天神 羅愚羅 さんの感想・評価
4.0
光あるところに影がある
まこと、栄光の影に数知れぬ忍者の姿があった
命をかけて歴史を作った影の男たち
だが人よ、名を問うことなかれ
闇に生まれ、闇に消える
それが忍者の運命なのだ
サスケ!お前を・・・斬る!!
白土三平の絵は本当に動きますね(´ω`)
原作を読んでいてもアニメを観ている様な躍動感です(´ω`)
天神 羅愚羅 さんの感想・評価
4.0
まこと、栄光の影に数知れぬ忍者の姿があった
命をかけて歴史を作った影の男たち
だが人よ、名を問うことなかれ
闇に生まれ、闇に消える
それが忍者の運命なのだ
サスケ!お前を・・・斬る!!
白土三平の絵は本当に動きますね(´ω`)
原作を読んでいてもアニメを観ている様な躍動感です(´ω`)
イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価
4.6
図書館で「知の攻略1968」という本を貸りて読んでこの頃の年代が
いかに激動の時代だったかが良く分かる本でした。政治思想や
文学芸術に至るまで日本を含め世界中で大転換期だった時代です。
「サスケ」はそんな1968年という激しさに充ちた熱い時代の伝説的アニメでしょうか?動画で見た限り子供向けアニメですが暗い翳りのある作品だと思いました。
真田忍者の親子が徳川の刺客に日々追われる憂鬱な内容で当時の子供達がこれを
どんな気持ちで観ていたのかと気になる内容です。
当時の若者の間で学生運動が流行っていた時代で警察官との暴力沙汰、仲間同士のリンチや抗争など今の時代を生きる私達には理解不能なことが起きていた時代です。「サスケ」はそんな時代の臭いが濃厚なアニメだと思います。
原作/白土三平
制作/TJC.TBS
放映時期1968.9.3~69.3.25(29回)
追記欄-
まみあな さんの感想・評価
5.0
厳しい年貢の取り立てに窮して村を捨て、サスケの励ましで自活を始めたが、「年貢を半分にする」という新しい領主の懐柔に乗せられて村に戻った百姓達をサスケは「そんなの最初だけだよ!すぐ元に戻って厳しい取り立てになるんだよ!それが分からないのかよ~」と説得する場面など、昨今のアニメには無い社会性を描いていて、素晴らしい。また、人が殺されることが如何に残酷なことなのかを容赦なく描いており、ごまかしていない。
貧困、長時間労働、過労死、閉鎖性… 現代の日本社会はこのアニメに描かれた悲惨さをそのまま保持しているのだ。
非科学性、歴史的不正確さ、描写の残酷さなどは、この作品の有益さを考えれば全く問題にならないし、一部差別用語や「不適切な」表現があったとしても、それを理由にお蔵入りさせるべきでない。むしろ、こういう、体制に都合の悪い内容を含む作品が自由に鑑賞できなくならないように気を付けたいものだ。