お祭りでコメディなおすすめアニメランキング 24

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのお祭りでコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年09月09日の時点で一番のお祭りでコメディなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

69.4 1 お祭りでコメディなアニメランキング1位
もやしもん(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (656)
3645人が棚に入れました
「某農業大学」に入学した沢木 惣右衛門 直保(さわき そうえもん ただやす)は、菌やウイルスを視認し、会話する事ができるという不思議な能力を持っていた。彼は、菌やウイルスに関する様々な騒動に巻き込まれていく。

声優・キャラクター
阪口大助、斎賀みつき、大原さやか、神田朱未、能登麻美子、小西克幸、杉山紀彰、西村知道
ネタバレ

しんばくん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「菌アニメ」とは何なの?⇒学園コメディーでした。

物語:3.1 作画:4.0 声優:4.1 音楽:3.5 キャラ:3.8 【平均:3.7】                            (48.1)
物語:3.8 作画:4.5 声優:4.2 音楽:4.1 キャラ:3.3 【平均:4.0】リターンズ                      (70.6)

ジャンル        :青年漫画、学園漫画、コメディ、ロー・ファンタジー
話数          :1期:全11話 2期:全11話
原作          :石川雅之(漫画)
アニメーション製作 :白組、テレコム・アニメーションフィルム
監督          :矢野雄一郎
シリーズ構成     :高橋ナツコ
キャラデザイン    :1期:高岡じゅんいち 2期:樋口聡美
音楽          :1期:佐藤直紀 2期:羽毛田丈史
主人公声優      :阪口大助
OP1期         :「カリキュラム」作詞・歌 - 依布サラサ / 作曲 - Anders Hellgren&davld Myhr
              / 編曲 - 松田岳二
OP2期         :「Wake Up」作詞・作曲・編曲 - 丸山真由子 / 歌 - ClariS
ED1期         :「Rocket」作詞 - Hiroyuki Hayashi / 作曲 - Hiroyuki Hayashi、Fumi
              / 編曲・歌 - POLYSICS
ED2期         :「サイキン」(第1話 - 第4話、最終話)「最近」(第5話 - 第10話)歌 - ひいらぎ

参照元         :Wikipedia「もやしもん」
公式ページ1期    :http://www.kamosuzo.tv/top.html
公式ページ2期    :http://kamosuzo2.tv/

【あらすじ】
 種麹屋の次男、沢木 惣右衛門 直保は、菌やウィルスを視認し会話ができるという不思議な能力を持っていた。直保は幼馴染の結城蛍とともに、祖父の友人である樹慶蔵が教授を務める「某農業大学」へと入学する。 Wikipedia「ストーリー」冒頭

【特徴】
①農業大学における学園ライフ
②等身大の大学生
③発酵食品、醸造酒、その他菌に関するウンチク
④かっこいい女性キャラが多い
⑤擬人化された可愛らしい菌が多数登場する
⑥エンディング後に菌劇場という菌達によるウンチクコーナーがある

【特徴の説明】{netabare}
①菌が見える能力を持った主人公直保をはじめとする樹ラボの面々が織り成す学園コメディー。ある者は直保を利用しようと考えていたり、自らの道を見つける者、邪な気持ちで金儲けを企む者など、研究室には様々なキャラクターが在籍します。ですが、これらの学生達は樹教授の下でしっかり研究に勤しんでいる様に見えました。
②某農大は生徒の自主性を尊重しているのか割と自由奔放で、何でもアリです。若しかすると本作に登場する大学生達は標準的なのかもしれない。
③学園コメディーに菌についてのウンチクを挟むのが最大の特徴。大体の回でウンチクを語るが、回によって長さが異なる。長い回では全体の1/3程度。しかし、それだけ多くの時間を割いているだけあって菌に関する様々な影響や作用を知ることができます。
④現実に近い女性が多いかもしれません。ですが、ボンデージ服を着たお姐さんだけは現実に居ないでしょう。
⑤数種類の菌達は名前だけ登場することもあります。作中で特に何も説明されない菌は、公式ホームページの「菌名鑑」で簡単に調べる事ができます。(URLは下部)
⑥毎回あります。知識と癒しを与えてくれる一挙両得なコーナーです。

【短所】
1.ウンチクとコメディー色の強いパート、更には菌劇場もあり、キャラクターの掘り下げに充てる時間が足りていません。1期ではキャラクター達が登場するまでに何をしていたのかという背景は分かるが、それ以上の事は分かりません。2期でも一部のキャラクターにしかスポットライトは当たりません。また、主人公や他のキャラクターも結局大学で何をしたいのかはっきりしません。
2.ウンチクに興味が沸かない、又は既知である場合、中々進まないストーリーをじれったく感じるかもしれません。{/netabare}

※注意:2期は切りの良いところで終わりますが、3期に続ける事のできる形で終わります。

【総括】
 菌に関する学問アニメではなく、基本的には“愉快なキャラクター達が大学生活を満喫する様子を描いたコメディー”であり、総じて楽しく観る事のできる作品。また、作画については丁寧な印象が残りました。尚、1期と2期ではキャラクターデザインが変わる為、慣れを必要とします。


【思った事・蛇足】

本作は一見さんにとって内容を想像し難い作品な気がします。
サムネ画像も可愛らしくて得体の知れない生き物がデカデカと描かれているので
そのキャラクターにほのぼのさせられる作品かと思うかもしれない。
だから一口に「菌アニメです」と言われても
「あの可愛いキャラクターは菌なんだ」くらいにしか思えず
今一つピンと来ません。


なので!
何の内容なのかという事を以下に挙げます。
3点です。





まず1点目。
総括を更に平たく噛み砕くと
“樹教授や先輩に振り回されるコメディー”になります。
コレが本作の骨子だと思います。
そして内容の一番大きなウエイトもこの1点目になります。
因みに某農大では幾つもの年中行事が催されていました。


続いて2点目。
近い将来の進路を決めなければならない少し憂鬱な心境を見て取れました。
“モラトリアム”


最後に3点目。
上で散々書きましたが
物語を展開する主な拠点は菌を研究する樹ラボです。
学生達は樹教授と共に自主的(?)に発酵食品を造ります。
その製造過程で“菌に関するウンチク”が登場する訳です。


以上の3点をどの様に楽しむかは人それぞれですが
私は1点目、2点目を面白いと感じました。
3点目は初めて知ることも多く
そうなんだと驚いてばかりでしたが
私に限っては3歩歩いたら忘れそうです。(汗)





最後に
本作を「面白かった?」と聞かれれば
「面白かった。」と答えます。



●菌名鑑

http://www.kamosuzo.tv/dir.html
是非一度覗いてみて下さい。



●美里薫 声 - 小西克幸
お笑いコンビ「笑い飯」の“西田幸治”に似てるなぁと思ったら
案の定ドラマで美里役を担っていました。
美里の声を担当した小西克幸さんの声も
西田さんを真似て演技されたのかは定かではありませんが
ソックリな関西弁を喋ります。



●類似作品:『げんしけん』
和気藹藹とした雰囲気での、男女による掛け合いが良く似ていると思います。



●1期の満足度(48.1)
キャラの登場と序章の終わりという感じで物語に厚味を感じず
面白くても点が伸びませんでした。



●グラフ[物語の転機が分かってしまう可能性あり※ネタバレ注意]
1期:http://shinbakuns.blog.fc2.com/blog-entry-35.html
2期:http://shinbakuns.blog.fc2.com/blog-entry-36.html

投稿 : 2024/09/07
♥ : 9
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

菌の話だけじゃなく人間関係も良く出来ている。

菌が見える大学生が農大で菌とウイルスとすこしばかりの人間が右往左往する物語。


■公式・関連頁■
http://www.kamosuzo.tv/top.html
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/moyashimon/
http://homepage2.nifty.com/mmmasayuki/
http://ja.wikipedia.org/wiki/もやしもん


ニコニコ一挙放送にて視聴。
菌から出来る色々な飲食品をわかりやすく菌を交えて解説したり、面白い人間関係を見れたりとかなり面白かった。
主人公の菌が見える能力を周りが利用しようとあれこれしたり、女子メンバーを落とそうとしてみたり教授の腹黒い感じだったりなんなりととても楽しめた。
が、ユウキケイはいらないだろ。これだけ意味不明でいらないキャラ。
まぁ腐女子に擦り寄ったんだろうけど。

見てない人はまだタイムシフト見れるはずなのでお勧めです。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv147719070


各話メモ
{netabare}1話
大学の入学式。
キビアックのグロと菌が肉眼で見える証明。
長谷川先生は生きていて水虫に成りかけ。
貴重な実験体とか教授怖い。
菌劇場
オリゼー。コウジカビを作る所もやしや。

2話
火落菌は日本酒を駄目にする。
灰の力で火落ちを退治できる。
謎の先輩二人が密造酒を作っていたが部屋に招かれる。
菌が見える能力を活かして金儲けを考える。
トウチュウカソウが高く付くので培養をする事に。
主人公はもやしやの息子。
3億程度の価値ではないだろう。
菌劇場
クリソゲヌム(青カビ)
トリコイデス(黒カビ)
アルテルナータ(ススカビ)

3話
及川参加。
ホンオフェ。韓国の発酵食品。
部屋の修理費10250000円の請求書。
及川の除菌スプレーで金儲けの菌死亡。
発酵蔵に改装。
人に有用なら発酵。それ以外は腐敗。
酒の作り方と出来るまでの過程。
日本酒の原点は口カビで作る。米を噛むのは未婚女性だった。
菌劇場
コウジカビの仲間。
ソーエは味噌醤油を作る。塩の中でもいきられる。
ニガーは焼酎を作る。
アワモリは泡盛作る。

4話
田植え。
メンマも発酵食品。
ミミズはダーウィン。
ミミズの煮汁は熱冷ましの効果がある。
野菜泥棒のミッションスタート。
B7農場は高濃度農薬試験中の野菜でトラップ。
牛の肛門に手をツッコんで色々調べる。
O-157発生。能力がバレかける。倒れて入院。
菌劇場
大腸菌は世の中の役に立っているらしい。

5話
粘菌。これで都内の主要幹線道路とかを再現する実験いつだかみたなぁ。
日本酒店に菌のお化け登場。奥に立ち飲み屋。
吟醸香は甘い香りがするが、メロンの臭いだった。
菌に愛される男のおじいさん。
日本酒は高いもんなぁ…久保田の千寿が好きだ。
何やら気持ち悪いリュックの中身をぶちまけて武藤くん登場。
たった一人の唯一のゼミ生。
菌劇場
セレビシエ(酵母)デンプンを糖に変える。

6話
日本人は米と味噌汁はかかせない事間違いなし。
女の一人旅とかしょっちゅう事件になってるじゃないか。
アジアのトップ5の菌が飛び交っている研究室。
ムトウごと滅菌消毒。
ムトウはUFO研究会会長。インフルエンザまみれの研究室。
ムトウの過去が残念すぎる…
ビールサーバーはちゃんと洗浄した方がうまいからなぁ。
菌劇場
腸炎ビブリオ1951年命名。
エルトール型コレラ1884年発見。
赤痢菌1897年発見。シガ菌とも呼ばれている。
淡水域の常在菌P.シゲロイデス1947年発見。
サルモネラ属菌1885年命名。
アジアの食中毒菌五人衆。コワイコワイ。

7話
第七回春祭。
一時的に独立国家となり校票が通貨となる。
教授が売ってるもの全部ハッタリだろw
怪しい媚薬を買うために10万稼ぐことに。
頭の紙風船を潰されると金を没収される。
攻撃する奴らは建物に入れない&影の中でしか動けない。
菌劇場
表皮常在菌。表皮ブドウ球菌は油を食べて弱酸性にする。

8話
決戦の日。門の大将倒すと10万。気象部の情報で16時に日陰が減るので奇襲作戦。
門の大将はまさかのロボット。10万を手に入れ媚薬ゲット。
媚薬はバレていたという落ち。そして効果無し。
10万の捨て金ですき焼き。
究極の日本酒と沖縄の宝をプレゼントでミサトのところに持ってきたが一緒に飲むことに。
長谷川の酒癖が猛烈に悪くドSだった。
アオイちゃんとハズキは媚薬でラブラブに。
菌劇場
枯草菌 納豆菌 納豆の作り方

9話
シュールストレミング。
ニシンを塩漬けにして缶の中で発酵させた世界一臭い漬物の一種。
長谷川はお嬢様だった。ミサトとカワハマも会食に参加。
バイオテロを仕掛けて長谷川を釣れ出す。
お返しで謎のコンパに参加。
結局特に何もなく長谷川とムトウと及川で飲み会。
長谷川は結局籠の鳥。
謎の新キャラ登場。
菌劇場
シュールストレミングはスウェーデンの納豆みたいなもの。

10話
黒い女の子はじいさんは知らない。
なんだこのクソホモ展開。
なんで最近のアニメは男の娘みたいなの入れてくんだろ。糞すぎ。
ってか唐突にキャラ変わりすぎて意味不。
人待たせてシャワー浴びる及川。サワキの能力が及川にバレかける。
下着は見られても押し入れは見られたくない。及川はオヤジ好き。
菌が見えなくなってる。キスされたせいか?
長谷川に菌が見えなくなっていることがバレる。
ユウキの事を聞いてない及川。この後ばらしたのかな?
菌が見えなくなった事を問い詰められる。本人自覚なし?
菌劇場
タダヤスが菌見えなくなったせいで本来の姿が。

11話
春祭の時は見えていたが、及川の家に行った時は良くわからない。
やはりキスされたのが原因のようだ。
男同士でキスは不潔不潔言った傍から長谷川が及川にキス。
菌が見えなきゃただのチビ。
見えなくなったのはよくあることで高2の夏以来。
ユウキが女装したのはイヤダイヤダの裏側に心理が隠れてるのかもしれないから色んなことやってみようと思っていたから。
菌の化物じいさんの菌すら見えない。
菌には声が聞こえている模様。
サワキのおじいさんは色々な経験を積ませるために教授の元へ送り込んだ。
菌の事もっと知りたいと思ったサワキを長谷川が抱きしめた途端菌がまた見えるように。
ビックリすると見えなくなったりする。
そして2期へ続く。{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 18

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

2012年7月ノイタミナ枠にて【もやしもんリターンズ】が放送予定らすぃ..._φ(゚∀゚ )

っと言う事で7月までにもう一度観ておいた(*'∀'*)♫

このアニメしてたのが・・・2007年だっけ?
その頃私はゲーセンのホールで働いてたのね。
ディズニーキャラやDBのフィギュア達が続々と入荷する中
この意味不明の菌たちのEJぬいぐるみも入荷してきた。
〝なんだコレ?〟っと思いながらクレーンに投入。
するとこの物体達の台にアホみたいにお金が入るワケだwww

必死でとってる女子高生に聞いてみた。
「この変な物体たちの何がそんなにいいの?」っと。
すると・・・・もやしもんについてウザ・・・
いやっビックリする程熱く語ってくれたwww

私たちは沢山の菌たちにお世話になっている。
普段目に見えなかったり意識してない。
そんな菌たちを可愛いキャラにして紹介してくれてる
それはそれは素晴らしいアニメなんだとw
次来店した時にコミックまで貸してくれたwww

っで、そう興味がないままコミック読んでみたら・・・
あれ?ホントに面白いわ♫っとなったワケだw
その勢いでアニメも観た♡

女装の部分は必要か?とは思ったがそれ以外はマジ楽しめた♫

調理の専門学校に行った時料理と同時進行で
勿論色々な細菌についても学んだ。
教科書の中に小さい字でビッシリ書かれている事を
丸暗記する日々www
勿論菌について興味なんてこれっぽっちもわかなかったw
あの頃このアニメに出会っていたら
もう少し楽しく覚える事ができたのにな・・・
っと少し残念だったりもするw


普通のアニメとして見ても充分面白いが、
菌についての知識も頭に入る作品でつ♫


【キビャック】
アニメで観ても充分キモイが実物は遥かにキモイ!!

私はこれ昔なんかの番組で見たんだけど・・・
食べてる映像を思い出すだけで吐き気がするwww

どんな食べ物かと言うと・・・
アラスカ人が作る発酵食品でその作り方が↓コレ
①ウミスズメを大量に捕獲する
②内臓をくり貫いたアザラシの腹の中にそのままギッチリ詰め込む。
③腹を縫って塞ぎ穴の中に埋め熟成させる。
④熟成したら掘り出して腹から取り出し・・・・

【ウミスズメの肛門に口をつけドロドロの内臓を吸いだすっ!!】

すんごい料理でしょwww
現地の人はニコニコして食べてたわ(・ω・A;)
ドン引きしたけど・・・・
外国人から見たら発酵食品(納豆や味噌)を食べてる私たちも
こんな風にありえない人種に見えてるのかもねw

投稿 : 2024/09/07
♥ : 31

64.4 2 お祭りでコメディなアニメランキング2位
Aチャンネル+smile(OVA)

2012年3月21日
★★★★☆ 3.7 (242)
1327人が棚に入れました
個性豊かな4人の少女の物語を描いた、黒田bbの4コマ漫画をアニメ化!大好きな先輩・るんとの高校生活を夢見て、同じ学校に入学したトオル。しかし高校で彼女を待っていたのは、るんとの甘い(?!)日々ではなかった!ナイスバディだけど気弱なユーコとツッコミ能力抜群のクールなナギを加えた個性派4人組が織り成す学園コメディ!特別編を収録。

霧枝 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

おかえりなさい!Aチャンネル!

あのAチャンネルの面々がOVAで帰ってきました。
OPもEDも劇中歌も新しいって!
ユー子ちゃんの妹も初登場。
なんだか新要素盛り沢山で嬉しいね♪

あ、本編のAチャンネルを未だ観てない人は、ブチッと再生を止めて
本編から先に観てね!
そうすると、面白さ10倍増しになると思います。

OPは河野マリナさんの”バルーンシアター”。
ん~Aチャンネルらしい爽やかさ溢れる音楽だなぁ~。
なんだかウキウキしてきちゃう!
劇中歌もEDもまさしくAチャンネル! 雰囲気バッチリなのでした。

内容は本編同様に、葵ヶ丘高校に通う”るん”、”トオル”、
”ユー子”、”ナギ”の仲良し4人組が繰り広げるスクールライフを、
面白おかしく描く日常系まったりアニメ。

大げさな笑いや派手な見せ場は無いけれど、どこかクスッとしてしま
うエピソードが満載です。
ホント、ホンワカまったりしてて、思わず笑顔になれちゃうな。

OVAでも、おなじみのメンバーの魅力が全開だよ!
天然のるんちゃん可愛い!
クールなトオルもいいな!
優しいお姉さんなユー子も魅力的!
眼鏡を外したナギちゃん、恐ろしく美人!
トオルの同級生の”ユタカ”と”ミホ”もいい味出してるぅ~。

OVAでは、特にユタカとミホの掛け合いが冴えてるように思いました。
まったりした日常のエピソードの中で、ちょっと騒がしい2人の掛け
合いはスパイスみたい。

1話は”やまもりパンケーキ”
2話は”絵馬にお願い” 
の2話構成です。

2話にちろっとユー子ちゃんの妹が登場するのでお楽しみに!
個人的にはもうちょっと出番を多くして欲しかったな~。

るんちゃんの関西弁可愛い! それはちゃうやろって感じの、なんだ
かおかしな関西弁が良い味だしてます。

2話の終わり方は○!
絵馬に書いたトオルのお願い。きっと叶うよね・・・。

OVAじゃなく、次シリーズでAチャンネルの面々にまた会いたいなって、
心から思いました!

大勢の人がこの作品を観て、幸せな笑顔になってくれると嬉しいな♪

おしまい・・・・。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 5

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

矢沢のAちゃん

AチャンネルのOVA作品。
「やまもりパンケーキ」と「絵馬にお願い」の2本立てで構成されています。

2本立ての構成ですが、1本の中でA・B・Cパートの3つに分けられます。
ただし、Cパートはおまけみたいな感じかな^^

・やまもりパンケーキ

先生の代わりに板書するトオルの可愛い姿を観る事ができます。
骨折したキャラには申し訳ありませんが、GJでしたw

ナギの体重ネタは毎度の事です。
ガリガリの女性よりもキチンと肉付きの良い健康な女性の方がモテると思うのですが、乙女心なのでしょうね^^

そしてタイトルにもなっているパンケーキ。
最近ではスイーツではない食事のパンケーキもあるみたいですが、一般的には甘い食べ物です。
山盛りパンケーキは魅力的ですが、糖分やカロリーが……
甘い物をたくさん食べるのは若い人の特権なのかな~。
食べている時は喋らないという常識を守るトオルの姿は礼儀正しいというのか相手にしたくないというのか、表情からは判断できないです。
るんがトオルの保護者みたいな会話をするのも ほのぼのします。

・絵馬にお願い

ユー子が風邪を引いたため、みんなで看病する事となります。
ニヤリと笑うナギとトオルの魂胆が……w
お粥の食べさせ方もユー子に対する いつもの態度で分かります。

るん・トオル・ナギ・ユー子の4人で初詣に行く事となります。
待ち合わせや電車での様子に それぞれの個性が感じられます。

誰にでも気軽に挨拶する るん
おみくじの結果によって いじられるユー子
鐘を突く時の掛け声など初詣をする神社での出来事も個性が出ます。

Aチャンネル本編よりも短いOVA作品ですが、中身は魅力や面白さが詰まっています。
『Aチャンネル』の入門編と考えて、気に入ったら本編(TV版)を観るという事でいいと思います。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 15

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

本編未視聴の方も気軽に観られます。個人的にはこちらのほうが好き。

原作は4コマ漫画(未読)。
制作会社は本編と同じく「Studio五組」。

本編視聴済みなので、こちらも前々から気になっていたところ、
ようやく機会に恵まれたので視聴しました。


登場するキャラも変わらず、
主要人物はルン、トオル、ユー子、ナギの4人で、
彼女たちの日常を描いています。

時々退屈しながら観ていた本編と比べてだいぶテンポが良かったし、
ほのぼのした雰囲気の中でも小ネタを連発してくれて、
個人的には本編よりも面白かったと思います。
(全2話のみだったことも1つの要因であると考えます。)


音楽も作品の雰囲気に合っていたし、
本編と同じ曲で済ませない辺りに制作側のこだわりを感じました。
曲のみならず、映像も良かったと思います。

OP曲: バルーンシアター
ED曲: スマイル方程式

また、劇中歌についても本編と全く同じ流れで挿入され、
2話とも異なる曲になっています。


http://www.anikore.jp/anime/2480/
1クールの作品『Aチャンネル』はこちら↑ですが、
このOVAを視聴するだけでも雰囲気やキャラの特徴をほぼ掴める上に、
未視聴の方でも9割がた楽しめる内容になっていると思います。

ほのぼの系・日常系が嫌いでない方は、
お時間があれば試してみてはいかがでしょうか?
もしこの雰囲気が気に入ったら、本編を視聴してみるのも良さそう。

年齢層・男女問わず幅広い層に、
そこそこオススメできる作品だと思います。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 23

57.4 3 お祭りでコメディなアニメランキング3位
ちょこッとSister(TVアニメ動画)

2006年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (83)
519人が棚に入れました
つばき荘というアパートに1人で暮らす大学生のはるま。ある年のクリスマスの朝、突然現れたサンタのお姉さんから、クリスマスプレゼントとして大きな袋を渡される。袋を開けると中からはなんと女の子が。それは、子供の頃サンタさんにお願いした妹だった。

声優・キャラクター
斎藤桃子、平川大輔、水橋かおり、森永理科、大原さやか、小林由美子、松岡由貴、釘宮理恵、植田佳奈、斎藤千和

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ねこにゃんダンス♪ ってやつ。

2006年7月~12月放送のTVアニメ。原作は同タイトル漫画。
全24話

子供の頃、生まれる筈だった妹を流産で失ってしまい・・
サンタさんに「妹」が欲しいとお願いした・・

「つばき荘」に1人で暮らす大学生「川越はるま」は子供の頃
願った・・流産で逢う事が叶わなかった・・妹が欲しい。

ある年のクリスマスの朝、突然サンタのお姉さんが現れて、
クリスマスプレゼントと言い大きな袋を渡されるが、袋を
開けると・・中からはなんと「女の子」がでてくる・・



戸惑いつつ妹として大切に育成?していく様子をコミカル
に描く育成コメディ?大学生とはいえ女性経験がなく女体
に興味深々のお年頃の「はるま」が・・突然できた妹にどう
接したら良いのか?というドタバタを軸に展開する。

エピソードは・・ほのぼのハートフルな内容もあるが・・
露出も可也多くTV放送は「KEEP OUT」も可也多いようです。

キャラデザはソフトで微妙・・作画も微妙・・特に良い点
は感じないし、近年の妹物のような色物でもない普通の妹。
ある程度の言葉は理解し話せるが・・基本純真無垢無知な
状態で、色々なことを教えていくというもの。

ギャグとしては鮮度も低くラブコメとしても緩く・・妹を
可愛く愛でるというにはデザが柔い感じでなんとも微妙?

ハートフルのようで「萌え系」の露出系でもあるかな?・・
視て不快になるようなものでもなくそれなりに笑える感じ。


川越 はるま/平川大輔
実家は文房具屋。『つばき荘』に1人で暮らす大学生。

ちょこ/斎藤桃子
サンタのお姉さんがプレゼントしてくれた「妹」。
天真爛漫で純粋かつ素直な性格。何でもすぐに信じる。

芹川 千歳/水橋かおり
ちょことはるまが住むアパート『つばき荘』の管理人。
極度の方向音痴。可成りドジでおっとりしている。

足来 真琴/森永理科
何時も酒を飲んでいる豪快な性格のグラマーな女性。
セクハラ女だが実はトップモデルの「音神亜里沙」。

安岡 匡司/望月健一
元刑事で失業中。つばき荘の住人で最も陰の薄い人物.

園崎 綾乃/大原さやか / なし
はるまが想いを寄せるフラワーショップの店主。

石田 駆/小林由美子
近所の風呂屋『石乃湯』の末息子で、14歳の中学生。

石田 翔子/野田順子
大学生で駆の姉。空手が得意「年頃の女子には色々ある」
姉/葉子(声優:中友子)、妹/祐子(声優:広橋涼)がいる。

華山田 ゆりか/釘宮理恵
ちょこの友達でお嬢様学校に通う裕福な令嬢。小学5年生。

蓮木 秀子/植田佳奈
華山田家のメイドでゆりかの世話係。常に無表情。

丸茂 珠美/松岡由貴
目が細いはるまの先輩。自称「働く大学生」。破天荒。

サンタ /夏樹リオ
サングラスをした若い女性でサンタのくせにガラが悪い。

音神 亜里沙「asirai makoto」
劇中に度々出てくるトップモデル。B88W56H87。

小田原 絵里子/斎藤千和
通称「オダエリ」として、「ねこにゃんダンス」踊るアイドル。

碧/小山裕香
アニメオリジナルキャラクター。性格は豪快で男勝り。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 2

たぁろぉすぅけぇ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

今年最後のぉレビューにぃこれをぉもってくるぅぼくのセンスっほめてあげたぃっ

っこれっしらなかったぁっ「釘宮」「シスター」で検索してちがうとこぃこぉとしてたらぁココにきちゃったぁ.........なにっこれっ?.........
一話でぇそらとぶバイクにのったぁサンタのぉぉねぇさんがぁ妹をぉとどけにくるんだけどぉっ(ファンタジーっ?)そこからぁラストまでぇそのコトにはぁぃっさぃふれずぅぉはなしはぁすすんでくぅたまにひかりのたまがぁふわっと舞うシーンぃがぃはぁ(クラナドみたぃっ??...っまっぃぃかぁっ)
はるまもぉふつーにぃ実の妹(たぶんっ実の妹)のょぉに接してぇ......学校ぃかなぃのぉっとかゅぅツッコミもなくぅっ......1クールはぁたぃしたもりぁがりもなくぅすぎてゅきますぅ(ひとつ最重要ポイントありっ)もりぁがらなくてもぉ世間知らずでぇ無防備でぇすなぉでぇゃさしくてぇ誰とでもすぐなかょくなっちゃぅちょこちゃんのぉ魅力はぁどんどんつみかさねられてゅきますぅっ(ネーミングのセンスはぁ全力でぇ?なんですがぁちょこちゃんはぁちょこちゃんなのでぇしかたぁりませんっ)「ぉにぃちゃんの妹」ですっ
2クールからぁテコ入れがぁありますっ釘宮とぉ千和のぉ参戦っ(もともと声優陣はぁなにげにすごいですぅ)釘宮っ炸裂しますぅっそれにょりぃテンポのあるっふつーにぃ見れるものにぃなりましたぁ
そしてラスト2話っぃままでためこんできたぁちょこへの想いがぁ.........もぉちょっとでぇ涙おちそぉでしたぁ(ほんとはぁおちちゃったんぢゃなぃのぉ?)いろいろつながったりしますぅ(そんなたぃしたものぢゃぁりませんがぁ)......っぁれっ伏線だったのっ回収されてはぢめてきずくとかぁぁたらしすぎるぅっ
opもぉなかなかぃぃっんですがぁ.........edっ神ですっ(びぢゅある込みっ).........今世紀中にぃこれをぉ超えるものはぁあらわれなぃでしょぉっ.........っぁっ「Surely」にはぁとぉくぉょばなぃかなぁっ...っ?っだめぇっ?化物語(パチンコっスロット)のぉed(ボーナス中)曲だょぉっ......ClariSだょぉっ......そのへんの神曲って呼ばれてるアニソンなんかぁ足の小指でぇかるくっひねりつぶしちゃぅょぉっ
ちょぃちょぃリミッターがぁきぃてしまぃますがぁ「ソコでぇリミッターかかっちゃぅょぉなぁ演出いるぅっ?」「その程度のぉ描写にぃリミッターかけるぅっ?」両方の意味でぇ?でしたぁ

シリーズ構成、脚本のぉ雑破業さんてひとっいろんな意味でぇすごいですぅ(ほめてはなぃっ)いろんな意味でなっとくですっ

投稿 : 2024/09/07
♥ : 7

ソーカー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

当然の如く断念したわけだが

「あぁ女神さま」のロリ妹版なのかな。
妹欲しいなぁと思ってたら、ロリロリな妹をプレゼントされるという非常に厳しい妄想から始まります(笑)

話としては意外とハートフルで和む話が多かったと記憶しております。つまりは内容的は意外に悪くはない。ロリ&妹萌えが好きな人にはストライクなアニメでしょう。
徐々に人間性を獲得していくようなお話で、中身空っぽの萌えアニメっていうわけでもなさそうでありました。

しかしですよ、無駄に「エロ」が入ってくるので、これが本当に煩わしい。もともと妹モノがあんまりすきじゃないってのもありますが、ちょっと危険なレベルだと思います(笑)裸エプロン見て喜んでる奴いたら虚勢してやりたい(笑)

まぁ気持ち悪さが止まらなかったので見るのを止めましたが
エロさえなけりゃ、それなりに良いアニメだったかもしれないですね。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 1

76.7 4 お祭りでコメディなアニメランキング4位
だがしかし(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1305)
6532人が棚に入れました
家業の駄菓子屋を継ぎたくない鹿田ココノツは夏休みのある日、駄菓子マニアの不思議な美少女・ほたるに出会う。
実在の駄菓子とともに少年×少女のおかしな夏が今始まる!
美味し懐かし駄菓子コメディー、お腹いっぱい召し上がれ! !

声優・キャラクター
竹達彩奈、阿部敦、沼倉愛美、鈴木達央、藤原啓治
ネタバレ

❣ユリア❣ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

そこのあなた!これを見れば駄菓子が食べたくて仕方なくなるわよ!?

☆原作未読☆

~あらすじ~
ある田舎に住む鹿田ココノツ(おそらく主人公)は漫画家を目指しているが、父のヨウから実家の駄菓子屋・シカダ駄菓子を継ぐようにいわれている。けれどそれを嫌がるココノツの前にある日突然、都会からやって来た謎の女の子、枝垂ほたるが現れ、あらゆる手段でココノツに駄菓子屋を継がせようとするーー

美味し懐かし 究極の駄菓子コメディーです

絵的にアニメを見るまで主人公はほたるとサヤかと思ってましたw
が、一応?主人公はココノツだったんですねw


〜タイトルについて〜
突然ですが、皆さんはこの「だがしかし」というタイトルはどういう風に捉えますか?
「だが、しかし 」「 だがし、かし」
どちらなのでしょうか?

アニメの1話目を見れば分かる…と言われていましたが、私はどちらかよくわかりませんでした…( ´ㅁ` ;)

というか、どっちも!なのではないかと思います!
「だがし、かし」はお菓子という意味
「だが、しかし」 接続語
という意味でどちらも使われるのではないかと思います!
ですが、まだハッキリしてないので題名の意味問題はまだまだ続きそうですね…
原作を見てれば後に分かるかも??


~OP.EDにて~
OP ED共に1話、2話だけ映像が違うんです!後半はずっと一緒だったんですがねw
よければ見てみて下さい☆
そして歌もハマりますよ~♪内容に合ってるなと思いました☆

{netabare}
だかしかしは内容を全く知らずに見ました
駄菓子についての話だったんですね〜!
(ほんとに駄菓子の話です。駄菓子を紹介するための物語、的な?)

1番始め、主人公の名前がよく分かりませんでした。
皆、主人公のことをココナツと呼んでいたんですよねw実際の名前はココノツです ややこしいw
※私はずっとココナツで呼んでましたw

そして、ほたる登場!始めからかなりの変人で謎な女の子でした
だがしかし!駄菓子については超詳しい!すごいなぁと思いました!そしてよく見るとリボンが違います
2種類あり使い分けているのかな?

サヤ、キャラの中では1番お気に入りです♪かわいいし、遊び系が超得意なんですよね!
めんことか、二の舞!?で3枚もきれてて、ほたるとココノツはビックリ!
そのすごさにほたるにはサヤ師と呼ばれるようになりますw
サヤ師…恐るべしw
そしてサヤと言えば子供の時♪あの時は特に可愛くてお気に入りです♪
ココノツがお祭りで取った金魚がサヤのお店にいるんですよね♪
それを知った時はおお〜!ってなりました(*´艸`*)

〜1番面白かったところ〜
第4話 サヤがいる喫茶店にある「見られてはいけない」ことが書いてあるノートを忘れてしまった…
そのノートを取りに行くために、ほたるとココノツが走る!!
すごいですねwグリコのキャラメルで消費カロリーを計算して喫茶店まで走るとかw
結局バレてしまいましたがw
地味に二人で協力して走ったところが感動しましたw
✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿*・.。.:*✿
そして、アニメを見て改めて駄菓子の存在を知りましたw
うまい棒とかベビースターも駄菓子だったんですね!!初めて知りました☆
でも、アニメを見て、1番に思ったことは……

あれ?私、駄菓子食べたことない……( ̄□ ̄;)!!?

まさかぁwと思う人もいるかもですが、ほんとに食べたことないんです……
というか、ラムネとかうまい棒とか食べないんですよね…(´・ω・`)
でもでも!美味しそうだなぁと思った駄菓子もたくさんあったので、ぜひ食べてみたいなと思います!!
駄菓子屋さんとか近くにあるかなぁ‥
{/netabare}

~食べてみたい駄菓子~

1位生きいきビール
(本物は無理ですがw駄菓子のビールは本物と似てるんですかね?wどんなのか気になります♪)

2位ヤングドーナツ
(駄菓子っぽくなさそうですが、気軽に食べれそうです♪)

3位ふがし
(色んな種類があって美味しそうです♪)

という感じですが、他にも美味しそうなお菓子がたくさんあり、お菓子好きには必見ですよ~!?
このアニメを見れば、誰もが駄菓子を食べたくなると思います♪
ぜひ皆さんも色んな駄菓子を食べてみてください♪

果たして、ココノツは駄菓子屋を継ぐのか?
今後の話も気になるので
原作も見てみたいなと思います♪

投稿 : 2024/09/07
♥ : 21

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

昔懐かし駄菓子屋商品の数々・・・でもそれよりサヤ師に萌えましたが何か^^;?

この作品の原作は未読ですが、あやちが出演するとして迷わず視聴を決めた作品です。
あやち見たさに事前の情報番組も視聴・・・たくさんの駄菓子に囲まれたあやちを堪能してから本編の視聴に臨みました。

物語はとある田舎町の一画にひっそりと建っている「シカダ駄菓子」
この駄菓子屋の一人息子である鹿田 ココノツが本作の主人公です。

彼の夢は漫画家になる事・・・ですが、その夢は遠く巌しい道のりです。
一方、家が駄菓子屋だった事もあり、駄菓子に関しては高いスキルの持ち主でもあります。
そんな駄菓子のスペシャリストである息子に駄菓子屋家業を継がせたいと考えている父親でしたが、これまでココノツから頑なに断られていました。

そんな中に颯爽と登場したのが大手菓子会社「枝垂カンパニー」の社長令嬢であるほたるさん(CV:あやち)です。
世界一のお菓子メーカーを作ることを夢見る彼女はココノツの父親であるヨウを引き抜きに来たのですが、シカダ駄菓子の行く末を見守りたいという彼の思いを尊重し、近所に居座る事になり・・・ココノツとほたるとの駄菓子談義が一気に白熱しながら物語が動いていきます。

駄菓子屋さん・・・とても懐かしい響きです。私が駄菓子屋にお世話になっていた小学生低学年くらいには、住んでいたアパートから徒歩5分以内の場所に駄菓子屋さんがあり、毎日50円玉を握りしめて入り浸っていたのを覚えています。
今では駄菓子屋さんを気にしながら外を歩かないのでよく分かりませんが、一昔前より駄菓子屋さんの件数自体が減っているのではないでしょうか^^;?

少し話題が逸れてしまいました^^;
wikiを見てみたら、作中に登場した駄菓子が掲載されていました。
中には全く知らないお菓子もありましたが、全般的に感じるのは懐かしさです。
でも、ココノツとほたるさんの掛け合いを見て思ったこと・・・駄菓子に関してここまでの拘りは持っていなかった、という事です。
たかが駄菓子・・・いいえ、されど駄菓子です。
次々と登場する駄菓子を美味しそうに食べている二人を見ていると・・・こちらにも空腹が伝染しそうでした^^;

実はおやつカンパニーから販売されている「ブタメン」を知らなかったのですが、3月にインフルエンザに罹患し、隔離生活を送るためコンビニに食料確保に行ったところ「ブタメン」が売っているではありませんか。
しかも「だがしかし」とのコラボバージョン・・・思わずゲットしてしまいました。

でもこの作品・・・魅力は駄菓子だけではありません。
数少ない登場人物の立派に魅力的です。
本来であればあやち演じるほたるさんを一推しで見るところですが、今回はサヤ師の存在が大きかったです。

普段は実家の喫茶店を切り盛りしている彼女ですが、ココノツの事になると途端に態度が挙動不審になるんですよね〜^^;
突然やってきたほたるさん・・・かなりの巨乳美人という自分には持っていないモノを持っているほたるさんがココノツに接近するのを露骨に嫌がってみたり・・・
でも実際にはとてもシャイで、貰ったモノをとても大事にする女の子なんです^^
そして二人で過ごす時間に彼女の見せる満面の笑みは破壊力抜群でした。
正直キャラデザに関する印象は普通でしたが、サヤ師の可愛らしさだけは別格だったような気がします。

それでも何が起こるか分からないのが世の常・・・
いつほたるさんが変身するとも限りませんし・・・気は抜かない方が良いかと・・・^^;
それにココノツだってどこに行っちゃうか分かりませんし・・・

オープニングテーマは、MICHIさんの「Checkmate!?」
エンディングテーマは、竹達彩奈さんの「Hey!カロリーQueen」
この2曲で甲乙なんて付けられません・・・どっちも大好きです^^
でも・・・エンディングの振り付けは可愛いと思いました^^

1クール12話の作品でした・・・が、最終回の終わり方はあまりにもあっさりし過ぎていたのではないでしょうか^^;?
劇的なエンディングが欲しい訳ではありません・・・でもあまりに普通に終わると、続きが気になってしまいます^^;
ほたるさんとサヤ師の動向が気になるのでできれば続編希望でお願いします^^;

投稿 : 2024/09/07
♥ : 43
ネタバレ

kakelu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

駄菓子屋って今もあるんかな??

1話の感想 ★★★☆ 3.5
キャラが濃い
{netabare}
うまい棒とポテフとヤングドーナツが出てきたね。
まさかそのまんま出てくるとは。
キャラは濃いな!親父と駄菓子女が。
カフェの女の子は可愛かった。{/netabare}

2話の感想 ★★★☆ 3.5
酔っ払いホタル
{netabare}
今回はきなこ棒、なまいきビール、フエラムネ、めんこ。
なまいきビールって何?初めて聞いたわ。
あんまり美味しそうちゃうけど。
メンコも時代を感じるな…
メンコとか今も売ってるんだろうか?{/netabare}

3話の感想 ★★★☆ 3.5
エアコンの故障
{netabare}
今回はブタメン、ボンタンアメ、あとチュウチュウ吸う棒のやつ。
夏にエアコンの故障って、本当に最悪だな。
ホタルは今回、なんだかんだエロかったな〜{/netabare}

4話の感想 ★★★☆ 3.5
目隠し勝負!
{netabare}
今回はふ菓子とグリコだった。
ノートに胸のことはなかなか心に来るだろうな。
しかも、好きな人とか…
てか、走りながらグリコ食べるのって口が甘くてしんどそう。{/netabare}

5話の感想 ★★★☆ 3.5
YouTuber
{netabare}
今回は、ビンラムネ、ベビースター、ヤッターめんとすっぱいぶどうにご用心だった。
まさかYouTuberにupする話が出てくるとは…
しかも顔出しだし。
まぁ、田舎なら大丈夫か。
ヤッターめんは小さい時めちゃくちゃ食べたわ。
懐かしい。{/netabare}

6話の感想 ★★★★ 4.0
サエとの思い出
{netabare}
今回はまけんグミとひもQ、ヨーグレットの3品だった。
そして、何よりサヤとのラブコメが話のメイン!
見た目的にはホタルの方が断然エロくていいが、サヤちゃんの方が絶対可愛いよな。
子供の頃から好きだったんだな。{/netabare}

7話の感想 ★★★★ 4.0
夏祭り
{netabare}
今回は駄菓子少なめでもんじゃ焼きと型抜き。
もんじゃ焼きが駄菓子屋さんでも食べれたというのが意外。
果たして、駄菓子の入ったものは美味しいのか?
最近、ラブコメ要素が強くていい感じ!{/netabare}

8話の感想 ★★★☆ 3.5
怖い話
{netabare}
超怖い話ガムとプチプチ占いチョコ。
超怖い話ガムは見たことないわ。
こんなんあったんだな。
プチプチ占いチョコは知ってるけど。
けん玉、あんなに高かったか?
100均で売ってた気が…
それとも、100均もないような田舎なのか?{/netabare}

9話の感想 ★★★★ 4.0
おっぱい?爆弾?
{netabare}
わたパチとうんチョコ、さくら大根とたまごアイス。
うんチョコとか知らんわ〜
まぁ、確かに小学生はうんち好きそう。
関西だからさくら大根は見たことない。
あんなん売ってんだなー
たまごアイスはおっぱいでした。{/netabare}

10話の感想 ★★★☆ 3.5
ほたるさんの具合が…
{netabare}
今回は粉末ジュース!
珍しく前後半に別れないタイプ。
しかも、前話の内容を引き継ぐ形式。
口内炎ってあんなに腫れるか??
確かに痛いけど…{/netabare}

11話の感想 ★★★☆ 3.5
駄菓子屋さんのあるべき姿
{netabare}
コーラガムと都こんぶ、あとはラムネ。
あんな親切な駄菓子屋さん、見たことないぞ?
大体はじーさんかばーさんがしてたような。
ラムネの話で出てきたペリーは面白かった。
杉田さん、ふざけすぎw
ラムネとサイダーって容器の違いだったんだな。{/netabare}

12(最終)話の感想 ★★★★ 4.0
ココノツの答え
{netabare}
さくらんぼの詩と食べルンですhi、森永ミルクキャラメルとサクマ式ドロップス。
前話の話の続きになるのかな?
今回は少し恋愛よりかな。
お菓子もメジャー級のが多かったし。
結局、くっついたりといった事はなかったな。
2期ではあるのかな?
内容よりも声優さんたちの掛け合いが良かったな。{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 19

71.6 5 お祭りでコメディなアニメランキング5位
侵略!?イカ娘 2期(TVアニメ動画)

2011年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (1122)
5945人が棚に入れました
イカ娘が巻き起こす、ずーっと真夏の癒し系?ほのぼの侵略コメディ!!海洋汚染を続けてきた人類を侵略するために深海から地上にやってきたイカ娘。しかし、最初の侵略拠点として目をつけた海の家“れもん”すら制圧下におけず、挙句にそこで働かされるはめに。だがそこで栄子や千鶴、たけるの相沢一家と一緒に暮らすようになり、いろんな人とのほのぼのした交流もある楽しい毎日。イカ娘大好きっ娘の長月早苗、イカ娘が怖くてしょうがない斉藤渚、ライフセーバーでイカ娘とは「海を守る同志」の嵐山悟郎、イカ娘を宇宙人として研究したがっているシンディー、そして親友となった清美などなど彼女をとりまく面々もとっても賑やか。…果たしてイカ娘が地上侵略を達成する日は来るのだろうか…?

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

イカ娘の楽しそうな日常を見守ってみなイカ?

イカ娘2期です♪

ストーリーは1話が3つの短編で構成されている完結型なので、
2期からの視聴でも問題ありません。

イカ娘とは何者!?という詳しい説明は、
1期を見てください。

2期ではさらっとだけ触れられています。

海からの使者!イカ娘!地球を侵略に来たでゲソ!
↑これだけなんですけどねww

全12話です。


● ストーリー
海を汚す人間が許せない。
イカ娘(いかむすめ)は、地上の侵略を決意する。

海岸に建つ海の家「れもん」を侵略の拠点にしようとするが、
そこで働く相沢(あいざわ)家と仲良くなったりこき使われたり…。

イカ娘や“れもん”に関わる人たちの日々を描く、楽しいストーリー。


1期も楽しめましたがドハマリするほどでもなかったので、
2期の視聴は置いていたのですが…。

ようやく2期を見てみると、
なんと!おもしろい!!あれ、こんなにおもしろかったっけ?笑

1期を見たのが5年ほど前だったので、私の嗜好が広くなったのか、
単純に2期のクオリティが上がったのか、どちらかかとw

1話が3つの短編ストーリーで構成されているので、
気軽に観やすいです。

朝や夕方以降に放送されている国民的アニメたちと
肩を並べられるんじゃなイカ?と思うほど、

どの話も安定しておもしろいし、
ほのぼのしています♪

イカちゃんは侵略者っぽいことをしたがるけれど、
大して悪いことはしないし、ポンコツな結果に終わるから憎めませんw

ほぼ夏のエピソードばかりなので、
現実的には継続した放送が難しいのは残念ですww


● キャラクター
キャラの数がとても多いわけではありませんが、
十分です♪

というか、イカちゃんのキャラが深すぎて、
彼女一人だけでもネタが豊富ですw


≪ イカちゃんの語尾が魅力的すぎなイカ? ≫

イカちゃんが話す時には
必ず語尾に「~~イカ?」「~~ゲソ」が付きます。

あざとく、しつこく感じるかと思えば、
全くそんなことがない。

ごく自然に、そしてイカちゃんの魅力をぐーんとアップさせる魔法の語尾♪


≪ 不思議な生態 ≫

髪の毛は10本の触手。
口からは墨を吐く。
好物はエビ。
ぼうしを取ると死んでしまう。
などなど…。

2期になってもまだまだ飛び出す、
イカちゃんの不思議な生態の数々。笑

侵略者だけど悪い子ではなく、
自由奔放で欲望のままに生きる。笑

放っておけない魅力があり、
気が付けばみんなの中心にいる。

イカちゃんによる心の侵略は、
確実に成功しているでゲソ♪


イカちゃんがやはり目立ちますが、
それ以外のキャラもいい子ばかり♪

相沢家の末っ子長男・タケルもいい子過ぎて泣ける(´;ω;`)

イカちゃんの大ファン・早苗(さなえ)は、
イカちゃんに嫌われてもめげない強すぎる心の持ち主ですが、

彼女の変態レベルの愛には感服ですww


● 音楽
【 OP「HIGH POWERED」/ スフィア 】

イカちゃんの元気いっぱいな感じが全開の曲♪

1期のOPは衝撃的なインパクトだったので
それに比べると普通な曲ですが、

私は2期のOPの方が好きです。笑

OPアニメで様々なイカちゃんが登場しますが、
どれもかわいい♪


【 ED「君を知ること」/ イカ娘(金元寿子) 】

こちらは夕暮れの海辺を彷彿とさせる、しっとりとした曲。

いい曲です♪
イカちゃんの歌声もかわいいし^^

毎回EDアニメには、
その回に登場した人や物が登場するアレンジがされています。

ラストのイカちゃんの笑顔を見ると、
幸せな気持ちになれました(*´ω`*)


● まとめ
結局感想としては、
イカちゃんがかわいい!に集約されるのかな?笑

イカちゃんのキャラが好きになれたら、
この作品をとても楽しめると思います^^

何も考えずに楽しみたい時などにおすすめです♪

投稿 : 2024/09/07
♥ : 27
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

イカちゃんがパワーアップして帰ってきたでゲソ(72点)

全12話。
漫画原作。原作未読。

個人的満足点:72点
アニメ系統:日常系ギャグ

イカちゃんが帰ってきたでゲソ。
イカちゃん可愛いよイカちゃん。


\ 侵略っ♪ 侵略っ♪ 侵略っ♪ 侵略っ♪ 侵略っ♪ 侵略っ♪ イカ娘っ♪ キュッ♪ /
  \                                                   /
    /⌒>、   /⌒>、    ./⌒>、   /⌒>、    /⌒>、   ./⌒>、
   厶/ wwゝ  厶/ wwゝ  .厶/ wwゝ  厶/ wwゝ  厶/ wwゝ  .厶/ wwゝ
  \ノリ ^ヮ゜ハ> \ノリ ^ヮ゜ハ> \ノリ ^ヮ゜ハ> \ノリ ^ヮ゜ハ> \ノリ ^ヮ゜ハ> \ノリ ^ヮ゜ハ>


1期未視聴者ほったらかし。
何の説明も無しに当たり前のように始まる。
1期観てない方はとりあえず1期観てからにするべき。
まあ、別に観て無くてもなんとでもなるがw

さて、2期もイカちゃんを愛でるアニメかと思っていたのだが、
なかなかどうして、1期には無かった面白さ。

これはテンポが格段に良くなっているのと
イカちゃん意外のキャラが立ってきたためであろう。
そんな抜群のテンポの中、笑いあり感動ありで
もはやイカちゃんだけを愛でるアニメでは無くなった。
もちろんイカちゃんの可愛らしさは健在である。

OP曲は1期ほどの勢いを感じない。
1期のあの中毒性のあるOPのようなのを期待していたのだが。
別に悪い曲ではないけどね。
この辺りは1期よりはマイナスかな。

兎に角、1期のファンなら問題ないだろうし、
1期に退屈した方でも十分いけるのではないだろうか。


と、まあ、簡単に書いてはみたが
つまり、何が言いたいかというと

3期も是非お願いしたいでゲソ

----------------------------------------------------


イカ、各話の感想でゲソ
未視聴の方はスルーするでゲソ


----------------------------------------------------

{netabare}
1話視聴。
相変わらず、イカちゃん可愛い。
まだ侵略を諦めていないwww
今期もイカちゃんを愛でるしかないw

2話視聴。
イカちゃん可愛いわ。
今週は面白かった。
特に3話、なんという機能w
すばらしいじゃなイカ。
女性なら皆欲しそうw

3話視聴。
何か今までと違う気がする。
3話ともなかなかいい話だった。
相変わらずイカちゃん可愛いし。
なんだろう日常系への耐性が出来てきたからかなw

4話視聴。
おもしれえw
特に1,2話が面白かった。
1期までと違いまわりのキャラが立ってきた気がする。
イカちゃんの可愛さが健在で、周りが立ってくればなかなか。
今のところ、個人的には1期を越えていると思える出来。
今後にも期待したい。

5話視聴。
これは間違いねえ。
1期よりも確実に面白い。
テンポがよく、笑いがパワーアップしてるし、ちょっと感動もある。
なぜここまで1期と違うのか?
監督の違いかねえ。
山本靖貴さんは監督2作品目のようだ。
今後ちょっと注目してみようかね。

6話視聴。
20分がはやい。
テンポがかなりいいと思う。
皆様はどうなんだろう?
私は1期よりかなり面白いと思っているのだが。
今回は早苗がかなり光っていた。
やはり周りのキャラが立ってくると格段に面白い。
今後も楽しみ。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 41

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

イカ娘×ひーちゃんの組み合わせ=最高じゃなイカ!?

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版の第1期は視聴済です。
イカ娘を演じるひーちゃん×水島監督の相乗効果をしかと堪能させて貰った第1期だったと思います。
しかし、第2期では総監督となり、山本靖貴さんが監督を務められました。

山本監督にとって、戦場のヴァルキュリアに続く2作目の監督作品となった訳ですが、wikiを見たところ、これまで山本監督の手掛けられた作品は結構視聴させて貰っていました。

・問題児たちが異世界から来るそうですよ?
・サーバント×サービス
・実は私は
・ROBOMASTERS THE ANIMATED SERIES
・火ノ丸相撲
・ネコぱら
これらを勘案すると、今回も第1期同様、面白さが高い次元で推移していたのも納得です。

それと、公式HPもお宝の山でした。
視聴タイミングから、イベント関係は全て時効なのですが、何やら気になるバナーを発見…
「サーキットも侵略するでゲソ!! LMP MOTORSPORT」
気になったのでクリックしてみると、当時「イカ娘」と銘打ったマシンでレースが行われていたそうじゃありませんか…

しかもイカ娘のマシン名は「PACIFIC NAC イカ娘 フェラーリ」
イカ娘のマシンがあのフェラーリ…スケールの大きさにビックリなんですけどっ!
ひと昔前は、こんなコラボもあったんですね。
レースの戦績云々より、当時こんなにもイカ娘が愛されていたことを知れたのが嬉しかったり…
じゃなきゃこんなコラボにまで絶対発展しませんから…

一方、作品の方ですが今回も、ひーちゃん演じるイカ娘の可愛らしさが炸裂します。
人類を征服しに来て本人も事あるごとに再認識し続けているものの、そんなイベントどこ吹く風か…
しかも第1期の時より明らかにイカ娘の取り巻きが増えているんです。
その多くはイカ娘を慕う者ばかり…

きっとイカ娘の純真さと優しさに心惹かれているのではないでしょうか…
かく言う私もその一人なので…

物語は日常系なので大きな起伏はありません。
ですが、涙腺を刺激する展開がちょいちょい刺さり込んでいるので、少しでも気を抜くと持っていかれてしまうのですが、そんな展開が実は大好物だったことを最近自覚しました。

今回も終盤でイカ娘は大きなヤマ場を迎えます。
ですが、ある意味自らの着地点を知っている作品だったと言えると思います。
どん底の状況を一瞬で引き上げちゃいましたから…

イカ娘以外のキャラについては、違った一面を垣間見ることのできる構成だったと思います。
唯一変わらなかったのはかな恵ちゃん演じる早苗の立ち位置くらい…
でも、どうしてイカ娘は早苗をそんなにも毛嫌いするんでしょうね?
攻撃力なんて皆無に等しいと思うんですけど…

第2期が終わった段階で原作の連載は続いていたようなので、最終回を意識させないような終わり方だったと思います。
仕方ないとは思いますが、最終回であることの重みづけはもう少し欲しかったかも…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、スフィアさんの「HIGH POWERED」
エンディングテーマは、イカ娘(ひーちゃん)の「君を知ること」
第1期と同様、エンディングは毎回凝っていたので欠かさず視聴しました。

1クール全12話の物語でした。
繰り返しになりますが、もっと早く視聴すべき作品だったと後悔するほど
目一杯堪能させて貰いました!

投稿 : 2024/09/07
♥ : 20

68.6 6 お祭りでコメディなアニメランキング6位
夜桜四重奏 ハナノウタ(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (757)
4517人が棚に入れました
あの世とこの世の間に存在する桜新町では、次々と奇怪な事件が頻発していた。ツンツンしつつもすぐに凹む“ツンヘコ”町長のヒメ、ヒメを支える秋名、妖怪サトリのアオ、半妖で言霊使いのことは、4人組が事件解決に挑んでいく。

ヤスダスズヒトのマンガ「夜桜四重奏」はテレビアニメ第1期、OVAと2度アニメ化されていて、今回のテレビアニメシリーズが3度目のアニメ化。

声優・キャラクター
福圓美里、梶裕貴、藤田咲、沢城みゆき、小野大輔、戸松遥、又吉愛、茅野愛衣、桑谷夏子、松本さち、田中理恵、大久保藍子、関智一、加瀬康之、高垣彩陽、いのくちゆか、水原薫
ネタバレ

千秋 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

妖怪、半妖が共存できる街。摩訶不思議なハチャメチャノリ。

全13話

焼き直しで前期未視聴で問題ないと聞いたが話がよくわからないまま進んだ。登場人物が多く誰がどんな人物で妖怪なのかなかなか入ってこず。面白そうな雰囲気はあるが、キャラも悪くなさそうだが…。不思議なほど面白くなかった。7話までわけがわからず進みようやく理解してきたがたいした盛り上がりもなくラスボスとの対決が終わった・・。2期あるのかな。

はちゃめちゃなノリが苦手なのが大きいかもしれないが、その中ではギリギリ完走できたかな。
姫が町長である意味あったのか?わかりづらくなっただけで、必要なかったように思えてならない。

{netabare} あちらの世界と融合する事の重大さが今一つ伝わらない。
敵の正体とその目的が不明の為に危機感を感じないまま進む。7話でようやくわかって来たが、それまでは妖怪がどうこうより、町長である話が重要かのようだった。姫が町長である意味を感じないのに強調されても。
「事件」頻発ってあるけど何の事件が起こってるのかさっぱりだった。
敵の目的も町長選の為の汚い手を使った人がいるくらいしかわからんかった。話も根本は面白いんだけど持ってき方があんまりにもだな。9話からやっと面白いと思ったけど、う~んやっぱり終わりが面白くなかった。あと・・妹の存在も微妙。何であんなに鬱ってたのか不気味。手品の域を越えすぎだし妖怪にしか思えん。 {/netabare}

舞台
人間と妖怪が共存する桜新町。

登場人物
{netabare} ヒメ:高校生。町長である事の責任を強く感じている。らしい・・・。
恭介:姫の秘書で目付役。正体は鬼の18歳。本気になるとツノが生える。秋名と幼馴染。シスコン。
桃華:恭介の妹(正体は鬼。16歳。)
小姫:ヒメの従妹。隣町の町長に立候補。
秋名:真人間。比泉生活相談事務所の所長。チューニングのお役目を継ぐ家系。
アオ:心を読んだり精神干渉出来るサトリ。比泉生活相談所の所員。15歳。動物の耳。
ことは:言葉を物質化できる言霊使い。半妖。比泉生活相談所のバイトで高校生。メガネっ子。
じゅり:桜新町の唯一の妖怪医だがエロそうなナース服を着ており町のアイドル。

リリィ:桜新町に迷い込んだ迷子の少女。
{netabare} 雄飛:桜新町の区の区長で、その区の土地神。。少年の様な外見の推定年齢200歳以上。
八重:雄飛の妹。土地神。
マリアベル:雄飛の付き人。22歳。元人間で一度死に生き返った人造人間。不死。
館林水菜:桜新町の住人の双子の片割れ。5歳。吸血鬼と人魚のハーフ。人魚の血が濃く水に浸かると成長する。血、水、日本酒が好き。
館林火菜:桜新町の住人の双子の片割れ。5歳。吸血鬼の割合が濃く血を飲むと成長する。水菜とは正反対の性格で大人しい。
観月獅堂:警官で館林姉妹の保護者。怪力?
東 鈴:ラーメン屋(宝々蘭・ほうほうらん)の住み込みバイト。15歳。不死人。
円神:桜新町で起こる奇怪事件の黒幕。かつて人柱にされた円陽の子孫。七郷を使い二つの空間を繋げようとしてる。この世で唯一あの世を知っている。
{/netabare}
元老院:妖怪を監視し人間を守る組織 {/netabare}

{netabare} 1話
{netabare} ノリが何となく面白そうだけど・・。とりあえず様子見。 {/netabare}

2話
{netabare} パンツとか微エロ入ってるけど許容範囲内。面白くなりそう。 {/netabare}

3話
{netabare} いつもマフラーしてる、おやつにラーメン摂取しすぎな子・ヒメが主役かと思ってたけど、事務所の所長が主役なの?ヒメかなぁ?
妖怪が本来住むべき世界は少し違う時間に存在していて、そちらだと老いず、不死身。今の世界だと老いて死ぬ事もある。あちらに帰すチューニングの役目を担うのがアキナ(男で事務所所長)だけど、妖怪でも能力を抑える何かを身につけていれば見た目は人間だし友達だし、世界がいいところかわからないし、チューニングすると消えてしまうから殺人と同等だと本人は思っているからしないみたい。とりあえず設定が少し判明した。
絵は好きだし色使いも好き。雰囲気はすっごく面白くなりそうなんだけど、ここまで人物もほぼ理解出来なかったし、今でも少しわかっただけ。つかみどころがなくて3話見てる間も切ってしまいそうな勢いだったけど、今後に期待して継続。 {/netabare}

4話
{netabare} チューニングや、妖怪の世界とこっちが同一化され元々いる妖怪達に影響が出るかもな話が20分のうち5分程しかない。関係なさそうに見える町長の話や桜が咲いたことに危機感なくエロ日常回が延々と続く。町長である部分を何故そんなに強調?姫と呼ばれる女の子が、親から受け継いだだけ。 {/netabare} {/netabare}

あらすじあにこれの
{netabare} あの世とこの世の間に存在する桜新町では、次々と奇怪な事件が頻発していた。ツンツンしつつもすぐに凹む“ツンヘコ”町長のヒメ、ヒメを支える秋名、妖怪サトリのアオ、半妖で言霊使いのことは、4人組が事件解決に挑んでいく。 ヤスダスズヒトのマンガ「夜桜四重奏」はテレビアニメ第1期、OVAと2度アニメ化されていて、今回のテレビアニメシリーズが3度目のアニメ化。 {/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 24

ARENO さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

みれば絶対に好きになる!キャラクターたちに注目!!

~☆要素☆~
妖怪×人間×半妖×共存×バトル


まず、基本情報から(^^)/
夜桜四重奏~ハナノウタ~は、2006年に放送された夜桜四重奏~ヨザクラカルテッド~のリメイク版です。
声優こそ変わらないものの、こちらの方が絵柄もストーリー構成も親しみやすいと思います。
個人的には、ハナノウタのほうが好き♪
原作はヤスダスズヒト。デュラララやデビルサバイバーのキャラ原案などで携われている方です。

ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・--・-・-・-・-・-・-・

上記の通り、ヤスダスズヒトさんを意識されたのだろうと思われる点が
アニメにたくさん隠されています。
たぶん、デュラララを知っている方なら、にやにやできるところが
多いはず!!たとえば、あるキャラがデュラに出てくる誰かさんに
そっくりだったり。あと、OPでは夜桜のある人物の行動がデュラの某有名キャラを連想させるワンシーンがあったり…それがなんと、2つのアニメで同じ声優さんが演じられているんです!(偶然?)


ストーリーは、かなりおもしろかったですっ(*^-^*)


ただ、問題点は少しあって…
まず、1話から4話ぐらいまでは、はっきり言って面白くないし、
意味不明な点も多々。
たとえば、話のつながりがほとんどないので(4話までは)ストーリーが
単調だったり、キャラが使う技にも慣れるまでは分かりにくかったり
するかもです。


でも、5話からは、話に一気に深みが増してぐんと面白くなる
ので、そこまでは辛抱してぜひ視聴し続けてほしいと思います!!


5話から7話までは、ストーリーのテンポもよく、バトルシーンなど
登場人物1人1人の活躍がすごく楽しめます!
町民を守ろうと奮闘するヒメちゃんがかっこよかった♡


それから、8話以降はじゅりさんの姉妹話に泣かされました。
それから、元老院でのやり取り。
秋名がヒメのマフラーつかんで引き寄せたシーンには
きゅんと来ました( *´艸`)
ただ少し残念だったのは最終話ですね~。
もう少し、ギンと秋名のはっきりした決着が見たかったです。



あと、私がこのアニメで好きになったのは、キャラクター達です!
全話視聴後には、本当にみんなお気に入りになりました♪

個人的な感想ですと、ビジュアル的にはアオが好き(*^^*)
ちょっと天然っぽかったり、言動とかいちいちかわいいです!

でも、やっぱり全体的に見ての一番はヒメですかね~。
戦っているときはかっこいい、でもいつもは恭介を困らせてばっかで
大食い、泣いたり笑ったり自由なところが好き。
そういえば、最終話のエンドロールのお祭りシーン。秋名と並んで
いたときのヒメがすっごくかわいくて印象に残ってます。


区長も謎キャラだから面白いし、ことはも頼りになるキャラ♪
りらも、悪役のように見えて最後にはお姉ちゃん思いの妹でよかった!

忘れちゃいけない秋名も!
比泉家とお役目のことで苦悩してましたね。
ちなみに、私は普通の秋名よりも、力を使った副作用で
髪の毛が伸びたバージョンのほうがいいな~って思ってました。
(最終回のはやりすぎだけどww)


あーそうだ、問題点その2!
パンチラとかがちょくちょく出てきます。
まあ、許容範囲だと思うのであまり過敏にならず、ちょっと
目をつぶってストーリー重視でお願いしますm(__)m
(もし、そういうのが苦手な方は!)

OP,EDはどちらもとってもいい曲で、iPodに入れて
よく聞いてます♪

特にOPは聞いてるだけで元気になれる曲!
UNISON SQUARE GARDEN の歌う「桜のあと」
おすすめの1曲です


それから、声優紹介!!
秋名役、梶裕貴 ・ことは役、沢城みゆき ・恭介役、小野大輔・
・アオ役、藤田咲 ・桃華役、戸松遥 ・リリィ役 茅野愛衣

などなど!!すごーく豪華!
ー・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

このように、見ているうちにストーリーもキャラも大好きになっちゃう
作品です。
そんなのアリーって突っ込みたくなる部分もちょっとありますが、
それも一緒に楽しんじゃってください(^^)/


ぜひ1度、観てもらえたらなぁ~っと思います!!

投稿 : 2024/09/07
♥ : 20

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

2度目の正直

漫画原作。
同作者が関わったアニメ化作品としては、『デュラララ!』があります。
デュラララ!は小説原作で、夜桜四重奏の作者のヤスダスズヒト氏はイラストを担当。
だから内容が似るという理屈にはなりませんが、キャラ立ちが抜群によく、特定の主人公だけでなく全登場キャラにドラマを持たせる作風。アカ抜けした洒落た雰囲気などは何故か通じるものがあります。

じつは、夜桜四重奏の名を冠するアニメは以前にも存在しており今回が初のアニメというわけではありません。
お、アレの2期が今更か?
と、このアニメが発表されたときは一瞬思いましたが、蓋を開ければ続編ではなくリメイク。
前回は色々と微妙だったので、リメイクになるのも納得ですが(^_^;


大まかにザックリと一言で表現するなら、”妖怪バトルもの”といって差し支えない本作。
人間と妖怪とが共存する町で起こる、様々な事件がストーリーとなります。
野望や陰謀、裏組織や町を取り巻く歴史など、舞台背景や設定などはそれなりに用意されていて、要所要所でそれが明るみになり物語が動いていく構成。
ですが、本作の主軸はその謎や事件を追うことではなく、そこに暮らすキャラ達の人間ドラマが中心になっています。
主人公格は町長を務める女子高生と、妖怪を別世界に送り出す能力を持った一族の青年ですが、この2人の物語だけでなく、様々な事情を抱えた人間&妖怪達が何を思い、何を悩み今に至っているのかを、日常のエピソードと発生する事件を通して描いています。
このへんがリメイク前の前作との違い。
前作は1クールにまとめて納めるために多少原作をイジって、一つの大きな事件を中心にした構成になっており、事件解決で物語が畳まれている。いわゆる王道的なバトルものの体。
一方の本作は原作準拠。バトルや事件も発生しますが、数話で決着する短編エピソードの集合体といった形態です。

一長一短はありますが、このスタイルのほうがサブキャラを活かすには合っています。
根底にはシリアスで重いストーリーが流れているんですが、エピソードが分割されている事と、日常パートが比較的明るい雰囲気なので視聴してて鬱な気分になることは少ない。ガス抜きが上手く出来ています。
この、いい意味での軽さは前は感じられなかった良さ。
パンチラ、というよりパンモロといった方が正しい下着の見せ方も然り。
ああもアッサリと露出されると、エロさはあまり感じないッスよね。まあ、それでも目はいっちゃいますがw
パンツの柄や色もキャラの個性に富んでます(〃'▽'〃)


各人の個性や能力のバリエーションの広さも手伝って、バトルは結構な見応え。
よく動くし、見せ方にも迫力があり映像的な出来としては高い水準だと思います。ただ、物語の内容のせいでイマイチ爽快感に欠けるのが難点。
結局、大騒ぎした戦闘の割には結末が曖昧でスッキリしない。
敵を調伏しない場合、主人公側の活躍に圧されて敵が撤退していく、というのはバトルの決着の基本ですが、半笑いで余裕を持って退却する敵の姿なんか見せられてもモヤっとするだけです。
この作品、そんなのばっか。
原作が連載中だし伏線を残したいのは重々承知していますが、おかげで視聴終了しても”終わった感”がまったくありません。
ちゃんと続編が作られるならそれでもいいですが、このまま2期がないとしたら?・・・・
オリジナル要素を入れてでも区切りを付けたリメイク前の方が、まだ誠実な作り方だった、とも思えます。
アニメ出来も、キャラの魅力も、こっちの方が上なのは間違いないんですが、難しいところです。


ともかく、続編ありきの作品。
本作だけだと「序章」といったところ。
いろいろとバラ撒いて終わっているだけなので、もし2期があるなら、その時に合わせてご覧になった方がよろしいかもしれません。
さすがに、3回目のリメイクはないでしょうからw

投稿 : 2024/09/07
♥ : 27

73.6 7 お祭りでコメディなアニメランキング7位
ラブライブ!サンシャイン!!(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (847)
3393人が棚に入れました
「学校」で「アイドル」!!!
輝きを目指して立ち上がる9人の少女たちの青春学園ドラマ、スタート!

私たち、輝きたい!

声優・キャラクター
伊波杏樹、逢田梨香子、諏訪ななか、小宮有紗、斉藤朱夏、小林愛香、高槻かなこ、鈴木愛奈、降幡愛
ネタバレ

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

週刊連載「サンシャインについてボヤいてみた」 7月24放送 第4話 追記~

視聴途中の為、未評価。

2016.07.02 22:30~
ついにラブライブの正統続編「ラブライブサンシャイン!」始まったよ-
これで毎週土曜がwkwkできます。うん。
静岡県沼津を舞台としたスクールアイドル作品。
先代が東京ドーム公演-紅白歌合戦出場と、夢を現実化させる大成功。
誰が見ても「ハードル上がりすぎて一体どうなることやら...( 一一)」
と、危惧していますが、ぶっちゃけ自分もその一人です。
たた、ダクション側からしたらこんな儲かるビッグコンテンツに育った以上、
続けない理由はない...やろね~( 一一)w


人気作の続編はコケるというのが世の通説です。
ただ、これはラブライブです。輝きたい子たちのサクセスストーリーなんです。
応援する方が最初からテンション下がってたらダメですよね-( ゚Д゚)ダーメダメヨ
でも、作風改革に失敗して闇歴史にしてしまうことだけは....いえ愚問でした。
監督が京極さんから変わってますが、シリーズ構成は据え置きの花田十輝さん。
王道テイストでもいいから、それも交えながらサンシャインならではの新しい味も是非組み込んで欲しい!

柏崎星奈のCV-伊藤かな恵さんが本作からキャスティングされてます。
チカちゃんのお姉ちゃん役なんかな?
先代は妹にと-やまんや、あやねる起用でしたので、違った感じでまた楽しみです(/・ω・)/

OP初見の印象
なんかアイマスっぽくなっちゃった感が..あるっちゃない?|д゚)
画面いっぱい埋め尽くす観客らのペンライトがカットインしますが、
どことなく「うぉぉぉ----!!」みたいな声が聞こえてきそう( 一一)
ただ、始まりをイメージした賑やかなアップテンポは完全に俺好みw
渡辺曜ちゃんは、ことりちゃんを意識して顔だけフレームインしたんかな?w
またライブ行きたくなる症候群絶賛発症済み。

ここで疑問.....
サビ前にチカが、スポットライトの逆光で照らされた数人のシルエットに
楽しそうに走っていきますが、
このシルエットがどことなく先代に見えるっちゃんね-( 一一)
(仮説素材1)-ミューズに憧れているチカの設定から、彼女らに向かって追いつき追い越すイメージに合致する。
(仮説素材2)-シルエットのヘアスタイルで、アウトラインがアゴ上の子が2人いるので
この時点でAqoursやない可能性示唆?(りんぱな?)
ツインテールも一人見えますが、長さがルビィより部長っぽい...?
気になる方は是非検証してみて下さい。

あくまで仮説ですが、気になりますね.....( *´艸`)

こっから各話毎にボヤいていこおうと思います。

#1 輝きたい!
{netabare} 第一話ということなので、キャラの紹介で1話使っちゃいましたね。
ま-問題ないと思います(^^)/
むしろ先代の第一話より見やすくて好きですね。
スタダを起用した製作陣。手放しで称賛してやるよ。泣きそうなったやねーかコラ。
花丸ちゃんとルビィちゃんの登場シーンで、ルビィちゃんのジト目可愛かった。うん( ̄▽ ̄)
この2人が、りんぱなポジションの可能性有り。(1年生やしね)
そしてヨハネは上から降ってきた!厨二病キャラがどんな風にAqoursを掻き回してくれるか既に気になるんだがw
ただ、このヨハネのシーンで表情とCVの声量に、少し違和感を感じました。
イメージでは小鳥遊六花のようなハツラツとした元気系厨二病を想像してたのもありますが.....
ま-これはこれで有でしょう(´・ω・`)
3年生のダイバー果南ちゃんとポンコツ会長ダイヤは、スクールアイドルに対して何かしらの過去がありそう...
この伏線の回収が楽しみやな-。
この過去が払拭できたとき、きっとAqoursに電撃加入するんかな?(^^♪
イタリア人ハーフまりちゃんは「二年ぶ-りデスカ」ってヘリからボヤくだけで試合終了。
まだ何もアピール出来とらん!もったいない!|д゚)
(二年前になにがあったんでしょう....?)
そして音の木坂出身梨子ちゃんは、中庭で「決めたよHand in hand!」を一緒に歌ってかーら-のまさかのアイドル部拒否!w
....「え?いま一緒歌っとったやんw」ってなりましたが、細かいことは気にしない大らかな子なんでしょうw
PVシーンのクオリティは言うまでもなし。最高。
これから出てくる曲が楽しみで仕方ありません(´・ω・`)フムフム
挿入歌「決めたよHand in hand」
{/netabare}

#2 転校生をつかまえろ!
{netabare} 「前途多難すぎるよ~」
千歌ちゃんの口ぐせなんでしょうね。部員集めに奮闘する回。
(そりゃそうか。まだ曜ちゃんとの2人だけやしね。やることはやってもらわんとw)
そしてポンコツ会長ダイヤさんは実はミューズの大ファンやったことが判明。それも結構ガチの。
「ミューズは生命の源ですわよ」とかまで言っちゃっとーし( ̄▽ ̄)
好きすぎて、にわかの千歌に向けていきなりの出題。(こんなのたまにおるなーマジでw)

問、1 ミューズが初めて9人で歌った曲の名は?
問、2 第2回ラブライブ予選で A-RISEと一緒にステージに選んだ場所は?
問、3 ラブライブ第2回決勝、アンコールで歌った曲の名は?
EX、その曲のパートをスキップしている4名は誰?

ラブライバーの知識が試される部分も盛り込まれています。
なんだか遊び心があるストーリー構成な印象(/・ω・)/
(EX問題、全員答えれませんでした。ちくしょう....(/ω\)小声)

ただ、梨子ちゃんが海の音を聞くシーンは露骨すぎるというか、もしかしたらいらんかったかも。
サンシャインなので、夏らしい海のシーンということ。ただそれだけって感じ。
(潜っとったら聞こえるわけないやんフツーw)

ずら丸ちゃんは図書委員さんらしい。そんな図書室あったら行きまくる。行かん理由ある?
ヨハネは、自己紹介でスベッて教室から疾走(アラレちゃん走り)
唯一の脳トロVoice候補ルビィちゃんは相変わらずの超人見知り。
果南ちゃんは、音の木坂のミューズは知らない発言。なんで?(´・ω・`
(これはミューズの世界から何年後の話なんやろうか?それとも違う世界線?んなわけあるかw)
梨子ちゃんはンミチャ的なまじめな性格設定。曲がったことが嫌いっぽい。
そして過去にピアノとの難しい葛藤がある模様。
曜ちゃんは、いつでも千歌ちゃんの味方で(・8・)的な幼なじみポジション。

梨子ちゃんが千歌ちゃんちの隣という、とらドラ状態に草生えましたw
あのシーンの千歌ちゃん(タオルターバン編)可愛すぎました。
そして無事(?)スクールアイドルすることを了承(?)することになった梨子ちゃん。
(ぶっちゃけ、このシーン無理やりすぎてあまり入って来んかったw)
EDも初披露。「ユメ語るよりユメ歌おう」
挿入歌「ユメノトビラ」梨子ちゃんPiano Ver.

ユメに満ちた第2話でした(´・ω・`)
{/netabare}

#3 ファーストステップ
{netabare}梨子ちゃんは千歌ちゃんと指先でETタッチしたので
そのままスクールアイドルとして活動を始めたみたいです。
浜辺でレッスンしている3人ですが、前回は浦の星の中庭でレッスンしてました。
つまり、現段階ではレッスン場すら確保できとらん不安定極まりないスタート。
あとは、ファーストライブがどうなることやら...そこが危惧されます。
(まさかμ`sの展開と丸被り...?それやったら二番煎じまっしぐらやな( 一一))
金髪鞠莉ちゃんはどうやら3年生兼新理事長というぶっ飛んだ設定。
(これは....アリなのか?(。-∀-)あまりにも無理強い感ハンパないが)
期待のにこ枠ヨハネちゃんは学校サボって沼津駅を散策してます。(変装)
ルビィちゃんとずら丸はいつも一緒のワンペアなんで、りんぱな枠ほぼ当確でいんじゃね?
ただ、ずら丸ちゃんのお買い物エコバックがまさかの江戸っ子仕様の風呂敷!!!
これは...素直にかわいかった( ̄▽ ̄)やるじゃん
町の公共放送使ってラジオ宣伝する千歌ちゃん曜ちゃん梨子ちゃん。
名前は「Aqours」に決まり、後はファーストライブ。
(名付け親が不明という伏線残しは初代とモロ被りw)
体育館を満員にできなければ、即時解散。
そんな中始まったファーストライブは、満員には程遠い数人の観客入りでスタート。
悪天候の影響で音響設備が一時ダウン。復活とともに多くの観客が来場。
理由は千歌の開催時間の伝達ミス.........(´・ω・`)
(なんかちょっと....違う気が....)
3話でファーストライブという流れはμ`sと重複してます。
ただ中身がなさすぎる!
サンシャインは9人の存在が放送前から多くのメディアで露出してましたので、
いざ放送となると、彼女たちのキャラ紹介に尺を使わざるを得なかった感が強い。
ことほのうみだけだった初代は、その分3人に十分スポットを当てた展開だったので
ファーストライブのシーンは、感情移入できる素晴らしいものでした。
3話段階では、サンシャインはまだまだ取り返さないといけない部分が多いです。
でも可愛さはハンパないとよ?そこは間違いない。
ずら丸やべーよまぢ( ̄▽ ̄)図書っ子アイドル花丸ちゃん!!!

挿入歌「ダイスキだったらダイジョウブ!」
{/netabare}

#4 ふたりのキモチ
{netabare} ずら丸ちゃんとルビィちゃん回です。
ずら丸ちゃんはルビィちゃんの夢の為に、
自分の夢を叶えるエピソードです。いいわ。うん
完全りんぱなの残像がありますが、そんなもん関係ないw
そして千歌の部員勧誘の決め文句が「悪いようにしないから~」
まるまる穂乃果なトコに草wwwwww
無印からのラブライバー向けの小ネタ感満載。
でも、ポンコツ生徒会長ダイアさんは、既定路線通りエリーチカ推し。キャラ設定も類似?
かよちん推しルビィちゃんとの回想シーンは微笑ましかったな....
(実際の、μ`sファンのスクールアイドル目線での描写が多い気が)
純粋にμ`sを追いかける彼女たち。
ただ、
これ以上μ`s μ`s言いよったらそれこそ二番煎じ。もう辞めとこうや。お腹一杯です。
もう十分こっちには伝わったから( ̄▽ ̄)
そろそろサンシャインのオリジナル感観てみたい(´・ω・`)
でも、
散らかった部室に書き残されてた歌詞は、過去に活動があった暗示?
3年生組は過去にスクールアイドルの活動をしよった....?(仮定)
ルビィちゃんの体験入部を皮切りにスクールアイドル感アリ。
ずら丸ちゃんのルビィちゃん思いなエピソードは見どころ満載|д゚)
ずら丸とルビィ推しが確実に増えたであろうハートウォーミング回でした。
5000組登録されてるスクールアイドル界に最下位から新規参入したAqours。
次回はお待ちかねの厨二病の申し子ヨハネ回ですw
{/netabare}

#5 ヨハネ、堕天

投稿 : 2024/09/07
♥ : 31

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

僕は素直に応援したいと思いつつ見てた

僕は素直に彼女達の頑張りを応援したいと思いつつ見てた。
若干セリフが...なところはあるけれども、それは許容できる。
小宮有紗もいるし。(特に深い意味はないわけでもなかった。中の人では一番推しかもしれない。)
でも、僕の推しはダイヤさんではなく、梨子だもんで。
可愛いと褒められて、そんなことあるかもって言ったのが何故か僕の心の琴線に触れた。

最初は個性がμ'sよりも弱いかなと思っていたが、案外そうでもない。先入観を捨てて無心で見ていると楽しんで見ている自分がいた。


OP
青空Jumping Heart 歌 Aqours
ED
ユメ語るよりユメ歌おう
歌(第2話) 高海千歌(伊波杏樹)、桜内梨子(逢田梨香子)、渡辺曜(斉藤朱夏)
歌(第3・12話) Aqours
歌(第4話) 国木田花丸(高槻かなこ)、黒澤ルビィ(降幡愛)
歌(第5話) 津島善子(小林愛香)
歌(第6話) 松浦果南(諏訪ななか)、黒澤ダイヤ(小宮有紗)、小原鞠莉(鈴木愛奈)
歌(第7話) 津島善子(小林愛香)、国木田花丸(高槻かなこ)、黒澤ルビィ(降幡愛)
歌(第8話) 高海千歌(伊波杏樹)、桜内梨子(逢田梨香子)、渡辺曜(斉藤朱夏)、津島善子(小林愛香)、国木田花丸(高槻かなこ)、黒澤ルビィ(降幡愛)
歌(第10話) 高海千歌(伊波杏樹)、桜内梨子(逢田梨香子)
歌(第11話) 渡辺曜(斉藤朱夏)
挿入歌
決めたよHand in Hand 歌 高海千歌(伊波杏樹)、桜内梨子(逢田梨香子)、渡辺曜(斉藤朱夏)
START:DASH!! 歌 μ's
ユメノトビラ 歌 桜内梨子(逢田梨香子)
ダイスキだったらダイジョウブ! 歌 高海千歌(伊波杏樹)、桜内梨子(逢田梨香子)、渡辺曜(斉藤朱夏)
夢で夜空を照らしたい 歌 高海千歌(伊波杏樹)、桜内梨子(逢田梨香子)、渡辺曜(斉藤朱夏)、津島善子(小林愛香)、国木田花丸(高槻かなこ)、黒澤ルビィ(降幡愛)
SELF CONTROL!! 歌 Saint Snow
未熟DREAMER 歌 Aqours
想いよひとつになれ 歌 高海千歌(伊波杏樹)、松浦果南(諏訪ななか)、黒澤ダイヤ(小宮有紗)、渡辺曜(斉藤朱夏)、津島善子(小林愛香)、国木田花丸(高槻かなこ)、小原鞠莉(鈴木愛奈)、黒澤ルビィ(降幡愛)
MIRAI TICKET 歌 Aqours
これらも全て畑亜貴作詞。あの方の頭の中はどうなっているのだ?
凄いの一言に尽きる。
どの曲も好きではあるが、一つ挙げるなら未熟DREAMERかな。メロディも良いし、未来を向いて成長していこうとしている歌詞が好き。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
駿河湾のかたすみにある小さな高校で2年生の高海千歌を中心とした9人の少女たちが、大きな夢を抱いて立ち上がる。それは、キラキラと輝く“スクールアイドル”になること! 諦めなければきっと夢は叶う――。いまはただ輝きを目指して、がむしゃらに駆け抜けていこう! ここから彼女たちの「みんなで叶える物語(スクールアイドルプロジェクト)」が始まった!

#1 輝きたい!!
静岡県沼津市の海辺の町、内浦にある「私立浦の星女学院」。そこに通う2年生の高海千歌は、クラスメイトの渡辺 曜と訪れた東京の地で、スクールアイドル「μ’s」の存在を知り、衝撃を受ける。私も輝きたい――そう強く感じた千歌は、早速スクールアイドル部の設立を目指して部員集めをスタートする。部員集めも上手くいかず、生徒会長の黒澤ダイヤにも反対されるなど、前途多難な中、悩む千歌の前に突然の奇跡が訪れる――。

#2 転校生をつかまえろ!
音ノ木坂学院からの転校生・桜内梨子をスクールアイドルに誘うも、すげなく断られてしまった千歌。スクールアイドル部に正式入部した曜とともに、ダンスの練習や衣装のアイデア出しなど、スクールアイドルになるための準備を着々と進めつつ、あきらめずに何度も梨子へのスカウトを繰り返す。そんなある日、梨子の口から内浦へと転校してきた理由が語られる。梨子が抱える悩みを知った千歌は、ある提案をするのだった――。

#3 ファーストステップ
作曲ができるメンバーも加入し、いよいよ本格的な活動に乗り出そうとする3人の前に、学院の新理事長である小原鞠莉が襲来する。3人を応援しに来たという鞠莉が提示した、人数が足りないスクールアイドル部を部として承認する条件――それは、デビューライブで学院の講堂を満員にすること。学院の生徒を全員集めても達成できない厳しい条件に、思いつく限りのあらゆる手段を尽くして挑む3人。がむしゃらに走り始めた3人のデビューライブの行方は果たして――。

#4 ふたりのキモチ
やっとの思いで正式な部としての活動を認められた千歌たち。部室もゲットして心機一転、1年生の黒澤ルビィと国木田花丸の2人を、改めてスクールアイドル部へとスカウトする。ルビィは、スクールアイドルへの強い憧れと興味を抱きつつも、スクールアイドルを嫌う姉、ダイヤのことを想い、踏み出せずにいた。そんなルビィといつも一緒にいた花丸は、ルビィに自分の本当の気持ちに気付いてもらうため、思い切った行動に出る――。

#5 ヨハネ堕天
スクールアイドルとしての活動を始めたものの、なかなかランキングが上がらず、何かもっと目立つようなことをして人気を集めなければいけないのかも、と悩む千歌たち。そんな中、入学初日以来学校に来ていなかった1年生の津島善子が学校に姿を見せる。幼馴染の花丸から、自己紹介の時の自分の醜態を誰も気にしていないと教えられた善子。普通の高校生になるラストチャンスだと意気込み、花丸に、自分が“堕天使ヨハネ”にならないよう監視してほしいとお願いするが――。

#6 PVを作ろう
千歌たちの通う私立浦の星女学院が、沼津の高校と統廃合されてしまうというニュースが飛び込み、不安に落ち込むメンバーたち。そんなメンバーをよそに、音乃木坂と、μ’sと同じ学校のピンチとはりきる千歌は、自分たちが学校を救うのだと早速行動に移す。まずは、自分たちの住む内浦の魅力をアピールするため、試行錯誤を繰り返してPVを作るも、映像を見た鞠莉から酷評をされてしまう。そして千歌たちは、鞠莉の言う“この町や学校の魅力”をもう一度探し始めるのだった――。

#7 TOKYO
内浦の魅力を伝えるために作ったPVが人気となり、なんと99位へと一気にランキングが上がったAqours。そんな6人に、東京から、ライブイベント「TOKYO IDOL WORLD」出演の依頼が舞い込む。華やかな都会に、しかもμ’sが過ごした場所に行くことができるとあって、心を躍らせる千歌たち。しかし、そんな6人の気持ちとは裏腹に、メンバーを送り出すダイヤは、ある不安を募らせるのであった。スクールアイドルとして初めて訪れるTOKYOで、6人を待ちうけるものとは――。

#8 くやしくないの?
いよいよ開演した「TOKYO SCHOOL IDOL WORLD」で、スクールアイドル「Saint Snow」の圧倒的なパフォーマンスを見せつけられた千歌たち。負けじと自分たちの精一杯のパフォーマンスを披露するも、結果は30ユニット中30位。Aqoursに投票した来場者は“0”だった。自分たちの前にある大きな壁を目の当たりにしたメンバーは、それぞれにくやしさを募らせる。そんな中、あくまで明るく振る舞う千歌に、曜は「くやしくないの?」とその心の内を問いかけるのだった――。

#9 未熟DREAMER
東京での出来事を乗り越えて、もう一度走り始めた千歌たち。自分たちが今できる全力を見てもらうしかない、と、沼津の花火大会からの出演のオファーを受けることに決める。ダイヤから、学校を休学している3年生の松浦果南が、過去にダイヤ、鞠莉とともにスクールアイドルとして活動していたことを明かされた千歌。自分が知る果南は、一度失敗をした位で諦めてしまうはずがない、と、果南がスクールアイドルを辞めてしまった本当の理由を調べ始める――。

#10 シャイ煮はじめました
いよいよ夏休み!夏休みといえばラブライブ!予選大会を突破するために、休み期間を利用した特訓を提案するダイヤ。しかし、夏休みには海の家の手伝いをしなければならない千歌。その2つを両立するために、昼間は全員で海の家を手伝い、それ以外の時間で特訓をすることに。いざ手伝いを始めるも、隣の豪華な海の家にお客を取られ、こちらの海の家は閑古鳥。ラブライブ!決勝を目指す私たちが、あんなチャラチャラした店に負けるわけにはいかない!と、お客を呼ぶために奮闘する。そんな中、梨子はある悩みを、ひとり胸の中に抱えるのだった――。

#11 友情ヨーソロー
自分の大切なものに答えを出すため、ひとり東京のピアノコンクールへと向かう梨子。残った8人は、引き続きラブライブ!予選へ向けた特訓に精を出す。練習中、欠けた梨子のポジションの代役として曜が抜擢され、千歌と合わせて踊るも、どうしても上手くいかない。そして練習後、東京の梨子からの電話に、嬉しそうにはしゃぐ千歌を見て、曜は自分でもうまく説明できない複雑な感情を抱く。そんな曜の心に気が付いた鞠莉は、鞠莉らしいやり方で曜の本音を引き出すのだった――。

#12 はばたきのとき
必死の特訓の甲斐もあって、見事ラブライブ!予選に合格したAqours。PVの再生数も伸び、ファンから声を掛けられることもあるなど、予想以上の反響に喜ぶメンバーたち。しかし、Aqoursのスクールアイドルとしての盛り上がりとは裏腹に、あわせて募集していた浦の星女学院の学校説明会への応募人数は、“0”だった。音ノ木坂を救ったμ’sと自分たちとの違いは一体何なんだろう。考えても考えても、どうしても答えが見つからない千歌は、もう一度東京に行ってみんなで考えたい、と、再びμ’sが過ごした場所を訪れるのだった――。

#13 サンシャイン!!
東京で、自分たちが今すべきことを掴んだAqours。迫るラブライブ!地方予選へ向けて、夏休み中にもかかわらず毎日練習に打ち込む9人。そんな、一所懸命に頑張るAqoursを見たクラスメイトから、学校のために一緒にできることは無いかと相談される。自分たちだけではなく、みんな、この町が、学校が、人が大好きなんだと改めて感じた千歌は、ラブライブ!地方予選で、みんなで一緒にステージで歌うことを提案するのだった――。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 6
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

嗚呼、素晴らしきμ’sマニアたちの競演♪……但し、最終回演出には大いに苦言を呈したい。

現実のμ’sが活動を一段落した後を受けてアニメ化された『サンシャイン!!』
もっとAqours(アクア)のみの世界観を展開していくものと思っていましたし、
実際、{netabare} μ’sの出演はありませんでした。
例えばシャイ煮だのうちっちーだの、
三次元のAqoursが展開したCDのドラマパートやラジオのネタもメディア横断的に紛れ込みましたし(笑)
1stシングルのC/W「Step!ZERO to ONE」は本作の裏テーマ曲と言っても過言ではありません。{/netabare}


でも個人的には思っていた以上にμ’sを意識した内容になった印象。
最初{netabare}μ’sに入れ込んでいるのは言い出しっぺの千歌ちゃんくらいで、
どうせ彼女が一人で台風の目になるのだろう。そう思っていましたが違いましたw


アニメ世界のμ’sは現実世界以上に大きなムーブメントとなっていたことを私は甘く見ていましたw
思えば劇場版なんかでも{netabare}NY遠征大成功でμ’sは
サングラスで変装しなければランナウェイできない位の人気者でしたしw{/netabare}
ラブライブ自体も本作では夏の甲子園を越える参加校が集うビックイベントに成長して、
2代目王者μ’sはスクールアイドルのレジェンドとして多くの人々の胸に刻まれています。

特に黒澤姉妹のμ’sとスクールアイドルに対する想いは火傷しそうな熱さ。
生徒会長ダイヤ様が放つ“一般教養”(笑)μ’sマニア過ぎて半端ないですw{/netabare}

μ’sの影を乗り越えてAqoursをどう確立していくか……。
μ’sの後を受けた三次元のAqoursの活動も意識させながら物語は展開。

メインストーリーのメンバー集めも、話の内容はμ’sを知らなくても理解はできます。
ただTVアニメ1期等の予備知識があればより深く感動できる内容だったことは確か。

例えば1期では{netabare}留学しそうになった人を止めようとするエピソードがありましたが、
本作ではこう来たか……。と心情を比較しながら感慨に耽るとより楽しめます。 {/netabare}

Aqoursを追いかけて来てよかったなと言うより
『ラブライブ!』を追いかけて来て良かったと思った続編アニメでした。


キャラでは果南推しとして視聴し始めましたが、

最初{netabare} あまりにも出番が少なくてヤキモキしましたw

アニメ以前の設定では果南は三年生ですが千歌の幼なじみ。
同じく幼なじみの曜と一緒くらいに何も考えずに
Aqoursに飛び込んでくれるものと信じて疑っていませんでした。

ところが、始まってみたらメンバー入りどころか、登校すらしてくれない有様w
しかも何か色々思い詰めているようですし……。
本作は天候などに心情を映す演出が多用されましたが、
果南はたまに出てきても雨やら汗やら海水やらでいつも濡れて悲しそうだし……。

犬のしいたけより出番が少なかった時は、本当にどうにかなりそうでした(泣)

でも最後はマリーとハグして、仲間になれて良かったです♪ {/netabare}


最終回演出について……。長文かつ、かなり辛辣。

{netabare}最終話Bパート。ラブライブ地区予選にて。
Aqoursの総集編ミュージカルからのライブ。観客席を離れて押し寄せたファンの熱狂。

個人的には全く合わない演出でした。

これまでもアニメ『ラブライブ!』は随分、無茶苦茶やってきました。
いきなり車道に飛び出して歌ったり、ワープしたり、アルパカも一緒に歌い出したりw
歌のパワーで現実など軽く飛び越えて来ました。

けど今回はラブライブ地区予選というカッチリした現実の枠があり、
そこで事前許可なき者はパフォーマンスに参加できない。
観客がステージに近付いて騒ぐのも禁止という現実の強調がありました。

そして、長々と続くミュージカル風の振り返り。
そこで私は現実世界に地に足がついたまま、
夢の物語世界へ飛び立つきっかけを失いました。

こうなってくると本作の現実とリンクする要素も絡まって、
偏屈なリアリストの野暮な考えが夢から覚めた頭に巡って来ます。

三次元世界の『ラブライブ!』ではライブ等イベントの規模が大きくなるにつれ、
ごく一部の素行の悪いファンがトラブルを起こすようになっていました。

それをさせまい。ファンには楽しんで帰ってもらおうと
メンバーやスタッフの皆さんは毎回大変心血を注いでくれています。

端から見ればラブライバーなんてハメを外して
オタ芸で馬鹿騒ぎしている狂気のサイリウム集団に映るのかもしれませんw
でもファンの大多数は、イベントでは席から離れて騒がないし、
公式から告知されたルールを律儀に守っています。
しいたけみたいなブサカワ犬がペットでも、会場に持ち込んだりはしませんw

本作も現実の活動とのリンクを多用した『ラブライブ!』らしいアニメでしたが、
最終回脚本の時だけ、都合良く現実を忘れたのでしょうか?
それとも、二期でAqoursがルール違反で失格になり、
またゼロから1を目指す構想でもあると言うことなのでしょうか……。

横浜アリーナでの開催が決まったAqoursの1stライブ。
「MIRAI TICKET」の公演時、一万人以上のファンが集まれば100人くらいは、
席から離れてハッチャけることを是とした本作の再現を考えると思われますが、
スタッフのみなさんや他のラブライバーたちの心労が思いやられます。

こんな野暮な考えが浮かぶくらい、物語世界へ誘う魔法が不足していた、
私にとっては非常に相性の悪い最終回でした……。 {/netabare}


色々と文句も並べて来ましたがw
本作はズラだのピギィだの、keyのギャルゲー並に語尾や鳴き声?も豊富な、
キャラたちの掛け合いが楽しいアニメでした。
歌もどれも良曲で、ライブシーンのCGにも一層の進化が感じられました。

『サンシャイン!!』が放送されていた3ヶ月は、
私にとってもお祭りみたいな楽しい時間でした。

尊氏には早くもPADS(アニメ燃え尽き症候群)の所見がw
……さて、症状緩和に有効な秋アニメでも探しに行きますかw


以下、放送前のフライングレビューw長いので折りたたみw

静岡県産スクールアイドル・Aqours(アクア)爆誕!!
{netabare}
μ'sへの憧れで静岡県沼津市にほど近い、浦の星女学院にて誕生した
新たなスクールアイドルの特徴は、ご当地、海、元気。

参加メンバーのキャラクター自体は、
私……ごく普通だけどとか、地味だとか、恥ずかしいとか、
他に可愛い娘いるからとか、何にも考えてないとか、
幸せ過ぎて今ここで死んじゃってもいいくらいとかw
えらく謙遜?しておりますがw

中の人に関しては、
歌手デビュー経験者だの、民謡全国大会覇者だの、
特命戦隊ゴーバスターズのイエローバスターだの、
歌の声量、パワー、元気についてはかなりのガチ勢が集結。

μ'sで例えるなら、穂乃果ちゃんが9人で叫び続けているような暑苦しさ(笑)

既に何作かリリースされているCD等でも、
真夏の太陽の如く、熱のこもった全力全開の歌唱、激しいコール、
そして斜め上のネタを絶賛大放射しているのであります(笑)

パワーヒッター、剛速球投手が揃っている一方で、
μ'sでも猛威を振るった、ことりやかよちんのような甘いボイス。
脳トロ成分が不足しているのでは?との
中毒・禁断症状にも似た(苦笑)懸念?も……。

ただことりやかよちんも、何も最初から、
一声でラブライバーを昇天させる絶技を体得していたわけではありません。
μ'sでもアニメを通じて覚醒した属性?が数多くありました。

『サンシャイン!!』でも、こうしたキャラの隠れた才能?の発掘に期待。
果たして誰が脳トロ・スピリッツを継承するのか?
それとも誤って?芸人魂を花開かせてしまうのかw
(中の人の芸人魂については、既に開花しすぎて手遅れという説も有りw)

堕天使に夏風邪をうつされたりしないように、心して視聴したい。
ラブライバー期待の夏アニメです♪ {/netabare}

【一話感想】これも長いので折りたたみw
{netabare} 冒頭からAqoursの9人が秘める新たなキャラクター性、ネタが開拓された、
ラブライバーにとっては楽しい初回でした♪

一方で、9人が大事か、ストーリーが大事か……。
そんな捻くれた考えも浮かびましたw

東京だけでなく、ご当地・静岡のテレビ局を始め、
現存するほぼ全ての動画配信サイト、
果てはLINE LIVE、AbemaTVなどの新興サービスに至るまで……。
全方位展開されている本作。

そこで本作で初めて『ラブライブ!』に触れるご新規さんにとって、
9人の顔と名前が一致して初めて堪能し尽くすことができる、
この初回の構成はしんどかったかも?とも思いました。
……というよりスクールアイドルとは何か?ラブライブ!とは何か?
この回だけではよく分からなかったのではないでしょうかw

何かいきなり歌って踊り出すし(笑)初心者にとっては予備知識無しに、
インドのボリウッドムービーに遭遇した衝撃があったかもしれませんw

そんな方には、最初はこんなもん。顔も名前もそのうち覚える。
大波に乗っていれば何とかなる。「諦めちゃダメなんだその日が絶対来る」
とアドバイスしたいと思いますw


追記:μ’sがいた音ノ木坂学院のアルパカ役・麦穂あんなさんに出番はあるか?
個人的に大きな関心事でしたが、無事に犬役として転生を果たしたようですw
お祝いついでにアルパカで不動だった尊氏のサムネもついにチェンジw{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 39

70.7 8 お祭りでコメディなアニメランキング8位
平成狸合戦ぽんぽこ(アニメ映画)

1994年7月16日
★★★★☆ 3.6 (519)
3333人が棚に入れました
東京・多摩丘陵。のんびりひそかに暮らしていたタヌキたちは、ある時、エサ場をめぐって縄張り争いを起こす。原因は人間による宅地造成のため、エサ場が減ってしまったから。このままでは住む土地さえ失くなってしまうと、タヌキたちは開発阻止を目論み、科学の発達した人間たちに対抗するため先祖伝来の″化け学″を復興させることとなった。化け学の特訓が始まる一方、四国や佐渡に住むという伝説の長老たちへも援軍を頼む使者が向けられた。かくして人間たちが露とも知らぬ所でタヌキたちは勝手に蜂起した。

声優・キャラクター
野々村真、石田ゆり子、三木のり平、清川虹子、泉谷しげる、芦屋雁之助、村田雄浩、林家正蔵
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

第四の壁

 高畑勲監督による子供向けの映画ですね。二時間くらい。

 ストーリーの展開はすごく良かったです。これは、ナレーションのおかげでしょうね。「ぽんぽこ」は、普通に作ったら二時間では到底収まらない分量だと思います。でも、ナレーションを使って場面と場面をつなぐことで、大幅な圧縮が可能になっていました。また、見どころの多いところを中心につないでいくことで、エンタメ性の増大にも寄与していたと思います。落語調のナレーションも、この作品の雰囲気とよく合っていました。
 キャラの動きも良かったですね。たくさんの動物を動かすのは大変だったとは思いますけど、妥協していた箇所は見受けられませんでした。この辺の妥協の無さは高畑勲監督っぽさが出ていますかね。

 あと、高畑勲監督は、人間社会に対抗して敗北していくタヌキたちに、自分たちの学生運動などを重ね合わせていたっぽいですよね。それっぽい描写が、機動隊との対峙シーンなどに見られました。
 個人的には、インタビューやらブログやらツイッターやらで政治的な主張をしている映画監督を見ると、「作品内で語れや、この○○が!」と考えてしまう質なので、作品内で主張している分にはとやかく言う気はありません。映画自体が歴史的にプロパガンダであったり反プロパガンダであったり、ってところもありますからね。「アリス」のレビューで、主人公無双でもハーレムでも現実逃避でも原作者の好きにやったらいいよって書いているんですけど、それと同じです。原作者の趣味嗜好はもちろん、思想だって作品の質を左右しませんから、好きにやったらいいと思います。外観をもって批判するのは、ルパンを見て「泥棒だからダメ」と言うのと同じくらいナンセンスだと考えています。
 ただ、原作者の思想が透けて見えたり前面に出て来ていたりすると、やっぱり説教臭くなるんですよね。また、現実の思想が介入してくるせいで、フィクションとしてのめり込めなくなってしまう。大人向け映画ならまだしも、子供向け映画ならもうちょっとマイルドでも良かったかな、と思います。

 で、この辺の相乗効果が変な方向に現れてしまったようにも感じました。頻発するナレーションとリアルすぎるほどのリアルさ、そして、全編に漂う説教臭さ。これらのせいで、現代ファンタジーでありながらも、ドキュメンタリーに片足を突っ込んでいるようにも思えました。そこは少し残念なところ。
 でもまぁ、そうは思うものの、子供と大人で作品の解釈が変わるとか、子供にとっては娯楽作品でも大人とっては社会風刺であるとか、そういう二面性を持たせた作品を作るのはジブリのお家芸ですからね。この作品が子供向けに作られているのは確かでしょうし、子供にとって娯楽作品として成立している以上、批判する気はないですけどね。

 で、この作品を見たのは半年くらい前のことで、高畑勲監督作品のレビューを書くなら最初は「かぐや姫」がいいかなぁなんて思い放置していたんですけど、ふと思い出すきっかけがありました。
 先日、友人と食事をしているときに、今年の大河ドラマの「真田丸」が面白いよ、と言われました。私は見ていなかったので話題に乗ってあげられなかったんですけど、三谷幸喜監督が手掛けているらしいですね。
 そんなわけでの「ぽんぽこ」レビューです。


第四の壁:{netabare}
 第四の壁っていう言葉があります。
 もともとは演劇用語で、「舞台と観客を隔てている想像上の透明な壁」という意味で使われます。舞台上のストーリーと客席にいる観客には一切の関係性がありませんから、その間には見えない壁があるよねってことです。今では演劇だけではなくて、映画などでも使われています。平たく言ったら、「フィクションと現実の境界となる壁」ということです。

 ウィキペディアを参照すると、
 第四の壁は、フィクションと観客の間にある不信の停止(※)の一部である(※不信の停止:観客はフィクションを見ている間は「こんなことは実際には起こらない」などという無粋な突っ込みを抑えること)。
 通常、観客は第四の壁の存在を意識することなく受け入れており、あたかも現実の出来事を観察しているかのように劇を楽しんでいる。第四の壁の存在は、フィクションにおいて最も良く確立された約束事の一つである
 と、説明されています。

 私たち視聴者はフィクションを当然のようにフィクションとして見ていますから、この第四の壁は常に存在している、と言えます。ですが、しばしば演出として(意図的に)「ここに第四の壁があるぞ!」と明示されることがあります。
 例えば、舞台上の役者が、観客に見られていることに気づいてしまうとか、観客とコミュニケーションを取ってしまうとかですね。これにより観客は、第四の壁を意識してしまい(フィクションであることに疑いを持ってしまい)、同時にフィクションと現実の境界が破られてしまうのです。このメタ的な演出を「第四の壁を破る」と言います。

 映像で確認したい方はこちら↓をどうぞ。
 <https://www.youtube.com/watch?v=JLAaUvsKljc>
 視聴者とコミュニケーションを取ってしまう演出は、0:15~0:40、2:30~3:15あたり。
 作品世界が映画であることを明示してしまう演出は、4:30~4:54、5:00~5:45あたり。
 第四の壁を破って映画というフィクション性を壊している点ではどちらも一緒です。
{/netabare}

おまけ①アニメにおける「第四の壁を破る」演出:{netabare}
 アニメでも「第四の壁を破る」演出が使われることがあります。

 私が一番印象に残っているのは、「のんのんびより」第一期の最終回ですね。{netabare}
 エンディングテーマが流れ始める、文字通り最後のところです。カメラを背にして遠ざかっていくメインキャラ4名が、突如としてカメラに振り向いて、視聴者に向かって手を振る、という演出が入っています。フィクション内のキャラクターたちが、本来一切の関係性を持たない視聴者に対してアクションを起こしたわけですから、典型的な「第四の壁を破る」演出ですよね。これにはすごく驚きました。

 「のんのんびより」は「日常もの」の作品ではありますけど、私たちは現実の日常としては見ていませんよね。あくまでもフィクションの日常として楽しんでいます。これが、第四の壁の存在を前提とした見方です。
 でも、最後の最後になって、私たちが認識している第四の壁は彼女たちにとっては存在していなかった、ということが明かされてしまいました。「のんのんびより」には終始無言を貫くお兄ちゃんというキャラがいましたけど、私たちの存在はそれに限りなく近かったんですね。話もせず、ストーリーにも影響を与えないけれど、近くでずっと見ている存在。
 彼女たちが第四の壁を破ることで、私たち視聴者とこの作品の在り方が変わってしまいますよね。フィクションの日常であったものが、現実の日常に転換されてしまうんです。あのまま振り向かずに遠ざかってくれれば、それは単なる「アニメのキャラとのお別れ」に過ぎないんですけど、第四の壁がなくなってしまうと「現実の友人とのお別れ」に比肩してしまうんですね。これにより、「もう会えなくなる」という寂しさを増幅させる効果が、とてもよく出ていました。

 ニコニコで見つけた件のシーン。ホントはもう数秒前から欲しかった。
 如何に効果的な演出だったのかが、コメントから伝わってきます、かね?(笑)
 ホントはコメントなしのが欲しかったんですけど、残念ながら見つけられませんでした。
 <http://www.nicovideo.jp/watch/sm22644446>
{/netabare}{/netabare}

ぽんぽこ:{netabare}
 「ぽんぽこ」でも、「第四の壁を破る」演出が使われています。「のんのんびより」と同じく、エンディングで直接的にコミュニケーションを取る演出方法です。具体的には、ショウキチが「タヌキが消えたって言うけど、確かに姿を消せるタヌキもいるんだけど、ほかの動物はどうなの? 姿を消せるの?」みたいなことを視聴者に語り掛けてきます。視聴者(現実世界の人たち)が殺したんでしょ?という皮肉ですね。
 この視聴者に対する問いかけ(という名の皮肉)というのは、高畑勲監督の基本スタイルですよね。高畑勲監督は主題に対して何らかの意見を持っていて、その主張を混ぜながら、視聴者に対してどう思っているの?と問いかけてくる。これを、作品と視聴者を対比させる構成でやっています。

 「火垂るの墓」がいい例で、オープニングとエンディングは、視聴者に対する語りになっています。{netabare}
 オープニングは「僕は死んだ」というセリフだったかと思います。「死にそう」の場合はその時点での主観的な視点ですけど、「死んだ」の場合は死んだあと、すなわち、未来からの客観的な視点ですよね。
 未来からの客観的な視点というのは、まさしく視聴者の視点と同じですから、視聴者と同じ位置に立って視聴者に対して語る、というのをオープニングでやっているんです。

 エンディングはこれです↓。まずは、この動画の2:20くらいのところからラストまでをじっくり見てください。
 <https://www.youtube.com/watch?v=Dn-saPIsrd0>
 2:34からの数秒間はカメラ目線になっていますよね。目が合っているような気がして、少しドキッとします。第四の壁を破ったかどうかのギリギリのラインですけど、カメラ(視聴者)を意識しているのは確実です。そして、その後はビル立ち並ぶ未来の街(私たちにとっての現実の街)に視線を移します。ここからも、過去のフィクションに存在している主人公が、未来の現実に存在している私たちを意識している、というのが伝わってきます。
 つまり、視聴者に語り掛けるオープニングに始まり、視聴者に語り掛けるエンディングで終わっているんです。
{/netabare}

 「ぽんぽこ」も、この構成を使っています。
 オープニングでは、タヌキは現実の動物としての姿を取っています。このタヌキを丸いレンズで撮るように演出して、そこにタヌキのナレーションを入れています。タヌキを見ている私たちへのタヌキからの語りですね。キャラクターが現実にいる視聴者と同じ位置に立って視聴者に対して語るというのは、「火垂るの墓」と同じです。
 エンディングが、「第四の壁を破る」演出です。上記のショウキチのセリフを入れて、作品の総括をメッセージとして伝えています。また、この後は、タヌキたちの踊る森からビル立ち並ぶ私たちの街へと変わります。私たちにとっての現実の街で作品を締める、というのも「火垂るの墓」と同じです。

 「火垂るの墓」も「ぽんぽこ」も、構成が全く同じだってことは分かりますよね。オープニングとエンディングでは現実世界の視聴者に対する語りをしておいて、その間にフィクションとしての本編を置く、という構成です。フィクションと現実を作品内で対比させることで、主人公たちの境遇と私たちの境遇を対比的に見ているんですね。この対比をもって、両作品では、「あなたたちの繁栄は、私たちの犠牲のもとに成立しているんだよ」という痛烈な皮肉をしています。
 この「フィクションと現実の対比的な関係を作品内に作り出して、視聴者に対する問いかけ(という名の皮肉)を行う」というのが、高畑勲監督の基本スタイルなんだと思います。

 で、「火垂るの墓」と「ぽんぽこ」のエンディングでの演出方法には、ほんの少しですけど違いがありますよね。カメラを見つめるだけで第四の壁を破ったのかどうか微妙な「火垂るの墓」と、カメラに話しかけることで明確に第四の壁を破ることとなった「ぽんぽこ」。この差は、単純に子供への意識の差だと私は思います。

 「火垂るの墓」は、子供向け映画という意識はあまりなかったんだと思います。だから、見つめる程度で終えて、別に分かりにくくても良かった。数秒カメラを見つめる程度の演出では、その意図は子供には伝わらないと思います。それを分かっていて、それでも子供向けではないからいいや、大人にだけ皮肉が伝わればいいや、と判断したのでしょう。上記のエンディングで、{netabare}セイタは見つめてくるけど、セツコは寝たまま、{/netabare}というところにもこれが表れているのかもしれません。

 でも、「ぽんぽこ」は、子供向けの娯楽映画として作ろうっていうのが大前提にあったんだと思います。子供向けの娯楽映画として、何よりも分かりやすさを優先したかった。だから、直接語り掛けるという「第四の壁を破る」演出を選んだんだと思います。直接語り掛けちゃえば、子供にだって分かりますからね。そして、何を優先的に伝えるかを考えたときに、高畑勲監督個人の思想よりは、子供にも身近であろう「自然を守ろうね」にしたのでしょう。

 なお、「ぽんぽこ」が視聴者への問いかけ(という名の皮肉)のために作られていたことが、ナレーションによっても分かるようになっています。最終盤において、ショウキチの語りが途中から古今亭志ん朝のナレーションに代わるところがあるんですけど、これによって、今までのナレーションがすべてショウキチの語りであったことが判明します。最終盤に来て初めて、視聴者はずっとショウキチに語り掛けられていたことを知るのです。


 高畑勲監督の作品は、構成はかなりかっちりしているんですよね。少なくとも私個人は、宮崎駿監督よりはかっちりしていると思っています。ただ、構成はかっちりであるものの、中身は文学的というか文芸的というかそういう感じが強いですよね。説明が迂回的、と言ってもいいです。まぁ、読み取りが難しくて、分かりにくいってことです。直接悪口を言うのではなくて、皮肉として言うところにもそれが表れていますよね。しかも、エンタメ性も高くないですから、見る人をすごく選ぶような気がします。
 でも、「ぽんぽこ」に関しては、子供向けの意識が強く働いたこともあってエンタメ性が高くなっていますし、それでいて構成のかっちり感は失われていないですし、主義思想という作家性も出ています。これらが高い次元でまとまった、すごくいい作品だと思います。子供のころに見ただけだなって人は、ぜひ大人の視点で見直してみてください。
{/netabare}

おまけ②カメラを使った「第四の壁を破る」演出:{netabare}
 「第四の壁を破る」演出が、カメラによって行われることもあります。本来意識されていないはずのカメラの存在を視聴者に認識される、という手法です。カメラの存在が認識されると、そこにカメラが置いてある(=そこに撮影者がいる)となりますから、第四の壁は自然と破られてしまいます。
 「クロスロード」のレビューで、「この作品はカメラで撮影しているよ!」演出について書いたんですけど、あれも「第四の壁を破る」演出の一つです。レンズ効果によって、性能的なカメラの存在がアピールされています。
 新海監督はメタ的にこの演出を使っているわけではないですけどね。レンズ効果を使って画面内のキラキラ感を最大化しているだけだと思います。

 ここではその話ではなくて、物理的に干渉されたカメラの存在アピールの話をします。例えば、落ちてきた雨粒がカメラのレンズに当たるとか、跳ね返った泥がカメラのレンズに当たるとかですね。何かがレンズに付着することで、透明なはずの第四の壁を目視できるようになってしまいます。

 アニメでも、こういう演出は多いですよね。一番最近見たものだと、「甲鉄城のカバネリ」の第9話です。
 詳しい内容はここでは述べず、カバネリのレビューに譲ります。
{/netabare}


雑記:{netabare}
 また横断的な書き方になってしまいましたね。申し訳ないです。
 なんとこのレビューで登場したアニメ作品は、ぽんぽこ!火垂るの墓!のんのんびより!カバネリ!の4作品。このアニメ4作品に加えて、実写映画にまでリンクを貼る始末! 単発映画のレビューのはずなのに、目も当てられません。すみっこでこっそりやるシリーズへの並列すらためらわれるレベルです。

 一応、第四の壁じゃなくてぽんぽこが話題の中心なんだよって偽装するために、ぽんぽこをど真ん中に配置するという構成に変えてみたんですけど、うまく機能しましたかね? 微妙かな?
 カバネリを別レビューに飛ばしたのは、短くするためっていうのもあるんですけど、「ぽんぽこ!火垂るの墓!のんのんびより!カバネリ!を使ってレビューを書きました」だと意味が分からなくても、ここからカバネリさえ除外しちゃえば意外と通じるかもしれないな、と思ったからでもあります。

 まぁ、裏話はともかくとして、冒頭述べた三谷幸喜監督について。
 三谷幸喜監督はいろいろと手掛けていますですけど、彼が脚本を務めた「古畑任三郎」という作品があります。映画じゃなくて、ドラマですけどね。今見ても面白い作品だと思います。
 この作品では、視聴者が犯行の一部始終を目撃できるようにストーリーが進行していきます。「名探偵コナン」のような「刑事側も視聴者側も犯人を知らない」というスタイルではなくて、「刑事側は犯人を知らないけれど、視聴者側は犯人を知っている」というスタイルです。視聴者が主人公である刑事に自己投影するのではなくて、視聴者が刑事の捜査をあくまでも客観的に見ていくように作られているってことです。
 で、この作品の謎解きパートの直前に、「第四の壁を破る」演出が使われているんです。いきなりドラマが停止して、背景も暗転して、この中で主人公の古畑任三郎にだけスポットライトが当たって、それで視聴者に話しかけてくる。客観的に進行するストーリーと「第四の壁を破る」演出は、とてもマッチしていますよね。

 酔っぱらった頭で三谷幸喜監督の作品を考えていて、それでこの「古畑任三郎」にたどり着いたんですけど、アニメで第四の壁を破っている作品はなんだろ?と気になったんです。そこで、のんのんびよりに白羽の矢を立てたはいいものの、もう枠を使っちゃってたんですね。それならってことで、ぽんぽこを引っ張り出すことにしました。第四の壁やのんのんびよりありきのぽんぽこだったってことですね。
 で、第四の壁を度外視して高畑勲監督論をやるなら、大人しく火垂るの墓から入るべきだとは思います。構成を中心に書けますからね。それを分かってはいるんですけど、どうにも見返す気が起きないんですよね。年の離れた妹が、というシチュエーションが個人的になかなか辛くてね。それゆえのぽんぽこってのもあったりします。

 気が向いたらカバネリの方もどうぞ。
 うっかり迷い込む人を避けるために、ネタバレありタイトルなしで投稿しますけど、内容は動画を使って演出を見ていくだけです。ストーリーには触れませんので、ネタバレ嫌いや未視聴の方でも大丈夫です。たぶん。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 10
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ちゃんと娯楽

映画館で観て以来通して観た事はありませんでした。
「ぽんぽこ」や「火垂るの墓」や「おもひでぽろぽろ」…力がある作品だけれど、何度も観てはいませんでした。
田舎や自然は大好きですが。この社会的メッセージが含まれる作品たちに愛着を持ってしまったとして、「コレは説教くさい、だから自然派は…」というザックリした見方をされた時に、自分は反論出来ない気がして。

「アイツ正しいこと言ってるのはわかるけど、説教くさくね?」と囁かれる優等生のクラスメイトを「そうかな…」とチラ見して「まあ私と特に親しい訳じゃないし…」と深く関わらないが如くでした。



久しぶりに通して観てみました。
狸達がどうなってゆくのかがあらかじめわかっているので、途中途中のぬか喜びや空騒ぎが、とても胸に痛く、ドキドキしながら観ていました。
しかし。
相変わらず人間は自然を壊し続けて酷い。地形のもつ質や循環を無視した開発、森林の適切な活用が出来ていないための荒廃、だから未曾有の災害も尽きないのだろうか。
…等々という真面目な視点は勿論再確認できたのですが、

それ以上に…
あー!この狸達みたいに!!
思いっきり何かに打ち込みたい!!
謳歌したい!!
むくわれなくったって、乗せられたって、やり切りたーい!!
時にアホみたいに喜怒哀楽に乗って騒ぎ、そして呑気にやっぱり踊り騒ぎたい!!
という、「思いっきり」の変幻自在な心地良いエネルギーをタンマリ浴びた気持ちになりました。ちゃんと娯楽でした。
狸いいなあ。

そして、人間社会で生き抜くようになった化け狸のように、それらしくいるために疲れている人や、何とかかんとかうまくやってるよ〜って人もいるんだろうな…なんて考えたりして。


優等生だけど、作品中に叩き込まれた“みんなで全力投球しようぜ!”って勢い(と狸独特の間抜けさ呑気さ)は中々観てて気持ちがいいものでした。

狸の敗因は、人間を楽しませてしまったことな気がします。狸自身も化けることが好きで楽しくて、プロジェクトに夢中になって。
{netabare}人間を怖がらせて出ていかせるためなら、あんなに楽しいバリェーションは要らなかったのでは…^^;
狸には食物連鎖の頂点にいる人間の「恐怖」がイマイチ理解できなかったのかな。
途中出てきた団地のパレード中の、大波に団地が飲まれる幻想が一番怖いような。
前半に作品中で人間がチラホラ死亡してますが、後半の狸の死亡数と比べたら極小だからいいのかなんなのか。{/netabare}
そんな狸達は仲間の弔い中も、真剣にシンミリしようしとてても、喪の形式自体になんだか浮かれてきてしまうのが、スゲーなと思いました。打たれない。やはりシリアスになり切れない狸らの恐怖の薄さが敗因かなー。


人間の自然や動物に対する愚かさが突き刺さる点では「河童のクゥと夏休み」が勝りますね。
私は自然好きなので、もっとみんな自然好きになってしまえばいいのに(特に田舎の人ほどもっと)、とは常々思いますが。
別に茅葺屋根の家に住んでかまどでご飯炊くべきとは言わないけど、ゴミをポイ捨てしないとか、日常生活で使うものが何から出来ているのか考えてみるとか、除草剤撒かないとか…いかん説教くさくなっちまう…

夏も終わりだけど、狸気分で秋はじめの生活に入ろうと思えました。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 35
ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ジブリベスト10のためのレビュー

【あらすじ】
多摩ニュータウン計画の推進とともに住む場所を失っていく狸たち。ぽんぽこ31年秋からぽんぽこ34年にかけての狸たちの奮闘を描く。

【成分表】
笑い★★★☆☆ ゆる★★★☆☆
恋愛★☆☆☆☆ 感動★★★☆☆
頭脳★☆☆☆☆ 深い★★★☆☆

【ジャンル】
ジブリ9作目(1994)、狸、都市開発、笑い

【こういう人におすすめ】
私イチオシ。「観たことない」と言っても割とびっくりされないジブリ作品。

【あにこれ評価(おおよそ)】
69.4点。あにこれ点数順では第13位。

【個人的評価】
何回考えなおしてもこれが私の中でジブリ1位になってしまう。不思議。
『自分のお気に入り』『おすすめしたい作品』

【他なんか書きたかったこと】
 ルパンベスト10を作った流れでジブリベスト10とコナン映画ベスト10に挑戦中。一般人でも分かるアニメ映画シリーズのベスト10があれば、私自身を理解してもらいやすいかなあと。

 ジブリ作品に共通するテーマとして「水の表現」と「対立」と「内包」があるというのをどっかで聞いた気がします。まあ水なんて2時間分のお話作ったらどっかで絶対出てくるし、対立と内包なんて曖昧な言い方したらなにかしら無理やりこじつけることは可能だと思いますが、その辺を踏まえてみてみるといいかもしれません。

 ↓以下一言くらいの感想
{netabare}
 おそらく、ジブリ黄金時代中盤の中だるみと認識されている作品。
 監督も宮崎駿監督ではなく高畑勲監督で、これ(1994)と、同じく宮崎駿監督が加わっていない「海がきこえる(1993)」の2作品が、「紅の豚(1992)」と「耳をすませば(1995)」という大作に挟まれている。
 ジブリとしても実験の時期だったことが推測される。

 この作品の内容にも「会話しているかのようなナレーション」、「ファミコン画面に似せたビット絵の説明シーン」、「神様の街づくりや巨大なショベルカーが山を削るなどの比喩的なシーン」など、随所に実験的なシーンが見られる。

 が、そんなことはどうでもよく、私の中のベストジブリ。

 何度も「マイノリティー気取ってんじゃねえぞ俺!」と自問しましたが、「紅の豚」と「もののけ姫」がどうしてもこれに勝てなかった(笑) そしてストーリーを振り返ってみて、私が好きな要素の集合体であることに気づく。

 ジブリ作品の中では例外的にゆるく、笑いに頼ったストーリー展開、そして真面目を装いながら笑いを誘うナレーション、全体から流れる実験的な空気、ジブリ品質の作画、ファンタジーでありながら妙に現実に即した展開、しかし最終的に「来るべくして来るバッドエンド」。
 「四畳半神話大系」や「秒速5センチメートル」をお気に入りの代表に挙げ、主食が「きらら枠」な私は、好きになるべくしてこの作品を好きになったわけです。

 これもレンタルで小学校上がるか上がらないかの頃に見た気がするので、九九も知らないガキンチョの頃から、今と同じような趣味嗜好だったようです。三つ子の魂百までとはよく言ったものです。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 15

69.1 9 お祭りでコメディなアニメランキング9位
Carnival Phantasm [カーニバル・ファンタズム](OVA)

2011年8月14日
★★★★☆ 3.9 (512)
2806人が棚に入れました
 血で血を洗う聖杯戦争が一転バラエティ番組に!?突然のルール変更に戸惑いながらも各陣営が聖杯を求めてくだらなくも苛烈な勝負を繰り広げる。果たして聖杯は誰の手に!?
 TYPE-MOONの10周年記念企画として制作されており、「TYPE-MOON10周年記念アニメーション」と銘打たれている。武梨が連載作品『かんなぎ』を掲載している『月刊Comic REX』(一迅社)の2011年1月号でアニメ化が発表された。
ネタバレ

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

聖杯戦争がこの作品のように幸せな楽園のような大会でしたら、どれだけ幸せだっただろう・・ 誰も争いを望まない世界はいつ現れるのだろう・・ ですが、この世界は争いのない幸せの

この作品の世界観

この物語は七組の魔術師(マスター)と使い魔(サーヴァント)による「聖杯戦争」が繰り、その使い魔の種類はセイバー、ランサー、バーサーカー、アーチャー、ライダー、アサシン、キャスパーたちが戦い合い、最後に残った使い魔とその魔術師が「聖杯」っと言う特別なもので願いを何でも一つかなえてくれます。この作品はその戦争を描いた作品です(?)。

ストーリー

この物語は「月姫シリーズ」、「Fateシリーズ」と「まほうつかいの箱」のキャラクターたちの非日常の日常を描いた作品です。

私の感想。

かなり衝撃的でした。もう笑うしかありません。何故このようなカオスな状態になっているのでしょうか・・ でもそのカオスが超おもしろいです。かなり気に入りました。

{netabare} 第5次魔術師大激突チキチキ聖杯戦争はこれほどおもしろい事になっているだなんてww 最高でした。 {/netabare}

いや~ はじめから最後まで笑いとおしで最高でした。本来のキャラクターの性格や行動が変わっている所が最高でした。 何故このような事になってしまったのでしょうか・・ でも最高におもしろかったです。 

{netabare} 私が一番気に入った所はギルガメッシュの性格の変わり具合です。あの性格の違いは笑えます。何故このような事になってしまったんだろうww 特にセイバーメイドになってギルガメッシュがmの道に走りだしたときは大爆笑でした。何故ギルガメッシュがmの道に・・・{/netabare}

{netabare} あと、ランサー死にすぎですねww はじめのエピソードから何回死んでいるのだか・・・ 超おもしろいですがww ランサーはこの作品のピエロな存在ですよ。本編も能力をこの用にしておもしろくすればよかったのに・・・{/netabare}

私が一番気に入ったキャラクターはイリヤです。本編のイリアもかなり可愛いですが、このイリアは9~10倍可愛かったです。最高すぎです。行動ひとつひとつ超可愛かったです。最高すぎでした。特に本当の次回予告のイリアは最高に可愛かったです。何故これほど可愛いのでしょうか・・・ ほれてしまいそうです。

{netabare} あと、ドキドキデート大作戦は最高でしたね。あれははじめから成功するとは思いませんでしたけど、最終的にやはり成功しませんでしたねww 私的には成功させてほしかったです。 でも完全にイリアの事を忘れているだなんてww {/netabare}

{netabare} 3rd Seasonから登場する謎の存在の聖杯くんには笑えましたね。秘密道具って言いながら実際は包丁しか出していないだなんてww ほかの道具を出してあげなさいよww{/netabare}

Ssoulのワンポイントピックアップ!!
「このコーナーではこの作品のおもしろい所、注目してほしい所などをピックアップし、説明したいという事です。」

この作品を見る前に是非Fateシリーズを見る事をお勧めします。そうしましたら、この作品の本当のおもしろさが分かります。

オープニング

「すーぱー☆あふぇくしょん」
幸せがここにはありますね。リズムが最高ですね。これほど幸せがあふれているオープニングは初めてでしたね。けれどもいろいろツッコミ所が多かったですね。まず、キャラクターがかなり変わっています。これほど変わっていると元が分からなくなって新しいキャラクターになっているしか思いません。次に、キャラクターが多いいこの作品でこれほどうまくまとめているのはすごいと思います。最高です。
私がこのオープニングで一番気に入っている所はみんなが両手を上に上げて横に振っているシーンです。あれは全キャラクターが超幸せそうですし、後ろでバーサーカーが風景にとけこんでいる所も笑えますし、あと、ひとつ気がついた事があります。それはギルガメッシュがバーサーカーの上でさりげなく踊っている所です。祭りですね~ 最高ですね~ 

エンディング

「Fellows」
男性ボーカルの最高な曲、かなり感謝します。これほどカオスな作品なのにこのエンディングを見るとこれほど落ち着けられるのは何故でしょうか? それほど沈静効果があります。なにかイライラしている時や落ちつかな時にはこの曲を聴くことをお勧めします。最高です。

「FINAL DEAD LANCER」
悲しい悲しいランさーのエンディングです。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 15

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

祭りが始まる、狂宴の時!

\(^ω^\Ξ/^ω^)/ウォウウォ!ウォウウォ!ウォウウォ­!\(^ω^\Ξ/^ω^)/イェイ!イェイ!
「TYPE-MOON」の10周年記念作品として、「TYPE-MOON」のキャラ達が勢揃いするなんとも豪華な作品です。

◆この作品の内容は・・・
冒頭の変な猫?の言葉を借りて説明すると、「10年に1度、様々な物語が重なりあう時、しがらみ・大人の事情・モラル、それらを越えて宴が始まる。出会う事のない彼らが相まみえる可能性という異次元。命の選択というにはあまりにも狂、あるいは区・・・。さぁ、ひと時の宴を共に楽しもう。」という作品らしいです。
全3巻+番外編、1巻=15分×4話、番外編は約20分で構成されています。

◆お祭りアニメですね・・・
変な猫?のシリアスぶった上記の説明と、「Fate/stay night」や「月姫」のキャラ達が登場するので、さぞかしシリアスな凄い内容の作品かと思ったら・・・いろんな遊びを取り込んだドタバタコメディアニメです。
登場キャラ達の性格は、本来の性格とは打って変わって完全お遊びモード。
キャラデザインも、本来のデザインより丸く可愛くなった様なデザインで描かれています。
なんとなくお茶の間でお茶をすすりながら視聴したくなるような感じですね。

◆登場作品は・・・
「Fate/stay night」
「Fate/hollow ataraxia」
「月姫」
「歌月十夜」
「MELTY BLOOD」
最低でも「Fate/stay night」と「月姫」を知っておかないと、この作品は楽しめないかと思います。

◆視聴者の投票で・・・
一部エピソードの展開を視聴者の投票で決めるという斬新な演出が1巻の第4話にあります。
投票期間は2011年8月19日~9月15日。
この投票結果で第3巻に収録されている第12話の展開が決まるらしいです。
こういう演出はすごく楽しいものですね♪

◆第2巻まで視聴・・・
この作品の登場作品のうち私は「Fate/stay night」しか知らないので、Fateのエピソードはバカバカしいけどそれなりに楽しめましたが、他のエピソードはよくわかりませんでした。
このキャラだれ?と常に頭をよぎるので、キャラがわからないと完全についていけないです。
ただエピソードによっては制作者に頭が下がる、そのセンスの良さに脱帽させられたお話もあります^^;
第2巻に収録されている第5話の別展開の聖杯戦争?エピソード・・・これは「Fate/stay night」ファンには見逃せない!

◆第3巻視聴・・・
この巻に収録されているエピソードは4話とも実に面白かったです。
特に注目が視聴者投票によって展開が決まる第12話。
視聴者の皆さまが何を求めているのかがわかる内容でした。
もっともそのせいで、「TYPE-MOON」の主人公のお二人は最低な人間に成り下がってしまったのですが・・・┐(-。ー;)┌ヤレヤレ

◆最後に一言・・・
ランサー君に(-∧-)合掌、ナム・・・。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 33

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

TYPEMOONのおまつり 「Fate」「月姫」ファンはぜひ観てみて~

「真月譚 月姫」」「歌月十夜」「Fate/stay night」
「Fate/hollow ataraxia」「MELTY BLOOD」
など制作しているTYPE-MOONの10周年記念企画として制作された
「TYPE-MOON10周年記念アニメーション」

「Fate」などを未視聴の方でも、それなりに楽しめるのかもだけれど
アニメ版やゲーム版をご存知の方はもちろん、
原作である奈須きのこさんの上記の作品をお読みになっている方には、
さらに大ウケしていただけること間違いなし、の内容。

各作品の声優陣&キャラクターが一同に集まり、
パロディあり、寸劇あり、合同運動会?などしながら、
キャラに沿った言動だけでなく、思い切りキャラ崩壊してみたり、
えっ?この人が実はこんなこと思ってた?といった裏情報的な
エピソードもあったりで、思い切り楽しませてくれる。

また、このファンタズムだけの猫耳やロボ、妖怪などの
オリジナルキャラ数人よるオリジナルミニコーナーもあり、
また、Fateでおなじみの大河とイリヤによる漫才「タイガー道場」など、
このOVAは上記の作品ファンにはなかなか楽しい内容。

それからOP『すーぱー☆あふぇくしょん』
この一緒に踊りたくなってしまう中毒性といったら!
しかもすごい贅沢な顔ぶれ。

ただ面白いと書いても、具体的な雰囲気がつかみにくいと思うので、
各ストーリーのタイトルだけ載せておきます。
これでなんとな~くイメージできるかな?
またこれらのほか、映像特典などもあります。

《1st season》

1話「第5次魔術師大激突 チキチキ聖杯戦争」

2話「ドキッ!メルティブラッド」

3話「どこでもヒナタノユメ」

4話「ドキドキデート大作戦」

《2nd season》

5話「バーサーカー はじめてのおつかい」

6話「型月連続テレビ小説さくら」

7話「通な贈り物」

8話「はたらくセイバー」

《3rd season》

9話「SEIHAI GRANDPRIX」

10話「洗脳探偵ロリ返り」

11話「FINAL DEAD LANCER」

12話「ドキドキデート大作戦 解答編」

個人的には「バーサーカーのはじめてのおつかい」と
セイバーがカフェのウエイトレスになる「はたらくセイバー」が一番笑えた。
1話15分なので観やすく、笑ってると時間があっという間なので、
物足りない人もいるかも。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 34

59.0 10 お祭りでコメディなアニメランキング10位
ガールフレンド(仮)(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (452)
2224人が棚に入れました
体育館で練習をしていた新体操部の椎名心実は、クロエ・ルメールが落とした写真を拾い、彼女に渡そうと学園中を捜し回るが…。

舞台は聖櫻学園。2年生で新体操部、校内のマドンナ的存在の椎名心実を中心に学園のかわいい女の子たちの日常を描く、完全オリジナルストーリー。



声優・キャラクター
佐藤聡美、佐藤利奈、名塚佳織、丹下桜、原田ひとみ、戸松遥、石原夏織、井上喜久子、悠木碧、田村ゆかり、茅原実里、寿美菜子、津田美波、内田真礼、釘宮理恵、加藤英美里、桑島法子、下屋則子、高垣彩陽、茅野愛衣、小倉唯、水橋かおり、早見沙織、新谷良子、豊崎愛生、伊藤かな恵、後藤沙緒里、洲崎綾、日高里菜、竹達彩奈、藤田咲、中原麻衣、佐倉綾音、米澤円、五十嵐裕美、赤﨑千夏、阿澄佳奈、今井麻美、堀江由衣、遠藤綾、小見川千明、田中敦子、福原香織、門脇舞以、金元寿子、荒川美穂、日髙のり子、喜多村英梨、白石涼子、内山夕実、田村睦心、村田知沙、日笠陽子、三上枝織
ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ガールフレンド(百合)

男は置いてきた。この収録現場にはついてこれんだろうからな


ゲームだとプレーヤーとして男主人公がビジュアル込みで設定されていたけど、アニメだと存在を消されました。それも仕方ないことだと思います。
ほぼカードゲームで恋愛ゲーとしての細かなストーリーがあるわけではないし、アニオリでラブストーリーやろうにも出演キャラが多すぎてアマガミのようなシリーズ構成はできません。その結果として「ゆるい百合要素ありの日常ストーリー」という無難なものに落ち着いたのでせう。


物語の評価は日常モノの作品としての評価です。これをビバップや攻殻などと同じ基準で「物語」の濃密性で評価するのは無理があるでしょう。
そんなことしたら星1にせざるを得ません。

しかし、この作品で大切なのは
現実のいざこざで疲れた視聴者を 可愛い女の子たちの日常が癒すことにあります。
故にGF(仮)に限らず、こういった作品に対し
ストーリーが空っぽだと 文句を言うのは筋違いも甚だしいと私は思うのです。
私は動物が主役の日常モノも大好きなんですが、そういう作品は美少女が主役の日常ものみたいに批判されることは少ないイメージです。視聴層の違いなのか、はたまた美少女ものに対する一種の偏見なのか…残念ですよね。

1話を通して心が癒されれば、日常作品の物語として評価は上々でよいではないですか。


そのような観点からいえば、AKBを超える数の女の子&声優が登場するこの作品は
誰かしらお気に入りの娘や、好きな声質の声優を見つけられるだろうから より多くの人が癒されることでしょう(適当)
まあ、萌えアニメとして
もう少し作画にも力を注いでくれれば…という意見はわからなくもないですけど。
ネット広告などで見慣れたイラストに比べると劣りますが、まあそれでもアニメ絵としては充分可愛いんじゃないかな。



☆楽しんだもん勝ち
ニコ生で日本中の豚さんと一緒に観ながらアホなコメント書き込むもよし。
自分のダメ絶対音感(聴力と記憶)を試す声優検定するもよし。
最近の深夜アニメで見かけない声優さんの声を聴いて懐かしむもよし。
アニメ初心者の方はこの作品で好きな声の声優さんを見つけ、そこから過去の出演作を巡るもよし。
楽しみ方は人それぞれなのです。
(私の場合はタイトル通り)


豊作な2014秋にわざわざ観るような作品ではないかもしれませんが、眠る前にぼけーっと観るには心が安らいでちょうど良い作品でした。


ちなみに私の推しキャラは名塚さん演じる文…ふみおふみーーおおえうお(^ ρ^)


好きな回は5話の学食運営(仮)と
7話の素敵な小説家(仮)



♪OP♪
早見さんの新境地。
奇しくも時を同じくして
秋アニメ「山賊のローニャ」では手嶌さんが従来のイメージと違うOPソングを歌っておられます。
お二方とも神聖さ すら感じられるような綺麗な歌声とバラード曲が印象的でしたが、秋アニメの曲は明るいポップな歌になっています。
手嶌さんのほうは 「朝ごはんの歌」などで明るい曲調の歌にも耳が慣れていましたが、早見さんのこういう歌は初めて聞いたのでビックリでした(笑)

最初は
何じゃ、こりゃ!?と驚愕しましたが
何度もOPで聞いてるうちに
この歌がくるくると脳内を流れるようになり
気づけばハミングしているのです。歌の力はすごいですね!

ちなみに
鼻唄ふんふんふーん(フンフン♪)と
がーんばれ♪
のとこが特に好きです。



声優検定
はたしてアニメを視聴していてダメ絶対音感は培われていたのか?
{netabare}
→ダメだ…名前知ってる声優さんでも意外とわからないものだなあ。
でも、特徴的な声の人は本当にわかりやすかった。


わかった声優
佐藤さん
名塚さん
広橋さん
丹下さん
水橋さん
佐倉さん
真礼さん
東山さん
釘宮さん
かな恵さん
戸松さん
新谷さん
田中敦子さん
田村睦心さん
サトリナ
原田さん
茅原さん
中原さん
はやみん
えみりん
堀江由衣
あすみす
日笠さん
ひーめひめ
永遠の17歳
ゆいかおり
小見川さん
運昇さん(まさかの出演!)


総勢何人が出演したのやら?
70人は超えてるだろうから
解ったのはたぶん全体の三分の一くらいかな
結果として よかったのか良くなかったのかよくわからないけど
こういうことできるアニメは稀有だから楽しかった。
ああ、楽しめたならオールOKだな。
アニメは楽しんだもん勝ちだよ

{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 11
ネタバレ

沙祈 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ほのぼの萌え(仮)

スマホの恋愛ゲームで有名なガールフレンド(仮)のアニメ版。
女性声優が約70名参加!台詞が少なかったり出番があまりなかったり偏りは激しいけれど凄く豪華。
共学なので女の子だけではなくモブの男子や主人公のお父さんなどたまに男の人も登場。

放送当時はクロエ・ルメールのCMが印象的だった。
ニコ生で一挙放送をしてたので視聴。

1話完結のほのぼのアニメ。
キャラが多すぎて誰が誰だか分からない。
かと思えば別作品のキャラがコラボとして登場してたり。

好きな声優のキャラ(ゆかりん、キタエリ)があまり登場しないのが悲しい。

各話感想↓
1話 はじめての約束
{netabare}クロエ・ルメールの喋り方独特。
スカートの色学年で違うのかな。
クロエちゃんを探して学校探索。
学校綺麗。{/netabare}

2話 ブルー・メロンパン
{netabare}ダイエット回。12時間も寝過ぎ!
ダイエットを敵視しているクロエちゃん。
心実ちゃんの体柔らかいなー。
メロンパンの差し入れが…。なんと鬼畜な。{/netabare}

3話 カメラとショートケーキ
{netabare}ねっとりしてる声の望月先輩がメインかな?
やっとゆかりんのキャラ出て来た!
狙われすぎた文緒ちゃん。先輩授業は出てないのかな?
話を聞かない先輩。{/netabare}

4話 猫と雨の夜
{netabare}にゃんこがいっぱい。目つきが悪い。
変な髪色の子がいる。
いい先生だった。
みんな成績悪い。
結局3人共勉強する気がないのでは…!?
30分もコンビニで買い出し。そしてお風呂…。停電で勉強ができない。
勉強にとりかかるの遅い。{/netabare}

5話 ダージリンをみんなと
{netabare}イースター島に慰安旅行で飛行機止まって学食休み。
教頭鬼畜。会長無能。
モノクロームゲスト出演!?電池も売ってるのか。
学食に来る人増えた。{/netabare}

6話 スイート・ビター・ポテト
{netabare}久々の心実ちゃん。
謎解き回かな。
自己紹介は大切。
スイートポテトで始まりスイートポテトで終わった。{/netabare}

7話 ドギー&スクランブル
{netabare}不思議な組み合わせ。
どんな小説なんだろう。拡散。
取材!モノクローム再登場。また人が増えた!
終わるのが辛かったのね。第2部!{/netabare}

8話 クリームソーダの向こう
{netabare}心実ちゃんメイン回。
何かがおかしい夢の中の審査員。
隠し味!?おっちょこちょい先輩。
珍しく私服。
クリームソーダどうしてこうなった。
大会カット!?{/netabare}

9話 進化系Girl
{netabare}文化祭回。
久々の生徒会。
2時間で衣装作り…。手芸部凄い!
クロエちゃん食べてばかり。
ライブの曲が良曲。{/netabare}

10話 プリンセス&プライド
{netabare}ミスコン回。
ゆかりんもモノクロームも喋らない…。
やっとキタエリ登場!!
放送事故。{/netabare}

11話 さよならア・ラ・モード
{netabare}クリスマス回。
生徒の髪の色カラフル。先生もカラフル。
1話目の伏線がここで!
クロエちゃん愛されてる。
原因はクロエだった。{/netabare}

12話 ガールフレンドxxx
{netabare}年越し回。
あの人数よく写真によく収まった。
モノクローム今回は喋った!最終話だからほぼ全員喋るのかな。ゆかりん喋らなかった…。
コミケ帰り組がいる。
高そうな着物だ…。
青い髪の短髪の子、男の子かと思ったら女の子だった。
いい最終回だった。{/netabare}

(好きな声優)登場回メモ↓
クロエ・ルメール CV:丹下桜
{netabare}1話,2話,5話,7話,8話,9話,10話,11話,12話{/netabare}

時谷小瑠璃 CV:田村ゆかり
{netabare}3話,9話{/netabare}

東雲レイ CV:喜多村英梨
{netabare}10話,12話{/netabare}

森園芽以 CV:三上枝織
{netabare}11話,12話{/netabare}

2015/08/11視聴 ニコ生アンケート↓
とても良かった:88.3%/まぁまぁ良かった:6.8%/ふつうだった:2.4%/あまり良くなかった:0.8%/良くなかった:1.7%

投稿 : 2024/09/07
♥ : 3

麦茶 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ただそれだけ

【ただそれだけ】(2015.1/5)

いや~お疲れ様でした。
最初は途中で断念するかも・・・と思ってましたが、なんだかんだ終わってみれば全話視聴してましたね。

そんな私がこのアニメを一言で表すなら「普通の日常」です。

それはもう普通でした。日常系ですらありません。可愛い女の子たちが普通に日常を送っているだけ、それだけです。コメディ要素も薄く、話にオチもまったくない、本当にただの日常。
たまーに内容のある話をもってくることもあるけど、それも相対的に見ればというだけで、たいてい最後までこんな感じでした。もう全体がフワフワとしていて掴みどころがなく、従来の日常系アニメとも違うとても不思議な感覚。楽しいとか面白いとかそういう定規では測れません。

何度でも言いますが「普通」。それがこの作品の感想です。

また、評価が普通なので切るに切れないのも悩みどころでした。
「つまらないわけじゃない・・・でも面白くもない。でも切るほどじゃない・・・。」視聴者のそんな心の隙間をついたある意味うまい作品だったと思います。見事にやられましたw

そして、このフワフワの原因は、大方登場キャラの量に関係があるのかな~と思います。

何分キャラが多いもんですから、一人ひとりに割り振られている時間がかーなーり少なくなってしまっています。一応主要キャラもいるみたいですが、もはや誤差ですね。

「キャラが描写されている時間が少ない=人格を掴みにくい」ので、せっかくの可愛い女の子たちもこれではキャラクターとして作品内で生きることがしづらくなっている印象を受けます。
ちょくちょく登場する子もいるにはいるのですが、まず「誰だっけ?」から始まるのでキャラクターの魅力を汲み取りづらいというのも弱いですね・・・。最終話まで見ましたが、名前を覚えられたのは「クロエ」と「ここみ」だけでしたw あとは声優で判別くらいしかできません/(^o^)\(※個人の感想です)

ここがいわゆる日常系アニメと呼ばれているものとの一番の差ですかね~。

日常系アニメは「キャラにスポットを当てた日常風景」を描いていますが、この作品は「日常やイベントにスポットを当ててそこにキャラを登場」させている印象があります。順序が逆なんですよね。
つまり、その舞台に上がるキャラは誰でも良かったんじゃ?と見ていて思えてしまうんです。描写時間が短くてもキャラの魅力を引き出すことに成功している作品はありますが、今作の話の内容では少し難しかったようで、キャラ愛が沸いてくるまでに至れませんでした。

やっぱり構成の問題なのかな~。アニメのエンドクレジットを見ても分かりますが、原作ではモノ凄い数のキャラがいるようで、主要キャラを絞るのはかーなーり難しい課題だったとは思います。ですが、そこを何とか頑張って、きちんとしたひとつの枠に収めるべきでした。

このコンテンツはいくらでも面白くできそうな素材ではあったので、正直けっこう残念ですね~。2015年の冬クールから始まる「艦これ」や「アイマスCG」も似たような性質があるので、今作の二の舞いにならないよう、応援したいです。

ありがとうございました。


【うーん】(2014.12/1)

同じ重課金ソシャゲ枠の神撃のバハムートとどこで差がついてしまったのか・・・。
やっぱり声優に予算吸い取られちゃったんでしょうかね。

(^q^)くおえうえーーーるえうおおおwwwwww

投稿 : 2024/09/07
♥ : 13

66.8 11 お祭りでコメディなアニメランキング11位
大家さんは思春期!(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (453)
2160人が棚に入れました
祖母から引き継いだアパートを、大家さんとして楽しく切り盛りする里中チエ(中学1年生)と、
新米サラリーマン・前田さん、チエちゃんを愛でる美人ホステス・麗子さんなどアパートの住人や
近所の人々が触れ合うほのぼのコメディ。
新米サラリーマン・前田さんは新生活を始めるために風呂なしトイレ付1Kのこのアパートに引っ越して来た。
そこでで待っていたのは女子中学生の大家さん! ?
さらに美人のお隣さんも現れて新生活の期待値が急上昇。

声優・キャラクター
久保ユリカ、木戸衣吹、山崎エリイ

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

こ、このオープニングの背景でチラリと見えたアレはまさか往年の・・・^^;?

この作品の原作は未読です。最初2分間のショートアニメってとても危うい存在だと勝手に思っていました。なぜならたった2分ではストーリーを展開させる事は難しいので、視聴者にメッセージを伝える事が出来ないからです。
でも視聴してみて思ったのは、2分枠の作品は一切の無駄を削ぎ落として、純粋に主要キャラを魅せるアニメと考えると合点がいきます。

つまり、主人公以外は皆んな引き立て役で、限られた時間の中でできる限り様々な切り口で主要キャラの魅力を詰め込んでいく作品と考えると、2分というのはちょうど腹8部にちょっと満たないくらい・・・
この絶妙なバランスが成立して初めて2分枠の作品は生きてくるんだと思います。

それじゃこの作品はどうだったか・・・
いやいや・・・大家さんのチエちゃん、ムッチャ可愛いじゃないですかっ(//∇//)
中学生で大家さん稼業と両立させるとは・・・
与えられた仕事も満足に出来ないサラリーマン・・・でも入社年次は俺の方が上だよと常に高い処から他人を見下す様な大人が世の中にはゴロゴロいるというのに・・・このチエちゃん、まるで天使みたい^^

世話好きで料理上手という設定も彼女の魅力に拍車をかけています。
2階に住む前田さん・・・チエちゃんが料理や掃除をしてくれるって・・・正直羨まし過ぎです^^
ドアをカチャっと開けるとチエちゃんが料理を作って待っててくれている・・・
こんな幸せなシチュエーションが待っているなら、例えば会社でどんな辛い事があってもへっちゃらですね^^
だって、アパートに帰ってくるだけで必要以上に癒される訳じゃないですか・・・^^

チエちゃんのファッションに疎く制服が好き・・・という点もポイントが高いと思います。
女の子には可愛い格好をしていて欲しい・・・勿論そういう気持ちはあります。
でもこれって・・・際限ないんですよね^^;
宝くじで1等でも当たって大金持ちならいざ知らず、大概の人は将来の事を見据えつつ、日々の生活を送っていると思います。
時にはファッションにお金を使えない事だって、生きていれば遭遇する事もあります。
そんな時に真っ先に生活を優先してくれる・・・チエちゃんはそんな女の子に見えて仕方ありません。
こういう女の子には恩返しがしたくなりますね^^
鶴だって恩返しをするんです・・・人間だって鶴に負けてなんかいられません・・・^^;

でもチエちゃんの魅力はこんな聖人君子みないなモノばかりではありません。
中学生としての等身大の彼女・・・勝手貰ったモノが嬉しかったり、料理同好会では一心不乱に頑張る彼女・・・その根底にあるのは屈託のない眩しい笑顔に裏付けられた優しい性格そのもの・・・

他にもチエちゃんの魅力は作品の中でたくさん描かれています。
こうしてみると、2分でも伝えたいことに絞れば十分伝わることが分かります。

チエちゃんが大家さんをしているアパートには、前田さん(♂)と白井さん(♀)が住んでいますが、二人にとってチエちゃんは目に入れても痛くない愛娘のよう・・・
でも世間知らずのチエちゃんみたいな子がフラフラしてたら・・・きっと私も同じように心配することでしょう^^

主題歌は、every♥ing!さんの「Shining Sky」
明るいポップな歌で、オープニングアニメとの愛称も抜群です。
このオープニングアニメで、一瞬ですが物凄く懐かしい作品のオープニングで使われたカットが挿入されています。
もしかしたら同じではなく類似かもしれませんけど・・・^^
流石にそれを目にした時にはテンションが上がりましたね^^

1クール12話の作品でした。完走に30分もかかりません。
チエちゃんの魅力に触れてみたい方は、是非本編の視聴をお薦めします。
チエちゃんのCVは久保ユリカさん・・・キャラの魅力を最大限に引き出してくれていると思います。
同じショート枠作品で「てーきゅう」は7期まで制作されています。
この作品も続編が制作される事を期待しています^^

投稿 : 2024/09/07
♥ : 18

sekimayori さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

潔さ 【67点】

アパートの大家を祖母から引き継いだ中学生少女と、彼女を見守る人たちの日々を描く、ゆる萌えコメディ2分(OP除けば1分30秒)アニメ。


清々しいまでに潔い作品でした。
ひたすら鋭利に磨き上げた「ぐうの音も出ないほどチエちゃんがかわいい」という槍、それを構えて一直線に吶喊するだけ。
でもそれで戦えちゃうんです。
むしろ攻撃力半端ないんです。
もう私ボコボコにされちゃってるんです。
まじで完敗、くっ殺。

語りたいこと第一、チエちゃんのかわいさについては、それこそ内面から外見に至るまで
「庶民的かわいい」「素直かわいい」「天然かわいい」「背伸びかわいい」「制服姿かわいい」「猫耳かわいい」「浴衣姿かわいい」「縛った髪が子犬のしっぽかわいい」「色トレスのほつれ髪かわいい」「つーかもうかわいいからかわいい」
みたいに千の言葉でアジテーションできます。
技術面(?)でも、「あわてるチエちゃん」というおいしいシーンには作画枚数をつぎ込むし、前田さん視点ではたまに被写界深度浅めの画面処理をしてチエちゃんとの距離の近さを演出する。
神は細部に宿るんだよなぁ。
とりあえず4話は大量破壊兵器。

第二に、作品としてはかなりの剛腕で綱渡りを成功させたな、という印象があります。
視聴者がなんとか聞き取れて疲れない程度の早口での演技や、アイキャッチ(?)を即座にねじ込む強制的な場面転換。
そうした思い切り良い演出により、90秒で一つのエピソードとしてなんとか成立するようオチをつける。
「潔さ」は引き算の美です。
でも、最低限の起承転結、お話という器がないと、「かわいい」を盛り付けることすらできない。
上記は一例だけど、潔く「かわいい」を貫ける裏側には、要素を取り払いすぎて空中分解しないよう紙一重のラインで踏みとどまる、クレバーな判断が隠れているのかもしれません。
剛腕には違いないので、作品の色や視聴者の好みによっては諸刃の剣ですが、存分に楽しませてもらった私にとっては英断でした。


ちなみに、少し古いですが、5分アニメ増加の背景に言及したデジタル記事がこちら↓
 mantan-web.jp/2013/04/14/20130413dog00m200034000c.html
要は製作費が安くて利益回収のリスクが低い、ということらしい。
2分(枠的には3分)アニメだとなおさらですね。
チエちゃんのかわいさを極度に強調して印象付ける戦略は、原作漫画の宣伝アニメとしての効率性から言っても合理的。
スポンサーにとってコスパ良く、かつ萌え豚にも優しい、win-winなアニメだったのではないでしょうか。
さぁ原作を買おうか。


蛇足。
石浜さんチックなOPが吉原さんで意外だったけど、チエちゃんが空に舞うカットの疾走感からは確かに夜ヤタやモン娘を感じる。
もう一つ、ガンダムで久保さんの声が聞こえる度に「チエちゃんだ!」と和んでしまった。


【個人的指標】 67点

投稿 : 2024/09/07
♥ : 17

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

安い「萌え」に走らず、しっかりしたかわいさをショートの中で描いている

【レビューNo.63】(初回登録:2023/6/9)
コミック原作で2016年作品。2分枠の全12話。
以前「ショート枠の癒し系アニメ」で「クールドジ男子」を紹介しましたが、
個人的にはこのジャンルだと、本作が最強かなっと。

(ストーリー)
「前田さん」は就職を機に、6畳風呂なしのアパートで一人暮らしを始めるこ
とに。でもそこの大家さんは、なんと中1女子の「里中チエ」だった。
この大家チエちゃんと、酒好きでチエちゃんを愛でるのが生き甲斐の「残念美
人」の隣人「白井麗子」を加えた3人を中心に、アパートや中学校での日常を
描いたコメディ作品。

(評 価)
・チエちゃんのかわいさは正義
 いうまでもなく、この作品の命は「チエちゃんのかわいさ」です。
 まずキャラデザですが、「萌え系」でもいけるほど愛らしいデザインです。
 でも、チエちゃんは世話好きで料理が上手くてホント「ちゃきちゃき動く」
 って感じで、物語の中ではしっかり者という描写が多いです。
 しかし中1女子としては
 ・物語当初は学校に仲のいい友達がいない設定
 (部活もせず、学校が終わると真っすぐ家に帰っていた)
 ・フアッションに疎い(制服が普段気(お下がり等でたくさん持ってる))
 ・弁当が茶色い(近所のお年寄りからのおすそ分けをよく詰めてくるため)
 ・学校で特売チラシを楽しそうにみている
 等いろいろとズレているところも多いです。それでいて友達が出来始めると
 年相応の一面を見せるなど、単に見た目だけでなく作品全体から「チエちゃ
 んのかわいさ」を感じられる、しっかりした作りになっています。
 (お弁当といえば、麗子さんがチエちゃんのために奮闘する「キャラ弁回」
  はオチまで含め神回w)

・2分枠の小気味いいテンポ感
 尺が尺ですので、ポンポン話が進みます。でもせわしさを感じるわけではな
 く、むしろ最後にほっこりした余韻が残るという構成はさすがだなっと。
 ただ(途中で盛り返しが効かないので)多少外れな回もあるかな。

冒頭で「最強のショート枠の癒し系アニメ」と大風呂敷を広げましたが、
・いうてもこのジャンルのアニメは、実はあまりよく知らない。
(癒し系って基本率先して観ないんだよな)
・プロフィールの通り、この時期が私事で一番大変な時期だった。
 → この時の2分で心癒される本作はホント貴重な存在だった。
っていうことで、結構補正がかかってたりするんだよねw
それでも、このレビューのために見返したのですが、やっぱりいい作品だな。
通常アニメ1本分の時間で視聴できるので、空いた時間サクっとオススメです。

OPは「Shining Sky/every♥ing」ですが、もうOPからこの世界に浸れる
「ほら~無敵のスマイル~♪」

投稿 : 2024/09/07
♥ : 9

60.7 12 お祭りでコメディなアニメランキング12位
猫神やおよろず(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (337)
1764人が棚に入れました
かわいい店主・柚子が営む古美術店・八百万堂。ソコの居候、猫神の繭を訪ねて、美少女たちが引きも切らずに…♪ 天界で起こった小さな事件が、繭を巻き込み、意外な展開に!? 美少女たっぷり、ご町内神さまコメディ!!

声優・キャラクター
戸松遥、堀江由衣、茅野愛衣、竹達彩奈、MAKO、三瓶由布子、豊崎愛生

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

可愛い神様達のC=(^◇^ ; ホッ!っとする物語ですね♪

■「猫神やおよろず」ってどんなアニメなの?
とりあえずタイトルから読み取りましょうね♪
「やおよろず」を漢字で書くと「八百万」となるのですけど、800万の神様が居る訳ではなく、数が多いことの例えなのですね!
ということで、この作品は、主人公で猫神様の繭ちゃんと、その他沢山の神様が人間界のとある町の万屋こと、「八百万堂」を中心に描かれる神様系コメディなのです♪
 
ずばり、キャラがとっても可愛く描かれていて、しかも豪華な声優さんをキャスティングしているので、キャラ萌えアニメであることは間違いないのですよ♪
 
■メインキャラの豪華な声優陣をチェックしてみましょうね(*^-^)
・繭<mayu>[声:戸松遥]◇代表作◇あの花・・・安城鳴子<あなる>、他
  忘れられた物と記憶を守護する猫神。
  かなりのトラブルメーカーだけど、皆に好かれる人気者。
 
・古宮柚子<komiya yuzu>[声:堀江由衣]◇代表作◇化物語・・・羽川翼、他
  万屋「八百万堂」の若女将。
  ぎりぎりの家計をやり繰りしているので、繭の無駄使いには結構強気です♪
 
・正倉院笹鳴<shosouin sasana>[声:茅野愛衣]◇代表作◇あの花・・・本間芽衣子<めんま>
  繭とは幼馴染の猫神で、しかも女の子通しなのに許婚という関係。
  そんな繭との関係もまんざらではない様子♪
 
・メイ子<meiko>[声:竹達彩奈]◇代表作◇けいおん!・・・中野梓<あずにゃん>
  大黒天の孫娘。笹鳴のライバル!「打ち出の小槌」を振り回しちゃうツンデレ担当です♪
 
・芳乃<yoshino>[声:MAKO]◇代表作◇かみちゅ!・・・一橋ゆりえ
  春を司る桜神の少女。秘伝の灰で桜を咲かせちゃいます。
 
・しゃも<shamo>[声:豊崎愛生]◇代表作◇けいおん!・・・平沢唯
  貧乏神。子供なので、胸もかなりの貧乏っぷりです♪
  でも、肩書きは財物部一級査察官なので、実はとっても偉い神様なのです♪
 
・ゴン太<gonta>[声:三瓶由布子]◇代表作◇交響詩篇エウレカセブン・・・レントン
  稲荷神の少年。ひそかに柚子の事を想っているけど、空回りばかりしちゃってます♪
 
改めて見てみると、すごい豪華な声優陣ですね♪
ちょっとこんな想像をしてみてください。。。o(゚^ ゚)ウーン
『あの花』コンビの「めんま」と「あなる」が猫神を演じてるのですよ♪
『けいおん!』の先輩後輩の「ゆいちゃん」と「あずにゃん」が貧乏神と大黒天の孫娘を演じてるのですよ♪
『かみちゅ!』のゆりえが、ここでも桜神を演じてるのですよ♪
『化物語』の羽川さんが何でも屋の若女将ですよ♪
『エウレカセブン』のレントンが稲荷神でここでもダメダメっぷりを発揮してるのですよ♪
 
なんとなく、楽しくなってきちゃいますね!!
 
 
■OP/ED曲はどうなんでしょう(〟-_・)ン?
【神サマといっしょ】OP曲
なかなかノリの良いアップテンポな曲です!
「しゃんしゃんしゃん」と耳に残るフレーズもあり、作品に良くあった聞いてて楽しい気持ちにさせてくれるような曲ですよ♪
 
【虹 ~Ver.8000000~】ED曲
なんと「電気グルーヴ」の曲をカヴァー&アレンジした曲なのですね♪
テクノポップの爽快感を感じられるアップテンポな曲はさすが「電気グルーヴ」ですね♪
 
 
■前半までの感想
ドタバタコメディーがメインの中でたまにジーンとなるようなシリアス回があったりしましたね♪
ずば抜けて何かが良いって言うわけでは何のですけど、全体的なバランスは良いので、好きなキャラに萌えるのも良いと思います♪
ちょっとだけ、C=(^◇^ ; ホッ! っとしたい時に「猫神やおよろず」でほのぼの感を味わえればいいなっていうスタンスで今後も観て行こうと思わせる作品ですね♪
 
 
■総評
予想通りC=(^◇^ ; ホッ!とできる作品で最後まで楽しく視聴できました♪
概ねキャラが出揃った中盤から後半にかけてはかなり面白くなってきましたね(*^-^)
八百万堂に自然と集まってくる仲間達を見ているとまさにこの言葉がぴったりなのです♪
 
【桃李物言わざれども下自ら蹊を成す】(とうりものいわざれどもしたおのずからけいをなす)
桃やすももは何も言わないけれど、美しい花を咲かせそれを慕い、熟した実を求めて人々が集まるので、木の下には自然と小道ができるって言う意味なのですよ♪
成蹊大学の名前の由来にもなっているので有名ですよね(o^∇^o)ノ
 
一緒に働いたり、遊んだり、怒られたり、バカな事をしてばっかりの仲間だけど、一緒に過ごすことで芽生えてくる居心地の良さや、仲間といる事の温か味を感じさせてくれるアニメだったのです♪
少し肩の力を抜いて、(´▽`) ほっとしたい時に視聴すると癒されるような気がします♪
 
最後に、この作品のMVPキャラは繭さまだと思うのですけど、自分の意思とは反対に色んなキャラの引き立て役になってくれていたゴン太は影のMVPでしたよw
 
 
2011.08.28・第一の手記
2011.10.18・第二の手記(追記:■総評)

投稿 : 2024/09/07
♥ : 36

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

我は猫神

神神神アニメその3です


今期の空気アニメ枠ですね、心穏やかに見れるアニメです
あまりの穏やかさに気付けばいつの間にか寝ています
良い部分もあるんですが、イマイチ目立たないんですよねぇ、なんだかなぁ
こんな嫋やかな雰囲気の日常系神様アニメなんですけど、4話の獏の話と9話の猫の話はやたら暗かったですね
何故性懲りもなく日常系に鬱回を入れてしまうのか
味と言えば味なんですけどねぇ、子守歌として今作を見に来てる私としては、寝づらくて、違うんじゃないのと思う気持ちはありました

原作のFLIPFLOPsのお二人は、東方二次創作の同人作家として有名なんですね
つか、チャンピオンREDいちごにエロじゃない漫画があったんですね、知りませんでした
監督桜井弘明氏、脚本待田堂子女史、キャラデザ・総作監渡辺敦子女史ら、「GA 芸術科アートデザインクラス」スタッフが集結して制作にあたり、丁寧な作品に仕上がっています
ねんどろいど頭身のキャラクターなんで、萌えというよりも、むしろ可愛いという言葉が適切な、健全なアニメですね
タイトルに「神」という文字の入る三作、今作と「神ドル」と「神メモ」合わせて、巷では三爆神などと揶揄され、AAが作られるまでになってますが
何かあるんでしょうかねぇ、いやでも神と名の付くアニメでも売れてるのは売れてますし
その意味で、次期の「ファイブレイン 神のパズル」の売上動向が気になるところです

今作繭役で出演している戸松遥さんですが、戸松さんで神様といえば「かんなぎ」のナギ様
設定もそうですし台詞の感じもほとんど同じで、目を瞑って聞いたら聞き紛うんじゃないかと思うほど似てる箇所が多いですね
笹鳴役には茅野愛依さん、何気に神神神アニメ全てに出演しているんですよね、「神ドル」では日々乃さん、「神メモ」では彩夏
どんなキャラであっても違和感なく演じられそうな万能型の声優さんだと思います、透き通ってて聴いてて癒されます
最後にちょろっと出て来た天音の声は伊藤かな恵ちゃんがあててます
もっと早くから出て欲しかった気もしますが、OPにもいないんで出すつもりなかったのを変更したんでしょうかね
声優については豪華でした、今噂のスフィア声優が全員参加してます、竹達さんもいます

「神サマといっしょ/繭&柚子」かなり良さげなOPですね
木が育ってく映像と共に流れる曲の入りからビビッとくるわけですが
お花見、海水浴、花火、味覚狩り、雪遊び、お正月と、繭様たちの春夏秋冬を一望できるアニメーション(ライブシーンは設定的に何か浮いてますが、音楽の秋を表現しているのでしょうかね)
細部に注目してみると色々な仕掛けがあり、それだけでストーリーとして成り立っているかのような、何度見ても楽しく思える仕様がなされ
最後は繭様の好きなゲーム世界のドット絵を皆が歩いて終わり、作品をよく理解しているなぁと感心する映像が出来上がってます
柚子が御雑煮を運んでくるカットとか、軽く感動を覚えるんですが、溢れんばかりの愛が伝わってくる素晴らしいOPだと思います
EDに関しても、「Oh My God♥」、7話の「やおよろず音頭」どちらも、センスのいいEDだと思います

繭様の揉み上げが、そろばんの珠にしか見えないんですよね
ついついはじきたくなっちゃいますw
終盤のツクヨミとの騒動で、繭様の髪が伸びたことがありましたが、あれは一体どういう原理だったのでしょうかね、謎です
えーキャラについては、芳乃ちゃんが可愛いと思います
ピンク髪ですし、すごい性的な服着てますし、MAKOさんの声もエロさ増し増しで、ビンビンでした


まぁ今シーズンの3つの神様アニメを見てきたわけですが
一応神がちゃんと登場するのは今作だけなんですよね
三作それぞれ、全く違った神の描き方をしていて、それを比べながら見るのも面白いかもしれませんね

投稿 : 2024/09/07
♥ : 9
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

レッツ神様萌え、否、声優萌えか(60点)

全12話。
漫画原作。原作未読。

個人的満足点:60点
アニメ系統:日常系コメディ

猫神「繭」と神界の仲間達がおくる、ご町内神様コメディ。
ということで、可愛い神様達によるドタバタコメディ。

結構ゆるいので、日常系が苦手な人はきついと思う。
私もきつかったが、何とか完走した。
でも、日常系好きな方なら結構楽しめるのではないかとは思う。

作中でてくる神様達が非常に可愛く個性もあり
お気に入りの神様を見つければかなりいけるかとは思う。
ただ、ちょっとキャラ数が1クールにしては多い気がした。
そのため、キャラが生かしきれず、私はお気に入りを見つけることは出来なかった。

そんなキャラを演じる声優が恐ろしく豪華。
(個人的にはドラマCDの声優の方が好きだが)
戸松さん、堀江さん、MAKOさん、茅野さん、竹達さん、三瓶さん、豊崎さん
となんじゃこりゃってぐらい豪華。
そんな声優さん達のからみを観れるのはある意味すごいアニメかもしれない。

兎に角、家族でも安心して観れるクオリティではあると思う。
日常系好きな方はどうぞご覧あれ。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

繭は釘宮さんのままにして欲しかった。


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以下、毎話後の感想。
ネタバレが含まれる場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
神様とのゆるーい日常系かな。
神様なのに日常とかいう突っ込みは無しでw

なかなか神様達が可愛い。
これは神様に萌えれるかが分かれ目な気がする。
色々な神様が出てくるようなので
萌えれる神様が出てくれば視聴できそう。
2話に出てくる神様に期待が膨らむw
そうピンク髪のあの子だw

2話視聴。
ピンクツインテ神「芳乃」でたw
これはどこかの誰かの反応が楽しみだわ。
しかし、このアニメの声優陣だが
ドラマCDの時の豪華さがうらやましいw
釘宮さんに千和さんに沢城さんなんて俺得なw
アニメも十分豪華なんですけどね。
さあ皆様もレッツ神様萌えw

3話視聴。
漫画の方が面白そうなんだがw
その漫画をアニメにしてくれ。
話の内容は相変わらずのほのぼの日常。
笑いをはさみつつ、最後にちょっとだけいい話だった。
来週もぼーと観ることにする。

4話視聴。
夢くいバクの話。
相変わらずゆるい話だが
ちょっといい話だった。
毎話こんな感じなのかな。

5話視聴。
温泉&水着回。
神さまでも水着回はやるのかw
そして、あわれごんた。。。
おまえはよくやった。
安らかに眠れw

6話視聴。
ゆず回。
何か今までと違って、ちょっとシリアス風味でいい話だったんだがw
ほのぼの日常だけじゃないんだね。
今週は結構面白かった。
来週はまた日常かね。

7話視聴。
お祭り&怪談。
相変わらずほのぼのしてる。
個人的には結構退屈になってきてる。
でも、がんばって観るよ。

8話視聴。
ポロリ回。
ポロリ、ポロリ、ポロリw
konozamawwwwwwwwwwwwwwwww
なんというネタw

9話視聴。
不意打ちのいい話。
ちょっと感動してしまったじゃないか。

10話視聴。
新キャラ登場。
ちょっとキャラが多すぎるなあ。
1クールでこれだけキャラが出てくると
キャラの特徴を出すが難しい気がする。

11話視聴。
まゆが結婚?!
来週で終わりだがどんな結末になるのか。
結婚は絶対ないとは思うがw
{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 23

53.1 13 お祭りでコメディなアニメランキング13位
メガネブ!(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (284)
1326人が棚に入れました
メガネをかけた男子高校生の、異常なまでの情熱をメガネにかける青春グラフィティ!

声優・キャラクター
赤羽根健治、宮田幸季、田丸篤志、諏訪部順一、木村良平、杉山紀彰、真殿光昭、岸尾だいすけ、鈴木千尋、岩田光央
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

サバエでございま~す!おさかなくわえたサバエさん~♪

とある工業高校の部活動「メガネ部」に所属する男子高校生5人のお話です

タイトルのとおり
「メガネブ」ということで
みんなメガネをかけてます(一人は”伊達メガネ”)


まず最初に・・・

初っ端から
すんごく目が疲れた^^

背景デザインが酷すぎです

華やかとか
カラフルとか
そんな表現を通り越して

もう
暴力的ですね

いったい何を意図して
こんな極彩色のデザインになったのか

登場人物がイケメンメガネくんばっかで
瞬きせず画面を凝視していたのもあるのですが

私の場合
そんなことは
他の作品でもよくあることです

そもそも
この作品を視聴する方って
比較的メガネをかけてる方(視力の弱い方)の割合が
多くなることが想定できると思うのですが

そんな配慮って微塵も考えてないのかな?

目がチカチカしてしまって
毎回
観終わったあと
ドライアイ用の目薬をさしてました^^(たまに観てる途中にもさしてました)


まあ
そういう
つまんない話は置いといて


この作品って
福井県の鯖江市が舞台で
製作協力もしているんですね~

なんといっても鯖江市はメガネフレーム生産量日本一の町
力が入るのもうなずけます

作中ではちゃんと町のPRもされてますね~
福井鉄道とか
鯖江ドームとか
オムカツライスとか
あと・・・
私の大好きなソースかつ丼!!
(をアレンジしたらしいサバエドッグ・・・ちなみに私は認めていない)

特に
エンディングの
鯖江市内の実写映像がよかったですね
「佐香智久」さんの歌う「カラフルワールド」とも
ぴったりマッチしてました


さて
この作品で私が一番に注目&期待したのは
イケメンメガネくん達がたくさん出てくるところ

いっぱい出てきました
メガネ部の子達だけじゃなくて
生徒会の子達も

み~んな
イケメンです^^
メガネです^^

そして
ついでに
{netabare}頭悪いです^^!{/netabare}

{netabare}メガネという”知的アイテム”でのキャラ設定が
見事に崩壊してます{/netabare}

メガネ部では日夜
{netabare}「女性の裸を透視するために『非生命体透視メガネ(通称スケスケメガネ)』の開発が行われている」(Wikiより)って・・・{/netabare}

もう
思春期の男の子によくある(?)
性欲&願望&妄想が
露骨に丸出しです

おいおい
こんな
{netabare}低俗な作品を
鯖江市は堂々とタイアップしてるの?(スンマセン言い過ぎました){/netabare}

まあ
そんな{netabare}低俗{/netabare}なお話を
補完するつもりだったのか

最後は
主人公「相馬鏡」(そうまあきら)くんの弟の
「輝」(ひかる:とてもマジメなイケメンメガネくん)くんが引き合いに出されて
ちょっとだけ涙を誘うような締め方を・・・
{netabare}してるつもりだったのでしょうが
微塵も感動しませんでしたよ(--!{/netabare}

お話はともかく
せめて鯖江市とか
福井県のいいところを
もっとさりげなくアピールしてほしかったな~


っていうか
もともと
私個人にとっては
鯖江市ってあんまりいい思い出がないんですよ!

あげるときりがないんですが
例をあげると(例もなにも事実なんですが)

{netabare}(ここから先は作品の内容と全く関係ないので、興味のない方はスルーしてくださいね・・・
 「そりゃ~シス子が100%悪いんだよ~(笑」って思った方、ご意見お待ちしております~){/netabare}

{netabare}元カレと
なんかわかんないけど
菊の花で作った人形のお祭りにいって
私が「つまんない~」って言ったら
大喧嘩になってしまったり
(あ~それ鯖江の隣の武生だった^^)

その前の男には
全然興味もないのにボートレース場に連れて行かれ
あいつだけレースを楽しんでやがったので(ヤツはかなり勝ったらしい)
私が「つまんない~」って言ったら
大喧嘩になってしまったり
(あ~それ三国だった^^・・・鯖江じゃなくて全然違うところです)

それとは
まったく違う男(これはカレシじゃないよ)には
半分騙されたみたいに
鯖江ドームの○’zのライブに連れていってもらったのはいいけど
(チケット代は男持ち)
帰りに渋滞にハマって(いわゆる”出待ち”渋滞?)
午前様になってしまって
親にこっぴどく叱られたり(まだ未成年だったもので・・・^^!)

おぉっと~!
話が大幅に脱線してしまいました~!

鯖江市の皆様ゴメンナサイ~{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 20

こたろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

一級のバカアニメ!・・・の、なりそこない

アニメオリジナル。
メガネフレーム生産量日本一を誇る福井県鯖江市を舞台にした町興しアニメ。(そういう目的もあってアニメ化企画されています)
ご当地の基幹産業であるメガネをテーマにした、男子高校生達のハイテンション・シュールギャグ。
見た目イケメンの男子ばかりの登場人物で、婦女子に大いに配慮したキャラクター達が繰り広げるおバカ作品です。
もちろんメガネの薀蓄や、あるあるネタもたっぷりw


クソアニメだなんだと散々な評価をされていますが・・・・まさにそのとうり!w
結果的には失敗作、といわざるを得ません。

でも、個人的には嫌いなじゃないんですよね、こういうの。
私は”メガネ者”じゃありませんが、発想やネタは結構楽しいと思いました。


メガネに異様な執着をみせるフェチっぷり全開の世界観も、テンションが高い突き抜けた変態の主人公も、おバカな日常を過ごすメガネ部という奇行集団も、スケスケメガネを作るというくだらない行動原理も、・・・バカアニメの設定としてはとてもイイ。
批判の多い独特の作画も、こういう特色なんだと見ればそれほど悪くはないです。
実際、絵そのものは手抜き感はなく安定していたぐらい。
映像としての出来がひどく悪く思えるのは動画のショボさ、それと演出とコンテのセンスの無さだと思います。モブキャラの省略の仕方とか、無意味な書き文字が画面に入るキテレツさは監督のスタイルのようです。
結局、予算をかけらていないというより、力とお金の使いどころに妙な偏りをみせていたという感じ。
ずいぶんと若い監督ですが、さもありなん。
自主制作アニメ感覚で商業アニメ作ってりゃ、うまくいかないのは火を見るより明らかです。


おバカな世界観や設定はいい。
しょっぱい映像も、まぁ仕方ない。

しかし最大のダメなところは、やはりBL要素。
どう表現方法を工夫しようが本作は設定上、奇人変人を描いたバカアニメであることからは逃れられません。
作中では、もう四六時中メガネメガメと連呼してる変態どもが蠢くカオス。
こんなもの面白くするには2つしかありません。
ひとつは、徹底的に大真面目な内容にしてシュールな笑いにもっていく方法。
もうひとつは、ハイテンションに次々にネタを展開していくハチャメチャギャグ。
どちらかといえば後者を狙った作風ですが、ギャグアニメとしては下手糞な作り方といわざるを得ません。

本策のキャラの言動や映像の構成の最優先事項は、ギャグではなく腐った萌えを強調すること。
監督はこれで面白いと思っているのかもしれませんが、会話も動きもテンポが悪く、キャラの変態性やおバカ行動を魅せるのには大ブレーキ。
バカアニメの素材としては決して悪くないのに、取り合わせ最悪の調合をしています。
そういうノリは、同人誌でやってくださいよ、まったく。


腐れ監督が悪いというより、この人の好きにやらせたスタッフ全員の責任。
せっかく助監督にベテランが就いてるのに、なんとかできなかったものでしょうか。


最後に、
このアニメの製作に関わった鯖江市役所の方々は猛反省をお願いしたい。
らきすたや花いろの成功を羨むのはいいですが、町興しを真剣に考えているなら、ちゃんと勉強して頂きたい。どんな内容か、チェックしました?
このアニメで観光客の増加を・・・とか寝ぼけたことを考えていたそうですが、だとしたら最悪の仕事です。
視聴層を激しく狭くするアバンギャルドな若輩監督を起用しておいて、聖地巡礼もへったくれもありません。
こんなのでホイホイとアニメファンが集まると思ってたなら、アニメというものをナメすぎ、アニメファンを軽く考えすぎ。
本気で聖地巡礼を考えるなら京アニやPAWorksに仕事を頼み込むぐらいの事やれってんですよ。

まったく、お役所ってヤツぁ

投稿 : 2024/09/07
♥ : 27
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

メガネあるある メガネ者ではない俺にはわからん!

福井県鯖江市を舞台にしたオリジナルアニメ
なぜかって?
それは鯖江市の特産品がメガネだからさッッ!!
とある高校にあるメガネ部
そこでは5人のバカな男たちがスケスケメガネを作ろうと躍起になっていた
そんなバカ5人の日常を描いた物語

これは女子向けアニメなのかな?
ホモホモしい展開が多かったし
女の子は出ないし
まあそれは抜きにして、全体的に微妙だったかな
もっとぶっ飛んだバカで突き抜けてもよかったと思う
ちょっとした感動ネタを入れるぐらいならね
あとメガネネタがほとんどわからなかった・・・
この作品は視聴者を選びますね
俺には適してなかったということでしょう・゜・(ノД`)・゜・
ただBGMは秀逸でした


今回に限っては好きなキャラは無し!
唯一出た女のキャラが学食のおばちゃんてどういうこと!?

以下各話感想的なもの
第1話
{netabare}ずっとメガネしてたな
こいつらスケスケメガネ作ろうとかただのアホだろ
その漢気は買うがなwww{/netabare}

第2話
{netabare}変なマシンに乗る相馬部長が完全に兜甲児でしたww
中の人的な問題でね
おめめシールはシュール
てか後半が圧倒的にシュールすぎて面白かった
ちょっとホモホモしく見えるのは俺が悪いのかな?
{/netabare}

第3話
{netabare}55分作戦が意外といけたことに驚き
2限までだったけど・・・
幽霊君もホモなんですね
ちょっといい話だったのがなんか悔しい
{/netabare}

第4話
{netabare}ダブルメガネ!?
早く非常用にメガネ買ってこないと(~ω~;)))
今度はブラコンできましたか、そうですか
ここにきて少しずつ面白く感じています
不思議です
{/netabare}

第5話
{netabare}カマキリとのバトルにAパートを丸々使うなんてね
やはり面白いと思ったのは勘違いかなww
てかBパートで伊達メガネくんいじめられすぎじゃない?
流石にかわいそうになってきた(つд⊂)
{/netabare}

第6話
{netabare}相変わらずメガネあるあるがたくさんだな
メガネかけてないから全然わからないけど(-_-;)
なんか新キャラ”生徒会”メンバーが出てきたぞ
たいしたことはしてなかったけど・・・
{/netabare}

第7話
{netabare}相変わらず伊達メガネくんは部員に数えられてないのね・・・
まあ別にいいんですけどww
スケスケ→ズケズケ
なんという安易なネタなんだ!!
{/netabare}

第8話
{netabare}今回は少し面白かったかも
とりあえず学食のおばちゃんはすげえ人でした
いろんな推理モノのパロディがふんだんに使われてたかな
部長がメガネ基準でメニュー決めるところは意外と好きです
そろそろハブるのやめてあげようよ(つд⊂){/netabare}

第9話
{netabare}今回も意外と面白かったかな
先輩たちは沖縄へ修学旅行に行っちゃいました
まあバカ三昧でしたね
Aパートのラストの虚しい火起こしがツボでした
学校に残された1年生2人の絡みが結構よかった
少しは仲良くなれたのかな?
{/netabare}

第10話
{netabare}メガネあるある双六
なんか色んな偽物たちが出てきた
よくわからんが一生メガネ宣言してたね
後半は普通にちょっといい話
先生の過去話でした
ただ、メガネが全く関係なかった・・・{/netabare}

第11話
{netabare}相馬先輩テライケメン(≧∇≦)/
メガネ者には悪い者はいない!
いろいろ省くけど
なんやかんやで一致団結→ハッピーエンドってお話でした
高速あっちむいてホイは不覚にも笑ってしまった
{/netabare}

第12話
{netabare}文化祭当日
スケスケメガネ42号があああああああ
まさかの大団円エンド
メガネは心を一つにする!
弟は目が全然見えてないってことなの?
{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 8

66.0 14 お祭りでコメディなアニメランキング14位
スマイルプリキュア!(TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (250)
1140人が棚に入れました
昔々あるところに、お伽話の国「メルヘンランド」がありました。
そこはお伽話の世界が入り混ざったような楽しく可愛らしい世界。そして今、未曾有の危機が訪れます。悪の皇帝ピエーロがメルヘンランドに攻め込んできたのです。メルヘンランドの女王様は、封印されてしまいます。女王を復活させるには幸せの象徴であるキュアデコルの力を集める必要があります。妖精キャンディはキュアデコルを集めるため地球にプリキュアを探しにやってくるのでした。人間界にやってきたキャンディと星空みゆきは出会い、ともにキュアデコルを集めていく決意をしていくのでした。

声優・キャラクター
福圓美里、田野アサミ、金元寿子、井上麻里奈、西村ちなみ、大谷育江
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

プリが如く5  「その生き様に5人の血が騒ぐ」 ラスボス間違いはここから2年続く 「70億人の何かと戦い」and「全てを敵に回すか、しないか」が世界の基準

俺がリアルタイムでこれを見始めたのがプリキュアを哲学ないしCEROを照らし合わせてで考えるようになった全てのきっかけ

CEROとは一般市民やユーザーに対しゲームソフトの選択に必要な情報を提供し、青少年の健全な育成を計り且つ社会の倫理水準を適正に維持することを主たる目的とした機構である。これをゲームだけじゃなくアニメに適用されたらどうなるのだろうか
アニメからゲームとなりCEROが詳しく割り振られるようになったこのご時世
皆も考えてみてはどうだろうか

初めての人もプリキュアファンの人もこれだけは言っておく
彼女達は笑顔のために、情熱のために、愛情のために、家族のために、道を究めるために足掻いていた
そこに覆い被さる絶望という「敵の欲望」⇚自らの考え
それを目の前に彼女達は何を垣間見るのか
「5人の生き様を見届けろ」

豪華声優の無駄遣いはここから始まるのだろう
Stylishな戦闘はいつになったら終わるのだろうか

みゆき=宮藤芳佳(金色の闇、志熊理科)
あかね=鈴(リン)
やよい=イカ娘(トモノリ、空見カナタ、叢、琴浦春香)
なお=瀬能ナツル(エリオ君、三日月夜空、ラウラ、月海、夜刀神十香、秋山忍)
れいか=おじゃる丸(二代目)(ハイドラ)
キャンディ=テイルズアビスのシンク(ピカチュウ、チョッパー)
ポップ=春原陽平(ユズヒコ、沢木)
家族には名雪(みゆき母)
千鳥かなめ(あかね母)
ハヤテ君・日影(あかね弟)
れいかの爺ちゃんは安西先生で総統メビウス様
悪役にはトンガリ(ジョーカーないしグレーゾーン)やカツオ(魔女さん)ってどんだけ豪華なんだ。狙いすぎやろこれ!!

最初のカチコミである23話まで印象に残ったネタを纏めました

{netabare}8話 おばあーーちゃーーーーん!!
{netabare}警官の「おばあーーーちゃーーん!」×2でwwwwwwww
完全にツボです。だからおばあちゃんじゃないって!!wwwww
セクシーモードで会わなかったからそう言えるんだよ
バッドエンド王国って電波通るんだ、しかもモーニングバードやってたしwww羽鳥さん喋ってなくて赤江さん喋ってた
(2012年のしんちゃん映画である宇宙のプリンセスでもやってたな。こっちでは逆です){/netabare}

18話 貴方は失敗とどう向き合うか 人は人生で必ず1回以上負ける。全勝する人生は絶対に無い
{netabare}走って走って、その先にあったのは...負け組となった5人だった...しかし皮肉にもその1年後の5人は...
人によってはつまんねーのだが俺はどちらとも言えない、このネタのように似た経験をしてきた。
小さい頃は運動できる奴がヒーローで、勉強できる子はヒーローではないと考えられた時代だ。それは中学生でも高校生でも同じものだ

現実では努力すれば這い上がれることは十分にある、失敗してもそれを糧とすればいい
ゲームは別物だ、実力≠センスだと俺は考えるから息詰まることがある。音ゲーでは成績が伸びなくなることがある。自分はセンスはあるが兄貴みたいに実力が無いため勘違いをしないでもらいたい。それと集中力も続かなくなってきた
終わったことを悔やむな、自分で責任を押し付けるな、負けても得られるものがある
終わったことを投げ捨てていけば後悔なんて全て払拭される。それだけです{/netabare}

22話 犯罪不可の世界&絶望にCEROを混ぜると?
ファンタジーの絶望と日常の絶望 どっちが強い?それとも=?
絶望ピース?⇒大したことねーし、1年後の琴浦さんの方が本気だから
{netabare}流石グレーゾーンつええな、そうじゃないと面白くもない。キサンは邪神だから、あえて戦わずデコルを渡した方が正解だったかもしれない。偽物を渡す策は無かったのだろうか?
(これだと詐欺に繋がるのだが、スイプリでは許可されていたのに何故ここでは許可されなかったのだろう)

少年よ、これが欲望(絶望)だ、ターンエンド
{netabare}と言ってもいいが、殺すことはできずに生きているんだから「どうにでもなる、無茶苦茶、出鱈目、理不尽」が常に通用することを忘れるな。それと絶望を「与えているだけ」で『人間を恨むことで生成している』訳では無いから{/netabare}
この世界で殺しが認められるのは妖精という「人外」だけだから

みゆきのレイプ目が良かった
(ヤミさんだったら絶対にレイプ目なんてしない、彼女は常に絶望を振り撒いている故に、世界設定で変えられるから)
やよいは「嘘だっ!!」のオマージュでした。餓鬼にこんなもん見せちゃあアカン(イカちゃんは千鶴さんで既に2回も絶望済み故に、効果は曖昧になるだろう。叢だったらお面していれば効果はないだろう。琴浦さんだったら...彼女の絶望が著しく重いのに...)
肝っ玉が大きい人だったらどうだっただろう。そういえば極道って絶望はしたのだろうか。
桐生さんは錦山をかばって親殺しの罪を被り一人きりとなった。でも多くの人によって生きる希望を得たから彼も同じことだろう。
無論冴島さんも秋山さんも同じことだ
どんな世界でも絶望から逃れることは不可能なのだろうか?

だがこれはCERO的に考えると(お金の取引は無くても)「金出せや」と脅迫しているのではないか?また、お化け(ゾンビ)に驚かされているのだろうか?
そうすれば犯罪と恐怖が適用されてしまい、怯えるゆえ絶望という意味合いが無くなってしまう。
また「俺らのシマを荒らすんじゃねーよ」っていう感じになってしまう。
そのため
人(人外)からの恐怖・脅迫で驚いてしまう=(正しい)絶望じゃないのか?
バッドエナジー=お金・物じゃないのか?
全がら全部、犯罪や暴力で考えたら教育の問題になるんだろう。だから「絶望」で曖昧にしてるんじゃないのか?

大切な物=愛と絆と意志(欲望は意志の中に入る)だけ、他には何も必要はない。奴らをぶっ飛ばせば取り戻せるから
人間は生まれた時から欲望として何かを欲し続ける。満腹感、知識、力、名誉etc...
それを失くすには殺すしかないじゃん。そうすれば欲望は潰えるため全て嘘で貫き通しても意味は無い{/netabare}

23話 カチコミ 頭の中「イン・ザ・ファイナル」流れっぱなしwww
{netabare}最終回?を楽しもうぜ!!
筆頭!小十郎様!俺達が道開きやすぜ!!
これが筆頭が言ってる苦流ってやつか!?
行くぞー!足駆勢流全開!ヒャッハーー!!

ハトプリの「大激戦」はいつ聞いても燃えるな
魔女さん、ツインローバの第二段階みたいに変身しちゃったよ(小さいと戦闘できないからな)
サニーさんは指パッチンで炎出してるし(松永さんのオマージュか?)
ピースさんは雷を纏って刹那(瞬間移動)を繰り出してるし(石田三成か?)
マーチシュートの強化版=フォトンランサー ファランクスシフトに見えました
ビューティさんはデュランダル(氷結剣)を装備してるし

ピエロさん(戦神覇王 武田信玄 出陣)デカかったけどあれは仮初の姿だ

ターニングポイントで黄色のアッカンベを使うとはちゃんと考えているんだな(宮藤さん専用)
これで前半が終わった、次を始めるか!
筆頭「精進しな!時代において行かれちまうぜ!!」
こじゅ「我々は止まらない、止まる訳にはいかない!!」{/netabare}{/netabare}

後半戦です
最後のカチコミの手前までを纏めておきます
尚、32話は哲学的分析のために分けておきます

32話 悪役の言い分の裏を常に考えよう、それとトドメを刺すなよ!?絶対だぞ!?悪役って放置プレイしないよね、それしたら話が進まないか...
{netabare}・一生懸命やっても結果が出ない≠アクション・レース・RPG・格闘・音楽ゲームをプレイするのではなく選択肢を選ぶだけの恋愛ゲーム≒18禁pcゲームだったら?
これは他とは違い任意で進められる、EDへ行かない場合は別の選択肢を選べばそれでいい、必要以上の努力しなくても結果が出てしまう
RPGではレベルを上げて物理で殴ればいいか難易度変更すればいい。攻略サイト・攻略本片手に臨めばいい
故に、難易度を自分に合うようにすればどうってことなくなるのである。
あかねは自分の地位を得たいがために異常に難易度を上げていた。そのため自分を見失い、相手側の欲望に飲まれたのである
高校野球でもスタメンとして出られる可能性は数回と同じ事である。
故に状況に応じて自分が満足できるよう難易度を変更する必要があり、その難易度で満足できれば十分幸せを得られるのである。
彼女に依存を与えるべきだった。誰かに頼られたい気持ちを持てば心に余裕ができたかもしれない

・努力したってエリートには到底届かなく、馬鹿にされる≠頭が良くて魔法少女オタクな風間くんだったら?
彼の心は塵芥ではない、しんちゃんの世界では頭がいいエリートの心は塵芥という設定が多い、本来エリートっていう人間は建て前上、綺麗に見せてはいるが、元々どこかしらが抜けている人間である可能性が非常に高い。故にそれを見せていないため、我々が錯覚を感じているだけである。
一例として、ばら組のチーター(足が速いエリート)達もしんちゃん達を映えさせる試金石に過ぎないのである。
やよいは恥かしがり屋の性格もあったため多くの人を観察・分析し、裏を見据えていなかったため欲望に飲まれただけである。故に人を見た目だけで判断しないで、裏も見据える必要がある
漫画を描いている彼女に使いこなせなくてもいいから自由を与えるべきだった。自由さえあれば人の裏側を観察できたかもしれないから

・皆を巻き込み、頑張っても自分の失敗で成功を無にしてしまう≠「CLANNAD」のバスケの試合は?
朋也君の神がかりのあのシュートはどう説明をつけるのだろう、この世界では朋也君自体にやる気が無かったという設定で、多くの人と介して成長していくのがテーマとなっている

≠「ひだまりスケッチ」や「ゆるゆり」「みなみけ」の世界だったら?
これらの世界は元々平和であって大きな事件が起こることがない。主題は異なろうが当たり障りのない日常を淡々と過ごすことも一つの頑張りである
なおは努力するよりも、現実を見る必要があった。人は元々弱い生物であることを理解すればよかっただけのこと
でもそう簡単に世界の理を曲げることは不可能だ。
失敗しても得られるものは十分にある、成長すれば捨てられるものもあるため、彼女は孤高を知るべきだった。

・悩みを人にぶつけ、自分の本来の姿に幻滅する≠本能と欲望のみに走るラブコメ系主人公の側近(猿達)だったら?
彼らは自分の姿に対し絶対に幻滅することはない。恋愛や萌え要素に関しての欲望に大袈裟に一喜一憂することで我々の笑いの種となり主人公が映える。つまり芸人でいうボケの立場である。
れいかはボケの立場であるが、ボケることは少なく、自分の世界に執着している。ツッコミに回れば客観を得られ、道という固定概念に固執しなかったはずだ。
やっぱり彼女に客観を教えるべきだった。多くの意見を知る必要があった。

これは回答の一部であるが世界設定や哲学的分析で裏返しができる
深夜アニメの場合これらは迷路のように複雑化して曖昧になる。もしくは基礎となって踏まれ、他の成分(グロやエロ等の描写)に偏らせるための材料となる
人間は失敗から成功へと繋げなければならない
1人で困難にぶつかっても、人と共に努力して失敗したとしてもそこから這い上がればいい=そうすれば自分と相手に2つの絆ができるし、愛も生まれる
BASARAの松永久秀が本当の悪役であり欲望と本能の象徴だ。俺は彼が好きです、彼は悪であろうと常に満たされない欲望を持っています。我々は欲望が満たされても次の望みでまた飢えることだろう
敵からの不利益なものでも自分から進んで貰えばいい、自分を変えるためにも受け入れれば別の自分が見えてくると考えています{/netabare}

{netabare}29話 ちょいと遊んでく?
{netabare}神回でしたwwwデジャヴしか見えませんでしたwww
遊び回では緑のアッカンベを使うのか
卑怯なやり方はお約束だし、得意分野も使ってきたし
どっちもフェアじゃないし、「大激戦」を無駄遣いしちゃうし
精神攻撃は基本だし、おまけにいつもの仕事できなかったしwww
れいか以外頭悪いからなあ・・・それとフェアでやろうよ...{/netabare}

35話 ホンダム祭りはーじまーるよー
{netabare}イカ娘無双=神回でゲソ、ふんすっ!!
番組を間違えましたwww
(CMだしおまけに9980円は昔のSFCカセットか?東映アニはもうロボットアニメの系列でもいいんじゃあ)
そして赤鬼さんと狼さん、初っ端から遊んでんじゃねーよ!!www
やっぱり女性はロボットの面白さが分からないのはお約束だな、んでもって仕事が早すぎる件wwww
ハッピーロボについて
ケロロに出てきたロボの機能と酷似していたような・・・
困ったときはやっぱりダークドリーム(ビューティ)頼りか・・・
空中戦が良かったため、見るアニメを間違えたと錯覚しました
それでもとどめがいつも通りなのが気に食わなかった。まあ約束事だから仕方がない{/netabare}

36話 剣劇・それは戦の象徴
{netabare}おーい、狼さん、そんな座り方じゃあ桐生さんが来るでwww
それと愛を知らないってサウザー様じゃあるまいし...本物と戦ってみたら「南斗鳳凰拳 奥義 天翔十字鳳!!」
だが最終的には愛情って18禁に収束するのだろうか?それは想像に任せよう
前のネタと同じくセットアップ時のセンターがまた変わっているんですけど
ラケット⇒竹刀ってどんな繋がりなんだよ(スポーツではあるが)
BASARAみたいな剣劇は燃えるわ
炎の魔剣レヴァンテイン!いいぞ、もっとやれ!Y・□連打!!
幸村殿「負けぬっ!!、勝機っ!!」
松永さん「甘いなあ」
アニキ「馬鹿力が...!」{/netabare}
卿は会者定離を信じるかね?

38話 ロリ大歓迎and恒例の警官回
{netabare}魔女さんの発明=ロリ大歓迎の回でした。またしても警官が...これで最後でした
「おばあーーちゃーーーん!!」をありがとうwww
とりあえず元に戻す薬を口から出さないで貰いたかった...普通、涎ついてると思う...{/netabare}

40話 憎しみ・殺意は餓鬼に教えてはいけないもの。憎しみでは駄目なんだ!!&理解させるものにおける教育の問題
{netabare}グレーゾーンの帰還「どこ行ってんだよ...」

人はキレたら絶対に手を出していけないことが理解できます
こっちが「止めろ、狼さん!お守りを潰すな!!」って言いそうになる件、音がリアル過ぎんだよこれ

サニーさん「(お守り潰したから)殺す...!!×∞、駆逐してやる...!!」
実際は落胆と恐怖を持っていたが、憎しみ・殺意は無かったため、餓鬼に憎しみは覚えさせてはいけない。ここにもカービィと同じく教育の問題があるんだ
深夜だったら絶対37564な殺意が沸く...ヘタしたら餓鬼に怒りを覚えるぞ!?
憎しみで戦っては駄目なんだ!避けられない運命なのか?憎しみって...これまで持っていたのはムーンライトさんだけだった。
で、サニーさんがサイヤ人になってしまった
ドモンさん「俺のこの手が真っ赤に燃える!!勝利を掴めと轟き叫ぶ!!」な感覚だった{/netabare}
卿の(仲間による)依存はまるで底なし沼だな。迂闊だった、貰う気がしないよ

41話 燃える漫画家(善忍) 鎮魂・・・
{netabare}そういえば叢も漫画を描いていたっけ、やよいとリンクする部分があるな。
幻想はなあ目には見えなくても、心で生き続ける
同時に深夜なら見ることが可能でもある
「俺のこの手が燦然と轟く!!」
悪は間違っている...ならばその幻想をぶち壊す!!{/netabare}
卿には自由を贈ろう、なあに使いこなせはしないだろうがね

42話 本当の恐怖、それは「家族・友達を失うこと」それ以外の恐怖は0に過ぎない
{netabare}ついに子供達の前で正体を明かしたナツルさん(なお)!
でも夢を見たっていうオチだったためバレてはいなかった
魔女さんも美人モードで立ち向かってたし
「俺のこの手が、疾風を呼ぶ!!」
マーチシュートインパクトってただの蹴りにしか見えなかった&タママインパクトも思い出した
マーチさんの顔が酷になってたぞ、ひぐらしモード発動!!

本来、恐怖するのは「敵の強さから見える恐怖」ではない、「家族や友達等を失う」怖さに対して恐怖を得なければならない。これこそ正しかった、えらい
魔女さんの発明ネタはとにかく笑わせてもらいました{/netabare}
卿からは犠牲を贈り、孤高を貰おう。私が齎す、これも絆だ。何が違う

43話 もうシャフトでいいよ...これ
{netabare}グレーゾーンよ、また剣劇を始めようか...
一人ぼっちでも戦える
でも人と協力すればもっと戦える(どう足掻いても彼女の本質は道でした)
1に道、2に道、とにかく道があればいい
あの...シャフトみたいな描写を入れてきたんですけど
「俺のこの手が、蒼く貫く!!」
何っ!固有結界展開だと!?
ちょ、強化技がシグナム姐さんのstorm phoenixのパロディじゃねーか!!
おまけに2刀流になったし(幸村殿か?それともさやかか?)
挿入歌=相手の負けフラグ
必要以上に流すべきではない(でも完全に本気、ライトも仕事した)
あっち(米)には行かねえよ、ダチといた方が楽しいから{/netabare}
卿には客観を...いや、そんな必要はないか?

44話 笑顔とは何か
{netabare}あの子は神様だ、笑顔という本質の
笑顔はゴールデンでも深夜でも必要なんだ
「俺のこの手が、眩く輝く!!」
10倍かめはめ波じゃねーか!
恐怖する悪役は見ていて愉快愉快だ
人がいればそれだけで戦える、守りたいものは自由に守ればいい
でも深夜ではそうとは参らない、世界設定で不可能なことがあるから{/netabare}
卿からは不屈を貰おう{/netabare}

45話 最後へ...
{netabare}まずは狼さん、赤鬼さん、魔女さんとケリをつけようか!!
23話の関ヶ原の戦いを超えられるか、民間人の力は借りないようだ
やっぱりキャンディはインフィニティの役割を担っていたか
(魔女さんは相変わらず知識を活かした戦闘をするな、剣劇もあったし)
3人ともデューンさんと同じく憎しみや悲しみが形作っていたんだな。でも無双転生はできないw
そして宮藤さんはその悲しみを破壊した、3人とも妖精だったのか
これでも関ヶ原の前哨戦でやっとグレーゾーンの登場「おせーよ」
次は同キャラ対決だ!!燃える...!!
(ハトプリやプリ5劇場版のオマージュ、戦闘好きには大歓迎な展開、こっちに元ダークドリームさんがいるんですけど){/netabare}

46話 邪魔だ・・・邪魔や・・・
{netabare}ダーク勢の声は同じだったな
蛇女の悪忍達(雅緋ら)と向かい合わせたかったな~
悪VS悪ってのもゴールデンではそう簡単にはやらないから

「閃乱カグラ」勢で、もし向かい合わすんだったら
ダークハッピー:飛鳥・焔・雪泉・緋雅(主人公4傑なら怖いもん無し)
ダークサニー:葛城・詠・夜桜・両備(燃やすんなら力押しだ)
ダークピース:雲雀・未来・美野里・紫(あざとい子なら彼女らで十分)
ダークマーチ:斑鳩・日影・叢・忌夢(速度の4傑、でも頭脳と技術も忘れないで)
ダークビューティ:柳生・春花・四季・両奈(見える美しさにはクールもドSもドMもギャルも関係なし)
でいい

相手が不幸で自らが幸福ならそれでいいかもしれないが市子も同じだ!ダークハッピーさんよお!彼女も自ら相手の不幸を理解している所だ、水を差すんじゃねえ、シャーデンフロイデ風情が・・・
ダークビューティさんはコブラージャみたいな意見を言うし
馬鹿げたことを。見えるものが美しいとは限らない、例え衣服破壊をモットーとする閃乱カグラでもだ!!
ダークピースは完全に琴浦さんだ...と思いきや毛利元就みたいなやり方じゃねーか、深夜でやってろ!!
後の2人は素直な破壊兵士だ
デュランダルを持って破壊衝動に堕ちた響のモノマネかい?

グレーゾーンには必要以上の目的(欲望)は無かった、ミラクルジュエルが無くてもラスボスさえ召喚できればそれでよかっただけだ。悪役の中では珍しかった、求めない欲があるからこそ言えることもある
でもやっぱり俺的に欲望は持っていた方が良かった(悪役は基本何かを求めていないといけないから)
眼に見えるものは全てではない、貴方はお館様(ピエーロ)に心酔し意地、執念を残して散った
Bloodは勿論、Tearも無かった。本当に虚しい...
卿を構成していたものは何だったのだろう
んなことは後で考えればいい
今度は巨人戦だ!!(ハトプリのデザートデビルのオマージュ){/netabare}

47話 塵に返れええええええ!!! 頭の中が常に「エンドオブザアドベンチャー」流れっぱなしwww
{netabare}世界の悲しみと怨念か、お館様の本体は...
っつーかどう見ても姿がワルプルちゃんと酷似wwwww

人がいる限り闇は生き続けるか...(じゃあ別世界の闇だったらどうだっただろう、リインフォース(闇の書)やディアーチェみたいなものだったら裏を返せるだろう、闇が反逆する所もゴールデンで見てみたいな)
そんなものは「深夜の」愛で跳ね返せばいい、劇薬(エロ)こそ闇を跳ね返すものだと俺は考えている(実際は友達でした)
っていうかキャンディ五月蠅い!深淵たる闇から勝手に這い上がるから待ちな!(ここはボトムのオマージュ)
帰参した際、皆「待たせちまったな、Baby?」っていう感じだった(皆の叫びも見事なものだ)
その後、「お前が死ねえええええええええ!!」ばかりのラッシュ攻撃(憎しみも込められていたのだろうか、拒絶もあったのか、呪いを払うためか)
だが連続攻撃でまだ殴り足りなかったお館様
じゃあブラックホール(本体)とケリつけに行くか!!
もう100発殴らせろ!!
やっと全てが終わるのか、長かった...
なんてボリュームがある関ヶ原なんだ
(今度はオールスターズDX3のオマージュ)

でもどの道、絶望なんてありはしないことは成長して、性悪説を知ると分かるんです{/netabare}

48話 私を抱こうだなんて、1千万年早いわああああああああ!!!!
{netabare}悲しみや絶望はBの世界以上なら詳しく理解できる。ここはAの世界だから深い部分に入れるはずがない
でも「生きたい」ってことはAからZの全世界に適用されるんだな

終わってもいないのに涙×7を流すんじゃねえ(スポーツアニメみたいに勝ってから泣くのが正しいと俺は考える)
フラグが立ちまくりなのは致し方ない、演技は認めるがな...
皆もよく叫んでくれた
輝けば「今は」それでいい。輝かなくても人間は生きられる。ぶっ飛ばせば万事解決だからな
カズマ「もっとだ!!もっと輝けえええええええええええええええ!!」

最後はみゆきが抱いて地獄へ落とした(天へと召した)...
じゃあな...
お館様への辞世の句
筆頭ゾロ「独眼竜の爪が餌食であの世逝き、字余り...」
クッパ「そうだ、お前は...負けたんだ...」
だがどう足掻こうと展開がベッタベタだった・・・
それと人外(希望の依り代)に頼るな。人外がいない世界の絶望が怖いんだから{/netabare}

総評
{netabare}2回に渡った凄まじい関ヶ原、豪華声優の出陣、お互いの強化リンク、欲望無しの悪役
とにかく面白かったのではありますが、深夜アニメこそ真に面白いのではないかと俺は思う、ゴールデンアニメはやはり「人間を形作るもの」ではないのかとこのアニメを見てそう思ってしまった。
「製作者がいる限り悪は何度でも蘇る」と言い換えても過言ではないのがアニメの世界だ
今後は声優目的や戦闘を基準でこの作品を見ると思います。
早く若本さんを出してください!!
希望も絶望も無いなら、悪は天に滅すか地獄へ落とせばいい
それだけです
思念が無い悪役なんて寂しくないのだろうか
ジョーカーは人の-な感情が生み出した思念だったのだろうか(彼が生まれる元は何だったのだろう。宇宙の★か、人の本質を試すための邪神だったのか、BASARAの毛利元就みたいな策略家だったのか)

やはり戦闘はパワーやスピードよりも、なのはみたいに頭脳やテクニックが重要ではないでしょうか
だってこの世界の4人は脳筋だから...1人だけ頭脳あるから...

「絶望」なんて元々無い、無論「希望」も無く言葉に騙されるからこそ人間じゃないでしょうか
人の本性は欲望である。しかし後天的努力により教育が重要視されるがため、性善説<性悪説ではないかと考えた作品でした
性善説を通したら話に面白みが無くなるんだよね
性悪説を信じるかは貴方次第です

絶望自体が元々無かったら安心して戦えるんだけど、言葉があるからこそ真に受けてしまうのが人間です。子供は簡単に分かってくれないよね...絶望が無いってことは{/netabare}

今後やって貰いたい方針
{netabare}プリキュア達って何時になったら「絶望が無い」ことに気付くのだろうか...
無意味な戦いを繰り返してきたことを理解するのは何時だろうか?
全シーズンにおいて「絶望が無い」って分かったら皆どうなるのだろうか?戦いを止めるのか?別の思いを得て続けるのか?
そんな風に収束するようオールスターズでやって貰いたい
待てよ、絶望無かったら悪役の意味が無くなるのだろうか?誇りや定めはどうなるんだ?立場は同じであると分かったらどうするんだ?クライアントの違いが生じるのか?
どんな世界だろうと正義と悪の立場は=だということを忘れないで下さい{/netabare}
それと
みゆき(ピンク):不屈
あかね(赤):依存
やよい(黄):自由
なお(緑):孤高
れいか(青):客観
を予め理解させるべきです。前のシーズンでも似たような感じがしましたから

自らの「絶望」における意見・考察
{netabare}尚、絶望の本来の意味はwikiでは
{netabare}社会的地位の喪失、信頼すべき相手(家族や親友など)の喪失・裏切りなどに遭遇し、未来への希望を失ったとき、人は絶望に陥る。
戦争などの極限状態では絶望が起こりやすい。平時でも、強姦や児童虐待、リストラやいじめなど辛い経験に遭遇し、絶望することがある。{/netabare}
とある。全てのアニメやゲームにおいてこれ自体正しいとは限らない。しかし42話では完全に一致している部分がある。となるとやはり絶望って存在するのだろうか。
しかし、22話では合致する部分がないのが疑問だ。つまり
精神的には参っていても、生きていて殺されていないこそ希望じゃないのだろうか。
とにかく「絶望が最初から無ければオールオッケー」だということも回答の一つであることを忘れないで貰いたい。
マイナスの部分にも利点があることも忘れないで貰いたい。

光も闇も、正義も悪も、毒も薬も、勝ちも負けも、強さも弱さも、黒も白も、成功も失敗も、幸せも不幸せも、本当は全部同じもので、人間はみんな平等である故にそれをカスと否定する「悪平等」も正しいかどうか分からない。その理由は「適当に名乗っているから」だ。

となると絶望は「平等に存在する」のだろうか。皆「考えているから」絶望に陥るのだろうか。

いや、今回みたいに「人(邪神)が周りに与える」のではなく
まどマギみたいに「周りを恨むことで呪いを得て自ら生成する」のではないのか?

どれが正しい回答なのかは貴方次第です{/netabare}

この世界に桐生さんや飛鳥達、エレンや一誠等Dの住民が入ってきたらどうなるのだろう(無論まどか達Bやキリト君達Cの住民も含む)
表現が濃くなるのか?緩和されるのだろうか?

プリキュアにとって本当の敵は目に見える悪役ではない。本当の敵は
{netabare}人に対する怒り・憎しみ
もしくは地球70億人の心に潜む何か{/netabare}
深夜になればこれ以外を糧に戦う輩が多く出回っている
何時か戦う時が訪れるのだろうか
しかし、2014年にそれらと戦ったが、笑顔で戦った挙句、ラスボスと和解し
結局仲直りして旅立って終わってしまった
これじゃあ何を伝えたかったんだ?神を信じるなってことか?

それはさておき、ここの全体の敗因は
{netabare}制作上、ラスボスを間違えた{/netabare}ということを付加しておく
ラスボスの間違いは皮肉にも14年まで続くことになる...

投稿 : 2024/09/07
♥ : 40
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ウルトラハッピー

通算9作目7代目プリキュア

Yes!プリキュア5以来の5人構成。追加プリキュアや新たな幹部敵キャラクター登場なく、年間を通して初期メンバーのままで物語が進行するという珍しい形式。
全員同じ学年だけでなく、同じクラスかあ。

気合いだ気合いだっていうプリキュアは衝撃的だった記憶。技打ち終わった後はヘロヘロになるのも印象的。

キュアサニーが好きだったなあ。特にプリンセスフォーム可愛い。

キャンディがチョッパーもしくは光彦にしか聞こえなかったけど、慣れたら気にならないな。

いつもスマイルでいれば、ハッピーな未来が待っている!というテーマで作ったようだ。
幸せだから笑顔になるんじゃなくて笑顔だから幸せなんだなあ。
キュアハッピーていうのが良い。

FUJIWARAは笑った。芸人魂で無気力状態を自力で打ち破って。キャンディからプリキュアではないかと言われ、原西が携帯電話を開けてプリキュアの変身の仕草してキュアゴリラ。
さすがですわ。

透明人間回やロボットになってしまう回も秀逸。幼児化はとにかくみんな可愛かった。


OP
Let's go! スマイルプリキュア! 歌 池田彩
ED
イェイ! イェイ! イェイ! 歌 吉田仁美
満開*スマイル! 歌 吉田仁美
挿入歌
笑う 笑えば 笑おう♪ 歌 スマイルプリキュア!(キュアハッピー、キュアサニー、キュアピース、キュアマーチ、キュアビューティ)with キャンディ
あなたの鏡 歌 キュアビューティ/青木れいか(西村ちなみ)
最高のスマイル 歌 キュアハッピー&キュアサニー&キュアピース&キュアマーチ&キュアビューティ
今作から吉田仁美さんが主題歌担当に。EDのダンス可愛くて好きだったなあ。これは女児受け間違いなしって感じよな。キュアピースがこけて鼻が真っ赤なの笑う。


備忘録
{netabare}
絵本が大好きな中学2年生の星空みゆきは、七色ヶ丘中学校へ転校初日、不思議な絵本から飛び出した妖精・キャンディと出会う。キャンディは絵本の国メルヘンランドからの使いで、世界をバッドエンドに変えようと企むバッドエンド王国からメルヘンランドを救うため、伝説の戦士プリキュアを探していたのだった。

バッドエンド王国の幹部・ウルフルンは悪の皇帝ピエーロを蘇らせるため、人々の心を絶望に落とし込みバッドエナジーを集め、さらに怪物アカンベェを召喚し暴れさせる。みゆきは人々の笑顔を守るべくプリキュアの力に覚醒し、キュアハッピーに変身しアカンベェと戦う。アカンベェを倒したことで幸せの力の源であるキュアデコルを取り戻し、キャンディはこれを集めることでメルヘンランドを救うことができるという。七色ヶ丘中学校のみゆきのクラスメートたちのうち、バレー部員でお好み焼き屋の娘・日野あかねがキュアサニー、絵が得意でヒーロー好きの黄瀬やよいがキュアピース、サッカー部のエース・緑川なおがキュアマーチ、クラス1の才女・青木れいかがキュアビューティだと判明し、この5人によりスマイルプリキュアが結成。ウルフルン、アカオーニ、マジョリーナらバッドエンド王国の幹部達に立ち向かう。

デコルを全て集め終え、メルヘンランドの女王ロイヤルクイーンを目覚めさせようとするプリキュアの前に敵幹部のリーダー・ジョーカーが現れ、キャンディを連れ去りデコルも1つを残し奪っていった。プリキュア達はキャンディの兄・ポップと共にバッドエンド王国へ向かい、敵幹部との死闘の末にキャンディとデコルを取り戻す。そして新たに宿ったプリキュア・プリンセスフォームの力により、復活したピエーロを撃退する。

デコルを集めてもロイヤルクイーンは目覚めなかったが、それはプリンセスフォームをプリキュアに与えるのが精一杯であったためだという。新たなデコルを集めるため、そして消滅を免れたピエーロを完全復活させるべく再びバッドエナジーを集めようとするジョーカー達の野望を阻むため、プリキュア達の戦いは続いた。

やがてピエーロの核が地球に飛来し、キャンディがミラクルジュエルに変化したことをきっかけに、バッドエンド王国との最終決戦が始まった。幹部達との戦いが決着して、キュアデコルが完全に全て集まり、そして女王やキャンディの真実も明かされ、ついにプリキュア達は強大なピエーロと対決する。ミラクルジュエルの最後の力でピエーロを倒し、更地となった地球は元の平和な世界に戻り、メルヘンランドも救われた。だが、ミラクルジュエルの力を使い果たしたことでキャンディとポップとの別れを迎えるのだった。

季節は過ぎて春、2度と会えないと思っていたキャンディがみゆき達の前に再び姿を現す。キャンディとの再会を果たしたみゆき達は、最高にウルトラハッピーで喜ぶのだった。


5人とも2年2組のクラスメイト。
プリキュア、スマイルチャージ!の掛け声で、リボンの形をしたキュアデコルをスマイルパクトの下の位置に填めて、光のパフを使って変身。
全員が揃った際に5つの光が導く未来! 輝け!スマイルプリキュア!という掛け声とともに揃ってポーズをとる。
必殺技はスマイルパクトに気合のエネルギーを注ぎ込むことで発動するが、使用者には多大な疲労が生じるため、基本的に一度の変身につき一発しか放つことが出来ない。
これらの必殺技は無誘導で放たれ慣性の法則で飛翔するためしっかり照準を定めないと攻撃が外れてしまったり、気合が中途半端だと放っても敵に届かないうちに攻撃が消失するなど効率が悪い。この問題点は各々の技量が上がっていくことにより、一度の変身につき2発以上放つことも出来るようになったり、回によっては気合を貯める場面が省略される場合も見られるなど、物語の進行につれて改善。
プリキュアの正体は秘密にすべきで、知られないように努めているが、あかねたちがプリキュアに加わる際にはみゆきの言動からあっさり見破られており、あかねに突っ込まれたこともあった。

星空みゆき / キュアハッピー 福圓美里
本作品の主人公
マゼンタ色の髪を両サイド小さく纏め、リボンで留めている。
口癖はウルトラハッピー
不器用で勉強をはじめ苦手なことが多いが、前向きで元気、みんなをハッピーにするために全力を尽くしている。
幼い頃は内気な性格が原因で友人がいなかったが、森の少女との出会いをきっかけに人と関わる勇気と笑顔の大切さを学んでいる。
絵本やおとぎ話が好き。初恋の相手はピーターパンで、愛読書はシンデレラ。
バッドエンド王国との戦いを終えた後は、キャンディたちとの思い出を胸に、自作の絵本を描き始めている。
キラキラ輝く未来の光! キュアハッピー!
暗いマゼンタ色のコロネのような髪型から、鮮やかなマゼンタ色の短い三つ編みから背後に向けて伸びた長い毛の束を垂らした髪型になる。
イレカワールでみゆきとキャンディの身体が入れ替わった際にキャンディの身体のままで変身したキュアキャンディ、ロボニナールで巨大ロボットと化したハッピーロボもある。
プリキュア・ハッピーシャワー
プリキュア・ハッピーシャワーシャイニング

日野あかね / キュアサニー 田野アサミ
前髪にヘアピンを付け、後ろ髪は一本に束ねている。
人一倍熱い心の持ち主で、友情に厚い。
周囲の的はずれな言動にツッコミを入れることも多いが、周りに流され自身が暴走することもある。
笑い好きであり、自身も人を笑わせるのが好きだが、調子に乗って話にオチを求めることがある。
身体を動かすことを好み、部活はバレー部に所属し、エースアタッカーをめざして励む。
実家はお好み焼き屋あかねを経営しており、自身もその腕前を生かして父・大悟の手伝いをしている。
ブライアンに想いを寄せている。
太陽サンサン熱血パワー! キュアサニー!
後ろで小さく束ねた赤い髪から、鮮やかなオレンジ色の髪を丸く上へまとめ上げた髪型になる。
コドモニナールによって子供になった際は、炎の位置が高すぎて手が届かず、炎が消えてしまった。

黄瀬やよい / キュアピース 金元寿子
黄色のエアリーヘアが特徴で、頭部にはカチューシャを付けている。
引っ込み思案で泣き虫な性格だが、健気にがんばる芯の強さをもつ。普段はおとなしく声も小さいが、興味があるヒーローなどに対しては明るさを見せている。
絵や漫画を描くことが好きで実力もあるが、恥ずかしがり屋で自分から他人に見せることは少ない。スーパーヒーローやヒロインに憧れている。幽霊や怪談、妖怪関連のものにも興味がある。
名前を考えてくれた父・勇一はやよいが5歳の頃に他界しており、現在は母子家庭として母・千春と2人でマンション暮らしをしている。
ピカピカぴかりんじゃんけんポン♪ キュアピース!
髪は頭頂部で結い上げられ、後部で扇のように広がっている。髪色は変身前よりも淡い金髪になる。
決めポーズは「グー」「チョキ」「パー」の3種類あり、毎回ランダム。
プリキュア・ピースサンダー
ピースサインした右手を天に掲げ、思わず自身も驚く程の雷光を集め、両手のピースサインから黄色い轟雷を敵に向けて放ち浄化。水中で使用すると味方も巻き込んでしまう。コドモニナールによって子供になった際は、雷光に驚いて泣き出してしまった。

緑川なお / キュアマーチ 井上麻里奈
緑色の髪が特徴で、後髪をリボンでまとめている。
姉御肌で面倒見がよく、爽やかなために女子からも人気があるほか、かわいいものが好きだったり、食欲旺盛な一面ももつ。
正義感が強く、曲がったことは許さない。
スポーツが得意で、女子サッカー部に所属しており、1年生のころからレギュラーを務めている実力者で俊足。
お化けや虫がとても苦手。
6人姉弟(第42話から7人姉弟)の第1子。弟妹の世話をしていることもあって、家事全般は得意である一方で、機械の操作は苦手。
れいかとは幼なじみ。
キュアマーチ
勇気リンリン直球勝負!キュアマーチ!
髪は暗い緑色から鮮やかなグリーンに変わり、髪型も普通のポニーテールから、ツインテールとポニーテールの合わさった、トリプルテール。

青木れいか / キュアビューティ 西村ちなみ
七色ヶ丘中学校で学級委員および生徒会の副会長(第37話より会長)を務めている上品な少女。紺色のストレートヘアが特徴で、髪をヘアピンで留めている。
才色兼備かつ責任感が強く、丁寧な物腰で生徒たちの憧れ。凛々しく、真面目な性格で、且つ、心優しいお姉さんタイプ。
物事を冷静に観察して適応する一方、古風な家庭環境育ちから浮世離れしており、天然ボケな一面もある。
学校では弓道部にも所属しているほか、学業では入学以降学年トップの成績を維持している。
なおとは幼なじみ
青木家の座右の銘である正しき道を行くという言葉にアイデンティティーを持っており、しばしば道という単語を文字や言葉に表している。
名前は漢字で麗華と書き、名付け親は祖父の曾太郎であり、花のように麗しく美しい心を持った子になるようにという思いが込められている。
しんしんと降りつもる清き心!キュアビューティ!
髪は暗い青色から鮮やかなブルーに変わり、ボリュームのあるショートボブをベースに、肩にかかるくらいの長さのサイドヘアと膝まで届く後頭部の4本の束がある。
プリキュア・ビューティブリザード
コドモニナールによって子供になった際は、マジョリーナが涼しいと思う程度の冷気しか放つことができていなかった。

プリキュア・レインボーヒーリング
第12話から登場。プリキュアがレインボーキュアデコルを使用し、5人で手を重ね合わせて虹色の光波を放って敵を浄化する合体技。

プリンセスフォーム
プリキュアがプリンセスキャンドルの力を受けてパワーアップした姿で、主にプリキュア・レインボーバースト及びプリキュア・ロイヤルレインボーバースト発動時に変身する。第23話から登場。
全員が白いドレスを上からまとったような服装になり、胸のリボンには白いラインが入り、頭を一周するように細い光の輪が浮かんでいる。プリンセスキャンドルの柄にプリンセスキュアデコルを嵌め、
ペガサスよ、私達に力を!
の掛け声でペガサスの光に包まれながら変身。
プリキュア・プリンセスフォーム!

プリンセスハッピー
毛の束がさらに長くなり、結び目が2箇所になる。
プリンセスサニー
団子部分がリボン状となり、後ろ髪が伸びてロングヘアーとなる。
プリンセスピース
結われている髪が長く伸び、全体にウェーブがかかる。
プリンセスマーチ
ポニーテールのボリュームがアップし、毛先が巻かれる。服装以外の容姿にあまり変化はない。
プリンセスビューティ
後ろの髪がさらに伸び、頭頂部がライオンのたてがみのように逆立つ。
合体技
プリキュア・レインボーバースト
プリンセスキャンドルのトリガーを引いて着火させ、ペガサスのオーラに5人が騎乗する。
ハッピーが届け!希望の光!と叫び、
続けて4人がはばたけ!未来へ!
と叫んだ後、空にペガサス座を描いて5人分の巨大なペガサスのオーラをまとい、一斉にキャンドルから虹色のビームを敵に放つ。最後はキャンドルの炎を吹き消し、
輝け!ハッピースマイル!
の掛け声で大爆発を起こし、敵を浄化する。

プリキュア・ロイヤルレインボーバースト
第32話から登場。プリキュア・レインボーバーストに、ロイヤルクロックから召喚したフェニックスの力で強化した技。発動の際はまずロイヤルクロックに専用のキュアデコルロイヤルレインボーデコルを嵌め開け、ロイヤルクロック!の台詞と共にハッピーがクロックの文字盤を一周するように指でなぞり、続いてキャンディがみんなの力を一つにするクル!のセリフの後、クロック上部のボタンロイヤルジュエルを押す。その後、レインボーバーストと同様にハッピーの叫びに続け、他の4人がはばたけ!光輝く未来へ!と叫んだ後、空にほうおう座を描いて5人分の巨大なフェニックスのオーラをまとい、ペガサスが放つ虹色のビームをフェニックスが放つ。最後の掛け声もレインボーバーストと同じ。

ウルトラプリキュア
ウルトラキュアデコルの力でパワーアップしたプリキュアの最終形態。プリンセスフォームのバリエーションとして、ドレスとリボンが羽織に変化する。左右に羽翼を付けたティアラが金色に輝き、体の上下に金色の細い光の輪が浮かび、全員が白い燐光に包まれている。

ウルトラハッピー
髪の結び目も3箇所になっている。
ウルトラサニー
髪の一部をポニーテールのようにまとめ上げ、リボン形の髪を結っている。
ウルトラピース
プリンセスフォーム時のウェーブはなくなり、髪が内側にカールするようになった。
ウルトラマーチ
髪はさらに長くなり、ポニーテール部分は地面につくほどにまでになっている。
ウルトラビューティ
プリンセスフォーム時のたてがみはそのままに、後ろの髪が6分割される。
合体技
プリキュア・ウルトラレインボーバースト
プリキュア・ロイヤルレインボーバーストがさらにパワーアップした技で、プリズム状となったフェニックスがプリズム状の虹色のビームを放つ。発動時もロイヤルレインボーバーストと同じ。ピエーロに向かって放ったがかき消される。
プリキュア・ミラクルレインボーバースト
ウルトラプリキュア状態のプリキュアとロイヤルキャンディの6人の力で、プリキュア・ロイヤルレインボーバーストを発動させた最後の技。放たれるビームの色も金色に変化しており、最後には巨大なウルトラハッピーが出現し、ピエーロを包み込んで消滅させた。


メルヘンランド
おとぎ話のキャラクターたちが暮らしている国。既存の絵本のキャラクターを住人の妖精が各自で演じている世界、役割はそれぞれの童話を反映。
住民のほとんどが小柄な動物型の妖精であり、基本的に人間を見ただけでも怯えている。

ロイヤルクイーン 島本須美
メルヘンランドの女王。全身が金色に輝いている。
ピエーロによって力の源であるキュアデコルを奪われるが、直前にピエーロを封印し、キャンディにプリキュアの捜索とキュアデコルの回収を託した。
第22話でデコルが16個が集まったものの、プリキュアたちに新しい力を与えるのが限界であったため、復活は果たせなかった。しかし、テレパシーを通じての会話が可能となり、残るデコルの回収という使命をプリキュアに託した。
実は既にこの世には存在せず、最後の力を「ロイヤルクロック」に封じていた。次世代のクイーンとなる実の娘であるキャンディを守った後、全ての力を使い果たしたことで姿を消した。

キャンディ 大谷育江
メルヘンランドを救うために地球にやって来た妖精。黄色い渦巻き型の耳と尻尾。
プリキュアを探してキュアデコルを集め、メルヘンランドの平和を取り戻す使命をもつ。プリキュアの能力やバッドエンド王国のことは知らされていなかった。
日頃はプリキュアのガイド役として強がってはいるものの、寂しがり屋かつ泣き虫で、兄のポップの前では甘えん坊。次第に勇気を身につけていき、キュアデコルを活用する。
プリキュアの秘密は隠さなくてはいけないとみゆきたちに念を押しているも、自身の正体を隠すことを忘れることが多い。
物語終盤にて、正体はメルヘンランドの次期クイーンにして、ロイヤルクイーンの娘である事実が判明。
ピエーロとの戦いが終わった後、自身の力を使い果たしたことでポップと同じく人間界にいられなくなり、涙ながらメルヘンランドに帰郷する。そのあと、「星にたくさんお願いした」ことで人間界に来られるようになり、再会したみゆきたちと再び暮らすようになる。
ロイヤルキャンディ
最後のキュアデコルの力で急成長をとげ、ミラクルジュエルの状態から目覚めた姿。胸には姿を変えたミラクルジュエルが付いている。
人間に酷似した容姿となっている

ポップ 阪口大助
キャンディの兄。キツネのような尻尾とライオンのような鬣をもち、右目が前髪で隠れている。一人称は拙者で、語尾はでござる。
かわいいと言われると激昂する反面、かっこいいと言われると恥ずかしがる。
キャンディとは違い、プリキュアの出自に繋がる情報などに精通している。
変化の術で様々な姿に変身することが可能で戦闘においてプリキュアをサポートすることも多い。また、自分の毛を使用して、他人を変身させることもできる。
人間界を訪れる際は絵本に変化している。
最終決戦時にもみゆきたちの前に現れて、みゆきたちをサポートした。全てが終わるとキャンディと同様、強制的にメルヘンランドへと帰ることになった。

バッドエンド王国
プリキュアの敵対勢力。皇帝であるピエーロを筆頭に様々なおとぎ話の悪役たちが集まっている悪役の王国。
全ての世界を最悪の結末バッドエンドに導くことを目的に暗躍し、その昔に多数の配下を引き連れてきたピエーロがメルヘンランドに侵攻してロイヤルクイーンを封印することに成功するが、そのロイヤルクイーンによってピエーロも封印されたことで互いに痛みわけで終わる。そして、残された配下たちは封印されたピエーロを復活させようと目論み、その目的を達成させるために必要なバッドエナジーという生物が放つ負のエネルギーを収集するため、人間界へと侵攻する。


ピエーロ 玄田哲章
バッドエンド王国を支配している悪の皇帝。ピエロのような風貌をしている。
全てをバッドエンドに導くことを目的に、未来は闇しかないという信念のもと笑顔や希望を全否定しており、怠惰に身を委ねるという思考に執着しているため、希望を信じているプリキュアたちを口先だけと酷評して憎悪する。
かつて、メルヘンランドを襲撃してロイヤルクイーンを封印し、彼女の力の源であるキュアデコルを強奪してアカンベェの元となるアイテムに変える。しかし、自分自身もロイヤルクイーンの抵抗によって封印されたことで、配下に自身の復活を託す。
正体は、人々が抱く憎しみ、怒り、悲しみ、孤独といった負の感情から生まれた絶望の怨念であり、身体は力の源であるバッドエナジーで構成されている
第45話にて、地球から搾りとった最後のバッドエナジーとジョーカーを吸収する形で完全復活を果たし、第47話ではプリキュアたちの前に出現して絶望の巨人を発生させ、全世界を絶望に染めようと侵攻し、激闘の末にプリキュアたちを絶望させることに成功するも、キャンディの力に阻まれたことで猛反撃をうける。しかし、最終話では絶望の巨人を吸収する形で最終形態へと変貌し、その強大な力で地球を半壊させた上、プリキュアの変身を強制的に解除させて彼女たちに真の絶望を知らしめる。だが、キャンディと離れ離れになったとしても未来を諦めないプリキュアの奮闘により形勢が逆転され、最終的にはミラクルジュエルの力で復活を果たしたプリキュアとロイヤルキャンディの必殺技であるプリキュア・ミラクルレインボーバーストにバッドエナジー砲で対抗するも力およばず、最期は巨大化したウルトラハッピーに抱かれる形で完全に消滅した。

ジョーカー 三ツ矢雄二
ピエーロ直属の配下であり、三幹部のリーダーを務めている道化師のような男性。
白と紫を基調とした服装を着用し、目元には灰色の仮面をつけている。前髪は紫色
ピエーロへの忠誠心は人一倍高く、ピエーロ復活の為なら手段を選ばず、主への批判や冒涜は決して許さない主義を貫いている。また、三幹部の上司として彼らを巧みにサポートしており、三幹部が苦悩している時は助言を与えたり、プリキュアが強化するたびに次々と強力なアカンベェの素を与えたりしている。
出撃回数は少ないが、プリキュア全員を圧倒する実力を持ち、精神攻撃を得意とする。戦闘ではカードを攻防に利用し、プリキュアの技を吸収して反撃するほか、剣を駆使する。バッドエンド空間を発動すると、暗黒の闇に包まれた背景になる。
自身に一矢報いたキュアビューティに興味をもっており、キュアビューティをプリキュアの頭脳と判断して警戒するようになっている。

三幹部
ピエーロに忠誠を誓う3人の幹部。3人とも互いにライバル視しながら競い合う関係だが、場合によっては幹部同士で共同戦線を組んだり、時にはプリキュアたちと共に遊戯に興じたりする一面も持ち合わせている。人間離れした姿のウルフルンとアカオーニは人間界の施設に出入り禁止にされる描写がある。
元々はメルヘンランドの妖精であったが、絵本の世界で何度も虐げられていたため、そこをジョーカーに誘われた。
第45話ではジョーカーからの最後通告を受け、命を捨てる覚悟でプリキュアに戦いを挑む。しかし、自分たちの経緯を知ったプリキュアたちの優しさに触れたことで浄化される。そして、本来の妖精の姿に戻ってメルヘンランドへと帰還した。

ウルフルン 志村知幸
バッドエンド王国の幹部を務めているオオカミのような細身の体格の男性獣人。銀色の長髪と尻尾が特徴。
乱暴かつ粗暴な性格で、人間の笑顔を徹底的に嫌悪したり、人間の夢や希望、努力を見下して嘲るなど、非常に性悪な根性を抱いている。また、プリキュアたちの友情を「なれ合い」と称して極端に憎悪している。
食欲が旺盛なため、腹を空かして人間界を放浪することもあり、気に入らない相手を食ってやると脅すこともある。
キュアサニーに敗れたことを根に持ち、キュアサニーに対しては打倒心が強いが、初めて戦ったキュアハッピーにそれ以上の敵意と憎悪を抱いており、失敗続きでアジトにも戻れなくなった際には人生を狂わせた原因を全てキュアハッピーのせいにしている。
ウルルンはウルフルンの本来の姿と名。水色の体色の子犬のような姿の妖精。

アカオーニ 岩崎ひろし
バッドエンド王国の幹部を務めている赤鬼のような巨体の男性怪人。茶色のアフロヘアが特徴。トラ柄のパンツにはこだわりがある。また、自作の金棒を携帯している。
凶暴かつ非情な性格で、人間の絆を徹底的に否定したり、弱虫や泣き虫な存在を軽蔑するなど、自分より弱い相手には高圧的な態度で接する。また、仲間との協力も基本的には拒絶しているが、仲間とはしゃぐことも多々ある。
テレビ番組をよく視聴しており、それが原因で人間界の文化に興味を持つことが多い。
気弱な性格をしたキュアピースを「泣き虫」と軽蔑しており、事あるごとにキュアピースを精神的に追いつめている。
オニニンはアカオーニの本来の姿と名。虎柄のパンツをはいて尻尾を生やした子鬼のような姿の妖精。

マジョリーナ 冨永みーな
バッドエンド王国の幹部を務めている魔女のような小柄な体格の老婆。緑色の服装を着用している。
陰湿かつ嫌味な性格で、人間の努力や善意を徹底的に嫌悪したり、知略を駆使して相手を翻弄する。
人間界で買いに出向くほど納豆餃子飴が好物であるが、同僚の2人からは不評とされている。武器に使う始末だが。
様々な魔法道具を所持し、アジトにある釜でさまざまな発明をしているが、同僚が勝手に捨てることが原因で発明品を紛失してプリキュアたちに渡ることが多い。ギャグ回になりがち。
自身とは正反対の直球的なキュアマーチが苦手で、キュアマーチの努力や家族愛などを目障りと感じている。
マジョリーナタイムと称する若返りの能力で、グラマラスな美女に変化する。
マジョリンはマジョリーナの本来の姿と名。フードをまとった小動物のような姿の妖精。

バッドエンドプリキュア
第45話、第46話に登場。ジョーカーが最後のデコルと三幹部から抜け出た醜い心を混ぜ合わせて誕生させた5人の闇のプリキュア。

自分だけの幸福を望み、他人の不幸を望む性格。何もかもプリキュアとは正反対。

バッドエンドハッピー
バッドエンドサニー
バッドエンドピース
バッドエンドマーチ
バッドエンドビューティ
{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 2
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

キャラが立ってる王道展開の《美少女戦隊もの》

歴代プリキュアシリーズの中でも二次創作人気がダントツで高く、あにこれの総合評価も ☆ 3.9 と、『ハートキャッチプリキュア』(★ 4.0)に次ぐ高得点の作品、ということなので視聴してみました。

2012年の放送ということもあり、キャラクター・デザインは文句なく可愛く、作画も全般的に良好、一話一話の脚本も確りしていて文句はつけられません。
ただし、視聴を進めていくうちに、展開が余りに王道的で、流石に途中で飽きてきてしまい、第20話前後で一旦視聴を中断して、『ハートキャッチプリキュア』の方をお試し視聴してみたところ、意外な展開が続くそっちに嵌ってしまい、結果的に『ハトプリ』を先に完走した後、本作の視聴を再開しての完走となりました。

あ、ここでひとつ特筆事項!
上記のとおり本作は、プリキュアひとりひとりのキャラが立っていて可愛いことから、二次創作人気が非常に高い(=大人にも人気が高い)・・・ということですが、TV本編自体は、作品の本来の視聴ターゲット層(女児およびその保護者や保育士?)に配慮して、当然パンチラ皆無です。
※因みにプリキュア全員、スカートの下にスパッツ着用なので、どんなアングルになっても絶対にパンチラにはなりません。あきらめましょう笑。


◆視聴メモ
{netabare}
・伝説の戦士プリキュア(今回は5人組)の少女たちひとりひとりが、それぞれプリキュアになる経緯を第1-5話までかけて丁寧に描き出す親切展開。
・その直後の第6話で、本作がこの5人の美少女の「戦隊もの」になることが確定します。
・ヒロイン達は中学2年生という設定なので、英語や数学や歴史や科学のなかなか難しいネタが出てきます。
→幼稚園児や小学生(低学年)には分かるはずもないので、これはやはり保護者や保育士・小学校教師向けのネタですね、きっと。
・第23話で前期OPの色々なシーンを回収していますが、これ、完全に根性と熱血の少年マンガのノリで、少女向けアニメの必要性がないのでは?
→そういう意味で、同じ女児向け長編アニメ・シリーズでも、この「プリキュア」シリーズよりも「ジュエルペット」シリーズ(もう終わってしまいましたが)の方が、ずっと「少女マンガ」らしさが出ていて良い気がしました。
・キャラデザ良く作画・演出は洗練されているけど、脚本がベタ過ぎて次第に飽きてきてしまう。
・とくに終盤に入っての全員一致の大切さばかり強調するような「友達」至上主義・「友情」至上主義的な展開が鼻についてくる。(この内容だと結構反発する人も出てくるのではないか?と逆に心配になるほど)
→この点、本作ほど押し付けがましくなく、でも確り仲間どうしの絆を描き出している「アイマス」の洗練された展開と比較してみて下さい。
・本作も「ハートキャッチ・プリキュア」も何で最後は「まどマギ」っぽい展開になるのだろう?(美少女戦士ものの一種の様式美?)
→プリキュアたちの「愛」が敵ラスボスの「憎しみ」「怒り」を優しく包み込んで浄化させる、という展開は、少女マンガ的なバトルものの締め方の定番として、やはり好まれるのかも知れませんね。{/netabare}


◆制作情報

原作         東堂いづみ(東映アニメーションの共同ペンネーム)
シリーズディレクター 大塚隆史
シリーズ構成     山田隆司
キャラクターデザイン 米村正二
音楽         高梨康治
アニメーション制作  東映アニメーション


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得のいかなかった疑問回

============ スマイルプリキュア! (2012年2月-2013年1月) ==========
{netabare}
 - - - OP「Let's go! スマイルプリキュア!」、ED「イェイ! イェイ! イェイ!」 - - -

第1話 誕生! 笑顔まんてんキュアハッピー!! ★ キャンディ降下、星空みゆき(14歳・中2)転入、ウルフルン来襲、キュアハッピー誕生
第2話 燃えろ! 熱血キュアサニーやで!! ☆ 熱血バレー少女日野あかね(同級生)、キュアサニー誕生
第3話 じゃんけんポン♪ でキュアピース!! ☆ イラスト少女黄瀬やよい(同級生)、アカオーニ来襲、キュアピース誕生
第4話 直球勝負! 風のキュアマーチ!! ☆ サッカー少女緑川なお(同級生)、キュアマーチ誕生
第5話 美しき心! キュアビューティ!! ★ 生徒会副会長青木れいか(同級生)、マジョリーナ来襲、キュアビューティ誕生
第6話 チーム結成! スマイルプリキュア!! ★ ポップ降下、メルヘンランドの事情、絵本の主人公 ※戦隊もの確定
第7話 どこなの? わたし達のひみつ基地!? ☆ ※第7-20話まで進展緩慢
第8話 みゆきとキャンディがイレカワ~ル!? ☆ 
第9話 うそ~! やよいが転校!? ☆ エイプリルフール
第10話 熱血! あかねのお好み焼き人生!! ☆ 
第11話 プリキュアがチイサクナ~ル!? ☆ 
第12話 目覚める力! レインボーヒーリング!! ☆ 
第13話 修学旅行! みゆき、京都でどん底ハッピー!? ☆ 
第14話 修学旅行! 大阪で迷子になっちゃった!? ☆ 
第15話 ドタバタ! みゆきの母の日大作戦!! ☆ みゆきの手製プレゼント
第16話 れいかの悩み! どうして勉強するの!? ★ ※ギャグ回として優秀(というか高村光太郎の詩なんて誰か知ってる?)
第17話 熱血! あかねのお笑い人生!! ★ ※前回に続きギャグ回として優秀 
第18話 なおの想い! バトンがつなぐみんなの絆!! ☆ クラス対抗運動会、対アカオーニ
第19話 パパ、ありがとう! やよいのたからもの ★ ※子供への情操教育アニメの側面ある感じ
第20話 透明人間? みゆきとあかねがミエナクナ~ル!? ☆ 
第21話 星にねがいを! みんなず~っと一緒!! ☆ ポップ再降下、七夕、キュアデコル収集完了、ジョーカー来襲 ※ようやく話が動き出す?
第22話 いちばん大切なものって、なぁに? ★ キャンディ救出失敗、最後のバッドエナジー収集、5人の戦う理由
第23話 ピエーロ復活! プリキュア絶体絶命!! ★★ バッドエンド王国、悪の皇帝、女王の声、プリンセス・モード ※バトル見せ場回
第24話 プリキュアが妖精になっちゃった、みゆ~!? ☆ メルヘンランド、皇帝の不完全体、ミラクルジュエル捜し開始

 - - - - - - - - OP (変わらず)、ED「満開*スマイル!」 - - - - - - - -

第25話 夏だ! 海だ! あかねとなおの意地っ張り対決!! ☆ 夏休み開始
第26話 夏祭り! 夜空に咲く大きな大きな花! ☆ 
第27話 夏のふしぎ!? おばあちゃんのたからもの ☆ みゆきの祖母回
第28話 ウソ? ホント? おばけなんかこわくない! ☆ 登校日、学校の怪談
第29話 プリキュアがゲームニスイコマレ~ル!? ★ ※ギャグ回として優秀 
第30話 本の扉で世界一周大旅行!! ☆ デコル収集完了
第31話 ロイヤルクロックとキャンディの秘密!! ★ ロイヤルクィーンとの意思疎通開始、ジョーカー来襲、キャンディの試練(怠け玉)
第32話 心を一つに! プリキュアの新たなる力!! ★ 怠け玉の世界、フェニックスの力 ※演出は余り上手いとはいえない×
第33話 映画村で時代劇でござる!? の巻! ★ ※ギャグ回として優秀 
第34話 一致団結! 文化祭でミラクルファッションショー!! ☆ ※挿入歌「笑う 笑えば 笑おう♪」
第35話 やよい、地球を守れ! プリキュアがロボニナ~ル!? ☆ 
第36話 熱血!? あかねの初恋人生!! ☆ 
第37話 れいかの悩み! 清き心と清き一票!! ☆ 生徒会長選挙
第38話 ハッスルなお! プリキュアがコドモニナ~ル!? ☆
第39話 どうなっちゃうの!? みゆきのはちゃめちゃシンデレラ!! ☆
第40話 熱血! あかねの宝さがし人生!! ☆ バレーと仲間との絆、ウルフルン最後の戦い
第41話 私がマンガ家!? やよいがえがく将来の夢!! ☆ 正義の天使ミラクルピース、アカオーニ最後の戦い
第42話 守りぬけ! なおと家族のたいせつな絆!! ☆ なおの新しい家族、マジョリーナ最後の戦い
第43話 れいかの道! 私、留学します!! ☆ ジョーカーの姑息な策謀 ※挿入歌「あなたの鏡」
第44話 笑顔のひみつ! みゆきと本当のウルトラハッピー!! ★ みゆきの過去回想(初めての友達) ※挿入歌「最高のスマイル」
第45話 終わりの始まり! プリキュア対三幹部!! ★★ ミラクルジュエル、ピエーロの卵接近、三悪人の執念と動機、救済、絶望のプリキュア出現 
第46話 最悪の結末!? バッドエンドプリキュア!! ★ ジョーカーの策謀、ロイヤルクイーンの意思、絶望の巨人  
第47話 最強ピエーロ降臨! あきらめない力と希望の光!! ★ 新しい女王の目覚め(ロイヤルキャンディ) 、絶望を乗り越える最後の試練
第48話 光輝く未来へ! 届け! 最高のスマイル!! ☆ ※シナリオの適当さは流石に× ※挿入歌「最高のスマイル」{/netabare}
-------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)14、☆(並回)32、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.7


== 映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ! (2012年10月) ==

全1話 ※未視聴 ※約69分

主題歌 「きみという未来」

投稿 : 2024/09/07
♥ : 28

69.5 15 お祭りでコメディなアニメランキング15位
転スラ日記(TVアニメ動画)

2021年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (289)
1079人が棚に入れました
「貴重な紙を手に入れたので、俺のこれまでを日記形式で綴ることにした。書き出しはそうだな…『転生したらスライムだった』。そこから俺の冒険が――冒険…が?」お茶目でユーモラスなリムルとテンペストの仲間たちの日常をふんだんに描く、“スライムライフ系"転生エンターテインメント!

声優・キャラクター
岡咲美保、古川慎、千本木彩花、M・A・O、江口拓也、大塚芳忠、柳田淳一、山本兼平、泊明日菜、小林親弘、山口太郎、福島潤、大久保瑠美、田中理恵

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

割と好き

岡咲美保さんのあたり作品だと思われる転スラのスピンオフ。
こっちはかなりコメディタッチで四季折々のイベントを交えながらゆったりスローライフ。
なんだかのんのんびよりを彷彿とさせる感じがあるのは僕だけだろうか。

個人的にはテンポが良くて見ていて楽だったし、好きだった。
紅丸がキザすぎるギャグキャラになってるし、トレイニーさんもかなり良いアクセント。

正直、そこまで頭に残る作品とは言えないが、2期2クール目に向けて良い息抜きになる作品だったのではないでしょうか。


OP
Brand new diary 熊田茜音
ED
カモナ・テンペスト! リムル(岡咲美保)・大賢者(豊口めぐみ)・ヴェルドラ(前野智昭)・シュナ(千本木彩花)・シオン(M・A・O)・ランガ(小林親弘)・ゴブタ(泊明日菜)
おやすみオレンジ リムル(岡咲美保)
挿入歌
ヨイハナビ リムル(岡咲美保)
Christmas Festa エレン(熊田茜音)


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
「貴重な紙を手に入れたので、俺のこれまでを日記形式で綴ることにした。書き出しはそうだな…『転生したらスライムだった』。そこから俺の冒険が--冒険…が?」お茶目でユーモラスなリムルとテンペストの仲間たちの日常をふんだんに描く、“スライムライフ系”転生エンターテインメント!

1. 日記 魔物の町の住人たち
壮大なスライムライフを送っているリムルは、その半生を日記に綴ろうとした…が、色々ありすぎて筆が止まってしまった。しかしそれもテンペストの日常である。

2. 日記 春の空気と
テンペストにも春が来た。町の自給率向上のため、広大な畑を耕して野菜を育てることに--。一同はリムルの呼びかけによって、種族を超え、畑仕事に精を出すのだった。

3. 日記 ジュラの夏
テンペストに夏が来た。一昔前はそこまで暑くなかったらしく、自分のせいかもと冷や汗をかくリムル。気分を変えて夏の風物詩--「虫取り」をゴブタたちに教えることに。

4. 日記 水着で一日
猛暑のテンペスト。涼しげな湖に下見に来たリムルたちは、水着に着替えて思い切り遊ぶ…ものと思われたが、シュナとシオンは何故か不満げで…。

5. 日記 再現ナツマツリ
日本の夏の宴「ナツマツリ」をここでもやりたいと考えたリムル。屋台で作るたこ焼きにかき氷、浴衣に盆踊り、そして花火。魔物たちは一丸となって準備を始める…!

6. 日記 うつろいかわる
お盆の季節。シズさんが人魂をまとって帰ってきた!自分の似姿で暮らしているというリムルの様子を見に来たら…そこにはバニー姿のリムルが!?

7. 日記 魔王が来た!
順風満帆に見えるテンペスト…そこに最古の魔王、ミリム・ナーヴァ来襲!テンペストどころか、タイトルまで侵略され、「ミリム日記」--開幕!

8. 日記 みのりの秋
テンペストに秋が来た。今や町の文化レベルは上がり、衣食住も安定し、秋の味覚を楽しむ余裕すらある。その余裕を冬に持ち越すため、皆で力を合わせた収穫祭が始まる!

9. 日記 冬のおとずれ
収穫祭から季節は移ろい、あっという間に冬が訪れた。冬は、火事の危険が高まる季節。そこでリムルは古き良き見回り文化「火の用心」キャンペーンを実施する。

10. 日記 魔物の町の雪化粧
雪かきをしないとドアが開かない程の積雪。テンペストに本格的な冬が来た。雪にダイブしたい衝動…童心を秘めた同族が少なくとも3人はいるようだ。

11. 日記 サンタクロースはどこにいる
「ひょっとしてサンタさんって異世界人?」素っ頓狂なリムルの思いつきは、前世の世界よりもずっとメリーなクリスマスを実現!…だが恋人同士は許さんよ。

12. 日記 正月を満喫
「あけましておめでとう」…怒涛の年末を乗り越えたテンペストは、めでたいめでたい鏡餅リムルで年始め!お正月用の特別な礼装に身を包み、みんなで新年を迎える。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 5
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

転スラ自体好きだし、転スラの日常回好きなんだけど、なぜか、転スラ日記はイマイチ楽しめなかったな~。

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
「転生したらスライムだった件」のスピンオフ作品。日常系アニメになっています。

視聴前は、本編同様に☆4(高評価)つけるつもり満々だったのですが、結果、☆3(普通)止まりに。

他の日常系アニメに比べてもレベルは低く、正直、転スラ好きでなければ、☆2(低評価)つけられてもおかしくないかな。

レビューでは、好きなシリーズなのに楽しめなかった理由の候補を(なぜ楽しめかったか、私自身、不思議なので)。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
緩急の問題なのかな。

本編の間にこういう話を挟むなら、なんか箸休め的に楽しめる気もするけど、連続で観ると、不思議とつまらない。

ネギマのネギは旨いけど、ネギだけ食い続けると旨くない的な感じかな?

つまり、「非日常下における日常の尊さ」というブーストがかかって初めて、転スラの日常回は楽しかったのかな、と。

他に、なぜか本作を楽しめなかった理由の候補を。


①バトルモノの日常回は、キャラの掘り下げの為に必要だけど、既に堀り下っているキャラを使っての日常系アニメは、マンネリになる。

かな。本編では見られなかった意外な一面なんかが見られれば良かったけど、ただの本編の焼き直しだったと思います。これだったら、各キャラの過去回とか、ガチに恋愛話とかやった方が面白かった。

印象に残ったのは、ゲルドがめっちゃイケメンということくらいでしょうか。


②こちとら異世界を見たいのに、そんなに日本推しされても。

いや、私は日本大好きだし、剣道やってるくらいだから、日本の文化は格好良いと思っていますよ。でも、せっかくの異世界ファンタジーなのに、夏祭りもクリスマスも何もかも、見られる日常系アニメなんてたくさんあって、わざわざ転スラで観なくても。

例えば、昨日「マツコと有吉のかりそめ天国」を観てて、「十条カレー戦争」という特集をしていて、その中でネパール料理屋さんが出た時に、「ネパールではシヴァ神を称えるお祭りの2日間だけは、マリファナを吸ってもOK(シヴァ神がマリファナ好きだから)」という衝撃の事実を知りましたが、そんなお祭りなら、ちょっと観てみたいよね(笑)

つまり、「モンスター達に日本の祭事をやらせる」よりは、「モンスター達の祭事を皆でやる」方が興味深い。例えば、ゴブリン属の祭事とか、オーガ属のしきたりとか、オーク属の意外な行事とかね。それが、作家の創造性ってやつじゃないのかな。


③まさかのシズさん登場。

いくらスピンオフとはいえ、軽々しくシズさんを出して良かったのかな? こちとら、1期を高評価しなかった一番の理由が、「シズさんの死を軽く扱い過ぎ」なのだが、更に軽く扱うか。

もしシズさんを(回想以外で)再登場させるなら、本編で、しかるべき理由で、それなりの尺を使って、やるべきだったと思います。残念でした。


というところです。まあ、転スラ自体を嫌いになったわけじゃないので、三期は楽しみなんだけどね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
転スラ、日常系。サブキャラ深め。平和ですね~。

2話目 ☆


3話目 ☆3
夏の暑い日。ホタルのくだり、良いね。

4話目 ☆


5話目 ☆3
夏祭り。

6話目 ☆3
え!? シズさん、そんなサラッと出てきて良いの!? いくらスピンオフとはいえ。お盆に家族と昔話、は大事だよな。

7話目 ☆3
炬燵に火の用心、このシリーズ、ちょっと日本に寄せすぎだよな。

8話目 ☆3


9話目 ☆3


10話目 ☆3


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 27
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

このコンテンツ、大事にされてるなぁ・・・

転スラのスピンオフ4コマ(なのかな?)が原作らしい。
僕個人としては、1・2期(前半)視聴済み、WEB原作読了状態。

登場キャラの導入はほぼ無いので、事前の本編(1期)視聴は必須です。

講談社、このコンテンツを大事にしているんだろうなぁ・・・と感じました。あるいは異世界もので一歩先行く(?)KADOKAWAに対して、この作品群で楔を打ち込みたいのか。

ぼわーっと見る分には十分楽しめました。転スラが嫌いじゃないのなら、一見の価値はあると思います。

物語:
{netabare}本編完全依存。本編の隙間で展開される日常系(でいいのかな?)。
魔物の街の春夏秋冬を巡ります。

「物語」が語られる作品ではないので評定は低いですが、この手の日常系は結構好きなのでそれなり以上に楽しめました。

まぁ正直なところ・・・異世界をJapanizeしてるのか、はたまた鄙びた田舎に異世界メンバーが舞い込んだのか、どっちがどっちでも良いよなこれ、と思ってみてました。
{/netabare}

作画:
{netabare}スライム形態のリムル様以外、キャラデザは本編とかなり違います。最初は違和感を感じましたが、まぁ、こういうものって見ていれば慣れていくものと思います。違いはすれど、否定的な感じは持ちませんでした。

作画は静止画として上、アニメーションとして丁寧、という印象です。セリフや歌・劇伴にもう少しガッチリあわせて欲しかったシーンがいくつかありますが、十二分の品質だったと思います。

さすがに全画面くまなく、とは行きませんでしたが、結構細かいところまで動いていたし、表情、髪や動作も細かく描画されていました。
{/netabare}

声優:
{netabare}特に気になることはありません。その意味で良かったのだと思います。演技もさることながら、歌唱でのがんばりが際立っていたと思います。
{/netabare}

キャラ:
{netabare}こういうスピンオフって、本編でそこまで深入りされない人物を知って楽しんだり、本編で形成された人物像の延長線・誇張を楽しむところがあると思います(好例が異世界カルテットかな)。でも、それが見られたなと感じられるのは魔王ミリム様とソーカ、トレイニーさんくらいかな。

朱菜さんは、本編でも「ウラ」が出ていましたしね。もっと「大賢者さん」をいじって欲しかった気がします。

アピトとゼギオンは、本編で紹介されていたっけ?アピトらしきものが映ってはいるけど。
{/netabare}

音楽:
{netabare}
大事にされてるなぁ、と思ってしまった要因がこれなんだと思います。
OP曲、ED曲x2、劇中歌(リムル@花火、エレン@クリスマス)、どれも良かったと思います。OP映像、かなり好きです。

もうすこしきっちりやって欲しかったところもありますが。ガビル一派のBon Danceや花火シーン、エレンが歌っているときの映像も、曲に動きを合わせていてとても良かった。
{/netabare}

思うこと:
{netabare}
細かいことだけど、その都度気になってしかたがなかったこと。場面転換の際にたまに入っていた「とぅーびーこんてぃにゅー」はだめ。「とぅーびーこんてぃにゅーど」が正しい。最後は過去形です。リムルの声優さんは発声が聞こえない方ではないので、現在形で終わらせるように指導されたのだと思う。「(今から)まだまだ続くよ~」って意味合いにしたかったのかな?だとしたら別の言い方を持ってくれば良かったはず。


っていうか、本作はリムル・ゲルドのダブル主人公で、サブヒロインがリリナとソーカ、メインヒロインはココブってことで良いんですよね?
{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 17

72.2 16 お祭りでコメディなアニメランキング16位
ジャヒー様はくじけない!(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (257)
860人が棚に入れました
魔界で、魔王につぐNo.2の地位を誇っていたジャヒー様。魔族たちからは恐れられ、わがまま言いたい放題、ぜいたくしたい放題、我が世の春を謳歌していた──はずが、魔法少女の襲撃を受けて、人間界にふっ飛ばされてしまった。魔力の源である魔石を砕かれ、権力も美貌もどこへやら。ちんまりかわいい姿に落ちぶれてしまう。貧乏暮らしを強いられ、風呂なし4畳半住まいで、居酒屋バイトの日々。同情も家賃の催促もふっ飛ばして、野望は大きく「魔界復興」だ!
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

なんで2クールやったし

魔界からの逆転生系

{netabare}
最初まあまあだなぁと思って見始めて、中盤になってもまあまあだなぁって感じで最後まで見てもやはりまあまあだなぁって感じ。

まあ、自分が好きになれるキャラがあまりいなかったのがそこまで楽しめなかった要因かな。やはりこういう系のアニメは好みの問題。
褐色ヒロインが個人的にあまり好きじゃない...。
絵柄もあまり萌えアニメっぽくはない感じで。

とはいえ、ギャグ系だし毎週そこそこ楽しくは見られましたかね。

2クールやった意味はあったのかなぁ。
ストーリーなんてあってないようなもんだったし、最終回手前の微シリアスに関しては全く面白くなかった。

全体的に劣化まちカドまぞく、劣化はたらく魔王さまだった感は否めない。

{netabare}
1話 ☆8
褐色ヒロインそんな好きじゃないんだよなあ。
まちカドまぞくみある。給料手渡しかよw
萌えアニメなのに2クールもやるのかこれ。

2話 ☆9
はたらく魔王さまとまちカドまぞくを足した何か。
なんだあの車w 小鳥助けるところ普通に良かった。

3話 ☆7
成長しないで。 石鹸代わりw
これで勝ったと思うなよーが脳内再生される。
いらない説明セリフが多いな。謎Cパート

4話 ☆5
話のオチが読めるのがな。
ジャヒーよりポンコツなキャラか。
普通に働くなよw
ジャヒーがシャミ子だったなら楽しめたのだろうか
最後のメタネタが面白かった。

5話 ☆7
ほんとにまちカドまぞく
面白いからいいけどパクリかこれ?
魔法少女でかいなw
ここまで似てるとまちカドの下位互換に思えてきた。
Cパートつまらんな。

6話 ☆5
主人公がでかくなる意味。この酔っ払い展開いらん。
大家のキャラを酔いとはいえ変えてほしくなかった。
Cパートつまらん。

7話 ☆8
ドラムの流れ好き。おいホラーオチで終わりかよw
こころかわいい

8話 ☆6
ブラックカンパニー感。温泉いらんなぁ

9話 ☆6
円盤だと霧消えそう。まちカドまぞくで見た。
魔法少女いつ再登場するんだ。何で気づかねえんだよw

10話 ☆6
まちカドまぞくで見た。
好戦的にならずに距離とれやw
これもまちカドまぞくで見た。
ダクネスみたいなキャラだな。
あってるだろw 謎シリアス。

11話 ☆6
前回の続きどうなった ハバネロかよw
姉のとこに行くんじゃないのか。Mしかいないw
てかこの二人姉妹ってこと初めて知った。
 
12話 ☆7
めっちゃ罠っぽい置かれ方w
ジャヒーこそやべー奴みたいじゃん。

13話 ☆6
泳ぐなw アナザーなら死んでそう。海月じゃないのかw

14話 ☆6
シリアスかぁ。
いまいち盛り上がりきらないシリアス。魔王NTR

15話 ☆6
ドゥルジと帽子の子空気になってるやん。
そうはならんやろ 

16話 ☆6
変身したw 料金が払わないと。
サルワもっと出して。
そこは食べてたオチにしないほうが良かったのでは。
怖い。見える子より怖い。

17話 ☆7
逆転の発想。NTR お客様はお一人草
こいつのせいで赤字になってそうw
この店の流れだいぶ前に見た。
アポイントメントか?w 
この帽子の子が一番かわいいからもっと出してくれ。
けどあんまりおもしろくないCパート
なんかでてきたw
聖騎士っぽくてええやん。第二の魔法少女か。

18話 ☆6
サルワ結局クソザコじゃねえかw 
こころ天使。今度こそシリアス? 

19話 ☆2
独立しようとする展開強引じゃない?
その後の和解で感動させようとしてるのが目に見えて何かな。
うーん、退屈な展開。
一番つまらない回だった。

20話 ☆6
これなんで2クールやった?w 
最終回にしては何もないな。
うーんw ほんとに何で2クールやった。

曲評価(好み)
OP「Fightin★Pose」☆7.5
ED「つまりはいつもくじけない!」☆4
OP「生活こんきゅーダメティネロ」☆2.5
ED「ペタルズ」☆7.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

くじけちゃダメだっ! 残念カワイイ魔界復興コメディ☆

この作品の原作は未読ですが、大空さん、香菜ちゃん、かやのんに日笠さんとキャストの顔ぶれが豪華であることを知り視聴を決めた作品です。


魔界で、魔王につぐNo.2の地位を誇っていたジャヒー様。

魔族たちからは恐れられ、わがまま言いたい放題、ぜいたくしたい放題、
我が世の春を謳歌していた──はずが、
魔法少女の襲撃を受けて、人間界にふっ飛ばされてしまった。

魔力の源である魔 石を砕かれ、権力も美貌もどこへやら。

ちんまりかわいい姿に落ちぶれてしまう。

貧乏暮らしを強いられ、風呂なし4畳半住まいで、居酒屋バイトの日々。

同情も家賃の催促もふっ飛ばして、野望は大きく「魔界復興」だ!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品は「ドタバタコメディ」だとばかり思って視聴していましたが、完走後にwikiをチラ見して間違っていることに気付きました。

ドタバタコメディは、激しい動きのドタバタぶりを楽しむスラップスティック・コメディに属するそうなんです。
ですが、この作品は「シチュエーション・コメディ」といって、脚本や演出を重視し、状況(シチュエーション)が生み出す食い違いや不条理さで笑いを誘うジャンルに属する作品なんだそうです。

個人的には、状況が生み出す食い違いや不条理さで笑えたかと問われると微妙で、私にはジャヒー様のドタバタを終始見ていた気がしますけれど…

確かに魔法少女の襲撃により魔界が崩壊しまい、人間界での物語に終始していたので、状況の食い違いが無かった訳ではありません。
ですが、この設定だけでは決して笑いは取れないと思いますので…

魔界復興を目指しあくせく働くジャヒー様ですが、回が進むにつれ魔界復興の色合いがどんどん色褪せていったように思えるのは私だけでしょうか。
このパターンだと魔界の住人は、このまま人間界に居座ってしまうのではないかと思ってしまいます。

ムッチャ人間界に馴染んでいますし、何より人との関わりがどんどん深まっていきました。
最初こそ反発していましたが、その反発もどんどん影を薄めていきました。
何よりそれをジャヒー様は望んでいるようにも思えたのです。

そうなると、不憫なのは香菜ちゃん演じるドゥルジ…ということになりますね。
ドゥルジだけは魔界での生活を決して忘れていませんでしたから…
いえ、ジャヒー様も魔界での生活を忘れている訳では無いと思います。

でも、それと同じか或いはそれ以上に人間界の生活を気にってしまったのではないでしょうか。
人間界では魔界No.2の様な高尚な身分じゃありません。
ですが、人間界ではそんな高尚な身分が無くても心を許し合い、居心地の良い場所があることをジャヒー様は知ってしまいました。
魔界に居た時の様に、肩ひじを張って生活する必要がないんです。
これって、そっちの方が絶対気楽ですよね…

だから、ジャヒー様は変わるべくして変わったんだと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、唯ちゃんにによる「Fightin★Pose」と、すみぺによる「生活こんきゅーダメディネロ」
エンディングテーマは、湊あくあ、大空スバル、桃鈴ねねで構成された「NEGI☆U」による「つまりはいつもくじけない!」と、岡咲美保さんによる「ペタルズ」

2クール全20話の物語でした。
この作品がまさか2クールも放送されるとは思いもよりませんでしたが、全20話の尺を使って丁寧に物語が展開されていたと思います。
せっかくアニメを制作するなら、この作品の様に必要な尺がちゃんと用意されて然るべきなのではないでしょうか。
しっかり堪能させて貰いました。

続編が制作されるかは分かりませんが、もし続編が放送されたとしても物語の舞台は人間界であるような気がしてなりません^^;

投稿 : 2024/09/07
♥ : 17
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

キャラと声優さんの演技が楽しいギャグアニメ

魔界No.2だったジャヒー様。
ある日魔界に攻めてきた魔法少女に大事な魔石を壊されて、魔界は崩壊。
ジャヒー様は魔力の大半を失って子供の姿になり、現代日本に落ちてきたところから始まります。

まちカドまぞくとか、はたらく魔王さまみたいな軽ーい感じのギャグアニメって好きなんです♪

こういう単純でクスっと笑えるアニメって思ったよりも少なくて、個人的には毎クール1作品はこんな感じのがあったら嬉しいです♡

7月末にスタートと変則的なスタートで始まって、なぜ?と思ったら全20話の2クール!
このジャンルで2クールって珍しいんじゃないでしょうか?私が知らないだけ?

ジャヒー様はプライドが高くて見栄っ張りなんだけど、意外と素直だったり、心を許した相手には子供みたいになったり。
ジャヒー様役の大空直美さんの緩急ある演技が良かったです♪弱ってるときの声がかわいい♡

無一文で住む所もないジャヒー様を助けてくれた、店長と大家の姉妹。

店長はぽわーんとして優しい人だけど、結構マイペースでジャヒー様が手玉に取られてる感じ・・
あらあら♡って聞くと、声優さん違うけどARIAのアリシアさんみたい。

店長の妹の大家はちょっと口が悪くてジャヒー様と家賃の支払いなどでケンカするけど、面倒見がいいところもあったり。
のんのんびよりの駄菓子屋を思い出しました。

店長の経営する、居酒屋まおうで働いて生活費を稼ぎ、大家のアパートで生活するジャヒー様。
でもよく考えたら、お金の流れが、店長 → ジャヒー様 → 大家 って、身内でお金を回してるようなw

ジャヒー様を崇拝してる部下のドゥルジ。
人間界に来て成功してお金持ちになったけど、ジャヒー様に対して自分の都合の良いように勝手に話を作ってどんな状況でもジャヒー様はすごいんだって思っちゃうとこが面白い♪
ドゥルジ役の花澤香菜さんの演技が感情むきだしな感じで面白くて良かったです。あ゛?とか(笑

不幸を呼ぶ魔石を回収してる、魔界を滅ぼした魔法少女。
{netabare}孤独だった彼女が、人を救うことでつながりたい理由で魔法少女になったけど、ある事からジャヒー様を慕うように。
ドゥルジと魔法少女がジャヒー様をめぐって争うところも面白かったです。{/netabare}

魔界No.2の座をジャヒー様から奪おうと企むサルワ。
色んなものを発明してジャヒー様を倒そうとするけど・・
{netabare}実はすごくいい子で、最終話で楽しそうにお祭りに参加してるお話にほっこりしました☀{/netabare}

ジャヒー様の友達で、天使みたいなこころちゃん。
普段は見栄っ張りなジャヒー様がこころの前だと子供みたいになっちゃったり。
リアルでも、会社の偉い人がうちに帰ると子供みたいになるって話聞いたことあるから、意外とあるのかななんて。

Cパートで時々番外編みたいなのやってましたね。
もやし3分クッキングは笑えました♪

変に長いシーンがあったりとテンポが悪いところもあったりしたけど、ジャヒー様をはじめとしたキャラが立ってて
声優さんたちの演技の良さもあり、最後まで楽しく見ることができました!
最終話は、原作最新話だったらしいので(それもすごい話だけど)、2期は難しいかな・・

投稿 : 2024/09/07
♥ : 24

58.1 17 お祭りでコメディなアニメランキング17位
もえたん(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (99)
574人が棚に入れました
主人公のナオくん(手塚ナオ)は虹原いんくの幼馴染で憧れを抱いている男子高校生。何をやってもいわゆる「普通」の生徒で、幼なじみである虹原いんくの家庭教師を受けることになる。
2003年秋に、突如、英語参考書業界に殴り込みをかけるべく現れた「萌える英単語~もえたん~」。
“萌え”と“英単語集”という禁断の結びつき、単語の解説は派生語も含めてしっかりとした内容だが、分かる人なら思わずニンマリしてしまうこだわりのエキセントリックな例文の数々、そして、単語集にはさみこまれた萌え系女子高生・虹原いんくの可愛さ炸裂!のイラストの数々……様々な要素が絡み合い、予想外(!?)の大ブレイク。第1弾は新装版も含めて約20万部の大ヒット。さらに、続編も次々出版され、シリーズ累計発行部数40万部を超える大ベストセラーに!!


声優・キャラクター
田村ゆかり、うえだゆうじ、小野坂昌也、戸松遥、名塚佳織、檜山修之、金田朋子、中田譲治、家中宏、森永理科、岩田光央、井口裕香、本多陽子、中尾衣里、石毛佐和、坂本美里

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

スタッフの遊び心が満載

『もえたん』は英語参考書原作、1クール(全13話)の英語&魔法少女アニメです。


この物語は、英語が全く出来ない主人公の"ナオくん"に対し、"虹原いんく"というメインヒロインが英語を教えることで一緒に【燃杉大学(もえすぎだいがく)】へ合格するまでの物語。その途中で"いんく"は魔法界から追放された"あーくん"と出会い、「俺を魔法界に戻してくれ」という一方的な約束によって"いんく"は魔法少女『パステルいんく』となる。中盤では魔法少女の戦いや魔法界の危機を救いに行ったりもする。まさに壮大な物語だ。
当初の目的から脱線し過ぎて何のアニメだったかを忘れてしまう程の、まさに行き当りばったりな作品。


もえたんとは、「萌え」と「英語学習単語帳」を掛け合わせて生まれた単語帳のこと。それをアニメ化した作品である。しかし、このアニメは英語とは名ばかりのロリコン向け変態アニメ。魔法少女モノでもある。何もないのにとにかくパンチラ、何かあれば取り合えず幼女(高校生)の裸。とにかく女の子の服を脱がすのが大好きなアニメ。スタッフの遊び心を100%取り入れており、第13話の序盤では反省会をしている(笑)

物語展開は急ピッチか且つ超展開でメチャクチャ。もちろん内容はスッカラカン。一応英語を話している場面もあるが、手持ち無沙汰になったら取り合えず服を脱がしていたため、全く頭に入らない。
登場人物は可愛いタイプと笑えるタイプが3:7ぐらいでいたため笑ったり悶えたりして楽しんだ。特に見た目小学生の"いんく"は、ゆかりんの声とマッチしていてギザカワユス。最終的には"澪"が本命になったが…。
ギャグ方面で見ると、"あーくん"と"かーくん"が頑張っていたが、一番輝いていたのは12~13話に登場する"だーくん"。彼が言った「I really wonder how you say "panchira" in English. パンチラって英語で何て言うのか超気になる」はこの作品における名言だ。

本編は12話で終わるが、もえたんの集大成13話。一番面白く低俗でカオスな回。そろそろ登場人物に対する愛が芽生えてくる頃なのでキャラアニメとして楽しめる。魔法少女も全員集結するため目の保養としてはGOODな回だ。



長々と語ってきたが、正直全然面白くなかった(笑)

投稿 : 2024/09/07
♥ : 14

マジ天使 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

『「このアニメを見ても英語は上達しません」

と先生に淡々と言われてしまった。』
そんな役に立たない英単語を一応教えてくれるアニメです。

-まず始めに----------------------------------------
「もえたん」とは出版されている「萌え本」の中では最も商業的に成功したタイトル。
今では数多くある「萌える参考書の先駆け的存在」。
ようは「萌える英単語」の略ですね。
大学受験の参考書にした人もいるとかいないとか…
-シナリオなど--------------------------------------
原作が参考書の単語帳からよくここまでのアニメ作れたと思います。
監督は同時期に「ハヤテのごとく1期」の監督もしているのでパロディ色が強い作品。

ハヤテとの差別で言うなら8話での冒頭での監督らしき人の言葉。
「エロが怖くて、エロが怖くて、監督なんかやってられるか!
  世の中エロ、エロがあってこその人類繁栄なのだよ」
その期待通りの作品であり、8話は俗に言う「神回」だと思います。

お手本のような「エロ馬鹿ロリアニメ」だが、シナリオのテンポがいいのかサクサク見れた。
時間あるときにさっくり見てニヤニヤしながら見るのが正しい視聴方法だと思われる。
-声優-----------------------------------------------
虹原いんく CV田村ゆかり
高校生なのにどう見ても小学生です。本当にごちそうさまでした。
田村ゆかりさんのキャラでは完全にはまり役です。

脇キャラも声優とキャラに違和感なく声優が豪華。
あーくん CV小野坂昌也
かーくん CV檜山修之
ダンディ CV中田譲治

首領○ッチとか…獅○王凱とか…ギ○○伍長とか…
声に特徴あるだけに男性声優陣の暴走が毎回ツボに
-まとめ---------------------------------------------
ハードルの高さはなかなかのものだと思います。
よく訓練されていないライトなオタク、そもそもこういう作品は受け付けないという方はスルーするべき。

ロリコンであることに気付きつつも認めることに若干の抵抗はあるが背中を押して欲しい方、
「こじか」「ミルキィホームズ」など上級者向けアニメを制覇している猛者などにお勧めできる作品。

描いていて思ったのですが、こういった作品は「ひっそりと一部の人に評価されるべき作品」と感じました。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 8

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

Q質問 A解答 T突っ込み

Q1、この作品の内容は?

A1、2003年秋に、突如、英語参考書業界に殴り込みをかけるべく現れた「萌える英単語~もえたん~」。
“萌え”と“英単語集”という禁断の結びつき、単語の解説は派生語も含めてしっかりとした内容だが、
分かる人なら思わずニンマリしてしまうこだわりのエキセントリックな例文の数々、そして、単語集に
はさみこまれた萌え系女子高生・虹原いんくの可愛さ炸裂!のイラストの数々……様々な要素が絡み合い、
予想外(!?)の大ブレイク。第1弾は新装版も含めて約20万部の大ヒット。さらに、続編も次々出版され、
シリーズ累計発行部数40万部を超える大ベストセラーに!!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Q2、ストーリーは?

A2、これと一緒。http://www.anikore.jp/review/112757

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Q3、この物語はどうだった?

A3、ギャグ系アニメ。実際の物語のクライマックスは10話

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Q4、このアニメで一番印象に残った声優さんは?

A4、虹原いんく役 田村ゆかりさん

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Q5、その声優さんはそれ以外にはどんなアニメに出たか?

A5、魔法少女リリカルなのは 高町なのは
  B型H系 山田
  アスタロッテのおもちゃ! 塔原明日葉

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Q6、一番お気に入りのキャラクターは?

A6、いんくだろー

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

Q7、このアニメはお勧め?

A7、受験生にお勧め?(67%)

投稿 : 2024/09/07
♥ : 2

58.5 18 お祭りでコメディなアニメランキング18位
ソラとウミのアイダ(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (164)
504人が棚に入れました
海からから魚が消えた。水産省はかねてより計画していた“宇宙イケス”を試験運用。男女雇用機会均等法の強化によって「漁師にも女性を」と声が上がる。舞台は尾道。目指すは宇宙。これは宇宙漁師を目指す6人の少女の物語。

声優・キャラクター
高橋花林、立花理香、井上ほの花、すずきももこ、米野真織、神坂みお
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

「ソラとウミのナカを~、スペースランナーウェイ、セーリングフラ~イ」

1話感想{netabare}
初めてタイトル聞いた時は「えっ、陸と海の間!?」と耳を疑ったけどそんなことはなかった。
ってか「アイダ」を「ナカ」と呼ばない中途半端さに煮え切らなさを感じる。
で、いざ見てみると…“Gのレコンギスタ”ってアニメでは地球から遠く離れた金星軌道上のヴィーナスグローブってところで生まれ育った人間に「海の魚を食いたい」と言わせることで地球への望郷の念を表現したシーンがあるのだけど…それ見てこの設定思い付いたんじゃないだろうなぁ?
…。
やっぱ富野じゃーん。
それプラス宇宙漁師…“ID-0”かな?
あっちは炭鉱夫だったのが最後何故かサザエ漁になって「どういうこっちゃ?」と思ったもんだけど。

普通に考えたら人口が増えすぎてとか海が汚染されてとか、地球側にやむをえない事情が無い限りはわざわざ宇宙に生簀は作らん気が…コストに見合わない。
ってか軌道エレベーターじゃなくていちいちロケット打ち上げるんかい!海洋汚染止まらないじゃないか。
そこら辺の掘り下げやってくれるなら面白いかな?とは思ったけど、本編見る限り…どどどどうだろう?
アプリからスタンド出てきた時は眩暈覚えたぞ。
ってかこれ“ゆゆゆ”見て思い付いたんじゃないだろうなぁ?
もう宇宙生簀はベルサーが作ったやつでラスボスはG.T.でいいや。

あ、それとあれだ、よく知らん奴を強引に誘っておきながら上手くいかないと後から文句言う奴、ワタシあれ嫌~い、「いやアンタが誘ったんじゃん」と(男女間でこれ言ったらサイテーな)。
“七星のスバル”の1話も似た感じだったなぁ…あっちは「失礼な奴・別に後で仲良くなったりもしない」として描いてたので間違いじゃないんだろうけど、こっちはどうせ仲良くなったりするんでしょ?
変に印象悪くさせても良くないと思うんだがなぁ。{/netabare}

3話までの感想{netabare}
前半かなりの尺を割いてたホットケーキの件、最後スコーンと投げ捨てて新キャラによるデウスエクスマキナ。
お前浦沢義雄かよ!?
もし浦沢義雄だったら最終回まで主人公が反省することなく迷惑かけっ放しで終わっても文句は無いが(途中文句は言うかも知れんが、そこまでやられたら芸風として認めざるを得ない)、それ目指してるのか?
と思って3話の脚本調べてみたら“ヘボット”で8回くらい脚本やってたっぽい。
あっ…。
確かにネジルは最後の最後までネジキチが矯正されることは無かったけど、ありゃあ特殊だろ~。
ってかそれ狙うならもっとキャラデザインから肩の力抜いた感じにしてくれんと…同期に放送してるものでなら“メルクストーリア”みたいなんだったら多少は印象違ったんじゃないかなぁ。{/netabare}

4話感想{netabare}
設定面だけど、ゲームだったら問題無いんだろうなぁ、とは思う。
狩り場は地続きではなく、それでいて別次元・異世界ではない場所に設定した方が独自性が出る→宇宙、って思ったんじゃない?
狩り自体も只の娯楽や経験値稼ぎで殺生するより、食べるためって理由があったほうがいいだろう、ってことだろう。
4話で缶詰が出て思ったワケだけど、敵倒したら缶詰化する・缶詰をドロップするってあっても違和感は覚えないだろう、自分は、ゲームなら。
ボイスも、それこそゲームだと同じことを繰り返して「こいつキチじゃね?」と思いかねないので気にしないようになってる。
事情は分かる、わ~かるんだけど如何せんアニメって媒体への摺り合わせが出来てないというか。

一番アカンのは尾道じゃねーかなぁ、これだけがポンと現実めいてるせいで他のギミックが陳腐に見えてしまうワケで…。
設定がブッ飛んでるのはマイナスではない、設定同士が馴染んでないのが問題。
それこそC3POみたいなロボットがカションカション歩いてるヌーベルオノミチポリスが舞台とかだったらここまで違和感は覚えなかったんじゃない?

と、上記は土台となる設定に対して、次は内容・ストーリーについてだけど…
カルチャーギャップネタはこの前“鬼太郎6期”でかなりリアルに迫ったヤツ(ってか移民問題)を放送してしまってのう、それ見ちゃった後だとどうしても弱い。
ってか否定しないだけ全然良いやつじゃん、ルビー。
生魚食うのは野蛮人とか、生卵食うのは人間じゃないとか言ったらそりゃあ怒ってもいいけど。
数年前にたまたまTVで紹介されたのを見ただけで現在どうだかは知らんが、リアルでも非喫煙者の煙管(キセル)職人って居るらしいぞ?
でもって水揚げしてるのが日本の独占だと?いやいや中国が黙ってるワケ…ってのは考えすぎか。
で、こうなってくると波乃が「怒らせたくて怒らせてる」っていう作り手側の事情がチラチラ見えてきてのう。
どうせ後半ルビーは生魚克服するんだから、思い切りキツいこと言わせても良かったと思うんだが。

スクール水着は露出度ではなくボディラインがハッキリ出てしまうのが嫌がる部分なんじゃないの?
オフの時も休まずに訓練してたから偉い、みたいなことを言われてもな~んか時代遅れを感じる。

で、これらのツッコミ(違和感)は、伏線のためにワザと仕込んだ部分ってことは…ない?
そこまで評価はしてないが、これがタカヒロ作品だったら「何かあるかもなぁ」と思ってドッシリと構えてられるんだけど、広井王子はどうなんだろう?
もうすっかり錆び付いて、ってより単に名義貸しただけなんじゃ?と邪推したりしなかったり。{/netabare}

10話までの感想{netabare}
やったー、ここまでグダグダ文句言いつつ見続けてたけど、10話にしてそれが報われた気分。
かつて危険だと分かりつつも宇宙漁を強行したためにマイコの兄貴が行方不明になり、強行したうえに事故を隠蔽した役人がマキマキの父親だと判明。
マイコはマキマキを責め立てるところで次回へ続く──と。
どうやら兄貴は守護神の力で生きてるっぽく、拍子抜けな和解で終わりそうではあるけど…こういった展開は大好物。
親しかった人が仇の身内系…でいいのかな?
またマキマキもそれまで「役人の名前言えよオラァン」と威勢よく責めてた手前、気まずいったらありゃしない…あぁんもうニヤニヤが止まらない。
まぁ次回でガッカリだって展開になる可能性は高いけどねー。

とはいえ大絶賛ってほどではない。
ナミノがマイコの過去(漁師を目指す動機)をハルから聞かされて、それまでと態度をコロっと変えるワケだけど、「事情を聞かされた瞬間どういう反応した?」って部分はカット。

そこを見せたいんじゃないのかい!

ってか自分はそこが一番見たかった。
考えが至らずに強く当たってた自分に恥じ入る感情と、いや黙ってたマイコが悪いんだと自分を正当化する感情とがあって、その比重によってそのキャラらしさを顕す絶好の機会だったと思うのだが…。
例えるなら、謎解きゲーの初見実況プレイって「その謎の解答が分かった時どういうリアクションするだろう」が見所だと思うのだけど、それをまるっとカットされちゃった気分(よくある)。
た、例えになってないかな?
どうにも「視聴者の関心ポイント」を読み間違えてるキライがあるんだよなぁ…。

あーそうそう、それとこれは同期にやってる“あかねさす少女”の話になってしまうのだけど、主役の演技がどうにも不自然に感じてて、けどそこまで気にし出したらキリが無いなと見て見ぬフリをしてたんだけど、「不自然なのはさもありなん、実は(キャラが)無理してたんです」って展開になりまして。
でもってこっちの作品、声優がどうこうよく言われてるけど「実はこれこれこういう理由があったのです」とストーリー上で(メタ的なのは知らん)カラクリがあったりすることは…無いかー、無いよなー。
いやもうね、主役の声“あかねさす”と取り替えた方がお互いの作品のクオリティがグっと上がったんじゃないかなーと思いまして。{/netabare}

最終見ての感想{netabare}
10話で「おおっ?」と思わせといてーの、11話では案の定肩透かしな内容で…覚悟はしてたけどやっぱりこんなもんか、と。
更に最終回の12話は結局兄貴の行方は不明なままだわ99番以降の生簀の存在仄めかしたりーので、なにも解決してない。
因みに“あかねさす少女”も最終回見終わった直後は「なにも解決してない」と思ったところ他の方の感想を読んで「あ、解決してるじゃん」と考えを改めたのだけど、こっちはそういうことも無さそう、真に「何も解決してない」。
ってか「○○の部分は考えないでちょーだい」って作りの作品ってたまにあるワケだけど(ぱっと思い出したのは“アウトブレイクカンパニー”に於いての著作権)、それに付き合って「宇宙生簀の成り立ち」を考えないようにしてたのに99番以降の生簀とか言われたらどうしても「なんじゃそりゃ?」と言わざるを得なくなる。
自ら設定の粗を暴くのか…わざわざ墓穴を晒すようなことをして何の得があるんだろう、気になる人はゲームやってねってことなんかね?
けどゲームのCM見ても全然「この異常な世界の謎を解く」みたいなノリではないんだけど…。

で、世界観のツッコミもさることながら、キャラの性格も…「ハルのあの性格は婆ちゃんの教えから」って明かされても、ふーんとしか。
20年前の作品ならまだしも、今やるのであれば「果たして婆ちゃんのその教えは正しいのか?」ってところまで疑問を抱かなければ思春期らしさが無いというか。

1話の段階からの予想通り、覚悟した上でのガッカリ感満載の作品でした。
物語の冒頭にフックとして「なんじゃこりゃ」と思わせる手法はあれるけど、「なるほどそういうことか」に繋がる部分が全然無いってのはある意味貴重かも?{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 12
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ソラとウミとの間には~、今日も冷たい評価がある~(苦笑)

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
いや~、プロローグでこんなにツッコミ入れたアニメは初めてでした(汗)

「漫画原作」「ラノベ原作」「小説原作」「アニオリ」「なろう原作」など、様々あるなかで、やはり一番、打率が悪いのは「ソシャゲ原作」なんだなと再確認してしまいました。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
プロローグから。

「世界の海から突如魚が消え、原因不明のまま10年」「どうしても食べたい人類が、魚を食べたい為に宇宙に生け簀を作った」「尾道の漁師がまず宇宙へ」「男女雇用機会均等法により、女性も宇宙漁に」

って、ツッコミどころしかなくて、腰が砕けた(苦笑)

まず、「魚食えるとか食えないの問題より大問題だろ」「宇宙じゃなく内陸に生け簀を作れば? それができないなら、地球の大気や磁場なんかに問題があるんだろうから、人類的にピンチなんじゃ」「なぜ、尾道である必然性が?」「男女雇用機会均等法を持ち出さなくても、普通に女性漁師がいて良いんじゃね?」などなど。

なんか、「中学生が考えた設定」みたいで、ガックシきたな。と思ったら、原作は広井王子さん? そう言われれば「らしい」というか、トンデモ設定から名作を作ってきた方だけど、流石に心配になる。

てかこれ、サンマ1匹100万くらいするんじゃ?

ツッコミどころを挙げればキリがないんですが、まず、こういうガバガバの設定は、ストーリー性が希薄なソシャゲならなんとかなっても、ストーリーが大事なアニメという媒体では無理があるなと。

とにかく、魅せ処である宇宙漁がショボい。守護神の個性の違いが、もっと出せれば良かったけど、なんか、パーっと出て来て、パーっとやっつけただけだった。ていうか、(序盤と終盤に比べると)漁の要素が薄い中盤の日常回の方がまだ観られるという、皮肉。

ネットで、こんな秀逸なツッコミを見かけました。

「この企画で会議通した奴、有能過ぎるだろ。ウチの会社にほしいな」

(笑) 確かに、物凄いプレゼン力なんでしょうねw

なんだったら、(NHKで観たんですが)マグロだけではなく、サバやイワシ、ブリやヒラマサ、果てはクエまで養殖に成功している近畿大学の水産研究所をアニメ化した方が面白かったのでは? おっちょこ女子大生を主役にして(笑)
{/netabare}

【余談~ 声優さん評価 ~】
{netabare}
私は、声優さんに対しては、あんまり良いも悪いもないんだけど、この作品に関しては色々目立っていたので、珍しく声優さんに触れようかと。

まず、主人公の「空町春」役の「高橋花林」さん。{netabare}独特の声質があり、「音楽少女」の「箕作沙々芽」役ではうまくキャラにハマってたけど、主人公役はあんまり合わないかな? どちらかと言えば、クセの強い脇役キャラの方が良いかもしれませんね。{/netabare}

次に、「村上波乃」役の「立花理香」さん。{netabare}可もなく不可もなくな印象。普通に聞けたけど、(周りが周りだけに)逆にあんまり印象にも残らなかったかな? 悪い意味じゃなく、普通でしたよ~。{/netabare}

次に、「美剣真」役の「神坂みお」さん。{netabare}演技が上手い下手というより、ボーイッシュなキャラに(低音の)声質が合っていたかな? でも、関西弁には違和感あり。って、福岡出身? か。方言話さすなら、関西出身の声優さんにお願いするか、猛特訓しないとね。{/netabare}

続いて、「櫻舞湖」役の「すずきももこ」さん。{netabare}これは、演技力も方言も酷いかな。まあ、演技にはやや成長も見られましたが。方言は、私が北東北出身だから凄い違和感を感じるだけかもしれません。一生懸命やられているんでしょうが。ワンポイントアドバイスとしては、台本に濁点がふってあるところ以外も全部、できるだけ濁点をつけた方が良いですよ、少し鼻にかける感じで(鼻濁音)。普通の部分を綺麗に発音しちゃって、語尾など方言らしい部分にだけ、あからさまに濁点をつけるから、訛が変に浮いて聞こえるんですよ。こんな簡単なこと、周りのオトナがちゃんと指導してあげてほしいですね。茨城県出身の方なんですね。東北訛なんて難しいことをさせずに、普通に演技している声を聞いてみたかったです。{/netabare}

そして、「薪真紀子」役の「米野真織」さん。{netabare}これは多分、話題になるレベルの棒読みなので、今後この世界(声優業)での活躍は厳しいかもしれませんね。熊本出身で熊本弁のキャラですし、方言の問題じゃないですね。キャスティングの、オトナの問題かと。ただ、最終12話なんかだと、少し成長していました。1つのセリフの中で抑揚をつける意識は感じられました。マキマキのキャラ自体は控え目で可愛らしく、声質は合っていたので、ちょっともったいなかったなと。{/netabare}

最後に、「ルビー安曇」役の「井上ほの花」さん。{netabare}なんか、可愛らしいアニメ声で、まだ未熟ながら可能性を感じさせますね。「あそびあそばせ」の「生徒会長」とも、演技をちゃんと変えていましたし。流石に、井上喜久子さんの娘さんといったところでしょうか? メインキャラの声優陣では、一番ちゃんとしていたかな。{/netabare}
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆1
ひっでぇプロローグ(汗) ギャグのクオリティ、ひっくい。無理矢理な尾道紹介。

役に立たない守護神なんか、そもそも入れるなやと。てか、魚がそんなにでかいなら、機体もでかくするか、無人(遠隔操作)にすれば?

完全にゲームだな。爪を折ったら、売り物にならんやん。切ろうかな(汗)

2話目 ☆2
まあ、宇宙飛行士と考えれば。タギリ姫、、、刀使ノ巫女で見たな(笑) プール使えないなら、海でやれば?

3話目 ☆2
訓練生で、旧型で、初のプールで、ベテラン(男性漁師)の最高記録と同じなら、もう天才というか、男性漁師はド下手だろ。

4話目 ☆3
こういう日常回なら、まあ観られるかな。

5話目 ☆3
抜き打ち&初&ダイバーもなし。下手すりゃ死ぬぞ(汗) ちょいサービス。ちゃんと隠すのは良いねw む、無理矢理なピンチ演出(汗) ポット内部も完全防水なの? どんなオチやねん。

6話目 ☆2
とにかく、東北弁のイントネーションが気になるな。そこで「カモメのジョナサン」出すなら、部屋で見せない手法もあるだろうに。リチャード・バッグは、「ONE」だけ読んだな。作画も崩れてきたかな?

7話目 ☆2
まきまき回。なぜディフォルメ多用? 「女子でも漁には関係ない」という作風でありながら、「料理も作れない女子部員になってしまう」という発言。なんか、ブレてない? ギャグが寒いな~。こんなに危険なのに、有人である理由がわからないな。

8話目 ☆2
身体を鍛えてなんとかなるもんなんか? なんでドレスやねん(苦笑) なんかこう、正式につまらんな(笑)

9話目 ☆3
夏祭り回。こういう、本編と関係ない日常回の方が面白いってのが、アニメとしてはすでに失敗なんだよね。

10話目 ☆2
加速しきっている電車に追い付く自転車。宇宙漁師より、競輪選手の方が稼げそうだな(笑) 家族が騒げば、流石に隠蔽はできないんじゃ? なんかシリアスになりそうですな~。

11話目 ☆1
急に良い人になられても。「お前らを守るためだ」と言った直後に、「助けに行ってくれ!」って、情緒不安定か?

12話目 ☆2
逆光の感じとか、絵はまずまず。兄の行方不明ネタで引っ張るな。結局、水着でサービスかい。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 25
ネタバレ

kororin さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

過去のアニメ作品において、声優が『アレ』だと「絶対に売れない」というジンクスを如実に表してます。(笑)

2018.11.23【ふた昔くらいの回転寿司屋で、アルバイトが冷凍マグロをそのまま(凍ったまま)シャリに乗せて出したようなアニメ(なんじゃソリャ!)】

スマホゲームからのアニメ化。
突如地球上に魚が居なくなって10年。漁獲産業に危機を感じた人類(日本?)は、宇宙に水玉小惑星のような「生簀(いけす)」を作り宇宙漁を開始。
コレは呉・尾道を舞台に宇宙漁を目指す少女たちの物語・・・

と、まあ興味をそそるようなシチュエーションではありますが・・・残念なことに『穴』だらけで視聴者がドンドン離れているようです。(笑)
タイトルの「ソラとウミのアイダ」は、『名作っぽい雰囲気』を形容してるとは思うのですけどねぇ~。


さて、皆さん色々不満を述べられてますが、【8話】まで見て私も小言を少し。

●宇宙漁
何故世界の海から魚が居なくなったのかは追々解るかもしれませんが、現状―
・宇宙生簀で魚の養殖が成功→地上からロケットで衛星軌道ステーションへ→ステーションから宇宙漁船で生簀へ→漁船から一人乗りストライクポッド「トビウオ」にのって魚を捕獲。という流れなのですが・・・
{netabare}
・ロケットって一機飛ばすのに結構な額がかかるんじゃないの?そんな気軽にポンポン飛ばしていいの?これでいいのか水産省?魚が消えて10年も経つんだから「ガ〇ダム00」の世界観みたく「軌道エレベーター」の方が効率良いのでは?(「大林組」さえ構想してるのに)
・宇宙生簀で育った魚類は何故か巨大化。それは別にいいとして、デザインがコミカル(?)すぎる気がします。しかも小さなポッドでの漁はもはや「モンハン」気分。
・最大の失点「神アプリ」。各ポッドの漁師(パイロットとは呼べんでしょ)はスマホの「神アプリ」から憑依守護神を選び、守護神の「漁具パワー」で巨大な魚類を仕留めるのですが・・・コレが登場するまでの「(ややリアル)近未来SF」だった世界観を全て台無しにして「不思議世界」にしてくれました。派手なコスプレ守護神の登場で「ヴ〇ン〇ード」か「妖怪〇ォ〇チ」みたくなっちゃったよ!(笑) まあ、ゲームからの流れだから仕方なくやってるのでしょうが。

そんな感じでリアル路線が不思議路線にミスマッチしたことに『ガッカリ!』。{/netabare}

●訓練
実践の漁をするためには様々な訓練をしなければなりません。まして場所は「宇宙空間」。地上の巨大プールでストライクポッドの操作練習をするのですが・・・
{netabare}
・アストロノーツ(宇宙飛行士)としての訓練が全然無い。宇宙ナメとんのかっ!!(笑)
・なんで「スク水」着て練習しとんねん!生簀(水中)の外は宇宙空間なんやから宇宙服(パイロットスーツ?)で脱出訓練とかやるのが「セオリー」とちゃうん?

そんな「女子水着」で媚びを売る演出設定に『ガッカリ!』。{/netabare}

●メインキャスト
主人公[空町春(そらまち はる)CV:高橋花林]
大好きな祖母のために魚を食べさせてあげようと宇宙漁業団「女子部」に入った、明るくて元気なムードメーカー・・・なのでしょうが、{netabare}
とにかく「アホすぎるお子ちゃま女子」でスットコドッコイです。(笑) おそらく「楽しく生きる」というのが彼女の信条なのでしょう。なので危険な状況や心得を諭していても「お気楽・極楽・能天気」と危機感の無い態度は「不真面目」に見えて鬱陶しいです。
CVの高橋さんの声もミョ~にマッチングしててウザさMAXに思われます。(笑) でも、そういうオバカぶりを愛らしく思われる方も結構多いようですね。{/netabare}

[美剣真(みつるぎ まこと)CV:神坂みお]
京都出身で刀工の娘。父に反発して「女子部」に入ったのですが、{netabare}
同郷の私から見てもセリフのイントネーションがオカシイし『棒』に聞こえます。{/netabare}

[櫻舞湖(さくら まいこ)CV:すずきももこ]
秋田出身の眼鏡女子。行方不明になった宇宙漁師の兄を探すため「女子部」に入ったのですが、{netabare}
彼女もセリフのイントネーション・訛りがオカシイし『棒』に聞こえます。(笑){/netabare}

[薪真紀子(まき まきこ)CV:米野真織]
熊本出身。リーダーよりサポートポジションが好み。{netabare}
彼女もセリフのイントネーション・滑舌が悪いし、訛りもオカシイく『棒』に聞こえます。(笑)(笑)(笑)
当初は「悪目立ち」してましたが、最近は出番が少なくなったせいか「上手くなった・馴染んできた」と『錯覚』させられてます。(笑){/netabare}

[ミサキ様]
神アプリの守護神。{netabare}
ビミョ~~~~ですが『棒』に聞こえます。(笑){/netabare}

そんな{netabare}「声優の技量も無いキャスティング」登用に『ガッカリ!』。{/netabare}

結構{netabare}『ガッカリ感』満載{/netabare}のアニメで、視聴離れする方もいらしゃるみたい。
・作画は崩壊は無いものの、良かったり粗かったりとかなり微妙。呉、尾道ロケーションをしてるようですが・・・印象残るかな?
・宇宙漁の取り組みより「女子部」の絆を強める(深める)ドラマが重視されてるようで、あまり漁をしてません。て、ゆうか殆どしてません。(笑)
・春と祖母との愛情具合が未だよくわからず。(8話で祖母の寿司ネタ食事シーンのイメージはキモかった)
・漁業の需要(重宝)性もあまり伝わらないような。

毎度、奇抜な発想の広井王子氏の原作ですが、今回はハズしたかな~?
イイ線までいって詰めが甘いような印象ですが、とりあえず完走してみようと思います。



[閑話休題]
男女同権を主張して女性でも男の仕事場で働けると言いたいのは判りますが、「漁」の本質は「子孫繁栄」を本能的にあらわしているのかもしれません。
自論ですが、常に危険が伴う漁場に唯一子供を産む女性を連れて行くわけにはいかず、それがいつしか「男しか出来ない仕事」となり「男の増長」となって女性蔑視(は言い過ぎ?)になったような気がします。
現在では漁獲方法も進化して人も多くなり、あまり関係ないかもしれませんね。


2018.12.20【視聴完走】
「濁川、ソラウミに『愛』はあるんか? 信じられる『愛』は・・・あるんか?(大地真央)」 愛が足りない~♬ソラウミ~♪

ソラウミを楽しく見ておられた信者の方には申し訳ありませんが、実に惜しい結果だと私は思います。{netabare}

結局、
・地球に魚が居なくなった理由は解らずじまい。
・女子部のキャッキャウフフな日常がメインで、魚漁女子部なのに殆ど漁をしない。
・設定しておきながら、ぞんざいな扱いの「守護神たち」。
・風祭(漁師ジャンパーにねじり鉢巻き)と鍵谷(微妙なチャラスタイル)は他に服を持ってないので、どこでもどんな場所でも同じ服装。(笑)
・日本だけが宇宙漁をしてるようだけど、それを許す程各国(特にアノ国やソノ国)の風当たりは甘くないのでは?
・CGメカニックはそれなりに良かったと思いますが、痒いところに手が届いてなくてチョット残念。(ワカル人には判るでしょう)
・最後は盛り上げておきながら、櫻舞湖の兄・雄大とその守護神は行方不明のまま。(続編を作るつもりの伏線か?)

など、ツッコミどころが多かったです。(笑){/netabare}

次回こそは、次回こそは『マシ』になるのではないか、と願いつつ追ってはみたものの・・・時間が無かったのか?それともゲームベースの設定に胡坐(あぐら)をかいてたのか? 所々『穴』だらけのある感じの印象でした。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 17

72.6 19 お祭りでコメディなアニメランキング19位
劇場版 ハイスクール・フリート(アニメ映画)

2020年1月18日
★★★★☆ 3.9 (86)
416人が棚に入れました
今からおよそ100年前、プレートのずれにより、多くの国土を水没によって失った日本。国土保全のため、次々と築かれた水上都市はいつしか海上都市となり、それらを結ぶ航路の増大に伴い、海の安全を守る職業「ブルーマーメイド」が女生徒たちの憧れとなっていた。そんな「ブルーマーメイド」に憧れ、横須賀女子海洋学校に入学した岬明乃は航洋艦「晴風」の艦長に任命され、クラスのメンバーと共に海洋実習に参加する。艦を動かし、目的地へと向かうだけの安全な航海のはずが、彼女たちを待ち受けていたのは、数々の危機ピンチ。教員艦からの突然の発砲、暴走する他学生艦との戦闘、救難船の救護活動など、数々の困難を辛くも乗り越え、無事に陸に帰還したことで、メンバー同士の間に固い絆が結ばれた。その騒動から1ヶ月後、テスト休みを満喫する晴風メンバーに新たな危機ピンチが訪れる。それは晴風クラスが解体されるというもの。晴風メンバーは、動揺しながらも再び一丸となり、クラスの解体を阻止したことで、絆をより深めていくのだった。こうして数々の困難を乗り越え成長した晴風メンバーたち。そんな彼女たちに訪れる、新たな"危機ピンチ"とは―――?

声優・キャラクター
夏川椎菜、Lynn、古木のぞみ、種﨑敦美、黒瀬ゆうこ、久保ユリカ、澤田美晴、菊地瞳、田中美海、丸山有香、田辺留依、中村桜、彩月ちさと、大地葉、宮島えみ、山下七海、藤田茜、小林ゆう、高森奈津美、相川奈都姫、清水彩香、福沙奈恵、小澤亜李、金子彩花、新田ひより、大橋歩夕、麻倉もも、伊藤かな恵、大津愛理、阿澄佳奈、雨宮天、鶴岡聡、五十嵐裕美、森永千才、清水彩香、福沙奈恵

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

守るべき艦(いえ)、進むべき航路(みらい)

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版とOVA前後編は視聴済です。
物語はTVアニメ版とOVAの続きが描かれているので、前作未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。
因みにdアニメストアでは早速劇場版が視聴できるほか、「劇場版お疲れさま会でハッピー!」というdアニメストア特番まで用意されていました。

陽炎型駆逐艦である晴風の唯一誇れるのは速力のみ…
他の全ては比叡や武蔵などの大型艦より圧倒的劣位という状況の中、満身創痍になりながらも「越えられない嵐は無いんだよっ!」と砲撃に耐え、そして戦火をくぐり抜ける展開が繰り広げられたTVアニメ版は、正に激アツそのものでした。
そして満を持して公開された劇場版…
これが気にならない筈、ありませんよね。

アニメーション制作がProduction imsさんから、A-1 Picturesさんに変わったのも加点要素と捉え視聴に臨みました。


海に生き、海を守り、海を往く――
それがブルーマーメイド!

そして、晴風クラス解体危機から3ヶ月──

横須賀では、呉・舞鶴・佐世保を含めた全女子海洋学校の生徒が
一堂に会し文化祭と体育祭を行う「競闘遊戯会」が開催され、
明乃たち晴風クラスのメンバーも歓迎祭の準備に追われていた。

大和・信濃・紀伊など超大型艦のクラスも集い、
様々な演し物や競技で賑わう中、
彼女たちに新たな“危機(ピンチ)”が迫っていた……!


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

TVアニメ本編でも凄いと思いましたが、劇場版のクオリティは総じて半端無いレベルだったのではないでしょうか。
大和級の戦艦が続々登場する様は圧巻です。
少し「蒼き鋼のアルペジオ」の「霧の艦隊」に似ている雰囲気もありましたが、気にするレベルではない些細な話…
それに、鬼懸かった晴風の躍動感というか、晴風の活躍っぷりが些細なことなど吹き飛ばしてくれましたから…
小さい船体が波に煽られ、それと同時に訪れるピンチをかいくぐる様は、まるで晴風がドリフトしているみたい…
実際に船にそんな動きが出来るのかは分かりません。
でも、状況のギリギリ感と、晴風の必死さはビンビンに伝わってくるんです。

晴風に課せられたミッション…
これまでの海洋実習も十分危険でしたが、今回は桁が違います。
だって、相手は本気の殺し合いを仕掛けてくるのですから…

彼女たちはブルーマーメイドの卵…
だから海を守るために、自分たちにしかできないことを見極め進言する…
例えそれが最も危険な役回りだったとしても進んで自分たちの本分を全うする…
そんな海の仲間を守るために、ブルーマーメイドが一丸となって作戦を実行する様は鳥肌モノです。

確か晴風って、ブルーマーメイドの試験の成績が芳しくない人の集まりだった筈ですが、今の彼女たちに落ちこぼれの様なレッテルは微塵も感じません。
寧ろ、幾度となくピンチを乗り越えてきた経験が彼女たちを高みに押し上げたのでしょう。
きっと今ではトップクラスのメンバーになっていると確信しています。
現にそれを感じられる場面が本作にもありましたから…

大和級だから凄いんじゃない…
先輩だから凄いんじゃない…
そんな晴風のクルーを含めた真骨頂を余すことなく堪能できる作品です。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

上映時間100分強の作品でした。
主題歌は、TrySailさんの「Free Turn」

想像の遥か斜め上を行く面白さでした。
そして晴風の雄姿…もう中毒になりそうなくらい見惚れてしまいました。
続編の可能性は低いかもしれませんが、これだけの作品を見せられると期待したくなっちゃいますよ…
思いきり堪能させて貰いました。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 11
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

4Dでピンチ!

【物語 3.0点】
相変わらず、清々しいくらい強引な“萌えミリタリー”

軍艦を戦場の主役に持っていくための日本水没、
航空機排除などの基本設定はそのままに、
今回も危険な任務に当たらせてはいけない学生に、
その中でも小型で装備も貧弱な教育艦・晴風(はれかぜ)に、
命運を託さなければならない。サイコロで1が連続するが如きレアなピンチが襲ってくる。


学生たちを危険に曝すのは不本意だけど云々……
と大人たちが言い訳?する流れ。
私にはそろそろ邪魔に感じます。


ピンチなのは養成校の女生徒たちであり、“ブルーマーメイド”の女性隊員たちなのですが、
彼女たちのハイスペックぶりに、見ていて段々、
この国にちょっかいを出して来た賊の方が、ピンチに思えて来ました(苦笑)

それよりも、岬と、ましろの関係の方がピンチに見えました。

私のツボ:{netabare}「べんてん」から送り込まれた“ブルマー”強制執行課・隊員たちの、
精鋭特殊部隊級の盤石の潜入、鎮圧ぶり。海賊たちは襲う国、間違えてますよ。{/netabare}


【作画 4.0点】
晴風を始めとした軍艦やボートが“空中含めて”良く動き、火を噴くCG作画が眼福。
{netabare} 軍艦に脱出劇の王道を走らせる無茶振りもアクロバットに表現。{/netabare}

その他、日常シーンの作画はカロリーを抑える所は抑える、劇場版としては標準レベル。


但し、今回、4D上映企画に合わせて、作画もブラッシュアップされたとのこと。
私は改良前のバージョンは観ていないので、どこが良くなったのかは分りませんが……。


【声優 3.5点】
新規も含めた女性声優陣が一部英語、ドイツ語、
広島弁、船乗り“専門用語”等にも対応し、萌えと燃えを提供。
すっかり任侠に目覚めてしまった
ドイツ人、ヴィルヘルミーナ役・五十嵐 裕美さんの守備範囲の広さ。


ミリオタでもない私としては、できれば英独だけじゃなくて、
“専門用語”にも字幕が欲しいです(苦笑)

それでも、萌えボイスでしっかり燃える状況報告で、
事態の緊迫感と、報告を咀嚼してジワジワと理解できる
彼女たちエリートのしでかした戦果のヤバさは十分に伝わり戦慄。


【音楽 4.0点】
ED主題歌「Free Turn」はTV版に引き続きTrySailが担当。
ましろの転機を見守る岬の心情を斟酌。

劇中、美味しいところはやはり「High Free Spirits」が持って行く。

劇伴は適度にミリタリー調。
それをバックに放たれる“大和級”大型艦四隻の咆哮が本作の聴き所。


【キャラ 3.5点】
萌えキャラ搭載過多。

TVアニメ版を観ていれば晴風乗組員とその周辺くらいなら把握可能だが、
それ以外も含めてとなると、余程意識しない限り顔と名前の一致は困難。

序盤は“競闘遊戯会”にて主要キャラのネタを一巡するが、
大所帯のため、それだけでも盛りだくさんに。


宗谷家は核に匹敵する日本の抑止力だと再認識。


私のツボ:{netabare} 岬&ましろ。TVアニメ版ではリーダー像の相違から衝突したこともあったのに、
いつの間にかシンクロ率抜群になっていた艦長・副長コンビ。
(彼女たちなら賊どころか使徒が襲来しても迎撃できそうですw){/netabare}


【4D】
4DXにて鑑賞。海上がメインとあって、ウインドやミストの機能が活躍。
座席のムーヴは後付け4Dとしては及第点。
それでもついに晴風に搭乗できた!という満足感は得られたまずまずの4Dでした。
{netabare}晴風が水柱めがけて突撃した時は飛沫も含めて激しかったですw{/netabare}


尚、ムーヴに長がある4DXに対しMX4Dの方は香りに力が入っているとの評もあるとか。
お風呂とか色々匂いを嗅いでみたい方はご検討下さいw

投稿 : 2024/09/07
♥ : 23

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

緩い最悪

視聴前 どんな感じなんだろ

視聴後 青春やなぁ

この話は競闘遊戯会での話
ジャンルは戦艦・お祭り・学園・青春
まぁ深く考えちゃいけないのだと本編で悟りました
内容は無いわけではなかったのですが、(おそらく)キャラから成り立った作品なおで今回もこうだろうなぁと考えていました。結果はまぁ同じですね。TVアニメを延長した感がものすごく伝わります。なんとなくこれ以上同じ轍を踏まないようなストーリーを制作側が考えた結果「想定できる最悪の事態」なんていうなんとも頭の悪そうな言葉がでてくるわけです。予想ではこれからでる続編(出るのか分からないが)はこういう系だと思っています。「最悪だ!」ろか「これはまずい!」とか。まぁそうしないとただの船乗りの学園生活映してるだけですからねwそれだったら舟要素無くてもいいって話になって固定ファンも離れちゃいますしね
話をもどしますが、キャラからできた本編を無理やり伸ばした劇場版。突っ込みどころは多多ございますが、もう「はいふりだから」で通じます(?)はいふりだからこそ許されるものでありこれが全く知らない作品だったら批判の嵐ですよ。いや嵐ではないかな。
圧倒的に効率の悪い行動(演出上仕方のないことなのだろうが)、圧倒的に不自然な行動に気づかない異常な純粋さ(鈍感さといってもいい)、かなりのご都合主義。これらが許されるのは(二回目)はいふり特有の緩さのおかげです。
しかし大きな問題点があります。それはこの作品で「最悪」を歌っているからです。pvでも言ってましたが最悪が起こるのです。「最悪」なことが「ほぼなんでも許される緩い」アニメで起きるのです。まぁなんてかみ合わないんでしょう!(うっとり)そして結果はなんととても緩い最悪、実感のない最悪に仕上がりました!
しかし、見てて飽きずになおかつ緩くキャラの魅力が伝わる日常系アニメとして総合評価が高いです

総監督は信田ユウさん。ハイフリの監督を担当した方ですね
監督は中川淳さん。
脚本は鈴木貴昭さん、岡田邦彦さん。
キャラクターデザイン・総作画監督は中村直人さん。本編のキャラデザを担当した方ですね
劇伴は小森茂生さん。本編の劇伴をした方ですね
制作はA-1 Picturesさん。

作画は良く、戦艦同士の戦闘シーンも丁寧でした
主題歌はTrySailさんの「Free Turn」
声優さんは素晴らしくキャラの魅力が存分に伝わる演技でした

総合評価 緩さはなんでもあり(??)

投稿 : 2024/09/07
♥ : 9

68.4 20 お祭りでコメディなアニメランキング20位
じゃりン子チエ(TVアニメ動画)

1981年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (78)
346人が棚に入れました
浪花の小学生・竹本チエは生活能力のない父テツ、別居中の母ヨシ江に代わり、稼業のホルモン焼き屋を営む。そんな鉄を見守るのは、チエが小鉄と名付けた、額に三日月キズのあるオス猫だ。だがその小鉄の元にある日、若き猫アントニオJrが現れた。Jrにとって小鉄は、今は亡き父の仇だったのだ。

声優・キャラクター
中山千夏、西川のりお、上方よしお、鮎川十糸子、伝法三平雄、永井一郎、太田淑子、山口朱美、三輪勝恵、入江雅則
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

‐哀悼‐ 大阪の下町を舞台にした、人情話の名作を、名匠がアニメ化

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
「ちびまる子ちゃん」と「寅さん」(もしくは両津勘吉)を親子にして、この二人をコテコテの関西人にしたような作品。私は原作漫画が好きで、そこから興味を持ちました。

「じゃり」とは、「子供」を意味する俗語です。主人公の「チエ」は、バイタリティーに溢れる小学校5年生。全く働かないダメ親父の「テツ」に代わり、お好み焼き屋をきりもりしています。そんな「チエ」や「テツ」、母の「ヨシ江」、祖父母の「菊」と「おじぃ」、飼い猫の「小鉄」を中心に、大阪の下町の人情味溢れるキャラクター達の掛け合いが楽しく、心温まる作品です。正に、「吉本新喜劇」の世界観って感じです(笑)

監督は、あの「高畑勲」さん。流石は高畑勲さんだけあり、原作の空気感をよく生かし、なおかつ「格」も生み出している。声優さんも、永井一郎さんなど実力派の方や、芸人の西川のりおさんやタレント議員だった中山千夏さんなど、かなり個性豊か。でも、しっかり役にハマってるんですよね。この辺の上手さは、本当に宮崎駿さんにも見習ってほしかったですね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
アニメの感想は、「総括」に結構書きましたので、そちらに。とにかく、大阪の下町を舞台にした日常系アニメとしては、原作、アニメ共に、間違いなく名作の部類に入ると思います。私は特に、「小鉄」をはじめとした、猫達のからみが好きでしたね。

さて、高畑勲監督です。先日、お亡くなりになったとの訃報を聞き、本作を思い出しました。

高畑勲監督は、どのアニメにしても、「アニメらしさ」を失わない範囲での「本当の意味での、人々の日常の営み」を、物凄く丁寧に描写される監督だったと思います。原作つきの作品も多くアニメ化されていますが、原作の理解度の高さと原作への愛、敬意を感じます。ただただ表面だけを切り取って「動く漫画(小説)」にするのではなく、原作者が伝えたいことをしっかり汲み取り、アニメならではの表現のなかで、しっかり再構成できる、稀有な才能をお持ちだったと思います。勿論、本作もそういう高畑勲監督らしさを随所に感じることができます。

武骨な見た目に反し、繊細で、知的で、こだわり(美学)が強くて。優しいのに、心の内側に燃えたぎるような「何か」がある人だと、勝手に思っていました。そういう意味で、私が大好きな作家、「梶井基次郎」と、印象がダブっている部分もあります。

高畑勲監督の代表作としては、「火垂るの墓」「平成狸合戦ぽんぽこ」「ホーホケキョとなりの山田くん」「かぐや姫の物語」などが知られています。勿論、全て視聴済みです。しかし、今回気づかされたのは、いずれにもレビューを書けていなかったということです(別に意図的に避けていたわけではないのですが)。

高畑勲監督の作品に、私は、良くも悪くも敷居の高さを感じます。「昔観た記憶でぼんやりとレビューを書いたり」「雑談でちゃかしたり」できない、しちゃいけない作品ばかりなんですよね。

一見、平易で、でもその背景には、莫大なメッセージが隠れていて。哲学的というか、文学的というか、高尚なんですよね。戦争体験も大きいと思いました。

どうせレビュー書くなら、もう一度しっかりと視聴して、ちゃんとレビューを書きたい。そう思わせてくれる、尊い作品ばかり。だから今回は、原作が好きで何度も読み返している、本作のレビューを書かせてもらいました。

「かぐや姫の物語」を、映画館で観た時の感動は、今でも忘れられません(また映画館でやらないかなぁ、、、)。私たち世代の多くは、「火垂るの墓」で、初めて戦争に触れ、2度とあの悲劇を繰り返してはいけないと痛感しました。本当に素敵で、いつまでも色褪せない作品をたくさん遺して下さいました。ありがとうございました。

御冥福をお祈り申し上げます。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 21
ネタバレ

che さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

虎の褌♪羆のパッチ♪百足の歯ブラシぶら下げて~♫茶臼山で鈍甲釣り♪エテ公が真似して赤っ恥~♫

久しぶりに、一話だけ見ました。
懐かしすぎた!ってかOPが懐かしすぎたww
てか歌詞が凄いwどやって思いついたんやって感じの歌詞ですw

内容は、
まあ、大阪の西成周辺での昭和の日常って感じでしょうかw

あと、声優を結構芸人がしてます、テツは西川のりおだし。
テツは役はマジでハマってますw
マサルはシンスケじゃなかったかな?

あと、猫がよく出てくるんだけど、世の中の世知辛さを知ってて、その辺りが笑えますw
小鉄(コテツ)とアントニオJrが大好きです好きですw

物語
ユニークすぎるwwオムニバス形式だし見やすと思います。

声優
芸人使っててこれまたユニークw

キャラ
これだけリアルなダメ人間が出てくるアニメはじゃりん子チエぐらいじゃないでしょうかw
リアルだしユニークですw

作画
当時にしては綺麗な方だと思います。

音楽
OPの歌ヤバすぎるwどうやって思いついたんやって感じですw

この下のネタバレ部分は西成に関する説明なんで、
アニメにあんま関係ないで、見ないでいいと思いますw
長くなったので、ネタバレにしただけです。
{netabare}
大阪の南の方の人間ぐらいしか、分からない場所かもしれませんが、まあカオスな場所ですよw日本唯一のスラムですw
平成になっても暴動とか起きてますからwもみ消されてニュースとかには上がりませんがねw
僕は自転車でも一時間以内に行ける範囲にあるのでそれなりに知ってるんですが、普通の日本の尺度で物事を考えないほうがいい場所ですねww
今はもう全然まっしになってるんで、(新世界とかもう観光地です)昼間なら歩ける場所になってるから、大阪にきたら行ってみたらいいんじゃないでしょうか?飛田新地とかも近いし面白いかも?
車でいくのはおすすめしません、当たり屋多いんでw
知ってる人間はあの辺ではスピードだしませんw
あと、西成の辺りは夜は未だに治安悪い、、、ていうか薬中多いんで、ほんとに危険ですよ
あと場所によってはスッゲー臭いですよw歩いてるだけで服についた臭い洗濯しないとれないでです。
そんな場所から数キロのところ(天王寺)に日本一高いビル建てようってんだから大阪ってカオスだよな~ww

まあ、そんなカオスな土地が舞台ですw
{/netabare}
でも、このアニメはすごくユーモラスに作られてて、面白いですよ!出てくる人間はテツを筆頭にダメ人間多い所もリアルだし、チエちゃんの店にくる客もリアルww
なにより、脚本が最高!!

「ヤクザ脅して金巻き上げたろかな~」テツ

「アホウ!ヤクザ怖ぁてこの辺で生きていけるかい!」テツ

「(客に対して)もう止めとき、それ以上呑んだら頭オカシなる」チエ

「それよりオッサン、もう五杯目やど、(心配するな金やったらあるわ)金のことやない、あんまり悪い酒ばっか飲んでたらアホになるど。」チエ

「おバアはんのブレーンバスターが出そうや!」チエ

このセリフが面白いと感じたら見てもいいんじゃないでしょうか?w
かなり笑えますw

タイトルはOPの歌詞です読めるかな?ww
まあ読めないと思いますw僕自身、羆、鈍甲は調べるまで知りませんでしたw

褌(フンドシ)羆(ヒグマ)百足(ムカデ)茶臼山(チャブス山)鈍甲(ドンコ、淡水のハゼの一種)

こんな人におすすめ

花札の人
下町の人
昭和の人
大阪の人
ホルモンの人
虎の褌で羆のパッチの人

投稿 : 2024/09/07
♥ : 10

ace さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

素晴らしいドタバタコメディアニメ

昭和50年代の大阪を舞台とした、
頭のおかしいクズテツと、娘のチエを中心としたドタバタコメディアニメです

テツは現在では放送できないでしょうね
まさにクズ!!ドクズ!!!
だが・・・憎めないクズ!!

テツの憎めないところ、すごいところは
どんなくだらないことにも全力を尽くし日々生きているパワーを感じられる
というところ

そして喧嘩っ早いクズとはいえ、
困っている者がいれば急いでいるときでも助けるところ
何事にも一生懸命なところなど
なんというか、「喧嘩と祭が好きな昭和大阪のお祭り男」という風情
ヤクザや警察など誰の前であっても態度ややりたいことを変えたりしない
(テツが苦手としている人物はいるがw)
一本筋が通っている
PS4ゲーム「龍が如く」の新主人公、春日一番みたいな性格
わからない人はすまん・・・
おそらく現在では絶滅したんじゃなかろうか、この手の昭和漢は
個性の塊

一応実家が定食屋なので、無職・・・ではないんかな
でも店は娘と奥さんに任せて昼間からブラブラ・・・しているわけではなく
いたずら1つにしても全力を尽くす
非常に濃密な1日を過ごす

「体がでっかくケンカが強く、奥さんと小5の娘がいる小学1年生」
がテツです

そしてじゃりン子チエ!
しっかり者でまさに大阪下町の昭和っ子という感じ
このチエとテツが主人公として日々バカな騒動を巻き起こし、
または巻き込まれストーリーが進行していく

チエの親友のヒラメちゃんがまたいいキャラで、
おかっぱ、ヒラメ顔、鼻と眉毛がなく口が「3」という
凄まじい個性のキャラクター
一度見てみるといいwwww

びっくりしたのはテツの声優はあの西川のりお
西川のりおはNHK教育テレビでもなんか鬼?の役をやっていたり
けっこう昔からお笑い以外の界隈でも出てたんだなぁ・・・

で、この西川のりおがテツの声優として完全にマッチしていて
ドラえもん、バカボンパパの声優と同じで「このキャラの声優は
この人しかいない!」感が強い
例えば、ドラえもんの大山のぶ代ね
ドラえもんの声優が交代してからもうずいぶん経ちました・・
現在ドラえもんも昔のドラえもんも自分はドラえもんマニアなので
両方よく見ますが、いまだに現在ドラの声には違和感がある・・・
「なんか違うんだよなぁ」とか「ドラはそんなこと言わない」
みたいな違和感がある
アニメなどのキャラには「この人しかいない!」というような声優が
必ずいて、西川のりおはまさにこのテツにとって
「この人しかいない!」という声優
棒読みっぽい部分も多々あるが、変に演技臭さを感じないので
とても自然で良い

小鉄やヒラメちゃんやマサル、ヤクザなど個性的で楽しいキャラも多く、
浦安鉄筋家族などの現在のギャグ漫画の基礎となったと思われる
傑作コメディアニメ!!

テツは相当頭おかしいが
それでも同じ時代を背景に持つバカボンのパパと比べると
一般人に見えてしまう・・・
バカボンパパ・・・すごすぎる

そうえいばバカボンパパも意外にも喧嘩が強かったな
なんとなーく行動が似てるわwww

投稿 : 2024/09/07
♥ : 2

61.6 21 お祭りでコメディなアニメランキング21位
大江戸ロケット(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (56)
316人が棚に入れました
天保十三年・初夏──。
時の老中・水野忠邦の発した天保の改革によって、華やかなるもの贅沢なるものが御法度となった江戸の街。花火職人の玉屋清吉は、そんなご時世にあってもなお、まだ誰も見たことのないドデカイ花火を作ることをあきらめてはいなかった。江戸の片隅で花火を打ち上げては、役人から逃げ回る研究の日々──。
ある夜、二匹の人外の獣が目付黒衣衆によって、捕らえられようとしていた、青い獣は撃ち取ったものの、白い獣は闇の彼方へ逃げ去ってしまう。白い獣を逃したきっかけとなったのが、誰あろう清吉の打ち上げた花火であった。

声優・キャラクター
沢海陽子、藤村知可、山寺宏一、朴璐美、釘宮理恵、川島得愛、早水リサ、てらそままさき、橋本じゅん、山田きのこ、鈴木清信、ふくまつ進紗、佐藤智恵、小西克幸、佐藤ゆうこ、若本規夫、真堂圭、小笠原亜里沙、納谷六朗

pikotan さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

隠れた名作

劇団☆新感線による演劇作品が原作で、音楽も軽快で最後まで楽しめました。
テイストの全く異なるキャラデザインが混在しており最初は驚きましたが、キャラの性格と合っているので、特に違和感はなかったです。
コメディーなので、こういうのもありだと思います。
ストーリーも面白く、隠れた名作だと個人的には思います。
最近は大江戸ロケットのような、遊び心のある作品が減ったのが残念です。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 1

右を向く亀 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

痒いところに手が届きそうで届かない

世界観は良いしストーリーもわかりやすくて悪くない、なにより脇を固めるキャラ達が素晴らしい。コミカルに動く長屋の住人達とシリアスなパートとのギャップが楽しい
ただ主人公の魅力が全く無い、完全に脇役に喰われてしまっている。江戸っ子の花火職人って物凄く良くなりそうな設定なのにキャラデザインから性格まで主人公だけが本当にダメな子になってしまっていた

投稿 : 2024/09/07
♥ : 2

OK! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

タイトルなし

2021/03/16 終了

投稿 : 2024/09/07
♥ : 0

66.1 22 お祭りでコメディなアニメランキング22位
うる星やつら4 ラム・ザ・フォーエバー(アニメ映画)

1986年2月22日
★★★★☆ 3.7 (48)
256人が棚に入れました
キュートな異星人・ラムと、超女好き高校生・あたるが巻き込まれる、荒唐無稽でバカバカしい事件や超常現象を描くハイパーテンション・SFラブコメディ。原作は高橋留美子の同名漫画。監督は前作と同じくやまざきかずお。劇場用作品、第4弾。あたるたちは大財閥・面堂家に伝わる鬼姫伝説をモチーフにして自主製作映画を撮っていた。主役はラム。だが、撮影の都合で面堂家の守り神とも言われる老木・太郎桜を切り倒してから、ラムの身に次々と異変が起こり始める。まずラムの電撃のパワーが落ち、角がなくなり、飛行能力まで失ってしまったのだ。そればかりか、みんなの心の中からもラムの存在が消えつつあった。そのうえ、友引町自体にも奇妙な現象が発生。事件の真相を調べ始めたあたるたちは、太郎桜の根から鬼姫の遺骨を見つける…。

声優・キャラクター
平野文、古川登志夫、神谷明、島津冴子、鷲尾真知子、千葉繁

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

我々はラムちゃんの思い出だけでも生きていける!それはメランコリーの軌跡。

1986年公開の劇場版うる星やつら第4作

原作 高橋留美子 監督脚本 やまざきかずお 脚本 井上敏樹 制作 ディーン

テレビ版うる星やつら末期の劇場版最終作の予定だったらしいが・・・
名作「ビューティフルドリーマー」や力作「リメンバーマイラブ」に比べると、
やや黒歴史っぽい作品になってしまったようです。

ビューティフルドリーマーはラムの夢という理解しやすい世界でしたが、
今回は舞台である友引町が主役になります。
友引町はコミック版では練馬区(高橋留美子自宅)、アニメでは武蔵小金井市(スタジオぴえろ所在地)です。
メガネが所在地を口走る回はやまざき監督になった直後なので思い入れもありそうですね。

友引町が主役と言うことで、テレビ版のメインキャラが勢ぞろいするという設定ですが、
それはまあ前作と同じです。

劇中対策会議においてラムの存在が友引町を狂わせた件に関して、
ランちゃんが「あたしも美しき・・・よ」と言ったため、すべて根底から崩れました。
その後の展開は、論理性というものから外れた単なる馬鹿騒ぎで終始してしまいます。
最終作品(予定)ということですべてぶち込んだんでしょうが、
結局は次の「完結編」の制作により黒歴史化したと言うわけです。

うる星やつらのキャラさえ出ていればなんでもいい、という人も多いでしょう。
私もそうですが、ラムの虎ジマビキニシーンが少なすぎる!
厚着ラムなど見たくないんです。
友引町の気候が狂って服装が煩雑に変わるのが原因なんですが、
テレビ版ではビキニに苦情が寄せられ、仕方なくセーラー服にしたという状況で、
劇場版くらいは、と誰でも思いますよね。

テレビ版放映中の劇場版は4作、終了直後に「完結編」「いつだってマイダーリン」
いろいろ文句はありますが個人的はすべてマストアイテムです。

正直に言いますと「リメンバーマイラブ」と間違えて借りてきてショックを受けただけなんですw

ちなみにOVAは12作です
了子のお茶会 1985年
アイム THE 終ちゃん 1986年 
夢の仕掛け人 因幡くん登場 1987年
怒れシャーベット 1988年
渚のフィアンセ 1988年
電気仕掛けの御庭番 1989年
月に吠える 1989年
ヤギさんとチーズ 1989年
ハートをつかめ 1989年
乙女ばしかの恐怖 1991年
霊魂とデート 1991年

ザ・障害物水泳大会 2010年 これだけ見てない、つーか今知った!

うる星やつらは総集編含めてすべて必見!もちろんこの作品もですよ。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 21

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

帰ろう・・俺達の町・・友引町へ・・

1986年2月22日公開。TV放送が1986年3月で終了する直前に
公開された映画で、キャラデザや作画は可也向上している。

面堂家に伝わる「鬼姫伝説」をヒントに自主制作映画を撮影
していた友引高校の面々は・・面堂家の庭の樹齢300年の
老木「太郎桜」を斬り倒したことで不思議な世界に迷い込む。

本来のラブコメディーから完全にかけ離れ、全体的に重く
暗い雰囲気の作品と言われているけど・・これらの名作の
良い所を現代風にアレンジして洗練された最近のアニメを
視慣れている人にはあまり差がないかもしれない。

面堂終太郎のハーレム回?浮かばれる日が来るのか?
あたるに愛はあるのか?

ミステリーでサスペンスな雰囲気もあるけど、物語として
は構成も演出もなかなか濃い感じはする。

人は思い出だけで生きていけるのか?という感じかな。


以下妄想。
櫻の樹の下には「絆」か「屍」か?」何方が埋まっている?
(※内容とは関係ない)
鬼姫伝説は平家物語?「嫉妬に狂う鬼」橋姫という部分だけ
を嫉妬深いラムに重ねて冒頭の歌が聞こえるに重ねた?
丑の刻参りから大木・・桜の木には死体・・という流れ?

wiki参照。うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマーを
モチーフとして現実と非現実の認識論・存在論的な再検討
を試みた。らしい。

諸星あたる - 古川登志夫
ラム - 平野文
三宅しのぶ - 島津冴子
面堂終太郎 - 神谷明
テン - 杉山佳寿子
水乃小路飛麿 - 島田敏
水乃小路飛鳥 - 島本須美

メガネ - 千葉繁
パーマ - 村山明
カクガリ - 野村信次
チビ - 二又一成
あたるの父 - 緒方賢一
あたるの母 - 佐久間なつみ
ラン - 小宮和枝
温泉先生 - 池水通洋
校長 - 西村知道
面堂の父 - 天地麦人
サクラ - 鷲尾真知子
錯乱坊 - 永井一郎

投稿 : 2024/09/07
♥ : 2

みり仔 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

わかりにくいかも

この作品、2のビューティフルドリーマーに影響された作品で、正直わかりにくい。
押井守監督のすごさがわかります。
見比べるといいですよ。

単体としても、まぁおもしろいですよ。
ラムちゃんの能力が弱っちゃうみたいなー
でも無理しすぎてます。
だから内容は低めです。
歌は玉置作曲ですきです。

うる星が好きな人だけ見ればいいと思います。
興味ない人がみても低評価で終わると思います。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 3

60.4 23 お祭りでコメディなアニメランキング23位
映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~(アニメ映画)

2015年4月18日
★★★★☆ 3.5 (43)
192人が棚に入れました
「ありがとカスカベ。さようならカスカベ。」野原家がお引越し!?父・ひろしの転勤で、春日部のみんなと涙のお別れを決意した野原一家。行き先はなんと…ラテンのリズムぶりぶりのメキシコ!!おねいさんがみんなボン・キュッ・ボボ~ンと聞いて喜んで旅立つしんのすけだが、待っていたのは…動くサボテンだったぁ~!

声優・キャラクター
矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ

もふ(´-ω⊂゛) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

初の人間以外の敵

メキシコが舞台。
お引越しするところでまずは感動しました。
メキシコに渡ってからは、謎の人食いサボテンの恐怖!といった感じで本格的なホラーでした。徐々に明かされていくサボテンの謎や最初はなすすべなく逃げ惑っていた人々の反撃、人食いサボテンという点からも近年ヒットしている進撃の巨人を意識しているのかな?と思いました。
子供だけでなく大人も楽しめる内容になっています。
個人的には坂本真綾さんや浪川さんが出演してらしたのが嬉しかったです!オリジナルキャラクターがいい味だしてました!
芸能人のゲスト声優にはあえて触れませんが。

加えて好感を持てたのが作画です!テレビアニメでのラフな絵から一転、特に序盤の春日部の背景画はとても美しかったです。風間くんとの別れのシーンの河川敷が特に!キャラクターのラフなデザインとしっかり描き込まれた背景がうまくマッチしていました。

全体的にみても十分満足ですし、観て損はないですよ(^ω^)

ただ、なぜサボテンが人を襲うのかをはじめとして不明な点もところどころにありました。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 1
ネタバレ

ヒカリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

久しぶりにしんちゃんを観てみた

キャッチコピー「ありがとうカスカベ。さようならカスカベ。」
野原一家がカスカベからメキシコに引っ越しするお話。
{netabare}引っ越しのお見送りに、意地を張って来なかった風間くんが、新幹線を追いかけて走っている様子は、胸が熱くなりました(笑){/netabare}

これだけ聞くと、すごく感動的なものが想像出来るのですが、
しんちゃんはどこにいってもしんちゃん。
お姉さんに目をきらきらさせて、おしりをフリフリして
どんなにハードな展開でも疲れることなく、むしろ楽しんで観れました♪♪

しんちゃんとかマルチなアニメ映画で気になるのはゲスト声優。
AKB48の指原莉乃ちゃんが出ていました♬
少し、違和感があったとはいえ、ツンデレな台詞が可愛かったです。

私は小さい頃、しんちゃんをそんなに観ていなかったのですが、
しんちゃんっておもしろい☆彡(もうしんちゃん呼ばわりだし笑)

久しぶりに観たらいいかもしれません(*´꒳`*)

投稿 : 2024/09/07
♥ : 15

NDD. さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ビミョー

あんまり面白くなかった、クレしん映画の中では下の方だな

投稿 : 2024/09/07
♥ : 0

63.1 24 お祭りでコメディなアニメランキング24位
劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ~逆襲のミルキィホームズ~(アニメ映画)

2016年2月27日
★★★★☆ 3.6 (35)
140人が棚に入れました
研修旅行に来ていたミルキィホームズの4人。猿たちに囲まれ温泉につかり、のんびりしているところに警報が鳴り響く!怪盗帝国の4人が宝を狙ってやってきたのだ。ミルキィホームズVS怪盗帝国、双方トイズをフルに使っての激しいバトルが繰り広げられる!さらにGenius4の面々も駆けつけ、三つ巴の激闘に発展!だが、その大激闘の最中に、上空から激しい雷が!!被雷したミルキィホームズの4人はまたしてもトイズを失ってしまい・・・。

声優・キャラクター
三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみ、明坂聡美、岸尾だいすけ、寺島拓篤、下野紘、南條愛乃、新谷良子、田村ゆかり、沢城みゆき、真壁刀義、金尾哲夫、伊藤静

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

何度転んでも立ち上がる! 七転八倒!それがミルキィホームズです!

2016年の大晦日に「探偵オペラ ミルキィホームズ ファンファンパーリーナイト♪ 〜ケンとジャネットの贈り物〜」が放送されました。
このミルキィシリーズはこれまでずっと視聴を続けてきて穴を空けたくなかったので、大晦日の特番前に本作を視聴する事としました。

このシリーズ…短編作品を踏まえると、結構な数の作品が制作されているんです。
時系列で並べると以下の構成になります。

・探偵オペラ ミルキィホームズ:2010年秋アニメ 全12話
・探偵オペラ ミルキィホームズ 特別編:2011年8月 全1話
・探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕:2012年冬アニメ 全12話
・探偵オペラ ミルキィホームズ Alternative ONE & TWO:2012年8,12月 全2話
・ふたりはミルキィホームズ:2013年夏アニメ 全12話
・探偵歌劇ミルキィホームズTD:2015年冬アニメ 全12話
・劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ〜逆襲のミルキィホームズ〜

物語の舞台は「偵都ヨコハマ」
この街には「トイズ」と呼ばれる特殊能力を使って暗躍する「怪盗」と「探偵」が存在しており、日々己のプライドをかけて激しい攻防が繰り広げられ…という下りなら、手に汗握る展開の連続が期待できそうな作品をイメージできますが、この作品は少し趣向が異なっているんです。

物語の中心にはミルキィホームズ…著名な探偵をご先祖様に持つ4人組のチームですが、これまで見てきたところ、彼女たちは「トイズ」の能力の定着がどうも今一つ…
もう今まで何度失ったり復活したりを繰り返してきた事か…

トイズの能力を持たない探偵は怪盗にとって赤子の手をひねるようなモノ…
当然展開もグダグダになりますし、トイズを失って何度も苦い思いを味わってきました。
それでも彼女達は絶対諦めないんです。
例えどんなにボロボロになっても…
このシリーズ…グダグダな展開が数多くありながら、それでもここまで続いているのは根強いファンのお陰だと思っています。

こうして本作の物語が動いていく訳ですが、ミルキィの原点に還ったような…そんな印象を受けた作品でした。
まず本作の大前提として「一見さんお断り」の作品となっています。
まずキャラの説明は一切なく、これまで視聴してきた人には懐かしく感じられる「ボケとツッコミ」についても、何の前触れもありません。

でもこの作品はこれで良いんだと思います。劇場版ですから尺に限りがあります。
無駄な説明に時間を割く余裕なんてこれっぽっちも無いんです。
なので、この作品をしっかり楽しみたい方は、過去作品からの視聴をお勧めします。

これまで事件の起きる展開は大体お約束でした。
①怪盗アルセーヌとその一味である怪盗帝国が騒ぎを起こす
②探偵ミルキィホームズが出動~現場に急行し怪盗と対峙
③明智小衣率いる警察組織「Genius4」が現場に駆け付け、良かれと思ってやった事が結果的にミルキィの足を引っ張る
④グダグダな展開に移行…

でも、今回「偵都ヨコハマ」を騒がせる怪盗はアルセーヌではありません。
「偵都ヨコハマ」には暗黙のルールがあるんです…禁忌を犯したモノには鉄槌が下される筈…
しかし、遥か時空を超えた因縁…蓄積された時間と抑圧を糧に立ち塞がる力はとても強大…
「偵都ヨコハマ」を舞台に繰り広げられる捕物帖…決して画面から目が離せません。

何故ならこの作品に出演する登場人物は、これまでそれだけの歴史を刻んできているから…
ミルキィ…いつも明るい4人組ですが、落ち込む事だってあります…
自分達の無力さ…不甲斐なさを本気で攻めた事も一度や二度ではありません。
でも…どん底から這い上がるための4人組…それがミルキィホームズなんだと思います。

そんなミルキィを見守るアンリエットさん…
何だかんだ言いながら窮地には必ず駆け付けるこころちゃん…
それにフェザースだって…
そしてそれらの糸が絡み合ってミルキィの逆襲に繋がっていくのです…
本作でも十分過ぎるくらい、登場するキャラは魅力的に描かれていたと思います。

ワクワクする展開と魅力的なキャラ…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

上映時間約70分の作品です。
完走して振り返ってみると、これまでの主要キャラは全て登場したのではないでしょうか?
ミルキィの活躍を称える新聞記事の下には天城茉莉音ちゃんの名前もありましたし…
久々にミルキィを視聴しましたが、色々と思い出しながら視聴できたので嬉しく思いました。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 5

qwerty さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ミルキアンには◯〜△ 初見さんは×

森脇真琴監督が作るミルキィが帰って来る!と期待していたのですが…
第1幕、第2幕の皮を被った何か得体の知れないものを見た、というのが正直な感想です。
これはおそらく森脇監督が総監督という立場で、実際に制作の中心にいたであろう人は、桜井弘明監督であったことが理由かもしれません。

前半はほとんどギャグパートですが、ネタを詰め込みすぎてわかりにくい上に、みんなテンションが高すぎる。尺が足りないのか?と思っていたが、その割にはトゥエンティが出てきて解説するシーンは長すぎる。そして何よりもTV盤第1幕、第2幕でやったネタを映画でやる。くどいくらいやる。同じネタを繰り返し過ぎて、ギャグが面白いというより「またか…」と思ってしまう。

後半はキャラクターが真面目に現実に向き合うようになり、演出もガラリと変わる。所々にギャグを挟みつつそのままクライマックスへ。
後半は落ち着いていて割と良かった。キャラクター、特にシャロの可愛さと良い子っぷりが十分に感じられてぐっときました。
しかし、前半から急にテンションがかわるので、「さっきまであんなにいい加減だったじゃないか!」と思わずにはいられませんでした。



音楽:TDでも担当していたELEMENTS GARDEN。とても良い曲を作るグループだと思いますが、今回はキャラクターの声にかき消されて聞こえません。
作画:PVで見たそのまま。第1幕のタッチをTDの塗りにした感じです。それと顔芸多し。
ストーリー:そんなものは存在しません
脚本:理性を疑うレベル。
演技:終始テンションが高い。それと、プロレスラーの真壁刀義さんが演じる役がありますが、思っていたよりも悪くない演技でした。もともとセリフは少ないですが。
ギャグ:面白いものもありますが、どんどん流れていくのでその面白さを感じる暇がない。
キャラクター:TVに出てきたレギュラー、準レギュラー、端役に至るまで全員出てきます(一瞬しか出ないこともありますが)。探して見るのも楽しみのひとつです。

良いところ:エリーが今回は結構エロいです。後、変身シーンは思わず笑ってしまいました。G4が久しぶりに全員出てきたたことにもちょっとだけ感動。最初に流れる、「映画を見るときの注意」(シャロ編)も面白かったです。


総評:
ミルキアンにとっては好きなキャラクターがまた見れるということで◯ですが、作品自体の質は良くないので△。

初見さんには絶対にオススメしませんし、見たとしてもミルキィホームズはこんなものなのかとは思わないで欲しい。TV版は本当に名作です。

適度なカオス、そして可愛く魅力的なキャラクター、加えて最後はちょっと良い話で終わる。それがミルキィホームズの魅力で、いまだに第1幕が1番人気が高い所以なのだと思います。
製作者は今後、続編(期待してます!)を作るときはこのことを念頭において作って欲しいです。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 2

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

全てのシリーズの伏線を回収する!たぶんこれが最初で最後の集大成的ファンムービー!!バリツ!!!

2009年からメディアミックス作品としてスタートした『ミルキィホームズ』シリーズの集大成的劇場版


偵都ヨコハマを舞台にトイズと呼ばれる超能力を駆使する探偵学院の少女4人組ミルキィホームズ
それに相対する怪盗帝国、さらに警察組織Genius4を絡めた三つ巴の争いを描いたヒロイックファンタジー
シリーズによって作風が異なるものの、今作は総監督に森脇真琴、監督に桜井弘明、脚本にふでやすかずゆき、キャラデザに沼田誠也、ということでパロディやデフォルメなど不条理コメディ色がメインの作品となっています


まず第2幕で散々【黒幕】っぽい動きを見せていながら結局何一つ正体が明かされなかった森・アーティ(ちゃん?)の正体が明かされる
まあバレバレにも程がありましたがw
さらに黒歴史などと酷評された岩崎版ミルキィこと『Alternative』シリーズからエドガー・モランがメインの敵役として登場
錦織版ミルキィこと『ふたりは~』と『TD』からフェザーズが登場
そしてアイリーンちゃんをはじめとしたゲストキャラが多数登場
モブを含めるとホント凄いことになっています;
つまりこれまで並行していた全てのアニメ作品を【全肯定】しつつ特に各作品を説明する描写やセリフが無いため【ファンムービー】であることが大前提となっているお祭り映画であると言えます


さらっと新日プロレスネタもいくつかありつつwそもそも今作の敵役の一人に真壁刀義が声優で参加していてショートケーキを食べていたのが特に面白かったですねw


森脇版ミルキィと言えば原作ゲームを無視しまくった‟ダメダメなミルキィホームズ”によるポンンコツ不条理コメディですが、それを逆手にとった今作のクライマックスではウルっとさせてくれる泣かせのシークエンスで成長した4人の声優の渾身の芝居が堪能できます


オチは少し弱い・・・というかアルセーヌさんの手の上で転がっていましたーwっていうこれもシリーズではお馴染みの落とし方でしたね;
ただでさえ上級者向けと言われれるシリーズでしかもかなりハイテンポに進む今作ですが、ファンであるなら観ない手は無いでしょうb

投稿 : 2024/09/07
♥ : 7
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