いとこで恋愛なTVアニメ動画ランキング 2

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82.1 1 いとこで恋愛なアニメランキング1位
さんかれあ(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (2267)
12324人が棚に入れました
紫陽町に住んでいるゾンビ大好き高校生降谷千紘は、夜ごと怪しげな古文書を片手に、事故死した飼い猫ばーぶの蘇生を試みていた。ある夜、蘇生秘薬を作っていたいた千紘は、川向こうのお嬢様高校に通う美少女、散華礼弥が父に対する恥ずかしい不満を古井戸にぶちまけるところを目撃してしまう。千紘の実験に興味を持った礼弥は、千紘と共に紫陽花の毒を使った秘薬を作成、実験に成功するが、2人とも失敗したと思い、翌日にばーぶの葬儀をすると約束した。礼弥は夜中に出歩いていたことが父親に発覚し家に閉じ込められてしまう。悲嘆した礼弥は、密かに持ち出していた秘薬を「毒が含まれているから」と、蘇生と逆の効果を期待し、服薬してしまう。

翌朝、結局死ぬことができなかったと悲嘆にくれつつも、千紘との約束である「ばーぶの葬儀」に参加するため家を抜け出した礼弥は、その途中で父に遭遇。父の振るった鞭に打たれて崖から転落してしまう。その一部始終を目撃した千紘が駆け寄ると、砂ぼこりの中から礼弥はゾンビとなって起き上がった。ゾンビとなった礼弥は降谷千紘の家に居候し、千紘にとって憧れであったゾンビとの共同生活が始まったのであった。

声優・キャラクター
木村良平、内田真礼、矢作紗友里、井口裕香、荻野晴朗、斎藤志郎、石塚運昇、浅野まゆみ、林沙織、岩瀬周平、福圓美里

アシュコロン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ゾンビ×ラブコメ

ゾンビマニアの主人公と
ゾンビになった美少女と
ゾンビになった猫と
活発な幼馴染の女子高生と
落ち着いた雰囲気の妹との青春ラブコメです。

5人の主なキャラのうち2人(匹)が「ゾンビ」です。

いわゆるバイオハザードの「ゾンビ」と
この物語の「ゾンビ」では定義が多少違います。
定義はいろいろと細かい違いがありますが、
大きな違いは「ゾンビに意思があるか否か」です。
この違いだけでゾンビに対する普遍的な
考え方がガラッと変わりました。
とても面白かったです。

なのでバイオハザードや学園黙示録のような
カオスな感じはまったくもって皆無です。


高校生の日常生活に「ゾンビ」という
スパイスが加わって
毎話刺激があってクセになるので
最後まで楽しめました。
でも最終回のあと味がちょっとすっきりしなかったので
続きをやって欲しいと思いました。

日常系アニメにちょっと飽きてきたなぁと
思った人は気分転換に見てみてはどうでしょうか。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 80

メルヘン◆エッヘン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

(2期希望です)タイムリミットサスペンスの要素が全体を引き締めます。もっと鬱でシリアスでよかったかも。一度はぜひ観賞してみてください。

タイムリミットサスペンスの要素が全体を引き締めます。

結ばれないロマンスが心を痛くします。

誠実なヒロインの行動に涙を憶えます。

一部に展開の不自然さみたいなものが気になりました。十分おもしろい素材だと思います。そんなに簡単にゾンビを主人公以外が受け入れるものだろうか?! というのが最初に気になった点(少しは悩んでほしかった)。

それでも、作品世界にはスパッと引き込まれ、これまた一晩で見終えたのです。

主には、物語の通底にある、決して幸福に結ばれることのないラブロマンスの予感に心打たれたからだろうと思う。繰り返しとはいいません。一度はぜひ観賞してみてください。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 52

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

紫陽花の似合うゾンビヒロイン(*´ω`*)

ゾンビをこよなく愛する高校生一年生・降谷 千紘と
とある事情でゾンビになってしまったお嬢様・散華 礼弥の
織り成すラブコメディ作品。原作は漫画。全12話の作品。


ゾンビしか愛せない主人公、ゾンビヒロインと
ちょっと変わった設定や世界観に期待しながらの視聴。
序盤はその期待を裏切らないワクワクな展開でしたが
中盤以降は動きが少ない上にシリアスな展開など
中途半端なお話になってしまった印象が強いです。
主人公とヒロインの恋の展開があまりにも
少なかった事が一番の原因ですかね(´ー`;)

ゾンビヒロインという事でキャラデザにも注目。
想像していた気持ち悪さなどは全くなく
紫陽花の似合う可愛らしいゾンビでした♪
この辺りはすんなり物語に入っていけると思います。
つーか、主人公のあの髪型…どうにかならなかったのw

登場人物は少なく覚えやすいのも良かったですね。
千紘の幼馴染みや妹などはとても個性的で
物語の良いアクセントになっていると思います。

千紘を木村良平、礼弥を内田真礼と個人的に
好きな声優さんが演じたのでちょっと甘めの採点w
礼弥の父親役の石塚運昇も流石の演技力でした。


肝心のラブコメが中途半端になってしまったのが残念。
もう少し関係を発展させて欲しかったですね。
そして一番残念なのが最終回まで中途半端な所かな=3
それ以外はそれなりに楽しめると思いますw
ゾンビファンの方は必見の作品ですよ(*´∀`*)w



《キャスト》
降谷 千紘(CV.木村良平)
散華 礼弥(CV.内田真礼)
左王子 蘭子(CV.矢作紗友里)
降谷 萌路(CV.井口裕香)
降谷 茹五郎(CV.斎藤志郎)
ばーぶ(CV.福圓美里)
散華 団一郎(CV.石塚運昇)



《主題歌》
OP:『絵空事』/nano.RIPE
ED:『Above your hand』/Annabel

投稿 : 2024/11/09
♥ : 52

84.9 2 いとこで恋愛なアニメランキング2位
電波女と青春男(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (4332)
21098人が棚に入れました
宇宙人が見守ると噂される町で、叔母の家に住む事になった主人公・丹羽真。彼を待ち受けていたのは、布団で簀巻きになった電波女だった!しかも、地球は狙われているだの、自分は宇宙人の血を引くだの、言動も電波そのもの。だが学校では天然癒し系なリュウシさんや、モデル体型のコスプレイヤー前川さんと出会って青春を満喫……してみたり。 宇宙への憧れにのせてお送りする、ちょっと不思議な物語。

声優・キャラクター
大亀あすか、入野自由、加藤英美里、渕上舞、野中藍
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

パケ物語

原作未読。

主人公の名前は丹羽真(にわまこと)。
彼は両親の転勤にともなって、おばにあたる藤和女々(とうわめめ)の元で暮らすことになる。
都会暮らしにあこがれ、青春を楽しもうとしていた真。
しかし、藤和家には布団を体に巻いたちくわのような女の子が……。
真の高校生活はどうなってしまうのか。


『化物語-怪異+日常』

シャフトによる演出と言葉遊びが物語シリーズっぽいです。
キャラが振り返ったときの首の角度までそっくりです。
ただ、絵のくせは強くなくて見やすいほうだと思います。

言葉遊びは、笑点のようですね。
「うまいことを言うなぁ」と、座布団をプレゼントしたくなります。
パロディもふんだんに取り入れられています。
かといって、ずっとしゃべっているわけでもなく、日常生活に溶け込ませている感じ。

しかし、それは長く続きませんでした。
後半はネタが切れたのか失速。
終盤には、お笑い芸人のアドリブレベルです。


ストーリーは残念でした。
結局何がしたかったのか、さっぱり分かりません。
テーマ性が一貫していないうえにやぶから棒なエピソード。
ゲームをやったり野球をやったりお祭りに行ってみたり。
単に青春っぽいことをやっているだけです。

そして回収されない伏線。
{netabare}
・エリオの記憶について放置のまま
・サッカーのエピソードが唐突
・社(やしろ)は何者なのか不明
・青春ポイントを本編に出しているのに役立っていない
・恋愛ものとしても成立していない
{/netabare}
原作未読者は置いてけぼりをくらいます。


なお、作画はきれいです。
水の表現、ヘルメットに映った風景、携帯の予測変換など、細かい所にも気配りがされています。
登場人物も、とてもかわいらしいですね。
ゆる~い電波OP、EDも妙にクセになります。

また、「電波女」のタイトル通り、変わったキャラクターがたくさん出てきます。
普通のアニメなら敬遠したくなるようなあくの強いキャラです。
しかし、最初から電波だと言われているので、特に気になりません。


結局、言葉遊びとかわいい電波キャラクターで勝負しています。
前半は、引き込まれる設定と、すきのない会話劇が楽しいです。
後半は、取って付けたようなエピソードと、ぬるい掛け合いが続いて微妙でした。

簡単に言えばその場限りのやりとりを楽しむ萌えアニメです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 73
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

簀巻き女と青春したいなぁと思っているけど本当は十分している男

全13話、原作未読です。
シャフト&新房監督の作品、化物語・まどか☆マギカ他コンピですね。

はがない1期観て、ブリキさんのキャラクターのもう一つの作品ということで興味があり視聴してみました。

主人公 丹羽真が両親の事情より、都会に住んでいる叔母である藤和女々の家に預けられるために田舎から出てくるシーンから始まります。そこで、叔母の娘でいとこの 藤和エリオに出会うのですが…
{netabare}
おもな登場人物は、
青春ポイントという女の子と楽しいことや残念なことを付けている主人公の丹羽真
ぶっとんだ性格で主人公の叔母の藤和女々さん
自分を宇宙人だと思っている簀巻きで主人公のいとこの藤和エリオ
元気で明るい同級生でヘルメットの御船流子
同級生で毒を吐く虚弱体質で着ぐるみの前川さん
後半出てくる自称超能力者と宇宙人の不思議ちゃん星宮社
{/netabare}
主人公を含めて超個性的な6人がメインですね。登場人物が少ないのでそれぞれのよくキャラの特徴が分かります^^
{netabare}
最初、布団で簀巻きになっているエリオががなんてしゃべっているか分からないですw
{/netabare}
内容は最初エリオを中心にお話は進みます。それから主人公と他の登場人物とも絡みもありましたね。日常系にちょっと不思議なことを織り交ぜた感じのお話です。
シャフト&新房監督ですので、セリフが多い感じがします。
{netabare}
女々さんがいい味出してます^^どうやら影の主役のようですねw
{/netabare}
マイナス点と言えば、全然伏線が回収されていません。
色々と面白い設定や可愛くて超個性的なキャラが中途半端でスッキリしませんね~
もっと観たかったです。

でも、さすがにシャフトの作画は綺麗ですね。キャラの書き方も丁寧に描かれています。見せ方も新房監督独特で夜の月のシーンなどの背景やエリオの髪が美しく表現されています。

ブリキさんのキャラが好きな方、電波系・宇宙系(中二病?)が好きな方、シャフト&新房監督の好きな方にはおススメです。

OP 最初聞いたときはインパクトが強く電波的な残念な歌に聞こえてきましたが、毎回聞くと中毒性が強くてはまってしまいましたw
ED 作画はエリオメインのけだるい雰囲気の曲です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 57

PPN さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

良作!お気に入りです(*ゝω・*)/″

個人的にはシャフト×新房監督の素晴らしさを
再確認できる作品でした(*´∀`*)♪

主人公・丹羽真
彼の両親の仕事の都合上
都会に住む叔母のもとで暮らす事になる。
ここから激変する彼の高校生活を中心に
描いたSFラブコメディ作品。

まずシャフトらしさのある作画が目を引きますね♪
独特の世界観といった所でしょーか。
そして原案・ブリキのキャラが良い!綺麗!可愛い!!
ブリキのファンになりますw

その綺麗で可愛く描かれているヒロインたちが
この作品の見所の1つ。
真のいとこである藤和エリオ。
クラスメイトの御船流子と前川さん。
どのヒロインも独自の世界を持っていてとても魅力的♪♪

まとまってはいるものの最後まで
目立った事件などがないストーリー。
それを補う程キャラが立っており十分に楽しめました(´ε` )♪

声優陣もキャラにぴったり合っています。
特にエリオ役の大亀あすかはハマり役!

これまでストーリー重視でお気に入りを選んでいましたが
この作品に関しては完全にキャラ重視ですw
視聴後はきっと青春ポイントを集めたくなりますよw


ラブコメ好きな方にはもちろんですが
難しい内容ではないので色々な方にオススメしたい作品です。



《キャスト》
丹羽 真(CV.入野 自由)
藤和 エリオ(CV.大亀 あすか)
御船 流子(CV.加藤 英美里)
前川さん(CV.渕上 舞)
藤和 女々(CV.野中 藍)
花沢さん(CV.花澤 香菜)
星宮 社(CV.井口 裕香)


《主題歌》
OP:『Os-宇宙人』/エリオをかまってちゃん
ED:『ルル』/やくしまるえつこ                  
                                改NO,3 

投稿 : 2024/11/09
♥ : 55
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