お父さんで小学生なアニメ映画ランキング 2

あにこれの全ユーザーがアニメ映画のお父さんで小学生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年09月08日の時点で一番のお父さんで小学生なアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.5 1 お父さんで小学生なアニメランキング1位
パンダコパンダ(アニメ映画)

1972年12月17日
★★★★☆ 3.7 (92)
430人が棚に入れました
宮崎駿が原案・脚本を、高畑勲が演出を手掛けた名作短編。「となりのトトロ」の原点とも言われている。作画監督を、宮崎作品を数多く手掛けた大塚康生が務めた。ミミ子はおばあちゃんとふたりきりで暮らしている女の子。ある日、おばあちゃんが法事で田舎に出かけることになり、ミミ子はたったひとりでお留守番をすることに。そこへ現れたのは、なんとパンダの親子。やんちゃ坊主の子パンダ・パンちゃんとお父さんのパパンダは、そのままミミ子の家に居候。ミミ子もパンちゃんのママになって大はりきり。ところが、実はパンちゃんとパパンダは動物園から逃げ出してきたパンダで…。

声優・キャラクター
杉山佳寿子、熊倉一雄、太田淑子、丸山裕子、瀬能礼子、山田康雄、和田文雄
ネタバレ

前田定満 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

日常に非日常!?

制作スタッフ
 原案(イメージボード):宮崎 駿
 演出(監督):高畑 勲
 キャラクターデザイン:小田部 羊一
 絵コンテ(脚本):高畑 勲、宮崎 駿
 画面設定(レイアウト):宮崎 駿
 作画監督:大塚 康生、小田部 羊一
 美術監督:小林 七郎
 仕上監督:山浦 浩子
 音楽:佐藤 允彦
 制作進行:真田芳房、熊崎哲男
 制作会社:東京ムービー
キャスト
 ミミ子(主人公):杉山 佳寿子
 パパンダ:熊倉 一雄
 パン:太田 淑子
 おまわりさん:山田 康雄
 おばあちゃん:瀬能 礼子
 先生:峰 恵研
 動物園園長:和田 文夫
 雑貨屋のおじさん:梶 哲也
 ナナ:丸山 裕子
 カヨ:松金 よね子
 ダイ:山岡 葉子
 いじめっ子:市川 治
 八百屋のおじさん:沼波 輝枝
主題歌
 オープニング、エンディング
  水森 亜土「ミミちゃんとパンダ・コパンダ」
公開日:1972年12月17日
上映時間:34分

 高畑監督と宮崎監督が東映動画を退社してから最初に制作したのがこの「パンダコパンダ」です。演出(監督)を高畑勲さん、レイアウトを宮崎駿さんが担当しました。
 高畑監督と宮崎監督は「長靴下のピッピ」をアニメ化したいがために東映動画を退社したそうですが、原作者の最終的な許可が降りずにボツになったそうです。しかしその時に取材を行った資料を用いて、「パンダコパンダ」を制作したそうです。具体的にはヒロインのミミコの家のキッチンはスウェーデン様式。ヒロインのミミコはピッピに大きく影響を受けているキャラクターです。


1.あらすじ
{netabare} 両親のいないJS(女子小学生)ミミコがお祖母さんと二人で住んでいました。しかしお祖母さんは法事のためしばらく長崎に行くことになりました。その間ミミコは独り暮らし。しかし心配ありません。ミミコは家事は全てできて、気も強く、たくましい少女です。
 お祖母さんを送って家に帰ると、とんでもないことが起こります。パンダの親子(父と子の2匹)がミミコの家に来ます。喋るパンダです。父がパパンダ、子供はパンちゃんという名前です。ミミコの家は竹やぶに囲まれていて、それに惹かれて来たようです。ミミコは家の中に迎え入れて接待します。パパンダはミミコとの会話の中でミミコに両親がいないことを案じて、私がミミコのパパになると言います。パンちゃんはママがほしかったことから、ミミコはパンちゃんのママになると言います。そうしてパパンダ、ミミコ、パンちゃんの新たな生活がスタートします。
 しかし実はパパンダとパンちゃんは動物園を脱走して、大問題になっているパンダたちでした。当然動物園の人は迎えに来るわけです。なぜ動物園から逃げたか尋ねると「自由」そんな中パンちゃんに危険が迫ります。ミミコとパパンダと動物園関係者はパンちゃんを救い、そして最終的に出した答えは…という感じです。{/netabare}


2.アニメの魅力
{netabare}a.終始穏やかな気持ちになる。
{netabare} これが最大の魅力です。全く心が痛くなるようなシーンがないんです。ゆっくり何気なく観るのに最適です。{/netabare}
b.ミミコ(ヒロイン)のたくましさ。
{netabare} ミミコのたくましさは異常です。家事をこなすだけならまだいいです。突然パンダが家に来て(それも喋るパンダが)、動じず迎え入れる異常な心の強さがあります。細かいことは気にしないさっぱりしている所も魅力的です。{/netabare}
c.パパンダの安心感
{netabare} 「こんにちは!いいお家ですね!お天気も良いし、特に竹やぶがいい!」この台詞は小さい頃よく真似をしていました。普段はおっとりしていますが、いざというときに大きな力を発揮するのがかっこいいです!{/netabare}{/netabare}
 

3.現在のアニメに繋がる試み
{netabare}a.日常を描く
{netabare} 高畑監督の作品を理解する上で重要な言葉は「日常を描く」です。それまでのアニメは「非日常」なアニメが主流でしたが、この「パンダコパンダ」をきっかけに日常を描くアニメが日本で作られるようになっていきます。具体例として「食事シーン」、「料理を作る」、「学校での会話」など。
 このパンダコパンダはファンタジーではありますが、日常を基盤にしながら「もし日常の生活の中に非日常が流れ込んできたら、人間はどう感じるか」というのを大きなテーマにして描いています。具体的に「もし日常生活の中に喋るパンダが現れたらどう感じるか」ということです。これがこのアニメを理解するキーになります。{/netabare}

b.ヒロインの性格
{netabare} またヒロインの性格に関しても新しい試みなのだそうです。それまでのヒロインは可愛いらしい感じのヒロインが主流でした。しかしこのアニメのヒロイン(ミミコ)はさっぱりとした性格の少女です。今はさっぱり系のヒロインは珍しくないですが、当時は珍しかったようです。このミミコの性格はのちにハイジへと引き継がれます。{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 7
ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あの庵野秀明監督の人生を決めた3本の作品の1つ

あらすじ
{netabare}パンダ親子が竹に誘われてやってきたのは両親のいない女の子の住む家でした。パパパンダと息子のパン、それからミミ子の3人はこの家で家族として暮らすことになります。(ちなみにこのパンダは日本語を喋ります)
しかし、ミミ子が学校へ行く日、パンがこっそり学校についてきてしまったことから、脱走したパンダのことが明るみに出てしまいます。
連れ戻そうとする、警察や動物園の職員…そしてさらに別の事件まで…なんと、川べりで遊んでいたパンが川に落ちて流されていたのです。
水門を閉めて助けようと苦心する人々、しかし、水門のハンドルは固く閉じることが出来ません。ミミ子はせめてもの想いで、川に飛び込みパンの救出を試みますが、ミミ子も危ない状態に陥ってしまいます。
そこに現れた、パパパンダは大人数人がかりで閉じられなかった水門のハンドルを一人でやすやすと閉じ、みみことパンの危機的状況を救ったのでした。
その後、パンダ親子と動物園の園長は折り合いをつけ、パンダ親子が仕事として動物園に赴く形で物語は終結します。{/netabare}


現実世界に溶け込もうとするパンダのシュールさにくすっと笑いが込み上げます。
パパパンダの、いつもマイペースなのに、いざというとき頼りになる逞しさだとか、パンの真っ白いお尻の可愛さだとか、観ているとほんわかと心が安らぎます。


また、続編に、雨降りサーカスというお話もあり、こちらは大雨が降った後の水に沈んだ綺麗な街並みが、素敵だなと思います。
宮崎駿さん、千と千尋の神隠しやポニョでも似たような風景を出していましたし、水に沈む風景に惹かれるところがあるのでしょうか。
勿論水浸しで透き通るような水面は在り得ないことなのですが、そこがまた夢があっていいのですよね。

こちらのお話も、危機的状況をパパパンダの活躍によって幕を閉じます。
パンダは強くて、可愛くて、優しいんだ~という感想を抱きました(小並感)

投稿 : 2024/09/07
♥ : 10
ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

上野動物園にコパンダが産まれたと聞いて(笑)

めでたい、とても素敵なことだ。

特に、竹やぶが良い。


~あらすじ~

おばあちゃんと二人暮らしのミミ子ちゃん。

法事に出かけたおばあちゃんが居ない間
一人でお留守番をすることに。

そこに現れたパンダのお人形・・もとい
パンダの赤ちゃん「パン」ちゃん
お父さんの「パパンダ」も
おじゃまします、と現れてさあタイヘン。

両親が居ないミミ子ちゃんの
パパになると張り切る、パパンダお父さん

はてさてどうなることやら。


宮﨑駿、高畑勲などが手がける家族愛を描いた名作。

見てない方は是非どうぞ^^
{netabare}
コパンダの「パン」の愛らしさや無邪気さ。
そしてパパの紳士で頼りになる所、けれどちょっと抜けてるのが可愛い。

大人になってから観ると、
巨大生物(パンダ)に対しての根源的な恐怖感を感じられるのも良い。
竹のお弁当も良い。中身を食べたあと、お弁当箱も食べられるから。

特に、竹やぶが良い。

パンダブームに乗っかり制作された「パンダコパンダ」
学校の授業で「ちびくろサンボ」を扱っていることや、
パパがパイプを吸ってたり(パンダが喫煙w)時代を感じます。

「ちびくろサンボ」はまだ絶版問題になってなかったので、
扱ったことは、作中に“竹やぶ”が出てくるからでしょう^^

両親が居なかったりと実は重い設定でもあります。

バックボーンに重さを感じさせても、明るいのが魅力。

どこか浮世離れしたミミ子ちゃんはともかく、
人里に熊がおりてきた時の危険性を示すシーンなどあり
子供向けの中にこの様なドキリとさせられるシーンを盛り込むのも
今でも色褪せない素敵な部分でした。


特に・・ 竹やぶが良い。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 11

69.5 2 お父さんで小学生なアニメランキング2位
名探偵コナン 14番目の標的[ターゲット](アニメ映画)

1998年4月18日
★★★★☆ 3.7 (283)
1900人が棚に入れました
目暮警部がボウガンの矢で撃たれる事件が起こった。蘭の母・妃英理、阿笠博士も相次いで命を狙われる。その犯行現場には、なぜかトランプが残されていた。このトランプの意味するものは一体!?コナンは持ち前の推理力で被害者の名前とトランプのある関係に気付く。
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

平均的面白さ

劇場版名探偵コナン二作目の本作は前作に比較してよりスリリングな展開が楽しめる。
また、蘭の記憶の底に眠る毛利小五郎と妃英里の過去に纏わる話の伏線も上手く張り、後半の回収も良かった。


以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。
{netabare}
湖のほとりで、母の妃英理を見つける毛利蘭。思わず駆け寄ろうとする蘭だが、英理は大声で蘭を止める。どこからともなく銃声が聞こえたかと思うと、英理が地面に倒れこんでしまう。そんな夢の中から焦るように抜け出した蘭は不安になり、英理に電話をかける。それを笑う英理だが、蘭が「夢で見た母は今より少し若く見えた」ということを伝えると、なぜか英理は表情を曇らせる。

一方、江戸川コナンは少年探偵団と共に航空博物館に向かうことになり、阿笠博士を待つ間、歩美は占いのゲーム機でコナンとの恋を占うが、表示された結果は「Aの予感」。古い隠語で"A"はキスを意味する。

1週間後、公園をジョギングしていた目暮警部が何者かにボウガンで狙撃される事件が起こった。現場には西洋の短剣らしきものが残されていた。その後、今度は英理がチョコレートを食べた途端に苦しみだし倒れるが、すぐに胃の洗浄をしたため命に別状はなかった。そして今度は事務所の郵便受けに紙製の花が入っていた。阿笠博士の家で、今回の事件について考えるコナンだが、突然、玄関のガラスが割れ、外を見に行った阿笠博士はバイクに乗った何者かにボウガンで狙撃される。コナンは犯人を追うが寸前のところで逃げられてしまい、現場からは剣のようなものが発見された。

コナンは、数々の遺留品がトランプの絵札に関連していること、その犯行がコナンや小五郎に関連した人物を狙ってることを突き止める。一方で目暮警部も、犯人は仮出所したばかりの村上丈であることを突き止めていた。帰りの車中、コナンと蘭は白鳥刑事から、村上丈を取り調べた際にトラブルが起きて、小五郎が英理を拳銃で打ったという事実を語られる。

目暮警部は、「十」のつく辻弘樹に事件のことを知らせ忠告するが、辻はヘリコプターのフライトをやめようとしない。小五郎と目暮警部も同乗することを条件にフライトに許可を出し、コナンも潜入に成功する。その後、米花町上空を飛行中に、辻が目の不調を訴え墜落の危機を迎えるが、コナンの助けを借りて不時着を決行し惨事を免れた。

次に狙われるのは「八」のつく人物ということで、沢木公平を尋ねたコナン一行。沢木はこれから海洋娯楽施設「アクアクリスタル」に行くのだと語り、コナンたちはそこで「九」のつく旭勝義の名前を目にする。そして、コナンたちも「アクアクリスタル」に向かうことになり、そこで同じく招待されていた、小山内奈々、仁科稔、宍戸永明、ピーター・フォードと会することになる。しかし、彼らもまた名前に数字を持っていたのであった。
{/netabare}

本作は登場人物の名前になぞらえて、次々と襲撃事件が起こる。他作とはまた違った緊張感があり、また、小五郎と絵里の過去についての話もあり、中々良い出来だった。

{netabare}
残念なのは、いよいよクライマックスというところでの、
犯人の無理やりな殺人計画。いままでの綿密な1人1人殺していくような殺人に比べて、残りを一挙に始末してしまうような投げやり感があった。また動機が不純で、1人殺す為に何人殺すつもりなのかとも思った。
{/netabare}
主題歌も割と好みで、何度も見返せる作品だと思う。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 7
ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

毛利小五郎の不器用な愛情を知れた

劇場版コナン第2弾。
もう何度目の鑑賞になるでしょうか。

第1弾も犯人のイカレっぷりを評価しましたが
こちら第2弾の犯人も相当なイカレ加減がいい感じ◎

今回は蘭と新一ではなく
毛利小五郎×妃英理の夫婦愛が描かれていて、
個人的には最も好きなカップリングです!

{netabare}
過去に妃英理が犯人に人質にされた際
銃の扱いがずば抜けていた刑事時代の毛利小五郎が
妃英理の足に銃弾をかすめて怪我をさせ
その後犯人を確保したという回想シーン。

それを知った戸惑う蘭に言った新一の
事実と真相は違うかもしれないという言葉が印象的。

実際この話の真相は、
撃った事は事実だけど足を怪我した人質は
犯人にとって逃亡の邪魔になるため連れていかれない
という考えからとった毛利小五郎の行動だった。

その結果、
足は怪我したものの連れていかれ殺される
という最悪な未来から妃英理を守ったんですね。

泣けるじゃないか小五郎のおっちゃんよ〜(>︿<。)


今回の事件では蘭が人質にとられ
過去の妃英理と同じ立場を経験することに。
そして過去の毛利小五郎の立場をコナン君が。

今回コナンくんは新一時代にヘリの模擬操縦した事や
ハワイで拳銃の練習してたのがかなり役立ちましまねw
{/netabare}

それにしても犯人の犯行が酷すぎて
犯人としてはいい意味で最低最悪の人間でした。

{netabare}
ワインのソムリエなのに味覚障害になってしまい
その原因となった人達を殺す計画を立て、
名前に数字が入ってる人たちをトランプの1~13に
当てはめて殺していくところまでは分かる。

だけど1~13に当てはめるためだけに恨みとは関係ない
目暮十三〚13〛、白鳥任三郎〚3〛、阿笠博士〚11〛、
工藤新一〚1〛、妃英理〚12〛、と多数の人物までもが
殺人リストに入れられ殺されかけた。

いい感じに胸糞悪いイカれた犯行でしたね本当、、
{/netabare}


エンドロールが終わった後の話も素敵で、
{netabare}蘭とお母さん(妃英理)との会話で
小五郎が足を撃った理由を本人は知っていたし
家を出ていった理由も明かされてました。

その怪我した体で必死に作った料理を小五郎が
「こんなもの作る暇があるなら寝てろ!」
と言ったことが原因だそうなwww

安静にしていて欲しいという
小五郎の不器用な愛は伝わらず、、
{/netabare}

妙に噛み合わないお似合いの夫婦がとても好き(*´ ˘ `*)
素敵な夫婦愛に触れることができました。

少年探偵団もほんのちょっとだけでも
活躍の場が与えられていて嬉しかったです。

投稿 : 2024/09/07
♥ : 6
ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

オレンジジュースの粋なアシスト

シリーズ2作目。
{netabare}
主要キャラも交えて、1~13の数字にまつわる名前を持つ人物が次々と襲われるという劇場型犯罪を描く。よく思いつくなーと。ちょっと無理やりな感じもしたけれど。

前作同様に建物爆破やチェイスシーンもあり、なかなか派手な演出が見られ、次誰が襲われるのかハラハラした。

でも前作以上にツッコミ所は多い。
犯人が小物。ちょっと動機がひどい。それで4人も殺そうとするなんて。まだ事故の原因を作った女に復讐を果たすのは分からないではないけど、その他3人については殺害の動機としては弱すぎる。被害妄想と言っても良い程である。
トランプの数字と結び付けて目的の人間を殺すという思いつきを実行に移すのだが、正直面倒だし、ハイリスクノーリターンな方法だったと思う。そもそも目的以外の人間からしたらボウガンの刺され損で、とばっちりでしかない。実に迷惑な犯人であるし、捕まった時に罪の重さが跳ね上がるだろうに。それにどうせ爆破する気で、罪の無い人間も別に巻き添えになってもいいのなら、いちいちナイフとかで殺してないで、最初から爆破しとけばいいんじゃないのとツッコまざるを得ない。

ただし、今回も冒頭の小五郎が人質である妻を撃って警察を辞めたエピソードが伏線となり、ラストシーンに綺麗に結びつくのはスッキリするし、感動した。コナンが撃つところは特に作画や演出が光ってたと思う。

実は銃の腕前も一流で、人質を先に撃った行動にも意味があり、それを周りに多くは語らずにただ警察を去ったという小五郎がやたらかっこよく演出されていたのは素晴らしいと思った。

後半にかけてオレンジジュースが大活躍する作品。
{/netabare}

投稿 : 2024/09/07
♥ : 4
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