ご当地で方言なTVアニメ動画ランキング 3

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2025年03月17日の時点で一番のご当地で方言なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

62.2 1 ご当地で方言なアニメランキング1位
沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる(TVアニメ動画)

2025年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (57)
198人が棚に入れました
沖縄に転校した中村照秋(てーるー)は、同じクラスの喜屋武さんを好きになった。 これで夢の高校生活が始まる…!と思いきや、彼女の話すうちなーぐち(方言)がさっぱり理解できない!! そんな彼女の方言を訳してくれる比嘉さんには、いつも助けられてばかりいるのだが…… 実は比嘉さんは、てーるーに片想い中!? 東京とはまったく違う南の島で、ちょっぴり変わった異文化恋愛スタート!!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

10話 ここまで面白く見られていますが、ラブストーリーの進展はなさそう。

1話 言葉がわからないのに好きになるのは自然な事なのか?

{netabare} 言葉が通じないのに好きになるって、ルッキズムじゃん、と思わなくはないです。気になって「国際結婚、言葉が通じない」で検索したら「言葉が通じなくて結婚後困っている」という意見は沢山あっても「深い意思疎通が無いのになぜ愛情を持てるのか?」という疑問にたどり着いていない回答がほとんどでした。しかも女性側からの回答がほぼ100%でした。

 つまり、外人と結婚するのは女性がほとんどで(追記 フィリピン人との結婚があるので総数は男性が上でした。女性はアメリカ系の人との結婚が多いみたいです)、しかも、意思疎通に不自由があっても恋愛できるみたいですね。見た目なのか態度なのかわかりませんが。この辺は本当に不思議でした。
 本作に関して言えばその点はどうなんでしょう?典型的な日本人の男としては相手が理解できないのに好きになるのは、ちょっと不自然に感じなくはないです。憧れならわかりますけど。

 ただまあ、話を見ている内に喜屋武さんは沖縄の素朴な可愛い人という記号であって、むしろ比嘉さんに焦点が当たる感じですね。比嘉さんとの恋愛関係を描きたいなら、わからなくはない設定かなと思います。

 全体的に作画がキレイなので見ごたえはあります。キャラ描写が丁寧です。沖縄人気質は本当なんでしょうか?以前沖縄の諸島部の知り合いがいましたが、目が美しく素朴な人で確かに常識のズレがあったので、誇張はあるでしょうけど正しいのでしょう。そして、この部分がコメディなんでしょうね。

 沖縄の風景の描写は「アクアトープ」「デージミーツガール」などで、自然や観光地、昔の家屋は描けても、住宅地や生活圏の描写が薄かったかなと思う部分が、描けてるのがいいですね。
 一方、私が沖縄に行ったときに住宅で一番気になったのは、屋根の上に貯水タンクがほぼ全戸にあったことでした。そのタンクは描けてないのかな?背景美術は内地人なんでしょうか。

 なお、サーターアンダーギーは正直、甘いだけのドーナッツであまり私は好きではありませんでした。{/netabare}


2話 悪くないけどいつの間に見なくなっていた…という類の作品かも。

{netabare} 想像はしていましたが、タイトルのテーマに関しては1話出落ちです。恋愛ストーリーもどこかで進むかもしれませんが、そこは超スローペースでしょう。

 沖縄あるあるを楽しむという点では第2話ではかなり機能していると思います。最近あった北海道の作品よりも文化・風習に違いがあるのでその点は興味深くみられます。オジサンは関西以西、特に九州でも良く食べられている魚です(最近は千葉でも取れる)ので、沖縄あるあるじゃないとは思いました。

 風景は綺麗なのはいいんですけど、同じような場所が多いのでもっといろんなものを見せてほしいです。花鳥風月…自然と動物を意味なくてもいいからもっと描写してほしいかな。

 音楽もアレンジで沖縄風にするんじゃなくて、沖縄の曲をそのまま使ってほしい気もします。

 女の子も可愛いんですけど、非常に記号的な可愛さで、デザインセンスにオリジナリティがありません。悪く言えばエロ漫画の登場人物のキャラデザに見えます。

 総合評価として、作品の構造として、方言のテロップと風景などで画面に集中していないとこれらの沖縄の事が機能しません。「ながら」をしていると意味がないし、その割にストーリーが薄いのでちょっと辛いかもしれません。もうちょっと情報量、テンポを上げてくれると助かるんですけど、沖縄的にいえばこののんびり感は崩したくないんでしょう。

 ですので、出来は悪くないんですけど、いつの間にか見なくなっていた、という類の作品になる気もします。ダラダラ最後まで見続けた、にはならない気がします。{/netabare}


3話 音楽と踊り…その裏に見える村社会。喜屋武さんの人物像。面白い回でした。

{netabare} 今回はシーサーと音楽・踊り×2でした。特に音楽と踊りはもっとやってほしかったので興味深かったし、学校で全員踊り出すのは面白かったです。後半の方の踊りがちょっと出来の悪いCGだったので、非常にもったいなかったです。あのシーンをもっと丁寧に作っていればなあ…

 文化・風俗としても、踊りをいつの間にか覚えているとか青年会が踊りの単位である、というのはなかなか示唆があります。裏返せば村社会、親族中心の閉鎖的な沖縄文化が見えてきます。沖縄の親族だけの飲み会や互助組合などの強い連帯は、古き良きコミュニティーの機能をいまだに残しているともいえるし、逆にそれに参加しない人間に対して厳しい社会だと聞いたことがあります。そういうところを感じられるリアリティがありました。

 あと、踊りで中心的役割を担っている、喜屋武さんがいいですね。言葉が通じないから馬鹿に見えるけど、本当はリーダーシップがあり対人能力が高い…という意味も描けていました。そういう表層と実情のギャップを感じられるのは、コミュニケーションがテーマの作品としてのキャラの描き方としては素晴らしいと思います。

 で、もう1点。恋愛のきっかけですね。これが描かれたのは良かったし、納得感のある理由でした。よくある勘違い男の構図ですけどね。

 今回は比嘉さんの気持ちが全面に出ているだけに、最後の展開はモヤモヤが残りました。ギャグで終わらせるのか本当にラブの部分が動き出すのかはとても気になります。


 第2話までは、沖縄あるあるの表層だけだし、恋愛に切り込めてないなと思っていましたが、第3話の音楽・踊りと沖縄社会、それと絡めて恋愛のきっかけや喜屋武さんの人物像が見られて良い出来だったと思います。{/netabare}


4話 舌見せ羞恥プレイとロリ。性癖全開ですね。

{netabare}  恋愛に関しては、そんな感じだろうなあという冒頭でした。まだ、4話なのでそれでいいと思います。

 で、今回は舌を見られる羞恥プレイとロリ。性癖全開でした。作画がいいだけに余計画面の迫力がありました。比嘉さんはキャラの性格的にMが似合いますね…原作者の素性は調べてませんが、ロリ同人とかやっててもおかしくないですよね。まあ、そういう回でした。最後の指笛のコーナーがなんともまた…{/netabare}


5話 3話以降どんどん面白くなってきたかも。字幕は読まない方がいいです。

{netabare} 本作は3話目くらいから面白く感じてきました。これは原作それ自体が作品の描き方がこなれてきて安定感がでてくるとか、導入が終わるからとかあるのかもしれません。

 話の内容が良くなってきたのはあります。「あるある」がエピソードに上手く結びついてきたなあという印象です。5話は本作本来の言葉がテーマで「いこう」問題が一緒にお出かけするという、イベントに繋がったのが上手かったと思います。

 見方としては、喜屋武さんの言っていることを全部分かろうとして字幕(5話は原稿用紙風の)を追うのではなく、ただ聞いているだけにしているのがいいかもしれません。そのほが話に集中できます。

 そうなってくると、沖縄あるあるとか、景色の作画とか、楽しめるようになってくると思います。ということで、3~5話は尻上がりに良くなってきているので、視聴継続はほぼ確定です。

 1点作画で気になったのが、5話4分5秒くらいの比嘉さんの口の中の作画で歯というか舌が円形に見えました。あれは不思議な作画でしたねえ。どういうことなんでしょうか。{/netabare}


6話 ソーキそばって美味しいか?

{netabare} 内容はいいんですけど、ソーキそばはまずいよね?現地人に聞いておいしいという店にいきましたけど…うーん。ゴム?肉はまあまあだけど。ヨモギみたいのも口に合わないし。
 らふてい単体なら美味しいですけど。沖縄でおいしかったのって…豚しゃぶとアメリカ的なハンバーガーくらいだったかなあ。 {/netabare}


10話 ここまで面白く見られていますが、ラブストーリーの進展はなさそう。

 ここまで見て、全体の印象です。面白いし出来はいいと思います。

 本作の印象はまず作画の安定感です。動きは少なく紙芝居ではあるんですけど、これは大したものだと思います。また、動きは少ないですが、背景美術が上手くて飽きさせない画面作りが上手くいっているのだと思います。沖縄の風景がちょっと同じ場所ばかりなのが残念かな。日常系なのでやむを得ませんが、もうちょっといろいろ沖縄を回ってもいいのかも。

 話は、沖縄あるあるに関しては、ここまで丁寧に取材して上手くエピソードに落とし込んだなという印象です。付け焼刃でない沖縄の知識が面白さにつなげられています。

 一方で、恋愛に関してはちょっとマンネリ感がでてきました。連載を続けるにはやむを得ないのは理解しますし、ときどきドキドキを入れてくるので悪くはないんですけど、1クールアニメとしてはラブコメのコメは優れていても、ラブの方が設定になってしまったかなという気がします。

 全体的に高水準で再視聴にも耐えられるレベルだと思います。しかし、ヒューマンドラマ、ラブストーリーとしての奥行がないので、2回目は良くても3回目はつらいかな、という水準どまりな気がします。秀作とは言えない良作どまりかなあ。最後まで見て判断しますけど。

 

投稿 : 2025/03/15
♥ : 12

薄雪草 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今季の楽しみの一つ

原作発刊から追いかけていてアニメ化を楽しみにしていました。
とは言え、想像していた以上に会話のやり取りが早くて、聞き取りどころか話にすら追いつけませんでした。
1話目でこの調子だと、2話以降も容赦ないんじゃないかと思います。

不肖ながら、コミックを左手に、リモコンを右手に、見比べ聞き比べつつ、なんとか補完するというシマツです。
なかなか漫画のせりふを読み込むみたいなペースでいかないのが玉に瑕です。
なんとか「もう無理~!」にならないように頑張りたいです。

原作組から言うと、ストーリーに少し改編が見られます。
今後の展開がオリジナルと違っていても楽しみしかありません。
恋バナオンリーの作品ではなく、沖縄特有の風土や風習、文化や習慣などもふんだんに盛り込まれているのもポイントです。

カルチャーの相違というか、ジェネレーションの格差というか、そんなギャップを大いに楽しみながら、元気いっぱいな沖縄ガールズ(&ボーイズ)の日常に心を寄せて鑑賞するのがいいのでは?と思います。

登場するキャラクターはみんないい子、いい人たちで、好感度は抜群です。
南国ならでは青い空と碧い海に囲まれていると、誰もがフレンドリーな人柄に育つのかな?って感じてしまいます。

コミックでは、巻頭や巻末で、作者の空えぐみさんのコメントが読めて、丁寧に取材をされているなぁと感心しますし、地元の方々の協力もいっぱいあるみたいです。

沖縄知らずが、沖縄あるあるに触れるとてもいい作品です。
皆さんもぜひご覧になってみてくださいね。
そしていつか(また)沖縄に行けたら、なんてのもいいですね。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 8

スィースィーレモン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

1話は好き

1話は知らん知識が増えたので良かったです。

2話からは有名なネタを使ってきて、pcの前でアニメがネタを振る→「まさか、〇〇じゃねーだろうな」→「〇〇が出てくる」という、アニメと私で漫才(客なし)してました。
アニメで新たな楽しみ方を見出した作品になりました。

3話以降、アニメで沖縄あるあるネタが残るかが心配ですねぇ


6話以降の感想
今期、内容が濃いアニメが2本あり、箸休めにみてます。
頭使わないし、ちょうどいいアニメです。
ただ、仕事柄、キャラたちのバックボーンを推理するアニメに変化してます。キャンさんは沖縄政治家の娘で、比嘉さんはあの町内の、まとめ役ってとこかな?とかんがえるようになってます。
いつか答え合わせがくる日を望みます。
やっぱし、こういう系楽しみ方を間違える

投稿 : 2025/03/15
♥ : 0

65.8 2 ご当地で方言なアニメランキング2位
八十亀ちゃんかんさつにっき 3さつめ(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (92)
274人が棚に入れました
東京育ちの高校生、陣界斗(じんかいと)が転校した先の名古屋で出会ったのは方言丸出しの女子高生「八十亀最中」(やとがめもなか)だった。ネコのような風貌と露骨な名古屋弁を操る八十亀ちゃんは全然懐いてくれず…。かわいい八十亀ちゃんを観察し、名古屋の地位を向上させる、大人気局地コメディ!!

声優・キャラクター
戸松遥、市来光弘、若井友希、小松未可子、東城日沙子、南條愛乃、松井恵理子、赤羽根健治、黒木ほの香、伊藤彩沙、長縄まりあ、間島淳司

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

名古屋えーとこ3回(さんきゃー)きてちょ~

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期~第2期は視聴済です。
私も仕事上、愛知県に約9年ほど住んでいたので、とても愛着のある作品です。


東京育ちの高校生、陣界斗(じんかいと)が転校した先の名古屋で出会ったのは
方言丸出しの女子高生「八十亀最中」(やとがめもなか)だった。

ネコのような風貌と露骨な名古屋弁を操る八十亀ちゃんは全然懐いてくれず…。

かわいい八十亀ちゃんを観察し、名古屋の地位を向上させる、大人気局地コメディ!!


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

この作品が第3期まで制作された理由が良く分かります。
地元愛がしっかり感じられる上、メッチャ面白いですから…

東海地方がネタの宝庫なんでしょうけれど、それだけじゃなく原作者の視点や切り口がこの面白さの原点なんだと思います。

加えて声優陣も、ハルカス、みかこし、南條さんに長縄さんと豪華な顔ぶれがズラリ…
声優さんにはご当地出身縛りがあるにも関わらず、これだけの声優陣が揃うなんて、東海地方出身の方が多いことの表れだと思います。

今回視聴していて思わず吹いたのが第3話でした。
キャプテン翼のオマージュ…正確に言うと、ファミコンゲームの1シーンが突然画面に現れた時にはメッチャ懐かしさを感じたと同時に吹いていました^^;
ゲームをプレイした人にしか分からないツボだったと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

主題歌は、Taikiさんの「雑草魂なめんなよ!」

1クール全12話の物語でした。
現在原作は9巻まで刊行されているそうです。
地元ならではの小ネタで、ここまで連載が続けられるのって凄いと思います。
原作のストックも残っていると思うので、続編の制作を希望します。
しっかり堪能させて貰いました!

投稿 : 2025/03/15
♥ : 9

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

執事出番なし!

序盤 うん

中盤 へぇ

終盤 そうなんや

三期です。まさかの五分アニメ三期、という。
まぁ初めてではないので騒ぐつもりはありませんが、結構すごいことだとは思います。
振り返ってみて、5分×12話×3期分の内容があったかと言われると難しいです。

私は愛知近辺に住んでいないので「あるある」に共感は出来ませんでしたが、主人公の突っ込みには共感を得たので、コメディとしても面白かったですし、話題の種としてもなるため知識としても面白かったです。
このアニメが原因で愛知に行くことは少ないでしょうが、愛知に行く理由の一つとしてこのアニメがあるかもしれませんね。
ということを毎期書いてる気がします。

もう二期の時点で大分ネタ切れ疑惑があったのにもかかわらず、三期目に突入した判断は果たして正解だったのか。
個人的には間違っていたように思えました。
既存の土地でのネタが大分かれたのか、キャラのコメディ(土地を題材にしてないギャグ)が中心でした。うーん。新キャラも中途半端でネタ切れ感満載です。
別につまらないわけでは...いや多少はつまらなかったですが、それでも一応そこら辺の暇つぶし四コマ漫画くらいには楽しめました。

原作は安藤正基さん。
監督はひらさわひさよしさん。
脚本はWORDS in STEREOさん
キャラデザは早坂皐月さん。
劇伴は阿部隆大さん。
アニメ制作はサエッタさん。

主題歌は成本智美さん作詞曲、賀佐泰洋さん編曲、Taikiさん歌唱の「雑草魂なめんなよ!」迷走しすぎでは???

総合評価 ちょっとなぁ

投稿 : 2025/03/15
♥ : 7
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

味が濃くて旨い名古屋グルメと違い、やればやるほど味が薄くなっていく第3期

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
名古屋ご当地ネタアニメ。ショートアニメとはいえ、このニッチな内容で3期まで続いていることがスゴい。

とはいえ、やはりネタ切れ感があり、正直、1期が一番面白く、2期、3期とパワーダウンしている印象はあります。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
本作で「へぇ~」となったネタは、

①八丁味噌は三河のもの。
②冷やし中華にマヨネーズをかける。
③からあげ屋でタピオカを買う。

の3点くらいでしょうか。あとはぶっちゃけ、岐阜や三重、静岡のネタの方が面白かった(というか、他の都道府県に頼ってたよね)。

あと、第三都市は、人口なら横浜ですね。地理的なことを言うなら、札幌か福岡って感じがします。

ちょっと親近感を覚えたのは、新幹線で「名古屋駅まであと8分で着くことを知らせるだけの三河安城駅」と言うくだり。あれは笑ったw なぜなら、東北新幹線にも、「いわて沼宮内駅」という、盛岡まであと10分で着く、ほぼ同じ立場の駅があるからね(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
岐阜vs三重、戦争。よく分からんが、ただイメージだけだけど、岐阜が勝っている気がする(三重の人に怒られるわw) 八丁味噌は三河のもの。わりと静かなスタート。

2話目 ☆2
3英傑いるのに、ね。

3話目 ☆3
キャプつば のゲーム、懐かしいな。

4話目 ☆
録画ミス。

5話目 ☆3
三河あんじょう駅、あと8分で名古屋(笑) いわて沼宮内駅みたいなもんだな(笑)

6話目 ☆2
一宮、初対面だな。よく知らん。

7話目 ☆3
冷やし中華にマヨネーズ、かけたことないな。からあげ屋でタピオカ(笑)

8話目 ☆2
水族館。まい、可愛いな(笑)

9話目 ☆2
静岡割り、緑茶ハイとは違うのね。

10話目 ☆2
なんか、三河の方がすごくないか?

11話目 ☆2
富士宮でも、うみゃ~なんだ。へぇ。

12話目 ☆3
第三都市アイドル(笑) いや、仙台はないだろ(笑) だから、第三都市は横浜だって(笑)
{/netabare}

投稿 : 2025/03/15
♥ : 14

63.8 3 ご当地で方言なアニメランキング3位
なつなぐ! (TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (60)
186人が棚に入れました
「なつなぐ!」は、2016年に発生した熊本地震以降、熊本県が展開している復興プロモーションの一環として制作されるアニメで、自治体が1クール全12話のアニメ作品を制作し地上波で放送する初めての作品。監督の本多康之さん、プロデューサーの福留俊さん、脚本のどめしさんら主要スタッフには熊本県出身者が名を連ね、またメインキャストにも千葉いずみ役の青山吉能さんら、熊本県出身者が起用される。テレビ放送のほか、アプリでの無料配信も予定されている。

声優・キャラクター
橋本愛、青山吉能、千葉繁

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

復興に励む熊本県民を応援しよう

全編が温かく、ほっこりするアニメです。
熊本の人たちの人柄・人情がよく表現されています。
それと共に物語の随所で、熊本地震による傷跡が垣間見られます。

オンラインゲームを通じて友達になった東京に住む夏奈(なつな)と熊本県に住む伊月(いつき)。
夏奈は伊月に会うために熊本にやってきます。
しかし、熊本地震のため、伊月は家を引っ越してしまい、住所がわかりません。
ですが、夏奈のために多くの人たちが協力してくれます。
それがとても頬笑ましく、いつの間にか見入ってしまいます。

このアニメの主題は、主人公の「なつな」と「つなぐ」を掛け合わせたものです。多くの人の協力を得て、夏奈は伊月を探します。


熊本地震は熊本県民に大きな傷跡を残しました。
熊本以外の人たちにはその状況のすべては、なかなか伝わりません。
このアニメを見て、「ああ、こんなところにも地震の影響はあったのか」と改めて感じることができました。

でも、みんなは復興に向けて一歩一歩と頑張っています。
私には募金することしかできませんが、頑張ってほしいと願っています。


エンディングは、Rioが歌うCamellia
心が安らぐ、とてもいい歌でした。

各話4分で12話完結。YouTubeで視聴することができます。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

熊本県を舞台とした「オール熊本アニメ」

この作品は熊本県が2016年に発生した熊本地震の復興プロモーションの一環として制作しました。
メインスタッフ、メインキャストも熊本県出身者が起用された「オール熊本アニメ」です。
完走してwikiをチラ見した際に知ったのですが、自治体制作のアニメを地上波で1クール放送するのは初めてなんだそうです。
しかも地元だけじゃなくTOKYO MXで視聴できたのが凄い…
もしTOKYO MXで放送されなかったら私も手の届かなかった作品でしたから…

この作品は東京に住む大学生の夏奈が、熊本地震で連絡が取れなくなった友人を捜すために熊本を訪れ、地元の中学生のいずみをはじめとする情に厚く個性豊かな人々と出会い、大切なことに気付いていく作品です。

最初は会いに行く以外にも友人の消息を探す手段があるのでは…?
と思いましたが、この考えは完全に甘かったです。

地震や津波が私たちにどんな疵痕を残すか、東日本大震災の時に思い知ったばかりなのに…
一瞬で全てを奪い取っていく光景を何度も見てきた筈なのに…
まっさらでなに一つ亡くなった景色を忘れた訳ではありません。
だから、何をするにも普通では足りなくて、いつも以上、1歩も2歩も足を前に出さなきゃ何一つ届かないんです。

また、建築基準法の地震力算定に必要な係数に「地域係数」があります。
これは「地震が普通に発生しやすい地域」の係数を1.0とし、以下、「相対的に地震が発生しにくいと思われる地域」を 0.9~0.7の係数とし、地域ごとに定められた地震係数に基づき設計地震力を低減できる係数です。
熊本県は「相対的に地震が発生しにくいと思われる地域」として0.9~0.8の係数が国交省の告示で定められています。
それにも関わらずあの規模の地震が発生したのですから…

だから昔の住所一つ握りしめて熊本まで動いた夏奈は偉いと思います。
ですが震災の影響を加味しなくても一手しか手が無い状況で動くのは明らかにリスクが高いのは事実です。
現に知っていた住所は空き地になっていましたから…

本来ならここで詰むんです。
ここで詰んで終わりなんです。
この作品の最大の魅力はここで終わらないこと…
そしてここから熊本県人の県民性が最大限発揮されて物語が動いていきます。

見ず知らずの人にも優しく接するだけじゃなく、懇切丁寧に面倒まで見てくれるんですから…
首都圏でなら同じ状況は決して起こらないと思います。

娘が見知ったばかりの女の子を連れてきた次の瞬間…
その親父さんはとっておきのお酒を夏奈に笑いながら振る舞っているんです。
こんな温かい話…そうお目にかかれる代物ではありません。
もちろん、震災を経験した影響もゼロでは無いと思いますけれど…

この作品を視聴して思ったこと…
それは、糸が切れても終わりじゃないということ。
本当の終わりは、終わったと思って諦めて止まってしまうこと。
切れたと思ってもその先に進めば糸口を見つけてを手繰り寄せられるかもしれないから…

熊本県の復興に向けた気合いの感じられる作品…
そして復興云々を差し引いても純粋に心の震える作品だったと思います。

主人公が声優初挑戦だからとか、演技がどうだとかそんなのこの作品に限っては一切関係ない…
これがオール熊本の本気だと感じました。

主題歌は合計4曲使用されましたが、個人的にはメインで使われたRioさんの「Camellia」が最も心に染み入る楽曲だったと思います。

1クール全12話の5分枠の物語でした。
物語のラストに「皆さんの応援・ご声援ありがとうございます。創造的復興へ、熊本はこれからも進み続けます。 熊本県」のテロップが印象的でした。
そうすると、尚更このコロナウイルスの影響は大きいですね^^;
腰の据わったとても良い作品を堪能させて頂きました。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 17

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

忘れないで

全12話 1話4分程のショートアニメ

YouTubeで視聴できるという情報を聞いたので一気に観させていただきました。

東京の大学生がオンラインゲームで知り合い熊本地震で連絡が取れなくなった友人を探すために熊本に訪れて、地元の人たちと触れ合いながら友人の手がかりを探していく旅のお話です。

主要スタッフさんや声優さんがみなさん熊本出身の方ばかりですね。主人公は女優さんの橋本愛さんが演じていました。

心が温かくなるお話です。熊本の方言やイントネーションがアクセントになっていますね。

ED Rioさんが歌っています。儚くも力強く歌われていてこの作品に合っていると思いました。

最後に、私の職場にも熊本出身が何人かいます。復興もそうですが、熊本のシンボルである熊本城を早く再建してほしいという願いですね。

投稿 : 2025/03/15
♥ : 19
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