ぴの@ さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
これは家族の絆って大切だなと考えさせてくれる…そんな作品です。
2008年10月〜2009年3月放送、全22話+特別編2話。
key作品の代表作とも言われている今作。
第2期ということで、最初の10話くらいはサブキャラのストーリーが展開されている。
サブキャラといっても、物語自体は主要キャラと変わらない素晴らしいストーリーが展開されてます。特に春原編は…なかなかいいものが…。
あの便座カバーで有名な春原が珍しく(ここ重要)すっごくかっこよくみえます!!
後半は主に朋也と渚、それに汐の話です。
いやぁ…このAFTER STORYは悲しい物語すぎて感想が書けませんね…
しかも文字で読んでもらうよりもきっと実際見てもらったほうが全然いいでしょう。
しかしながら毎回思うんですけど、keyの作品って物語にメッセージというものを制作会社側が伝えてこようとしてくるんですよね。ここが他のほとんどのアニメとはちょっと違う…
CLANNADでいうならば家族の大切さですよね。
これを見て、人生変わったというひとも少なくないんじゃないでしょうか。
自分も家族への考え方というものは少し変わりました。それは、大切な人といれる時間は限られている、もしかしたら明日家族の誰かがいなくなってしまうかもしれない… または自分がいなくなってしまうかもしれない…
そうしたときに自分は本当に大切な有意義な時間を過ごしたといえるのだろうか…
きっとほとんどのひとはそんな時間を過ごせてないんじゃないかって思うんです。もちろん自分も含めて。
だから変わっていかなきゃならないんです。
もし明日自分がいなくなったとしても悔いのない1日を過ごしていくんだって。
もし明日家族の誰かがいなくなったとしても、その人と二度とできない大切な時間を過ごせて幸せな時をおくれたのかって。
この作品はそんなことを考えさせてくれました。
自分は、この作品をいろんな人に見てもらいたいです。
そうすれば、きっとそのひとのなにかが変わる気がするから…
見終わってから気づくんですけど、OPにも深い意味が隠されているんですね。
色々伏線があるのでそのうち原作ゲームのほうもやりたいと思います。