ご都合主義で理不尽なTVアニメ動画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のご都合主義で理不尽な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月07日の時点で一番のご都合主義で理不尽なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

59.7 1 ご都合主義で理不尽なアニメランキング1位
最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える(TVアニメ動画)

2024年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (23)
126人が棚に入れました
不滅の悪鬼(オーバーデス)と呼ばれた英雄を祖父に持つ少年ノエル。 祖父に憧れ、最強の探索者(シーカー)を志す彼の持つ職能(ジョブ)は最弱と評される支援職【話術士】だった。 祖父の遺志を継ぎ、並々ならぬ努力により探索者として力をつけたノエルだが、生まれ持った才能の差を埋めることはできなかった―― しかし類稀なる才略をも開花させた彼は最強への道を見出す。 仲間を集め最強の組織(クラン)を創り、そのマスターになること――。 策略を巡らせ敵を翻弄し、仲間を率いて遥かなる高みを目指す。 最凶の【話術士】は最強への道を切り開く。手段は選ばない。

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

イキリ話術士のやりなおし

ご飯のお供に異世界なろう。転生じゃないよ。
萌えハーレムではない異世界なろうはレアなので。

ファー付きロングコートでお察しの通り、やれやれスカシボーイのイキリ劇なのでキリトアレルギーの方はご注意ください。陰キャの転生でも無くモテモテ要素もないアンチハーレムなのでテンプレ転生なろうが苦手な人でも観やすいとは思う。

OP・曲は普通。しかし話術士の表現がクソダサい
ED・まあまあ

悪名高き祖父の意思を継ぎ、彼と並び立つ傑物になることを誓う立身出世物語。

02
分裂はただ女性キャラにざまあしたかっただけか

チームビルディングではなく純粋にイキリざまあなのか。主人公のククク…なイキリぶりは回復術師っぽい。非情笑。男女平等笑。権謀術数笑。裏社会とのコネクション笑。とまあ清々しいほどの厨二っぷり。無詠唱で即効必中なスタンや精神操作とかマジで話術士強すぎィ。というか多分ノエルが別格に強いだけでしょうか。

ロイドはこいつ連れて賭場にいけば勝ち確だったのにこいつも馬鹿だった。メンバーはノエルの能力知ってたんでしょ。これも多分プライドとか事情知られたくないとかの何かしらの方便があるのだろうが、そういう説明描写をわざわざカットしてツッコミどころにするのがシノギアニメ屋の所作。いちいち確認しないけどなろうだからって雑に使い捨てる扱いはマジでEVIL。都合よくいきなり出現する抜けがらの雑さには笑うしかない。脳筋はまあふつうにいいやつだった。話術士だからハートブレイクショットが必要ってどゆこと?歴戦の武術家でも相当ムズいだろうに非力な話術士にはぜってえ無理だろ。ジイさんは巨漢のパワーファイターだったやん。自己バフの身体強化もできるんでしょうけど。

お膳立てが終わってここからが本編かな。まあ様子見。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

なろう系としては、全然普通に出来が良い方では

さて、普通のなろう系作品という感じですね。

でもまあ…
普通だ、という印象です。全然、ちゃんとしている。
作画も特別良いとまでは言えませんが、普通には良いです。
主人公格好良いですね。

主人公の説明がちゃんとしている。祖父にあこがれて冒険者を目指すという動機もはっきりしている。主人公の動機が曖昧な作品が多いですから高評価です。

そして本人が不遇職だと追放系をイメージしますが、世の酷い追放系とは違いますね。
話術士は役立たないと言われている割には、ちゃんと有効活用していてパーティメンバーには頼りにもされている。
不遇職は、そりゃあるでしょう。でも、長所が全く無いわけではないでしょうから、できる限り有効活用するのは当然。その活用を全く認識されていないという意味不明さは無くて、なんかもう普通です。

意味不明な「追放だ」という理不尽な展開ではなく、パーティメンバーが金を持ち逃げしたという、これは全然普通に有り得るトラブルですね。
パーティメンバーと理想を共有していなかった… とか以前に、金を持ち逃げするのは普通にクズの所業ですし、これはざまぁする正当性しかないですね。

というわけで、追放系と言えないからか、あまり理不尽さが無く、普通に楽しめる作品です。
なろう系にはやや加点しているので、十分視聴レベルになるかなと。
これは見ようと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 1

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

クセ強めの主人公を我慢出来れば、面白いかも!?

 2話まで観ました。2024.10.16

 劇中で、話術士というジョブは戦闘力が低いので馬鹿にされている設定とは言うものの…、ほぼ無制限にバフやデバフをかけられるので、かなり有能です。

 ドラクエでバイキルトやルカナンがとても使えたのを思いだします。しかも、ボス級にもデバフ出来るので、かなり強いです。ラスボスやはぐれメタルにルカナンとか効いたら楽ですわ〜。

 しかも、人間相手に口を割らせたり、行動を制約出来たりするので、そのうち、死ね!とかの命令で殺したり出来る様になりそうです。即死チートみたい…。

 主人公の能力的制約が不明なのと、裏切ったら仲間でも容赦せずにイキリ散らしている狂犬野郎なのを許せれば、結構面白いかもしれません。

 劇中の話術士と言う設定は、単なるバッファーやデバッファーを超えた概念なので、ご都合主義ゴリゴリな展開になりそうな恐れもありますが、視聴継続です。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 3

計測不能 2 ご都合主義で理不尽なアニメランキング2位
銀河英雄伝説 Die Neue These サードシーズン「激突」(第25~36話)(TVアニメ動画)

2024年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (4)
30人が棚に入れました
帝国暦489年(宇宙暦798年)1月、自由惑星同盟軍イゼルローン駐留艦隊分艦隊と、銀河帝国軍の遭遇戦が勃発。ヤンの被保護者ユリアンは新兵の一人として初陣に臨むこととなる。一方、銀河帝国内では、最高権力者となったラインハルトによる改革が進んでいた。ラインハルト麾下の「双璧」と呼ばれるミッターマイヤーとロイエンタールは、束の間の穏やかな時間の中、共にラインハルトへの忠誠を誓った日のことを思い返す。

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

査問会が銀河英雄伝の区切り。民主主義の腐敗=作品の腐敗かも。

 9話(33話)まで見ました。私にとって銀河英雄伝の前半はここまで、これ以降は後半で消化試合です。ですので、ここでレビューを書いておきます。

 ヤンウエンリーに対して理不尽な査問会が開かれます。しかし、がイエスブルク要塞がイゼルローン回廊に登場して査問会はお開きになります。そして、ここでトリューニヒトからヤンに対して言葉が投げかかられます。「ヤンの独裁を危惧している」と。

 これが銀河英雄伝説を貫くテーマですね。ラインハルトによる「善政」との対比になります。腐敗した貴族政治を一掃し、自由で安心できる「帝政」つまり独裁を行う。一方で腐敗した民主主義を一掃しようとしたクーデターを防ぎ、その結果腐敗した民主主義的な政治家により糾弾されるヤンウエンリー。

 ヤンは独裁者を徹底的に否定します。腐敗しても民主主義がいい。グリーンヒル(父)のクーデター時に言論の自由を奪ったことで彼を完全に否定しました。ジェシカエドワーズの件は友人・初恋の人としてもそうですけど、民主主義的な言論の封殺です。民主主義は修正可能である、という点にヤンはこだわります。(なお、皮肉なことに世界的に民主主義の構造的な欠陥が浮き彫りになっていますけどね。本作原作の時代の想定以上なんでしょう。)

 ただ、ゴールデンバウム朝についてヤンは歴史が好きなだけによく知っています。はじめはゴールデンバウムも優れていた。ただ、代を重ねて腐っていったとき、誰も止められなくなる。だったら民主主義の方がいい…と。

 つまり、ヤンの主張はどんなに腐っても民主主義は維持しなければならない。民主主義の根幹である言論の自由は守るべきである…ですね。これがハイネセンでのクーデターとその事後処理におけるヤンの思想の根幹でしょう。


 で、アニメあるいは小説として見た場合ですね。ハイネセン奪還までは結構ワクワク見てたんですけど、ここから結構説教臭くなっていきます。というか、ユリアンの存在感が増して邪魔な感じになっていきます。

 ヤンにとってはユリアンの存在はつまり次世代という話です。実は銀河英雄伝をヤンVSラインハルトと捉えると、結構ご都合主義的というか邪魔な存在です。ヤンが語る相手としてしか機能していません。ただ、この銀河英雄伝説というタイトルからして、世代交代を意図した話だったんだろうなと思います。

 ラインハルト側にヒルダがいました。これがラインハルトの姉アンネローゼと対比になると思うのですが、何もできなかったアンネローゼに対し、有能な文官でした。つまりこの人が後のラインハルト夫人ですが、この母と子の組み合わせが、ヒルダ+ヒルダの子対ユリアン+グリーンヒルとか、その後何世代か書くつもりだったんだろうな、と思います。

 そこが中途半端でしたね。キルヒアイスがなぜ早々に退場したかと言えばつまりラインハルト編はもっと短い予定だったのではと思います。腐敗貴族の一層もそこでちょうど終わりますし。自由側もヤンにやられますし。これは妄想ですけど、歴史好きなら、もし民主主義の腐敗を描くならここでヤンは無実の罪で投獄・処刑ですよね。ヤンとラインハルトが魅力的すぎました。なので査問会どまりでした。
 ですので、ここから先はラノベになってしまったのかなと思います。ガイエスブルクとイゼルローンとか絵面はいいですけどね。

 つまり、皮肉なことですが、民主主義の腐敗を描きながら、作品の腐敗を止められなかったのかなという気がします。その結果ヤンを濃く書きすぎてヤンが退場すると後が続かなかったのかなと思います。

 だから、この辺からダレてくる気がします。私の蔵書の小説も4巻くらいまでは手垢で真っ黒ですが、5巻以降はどんどん白くなっていきます。フェザーンと地球教の話が面白くなかったせいもあると思います。ですので、まあここがピークかなと思います。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 6

御宅忍者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

権力者ラインハルトの行く末

門閥貴族との戦いを終え、権力者となったラインハルトの新たな物語。劇場で観ましたが、復習のために再履修。もちろん無印には叶わないけど、ラインハルトの孤独感、先に進んでいかなければならない権力者としての不安を良い感じに描いていたかな。何よりも3期は主題歌が良い。

投稿 : 2024/11/02
♥ : 0
ページの先頭へ