自身でも驚いています!!!。
普通、ロスがない場合って、どうでもよかった作品?の場合が多いのですが
本作に限っては、真逆です!!!!!!。

まだまだこんなところで終わるハズがない・・
まだまだコンテンツは続くハズ・・
・・と、何の根拠もないのに確信できてしまうww。

それほど、まだまだ本作には作り手の、そしてキャストさんの
そしてもちろん視聴者も含めてそれぞれの熱量が、まだまだ溢れてしまってるんですからw。


BD1巻の4話再視聴だけではもちろん満たされないので
そのまま5話、6話とTVの録画を追っていってるんですが
終盤までの導線(伏線ではなく)になっていて1周目で気付けなかったこと
がどんどん見えてきてたまりませんw(褒め言葉)。

たとえば、さくらちゃんの○○がない時の行動って
さくらちゃん自身の本質部分が描かれているわけですよね~。

バード回の○○撮影時に
何テイク目かであっさり収録終えれた?って時
どうやって上手くいったんだろう?って結構な違和感があったけど
ちゃんと最終回で回収されてて、すごく意外なカウンターパンチで心地よかったです^^
他の話数の時でも、さくらちゃんが○○に○○を○える場面が描かれていて
TV放送時にはどうってことなかったシーンが
最終話までいったん観終えてから再視聴すると
その場面での感じ方が、自分でもびっくりするくらい変化していて
さらにさらに満たされてしまいました^^。

BD2巻、早く発売してくださいw(特典映像とCD待ち)。


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>何回かの再視聴を終えて
初見の視聴開始時は本作の各キャラの絵柄(アイドルサイド含めて)を観ても
正直誰1人これぽーちもカワイイなんて思えませんでしたw。
(・・正直誰1人好きになることはないだろうと思ってました)

・・それが今、各キャラへの思い入れがこんなに生まれてしまっているなんて!!!。

これはやはり、ストーリーで魅せられた(作った人全員のおかげ)のと
中の人(声優さん)の頑張りで魅せられた両方の証明だと思うんです!!!!!。

本作の制作に携わられたすべてのスタッフの方々、すべてのキャストの方々、
本当に本当にありがとうございました~♪。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 54

81.8 23 つっこみでコメディなアニメランキング23位
アホガール(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (998)
4583人が棚に入れました
幼なじみのあっくんが大好きで主食はバナナ、とにもかくにもアホすぎる女子高生・花畑よしこ。なんだかんだと面倒見がいい、と思いきやそうでもない、よしこの幼なじみ・阿久津明(あくつ・あくる=あっくん)。 そして、よしこに振り回される地味ガール・隅野さやか、あっくんを巡る恋のライバル(?)の風紀委員長など、個性豊かなキャラクターが繰り広げる残念な日々を描く。

声優・キャラクター
悠木碧、杉田智和、原田彩楓、上坂すみれ、日笠陽子、浪川大輔、八代拓、千本木彩花、佐藤利奈、M・A・O、前田玲奈、井口裕香
ネタバレ

▒▒▒ ⇒ムフ♪ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

「アホ」にはいろいろ詰まってますd(ゝω・´○)

久しぶりに見たら、やっぱり♪

犬( *¯ 罒¯*)いー( *¯ □¯*)わー
犬( *¯ 罒¯*)いー( *¯ □¯*)わー
犬( *¯ 罒¯*)いー( *¯ □¯*)わー

喘息持ちだから、毛のある動物はアニメでも敬遠したいけど、この「犬」だけわ…

( *¯ 罒¯*)いー( *¯ □¯*)わー


それにひきかえ、幼少期の「よしこ」が…

ウザ━━━(´∀`;)━━━!!!!

前に見た時は、そこまで思わんかったのに…これは体調悪い時は、頭に響きそうだから見れないやww

見直して分かったのが、「よしこ」だけが超アホで、「犬」以外はアホばかりだったww

あぁーーーー♪

「よしこ」みたいな丈夫なアホを…

殴りてぇ( っ・∀・)≡⊃ ゚∀゚)・∵.


【「アホ」と「バカ」について…】
{netabare}
「アホ」っていう表現は「バカ」ほどバカにしてないと思う。

関西(特に大阪)では、「アホ」という表現の中に

・凄い!
・尊敬♪
・可愛い♪

とか、含まれてる事が多々あります。

このアニメでいうと…

「よしこ」は勉強ができないだけで、他のスキルは超人なみですww
他のアホキャラもそんな感じがしますしね♪


関西にいる私には「バカ」という表現は「小馬鹿にしてる」感じがしてしまいます。
見下してる感じさえあります。

これは「バカ」を多様してる地域の人に聞いてみないと、どういう気持ちではっしてるか、わかりかねませんが。


私は相手に愛情がある時は…

「アホやなぁ♪」

相手をけなしたり見下すときに…

「アホちゃうか。」

と、表現は変えてます。

「バカ」にも話し方が違うだけで、意味合いが変わってくるのもあるかもしれません。

例えば…

「もう♪バカなんだから♪」のバカはたまりまへん(*´д`*)ハァハァ


【「あっくん」の「よしこ」に対する行動は「暴力」か「ツッコミ」か?】

私は過激な「ツッコミ」だと思ってますww

幼少期から「よしこ」に振り回させれてる「あっくん」は気の毒でしかありません。

幼少期から頭の賢い「あっくん」は「よしこ」に言葉で説得できないのを理解し、それでもまとわりつく「よしこ」を避けるために「暴力」という手段を選んだと思います。

最初は「あっくん」も「暴力」で「よしこ」を制圧しようと思ってたと思いますが「よしこ」は…

・とてつもなく丈夫
・あっくんの「暴力」を愛情表現として受け取ってしまう
・とにかく「あっくん」が大好き♪

こういう二人の関係ですから、「暴力」から「ツッコミ」になったと思います♪


第三者的に過激な「ツッコミ」や表現、喧嘩を見ると、「暴力」とか仲が悪いのかと判断しがちですが、二人の関係は当人しかわからないので、その二人が良かったら私は何でもOKだと思ってます♪

「よしこ」と「あっくん」の関係のように♪


昔…

ダウンタウンの「浜ちゃん」のツッコミが「暴力」としてとらえられ、物議がありました。

私はボケたらつっこんで欲しいのでアリですが、頭を殴る行為は、今の世間では受け付けられません。

私の周りでも頭を殴る「ツッコミ」は、かなり前から見なくなりました。
相手の胸に「なんでやねん!」とつっ込むぐらいですね♪

今は「カミナリ」がかなり激しい「ツッコミ」をしてますが、受け入れられてるのかしら?
{/netabare}

【「殴る」怒り方について…】
{netabare}
世間一般では「殴る事」では何も解決しないと言われてます。

私は「怒り方」しだいだと思います。


「怒り方」で相手に1番悪影響を及ぼすのが…

長々とネチネチと怒る事です!

かなり脳に悪影響があり、パワハラ、モラハラなんかは、その典型的ですね。

「殴る事がダメ」という人の中に、長々ネチネチと説教をする人がみられますが、それは「説教」というより相手を「服従」させたい願望の方が強い気がします。

私もこれをしがちなので、気をつけねばと思ってますがorz


私は…

相手が過ちを犯した時に「殴る」行為で一瞬に「怒る」という行為を終わらせる事が出来れば、頭以外を「殴る」行為もアリだと思います。

これも二人の関係が、それで納得がいかないといけません。

今では「親子」か、信頼関係が成り立ってる「師弟関係」しか成り立たないかもしれません…

いやぁー。これも難しい⤵︎ ︎


例えば…

今世間を騒がしてる日大アメフト部問題。
{netabare}
信頼関係が出来ず、服従のための体罰や言葉、態度の「暴力」になった結果だと思います。

内田前監督の記者会見を見てると、他人事のように話してます。
世間では嘘ばかりついてると言われてますが、本人は「何が悪いんだ?」という気持がいっぱいで、罪悪感もなく自分がやってきた事は間違ってないと思ってるのでしょうね。

ネチネチと体罰や言葉の「暴力」をふるう人のほとんどが、内田前監督のように、「相手が悪い」「相手の為だ」と勘違いしています。

これって氷山の一角なんですよね…
クラス、クラブ、会社…家庭でも起こってます。

同じ事をやってる人が日大問題を見ても、反省できないと思います。

罪悪感がありませんからね…


あの勇気を持って発言した該当選手のように、公で発言して実態を公開しないと被害者が加害者になって、悪循環を産んでいくと思います。


でも、これってかなり難しいorz

そういう環境にいたら逃げる方が早いかもしれません。

こういった環境の大きな特徴に「陰口が多い」現象があらわれます。

それは、信頼関係が出来てない環境では、これからどうやったら良くなるかという考えより、誰かを見下したり、足を引っ張り合う事ばかり話題にあがってしまうからです。


私が懸念してしまうのは…

日大の問題で「体罰の暴力」ばかり目立ってますが、「体罰」は分かりやすいから発見しやすいです。

ところが…

「言葉の暴力」「態度の暴力」は目立たないし、やってる本人に自覚がありません。いわゆる「パワハラ」です。

日大問題のおかげで「体罰」が多い環境で「体罰」をやっている人は少しは「体罰」を減らす事でしょう。
日体大のように自分の体裁のためにねww

でも…

見えにくい「言葉や態度の暴力」が増えるような気がしてなりません。

イジメ問題がいくら取り上げられても、無くならいし気づきにくくなってるようにorz


さらに懸念してしまうのは…

日大問題を見て「信頼関係」を築けてるか?と思ってしまう人です。

「信頼関係」を気にしすぎると「人間関係」がおかしくなる可能性があります。

トップが「信頼関係」出来ているか?と考える組織は、以外にできてる場合が多いと思うんですけどね♪

とにかく…

反省もなにも出来ない、「罪悪感」のない輩にも少しは意識させるためにも、日大問題は世間に注目し続けて欲しいと願うばかりです...( = =) トオイメ
{/netabare}

【日大アメフト部は『スタンフォード監獄実験』状態になってたかも?!】
{netabare}
スタンフォード監獄実験とは
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/スタンフォード監獄実験
を参考にしてもらったら分かるように、囚人役は看守役に屈服し、看守役は囚人役をどんどん虐げていってしまう。

誰にでも起こりうる現象です!

日大アメフト部しかり、ブラック企業、クラスや部活のイジメも同じような事が起こってると思います。

日大アメフト部のコーチは内田前監督に職を紹介してもらったりしてる人が多く、歯向かえば職を失う、故に家庭を人質にとられてる状態だったみたいです。

こうなってくると、自分の意志とは関係なく部員を虐げてしまう人も多かったと思います。

該当選手を初め虐げられてきた生徒は、前監督やコーチに服従するのが当たり前のような状態になってたと思います。

一番の原因は内田前監督だと思いますが、こうなった環境では誰もがどうしようもなくなってしまいます。

会社なら転職、学校なら転校と環境を変えるしかありませんが、精神的に行き着くところまで追い込まれないと、なかなか難しいと思います。

なんかいい方法はないのか…

該当選手のように公表するしかないかもしれない…

そういう環境だと気づいたら逃げるのが…できるなら誰かを引きつれて逃げるのが今の所一番いいかもしれません。

いっそのこと…

「よしこ」みたいなキャラの人が上にたてば、こういう事は起こりにくいかもしれませんww

いがいに上司が、好かれる「いいアホ」なら、周りがカバーして、いい環境になりやすいですからね( ´∀`)ハハハ
{/netabare}
{/netabare}

【よしこが殴られて可愛そうと思う優しい人は…】
{netabare}
男だけの兄弟なのかもしれません。
(一人っ子で母親が大好きな人もそうかも)

男兄弟の人は全般的に女性に優しい人が多い傾向がみられます。

ところが!

女だけの兄弟しかいない人は男性に対して…

・キモイ
・クサイ
・下品
・体毛が嫌

とか、散々たる印象を男性にもってしまう傾向があるみたいですorz

男兄弟の人は女性に優しいのに…姉妹ときたら…
男って可愛そうな生き物だ( இ﹏இ )


私のように歳が近い姉を持ってると、小さい頃から争いが日常茶飯事でしたから、「女性」に対して冷めた目でみる傾向があります。

なので、「よしこ」が殴られても、あれだけムカつく行動をしたら、しょうがないと思ちゃいます。

他のキャラなら「よしこの母」「風紀委員長」も殴られても、しょうがない感じに思えちゃいますww

これはあくまで確率論なので、誰もがそうではありませんが、今までの環境で「女性」に対する想いが変わってくるのは、面白い現象だと思います♪

※オマケ※
アニコレで少ないであろう女性ユーザーへ。

男性から優しくされたい人は、男だけの兄弟
男性から理解されたい人は、姉妹がいる兄弟

を、パートナーに選ぶと気楽に付き合える可能性が高いです♪


これは男女ともにいえることですが、
パートナーの価値観が違う事に苦労された方は…

第1子は第1子
間っ子は間っ子
末っ子は末っ子
一人っ子は一人っ子

のように、生まれた順番が同じ相手だと、環境が似かよって、価値観が近くなります。

この関係性の面白いところが、相手の年齢は上でも下でも関係ないところです。

参考程度にねd(ゝω・´○)
{/netabare}

【このアニメは…】
{netabare}
上記で述べた小難しい事を考えながら見るアニメではありませんww

ただのギャグアニメですから♪


私は…

アンジェラのOPでテンションを上げ♪
 ↓
「よしこ」と「あっくん」の夫婦漫才を楽しみ♪
 ↓
「風紀委員長」や「よしえ」の変態発想を楽しみ♪
 ↓
いろんなキャラのアホさかげんにクスクスして♪
 ↓
人格のできた「犬」に癒された♪

ので、かなり楽しめました♪

アニメは楽しめたもの勝ちだと思ってますしね(*-`ω´-)9 ヨッシャァ!!


私も気に食わない作品は、設定やキャラの声が気になって、酷評する時もあります。

これって…

ただ単に私に合ってない作品だと思ってます。

時間も勿体ないし、さっさと1話切りする判断に利用してますけど(´∀`*)ヘヘ
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 2

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

真空のディスコミュニケーション

空前絶後のアホの子、というキャッチコピー通り、周囲の正論のことごとくを粉砕して我が道を行く「アホ」の主人公が爆笑を振りまくギャグアニメ。

腹を抱えて笑いながら、二度観したとき、ふと笑いの後にうそ寒いものを感じてしまうのは、爆笑の起爆剤になっているものが、主人公と周囲のディスコミュニケーションであることに起因しているようだ。


笑いについての研究は古くから行われ、単一の法則が確立するほど単純なものではないと言われているものの、最大公約数的な見解では、ギャグは、おおざっぱに言えば、価値観の衝突が生み出している。
価値観が衝突して、変形したりねじ曲がったりする、その落差が「笑い」の契機となるらしい。

「常識的な人物」と「変な人」の絡みで「笑い」を作り出すギャグの定型は、その産物だ。

本作においても、「空前絶後の」アホである主人公と、周囲の常識人との掛け合いは「定型」を忠実に踏襲しているように見える。
が、笑いの向こうに異様な感覚を与えてくるのは、両者の間にコミュニケーションが成立していないからだ。

コミュニケーションとは、互いの価値観をすり合わせる行為である、と言い換えることが出来る。
笑いを生み出すための「常識人」と「変な人」の絡みによる価値観の捻じ曲げも、コミュニケーションの一種だ。

体を張ったドつき合いの派手な映像で撹乱しながら、本作においては、主人公の「アホ」な価値観はいささかも変化を受け付けないし、幼馴染を代表とする常識人たちも、「アホ」の価値観に感染することが無い。

両者は激しく激突するものの、「笑い」を生み出すはずの価値観の歪みは発生しないままだ。

ギャグのシークエンスは、どちらかの価値観が変質して「落差」を生じさせる「笑い」ではなく、主人公への働きかけ=コミュニケーションを放棄するという、ディスコミニュケーションが「オチ」として繰り返される。

確かに「常識人」たちが持ち出す「常識」が、どこかで聞いたような門切り型で独創性のかけらもない「お題目」ばかりであって、「空前絶後の」アホに影響を与えられないのも不思議ではないように見える。

が、よく観ると、主人公が繰り出す口答えのような「屁理屈」もまた、手垢の着いた「定型句」ばかりだ。
若者向け産業の宣伝文句やリップサービスの中から、いくらでも採取してくることが出来るだろう。

従来のギャグの観点からは、固定した価値観を揺さぶって「笑い」を生み出す「歪み」を発生させる為に、非・常識人=アホの価値観は「独特に」ぶっ飛んだものであるべきだ。

が、「アホ」の屁理屈は、どこかで聞いたことがある門切り型という点で、全く「常識」と類型的な空虚な「お題目」であるという事態は、主人公を特徴付ける「アホ」の実質が、独自性を発揮する価値観の歪みではなく、一切のオリジナル性を持たない真空のような空虚さであることを示している。

その場その場で、もっともらしい口答えを返しているのは、常識を相対化する「アホ」の理屈ではなく、真空装置が空中から吸い寄せた、空虚に浮遊する「定型」の屁理屈の自動応答に過ぎない。

在りものの「定型句」を吸い寄せ続ける「空虚」さが、本作の「アホ」が意味するところなのだろう。

一切のコミュニケーション=常識との価値観のやり取りが不能であるのも、当然ということになるのだろうか。


「アホ」は何処まで行ってもアホだというコミュニケーションの断絶が「笑い」になってしまうのは、あるいは本作が鋭く時代性を取り込んでいるということかもしれない。

どれほど見え透いた嘘をつき続けようとも、突きつけられる事実を無視して平然と地位にとどまり続ける人物は、本作の主人公同様に、ディスコミュニケーションによって一切の干渉を拒絶して空虚な言葉の中に生きる無内容な真空=「アホ」の同類といえるだろう。

そんな「アホ」がのうのうと生きているさまを、視聴者はもう何年も前から見続けているのだから。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 8
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

愛嬌があって間の抜けた感じのええアホは2人かな

いや、これアホちゃうやろ。

私の認識で言えば

アホ→間の抜けた感じ、なんか許せる
バカ→頭が悪い、あんまり許せない

・・・っていうか『間の抜けた』って表現も難しいな、
言葉の意味、使用方法に地域差・個人差が大き過ぎる。

アホっぽい登場人物は大抵バカだ。

登場人物をアホとバカを用いて解説してみよう。

よしこ
 アホ{netabare}を通り越してバカ過ぎてどうしようもない。愛嬌はあるが度し難い許せんレベルのバカ。
 ものすごいバカなのに他人と他人との恋愛感覚のみそこそこまとも。母譲りかな。体力は無尽蔵。
 りんご切ったり、裁縫できる辺りただのバカではない。{/netabare}

あっくん
 勉強がものすごいできる。{netabare}人間関係は1話の時点では破綻どころか、そもそも関係がない。
 よしこのせいで怒りっぽくなったと思われる。そういうのも祟って非常に可哀そうな人。{/netabare}

よしこの母ちゃん
 よしこの人生を憂う人。{netabare}あっくんとよしこをくっつけて
さらに自分の老後を面倒みさせようとしている。
人間としてダメな人間の部類。よしこの父ちゃんは被害者。人生楽しそう。{/netabare}

〇さやか
 かわええええ子。{netabare}この作品の癒し兼ツッコミ役。
 おっぱい小さい。ポメラニアンの飼い犬に「ポメちゃん」と付ける辺りはちょっとアホかも(家族かも)。
 苦労人。{/netabare}

風紀委員長
 {netabare}おっぱい委員長。あっくん専門のストーカー。
 多分、本当にどうしようもない人、かわええのに。{/netabare}

◎のぞみちゃん
 女子小学生。ええアホの子。{netabare}よしこに少し毒されている。
 既に2人の男を惑わせつつある。将来有望。{/netabare}

〇まもるくん、ただしくん
 男子小学生。小学生らしいアホさとまじめさも備えている。
 スタッフロールを静止して初めて名前わかった。
 多分{netabare}のぞみちゃんのことを好きだと思う。{/netabare}

不良のりゅうじくん
 バカでアホで不良。{netabare}よしこに構ってもらってなんかを救われた。
 りゅういちくんかも知れない。{/netabare}

るりちゃん
 あっくんの妹。{netabare}勉強ができない。努力しているのにかわいそう。
 さやかちゃんに「きっとアホも、直る!」を言わせた素晴らしい小学生だ。{/netabare}

いぬ
 大きくて白い犬。捨て犬。{netabare}よしこに飼われる。
 頭ええ。{/netabare}

28歳の女子教師
 {netabare}かわええけど彼氏がいない。可哀そうな人。{/netabare}

◎ギャル
 かわええ赤毛のアホの子。いつも3人でいる。
 {netabare}文化祭を楽しみにしているなどかわええ。{/netabare}

※◎ええアホ 〇いいアホ


よしことあっくんを中心にアホな出来事が起こる、よしこが起こす。

好きな回は
・あっくんとさやか
・よしこと小学生
・バナナの佐藤さん
・さやかとるりちゃん
・水着を買い物
・犬と映画
・夏祭り
・ギャルの恋バナ
・文化祭委員長決め
・遠足のおやつ
・犬とポメちゃん
・バナナフロペチーノDX
・犬と花

さやかちゃんと小学生と犬とギャル大好きだなぁ。
あと動きが派手な回は面白い。

さやかちゃんはかわえかわいそう、
小学生はアホなごむ、
犬は最高、絵的にアホ、
ギャルはアホかわええ。

あっくんがよしこにバイオレンスで
よしこがパンチラオンバーゲンセールなので
そういうの嫌な人はダメかも。


キャラがアホだけど、悪意のある人間がほとんどいないから平和に楽しめる。
けど悪意のない迷惑・犯罪行為ほど恐ろしいものはないけどね。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 22

71.5 24 つっこみでコメディなアニメランキング24位
ハロー!! きんいろモザイク(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (844)
4511人が棚に入れました
アリス・カータレット、16歳。金髪碧眼のイギリス少女ですが、1年前から日本にホームステイ中。親友の純和風女子高生・大宮忍の家に迎えられ、日本の高校生活をめいっぱい楽しんできました。ところが、きらきらと輝いていた毎日に事件が! 高校二年生に進級するとき、忍と別のクラスになってしまったのです。一度はまっしろになるアリスですが、忍は言いました。「アリスは海を越えて来たんですよ、それに比べれば全然です!」例えクラスが離れても、心の距離は変わりません。 アリスに忍、凸凹コンビの小路綾&猪熊陽子、もう一人の金髪イギリスっ子・九条カレンたち5人の絆は、今日もきんいろにきらめいています!日英美少女ゆるふわ学園コメディ第二弾、はじまるよ!!

声優・キャラクター
西明日香、田中真奈美、種田梨沙、内山夕実、東山奈央、田村ゆかり、諏訪彩花、佐藤聡美、大西沙織、潘めぐみ、村川梨衣

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『きんいろモザイク Pretty Days』2016年11月12日から劇場公開予定

アリス・カータレット、16歳。
金髪碧眼のイギリス少女ですが、1年前から日本にホームステイ中。
親友の純和風女子高生・大宮忍の家に迎えられ、日本の高校生活をめいっぱい楽しんできました。
ところが、きらきらと輝いていた毎日に事件が!
高校二年生に進級するとき、忍と別のクラスになってしまったのです。
一度はまっしろになるアリスですが、忍は言いました。

「アリスは海を越えて来たんですよ、それに比べれば全然です!」

例えクラスが離れても、心の距離は変わりません。
アリスに忍、凸凹コンビの小路綾&猪熊陽子、もう一人の金髪イギリスっ子・九条カレンたち5人の絆は、今日もきんいろにきらめいています!
日英美少女ゆるふわ学園コメディ第二弾、はじまるよ!!

Episode 1「はるがきたっ」
高校二年生に進級したアリス。
日本での二度目の春。
新しくA組の担任の久世橋(くぜはし)先生も加わって、忍、アリス、綾、陽子、カレン、仲良し五人組の「きんいろの日々」は今日もキラキラと輝きます!!!とはいえ忍とクラスが離ればなれになったのがショックのアリス。
「もっとシノのことを知りたい! 」 知っているようで知らなくて、実は結構謎めいている忍を少しでも理解したくて、みんなも巻き込んだ「忍の極秘調査」が開始されることに…!

キャラクターコメンタリー
出演:小路綾、猪熊陽子、九条カレン

「どきどき!!ホームビデオ鑑賞会」
綾、陽子、カレンの三人で始まった「どきどき!!ホームビデオ鑑賞会」
「しのファンクラブ」もとい「シノ部」の話題のはずがカレンの提案でなんと「ヨーコ部」も発足!
慌てる綾への陽子の冗談に、ついに大天使アヤエルさまが怒りの降臨!?

Episode 2「プレゼント・フォー・ユー」
久世橋先生は悩んでいた。
可愛く思っている生徒たちに怯えられてしまう。
どうしたら仲良くなれるのかな…? 
そんな時、いつも生徒と仲良しの烏丸先生を見て感動した久世橋先生は「生徒と打ち解けるコツ」を教えてほしいとお願いする!!一方、英国式お茶会を計画する忍。
手作りのお菓子やケーキスタンドも用意して、本格的にやりたいとはりきっているけれど…徐々にわき起こる不穏な空気にお茶会は無事に開催できるのかが心配!?

キャストオーディオコメンタリー
西明日香、田生真奈美

Episode 3「あなたがとってもまぶしくて」
「実は私わたし、イギリス人じゃないし金髪は染めてるんだよ! 」アリスの衝撃的告白に綾は大ショック!
でもそれはアリスとカレンが仕組んだ「エイプリルフールごっこ」だった。
ジョーク好きのイギリスではエイプリルフールの日だけは新聞もテレビも大々的に嘘をつくのだ。
そんな中、常日頃から「嘘つきブラザーズ」こと双子の弟妹「空太」と「美月」に騙されている陽子は少し困り顔。
そこに当の双子がやってきて驚きの嘘を連発。
楽しい「エイプリルフールごっこ」のはずが、その場はしっちゃかめっちゃかに・・・!?

キャストオーディオコメンタリー
西明日香、内山夕実、東山奈央

Episode 4「雨にもまけず」
“おつかいくらい、ひとりでいけるのに”。
いつも子ども扱いする忍にアリスは少々ご立腹。
そんなとき街中で、変なポーズをとっている綾に出会う。
どうしたのかと尋ねると、なんと中学生に間違われてショックを受けているということ。
アヤもそんなことがあるんだね!同じ悩みを持つもの同士、二人は意気投合する。
でも大人の女になるにはどうしたらいいのかな?いつも大人っぽい勇(いさみ)の驚きのアドバイスを受けたアリスは、綾と一緒にイメージチェンジ! なんと不良になってしまう!?

キャラクターコメンタリー
出演:アリス・カータレット、小路綾、烏丸さくら、久世橋朱里

「どきどき!!ホームビデオ鑑賞会その2」
アリス、綾と共に、今回はなんと烏丸先生と久世橋先生も参加!
学校の施設で個人鑑賞会を行うことに戸惑う久世橋先生だが、烏丸先生の癒しの肩もみ攻撃に久世橋先生も思わずリラックス!?

Episode 5「おねえちゃんとあそぼう」
妹の忍とは対照的にいつもキリッとかっこいい勇(いさみ)。
だが最近やることなすことトンチンカン。
今日も麦茶に大量の塩を入れたりと、一体どうしちゃったんだろう?
実は… と、忍が言うには、どうやらモデルの仕事のことで悩んでいるよう。
みんなの憧れ(?)の勇がスランプだなんて!
勇を励ましたい五人は気分転換に勇をショッピングモールに連れ出す。
次々に飛び出す元気付けるためのアイデアで、無事いつもの勇に戻ってくれるのだろうか!?

キャラクターコメンタリー
出演:大宮忍、猪熊陽子、大宮勇

「どきどき!!ホームビデオ鑑賞会その3」の舞台は大宮家!
忍、陽子に今回は勇が初参加。
小学生時代からの付き合いの3人のコミュニケーションはバッチリでまるで三姉妹!?
普段はクールでなかなか聞けない勇の裏話も聞けるかも!

Episode 6「きになるあの子」
お腹がすく季節(?)。
食品サンプルにまで食いついちゃう陽子に、カレンは超特大パフェの大食いチャレンジを提案する。
私はこのために生まれてきたのかもしれない! 一気に燃え上がりすぎる陽子には、思わず綾もツッコミ。
自分で提案しておきながらフードファイトの危険性を説くカレンだが、陽子の燃える思いはとめられない。
そしてついに「危険な」大食いチャレンジに挑戦すべく、五人は目当てのレストランに旅立つ。
そこで出会った意外な人物とは…?

キャストオーディオコメンタリー
出演:田中真奈美、種田梨沙、東山奈央

Episode 7「マイ・ディア・ヒーロー」
だんだんと近づいてくる夏の匂い。
そんな匂いに惹かれて、カレンもついに夏モデルに!
そのあまりのワイルドなスタイルに困惑するみんなだが、陽子の「いいかげん親呼び出されるかもな」の一言にカレンはおびえてしまう。
カレンのママは怖いらしい。
そんな相変わらずのカレンだが、今日はパパが限定品のネックレスを買ってくれると大はしゃぎ。
放課後、みんなへの挨拶もそこそこに家に飛んで帰るカレンだったが・・・

Episode 8「もうすぐ夏休み」
もうすぐ夏休み。
「今年こそは計画的に遊びたい! 」と燃える陽子の提案で、今年は海へ行くことに! でも楽しい夏休みの前には期末テストが・・・。
目の前の現実に落ち込む忍と陽子とカレン。
みんなで一緒にテスト勉強をする事になるが、陽子たちのまったくやる気の感じられない勉強態度に綾は不安を隠せない!?

Episode 9「とっておきの一日」
今日から夏休み。
朝寝坊できる幸せをかみしめるアリスに近づく怪しいカゲは・・・
一方、毎年夏休みの宿題のノートを陽子に貸している綾は、今年こそちゃんと宿題をさせようと『今年こそ最終日で泣かないための宿題消化スケジュール』を作成する!
いざ陽子に渡そうとする綾だが、緊張して電話もままならない。
フォローのメールも上手くできず思わず家を飛び出すが・・・
はたして『今年こそ最終日で泣かないための宿題消化スケジュール』はちゃんと届けられるのか!?

Episode 10「海べのやくそく」
待ちに待った海水浴の日。
みんな朝から待ち遠しくて仕方がない。
海までの道中も五人なら楽しくて、ついついはしゃいじゃう。
目指す海はもうすぐです!ビーチに到着した五人の前に広がるのは、青い空と青い海。
砂浜にずらり並んだ海の家。
浮き輪も日焼け止めも用意したし、とっておきの水着も見せ合って準備完了いざ海へ!
そんななか忍は「海の泳ぎ方」を意気揚々とアリスに教えるが実は・・・!?

Episode 11「ほんのすこしの長いよる」
夏休みももう中頃。
青々とした木々の葉が揺れるなか、今日も部活に精をだす穂乃花。
金髪をフューチャーした謎のかけ声で、最近は調子も良い感じ! 
部活の後、海に行ったお土産をカレンから受け取る約束をしていたけれど、カレンの姿が見当たらない。
きょろきょろと辺りを見回す穂乃花にカレンから謎の電話がかかってきて・・・。
導かれるままに校舎に入る穂乃花。
一体そこに待ち受けるものは!?

Episode 12「なによりとびきり好きだから」
緑の多い夏の風景。
はちみつ色の可愛い家々。
アリスはポピーと小道をゆく。
ただいまイギリスに帰省中のアリスとカレン。
久しぶりに家族に会えたのはうれしいけど、やっぱり忍がいないのはちょっと寂しい。
でも離れた距離が二人の絆をもっと強くする。
夏が終わっても、忍、アリス、綾、陽子、カレン、仲良し五人組の日々はこれからもキラキラきんいろに輝きつづけます!!!

2016年3月26日に開催された『AnimeJapan2016』のステージイベント『ハロー!!きんいろモザイク&ゆゆ式 合同同窓会』にて、スペシャルエピソードの製作が発表され、同年6月に『きんいろモザイク Pretty Days』のタイトルで2016年11月12日から劇場公開予定であることが発表された。

アニメは制作会社で選ぼう!
【Studio五組】
結城友奈は勇者である(2014)
エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜(2014)
この中に1人、妹がいる!(2012)

視聴回数2回以上の作品
きんいろモザイクシリーズ
ハロー!!きんいろモザイク(2015)
きんいろモザイク(2013)
咲-Saki- 全国編(2014)
咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A(2012)
Aチャンネル(2011)

Studio五組はGONZOスタッフが独立し、2010年に設立。全作品のヒロインたちを自宅に持って帰って愛でたくなるかわいらしさ。

NHK「恋愛しない若者」特集に共感の声も 楽しみはビール片手にきんモザ観賞
■ 帰宅後ビールにアニメ
話題になっているのはNHK「おはよう日本」(2015年10月19日放送)の中でオンエアされた「恋愛しない若者たち」という特集だ。

この企画を担当したディレクター自身もここ数年、恋人はおらず、楽しみは「ちょっとだけ高いビールを飲みながらテレビを見ること」。ディレクターの普段の生活を撮影した映像では、帰宅後にリラックスできる格好に着替えてから、買ってきた弁当を食べつつ350ミリリットル缶のクラフトビール「よなよなエール」を飲んでいた。視線の先にあるのは、テレビ画面に映るアニメ「きんいろモザイク」だ。女子高生キャラたちの掛け合いに、ときどきムフフと笑う。

番組を見たTwitterユーザーは、
「家帰ってビール飲みながらきんモザみてて死ぬほど親近感湧いた」
「恋愛よりアニメって人映って親から『これあんたやんwww』って弄られた」
「インタビューに答えた青年が自分の時間を大事にしたいみたいな事を言ってたんですけど、みんな色々忙しいんですよねぇ」
などと反応した。

『ハロー!!きんいろモザイク』の締めくくりに相応しい高密度な爆笑イベント!「KIN-IRO MOSAIC Festa2」レポート
2015年9月20日(日)、江戸川区総合文化センターにて、TVアニメ『ハロー!!きんいろモザイク』のイベント「KIN-IRO MOSAIC Festa2」が開催された。このイベントは『きんいろモザイク』(1期)の放送終了後に開催され、大いに盛り上がった「KIN-IRO MOSAIC Festa」(2013年12月29日開催)の第二弾。昼公演と夜公演では、コーナーやライブで披露された曲が若干異なっていた。

出演は『きんモザ』のメインキャストの西明日香さん(大宮忍役)と田中真奈美さん(アリス・カータレット役)、種田梨沙さん(小路綾役)、内山夕実さん(猪熊陽子役)、東山奈央さん(九条カレン役)の5人。この5人は声優ユニット「Rhodanthe*」としても活動を続けており、これまでに数々のイベントをこなしてきた。2013年の結成から2年が経過し、チームワークはバツグン。そんな5人によるイベントとあって、会場周辺には早い時間から大勢のファンが詰めかけていた。

■ Rhodanthe*のイベントはオープニングトークから全力投球の大爆笑
イベントがスタートし緞帳が上がると、ステージには学校の教室が作られていた。そして、教室の上方に設置された巨大なスクリーンに大宮忍の映像が映し出されると、ステージ奥の扉から西明日香さんが飛び出してきた。今日のイベントは「ハロウィン」がモチーフになっているため、いつもの制服ではなく新規にデザインされたきらびやかな衣装。これにはファンも驚いたようで、大きな歓声が上がった。続いて田中真奈美さん、種田梨沙さん、内山夕実さん、東山奈央さんがひとりずつ現れ、出演者が勢揃いした。

全員が揃って挨拶をした後、それぞれが着ている衣装の説明を始めた。今回用意された衣装は、西さんがシンデレラ、田中さんが赤ずきん、種田さんが人魚姫、内山さんが妖精、東山さんが魔女だった。まさに「THE Halloween」といった様相。各自、衣装の注目ポイントなどを紹介し始めたのだが、衣装が野菜に似ている話や、東山さんが「ちょっとスタッフさんに確認してくる」と舞台から一時的に消えてしまうなど、Rhodanthe*の5人はやりたい放題。オープニングトークから実にゆるふわな雰囲気で、これから始まるFesta2を大いに期待させる内容だった。

さらに夜公演では、東山さんが自己紹介の流れで「今日は(天衝)監督さんも来てくださっています」と、最前列で見学していた監督をファンに紹介。突然のフリに照れている天衝監督だったが、さらに東山さんは「監督は会場に来るまで迷いそうになったけど、カレンパーカーの人についてきたみたいです(笑)」と暴露し、1500人の客席を笑わせた。

極めつけに東山さんは、スタッフから借りてきたというデジカメを手に取り、記念撮影を撮りたいと言い出した。東山カメラマンは客席をバックに集合写真を撮影し、「かわいい~♪」とご満悦の表情。昼公演以上に自由すぎるオープニングトークだった。

■ これまでの思い出を振り返る「にじいろトーク」のコーナー
イベントが本格的にスタートすると、昼公演は種田さんが進行を担当する「にじいろトーク」のコーナー。ここでは用意されたトークテーマをもとにフリートークが行われた。「Rhodanthe*のフリートーク」とは、一度でも『きんモザ』関連のイベントに足を運んだことのあるファンならば予想がつくと思うが、本当に台本一切ナシのフリーダムなトークショー。Rhodanthe*の5人はまるで楽屋トークのような雰囲気で楽しそうに会話を始めた。

唯一、司会を任された種田さんだけマジメに進行しようとしていたが、最終的には5人でフリートークを展開。スタッフは8つのトークテーマを用意していたようだが、話を膨らませすぎたため、結局使用されたのは「一番心に残っているシーン」と「パレードイベントで起きた印象的な出来事」の2つのみ。今日もRhodanthe*は平常運転だった。

このコーナーの後半は、「きんモザ思い出 五・七・五」。事前に5人が書いた「初句」、「中句」、「結句」のパーツを組み合わせ、おもしろい俳句を作って発表してゆく。Rhodanthe*の5人はワイワイとはしゃぎながら句を選んだ。しかし自分が作りたいと思っても、適切なパーツが見つからなければ何かで代用しなければならず、完成した俳句は以下だった。

●西明日香さん
江戸川区 鬼畜こけしが バカやろう

●田中真奈美さん
いつの日か ペロペロハァハァ…… おうじさま

●内山夕実さん
Hey!タイショー! むかえに来てね かっちょぶー

●東山奈央さん
ゴミですか? はい、わたしです ありがとう。

●種田梨沙さん
まなみんが リボンなしでも 大興奮

トップバッターは西さんだったのだが、いきなり爆笑モノの俳句を詠んでしまったので4人はやりにくそう。内山さんは自身が流行らせようとしている(らしい)「かっちょぶー(カッコイイという意味らしい)」を自分で選んで組み込んでみたり、なかなかの力作ぞろいだった。

■ 夜公演の「にじいろトーク後半」はキャッチコピーを考えてみるコーナー
昼公演では俳句を作ったが、夜公演は『きんいろモザイク』の「新キャッチコピーを考えよう」のコーナー。司会は田中さんが担当。スクリーンには公式で使われているキャッチコピー「私たちの毎日は――きらきらしたきんいろです!」が例として映し出された。

事前に考えてきたネタをひとりずつマイクの前に立って発表していくのだが、司会の田中さんは「それでは田中さん、パネルを持ってお進みください!」と、4人に無許可で一番手に名乗り出てしまった。最後のほうに発表するのはプレッシャーなので、なるべくならば最初に発表したい4人。声を揃えて「待って! 待って! 横暴だ!(笑)」と阻止しようとするが、田中さんは「さっさと発表して司会業に専念したい」という理由から一番を譲らなかった。そして、それぞれが発表したキャッチコピーは以下。

●田中真奈美さん
多岐にわたる制服コーデ!! 好きな着こなしでEnjoy your intercultural life!

●西明日香さん
モザイクのかけら高価買取いたします。まずはお電話を!

●種田梨沙さん
いつでもすこやか! 深夜に見てもゴールデンタイム

●東山奈央さん
TOKYO MX、NHKほかにて毎週日曜日朝9:00から元気に放送中!!

●内山夕実さん
私たちだって心はぴょんぴょんしています。

田中さんは流暢に英語を読み上げ、西さんはどこかで聞いたことがあるようなネタ、種田さんは本当にありそうなくらいキレイなキャッチコピー、東山さんは願望を込めたキャッチコピーだった。そして一番会場を沸かせたのは内山さん。公式でもコラボをした過去がある作品の「ぴょんぴょんネタ」を読み上げると、場内は大爆笑。さらに両作品に出演している種田さんが、ボソっと「今日は『きんモザ』だから……」とコメントし、場内の笑いを加速させた。

■ KIN-MOSA Festa2は催し物がたくさん!
続いての「きんモザファイト!!」のコーナーは、キャストと客席の勝負対決。昼公演では、白紙のポエムを読んでいる人を当てるゲームと、客席から14人のこけしを探すゲーム。夜公演ではブラインドボックスに手を入れて探り、何も無いのに演技をしている人を当てるゲームと、1500人の観客が一斉に発した5つのキーワードを当てるゲームが行われた。

前回の「KIN-MOSA Festa」で好評だった参加型ゲームコーナーがここまでパワーアップして帰ってくるとは、おそらく誰も予想がつかなかっただろう。キャストの5人とスタッフが「集まってくれた1500人のみんなと楽しめるイベントにしたい」と企画した結果が、このゲームコーナーというわけだ。一般的によくあるアニメイベントではめったに見られない、客席といっしょに遊べるユニークな催し物だった。

■ アドリブ満載の大爆笑アフレココーナー「きらきらメモリー」
ステージに5本のマイクが運ばれ、生アフレコのコーナーがスタート。「きらきらメモリー」と名付けられたこのコーナーは、アニメに名シーンの映像に合わせて5人が生で演じた。昼公演と夜公演で若干異なっていたが、第10話『海べのやくそく』や第12話『なによりとびきり好きだから』など、ファンなら誰でも心に残っている場面がチョイスされていた。

会場内に「あの名場面が生で聞けるのか……」などと考えていたファンがいたかどうかはわからないが、残念でした! いざアフレコが始まるとRhodanthe*の5人はアクセル全開。オリジナルの台詞とはかなり異なる、アドリブ合戦が開幕した。しかし5人の息はピッタリなので、アドリブなのに会話がキレイにつながっている。普段から仲が良いRhodanthe*の、チームワークがなせる業なのだろう。演技力もさることながら、「トークがおもしろい」という理由で一部からは「声優コント集団」と呼ばれている所以だ。詳しくレポートできないが、最後にキャスト一同が「原悠衣先生に謝ろう! ごめんなさい」と頭を下げて会場を沸かせたことだけは記しておく。

『きんいろモザイク』聖地イギリスをめぐるツアー、お値段は30万円!
4月より放送中のTVアニメ『ハロー!!きんいろモザイク』の舞台のモデルとなった、イギリス・ロンドン市内やコッツウォルズ地方をめぐる公認ツアーの募集が、5月25日より開始された。

出発日は、6月3日(水)から9月30日(水)までの毎週水曜日から選択可能で、最少催行人数は各日4人。旅行代金は1人につき298,000円(9月23日出発のみ328,000円、いずれも燃油サーチャージ除く)となっている。
『ハロー!!きんいろモザイク』は、芳文社の4コマ漫画雑誌『まんがタイムきららMAX』で2010年より連載中の、原悠衣さんの漫画を原作としたアニメ『きんいろモザイク』の第2期。

純和風女子高生・「シノ」こと大宮忍と、イギリスから彼女の家にホームステイに来ているアリス・カータレットを中心とした、5人の女子高生の日常を描いた作品だ。

本ツアーは、『きんいろモザイク』の第1期、2期に登場するスポットを専用車でめぐる5日間のツアーとなっている。

1日目のロンドン市内観光では、ビッグベン、ピカデリーサーカス、ロンドンアイ、アビーロードなど、観光地としても有名なスポットをめぐる。

また、2日目と3日目にまわるコッツウォルズ地方では、アリスの家のモデルとなったB&B(安価で泊まれる宿泊施設)「フォス・ファームハウス」に宿泊する。第2期のシーンのモデルとなった場所に行けるオプショナルツアーも用意されているようだ。

参加者には、旅のしおりやオリジナルグッズ、第2期7話に登場するイギリスのシーンの絵コンテがプレゼントされるとのこと。

聖地巡礼はもちろん、イギリスの文化も十分に堪能できる旅になりそうだ。

Rhodanthe*の5人が作った“オリジナルこけし”のデキは!? 『きんモザ』のデジタルフリーペーパー『こけし堂プレス』発刊!
テレビアニメ『ハロー!!きんいろモザイク』のグッズを展開するムービックが、Rhodanthe*のメンバー(西明日香さん、田中真奈美さん、種田梨沙さん、内山夕実さん、東山奈央さん)の活動をレポートしたデジタルフリーペーパー「こけし堂プレス」を発刊した。

2巻目となる今回は、3月29日に開催されたイベント「パレードからコンニチハ!」の宮城と、4月4日に行われた広島のレポート記事を掲載している。

誌面ではイベントレポートだけでなく、その際にキャストが観光した「弥治郎こけし村」(宮城)と「安芸の宮島」(広島)の様子やオフショットも紹介。特に白石蔵王にある「弥治郎こけし村」では、Rhodanthe*の5人がオリジナルこけし制作にチャレンジ。メンバーの5人が作った、自信の演じるキャラクターのかわいい“オリジナルこけし”は必見です!

なお、茨城(3月8日)と栃木(3月15日)のイベントをレポートした第1巻も、同サイトで閲覧できる。未見のファンは、こちらも合わせてご覧ください。

2014年3月21日に続編の製作が発表され、4月19日にテレビアニメ第2期として製作されることが正式に発表。7月19日のアニメ公式サイト上にて、第2期のタイトルが「ハロー!!きんいろモザイク」になることが発表された。それに伴い公式サイトがリニューアルされ、新キービジュアルが公開された。2015年4月からの放送に先駆けて2015年1月7日から3月25日までサンテレビにて第1期が再放送され、その最終話で第2期につながるエピソードが放送された。きららMAX作品において2度アニメ化されるのは本作が初。

第11話Cパートは第1期第10話の嘘予告をアニメ化。衣装デザインは原悠衣によるもの。

オープニングテーマ
「夢色パレード」(第2話 - 第9話、第11話 - 第12話)
第1話ではエンディングテーマとして使用された。
第5話からはラストの部分がこれまでのダイジェスト映像から、キャラクターが輪になった状態で手を繋いで順番にジャンプ(または手を上げる)していく映像に変わった。
曲の始まりの歌唱担当者は回によって異なり、歌詞も異なる。

「きらめきいろサマーレインボー」(第10話)

エンディングテーマ
「My Best Friends」
第1話では本曲のほうが先に流れた。また、第5話からは一部静止画だった場面が動くようになっている。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 46
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

最終話まで視聴済。貴重な日常枠が~。採点内に追記。総評を追加。

原作は雑誌ペースで既読。
アニメ1期視聴済。

何は無くとも、2期を待望していた作品です。

採点について-----
●物語●
{netabare}
原作組故にネタそのものは知っているので目新しさは感じません。
が、ネタのチョイスと展開が上手い。

ポピールンバや海回、カレンと穂乃花の触れ合いなど、
結構アニメオリジナルな部分が見受けられたと思います。
どれも雰囲気を損なわず、楽しく受けいれられました。

1話2話で、
意図を感じさせずにナチュラルにキャラ紹介をしつつ、
新キャラである久世橋先生を推したてるのは良かった。

「1期を踏襲してる」と2話までは感じてましたが、
3話以降を観て、テンポという意味では
かなり変えてきたかな?と思えてます。
{/netabare}
●声優●
{netabare}
1期組の面々については何の違和感も無く聴けました。
久世橋先生がどうなるか?と思っておりましたが、
こちらも問題無いと思います。
アリス役・田中さま。英語セリフ、頑張ってください。
カレン役・東山さま。某艦娘と被りますが、
個人的にはカレンを推したいと思います。
こういうキャラが似合っていると思います。
{/netabare}
●キャラ●
{netabare}
『アリス』
クラスが別々になったからでしょうか、
シノ依存症が重症化してますw
あと若干シノの鬼畜さがうつった?w
『綾』
こちらもクラス分けのせいか、
陽子への想いが隠し切れなくなっているようなw
『陽子』
綾絡みについては相変わらずの鈍感っぷりw
アリスとの絡みは互いに色々厳しくないですか?w
{/netabare}
●作画●
{netabare}
1期と全く遜色無い、というか違いが無い画でビックリです。
演出がオーバー気味になってエフェクトが付くようになったのは
1期と変わったポイントだと思います。

服や小物がカットによって違ったりしていたのは、
気になりましたね。ので当初の採点から-0.5点。
{/netabare}
●音楽●
{netabare}
やはりOPがお気に入りになりました。
1期を意識して作られているな~と感じられる
良曲だったと思います。
冒頭を各キャラのバージョンで変えてみたりしたのは
面白かったと思います。

もちろんEDも良かったと思います。
{/netabare}
●総評・その他●
{netabare}
「総評」という程でもないですが、
何処に収めるか迷った事柄などを。

絵柄・全体的な雰囲気こそ1期と変わらなかったように思いますが、
最終話まで観終わってみると他の部分では変更あるな~と。
ネタのテンポはどちらかといえばスピーディに。
要所でアニメオリジナル要素を混ぜつつ。

1期は「12話で1年」でしたが、
2期は「12話で1学期と夏休み」と狭い範囲でした。
あまり原作を消化してしまうわけにはいかない。
でも引き伸ばすだけではテンポが悪くなる。
1期と同じペース配分でやっていたら、
結構アンバランスになっていたのでは?と思います。
そういう意味で絶妙なバランスの出来だったかと。

元々原作ファンで、
1期も円盤揃えてしまうくらいハマって、
散々ハードルが上がっていた2期ですが。
12週、毎週楽しみに視聴できました。

これで重要な癒し枠が1つ終わってしまうと思うと、
寂しい気持ちになります。
7月から同じような日常系作品は・・・無さそうなので。
『WORKING!!!』とか期待してますけど、系統違いますし・・・。
{/netabare}

12話まで視聴後-----
{netabare}
・11話
海回からの、帰省編その1。

今回はシノの鬼畜要素ほか、
いろいろな表情が見れたと思います。
アリスの不在に寂しがってみたり。
陽子と綾に甘えてみたり。

帰省するにあたって、
カレンとホノカのパートが濃かったのが良かった。
アニメオリジナルですね。
相変わらずホノカのカレン愛がヤバかったw
ホノカへのお土産のTシャツって・・・カレン着用済の?w

ホノカにとってのカレンは、
お姫様でもあり、小悪魔でもあり、そして親友でもあり。
そんな感じなのでしょうか?
いちいち翻弄されている彼女の姿が幸せそうなので、
まぁ良いのかな?と思います。

2期前半では、どちらかといえば
アリスの「シノ依存」が強かったように感じてましたが、
その逆も然りw 綾とアリスが重なって見えるとか・・・。

陽子のパジャマ姿、確かに違和感はあるけど可愛くもあったかと。

まさかのCパート。
いつぞやのミュージカルネタか?と思いましたが・・・
まぁ夢オチですよねw
陽子の魔法少女(?)姿は某アニメを連想させました。
中の人つながりか、制作会社つながりか。

・12話
2期もいよいよ最終回。
4月に始まって、あっという間だったな~と。

ということでまずは帰省先でのアリス&カレンから。
アリスとカレンとアリスママの会話が日本語だったのは、
やはり意図的にそうしてたんだな~と。
アリスパパが蚊帳の外になってないか、ちょっと心配でしたw

今時の女子高生のお話にしては、
シノとアリスはケータイもスマホも持っていないという、
珍しい関係性なのだな~と改めて。
シノの性格や趣味が要因なのかもしれませんが・・・。
しかし、そのおかげでふたりの関係性が
むしろ強く感じられる。そんな気がします。
伝えたいことは、顔を合わせて直接。
現代では口で伝える機会さえ減ってきているように思いますので。

アリスの「コニチワ」は「コンニチハ」に変化しているのに、
シノは相変わらず「ハロー」の一本槍で・・・成長してるのか?w

「シノに会いたい、しょんぼりアリス映像集」が
見てみたい。是非w
特典とかで収録されないかな?

シノの才能については・・・
現状では通訳者より服飾関連のが向いてる気が。
とはいえ「好きこそ物の上手なれ」な結果であって、
決して通訳者が無理か?というと・・・
努力の方向性次第では変わってくると思います。

綾の腹話術が上手かった。
というより素直だったw

Bパートは特に山のあるお話では無かったと思いますが、
いつも通りの5人。
いつも通りの友人・家族・先生達。
いつも通りの持ち場。
いつもの関係性が描かれていたと思います。

ラストは「See You」で締められていました。
「またね」という意味らしいので・・・
3期を期待したいと思います。
{/netabare}
10話視聴後-----
{netabare}
ということで海回。
原作を確認してみたら1話分だったことに驚きました。
よく30分アニメに展開したな~と。

今回は特殊?OP。サウンドブックが楽しみになります。

浮き輪は現地で膨らまそう、カレンw

シノの金髪愛が冒頭から暴走気味。

日本の小旅行=冷凍ミカン&ゆで卵というのは?と調べてみたら、
昭和中期(で良いのか?)では定番アイテムだったようですね。
ちなみに僕にはその記憶は無いですね。
プラスチック(?)容器に入ったお茶は覚えてます。

原作では終盤だけだった先生2人に、
序盤から結構出番があって良かった。
クッシーちゃんって、烏丸先生とアリスに甘いですよねw

各々の水着については文句の付けようも無く。
ましてや言葉にするのも憚られるので、特に記載無しでw
ただ・・・着衣水泳はかなりシャレにならないので、
緊急時以外はオススメしません。
普段泳ぎ慣れていてもキツいので、アレ。

「焼き豚ごっこ」の内容はともかく・・・。
いつからか、海辺や水辺で塗るオイルの意味合いが変わったな~と。
ビールのポスターとか。

ジュースを買いに行っている間に、シノが迷子に。
でもアナウンスはアリスがなっている風w
しかも今回はほんの5分でw 前回は30分だったのに・・・。

「冷え冷えの冷やし中華」て・・
「ホットでお願いします」の再来かw
「鬼コーチ・カレン」とか、
以前のネタが結構使われてました。

海水浴のあとは海中公園へ。
ここからの流れはアニメオリジナルですね。
先生達の出番とかや細かい所まで含めて、
今回はアニオリ要素が結構占めていたと思います。

帰るのが名残惜しいということで、
先生達は温泉へ(泊まり?)。
さすが社会人w

次回はアリス&カレン帰省編ですね。
まずは日本で留守番(?)の3人のパートからかな?
残り話数的に夏休み編で区切りになりそうかな?と思ってます。
秋に入るとイベントが続きますし。
何より原作ストックが・・・w
(1期のラストでも同じこと考えてたな~と)
{/netabare}
9話視聴後-----
{netabare}
・8話
「打ち水」。1期2話辺りであったな~と。
まだ若干のズレや偏りのある、
アリスの日本の知識ですが、
それでも成長はあるのかな?と。

もうすぐ夏休みということで、
1期に比べると物語のペースはダウンしてますね。
2期は秋口までか文化祭までか。
原作にかなり追いつきつつあるので。

何だかんだで、夏休みまで一月ほどあるのですが
陽子のテンションがおかしなことに。
そして陽子vsカレンの「行きたい所勝負」が再び。
と思いきや、今回はカレンが譲る展開に。

海に行くのを嫌がる綾ですが、
水着になりたくないかららしく。
去年のインドア派な意見からしたら、
彼女も変化があると言えるのでしょうか。

しかしまだ期末試験が残っているということで、
シノ、カレン、陽子のテンションがだだ下がりw
テスト勉強を兼ねて(?)、ファストフードのお店へ。
僕も久しぶりに行ってきましたが・・・
実際に「スマイル1つ」と言ってる光景は見たことないw
当然自分がしてみる勇気なんて、ありません。

ケチャップを服に落として、
陽子に拭いてもらう妄想炸裂中の綾ですが・・・
制服ではヤメときましょうw
もうちょっとダメージの無い服のときに、どうぞ。

アリスの成長の流れから、
一度里帰りしてみては?との話に。
とりあえず帰省編のフラグでしょうかね~。
約1年半帰ってない理由に「シノ」を挙げてますが・・・
「シノが心配」ではなく
「シノがいない生活に耐えられない」からですよね?
アリスのシノ依存レベルが重症レベルw

Bパートでは終業式。1学期終了。

綾の潔癖症は・・・陽子限定のテレ隠しですね。
彼女の中での「陽子像」は美化されてますね。
男前といいますか。

九条家の車が「ミニクーパー」というのが、らしいというか。
ユニオンジャック柄と赤のボディペイントが良いですね。
維持費とか考えないで良いなら乗りたい車ですね~。

さぁ次回から夏休み。
しかしまだ通知表という難題がw
しかも母親より前に立ちはだかるのは、
勇姉だったりするわけでw

次回予告での「セミ発言」とか、
久々に鬼畜こけしな一面が見られた回だったようにも思います。

・9話
アバンは某テニス漫画のパロディからスタート。
OPは綾バージョン。

9話は綾×陽子がメインの回だったと言えましょうか。
というか・・・
『陽子の天然っぷりに振り回される綾の話』かな?w

相変わらず陽子宛の電話は怪しい、綾w
ハァハァて・・・。
昔なら下着の色を訊かれそうな勢い。

Bパート。
2期に入って初では?と思えるレベルで作画ミス。
カレンのヘアピンとか気にして観てましたが、
今回のは結構目立つかと。

某グラフィティでも出てきましたが・・・
「流しそうめん」ってポピュラーな食事法なの?
設備や場所を考えると、結構大変だと思うのですがw

Bパートでも綾の暴走っぷりは健在で。
部活に勧誘される陽子への想いが漏れまくってましたw

大宮家の女性キャラって・・・皆前髪パッツンですよね。

次回は海回かな?
エンドカードのこけしは、
一体何処に行こうというのでしょうか?w
{/netabare}
7話視聴後-----
{netabare}
クール折り返しで衣替え。
原作ストックから考えても、
2年生が終わるまでは行かないですね。

今回のOPはカレンバージョン。
聴いただけでは何て英語で発しているのかわからず、
海外の反応系サイトへw なるほど、助かりました~。

衣替えしても
あまりクールじゃない面々に笑わせて頂きましたw
ワイルドなカレンにしても、
一応夏仕様なクッシーちゃんにしても、
半袖ジャージや、着ぐるみのカラスちゃんにしてもw
着ぐるみに対する生徒たちの反応はクールだったかとw
(普通に引いてた、戸惑ってたw)

父親と喧嘩して家出をしてきたカレン。
超早口(だと思う)な英語セリフ、東山さんご苦労様でした。
ゆっくりでも聴き取れないのに、この速度だと何がなんだかw

急な大宮邸へのお泊りですが、
大宮母の反応をみて「シノの母親だな」と実感しましたw
血は争えないというか、蛙の子は蛙なのか。
カータレット家とも実は「金髪つながり」だったり?w

カレンに対抗意識を燃やすアリスですが・・・流し、狭いからw
金髪2人にくっつかれて、
大宮母が嬉しそうな気がしないでもないw

喧嘩の原因であるネックレスは
カレンパパの「権力」でゲットできたらしく。
とても仲直りとネックレス、
両方の意味で嬉しそうなカレンが可愛かった~。

で・・・「権力」って何?w どんな力なの?
さすがマンション一棟借り上げちゃう九条家。
イギリスの本邸(?)もデカいw

Bパートはアリスとカレンの昔話。

このところ、若干「狂気」「暴走」といいますか
「ヤバい」方向に話が流れがちでしたが・・・
普通に「良いお話」だったと思います。

日本語の練習に没頭して相手をしてくれない
そんなアリスの気をひく為に、
日本のゲームをとりに帰るカレン。
途中、橋の欄干(手擦りというのか?)から転落。
うん・・・結構高いんですが。
捻挫だけで済んだのは、良かったというべきでしょうか。

そんなエピソードも、アリスとカレンのやり取りからも、
彼女達のキャラクターや関係性が見て取れたと思います。
今の体格はともかく、
やっぱりアリスが「お姉ちゃん」なのだな~と。

気を利かせてアリスとカレンを二人にできる陽子は、
空気が読めてさすがだな~と思いました。

7話は全体的に英語のセリフが多い回だったと思います。
(次回予告を含めて)
日本の4コマ原作で、日本製の日常系アニメなのに、
ここまで真剣に英語セリフに取り組んでいる姿勢は
素直にすごいことだと思います。
英語を話してる体という設定で、
日本語でアフレコしてしまっても
それほど問題にならないことだと思うのですが、そうしない。
特にメイン2人のキャスト様は本当に凄いと思います。

次回は夏休み直前付近のようですが・・・
どのネタ使うのかな?
楽しみにしております。
{/netabare}
6話視聴後-----
{netabare}
穂乃花参戦のAパート。
カラスちゃんとクッシーちゃんの高校時代のBパート。
どちらも面白かったですが、
あえて甲乙付けるなら・・・Aパートで。

超無謀パフェに挑む為に訪れた先は・・・
実は穂乃花の家ということで。
というか観直すまでシノの頭に付いてる物に
気付きませんでしたw 衣か?w千棘か?w

カレン達に気付いて正体を隠す穂乃花ですが・・・
声だけでアッサリとバレてましたねw

アリスとカレンは何故だか手伝いをしてますが・・・
アレは大丈夫なのでしょうか?w

超無謀パフェ(画で見ても結構な大きさですが)を前に
貴重な女子アピールをする陽子ですが、状況的に意味が無いw
しかもギブアップしてるようでしたが・・・
8000円払ったのかな?
4人に手伝ってもらったのかな?
というか・・・
「チャレンジメニュー」に助太刀って有りなの?w

1年生時は同じクラスだったのに、
メアド訊いて無いとか・・・w
いや、学校ではほぼ毎日会うのですから、
その必要が無かったということでしょうか?
あれ?今も同じクラスですよね?w
どっちにしても・・・メアドを知りたい穂乃花がヤバいw
『大丈夫・・・何も入ってないから・・・』と
真っ赤な顔でハァハァされてたら、引くでしょうw
(今週のMVPは「ハァハァしてた穂乃花」ということで)

改めてシノと金髪同盟結成。
セリフも雑誌もヤバい。
あの雑誌、月刊誌かw

Bパートはカラスちゃんとクッシーちゃんの
高校時代のお話。
お下げ&メガネ無しのカラスちゃん、可愛かったw
(やはり僕はメガネ属性は持ってない模様)

先生2人が渡り廊下で寸劇始めるとか、
よく考えてみると、結構シュールw

LL教室の場所を下級生に訊いたり。
懐からパンが出てきたり。
トーテムポールの歌を歌いだしたりw
(この頃から有ったのか!?とw 何がツボなのだろうw)

次回はアリス&カレンの幼い日の話かと思います。
{/netabare}
5話視聴後-----
{netabare}
OPはシノからスタート~。

OPとED共に変更がありましたね~。
これで両方共完成形というところなのでしょうか?
EDについては1枚絵中心でも良かったとは思いますが、
制作スタッフが納得いかないのであれば・・・w

Aパートは「おねえちゃんとあそぶ」話。
原作の中でも好きなネタです。
カレンと私服クッシーの絡み、
金髪シノの自撮り(?)がツボでした。
(アニメオリジナルだったはずの)旅行パンフネタも良かった。
1日1旅。パンフで妄想できるなら、かなり安上がりw
というか、それ全部返すんかいw

ルンバ提供者の勇でしたが、カメラまで譲ってるようで。
おねえちゃん、アリスに甘いw
そしてどんだけの経済力を持っているのかw

ちりつも貯金。1日10円。1年で3650円。
先は長いですね・・・。

勇がシノの制服で変装・・・というより「コスプレ」では?w
シノの格好のが目立って、違和感は少ないですが・・・。

雑誌名が「モザイク」て・・・。
いかがわしい内容しか思い浮かばないです。

Bパートはわらしべ長者ネタ。
これも好きなネタ。
「おねえちゃんに(もて)あそばれる」話。

陽子とのツーショット写真に対する綾の反応が、もうw
何も隠せてないし、本音しか漏れてないw
(勇のスランプと並べたのは、この為なんですね~)

カラスちゃんの所持品も謎が多い。
猫耳とか兎耳(バージョン違い含め)とか。
犬耳に至っては持ち歩いてましたしw

わらしべプロトコルにより「兎の被り物」は
陽子の手に渡るわけですが・・・
以降出番の度に被っているのが微笑ましいw
校内でも下校中でも。まさか授業中も被ってたとか?w

カレンとアリスを前にしての、
穂乃花の反応がヤバいw
アリスとの面識もできましたし、
次回(以降)で本格参戦でしょうかね~。
{/netabare}
4話視聴後-----
{netabare}
アリスと綾が不良に・・・w
近頃の「不良」というと、どんな風なのでしょうか?
アリス・綾とカレンの例は理解できますが、
今風では無さそうだな~とw

仲直り為にアリスを捜す4人ですが、
明らかにシノ以外はどさくさ紛れに
カミングアウトしてるだけですよね?w
特にカレンw

可愛い物好きで、強く頼まれたからと言っても、
等身大(?)マクラ(抱き枕?)作ってあげちゃうのはどうかとw
烏丸先生への信仰具合といい、久世橋先生が段々ヤバい方向へ。

「年相応(?)に見られたい」ということで、
綾の「前髪事件」につながるわけですが・・・あれは綾が悪いのか?w

ダンボールを被って髪を隠す綾ですが、
個人的にはアレは有かとw
ダンボールを被ったままでも赤面できる綾がすごいのか、
ダンボールの上からでも読み取れる陽子がすごいのか。

次回は「おねえちゃんとあそぼう」なので、多分あのネタでしょう。
ちょっと期待値が高まってます。
1期ではサブタイトルは
「おねえちゃんといっしょ」でしたっけ?
{/netabare}
3話まで視聴-----
{netabare}
1期が好き過ぎた為、
できる限り意図してハードルを下げ気味に期待していたのですが・・・。

何といいますか、良い意味で1期から「変わっていない」
というのが初見での印象でした。
キャラ同士の空気とか、ギャグやネタの展開とか。
キャストさんの演技も。
画的な部分も1期と比べて違和感が全くないレベル。

何度か観てみると
テンポは早めになっているように感じますし、
演出にオーバーめなエフェクトがかかっていることが
1期に比べ多いかと。

それでも総合的に見てネガティブに考えてしまうポイントは
全くと言って良いほど感じられませんでした。
超ハイレベルな作画や腹筋崩壊レベルのネタなどは
期待しておりません。
このままの出来で2期目を楽しめたらと思います。

今のところツボは、やはりカレン&久世橋先生の組み合わせ。
相性は良いと思います。でも間が悪いw

追記で。
3話の犬型掃除機は面白かった。
シュール過ぎるw
何気に勇がルンバ(?)を買ってきてるのがw
経済力的にも、アリスへの愛情的にも凄いことです。
{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 20
ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

新キャラ追加、百合微増、シノ鬼畜度低下代わりに伝染?1期から勢い衰えず♪

きんモザの2期です。
久世橋先生とほのかちゃんという新キャラ加わり、増々もって日常系萌えと楽しさ増してます。
可愛さも楽しさも1期と全く遜色なし!すばらしい♪

{netabare}『物語』
相変わらず和気あいあいと日常過ごします。
時間経過して関係も深まっている為か、1期よりも踏み込んだ仲の良さ見られます。
新キャラの久世橋先生(通称くっしー先生)とほのかちゃんも大活躍。
…キャラ萌え作品なので、キャラの項目で語るべき内容殆どですねw

まず、新キャラ加入でコメディー面がパワーアップ。
久世橋先生とカレンの掛け合いは終始微笑ましく、(二人とも)可愛い上に楽しかった。
烏丸先生の持ち味も1期より発揮され、先生コンビの掛け合いも良し。
全般にシノの鬼畜度が若干おとなしくなった代わりに、ほのかちゃんのシノを上回る金髪至上主義っぷりがヤバかった(でもかわいい)。
日常系萌え作品としての萌えのバリエーション増えているので、マンネリにならずに勢いが衰えていないのが良いのかも。

百合寄りの萌えが強化されていたのも、百合好きとしては歓迎♪
水着回も、素直に萌えました♪
イギリス編の幼女アリス&カレンの可愛さ、終盤の帰郷時の寂しがりっぷりも良し。
カレンが大魔王になって陽子の弟と妹を手下に暴れる寸劇が一番面白かった。
カレン大魔王はまり役でした♪

…総じて
いや、あまり個別に記述する事が浮かばないのですが。
1期と遜色ないレベルで毎話、毎シーン楽しく萌えました。
1期ラストに比べると2期の寂寥感は若干控え気味ですが、これも(2期やったんだから3期も当然あるよね!?)という期待感故。
本当に、素直に楽しく、素直に可愛くて萌えました♪
強いて難を言うと、1期の「イギリスの石」「鬼畜こけし」に相当するインパクトのあるエピソードやネタは無い位か。
でも平均アベレージが大変に高くて大満足は変わりません!


『作画』
相変わらず非常に可愛いです。あややの赤面かわいい。
水着回あるのでお色気面でもおいしい♪
カレンちゃんマジ天使でしたが、先生組の大人の色気も良いですな。
カレン大魔王回での魔法少女シーンも可愛かった♪

『声優』
相変わらず。英語セリフ多目で、田中真奈美さん東山奈央さんお見事。
久世橋先生の大西沙織さんはウィクロスのピルルクたんの人、クーデレっぷりがはまり役でした。
ほのかちゃんの諏訪彩花さんも良い感じ、割と役の幅が広いなぁ。
潘めぐみさんのショタ声が意外と良い感じ。
村川梨衣さんの大人しい幼女も地味にかわいいです。

『音楽』
OP「夢色パレード」が相変わらず楽しく可愛い良主題歌でした。
ED「My Best Friends」も可愛い上に何故だか終わってしまう寂寥感を感じる…
素晴らしいのですが、好みとしては1期の方が強く印象に残ってます。


『キャラ』
シノの鬼畜度が若干低下してやや大人しかった感。
それでも持ち味である金髪萌えや天然さは健在、素直に大和撫子的な可愛さましてたような。
その分アリスの方がシノ中毒深刻になっていたような…
綾は「あややはガチ」状態が一層進行、百合ツンデレ最高ですなぁ♪
※「ファンタジスタドール」の「小明(あかり)はガチ」からの派生ネタか。
陽子も相変わらず名前通り太陽のように明るい天然ジゴロかわいい。

久世橋先生が新キャラとして大活躍。
大人なのにサイドテールというのがまず可愛い、強面クールかと思いきやのデレるとちょろい感じが可愛い♪
クッシー先生も割とガチ(先輩の烏丸先生に)というか、2期は全般的に百合度増してるような(大歓迎)。
ほのかちゃんはシノのお株を奪うきん!ぱつ!信者ぶりがすごい。
その(ちょっと危うい)純粋さが実にかわいい♪

空太(こうた)君と美月ちゃんも大変に可愛らしい。
やっぱり小学生は最高だぜ!
意外と姉陽子よりしっかりしてたり、おマセさがたまらん!
カレン配下として悪落ち状態でもかわいい♪

2期で一番輝いていたのは、カレンだったのでは。
クッシー先生との人懐っこい劣等生と新米教師のやり取りは終始微笑ましい。
ほのかちゃんも含め新規二人と一番よく絡んでますし。
「でーす!」
1期に輪をかけて本領発揮、見ているだけで和む可愛さでした。{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 41

67.4 25 つっこみでコメディなアニメランキング25位
さばげぶっ!(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (801)
3989人が棚に入れました
主人公・園川モモカは転校してきた梧桐学園高校でなぜかサバゲ部に入ることに。しかしその部員たちは部長の 鳳美煌を筆頭に、一癖も二癖もあるメンバーばかりだった! ギャグ満載で贈るなんでもありの女子高ライフが、今 始まる!

声優・キャラクター
大橋彩香、内山夕実、大久保瑠美、Lynn、東山奈央、玄田哲章、井上喜久子、堀江由衣、かないみか
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

「ゲスかわ☆ガールズ」のサバイバル

「銃ガール」のお話・・・

っていうか
「狩りガール」でしょうか?

言い方はさておき
わたくし
この作品の主旨をまったく勘違いしていました^^;


「“さばげ”ぶっ!」っていうタイトルから
てっきり「C3(シーキューブ)」みたいな
“かわいい”女の子たちがキャッキャと
“サバイバルゲーム”に興じるお話だとばかり思っていたのですが
とんだ見当違いです

サバイバルゲームではありません
もはや単なるサバイバル・・・

これじゃ今期生き残れるかどうかも怪しいものです(言い過ぎました^^;)

一話目の初っ端から
主人公「園川モモカ(そのかわももか)」ちゃんの
「リアルなサバゲを期待してるなら無駄なんで・・・」という前説ですでに脱線モード

とりあえず
毎話
女の子たちが銃を片手に撃ち合いとなりますが
「サバゲ」の域を大きく逸脱してしまって
本格的な{netabare} “殺し合い” {/netabare}(?)の領域に突入してます


先ず問題なのは
{netabare} “ゴーグル” {/netabare}してません

{netabare}危ないよ~^^
目にあたったら大変だよ~^^{/netabare}

な~んて
生ぬるい感想はどこかに消えうせてしまうほどの
我が目を疑いたくなるようなシーンが次々と映し出されます

豪快に火を噴く銃

激しく飛び散る血しぶき

ムダに多い入浴シーン^^

何度も死ぬ(?)登場人物・・・

しかも
サバゲではゾンビ行為は反則になることを考慮してか
一つのエピソード(戦闘?)の中では生き返らないというこだわり(?)

さらには
いくつもの戦争・戦闘モノ映画をオマージュ(パクった?)したかのような
ド派手なガンアクション


そして
そんな狂気じみた戦闘シーンの度に繰り返される
ナレーション「玄田哲章」さんの言葉・・・

{netabare}「これは妄想である・・・」{/netabare}

かっけ~^^

っていうかイメージ崩れるからやめて^^;


が・・・
もっとすごいのは
サバゲがメインのお話であるはずなのに
“サバゲっぽい”お話がほとんどないということ

でも私自身
そのことについては
別に責めたり
けなしたりするつもりは毛頭ありません^^

途中で“サバゲ”のお話はキッパリと諦めてしまいましたから

この作品の原作の作者様
それと
アニメ作品のスタッフの方って
本当に“銃”が好きなんですね


そんな
スタッフ様の“銃”に対するこだわりが特に感じられたのは
狩猟のお話です

農作物を食い荒らす
いわゆる“害獣”をテーマにしたエピソード

本物の猟銃が出てくるお話なのですが
当然
サバゲ部の子たちが猟銃を撃てるわけでもなく
たとえオモチャのエアガンであっても
野生の動物を撃つことは法に触れるということは
お話のなかでもしっかりおさえられていて
とても真面目な内容になってます

過疎による猟師数の減少や高齢化といった問題も取り上げられていて
そんな現状に直面した彼女たちが猟銃免許の取得に一念発起するというという
スポコンじみた流れになってしまいますが

最後にはちゃんとオチがありますのでご安心ください^^

さらに
脚本を手掛けた「鴻野貴光」さんが
「東京都猟友会」に所属しているということで

エンディングではちゃっかり
取材協力として
「東京都猟友会武蔵村山地区」
さらには
「東京都猟友会武蔵村山地区長」さん
「三進小銃器製作所立川店長」さんも実名までクレジットされてるというほどの
力の入れようでした

ちなみにレビュー冒頭で書いた
「狩りガール」っていう言葉
「大日本猟友会」のWebサイトに出ているのを見て初めて知りました

「森ガール」
「山ガール」に続く
新しい“アウトドア風”ファッションブーム到来の予感^^



って
お話がサバゲからだいぶ逸れてしまいました

それはそうと
C3(シーキューブ)にしても
このさばげぶっにしても

作中の戦闘シーンって
どこまで本物のサバゲを描写したものなのかイマイチ分かりません

って言うかさばげぶっは100%サバゲではないことは明らかです・・・


というわけで
またいつもの悪い癖で
作品に感化された私は

{netabare}よせばいいのに

{netabare}年甲斐もなく

{netabare}サバゲを・・・

(ムダに長いです・・・要注意)


{netabare}と思ったのですが
その前に

エアソフトガンってなんかかっけ~^^

ということで
まずは
作中に出てくるエアソフトガンなるものをリサーチしました
(ついでにお気に召したら買おうかと・・・)


先ず
Wikiで調べたところ

エアソフトガンとは・・・

・プラスチック製の弾丸を低圧の圧縮空気、または難燃性の低圧ガスの圧力で発射する機構を持つ遊戯銃である。
・発射に用いる気体をどのように供給するかで「エアコッキングガン」と「ガスガン」に大別される。
・多くの自治体で有害玩具指定を受けており、対象年齢10歳以上のモデルと18歳以上のモデルが存在する(主に、後者が有害玩具指定を受けている)。
(Wikiコピペ)

大まかに拾い出してみるとこんな感じで
つまりオモチャの鉄砲なんですね~(たぶんほとんどの人がそうだと思っている)

特に私が注目したのは
3番目の解説

{netabare}有害玩具指定・・・{/netabare}

それよりも
もっと引っかかったのが

{netabare}対象年齢18歳以上・・・

{netabare}18歳以上・・・{/netabare}{/netabare}


{netabare}ふっ(笑

{netabare}そうか~!18歳以上だと危ないオモチャを手に入れることが出来るのか~!{/netabare}{/netabare}

まさに「おとなのオモ・・・」じゃなかった(汗

「大人の趣味」
「大人の娯楽」ですね~^^

ということで

ここ最近なかったであろう
無駄に積み重ねた年齢に喜びを感じながら

対象年齢18歳以上の“オモチャ”をAmazonで探してみることに・・・・

お目当ての銃のモデルは
さばげぶっの中で唯一の良心・16歳・2年E組(Wikiより)
「経堂麻耶(きょうどうまや)」ちゃんが使用していた

「M4A1 Carbine」(ばぁぁ~ん)
(注:名前に迫力がないので効果音を入れてみました^^)

コルト・ファイヤーアームズ社が製造し
アメリカ軍が採用しているアサルトカービン(Wikiより)

さらに
“18禁”エアソフトガンなら
ウェスタンアームズ♪
という裏情報を瞬時に仕入れ(実際は結構ググった^^;)

早速
Amazonのサイトに侵入し
“ウェスタンアームズ M4A1”と入力し検索開始・・・

すると・・・

大量に出てきました~^^

パーツやらアクセサリー類やら^^;
(さっぱり分からん)

そしてありました(≧∇≦)

【WAスーパーリアルガン】WA M4-A1 フルメタルカスタム 〈ナイツSR16〉
(ってほとんどイミフ^^;)

が・・・しかし^^;
ここで驚愕の事実が
いえ
残酷な現実が・・・
{netabare}




高ぇ~!!





{netabare}なっ・・・ななじゅうななまn・・・





{netabare}・・・あれれっ・・・桁間違った^^;

77,760円・・・

焦りました

それでも高いですね^^;{/netabare}{/netabare}{/netabare}

う~
今月ピンチだしな~(汗
っていうか
来月以降もずっとピンチだからな~(汗
最近は晩ゴハンずっと柿ピーとチューハイオンリーだもんな~(汗

などと買う気なんてさらさらないのに
とりあえず
詳細を見てみると

何かイミフな説明がいっぱい^^

・内部の構造に至るまで可能な限り リアルさを追求!
・分解や組立に至るまで実銃をヴァーチャル体験可能です!

なんか本格的って“熱意”は伝わってきます^^

参考までに凄そうなキャッチーを抜き出してみました^^

{netabare}・モデルガンファンをも唸らせたリアルな作動感!
{netabare}・アルミ製アッパーレシーバー&ロアフレームを採用!
{netabare}・ガスブローバック・カービンの最高峰!
{netabare}・業界随一のパワフルな反動(リコイルショック)!
{netabare}・¥ 77,760・・・やっぱ高ぇ^^;
{netabare}・関東への配送料無料・・・なんか差別的^^;
{netabare}・在庫あり・・・あんまり売れてないの?^^
{netabare}・カートに入れる・・・はい^^{netabare}クリッ・・・!!

って危ねぇぇぇ!!{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}


{netabare}あやうく
ガンプラのときみたいに衝動買いするところでした^^;{/netabare}

ちなみに
同じM4A1の対象年齢10歳以上モデルの価格は
4,980円・・・

この差はナニ?


とまあ
そんな感じで

またもや
自分のプロフィールに

新たな“伝説”・・・否!

苦い“黒歴史”を残そうとしたシス子なのでした~^^{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}


{netabare}ちなみに
最近Amazonのトップが銃とガンプラだらけ・・・{/netabare}

投稿 : 2025/02/01
♥ : 36

keylove さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

可愛い女の子たちのサバゲー。ただ、あんまり真面目にサバゲーやってないよね?

この作品は「なかよし」っていう雑誌の漫画が原作です。
なかよしって、ずっと昔からあるあの少女漫画ですよね?

作中でもそれをナレーションが語っていたので、間違いなくそうだと思います。
(このナレーション、はっきり言ってうっとうしかったですけど)

でもこれ、少女漫画としてウケたんでしょうか?
最近の女子は、目が大きくてキラキラしてまつげが長くて上を向いて、ちょっと肩幅が変な男子とかいて、髪の毛はカールして、っていうキャラを好んではないんでしょうか?

それってもう何十年も前のはなし?

ということで、この作品はまったくそういう描写はなく、キャラも普通で、そのキャラたちがさばげ部っていう部活動でドタバタやっていくコメディーです。
それ+強烈な百合。

でもエッチじゃないんです。
ひたすら妄想の百合です。


可愛い女の子たちがサバゲーやるっていう設定は面白いし、ギャグもけっこう激しかったり強烈だったりしたんだけど、なんというか、キャラはそれほど好きになれる要素がなかったかな?って思います。

それはたぶん、女子向けの作品だったからなのかな?

強烈に萌えがあるっていうキャラデザじゃなかったです。


でもって、あまりサバゲーやってないんじゃないかな?
どちらかというと、サバゲー好きな女の子たちがドタバタを繰り広げる日常と、ギャグって感じでした。

もちろんサバゲーの試合もありましたし、バンバン撃っちゃってます。

銃に関しても、けっこう詳しく描写されています。

でも、真面目にサバゲーやってないんです(笑)

それがこの作品の良いところでもあるんでしょうね。


そしてこの作品は妄想がすごいんです。
試合や戦いはほぼ妄想なんです。
それはナレーションが言ってます。

だから、血がでますし、死にます。

いや、死なないんだけど、そういう描写をされてます。

だから笑えます。


ではキャラを紹介しておきます。


園川 モモカ(そのかわ モモカ)-大橋彩香さん
本作の主人公で高校一年生。
舞台の梧桐学園高校に転校してきた、何も知らない女の子。
そしてさばげ部の部長とちょっとしたきっかけで知り合ったことで、半ば無理やりにさばげ部に入部します。
このモモカはゲスいです、なかなか見ないほどにゲスいです。
cvの大橋彩香さんは、アイカツ!、ドキドキ!プリキュア、アイドルマスター シンデレラガールズ、など新しい作品で大活躍の若い声優さんです。


鳳 美煌(おおとり みおう)-内山夕実さん
さばげ部の部長で高校三年生。
堂々とした性格と美貌を兼ね備えていて、学園のヒロイン。
ヒロインって言っても、女性的な意味ではなくて、宝塚の男役みたいな意味で女生徒から追い掛け回されるほどの人気という意味。
そして、大富豪の娘で、世間離れした発想を持ち、純粋に変人でもある。
cvの内山夕実さんは、咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A、きんいろモザイク、魔法科高校の劣等生、などで大活躍の個性派声優さんです。


経堂 麻耶(きょうどう まや)-Lynnさん
さばげ部の平部員の高校二年生。
抜群のスタイルと整った容姿でモデルを務めている。
この人は毎回、一番にやられます。
そして、この作品のラッキースケベは必ずこの人と言っていいほどに、露出が多いです。
もう、やられ方があり得ないでしょ?っていうスケベですから。
cvのLynnさんは、ほとんどが脇役でしたけど、最弱無敗の神装機竜、赤髪の白雪姫などで活躍しはじめていますので、これからが楽しみといった感じでしょうか。


春日野 うらら(かすがの うらら)-大久保瑠美さん
さばげ部の平部員で高校一年生。
ツインテールが可愛い、一見お嬢様タイプの女の子だけど、激高するとドスの利いた声と口調になる。
完全に百合タイプで、最初は美煌が好きすぎて進入部員をことごとく抹殺してきたというある意味でゲスな性格。
次はモモカがその対象で、これは強烈です。
cvの大久保瑠美さんは、ゆるゆり、一週間フレンズ、ブラック・ブレット、など多数で大活躍されています。


豪徳寺 かよ(ごうとくじ かよ)-東山奈央さん
さばげ部の平部員で高校一年生。
IQ160の天才で成績は常にトップだけど、常に無表情で背が低い。
そしてサバゲーにそれほど興味があるというわけではなく、コスプレがしたいという理由でさばげ部にいる。
なにかにつけ、オタク。
cvの東山奈央さんは、神のみぞ知るセカイ、きんいろモザイク、咲-Saki-、など多数で大活躍の人気声優さんです。


他にも多数のキャラが登場するので、それは本編を観てお楽しみください。


ただ、内容はそれほど濃くないし、ギャグやキャラが合わない場合もあるので、万人にオススメだとは言いにくいかもしれません。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 23
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ギミック効いてた

初見
{netabare}
のっけから突然登場のヅカ風な(パタリロ風な?)世界は自分の為にあるような先輩、素敵だわーと観てたら、しれっとしたギャグが面白かったです。

謎のおっさんの解説(声:玄田哲章)が入るのですが、サバゲーの域を超えた漫画アニメに関する憂いみたいなのもチョイチョイ挟まって。メタ発言ていうんですね。
そんな謎の目線の高さに見守られながら、女子どもがドンパチやってる姿が(これは妄想と言っていますが…)なかなか可愛くカッコ良いです。

先輩、本当に先輩過ぎ…
先輩の太ももの太さがヨイと思う。


「ああいう子好きだわぁ〜、お母さん」という、主人公の母と同じ目線で観ています。
(「ヤマノススメ」のお母さん、女の子だけでキャンプなんて許しません!と言ってて、エー、ドウカシラソレと思いました。男が一緒ならまた心配するんじゃないのかぇ?)


しかしこの作品、段々、肝心の主人公がかなりサバサバしてて(←ダジャレじゃない)、暴力的な「目には目を」な性格が垣間見えてきて、ソレ昔のたけし軍団とかのノリじゃないの…?という気も。
何しろ、主要女子たちで歌うエンディングのアーティスト名が「ゲスかわ☆ガールズ」です。

そういった点で呆れ飽きないか、若干の気がかりありでした。
(もっとも、原作を試し読みしたところ、かなり原作のほうがサバサバした投げ気質の笑いが色濃く、アニメはマイルドにうまくまとめられている気がしました。) {/netabare}


あ〜くだらなかった。でも楽しく観てしまいましたよ。
絵柄や色合いが毎回明るくポップ(撃たれた時の血糊も濃いピンクなのがファンシー?!^^;)で、テーマソングの勢いのある楽しさも効いてたと思います。
♪存在の定義は〜 我が思えばいんでしょー♪
時にヤクザの抗争になったり、トイレからの脱出になったり、依存について考えたり、オタクに助けられたり励ましたり、狩猟と森林保護を考えたり、拳銃デコられたり、蟹を追跡したり…
くだらないけど安心して観てました。
やはりヅカ風な先輩が好きでした。
どんな事があっても自分だけは生き残る、情緒より金、基本ゲスな主人公。時々、へこたれてる奴らをオカンのように叱咤激励していて、そういう時は持ち味生きてましたね。まぁ基本「ゲスかわ」です。最後まで「目に目を!ゲスにはゲスを!」で締めてました。


原作では共学校ですが、アニメでは女子校になり、女のコ同士の執着も時折サラリとお盛んでした。なかよし誌的にはどうなんでしょう。超電磁砲の黒子的でした。
同性愛というほどの深みはなく、女のコが身近な同性に執着するのはままある事かな?そんな安全圏でのお遊び感が漂いますが。
異性間で同じネタをされたら…?同時期放送のコメディものの「人生」が頭をよぎります。でもあれほどで具体的ではないな^^;

男キャラが少ない中で突出して活躍していたアクティブなオタク「からあげ☆レモン」氏がなかなかいいキャラでした。
…某US氏の他作品レビューのせいで、なんだっけあのオタクキャラ、くりぃむ☆…いやいや違うから!!と思い出し間違いする事しきりです。由々しき事かな。

投稿 : 2025/02/01
♥ : 43
123
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