ご当地アニメで秘密なおすすめアニメランキング 6

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのご当地アニメで秘密な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月29日の時点で一番のご当地アニメで秘密なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.1 1 ご当地アニメで秘密なアニメランキング1位
夏色キセキ(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (1003)
4419人が棚に入れました
人気声優の4人組ユニット「スフィア」が、12年放送予定のオリジナルテレビアニメ「夏色キセキ」で主演を務めることが明らかになった。メンバー4人全員で主演を務めるのは初めてといい、監督は「機動戦士ガンダム00」の水島精二さんが務める。 スフィアは、寿美菜子さん、高垣彩陽さん、戸松遙さん、豊崎愛生さんの4人で09年2月に結成されたユニット。10年11月に日本武道館、今年4月に幕張メッセで単独ライブを行うなどパフォーマンスにも定評があり、7月には日本テレビで初の冠番組「スフィアクラブ」をスタートさせた。今回の「夏色キセキ」で、高垣さんは紗季(さき)役、寿さんが夏海(なつみ)役、戸松さんは優香(ゆか)役、豊崎さんは凛子(りんこ)役をそれぞれ演じる。

声優・キャラクター
高垣彩陽、寿美菜子、戸松遥、豊崎愛生、沢城みゆき、真堂圭、三木眞一郎、山崎和佳奈、長沢美樹、名塚佳織、子安武人、恒松あゆみ、宮野真守、鈴村健一、MAKO、斎藤千和、沼倉愛美、五十嵐裕美

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

デキるオタクはここで判断している?

”四人だけの秘密は、夏色の空に溶けたキセキ”

朝起きて、学校に行き、放課後は友達と過ごす。
楽しいことも、悲しいことも、4人一緒に体験する。
ずっと続くと思っていたあたりまえの毎日。

そんな彼女たちに、ひと夏のキセキが舞い降りる。
これは、下田の町で育った4人の少女の物語。

暑くてさわやかな夏色キセキがきっとあなたを包み込む・・・。

夏色キセキ 第1巻
サンライズ制作による、下田の町で育った少女たちのかけがえのない時間を描く青春ストーリー第1巻。
中学2年生の紗季、夏海、優香、凛子の仲良し4人組が、夏休みに体験した不思議な出来事を綴る。
人気声優ユニット・スフィアが声を担当。
オーディオコメンタリー
第1話「11回目のナツヤスミ」寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生、
水島精二、浦畑達彦

夏色キセキ 第2巻
サンライズ制作による、下田の町で育った少女たちのかけがえのない時間を描く青春ストーリー第2巻。
中学2年生の紗季、夏海、優香、凛子の仲良し4人組が、夏休みに体験した不思議な出来事を綴る。
オーディオコメンタリー
第2話「ココロかさねて」水島精二、菊田浩巳、宮本朋律
第3話「下田ではトキドキ少女は空をとぶ」寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生

夏色キセキ 第3巻
下田の町で育った少女たちのかけがえのない時間を描く青春ストーリー第3巻。
花木屋旅館に酒を届けに来た憧れの先輩・貴史に紗季のことを尋ねられた優香は、貴史が紗季に想いを寄せているのだと悟る。
オーディオコメンタリー
第4話「ユカまっしぐら」戸松遥、木村隆一、水島精二
第5話「夏風邪とクジラ」寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生

夏色キセキ 第4巻
サンライズ制作による、下田の町で育った少女たちのかけがえのない時間を描く青春ストーリー第4巻。
紗季とのペアでの最後の試合が決まり、気合が入る夏海。
一方で、母親が仕事で出張のため家事もこなさなければならなくなり…。
オーディオコメンタリー
第6話「夏海のダブルス」寿美菜子、高橋龍也、水島精二
第7話「雨にオネガイ」寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生

夏色キセキ 第5巻
サンライズ制作による、下田の町で育った少女たちのかけがえのない時間を描く青春ストーリー第5巻。
夏休みも半ばを過ぎたある日、引越しを控える紗季は、夏海から「4人で旅行に行こう」と誘われる。
オーディオコメンタリー
第8話「ゆううつフォートリップス」高垣彩陽、綾奈ゆにこ、水島精二
第9話「旅のソラのさきのさき」寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生

夏色キセキ 第6巻
サンライズ制作による、下田の町で育った少女たちのかけがえのない時間を描く青春ストーリー第6巻。
台風が来るというニュースを聞き、4年前の台風に関する出来事を思い出そうとする夏海たち。
だが4人の記憶がどこか曖昧で…。
オーディオコメンタリー
第10話「たいふうゆうれい、今日のオモイデ」豊崎愛生、村井さだゆき、水島精二
第11話「当たって砕けろ! 東京シンデレラツアー」寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生

夏色キセキ 第7巻
サンライズ制作、下田の町で育った少女たちのかけがえのない時間を描く青春ストーリー第7巻。
夏海が目を覚ますと、そこは東京のホテルではなく下田の自分の部屋だった。
そこへ優香から「今日が昨日になっている」と電話が入る。
オーディオコメンタリー
第12話「終わらないナツヤスミ」寿美菜子、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生、
水島精二、浦畑達彦

デキるオタクはここで判断している?
2015年秋アニメも出そろいましたね。しかし、度胆を抜かれたというか……想像していた方向とまったく異なっていたのが「おそ松さん」ではないだろうか。初回の放送がスタートしてからカオスなネタと相次ぐパロディの連続に、ネット界隈を中心に「なんなのこれww(褒め言葉)」状態に。

その一方で「銀魂の監督とスタッフなのか。だったら納得」「監督の過去の作品からすると当然の展開」といった声も。うーむ……どうやらコアなアニメファンは監督などからも事前に情報を得て、放送開始前から内容を想定しているようだ。

【水島精二氏】
2015年秋放送:「コンクリート・レボルティオ~超人幻想~」
過去に関わった作品(例):「夏色キセキ」(監)/「UN-GO」(監)/「機動戦士ガンダム00」(監)/「鋼の錬金術師」(監)

さまざまな良アニメに関わる監督としてネット界でも度々話題にのぼるほど。ちなみに同業で同姓の水島努氏とは血縁関係はないそうだ。

テレビアニメの他にも昨年ヒットした劇場作品「楽園追放 -Expelled from Paradise-」でも監督を務めている。

2012年4月から同年6月まで毎日放送ほかで放送された。全12話。

声優ユニット・スフィアの4人が主要担当声優を務めており、それぞれの特徴を踏まえたキャラクターデザインとなっている。2011年9月17、18日に国立代々木競技場第一体育館にて開催されたライブにて初めて発表された。

元々、スフィア結成時に4人を主役にしたアニメを作る構想があり、それが3年の時を経て形となった作品である。

内容は静岡県下田市を舞台として、同地域で育った女子中学生の日常が描かれている(下田海中水族館など市内の各所風景も登場)。また、8話と9話では伊豆諸島の八丈島が登場している。

また、コンビニエンスストアのローソンが制作協力しており、作中にも実名で登場するほか、同チェーンとのコラボレーションも実施された。その他にも、いくつかの実在する企業・店舗・車両などが作中に実名(あるいは看板・ロゴなど商標類、カラースキームなども改変なし)でそのまま登場している。

オープニングテーマ
「Non stop road」
エンディングテーマ
「明日への帰り道」

投稿 : 2024/12/28
♥ : 42

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

女子中学生が真昼間から裸で街中をうろついてはいけません。

古今東西のありとあらゆるSF設定をぶち込んだ萌アニメ。
すなわち、四人の女子中学生によるひと夏の友情不思議体験ツアーといったところでしょうか。

願い事がお石様に届いたとき、思いがけずいろいろな超常現象が発生し、しばらくするともとにもどるというライトなドタバタ劇です。

私の好きなストーリーはタイプスリップ物語。
この手の話が苦手な私ですが、なるほどと納得してしまいました。

スフィアのプロモーションアニメと言われようとも、ローソンのコマーシャルアニメと言われようとも、好きなものは好きなんです。
夏のまぶしい風景の中での個性豊かな四人組をさわやかに満喫できました。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 42
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

夏らしいさわやかでちょっぴりせつない名作。

責任感が強くてまじめで熱いところがある逢沢夏海(あいざわなつみ)。
大人びててどこか冷めた感じで人付き合いが不器用な水越紗季(みずこしさき)。
明るくてお調子者でアイドル好きな花木優香(はなきゆか)
静かで天然ぽくてちょっと不思議な感じの環凛子(たまきりんこ)。

この中学生4人組が夏に体験するちょっと不思議な物語です。

凛子の実家の神社にある、願いをすると叶うという「御石様」。
これに願い事をすることでちょっとしたキセキが起こったりします。

4人の中では一生懸命頑張る夏海が一番好きかな。でも紗季の不器用なとこもなんかわかるし、優香の猪突猛進なとことか凛子のほわんとしてるとこもいいな。

コンビニのローソンとタイアップしてたようで、出てくるコンビニはすべてローソンです(笑

良いお話が多いですが、4人で{netabare} 紗季の引越し先へ{/netabare}「ミニ修学旅行」に出かけるお話が好きでした。
たぶん、彼女たちにとって決して忘れることのない、大事な想い出になったことでしょう。
最後に4年後の彼女たちが見られる短編もあり、満足です。

あとOP、EDともなかなか良かったです!これ声優さんたちが歌ってるんですね。

見終わって。これめっちゃ良作じゃないですかー!夏っぽいタイトルで日常系っぽいから見たんですが、大当たりでした。これは良作・・いや名作です!
夏らしいさわやかでちょっぴりせつない物語でした。
なんとなく、宇宙よりも遠い場所とか好きな方は合うかも。おすすめです!

投稿 : 2024/12/28
♥ : 18

65.8 2 ご当地アニメで秘密なアニメランキング2位
輪廻のラグランジェ(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (806)
3986人が棚に入れました
主人公・京乃まどかは故郷である千葉県・鴨川の海を心から愛する女子高生。「困っていることがあったら、助っ人しちゃう」のが売りの「鴨女ジャージ部」、ただ一人の部員として、今日も元気に活動中の17歳。ある日、謎めいた美少女・ランと出会ったまどかは、一目見て彼女を同志と思い込み、熱烈にジャージ部に誘う。ひょんなことから部員が増えて、まどかは大喜び。そればかりか、ムギナミという不思議な転校生がまどかのクラスにやってくる。ゆるふわな性格のムギナミは、軽いノリでジャージ部に参加。 まどか一人だった鴨女ジャージ部は、一気に三人に増え、やがて鴨川を守る希望の星となっていく…!

声優・キャラクター
石原夏織、瀬戸麻沙美、茅野愛衣、野島健児、吉野裕行、松岡禎丞、興津和幸、能登麻美子、浜田賢二、井口祐一、保村真、田中理恵、藤村歩、川田紳司、山口立花子、三森すずこ、浅倉杏美、南里侑香、野水伊織、森谷里美
ネタバレ

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

感激のコラボレーションここにありo(*^▽^*)o~♪

■輪廻のラグランジェの世界はこんなんですよo(*^▽^*)o~♪
Production I.G原作のオリジナルアニメーションで千葉県鴨川市が舞台となってるんですね♪
鴨川と鴨川シーワールドのイメージが強いですけど、山も近く海も綺麗な自然豊かな街並みを忠実にそして鮮やかな作画で描写しているのです♪

主人公の京乃まどか[kyouno]ちゃんはとっても明るくって元気な女の子!
困っている人がいると何でも手助けしたくなっちゃう性格で、鴨川女子高校での部活動も彼女にぴったりでした♪
その名は「ジャージ部」…(;・∀・)ハッ?
部員はまどか一人なのです…Σ(^∇^;)エッ! それじゃあ同好会じゃんw
活動内容…人助け(o^-')b グッ!
鴨女「ジャージ部」拡大を目標に毎日精力的に活動していると…ついに部員確保!?
ランと言う女の子と同士となったまどかは、彼女のお願いを聞くことに!!
「あなた、ロボットに乗れる?」‥‥‥‥‥‥ ∑(〃゚ o ゚〃) ヘッ!!
ランに出逢い手助けすることになった彼女の運命が大きく変わることになったのは言うまでもありませんでした( ゚∀゚ )

って事で「輪廻のラグランジェ」はロボットアニメなんですね♪
しかもロボットのデザインをNISSAN自動車のカーデザイナーがデザインを手掛けるという新しい試みがあったのですヽ(`▽´)/
女の子が乗るロボットらしく、女性らしい曲線美を生かしたデザインになっていて、デザイナーの大須田さんは普段内装のデザインを手掛けているので、ロボットのコックピットも洗練されていて見所の一つと言えるんじゃないでしょうか♪


■日記『まどかの一日♡』を読んだ私の日記 φ( ̄∇ ̄o)
◯月△日
{netabare}
公式サイトにアップされている『まどかの一日♡』読んだよ♪
まどか、プール掃除ご苦労様でしたo(*^▽^*)o~♪
でも…「プールの神様」ってすぐ信じちゃダメだよwww
それにね…プールをでっかいゴミ箱とカン違いする人なんていないからね(>▽<;; アセアセ
そりゃーまちこ先生に怒られるって!
それと南田先生って藻マニアw
どんだけ藻を持ってってあげたん?
今日はまどかがかなり天然って事を発見♪ まる。{/netabare}

◯月■日
{netabare}
今日の活動は試食係だったんですね(^▽^)/
「さんが焼きバーガー・まどかスペシャルNo.12(仮)」って試作品No.1~11があったって事だよね!とっても気になる~♪
さんが焼きはなめろうを使った南房総の漁師料理だよね!
落花生も千葉県産は有名だね!めっちゃ値段高いのがw
さんが焼きに何でも入れちゃう浩さんはかなりのチャレンジャーなのね!
まどか以上にプラス思考の人発見(。・w・。 ) ププッ
さんが焼き食べた事ないから今度ご馳走してね~。 まる。{/netabare}

◯月×日
{netabare}
テスト期間中なんだね~!!
大変だねって…オイ!!
田んぼの草刈りとテスト勉強を天秤にかけないでww
またまちこ先生に怒られてるじゃん!まぁまどからしいけどね!
ところで、みちとさちと一緒にテスト勉強したみたいだけど…
まどかぁ…勉強でも頼られるジャージ部を目指そうね(。・w・。 ) ププッ
今日はまどかの諦めの良さを発見。…まる。{/netabare}

△月◎日
{netabare}
怪我をしたトンビを助けてあげるなんてえらいぞまどか!さすがジャージ部!
バード部部長の鳥居さんもきっと喜んでいるよね♪
でもね…恩返しのお礼でトンビが油揚げ持ってくるなんて(ヾノ・∀・`)ナイナイ
もう、まどかったらトンビがいなり寿司に見えてるじゃない!!
今日はまどかがとっても食いしん坊だって事がわかりました。 まる。{/netabare}

△月◆日
{netabare}
今度はテニス部あかねちゃんの緊急依頼だったんだね♪ジャージ部も大変だ!
ところで、まどかってテニスやったことあるの?(゚ロ゚;)エェッ!?ない…
ルールも知らないでよく試合に出たよねw
で試合の方は勝てたの…(ノ´▽`)ノオオオオッ♪すごい!さすがまどか!
ジュースの力で勝てたって?…(;・∀・)ハッ?
「ジュース」じゃなくって「デュース」だよwww
ルール知らなくってよかったね!
今日はまどかの運動神経の良さと食いしん坊を再確認! まる!{/netabare}

△月※日
{netabare}
鴨川沖に古代文明が沈んでるって本当なの!?
でもこういう噂は周期的に話題になるよね~♪
また7年後にお店も大忙しだねw
がんばれまどか!鴨川ピラミッド発見の日は近いぞ!?
鴨川を全世界にアピールする野望を知った日でした。 まる。{/netabare}

△月★彡日
{netabare}
今日はジャージ部のトレードマークのジャージを新調したんですね♪
浩さんから命じられなかったらいつ新しくするつもりだったの…?w
私もさち、みちと同じで、何でいつも同じ色って思ったけどお姉ちゃんが初めてのバイト代で買ってくれたんだってね!
優しいお姉ちゃんって羨ましいな♪
(*'ω'*)......ん?「ジャージおろしの儀式」ってwwwww
ジャージを馴染ませるって大変なんだ…
ウォーキング1時間、砂浜ダッシュ20本、着たまま昼寝3時間w
今日はまどかのジャージに注ぐ愛情の深さを感じました! まる!{/netabare}

■月▽日
{netabare}
夏の鴨川は賑わうよね!おっ菊川製氷さんのトラックがエンスト!!
ジャージ部の出番だね(^ー^* )フフ♪
海の家のかき氷を守るのが今日のお仕事だったんだね!
(・・。)ん?氷を自転車で海の家まで運んでる途中で迷子と遭遇!!
ここはやっぱり放っておけないまどかだよね!えらい!
結局2人分の氷しか運べなかったみたいだけど、菊川製氷さんもまどかの好意にきっと感謝してるよ!
今日は鴨川を愛するまどかの正義感を再確認。 まる。{/netabare}

■月★日
{netabare}
夏休みなのにやっぱり忙しいジャージ部のまどかに、わたしの方がまじそんけいです♪
「ジャージ部 拡大!」がんばれまどか!
細かいことは気にしないまどかの事が大好きです。
アニメでの活躍の方も楽しみにしてるからね♪
                                     大きく、まる!
                                      [おしまい]{/netabare}


■総評
この作品は思わぬところで忘れられない作品となりました♫
実はアニメの内容どうのこうのではないんですよね…(^o^*;
主題歌を初めて聴いたとき、あっ(゚o゚*)この曲いいかもって思ったんです!
そこで調べてみると…なんと知る人ぞ知るRasmus Faber(ラスマス・フェイバー)がプロデュースしているって…
アニメとJAZZが大好きなσ( ̄∇ ̄*)アタシにとっては衝撃的すぎて、オロオロヽ(-0-ヽ)Ξ(/-0-)/オロオロしてしまいました(^=^;
日本のアニメが大好きなスウェーデン出身のハウス・ミュージック・プロデューサーとして知っていて欲しい人なんですよねw
しかも中島愛ちゃんとのコラボなんてファンとってはヽ(*⌒∇^)ノヤッホーイ♪って感じでテンション
(´∀`∩)↑↑なのですw
さらにED曲の方でもアニメ『ARIA THE ANIMATION』との絡みもちょっとだけあったのです♪
Rasmus Faberについては後述してますので興味のある方は是非参考にしてみてくださいね(*^0゚)v

で、肝心のアニメの方は分割2クールの作品だったみたいですね♪
ってことは1期を観ただけで作品全体の評価するのは難しいのかなって思うんですけど、視聴するかどうかの判断基準は公式サイトの「まどかの1日」か最初の1話を見れば充分かなって思います♪
まどかの個性を前面に押し出したシナリオ構成となっていて、1期観る限りではロボットアニメというよりも、学園青春アニメって色合いが濃かったような印象だったのです。
なのでまどかの事を好きになれないとあまり面白味を感じられないかも知れませんね…でもわたしはまどかのこと大好きなので応援しながら観てましたけどね(≧ ౪ ≦๑)☆彡

ちなみにロボットアニメって、戦争背景ってとっても大切なファクターだと思うのですρ(・д・*)コレ
「何のために戦っているのか」っていう根本的な概念が希薄だったので、学園での明るいイメージもあってかメリハリがなく重みがない印象となってしまっていたのが残念だった気がします。
シェルターに避難する人々のシーン一つとっても、戦争に慣れているかのような落ち着きぶりで、イマイチ緊迫感が感じられないし、戦闘シーン自体が軽くかっこ良く魅せるだけのファクターとしかなっていなかった印象で残念でした。
もちろん必要以上に重いシリアス展開はこの作品には必要ないとは思うのですけど、せっかく鴨川の綺麗な街並みを忠実に描いているのですから、「戦争」に対してもうちょっと現実感と説得感のある作風に仕上げて欲しかったかなぁって思ったりもしましたC= (-。- ) フゥー
でも洗練された変形可能ロボットの「ヴォクス」の美しさを活かした優美な演出と、スピード感溢れる戦闘シーンはラグランジェらしく個性的で、甘美な気分にさせてもらいましたのでとっても良かったです(*^▽^*)

戦争のシナリオはseason2に期待するとして、キャラについてはまどかを筆頭に魅力的な面々が揃っていたと思います。
まどかの愛機「AURA」って『風』っていう意味の素敵な名前だと思うんですけど、「みどり」って呼んじゃうのがまどからしくってwまる。
過去に母を亡くして心を閉ざしていたまどかは、従姉のようこの姿を見て今の元気で明るく前向きな女の子になったわけですけど、その恩を還元するかのように鴨川を愛する気持ちや仲間を想う気持ちが良く表現出来ていたと思います。
ジャージ部の活動を通して、まどかを中心に鴨川の街や自然があり、そして仲間や住人達いて、とにかく一体感があって微笑ましく思いながらまどかを見ていました☆⌒d(*^ー゚)b グッ!!
まどかに引っ張られる形で親交を深めていった「わん!」と「かしこまり~!」の今後の活躍にも期待したいですね!
それではいざseason2へ≡≡≡ヘ(*--)ノ ………ミ(ノ;_ _)ノ =3…って録画出来てなかったのです…
(。>0<。)ビェェン


■Rasmus Faber(ラスマス・フェイバー)ってこんな人なのですρ( ̄∇ ̄o)
数々のハウス・ミュージックを手掛けてきたラスマスの魅力は洗練された音楽センスにあると思います(*^^*)
今でこそハウスプロデューサーとして活躍していますけど、若いころのジャズピアニストとしの経験が今の彼の楽曲に反映されているのだと思うのです。
ハウス系でありながジャズの魅力である自由な発想とアレンジ感を取り入れた流麗で迫力のあるサウンドは聴いていて楽しい気分になれるんですよね♪
そんな小気味良い楽曲が多いので、是非一度は聴いてもらいたいアーティストの一人です(^ー^* )フフ♪
ちなみに日本との関わりはアニメからだそうですw
坂本龍一さんや菅野よう子さんの影響を受けていることもあって、ラスマスがプロデュースした
「プラチナ・ジャズ - アニメ・スタンダード」シリーズはまさに必聴の価値ありですよ♪
とくに「オネアミスの翼」なんか鳥肌モノです♪古っww
そんな「プラチナ・ジャズ」と坂本真綾さんに楽曲提供した「sayonara santa」のPVをどうぞ(^^♪

★「プラチナ・ジャズ」より『星間飛行』
{netabare}http://www.youtube.com/watch?v=-C5GiMmbiyw{/netabare}

★坂本真綾『sayonara santa』
{netabare}http://www.youtube.com/watch?v=59ANA8WLkwI{/netabare}


■MUSIC♫
OP曲『TRY UNITE!』
 【作曲・編曲】Rasmus Faber【歌】中島愛
 いきなり第一声が「ジャージ」で始まるって(*≧m≦*)ププッちょっとストレートすぎw
 でも久しぶりに中島愛さんのハイテンポで疾走感ある曲なのでいいですね♪
 とにかくラスマスとのコラボが聴けたのが何よりも嬉しかったです(^^♪
 「まるっ」が「キラッ」っ聴こえるのはσ( ̄∇ ̄*)アタシだけではないはずw

ED曲『Hello!』
 【作詞・作曲・編曲】 北川勝利【歌】中島愛
 ROUND TABLE featuring Ninoという名前でも活動している北川さんと言えばわかる人が多いはず♪
 アニメ『ARIA THE ANIMATION』の主題歌「Rainbow」「夏待ち」など提供してくれてました(^▽^)
 どちらかと言えば『Hello!』の方が笑顔と優しさが満ち溢れてくるような中島愛さんらしい楽曲だとおもいます♪


挿入歌『ジャージ部の歌』
 【歌】まどかw 
 貫け~♪    走れ~♪    ジャージ部魂~♪
 逃げるな~♪  攻めろ~♪   ジャージ部魂~♪
 ひたむきに~♪ 真っ直ぐに~♪ ジャージ部魂~♪ 


2012.01.22・第一の手記
2012.09.09・第二の手記(追記:■総評、■Rasmus Faber~、■MUSIC♫)

投稿 : 2024/12/28
♥ : 44

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

鴨川で「まるっ」「わんっ」「かしこまりぃ~」三人娘

鴨川を舞台にしたSFロボアニメです。
日産自動車がロボデザインしてます。
鴨川の女子高生京乃まどかが主人公です。
まどかはジャージ部という他の部をお手伝いする謎の部に入っています。
作中で出てくるラン、ムギナミもジャージ部に入部してきます。
絵は綺麗で、鴨川の景色が沢山出てきます。
ランの挨拶「わんっ」、ムギナミの「かしこまり~」、まどかの「まるっ」がお気に入りです。
ロボのデザインは今までのロボアニメとは少し違う感じですが、個人的には違和感なく観られました。
ストーリーは、他の星からきたランやムギナミやヴィラジュリオといった異星人たちと地球のロボウォクスアウラとが戦う(ラン、ムギナミは味方になる)といったロボットバトルが主なメインです。
音楽は中島愛さんがOP・EDとも担当しています。
これは1期目ですが、2期目も作られているので、続けて観ていこうと思います。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 11

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

○ッVSワンVSかしこまり~

外房鴨川のご当地アニメを狙った女子高生ロボットアニメです。
分割2クールの1期目。
ということで、前半の感想です。

一見ミスマッチに見える設定。
女子高生とロボット、鴨川と宇宙。
日常と非日常が交錯し・・・、やっぱりミスマッチです。

主要3人娘のキャラは濃いです。
○ッVSワンVSかしこまり~。
かしこまり~は論外で、○ッは寒いです。
しかし、ランのワンはお気に入りかな。

鮮やかな色使いは、外房の明るい風景と相まって鮮烈でした。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 23

67.9 3 ご当地アニメで秘密なアニメランキング3位
うどんの国の金色毛鞠(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (388)
1860人が棚に入れました
俵宗太は、東京在住のウェブデザイナー。父親の死をきっかけに故郷に帰った宗太は実家のうどん屋で、釜の中で眠りこける子供を見つける。

一見ふつうの人間の子供のように見えるが、実はその子は人間の姿に化けたタヌキだった!?

ゆったりと時間が流れる通称”うどん県”こと香川県を舞台に、やさしくてあたたかい、ちょっと変わった家族の物語が始まる―。

声優・キャラクター
中村悠一、古城門志帆、杉田智和、中原麻衣、福山潤、花澤香菜、黒田崇矢、立花慎之介、鳥海浩輔、嶋村侑、くじら、皆口裕子、本渡楓、中博史、井上喜久子、木村亜希子、小林ゆう、牧野由依
ネタバレ

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ポコの可愛さと優しさでできている:*:・(*´ω`pokq゛

原作コミック 全12話 原作未読

◆ジャンル
ハートフル❤ ファンタジー


ほっこりゆったり心にじんわり
懐かしい匂いと、心にほんのり馴染むダシの香り♪

ここ”うどんの国” … そうこの国は…
ポコの可愛さと大人たちの優しさで溢れている―☆ミ


日常と現実 子育てとお仕事 

うさぎドロップ おおかみこどもの雨と雪 ばらかもん
なんかとちょっぴり同じ香りがしました.;*


無邪気で他愛もない子供たちのはしゃいでる姿って
もーどうにも可愛くって愛くるしくってたまりませんね♡

私がロリとか…変態だとか…
どーです?この際一切合切全部置いておいて考えてみませんか?

いやそれでもポコはかわゆすぎた:*:・(*´ω`pq”

ぅん♪ この可愛さは正に全人類共通の萌きゅん
ファクターだと思うんな(`>ω♡´)ゞキリ

それにしてもガオガオちゃん人気でしたねw 
見てくれに反して…中々心に迫るものがありますもんネ♪


香川 田舎 うどん 
といった土地柄の良さをしっかり描き
ほっこりと温かく頬が緩み、私は終始ニヤケっぱなしで、

そして大量の鼻m…( >д<)、;’.・ ィクシッ 失礼!!
涙が出る… 夢みたいでおとぎ話のような日常風景
とっても感動しました。:゚(。つдヾ。)

お姉さん好き♡ ぁとだーはまさん最高!!



甘やかすのも愛情 叱るのも愛情
親になるって、本当の意味で大人になるって
やっぱり大変なことなんだろうなぁ…

ぁたしのところも色々あったけど…
今思えばきっとただ少し不器用なだけだったんだ
そんな風に、今なら思えるかも…

可愛いくて愛おしくて堪らない気持ちになる((*ノДヽ゚+o。♡

あなたにとって家族とは…どんな存在ですか?
家族って…? 一緒に居るって…?

守りたい、ずーとこの手で守り抜くと決めた…
大切な存在…☆+(o゚∀゚从゚∀゚o)ぎゅ

人生における最高の宝物って… もしかしたら…
そーいうことかもしれないですね(✿´ ꒳ ` )

うどんのだし じんわり体に心にしみ入る
そんな心温まる暖かくて優しいお話し―



あーーーー最後に一言だけ言わせて下さい((人>Д♡))


ぁぅぁぅぅぅ・(ノД`。)・゚、


ぽ、ぽぽぽぽ、ぽ…



(´Д⊂グスン


ぽ、ぽ、ぽぽぽぽぽぽ、ぽk


ぽ、ぽっぽ~ ぽぽぽぽぽぽ~♪ ε(*゚θ゚*)з ♪


( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン




ち、違うんです… ポコが…ポコが…(。´ノω<`)。


{netabare} ポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポポコポコポコポコポコポコポコポコポコ


ポコがかわいすぎるん●×△■※☆◆ぁぁぁぁああ(;´Д`)ハァハァ♡


ポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポコポポコポコポコポコポコポコポコポコポコ{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 40

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ほのぼの癒し系香川県観光案内アニメ

原作未読。最終話まで視聴。

今期の癒し系No.1はこの作品で決まりでしょう。
問答無用に可愛いポコに癒されっぱなしです。

あとは、毎話のタイトルにもなっている香川県の名所・名店の数々。
癒しと観光案内をドッキングさせるとは、恐るべし・・・。
この作品を見て、『香川に行きた~い!』って人、多いんじゃないでしょうか?
私は言うまでもなく、その一人です。

日常ほのぼの系には感動が良く似合う。
この作品もしっかり感動させて貰いました。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 37

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

色々香川のことも知ることができる、ハートフルファンタジー系アニメ。

原作は篠丸のどか先生の漫画原作です。原作は未読です。
監督は宅野誠起さん、シリーズ構成は高橋ナツコさん。
アニメーション制作はライデンフィルム。
全12話です。

香川県を舞台にしたハートフルファンタジーアニメです。
香川のうどん屋の息子の俵宗太(30歳)が東京から帰省した時に人間の子供に化けたタヌキのポコと出会って、タヌキのポコを人間の子供みたいに育てていくハートフルなアニメです。

どちらかというと「飼う」よりも「育児」しているようで、宗太とポコは親子のようでほっこりしました。ポコが可愛いです。
また香川舞台にしていて、セリフが香川弁だったり、うどん以外の香川のものが色々出てきたり、Cパートでは作中作の子供向け番組ガオガオちゃんが実際に登場したりと全体的にほっこりした雰囲気のアニメでした。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 22

66.2 4 ご当地アニメで秘密なアニメランキング4位
天体戦士サンレッド(TVアニメ動画)

2008年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (266)
1410人が棚に入れました
『天体戦士サンレッド』(てんたいせんし - )は、くぼたまことの漫画作品。
ヴァンプ将軍率いる礼儀正しい悪の組織・フロシャイム(川崎支部)!! 宿敵・サンレッドの命を狙い、怪人たちが闘いを挑む!! なぜか怪人たちを応援したくなる!?

声優・キャラクター
髙木俊、鍋井まき子、山田ルイ53世、ひぐちくん、清水聖、イッキ、間宮くるみ、河西智美、斧アツシ

ZRX1200R さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ヴァンプ将軍は理想の上司№1。

ギャグアニメ。その質はかなり上質。

ヴァンプ将軍のキャラ、声、雰囲気の全てが◎
音楽も良い(主観、好みの問題だが)

ヴァンプ将軍会いたさに何度も見てしまった。
こんな上司の下なら部下も幸せだと思う。

後半に行くほど声優の山田氏がどんどんヴァンプ将軍に
なっていくあたりも面白い。
後半は安定した溜め、間を持っているが前半はまだキャラが
定まりきれてない感があるのもご愛嬌。

ヴァンプ将軍を嫌いな人はいないんじゃないかな。
万人にオススメできるギャグアニメ。

これはガチ。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 4

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ホームドラマっすよ、これ。

現代社会の若者たちが、温厚で包容力のある上司のもと、失敗し、取引先から罵られ、傷つきながらも、めげずに明日へ向かって頑張る物語。心温まるホームドラマです。
気のいい同僚達となら、厳しい環境にも耐えられます。
フロシャイム川崎支部は、今日も暖かい笑い声が絶えません。
優しい上司は、美味しい手料理で皆を励ましてくれます。


↑別に間違えてクッキングパパのレビューを書いているわけじゃありませんよ。
ホントに、そんな話なんですw


「天体戦士サンレッド、これは、神奈川県川崎市で繰り広げられる善と悪との戦いの物語である。」
と、作中で何度も言ってますので、きっとそうなんでしょう。
ただ、善とはフロシャイム(世界征服を狙う組織)で、悪とはサンレット(正義の味方)なだけですw
いやはや、これはもーーツボでした。めちゃくちゃ笑った。


天体戦士サンレッド、これは、アットホームで善良な組織と、ニートなヒモ男(でも根はイイ奴)との友好的な敵対関係の物語である。
・・・これが、正解です。


画は独特、というか手抜きみたいに見えますが、プレスコ(声を先にアてる手法)で撮っているので、こういう作りなんでしょうね。
怪人やサンレッドは口パクがないから、全然違和感を感じませんでした。
プレスコ作品の売りである、ノヒノビとした会話劇が実によくハマっています。若者口調の怪人や戦闘員がウザくもあり愛らしくもありますw


お笑い芸人の髭男爵が声優やってますが、いい味出してますねぇ。
OP主題歌を歌うのが、知る人ぞ知る日本ブレイク工業の人なのもベストチョイスです。


普通のアニメとは何から何まで一線を画しますが、個人的にはものすごく好きな作品です。
まぁ、とにかくごらんあれ。イチオシです!

投稿 : 2024/12/28
♥ : 16

Kuzuryujin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

川崎市在住の愉快な仲間たちの物語

1話15分の全26話構成。

監督:岸誠二&シリーズ構成:上江洲誠という最高のコンビでお届けするお笑いエンターテイメント。
さすがお二人は、お笑いというものをよく解ってらっしゃる!

いや~、粗暴なヒーローと善良なヒールたちが織りなす世界にすっかり嵌っちゃって、
ずいぶんと笑わせていただきました。

ネタは全く外れなし。
OP、なんかダサカッコいいし、EDもなんかほっこり。
中毒になる面白さ。
作画も音楽も世界観にあってバッチリだし、垢抜けないキャストばかりで
ほどよい素人感が庶民的な味となりいい感じ。
ヴァンプ将軍は近所の世話焼きおばさんみたい。
見た目と中身のギャップ、敵側は悪気はないのに自然とコケにされるヒーローがたまりません。

ショートコーナーまであってサービス精神旺盛で満足満足!

この作品に関しては内容を語り過ぎるのは無粋。
笑いたいときに、できるだけまっさらな状態で何も考えずに観ることをおすすめします。

自分の中では『日常』『魁!!クロマティ高校』と並ぶギャグアニメの傑作です。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 10

64.7 5 ご当地アニメで秘密なアニメランキング5位
天体戦士サンレッド 第2期(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (147)
807人が棚に入れました
神奈川県川崎市高津区溝の口、首都でもないこの地で、世界征服を狙う悪の組織・フロシャイムの川崎支部の怪人たちと、ご当地のヒーロー・天体戦士サンレッドが繰り広げる戦いの日々!!・・・のはずが、サンレッドはヒーローのくせにヒモでパチンコ好き、そのうえちょっと乱暴もの。
かたやフロシャイム川崎支部を率いるヴァンプ将軍は、「一日のほとんど料理のこと考えてる」というほどのカリスマ主夫にして、組織の中間管理職としては部下たちから「理想の上司」と慕われる人格者。
フロシャイムの怪人たちもそれぞれ、とても世界征服を企んでるとは思えないほどの小市民。そんな魅力的なキャラクターたちの日常を、ときにほのぼの、ときに世知辛く、ときにシュールに描くギャグアニメ。

声優・キャラクター
髙木俊、鍋井まき子、山田ルイ53世、ひぐちくん、清水聖、イッキ、間宮くるみ、斧アツシ

こたろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

至高のバラエティ番組アニメ

神奈川県川崎市で繰り広げられる善と悪との戦いの物語、第2期です。
最初にお断りしておきますが、私、この作品が大のお気に入り♪
ですので、主観と私見が入り混じったレビューになってもご勘弁ください。


内容は1期と変わっていません。相変わらず善と悪との馴れ合いの物語w
強いて変化をあげるなら、内田家とフロシャイムの親密度がよりあがってるのと、レッドのツッコミ技術が格段に向上している事でしょうか。
納税義務を果たし御近所からの評判もいい悪の組織フロシャイム(笑)と、同姓相手の収入で生活するパチンコ屋通いの正義のヒーロー(笑)の、心温まる「日常劇」。
もう、終始ヘラヘラ笑って見ていられます。

他のアニメとは明らかに異質です。
というかアニメというカテゴリーですが、番組としての作り方は、果てしなくバラエティ番組やコント番組に近い。
やってるネタは、毎回同パターンのお約束があったり、会話の掛け合いが笑いの主体である所、ある程度キャラが慣れてからは前の設定を使った変化球的なネタをふんだんに入れてる所、などなど・・・
もう、お笑い番組の定番の構成です。(声優もお笑い芸人だしね)

理屈っぽく無粋な考証をしたり作画とかを気にして見るものじゃありません。
アホ面さげて「わははバカだねぇ~」と、笑い飛ばしながら見るのが正しい楽しみ方です。

むぅ~、なんとなくアニメ好きの方にイマイチ評価されてない理由がわかってきた気がする・・・・


ともかく、見た目はアレですが、出演者全員愛すべきいいキャラです。
ウザい喋り方の怪人や、暴力ヒモ男のレッドも、何だかんだで善人w

コイツらの事が、たまらなく好き。ただそれだけです。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 10

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

2期があるとは思いませんでした

自分はゲオを利用するのですが、天体戦士サンレッドを置いてありました。
特に1期・2期の区別をしていなかったので、1期目のほうにレビューをまとめて書きました。
まさか、1期と2期に分かれているとは……
新しいレビューを書きたいのですが、1期目のほうで書きたいことは全て書いてしまったので、こちらには何も書くことがありません^^;
(同じ事を繰り返して書くのもつまらないですしね)

どうせ見るなら1期・2期の区別をしないで一気観してもらいたいです。
多少、時間はかかりますが、コメディーとしての出来はかなりよく出来ています。

懐かしい一発屋芸人の髭男爵のお二人が声優として参加しているのも珍しいです。
「面白いやないか~い」とワイングラスをぶつけながら見る人はいないでしょうが、懐かしいギャグを思い出してしまいます。

サンレッドとヴァンプ将軍の戦い。
「笑えるやないか~い」と心の中でつぶやきながら見るのも一興です。
万人受けはしませんが、個人的には笑いのツボにハマった作品でした。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 19

林檎´ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

壮絶です!ある意味壮絶w

天体戦士サンレッド これは神奈川県川崎市で繰り広げられる善と悪の壮絶な・・・もう一度言う!壮絶な戦いの物語である!!

いや~、和みますね。特撮って和めるものでしたっけ?そしてこんなに笑えるものでしたっけ??w 特撮を期待した方々もその目的を忘れて見入ってしまうんじゃないでしょうか。それぐらいギャグアニメとして惹きつけられる魅力がある作品です。でもギャグアニメじゃなく特撮にしか興味ないかたもOPのサンレッドには惚れると思います。ファイヤーバードフォームまじカッコいい! 劇中には出てこなかったんですけどね; 最終回は泣かせて頂きました。三期来てよ~。・゚・(ノД`)・゚・。

それにしても、アニマルソルジャー可愛すぎたねw

投稿 : 2024/12/28
♥ : 4

52.3 6 ご当地アニメで秘密なアニメランキング6位
フランチェスカ(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (81)
433人が棚に入れました
ひょんなことからゾンビとして蘇った石川啄木だったが、とんでもないヘマをやらかして新撰組を復活させてしまった!
新撰組は「EZO共和国」復活を果たすべく、北海道の侵略を開始する! その危機を察知したクラーク博士は弟子の新渡戸稲造とともに、
最終兵器?『フランチェスカ』を蘇らせた! 新撰組の野望を阻止すべく立ち上がるフランチェスカ。

北海道を舞台にした戦いの幕が切って落とされたのでした…!

声優・キャラクター
牧野由依、田野アサミ、池添朋文、浦山迅、浜田賢二、杉山紀彰、工藤沙貴、井澤佳の実、高橋広樹、新垣樽助、内藤有海、南雲大輔、宮本克哉
ネタバレ

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

作品を激賞している人間の評価ではありますが・・・

やたらと酷評される、この作品が大きく損してるなあ・・・と言わざるやおえないのが、
とにかく序盤の回に問題があった点です。
また序盤は主に「コメディー」タッチの展開でしたが、ここでつまらないと切ってしまう人が多かったようです。
確かに仲間が傷付き倒れるような終盤のシリアスすぎる展開と序盤のラーメン大食い勝負をするようなゆるい展開は別世界のように違ってました。
もっとも私としては序盤のコメディー展開も悪くはなかったと想いますけどね。
そもそも、序盤、コメディーな話しが段々とシリアスな展開になるのは「キン肉マン」や「熱笑花沢高校」など名作と言われた作品の中にもあるのですし。
某動画サイトのアンケートでも序盤、特に初回の評価はそれは酷いものでほぼビリでした。

しかし「これから面白くなるといわれて面白くなった作品はない」というジンクスを覆し、まさに尻上がりに良くなっていきました。
そして、様々な複線と謎が膨らんでいきながら、意外な形の最終決戦へと進んで行き最終回はまさに涙無しでは見られない程、感動と余韻を残すものでした。
「最終展開」という一点だけで言うなら、まさに最高峰と言えるくらい良かったです。
巷の掲示板の感想ですがよく最終展開を言い表してます。

22話の感想コメント
>かりそめの命を得し者達が元いた場所へと戻る。
>出会いがあるから別れもある。
>彼らの雄姿をしかと見届けよ!

最終回の感想コメント
>最終回普通に見入ってしまった
>ここまで面白くなるとは思わなかったなぁ
>録画しとけばよかった

前述の某所の動画アンケートも最終回間際の数回では多くの有名作、話題作(例えばSAO2など)を凌駕するくらいに高い点を取り続け、
特に最終回では「とても良い」が90%を超えていて異例なものでした。
まさに「学年テストでビリだった奴が半年後には五番以内の成績を取る」というくらいなものです。
参考
http://matome.naver.jp/odai/2140311403552557401/2141917467729701303
(ここはリンク機能がないのでURLコピペして飛んでください)

第二に「北海道のご当地宣伝アニメ」「安直に作られた低予算B級作品」とかいう先入観の高い決め付けられも多いですね。
実際はかなりの設定の深さと練りこみが見られます。
要するに技術不足、低予算、力及ばずといった部分はありますが、
かなりの努力が見られ少なくとも相当な「力作」なのは間違いなく、「安直」「適当に作られた」といった評は適当ではないと思います。

壮大な挿入曲や牧野氏をはじめとした声優の演技も素晴らしいです。
ベテランやそれなりに名の知られた声優ばかりではなく、新人に近い声優さんも居ましたが、下手さはなく無難もしくはそれ以上に演じてます。

この作品を酷評する人すら口を揃えて褒めるのがEDの素晴らしさです。
牧野由依さんが歌うエンディングテーマ「囁きは"Crescendo"」ですが、
実にほっとする爽やかなEDで予告が終わってこの歌が流れると感慨深いものがあります。
構成も静止画を組み合わせたものながら、工夫されたものであり、何百回見ても飽きないEDです。
ED最後のフランチェスカの輝くような笑顔も素晴らしく。
展開的悲惨さが高まっていった最終回前には「このEDをハッピーエンドで見られたら良いな」「守りたいこの笑顔」とか言われてました(守れなかったのですが・・・)。
また最終回仕様のEDも素晴らしかったです。

そして、作品中の最も大きな魅力は「フランチェスカ」というキャラの魅力でアニメの世界には「美少女」なんてものはまさに掃いて捨てる程あるわけですが、
彼女の魅力はずば抜けていると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=8p15Q6C6AKY
https://www.youtube.com/watch?v=sWxwNTTvBS0
その美しさと可愛らしさに気品までを兼ね備えた外見だけではなく、性格やキャラ付けも含めて。
さらに「眼帯」「ピンク髪の足まであるサイドテール」「閉ざされた悲劇的過去」「実は○族」「奇妙な敬語喋り(彼女の出自の伏線になってる)」などもポイント高いです。
「美少女」というものは漫画・アニメなどの二次元文化の中で発展していきましたが
フランチェスカはなんというか「最新最高の技術で開発された美少女」という感じですね。
ですから、声優が「日本で最も可愛らしい声を出す」と言われる牧野氏が起用されたのでしょうね。

【牧野由依さんのコメント】
私が演じたフランチェスカは、かわいくて純粋で、皆から愛されるような女の子で、世の中のアニメーションに出てくる人気キャラクターの要素をすべて集約したような子だと思いました。

彼女の魅力とドラマ性を盛り上げているのが、
なんと言っても彼女が人間ではなくアンデッド(ゾンビのようなもの、「フランケンシュタインの怪物」の要素もありか?)であり
さらに「アンデッドの中のアンデッド」「最凶最悪のアンテッド・フランチェスカ」などと言われている点です。
そう、彼女はプリキュアのような表舞台で華やかに戦う美少女戦士ではなく、
いかに心も(一見は)外見も美しくとも所詮は人間ではない異形の存在であります。戦闘方法も異様なものです(もっともイカ娘の闘い方に似ているとか言われましたが)。
そのため、彼女はある戦闘の時に「この化け物め」と言われて「ばけ・・・もの・・・」とショックを受けるシーンがあります。
この辺の悲劇性は少し妖怪人間ベムや猫目小僧(古すぎる例えですが・・・)を彷彿とさせます。

{netabare}
この出来事から物語は佳境に入り大きく盛り上がる最終決戦へと向かいます。
最終決戦での「答えずともよい。だが、お前の思惑通りにはならぬ。見くびらぬ事だ。フランチェスカ様の心の強さを!」
土方歳三の「俺達、新撰組も昔は紛い物の侍なんて言われたものだ」と史実の出来事を前置きしてからの「本物かどうかってのは、たった一つのモノを持ってるかどうかで決まるんだよぉ!!」といった言葉の数々は胸を打つものがあります。

そして、悲しみの大団円・・・
フランチェスカがああなったのは厳しく言いきってしまえば「罰」とも言えない事はないです。
ヒロインにすら容赦しないその辺の厳しさが決してこの作品がいい加減に作られてるものではないという証明にもなってます(もっとも「悲劇の女主人公」として売り出す狙いかもしれませんが・・・)。
フランチェスカの最後の決断を思うと胸が痛みます。
彼女はどういう思いで「さよなら・・・みんな・・・」と言ったんでしょうね?

追加
「罰」ってのはちょっとおかしかったですね。なんていうか「責任」とでも言ったほうが正しかったかも。
彼女は彼女なりに「何が何でもここでケリをつけなくては」と思ったんでしょうね。

さて、あえて「激賞派」の私が「序盤に難」以外で作品的欠点を挙げますが、未消化な伏線や謎が多い点(ただし、これは二期がもしあるなら繋がります)。
1~4話の実写パートは確かに不要だったと思う点。
アニメ製作に慣れてない未熟なアニメ技術の会社で低予算だった点。
フランチェスカのほとんど出てこない回があった点(なにか制作上の都合があったのでしようか?)。
一話にしても一番最後にちょっとフランチェスカが出てきただけで、まさに「掴みはOK」の真逆を行くものでした。
一話に関しては「11分程度なのに長く感じる」とか酷評されてましたが、正真正銘のフランチェスカ信者の私ですらそれはわかる気もしました。

あと、予告編と本編のキャラたちの性格が離れすぎている点も気になりました。
しかも、その傾向は主人公のフランチェスカの性格が序盤の「はっちゃけた性格のアホの子」から徐々に落ち着いた上品な性格となりアンデッドやクラックなどの問題解決に積極的に携わるようになっていき、予告編との性格の違いは大きく乖離していきます。
本編でのこのキャラが予告編ではとてもこんな事言わないだろうとか、こんな喋り方はしないだろうというレベルです。
しかもその傾向は最後の方のシリアス展開になっても変わりません。
例えばフランチェスカの7話予告編での下衆なシモネタ発言や17話での早口言葉、
22話での仲間たちがフランチェスカのせいで彼女の仲間たちが大勢、消滅している状況での脳天気な発言など首をひねるばかりです。
また予告編には本編との敵対キャラまで登場するわけで、これはもう本編とは別物のギャグのようなものと考えたほうが良いようです。
そう割り切ればいいのですが、なかなか割り切れません。
{/netabare}

そして、この作品でなんと言っても特徴的なのは「TOONBOOM」という、「PCだけでアニメが作れる」というウリのコンピュータ制御でキャラクターや対象物や背景を個別に動かせ
動画枚数などを大幅に削減できるカナダ製の画期的アニメ製作ソフトを日本で始めて使った点です。
この部分が日本の目の肥えたアニメファンに受け付けなかったとこがあったようです。
確かに私もアニメ製作ソフトよりは緻密に一枚一枚、動画を描いて作ったアニメのほうが質が高いのは認めます。
そういう手のかかったアニメが世界で高く評価される「ジャバニメーション」って奴なんでしょうね。

しかし、どこかがパイオニアにならない限りは技術の発展はないのです。
「誰でも最初は初心者」であり、誰かが新技術にチャレンジしなくてはいけないのです。
「TOONBOOM」にしろ世界の122カ国。アメリカのアニメ製作の70%で使われているものであり、
実績があり未来がないわけではないのです。
頭ごなしにアニメ製作ソフトによるアニメ製作を否定するのではなく、
日本で最初にそれに挑戦したフランチェスカスタッフは評価すべきです。

例え話になりますが、コンピューター将棋にしろ創生期は「初心者相手にも勝てない」「わけのわからない手を指す」と酷いものでしたが、
今ではA級棋士にも勝つほどの強さ(ただしトップクラス棋士のタイトルホルダーにはまだ勝てないが)です。
使って技術向上を続けていけば将来的には「TOONBOOM」などアニメ製作ソフトで現代のアニメに劣らないものが出来るかもしれません。
未来では「昔のアニメは膨大な動画を一枚一枚手書きで作っていた」と驚かれるかもしれません。

参考
https://www.youtube.com/watch?v=o_nlj4eLrrA

なお、このアニメの主に初期の回での作画の問題点はむしろ「TOONBOOM」使用による難点というよりは
明らかに色の違うCGの貼り付けや写真加工画像がまずい点にあるように思えます。
二話、三話でいきなりフランチェスカがCGで表されるシーンがあり、ここは髪や服の色や質感まで全く周囲と異なっており、
まるで実写シーンにアニメのキャラを出すくらいに違和感があり、失笑を買ってました。
むしろ「TOONBOOM」をうまく使用した部分は工夫もあり、それほどには気になりません。

*1
「私はこの作品の激賞派」という部分について解説
いろいろ調べてみると、こういう場合「作品の信者」という言い方が一般的らしいですね。
別に私は「信者」という言葉でも何でも受け入れますよ。私をそう言いたければそう言うと良いと思います。
ただし、それはあくまで私がフランチェスカという作品を公正なもしくは自由な立場から全作視聴し感銘を受け自分の意志で作品に入れ込んだからであって、
何か「不純な理由」があって激賞しているのではないという事だけは明記しておきます。
私にとってこの作品は普通に「心の名作」なだけです。

*2
合わない人には残念ながら合わないについて
残念ながら、それはありますね。この「あにこれβ」でも酷評されている方も多いようですし、
「評価は二分されている」という感じですが、残念ながら酷評派の方が優勢なようです。
ただ「激賞派」にしろ「酷評派」にしろ「作品の評価は人それぞれでどちらが絶対的な真理」ってわけではないのです。
まあ、私の中では文句無しでの「名作」ですが・・・
しかし、たとえ少数でも「名作・佳作だ」と(本心から)言っている人がいるってのはそれは少なくとも作品のどこかに輝く部分を持っているからだと思います。

*3
長い間、この作品を考察した結果、この作品の大きな欠点がわかりました。
ずばり「動画枚数が少ない」というのがこの作品の最大の欠点です。
これは信者の私の目から見ても認めざるおえない部分です。
それ以外はシナリオ、キャラクター、キャラクターデザイン、音楽、EDとどれをとっても全てかなり良いと思います。
欠点とされる「作画」ですら、悪くはないと思います。

しかし、「動画枚数が少なく動きがカクカクしている」という部分が
人によっては全く受け付けず「全てダメ」という評価の原因になっているのだと思います。
某所の評価に「この作品を楽しむには慣れが必要です」とありましたが、その意味がわかった気がします。
とにかく少ない動画枚数のカクカクした動きを許容できなければ、一気にこの作品の全てが楽しめなくなり、
どうしてもクソアニメ、ダメアニメと評価されてしまい、シナリオ、キャラなど全てダメと決め付けられてしまうようですね。
しかし、よほど綺麗な動きにこだわらない限り「許容する」「慣れる」はそこまで困難ではないでしょうけど、こういうのは確かに人それぞれですからね・・・
ディープなアニメファンほど許容しがたいかもしれませんね。

動画枚数が少ないのは「TOON BOOM」のせいでしょうか?
いや、このフランチェスカと同じ会社が作ったサンプルアニメを見る限りでは必ずしもTOONBOOMのせいではなく、
https://www.youtube.com/watch?v=usxtiH9bYyM
単に資金不足から動画枚数が少ないのが原因な気がします。
ただし、少し弁護すると動画枚数の少なさはいろんな工夫で補っているとも言っておきます。
あと、動画は確かに少ないですが丁寧に描かれて(というか作られて)いるようにも見えます。

*4
この作品、曲が良いんですよね。
有名なのはEDですが、それ以外の挿入曲も超一級です。
特に「悲しみの曲」と「ほのぼのとした展開のときになる曲」が良いと思います。
音楽担当の人を調べたら「高梨康治」という「キュアメタル」というニックネームのある結構、有名な方でした。
プリキュアの音楽を長年担当し名声を得ている方で「最高のアニメ音楽職人」と言われてます。ウィキペディアで調べてみてください。
しかも、その彼の最も脂の載りきった時期に丹精こめて作った曲の数々は見事です。
たぶん、キュアメタルさんの作った挿入曲で最高傑作だと思います。
ちなみにもう一人片山修志という音楽担当者がいてこの方もハピプリの氷川いおなの「スターライト」という曲を作曲した方のようです。
まあ、某所の評価で、この作品を駄作呼ばわりする人たちから「五流アニメに超一級サウンド」「フランチェスカごときには勿体ない音楽」「キュアメタルさん、あとで"ああ、何で俺はこんな糞アニメに気張って魂の名曲を作ってしまったんだろ・・・"と思ったに違いない。まさに才能の無駄遣い」とか酷い事、言われていますが・・・

この作品アニメ製作ソフトを使って浮いた資金でいろんな担当に実は結構な人物を配してます。
声優もなにげに豪華と言われてますし、
メイン脚本家の竹内利光さんという方も有名な方みたいですね。

*5
欠点をまとめてみますと・・・
誰の目にもそう感じる部分
①動画枚数不足で動きが悪い
②序盤の話がイマイチ
③一話、二話、三話で使われた違和感たっぷりのCG

微妙な部分
④尻上がり型で面白いと感じる前に切られる可能性がある
⑤いささか楽しむには慣れが必要
⑥予告編と本編のキャラクターの乖離(必ずしも欠点ではないが気になる人は結構いる)
⑦フランチェスカのアイドル設定の消滅など、原初の設定との変化が大きい(これは欠点とは言えないだろう)
⑧この作品の萌え部分その他の良好な部分を牽引しているフランチェスカがほとんど出てこない話しがある(ただ新撰組回を好意的に見る人もいる)
⑨同じく、フランチェスカよりクラークの出番やセリフや視点が多すぎる。
⑩ボリューム不足(私はこれは違うと思う。2クール作品ですしね)
⑪話がやや半端なとこで終わった(ただし二期があるならこれは欠点ではない)

確かに欠点は少なからずありますが、それを補ってあまりある魅力の作品だとは思います。

参考 ウィキペディア フランチェスカ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%AB_(%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%88)

*6
相変わらず、酷評が続いているようですね。残念。
まあ、人の評価にはとやかく言えないですからね。

ニコニコ動画での放映が非常に好評でしたから、
ニコニコ動画での視聴をオススメします(有料ですが)
コメント欄が非常に楽しく、一番面白く見られますよ。

*7
どうも2期は難しいようですね。製作会社の社長は作ると言っていた事もあるのですが、
この作品は熱狂的なファンも居れば(まあ少数派ですが・・・)、最底辺アニメと酷評する人も多い極端な作品です。
もしも、この作品に興味を持った方は通販などで発売されている、その後を描いた「ラジオドラマ」を聞いてみると良いですよ。
なかなか良い出来です。
私としては牧野さんの真面目モードフランチェスカの快演が良かったです。
牧野さんはアニメの時はフランチェスカの出自 {netabare}王族の王女様だった {/netabare}を知らなかったようですが、
ラジオドラマではそれに沿った演技をしていて、なかなか心地の良い声でした。
また、フランチェスカのこんな面もあったのかという人となりもわかります。

*8
まあ、ここは私の「あにこれβに来て以来の想い」を綴ったみたいな場所になってますね。
確かにこのフランチェスカの評価は「私の個人的評価」にすぎないのは認めます。
しかし、こないだのNHKのアニメベスト100で一板通り「人の数だけベストワンアニメがある」って奴です。
それが私にとってフランチェスカってだけの話しですね。

ただ、フランチェスカの音楽に関係は文句のつけようがないほどの傑作だと思いますよ。

「囁きはクレッシェンド」だけではなくキュアメタルさんの作ったフランチェスカラジオで全バージョンで流していた、フランチェスカの挿入曲の数々は本当に見事なものでしたし。
まあ、短編アニメなので、そういう名曲の数々を表現しにくかったのかも。
何気に最終回の最後で流していた、OPのスローバージョンは良かったですが。

製作会社が倒産、これで二期は絶望的になりました。
どこか、版権、買い取ってくれたりしたら別ですが、それも難しいようです。
http://n-seikei.jp/2018/04/heartbit-tousan.html

投稿 : 2024/12/28
♥ : 22
ネタバレ

WSC さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

フランチェスカの第1話は伝説だから

酷評もしてるので、好きな人は読まないで下さい。

フランチェスカの第1話はもう伝説です。
どう伝説なのかというと、約10分しかないのに脱落者が多数!
冒頭に1分くらいの実写が入っている場合、早い人はそこでサヨナラ。
他のどんな1話も、これを見たら評価を見直なきゃいけないほどの出来なのです。
フランチェスカで低評価している人のほぼ全てが1話についてです。
1話だけでこれほどの評価を出したという点でも伝説だと思うのです。

これだけだと、何故、高評価になるのか分からないと思うので、
[ネタバレ]に、他の話がどんな内容か簡単にまとめたので参考にしてください。

天然の美少女ゾンビと愉快な仲間たちが、北海道の未曽有の危機に立ち向かうギャグ調のストーリー。
北海道とトンデモ伝説をネタにしたカオスな内容です。
話数が進むにつれ作り手が慣れてきてるのが分かるので、だんだん安心して見れるようになりました。

アニメと関係なく牧野さんが歌う「囁きは"Crescendo"」が評判が良くて幸いでした。
フランチェスカのファンは自分も含め変な人が多いので、普通のファンが増えて欲しいです。

{netabare}
TVKのように2話づつ放送の場合は話数がズレるので注意してください。

2話~4話 1話を見たなら見る必要なし。
5話~6話 見てもいいけど、見なくてもいい。
7話 時計台は日本三大がっかり名所。
8話 新撰組メイン回。でも余程の通じゃないと土方以外、誰だか分からない。
9話 土方からラブレター。
10話 「フランチェスカちゃん、あなたの赤ちゃんは頭の中よ」
11話 バイトの巫女さんに国家機密だだ漏れ。
12話 フランチェスカの可愛い脳がパイルダーオン!
13話 伝説のあの人が北海道まで逃げ延びて大陸に渡りチンギスハンになるトンデモ説より。
14話 函館で壁ドンされる。
15話 要するに『幸福の黄色いハンカチ』。
16話 洞爺湖には銀さんもノエルもいないけど、希望という名の船はあった!
17話 温泉回は必要デスカ?→必要デス!
18話 「ナンマラシバレルネエ」押し。
19~20話 7つの欠けらを集める。
21話 凶悪なフランチェスカ覚醒。
22話 さようなら、◯◯!こんにちわ、スーパー◯◯!
23話 北海道が焦土化。
24話 ラストシーンでフランチェスカが親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくシーンは涙無しには見られなかった!
{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 7

Prism_Ace さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ほっかいどー!あんでっどー!

アンデッド系ご当地萌えキャラ北海道アニメ。萌えキャラだけではなく北海道ゆかりの偉人達や北海道のオカルト話、北海道のグルメ、謎ファンタジーなどなどの要素を盛り込んだハチャメチャなストーリーはまるで海鮮丼のよう。背景も北海道の実在する場所を描いており聖地巡礼向きの仕様です。
独特の動きや序盤の若干スベっているギャグ、打って変わった2クール目のシリアス展開、俺たちの戦いはこれからだetc若干の歯がゆさはありますがそれを超えるパワーがこのアニメには確実にあると思います。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 2
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